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HTML化した人:lain.
雪輝「由乃が僕を守ってくれるって言うなら・・・僕は・・・っ!」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/09(月) 23:54:12.05 ID:KSXz5k4ao
VIPで立てたものの落ちたのでこっちに来ました。

一応、VIPの>>1から再び投下していきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1326120851(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/09(月) 23:54:43.83 ID:KSXz5k4ao
未来日記のSSがないから書いた。

アニメ版しか観てません。
所詮ニワカと言われればそれまでです。
すいません。

SS書くのは初めてなので遅くなったりしますがよろしくお願いします。
このスレが落ちたらSS速報行きます。

時間的にはアニメ版「手書き入力」の椿が由乃を捕らえたあたりからです。
雪輝の性格が少し本編のアニメとは異なってくると思います。
時間とかは適当です。

なにかおかしい点があったら教えてください、直すので。

あと、投下は夜しかできません。
すいません。


書き溜めは少しあります。

さるさん喰らうペースとか良くわかんないんだけど、まぁ3分の1くらいまで投下してみる。

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/09(月) 23:55:10.70 ID:KSXz5k4ao
----------床下----------5/05 20:00

『・・・聞こえるかしら?』

『助けたかったら出てきなさい』

由乃「やだぁっ!私の最初はユッキーって決めてるんだからぁっ!!」

雪輝(出て行けばきっと僕は殺される・・・)

  (でも由乃は9thが学校を占拠したときそんなこと考えもせずに僕のために動いてくれた・・・)

  (きっと・・・由乃は怖かっただろう。だけど今、僕がこんな風にどうしようか考える、なんてことはしなかった!)

  (由乃は僕を守ってくれるって言ってくれた。そして今も僕を信じて待っていてくれている!)
雪輝「そうだ・・・」

  「由乃が僕を守ってくれるって言うなら・・・僕は・・・っ!」」

  「由乃を絶対に守ってみせるっ!!」ダッダッダッ

『いたぞ!あいつだ!』

雪輝「秘密があるからなんだってんだ!」

  「秘密があれば僕らの関係は崩れ落ちるのかよ!?」

  「そんなの・・・!そんなの絶対認めない!!僕も由乃を信じて、秘密だろうがなんだろうが、乗り越えてやる!」バンッ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/09(月) 23:55:40.02 ID:KSXz5k4ao
「離れろ!由乃から離れろ!うわああああああっ!!」

椿 「・・・まさか本当に来るとはね、1st」

由乃「ユッキー!」

雪輝「お前ら・・・絶対、絶対に許さない・・・」

椿 「ふーん。でも私はあなたを殺して"神"になる。そうしてこの薄汚い世界を滅ぼしてやるのよ・・・!」

雪輝「"神になる"?仮にも巫女である椿さんがそんなこと言えるんですか?」

  「まさか、"元から神になんて仕えてない"なんて言いませんよね?」

椿 「その通りよ。元々神になんて仕えてない」

雪輝「そうですか。僕は神様のこと信じてるんですよ。だから神様に仕えている人を[ピーーー]っていうのも気が引けたんですが」

  「神に仕えてないっていう椿さんなら、僕にだって殺せますよ?」

  「そう、僕だって由乃を守れる!」ダッ

由乃「ユッキー・・・嬉しいよ・・・!」

椿 「・・・とか言いながらどこいくの?そっちは隣の部屋よ?」

雪輝「こう・・・いう・・・ことだよ!!」バンッ!

由乃「ふすまを・・・蹴り倒した・・・?」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/09(月) 23:56:05.62 ID:KSXz5k4ao
椿 「ゴホッ・・・埃が・・・っ!」

雪輝「年末にちゃんと埃払いしましたか!?まだです椿さん!ほらほら信者の皆さんも!ダーツが刺さりますよ!?」シュッ!

椿 「そんな・・・千里眼日記が!?」






量 ・ ・ ・







由乃「ふすまを倒すことで自分から注意を逸らしその隙にダーツを可能な限り1本だけ残して放つ・・・」

雪輝「これで・・・終わりだぁぁぁあああああっ!」ダッ

由乃「そして千里眼日記が使えない間に日記を破壊する・・・」

椿 「くっ・・・!ああああああああああ!!!!!!」グサッ

  「あ・・・日記が・・・あ、あぁ、ああああああああああああああああああああああああ!!!」

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/09(月) 23:56:36.91 ID:KSXz5k4ao
雪輝「お、終わった」

  「ハァ・・・ハァ・・・あ、そうだ!由乃、大丈夫!?何もされてない?」

由乃「うん・・・大丈夫、ユッキー、カッコよかったよぉ!」



----------移動車内----------5/05 20:35

雪輝「」スゥスゥ・・・

由乃「ユッキー寝てる・・・。怖かったよね、だって足震えてたもん、あのときのユッキー」

  「でも私を守ってくれた」

  「私だけを見てくれた」

  「私を信じるって言いながら来てくれた」

  「ねぇ?ユッキー」

  「すごく今、私は嬉しいんだよ?それにとても幸せ」

  「だから」

  「この幸せを壊そうとするやつは」

  「私が許さない」

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/09(月) 23:57:06.79 ID:KSXz5k4ao
  「殺してやる」



----------天野家----------5/05 21:00

雪輝「さっきは寝ちゃってゴメンね?その・・・あの・・・えと」

由乃「大丈夫。由乃はわかってるよ。だからユッキーも気にしないで?」

雪輝「うん・・・。ありがとう」

由乃「ううん。いいの。すごく嬉しかったから。それに・・・」パカッ


5/05 23:50
我妻 由乃は天野 雪輝と結ばれる。
HAPPY END


  「これからも幸せになれるから!」

雪輝「えっ・・・?・・・あっ、そうだ、もう遅いからさ、泊まっていきなよ」

  「僕はリビングに寝るから、由乃は僕のベッドを使って寝てね?」

由乃「だめ、一緒に寝るの」

  「そういう決まりなの」

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/09(月) 23:57:32.66 ID:KSXz5k4ao
 「理なのよ」

雪輝「っ!う、うん」

  (なんなんだ今の圧は・・・?断れなかった・・・)

  「じゃ、じゃあ先に由乃がお風呂入っていいよ」
  
  「僕、由乃の布団用意しておくね」タッタッタッ

由乃(布団なんていらないよ。由乃はユッキーと一緒に寝るから。そして・・・!)

  「えへへ・・・恥ずかしいな・・・」

----------由乃→風呂、雪輝→自室----------5/05 21:10

雪輝「とりあえず寝れるように準備はできたかな」

  「それにしてもさっきの由乃は・・・」プルルルルル

  「あ・・・、電話」

  「もしもし?」

来栖「雪輝か?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/09(月) 23:58:01.71 ID:KSXz5k4ao
雪輝「はい。どうしました?」

来栖「いや、どうってことはないんだが、今日のお前はよくやったよ」

  「まるであの時だけ別人のようだった」

雪輝「あ、その・・・とにかく必死で」

来栖「そうか、お前も男だしな」

  「とにかく、これからも気をつけろよ?」

  「特に2ndにはな」プツッ

雪輝「え?由乃?もしもし?来栖さん?」

  「切れちゃったのか。でも、どうして由乃なんだ?」

由乃(ユッキーが電話してるのが聞こえたから急いで出てきたけど)

  (4th。何してんの?ユッキーと私の関係をどうしたいの?)

  (あいつは殺す。決めた。だって)

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/09(月) 23:58:31.04 ID:KSXz5k4ao
 (私とユッキーの邪魔をするやつは全員消える運命にあるのだから)

  「ユッキー?誰と電話してたの?」ガチャッ

雪輝「うわぁっ!由乃!もうお風呂から出たんだ」

由乃「うん。ねぇユッキー?誰と電話してたの?」

雪輝「来栖さんだよ、今日はお疲れって」

由乃「ふぅん。それだけ?」

雪輝「えっと・・・、これからも気をつけろってさ」

由乃「そ れ だ け ?」

雪輝「え、えと・・・その・・・由乃が気を悪くしたら悪いからさ・・・その・・・」

由乃「由乃は大丈夫だよ?ユッキーさえいてくれれば。言ってみて?ユッキー」

雪輝「うん・・・その・・・由乃には気をつけろ、って」

  「は、はは、笑っちゃうよね」

  「由乃は身体を張って僕を守ってくれたのに」

  「何も言い返せなくてごめんね、由乃」

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/09(月) 23:58:56.65 ID:KSXz5k4ao
由乃「ううん。ユッキーは気にしなくてもいいんだよ?」

  「ユッキーは私の心配をしてくれたんだね。嬉しいよぉ」

  「ユッキー。私たちはお互い信じあってるんだから気をつけることなんて何もないよね?」

雪輝「当たり前じゃないか!」

  「僕は本当に由乃には感謝してるよ」

由乃「だよね。よかった」

雪輝「だからさ・・・、その、変な来栖さんだな、って思ったんだ」

由乃「そうだよね、ひどいよね」

  (ホント、酷いよね)

  (許せない)

  (どれくらい酷いかって言ったら)

  (万死に値するくらい)

  「でも、私はユッキーが信じていてくれたって言うんだからもう十分だよ?」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/09(月) 23:59:22.74 ID:KSXz5k4ao
雪輝「はは、そっか。もうこの話はやめにしようよ」

  「とりあえず寝よう?」

由乃「うん!」

  (日記ではこの後私たちは結ばれるんだもんね!)パカッ



5/0-- 2--5-
我--- 由-----輝と結--れる--
HA---Y E-D


  「えっ?」

雪輝「どうしたの?由乃」

由乃(日記が変わる?ユッキーと結ばれるという未来が・・・?)

  「やだ・・・やだよ、ねぇ、冗談でしょ?」

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/09(月) 23:59:48.82 ID:KSXz5k4ao
5/05 21:35
ユッキーと一緒に寝ることになった。
でも一緒の寝床じゃないからちょっと残念。





5/06 6:30
ユッキーが起きた。
結局、昨日私たちが結ばれることはなかったから残念。



  「あ、あぁ・・・そんな」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 00:00:19.77 ID:MNdEfFazo
雪輝「由乃?どうしたの?」

由乃「ううん、何でもない」

  「いいの」

  「私、決めたから」

  「今はとにかく寝よう?ね、ユッキー」

  (4thの電話で未来が変わった・・・か)

  (4th)

  (死ね死ね死ね死ね死ね死ね)

  (絶対に殺してやる)

雪輝「う、うん。何かあったらすぐに僕に言ってよ?」

  「何かしら力になれると思うから」
  
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 00:00:40.88 ID:MNdEfFazo
由乃「ありがとう、ユッキーは優しいね」

雪輝「気にしないで」

  「おやすみ、由乃」

由乃「おやすみ、ユッキー」


----------学校(登校中)----------5/08 7:45

雪輝(今度はちゃんと友達できるかな・・・)テクテク

由乃「ユッキー今日もかっこいいよユッキー・・・!」

雪輝(あぁ、背中に降り注ぐ視線が生ぬるくて絡みつく感じが何か気持ち悪い!!)

  「はぁ・・・、ん?」

  「あそこにいるのは誰?」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:01:06.39 ID:MNdEfFazo
由乃「どうしたのユッキー?」

雪輝「いや、あそこに人がいた・・・んだけど・・・」

由乃「もうユッキー!誰もいないよ?」

雪輝「そうだね・・・見間違いかもしれない・・・よね?」パカッ

  「特に日記にも書いてないし」

由乃「あのさ、ユッキー」

  「もう日記を学校内で使うのは控えたほうがいいと思うの」

  「いっそ禁止にしてもいいと思うわ」

  「3rdはそれで攻撃してきたわけだし」

雪輝「ん、そうだね」

  「確かにそうだよね・・・」

  「わかった、もう緊急時以外は使うのをやめるよ」

  「ありがとう、由乃」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 00:01:40.67 ID:MNdEfFazo
由乃「ううん、気にしないで!」

  (もしも何かあっても私は絶対にユッキーを守るから!)

  「じゃあ帰りも一緒に帰ろう?正門で待ってるから!!」

雪輝「う、うん。わかったよ」

----------学校(放課後)------------5/08 16:00

※ここから本編とかなりストーリー的に違ってきますのでそういうのを嫌う方はここで閉じてください。
 オリキャラは絶対に出ません。
 自分がオリキャラ系は嫌いなので。

由乃「あ、ユッキー・・・?」

高坂「俺がリーダーなんだからな!」アハハーソウカソウカ

雪輝「あはは、あ、由乃」

由乃「ユッキー、帰ろう?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:02:01.47 ID:MNdEfFazo
雪輝「あ、でも友達がちょっと探検に行こうって」ナンダーアマノノカノジョカ?

由乃「ユッキー、ちょっとこっち来て」


  「ねぇユッキー。友達がそんなに欲しいの?」

雪輝「僕はもう前みたいな学校生活は嫌なんだよ」

由乃「由乃が友達になってあげるよ?」

雪輝「由乃はもう前から友達だよ?」   <アマノー、ハヤクシロヨー

由乃「私とはこうやって探検に行かないのに?」

雪輝「ごめん・・・その」

由乃「断って」

雪輝「え?」

由乃「悪いと思うなら断って、私と一緒に探検でも何でもしよう?」

<オーイ、アマノー?
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:02:28.22 ID:MNdEfFazo
雪輝「わ、わかったよ!」

由乃「うん!そういってくれると"信じてた"!」

雪輝「とにかく説明してくるからちょっと待ってて!」タタタ・・・

由乃「説明なんていらないでしょ・・・」ボソッ

  「ユッキーの友達は私だけなのに」

雪輝「お待たせ。じゃあ、この後どうする?」

由乃「その前にあの人たちは何か言ってたの?」

雪輝「え?まぁ『なんだお前彼女いたのかよ』とか『まぁ友達だから気にすんな』とか」

  「そう言ってもう行っちゃった」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 00:02:54.27 ID:MNdEfFazo
由乃「"彼女"かぁ・・・ねぇユッキー?私とユッキーは付き合ってるように見えるのかな?」

雪輝「そう見えたのかもね。もしかして僕とそう見られるのは嫌だったの?ごめn「そんなわけないよ!!」・・・そっか」

由乃「当たり前だよ。ユッキーと私はそう見えて当然なの。だからね」

  「その"友達"とやらを殺すのだけは見逃してあげるわ」ボソッ

雪輝「ん?なんか言った?」

由乃「ううん。なんにも。じゃあ今日は2人で買いもn「ちょっといいかな?」・・・誰?」

秋瀬「あぁごめんよ、今朝キミと目があってね、気になったから声をかけさせてもらったんだ」

  「天野 雪輝くん」

由乃「お前、ユッキーと何の関係がある」

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 00:03:20.73 ID:MNdEfFazo
秋瀬「まぁそう言わないでくれよ、我妻 由乃さん」

  「自己紹介が遅れたね」

  「僕の名前は 秋瀬 或。雪輝くんの隣の席が今日空いていただろう?」

  「そこは僕の席なんだ。これからよろしくね」

雪輝「うん・・・。よろしく」

由乃「終わったか?終わったら早く立ち去って欲しいんだけど」

秋瀬「うーん。そうしたいのも山々なんだけどね」

  「もし雪輝くんがいいって言うならちょっとこの辺の喫茶店で話でもしないかい?」

  「少し気になることがあってね」

雪輝「僕は全然いいけど」

秋瀬「そうか。じゃあ我妻さん。雪輝くんは借りていくよ」

由乃「待て」

秋瀬「どうかしたかい?」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:03:47.13 ID:MNdEfFazo
由乃「ユッキーが行くなら私も行く」

秋瀬「そうか、好きにするといいよ」

----------喫茶店----------5/08 16:30

秋瀬「早速なんだけど」

  「ここ数日僕はね、キミの身辺を調査していたんだよ」

由乃「っ・・・!」

秋瀬「ふふ、我妻さん、少しは僕に興味を持ってくれたかい?」

  「それじゃあ話を続けるよ?」






23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 00:04:13.19 ID:MNdEfFazo
  「連続通り魔事件」

  「学校爆破事件」

  「御目方教事件」

  「調べてわかったんだが、雪輝くん、キミはすべての事件に関係しているね」

  「キミには何か重大な秘密があるんじゃないかと、僕の第六感が働いてね」

雪輝「・・・・・・・・」

由乃「お前・・・ユッキーを・・・」

秋瀬「あぁ勘違いしないでくれよ?」

  「僕は決して雪輝くんを疑ってるわけじゃない」

  「悪いことができそうな性格でもなさそうだしね」

  「ちょうどキミを見かけて、もしまた事件に巻き込まれるようならぜひ力になりたいと思ってね」

  「僕たちは同じクラスの友達だからね」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:04:38.50 ID:MNdEfFazo
由乃「私は」ガタッ

雪輝「由乃!座って?とりあえず落ち着こうよ」

由乃「ねぇユッキー?私はユッキーのことをつけまわしてたこの男のことは信じられないよ」

  「だってストーカーでしょ?」

雪輝(由乃はそれを言えるのかな・・・なんて口が滑ってもいえないよね)

秋瀬「キミがそれを言えるのかい?」

  「雪輝くんのそばには必ずキミがいたね」

  「それこそまさにストーカーというんじゃないか?」

雪輝「秋瀬くん!」

  (それを言っちゃだめなのに!!)

由乃「ふーん。でもね、私とユッキーは信じあってるから」

  「こういうことをしても許されるのよ。そして私がユッキーを守るの」


25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:05:04.61 ID:MNdEfFazo
秋瀬「・・・まぁこれ以上いっても埒が明かないだろうからやめておくけどね」

  「雪輝くん、僕はキミが心配なんだ」

  「さっきは友達っていったけど」

  「キミの事は友達以上に好きだからね」

雪輝「秋瀬くん・・・その僕は・・・違うから・・・ゴメンね?」

  「でも気持ちは嬉しいよ、ありがとう」

由乃「もういいでしょ」

  「帰ろう?ユッキー」

雪輝「うん、じゃあ、秋瀬くん、また学校で」

秋瀬「今日はありがとう。またね、雪輝くん」

  (・・・・・・行った、か)

  (我妻 由乃。あいつは何者なんだ?)

  (ただ一つ、わかるとすれば)

  (雪輝くんとこれ以上関わらせると雪輝くんを破滅に導く)

  (それだけはわかる)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:05:30.43 ID:MNdEfFazo
----------我妻家----------5/08 19:30

由乃(秋瀬 或か)

  (ユッキーと私の間に入ってくれば排除する)

  (ユッキーを守るためにも)

  (・・・・・・友達、か)

  (ユッキーは信じてる)

  (信じてるからこそ、必要なものもあるよね)

  (ユッキーはきっと私の想いをわかってくれる)

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:06:00.15 ID:MNdEfFazo
----------天野家----------5/08 19:30

雪輝(秋瀬くんかぁ・・・)

  (友達になれるかな)

  (僕のことを何でも知っていて疑わしいところはなかったわけじゃないけど)

  (・・・悪い人そうじゃなかったもんね)




--------------------5/08 21:09

10th【月島狩人】、4th【来須圭悟】によって射殺。

D E A D E N D




28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:06:25.85 ID:MNdEfFazo
----------天野家----------5/09 6:45

プルルルルル

雪輝「電話かぁ」

  「もしもし」

来栖「雪輝か、単刀直入にいくが昨晩10th、月島狩人が何者かによって射殺された」

雪輝「えぇっ!?」

  「それって未来日記所有者による犯行なんですよね?」

来栖「あぁ、恐らくな」











29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:06:51.36 ID:MNdEfFazo
  「しかし、現在10thの実の娘、【日野日向】とそのクラスメイト【秋瀬或】に疑いがかかっててな」

雪輝「え、でも、秋瀬くんは僕と由乃と一緒に放課後はいましたよ?」

  「それに日向さんだって高坂と野之坂さんと一緒にいたみたいですし・・・」

来栖「まぁ俺も未来日記絡みだと思ってるから正直その2人はないとは思う」

  「ただ、"一応"な?」

  「それとお前と我妻は昨日、秋瀬 或と一緒に放課後いた、って言ったな?」

雪輝「はい」

来栖「じゃあ悪いが我妻と一緒に17時ころにでも署に来てくれ」

  「秋瀬のアリバイ証明にもなるだろ?」

雪輝「そうですよね、わかりました」

  「由乃と一緒に行きますね」

  「秋瀬くんはいいんですか?」


30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 00:07:22.63 ID:MNdEfFazo
来栖「秋瀬はまだ調べ中でな、下手にバレたくないんだよ」

  「とにかく、頼んだぞ」

雪輝「はい、では」ガチャッ

  「秋瀬くん・・・大丈夫だよね?」

----------学校(登校中)----------5/09 7:30

雪輝(由乃の視線が・・・うぅ・・・)

  (あ、今日の話をしておかないとか)

  「あのさ、由乃、いるんだよね」

  「ちょっと話があるんだけど」

由乃「おはようユッキー!話って何?」

雪輝「うん、おはよう」

  「実は今朝、来栖さんから電話がかかってきたんだ」




31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:07:43.34 ID:MNdEfFazo
  「それによると、どうやら昨日10thの月島狩人という人が何者かによって殺されたんだって」

  「それで今、10thの実の娘に当たる日向さん、あ、日向さんっていうのは昨日正門まで僕と来た帽子を被ってないほうの女の子ね?」

  「その日向さんと昨日、由乃とも会った秋瀬くんが疑われてるらしいんだ」

  「それで日向さんはどうしようもないんだけど、秋瀬くんのアリバイの証明のために僕たちで今日の17時に警察署に来てくれって」

由乃「その必要はないんじゃない?」

  「なんで私たちが協力しなくちゃいけないの?」

  「あんなやつどうなったって「そういう言い方はやめてくれよ!」・・・ユッキー?」

雪輝「秋瀬くんだって僕の友達になってくれた1人なんだ」

  「お願いだよ、由乃」

  「僕のことを信じて。友達を僕にも作らせて欲しいんだ!」

  「僕は何があったって由乃のことを信じてるから」

  「お願いだよ」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 00:08:15.88 ID:MNdEfFazo
由乃「そっか」

  「信じてるよ?ユッキー」

雪輝「うん、由乃は友達の中でも1番特別な親友だから」

由乃「特別・・・!うん、わかったよ!」

  (次は"彼女"、だよね)

雪輝「ありがとう、わかってくれて嬉しいよ」

由乃「あ、そうだ、ユッキーちょっと携帯貸して?」

雪輝「携帯?えっと・・・はい。何をするの?」

由乃「いいから!楽しみにしてて、学校着くまでには返すから、ちょっと先に行っててね」

雪輝「とりあえずわかった・・・」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:08:37.20 ID:MNdEfFazo
由乃(結局、警察署に呼ばれるならちょうど良かったのかな)

  (ストラップ型盗聴器)

  (電池の寿命も結構長いみたいだし・・・受信できる距離は短いけど)

  (これはユッキーを守るためには必要なこと、だもんね)





由乃「はい、お待たせユッキー」

雪輝「うわぁすごい!この星のストラップきれいだね!」

  「いいの?こんなにいいもの貰っちゃって」

由乃「うん!ユッキーのために用意したんだもん!」

雪輝「ありがとう!大切にするね」

秋瀬(後ろから見てたけど)

  (何かしらの細工を携帯にしたわけでもない)

  (ただストラップをつけただけ、か)


34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 00:09:35.63 ID:MNdEfFazo
DAT落ちしたVIPのスレに投下したのは以上です

DAT落ちしたスレはこれ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1326117733/

続きはゆっくり書いていきます
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 02:21:22.42 ID:/Hym7ZaOo
>>1
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2012/01/10(火) 18:17:39.62 ID:qAi6EveAO
良スレ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:32:53.96 ID:MNdEfFazo
では続きです

SS速報って1回のレスで行数制限って30・・・?

まぁいいや
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:33:48.61 ID:MNdEfFazo
----------学校(放課後)----------5/09 16:30

由乃「ユッキー!」

雪輝「お待たせ、由乃」

  「それじゃあ行こうか」

由乃(今日はずっとユッキーの声が聞けて最高だったよぉ・・・!)


----------警察署----------5/09 16:55

来栖「よぉ雪輝、わざわざ悪いな」

雪輝「いえ、気にしないでください」

来栖「そうか、じゃあまずは雪輝から話を聞く」

  「その15分後に我妻から聞くことにする」

由乃「ユッキー、安心してね、いつどこにいても私が守るから」

雪輝「ありがとう、由乃」

  「僕も由乃のことは絶対守るよ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 18:34:17.29 ID:MNdEfFazo

由乃「嬉しい・・・!ユッキー!」

来栖「ほら、行くぞ」

由乃(だから4thは絶対に[ピーーー]ね!!)





【Yukiteru】

来栖「まぁ座れよ」

雪輝「失礼します・・・」

来栖「じゃあ聞こう。昨日、放課後、雪輝は秋瀬と会っていたな?」

雪輝「はい。由乃と一緒に喫茶店で話をしていました」

来栖「はい、OK。この話はこれでおしまい」

  「・・・ところで、雪輝」

  「お前はこのゲームに勝って神になったら何がしたい?」

雪輝「え!?そ、それは・・・」

来栖「具体例がすぐでないようなやつが神になってもしょうがないと俺は思うわけよ」

  「そこでだ、お前には退場してもらいたい、このゲームから」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:34:49.31 ID:MNdEfFazo
雪輝「え・・・?」

来栖「まぁ待て、ただのロシアンルーレットだ」

  「この拳銃にはな、1発だけ弾が入ってる」

  「お互いに頭に銃を当てて交代で撃ち、弾が出たやつが終わり、ってことだ」

  「じゃあまず俺から」カチッ

  「はい、雪輝、お前だ」

雪輝「そんな・・・無理ですよ」

  「信じてたのに」

来栖「じゃあ俺が代わりに撃ってやる」カチッ

雪輝「ひっ・・・!」

来栖「良かったな、セーフだ」

  「さぁ、残りは4回。4分の1で 死 ぬ」

  「いくぞ」カチッ

  「雪輝、次はお前だ」

雪輝「冗談・・・ですよね?」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:35:19.55 ID:MNdEfFazo
来栖「冗談?ハハハッ!そんなわけないだろう?」

  「なんだ、また撃てないのか?」

  「代わりに撃ってやるよ」カチッ

  「セーフだな」

  「次は俺だ」カチッ

  「残り2発でセーフだったってことは」

  「残念だな、お前の負けだよ、雪輝」チャキッ

  「ほら、見ろよ、銃口を」

  「雪輝、お前の目に向けてるこの銃口を」

  「黙ってちゃわかんねーな」

  「2度としゃべれなくなるっつーのによ」

雪輝「t・・のに・・・・しn・・・」

来栖「なんだ?もっと大きい声で言ってみろよ」

雪輝「信じてた・・・僕は来栖さんのことを、他人のことを信じてた!」

  「なのに・・・もう・・・他人なんて・・・信じられない」

  「信じてた・・・信じてたんだ・・・僕は・・・」

来栖「そうか。大人なんてな、みんなこんなもんだ」

  「幻滅したか?」

  「それでもしょうがない。お前も生きていれればいつかはそうなるしな」

  「人間である以上は避けられないだろうよ」

  「それじゃあ、雪輝」
42 :もしかして60行までいけるのか?2012/01/10(火) 18:35:59.22 ID:MNdEfFazo
雪輝「由乃・・・会いたいよ・・・最後に言いたかった・・・」

  「ずっとこの気持ちはなんだろうって思ってたけど・・・」

  「多分、僕は由乃のことが好きなんだ」

  「伝えたかったな」

  「由乃」

来栖「恋愛ごっこか?満足できたかよ?」

  「じゃあな、ゆきt」ガチャッ!


43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:36:32.02 ID:MNdEfFazo



【Yuno】

ユッキー、大丈夫かな・・・。

私はユッキーの携帯についている盗聴器から発せられる音を聞く。

絶対4thは殺す。

そう決めているからこそ心配になる。ユッキーのことが。

『「じゃあ聞こう。昨日、放課後、雪輝は秋瀬と会っていたな?」


 「はい。由乃と一緒に喫茶店で話をしていました」

 「はい、OK。この話はこれでおしまい」』

不安で私の胸は押しつぶされそうになる。

『「・・・ところで、雪輝」

 「お前はこのゲームに勝って神になったら何がしたい?」


 「え!?そ、それは・・・」』

ユッキーが困ってる。やめろ。いますぐにやめろ。

『「具体例がすぐでないようなやつが神になってもしょうがないと俺は思うわけよ」

 「そこでだ、お前には退場してもらいたい、このゲームから」


 「え・・・?」』

それを聞いた瞬間、私の身体は動き出していた。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 18:36:58.44 ID:MNdEfFazo

確実に、ユッキーと私の支障にならないように[ピーーー]。

それだけを思って。

1人、警官がトイレに行くのが見えた。

武器は必要だもんね、拝借しよう。

『「まぁ待て、ただのロシアンルーレットだ」

 「この拳銃にはな、1発だけ弾が入ってる」

 「お互いに頭に銃を当てて交代で撃ち、弾が出たやつが終わり、ってことだ」

 「じゃあまず俺から」カチッ

 「はい、雪輝、お前だ」


 「そんな・・・無理ですよ」

 「信じてたのに」

 
 「じゃあ俺が代わりに撃ってやる」カチッ

 
 「ひっ・・・!」

 
 「良かったな、セーフだ」

 「さぁ、残りは4回。4分の1で 死 ぬ」』

もう限界だった、なのに目の前の警官は無駄にしぶとい。

早く。

早くユッキーの元へ。

早く。早く。早く。
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:37:25.68 ID:MNdEfFazo

『「いくぞ」カチッ

 「雪輝、次はお前だ」


 「冗談・・・ですよね?」


 「冗談?ハハハッ!そんなわけないだろう?」

 「なんだ、また撃てないのか?」

 「代わりに撃ってやるよ」カチッ

 「セーフだな」

 「次は俺だ」カチッ

 「残り2発でセーフだったってことは」

 「残念だな、お前の負けだよ、雪輝」チャキッ

 「ほら、見ろよ、銃口を」

 「雪輝、お前の目に向けてるこの銃口を」

 「黙ってちゃわかんねーな」

 「2度としゃべれなくなるっつーのによ」』

もう限界だった。

信じてくれたユッキーを、見殺しになんてできない。

私はユッキーのために!

その部屋に向かって走る!
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:37:52.94 ID:MNdEfFazo
そうだ、証拠がいるだろう。4thがユッキーを殺そうとした、という。

そうすれば社会的にも抹殺できる。

私は携帯をカメラモードにした。

そしてあと少しでたどり着くときに、不意にユッキーの声が聞こえた。

『「由乃・・・会いたいよ・・・最後に言いたかった・・・」

 「ずっとこの気持ちはなんだろうって思ってたけど・・・」

 「多分、僕は由乃のことが好きなんだ」

 「伝えたかったな」

 「会いたかったな」

 「由乃」』

嬉しかった。ユッキー!嬉しいよ!由乃はすごく嬉しいよ!

絶対に4thは始末するからね!

そして勢いよく私はドアを開けた。



////////////////////////////////////////////////

47 :西島って来栖のこと課長って呼んでたよね?[saga]:2012/01/10(火) 18:39:20.05 ID:MNdEfFazo


ガチャッ!

ピロリーン♪

来栖「誰だ・・・!」

由乃「4th。証拠はある、ユッキーを殺そうとしたな?」

西島「我妻さん!・・・来栖・・・課長!?」

由乃「この男がユッキーを殺そうとした。これが証拠よ」

西島「そんな・・・」

来栖「なぜ・・・?なぜだ・・・はっ!捜査日記が変わっている・・・?」

5/09 17:15
2nd、我妻 由乃によって殺される。
D E A D E N D

西島「来栖 圭悟、殺人未遂で現行犯逮捕します・・・!」

来栖「待て、おい、携帯を」

西島「すべて所持品は置いてください」

来栖「携帯・・・携帯は・・・!」

由乃「携帯って・・・これ?」パカッ

来栖「なにっ!?我妻・・・!」

由乃「私とユッキーのHAPPY ENDを妨害した罪は重いわ」

  「さようなら、4th」パキッ

来栖「くそっ、日記が、あああああああああああああああああ!」

西島「消えた・・・?」ドコダドコダ、ドコニニゲター!

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/01/10(火) 18:39:47.89 ID:MNdEfFazo


由乃「ユッキー、大丈夫?」

雪輝「由乃・・・会いたかったよ・・・、良かった」

  「そして、ありがとう」

由乃「ううん。いいの」

  「あ、それと」

  「私も、ユッキーのこと大好きだよ!!」

雪輝「何で知ってるの!?」

由乃「秘密♪」






--------------------
5/09 17:15
4th【来須圭悟】、2nd【我妻由乃】によって殺される。
D E A D E N D
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/01/10(火) 18:43:18.39 ID:MNdEfFazo
今回の投下はここまで。

間に由乃の地の文挟んでみました。
実験です。そんなに不評でなければたまに入れるかもです。


VIPの方にも書き込んだんですが、最後の結末はどうしましょう。

「これからも戦いは続く!」って感じか、「本当に終わったな」という感じか。

後者はアニメ版が終わるまでジリジリ続きそうですねww

その辺ももしよろしければお知らせください。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 18:46:17.89 ID:MNdEfFazo
訂正がありました。

>>42
「伝えたかったな」 → 「伝えたかったな」
          → 「会いたかったな」
「由乃」      → 「由乃」

上記のように訂正です。

途中、saga入れ忘れがありました、すいません。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 19:06:07.31 ID:+aUD5gXDO

出来たら酉つけてもらえるとありがたい
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/01/10(火) 19:06:36.52 ID:e8NkAfmAO


ゆーのたんキチガイカワイイよ〜ペロペロ

しかし最後はどうするのかね……
53 : ◆/b3Ifbz6AY2012/01/10(火) 22:13:00.08 ID:MNdEfFazo
酉つけました。

この先はある程度まではだいたい構想はあるんですが・・・

日記所有者の名前はアニメ公式HPでわかりますが喋り方とか性格がわかんないからな。。。

完全オリジナルのストーリーになりそうな予感・・・ww
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/10(火) 23:07:25.04 ID:Eyf+OqZz0
原作読めよ!漫画喫茶で普通に見かけるぞ!
パラドックスはマジお勧め。10巻前くらい見ればおもしろい。
55 : ◆/b3Ifbz6AY2012/01/11(水) 22:14:01.92 ID:hsFyX2rJo
原作、できれば読んでみたいです。

それでは今日の分の投下です。

何か変な点があったらお知らせください。
56 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:15:09.10 ID:hsFyX2rJo


----------我妻家前----------5/09 18:00

雪輝「由乃」

由乃「何?ユッキー」

雪輝「僕は・・・ずっと来栖さんのことを信じてたんだ」

  「ついさっきまで」

  「来栖さんはこのゲームを止めてくれる、そう信じてた」

  「だけどね?実際は違ったんだ」

  「"神になりたい"んだって」

  「僕はもう・・・他人を信じられないかもしれない」

由乃「ユッキー・・・」
57 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:15:38.33 ID:hsFyX2rJo

雪輝「みんな嘘をついてる」

  「そんな風に見えちゃうんだ」

  「そう見える人も嫌いだし、何よりそう見てしまう自分が大嫌いだ・・・!」

  「由乃、さっき『好き』って言ってくれたのはすごく嬉しかった」

  「実際、僕も由乃のこと・・・その・・・好き・・・だから」

  「でも悔しいよ!悲しいよ!」

  「由乃のことも"いつか裏切る"なんて見てしまう自分が憎い!!!殺してしまいたいんだ!!!」

  「だから由乃、僕のことなんて見捨ててくれよ」

  「もう他人を信じれない僕なんていっそ殺して、由乃の神への道に役立てて「もうやめて!!!」・・・由乃」

由乃「ユッキー、私は何度でも言うわ」

  「ユッキーのことを信じてる」

  「決して裏切らない」

  「そして」

  「好きよ」

  「愛してる」

  「ううん、"愛してる"って言葉1回じゃ足りないくらい」

  「ユッキー愛してる大好き心から好き結婚したいくらい好き」

  「好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き」

  「愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」

  「だからユッキーは私のことも愛して?」
58 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:16:23.07 ID:hsFyX2rJo

雪輝「でも僕は・・・もう誰を信じていいかわからないよ」

由乃「由乃だけだよ?」

  「ユッキーが信じていいのは私だけ」

  「他の虫けらのことなんて信じる必要はないわ」

  「私とユッキーさえいればいいの」

  「外にいる奴らは私たちには関係ないわ」

雪輝「・・・ホントはそれって閉鎖的で酷いことなのかもしれない」

  「だけど今の僕にはそれが・・・限界・・・なんだよぉ・・・」

  「由乃ぉ・・・!うわああああああああん!!」

由乃「泣いていいよ」

  「私はユッキーの味方だから」

  (ユッキーは私のモノだから)
59 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:16:56.41 ID:hsFyX2rJo

----------学校(登校中)----------5/10 7:20

雪輝「おはよう由乃」

由乃「おはようユッキー!」

雪輝「ゴメンね、朝ちょっと早めに呼び出しちゃって」

  「どうしても話をしておきたくて」

由乃「いいんだよ、そんなの」

  「私たちの仲でしょ?」

雪輝「そう言ってもらえると嬉しいよ」

  「で・・・、その・・・」

  「えと、ちょっとこっち来て!」

由乃「ユッキー!?どうしたの??」

  (まだ登校中だし日記見てみようかな・・・)パカッ


5/10 7:25
ユッキーが私に告白してくれた!
付き合おう、って!
嬉しいよユッキー!!これからもよろしくね!!!

  (これ・・・本当!?)
60 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:17:26.42 ID:hsFyX2rJo

  「ついに・・・やったわ・・・」

雪輝「ゆ、由乃!!早く来てよ!!」

由乃「ゴメンねユッキー、すぐ行くね!」


///////物陰///////

雪輝「その、僕、昨日 由乃に好きって言ってもらえて嬉しくてさ」

  「僕も由乃のこと好きだから・・・って知ってたんだっけ」

由乃「うん。ユッキーのことなら何でも知ってるよ?」

雪輝「な、何でも?」

由乃「いいの、気にしなくて。続けて?」

雪輝「う、うん。それで、改めてになるんだけど」

  「僕は我妻 由乃さんのことが好きです!」

  「もし良かったら付き合ってくd・・ムグゥッ!」

由乃「ん・・んんっ・はぁ・・・、ユッキー、これが答えだよ?」

雪輝「き・・・キス・・・えと、付き合ってくれる・・・の?」

由乃「うん!ユッキー、これからもよろしくね!」
61 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:18:01.88 ID:hsFyX2rJo


----------学校(校内)----------5/10 8:10

由乃「ユッキー!エヘヘ・・・」スリスリ

雪輝「ゆ、由乃!恥ずかしいよ・・・そういうのは2人きりのときに、ね?」

由乃「ダメだよそんなの」

  「だってユッキーのことを好きになっちゃう雌豚が出てきちゃうかもだよ?」

  「そうなるのを防ぐためにユッキーは私のだ、ってみんなに知らせてるの!」

雪輝「この学校は豚なんて飼ってないよ、由乃」

由乃「ううん、違う」

  「そこら中にうじゃうじゃいるわ」

  「ユッキーを守らなきゃ」
62 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:18:56.39 ID:hsFyX2rJo

雪輝「じゃあ僕も由乃を雄豚?・・・から守らないといけないかな」

由乃「ありがとうユッキー、嬉しいな」

秋瀬「やぁやぁ2人とも、おはよう」

  「見せ付けてくれるねぇ」

雪輝「おはよう秋瀬くん」

  「実は、見せ付けてるわけじゃなくて「ユッキー、"他人"だよ?」っ・・・!ご、ゴメン、先行くね!」

秋瀬「我妻さん・・・今度は何をしたんだい?」

  (僕も雪輝くんは守りたいからね、"友達"として)






雪輝「っ・・・!ハァ・・・ハァ・・・」

  「他人・・・他人なんだ・・・ダメなんだ」
63 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/11(水) 22:19:49.83 ID:hsFyX2rJo
由乃「そうだよユッキー、他人は信じちゃダメ」

  「この学校にいるのはみんな他人」

  「信じていいのは由乃だけ」

  「味方は由乃だけ」

  「いい?ユッキー、心にちゃんと刻んでね?」

雪輝「由乃・・・由乃・・・わかったよ・・・」

  「ありがとう・・・由乃を信じてる」

由乃「うんっ!じゃあクラス分かれちゃうけど」

  「私はいつもユッキーを見守ってるからね!!」

  (ユッキーの話すことは、全部私は知ってるよ)
64 : ◆/b3Ifbz6AY2012/01/11(水) 22:20:44.74 ID:hsFyX2rJo
今日はここまでです。

ちょっと短かったかもですね、すいません。
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]:2012/01/12(木) 03:33:40.73 ID:mdSGHl4Xo
乙ー

流石由乃……
66 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:40:11.94 ID:TPOCj5QSo
投下します。

今回もちょっと短めですがすいません。
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/01/12(木) 22:40:49.24 ID:TPOCj5QSo
----------学校(校内)----------5/10 13:10

由乃「じゃあユッキー、放課後に正門で待ってるね!」

雪輝「わかった、待たせないように急いでいくね」

  「じゃあまた後で」ガラガラ

由乃「うん!また後でね」

  (ユッキーは今日は誰とも話してない)

  (一緒に昼食を食べてるときも少し怯えている様子だった)

  (こうして私とユッキーだけの世界がユッキーの中にも形成されて)

  (私たちは本当に幸せになれる)

  (・・・そうだよね?ユッキー♪)
68 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:41:23.97 ID:TPOCj5QSo

雪輝(他人が僕を見ている)

  (視線を感じる)

  (怖い)

  (怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い)

  (裏切られる)

  (殺される)

  (由乃・・・!)

  「由n「雪輝くん?」っ!」ビクン

秋瀬「どうしたの?雪輝くん」

  「そんなところに立って、何か悩んでるのかな?」ニコッ

雪輝「あ・・・あぁ・・・っ」

  (他人が話しかけてきた)

  (信じちゃいけない)

  (由乃しか信じちゃいけない)

  (僕は)

  (今、どこにいて)

  (誰と喋っているのだろう)
69 :67酉とsaga入れ忘れすみません ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:42:20.29 ID:TPOCj5QSo

秋瀬「おーい、雪輝くん?」

雪輝(もうやめて・・・)

  (お願いだから裏切らないで・・・)

  (どうせ裏切るってわかってるんだから話しかけないで関わらないで)

  (頭が痛い)

  (痛い、痛いよ)

  (あぁ・・・っ)

  (痛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

  「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」バタッ

秋瀬「どうしたんだ雪輝くん!!」

  「とにかく保健室に行こう!」
70 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:42:55.97 ID:TPOCj5QSo

----------学校(保健室)----------5/10 13:20

秋瀬「我妻さん・・・か」

  「彼女が何かしたんだろうね」

雪輝「ん・・・んっ」

秋瀬「やぁ雪輝くん、目が覚めたかい?」

雪輝「ひっ!やめて・・・お願い・・・裏切るんだろ?」

  「また僕のことを裏切るんだ」

  「僕は由乃しか信じないぞ」

  「来るな・・・他人なんて信じない・・・!」

秋瀬「雪輝くん!!!」

雪輝「ーーーーーーっ!!!」ガタガタガタ

秋瀬「いいかい、よく聞いてくれ、落ち着いてね」

  「僕と、キミは、友達だ」

  「友達は、お互いを"信じあって"いる」

  「だからキミは僕を信じていいし、僕もキミを信じてる」

  「"友達"である以上、決してキミを裏切らない」

  「約束するよ」
71 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:43:26.27 ID:TPOCj5QSo

雪輝「信じられない・・・信じたくない」

  「あの場に来てくれた由乃以外僕は・・・」

秋瀬「僕はキミの事をとても心配している」

  「それはキミのことが好きだからね」

  「何があったかはわからないけど、お願いだから我妻さん以外の人―――僕だけでもいい」

  「信じてみてくれないかな」

雪輝「秋瀬・・・くん」

秋瀬「何だい?雪輝くん」

雪輝「ありがとう、僕と友達になってくれて」

秋瀬「気にしなくていいよ」

  「当たり前のようになるべくしてなった関係だからね」

  (・・・・・・さて、我妻さんが来る前に本題に行こうか)

  「ところで雪輝くん、いきなり話変わって悪いんだけどさ、さっきから携帯についているそのストラップが気になるんだ」
72 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:44:13.70 ID:TPOCj5QSo

雪輝「秋瀬くん、いきなり本当に話を変えたね・・・」

  「うん、これはね、由乃が僕にくれた大切なストラップなんだ」

  「僕と由乃が信じあってる証だよ」

秋瀬「へぇ・・・綺麗な星のストラップだね」

  「ちょっと触ってもいいかい?」

雪輝「・・・うん、いいよ」

  「でも絶対に壊さないでね」

秋瀬「大丈夫だよ、少し見るだけだから」

  (やることは1つなんだ、雪輝くん)

  (キミは騙されているよ)

  (僕が解放してあげよう)

  (そのために僕はこのストラップを口元に持っていき)

  「聞こえてる?我妻さん」

  「雪輝くんをめちゃくちゃにしてもなお、騙してる気分はどうだい?」

  (これを言う)

  (すると)

   バンッ!
73 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:52:17.86 ID:TPOCj5QSo
由乃「ユッキー!そいつから離れて!"他人"だよ!?」

秋瀬(こうなる)

  (そして、我妻さんの独壇場は終わりとなる)

雪輝「他人じゃないよ、秋瀬くんは」

  「僕の大切な友人だ」

由乃「っ・・・!」

  「お前・・・ユッキーに何を吹き込んだ!」

秋瀬「嫌だな、我妻さん」

  「僕は雪輝くんと友達であるかどうかを確認したかっただけさ」

  「お互い確認ができたからね、前々から気になっていたストラップについて聞いたんだよ」

  「何かおかしいかい?」

由乃「それは私がユッキーにあげたものだ」

  「お前なんかが触っていいものじゃない・・・!」
74 : ◆/b3Ifbz6AY[saga]:2012/01/12(木) 22:52:44.76 ID:TPOCj5QSo

秋瀬「はぁ、雪輝くん、キミが見ていいって言ってくれたよね?」

雪輝「そうだよ、由乃。壊さないことを条件に見ていいって言ったんだ」

由乃「へぇ・・・」

  「・・・あ、わかったよ、ユッキー」

  「そいつに洗脳されてるんだね」

  「だったら私が助けてあげないと」

  「はは」

  「あははっ」

  「あははははははははははははははははははははははははははっ!!!!!!!!!!!」

秋瀬「雪輝くん、我妻さんを連れて外に出るんだ!」

雪輝「え、ってか由乃、どうしたんだよ!」

由乃「心配しないで、ユッキー」

  「私が助けてあげるね?」

雪輝「っ!ゆ、由乃!行こう!」ダッダッダッ





秋瀬(これはまずいな・・・)

  (彼女の暴走が始まると一番危険なのは雪輝くんだ)

  (僕はどうすればいいだろう)
75 : ◆/b3Ifbz6AY2012/01/12(木) 22:54:06.89 ID:TPOCj5QSo
ここまでです。

今後、1〜2週間は投下ペース落ちるかもです。

最後までの展望はまだついてませんが何とか最後まで行こうと思ってるのでよろしくお願いします。



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