アイソトープ<>sage<>2012/06/11(月) 23:05:37.74 ID:9WB6Gncs0<>初めましてアイソトープという言います。
劇場版 とある魔術の禁書目録が学園都市製宇宙エレベーター「エンデュミオン」を舞台に繰り広げられるということなので、「ひまわり」という宇宙物の同人ゲームのキャラを禁書キャラに置き換えて進行していきます。
同人ゲーム ひまわりホームページ
http://blank-note.sakura.ne.jp/product/himawari/
同人サークル「ぶらんくのーと」
http://blank-note.sakura.ne.jp/
…すみません。いろいろ言い訳を言いましたがただ>>1がやりたいだけです。
選択肢とかもあるので参加していただければと思います。(もちろん、間違えたらbad endです。)
登場キャラは皆、禁書で使うことのできる能力は使用できません。
原作(ひまわり)を知らない人でも理解できるようにします。
それでは、はじめます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1339423536(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
<>当麻「3…2…1…」軍覇・当麻「ひまわり21号発射!」
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:06:39.98 ID:9WB6Gncs0<> 例えばそう、高校の部活で「宇宙を目指しているといったら笑われるだろうか?
でも多分俺も部長も大真面目なのだろうと思う
軍覇「こっちの準備は完了した!いつでもいけるぜ!」
当麻「それじゃあ、部長カウントダウンはじめますよ!3…」
突き抜けるように高い空
一面の青
当麻「2…」
俺たちははるかな高みを目指していた
当麻「1…」
それは宇宙への挑戦
当麻「0」
人類の夢
当麻「ひまわり21号、発射!」
青い空を切り裂くように、ロケットが飛んで行く。
俺たちの夢を乗せて高く高く…。
どこまでも…。
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:08:49.02 ID:9WB6Gncs0<> 災誤「む?」シュゥゥゥゥゥゥ
災誤「どああああああ!」ドォォォォン
屋上から飛び立ったロケットは放物線を描いてそのまま…
軍覇「墜落!」
当麻「そうみたいですね」
当麻「まだ、俺の作った航行プログラムに問題があるのでしょうか?」
軍覇「まぁ、気を落とすな!実験に失敗はつきものだ!根性でなんとかなる!」
当麻「根性って…」
当麻「どうやら根性でどうにかならないこともあるみたいですよ」
災誤「コラお前ら!何をやっとるかぁぁぁああああ!!!」
当麻「墜落したロケットがそのまま災誤先生に墜落したようです」
軍覇「それはまずいな…日向!例のあれを!」
当麻「例のあれって…マジで使うんですか!?」
軍覇「根性があればどうとでもなる!」
災誤「お前ら!今日という今日は生徒指導室で夜を明かしてもらうからな!」
当麻「準備できました!部長!」
軍覇「よしっ!」
軍覇「災誤!お前の根性は認めよう!だが、覚えておけ!」
軍覇「宇宙部に不可能はないということを!!」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:11:52.23 ID:9WB6Gncs0<> 災誤「…!あいつらここ5階だぞ…!」
軍覇「はははは!根性さえあればどうとでもなるのだ!!」
当麻「着地し損ねて怪我したよ…」
災誤「…!はしごだと!小賢しい真似を!!!」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:21:08.24 ID:9WB6Gncs0<> 2050年3月20日23時38分の空。
天頂に輝くは満月。
月、それは人類が地球以外で唯一到達した天体である。
宇宙開発が始まって以来、各国は競うようにして月を目指した。
まるでそこが人類の帰るべき場所かのように。
だが、実際に有人月着陸を果たしたプログラムは二つ。
アメリカのアポロ計画と日本のかぐや計画である。
ニール・アームストロングと雨宮一方の名前は宇宙にあまり興味がない物でも聞いたことがあるだろう。
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:29:50.91 ID:9WB6Gncs0<> 特に、雨宮一方の単独月着陸には世界が大いに湧いた。
今から20年程前、2029年8月23日のことである。
彼の月からの第一声は教科書にこそ書かれてないものも未だに多くの人の胸に刻みつけられている。
その有名な文句はこうはじまる
当麻「これは人類にとってはちいさな…」
?『はいはい、もうその話は聞き飽きたから』
電話口の向こうから美琴が明らかに口をとんがらせているのがわかった。
当麻「はぁー。結局この宇宙のロマンは男にしかわからないってことか…」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:40:31.24 ID:9WB6Gncs0<> 美琴『いや、あんたは男の中でも特例中の特例でしょ』
当麻「少なくとも部長は理解してくれる」
美琴『あの田舎ガキ大将のこと?』
当麻「その呼び方は酷いだろ…」
美琴『間違ってはないと思うけど?』
美琴『それより!あんた屋上から飛び降りるって頭どうにかしちゃった?』
美琴『怪我なんかしたら冗談抜きで危ないんだからね!』
当麻「ほうほう。美琴さん心配してくれてるのかな?」
美琴『べ…別にあんたの事を心配していったわけじゃ…』
当麻「…美琴さん。わかりやす過ぎて逆に萌えねえっすよ…」
美琴『う…うるさいわね!』 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:49:41.36 ID:9WB6Gncs0<> 美琴は二年前に会った幼馴染だ。
二年前に会って幼馴染というのもおかしいけど、まぁそれに似たような関係だ。
美琴『それより!明日のことなんだけど…』
当麻「?あぁ。従兄弟が来るんだって?」
美琴『そうそう、だから明日ご飯作りにいけないけど大丈夫?』
当麻「大丈夫、大丈夫。」
美琴『じゃあ、昼ご飯の予定は?』
当麻「…カップラーメン」
美琴『先が思いやられるわ…』
当麻「うぐっ…」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:56:24.33 ID:9WB6Gncs0<> 美琴は一人着らしの俺を気遣って良くご飯を作りにきてくれる。
家事もちゃんとこなせるし本当…
当麻「お前は将来いい嫁になる」
美琴『しょ…しょしょしょ将来!?そりゃあ…あ、あ、あんたがいいなら別に』ゴニョゴニョ
当麻「?何かいったか?」
美琴『ちくしょう。この無自覚フラグメーカーめ…』 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/11(月) 23:58:30.85 ID:9WB6Gncs0<> 今日はこんな感じです。
(今のとこ見ている人はいないのか?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<><>2012/06/12(火) 00:16:01.58 ID:fCvuKqZ30<> 見てるよ〜 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/06/12(火) 00:19:36.86 ID:IWRzEBSAO<> 見てるよー
グンハーは人気の割にSSが少ないからなあ
つか日向当麻って事か? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/12(火) 00:27:34.16 ID:SfkPsa7SO<> 前の奴終わったなら依頼ださなきゃあかんで? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/12(火) 00:40:49.38 ID:uANLYFFfo<> ただ置き換えるだけじゃ価値はない。
ちゃんと禁書らしさを出してね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/12(火) 16:17:30.68 ID:bLnQkZAUo<> ひまわり大好きだけどなんか違う <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/12(火) 23:09:31.09 ID:ZZeD3Lj80<> >>12
はい。そうです。
一応、整理すると、
日向当麻(上条当麻)…宇宙に関する知識なら並以上。無自覚フラグメーカーの才能は健在。
雨宮軍覇(削板軍覇)…基本的に根性野郎。宇宙に対する情熱の並以上。なので、父親の事を誇りに思っているというわけではなく、『根性無しのクソ親父』だと思っている
西園寺美琴(御坂美琴)…お嬢様。なのに家事全般できる。当麻さんにフラグを立てられた。
雨宮一方(一方通行)…雨宮軍覇の父親
はい。こんな感じです。
>>13
さっき削除依頼だしてきました。
>>14
そうですね。今回は能力使えないけど、禁書らしいをモットーに行きたいです。
>>15
あくまで、ストーリーなので、違和感を持って当然だと思います。
では、今日の投下をはじめます。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/12(火) 23:11:59.28 ID:ZZeD3Lj80<> 美琴『ね、今星空見てる?』
当麻「ん?ああ」
美琴『星座の名前教えて?』
当麻「そうだな、今ならちょうど南の空に春の大三角はみえてる。」
当麻「乙女座のスピカ、牛飼い座のアークトルゥス、獅子座のデネボラを結ぶと大きな大三角になるんだ」
美琴『…どんな感じ?』
当麻「今見えてる星で一番明るくてオレンジ色をしているのがアークトルゥス」
美琴『ん…あ、あったあった』
当麻「そこから右下を探すと青白くて明るい星があるだろ?それが……
美琴『なるほど、これが春の大三角か…。他にはなんかない?』
当麻「電話越しじゃ無理だな。」
美琴『そっか。じゃあ、いつか一緒の時ね』
当麻「いつか…な」
美琴『んじゃ、明日早いから。じゃあね』
当麻「んじゃ」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/12(火) 23:23:26.32 ID:ZZeD3Lj80<> 電話がきれた途端に、静寂が訪れた。
春とはいえ、まだ少し肌寒い。
けれども、もう少し屋根の上で月を眺めて居たかった。
こんなに月が綺麗な夜はめづらしい。
当麻「春のお月見っていうのもなかなかいいな…」
当麻「ん?」
流れ星…?
そういえば、流れ星に願いを三回唱えると夢が叶うという。
でも、あれはただの子供騙しだ。
けど…いいかもしれない。
流れ星に願いを掛けるのも。
なら俺の願いはー
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/12(火) 23:32:58.85 ID:ZZeD3Lj80<> 願いを三回唱えた。
そこで、もう一度空をみる。
そこには、いまだ尾を引く一筋の光があった。
おかしい。
流れ星の正体は宇宙を漂うチリだ。
大気圏に突入して燃え尽きるまでにかかる時間は約1秒弱。
でも、アレは軽く5秒は発光している。
つまりあれは…
隕石ーー
そうこうしている間に、それは地表に近づいていく。
それはまるで真っ赤な月…
赤…
…赤い世界…
…赤い記憶…
…血の香り…
…死に損ないのうめき声…
…柔らかな唇の感触と涙の味…
ドオォォォォオオオン
轟音とともに俺は正気に戻された
…行かないと。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/12(火) 23:44:29.87 ID:ZZeD3Lj80<> とにかく走った。
落ちたのは記念公園の方だった。
軍覇「日向!」
当麻「部長!部長もあの音を聞い…て」
軍覇「」田舎ガキ大将みたいな服とマシンガンライクなもの
当麻「…この国日本にはですね。銃及び刃物類取り締まり法という物がありましてね…」
軍覇「?俺は然るべき装備をしてきただけのつもりだが?」
当麻「然るべき装備って…隕石相手にですか?」
軍覇「隕石?ハハッ面白いジョークをいうな。」
軍覇「あれは隕石なんかじゃないあれは…」
軍覇「UFOだよ」キリッ
当麻「そうだった。この人は根性と宇宙人に関してはあり得ないような結論を簡単に導きだすような人だった。」
軍覇「?何か言ったか?」
当麻「いいえ」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/12(火) 23:52:34.72 ID:ZZeD3Lj80<> 軍覇「UFOの威力は絶大だ。核兵器とか第一位の能力など比ではない。」
当麻「一個おかしいのがありましたよ」
軍覇「もし、そんな物が衝突していればこの街、宮浦はあっという間に焼け野原だ。」
軍覇「だとすれば、UFOと考えるのが普通だろう」
当麻「まあ、そうですね。」
軍覇「でこれから記念公園にいくわけだが、日向は大丈夫なのか?お前は確かあそこが苦手だったろ?」
1、当麻「苦手ですが、それでもあそこになにがあるか知りたい。
2、当麻「そうですね。ここは部長に任せます。」
このレスから先着5レス多いものを選びます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/06/13(水) 00:08:17.67 ID:3qd9sENAO<> いや神浄じゃない時点で禁書じゃねえだろというツッコミは無しですね分かります <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 00:19:49.13 ID:gDq++6pY0<> >>22
名前に関しては突っ込まないでいただけると嬉しいです。
(この作品で苗字はとても大事じゃないか?という>>1の判断の結果です。)
なかなかあつまらないんで
1、当麻「苦手ですが、それでもあそこになにがあるか知りたい。」
でいいですか? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/13(水) 00:22:31.43 ID:Sh/nToCLo<> これ、禁書じゃないと何か不味いのか?
別に他の作品のキャラでも問題ないような <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 00:24:20.77 ID:gDq++6pY0<> >>24
そうですね。
だから、>>1にも書いた通りただ自分がこれでやりたいってだけです。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 00:36:19.61 ID:gDq++6pY0<> 異論がないので、1ではじめます。
(2はbadendでした。)
当麻「確かに、あそこは苦手ですがそれでもあそこになにがあるか知りたいです。」
軍覇「そうか、ならついてこい」
ー記念公園ー
当麻「これは…。」
軍覇「やはり、UFOだったな。形状から考えて脱出ポッドのような物のようだ。」
当麻「そうですn」バッ
軍覇「静かに。後ろから誰か付けてきている。」ヒソヒソ
当麻「誰なんでしょうか?」ヒソヒソ
軍覇「さあな。しかしよくある話だろ。宇宙人とそれを追う者の事だ。」ヒソヒソ
当麻「(MIB《メン・イン・ブラック》ーーー!!??)」
軍覇「」スチャ
ダララララララララッ
当麻「oh…」
軍覇「チッ、逃がしたか。」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/06/13(水) 00:36:29.16 ID:3qd9sENAO<> キャラ像は掴みやすいが原作キャラじゃ駄目だったのかと <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 00:49:19.58 ID:gDq++6pY0<> 当麻「それ、実弾入ってないですよね?」ダラダラ
軍覇「大丈夫だ。ガス銃の中の玉を鉛玉に変えて強化しただけだからな」
軍覇「さて、このUFOを見てみようぜ」
当麻「誰か乗ってるのでしょうか?」
軍覇「まあ、そんなに身構えなくても大丈夫だ。もし、何かが居たとしてm」
当麻「あっつ!」
軍覇「お前ばかか?さっきまで赤くもえていたろ!」
そうだ。生きてるわけがない。
あの状況で生きて居たら、それこそ怪物だろう。
でもっ…!
軍覇「日向!」
軍覇「とりあえず、冷めるのをまて!こればかりは根性でもどうともならない!!」
当麻「遅いんです!冷めるのを待ってたら遅すぎるんです!!」
開け!開け!開け!!!!
ガコッ <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 01:02:55.89 ID:gDq++6pY0<> 当麻「部長…。もうロックははずてています。あのハッチ二人で力を合わせれば開くのでは?」
当麻・軍覇「いっせーのっ!」
ガゴゴゴゴッ
軍覇「根性…!根性…!!」
当麻「はぁぁぁああっ!」
ガゴン
当麻「女…の子…?」
軍覇「どうやら気絶しているみたいだ。そげぶしたら、起き上がるかもよ?」
当麻「部長。そげぶってなんなんd…」
?「とーま?」
当麻「え?え!?うわっ!?」
その少女は突然起き上がって俺を押し倒してきた。
当麻「君は誰?」
禁書目録「インデッ…クス」
よく晴れた春の夜、僕は緑色の目に銀色の髪を持った少女に出会った <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 01:04:15.05 ID:gDq++6pY0<> ちょっと急展開な感じもしますがとりあえず、今日の投下は終わりです。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 01:09:02.89 ID:gDq++6pY0<> PS.見てくれてる人がいれば、選択肢を選んでくれる嬉しいです。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/13(水) 12:23:54.79 ID:uWhWcV5IO<> 久しぶりにひまわりやるかな <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 18:56:42.14 ID:gDq++6pY0<> >>29の修正です。
当麻「部長…。ハア…ハア、ハッチのロックをあけました。ハア…ハア、今なら行けるんじゃないんでしょうか?」
当麻・軍覇「いっせーのっ!」
ガゴゴゴゴッ
軍覇「根性…!根性…!!」
当麻「はぁぁぁああっ!」
ガゴン
チャチな子供向けのアニメに出てくるエイリアンや、某寿司屋のCMに出てくるエイリアンのほうがまだ現実味があっただろう。
なのにーー
当麻「女…の子…?」
?「…はぁ。…はぁ。」
軍覇「どうやらまだ生きているようだ。そげぶしたら、起き上がるかもよ?」
当麻「部長。そげぶってなんなんd…」
?「とーま?」
今、俺の名前を…?
当麻「え?え!?うわっ!?」
目の前に少女の顔が迫ってきた。
そして、その少女は俺を押し倒してきた。
不思議だった。ずっと前から知っていたような…
そして、俺は尋ねた
当麻「君は誰?」
禁書目録「インデッ…クス」
よく晴れた春の夜、僕は緑色の目に銀色の髪を持った少女に出会った
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 18:57:52.73 ID:gDq++6pY0<> >>33
回想部分がごっそり抜けてました。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:02:33.80 ID:gDq++6pY0<> 今日は、かなり時間があるので早めの更新です。
それでは、はじめます。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:03:31.10 ID:gDq++6pY0<> 最初の記憶は星空だった。
月と星と…ただそれだけ。
しかし、体を起こすとそこは地獄だった。
燃え上がる炎。
不快な血の匂い。
死に損ないのうめき声に…
死人の山
やがて、眠くなったので目を閉じた。
赤い世界と血の匂いが途切れ…
次に目を覚ました時、目に映ったのは白い天井だった。
自分が何者なのか?
何故ここにいるのか?
なにもかも思い出す事ができなかった。
そして、自分の名前が日向当麻であると告げられた。
俺は、宇宙史最悪の事故SAーDAN080号機墜落事故の唯一の生存者だった。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:05:55.99 ID:gDq++6pY0<> >>33の最後の行の『俺』が『僕』になってました。
当麻「ん…。なんで俺はこんなところで寝てるんだ?」
当麻「しかも、なんだか変な夢を見た気がする。」
当麻「なんだったっけか?」
そこで、俺は思い出そうとする。
確か、夢の中でみたものは…。
月と星空と…
女の子。
夢?
違うこれは、昨日の記憶だ。
確かあのあと…
軍覇「大丈夫か?」
当麻「いつもの不幸に比べればどうとでもないですよ。」ハハハハ
軍覇「まあ、そうだな。」
軍覇「その少女の様子は?」
当麻「寝ていますね…。多分、なんともないと思いますよ。」
軍覇「うーん、これは大事件だぞ。空から謎の飛行物体が降ってきて…。中には少女が居た。そして、周囲には黒服の男が居た。」
軍覇「間違いない!その少女は…」
軍覇「地球外生命体だ!!!」キリッ
当麻「キリッの無駄遣いに異議ありっ!」
軍覇「まあ、という事で日向!この子を家で保護してくれ!」
当麻「ちょっと待ったその理論はおかしい。」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:07:15.91 ID:gDq++6pY0<> 軍覇「俺の家には妹と母親がいる。」
当麻「そうですね。」
軍覇「日向の家には日向以外いない」
当麻「そうですね。」
軍覇「理由以上!」
そんなやりとりがあって、あの少女を俺が連れて帰ったのが3時間前…。フコウダー
意識のないあの少女をベッドに寝かせて、俺はソファで寝たのだった。
風呂場?なんのことやら。
そいえばあの子はまだ寝ているのだろうか?
俺は2階へ上がった。
禁書目録「」スースー
当麻「まだ寝ていたのか…」
俺の全部夢ならよかったのにという儚い幻想はぶち殺された。
当麻「さて、これからどうしよう。」
そう、考えようとした時、
二つの緑色の目が俺を捉えた。
禁書目録「…」
当麻「……」
しばらく見つめあった後、
グーーという音が鳴った
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:25:48.53 ID:gDq++6pY0<> 禁書目録「ゴクゴク。プハーー。ごちそうさまなんだよ!」
当麻「原作ではですね。ホットミルクを出した後、どうやって飲むかわからずに、ストローがないと飲み物を飲むことができないという設定が発動するはずなんですよ。はい。なのにあなたはブレませんね。」
禁書目録「なにか言った?」
当麻「いいえ。」
禁書目録「私はインデックスって言うんだよ!」
禁書目録「ところで、ここはどこかな?」
当麻「そうだな。じゃあ、昨日変な乗り物に乗って落ちてきたのは覚えてるか?」
禁書目録「?」
当麻「じゃあ、その前のことは?」
禁書目録「…?…」
当麻「もしかして名前以外何も覚えてないのか?」
禁書目録「」コクリ
俺と同じだ…
いや、名前を覚えているだけまだましか。
記憶喪失の孤独感は俺が誰よりも知っている。
これも何かの縁かもしれない。
覚悟を決めよう。
この子の記憶が戻るまでとことん付き合ってやろうじゃないか
当麻「俺の名前は日向当麻。よろしく。」
禁書目録「よろしくなんだよ!とーま!」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:39:42.97 ID:gDq++6pY0<> 当麻「今日は、もう遅いからな。早く寝たほうがいいぞ」
禁書目録「わかった!…とーま。手、怪我してるよ。」
当麻「ああ、これか。昨日ちょっと火傷しちゃってな…。あまり気にするな。どうってことないから。」
禁書目録「じっとしてて、動いちゃダメかも」
当麻「いや、どうってことないって」
インデックスが俺の手に自分の手を添えてきた。
そして、気がついたら痛みがなくなっていた。
禁書目録「これで大丈夫かも!」
ー傷を癒す不思議な力ー
軍覇『地球外生命体だ!!!』
ー人間ではないなにかー
当麻「インデックス…。お前は一体何者なんだ?」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:46:01.54 ID:gDq++6pY0<> ーーの手が触れていた。
ーーの小さな手が僕の赤く剥けた膝小僧に。
?「ーー、ーー、ーーーーーーー。」
優しく紡がれるそれは呪文。
例えば、流れ星に願いを掛けるような…
例えば、窓にてるてる坊主を掛けるような…
そんな他愛のない祈りだった。
気がつけば膝の痛みはもう消えていた。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:58:13.04 ID:gDq++6pY0<> ピンポーン、ピンポーン、ピンポンピンポンピンポーン。
当麻「はいはいー、日向さんは今出ますのことよー。」
当麻「(昨日、美琴は来れないって言ってたっけか。だとしたら…)」
当麻「あっ!部長ですか!今でますよー。」
バチッ
当麻「(あれ?このSSでは鳴ってはいけないような音がしたような…)」ダラダラダラダラ
美琴「あんなど田舎変態ガキ大将と一緒にするなっっっ!」バチバチバチ
当麻「怒らないで下さいませ!美琴お嬢様!っていうかなんでバチバチバチって鳴ってるの!?」
美琴「早く開けないと、もっと鳴らすわよ!?」バチバチバチバチバチバチ
当麻「はいはい。ただいまあけますy」
禁書目録「」ソファデスヤスヤ
当麻「(忘れてた…。とりあえず、向こうの部屋にいてもらおう。)」
美琴「…」バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ
当麻「ひぃっ!しばし!しばしお待ちを!!…」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 20:59:48.47 ID:gDq++6pY0<> 9時30分から更新を再開します。
(見ている人はいないっぽいけど) <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 21:34:15.19 ID:gDq++6pY0<> 当麻「…」ダラダラダラ
美琴「…」
当麻「お、おはよう?」
美琴「おはようっじゃないわよっ!あんたにとってあのど田舎ど変態ガキ大将と私は同じ類なワケ!?」
当麻「あの、えーっと…」
美琴「っていうか、あんたはいつもあのど田舎ど変態ど根性ガキ大将のことばっかり!なんなの!?ホモなの!?!?」ズイッ
当麻「あのー、これはなんなのでしょうか?」
美琴「お昼ご飯よ!どうせ食べてないんでしょ!」
当麻「(頼むから起きないでくれ!インデックス…!)」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 21:54:10.07 ID:gDq++6pY0<> 美琴「でさ、空港にいく前に電話があってね」
美琴「飛行機が欠便になって遅れるんだってさ。」
当麻「なるほど、そりゃ災難だったな」
美琴「あー、早起きしたのにな…。」
まあ、話を解釈すると、
空港に従姉妹を迎えに行こうとしたが、急に飛行機が欠便に。そこで暇を持て余しうちに来たってことか。
美琴「急に欠便なんてどうしたんだろ。事故でもあったのかnハッ」
美琴「…ゴメン。事故なんて言って。」
当麻「もう、2年も前の事だ。気にすることはねぇよ」
美琴「うん。…昼ご飯温めてくるね。」
当麻「あ、ああ」
美琴はよく事件の事を気にする。
それは、自分の父親が西園寺グループの社長だからだろう。
西園寺グループは様々な事業で成功している会社だ。
特に宇宙開発の事業においては他の追随を許さない程の著しい伸びだ。
俺が乗っていた、SA-DAN080号機も西園寺グループ製だった。
だからといってあいつが負い目を感じる必要なんかないと思うんだけど…
禁書目録「とーまー。トイレ!」
当麻「ん?ああ、突き当たりのところにあるぞ。」
当麻「」ガタッ
当麻「止まれ!インデックス!」
禁書目録「なに?」
当麻「今、大事なお客さんが来てるから、トイレに行ったあと、奥の部屋にいて欲しいんだ。わかったか?」
禁書目録「」ワカッタカモ… <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 22:05:46.01 ID:gDq++6pY0<> 当麻「わかったな!頼んだぞ!」
禁書目録「トイレ…」
当麻「ん、ああ行ってきていいぞ」
美琴「アンタ、廊下で何してんの?」
当麻「い、いや。特になにも」ダラダラダラ
美琴「アンタ、すごい汗かいてるわよ」
当麻「いやー、今日は暑いなー」ダラダラダラダラダラダラダラダラダラ
美琴「何言ってんの?まだ3月よ?」
タッタッタッ
禁書目録「トイレーーーーー!!!」
当麻「ちょっと待て、何故大声でそんな不穏な単語を口にするんだ。はい、そこ。汚らわしい物を見るような目で俺を見るんじゃない」
美琴「……」
1、当麻「美琴、説明するから!」
2、当麻「とりあえず、インデックストイレに連れてってやるから、ちょっと待て!」
3、当麻「いやー、このお昼ご飯は美味しそうだなー」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 22:06:47.36 ID:gDq++6pY0<> >>48 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/13(水) 22:08:53.91 ID:CSJeXMISO<> 3 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 22:33:37.37 ID:gDq++6pY0<> 当麻「いやー、本当にこのお昼ご飯は美味しそうだ!」
禁書目録「とーーーまーーーーーーー!!!!!!!」
ガブリッ
当麻「ギャーーーーー!不幸だーーーーーーーーーーーー!!!!」
その後、美琴にインデックスをトイレまで連れてってもらった。
インデックスの事どう説明しよう?
美琴「で、この子はいったいなんなの?」バチバチバチ
当麻「あー、えーっと従兄妹!従兄妹だよ!!」ダラダラダラ
当麻「(嘘だと、バレるか…?)」
美琴「へー、そうなんだ!」
当麻「(来たっ!今日はついてる!ありがとう神様!)」
当麻「そうそう、叔父さんが叔母さんと旅行行くから預かってくれって言われてな」
美琴「いやー、アンタに従兄妹がいるなんて初耳。しかも、こんなに可愛いなんて!」
禁書目録「とーま!さっきから匂うこの空腹を刺激させる匂いはなんなのかな!?」
美琴「あー、お昼ご飯よ。インデックスも食べる?」
禁書目録「もちろんなんだよ!」
そして、みんなで昼ご飯を食べて、時間が経ち、時は夕刻…
美琴「ここね、宮浦はひまわりの街だって知ってる?」
禁書目録「初耳かも!」
美琴「ひまわりに関連する商品とかが多くてね。ひまわり茶なんてのもあるのよ。」
禁書目録「飲んでみたいかも!」
当麻「(…お前は飲めればなんでもいいんだろ。)」
美琴「じゃあ、今度持って来てあげる。ひまわり菓子もあるよ。」
当麻「(…顔がまっ黄色になりそうなコンボだな)」
美琴「そうだ!今度は従姉妹も連れてこよう。そして、みんなでひまわりお茶会だっ!」
当麻「(…まだ見ぬ従姉妹に合掌)」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/13(水) 22:50:05.94 ID:gDq++6pY0<> 美琴「あっ!そうだ!インデックス!お風呂入ろう?」
禁書目録「わかったかも!」
美琴「というワケでお風呂借りるね」
当麻「ん…ああ。好きにしていいぞ」
美琴「よしっ!それじゃあ、レッツゴー!」
インデックス「レッツゴー!なんだよ!」
……………………
美琴「ふー、気持ちよかったー。アンタ次入る?」
当麻「え?ああ。それじゃあ、入らせてもらおうかな。」
in風呂
当麻「(いやー、美琴がインデックスの事をわかってくれてよかったー。)」
当麻「(うちで、匿う上での唯一の不安要素があれだったからな。)」
当麻「(さて、だいぶ温まったしそろそろでようかな。)」
プルルルルル
当麻「(電話がなってるけど、美琴がうまくしてくれるだろう。)」
美琴「はい、もしもし日向ですってアンタか。……死ね!!!」ガチャッ
当麻「oh…(警戒のしかたからして部長か…)」
禁書目録「とーま!美琴が怖いんだよ!!」
当麻「とばっちり受けないように向こうにいっとけよ。」
当麻「どうしたんだ?」
美琴「変態が…」
当麻「?」
美琴「下着の色を聞いて来た…」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/14(木) 00:10:57.74 ID:hJr5x/PP0<> すみません
途中ですが今日は、ここで終わりです
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/14(木) 22:18:02.96 ID:hJr5x/PP0<> プルルルルル、プルルルルル!プルル!ガチャッ!
軍覇「日向どうしたっ!」
当麻「どうしたじゃないですよ!なんで美琴がでたからっていきなり下着の色とか聞くんですか!?原作じゃそんな設定ないでしょ!」
軍覇「HAHAHAHA!!面白いこと言うね君!いつものノリだろ!」HAHAHA
当麻「何急にアメリカンになってるんすか!?っていうかいつものノリがそれだから困るんです!で用件はなんなんですか?」
軍覇「おう!、日向は今朝の新聞見たか?」
当麻「あー、そういえば今朝は見てませんね」
軍覇「今朝の新聞見てみたらな、昨日のUFOに関する記事が一つもないんだ」
当麻「…!それって…!」
軍覇「なんらかの情報規制がなされていると考えて間違いないだろうな。」
当麻「情報規制ができるほど大きな組織がいる…ということでしょうか?」
軍覇「まあ、そう考えるのが妥当だな。」
軍覇「件の少女は何か言ってなかったか?」
当麻「それが…。あの子記憶喪失らしいんです。」
軍覇「…!そうか…。昨日の墜落の衝撃で記憶を失ったのか…。」
当麻「でしょうね、また何か分かったら連絡します。」
軍覇「おう。よろしく頼む。」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/14(木) 22:44:43.18 ID:hJr5x/PP0<> そして、また時間が経ち…。
禁書目録「おいしーんだよ!!」
当麻「お前はいつでも、どこでも、どんな場所でも食ってばっかだな。」
美琴「あー、急いで食べて喉につまらせないようにね。」
禁書目録「わかったかmーぅ、ぅぐ…」
当麻「いったそばからつまらせてんな。ほら水。」ゴトッ
禁書目録「ゴクゴクゴクゴクぷはー。助かったかも!」ガツガツガツガツ
当麻「お前はつねに食ってないとダメなのか」
禁書目録「食という文化はどんな事よりも大事なんだよ!」
美琴「そういえば、アンタ。この服はアンタのシャツよね。」
当麻「ん…。ああ、ちょっとした手違いで服が届かなくてな。とりあえず、これを着せてる。」
禁書目録「ふぁふぁひはほほふふへほひひはほ!(訳.私はこの服でもいいかも!)」ガツガツガツガツ
当麻「食ってから話せ、食ってから。」
美琴「ダメダメ。女の子は家の中でもオシャレしなきゃダメだって。」
当麻「(ダメが三回て…。強調しすぎだろ。)」
美琴「っていうことで、今度お洋服買いに行かない?」
当麻「いや、そんなとこまでお世話になるのはちょっと申し訳ない気がするんですのことよ。」
美琴「じゃあ、私のお下がりは?」
当麻「うーん。そう言うことならぜひもらおうかな。」
美琴「わかった!インデックスはいつまで居るの?それまでに持ってくるから。」
当麻「あー、多分春休み中は居るんじゃないか?」
美琴「そっか、じゃあ早めに持ってくるかな。」
二週間…。
記憶喪失の二人とお嬢様。
考えてみればとても変な関係だ。
これからの2週間でこの関係はどんな風に変わるのだろうか?
当麻「 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/14(木) 22:45:44.99 ID:hJr5x/PP0<> >>53の修正
そして、また時間が経ち…。
禁書目録「おいしーんだよ!!」
当麻「お前はいつでも、どこでも、どんな場所でも食ってばっかだな。」
美琴「あー、急いで食べて喉につまらせないようにね。」
禁書目録「わかったかmーぅ、ぅぐ…」
当麻「いったそばからつまらせてんな。ほら水。」ゴトッ
禁書目録「ゴクゴクゴクゴクぷはー。助かったかも!」ガツガツガツガツ
当麻「お前はつねに食ってないとダメなのか」
禁書目録「食という文化はどんな事よりも大事なんだよ!」
美琴「そういえば、アンタ。この服はアンタのシャツよね。」
当麻「ん…。ああ、ちょっとした手違いで服が届かなくてな。とりあえず、これを着せてる。」
禁書目録「ふぁふぁひはほほふふへほひひはほ!(訳.私はこの服でもいいかも!)」ガツガツガツガツ
当麻「食ってから話せ、食ってから。」
美琴「ダメダメ。女の子は家の中でもオシャレしなきゃダメだって。」
当麻「(ダメが三回て…。強調しすぎだろ。)」
美琴「っていうことで、今度お洋服買いに行かない?」
当麻「いや、そんなとこまでお世話になるのはちょっと申し訳ない気がするんですのことよ。」
美琴「じゃあ、私のお下がりは?」
当麻「うーん。そう言うことならぜひもらおうかな。」
美琴「わかった!インデックスはいつまで居るの?それまでに持ってくるから。」
当麻「あー、多分春休み中は居るんじゃないか?」
美琴「そっか、じゃあ早めに持ってくるかな。」
二週間…。
記憶喪失の二人とお嬢様。
考えてみればとても変な関係だ。
これからの2週間でこの関係はどんな風に変わるのだろうか?
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/14(木) 22:54:03.65 ID:hJr5x/PP0<> 美琴「おーい、おーい!」
当麻「ん、ああ。どうしたんだ?」
美琴「もう、遅いから帰ろうと思って…。」
当麻「送ってこうか?」
美琴「いーのよ、家近いし。」
当麻「歩いて20分はあるだろ。」
美琴「20分なんて近いわよ。それに、なにかあったら…」
つモノホンのレールガン
美琴「これで木っ端微塵よ」フフン
当麻「俺は、今日始めてバチバチという音の正体を知りました…ってかお嬢様それ持ち出すのやめてまじで危険だから。」
美琴「って事でじゃあね。」
禁書目録「またね!なんだよ!」
当麻「じゃあな。」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/14(木) 23:07:29.15 ID:hJr5x/PP0<> プルルルルル、プルルルルル
当麻「はい、日向ですけど…って部長ですか。」
軍覇『なんだ。そのちょっとがっかりした感は?もう少し根性を持て!』
当麻「はー。そうですね。で用件はなんですか?」
軍覇『ああ。さっき伝え忘れていた事があってな。』
軍覇『俺は明日、墜落したポイントを探索して見ようとおもう。』
当麻「なら、俺も…」
軍覇『いや、日向は例の少女の相手をしててくれ。』
軍覇『もし、あの子がなんらかの組織に誘拐されてしまってはUFOが墜落した証拠がなくなってしまう事になるからな。』
当麻「はー。まるで映画ですね。」
軍覇『そのように、思うかもしれんがこれは事実だ。ちゃんと肝に銘じておけ。』
当麻「わかりました。」
軍覇『それじゃあ、またな。』 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/14(木) 23:18:45.85 ID:hJr5x/PP0<> 軍覇『ところで…』
軍覇『美琴の下着の色はなんだった?」』
当麻「部長、なんで僕が知ってる設定なんですか。」
軍覇『ムム、今日はいたしてないのか』
当麻「いや、俺と美琴がそんな関係なわけないじゃないですか。」
軍覇『そうなのかっっ!!!!!』
軍覇『美琴はおそらく、日向にベタ惚れだぞ。』
当麻「それはないでしょ。いっつもツンツンしてますよ。」
軍覇『それは、所謂ツンデレというやつだろ』
当麻「それに、もし下着の色を知ったとしても部長には教えません。」
軍覇「うぬぅ…。」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 07:16:01.94 ID:wNE5FSIb0<> すみません。
気がついたら寝てました。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 22:35:13.02 ID:wNE5FSIb0<> 見てる人は居ませんが、今日も元気に更新です。
当麻「ふぅー。部長も美琴相手にあんなこと言うなんてなぁ。」
当麻「あの人は自重という言葉をしらないのか?」
当麻「そういえば、インデックスは何してるんだろう?」
禁書目録「」グースーピーナンダヨ
当麻「寝てたか。それじゃあ、インデックスは奥の部屋に移して、俺は屋根の上で天体観測でもしますか。」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 22:50:45.01 ID:wNE5FSIb0<> 俺は星を見上げるのが好きだ。
なら、天文部に入ればいいじゃないかって言うかもしれないがそもそもうちの学校には天文部なんてものが存在しなかった。
顧問だった先生は、
『今どき星を見るなんてこと流行らないじゃんよー』
なんてことを言ってた気がする
その結果俺が入った部活は、
宇宙部だった。
宇宙部でも、天体観測やプラネタリウム作りなどはする。
だが、そんなことは部長にとってはただの前菜でしかなかったらしい。
夏休みになれば、ロズウェル事件の再調査だと、アメリカに連れていかれ。
冬休みになれば、『宇宙人との戦争に備えて…』などと言って超能力がうんたらパーソナルリアリティがこうたらと勉強を受けさせられた。
俺はそんなことばかりやるから部員が集まらないのでは?とおもう。
遂に、『ロケットで月まで!』といいだしたのだからもう手には負えない。
それでも、何故か部長と一緒だと、楽しかった。
でなければ、もうすでにやめているかもしれない。
禁書目録「とーまー!」
当麻「インデックス!?」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 23:04:34.05 ID:wNE5FSIb0<> 禁書目録「隣に行ってもいい?」
当麻「ん?ああ、いいぞ。落ちないようにな。」
ーーーーーーーーー
禁書目録「とーまはここで何をしているのかな?」
当麻「星をみてたんだよ。」
禁書目録「ほし…?」
当麻「ほら、上みてみろよ。」
禁書目録「とーま!すごいんだよ!星がまたたいてるかも!」キラキラ
当麻「インデックスは何か知ってる星があるか?」
禁書目録「月ならしってるかも!」
当麻「そうだな。」
当麻「他には?」
禁書目録「…ちきゅう…」
当麻「地球…?」
インデックスは遠い星を指すような口調で地面を指さした。
当麻「それじゃあ、あの星は知ってるか?」
禁書目録「あんなにちっさいのにも名前があるの?」
当麻「あれは、スピカ。乙女座のα星だよ。」
禁書目録「もしかして、この星全部に名前があるのかな?」
当麻「全部じゃないけど…。大きな星にはだいたい固有詞がついてるよ。」
禁書目録「」スゴイカモ
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 23:12:35.18 ID:wNE5FSIb0<> 当麻「もう遅いから寝よう。風邪をひくとよくないしな。」
禁書目録「わかった!」
が、気付いた。
原作よろしく寝る場所がないわけではないが、インデックスの寝床を確保するのを忘れていた。
なので、今日はとりあえず俺が下で寝ようと思ったのだが…
禁書目録「それはダメかも!」
当麻「あのですね、インデックスさん。私、日向当麻はですね、下のソファで寝る必要があってですね。」
禁書目録「下にいっちゃ <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 23:13:59.65 ID:wNE5FSIb0<> >>62ミスの修正
当麻「もう遅いから寝よう。風邪をひくとよくないしな。」
禁書目録「わかった!」
が、気付いた。
原作よろしく寝る場所がないわけではないが、インデックスの寝床を確保するのを忘れていた。
なので、今日はとりあえず俺が下で寝ようと思ったのだが…
禁書目録「それはダメかも!」
当麻「あのですね、インデックスさん。私、日向当麻はですね、下のソファで寝る必要があってですね。」
禁書目録「下にいっちゃダメかも!」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 23:21:14.53 ID:wNE5FSIb0<> 当麻「じゃあ、どうしろって言うんだよ!」
禁書目録「ふっか、ふっかなんだよ!」
当麻「ちゃんと洗ってるからな。」
禁書目録「いい匂いがするんだよ!」
当麻「マメに干してるからな。」
禁書目録「ここで寝たら次の日快適な一日が過ごせるんだよ!」
当麻「じゃあ、電気けすからなー。」
禁書目録「とーまーーー!」ガブリッ
当麻「あー!もうわかった。わかったから離せー!」
ーーーーーーーー <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 23:28:09.54 ID:wNE5FSIb0<> その日、家族が増えた。
新しい家族は父親に手を引かれてやってきた。
名前はーーといった。
冷たい目をしていた。
だから心も体も冷たいんだろうと思った。
家族だ。なんて、みとめなかった。」
つまり、俺はーーのことが。嫌いだった。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/15(金) 23:30:45.42 ID:wNE5FSIb0<> 眠くなってきたのでここらで切りあげます。質問や御要望など、あったら受け付けます。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/16(土) 00:06:40.10 ID:TyjYlXoao<> 乙です!! <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/16(土) 23:21:44.76 ID:qnbIOqBP0<> 今日も元気に更新です。
途中で寝てしまうことがよくある>>1ですが、よろしくお願いします。
体中が痛い。
これは仕方がない。床で寝てたのだから。
ていうか、なんで俺は床で寝てたんだ?
次に、頭が痛い。
きっと悪い夢でもみたんだろう。
…よく覚えてないけど。
そして…
うるさい。
禁書目録「朝になったんだよ、とーま!起きるといいかも!!!」
当麻「わかった。わかったから大声だすな!」
禁書目録「こんなに天気のいい日なのに、寝てる人なんてとーまだけかも!!!」
当麻「もう起きてるだからボリュームをですね、」
禁書目録「とーまが遅くまで寝てるのが悪いんだよ!」
禁書目録「って、とーま!ちゃんと目を覚ますといいかも!!」ガブリ
当麻「ぎゃーーーーーー!不幸だーーーーーーーーーーー!!!」
……………………
確かに今日はインデックスのいった通りいい天気だった。
禁書目録「とーま!洗濯物を持ってきたんだよ!後は、これを干すだけかも!」
当麻「おお、ありがとな。」
本当にいい天気だった。
洗濯日和ってやつだ。
禁書目録「じゃ、後は頑張るといいかも!」
当麻「お前はやらないのか。」
禁書目録「運んできただけで疲れたんだよ!」
当麻「10メートルないだろ…」
禁書目録「はぁー、仕方ないから手伝ってあげるんだよ!」
当麻「なんでお前はそういつも、上から目線なんだ。」
ーーーーーーーーーーーー
当麻「よし、これで最後だな。」
そういって俺が取り出したのは、インデックスがあの日きていたあのウェットスーツみたい物だ。
なんだかいかにも近未来って感じがする。
でも、変なのはデザインだけで繊維は普通の合成繊維みたいだった。
禁書目録「とーま?」
当麻「ん?ああ。すぐに干すよ。」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 08:16:28.85 ID:06BDGfs80<> 昨日は1レスで寝てしまったので今から投下です。
さて、次はーー
インデックスの寝床の確保だ。
当麻「2階使ってない部屋があるんだ。それを使うといい。」
禁書目録「いいの!?」
当麻「誰も使ってないんだからいいだろ。」
当麻「でも、そこの掃除をしないとダメだからな?」
禁書目録「頑張るんだよ!!」
ーーーーーーーーーーーーー
当麻「で、なんで俺が飯をつくってるんだ。」
禁書目録「腹が減っては戦はできぬなんだよ!」
当麻「お前は食い過ぎだろ…」
ーーーーーーーーーーーーー
俺が作ろうと思ったのはオムライスだった。
今家にある材料から考えて一番ベストだと思ったからだ。
そんな物作れるのかって?
HAHAHAHA!!日向さんを舐めるんじゃありませんのことよ!!!!
禁書目録「これは何?」
当麻「いや、前半はいい勝負してたんですよ。でもですね、最後の詰めの部分でくしくもライスの人海戦術にオムが負けてしまってですね。」
禁書目録「味はそこそこだから許してやるんだよ!!」ガツガツ
当麻「だからなんでそうお前は上から目線なんだ。」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 08:25:45.91 ID:06BDGfs80<> 鍵を右手に、
掃除機を左手に、
突入するための装備を整える。
そしてーー
当麻「あれ?両親の部屋ってどこだっけ。」
俺たちは迷っていた。
禁書目録「ここはとーまの家でしょ。
寝ぼけてるの?」
当麻「最近使ってなかったからな…。
覚えてないんだ。」
二階には四つの部屋がある。
一つは俺の部屋。
もう三つは長いこと使ってなかったから、鍵がかけてある。
だから、どこがどんな部屋かなど、すっかり忘れていた。
当麻「とりあえず、片っ端から開けていくか…」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 08:33:12.87 ID:06BDGfs80<> 当麻「まずは、一つ目…。」ガチャ
禁書目録「ここは…。」
当麻「物置…みたいだな。」
当麻「二つ目…。」ガチャ
当麻「はっ…。」
こぢんまりした部屋だった。
部屋は一面ピンクだらけだった。
いたるところにぬいぐるみがあった。
当麻「これは…。」
一体誰の部屋だ…?
木製のベッド。
整頓されたつくえ <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 08:44:06.22 ID:06BDGfs80<> 圧倒されていた。
その圧倒的な生活臭に。
禁書目録「とーま!!」
当麻「ん、ああどうしたんだ?」
禁書目録「早く掃除をするんだよ!」
当麻「もうこの部屋をもらう事は決定済みなんですね。わかります。」
ーーーーーーーーーーーーー
長い間、使われてなかったであろう、
その部屋はどこもかしこも埃だらけだった。
窓は油がきれていたのだろうか、
少し壊れていた。
当麻「根性だーーーー。…部長じゃないけど。」
禁書目録「?」
ーーーーーーーーーーーー
禁書目録「ふーっ。」
当麻「やっと終わったー。」 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 08:46:14.13 ID:06BDGfs80<> 今日はこんな感じです。
あとは今日の22時頃に更新を再開します。 <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 22:17:54.73 ID:06BDGfs80<> 続きを元気に更新です。
掃除が終わったあとうちの居候は、
『お腹が減ったんだよ!とーま!!』
なんて言い出した。
今日、美琴は従姉妹を迎えに行ってて来ない。
と言う事は自炊しなくてはならない。
だが、冷蔵庫には何も入っていなかった。
ってなわけで、インデックスに留守を任せて買い出しにーー
行くはずだった。
だけど俺が持ってる袋にはレトルトカレーが二つ。
…美琴にどれだけ色々やってもらってるかが思い知らされる一日だった気がする。
早く帰らなきゃインデックスが怒るだろう。
だが、
俺には気になる場所があった。
ー記念公園ー
当麻「…」
中央に大きな慰霊碑のある公園に俺は入った。
その慰霊碑には518人の人間の名が記されている。
おそらくそこに両親の名前もあるだろう。
だが、見る必要はないと思った。
知らないわけではないし、どのみち馴染みのない名前だからだ。
そして、俺はその裏側へ行った。
当麻「はっ…。」
当麻「あの宇宙船も、地面が抉れた跡もない…」
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 22:27:28.95 ID:06BDGfs80<> そこは、いつも通りの公園だった。
あの宇宙船もなく、
地面が抉れた跡もなく、
木がなぎ倒されたあともない。
いつも通りの公園だった。
ただ、木や草が茜色に染められていた。
なんだこれ。
あの夜の事は全部嘘だったのか?
違う…
違うっっっ!!!!!
うちにはインデックスが待っている。
本当にそうなのか?
インデックスが家にいると証明できるか?
夢ではないと証明できるか?
家には知らない部屋が…。
慰霊碑には知らない名前がある。
俺の記憶は一度失われており、曖昧で不確かだ。
それでも、証明できるか?
1、当麻「ああ、全部夢だったのか…」
2、当麻「いや、インデックスはうちの家に居る!」
次レス
<>
アイソトープ<>saga<>2012/06/17(日) 22:39:10.46 ID:06BDGfs80<> とりあえず、明日の22時まで募集中です。
(このレスが次レスになったので、このレスの次レスで決めます) <>
アイソトープ<>saga<>2012/06/18(月) 19:36:58.95 ID:FDciUuU60<> 二週間の間更新が止まります。 <>