以下、あけまして<><>2012/01/04(水) 23:25:57.34 ID:6ADhlSs/o<>純粋につまんないから見ないが吉<>詠矢空希「ちーっす」 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:26:53.61 ID:6ADhlSs/o<> ──学園都市。とある公園。

「あっついわねー。せいやっ!」

そこには、一人の少女が、汗をだらだらと垂らしながら、
自販機を蹴り倒している姿が見えた。

自販機は、がぁん、と音を立て、「まいった!降参!」とでも
いうように、商品取り出し口に飲み物を落とす。

自販機に八つ当たりしている彼女の名前は、御坂美琴。
常盤台中学校という、学園都市でもトップの中学校に通う中学生。しかも、その中学校内でもトップの成績。
その上、レベル5の第三位というのだから驚きだ。多大なる努力をしてきたのだろう。
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:27:35.59 ID:6ADhlSs/o<> 自販機に八つ当たりしている彼女の名前は、御坂美琴。
常盤台中学校という、学園都市でもトップの中学校に通う中学生。しかも、その中学校内でもトップの成績。
その上、レベル5の第三位というのだから驚きだ。多大なる努力をしてきたのだろう。

しかし、今、美琴が行った行為は、明らかに窃盗である。
トップの中学校ともなれば、自販機から飲み物を盗る授業もしているらしい。否、そんなことはない。
では、トップの中学校ともなれば、自販機の飲み物は、無料なのだろうか。否、そんなこともない。
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:28:08.47 ID:6ADhlSs/o<> ──そんな、彼女の行為を見ていた者がいた。

「おーい。そこの中学生」

──そんな、彼女の行為を見逃さない者がいた。

「おい。無視すんなや」

「……?(誰よあいつ。見ない顔ね)」

美琴は、いきなり声をかけてきた者に、奇怪な視線を向けた。

「おっす。お前、御坂美琴って奴だろ。レベル5の」

「だったら何よ。サインだったら学校通してから来なさい」

美琴は、不審者(勝手に決めつけた)に向かって、手の甲を出し、
「あっちいけ」とでも言うように、手を振った。
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:28:57.09 ID:6ADhlSs/o<> 「いやいや、学園都市に来てから、いきなし会えるとは思わなんだ。っと自己紹介してなかったな」

「俺の名前はよめy「聞いてないわよ!」」

いきなり自己紹介を始めた不審者に向かって、怒声をあげた美琴は、額からバチバチと放電を始めた。
勝手に自己紹介を始めた不審者に、怒りを感じた美琴とは裏腹に、不審者の顔は冷静そのものであった。

「自己紹介は最後までさせてくれ。俺の名前は詠矢空希。
 実は、あんたがさっき行った″行為”が気になってね」
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:29:51.91 ID:6ADhlSs/o<> 「行為?。何よそれ」

詠矢空希、と名乗った青年は、御坂が手に持っている「あるもの」を指さす。

「君が手に持っている空き缶。それは君がお金を払って手に入れたものかい?」
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:30:17.52 ID:6ADhlSs/o<> 「電気を操作して、自販機を誤動作させ、あたかもお金を払ったかのように取り出し口に飲み物が出てこさせるようにする」

「……」

「自販機にある、まだ見つかっていない脆弱性を利用し、レジストリーを書き換え。
そこから、メモリをダンプして解析してからの操作」

「……」

「方法はごまんとあるが、まあ、それらはすべて犯罪だ」

「っさいわねぇ!どうでもいいでしょそんなこと!」
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:31:04.93 ID:6ADhlSs/o<> 「ん?どうでもいい?レベル5の第3位ともあろうお方が、たかが数百円のジュースを盗んでどうでもいい?
ふっふっふ、落ちぶれたもんだな。レベル5も。」

「何よ、喧嘩売ってるの?」

「そんなとこかな」

「いい度胸ね。じゃあ……


──丸焦げになりなさい!」
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:31:41.05 ID:6ADhlSs/o<> 美琴は、そう叫ぶと、左手を高らかにあげ、その先から電撃を繰り出した。
対して空希は、電撃を避けながら逃げまどう。

「ちょ、ちょっと待て!『よーい、ドン』とかそういうのあるだろ!」

「喧嘩を売ってきたのはあんたよ!おとなしく丸焦げになりなさい!」

なんと言うことだ、と空希は思った。
こんなにやんちゃで、子供で、注意しただけなのに、電撃をぶっ放されるとは。
空希は、賢明にこの状況からの脱出を試みた。
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:32:08.08 ID:6ADhlSs/o<> (Be cool. 冷静になれ。相手は発電能力者だ。電気を扱う。相手は電気を──電気?)

────電気?

「──!。おい、ちょっと待て」

「なによ、もう降参?ざぁねぇんでしたぁ、もう遅い!」


『──空気は絶縁体だから、電気が届くはずはないんだ!』

「!」

空希が、壊れたサラウンドテレビのようにしゃべったかと思うと、美琴の電撃が止まった。
美琴は、一生懸命、放電をしようとするが、どうやら数センチの時点で火花のように飛び散ってしまうようだった。
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:33:04.18 ID:6ADhlSs/o<> 「あんた、能力者?……なんかしたわね」

「自己防衛です」

「なら!」

突然、美琴の周りからバチバチと音が鳴る。
それはあたかも、PKサンダーのようだった。

「電圧を上げてるのだったら、無駄だ。まあ、空気の絶縁限界を超えての電圧をだせば空気中でも放電はするけど──」

「くらいなさい!」

美琴は、電圧を限界まで上げてから、空希に電撃を放とうとした。
しかし、電撃は目標とは全く違う方向に逸れてしまう。

電撃は、自販機に当たり、全く機能しなくなった。

「──電気抵抗の少ない物質に流れていくわな。当然」
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:33:33.99 ID:6ADhlSs/o<> 「……どういうこと。なによこれ!あんた一体何したの!」

「いや、もういいんだ。よくわかんないけど、使えることはわかったし」

「よくないわよ!あんたみたいな得体の知れない能力者ほっとくとでも思ってんの!?」

「ほっとかなかったらどうなんだよ。俺は注意しただけ。自分を守っただけ。悪いのはお前だよ」

「いいわ、そういうことなら」

美琴は、おもむろにポケットから、ゲームセンターで使われるようなコインを取り出し、
右手をグーの形にして、人差し指と親指の間に持ち、片目をつぶって、目標とらえる体制に入った。
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:34:29.26 ID:6ADhlSs/o<> 「レールガン、ね。はいはいはい、ってレールがねぇじゃん」

「心配ご無用。プラズマを固定してレールにしてるのよ」

「どうやって固定してんだよ」

「知ってる?プラズマって帯電してんのよ。電気を操る私には朝飯前なの」

「ふうん。じゃあ、撃って見ろ。空気抵抗で100kmにも満たないから」

「なにをっ!」

美琴の右手から、レールガンが繰り出された。
しかし、レールガンと言うよりは、コイルガン、いや、それよりも遅い速度でコインは飛び出した。

「え、嘘」
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:35:33.96 ID:6ADhlSs/o<> 「あーあ、撃っちゃったな。ところで、お前。原減ってない?」

空希は、友達が何か悪いことをしたような口調で美琴に話しかけた。

「それが、今何と関係があるのよ」

「絶縁限界を越える電圧で、2回も放電したでしょ?
 そんなエネルギーはどこからでてんのかなーって」

「そんなこと……」

関係ない、と口に出そうとしたところで、体の異変に気がついた。
冷や汗が止まらない。たっていられない。これは明らかに、

「栄……養……失…調…」

「そう。御坂サンが飲み物盗ってなかったら絶対に負けてたね。じゃあ、また。っと言ってなかったな」


『Q.E.D. これにて、レールガンの証明。及び、詠矢空希の能力の証明を終了する』
<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/04(水) 23:36:24.83 ID:6ADhlSs/o<> 投下して
築く
黒歴史 <> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/05(木) 00:55:35.10 ID:ah0NQaIl0<> SSのオリキャラでチートな主人公ほど、見ていて痛々しいものは無い……

オリキャラ使うんだったら、小説を書こう!見たいな感じのサイト行ったら?

<> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/05(木) 01:39:15.93 ID:f5tpuxCZo<> この後主人公が白井に会ってその後に空から落ちていくところまで想像した <> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/05(木) 01:42:02.01 ID:ql+hXZC0o<> レールガンってレールを作ってその間に磁力を発生させるものだったから固定するものは必要無いだろ <> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/05(木) 01:51:19.15 ID:s07hdVGgo<> >>16
実はこれ、元ネタあるんだぜ……
>>18
あってなくても相手が認めれば、能力を改変できたような気がする <> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/05(木) 01:58:49.70 ID:s07hdVGgo<> >>18
ごめんなさい <> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/05(木) 02:55:10.68 ID:NJhHi8WYo<> 詠矢しらないゆとりが居るとかちょっとカルチャーショックだ <> 以下、あけまして<>sage<>2012/01/05(木) 03:00:13.12 ID:y/hWPsBL0<> こいつの場合知ってるやつの方がゆとりな気もする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/01/05(木) 13:13:33.62 ID:cy/JhtNM0<> 面白いっす、何気に詠矢ファンだからこれは期待
書き始めたんなら一期っだけに留まらず、アドリブで最後まで書いてくれい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/01/05(木) 13:53:06.50 ID:rNjjJSxho<> アレンジしたオリジナルストーリーか
期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2012/01/06(金) 06:15:38.48 ID:0Ukkvq84o<> 何番煎じだよ
つまんねえんだよ空気
やめちまえ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/06(金) 07:09:17.81 ID:App3G4U7o<> >>25
おまえVIP()から来ただろ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2012/01/06(金) 15:29:45.32 ID:0Ukkvq84o<> >>26
嫁屋再構成する程の文章力()も発想力も>>1にねえもん
ここでやってる外伝ぐらいのもんを書いてくれんならいいんだけどね
流行りの嫁屋使っときゃウケるだろっていう>>1の浅い考えが透けて見えるわ
産廃生み出す位ならやめちまえゴミ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/07(土) 16:09:54.06 ID:C40BesGIo<> >>27
効いてるwwwwwwwwwwwwwwww効いてるwwwwwwwwwwwwwwww <> 1<>sage<>2012/01/07(土) 20:16:02.37 ID:+lZpDzJJo<> >>28
効いてるww効いてるww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2012/01/07(土) 21:02:53.04 ID:xdhYMjUUo<> 流行りネタを使いたがるあたり廚坊か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/08(日) 06:51:00.89 ID:2sEXcDyro<> 流行りっつうかよめやはもう古くね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/01/08(日) 10:55:58.55 ID:vBocZBLXo<> >>31
>>27>>28 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/09(月) 17:31:51.82 ID:hZH8NwsSo<> よめやのことじゃないでしょ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/10(火) 01:50:51.85 ID:OdcJLWYDO<> ぜんぜんだめ
詠矢スレの1に及ばない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/01/10(火) 04:03:40.61 ID:LAZArjC9o<> 改悪 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/01/20(金) 08:00:28.78 ID:6I04JLRzo<> >>21
うわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/08(水) 22:43:20.27 ID:/mtE3gFqo<> 1です
まだかかりそうです推敲が終わってません
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