VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/07/14(土) 12:57:56.25 ID:0Z6qkwdio<>
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京子「第一話 もし会長の声が大きかったら」
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<>ゆるゆりIF
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/14(土) 12:58:35.83 ID:0Z6qkwdio<> 櫻子「えっ、私が生徒会に?」
向日葵「副会長に?」
りせ「そうだ、二人には私を補佐してもらいたい。」
向日葵「そんな急に仰られても困りますわ。」
りせ「わかった。考えておいてくれ。」
櫻子「意外とあっさり行っちゃった。」
向日葵「昔から私たちって。」
櫻子「松本先輩に振り回されっぱなしだもんね。」
向日葵「櫻子がトロいからですわ。」
櫻子「向日葵が不器用だから。」
りせ「こらこら、二人ともケンカばかりするものではないぞ。」
さくひま「」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/14(土) 13:13:06.69 ID:0Z6qkwdio<> ♪〜ゆっりゆっららららゆるゆり〜♪ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/14(土) 13:41:36.84 ID:0Z6qkwdio<> 櫻子「いったい、どこから聞いてたんですか?」
りせ「『意外とあっさり行っちゃった』あたりからだな。」
向日葵「」
りせ「なに安心するがよい。ちょっと話を聞いてほしいだけだ。」ズルズルズル
さくひま「ひー」
松本りせは昔からこうだった。
やると決めたことは何がなんでもやりとげようとし、周囲の迷惑お構いなしに巻き込む。
それでも大抵のことはやりとげ、多くの人が遠巻きながら尊敬の念を抱いていたことも事実だ。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/14(土) 14:04:24.04 ID:0Z6qkwdio<> 〜生徒会室〜
櫻子「私は絶対に生徒会には入りません。優秀な向日葵に頼んでください。」
向日葵「櫻子こそ適任じゃありませんの。なんたって櫻子は優秀ですから。」
櫻子「向日葵こそテストで常に上位キープ、正に生徒会の鑑ですわねー。」
向日葵「櫻子は度量が大きいって誰かが言ってましたわ。生徒会に適任ですわね。」
櫻子「向日葵のほうがおっぱい大きいじゃんかー。」
向日葵「む、胸は関係ないでしょ!」
りせ「なるほど、より優秀な者を副会長に指名する。それで良いわけだな。」
さくひま「……」
向日葵「わっ、私たち」
櫻子「はめられたー!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/14(土) 16:21:04.90 ID:0Z6qkwdio<> りせ(……そんなつもりは毛頭なかったのだが)
櫻子「向日葵が余計なことを言うから」
向日葵「余計なのは櫻子でしょ。」
りせ「ちょうど良い。さっき生徒会宛に陳情書が来てどうしたものかと思っておってな。」
さくひま「陳情書?」
りせ「ふむ。『ごらく部と名乗る連中が茶道部部室を不法占拠して困っています。どうか彼女らを追い出してください。』……だそうだ。」
向日葵(ごらく部って確か……)
櫻子(あかりちゃん達って、不法占拠してたの?)
りせ「よし、向日葵、櫻子行くぞ!」ズルズル <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/15(日) 01:42:05.71 ID:6FfIhWrOo<> 向日葵「こうやって強引に自分のペースに持って行こうとするところがついていけませんの。」
櫻子「それでもなんだかんだ言っても一々巻き込まれている。」
向日葵「せめて櫻子がいなかったら楽しいかもしれませんわね。」
櫻子「向日葵がいなかったら……誰か追っかけてきた。」
りせ「この外れにある茶室だったな。」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/15(日) 10:28:06.86 ID:6FfIhWrOo<> ??「会長ー!」
りせ「誰だ?」
千歳「失礼しますー。二年の池田千歳です。どうぞよろしく。」
綾乃「す、杉浦綾乃です。」
りせ「ふむ」
千歳「私たち、ごらく部にはちょっと縁があるんですよ。お供させてもらえんですやろかー。」
綾乃(え、千歳なにを)
りせ「わかった、それなら向日葵に櫻子、行ってよいぞ。」
さくひま「えっ」
りせ「是が非でも生徒会に入ってもらいたかったのだがやる気がないのでは仕方あるまい。今回はこちらの二人に手伝ってもらおう。」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/15(日) 17:12:29.50 ID:6FfIhWrOo<> 〜旧茶道部部室〜
綾乃「さて、私達はどうすれば。」
りせ「連中の知り合いならこれ以上の適任はなかろう。私はここでお手並みを拝見させてもらう。」
綾乃(丸投げ!?)
千歳「いつも通りの綾乃ちゃんで大丈夫やでー」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/15(日) 21:38:37.48 ID:6FfIhWrOo<> 綾乃「歳納京子ー!!」
京子「おー、あやのー」
綾乃「あなたたち、何なの?」
京子「え?」
綾乃「ここに居座って何してるの。」
京結ちな「ん?」
綾乃「部室の無断使用は禁止でしょ。」
京結ちな「あ」
綾乃「そういうわけだから、貴方たちここから立ち退いてもらいます!」
結衣「おい、どうするんだよ。」
京子「うーん、それは困るー……あ、そうだ。」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>age saga<>2012/07/15(日) 21:40:18.14 ID:6FfIhWrOo<> 綾乃「え」
京子「"無断"でなければいいんだよねー?」
綾乃「えっ、あー、多分そうね。」
京子「ならばっ!」ズイッ
綾乃「な、なによ。」
千歳「」パァー
京子「歳納京子、正式に"ごらく部"を設立します!」
ちなつ「あっ、そんな手があったんですね。」
綾乃「と言われても私生徒会じゃないし、えっと、会長ー!」
京子「あ、生徒会長さんだ。」
りせ「(バーン)話は聞いた。部活動を新しく結成する形になるがそれで良いな。」
京子「はーい!お願いしまっす!」
りせ「良いだろう。申請用紙を渡すので後ほど生徒会室に来るが良い。」
綾乃「……」
結衣「あの、ここで止めどなく鼻血吹いてる人何とかして欲しいんだけど。」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/07/24(火) 06:11:56.35 ID:U16xWEOWo<> IF世界線はいいけど
会長無口以外の設定を原作に合わせろよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/07/27(金) 23:26:41.86 ID:y96qTIsWo<> ご無沙汰です1です
一応最初から完結まで書き溜めてたものの途中で修正したくなって
触ってたら収拾つかなくなってしまいさらにリアル多忙になりますた
読んでくれてる方には申し訳ないですが今月は無理そうです
あと実はアニメしか見てないので会長のことはほとんどわかりませんorz
せめて口調だけでも合わせたほうがよかったかなー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/08/05(日) 03:53:03.48 ID:Pttg2qtpo<> 〜生徒会室〜
りせ「生徒会を執行する!」
シーン
りせ(号令をしてもひとり……やれやれ、櫻子と向日葵だけでも来てくれると思ったのだが。)
りせ(……)
りせ(私は黙っててもついてきてくれると勝手に思っていたが、それはただの甘えでしかない。)
りせ(二人にその気がないのなら……)
りせ(何度でも頼みに行くぞ!) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/08/05(日) 03:54:07.47 ID:Pttg2qtpo<> 〜教室〜
櫻子「あかりちゃんたちは今からごらく部?」
ちなつ「うん。あっと、まだ正式に部じゃないけどね。顧問になってくれる先生を探してるの。」
向日葵(ごらく部の顧問を引き受けてくれる先生なんているのかしら……)
ちなつ「でも、あの部屋は誰も使ってないから、使用許可を提出したら当分のあいだは使っていいって。」 <>