VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/06/23(土) 19:15:15.03 ID:5RPybCaI0<>勇者「私に世界は救えません」


勇者ちゃん(♀)
世界救えと言われたけど普通の女の子なので何もできません。


ゴリゴリと王道な感じで進めさせていただきたいと思います。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1340446514(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
<>勇者「誰か私を助けて下さい」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/06/23(土) 19:26:33.43 ID:5RPybCaI0<> 床に敷かれた絨毯の毛は一本一本輝かせその毛並みをより一層豪華に魅せる。
こんなに広く豪華で華やかな部屋は私の知る限りでは無いのだが、今の私にこの部屋は相当窮屈にそれでいて色が無いように思える。

今の気分を一言で表すと、もう。最悪だ。
こんなに吐いてしまいそうだと思ったのも初めてだった。

王「君には、世界を救ってもらいたい」

何だよ、それ。
仮にも王様の御前に立っているから笑みだけは浮かべておこうと思ったが、それは叶わず頬は盛大にひきつってしまっている。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/06/23(土) 23:05:52.86 ID:T0nw2MpDO<> 早くゴリゴリ行って下さい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/23(土) 23:11:10.73 ID:ljG6KopDO<> 俺が皆を守るから、誰か俺を守ってくれ……


って台詞思い出した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>sage<>2012/07/20(金) 14:44:39.52 ID:Vxx0o5//o<> はよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/07/23(月) 19:36:32.58 ID:mqARoLJH0<> 王様の口から世界が国が人間がと様々な単語が飛び出してくる中、その話を片方の耳で受け取っては理解できずに受け流す作業を繰り返してた。正直私の身近では程遠過ぎる話で頭が付いていけてないのだ。あと王室の高貴過ぎる雰囲気にもまれてか、逆に冷静になってきた。帰りたい。

早く終わんねえかな……と、セルフ愛想笑いが崩れかけてきた時、王様がふと口を止めて侍女の方に握らせていた何ともまあ高級そうな袋を私に渡すよう促す。
そして侍女さんが私の方に歩み寄り、手に携えた袋を私の方へとささげる。


途端に静かになった王室の空気に呑まれて、もともと緊張してたが、改めて強張り汗も滲んできた。

……この袋の中には、何が入っているのだろうか、


ごくりと喉を鳴らす音が響き渡る。その音を鳴らしたのは、はたして私自身かそれとも他の誰かか、それすらもわからぬほどに凛とした空間が生まれていた。



そして、今!その袋を手に……!!


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/23(月) 20:41:05.59 ID:oo6IIG3DO<> >>4

武装錬金か
あれは切ないセリフだったね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2012/07/24(火) 08:09:32.30 ID:rNPIfpUUo<> 乙乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/26(木) 11:09:13.29 ID:dfrnP5Dd0<> 乙 <>