◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:01:43.38 ID:pWQ+eTBIO<>始める前に注意書き。

・このSSは仮面ライダーフォーゼと魔法少女まどか☆マギカのクロスオーバー物です。
・特撮は現実だから面白いんだろがks、明らかに弦太朗達の方が年上だろがフォーゼ見直してこいksとそういった事を気にされる方は静かに戻るをクリックしてください。
・フォーゼ側から出てこない方が多数、オリジナルのゾディアーツが多数登場する予定ですのでご注意願います。
・基本的に一話纏めて投下する予定です。ですので更新ペースは段々と遅くなるかも……すみません。

あとここでSSを書くのは初めてですのでお見苦しい点がございましたらご指摘願います。<>ほむら「仮面ライダー部?」
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:05:22.22 ID:pWQ+eTBIO<> 第一話
『少・女・逆・行』


ほむら「また失敗……これで何回目かしら」

ほむら「……次は必ずまどかを助けてみせる」カチッ


キュオオオオオオ!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:06:05.74 ID:pWQ+eTBIO<> 学校前

ほむら「……?」

ほむら「たしかにここは見滝原中学のはず……」

ほむら「天の川学園中学……?」

ほむら「こんな事は初めてね、でもいいわ。きっとまどかもここにいるはず」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:07:05.05 ID:pWQ+eTBIO<> ほむら「(卵云々から休み時間まではいつも通りだったわ)」

ほむら「(でも今までとは違う点がいくつかあるわね)」

ほむら「(まずはこいつ……)」

??「よっ、転校生。俺は如月弦太朗ってんだ!よろしくな!」

ほむら「(学校指定の制服を着ておらず、短ランにリーゼント……変な男)」

まどか「げ、弦太朗君!いきなり失礼だよっ!」

ほむら「(そしてまどかはこの男と親しい関係らしい。でもこんな男は今まで存在していなかった)」

弦太朗「ほむらだったか?かっこいい名前だよな〜」

ほむら「……!」

弦太朗「俺も今の名前が気に入ってないってわけじゃないけど、もう少しかっこいい名前でもよかったかなって思うぜ」

ほむら「申し訳ないけど緊張しすぎちゃったみたいで少し気分が悪いの。保健室に行かせてくれるかしら?」

弦太朗「そうか、だったら保健室まで案内するぜ!行き先わかんねーだろ?」

ほむら「いえ、お構いなく。係の人にお願いしますから。それと……」

弦太朗「それと?」

ほむら「初対面の人の名前で話を広げるのは失礼よ」


スタスタ…… <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:08:20.61 ID:pWQ+eTBIO<> ほむら「鹿目まどかさん」

まどか「ふぇ?」

ほむら「貴方がこのクラスの保険係よね」

まどか「え、う、うん。それじゃあ案内するね」


スタスタ……



弦太朗「…………友達のなりがいがある奴だな!でも……」


弦太朗「なんであいつ、まどかが保険係って知ってたんだ?」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:09:38.78 ID:pWQ+eTBIO<> 廊下。


まどか「あ……あのぅ…………私が保険係だってどうして……」

ほむら「…………早乙女先生から聞いたの」

まどか「あ、そうなんだ」

ほむら「…………」

まどか「えっと……暁美さん?」

ほむら「ほむらでいいわ」

まどか「え、でもさっき……」

ほむら「…………別にほむらで構わない(しまった……)」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:10:28.30 ID:pWQ+eTBIO<> まどか「えっと……ほむら、ちゃん?」

ほむら「何かしら?」

まどか「あ、いやなんでも……(さっき名前の事で弦太朗君怒られてたし……)」

ほむら「(この世界は今までと違いすぎるわね)」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:11:54.35 ID:pWQ+eTBIO<> ほむら「鹿目まどか。貴女は自分の人生が貴いと思う?家族や友達を大切にしてる?」

まどか「私は……大切だよ。家族も、友達のみんなも。大好きでとっても大事な人達だよ」 
 
ほむら「本当に?」 

まどか「本当だよ。嘘なわけないよ」 

ほむら「そう。もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて絶対に思わないことね」 

まどか「え…」

ほむら「さもなければ全てを失うことになる」 

ほむら「貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおりこれからも」 

まどか「…………ふふっ」

ほむら「……どうしたの?」

まどか「いや、最後の言葉が弦太朗君が前に私に言ってくれた事と同じ事を言ったからね。つい笑っちゃって。……ふふっ」

ほむら「……そう」

ほむら「(どういう事なの……でもこの世界のまどかは、私が契約を阻止した時の少し内気なまどかとは違うわ……)」

ほむら「(如月弦太朗…………)」
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:13:08.26 ID:pWQ+eTBIO<> 放課後。


弦太朗「学校終わったー!!まどか、一緒に帰ろうぜ!」

まどか「ごめんね、今日はさやかちゃんと約束があるから」

弦太朗「そうか、おーい賢吾!一緒に帰ろうぜ!」


さやか、賢吾「「ようやく登場か」」


まどか、弦太朗「「ん?」」

賢吾「いや、なんでもない。それと如月」


賢吾「新しいスイッチが完成した。今日はそのテストをするぞ。それと名前で呼ぶな」ボソボソ

弦太朗「へいへいわかりましたよ。それじゃあまたな、まどか、さやか!」

まどか「うん、またねー!それじゃあさやかちゃん。行こっか」

さやか「んじゃ、まずはCDショップに寄っていい?」

まどか「いいよ、また上条君の?」

さやか「……まあね」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:14:11.04 ID:pWQ+eTBIO<> ???


??『(星に願いを……!)』

??『(これで……僕はあの人を!)』 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:16:07.37 ID:pWQ+eTBIO<> CDショップ


視聴用ヘッドホン「カワシタヤ~クソク~」

まどか「〜♪」

??『(助けて)』

まどか「……え?」

??『(助けて……まどか)』

まどか「誰?誰なの?」

まどか「どこにいるの?あなた……誰?」 

??『助けて』

「あなたなの?」 

ほむら「そいつから離れて」 

まどか「ほむら、ちゃん……」 

まどか「だ、だってこの子、怪我してる」 

ほむら「貴女には関係無い」 

まどか「ダメだよ。ひどいことしないで!」 
「だってこの子、私を呼んでた。聞こえたんだもん、助けてって」 

ほむら「そう」


プシュュュュュュ!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:16:49.43 ID:pWQ+eTBIO<> まどか「え……?」 

さやか「まどか、こっち!」 

まどか「さやかちゃん!」 

さやか「何よあいつ。今度はコスプレで通り魔かよ!つーか何それ、ぬいぐるみじゃないよね、生き物?」 

まどか「わかんない。わかんないけど、この子助けなきゃ」  <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:17:54.01 ID:pWQ+eTBIO<> さやか「あれ?非常口は?どこよここ」 

まどか「変だよ、ここ。どんどん道が変わっていく」 

さやか「あーもう、どうなってんのさ!」 

まどか「何かいる……」 


「ウフフwwwwwwwwww」
「ウヘヘwwwwwwwwww」



さやか「冗談だよね?私、悪い夢でも見てるんだよね?ねえ、まどか!」 


「ウフフwwwwwwwwww」ジリジリ……
「ウフフwwwwwwwwww」ジリジリ……
「ウヘヘwwwwwwwwww」ジリジリ……



バシュュュュン!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:18:45.37 ID:pWQ+eTBIO<> さやか「あ、あれ?」

??「危なかったわね。でももう大丈夫」

??「あら、キュゥべえを助けてくれたのね。ありがとう。その子は私の大切な友達なの」

まどか「私、呼ばれたんです。頭の中に直接この子の声が」

??「ふぅん…なるほどね」

??「その制服、あなた達も見滝原の生徒みたいね。2年生?」

さやか「あ、あなたは?」

??「そうそう、自己紹介しないとね」

??「でも、その前に」

??「ちょっと一仕事片付けちゃっていいかしら?」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:19:33.45 ID:pWQ+eTBIO<> マミ「ハッ!」

「ウフフwwwwwwwwwwグェ!?」
「ウヘヘwwwwwwwwwwギェ!?」


まどか「す…すごい」

さやか「も、戻った!」


ほむら「…………」

??「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい。今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは……」


ドゴォォォォォォン!!


一同「!?」


???「やっと……見つけた…………!」
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 02:21:37.82 ID:pWQ+eTBIO<> 本日の更新はここまでです。

それでは第二話でお会いしましょう。
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 02:26:20.44 ID:GDzD/qQDO<> http://q.pic.to/yqsr

支援 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 02:26:21.10 ID:+VhXIoSGo<> い・ち・お・つ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 02:29:00.76 ID:E5yDbwEqo<> 乙 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 03:13:18.06 ID:bmL6VHfF0<> 乙津 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 10:25:32.73 ID:UoqfhAzSO<> 何でフォーゼって全然完結してないのにSSあるの? <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/30(金) 14:59:02.52 ID:JBBR9dti0<> 面白そうだ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/30(金) 15:16:02.02 ID:yU8Hozl00<> 途中から保健が保険になってます <>
◆LLhURARKH2<>sage saga<>2011/12/30(金) 17:08:15.64 ID:jeQQjgOIO<> >>21
映画で案の定、特別なスイッチ登場したからいいかな、と思いましたので。
不快にさせたのなら謝ります。すみませんでした。

>>23
Oh……
すみません。今度から気をつけます。





こんにちは。
第二話を今日の21時に投下予定です。

それでは21時にお会いしましょう。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/30(金) 18:00:49.77 ID:BiBuSDbVo<> 期待 <> !ninja<>sage<>2011/12/30(金) 18:45:31.00 ID:r74X636so<>     /! ̄ ’≧、/
    .:    〃丶.     コノスレハ、アヤシイニオイガスルゼ!!!
    :! |    /    丶
    { v:::::丶V/      \.ヘ
.、   |::ヘ:::::、::///丶     〉、ヘ       .≠ニニニfフ¨ラ丶
  丶、ゝx:r!::レイ: : : : :..  r彡ヘ´ヘ    .≦=====彡'ヘイ   丶
     V=≦::::::、: : : : :リ  ∧   . ヘ.  / ̄   /ヘ::::::::..─- __丶
     、: : :ヽ:::::ゝ=彡'  /:::}  __  ∨__ =≠   /:::::::::::::..    }!
     ゝ、:.ノ::、:::::::::::}! ,:::::クイ/ヘ_ユ____..   /  、::::::::::::::≧、ノ==─ ¨ヽ__
      、\ヽ::::、:::::::| ,::::〃彡イ≦Y≧ミ、`ヽ、∨  /─、:::::/      レ=、   ¨ 丶
      Vヘ.\ゝ、::::ノ ,.::////≦ミ、レ≦ニミ、 }!リヽ , ' ,'   / `ヽ    ノへ \丶.
      \ヽr'ゝ≦≠イ::〃 {! ,⌒Y/´  ノ/: : }!V  ,   ,'    }!≠    レ'、  \
        、ソ _.../彡':::/ /{!: :|: 个!: :/='へノノィ! |  j!   /     ,   ヽ
        /:<7==彡' / ヘ、!: :j!:|:7'    }Kイ  !/ \ /ヘ    〃     ノ、   < 俺
      ,.::/\_∧.    /  X 丶: :!:}!  _,イ 7r‐l、. |、    ヽ  ゝ=《     ノ ヽ}!=
\    ,.::/  , {!   /   ∧ゝtッヽリKィセラ{:レj }:::ヘ \   }、/  ゝ____/   ノ /
  \   :::,'─-ヘ ゝ  {!  /::::ヘ`¨´| ヘ `¨/ゝrイ::::::::丶、ゝ=入::\__彡へ、  /ゝ_/::
\ノ }!-《::〈   |:::ヽ7   \ ヽ:::::::ヘ ゝィ、_ ; / |j:::ノヘイ7 \  ヽ:::::::へ___彡'___≠ハ::::
 く´__, }!ヽ::、イ!::::|!|     \ 、::::>、`ー´r─=≦三ニ∨   `¨¨\ゝ       .ィ彡
、_ノゝ=' ノ/¨¨¨ヽ::::!リ      r=イ   ゝ-ィヘ三三三≦三三三ヘ   `丶.──ク≠ /
ノ   .彡イ    }!::||   ,へ、 j!8r'(t彡/ | ∧三ライ三三三三ニヘ、       ノ_/_/
ノ´¨} V     ,-、...___/、 / /78厂〃ゝ__彡'三三三三三三三三三≧、    `¨¨¨¨
  ノ リ\  /,へ='{_ノ、 /  /r:::8     |三三、三三三三{!三三三三三≧. <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 20:22:18.06 ID:d0JEtQLqo<> >??「その制服、あなた達も見滝原の生徒みたいね。2年生?」

>ほむら「天の川学園中学……?」

どっちやねん <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:00:16.52 ID:jeQQjgOIO<> 早乙女先生「これまでのほむら「仮面ライダー部?」は!?」


ほむら「天の川学園中学……?」

弦太朗「よっ、転校生。俺は如月弦太朗ってんだ!よろしくな!」

ほむら「(学校指定の制服を着ておらず、短ランにリーゼント……変な男)」

まどか「げ、弦太朗君!いきなり失礼だよっ!」

ほむら「(そしてまどかはこの男と親しい関係らしい)」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:01:07.43 ID:jeQQjgOIO<> ほむら「貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおりこれからも」 

まどか「…………ふふっ」

ほむら「……どうしたの?」

まどか「いや、最後の言葉が弦太朗君が前に私に言ってくれた事と同じ事を言ったからね。つい笑っちゃって。……ふふふっ」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:02:07.23 ID:JBBR9dti0<> まどか「何かいる……」 


「ウフフwwwwwwwwww」
「ウヘヘwwwwwwwwww」


さやか「冗談だよね?私、悪い夢でも見てるんだよね?ねえ、まどか!」  <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:02:45.60 ID:JBBR9dti0<> ??「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい。今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは……」


ドゴォォォォォォン!!


一同「!?」

???「やっと……見つけた…………!」



早乙女先生「青春スイッチ・オン!」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:04:40.76 ID:JBBR9dti0<> >>27
Oh……
申し訳ないです。天の川学園ですね、すみません。





第二話
「少・年・変・身」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:06:14.15 ID:JBBR9dti0<> ??「あなた……何者!?」

??「気をつけてマミ。こいつは使い魔とは、ましてや魔女とは全然違うエネルギーを感じるよ」

マミ「QB! あなた大丈夫なの?」

QB「なんとかね。それよりもマミ、あいつは君を狙っているみたいだよ!」

???「あぁ……巴さん…………!!」バッ!!

マミ「きゃっ! いきなり失礼じゃないの?」バン!!


カキン!!
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:07:08.26 ID:JBBR9dti0<> ???「ふっふっふ……」

マミ「嘘? 聞いてないの!?」バンバン!!


カキンカキン!!


QB「(あいつから感じるあの力は……宇宙力?)」

さやか「今度はなんなのよー!」

まどか「嘘……私達…………ここで死ぬの!?」

ほむら「あれはいったい…………!?」

???「巴さん……いや、マミ…………!」

マミ「なんなの……こいつ! とりあえず逃げましょ! 走れる?」

さやか「はい、大丈夫です! まどか、あんたは!?」

まどか「わ、私も大丈夫っ!」

マミ「それじゃあ私に着いてきて! それとあなたも来なさい!」

ほむら「…………わかった。目を瞑って」

さやか「はぁ!?」

ほむら「いいから早く」カチッ


ピカァァァァン!!


まどか「な、なにこれ!?」

さやか「もしかして……閃光玉ってやつ!?」

マミ「いいからこの隙に逃げるわよ!」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:07:58.63 ID:JBBR9dti0<> 一同「ハァハァ……」

QB「なんとか撒けたみたいだね」

さやか「さっきの変な空間といい変な怪物といいなんなのよいったい!」

マミ「前者については私が説明するわ。貴方達、天の川中学の生徒よね? 二年生?」

まどか「は、はい」

マミ「そう、それじゃあ後輩ってわけね。私は巴マミ。あなた達、天の川中学三年生」

マミ「そして、QBと契約した魔法少女よ」

まどか「魔法少女……?」

QB「そう、魔法少女さ」

さやか「魔法少女って、あの魔法少女!?」

マミ「そうね、大体そんな感じで合ってると思うわ」

QB「鹿目まどか、そして美樹さやか」

さやか「なんで私達の名前を?」

QB「僕は君たちにお願いが合って来たんだ」

まどか「…………お願い?」

QB「僕と契約して、魔法少…………」


ドゴォォォォォォォォン!!


???「見つけたよ……マミ…………!」
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:08:53.48 ID:JBBR9dti0<> まどか「う、嘘……」

マミ「くっ!」バンバン!!


カキンカキン!!


???「ふっふっふ、無駄だってわからないのかい、マミ?」

マミ「…………なんでこんなに早く!?」

???「君の匂いを嗅ぎつけたのさ。まあそこの女からも似た匂いがしたけどまあいいや。大人しく僕の物になりなよ……ほら」ジリジリ……

マミ「い、嫌……来ないでっ!」

さやか「ど、どうなるのよ私達……!」

??「見つけたぜ、この熊野郎!!」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:10:09.25 ID:JBBR9dti0<> まどか「えっ……?」

弦太朗「おう、まどかにさやか大丈夫か?」

さやか「如月! あんた、なんでここに!?」

弦太朗「その熊野郎を探してたんだよ。それとほむら、なんだその格好、めちゃくちゃ決まってんじゃねーか!」

ほむら「…………名前で呼ばないで」

弦太朗「賢吾みたいな事言いやがって! まあいい、少し離れてな!」

まどか「あ、危ないよ弦太朗君!」

さやか「そうだよ、どうするつもりなのさ!?」

弦太朗「まあ見てろって!」サッ

ほむら「…………ベルト?」

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ……

スリ−……

ツ−……

ワン……

弦太朗「変身!」ガチャ!!
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:11:32.86 ID:JBBR9dti0<> 弦太朗「宇宙、キタ━━━━━━ッ!!」

ほむら「……イカ?」

弦太朗「イカじゃねぇよ! 仮面ライダーだ!」

マミ「なんでもいいから早く助けてーっ!」

弦太朗「おっと、それじゃあ仮面ライダーフォーゼ、タイマン張らしてもらうぜ!」

さやか「……思い出した! 仮面ライダーってあの都市伝説の!?」

まどか「都市伝説って?」

さやか「まどかも聞いた事ない? いつも影から皆を見守って悪い奴らを退治する正義のヒーロー!」

まどか「そういえばママからそんな話を聞いたような……」

QB「(あれから感じる力も……宇宙力だ。でもあの怪物とは少し違う感じもする)」

マミ「す、すごい……あいつを圧倒してるわ」

???「お前っ……邪魔するな!!」

弦太朗「嫌がる女に無理強いする奴のいう事なんざ聞けるかっ!」

???「うわっ!」

弦太朗「これで決めるぜ!」

ロ・ケット・ド・リル・オン!!

リミットブレイク!!

弦太朗「ライダーロケットドリルキーック!!」

???「うわぁぁぁあ!!」ドコォォォォン!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:13:12.23 ID:JBBR9dti0<> まどか「倒しちゃった……」

さやか「本当にいたんだ……仮面ライダー」

ほむら「(さっきの怪物といい仮面ライダー? といい……いったいどういう事なの?)」

マミ「た、倒したの?」ヘナヘナ……

ほむら「如月弦太朗。さっきのあの怪物はなんなの?」

弦太朗「ん? あれはゾディアーツって言ってな、まあ…………悪い奴だ!」

さやか「如月。あんたあまりわかってないでしょ?」

まどか「さ、さやかちゃん!」

弦太朗「ああもう、着いてこい! 賢吾に説明してもらう!」

まどか「歌星君?」

さやか「へぇ、あの保健室の主も絡んでるとはねぇ」

弦太朗「そんじゃ行くぞっ……てどうしたんだ、お前?」

マミ「な、なんでもないわ! あれ?なんで……?」

弦太朗「お前もしかして腰抜かしたのか?」

マミ「そ、そんな事…………」

QB「マミ、大人しく腰が抜けて立てないって言いなよ」

マミ「うるさいわよQB! あっ、ちょっと何するの!?」


弦太朗「何っておんぶに決まってんだろ? まどかとさやかとほむらに背負えるわけないだろうしな」

マミ「で、でも……」

ほむら「……名前で呼ばないでって言ったはず。巴マミ、大人しく言う通りにしておきなさい。でなければ歌星賢吾から話が聞けないわ」

弦太朗「そうそう! そんじゃ着いてこいよ!」

マミ「うぅ…………」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:14:34.67 ID:JBBR9dti0<> ラピッドハッチ

賢吾「如月」

弦太朗「なんだよ?」

賢吾「どうして彼女達をここに連れてきた!?」

弦太朗「いや、賢吾にゾディアーツについて説明しようと……」

賢吾「だったら僕をあの場に呼べばいいだろ!? わざわざここを教える必要はなかったはずだ!」

弦太朗「いや、でも……」

賢吾「でも、じゃない! それと彼女達は何処に行った!?」

JK「宇宙服来て、外に出ましたよ?」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:15:35.13 ID:JBBR9dti0<> ラピッドハッチ外


さやか「うわーっ! 見て見てまどか! あれ地球なんだってさ!」

まどか「さ、さやかちゃん落ち着いて」

マミ「地球は青かったって昔誰かが言ってたらしいけど本当に青いのね、地球って」

ユウキ「ユーリイ・ガガーリンの言葉だね」

ほむら「月……ここが」

QB「人間がこんな所に住み家を持っていたなんてね、驚きだよ」

まどか「(宇宙服無しでなんで大丈夫なんだろ……)」

賢吾『勝手に外に出るな! 何かあったらどうするつもりだ! 今すぐ戻ってこい!』

さやか「ちぇっ、それじゃ戻りますかね」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:17:29.78 ID:JBBR9dti0<> ラピッドハッチ

賢吾「あれはゾディアーツ。アストロスイッチでコズミックエナジーのチャネルを開き、そのエネルギーをマテリアライズしてニュークリーチャーになる……」

ほむら「スイッチ? 始めから怪物というわけではないの?」

賢吾「察しがいいな。ゾディアーツは初めからあの姿というわけではない。アストロスイッチを押して初めてあの姿になる。つまり正体は僕達と同じ人間だ」

マミ「あれの正体が…………人間?」

さやか「だとしたらそいつものっすごいストーカーだね……あいつマミマミってずっと言ってたじゃん」

マミ「嫌な事言わないで頂戴よ、美樹さん」

賢吾「そこで僕達はゾディアーツを追い、ゾディアーツスイッチとでも名付けるか。スイッチを回収しているわけだ」

まどか「そんな事があったんだ……だからいっつも保健室に行ってたんだね」

賢吾「まあな。そこでだ、巴先輩の周りに最近変わった事はありませんでしたか?」

マミ「え? でももうあの怪物は如月君が倒しちゃったし……」

賢吾「あの爆発はエネルギー体をデリートしただけで、スイッチと中の人間自体は傷一つ負ってないんです」

まどか「そ、そうなの!? それじゃ……」

ほむら「……また巴マミを襲ってくるかもしれないという事」

マミ「そんな……」

弦太朗「心配すんな! それを食い止めるのが俺達、仮面ライダー部の役目だ!」

ほむら「……仮面ライダー部?」

美羽「あら、新しい部員?」

さやか「か、風城先輩!?」

隼人「おやおや、可愛い娘達が勢揃いじゃないか」キラ−ン☆

マミ「だ、大文字君!?」

まどか「天中のツートップが仮面ライダー部に入ってるんだ……すごいんだね」

ほむら「そういえばさっき旗のような物が月面に刺さっていたけど……あれは?」

ユウキ「それ! その旗が学園と地球の自由と平和を守る我らが仮面ライダー部の証なのですよ!」

さやか「へぇ……かっこいいー!!」

賢吾「頼むから話を進ませてくれ。それで何か心当たりはないですか?」

マミ「そうね……あっ、最近よく休み時間とかに話しかけてくる人ならいるわ」

まどか「それくらい普通じゃないですか?」

マミ「私、友達いないから」

一同「…………」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:19:22.19 ID:JBBR9dti0<> 賢吾「そ、それでその人の名前は?」

マミ「高島秀三君よ」

賢吾「わかりました。JK、高島秀三について情報を集めるんだ」

JK「了解っす!」

賢吾「それじゃあ次はそちら側の事について教えてもらえるでしょうか?」

マミ「それじゃあ……まずはこれを見てもらうわね」

美羽「へえ、きれいね」 

マミ「これはソウルジェム。キュゥべえに選ばれた女の子が、契約によって生み出す宝石よ」 

マミ「これは魔力の源であり、魔法少女であることの証でもあるの」
 
ユウキ「契約って?」 

QB「僕は、まどかとさやかの願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる」 

さやか「え、ホント?」 

まどか「願いごとって…」 

QB「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」 

さやか「うわぁ…金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とか?」 

ユウキ「いや、最後のはちょっと」 

QB「でも、それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム」 

QB「この石を手にしたものは、魔女と戦う使命を課されるんだ」 

友子「魔女?」

ほむら「……!?」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:21:45.18 ID:JBBR9dti0<> 美羽「あら、驚かせちゃってごめんなさい。彼女は野座間友子。彼女も仮面ライダー部の一員よ」

友子「力を感じる……あなたとあなたから」

マミ「……私と……暁美さん?」

さやか「すっごーい。魔法少女一発で当てちゃったよ」

マミ「話を続けるわよ?」

まどか「あ、どうぞ」

QB「願いから産まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから産まれた存在なんだ」
 
QB「魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を蒔き散らす」 

QB「しかもその姿は普通の人間には見えないから性質が悪い」 

QB「不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を世界にもたらしているんだ」 

マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件は、かなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ」
 
マミ「形のない悪意となって、人間を内側から蝕んでゆくの」
 
隼人「そんなヤバイ奴らがいるのにどうして誰も気付かないんだ?」 

QB「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないからね」
 
QB「さっきまどかとさやかが迷い込んだ、迷路のような場所がそうだよ」 

マミ「結構、危ないところだったのよ」 

マミ「あれに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰れないから」 

まどか「マミさんは、そんな怖いものと戦っているんですか」
 
マミ「そう、命懸けよ。だからあなたたちも、慎重に選んだ方がいい」 

マミ「QBに選ばれたあなたたちには、どんな願いでも叶えられるチャンスがある」
 
マミ「でもそれは、死と隣り合わせなの」 

まどか「ふぇ…」 

さやか「んー、悩むなぁ」
 
マミ「そこで提案なんだけど、二人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」 

まどか「えぇ!?」 

さやか「えっ?」 

マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ」 

マミ「そのうえで、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、じっくり考えてみるべきだと思うの」

ユウキ「でも危なくないですか? またゾディアーツが襲ってきたら……」

美羽「そうね……どうするつもりなの? マミ?」

マミ「そうね……私の攻撃は何故か通用しなかったし……」

弦太朗「じゃあその魔女退治に俺がついて行けばいいんじゃねーか?」

マミ「えっ! でも……」

弦太朗「遠慮すんなって! もし、俺がいない時に襲われたりしたら大変だろ?」

マミ「そ、そうなんだけどね……」

ユウキ「じゃあ私も見に行く! それならいいでしょ?」

ほむら「ダメよ、魔女は貴方が考えているよりもさらに危険な事よ」

ほむら「それに一人の方が動きやすいのに三人、一人は自衛手段があるからいいとして何の力も持たない二人を連れて行く事自体危ない事なのよ」

ユウキ「はーい…………」

マミ「そ、それじゃあ如月君にも同行をお願いするわ」

弦太朗「おう! 熊野郎がきた時は任せとけ!」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:22:53.22 ID:JBBR9dti0<> どっかその辺。


マミ「さて、それじゃ魔法少女体験コース第一弾、張り切っていってみましょうか、準備はいい?」 

さやか「準備になってるかどうか分からないけど…持って来ました! 何もないよりはマシかと思って」 

マミ「まあ、そういう覚悟でいてくれるのは助かるわ」
 
さやか「まどかは何か、持って来た?」
 
まどか「え?えっと。私は…」 パラッ

さやか「うわー」 

まどか「と、とりあえず衣装だけでも考えておこうと思って」
 
弦太朗「意気込みとしては十分だ、まどか!」
 
さやか「こりゃあ参った。あんたには負けるわ」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:24:41.21 ID:JBBR9dti0<> マミ「これが昨日の魔女が残していった魔力の痕跡」 

マミ「基本的に、魔女探しは足頼みよ」 

マミ「こうしてソウルジェムが捉える魔女の気配を辿ってゆくわけ」 

さやか「意外と地味ですね」
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:25:39.27 ID:JBBR9dti0<> しばらくして。



弦太朗「光、全然変わらねーな」 

マミ「取り逃がしてから、一晩経っちゃったからね。足跡も薄くなってるわ」
 
まどか「あの時、すぐ追いかけていたら…」 

マミ「仕留められたかもしれないけど……ゾディアーツの事もあったからね…………」
 
まどか「ごめんなさい」
 
マミ「あなたが謝る必要はないわ」 

さやか「うん、やっぱりマミさんは正義の味方だ!それに引き換え、あの転校生…ホントにムカつくなぁ!」 

まどか「本当に、悪い子なのかな……」

まどか「ほら、逃げる時に手助けしてくれたし……」

さやか「うっ、そういえばそんな事もあったような……」

さやか「ね、ねえマミさん。魔女の居そうな場所、目星ぐらいは付けられないの?」 

マミ「魔女の呪いの影響で割と多いのは、交通事故や傷害事件よね」 

マミ「だから大きな道路や喧嘩が起きそうな歓楽街は、優先的にチェックしないと」 

マミ「あとは、自殺に向いてそうな人気のない場所」 

マミ「それから、病院とかに取り憑かれると最悪よ」 

マミ「ただでさえ弱っている人達から生命力が吸い上げられるから、目も当てられないことになる」

弦太朗「汚ねえ手段を使う奴らだな、魔女ってのは」
 
パァァァァ!!

マミ「かなり強い魔力の波動だわ、近いかも」  <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:26:51.33 ID:JBBR9dti0<> マミ「間違いない。ここよ」 

さやか「あ、マミさんあれ!」 

マミ「魔女の口づけ…やっぱりね」 

弦太朗「こいつは?」
 
マミ「大丈夫。気を失っているだけ。行くわよ」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:28:08.68 ID:JBBR9dti0<> 魔女の結界。


マミ「今日こそ逃がさないわよ」 

さやか「う、うわぁぁぁ」ポワァァァァ!!
 
まどか「すごーい」 

マミ「気休めだけど。これで身を守る程度の役には立つわ」
 
マミ「絶対に私の傍を離れないでね」 

まどか「はい」 
さやか「はい!」
弦太朗「おう!」
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:29:22.65 ID:JBBR9dti0<> さやか「来るな、来るなー!」
 
マミ「どう?怖い?三人とも」
 
さやか「な、何てことねーって!」

まどか「怖いけど…でも…」

弦太朗「こう見てると絵本みたいな場所だな!」

まどか「弦太朗君……」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:30:49.46 ID:JBBR9dti0<> QB「頑張って。もうすぐ結界の最深部だ」 

マミ「見て。あれが魔女よ」 

さやか「う…グロい」 

まどか「あんなのと…戦うんですか…」 

マミ「大丈夫。負けるもんですか」 

マミ「下がってて」


マミ「あっ!」

 
さやか「あっ!」 

まどか「マミさーん!」 

弦太朗「マミ!大丈夫なのか!?」

マミ「大丈夫。未来の後輩に、あんまり格好悪いところ見せられないものね」 

マミ「惜しかったわね」 スッ

マミ「ティロ・フィナーレ!!」


ズガァァァァン!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:32:53.96 ID:JBBR9dti0<> さやか「か、勝ったの?」 

まどか「すごい…」 

マミ「これがグリーフシード。魔女の卵よ」
 
さやか「た、卵…」
 
マミ「運がよければ、時々魔女が持ち歩いてることがあるの」
 
QB「大丈夫、その状態では安全だよ。むしろ役に立つ貴重なものだ」 

マミ「私のソウルジェム、ゆうべよりちょっと色が濁ってるでしょう?」 

さやか「そう言えば…」
 
マミ「でも、グリーフシードを使えば、ほら」 

さやか「あ、キレイになった」
 
マミ「ね。これで消耗した私の魔力も元通り。前に話した魔女退治の見返りっていうのが、これ」 ポイ

まどか「あっ!」 




???「見つけた…………」

弦太朗「誰だ!?」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:34:32.93 ID:JBBR9dti0<> ???「マミ……ふっふっふ…………」ラスト・ワン……

マミ「た、高島君!?

prrr……


賢吾『弦太朗! ゾディアーツの正体は高島秀三で間違いない!』

JK『元々、巴先輩に好意を抱いていたけどイマイチ踏み出す勇気が持てずにまごまごしてたみたいっすね。それで影から見守ったりしていたけどある日突然前向きになって巴先輩に話しかけるようになった。あと、先輩の魔法少女の姿もつけ回していた時に知ってたっぽいっす!』

弦太朗「元々ストーカー紛いだったがゾディアーツスイッチを手に入れて拍車がかかったってわけか! 男なら正面からぶつかっていけってんだ!」

高島「お前……僕のマミから離れろぉ!」カチッ

弦太朗「押しちまったか! 離れてな!」

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ……

スリ−……

ツ−……

ワン……

弦太朗「変身!」ガチャ!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:35:46.32 ID:JBBR9dti0<> 弦太朗「宇宙、キタ━━━━━━ッ!!」

弦太朗「仮面ライダーフォーゼ、タイマン張らせてもらうぜ!」ダッ!

ベア・ゾディアーツ「僕の邪魔を……するなぁ!」

弦太朗「熊は大人しくハチミツでも舐めとけってんだ!」

ベア・ゾディアーツ「蜜…………マミの…………蜜?」ハァハァ

さやか「あいつ……なんかマミさんで妄想し始めたよ?」

まどか「えー……」

QB「でもさっきよりも力が上がってるみたいだ! 気をつけて!」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:37:30.52 ID:JBBR9dti0<> 数分後。

弦太朗「熊は音でビビらせる!」

ビ・イ・ト…オン


ドン!! ドドン!!


ベア・ゾディアーツ「うわわわわ!?」

マミ「ちょ、ちょっと……!」

さやか「私達にまで被害加えてどーすんのよ!」

弦太朗「わ、悪い! そんじゃ猟銃で狩らせてもらうぜ!」

レ−・ダ−・ラン・チャ−・ガ・ト・リン・グ・オン

弦太朗「賢吾! 発射台の用意頼んだ!」

賢吾『わかった!』


pppppp……


弦太朗「ロックオン!」バシュュュン!!

ベア・ゾディアーツ「ちょ、ま」


ズガガガァァァァン!!

ベア・ゾディアーツ「のわああああああ!?」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:38:51.63 ID:JBBR9dti0<> 『VEHICLE MODE』


まどか「な、何か来たよ!?」

マミ「バイクと……何これ?」

弦太朗「いいから見とけって!」


『MACHINE SET』


賢吾『ゾディアーツを打ち上げるぞ!』カチッ

ズガガガァァァァン!!


ベア・ゾディアーツ「や、やめ、ぎゃあ!?」


『TOWER MODE』

『READY』



『THREE……』



『TWO……』



『ONE……』



『BLAST OFF』シュ−!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:39:41.19 ID:JBBR9dti0<> 弦太朗「行っくぜー!」

ベア・ゾディアーツ「おま、中学生が…………」キラ−ン……

まどか「行っちゃったね……」

さやか「うん、宇宙にね」

マミ「常識ってもう存在しないのね、私が言うのもなんだけど」

QB「わけがわからないよ」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:40:38.70 ID:JBBR9dti0<> 宇宙。


ベア・ゾディアーツ「う、宇宙!?」

弦太朗「よっしゃあ!」

ロ・ケット・ド・リル・オン

リミットブレイク!!


弦太朗「ライダーロケットドリル宇宙キーック!!」


ベア・ゾディアーツ「非常識だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ドコォォォォン!! <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:41:33.82 ID:JBBR9dti0<> マミ達がいる所。

高島「ん……?」

さやか「あ、起きた」

高島「ひっ……! ご、ごめんなさい!!」

まどか「マミさん、どうするんですか?」

マミ「そうねぇ……」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:43:25.53 ID:JBBR9dti0<> ラピッドハッチ

美羽「それで、結局は友達の関係で関わる事にした、ってわけ?」

さやか「甘いですよねー、マミさん。普通、この先永遠に私と関わらないで、って言ってもおかしくないですよ?」

まどか「それに……マミさんで変な事考えてたもんね…………」

マミ「でも……私、いつも独りぼっちだったから」

一同「…………」
<>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:44:34.82 ID:JBBR9dti0<> 弦太朗「だ、だったら今日からマミは仮面ライダー部の一員だ!」

マミ「え?」

弦太朗「まどかとさやか、それに仮面ライダー部全員がマミと友達だ! どうだ?」

マミ「ほ、本当にいいの?」

弦太朗「いいも何も断る意味もねえよな、皆!」

ユウキ「そうですよ、巴先輩!」

JK「学園の平和を1人で守るのは少し荷が重いっすよ、先輩!」

美羽「ちなみに部長は私だからね」

隼人「巴さんみたいな可愛い娘が増えるなら俺は喜んで歓迎だよ」キラ−ン☆

賢吾「フォーゼとパワーダイザーだけでは戦力は十分とは言えないからな。断る理由もない」

マミ「そ、それじゃ……」

弦太朗「おう!」

ギュ

グッ

コツン

コンコン
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:45:43.78 ID:f7olS1N7o<> >>40
賢吾の一人称って俺じゃね <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:46:26.15 ID:JBBR9dti0<> さやか「……今のは?」

ユウキ「友情のシルシ。弦ちゃんは友達になった人全員にあれをやってるんだよ」

まどか「ふふ、なぜかわかんないけど初めてあれをやってもなんとなくわかるんだよね」

さやか「へぇ……でも少し恥ずかしくね?」

美羽「それじゃあ改めて、巴さん、仮面ライダー部にようこそ!」

マミ「……はい!(もう何も怖くない!)」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:47:46.00 ID:JBBR9dti0<> ほむらの家

ほむら「ゾディアーツ……アストロスイッチ…………仮面ライダー部。そして」

ほむら「仮面ライダーフォーゼ」

ほむら「魔女の他に敵が増えてしまったけど……」

ほむら「彼らとなら……」

ほむら「もしかしたら……」

ほむら「成功するかもしれない…………!!」 <>
◆LLhURARKH2<>saga<>2011/12/30(金) 21:56:25.49 ID:JBBR9dti0<> 本日の更新はこれでおしまいです。

今回登場したベア・ゾディアーツと高島秀三について軽く説明をします。


ベア・ゾディアーツ
大熊座がモチーフ。
鼻が強くなり、魔法少女の力を探知できる(高島本人はマミさんを探知出来ると勘違いしていた)
鋭く大きな爪で敵を攻撃する。
北斗七星の力があるので本来は描写よりも強いはずなのだが高島は北斗七星の力でマミさんの攻撃を全て受け止める(無効化させる)というなんとも残念な力の使い方をしていた。


高島秀三
ある日マミさんに一目惚れし、マミさんの情報を洗いざらい調べて、ストーキングしていた。
ストーキング中にマミさんが魔法少女に変身していた所を見て更に惚れた。
一言で纏めるとキモい。

元ネタは>>1のマミさんを愛して止まない友人。
デブさんっていう度に>>1は友人に殴られる。




それでは第三話でお会いしましょう。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:01:48.06 ID:k1QyMt2AO<> >>1、乙!
[ピザ]さんをマミっていうな! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:03:46.32 ID:+VhXIoSGo<> 何となくだけど嫌な予感がしなくもない。まあそんな事より

い・ち・お・つ <>
◆LLhURARKH2<>saga sage<>2011/12/30(金) 22:06:47.59 ID:JBBR9dti0<> >>62
Oh……
確認してきました。一人称「俺」ですね、すみません。
ミスが多いから気をつけなくては。
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 23:19:22.73 ID:Fe+SdcABo<> せめて登場人物の名前くらいはちゃんと調べてから書いてくれよ
隼人じゃなくて大文字隼ね <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 05:36:21.23 ID:tBl9Kyop0<> 中2でリーゼントとあの制服・・・筋金入りの不良じゃねーか
ユウキはしかたないか
でも田中(大杉)はでるよな・・・? <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 17:10:10.54 ID:E36iK2xDO<> 早乙女先生に言い寄る田中か……

それともキモカワイイとか言い出す早乙女先生……

どっちも嫌だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)<>sage<>2012/01/20(金) 00:51:17.42 ID:/E+C80+L0<> マミさんを[ピザ]扱いする奴にロクな奴はいない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)<>sage<>2012/01/28(土) 17:50:31.66 ID:oDWvf/LUo<> アレがいいとなんどいえば‥… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<><>2012/02/07(火) 23:45:58.34 ID:4GfFVIPAO<> まだなのか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)<><>2012/02/25(土) 13:30:07.47 ID:vRlRoPAD0<> 失踪か
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/27(月) 19:04:23.11 ID:OXzlqxqBo<> 失踪する魂



お後がよろしいようで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/03/03(土) 22:31:11.36 ID:FmviVttDO<> >>76
鬼島乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<><>2012/03/04(日) 04:21:53.41 ID:GbNVZils0<> ドロンと消えたいところですが、そんな能力はないので、
ドロンと消えるとかけまして、私の消え方と説く。

ーその心はー
どちらも、しっそうしています。
タタタタタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2012/03/05(月) 17:01:35.73 ID:MvurWMN6o<> 君達のつまらないダジャレは殺意を抑えるのが大変だよ <>