VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:40:59.30 ID:Kk3uRK0Z0<>第一話
第三次世界大戦が終わって早数日。
一方通行が暗部を解体したと聞いた時は少し驚いたけど、彼らしいと私は素直に思った。
でも――――現状は何一つ変わらなかった。
毎日のように出される出動命令に体はもうクタクタ。小萌もいつか体を壊さないかと心配してくれている。
それなのに……。
「クッ……ソ……」
「もう終わりだぜ……ッ!」
「一方通行さん!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1347871259
<>結標「私は、許さない」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:42:13.72 ID:Kk3uRK0Z0<> 土御門「ダァン!!」
一方通行「ああああああああああ」バンバンバン
海原「あーあ、また負けてしまいましたよ。土御門さん一人に情けないです」
一方通行「うっせェ三下ァ!!大体テメェも負けてンじゃねェか!!」
土御門「傷の舐めあいはやめたまえ二人とも。見苦しい、とてつもなく見苦しい!!まったくもって見ていられないなぁ!!はーはっはっはっはぶごふぅ!?」ドヒューン
一方通行「ゲームで勝てねェンなら……現実(リアル)で勝つだけだ!!」
海原「そうだ、我々にもまだ勝利の道は残されている!!」
土御門「必至ですね^^」中指ピッ
結標「……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:43:01.78 ID:Kk3uRK0Z0<> なにやってんだあのバカども……。
ゲームやるためだけにいちいち呼ぶな鬱陶しい。
最初の頃は嫌々ながらやってあげたけど、もう我慢の限界よ……。
「結標もやらないかにゃー?」
「一緒に土御門を叩き潰そォぜ☆」
「私からもお願いします」
あーあ。
もうこれはダメね。
ガチで。
ガチで。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:44:08.89 ID:Kk3uRK0Z0<> 土御門「なぁなぁ頼むy――――」シュン
一方通行「つ、土御門が服だけ残して消えやがっ――――」シュン
海原「すいません土下座しますから許してくださいお願いします……」
結標「……」
結標「反省する?」ニコッ
海原「はい、反省しま――――」シュン
ナニアレヘンタイ……?
ハダカデ、シカモサカサマノジョウタイデジメンニウマッテルワ……
ツッチィィィィィ!!
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:45:29.71 ID:Kk3uRK0Z0<> 精々社会的に抹殺されてろバカども。
でもケロッとした顔でまた呼び出してくるから怖いのよね。
運転手さん、私はもう帰るからあなたの仕事は終わり。帰ってもいいわよ
「了解しました」
んー。
帰り際にあいつらの股間蹴り上げてやろ。
唸れ私の右足!
おっ、これはなかなかいいんじゃないかしら……?
「あひぃ!!」
「ごっ、がァァァアアアアアアアアアアア!!!!」
「くやしい…!でも…感じちゃう!」ビクンビクン
……ふぅ。
意外と気持ちよくて三人一気にやってしまったわ。
なんか一人だけ気持ち悪い反応してたやついたけど誰かしら。
ってよく考えてみれば公衆の面前で股間晒してるのに声出さない時点で変態じゃない。
あっ
息、出来ないんだった☆
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:46:22.73 ID:Kk3uRK0Z0<> 土御門「くそう、結標のやつめ……」
一方通行「割と本気で蹴ったンじゃねェか?いてて……」
海原「そんなに短くても痛いのは痛いんですね(失笑)」プッ
一方通行「蹴りで感じてた変態さンはどこのどいつでしたっけェ?」ニヤニヤ
海原「ごっ、がァァァアアアアアアアアアアア!!!!(大爆笑)」プススー
土御門「でさー、舞夏ったらこんな反応をしてくれて――――」
一方通行「オイオイ、義妹とはいえ家族にンなことしてやンなよ」
海原「」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:47:23.32 ID:Kk3uRK0Z0<>
「結標ちゃん、今度こそどこに行ってるのか話してもらうのです」
帰宅したらこれか。
まぁそうなるわよね。小萌は優しいもの。
大丈夫。友達……っていうか腐れ縁のやつらと遊んでただけよ。
「悪い人たちではありませんよね……?」
やっべ、あいつら超悪ガキじゃない。
悪ガキっていうか、頭のまわらない不良ね。
なんでそんなヤツらと一緒にいるんだろ、私……。
だから大丈夫だって。もし小萌のいう悪い人だったとしても、能力でどうにかするわ。
「それならいいのですが……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:48:24.47 ID:Kk3uRK0Z0<> 小萌は優しい。優しすぎる。
素性のわからない私を有無を言わさずいきなり家に連れてきたと思ったら、挙句の果てに世話までしてくれるのだから。
その姿はまるで、世間一般にいう『理想の母』そのものだし、私に言わせれば聖母とほぼ変わりはない。
ホントやめてよね。――――ますます離れづらくなっちゃうじゃない。
「でも、門限破りは許さないのですよ!今日の晩御飯作ってくださいなのです!」
念のため聞いておくけど……変なもの食べた?
「ば、バカにしないでください!結標ちゃんもやればできる子だと先生は信じています!チャレンジ、チャレンジ!」
そうは言っても……ねえ。
この前私の料理を食べた小萌が病院に運ばれたのを覚えてないのかしら(なぜか私は無事だった)。
フライパンとかも一気に買い替えるハメになったし、料理はもうしないと心に決めたわ。
「まったくもう……。それじゃあ、姫神ちゃんも呼んで焼肉パーティでもするのですよー」
え?昨日もやったと思うけど……。
「野菜を切るくらいはさせますので、心の準備くらいはしていてくださいね」
そういう作戦だったのか、失念していたわ……。
でもまあ、それくらいはしてやってもいい。
やってもいいってのはちょっと傲慢か。練習程度にたまにはやらないとね。
でも、秋沙が焼肉は太るから当分食べたくないって言ってなかったかしら。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:49:18.43 ID:Kk3uRK0Z0<> 土御門「うぅ、今日に限って舞夏が来られないなんてにゃー……」
一方通行「家追い出されちまったァ……」
海原「自分も……って一方通行さん、なんで貴方も?」
一方通行「そンなに外が好きならずっと外出てろ!とかなンとか言われたンだよ。そォいうオマエはどうして?」
海原「『構ってくれないから』だそうです……」
一方通行「あァ、もしかして俺もそンな感じだったのかな……」
土御門「!」ピコーン
一方通行「オイ、一体どォした?」
土御門「焼肉のかほりがする……」
一方通行・海原「なにィ!?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<><>2012/09/17(月) 17:49:41.51 ID:NOT2Md4d0<> TS <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:50:07.55 ID:Kk3uRK0Z0<> 土御門「確かここら辺に小萌先生の家があったな……」
一方通行「小萌っつゥとあの謎幼女か?」
土御門「なんだ知っていたのか?」
一方通行「ちょっとな……」
海原「何の話をしているのです?」
土御門「オレの担任の先生がこの近くに住んでて、運が良ければ焼肉にあり付けるかもしれないんだぜい……!」
一方通行・海原「おォ……!」
土御門「突撃ぃー!」
ドドドドドドドドド……
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>saga<>2012/09/17(月) 17:51:50.71 ID:Kk3uRK0Z0<> 今日はここまで
3日以内にまた更新しますので、よろしくお願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/17(月) 18:09:11.66 ID:0Vrs1Bdx0<> シリアスだと思ったら……仲良きことは良きことかな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/17(月) 18:47:50.11 ID:VPFnxxkko<> おう <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:48:05.30 ID:RkfNgjo/0<> こんばんは
意外と筆が進んだので投下しに来ました
それではどうぞ <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:49:31.24 ID:RkfNgjo/0<> 第二話
「失礼します」
「ささ、早くこっちに座るのです。野菜は結標ちゃんが切ってくれているので、先にお肉を焼いちゃいましょう!」
秋沙が到着した。
秋沙は影が薄いのが少し気になるけど、それ以外はどこにでもいる普通の女の子だ。
そんな子に二日連続で焼肉を食べさせるなんて、小萌…恐ろしい子!
ドタガキバタン!
ん?なんか玄関のほうで物音がしたような……。
「わひゃあ!こんな時間に一体どうしたのですか!?」
「ぐぅ……」
「お邪魔するぜェ……」
「すいません、美味しそうな匂いに釣られたもので……」
妙に聞き覚えがあるような声が……。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/09/18(火) 18:49:37.17 ID:lrw0Er5n0<> このSSはシリアスですかほのぼのコメディですか <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:50:45.78 ID:RkfNgjo/0<> 土御門「ここにいるヤツら全員、今日の晩飯にありつけなくて困っているんだにゃー……」
小萌「ど、どういうことですかー?」
土御門「>>9.>>11」
小萌「そういうことでしたら、先生たちと一緒に食べませんか?人数が多いほうがご飯も美味しくなるのです!」
土御門「先生ありがとうございます!」
一方通行「スゲェ……スゲェよ……」
海原「素晴らしい……」ゴクリ
<>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:51:48.08 ID:RkfNgjo/0<> !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのクソ野郎どもたかりに来やがった……!
つーか先生って何?土御門って小萌の生徒だったの!?
くそっ、邪険に扱えば小萌に叱られることは確定的。どうすれば……。
あっ
コゲ肉と野菜だけ渡せばいいのか。
すごーい私ってマジ天才じゃね?
体外的にはホームレス(仮)に食糧を分け与える善人だし、これなら問題ないわ。 <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:52:44.68 ID:RkfNgjo/0<> 小萌「姫神ちゃんと迷える子羊ちゃんもいるので、六人でお食事ですよー」
土御門「おぉ、それは嬉しいぜい。んじゃあゴチになりま……」
土御門「」
一方通行「さっさと進めよバカ御門。俺は早く肉が食いて……」
一方通行「」
海原「どうしましたか二人とも?玄関で立ったままは意外とツライんですけど……」
結標「いらっしゃい。お肉はたくさんあるからお腹一杯食べて行ってね」ニコッ
土御門「あ、あーそういえば今日はカミやんとこで食べる約束だったにゃー。そういうわけで失礼するぜい!!」
一方通行「俺は償いきれない罪を犯してしまった悪人だァ。人様の飯を奪うなんて無粋な真似は出来ねェから退散しとくぜ!!」
海原「おや、誰かと思えば結標さんじゃないですか。お邪魔しますね」ニコニコ
土御門・一方通行(コイツ何普通に挨拶してんだ!?ここは乙女たちの楽園(地獄)で俺たちが入っていい場所じゃねえってのに!!あの悲劇を忘れたのか!!!) <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:53:37.62 ID:RkfNgjo/0<> 小萌「結標ちゃんと知り合いなのですか?」
海原「全員結標さんと仕事仲間ですよ。海原といいます。よろしくお願いします」
小萌「海原ちゃんですね、よろしくなのです!それにしても、仕事仲間とは……。これからも結標ちゃんと仲良くしてやって下さい」ペコッ
海原「いえいえ、ご丁寧にありがとうございます」ニコニコ
結標「人集まってきたから私も頑張るわ。ねえ小萌、お肉焼いてあげようか?」
小萌「いいのですか?それではお願いするのです」
土御門・一方通行(逃げられねええええええ!!!) <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:54:28.47 ID:RkfNgjo/0<> くくく、逃げようったってそうはいかないわ!
コゲを大量に食べてガンを発症して死に至れ!!
この世から欠片も残さずに火葬してやるから感謝しなさい!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
現在の肉:コゲの割合は7:3といったところかしら……。
作戦開始よ!!
私が取り分けてあげるわ。はい、土御門の分(3g)。
「あ、ありがとうございますぅ……」
一方通行は肉しか食べないから、野菜をたくさん盛ってあげるわ(コゲ:野菜=0.3:9.7)。
「ブッ殺すぞテメェ!!」
海原は行儀がいいし、お肉を多めによそっておいたわ(コゲ・脂身100%)。
「あの……いや、やっぱりいいですすいません更に追加しようとしないで下さい」 <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:55:18.38 ID:RkfNgjo/0<>
土御門ったらもう食べたのね。追加してあげるから心配しないで(皿に写るそれは――――闇)。
「このせかいにきぼうはそんざいしない」
野菜も食べきることができたのね。えらいわ一方通行。この調子で苦手を克服していってね(緑に紛れる一筋の黒。それはまさしくコゲに他ならなかった)。
「jhmfsgvsd嫌hrjgx」
海原って意外と肉食系なのね。私、そういうの結構好きよ(一見普通に見えるその肉は、極度の緊張による幻覚だった)。
「てくぱとるごめんね」
いいねこれ。
いいわ。
これからはアイツらの昼食にコゲ混ぜ込んでやろうかしら。
……さすがにそれは可哀そうだからやめとこ。 <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:56:00.84 ID:RkfNgjo/0<> 小萌「どうしましたか皆さん?」
土御門「なんでもないぜい。皆で食べるご飯は楽しいな一方通行!」
一方通行「だな!楽しすぎて思わず気絶しそうだぜ!!」
海原「タッパーに入れて友人(嘘)の墓に供えてあげたいくらいです」
結標「まったく、お世辞が巧いんだから。べ、別にこれはあんたのために分けてあげたわけじゃないからね!?」
海原「ははは、ありがとうございます」
海原(何をいれてくれたんでしょうか?)パカッ
海原「」 <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:56:44.73 ID:RkfNgjo/0<> 今の見た!?
海原の端正な顔が絶望に打ちひしがれていたわ。
ゾクゾクして気持ちイイ……。
「時間も時間だし、そろそろ俺は失礼するぜい。ありがとうございました!」ガクガクブルブル
「俺も帰っかな。海原、一緒に寝るところ探そォぜ」ガクガry
「そうしましょう。また機会があればよろしくお願いします」ガry
気を付けて帰ってね?
「「はいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」」
なにコイツら可愛いんですけどー!!
貧弱系男子って感じかな。
――――アリね。
特に一方通行なんか貧弱さしか感じさせないもの。
土御門は……体は鍛えられているけど心は未熟と考えればイケルわ。
グループって実は宝の保管庫だったのね。 <>
>>1<>saga<>2012/09/18(火) 18:58:33.51 ID:RkfNgjo/0<> 今日はここまでぇ
>>17
シリアスじゃないことは確実です
次回もよろしくお願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/09/18(火) 21:31:41.10 ID:CYwSWPPRo<> うむ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/18(火) 21:42:25.08 ID:RBTDW6CDO<> 面白い <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/09/19(水) 10:26:30.37 ID:oye2z+H00<> 桶 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/19(水) 17:26:41.96 ID:Kggc5aY5o<> 結標「ちょwwwwwwwwwwwwやーめーてーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
……やめろ!!」クワッ!
土海一「ハイ」
って感じかと
乙 <>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:16:05.99 ID:T5VsE+Ly0<> 面白いと言われるのはSS書きにとって一番うれしいことです
ありがとうございます
>>30
いずれそうなるかもしれぬ……
今回はキャラ崩壊が激しいですがお付き合いよろしくお願いします <>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:16:46.85 ID:T5VsE+Ly0<> 第三話
……。
あれから一度も呼び出しがかかっていない。
暇だし久々に掲示板で遊ぼうかしら。
おやぁ?なんか面白そうなスレを見つけてしまったわ……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:17:20.87 ID:T5VsE+Ly0<> 最強の萌えはロリだろ?
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:20:40 ID:accelerator
下は幼稚園児から上は小6まで
異論は認める
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:21:56 ID:Misakalove
ほぼ同意だが中学生が至高
ってか御坂さんが最高
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:22:32 ID:onmyoudou
バカスwwwwwwwwwww
最強は妹だからなカスども
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:22:33 ID:darkmatter
冷蔵庫じゃダメなんですか
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:17:46.32 ID:T5VsE+Ly0<>
なかなかに気持ち悪いわね
これは書き込む価値アリよ!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:18:26.55 ID:T5VsE+Ly0<> 37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:24:03 ID:darkmatter
ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:24:04 ID:darkmatter
ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:24:05 ID:darkmatter
ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:25:11 ID:onmyoudou
>>5-39
さっきからうるせーんだよ!!!!!
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:25:56 ID:Misakalove
黙って見てたけど正直これはNG
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:25:57 ID:darkmatter
冷蔵庫じゃダメなんですか
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:19:05.30 ID:T5VsE+Ly0<> 43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:26:01 ID:accelerator
とっとと画像を張りやがれください
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:26:59 ID:movepoint
気持ち悪うううううううううう
これだからロリコンは^^;妹とかゆってるバカもいるし()
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:26:04 ID:onmyoudou
>>44
は?死ね
ゆってるとか恥ずかしくねーのかよwwwwwwwwww
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:27:32 ID:movepoint
>>45
ブチ切れゆとりさんご苦労様です^^
5秒でレス返とかよっぽど暇なんですね^^
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:28:00 ID:Misakalove
学園都市第三位の御坂さんを泣くまで犯したい
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:28:34 ID:meltdown
はまづらのおにんにん食べたいよお
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:28:55 ID:onmyoudou
>>47-48
性犯罪者死ね
地獄に落ちろ
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:19:41.22 ID:T5VsE+Ly0<> 50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:28:59 ID:Misakaworst
一方通行のエロ画像はよ
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:29:21 ID:onmyoudou
>>50
うーわきもっwwwwwwwwwwwww
あんなモヤシのどこがいいんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:29:33 ID:movepoint
>>49.51
全レスっすか^^;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:29:57 ID:imaginebreaker
>>3
兄弟を大事にするのはいいことだよな。
俺もそう思う(^^)
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:30:09 ID:onmyoudou
>>53
理解者がいるのはありがたいが新参死ね
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:20:12.54 ID:T5VsE+Ly0<> 55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:30:44 ID:Misakaworst
一方通行がカッコ良すぎて生きるのがツライ
ナデナデしてギュッギュしてクンカクンカしてペロペロして一緒にアンアンしたい
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:31:27 ID:accelerator
>>55
変態は帰れ
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:31:48 ID:onmyoudou
>>55
きもwwwwwwwwwwww
巣に帰れクソブスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>56
てめえも変態だろwwwwwwwwwwww
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:32:56 ID:movepoint
あれあれあれぇ?
無視っすかぁ?
弱っ^^;wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:20:46.37 ID:T5VsE+Ly0<> 59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:33:09 ID:Misakaworst
一方通行に踏まれたい言葉責めされたい赤い目で軽蔑されたい凌辱されたいミサカならどんなプレイでも対応するからスカトロでもレイプでも放置でもだから侮蔑して蔑んで犯してくださいお願いしますうううううううううううううううんほおおおおおおお想像してきたらグチョグチョに濡れてきたよだから責任とって一方通行あああああああああああああああああ
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:33:29 ID:Misakalove
うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:33:33 ID:accelerator
うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:33:41 ID:onmyoudou
うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:33:50 ID:movepoint
うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:34:17 ID:Misakaworst
気持ちいいいいいいいいいいい一方通行の短小包茎チンポ気持ちいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお穴という穴を髄まで犯してミサカの体を使い切って満足させてええええええええイクうううううイっちゃうううううううううううううううううううううううううううううううう
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:34:25 ID:accelerator
一方通行さんは短小包茎じゃねえし間違えんなカス
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:34:30 ID:Misakalove
ミサカという言葉を使わないでくれませんか御坂さんが汚れるので
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:34:56 ID:onmyoudou
さすがにOUTだろこれ・・・・・・・・・・・・・
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:34:59 ID:movepoint
通報しますた
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:20XX/XX/XX 09:35:00 ID:Misakaworst
あー気持ちよかった
一方通行のエロ画像まだ?それがあればさらに捗るんだけど
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:21:43.33 ID:T5VsE+Ly0<>
(゚д゚ )
( ゚д゚ )
(゚д゚ )
気軽な感じでスレを開いたらとんでもない魔境に成り果てていたわ……。
ていうかミサカとか言ってたわよね。
第三位があんなこと書き込むわけないし、もしや都市伝説の妹達かしら。
……さすがにそれは無いわ
あそこまで狂気を感じさせるレスをするほど感情があるとは思えないし、私のみた感じあれは一日二日でファンになったニワカにはできないいや熟練者しかできない所業よ。
断言しよう。
あの臨場感は本当にやってないと出てこない。
繰り返す。
あの臨場感は本当にやってないと出てこない。
<>
>>1<>saga<>2012/09/19(水) 18:23:33.42 ID:T5VsE+Ly0<> 今日はここまで
とんでもない変態が生まれてしまいましたね
勘違いしないでほしいことは私も番外個体さんが大好きです <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/19(水) 18:27:16.47 ID:Kggc5aY5o<> 今日も学園都市は平和です、って奴だな
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 18:30:25.34 ID:ZZ1Rvf9fP<> こういうネットネタで個人名出すのってどうなの
チャットじゃん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/19(水) 18:35:38.80 ID:CWp35VlDO<> 冷蔵庫に吹いた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/09/19(水) 18:39:33.63 ID:lqXoQ5JAO<> 乙
これはミサワGJと言わざるえない。もっと粥に絶望を与えなくては <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/19(水) 18:40:22.26 ID:Kggc5aY5o<> >>43
レベル5の一方通行やミサカは有名人じゃん <>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:45:22.18 ID:JwNOIvwD0<> レスいっぱい嬉しい
ありがとうございます
>>43
このSSはそういうもんだと割り切ってください……
前回よりヒートアップしてますがお付き合いよろしくお願いします <>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:46:11.22 ID:JwNOIvwD0<> 第四話
『結標、緊急事態だ』
あの惨劇(第三話)からわずか一日。土御門から召集がかかった。
なんか胸騒ぎがするけど、アレとは関係ないわよね。
関係ないわよね。
了解。どこに向かえばいいのかしら?
『今回は隠れ家にこい。人に見つからないように移動しろ。いいな』
人に見つからないように?
久々の仕事かしら。
まぁいけば分かるでしょうし、急いでいきますか。
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:46:49.81 ID:JwNOIvwD0<> 一方通行「」ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
結標「……」
土御門「な?」
海原「明らかに様子がおかしかったので、召集させて頂きました」
結標「あのぉ……」
土御門「どうした?」
結標「心当たりがあるんだけど……」
土御門「ほう、聞かせてみろ」
海原「決して自分たちが考えてみてもまったく分からなかったからとかそんなんじゃありませんからね!?」
結標「ここに来る途中に見たことなんだけどね」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:47:33.01 ID:JwNOIvwD0<> ??「いないなー。どこいっちゃったんだろ」
結標(なにあれ……アオザイにギプスとサングラスとマスクとベレー帽を合わせるなんてとんでもないセンスだわ……)
??「あ、ちょろっとそこの露出狂―」
結標「不審者みたいな恰好した貴女に言われたくないわね」
??「いやいや、そっちも相当でしょ」
結標「あら?」
??「サラシとスパッツにコートなんて今の時期ありえないと思うんだけど……」
結標「?? 動きやすくて結構いいんだけど……」
??「えぇー……。こいつモノホンじゃん……」
結標「意味が分からないわ……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:48:28.21 ID:JwNOIvwD0<> あやしい……。
見かけからしてまずあやしいんだけど、さっきから何かを探してるっぽいわね。
もしや最近話題の『新入生』とやらかしら。
「ま、いいや。人を探してるんだけどさ、白い髪に赤い目、理解不能な服のセンスに杖をついたもやし君見かけなかった?」
それ一方通行のことよね……。
仮に新入生だとして、人に聞きこむなんてバカなことを本気でやってるとしたら、腑抜けにも程があるわ。
少し遊んであげましょう。
服のセンスについてあなたに言われたくないと思うけど……。
「ん? もしかして喧嘩売ってる?」
最近の子は短気なのかしら。ねえ、あなたが探してるのって一方通行でしょ?
「知ってるなら話は早いね。それじゃあさっさと教えて――――」
目的は? 戦うってことならやめたほうがいいわ。中途半端な力じゃ叩き潰されるだけよ。たとえLEVEL5だとしても。
<>
足りなかった >>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:49:07.96 ID:JwNOIvwD0<> 「はぁ? 戦うとかアンタバカなの? 一方通行は愛でる対象であって傷つけるとかありえないよ」
お、おや?
なんか様子が……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:50:03.91 ID:JwNOIvwD0<> ??「いい? 一方通行の能力は今制限がついてて満足に使えない状況なの。そんなか弱いか弱いウサギさんに傷をつけようだなんてまともな神経してないよ。あくまで優しく優しく撫でるだけにとどまるべきであり何かさせようとするべきではないと頭の中では理解しているんだけどやっぱダメ欲望は抑えきれないよ今すぐあの人と触れ合いたい一緒にいたい傷つけて傷つけられて一緒に傷を舐めて一緒に治療して一緒に看病して心の距離を縮めたいそして付き合って結婚して愛し合って愛し合って子供もたくさん作ってその子供を二人で見つめながらお互いに抱きしめあって愛を再確認して楽しい毎日を過ごして愛し合って愛し合って愛し合って愛し合って一緒のお墓に入って死んだあともまた出会って愛し合いたいよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
結標「」
??「一方通行の居場所知ってるんでしょだったら早く教えてよミサカにはあの人が必要だしあの人にもミサカが必要だと思ういや絶対に必要なの必要にしてみせるの体に教えてあげるの二度とミサカから離れないようにDNAに刻み込んであげるの分かったらさっさと教えてねえ早く教えて早く早く早くううううううううう!!!!!!」
結標「う……」
??「やっと教える気になってくれたんだねありがとう結婚式にはあなたも呼んであげるよでも主役はミサカとあの人だから忘れないでね皆に祝福されながら誓いのキスをして愛の深さを見せつけるのそうと決まれば今から結婚式場の予約を取りにいかなきゃいけないねそのためにもあの人がいる場所を教えて五秒以内にはいごーよんさんにーいちぜろ!」
結標「うわああああ!!!!」シュン
??「ああもう薄情だなあでもこれってミサカ一人の力で探し出せってことだよね一人で探し出してこそあの人と一緒にいる権利を掴むことができるってことなんだよねなんだそうだったのかさっきの人すごく優しい人だったのか重要なことを気づかせてくれてありがとうミサカ自分の使命を全うするよ!!!!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:50:40.86 ID:JwNOIvwD0<> ・
・
・
・
結標「ということがありまして」
土御門「oh……」
海原「ヤンデレですか? いいえ、キチデレです」
一方通行「チクショォォォ俺の人生はここで終演なのかよォォォ……」ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
結標「大丈夫大丈夫。ここには来ないわ。探している途中ってことはこのキャンピングカーを知らないってことだし、もし見つかっても私の座標移動で飛ばしてその隙に車ごと移動すれば問題ない。そうよね、土御門?」
土御門「そうだな。その不審者が何者かは知らんが、オレたちの活動に支障がでるようであれば最悪処理してしまっても問題は無さそうだし」
海原「ということらしいですよ。元気出して立ち直ってください、一方通行さん」
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:51:10.28 ID:JwNOIvwD0<> ていうか殺してしまってもいいんじゃないかしら?
一方通行の能力なら瞬殺……ってその一方通行が使えないのか。
どちらにせよこれ以上接触がしなければ解決しそうだし、放っておいても――――。
「ダメ……なンだよ……」
――――え?
「アイツは俺が守るべき対象で――――俺の大切な同居人なンだよ……」
ど……ういうことよそれ……。
同居人? あれって同居人なの? 同居人からあんな重い愛を向けられているの?
……。
それなんてエロゲ。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/09/20(木) 17:51:44.23 ID:JwNOIvwD0<> 一方通行「俺が大戦中にロシアにいっていたことはオマエら全員知っているだろォが、その大戦中にアイツと出会って、なンやかンやあって一緒に住むことになったンだ」
一方通行「最初に会ったときは敵同士で、アイツは俺を殺そうとしてたし俺もアイツを殺そうかと思ってしまったこともあった。だがある取引をして俺たちは協力関係を結ぶことになった」
土御門(なんか語りだしたぜよ……)
結標(とりあえず聞いてあげましょう)
海原(無視したら暴れだすかもしれませんし、そっちのほうが賢明ですね)
一方通行「大戦が終わったあとは、いくところも無ェしちょっと事情があって同居することになったンだよ。あァ二人きりじゃねエぞ?保護者も一緒だ」
一方通行「最初の頃は、悪態ついて文句ばっかり垂れてちっとイラつくことも多々あったが、もとは俺が原因だし甘ンじて受け入れてた。そう過ごしていくうちに態度も柔らかくなって、まるでニート一歩手前だったのが家事を手伝うようになっていったンだ」
海原「気分よく喋っているところ悪いんですが、その方の名前は?」
一方通行「あァ? 番外個体だよ。第三位の最終クローンの番外個体ォ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:52:25.29 ID:JwNOIvwD0<>
海原「だあああああああらっしゃああああああああああああ!!!!!!」キィィィィック
一方通行「ぶごふううううううう!!!!!!?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:52:55.40 ID:JwNOIvwD0<> なーにやってんだあのシスコン……。
ていうか本当に御坂美琴のクローンだったのね。
……あぁ。だから海原が一方通行にローキックかましたのか。
「御坂さんのクローンですって? しかも一緒に住んでるですって? 天国じゃないですかそれ!!」
「お、おい海原ァ。アイツは第三位と違って高校生くらいに調整されてるし目つきも悪ィぞ。いくらオマエでもそれは――――」
「高校生! 自分の好みからは少々外れますが、御坂さんの前ではそんなこと関係ありません。むしろ合法的にいろんなことができるとはまさしく最強じゃないですか!!」
クローンの時点で合法的じゃないと思うけど。
やっぱり海原もどこかトんでるわね。
なんでそんな奴らと一緒にいるんだろう私……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:53:22.31 ID:JwNOIvwD0<> 「その最強から向けられる愛を蔑ろにするとは……。これはもう死で償うしかありませんよ一方通行さん」
「仕方ねェだろ!! 俺にとっては守るべき対象ではあるが愛する対象じゃねェンだよ」
「――――聞きましたか?」
「うん。ミサカとぉーっても面白いこと聞いちゃった☆」
なっ……!?
いつの間に入ってきたのこの子……!!
サングラスとか取って変装解いてるけど目つき悪っ!!
ヤンデレの見本というべき目をしてるわ……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:54:04.36 ID:JwNOIvwD0<> 番外個体「ミサカの愛しい愛しい一方通行……そこまで想ってくれてたなんてとっても嬉しいなぁ〜♪」スリスリ
一方通行「守るって言っただけじゃねェか……ッ」
番外個体「それだけでも十分だよ。ゆっくりと認識を変えていけば済むことだもん。さ、お家に帰ろ? ミサカのあなたに対する愛を時間をかけて教えてあげるから」
一方通行「そもそもどうやってここに来やがった!? グループの関係者以外には誰も教えていないはずだ!!」
番外個体「そんなん愛に決まっているよ。ちょうど看板も立ってたし」
一方通行「看板だァ……?」
________________________
/ ─────── / ,───ヽ-─-─-- -─---ヽ
,/ //| | ||
,/ ///| | ||
_∠__ __ //_|ニ)______|____||______|_|
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ / | | | ____|
//_______ / ノ/ ̄ ̄| ̄ ̄ ⊂⊃|⊂⊃ /_ロ \_|
/ //======//_ /________| _| //__________|
| ̄ └[グループ]┘ ̄ ̄ /;;;;;;;ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄/;;;;;;ヽ ノ
|二|└────┘ |二)__|_|:(∴):|__|_____|_____|:(∴):|____ノ
 ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞ_ゝ:_ノ ゞ;;;;;;ノ ゞゝ:_ノ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|一方通行は |
| ここにいます|
|________|
||
||
一方通行「」
番外個体「早く帰って愛を育もうよ一方通行。たとえ家に帰るのが嫌でもミサカが連れて行ってあげるから!」シュタタタタタ……
結標・土御門・海原「……」ポツーン
結標「看板は立てたのはあなたね、土御門?」
土御門「b」グッ
海原「一方通行さんマジ羨ましす」
<>
>>1<>saga<>2012/09/20(木) 17:55:38.39 ID:JwNOIvwD0<> 今日はここまで
AAずれちまったぁ……
番外個体さんのターンはまだまだ続きます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/20(木) 19:08:57.14 ID:9QB8r/yDO<> 乙! <>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:08:02.73 ID:bjWEsAtT0<> こんばんはぁ
今日の投下開始です
お付き合いよろしくお願いします <>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:08:31.82 ID:bjWEsAtT0<> 第五話
嵐が過ぎ去ってからのグループは、とてもつまらないものになってしまった。
特に被害者の一方通行。
特に何も喋らず、動かず、フラッと幽霊のように来たと思ったら幽霊のように帰っていく。
一方通行と毎回のように絡んでいた男どもも、その空気に中てられたのかすっかりおとなしくなっている。
つまらない。非常につまらないわ。
腑抜けて見てられないわ。シャキッとしなさい。
「でもな……」
「アレですよ……?」
「なんで黙ってるの? ミサカと一緒にいるのはつまらない?」
「ンなこたねェよ。仕事場に連れてきちまってごめンな」
「謝る必要なんてないよ。ミサカもこうなるなんて思ってなかったけど、なったものは仕方ないもん。それよりも家に帰ってからはどうする? いつものように一緒にお風呂入って一緒に体洗って一緒に髪を洗って一緒に髪を乾かして一緒にご飯食べて一緒に歯磨きして一緒のベッドで寝て一緒に起きて一緒にお仕事する? きゃっ、仕事熱心なあなたカッコいい!!///」
当然のように一方通行の隣にいる番外個体は愛が重すぎて見ていられない。
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:09:11.52 ID:bjWEsAtT0<> 海原「あの、番外個体さん」
番外個体「変態コス野郎がなんの用? 結標と土御門は別だから安心してね! あなたたちは良い人だもん」
土御門「お、おう」
結標「ありがとう。あなたの恋は応援してるから頑張ってね」ニコッ
番外個体「見て見てミサカたちの関係は周りも公認だよこれで堂々といろんなことができるねあなたが望むことなら何でも実行するからどんどん命令してねエッチなことでもいいよ///」
海原(無視は結構クるものがあります……)
一方通行「ンじゃよォ、家に帰って掃除とかしてくれねェか? クソガキには危なくてやらせるわけにはいかねェし、芳川は使えないからオマエしかいねェンだよ。俺のためにやってくれ」
番外個体「んもう離れるのはツライけどどうしてもっていうならやってくるね。すぐに終わってまた戻ってくるから楽しみにしててね!!」
ガチャリ
スタスタ……
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:10:06.87 ID:bjWEsAtT0<> 少しは番外個体の扱いも巧くなっているじゃない。
これは皮肉じゃなくて褒めているから勘違いしないように。
正直言って、キツくないの?
「キツいな……。だけど、これも俺に与えられた試練なンだ。絶対に成し遂げてみせらァ」
「成し遂げる? なにをだにゃー?」
「そンなン決まってンだろ」
「俺とアイツの幸せな結婚生活だぜェ……」
なんと。
すでに洗脳されておったか。
まあ毎日そういうことを言われ続けてれば、そうなるのも仕方ない気がするしね。
「ただいま。戻ってきたよあなた!!」
はやっ!!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:10:49.45 ID:bjWEsAtT0<> 「おかえりィ。こうも早く終わるなんてすげェな」
「能力ですべての掃除機を同時稼働して効率的にやってみたよ。すごいでしょ?」
「すげェな。オマエ以外にはできねェだろォよ」
「撫でて撫でてー」
「ハイハイ。番外個体ちゃンは甘えン坊ですねェ」
「♪〜」
これなら少しべったり気味のカップルにしか見えないんだけど、本当はアレだから落差がすごいわ……。
でも、相手がいるってのは羨ましいものね。
私も彼氏欲しいなぁ……。
「!?」
ん?
「む、結標今彼氏が欲しいって……」
「難攻不落のショタコンが……我が目を疑いましたよ」
えっ。
口に出してた!?
不覚。一生の不覚ッッッ!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:11:26.14 ID:bjWEsAtT0<> 土御門「でもショタコンだしにゃー……」
海原「服のセンスも壊滅的ですし」
結標「これは仕事だからで、私服は普通よ!」
土御門「この前焼肉行ったときはサラシを巻いていたような気がするんだぜい」
結標「暑かったからよ」
海原「ははは。なら猛暑の日は素っ裸なんですか?」
結標「そうよ」
土御門・海原「!!!!?」
番外個体「ていうか冬でもあんな薄着してたじゃない。初夏に入った途端脱ぐんじゃないの?」ニヤニヤ
一方通行「変態だしなァ」
結標「あの時はコート着けてたからあまり寒くなかったわ。それと変態じゃなくて、すこし暑がりの先輩系巨乳女子高生と呼びなさい」
土御門「うわぁ……」
海原「さすがに無いです……」
結標「……」
シュコーン
結標「私がちゃんと狙っていれば貫かれていたのは貴方たち。それを自覚して、よく考えてから発言しなさい」
土御門・海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:12:10.50 ID:bjWEsAtT0<>
いけない。
もっと殺伐な空気にしてしまった。
ここは紅一点の役目、お色気シーンでなんとかするしかないわ……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:12:37.85 ID:bjWEsAtT0<> 結標「ああっ、サラシがすこしずれてしまいましたのー(棒読み)。」スッ
土御門「むほぅ!?」ビクゥ
海原「結標さぁん!?」ビクッ
結標「んふ、可愛い男の子たちね。草食系でもお姉さん構わないわよ(棒ry)。」
土御門「聞いたか?」
海原「ええ」
結標「ん?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:13:11.97 ID:bjWEsAtT0<> な、なんか危ない雰囲気になってきているような……。
そういえば安易なお色気シーンはその価値を下げるとかなんとか聞いたことがあるような気がしなくもない。
きっとそれよ!
そうに違いないわ!
「結標ぇ……」
「結標さぁん……」
なに?
「そのサラシの下を見せて――――」
てっきり襲われちゃうのかと思ったけど、案外ウブだったのね。
ビックリしちゃって裸で外に放り出しちゃったわ。
慣れているだろうし問題はないはず――――。
「お願いしまああああああああああああす!!!」
「オレたちは女に飢えているんだよ!! それなのにこの仕打ちとは生殺しですかい!?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:13:37.66 ID:bjWEsAtT0<> ままま待って普段と反応が違うんですけど……。
なにこれホラー?
それにしては低俗すぎて、見る価値もないと思うのだけど。
思えば今日ここに来てから少しおかしかったような気がするのだけれど。
今日からなんて珍しいけど、生憎ここは学園都市。常識が通用しない街なんだから仕方ないと思うのだけれど。
あれ?
語尾――――が――おかし―――――――。
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:14:31.80 ID:bjWEsAtT0<> ・
・
・
・
「オイ、起きろクソども。はやく目覚めねェと、ここで愉快なオブジェの展覧会を開催すンぜ?」
――――あら?
土御門たちの奇行に怯えていたと思ったら、いつの間にか寝ていたのかしら。
とすればあれは夢?それにしては現実感が強すぎるわ……。
「オマエらが今までやっていたことは全部コイツが操っていた。もうしねェように体に教えてやったから安心しろよ」
「ひどいじゃないか一方通行。私のささやかな楽しみだったというのに」
うわっ、変な金髪の生物が空中にプカプカ浮いている……。
操られていたって何、今までのことは全部コレが見せていた茶番ってこと?
……友達がいないのね。可哀そうに。
ほらそこ!!
私には友達いるわよ、小萌とか!!
ぼっちとかいってバカにするのはやめなさいっ!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:15:05.46 ID:bjWEsAtT0<> 土御門「操られていた――――だと?」
一方通行「そォだ。コイツは興味のあることは片っ端に調べつくすキモイヤツで、その過程で俺たちが被害にあったンだ」
??「皆のお友達エイワスです。よろしく」アクシュ
海原「は、はぁ」アクシュ
結標「出来の悪いCGみたいね」アクシュ
エイワス「(゚д゚ )」
土御門「いえてる」
\どっ/
エイワス「うわーんアレイスターに言いつけてやるぅー!」
シュン
一方通行「いっちまったァ……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:15:49.06 ID:bjWEsAtT0<> あらら、逃げ出しちゃった。
どこか不気味だったし、悪気は無いのよ。悪意はあったけど。
あれ、一緒かしら?
そういえば一方通行が助けてくれたのはわかるんだけど、一体どうやったの?
「ンー? そりゃアレよ、主人公補正でチョチョイっと。よくいるだろ、主人公だけ幻覚にかからずに皆を救っていく的なァ」
「便利だにゃー」
幻覚なら、あのヤンデレも幻だったのかしら。
「!!!!!!」
幻なら仕方ないわよね。
とても嬉しそうな一方通行が心に痛いけど――――おや?
「あーくーん! まったくどこ行ってたの? 心配したんだからこれからはずっと一緒にいたいないやずっと一緒にいるのミサカとあーくんは運命の赤い糸で結ばれているんだから当然だよね赤い糸っていうか黒い糸かなミサカたちは闇から逃れられないもんでもあーくんならそんなの気にせずに愛してくれるよね邪魔するやつは皆殺しにしてミサカだけをミサカだけをミサカだけを見てくれるそういう運命なんだよもし会えなくなったら死ぬしかないかなだから一生傍にいてね!」
わぁお。
ヤンデレは幻じゃなかった。ていうか余計酷くなってない?
「あーくん」とか呼んでるし、会えなくなったら死ぬとか言ってるし。
何にせよ頑張ってね、一方通行。
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:16:19.46 ID:bjWEsAtT0<> 一方通行「お、オマエ……」
番外個体「なに?婚約指輪ならミサカが買っておいたから心配しなくてもいいよ」
土御門「お熱いぜ二人とも」ヒューヒュー
海原「たくさん子供ができそうですね」ニコニコ
番外個体「ありがと! これからどうする? 家に帰って一緒にお風呂入って一緒に体洗って一緒に髪を洗って一緒に髪を乾かして一緒にご飯食べて一緒に歯磨きして一緒のベッドで寝て一緒に起きて一緒にお仕事する? きゃっ、仕事熱心なあーくんカッコいい!!///」
結標「もう見てられないわ。野次馬も野暮だし二人きりにしてあげましょう」
土御門「だにゃー」
海原「ですね」
一方通行「ちょっと待てや! この状況見て二人きりにするとか頭イカれてンのか!? ただ立っているだけでイイからそこにいてくれよォォォ!!!」
番外個体「ダメだよあーくん。他人なんかいれたら純度が下がっちゃうじゃない。ミサカはあーくんがいれば何もいらないのと同じであーくんもミサカさえいれば何もいらないんだよね? そうだよね?」
一方通行「分かったから一緒に帰ろォか。そして芳川にでも診てもらおう。まだ間に合うから、オマエも諦めンなよ?」
番外個体「まだ赤ちゃんがいるわけないのにあーくんったら気が早いんだからっ! もう///」
一方通行「もうダメだァ……」
タッタッタッタッタ……
土御門「……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:17:01.16 ID:bjWEsAtT0<> 〜よくじつゥ〜
「あーくん、アーンして♪」
「あーン」
気持ち悪いほど甘い空気を醸し出す二人。
だがそれも今日で終わり。
地獄で己の罪を懺悔しなさい。
「一方通行」
「あン? 邪魔しねェでくれ。俺の命が危ない」
「これより――――」
私たちは――――
「あなた方の――――」
「「敵」」
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:17:34.53 ID:bjWEsAtT0<> その宣言とともに、私たちは一方通行に銃を向けた。
能力を解除している一方通行など一斉射撃で簡単に始末できる。
しかし、そう甘くはいかないようね。
「あははははっ! させると思う?」
バチチッ!! 耳を劈く音とともに、番外個体の手から銀色の何かが発射された。
銀色の何か――――五寸ほどの釘は土御門の左胸に正確に突き刺さり、赤い液体が飛び散る。
ツンと鼻につくその臭いは、ここが戦いの場であることを否応にも意識させる。
「逃げるぞ、番外個体ォ!!」
キャンピングカーのドアが蹴り破られ、一方通行と番外個体が逃げ出してしまった。
それを慌てて追いかけるなんて頭の悪い行動はしない。
やがて土御門がよろよろと立ちあがり、ある一つの言葉を紡ぐ。
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:18:22.30 ID:bjWEsAtT0<>
「始めるぞ」
「第一回、グループ水鉄砲戦争開幕だにゃー!!」
ふははははは!!!
リア充カップルを水浸しにしてやるわっっっ!!!
「しかし、考えましたね。胸ポケットにチリソースが入った袋を仕込みそれを釘で破ってもらうことで血を演出し、リアリティを追及するなんて」
「あの子もすごいぜい。オレに怪我させることなくチリソースの袋だけを貫くなんて、素人にはできない芸当ですたい」
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:18:50.14 ID:bjWEsAtT0<> そう。赤い液体とはチリソースだったのだ。
水鉄砲も特注のヤツを用意している。
私の相棒≪連発式ダークマタードライバー≫は五十連発が可能。
自身を連続で転移させながら発射することで、あらゆる角度から攻撃を仕掛けることができる。
海原の銃≪超持続レールガンバズーカ≫は約十分間の連続射撃が可能。
どこまでも追いかける銃弾は敵を確実に追い詰める。
土御門は≪高圧縮メルトダウンファイア≫を持っている。
三十メートルの射程距離と一撃の破壊力が売りであり、ポンプの水をすべて使用することで、木材程度なら貫通する威力を発揮する。
あっちの得物はまだわかっていないが、この布陣に勝てるものはそうそういないだろう。
「制限時間は無制限、一方通行の電極充電は有効、水の補充も無制限だ。体に十回当てられたら死亡とし、敵を殲滅したほうが勝ち。反射は無効。存分にチカラを振り回してくれ」
狩りの開始よ!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/21(金) 18:19:37.15 ID:bjWEsAtT0<> 今日はここまで
次回は水鉄砲戦争です
お楽しみに! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 18:45:06.56 ID:MfLdwBkDO<> 乙
場面転換についていけない…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/21(金) 18:48:19.08 ID:0mDXWClIO<> 乙
番外個体さんがこわい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/09/22(土) 00:33:46.45 ID:nGFhtgtDO<> 番外個体が可愛過ぎて生きるのがつらい(´Д`)ハァハァ
C <>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:22:28.68 ID:ml2Q5vLV0<> 番外個体さんはヤンデレかわいい
>>82
読みにくいでしょうか?
改善できるように頑張ります……
投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:22:56.36 ID:ml2Q5vLV0<> 第六話
「海原、俺が探索用魔術の方法を教えるから、実行してくれ」
「了解しました」
魔術……ね。
私は見たことがないけど、土御門によると能力者が使うと大量出血で死にそうになるらしい。
海原は優秀な魔術師みたいだから、大丈夫みたいだけど。
「でました! 場所は第二一学区です!!」
「学園都市唯一の山岳地帯だな。ダムが多数あることでも知られている」
なるほど。水源を確保し、地形を活かして立体的な戦法をとるつもりかしら。
「その可能性が高いな。おい、車をだせ」
「了解です」
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:23:33.87 ID:ml2Q5vLV0<> 一方通行「俺はダムの水を直接使って攻撃するつもりだが……オマエはどォすンだ?」
番外個体「ふふん、ミサカは水鉄砲の代わりに、自分の環境を利用するって土御門に言っておいたよ」
一方通行「……? まァいいや。二手に分かれるぞ。俺が囮になるから、寄ってきた間抜けを始末してくれ」
番外個体「おっけーい☆」
海原「そういえば結標さん、自分の転移はできるようになったのですか?」
結標「できないことは無いんだけど、やっぱり少しキツイわね」
土御門「大変だにゃー」
結標「――――そろそろよ。準備はできた?」
土御門「あったりまえだぜい!」
海原「一方通行さんにまともに勝つことができるのはこれくらいですからね。気合いいれてやりましょう!」
結標・土御門「おう(ええ)!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:24:20.82 ID:ml2Q5vLV0<> 「……来たかァ」
流石は第一位。姿を見せていないのにわかるなんて、なかなかね。
……一方通行の立ってる場所おかしくない? ダムとダムの間なんて。しかも水鉄砲すら持っていない。
――――まさかっ!?
土御門! 一方通行はダムの水を直接使うつもりよ!!!
「なに!?」
やられた……ッ。
いくら死角に潜ろうと、膨大な水量で一気に押し流されれば自分がやられてしまう。
これは電撃作戦で仕留めるしか――――。
「結標、海原ぁ! 一気にいくぞ!!」
その合図とともに私たちは一方通行のもとへ突撃した。
――――が、甘かった。
「オイオイ……俺一人の時点でおかしいと思わなかったのかよ?」
な……に……?
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:24:53.87 ID:ml2Q5vLV0<> チャキッ チャキッ チャキッ チャキッ チャキッ チャキッ チャキッ チャキッ チャキッ チャキッ
「ミサカは水鉄砲を持っていないから、別のモノで代用することにした」
「ミサカは第三次計画(サードシーズン)のクローン。だけど、脳波は既存の妹達と同一。これを利用しない手はないよね」
「末っ子が面白いことに参加するようなので「ミサカも「セロリたんの濡れ場期待!「参加させてもらいますよ「と「ミサカはミサカは!「一斉に姿を現します「オイ今変なのが入ったぞ「変態を持ってきたやつは誰だ「でもわかるわー「まーた変態か」」」」」」」」」」」
し、妹達が隠れていたというの!?
退避、退避―!!!
どういうことよ聞いてないわよ!?
くっそこんなのがアリだなんて……ッ。
「御坂さんが五人、六人、七人、八人九人十人十一人……! これが極楽浄土ですかー!!!」
海原なに突撃してんのよ!?
この御坂コンプレックスめ、トチ狂ってやがる……!
「あひぃん」
「やったー一人撃破したよってミサカはミサカは勝利報告!!」
ばーか死ね。
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:25:42.14 ID:ml2Q5vLV0<> 一方通行「チッ、倒せたのは脳内御坂畑のバカ一匹かよ」
番外個体「あっけなかったね〜」
結標「土御門! 私の座標移動で逃げ――――」
土御門「先にいけ、結標! オレがコイツらを潰す!!」
結標「海原のバカみたいに犬死するの!? 今は退きなさい!!」
土御門「犬死だと? ハッ、冗談も大概にしてくれ。オレは一気に殲滅できる方法を知っている。お前は邪魔なんだよ、結標」
ミサカ「言ってくれますねグラサンアロハ、とミサカは挑発にあっさりと乗ります」
番外個体「十三人対一人。こんなに戦力差があるのに、殲滅とか大口叩いちゃうの?」
土御門「ふん……」
土御門「黒ノ色、其ハ水ノ象徴(まっくろいやみはオレのあかし)。深キ闇ト蒼キ淵ノ源ヲ我ニ集メヨ(バカどもはさっさとじゅんびをおえて)、四方ノ敵を迎エ討テ(むらがるクズをぶっつぶせ)ぶはああああああ!!?」ブッシャアアアアア
結標「土御門ぉおおおお!? なんでいきなり血を吐いたのよ!?」ダキヨセ
土御門「やはりオレに魔術は使えないようだ……。結標、生き残って恨みを晴らしてくれ……」ガクガク
結標「土御門っ……」ギュッ
番外個体「なにこの茶番?」
一方通行「知らねェ……」
土御門「舞夏にオレはイギリス旅行にいったと伝えてくれ……」
結標「うん……っ」
一方通行「遺言は伝えたか? オマエは一応仲間だ。俺の手で引導を渡して――――」
土御門「ぶごあああ!!」ブッシャアアア
一方通行「――――やろォか」ビチャッ
一方通行「……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:26:17.40 ID:ml2Q5vLV0<> あら、土御門が吐いた血が一方通行にかかってしまったわ。
そういえばなんか喋ってたけど、どんな内容だったか全く覚えていないのよね。
ねえ、さっきなんて言ってたの?
「―――に――――てン――よ」
え?
「なに汚してくれてンだよおおお!! 結構高かったんだぞコレ! 木原くンがボーナスの時に買ってくれた高級品をテメェらああああ!!!」
なんでブチ切れたの!?
木原くンって誰!?
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!! もォ死ぬ! さよなら!!」
ちょっ、ダムに飛び込もうとしないで!
道連れにする気か分からないけど土御門を持っていかないで!
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:26:46.78 ID:ml2Q5vLV0<> 「俺も今すぐ木原くンのとこいくから待っててねェええええ!!」
「あ、あーくううううん!!!」
ヤバイ、このままだとあの二人はダムの底に沈んで死んでしまうわ!
「あなた空間移動系能力者でしょ!? 私を殺してでもいいからあーくんを助けて! お願い!!」
そ、そうよ、私は座標移動、空間移動系最高峰の能力者。そんなこと朝飯前――――。
その時私の視界に写っていたのは、水に濡れてシャツの下にある白い肌を晒していた、一方通行の姿だった。
なんて美しい姿なんだろう。
キメ細やかなソレは、女の私でも劣情を催してしまった。
この世で一番美しいと言っても過言ではないモノを見てしまった私は、ある一つの扉を開く。
そう――――LEVEL5への扉だ。
LEVEL5級といわれながらLEVEL4に止まっていた理由は、自分を転移できないことが原因だった。
トラウマは克服したはずなのに、長きに渡って浸食していた心の傷は、まだ癒えていなかった。
しかし、見てしまった。
正真正銘の『白』を。
あまりにも純粋なそれは、灰色に濁っていた私の心までも浄化してしまったのだ。
もう、怖くない。
最後の壁は突破した。
次は使うだけだ。
その――チカラ――を。
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:27:28.50 ID:ml2Q5vLV0<>
一方通行「……こ…こは……?」
結標「おはよう。番外個体、一方通行が目を覚ましたわよ」
番外個体「ま、マジで!? ――――うわ本当だ!! 良かったぁ……」
一方通行「俺は……死ンだはずじゃ……」
番外個体「結標が助けてくれたんだよ。結標、本当にありがとう!!」
結標「いいのいいの」
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:28:02.70 ID:ml2Q5vLV0<> 別にお礼なんていらないのに。
私も最初から助けるつもりだったし。
なんにせよ起きてよかった。土御門はまだ集中治療室にいるけど。
「結標、オマエが俺を助けたのか」
そうよ。
「そォか……」
お礼はいらないからね。番外個体から十分貰ったし。
「……でもよォ」
どうしてもって言うんなら、ちょっと目を閉じてくれない?
「ハァ?」
いいからいいから。
「……。ホラ、目ェ閉じたぞ」
番外個体、ごめんね。
「へ?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:28:28.82 ID:ml2Q5vLV0<>
チュッ
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:29:01.66 ID:ml2Q5vLV0<> キスしてしまった。
不器用で、変なところで真面目な、とても可愛い男の子と。
好きってわけじゃない。
嫌いなわけでもない。
ただ、好意と呼ぶにはまだ薄いだけ。
「……///」
「ちょ、ちょっと!! いくら恩人でもそれは許すことできな――――むぐっ!?」
ん……っふ。これで一方通行と間接キスよ。満足?
「え、な……///」
うふふ。女の子ともやるとは思わなかったけど、可愛らしい反応がみれて良かったわ。あーでも名残惜しいわね。またやってあげようかしら……?
「だ、ダメ!! これ以上は電撃浴びせるから!!」
「なんで、き、キス……したンだよ」
劣情を催してしまったからよ。立派な理由でしょ?
「はぁ!? ミサカはいつでもあーくんに発情してるけど、急にそんなことやったりしないよ!? ていうかあなたあーくんのこと好きなの!? そうなの!?」
「テメ、そンなこと大声で喚くンじゃねェ!!」
「恥ずかしいことじゃないよ!! この気持ちは真剣だもん! ミサカは朝起きたときもご飯を食べているときもテレビを見ているときも家事をしているときも遊んでいるときもお風呂はいるときも寝るときにも夢の中でもあーくんのことを考えているんだよ?」
「長い。三文字で」
「 好 き 。 」
あーあ。
明日から気まずくなりそうだな。
まぁいいや。
私がよければそれでいいもの。
そういえば海原はどうなったのかしら。
<>
>>1<>saga<>2012/09/22(土) 18:31:20.97 ID:ml2Q5vLV0<> おーわり
結標さんの行為はあーくんに欲情したためで、別に深い意味はありません
百合っていいですよね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/09/22(土) 20:28:22.22 ID:vXNJcrub0<> 乙
欲望こそ真理
深いぜこのSS <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/09/22(土) 20:31:53.35 ID:4u0Zkyj7o<> 乙 <>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:08:21.73 ID:2lYZd4y60<> こんばんは
今日も投下開始です
よろしくお願いします <>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:08:56.00 ID:2lYZd4y60<> 第七話
さっぶ……。
冷凍庫に入れられた気分よ……。
「結標、寒くないのかにゃー?」
寒い。
「そりゃそうだろォな」
「だってここ――――」
「北欧ですし」
私たちは今、北欧にいる。
なぜかというと、土御門のバカが景品で旅行券を当ててきたからだ。
なによそれ……。
サイパンだって聞いてたのに!
南の島でのんびり過ごすはずだったのに!!
いつの間にか飛行機は北に向かい、こうして凍えている。
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:09:39.95 ID:2lYZd4y60<>
軽装しか持ってきてないわよ……。誰か防寒具お願い。
「持っている人なんているのですか?」
「替えのアロハシャツならあるぜよ」
意味ないじゃない!
「ちったァ静かにしやがれ。コイツを見てみろ。アオザイなのに平気じゃねェか」
「あーくんが傍にいれば平気へっちゃらだよ!」
あんな恋愛脳と一緒にしないでよ。
冬の北欧をサラシとホットパンツだけで乗り切るのは、範馬勇○郎くらいしかいないんじゃない?
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:10:13.85 ID:2lYZd4y60<> 結標「そもそもね、南に向かうはずの飛行機が北にいくこと自体おかしいと思うんだけど」
土御門「オレに聞かれても……。多分アレだ、魔術師の仕業だぜい」
一方通行「まーた海原がやらかしたのかァ?」
番外個体「しっかりしてよ……」
結標「これだから海原は……」
土御門「そんなんだから海原は海原なんだにゃー」
海原「やめてくださいよ!! なんで自分の責任になってるんですか!!」
一方通行「責任を逃れようとするとか気持ち悪ゥ」
土御門「男らしくないですたい」
結標「いつまで経っても海原よね」
番外個体「だよねえ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:10:55.12 ID:2lYZd4y60<> 海原「ええのん? 月のウサギ発動すっぞ? 天体直撃級の威力発揮させちゃうよ?」
一方通行「うっわ脅しとか……」
土御門「天体直撃級の威力(爆)」
結標「関西弁っすか^^;」
番外個体「MNWに流出完了だよ」
海原「……自分は今泣いてもいいはずで――――」
結標「そんなどうでもいいことは置いといて、やっぱりコートとか買うしかないのかしら」
土御門「オレが買ってきてやろうか?」
結標「あら、いいの?」
土御門「おっけーおっけー。ただし、今晩一緒に寝てくれたrすみません服を座標移動させないでください」
一方通行「飢えてンなァ」
番外個体「見ていて滑稽だよねー」
土御門「砂糖生産機は黙ってろい!! このバカップルどもが!!」
番外個体「ねえねえ聞いた!? バカップルだって! 周りも公認してるよ!!」
一方通行「そォだな。ここは外国だから少し落ち着け」
番外個体「うぃ」
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:11:27.42 ID:2lYZd4y60<> 服は土御門が買ってくれるからいいとして、泊まるところはどうするのかしら。
野宿は凍死しそうで怖いわ。
ホテルもどこがいいのかイマイチ分からないし……。
「取りあえず防寒具買ってくるけど、他に欲しいヤツはいるか?」
「俺も頼むぜェ」
「ミサカもお願いしようかな」
「そうですね、自分も――――」
「一方通行と番外個体も追加だな、んじゃいってくるぜーい」
「……」
「嘘だよ海原のも買ってくるから黒曜石のナイフを取り出すなって」
「それでいいんです」
ま、そういうことは土御門が戻ってきてからでいっか。
何を買ってきてくれるんだろう。
無難にコートとかマフラーか、斜め上にホットヒーターとか。
土御門はメイド好きの変態だけど、一般常識は身に付いてるから一方通行よりは安心できるはず。
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:12:12.82 ID:2lYZd4y60<>
土御門「買ってきたぜーい!」
土御門「まず一方通行の分な」
つ ファー付きの白いジャケット
一方通行「あァ? これ俺も持ってるぞ」
土御門「おやそうなのか。番外個体のも同じにしたけど、いいよな?」
番外個体「大歓迎だよ! 気が利くねぇ。このこのっ!」ドゴッドゴッ
土御門「ちょ、効果音がおかしっ」ドゴッドゴッ
結標「私のは何かしら?」
土御門「これだぜい」
つ 手袋
結標「……」 <>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:12:41.69 ID:2lYZd4y60<> 土御門「手は大事にしないとな。特に女の子は」
土御門「海原のはこれ」
つ つけまつ毛
海原「……」
土御門「オレは貧乏だから、ジャージで我慢するぜい」
土御門「さ、これからどうするか考え――――」
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:13:10.81 ID:2lYZd4y60<>
「ずびばせんでじた……」
謝るくらいならあんなことしないで欲しいわ。
一応は仲間だし、自分から買ってきてくれたから、ジャージと手袋の交換で済ませてあげたけど、本当なら身ぐるみ剥いでホッキョクグマの餌にするところだったんだから。
「あの……」
「なンだよ。文句なら後にしろ。今は今後の予定を話し合うのが先だ」
「すみません。しかし、寒くてまともに動けなくてですね、土御門が買ってきた防寒具もつけまつ毛でしたし……」
「話を進めるぞ。こン中でまともに外国語を話せるのは俺一人だけ。結標も意味がわかるのは多いらしいが、話せなきゃあンま意味は無いだろ。宿泊場所についてだが、そもそもここがどこかわからねェ。地図を買うのが先だな」
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:13:42.36 ID:2lYZd4y60<> 一方通行は大戦中にロシアにきたらしいけど、ここは見覚えがないらしい。
日本語を話せる人が見つかったらいいんだけど、そう簡単に捕まえられるわけないよね。
――――と思っていたら。
「どうしたんだ、お前たち」
初っ端から見つかるとは……。
「大方、観光客が道に迷ったというところか。日本人に見えたから日本語で話しかけたが、あっているか?」
「問題ないぜい」
困っているのを見かけて話しかけてきてくれたようだ。
ホントありがたい。
赤いシャツ?に片腕がないちょっとおかしな恰好をしてるけど、人は見かけによらないものね。
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:14:12.29 ID:2lYZd4y60<> 「俺様はここからちょっと離れたところに住んでいてな。フィアンマという」
「「「――――っ!?」」」
ん?
何を驚いているのかしら。
「第三次世界大戦を引き起こした張本人に会えるとはな」
「生きていたんですね。魔術業界に激震が走りそうです」
「オマエがあのクソ天使を呼んだ野郎か。あンときの借りを今返そォか?」
「おや、よく見てみればそっちの白いのは学園都市第一位じゃないか。とすると、連れの者はお友達といったところか?」
んんん?
第三次世界大戦を引き起こした?
天使を呼んだ?
話についていけないけど、超重要人物ってとこ?
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:14:41.37 ID:2lYZd4y60<> 「オマエら下がれ。俺がケリをつける」
「おいおい、魔術師には魔術師をぶつけるのが普通だろ?」
「互いの領分は弁えないといけませんから」
ちょっと、ここでドンパチ始めようっていうの?
勘弁してよね……。
「そう殺気立つんじゃない。ホテルにでもいって話し合おうじゃないか」
「「「……」」」
「ん?」
あのね、私たちここがどこだか分からなくって、今ホテルを探しているところなの。
「結標この野郎!!」
「バラすンじゃねェよ!!」
「身内の恥じを晒さないでください!!」
なにカッコつけてんのよ。
せっかく親切にしてくれているんだから、とことん甘えないと。
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:15:07.34 ID:2lYZd4y60<> フィアンマ「……そうか。大変だな」プププ
土御門「頼むから笑わないでくれ!!」
一方通行「こっちにも事情があンだよ!!」
結標「すいません。どうしたらいいでしょうか?」
海原「頼るんですか!? 世界的犯罪者に!!」
番外個体「ほかにどう頼ればいいか考えているの?」
土御門・一方通行・海原「……」
フィアンマ「ははは。まあいい」
フィアンマ「お前たち、俺様のとこに来ないか?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/23(日) 18:15:51.96 ID:2lYZd4y60<> 終わりっす
フィアンマさんは俺様系親切人
海原?シラネ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/09/23(日) 18:27:17.53 ID:s8BAcW/Io<> 乙ー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/23(日) 20:02:41.37 ID:imju7WTDO<> つけまつ毛www
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/09/23(日) 22:49:58.92 ID:2iKcekS40<> あわきんマジ天使 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)<>sage<>2012/09/24(月) 15:04:46.70 ID:Q7kTZYaN0<> 海原「いいなーいいなーそれいいなー」
乙 <>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:07:24.20 ID:PvXax37C0<> ちょいと遅くなっちまいました。
では開始です
よろしくお願いします <>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:07:50.88 ID:PvXax37C0<> 第八話
土御門「……どうする?」
一方通行「オマエが決めろ。リーダーだろォが」
土御門「俺には気が重いにゃー!」
結標「いつもリーダー面してるくせに、こういう時は都合よく回避するのね」
海原「情けないですね、土御門さん」
番外個体「海原が人のこと言えんの?」
一方通行「問題児がよく言うぜ」
結標「あなたが一番情けないわ」
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:08:25.90 ID:PvXax37C0<> 「それで、どうするんだ。俺様は気が長いほうだが、あまり待たされるのは好きではない」
「うむぅ……」
誘いに乗るほうがいいと思うんだけどね。
いざとなれば海原を盾にして逃げればいいだけだし、運が良ければ泊まらせてくれるかも知れないんだし。
ぶっちゃけ屋内に入って温まりたいわ。
「一応いってみるかにゃー」
「おォ」
「りょうかーい☆」
わかったわ。
「■■■■■……■■■■■■■■■■。■■■■■■■■■、■■■」
おかしい反応してるやつがいたけど、関わらないほうがいい気がする。
具体的に言うと、感染するかもしれないから近づきたくない。
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:08:58.09 ID:PvXax37C0<> フィアンマ「そうか。それじゃあ移動するか。えーと……ん? お前たちは五人なのか?」
土御門「ぜよ」
一方通行「時空が歪ンでなけりゃ五人のはずだ」
結標「五人だと何か不都合があるのかしら」
フィアンマ「すまない。俺様を合わせて五人しか一緒にいくことができない」
土御門「は?」
番外個体「徒歩とか車で移動するんじゃないの?」
フィアンマ「人里離れたとこに住んでいてな。魔術で移動したほうが早い」
一方通行「そォか。ンじゃあ海原はあとで来いよ」
結標「適任ね」
海原「えっ」
番外個体「海原のことだから、私のいる場所くらい嗅ぎつけてくるでしょ?」
土御門「海原だからにゃー」
結標・一方通行・番外個体「うんうん」
フィアンマ「了解した。それじゃあ『飛ぶ』ぞ」
ヒュン
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:09:33.06 ID:PvXax37C0<>
目を開けると、私たちは少し古ぼけたアパートの前に立っていた。
ここがフィアンマさんの住んでいる場所なのかしら。
「ただいmがふっ」
うわっ。
ドアを開けた瞬間フィアンマさんが何者かによって蹴り飛ばされたわ……。
その姿は星になり、あっという間に見えなくなった。
「ったくアンタは! あの馬鹿に感化されたのか知らないけどね、見知らぬ子供を連れてくるのはやめろ!!」
実行したのはエプロン姿の女性だった。
大家さん……?
それにしては若いけど。
「ごめんねこんなボロッちいアパートで。ささ、入って入って。おいオッレルス、お茶を準備しろ!!」
「なんで俺!?」
すげえ。日本語ペラペラね……。
奥にいるお兄さんも相当若いし、二人でアパートを経営してるのかなあ。
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:10:01.42 ID:PvXax37C0<> 「えーと、お邪魔するぜい。アンタは確か……シルビアさん?」
「ふうん、私を知っているの?」
「イギリス清教」
「なるほど」
土御門は女性のほうを知っているみたいね。
とにかく暖かい場所にいきたい。
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:10:37.06 ID:PvXax37C0<> シルビア「私はシルビア。隣の如何にも間抜けそうなツラをしているのはオッレルス」
オッレルス「なんでそんな紹介なの? ねえなんで?」
土御門「オッレルスだと……。ここは一体……」
オッレルス「おや、君は魔術側かい」
土御門「必要悪の教会と学園都市のスパイをやってる土御門元春だ」
オッレルス「あはは。なかなか愉快だ。そこの白いのは第一位の一方通行だね。よろしく」
一方通行「……影が薄いな」
番外個体「いかにも目立ちません的な雰囲気出してるもんねえ。番外個体だよ。よろしくね☆」
オッレルス「初対面の二人にまで!?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:11:06.47 ID:PvXax37C0<> このオッレルスとかいう人、やたらイジられてるわね。
まるで海原みたい。
滲み出る空気は圧倒的に違うけど。
「アンタの名前は?」
結標淡希よ。
「寒くないの? さっき着けてたジャージは土御門とやらに譲ったみたいだけど」
慣れればどうってことないわ。
「そう……」
むしろ暑いくらい。
「「「!!!!!?」」」
「なに反応してんだ!! 結標だっけ? アンタもそういうこと言ったらダメ!!」
うふふ、ごめんなさい。
「まあいい。歓迎するよ、お客さん」
「あとからもう一人来るんだけど、いいかにゃー?」
「いいよ。落とし前はフィアンマがつけてくれたさ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:11:46.79 ID:PvXax37C0<> ガチャリ
フィアンマ「……酷い目にあった」
シルビア「ふん、自業自得だよ」
オッレルス「フィアンマは病み上がりなんだ。過激なことはあまりするもんじゃ……」
シルビア「大本はアンタだろうが!!」
オッレルス「ごめんなさい!! お客さんがいるから漆はやめてね!!」
シルビア「うるさい。ボンヌドダームの脚力を身を持って教えてやろうかい?」
オッレルス「ボンヌドダームっていうかもともと馬鹿力……あ、いえすみません」
フィアンマ「プゲラ」
シルビア「もう片方の腕も切り落としてほしい?」
フィアンマ「ごめんなさい」
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:12:24.48 ID:PvXax37C0<>
結標「仲良いわね」
シルビア「そう見える?」
番外個体「特に、幸薄そうなお兄さんとは夫婦みたいだよ。美男美女でお似合いだね」キヒヒ
シルビア「美女だなんて嬉しいわ。結婚する気はないから、期待を裏切ってごめんなさい」
結標「あら意外。てっきり籍を入れているのかと思っていたわ」
シルビア「まさか。私はそこの大馬鹿野郎の世話をしてるだけよ。無期限のね」
番外個体「へえ。ミサカはそこの白いのと婚約してるよ。婚約指輪も買っちゃったし///」
シルビア「幸せそうね」
結標・番外個体・シルビア「うふふふふふふふふ」
一方通行「あれが『ガールズトーク』ですかァ?」
土御門「結構幸せ者じゃないか。無期限で世話してくれるそうだぜい?」
オッレルス「ははは……それは俺にとっても嬉しいんだけどね……。こう、なんていうかな。股が割られるというか、吊るされるというか」
フィアンマ「ドMのお前にとってはご褒美じゃないのか?」
一方通行「男でドMとか引くわァ」
オッレルス「えっ」
土御門「ドMは女がやってこそ輝くもんですたい」
フィアンマ「だそうだ。俺様も若干気持ち悪いと思っている」
オッレルス「んー? 俺の味方はどこにもいないのかなー?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:12:59.92 ID:PvXax37C0<> 男どもは男同士で盛り上がっているわね。
あとは海原を待つだけだけど……。
「おい、玄関の前にキモイヤツが倒れてたんだけど、一体どういうワケ?」
「すみません、わざわざ手伝ってもらって」
「お帰りなさいヴェント。そっちの男がもう一人の来客ってやつだね。いらっしゃい」
……。
海原が女性に背負われてやって来ただと?
「海原死ね」
「もげれ」
「酷いですよ一方通行さん土御門さん!?」
海原千切れろ。
<>
>>1<>saga<>2012/09/24(月) 19:14:11.18 ID:PvXax37C0<> 今日はここまで
海原の扱いが酷い?
ははは、そんなバカな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/24(月) 19:31:24.03 ID:V33HJnJDO<> 乙 弁当ちゃんに背負われるとか海原えぐれろ <>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:30:28.96 ID:cIuFInT00<> 昨日は更新できなくてごめんよ
ちょっと立て込んでたんだ……
投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:31:00.80 ID:cIuFInT00<> 第九話
ヴェント「学園都市から来ただあ?」
海原「ええ」
シルビア「どこにも行くアテが無いっていうし、構わないわよね?」
ヴェント「……」
土御門「よろしくお願いするぜい」
一方通行「少しの間世話になるわ」
番外個体「うるさくなるけど、よろしくね」
結標「よろしく。仲良くしましょう?」
海原「自分もよろしくお願いし――――」
ヴェント「うっせぇ! 私は認めないからな!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:31:31.10 ID:cIuFInT00<> 「こらこら、そう言ってやるな。大体、アンタも居候の身分だろう? 拒否権はない」
「チッ……」
少し気難しそうだけど、根は素直みたいね。
すこしからかってあげましょうか。
私、貴女みたいな人好きよ。
「は、はぁ!? 頭沸いてんじゃねえの!?」
可愛いっていうよりはカッコいいって感じね。守ってくれそうな雰囲気が好みだわ。
「私は同性愛者じゃねえし!! 死ね!! 今すぐコイツつまみ出せ!!」
「ははは、モテモテじゃないか。良かったな?」
「良くねえ!! アンタの目は腐ってるワケ!?」
ふふふ。
楽しい、楽しいわ!!
あの慌てふためく様子……これこそが醍醐味よ!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:31:58.99 ID:cIuFInT00<> フィアンマ「百合だと……これが俺様の知らない世界……」
一方通行「アイツは……」ハァ
土御門「いつも変わらないにゃー」
番外個体「でもさ、ミサカに躊躇いなくキスするヤツだし、結構ヤバくない?」
フィアンマ・オッレルス・土御門・一方通行・海原「!!!」ガタッ
結標「!?」
ヴェント「真性ってコトか……」
結標「ち、違うわ! これはあくまでも遊びであって、決して本気では……」
シルビア「そうか? ヴェントは女からモテそうな顔してるし、不自然ではないと思うが」
結標「それは否定しない」
ヴェント「おい!!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:32:31.28 ID:cIuFInT00<> ふっ、いらぬ誤解をさせてしまった……。
そういうのは嫌いじゃないし、退屈しないから大歓迎だけど。
あーでもお腹空いたわね。
ねえ、烏滸がましいのはわかってるけど、ご飯作ってもらえないかしら?
「お安い御用だよ。夜も近いしね。何が食べたい?」
「肉がありゃなンでもイイ」
「お前に聞いたわけじゃないと思うぜい……」
野菜があればなんでもいいわ。
「見事に両極端だね。構わないけど」
「手伝おっか? 料理くらいは学習装置で入力されてるから、下拵えくらいはできるよ」
「客にそんなことさせるわけないだろう。大人しく座ってな」
一人でやるとは驚いたわ。
そういえばさっき、ボンヌドダームとか言ってたわね。
どういうものかは知ってたけど、実際に見るのは初めてだわ。
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:33:07.70 ID:cIuFInT00<> 九人分の料理となると、食材も大量に必要になr「ツウヨウシネェ!」
ん?
「ツウヨウシネェ!ツウヨウシネェ!」
「ジョウシキハツウヨウシネェ!」
な、なにあの冷蔵庫……。
「ツウヨウシネェ!」とか意味わからない効果音が、ドアを開くたびに発せられているし……。
「あ、この冷蔵庫が気になるのかい?」
それが普通だと思いますけど……。
「オッレルスのバカが学園都市にいった帰りに持ち帰ってきてね。最初は不気味に思ったけど、容量もデカいし結構便利だよ」
「なンだそりゃ……」
「学園都市製なら便利なのは分かるが……オッレルス、捨てられたのを拾ったのか?」
「いや、はは……」
オッレルスさんの苦笑いが気になるわね。
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:33:37.76 ID:cIuFInT00<> 一方通行「ったく、型番見せろ。特定できるかもしれねェ」
トコトコ
冷蔵庫「!!」ガタガタガタ
一方通行「あン?」
冷蔵庫「サスガハダイイチイ、タイシタムカツキブリダ」ゴォォォォ
ペチョリ
一方通行「ンだこの白くてベチャベチャした物体は……」
冷蔵庫「コレガダークマター。イブツノマジッタクウカン。ココハテメェノシルバショジャネエンダヨ」
一方通行・土御門・結標・変態「――――!?」
オッレルス「……どうしたんだい?」ヒヤアセ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/09/26(水) 18:34:30.34 ID:cIuFInT00<> ダークマター……と聞こえたわ。
私の知る限り、ダークマターは、第二位が扱う未元物質しか存在していない。
それをこの冷蔵庫が使うということは、つまり……ッッッ!!!
「コイツ……垣根帝督か」
「こンな姿に生まれ変わるたァ物好きだな」
「冷蔵庫願望でもあったんでしょうか?」
それはないわ。
「ねーですたい」
「ねェよ」
「……」
変なことを口走る変態は置いといて、これはどういうことかしら。
第二位が冷蔵庫になってることも驚きだけど、なぜオッレルスさんが……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:34:57.99 ID:cIuFInT00<> 「……ま、いっか。俺はアレイスターの抑止力として活動してるんだけどね、その過程で偶然手に入れたんだよ」
「どォいう過程だよ……」
「あるものは仕方ないだろう。冷蔵庫のまま弄り倒されるのも彼は望まないだろうし」
「カッコイーダロ。ショウリセンゲンヲシニキタゼ」
その結果がこれ……ね。
「俺にはどうすればいいのか分からなかったんだよ!」
人を冷蔵庫に改造なんてあの街の闇は深いわ。
方向性が間違ってどうにも締まらないことになってるけど。
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:35:23.59 ID:cIuFInT00<> 番外個体「話を聞いてるとさ、その冷蔵庫もとは人間らしいじゃん」
一方通行「そォだな」
番外個体「んっふっふ〜。ミサカ試したいことがあるんだよねえ」
シルビア「ちょっと、壊すような真似はしないでよ」
番外個体「分かってるって」
ビリビリビリ
垣根「!?」ビクンビクン
番外個体「もういっちょ☆」
ビリビリビリ
垣根「!!!」ビクンビクン
番外個体「ぎゃははははあーはっはっは!! 冷蔵庫がビクビクいってるよ! キモッ!!」
垣根「イッテエナ。ソシテムカツイタ」
オッレルス「壊れていないよな? 俺が怒られるハメになるのは勘弁してくれよ」
結標「仮にも元第二位よ。ありえないでしょう」
一方通行「体は悲惨だけどなァ」クカカ
垣根「シンパイスルナ、ジカクハアル」
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:35:56.24 ID:cIuFInT00<>
ヴェント「……」
フィアンマ「どうした、さっきから黙っているが」
ヴェント「うっさい。よく人の家で騒いでいられるなと呆れているだけよ」
フィアンマ「その割には羨ましそうだが?」
ヴェント「黙れトマト。グッチャグチャに磨り潰してジュースにすんぞ」
フィアンマ「バナナが言ってくれるな」
ヴェント「あれは術式構成のためよ!! それに今は着ていない!!」
フィアンマ「そうだな。正直、あのピアスとメイクは見ていられなかった」
ヴェント「テメェ!!」
<ご飯できたぞー
フィアンマ「ほら行くぞ。居候が主人を待たせてはいかん」
ヴェント「ふん」
スタスタスタ
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:36:23.82 ID:cIuFInT00<> 「みんな集まったかい?」
ふぅ。
この人数で食事をするなんて、何年ぶりかしら。
たまにはいいかも。
「いただきます」
「「「「「「「いただきます!!!」」」」」」」
……いただきます。
<>
>>1<>saga<>2012/09/26(水) 18:37:03.26 ID:cIuFInT00<> 今日はここまでです
ヴェントさんってあわきんや番外個体と並ぶ美人さんだよね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/26(水) 18:51:47.40 ID:dpK4lLLDO<> 乙
ていとくん…セリフは原作と同じなのに何だこの差は <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/09/26(水) 18:55:45.20 ID:WdhMBw6D0<> 乙
某SSでは冷蔵庫に足や羽まで
生えてたし。このくらいまだ
常識範囲内だぜぃ <>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:07:57.64 ID:MRoPpdEe0<> こんばんは
ていとくんは安定のいじられキャラ
原作じゃあんなにカッコいいのに……
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:08:26.45 ID:MRoPpdEe0<> 第十話
ヴェント「……おい」
結標「何かしら?」
ヴェント「あいつら見て何も思わないワケ?」
結標「……」チラッ
ゴクゴクゴク
土御門「海原のーwwwwwwちょっといいとこwwwwwwwwwww見てみたいーwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
一方通行「オラオラ早くピロシキ一気飲みしてみろよwwwwwwwwwwwww」
番外個体「早くwwwwwww早くwwwwwwwwwwwwwwwww」
海原「うしwwwwww番外個体さんに言われたら仕方ないですねwwwwwwwwwwww」
土御門・一方通行・番外個体「キメエwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
シルビア「学生が酒飲んで酔っ払うんじゃないよ!! まったく誰が与えたんだい?」
フィアンマ「この男だ」スッ
オッレルス「ちょwwwwwww俺は何もしてないしwwwwwwwwwwww君が持ってきたんだろwwwwwwwwwwwwww」
シルビア「飲んでる時点でアンタも同罪だコラアアアアア!!!」
結標「……」
ヴェント「どうなのよ?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:08:55.82 ID:MRoPpdEe0<> 結標「どうって言われてもね……。私は飲んでないし、海原のピロシキ一気飲みなんか興味ないし……」
ヴェント「そこじゃねえよ!! お仲間が酒飲んでるコトについて聞いてんだよ!!」
結標「あら、ごめんなさい。――――海原、今度はポトフ一気飲みに挑戦してみたら?」
土御門「ちょwwwwwwwwwむwwすwwwwwwじめwwwwwwww」
一方通行「鬼すぎるwwwwwwwwwwwwwwww」
番外個体「でもやるんだよね?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
海原「よーしwwwwwwwwwwエツァリ頑張っちゃうぞーwwwwwwwwwwwww」
ヴェント「さらっと参加してんじゃねええええ!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:09:40.73 ID:MRoPpdEe0<> 〜食べ終わりましたァ〜
番外個体「気持ち悪……」
一方通行「土御門くゥン……なンかの魔術でパパッと解決してくれ……」
土御門「無理だぜよ……」
シルビア「まったく……。吐いちまう前にさっさと移動しt」
海原「オエエエエ……」
オッレルス「俺の目の前で吐かないでくrオエエエエエエ……」
シルビア「――――」
フィアンマ「あーあ……」
結標「バカみたい……」
ヴェント「死んだな……」
シルビア「ふぅ……疲れたわ」
土御門・一方通行・番外個体・海原・オッレルス「」チーン
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:10:09.60 ID:MRoPpdEe0<> フィアンマ「哀れだな。神父として祈りを捧げてやろう」
シルビア「そういえばアンタが原因だったね」
フィアンマ「えっ」
シルビア「 寝 て ろ 」
ドグシャッ
フィアンマ「」
ヴェント「アンタのことは2秒くらい忘れないわ……」
結標「ちょっと邪魔だから外に座標移動させとくわよ」
シュン
土御門・一方通行・番外個体・海原・オッレルス・フィアンマ「」ガチガチガチ
ヴェント「鬼だね」
シルビア「でも助かったわ。ありがとう」
結標「どうってことないわ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:10:41.71 ID:MRoPpdEe0<> シルビア「そうだ、空いてる部屋あるから今日はそこに泊まりな。これが見取り図」ホイ
結標「ありがとう。あとで外で凍えてるやつらも連れて行くわね」
シルビア「掃除はされてるからすぐに使えるよ」
結標「わかったわ」
スタスタスタ
ヴェント「……ちょっと」
シルビア「なんだい?」
ヴェント「泊まらせて良かったのかよ?」
シルビア「使わずに放っておくよりは使ったほうがいいだろう」
ヴェント「バッカみたい……」
シルビア「お人よしだからね。あの馬鹿に影響されちまったから」
オッレルス「」ガチガチガチ
ヴェント「付き合ってらんない……私は部屋に戻る」
スタスタスタ
シルビア「……」
シルビア「ふふっ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:11:13.95 ID:MRoPpdEe0<>
何だよあいつらは……。
家に突然押しかけてきた野郎を招き入れることもどうにかしているし、あまつさえ食事を与えて泊まらせるだと?
まったく信じらんない……。
シルビアとオッレルスには感謝してる。
どこにもいくところがない私を拾ってくれたからね。
フィアンマは……一応根は善人だな。
でもさ、私たちは生粋の魔術サイド。
科学サイドとは相容れない存在。
なのに、こうもあっさり受け入れてしまうと、戸惑いが生じてしまう。
私は、科学が憎い。
携帯くらいなら我慢できるけど、極力使いたくない。
学園都市なんて以ての外。
能力者なんて見たらぶち殺したくてしょうがなかった。
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:11:39.57 ID:MRoPpdEe0<> 丸くなったなとは思う。
前は気に入らなかったら即肉塊にしてたからな。
でも、根っこは変わらない。
能力者には近づきたくない。
拒絶したい。
なのに、あいつらはあっさり踏み込んでくる。
私が出来ないことを、簡単に……。
「ちょっといいかい?」
て、テメェいきなり入ってくるんじゃねえよ!!
「ノックをしても返事が無かったからさ、しょうがない」
ノックしてたのかよ。気づかなかった……。
「アンタさ、あの子たちのこと気に入らないんだろ?」
……ッ。
「事情は知ってるよ。弟が事故で死んだのはとてもツラかっただろうな。でもさ、今はもう変わってる。昔とは違――――」
んなこたあ分かってんだよ!!
「そうか。なら、アンタはどうだ? 少しずつ科学嫌いが治っているのは私でも分かるけど、心はどうなんだ? 傷はまだ癒えてないんじゃないか?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:12:06.58 ID:MRoPpdEe0<> ああそうさ。
あのコトは私の中にいつまでも残り続けている。
消えることはない。
浄化されることはない。
忘れることはない。
忘れることなんてできない。
ツンツン頭のボケ野郎が、弟は復讐を望んでいないとか言ってたケド、私はそうは思わない。
他人のせいで死んだのだ。
あのジェットコースターが無ければ、死ぬことはなかったのだ。
私がいなければ、死ぬことはなかったのだ。
殺された側の人間が、殺した側を恨まないことなんてあるものか。
弟は土壇場で私に命をくれた。
それは、本当に優しさだったのか。
今はもう分からない。
私は弟から恨まれることを望んでいるから、このことを決して忘れたりはしない。
だから、科学が犯した所業も忘れたりはしない。
科学は、嫌い。
科学は、憎い。
なのに。
弟の無念を晴らすためにしているこれが、私を縛り付けている。
どうしたらいいのかわからない。
どうしたら。
どうしたら……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:12:33.03 ID:MRoPpdEe0<> 「アンタの闇を、私はすべて知ろうとはしない。だけど、せっかく向こうから近づいてきてくれるんだ。頑張ってみなよ。大きく踏み出せるかもしれないぞ」
……。
言うだけ言って、出ていきやがった。
クソ野郎が……。
ふん。
もう知らない。
明日考える。
まあ。
こっちから近づいてやらないこともない。
<>
>>1<>saga<>2012/09/27(木) 18:14:22.94 ID:MRoPpdEe0<> 今日はここまで
慣れないシリアスをいれてみました
次回は初っ端からアホみたいになるけどね! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/09/27(木) 18:34:19.46 ID:eh6ZqnDq0<> 乙
次回は冷蔵庫三段変身すか
とりまヴェントさんかわぃぃ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/09/27(木) 23:51:35.80 ID:JeDLd7m20<> 垣根「カッコヨイダロー」\(_◎_)/
いちおつ!ヴェントの語り良い。次回のギャグパートに期待 <>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:29:21.39 ID:WwS+8aQK0<> こんばんは
>>157
三段変身はないけど進化はします
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:29:50.65 ID:WwS+8aQK0<> 第十一話
ヴェント「ふあぁ……おはよ」
シルビア「おはよう。よく眠れた?」
ヴェント「ふん……」チラッ
<ウナバラ、カワセ!
<ムリデス
ヴェント「雪合戦なんてガキっぽい真似を……」ハァ
シルビア「混ざってこれば? 強制はしないけど」
ヴェント「いってやるよクソが……」
シルビア「ふふふ……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:30:34.26 ID:WwS+8aQK0<> 海原「土御門さん、雪玉はまだできないんですか!!」
土御門「もうちょっと待ってくれ!」
土御門「ベクトル投法」ヒュッ
ヒュンヒュンヒュン
海原「がっ、ぐふっ、げほっ」
土御門「できたぞ! さっそく投げてくれ!!」
海原「遅いんですよ!!」
番外個体「エサだよ〜☆」ポイ
海原「ハーイ♪」
海原「があああああ!!」ビリビリビリ
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:31:08.55 ID:WwS+8aQK0<> 結標「……」ニヤニヤ
ヴェント「アンタは参加しないの?」
結標「私の能力だと一方的に攻撃できるから」
ヴェント「なるほどね」
海原「」
土御門「海原ああああああ!!!」
一方通行「ヘーイ」ハイタッチ
番外個体「イエーイ」ハイタッチ
土御門「恨みは必ず取って見せる……ッッッ」
一方通行「ベクトル一斉射撃」
番外個体「磁力狙撃砲雪玉応用」
ババババババ
土御門「ウワアアアアアア」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:31:39.63 ID:WwS+8aQK0<> ふふふ。
あいつらは見てて飽きないわ。
たとえ雪合戦でも全力でやるからね。
ヴェントだったかしら。貴女、ああいうのはどう思う?
「バカみたい」
的を射ている回答をありがとう。
即答だったわね。
「結標、ヴェントー。お前たちもやらないかにゃー?」
「いいですね。一緒に遊びましょうよ」
どうする?
「い、いや。私は……」
いいじゃない、いいじゃない。連れて行ってあげるからやりましょう。
「ま、待てって! 自分で歩くから!!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:32:14.72 ID:WwS+8aQK0<>
ヴェント「うらああああああ!!!」ドゴォンドゴォン
土御門「いけいけー!!」
海原「頼もしいです」
番外個体「ななな何アレ!?」
一方通行「氷の戦艦で砲撃とか反則じゃねェのか!?」
結標「私が直接雪を削り取って雪玉を大量生産しているんだから、さっさと攻撃してよね」
シュバババババ
ヴェント「負けっかよ!!」
ドォンドォンドォン
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:32:43.99 ID:WwS+8aQK0<> オッレルス「元気だね。見てるこっちも楽しくなってくるよ」
シルビア「私たちも参加する?」
オッレルス「いいね」
フィアンマ「……どうする?」
垣根「ナメテヤガルナ。ヨホドユカイナシタイニナリテエトミエル」
フィアンマ「よし、いくぞ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:33:09.67 ID:WwS+8aQK0<> ※チーム構成
土御門・海原・シルビア・ヴェント・垣根
vs
一方通行・番外個体・結標・オッレルス・フィアンマ
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:33:43.64 ID:WwS+8aQK0<> シルビア「――っせい!!」
ヒュオオオオオ
オッレルス「おふっ」ドサッ
フィアンマ「何を休んでいる。はやく立ち上がれ」
一方通行「ベクトルベクトルゥ」
ヒュンヒュンヒュン
垣根「――ギャクサン、オワルゾ」
ドサドサドサ
一方通行「なっ……。垣根の野郎、雪玉を落としやがった!」
土御門「でかした! 拾い集めろ!」
番外個体「お願い!!」
結標「はい回収」
シュン
海原「あああ……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:34:27.99 ID:WwS+8aQK0<> ヴェント「……ふぅ」
<オッレルスガチヲフイテタオレタ!
<タテニシロ
ヴェント(こうして遊ぶなんて何年ぶりだろ……)
シルビア「アンタも攻撃しな。海原が耐えてくれているけど、もうすぐで倒れちまうよ」
海原「な、なぜ盾まがいのことを……」ボスンボスン
ヴェント「チッ、んなこと分かってるよ!」
ヴェント「いっけええええ!!!」ドカァン
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:34:55.59 ID:WwS+8aQK0<> オッレルス「」ガガガガガガガガ
フィアンマ「俺様がオッレルスを支えておく。今のうちに攻撃しておけ」
番外個体「りょうかーい」
結標「弾薬は確保できているわ」
一方通行「うおらあああああ!!!」
ヒュウウウウウ
海原「」ゴスッ
一方通行「クソが……。海原が邪魔をして当たらねェ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:35:22.88 ID:WwS+8aQK0<> 雪合戦なんて初めてやったけど、案外楽しいわね。
学園都市には積もるほど雪が降らないから、これで最後になるかもしれない。
そのためにも即刻海原を排除しないと。
一方通行、これを1メートルくらいに小っちゃくしてくれない?
「10メートルはあるね」
「ンなデケェのどォやって作ったンだよ……」
なんでもいいから、ほら早く。
「ン」
さすがは一方通行。
一秒とかからずにやってくれたわ。
これを海原の真上に座標移動して……。
「ぶふっ」
「海原あああああ!?」
くくく……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:35:51.42 ID:WwS+8aQK0<> 「クソッ、盾が破壊された!!」
「コレを盾として使えばいいと思うんだケド」
なっ……。
そこに気づくとは……やはり天才か……。
「と思わせて投げろー!!」
「うおらっ!!」
まず……ッ!?
あんなのが直撃したら……ッッッ!!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:36:18.31 ID:WwS+8aQK0<> オッレルス「があああああ!!!」
フィアンマ「なんで俺様まで巻き添えを!!!?」
オッレルス・フィアンマ「」
結標「ああ……」
番外個体「盾役が二人とも倒れちゃうなんて……」
一方通行「ゴリ押ししてりゃ問題はnがふっ」ズドン
垣根「スゲェナ……。スゲェアクダ。ヤリャアデキンジャネエカ、アクトウ。タシカニコレナラ『ダークマター』は『スペアプラン』ダヨ。タダシ、ソイツガショウハイマデケッテイスルトハカギラネエンダヨナア!!」ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!
番外個体「あーくううううん!!」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:36:48.40 ID:WwS+8aQK0<> 結標「はぁあああ……」
ヴェント「チカレタ」
番外個体「もうすぐお昼じゃん……」
シルビア「あはは。よし、ご飯作るから手洗ってきな。倒れてるバカどもは無視していいから」
土御門「おー、ありがたいぜい」
シルビア「あ、アンタは冷蔵庫運んでくれない?」
垣根「……」ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
土御門「……おう」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:37:16.01 ID:WwS+8aQK0<> 結標「……」ゴシゴシ
ヴェント「……」ゴシゴシ
結標「……どうだった?」
ヴェント「あ?」
結標「楽しかった?」
ヴェント「……まあ、それなりにな」
結標「うんうん」ニコニコ
ヴェント「何だよ。気持ち悪い」
結標「だって貴女、最初会った時にはこっちを警戒して、近寄らなかったでしょう」
ヴェント「それがどうした?」
結標「……」ニコニコ
ヴェント「意味わかんねえ……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:37:46.38 ID:WwS+8aQK0<> 良かった良かった。
平静を気取ってるけど、顔はとっても嬉しそう。
こういうところが可愛いのよね。
……変な意味じゃないわ。
いっつも仏頂面されるとこっちも居辛いもの。
笑って過ごせるのが一番よ。
「もうすぐできるから戻ってきなー」
はーい。
「わぁーった」
そういえば、いつ学園都市に帰るのかしら。
<>
>>1<>saga<>2012/09/28(金) 18:38:42.84 ID:WwS+8aQK0<> 今日はここまで
次回で旅行編終了です
またよろしくお願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/09/28(金) 21:02:25.36 ID:Ro+mdnNd0<> 乙
しかしこの冷蔵庫は常識が通用しねぇ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/28(金) 21:35:52.35 ID:vfw5+Y0DO<> 乙
安定の海原クオリティ <>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:17:40.75 ID:dTsFHAH+0<> 昨日は台風の影響で停電していたため、更新ができませんでした
なので、昨日の分を今投下しようと思います
よろしくお願いします <>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:18:06.61 ID:dTsFHAH+0<> 第十二話
今までありがとうございました。
「いやいや、どうってことないよ」
「俺らも楽しませてもらったしね」
別れはいきなりだった。
突然土御門の携帯が鳴りだしたと思ったら、学園都市上層部の呼び出しだったからだ。
できればもう少し居たかったんだけど、今すぐ戻ってこいという命令だから仕方ない。
まったく、暗部から抜け出して初めての旅行だったのに……。
「しかし、驚いたにゃー。垣根の内部にパソコンが内蔵されてたとは」
「なぜかネットも使えたしなァ」
「無駄にハイスペックってやつだね〜」
「お陰で航空チケットが買えましたし、ありがたい限りです」
でも、空港の場所ってどこ?
「「「「あっ」」」」
バカばっか。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:18:55.96 ID:dTsFHAH+0<> オッレルス「仕方ないね。俺が案内してやる――――」
フィアンマ「案内するくらいなら魔術で学園都市に送るほうがいいんじゃないか?」
オッレルス「それもそうか」
海原「いいのですか?」
結標「結構距離あると思いますけど……」
シルビア「ははは。準魔神と世界を救う男にとっちゃお安い御用だろ?」
フィアンマ「キツイがな」
番外個体「魔術ってのはなんでもありだね」
土御門「下準備がいるけどな。そこらへんは超能力のほうが便利だぜい」
一方通行「でもよォ……チケット買ったの意味なくねェ?」
海原・結標・番外個体・土御門「問題ない」
一方通行「俺の金だカス!!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:19:36.03 ID:dTsFHAH+0<> 第一位だからそんなの端金でしょうに。
借金八兆円も戦争の功績でチャラになったはずよ。
「おいヴェント、見送りはしないのか?」
<私がそんなことやるヤツに見えるワケ?
「まったくあの子は……。ごめんね」
いえいえ。
「思春期だからな。仕方ない仕方ない」
<ぶっ殺すぞクソ野郎!!
あれが……ツンデレ……。
ああいうのは見てると微笑ましいわ。
……変な意味じゃないわよ! なに見てんのよ!!
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:20:36.72 ID:dTsFHAH+0<> 垣根「……」ドゥンドゥン
一方通行「……?」
垣根「じゃあな。クソッタレの肉塊ども」パカパカ
番外個体「普通に喋れたのかい……」
シルビア「アンタたちに影響されたかもしれないよ?」ハハハ
フィアンマ「発声器官はどこにあるんだろうか」
オッレルス「魂が残っているのかもしれないね」
結標「科学じゃ有り得ないことね」
土御門「もしかしたら魔術で体も復元できるかもしれないぜい?」
垣根「!!!」ガタガタガタ
フィアンマ「ふむ。まあできるかもしれないな」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:21:12.85 ID:dTsFHAH+0<> 冷蔵庫を人間にするっていよいよ化け物じみてきたわね。
脳とかはどうするんだろう。
冷蔵庫の状態でも疑問だったけど。
「無駄話はこれくらいにして、そろそろ行くか? 俺様はもう準備できたが」
「ちょちょちょっと待ってよ! 俺はまだできてないから少し待ってくれ!」
「うっかり屋さんなのかな〜? それにしては少しキモいけど」
男の癖にドMで、しかもうっかり屋さんって海原以上の逸材に思えてきたんだけど。
「あながち間違ってないかもな」
「どういう意味ですかねそれ」
「どっちにしろ貶されてるんだよな。俺の扱いは一体……」
雰囲気からして似てるもの。
なんていうか、こう……虐めてください的な何かが。
こんなこと言ったらもっと凹むんだろうけどね。
それが面白いんだけど。
別に私がドSってわけじゃないわよ?
ただ守備範囲が広いってだけで……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:21:50.44 ID:dTsFHAH+0<> オッレルス「よしOK!」
フィアンマ「じゃあ行くか」
土御門・結標・一方通行・番外個体・海原「お願いします」
ヴェント「……」
ヴェント「オイてめーら!!」タタタ
結標「あら?」
土御門「どうかしたかにゃー?」
ヴェント「私特製の護符だ。バズーカくらいなら余裕で耐える防御結界を展開するからありがたく受け取れ」パラッ
一方通行「強ェ……」
番外個体「能力開発がバカみたいに見えてくるよ」ギャハハハ
シルビア「こんなものを作ってたんだね。そりゃ部屋から出てこないわけだ」
ヴェント「う、うるせー!!」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:22:17.10 ID:dTsFHAH+0<> デレキマシタワー。
無駄に手が込んでいるのがポイントよね。
顔はカッコいいのにこんな可愛い行動をするなんて……うふふふふふふふふ。
うふふふふふふふふふふふふふ……。
ヴェントさん。
「あ? 何よ」
目をつぶって、顔をすこしあげなさい。
「はぁ? ……ホラよ」
「……オイ」
「やる気だにゃー……」
「やっぱアイツレズじゃね?」
「結標さんですもんね……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:22:48.11 ID:dTsFHAH+0<> ヴェント「何をブツブツ話して――――」
結標「はいはい黙ってねー」
チュッ
ヴェント「!!!!?」
シルビア「おやおや……」
オッレルス「めめめ目の前でなに始めてんの!?///」
フィアンマ「くくく……初めてが同性とは貴重な体験をしたな」ニヤニヤ
垣根「ぇぇゎぁ」
ヴェント「死ねクズ!! きめえんだよ発情猫が!!///」カァァ
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:23:17.29 ID:dTsFHAH+0<> 実は私、ノンケでも構わず食っちまう女なのよ……。
はいそこ、今さら何言ってんだとか言わなーい。
でも、見た目カッコいいしセーフよね?
「クソが……」
初キスはどんな味だった?
「こ、こっち見んな!! 早く帰れ淫乱女!!///」
「そォいう反応がダメなンだよ」
「当初はショタコン疑惑かかってたけど、実際はドS混じりの変態だからな」
「ミサカもヤられたから元気出してね?」
身内でフォローをしてくれる人はどうやらいないらしい。
そんなの気にしないけど。
むしろそういうのもアリかもしれないわ……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:24:19.65 ID:dTsFHAH+0<> フィアンマ「ほら、いくぞ」
土御門「ほいほーい」
シルビア「私たちもいつか学園都市にいくかもしれないから、そん時はよろしくね」
海原「了解しました」
番外個体「んっふっふ。お迎えにいってあげるよ☆」
結標「それじゃあさようなら。――――ヴェント、待ってるわよ?」
ヴェント「誰が行くか!!」
結標「うんうん。それでいいのよ」ニコニコ
ヴェント「はぁ……?」
一方通行「じゃあ頼むわ」
オッレルス「わかった」
フィアンマ「時空の狭間に落ちないよう気をつけろよ。そこの優男モドキ」
海原「えっ。それってどういう――――」
シュン
垣根「百合ぇぇゎぁ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:25:04.02 ID:dTsFHAH+0<> ……。
うあああああもう!!!
何だよいきなり、き、キスとかしてきやがって……。
……思い出したら余計恥ずかしくなっちまった。
シルビアの野郎は学園都市に行くとか抜かしやがるし、マジ有り得ねえ。
アイツがいるんだぞ?
場所をまるで考えてない、あの淫獣がよ!!
クソが……。
誰もいない場所に呼び出してくれればいいものを……。
は?
いや違う!!
誰もいない場所なら良いってわけじゃねえよ!!
そもそも女同士とか意味わかんねえし!
……うぅ。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:25:33.08 ID:dTsFHAH+0<> 絶対に。
絶対にっ。
絶対にっ!!
学園都市に行って仕返ししてやる……。
べ、別に会いたいってワケじゃねえ!!
やられっぱなしは性に合わないってだけで、別に他意があるわけじゃない。
そう、お礼参りってやつだ!
あれ?
お礼参り……お礼?
ち、違うって言ってんだろ!
そういう意味じゃなくてだな、ええと……。
クソが……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 13:27:36.98 ID:dTsFHAH+0<> 急展開すぎるかもしれませんがこれで終わりです
次から学園都市に戻ります
それとフラグが立ちました
どうするかはまったく考えてないけどね!
書き溜めができたら、今日中にまた投下するかもしれません <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/09/30(日) 13:33:08.88 ID:0YXSI1gv0<> 乙
一家に一台ていとくんがいれば
他になにもいりませんね <>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:09:04.44 ID:dTsFHAH+0<> また来ました
今回から新約1巻の再構成です
少し殺伐としますがお付き合いよろしくお願いします <>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:09:38.11 ID:dTsFHAH+0<> 第十三話
「――――っと。ここでいいのか?」
「だぜい。ありがとにゃー」
うん。
とんでもなく早いわ。
超音速旅客機とか目じゃないくらいに。
なんていうか、一秒とかからなかったわ。
これでも私、空間移動系能力の最高峰なんだけどね……。
「それじゃあ俺たちは戻るよ。元気でね」
「じゃあな」
そう言って、彼らは虚空に消えた。
こうも実力差的な何かを見せつけられると、何かでストレス発散しないと気が済まないわ……。
そうね、土御門辺りを――――。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:10:04.77 ID:dTsFHAH+0<> プルルルルル
土御門「すまん、電話だ。ちょっと待っててくれ」
結標(チッ、逃したか……)
一方通行「早くしとけよ。この街の上層部(カス)どもは時間にやたらとうるさいからな」
土御門「わかってるぜい。――――もしもし?」
??『お帰りなさい、元グループの皆さん』
土御門「!!!」
海原「どうしました?」
土御門「――――ほぉ。お前は『指令役』か。久しぶりだな」
一方通行・海原・結標「!!!」
番外個体「うん?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:10:32.48 ID:dTsFHAH+0<> なんで今さら学園都市(ココ)の闇が出てくるのよ……ッ。
でも、これで上層部の突然の呼び出しも納得できるわ。
大方――――闇に呑まれた新入生(クズ)どもが、なにか始めようとしてる。
それのお掃除のために呼ばれたってとこかしらね。
『私としては貴方がたを使うのは納得できないのですが、目的が目的ですからね。仕方ありません』
「どういう意味だ……?」
『新入生が、一方通行の殺害を目論んでいるそうです。貴方がたにはそれを止めてもらいたいのです』
「オイ、なンっつってた?」
「新入生が、お前の殺害を目論んでいるらしい」
「おやおや」
一方通行の殺害……ねえ。
あの時の予感(第四話)が当たるとは思ってもみなかったわ。
でも、殺害なんて無理無理――――。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:10:59.31 ID:dTsFHAH+0<> 番外個体「……」ゴゴゴゴゴ
一方通行「み、番外個体ォ……」
番外個体「ぎゃは」
番外個体「ぎゃはははははっはあっははははははは!!! 聞いた? ねえ聞いた!? あーくんを殺しちゃうんだって!! マジ有り得ないよね、あーくんが新入生ごときに殺されるわけないじゃん! つーか何様? ミサカの所有物を壊そうとするなんてこれはもう殺すしかないよね切って折って千切って抉って貫いて削ぎ落として抜いて掘って砕いて潰して挽いて割ってもいで剥がして地獄の業火に焼き尽くすしかないよね」
土御門・一方通行・結標・海原「」
指令役『ちょっとどうしました? さっきから返事がありませんが……』
土御門「あ、ああ問題ない。ターゲットの名前を教えろ」
指令役『それは教えられません。バレたら私が殺されるかもしれませんからね。ただまあ――――一方通行さんを殺すために一般人も関わってくるというのは伝えておきましょう』
土御門「……了解」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:11:25.70 ID:dTsFHAH+0<> 「久々の仕事だ。一般人も関わってくるから難しくなると思うが――――精々楽しんでくれ」
「くっだらねェな」
「まあいいでしょう。自分は情報を集めるので、結標さんは輸送のほうをお願いします」
はいはい。
タクシー扱いは気に入らないけど、変装して潜入ってのも結構ハードよね。
さて、これからどうするのか――――。
「オイ、あのバスを見てみろ」
ん?
「観光バス……に偽装した工作車両だな」
「なるほど、直接情報を吐かせるってわけだね。ミサカそういうの大好き☆」
番外個体ェ……。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:11:52.94 ID:dTsFHAH+0<> ――――……。
ガチャリ!
土御門「大人しくしろ。少しでも動いたら殺す――――って誰もいないのか」
一方通行「……この写真」
番外個体「どうしたの?」
一方通行「俺と結標がスキルアウトの駒場ってヤツを始末した時、そいつの携帯に写っていたガキだ」
結標「へえ、携帯なんか覗いてたんだ」
一方通行「見せてきたンだよ。暗部に関わってはいなかったはずだが……これが一般人ってことかよ」
土御門「ここにはもう用はない。ずらかるぞ」
一方通行「おォ」
結標「ええ」
番外個体「はーい」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:12:23.46 ID:dTsFHAH+0<>
「――――だ。いいな? お前らは個室サロンとかを重点的に調べとけ。特定したら教えろ。すぐに向かう」
「了解」
弱そうなヤツを適当に殺して変装しましたが……。
なんですかこの高圧的な少女は。
露出の多いパンクファッション系の服は、どことなく結標さんを彷彿とさせます。
「シルバークロース、出番だ。目標に襲撃をかけろ」
「了解」
シルバークロースとかいう男は駆動鎧(パワードスーツ)を適宜に着替えて効率化を図っているようですね。
……。
ちょっと悪戯しちゃいましょう。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:13:02.47 ID:dTsFHAH+0<>
バゴォン!!
土御門「チッ。奴さんが動きやがったか」
一方通行「結標、送れ」
結標「わかったわ」
シュン
土御門「――――ここは……」
番外個体「地下街……だね」
ドォン!
ドゥン!
一方通行「駆動鎧による砲撃か。周りの被害をまったく考えていねェ。――――イライラすンなァ」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:13:39.02 ID:dTsFHAH+0<> その呟くと同時に、一方通行は首元のチョーカーの電源を入れ、敵のもとに突撃していった。
さて、私は私の仕事をしないと。
貴方たち、逃げるわよ。
「あ、アンタ一体……?」
「大体、お姉ちゃんは誰?」
暗部から抜け出した『卒業生』よ。座標移動するからじっとしててね。
写真に写っていた金髪の御嬢さんと、護衛らしき黒服の男を能力で土御門のもとに移動させた。
私の出番はこれで終わりっと。
それにしても……。
「クソッ、一方通行がここで出るなんて聞いていないぞ!!」
「うっせェぞクソ野郎。黙って這い蹲ってりゃ痛い目を見ずに済む」
「電撃浴びせちゃっていい? いいよね? ハイドーン♪」
機械が相手なら一方通行はまず負けないし、番外個体の能力は相性がいいから任せちゃってもいいでしょう。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:14:04.95 ID:dTsFHAH+0<> 結標「一方通行、番外個体! 私たちは先に隠れ家にいくから、あとで必ず戻ってきなさいよ!」
番外個体「了解だよっ!!」
一方通行「さっさといけ。邪魔なンだよ」
シルバークロース「ウワアアアアアアア!!!」ブンブンブン
結標「はいはい……ッ!」
シュン
一方通行「障害物は無くなった。楽しい楽しいお掃除の時間だぜェ――――ってオイ。なンか様子がおかしくねェか?」
シルバークロース「ウワアアアアアアア!!!」ブンブンブン
番外個体「ホントだ。まあやりやすくなったと考えればいいんじゃない?」
一方通行「そォだな。入口をこじ開けたら土御門から渡された“コレ”で……」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:14:37.81 ID:dTsFHAH+0<> な、なにがどうなっている……!?
一方通行が突然現れたのはまだいい。
逃げるとか対策はまだ考えることができるからな。
それよりも――――。
なぜディスプレイが 明 太 子 の 画 像 で埋め尽くされている!?
このようなウイルスは聞いたことがないぞ!!
直接レンズをつなぐモニターだけではなく、熱源感知センサーや電磁波を使った精密照準まで明太子によって侵蝕されているなど……ッッッ!!!
ギィン!
メリメリメリッ!
はっ!?
入口が……!
ドボボボボボボ
うぐぁ!
何かを流し込まれ――――。
まさか……これは!!!
明太――子――――。
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:15:08.98 ID:dTsFHAH+0<> シルバークロース「」ピクピク
一方通行「……くっせェ」
番外個体「鼻から明太子垂れ流してるよ……」
一方通行「まァいい。さっさと戻るぞ」
番外個体「はーい」
スタスタスタ
タッタッタ
浜面「半蔵、大丈夫か!? ――――ってあれ? ここで確かに襲われてたはず……」
浜面「あれー?」
<>
>>1<>saga<>2012/09/30(日) 18:15:35.01 ID:dTsFHAH+0<> 今日はここまで
明太子っておいしいですよね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/09/30(日) 18:55:39.69 ID:/rEOxjPk0<> 乙
いや明太子はおいしいですけど…
もったぃねぇぞこらぁ〜
いくらするとおもってんのや <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/09/30(日) 19:59:53.85 ID:XuglQ9Lf0<> 乙!
キューピーのたらこのCMを思い出した <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/01(月) 05:03:33.29 ID:To9bzwKIO<> ターラコー ターラコー タープリ ターラコー
⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒
γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ
l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚)
γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ γ⌒ヽ
l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚) l (゚д゚)
l ( l ( l ( l ( l ( l (
ヽ_,,ノ ヽ_,,ノ ヽ_,,ノ ヽ_,,ノ ヽ_,,ノ ヽ_,,ノ
,、_,、 。
゚ (゚jコ゚)っ ゚
(っノ
`J <>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 17:56:49.32 ID:OFYsXssB0<> たらこAAには笑った
前回の続きからです
どうぞ <>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 17:57:17.68 ID:OFYsXssB0<> 第十四話
「たっだいまー!」
「戻ったぞォ」
一方通行と番外個体が戻ってきた。
別れてからそれほど時間は経ってないんだけど……。
やっぱこの二人は優秀ね。
「なぁ、ここは一体どこなんだ? 助けてくれたのはありがたいんだけどよ、このままじゃお前らまで被害を受けちまう――――」
「問題ない。ここは監視衛星では見つからない場所だし、オレたちはこれでも元暗部だ。それに――――暗部がまた発足されたことにイラついてるヤツがいるようだしな?」
護衛らしき男の声に土御門はそう答えて、一方通行をチラリと見る。
解体したはずの学園都市の闇。学園都市はなにを考えているのだろうか。
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 17:58:03.88 ID:OFYsXssB0<> 「別にイラついてるわけじゃねェよ。学園都市ってのは敵が多い。暗部がまた作られることは予想ができていたしな。だがよォ……、新入生ってのが目的を達成するために一般人を攻撃するほどゲスな野郎どもだったことには笑っちまうぜ」
「て、テメェは第一位!!」
「ン、俺を知ってるのかよ。ま、一昔前はそこらのスキルアウトに毎日襲撃を受けてたしなァ。別に驚きは――――」
「そうじゃない」
「あァ?」
「俺は――――」
「俺は駒場利徳の仲間だった」
「ほォ……」
駒場利徳。
第七学区のスキルアウトを纏めていた男で、私と一方通行の襲撃を受けて死んでいった男の名。
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 17:58:31.62 ID:OFYsXssB0<> 「俺は、お前に良い印象を持っていない。それどころか恨んでさえいる」
「まァリーダーを殺されたンだしな。良い印象を持てるワケが無ェよ」
「なのに……なんで俺とフレメアを助けた?」
その疑問は至極当然のことだった。
元敵が自分を助けるのは漫画や小説では定番の展開だけど、ここはそんなに甘くない。
そもそも『助け合い』という概念が存在するわけがないのだ。
だが今回は違う。
「別にオマエを助けたかったンじゃねェ。そこのガキを助ける過程での副産物なンだよ」
「それなら!! なんでフレメアを助けることになった!? この子は暗部に狙われている。だけどそれだけじゃ助ける理由にはならねえだろ!?」
助ける理由ならあるわよ。
「それはなんだ!?」
「詳しくは知らないが――――俺が殺されるかもしれねェ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 17:59:21.33 ID:OFYsXssB0<> どこがどう関係して一方通行の殺害に結びつくかは私たちにはまだ分かっていない。
しかし、フレメアと呼ばれた女の子が関わってくることは確実。
危険性を排除するためにも保護しておいて損は無い。
「俺は俺を守るためにこれから新入生を潰す。他に被害が及ばないようにな。それの邪魔をしないようにオマエらは絶対に外に出るンじゃねェぞ」
「――――半蔵」
「あァ?」
「俺の名前だ。こっちはフレメア・セイヴェルン。この子は本当に、闇とは何の関係もない普通の小学生なんだ。お前が――――一方通行が守ってくれるんだろ?」
「……、」
一方通行は答えない。
――――と、ここで。
「海原から電話が来た。出撃できるように準備しておけ」
反撃開始ってとこかしら。
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 17:59:50.52 ID:OFYsXssB0<>
黒夜「チッ、シルバークロースの野郎……。まったく持って使えねェなオイ!!」イライライライラ
海原(なにこの子怒りっぽい……)
黒夜「もういい。私が出る。直接ルートを繋いでやる。オイ、ハンガーからコレクションを出撃させろ」
下っ端A「しょ、少々お待ちを……」オドオド
黒夜「出撃させろって言ってンだよカス!! 殺すぞ!?」
下っ端A「はいィ!」
海原(思春期ってヤツでしょうか……)
海原「プフッ」
黒夜「なァァァに笑ってンだテメェ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:00:21.47 ID:OFYsXssB0<> 海原「カルシウム……」ボソッ
黒夜「あァ!?」
海原「ァィゥェォン……」ボソッ
黒夜「バカにしてンのかァァァ!?」
海原「ァァァ!?……」ボソッ
黒夜「……」
黒夜「うぇ……ひっぐ……ぐすっ……」
海原(な、泣いたァ!?)
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:00:49.03 ID:OFYsXssB0<> 黒夜「違うんだよ……怒りっぽいのとか口調とかは実験のせいなんだよ……うああ……」グスグス
黒夜「びええええええええん!!」
海原(あらー……)
黒夜「一方通行殺すぅ……アイツがいたから私はああああああ!!」
黒夜「でも怖いよお……どうせ何もできずに殺されるんだ……喧嘩売ろうといてごめんなさいぃ……」グスグス
黒夜「もうやだあ……計画中止ぃ……」グスグス
海原「……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:01:17.04 ID:OFYsXssB0<>
海原『――――というようなことがありまして、今は泣き疲れたのか眠っています』
土御門「」
一方通行「……?」
結標「どうしたの?」
番外個体「もしや敵が襲撃を取りやめたとか?」ニヤニヤ
土御門「そのもしやだ……」
一方通行・結標・番外個体「」
半蔵「えっ、は? ……え?」
フレメア「大体、お兄ちゃんたち、どうかしたの?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:01:43.73 ID:OFYsXssB0<> 海原『場所は―――です』
土御門「わ、分かった。結標、―――までオレたちを移動してくれ」
結標「了解……」
一方通行「なンだよまったく……」
番外個体「拍子抜けだね……」
半蔵「な、なんかよく分からないけど、とりあえずもう襲われることは無いってことか?」
土御門「……そうだ。もう行っていいぞ」
フレメア「遊びにいこっ!」
半蔵「そ、そうだな!」
スタスタスタ
結標「……それじゃあ座標移動するわね」
一方通行「おゥ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:02:10.90 ID:OFYsXssB0<> 「ここです、皆さん」
指定された場所に着くと、海原が待っていた。
何のためにあの子たちを助けたのか疑問になってきたわ……。
「首謀者はまだ起きていません」
「それはいい。仲間がいたはずだがそいつらはどうした?」
「呆れてどこかにいきましたよ」
頭が痛くなってくるわね……。
泣き疲れて眠るとか子供じゃあるまいし……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:02:46.01 ID:OFYsXssB0<> 黒夜「ぅん……」スヤスヤ
一方通行「マジでガキじゃねェか……」
土御門「とりあえず起こせ」
番外個体「ミサカがやってあげるよ! うっひっひ……」
結標「何する気なの?」
番外個体「まあ見てて」
番外個体「……」チョンチョン←頬を突いている
黒夜「んっ……。誰だよ起こすなって……」
黒夜「あ……?」チラッ
番外個体「なあああにやってんだテメェはあああ?」クワッ
黒夜「わひゃあああああ!!!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:03:18.01 ID:OFYsXssB0<> 番外個体「殺すぞカス……」
黒夜「あ……ああ……」ガクガクブルブル
番外個体「さっさと謝れクソガキが……」
黒夜「ご、ごめんなさいぃぃぃ……」ウルウル
番外個体「誠意が足りとらんわコラァ!!」
黒夜「お、お助けを……」ガクガクブルブル
一方通行「そろそろやめてやれ。今にも漏らしそうじゃねェか」ヌッ
黒夜「はうっ」バターン
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:03:47.85 ID:OFYsXssB0<> 結標「あらら、気絶しちゃった」
一方通行「なに? これ俺のせい?」
海原「そういえば、一方通行さんにひどく怯えていました」
土御門「そういうことは事前に伝えろ……。気絶されては尋問ができないだろうが」
番外個体「仕方ないなぁ……えいっ☆」
ビリビリビリ
黒夜「!!!!!?」ビクンビクン
黒夜「うごっ……がはっ……」プスプス
番外個体「あ、あれ? そんなに威力は強くないはずなのに……」
一方通行「オイ、コイツの腕機械だぞ」
土御門「……」ハァ
土御門「とりあえず、隠れ家に持って帰るぞ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/01(月) 18:04:56.01 ID:OFYsXssB0<> 今日はここまで
読み返してみると黒夜ちゃんのキャラ崩壊がひでぇや……
でも、こういうのはアリだと思う <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/01(月) 18:08:30.86 ID:ZmVqocZDO<> 乙
まあ無理矢理あの口調にされたらね… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/01(月) 18:08:53.55 ID:oI6FDNPL0<> 乙
大丈夫でそ崩壊もなにもミサワさんの
おもちゃな運命はかわらん <>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:15:51.47 ID:T6+BYaB10<> ちょいと早いですが来ました
今回は黒夜ちゃんが主役です
それではどうぞ <>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:16:23.56 ID:T6+BYaB10<> 第十五話
黒夜「」
土御門・一方通行・結標・番外個体・海原「……」
一方通行「オイ、誰か起こせよ」
結標「いやよ……」
番外個体「ミサカも……。だって――――」
番外個体「変な小っちゃい腕が大量にプカプカ浮いてるんだよ!?」
赤子の手×120「」プカプカ
土御門「気持ち悪……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:16:55.20 ID:T6+BYaB10<> 海原「えっと……」ツンツン
赤子の手「」ゾゾゾゾ
海原「キャアアアア!!」
一方通行「オマエが触ったンだからオマエが処理しろよ!!」
海原「えっ!?」
結標「はやくやって!!」
番外個体「怪我とかは考慮しなくていいから!!」
土御門「ヴェントから貰った護符も預かっといてやる!!」
海原「酷いですよ!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:17:24.34 ID:T6+BYaB10<> 海原「うぐぅ……」
一方通行・土御門・結標・番外個体「……」ドキドキ
海原「ええいこうなったら自棄です!!」
海原「え、えいっ」ツンツン
赤子の手「」ピクン
海原「おや?」
ゴッッッッバッッッ―――ッ!!!
海原「がァああああああ!!!?」ザシュザシュザシュ
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:17:51.59 ID:T6+BYaB10<>
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、 ←海原
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:18:20.76 ID:T6+BYaB10<> 土御門「――――、」
土御門「お前たち、合掌」
一方通行「オマエのことは忘れねェ」
結標「安らかに眠りなさい」
番外個体「来世でなら視界に入れてあげるよ」
海原「」
黒夜「う、るさい……」ムクリ
一方通行「あ?」ギロリ
黒夜「ふきゅっ!?」
番外個体「あ、起きた」
結標「ちょっと貴方、この腕をなんとかして頂戴」
黒夜「あ、はい」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:18:49.88 ID:T6+BYaB10<>
黒夜「おい、終わったぞ」
土御門「ご苦労。さて――――尋問を開始する」
黒夜「尋問だぁ? そう簡単に情報を吐くと思ってんのかよ。笑えるぜ」ククク
結標「なんか態度がガラリと変わってるわね」
番外個体「だよね。一方通行見て気絶してたくせに」プププ
黒夜「おいおい舐めてもらっちゃあ困るなあ! テメェら腰抜けの『卒業生』と違って『新入生』は自分から闇に残ったんだぜ? さっきは寝起きで油断しただけだ。ノーカンノーカ――――」
一方通行「チッ」
黒夜「ひ、ひひひ。怖がるとおおお思ってンのか? 肉塊にしてやンよ……」ガクガク
結標「足が震えているわよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:19:17.16 ID:T6+BYaB10<> 黒夜「は? 武者震いってのを知らねェのか。そォだ一方通行、外にでて闘おうぜ。ギッタギタにしてやる」ニヤリ
一方通行「……」チラッ
土御門「……」チラッ
結標「……」コクッ
一方通行「ンじゃあやろォか」
黒夜(キタアアアアア!!)
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:19:46.40 ID:T6+BYaB10<> 〜おそとでェす〜
黒夜「準備はイイか?」
一方通行「ごちゃごちゃ言ってねェでかかってこい。先手は与えてやる」
黒夜「ひゃはははは!! その選択を地獄で後悔しやがれェ!!」クワッ
黒夜「この勝負、オマエの勝ちにしてやンよ! じゃあな!!」ダッシュ
結標「はい座標移動」
シュン
黒夜「」
一方通行「考えが浅はかすぎンだよ……」
番外個体「だよねぇ」
黒夜「くぅ……」
土御門「逃げられないように縛っておけ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:20:13.85 ID:T6+BYaB10<> 黒夜「そ、それはやめて! なんでもするから!!」
番外個体「なんでもするの?」
黒夜「はい!」
結標「あーあ」
土御門「こりゃあ……」
黒夜「え?」
番外個体「それじゃあねぇ――――この猫耳をつけてもらおうかにゃーん?」
黒夜「」
番外個体「大丈夫大丈夫! ミサカもつけるから☆」
黒夜「そういう問題じゃない!!」
番外個体「プラグイン!」
黒夜「わあああ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:20:42.85 ID:T6+BYaB10<> 黒夜「うぐ……」ニャオーン
番外個体「にゃおーん♪」ニャー
黒夜「いつまでつけてればいいんだ……?」
番外個体「死ぬまで」
黒夜「」
番外個体「見てみて、可愛いよね? ね?」
一方通行「あー、うン」
番外個体「ほら、皆も認めているんだから元気だして!」
黒夜「だせるか!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:21:12.06 ID:T6+BYaB10<> 番外個体「そして――――待望の撮影会だよ!」
黒夜「もうやめてぇ……」ウルウル
番外個体「カメラの準備はOK!?」
結標「バッチリ」グッ
黒夜「もういいや」
番外個体「監督、よろしくお願いします!」
土御門「任せろ」キリッ
一方通行「オマエもやるのかよ」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:21:39.19 ID:T6+BYaB10<> 土御門「M字開脚!」
黒夜「うぇえ!?」
番外個体「ちゃっちゃと脚開いて!」
黒夜「ハイ……」イソイソ
黒夜「くそ……」ババーン
結標「うぃ」カシャッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:22:06.64 ID:T6+BYaB10<> 土御門「荒ぶる鷹のポーズだ!」
黒夜「なにそれ……」
黒夜「ほらよ」バサッ
結標「ぅい」カシャッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:22:32.67 ID:T6+BYaB10<> 土御門「涙目上目使いで『お兄ちゃん……』をやってくれ。これは動画も撮るからな」
黒夜「ちょ、待てよ!」
番外個体「文句言わなーい。尻尾と肉球を装着させるよ?」
黒夜「ぐぬぬ……」
黒夜「お兄ちゃん……」ウルッ
海原「いいですね! 次は恥ずかしがりながらお願いします」
黒夜「」イラッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:22:59.35 ID:T6+BYaB10<>
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、 ←海原
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:23:25.69 ID:T6+BYaB10<> 結標「バカね」
一方通行「バカだな」
番外個体「バカだよねえ」
土御門「バカにしか見えない」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:23:53.74 ID:T6+BYaB10<> ・
・
・
・
土御門「ご苦労だった。もう帰っていいぞ」
黒夜(やっと終わったか。不快感しか残らないぜ……)
番外個体「くれぐれも猫耳は外さないようにね」ニャオーン
黒夜「はいぃ……」ニャーン
番外個体「さぁて――――第二段階だよ!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:24:20.03 ID:T6+BYaB10<> 〜よくじつゥ〜
黒夜「……、チッ」
黒夜(思い出したらイライラしてきた)
ナニアノコ……
ネコミミツケテルワ
ドウブツケイショウジョキタデ!
黒夜「……負けないもん」グスッ
<オツギハネットデワダイノネコミミアイドル『クロニャン』ノエイゾウデス
<『オニイチャン……』
黒夜「は? オイちょ、どういうことだよ!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:24:47.90 ID:T6+BYaB10<>
<イイデスネ
<トクニコノナミダメガ――
<『ヤサシク…シテ……?』
黒夜「」
<コレハキチョウデスヨ
<コウ、ジョウヨクヲアオラレマス
<『ア……ンッ…』
ウォォ!!!
ヌレバキタデ!!
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:25:13.81 ID:T6+BYaB10<> 土御門「上層部からの評価を発表する」
土御門「『今すぐPVを制作せよ』とのことだ」
結標「成功ってこと?」
土御門「そうだ。報酬は 俺:他=8:2で異論は認めな――――」
ガタタッ
黒夜「テメェら!! あれは一体どういうことだよ!?」
番外個体「あ、クロにゃん」
黒夜「その名で呼ぶなあああ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:25:39.69 ID:T6+BYaB10<> 一方通行・土御門・番外個体・結標・海原「……」ジーッ
黒夜「その目はなんだよ……?」
番外個体「PV制作の準備急いで!!」
黒夜「やめてええええ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/02(火) 17:26:51.46 ID:T6+BYaB10<> 今日はここまで
ネコ耳黒夜ちゃんのAAが取得できなかったので、海原をヤムチャ化しました
正直、いらなかったと思ってる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/02(火) 17:49:11.29 ID:9QOSmgbDO<> 乙
こんなもんテレビで取り上げるとか学園都市ェ… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>sage<>2012/10/02(火) 19:49:14.62 ID:nN7xamXj0<> 乙
クロにゃんprpr <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2012/10/04(木) 07:34:47.41 ID:hS2qKDTvo<> 海原ェ…クロにゃんペロペロ <>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:12:03.51 ID:Nws+1to80<> 昨日と一昨日は来れなくてすまない
家のリフォームやらなんやらで書き溜めが進んでおらんのや……
まあ少しくらいは出来たので投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:12:44.46 ID:Nws+1to80<> 第十六話
新入生による騒動も落ち着き、再び平和になった学園都市。
世間では『ヤツら』が来るだの、上条とかいう男が帰ってきただの、ハーレム裏山死ねだの、浜面も死ねだの都市伝説にすら及ばぬくだらない噂が飛び交っているけど、私はある一つの話に目をつけた。
それは――――。
ショタ化薬。
正式には『ショタコンの貴方にオススメ! 身近な男子をショタっ子に変えちゃおう☆ 三秒で五歳児になる超強力薬』というらしい。
なんでも、あの木原一族の人間が自身の欲望を実現するために、十年もの月日をかけて製作。
発動には左のこめかみにタトゥー(シールでも可)をしなければいけないというのが少し不思議だけど、効果は木原の名にかけて保障済みだそうだ。
また女性にも効くみたいで、万能といっても差し支えない。
そして私は――――それを手に入れた!
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:13:10.27 ID:Nws+1to80<> 「お次はー……海原でも狙うぜい」
「さっきから自分しか狙ってないじゃないですか!」
「オマエが一番弱えェし当たり前だろ」
「射撃スキルの高いミサカたちにとって、エアガンはお手の物ってわけさ!」
のんきにエアガンで遊んじゃって……。
まあそっちのほうが都合はいいし、さっさと準備しちゃいますか。
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:13:37.47 ID:Nws+1to80<>
海原「」ボロッボロ
土御門「久しぶりに撃ってみたが、腕は鈍っていないようでよかったですたい」
一方通行「杖突の俺にすら負けるとかどンな雑魚だよ」
番外個体「いつでも低品質クオリティ。それが――――海原」
結標「お帰り。疲れただろうと思ってお茶入れておいたけど飲む?」
土御門「おっ、それはありがたいにゃー。さっそくいただくとする――――」
一方通行「待て」
番外個体「うん?」
一方通行「結標のことだ、どォせくっだらない細工でもしているだろォぜ」
結標「!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:14:09.97 ID:Nws+1to80<> 一方通行のやつ余計なことを……!!
これでは計画が失敗してしまうわ……。
「……海原に飲ませて確かめてみるか」
「うん、それがいいよ」
ナイス土御門!
海原というのが気に喰わないけど、最低一人は達成できるわ!!
「オラ飲め」
「がぶっ、ごぽっ、ぐおごっふおっほおええぇ……」
「……」
「……変わらないにゃー」
はぁ!!!?
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:14:38.37 ID:Nws+1to80<> 結標「なぜ変わらないのよ!! まさかパチモンだったとでも!?」
番外個体「ど、どうしたの?」
結標「貸しなさい! 私自らが飲んで確かめるしか……ッッッ」
ゴクッゴクッ
結標「なんともな――――」
結標「!!!?」
パアアアアア
一方通行・土御門・番外個体「!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:15:05.71 ID:Nws+1to80<>
むすじめ「……うゆ?」
土御門「ちっちゃく――――」
番外個体「なった――――」
一方通行「だとォ……?」
むすじめ「むぅ……うなばらはかわらなかったのに、なんでわたしだけ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:15:33.12 ID:Nws+1to80<> ぐぬぬ……。
そういえば海原は変装していたわね……。
変装を解けばショタ化しているのかしら。
それよりもどうすれば……。
「あのさ」
「ン、どォした番外個体」
「この状態を写真に撮ってヴェントに送っちゃわない?」
「ほう……」
な、なんかおかしなことに……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:16:03.77 ID:Nws+1to80<> 土御門「とりあえず小萌先生に見せてくるぜい」
番外個体「誰?」
一方通行「コイツの居候先の主だ」
むすじめ「わたしひとりでいけるわよ!!」
土御門「能力はどうなってんだ?」
むすじめ「えっ」
むすじめ「(´;ω:`)」
一方通行「使えなくなってンなァ」
土御門「責任もってオレが連れて行ってやるから――――」
むすじめ「それはやだ」
土御門「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:16:34.88 ID:Nws+1to80<> 番外個体「仕方ないなぁ……。ミサカが連れていってあげるよ☆」
むすじめ「おねがい」
一方通行「それよりもよォ、服はどォすンだ?」
むすじめ「うぇ?」
番外個体「気づいてなかったの? サラシとか脱げて真っ裸だよ」
むすじめ「きゃあああああ!?」
一方通行「土御門、服買ってこい。海原が死んでいて使えねェ」
土御門「にゃー……」
スタスタスタ
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:17:03.27 ID:Nws+1to80<> 番外個体「さて……」
むすじめ「??」
番外個体「つっちーが帰ってくるまでお姉ちゃんと遊ぼっか?」ニコリ
むすじめ「からだはちいさくなったけど、こころはかわってないわよ」
番外個体「ちえっ、つまんねー」
むすじめ「ざんねんだったわね」ニヤニヤ
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:17:29.63 ID:Nws+1to80<> 〜1じかんごォ〜
番外個体「どっせい!」ズバシュ
むすじめ「どっせい!」メメタァ
一方通行「なにやってンだ……」
むすじめ「としゅくうけんよ」
番外個体「それにしても遅いね……」
むすじめ「……」
一方通行「ちょっと探しにいってくる」
スタスタスタ
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:17:56.55 ID:Nws+1to80<> 〜また1じかんごォ〜
番外個体「なにがあった……」
むすじめ「ねえ」チョイチョイ
番外個体「どした?」
むすじめ「あれ」ピシッ
チラッ
ナゼジョセイヨウシタギヲカオウトシタジャン?
ヨ、ヨミカワァ……
コレニハジュウヨウナワケガ……
むすじめ「しかられてる」
番外個体「うひっ……」プルプル
<>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:18:33.22 ID:Nws+1to80<> ア、アレ!
アノコガハダカナノデ!
ロリコンハショッピクジャン!
ウギャアアアアアア……
__[警]
( ) ('A`)('A`)
( )Vノ )/ノ )
| | | | | |
↑ ↑
土御門 一方通行
番外個体「逮捕……されてるっ……」ククク
むすじめ「うわぁ……」 <>
>>1<>saga<>2012/10/05(金) 18:19:37.29 ID:Nws+1to80<> 今日はここまで
ロリあわきんの画像を持っている方は参考までに見せてくださいませんか?
ガチで <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/05(金) 21:13:45.80 ID:izsglLhVP<> 捕まったwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/05(金) 22:39:40.15 ID:26cPHDmDO<> 乙
ロリあわきん…そういうのもあるのか…ゴクリ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/05(金) 22:44:01.83 ID:PDQTHLjIO<> ::::: \ 一方通行の両腕に冷たい鉄の輪がはめられた
\::::: \
\::::: _ヽ __ _ 外界との連絡を断ち切る契約の印だ。
ヽ/, /_ ヽ/、 ヽ_
// /< __) l -,|__) > 「黄泉川ァ・・・、俺、どうして・・・
|| | < __)_ゝJ_)_> こンな事に・・・なってンだろうな?」
\ ||.| < ___)_(_)_ >
\| | <____ノ_(_)_ ) とめどなく大粒の涙がこぼれ落ち
ヾヽニニ/ー--'/ 震える彼の掌を濡らした。
|_|_t_|_♀__|
9 ∂ 「その答えを見つけるのは、お前自身じゃん」
6 ∂
(9_∂ 一方通行は声をあげて泣いた。 <>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:06:23.16 ID:QNs0rSp00<> またAA貼られとるwwwwww
たらこの人かぁ!
投下開始だよぅ <>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:06:54.89 ID:QNs0rSp00<> 第十七話
むすじめ「どうするの?」
番外個体「ちょい待ってて」
ア、ラストオーダー?
チイサクナッタフクトカシタギモッテキテ
エ、ナイ? ジャアナンデモイイカラモッテキテ
ソ、キャンピングー。ハイヨロシクー
番外個体「同居人が持ってきてくれるから、それまで待ってよっか」
むすじめ「わかったわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:07:20.75 ID:QNs0rSp00<> これでまともな服が着れる……。
普段は露出多いけど、裸でも構わないってわけじゃないわよ?
さすがに寒いし……。
さっきはシャドーボクシングとかやって体温めてたけど、疲れて動く気が起きない。
そして喉が渇いた……。
「飲み物も持ってきてくれるように頼む?」
あ、お願い。
「おっけー」
今日の番外個体優しいわね。
私の願望を察知するばかりか、それを弄ることなく協力的になるなんて、一方通行以外には見られない反応だったのに。
もしや子供好き?
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:07:48.62 ID:QNs0rSp00<>
番外個体「ウェヒヒヒ」
むすじめ「あの、みさかわーすと?」
番外個体「どした?」
むすじめ「こどもずきなの?」
番外個体「んー……、小さいのは好きだね。クロにゃんとか」
むすじめ「なるほど〜」
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:08:14.39 ID:QNs0rSp00<> 意外だわ。
うるさいから嫌い! とか言いそうだったのに。
黒夜にやたら絡んでたのもそれか。
自分が小さくなるなんてデメリットしかないと思ってたけど、案外都合がいいものね。
「おーい!」
「あ、来たよ」
服を持ってきてくれる同居人とやらが来――――。
ぅゎ。
ょぅι゛ょ。
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:08:42.09 ID:QNs0rSp00<> 打ち止め「いつもの場所に持ってきてなんて言うから手間取ったけど、下位個体のアシストがあるミサカにとってこれくらい造作も無いのだー! ってミサカはミサカは誇らしげに言ってみたり!」
番外個体「ありがと。じゃあ帰っていいよ」
打ち止め「えぇ!? せめてあの人に会いたいんだけど」
番外個体「アンチスキルに捕まったよ」
打ち止め「えっ」
むすじめ「こどもずきなんじゃないの?」
番外個体「あれは除外っしょ。双子みたいなもんだし」
打ち止め「ほほう、その子が問題の幼女とやらかってミサカはミサカはハードボイルドっぽく言及してみ――――」
番外個体「さっそく着替えちゃおっか」
むすじめ「うん」
打ち止め「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:09:10.04 ID:QNs0rSp00<> さて……。
着替えたことだし小萌のとこに行くとしますか。
どんな顔するかしらね。
「ねえねえ、最後に聞いてもらいたいことがあるんだけど……」
なに?
「あなたは怪しい薬を飲んで小さくなったんだよね? ってミサカはミサカは確認を取る」
そうよ。
「本当のお歳は?」
高三。
「ええっ!?」
なんでそんなに驚くんだろ……。
間抜けなことをして少し恥ずかしいくらいなのに。
「あの人に飲ませれば、ミサカも年上ぶることができるかも――――」
どうやら考えのベクトルが違ったらしい。
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:09:36.31 ID:QNs0rSp00<>
むすじめ「ついた」
番外個体「ボロ……」
むすじめ「あじがあるといってほしいわ」
番外個体「そういうレベル超えてない?」
むすじめ「……」
番外個体「ごめんなさい」
むすじめ「ゆるす」
番外個体「ウェヒヒヒ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:10:14.37 ID:QNs0rSp00<> むすじめ「ここがこもえとすんでるへや」
番外個体「ほう……」
コンコン
イマデルノデスヨー。
小萌「――――はいはい、なんですかー?」
番外個体「えっとミサカ――――じゃなくて私、結標さんの同僚?みたいな感じなんですけどー」
小萌「結標ちゃんのですか! それで、一体何用で……ってそっちのお子さんは?」
むすじめ「こもえ、わたしよ」
小萌「ほぇ?」
むすじめ「だから、わたしよ。むすじめあわきよ」
小萌「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:10:41.62 ID:QNs0rSp00<> 小萌「結標ちゃん!? なんでそんなに小さくなってるです!?」
番外個体「自爆や……」
小萌「はい?」
番外個体「いや、なんでもないです」
むすじめ「あやしいくすりをのんだらこうなった」
小萌「どういうことですか……」
むすじめ「きにしたら、まけ」
小萌「ま、まあ中に入ってじっくり説明するのです」
番外個体「失礼しまーす」
むすじめ「ただいま」
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:11:12.48 ID:QNs0rSp00<> ・
・
・
・
番外個体「――――というわけなんだよ」
小萌「結標ちゃんはまったく……。悪戯も程ほどにしたほうがいいですよー」
むすじめ「ごめんなさい……」
小萌「ま、これで済んだだけ良しとするのです」
番外個体(説教する幼女とされてる幼女とかマジ珍○景……)
小萌「いつまで子供のままなのですかねー?」
むすじめ「わかんない……」
番外個体「一週間経てばさすがに戻るんじゃない?」
小萌「じゃあそれまで我慢です!」
むすじめ「はぁい」
<タイホサレタニメイデスガ『クスリデチイサクナッタ』ナドト、イミフメイナキョウジュツヲクリカエシテオリ――――。
<>
>>1<>saga<>2012/10/06(土) 18:12:01.11 ID:QNs0rSp00<> 今日はここまで
打ち止めさん初登場なのに短かったね!
今後も出す予定は無いよ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/07(日) 03:54:07.34 ID:W1qi4PNT0<> 乙。ろりきん可愛すぎる。結局弁当さんはこの事知ってるんですかね? <>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:32:25.17 ID:4cu8bRhp0<> こんばんは
>>284
今回判明します
投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:32:58.07 ID:4cu8bRhp0<> 十八話
【From】番外個体
【sub】やばいの撮った
――――――――――――
とりあえずこれ見ろや
http://rorigazou.com/movepoint01.jpg
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】Re:やばいの撮った
――――――――――――
おいおいおいおい
なんであの変態レズの小さいバージョン画像があんだよ
それと隣にいるピンク髪誰よ?
説教とかいい度胸してんじゃねえかおい
―――――END―――――
【From】番外個体
【sub】Re2:やばいの撮った
――――――――――――
落ち着けよ変態レズ^^
変な薬飲んで小さくなった
隣の幼女は実は大人。結標の保護者みたいな感じのやつ
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:33:32.22 ID:4cu8bRhp0<> 【From】ヴェント
【sub】Re3:やばいの撮った
――――――――――――
変態じゃないしタヒね
薬ってどゆこと?まーた科学が何かやらかしたのか?
ピンク髪保護者かよ……
学園都市不気味杉
―――――END―――――
【From】番外個体
【sub】もう一度絶望しろコラ
――――――――――――
大人に見えない点は同意
ほら、もっと欲しいんだろ?w
http://rorigazou.com/movepoint02.jpg
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】別に欲しいとか思ってないし
――――――――――――
涙目の画像で私が喜ぶと思ってんの?
何枚送られてもそれは変わらねーからw
試してみるか?お?
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:34:03.76 ID:4cu8bRhp0<> 【From】番外個体
【sub】Re:別に欲しいとか思ってないし
――――――――――――
しっかり欲しがってんじゃねえか
結構撮り貯めてあるから安心しろよ(嘲笑)
http://rorigazou.com/movepoint03.jpg
http://rorigazou.com/movepoint04.jpg
http://rorigazou.com/movepoint05.jpg
http://rorigazou.com/movepoint06.jpg
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】Re2:別に欲しいとか思ってないし
――――――――――――
仕方ないから見てやる
感謝しろよ
―――――END―――――
【From】番外個体
【sub】Re3:別に欲しいとか思ってないし
――――――――――――
素直になれよ
じゃあお宝出すわ
着替えの時に撮ったやつな^^
http://rorigazou?.com/movepoint?01.jpg
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:34:31.38 ID:4cu8bRhp0<> 【From】ヴェント
【sub】ガチで死ね
――――――――――――
グラサン金髪アロハの着替えシーンとかどこに需要があんだよカス
目が汚れたわ
さっさとリンク貼らないと天罰喰らわすぞ?
―――――END―――――
【From】番外個体
【sub】Re:ガチで死ね
――――――――――――
欲しがってんじゃねえかw
しょうがないからほれ
http://rorigazou.com/movepoint07.jpg
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】Re2:ガチで死ね
――――――――――――
それでいいんだよ
欲しがってるんじゃなくて、目の保養に必要なだけだから
勘違いすんなよ
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:35:02.33 ID:4cu8bRhp0<> 【From】番外個体
【sub】Re3:ガチで死ね
――――――――――――
幼女の着替えが目の保養とかそれこそガチじゃねーかwwwwwwwwwwww
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】忘れろ
――――――――――――
間違えただけだ
いやマジで誰にも話さないでくれ
本当にお願いします
―――――END―――――
【From】番外個体
【sub】Re:忘れろ
――――――――――――
『魔術的効果で遠くの光景が見れるようになる』的な道具が無いと話しちゃうかも
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:35:30.76 ID:4cu8bRhp0<> 【From】ヴェント
【sub】Re2:忘れろ
――――――――――――
わかった今すぐ作るからそれまで誰にも話さないでください
―――――END―――――
【From】番外個体
【sub】Re3:忘れろ
――――――――――――
えっ
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】Re4:忘れろ
――――――――――――
えっじゃねーよ
お前が要求したんだろクソ……
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:36:04.11 ID:4cu8bRhp0<> 【From】番外個体
【sub】Re5:忘れろ
――――――――――――
まあ作れるならいいんだよ
楽しみに待ってるから^^
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】Re6:忘れろ
――――――――――――
クソウゼェ……
―――――END―――――
【From】番外個体
【sub】Re7:忘れろ
――――――――――――
暴言吐かれるとつい誰かに喋っちゃいそうだなー^^
―――――END―――――
【From】ヴェント
【sub】Re8:忘れろ
――――――――――――
ごめんなさい
―――――END―――――
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:36:29.81 ID:4cu8bRhp0<> 〜ごじつゥ〜
【From】あわき
【sub】無題
――――――――――――
ちょっと時間取れるかしら?
無理ならまた後でいいから
―――――END―――――
【From】ヴェントちゃん
【sub】Re:無題
――――――――――――
おk
てか電話でもいいよ?
基本的に私は暇だしさ
―――――END―――――
【From】あわき
【sub】Re2:無題
――――――――――――
メールのほうが何かと都合がいいのよ
この画像知らない?
番外個体の携帯のデータにあったんだけど
http://rorigazou.com/movepoint01.jpg
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:37:04.97 ID:4cu8bRhp0<> 【From】ヴェントちゃん
【sub】Re3:無題
――――――――――――
ちょっと心当たりが無いです
携帯をこっちに送ってもらえれば解析できるかも知れませんんんんん
―――――END―――――
【From】あわき
【sub】そんなに慌てて
――――――――――――
どうしたのよ……
こんな感じのやつが大量にあって、なんか不気味なのよね
http://rorigazou.com/movepoint07.jpg
―――――END―――――
【From】ヴェントちゃん
【sub】Re:そんなに慌てて
――――――――――――
そうだ!
電話なら詳しい話できるし、そっちのほうがいいと思うようん
―――――END―――――
【From】あわき
【sub】Re2:そんなに慌てて
――――――――――――
うーん……
まあそう言うなら電話にするわね
ちょっと待ってて
―――――END―――――
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:37:39.91 ID:4cu8bRhp0<> 結標『それで、何か知らないの?』
ヴェント『番外個体とはあまりメールとかしないから、よくわかりません』
結標『ふーん。最近結構やり取りしてたみただから少しくらいならわかるかなーと思ってたんだけど。あ、内容は見てないから安心してね』
ヴェント『プライバシーを守るなんて流石!』
結標『さっきから本当どうしたの?』
ヴェント『アンタが小さくなった時の着替え画像とかマジで知らねーから! マジで!』
結標『あ、そんなものがあったんだ。リンク先が消されててまったくわからなかったのよ。教えてくれてありがとう』
ヴェント『!!!? べ、別にいいぜ……』
結標『じゃあもう切るわね』
ヴェント『おう』
結標『それじゃあ最後に一つだけ』
ヴェント『うん?』
結標『貴方が何を保存しようが私は干渉しないから、安心して集めなさい』
ヴェント『』
<>
>>1<>saga<>2012/10/07(日) 18:39:54.53 ID:4cu8bRhp0<> 今日はここまで
ロリあわきん編はまだまだ続きます
なんでメールなのにURLを貼ったかって?
AAが取得できなかったからだよ!!
メールのテンプレは
一方通行「そンな実験で絶対能力者になれるわけねェだろ」
からいただきました <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/10/07(日) 20:59:39.74 ID:0AZkMYVMo<> おい画像見れないぞどうなってんだ!?
乙! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/07(日) 21:03:05.49 ID:iBhmSTsbo<> 画像開こうとしたやつwwwwww
私です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/08(月) 06:38:45.33 ID:momejGmIO<> ____
/ \ あれ?
/ / \\ ロリ画像が見れないお?
/ (●) (●) \
| (__人__) | ___________
\ ` ⌒´ ,/ | | |
__/ `ヽ | | |
| | / ,. i | | |
| | / / i | . | | |
| | | ⌒ ーnnn | | |_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
____
/ \
/ \ クワッ
/ (●) (●)\
| (トェェェェェェェェイ) | ___________
\ \ェェェェェ/ / . | | |
__/ `ヽ | | |
| | / ,. i | | |
| | / / i | . | | |
| | | ⌒ ーnnn | | |_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:05:43.76 ID:rELz4zig0<> 画像なんてあるわけがない架空のURLに釣られる奴wwwwwwww
ごめん
画像があったら私が保存しますので、ぜひお願いします
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:06:09.73 ID:rELz4zig0<> 第十九話
小萌「番外個体ちゃーん」
番外個体「なあに?」
小萌「えっと、先生はこれから飲み会があるので、結標ちゃんにご飯を作ってほしいのですが……」
番外個体「え、もう飲み会やるの? まだ夕方だよ?」
むすじめ「こもえはいつもそうだから、きにしないで」
番外個体「えぇ……。面倒くさいから黄泉川に頼もっかな――――」
小萌「黄泉川先生と一緒に飲むので、帰りは遅くなっちゃいます」
番外個体「な、ならコンビニで買えば問題無し――――って財布家に忘れたんだった……」
むすじめ「がんばってね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:06:48.48 ID:rELz4zig0<> イッテキマスデスー
ガチャリ
番外個体「作りたくないなあ……」
むすじめ「じゃあわたしがつくる? みのあんぜんはほしょうできないけど」
番外個体「やめてーマジでやめてー」
番外個体「そうだ!」ピコーン
むすじめ「あら?」
番外個体「お姉様(オリジナル)に作ってもらえばいいんだよ! ミサカ天才だわぁ」
むすじめ「おりじなる? だいさんいのみさかみことのこと?」
番外個体「そうそう。常盤台に通っているんだし、料理くらいはできるっしょ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:07:20.86 ID:rELz4zig0<> むすじめ「だいさんいはあなたのことしっているのかしら?」
番外個体「いんや。MNWを見るに、お姉様は基本的に押しに弱いっぽいから、ひたすらアタックしてりゃやってくれるかなーと」
むすじめ「わたしとしては、あまりあいたくないひとなんだけど……」
番外個体「どして?」
むすじめ「せいりてきにむり。あと、むかししごとのじゃまされた」
番外個体「五歳児に『生理的に無理』とか言われる第三位ェ……」
むすじめ「あなただって、ああいうのはにがてなんじゃない?」
番外個体「否定はしないよー」
むすじめ「やっぱりね」
番外個体「んじゃ行こっか」
むすじめ「はぁい」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:07:51.62 ID:rELz4zig0<>
黒子「ふ――――ッ」
美琴「……ッ」ジリジリ
黒子「キェェェェェイ!!」バッ
美琴「うぉら!!」ドカッ
黒子「もっと! もっとですのおおおおおおおお!!!」
美琴「いい加減やめなさい!」バキッ
黒子「イイ!! あと50発は欲しいですのおおおおおおおおんほおおおおおお!!」
番外個体「見ちゃダメ」メカクシ
むすじめ「わたし、あなたとせいしんねんれいはおなじくらいよ?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:08:19.49 ID:rELz4zig0<> 美琴「うわ……」
黒子「ささ、早くお願いしますの! ――――ってあら?」
美琴「ん?」
番外個体「へいへいへーいwwwwwwwww」プゲラ
むすじめ「なにあおってんの……」
黒子「でっかいお姉様ですのおおおおおおおおお!!!」
番外個体「シネカス♪」ビリビリ
黒子「気持てぃいいいいイってしまいますのおおおあbbbbbbbbbbbbbbbbb」
美琴「キモ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:08:57.52 ID:rELz4zig0<> 番外個体「邪魔者はいなくなったね、お姉様」ニヤリ
美琴「お姉様……。アンタ妹達ね? 高校生くらいの個体がいるって聞いていないんだけど、どういうことか説明してくれる? 三行で」
番外個体「第三次計画(サードシーズン)で造られた番外個体って言いまーす。
計画は第一位によって潰されて再開のメドは立っていないから安心してね。
今日はご飯を作ってもらいたくて接触しました」ペラペラ
美琴「ハァ!? 聞いてないんだけど!!」
番外個体・むすじめ「」ビクッ
美琴「まーた一方通行がやらかしたのか。だけどその張本人が潰したってのもおかしいわね……。でも原因は一方通行にあるのは明白だしアイツが帰ってこないのもきっと一方通行のせいよ私がどんな気持ちで待ってたかも知らずにアイツが帰ってくるのを邪魔するなんて一方通行殺すしかないわねうん一方通行を殺したらアイツが戻ってくるはずよそうと分かれば今すぐにでも実行しなきゃ!!」
番外個体「ハァ!? バカにしてんの!?」
美琴・むすじめ「」ビクッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:09:29.18 ID:rELz4zig0<> 番外個体「あーくん殺すとか舐めたクチ聞いてっとミサカがお姉様殺すぞ? お? 今からミサカがどんだけあーくんのこと想ってるか説明するから耳かっぽじってよく聞けよミサカとあーくんは運命の赤い糸で結ばれていて決して離れることはないし引き裂かれることもないのずっと一緒なの一緒一緒だ一生一緒だ健やかなる時も病める時も苦しい時も楽しいときも辛い時も悲しい時も朝も昼も夕方も夜も深夜も明け方も白昼も正午も春も夏も秋も冬も正月も春休みもGWも梅雨時も夏休みも十五夜も初雪も冬休みもクリスマスも暮れも大晦日も保育園も幼稚園も小学校も中学校も高校も大学も短大も専門学校も大学院も幼年期も子供も若年も大人も壮年も老年も揺り籠から墓場まで受精卵から死骸まで分娩室から火葬場まで細胞から細胞まで月曜日から日曜日まで入滅から末法までギャラルホンからレーバテインまでビッグバンからビッグクランチまで天地開闢から世界崩壊まで二人の存在が続く限り宇宙に証が残る限りあらゆる始まりから終わりまで何もかもが終わっても始まっても二人以外の万物が滅び消え去ってもずっと二人で愛の巣をずっと二人で続けるよずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずーっとあーくんと一緒だから!!!!!!!!!!!!!!!」
番外個体「はぁ、はぁ……」ゼイゼイ
美琴「ごめん」
番外個体「わかりゃいいのよ」
むすじめ「ついていけない……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:10:25.51 ID:rELz4zig0<> 美琴「だ、誰この子!?」
むすじめ「いまきづいたの……」
美琴「それで、誰なの?」
番外個体「ミサカとあーくんの子供///」
美琴「は」
むすじめ「おかあさーん」タタタ
番外個体「おーよしよし」ナデナデ
美琴「なばっ」バタッ
番外個体・むすじめ「あっ」
番外個体「お姉様倒れちゃったねー」
美琴「」
むすじめ「あんなこというから……」
番外個体「アンタも悪乗りしたでしょ♪ このこのっ♪」
むすじめ「そうでした☆」テヘッ
番外個体「虚しい……」
むすじめ「ね……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:10:54.05 ID:rELz4zig0<> 番外個体「取りあえず、家に運ぼっか。お願い」
むすじめ「のうりょくつかえない……」
番外個体「あちゃあ……。引きずるしかないね」
むすじめ「うん」
美琴「」ズルズル
番外個体「重い……」
むすじめ「がんばってー」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:11:21.16 ID:rELz4zig0<> 〜おうちにつきましたァ〜
番外個体「つっかれたー!」
むすじめ「おつかれさま」
番外個体「おらっ、さっさと起きろっ」ゲシゲシ
美琴「――――はっ」
番外個体「 お は よ う ご ざ い ま す 」クワッ
美琴「あべしっ」バタッ
番外個体「あっ」
むすじめ「みさかわーすと……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:11:47.22 ID:rELz4zig0<> 番外個体「それにしてもさ」
むすじめ「うん」
番外個体「お姉様胸うっすwwwwwwwwwwwww」
美琴「」スッカスカ
むすじめ「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwww」
番外個体「今の結標より薄いんじゃない?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
美琴「」スッカスカダヨ、スッカスカ
むすじめ「ないわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
番外個体「ハァ……」
むすじめ「おなかへった……」グゥー
<>
>>1<>saga<>2012/10/08(月) 18:12:53.15 ID:rELz4zig0<> 今日はここまで
番外個体さんのセリフはわかる人にはわかるはず <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/08(月) 19:38:58.55 ID:PHR9N5RV0<> 乙
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/08(月) 19:41:33.21 ID:EOZuFrSao<> わかんねーや
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/08(月) 23:55:07.68 ID:CqRBOAqIO<> スッカスカ!
スッカスカ!
ブラのなかスッカスカ!
∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩
( ・x・) ・x・) ・x・) ・x・) ブラの中
/ \ \ \ \ スッカスカだよ!
((⊂ ) ノ\つノ\つノ\つノ\つ)) スッカスカだよ!
(_⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ スッカスカだよどーしてくれんだ美琴ちゃん!
ヽ ヘ } ヘ } ヘ } ヘ }
ε≡Ξ ノノ `Jノ `J ノ `J ノ `J
\\ //
\\ブ ラ の 中 ス ッ カ ス カ だ よ ス ッ カ ス カ//
\\ //
∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩
(・x・) (・x・). (・x・) (・x・). (・x・) (・x・) .(・x・) (・x・) (・x・) (・x・)
⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂⊂ ⊂
し-つし-つ し-つし-つ し-つし-つ し-つし-つ し-つし-つ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/08(月) 23:58:24.03 ID:EOZuFrSao<> やめろみこっちゃん! <>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 18:59:51.24 ID:REVGaq2v0<> 三連休終わりましたね
こんばんは
今日も投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:00:19.85 ID:REVGaq2v0<> 第二十話
美琴「あ、アンタら……」ムクリ
むすじめ「あ、おきた」
番外個体「おはようございます、貧乳」ニヤニヤ
美琴「ひ、貧にゅ……、まあいいわ。ここどこ?」
番外個体「家だよ」
美琴「い、家ですってー!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:00:56.15 ID:REVGaq2v0<> 美琴「一方通行と同棲済みってこと!? クローンのアンタたちがオリジナルの私より早く!? ありえない、ありえないわ!!」
むすじめ「わたしのいえよ」
美琴「まだ五歳くらいの子供に一つまるごと家を与えているというの!? なんてブルジョワ!!」
番外個体「ちょっと落ち着こうか」
美琴「落ち着いていられるもんですか! 高校生くらいの私が現れたと思ったらすでに子を拵えていてその相手が一方通行なのよ!? 非常識DQNは学園都市から消え――――」
番外個体「落ち着け」
むすじめ「おちけつ」
美琴「はい」
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:01:24.90 ID:REVGaq2v0<> 番外個体「あのね、子供ってのは嘘だよ」
むすじめ「だよ」
美琴「へ?」
番外個体「驚かせようと思ってやったんだけど気絶しちゃったからさ、もう焦っちゃったよ」
美琴「な、なんだ……。それなら一方通行のことも嘘なのね?」
番外個体「それはホント」
美琴「じゃあこの子は誰よ!! 誘拐でもしたっていうの!? あーやだやだ天下の第一位様はロリコンだったのね尊軽蔑しちゃうわー」
番外個体「んだとこのアマ――――」ビリビリ
むすじめ「おさえて。はなしがすすまないでしょ? ねえだいさんい、わたしがわからない?」
美琴「へ? 知らないけど……。それに第三位って言い方は気に障るからやめ――――」チラッ
美琴「ちょっと待って赤毛のツインテール? どこかで見た覚えが……」
むすじめ「むーぶぽいんとのむすじめあわき」
美琴「あーそれそれ、座標移動――――ってええ!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:01:56.72 ID:REVGaq2v0<> 美琴「あ、アンタあの結標淡希なの?」
むすじめ「うん」
美琴「よくも黒子に怪我を負わせてくれたわね! 成敗してくれる――――」
むすじめ「(´;ω;`)」
美琴「う……」
番外個体「見た目五歳児に手をあげる中学生(学園都市第三位)とか……」ウワァ
美琴「……」
番外個体「話進めるよ? この幼女は座標移動の結標淡希。よくわかんない薬飲んでこんなことになった。ここは結標が居候している家で、家主は外出中。ここまでは把握してね?」
美琴「薬飲んで小さくなったのは信じられないけど、とりあえずOKよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:02:24.36 ID:REVGaq2v0<> 番外個体「で、いつまで経てば元に戻るのか、そもそも戻るものなのかは不明。能力も使えない。そうだよね?」
むすじめ「うん」
美琴「ふむふむ」
番外個体「それで、ミサカたちは諸事情により晩御飯が入手できないので、お姉様に作っていただきたい――――」
美琴「はいそこでストップー」
番外個体「なんで?」
美琴「諸事情って何よ!? 話が飛びすぎてまったく理解できないんだけど……」
番外個体「はぁ……。あーくんなら四の五の言わずにご飯作ってくれてるところだよ? それなのにこの第三位(中途半端)は……」
むすじめ「つかえないわ……。それでもあなたれべる5?」
美琴「意味が分からない……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:02:53.93 ID:REVGaq2v0<> 番外個体「なんでもいいからご飯作ってくれたらそれでいいの。それとも常盤台の第三位(第二位にさえ遠く及ばない癖に学園都市のトップ面してる中二)はまともに料理もできないとか? 笑わせんなよお嬢様風情が」ケッ
美琴「喧嘩売ってんの? ねえそうなの?」
番外個体「うわでたよ、『喧嘩売ってんの?』。気に入らない相手はチカラで叩き潰す第三位(クローンに色々負けている。主に胸部)^^;」
美琴「帰るわ。さよなら」
番外個体「割とマジでごめん」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:03:25.71 ID:REVGaq2v0<> むすじめ「ね? おねがい」
番外個体「ミサカたち、料理なんて作れないからさ(嘘だけど)」
美琴「……仕方ないわね、今回だけよ」
むすじめ「ありがとう」
番外個体「さすがお姉様! ミサカたちにできない事を平然とやってのけるッ! そこにシビれるあこがれるゥ!」
美琴「だからいいって。その代わり、今度は私に何かしてちょうだい」
番外個体「それはやだ」
美琴「おい」
むすじめ「みさかわーすと……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:04:01.90 ID:REVGaq2v0<> 美琴「ちょっと行ってくるから、待っててね」
むすじめ・番外個体「へ?」
ガチャリ
ウー、サムサム
〜すうふんごォ〜
美琴「はい、買ってきたわよ」ドサッ
むすじめ・番外個体「……」
美琴「何よ、文句あるの?」
むすじめ「つくってくれるとおもってたのに……」
番外個体「弁当買ってくるだけなんてそこらの小学生でもできるのに……」
美琴「それすらできなかったのは誰かしら?」フフン
むすじめ「うわ……」
番外個体「お金の無い五歳児とクローン相手に……。下がってる。お姉様の株下がりまくってるよー」
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:04:30.42 ID:REVGaq2v0<> 美琴「いけない、もうすぐ寮の門限だわ! さようなら、礼は三倍で返してね!」
ダダダダダ……
番外個体「しょうがないから食べよっか……」
むすじめ「うん」
番外個体「えーとなになに、ハンバーグの未元物質かけ弁当……」
むすじめ「あじはまずまずかしら」モグモグ
むすじめ「!?」
番外個体「ちょ、結標!?」アタフタ
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:04:59.60 ID:REVGaq2v0<>
パアアアアア
結標「……あら」
番外個体「も、戻った……」
結標「これは喜ぶべきかしらね?」
番外個体「いいんじゃない? 意外と早く終わって拍子抜けしたけど」
結標「それじゃあ弁当を食べましょうか」
番外個体「え、それ食うの?」
結標「勿体ないじゃない。結構美味しいんだから食べてみなさい」モグモグ
番外個体「ホントだ。未元物質すげぇ」モグモグ
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:05:31.66 ID:REVGaq2v0<> 番外個体「珍しいから撮っとこ」パシャ
結標「ちょっと見せて」
番外個体「え、なんで?」
結標「いいじゃない。どうせ一方通行関係のものしか保存してないだろうし」シュン
番外個体「座標移動マジチート」
結標「……」カチカチ
番外個体「〜〜♪」モグモグ
結標「……なにこれ」
番外個体「!?」
結標「なんで私が小さくなってた時の画像があるの? 撮っていいとは言ってないんだけど」
番外個体「ほら、ミサカたち友達だし、可愛らしかったから撮っただけだよ!」
結標「ふぅん。まあ可愛らしいと言ってくれるのは嬉しいわね」カチカチ
番外個体「……」ホッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:06:00.87 ID:REVGaq2v0<> 結標「き、着替えのやつもあるじゃない!?」
番外個体「!? えい!」
ビリビリビリ
結標「あっ」
番外個体「ごっめーん、漏電しちゃった☆」テヘ
結標「もう、気を付けてよね☆」キャピ
番外個体(これで一安心――――)
結標「うわ、まだたくさんあるじゃない」カチカチ
番外個体(じゃなかった……)
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:06:28.09 ID:REVGaq2v0<> 〜ごじつゥ〜
結標「それで、何か知らないの?」
ヴェント『番外個体とはあまりメールとかしないから、よくわかりません』
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/09(火) 19:07:37.23 ID:REVGaq2v0<> 今日はここまで
唐突すぎるのはわかっている
しかし、これ以上は>>1の手腕では不可能なんだ……っ
画像はまだまだ募集していますからね! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/09(火) 21:26:42.09 ID:nTfQJceI0<> 乙
1がロリあわきんロリあわきんいうてるから
ピクシブみたら多少はあるのねぇ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/10/09(火) 21:59:33.10 ID:REVGaq2v0<> >>332
なんですと?
先っちょだけでいいので詳細を教えてください <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 22:44:08.71 ID:1gab8WrDO<> むすじめ「みためはこども、ずのうはおとな、そのなもめいたんていあわき!」 <>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:23:57.54 ID:HWnEZTIj0<> こんばんは
今回から少し異色のお話になります
慣れてない人は読まないほうがいいかもしれません
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:24:25.38 ID:HWnEZTIj0<> 第二十一話
ガチャ
結標「遅れてごめんね。でも、今日になって集合かけるのはどうかと――――」
土御門「――――来たか、『運び屋』」
結標「……へ?」
海原「もうすぐ『大戦(ラグナロク)』が始まるというのに、遅れてくるとは少々腑抜けてはいませんか?」
結標「はぁ? ラグナロクって何よ、ふざけないで頂戴」
一方通行「無駄だ。もはや人間が止めることはできねェ。あの『調律者』でも不可能だったンだぞ」
番外個体「そういうこと。ミサカたちではどうやっても『運命(さだめ)』に抗うことはできないんだから」
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:24:51.36 ID:HWnEZTIj0<> ナニコレ……。
運び屋?
私の能力のこといってるのかしら……?
他にも、ラグナロクやら調律者やら運命(さだめ)やら……。
こういう遊びなの?
――――そう、済まなかったわね、遅れてきたのは謝るわ。『災害(ガイア)』に襲われたとはいえ、あの程度はどうにでもなったはずなのに……。
「は?」
「何言ってンだコイツ」
「ガイア(笑)」
「言い訳は見苦しいよ」
意味が分からない……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:25:20.14 ID:HWnEZTIj0<> 土御門「ま、いいんだ。今回集まったのには意味がある」
海原「……、」ゴクリッ
土御門「お前たちも察しはついてると思うが……、『大戦』に伴う『逸脱者(はぐれもの)』の増加についてだ」
一方通行「チッ……」
番外個体「最近多いからねえ」
結標「ごめんなさい、その……『逸脱者』ってなに?」
土御門「勉強不足、減点一だ」ピッ
結標「はぁ……?」
一方通行「結標、オマエどォした? いつもは減点どころか加点もらうくらいだろォが」
番外個体「調子悪いんなら休んだほうがいいよ」
結標「いえ……なんでもないわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:25:49.73 ID:HWnEZTIj0<> 「『逸脱者』……。『同盟』から抜けて機密情報の横流しや工作活動、違法武器の受け渡しなどを主に行う、裏切者のことだ」
「本来、我々のような『能力(チカラ)』を持つ者は何らかのグループに属さねばならないのですが、『逸脱者』はそれを自ら裏切り、一匹狼のようにゲリラ的行動を繰り返す危険な存在です」
そんなやつらがいたのね……。
「それを駆逐するのが今回の任務ってわけか……」
「そういうこと――――誰だっ!」
パァン!
!?
何? ガラスの外に誰かいたの?
いきなり発砲するのは心臓に悪いからやめてよね……。
「聞かれていたかもしれん……。なんとしても探し出せ!!」
「「「応ッッッ」」」
あ、置いていかないで……ってもう行っちゃったか。
はぁ……。
一体なにが起こっているというの……?
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:26:22.14 ID:HWnEZTIj0<>
番外個体「――――誰もいないよ」
一方通行「ハッ、失敗するのが怖い臆病者のクセに、逃げ足だけは一人前ってか」
海原「――――ちょっと待ってください」
土御門「どうした、『総分解(レジェンドブレイカー)』」
海原「――――そこだ!!」キュイイイイイン
ヒュオオオッッッ――!!!
タッタッタ
結標「い、一体、なにが、起きた、の?」ゼイゼイ
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:26:49.40 ID:HWnEZTIj0<> 土御門「テメェ! 誰に見られるかわからねえ場所で使うなとあれほど――――」
海原「いました」
一方通行「あ……?」
海原「こちらを観察(みて)いました」
番外個体「それって――――!」
土御門「間違いない……『逸脱者』だろう」
一方通行「尚且つ、俺たちに気づかれずに実行できるとなりゃあ……」
海原「おそらく『逸脱者』のなかでも上位の存在である、『冒涜すべき背信者』でしょう」
結標「え、なにそれ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:27:17.76 ID:HWnEZTIj0<> これはあれね、ドッキリってやつよね。
だってそうとしか考えられないもの。
私が乗ってきたところで『ドッキリ大成功!』とかなんとか書かれた看板を、海原あたりが見せてくるはずよ。
きっとそうなのよ……。
ガサガサガサ!
「――――、」
「分かってる」
……。
「気づかれたら終わりですよ」
「――――捕まえたぞコラァ! ってオイ」
「野良猫だねこれ」
「野郎……カモフラージュでオレたちを惑わせる気か!!」
うん、偶然だと思うけど。
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:27:43.31 ID:HWnEZTIj0<> 土御門「――――チッ、戻るぞ。ここで時間を潰すのは得策じゃねえ」
海原「聞いているんでしょう、『逸脱者』さん? 今は見逃してあげますが、次に自分たちの前に現れた時は――――貴方の存在を『消滅』させますからね」
一方通行「その辺にしておきな。怖気づいて部屋から出てこなくなっちゃうぜ」クカカ
番外個体「ま、『逸脱者』は大体そんなもんだよね」ケケケ
結標(誰に向かって話してるんだろ……)
土御門「時間を潰すなって言ってんだろうがッッッ。お前ら全員減点三だ!!」
一方通行・番外個体・海原「ハイッ、すみませんッッッ」
結標「……ゴメンナサイ」ボソッ
土御門「声が小さいぞ結標ェ! 減点二追加ァ!!」
結標「ごめんなさい!!」
土御門「よォしそれでいい。さっさと隠れ家に戻れカス野郎!」
一方通行・番外個体・海原・結標「ハイッッッ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:28:11.61 ID:HWnEZTIj0<> 減点減点うるさいわよ……。
そもそも減点ってなに?
貯まるとなにかが起こるの?
五千円分の商品券プレゼントでもされるの?
……それはそれで嬉しいわね。
「なにチンタラ走ってやがる結標! また減点されたいのか!?」
まったくもう!!
やってらんないわよ!!
これでアイツらのオフザケだったら、全員裸でアンチスキルの詰所前に座標移動させてやる……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:28:41.39 ID:HWnEZTIj0<>
土御門「学園都市にはいくつかの『同盟』がある。『同盟』には縄張りみたいなモンがあってな、これを犯せば即座に他の『同盟』を敵に回すことになる。位置関係をはっきり覚えとけ。いいな?」
海原「了解です」
番外個体「面倒だなあ」
一方通行「そういうな。これも必要な処置なンだよ。強大な力を持つ俺たちにとってな」
結標「もし縄張りが犯されているのを見たら、どうすればいいのかしら?(乗ってみれば少しは楽になるかな……)」
土御門「まずオレに連絡しろ。それが終わったらあとは襲撃なり監視なりテメェで考えて行動しな」
一方通行「そいつァ嬉しいな。自由に使ってもいいンだろ? 能力(オレ)をよォ」ククク
海原「抑えてくださいよ。自分たちでは対応しきれませんから」
番外個体「強すぎる力ってのも考えもんだねえ」
結標「アハハ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:29:08.00 ID:HWnEZTIj0<> まずい、非常にまずい。
言い回しにいちいち笑ってしまいそうになる。
なによ、能力(オレ)って。
それはあれ?
「俺自身が、月牙になる事だ」
みたいなあれ?
見てて痛々しい……。
「――――かはっ」
「!!!」
!?
「一体どォした、土御門!?」
「突然吐血だなんて……、まさか貴方――――」
「――――隠して、いたんだね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:29:35.71 ID:HWnEZTIj0<> 土御門「ははっ、テメェらに知られるわけにはいかなかったんだがな」
土御門「――――そうだ、オレはもう長くねえ」
一方通行「オマエ……なンで言わなかった!!」
土御門「怒んなよ、底が知れるぜ。心配されたくなかった。ただそれだけさ」
海原「貴方の言いたいことはわかりました。しかしそれは――――」
海原「自分たちを信用してなかったということですね!?」
土御門「……」
一方通行「どォなンだよ、オイ!?」
番外個体「なんでも話してもらえるとは思っちゃいないけどさ、それはひどいんじゃない?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:30:03.17 ID:HWnEZTIj0<> 「――――いくぞ。面倒なことは先に終わらせる主義でな」
「答えろって言って――――」
「うっせえんだよ!!! テメェらは仕事をやって、終わったら帰宅する。それで問題ねえだろうが。迅速に行動しろ。時間がかかりすぎるのは減点対象だぞ」
「……、」
え。
……え?
「なンで……話してくれなかったンだよ……」
「まさか土御門が……」
「「「『死の呪い』にかかっていたなんて……ッッッ」」」
慣れない関西弁で言わせてもらうわ。
ちゃうやろ。
<>
>>1<>saga<>2012/10/10(水) 18:32:04.55 ID:HWnEZTIj0<> 今日はここまで
色々と超展開
ツッコミはなしね☆ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/10(水) 18:42:35.89 ID:OggmzRQx0<> 乙
検索で ちびぐるーぷかいぎ
と ちびあわきん & fLoralok
ででると思いますよと <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/10(水) 21:30:07.13 ID:SsjsZIbh0<> 乙
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:40:39.40 ID:xX5Hnttp0<> >>350
その「ちびぐるーぷかいぎ」であわきんが手を挟んでいる「太もも」…あれ……初めて見た時…
なんていうか……その…下品なんですが…フフ…………
勃起……しちゃいましてね…………
「あわきん」のとこだけ注目してしばらく……鑑賞してました。
とがらせた唇も……いいですね…。
すいません気持ち悪かったですね
教えてくださり本当にありがとうございます
前回の続きから投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:41:11.35 ID:xX5Hnttp0<> 第二十二話
結標「あの、『死の呪い』って――――」
海原「くそっ、自分たちにはどうすることもできない!!」
一方通行「ンだよ……なンでこンなことになってンだよ……っ」
番外個体「あーくん……」
結標「……」
番外個体「いこ、結標。仕事から先に終わらせ――――」
結標「貴方たちいい加減にしなさいよ!!」
番外個体・一方通行・海原「!!!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:41:40.36 ID:xX5Hnttp0<> 結標「あのね、バカやることは嫌いじゃないけど、限度ってものがあるの」
結標「落ち着いて、深呼吸して、よく考えて、自分の行動を振り返ってみなさい」
番外個体・一方通行・海原「……」
結標「どう? 私に対する行為は概ね無視してあげるから、さっさと目を覚ましなさい。将来、枕に顔をうずめて恥ずかしい思いをすることになるわよ」
海原「すみません……」
結標「わかってもらえればいいのよ。さ、よく分からない遊びは終わり。普通が一番いいのy――――」
海原「すみません、土御門さん……」
結標「――――は?」
一方通行「自分を責めるンじゃねェ、海原」
海原「あの時、自分が気づいてあげれば……」
―――――――――
――――――
―――
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:42:12.04 ID:xX5Hnttp0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
土御門「『原理主義派』の連中はこれで終わりだ」
海原「しかし、『第三次革命委員会』はとにかく数が多いですからね。殲滅には時間がかかりそうです」
一方通行「まァゴミがいくつか集まったところでゴミには変わりねェがな」
番外個体「そんなこと言えるのはあーくんしかいないよ」
結標「ふふ……。次の場所に『飛ぶ』わよ。準備して」
土御門・海原・一方通行・番外個体「応!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結標「ちょっと待って。私そんなセリフ言った覚えないんだけど」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:42:40.11 ID:xX5Hnttp0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海原「それではお願いしま――――」
敵A「死ねェ!! 『同盟』の阿呆どもッ!!」
ズギャアアアアア
土御門「海原、危な――――」バッ
土御門「があああああああああ!!!」
一方通行「土御門ォ!!」
土御門「オレはいい……。はやくあの野郎を殺せ……ッッッ」
土御門「ごほっ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:43:07.78 ID:xX5Hnttp0<> ―――
――――――
―――――――――
海原「あの時貴方に当たったのが、まさか『死の呪い』だったなんて……」
一方通行「こっちを向け、海原っ!」
バキィ
海原「――――つっ」
一方通行「なンでテメェばっか責めやがる」
海原「それは! 自分がいなければ……あんな事には……」
一方通行「ッ!」
バキッ
一方通行「オマエがいなければあンな事には? 違ェ。オマエがいたから『ここまでこれた』ンだよ」
海原「ぁ……、自分が、いたから……?」
一方通行「土御門が今のオマエを見て、庇ってやったかいがあると思うか? わかったンならさっさと立て、いくぞ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:43:33.41 ID:xX5Hnttp0<> ん?
注意してあげたはずが、なんで一方通行が海原を殴ることになってるの?
やっぱここってあれなの?
俗にいう『平行世界(パラレルワールド)』なの?
……そう考えれば辻褄があうわ。
暗部組織がまとめて『同盟』と呼ばれていることや、学園都市を裏切ったらしい『逸脱者』の存在も、すべては平行世界に来てしまったことが原因なのよ。
そうと決まれば、一刻もはやく私がこの世界に慣れることが、最も正しい選択肢だわ。
皆、私が『飛ばす』からじっとしてなさい。
「頼む」
「了解です」
役に入り込まないと……ね。
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:44:00.16 ID:xX5Hnttp0<>
土御門「遅せェ! テメェら全員減点5!!」
敵α「ハッ、いくら増援が駆け付けようと、我ら『−零−(アブソリュート・ゼロ)』には敵わぬわ!!」
一方通行「チッ……『逸脱者』による新たな『連盟』かよ」
敵β「裏切りにさえ怖れを抱く負け犬にはわからんだろうが、この世には『神の浄化』が必要なのだ」
敵γ「そのための『−零−』!! 神の加護がついてる我々に、貴様らが勝てる道理はない!!」
海原「果たしてそうでしょうか……?」
敵δ「もう遅い。貴様らはすでに囲まれている」
ザッザッザッザッザ
番外個体「んな・・・・・・っ!? 五十人なんて聞いてないよ!!」
結標(ちょ、待って!! 冗談抜きに死ぬって!!!)
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:44:30.29 ID:xX5Hnttp0<> 土御門「――――離れろ。『使う』」
結標「……え?」
海原「正気ですか!!」
土御門「戦場で冗談は好きじゃない」
一方通行「『使う』ってそれ……死ぬってことじゃねェかよ!!!」
番外個体「あなたがいなくなれば、ミサカたちはどうすればいいの!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:44:58.46 ID:xX5Hnttp0<> ちょ、ま、ええ!?
ししし死ぬぅ!?
いきなりなんてことになってんのよ!!
「オレは決めたんだよ。それともまた減点くらいたいか?」
「減点なんて言ってる場合じゃ――――」
「テメェらまで巻き込みたくねえんだ。察しろ。結標、頼んだぞ」
……。
「結標ェ!!」
……了解。
「つゥゥちみかどォォォォ!!!」
「――――さようなら、だ」
キュガッッ―――ッッッッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:45:26.41 ID:xX5Hnttp0<>
土御門「」
結標「……」
海原「土御門さん……」
土御門「ぉ……――――よう……巻き込まれずにすんだみたいだな……」
一方通行「バカ野郎が……。血塗れじゃねェか……ッ」
土御門「怖い顔するなよ……。減点するぞ……」
番外個体「もう……喋らなくていいんだよ……」
土御門「あ――――あぁ……」
土御門「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:45:54.54 ID:xX5Hnttp0<> なによ……。
唐突に変なことを言われたと思ったら、急に戦いが始まるし、挙句の果てには一人死ぬですって?
冗談も大概にしなさい……。
皆で罵り合いながら笑って、そういう日常はどこにいったのよ……。
本当に……涙を流すなんてもうないと思ってたのに……。
闇はもう終わったんじゃなかったの……。
「結標……」
なんで……いきなり死んじゃうのよ……まだ何もわかっちゃいないのに……。
「」
「俺たちが土御門を埋葬する。オマエはもう帰れ」
それなら、私も……っ。
「泣いてるやつを働かせるわけにはいかねェ。それこそアイツに減点されちまう」
――――。
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:46:22.07 ID:xX5Hnttp0<>
土御門「……」チラリ
海原(もういきましたよ)コゴエ
土御門「よし、カーット!」
海原・一方通行・番外個体「お疲れ様でーす!!!」
土御門「長かった……。だがついに手に入れたぞ! あ わ き ん の 涙 目 画 像 ! ! 」
海原「小さくなってた時のそれを見せてもらいましたが……正直、揺らぎましたね」
番外個体「んっふっふ。でしょー?」
一方通行「それだけじゃ満足できなくなっちまって、こォいうことをするハメになったわけだが……報酬はちゃンとあるンだろォな?」
海原「それはご心配なく。売上の73/100は貴方のものです」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:46:50.63 ID:xX5Hnttp0<> 一方通行「ィよっしゃァァあああああ!!! これで旅行券買うのに使った借金が返せるぜェェェ!!!」(>>181)
土御門「それじゃあ海原、さっそく現像してこい。5000枚な」
海原「そ、そんなにですか……」
土御門「いやあ、ちょっと目覚めたかもしれなくてにゃー。オレも少し拝借する。それに、あわきんの写真はリピーターが多い。売れるはずだ」
番外個体「それにしても意外だよねえ。ミサカが集めた写真を何気なく売ってみたら、大好評になるなんて」
一方通行「普通に考えたらよォ、巨乳でスタイル良くて美人の露出狂とか超優良物件だろ。これを活用しない手はねェ」
土御門「ある人物ともちょっとした交渉を進めていてな……。もうすぐあわきんの写真集『先輩系巨乳お姉さんのドキ☆ドキ私生活 〜隠し撮り編〜』が完成するかもしれないぜい」
海原「ある人物とは?」
土御門「ヴェント」
一方通行・番外個体・海原「なるほど」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:47:18.91 ID:xX5Hnttp0<> 番外個体「でもさ、なんであんな芝居をしたの? もっと手っ取り早くやる方法なんていくらでもあると思うけど」
一方通行「それはなァ……」
土御門「自分だけがズレてる状況って、結構ツラいもんでにゃー」
海原「認識のズレっていうのは混乱を引き起こします。ましてや結標さんはLEVEL5級の能力者。自分だけの現実(パーソナルリアリティ)が強固な人がそれを否定されると、情緒不安定化が加速するんですよ」
一方通行「御大層な理由つけてっけどよォ……本当はオマエらがやりたかったからだろ?」
土御門「バレてたか」
海原「お恥ずかしい限りです(笑)」
番外個体「まぁ、『常人には知る事すらできない闇の世界で戦う俺、カコイイ!』てのは理解できるよ」
一方通行「難点は、他人に見られたら超絶恥ずかしいってことだよな」
海原「そのために妹達さんにも協力してもらったんですから、感謝しなくては」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:47:46.35 ID:xX5Hnttp0<> オーイツッチー、マダウッテクレヘンノー?
土御門「はは、せっかちなお客様だ」
海原「このことがバレるまでは、結標さん……いえ、あわきんにはたっぷり稼がせてもらいましょう」
土御門・一方通行・番外個体・海原「うひひひひひひ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:48:13.48 ID:xX5Hnttp0<> おまけ
ヴェント「……イナイヨナ?」ソワソワ
シルビア「ヴェント、なにそれ?」
ヴェント「はひぃ!?」
シルビア「なに持ってるの?」
ヴェント「ど、どうだっていいだろ!!」
フィアンマ「くくく……」
ヴェント「にやけんなフィアンマのバカすり潰すぞこの野郎……」
ヴェント「うっ……うぇ……」グスッ
フィアンマ「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/11(木) 18:49:57.77 ID:xX5Hnttp0<> 今日はここまで
シリアス?
なにそれおいしいんですか?
そういえばあわきんの涙目画像ってあるんですかね? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/11(木) 19:56:12.89 ID:jvraknEi0<> 乙
あわきんに鼻血をだして貰った
で涙目になっとるあわきんあるょ
1も好きねぇ… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/12(金) 12:46:40.34 ID:HZEwsdeY0<> 乙
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:28:57.47 ID:1NedbcFS0<> >>370
見せてもらいました
綺麗な顔に鼻血が垂れていてとても素敵です
拘束された手足も嗜虐心を煽り、際どい太ももに思わず欲情してしまいました
本当にありがとうございます
それでは前回の続きからどうぞ <>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:30:22.20 ID:1NedbcFS0<> 第二十三話
「\ .「\ 「\ .「\
〉 .> 〉 〉 〉 .> 〉 〉
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( 〈 . / /. ( 〈 . / /.
\ `\ |ヽ | \ `\ |ヽ |
\ \ / | \ \ / |
ヽ土御門 ノ ヽ 海原 ノ
| /__ | /__
[二二二二二] [二二二二二]
‖||| | |‖ ‖||| ||‖
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`ー――´ `ー――´
「\ .「\ 「\ .「\
〉 .> 〉 〉 〉 .> 〉 〉
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( 〈 . / /. ( 〈 . / /.
\ `\ |ヽ | \ `\ |ヽ |
\ \ / | \ \ / |
ヽ一方通行ノ ヽ番外個体ノ
| /__ | /__
[二二二二二] [二二二二二]
‖||| | |‖ ‖||| | |‖
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||||||| |||||||
`ー――´ `ー――´
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:30:48.99 ID:1NedbcFS0<> 結標「あああああああああいいいいいいいいいいいいいいいい」ガンガンガンガンガン
土御門「すいま……すみませんでした」
一方通行「貴方の感情を弄んだことを心から謝罪します」
番外個体「先の芝居による感情の誘導、醜態を晒させてしまったことにつきまして、多大なご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
海原「k――――」
結標「あのね、謝られても意味ないのよ。必要なのはそれに見合う対価よ」
海原「それでしたら土御門さんの盗撮写真を……」
結標「いらないわよそんな汚らしいモノ」
土御門「海原テメェいつ撮りやがった! それと汚らしいってなんだよ!?」
一方通行「オマエの義妹くらいにしか需要ないだろ」
土御門「それがにゃー……この前会った時に『さすがに兄妹はありえないと友達に言われてなー。ごめんだけどもう終わり』って宣言されて――――」
結標「そんな細かいことはどうでもいいわ。番外個体!」
番外個体「はひぃ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:31:32.42 ID:1NedbcFS0<> 結標「一方通行の写真集持ってるんでしょ? 出しなさいよ」
一方通行「待てよ」
番外個体「で、でもあれはミサカの執念の結晶で……」
結標「出しなさいよ!! なんなら無理やり奪い取って残りは20000号とやらに郵送してやってもいいのよ!?」
番外個体「どうぞ」スッ
一方通行「待てっつってンだろォがよォおお!!!」
結標「貴方からもまだ誠意を見せてもらってないわ! 財産の1/10をよこしなさい!!」
一方通行「そンな……」
結標「じゃあこの写真(>>373)をばら撒かれたい!? 黒夜状態になりたいの!?」
一方通行「どうぞ」小切手スッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:31:59.22 ID:1NedbcFS0<> 土御門「も、もういいだろ? 写真を売るのもやめるから……」
結標「うるさいわよ! 私が――――」
結標「私がどれだけ心配したかと思ってるのよ……」
土御門・一方通行・番外個体・海原「……」
結標「ああいうのもうやめてよね……。誰も死ぬことなんてもう無いと思ってたのに……」
土御門「結標……」
一方通行「結標ェ……」
番外個体「結標ちゃん……」
海原「……」カシャッ
結標「海原死ね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:32:27.46 ID:1NedbcFS0<> 「\ .「\
〉 .> 〉 〉
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( 〈 . / /.
\ `\ |ヽ |
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ヽ ■■ ノ
| ■■ /__
[二二二二二]
‖||| | |‖
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`ー――´ ※海原です
結標「次あんな真似をしたらこれ以上のことやるから。いいわね?」
土御門・一方通行・番外個体「はい……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:32:57.68 ID:1NedbcFS0<> 上条「お、土御門じゃん。これからゲーセン行かねえか?(提案)」
土御門「お、おう! そんじゃオレは友達と一緒にゲーセンにいくから、あとは皆で頑張ってくれ!」
一方通行「ま、待て三下ァ! 俺も一緒にいきたいンですけどォ!! いいですかァ!?」
上条「なんだ一方通行もいたのか。もちろんいいぜ、お前も友達だからな! いこうぜいこうぜ!(便乗)」
番外個体「あ……。み、ミサカもゲーセンにいきた――――」
上条「あのさぁ……女の子にはキツイ場所だと思うし、……な? すまんけど、今日は引いてくれ(威圧)」
番外個体「うぐ……」
イヤー、タスカッタゼヨ
マタタスケラレタナァ
キニスンナッテ、ナニカアッタラスグニカケツケルカラナ(イミシン)
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:33:40.72 ID:1NedbcFS0<> 結標「貴女一人が残ったわけだけど……どうする?」
番外個体「」
結標「見たところさっきの写真集以外は持ってないみたいだし……あと残っているのは……」
番外個体「ま、まさか……」
結標「……体?」
番外個体「うわあああああ!? それはやめてお願いあーくんともまだヤってないのっ!」
結標「なんてね、嘘よ」
番外個体「ほっ……」
結標「と思ったか!!!」バッ
番外個体「うひゃあああ!!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:34:07.46 ID:1NedbcFS0<>
結標「嘘よ」
番外個体「はぁ……」
結標「帰っていいわよ。貴女は誠意(写真集)を見せてくれたわけだし」
番外個体「うん……」
スタスタスタ
番外個体「あーくんの写真集がとられた……また集めないと……そうだ、ミサカだけのものにしてしまえばいつでも撮ることができる……ミサカだけのものにミサカだけがあーくんに触れることができるミサカだけがあーくんと話せるミサカだけが一緒にいることができる――――」ブツブツ
結標「……」
結標「さすがに宝物をとるのは酷かったかしらね……」
結標「でもまぁ――――」
海原「」
結標「あれで闇取引でもしたら金は入るでしょうし、これで水に流すとしますか」
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:34:33.71 ID:1NedbcFS0<>
上条「……」ガタッ
土御門「か、カミやーん……?」
一方通行「ど、どォしたンだよ三下ァ……」
上条「わかってるんだ、理解されることはないってな……(察し)」
上条「でもさ、期待させておいて、はいさようならってのはたまげたなぁ」
一方通行「ここここっち来るンじゃねェ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:34:59.55 ID:1NedbcFS0<> 上条「誠意を見せてくれよ。な?(迫真)」
一方通行「なンでそンなに誠意誠意言ってくるンだよオマエらよォ……」
上条「こっちの事情も考えてくれよ。最近ロクにできなかったんだ、いいだろ?(棒読み)」ヌギヌギ
土御門「ままま待て早まるな! 落ち着いて自分の状態をよく見てみろ」
上条「そうか……(無関心)」ヌギヌギ
一方通行「や、やめろ! 俺はノンケなンだよ!!」
上条「え、何それは。俺は命の恩人だぜ?(ドン引き)」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/12(金) 18:36:44.01 ID:1NedbcFS0<> AAズレすぎワロッシュ
犬神家AAです
わかりにくくてすみません
つうかなんで海原単体AAだけうまくいったんだよ……
楽しんでいただければ幸いです <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/10/12(金) 18:39:33.05 ID:5qz8hLdAO<> >>383
乙
それは魔術師ってやつの仕業なんだ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/12(金) 18:52:08.54 ID:CsF07stF0<> さすがアステカ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/12(金) 21:08:38.73 ID:tAd23IuIO<> アステカ最悪やな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/12(金) 21:24:53.69 ID:m7ERMPPIO<> 幻想殺し(股間 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/12(金) 21:26:25.66 ID:tAd23IuIO<> 忘れてた
乙 <>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:34:00.77 ID:m4Yomlsp0<> 魔術師め、なんてことをするんだ!
一応前回の続きからです
どうぞ <>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:34:50.00 ID:m4Yomlsp0<> 第二十四話
海原「おや、結標さんもう来てたんですね。こんにちは」
結標「……ふん」
海原「ため息つかないでくださいよ。自分も大変だったんですからね。あやうく内臓を全摘出されるところでした」
結標「……金は?」
海原「はいどうぞ。脱出するときに拝借してきました」
結標「ひぃふぅみぃ……」ペラペラペラ
結標「ま、いいわ。だけど、これで許したわけじゃないから」
海原「これは手厳しい」
結標「女子トイレに裸で座標移動されないだけ感謝しなさいよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:35:15.90 ID:m4Yomlsp0<> 海原「残りのお三方は?」
結標「まだよ」
海原「変ですね……。結標さんからの制裁は自分で終わったんじゃないですか?」
結標「そうなんだけど……おかしいわね」
海原「お家のほうにお邪魔してみましょうか」
結標「知ってるの?」
海原「ええ! 土御門さんの家には結構遊びにいってましたし、番外個体と一方通行さんは――――まあ知ってました」
結標「おい」
海原「疚しい理由があるわけじゃありませんって! ただその……見守る上で必要といいますか……」
結標「疚しい理由じゃない。この変態」
海原「ははは……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:35:45.82 ID:m4Yomlsp0<>
結標「ここ?」
海原「ええ」
ピンポーン
……。
結標「出てこないんだけど?」
海原「おかしいですね。――――土御門さーん!!」
ヒィイイイイイイイ!!
結標・海原「!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:36:24.99 ID:m4Yomlsp0<> 結標「な、なんで悲鳴をあげているの?」
海原「自分に聞かれても……。座標移動で入ってみませんか?」
結標「そうね」
シュン
結標「お邪魔しまーす……」
海原「土御門さん、自分たちです。海原と結標さんですよー」
土御門「お、お前らか。良かった……」ビクビク
海原「一体どうしたんですか、部屋に閉じこもって……」
結標「昨日は友達と一緒にゲーセンいってたじゃな――――」
土御門「その話はもうやめてくれ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:36:52.08 ID:m4Yomlsp0<> 海原「お友達、ですか?」
結標「ええ。カミやんとか呼んでたけど」
海原「カミやん……もしや上条当麻ですか!?」
土御門「やめてくれ! その名をださないでくれ!!」
結標「何があったのよ……」
土御門「あれは昨日、結標から離れたあとだった……」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:37:20.55 ID:m4Yomlsp0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
土御門「ありがとにゃー、カミやん。この恩は必ず返すぜい」
上条「いいんだよ、水臭いな」
一方通行「礼しねェと俺たちの気がおさまらないンだよ」
土御門「なんでもするからにゃー」
上条「……」ピクッ
上条「ん? 今なんでもするって言ったよね?」
土御門「お、おう」
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:37:48.23 ID:m4Yomlsp0<> 上条「それじゃあさあ……コイツをしゃぶってもらおうかな」ボロン
一方通行「俺はどォやら幻覚と幻聴を同時に患っているらしい」
土御門「オレもだぜい。そうだ、一緒に病院に――――」
上条「どうしたんだお前たち。ゲーセンいくんじゃなかったのかよ?」キョトン
一方通行(あれ、戻ってやがる……)
土御門「い、今なおったみたいだ。大丈夫大丈夫」
上条「でも、本当に病気だったら怖いし、ホテルいこうぜ。いいとこ知ってんだ」
一方通行「おォ……?」
上条「さ、こっちこっち!」
ズルズルズル
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:38:19.44 ID:m4Yomlsp0<>
ピカピカピカ
一方通行「ここって……」
土御門「ラブホ……だよな……」
上条「なに立ち止まってんだよ? 休むだけだから気にすんな」
一方通行(おかしい、何かがおかしい)
土御門(何かっていうかカミやんがおかしい!)
上条「いつもの場所で」
一方通行(すでに部屋とってやがる!!)
土御門(いつもの場所って通ってんのかよぉおお!?)
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:38:47.36 ID:m4Yomlsp0<> 〜おへやァ〜
上条「……」ガタッ
土御門「か、カミやーん……?」
一方通行「ど、どォしたンだよ三下ァ……」
上条「わかってるんだ、理解されることはないってな……(察し)」
上条「でもさ、期待させておいて、はいさようならってのはたまげたなぁ」
一方通行「ここここっち来るンじゃねェ!!」
上条「誠意を見せてくれよ。な?(迫真)」
一方通行「なンでそンなに誠意誠意言ってくるンだよオマエらよォ……」
上条「こっちの事情も考えてくれよ。最近ロクにできなかったんだ、いいだろ?(棒読み)」ヌギヌギ
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:39:14.97 ID:m4Yomlsp0<> 土御門「ままま待て早まるな! 落ち着いて自分の状態をよく見てみろ」
上条「そうか……(無関心)」ヌギヌギ
一方通行「や、やめろ! 俺はノンケなンだよ!!」
上条「え、何それは。俺は命の恩人だぜ?(ドン引き)」
土御門「……、カミやん忘れたのか? 肉弾戦じゃオレには勝てないぜ」
上条「そうそう、それだよ」
土御門「……は?」
上条「前から思ってたんだけど、土御門ってさ――――イイ体してるよなぁ」
土御門「――――っ!?」ゾクッ
一方通行「――――今のうちだぜェ!!」ダッ
パリーン
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:39:44.32 ID:m4Yomlsp0<> 土御門「てっ、テメ一方通行ぁああああ!!!」
上条「逃げられたか……。まあでも、お前で楽しめればいいかな」
土御門「あーっ! あそこのビルの屋上にアックアがいるぞー!!」
上条「なに!?」
上条「ど、どこだ!? アックアはどこだ!?」
土御門「カミやんのバーカ! 説教単細胞!!」ダッ
上条「だ、騙したなあああああ!!! 待てコラああああああ!!!」
土御門「こええええええ!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:40:15.07 ID:m4Yomlsp0<> 土御門「それで必至に逃げて、部屋に閉じこもったんだにゃー……」
結標「あの男ホモだったんだ……」
海原「くそ……自分との約束はどうしたんです!! ちょっと隣の部屋にいってきます!!」
結標「隣の部屋?」
海原「上条当麻の部屋なんですよ」
結標「なるほど。だから呼び鈴鳴らしたときに土御門が悲鳴をあげたのね」
土御門「待て海原! あいつはきっとお前まで!!」
海原「だからと言って黙ってられますか!!」
ガチャリ
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:40:43.02 ID:m4Yomlsp0<> 海原「今度は自分が説教する番ですよ、上条当――――」
パァン! パァン!
海原「なんです、この音は……?」
イクッ! イッチマウヨタイショウ!!
オウイケハマヅラァ!
アァァアアア――ッ
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/13(土) 18:41:41.38 ID:m4Yomlsp0<> 今日はここまで
いや違うんだ。これは魔術師の仕業なんだ
決して>>1がホモなわけじゃないんだ
むしろ百合豚だ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/13(土) 20:09:36.96 ID:D0cmfSrs0<> 乙
そうか、つまり君はそんな奴なんだな
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/13(土) 20:19:14.16 ID:1r6yHMOR0<> 口では否定しても、いつも以上にレスが弾んでるぜ〜?
乙w <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/13(土) 21:41:53.96 ID:02Y5niXIo<> えっなにこれは(驚愕)
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/13(土) 21:44:08.17 ID:54MZaV3ho<> \ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ:::::::: く ま
Y ,!ミ::::::: ヽ
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.)
゙ソ """"´` 〉 L_
/ i , /| r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/10/13(土) 21:48:09.59 ID:cLYVPSYxo<> _ -───- _
, '´ `ヽ
/ \
/ ヽ
/ __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ
' 「 ´ {ハi′ } l
| | | |
| ! | |
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
| \ / |
_ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _
_ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/13(土) 22:19:52.02 ID:hwjq+YHZ0<> 乙
今回でまた1の新しい性癖が
暴露されたんですね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/14(日) 05:55:41.76 ID:FK5a3ckIO<> いいぜ ヘ(^o^)ヘ
|∧
/
てめえが
女としか
ヤれないってなら
/
(^o^)/
/( )
/ / >
(^o^) 三
(\\ 三
< \ 三
`\
(/o^)
( / まずは
/く そのふざけた
アナルをぶち犯す
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:05:47.94 ID:iAh0y89U0<> Q.ここはホモスレですか?
A.そのような事実は確認されておりません^q^
ただ流れでそうなっただけなんです
信じてください
それはそうと投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:06:14.26 ID:iAh0y89U0<> 第二十五話
土御門「もう部屋から出られない……」
海原「……、まあ頑張ってください」
結標「私たちは一方通行と番外個体のとこに行ってくるから」
土御門「ままま待ってくれ! 金あげるからご飯とか買ってきてくれないか? 外に出た瞬間カミやんに襲われそうで怖いんだよ……」
結標「……ま、それくらいはいいでしょう」
海原「死んでもらっても困りますしね」
土御門「ありがとうお前ら! 大好き!」
結標「うわ……」
海原「すいません自分はソッチ系の人じゃありませんので……」
土御門「違うよ!? 友達として好きってことだよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:06:47.56 ID:iAh0y89U0<> 結標「さようならー」
海原「精々掘られないように気を付けてくださいねー」
土御門「縁起でもないことを……」
ガチャリ
結標「それじゃあ案内してちょうだい」
海原「了解です」
〜ふぁみりーさいどにつきましたァ〜
海原「ここの二号棟の十三階です」
結標「本当に住所を知ってたのね……」
海原「チーム内の情報はできるだけ把握しておきたい性格なもんで」
結標「あやしすぎて思わずコンクリートの中に座標移動させてしまいそうだわ」
海原「すいません」
ピンポーン
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:07:16.48 ID:iAh0y89U0<> 呼び鈴を鳴らすと、程なくして応答がきた
「はいはーい、どなたじゃん?」
「あ、私たちは一方通行さんと番外個体さんの友人なんですが……」
「あいつらの友達か! どうぞ入ってくるじゃんよ」
「ありがとうございます」
案外うまくいった。
海原はこういうのが器用だから、結構便利なのよね。
だからといって扱いを変えたりはしないけど。
「いらっしゃーい。友達がくるなんて初めてだからあまり丁寧な対応はできないけど、ゆっくりしていくじゃん」
お気遣いなく。
「お気遣いなく」
「マナーがしっかりしてて良い子たちじゃん!」
保護者の方かしら。
ジャージなのが少し残念だけど、美人さんで、なにより巨乳ね。
私も自信はあるんだけど、それが霞んでみえるなんてどんだけよ。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:07:53.33 ID:iAh0y89U0<> 黄泉川「名前を聞いてもいい?」
海原「海原光貴です」
結標「結標淡希です」
黄泉川「海原に結標ね。結標はそんな恰好で寒くないのか?」
結標「あ、いえ。これが普段着なので」
黄泉川「真冬にノースリーブシャツとホットパンツが普段着……」
海原「こういう人なんです。変わっているでしょう?」
黄泉川「いや、個性があっていいじゃん! 私は黄泉川愛穂。とある高校で体育教師をしている。あと一人芳川桔梗ってやつがいるんだけど、生憎部屋に籠って寝てるかパソコンをしてるじゃん……」
海原「またの機会にご挨拶させていただきます」
黄泉川「うんうん。礼儀正しい子は好きじゃんよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:08:23.64 ID:iAh0y89U0<> 一通り挨拶が終わり、本題に入っていく。
「私たちは一方通行さんと番外個体さんのサークル仲間のような関係なんですが、連絡も無しにいきなり休んだので心配して見に来たんです」
「そのことか……。あいつら二人は一緒の部屋にしているんだが、朝食の時間になってもこなかったから私らが預かっている打ち止めっていう子に呼ばせにいかせたんだけど、どうやら番外個体によって強制的に閉じ込められているらしいじゃん……」
閉じ込められて? 閉じこもっているの間違いじゃないんですか?
「いや、鍵は開いてもなぜか扉が開かないじゃん。食事をまったく摂っていないから、いい加減にでてきてほしいじゃんけど……」
それなら都合がいい。
海原の使うあの長ったらしい技でドアを分解してしまえばあとはどうにでもなるわ。
「え、自分がやるんですか?」
当たり前じゃない。間違って二人の肉体に座標移動しちゃったらどうするのよ。
「それもそうですね。すいません、鏡を貸していただけますか?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:08:51.08 ID:iAh0y89U0<> 黄泉川「鏡? 別にいいけど……どうするつもりじゃん?」
海原「企業ひみ……禁則事項です♪」
黄泉川「??」
海原「」
結標(なにこれ面白い)
〜せっちかンりょう〜
海原「鏡と鏡の間に立たないでくださいね」
結標・黄泉川「はーい(じゃん)」
海原「ふぅー……。――――トラウィスカリュパンテクryyyy……」
黄泉川「どうしたじゃん?」
結標(噛んだ……)プププ
海原「すいませんもう一度。――――トラウィシュカryyyy……」
結標「何回噛むのよ!! トラウィシュキャリュピャンテキュウトリの槍でしょ!!」
海原「貴女も噛んでます」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:09:22.22 ID:iAh0y89U0<> 「トラウィスカルパンテクウトリの槍!!」
その声とともに見えない光がドアに届き、即座にドアが分解された。
「お、おー! すごい能力じゃん! さあお前ら、そろそろ部屋のそとに出るじゃん!!」
中の様子はどうなっているのか――――。
そう思い部屋を覗いてみると……。
「もっと! もっとやって!!」
「もうやめろォ! これで最後だからなクソ野郎!!」
「あぐっ。……イイ……とっても痛くて気持ちイイよ……。もっとお願いぃぃ……」
「ひいいいいい!!」
腹パンを番外個体に浴びせるSMプレイの現場となっていた。
この場合は攻撃するほうが嫌がっているから、Mプレイの現場かしら。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:09:50.88 ID:iAh0y89U0<> 黄泉川「ななな何をやってるじゃん!? そういうのは大人になってからで、未成年がやっちゃいけないことじゃん!!」
番外個体「もっと! もっとおおおおお!!!!」
結標「まるで聞いちゃいない……」
一方通行「俺のせいじゃねェよ!! 俺がやらないとコイツ手首切ろうとするし自分の指を食べようとするから仕方なくやってンだよ!!」
海原「なんというメンヘラ……」
番外個体「オイコラ海原なにミサカたちの部屋に入ってんの? その皮今すぐ剥いで直に電流ブチ当ててカエルの足に電極刺したみたいにビクビクさせっぞ?」
海原「」
黄泉川「ごめん」
結標「海原……」
番外個体「あ、黄泉川と結標じゃん。おっはー」
黄泉川「あ、あぁおはようじゃん……」
結標「おはよう。腹パンプレイのお味はいかが?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:10:19.13 ID:iAh0y89U0<> 番外個体「んー? そっかそっか。勘違いさせちゃったみたいだね」
結標「え?」
番外個体「これはプレイじゃなくて、あーくんのミサカに対する愛情表現だよ?」
一方通行「違げェよ? 俺が喜ンでやってると思ってンの?」
番外個体「ミサカは嬉しいよ!!」
一方通行「そこじゃねェよ!!」
黄泉川「とにかく部屋からでてご飯食べろ。話はそれからじゃん」
海原「そうしたほうがいいでしょう。栄養失調で倒れてしまってはご所望のSMもできなくなりますし」
一方通行「いくぞ番外個体。珍しく腹が減ってンだよ」
番外個体「あーくんがそう言うなら……」
海原「無視はやめてもらえます?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:10:48.67 ID:iAh0y89U0<> 〜おしょくじちゅう〜
一方通行「……」モキュモキュ
番外個体「ねえねえ、あーくん」
一方通行「今食事中だから話しかけnむぐっ!?」
番外個体「んくっ、じゅるっ、うっく……」
結標・海原・黄泉川「(゚д゚ )」
一方通行「てっててテメェ何しやがる!?」
番外個体「うひひひひあーくんが口に含んだもの食べちゃったよお///」
一方通行「なンでこンなことしたンだよ!?」
番外個体「なんで? そんなこともわかんないの?」
一方通行「わかンねェな」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:11:16.64 ID:iAh0y89U0<> 番外個体「さっきは腹パンとか外部からあーくんを刻み込んでくれたけど、口移しなら内側からあーくんを刻み込むことができるよね?」
一方通行「何がなンだかわからねェ……」
結標「あの、番外個体?」
番外個体「なあに?」
結標「貴女の一方通行に対する溺愛っぷりは知ってたけど、ここまで酷か……想いが強かったっけ?」
番外個体「話してあげてもいいけど……」チラッ
一方通行「っ」ビクッ
海原(ああ、これは……)
番外個体「昨日ね、あーくんが上条当麻とかいうホモ鬼畜性犯罪者に襲われてね」
黄泉川「か、上条!?」
結標「知ってるんですか?」
黄泉川「知ってるもなにも、ウチの高校の生徒じゃん……」
海原「なんと」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:11:44.52 ID:iAh0y89U0<> 番外個体「それでね、ミサカ思ったの。ミサカがずっとあーくんの傍にいて、ミサカはあーくんのもので、あーくんはミサカのものって分かるように印をたくさんつけてあげれば変な虫も寄り付かなくなるんじゃないかって。同じカタチの傷とか互いのキスマークとか名前とか刻み込んでほかのヤツらの入る隙間をなくしてそれでもあーくんに近づくやつは皆殺しにして未来永劫ミサカだけを愛してくれるようにミサカだけを見てくれるようにミサカだけにミサカだけミサカだけミサカだけ!!!!!」
一方通行「あ、もォいいわ」
番外個体「わかってくれたの!? ありがとう、あーくん!! 大好き!!」チュッチュ
一方通行「うわァー」
番外個体「ミサカにもちゅーってして?」
一方通行「ンー」チュッ
番外個体「きゃっ/// お返ししてあげるね!」チュッチュ
一方通行「あァ……」
結標・海原「……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:12:13.19 ID:iAh0y89U0<> 黄泉川「あー、おほん。もう二人で部屋に籠ったりするなよ。心配するじゃん」
番外個体「芳川はいいの?」
黄泉川「放っておくじゃん。きっと明日はハローワークいってくれると信じてるじゃん」
結標(ニートだったのね……)
海原(苦労してますね……)
黄泉川「食事はちゃんと摂る。三時間に一回は部屋から出る。外出時に事件事故を起こさない。この三つを守ってくれれば、私は何も言わないじゃん」
一方通行「うィ」
番外個体「はーい!」
海原「これで大丈夫ですかね」
結標「そう信じてるわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:12:40.85 ID:iAh0y89U0<> 番外個体の属性にメンヘラが加わったのは衝撃だけど、別に今までよりちょっと過激になるだけだろうし心配は無用でしょう。
これで日常が戻ってくる……のかしら?
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 16:13:58.68 ID:iAh0y89U0<> とりあえず投下終わり
珍しく筆が進んだので18時30分頃にまた投下しにきます
よろしくお願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/14(日) 16:41:54.94 ID:0/eQlRvq0<> 乙
1に腹パン属性が追加されますた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/14(日) 17:08:12.60 ID:LU8VIE6Wo<> 乙
>>1の性癖ちょっと特殊すぎませんかねぇ <>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:24:07.48 ID:iAh0y89U0<> いやっほー来たぜー
投下するのは本編とあまり関わらない外伝です
すこしくどい表現がありますがご勘弁を
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:24:40.04 ID:iAh0y89U0<> 〜外伝〜
第三次世界大戦が終わり、ロシアから帰還して数日。
戦争の責任やら募金やらテレビで騒いでるけど、実につまらない。
平和?
復興?
ミサカが求めているのはそんな生温いモノじゃない。
もっと殺伐とした、今にも殺されそうな空気が欲しいのだ。
だが、それも理解してくれるのは少ない。
あの一方通行でさえ、戦争が終わったんだから少しは大人しくしろなんて言っている。
事実、ミサカは大人しくなっていた。
ミサカネットワーク全体から負の感情を拾い、抽出し、それを一方通行に対してぶつける。
それが検体番号(ナンバリング)から外れた個体『番外個体(ミサカワースト)』としての性質なんだけど、最近は負の感情そのものが大分治まってしまい、普段の調子が出なくなっている。
これではいけない。
もっと悪意を集めなければ。
悪意を。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:25:06.85 ID:iAh0y89U0<> そう思った矢先に、ある一つの考えが浮かんだ。
――――MNWにログインし、直接負の感情を直接拾い上げればいいのではないか。
治まったとはいっても、心の奥底には必ず負の感情があるはず。
日常からでるストレス、嫉妬、恨み。
それを直に集められれば……。
まずは便所の落書きと言われる、MNW掲示板にいこう。
そこなら一方通行に対するイライラも、少なからずあるはずだから。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:25:36.87 ID:iAh0y89U0<>
☆ミサカ板☆
・今日の上条当麻(691)
・ぬこ拾った(107)
・ブラジリアンミサカスープレックス(1)
・打ち止めとかいうゴミ(970)
・ぽまいらにスネークの仕方教えてやんよ(385)
ほう……。
掲示板というだけあって、様々なスレが立っている。
えーと、一方通行関連のスレは……。
あ、あった。
・一方通行に対する思いの丈をぶちまけろ(512)
くくく。
これで勝つる!
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:26:04.61 ID:iAh0y89U0<> へへっ、どんなことが書き込まれているかn――――。
一方通行かわいい一方通行の白い肌を汚し尽くしたい赤い目を抉ってペロペロしたい思いっきり抱きしめて骨を折ってやりたいパンツ食べたいむしろ食べられたい短小チ○コを脚で踏みつけてやりたいむしろ踏みつけられたい白い髪をワシャワシャしたいむしろされたい強引に犯してヒィヒィ啼かせたいむしろ犯されて啼かされたい濃密なディープキスを五時間ほどねっとりとやりたいむしろ下のお口にやってもらいたい一方通行に一方通行一方通行一方通行一方通行一方通行――――。
!?
ななな何あの欲望の塊は……。
あんなの見てられないよ!!
で、でもちょっとだけなら大丈夫……だよね……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:26:31.81 ID:iAh0y89U0<> 512:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka10033
あの黒い翼ってオ○オクッキーっぽくね?
513:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misakaworst
なんだここは……
514:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka20000
>>513
おい新入り
ここは初めてか?肩の力を抜いて裸になって、一方通行の写真に敬礼をしてから「ミサカは一方通行の奴隷です」と20000回唱えるんだ
それがここの、いやミサカ板全体のルールだからな
515:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka14510
>>514
嘘教えんなし
516:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka20000
>>515
嘘じゃねーよ
ミサカはいつもこれやってるし
今日は調子がいいからトンファニーまでしちゃったがな!
517:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka15906
変態がきたぞー
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:26:59.66 ID:iAh0y89U0<> うわキモッ。
ついていけねーよ……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:27:27.99 ID:iAh0y89U0<> 518:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misakaworst
なんだ変態のすくつ(←なぜか変換できない)か
519:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka13014
おいこれ……
520:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka10033
やるしかないな
521:以下、名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:misaka20000
ああ。やるしかない
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:27:57.58 ID:iAh0y89U0<> は?
一体なんのことだよ。
セレクターを取り付けたミサカに立ち向かおうなんて命知らずにも程が ピロリーン。
あら、なんかMNWからメールが……。
初心者案内みたいな感じのやつかな?
とりあえず開いてみr――――。
一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい
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>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:28:25.65 ID:iAh0y89U0<> ――――あ?
迷惑メールかこれ?
うざったいな ピロリーンピロリーンピロリーンピロリーン。
なんか連続でくるし……。
あーもう無視無視。
関わらないが吉だよn一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい
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>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:28:55.54 ID:iAh0y89U0<> ちょ、なんで勝手にメールが開かれるの!?
こんなウイルス聞いてな一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい
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>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:29:23.19 ID:iAh0y89U0<> くぁzwsぇdcrfvtgbyhぬjみk。
あ、頭がおかしくなりそう……。
くそっ、あのチビガキに頼るのは癪だけど、上位個体権限で止めてもらお一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行カッコいい一方通行かわいい一方通行が好き一方通行が大好き一方通行愛してる一方通行と結婚したい一方通行とセックスしたい一方通行と一緒に住みたい一方通行の傍に一生いたい一方通行と死にたい一方通行――――。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:29:52.40 ID:iAh0y89U0<>
一方通行ペロペロ^^。
<>
>>1<>saga<>2012/10/14(日) 18:30:43.50 ID:iAh0y89U0<> 以上、外伝です
番外個体たんがヤンデレになったのにはこういうワケがあったんですね
実際にやられたら気が狂いますね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/14(日) 19:02:20.24 ID:y4SMgJps0<> 乙
ブラジリアンミサカスープレックス
について詳しく <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/14(日) 19:35:37.56 ID:12RANS+IO<> おつ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/14(日) 21:31:34.50 ID:LU8VIE6Wo<> 乙
個人的にはブラジリアンミサカスープレックスが気になるところ <>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:35:12.08 ID:2AKbHVZ10<> >>443,445
あまり意味のない伏線です
投下開始ですよ <>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:35:38.68 ID:2AKbHVZ10<> 第二十六話
突然だが、グループはいつもと変わらない日々を送っている。
本当にいつもと変わらないのよ。
ただ一つ――――場所が土御門宅ということ以外は。
「なぜこんなにトレーニング器具があるんですか?」
「オレは無能力者だからにゃー。体を鍛えないとやっていけないですたい」
「それは俺に対する皮肉か? オイ」
「もやしなあーくんでもミサカは愛せるよ!!」
そう。
集合場所がキャンピングカーから土御門が住む部屋に変わったのだ。
最初はいつも通りキャンピングカーに集まるつもりだったのだが、土御門が男に対するレイプで指名手配中の上条当麻容疑者が怖くて外にでることができず、仕方なく土御門宅に集合というわけ。
ちなみに容疑者は拘置所から脱走。今も行方がわかっていないらしい。
そりゃ怖いわけだ……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:36:08.62 ID:2AKbHVZ10<> 結標「いつまで籠るつもりなの?」
土御門「カミやんが少年院に入れられるまでだ。それまで飯を頼む」
海原「だそうですよ。頑張ってくださいね」
結標「え、私?」
土御門「ちょ」
一方通行「オマエ以外に誰がいるんだよ」
番外個体「なんで他の女と話してるの?」
結標「いやでも……最悪死ぬわよ?」
土御門「こ、コンビニ弁当でいい。野菜オンリーのやつでもいいから!」
結標「……はいはい」
土御門「さすがやでぇ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:36:36.89 ID:2AKbHVZ10<> 海原「で、今日はなにをするんですか?」
土御門「いやー、この前旅行いったろ? 北欧のどこかに」
結標「いったわね」
一方通行「いったなァ」ダッ
番外個体「あ、それって……」ガシッ
土御門「わかったか? シルビアさんたちが学園都市に来るらしい」
海原「それは嬉しいですね」ニコニコ
結標「へえ……。ヴェントも来るんでしょ?」
土御門「おう。垣根も来るらしい」
一方通行「なンであの冷蔵庫まで……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:37:05.16 ID:2AKbHVZ10<> 土御門「そう言ってやるな。到着予定日は明日。ホテルも予約済みだそうだ」
海原「随分と急な話ですが、いつ連絡が来たんですか?」
土御門「三日前」
海原「なんで早く言わないんですか!?」
土御門「だって……。あわきんの写真集を捌くのに忙しkあぁすいませんもう勝手にやらないので」
結標「許可とったらやるつもりだったの?」
番外個体「まあ、売れるし」
土御門「それで、第二三学区の空港にまで出迎えてほしいみたいなんだ」
結標「無視しないでちょうだい」
海原「プゲラ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:37:31.43 ID:2AKbHVZ10<> 海原「」プスプス
土御門「午前一〇時には着くらしい。ちなみにいつ帰るかは決めていないそうだ」
一方通行「つまり……?」
番外個体「つまり……」
結標「……!」
土御門「いや、別にどうってことないがにゃー」
結標「まあ予想はしてたわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:37:58.90 ID:2AKbHVZ10<> 土御門「そういうわけだから、よろしく頼むぜい」
一方通行「よろしくって……オマエも一緒にいくンじゃねェのかよ?」
番外個体「掘られるのが怖いんでしょ」ケケケ
土御門「カミやんに追われる恐ろしさをお前らは知らないんだよ!!」
結標「でも、普段は一級建築士と呼ばれるほどの善人なんでしょ? そう悪い人でもないんじゃない?」
上条「そうだぞ。人を第一印象だけで決めてはダメだ」
土御門「ご、ごめんなさい……」
上条「ははっ。わかってくれりゃあいいんだ」
一方通行「待てよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:38:26.81 ID:2AKbHVZ10<> 「うおおおおおお!?」
「俺は性犯罪者なんかじゃない、すべては合意の上だ!!」
い、いつの間に!?
これがホモなの?
ホモってこんな高性能なの!?
「一方通行もいるのか。今日はラッキーデイだな」
「キャラ違げェええええ!!」
「いただきまーす」
くっ……。
どうにかして止めないと……!
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:38:55.46 ID:2AKbHVZ10<> 番外個体「あは、あはあははははははははあは」
番外個体「邪魔だよゴミ。ミサカのあーくんに近づかないでくれるかな?」
上条「あぁ? 誰だテメェ、女はすっこんでろ」
番外個体「くくっ、強引に奪い取ろうだなんて大した偽善者様だ。でもね、あーくんはミサカを愛してくれているし、ミサカもあーくんを愛しているんだよ。一生を添い遂げるミサカとあーくんの愛情に、お前みたいなイカれたツンツン頭の入る隙間なんてないから」
一方通行「……」
上条「ほほう、愛しのあーくんはそれを望んでいないみたいだぜ?」
番外個体「黙れ木偶!! あーくんって呼んでいいのはミサカだけだ!! 能無しの海産物が知った口を聞くな!!」
土御門「と、とんでもない修羅場って感じになってるにゃー……」
結標「面白そうだから黙って見てみましょう」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:39:22.60 ID:2AKbHVZ10<> 番外個体「ねえあーくん、あーくんはミサカを愛しているんだよね?」
上条「お前はそう言わされているだけなんだろ? 拘束から抜け出して、俺と一緒に世界を知ろうぜ♂」
一方通行「――――いい加減にしやがれ!!」
番外個体・上条「!!!」
一方通行「三下、オマエはいつからそンなンになっちまった? オマエを思っている女が世界中にいるだろォが。男の俺なンかを狙うより、そいつらに答えてやれよ」
上条「一方、通行……?」
一方通行「番外個体、オマエは――――」
番外個体「 あ ー く ん 」
一方通行「愛してる」
番外個体「あは、あははははははははは!!! あーくんはミサカを選んだ!! もはや誰も止められるものはいない、ミサカのものだ!! いらないんだよ、ホモは、異常者は、男は!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:39:55.11 ID:2AKbHVZ10<> 番外個体「その癖に ザクッ ミサカのあーくんを誑かそうとして ザクッ この肉塊が ザクッ 五月蠅いんだよ」ザクッザクッザクッザクッ
上条「」ザクッザクッザクッザクッザクッ
一方通行・土御門・結標「」
番外個体「あっ、ごめんね、部屋を汚しちゃった。片付けてくるよ」
上条(以下、肉塊)「」
番外個体「汚物処理場ってどこにあったっけ?」
一方通行「し、知らねェ……」
番外個体「まあいっか。MNWで聞きながらいけばいいし。じゃあね」
肉塊「」ズルズル
一方通行・土御門・結標「……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:40:24.04 ID:2AKbHVZ10<> あれ……。
最初はシルビアさんたちが学園都市にくるっていう連絡だけだったはずなのに、なんで部屋がスプラッターみたいになっているの?
それに……あの男、死んでたわよね?
釘を何回も突き刺されて、釘バットが可愛く見えるほどだったわ。
そんな……番外個体が……殺人犯に……?
上条「いよーっす。ちょっと手間取っちまったけど、やっと戻ってこれたぜ」
土御門・一方通行・結標「」
上条「ん? 一体どうしたんだ?」
結標「み、番外個体はどうしたの……?」
上条「あの女の子か? それなら、ほれ」ポイッ
番外個体「」ボロボロ
一方通行「これは……一体どォいうことだ、三下ァ!!」
上条「あんまり煩かったからさ、ちょいとお仕置きしたんだ」
番外個体「う……ぁあ……」
結標「番外個体!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:40:54.51 ID:2AKbHVZ10<> 土御門「テメェ!!」
上条「なんだよ、襲われたのはこっちだぜ? だからさ……わかるだろ?」ボロン
一方通行「掘るつもりかこの野郎!」
上条「へへっ、二、三時間相手してくれたら十分さ……」
土御門・一方通行「」
海原「皆さん!!!」
土御門「海原!!」
結標「生き返ったのね!!」
海原「自分が上条さんを食い止めます!! だからその間に!!」
一方通行「なン……だと……?」
上条「へえ、面白いな」
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:41:22.27 ID:2AKbHVZ10<> ↓上条
○ <ウナバラァ!
パァン! パァン! (( (ヽヽ
>_| ̄|○ ←海原
海原「自分が掘られている隙に! さあ早く!!」
一方通行「海原……」
土御門「逃げるぞ、一方通行!!」
結標「番外個体は私が運ぶから!!」
上条「なかなかいい締りをしているじゃねえか」パァン パァン
海原「早く! 早く!!」
土御門「海原……」
結標「自分を犠牲にしてまで……」
一方通行「俺はオマエを忘れねェ」
アァ! アァ!
オマエモキモチイインダロ!? オラァ!
<>
>>1<>saga<>2012/10/15(月) 18:42:40.96 ID:2AKbHVZ10<> 今日はここまで
ついに被害がでてしまいましたね
大変ですね
一体どう収拾をつければいいのでしょうか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 19:12:21.12 ID:jT03p0600<> くっそワロタ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/15(月) 19:37:06.19 ID:EefUV3MOo<> あんな扱いを受けてるのに囮役を買って出るとは…
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/15(月) 20:23:28.30 ID:tfiLwEOH0<> こんな格好いい海原くん初めて〜///
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/15(月) 21:28:46.41 ID:1NsUvsGt0<> 乙
これはインなんちゃらさんを呼ぶしか
って確か土御門んちの隣じゃなかったか
上条さんち <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 02:05:16.92 ID:F1ulEtwIO<> なんかこのSS壊れはじめたぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/16(火) 05:23:31.93 ID:iIRc9LP3o<> このままホモ路線でいくのか… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 09:53:15.72 ID:HD+v1W9IO<> ほもほも……もとい、そもそもこんなんになったのってなんでだっけ? <>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:39:44.21 ID:vMaxZZDp0<> 上条さんの登場によりすべてが変わってしまった
今回と次回でホモ条さん編は終わるのでご安心を
>>464
どこぞの暴食ニートイカ娘シスターなんて知らないんだよ!!
投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:40:24.02 ID:vMaxZZDp0<> 第二十七話
海原はヤられました。
卑劣な性犯罪者の手によって
今ごろ海原は肉便器、土御門の家はハッテン場と化して、近所のホモ野郎の溜まり場になっているでしょう。
それでは、私たちは今どこにいるのか――――。
一方通行と番外個体の家は現在他の同居人(推定:ニート)がいるため、使用は遠慮したい。
なので、必然的に私が居候している家になった。
「すまない、結標」
いいのよ。小萌が帰ってくるまでだけど、アレが少年院にぶち込まれるのも時間の問題でしょうし。
「アイツらが明日学園都市にくるっていうのによォ……。どォすりゃいいンだ……」
「番外個体も起きないしな……」
一体どうすれば……。
「話は聞かせてもらった!!」
あ、貴方は……!!
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:40:51.46 ID:vMaxZZDp0<> 青ピ「ボクや」
土御門「なんだ青ピか……」
結標「誰?」
一方通行「顧客だ」
結標「顧客……?」
土御門「な、なんでもないぜい! 青ピはオレが通ってる学校のクラスメイトだにゃー」
結標「彼がなんの役に立つっていうの?」
青ピ「ふふん、ボクはこう見えてもスゴイヤツなんやで?」
土御門「そう。実は青ピは……」
青ピ「職質を一日に五十七回受けたことがあんねん」
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:41:35.62 ID:vMaxZZDp0<> 結標「ただの不審者じゃない……」
青ピ「いやいや! めっちゃ役立つで、ボク!!」
一方通行「オマエが何かの解決策を握ってるとでも言うのかァ?」
青ピ「カミやんに喧嘩でギリギリ勝てるねん」
土御門「オレは圧勝できるぞ」
青ピ「……」
青ピ「もういいわ! 美人さんがいるから協力してやろうとしたのに……。この場所に隠れていることをカミやん達に流してやるもんね!!」
一方通行「あ、テメェ!!」
青ピ「ボクのありがたい協力を拒むからや!! 地獄への片道切符を受け取――――」
番外個体「あ……ぁアあああああァァあああアアあああ……」
番外個体「し゛ゃ゛ま゛を゛す゛る゛な゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ゴゴゴゴゴ
青ピ「」
一方通行「番外個体ォ……」
番外個体「ぎゃはははははははははあははははははあは!!! 殺す殺スコロス!! よォォォくもミサカを倒してくれたな! その屈辱、三〇〇〇〇〇〇〇〇倍返ししてあげるよ!!!」
青ピ「あ……あぁ……」
番外個体「ジャマダ、ドケ」
グチャリ
青ピ「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:42:06.97 ID:vMaxZZDp0<> 番外個体「アハアハアハハハハハハハ!!!」ダダダダダ
土御門「いってしまった……」
結標「まるでバーサーカーよ……」
一方通行「俺たちもいくぞ!!」
土御門「えぇ!?」
一方通行「ホモ野郎どもは殲滅できるかもしれねェが、三下に勝てるとは思えねェ。もし負けたら、どこの馬の骨かもわからねェ研究所に売り飛ばされ薬品漬けにされ体中を切り刻まれて挙句の果てに変態研究者に犯されやがてMNWの原理も把握されて他の妹達も同じように犯されちまうかもしれねェだろ!!」
土御門・結標「……」
一方通行「あああ早くしないと番外個体がいなくなっちまうだろォが!! 結標、送れ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:42:58.58 ID:vMaxZZDp0<> これは……。
もう洗脳されてるわね。
それもただの洗脳じゃない。
一緒にいる時は問題ないけど、離れた途端に効果が現れる、云わばタバコと同じような依存よ。
番外個体、いつの間にこんな高等技術を……。
「待ってろよ今助けにいくからな汚らしいオスどもの好きにはさせないから安心しろよォ」
「とりあえず落ち着け。冷静に作戦を立てないとお前が掘られてしま――――」
「俺はどォだっていいンだよ!! 番外個体が無事なら俺の誇り(シモの方)なンざゾウリムシにも及ばねェ。結標、早くしろ」
んー……。
四人掛かりなら負ける可能性はグッと低くなるでしょうし、一方通行に従ってあの学生寮に飛ばしてあげましょうか。
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:43:25.13 ID:vMaxZZDp0<> 〜とあるがくせいりょう〜
上条「これで、三十七発目……っと」ドピュッ
海原「」ビクンビクン
浜面「へへっ、俺もコイツをヤっていいか、大将?」
半蔵「ちょっと待てよ。俺が先だろ」
横須賀「ひよっこはすっこんでな。俺がさきにヤる」
浜面・半蔵・横須賀「テメェ!!!」
上条「やれやれ、お前らは馬鹿だな。ケツ、口、腋。三人一緒にできるじゃねえか」
浜面・半蔵・横須賀「おお!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:43:52.09 ID:vMaxZZDp0<> 「さあて、楽しませてもらおうかな」
その言葉とともに、男――――浜面仕上は、自身の怒張したペニスを海原へと向ける。
はち切れんばかりに膨らんだソレは、海原の小さな菊門など今にも食いちぎりそうなほど異様で、海原を委縮させるには十分だった。
「も、もうやめ……」
「聞こえねえなあ」
必死な嘆願も聞き入れてはもらえない。
もう犯されるばかりか――――諦めかけた心に、一つの希望が舞い降りる。
「 コ ロ ス 」
舞い降りたのは、正気とは思えないほど目が濁りきっており、その背中には莫大な闇を背負っているように見える『天使=悪魔』だった。
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:44:28.21 ID:vMaxZZDp0<> 番外個体「ヒヒヒ……」
半蔵「な、なんだこのアマ……」
上条「また来たか……」チッ
浜面「大将はコイツを知っているのか?」
上条「ああ。今日の朝に返り討ちにしてやったはずなんだけどな」
番外個体「コロスコロスコロス……」
バチバチバチィ!
横須賀「なんだ能力者か。どれ、俺が相手をしてやろう」
番外個体「邪魔だああああああ!!!」
ドゴォッ
横須賀「な……に……」ガクッ
横須賀「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:45:01.64 ID:vMaxZZDp0<> 浜面「横須賀さん!?」
半蔵「テメェええええ!!」ブン
番外個体「煩いんだよ、木偶」
バチィン
半蔵「」
浜面「」
上条「お前ら!?」
番外個体「殺して ア ゲ ル 」
上条「俺に勝てると思っているのかああああ!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:45:27.78 ID:vMaxZZDp0<> 一方通行「番外個体ォおおおおおお!!」
番外個体「あー……くん……?」
一方通行「俺の嫁が世話ンなった様だなァ三下くゥゥゥン?」
番外個体「……///」
上条「……」
上条「フゥン!!」
一方通行「ンだァ……?」
中条「……」シュウウウ
土御門「ま、不味い、アレは!!」
結標「知ってるの?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:46:02.51 ID:vMaxZZDp0<> 一方通行「ごっ、がァァァアアアアアアアアアアア!?」
番外個体「え……あ……?」
中条「……」シュウウウ
土御門「結標、転移だ。早くしろ!!」
結標「え、ええ!!」
シュン
一方通行「」
番外個体「あーくん……」
中条「……」シュウウウ
To Be Continued……!
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:46:34.70 ID:vMaxZZDp0<> 復讐に燃える一方通行と番外個体の前に、最凶・最悪の敵『中条さん』が現れた!
残された土御門元春と結標淡希はどう切り抜ける?
明日は可愛いヴェントちゃんが学園都市に来るのに、果たして間に合うのか?
海原のケツは大丈夫なのか!?
次回、乞うご期待!!
<>
>>1<>saga<>2012/10/16(火) 18:47:45.68 ID:vMaxZZDp0<> 今日はここまで
上条×海原書こうと思ったけど慣れていない人に迷惑だと思うのでやめました <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 19:35:25.19 ID:D6ezYWoIO<> 乙…
>上条×海原書こうと思ったけど慣れていない人に迷惑だと思うのでやめました
つまりあなたは慣れているんですね
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/16(火) 20:13:08.27 ID:dVL2ZbgDO<> >海原のケツは大丈夫なのか!?
どう考えても手遅れです本当にありがとうございました <>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:33:46.78 ID:N0xVvp710<> 違う!>>1が慣れているんじゃない!!
ホモネタに慣れていない人のためにやらなかったんだ!
絶対にそうなんだ!!
ホモ条さん編最終回です
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:34:15.80 ID:N0xVvp710<> 第二十八話
土御門「どうすれば……」
結標「海原は気絶していて使えないし……」
番外個体「取りあえずミサカはあーくんを病院に連れて行くよ……」
結標「でも……」
「話は聞かせてもらいました! とミサカは颯爽と登場します」
番外個体「あ、あなたは……!」
17403「どうも、ミサカの検体番号(シリアルナンバー)はミサカ17403号です、とミサカは丁寧に自己紹介します」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:34:44.03 ID:N0xVvp710<> 土御門「ここは危ない、はやく逃げろ!!」
17403「ふふふ……。ミサカは助けに来たんですよ? かわいい妹のピンチを救うために」
番外個体「えっ……」
結標「どういうことかしら?」
17403「実はミサカ、先日MNW内のミサカ板にてとあるスレを立てたのです」
そのスレの名は『ブラジリアンミサカスープレックス』。
趣味でやっていたブラジリアン柔術の黒帯取得を記念して、全ミサカたちにその極意を教えようとスレを立てました。
しかし、結果は総レス数1のdat落ち。
だがそれで諦めるミサカではありません。
学園都市に道場を開くべく来日したのですが、移動途中に番外個体からのSOS信号を受諾。
そしてここにやってきた次第です。
17403「どうです、分かりやすいでしょう? とミサカは得意気に胸を張ります」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:35:14.89 ID:N0xVvp710<> 土御門「あれ、確かブラジリアン柔術って十九歳以上でないと黒帯は取得できなかったような……」
結標「それ以前に十五歳以下は緑帯までしかできないし、よしんばできたとしても修了期間その他もろもろで実質不可能なはず……」
17403「そこはほら、ミサカの事情ってやつです」
「「「おk」」」
土御門「だがあんな規格外にどうやって立ち向かえばいいんだ……」
中条「……」シュウウウ
17403「か、上条さん!? どうしてあんな姿(モロチン)に……」
結標「そこに転がっている優男を見なさい」
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:35:49.09 ID:N0xVvp710<> 17403「あれはMNW内ブラックリスト最上位の海原光貴! まるでヤり捨てされたような虚ろな目で気絶しています……」
土御門「上条に掘られ、誇りを失い、さらに生気まで失った男だ。そこまでする残酷非常なやつに勝てると思うのか?」
中条「……」シュウウウ
17403「……やってみせます。ミサカたちはあの男に助けられましたが、その方が道を踏み誤っているというならば今度はミサカが助ける番です」
17403「ブラジリアン柔術の神髄、しっかりとその目に焼き付けてください!!」
中条「うがあああああ!!!」ダダダダダ
17403「突進してくるとはなんと愚かな……」
17403「カウンターキック!!」バシィン
土御門「な、なにぃいいいい!?」
結標「ブラジリアン柔術では打撃は反則技よ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:36:16.55 ID:N0xVvp710<> 中条「ぐ……ごふっ」
17403「まだまだ! 続けてストレートパンチを数発打ち込みます!」シュビッシュビッ
中条「ぎっ、あがっ、げぐっ」
17403「そしてキメ技! ブラジリアンミサカスープレックス!!」ビリビリバシュゥーン
ブラジリアンミサカスープレックス――――
・相手の背後にまわって腰をとり、そのまま背面へ相手の頭を叩きつける業。
ジャーマンスープレックスと同じように見えるが、妹達の能力『欠陥電気(レディオノイズ)』による電撃が体を駆け巡り、意識を確実に刈り取る。
業を放ったあとはブラジリアン柔術の本懐である寝技へ持ち込み、更なるダメージを与えることが可能。
中条「ぎ、びぃ! ぎがぁ!!」
17403「いつもならここで終わるところですが……お仕置きとして最後に一発だけお見舞いしておきます」
17403「そこのグラサンアロハ、ちょっと準備しててください」
土御門「お、おぉ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:36:43.94 ID:N0xVvp710<> 土御門「カミやんを持ち上げてどうするつもりだ?」
17403「垂直落下式水車落としをするので、その直後にパイルドライバーをお願いします」
土御門「あ、ああ分か――――」
中条「!!!」カッ
上条「女に興味は無い、どけっ!」
17403「うげほっ」ドサッ
土御門「う、うおおおおお!?」
上条「土御門、お前となら新境地へとイける気がするんだ」ズリズリ
土御門「すり寄ってくるのをやめろ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:37:10.87 ID:N0xVvp710<> 結標「土御門、これを受け取って!!」ポイッ
パシィン
土御門「こ、これは……!!」
上条「つぅちぃみぃかぁどぉ!!」
土御門「喰らえカミやん!! よくわからない素材でできたデ○ルドだ!!」ズブッ
上条「ぐあああ!!」
土御門「掘ることに慣れているカミやんでも掘られることには慣れていまい。そこの残飯野郎、カミやんを好きに使っていいぞ」
浜面「いいのか? 俺はお前の仲間を……」
土御門「アイツなら大丈夫だ。それよりもカミやんに屈辱を与えねば気がすまん」
半蔵「やったぜ!!」
スゲェタイショウ! シマリガサイコウダ!
コッチモヤスムンジャネエゾ!!
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:37:38.10 ID:N0xVvp710<> 土御門「結標、助かった。お陰でケツの穴を掘られずにすんだぜ」
結標「いいのよ。それよりも、気絶した一方通行を病院に運ばないと……」
一方通行「」
番外個体「あーくん……」ナデナデ
土御門「海原は?」
結標「放っておけばそのうち復活するでしょ」
土御門「それもそうだな」
海原「皆……さん……酷すぎ……ます……」
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:38:07.40 ID:N0xVvp710<> 〜びょういン〜
冥土返し「うん、命に別状はないね?」
番外個体「よかったぁ……」
冥土返し「第一位とはいえ病み上がりなんだから無理はしちゃいけないよ?」
一方通行「すみませン……」
冥土返し「結構結構。今日はもう一人診察する予定があるから、はやく済んでよかったよ」
結標「もう一人?」
冥土返し「うん。海原光貴くんだったかな?」
土御門「アイツ……自分できたのか」
冥土返し「おや知り合いかい? それなら診察が終わるまで待ってあげてくれないかな? 僕が事前にみた感じ、大分酷かったからね」
土御門「……ま、それくらいはいいだろ」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:38:35.47 ID:N0xVvp710<> 海原「まったく、皆さん酷いですよ」
結標「だって……ねぇ?」
土御門「海原だもんにゃー」
海原「命の恩人になんてことを!?」
一方通行「一つの善行で百の悪事が許されると思ってンじゃねェぞ」
海原「自分で引き起こした悪事なんて数えるほどしかありませんからね!?」
番外個体「悪事をしたことは認めるんだね」ケケケ
海原「もういいです!! 明日のシルビアさんたちの出迎えは貴方たちでやってください!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:39:02.54 ID:N0xVvp710<> 結標「え、行かないの?」
一方通行「うっわ恩人の出迎えにいかないとか社会常識を知らねェのかよ……」
番外個体「イヤだったの? あのまま野垂れ死にたかったの?」
土御門「これだから海原は……」
海原「」
結標「嘘よ嘘! だから泣きそうな顔しないでちょうだい」
一方通行「今回はオマエに助けられたしなァ」
番外個体「あーくんを救ったことは評価する」
土御門「オレたちは仲間だろ?」
海原「皆さん……!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:39:32.63 ID:N0xVvp710<>
土御門「だから、これからもよろしく!」つ スッ
結標・一方通行・番外個体「よろしく!!!」つ スッ
海原「――――はい!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:40:00.20 ID:N0xVvp710<> ・土御門の場合
_.. :::==ニ>⌒ヽ パシッ
// / .! _人_/// ___
,' / { ノ } ( _/ ̄ ̄ ̄ Γl
/ ./ l} } ハ ( // ノ弋' l l
{ { l└1 .} ( / __二 \_l l
' , ',---| { |.Y⌒ ( く/ヽ } !
\二二ハ `ー┴‐┐ ./\_) ィ >-┬1 !
,. --―‐"| 下二ニニ__. ヽ, Y〈 { / V /
`ト-----く‐┘ ヽノ ヽ.〈 ∨ __
. `  ̄ ̄´ \ノ\_)  ̄
・結標の場合
`¨ − 、 _ ┌── 、 __ _,. -‐' ¨´
|`Tー-‐'¨´ 丶 | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ──| | ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ─| r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j |、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー \ ヽ ヽ__j `── ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄`ー─'^´  ̄ー┴'^´
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/17(水) 18:40:29.27 ID:8UY63ZkIO<> 上手く言えないけど、文字が集まって単語になって、それらが作用し合って森羅万象が表現されていく所かな。
パソコンの前に立つとさ、キーボードのキーってある程度の数しかないのに、これらの押す順番で人の頭に物語を作り出す事ができるってワクワクする。
読んでて、自分の気持ちに相応しい言葉が出ると昂る。
書いてて、自分が表現したい言葉が出てカチッとそこに嵌まると、もうその単語が自分がそこに嵌めるために存在してるかのような大それた錯覚を覚える。
書いててなんだけど、変かな? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/10/17(水) 18:40:39.08 ID:N0xVvp710<> ・一方通行の場合
. / ⌒ヽ /
/ ― 、. ,'
, ―― - 、 /._ /
/ r==ィ >'"´ ̄ ̄ヽ /
|( ̄´ _ / ト/
し兀八_ト--/ , ⌒ヽ, レ
しイ '. |
| ':, /
| V
・番外個体の場合
`¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
l `Tーて_,_` `ー<^ヽ
l ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
/ l .l .l
__ l __ l l __ l
l ヽ. l l l l
l __l l __ l l^)_ l ,-、
_ l l l l.lノ l. i ヽ
i'i. ヽ. -‐、 ! !-! ‐- ヽ. 〉、 l
/ _ ノ.ヽ. `'(ノo(ヽ ο / ヽノ (ノ l
ヽ. ,`ヽ,ソ )ノ ノ/o l
\ ' / / l ()ヽ l
ヽ. ' l (⌒ヽ l
ヽ. l しノ /
ヽ l /
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/17(水) 18:42:10.70 ID:N0xVvp710<> 今日はここまで
AAズレで落胆してた時に誤爆されててワロタ
これからホモネタはないから!
ないから!! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/17(水) 19:04:41.54 ID:nN5iYrkQ0<> 乙
とりあえず17403号がスープレックスをしたとき
パンティがみえるはずだよなぁ
恐るべしブラジリアンミサカスープレックス <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/17(水) 20:42:38.44 ID:fu6bGMPto<> 乙
誤爆ワロタ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/17(水) 20:43:59.37 ID:s8VxKEiIO<> ワースの手には海原の静止がついたってこと? <>
名無しNIPPER<>sage<>2012/10/17(水) 21:09:20.27 ID:yHESCDQL0<> 誤爆じゃなくて発狂IOの仕業だよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/17(水) 23:50:03.25 ID:OndY/l/90<> 乙!投下早くて嬉しいわ。
心ひそかに百合展開希望 <>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:34:02.78 ID:7jge6Ckj0<> >>501
そこに気づくとは変態ですか(驚愕)
>>503
違います
海原の手に番外個体たんのヨゴレ(想像に任せます)がついたんです
>>505
百合もちゃんとあるので大丈夫です
このスレ同性愛まみれじゃねーかwwwwwとか言わないでくらはぁい
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:34:35.72 ID:7jge6Ckj0<> 第二十九話
〜だいにじゅうさンがっく〜
土御門「そろそろ十時だ。準備しとけー」
結標「て言っても準備しとくものなんて殆どないけどね」
海原「心の準備ということでしょう」ボロボロ
一方通行「なンでボロボロになってンだよ」
番外個体「あ、それは海原がミサカがトイレにいく時に尾行してきたから――――」
一方通行「コロス」
海原「あれは自分もいきたかったからです!! なんで尾行と考えるんですか!?」
結標「女子トイレに入るつもりだったの……!?」
土御門「さすが海原、レベルが高いぜい」
海原「だから違いますよ!? そこらへんの一般常識はありますから!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:35:04.80 ID:7jge6Ckj0<> 「次からは誤解されるような行動は避けるように。イイな?」
「貴方がたはどんな行動をとっても誤解するから困るんです!!」
先のことがあってから一方通行が過激化してきている。
番外個体による洗脳が効果を現してきたといったところか……。
まあ被害はあまり出てないからいいけど。
昨日はいろいろなことがあったけど、こうして無事間に合ったことには正直ホッとしている。
あんなのが続いたら身が持たないものね……。
十時まで、あと五分。
あと四分。
あと三分。
あと二分。
あと一分。
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:35:32.18 ID:7jge6Ckj0<> シルビア「――、――――。―――」
オッレルス「――――!? ―、―――!」
フィアンマ「……。―――、――」キョロキョロ
ヴェント「――。――――」キョロキョロ
土御門「お、来たみたいだぜい」
海原「ですね。ちょっと行ってきます」
結標「待ちなさい」ガシッ
海原「おや?」
結標「皆で、でしょう?」
海原「……!」パァアア
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:36:02.52 ID:7jge6Ckj0<> 一方通行「オイ海原、遅せェぞ」
番外個体「もう先にいってるね」
土御門「遅れんなよ(笑)」
海原「え? ……え?」
結標「それじゃ」シュン
海原「ちょ、まっ、置いていかないでくださぁーい!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:36:30.87 ID:7jge6Ckj0<> フィアンマ「おい、こっちに来たぞ」
土御門「うっす」
シルビア「久しぶり。元気だった?」
結標「お陰様で」
オッレルス「やだなあ。俺らは何もしてないよ」
一方通行「社交辞令だ。勘違いすンな」
番外個体「普通は『こちらこそ』とか返すもんだよ」
オッレルス「なんでそこまで……」
ヴェント「オッレルスだからだろ」
オッレルス「もう誰も信じない!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:36:58.59 ID:7jge6Ckj0<> 結標「久しぶり、ヴェント」ニコッ
ヴェント「うっ……、久し、ぶり」
フィアンマ「どうした、シャキッとしないか」ニヤニヤ
ヴェント「うっせー!!」
一方通行「なァ、あの冷蔵庫もくるンじゃなかったのか?」
シルビア「アイツなら少し遅れてくるっていってたけど……」
垣根「……」カツンカツン
番外個体「あ、来た」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:37:25.23 ID:7jge6Ckj0<> 垣根「よう、相変わらずムカつくツラしてんな、第一位」
一方通行「人間の姿に戻ったンだな……」
垣根「当たり前田のクラッカー」
番外個体「肩に担いでるものなに?」
垣根「無視すんな……。これはマイ冷蔵庫だ」
シルビア「お前はまた珍妙なことを……」ハァ
番外個体「マwwイwww冷w蔵wwww庫wwww」
垣根「おう、これでいつでも新鮮な食べ物を提供することができるぜ!」
一方通行「電源はどォしたンだよ」
垣根「ふふん、未元物質製電源装置で問題ナッシング――――」
【危険物の可能性があるため取り外させていただきました】
垣根「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:37:53.41 ID:7jge6Ckj0<> 番外個体「ぶっほwwwwwwwwwwwwww」
一方通行「バカだろ」
シルビア「その……まあ、なんだ。腐ってるモノはちゃんと処理しとけよ」
垣根「ハイ……」
海原「み、皆、皆さんっ。酷い、ですよっ。ハァハァ……」
土御門「お疲れ」
オッレルス「君だけ随分と遅れたね。どうかしたのかい?」
海原「まったく、皆さんが置いて行ったりするから――――」
土御門「コイツ、トイレが長くって」
オッレルス「それは仕方ないな」
海原「違いますよ!? まあ誤魔化せたからどうでもいいですけど!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:38:21.41 ID:7jge6Ckj0<> 土御門「しかし、移動用の魔術があるんだし、それで来ればよかったんじゃないかにゃー?」
シルビア「これは旅行だからね、いつでも魔術でハイ完了ってのも面白くないから」
一方通行「なるほどなァ」
番外個体「理にはかなってるねえ」
オッレルス「フィアンマが金属探知機で引っかかった時にはヒヤリとしたけど」ハハハ
結標「なにを持ってたの?」
フィアンマ「ロザリオだ」
海原「フィアンマさんはローマ正教徒ですもんね。しかし、それほど問題はないんじゃないですか?」
フィアンマ「引っかかることは別にいいんだ。しかし、俺様は全世界指名手配中の人間だからな。身分証明でバレたらオシマイというわけだ」
垣根「そういえばそうだったな。一目見ただけじゃ隻腕のちょっと不思議な神父だし」
一方通行「非常識な恰好じゃねェのか?」
フィアンマ「気にするな」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:38:49.43 ID:7jge6Ckj0<> 番外個体「あれ、そういえば荷物少なくない?」
フィアンマ「『神の如き者』の特殊効果で服は汚れないからな。あまり必要がない」
ヴェント「私も水と風の術式で、服は即洗濯完了だし」
垣根「未元物質で全てを賄える。そう、命さえも……な」キリッ
シルビア「便利だな」
オッレルス「俺たちはそんなの無いからね。羨ましいよ」
土御門「魔神でも無理なことはあるのか」
オッレルス「万能じゃないし、そもそも俺は魔神のなり損ないだからな」
シルビア「荷物重いなー。オッレルスよろしくー」
オッレルス「ちょ、なんで俺!? そこは聖人のシルビアの出番だろ!?」
一方通行「女に荷物持たせるとかクズすぎンだろ……」
オッレルス「」
垣根「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:39:21.09 ID:7jge6Ckj0<> 「先にホテルいくか?」
「いや、荷物はオッレルスが持ってくれるらしいから、チェックインは夜にするよ」
「ええ!?」
オッレルスさんも大変ね……。
まあ同情するだけで手伝いはしないけど。
「……」
ヴェント、どうかしたの?
「うおっ!? いきなり話しかけんな!!」
寂しそうだったから声かけたんだけど、邪魔だったかしら?
「そ、そうだ、邪魔だ! 大体さ、この私が寂しがると思っているワケ!?」
うへへへへ……。
こういうのって、いいわよね。
なんていうか、構ってやりたくなる感じが。
「なに笑ってんだ気持ち悪りぃ……」
うへへへへへへへへへ。
<>
>>1<>saga<>2012/10/18(木) 18:41:14.35 ID:7jge6Ckj0<> 今日はここまで
学園都市にきたヴェントちゃん達にやってほしいこととかあったら、気軽に書き込んでください
もしかしたら採用するかもです <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/18(木) 18:44:41.30 ID:pm35X/TSO<> ヴェントちゃんを皆で猫可愛がりして可哀想なくらい動揺させて欲しい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/18(木) 20:48:30.78 ID:97PUikG70<> オッレルス&海原をかわいがりしてほしい
特に海原はこのスレの主役すら喰ういきおい…
まあ上条さんに食われてますけど
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/19(金) 00:11:14.71 ID:39Duz8lIO<> ヘ(^o^)ヘ どれだけの痛みがあっただろうか。
|∧
/ /
(^o^)/ そしてどれほどの
/( ) 屈辱があっただろうか。
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三 海原は吼えるように叫び、
(/o^) < \ 三 自らの尻に手を掛けた。
( /
/ く 「アナルぅぅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)<>sage<>2012/10/19(金) 00:33:57.22 ID:zqtOhyPso<> >>521
ラストで盛大に吹いたwwwwwwwwww <>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:39:13.55 ID:OaiiK8Eq0<> >>519-520
おっけい
>>521
海原は淫乱ビッチなんかじゃないやい!
投下開始でぇす <>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:39:41.23 ID:OaiiK8Eq0<> 第三十話
シルビア「私ら学園都市のこと詳しく知らないんだけど、オススメの観光スポットとかあるの?」
海原「そうですね……。第六学区とかはアミューズメント施設が豊富にあり、楽しめると思います」
土御門「第三学区は国際展示場とか高級ホテル、世界中の料理が食べられるといわれている第四学区、芸術関係の施設が多い第九学区、学園都市最大の繁華街がある第十五学区とかもいいと思うぜい」
結標「詳しいのね……」
一方通行「オマエらスパイだもンな」
番外個体「えっ、そうなの?」
オッレルス「まあ助かったよ。ありがとう」
ヴェント「それで、どこいくワケ?」
フィアンマ「第九学区とやらにいきたいな。学園都市ならではの芸術を見てみたい」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:40:11.79 ID:OaiiK8Eq0<> 「じゃ、決まりだね。まずはそこに行こうか案内お願いできる?」
「結標」
わかってるって。
荷物もそれほど多くないし、比較的演算は楽でしょう。
ただ、第九学区は街の反対にあるから、少し時間はかかっちゃうわね……。
「別に能力で運んでもらわなくってもいいわよ」
へ?
「さっきも言ったけど、ここには旅行にきたから、移動も楽しみたいと思わない? だから、能力はまた今度お願いするわ」
ふぅん……。
そういうもんなのかしら。
ま、いいけど。
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:40:40.16 ID:OaiiK8Eq0<> 〜いどうちゅう〜
オッレルス「この電車、振動とかがほとんどなくて乗りやすいなあ」
シルビア「へえ、風力発電が盛んなのか」
一方通行「ビル風とかそォいうのも考えているらしいぜ」
土御門「土地も少ないしにゃー」
〜だいきゅうがっく〜
フィアンマ「宗教画はないのか」
海原「探せばあるかも――――」
フィアンマ「探せ」
海原「えぇ!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:41:09.55 ID:OaiiK8Eq0<> 〜いどうちゅう 2〜
垣根「リニアモーターカーってカッコいいよな。名前とかカタチとか」
ヴェント「性能には触れないのかよ」
結標「第二位なんだし、音速の壁なんて既に突破してるんじゃない?」
番外個体「こんなアホ面でも第二位なんだって実感できるね」
垣根「こんなアホ面ってなんだよ。ぶっ殺すぞ」
一方通行「殺すぞテメェえええええ!!!」
〜だいよンがっく〜
シルビア「学園都市オリジナルの料理とかないの?」
結標「多分ないわ」
土御門「和食専門店ならあると思うぜい」
オッレルス「じゃあそこ行こ――――」
フィアンマ「案内を頼む」
海原「承知しました」
オッレルス「あの……せめて最後まで言わせ――――」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:41:37.38 ID:OaiiK8Eq0<> 〜いどうちゅう 3〜
一方通行「結構うまかったなァ」
フィアンマ「そうだな」
ヴェント「食べ残ししてたやつがなにを言うか」
フィアンマ「食えないものは食えん。大体、お前だってサシミやらピーマンやら残していただろう」
ヴェント「ううううっせぇ!!」
結標「あら、好き嫌いしてると大きくならないわよ?」ポヨン
ヴェント「どこのこと言ってやが……ジロジロ見てんじゃねえええ!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:42:05.82 ID:OaiiK8Eq0<> 〜だいじゅうごがっく〜
番外個体「人が多いね〜」
海原「住んでる人よりも遊びにきてる人のほうが多いそうですし」
シルビア「最大の繁華街らしいし、当然なのかもね」
土御門「土地の高さもトップクラスらしいぜい」
垣根「俺ならブラックカードでちょちょいのちょいだろうな」フッ
一方通行「でもよォ、オマエが能力製造機に改造されてた時に、生命維持装置やらなんやらを体に取り付けられてたンだろ? 金なンてとっくに底をついてるンじゃねェのか?」
垣根「ちょ、ちょちょちょっと待ってろ」
タッタッタ
・
・
・
・
垣根「」フラフラ
番外個体「だ、第二位のくせに貧乏人かよ……」プププ
ヴェント「『金なんて腐るほどあっから航空チケットなんて奢ってやるぜ!』なんて言ってたクセに……」プププ
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:42:33.65 ID:OaiiK8Eq0<> フィアンマ「その……なんだ。清貧は正しきことだ。気にするな」
シルビア「働きもしないぐうたらが何言ってんだか」
フィアンマ「俺様は金があるからいいんだよ」
垣根「ウワァアアアアア!!」
オッレルス「そこまでにしてあげなって。垣根が可哀想だろ?」
垣根「うっせえ没落貴族。そういうのが一番ムカつくんだよクソ野郎!!」
オッレルス「な、なんで俺がキレられるハメに……」
結標「デリカシーってもんが無いのよ」
番外個体「見た目のまんま」
全員「ウンウン」
オッレルス「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:43:08.63 ID:OaiiK8Eq0<> 〜いどうちゅう 4〜
垣根「アハ……ハハッ……」
一方通行「俺も金はあまり無ェから気にすンな」
垣根「アァ……」
海原「未元物質でなんとかできるでしょうし、そう落胆することはないのでは?」
土御門「そろそろ第六学区に着くぞ」
番外個体「あーい」
ヴェント「……」
〜だいろくがっく〜
海原「第六学区には有名な遊園地がありまして、ギネス記録保有のアトラクションがたくさんあるのが売り――――」
ヴェント「……うっ」
シルビア「大丈夫?」
ヴェント「……」フルフル
シルビア「それじゃあ明日、ね?」
ヴェント「……ああ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:43:35.16 ID:OaiiK8Eq0<> 〜いどうちゅう 5〜
一方通行「へェ、第三学区の高級ホテルを予約したのかよ」
オッレルス「せっかくの旅行だし、豪華にいきたくてさ」
垣根「ゴウカ……ウッ……」
フィアンマ「重症だな」
〜だいさンがっくのほてるゥ〜
オッレルス「今日はありがとう」
海原「いえいえ」ニコニコ
シルビア「――――、―――――……」
受付「―――。――……、――――、―――――」
シルビア「――!? ―――、――――――」
受付「――――――」
ヴェント「……? 何かあったのカナ?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:44:01.84 ID:OaiiK8Eq0<> シルビア「……ちょっと聞いてくれ」
フィアンマ「何かあったのか?」
シルビア「一人一部屋で予約してたんだけど……ヴェントの部屋が使えなくなった」
ヴェント「ハァ!? どういうコトよ!?」
シルビア「なんか、上条さんやら浜面とかいうヤツが今部屋を使っているらしいんだよ」
土御門・結標・一方通行・番外個体・海原「」
ヴェント「今から殺しにいってくる」
土御門「や、やめろ!! 理由は言えないがやめたほうが賢明だ!!」
ヴェント「このまま黙ってろっていうワケ!?」
海原「落ち着いてください! 詳しいことは話せませんが、とにかくダメです!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:44:34.95 ID:OaiiK8Eq0<> 面白いことになってきた。
でも、私なら皆が納得する解決策を捻り出せる。
「仕方ない、誰かと相部屋にするか、新しく部屋を取るか――――」
その必要は無いわ。
「は?」
「ほう、話してみろ」
ふふっ……。
余分なお金を使わずに済み、尚且つ相部屋などはしない方法。
それでいて、特定の誰かさんがとても喜ぶ方法がある。
「さっさと話せって――――」
ヴェント、私のとこに泊まりなさいよ。
<>
>>1<>saga<>2012/10/19(金) 18:46:01.66 ID:OaiiK8Eq0<> 今日はここまで
今回のエンディングでエロいことを考えてしまった不埒者は廊下に立ってなさい
やらせたいことはまだまだ受け付けてますぜ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/19(金) 18:55:49.87 ID:3DxSDs8SO<> ちょっと廊下行ってくるわ。あ、むすじめさんとヴェントちゃんの一緒にお風呂タイムがみたいれす <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/19(金) 19:54:42.92 ID:nKO+Bu6IO<> おつ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/19(金) 20:11:08.90 ID:deTkoldM0<> 乙。エ、エロイ事なんて考えてななななnn <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/19(金) 20:38:10.19 ID:ZvB/+tcx0<> 乙
最初から廊下にいたぉいらに
隙はないぜ
とりあえずヴェントvsジェットコースターは
基本的でそ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/19(金) 22:43:31.66 ID:lRprfYNDO<> 乙
つーか浜面嫁はどうした <>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:13:48.38 ID:mUGF398p0<> >>536.539
おっけい
>>540
そんなもの最初からいなかった(震え声)
どうやらこのスレには変態がたくさんいるようだなあ!
>>1も嬉しいぞ!
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:14:15.68 ID:mUGF398p0<> 第三十一話
ヴェント「……ん?」
結標「私のとこに来なさいよ」
ヴェント「幻聴が聞こえるんだけど」
フィアンマ「答えてやれ、ヴェント」プププ
垣根「百合キター」
結標「大丈夫、私は居候してるだけで大人の人も一緒だから!」
ヴェント「尚更悪いだろ!!」
シルビア「ん、その大人の人がいなければOKなのか?」
ヴェント「ちちち違げえし! 居候のクセに部外者を止まらせるのは非常識だって意味だよ!! わかれよ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:14:49.54 ID:mUGF398p0<> 結標「だから大丈夫。小萌はきっとわかってくれる」
土御門「小萌センセーは優しいからにゃー」
オッレルス「いってきなよ。こちらとしてもお金が浮いて助かるし」
一方通行「コイツ……金の亡者か」
番外個体「良い人オーラ出してんのに中身は酷いもんだね」
海原「自分にはわかります。落ち込まないでください」
オッレルス「救いはあった」
シルビア「いってきな。仲良くなりたいんだろ?」
ヴェント「ハァ!? そんなの思ったことないし!!」
フィアンマ「俺様にはわかる。『つんでれ』というヤツだろう」
ヴェント「だから違げえ!!」
オッレルス「応援してるよ」
垣根「巨乳ツインテ×貧乳ボーイッシュ」
ヴェント「話が通じない……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:15:24.39 ID:mUGF398p0<> 土御門「オレらは帰るから、あとは皆で話し合って決めてくれたまえ!!」
一方通行「ンじゃな」
番外個体「ばいばーい☆」
海原「そういうことなので失礼します」
ヴェント「ああっ、頼みの綱がっ」
シルビア「――――、―――」
受付「―――――」
シルビア「代わりの部屋はいらないって言ってきた」
ヴェント「ちょっ」
オッレルス「はやく部屋にいこう……。荷物が重くて、足が棒になりそうだよ」
フィアンマ「俺様は先にいっておくぞ」
垣根「……」チラッ
ヴェント「んだよ、チラチラ見んな」イラッ
垣根「お前には正義を全うする義務がある」
ヴェント「ハァ?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:15:59.28 ID:mUGF398p0<> 結標「皆いっちゃったわよ。私たちも早くいきましょう」
ヴェント「見捨てんのかテメェらよおおおお!! 置いていくんじゃねええええ!!!」
ハハハ、ナニヲオッシャル
ヴェント「あぁ……」
結標「さあ! いきましょう!!」
ヴェント「こうなったら野宿してやる!!」ダッ
シュン
結標「ハイ座標移動」
ヴェント「」
結標「怖がらなくっても大丈夫。小萌は優しいから、あなたのような行き場のなくなった少女を快く引き受けてくれるはずよ」
ヴェント「だから誰だよ小萌ってのは!?」
結標「教員のクセに小学生にしか見えない合法ロリ」
ヴェント「おっ……んん? ……意味わかんねえよ!!」
結標「見ればわかるから大丈夫。もう最終下校時刻だし帰りましょ」
ヴェント「うへぇ……」
ズルズル
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:16:26.45 ID:mUGF398p0<> 〜こもえ・むすじめたく〜
ヴェント「ボッロ……」
結標「ただいまー」ガチャ
ヴェント「かかか勝手に開けるなよ! 心の準備ってもんがあるだろ!?」
小萌「結標ちゃん! 夜遊びは程ほどに……隣の子は誰ですー?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:16:55.28 ID:mUGF398p0<> 私の友人。泊まる場所がないっていうから連れてきた。
「そうだったのですか!! ささ、中に入るのですよー」
「……」
ほら、入って。
「……オジャマシマス」
いざ連れて来たら大人しく部屋の中に入ってくれたわね。
てっきりドアの前で渋ると思ってたわ。
「結標ちゃんの友人ということですが、外国人の方ですよね? お名前を聞かせてもらえますかー?」
「ヴェント。皆そう呼んでるし私もこれを使ってる」
「一方通行ちゃんと同じ感じですね、了解しました。学園都市には旅行で?」
「あっ、ええと……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:17:22.67 ID:mUGF398p0<> 結標「小萌、質問攻めはよくないわ。ヴェントは人と接するのが苦手なのよ」
ヴェント「それじゃまるでコミュ障じゃねえか!」
小萌「そそそそうだったのですか!? すみません、一方的に捲くし立ててしまって……」
ヴェント「いや、いいんだよ。アンタは悪くない」
小萌「ありがとうございます。もう一度お聞きしますが、学園都市には旅行で?」
ヴェント「ああ。以前結標たちが私らの住んでるとこに来て路頭に迷ってたとこを拾ってやった時、学園都市に来た時は自分たちが案内するとか言ったから来てやったんだよ」
小萌「そうだったんですかー。その節はどうもありがとうございました」
ヴェント「うるさくて迷惑だったが、まあ許す」フフン
結標「それでも来てくれるあたり、ヴェントちゃんは優しいわね」フフフ
ヴェント「うっせえ! それと、ヴェントちゃんって呼ぶな!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:17:49.33 ID:mUGF398p0<> 「仲が良いんですねー」
「ハァ!? 私には仲良くしてるつもりなんてねえし! むしろ嫌いっつーか!」
ツンデレ美味しいわぁ。
否定しつつも顔が赤くなっているところもグゥゥゥッド!!
「一人で旅行にこられたんですかー?」
「いや、他にもいたんだけどサ、予約していた部屋が説教バカに占領されてて私一人だけ泊まることができなかった……クソッ、思い出したら腹が立ってきた……」
「それってもしかして上条ちゃんですか!? すいません、先生の教え子が迷惑をかけて……」
「教え……っ。い、いいよ。悪いのはお前じゃなくて、単細胞ウニだから」
おっ。
教え子と聞いて一瞬キレそうになったけど、咄嗟に怒りを抑えたわね。
成長していて私も嬉しいわ……。
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:18:15.44 ID:mUGF398p0<> 小萌「そういえば先生の自己紹介がまだでしたね。とある高校で教師をやっている月詠小萌と言います。先生と呼んでくれると嬉しいです♪」
ヴェント「わかった、月詠ね」
小萌「うぅ……」
結標「落ち込まないで、小萌」
小萌「結標ちゃんは呼び捨てするのをやめるですー!!」
ヴェント「本当に教師なのか、この見た目で……」
小萌「正真正銘の教師ですよー。成人式にも出席しましたし、お酒やタバコだってOKなのです!!」
結標「超ヘビースモーカーだけど、許してあげてね」
小萌「それは言わないで欲しかったです……」
ヴェント(マジか……)
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:18:45.12 ID:mUGF398p0<>
「今日一日だけになるだろうけど、よろしく頼むわ」
「はーい」
了解は得たし、これで泊まることは決定ね。小萌、ご飯作ってくれる?
「もう料理の練習はしないのですかー?」
もう……いいのよ……。
「そうですか……」
ちょっと深刻そうに言ってみたけど、別に大した理由があるわけではない。
なんていうか、その……家事って面倒くさいじゃない?
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:19:13.86 ID:mUGF398p0<> ヴェント「なんにもしないのかよ……」
結標「それはヴェントだって同じじゃないかしら?」
ヴェント「シルビアが王室派の近衛侍女(クイーンオブオナー)だから、私がやるよりいいんだよ」
結標「でもやってないんでしょ?」
ヴェント「黙れ。本当はできるんだ、やらないだけで」
結標「そうなの?」
ヴェント「そうだよ? 一応『神の右席』としてローマ正教の最暗部だし? そんなコトもできないとおかしいっつーか?」
結標「小萌、ヴェントが夕飯作ってくれるそうよ。やったわね」
ヴェント「ちょおおおお!?」
小萌「本当ですか!? ありがとうございます!」
ヴェント「あ……あぁ……」
結標「頑張ってね、ヴェント?」ニヤニヤ
ヴェント「こんのクソアマいつかぶっ殺す……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/20(土) 19:21:05.70 ID:mUGF398p0<> 今日はここまで
それとお知らせがあります
家が親戚の訃報により通夜や葬式などでゴタゴタしており、ここ数日の間は更新が遅れるorできなくなるかもしれません
ご了承ください <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/20(土) 19:40:01.94 ID:xUC4Kf0Y0<> 乙
まあ自分の事優先でがんばれぃ
そういや右席って冠婚葬祭もできる資格はあるんだょな
フィアンマが神父で結婚式とかシュールだなぉぃ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/20(土) 20:05:17.05 ID:+TPpai2Fo<> 乙
(気持ちの整理がつくまで休んでも)ええんやで
>>554
犯罪者に祈られてもなー… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage !inaba_res<>2012/10/20(土) 22:02:22.75 ID:ul9IARIB0<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2012/10/20(土) 22:27:34.03 ID:0mllD2Xk0<> 乙
>>555それよりアックアで想像するとかなりシュール <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/21(日) 00:33:26.82 ID:QqUmna2H0<> 乙。健康管理には気をつけるんだよ。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2012/10/21(日) 17:42:17.84 ID:n+3r05t70<> 乙
テッラで想像してもシュールだよな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/21(日) 22:04:16.43 ID:7+4FyiNe0<> 乙です
次の更新、のんび〜り待ってます <>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:44:30.41 ID:5yxR7qqR0<> ただいま
これからは今まで通り更新できそうです
よろしくお願いします
それと、新約五巻買いました
読み終えて最初に抱いた感想は、表紙の男の子は屈服のさせがいがとてもありそうだ、ということです
いつか登場させたいです♂
通常より投下量が多いです
更新開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:45:01.47 ID:5yxR7qqR0<> 第三十二話
小萌「結標ちゃんは家事が壊滅的にできませんからねー。ヴェントちゃんを見習ってほしいです!」
ヴェント「なんで『ちゃん』付けなんだよ……」
結標「小萌は自分が世話する子を全部ちゃん付けで呼ぶのよ。それはそうと、はやく作ってー」
ヴェント「手伝うくらいしろよ!?」
結標「いいの?」
ヴェント「は?」
結標「私は電子レンジを使おうとすると、誤って爆発するレベルの不器用さよ」フッ
ヴェント「ええ……」
小萌「あのシスターちゃんと同じレベルで恥ずかしくはないのですか……」
結標「美味しいの期待してるわ」ニコニコ
ヴェント「うへぇ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:45:34.31 ID:5yxR7qqR0<> 〜りょうりちゅう〜
ヴェント「おい、パスタとか無いの」
小萌「それでしたら――――はいっ!」つ 『マ・マー スパゲティ』
ヴェント「ハァー……。料理するのなんて何年ぶりだろ……」
結標「何を作るつもりなの?」ヒョコッ
ヴェント「それ以上近寄んな。パスタが粉みじんになったらどうする」
結標「あら、ごめんなさい」
ヴェント「従うのかよ! そして適当に言っただけなのに当たってたのかよ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:46:02.99 ID:5yxR7qqR0<> ヴェント「……」ザクッザクッ
――――
ヴェント「……」ジュージュー
鍋「ボスッ」
ヴェント「!?」ビクッ
――――
ヴェント「パスタどこ置いたっけ……」
ヴェント「……あ、あった」
ヴェント「……」グツグツ
――――
ヴェント「……」グツグツ
――――
ヴェント「もういいかな」
ヴェント「はぁ……」ホッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:46:31.31 ID:5yxR7qqR0<> 〜できましたァ〜
ヴェント「おら、できたぞ」コトッ
小萌「これは……ミートソーススパゲティですかー?」
ヴェント「そうね。スパゲティボロネーゼの方が一般的だと思うケド」
結標「得意料理なの?」
ヴェント「一応イタリアに住んでたし。とりあえず食ってみろよ、毒見も兼ねてサ」ニヤッ
結標「ん、なにか言ったかしら?」モグモグ
ヴェント「早いんだよ!! 食前の祈――――挨拶とかしろよ!?」
結標「あら、貴女はそういうの気にしないタイプだと思ってたんだけど」
ヴェント「もう抜けたとはいえ、元聖職者だし」
小萌「そうだったんですねー」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:46:58.69 ID:5yxR7qqR0<> ヴェント「で、味はどうなのカナ?」
結標「普通においしいわ。さすが神の右席ね」
小萌「うんうん、麺もアルデンテでおいしいです」
ヴェント「そりゃどーも。ソース多めに作っといたから、また食べたい時はそれ使いなさい」
結標「ふぅーん」ニヤニヤ
ヴェント「なにニヤニヤしながらこっち見てんだよ。鬱陶し――――」モグモグ
結標「優しいのね?」
ヴェント「ぶっ!?」
結標「おいしいって言われた時にちょっとニヤけたのも私は見てたし、作ってる最中に手順を間違えてないかビクビクしてたのもわかってるし、完成した時にホッと胸を撫で下ろしたのも知って――――」
ヴェント「それ以上喋んな変態!! こっちが恥ずかしくなってくるだろうが!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:47:27.12 ID:5yxR7qqR0<> 結標「ごちそうさま。今晩はご飯作ってくれてありがとう」ガタッ
ヴェント「無視すんなよっ!!」
結標「それ以上喋るなっていうから別のこと言っただけなんだけど? もしかして続けて欲しかったの?」ニヤニヤ
ヴェント「んなワケねーだろ!!」
小萌「仲睦まじきはことは善きことかな、仲良きことは美しきかな、ですー」
ヴェント「仲良さそうに見えるワケ!? 目ェ腐ってるんじゃない!?」
結標「照れ隠しツンデレprpr」
ヴェント「黙れよもおおお!!」
結標「否定はしないの? もしかしてあながち間違ってもないのかしら」
ヴェント「あっ、ちょっとイラッときたわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:47:54.42 ID:5yxR7qqR0<> 小萌「今日はご飯を作ってくれてありがとうですー」
ヴェント「もういいわよ。それより風呂は? 疲れちゃったからさっさと汗を洗い流して眠りたいんだケド」
結標「この部屋の中にはないわよ」
ヴェント「……は?」
小萌「銭湯ですー。ヴェントちゃんはご存じないのかもしれませんが、日本には銭湯という公衆浴場がありまして――――」
ヴェント「いや、銭湯はしってるからいい。それよりさ、ボロイとは思ってたけど風呂無しっておかしくない!?」
結標「人前で脱ぐのが恥ずかしいの? それなら大丈夫、私しか見ないから」
ヴェント「そっちじゃねえよ!! それと見るなよ! 自重しろよ淫乱レズ!!」
小萌「道具は貸してあげるので安心してくださいね。それじゃあレッツゴーです!」
ヴェント「道具貸してくれるのはありがたいけど、勝手にいくなよ!! こちとら土地勘とか全く無いんだからサ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:48:24.05 ID:5yxR7qqR0<> 〜せンとう〜
ヴェント「……」
結標「どうしたの? 早く脱ぎなさいよ」ジー
ヴェント「ならこっちを凝視するな!! デリカシーってモンが欠落してるワケ!?」
結標「聞こえませーん。ハイ座標移動」
ヴェント「ああぁぁあ―――――!!」
ヴェント「うぐ……クソ……///」モジモジ
結標「こういうのは慣れよ。私も最初は少しだけ恥ずかしかったけど、もう慣れたわ」スルン
ヴェント「少し恥ずかしかったって言ってるじゃねえか!! 経験あるならわかれよ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:48:49.23 ID:5yxR7qqR0<> 結標「別に、自慢できない体してるわけじゃないし? 見られて損することはないから」ポヨン
ヴェント「調子乗ってやがる……」
結標「貴方もそれほど貧相なわけじゃないからグチグチ言わない! 第三位とかそういうのだったらまだわかるけど、世間一般レベルなのに文句を言うのは筋違いってものよ」
ヴェント「第三……?」
結標「全部脱ぎ終わったしはやくいきましょ。疲れてるんでしょ?」
ヴェント「あ、あぁ」
結標「そうだ」
ヴェント「あぁ?」
結標「洗いっこしましょうよお」ワキワキ
ヴェント「なに意気込んでるの? やらないから」
結標「チッ……」
ヴェント「……」
ヴェント「わかったわかった。今日だけだからな……」
結標「そうくると思ってたわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:49:16.73 ID:5yxR7qqR0<> ヴェント「ただぁーし!! 前は自分でやるからな」
結標「はいはい」ガシッ
ヴェント「え、なに掴んで――――」
結標「ねえねえ、背中に悪戯されるとか思わなかった? 思ってないでしょうねえ、こんなにも無防備なんですもの」チョンチョン
ヴェント「うひっ!? つ、突っつくな――――あひっ」ビクン
結標「ほかの人も入ってるのにどうしたのかしらぁ? 変な反応をされるとこっちも滾ってくるんだけど?」
ヴェント「盛ってんじゃねえバカ野郎!!」バキッ
結標「うぐ!? 肘鉄は少々キッツイお仕置き……あぐっ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:49:47.04 ID:5yxR7qqR0<>
小萌「ふぃ〜。やっぱり気持ちいいです〜♪」
ヴェント「……」
結標「外国人だし、こういうのは初めてなんじゃない?」
ヴェント「基本は小さいユニットバスだしな。確かに初めて」
小萌「どうです、初銭湯の湯加減は」
ヴェント「……ま、悪くはない……」
結標「 ツンデレの悪くない=とてもよろしゅう御座いました 」
ヴェント「意味がわからないんだケド」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:50:14.51 ID:5yxR7qqR0<>
小萌「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」ブルルルルル
ヴェント「ナニアレ」
結標「マッサージ機よ。小萌はアレを気に入ってるみたい」
ヴェント「へぇ……」
結標「コレ、どうぞ」つ
ヴェント「これは……飲み物?」
結標「コーヒー牛乳ていうやつ。風呂上りの定番」
ヴェント「カフェオレみたいなもんか……」
ヴェント「……」チビチビ
結標「どうかしら?」
ヴェント「悪くない」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:50:41.05 ID:5yxR7qqR0<> 結標「 ツンデレの悪くない=とてもよろ――――」
ヴェント「おいしい」
結標「――――そう、それは良かったわ」ニコッ
ヴェント「……」ウムム
結標「ねえ今ドキッとした? ドキッとしちゃった?」
ヴェント「ううううるせええええ!! さっさと帰るぞ!!」
結標「はいはい。――――小萌ー、いくわよー」
アトデイキマスー。ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛。
結標「……いきましょっか」
ヴェント「……うん」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:51:08.49 ID:5yxR7qqR0<> 〜かえりみちィ〜
結標「……」
ヴェント「……私」
結標「なに?」
ヴェント「私はサ、科学が嫌いなんだ」
ヴェント「昔、あるコトが起こってから、私は科学を憎むようになって、なんとか科学を潰せないかと頑張って。やがて『神の右席』に入って、今年の九月には学園都市にきたよ、魔術サイドからの刺客として。知ってるカナ? アンチスキルだかが昏倒して防衛機能がストップしたって話。あれ、私がやったんだよ」
ヴェント「でもその時、アイツ――――上条だったか、止めにきてさぁ。最終的には負けたんだケド、その時に言われたんだよ。『お前は間違ってる』ってね」
ヴェント「わかる? 今までやってきたコト成してきたコト全て否定されたんだ。――――ツライってもんじゃなかったよ」
結標「……ヴェント」
ヴェント「ハハッ……。ガラじゃねえよな、泣くなんてサ……」グスッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:51:37.86 ID:5yxR7qqR0<> ヴェント「でも、今だけ……。今だけは見逃してくれよ……」
結標「泣いていいのよ、私がいるから。私が見てるから。私が、許すから」
ヴェント「結標……」
結標「だから、大丈夫」
ヴェント「……ぁ」
ヴェント「あああぁああぁぁあ――――ッ! えぐっ、ひっ、うううぅううううう――ッ! わかってるんだよ! 間違ってるなんてさ! それでもさぁ! うぇっ、止まれなかったんだよぉ! 止まれ、なかった、んだよ……。うああああぁああぁぁああん!!」
結標「大丈夫。私が、傍に、いるから」ナデナデ
ヴェント「結っ、標っ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:52:06.11 ID:5yxR7qqR0<> 結標「深くは聞かない。誰だって知られたくないことなんてあるもの。だから、思う存分私の胸で泣いていいのよ?」
ヴェント「あぁ……ぅん。ありが、と。ひっぐ」
・
・
・
・
結標「落ち着いた?」
ヴェント「……うん、ありがとう」
結標「泣き顔も可愛かったわよ?」
ヴェント「うっせえ」
結標「その様子なら大丈夫ね」クスクス
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:52:32.61 ID:5yxR7qqR0<> ヴェント「……少し言いにくいんだケド」
結標「なにかしら?」
ヴェント「なんか……お前の自由奔放さとか、楽しそうな顔見てたらさ……。その、羨ましくなっちゃって」
結標「そう? 本当ならばありがたい限りね」
ヴェント「茶化すな。――――それでさ、私もこのまま停まり続けていたらイケない気がして……」
ヴェント「明日、私は遊園地に行く。邪魔な足枷を払いに」
ヴェント「だから……あの……」
ヴェント「ついてきて……くれないか……///」
結標「うん、勿論OKよ」ニコッ
ヴェント「ありがと!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:53:01.28 ID:5yxR7qqR0<> 結標「どういたしまして。でも、そろそろ帰りましょう? 小萌ももう戻ってるかもしれないし」
ヴェント「あぁ」
〜もどってきましたァ〜
小萌「結標ちゃん、ヴェントちゃん! 道草を食ったらいけないのです!!」プンプン
結標「ごめんなさーい」
ヴェント「へぇへぇ」
小萌「まったくもう……」
結標「はやく眠りたいわ。明日も早いと思うし」
ヴェント「そうだ、私の眠る場所は?」
小萌「あっ、そのことなんですけど……」
ヴェント「? なんだよ」
結標「……」ニヤニヤ
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:53:27.98 ID:5yxR7qqR0<> 小萌「布団が二枚しかないので、結標ちゃんとヴェントちゃんは同じ布団でおねんねしてくださいー」
ヴェント「は、ハァ!? 結標とテメェが一緒に寝ればいいじゃねえか!!」
結標「贅沢言わない。私たちは泊まらせてもらってる立場なんだから、大人しく従いましょう」
ヴェント「テメェ絶対変なコトする気でしょ!?」
結標「真っ先の思い浮かぶのがそれなんて……ヴェントちゃんのエッチ!」
ヴェント「うぜええええええ!!」
小萌「電気消しますよー。おやすみなさいー」
ヴェント「え、ちょっと待ちやが――――」
小萌「騒がしくしたら外に叩きだすので、くれぐれも先生にそんな真似はさせないようにお願いするです」
ヴェント「私の話を――――」
小萌「OKですか?」
ヴェント「……ハイ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:53:56.06 ID:5yxR7qqR0<> 「……ふふっ」
うおおおおお……。
距離近いってヤバいよだって鼻息荒げてるし!!
クソッ、ちょっと隙を見せたらコレよ……。
変なことされなきゃいいケド……。
「もうちょっとこっちに寄りなさいよ」
うおっ!?
急に引き寄せるなって――――。
……暖かい。
もし弟が生きてたら、私もこんなコトしてやれたのカナ……。
ま、今となってはどうすることもできないんだケド……。
なあ、結標。
「なにかしら?」
少しだけ……少しだけでいいんだ。抱きしめても、いいか?
「少しじゃなくて、一晩中でも私はOKよ。ほら、来なさい」
……アリガト。
なんだか、人の体が近くにあると、心が落ち着く感じがする。
これが温もりってやつなのカナ……。
悪くない。
<>
>>1<>saga<>2012/10/24(水) 19:55:42.94 ID:5yxR7qqR0<> 今日はここまで
あわきんって気持ちよさそうだよね
主に胸が
でも、貧乳もイイと思います <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/24(水) 20:23:33.15 ID:RTC+HPNl0<> 乙
マッサージ機で喘ぐ
小萌先生…
足つぼマッサージしたらとても
痛がりそー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/25(木) 16:58:51.26 ID:GtAtBEPN0<> 乙。良いわぁ可愛いわぁ天国やわぁ。 <>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:31:46.55 ID:gX0PKnVF0<> いえーい来ました
今回も少し投下量が多いです
だからといって特に変わりはありません
更新開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:32:14.82 ID:gX0PKnVF0<> 第三十三話
チュン……チュンチュン……。
小萌「ふあぁ……。あふぅ、気持ちいい朝ですー」
小萌「結標ちゃん、ヴェントちゃん……ってあらあら」
結標「ヴェントちゃん……」ギュウ
ヴェント「結標ぇ……」ギュウ
小萌「ふふっ、仲良く抱き合って眠っちゃって……。邪魔しないであげましょっか」
結標「ヴェントちゃんペロペロ……」ペロペロ
ヴェント「んっ……あっ……ぅうん……」モジモジ
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:32:42.61 ID:gX0PKnVF0<> 結標「ペロペr……はっ。私はなにを――――」
ヴェント「うっ……ああっ……。……ふぅ」スヤスヤ
結標(これだっ!! 顔が間近にあるこの瞬間!! 今しかない、やるしかない!! 寝てる隙に――――」
ヴェント「黙れ、声に出てんぞ。そして寝てる隙になにをする気だった」
結標「……いつ起きたのよ」
ヴェント「バーカ、あんなに鼻息荒くして気づかないヤツがどこにいんの」
結標「つまらないわね。そういう時は寝たフリをするものよ」
ヴェント「んなコトしたらテメェが何するかわかんないだろうが!!」
結標「頬にスリスリするつもりでした」
ヴェント「言えばいいってもんじゃねえよ!? させるわけねえだろ常識的に!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:33:08.70 ID:gX0PKnVF0<> 結標「あら、恋人同士だったら案外普通にやるらしいけど」
ヴェント「そ、そうなのか。なら仕方がな――――くねえよ!? お前と私は、こ、こここ恋人じゃねえし!! させるわけがないだろ!!」
結標「一瞬『それならいいか』って思ったでしょ? 恥ずかしがらなくてもいいのよ、私はとっくの昔にそういう次元を超えているから」
ヴェント「そういうコトじゃないからな!? お前がどうあれ私ができないから! あと、『それならいいか』なんて微塵も思ってないっ!!」
結標「嘘をつかなくてもいいわ。私には貴女の鼓動が聞こえている。そう、今まさに興奮状態に入っているのも丸わかりよ」
ヴェント「アッチ系の興奮じゃないからな!? あくまでも怒りによる興奮だから!!」
小萌「あ、起きたならさっさとご飯を食べるのですよー」
結標「わかった、今すぐいくわー」
ヴェント「……無視はやめて」シュン
結標「あーもうごめんなさい。だから落ち込まないで、寂しがり屋のお姫様♪」
ヴェント「うっ、お姫、様……///」カァァ
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:33:34.91 ID:gX0PKnVF0<> 小萌「結標ちゃんは今日もどこかへ?」
結標「ええ。ヴェントと一緒にでかけるわ」
小萌「そうですか……。ヴェントちゃん、結標ちゃんをよろしくお願いします」
結標「……どういう意味よ」
ヴェント「ははっ、任せなさい」
結標「ま、いいわ。どうせずっと一緒だろうし」
ヴェント「……語弊のある言い方はやめろ」
結標「あら、どこに誤解する部分があるのかしら? 私はただ『ずっと一緒』って言っただけなんだけど」
ヴェント「うぐぐ……」
小萌「この調子なら大丈夫ですね!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:34:04.77 ID:gX0PKnVF0<> 〜すうふンごォ〜
結標「いってきます」
小萌「はーい」
結標「ヴェント、いきましょ」
ヴェント「……おう」
結標「どうしたの?」
ヴェント「いや……なんていうか、アイツらと一緒だと気が抜けそうで」
結標「それなら大丈夫、ほかの人は来ないわ。私がそう言っておいたから」
ヴェント「……なんか助けられっぱなしね」
結標「勝手にやったお節介なんだから、気にしないでちょうだい。それじゃあいきましょうか。私の能力ならすぐだし、朝一だから人も少ないはずよ」
ヴェント「頼むよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:35:24.88 ID:gX0PKnVF0<> 〜ゆうえンち〜
ヴェント「入場チケットは私に買わせなさい。付き合せてる立場なんだし、コレくらいは自分でやらないと収まりがつかない」
結標「はい、待ってるわ」
ヴェント「はい。買ってきてやったわよ」ホイ
結標「ありがとう。――――じゃあ、なにに乗るの?」
ヴェント「ジェットコースター」
結標「了解」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:35:53.39 ID:gX0PKnVF0<> ヴェント「大丈夫、私はいける、音速にも届かないスピードがなんだってんのよ……」ブツブツ
結標「うへぇ……このジェットコースター、世界最速の時速300kmだって。しかもスタート時からマックススピード……。これ作った人は頭が狂ってるとしか思えな――――」
ヴェント「そもそも私は神の右席だったのよ? 科学の乗り物にビクビクしてちゃ恰好がつかない……」ブツブツ
結標「……自己暗示するくらいの時間は与えてやりますか」
〜じゅっぷンごォ〜
ヴェント「大丈夫、大丈夫、大丈夫……」
結標「ねえ……そろそろ並ばない?」
ヴェント「うーっしいくぞ! 私は私を超える!!」
結標「この状態が続いてくれたらいいんだけど……ね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:36:20.74 ID:gX0PKnVF0<> ヴェント「うぅ……でもやっぱ怖い……」
結標「大丈夫大丈夫、私がいるんだから。勇気だしなさい」
ヴェント「あの、さ……」
結標「どうかした?」
ヴェント「……手を握ってくれないカナ?」
結標「はい。私は傍にいるから、安心なさい」ギュッ
ヴェント「……うんっ」ギュッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:36:49.55 ID:gX0PKnVF0<> ツギノカタ、ドウゾー
結標「――――いよいよ、ね」
ヴェント「ああ」
結標「一番前よ、やったわね」
ヴェント「なーにが『やったわね』だ! むしろ悪いほうだろ!!」
結標「いやいや、こういうのは一番前がいいのよ」
ヴェント「……そうなんだ」
結標「やっぱり怖いの? 手、握ろっか?」
ヴェント「お願い……」
結標(素直ね……)ギュッ
ヴェント「ううぅ……」ギュッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:37:24.32 ID:gX0PKnVF0<>
ハッシャシマース
ヴェント「き、気を安定させ――――うおおおおおおお!!!!?」ゴオオオオオオオオ
結標「スタートからマックススピードは伊達じゃないわね」ゴオオオオオオオオ
ヴェント「最初からクライマックスなんて聞いてねええよおおおおおおお!!!!」ゴオオオオオオオオ
結標「うーわ見て。この後、あの高い場所にあがってから一気に落ちるっぽいわよ」ゴオオオオオオオオ
ヴェント「なんでお前は普通に喋れ――――うおおおおお!!? つか眩しっ! タイミング悪っ!!」ピカアアアアア
結標「いよいよねー」シュウウウ
ピタッ
ヴェント「え、なんで突然止ま――――ってあああああああああいいいいい!!!!」ヒュオオオオオオ
結標「Gもスゴイわあ。ね、手をあげましょ」ヒュオオオオオオ
ヴェント「んなことできるかあああああ!!! 地面、地面んんんんんんんんん!!!!?」ヒュオオオオオオ
結標「動きもなめらかでいいわねー。昼頃にきてたら乗れなかったかもしれないわよ」ゴオオオオオオオオ
ヴェント「知らねえええええ!!! もうやめたいよおおおおおお!!!」ゴオオオオオオオオ
結標「うわっ、次は360度回転よ」ゴオオオオオオオオ
ヴェント「ああああああ――――――」ゴオオオオオオオオ
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:37:52.00 ID:gX0PKnVF0<>
ヴェント「あ、ああああ……」ピクピク
結標「ちょっと、どうしたの? そんなに怖かった?」
ヴェント「逆になんで平気なのよ……」
ニシュウメ、イキマース
ヴェント「……ハァ?」
結標「あ、パンフレットをよく見てみたら、三週して終わりって書いてあるわ」
ヴェント「無駄すぎんだろバカやろおおおおおおお!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:38:19.65 ID:gX0PKnVF0<> 〜おわりましたァ〜
ヴェント「」
結標「あらら……」
ヴェント「は、はやく降りる! もう乗らない!!」
結標「はいはい」
ヴェント「もうダメ。ジェットコースターなんて二度と乗らない」
結標「あはは……。それで、どう? 考えとか変わった?」
ヴェント「……なんか、もう吹っ切れたわ」
ヴェント「結標は、あのジェットコースターに乗ってどうだった? 楽しかった?」
結標「ええ、とっても」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:38:46.95 ID:gX0PKnVF0<> ヴェント「……そっか」
結標「なんでそんなこと聞いたの?」
ヴェント「それ、聞いちゃう?」
結標「あら、ごめんなさい。野暮な質問しちゃったわ」
ヴェント「うん。それでいい……んだ、よ……うぇっ」グスッ
結標「!? な、なんで泣くの!? 今泣く要素あったかしら!?」
ヴェント「思い、出したらっ、あっ、またこ、こわ、怖くなってきちゃってえっ……ひぐっ」
結標「――――。もう、仕方ないわ。私の胸で泣きなさい。他の人に見られたくないでしょ?」
ヴェント「ウン……アリガト……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:39:15.56 ID:gX0PKnVF0<>
ヴェント「――――もういい」
結標「そう? 私的にはもっと泣いてもよかったんだけど」
ヴェント「ここ遊園地よ? そんな真似を長々と続けてられるか」
結標「それもそうかしら」
フィアンマ「そうだぞ。ジェットコースターごときで泣くなど、笑いものにしかならん」カシャッ
ヴェント「て、テメェなんでここに!? それと カシャッ って音は何だよ!?」
オッレルス「俺もいるぞー」
海原「貴女たちの周りは囲っておくので、思う存分泣いてどうぞ」
ヴェント「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:39:41.89 ID:gX0PKnVF0<> 結標「来ないようにって言ったはずなんだけど」
シルビア「私らは土御門にオススメの場所を聞いてここに来ただけなんだけど?」
土御門「偶然の一致ってやつだぜい」
番外個体「観光のオススメが遊園地ってのもどうかと思うけど」
一方通行「だよなァ」
フィアンマ「おい、俺様のカメラを返せ」
結標「イヤよ。写真は私がもらうわ」
ヴェント「変なことで争ってんじゃねえよ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:40:10.41 ID:gX0PKnVF0<> 垣根「で、どうすんの?」
土御門「遊べばいいぜい。ここは遊園地だしにゃー」
ヴェント「私はパス。目的は果たしたし、お前らといると疲れそう」
結標「そんなこと言わずに遊びましょうよー」
シルビア「こんなところ、なかなか来る機会はないと思うから、後腐れないようにしっかり遊んできな」
オッレルス「いいの?」
海原「いいんですか?」
土御門「海原たちにも普段お世話になってるしにゃー。今日はサービスしてやるぜい」
番外個体「好きなように行動させるのがサービス……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:40:37.10 ID:gX0PKnVF0<> 土御門「やりたいアトラクションがあったら、真っ先に譲ってやる」
オッレルス「でもなぁ……俺、子供じゃないしそういうのは無いっていうか……」
シルビア「昼飯奢ってやろうか?」
オッレルス「いいの!?」
一方通行「海原には俺が奢ってやる」
海原「ええ!?」
ヴェント「驚きすぎだろ……」
結標「普段の扱いが酷いもの」
垣根「いいなあアイツらは。それに比べて俺は……」
フィアンマ「頑張れ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:41:04.35 ID:gX0PKnVF0<> ヴェント「……!!」
結標「どうかした?」
ヴェント「あれ……」
【 お 化 け 屋 敷 】
番外個体「この学園都市にそんな古いモノがあったんだ……」
一方通行「科学の街でそれはタブーだろ……」
オッレルス「そういうのも案外いいんじゃないかな」
シルビア「面白そうじゃない。いってきなよ」
結標「海原、オッレルスさん、いってきてみたら?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:41:32.64 ID:gX0PKnVF0<> オッレルス「そ、そう? じゃあいこうか、海原光貴」
海原「え、あぁはい」
結標「……」ククク
ヴェント「あれ、なにかあるの?」
土御門「まぁ見てろ」
一方通行「悪い予感しかしねェな」
番外個体「それが普通だから仕方ないね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:41:59.90 ID:gX0PKnVF0<> 〜なかァ〜
オッレルス「ふぅん。結構よくできてるなあ」
海原「魔術側の自分たちにとっては、まったく怖くありませんがね」
オッレルス「それもそうだね」
海原・オッレルス「あははははは!!!」
ドドドドド
海原「おや? なにか近づいてきましたね」
オッレルス「あれは……」ジーッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:42:25.53 ID:gX0PKnVF0<> ・海原視点
上条『おーい、海原ー』ニカッ
海原「あああああああああ!!!?」
浜面『大将、置いていかないでくれよー』
海原「っっっ!!!?」
・オッレルス視点
ガブリエル『grkuf魔mdckh神njdsvt』フワフワ
オッレルス「うおおおおおお!!!?」
エイワス『そう急ぐんじゃない、無様だぞ』フワフワ
ガブリエル『bnuif怒zxsdrvlp』ギャゴゴゴゴゴ
オッレルス「あ……に、逃げ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:42:55.37 ID:gX0PKnVF0<> ギャアアアアアアア!!!
シルビア「な、なんだあの悲鳴は……?」
土御門「あのお化け屋敷はにゃー、読心能力を利用して対象が恐怖するものを感知し、それの幻像がひたすら追ってくるっていう仕組みになってるんだぜい」
フィアンマ「なかなかエグイな」
ヴェント「これを知ってたのか……」
結標「ええ。逃げ惑う姿を想像するととてもいい気分になるわ」
一方通行「ゲスだなァ」ククク
番外個体「あーくんも笑ってるじゃん」
アアアッ!! アッ、アッー!
土御門「海原……おそらくカミやんが襲ってきたな」
一方通行「マジもんの恐怖じゃねェか……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:43:22.39 ID:gX0PKnVF0<>
海原「お、おっかないものを見てしまいました……」
オッレルス「君もか……。まったく、ひどい目にあったよ」
土御門「楽しめたか?」
海原「恐怖しかありませんでしたよ!?」
土御門「ごめんごめん。はい、喉渇いたろ?」
オッレルス「おっ、ありがと――――」
海原「待ってください。おそらくなんらかの仕掛けが施されているでしょう」
オッレルス「な、なるほど……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:43:51.63 ID:gX0PKnVF0<> 土御門「心外だぜい。今日はサービスしてやるって言ったぜよ?」
海原「……」ゴクッ
海原「お、おいしい……!?」
オッレルス「……本当だ」
番外個体「MNWのお陰で学園都市中の飲食物の当たり外れは把握してるからねー☆」
一方通行「遊園地まで把握してるとかすげェな」
海原「……どうやら誤解していたようです」
土御門「欲しいものがあったら言え。できるだけやる」
オッレルス「まるで別世界だ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:44:17.48 ID:gX0PKnVF0<>
結標「ねえ、次はどれやる?」
ヴェント「そうだな、次は――――」
番外個体「次はあれやろう!!」
一方通行「おォ!!」
垣根「ああ……みーんな幸せそうなツラしてやがる……」
フィアンマ「今日で全アトラクションを制覇するぞ。はやく来い」
シルビア「それぞれで楽しんでるようだね」
土御門「そうだにゃー」
シルビア「子供に戻る時間っていうのも、たまには必要なのかもしれないな」
土御門「そうだにゃー」
シルビア「……真面目に受け答えしてないわね?」
土御門「そうだ――――」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:44:44.72 ID:gX0PKnVF0<> 〜ゆうがたァ〜
ヴェント「疲れた……」
フィアンマ「存外、楽しかった」
海原「悪戯されるようなことが無くて、本当に良かったです」
一方通行「俺たちは善人だからなァ」
番外個体「感謝してよ?」
結標「あくどい善人が二人もいたなんて、驚きだわ」
オッレルス「そういえば土御門元春はどうした?」
シルビア「先に帰ったよ」
海原「えっ」
シルビア「先に帰ったよ」
一方通行「先に帰ったンなら仕方ねェな」
番外個体「そうだね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:45:12.32 ID:gX0PKnVF0<> シルビア「それじゃ、今日はもう終わろうか。ヴェントはどうする? ホテルの部屋が空いたみたいだけど」
ヴェント「……」ウムム
フィアンマ「今日もまた小萌とやらの家に泊まったほうがいいんじゃないか?」
ヴェント「ううううっせえええ!!」
結標「私はいいわよ?」
ヴェント「そ、そうか!」
番外個体「当人が答えると、明らかに反応が違うなあ」ニヤニヤ
一方通行「そォいうモンだろ」
シルビア「決定だね。んじゃあ旅行二日目――――解散!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/25(木) 18:46:29.93 ID:gX0PKnVF0<> 今日はここまで
海原とオッレルスの扱いが変わってないように見える?
ハハッ、ほんの少しよくなっているじゃないか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/25(木) 19:07:55.22 ID:GtAtBEPN0<> 乙!ペロペロペロペロ百合豚にはたまりませんな!! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/25(木) 20:34:43.75 ID:/JDDRPv10<> ホモネタの時が一番文章に勢いある気が……乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/26(金) 06:49:51.33 ID:KFb9viDX0<> 乙
しかし百合になっても結標ゆがみねぇなぉぃ <>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:31:42.72 ID:jayHcGSe0<> ホモネタのほうが勢いあるだって?
ハハッワロス
投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:32:08.84 ID:jayHcGSe0<> 第三十四話
結標「二日連続なんて、お気に召しちゃったのかしら」
ヴェント「そうよ」
結標「あら、随分素直じゃない」
ヴェント「言ったでしょ。吹っ切れたって」
結標「具体的に言ってみると、どのくらいまで?」
ヴェント「寝起きの悪戯で、オッレルスの体の内側に爆弾仕込むレベル」
結標「すっごくわかりにくいけど、ただただ凄いと感じたわ」
ヴェント「それくらいでオッレルスが死ぬわけないケド」
結標「海原みたいね」
ヴェント「それも案外凄くない?」
結標「案外どころじゃないわよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:32:35.30 ID:jayHcGSe0<> 「そういえば」
うん?
まだ話があるのかしら……。
「お前、いつまで月詠のとこに居座るつもりなのカナ?」
うわ、すごく答え辛いことを……。
私としてもあまり苦労をかけたくはないんだけど、なかなか道が見えないのよね。
そうだ、いいこと思いついたわ。
他の頼るところが見つかったらよ。
「なんだそれ……」
貴女が引き取ってくれれば万事解決だと思うんだけど?
「ま、考えておく」
釣れないわね。
昨日だったら慌てふためいて面白いことになりそうだったのに。
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:33:03.26 ID:jayHcGSe0<> 結標「んー……」
ヴェント「? どうしたの?」
結標「シルビアさんとかの携帯の電話番号って知ってる?」
ヴェント「それは登録してあるからわかるケド……。なにかしらせたいコトがあったら、私が伝えるわよ?」
結標「いやいや、それじゃあ意味がないのよねえ」
ヴェント「ハァ……? まあどうでもいいケド」
ピッピッピ
ヴェント「ほら、これでいいでしょ」
結標「ありがとう」ニコッ
ヴェント「お、おう!」
結標「……」ニヤッ
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:33:32.36 ID:jayHcGSe0<> 〜よくじつゥ〜
シルビア「ヴェント、聞いたぞ?」
ヴェント「一体なんのコトよ」
フィアンマ「お前……一昨日結標の前で大泣きしたんだって?」
ヴェント「ぶふっ!!」
オッレルス「しかもご飯をご馳走してあげたんだろ? 俺たちにはそんなことしなかった癖に」
ヴェント「ハッ、誰がテメェらに――――」
垣根「おい」
ヴェント「……私が喋ろうとしてたんだから邪魔すんなっての」イラッ
垣根「俺は信じてた。それを見事達成してくれた君には、勲章をやろう」つ
ヴェント「ナニコレ……」
垣根「俺が即興で創った、俺自身の写真集だ」
ヴェント「いらんわ!! どうせ写真集なら結標のつくれボケ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:33:58.47 ID:jayHcGSe0<> 垣根「ほら見ろ。相思相愛じゃないか」
ヴェント「意味ワカンネ」
シルビア「あと、一緒に風呂に入った・同じ布団で寝た・しかも抱き合いながら夜を過ごした・大泣きした時には結標の背中に手を回し、顔を胸に埋めた・首筋をペロペロと舐められた・結標の言った事を深読みして一生を添い遂げると勘違いしたなど様々な情報が――――」
オッレルス「君と結標は特殊な関係を築いているようだね」
フィアンマ「結婚するしかないな。俺様が神父をやってやろうか?」
ヴェント「どおおおおこから仕入れた!? しかも首筋を舐めたとか私でもわからないことをどうして――――」
結標「hello」ヒョコ
ヴェント「結標ええええええテメェかあああああ!!!」
結標「別にいいじゃない。嘘を言ったわけじゃないんだし」
ヴェント「確かに嘘はないケド、そうペラペラと――――」ピピッ
<『確かに嘘はないケド』
フィアンマ「録音完了」
ヴェント「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:34:24.53 ID:jayHcGSe0<> ヴェント「わかった、もう私は文句言わない。ケド、このコトは他の人には絶対に話さないでください」
シルビア「そう縮こまるな。ほら、チョコレートでも食べて気持ちを落ち着けろ」
ヴェント「あ、ありがと……」
フィアンマ「俺様たちはからかおうとしただけで、ほかのヤツに話すつもりは微塵もないぞ」サスサス
ヴェント「あのさ、泣いてるワケじゃないから背中を摩らなくても……」
オッレルス「そうだ、今日は君にプレゼントがあるんだよ」
垣根「俺が提案したんだ。ありがたく受け取れ」
結標「やったわね、ヴェント」
ヴェント「な、なあ、一体どうしたのカナ? 知らず知らずのうちに悪いコトでもしちゃった? 教えてくれよ、そうなら謝るから――――」
フィアンマ「名案を思い付いた。思い人と結ばれたお祝いに、ケーキなどを作ってパーティをしよう」
シルビア「いいね、私が作ってあげるよ」
ヴェント「ちょっと話を――――」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:35:05.75 ID:jayHcGSe0<> オッレルス「大丈夫、君はなにも心配しなくていい」
垣根「お前のためだからな。今日だけはどんな我儘も聞こう、主にオッレルスが」
オッレルス「なんで俺!? まあいいけどさ。なにかやりたいことはある?」
シルビア「ちょっと待て、ケーキ作るための材料を買ってくてくれ。ごめんな、ヴェント。オッレルスが戻ってくるまで我慢してくれないか?」
オッレルス「了解。すぐに戻ってくるから、それまでに考えておいてくれ」
ヴェント「え……」
結標「人が減って寂しいの? なら私が抱きしめてあげるから、安心してね?」ギュウ
ヴェント「く、苦しい……///」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:35:31.41 ID:jayHcGSe0<> 垣根「これが俺からのプレゼントだ。二人で幸せな家庭を築いてくれ」
ヴェント「幸せな家庭……? どういう意味――――」
【 婚 姻 届 】
ヴェント「」
結標「ん、なかなか気が利いたプレゼントじゃない」
垣根「だろ? タイミングは早いかもしれないが俺には常識が通用しないからな。たとえ反対するヤツが現れても全力で応援するぜ」
ヴェント「け、けこ、結婚!?///」
結標「ヴェント」
ヴェント「ひゃ、ひゃい!?」
結標「時が来たら、貴女の手で渡して。今すぐでも構わないから」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:36:10.42 ID:jayHcGSe0<> フィアンマ「おいおい、今から式を始めるつもりか。参ったな、俺様は赤いスーツしか持ってないから十分ほど待ってくれ。すぐに神父服を買ってくる」
ヴェント「な……い、意味がわからない……///」
垣根「ウェディングドレスは未元物質で創ってやる。しかし二着か……。 どんなデザインにするかは自分で決めてくれよ?」
ヴェント(ま、マジで今からやるの!? 心の準備ができていないんだケド!! でも、ちょっと嬉しいカナ……///)
オッレルス「ごめん、皆。遅れちゃったよ」
ヴェント(本当に始まるのカ――――)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| ドッキリ大成功!! |
|_________|
∧∧ ||
( ゚∀゚)||
/ づΦ
ヴェント「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:36:39.48 ID:jayHcGSe0<> シルビア「あははははは!! 見事に引っかかってくれてありがとう」
フィアンマ「大成功だ」
ヴェント「」
結標「進行している事態についていけなかった貴女も可愛かったわよ?」
ヴェント「アァ……ソウ……」
オッレルス「しかし、こんなにも上手くいくとは。俺は途中で見破られると思ってたんだけどね」
垣根「なんてったって相思相愛だからな。気付くわけがない」
ヴェント「……ダレダ」
結標「あら?」
ヴェント「これを考えたのは誰だ? オッレルス、テメェか? そうかそうかお前だったのか。――――コロス」
オッレルス「なんでそうなるの!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:37:05.32 ID:jayHcGSe0<> 垣根「考えたのは俺だ」
ヴェント「チッ、テメェかよ」
オッレルス「俺のときと対応が違いすぎるんだけど!?」
フィアンマ「しかし、最初に賛同したのはオッレルスだったような……」
ヴェント「コロス」
オッレルス「」
結標「落ち着きなさい。婚姻届は本物よ」
ヴェント「そ、そうなんだ。……で?」
結標「でって言われても……」
垣根「いつかプロポーズしてくれということだ。そのくらいわかれ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:37:34.08 ID:jayHcGSe0<> 結標「いや違うんだけど――――」
ヴェント「そ、そういうコトは面と向かって言ってくれ……。そっちのほうが、その……嬉しい……///」
結標「あの、ちょっ……」
ヴェント「私……待ってるから……///」
結標「やべっ、さっきと立場が逆に……」
垣根「そのままゴールインしちまえよ」
ヴェント「胡散臭いヤツだと思ってたケド、お前いいヤツね」
結標「それはそれで酷くないかしら?」
垣根「百合! 百合!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:38:00.59 ID:jayHcGSe0<> 土御門「おっ、皆集まってるかにゃー」
結標「もう、遅いわよ」
シルビア「そういえば、私たちをここに呼び出したのはお前だったな。何かやるのかい?」
土御門「にゃー。ちょっと遅くなっちまったが、歓迎会みたいなのを開こうと思いついて」
オッレルス「本当に今更だね。でも、君たちは学生だろう? 午前中にそんなものが開ける場所なんて取れるのか?」
垣根「どうせ元暗部の繋がりでも使ったんだろ?」
土御門「うげ、垣根にはバレちまったか……。まあ他のヤツらも先に集まってるし、はやくいこうぜい」
結標「はいはい。ちょっとじっとしててね」
シュン
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:38:26.57 ID:jayHcGSe0<> 〜こしつさろン〜
海原「あ、皆さーん! こっちですよー!」
フィアンマ「意外に早いな」
結標「同じ第三学区だもの」
シルビア「ここはどういう場所なの?」
土御門「個室サロンっていって、まーカラオケボックスを豪奢にした施設だにゃー」
ヴェント「へえ……。秘密基地みたいな感じカナ」
一方通行「それが近けェな」
番外個体「ゲームとかも借りられるみたいだし、結構便利なんだよねえ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:39:02.70 ID:jayHcGSe0<> 垣根「でもよお、さすがにこの人数はキツくねえか? 部屋を二つくらい取らないと入らないような……」
土御門「ふっふっふ、その点は心配ないぜい!! とある人物に協力してもらい、部屋と部屋の壁をぶっ壊して繋げることに成功ですたい」
オッレルス「」
〜すうふンまえ〜
黒夜「くそ……なんでこの私が雑用を……」シュインシュイン
シルバークロース「明太子……かゆ……うま……」シュインシュイン
土御門「 そ し て 」
ヴェント「まだなにかあるのか?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:39:30.59 ID:jayHcGSe0<> 土御門「各種アルコールを持ち込んでみたぜーい!!」
結標「この男は……」
シルビア「前にウチきた時も酒を飲んでたし……。そういうの好きなのか?」
オッレルス「学生だから仕方ないんじゃない」ハハハ
フィアンマ「酒か……。良かったな、万が一暴走しても許されるかも知れんぞ?」
ヴェント「ハァ? ……はあああああ!? 意味わかんねーし!! 死ね!!」
垣根「全裸待機余裕でした」
一方通行「お盛ンですねェ」ククク
結標「あら、それは貴方たちも同じじゃないかしら?」
番外個体「そっかそっか。なんか勘違いさせちゃったみたいだね」
海原「おや、番外個体さんと一方通行さんの様子が……?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:39:58.99 ID:jayHcGSe0<> 一方通行「俺らはそォいうレベルをとっくに超してっからなァ?」
番外個体「うんうん。もうそういうのは必要なくなってるんだよ」
シルビア「じゃあ、なんでいつも抱き合ってるんだい?」
一方通行「はァ? 日常生活動作だから」
番外個体「半径三十センチメートルから離れたことないから」
オッレルス「愛し合ってるんだね……」
海原「こう……自分たちにはクるものがありますね……」
オッレルス「ん? 俺にはシルビアがいるんだけど?」
海原「」
シルビア「は? なに言ってんの?」
オッレルス「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/26(金) 18:41:27.59 ID:jayHcGSe0<> 今日はここまで
垣根くんと同じことを思った人は、あとで>>1の個人授業です
決してソッチ系の話じゃないから安心してね!
決してホモなんたらじゃないからね! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/26(金) 18:50:27.10 ID:UFpDVrKIO<> 乙
>>1の個人授業が受けたい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/26(金) 19:25:38.57 ID:5nKTuiyj0<> 乙
個人授業に名をかりた借りた
百合洗脳ですね <>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:35:41.47 ID:GOL8Fk7j0<> 個人授業をやってほしい?
一応考えておきます
投下ぁ〜開始ぃ〜 <>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:36:09.31 ID:GOL8Fk7j0<> 第三十五話
土御門「はい! さっさと入るにゃー。折角の酒が温くなっちまうぜい」
ヴェント「さっさと案内しなさいよ」
海原「了解。こちらです」
フィアンマ「本当に部屋が繋がっているな……」
一方通行「凄腕のヤツを雇ったみてェだからな。一つもズレがねェ」
番外個体「ケケケ……」
シルビア「どうした?」
番外個体「イヤァ、ナンデモナイヨ」
結標「果てしなく怪しいわね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:36:37.32 ID:GOL8Fk7j0<> オッレルス「そういえば、どのくらい持ち込んだんだい?」
土御門「酒のことか? それのことなら、注文すれば無限に貰えるぜい? 勿論、全てのアルコールが揃っている」
垣根「なんだそれ」
ヴェント「無限って……。明らかにおかしいだろ……」
番外個体「ククク……」
フィアンマ「またお前か」
番外個体「ハハ、ベンリダト、ツイツカッチャウヨネェ」
黒夜「ぐォおお……。あンのゲス野郎どもはどれだけ私の財産をしゃぶりつくせば気が済むンだよォォォ……」
シルバークロース「たらこ……たらこ……うっ!」ドピュ
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:37:05.84 ID:GOL8Fk7j0<> 結標「ていうか歓迎会でしょ? 今言うのもなんだけど、どういうことやればいいのかしら?」
土御門・海原・一方通行・番外個体「……」
結標「おい」
土御門「ま、まああれだ! 最初に『学園都市にようこそ!』みたいなの言って、あとは適当に騒げば……」
シルビア「それでいいとは思うけど……。本当に何も考えてないんだね……」
オッレルス「計画的ノープランだね」ドヤァ
フィアンマ「……」チラッ
ヴェント「……」チラッ
垣根「……!? ッ!!!」ブンブン
一方通行「……」クイッ
海原「……」ハァ
海原「さすがオッレルスさん、うまいこと言いますね」
オッレルス「いっそ無視してくれて構わないよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:37:33.45 ID:GOL8Fk7j0<> なにやってるのよ……。
とりあえず飲み物とかを頼みましょう。
何か注文したいものはあるかしら?
「肉」
「またお前はそれか」
「うっせ―――― 「あーやだやだ。開始早々で死人が出ちゃうなんて」
「ごめんなさい」
コイツらは……。
もう私が勝手に頼んじゃおうかな……。
「ジャンクフードとかを適当に頼む。あとは……ワインだな。上等なモノがあるとは思っていないが、そこそこ良いのを期待している」
「もうちょっと柔らかくは言えないのかい……。あ、私の分のアルコールはいらないからね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:38:00.92 ID:GOL8Fk7j0<> 結標「あら、なんで?」
シルビア「これでもメイドなんだ。主人の前で飲酒はできない」
垣根「ん、主人だって?」
シルビア「オッレルスだよ」
オッレルス「え、そんな堂々と宣言されちゃうと……恥ずかしいっていうか……///」
シルビア「立場的にオッレルスが一番近いからね。だからといって特別扱いするわけじゃないけど。むしろ悪くなるかもしれないけど」
オッレルス「」
ヴェント「私もジャンクフードでいいや。飲み物は適当で」
垣根「俺は金ださなくていいんだよな?」
一方通行「あァ。他に出してくれるヤツがいる」
番外個体「クヒヒ……」
垣根「じゃあ一番高いやつ!!」
土御門「垣根ェ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:38:26.54 ID:GOL8Fk7j0<> 〜すうふンごォ〜
コンコン
海原「どうぞー」
17403「失礼します――――ってあなたたちでしたか、とミサカは偶然の再会に驚きます」
ヴェント「知り合い……?」
結標「ちょっと前に助けてもらったことがあるのよ」
オッレルス「へえ、そうなんだ」
17403「!? あ、あなたは以前学園都市でミサカ10032号たちを襲ったロリコン!! なぜこんな所に――――」
海原「その命、神に返しなさああああい!!!」
オッレルス「ええええ!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:38:54.40 ID:GOL8Fk7j0<> 土御門「落ち着け、海原。コイツなりにも理由があったんだろ、大目に見てやれ」
海原「……、」チッ
オッレルス「釈然としない……」
結標「ねえ、注文してたモノをはやく頂戴」
17403「あっ、これは失礼しました。どうぞ」ゴトンゴトン
ヴェント「すげえ擬音……」
一方通行「そンなに注文したのかよ」
結標「とりあえず、フライドポテト、鶏のから揚げ、野菜スティック、シーザーサラダ、季節の野菜盛り合わせ、厳選野菜の濃厚ジュース、豆腐餻……」
フィアンマ「後半野菜が多すぎるのと、最後のは一体なんだ」
垣根「知らないのか? 酒のつまみだぜ」フフン
シルビア「野菜中心の食生活は健康にもいいし、私はいいと思うけどな」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:39:24.55 ID:GOL8Fk7j0<> 土御門「そんなものはどうでもいい! 酒をだせー!!」
一方通行「なンでそンなに酒に執着すンだよ……」
番外個体「義妹ェ……」ボソッ
土御門「それ以上言うんじゃねええええ!!!」
結標「ああ……」
ヴェント「なにかあるのか?」
海原「それはですね――――」
垣根「――――視えた。つまり、このグラサンアロハには義妹がおり、何らかの理由で拒絶されてしまったんだろう」
フィアンマ「哀れな男の末路だ……」
土御門「違う……違うんだ舞夏……。俺はカミやんと縁を切った……。決して、決してクソまみれのホモ野郎じゃないんだよ……」
オッレルス「こう……負のオーラが凄いんだけど」
シルビア「アンタも似たようなモンでしょ」
オッレルス「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:39:51.43 ID:GOL8Fk7j0<> 土御門「――――もういい!! シルビアさん達の学園都市訪問、並びに結標×ヴェントの関係進展を祝って乾杯!!」
ヴェント「ちょ、このタイミングでそれは――――」
他・全員「かんぱーい!!!」
結標「ほら、貴女も」
ヴェント「……」
ヴェント「――――乾杯!」
フィアンマ「あ、認めた」
垣根「わーい正式に成立したぞー」
ヴェント「死ね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:40:17.37 ID:GOL8Fk7j0<> 番外個体「一気、一気!」
一方通行「海原のォー、ちょっとイイとこ見てみたいィー」
海原「えへへ、そうですか〜? 男海原、いきまーす!!」ゴクゴク
土御門「はいもう一杯追加―!!」
海原「あっ、ごぶっ、げぐっ」ゴボボボボボ
フィアンマ「面白そうなことをやっているじゃないか。それ、もう一杯」
海原「あがががががが」
オッレルス「すげえ、一升瓶を飲み干している!!」
シルビア「良い子のみんなは真似しないようにねー(オッレルス除く)」
オッレルス「え、今とっても不穏な心の声が――――」ゴボッ
垣根「はい一気いきましょー」
オッレルス「おぼぼぼぼぼ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:40:44.17 ID:GOL8Fk7j0<> ヴェント「騒いでんなー」
結標「ああいうのは嫌い?」
ヴェント「面白かったらなんでもいいカナ」
結標「……なんでも?」
ヴェント「……? な、なんでも」
結標「番外個体、始めましょう」
番外個体「ほう?」キラーン
ヴェント「ま、まさかとんでもないコト言っちゃった……?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:41:12.40 ID:GOL8Fk7j0<> 番外個体「大人数で集まった時の定番――――」
結標「被害を受けるか与えるか、一瞬の運が勝負を別ける――――」
結標・番外個体「しかしそれゆえに奥深い!!」
結標・番外個体「王様ゲェェェェェム!!!」
ヴェント「……あぁ?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/27(土) 18:42:38.43 ID:GOL8Fk7j0<> 今日はここまで
次回から王様ゲームがスタートします
……ほらそこ!
>>1って王様ゲームやったことあんの?プゲラとか言わない!!
やったことないけど!! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/27(土) 19:13:56.52 ID:rkSSKACIO<> 乙
豆腐ようかな?
沖縄名物らしいね
沖縄県民だけど食ったことも聞いたこともねーや <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/27(土) 19:33:06.02 ID:F4LFvYGR0<> 乙。扱いの非道い海原に、何だかホッとしました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/27(土) 19:50:42.07 ID:2YMq5Q7p0<> 乙〜
このスレ見始めてから海原(偽)が大好きになったww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/27(土) 20:30:41.47 ID:koeq9FsY0<> 乙
ブラジリアンミサカ来たか
とりあえずたらこに
あれかけても孵化しませんね
と突っ込んでおく <>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:44:56.85 ID:DfJO70d30<> >>652
まずいらしいですね
>>1も県民ですが食べたことありません
>>655
なぜそこに行き着いた……
海原は容姿も性格もイケメンでいい男
だけど優遇したりはしません
今日の投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:45:30.95 ID:DfJO70d30<> 第三十六話
〜るーるせつめい〜
・「王様だーれだ!」の掛け声で、皆で一斉にくじを引く
・各くじには番号が振り当てられている。その中で王様のくじを引いた人が「○番が△■をする」「◇番と☆番で▼□をする」などの命令をする
・指名された番号の人は、それを必ず、 必 ず 実行する
番外個体「くじは準備してあるよ!」
結標「命令は基本的になんでもOK。ルール説明にもあるけど、王様の命令は絶対よ」
ヴェント「へえ……面白そうじゃない」
土御門「ほう……さっそく始めるのか」
オッレルス「全員参加、ということ?」
海原「当たり前です」
垣根「基本的にテンションは高く、ノリは良くしろよ。否定的なやつが一人いただけで、場が白けちまうからな」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:45:56.21 ID:DfJO70d30<> フィアンマ「しかし、俺様は『神の如き者』の特性ゆえに、幸運が限りなく発生しやすいのだが……」
シルビア「私も聖人だから、普通の人よりは幸運だよ」
土御門「そこらへんは心配ない。海原がなんとかして『幸運を抑えるお守り』を作った」
番外個体「すごいよね。さすが魔術師」
オッレルス「さすがアステカ」
ヴェント「さすがね」
海原「あの……それ以外に褒めるところないんですか? 心無しか、評価の言葉もだんだん短くなっているような……」
土御門「あー……風水的に診ると、海原が立っている位置は非常に殺(サツ)が溜まりやすく、悪い影響を強く受けるかも――――」
海原「あー!! お礼なんていりませんから!! 人間として当然のことですよ!!」
結標「海原……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:46:24.40 ID:DfJO70d30<> 土御門「そういう時にこそ酒だ。ハイになれば、些細なことはどうでもよくなるぜい☆」
海原「あーもう!!」ゴクゴク
ヴェント「また一気飲みか」
シルビア「早死にするよ……」
土御門「男らしいぜ、海原! 俺もやってやるにゃー!」ゴクゴク
土御門「っぷはー! 王様ゲームを――――」
海原「はい二本目です!!」
土御門「ごぼぼぼぼ」
垣根「復讐されてやがる……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:46:52.65 ID:DfJO70d30<> 一方通行「ンじゃあ始めっか」
結標「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
垣根「いよっしゃあああああああ!! きたあああああ!!」
ヴェント「はずしたか……」
海原「一番にくるとは思っていませんよ。そういう役回りですしね」
オッレルス「まあ、期待していなかったわけじゃないんだけど……さ」
フィアンマ「辛気臭い話をするんじゃない」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:47:21.15 ID:DfJO70d30<> 番外個体「そいじゃー命令をお願いします!」
垣根「……、四番のやつが二番を全力でビンタするってのはどうだ?」
土御門「ほう……。二番は誰かにゃー?」ゲプ
結標「……私よ」
ヴェント「大丈夫? 万が一男だったら怪我するかも……」
一方通行「くじなンだから仕方無ェだろ。四番は?」
シルビア「……全力でいいんだっけ?」
ヴェント「よりによってお前かよおおおお!?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:47:51.51 ID:DfJO70d30<> ヴェント「ま、待て! 聖人の本気はさすがにヤバイって!!」
結標「いいのよ。すべては私の運の悪さが招いたことなんだから」
シルビア「――――良い心がけだよ。気に入った」
フィアンマ「早くやれ。次は俺様が王様になるんだ」
結標「――――きなさい」
シルビア「いィィィいいいいよっっっしゃあああああ!!!」バチィン
ヒュッ―――
ドガァァァァァン!!!
結標「」
ヴェント「結標えええええ!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:48:19.46 ID:DfJO70d30<> シュウウウウウ
土御門「……死んだか」
海原「貴女は……とても形容し難い人でした」
一方通行「安らかに眠れェ」
番外個体「見晴らしのいい丘に、お墓をたててあげるよ……」
結標「勝手に……殺さないで頂戴……あぐっ……」
ヴェント「だ、大丈夫……?」
オッレルス「タフだなあ……」
フィアンマ「変態は不滅というしな」
シルビア「そういうレベルじゃないと思うけどね……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:48:46.52 ID:DfJO70d30<> 垣根「生きているなら次やろうぜ」
結標「仕返ししてあげるわ……」
フィアンマ「残念、次は俺様だ」
海原「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
一方通行「俺だ」ニヤッ
オッレルス「君か」
番外個体「はやく命令して!! はやく!! はやく!!!」
海原「貴女はどこまでもブレませんね……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:49:12.12 ID:DfJO70d30<> 土御門「残念だったな、番号でしか命令はできない」
番外個体「 変 え ろ 」グググ
土御門「あっ、くくく首っ、首がしまってっ」バタバタ
一方通行「まァ待て。これはゲームだ、オマエが望んでいることは帰ってからやってやる」
番外個体「はーい☆」
ヴェント「この変わり身の速さ……」
垣根「それに少しも驚きを見せない第一位ェ……。これ絶対世間には変人と言われるだろ……」
一方通行「わっかるかなァ。オマエ、一度死ンでンだぞ? あ?」
垣根「はよ命令しろや」
一方通行「あ……うン……」
海原「一方通行さん……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:49:39.49 ID:DfJO70d30<> 一方通行「そォだな……。さっきの海原の一気飲みを評価して、命令もそれと似たよォな感じにすっか」
オッレルス「また一気飲みかい?」
シルビア「私としてはあまりおススメできないんだけど……」
一方通行「あァ? 違げェよ。違わないけど違げェよ」
結標「つまり、どういうことよ」
一方通行「一気飲みすンのは、酒じゃなくてタバスコだ」
一同「!!!???」
土御門「さすがだぜ、一方通行……。これ以上ないくらいゲスな命令だ……」
垣根「見直したぜ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:50:07.21 ID:DfJO70d30<> フィアンマ「それで、番号は一体どうする?」
一方通行「適当に五番でイイや」
海原「適当って……もう少しじっくり考えてみては?」
一方通行「イイんだよ、オマエも一気飲みの辛さはわかってンだろ? ――――さァって海原以上の苦痛を味わうヤツは誰ですかァ?」ククク
海原「自分ですよ!! 悪いですか!?」
一方通行「ぶはっ」
ヴェント「だからさっき『もう少しじっくり考えてみては?』とか抜かしてたのか……ぶふっ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:50:36.29 ID:DfJO70d30<> 海原「もういいですよ!! やってやりますよ!!」
海原「ああああっ――――おげえええええ!!!」
土御門「ご馳走様がぁ! 聞こえないぃ!! 二本目追加ぁ!!」
番外個体「きゃーすごーい(棒)」
海原「」
結標「しょうがないわね……。座標移動♪」
海原「ぁ――――ああああああ!!!!」
海原「」
土御門「さすがにやり過ぎた」
一方通行「後悔はしていねェ」
番外個体「生き返るし」
オッレルス(頑張れ……)
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:51:07.42 ID:DfJO70d30<> フィアンマ「次こそは俺様が……」
番外個体「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
ヴェント「いえーい!!」
フィアンマ「」
シルビア「ドンマイ」ハハハ
土御門「とんでもない命令をしそうだにゃー……」
結標「とんでもない命令をお願い」
ヴェント「わかっている」ククク
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:51:35.28 ID:DfJO70d30<> ヴェント「七番! この部屋をでて最初に会ったヤツに『好きです……付き合ってください!(裏声)』って言って来い!!」
結標・土御門・海原・一方通行・番外個体「……」
シルビア・オッレルス・フィアンマ・垣根「……」
ヴェント「あ……? なんだよ」
垣根「その……なんだ、意外と乙女な命令だな」
フィアンマ「そうだな。俺様はてっきり『身に着けているモノを全部脱いで、学園都市中を全力疾走しろ』とかいうのかと思っていた」
結標「でも、私はそういうの好きよ」
ヴェント「そ、そういう目で見るな! 七番はさっさとやってこいよ!!」
オッレルス「はいはい。それじゃいってくるね」
シルビア「アンタだったんだ」
オッレルス「うん。まあすぐに戻ってくるよ」
ガチャリ
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:52:03.47 ID:DfJO70d30<> オッレルス「最初に会った人か……男だったらどうしよう」ブルッ
コツ……コツ……
オッレルス「ん、あれは……?」
上条「♪〜♪〜」ヒューヒュー
オッレルス「やあ」
上条「……? なんか用か?」
オッレルス「俺は『魔神』のオッレルスという。――――まあそんなことはどうだっていいんだ」
上条「魔神……!? テメェ、まさかインデックスを――――」
オッレルス「好きです……付き合ってください!(裏声)」
上条「……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:52:31.83 ID:DfJO70d30<> オッレルス(絶対引かれたよ……。幻想殺しとの初めての出会いがこんな形になってしまうなんて……)
上条「……ふう。すまん、相手の方からアプローチをかけてくるは初めてだから、少し戸惑っちまった」
オッレルス(あ、あれ……?)
上条「ここじゃなんだ、部屋にいこうぜ」グイッ
オッレルス「え、ちょっ、まっ」
上条「なんだよ、そっちから誘ってきたんだろ?」
オッレルス「待って待って。そういうことじゃない。一旦俺の話を――――」
上条「もしかして、ヤるのは初めてか? なら大丈夫、俺は百戦錬磨の達人だから」
オッレルス(まったく聞いてないし百戦錬磨ってどういうこと!? 経験者なの!?)
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:52:59.77 ID:DfJO70d30<> 上条「お前、結構いいツラしてるじゃないか。ほら、俺のココももうギンギンに……」ボロン
下条さん「やあ」
オッレルス「よし落ち着こう。とりあえず君はソレをしまって、ズボンのチャックもしめなさい」
上条「無理だ。コイツは俺ですら扱いきれない化け物だからな」
下条さん「もう止まることはないぜ!! 受け止めてくれ、俺の神浄を……」
オッレルス「ち、近づくな!! 俺に手を出したら魔術界のパワーバランスが崩れることをしって――――」
アッ―!
<>
>>1<>saga<>2012/10/28(日) 18:53:41.24 ID:DfJO70d30<> 今日はここまで
シルビアさんにビンタされたいヤツっていんの?
私です <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/28(日) 18:56:37.27 ID:UmS7UcUQo<> 乙
もう神条さん帰れよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/28(日) 19:12:34.94 ID:9gxHZM8IO<> まああの流れのオチは読めてたwww
乙! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/28(日) 19:27:33.95 ID:/b7WZsP80<> 下条さんしゃべれたんかい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/28(日) 20:48:06.58 ID:1udUjBZDO<> 乙
ホモ条さんの口からインデックスの名前が出てきたことになぜか感動 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/28(日) 20:56:33.30 ID:jHNn42IZ0<> 上条、中条、下条が集結してるssは初めて見たwwww <>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 18:59:26.04 ID:NeUFBEhc0<> 上条さんはつよい
どれくらいつよいかっていうと、クマムシを圧殺できるくらいつよい
ちょっと遅くなったけど更新開始だよー <>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 18:59:58.33 ID:NeUFBEhc0<> 第三十七話
ヴェント「……遅いな」
垣根「どうしたもんかねぇ」
アケテ! イマスグドアヲアケテクレー!
海原「……? オッレルスさんの声ですね、何かあったのでしょうか」
シルビア「とりあえず開けようか。お願い」
海原「了か――――おや?」
オッレルス「ありがとう!! 俺が入ったら閉める準備もしていてくれえええ!!!」
上条「焦らしプレイだなんて、お前もなかなかテクニシャンだな」
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:00:25.78 ID:NeUFBEhc0<> オッレルス「うおおおおおおお――――!!」
バターン!
ガチャッ
上条『おーい、はやくこのドアを開けてくれよ。俺が入れないじゃないか』ゴンゴンゴン
一方通行・土御門・結標・番外個体「」
オッレルス「ひっ、はあああっ……」
フィアンマ「一体どうしたんだ」
オッレルス「か、上条当麻……あいつはホモだった……」
フィアンマ「」
シルビア「なんか色々とすごいね」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:01:07.99 ID:NeUFBEhc0<> <男に対するレイプ容疑で指名手配中の上条当麻、そこにいるのはわかっている。速やかにでてくるじゃーん
<ここに、連続で一七五件ものレイプ犯罪を起こした上条当麻容疑者がいるとのことです。その手法は最初に救いの手を差し伸べてからコトに及ぶという点で非常に悪辣、計画的であり、警備員(アンチスキル)により学園都市全域に指名手配されていました。なお――――。
上条『チッ、もう嗅ぎ付けられたか。名残惜しいがお前は諦める。だが勘違いはするな、いつかムショを出たら真っ先に狙ってやるからな……』タッタッタ
オッレルス「ひいっ」
イタゾー!
ジツダンノシヨウヲキョカ! ―――ハッポウ!!
パァン! パァン! ←決して腰を打ち付けている音ではない
カスガキカネエンダヨ!(ムテキ)
垣根「……次、始めよう……」
土御門「あ、あぁ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:01:34.68 ID:NeUFBEhc0<> 土御門「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
シルビア「あ、私だ」
フィアンマ「解せぬ」
一方通行「このまま一生当たらねェかもなァ」
番外個体「無心になればいいと思うよ」
結標「命令はどうするのかしら?」
海原「なんでもいいですよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:02:02.75 ID:NeUFBEhc0<> シルビア「そうだね……ケイタイの履歴をチェックとか」
海原「番号は?」
シルビア「一番と……四番」
ヴェント「私かよ……」
土御門「俺か」
番外個体「ミサカがチェックしてあげるよ〜」ニヒヒ
結標「電撃系能力者だしね」
フィアンマ「適任といったところか」
一方通行「レベル4クラスだから手馴れているだろォしな」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:02:31.47 ID:NeUFBEhc0<> 番外個体「それじゃ、土御門くんのケイタイからご拝見☆」
ピッピッピ
番外個体「んん〜、ふむふむ……。うげっ」
オッレルス「うげって……」
番外個体「だってこれ見てよ……」
使用履歴
・舞夏
・舞夏
・舞夏
・舞夏
・舞夏
・海原
・舞夏
土御門「あっ」
垣根「誰だ、この舞夏ってヤツは……」
海原「土御門さんの義妹です」
一方通行「途中で海原が混じっているのがなンか笑えるわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:02:58.44 ID:NeUFBEhc0<> 番外個体「お次はヴェントちゃんですよー?」ニヤニヤ
ヴェント「仕方ないわね……ほら」つ
番外個体「んー……電話とかメールは余り使ってないみたい」
ヴェント「よく使うわけじゃないからね」
番外個体「で・も・ぉ・画像のほうはどうでしょうか〜?」ニヤニヤ
ヴェント「おい、テメッ」
番外個体「皆に見てもらいましょうねぇ」ニヤニヤ
オッレルス「これは……」
結標「私の写真がたくさんあるわね」
ヴェント「ああああもう!! くそっ、なんでこんなことにっ!!」ガンガンガン
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:03:24.24 ID:NeUFBEhc0<> 一方通行「オイ、そろそろ次ィやるぞ」
ヴェント「くそ……」
一方通行「せェーの……」
一同「王様だーれだ!」
フィアンマ「きたああああああ!!!」
オッレルス「おめでとう」
フィアンマ「フン、俺様にかかればこの程度のことは雑作も無い」
海原「その割には必死でしたよね」
フィアンマ「あとで断罪を加えてやるから覚悟していろ」
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:03:52.06 ID:NeUFBEhc0<> フィアンマ「命令は……三番と八番が一分間抱き合うとかでいいだろう」
垣根「攻めたな」
ヴェント「三番と八番は誰だよ?」
シルビア「私だよ」
オッレルス「ええっ!? マジで!?」
一方通行「やだ、奥様見ましたァ?」ケケケ
番外個体「しーっかりと拝見しましたわよぉ。あの慌てぶり、なぁんとも見苦しいですわぁ」ククク
結標「意外とウブなんですね(笑)」
土御門「童貞魔神さんですかぁ!? 俺、すっごくあなたに会いたかったんです^^」
シルビア「アンタ……」
オッレルス「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:04:17.75 ID:NeUFBEhc0<> オッレルス「そんなことはどうだっていい!! めめめ命令なんだし、しし仕方ないよねねええええ」
シルビア「……、」
垣根「これは酷い」
フィアンマ「はやくやってあげろ」ニヤニヤ
シルビア「……ハァ」ダキッ
オッレルス「あぅん///」
ヴェント「キモ……」
フィアンマ「ほれ、お前も背中に手を回さないか。俺様は抱き合えといったはずだぞ?」ニヤニヤ
オッレルス「あっ、う、うん……///」
シルビア「やるなら早くやれ。そのほうがいい」
オッレルス「はいぃ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:04:45.89 ID:NeUFBEhc0<> オッレルス「そ、それじゃあ失礼して……。で、でもちょっと恥ずかしいね……///」
シルビア「……チッ」イライラ
オッレルス「命令だから大丈夫、命令だから大丈夫……。ち、力強くやってもいいのか――――」
シルビア「ふん!!」バギッ
オッレルス「ぐああああ!!!!」
オッレルス「」
垣根「馬鹿じゃねえか」
ヴェント「見ればわかるでしょ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:05:14.47 ID:NeUFBEhc0<> フィアンマ「……ちょっとワインを寄越せ。ライターもだ」
海原「はい、どうぞ」つワイン
番外個体「なんかやるの?」つライター
フィアンマ「――――うっぷ」
一方通行「……まさか」
フィアンマ「ぷふーっ」
カチッ
ボオオオオオオオ
オッレルス「うおおおおお!!? 熱っつ! 熱っついよ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:05:41.49 ID:NeUFBEhc0<> 結標「大道芸でやる火吹き芸ね」
オッレルス「いきなりなにすんの!?」
フィアンマ「起こそうとしただけだ」
オッレルス「もっといい方法があるだろう!?」
ヴェント「これでいいでしょ。やった瞬間にすぐ飛び起きたんだから」ククク
フィアンマ「それに、俺様は火を司る魔術師だからな。火傷をすることもなく、実に合理的じゃないか」
シルビア「火事は起こさないでくれよ」
垣根「俺が未元物質でどうにかするから心配ない」
オッレルス「俺の心配をしてくれる人は誰もいないのかなー?」
番外個体「いないからこうなってるんじゃない?」ケケケ
オッレルス「いいもんね!ヤケ酒してやるし!!」ゴクゴク
一方通行「自暴自棄になるとか……」
海原「自分もそれはちょっと……」
オッレルス「アルコールはいいね。全てを忘れられる」シクシク
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:06:08.58 ID:NeUFBEhc0<> シルビア「はい、仕切りなおしだよ」
シルビア「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
土御門「俺だぜーい!!」
一方通行「なンだテメェかよ」
番外個体「さっさと命令してよね」
土御門「酷くないかにゃー!? まあいいや。命令は……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:06:34.51 ID:NeUFBEhc0<> 土御門「九番、自分の性癖を懇切丁寧に説明してくれい」
垣根「九番……ってことは俺か」
結標「へえ、結構面白そうね」
フィアンマ「お前は少々特殊な性癖らしいからな。楽しみだ」
垣根「いいぜ、やってやるよ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:07:03.84 ID:NeUFBEhc0<> 垣根「まず先に言っておく。俺は『百合豚』と呼ばれる存在だ」
垣根「だが、ここで少々注意すべきことがある」
垣根「それは『百合』と『レズ』の違いについてだ」
垣根「初心者の場合『えっ、どっちも同じじゃないの?』と思ってしまうこともあると思う」
垣根「勿論、根本的な部分……つまり、『女と女の恋愛』という部分ではなんら変わりはない」
垣根「しかし、百合とレズではそれ以外に差がある」
垣根「それ以外とは、『精神的交わり』と『肉体的交わり』のどちらが優先されるか、ということだ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:07:31.49 ID:NeUFBEhc0<> 垣根「無論、百合でもキスや性行為など、肉体的交わりを行うことはある。というか当たり前に行われている」
垣根「だが、百合としての本質はそこではない」
垣根「世間一般では敬遠される関係、当然親がそんなものを認めてくれるはずもない。その危ない橋を自ら選び、苦悩のなかでも愛を育んでいくという決意。時に助け合い、時に離れ、二人の絆を再確認する」
垣根「そこに『百合』としての美しさがあると、俺は思っている」
垣根「ここで『レズ』についてだ」
垣根「傾向としては、百合よりも性的な描写が多いことがあげられる」
垣根「最初にやる行為だからこそ得られる初々しさ、そういうのはあまり重視されず、ひたすら興奮できる要素をいれていく」
垣根「女だからこそわかるキモチイイ箇所、なんの生産性もない行為」
垣根「例外として『ふたなり』があげられるが、これはレズとしては少し外れていると俺は思っている」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:08:00.97 ID:NeUFBEhc0<> 垣根「ただヌきたいのなら、レズ作品をオススメするが、それならばどんなものでもいいとは思わないか?」
垣根「また、海外では『百合』と『レズ』の違いなど皆無だ。そもそも百合という言葉がないのだから当然だな」
垣根「で、だ。結論としては――――」
土御門「も、もういい!! 十分聞かせてもらったぜい!!」
垣根「そうか? まだ百合とレズの違いについてしか説明してないんだけど……」
土御門(あのまま続けさせていたら、いつ終わるかわからなかったからにゃー……)
ヴェント「……///」
結標「なに顔を赤くしているの?」
ヴェント「う、うっせえ!!///」
<>
>>1<>saga<>2012/10/29(月) 19:10:24.68 ID:NeUFBEhc0<> 今日はここまで
一部の方々にお知らせがあります
垣根先生はあなたたちのことをとてもとく理解しています
恥じることはありません
垣根先生は、きっとあなたたちを受け入れてくれるでしょう
だから、自分を誇ってもいいのです
※しかしそれで何かが変わるわけではありません <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 19:13:14.16 ID:v+W7aJBIO<> 乙
俺は垣根派ではなく上条派かなぁ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/29(月) 19:17:15.56 ID:TM3TZNcX0<> 女なんかどーでも良いんだよ俺ァ……乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 19:37:57.60 ID:CJAl34FIO<> 垣根先生>>1の代弁者じゃねーかwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/29(月) 20:17:54.46 ID:Cj8b5ixD0<> 妹愛だと土御門先生
△木馬だとオッレルス先生
ミサカ愛だと海原先生か <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 22:23:14.62 ID:CJAl34FIO<> ホモだと上条さん……? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/29(月) 22:30:03.29 ID:iD0xf2rg0<> 乙。垣根先生についてくしかねぇな…しかし歪みないモーホーっぷりだぜ。 <>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:28:40.79 ID:RmVblYvT0<> 皆は自分が信じる先生についていってください
しかし……なんでこんなにホモがいるんですかねぇ……
とりあえず投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:29:09.02 ID:RmVblYvT0<> 第三十八話
一方通行「ちょっとイイか?」
海原「どうしました?」
一方通行「さっきから気になってたンだけどよォ……」
一方通行「結標とヴェント、酒飲ンでなくねェ?」
結標・ヴェント「!?」
土御門「ほう……」ニヤニヤ
フィアンマ「そうだったのか。せっかく無制限に飲めるというのだから、遠慮などしなければいいものを……」
番外個体「一気、一気!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:29:35.08 ID:RmVblYvT0<> 結標「ふ、ふん! どうしても飲ませたいなら、王様になって命令してからにしなさい! もっとも、番号がわからなければ意味が無いけどね」
ヴェント「そ、そうだそうだ! ほら、やるぞ!!」
ヴェント「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
番外個体「ミサカだよーん♪」
結標「もっとも王様になってはいけないヤツに……」
ヴェント「くじがまわってしまった……」
番外個体「ぎゃはははははは!! 覚悟していてね〜?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:30:01.29 ID:RmVblYvT0<> 「……、」
このとき、垣根帝督の脳内では、様々な演算が同時に行われていた。
一つは、空気中に散らばっている『滞空回線(アンダーライン)』の構造の解析。
一つは、滞空回線にプログラムされているスクリプトの解析。
一つは、解析された結果を元に、未元物質で擬似の滞空回線を製作する作業。
一つは、製作した滞空回線をネットワークに繋げる作業。
一つは、結標とヴェントの背後から監視している他の滞空回線を探す作業。
一つは、ネットワークから送られてくる情報を元に、脳内で映像を再現する作業。
これら一連の作業からわかったこと。それは――――。
(結標の番号は六番、ヴェントの番号は八番……!)
復活した垣根帝督は、財産を全て失い、代わりに未元物質で全てを補ってきた。
もともと慣れていた未元物質の操作も、このプロセスを経ることによりさらに鋭敏になり、一方通行でさえできるかわからないとても難解な作業を成功させることができたのだ。
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:30:27.82 ID:RmVblYvT0<> 垣根「おい番外個体、結標の番号は六番、ヴェントの番号は八番だ」
結標・ヴェント「!!!?」
番外個体「ふーん、どうやらそれは当たってるようだね?」
ヴェント「な、なんでそれを……」
結標「自らの頭脳・能力をフル活用したのね……くっ」
垣根「第二位を舐めんなよ? その気になれば学園都市の全てを操ることだってできるんだ、歯向かおうなどと考えるんじゃねえ」
番外個体「そ・れ・じゃ・あ〜、二人にはコレを飲んでもらおうかな☆」
【スピリタス】
結標・ヴェント「」
一方通行「ざまァ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:30:54.91 ID:RmVblYvT0<> 番外個体「水で割ろうなんて考えないでね? もちろんそのまま飲んでもらうから」ケケケ
結標「ちょっと……やめてよ……」
ヴェント「スピリタスって……世界最高純度のアルコールじゃねえか!!」
番外個体「王様の命令は絶た――――」
垣根「ストップ」
番外個体「ん? ていとくんどうかしたの?」
垣根「―――――」ゴニョゴニョ
番外個体「―――――」ゴニョゴニョ
結標「アイツら何を話しているのよ……」
ヴェント「碌でもないコトなんだろうな……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:31:22.12 ID:RmVblYvT0<> 番外個体「んっふっふ〜。それじゃあ命令するよ!」
垣根「ウケケケケケ」
番外個体「六番と八番にはスピリタスを飲んでもらいまーす。――――口移しで」
結標「は?」
ヴェント「」
フィアンマ「これは……」ニヤニヤ
土御門「oh……」
海原「
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/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ 」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:31:50.45 ID:RmVblYvT0<> ヴェント「ちょ……はああああああ!?」
番外個体「くっちうっつし! くっちうっつし!」
垣根「くっちうっつし! くっちうっつし!」
結標「くっ……口移……///」
シルビア「おーやれやれー」
オッレルス「シルビアまで煽るのかい……」
土御門「よかったな、三本追加してもらったぞ!」
【スピリタス】 【スピリタス】 【スピリタス】
結標「そんなにいらないわよ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:32:19.49 ID:RmVblYvT0<> 一方通行「グダグダ言わずにさっさと飲みやがれェ!!」ガシッ
一方通行「うォら!!」グイ
結標「ごぼっ!?」
結標「うっく……んっく……」ゴクゴク
結標「――――」
ヴェント「む、結標……?」
結標「アハ」
結標「あははははは!! いいじゃない! 口移しでもなんでも、どんとこいよ!!」
ヴェント「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:32:47.54 ID:RmVblYvT0<> 結標「いくわよー……」ゴボボボボ
ヴェント「待て、落ち着け、その手にあるお酒を一旦テーブルに置いて――――」
結標「んー」チュウ
ヴェント「むぐっ!?」
結標「――――ぷはっ。どう? 口移しで飲ませてあげた感想は」
ヴェント「……」
ヴェント「あはははっ!! いいじゃん、最高だよコレぇ!!」
垣根「いえーい」タッチ
番外個体「いえーい」タッチ
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:33:15.96 ID:RmVblYvT0<> 土御門「ハイッ、お二人さんのアク○リアスをプレゼントだぜい!」つ
結標「この馬鹿野郎!!」バキッ
土御門「げふぅ!?」
結標「スポーツドリンクはゲータレ○ドが基本でしょ!! 今回はこれで許してあげるけど、次やったらコンクリの中に座標移動だから覚えてなさい!!」
ヴェント「続きましてえ、ここにあるスピリタスとアク○リをブレンドしまぁす!!」トクトクトク
海原「うわ……」
シルビア「スポーツドリンクは身体に吸収されやすいってのに……」
ヴェント「結標、やるわよ!!」ゴボボボボ
結標「いいわ、きなさい!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:33:41.80 ID:RmVblYvT0<> ヴェント「んちゅっ……」チュウ
結標「ん……っく、ごくっ、んっ、れろっ、くちゅっ……」
ヴェント「んむっ、くちゅっ、あふぅ……」
一方通行「ディープキスまでしてやがる……」
海原「ハハッワロス」
垣根「わっふるわっふる」
オッレルス「……お酒は移動させとこ――――」
ヴェント「なぁにやってんだ童貞魔神!!」
結標「まだ飲みきってないでしょ!? 貸しなさい!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:34:07.35 ID:RmVblYvT0<> 結標「あむっ、じゅるっ、れろっ、くちゅっ……」
ヴェント「んぷっ、こんなでけぇ乳ぶら下げてさあ、恥ずかしくないの?」モミモミ
結標「あんっ! もう、いきなり胸揉まないでよ」
ヴェント「いいじゃない、誰にも揉まれたことなんて無っ、んあぁっ!! し、尻を揉むなよぉ……」
結標「ふふっ、可愛い……。ちゅっ、ちゅぱっ、あむっ……」モミモミ
ヴェント「んっ、れろっ、ごくっ……」
垣根「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
土御門「」
フィアンマ「ここまで豹変するとはな……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:34:33.81 ID:RmVblYvT0<> シルビア「はいはい。そこで発情してる女たち、これ以上は他の部屋でやってくれ。さもないと私がつまみ出す」
結標「じゃあやめまーす☆」
番外個体「え、なんで?」
ヴェント「なんで? 他のヤツらに命令したいからに決まってるじゃなーい!!」
垣根「クソッ……」
結標「はやくやりましょうよぉ」
オッレルス「あ、うん……」
海原「これからどうなってしまうのでしょうか……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/30(火) 18:35:30.47 ID:RmVblYvT0<> 今日はここまで
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::: 何を書いているんだ俺は……
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/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/30(火) 18:56:40.07 ID:hcy9k1mIO<> スピリタスとかそのまま飲んでも胃に行く前に気化するわ
多量なら知らんが <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/30(火) 18:57:17.72 ID:8aLTlvTN0<> 乙
スピリタスって飲んだ瞬間は
いいけど一気にくるよね
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/30(火) 20:03:12.92 ID:vFbSwqwj0<> 乙
スぴりタス、味は好きなんだけどねー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/30(火) 20:13:16.25 ID:Uzg23VIqo<> 乙
百合もホモもDon'tこい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/10/30(火) 21:16:57.34 ID:NNjHCY9O0<> お前は出来る子だって信じてた、垣根…。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 01:48:08.03 ID:NOcf1A/IO<> 震えるぞハート!(急性アルコール中毒
燃え尽きるほどヒート!(口・食道・胃 <>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 17:10:48.03 ID:X+L7Asg20<> あー超やべーよなスピリタス。うまいんだけど刺激が強いからなー。やべーよなー(無知)
今日はハロウィンなので、本編の前に小ネタを投稿します
と言っても5レスくらいですが
それではどうぞ <>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 17:11:21.21 ID:X+L7Asg20<> 〜外伝〜
結標「ハロウィンよ」
ヴェント「そういえばそうだな」
結標「そうよ」バサッ
ヴェント「……その格好、なに?」
結標「魔女」
ヴェント「あー、仮装ね。そういえばそんな感じするもんな」
結標「貴方を仮装させるとしたら……天使かしらね?」
ヴェント「えっ、なんで?」
結標「神の右席って、四大天使をモチーフにしてるんでしょ?」
ヴェント「それはそうだケド……。天使ってイメージじゃなくない?」
ヴェント(on天使)「あははー、あははははー♪」パタパタ
ヴェント「うん、違うわ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 17:11:48.85 ID:X+L7Asg20<> 結標「一方通行だと、吸血鬼かしら」
ヴェント「色白くて血が足りない感じするもんね」
結標「土御門は……フランケンシュタイン?」
ヴェント「それは何で?」
結標「アイツ、結構鍛えてるし、能力でギリギリ死なない身体になっているらしいし」
ヴェント「ふぅん。有名な話だけどさ、フランケンシュタインは博士の名前で、怪物の名前は無いみたいね」
結標「RPGとかじゃ知能の低いモンスターみたいな印象だけど、本当は人間の心と知性を持つらしいわよ」
ヴェント「でも容貌が醜かったから生みの親の博士に捨てられて、最後は北極海に消えるんだから、悲しい話よね……」
結標「私は貴女を捨てたりはしないわよ?」
ヴェント「……おう///」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 17:12:19.15 ID:X+L7Asg20<> 打ち止め「とりっくおあとりーと! お菓子くれないと悪戯しちゃうぞー!!」ババーン
一方通行「ハイ」つお菓子
打ち止め「えっ」
一方通行「えっじゃねェよ。オマエが渡せっつったンだろォが」
打ち止め「な、なんか釈然としない……」
番外個体「とりっくおあとりーと!!」
一方通行「あー!! ついウッカリして忘れちまったァ!!」
番外個体「へへっ、それじゃあ悪戯するしかないね!!」
一方通行「やれるモンならやってみやがれェ!!」
打ち止め「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 17:12:46.74 ID:X+L7Asg20<> オッレルス「とりっくおあとりーと!」
シルビア「へっ?」
オッレルス「お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞー!」
シルビア「……恥ずかしくないの?」
オッレルス「問答無用! さあ、お菓子を渡してくれ」
シルビア「……ちょっと来な」チョイチョイ
オッレルス「え、うん」
・
・
・
・
オッレルス(三角木馬)「」チーン
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 17:13:15.12 ID:X+L7Asg20<> インデペンデンスデイ「トリックオアトリートなんだよ、とうま!」
上条「ごめんな、飴玉くらいしかやれなくて……」
インスパイヤーザネクスト日立「ううん、大切なのは気持ちだから、これだけでとっても嬉しいんだよ♪」ニコッ
上条「インデックス……」
インペリアルゼブラプレコ「でも……裸の男の子を毎日家に招くのはやめてほしいかも……」
浜面「大将、そろそろヤろうぜー」
上条「おう、待ってろ」
インテグレートグレイシィモイストクリーム「とうま……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 17:14:44.21 ID:X+L7Asg20<> 一応ここまで
>>1はインデックスさんも大好きです
某イカ娘に似てるとかそんなん関係ないです
でも出番は増やしません
一時間後くらいにまた投下しにきますねー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/31(水) 17:35:19.53 ID:m7ZST2Ou0<> 打ち止め…
ドンマイ <>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:15:46.11 ID:X+L7Asg20<> それでは本編の投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:16:14.15 ID:X+L7Asg20<> 第三十九話
オッレルス「じゃあいきまーす」
オッレルス「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
海原「やっと……自分にも運がまわってきました……!」
結標「フン」
ヴェント「面白くねー……」
海原「ちょっとやめてくださいよー。今は自分が王様なんですよ?」
一方通行「はよやれし」
海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:16:44.29 ID:X+L7Asg20<> 海原(可能性にかけますか……)
海原「五番、その場で三十回スクワットをしてください」
土御門「真面目な罰ゲームがきたな……」
オッレルス「地味に面倒くさいからね〜」
結標「海原wクオリティw」
垣根「ちょっとお前さっきからおかしくねえ?」
シルビア「五番は誰?」
番外個体「ミサカだよー」
海原(キタ……)
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:17:11.25 ID:X+L7Asg20<> フィアンマ「さっさと終わらせて次をやるか」
番外個体「そだね」
番外個体「これが何になるんだろ……」スック
海原「おぉ……眼福眼福……」
一方通行「海原……?」
土御門「コイツは一体なにが目当てで――――はっ!!」
番外個体「うー……酔いがまわる……」ポヨンポヨン
土御門「番外個体の乳が……揺れてやがる……!!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:17:38.38 ID:X+L7Asg20<> 番外個体「マジだるいわー」ポヨンポヨン
土御門「まさか海原、これが目当てで……」
海原「へへ――――」
バゴオオオオオン
海原「ぐぁ……が……」
一方通行「ったく、手間取らせるンじゃねェよ。オマエを始末するために二酸化炭素が余分に排出されたじゃねェか。地球さンにごめンなさいしろ」
海原「すいま……せ……ん」ガクッ
土御門「さすがやな」
一方通行「まァな」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:18:10.82 ID:X+L7Asg20<> フィアンマ「それじゃあ、次やるぞ」
フィアンマ「せーの……」
一同「王様だーれだ!」
フィアンマ「くそっ、またこなかったか……」
シルビア「私でもないよ」
一方通行「俺でもねェし……」
垣根「一体誰なんだ?」
土御門「まさか……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:18:38.29 ID:X+L7Asg20<>
結標「はーい! わ・た・し・でーす!!」
ヴェント「やったわね!!」
結標「ええ!!」
オッレルス「そんな……」
海原「一番王様になってはいけないヤツが……」
番外個体「王様になってしまった……」
結標「ふふふ、それじゃあねぇ、えーとぉ……」
ヴェント「インパクトのあるやつを決めてよね」
フィアンマ「最悪だ……」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:19:04.28 ID:X+L7Asg20<> 結標「……決めたわ」
ヴェント「どんな命令にするのカナ?」
結標「八番と私で、野球拳をしましょう!」
垣根「コイツぁやべえぜ……」
オッレルス「なん……だと……」
結標「ほら八番、さっさと名乗り出なさい」
土御門「お、オレだにゃ――――」
結標「なんで貴方なのよ!?」バキッ
土御門「ぶへっ!?」
一方通行「理不尽すぎンだろ」
土御門(オレ……なんか悪いことでもしたか……?)
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:19:31.43 ID:X+L7Asg20<> 結標「はい、始めるわよ!」
土御門「あ……あぁ……」
結標「や〜きゅう〜す〜るなら〜♪」
土御門「こういうぐあいにしやしゃんせー……」
結標「あうと!」
土御門「せーふ」
結標・土御門「よよいのよい!」
土御門「あっ、負けたにゃー」
結標「うーっし」ガッツポーズ
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:19:57.92 ID:X+L7Asg20<> ヴェント「チッ……」
垣根「空気読めよグラサンアロハ……」
土御門「なんでオレが責められ――――はっ!!」
土御門(現在の結標の服装はサラシ+ホットパンツに適当なコートの超軽装備……。いつ結標が暴走してオレら全員が死亡(出血死)するかわからない状況……!! ここはオレが手早く全裸になって事を収めるしか方法がない!!)
土御門「ははは、負けちゃったぜい!」テヘッ
土御門(次からは魔術で先読みするか……。怪我なんて気にしている場合じゃないしな。とりあえずここは適当にアロハシャツでも脱い――――)
結標「貴方の腹筋とか誰が得をするのよ!! 自慢なの? ねえ自慢なの!?」バキッ
土御門「がはっ!?」
土御門(なんでまた殴られ……。理由も意味がわからないし……)
フィアンマ「なぜボロボロになっているんだ」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:20:30.89 ID:X+L7Asg20<> 〜すうふンごォ〜
土御門「っくしゅ」ブルブル
結標「ちょっと弱くない? ここまで私の全戦全勝なんだけど?」フフン
番外個体「土御門はあとパンツ一枚だけか……」
ヴェント「目が穢れるから視界から外れろ」シッシッ
土御門(耐えろ……耐えるんだ土御門元春……っ。これが終わればオレは無事に生還できるんだ……)
結標「や〜きゅう〜す〜るなら〜♪」
土御門「こういうぐあいにしやしゃんせー」
結標「あうと!」
土御門「せーふ」
結標・土御門「よよいのよい!」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:20:58.67 ID:X+L7Asg20<> 結標「あー、初めて負けちゃったー……」
土御門「は? ちょ、え?」
垣根「よしきた」
ヴェント「やったな変態シスコン。生きてもいいわよ」
土御門「ま、待て。これは何かの間違いだ。オレは確かに負けるはずだった――――」
海原「……プッ」
土御門(て、テメェエエエエエ!!! なにオレの邪魔しているんだぜい!?)
結標「なにを脱ごっかな〜?」チラッ
ヴェント「あら? これは指定できるって感じカナ〜?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:21:31.78 ID:X+L7Asg20<> 土御門「く、靴下くらいでいいんじゃ――――」
ヴェント「サラシでお願いしまああああす!!!」
結標「注文入りましたー♪」
垣根・海原「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」
一方通行「露出狂の裸ほど見ても面白くないモンはねェだろ」
番外個体「あーくんはミサカにしか興味ないもんねー?」
土御門「こうしちゃいられない、ティッシュの準備を――――」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:22:01.11 ID:X+L7Asg20<>
結標「私からのサービスよー!!」バサッ
ヴェント・垣根・土御門・海原・オッレルス「ぶふっ!!」ブッシャアアアアアアア
ヴェント・垣根・土御門・海原・オッレルス「」
フィアンマ「まったく、コイツらは……」
シルビア「頭が痛くなってくるよ……」
一方通行「で、これからどォすンだ?」
番外個体「お開きにする?」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:22:29.56 ID:X+L7Asg20<> シルビア「そうしよっか。オッレルスと垣根は私とフィアンマで連れて行くから、ヴェントは結標にお願いするわ」
結標「おっけー!」
上条「じゃあ、土御門と海原は俺が送ってやるよ」
一方通行「頼むわ」
フィアンマ「決まりだな」
一方通行「お疲れっしたァ」
シルビア「お疲れ様」
フィアンマ「ご苦労だった」
番外個体「さ、帰ろ!!」
結標「スピリタスは貰っていくわねー」
一方通行「おォ。ちゃンとオマエが処理しろよ」
結標「わかってまーす♪」
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:22:58.53 ID:X+L7Asg20<>
旅行三日目 終了
<>
>>1<>saga<>2012/10/31(水) 18:23:29.65 ID:X+L7Asg20<> 今日はここまで
なんか終わりが見えなくなってきた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/31(水) 18:47:05.89 ID:8Sf9lWbI0<> 乙
今回はちょっと海原を見直した <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/10/31(水) 19:23:36.84 ID:B4cRp8xAO<> おいなんかいたぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/31(水) 19:36:30.82 ID:vvFT61HUo<> ナチュラルに変なのがまざってた…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)<>sage<>2012/10/31(水) 20:09:38.87 ID:KjRpj3Ov0<> 乙
つっちーと海原ェ・・・
この後寝てる間に・・・ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/31(水) 20:19:06.20 ID:mEjmfo6Mo<> 乙
なんか変なのいなかったぁ? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/31(水) 21:29:46.39 ID:hw+UrNoIO<> 上条「俺からの差し入れだぜー」
ホモ達「神上!神上!」 <>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:32:43.12 ID:40GMrd3u0<> ん?なにか変なところでもあった?
それはそうと投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:33:17.60 ID:40GMrd3u0<> 第四十話
チュン……チュンチュン……
ヴェント「ふあ……あっ……。朝か……」
ヴェント「……頭痛いし、なんか寒――――」
ヴェント「なんで服着てないんだよおお!?」ゼンラ
ヴェント「た、確か昨日は歓迎会とかいうヤツにいって、そして酒を飲まされて――――」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結標「あむっ、じゅるっ、れろっ、くちゅっ……」
ヴェント「んぷっ、こんなでけぇ乳ぶら下げてさあ、恥ずかしくないの?」モミモミ
結標「あんっ! もう、いきなり胸揉まないでよ」
ヴェント「いいじゃない、誰にも揉まれたことなんて無っ、んあぁっ!! し、尻を揉むなよぉ……」
結標「ふふっ、可愛い……。ちゅっ、ちゅぱっ、あむっ……」モミモミ
ヴェント「んっ、れろっ、ごくっ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヴェント「あ、あわわ……///」カアア
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:33:44.47 ID:40GMrd3u0<> モゾモゾ
ヴェント「……ん?」
布団「……」モゾモゾ
ヴェント「こ、この膨らみは……」
バサッ
結標「zzz……」ゼンラ
バサッ
ヴェント「夢だわコレ。寝よ寝よ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:34:13.07 ID:40GMrd3u0<> 結標「夢じゃないわよ」
ヴェント「!?」ガバッ
ヴェント「いいいい今なんと言った……」
結標「夢じゃないわよ」
ヴェント「……」ポケー
結標「夢じゃないわよ」
ヴェント「いや、それはわかったんだケド……。ちょっと詳しく話して」
結標「んー。私もあまり覚えてないんだけどね、ヴェントたちが気絶して歓迎会が終わったあと――――」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:34:39.82 ID:40GMrd3u0<> 〜さくじつゥ〜
シュシュシュシュシュン
結標「能力も快調でいい気分ね〜♪」
シュシュシュシュシュン
結標「――――ふぅ。もう家についちゃったわ」
ヴェント「……んん……あぁ……」
結標「あ、起きた? 家についたわよ!」
ヴェント「そ、そうか!」
結標「あのね……中でもう一回飲まない?」
ヴェント「いいよ!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:35:08.40 ID:40GMrd3u0<> ガチャッ
結標・ヴェント「ただいまー!!」
小萌「あ、お帰りなさ――――ど、どうしてこんなに酒臭いんですかー!?」
結標「ええ!? 酒飲んだからに決まってるじゃなーい!!」
ヴェント「そうそう! これからもう一回飲むからアンタも一緒にやらない!?」
小萌「テンション高っ! ってそうじゃなくて、未成年がお酒を飲んじゃいけないのですよー!!」
ヴェント「幼稚園児モドキの大人が言っても通じないって! ほら、まだ余っているみたいだし!!」
結標「始めましょ!」
小萌「せ、先生の話を聞いてくださいですー!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:35:37.32 ID:40GMrd3u0<> 結標「ほら、これ!!」
【スピリタス】 【スピリタス】 【スピリタス】 【スピリタス】 【スピリタス】 【スピリタス】
小萌「な、なんでこんな度数の高いお酒が六本も!?」
結標「追加してもらったのよねー♪」
ヴェント「やったわね!」
小萌「全然よくないのです!!」
アハハハハハ!
ノミキッテヤルワー!
小萌「……もう」
小萌「今日だけですからね!」
結標「さすが小萌! 話がわかるぅ〜♪」
ヴェント「さ、はやくやりましょうよ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:36:03.63 ID:40GMrd3u0<> 〜すうふンごォ〜
結標「うへぇ……」
ヴェント「もう飲めないぃ……」
小萌「あっはっはっは! 先生に勝とうなんて百年はやいのです!!」
結標「あーもう寝ましょう! 体が熱くて仕方が無いわ!!」
ヴェント「服なんていらないわ、私は脱ぐ!」ヌギッ
結標「それじゃあ私もー」ヌギッ
小萌「風邪引いちゃうので下着くらいはつけてくださいねー」
ヴェント「は? もう脱いじゃったわよ」
結標「そういうことははやく言ってよねー」
小萌「あなたたちにはもう一度着るという選択肢が無いのですか!?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:36:31.06 ID:40GMrd3u0<> 結標「さ……来なさい」キリッ
ヴェント「いえーい!!」ガバッ
結標「あははは!! 布団が小さいからもうちょっとくっついてよー!」
ヴェント「ハァ? そんなもん抱きつけば解決じゃない?」キリッ
結標「あったまいい〜♪」ダキッ
ヴェント「だろ〜?」ギュウ
小萌「……。くれぐれも騒がないようにお願いします〜」
結標・ヴェント「はーい!」
小萌「おやすみなさい」
結標・ヴェント「おやすみなさーい!!」
小萌「うるさいです!!」
結標・ヴェント「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:36:58.64 ID:40GMrd3u0<> 結標「……」
ヴェント「……」コチョコチョ
結標「ひっ……!? くすぐった……んっ……はっ。やったわね……」
ヴェント「へへ、やったもん勝――――ひゃんっ!」
結標「……」ペロペロ
ヴェント「くっ、首筋を舐め――――あっ……ん……」
結標「うふふ……」
ヴェント「こ、この――――」
小萌「……」ゴゴゴゴゴ
結標・ヴェント「!!!」ビクッ
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:37:26.03 ID:40GMrd3u0<> 小萌「……zzz」
結標・ヴェント「ふぅ……」ホッ
結標「……寝ましょう」
ヴェント「うん」
ヴェント「寒い……」
結標「……」ダキッ
ヴェント「ありがと……」ギュウ
結標「いいのよ」ギュウ
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:37:59.80 ID:40GMrd3u0<> ・
・
・
・
結標「――――とまあこんな感じね」
ヴェント(良かった……。あんなコトやこんなコトをやったわけじゃ無いのね……)
ヴェント「っていうか頭痛がひどいわね……」ムムム
結標「あ、じゃあ頭痛薬飲む?」
ヴェント「あるの? ありがとう!」
結標「うん」パクッ
ヴェント「ってなんでアンタが飲んでんの……」
結標「んー。わからない?」
ヴェント「……? 意味がわからな――――」
ヴェント「!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:38:28.40 ID:40GMrd3u0<> ヴェント(これはアレか、頭痛薬が欲しければ私の口から飲みなさいってコトか……)
結標「……」ニヤニヤ
ヴェント「うぐぐ……///」
結標「どうしたの? 頭が痛いんでしょう?」ニヤニヤ
ヴェント「〜〜〜〜っ!! 貸せっ!!」
スカッ
結標「座標移動って便利よね」
ヴェント「もおおおお!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:38:57.55 ID:40GMrd3u0<> ヴェント(覚悟を……決めるしか……///)
結標「ほらほら」ニヤニヤ
ヴェント「ん、んー……///」
結標「んー……」
ヴェント(うぅ……恥ずかし――――)
小萌「な、ななな何をやろうとしているんですか二人ともー!?」
結標「あ、小萌」
小萌「まったく、意地悪しないで素直に頭痛薬をあげたらどうですか? はい、ヴェントちゃん」つ頭痛薬
ヴェント「あ、ありがと……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:39:25.98 ID:40GMrd3u0<> 結標「ぶー、つまんなーい」
ヴェント「う、うっせえ!!///」
小萌「二人とも、はやく服を着てご飯を食べてください。もう九時ですよ」
ヴェント「時間なんて気にしても……」
結標「そうよねえ。毎日が日曜日状態だし」
小萌「でもでも、休日だからだらけていいとかそういうわけではなく、むしろ休日だからこそ体のリズムなどを整えて明日に備えるといった考え方が――――」ペラペラ
ヴェント「つまり、不健康な生活はやめろってコトよね?」
小萌「ま、まあそうなんですが、あなたたちはお酒を飲んで――――あー! そのことについての説教がまだでした!!」
結標「げっ」
小萌「そんな反応しないでください。仮にも先生なので、こういうことはピシッと指導しないといけない立場なんですから」
ヴェント「でもさぁ……、昨日はアンタも一緒に飲んだでしょ?」
結標「そうそう。私たちは無罪よ」
ヴェント「いやそこまで言うワケじゃないケド……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:39:51.39 ID:40GMrd3u0<> 小萌「とにかくです!! この国では二十歳になるまでお酒とタバコはダメと法律で決まっているので、未成年であるあなたたちにはそれに従ってほしいのです。外国では十六歳から飲酒できるところもありますが、それ以前にここは日本ですので――――」
結標「朝ごはんってなに?」
小萌「あ、えーと……白米、お味噌汁、魚の煮付けでしたっけ」
ヴェント「ふぅん。いかにも日本って感じね」
小萌「ヴェントちゃんの日本の文化というものを体験してほしくて」
結標「とりあえず服を着てご飯食べましょう」
ヴェント「うん」
小萌「わかりま――――って違うのです!! いつのまに先生の話から朝ごはんの話に変わったのですか!?」
結標「てへっ☆」
ヴェント「それに引っかかったアンタも大概だと思うケド」
小萌「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/01(木) 18:40:49.15 ID:40GMrd3u0<> 今日はここまで
あわきんとヴェントちゃんの画像を貼ってもかまわないのよ?
むしろ貼ってください <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/01(木) 19:09:55.72 ID:gTXO+nfLo<> 乙
『神条』がない <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/01(木) 20:23:55.43 ID:1I7/ythh0<> 乙 定番だけど朝チュンていいよね
そして漢達の寝床にも当然、朝はヤってくる訳で <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/01(木) 21:34:41.54 ID:BhlZL/cIO<> 数珠繋ぎの朝…… <>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:25:20.85 ID:lP1G7q9W0<> お前らはホモのことしか頭にないのかぁ!!
嫌いじゃない
けど、前と比べてホモネタは少なくなります
そう信じたい
投下開始だぁ <>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:25:47.31 ID:lP1G7q9W0<> 第四十一話
ヴェント「ごちそうさま」
結標「別にいいのよ」
小萌「なんで結標ちゃんが答えるんですか……。お粗末さまです」
ヴェント「今日はどうしようカナ……」
結標「まだ決まっていないの?」
ヴェント「うん。シルビアたちに合流してどうするか決めるか」
結標「じゃあ私が送るわね」
ヴェント「ヨロシク」
小萌「これから先生はお仕事にいってきます。く・れ・ぐ・れ・も・イケナイことはしないようにお願いしますね?」
結標「わかってるわよ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:26:26.69 ID:lP1G7q9W0<> 「アンタの『わかってる』って言葉ほど信用できないコトはないんじゃない?」
一理ある。
だけど、それを本人の前で言うって結構ひどくない?
ヴェントちゃんだから嬉しいけど。
でも、ちょっとは仕返ししないと気がすまないわね……。
ねえ。
「ん、なに?」
さっきの言葉でちょっと傷ついちゃったからぁ、思わず能力が暴走しそうなんだけど……。
「どういうコト!?」
能力が暴走したらどうなるか……。頭の良い貴女ならよくわかるんじゃない?
「わ、わかった! 謝る、ごめん!!」
すぐ謝ってくれた。
でも、私がしてほしいのはそういうことじゃないんだけど……。
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:26:53.06 ID:lP1G7q9W0<> 結標「謝るだけじゃ、ちょっと足りないかなぁ……」
ヴェント「……なにをしたらいい?」
結標「そうね……」
結標「シルビアさんたちと合流するところまで、私をお姫様抱っこしてくれない?」
ヴェント「……は?」
結標「お姫様抱っこよ、お姫様抱っこ。移動は私の能力だから、疲れることもないだろうし」
ヴェント「……」
結標「どう?」
ヴェント「……わかった。それくらいならやってあげる」
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:27:29.56 ID:lP1G7q9W0<> ふふっ、こうも上手くいくとは……。
別に大した意味はないんだけど、好きな人にお姫様抱っこされるって女の子の夢じゃない?
……ほらそこ。
おめー女の子ってガラじゃねーだろとか言わない。
露出狂淫乱ビッチはお呼びじゃないとか言ってんじゃないわよ。
飛ばすわよ。
「首に手を回すくらいはしろよ?」
当たり前じゃない。そうした方が貴女を近く感じられるでしょ?
「……、」
ヴェントちゃんったら照れちゃってカワイー。
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:27:58.24 ID:lP1G7q9W0<> 〜だいさンがっく〜
ヴェント「……遅れた。すまない」
シルビア「ん、ああ。やっと来た――――」
ヴェント「……なによ。なにか文句でもあるの?」ダキカカエ
結標「あるのー?」ダキカカエラレ
フィアンマ「良かったな」
垣根「あぁ……」
ヴェント「もういいだろ? け、結構恥ずかしいんだよっ///」
結標「うん、ありがとう」
オッレルス「写真に撮っておいたよ。これでいつでも思い出すことができるね」
ヴェント「シネ」
垣根「よくやった」
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:28:26.46 ID:lP1G7q9W0<> ヴェント「あのさ、今日はなにするか決めた?」
シルビア「いやそれが決まってなくて……」
フィアンマ「適当に遊ぶか?」
垣根「つってもさ、旅行でトランプとかやるのもなんか……アレじゃね?」
オッレルス「それじゃあどうするんだ?」
結標「一端覧祭はもうちょっと先だし……」
ヴェント・シルビア・フィアンマ・垣根・オッレルス・結標「うーん……」
ドドドドド
オッレルス「……うん?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:28:55.76 ID:lP1G7q9W0<> シルビア「なんか来たね」
ヴェント「やけに勢いがあるんだケド……」
結標(……イヤな予感がする)
土御門「た、助けてー!!!」ボロボロ
海原「なんでもしますからー!!!」ボロボロ
垣根「あれは……」
フィアンマ「やけにボロボロだな」
タッタッタ
上条「待ってくれよー」
ヴェント・シルビア・フィアンマ・垣根・オッレルス・結標「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:29:27.07 ID:lP1G7q9W0<> 土御門「くそっ!! もう追いついてきやがった!!!」
海原「自分たちはもうここで終わるのでしょうか……」
上条「ひどいな、人の顔を見るなり逃げるなんて。お前たちは感情の機微というものを理解したほうがいいぞ」
土御門「ひえぇ……」
海原「ふえぇ……」
フィアンマ「ちょっと待て、上条当麻」
上条「ん? お前は……フィアンマ!? どうしてここに……」
結標「あっ、やべっ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:29:52.34 ID:lP1G7q9W0<> オッレルス「やめるんだフィアンマ!! そいつは俺のケツを狙ったこともある性犯罪者だぞ!!」
シルビア「馬鹿野郎、命を捨てるような真似をして……」
垣根「男同士とかテラキモス。女同士が至高」
上条「けどごめん。今日は土御門たちに用があるんだ。フィアンマ、来週相手してやるからここは引いてくれ」
フィアンマ「お前は一体なにを言っているんだ」
土御門「ば、バカな……」
海原「男とみたら誰でも襲う上条当麻が、フィアンマさんを見逃した……?」
オッレルス「な、なんか助かったみたいだね」
ヴェント「掘られちまえばよかったのに」ケケケ
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:30:22.61 ID:lP1G7q9W0<> 上条「それじゃあ大人しく寮に戻ってくれ」ジリジリ
土御門「や、やめ――――」
フィアンマ「そうはいかない、彼らは俺様の友人だ。そして俺様は、今にも襲われそうな友人を見捨てるほど心が腐ってはいない」
上条「うーん、でもなぁ……」
フィアンマ「それとも警察を呼ばれたいか? 運が悪ければ俺様も一緒に連れて行かれるかもしれんが、その程度のことは問題にもならな――――」
上条「なんで警察を呼ぶ必要があるんだよ? 『ヤツら』が学園都市になにかするっていうから、それを妨害するために協力してくれってお願いしたいだけなんだけど」
フィアンマ「……ほう?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/02(金) 18:33:06.80 ID:lP1G7q9W0<> 今日はここまで
『ヤツら』という単語がありますので、皆さんわかっていると思います
新約2巻へと突入しまぁす
※上条さんが暴れます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 18:47:32.23 ID:uJWYcOeIO<> ……ほう?
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 19:25:08.93 ID:6lRmhkpB0<> ?うほ……乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 19:52:58.21 ID:7YQOyerE0<> ウホッ 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 19:53:09.89 ID:rwjBtruIO<> ヤツ♂らだと♂ <>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:52:09.76 ID:Nj06ADge0<> おうお前ら
上条さんと聞いただけでホモと連想すんのか
あながち間違っちゃいない
投下開始しまっす <>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:52:37.85 ID:Nj06ADge0<> 第四十二話
フィアンマ「お前たち、ちょっと集合してくれ」チョイチョイ
オッレルス「……?」
シルビア「どうかしたのか?」
垣根「そいつホモなんだろ? 俺としては遠慮してえんだけど……」
結標「そうよ。犠牲は土御門と海原だけでいいわ」
フィアンマ「いや、そういう問題ではない。俺様の勘が告げている、『何か』が起ころうとしていると」
ヴェント「ハァ? その『何か』ってのは一体なによ?」
フィアンマ「それを今から上条当麻に聞く。おい、さっさと話せ」
上条(……いいのか? でも、味方はできるだけ多いほうがいいよな。フィアンマもいることだし、戦力的には十分だろう)ウーン
上条「いいぜ。でも、俺から話すことはできない。俺が住んでる寮に説明してくれるヤツがいるから、ひとまず俺についてきてくれ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:53:04.47 ID:Nj06ADge0<> 〜とあるがくせいりょう〜
ガチャリ
上条「ただいまー」
バードウェイ「なにをしていた上条!! お前がいないせいで話がまったく進まな――――」
フィアンマ「せまいな」
ヴェント「学生だししょうがないんじゃない?」
オッレルス「でも、さすがに全員は入りきらないかも……」
土御門「俺の部屋も使うか?」
シルビア「私が押し込んであげるよ」
結標「私がヴェントちゃんを抱えてあげれば、あるいは……」
垣根「イイネ!」
ミナサーン、ハヤクハイッテクレマセンカー?
バードウェイ「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:53:34.33 ID:Nj06ADge0<> バードウェイ「……これは一体どういうことだ。説明しろ」
上条「戦力になるかと思って連れてきた」
バードウェイ「バカか!? 今からやるのは戦いではない、話し合いだ!! お前からも何か言ってやれ、一方通行!!」
一方通行「うっせェぞ。ガキはガキらしく大人しくお座りして可愛がられときゃイインだよ」
番外個体「その点、フレメアちゃんは静かでいいでちゅねー?」
フレメア「にゃあ……」ネムネム
浜面「大将!! この男たちは全員大将のホモだちなのか!?」
バードウェイ「ええいうるさい!! まったく、学園都市のヤツらはどこかトんでる――――」
一方通行「うっせェっつってンだろォが!!」
バードウェイ「」ビクッ
番外個体「ちょっとあーくん、小さい子供に怒鳴り声はダメだよー」
一方通行「……すまねェ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:53:59.13 ID:Nj06ADge0<> マーク「すいません、私のボスが騒がしくしてしまって。お詫びといってはなんですが、このソフトドリンクをどうぞ」スッ
シルビア「お気遣いなく」
フィアンマ「俺様は貰うぞ」
ヴェント「遠慮ってのを覚えたほうがいいんじゃない?」
オッレルス「そうだよ。君はもう『神の右席』じゃないんだから、庶民としての生活に慣れるよう――――」
結標「私も貰うわ」
ヴェント「貰うわ」
マーク「はい、どうぞ」
オッレルス「え、俺は? ここでもナチュラルに無視されちゃうの?」
アノー、ハヤクススンデクレマセンカー?
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:54:27.67 ID:Nj06ADge0<> フィアンマ「おいそこの。お前が『ヤツら』とやらの説明をしてくれるんだろう?」
バードウェイ「はっ、右方のフィアンマ『ヤツら』の情報を掴んでいないとは驚きだな」
フィアンマ「生憎、俺様は雪遊びに忙しくてな。オッレルスなら当然知っているだろうが、俺様が首を突っ込んだところでなにかが変わるわけでもあるまい」
バードウェイ「フン、なら何故首を突っ込んだ? お前が情に動く人間ではないと思うが」
フィアンマ「オッレルスなら自分から関わるだろうと思ったからだ」
バードウェイ「……魔神崩れによほど心酔しているようだね」
フィアンマ「あいつは強い。俺様が『世界を救う力』を持っているとしても、オッレルスはそれ以上の『何か』を持っている」
バードウェイ「……あれが?」
オッレルス「い、痛い!! 頼むからベッドの隙間に無理やり押し込もうとしないで!!」
シルビア「うっさい!! いいから大人しく挟まれてろ!!」
浜面「……M男か」ムクッ ←決してナニが勃ったわけではない。決して
フィアンマ「至って普通のことだ」
バードウェイ「どうやら私とお前では『普通』の感覚が違うらしい」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:54:53.55 ID:Nj06ADge0<> バードウェイ「まあいい。上条が戻ってくる間に、こいつらには魔術のことを大体説明しておいたから、話の本筋にはいるぞ」
バードウェイ「『ヤツら』は、第三次世界大戦……魔術と科学のぶつかり合いの結果発生した新たな組織」
バードウェイ「魔術と科学のぶつかり合いといったが、魔術サイドは負けた。正確には、そこにいる『右方のフィアンマ』が」
フィアンマ「……なるほど」
一方通行「もォわかったのか? はやいな」
フィアンマ「ああ。俺様は負けた、そこにいる上条当麻という男に。だがそれはあくまで『神の右席』に所属する『右方のフィアンマ』と『ロシア正教』が負けたということであり、魔術サイド全体が負けたわけではない。他のヤツらが負けただけで、勝手に私たちを敗者側にするな。まだ戦えるぞ。なんていう意思を持った愚か者が集まったのが『ヤツら』ということだろう?」
バードウェイ「……あながち間違ってはいない」
オッレルス「いいのかい? そんな曖昧な言葉でお茶を濁して」
バードウェイ「……、一体どこまで知っているかはしらんが、私の邪魔だけはしないでほしいな」
オッレルス「そんなつもりはないさ」
結標「なんか話が進んでるわね」ギュー
ヴェント「そうだな。まあ私たちにはあまり関係ないだろうケド」ギュウ
マーク「なぜ抱きついているんですか?」
結標・ヴェント「狭いから仕方なく」
マーク「……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:55:20.75 ID:Nj06ADge0<> 上条「……ぶっちゃけ、俺抜きでも十分話が進んでいるよなあ」
浜面「……どっかでヤるか?」
上条「……そうす――――」
バードウェイ「まずいことになった」
上条「……ん?」
バードウェイ「さっきイギリス清教から連絡があってな、謎の超巨大浮遊要塞――――『ラジオゾンデ要塞』が学園都市に近づいているらしい」
バードウェイ「私の見立てでは……上条、お前が標的だ」
上条「俺?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:55:46.72 ID:Nj06ADge0<> 番外個体「その『ラジオゾンデ要塞』ってさ……もしかしてアレのこと?」
ラジオゾンデ要塞「……」フワフワ
浜面「も、もう来てるのか!?」
バードウェイ「落ち着け。おそらく、アレを誘導するために学園都市のどこかに発信機のようなものが設置されているはずだ」
一方通行「よォはそれをぶっ壊せば解決ってことだよなァ?」
バードウェイ「それはそうだが、簡単には――――」
フィアンマ「フン、つまらんな」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:56:13.25 ID:Nj06ADge0<> シルビア「フィアンマ?」
フィアンマ「発信機がどうとか、そんなものは関係ない。害になるものがあれば、壊してしまえばいいだけだ」
第三の腕「……」ドン!
ヴェント「え、おまっ、アレに使うつもりじゃ――――」
フィアンマ「――――やれ」
バゴォォォォォォォン
オッレルス「ちょ!?」
バードウェイ「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:56:41.62 ID:Nj06ADge0<> フィアンマ「一仕事終えたあとは気持ちがいいな」
オッレルス「な、なにをやっている!? 死んだことになっている君がその力を使ったら、魔術界に混乱が――――」
フィアンマ「うるさいな。もうやってしまったのだから仕方ないだろう」
結標「……終わったの?」
ヴェント「終わったんじゃない?」
バードウェイ「確かに終わった。が、発信機はまだ残っている。それも潰しておいたほうが無難だろう」
土御門「んじゃあオレが風水学的にありそうな場所を探すから、カミやんと一方通行は今すぐにでも外に出られるように準備しておいてくれ」
番外個体「あなたが探すの?」
土御門「恐らく地下に発信機とやらは作られているんだろうが、そういう異物があると、人は自然にそこを避けて歩く。そういった『違和感』を探すのは得意でな」
上条「……わかった」
一方通行「わかったぜ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:57:08.45 ID:Nj06ADge0<> 〜すうびょうごォ〜
土御門「第七学区の中央ハブ変電施設。おそらくそこだ」
一方通行「しっかり掴まっとけよォ!!」
上条「わかっているさ」
カチッ
ビュオン!
フィアンマ「終わったな」
オッレルス「なんか、あっという間だね……」
バードウェイ「……私はここになにをしに来たんだろう」
マーク「気を落とさないでください、ボス……ぷふっ」プププ
バードウェイ「笑うな!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/03(土) 18:58:13.65 ID:Nj06ADge0<> 今日はここまで
実際、フィアンマさんがいるだけで大抵のことは解決すると思う
ん?
神裂さんとドラム缶がどうなったかって?
知らんがな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 19:10:38.20 ID:0Fh769fIO<> ムクッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/03(土) 19:13:02.42 ID:/pJ/xbvs0<> 上条を中心に色んな人達がつながり、力を合わせて……
心とか色々暖まるね 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/11/03(土) 20:06:35.51 ID:ef/CdpWAO<> 神裂さんは堕天使エロメイド着用中だから無傷で生還してるはず
そう信じておく <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/03(土) 20:19:05.58 ID:h3i9KBgD0<> 乙
上条さんはつかまるために
どこを掴むんでせうか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/11/03(土) 20:20:13.20 ID:zE7TaxPD0<> 上条さんは狭い部屋で多数の男といて欲情しちゃわないの? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 23:27:09.06 ID:VjIPn5Ebo<> 上条さんと浜面がいた部屋で魔術説明会やってて
一方さんが掘られずに済んだのは奇跡と言っても良いな <>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:31:18.32 ID:gshdwDkm0<> あのさあ……上条さんが誰でも(ただし男に限る)襲う節操なしと思っているのかい?
間違ってないけどやる時はヤるんです
>>810
どこでもいいしどこでもイけます
おう投下開始やで <>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:31:52.77 ID:gshdwDkm0<> 第四十三話
番外個体「……」
結標「番外個体、どうかしたの?」
ヴェント「気分でも悪い?」
番外個体「……どこ?」
結標「へっ?」
番外個体「あーくんは、どこ?」
ヴェント「えーと、さっき土御門の野郎が中央ハブ変電施設に向かえって……」
番外個体「……わかった。ありがとう」
結標「……どうしたのかしら?」
ヴェント「愛しのあーくんにはやく会いたいーってコトじゃない?」ニヤニヤ
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:32:21.72 ID:gshdwDkm0<> 番外個体「……」スタスタ
バードウェイ「待て」
番外個体「……なに? 用事ならあとにしてくれる?」
バードウェイ「そうはいかない。まずありえないだろうが、お前が敵のスパイという可能性もゼロではないからな」
番外個体「……あのさ、ちょぉーっと思い出したんだけど」
バードウェイ「言ってみろ」
番外個体「あーくんがいなくなったのって、あなたが原因だよね?」
バードウェイ「……わかった。少し落ち着こう」ドウドウ
番外個体「あなたが来さえしなければ、あーくんがミサカから離れることもなかったよね?」
バードウェイ「それは違う。一方通行が駆り出された原因は『ヤツら』が学園都市にちょっかいを出そうとしたからだ。私には関係ない」
番外個体「あなたが接触しなければ、あーくんはどこにも行くことがなかったよね?」
バードウェイ「お前は人の話を聞くということを覚えたほうがいい。確かに一方通行には協力を求めたが、それとこれとでは話が違う」
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:33:03.47 ID:gshdwDkm0<> 「そうだ、あーくんに近づいた害虫を始末したら、あーくんはミサカを褒めてくれるかなあ?」
「うん、きっとそうだ。だから、ミサカに殺されてよ」
「アハ、アハハハハハハハハハハハハハ」
そう言って、番外個体はどこからともなく包丁を取り出した。
すでに誰かの血がついているが、それはきっと幻覚だろう。
だからといって、レイヴィニア・バードウェイは怖気づいたりしない。
『明け色の陽射し』を束ねるボスが、こんな百円ショップにでも売ってそうな包丁で殺されるわけがないのだ。
「どうやら頭がイっているようだ。おいマーク、この小娘を取り押さえろ」
「了解しました」
バードウェイが部下の一人に指示を出す。
そしてすぐさま取り押さえようとするが、
「邪魔だなあ。――――死んで」
恐ろしい速度で包丁を突き出してきた。
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:33:31.30 ID:gshdwDkm0<> ほぼゼロ距離で放たれたソレは、到底避けられるものではない。
しかし、避けられないから攻撃を受けるというわけでもない。
「ッチ!! 『吊られた男(ハングドマン)』!!」
タロットカードの大アルカナの一つ、『吊られた男(ハングドマン)』。
カードを古い自分とし、それに身代わりをさせることで傷を負わずに済んだ。
ここぞという時の保険だったのだが、一歩間違えれば致命傷を負っていたので、この判断は上々だろう。
とはいえ、状況が変わるわけではない。
さっきまで協力者だった者と戦うのは心苦しいのだが、ここで救いの声がかけられる。
「ねえ、番外個体」
その声の主は、結標淡希。
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:33:59.22 ID:gshdwDkm0<> 結標「ねえ番外個体、そんな小物を相手にしないで、はやく一方通行のもとに向かったほうがいいんじゃないかしら?」
番外個体「その前にまず、あーくんに近づいたゴミを掃除しないと――――」
結標「これは彼と仕事をしていたから言えることなんだけど、一方通行は一刻も早く貴女と会うことを望んでいると思うわ」
番外個体「……いく」
タッタッタ……
マーク「……はぁ」
バードウェイ「おい、なんであんな状態になったんだ。キチンと教育しておけ」
結標「ごめんなさいね、一方通行と番外個体はヤンデレカップルだから離しちゃいけないってことを言い忘れてたわ。普段はそんなことないから、私でも忘れがちだったんだけど」
ヴェント「ヤンデレカップルなんだ。それじゃあ一方通行も同じような状態ってコト?」
バードウェイ「あっちもそうなっているというのか。頭が痛くなってくる……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:34:29.93 ID:gshdwDkm0<> 〜ちゅうおうはぶへンでンしせつゥ〜
上条「ゲンコロ」
パキィイイイイイン
上条「よし、これで解決だな」
一方通行「……」
上条「一仕事終えたし、俺とストレス発散をしねえか、一方通行……?」スリスリ
一方通行「……そォいやァオマエ、男だったな」
上条「男だぜ。それも、同性が大好きな……ね」ボロン
一方通行「いつアイツに近づくかもわからねェし、ここで殺しておくか」カチッ
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:34:58.13 ID:gshdwDkm0<> 上条「女に興味があるわけないだろ。吐き気がするぜ。だから……な?」
一方通行「不要物はゴミ箱に捨てねェとなァ」
上条「コン○ームはいらないってか? そいつは嬉しいな、なんせ生でヤるなんて久々でね」シコシコ
一方通行「どこに行っちまったンだろォな番外個体ォおおおおおお。はやく会いてェなァああああ」ガガガガガ
上条「あんな目つきの悪いガキなんか放っておいてさ、はやく俺と愉しもうぜ。とことん悦ばせてやるからさ」
一方通行「オマエ今なンつった? 体中グチャグチャにして愉快なオブジェにして、展覧会に出品すンぞ?」
上条「ハメ撮りして展覧会に出品? そいつはまた高度なプレイだな。でも、そういうのも嫌いじゃないぜ」
一方通行「細かく切って血液抜いてすべて燃やして灰も分解してこの世に何一つ残らねェよォに抹消しねェとなァ番外個体の悪口なンて言ったヤツはそれがお似合いだよなァ」
上条「ナニ一つ残らないように搾り取るだって? やめてくれよ、俺はヤりたい盛りなんだ。でもまあ、気持ちは嬉しいぜ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:35:27.93 ID:gshdwDkm0<> 番外個体「あーくーん会いたかったよぉー」
一方通行「おォ番外個体じゃねェか。見てろよ、番外個体の悪口言ったコイツを今からブチ殺してやっから」
番外個体「そんなカスはどうでもいいからさ、ちょっと聞いてくれない? あーくんをこんな所に来させたビッチを殺そうとしたんだけどさ、あーくんに会いたかったからそのままにしちゃった。だからミサカを叱ってよあなた好みの女に調教してよお願い」
一方通行「ンなクソガキは放っておきゃイインだよ。それより俺はこのままでイイのか? どンなことをすりゃオマエに誠意を見せられるンだ? 血でオマエへの愛を書き殴りゃ認めてくれンのか?」
ブシャアアアアア
番外個体「ねえ見て今手首を切ってみたよ。ミサカの血を飲んでくれないかな? あなたと一体になりたいよ」
一方通行「おォわかった。そンじゃあ俺も今から手首を切るから血ィ飲ンでくれよ。これで本当に一心同体だろォ?」ブシャアアアアア
番外個体「うんわかった」チュウチュウ
番外個体「あーくんの血おいしいよ」チュウチュウ
一方通行「オマエの血もうめェよ」チュウチュウ
番外個体・一方通行「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:35:53.89 ID:gshdwDkm0<> 上条「クソッ、一方通行を取られちまった……」
上条「お、あれは……」
削板「こんじょおおおおおお!!!」
上条「ウホッ、いい男……」
上条「おーい、そこの兄ちゃーん」
削板「む、どうしたんだ?」
上条「この近くにイケナイことをしてる公衆便所があるんだけどさ……」
削板「なんだと!? そいつは根性がなってねえな、叩き直しにいくぞ!!」
上条「イイぜ」ギンギン
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:36:24.61 ID:gshdwDkm0<> 浜面「大将たち遅いなー」
土御門「恐らくひと悶着あったんだろう。ホモとヤンデレの頂上決戦をしているかもしれん」
浜面「兄ちゃんイイ体しているなー……。そうだ、俺と一緒に――――」
土御門「フンッッッ!!!」グワシ
浜面「ぺじっ!?」
シルビア「見事なアッパーカット……。私も練習するか」チラッ
オッレルス「なんで俺のほう見てるの?」
バードウェイ「魔神のなり損ないゆえの障害か……」
オッレルス「違うよ? シルビアがやたらと暴力を振るうだけだよ?」
シルビア「これは暴力じゃなくて試し殴りだ」
オッレルス「俺はサンドバッグじゃない!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:36:53.52 ID:gshdwDkm0<> 結標「待ってる間なにする?」
ヴェント「なにしようか……。結標はなにがしたい?」
結標「ナニがしたい?」
ヴェント「そっちじゃねえよ!! 頭沸いてんのか!?」
結標「貴女、迫られれば断れないタイプでしょ?」ズイッ
ヴェント「か、顔を近づけんなっ!!///」
結標「え、別になにする気もないんだけど? イケナイことでも想像しちゃった?」
ヴェント「うっせえええええ!!!」
海原「いつになったら部屋の中に入れてくれるんでしょうか……くしゅんっ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/04(日) 18:38:20.47 ID:gshdwDkm0<> 今日はここまで
最近ちょっとヤンデレというかマジキチ成分が足りてないと感じたので、こんなことになりました
ていうかヤンデレってあれで本当にいいですかね?
あっ、上条さんは至って正常ですよ? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/04(日) 19:20:34.98 ID:ga7OTJxB0<> 乙
愛と優しさが溢れてるね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/04(日) 19:22:04.78 ID:H2T/y7wIO<> 普通♂ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/04(日) 20:24:16.00 ID:uFTCA9oOo<> 正常でもノンケでは無い
乙! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/04(日) 21:38:26.14 ID:BVXiaAOl0<> 乙
とりあえずまともなキャラを
読みかえしてくる
いたっけ? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2012/11/04(日) 22:40:55.29 ID:2zATa5hQ0<> 乙
>>829オッレウスじゃないかな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/04(日) 22:47:03.47 ID:ga7OTJxB0<> ここのインさんは、真ともだった様な気がする <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 01:32:22.51 ID:CdJyvbdIO<> インカミンミッソーさんは日々ホモ祭り見せられてる可哀想な子やで <>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:33:13.14 ID:fVmWRfd50<> 小萌先生に目を向けてあげてください……
vipでSS書いてたからちょっと心配だったけど、なんとか書き溜めが間に合いましたわ
投下を開始します <>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:33:43.14 ID:fVmWRfd50<> 第四十四話
上条「た……たらいま……」ボロボロ
バードウェイ「お前は一体なにをしてきたんだ……」
上条「ガタイのいい兄ちゃんを襲おうとしたら逆に説教された……」
浜面「た、たいひょうもか……」ボロボロ
土御門「数々の禁じ手を知る俺に、そこらへんの不良が敵うかよ」
結標「……一方通行と番外個体は?」
上条「怖かったから置いてきたぜ。お互いの血を飲んで笑ってたもん」
ヴェント「マジキチ」
バードウェイ「ま、いいさ。お前たちに言っておくことがあるからそこに座れ」
上条「ひゃい」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:34:17.98 ID:fVmWRfd50<> バードウェイ「まず『ヤツら』の名前を言ってなかったから、今言おうと思う」
バードウェイ「『ヤツら』の名は――――『グレムリン』」
結標「機械に誤作動を起こさせるっていう?」
バードウェイ「そう。そして、連中の次の狙いはハワイ。ラジオゾンデ要塞はほんの挨拶代わりだったらしい。……そこの不良神父によって一撃で破壊されたがな」
上条「ハワイってことはアメリカだよな。世界一の大国にまでケンカを売るつもりなのかよ?」
バードウェイ「知らん。が、何人かの魔術師はすでに上陸しているらしい。急がねばならん」
垣根「っつうことは今からハワイにいくのか」
バードウェイ「勘違いするな」
垣根「あ?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:34:46.46 ID:fVmWRfd50<> バードウェイ「私は協力を求めるつもりはない」
垣根「俺たちの助けなぞ必要ないってかよ」
バードウェイ「そうじゃない、自分で決めろということだ」
土御門「選択の余地はあるということか」
バードウェイ「もちろん。グレムリンの『ご挨拶』を見ても動じないってことは、皆それぞれの闇と戦い、生き延びてきたということだろう。その中で君は何を見た? 平穏に戻ってきたから身近なヤツが死にそうになっても闇とは一切関わらない、そんな結果がでたのか? それはそれでいいさ。いつでも死と隣り合わせなんてのは、まさしく異常と呼ぶべきことだからな。非難するものなどいない。どうするか考える時間くらいは与えてやる。だからどうするか決めろ」
上条「俺はいく。世界のどこかで助けを求めているヤツがいるなら、まよわず向かうのが俺の主義だからな(マジキチスマイル)」
浜面「大将がいくなら俺も!」
土御門「オレもいくぜ。最近ちょっと暇すぎてにゃー。久々にドンパチするのも悪くない」
結標「リーダーの命令に従いまーす」
土御門「別にリーダーじゃないんだけど……。まあ協力してくれるっていうんなら嬉しい限りだが」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:35:12.99 ID:fVmWRfd50<> ヴェント「結標がいくなら私も――――」
オッレルス「君はダメ」
ヴェント「ハァ!? なんで!!」
オッレルス「学園都市と大っぴらに協力するなんて自殺行為だからね。それに、俺たちには俺たちなりの目的ってもんがある」
ヴェント「そんなの勝手にやってりゃいいでしょ。私は私でほかのコトをする」
シルビア「でもさ、魔術発動の準備すら碌にできてないのに、どうやって戦うつもり? まさか素手?」
ヴェント「うっ……」
オッレルス「こんなに早く動き出したのは予想外だったけど、今からすぐに準備をすれば十分間に合う。だから明日、学園都市(ここ)を発つ」
バードウェイ「……おい」
オッレルス「うん、わかっているよ」
フィアンマ「……?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:35:39.84 ID:fVmWRfd50<> インシデント「とうま、私はどうすればいい?」
上条「いたのか!?」
インジェクションクリーナー「ひどすぎるんだよ!?」
上条「……すまない、お前はこないでくれ」
インフォームドコンセント「……そうやってまた私を一人にするの? なにもできないまま、ただ終わるのを待ってろっていうの?」
上条「俺は……帰りを待ってくれる人がほしい」
インホイールモーター「!!!」
上条「なあ、待っていてくれないか? 俺の帰りを。願ってくれないか? 俺の無事を」
インターコンチネンタル「……わかった。とうまがそれを望むのなら、私はいつまでも待ち続けるんだよ。でも忘れないで。私はいつだって、とうまの無事を祈っているんだから」
上条「ありがとう、インデックス」ギンギン
フィアンマ「なぜ勃起しているんだ……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:36:05.92 ID:fVmWRfd50<> ヴェント「……」
結標「私が心配?」
ヴェント「……うん」
結標「認めちゃうんだ」
ヴェント「お前は空間移動能力者だから死ぬことは少ないだろうケド、それでも怪我しないか心配なんだよ」
結標「大丈夫」
ヴェント「?」
結標「土御門か海原が私の盾となってくれるから」
土御門「おい!!」
ヴェント「……ははっ、お前らしいわ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:36:31.43 ID:fVmWRfd50<> 結標「もし死にそうになっても、貴女はすぐに駆けつけてくれるでしょう?」
ヴェント「……わかんない。魔術は準備が肝心だから、気づけないかもしれない」
土御門「普段は気づけるのか……」
垣根「愛の力だな、うん」
結標「もし永遠の眠りについたとしても、王子様(あなた)のキスで目覚めさせてくれるんでしょう?」
ヴェント「……そうならないことを祈ってるわ」
結標「うん、お願いね?」クスッ
バードウェイ「……決まったな。一方通行たちには誰かが伝えておいてくれ。こなくても誰も非難しないということも含めて」
結標「アイツらは絶対にくるわ。そういう人だもの」
土御門「だにゃー。(一時的に離れてしまったのはグレムリンが原因→そんなことが一生起きないように皆殺しってのは目に見えているからな……)」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:37:12.13 ID:fVmWRfd50<> バードウェイ「済まないがチケットやパスポートは各自で用意してくれよ。それと、どこで合流するかは現地で伝えるから、最低一人は携帯を持っておけ」
オッレルス「俺らも明日出発するよ。それと……垣根はどうする? 皆と一緒にハワイにいってもいいし、ここに残ってもいいと思うけど」
垣根「お前らと一緒に戻るぜ。どうせ学園都市に居場所は無え。かといってハワイにいく金も無え。お前のお手伝いかなんかをして思し召しを貰うほうが似合ってるさ」
フィアンマ「卑屈だな。まあお前の能力を使って新たな魔術が作れそうだからありがたいが」
シルビア「んじゃホテルに戻るわ。ヴェント、遅れないようにね?」
ヴェント「わかっているわよ」
ガチャリ
結標「それじゃあ私は小萌の家に戻るわ。明日、空港で会いましょう」
ヴェント「じゃあねー」
ガチャリ
土御門「さて……俺も準備をするか」
ガチャリ
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:37:42.05 ID:fVmWRfd50<> 浜面「フレメアも眠っているっぽいし、俺も戻るわ。おやすみ、大将」
上条「おう。明日は早めに来いよ。忙しくなるから最後に愉しもうぜ」
浜面「わかっているぜ」ニヤリ
ガチャリ
バードウェイ「……上条、お前はそこのいたいけな少女に申し訳ないとか、そういう気持ちにはならないのか」
インコントロ「?」
上条「女が口を出すな。少しは彼のように大人しくしたらどうだ? なあ?」サワサワ
マーク「!?」ゾクッ
バードウェイ「マーク……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:38:11.06 ID:fVmWRfd50<> プルルルルル
上条「っとメールだ」
上条「……」
バードウェイ「どうした?」
上条「すまん、ちょっと外に出てくる」
バードウェイ「……? まあいい。早めに終わらせるんだぞ」
上条「ああ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:38:38.70 ID:fVmWRfd50<> 〜だいなながっくのてっきょう〜
上条「どうしたんだ、御坂?」
美琴「あ、あのね、これ!」つ
上条「ん? ああ、ゲコ太のストラップか。悪いな」
美琴「それよりさ……またどこか行くの?」
上条「よくわかったな。ハワイにいく。勘違いするなよ? 倒さなきゃならないヤツらがいるんだ」
美琴「私もいく!!!」
上条「……おい」
美琴「なあに?」
上条「女はいらない。もう一度言うぞ、女はいらない。いくら御坂とはいえ、これだけは譲れないんだ」
美琴「……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:39:08.00 ID:fVmWRfd50<> 上条「俺にはすでに、一緒にイくヤツがいるんだ。もう必要ないんだよ」
美琴「……わかった」
上条「……じゃあな」
美琴「うふふ、また当麻が離れていっちゃった」
美琴「一緒にいくんじゃなくて、たまたま会っちゃっただけなら仕方ないよね?」
美琴「たまたま一緒にいくとかいうヤツを殺しちゃったり、たまたま当麻のいう敵を殺しちゃったりしても仕方ないよね?」
美琴「そう、仕方ないの。これは私個人の旅行なんだから」
美琴「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/05(月) 18:39:40.43 ID:fVmWRfd50<> 今日はここまで
全然話が進んでいないような気がするけど、ツッコミはなしだぞ☆ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 18:52:21.56 ID:chhcEKEIO<> 御坂遺伝子はヤンデレ属性なのか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/05(月) 19:24:00.78 ID:nVRZdhQu0<> 乙
そんな1にみさきち遺伝子が☆ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/11/05(月) 19:32:40.90 ID:hCHstF8AO<> ホモネタうぜぇ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/05(月) 19:51:36.10 ID:CdJyvbdIO<> このスレは初めてか?力抜けよ♂ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/05(月) 20:12:31.22 ID:tjHvqKhi0<> 今回珍しくホモネタ無かったけど
ストイックな上条さんも普通に格好良いな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/06(火) 08:37:42.11 ID:J/dSfbz0o<> ホモネタはともかくインなんとかネタは寒い <>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:39:32.97 ID:qSoYktCW0<> ホモネタとインなんとかさんはこのスレの様式美みたいなもんだから勘弁してくれい……
特にインさんはこれから出番があるかもわからないから少しでも目立たせて?あげたかです
いつもよりだいぶ遅くなったけど投下開始です <>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:40:05.97 ID:qSoYktCW0<> 第四十五話
〜よくじつゥ〜
ヴェント「お前とも今日でお別れかあ……」
結標「寂しいの?」
ヴェント「まあ、ね」
結標「またすぐ会えるでしょう」
ヴェント「わかんないよ。私の魔術は面倒くさい下準備があるから」
結標「それでも、待っていれば貴女は来てくれるでしょ?」
ヴェント「おう」
結標「……あと少しで第二三学区。そろそろ膝枕をやめなさい」
ヴェント「えー」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:40:32.68 ID:qSoYktCW0<> 〜だいにじゅうさンがっく〜
結標「おはよう」
土御門「おう、おはよう」
結標「他のヤツらはまだ?」
土御門「シルビアさんたちはもう来てるぜい」
シルビア「よっ」
ヴェント「やっぱりもう着いていたのか」
シルビア「お見送りする側の人が遅れたら失礼じゃない?」
オッレルス「荷物を全部俺に持たせるのは失礼じゃないの?」
フィアンマ「違うな」
ヴェント「違うわ」
垣根「違げえだろ」
オッレルス「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:41:00.92 ID:qSoYktCW0<> 土御門「カミやんと腐れホモは俺がくる三時間前には到着してたみたいだけど、一向にトイレから出てこないぜい」
結標「うげっ……」
土御門「一方通行と番外個体は、二人でカフェにいる。金髪のガキ――――バードウェイは、そこで黒服の男どもに説教されている」
マーク「ボスにお酒はまだ早いです。いいですね?」
バードウェイ「うるさい!! お前らがノンアルコールカクテル(笑)とかいうから要求しているんだろう!!」
マーク「お酒って辛いんですよ」
バードウェイ「えっ……」
結標「ってことは、あとは海原を待つだけ?」
土御門「そうなるにゃー」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:41:47.26 ID:qSoYktCW0<> カツン カツン
土御門「おっ、来たか――――」
海原「すいましぇん皆しゃん、遅れてしまいまひた……」ボロボロ
土御門「海原ああああああ!!!?」
海原「ちょっと……しくじりまして……ごほっ!!」
結標「ちょっとどころじゃないでしょ……。体のあちこちに包帯巻いてるし、目の下のクマもすごいし……」
海原「久々の仕事ということで張り切っちゃいまして……原典を読み込んで魔術の準備を徹夜でしてきちゃいました」ニコニコ
土御門「なん……だと……」
結標「……?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:42:25.84 ID:qSoYktCW0<> 結標「どうかしたの?」
土御門「どうしたってもんじゃねえ……。プロの魔術師でも原典を一冊読み終わるだけで血を噴出して重傷を負ってしまう。海原はそんな危険なモノを二冊持っているんだぞ!?」
海原「ええ。ですので、今にも狂い死にしそうです」ニコニコ
結標「全然そういうふうには見えないんだけど……」
海原「上条当麻に掘られているときに比べたら、こんなものは全く苦ではありません」
土御門「海原ァ……」
オッレルス「……スゴイな」
ヴェント「並の魔術師のクセに原典二冊を掌握かよ……」
フィアンマ「よほど上条当麻に掘られるのは苦痛だったんだろうな」
シルビア「アンタの注目点はそこなの?」
垣根「確かに男同士なんて汚らしくて見ちゃいられねえな。それに比べて女同士は美しさを持ちながら儚さも併せ持ち――――」
<これより、学園都市発ハワイ行きの搭乗機のご案内を始めます――――
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:42:52.87 ID:qSoYktCW0<> 上条「ふぅ……。出し切ってやったぜ」
浜面「激しすぎるよ、大将……」ビクンビクン
一方通行「なンでいきなり口移しとかしたンだよ」
番外個体「この前結標とヴェントがやってたから……」
結標「そろそろお別れの時間ね」
ヴェント「……うん」
フィアンマ「二人で話していろ。俺様たちがいると迷惑だろう?」
ヴェント「お気遣いどーも」
結標「無言でそそくさと動いていればカッコよかったのに」」
フィアンマ「うるさい」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:43:19.78 ID:qSoYktCW0<> 「……、」
あら、何も喋らないの? そういえばヴェントちゃんは恥ずかしがりやだったわね。
「うっせえ」
うんうん。
私とフィアンマさんで対応が違っているのはどうしてかしらね?
特別扱いしてくれているのかしら。
もしそうだとしたら嬉しいんだけど。
「結標ー、オレたちは別ルートの手続きをすっから早めにいくぞ」
わかってるわよ。
私たちはちょっとだけ危ないモノを持ち込んでいる。
そのため、暗部専用の手続きを踏んで搭乗しないといけない。
これが少し面倒くさいのよね……。
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:43:47.69 ID:qSoYktCW0<> 結標「はいはい、今いくから」
ヴェント「……」
ヴェント「結標」
結標「ん、どうかした?」
ヴェント「目ぇ瞑れ」
結標「……、ようやく一歩踏み出す勇気ができたのかしら?」チラッ
ヴェント「うっさい!! いいからさっさと目を閉じろ!!///」
結標「ん」スッ
ヴェント「……、大丈夫。大丈夫……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:44:17.11 ID:qSoYktCW0<>
チュッ
ヴェント「――――ぷはっ。じゃあな、頑張れよ!!」
結標「貴女も、ね?」
タッタッタ……
結標「……」
結標「……ちょっとだけ、嬉しかったかな///」
ヴェント「終わったぞ」
フィアンマ「意外と早かったじゃないか」
垣根「<●> <●>」ハァハァ
ヴェント「なに鼻息荒げてんだよ気持ち悪ぃ!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:44:43.92 ID:qSoYktCW0<> 土御門「急げー」
結標「ああもう! わかってるって言ったじゃない!!」
海原「自分の荷物が少し多めなので、手伝っていただけると助かるのですが……」
結標「……なに持ってきたの?」
海原「本物の骨と皮をベースに仕上げたウサギの剥製です」
結標「悪趣味ね……」
土御門「ま、まあ魔術にはそういうのが必要なこともあるからな。どこもおかしくなんかない」
結標「いくつ持ってきたの?」
海原「えーと……十匹ほどでしょうか」
土御門「お前は一体なにをするつもりなんだ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:45:10.45 ID:qSoYktCW0<>
美琴「うふふ。当麻が乗るのと同じ便のチケットが入手できたわ」
美琴「犠牲になった人には悪いけど、その分まで私がやってあげるわ」
美琴「 モ ウ ニ ガ サ ナ イ 」
浜面「あれ……あれー?」
上条「どうした?
浜面「チケットが無い……」
上条「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:45:37.42 ID:qSoYktCW0<> これから私はハワイにいく。
新たな敵と戦うために。
でも、今度は『学園都市の命令だから』とか『仲間が捕らわれている』とか、理由じゃない。
自分のお節介で、戦う。
闇にこき使われてきた私でも、たまにはヒーローみたいなことをしてみたいじゃない?
上条当麻のように世界を救うってわけじゃないけど、私だって周りの世界を守ってきたのよ。
「考え事かにゃー、結標?」
そんな大仰なモノじゃないわ。面白みも何も無い、単なる独白よ。
「ふぅん。ま、あまり気負わずにやってくれ」
気負わずにって……。
でも、それが一番私らしいのかもね。
さっさと終わらせて、日常に帰りましょうか。
<>
>>1<>saga<>2012/11/06(火) 20:46:21.84 ID:qSoYktCW0<> 今日はここまで
海原さんがインフレしそうです
便利さのみならず火力的な意味で <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/06(火) 20:52:34.49 ID:No4yqCzv0<> 乙 海原インフレ展開クルー?
上条さんて魔術版レベルアッパーみたい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/11/06(火) 21:03:08.95 ID:sZ2KCIlAO<> 病御坂さんにチケットをスられるとかさすがは超浜面超歪みないですね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>sage<>2012/11/06(火) 22:36:00.41 ID:7N6qicvE0<> 乙。かっこいい海原くんが見れるんでしょうか。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/06(火) 22:40:15.74 ID:rFpvqZeDO<> 海原さんの[ピーーー]の火力がインフレすると聞いて♂ <>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:10:27.39 ID:gHgEXeww0<> おう昨日は来れなくてすまんな
かっこいい海原はあまり期待しないほうが>>1としても気楽やな
それに、そんなことしなくても海原はかっこいいよ!
投下開始するお <>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:10:55.12 ID:gHgEXeww0<> 第四十六話
〜はわい・おあふとう・しンほのるるこくさいくうこうしゅつにゅうこくげーとォ〜
結標「ついたわね」
土御門「思ったより時間はかからなかったにゃー」
海原「ですが、敵はもう侵入しているかもしれませんからね、気をつけましょう」
バードウェイ「なぜお前たちと一緒なんだ」
一方通行「こっちが聞きてェよ」
番外個体「バードウェイちゃんはきっと寂しいんだよ。ほら、こっちおいでー」ポンポン
バードウェイ「私を幼児扱いするな!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:11:36.33 ID:gHgEXeww0<> 浜面「……放送がさっぱりわからねえ」
上条「浜面は勉強できなさそうだしな」
浜面「まあそうなんだけど……。ってことはあれ、大将はわかるの?」
上条「当たり前だろ」
浜面「えええ!?」
番外個体「うわなにこれ。あっまいなぁ」
バードウェイ「同感だ。マラソン選手用の給水ドリンクと言われても違和感のないカロリーだぞ」
一方通行「ンなわかりにくい喩えをすンじゃねェよ。ガキはガキらしく『チョコレートみたいに甘いですゥー』って言ってりゃイインだよ」
バードウェイ「だからガキじゃないと何度言ったら……」ワナワナ
番外個体「うさちゃんパンツに言われても説得力がないぜっ!!」
バードウェイ「うるさーい!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:12:05.11 ID:gHgEXeww0<> <ポーン ――――、――。―――――……。
土御門「……始まったか」
海原「ワックス処理のための注意アナウンス……ですが、これは対テロ警報ですね。おそらくバードウェイさんが何かしたのでしょう」
結標「……そのようね。今、爆弾をしかけたってメールが届いたわ」
土御門「ははは、とんでもないことをしやがる」
結標「――――急ぎましょう」
上条「俺たちも向かうぞ」
浜面「え、何が起こったの?」
上条「詳しい説明はあとだ。とにかく走れ!!」
浜面「えぇ……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:12:32.04 ID:gHgEXeww0<> バードウェイ「いいか、よく見ていろ」
番外個体「……? うん」
パン!
一方通行「一体何を――――ってこりゃあ……」
バードウェイ「体を消す術式を片っ端から解除させた。私の部下も解除されるが、敵を炙り出すには必要なことだ」
バードウェイ「そして――――あいつが、今から戦う敵の『核』だ」
サンドリヨン「……」
番外個体「ドレスをつけたお姫様……って感じのコだね」
一方通行「どォでもいい。ただアイツを叩き潰すばいいンだろ?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:13:01.04 ID:gHgEXeww0<> 上条「アイツが……」
浜面「魔術師……」
結標「どうやらあの女が敵みたいね」
土御門「……、」
海原「土御門さん、どうかしました?」
土御門「結標、あの女を座標移動する準備をしておけ」
結標「了解」
土御門「海原、カミやんに電話をかけろ」
海原「わかりました」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:13:37.72 ID:gHgEXeww0<> プルルルルル
上条「はい、もしもし」
海原『上条当麻ですか? 海原光貴です』
上条「おおお前か。どうかしたのか?」
海原『ちょっと待ってくださいね、土御門さんに代わります』
上条「……? わかった」
土御門『……カミやんか?』
上条「おう、正真正銘の上条さんですよー」
土御門『今から結標が敵の魔術師をお前の目の前に座標移動する』
土御門『お前はソイツを全力で殴れ。いいな?』
ブチッ
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:14:05.27 ID:gHgEXeww0<> 上条「……、」
浜面「大将、なんだったんだ?」
上条「ちょっと殴る準備をするわ」
浜面「えっ!?」
土御門「結標、敵がなにかをしゃべり始めたらカミやんの前に座標移動させろ」
結標「わかったわ」
マーク「おおおおおォォおおおおお!!!」
サンドリヨン「……」
サンドリヨン「……、」フフッ
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:14:32.68 ID:gHgEXeww0<> グレムリンの魔術師、サンドリヨンは少々特殊な魔術を使う。
周りにいる人間の足のサイズを、己の足のサイズである二二、五センチに強制的にあわせるというものだ。
効果は地味だが、敵の無力化には丁度いい。
「カボチャの馬車にお婆さん」
そう言って、魔術を発動させようとした直後だった。
突然視界が変わり、目の前にツンツン頭(幻想殺し)が現れる。
「ゲンコロ」
「がッ!?」
顔面に右ストレートが飛んできた。
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:15:00.95 ID:gHgEXeww0<> 上条「ゲンコロ、ゲンコロ、ゲンコロ」ドカッバキッグシャッ
サンドリヨン「がはっ、げふっ、ばごっ!?」
上条「さっさと眠りな、クソ野郎」
ドゴォォォン
サンドリヨン「」
浜面「大将……」
一方通行「容赦無さすぎンだろ……」
土御門「カミやんだから仕方ないのかもな……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:15:28.89 ID:gHgEXeww0<> 海原「ちょっと霊装を取り外しておきましょうか……。トラウィスカルパンテクウトリの槍!!」
ビシュイイイン
結標「ちょっと、裸になっちゃったわよ」
海原「ありゃ、すべてが一体化しているタイプでしたか」
サンドリヨン「」
土御門「……」ジーッ
上条「そんなきったねえ女の裸よりさ、お前の体のほうが美しいぜ……?」スッ
土御門「わああああ!?」
浜面「そうそう。俺も結構鍛えてっからさ、熱い夜を過ごそうぜ?」スッ
土御門「死ね」バゴッ
浜面「ぶるっ!?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:15:56.67 ID:gHgEXeww0<> バードウェイ「……」
一方通行「これからどォすンだ?」
バードウェイ「……上条、そいつを起こせ。情報を聞き出す」
上条「わかった」
上条「おい、起きろ」
サンドリヨン「」
上条「起きろっつってんだろ!!!」ゲシッ
サンドリヨン「ぎあっ!?」
上条「よーく聞け。これからテメェを 尋 問 する」
サンドリヨン「……」
上条「何とか言え!!」
サンドリヨン「……はい」※フランス語
上条「はいかイエスで答えろや!!」バキッ
サンドリヨン「ぱがっ!? い、イエス!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:16:24.23 ID:gHgEXeww0<> 上条「起こしたぞ」
バードウェイ「お前……。起きたから良しとするが、次からは気をつけるんだぞ」
上条「ごめん、つい感情が昂ぶっちゃって」
番外個体「野蛮な男の人って……」
上条「おいテメェ今なんて言った?」ギロッ
一方通行「おいコラぶっ殺すぞ三下」ギロッ
バードウェイ「話が進まないから大人しくしろ!!」
一方通行・上条「うっせえ!!!」
バードウェイ「」ビクッ
番外個体「よしよし、バードウェイちゃんは良い子でちゅねー」ナデナデ
バードウェイ「そういえばお前も私を殺そうとしたんだよな。私の周りにまともなヤツはいないのか……」
マーク(お前が言うな……)
<>
>>1<>saga<>2012/11/08(木) 19:17:16.58 ID:gHgEXeww0<> 今日はここまで
うーむ、見返してみるとバイオレンス上条さんがキャラ崩壊ってレベルじゃねえな
戻す気はないけど <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/08(木) 19:58:00.40 ID:1Sb1CQD80<> 乙
紳士的でも暴力的でも結果の変わらない上条さんが素敵です
寧ろ展開が速い分、暴力的のが良いかもです <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/08(木) 20:02:50.32 ID:ljW7uQIr0<> 乙
ゲンコロだと長いので次は
ゲコでお願いしますぅ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/08(木) 20:59:29.23 ID:eTxgMZxuo<> なんで上条さんはガチホモが似合うんだろう
正直原作みたく鈍感でモテるって設定よりはるかに面白いんだが <>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:32:20.31 ID:0W9Dtexe0<> やべぇ……
もう話がわけわかめすぎてちょっと難しいっつーか専門的な台詞は原作の丸写しになってるところが多くなってやがる……
つーか新約3巻の再構成やってるSSってどれくらいあるんだ?
まあそんなことは置いといて投下開始 <>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:32:51.14 ID:0W9Dtexe0<> 第四十七話
バードウェイ「まあいいさ。情報を引き出せれば方法など気にしない」
サンドリヨン「……」
バードウェイ「いいか、これから私がいくつか質問するから、お前はそれを『否定』しろ」
番外個体「否定?」
一方通行「素直に答えてくれりゃあイイが、そォなるとは限らねェだろ? だが否定しろと言われて何かの反応があればそれが目印になる。それを防ぐには『完璧な無反応』しかねェが、三下が傍にいる今ならそれを行うには難しい。しこたま殴られたなら当然だわな」
浜面「な、なるほど……」
上条「一方通行って頭が良いんだな。惚れ直したぜ」
番外個体「あーくんが頭良いのは当然として、惚れ直したってなに? 殺されたいの?」
一方通行「オイやめろ。三下はあとで勝手に死ンどけ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:33:20.90 ID:0W9Dtexe0<> バードウェイが質問を投げかける。
「お前の仲間はどこにいる?」
サンドリヨンは顔の筋肉を動かさないように気をつけているらしいが、その頬がわずかに震え始める。
「お前の目的は何である?」
符が輝く。
サンドリヨンにわざと拒否感情を与え、その心の壁の位置から彼女が守ろうとしている場所を暴こうとする。
彼女に抗うことはできない。
当然だ。
クリアされることを前提に製作されるパズルやテレビゲームとは違う。プロの仕掛けた網には、そもそもゴールすら用意されていないのだから。プレイヤーの腕など関係ない。
「割り出しは順調だ。あと三〇秒もあれば朗報が待っている」
バードウェイが適当に言った、そのときだった。
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:33:48.79 ID:0W9Dtexe0<> ??「おーおー。サンドリヨンちゃん、すっかりはっきりやられちゃってんじゃん」
バードウェイ「……」ガゴッ
浜面「ちょ!? 杖を口にぶっ刺したら喋れるわけねえ――――」
??「取り押さえても無駄無駄ちゃん。何なら手足折っちゃっても構わないけど? 外部干渉してる今ならマリオネットみたいに操れるわけだしさ。もっちろん、人間の限界(笑)とやらをぶっちぎ――――」
上条「フゥン!!」バキッ
??「げふぅ!? い、今人の話の途中ちゃんでしょ!! ていうか杖が口に残っていたから前歯ちゃんが折れまくって大惨事よ!? 幻想殺しはそんなこともわからないお馬鹿ちゃん――――」
上条「 お゛ い゛ 」
??「」ビクッ
上条「はやくこっちの質問に答えろ。さもねえとこの女を物理的に破壊するぞ」
??「……ふふ。すでにサンドリヨンちゃんは私の制御下に置いているし、別にどうなっても構わないからそれは無理無理ちゃんでーす」
??「安心してね、サンドリヨンちゃん。グレムリンの情報は守ったげるよん」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:34:16.01 ID:0W9Dtexe0<> 「テメェ、何をするつもり――――」
上条がサンドリヨンを押さえようと近づこうとする。
だがその前に――――。
ドン!! と。
口の中にあった杖の破片を取り出し、あろうことか自分のこめかみへその先端を力強く突き刺してしまう。
「……、」
「常軌を……逸している……ッ」
「やられたか。頭蓋骨は貫通していないだろうが、骨の破片が脳に突き刺さっている。くも膜下出血も併発しているな。なるほど、確かにこれでは『聞き込み』は難しそうだ」
「冷静だね」
「なぁに。これしきのことで驚いては魔術結社のボスなど務まらん」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:34:44.88 ID:0W9Dtexe0<> 土御門「死んではいないようだし、病院には連れて行ってやるか」
海原「もし死んでいたら、自分の持つ原典の一つ『生と死に関する時間』の応用で、仲間の情報を引き出すことができるんですけどねぇ……」
結標「やだ、怖いこと言わないでよ」
一方通行「ていうか海原オマエさらに便利になってねェか?」
土御門「パシリランクが上がったな」
海原「ちょっとそういう言い方はやめてもらえませんか……」
番外個体「事実じゃん。ミサカのお手伝いができるんだから感謝したら?」
海原「はい! 感謝します!!」
結標「でた、ミサカコンプレックス」
土御門「最近なりを潜めていると思っていたが、まだ続いていたのか……」
一方通行「……」
海原「ハッ!! す、すいません他意はないんですすいません一切触れることはありません」
一方通行「……まァ、コイツならわかってくれるだろ。ただし、絶対変な真似はするンじゃねェぞ? 絶 対 だぞ?」
海原「はい……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:35:13.73 ID:0W9Dtexe0<> バードウェイ「別に死体から情報を得るとかそんな面倒なことはしなくてもいい。新たな魔術師を引きずり出すことができたんだからな」
上条「さっきの勝手に喋っていたヤツか」
バードウェイ「そうだ。人間が人間を操るタイプの魔術師だが、この手のヤツはセオリー通り、本人は表舞台に上がってこない。いかにしてスポットライトを浴びせるかが最大の勝負だな」
浜面「方法とかはもう考えてあるのか?」
バードウェイ「もちろん。人間を操るなんてチキンな野郎が、一人しか操らないなんてことはまずあり得ない。操る人数が増えれば増えるほど戦力は増すわけだし、その辺の一般人のまで手が及んでいるとみて間違いないだろう」
番外個体「そいつらをちょいちょいっと捕まえて、どういう方法で操っていたのか調べるってわけだね。ミサカ、そういうの好きだよん」
一方通行「俺もそォいうのは得意だし、二人で一緒にやるか?」
番外個体「お、いいね――――」
バードウェイ「お前らでは魔術の解析などできないだろう? 私も一緒にいく」
番外個体「いいよいいよ! きっとあーくんもOKしてくれるだろうし☆」
一方通行「……チッ」
バードウェイ「……なんだか、複雑な気分」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:35:41.96 ID:0W9Dtexe0<> 〜すうふンごォ〜
プルルルルル
上条「俺だ。何かわかったのか?」
バードウェイ『ああ。敵はロシア正教崩れの魔術師。妖精の名を冠した術式を振るうんだが、詳しい説明はあとだ。人間を操る魔術なのは確かだが、身内のヤツを操ることで、正気を保ったままの一般人をも操っている。これでは魔術の解析もできないし、なかなか知恵が回るらしい』
バードウェイ『そして、ここからが重要だ。敵はなんらかの方法でこちらを監視している』
上条「なぜそんなことがわかった?」
バードウェイ『さっき正気を保ったままの一般人も操っていると言っただろう? それはさっき実際に襲われたからだ。もっとも、番外個体の能力による磁気レーダーで気づいていたから、難なく無力化できたが』
バードウェイ『しかし、おかしいとは思わないか? 私たちは隠れながら移動していたはずなのに、あっさり襲撃されてしまった。見張りなども、いるんだったら私が気づいている。だとすれば、魔術ではない科学的な方法で監視網を築いている可能性が高い』
上条「科学的な方法……カメラとかか?」
バードウェイ『恐らくそうだろう。こっちは敵がいると思われるショッピングモール・コーラルストリートに潜入している。お前たちもなるべく早くこい』
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:36:07.16 ID:0W9Dtexe0<> 上条「わかった。今すぐ向かう」
バードウェイ『ありがたい。だが気をつけろよ?』
上条「ん?」
バードウェイ『私たちと同じように、お前たちも襲撃されるかもしれないからな』
パリィン!
男A「うおおおおおお! 大人しくしやが――――」
土御門「でぇい!!」ドカッ
浜面「オラァ!!」バキッ
上条「……襲撃されたけど、もう解決したよ」
バードウェイ『は?』
上条「コーラルストリートっていうショッピングモールに魔術師はいるみたいだ。バードウェイもすでに潜入しているって」
結標「了解。それじゃ、ちょっと目を瞑っていてね」
シュン
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:36:37.58 ID:0W9Dtexe0<> 〜こーらるすとりーとォ〜
結標「――――っと」
土御門「はやいにゃー」
上条「よし、バードウェイに電話して、場所割りをするぞ」
浜面「わかったぜ!」
・
・
・
・
一方通行「イイか、俺が合図をしたらあの場所へ一緒に飛ぶぞ」
結標「わかったわ」
上条「結標が操っている人をこっちに能力で移動させるみたいだから、俺が右手で解除する。浜面はそれの補助をしてくれ」
浜面「おう」
海原「ここで待ち伏せという話ですが……どうもイヤな予感がします……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:37:13.64 ID:0W9Dtexe0<> 「馬鹿が。なら予定を早めましょうかあ!!」
自分が操っていた手駒に銃を向けられるが、魔術師は全く動じない。
なぜなら、こっちには子供という人質がいるのだから。
パチンと指を鳴らし、爆弾入りのバッグを肩に下げた子供たちが、その手に握った機関銃を家族である一般人に向ける。
だが、悲劇は起こらない。
発砲の直前に、虚空から一方通行と結標が現れる。
結標は即座に子供たちを上条が待っている場所に送り、一方通行は自らの能力で起こした風で爆弾を吹き飛ばした。
直後、轟音と爆音は有効圏外から建物を揺さぶる。
(次はあの女をコンクリートにめり込ませる……ッ!!)
能力を使おうと結標が懐中電灯を振ろうとするが――――。
「オイ、爆弾だ!! さっさと外に出ろ!!」
「!?」
投げ込まれた爆発物によってその行為は中断された。
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:37:48.22 ID:0W9Dtexe0<>
ドォン!
一方通行「――――っと危ねェなオイ!!」
結標「いきなり爆弾とかハッチャケすぎじゃない!?」
海原「無事ですか!?」
一方通行「あァ」
結標「……魔術師はどこにいったのかしら?」
一方通行「逃げられたってワケかよ……」
ガチャガチャガチャ
一方通行「……あ?」
戦闘員A・B・C・D・E「……」
結標「増援ってことね」
海原「魔術を使うようには見えませんし、どこかの軍人さんでしょうか」
一方通行「安っぽいCDみてェで気持ち悪りィな。……三下ァ!! ガキどもをここから離れさせ――――」
海原「その必要はありませんよ」
結標「おや?」
一方通行「ンだと?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:38:14.33 ID:0W9Dtexe0<> 海原が何かを投げる。
一目見ただけではわからないが、それは己の髪の毛を粉末状にしたものが詰まったケースだった。
次の瞬間ケースが開き、入っていたものがばら撒かれる。
「な、なんだこれは……」
「近代武装で固めたのが間違いでしたね。それは貴方に牙を剥きますよ」
「自殺術式」
海原がその言葉を紡いだ途端、不思議なことが起こった。
銀色の戦闘服に身を包んだ武装集団が、皆一斉に自分の頭に銃を向け、発砲する。
硝煙で包まれるはずだった空間は、瞬く間に血に染められた。
「ショチトルが使っていた術式ですが、なるほど、あっという間に終わってしまいます」
「えげつねェなァ」
「出発するときに言ってた原典を云々ってこれのことだったのね」
「ええ。便利でしょう?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:38:42.69 ID:0W9Dtexe0<> プルルルルル
一方通行「っと済まねェ。……なンだ」
土御門『一方通行か。ちょっと伝えたいことがあってな』
一方通行「ならさっさと言いやがれ。お喋りをする気分じゃねェンだ。番外個体は違うけどォ」
土御門『わぁーったよ。ちらっとしか見てないんで当たっているかどうかはわからないが、今そっちに現アメリカ大統領ロベルト・カッツェが向かったみたいだ。説明は任せたぞ! んじゃな』
プツッ
一方通行「……はァ?」
海原「どうしました?」
一方通行「大統領がこっちに来るとかなンとか……」
結標「なにそれ……
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:39:11.85 ID:0W9Dtexe0<>
ロベルト「――――ってぇこりゃどういうことだ? ベイビーたちを助けようと来たら、襲撃者はすでに全員死亡ときてる。説明してくれねえかジャパニーズ?」(ロベルトさんの台詞はすべて英語と思え)
結標「ホントだ……」
ロベルト「つうか俺のこと誰だかわかってる? 我がアメリカ国民にさえお笑い芸人だかなんだかに間違われて参っちまってるんだ。まったく、朝のニュースくらいちゃんと見て欲しいもんだぜ」
上条「だよな。馬鹿な俺でさえ一目で大統領だってわかったのに、この国のヤツらはどうかしてるんじゃないか?」※英語
ロベルト「おお! やっと俺を俺と認識してくれる人に会えたぜ!! ジャパニーズが優しいってのは本当だったんだな。あとで島をまるごと一つプレゼントしてやるぞ、ボーイ」
上条「ありがとう」※英語
一方通行・結標・海原「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/09(金) 19:40:31.99 ID:0W9Dtexe0<> 今日はここまで
え?>>896-897で上条さんが結標さんの能力で座標移動してるって?
違うよ、走ったんだよ(震え声) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/09(金) 19:43:42.67 ID:CcE+9yvQ0<> うん、上条さん足速いもんな
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/09(金) 19:46:31.52 ID:HhlPQZtP0<> 乙
1がバトル物書いてる
明日は槍が降るか…
てか海原さんマジパネェ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/09(金) 19:46:40.57 ID:jnfB3wSko<> 乙
以前、考察スレで「上条さんは秒速900mを越える」って結論が出たから仕方ない <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/09(金) 21:33:44.55 ID:ZVUlezXIO<> 時速3240km……やべえ戦闘機よりはええ <>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:45:05.94 ID:kVVzIY/t0<> ちょwww時速3240kmとか音速の三倍よりもちょっとだけ遅いくらいじゃねーかwwww
それならレールガン効かないのも納得だわな
さて、今回は新約3巻の内容知ってる人は飛ばし読みでも大丈夫な感じです
台詞の内容で混乱してきて原作の丸写しが多(ry
それでも投下はするんだよ…… <>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:45:32.21 ID:kVVzIY/t0<> 第四十八話
ロベルト「さて、世間話はここまで。一体こりゃどういうことだ? 増援がきてるなんて聞いてないんだがな」
一方通行「大統領……だったよな。この件にオマエはどこまで関わっている?」※当然英語です
ロベルト「おいおい、ここは俺の国だぜ? 人ん家の庭でバーベキューをやっている自覚はあんのかね」
結標「それは失礼しました。しかし、私たちも大統領様が協力してくださるとは思いませんでした。ここで一つ聞きたいのですが、今なにが起こっているのか正確に把握していますか?」※当然英(ry
ロベルト「……ああ。現在、ホワイトハウスや議会にはオカルトが蔓延っている。軍、警察、情報機関にも触手は広がりつつある。ジャパニーズでも見てきたような現象が、公的機関全体を貪っているってわけさ。場合によっては他国への武力介入すら決定できるほどの権限を持った連中まで巻き込んでな。オカルト使ってるクソ野郎は、生きている人間を片っ端から操って自分の戦力に組み込みやがる。その数は数百人かもしれねえし、数千人かもしれねえ。その段階の把握がすでにできちゃいねえんだ。この国がまともじゃねえのは分かんだろ。都合のいい検査薬があるわけじゃねえから見分けは難しいし、機能までの安全圏が今日も安全だとは限らねえ」
海原「なるほど。自分たちがここに上陸する前からオカルトはアメリカを侵食していたというわけですね」※(ry
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:46:01.25 ID:kVVzIY/t0<> 上条「俺たちはある魔術結社――さっき言ってたオカルトを操る集団のことだ――を追ってここにきた。そいつらの名前は『グレムリン』。人間を操っていたのもグレムリンの仕業だ」※もう上条さんの台詞は英語ね
ロベルト「……なるほど。ジャパニーズの猟犬がウサギをこっちに追い込んでくれたおかげで、合衆国の敵が照準の向こうでチラチラ尻尾を見せ始めているってわけか」
海原「ですが大統領さんの話が事実だとすれば、グレムリンの侵食はハワイだけに留まらないかもしれませんね」
結標「下手をしたら、合衆国の軍事力、情報収集能力その他すべてを敵に回すかもしれないってことかしら」
上条「それでもさ、大統領は操られちゃいねえんだ。アメリカを味方につけるのは無理でも、そのトップと手を結ぶことはできる。なあ、共通の敵がいるんだ、協力してくれないか?♂」
ロベルト「俺も一人で動くのは色々とツラくてな、勿論だぜ」
一方通行「決定だな」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:46:29.22 ID:kVVzIY/t0<> 海原「グレムリンは合衆国の主要人物を次々に操っていくことで、政府や軍の中枢を乗っ取ろうとしているのでしょうか」
ロベルト「……という風に俺も思っていたんだがよ」
結標「どうかしました?」
ロベルト「あの展開は妙だ。オカルト使って人間を操っていたクソ野郎は、子供を盾にして民間人に標的を襲わせようとしていやがっただろ」
一方通行「だが途中からプロの兵隊みてェな連中が割り込ンできやがったって話か? そういや身に着けている装備も妙だったな。あの軍服は対人用じゃなくいくつかのセンサーに対応しているハイテクキラーだ。見た目が気に入られなかったからどこの軍でも使われなかったがな」
海原「最初からそういうのが使えるなら、言い方は悪いですがあまり使い物にならない民間人を使う必要もありませんしね」
結標「でも魔術師は実際に民間人を使った……」
ロベルト「何かあるんだ。俺たちに見えてねえもんが」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:46:57.68 ID:kVVzIY/t0<> 〜ぐりーンかふぇいわまき〜
バードウェイ「出たな」パピルス
浜面「術式の解析ってやつか?」
バードウェイ「そう。やはりロシア正教崩れだな。マーク。パピルスが解析したデータを圧縮してロシア正教の窓口に送ってやれ。心当たりはありませんかと丁重にな」
マーク「……素直に答えてくれますかね」
バードウェイ「第三次世界大戦の主要戦場だったロシアは、学園都市の技術とアメリカの資本で再興している最中だ。そしてグレムリンはその両方に危害を加えている。長引くと再興に響くぞと伝えてやれ」
番外個体「魔術の仕組みもわかったの? 弱点は?」
バードウェイ「おいおい説明する」
マーク「きました。ロシア正教からの返信です。ムチャクチャ早い対応ですね。お役所仕事とは思えません」
土御門「最後の一言が響いたんじゃないかにゃー」ハハッ
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:47:24.80 ID:kVVzIY/t0<> バードウェイ「貸せ」パッ
マーク「ちょ、ボス!!」
バードウェイ「名前はサローニャ・A・イリヴィカ。年齢は十五歳。出身はエカテリンブルグ。ヨーロッパの一員であることを誇りに思い、アジアの一角と呼ばれることを最大限に嫌う、か。この辺は典型的なロシア人だな」
浜面「別にアジアの一角でもいいんじゃね?」
番外個体「そういうことじゃねーよカス」
土御門「まあロシア人にもプライドというものがあるんだろ」
浜面「よくわかんねえな……」
バードウェイ「続けるぞ。第三次世界大戦ではウラジオストクで学園都市勢の上陸を阻止するために配備されていたが、実際には超音速爆撃機を利用した空からの侵攻が主だったため、大した活躍はできず、終盤のどさくさに紛れて失踪。その後の行方は把握できず、ときた」
浜面「サローニャってヤツは、ロシア勢の一員として『敗戦』を引っくり返そうとしているってわけかよ……?」
番外個体「そういうことなのかもね」
土御門「あくまで『自分は』ってことだろうけどな。個人の目的としては当たっているが、それが『グリムリン』の総意ってわけじゃあないだろう」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:47:52.40 ID:kVVzIY/t0<> オーイ
浜面「ん、あれは……大将!!」
上条「よう。こっちは全員無傷だ。それと、こちらはアメリカ大統領の――――」
ロベルト「ロベルト・カッツェでーす!!」
バードウェイ「知ってる」
土御門「有名だしにゃー」
番外個体「わざわざ自己紹介しなくても全員知ってるんだし、困らないんじゃない?」
ロベルト「おお……認知されているっ……大統領ということが実感できる……っ!!!」プルプル
浜面(やべえ……この状況で『実は知りませんでした。てへっ☆』なんて言えない……!!)ブルブル
一方通行「なに二人で震えてンだきめェな」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:48:22.13 ID:kVVzIY/t0<> ロベルト「そうそう。一緒にきたボーイとガールには話したんだが、その……グレムリン、ってやつがある物を狙っているみたいだぜ」
バードウェイ「ほう、それは?」
ロベルト「『起爆剤』。軍関係で研究が進められていた小規模誘発式活火山制御装置ってのだが、長ったらしくて言ってられねえから『起爆剤』って呼んでいる。コイツの役目は文字通り活火山の活動を制御することだ。火山が噴火するのはどうやっても止められねえが、爆発のエネルギーを分散させることができれば、被害のコントロールはできる。人為的に小規模な噴火を起こす――――少しずつガス抜きをしていって圧力を逃すことで、最悪の事態を回避するためのモンだ」
バードウェイ「そんなものがあったとはな……。だが、なぜグレムリンがそれを狙っているとわかった?」
ロベルト「クソ野郎どもに操られている連中が、揃いも揃って『起爆剤』のデータを漁っていた。さっき人為的に小規模な噴火を起こすっつったが、裏を返せばわざと大規模な噴火を起こすことだってできんだよ」
結標「グレムリンがそれを狙っているとしたら、どこの活火山を噴火させようと企んでいるのかしらね」
土御門「ハワイ諸島で一番デカイ活火山といえば、キラウェアだろうな」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:48:50.94 ID:kVVzIY/t0<> 一方通行「キラウェアの火口は一〇キロ超。さらに山頂以外にも、二、三〇キロにわたって並ンでいる」
海原「もしグレムリンが『起爆剤』を使ってそれらを同時に噴火させるとしたら……」
バードウェイ「キラウェア火山のあるハワイ島は、面積の八割以上が山岳地帯となる。道路網が整備されていて山の中腹にも開発の手はのびているが、それでも数少ない平地に人口が集中している感は否めない」
浜面「だ、だとしたら、そこに噴火ででた溶岩が殺到する……?」
番外個体「それで済めばいいけどねー」
浜面「それはどういうことだ?」
番外個体「『起爆剤』ってのを使うんなら、それで済むはずがないよ。キラウェアから連動して、地下で繋がっているマウナ・ロア山、マウナ・ケア山、フアラライ山なんかもまとめて噴火するんじゃないかにゃーん?」
一方通行「そうなるな。番外個体は頭が良いなァ」
番外個体「でしょー?」
バードウェイ「こいつらは……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:49:18.77 ID:kVVzIY/t0<> バードウェイ「ま、そういうことになったら、ハワイ島の全域が溶岩に洗い流されるな」
上条「そりゃまたスケールのでかい話だ」
バードウェイ「推定死亡者数は住人と観光客合わせて五〇万ってトコか? 立派な目的だけは考える、まるで陳腐な悪の組織だな」
ロベルト「だが、それゆえに実行されては恐ろしい。絶対に防がなきゃならねえ」
浜面「な、ならこうしちゃいられねえ、急ごうぜ!」
バードウェイ「落ち着け。『起爆剤』の搬出を阻止するヤツと万が一のためにキラウェアに防衛線を張っておいたほうがいいだろう」
結標「私は阻止に向かうわ」
海原「自分もそっちのほうがいいですね」
土御門「俺もそのほうが合ってると思うしな」
バードウェイ「そうか。なら私と大統領も含めて五人で搬入阻止に向かうとするか。ほかはキラウェアにいってもらいたいが、いいな?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:49:48.83 ID:kVVzIY/t0<> 一方通行「そっちのほうが楽そォだしなァ」
番外個体「ミサカはあーくんがいればどこでもいいしー」
浜面「移動するモンも必要だろうし、さすがに船は操縦できねえが一応は大型重機の操縦ができる俺がついていったほうがいいよな」
上条「不幸な俺がついていったらまちがいなく搬入阻止失敗するだろうから、俺はキラウェアにいくよ」ギンギン
土御門「カミやん……」
海原「自分たちのことを考えてくれたんですね……」
結標「なんか勃起してるんだけど……」
ロベルト「じゃあいくか。敵は待ってくれねえし」
バードウェイ「ああ。私から言うことは一つ、死ぬなということだけだ。――――出発するぞ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/10(土) 19:50:33.43 ID:kVVzIY/t0<> 今日はここまで
明日はポッキーの日特別外伝と、待望の海原さんインフレ展開だよ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/10(土) 20:09:51.81 ID:ooGMvf9+0<> 乙
また海原きゅんの体を張った大活躍が見れそう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/10(土) 22:14:14.21 ID:h7eL4gxIO<> マッハ2.7の上条さんなら走って海渡れんじゃね? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/10(土) 22:41:19.36 ID:Wryqux0t0<> 乙
海原が上条さんとの秘め事を
御坂さんに見られて修羅場になる
展開ですねw
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/10(土) 22:51:41.98 ID:mvpkZCDl0<> 乙 <>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:10:04.74 ID:Kxh/q/TQ0<> きたよ!
>>921
上条さんに不可能なことはないよ
>>922
なんでそういう発想に……いや嫌いじゃないけども!
先に小ネタのほうを投下しておきます
それではどうぞ <>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:10:31.18 ID:Kxh/q/TQ0<> 〜外伝〜
一方通行「ポッキーの日でェす」
番外個体「です!」
一方通行「ポッキーといえば……アレだよなァ」
番外個体「そう、ポッキーゲームだよね!」つポッキー
一方通行「一本目いきまァす」
番外個体「いえーい♪」
一方通行「……」ポリポリ
番外個体「んふふふふふ」ポリポリポリポリポリポリポリポリ
一方通行「……(あと一センチ――――)」
打ち止め「てぇい!!!」
ポキッ
番外個体「くぉら何やってんだこの糞ビッチアホ毛がああああああ!!!」
打ち止め「フゥーハハハハハ!!! ミサカとて一方通行を諦めたわけではないのだ! 隙あらばいつでも奪い取ってみせるぞとミサカはミサカは――――」
一方通行「ポッキー食いたかったのか? ほい」つポッキー
打ち止め「え、いや、あのぉ……」
番外個体「それでも食ってテレビでも見てろ幼女。おめーなんて眼中にないから」ケケケ
打ち止め「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:11:00.30 ID:Kxh/q/TQ0<> ショチトル「エツァリ」
海原「なんですか?」
ショチトル「……その胡散臭い敬語と変装はやめろ」
海原「すいません、癖みたいなものなので」ニコニコ
ショチトル「……」
海原「?」ニコニコ
ショチトル「……、ふん。そういえばエツァリ、今日は日本ではポッキーの日というらしいぞ」
海原「知っていますよ。11月11日、で1が連続しているのでポッキーの日と呼ぶみたいですね」
ショチトル「……」
海原「どうしました?」
ショチトル(そこまでわかっていながら何故『ポッキーの日なのでポッキーを買ってきました』とか言わないんだこの男は……)
トチトリ「馬鹿だなお前は。ショチトルはポッキーをご所望――――」
ショチトル「余計な口を出すんじゃない」
トチトリ「うい」テクパトルゥゥゥ
海原「……?」ニコニコ
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:11:29.44 ID:Kxh/q/TQ0<> 上条「ポッキーの日らしいぜ」
浜面「みてーだな」
上条「と、いうことでだ。今日はコチラのポッキーを使ってアナ○の開発を――――」
【 自 主 規 制 】
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:12:04.03 ID:Kxh/q/TQ0<> ここで一旦終了
18時30分くらいにまた来ます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/11(日) 18:26:28.93 ID:D4Lu339I0<> 乙
打ち止めさんのライフが…
と自主規制って何本ポッキーつめこんだやら
上条さんは <>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:32:11.08 ID:Kxh/q/TQ0<> >>929
上条さんに直に聞いてください
おうまた投下するで <>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:32:50.44 ID:Kxh/q/TQ0<> 第四十九話
〜いどうちゅう〜
ロベルト「……ちょっとわからねえことがあるんだけどよ」
バードウェイ「どうした?」
ロベルト「グレムリンはキラウェアを噴火させるのが目的だ。だが、それは何のために? 単にアメリカにダメージを与えたいなら他にも方法があるはずだ。わざわざ人を操ってまでしようとする意図がわからねえ」
バードウェイ「大方、アメリカがターゲットというわけではないのだろう。いや、ターゲットではあるのだがアメリカだけではない。グレムリンはもっと大きな――――全世界、科学サイド全体にダメージを与えたいのだろうな」
ロベルト「ほう、お聞かせ願えるか」
バードウェイ「『起爆剤』はアメリカの研究所で開発されたものだ。そして、事件の過程で政府の議会や官系組織、軍、情報機関までもが歯車の一部に使われている。こんな中でキラウェア人口噴火なんて大規模なテロが発生すれば、民衆感情の矛先はテロリストだけに留まらない。むしろ、不甲斐ないアメリカ政府そのものに向いてしまう可能性がでてくる」
バードウェイ「その上、ハワイは地元住民より外国からの観光客のほうが何倍も多い。今回の件も犠牲者の大半は観光客となるだろう。つまり、一国の内側だけの問題ではなくなる。多くの国家、多くの政府、多くの政治家たちがキラウェア噴火までの経緯を徹底的に調査し、そして出てきた真実を前に、アメリカを激しく糾弾することになるはずだ。戦後でどこも金を必要としているしな。……だが当然、アメリカには全ての補償の要求に応じるだけの金はない。混乱は長引く」
ロベルト「なるほどな。自分たちはキラウェアの噴火っつーきっかけしか用意しない。あとはアメリカとその他の国で勝手にケンカを始めて自滅する。そんなことが起これば当然失業、貧困、飢餓のスパイラルとなり、さらに新興国家もまとめて被害を受ける。そうしてまた批判がでかくなってさらに負の連鎖が噴出すると」
結標「技術の中心は学園都市でも、経済をまわしているのはアメリカ。当然の結果よね」
土御門「アメリカの力を使って、アメリカの手で、アメリカに亀裂をいれる。それが重要なんだろう」
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:33:19.35 ID:Kxh/q/TQ0<> ロベルト「しかも、実行したのはグレムリンでも使ったのはアメリカが開発した設備。『敵が現れたので新たな武器を開発しまくって対抗します』なんてことをやったら叩かれるのは明白。そのリスクを軽減するには持っている装備を捨てるしかねえ」
バードウェイ「しかし、それを行うわけにはいかない。当然だな、アメリカは多くのことで恨まれている。これを機にテロなどが多発するかもしれない。だがそのままでは叩かれ続ける。前にも進めず後ろにも下がれない。それをみた他国家も足踏みをはじめて、やがて停滞、政治的空白、経済活動の阻害が巻き起こる。グレムリンはそれが狙いなのかもしれないし、隙間だらけになった世界を自由に闊歩してさらなる破壊を撒き散らすのが狙いなのかもしれない。いずれにせよ、グレムリンの都合のいいように世界の向きは変わっていくだろう」
海原「皆さん、あと少しで着きますので準備していてください」
土御門「もうか」
海原「ええ。もうすぐパールハーバーです」
〜ぱーるはーばー〜
結標「ここが『起爆剤』が保管されているっていうパールハーバー基地……」
バードウェイ「大統領さん、出番だぞ」
ロベルト「出番? 馬鹿言っちゃいけねえな。大統領命令で基地へ入るのを認めさせるとかそういうのを期待しているんだろうが、そんな便利なモンじゃねえよ。それ以前に、俺が大統領だと気づかれない可能性だってあるわけだしな……」
土御門「そんなことないぜ!」
ロベルト「え?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:33:47.57 ID:Kxh/q/TQ0<> 海原「そうですよ! 大統領はまさにアメリカの象徴。軍人さんたちはすぐに気づいてくれるはずです!!」
ロベルト「でもよぉ、レンタカー借りるときには免許証をだしてもモノマネ芸人だなんだ言われて馬鹿にされたんだぜ? 絶対に笑われる……」
結標「そんなヤツがいたらクビにしてしまえばいいのよ! アメリカ、いや世界のリーダーである貴方を馬鹿にするなんて、嫉妬しているクソ野郎かグレムリンのカス野郎しかいないんだから安心しなさい!!」
ロベルト「そ、そうか! よーしロベルト頑張っちゃうぞー!!」
ロベルト「なんで認めてくれねえの!?」
ニケ「モノマネ芸人をあの大統領さまと間違えて基地に入れたなんて知られたら末代までの恥だぜ。さ、観光客は帰った帰った」シッシ
ロベルト「ヘイボーイ!! お前今モノマネ芸人って言ったか!? 言ったよな!!」
ニケ「うっせえ顔を近づけんな唾が飛ぶんだよきったねえなぁ」
ロベルト「ノォオォォォオオオウ!!!! 認証装置でも通ったし免許証もちゃんと見せただろ!? ほらお前たちもなんか言ってやってくれよ!!」
バードウェイ「こちらは正真正銘の大統領様だぞ」
ロベルト「な? わかったらさっさと通せ」
ニケ「おーよちよちこんな薄汚い大人に騙されちゃいけませんよ、可愛いお嬢ちゃん」
ロベルト「薄汚いってなんだよ!!」
バードウェイ「よちよちってなんだ!! 私までも愚弄するか!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:34:16.86 ID:Kxh/q/TQ0<> 〜すうふンごォ〜
ロベルト「クソッ、時間くっちまった……!」
バードウェイ「あの海兵、あとで嬲り殺しにしてくれようか……」
結標「それより急がないと、もう『起爆剤』が運ばれ始めている頃じゃない?」
土御門「使えない大統領様だ……」
ロベルト「ボーイ!? さっき俺をフォローしてくれたのはなんだったんだい!?」
海原「あっ、あれは……!!」
バババババババ
サローニャ「ここには辿り着いたみたいね。でも残念ちゃん♪ もう出発しまーす」
ロベルト「クソ!! もう噴火は止められねえのか!!」
海原「……ちょっと待ってください」
土御門「ん、なんかあるのか?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:34:45.06 ID:Kxh/q/TQ0<> 海原「結標さん、パイロットの位置とかはわかりましたか?」
結標「え? まあクセみたいなもんだし、ヘリ見つけたときには確認したわよ」
海原「そうですか。それじゃあ、ヘリが十分に高度を上げたら自分が合図しますので、そのときにパイロットを座標移動してくれませんか?」
結標「わかったわ」
ロベルト「ボーイ……?」
サローニャ「うふふ。これで我がグレムリンの時代ちゃんが――――」
ガゴン
サローニャ「――――っつつ。ちょっとパイロットちゃん! しっかり操縦しな――――」
サローニャ「いないー!?」
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:35:12.37 ID:Kxh/q/TQ0<> 海原「皆さん、もしものために耳を塞いで、地面に伏せていてください」
バードウェイ「一体なにをするつもりだ?」
海原「まあ見ていてください」ニコニコ
海原「『月のウサギ』」
<>
>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:35:39.69 ID:Kxh/q/TQ0<> ヽ`
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結標・土御門・バードウェイ・ロベルト「」
海原「いやー、すごい威力ですね」ニコニコ
土御門「ちょ、待て!! そこまでの威力を持つ魔術があったのか!?」
海原「んー、本来はあそこまで出力するのは不可能なのですが……」
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>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:36:05.53 ID:Kxh/q/TQ0<> 海原が使った魔術『月のウサギ』は、アステカの神話で五つ目の太陽が作られたとき、一緒に生まれた月が太陽に匹敵するほど輝いて昼と夜がわからなくなったため、神々は月にウサギを投げつけてその光を弱めた、という伝承に基づいて作られた魔術だ。
この魔術を使ったテクパトルという男は、材料となる『ウサギの骨』を人骨で代用したために攻撃力が下がり、本来なら他天体に直撃するほどの威力でなければならないはずが、シェルターを破壊する程度に留まった。
だが海原――――エツァリは原典を読み込み、その理解を深めたこと、正規の方法で使用したことでテクパトルよりも大きな力を得ることができた。
しかし、それだけではあの爆発は起こせない。
『神々は月にウサギを投げつけることで光を弱めた』とあるが、エツァリはそこに別の解釈をねじ込んだ。
太陽に匹敵するほど輝いていた月は、神々により攻撃されたことで大規模なクレーターができ、爆発により舞い上がった粉塵で表面は覆われ、太陽が見えない夜のみ輝くだけの星となった、という解釈をしたのだ。
もちろん、太陽が輝いているのはガス状の天体のためいつでも燃え続けているからだし、月が自ら輝くなどありえない。
だが重要なのは『解釈』である。
月は輝いていた。だが神々により光は失われた。
エツァリは解釈を捻じ曲げ、材料となる『ウサギの骨』を『ウサギの剥製』とすることで神話(+解釈)の再現性を高めることにより、大幅に威力をあげることに成功したのだ。
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>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:36:32.94 ID:Kxh/q/TQ0<> バードウェイ「こんな化け物が今までノーマークだったのが不思議なくらいだ……」
海原「いえ、これを実現できたのは原典を読み込んでいたからで、今までの自分では限りなく不可能だったでしょう」
土御門「つーかヘリが跡形も無く消え去ってるぞ」
海原「あら、ホントですね」
結標「『あら、ホントですね』じゃないわよ!! あれだけの爆発が起こったんだから当然でしょう!?」
海原「まあいいじゃないですか。魔術師が死んだことで操られていた人たちも元に戻るでしょうし、一石二鳥で――――」
ゴゴゴゴゴ
海原「……なんです、この音は?」
結標「……もしや」
ロベルト「火山、噴火するんじゃね?」
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>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:37:09.96 ID:Kxh/q/TQ0<> ,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
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,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
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._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
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.i| |i +
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結標・土御門・バードウェイ・ロベルト「」
海原「あらー」
土御門「『あらー』じゃねえよ!!!」
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>>1<>saga<>2012/11/11(日) 18:37:53.44 ID:Kxh/q/TQ0<> 今日はここまで
海原の理論が成立するかはわからないけど、一応あれでもイケルと思います <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/11(日) 18:44:11.48 ID:kabmUbWF0<> 乙
このチームいいな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/11(日) 18:48:48.09 ID:0B60AjQDO<> 乙
インフレしても所詮は海原か <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/11(日) 19:02:10.32 ID:k2YsXq/G0<> 乙
大丈夫 上条さんが火口のほてりを
静めてくれるさ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/11(日) 20:58:51.95 ID:+rHd+2xDo<> >>863か <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/11(日) 21:45:12.17 ID:Z2z0EYPIO<> 上条さんのボッキーが11/11か…… <>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:30:57.58 ID:j9t6Bj7S0<> >>945
気づいてくれた人がいて本当によかった。
今日の投下はいつもより長いです
そして本編としてはこのスレで最後の投下、ひと段落がつきます
それではどうぞ <>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:31:25.97 ID:j9t6Bj7S0<> 第五十話
ロベルト「俺は……一体なんのために……」
バードウェイ「いや、ちょっと待て。様子がおかしい」
ロベルト「なんだってんだ……?」
バードウェイ「キラウェアは柔らかい溶岩を大量に噴出させるタイプの火山だ。だが見てみろ、大量の火山灰が舞い上がっている」
土御門「犠牲者の数は相当抑えられるだろうが――――おいアレ!! 向こうから何かが飛んでくる!!」
結標「あれは……対艦ミサイル!? 海原!!」
海原「わかっていますよ。――――トラウィスカルパンテクウトリの槍!!」
バードウェイ「これで一安心……となるわけがないか」
ロベルト「あれはおそらくEU共同開発のNarwhal(イッカク)……。値段が高い、メンテナンスのフォーマットが独特すぎるっつうんでEU加盟国以外にはまったく売れず、買ったのはいくつかの登録外軍旗(グレーフラッグ)のみ。だがそんなのを買うヤツらがこんなんで済ませるわけがねえ。これから別働隊が乗り込んでくるぞ……!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:31:59.52 ID:j9t6Bj7S0<> バードウェイ「しかも、大量に舞い上がった火山灰の影響で本土からの戦闘機や爆撃機などの支援は受けられないと思ってもいいだろう。それとさっきの対艦ミサイルで艦艇は使い物にならない」
土御門「ハワイ諸島は完全に孤立したってわけか……」
結標「でも、それが何?」
ロベルト「は?」
海原「支援が受けられないなら、自分たちで潰してしまえばいいことです。敵が全員魔術師だってわけでもないですし、海兵隊の皆さんも十分戦えるんじゃないですか?」
バードウェイ「威勢が良いのは結構だが、規模を考えろ。今上陸しているグレムリン側の兵士は私がざっと見ただけでも七〇〇〇人弱。それをここにいる戦力のみで押し返せるとでも?」
土御門「できるさ。俺たち『グループ』は異能と最新科学が蠢く学園都市の暗部を生き抜いてきたんだぜ? この程度は屁でもないさ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:32:29.31 ID:j9t6Bj7S0<> 結標「そういうことだから、それじゃあね」
シュン
ロベルト「oh……クレイジージャパニーズ……」
バードウェイ「……どうやら本気で立ち向かうようだな」
バードウェイ(だが、そう上手くいくかな? 科学の申し子たち――――)
レイモンド「すげえ。すげえぜ!! 星条旗の力の象徴が傾いていきやがる。イージス艦が沈むぞ!」
魔術師「やりすぎるな――――」
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海原「うん、快調ですね」
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:32:55.69 ID:j9t6Bj7S0<> 戦闘員α「でやあああああ――――」
結標「はい!」
シュン
戦闘員β「ぎゃあああああああ!!!!」
結標「ふう。人に人をめり込ませるだけの簡単なお仕事っていうけど、結構大変じゃない」
土御門「う゛お゛お゛お゛お゛お゛」
バババババ……
戦闘員γ「んなっ……あのマシンガンやべぇぞ!!」
戦闘員δ「人が水風船みてえに吹き飛びやがる!!」
土御門「んー。妹達から借りたこのメタルイーターM5っつうのは、反動がヤバすぎて使いずらいな」
バババババ……
戦闘員ε・ζ・η・θ・ι「ぎゃあああああ!!!」
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:33:24.78 ID:j9t6Bj7S0<>
番外個体「お姉様は散弾超電磁砲(レールショットガン)っていうのを撃てるみたいだから、ミサカも真似してみたんだけどさ。貫通力が低くてどうしても釘バットみたいになっちゃうんだよねー」
戦闘員κ・λ「」プランプラン
一方通行「まァ頑張れ。俺は自転のエネルギー使えるから跡形も無く破砕できるけど――――」
ヽ`
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番外個体「――――ってかさっきからうるさいね。誰がこんなことやってんの?」
一方通行「海原らしいぜ。折角だから俺もあれくらいやってみっかァ」
番外個体「おー、やれやれー♪」
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:33:54.33 ID:j9t6Bj7S0<> ヽ`
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一方通行「できたぜ!」Σdグッ
番外個体「やったね!!」Σdグッ
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:34:21.94 ID:j9t6Bj7S0<> 上条「ふぅ……コイツで十七人目か」
戦闘員μ「」ビクンビクン
トウマー!
上条「ん? あれは……」
美琴「当麻見て! 今回の事件を裏から操っていたっぽいヤツを捕らえたわよ!!」
オーレイ・ブルーシェイク「」プランプラン
上条「なんだ御坂かよ。っつかどうやってこの場所がわかったんだ?」
美琴「この人、アメリカの全てのカメラを掌握できるシステムを持っていたらしくてね、それ使ってここまで来たのよ!!」
上条「そうか、ならそこら辺に捨てておいてくれ。よくやったな」
美琴「えへへ、当麻に褒められた……///」
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:34:47.34 ID:j9t6Bj7S0<> マリアン、ミョルニル「……」
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マリアン「……キラウェアの噴火っていう目的が達成されたっていうのはいいんだけどさ、これ見てどう思う?」
ミョルニル「……」ゴトンゴトン
マリアン「おっかしいよねー。上条当麻のつながりで学園都市の連中が介入してくるってのは予想してたんだけどさ、火力的におかしいっしょ。パールハーバーとかの基地がまるで爆心地みたいになっちゃてるよ」
マリアン「まあいいんだけどさ、なーんかイヤな予感がすんだよね」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:35:16.31 ID:j9t6Bj7S0<> ・
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土御門「戦いは終わった」
海原「終わりましたね」
土御門「だがこれはどういうことだ?」
【我々主要協力機関二七社は、学園都市との協力関係を一方的に断ち切るものとする。これは我々の国を防衛するために必要な措置である】
結標「嵌められたんでしょ。学園都市の能力者というあまりにも強大な力を配信することで協力機関の危機感を煽らせる。最初っからこれが目的だったのかしら」
一方通行「恐らくなァ。今思えば、バードウェイ――――『明け色の陽射し』にどンどン情報が入ってくるのもおかしかった」
番外個体「バードウェイちゃんが実はグレムリンだった……ってのは考えが浅はかすぎると思うけど、私たちはただ単に利用されていたっていうのは間違いないね」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:35:53.85 ID:j9t6Bj7S0<>
上条「なあ、どうなんだよ――――バードウェイ?」
バードウェイ「……ご名答。言っておくが、私が正義の側に立っているだなんて一言も言った覚えがないぞ?」
上条「んなことはどうだっていい。問題は、お前が学園都市を陥れるために動いていたということだ」
バードウェイ「それの答えが得られたとしてどうする? 殺すか? お前たち程度にあっさり殺られるほど、貧弱ではないぞ?」
浜面「ふん。その言葉、これを見ても言えるかな?」
マーク「」ビクンビクン
浜面「結構よかったぜ? 普段から我侭なお姫様にこき使われているだけはあるな」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:36:38.60 ID:j9t6Bj7S0<> バードウェイ「それがなんだ? 自分が率いる組織の末端など、私ならまとめて十人は殺せるさ」
結標「それこそなんだって感じよね。でも、ここにいる私たち全員でかかっても貴女は殺せないっていうのはわかっているわ」
バードウェイ「そうか。ならなぜお前たちは私の前から動こうとしない?」
土御門「ここにいる全員でかかってはお前は殺せない」
一方通行「それならよォ」
番外個体「一人の最大火力で始末しちゃえばいいんじゃない?」
バードウェイ「――――そうか、そういうことか」
結標「貴女にあれを防げるかしら?」
シュン
バードウェイ「いいだろう。受け止めてやる」
海原「月のウサギ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:37:07.61 ID:j9t6Bj7S0<> ヽ`
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:37:53.73 ID:j9t6Bj7S0<> バードウェイ「……忘れたか。マークがお前たちに見せたはずだぞ」
バードウェイ「タロットカードの大アルカナの一つ『吊られる男』」
バードウェイ「私が持ち合わせていることも考慮して――――」
上条「ゲンコロ」バキッ
バードウェイ「がはっ!? 上条、お前いつからそこに……!!」
上条「いいことを教えてやろう。『神浄』はどこにでもいる」
上条「俺は自分の思いに従って動いているが、それ以前に学園都市の住人なんだよ」
上条「世界最悪の不幸、上条当麻を敵に回したこと、地に這い蹲って後悔しろ」
バードウェイ「く……そ……!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:38:20.82 ID:j9t6Bj7S0<> 〜すうびょうごォ〜
上条「やっぱり女にロクなヤツはいない。この身をもって実感したぜ」
バードウェイ「」ボロボロ
結標「これで終わりね。それじゃあ学園都市に――――」
木原加群「待て。幻想殺し」
上条「!!!!!」
海原「誰ですか?」
一方通行「……『木原』だろ? オマエには独特の『匂い』がある」
加群「そうだ。さすがは一方通行だな」
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:38:52.05 ID:j9t6Bj7S0<> 上条「それで何の用だ、お兄さん」キリッ
加群「今回の件で、学園都市主要協力機関二七社が学園都市から離反したことは知っていると思う」
土御門「それが何になるってんだ?」
加群「魔術結社『グレムリン』は、自陣営対学園都市の構図を望んでいる。そこに協力機関集合体が横槍を入れて勢力図が崩れることまでは願っていない。グレムリンは協力機関集合体を軸にして『計画』を進める。お前はそれを止めてくれ」
上条「木原加群……って言ったよな、お兄さん。加群さんはなぜそのことを知っている?」
加群「俺もグレムリンのメンバーだからだ」
上条「……! そうか……」
結標「それで、どうするの? 上条当麻はまたどこかに行くの?」
上条「当たり前さ。俺は男の願いを拒まない(意味深)」
加群「そうか!!」
結標「……」チラッ
土御門「決まっているさ」
一方通行「チッ……」
番外個体「あーくんが行くならミサカもいくよ!」
海原「仕方ありませんね。自分も一人ぼっちはイヤですから」ニコニコ
浜面「お、俺もいくぞ!」
上条「お前ら……」
加群「協力してくれるのか、ありがたい。手引きは俺がするから、それまで待っていてくれ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:39:24.29 ID:j9t6Bj7S0<> 結標(あーあ。もう行かなきゃならない雰囲気になってるじゃない)
結標(別に行きたくないってわけじゃないのよ? でもせっかくハワイに来たんだし、露出を楽しみたいっていうか……)
加群「言っておくが、グレムリンが動く前に叩くということはしない。俺にも目的があるからな」
土御門「ってことは、それまで遊んでもいいってことか?」
加群「ああ」
結標「マジか」
海原「うん? どうしました?」
結標「あ、なんでもないのよ」
結標(どうやら杞憂みたいね)
結標(それにしても……)
<>
>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:39:51.34 ID:j9t6Bj7S0<> 土御門「今は真夏ってわけじゃない。ビキニ姿のお姉さんは期待しないほうがいいだろう……」
海原「くっ……。時系列が恨めしい……!!」
一方通行「バーカ。俺はそンなの無くても番外個体がいるから別にいいし」クカカキケココ
番外個体「木偶の坊はそこで侘しく突っ立ってな」ケケケ
結標(アイツらのお陰で、戦争が終わってもまったく退屈しないわ。お陰で私は働きっぱなし)
結標「私は、許さない」
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>>1<>saga<>2012/11/12(月) 19:42:11.84 ID:j9t6Bj7S0<> 今日はここまで
おうスレタイ回収やで
ぴったし第五十話で終わったのは自分でも奇跡だと思いました
明日は美琴さんが今までなにをやっていたのか、どうやってブルーシェイクさんを捕らえたのかとか、そういう舞台裏の投下をします
あと新スレ誘導もします
今までありがとうございました、これからもよろしくお願いします! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/11/12(月) 19:58:25.02 ID:3h83KaqAO<> おっつー! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/12(月) 20:05:35.05 ID:zbpyDbLA0<> 乙でした
ゲンコロされた鳥道が凄く可愛かったです <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/12(月) 20:07:25.66 ID:I00rm4hQ0<> 乙
新スレも期待してるぜ
とりあえず1は幼女にも
手加減しないことがわかった <>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:05:47.12 ID:z+i/PNeC0<> こぉんばんは
>>968
>>1が手加減しないんじゃなくて上条さんが手加減しないんです
でも、腹パンとかそういうのでも>>1はイケル
正真正銘最後の投下や
それではどうぞ! <>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:06:13.44 ID:z+i/PNeC0<> 〜とある事件の舞台裏〜
私こと御坂美琴は、とある男――――上条当麻を追ってハワイまで来た。
アイツはまた厄介ごとに首を突っ込んだらしく、私もそれを手伝うと言ったのだが拒否されてしまった。
アイツ曰く『女はいらない』らしいけど、それは間違っている。
なぜなら、アイツには絶対に私が必要なのだから。
絶対。
絶対私が必要なの。
絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対。
……ちょっと熱くなりすぎてしまったわ。
ごめんなさい。
でも、これは事実なのよ。
機械がとても発達した現代で、私の能力は世界一便利といっても過言ではない。
ハッキング、データの改竄、ジャミングなどすべてを片手間で済ませることができる私は、その気になればこの世の全てのコンピュータを掌握することだってできる。
私がいれば、なんだってできる。
買い物だって、クレジットカードの情報を読み取って他人名義で使うことができる。
私なら、一番当麻の役に立てる。
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:06:40.10 ID:z+i/PNeC0<> なのに、なんで置いていってしまったの?
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?
ワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ。
でも、こんな悲劇も今日で終わる。
私が役に立つってことを証明したら、当麻はきっと私を見てくれる。
私だけを見てくれる。
間違いを認めてくれる。
『自分が間違っていた。結婚しよう、美琴』って、言ってくれるはず。
いや、絶対にそう言うのよ。
なぜなら、私と当麻が結ばれることは天地開闢のときから決まっていたんだから。
私はどう答えるのかって?
それはもちろん『はい。結婚します。私は当麻を愛しているから、当たり前です』って返すの。
結婚したら、二人が住む家を建てるわ。
私と当麻の意見をしっかり取り入れた、理想の家をね。
でも、子供はつくらない。
だって、子供が生まれたら当麻を私だけを見てはくれない。
当麻は私だけのものなの。
私だけ。
私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ私だけ。
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:07:06.09 ID:z+i/PNeC0<> 今のハワイ諸島は、グレムリンとかいう組織によって危機に瀕しているらしい。
本当ならそんなのに構わないんだけど、当麻が戦っているのなら私も戦う。
皆殺しにして、細切れにして、この世に何一つ残らないように燃やして燃やして燃やして、それでも残った灰は一箇所に押し固めて、そしてレールガンでまるごと消し飛ばすわ。
はやくやらないと、当麻に怒られちゃうわね。
私はそれでも構わないんだけど、当麻はそんな私の姿を望んでないと思うから。
学園都市第三位の御坂美琴は皆に頼られるお姉様だから、それを維持しないと当麻を失望させちゃうわ。
グレムリンには、その糧となってもらう。
当然よね、あなたたちのせいで当麻はこんなところにまで来たんだから。
本当なら学園都市で私と一緒にタノシイ生活を送っていたはずなのに、あなたたちのせいでまた戦いに赴くことになったんだから、責任を取って私に殺されるの。
それにはまず、敵の情報を集めないと……。
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:07:31.62 ID:z+i/PNeC0<> そういえば、アメリカではフリーコンパウンドアイズ――――F.C.E.っていうインターネットサービスがあったらしい。
警備会社の高額プランとかを利用しなくても、誰でも気軽にカメラを設置し、インターネットで連結。
自分で防犯カメラ網を設置できると謳われていたサービスなんだけど、カメラの登録ナンバーを入力すれば他の人が設置したカメラの映像を勝手に覗くことができると判明してから、公正取引委員会から是正勧告を受けてサービスを停止したみたい。
でも、サーバー内にF.C.E.のソフトウェアが入ったままになっているとしたら。
私の能力で不正アクセスをして、そのまま利用できるかもしれない。
そうと決まれば実行あるのみよ!
―――――――――
――――――
―――
んー。
利用はできそうなんだけど、今誰かが使っているみたいね。
すでに利用停止したサービスを秘密裏に使うことができる人物なんてそうそういないはず。
でもそれは、極わずかだけど使える人間がいることも示している。
例えば……最近インターネット検索大手を乗っ取ったことで、アメリカ国内ほぼ全ての情報網を掌握したと言われる『メディア王、オーレイ・ブルーシェイク』。
もしこの人が、F.C.E.を使っているとしたら……。
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:07:58.37 ID:z+i/PNeC0<> しかし、一生遊んでも使い切れない大金を抱え込んでいるといわれる彼女が、こんな使っていたとわかると確実に大ニュースになるサービスこそこそ使うわけがない。
それこそ、何か後ろめたい事情がない限りは。
例えば……今ハワイを騒がせている『グレムリン』と何かしらの提携を取っているとか。
ちょっと調べてみようかしら。
こういう時、私の能力は便利よね。
電子の世界なら、私の右に出るものはいない。
逆探知もお手の物よ。
でも、メディア王と言われる彼女がなんの対策も講じてないとは思えない。
慎重に、それでいて大胆に、じっくりと調べるとしますか。
見・つ・け・た♪
カメラの個体識別番号は不明。
位置情報も不明。
映像にも加工が施されていて、常人には本当にここにオーレイ・ブルーシェイクがいるのかすらわからない。
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:08:28.92 ID:z+i/PNeC0<> けど、私は違う。
私ならわかる。
私の能力なら障害を取り除ける。
場所は○▲□島、◆☆▼。
護衛がいる?
そんなものは私の能力で焼き切ればいい。
口を割るとは思えない?
だったら拷問でもなんでもして、無理やり情報を吐かせればいい。
それ以前にグレムリンとなんの関係も無かったらどうするって?
揉み消せばいいだけよ。
それに、グレムリンと関係が無いとは私は微塵も思わない。
これといった根拠は無いけど、女の勘が告げているのよ。
だから、急がないと。
当麻に叱られちゃうわ。
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:08:57.68 ID:z+i/PNeC0<> 〜とあるばしょ〜
美琴「お邪魔するわ」
護衛A「な、なんだお前――――」
ジュッ
護衛A「あ……ああぁぁああぁああああ――――ッ!!!!」
美琴「客は丁重に扱いなさい。焦がすわよ」
オーレイ「なによ、貴女は……」
美琴「単刀直入に聞くわ。――――今回の事件の黒幕はあなたね?」
オーレイ「ハッ、何を根拠にそんなことを――――」
美琴「うるさいわねー……。犯人はあなた、それで決定なの。反抗したら殺すから」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:09:23.58 ID:z+i/PNeC0<> オーレイ「――――! よく見たら学園都市の能力者のミサカミコトじゃない……!! F.C.E.でもわからないこの場所を探り出したのはその奇妙なチカラで――――」
美琴「うるさいって言ってるでしょ? 次、余計なことを喋ったら神経を焼き切るから」
オーレイ「それは聞けない相談ね。あなたはここで消す。いくら学園都市の怪物でも、数百人が撃った数千の鉛玉をすべて無効化できるはずがないもの!!」
護衛B・C・D・E・F・G以下数百人「……」バタバタバタ
美琴「アンタねえ……いくらなんでも舐めすぎなのよ」
美琴「散弾超電磁砲(レールショットガン)」
ゴバァッ!!!
護衛B・C・D・E・F・G以下数百人「」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:09:49.73 ID:z+i/PNeC0<> オーレイ「ハ……?」
美琴「余計なことを喋ったブタには……制裁を与えないと……ね?」
オーレイ「あ……あぁあああ……」
美琴「まずは足から」
ビリッ
オーレイ「ああぁあああぁぁあああ!! 痛い痛い痛いっ!! 絶対に……絶対に許さな――――」
美琴「汚い口を閉じなさいよ」
グシャバキドゴン
オーレイ「が……ぃ……」
美琴「壊す……当麻が私から離れていく原因をつくったこの女を……徹底的に壊す!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:10:18.61 ID:z+i/PNeC0<> 〜すうじゅっぷンごォ〜
美琴「当麻見て! 今回の事件を裏から操っていたっぽいヤツを捕らえたわよ!!」
オーレイ・ブルーシェイク「」プランプラン
上条「なんだ御坂かよ。っつかどうやってこの場所がわかったんだ?」
美琴「この人、アメリカの全てのカメラを掌握できるシステムを持っていたらしくてね、それ使ってここまで来たのよ!!」
上条「そうか、ならそこら辺に捨てておいてくれ。よくやったな」
美琴「えへへ、当麻に褒められた……///」
上条「じゃあ俺はもうイく……すまん、行くから」
美琴「えっ……」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:10:54.98 ID:z+i/PNeC0<> 浜面「大将! コイツの具合も中々だぜ!!」
上条「ふぅん。じゃあ俺も試してみるかな」スッ
戦闘員ν「」
上条「ほう、こりゃ予想以上だぜ」パンパンパン
浜面「こんなたくさんの男を喰えるなんて……大将ありがとう!!」パンパンパン
上条「ああ」パンパンパン
美琴「え……嘘……」
美琴「こんなの嘘よおおおおおおお!!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:11:20.12 ID:z+i/PNeC0<> 美琴「なんで……そんな汚らわしいモノと……」
上条「んっ……もっと力を入れろ。ゆるゆるなのは好きじゃねえんだ」パンパンパン
美琴「ひたすら当麻のために行動すれば、必ず振り向いてくれるんじゃなかったの?」
美琴「私が今までしてきたことはなんだったの?」
美琴「ねえ、どうなのよ……」
美琴「答えなさいよスフィンクス――――!!!」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:11:47.51 ID:z+i/PNeC0<> 〜すうじつまえ〜
美琴「アイツ……またどこかに行ってるなあ……」
美琴「今日こそ私の料理を披露しようと思ったのに……。でも、明日もまた来たら、当麻は待っててくれるよね」
美琴「明日も、明後日も、明々後日も、その次の日も、そのまた次の日も、ずっとずっとずっと」
美琴「待っていれば、答えはでてくるわよね?」
スフィンクス「滑稽である」
美琴「……あー? 何よこの猫――――ってよく見たらアイツん家の猫じゃない。どうやって外に出てきたの?」
スフィンクス「そのような些細なことは問題にすらならない。重要なのは、今私がここにいるという事実だけだ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:12:13.75 ID:z+i/PNeC0<> スフィンクス「時に少女よ。貴女は我が主である上条当麻に惚れていると思われるが……どうなのだ?」
美琴「惚れているなんてもんじゃないわ。結ばれることが決まっているの。何億年も前からね」
スフィンクス「そうか。しかし、このままでは上条当麻は決して振り向いてはくれないぞ?」
美琴「ありえないわ。だって、私と当麻の愛はアカシックレコードにも記されて――――」
スフィンクス「聞け。行動しだいでは、上条当麻は振り向いてくれる。だが今のままでは駄目だということだ」
美琴「へえ。それじゃあアンタはどうしたらいいか知ってるっていうの?」
スフィンクス「そうだ」
美琴「だったらはやく言いなさいよ。待たされるのは好きじゃないの。私を待たせていいのは当麻だけ。当麻だけ。当麻当麻当麻当麻当麻当麻当麻当麻」
スフィンクス「覚悟はできているか? 結果によっては、貴女は絶望するかもしれないぞ」
美琴「別に。その程度はどうってことないわ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:12:45.27 ID:z+i/PNeC0<> スフィンクス「貴女は今日料理を作ろうとここに来ていた。しかし上条当麻が不在だったため断念することにした。ここまでは間違いはないな?」
美琴「ええ」
スフィンクス「行動は悪くないのだが、まだ先に踏み出していない。そのサイクルは上条当麻がいれば完成するが、不在ではなんの結果も残せない」
スフィンクス「強引さだ」
スフィンクス「上条当麻がいないのなら、家に押し入って、帰ってきたときのために料理をつくってあげればいい。プレゼントを渡したければ、監視カメラ網をハッキングして探し出せばいい」
美琴「なるほど……」
スフィンクス「すべては相手のためだ。なんの問題もないだろう?」
美琴「そうよね。問題なんてあるわけがないわ。夫婦の愛に障害があってはいけないもの」
スフィンクス「なにかをすることで、結果は自然とでてくる。たとえその先にあったのが終わりだったとしても」
美琴「あはははははははは。猫のくせにやるじゃない。いいわ、私はやってみせる。やるしかない。絶対にやり遂げてみせる」
タッタッタ……
スフィンクス「恨むなよ、少女。私はただ単にアドバイスをしただけだ。やったところで意味がないのはわかっている。上条当麻は女に決して振り向かない。それは未来永劫変わらない」
・
・
・
・
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:13:12.78 ID:z+i/PNeC0<> 美琴「アハ」
浜面「ハァハァ……うっ!」ドピュッ
上条「おらっ、フィニッシュだ!」ドピュッ
美琴「アハハハハハ」
浜面「そうだ、次は俺と大将でやろうぜ?」
上条「いいな。そろそろコイツらの味にも飽きてきたころだ」
美琴「アハハハハハハハハハハ」
美琴「イラナイワ、コンナセカイ」
<>
>>1<>saga<>2012/11/13(火) 19:15:27.53 ID:z+i/PNeC0<> うん、ここまで
美琴さんがとんでもなく壊れてしまった……
上条さんのことを『アイツ』と『当麻』でわけているのは理性の壁と考えてください
序盤のほうで一通さんが番外個体さんのことを受け入れていなければこんな感じになっていたかも……
ん? 途中から変なのがでてきた?
ナンノコトヤラ
それでは新スレ立ててくるので少々お待ちを <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/13(火) 19:22:39.87 ID:CMzbURu30<> 乙
スフィンクスさんパネェっす <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/13(火) 19:33:57.81 ID:b55T8HBC0<> 乙
もしも、最愛の浜面を傷付けられる様な事態が発生したら
上条さん、マジで怒り狂うだろうね <>
>>1<>sage<>2012/11/13(火) 19:36:40.15 ID:z+i/PNeC0<> 新スレたてたよー
結標「跪け、許しを請いなさい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1352801749/
これからもよろしくお願いします!
このスレは埋めちゃいましょう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/13(火) 19:41:26.97 ID:OmBA7Wzn0<> 梅 <>
>>1<>sage<>2012/11/13(火) 19:44:00.70 ID:z+i/PNeC0<> なんかやって欲しいネタとか書き込んでもらえれば、そのうちやるかもです
埋め <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/13(火) 20:13:36.08 ID:b55T8HBC0<> 漢達の朝チュンとインさんとか
埋め <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/11/13(火) 20:22:29.83 ID:AYqjXiMwo<> 乙
まともな人が欲しいとです…主要メンバーの中に… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/13(火) 20:30:43.01 ID:2omGbOlIO<> おつ
スフィンクスは美琴の幻覚って考えもできるな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/13(火) 20:45:12.69 ID:V6FJUuSDO<> 乙
浜面を失った滝壺さんの様子が気になります <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/14(水) 00:05:46.44 ID:pGF9Wgpp0<> 打ち止めさんのライフが0なので
多少回復させて欲しいです
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/11/14(水) 02:38:20.50 ID:7g7q17WAO<> 梅 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/11/14(水) 02:38:50.19 ID:7g7q17WAO<> 梅 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/11/14(水) 02:39:18.96 ID:7g7q17WAO<> 梅 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<><>2012/11/14(水) 02:39:49.55 ID:7g7q17WAO<> 1000なら御坂が幸せに <>
1001<><>Over 1000 Thread<> ☆.。 .:* ゜☆. 。.:*::::::::::::::::゜☆.。. :*☆:::::::::::::::::: 。.:*゜☆.。.:*
:::::::::::::=:。.: * ・゜☆ =:☆.。 .:*・゜☆. 。
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☆.。 .:* ゜☆. 。.:*::::::::::::::::゜☆.。. :*☆:::::::::::::::::: 。.:*゜☆.。.:*
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:: !ヽ :
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,ノ ヽ =@ _,イ:
'.o r┐ * ヽ、 ヽ、_ ,..-=ニ_
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ヽ .ィ'. ,! ハ/ 、 `!、 七夕に…
`ー-、_ く´ =@ / ヽ
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l . =@ ,=@ヽ、 、_ ,ィ ノ
l、_,! し' l =@ `l =@ ://vip2ch.com/
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最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>新生ブリタニア帝国 @ 2012/11/14(水) 02:08:47.21 ID:haYpp0uzo
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穏乃「汝は人狼なりや?」 @ 2012/11/13(火) 23:38:25.32 ID:i0owRjyr0
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