VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 03:51:25.44 ID:Ir0LnacAO<>初めてのSSですがよろしくおねがいします！ <br>  <br> ―――――――――――― <br>  <br>  <br> 自分の意思とは関係なく時間は過ぎていく。 <br> それはどうしようもない事だし、仕方のないことなのは分かっている。 <br> それを誰かのせいにするのも違うと知っているのだけれど、今はただそれが恨めしい。 <br> <br><br>SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1342983085<br><>梓「やってやるです」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 03:55:53.47 ID:Ir0LnacAO<> なんでこんなにも早く過ぎてしまうのか。 <br> もう少しゆっくり過ぎてくれてもいいじゃない。本当に、もう。 <br> けれど、何よりも小言と言いたい対象は自分だ。 <br>  <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/23(月) 03:56:16.36 ID:3Xgz3aMeP<> �C <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:03:21.36 ID:Ir0LnacAO<> 携帯亀更新ですごめんなさい(´･ω･`) <br>  <br> ―――――――――――― <br>  <br> 何でもっと一緒にいなかったのか <br> 何でもっと素直にならなかったのか <br> 何で――もっと早く気付かなかったのか <br>  <br> 梓「本当…私のバカ」 <br>  <br> はぁ、とため息一つ。一人帰る通学路。寒さも和らいできたのを身体で感じてもう一度ため息をついた。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:08:54.59 ID:Ir0LnacAO<> もうすぐ高校に入って二度目の春。 <br> それはつまり――先輩達の卒業。 <br>  <br> 梓「どうしよう…。」 <br>  <br> 私は一人になってしまう。 <br> どうしよう､大丈夫かな、誰か入ってくれるかな、なんて考える。 <br> けれどそんな事よりあと少ししか先輩達と…もっと言うなら律先輩と居ることが出来なくなってしまう。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:15:12.15 ID:Ir0LnacAO<> …自分でも不思議なのだけれど、どういうわけだかいつの間にか律先輩に惹かれていて。 <br> 本当に分からないものだと、思う。 <br> 初めは不真面目な人だと思っていたのだけれど、実は誰よりも皆を見ている人で。 <br> きっとこの人が部長だったから軽音部はこうなっていたんだと思う。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:22:18.54 ID:Ir0LnacAO<> いや、誰か一人欠けてしまってもダメなんだけど… <br> ただ、部長は律先輩で本当に良かったんだと私は思っている。 <br>  <br> そして、そんな先輩を好きになって後悔はしていない。 <br> あるとしたらそれは何故自分は一年遅く生まれてしまったのかと、ということ。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/23(月) 04:22:49.28 ID:IOebEGPDO<> 律あずSSなのか？ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:25:00.21 ID:Ir0LnacAO<> &gt;&gt;8 <br> そうなんですマイナーですいません(´･ω･`) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:30:48.27 ID:Ir0LnacAO<> …あぁ、随分自分勝手だな、私は。 <br> もう少しゆっくりと言ってみたりもっと早くと言ってみたり。 <br>  <br> これは我ながら呆れてしまった… <br> これじゃ子供みたいじゃないか、なんて苦笑。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:35:23.50 ID:Ir0LnacAO<> 転がっている小石を蹴り飛ばしてみる。ガツン、と小さい音を立てて少し遠くまで飛んでいった。 <br>  <br> 「――陽、ちょっとだけのびたかな。」 <br>  <br> 橋の途中で立ち止まって空の色を映してオレンジ色の水面を眺める。 <br> このまま時間が止まってくれればいいのにな、と思う。 <br> そうしたら走って先輩の所に行くのに。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:42:05.28 ID:Ir0LnacAO<> 短いのでもう少しですが… <br> このまま突っ走りますね！ <br>  <br> ―――――――――――― <br>  <br> そして、ちゃんと伝えるんだ。 <br> 『好きです』って。『私と付き合ってください』って。 <br>  <br> ――なんて、そんなありえないこと考えて、なんてね。とまた歩きだした。 <br> 時が止まったらなんてそんなの問題を先延ばしているだけでいつかは来てしまう、来なければならない。 <br> 先に進まなくちゃいけないんだ、私も、先輩も。 <br>  <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:46:47.90 ID:Ir0LnacAO<> 大丈夫。 <br> この二年がこんなにあっという間だったんだからきっと一年はもっとあっという間なはず。 <br> だから律先輩に貰った部長のたすきをしっかり次に繋いで、今よりもすごい軽音部にするんだ。 <br>  <br> そしたら、その時に伝えよう。 <br> ちゃんと、堂々と。 <br>  <br>  <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 04:55:21.79 ID:Ir0LnacAO<> ゆっくり、走り出す。 <br> 家はもうすぐ。早く帰って練習しよう。 <br>  <br> 律『次の部長は梓だからな！』 <br>  <br> 私もあの先輩の様になれるかな、いや…ならなきゃ。 <br> 何たって先輩から任されたんだ。次の軽音部の部長を。 <br>  <br> 梓「―やってやるです」 <br>  <br> 私は私なり、頑張るんだ。 <br> そう呟いて残りの帰路を駆け抜けた。 <br> 春はもうすぐそこまで来ていた、そんな日の帰り道。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします</b>(四国)<b><>sage<>2012/07/23(月) 05:00:31.07 ID:Ir0LnacAO<> と、これでSS終わりになります。 <br> 短くてすいません(´･ω･`) <br> 初めてのうｐだったので…ｗｗ <br>  <br> 時間帯が時間帯なので人が居なかったかと思いますが <br> 見てくださった方ありがとうございました！ <br>  <br> あと、SSについてご感想などあればよろしくお願いします！！ <br>  <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/23(月) 05:51:20.39 ID:6Jz4MHTSO<> うぷなんて普通言わないしね <br> 終わったなら依頼スレでルールよんで依頼出して。じゃなきゃずっと残るから <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/23(月) 15:39:18.65 ID:OSH6ygc5o<> おつ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/23(月) 20:58:07.68 ID:79JuxXmSO<> なんか駆け足過ぎな感じがするな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/23(月) 21:11:11.13 ID:3Xgz3aMeP<> 悪くなかったよ <br> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/29(日) 17:25:49.67 ID:r7Ae1nuao<> ダンクーガとのクロスかと思ったら違った <>