今日は何日?<><>2012/04/01(日) 19:48:52.17 ID:oHbwuc3SO<>これは世界を救いしハッカーが英雄となり、「サマナー」として召喚された物語である。
「サマナー?そんなクラスは…」
「ア、ハハ…神様が一人、神様が二人…。」
「し、師匠…?」
「久しぶりだな、クー・フーリン。」
「う、嘘…、私のバーサーカーが…いとも簡単に…!?」
「貴方は…一体何者なの!?」
「俺かい? 俺はただの…」
「一般人さ」
悪魔を従えし者と英雄は
「俺の願いかい?……俺は…リーダーを…」
何を願うのか…
今、神話が始まる
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1333277331(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
<>Fate/ソウルハッカーズ
>>1<><>2012/04/01(日) 19:58:41.97 ID:oHbwuc3SO<> ※サマナーの性格は完全にオリジナルです
※基本は最強です、基本は
※嘘です
※召喚するマグタイトは生前にたくさん稼ぎました
※仲魔は皆御霊合体済みです
※ライドウなどの他のアトラスキャラは出ません <>
>>1<>sage<>2012/04/01(日) 20:01:21.69 ID:oHbwuc3SO<> 嘘にはしたくないですね <>
>>1<><>2012/04/01(日) 20:34:15.60 ID:oHbwuc3SO<> もしかしたら本当にやるかも
やる気が沸々と…
まぁFateシリーズはSSをよく見て、タイガーころしあむぐらいしかやった事無いんですけどね! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/01(日) 20:52:27.36 ID:YOGpYq/DO<> ふむ <>
SS作るのは人生初です ◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/01(日) 22:00:09.53 ID:oHbwuc3SO<> その日、お化け屋敷と呼ばれた屋敷は
ドガァーン!
−天井に大穴が空いた
凜「な、何なのよ今のは!?」 <>
矛盾などがあったらすみません ◆YItGnij4zE<><>2012/04/01(日) 22:06:50.47 ID:oHbwuc3SO<> ?「痛てて…随分荒い召喚だな」
凜「何これ!?扉歪んでるじゃない! ああっもう!」
バギャ!
?「おいおい、荒い召喚した次は荒い入室か?」
そこには、廃墟と化した居間の中心に立つ青年がいた
凜「で?アンタ何なのよ!」
?「俺?俺は…」
サマナー「サマナーさ」
これが赤き魔術師と
悪魔を従えし者の
出会いだった <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/01(日) 22:09:14.10 ID:oHbwuc3SO<> まずはプロローグだけですが、いかがでしょうか
もし人がいて、続けても良いよって場合は続けます
うp主は書き溜めをしない主義の為遅筆です、ご了承下さい <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/01(日) 22:28:21.01 ID:oHbwuc3SO<> (:_;) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/01(日) 22:41:44.90 ID:fBWPR3fg0<> 覗いてるよ
C <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/01(日) 22:45:24.28 ID:oHbwuc3SO<> (^O^)
続けます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)<>sage<>2012/04/01(日) 22:46:19.65 ID:71kWKR5uo<> 期待 <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/01(日) 22:49:34.85 ID:oHbwuc3SO<> 凜「サマナー?そんなクラスは…」
サマナー「ああ、イレギュラーさ、そういうアンタはマスターか?」
凜「…そうよ」
サマナー「…何か残念そうだな…」
凜「…アンタ本当に英霊?」
サマナー「……どういう事だ?」
凜「だってどう見ても一般人じゃない!英霊だとしてアンタいつの英霊よ!」
サマナー「何時…か、なんて言えば良いのかな…」
サマナー「まず俺は、この世界の生まれじゃない」 <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/01(日) 22:54:15.20 ID:oHbwuc3SO<> 凜「…どういう事よ」
サマナー「どういう事って言葉通りさ、俺はこの世界生まれじゃない、聖杯からの情報から考えると俺の頭じゃそんぐらいしか分からんさ」
凜「…ああもう!セイバーを狙ったのに何で訳わかんない奴が出てくんのよ!」
サマナー「心外だな、そんなに訳わかんないか?俺」
凜「…ハァ…もう良いわよ…とりあえずステータス見せてもらうわ」 <>
何か矛盾やおかしいとこがあったご指摘願います ◆YItGnij4zE<><>2012/04/01(日) 23:25:54.07 ID:oHbwuc3SO<> 真名は自分のプレイ時のモノです
【CLASS】サマナー
【マスター】遠坂凜
【真名】神童カツオ
【性別】男
【属性】中立・善
【ステータス】
筋力B(A+)
耐久C
敏捷A
魔翌力F(無し)
対魔翌力B
幸運 C
【固有スキル】悪魔召喚
【宝具1】COMP『(悪魔召喚機)』
ランク:E〜EX
種別:特殊宝具
レンジ:2(召喚出来る距離)
悪魔を召喚する為の宝具、召喚出来る悪魔は鍛えた人間でも倒せるクラスから、神話クラスまで召喚出来るのでこのランクとなる
【宝具2】ヒノカグツチ『(魔を切り裂き秘剣)』
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:2
異次元空間に眠ってた伝説の秘剣
一降りで横一列の敵を切り裂く事が出来る
持つだけでソレを自由に降る力や技術を与えてくれるのでセイバークラスとも打ち合える
【宝具3】メギドファイヤー『(全てを撃ち抜く魔銃)』
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:10
明らかに魔術的何かが掛かってる魔銃
正確には現代兵器に近いがサーヴァントもダメージを与えられる
これは生前、数々の悪魔を葬ってきた為に付いた能力である
毎秒サーヴァントにも視認出来ない程の連射力を誇る <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/01(日) 23:37:03.24 ID:oHbwuc3SO<> 凜「(ふぅん…魔翌力はともかく能力はまぁまぁね…しかしこのCOMP?は一体…?)」
サマナー「…なあ」
凜「な、何?」
サマナー「このCOMPについて気になるんだろ?」
凜「…ええ、魔翌力も無いのにどうやって召喚するの?」
サマナー「ああ、それさ悪魔召喚プログラムを使用して、ダウンロードするのさ」
凜「ぷろぐらむ?だうんろーど?」
サマナー「…まあ百聞は一見にしかずだ、召喚してみるか?」
凜「…ええ、お願い」
サマナー「じゃあ行くぞ…」
『来い!破壊神シヴァ!』
シヴァ「呼びました?マスター」
凜「」
サマナー「更に…」
『来い!魔神オーディン!』
オーディン「呼んだか?マスター」
凜「」
凜「」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/04/01(日) 23:59:53.37 ID:oHbwuc3SO<> 凜「ア、ハハ…神様が一人、神様が二人…。」
サマナー「おーい!大丈夫か?」
凜「…ハッ!」
サマナー「…大丈夫か?」
凜「だ、大丈夫よ…てゆうかマジでシヴァにオーディン!?神霊クラスじゃないの!!」
オーディン「うむ、確かに我等は神だが?」
凜「あ、いや、その…すみません」
シヴァ「構いませんわ、後、マスターのマスターなら私達のマスターも同然、敬語はよろしいですわよ?」
凜「あ、すみま…いや、ごめん…驚き過ぎたわ…」
サマナー「まあこんな感じだ」
凜「…とりあえずその宝具が規則外なのは分かったわ…アレ?召喚したなら魔力たっぷり吸われるはずだけど、全く減ってないわよ?」
サマナー「ああ、悪魔召喚はマグネタイトって言うエネルギーを使うんだ、マグネタイトは持てるだけ持ってるから、燃費は気にすんな」
凜「…リスクも無いって訳?…とことん規則外ね…」
サマナー「ははは…自分でもたまにそう思うよ…」
凜「…とりあえず、アンタの召喚で魔力取られたから少し寝るわね…あ、それと早速だけど…」
サマナー「なんだ?索敵か?」
凜「…居間を直しなさい…」
そう言って、凜はほうきとちり取りを手渡した
サマナー「…は?」
凜「だーかーらー!アンタのせいでぶっ壊れた居間を!綺麗に!直しなさい!」
サマナー「…ハァー…しょうがないな…」
凜「そう、それなら令呪を…へ?」
サマナー「だから、直してやるって」
凜「あ、アンタ!英霊の誇りは無いの!?」
サマナー「あー…俺は自分を英雄なんて思った事無いからな…自分のしたい事したら、世界が救われてたからな」
凜「…はぁ…アンタとことん規則外ね」
サマナー「それは褒めてんのか?けなしてんのか?」
凜「ご想像にお任せするわ…私寝るわね…」
サマナー「あ、最後にもう一つ!」
凜「…何よ…」
サマナー「名前だよ、名前」
凜「…名前?」
サマナー「マスターの名前だよ、いつまでマスターとか、アンタとかじゃ何か変だろ?」
凜「…フフ…そうね…私は遠坂凜よ」
サマナー「よろしくな、凜、確かにこの名前は凜と同じで綺麗な名前だ」
凜「な!?」
サマナー「じゃあお休み」
凜「お、お休み…(何で赤くなってるのよ私!しっかりしなさい遠坂凜!)」
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/02(月) 00:05:44.20 ID:KPF6EE7SO<> サマナー「じゃあ早速…二人とも!」
オーディン「なんだマスター?」
シヴァ「なんでしょうか?」
サマナー「部屋、片付けるぞ」
オーディン「…神に掃除を手伝わせるのは、お前ぐらいだろうな…」
シヴァ「まあ、それでこそ我がマスターですからね」
サマナー「ハハ…じゃあ、ちゃっちゃとやるか!」
二人「了解!マスター!」
ついでに、結局時間がかかり、もう二人仲魔を呼び出したのはまた別の話である… <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/02(月) 00:12:07.27 ID:KPF6EE7SO<> いかがでしたか?
とりあえず今回はここまで、続きは今日、時間がある時に書きますね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/02(月) 00:19:52.18 ID:+LoRitjj0<> おつ
まあ、まだどうなるかわからないけどコレは個人的な意見ですが
無双にならない程度で、なんらかの原因で貴方が弱体化しちゃったバトル展開が俺得だな
まあ、楽しみにしてます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>saga<>2012/04/02(月) 01:37:38.51 ID:5uks+l4N0<> シヴァが女なのは気になるな
たぶん「あえて」そうしてるんだろうけど <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/02(月) 01:57:47.68 ID:KPF6EE7SO<> >>20
ご心配無く、Fateならではの理由で何とかしています
>>21
オウフ…まだまだ勉強不足でしたね…
シヴァだと氷の女王のイメージしか無かったんでてっきり女かと…
次からは修正します <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/02(月) 02:06:51.47 ID:N7nW9eRAO<> 痛 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>saga<>2012/04/02(月) 03:00:05.54 ID:5uks+l4N0<> >>22
http://img.yaplog.jp/img/04/pc/d/o/l/dolleye/2/2155.jpg
アトラスのシヴァとFFのシヴァを一緒にしちゃまずいべ…
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/02(月) 05:20:21.89 ID:wVAW6f9DO<> とりあえず本物キョウジがキョウジスペシャルで焼き尽くす所まで幻視した <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/02(月) 08:44:21.50 ID:zron/mwzo<> アイタタタ <>
今日は夕飯を食べた後ぐらいに更新します ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/02(月) 11:34:40.62 ID:KPF6EE7SO<> 痛かったですかね…;
でも、Fate作品はちょっと痛いぐらいがちょうどいいってばっちゃが言ってた!
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/02(月) 12:08:04.07 ID:caC530hBo<> 気にすんな
詠矢よりマシだ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/02(月) 16:02:44.52 ID:8WCpu3MGo<> GUMPじゃなくてCOMPなのはわざとなのか? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/02(月) 17:10:43.08 ID:i+TKIdTSO<> 俺得すぎる
だがクーフーリンやジャンヌダルクを基準に考えるとちょっと強すぎるな
今後に期待 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/02(月) 18:53:18.04 ID:KPF6EE7SO<> >>29
思いっきりミスってますね…;
次から修正します、今までのは脳内修正で…
>>30
うーん…一応鍛え方しだいではソウルハッカーズのクー・フーリン等を上回るかなと考えてたんですが…
最初は嘘企画として考えたので、設定とか水玉模様の穴だらけでございます(^_^;)
更新しますね <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/02(月) 19:07:54.01 ID:KPF6EE7SO<> チュンチュン
スタスタ…
サマナー「おは…よう?」
そこには幽鬼がいた
サマナー「……凜…か?」
凜「…ぎゅ〜にゅ〜…」
一瞬悪魔かと思い、身構えたのはここだけの話だ
サマナー「…牛乳?」
シヴァ「はい、牛乳です」
凜「ん〜…(ゴクゴク)…ブハァ!」
凜、人類初「神様に牛乳を持ってきてもらった人間」である
凜「…ハッ!今何時!?」
サマナー「え?今は…」
9時
凜「」
サマナー「…もしかして、学校だったか?てっきり休日かと…」
凜「…はぁ…まぁいいわ、どうせ今日は召喚したてで身体が重いし…」
サマナー「ま、まあ…とりあえず飯にしよう」
凜「…そうね、頂くわ…」 <>
サマナーの設定が少し違うのは仕様です ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/02(月) 19:30:08.65 ID:KPF6EE7SO<> 凜「…(結構美味いわね…)…あら?そういえば、朝食は誰が…」
シヴァ「あ、私です」
凜「」
サマナー「生前旅に出た時に、作ってくれたんだがな、それが予想外に美味くてな」
シヴァ「ある人にこっそり教えて貰ったんですよ」
サマナー「ホントシヴァは何処か家庭的だもんな〜、最初に会った時は女性かと思ってたし…」
シヴァ「ふふ、良く言われます」
凜「」
正直緊張して、途中から味なんて分からなかった…
凜「…さて、今日はもう学校を休んで、この町を索敵がてら回りましょう」
サマナー「良いのか?」
凜「ええ、どうせ遅刻するぐらいならもう休んだ方がいいし、地理も知った方が便利だしね」
サマナー「…そうか…」
凜「で・も!いくらなんでもシヴァはしまってね!あまりにも目立ちすぎるわ!」
サマナー「了解、シヴァも良いな?」
シヴァ「ええ、構いません」
サマナー「良し、『戻れ!シヴァ!』」
すると、シヴァはGUMPに吸い込まれる様に戻った
凜「じゃ、準備が出来次第出掛けるわよ」
サマナー「了解」
サマナー「あ、学校には連絡したか?」
凜「あ」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/02(月) 19:40:56.08 ID:KPF6EE7SO<> 夕方
凜「さて、ここが公園よ」
サマナー「…何て言うか…汚れた感じがするな」
凜「分かる?ここは十年前、ある大火災が起きたのよ」
サマナー「そうなのか?」
凜「ええ」
サマナー「…そうか」
凜「…何かあるの?」
サマナー「いや…ただな」
凜「ただ?」
サマナー「…いや、何でもない。次行くか?あんまりここには居たくない」
凜「…それもそうね、じゃあ行きましょ?」
−ただ、その公園の空気が
サマナー「………」
−かつてのアルゴン本社の空気に似ていた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/04/02(月) 19:54:05.77 ID:KPF6EE7SO<> とあるビルの上
凜「さて、これで大体回ったわね」
サマナー「あんまり俺の居た世界とは差はないな」
凜「…そういえば、貴方の居た世界ってどんな所なの?」
サマナー「そうだな…まず、魔術師は居ないな、ソレに近いのはいるが…」
凜「貴方が知らないだけじゃなくて?」
サマナー「これでもどちらかと言えば裏の人間だったしな、裏社会には普通よりは知ってるぜ?」
凜「そう、なら良いわ」
サマナー「あ、でも、悪魔を身体に宿して戦う人は居たな」
凜「…それ、危険じゃないの?」
サマナー「実際宿した事無いから分からんな、ただ宿した本人は平気そうだったな」
凜「ふーん…ついでにどんな悪魔を宿してたの?」
サマナー「覚えてる限りは…シユウとかアンリ・マンユとかだったな」
凜「」
凜「それ、神様じゃない?」
サマナー「ああ、ウチの世界は神、魔王、天使、悪霊…そういった超自然的な存在は皆まとめて『悪魔』って呼んでるんだ」
凜「じゃあ本当に悪魔じゃなくて通称なの?」
サマナー「そういう事だな」
凜「じゃ、帰りましょ?」 <>
◆3zNBOPkseQ<>saga<>2012/04/02(月) 20:20:09.36 ID:KPF6EE7SO<> 遠坂邸
凜「お疲れ様、休んでて良いわよ?」
サマナー「了解…あ、そうだ」
凜「?」
サマナー「これ、今日のお礼だ」
つすいせんの花
凜「…綺麗な花ね、しかも膨大な魔力が込められてるわ」
サマナー「後コレも」
つヴィーヴルの瞳
凜「…目?」
サマナー「ヴィーヴルの瞳だ、探索中に聞いたが魔術に宝石を使うんだろ?コレなんかどうだ?」
凜「…冗談、そんな膨大な魔力、ただの人間が使ったら制御出来なくて死ねるわよ…」
サマナー「…そうか」
凜「…ま、この花は頂くわ、ありがとね」
サマナー「喜んでくれて嬉しいよ」
凜「…フフ♪」
サマナー「?」
GUMP内
オーディン「おいシヴァ、アレは確か…」
シヴァ「ええ…ホント、マスターらしいというか何と言うか…」
すいせんの花…それは−
−女性にあげると、相手からの好感度がMAXになる花…
<>
前レス酉ミスった… ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/02(月) 20:24:41.00 ID:KPF6EE7SO<> 今日は短めですがここまでです
いきなりフラグが立ちました
ええ、サマナーは恋愛関係限定の天然です
次回は上手く行けば人生初のバトルシーンを書けます
うp主の陳腐な想像で書くので、クオリティーが低くなるでしょう
ご了承下さい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/02(月) 20:26:16.69 ID:HN8mzD750<> ひとまず乙
シヴァが料理作ったのには吹いたww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/02(月) 20:59:26.34 ID:oCeQq6DDO<> 乙
fateはSSでしか知らないけど、ソウルハッカーズかなりやりこんだ。
だがリーダーは助けられなかった…orz <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/03(火) 10:54:12.91 ID:eX68vfcSO<> すみません…>>15のステータス表に固有スキルを一つ入れ忘れました
【固有スキル】
一撃耐性:A
一撃必殺の概念を持つ宝具などは、高い確率で無効化される
コレは生前、一撃必殺の呪いに対抗すべく自ら実戦を通し、身につけたスキルである
コレがあると無しでは全然違いますからね(^_^;)
今日も晩飯後に投稿します <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/03(火) 12:58:32.44 ID:hn/ebIsAo<> ふーん <>
炊き込みご飯美味かったせう ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 19:03:53.87 ID:eX68vfcSO<> チュンチュン
凜「ゴクゴク…ブハー!」
サマナー「オッサン臭いぞ、凜」
凜「煩いわね…それはともかく、今日は学校行くから」
サマナー「そうか」
凜「…そうかって…止めないの?」
サマナー「言っても止まらんだろ?」
凜「…まあね、じゃあ行くわよ」
サマナー「了解…あっ、そうだ、学校に魔術師はいるか?」
凜「え?居ないわよ」
サマナー「それは本当か?」
凜「…なんで嘘つかなきゃいけないのよ」
サマナー「いや、嘘ついてるとかじゃなくて、万が一という事もあるだろ」
凜「無いわよ、私これでも冬木市の管理者よ?…まあ考えておくわ」
サマナー「じゃ、行くか」
凜「ええ」 <>
サマナーは霊体化してます ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 19:15:48.91 ID:eX68vfcSO<> 凜「…驚いた、万が一って有るのね」
サマナー「だろ?」
凜「しかし、こんな分かりやすくここまでデカい結界…張ったのはただの馬鹿か…」
サマナー「よっぽどの大物だな」
凜「放課後、調べるわよ」
サマナー「了解」
放課後・屋上
凜「…ここね」
サマナー「だな、明らかにここは空気が一層おかしい」
凜「…コレは…なんてタチの悪い結界なの?範囲内の生き物を溶解・吸収して魔力を搾り取るモノよ…」
サマナー「…そりゃあタチが悪ぃな、解除出来るか?」
凜「…無理ね、アンタの仲魔に魔術の得意な奴いる?」
サマナー「あー…いるにはいるが、性格悪いんだよなぁ…まぁ何とか言い聞かせるか」
凜「じゃ、ちゃっちゃとやっちゃって?」
?「消しちまうのか?もったいねぇな」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)<>sage<>2012/04/03(火) 19:29:44.15 ID:hpIdJcoHo<> 悪魔の口調があまりに違い過ぎるな・・・・ま、いいか
C <>
さぁ初バトルシーンの始まりです…緊張する ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 19:32:06.76 ID:eX68vfcSO<> 凜「!?」
サマナー「(スゥゥ)サーヴァントか!」
?「ご明答、ランサーのサーヴァントだ、そういうアンタは何だ?セイバーには…見えねぇな」
サマナー「さぁて何だろうな?凜!」
凜「ええ!飛ぶわよ!着地お願い!」
サマナー「了解!」
凜は魔力を足に込め、一目散に屋上から飛び降りた
凜「 Es ist gros, Es ist klein…………!!
vox Gott Es Atlas――――! 」
サマナー「よっと!」
サマナーは落ちてきた凜を受け止める−
凜「ちょ!?」
−お姫様抱っこで
凜「わわわ!?ちよ、ちょっと!?///」
サマナー「わわ!暴れるな!」タッタッタッ
凜「ちょ、早く下ろしなさいよ!」
サマナー「分かった分かった!今下ろすから暴れるな!」タッタッタッ
ランサー「あー…もう良いか?」
凜「!」
サマナー「先回りされたか…足には自信があったんだがな…」
ランサー「アンタもランサーのクラスじゃねぇのに、中々速かったぜ?」
サマナー「そりゃどうも」
凜「流石はランサー…速いわね」
ランサー「お褒めの言葉、ありがとさん……とりあえず降りたらどうだ?」
凜「あ」
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 19:49:39.40 ID:eX68vfcSO<> >>44
すいません…なにぶんソウルハッカーズをクリアしたのは結構昔なもんで…;
とりあえずサマナーとの旅の間に人間臭くなったと解釈して下さい
ランサー「さて…おっ始めるか!(シュッ!)」
サマナー「くっ!(サッ!)」
ランサー「ほう?良く避けたな…ならこれでどうだ!」
するとランサーは、無数とも言える突きの連射をサマナーに向けた
サマナー「ちぃ!(ガギギギン!)」
サマナーはヒノカクヅチでその突きを防ぐ
ランサー「おいおい、まさか本当にセイバーか?全部防ぐとわな…」
サマナー「生き残る術は散々学んできたから…な!(パッ!)」
サマナーはバックステップで素早く距離をとり、そして−
サマナー「これでも喰らいな!(ガガガガガ!)」
−メギドファイヤーを構え、放つ!
ランサー「うぉぉぉ!!?」
ランサーの突きが霞んでくる程のとも言える銃弾の嵐…いや、閃光にも見える連射を浴びせた…が
ランサー「痛つつ…まさか、かわしきれねぇとは思わなかったな…飛び道具にこんなに当たったのは初めてだぜ」
ランサーは健在だった
サマナー「おお、コレを半分以上もかわされたなんて初めてだな」
ランサー「テメェ…本当に何もんだ?セイバーか?アーチャーか?」
サマナー「ハズレ…正解はサマナーさ!(ガガガガガ!)」
ランサー「チィ!(ギギギギギン!)」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 20:08:37.86 ID:eX68vfcSO<> 凜「凄い…コレがサーヴァント同士の戦い…」
サマナー達からすれば数秒に感じたが、凜にとってはまさに一瞬だった
凜「まさかサマナーもここまでやるなんて…」
正直凜は、サマナーを舐めていた
仲魔に戦わせ、自分はサポートに回るタイプと思ってた
自分に攻撃が回れば脆いかと思ってた
しかしサマナーは、一人でもランサーと(実はランサーには制約が有るとはいえ)打ち合える実力を持っていた
凜「…コレは大当り中の大当りかも…」
サマナー「チィ!(ギギギギギン!)」
ランサー「オラオラ!(ガガガガガ!)」
サマナー「(コレじゃあジリ貧だな…物反鏡を使う暇も無い)」
ランサー「オラオラどうした!(ガガガガガ)」
サマナー「くっ!(ガガガガガガギン!)しまった!」
余りの猛攻に、ヒノカクヅチが弾かれたしまった
ランサー「オラァ!(ブン!)」
サマナー「うおぉ!?(ザシュ!)」
凜「サマナー!」
サマナー「安心しな!この程度じゃくたばらんさ!(痛つつ…とは言ってもピンチだな、こりゃあ…うん?)」
するとGUMPから仲魔の一人の声が聞こえた
サマナー「何?召喚してくれ?…分かった」
ランサー「おっ?何する気だ?」
ランサーは攻撃の手を止め、サマナーの動きを伺う
『来い!女神スカアハ!』
ランサー「何!?」
すると魔法陣からやけに露出が多い赤い服を来た
ランサー「し…師匠?」
スカアハ「久しぶりだな、クー・フーリン」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 20:26:59.84 ID:eX68vfcSO<> スカアハ「全くヒヤヒヤしたぞ?サマナーの癖に我等を召喚せぬとはな…ちょっとは自分一人で戦おうとする癖を直せ」
サマナー「…すまねぇな…」
ランサー「…マジで師匠なのか?」
スカアハ「いかにも、それとも師の顔を忘れたか?」
凜「スカアハって確か…」
スカアハはケルト神話に登場する女神であり−
凜「そしてアイツはクー・フーリン…!」
−クー・フーリンにルーン魔術や武を教え、ゲイボルクを授けた人物である
ランサー「まさかこんな所で師匠に会えるとはな…」
スカアハ「フフ、私も思わなかったな」
ランサー「…聞きてぇ事は山ほどあるが、マスターからの命令なんでね…(パッ!)」
サマナー「!?」
ランサー「サマナー!…その心臓、貰い受ける!」
『ゲイ…ボルク!』
スカアハ「………」
凜「な!?」
凜は驚愕した
スカアハがマスターで有るはずのサマナーに危機が迫ってるのに、微動だにしなかった事に−
−そして−
ランサー「何ぃ!?」
−ゲイボルクがサマナーを「避けた」事に
ランサー「…本当に何もんだテメェ!!」
そう、「サマナーがゲイボルクを避けた」のでは無い−
−「ゲイボルクがサマナーを避けた」のだ
サマナー「俺かい?俺はただの…」
サマナー「一般人さ」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 20:35:28.18 ID:eX68vfcSO<> ランサー「嘘つけ!ゲイボルクを完全に避ける一般人がいるか!」
サマナー「本当だぜ?つい一昨日まで魔術師の存在をしらない、ただ「悪魔」と「仲魔」になる事が出来る一般人さ」
ランサー「チッ…すまねぇがマスターからの指示でな、ここは退かせてもらう…」
バキッ!
ランサー・凜・サマナー「!?」
音がしたそこには−
ランサー「本物の一般人が居たか!(ダッ!)」
−赤毛の髪の青年が逃げていた
凜「…ハッ!サマナー!追うわよ!」
サマナー「了解!行くぞスカアハ!」
スカアハ「了解」
サマナー達もランサーを追った <>
士郎は刀に見惚れてた分、ワンテンポ動きが遅れてます ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 21:02:15.15 ID:eX68vfcSO<> その日、用事で放課後まで残ってた赤毛の青年、衛宮士郎は−
ガガガガガ!
士郎「…何の音だ?」
−音の出所を探し、グラウンドに来た
ランサー「オラオラどうした!」
士郎「な!?」
−刀を持った青年と槍を持った全身タイツの男が打ち合っていた
士郎「………」
衛宮士郎はその戦いに見惚れてた−いや、戦いと言うよりは…
士郎「…何だあの刀」
青年が持ってた刀に食いついていた
士郎「あの刀…変な感じがする…まるでなんかの経験が直接あの人に流れてるみたいだ…」
−秘剣ヒノカクヅチ−その刀の能力は、幾多の達人の経験を直接持ち主に流す力−
士郎「…凄い」
「ある」魔術を行う事が出来る士郎にとって、あの刀は−
−本人も知らず知らずの内に、衛宮士郎の目標となった
士郎「…え?」
突如魔法陣が現れ、そこから女性が現れた
士郎「…魔術…なのか?」
そして男が槍を青年に投げた、が
士郎「…な!?」
槍が不可思議な動きをして、青年を避けた
士郎「何が起きてるんだ…?」
士郎は本能的にその場を去ろうとして−
バキッ!
士郎「(しまった!)」
−木の枝を踏んでしまった
士郎「くっ!」
士郎は全力で逃げ出した…が
ランサー「お疲れさん、ただの人間にしては中々速かったぜ?」
−逃げ切れなかった
士郎「ハァ…ハァ…!」
ランサー「これも命令なんでね、悪く思うなよ」
男の持つ槍が士郎の心臓に吸い込まれる様に−
士郎「ガハッ!?」
−貫いた
そして士郎は、意識を失った…
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 21:16:14.84 ID:eX68vfcSO<> 凜「…遅かったか…」
凜の視線の先には−
−胸から大量の血を流し、倒れてた青年が居た
凜「…せめて最後は看取ってあげるわ…!?嘘…!?コイツは…」
その青年は、自分が気にかけてる後輩が好意を持っていた衛宮士郎だった
凜「…はぁ…あの娘になんて言ったらいいか…」
スカアハ「…む?この青年、まだ息があるぞ?」
凜「え…!?本当だ…なんて馬鹿げた生命力を持ってるの?」
サマナー「生きてるなら(ゴソゴソ…)」
凜「…何?その玉」
サマナー「宝玉だ、生きてるなら完全に回復出来る」
凜「…そんな貴重なモノ、良いの?」
サマナー「オレの世界じゃ貴重でも無かったな、薬局にも売ってたし」
凜「どんな薬局よ」
サマナーが宝玉を士郎に当て、そして−
サマナー「これで、良し」
凜「凄い…心臓や内蔵も全部元通りに…」
サマナー「これで大丈夫だろ」
凜「ええ、じゃあ…追いつけないかもしれないけど、一応ランサーを追ってくれる?私は家に戻るわね」
サマナー「了解、じゃあ行くか、スカアハ」
スカアハ「…ああ」
サマナー「?」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 21:30:59.31 ID:eX68vfcSO<> サマナー「戻ったぜ」
凜「お帰り、どうだった?」
サマナー「いや、流石に追いつけなかったがマスターはこの街には居ないようだぜ?」
凜「そう、まあ相手は最速のランサーだし、それだけ分かれば上等ね」
スカアハ「…むう」
サマナー「さっきからどうしたんだ?スカアハ」
スカアハ「うむ、さっきの青年だが、放置していいのか?」
サマナー・凜「あ」
凜、遠坂家伝統のうっかり発動である
凜「そうよ…あのランサーが殺したはずの一般人を確認しない訳無い…」
サマナー「行くか?」
凜「当然よ!せっかく救った命を放っては置けないわ!」
スカアハ「それは秘匿を基本とする魔術師としてどうなのだ?」
凜「これは私の心の贅肉よ!」
サマナー「じゃ、速く行くぞ!」
凜「ええ!」
スカアハ「うむ」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 21:55:21.33 ID:eX68vfcSO<> 衛宮士郎は目を覚ました
士郎「…う…一体何が?」
士郎「(確か俺は槍を持った男に…)うっ!」
槍で貫かれた事を思い出し、吐き気がした
士郎「…にしては、何か身体がさっきより軽いような…」
士郎は宝玉の効果により、溜まってた疲れも取れていた
士郎「…ま、良いか」
士郎は帰路についた
衛宮宅
士郎「…ふう…何だったんだ?さっきのは…」
−士郎はさっきの戦いを思い出していた
士郎「あの刀…一体何だったんだ?あの槍も普通の槍じゃ無かったようだし…」
士郎が思考にふけったその時−
ビー!ビー!
士郎「!」
−衛宮宅に仕掛けられた、敵意に反応する結界が作動した
士郎「まさか、さっきの奴か!?」
士郎はすかさず手元にあったポスターを丸め−
士郎「同調…開始」
−ポスターを「強化」した
士郎「…ふう、成功して良かった…」
ガシャーン!
ランサー「よう」
士郎「!?」
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 21:56:00.77 ID:eX68vfcSO<> ランサー「まさか生きていたとはな、お前魔術師だったのか?」
士郎「くっ!」
ランサー「もしかしたら、お前が七番目のマスターだったのかもな」
士郎「マスター…?」
ランサー「ま、そんな事は関係無いか…どうせ今ここで死ぬんだからよ!(ブン!)」
士郎「くそっ!(ガギン!)」
ランサー「何!?」
士郎「(なんて力だ…腕が痺れて…)」
ランサー「まさか弾くとは思わなかった…ぜ!(ブン!)」
士郎「あっ!(スパッ)」
ポスターが真っ二つになってしまった
士郎「くそっ!」
士郎は何とか外に出たが…
ランサー「オラァ!(ドコッ!)」
士郎「ガハッ!」
土偶に蹴り飛ばされしまった
士郎「く、くそ!何か武器は…」
パァー…
士郎「…え?」
突然、土偶の中心から光が溢れ出した
?「問おう−貴方が私のマスターか?」
士郎「…マス…ター?」
これが正義の味方を目指す青年と−
−蒼き騎士王の−
−出会いだった
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/03(火) 21:59:04.99 ID:eX68vfcSO<> 今日はここまでです
初の戦闘シーン、いかがだったでしょうか?
正直恥ずかしいですね…
続きはいつも通り、明日晩飯を食べた後にします
質問がある場合は答えれれば時間がある時に答えますね
では <>
今日も自己満足始まるよー ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 20:04:11.94 ID:Yy5afheSO<> 凜「急ぐわよ!」
サマナー「ああ…!おい、アレ!」
スカアハ「む?アレは…」
凜「サーヴァントの召喚!?まさか…」
その時、衛宮宅から青い男が去っていった
サマナー「ランサーか?」
スカアハ「どうやらそのようだな、我が弟子ながらせわしない奴だな」
衛宮宅前
凜「…着いたわ」
サマナー「…!」
その時、衛宮宅の塀から青き騎士が飛び出し、そのまま無手のまま腕を振った
サマナー「うお!?(ガギン)」
サマナーは本能的に、ヒノカクヅチを前に出し、何かを防いだ
?「…まさか、そのような細剣で防ぐとは思わなかったぞ」
サマナー「(痛ってぇ〜!この刀じゃなきゃ防げなかったな)」
凜「セイバー!?」
スカアハ「…なるほど、風を纏わせ刀身を隠しておるのだな?」
セイバー「初手で看破するとは…しかし次はありません!」
セイバーが剣を振りかざす−が−
士郎「『止めるんだ!セイバー!』」
セイバー「なっ…!?」
−士郎の「令呪」により、サマナーに振り落とされる事は無かった
セイバー「何故止めるのです!シロウ!」
士郎「なんでって、そりゃあ…」
凜「…ふーん、衛宮君も魔術師だったんだ?」
士郎「と、遠坂!?君もって事は…遠坂も魔術師だったのか!?というか何が起きてるんだ!?」
凜「ふうん、つまりそういうコトなんだ、へえ……素人のマスターね」
士郎「マ、マスター?さっきセイバーも言ってたけど、マスターって一体何の事だ?」
凜「…ねぇセイバー、貴女のマスター、聖杯戦争の事何も知らないみたいだけど、この素人に聖杯戦争について教えたいのだけれど良いかしら?」
セイバー「…確かにシロウは何も知らない様です、貴女が教えて頂ければコチラのメリットになるでしょう…感謝します、メイガス」
凜「決まりね、上がらせてもらうわよ?」
士郎「お、おい!遠坂!?」 <>
>>1はFateをプレイしてないので台詞が度々違うと思われます ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 20:33:28.79 ID:Yy5afheSO<> 衛宮宅
凜「さて、早速だけど…」
士郎「それよりもまず、お茶を持ってくるよ」
サマナー「いや、それよりも今は説明の方が…」
士郎「せっかくのお客様なんだから、お茶用意しなくちゃ失礼だろ」
凜「…じゃ、お願いするわ」
士郎はキッチンに入り、お茶の準備をする
セイバー「……(ジー)」
スカアハ「…なんだ?」
セイバー「…貴女は一体何者ですか?」
スカアハ「なんだ?薮から棒に」
セイバー「貴女からはサーヴァントの気配はしません、しかし人間の気配でもありません…どちらかと言うと使い魔に近い気配です」
スカアハ「ま、間違ってもおらんな」
セイバー「しかし、私の剣を初見で暴いたその眼力、感じる魔力…到底使い魔とは思えません…一体何者なんですか?」
スカアハ「そんな簡単に正体を教えると思うか?」
セイバー「い、いえ…ですが」
その時、士郎がお茶を持ってきた <>
スカアハさんは自分の中では「カッコイイ姐御」です ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 20:35:21.09 ID:Yy5afheSO<> 凜「その話はそこまでよ、本題に入るわ」
セイバー「…はい」
そして凜は、聖杯戦争について説明した
凜「…以上が聖杯戦争についてよ」
士郎「そんな…魔術師同士の殺し合いなんて…」
サマナー「残念だが、これが真実だ」
士郎「…アンタ…サマナーって言ったか?アンタもサーヴァントなのか?」
サマナー「そうだ」
セイバー「しかし、サマナーというクラスは存在しないはずですが…」
凜「今はそんな事より衛宮君、貴方も参加するの?」
士郎「当然だ!殺し合いなんて放って置けるか!」
凜「…そう、なら参加証明に教会に行くわよ、参加するにも辞退するにも教会に行かなきゃならないし…」
士郎「教会?こんな時間にか?」
凜「ええ、どうせ明日は休みなんだから構わないでしょ?」
士郎「だけど迷惑じゃないか?」
凜「命に関わる問題なんだから、迷惑もクソも無いわよ」
士郎「そ、それはそうだが…」
セイバー「メイガスの言う通り、今日の内に行った方が良い、貴方は危機感が無さ過ぎる」
凜「セイバーの言う通りよ…それと、私の事はメイガスじゃなくて凜って呼んでね」
セイバー「分かりました、ではリンと…確かにこの名は貴方に相応しい」
凜「なっ!?…貴女もサマナーと同じ事言うのね…」
サマナー「じゃ、話は決まった事だし早速行くか…と、その前にスカアハは目立つから、一度GUMPに戻すぞ!」
スカアハ「了解、戦いになったらすぐに我等に頼れよ?」
サマナー「分かった分かった…『戻れスカアハ!』」
スカアハはGUMPに戻った
セイバー「…なるほど、彼女はサマナーの宝具の様な者なんですね」
サマナー「宝具じゃなくて、「仲魔」だ」
セイバー「仲魔…?」
サマナー「そうだ…それよりもさっさと教会に行くぞ」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 20:56:49.44 ID:Yy5afheSO<> セイバー「…この格好は何とかならなかったんでしょうか」
士郎「しかし、その鎧は外したくないんだろ?それしか無かったんだ」
セイバー「…私は構いませんよ?ええ全く」
士郎「はは…(確実に怒ってるな…)」
教会
凜「ここよ…はぁ、出来れば来たくは無かったのだけれど…」
士郎「うわぁ…何て言うか、凄いな」
サマナー「確かに、およそ教会とは思えない空気だな」
凜「衛宮君はこの教会について何か知ってる?」
士郎「…一応、孤児院としても機能してるって聞いた事はあるな」
凜「そう、ならしっかり気を持ちなさい…呑み込まれるわよ」
士郎「の、呑み込まれるって…」
セイバー「すいませんがシロウ、私は入り口前で待機してたいのですが…出来ればここには入りたくない」
士郎「ならしょうがないな、セイバーは外で待っててくれ」
サマナー「あ、なら俺も待機して良いか?見張りは多い方が良いだろ」
凜「…そうね、待ち伏せしてないとも限らないしね…じゃ、入るわよ」
士郎と凜は教会に入って行った
セイバー「…で?何か私に聞きたい事があるんじゃないですか?」
サマナー「それはお互い様じゃないか?」
セイバー「質問に質問で返さないで下さい、聞きたい事はなんですか?」
サマナー「…セイバーの願いってなんだ?」
セイバー「…敵のサーヴァントに話すとでも?」
サマナー「良いじゃないかこれぐらい、俺の願いも聞きたいんだろ?なら等価交換だ」
セイバー「……詳しくは私の真名に関わるので話せませんが、ある過去をやり直ししたいのです」
サマナー「なるほど、俺も似たようなもんだ」
セイバー「ほう?その願いとは?」
サマナー「…俺は生前、救えなかった人がいるんだ」
セイバー「救えなかった人…ですか?」
サマナー「ああ、その人は関係無かったのに、頑張れば救えたのに、救えなかった…」
サマナー「だから俺は過去をやり直して、今度こそその人をこの手で救いたいんだ…」
セイバー「…なるほど」
サマナー「…お、どうやら出て来たようだな」
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 21:10:35.92 ID:Yy5afheSO<> 凜「全くあの腐れ神父は…」
セイバー「…シロウは参加するのですか?」
士郎「ああ、こんな馬鹿げた戦いで犠牲者を出したくない、だから参加する」
セイバー「分かりました、なら私は貴方の剣となり盾となり、共に戦うことを誓います」
士郎「ああ、こちらこそよろしくな(スッ)」
セイバー「!?」
士郎「どうした?マスターの握手に手を委ねられないか?」
セイバー「い、いえ…よろしくお願いします(ガシッ)」
凜「…どうやら、何とかやって行けそうね」
士郎「!遠坂いたのか」
凜「いたのかって…セイバーに見惚れて忘れてた?」
士郎「い、いや、忘れてた訳じゃ…」
凜「そう、言っとくけど明日からは敵同士なんだから馴れ馴れしくしないでよね」
士郎「なんでだ?俺は遠坂と戦う気は無いぞ」
凜「あああ!なんでアンタは…いや、もう良いわ、とにかく明日からは敵になるんだから忘れないでよね!」
士郎「分かったよ…遠坂は優しいな」
遠坂「な!?そうなるのよ!」
士郎「だってわざわざ警告したって事は、心配してくれてるんだろ?」
凜「これは私の心の贅肉よ!」
?「…ねえ?お話は終わり?」
サマナー「!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 21:23:53.61 ID:Yy5afheSO<> >>60の
凜「な!そうなるのよ!」は
凜「な!なんでそうなるのよ!」の間違いです
脳内補完お願いします
士郎「サ、サーヴァント!?」
凜「な、何よアレ!?スペックがセイバー以上の化け物じゃない!」
?「こんばんは、お兄ちゃんは二回目だね」
セイバー「知ってるのですか?」
士郎「い、いや…」
?「初めまして、私はバーサーカーのマスター、イリヤスフィール=フォン=アインツベルンよ」
凜「アインツベルン…!」
サマナー「知ってるのか?」
凜「ええ、遠坂家と同じ魔術の御三家よ」
イリヤ「ふーん…そこの黄色いのがお兄ちゃんのサーヴァントね」
セイバー「……」
イリヤ「そしてその弱そうな男がトオサカのサーヴァントね」
サマナー「おいおい、いきなり弱そうとは失礼だな」
イリヤ「ま、どんなサーヴァントもバーサーカーには勝てないわよ?なんせ私のバーサーカーは無敵なんだから!」
サマナー「来るぞ!」
凜「ここは協力するわよ!アレは一組じゃどうしようもないわ!」
士郎「分かった!行くぞセイバー!」
セイバー「はい!」
イリヤ「やっちゃえバーサーカー!」
バーサーカー「■■■■ーーー!!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 21:43:56.92 ID:Yy5afheSO<> セイバー「くっ!」
セイバーが前に出てバーサーカーを抑え、その間に−
サマナー「ここじゃ沢山だすと返って邪魔になるな…なら!」
−サマナーが仲魔を召喚する!
『来い!魔神オーディン!大天使メタトロン!』
オーディン「出番の様だな」
メタトロン「やれやれ、いきなり呼ばれたと思ったらいきなり戦闘ですか?全くウチのサマナーは…早めに召喚してくださいといつも言ってるじゃないですか」
サマナー「しょうがないだろ!?いきなり戦闘始まったんだから!」
メタトロン「やれやれ、今度は言い訳ですか?」
サマナー「お前なぁ…!」
凜「口喧嘩してないで早く戦いなさい!」
サマナー「おっと、了解!行くぞメタトロン!」
メタトロン「はいはい、話は後でたっぷりしますよ?」
イリヤ「…へぇ、擬似的にとは言え、神や大天使を呼び出すなんて、凄いじゃないトオサカのサーヴァント」
メタトロン「確かに私達は擬似的と言っても良い存在ですが、人間の振りをしているただの人形には言われたくないですねぇ」
イリヤ「なっ!?…バーサーカー!とっととアイツを殺っちゃって!」
バーサーカー「■■■ーーー!!」
バーサーカーはメタトロンに突進しようとするが−
セイバー「私達を!」
サマナー「忘れては!」
オーディン「いかんな!(ガギン!)」
−それは三人の手により止められた
メタトロン「では、私も行きますよ?『マハ・ジオンガ!』」
バーサーカー「■■■ーーー!?」
バーサーカーの頭上から巨大な雷が落ち−
セイバー「くっ!?(サッ)」
−セイバーが間一髪回避する
<>
メタトロンは大変ウザいです、ご了承下さい ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 22:12:09.11 ID:Yy5afheSO<> 士郎「お、おい!今アンタ、セイバーを巻き込もうとしなかったか!?」
メタトロン「いやいや、近くにいるのでついでにやっただけですよ?」
士郎「なっ!?」
メタトロン「ああ、安心して下さい?まだ倒すつもりはありませんから…ただ今の内に弱らせた方が、後で戦う時に楽になるじゃないですか、弱っても囮にはなるでしょうし」
士郎「テメェ…!」
サマナー「メタトロン!セイバーを巻き込もうとするな!これは命令だ!」
メタトロン「…しょうがないですね、サマナーの命令なら仕方ないですね、「サマナー」の「命令」なら」
サマナー「すまねぇな士郎!ソイツそういう奴だから!根は悪い奴じゃねぇはずだ!」
士郎「あ、ああ…(はずって…)」
メタトロン「しかし、今のは消し飛ばすつもりだったのですが…上手く力がだせませんね」
オーディン「そういえば、我も体が重いな」
サマナー「(おかしい…二人の実力はこんなもんじゃ無いはずだ…)」
凜「…まさか、修正力?」
士郎「修正力?」
凜「ええ、伝承通りのメタトロンやオーディンならこの町を消し飛ばすなんて訳無いわ…世界からの修正力で力を抑えられてるとしか…」
サマナー「なるほど…この時代にいないはずの神なんかは、世界に邪魔されて力が上手くだせないのか…」
凜「そういう事ね」
サマナー「クソ!厄介なモンが敵に回ったな!(ガガガガガ!)」
サマナーはメギドファイヤーを撃つが−
バーサーカー「■■■ーーー!!(キキキキキン!)」
サマナー「弾かれた!?」
−バーサーカーの肉体には傷一つ無かった
イリヤ「無駄よ!そんな攻撃バーサーカーには通用しないわ!」
オーディン「(「効かない」のでは無く、「通用しない」…?まさかアヤツは…なら!)セイバー!一瞬だけでも構わんから時間を稼げるか!?」
セイバー「…問題ありませんが、何を?」
オーディン「これならアヤツにも通用するかもしれん!」
セイバー「分かりました、お任せ下さい!」
オーディンがその場からいくらか下がり−
イリヤ「あら、逃げる気?」
−その間セイバー一人でバーサーカーを抑え−
オーディン「いいや、勝つつもりだ!」
−オーディンが槍を構える!
イリヤ「!まさか!?」
オーディン「(この世界から修正を受けてるなら−)」
『ロンギ−』
オーディン「(−この世界のルールに従えばこの槍が使えるはずだ!)」
『−ヌス!』
<>
今更ですが独自設定有りです ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 22:15:20.78 ID:Yy5afheSO<> うわぁーミスったー!
オーディンの持つ槍はロンギヌスじゃなかったです! <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 22:19:47.39 ID:Yy5afheSO<> >>63のオーディン「(この世界から修正を受けてるなら−)」からの修正です
『グング−』
オーディン「(−この世界のルールに従えばこの槍が使えるはずだ!)」
『−ニル!』 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 22:38:59.01 ID:Yy5afheSO<> グングニル−
−それは北欧神話においてオーディンが持つとされる槍であり
バーサーカー「(ズバン!)■■■ーーー!?」
−この槍は決して的を射損なうことなく確実に相手を貫き−
イリヤ「バーサーカー!?」
−敵を貫いた後は自動的に持ち主の手もとに戻るとされ、また−
オーディン「やはりこれなら効いたか…ヘラクレスよ(パシッ)」
−この槍を向けた軍勢相手には、必ず勝利をもたらすと言われる槍である!
凜「やった!」
イリヤ「バ、バーサーカー!さっさと目の前の敵を薙ぎ払いなさい!」
凜「何言ってるの?貴方のサーヴァントは胸に大穴開いて、後は消えるだけよ?」
オーディン「いや…まだだ!」
ブンッ!
セイバー「!?」
何と、胸を貫かれ絶命したはずのバーサーカーが無傷で襲ってきた!
士郎「セイバー!(ドン!)」
セイバー「なっ!?」
いち早く異変に気付いた士郎がセイバーを押し、庇おうとしたが−
士郎「(ドンッ!)…え?」
−その士郎をサマナーが押した−
凜「サマナー!?」
−誰もが−いや、本人を除き、その仲魔以外はサマナーの最悪の未来を想像した−
−が−
サマナー「『物反鏡!』」
−サマナーが手にした鏡が光った刹那−
バーサーカー「(カキン!!)■■■ーーー!?」
−何かを弾く音がして、逆にバーサーカーの腕が吹き飛んでいた <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/04(水) 22:59:30.31 ID:Yy5afheSO<> イリヤ「え…?」
凜「嘘…?」
サマナー「へへ、どうだ…お前の一撃は跳ね返させてもらったぞ」
イリヤ「バーサーカー!…令呪により命令する!『私を連れて、逃げなさい!』」
バーサーカー「■■■ーーー!!(ダン!)」
バーサーカーは残った片腕でイリヤを抱え、全速力で逃げて行った
サマナー「ふぅ…引いたか…」
凜「ア、アンタ!今何したの!?」
サマナー「ああ、これを使ったんだ」
サマナーの手にはひび割れた鏡があった
凜「これは?」
サマナー「物反鏡って言ってな、物理攻撃をそのまま跳ね返すアイテムだ」
凜「なんでそれを早く使わなかったのよ!」
サマナー「数に限り(残り29個)があるし、そもそもアイツが物理攻撃以外を使ったら意味が無いんだ」
凜「…バーサーカーは物理攻撃ぐらいしかしないわよ?」
サマナー「…そうなのか?」
凜「ええ…それより衛宮君!さっきのは何!?」
士郎「えっ…さっきのって…」
凜「とぼけないで!さっきセイバーを庇おうとした事よ!」
士郎「ああ、アレはつい…」
凜「つい…じゃないわよ!サマナーが庇わなかったら死んでたわよ!?」
士郎「でもそれはセイバーも同じ事だろ?」
セイバー「いいえ、リンの言う通りです。私は一回ぐらいでは死にませんし、そもそも貴方が死んだら私も消えます」
士郎「そうなのか?」
セイバー「そうです!そもそも貴方は…!」
サマナー「はいはいそこまで、続きは家に戻ってからだ」
セイバー「…分かりました…シロウ!帰ったらみっちり説教です!」
凜「やれやれ、ね」
サマナー「やれやれ、だな」
サマナー達は衛宮宅に戻る事にした
メタトロン「あ、サマナー?さっきの言葉は忘れてませんね?帰ったらさっきの続きをします」
サマナー「」
−今日、休めるかな?− <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/04(水) 23:01:26.50 ID:Yy5afheSO<> はい、今日はここまでです
今までで最長でしたね…疲れた
では、また明日
質問をお待ちしております <>
補足 ◆YItGnij4zE<><>2012/04/04(水) 23:33:16.18 ID:Yy5afheSO<> これはこのSS内限定のグングニルの設定です
【宝具】グングニル『(勝利をもたらし必中の槍)』
ランク:EX(A)
種別:対人宝具
レンジ:視界に捉えられる距離まで
オーディンが使用する北欧神話に伝わる槍
投げれば確実に目標を貫き、自動的に持ち主の手に戻る
本来は「勝利した」と言う結果が先に決まり、因果を逆転させて放たれる
要するにゲイボルクの上位互換
だが世界の修正力を受けてるため、Aランクて落ちている
なので、放てば勝利する確率が高くなると言った物となっており、絶対勝利では無くなってる
しかしそれでもゲイボルクの上位互換には変わりは無い
使う代わりに放った者の体力の9割を消費する
これは悪魔達が元の世界(デビルサマナーの世界)で技を放った際に、体力を消費する為それが受け継がれてる
つまり1対1や2対1以上なら良いが、1対2以上なら使わない方が良い <>
ミス ◆YItGnij4zE<><>2012/04/04(水) 23:34:41.93 ID:Yy5afheSO<> だが世界の修正力を受けてるため、Aランクて落ちている
↓
だが世界の修正力を受けてるため、Aランクまで落ちている <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/05(木) 07:31:08.21 ID:fbmGnxkTo<> 丁度ハッカーズやり直してるところだったww
この主人公は能力値からして力、速に割り振ったタイプだな
シヴァとオーディンを同時召喚するとかEXキョウジ仕様か
大物悪魔もいいけど、ピクシーとかも呼んでほしい <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/05(木) 07:39:48.80 ID:679BY3ZSO<> >>71
はい、私自身「主人公は前に出て戦わせるべきだろ」と言う考えで、最初は死にまくりました
サマナーは旅に出る事により、デビルサマナーとしての経験を培ってます、実力的にはキョウジクラスです
ピクシーは…出来れば仲魔は出てくるまで誰がいるかは言いたく無いので、気長にお待ち下さい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/05(木) 09:02:52.75 ID:fbmGnxkTo<> そういやグングニルは型月では大神宣言とかルビ振られてるな <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/05(木) 21:09:09.87 ID:679BY3ZSO<> 衛宮宅
セイバー「クドクド」
士郎「」
メタトロン「クドクド」
サマナー「」
凜「…いつまで続くのかしらコレ、かれこれ30分よ?」
オーディン「セイバーはともかく、メタトロンはいつもの事だ」
凜「…ねぇ、戦闘中も思ったけどメタトロンはいつもああなの?」
オーディン「うむ、しかしアレでも最初の頃よりはだいぶマシなんだぞ?」
凜「そうなの?」
オーディン「うむ、最初の頃は「貴方みたいな下郎が私のサマナーとは認めたくない」だの、「サマナーは足手まといだから何もするな」だの、「自分以外は仲魔でも裏切るつもりでいろ」だの…言い出したらキリが無いな。今でも我等以外は、例え仲間でも信頼せんな」
凜「ふぅん、大天使って言うからもう少し優雅な感じかと思ったけど…」
オーディン「我達がいた世界の天使・大天使は基本的にああなのだ…むしろ堕天使の方が性格良いな」
凜「なんか夢が壊れる話ね」
オーディン「現実はこんなモノだ」
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/05(木) 21:34:12.20 ID:679BY3ZSO<> セイバー「クドクド…分かりましたか?シロウ」
士郎「はい…」
メタトロン「クドクド…分かりましたよね?サマナー」
サマナー「はい…」
凜「終わったようね士郎、本題に入って良いかしら?」
士郎「…本題?」
凜「率直に言うわ、私と同盟組まない?」
士郎「…良いのか?」
凜「…さっきああ言った手前だけど、あのバーサーカーは強すぎる…対抗策があってもいつまで持つか分からないわ」
メタトロン「やれやれ、一度言った事を撤回するとは…随分と脆い信念ですね」
凜「そこ、煩い」
セイバー「しかし、確かにあのサーヴァントは強すぎる…ここは同盟が最善です」
オーディン「うむ、一度は我のグングニルで倒したがもう効かんだろうな…」
サマナー「どういう事だ?」
オーディン「我の考えが正しければ、アレはギリシャの大英雄ヘラクレスだろう」
凜「ヘラクレスですって!?」
メタトロン「気付かなかったのですか?これだから今の人間は…」
凜「そこ、黙りなさい」
オーディン「話を続けるぞ、我の記憶が正しければアレは十二の試練により12個の命を持つ」
オーディン「しかもその特製によりまともな物理攻撃は喰らわんし、Aランク以下の攻撃は無効化される」
凜「な、なんてインチキなの?」
オーディン「更に一度死因となった攻撃は二度と喰らわん…」
メタトロン「しかもあの人形は現代の物にしては、かなりの魔術師です…今頃減らした命を再生してるでしょう」
凜「…はぁ…そんな奴どうすれば良いの?」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/05(木) 21:46:36.10 ID:679BY3ZSO<> 士郎「ま、待ってくれ!さっきからあの子の事を人形人形って…何の事だ?」
メタトロン「………はぁぁぁぁ…アレはホムンクルスです」
凜「ホムンクルス…アインツベルンの造った聖杯戦争用のマスターって事ね?」
士郎「ホムンクルス?」
凜「簡単に言えば、造られた人よ」
士郎「造られた人…」
サマナー「なるほど、造魔みたいなモンか」
凜「造魔?」
サマナー「ウチの世界にいる、自称天才が作ったドリー・カドモンという人形を元に造られた悪魔の事だ」
凜「…貴方の世界は悪魔を造る事も出来るの?」
サマナー「うーん…実質あの人形を造りだせるのはアイツぐらいだしなぁ」
オーディン「ある意味、アイツは本物の天才だろうな」
凜「話が逸れちゃたわね…で?同盟組むの?組まないの?士郎」
士郎「組むに決まってる、コチラも願ったり叶ったりだ」
凜「そう、コチラからもよろしくね?士郎」
士郎「コチラこそ…あ、さっきから違和感があったけど、遠坂いつの間にか俺の事を名前で呼んでるのか」
凜「あら、衛宮君の方が良いかしら?」
士郎「い、いや、士郎で構わないさ」
凜「そう、言っとくけどバーサーカーを倒すまでの間だけだからね?」
士郎「ああ、それでも構わない」
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/05(木) 22:15:07.11 ID:679BY3ZSO<> 凜「交渉成立ね…早速だけどサマナー?私の家から荷物持ってきてくれる?」
サマナー「…ああ、なるほど」
士郎「と、遠坂?何言ってるんだ?」
凜「何って、私もこの家に生活するのよ?」
士郎「な、なんでさ!?」
凜「なんでって、そっちの方が連絡する手間も省けるし、そちらの方が安全じゃない?」
士郎「だからって…」
サマナー「そうだ、皆さっきの戦いで怪我してるだろ?得にオーディン」
オーディン「うむ…先程の真名解放が余程体に負担をかけたようだ…」
サマナー「だろ?皆もいくらか怪我してるし、治療した方が良いだろ」
凜「出来ればそうして欲しいけど…あの宝玉使うの?」
サマナー「いや、宝玉も沢山ある訳じゃ無いしな…回復専門の仲魔を呼ぶよ」
凜「メタトロンは回復出来ないの?」
メタトロン「私は攻撃、妨害専門なものでしてね」
サマナー「良し…いくぞ」
開いたスペースに魔法陣が展開され−
『来い!妖精ピクシー!』
−そこから羽の生えた可憐な少女が現れる
ピクシー「どうしたの?サマナー、また怪我したの?」
サマナー「いや、怪我は対した事ないが、俺の仲間が「怪我に対した事も何も無いわよ!」
ピクシー「いい?小さな怪我一つでも命に関わる場合があるのよ!?いつも怪我したらすぐに治療を「あ、荷物取って来なきゃいけないから仲間の治療頼んだぞ!いくぞメタトロン!オーディンもしっかり回復しろよ!」
オーディン「うむ」
メタトロン「やれやれ、力仕事はあまり得意では無いんですがねぇ…」
ピクシー「あ、こらサマナー!待ちなさい!…もう!」
凜「…随分サマナーが心配なのね?」
ピクシー「あ、貴女がサマナーのマスターね?私は妖精のピクシー!」
凜「よろしく、私は遠坂凜よ」
ピクシー「よろしくね?リン!」
凜「コチラこそ。そういえば随分サマナーの事を気にかけるのね?」
ピクシー「だってサマナーは私の…キャッ♪」
凜「…ふぅん…言っとくけど「私」が「サマナー」の「マスター」だからね?」
ピクシー「あら、私は「サマナー」の「最初」の「仲魔」よ?」
オーディン「(…最初の仲魔はノッカーと聞いてるが…)」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/05(木) 22:41:45.40 ID:679BY3ZSO<> ピクシー「あ、いっけない!早く治療しなくちゃ!」
凜「なら先にオーディンを治療してあげて?彼、だいぶ疲れてるから…私は最後で良いわ」
ピクシー「はーい♪…ってオーディン、貴方がここまで疲労するなんて珍しいわね?」
オーディン「うむ、大技を使ったものでな」
ピクシー「そう、治療するわよ?『ディアラハン!』(パァー)」
オーディン「…うむ、体力は戻ったようだな」
ピクシー「じゃあ次はそこの騎士様ね?」
セイバー「あ、いや、私は…」
ピクシー「遠慮しないの!…あら?怪我が塞がってる?」
凜「あら?セイバー、回復魔術なんて使えたの?」
セイバー「いえ、これは私のスキルの様なものでして…」
ピクシー「ふーん…でも、体力までは回復してないようだし一応回復するわね?『ディアラハン!』」
セイバー「…凄い、私の時代にもここまで完璧な回復魔術はありませんでした」
ピクシー「あったり前よ!回復魔術だけなら神様にも負けないんだから!次は赤毛の君ね?」
士郎「ああ、頼む」
ピクシー「…あら?貴方も傷が癒えてるわよ?」
凜「あら士郎、治療できたの?」
士郎「い、いや、正直強化以外の魔術は使えないんだが…」
セイバー「…おそらく、正規の召喚では無かったので誤作動で私の治癒力がシロウに流れてるのでは無いのでしょうか?」
凜「…なるほど、それならつじつまが合うわね」
ピクシー「でも体力は消費してるし…『ディアラハン!』」
士郎「…おお、まるで疲れが最初から無かったみたいだ」
ピクシー「ふぅ…最後にリンね?『ディアラハン!』」
凜「…なるほど、確かに凄いわね」
ピクシー「…これで怪我してるのはサマナー以外いないわね、…ていうかメタトロンの奴全く体力消費して無かったけど、また自分だけ安全なとこから攻撃してたのね?」
ピクシー「全く相変わらず姑息なんだから…たまには敵の近くで戦おうとはしないのかしら?」
メタトロン「戦闘の出来ない貴女には言われたく無いですね」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/05(木) 23:01:36.96 ID:679BY3ZSO<> ピクシー「あ、あら貴方達いつの間に?」
メタトロン「今さっき戻りました…とりあえず、戦闘も出来ない小娘はえばらないで下さい」
ピクシー「煩いわね!大天使の癖に回復魔術使えない貴方には言われたく無いわ!…それよりサマナー!さっさと回復するわよ!?」
サマナー「あ、ああ、分かった分かった」
ピクシー「全く…『ディアラハン!』」
サマナー「…ピクシー、またディアラハンばっかり使ってたのか?」
ピクシー「だって他の回復魔術じゃ、なんだか不安なんだもん」
サマナー「不安なんだもん、じゃねーよ、自分の魔力消費量も考えろよ…ほとんど底をついてるじゃないか」
ピクシー「…だって完全回復じゃないと不安だし…」
サマナー「…ほら、チャクラポットだ」
つチャクラポット
ピクシー「…ありがと♪」
凜「それは?」
サマナー「チャクラポット、魔力を完全に回復するアイテムだ」
凜「ふぅん…後でいくらか私にも分けてね?魔力切れ起こした時の保険が欲しいから」
サマナー「了解、後で2〜3個渡すよ」
凜「ありがと♪あ、士郎、後で空いてる部屋貸してね?」
士郎「あ、ああ…というか本気でここに住む気か?」
凜「本気も本気よ」
士郎「…はぁ、藤ねぇに何て言えば…」
こうして魔術師達の夜は更けていく… <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/05(木) 23:03:55.30 ID:679BY3ZSO<> 今日はここまでです
ピクシーは最初に出会うピクシーと同じピクシーです(御霊合体等はしています) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/05(木) 23:10:29.20 ID:0rb4eN3h0<> 乙ー
C <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/06(金) 22:33:01.05 ID:ZPW0+lVSO<> 申し訳ありません、今日は家庭の都合で投稿する事が出来ません
お待ちしていただいた皆様、ごめんなさい <>
手作りココアアイス美味しいです ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 19:38:21.76 ID:pVabJdCSO<> 凜「…ここは?」
そこは町だった
一瞬新都かと思ったが、少なくとも新都にはこのような景色は無かった
凜「ここは何処かしら?」
そこに…
凜「っ!?」
明らかに人らしからぬ存在がいた
凜「…悪魔、かしら…けど」
その謎の存在からは機械らしきコードが見えた
凜「…!」
その存在は何かを見つけ、そこを見つめる
凜「私に気付いてないの?」
?「ム、ムンドゥス!?」
ムンドゥス「ネミッサ…」
その存在…ムンドゥスは銀髪の女性、ネミッサに明らかな敵意を見せる
そしてネミッサの横には…
?「コイツ…こんな所にいたのか!」
凜「…!?サ、サマナー!?」
−サマナーがいた <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/07(土) 19:51:35.50 ID:pVabJdCSO<> すいません、ムンドゥスじゃなくてムーウィスでしたね <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 20:29:41.07 ID:pVabJdCSO<> ムーウィス「コノ…鉄ノ…ナラ…オマエヲ…オ…コトガ…デキ…」
凜「…何?声が上手く聞こえない…」
その場にいる三人の声が、ノイズがかかってるみたいにかすれ始める
−どうやら戦闘が始まったようだ
ネミッサからは雷が放たれ、サマナーは仲魔を召喚して…
凜「あら?仲魔が違う…?」
その場に召喚された仲魔がピクシー以外違う悪魔だった
次第にその戦闘もノイズが走り、いつの間に決着は付いてた
凜「…アレは本当にサマナーなの?」
サマナーの動きは素人に毛が生えたような動きだったり、武器自体も違っていた
−途端にノイズが激しくなり、一瞬暗転した
サマナー「リーダー…リーダー!」
ネミッサ「しっかりして!リーダー!」
気付いた時には凜はビルらしき屋上にいた
凜「今度は何?」
そこには涙を流す先程の二人と、血だらけになった男がいた
凜「…やっぱりコレはサマナーの…」
どうやらここはサマナーの過去の記憶の様だ
しかし先程よりもだいぶノイズが薄く、ある程度声も聞きやすかった
そして突然爆発が起き、また暗転した <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 20:30:18.21 ID:pVabJdCSO<> 凜「…え?」
−そこは最初にいた町だった
そしてムーウィスも現れ、サマナー達と出会う
ネミッサ「ム、ムーウィス!?」
サマナー「…来たか」
先程と同じ…いや、サマナーの台詞が違うが基本的に同じ会話だった
凜「何が起きてるの?」
そして、戦闘開始−
−しかし
凜「あのムーウィスって奴、動きが…それにサマナーも…」
ムーウィスは先程より、早く、強くなっていた
サマナーの召喚した仲魔はメンバーが変わっていて、オーディンもいた
サマナー自身の動きも実践的な動きになり、先程よりもかなり強くなっていた
ノイズも先程より薄かった
−そして暗転、ビルの屋上
ネミッサ「リーダー!大丈夫!?」
リーダー「う、うう…」
サマナー「まだ息がある!急いで病院に連れていこう!」
サマナーがリーダーと呼ばれた男を担く
−そしてビルの爆発、暗転
次の景色は病院の手術室前だった…どうやら手術のようだ
サマナー「…リーダー…!」
ネミッサ「………」
やがて手術中のランプが消え、中から外科医が出てくる
サマナー「先生!リーダーは!?」
外科医「……」
−外科医は首を横に降る
サマナー「そ、そんな…」
ネミッサ「リーダー…リーダー…!」
−暗転 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 20:46:34.86 ID:pVabJdCSO<> −また町の中
ネミッサ「ム、ムーウィス!」
サマナー「…(スラッ)」
サマナーの手には刀−ヒノカグツチが握られてた
戦闘開始
ムーウィスの動きは先程と変わらない
しかし、サマナーの動きは更に洗礼されており、仲魔もメタトロンが加わってる
凜「一体何なの?何が起きてるの?」
結果は圧勝、そして暗転、ビルの屋上
サマナー「リーダー!大丈夫か!?」
リーダー「あ、ああ…何とかな…だけど足がイカれちゃたね」
ネミッサ「…ごめんなさい」
リーダー「いや、生きてるだけでも儲けもんさ」
そこには重傷には変わらないが、明らかに先程より元気なリーダーがいた
サマナー「とりあえず早く病院に行こう…リーダー、背中に乗って」
リーダー「ありがとう…」
そして爆発−暗転
景色は手術室前に移る
サマナー「先生!リーダーは!」
外科医「…何とか一命は取り留めました…しかし、足の筋が切れており、もう歩けないでしょう」
ネミッサ「…そう、でも、生きてるだけマシよね…」
そして暗転、景色は機械らしき物がいくらか置いてある部屋になる
そこにはサマナーとネミッサ、そしてやたら派手な髪をしている男がいた
ネミッサ「…そんな、嘘でしょ、ランチ…リーダーが、死んだ、なんて」
ランチと呼ばれた男「…本当だ、車椅子で散歩してたら暴走車が突っ込んできたらしい…」
リーダー「畜生…なんでだよ!せっかくあの時生きられたのに!」
−更に暗転 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/07(土) 20:52:10.65 ID:yFJwv8hvo<> つスワチカ
跳べよおぉぉぉーーーっ!!! <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 21:00:26.25 ID:pVabJdCSO<> −そして町の中
サマナーは先程よりも更に強くなり、今のサマナーに近い実力があった
そして勝利、暗転
リーダー「…大丈夫だ、かなり痛いけど…大怪我はしてないよ」
リーダーは血は流してはいたが、しっかり自分の足で立っていた
サマナー「よかった…とにかく急いで下に降りるぞ」
そしてリーダーは自分の足で下に降りる
爆発、暗転
病院、手術は問題無く成功、暗転
先程の部屋
サマナー「それでリーダーは!?」
ランチ「大丈夫だ、足は折ったらしいが、意識もはっきりして入院して今も静養中らしい」
ネミッサ「よかった…せっかく生きられたのに、こんな事で死んだら悲しすぎるわね…」
またも事故にあったらしいが、車椅子じゃないためか足を折っただけで済んだらしい
−暗転
次に凜の視界が捕らえた景色は、激しく燃える病院−
サマナー「リーダー!リーダーァァァ!!」
消防士「駄目だ!今入ったら君も焼け死んでしまう!」
ネミッサ「なんでよ!なんでリーダーがこんな目に合わなきゃいけないのよ!」
−どうやら、あの病院にリーダーが取り残されてるらしい
消防士も入れない程燃えており、足を骨折しているリーダーは当然…
サマナー「リーダーァァァァァァ!!!!」
また暗転 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/07(土) 21:08:33.88 ID:AOfKXy420<> もしかして…何回もループしてる? <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 21:14:12.09 ID:pVabJdCSO<> ムーウィスと戦闘し、リーダーを助け、リーダーが何らかの理由で死ぬ
その繰り返し
繰り返す度にリーダーは様々な理由で死ぬ
何度も死ぬ
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
−そしてもう何度目か分からない暗転、しかし−
凜「…え?」
そこは先程の部屋…しかし−
−血に染まってた
サマナー「アハハハハッ!アハハハハハハハ!」
そこにはネミッサ、先程のランチという男
仲間であろう青年と少年の死体があり
そして血だらけになってるリーダーが立っていた
凜「…何をしているのよアンタ!!!今すぐ止めなさい!!」
凜は令呪を使おうとするが、反応しない
当然だ、コレはサマナーの記憶なのだから
リーダー「止めるんだ!一体何があったんだ!」
サマナー「…何度繰り返しても」
リーダー「!?」
サマナー「繰り返しても繰り返しても繰り返しても繰り返しても繰り返しても繰り返しても!!!」
サマナー「リーダーは死ぬ!何度も死ぬんだ!!」
リーダー「き、君は何を言ってるんだ!?僕は今こうして生きて…」
サマナー「どうせまた死ぬんだ!名も知らない奴に殺されるぐらいなら、俺が殺してやる!」
−そしてヒノカグツチが振り下ろされ−
ザシュ
−リーダーは糸が切れた様に倒れる
サマナー「アハハ…これでリーダーは誰にも殺されない…アハハハハハハハハハハ…ハハ…ハ…畜生…畜生!」
サマナーの狂った笑い声は、そのうち泣き声に変わり−
サマナー「畜生…畜生…」
−血だらけのまま、外に出て行った <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 21:22:44.58 ID:pVabJdCSO<> そして暗転…しかしそこは今まで見なかった景色だった
凜「…ここは?」
?「…また来たのか、これで何度目だ?」
サマナー「…百から先は覚えてないな、済まないけどもう一度頼むよ、スケロクさん」
そこにはサマナーとやたら派手なスーツを着た、スケロクと呼ばれた男がいた
サマナー「今度こそリーダーを救う!救ってみせる!」
スケロク「その台詞、もう何百回も聞いたな」
凜「まさか、サマナーの奴…」
スケロク「何度も繰り返して、まだ諦めが付かないのか?」
−サマナーは繰り返してた
何度も何度も、何らかの方法で繰り返し、リーダーを救おうとしたのだ
心が壊れても
何十、何百というリーダーが死んでも
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
−繰り返していた
サマナー「煩いな…良いからくれよ、スワチカ」
スワチカ「…サマナー、修正力って知ってるか?」 <>
前レスの最後、スワチカじゃなくてスケロクですね ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 21:35:55.88 ID:pVabJdCSO<> 凜・サマナー「…え?」
−不意に、凜とサマナーの声が重なる
スケロク「俺もつい最近聞いた話なんだが、この世界には修正力ってモンがあるらしい」
サマナー「修正力…」
スケロク「そう、世界をあるべき姿に戻そうとする世界の持つ力…」
凜「ま、まさか…」
スケロク「コイツは結構厄介でな、ある程度この世界は何が起きるか決まってるらしい」
サマナー「ま、まさか…」
スケロク「そう、そのまさかだ」
−突如、サマナーがスケロクの胸倉を掴む
サマナー「テメェ…まさかリーダーの死は…」
スケロク「ああ、あの男の死は…
世界によって定められている」
バキッ!
サマナーがスケロクを殴り飛ばす
サマナー「…テメェ等、知ってて…!!」
スケロク「…言っただろう、俺も最近聞いたって…マダムも最近知ったらしい」
サマナー「…じゃあ、リーダーは絶対に助けられないって言うのか!?どんだけ頑張っても!いくら守っても!死んじまうって言うのか!」
スケロク「…そうだ」
−あまりにも悲しすぎる真実
サマナー「嘘だ…」
サマナー「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ!」
スケロク「…残念だが、真実だ」
サマナー「…畜生!」
サマナー「畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生!!」
サマナー「チクショーォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 21:48:33.04 ID:pVabJdCSO<> 凜「…じゃあ…サマナーの頑張りは、アレは無駄だったの?」
サマナー「………クソッたれ…」
スケロク「…方法ならある」
サマナー「……え?」
スケロク「リーダーを助ける方法が一つだけある」
サマナー「…本当…か?」
スケロク「ああ、聖杯戦争に参加するんだ」
サマナー「聖杯…戦争?」
スケロク「ああ、異世界にあるモンでな、この戦争に生き残った奴はどんな願いも叶える」
サマナー「どんな…願いも?」
スケロク「ああ、例えば…
リーダーの死の定めを無くして欲しいとかな」
サマナー「…本当に?」
スケロク「ああ」
サマナー「…本当に…リーダーを救えるのか?」
スケロク「ああ、救える」
スケロク「しかし、その戦いは今までより…キョウジや俺より強い奴らとの戦いになるだろう」
サマナー「…それでも、良い」
サマナー「リーダーを助けられるなら、どんな戦いにも勝ち残ってやる!!」
スケロク「…そうか、ならこの扉に入れ」
突如、スケロクの背後に大きな扉が現れる
スケロク「一時期、お前はサーヴァントという存在になり、戦争を勝ち抜く事となる…後の事は聖杯が知識を与えてくれるだろう」
サマナー「…ああ」
サマナーが扉のノブに触れ、回す
スケロク「行ってこい、そして勝ち残れ!」
サマナー「…ああ!」
扉は開き、そこから強烈な光が漏れ− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 21:56:52.44 ID:pVabJdCSO<> 凜「…はっ!?」
−凜は目を覚ました
サマナー「お、おい!大丈夫か!?」
そこにはいつも通りのサマナーがいた
凜「サマ、ナー…」
サマナー「良かったぁ…いきなりうなされ始めて、大量に汗をかいたり……泣き始めたり…」
凜「サマナー…サマナー…う、うう…」
サマナー「どうし…た?」
突如、凜はサマナーの胸に顔を隠すようにうずくまり…
凜「うう、うぇ、グスッ、うぇ、うぇ」
−泣いた、始めて家族以外の前で泣いた
サマナー「……(ポンポン)」
サマナーはそんな凜の背中を優しく叩く
凜「うぇ、うぇ…(なんで、そんな…なんであんな事あったのに…)」
−なんで、こんなにも優しいのよ− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/07(土) 21:59:39.33 ID:pVabJdCSO<> はい、今日はここまでです
今回はサマナーの過去編でした
サマナーはこの聖杯戦争でどんな答えを見つけるのでしょうか?
それは作者である私にも分かりません
バッドかグッドさえも分かりません
何か質問がある場合は答えられる範囲で答えます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/08(日) 11:44:21.27 ID:06D5nD+SO<> 良い設定だ
強すぎないぐらいがいい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/08(日) 16:43:19.39 ID:jVfO7cKEo<> 士郎と同盟する意味あるかな?
バーサーカーは強敵だが倒せない敵じゃない希ガス <>
今日も夕飯後に再開します ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 17:01:49.37 ID:Cg0pcArSO<> >>98
確かに頑張れば出来るかもですが勝てる確率は半々ですし、そもそも犠牲が大きすぎます
まず物反鏡は一枚に付き、一撃分しか返せませんし、それで一回殺してしまったらもう効きません
それに、仲魔でバーサーカーを殺せる火力を持つのはオーディンとシヴァしかいませんでしたし、もう通用しません(しかもどうせストック回復してるので正直無意味に近い)
そして、出来れば仲間は多いに越したことはありません
後は心の贅肉です
あ、ついでにピクシーとシヴァはバーサーカーに対抗出来る魔術が使えますが、それでもかなりキツいです <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/08(日) 17:02:41.94 ID:Cg0pcArSO<> あ、シヴァは通用しましたね
すいません <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/08(日) 17:45:25.19 ID:jVfO7cKEo<> 命のストックって回復したっけ? <>
再開します ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 19:06:34.59 ID:Cg0pcArSO<> >>101
>>75で一応メタトロンが言ってますが、>>1の記憶が正しければイリヤの実力なら一日掛ければバーサーカーのストックは一つ回復します <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/08(日) 19:22:00.95 ID:jVfO7cKEo<> ちょっと調べてきた
ふぁて本編で紅茶に6回殺されたときは3日あれば元に戻るっていう描写があったみたい
つまり、1日に2つストックが回復する……だと……?
改めてヘラクレスのチート加減を思い知った <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 19:24:40.09 ID:Cg0pcArSO<> サマナー「…大丈夫か?」
凜「ええ…けど、時間が掛かってしまったわね」
凜は魔術で腫れた目を治す
サマナー「朝食は出来てるが行けるか?」
凜「大丈夫よ」
サマナー達は居間に向かった−
ガラッ
が
?「…え?」
?「あら?」
凜「……あ」
サマナー「うん?」
そこには紫色の髪をした女性と活発そうな女性がいた
?「遠坂…先輩?なんで…ここに?」
?「遠坂さん?」
凜「桜…藤村先生…」
どうやら桜と藤村と言うそうだ
士郎「お、やっと来たか遠坂」
凜「え、ええ…」
セイバー「リン、申し訳けありませんが、先に朝ごはんを食べてました」
凜「…構わないわ」
サマナー「じゃ、俺達も頂くか」
凜「…いただきます」
サマナー「いただきます」
そして数分後
サマナー「うん?」
突如、藤村の手が止まった
士郎「藤ねぇ?」
藤村「…なんで遠坂さんがここにいるのよーーーーー!!!!」
ガオォーーーー!!!
−サマナーはその姿にピャッコを想像した <>
セイバーの事は凜が来る前に説明しました ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 19:55:06.37 ID:Cg0pcArSO<> >>103
二個でしたか、じゃあ半日で一個ですね
藤村「セイバーはさっき聞いたけど、遠坂さんの事は聞いてないわよー!!」
士郎「お、落ち着け藤ねぇ!」
遠坂「…どうやら話はしてなかったようですね」
藤村「遠坂さん!?なんでここにいるの!?」
凜「…実は今私(わたくし)の家にトラックが衝突してしまいして、今修理中で住めないんです」
凜「最初はホテルに泊まろうとしましたが、衛宮君が「それなら家に泊まらないか?」と誘ってくれたのでお言葉に甘えようかと…」
藤村「あ、あら…そうなの…」
どうやら藤村は凜の境遇(嘘)を聞いて、少し冷静さを取り戻したようだ
その頃サマナーは−
サマナー「……(ククッ)」
−笑いを堪えてた
サマナー「(凜の猫かぶりは一応学校でも見たが、改めて見ると…ククッ)」
桜「あ、あの…そちらは?」
凜「そちら?ああ…この人は…」
サマナー「俺はカツオ、神童カツオだ」
凜・セイバー「!?」
サマナー「凜の父親の知り合いで、凜のボディーガードをしてるんだ」
凜「そ、そうなの…ほら、私の家は大きいからお金を沢山持ってると勘違いした輩が襲ってこない様に、守ってくれてるの」
桜「あ…そうなんですか…」
藤村「そうなの…私もここに住んで、管理しようかと思ったけどカツオさんがいるなら安全ね」
士郎「あ、藤ねぇそろそろ時間じゃないか?」
藤村「あー!もうこんな時間!」
藤村はもの凄いペースで朝飯を食べ…
藤村「行ってきまーす!」
嵐の様に去っていった
サマナー「…忙しい人だな」
桜「え、ええ…あ、先輩、少し話したい事が…」
士郎「うん?なんだ?」
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 20:27:35.63 ID:Cg0pcArSO<> 桜「実は家の御祖父様が寝込んでしまい、看病の為しばらく朝は来れなくなりまして…」
士郎「御祖父様?桜の家、お爺さんがいたのか?」
桜「え、ええ」
士郎「…そっか、ならしょうがないな」
桜「すいません…では、ちょっと用事がありまして、先に学校行きますね?」
士郎「あ、ああ…行ってらっしゃい」
桜「行ってきます…」
桜も学校に向かった
凜「…サマナー!なんでいきなり真名ばらしてんのよ!?」
セイバー「本当に何を考えてるんですか!?真名をばらすという事は、弱点をばらすというのと一緒ですよ!?」
サマナー「い、いや…どうせこの世界には俺の名前知ってる奴いないだろうし…」
凜「…そうね、そうだったわね、ごめんなさい」
セイバー「誰も知らない?どういう事ですか?」
サマナー「…凜」
凜「…良いわよ、今は同盟中だしね」
サマナー「…俺はこの世界の英霊じゃないんだ」
サマナーは異世界から来た事を伝えた(勿論その系列は伝えない)
セイバー「…なるほど、それなら真名がばれても問題無いというのは分かりました…しかし、万が一という事が…」
サマナー「でもサマナーって名乗って、もし相手がマスターだったり、その手先だったら「俺達が参加者だ」って言ってる様なもんだ」
士郎「…桜や藤ねぇが敵だって言いたいのか?」
サマナー「いや、気分を悪くしたなら謝る…しかし、もしキャスターなんかに操られてたらマズイだろ?」
凜「…そうね、警戒に越したことは無いわ…」
士郎「…あ!そろそろ時間じゃないか?」
凜「あ、そうね」
サマナー「じゃ、行くか」
セイバー「あの、私は…」
凜「そうね…霊体化出来ないなら、せめて学校の周りを見張ったら?」
士郎「しかし、目立つんじゃないか?」
セイバー「いいえ、私もサーヴァントの端くれです…目立たない様に息を潜める事は出来ます」
士郎「…そうか、なら信頼するぞ」
セイバー「ありがとうございます、シロウ」 <>
逃走中マジ面白い ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 20:52:09.11 ID:Cg0pcArSO<> そして昼休み
サマナー「セイバー、弁当を持ってきたぞ」
サマナーはセイバーに士郎の作った弁当を届けに行った
セイバー「ありがとうございます」
サマナー「…なあ、お前の願いって…本当に聖杯に頼んなきゃいけない物なのか?」
セイバー「…はい、聖杯で無ければ絶対に叶えません」
サマナー「…俺は自分の願いを叶える為に何度もやり直した」
セイバー「やり直した?何度もやり直せる様な事なんですか?」
サマナー「まあな、俺の世界にスワチカって言う、時間を遡るアイテムがあるんだ」
セイバー「…なら、それで願いを叶えれば良いのでは?」
サマナー「俺もそう思ってな…何度も繰り返した、けど駄目だった」
サマナー「死の、滅びの運命は変わらない、例え何度繰り返しても、何度道筋を変えても最終的な結果は変わらないんだ…」
セイバー「滅びの運命は…変わらない、ですか…」
サマナー「ああ、だから聖杯で死の運命を変える…それが俺の願いだ…と、邪魔したな!じゃあな!」
サマナーは霊体化して去っていった
セイバー「死の、滅びの運命は…変わらない…(私の願いは…どうなんでしょうか?)」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 21:15:20.47 ID:Cg0pcArSO<> 放課後
凜「ねえ士郎、この学校に結界が敷かれてるの気付いてる?」
士郎「…結界かどうかは分からないけど、朝から甘ったるい感じはするな」
凜「そう、結構敏感なのね?もしかして強化より探知の方が向いてるんじゃない?」
士郎「そ、そうか?」
その時−
?「キャアーーー!!」
士郎・凜「!?」
突如、女性の悲鳴が聞こえた
凜「サマナー!」
サマナー「(スゥ)了解!」
士郎「行くぞ!」
三人が向かった先には女子生徒が倒れてた
凜「これは…生気を吸い取られてるわ」
サマナー「サーヴァントの仕業か?」
凜「十中八九そうね」
サマナー「…凜!(ガギン!)」
突如、釘剣が飛んできてサマナーがそれを弾いた
そして、謎の影が逃げ出した
サマナー「二人はその人を頼む!俺はさっきの奴を追う!」
士郎「分かった!」
凜「そっちはお願い!」
サマナー「了解!」
サマナーは謎の影を追い、裏の森に向かった <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 21:46:07.19 ID:Cg0pcArSO<> サマナー「何処だ!出てこい!」
ライダーは木から木へと四方八方に飛び回り、釘剣を放つ
ヒュッ!
ガギン!
サマナー「クッ!(アサシン…いや、気配は感じる、…ライダー?)」
ヒュッ!
ガギン!
サマナー「フッ!(しかし、余り強くない攻撃だな…様子見してるのか?)」
ヒュッ!
ガギン!
サマナー「(ラチがあかないな…)なら!」
サマナーはメギドファイヤーを構えた
ヒュッ!
サマナー「今だ!」
ガガガガガ!
サマナーは釘剣が飛んできた瞬間に撃つ!
ライダー?「クッ!」
−どうやらいくらか当たった様だ、動きが幾らか鈍った
サマナー「まだだ!」
ガガガガガ!
ライダー?「チッ!」
当たった、ライダーが木から降りて来る
サマナー「ライダーだな」
ライダー「…何故、私がライダーだと?」
サマナー「アサシンにしては気配を感じるし、キャスターにしては魔術を使わない…後の三人は既に会ってるんでな」
ライダー「なるほど、見た目より頭は回るようですね…」
サマナー「…見た目よりは余計だな」
ライダー「して、どうするんですか?見逃してはくれませんよね?」
サマナー「それよりも聞きたい事がある、何故本気を出さない…いや、出せない?」
ライダー「…何故出せないと?」
サマナー「さっきのは本気には感じなかったが、それにしては声が必死だった…だから本気は出せないのかなってな…」
ライダー「成る程、先ほどの言葉は訂正します、貴方は優秀なサーヴァントの様だ…」
ライダー「ですが、逃げさせて頂きます(スッ)」
ライダーは眼帯を外し…
サマナーの目を「見た」
サマナー「クッ!?」
突如、サマナーの足が石の様に固まり…いや、石になりはじめた
ライダー「では」
ライダーは去っていった <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 22:03:29.10 ID:Cg0pcArSO<> 凜「サマナー!」
そしてちょうど凜達が来た
士郎「サマナー!大丈夫か!?」
サマナー「これが大丈夫に見えるか?」
既にサマナーの下半身は石になっていた
サマナー「凜!俺のバックに目の描かれた石がある!それを出して俺に当ててくれ!」
凜「わ、分かったわ!」
凜はサマナーのバックから目の描かれた石−ディストーンをサマナーに当てた
サマナー「…ふぅ」
すると、石化した部分が元に戻った
凜「大丈夫?」
サマナー「ああ…さっきライダーと戦闘したぞ…あ、士郎、済まないがセイバーを呼んでくれ、全員いた方がいい」
そしてセイバーが来た後、サマナーは先ほどの戦闘について説明した
セイバー「そんな事が…」
凜「しかし、石化させる目…これはやっぱり」
サマナー「ああ、メデューサだな」
士郎「メデューサ…確か人を石にする怪物だったか?」
セイバー「しかし、それが本当ならメデューサは反英霊…聖杯では呼ばれないはずです」
サマナー「…何かが狂ってるって事か?」
凜「狂ってる?」
サマナー「ああ、俺の世界で普段起きてない事が起きた時は大抵何が起きてた…」
士郎「狂ってる、か…」
凜「だけどそのライダーはあんまり強い訳じゃ無いんでしょ?」
サマナー「ああ、でもさっきも言ったが本気を出せない様だった…まるで魔力が足りてない様な…」
凜「つまり相手のマスターは余り良い魔術師じゃないのかしら?」
サマナー「それなら良いが、何か嫌な予感がするんだ…」
セイバー「嫌な予感、ですか?」
サマナー「ああ…(この予感はまるで…)」
−マニトゥが現れる前の様だ− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/08(日) 22:05:28.80 ID:Cg0pcArSO<> はい、今日はここまでです
逃走中を見てたのでペースが遅くなってしまいました
感想、質問などをお待ちしております <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/09(月) 19:28:16.03 ID:N6zED7Amo<> 石化するとか呪殺対策してないんか
メギドファイアってどんな外見してるんだろう?
個人的には↓みたいなイメージ
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0607950-1333967175.jpg <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 19:55:12.38 ID:OJgjgO6SO<> >>112
対策はしてますが、流石に石化の代表メデューサの石化は防御しきれませんでした
もし対策してなかったら即完全石化です
メギドファイヤーは自分の中ではやたらゴツいマシンガンをイメージしています
M2重機関銃を一回り大きくして、威力は戦車を一撃で貫通するような感じです(実際はヘリを弾を1トン使用してやっと倒せるぐらいの威力)
神様にダメージを与えるぐらいの筋力があるからこそ使える物です
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/09(月) 20:03:06.36 ID:CwSWemP20<> 設定も戦闘も面白いですね!
C <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 20:23:41.39 ID:OJgjgO6SO<> 衛宮邸
サマナー「うーん…」
士郎「さっきから何を考えてんだ?」
サマナー「ああ、学校に仕掛けられた結界だが…アレはライダーが仕掛けたんじゃないか?」
凜「ライダー?キャスターじゃなくて?」
サマナー「キャスターならもっとバレない様にするだろうし、ライダーは魔力が不足している…ならライダーが「学校の人間から生命力を奪って魔力にしよう」と考えてもおかしくない」
セイバー「成る程、でもそこまで考えて何を悩んでるのですか?」
サマナー「…あのライダーがそんな事自ら進んでするとは思えないんだ」
士郎「なんでだ?」
サマナー「ライダーは石化し始めた俺を見逃した、もし無関係な人間を巻き込むような奴ならそんな事はしないはずだ」
?「もしそれが演技ならどうしますか?」
士郎「うわっ!?」
サマナー「…メタトロン、勝手に出てくんなよ」
セイバー「自分の意志で出てこられるんですか?」
メタトロン「サマナーに召喚されなければ能力は半減しますが、出ては来れます」
士郎「…演技ってどういう事だ?」
メタトロン「その結界を張ったのは自分じゃない…そう思わせる為の演技では無いかと言ってるんです」
サマナー「しかし、その利点はあんまり少ないんじゃないか?最終的にはバレるのに…」
メタトロン「実はそこに目を向けさせる為のブラフ…サマナーに出来るだけ他のサーヴァントを倒させて、満身創痍のサマナーを万全の状態で狙う…そうは考えれませんか?」
凜「…確かに、その可能性もあるわね」
メタトロン「でしょ?それにサマナー、いつも言ってるでしょ、「例え仲魔でも信じるな…」と…仲間であろうと疑うべきです」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 20:43:39.64 ID:OJgjgO6SO<> セイバー「ちょっと待ってください!それは実は私達がライダー側と繋がりがあると言いたいんですか!?」
士郎「なっ…!?」
メタトロン「誰もそんな事言ってませんが?しかし、わざわざそれを言うって事は何か思い当たる事でもあるんですか?」
士郎「お前、俺達を疑ってるのか?」
メタトロン「なら何故あの時セイバーを向かわせなかったのですか?」
セイバー「そ、それは…」
士郎「…俺の魔術が未熟だから、セイバーに念話が出来なかったからだ」
メタトロン「しかし、セイバーならライダーの気配に気付けるんじゃないですか?」
セイバー「それは…サマナーを信頼してアレくらいの魔力なら一人でも大丈夫かと…」
メタトロン「果たして本当にそう思ってるんでしょうか?生憎私は心を読む事は出来ませんからねぇ…嘘をついてないという保証はありません」
凜「…いい加減にしなさい!メタトロン!」
サマナー「…戻れ、メタトロン」
メタトロン「やれやれ、人を疑わなければ死ぬのは自分だというのに…」
サマナー「戻れと言ってるんだ!メタトロン!!」
メタトロン「はいはい、戻りますよ…あ、そういえば敵マスターの事ですが…学校でリンに突っ掛かってきたワカメ頭から、サーヴァントとの繋がりを微弱ながら感じましたよ?」
士郎「なっ!?ワカメ頭って、慎二の事か!?」
メタトロン「では私はこれで…(シュン)」
士郎「お、おい!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 21:01:50.55 ID:OJgjgO6SO<> サマナー「…済まないな、あいつは人を疑わなきゃ気が済まないタチでな…」
セイバー「…私、あの大天使はとても好きにはなれません…」
士郎「しかし、慎二の奴がマスターって本当なのか?」
凜「…有り得ないわよ、慎二は魔術回路を持ってないし…」
サマナー「…しかしアイツは思った事はそのまま言うが、嘘は付かない奴だ」
凜「…もしかして…?」
セイバー「何か思い当たる事があるんですか?」
凜「…そもそも令呪を作ったのは間桐なのよ、だからもしかしたら…」
サマナー「令呪を作った家系なら、何か令呪の代用品を用意出来るかも…って事か?」
凜「ええ、でも幾らか魔力を補給しなきゃ存在出来ないし…それなら間接的にサーヴァントに最低限の魔力を与える人間がいるはずだわ」
サマナー「成る程、それなら残りの魔力を補給しなくてはいけないサーヴァント…ライダーのマスターかもな」
士郎「ま、待ってくれ!じゃあ慎二の…桜の家は魔術師の家系なのか!?」
凜「そうよ、魔術の御三家と呼ばれる魔術師の代表みたいな家よ…もっとも何年か前にもう廃れたはずだけど…」
サマナー「しかし、学校内でマスターの可能性が高いのは慎二って奴だ…注意して見た方がいいな」
士郎「…そう、か…」
サマナー「とりあえず、この話はここまでだ、今日は寝るぞ」
凜「…分かったわ、じゃあお休みなさい」
士郎「あ、ああ、お休み…」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 21:20:06.75 ID:OJgjgO6SO<> 次の日
士郎「…え?慎二が行方不明?」
藤村「そうなのよ…昨日桜ちゃんから電話が来て、「兄さんが昨日の放課後辺りからいないんです」って言ってたわ…一応警察には話したけど、まだ見つからないみたい…」
士郎「そう、か…」
藤村「あ、でも桜ちゃんが「もしかしたらまた女の人の家に泊まってるかもしれません」とも言ってたし、教師としては不謹慎だけど出来ればそうなら良いんだけど…ま、慎二君なら大丈夫よ!サボったのは一度や二度じゃ無いし!」
士郎「はは…(それも教師としてどうなんだ…)」
昼休み
凜「そう、慎二君が休みなのね?」
士郎「ああ…やっぱり慎二が…」
凜「マスター、かもね」
サマナー「(スゥ)セイバーに弁当を届けて来たぞ」
士郎「済まない、いつもありがとな」
サマナー「良いって、アイツは弁当食べれないとめっちゃ機嫌が悪くなるからな…」
士郎「はは…」
サマナー「そうだ、さっき聞こえたが慎二って奴がいないんだって?」
凜「ええ、昨日の放課後辺りからね」
士郎「やっぱり慎二がマスターなのか?」
サマナー「とりあえずその可能性がもっとも高いな…まあ放課後から探すしかないな」
凜「それもそうね…幸い結界の作動には後二日辺り必要みたいだし…」
士郎「じゃ、放課後からは慎二探しだな」
凜「サマナー、セイバーにも伝えてきてくれる?」
サマナー「了解(スゥ)」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/09(月) 21:33:24.61 ID:N6zED7Amo<> 何気に霊体化できるのか <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 21:46:04.09 ID:OJgjgO6SO<> 放課後
士郎「じゃ、早速慎二を探しに…」
その時−
サマナー「!?結界が…」
凜「作動した!?」
−結界が作動した
士郎「結界が発動するのは後二日必要じゃなかったのか!?」
サマナー「もしかしたら向こうも感づいて、早めに発動したのかもしれない!」
凜「それなら慎二君はこの近くにいるかもしれないわ!探しましょ!」
士郎「ああ!」
そして−
凜「これは!?」
サマナー「ひでぇな…」
−廊下に大量に倒れてる生徒を発見した
セイバー「シロウ!これは…!」
−セイバーも来た
士郎「…大丈夫だ、まだ息がある…」
凜「本当に!?」
サマナー「完璧な状態で発動しなかったから、全ての生命力を吸われ無かったのか?『ピクシー!』」
ピクシーが現れる
ピクシー「ええ!ここの人達を回復させれば良いのね!?」
サマナー「ああ!完全にじゃなくて良いから、出来るだけ早く、広範囲に回復を頼む!」
ピクシー「了解!『メ・ディア!』」
ピクシーの手から光が溢れ、生徒達を回復させる
士郎「…良し!これなら大丈夫だろう」
サマナー「引き続き頼んだぞ!」
ピクシー「了解!」
ピクシーは他の生徒の所に向かう
士郎「急いで慎二を探すぞ!」
凜「え、ええ…」
サマナーは途中、メタトロンとスカアハを呼び出す
凜「…ねぇ、さっきから思ったんだけど、士郎は怒ってはいたけどそれでもあの場で私より冷静だったわ…」
−正直、凜は死にかけの生徒を見て一瞬目の前が暗くなって軽いパニックになった−
−しかし士郎は全くパニックにならず、むしろ冷静に生徒の容態を確認した
スカアハ「…もしかしたらアイツは、こういう場面に似たような事を経験してるのかもしれないな…」
サマナー「似たような、事か…(もしかして、アイツ…)」
−そして−
ガラッ!
士郎「…!慎二…!」
慎二「…やあ、やっと来たね…遠坂、衛宮」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 21:48:31.37 ID:OJgjgO6SO<> はい、中途半端ですが今日はここまでです
>>119
スケロクさんが一晩でやってくれました
スケロク「やっぱり霊体化出来なきゃ、色々不便だろ」
−との事です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/09(月) 21:49:15.90 ID:6CqLKXKDO<> >>112
真1か2の攻略本に、公式絵があったはず
かなりゴツかった記憶がw <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 21:56:38.88 ID:OJgjgO6SO<> 前から思ってましたが、メタトロンはウザすぎますかね?
もし不快感を持った方がいらっしゃったらゴメンなさい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/09(月) 22:01:25.89 ID:N6zED7Amo<> 勝手にGUMPからしゃしゃり出てくるのはかなりウザイな
やはりLawwは根絶やしにせねば <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 22:13:36.56 ID:OJgjgO6SO<> 一応メタトロンは「人々に残虐な行為を為す側面も併せ持つ」と言われてるので、人間にはかなり容赦無いです
一応メタトロンはFate風に言うなら「中立・善」になるんですがねwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/09(月) 22:14:09.24 ID:p2P9CPwF0<> LAWだから仕方ないww
まあ嫌味キャラは一人くらいいていいと思います <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<><>2012/04/09(月) 22:16:05.50 ID:JzTR+V/+0<> メギドファイアの公式イラスト
http://kazumi386.org/~nijigen/megami/src/1159040606053.jpg
ただふたばの倉庫からなので他の人がみれるかな? <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 22:17:51.38 ID:OJgjgO6SO<> メタトロンは「嘘は付かないが、相手に都合の悪い事はバンバン言って、都合の悪い事は言わない」ってタイプです
言峰をよりウザく、よりうっとおしくした感じです
つまり、目茶苦茶タチ悪いですwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/09(月) 22:19:38.47 ID:CwSWemP20<> つまりQBかww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<><>2012/04/09(月) 22:20:16.44 ID:JzTR+V/+0<> http://2.bp.blogspot.com/_W9QBxjjBN94/SDluwGLGyFI/AAAAAAAAAjU/WXQJ5c73ZTc/s320/sqomake01.png
もしふたばのほうが見れなかった場合はこっちで
落書きだけどだいたいこんな雰囲気だから <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/09(月) 22:24:04.70 ID:OJgjgO6SO<> >>127
なんとか見れました
想像を超えてまがまがしいですねw <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/09(月) 22:25:35.38 ID:FzYRTFAE0<> メギドファイヤってあんなのだったのか… <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/09(月) 22:25:46.60 ID:OJgjgO6SO<> >>129
感情というモノを良く知ってる分更にタチ悪いですww
しかし、なんだかんだでサマナーの事は信頼しています <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/09(月) 22:29:33.85 ID:OJgjgO6SO<> >>128の「相手に都合の悪い事はバンバン言って、都合の悪い事は言わない」は
「嘘は付かないが、相手に都合の悪い事はバンバン言って、自分の都合の悪い事は言わない」でした
いつもミスばかりしていてすいません <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/09(月) 22:50:33.14 ID:N6zED7Amo<> 禍々し過ぎるww <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 10:02:46.46 ID:6+Cx8QGSO<> 今日の夜は番外編をやろうと思ってるんですが、よろしいでしょうか?
べ、別に「本編をどういう展開にすれば良いのか迷ってる」訳じゃ無いんだからね! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ)<>saga<>2012/04/10(火) 16:04:47.83 ID:lumhIAQv0<> かまってちゃんうぜえ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/10(火) 16:29:13.39 ID:7wKi6WcUo<> 何と言うチートサマナー…
それもアイテム持込みだと…? <>
今回は番外編です ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 19:47:30.29 ID:6+Cx8QGSO<> QB「私と契約して、魔法少女になってくれませんか?」
もしもQBがメタトロンだったら <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 20:13:30.09 ID:6+Cx8QGSO<> まどか「魔法少女?」
QB「そうです、私と契約すればどんな願いでも叶えさせて差し上げましょう」
さやか「例えば金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とか?」
まどか「最後のはちょっと…」
QB「もちろん…他にも例えば「不治の病を治したい」とか…」
さやか「ピクッ」
QB「「取り柄が無い自分に誰かを救える力が欲しい」とか…」
まどか「ピクッ」
QB「まあ、大抵の願いを叶える事が出来ます」
マミ「…でもそれは、死と隣り合わせなの」
QB「まあ、魔法少女になれば体も頑丈になるので、基本的に死にませんね…とりあえず私は魔法少女の死に出会った事は「ほとんど」ありませんよ?」
マミ「それは、そうだけど…」
QB「それに、せっかく夢と希望の魔法少女になるチャンスですよ?」
さやか「夢と希望の…」
まどか「魔法少女…」
QB「ええ、貴女達もあの魔女を見たでしょ?」
さやか「魔女って、あのおっきな変な奴でしょ?」
QB「理由のはっきり自殺や事故…それは大抵魔女のせいです」
QB「人に悪意を植え付け、精神を蝕み、その負のエネルギーを魔女は餌にします」
QB「言うなれば魔女は悪魔…魔法少女は正義の味方…言わば光り輝くヒーローです」
まどか「光り輝く…」
さやか「ヒーロー…」
マミ「でも、やっぱり危険な事には変わり無いわ…そうだ!魔法少女になる前に二人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」
まどか「付き合うって…どうするんですか?」
マミ「別に魔女退治を手伝えって訳じゃ無いわ、ただ見学をして魔女退治がどのようなモノか見てみれば良いだけ」
QB「確かに、危険性を知るのは大事です…いきなり魔法少女になって何も分からず死んでいく…それだけは避けたいですからね」
マミ「その上で、その危険を侵してでも叶えたい願いか定めると良いわ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/10(火) 20:16:46.84 ID:rf4CDNwo0<> どっちかというとメタトロンよりぺ天使マンセマットのが似合うな
まぁ、おんなじようなもんだけど <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 20:36:13.06 ID:6+Cx8QGSO<> マミ「え!?魔女が産まれそう!?」
まどか「そうなんです、今さやかちゃんとキュゥべえが見張っているんですが…」
マミ「すぐに行くわ!」
魔女結界
まどか「ほむらちゃん!?」
マミ「言ったはずよね?二度と会いたく無いって」
ほむら「今回の獲物は私が狩る。貴女達は手を引いて」
マミ「そうもいかないわ。美樹さんとキュゥべえを迎えに行かないと」
ほむら「その二人の安全は保証するわ」
マミ「信用すると思って?」
その瞬間、マミの魔法によりほむらが拘束される
ほむら「ば、馬鹿。こんなことやってる場合じゃ…」
マミ「おとなしくしていれば帰りにちゃんと解放してあげる、もちろん怪我させるつもりはないけど、あんまり暴れたら保障しかねるわ」
ほむら「今度の魔女は、これまでの奴らとはわけが違うのよ、貴女じゃ…」
QB「それはマミの力を信用してないって事ですか?」
ほむら「!?(何故今ここにインキュベーターが…!?)」
まどか「キュゥべえ!?」
マミ「何でここにいるの!?美樹さんは!?」
QB「魔女を見張って貰ってます、私も魔法少女と契約するために幾らか魔力を持ってるので、グリーフシードの近くにいて、それに近付いて反応して魔女が完全に産まれたら元も子も無いでしょう?」
マミ「そ、それはそうだけど…」
QB「それよりも、明美ほむら?」
ほむら「…何よ?(そもそもこのインキュベーター、今までとのは違う…一体何が?)」
QB「貴女はさっき「これまでの奴らとはわけが違うのよ、貴女じゃ…」と言いましたが、それはマミの力…つまりマミを全然信用してないって事ですよね?」
ほむら「そ、それは…」
QB「それに、「今回の獲物は私が狩る」とも言ってましたがそれは「マミじゃ倒せないが、私なら倒せる」って言ってるようなモノですよね?」
ほむら「クッ…!」
QB「それはつまり、貴女はマミを下に見ている…信用もしなければ自分より下に見ている様な人をどう信用するんですか?」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 20:49:55.20 ID:6+Cx8QGSO<> ほむら「そ、それは…グッ!?」
ほむらへの拘束が、より一層強くなった
まどか「マミさん!?」
マミ「明美ほむら、もう喋らないで…貴女がそんな最低な人とは思わなかったわ」
ほむら「ガッ…!(くっ…インキュベーターの奴、まさかこれを狙って…)」
マミ「行きましょう二人とも、あんまり美樹さんを待たせてられないわ」
まどか「で、でも…」
QB「貴女は信頼する人を侮蔑するような人を、親友を犠牲にして助けようとするんですか?」
まどか「…ゴメン!ほむらちゃん!(ダッ)」
ほむら「まど…か…!」
〜数分後〜
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドォーン!!
さやか「やったあ!流石マミさん!」
マミ「フフ…」
まどか「!!マミさん!後ろ!」
突如、倒したはずの魔女から巨大な怪物が現れ−
マミ「えっ…」
ガブッ
−マミの頭を噛み砕いた
まどか「あ、あ…」
さやか「マ、マミさんが…」
QB「二人とも、早く僕と契約を…でなきゃ死にますよ?」
ほむら「その必要は無いわ」
ドン!
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「転校生!?」
QB「…ヨケイナコトヲ…」
まどか「えっ?」
QB「いえ、なんでもありません」
そして、魔女はほむらにより倒された <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/10(火) 20:54:42.18 ID:X2XH32tmo<> このデミさんは脳みそ入ってないんか <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 21:13:18.64 ID:6+Cx8QGSO<> ほむら「命拾いしたわね、貴女達」
さやか「転校生…なんでアンタここに」
ほむら「…さっきの事、目に焼き付けておきなさい。魔法少女になるって、そういうことよ」
まどか「…あれがグリーフシード?」
ほむら「そうよ。これは魔法少女のためのもの。貴女達には、触る資格なんてない」
QB「成る程、そういう事だったんですね?」
ほむら「!?(コイツ…また!)」
まどか「えっ…?」
さやか「どういう事!?」
QB「魔女にマミを殺させて、戦いで弱った魔女を倒し、グリーフシードを手に入れるつもりだったんですね?」
ほむら「…なんでそうゆう事になるのよ」
まどか「そ、そうだよキュゥべえ!ほむらちゃんはあの時動けなかったんだよ!」
QB「果して、本当にそうなのでしょうか?」
まどか「えっ…!?」
QB「あの時明美ほむらは本当に動けなかった…と言えるんですか?」
まどか「…どういう事?」
QB「つまり、本当はすぐにでも動けた…しかし、ワザとマミを怒らせて魔女と意地でも戦わせる様にして…後はさっき言った通りです」
ほむら「で、でも!あの時私は本当に…!」
QB「貴女達もさっきの明美ほむらの戦いを見たでしょ?まるで瞬間移動してる様な…」
さやか「そ、そういえば確かに…」
QB「つまり、明美ほむらの能力は瞬間移動で、いつでもマミの拘束から抜け出せたのでは?」
ほむら「ち、違う!私の能力は…!」
QB「能力は…何ですか?」
ほむら「…クッ!(今ここで私の能力を言って、インキュベーターに感づかれる訳には…!)」
さやか「…言えないって事は、そうなんだね?」
ほむら「違う!私は本当に!」
さやか「アンタに都合の良い事は全部嘘にしか聞こえない、マミさんを利用したアンタは絶対に信用しない、信用出来ない」
まどか「さやかちゃん…」
さやか「行こ…まどか、キュゥべえ…アイツの近くにいるだけでムカムカする」
まどか「…ゴメンね、ほむらちゃ「まどか!そんな奴に謝る必要は無い!」
まどか「……(ダッ)」
ほむら「…まどかぁ…」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 21:15:51.80 ID:6+Cx8QGSO<> 番外編って事で今日はここまでにします
もし、この続きを見たいって人がいたら続けます
皆様のご意見をお待ちしています <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/10(火) 21:25:49.30 ID:c3SPdQel0<> コレはムカツクなwwww
QBトロンはたち悪すぎるww
だが本編の方はやく! <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 21:34:14.08 ID:6+Cx8QGSO<> メタトロンがこのスレの要な気がする
明日は本編か番外編は票をとりたいので直下↓11レスまでアンケートをとります
ではスタート! <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/10(火) 21:35:33.45 ID:6+Cx8QGSO<> 「明日は本編か番外編は」
↓
「明日は本編か番外編かを」
でした
↓11から投票 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/10(火) 22:10:41.83 ID:ZSuOkOZ40<> 本編でお願いします
番外編だと見てて胃薬が足りなくなるww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/11(水) 08:33:58.47 ID:L/OHQ4zDO<> このエノクはどんな経緯で天使になったのやらw
一番いい本編を頼む <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/11(水) 09:56:26.07 ID:ELwxO/TJo<> メタトロン様ーと様付けするとほらトランスフォームできそうな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/11(水) 15:03:55.22 ID:exEzlWqDO<> 男は黙って本編 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/11(水) 16:37:31.65 ID:ELwxO/TJo<> ああすごく本編です… <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/11(水) 18:45:20.61 ID:Isit6BISO<> 申し訳ありません、今日は職場にて非常に悲しい出来事があり、とてもSSを書く気持ちにはなれません
どのような事があったかは言えませんが、明日は必ず書くので、お待ちしてください <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/12(木) 09:35:56.55 ID:nCvhz/d8o<> >>155
言わなくていいし、無理しなくてもいいのよ?
のんびりお待ちしております。 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 18:19:36.07 ID:SvugOR1SO<> どうも、昨日ひとしきり泣いてスッキリしましたので7時半には再開します
そういえば、他のアトラスキャラを出さないって言ってましたよね?
さて、あの日は何月何日だったでしょうか? <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 19:47:15.62 ID:SvugOR1SO<> 遠坂「…やっぱり貴方がマスターだったのね」
慎二「まぁね、その騎士みたいなのが遠坂のサーヴァント?」
士郎「…いや、セイバーは俺のサーヴァントだ」
慎二「…ふぅん…じゃあ遠坂のは何処にいるんだい?」
サマナー「…凜のサーヴァントは俺だ」
慎二「…ハハハ!その弱そうなのがサーヴァント!?あまりに雑魚っぽいからただの巻き込まれた馬鹿な一般人かと思ったよ!」
ライダー「…気をつけて下さい、あのサマナーはかなりの手練です」
慎二「ハァ!?アイツと戦ったの!?言えよ!ていうか倒してないの!?馬鹿かお前は!この屑が!」
凜「…ハァ、やっぱり三流ね」
慎二「な、な…三流だと!?」
凜「ええ、三流も三流……結界も隠す気無し、オマケに一般人を自ら巻き込むしね」
慎二「う、煩い!結界はライダーのせいだ!」
サマナー「おいおい、今度は人のせいか?」
慎二「それに、下にいるような魔術師でも無い雑魚は僕に利用されるべき存在なんだよ!」
士郎「…慎二、お前本気でそう思ってるのか?」
慎二「ハァ?お前馬鹿か?当たり前だろそんなの?魔術師でも無い屑は、死んで初めて役に立つ奴らなんだよ!」
士郎「慎二……!(ギリッ)」
サマナー「……俺さ、昔色んな悪人と戦ったんだけどさ、奴らは強い信念を持っていた」
サマナー「お前を見てたら、アイツらが聖人にすら思えてきたぜ!」
慎二「う、煩い!ライダー、何をクズクズしてんだよ!さっさとあいつらを殺せ!あの「悪魔」もまとめてだ!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 20:15:40.79 ID:SvugOR1SO<> スカアハ「何?」
メタトロン「ほう?何故私達が悪魔だと?」
慎二「「悪魔」みたいな道具に答える筋合いは無いね?早く殺れライダー!」
ライダー「……(スッ)」
セイバー「気をつけて下さい、どうやらライダーは吸い取った魔力により充分に力を出せる様です」
サマナー「ああ、分かってる!(ガガガガガ!)」
慎二「ヒィ!?何やってるんだよライダー!しっかり僕を守れよ!」
ライダー「すいません、シンジ」
凜「どうやらライダーはアイツを守る事を最優先にしてる様ね」
スカアハ「私も行くか、『マハ・ザン!』」
スカアハから放たれる衝撃の塊がライダー達を襲う
ライダー「クッ!」
ライダーは避けれない、いや、避けない
メタトロン「なるほど、ライダーはあのワカメを庇う為に満足に動けない様ですね?『ジオンガ!』」
ライダー「カッ!?」
やはり避けない
慎二「何やってるんだよライダー!そんな怪我無視して奴らを殺せよ!」
セイバー「私を忘れないで下さい!」
セイバーの剣がライダーを狙う
ライダー「チッ!(やはりこの数相手は…!)」
慎二「…やっぱりライダーみたいな屑だけじゃ勝てないのかよ…」
凜「あら?やっと勝てないと認めたの?」
慎二「ああ…だからさ…」
慎二は懐から取り出した腕輪をつける
メタトロン「アレはまさか…」
慎二「来いよ!」
『外道!シャドウ!』 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/12(木) 20:19:04.59 ID:3zLIxLLJ0<> ………シャドウ?強かったけ? <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 20:38:14.28 ID:SvugOR1SO<> 魔法陣が現れ、中からたくさんの仮面が二つの列を作り現れる
シャドウ1「やったー!やっと出れたよ!」
一つの列の仮面達から、女の子の様な声が聞こえる
凜「え…?」
サマナー「何っ!?悪魔召喚!?」
シャドウ2「ねぇねぇシンジ!あいつらを殺して良いんだよね!」
もうひとつの列からも声が聞こえる
慎二「ああ!さっさと殺しちまえ!」
シャドウ1「やったー!殺戮だー!」
シャドウ2「行くよー!『ガン・ビーム!』」
仮面から弾丸の様な魔力の塊が閃光の如く、いくつも放たれる
士郎「うおっ!?」
凜「キャッ!?」
サマナー「大丈夫か二人共!」
凜「え、ええ…」
士郎「なんとか避けれた…」
セイバー「サマナー!アレは!?」
サマナー「アレはシャドウ!悪魔だ!」
凜「なんでアイツが悪魔を呼び出せるのよ!?」
サマナー「あの腕輪がGUMPになっているんだ!気をつけろ!アイツらは魔術を跳ね返す!」
スカアハ「むぅ、しかもかなり強化されてるようだな、迂闊には魔術を放てん」
メタトロン「物理攻撃には弱いんですが、一つ一つが小さい上に素早しっこいですね」
サマナー「オーディンを呼ぼうにも、この場所じゃ数が多いと邪魔になるし、そもそも呼び出す暇はない!」
凜「魔術が効かないんじゃ、援護も出来ないじゃない!」
慎二「ハハハ!遠坂が僕の悪魔に!僕の力に手も足も出ないよ!あの神父の言った通りだ!」
凜「神父?それって言峰の事?」
慎二「言峰?ああ、教会の神父か…違うよ、名前も知らないけどカタコトを喋る胡散臭い神父だったよ」
サマナー「!?(カタコトの胡散臭い神父…まさか!?)」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 20:58:03.07 ID:SvugOR1SO<> 慎二「ていうか今はそんなのどうでもいいだろ!? 今は戦争中なんだぜ!?」
メタトロン「リン、非常に癪ですがあのワカメの言う通りです、とにかく生き残る事を最優先してください」
凜「分かってるわよ!」
スカアハ「お前が他人を心配するなんて珍しいな」
メタトロン「いえいえ、単にマスターが死ぬとサマナーも消える…そうなると私達の負けです」
メタトロン「私は負けるのが何よりも嫌いなんですよ」
サマナー「クソッ!コイツら!」
サマナーは銃を構えるが−
ライダー「貴方の相手は私です、サマナー(パシッ)」
−シャドウに気を回してたせいか、メギドファイヤーを弾き飛ばされる
そのまま返す刃でサマナーを狙うが−
サマナー「クソッ!(カキン!)」
−サマナーはヒノガクツチで刃を弾き、そのままライダーを切り裂こうとするが、紙一重で避けられる
ライダー「…貴方は実はセイバーなのでは?その剣の腕はセイバーにしないのはもったいなさ過ぎる」
サマナー「生憎、この腕は剣のおかげで、ね!」
−避けられはしたが、そのまま一瞬で回転し、そのまま更に素早く切り裂く
ライダー「ムッ!」
−それを避けようとするが、皮一枚切り裂かれる
ライダー「…流石です」
サマナーは剣を振り抜く勢いのままメギドファイヤーの所に飛ぶ
サマナー「さあ、仕切り直しだ」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 21:40:57.50 ID:SvugOR1SO<> サマナーとライダーが戦ってる間、凜達は−
凜「この!(ガン!)」
シャドウ1「キャハハハ!そんなパンチじゃ傷もつかないよ!『ムド!』」
スカアハ「危ない!」
シャドウが放った呪いをスカアハが防ぐ
スカアハ「気をつけろ!あのムドという魔術は、人間に当たったら即座にあの世行きだ!」
凜「分かったわ!」
セイバー「このっ!(バギッ!)」
シャドウ2「キャハハハ!ソレを壊してもすぐ直るから意味ないよ!『メギド!』」
−複数の仮面から魔力の塊が放たれる
ドドドド!
セイバー「うっ!」
士郎「セイバー!」
セイバー「大丈夫です、しかし私にダメージを与えるあの魔術は…?」
メタトロン「アレはメギド、対魔力などを完全に無視してダメージを与える万能属性の魔術です」
セイバー「貴方は使えないんですか?」
メタトロン「私は万能属性以外の攻撃魔術なら使えるんですがねぇ…生憎万能属性を使えるのはシヴァとピクシーのみですし…それにアレを倒そうにも一個一個壊しても意味はありません、全てまとめて壊さないと…」
凜「じゃあどうしろって言うのよ!?セイバーの剣だけじゃすぐに回復されるし、まとめて壊せるような魔術は跳ね返されるじゃない!」
慎二「ハハハ!お前らじゃ勝てないって分かっただろ?今ならサーヴァントを自害させて、僕の奴隷になれば許してあげるよ!…ああ、衛宮はせめて苦しまないように殺してやるよ!」
凜「煩い!悪魔やライダーがいなきゃ何にも出来ない癖に!」
慎二「おーお、弱者の戯れ言はやかましいねぇ〜」
凜「この…!」
メタトロン「こういう敵にうってつけの攻撃があるんですがねぇ?(チラッ)」
スカアハ「……やれやれ、あの技は体に相当負担が掛かるんだがな…」
セイバー「アレを倒す方法があるんですか?」
スカアハ「まぁな、まあ今は仕方ないか…」
すると、スカアハは自らの爪を伸ばし魔力で強化し−
スカアハ「行くぞ……『デスバウンド!』」
目の前の仮面の群れを、『同時に』切り裂いた
シャドウ1「キャアアア!(スゥ)」
シャドウ2「殺し足りないよ〜!(スゥ)」
慎二「な…!?」
凜「キ、多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)…!?」
メタトロン「確かこの世界の魔法でしたか?完全に同時に全く同一の物が同じ場所に現れると言う…」
凜「そ、そうよ!スカアハはそんな魔法使えたの!?」
スカアハ「むぅ、とにかく一番効率良く、素早く振り回しただけだが…そんな大層なモンになってたとはな…」
凜「…なんで貴女達はこうも規則外なのよ…」
慎二「…なんでだよ!どうしてどいつもこいつも!僕の前で神秘を見せつけるんだよぉぉぉ!」
慎二「ライダァァァ!殺せぇぇぇ!アイツらをまとめて殺せぇぇぇぇ!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 21:49:44.52 ID:SvugOR1SO<> その時、慎二の持つ本が激しく光る
ライダー「…仕方ありません、宝具を使います(ズバッ)」
士郎「なっ…!?」
サマナー「何をする気だ!?」
ライダーはサマナーから素早く離れ、自ら自分の首を切り裂き、血を噴き出す
そしてその血は−
ブルヒィーン!!
凜「ア、アレは…!」
セイバー「ペガサス…!?」
神秘的な輝きを放つペガサスとなる−
ライダー「いい子だ…では、行きます」
ライダーはペガサスにまたがり、手綱を付ける
ライダー「本来この子は争いを好みませんが、致し方ありません…行きますよ?」
『ベレル…』
『フォーン!』 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 21:59:42.24 ID:SvugOR1SO<> その言葉と共に、ライダー達は神秘的な光に包まれ−
サマナー「うおおおっ!?」
セイバー「クッ!?」
−圧倒的な暴力となり、サマナー達に襲い掛かる
慎二「アハハハハ!死ね死ねぇ!」
サマナー「どうするんだよアレ!!」
メタトロン「私達の今の魔力では、アレは止めれませんね…しかもどうやら万能属性に近いようです」
スカアハ「じゃあ物反鏡は使えんな…」
セイバー「…宝具を使います」
士郎「宝具をか?」
セイバー「ええ、私の宝具ならアレを止めれます」
スカアハ「……しかしお前は…」
セイバー「…一回ぐらいなら、大丈夫の筈です」
凜「それしか方法が無いなら…!」
サマナー「頼んだぞ!セイバー!」
セイバー「はい!」
セイバーの剣に纏う風が散り−
−黄金に輝く刀身が姿を現す
メタトロン「その剣…なるほど」
セイバー「…では、行きます」
『エクス…』
『カリバー!』 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 22:19:58.51 ID:SvugOR1SO<> 圧倒的な光がぶつかり合い−
ライダー「クッ!」
セイバー「ハアァァァ!!」
−少しずつ、ライダーが押される
慎二「な、何やってんだよライダー!そんな攻撃さっさと押し返せよ!」
ライダー「分かってます!」
ライダーの纏う光は更に力を増し、少しずつセイバーの放つ光を押し返す−
−が−
ライダー「…しまった!」
−途端にライダーの光が小さくなった
慎二「な、何やってんだよ!手を抜くなよ!」
凜「…貴方の負けよ?慎二君」
慎二「な、何だと!?」
凜「ライダーが吸い上げた魔力が、尽きかけてるって言ってるのよ?」
−先にライダーの魔力が尽きたのだ
ライダーは魔力を一時貯めたが、所詮は魔力の持たない人間から無理矢理搾り取った魔力−
−少しずつとは言え、士郎から魔力が補給されるセイバーとは差が出てしまったのだ
−やがて、ライダーはセイバーの光に包まれた
慎二「あ、ああ!?本が!」
途端に慎二の持つ本が燃えだした
メタトロン「…なるほど、やはりその本が令呪の代わりでしたか」
メタトロン「しかし、役目を終えた本が消え去ろうとしてます」
−そして、本は燃え尽きた−
士郎「慎二…」
慎二「え、衛宮…!仕方がなかったんだ!うちの爺さんに脅されて、それで…!」
士郎「…歯を食いしばれ!」
バキッ!
慎二「グハァッ!」
士郎の渾身の一撃により、慎二は床にたたつけられた
凜「…ありがと、だいぶスッキリしたわ…私も殴りたいけど、その拳がもったいないわ」
セイバー「クッ…!(ドサッ)」
士郎「セ、セイバー!?」
スカアハ「まずい!魔力が尽きかけてるぞ!」
凜「このままじゃ消えてしまうわ!急いで家に戻るわよ!」
−こうして、決着はついた−
−校舎の半壊と、セイバーの魔力を代償にして− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 22:24:00.72 ID:SvugOR1SO<> はい、今日はここまでです
もし番外編を希望したい場合はお教え下さい
希望合計が5レス貯まる毎に、3レス分投稿します <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/12(木) 22:25:46.69 ID:fq39ZXPK0<> 乙ー
本編をお願いします <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/12(木) 22:31:23.86 ID:SvugOR1SO<> もし番外編を希望なさらない場合は、本編希望のレスはなさらなくても大丈夫です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/13(金) 09:19:27.82 ID:yoSsJ+HDo<> しかし本編希望したくなるほど面白いぜ? <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/13(金) 19:27:34.87 ID:jTo0uh6SO<> 衛宮宅
凜「……とりあえずセイバーは寝かせといたわ」
士郎「…ありがとう」
サマナー「…それで、セイバーは…」
凜「正直ヤバいわ、存在を保つ程の魔力すら失いかけてる」
士郎「それって、つまり」
凜「ええ…魔力補充が足りなくて、このままだとセイバーは消えてしまうわ」
士郎「クソッ!どうすれば良いんだ!?…そういえばサマナーは魔力回復のアイテム持ってたよな!?」
サマナー「確かに持ってるが、いつまでもソレに頼ってたらいざという時に魔力補充出来なくてはマズイからな…」
士郎「じゃあどうしろって言うんだよ!」
凜「落ち着いて、パスを繋げれば良いんだけど…」
士郎「そのパスってどうすれば繋げれるんだ!?」
凜「うん、まあ…それなんだけど…」
士郎「なんだ?危険な事なのか?」
凜「危険は…無いんだけどね、その…」
士郎「セイバーが危険なんだろ!?なら、出来るだけ早くしないと…!」
凜「…それもそうね、じゃあ単刀直入に言うわ」
凜「士郎、セイバーと性交しなさい」
士郎「」
士郎「」
サマナー「…やっぱりそれしか無いよな」
士郎「せ、性交って…俺とセイバーが?」
凜「そう、ほかにもパスを繋げる方法はあるけど、時間も掛かるし何より体液の交換が一番効率が良いわ」
士郎「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺の方が良くてもセイバーがなんて言うか…!」
セイバー「…私は構いません」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/13(金) 20:01:46.80 ID:jTo0uh6SO<> 士郎「セイバー!?」
凜「…本当に良いのね?」
セイバー「はい、大丈夫です」
士郎「…それしか方法が無いんだな?」
凜「ええ」
士郎「…分かった、パス、結ぶよ」
セイバー「ありがとうございます、シロウ」
凜「じゃあ私も手伝うわ」
士郎「…は?遠坂、何を言って…」
凜「魔術的な準備もしなきゃいけないし、私も立ち会うって言ってんのよ」
士郎「しかしそれは…」
凜「じゃあアンタはパスを繋ぐ為の準備出来んの?」
士郎「…分かったよ、セイバーもそれで良いな?」
セイバー「はい」
凜「じゃ、士郎の部屋に行くわよ…サマナーは見張りしてて」
サマナー「了解」
三人は士郎の部屋に向かった
サマナー「さて…」
衛宮宅屋根上
サマナー「さて、出てくれメタトロン」
サマナーはメタトロンを召喚する
メタトロン「どうしました?」
サマナー「いや、最近二人っきりで話して無いなと思ってさ」
メタトロン「…ま、良いでしょう私も話したい事がありますしね」
サマナー「なんだ?話したい事って」
メタトロン「いつまで同盟を組むつもりですか?」
サマナー「…聞いてなかったのか?バーサーカーを倒すまでだ」
メタトロン「貴方は本当にその後に同盟解除する気あるんですか?」
サマナー「何が言いたい?」
メタトロン「敵どうし、いつまで馴れ合いを続ける気だと言ってるんです」
サマナー「…今は仲間だ」
メタトロン「果たして本当にそうでしょうか?」
サマナー「お前、まだアイツらを疑ってるのか?」
メタトロン「私はそんな事言ってませんが?」
サマナー「疑っているんだろ?」
メタトロン「ハァ…貴方は甘すぎる、今頃リンが捕まって無理矢理魔力を絞り取られてるかもしれませんよ?」
サマナー「それをやったら俺にも伝わる」
メタトロン「伝えたら殺すと脅迫されてるのかもしれませんよ?」
サマナー「俺が異常に気づかないと思うか?」
メタトロン「今までのは全部演技で、他の陣営を倒したらリンが後ろから刺されるかもしれませんよ?」
サマナー「いい加減にしろ!いつまで疑うつもりだ!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/13(金) 20:27:13.40 ID:jTo0uh6SO<> メタトロン「貴方こそ、いつまで信じてるんですか?」
サマナー「無論、最後までだ」
メタトロン「…今まで馬鹿だ馬鹿だと思ってましたが、ここまで馬鹿だとは思いませんでした」
メタトロン「第一貴方も分かってるんでしょ?私達だけであのバーサーカーを倒せると」
サマナー「それじゃあ危険だ…第一バーサーカーのマスターは士郎を狙ってる」
メタトロン「ならば放置すれば良いでしょう?バーサーカーにセイバーを倒させて私達で総動員すれば、バーサーカーを倒せる」
サマナー「仲魔に壮大な被害が出るがな」
メタトロン「被害を気にしちゃ勝てる戦いも勝てません」
サマナー「…お前も気づいてんだろ?」
メタトロン「おや?何をですか?」
サマナー「仲魔達がやられたら、もう復活出来ないって事をだ」
メタトロン「…ええ、気づいてますよ?」
サマナー「あの時、シャドウを倒した時にGUMPに戻らずそのまま消滅した…修正力って奴かな」
メタトロン「恐らくは…私達の世界では「仲魔がやられたらGUMPに強制送還されるだけ」というのが常識ですが、この世界では「一度死んだ存在は、生き返る事は出来ない」…この世界の常識に捕まってしまってる様です」
サマナー「分かってるんなら…」
メタトロン「だから?」
メタトロン「だからなんですか?それがどうしたんですか?」
サマナー「……」
メタトロン「私達がやられたから?だからなんですか?」
サマナー「お前達は大事な仲魔だ、むざむざ殺されてたまるか」
メタトロン「仲魔が死ぬとしても、恐らくは多くて三人程度…残りだけでも何とか勝ち抜けるでしょう」
メタトロン「私達は所詮プログラム、消えたら消えたで気にする事は…」
サマナー「自分達はプログラム、なんて言うな」
メタトロン「…何故です?」
サマナー「お前達は大事な仲魔だ、かけがえの無い仲間だ」
サマナー「オーディンはオーディン、シヴァはシヴァ、スカアハはスカアハ、ピクシーはピクシー」
サマナー「メタトロンはメタトロン、それ以外の何者でも無い…俺の大事な仲魔だ…だから簡単に消えるとか言うな」
メタトロン「………」
サマナー「…どうやら終わった様だな、戻るぞ」
メタトロン「はい」
メタトロンはGUMPに戻る
メタトロン「…本当に貴方は甘い」
−守りたくなってしまうほど、甘い− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/13(金) 20:29:41.08 ID:jTo0uh6SO<> すいませんが、今日は頭痛が酷いのでここまでです
メタトロンは完全には非情になりきれてません
メタトロンの心がどう動くか…優しく見守ってあげてください <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/13(金) 20:56:57.44 ID:uftBtdbIo<> GUMPに悪魔がデータ化して直接入ってるんじゃなくて、召還儀式がデータとして入ってるんじゃなかったか? <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/13(金) 21:02:13.59 ID:jTo0uh6SO<> >>175
自分の記憶が正しければ悪魔はデータにより構成されていて、召喚儀式がダウンロードなら悪魔はプログラムみたいな関係だったはずです
もし違ったら教えてください <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/13(金) 21:16:48.82 ID:uftBtdbIo<> 悪魔召喚プログラムは悪魔召喚儀式をエミュレートし自動化してるだけ
GUMP(COMP)に悪魔がデータとして入ってるわけではない
あくまで悪魔召喚に必要な呪文などをデータ化してるだけ <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/13(金) 21:27:26.47 ID:jTo0uh6SO<> >>177
そうでしたか、すいませんでした
じゃあ悪魔がやられたら、その悪魔を呼び出す呪文データが消去されてしまう事にします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/13(金) 22:00:46.59 ID:uftBtdbIo<> デロデロデロデロデレッデン♪
おきのどくですが(ry <>
◆YItGnij4zE<><>2012/04/13(金) 23:02:14.96 ID:jTo0uh6SO<> やっばいマジで頭痛い
明日投稿出来なかったらすいません <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/14(土) 12:04:10.79 ID:CsW+P0OSO<> やはり…天才か <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/14(土) 19:31:33.56 ID:IusJIq2SO<> ゴメンなさい、まだ頭痛が酷いので今日は更新出来ないです
親の診断によると「仕事疲れ」らしいです
やっぱり3月中旬から土日以外フル出勤はきつかったかな? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/15(日) 05:19:41.05 ID:Wc6P5ihDO<> 魔神転生ならスレ主のいうシステムと同じかんじなんだよな
交渉成立したときCOMPの中に勝手に入ってくし <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 09:34:49.46 ID:3dK87qlSO<> やっと体調が回復したので今夜には再開できます
体が軽い…!
>>183
一応ソウルハッカーズスレなので、設定はソウルハッカーズ基準です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/15(日) 10:14:24.36 ID:tp0fP9yvo<> ガインやMAD口調の仲魔が欲しいな
上位Light悪魔は冷静ばっかりでつまらん
バロウズはイミフだが <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/15(日) 10:18:11.08 ID:tp0fP9yvo<> あ、冷静は性格だった
まあ堅物的な口調ばっかりだが
今更だがハッカーズのオーディンはおぢいちゃん口調だぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/15(日) 10:53:52.06 ID:3dK87qlSO<> >>185
マッド系は敵で出すつもりですww
>>186
そこはこのスレ使用で…
すいません嘘です、すっかり忘れてました
しかし今更口調変えると一から作り直しになります
作り直してでも口調直すべきでしょうか? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/15(日) 11:06:14.07 ID:tp0fP9yvo<> 別にいいよww
いきなりボケてもいいのぜ? だっておぢいちゃんだからな <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 18:38:59.69 ID:3dK87qlSO<> コーヒーってめっちゃ美味しいよね
インスタントコーヒー買っておくと、気づいたら作ってたというレベルでコーヒーが好きな>>1です <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 18:56:59.65 ID:3dK87qlSO<> サマナー「終わったみたいだな」
凜「……ええ、二人は疲れて寝てるわ」
サマナー「……なぁ、凜」
凜「何?」
サマナー「俺の事、どう思う?」
凜「…えっ!?」
凜は茹蛸の様に顔を赤くする
サマナー「使い魔同然か?それとも仲間か?」
凜「あ、ああ…そういう事ね、そうよね」
サマナー「…?んで、どうなんだ?」
凜「……最初は「この何処からどう見ても一般人な奴が、本当に頼りになるのかなぁ…」って感じだけど」
サマナー「………」
凜「今はかけがえのの無い、私だけのサマナーよ」
サマナー「……そうか」
凜「アンタこそ、私の事をどう思ってんのよ」
サマナー「そうだな…最初は「やけに荒々しい女だなぁ」って感じだったが…」
凜「………」
サマナー「今は俺の大事な(仲間の)凜って感じだな」
凜「……ふぇ!!??」
凜は先程よりも顔を熱く、赤くした
サマナー「どうした?」
凜「な、何でも無いわよ…(大事な仲間って意味よね!?そうよね!?)」
その時−
ピクシー「ちょっと待ったー!」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 19:22:52.93 ID:3dK87qlSO<> 凜「キャッ!?」
ピクシー「さっきから黙って聞いてれば、何良い雰囲気になってんの!?サマナーは私のもんだぁーー!!」
凜「……ちょ、ちょっと!サマナーは私のサーヴァントで…」
ピクシー「だからどうしたぁー!私はサマナーがまだ未熟な新米の頃から一緒なの!」
凜「私はサマナーに魔力を与えてるのよ!私がいなきゃサマナーも存在出来ないのよ!つまり運命共同体なの!」
ピクシー「こっちこそ…!」
凜「だから…!」
サマナー「ストップストップ!どうしたんだ二人とも!?」
凜・ピクシー「だってこいつが、サマナーは自分のモノだって!」
サマナー「…まったく(ポフッ)」
サマナーは二人の頭に手を優しく置く
サマナー「どっちも俺の大切な人だよ、どっちがどっちなんて無いさ」
凜「サ、サマナー…」
ピクシー「はぅ…」
サマナー「あ、勿論オーディンやスカアハ、メタトロンやシヴァも!二人と一緒でかけがえの無い大事な仲間さ!」
凜「」
ピクシー「」
サマナー「だから誰かを天秤に掛けるような事は……ど、どうした二人とも…そんな怖い顔して…」
凜「いや、何でも無いわよ?ただ、たまには攻撃魔術使わないと腕が鈍るかと思って…」
ピクシー「私も、最近全然戦ってないからたまには魔術使わないと…」
サマナー「…あ!そうだ!いつ奇襲来るか分からないから見張らないと…!」
凜「安心しなさい?ここの結界は敵意のある奴が来ると反応するから」
ピクシー「そうなんだ、なら安心して魔術の練習出来るよね」
サマナー「あ!俺ちょっと大事な用事が…」
凜「良いからさっさと魔術の練習台になれ!『ガンド!!』」
サマナー「うおっ!!」
凜「チッ…なら取っておきの…!」
サマナー「お、おい!その大きさの宝石は洒落になんねぇぞ!?」
ピクシー「良いから素直に的になりなさい!『メギドラ…』」
サマナー「ちょっ…!?それマズイ!!流石に最強魔術は…」
凜「『ガンドォ!!』」
ピクシー「『オン!!』」
サマナー「あっ…」
ズガガァーン!!!
200X年、衛宮宅居間は極大魔術の光に包まれた− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 19:48:17.58 ID:3dK87qlSO<> 朝
士郎「…何があったんだ?」
セイバー「もしや奇襲が!?一体何処のサーヴァントが…」
居間はそこだけ世界大戦が起きたかの様になっていた
凜「ああ、安心して?何も無かったから」
士郎「いや、流石にコレを何も無かったとは…」
凜「なかった」
凜の目は某ホラーサスペンスノベルゲームの中盤辺りの鉈を所持するヒロインの様になっていた
士郎「わ、分かった、何も無かったんだな?」
セイバー「しかし、あそこで黒焦げになっているサマナーの様なモノは…?」
凜「さあ?いつも神様を従わせてるから、神の裁きでも喰らったんじゃない?」
セイバー「ハ、ハァ…」
凜「そんな事より、コレ見て」
凜はテレビを指差す、どうやらニュースの様だ
ニュース『…以上の現場でガス漏れ事故が多発しており…』
士郎「ガス漏れ…もしかして?」
サマナー「サーヴァントの仕業、かもな」
いつの間にか回復したのか、サマナーが士郎の問いに答える
凜「キャスター、かもね」
セイバー「キャスター…ですか」
凜「ええ、キャスターは魔術師のサーヴァント…他のクラスよりも魔術を使う分魔力を多く使うのよ」
サマナー「一応、死人は出てないみたいだがな」
士郎「だとしたら…」
セイバー「ほっとけませんね」
凜「ええ、放置すればそれだけキャスターは強化されるし、何より人として無視出来ないわ」
士郎「しかし、キャスターは何処にいるんだ?」
セイバー「キャスターは基本的に拠点から動きません、他のサーヴァントよりステータスが劣るため真正面からは決して戦いません」
サマナー「…俺の経験からして、そういう奴は自分の最も力が出せて、相手は力が出しにくい場所に篭るな」
凜「…もしかしたら」
士郎「心辺りあるのか?」
凜「ええ、この辺りで一番魔力の貯めやすい、龍脈のある場所…」
凜「柳洞寺よ」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 20:04:55.55 ID:3dK87qlSO<> 夜 柳洞寺前
士郎「本当にここにいるのか?」
セイバー「…確かにここから巨大な魔力を感じます」
スカアハ「…オマケにここには天然の結界が敷かれてるな」
凜「ええ、どうやら真正面以外は霊的なモノは入れない様ね…例え英霊でも」
士郎「一成は今…」
凜「一成君はここに住んでるんだったわね…今は病院だけどね」
オーディン「不幸中の幸いと言ったらあれだが、今が攻めるチャンスだろう」
士郎「しかしお寺の人は…」
凜「まあ、暗示を掛けられて邪魔にならない所にいるでしょうね」
セイバー「なら…」
凜「ええ、今しか無いわね」
サマナー「…よし、行くぞ!」
柳洞寺門前
士郎「!誰かいるぞ!」
門前には紫の羽織を着て、身長より長い刀を持つ侍がいた
?「ほう?あの女狐の言った通りだったか、しかし随分大人数だな」
セイバー「サーヴァント!?」
サマナー「気配が薄い…アサシンか?」
?「いかにも、拙者はアサシンだ」
スカアハ「アサシンにしては、暗殺者らしくない風貌だな」
オーディン「ふむ、まるで東洋のサムライの様だな」
アサシン「済まぬが、ここを通さぬ様に言われておるのでな」
サマナー「気をつけろ、かなり出来る奴だ…」
セイバー「…はい、どうやらそのようです」
アサシン「…アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎、参る」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/15(日) 20:07:27.64 ID:K9B+jVNDO<> そういやキョウジからだよな、メギドラオン継承ピクシー使いだしたの。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/15(日) 20:24:47.50 ID:tp0fP9yvo<> ハッカーズじゃ御霊ドーピングしても弱いけどな
>>189
頭痛はもしかしたらカフェイン中毒の一種かもな
まあ、単に疲労の所為かも知らんけど <>
さて、まだ仲魔で出てない種族がいますよね? ◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 20:25:12.05 ID:3dK87qlSO<> 凜「…は?」
セイバー「な、何故いきなり真名を!?」
小次郎「ふむ、これは私の流儀だ」
スカアハ「中々肝の座った奴だな」
オーディン「それ程実力に自信があるのだろうな」
セイバー「…真名を名乗るなら、名乗り返さない訳にはいきませんね…私の真名は…」
小次郎「いや済まぬ、名乗ったら名乗り返す者だったか、別に名乗らなくてよい」
小次郎「今、この戦いに名前など意味をもたんだろ?」
セイバー「確かに…では!」
サマナー「待ってくれ!」
小次郎「む?」
セイバー「サマナー?何故止める!」
サマナー「いや、俺の仲魔の一人がアイツと一騎打ちしたいと言って煩くてな」
凜「まだ仲魔いたの?」
サマナー「ああ、皆には顔出ししてなかったな…」
スカアハ「ああ、アイツか」
オーディン「確かにアイツなら一騎打ちを望むだろうな」
小次郎「ほう?かなり自信のある輩と見た、呼び出すなら早くして貰おう」
サマナー「今、召喚するから待て…来い!」
『猛将!マサカド!』
魔法陣から青い長い髪をし、大振りの太刀を持つ男が現れた
マサカド「…平将門(たいらのまさかど)、いざ…参ろう」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 20:31:24.83 ID:3dK87qlSO<> マサカドが召喚された所で今日はここまでです
さっき調べたんですが、平将門って世間一般に広まる反りの入った刀を最初に考えた人なんですね
自分は最初から今までずっとピクシーをパーティーから外した事はありません
最初は何回やられた事か…御霊を使える様になったら大暴れさせました
>>195
といってもインスタントコーヒーを買ったのは久しぶりですww
糖尿病の可能性も考えましたが、問題無いようです <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/15(日) 20:34:38.16 ID:K9B+jVNDO<> まぁ海賊始めた人だしなぁ <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/15(日) 20:37:22.96 ID:3dK87qlSO<> ついでにマサカドを出すかヨシツネを出すか、かなり迷いました
マサカドで良かったですかね? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2012/04/15(日) 20:42:12.12 ID:gIDMctuyo<> 造魔か <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/15(日) 20:50:49.00 ID:tp0fP9yvo<> 猛将・英雄はジャンヌしか使ったことないや乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/04/15(日) 23:45:00.75 ID:0ija7GmXo<> 将門公に無礼を働けば祟られるぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/04/16(月) 00:40:02.65 ID:sSGoBlHK0<> そういえば、女神転生に
佐々木小次郎や宮本武蔵て
ででこないよね
なんでだろう?
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/16(月) 01:36:41.58 ID:ySu2qw1Lo<> 妖怪や天津神、国津神は結構いるけどな <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/16(月) 07:43:21.57 ID:auMmH0XSO<> >>203
私の想像ではありますが、恐らく「完全に人間」だからだと思います
アトラスシリーズに出るのは悪魔や神様などの超自然的な存在なので、ただの人間である佐々木小次郎や宮本武蔵は出せないのでしょう
マサカド等は祟り神の様な話もあるため、神様扱いなんでしょう <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/16(月) 10:51:46.86 ID:auMmH0XSO<> 本編より番外編の方が話が思いつきやすいってどういう事なの…? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/04/16(月) 11:58:03.62 ID:8Qwdd+cZo<> >>205
公をつけろよデコ助野郎! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/16(月) 12:19:26.05 ID:mG7FIlduo<> 宮本武蔵も佐々木小次郎も神格化されてないもんなぁ
源義経は神格化されたりまつられてたっけ?とは思うけど <>
◆YItGnij4zE<>sage<>2012/04/16(月) 13:41:30.05 ID:auMmH0XSO<> >>208
軽く調べましたが、幼名牛若丸で空中で更に飛び上がったり不死伝説があったりで人外的な何かを持っていたとされてます
弁慶も英霊化してますし、それに勝った源義経が英霊化してもおかしく無いですね
>>207
すいませんでした、マサカド公
マサカド公もミジャクジ様の様に敬称を付けないといけませんね
ついでにアトラスがソウルハッカーズを制作した際、当初ミジャクジ様を「様」を付けないで名前を入れてた時に、スタッフが原因不明の怪我をしまくったらしく「様」を付けたらピタリと止まったらしいです
祟りって怖いですね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/16(月) 13:43:58.76 ID:mG7FIlduo<> >>209
おっと、そうだった鞍馬山で天狗の弟子になったとか、色々な伝説があるんで
義経は普通に英霊化できますでしょ。ハッソウビート! <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 20:06:14.38 ID:auMmH0XSO<> さあ今回は「佐々木小次郎VSマサカド公」による夢の対決です!
<>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 20:23:51.27 ID:auMmH0XSO<> マサカド「ほう…お主が佐々木小次郎か」
小次郎「いかにも…まさか、かのマサカド公と合間見える事が出来ようとは…いやはや現世に呼び出されて初めて幸福を感じたぞ」
マサカド「故奴の相手は我に任せよ、サマナー達はさっさと行くがよい」
サマナー「分かった…ここは任せたぞ、マサカド公」
サマナー達は鳥居の端を抜ける
マサカド「止めぬのか?」
小次郎「マサカド公相手に他人に気を向ける余裕はあるまいて」
マサカド「良く言う…途中から止める気は一切無かっただろう?」
小次郎「ふっ、流石に見抜いたか…しかし余裕が無いのは真だ」
小次郎「マサカド公を前に、他に気を向けるのももったいない」
マサカド「成る程、違いない」
凜「ねぇ、オーディンやシヴァ達には呼び捨てなのに、何でマサカドには「公」を付けるの?」
サマナー「…最初はマサカドって呼んでたんだが…」
サマナー「見事に祟られた」
凜「」
サマナー「具体的には敵の悪魔達に集中砲火を喰らい、交渉事も悪魔の欲しい物が何故か何時も所持してなかったり、金やマグネタイトを(システムエラーにより)全て失ったりしたな」
凜「…流石祟り神としての顔も持つ、マサカド「公」ね…」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 20:39:36.24 ID:auMmH0XSO<> 小次郎「……」
マサカド「……」
二人は構え、睨み合いながら一切動いてない
マサカド「…ハァ!(ブン!)」
小次郎「ふっ!(スッ)」
素早く動いたマサカド公の重い一撃を、小次郎は素早く受け流す
マサカド「まさか受け流しただけで安直してはおるまいな?(ブォン!)」
流された刀をその勢いのまま更に強く、早く叩き付けるが−
小次郎「安直する暇も無かろうて(スゥ)」
−それを緩やかに、素早く下がり、かわす
マサカド「成る程(タン!)」
それを勢いのまま小さく跳び、追い、そのまま−
マサカド「せいりゃぁ!!(ゴォウ!!)」
−渾身の一撃を叩き込む!
小次郎「むっ!?(パッ!)」
小次郎はかろうじて避けるが−
ズゴォン!!
−足元にあった石造りの床が「木っ端みじんに」砕けた
小次郎「くっ!(ザシュ!)」
その凄まじい剣圧は、かわしたと思った小次郎にも僅かに届く
マサカド「どうした?まさかまいったとは言うまいな」
小次郎「まさか、ここまで楽しい決闘は生前通して初めてだ…」
小次郎「ここでまいったと言う程酔狂では無いさ」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 21:08:21.18 ID:auMmH0XSO<> 小次郎「(しかし…なんと重く、速い剣捌きよ)」
小次郎「(静と剛を完璧に兼ね備えた剣…それに)」
小次郎はマサカド公の刀に目を向ける
小次郎「(あの刀…あのような一撃を放ちながら、一切刃こぼれしていない)」
小次郎「(流石、反りの入った刀を初めて作らせたという、平将門の刀よ)」
平将門はかつて、反りの入った刀を初めて作らせたと言われている
その為、その刀−錦包毛抜形太刀(にしきつづみけぬがたたち)は日本の刀の中では最高とも言える神秘を持つ刀であり
宝具の域までに昇華されたその刀はちっとやそっとでは傷は付かないのである
マサカド「(…なんと静寂な剣捌き)」
マサカド「(絶え間無い努力と天性の才能が生み出した賜物か)」
マサカド「(恐らく、剣の鋭さは我より上だろうな…それに)」
マサカドは小次郎の刀を目に写す
マサカド「(あの刀、あの長さから言って物干し竿だろうが、何も神秘性も感じぬ…ただの鉄の刀)」
マサカド「(にも関わらず、我の刀を受け流したあの動き…それ自体が神秘とも言えるな)」
佐々木小次郎は実は亡霊に近い存在である
しかし、一生を剣を振る為に生きたような存在でもあり−
−その剣捌きはまさに、佐々木小次郎の一生その物と言えるのであった
マサカド「(そして奴は、まだ何も一撃も放ってはいない)」
小次郎「(それに先程の剣、左手は添えるだけ…片手で振ってるようなモノだ)」
マサカド「(先程まで佐々木小次郎は−)」
小次郎「(今までマサカド公は−)」
−まだ、肩慣らしをした程度だろう− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 21:33:29.38 ID:auMmH0XSO<> マサカド「…ふっ」
小次郎「…ククッ」
両者の顔には、自然に笑みがこぼれた
マサカド「楽しい…我は楽しいぞ!佐々木小次郎!!」
小次郎「拙者もだ…ここまで気分が高まるのは初めてだ!平将門!!」
二人の叫びを合図に、斬り合いは再開した
シュッ!
キィン!
ブゥン!
シャッ!
ブォン!
スィッ
ズガン!
シュパ!
シュン!
ズバン!
シャン!
マサカド公が刀を振るえば小次郎か受け流し、小次郎が刀を振るえば、マサカド公がソレを滑らせ、更にマサカド公が斬り裂こうとすれば、小次郎が紙一重で避け、そのまま刀を流れる様に風を斬る
−それは端から見れば一瞬だったが、対峙してる二人にとっては数分にも、数時間にも、永遠にも感じた
小次郎「このままこの斬り合いを永遠に興じてたいな!マサカド公!」
マサカド「我もだ!小次郎!(ブオォン!)」
マサカド公が「両手でしっかり刀を構え」、渾身の一撃を振るう
小次郎「シッ!(パッ!)」
小次郎先程よりも遥かに大きく下がる
そして−
ズガァァン!!
足元にあった床がゴナゴナに砕け、更にその衝撃により鳥居に大きなヒビが入る
小次郎「なんとも凄まじい力よ!以前に合間見えた狂戦士よりも激しいぞ!」
小次郎「しかし、打ち込まれるままではいかんな、拙者の秘剣をお見せしよう」
マサカド「ほう、秘剣とな?」
小次郎「…行くぞ!」
小次郎は素早くマサカドに踏み込む
『秘剣−』
そして、佐々木小次郎の人生を捧げた剣が−
『−燕返し!』
−放たれた <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 21:48:52.83 ID:auMmH0XSO<> マサカド「ムッ!」
マサカド公は眼前より放たれた斬撃を受け止める−が−
マサカド「!?」
それと『同時に』左右からも斬撃が迫る!−
ザシュ
マサカド「クッ…!」
マサカド公は両脇から血を流す
小次郎「ほう、かわしたか…今のは胴を両断するつもりで放ったのだかな」
マサカド「…っ、成る程…完全に同時に三つの斬撃を放つ技か…」
小次郎「生前、燕を斬るために作り上げた技だ…必殺の一撃なのだがな」
マサカド「人の身で、人を越えたか…!」
マサカドは刀を構える
マサカド「…次でお互い最後の一撃だ」
小次郎「名残惜しいが、拙者の勝利で終わらそう」
マサカド「それはこちらの台詞だ」
−静寂−
マサカド「……ハァァァアア!!!(ダァン!)」
小次郎「『秘剣、燕返し!!』」
ガギィィン!!
マサカド「…くっ!(プシュ!)」
マサカド公の両脇の深い傷から、血を勢い良く噴き出す
小次郎「…ふっ」
−そして
小次郎「……見事だ(ブシャア!!)」
−佐々木小次郎は真っ二つに折れた刀を持ち、胴から勢い良く、大量の血を噴き出し膝を折った <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 22:04:03.79 ID:auMmH0XSO<> 小次郎「…フッ、まさか刀ごと斬り伏せて来るとはな…」
小次郎の体は少しずつ薄れていく
マサカド「…一つ聞こう」
小次郎「何だ?」
マサカド「何故、最初から最後まで首を狙わなかった?首を狙えば強行突破は出来なかったぞ」
−本来、佐々木小次郎の剣は邪剣であり、一撃を狙う為に首を狙うのが基本だったが
小次郎は一切首を狙わなかった
小次郎「…マサカド公は首を斬られ、晒し首になった際に夜な夜なさ迷ったと聞く」
マサカド「………」
小次郎「…首だけになり、噛み付かれては敵わんからな」
マサカド「…ふっ、成る程な」
小次郎「ではな、今宵は楽しかったぞ」
マサカド「我もだ、願わくばもう一度手合わせ願いたいな」
小次郎「…奇跡が起きぬ限り不可能だろうな」
マサカド「ま、そうだろうな」
小次郎「ではな…」
そして、佐々木小次郎の体は完全に消えた
マサカド「…ふう、疲れた」
マサカドはひび割れた鳥居を背に座り込む
マサカド「さっさと決着を付けて来い、サマナー…さもないと−」
−祟るぞ?− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 22:07:46.46 ID:auMmH0XSO<> はい、今日はここまでです
今日は侍同士の決闘でしたがどうでしたか?
やっぱりバトルシーンは疲れるY! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/16(月) 22:12:17.83 ID:mgqbQcgJ0<> 乙
マサカド公マジ祟り神 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/04/16(月) 23:44:57.60 ID:EXJTcHrp0<> 更新、乙
ふと、女神転生3の主人公
人修羅と雁夜おじさんは、似たもの同志だと思うこのごろ
二人とも体内に『蟲』がいるしね
もしfate/zeroで人修羅が雁夜おじさんに召喚されたらどうなるんだろう?
少なくとも、おじさんと桜ちゃんを助けてくれるだろうね、きっと
後、ジャンヌダルクを召喚してセイバーもたすけてくれるかな? <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/16(月) 23:55:11.87 ID:auMmH0XSO<> >>220
借りにもあの人神様になれるクラスですよ?
一瞬で干からびますね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/17(火) 09:25:18.93 ID:t8+4+ThEo<> 小次郎は小太郎かー(わかる人にしかわからん) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/04/17(火) 10:16:55.13 ID:UysJXPWXo<> 将門公もそういえば小次郎だな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/17(火) 10:21:02.99 ID:t8+4+ThEo<> 小太郎じゃねぇや小次郎か…
もう古いネタなんで間違えたよorz <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/18(水) 13:30:51.73 ID:V18iouvSO<> 昨日は鯖落ちで投稿出来ませんでした
今日の夜再開します <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/18(水) 13:49:36.34 ID:En4D8Xcio<> 昼間でもいいのy…
了解しました。 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/18(水) 19:47:28.15 ID:V18iouvSO<> 申し訳ありませんが、緊急の仕事が入り徹夜の仕事が入ってしまいました
今日は投稿出来ません
明日は必ず投稿いたします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/04/18(水) 19:49:43.20 ID:KtQVfoDK0<> りょうかーい <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 07:27:28.35 ID:E4AQqrCSO<> ただいま帰りました
皆さんおはようございます
今日の夜は今度こそ再開します
ではお休みなszzZZ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/19(木) 09:30:36.67 ID:MX9pkAYOo<> 無理せずにねー <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 20:38:10.85 ID:E4AQqrCSO<> お待たせしました、再開します <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 20:58:58.08 ID:E4AQqrCSO<> 士郎「なあ、本当にあの人一人で大丈夫だったのか?」
サマナー「大丈夫、マサカド公の剣の腕は俺が保証する」
スカアハ「さて…この寺だな」
凜「…入るわよ」
柳洞寺内
?「…来たわね」
士郎「お前がキャスターか?」
キャスター「そう、私がキャスターよ…ってアイツ!全然足止め出来てないじゃない!」
サマナー「済まないが、あの侍は俺の仲魔と決闘中だ」
キャスター「貴方がサマナーね、貴方の戦いぶりはしっかり見てたわ」
凜「やっぱり使い魔を飛ばしてたのね」
セイバー「気付いてたのですか?」
凜「あー…「キャスターなら使い魔飛ばすかな」って今さっき気付いたのよ」
キャスター「うっかりにも程があるんじゃない?」
凜「煩いわね!うっかりは遠坂家の伝道なんだからしょうがないじゃない!」
サマナー「…なあアンタ、一般人から魂吸い取ったか?」
キャスター「…ええ、一応死なない程度にしたけど」
サマナー「生前、とある強力な悪魔がいてな」
キャスター「?」
サマナー「そいつは魂を主食として吸い取り、吸われた奴は文字通り「魂が抜けた」様に放心したり、時には悪魔に魅入られて暴れたり…とにかく遠慮無しだった」
サマナー「しかしアンタは魂を吸い取ったりはしたが、しっかり回復すれば元に戻ると聞いた…」
キャスター「…だから?」
サマナー「アンタ、実は結構甘い奴なんじゃないか?」
キャスター「……さて、どうでしょうね」
キャスター「…さて、そろそろ無駄話は終わりにしましょ?」
キャスターは聞き取れない程の速さで呪文を唱え、竜牙兵を召喚した <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 21:36:20.66 ID:E4AQqrCSO<> セイバー「コイツらは!?」
オーディン「これは…ゴーレムか!」
スカアハ「かなりの数だな…竜牙兵か?」
キャスター「あら、知ってるの?」
スカアハ「これでも魔術には自信があるんでな」
サマナー「オーディン!スカアハ!二人は士郎と凜を守れ!」
オーディン・スカアハ「了解!」
サマナー「士郎!コレを!」
サマナーはアイテムの入ったバックを渡す
士郎「っと!」
サマナー「その中に色々武器が入ってる!ソレを使え!」
士郎「どれどれ…うおっ!?明らかにこの中バックのサイズより広いぞ!?」
凜「そんな事気にしてないでさっさと武器だして戦いなさい!!」
士郎「ええと…コレ!」
つランスロットの剣
サマナー「それはランs「アロンダイト!?」…だ」
セイバー「いやでも…それにしては何処が違う…サマナー!アレは!?」
サマナー「話は後!まずはキャスターを倒すぞ!」
セイバー「…分かりました、後でしっかり聞きますからね!」
キャスター「…敵を前にお喋りなんて随分余裕ね?」
サマナー「余裕があるならこんなに気を張り詰めなくていいんだかな!」
キャスター「…『××××!』」
キャスターの指先から魔術の塊が放たれる
サマナー「むっ!(パシュ!)」
しかし、サマナーにダメージは無い
キャスター「…貴方、結構対魔力あるのね」
サマナー「俺のいた所は、魔術に対策しなきゃあっという間にあの世行きだからな」
キャスター「なら、コレは?『××××!』」
手の平から更に巨大な塊が放たれる
サマナー「(コレは防げないか…!?)」
セイバー「キャスター!私がいる事を忘れないで下さい!」
塊はセイバーに触れ、弾かれた
キャスター「コレを弾いた…!?とんでもない対魔力ね…!」
セイバー「その首貰った!」
セイバーはキャスターにへと駆ける−
−が
?「……(バシッ!)」
セイバー「何!?」
セイバーの剣は陰から出てきたスーツの男に弾かれる <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 22:05:29.56 ID:E4AQqrCSO<> 士郎「か、葛木先生!?」
凜「嘘…素手でセイバーの剣を弾いたの!?」
葛木「衛宮に…遠坂か」
キャスター「すいません、宗一郎様」
葛木「気にするな、キャスター」
サマナー「……(もしかして?)」
セイバー「クッ…!」
サマナー「セイバー!その拳はセイバーの剣じゃ相性が悪い!セイバーはキャスターを頼む!」
セイバー「…どうやらその様ですね、分かりました」
セイバーはキャスターと、サマナーは葛木と対峙する
葛木「…私の拳を一目で見抜いたか…あの騎士といい、流石はサーヴァントと言う事か?」
サマナー「戦闘経験では、誰にも負けない自信があるんでね」
サマナーは何百回も繰り返した為、その数の分戦いを経験していた
葛木「…(成る程、動きの一つ一つに経験を感じるな)」
サマナー「…(腕を強化されてるな、動きに隙も無い…銃を構えようとしたら首を捩切れるな)」
−キャスターの魔術の音が聞こえる中、二人は睨み合ったまま動かない
サマナー「…シッ!(ピッ!)」
サマナーは素早く突きを繰り出した
葛木「むっ!(バシッ!)」
葛木がその突きを弾き、そのまま腕を掴もうとするが−
サマナー「甘い!(シュ!)」
サマナーは弾かれた瞬間に横凪ぎに剣を振り、腕を狙う
葛木「っ!」
葛木は素早く腕を引き、刀をかわす
葛木「…(弾かれても次に移れる様にしているのか…それにしても)」
サマナー「…(クソッ、この人相手に○さない様に動きを止めるのは難しいか…?)」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 22:31:35.19 ID:E4AQqrCSO<> サマナー「…せいっ!(ブン!)」
サマナーは足を狙う
葛木「!(スッ)」
葛木はギリギリ当たらない位置まで足をさげるが−
サマナー「甘いと言った筈だ!(グサッ!)」
葛木「クッ…!」
横凪ぎを避けられた瞬間に前に突き出し、足を貫く
キャスター「宗一郎!?今すぐ治療を!」
葛木「気にするな、戦いにはあまり影響は出ん…セイバーに集中しろ」
キャスター「ですが……分かりました!」
キャスターは再びセイバーに目を向ける
サマナー「(やはりこの二人は…)」
葛木「…サマナーと言ったか?」
サマナー「ああ」
葛木「何故、殺そうとしない?」
サマナー「…何の事だ?」
葛木「とぼけるな、先程から腕や肩、足などしか狙っていない…何故致命傷を狙わない?」
サマナー「…ウチの同盟相手が殺傷を嫌うんでな」
葛木「衛宮か?」
サマナー「まぁな、アイツは甘い奴だが、あの甘さは嫌いじゃない」
葛木「…衛宮らしいな」
サマナー「話し合いはここまでだ…行くぞ!(シュ!)」
葛木「(パシッ!)」
サマナーは腕を狙うが、変則的な動きで刀を掴む
サマナー「刀を素手で掴めきれると思うな!(グルッ)」
葛木「…!」
サマナーは掴まれた刀を回し、ネジの様に抜き取る
そして葛木の右の掌は刀で切れ、血を流す
サマナー「…その手じゃ上手く力を出せない…降参しろ」
葛木「生憎、キャスターの為にも負ける訳にはいかんのだ(シュン!)」
サマナー「クッ!」
葛木は切れた右手でサマナーの首を掴んだ <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 22:48:24.17 ID:E4AQqrCSO<> 葛木「このまま捩切りさせてもらう」
サマナー「……(グルン!)」
葛木「何!?」
サマナーは体ごと回転させ、葛木の右手から逃れ−
サマナー「ハッ!(ドゴッ!)」
葛木「がはっ!」
−そのままの勢いで回し蹴りをかました
サマナー「鳩尾にぶつけた、しばらくまともに呼吸出来ないぞ」
どうやら士郎達やセイバーの方も決着が付き、セイバーがキャスターの首をはねる寸前だったが−
サマナー「待て!(ガキン!)」
セイバー「なっ!?」
−サマナーがそれを受け止める
セイバー「何故止めるのです!」
サマナー「キャスター達には聞きたい事があるんだ!…それに、セイバーの騎士道は戦意の喪失した敵の首を断つのか?」
セイバー「!…それを言われてはこれ以上の事は出来ませんね…ですが、これ位はさせて頂きます」
セイバーはキャスターの首に剣を添える
セイバー「…貴方、メタトロンに影響されてるのでは?」
サマナー「かもな…さて、キャスター」
キャスター「…言っとくけど貴方達が知ってる以上の事は知らないし、知ってても言わないわよ?」
サマナー「いや、聞きたいのはそんな事じゃない」
キャスター「?」
サマナー「アンタ…もしかして葛木宗一郎と一緒に暮らしたいだけじゃないか?」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 23:10:24.05 ID:E4AQqrCSO<> キャスター「なっ!?」
その言葉にキャスターの頬が僅かに赤くなる
サマナー「やっぱりか…」
キャスター「な、何の事…いや、貴方には隠し事は無駄の様ね…何故分かったの?」
サマナー「キャスターが葛木に向ける感情が、明らかに主従のそれとは違ったからな」
キャスター「随分感情に敏感なのね」
サマナー「色んな悪魔と会話したからな…自分で言うのもなんだが、そういうのには自信があるんだ」
キャスター「…で、私をどうするの?」
サマナー「それなんだが…取り引きしないか?」
キャスター「取り引き?」
サマナー「もうこれ以上一般人を巻き込まないなら、俺達はお前に手出しはしない…日常生活するぐらいなら魔力もほとんど消費しないだろ?」
セイバー「なっ!?何を言ってるのですか貴方は!そんな条件キャスターが受ける筈が「受けるわ」なっ!?」
サマナー「よし、取り引き成立だな」
セイバー「し、しかしキャスターが約束を守るとは…!」
サマナー「破ったならその時は今度こそ俺達で倒すさ、仲魔を総動員してでもな」
キャスター「…流石に、あの人数は相手にしたくないわね」
セイバー「…分かりました」
セイバーも剣を下げる
葛木「…キャスター」
どうやら葛木は動ける様になった様だ
キャスター「宗一郎様!今すぐ治療を…!」
葛木「…すまないな」
キャスター「いえ、これも宗一郎様の為ですから…」
サマナー「…あの様子なら大丈夫だな」
凜「サマナー…」
サマナー「あー…勝手に取り引きしてスマンな」
凜「…ま、今回は良いわ…キャスターも幸せそうだしね」 <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 23:23:29.05 ID:E4AQqrCSO<> キャスター「…あ!アナタ達、一つ忠告しとくわ」
サマナー「忠告?」
キャスター「間桐家の妖怪、間桐臓硯と、その隣にいる神父に気をつけなさい」
キャスター「特に神父…アイツは悪魔を指揮してたわ」
サマナー「(神父…アイツか)……忠告ありがとう…ゴホッ」
凜「どうしたの?咳なんかして」
サマナー「いや、なんかいきなり…ガハッ!?」
士郎「サマナーが血を吐いた!?」
セイバー「キャスター!貴女何を…!」
キャスター「わ、私じゃないわよ!?」
凜「じゃあ誰が!?」
サマナー「い、いや…多分原因はアイツだ…ゴフッ!」
オーディン「…アイツか」
スカアハ「アイツだな、先程からかなり時間経ってるしな…」
サマナー「ドゥブッハァ!!(ドサッ)」
セイバー「サマナーが倒れた!?」
士郎「(ドゥブッハァ…)」
凜「(ドゥブッハァ…)」
その時、柳洞寺前鳥居では−
マサカド「…遅い…夜が明け始めたぞ…」
−マサカド公がまだかまだかと寺を睨んでいた− <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/19(木) 23:25:03.94 ID:E4AQqrCSO<> 今日はここまでです
最近のシリアス具合に耐え切れなかった結果がこれだよ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/20(金) 06:57:06.85 ID:QgCamWGro<> 攻撃翌力はそこそこだが知力+2が光る
知的サマナーの強い味方ランスロットの剣
しかしこのサマナー将門シリーズ装備出来んのかな? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/20(金) 09:08:58.96 ID:lrEYHPXco<> 装備しなくてもマカサドゥスを飲めばOK <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/20(金) 09:24:37.94 ID:QgCamWGro<> それ飲んだらもう二度と仰向けで寝れなくなるじゃないかww
しかし公はデカラビアさんを見習って欲しいね。短気すぎです>< <>
◆YItGnij4zE<>saga<>2012/04/20(金) 11:59:34.24 ID:yITJ+fYSO<> >>242
マサカド公の状況
・小次郎との戦いで左右の横腹に深い傷があり、絶賛出血中
・夜に戦って、もう朝日が見え始めたのにサマナー達はまだ来ない
・祟り神
むしろ結構我慢してます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/23(月) 23:33:34.39 ID:IqWVDxqSO<> おじさんとイイコトしない? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/23(月) 23:39:00.61 ID:IqWVDxqSO<> あ、スレ間違えた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/04/25(水) 18:58:31.39 ID:Ww8i2RSxo<> 3DSでリメイクされるみたいだな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/26(木) 09:49:19.79 ID:ufE/o70Io<> ソウルハカー!3DSでリメイク決定…
新作作れよマジ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/05/02(水) 23:41:31.73 ID:j37Kx2Hmo<> >>1の霊圧が……消えた……? <>