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HTML化した人:
lain.
★
木原加群「見滝原市、か………………懐かしい場所だな」
1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
2012/06/13(水) 12:23:59.92 ID:Ax9PW6mr0
・初SS
・更新は行き当たりばったり。書き溜めなし
・誰得
・駄文。特に戦闘は下手。
・批判はばっちこい。
・禁書を新約四巻まで読んでないと話が意味不明
以上を踏まえてお読みください。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1339557839
(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[saga]:2012/06/13(水) 12:26:04.79 ID:Ax9PW6mr0
東欧、バゲージシティの雪原にて、あちこちが裂けてボロボロの白いコートを着た一人の男が佇んでいた。
「………………結局生き残ってしまったな」
どこか呆然としたように呟いた男の名前は__『木原 加群』。学園都市を去った『木原』の異端にして、『グレムリン』の正規メンバー、『ベルシ』でもある。
加群の前には半分雪に埋もれかけている巨大な生き物がいた__いや、間違ってはいないがその表現は正確ではない。ソレは元々人間だったのだから。
その女性__今や女性らしさはおろか人間らしさすら感じられないが__の名前は『木原 病理』。『諦め』を司る『木原』の一人であり、木原加群の復讐相手であった。彼女は自らの体に埋め込んだ『未元物質』の暴走により死亡してしまったのである。
三年前、学園都市を出てベルシとなった時から、病理を殺して自分も死ぬために生きてきた加群は、これから自分がどうしたらいいのかさっぱり分からなかったのだ。
償いの為であるなら、今すぐ死ぬべきなのだろう。だが生憎加群の術式は『致命傷を絶対に回避する』というものなので、銃で頭をぶち抜いても死ぬことはできない。従って、吹雪の中で立ち尽くすことにした。なにか別の道を思いつけばそちらに進み、思いつかなければ凍え死ねるだろう。
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
2012/06/13(水) 12:27:35.06 ID:Ax9PW6mr0
「折角生き残ったのに死ぬ気か?」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/06/13(水) 17:39:16.29 ID:8jUTnwLx0
俺得
昔、加群さんが復帰させた生徒がキリカだったらいいなぁ〜と自分は思っていることを言ってみたり。
マリアンの趣味を知ったら、みんなドンビキだろうな・・・・
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]:2012/06/13(水) 19:38:39.08 ID:teV5VVY90
4巻買ってねえええええええええええええええ
買ってこよ。
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]:2012/06/13(水) 20:31:34.12 ID:V9LHr/Yi0
・・・ねーよ
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
2012/06/14(木) 00:36:23.13 ID:BcfUsYZw0
遅れてスマン。親に隠れて書くのって難しいな
加群は後ろを振り返る。銀髪に赤縁眼鏡、裸の上に直接オーバーオールを着込んだ小柄な女性がそこにいた。
マリアン
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
2012/06/14(木) 00:38:15.97 ID:BcfUsYZw0
「__それは困るな。お前がいなくては、『主神の槍』が完成しないだろうが」
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
2012/06/14(木) 00:39:21.54 ID:BcfUsYZw0
誤爆したマジでごめん
加群は後ろを振り返る。銀髪に赤縁眼鏡、裸の上に直接オーバーオールを着込んだ小柄な女性がそこにいた。
マリアン
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
2012/06/14(木) 00:39:57.73 ID:BcfUsYZw0
加群は後ろを振り返る。銀髪に赤縁眼鏡、裸の上に直接オーバーオールを着込んだ小柄な女性がそこにいた。
マリアン スリンゲナイヤー。『グレムリン』の正規メンバーにして、自称『現存する超希少な黒小人(ドヴェルグ)の一人。
「………………私は昔言ったよな。『もしも復讐が終わって、それでも無意味に生き残って、何にもなくなっちゃったら、その時は私のトコに来い』って」
「………………」
加群は答えない。
「………………なんで凍え死にしようとしてるんだお前はっ!」
胸元を掴み上げようとするが、身長差のせいでうまくいかない。しかし、マリアンは珍しく激昂していた。
「………………何を勘違いしている。別にただ死のうとしていた訳ではない。これからどうしたらいいのかを考えていただけだ」
「だったらすぐ私の所に来いよ!」
「今の今まで忘れていたのだ。仕方ないだろう。大体、何故そこまで私に執着する?」
「こ、こいつはっ………………!」
顔を真っ赤にしつつプルプル震えるマリアン。朴念仁を好きになった人間は、いつでも苦労するものだ。合掌。
「………………もういい。それで?どんな目的が見つかったんだ?」
「ああ。自分の今まで訪れた場所を巡ってみようと思っている」
もう一度、『木原加群』という人間を、あらゆる角度から見つめ直そうと思ったらしい。
「………………ふぅん。楽しそうじゃないか。私もついていかせてもらおう」
「………………構わないが、面白くはないと思うぞ」
「それは私が決めることだろ?__久々にまともな人間らしいことがしてみたいんだよ」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
2012/06/14(木) 00:40:54.06 ID:BcfUsYZw0
「それは困るな。お前がいなくては、『主神の槍』が完成しないだろうが」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)
2012/06/14(木) 00:46:47.59 ID:BcfUsYZw0
>>7
〜
>>9
まで無視してください。
「ッ!?」
得体の知れない寒気が二人の背筋に走った。
毛皮のコートの中に黒の革の装束を着ており、鍔広の帽子を被っている少女が何時の間にか出現していた。
片目は眼帯で覆われている。
少女の名は、『隻眼のオティヌス』
再出発しようとした矢先に立ちふさがるには、あまりにも強大すぎる相手だった。
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
2012/06/14(木) 10:23:08.43 ID:fZ4ZnzMf0
投下終了忘れてたorz。
しばらく魔法少女の出番はありません
それでは
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
2012/06/14(木) 12:33:12.54 ID:CV1iefoi0
グダグダ
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/06/14(木) 12:49:49.59 ID:A3gnxjx5o
>>1
乙
しかし、…まどまぎ好きで見に来たんだが
学園側がマイナーすぎてぴんとこなくてワロタ
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2012/06/14(木) 12:56:37.94 ID:J39W9ru10
ミスを減らそうぜ
後投下量アップ
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/07/12(木) 12:44:40.93 ID:YdsEz40S0
俺得SS発見! と思ったら更新が止まってるな
気長に待ってるぜ
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