VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<><>2012/06/22(金) 11:01:26.18 ID:5/Jwhy8e0<>友「でも、魔法部ってだけでモテる時代だぜ?」
男「そんな軽い女いらん」
友「あっそ。俺は魔法部入ろうかな」
男「俺はんーそうだなぁ、文芸部でも入ろうかなぁ」
友「漫画しか読まないくせに」
男「うるせーな。とにかく俺は魔法部には入らない」
友「あっそ、後で入ってもレギュラーとれねーぞ」
友(男なら絶対エース狙えるのになぁ・・・)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1340330486(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
<>友「魔法部入るの?」男「やだよめんどくさい」
1<><>2012/06/22(金) 11:10:52.91 ID:5/Jwhy8e0<> 男「えーと、文芸部は・・・」キョロキョロ
魔法部部員「ファイア! サンダー! フリーザー!」ハァハァ
男「ポケモンかよ・・・」
文芸部。
男「すみませーん。入部したいんですけどー」
部長「はいはーい。・・・おや、君みたいな元気そうな少年が文芸部かい?」
男「そうです。まぁ、文字なんてほとんど読まないですけど」
部長「ふーん。ま、歓迎するよ。ようこそ暇つぶし部へ」ニコッ
部員「ちょっ、部長! 正直すぎますよ!」アセッ
部長「だってそうじゃん。スマホと魔法のせいで活字はもはや絶滅危惧種だ」
男「漫画やアニメ、3Dばっかですもんねー」
部長「そうだろう?」
部員「でも、私はちゃんと活動してます!」
部長「“裏”の活動のほうが気合入ってるように見えるけど?」ニヤニヤ
男(裏ってなんだ…) <>
1<><>2012/06/22(金) 11:14:32.21 ID:5/Jwhy8e0<> 部長「まぁ、部員は私と部員ちゃん、それと魔法部を掛け持ちしているイケメンの三人だ」
男「へぇ、魔法部の人がいるんですか」
部長「ああ、イケメンの上に魔法部でもレギュラーというリア充しねって感じの奴だ」
男(部長さんも美人で十分リア充って感じだけど。部員さんも可愛いし・・・)チラッ
部員「・・・・・・?」ニコッ
男「!!」プィ///
部長「あー、ダメダメ。部員ちゃんは私のものだからね」ギュッ
男「何の話だ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/22(金) 11:16:37.38 ID:NXX1/87O0<> ふむ <>
1<><>2012/06/22(金) 11:17:21.09 ID:5/Jwhy8e0<> 部長「活動内容は主に自由。活字を読むもよし書くもよし。調べるもよし、愛でるもよし。ただし、部員ちゃんを愛でるのは私の許可をもらおうか」
男「愛でませんよ」
部員「愛でないんですか!?」
男「愛でてほしいのかっ!」ビクッ
部長「あははっ、これは面白い部員が入ってきた」
男「面白いかどうかはわかりませんが、これから宜しくお願いします」ペコ
部員「よろしくね」ニコッ
部長「うむ、よきにはからえ」
男「黒神めだかか」 <>
1<><>2012/06/22(金) 11:23:03.69 ID:5/Jwhy8e0<> 友「魔法部に入りたいんですけどー」
イケメン「・・・ん? ああ、新入生?」
友(おお・・・イケメン)
イケメン「主将! 入部希望者です!!」
主将「おっ、また来たのか! ・・・ふむ、男か女かよくわからん奴だな」
友「・・・・・っ」カチン
主将「まぁいいや、とりあえず入部テストだ。俺に一撃を加えてみろ」
友「・・・はぁ?」
イケメン「どんな魔法でもいいよ。先に言っておくと主将は塩で溶ける」
主将「俺はなめくじかっ!」
友「・・・・・行きますっ」ダッ <>
1<><>2012/06/22(金) 11:26:37.64 ID:5/Jwhy8e0<> イケメン「へぇ、電撃系の魔法か。珍しいな」
友「・・・・・」
主将「しかも詠唱なしで出せるなんて、新入生なのにやるじゃないかっ」
友「ありがとうございま・・・すっ!」ブゥン
主将「・・・だが、才能に頼りすぎて身体がなっていない」ガシッ
友(電撃ごと・・・つかんだ!?)
主将「まぁ、手がしびれるし、どうだろうイケメン!」
イケメン「はい、合格だと思います」
主将「だそうだ。今日からよろしくな」バシッ
友(やった!・・・男も入ればいいのに) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/22(金) 12:19:36.79 ID:4wiVSIaE0<> 続きが気になる <>
1<><>2012/06/22(金) 12:38:50.88 ID:5/Jwhy8e0<> 夜。
幼馴染「へぇ、結局文芸部入ったんだ」
男「ああ、漫画好きの俺としては、活字に手を出すのもありかと思ってな」
幼「ふーん、前は“あんな化石文化には興味ない”って言ってたのに」ニヤニヤ
男「うるせーな。魔法部よりはマシなんだよ」
幼「ほんと、男の魔法部嫌いもひどいものね」ハァ
男「知ってるだろ。中学時代、俺がどんな目にあったか・・・」ムッ
幼「まぁねぇ。私でもトラウマになってるわ」アハハ
男「幼の学校はどうだ? 魔法部強いのか?」
幼「気になるの?」ニヤニヤ
男「クラスメイトの友達が魔法部入ったからだよ! お前の所、昔全国区だったんだろ」
幼「あー、確かに、でもまぁ、私より強い人はいないかな?」アハハ
男「何で疑問形なんだよ」
幼「まぁまぁ、その友達とやらに言っておいて、男が魔法部入れば一気に全国いけるようになるよって」
男「お断りします」ピシャッ
幼「・・・・・本当なんだけどな」 <>
1<>sage<>2012/06/22(金) 13:11:35.44 ID:5/Jwhy8e0<> 翌日。
友「おはよう男」
男「おお、おはよう友。早いな」
友「朝練見学してたからね」
男「魔法部か? やる気だねー」
友「主将に気に入られちゃったからね。期待に応えなくちゃ」ニコ
男「・・・・・・禁断のこ
友「殴るよ」
男「すみません」
友「で、男はどうだったの? 文芸部」
男「部長がきれいだった」
友「・・・っ、ふーん、まぁそれは悪いことではないね」ピクッ
男「部員が可愛かった」
友「・・・・・」ムッ
男「まぁ、それだけだな」アハハ
友「ふ、ふーん、まぁ魔法部もイケメンばっかりだったし、この学校美男美女が多いのかもね」
男「友も可愛いしな」
友「うれしくないっ」プンッ <>
1<>sage<>2012/06/22(金) 13:20:04.16 ID:5/Jwhy8e0<> 授業。
数学教師「えー、数学とは・・・」
男「・・・・・・えぃ」ピンッ
友「消しゴムをちぎって飛ばしてくるな。もったいない」
現代文教師「現代の青少年のしゃべり方は・・・」
男「・・・」zzz
友(半分目が開いてる・・・)
魔法学科教師「・・・で、あるからして詠唱におけるメリットとデメリットは・・・」
男「ふんふん」カキカキ
友(魔法の授業は真剣に受けるんだ)
昼食。
友「男は魔法が嫌いなわけじゃないんだね」パクパク
男「魔法は大好きだよ。少年魔法団にも入ってたし」
友「じゃあ魔法部も
男「お断りします」
友「むぅ・・・」 <>
1<>sage<>2012/06/22(金) 13:25:08.44 ID:5/Jwhy8e0<> 基礎体育。
男「・・・」タッタッタ
友「・・・はぁはぁはぁ」タッタッタ
男「無理して俺のペースに合わせない方がいいぞ」タッタッタ
友「だ、だって・・・くやしいもん・・・」タッタッタ
男(体格差があるんだから気にする必要もないのに・・・)タッタッタ
授業終了後。
男「いやー、汗かいたなぁ」
友「・・・・・・」スッ
男「何で逃げるんだよ」スッ
友「・・・・!? ななな、何すんだ近づくなけだものぉおおお!!」
男「友達の匂いを知りたいなんて当然だろ。僕はキメ顔でそう言った」キリッ
友「キメても発言は変態だっ!!」
クラスメイト(仲良すぎだろ気持ち悪い) <>
1<>sage<>2012/06/22(金) 13:31:13.94 ID:5/Jwhy8e0<> 魔法体育。
教師「それじゃあ、ペアになってこの魔法球を魔法で投げ合え」
生徒「え、やり方とか教えてくれないんですか?」
教師「お前、高校生にもなって、走り方聞くやついるか?」
生徒「だって・・・魔法・・・」グスッ
男「まぁまぁ、それじゃあ俺と一緒にやろっ」ニコッ
生徒「男君・・・」
友「あいつ可愛い女の子をいじめるのが趣味のクソ野郎だから気にしなくていいよ」ニコッ
男「友も心配だな・・・」
友「うるさい」
生徒「私の名前は女です。どうかよろしくお願いします」ペコ
男「よろしく、女さん」ニコッ
友「僕らは知り合いだったけど改めてよろしく」ニコリ <>
1<>sage<>2012/06/22(金) 13:52:08.08 ID:5/Jwhy8e0<> 男「あー、なるほど。田舎の中学校ってまだ魔法学やってないところあるんだ」
女「はい。だからまったくわからなくて・・・」
生徒「友ちゃん、いくよー」シュッ
友「・・・・・・」シュッ
生徒(友ちゃんが横向きながら魔法球を操作してくるのに私より上手い・・・)ウゥ…
男「まぁ、魔法なんて習うより抱かれろっていうからね」
友「言わないっ!」ボシュッ
生徒「・・・・・・高速で何かが通り過ぎた」ガクガク
女「えっと、実際どうやれば・・・」オロオロ
男「ちょっと右手ごめんね」スッ
女「え?」///
男(うわ、さすが田舎で育っただけあって純度たけー)
女(な、なんか吸われる・・・)カァ
男「はい、じゃあ、球に向かって力入れてみて」
女「は、はい・・・」グッ
男(女さんの魔翌力を使って・・・)グッ
球「・・・」ウイタ
女「す、すごい! うきました!!」キャッキャ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 14:11:37.97 ID:tX5+25m/o<> メール欄にsagaを入れるといい
sageでなくsaga <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 14:31:37.93 ID:i16Jc6CIO<> はよはよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 15:01:10.65 ID:Z2yLktuSO<> 生徒=女
じゃなくて、生徒と女とがいるのか? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 16:06:04.91 ID:loTZXCJIO<> 友の相手=生徒
男の相手=女じゃね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 16:06:49.96 ID:yusUCudvo<> わかり難いな… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/22(金) 16:16:52.65 ID:PiwXoto7o<> 分かりづらいってマジでいってんの? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 17:20:54.86 ID:HiA0g48uo<> 面白そうだな
早く続きを <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 17:51:06.87 ID:5/Jwhy8e0<> 分かりづらくてすまん。ちょっと名前変える。あと魔翌力ってなんだorz
saga入れたらいいの?初心者すまん。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/06/22(金) 17:53:43.92 ID:yusUCudvo<> 魔力か何故か魔翌力になるんだよなぁ <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 17:55:46.26 ID:5/Jwhy8e0<> 女「へぇ、魔法ってこんな感じなんだぁ」スィスィ
男(要は思い込みだからな。できると思ったら魔法なんてできるんだよね)
男「じゃあ、キャッチボールしようか」ニコッ
女「はーい、いきますねー」シュッ
男「え?」ヒュッ
壁「・・・・」パラパラ
男(さ す が 田 舎 パ ワ ー)
友「どりゃぁああああ」シュボッ
眼鏡「ふぇえええぇえぇえぇ・・・・」ガクガクブルブル
男「と、とりあえず魔力コントロールの練習からしようか」
女「は、はい・・・」シュン
教師「・・・・・・・ちっ」 <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:02:52.22 ID:5/Jwhy8e0<> 放課後。
男「さっ、部活の時間だな友」ニコッ
友「・・・つん」プィ
男(怒ってる・・・?)
男「どうしたんだ、友」オロオロ
友(・・・男が私の為にオロオロしてくれてる)///
女「男さーん、本日はありがとうございました」ニコッ
男「あ、いやいや、全然」ニコッ
友「・・・・・・・ばいばいっ」ダッ
女「友ちゃん・・・どうしたのかな」
男「便秘じゃねぇかな?」
女「・・・・・」
男「ところで、女さんって部活入ってるの?」
女「はい、料理部に入っております」ペコリ
男「料 理 部 だ と?」
女「まぁ、田舎ですることがなかったので、料理ばっかしてたんですよ」ハハハ
男「う、うむ。味見してやろう」
女「ほんとですか!?」パァッ
男「ああ、こちらこそよろしくお願いしますだ」ドゲザ
女(やった!)ヨシッ
友(ぐぎぎぎぎぎ・・・)チラッ <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:10:53.36 ID:5/Jwhy8e0<> 部室。
男「・・・ってことがあったんですよ」
部長「へぇ、それはいろんな意味で興味深いな」ニヤニヤ
部員「男君は最低ですね」ボソッ
男「ええ!?」
部長「あちゃー、部員ちゃんの心が男君に傾き始めてたのに、今や180度逆だね。ブラジル、部員ちゃんの心はブラジルだよ」
部員「サンバ踊ってます」ボソッ
男(無表情ボケ可愛すぐる)
部長「それにしても、男君の特殊能力『インフィニテッドアブソーブ』はすごい能力だね」
男「い、いん・・・何ですか?」
部員「インフィニテッドアブソーブ。男の特殊能力。魔力を吸い込んで己の力に変換、放出、注入ができる超便利機能である」
男「ポケモン図鑑か。しかも違うし」
部長「じゃあ、説明してみなさいよ」
男「はいはい、俺のオリジナルは吸い込んで解析するだけ」
部員「・・・・つまらない」
男「部長〜」ウルウル
部長「じゃあ、なんで女ちゃん?の魔力を吸ったの?そのままでもよかったんじゃない?」 <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:16:13.65 ID:5/Jwhy8e0<> 男「あー、それは女ちゃんが魔法を使ったことがなかったんで」
部長「初めてだと問題があるの?」
男「授業じゃあんま教えたくないみたいですけど、魔力を無理やり開通させたほうが簡単に魔法って使えるんですよ」
部長「・・・・・・」///
部員「・・・・・・」///
男「・・・え? なんですかこの空気」
部長・部員「「男君の・・・えっち」」カァ///
男「なんでだぁあああああ!!!」 <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:20:11.54 ID:5/Jwhy8e0<> 男「ところで、文芸部の活動っていったい何をすればいいんでしょう」
部長「そうね・・・。脱げばいいんじゃない?」
部員「芸達者」ヨッ
男「見たいの? ねぇ見たいんですか!?」
部長「冗談よ。これだから若い子は」
部員「やーねー」
男「部長とは二つ、部員さんとは6か月くらいしか変わらないですよ」
部員「12月の勝利」ブィ
部長「大人のお姉さんは好きかしら?」クネッ
男「・・・・好きです」カァ///
部長「・・・・・・」カァ///
部員「ミイラ取りが砂になる・・・」ボソッ
<>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:24:08.93 ID:5/Jwhy8e0<> 部長「とにかく、文芸部は日本の文化、海外の文化、芸術、歴史、その他なんでも耳で含んで心で食べる部活よ」
部員「詩人だねぇ」
部長「だから活動は部室にとどまらないし、文字や絵にとどまらないわ」
部員「四季に触れるなんて良い」
男「・・・え、じゃあなんで二人ともここにいるんですか?」キョトン
部長「・・・・・・」プィ
部員「めんどくさいから」シレッ
男「あんたら文芸部失格じゃぁあああああ!!!」 <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:29:07.79 ID:5/Jwhy8e0<> 夜。
男「・・・でさ、結局今日も何も活動しなかった」
幼「あはは、めちゃくちゃ楽しそうだね」
男「幼はどうだった? 今日も楽しかった?」
幼「うん、楽しかったよ」ニコ
男「それはよかった。俺も幼と通いたかったなぁ」
幼「お弁当用意してくれるからでしょ?」
男「正解そのとぉぅり(児玉さん風)」グッグッ
幼「・・・私だって行きたかったんだぞ」ボソッ
男「え? なんて?」
幼「男が通うようなレベルの低い学校は私には似合いませーん」
男「言ったなっ!」
母「おとこー。ごはんよー」
男「おっ、やっと飯だ。それじゃな」ニコッ
幼「うん、またね」ニコッ
<>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:32:58.14 ID:5/Jwhy8e0<> 翌日。
男「あ、友おはよう」ニコッ
友「おどごー」ウルウル
男「ど、どしたんだよ・・・」
友「昨日はごべんねぇ」グスグス
男「あーはいはい、気にしてないからほらっ」スッ
友「ありがどう」ヂーン
男(友の鼻ちっさいな・・・)
友「ふぅ・・・思い詰めて朝練休んじゃった」エヘ
男「別に俺のことで悩む必要ないだろ」
友「悩むよっ!」
男「お、おおぅ」ビクッ
友「だって、僕の一番大事で大切な友達なんだからねっ」
男「あ、ありがとう」
友「どういたしまして」ニコッ
周囲の人間((しねっしねっ)) <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:33:31.90 ID:5/Jwhy8e0<> 続きは夜中に。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 18:33:43.32 ID:OWQFXpZwo<> 良いね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 18:58:12.21 ID:pw2XYt4DO<> 俺の中で友が男か女か迷子になってきた <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 18:58:49.52 ID:5/Jwhy8e0<> と、思ったら時間あったのでいけるだけいく。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県)<>sage saga<>2012/06/22(金) 19:06:26.24 ID:puBfmu2x0<> 友が男ならなんで周りに死ねって言われてんだよ <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 19:06:48.03 ID:5/Jwhy8e0<> 昼休み。
イケメン「やっ、君が噂の文芸部エースか」ニコリ
男(なんというイケメン。ジャニさんに掘られろ)
主将「急に呼んですまんな。どうしても頼みたいことがあったんだ」ペコリ
男「そ、そんな、魔法部の主将に頭下げられたら、後が怖いですよ」アハハ
友「・・・・・・・」チラッ
主将「単刀直入、一球入魂で言おう。わしのものにな
イケメン「ちょっと主将は黙ってくださいねー」
男(逃げたくなってきた)キュッ
イケメン「実は、男君のオリジナルを部長から聞いて、僕らの“マネージャー”になってもらえないか頼みにきたんだ」
男「・・・・・」ピクッ
主将「わしらは次の大会でどうしても優勝したい。それにはおぬしのような解析力に優れた人間が必要なんじゃ」
イケメン「マネージャーって言っても、雑用は一切しなくていいよ。僕らのパートナーになってくれればいいんだ」ニコッ
男「・・・・・・やだ」
主将「・・・ん?」
イケメン「・・・・」
男「絶対にお断りだっ!!!」ダッ
友(ど、どうしたんだよおとこぉ)オロオロ <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 19:10:36.07 ID:5/Jwhy8e0<> 屋上。
男「うっせーよ」
男「オリジナルオリジナルって、そんなの生まれた時から決まってる力じゃねーかよ」
中学教師『お前は将来最高のトレーナーになれる。だから試合には出なくていいんだ』
男「勝手に決めつけてんじゃねーよ」
中学生徒『いやー、男が脱落したおかげでレギュラーになれたわ』
男「落ちてねーよ。弾かれたんだよ」
男「くそぉおおおおおおお!!!!」
部員「男、101回目の告白敗れるの巻」ボソッ
男「・・・・・え」カァ///// <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 19:16:28.31 ID:5/Jwhy8e0<> 部員「どうしたの、弟」ナデナデ
男「や、やめてください」バッ///
部員「・・・どうしたの息子よ」ワキワキ
男「ど、どこ触ろうとしてるんですかっ! それに告白したわけでも振られたわけでもないですよ!!」
部員「じゃあ、インフィニテッドアブソーブで誰かの悲しい過去を
男「そんな能力ないですし、そんな厨二病な名前お断りだっ!」ハァハァ
部員「よし、元気出た」
男「・・・・あ」カァ////
部員「どうしたの? お姉ちゃんほど年離れてないけど聞かせろ」
男「命令系!?」
部員(男の反応楽しい・・・) <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 19:28:11.84 ID:5/Jwhy8e0<> 男「小学校の頃は魔法少年団に入っていて、地元でも負けなしのエースだったんです」
部員「自慢から始まり」
男「オリジナルはこんな魔法ですけど、得意なのは攻撃系で絶対に前衛を張れる自信もあったのに・・・」
部員「特別なところを卑下し、さらに頑張ってるオーラを出す」
男「・・・教師がオリジナルを生かす道は裏方だって、俺をレギュラーから外したんです・・・」
部員「他人のせいにして涙を誘う」
男「さっきから何気にひどくないですか!?」
部員「ひどい? 他人から見ればそんなもの」
男「・・・・・・」ムゥ
部員「男君にとって中学校の先生が言ったことが絶対なの?」
男「違う」
部員「それは先生が他人だから。もし自分が決めたのならトレーナーの道でも突っ走るはず」
男「・・・・」
部員「結局、自分の道を決めるのは自分。男君の道を決めるのは男君なのよ」
男「で、でも・・・」
部員「あなたがどんだけ自分の道に後悔してても、私はあなたと出会えてよかったと思うわ」
男「え?」
部員「・・・・」カァ/////
男「あ、ありがとうございます」カァ///
部員「え、演技なんだからね。本当はこの前読んだ本のセリフを言いたかっただけなんだからね」
男「本気でわからんわ」 <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 19:33:17.54 ID:5/Jwhy8e0<> 廊下。
男(まぁでも、確かにそうだ。俺は周りのせいばかりにしてた)スタスタ
友「あ、男! ・・・男?」オーィ
男(俺が過去を否定し、今を否定すればそれは俺の大切な仲間を否定することになる)
友「さ、さっきはどうしたの? 心配したんだよ」
男(俺の周りの人間は変な人が多いけど、毎日楽しく過ごせている)
友「お、おとこぉ、聞いてよ・・・グスッ」
男「俺は大好きな友(友達)を大切にしよう」ボソッ
友「・・・え?」
男「よし、決めた。魔法部に入る!」
友「・・・・・・・・・え?」 <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 19:39:22.52 ID:5/Jwhy8e0<> 基礎体育。
男「ドッジボールだ」
友「・・・・・・」モジモジ
男(ん? やけに友が女の子っぽい・・・)
体育教師「よーし、今から男女バラバラで2チームに分かれろ。試合するぞ」
生徒たち「はーい」
男「友! もちろん俺と組むよな」ニコッ
友「ひゃ、ひゃいっ!」ビクッ
男(腰つきエロッ!)ドキッ
友「お、おとこぉ・・・びびらせんなよぉ」ウルウル
男「ご、ごめん・・・」
男(どうしたんだ、友のやつ・・・) <>
1<>saga<>2012/06/22(金) 20:00:51.94 ID:5/Jwhy8e0<> 続きは夜中。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/06/22(金) 20:11:26.32 ID:PPftbpzjo<> 友実は女か <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/22(金) 20:11:58.35 ID:rwCBsA5A0<> 待ってるぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/22(金) 20:57:38.76 ID:pw2XYt4DO<> 最初は一人称俺だの主将と禁断の恋だので男だと思ってたら女の可能性が膨らんでいく <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 00:39:17.27 ID:va9wPy7/0<> つづき。 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 00:45:05.98 ID:va9wPy7/0<> 試合。
友(結局、男のチームに入った・・・)
男「よーしがんばろうぜ」ニコッ
味方「おおおおお!!」
敵「いいか、とにかく男を狙え。あいつさえいなければ勝てる!」
教師「ほい、それじゃあ試合開始」ピー!
男「よいしょと」キャッチ
敵「どんだけジャンプ力あるんだよ」アゼン
男「魔法にばっか頼ってると、そうなるんだぜ」ヒュッ
敵「あう」バシッ
友「おお! 男ナイス!」タッタッタ
男「友危ないよ」キャッチ
友「あ、ああ、ありがとう」カァ///
男「・・・? どういたしまして」
男(それにしても、魔法が便利すぎるせいか、マジで体力ない奴多すぎるだろ)キョロキョロ
男「政府は少し規制をかけたほうがいいんじゃないか?」ヒュッ
女「・・・」キャッチ
男「OH…田舎娘」
女「失礼なこと言わないでください!!」プンスカ
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 00:52:31.14 ID:va9wPy7/0<> 男(女さんの活躍で俺と友以外一網打尽にされた・・・)
眼鏡「女ちゃんすごい」キャッキャ
女「だてに中学時代山を越えて通学してないわよ」シュッ
友(こ、こっちきた・・・)
男「おっと」パシッ
女「片手でとるなんてバカにされた気分です」
男「そう? 女さんの球速いけど軽いから逆に胸でとらないほうが良いってドッジ弾平が言ってた」
友「誰だそれ」
男「2対10はきついから、女さんには悪いけど、周りから倒そう」シュッ
敵「あう」
男「ほい」シュッ
敵「うは」
敵(男子)「うおりゃ!」シュッ
友「あ、これなら俺でもとれる」キャッチ
敵(男子)「」
男「友もそれなりに鍛えてるからなぁ。体格が小柄なのがもったいないけど」
友「うるさいなぁ。男はどうせ女ちゃんみたいな背の高いスラッとした女性が好きなんでしょ」シュッ
敵「あへ」
女「私・・・気になりますっ!」
男「女さん、ただでさえ喋り方かぶってるんだからやめて」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 00:56:38.78 ID:va9wPy7/0<> 女「・・・いつの間にか1対2に」
男「いや、ほんと女さんはすごいよ」
友「田舎パワー全開だね」
女「私、負けません」
男「どうだろうね。俺だって負ける気ないよ」
友「・・・・・勝つ」
女「行きます!」シュッ
友「どこ投げて――男「友っ!!」
敵(外野)「きたこれ」シュッ
友「あっ」パシッ
男「くっ・・・」ダッ
友「男っ!?」
男(とどくか・・・?)バッ <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:01:46.78 ID:va9wPy7/0<> 男「よしっ、取れた!!」キャッチ
女「えへへ、私達の勝ちです」ニコッ
男「え?」
友「男・・・そこ敵の外野だよ」
男「・・・・あ」
教師「試合終了〜」ピー
友「負けちゃったね」
男「楽しかったからいいさ。友のしりぬぐいはできたしね」
友「し、しり・・・」カァ///
女「男さん、今度一緒にスポーツ対決しましょう?」ニコッ
男「いいねぇ♪ 相手がいなくて困ってたんだ」
友(・・・良いところだったのに・・・)ゴゴゴゴ
男「友、今日も汗かいたな」ヌギヌギ
友「こ、こんなところで脱ぐなッ!!」カァァ///
男「・・・・・・男の汗攻撃っ!」ガバッ
友「わー!!わーーーー!わーーーー! ・・・・・・」スンスン
男「友?」
友(・・・はっ! つい匂いをかぐのに夢中になってしまった)カァァァ////
クラスメイト((隕石落ちればいいのに)) <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:11:26.79 ID:va9wPy7/0<> 魔法錬金術。
錬金術教師「それでは、今日は目の前の水をジュースに変えてもらいます。従来の錬金術と違い、魔力を対価にするため、水さえあれば創れるはずです」
友「むむむ・・・」
女「ふぇぇ・・・さっぱりです・・・」
男「・・・・・・・」
友「男?」
男「・・・・友、黙って飲んでみてくれ」
友「え、ええ、男の水を飲んでいいの?」ゴクリ
男「誤解されすぎる言い方をするな」
女(いいなぁ・・・)
友「じゃあ、遠慮なく・・・んっく」ゴク
男「・・・どうだ?」
友「・・・・・・・!!? これは酒!!」
女「コナンか」
男「よしっ、完璧だっ!」
友「あ、あはは〜、ぽかぽかしてきた・・・」
女「酔いが回るの速くない?」
男「そういう風にしてるから。アルコール度数自体はかなり低いけど、魔力が身体を刺激しているんだ」
友「おろこぉ〜、たすけへぇ〜」フラフラ
男「そんな友さんに質問です! ずばり、今一番夢中になってることは!」
友「そんなのぉ〜、おろこにひまってるじゃない!!」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」
男「俺を含めたクラスメイト全員に忘却魔法」シュンッ
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:15:24.46 ID:va9wPy7/0<> 放課後。
友「んー、なんかとんでもないこと言ったような気がする・・・」
男「とんでもないことを言われた気がする」
友「まぁいいや。今日はどっちの部活行くの?」
男「そりゃ、もちろん魔法部だな。これからの仲間にあいさつしたいし」
友「えへへ・・・」
男「どうした?」
友「嬉しいんだよっ!」バシッ
男「いたっ! 背中を鞭打するな!」
友「私はどこぞの格闘技漫画に出ていない」
イケメン「おっ、友、それに男君」ニコリ
主将「男・・・、昼休みはすまなかったな」
男「いえ、それについて聞いてほしいことがあります」
友「・・・・男」シンパイ
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:22:24.94 ID:va9wPy7/0<> 男「・・・と言う訳なんです」
イケメン「・・・・・・」
主将「・・・・イケメン」
男「えっ、・・・先輩?」
イケメン「主将・・・ちょっと走ってきます!」ダッ
主将「ああ、そうしろ」
男「どうしたんですか?」
主将「イケメンもな、お主と似たような境遇なのだよ」
男「イケメンさんも?」
主将「あいつのオリジナルは“傷を癒す魔法”だ。だが、あいつは攻撃系の魔法しか使えない。防御や補助なんてからきしだめなんだ。それで中学時代、そして元主将の下でイケメンがレギュラー入りすることはなかった」
男「・・・イケメンさん」
主将「だから、きっと男の話を聞いて怒りが湧きあがってきたのと同時に嬉しかったのだろう」
男「うれしい?」
主将「だってそうだろう? 同じ境遇のお主がやる気に満ちて自分の前に現れたんだ」
男「・・・・イケメンさん」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:26:09.19 ID:va9wPy7/0<> 主将「それより、結局お主は選手かトレーナーかどっちをやるんだ?」
男「どっちもやります。仲間の調整もしながら選手として戦います」キリッ
主将「さらに文芸部のかけもちもするのか?」
男「あそこには大切な仲間がいるんです。離れたくありません」
主将「はは、並みの女ならイチコロの台詞だな」
男「まぁ、主将みたいに豪気な人や部長みたいな大人な人には全く通じませんけどね」ハハハ
主将「さぁ、話も終わったことだし、練習しよう」
男「はい!!」
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:31:29.60 ID:va9wPy7/0<> 文芸部部室。
部長「それで、こんな時間にここへ来たと」
部員「もう帰るところだったのに」
男「いやぁ、だって寂しいじゃないですか。二人に会えないと」
部長「私はそこまでだったがな」
部員「シュークリーム3つ買ってきたくせに」
部長「あ、あれはたまたま1つ120円のところを3つ買えば360円だったから買っただけだ」カァ///
男「それはたまたまじゃありません。必然です」
部長「そ、そういう部員だって扉を見る回数がいつもの128倍だったぞ」
部員「私はすでに男に愛の告白をしている」
部長「なん・・・だと?」
男「してません!!!」
部員「はぐらかす気ねダーリン」
男「棒読みなんか嬉しくない!」
部員「本当に寂しかったんだからねっ! 大好きなダーリンっ!」キラキラ
男「お、おおおふ・・・ご、ごめん」フラフラ
部長「おとこぉおおおお! 魔性の女にご注意をぉおおおお!」
部員「ちっ、既成事実を作ってこき使う計画が」
男「」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:42:54.94 ID:va9wPy7/0<> カラオケ。
男「結局、強制的に連れてこられました」
部長「いえーい! 久しぶりのカラオケ〜♪」
部員「ぱちぱちぱちぱち」
男「まぁ、カラオケ嫌いじゃないからいいですけど」
部長「男君からねー」
男「はいはい」ピッピッ
部員「私への愛の歌こうご期待」
男「じゃあこれ」ピッ
スキマ○イッチ『奏でる』
部長「おおふ」
部員「いきなり惚れてまう」
男「キミが戦場に行ったって、僕の声でまーもる――――」
男「・・・ふぅ」オワッタ
部長「・・・・男君」
部員「・・・・男君」
男「へ?」
二人「「抱いて」」
男「俺で遊ぶなぁああああ!!!」
部長「私はこれ」
大塚○い『アメリカンチェリー』
部長「わーたしチェリーパイ♪」
男・部員「もう100回!」
部員「じゃあ・・・これ」
193『恋のとんちはとんちんかん』
部員「すきすきすきすき隙だらけ、がーらあきーよ」
男「」
部長「あははははは!!!」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:48:10.76 ID:va9wPy7/0<> 部長「ちょっとトイレ行ってくる!!」ダッ
部員「・・・」ピッピッピ
男(・・・割り込み?)
ころすけ『初めてのちう』
部員『はじめーてーのちぅ〜、キミとちぅ〜ちゅっ♪』アマイコエ
男「」
部員『男君♪ 部活に入ってくれてありがとにゃん♪』ニコッ
男(部員様のファンになりました)
部長「・・・くくく、計 画 通 り」ニヤリ <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:52:34.22 ID:va9wPy7/0<> 夜。
男「はぁ・・・今日は疲れた」
幼「それでも私を呼び出してくれるんだから男は優しいよね」
男「当たり前じゃないか。お前と会えなくなるなんて考えたくもない」
幼「・・・男・・・」
男「それにしても俺の周りにはなんであんな可愛い女の子ばっか集まるんだ・・・?」フシギ
幼「・・・・・」ピクッ
男「幼はどうなんだ? カッコイイ奴いるか?」
幼「ぶーぶー、男よりカッコイイ奴なんていねーよーだ」
男「・・・・・・」ポリポリ///
幼「ねぇ、男・・・」
男「ん?」
幼「充実してる?」
男「どうしたんだ急に」
幼「もし男が幸せだったらね・・・」
母「男ー、ご飯できたわよー」
男「今行くー!!」
男「で、続きは?」
幼「ううん、なんでもない! おやすみ!」
男「・・・変な幼」
男(いや、変なのは俺か・・・) <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 01:53:07.92 ID:va9wPy7/0<> おっふろおっふろおっふっろ♪
続きは風呂の後か明日。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/23(土) 02:03:22.30 ID:GcuyL8Fwo<> とりあえず乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage saga<>2012/06/23(土) 02:34:24.57 ID:EgIERbqg0<> オリジナルってナニ? <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 02:37:39.36 ID:va9wPy7/0<> >>62 説明を省いててごめんなさい。
その人にしか使えない独自の魔法です。魔法と違って構成がないので、本人もどうやって使えているのか分かりません。オリジナルが被ることもあります。
もう少しだけ続き。 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 02:47:08.87 ID:va9wPy7/0<> 朝練。
主将「よしっ、二人一組になって準備運動を始めろっ」
魔法部部員達「「はいっ!!」」
男(へぇ、練習自体は極めてオーソドックスなんだな。理に適った身体と魔力の準備運動になってるし)
友「・・・・うーん」ノビッ
男「あ、友のへそちっさ!」
友「・・・・っ!!!?!?!?」パニック
男「お、おい友!?」オチツケ
友「見たの?」フラッ
男「え、えーっと・・・」
友「私のお腹見たの?」ユラッ
男「えーと・・・はい、とても白くてきれいでした」ペコリ
友「・・・・・ふぇぇ・・・」ボンッ!!
魔法部部員「と、友が急に座りこんだぞ!」
魔法部部員「これが新人の力なのかっ!」
男「いや、違う。断じて違う」
主将「男・・・お前は友に恥をかかせた。よって、わしとタイマンしろ」
男「・・・・・え?」
魔法部部員「あ、あの熊殺しの主将とタイマンだって!?」
魔法部部員「こりゃ、新人のために救急車を呼ばないと!」
男「え、ええ?」
友「・・・ぐすっ・・・え?」
主将「さぁ、準備しろ!」
男「ふぇぇ・・・」
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 02:58:46.36 ID:va9wPy7/0<> 運動場。
イケメン「勝負は公式大会の個人戦に則って、5ポイント先取制! なお、破壊されたリングは重りとなって自由を奪います!」
主将「うむ」
男(個人戦なんて中学の時はなかったからなぁ・・・)ポリポリ
男(両腕と両足、そして頭に巻かれた魔金属(エムメタル)。主将がどんな戦い方をするのか分からないし、まずは守りに徹する!!)
友「・・・男、主将の顔を立ててよ」フアン
イケメン「それでは試合・・・はじめっ!!」
男(まずは様子見の土魔法!)
魔法部部員「おおっ、地面が槍のように細くのびて主将に向かっていった!!」
主将「むんっ」バリンッ
魔法部部員「すごい! 魔力のみで弾き飛ばした!」
イケメン「主将のオリジナル“身体強化”だね」
主将「どうした男。そんな粗末なピーでは私の処女膜は貫けんぞ」
男「あんたの処女膜なんかに興味ない!!」
男(ていうか処女膜あるのか?)ミズマホウ!
主将「ほう、その水でどうする気だ?」
男「魔法が開発される前は、水圧カッターが世界で一番キレ味あるんだぜ!!」クラエ
主将「ぐっ・・・」
魔法部部員「おおおおおお!!! 糸のように細く圧縮された水が主将の右肩を貫いた!」
イケメン「男、1ポイント先取!!」
友「ああ、もう男ったら!!」
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:05:45.22 ID:va9wPy7/0<> 主将「ふむ、年下に1ポイント先取されるなんて、イケメン以来じゃないか?」
イケメン「それも奇襲があってこそ。こんな真正面から堂々とやれるなんてさすが男君ですね」
男「正直、さっきより主将の威圧感増えてるんですけど」
主将「そりゃそうだ。今までのは第一段階。今は第二段階だからな」シュンッ
男「はやっ・・・」バッ
主将「遅い!」シュボッ
男「反発魔法!」ビィン!
魔法部部員「主将の見えないほど速いパンチもさることながら、それを反発魔法で受け流す男もすごい!!」
友(周りの皆のほうが楽しそうだ・・・)
主将「反発されればされるほどくっつきたくなるのが乙女の性ってもんだな」
男「あんたが乙女を語るなぁああああ!」シュンッ
主将「むっ、速い!?」シュンッ
イケメン「ど、どこに?」キョロキョロ
友「正面だよ」
男「「むんっ!!」」主将
魔法部部員「魔力のぶつかりで一瞬世界から消えたように見えたのかっ!」
主将「むぅんっ!!」バチッ
男「くっ」ポシュン
イケメン「主将、1ポイント先取!」
魔法部部員「おおおおおおお!!!!」
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:14:51.02 ID:va9wPy7/0<> 男(しまった・・・主将の攻撃を耐えるために足で受けたから、右足に重りが・・・)ズシッ
主将「これで、ちょこまかと逃げられんなぁ」ニヤリ
男「・・・・・元々俺はベースラインプレーヤーですよ」
友「ベースラインプレーヤーって?」
魔法部部員「前や後ろに動くことなく、一定の距離で戦う者のことさ。語源はテニスから来てるんだ」
友「へぇ」
主将「わしは完全なアグレッシブプレーヤーだ」
魔法部部員「積極的に前に出る。イケメンさんと主将は前しか見てないと言っても過言じゃありませんね」
イケメン「失礼な。後ろを見つつ前へ攻めるのが僕のやり方だよ」
男(かっこつけたものの、どうしたものか・・・)
主将「いくぞっ」シュンッ
男(主将の足は地雷魔法で落とせるからいいものの)
主将「ぬぅ?」バチバチバチ
イケメン「男、2ポイント奪取!」
魔法部部員「な、なんだあれ?」
イケメン「ああ、新人君は知らないだろうけど、二年になったら習う座標固定系魔法さ」
友「座標固定・・・」
イケメン「座標を固定する魔力、魔法自体に必要な魔力、それらを維持する魔力、とてもじゃないけど実践で使えるような魔法じゃないさ」
主将「これで動きづらくなった」
男「ちゃっかり左肩もってったくせに」
イケメン「え? あ、しゅ、主将、1ポイント奪取!!」
主将「わしのは単純な破壊魔法を撃ったまでの話よ」
男「破壊魔法なんて後輩に使うな」
主将「はははっ、実践で使える日が来るとはな!」
男「くっそ、もう許さん」
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:23:38.52 ID:va9wPy7/0<> 男「主将、注文つけるようで悪いですけど、オリジナルを最大まで上げてください」
主将「・・・本気か?」
男「このハンデ差なら負ける気がしないんで」ベェ
主将「ほう、ならば、わしが負けたらお主に操を捧げよう」
男「いらん」
イケメン「残り時間3分!」
主将「“身体強化”全開!!」ゴゴゴ…
男(おお・・・まるでラスボスだな)
超・主将「重りをまるで感じないな」シュンッ
男「それは予想済みですよ」スッ
男(予 測 魔 法 ! !)
超・主将『後ろだっ!』シュボッ
男「見えた」
超・主将「後ろだっ!」
男「知ってましたよっ!」
男(水魔法、血弾)ドプッ
超・主将「なにぃ!?」ドガッ
魔法部部員「新人の背中から赤い槍が無数に!?」
イケメン「血を操る魔法まで使えるなんて、男君は相当大きな魔法少年団にいたようだね」
イケメン「男1ポイント奪取!!」
主将「・・・くっ」
男「ラストです」
男「男は黙って殴られろぉおおおおお!」シュッ
主将「きゃぁ!」
イケメン「男、1ポイント奪取! 合計5ポイントで勝負有!」
魔法部部員「おおおぉおぉぉおおぉおおお!!」
男「か、勝った・・・」ドサリ
<>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:30:43.30 ID:va9wPy7/0<> 主将「・・・負けたのか」アオムケ
男「主将、ありがとうございま・・・し、た?」エ…
主将(美少女)「ああ、この格好か。減るもんじゃなし気にするな」
男(漢の中の漢だった主将が薄幸の美少女になってる!!?)
イケメン「主将は身体強化であんな姿をしてるけど、本当は女だよ」
友「え、男って主将のこと女の子だと思ってたからあの日、禁断の恋って言おうとしたんじゃないの?」
男「・・・・・え?」マサカ…
友「・・・・・・・・・は、はぁあああああ!!!?」
男「まさか友様が女の子だとは夢にも思いませんでした」ドゲザ
友「最低、最低、最低だよ、男!! もう知らない! しねしねしねっ!」ドガドガドガ
男「そ、そうと分かればこれもご褒美・・・」アババババ
友「・・・・・・ほんと知らないっ」カァ///
主将(美少女)「男。わしも乙女じゃ約束は守る」
男「確かに乙女って言ってたわ」
主将(美少女)「男。わしをもらってくれ」
男「お、お、お断りします!!!」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:35:22.98 ID:va9wPy7/0<> 授業。
男(はぁ・・・今日だけで三回ほど驚き死んだ・・・)
友「・・・・・」ポィ
男「・・・・いたっ」
男(紙くず?)ガサガサ
友『男のばーか!(# ゚Д゚)』
男(今となっては可愛いだけだと言うのに・・・)カキカキ
男「・・・」ポィ
友「・・・・・・・っ」ボンッ////
クラスメイト「と、友の頭から煙が出たぞぉおおお!」
男『友、可愛いおへそ眼福です』
友「あいつの脳を焼き切らなくちゃ」バチバチバチ
男「教室で電撃魔法使うなっ!!!」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:43:13.65 ID:va9wPy7/0<> 昼休み。
男「夏の大会に向けて緊急ミーティングを組みたいと思うのですが」
主将(漢モード)「ふむ、異論はない」
イケメン「競技の過酷さから、団体戦か個人戦、どちらかしか出られませんので、そこから希望をとりませんか?」
副主将(3年男子)「いや、やはり強い者は団体戦に行くべきだ。俺達はそのために毎日トレーニングをしているんだからな」
イケメン「確かに。個人向けの練習なんて一切していないですしね」
男「だけど、団体戦は6人のバランスが大切だ。オリジナルの面から言っても、“王”は主将がやるとして、あとはフォーメーション次第で誰がどこに行くか決めていくのがセオリーだと思う」
主将「ふむ、異論ない」
副主将「後は、主将の属性は炎なので、炎属性の部員には個人戦に行くべきだと思うのだが」
男「この学校でも数人しかいない電撃系の友は団体戦に入れるべきだ」
イケメン「だが、体力面で上級生に劣る友にどのポジションにつけと?」
男「友ならどこでもやれますよ」ニコリ
イケメン「僕は風属性なので団体戦の前衛いきますね」
副主将「俺は土属性だから団体戦の守備に回るわ」
イケメン「それじゃあポジションは・・・」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:48:49.72 ID:va9wPy7/0<> 【前衛】イケメン【風】友【電撃】
【司令塔】???
【守備】副主将【土】
【遊撃軍】???
【王】主将【炎】
イケメン「とまぁ、後二か所空いちゃうんですが」
主将「司令塔に男で良かろう」
副主将「まぁ・・・異論なし」
イケメン「僕も異論ありません」
男「おれは・・・まだ日も浅いし・・・」
主将「だけど余裕でわしを倒せたと?」
男「・・・・! い、いえ・・・」
イケメン「じゃあ、自由度の高い遊撃軍する?」
男「遊撃軍・・・考えときます」
主将「ふむ、それじゃあ後一人だな」
イケメン「まぁ、新入生が花開くのも後ちょっとですし、保留にしておきますか」ニコッ
男「おっけーです」
主将「うむ」
副主将「はい」
イケメン「それじゃあ、緊急ミーティングこれで終わります」ニコッ
一同「おつかれっした!!」 <>
1<>saga sage<>2012/06/23(土) 03:49:21.95 ID:va9wPy7/0<> おやすみなさい。ぽぽぽぽ〜ん。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/06/23(土) 03:51:19.13 ID:em6F3M1Po<> 乙です。続き楽しみにしてます。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/23(土) 08:11:42.28 ID:CweFCtCSO<> わざわざ新しいスポーツを作ったのか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/23(土) 09:52:07.53 ID:xw5UBj9z0<> 主将は女ゴーレムか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/06/23(土) 10:21:34.90 ID:HpMICoUQo<> ファルゼン様とファリエルみたいな感じなのか <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 10:24:47.98 ID:VBdIq99/0<> サモンナイトは好きです。気付かなかったけど。
続き。いけるとこまで <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 10:33:54.68 ID:VBdIq99/0<> 自習。
男「ふーむ」カキカキ
友「おっ、珍しく勉強して・・・っ!?」チラッ
ノート『友の絵(美少女度三倍増)』
友「そ、そそ、それなに、何よ」カァ////
男「ああ、俺のイメージで描いた友なんだけど似てるだろ?」ニコッ
友「あ、あわ、あわわ」プシュー
クラスメイト「また友の頭から煙がっ!」
男(絵を描くのって魔法の構成力を上げるのに役立つから描いてただけなんだけど・・・面白いからいっか)
友「お、おれだって男描いてやる!」カキカキカキ
ノート『幾何学模様』
男「・・・・・・・」チラッ
友「・・・・・・・」チラッ
男「か、かっこいいな」タブン
友「うわぁああああん! 絶交だぁ!!」
男(やっぱり友は感覚で魔法使ってたか・・・)フム
女「・・・・」カキカキ
ノート『男が天使に囲まれた神々しい絵』
女「・・・・〜♪」 <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 10:49:08.87 ID:VBdIq99/0<> 魔法体育。
教師「今日は魔法のゲーム戦をしようと思う。ルールは魔法部が実際に公式戦で使うのとほぼ同じだ」
友「・・・・男、わかってるよね」
男「大丈夫だって、今朝の魔法のほとんどが高校魔法連で禁止されてる魔法ってくらい知ってたさ」
友「ならいいけど」
教師(こいつら・・・)
教師「おい、男、友、お前ら魔法部なんだから別チームな」ニヤリ
男(・・・・嫌な奴)
友(ふぇぇ・・・)グスッ
チーム分け。
男チーム。
【前衛】モブ1(火)。モブ2(土)
【司令塔】男(無)。
【守備】モブ3(風)。モブ4(火)。
【王】女(光)。
VS
友チーム。
【前衛】モブ1(火)。モブ2(風)。
【司令塔】優等生(水)。
【守備】モブ3(土)。
【遊撃軍】友(電撃)。
【王】眼鏡(鉄)。
ルール…ラグビー場のような広い二つの陣地の取り合い。
各自HPが振り分けられ、それが尽きるとアウト。
王のHPが0になると負け。陣地の奥が占拠されても負け。
後は適当に面白いルールを想像してください。
男「まぁ、一度やってみたかったんだよね」
友「僕は負けないよ」バチバチ
女「わ、私が王様・・・」ガクガク
眼鏡「みんな頑張ってください」
教師「試合開始!」 <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 10:57:14.13 ID:VBdIq99/0<> 教師「ちなみにフィールドの属性は霧。お互いの姿を認識できない状態でいかに戦略を立てるか見せてもらうぞ」
教師(男め。無様に負けちまえ)
優等生(はぁ、教師の奴、そんなあからさまな顔してたらばれるだろうに・・・)
優等生「モブ1はAの12、モブ2はAの14へ移動、そこで待機!」
優等生(僕のオリジナルが“探査機能”がついてるのを知ってて霧のフィールドにしたってことが)ニマァ
友「・・・・・・」スゥ…
男「ふーむ、どうしようかなぁ・・・」
男(風魔法で霧を吹き飛ばしてもいいけど、それじゃあ友の訓練にならないし・・・)
男「モブ1モブ2はその場に待機! 各自属性魔法だけ使えるように魔力を慣らしておけよ!」
モブ「「うぃっ!」」
男(さて、俺は司令塔に向いてるのかな?) <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 10:59:08.76 ID:VBdIq99/0<> 続きは夜か時間ある時。モブの名前かぶせてた・・・。
以後
男チーム
モブ1→オタク
モブ2→ノッポ
モブ3→チビ
モブ4→すぎちゃんとします。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/23(土) 11:00:47.51 ID:CweFCtCSO<> ワイルドなのが混じってるぞ <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 13:02:00.73 ID:VBdIq99/0<> つづき。夜とか言ったのに今書いちゃうぜ〜、こまめだろぅ? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/06/23(土) 13:05:20.80 ID:HpMICoUQo<> こまめだよぅ <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 13:20:01.07 ID:VBdIq99/0<> 男「オタク、Bの12へ移動!ノッポはその場で攻撃魔法の展開!」
オタク「任されたし」ヒヒッ
ノッポ「ほーい」
男「チビはそのまま女さんを守れ! すぎちゃん! ・・・すぎちゃん?」
すぎちゃん「うぉおおおおお!!」ドドドド
男「お前守備だろ・・・ワイルドすぎる」
優等生「二秒後、Cの7へ一斉射撃!」
モブ1・2「「らじゃ!!」」
男(なんだその指示・・・“見えてるのか”)
すぎちゃん「俺高校卒業してたぁあああ!!」ドドドドド
優等生「いけっ!」
すぎちゃん「何もできないなんてワイルドだろぅ?」ウワァアア
教師「すぎちゃんアウト!」
教師(くくく、これで一人少ないぞ。どうする男)
男「ノッポ! 土魔法をEの9へ!」
ノッポ「ほいほーい!」
友「・・・・・くっ」バッ
男(友だけは警戒しておかないと・・・)
男「そのまま前方へ攻撃魔法!」
オタク「任されたでござる!」
優等生「モブ1横へ逃げろ!」
モブ1「了解!」バッ
男「待ってました」
男(弓魔法くらいならいいよな)パシュッ
モブ1「おりょ?」
教師「モブ1アウト!」 <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 14:03:17.92 ID:VBdIq99/0<> そんなこんなドラマティックな展開がありまして、
男「はぁはぁ・・・あとは優等生と眼鏡ちゃんと友だけか・・・」
男(こっちは俺と女ちゃんだけ・・・)
教師「くくっ、負けてしまえ」
男「・・・あー、もうめんどくせー」パチンッ
優等生「・・・え?」
教師「ゆ、優等生アウト」
教師(何が起きた?)
友(あいつまた地雷魔法を!)
男「とーもー、今の地雷魔法だと思ってるだろうけど、ただの爆炎魔法だぞ」
友「信じられるかっ!」バッ
男「うおっ、あぶなっ! 俺をねらうのかよ!」
友「女ちゃんを倒してハイ終わりじゃつまんないからね」シュッシュ!
男「戦場じゃもっとも先に死ぬタイプだな」スッ
友「漫画や小説なら長生きするタイプだけどね」ブゥン
男(電撃魔法だけは俺も使えないからなぁ。うらやましい)
友「ちなみに、男にはまだ僕のオリジナル見せてなかったよね」ニヤリ
男「え・・・」
友「電撃はあくまで特殊な属性ってだけで、僕のオリジナルはこれだっ」バッ
男「くっ・・・」ヨケ…
友「かかったね!」
男「幻影!? いや、強制的な予知か?」クッ
友「わからないけど、僕の動き“少しずれるんだよね”」ニコッ
<>
1<>saga<>2012/06/23(土) 14:10:07.27 ID:VBdIq99/0<> 男(けっこうやっかいな能力だなぁ。ずれるのが友の任意で“後先決めれたら”相当な後出しじゃんけんだぞ」
友「はははっ、主将に勝った男に勝ったから男は僕のものだっ」
男「なんか言ってら」スッ
友(次は実体をおくらせ・・・え?)パシュ
男「友、思考はずらせなかったみたいだね」ニコッ
友「ふぇぇ・・・ずるいよぉ」
男「とにかく、魔法は“無駄な時間”多いからね。友はそれを削らないと」
眼鏡「えーい!」
女「ふぇぇぇ・・・」
教師「試合終了! 眼鏡チームの勝ち!!」
男「解せぬ」 <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 14:10:45.06 ID:VBdIq99/0<> 続きは夜中。戦いがメインの話じゃないので、適当になってすまん。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/06/23(土) 14:28:46.98 ID:aYfqHDKDO<> とりあえず、教師はぶっ殺せ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/06/23(土) 14:44:47.64 ID:uC+KHva+0<> 友のオリジナルがよくわからん
あと男がどうやって買ったのかも <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/23(土) 15:04:34.96 ID:9fDpkV0IO<> フェイントに実体混ぜたり実体をフェイントにできるってこと?
それを男が読みきったと <>
1<>saga<>2012/06/23(土) 15:20:57.15 ID:VBdIq99/0<> 休憩宙。続きなし。
→【友】 →【幻影】 男
【幻影】 →【友】 男
↑停止状態 ↑幻影を見てるため目視できず。
みたいなノリです。
達人同士がやる駆け引きを誰に対してもやれる的な。
男は、友がそれをどうやって発動しようか考えてる時に攻撃しました。
格闘漫画でよく言われる先の先です。
ほんと、勢いだけですまん。
つまりゴキブリが師匠であると。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/06/23(土) 16:07:25.01 ID:WfXhUK4qo<> 素晴らしい
面白い <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/23(土) 16:50:07.84 ID:FExJPhMuo<> 友の一人称が定まってないのは何か理由があるのか? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/23(土) 20:43:26.74 ID:jO0ZlK9IO<> 友のオリジナルはスプリガンのドッペルゲンガーを彷彿とさせるな <>
1<>saga sage<>2012/06/24(日) 00:50:37.00 ID:ROSnLUx40<> 続き。 <>
1<>saga<>2012/06/24(日) 01:07:57.89 ID:ROSnLUx40<> ―――放課後。
男「・・・俺に司令塔は無理っす」
主将「それは何故だ」
イケメン「能力的に男君が一番向いてると思うんだけどなぁ」
男「俺は・・・、俺は仲間がやられると冷静になれないんです。誰かを駒にすることなんて到底・・・」グッ
友「僕も男は司令塔には向かないと思います」
主将「ふむ、だが遊撃軍は最も重要で過酷。やれるか?」
男「俺のものなら信じてください主将」ニコッ
主将「・・・・・ふん」///
魔法部部員((主将がツンした))オドロキッ
男「ところで、イケメンさんと副部長のオリジナルってなんなんですか?」
イケメン「・・・実際に受けてみるかい?」
男「ええ、ぜひっ」
友(ひひっ、男もたまには度肝抜かれちゃえっ)
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 01:51:26.64 ID:ROSnLUx40<> 運動場。
副主将「それじゃあ、まずは俺からいくよー」
友「主将、副主将のオリジナルって?」
主将「そうだな。わしはどちらかというと嫌いだな。あの能力」
イケメン「僕は好きですよ。便利ですし」ニコッ
副主将「喰らえっ、土魔法!!」
男(鋭利な岩のナイフが十個以上・・・魔法を使うまでもないか?)グッ
副主将「いいのかい?」ニヤリ
男「あれ・・・動けない」
友「男?」
副主将「俺のオリジナルは“超能力”さ」ニヤリ
男「それすごくね」ゲ…
副主将「さぁ、キミはどうするのかなっ!!」バッ
男「どうするってどうもできん」
友「あら、もう負けるの?」
男「んなわけないじゃん」スッ
副主将「え・・・」
男「超能力で動きを止めるなら、それを魔法で操作をしたらいいじゃん」
副主将「そんなのができるのは、超能力の魔力を解析できるキミだけだ」
主将「わしは気合いで弾き飛ばすけどな」
友「なにそれこわい」
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 02:08:37.42 ID:ROSnLUx40<> イケメン「次は僕だね」ニコリ
男「よろしくお願いします」
友「イケメンさんのオリジナルは油断したら駄目だよー」
男「いつだって油断しないよ」
主将「イケメン、負けたら分かってるだろうな」
イケメン「・・・・あいよ」キッ
男「イケメンさんの属性は風か・・・。土魔法で風の動きを視覚化しよう」
イケメン「土魔法!」
男「さっきの岩のナイフ・・・?」サッ
イケメン「火炎魔法!」ボッ
男「今度は火炎魔法・・・ん?」サッ
男(さっきの岩のナイフ?)
イケメン「鉄魔法! 針金!」シュンッ
男「・・・確かに攻撃魔法ばかり・・・くっ」バッ
男(さっきの魔法が・・・“また”?)
イケメン「水魔法!!」
男「こ、これじゃあ・・・」スッスッ
友「あらー、そりゃ受けだから仕方ないけどさぁ・・・」
主将「こうなったらイケメンの独壇場だな」
男(・・・そうか、攻撃が“繰り返す”)
イケメン「分かったようだね。僕のオリジナルは“自動魔法”。一度使った魔法を自動で繰り返す・・・何度もね」
男(くっそー、そうと知ってれば・・・って知りたいと言ったのは俺か)
イケメン「さぁ、どうする男君♪」ニコリ
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 02:20:29.35 ID:ROSnLUx40<> 友「・・・これで30個目の魔法・・・」
男「・・・はぁっ、はぁっ・・・くっ」バッ
イケメン「・・・やるね」ハァハァ
男「そうですか? ・・・まだ俺は“魔法使ってない”ですよ?」ニヤリ
イケメン「・・・」ピクッ
男(お、初めてイケメンさんのこわばった表情が見えた)
イケメン「風魔法」シュン
男「げっ、乱気流で全ての魔法の動きを滅茶苦茶に!?」
イケメン「この状態になったら僕は無敵だ」
主将「うむ、どうやら決着―――
友「まだよっ!!」
イケメン「・・・!?」
男「・・・身体強化」ブゥン
イケメン「・・・正面突破と言う訳か」
男「うぉおおおおお」ザクザクザクッ
友「いたそう・・・」
男「くらえぇえええ!!」
イケメン「すまないね。男君」ニヤリ
男「えっ?」
イケメン「自動魔法の一番の利点は“繰り返す”ことじゃない」ドババッババッ
男(目の前に・・・大量の魔法!?)
イケメン「再生位置を任意で決めれることだっ!」イケッ
男(全てを魔法発生時に戻したってことか!!?)
男「・・・・・・あーあ。負けるのか」グッ
男「“SS”始動。最大数展開」バババババッ
イケメン「・・・なっ」
友「大量の針?」
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 02:26:32.61 ID:ROSnLUx40<> 男「もう、俺の負けなんでせめてあがかせて下さい」
イケメン「どういうことだい?」
男「このシークレットシステムは、禁忌魔法を土台にしてるので、公式で使っちゃうと一発逮捕なんです」アハハ
友(禁忌魔法って、そんなの知ってるだけでアウトだろ!)アセッ
男「あー、うちの親父禁忌魔法の研究開発してて俺は実験台なんで普段なら使っても大丈夫なんで」ニコッ
イケメン「僕の魔法が全部消されていく・・・」
男「まぁ、要はガン○ムのファンネルみたいなもので、全て僕の無意識下で操作しています」
主将「難しいことは分からん」
男「一応言っておきますと、人に向けて撃っても即逮捕なので、全ての魔法を消したらSSは解除されるようになっています」ニコッ
イケメン「なんだか勝った気分じゃないなぁ」
男「まぁ、俺の力じゃないですし、気にする必要はないですよ」ニコッ
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 02:36:22.16 ID:ROSnLUx40<> ―――文芸部。
部長「それで、ショックを隠してここに来たと」
男「悔しい悔しい悔しい!!」ダンダンダン!
部員「イケメンの“オートマチックアルファ”は、立ち上がりが遅すぎて攻めに使えない」
男「くっそー、いつかリベンジしてやる」
部長「でも、あなたの吸いこんで解析したり放出したりする能力で勝てるの?」
男「・・・・・・いいもん」グスッ
部員「男・・・・・」スッ
男「部員・・・さぁん」ダキッ
部員「みじめ過ぎてキミを振りほどけないぞ☆」
男「部員さん以上の酷い人を見たことない・・・」
部長「部員ちゃんの愛を理解できた時、私は喜んで二人の仲人をするわ」
男「結婚しません!!」
部員「・・・しないの?」ウルウル
男「もう騙されません!!」
部員「ちぇ」
男「あれ? そういえば二人のオリジナルってなんですか?」
部長「・・・私の秘密を知ろうなんて・・・男の え っ ち ♪」
男「いちいち男心をくすぐられる!!」
部員「私は男に何度も見せてる」
男「え?」
部員「ほら、私の秘密」バッ
男「ぶっ」
部長「あら、今日も可愛い」
男(水玉ブラ水玉ブラ緑の水玉ブラ・・・)ブツブツ
部員「冗談。でも、私は男に本当に見せている」 <>
1<>saga<>2012/06/24(日) 02:44:49.73 ID:ROSnLUx40<> 部長「部員ちゃんのオリジナルは男君のに似てるわよ」ニコッ
男「俺のに?」
部員「・・・その人のオリジナルを解析する力」
男「なんかえらく限定的な」
部長「だけどね、その人がただ得意な魔法をオリジナルだと思ったりしている場合があるの」
男「なるほど。俺も昔は青い炎を右手から出すのがオリジナルだと思ってたし・・・」
部員「それはただの厨二病」
男「柔らかい心をえぐらないでこれ以上!!」
部長「ちなみに私のもオリジナルに関係するわ♪」エヘ
部員「部長のオリジナルは“バッドチョイス”」
部長「その人が複数の効果を持つオリジナルを使える場合、その効果を一つ消して残った効果を強化することができるの」
男「それはすごいですね!」コウフン
部長「でも、オリジナルって自分だけの大切なものじゃない? だからまだ一人も実験させてくれる人が出てこないの」ニコッ
男「爽やかに実験って言ったよ!!」
部長「ちなみに私の秘密は黒の・・・」
男「黒の・・・」ゴクリ
部長「ブラなら男君の机に入ってるわよ」
男「な ん だ と」ソーッ
部員「エロに正直な男を尊敬する」
男「・・・・・・・・何もなかったです」スッ
部長「はぁ、男は応用力気取っておいて、つまんない奴ね」ヤレヤレ
男「どういうことですか?」
部員「ブラがそこにあるということは・・・」
男「雪解けした・・・山」ゴクリ
部長「あら、初めて文芸部っぽい表現したわね」
部員「ひとつも文芸部っぽくない」
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 02:48:44.60 ID:ROSnLUx40<> 夜。
幼「・・・で、本当に持って帰ったの?」ゴゴゴゴゴ
男「い、いや、ちゃんと返したよ!」
幼「本当に部長さんのだったの?」
男「確かめたから間違いな・・・・・・い」
幼「ごごごごごごごごごごごご」
男「oh...ファンタスティック」
幼「・・・・あっ」フラッ
男「幼!?」
幼「え、えへへ、男が怒らせるからだよ」
男「大丈夫か?」
幼「もちろん、ちなみに私のオリジナルは覚えてる?」
男「ああ、幼のが最強で最高だ」
幼「えへへ、男のためにしか使わないけどね」
男「・・・・・ありがと」
幼「今日は疲れたから・・・ごめんね」
男「ああ、俺も飯の時間だ」
母「おとこー、早く下りてらっしゃい!!」
幼「じゃあね」
男「ばいばい」 <>
1<>saga<>2012/06/24(日) 02:49:22.55 ID:ROSnLUx40<> 今日はここまで。明日の夜は一気に進めるかも。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/24(日) 03:39:19.91 ID:BsCpdQtIO<> 乙 楽しみにしてるよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/06/24(日) 04:38:02.13 ID:ql4PstHB0<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/24(日) 10:17:08.20 ID:UD0Xrigyo<> 乙 <>
1<>saga<>2012/06/24(日) 10:41:51.23 ID:ItTfOaFU0<> 魔法教師の自宅。
教師「くそっくそっくそっ」
乱雑に置かれた数々のトロフィー。どれも色あせて汚れている。
教師「馬鹿にしやがって・・・」
机の上には女生徒の写真が置かれており、その中には女や眼鏡、部長や部員のものもある。
教師「あいつの周りばかり可愛い子が集まりやがって・・・」
部屋の隅に置かれた卒業アルバム。開けたページに若かりし頃の教師がどれも一人で映っている。
教師「俺のオリジナルを知らないからあんな態度をとるんだ・・・。そうだ、俺のオリジナルを見せてやろう」
壁にかけてあるコルクボードには、新聞記事が切り抜いて貼ってあり、そのどれもが生徒の不審死を報道したものだった。
教師「はは、はははははははははっ!!!」
狂気はいつも嫉妬と共に。
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 10:49:52.86 ID:ItTfOaFU0<> 朝練。
友「男ー、いよいよ来週だなー」ヒュッ
男「ああ、楽しみだな」パシッヒュッ
友「俺なんかが出てほんとにいいのかなー」パシッヒュッ
男「お前が出なくて誰が汗の匂いをかがせてくれんだよ」パシッヒュッ
友「この変態がっ!!!」パシッボヒュッ
男「あぶなっ」クイッ
友「女の汗をかぐなっ!」
男「俺はお前が男だと思ってる時からかいでいたっ」キリリッ
友「余計変態だっ!」バチバチバチッ
教師「・・・・・・・」ギロッ
教師(ちっ、楽しそうにしやがって。本来魔法なんてのは苦しみと憎しみをもってしか成長しないんだぞ)グググ
男「・・・・・?」チラッ
友「く ら え!」バシッ
男「しずかに」ギュッ
友「・・・・きゃっ!」ギュッ
男(・・・殺気?)アセ
友(やばいちかいちかいたくましいきもちいすきすきすき、抱き返したい・・・)グルグルグル
男「なんだか、嫌な予感しかしないなぁ」
魔法部部員「友が恍惚の表情で泡吹いてるぞーーーー!!」ギャァ
<>
1<>saga<>2012/06/24(日) 10:55:59.55 ID:ItTfOaFU0<> 保健室。
友「・・・・・・あれ?」
男「・・・・」zzz
友(わた・・・俺、気絶してたのか)ナデナデ
男「むにゃむにゃ」
友「ずっと付き添ってくれたの・・・?」ペタペタ
友(ほっぺたやわらかい・・・)
男「幼・・・」ホロリ
友「・・・・・・!!?!?!?!?」ドウヨウッ
男「・・・・・っ」ガバッ
友「・・・・・」クチパクパク
男「聞いた?」アセリ
友「き・・・いた」ホロリ
男(・・・ええ!?)
友「ふぇ・・・ふぇぇえええええん」ボロボロ
男「ななっ、なんで泣き出すんだよっ」アセアセ
友「だ、だってぇ、男が女の人の名前を言いながら泣くんだもん〜」エンエン
男「女の人って・・・幼のことか?」
友「たぶんそう」エグエグ
男「ああ・・・えっと、うん、ごめんな」ナデナデ
友「ふぇぇぇん・・・謝らないでよぅ」グスグス
男「幼のことで泣いたのはな、俺のせいで“死んだから”だ」
友「・・・・え?」 <>
1<>saga<>2012/06/24(日) 10:56:35.48 ID:ItTfOaFU0<> ちょうどいいところでお仕事ー。続き書きてー。夜。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/24(日) 10:58:43.10 ID:Q6bXJ5pDO<> 教師が屑過ぎてワロタ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage saga<>2012/06/24(日) 11:01:17.39 ID:B7yfRCx2o<> 丁度良いか?否!断じて否!続きを早く!
焦らすの上手いですね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/06/24(日) 11:31:51.03 ID:f8plGkhQo<> え
幼死んでるの…? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/06/24(日) 11:41:16.43 ID:If+lV7vdo<> 期待超期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/24(日) 12:52:01.53 ID:IAQWPJ/jo<> 友は二重人格なんかなー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 00:34:19.94 ID:Cg8/G//do<> 期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 00:35:38.95 ID:zeR3hjAfo<> はよ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 01:17:00.12 ID:86s2qOcj0<> ただいまっくす。続き <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 01:21:42.53 ID:BOkZFNk7o<> きたー <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 01:23:06.40 ID:86s2qOcj0<> 廊下。
友(男は幼さんのことで泣いてて、その人は死んでて、でも俺に優しくて・・・)グルグルグルグル
友「もー、わかんないよぅ」
教師「何が分からんのだ? 友」
友「あ、えっと、いえ・・・ちょっと」
教師(こいつには興味ないが、男を絶望に落とすために近づいておこう)
友「あ、あの・・・なんでもありません///」カァ
教師「・・・・・っ!?」ズキューン!
友(お、男のこと考えるだけで胸がいっぱいだよ)///
教師(ま、まさか・・・俺のこと?)ドキドキ
教師「か、可愛い生徒のためだ、いつでも相談に乗るからな!?」ギクシャク
友「・・・はぁ」
教師(よし、可愛いって言ってやったぞ! よし! よし!!)
教師「友」ガシッ
友「は、はい・・・」
教師(うわ、こいつほせー、やわらけー)ドキドキ
友(男と違って優しくないし嫌だなぁ・・・)ハァ
教師「間違っても、“男の影響”は受けるなよ」
友「・・・・・・・っ」ピクッ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 01:33:28.58 ID:86s2qOcj0<> 教師「あいつはろくに努力もせず、親の研究の力で魔法部のレギュラーをかすめとるような奴だ。その点、お前の努力は知っている。その調子でいけ」
教師(こいつのことあんま見てなかったけど、魔法部のレギュラーだしこれでいいだろう)ニマニマ
友「・・・・・・しろ」バッ
教師(振り払われた・・・だと?)
友「訂正しろって言ってんだ」キッ
教師「と、友、落ち着け、俺はお前のために・・・」
友「男は世界で一番努力家だっ! 確かに好きなこと以外には駄目なところもあるけど、魔法に対しては常に本気だ!!」
教師「・・・・・・・っ」
友「あんたが見てきた世界がどれほどのものだろうと、男を否定する権利は与えない!!」バチバチ
教師(で、でんげき!?)ビクッ
友「絶対にだっ!!!」バチンッ
生徒達「「ざわざわ」」
友「私が“努力の方向”を間違えなくて済むのも、男が私のために努力してくれたからだっ」ボロボロ
教師(ぐ、ぐぐぐっ、男めぇぇぇぇぇええ)ギギギ
友「いいかっ! 男は
“最高”で
“最強”で
“めっちゃカッコイイ”んだっ!!!」ドンッ
教師(・・・・・・・あーあ、こいつ終わったな)
友「それでは失礼します」ペコ
教師「・・・・覚えてろよ」ボソリ
生徒達「「なんだったんだ」」ザワザワ
部員「・・・・・・・」
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 01:37:18.73 ID:86s2qOcj0<> 屋上。
男「はぁ・・・やっちまった」
部長「やっちまったもんはしょうがない。責任もってお父さんになるのよ」ポンッ
男「俺は不純異性交遊なんてしていないっ!」
部長「じゃあ、何をしてしまったの?」ニコッ
男「うっ・・・部長にはかなわねーや」ハァ
部長「それじゃあ、私のオリジナルの実験台に・・・
男「お断りします」
部長「それは残念。で、今度は誰にいじめられたの?」ナデナデ
男「綺麗なお姉さんに撫でられて、至福の時です」
部長「誤魔化さないのっ」ガシッ
男「・・・・あばばばば」
部長「私はあんたの部長で先輩で綺麗なお姉さんなんだから、いつでも頼りなさい」
男「・・・・・はい」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 02:05:26.28 ID:86s2qOcj0<> 男「事は平成も終わりの5年前」
部長「えらい古めかしい言い方やな。年号間違ってるし」オイ
男「俺の隣に住んでいた女の子が、日本で三人しかいない“属性”の持ち主として時の人となった」
部長「え、もしかして・・・」
男「はい、“時属性”の幼馴染のことです」
部長「ええええ!? 私あの子のファンだったのよ! テレビにも一時期でまくってたし」コウフン
男「まぁ、確かに幼は見た目も可愛かったし、テレビ受けされてましたね」
部長「で、でも、急にいなくなったじゃない? そう、ちょうど五年前くらいに・・・」
男「五年前の夏。俺は魔法“極”杯を観戦しに中央ドームに行ったんです。そこで、魔法の流れ弾を受けて重体になった・・・」
部長(五年前の極杯って言ったら、魔法教師がいっつも自慢してた大会ね・・・あんま活躍もしてなかったくせに)
男「魔法の威力が強すぎて、医者がさじ投げるほどの状態だったのですが、そこへ現れたのが・・・」
部長「幼馴染ちゃん・・・」
男「ええ。幼はすぐにオリジナルである“時間操作”をしました。対象の記憶を過去へ戻すことができるんです」
部長「そりゃまた壮大な・・・」
男「過去に戻った俺は大会へ行くことを断ったのですが・・・
幼は俺の代わりがいないと誰かが代わりに魔法を受けると言って・・・」クッ
部長(代わりに会場に行って、魔法を受けた・・・と)
男「それ自体は幼も対策を立てて行ったので、それほどダメージは受けなかったのですが、時魔法はただでさえ負担の大きな魔法。魔力が枯渇して脳死状態に・・・」
部長「そんな・・・」
男「それ以来、事情を知った親父の研究は八割が幼を生き返らせるために費やしていますが、いまだに解決方法は見つかってません」
部長(駄目だ。涙とまらん)ボロボロ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 02:11:32.27 ID:86s2qOcj0<> 男「俺はオリジナルで毎日幼の魔力を解析しているんです。脳死状態でも魔力の質に波があって、俺が喋りかけると・・・まるで・・・答えてくれてるみたいに魔力が波打つんです」グスッ
部長「おとこっ!!」ダキッ
男「幼は、幼は俺が世界で一番幸せにしてやらなくちゃだめなんだ。だから・・・だから俺は・・・」ポロポロ
部長「分かってる!! 分かってるよ!!」ギュッ
男「最近・・・幼の魔力が弱まってるんです」グスッ
部長「・・・・・え?」
男「親父は、万が一のことも考えとけって・・・」
部長「そん・・・な」
男「幼は生きてる・・・生きてるんです・・・」ボロボロ
部長「うわぁあぁぁあぁぁあん!! 男ごめんねぇえええ!!」ボロボロ
男「部長が泣かないでくださいよぉおおおおお」ボロボロ
部員「・・・・・・・・・・・」ジトー
部長「・・・・・・・」グスッ
男「・・・・・・」グスッ
部員「不純異性交遊・・・言いつけよ」
二人「「ちょっとまったぁああああ!!」」ガシッ
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 02:17:50.85 ID:86s2qOcj0<> 部員「ふーん、そういう事情か」
男「ちょっと今メンタル弱いので、いじめないでくださいね」
部員「何を言っているのか分からない。私ができるのはこれだけ」ギュッ
男「おおふ」///
部長「私の時と反応が違う」
部員「男、あなたの悩みの大きさは私なりに理解したつもり。・・・でも、今はあなたの親友がピンチ」
男「え?」
部員「魔法教師があの子を狙ってる」
男「友・・・を?」ザワ
部長「あいつ・・・性懲りもなく・・・」グッ
部員「あの男のオリジナル“差別破壊”はとても危険。まるで“事故のような”攻撃で相手にダメージを与える」
部長「・・・まって、それは・・・」
部員「男はすでに行きましたよ」
部長「・・・まぁいいか。どっちみち男はあいつと戦わなくちゃいけないんだから」
部員「どういうことですか?」
部長「全てが解決したら男が説明してくれるわ」
部員「むぅ・・・不完全燃焼」
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 02:29:21.06 ID:86s2qOcj0<> 体育倉庫。
友「・・・なんだよ、教師の奴こんなところに呼び出して・・・」
女「はやく用事を終わらせたいですね」ハァ
教師「・・・・・・お前ら、準備はできてるようだな」ハァハァ
友「・・・・なんだよ、その格好・・・」キョウガク
女(黒のブーメランパンツ・・・の割にぽっちゃり体型。都会の男の人って・・・)ハァ
教師「まぁ、先に話を聞け。俺はな、昔とある女の子に恋をしていた」
友「別に聞きたくないです」
教師「その子は日本に三人しかいない“時属性”の女の子だった。見た目も天使のようで、笑顔が最高だった」
女「なんか聞いたことあるような・・・」ハテ
教師「俺はネットであの子のありとあらゆる情報を調べた。そして、幼馴染の男の子がいることを知った」
友「だからなんだよ」ハァ
教師「そいつの顔が憎かった。憎くて憎くて顔も名前も覚えた。そして、ある日、ふと移した視線の先にそいつがいた」
女「・・・・・・」
教師「男だ」
友「・・・え?」
女「・・・男って男君ですか?」
教師「ああ、偶然とは恐ろしいものだな。だが、俺は我慢しようとした」
友「・・・でも、できなかった」
教師「あいつが! あいつが出しゃばるからだっ!!」ガンッ
女「・・・・っ」
教師「あいつはろくな努力もしていないくせに、俺より魔法の構成力が上手で、なおかつ魔力も多くて・・・」ギリ
友(こいつもこれで国体選手。男のすごさが分かるんだ・・・)
教師「なにより・・・なにより女生徒にモテるのがゆるせなかった・・・」ギギギ
友「はぁ?」
女「見苦しいです」ボソッ
教師「お前ら・・・“分かってねぇだろ”」パチンッ
跳び箱「おろろろろ」ガタガタンッ
友「うわっ」
女「きゃぁあああ!」
教師「俺のオリジナルの前にはな、どんな女だってひれ伏すんだよ」ニマァ
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 02:33:03.00 ID:86s2qOcj0<> 教師「おらっ!」ドガッ
友「くっ・・・」
女「やめてください!!」
教師「嫌だね。こいつは俺の好意を踏みにじったんだ。原型とどめないほど殴ってやる」バキッ
友「くぅっ・・・」
女「ひ、人を呼びますよ!!!」
教師「・・・・うるせー女だ」パチンッ
魔力測定用砲丸「私の意思ではありません」ヒューン
女「ぎっ・・・」
友「女ちゃんっ!!!」
教師「あらら・・・暴れるから足がつぶれちゃったねぇ」ガツッ
友「あうっ・・・」
教師「ははっははははっ!! 俺は何をやったって許される!! なんせ全部“事故”なんだからよー!!!」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 02:33:35.65 ID:86s2qOcj0<> ちょい風呂。教師・・・ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 02:56:03.18 ID:86s2qOcj0<> 友「・・・・くっ」ボロッ
教師「あーあー、可愛い顔が台無しじゃねーか」ニヤニヤ
女「最低です・・・」
教師「あ?」ガスッ
女「あうっ」バタッ
教師「おっといけねー。自分でやったら事故で処理できねーじゃねーか」
友「ゆる・・・さない」バチバチ
教師「だから無駄だっての」パチンッ
外のホース「わざとじゃないんです」バシャァアアア
友「ぐぅぅううう・・・」
教師「電撃属性なのに感電するんだなっ!」ハハハッ
友「く・・・っそぅ」ビショヌレ
教師(やべ・・・服が透けて・・・)ムラムラ
教師「あの時も、もっと考えてやれば幼馴染ちゃんを犯せたかもしれねーな」
友「幼馴染!? それは男の幼馴染のことか!?」
教師「ああそうさ。俺は事故に見せかけて男に向かって魔法を放ったつもりが、なぜかそこにいたんだよなぁ。愛しの天使ちゃんが」ニマァ
友(こいつが・・・男の幼馴染を・・・)ギリッ
教師「だが、その時目覚めちまったよ俺は。好きな女は振り向かせなくても・・・ぐちゃぐちゃにして俺のものにしてしまえばいいってなぁ」ニマァ
女「きょ、教師失格です」ハァハァ
教師「はははっ、お前らをたっぷり犯したら、その身体で授業に出てやらぁ!!!」
友「・・・・いや・・・男、男ぉ」ポロポロ
「今の話は全部本当か?」
教師「なんだよ・・・ほんとつくづく俺の邪魔をするなお前は・・・」ハァ
男「本当なのかと聞いている」ギリッ
教師「あ? どれのことかな? お前の愛しの友を犯すことか? 美人な女ちゃんを犯すことか? それとも部員ちゃんを凌辱するか? 部長もいいな。主将も魔力を抜けば食えるんだよな。はははっ、お前の周りには美味しい果実がたくさんだなっ! 男!!!」アァ!?
男「・・・・・・」
教師「それと、幼馴染の話は本当だ。お前の最愛の幼ちゃんを壊して、ごめんねごめんねぇ」ギャハハハハ
男「・・・・・・・殺す」
教師「ああ?」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 03:08:28.12 ID:86s2qOcj0<> 男「外に出ろや」ギロッ
教師「誰がお前の命令なん―――」
男「爆炎魔法」
体育倉庫「ふっとびました」ドーン
教師「・・・あーあ、学校の施設を壊すなんて退学ものだなぁ男」ニヤニヤ
男「“SS”最大展開。同時に禁忌魔法“SSS”最大展開」バババババババッ
友「・・・無数の、針と・・・剣・・・」
女「・・・・綺麗です」
教師「・・・あ、ああ・・・」
男「・・・・・・っ」ツー
女「男さん! 鼻から血がっ!!」
友「そりゃあ、本来一流の魔法使いが数人で展開する魔法を男一人でしかも二つも展開させているんだ。・・・このままじゃ脳が焼き切れるかも・・・」
女「そんなっ! 止めないと!!」
友「・・・・止められるかよ。俺が男だったら・・・止めたら一生許さない」ギリッ
女「・・・・そん・・な」
教師「おーおー、ほんとすげーなお前。ほんと物語の主人公みてーだ」
男「今すぐ、二人に謝罪して出頭しろ。そしたら・・・」ハァハァ
教師「許すのか? お前の気持ちはその程度か?」
男「・・・・うるさい。はやくきめろ」
教師「じゃあ逆にこんなのはどうだ?」パチンッ
友「ぐぅううううう!?」
男「何をした・・・」ハァハァ
教師「“空気”だよ。俺のオリジナルで友の周りの空気が“何故か”逃げていっている」ニマァ
友「かっ・・・ぁ」ドサッ
男「・・・・早く解け!!」
教師「選択肢は二つだ。俺を殺すか、俺に命乞いをするか」
男「・・・・・・く、くそぉおおおおおお!!!!」ババッ
友(男、や・・・やめ・・・)
主将「その必要はない」ボキッ
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 03:17:20.08 ID:86s2qOcj0<> 教師「お前・・・俺に・・・何を」ドサッ
主将「もちろん、首の骨を折ったのだ」
イケメン「あらら、主将殺人は駄目ですよ」
副主将「とか言いつつ、イケメン君も風魔法でこいつの首をかっ切ろうとしてたじゃないか」
男「先輩・・・?」
主将「うむ、よく頑張ったな男。だが、お主が手を汚す必要はない」
男「でも・・・主将が」
イケメン「主将はどっちみち近いうちにこいつを殺す気でしたよ」ニコッ
男「・・・・え?」
副主将「主将のお姉さんはこいつの魔法で今の二人のような状態にされ、凌辱された後殺されたんだ」
主将「うむ、わし一人ではこいつのオリジナルに勝てる気がしなかったのでな。男を利用させてもらった。すまん」
男「・・・いえ・・・っ! 友!? 女さん!!」
友「・・・・」
女「私の怪我は大丈夫。それより友さんが息を・・・」
イケメン「やはりそういう時は王子様がき―――」
男「すぅ・・・・」チュッ
男(頼む、息を吹き返してくれ!!)フゥ
友「・・・・・・」
男「すぅ・・・・」チュッ
男(友、とも、ともぉ!!!)フゥ――――
男「たのむ、たのむよぉ・・・」
部長「男! 魔力を放出するのよっ!!」
男「え?」
部員「前に説明した。あなたのオリジナル“インフィニティッドアブソーブ”は吸収だけでなく放出もできる」
部長「その子の魔力を解析し、同じような魔力を吹き込むのよ!!」
男「・・・は、はいっ!!」
友「・・・・・」
男「友・・・お前の魔力見せてくれ」ギュッ
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 03:25:41.62 ID:86s2qOcj0<> 男(力強い電気の属性・・・でも、女性の柔らかさと温かさを兼ね備えている。・・・ん? 魔力がもう一つ?)
部員「男、この子の“マイドッペルゲンガー”は、二つの意思と魔力、実体と幻想を秘めているわ。どちらにも魔力を吹き込んであげて」
男(もうひとつは・・・優しい、とても優しい“輝きの力”)
男「友・・・お前やっぱすげーよ」チュッ
男(電撃と・・・光の属性魔力を複製し放出・・・)クッ
女「また血がっ!」
部長「それは女の子とちゅっちゅちゅっちゅしてるから興奮してるのよ」
部員「後でキス地獄の計」
女「この人たちこわい」
イケメン「えーっと、キミ。悪いけど僕がキミの治療をするよ」キラキラ
女「・・・・・はいっ///」ズキューンッ
男「もっと、もっと!!」
友「・・・・・・・・・・んんっ!!」ビクンッ
男「・・・・友っ!!」プハッ
一同「・・・・!!」パァァア
友「・・・・男?」
男「良かった、良かった!!!」ギュゥウウウ!!
友「・・・・・・男が私を?」
男「ああ、そうさっ!」チュッ
友「・・・・・・・・え?」カァアアアアアアアア/////////
部長「男、嬉しいのは分かるけど、あなたこの子が気絶してる時しか人工呼吸してないわよ」
男「」oh...
友「・・・・・・ぷしゅーーーーーー//////」バタリ
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 03:31:14.24 ID:86s2qOcj0<> 夜。研究所幼馴染の部屋。
男「でさ、実は主将も教師の命まではとらなくてさ。皆で警察へ突き出してやったんだ」
幼「・・・・・・」
男「ああ、これでもう犠牲者は出ないよ」
男(こんな状態で他人の心配するなんて・・・)
男「友も見た目は酷いけど、魔法治療ですぐ治るって」
幼「・・・・・・」
男「い、いやっ、それはしかたな・・・ちょ、ちょっと武器は反則!!」
幼「・・・・・・」
男「・・・・・・・ああ、俺は幼だけを見てるよ」
幼「・・・・・・」
男「!! そんなこと言うなよ! 幼は絶対に大丈夫!! 大丈夫なんだっ!!」
父「・・・・・」モノカゲ…
父(言えない・・・幼の命が、
残り数週間だなんて・・・・) <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 03:38:42.78 ID:86s2qOcj0<> 一週間後。
男「おっはよ、友」
友「お、おお、おはようございます男くん//////」カァァァ
男「ちょ、ちょっとそんな顔されたら俺まで・・・」//////
部長「リア充しね」スタスタ
部員「ミキサーに指突っ込んで出血多量でしね」スタスタ
男「限定的すぎる!!」
友「お、男君、あのさ・・・今日お昼一緒にたべない?」ウルウル
男(あの日、俺は光の属性を強めすぎたせいで、友の性格が一変した)
男「も、もちろんだっ!」///
友「うれしいっ」////
男(もちろん、どちらも友なのだが、正直言ってこっちの友は可愛すぎて辛い・・・)
主将「おーとーこーーーーー!! いつになったらわしの操を奪ってくれるんじゃぁあ!!!」ダダダッ
男「ぎゃぁあああ!! そっちのモードで突進してこないでぇええ!!」ダダダッ
イケメン「朝からにぎやかだねー」ギュッ
女「そうですね」ギュッ
副主将「イケメンと美人が手をつないで歩くなしね」
友「男・・・俺はお前の事が大好きだぞっ」ボソリッ
第一部 完 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 03:39:49.22 ID:86s2qOcj0<> 終わった。色んな伏線放置してる俺ワイルドだろぅ〜? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/06/25(月) 04:11:12.84 ID:86ag1byDO<> うわぁ…女がビッチになったな… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 06:57:32.56 ID:2IBgfWASO<> 色々激しいな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 09:23:06.75 ID:7moIZC4Ro<> 女がひどいビッチだな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 14:22:16.93 ID:0cTNeV0IO<> 乙
女の心変わりが急すぎてワロタ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/06/25(月) 15:16:58.58 ID:/IS2TXZRo<> (首の骨が折れる音) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 15:59:16.32 ID:3mu7U1SJo<> 女はビッチだったか。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/06/25(月) 16:04:44.22 ID:P/2KaxR2o<> いいよいいよ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 16:53:29.86 ID:R+yNqkdGo<> 面白いぜ!
でも女がすぐに男を乗り換えるクソビッチなのは残念
すぐ股を開くんだろうな <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 17:42:13.90 ID:86s2qOcj0<> 女はそんなことないんだ。きっと田舎ですることがなくて、都会にあこがれて、魔法にあこがれて、テレビばかり見て、ネットで不必要な知識あつめて、漫画で勘違いして、ビッチになったんだ。
ビッチ人気すぎわろしゅ。
続き。 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 17:49:52.77 ID:86s2qOcj0<> 研究所。父の部屋。
男「父さん、しばらく研究対象から外してほしいんだ」
父「あ、ちょっと待って、今恋愛ゲームでいいとこなんだ」
男「息子が真剣に話してる時に最低だなっ!」
父「俺の息子なら真剣だぞ」ハァハァ
男「こんな奴に幼が治せるとは思えない!!」
父「冗談だ。今解除した」ホイ
男「・・・ごめんな。大会が終わるまでだから」
父「しかし、いきなり大きな魔法の構成を脳から離したから、しばらく他の魔法をうまく使えないと思うぞ」
男「大丈夫。努力するから」ニコッ
父「そうか、まぁ、空いた分個々の威力はあがるだろうな」
男「ああ! 幼のためにも絶対に優勝してみせる!」
父「幼ちゃんの?」
男「うん、約束したんだ、決勝戦を最前列で見せてやるって!」
父「お前それ死亡ふら・・・いや、お前ならやって見せるか」
男「絶対だ!!」
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 18:00:28.38 ID:86s2qOcj0<> 魔法部ミーティング室。
前衛:イケメン・友
司令塔:副主将
守備:ツンデレ(属性水)
遊撃:男
王:主将
副主将「てな感じで行こうと思うんだけど」
男「・・・・・・」
イケメン「僕はいいと思いますよ」ニコッ
ツンデレ「わ、私は別にどこでも一緒よ」フンッ
友「ツンデレ先輩・・・嬉しそうですね」ニコッ
ツンデレ「そ、そんなこと・・・」カァ///
主将「どうした男。悩んだ顔して・・・」
男「いえ、なんかしっくりこないというか・・・」ウーン
副主将「大会まで残り三日しかないんだ。今さら悩んだって仕方ないよ」
男「そうですね・・・」
イケメン「それより、SSを手放して調子はどうなんだい?」ニコ
男「・・・実践で確かめてみます?」ニコッ
イケメン「じゃあ、放課後ね」
男「はいっ! オネッシャス!!」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 18:08:27.64 ID:86s2qOcj0<> 昼休み。
ツンデレ「ね、ねぇ男」
男「ツンデレ先輩? どうしたんです、一年の校舎まで来て」
ツンデレ「べ、別にあんたに会いに来た訳じゃないんだからっ!」
男(なんというテンプレ)
男「あー、分かりました。友ですね、ちょっと呼んできます」
ツンデレ「ちょちょちょ、ちょっと待ちなさいよっ!」ガシッ
男「違うんですか?」
ツンデレ「あ、あんたに・・・教えてほしい魔法があって・・・」カァァ///
男「俺に? 何の魔法ですか?」
ツンデレ「・・・・・恋の魔法」ボソッ
男「・・・・・・あ、せんせー、ちょっとさっきの授業の質問がぁ」
ツンデレ「・・・・・/////」ガシッ
男「あー、えっと・・・マジですか?」
ツンデレ「も、もういいわよ! あんたなんか空から降ってきた室外機に当たって死ねばいいのよっ!」ダッ
男「この学校の先輩は珍しい殺し方を勉強してるのか?」
男「それにしてもツンデレ先輩・・・・・ちょっとかわ
友「・・・・・・」ジトーーーッ
男「ちょっと川まで洗濯に・・・」ダッ
友「待てこの野郎」ガシッ
男「こんな時だけそっちの人格出すなぁぁ!」
友「・・・・・・男・・・今日も約束したよね」ウルウル
男「・・・分かってるって、お前と昼飯食う約束だろ」ニコッ
友「おとこぉ〜」ウルウル
男(あの日以来、友の涙腺が弱すぎて困る・・・可愛いからいいけど) <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 18:22:46.42 ID:86s2qOcj0<> 友「きょ、今日は男のためにお弁当を用意しましたぁ! じゃーーん!」
男「おお、ハートマーク!!」
友「描いてない!!」
男「それは冗談だけど、めっちゃうまそうだな!」
友「練習したからね」ニコッ
男「なんで?」
友「あ、いや、えーっと・・・花嫁修業?」
友(男と昼休みずっと一緒にいたいからなんて言えない!!)
男「そっか! じゃあ結婚式は絶対に呼んでくれよ!!!」ニコッ
友「・・・・・・・・」
男「さぁ、友が結婚するまでに、弁当を堪能しなくちゃなっ」パクパク
友「・・・・」シュン
男「そういえば、あの日以来イケメン先輩と女さんって付き合ってるんだよな」
友「うん、残念だったね」ニコッ
男「え、なんで?」キョトン
友「やっぱ気づいていなかったか、鈍感な男」フンッ
男「でも、女さんって一人暮らしだろ? 寂しかったんじゃないか?」
友「そういうところは鋭いのね」
男「イケメン先輩って童貞らしいから、女さんを大切にしてくれるよ」ニコッ
友「女の子の前でどどど、童貞とか言うなっ!」バキッ
男「き、気をつけます」
友「ち、ちなみに・・・男ってどどど・・・」
男「俺はもちろん童貞だし、ファーストキスは友だぞ」ニコリ
友「・・・・・・・・・・/////」ボンッ
男(あ、幼を起こすためにキスしてみたり、身体中揉んでみたりしたことはカウントに入れないでおこう・・・)
友「ふぁ、ファーストキス・・・」エヘヘ
男「あー、弁当うまぁ」パクパク
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 18:29:50.19 ID:86s2qOcj0<> 放課後。
イケメン「さぁ、男君、個人戦をやろうか」ニコッ
男「それはいいんですけど・・・」チラッ
ギャラリー「「「ざわざわざわ」」」
男「全校生徒がいるんじゃありません?」
友「そりゃあ、学校一のイケメンと、魔法教師を捕まえたヒーローの対決だからね」
部長「男ー、イケメンー、勝った方は私からご褒美・・・あ・げ・る」ニコッ
男「やる気100倍!!」
イケメン「ぼ、僕は・・・女さんがいるので・・・」
イケメンファン達((本当に付き合っていたのかっ!!!))ギロリッ
女「あ、あはは、ここで言わないで欲しかったかな」ヒラヒラ
部員「私は男が勝ったら・・・私を・・・あ・げ・る」モジモジ
男「うぉおおおお! やる気万倍!!」
部長「解せぬ」
ツンデレ「お、おとこっ! 負けたら許さないんだからねっ!」
副主将「男君はどれだけフラグを立ててるんだ」
主将「うむ、このわしが操を捧げる男だからな。当然だ」
友「・・・・・・・・うぅ」
友(おいてかれちゃったよう・・・)
男「友っ!」
友「ひゃ、ひゃいっ!」ビクッ
男「俺が勝ったら棒アイス驕れよ」ニコッ
友「う、うんっ!!」パァァ
副主将「それじゃあ、試合開始!」バッ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 18:40:05.04 ID:86s2qOcj0<> イケメン「今度は待ってくれないだろうし、僕も本気で行くよ! 風魔法!!」
男「風で宙に浮いた!?」
ギャラリー「「うぉおおおお!!」」カンセイ!
イケメン「浮遊魔法ほどじゃないけど、自動魔法と重ねれば、僕は自由に空を飛べるっ!」バサッ
男「空を飛ぶ・・・天使」
友「ボケてる場合か」
男「土魔法!!」
ギャラリー「おおっ! 地面から伸びた土の槍がイケメンをとらえーーー」
イケメン「水魔法!」バッ
土の槍「解けました」ドロドロドロ
男「さすがイケメン先輩・・・炎魔法!」ボッ
イケメン「土魔法!」バッ
友「水で火を弱らせ、土で消す・・・」
イケメン「どうした男君、早くしないと前と同じだよっ」バサバサ
男「まだまだぁ!! 鉄魔法!!」ババババッ
副主将「それは。SS!?」
主将「いや、あれは“ただの針”だ」
男「100本の針をコントロールするのは大変でしたよ」
イケメン「その割には余裕の表情だね。だが、数での攻撃対策は立ててるさ!!」
男「それなら本気で行かせてもらいますね!! 拡大魔法!!」グンッ
針「ぶっとくなりました」グン
イケメン「風魔法・嵐!」
針「ぶっとびました」シューン
男「それもはや嵐魔法でしょ」
イケメン「嵐魔法ほど範囲が広くなくてね」ハァハァ
男(どんどん不利になっていくな)
ギャラリー「「「・・・・・」」」ゴクリ
部員「男・・・」ギュッ
部長(部員ちゃん・・・あなた本気で男のこと・・・)
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 19:00:02.66 ID:86s2qOcj0<> イケメン「これで自動魔法は30個。男君、前回と同じ状況にするなんて勝ちたくないのかい」
男「・・・・・・わざとですよ」ニヤ
イケメン「・・・そんなことだろうと思った」
主将「・・・・嫌な予感がするな」
副主将「どうしました?」
主将「男の放出魔力が一気に上がった・・・」
副主将「・・・・・・」ゴクリ
イケメン「それじゃあ一気に決めさせてもらうよっ!」ババッ
乱気流「いっつらんだむ」バラバラバラ
ギャラリー「「「おおおおおおおお!!」」」
男「・・・・・・・・・時魔法」バッ
イケメン「魔法が・・・うわっ!」ヒューーーン
主将「むっ、いけない」ダッ
男「・・・はぁはぁ・・・成功・・・だ」バタリ
部員「男・・・」ダッ
友「男!!」ダッ
部長(今のは時魔法? ・・・吸収、解析・・・放出!?)ゾクッ
部員「男・・・男・・・男」ヒザマクラ
男「・・・・ぐっ・・・これが・・・幼の世界・・・」
友「男ぉ・・・何したんだよぉ・・・」
主将「大丈夫か、イケメン」
イケメン「はい、今のは・・・」
女「イケメンさんっ!!」ダッ
イケメン「女ちゃん・・・ははっ、負けたようだね」
女「無理しないでください」
イケメン「女ちゃんの前くらい無理させてよ」ハハハ
女「・・・もう」
イケメンファン「「絵になりすぎ」」シュン
部長「部員! あんたの属性も無でしょ! 今すぐ魔力を男へ!」
部員「・・・え、え」
部長「だからさっさと口からあんたの熱いのぶちこめって言ってんでしょ!!」
ギャラリー男達((・・・・・))マエカガミ
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 19:01:32.97 ID:86s2qOcj0<> 部員「で、でも・・・」チラッ
友「・・・・お願いします。先輩」ペコリ
部員「・・・分かった」チュッ
男「・・・・・・・ぐ、ぐぅ・・・」
部員(本当は男のこと入学前から知ってたんだよ。私と同じ無属性。無属性は属性持ちからバカにされる)チュゥ
男(あ、あれ? この魔力・・・なんか知ってる・・・)
部員(男は覚えてないと思うけど、小さな頃無属性で苛められてた私を助けてくれたのが男)チュゥ
男(この綺麗な魔力・・・子供の頃の・・・)
部員(その時、私の魔力に触れて、“綺麗だね”って・・・)ギュッ
友「それは許してない」クヤシイ
部員(それ以来私は・・・)プハッ
部員「男の事だけずっと見てたんだからね!!!」
友・ツンデレ・部長・主将
「・・・・・・!!?」ガーン
男「・・・部員先輩ってあの時の子だったんだね」ナデナデ
一同「「「男っ!!」」」
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 19:24:55.87 ID:86s2qOcj0<> 男「いやぁ、あはは、心配おかけしました」
部員「・・・・・」ギュッ
友「なんであんな無茶を!」キッ
部長「男、あなた幼馴染さんを助けるために・・・」
男「・・・・・・・」
部員「無茶しないで」ギュッ
友「男っ! 相談くらいしろよ!!」ガッ
主将「お主ら、男の顔を見ろ」
男「・・・・・・・」グッ
主将「男は決意している。わしらができるのは、男を止めることじゃない。男の背中を支えてやることだ」
一同「・・・・・・」コクリ
主将「だが、男も男だ。本当に大切な人を守りたいなら、把握していない力を使うな」
男「・・・はい」
主将「よし、男は大事をとって今日の部活は休め! 後は練習を始めるぞ!!」
魔法部部員「「うすっ!!」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 19:55:45.43 ID:86s2qOcj0<> 文芸部部室。
部長「二人にそんな漫画みたいな展開がねぇ」ニヤニヤ
男「全く気付かなかったですよ」
部員「なんで?」ギュッ
男「か、可愛くなっていたから?」///
部員「男は変わらない。昔からカッコイイ」ギュゥゥ
部長(うらやましす・・・)
男「でも、二人のおかげで幼を助ける方法が見つかりそうなんです。本当にありがとうございます」
部長「それにしても、そこまでがんばれるって愛よね〜」
部員「・・・・・」ピクッ
男「あ、ああ、愛」ボッ///
部員「男のばか」ボソッ
部長「こりゃー大変ねぇ」ヤレヤレ
男「俺と幼はそんなんじゃないですよっ!」ブンブン
部長「じゃあどんな関係なの?」ニヤニヤ
男「幼は俺の最高で、最強の・・・幼馴染」
部員「じゃあ私は?」
男「部員さんは酷いこと言うけど、俺のこと分かってくれる最高に可愛い先輩です」ニコッ
部員「・・・・うむ、苦しゅうない」///
部長「じゃあ、私は?」
男「キレイなお姉さんです」ソクトウ
部長「・・・え?」
男「キレイなお姉さんです」
部長「そ、それだけ?」
男「はい、キレイなお姉さんです」
部長「解せぬ」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 20:00:53.29 ID:86s2qOcj0<> ご飯食べてきます。もう終わります。
>>170までか俺が戻ってくるまでに多かった女の子とエンディング。
お前らの好みを吐け。ただしビッチてめーは駄目だ。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/06/25(月) 20:04:07.07 ID:P/2KaxR2o<> 幼馴染に決まっている <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)<>sage<>2012/06/25(月) 20:04:21.23 ID:i1CXO4dl0<> 幼馴染 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 20:11:41.12 ID:r6f06zL2o<> なんのイメージもない幼馴染み推すとかアホだろ…友一択 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage saga<>2012/06/25(月) 20:12:06.10 ID:p9Pm2hY60<> 友 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)<>sage<>2012/06/25(月) 20:20:05.88 ID:NL5I5gXEo<> 友だろjk <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<><>2012/06/25(月) 20:27:11.10 ID:E/c7WLiQo<> 部員 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 20:31:57.44 ID:B6CQsLP50<> 幼馴染のために時魔法使えるようにしたんだから幼馴染だろ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 20:41:19.88 ID:ja9jgHiP0<> あえて部員 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 20:41:24.35 ID:rkmlyKYJ0<> 幼馴染 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 20:44:59.26 ID:GRD9tds10<> 幼馴染 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 20:51:11.12 ID:2IBgfWASO<> じゃマルチエンディング <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 21:04:49.24 ID:hZQYCYdbo<> 幼馴染 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 21:08:09.66 ID:WXKP1mGfo<> >>168
>>170
連投乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 21:12:10.64 ID:R+yNqkdGo<> あえてイケメン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 21:18:35.02 ID:f1l+hBKDO<> まさかのツンデレ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 21:25:07.73 ID:86s2qOcj0<> ただいま。部長と主将の人気なさわろす。
幼馴染で行きます。
ちなみに友エンドは時魔法で幼馴染の魂を友に移す=友二重人格のオチ。 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 21:36:06.39 ID:86s2qOcj0<> 夜。
男「てな感じで計画してるんだけど」
父「そのために禁忌魔法を外したなんて父さんだまされたなぁ」ハッハッハ
男「俺はいつだって幼のことしか考えてないよ」
父「その割に、・・・可愛い子ばかりじゃないか」ピラッ
男「おまっ、その写真どうしたんだよっ!!」
父「はははっ、禁忌魔法“自動追尾”がお前を一日中追いかけていた」キリッ
男「この野郎!」ブゥン
父「しかし、時魔法で過去の幼の魔力を現在へ持ってくる。理論的に可能かどうかも分からんが、それよりもお前の魔力量が心配だ」
男「気合いと・・・あ、愛でカバー」カァ///
父「・・・息子がそこまで決意してて何もしないなんて父親失格だな」ヨシ
男「それじゃあ・・・」
父「ああ、だが俺が無理だと判断すれば止めるぞ」
男「・・・ああ!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 21:36:45.71 ID:rN32Fydh0<> どうせなら全員分やって欲しかったな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 21:49:49.49 ID:SnsymzEqo<> 全員やってみるのってのも良いんじゃないかな? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/06/25(月) 21:52:24.41 ID:P/2KaxR2o<> 友エンドのオチ言っちゃったからな <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 21:53:24.53 ID:86s2qOcj0<> 翌日。
男「と言う訳ですみません。俺は大会に出られません」ペコリ
主将「・・・・・・」
副主将「俺は仕方ないと思うな。やはり人の命が大事だ」
イケメン「僕も同意見です」
友「うぅ・・・ぐす、ぐすっ」ボロボロ
ツンデレ「ふ、ふんっ、そんなに魔法部に愛がないならさっさとやめちゃえ!」ポロポロ
主将「・・・・・いや、今大会の魔法部の出場は取り消しだ」
一同「「・・・え?」」
主将「三年は受験の兼ね合いもあるので、個人戦に出場。残りは全員・・・男のサポートに回るぞ!」
魔法部部員「「・・・うすっ!!」」
男「そ、そんな」
主将「わしももちろん男のサポートに回る」ニコッ
男「主将は三年です!! 最後の大会なんですよっ!!」
主将「・・・・・・」シュン
男(主将が美少女バージョンに・・・?)
主将(美少女)「・・・私だって大好きな男のためにがんばりたいもんっ!!」ポロポロ
魔法部男子達(か、可愛すぎるっ)ズキューーーン!!
友「・・・うぅ、私は・・・私は」グスグス
男「友・・・」
友「うわぁあぁぁぁぁぁああん!!!」ダッ
男「・・・・・・くっ」
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:06:53.53 ID:86s2qOcj0<> ※需要があるならいきます※
放課後。
男「部長・・・お願いします!」
部長「・・・ほんとにやるのね」ゴクリ
部員「部長が緊張してどうする」ハァ
男「初めてなんだから仕方ないですよ」
部長「・・・初めてを男君に・・・////」カァ
部員「しかも私もいるから・・・3ぴ
男「あんたらはそれしかないのかっ!!」
部長「冗談くらい言わせて。失敗できないんだから」
部員「部長のバッドチョイスは一度発動すれば二度と変えられない。男のインフィニティッドアブソーブの能力“吸収”“解析”“放出”のうちどれを残すの?」
男「・・・放出のみ残してください」
部長「それしかないわよね。でもいいの。それはあなたの才能を狭めることになるのよ」
男「はい。俺に必要なのは将来じゃない。幼の生きてる世界です」
部員「・・・・・・・っ」グッ
部長(そんな顔しないの部員ちゃん・・・私だって泣きたいんだから・・・)グッ
男「二人のおかげで俺はこれからも笑って過ごせます」ニコッ
部長「・・・・っ、行くわよ!!オリジナル!!」ガシッ
男「・・・・・・・・あぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁあぁ!!!」
男(身体中が・・・ぐちゃぐちゃに・・・思考も・・・意識も・・・ぜ・・・ん、ぶ)
部長「こ、こんなに激しい力だったなんて・・・」
部員「がんばれ・・・」ギュッ
男(・・・これが・・・力の選択・・・)
部長「・・・・・・ぶはっ! ・・・はぁはぁはぁ」ペタリ
男「・・・・・これが新しいオリジナル」
部員「あれ・・・もしかして・・・」ペタペタ
男「身体中触らないでください。興奮します」
部員「男・・・あなたのオリジナルに名前はないわ」
男「えっ、ひそかに部員さんの厨二な名づけに期待してたのに」ガーン
部員「強いて言うなら・・・・・・挿入射出//////」カァ
男「ひ、ひわいだっ!!」
部長「対象の大事な部分(魂とか魔力とか)に男の熱くて濃いのをぶち込む魔法・・・す・て・き」
男「疲れた顔がうっとり顔に見えて男としてやばい!!」
部員「それを使えば・・・ハーレムエンドも可能」
男「何の話だ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/06/25(月) 22:10:22.58 ID:P/2KaxR2o<> 需要ってハーレムエンドのこと? <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:11:35.62 ID:86s2qOcj0<> 男が帰った後。
部員「えぐっ、ひっく・・・うぇえぇえ」ボロボロ
部長「よしよし・・・その気持ち分かるぞ」ポロポロ
部員「ずっと・・・ずっと好きで・・・こんなところで会えるなんて思ってなくて」グスグス
部長「うんうん」ポロポロ
部員「最初は運命かと思ってドキドキして、一緒に過ごして楽しくて」
部長「そうだね」ヨシヨシ
部員「たまに恥ずかしかったけど、エッチなことしてみたりして、喜んでくれて・・・」グズ
部長「男は部員ちゃんのエッチな行動大好きだったもんねぇ」ハハハ
部員「でも、好きになればなるほど、私も分かるの・・・大切な人を助けたい気持ち・・・」
部長「うん。命かけちゃうよね」
部員「だから、だから・・・うえぇえぇえぇええん」ボロボロボロ
部長「おお泣け泣け。私はとっくに涙枯れてるよ」ナデナデ
部長(たはは、少しだけ失敗して戻ってきてくれないかな。なんて思ってる私は男のこと好きになる資格ないよね・・・)ハァ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:15:57.26 ID:86s2qOcj0<> ※いや、別ルート。でも、できれば最初からやり直してみたかったり。需要があるならハーレムエンドもおk※
夜。
男「・・・・いよいよ明日だ。幼・・・」ナデナデ
幼「・・・・・・」
男「絶対にお前を助けてやるからな」
幼「・・・・・・」
男「た、大会はいいんだよ。お前がいなきゃ俺は何も・・・」
幼「・・・・・・」
男「ああ、任せとけ。絶対にお前を助けて、俺の前で“大好き好き好き愛してる”って言わせてやる」
幼「・・・・・・」
男「あはは、俺は全然平気だけどな」
幼「・・・・・・」
男「・・・うん、そうだな。分かった」スッ
幼「・・・・・・」
男「愛してるぞ。幼」チュッ
幼「・・・・・・」
男(本当に・・・愛してる) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 22:19:02.72 ID:Zg1esDwW0<> ハーレムルートも良いな
もう全部書いちゃえ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:25:24.23 ID:86s2qOcj0<> 翌日。運動場。
父「すみません。急な相談に乗っていただいて」
校長「いえ、生徒の大切な人なら私にとっても大切な人。それに、あの幼馴染ちゃんというのなら、なおさらね」ニコッ
幼父「男・・・・頼む」
幼母「男君・・・あなたも生きてないと意味ないからね」
男「・・・はい。二人とも・・・これが終わったら・・・結婚の挨拶に行きますね」ニコッ
幼父・幼母「「・・・・・大歓迎だ」」ニコリ
男(結局、友は来なかったか・・・それにイケメン先輩と副主将も・・・)
主将「男。お前なら絶対に大丈夫だ。・・・しかし、吸収能力を失った今、ギャラリーがいる意味もないが、集中できるか?」
男「・・・ええ、むしろ心強いです」
部員「男・・・絶対に死んじゃ駄目だよ」ウルウル
男「先輩・・・大好きです」ギュッ
部員「ふぇぇ・・・今言うの卑怯だよ・・・」
部長「私には・・・?」
男「部長も・・・本当にありがとうございます」ペコリ
部長「・・・ちっ、そうやって焦らしてからに!」ギュッ
男「ふぇぇ・・・」
部長「どんな結末になろうと、私達はあんたを誇りに思う。絶対にだ」ムニュムニュ
男「ふぇぇ・・・いってきますぅ」
父「・・・よし、準備はできたぞ」カチャリ
男「SS作動」ブゥン
父(全方位からの魔力一斉注入。同時に時魔法で幼馴染ちゃんの魔力を過去から引き込む・・・できるか)アセ
幼馴染「・・・・・」
部員「やっぱ可愛い・・・」
部長「幼馴染ちゃん萌え」
男「光属性! 一斉注入!!」
男(友! お前の魔力のおかげで、幼の身体を守ることができるぞ!)
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:28:29.74 ID:86s2qOcj0<> 魔法競技場。
友「・・・ぜぇー、ぜぇー、ぜぇー」アセ
イケメン「・・・さすがにしんどいですね」ハァハァ
副主将「王に新人を置くしか勝てる方法はないんだ。それは実質乗り手を失った車。しんどいのは仕方ないさ」ハァハァ
ツンデレ「何弱気なこと言ってんのよっ!! 後一つで予選突破するのよっ!!」フラフラ
イケメン「・・・そうですね」フッ
友「・・・・・・・男、今度は俺が迎えに行く番だからな」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)<>sage<>2012/06/25(月) 22:30:16.24 ID:i1CXO4dl0<> 主将の可愛いとこもっとみたいから
ハーレムもやっちゃおうぜ! <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:32:14.59 ID:86s2qOcj0<> 運動場。
男「よし・・・、時魔法!!」ブゥン
男(俺の意識を過去へ!!)
―――過去。
自宅。
男「・・・・・くそっ、もうこんな時間かっ!」
男(中央ドームまで歩いて一時間。試合まで後30分・・・どうする!!?)
男「・・・・風、魔法」ブゥン
男(魔法での移動は法律違反だ。捕まればそこでアウト・・・だけど)
男「行くしかねーよなっ!!」ブワッ
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:41:13.43 ID:86s2qOcj0<> 中央ドーム。
幼馴染「男。今までありがとう・・・」
幼(私の魔力はもう・・・尽きかけてるの。恐らくあんな激しい攻撃受けたら身体が耐えきれないよ・・・)
観客「今年の大会はどうなるだろなっ!」
観客「ドキドキするなっ!!」
幼「私もドキドキしてきた」ドキドキ
幼「帽子で隠せてるかな・・・」
アナウンス「それでは試合を開始します!!」ピーーーーー
幼「始まった!」
幼(確か試合が開始して十五分くらいだったよね。魔力を帯びた選手用ベンチが飛んでくるの・・・)
選手「教師! お前もっと動けよ!!」
教師(若かりし頃)「は、はいっ!」
教師(くっそ・・・なんだこのいらだちは・・・)チラッ
教師「あいつは・・・男?」
幼(男・・・やっぱ怖いよう・・・)ギュッ
教師「いや・・・あれは帽子で隠してるが幼馴染ちゃんだ・・・」
選手「教師! なにぼーっとしてんだよ! この“役立たず”!!!」
教師「・・・・っ!」
教師(小中高といつでもエースだった俺がこんなに落ちぶれたのも、全部幼馴染に惚れたせいだ。・・・そうだ、あいつが悪いんだ)
教師「・・・・・オリジナル」ボソッ
選手「お前・・・何を?」
選手用ベンチ「飛びます飛びます」シュン
観客「お、おい、こっちに向かってくるぞ!!」
幼「・・・・・・男!!」グッ
「待たせたな。幼」
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:45:59.60 ID:86s2qOcj0<> 男「拒絶魔法!!」ブゥン
光の壁「来るなら来なさい」
選手用ベンチ「・・・・・あう」バシッ
観客「お、おお、誰だか知らないが、帽子の少年を守った・・・ってこの子」
幼「・・・あ、帽子」アセアセ
観客「「「幼馴染ちゃんだぁああああ!!!」」」ワァァァア
男「くっ、幼!!」トドケッ
幼「男ぉおお!!」パシッ
男「風魔法!!」
観客「「うわぁ!!」」
幼「・・・浮いた?」
教師「・・・・・男ぉ」ギリリ
テレビ局アナウンサー「あれよ、あれを撮って!!」
カメラマン「は、はい!」
男「・・・幼、久しぶりだな」
幼「・・・くすっ、何言ってんのよ。昨日会ったでしょ」ツンッ
男(やべ、喋る幼、超絶かわええ)/// <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:51:11.57 ID:86s2qOcj0<> 生中継世界配信。
男「違うんだ。俺は未来からきた俺なんだ」
幼「・・・・・・もしかして」
男「ああ、お前はこの後、事故のせいで脳死状態になる」
幼「たぶんそれは、私の魔力が・・・」
男「分かってる。だから迎えにきた」
幼「迎えに?」
男「ああ、俺と未来へ行こう」
幼「でも、私の魔力は・・・」
男「・・・大丈夫だ。俺の能力は放出。幼の能力も解析済みだし、俺が一生幼の魔力を作ってやる」
幼「でも・・・男が他の可愛いお嫁さんと結婚したら?」カァ///
男「大丈夫、結婚しないよ」ニコッ
幼(男、男、おとこぉ! かっこいいよぉ)ポロポロ
幼「で、でも・・・ぐすっ、男のほうが早く死んだら?」
男「死なない。幼がおばぁちゃんになっても俺がそばにいる」
幼「・・・で、でもそしたら私と・・・け、結婚しなくちゃいけないよ?」
男「・・・・・ああ、
結婚しよう、幼馴染」
幼「・・・・・・うんっ!!!」ギュッ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:55:04.62 ID:86s2qOcj0<> アナウンサー「これは最高のものが撮れたわね」ボロボロ
カメラマン「はい・・・」ボロボロ
観客「「・・・・・・ぉお」」パチパチ
観客「「「「うぉおおおおおおおお!!!!」」」パチパチパチパチ
観客「おめでとーーー幼馴染ちゃーーーん!!」
観客「幸せになれよぉおおおお!!」
幼「・・・はいっ!!」ニコッ
教師「・・・・・・ぐっ」ギギギ
教師(もういちどオリジナルを放って・・・)
選手「そこまでだ。教師」ガシッ
教師「・・・え?」
選手「お前があの子を狙って魔法を撃ったことは分かってるんだ」ギリッ
教師「つっ・・・く、くそぉおおおおおおおお!!!」
男「幼・・・行こうか」
幼「うん、大好きだよ、男」チュッ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 22:59:23.97 ID:86s2qOcj0<> 元の時間。
男「・・・・・ぷはっ・・ぜーっぜーっぜーっ」
一同「「「おとこっ!!」」」ダッ
男「・・・・幼!!」ダッ
幼「・・・・・・・・・・・お、とこ?」ピクッ
幼父・幼母「・・・・・・幼」ボロボロ
幼「おとーさん、おかーさん・・・ただいま」ニコッ
父「よくやったな。男」ガシッ
男「ああ」ガシッ
部員「男ぉおぉぉおお!」ガシッ
部長「男ーーーーー!!」ガシッ
主将(美少女)「よかったよぉよかったよぉ〜」ビェエェエェエン
男「・・・・・・友、やったぜ」
友「何をやったって?」ギロ
男「」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:07:04.17 ID:86s2qOcj0<> 男「と、友・・・その格好は」
友「これ? うん・・・ちょっとね///」ボロッ
イケメン「友が愛する男のためにがんばって予選を勝ち抜いたのさ」ニコッ
副主将「予選大会のMVPももらってたしな」アハハ
友「ちょちょ、ちょっと先輩!!」カァァ///
ツンデレ「それもこれも全部男のためってんだから、ほんと感謝しなさいよねっ」
友「・・・幼さんと約束したんでしょ。決勝を最前列で見せるって」ニコッ
男「・・・・・・友」
幼「おーとーこぉ?」ジトーッ
男「うっ、幼・・・さま」
友(これが・・・幼馴染・・・めちゃめちゃ可愛い)///
幼「あなたが友さんね。男からいつも話を聞いてたわ」
友「え?」
男「え?」
幼「男は一人で喋ってると思ってたらしいけどね。意識ない間もちゃんと記憶してたの」アハハ
男「・・・・・え?」
幼「男ってね。友さんのこと最初から女の子だと知ってて―――」
男「わぁあああああ!!」
友「・・・ということは、男は女の子と知ってて汗をかいだり身体に・・・」ギロ
幼「それに、ね。男が昨日・・・私に・・・」
男「・・・・・っ」ビクッ
幼「愛してる・・・って」カァ/////
友「」プシュン
魔法部部員「「ぎゃぁああ! 友が緊張の糸と共に何か大切な糸まで切り落としたぁ!!」」
幼父「そういえば、男君は行く前に私達と約束したな」
幼母「ええ、しましたね」
男「」オイウチ…
幼「何を約束したの?」グイッ
男「ええい! 俺も男だっ!」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:09:05.86 ID:86s2qOcj0<> 男「お父さん、お母さん、僕に幼馴染さんをください!!!」
幼「・・・・男」ボロボロ
幼父・幼母「・・・・・・・もちろんだっ!!」
男「・・・・幼!!」ギュッ
幼「・・・・男!!」ギュゥ
二人「「愛してる!!!!」」チュッ
HAPPY END... <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:10:12.20 ID:86s2qOcj0<> 幼エンド終わりました。こんなに良い締め方ができたのは初めてです。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/06/25(月) 23:11:18.12 ID:P/2KaxR2o<> 乙!!!
素晴らしい! すごい良かったよ
出来たら別の日でもいいから別ルートをお願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)<>sage<>2012/06/25(月) 23:13:02.80 ID:i1CXO4dl0<> 後日談てきなのはやるのかい? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/25(月) 23:13:12.86 ID:sn5b+bHg0<> 乙!
やっぱり幼馴染は良いものだ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/06/25(月) 23:30:14.82 ID:Vs5THKf/o<> なんか幼馴染みがぽっと出なのにメインってポカーン状態 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:31:29.74 ID:86s2qOcj0<> それじゃあ別ルートの前に少しだけ。
後日談。
男「はぁはぁはぁ・・・」
黒服「・・・・・」タッタッタ
男「なんで俺を狙うんだよ」クソッ
男(時空渡航法の違反に、過去の人物を連れてきたからか!?)チッ
黒服「そこまでだ」チャキ
男「それは・・・禁忌魔法で構成された銃?」
???「さすが、世界の英雄は知識も豊富ね」フフッ
男「あんたが一連の事件の犯人だったとはな」
部長「・・・」
男「部長!!!」
後日談『奇跡の後に』 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:39:22.99 ID:86s2qOcj0<> 二日前。
幼「そういえばさぁ、男って私がいなかったら誰と付き合ってたんだろうね」
男「えっ・・・」ドキッ
幼「友ちゃんでしょ、部員先輩に部長さんに主将、ツンデレ先輩に女さんとも良い関係だったのよね。さらに眼鏡ちゃんに魔法部の部員・・・」
男「やめて! 俺のライフはとっくに0よ!」
幼「ほんと男ってサイテ―」テクテク
男「幼を選ぶっ!!」
幼「え?」
男「幼がいなくても、俺は幼を選ぶ!!」
幼「そ、そんなの話が破たんしてるじゃない」
男「だって俺はこんなに幼を愛してるんだからっ!!」
幼「・・・・男ぉ」グスッ
男「幼!!」ダキッ
友「はぁ・・・あついあつい」テクテク
部長「見てらんないわね」ハァ
部員「帰って火曜サスペンスで見るです」テクテク
男・幼「」
男(あの日以来、友は文芸部の二人と仲が良い。どうやら、三人でいかにして俺を振り向かせるか相談しているらしいが・・・)
部長「・・・」チラッ
男(部長が時折見せる鋭い視線を俺は受け流せずにいた・・・)
幼「ねぇ男、今日の晩御飯何が良い?」
男「え」
幼「もちろん、・・・おまけには私付きだよ♪」ニャハ
男「幼!」ガバッ
幼「きゃぁ! 男のエッチ」
主将「・・・右こぶしよしずまれ」
イケメン「はぁ今年は猛暑ですね」
ツンデレ「ほんと、死人が出そうね」
男・幼「」
<>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:43:24.39 ID:86s2qOcj0<> 一日前。
男「そういえば、父さんが言っていたけど、幼もだんだんと属性が無色になってるんだって」
幼「そうなの?」
男「俺が注入してる属性は光と時だけど、それはあくまで水に溶けたカルピスでほとんどが無属性で構成されてるらしい」
幼「・・・・男のエッチ」カァ///
男「ねぇどこに!? どこに反応したのっ!?」ハァハァ
幼「でも、そうなったら・・・男と一緒だね」ニヒヒ
男(あ・・・俺の大好きな幼のはにかんだ顔)
男「よ、幼・・・もう一度見せて」
幼「何を?」
???「・・・」
男「・・・・っ!?」バッ
幼「急にどうしたの!?」
男「・・・何もいない・・・」キョロキョロ
幼「もう、どうしたのよっ!」
男「ああ、いや、ごめん」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/25(月) 23:44:57.31 ID:R+yNqkdGo<> 別ルートは? <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:47:25.25 ID:86s2qOcj0<> 12時間前。学校。
男「友、おはよう!」
友「男、おはよ」ニコッ
男「最近、友の手料理食ってないなぁ」チラッ
友「だーめ。私の食べたら幼ちゃんに殺されちゃうよ」ニコッ
男「うっ・・・」
友(本当はあげたいんだけどね)
部員「男、おはよう」ナデナデ
男「部員ちゃん! ・・・部長は?」
部員「・・・分からない」フラッ
男「部員ちゃん! 部員ちゃん!?」ガシッ
友「急いで保健室にっ!!」
男「ああ!」
保健室。
部員「・・・・ここ、は」
男「保健室だよ」
部員「・・・・・いいよ」ペラッ
友「おもむろに脱がないでください!!」
男「水玉黒ハァハァ、細い身体にたわわな果実・・・」ハァハァ
友「黙れ外道」ゲシッ
男「蹴ったね!? 毎日皆に蹴られてるのに!!」
部員「・・・・・・」 <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:52:13.84 ID:86s2qOcj0<> ※これは後日談です。別ルートは後で※
部員「・・・部長が・・・部長じゃないの」
男・友「・・・え?」
部員「怖い・・・私・・・」ブルブル
男「どういうこと?」
友「人が変わったって意味?」
部員「ううん、存在自体別物」
男「!? 見た感じ変わらないけど・・・」
友「記憶も知識も、部長だったよ。昨日までは」
部員「分かるの・・・私のオリジナルなら」
男(そうか、部員ちゃんのはその人のオリジナルを解析する力。そして、オリジナルはその人にしか使えない魔法)
友「部長のオリジナルって確かバッドチョイスだったよね」
男「ああ、他人の能力が複数の効果を持っている場合、どれかを切って残りを強化する力」
部員「今のあの人のオリジナルは・・・
瞬殺魔法」ガクガクブルブル
男・友「・・・・!!?」ビクッ <>
1<>saga<>2012/06/25(月) 23:54:01.35 ID:86s2qOcj0<> 5時間前。
男(さっきから誰かが後ろをついてきてる・・・)
黒服「・・・・・」スタスタ
男「・・・・」ピタッ
黒服「・・・もしもし私だ」ピッ
男「・・・・」スタスタ
黒服「・・・分かった切るぞ」スタスタ
男「嫌な予感がするな」ダッ
黒服「ちっ」ダッ <>
1<>saga<>2012/06/26(火) 00:02:13.35 ID:Xo5ABodI0<> 現在。
男「部長!!」
部長「あらら、ばれてたのね」ニコッ
男「部員ちゃんのおかげでね」ニヤ
部長「ああ・・・そういうこと」パンッ
男「くっ」サッ
部長「銃って便利よね。魔力がなくても人を殺せるもの」
男「何が目的だっ! そしてあんたらは誰だっ!!」
黒服「・・・・・」
部長「ふふふ、私達はね
“持たざる者”よ」
男「持たざる・・・者?」
部長「そう、あなた達のように生まれながらにして魔力を持っている贅沢な奴らと違ってね。私達は雀の涙ほどしか魔力を持っていなかったのよ!!」パンパンッ
男(身体強化!! ・・・ぐっ)
部長「あら、太もも貫いちゃったわね。撫でてあげましょうか?」
男「い、いらないね。帰ったら幼に慰めてもらうんだい」
部長「はぁ、あなた何も分かっていないわねー」
男「どういうことだ?」
部長「持たざる者が嫉妬にかられて行動するとしたら、必要なものは何?」
男「何を・・・」
男(過去を・・・変える?)ゾクッ
部長「あんたが幼馴染の属性を変えたら我々の計画は終わっちゃうのよっ!!」イケッ
黒服「・・・・」ダッ
男「くっ、させるか!!!」
男「身体最大強化!! 変身!!!」ムキムキムキ
男「男、“主将モード”!!」
部長「・・・す、すごい迫力・・・あなたどうして主将のオリジナルを?」
男「俺は新たな力に目覚めたんです。その人と一晩を過ごせば、その人のオリジナルを得ることができる力をね!!」 <>
1<>saga<>2012/06/26(火) 00:07:44.77 ID:Xo5ABodI0<> 部長「許さない!! いつもいつも邪魔をして!! 私の心を奪ったくせに!!」ババッ
男「やはり! あなたは部長なのですね!!」
部長「そうよ!! 私のオリジナルで自分自身の選択という能力を消し、消滅という能力を強化した!」
男「それが・・・瞬殺魔法」ゴクリ
部長「さぁ男! 来なさい!! 私が存分に愛してあげるわ!!」
男「のぞむ、ところだぁあああああ!!!!」
・・・・・・・・
部長「てな感じでどう?」ニコッ
部員「これって・・・文化祭で発表するんですよね」
男「俺は・・・ちょっと」
幼「先輩・・・アメコミ読みすぎじゃないんですか?」
部長「失礼ねっ! 男主将モードなんて超見せ場よっ!」
男「肉じゅばんを着た俺が主将モードなんて、主将を侮辱しています」
部長「あなたたちが考えろって言うから」ムキー
男「とりあえず、保留ですね」アハハ
幼「男、帰ろうか」ニコッ
部長「ちょ、ちょっと、部長は私・・・」
男「それではまた明日、持たざる者さん」ニコッ
部長「・・・・・」カァ///
部員「赤くなった部長かわいい」ナデナデ <>
1<>saga<>2012/06/26(火) 00:11:36.75 ID:Xo5ABodI0<> 帰り道。
幼「でも、時折事実を入れてるから困ったよね」
男「そうそう、幼の魔力が無属性になってるとか」
幼「あはは、部長さんってほんと男のこと好きだよねー」
男「両想いってやつか」アハハ
幼「おーとーこー」ゴゴゴゴ
男「じょ、冗談だよっ!」
幼「うむ、ならばやることは一つ」スッ
男(目を閉じて・・・口を突きだした?)
幼「・・・・・・」
男「・・・・・幼」スーッ
友「はー、今日も疲れ・・・た」バッタリ
主将(美少女)「・・・・・・・えぐっ、ひっく」
男・幼((デジャブ・・・))
男「ぎゃぁあああ! 逃げろーーーー!!」
幼「・・・・・・くすっ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/26(火) 00:16:31.44 ID:rHj25OSYo<> ハーレムルートも書くの? <>
1<>saga<>2012/06/26(火) 00:17:16.01 ID:Xo5ABodI0<> 夜。
幼「ここで、私はずっと死んでたんだよね」
男「違う、“寝ていたんだ”」
幼「・・・そうだね。そして、男は私の身体を・・・///」
男「ちがっ、あれは幼を起こすためにっ!」
幼「私は・・・こ、興奮していたの・・・」カァ///
男「え・・・」
幼「だってそうじゃない・・・大好きな男が・・・触ってくれるんだもん」///
男「幼!!」ガバッ
幼「きゃっ」
男「幼。もう我慢できない! 俺はお前が欲しい!!」
幼「・・・いいよ、男。きて」ニコッ
男「幼!!!!!!」
・
・
・
・
・
幼「はぁ・・・疲れた」
男「気持ち良かったって言ってくれ」
幼「初めてが気持ちいいわけないじゃない」
男「・・・ですよねー」
幼「・・・でも、好きだぞ」チュッ
男「・・・・・・もう100回!」テレテレ
幼「わーたしチェリーパイ―」ヤレヤレ
おわり。 <>
1<>saga<>2012/06/26(火) 00:18:28.37 ID:Xo5ABodI0<> さて。後日談も綺麗に?終わったところで、再安価。
>>220までで多いヒロイン。もしくはハーレムで行きます。
ただしビッチてめーは駄目だ。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/26(火) 00:25:08.47 ID:rHj25OSYo<> 欲張りだから
ハーレムで
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/26(火) 00:31:18.58 ID:gRG/a0cQ0<> ハーレムかな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/26(火) 00:36:08.16 ID:jIshSKRDO<> ハーレムに決まってる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/26(火) 00:55:46.88 ID:KPfnQwYSO<> 部長 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/26(火) 01:00:09.55 ID:wxpwP6XDO<> ビッチ(女)はいらないです…ゴミに捨てて下さい
んで、ハーレムじゃ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/26(火) 01:11:36.53 ID:PLSzFuHq0<> 全部 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/26(火) 01:17:52.89 ID:351DeuZSO<> ハーレム <>
1<>saga<>2012/06/26(火) 01:24:38.04 ID:Xo5ABodI0<> んじゃ、ハーレムでいきまひょ。
登場人物紹介(ハーレムルート編)【二学期】
男:文芸部と魔法部のかけもち。天性のフラグメーカー。
幼:男父に助けられ、再び時の人となる。スーパーアイドル。
友:オリジナルの関係で可愛い女の子とボーイッシュな人格を持つ。
部長:キレイなお姉さん。
部員:男にいじめられっこから助けられた過去を持つ。クーデレ?
美少女(主将):男を好きすぎて、漢バージョンを封印した。
ツンデレ:ただのツンデレ。男に一目ぼれした。
眼鏡:気弱なキャラ。ひそかに男のことを?
【新】姉(主将姉):男が歴史を変えたおかげで魔法教師に凌辱されなかった女性。
イケメン:リア充。文芸部と魔法部のかけもちをしていたが、男が入ってきたので文芸部を脱退。魔法部の主将となる。
女(ビッチ):読者様から最も愛された女性。ビッチは登場しない予定。
眼鏡兄(副主将):眼鏡ちゃんのお兄さん。引退後は受験勉強に必死。
その他もろもろ。
うえw多すぎwww
二学期は新しいスレ作ってもいいのかな。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/06/26(火) 01:30:03.41 ID:vmpzBda50<> 好きなようにすれば良い <>
1<>saga<>2012/06/26(火) 01:37:22.90 ID:Xo5ABodI0<> 次回はここに移りました。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1340642122/
これからもよろしくお願いします。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/07/03(火) 20:07:02.73 ID:kqubQwQUo<> あら? <>