VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 06:23:01.05 ID:jI6wW1140<>世界はSPと2の混合世界の961プロから始まります
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1350163380
<>黒井「アイドルの恋愛スキャンダル?」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 06:38:50.80 ID:jI6wW1140<> 渋澤(アニメで貴音と千早の記事を書いた記者)「はいアイドルから歌手や奏者までいろいろあります」
黒井「暇つぶしにはなりそうだな、どんな記事がある?」
渋澤「まずはこいつなんてどうしょうか?」
黒井「うむ、>10(多数決)の記事か…」
いま頭の中にあるネタです下からアイドルを選んでくださいうろ覚えなので不快なるかもしれません…
三村かな子
桃井あずき
高森藍子 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 06:44:32.49 ID:jI6wW1140<> あと本多未央は書きたいネタがあるのでとっておいてください <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/10/14(日) 10:03:48.77 ID:H+peaZyn0<> 三村かな子 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/14(日) 10:53:29.16 ID:QtlMkZlUo<> 初っ端で10は遠い気がする
とりあえず、わかるのがかな子だけだからかな子 <>
1ですまだ10ではありませんが書きます<><>2012/10/14(日) 14:11:31.83 ID:jI6wW1140<> 〔三村かな子に熱愛発覚!お相手は担当プロデューサー!〕
黒井「三村かな子か…確か最近報道されたな」
渋澤「発覚前はライブやトークショーつい最近CDデビューまでしたのですが」
黒井「この記事はお前がすっぱ抜いたのか?」
渋澤「いえ同じ事務所に所属するアイドルが密告してきたとか…」
黒井「馬鹿な奴だな自分で自分の首を絞めることも知らずに」
渋澤「きっとそいつをとられた腹いせでやったのだと思います」 <>
1ですまだ10ではありませんが書きます<><>2012/10/14(日) 14:29:33.90 ID:jI6wW1140<> 黒井「で、当の本人達はいまなにをしている?」
渋澤「記者会見が始まるまで謹慎の身だそうです」
黒井「なるほど」…ppppp(着メロ)
渋澤「おっと失敬後輩からだこちら渋澤…なに担当プロデューサーが動いた?」
後輩「はい謹慎の最中だというのに三村かな子の家に一直線で走っていきました」
渋澤「わかった後をつけろきずかれないようにな」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 14:47:32.48 ID:jI6wW1140<> Pの視点
P「かな子…俺が悪かった事務所で仲良くしているのを見られたせいでこんなことに…」
P「これ以上君に逢えばお前だけじゃなく両親や友人にまで迷惑をかけてしまう」
P「それでも俺はかな子…君に逢いたい」
P「君に会って俺のすべてを話したい!」
Pの後方
後輩「今の速度は…うひょーバイクと同じスピードで走っている!愛は強しってか?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 14:59:21.49 ID:jI6wW1140<> かな子の視点
かな子「ううっ…Pさん…Pさん…」
かな子「ごめんなさい…私のせいでPさんにまで酷い目にあわせちゃって…」
かな子「こんな私なんてPさんに会う資格なんか無い…」
かな子「でもPさんに会ってもう一度だけでもいいからいつものようにお話がしたい…」
かな子「会いたいよぉ…Pさん…」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 15:15:54.90 ID:jI6wW1140<> かな子の家
P「はぁ…はぁ…かな子…」
後輩「先輩奴は三村かな子の自宅前で止まりました」
P「ふぅ…よしいくぞ…」ピンポーン
後輩「あっ呼び鈴を鳴らしたはたしてどうなることやら」
かな子「はい…あっ…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/10/14(日) 15:25:23.08 ID:LHPLfJPqo<> 、←これ挟まないと読みにくい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 15:31:53.91 ID:jI6wW1140<> P「……………」
かな子「……………」
P「かな子!」ガバッ
かな子「Pさん!」ギュゥ
P・かな子「んん…」チュッ
かな子「これって夢や幻じゃないですよね…」
P「ああ…そうさ…夢や幻だったら今ここでかな子に抱きしめる事もキスする事もできないよ」
P「ここじゃ人目につくから家に入ろう」
かな子「……はい」 <>
すいません今度から気をつけます<><>2012/10/14(日) 15:45:31.41 ID:jI6wW1140<> 後輩「先輩あの二人、玄関前で抱き合ってキスしてました…」
渋澤「カメラに撮ったか?」
後輩「はいばっちりと、ついでにレコーダーで二人の会話も」
渋澤「わかった今すぐにでも戻って…」
後輩「いえ、毒を食うなら皿までもうちょっと続けます俺にはあれがあるので…」
渋澤「わかった好きにしろ」プツッ ツーツーツー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 15:54:42.42 ID:jI6wW1140<> 後輩「俺様の秘密兵器の一つ、軍用の指向性マイクを使ってと」
後輩「こいつは、200m先のひそひそ話しから人に聞けない音まで拾える優れものさ」
後輩「おまけに録音機能つきで録音した内容は本社に送れる最新版よ」
後輩「さーてどんな話しているのか楽しみだ…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 16:06:51.71 ID:jI6wW1140<> かな子の家の中
かな子「お茶をどうぞ…」
P「すまない、ところでご両親は?」
かな子「スキャンダルになる前に旅行に行きましたあと3日は帰りません」
P「そうか…かな子話したいことがある」
かな子「わたしも、話したいことかいっぱいあります」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 16:19:16.18 ID:jI6wW1140<> P「俺もこんな騒動になるとは思わなかった」
かな子「そう最初はお互いにこんな関係になるとは思いませんでした」
かな子「最初は私の一方通行の片思いがいつしか両思いに」
P「そして俺がかな子に告白して、俺達は恋人同士になった」
P「しかし、同僚のアイドルにばれてこんな大事になった」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 16:35:09.29 ID:jI6wW1140<> P「プロデューサーとアイドルの恋愛はご法度」
かな子「でも好きになってしまった、お互いに愛し合ってしまった」
P「たぶん俺達は芸能界から追放されてしまうな」
かな子「私は大丈夫です、Pさんがいるなら問題ありません」
P「そうか…なら俺はかな子がそばにいてくれるならそれでいい」
かな子「Pさん…」
後輩(うーん王道だねぇ、ついでに出会い話でもしてくれないかな」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 16:43:40.52 ID:jI6wW1140<> かな子「私達の出会いも運命の導きかもしれませんね」
P「そうだなあの時の俺達はひよっこ同然だったな」
後輩(さてさて二人はどんな出会いをしたのかね?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 18:27:08.84 ID:jI6wW1140<> デビュー当時
P「今日から俺もプロデューサーか…よし頑張るか」
社長「うん、だいたいやり方はわかっているようだね」
社長「では担当するアイドルを選んでくれたまえ」
P「そうだな…じゃあこの子をプロデュースさせてください」
社長「おお、三村くんを君はわかっているね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 18:42:12.42 ID:jI6wW1140<> 社長「実は三村くんのことで一つ…」
P「何か問題でもあるのですか?」
社長「実を言うと、誰も三村くんをプロデュースしようとしないもので」
P「え!こんなに可愛いのにどうして…」
社長「アイドルにするには太りすぎているとか、個性の無い奴は大穴すぎるとか皆彼女をスルーするのだ」
P「酷い奴らもいたもんだな…だったら俺が彼女をプロデュースしてそいつらを見返してやります」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 18:55:04.26 ID:jI6wW1140<> 社長「おおやってくれるか!それでは早速彼女に会いに行きたまえ」
P「はいそれでは失礼します」
社長「おっと後一つ、君には他人には無い力がある私が君をスカウトした理由の一つもそれだ」
社長「それを生かすも[ピーーー]も君しだいだ是非とも頑張ってくれたまえ」
P「はい改めて失礼しました」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 19:16:32.35 ID:jI6wW1140<> ちひろ「社長あの人の事買いかぶりすぎですよ」
小鳥「そうそうほかのプロデューサーやアイドルはDやCランク以上になってないと言うのに」
社長「君たちも酷いこと言うね、私を信じてくれよ」
ちひろ「じゃあ賭け事といきましょう、私挫折して芸能界を去るに一万♪」
小鳥「うーん、挫折は乗り越えるも問題を起こして芸能界を去るに一万」
社長「……挫折も問題も乗り越えてBランク以上を取るに三万」
ちひろ「だから買いかぶりすぎですって」
社長(さてP君この芸能界を君はどう戦い抜くか見せてもらうよ) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 19:41:48.30 ID:jI6wW1140<> かな子「私の担当するプロデューサーってどんな人なのかな…」
かな子「できれば男の人がいいな…って何言っているの私」
かな子「どんな人でも全力でプロデュースを受けなきゃ…頑張るぞ私!」
扉むこう
P「この扉の向こうに三村さんがいるのか…」
P「太っているやら大穴すぎるやら好き勝手に言ってくれちゃって」
P「彼女をプロデュースして目に物見せてやるぞ!よし中に入るか」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 19:54:09.25 ID:jI6wW1140<> P「失礼します」
かな子「あ、はいどうぞ」
P「君を担当することになったPです。よろしく」
かな子「三村かなこです。Pさん、はじめまして」
P「うーん」ジィー
かな子「あのPさんなにか?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 20:18:03.74 ID:jI6wW1140<> P(プロフィール上は太っているように見えるがそれほどでもないな)
P(むしろは魅惑的と言ってもいいそれに、ふわふわとしたオーラというのかそれがまた魅力を引き出している)
P(そしてなんといっても、最初に見せた笑顔がよろしいそれに美声ときている)
P(これのどこが大穴なんだまったくの大本命じゃないか…見る目が無いのもこまったものだ)
かな子(この人結構背が高いな、顔もそこそこイケメンって言うのかなそれになんだろう…)
かな子(うまくは言えないけどこの人とならうまくいくそんな気がする)
かな子(この人と一緒に芸能界で働くのか…頑張らなきゃ私) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 21:13:10.61 ID:jI6wW1140<> 現在
P「今思い出してみると俺って結構失礼なことを言っていたんだな」
かな子「わたしだって最初は不思議な人だとおもっていたからおあいこです」
P「そうだな…そうだ、かな子が最初にライブで勝負したときのこと覚えているか」
かな子「はいあの時はどう歌いどう踊るかまだチンプンカンプンでしたからね」
P「そのときの対戦相手がね…」
かな子「はい…いまだに忘れられません」
後輩(てかあのキャラ俺は死ぬまで忘れない自信があるぞ…確かあの時は) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 21:22:49.45 ID:jI6wW1140<> 初LIVEバトル時
P「ついにこの時が来たな・・・」
かな子「初めてのテレビ出演がゴールデンしかもライブ対決なんて…」
P「大丈夫だ、かな子お前はやれる、そして勝てる俺が保障してやる」
かな子「Pさんわかりました私精一杯頑張ってきます」
P「ああ、行ってこいかな子!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 21:40:58.37 ID:jI6wW1140<> 反対側の舞台袖
敵P「相手は新人アイドルとはいえ油断しないようにな」
幸子「そんなこと言われなくても僕が勝つにきまってますよ!」
敵P「じゃせいぜい頑張ってこい」
幸子「僕の活躍をそこでじっくりと見ててくださいね!」
幸子兄P「うちの妹がいつも迷惑かけてすまないな」
敵P「問題ないさ、それよりライブに負けて首になった子を拾ったってほんとか?」
幸子兄P「まあね、でもなかなか個性的でいい子なのに腐らすのは惜しいと思ってね」
みく「プロデューサーチャンまだ出番じゃないのになにしているにゃー?」
幸子兄P「男同士の内緒話さ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 22:05:11.99 ID:jI6wW1140<> 司会「さーて次の勝負は本日テレビ初出演の新人とベテランの一騎打ち!」
司会「このリアルロッキーを制するのは、果たしてどっちだ!」
司会「まずはベテラン、赤コーナーボクが一番カワイイのです!輿水幸子ー!」
幸子「今日もボクがカワイイ所をみせてあげます!」
司会「そして新人青コーナー、ふわふわスマイルが決めて!三村かなこー!」
かな子「今日のこのときを楽しみます!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 22:23:50.01 ID:jI6wW1140<> 司会「さてまずはベテランの幸子、君のライブを新人と視聴者の皆に見せてくれ!」
幸子「その前に一つ、かな子さんといいましたか?」
幸子「あなたはこの世界では無力であることをボクのカワイサで証明してあげます!」クワッ!
かな子(な、なんなのこの人からあふれる怖さは…)ゾクゾク
P(むしろ怖さを通り越して殺意さえ感じるぞ…くそ冷や汗が止まらん…)
敵P「まずい…あいつ本気の本気を出すつもりだ」
幸子兄P「新人に対して何の容赦も呵責もなしか…」
みく「こりゃ新人さんの負け決定にゃ…」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 22:39:47.97 ID:jI6wW1140<> 司会「くぅー!今日も殺意ビンビンいいねいいね!それじゃあ頼むぜ幸子!」
幸子「みんな元気ー?」
観客「イェーイ!」
幸子「今日も本気の本気出していい?」
観客「イェーーイ!!」
幸子「新人を潰していい?」
観客「イェーーーーーイ!!!!!」
幸子「いくぞ!勝者はボクで十分!ボクのカワイサに酔いしれろ!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 23:01:21.69 ID:jI6wW1140<> P(幸子が歌い始めたら鼻に付く歌声が会場に響き渡った)
P(しかしそれは一度聞いたら病み付きになりそうな歌声で油断していると虜になりそうな歌声だった)
かな子(無理だ…私じゃこの人に勝てない…)
敵P「あーあ、かな子ちゃん完全に脅えちゃっているよ…」
みく「性格も悪いうえにマイクハイドだし…ああにゃったらもう止まらにゃいし…」
幸子兄P「あとでかな子ちゃんに直接謝りにいかなきゃ…」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 23:21:12.91 ID:jI6wW1140<> P(幸子の歌が終わったら辺りから歓声が沸きあがった)
観客「イェーーーーイ!!!!サチコーー!!!」
幸子「皆ありがとう!」
P(ライブはたった数分の出来事だったが俺達にとっては何日も獅子に睨まれたような感覚が残った)
司会「フォー!いつ聞いても痺れる歌声だったぜ!サンキュー幸子!」
P「まずい!このままじゃ確実にかな子は負ける…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/14(日) 23:39:56.37 ID:jI6wW1140<> 司会「さて次は…えっなにどしたの?」ゴニョゴニョ
司会「おーっと!皆の興奮が冷める前に次にいきたい…ところなんだけど皆に謝りたい事がある」
司会「機材トラブルが発生しました!(エー!)生放送でやっちまったぜ!」
司会「皆には悪いけど10分ぐらい時間をくれ!光の速さでトラブルを解消するぜ!」
司会「皆にはちょっと早めの休憩を取ってもらうがそれまでその興奮を保っていてくれ!OK!?」OK!
司会「それじゃあ休憩ターイム!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 00:02:42.47 ID:zCqpyZvH0<> 関係者控え室
みく「ふーこれでちょっとは時間は稼げそうにゃ」
幸子兄P「スタッフに変装してなにをするかと思えば…」
敵P「こんな馬鹿げたことをやるなんて何の意味が…」
みく「…みくはこれ以上新人さんの脅えた顔を見たくないにゃ!」
幸子兄P「たしかにあれは見てて気分がいいものじゃないな…」
敵P「だけどかな子ちゃん立ち上がれるかな…たった10分の時間内で…」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 00:20:35.21 ID:zCqpyZvH0<> 三村かな子控え室
かな子「駄目だ…勝てない勝てない勝てない…」
P「かな子!おいしっかりしろ!」
かな子「Pさん…私では幸子さんに勝てない…私どうしたら」
P「かな子落ち着けお前は一人じゃない、お前には俺がついているじゃないか」
P「ステージまで出るわけじゃないが俺がおまえをそばから見守ってやるそれじゃだめか?」
かな子「Pさん…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 00:36:03.76 ID:zCqpyZvH0<> P「そうだ、かな子手を出してくれ」
かな子「こう…ですか?」ギュッ
かな子「えっPさ…」
P「かな子さっきも行ったとおりお前は一人じゃない俺がいる」
P「俺の勇気をお前に分けてやるこれならお前は一人じゃない、だから…」
P「負けてもいいから思いっきりぶつかって来い!」
かな子「…はい!」
P「その笑顔を忘れずに歌えよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 00:58:16.60 ID:zCqpyZvH0<> 司会「皆様!お待たせしましたトラブルは完全解消しました」
司会「お待ちかねの新人のかな子!ここで君の逆転劇を俺達に見せてくれ!」
かな子「その前に私からも、幸子さん」
かな子「私はあなたに今までの全力をぶつけます!」
幸子(なんだこの気迫!?ボクの恐怖を完全に植えつけたはずなのに!)
敵P「こ、これは…」
みく「やったにゃ!」
幸子兄P「ああ!かな子ちゃん完全に立ち直りやがった!」
P「これで勝負は見えなくなった!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 01:13:00.31 ID:zCqpyZvH0<> 幸子(ええい落ち着けボク、相手はFランクの新人、Aランクのボクが負けるはずがない!)
司会「OK!その気迫確かに伝わったぜ!それじゃあ頼むぜかな子!」
かな子「皆さん私は今、始めてテレビの前に立ち皆さんの前にいます」
かな子「何の取り柄もないわたしが今この場にいるのは、家族や友達そして皆さんの応援があったからこそ私はここにいます」
かな子「そんな私を応援してくれた皆さんのために歌います」
かな子「聞いてください!ショコラ・ティアラ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 01:35:51.73 ID:zCqpyZvH0<> P(かな子の歌声は幸子のような、相手を恐怖で振るえあがらせるような物ではなく…)
P(聞くだけで心が癒され、なんだか優しい気持ちなってくるそんな歌声だった)
敵P「なんて素晴らしい歌声だ…」
みく「なんだろう、心が落ち着いてくる…あれ?悲しくないのに涙が出てくる…」
幸子兄P「すごい…これは10年、いや100年に一人の逸材かもしれない…」
幸子兄P「もしかしたらあの日高舞を超えることができるかもしれない!」
幸子兄P「俺達は歴史の幕開けの目撃者になったんだ!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 01:56:33.52 ID:zCqpyZvH0<> P(そしてかな子の歌が終わった…会場は静まり返っていた)
P(まずは小さい拍手が、次に大きな拍手が、そして歓声が会場を包み込んだ)
P(そしてお約束のアレがまさか敵から始まったのは意外だったが)
みく・幸子兄P「アンコール!アンコール!アンコール!」
敵P「おいお前ら…まあ俺ももう一度ききたいけどな!」
会場「アンコール!アンコール!アンコール!アンコール!」
P(アンコール…この言葉が止まるのはかな子がうれし泣きが止まるまで続いた) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 02:19:45.57 ID:zCqpyZvH0<> 司会「こいつは凄い事になっちまった!ホールを利用したここ通称アリーナ!」
司会「そしてこの映像を別のホールに流す通称裏アリーナ!その全てがアンコール一色に染まった!」
司会「あの日高舞も成し遂げる事ができなかったオールアンコールを達成してしまった!」
司会「皆さん新たな伝説、三村かな子もう一度大きな拍手とアンコールを送ろう!」
幸子「ボクが負けた…ボクが負けた」グラッ・・・
敵P「あっ…幸子!大丈夫か?」ガバッ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 02:40:42.22 ID:zCqpyZvH0<> 幸子「これが大丈夫に見えますか…」
敵P「いやどう見ても満身創痍だよな…とりあえず控え室に戻ろうたてるか?」
幸子「はい…何とか」
敵P「じゃあ、戻ろうそして今回の反省会もやるか」
幸子「鬼ですね、プロデューサー」
敵P「新人をいきなり潰しにかかったおまえがいえるか?」
幸子「それもそうですね」
敵P「それじゃ帰ろう」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 03:20:02.65 ID:zCqpyZvH0<> P(二人はきずかれない様にそっとこの場を去った。俺は後を追った)
P(幸子は袖に入ってすぐに倒れた。幸子のプロデューサーは彼女をおぶった)
P(日常の仕事と本気を出したことによる過労と敗北によるショックが彼女をボロボロにしたのだろう)
幸子「プロデューサーごめんね…負けてごめんね…ううっ…」
P(すすり泣く声が聞こえる、ステージに立っていたあの面影はもう感じられない)
敵P「大丈夫だもっと泣いてもいいんだぞ、どうせ皆会場でアンコールしているんだ」
敵P「可愛い女の子一人の泣き声なんて聞こえはしないさ」
幸子「プロデューサー…うわあああ………」
敵P「そうそう溜まってた鬱憤全部出しな、俺が全部受け止めてやるから。そしていつものお前に戻ってくれ」
幸子「ううううう……」
敵P「やっぱりお前のプロデュースは俺にしかできそうに無いな」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/15(月) 03:21:00.68 ID:zCqpyZvH0<> 今日はここまでにします <>
再開します<><>2012/10/16(火) 23:45:00.49 ID:yjnTmTfN0<> P(そう言って幸子とプロデューサーは奥に消えていった)
P(おれはかな子の所に戻った。そこはかな子を求める人々でいっぱいだった)
P(こうしてかな子のテレビ初出演は大成功に終わった……)
現在
P「だったんだけどな…」
かな子「後が大変なことになりました…」
後輩(そう、後始末が大変だった…) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 00:21:03.16 ID:dAUJbfz80<> P「あの放送の後テレビ出演がひっきりなしに続いた上に…」
かな子「幸子さんのリターンマッチが凄くてもう…」
後輩(ライバル宣言したりならまだしも、出演する番組に殴り込みかけたり…)
後輩(事務所にまで押しかけて来るんだから、もう営業妨害で訴える事できるよ…)
P「でもあの時歌ったショコラ・ティアラは完成したてのほやほや、なのによく歌いこなせたな」
かな子「あのときプロデューサーさんが勇気の魔法をかけてくれました。だから歌えたんです」
後輩(勇気の魔法ね…そんなもんでよく…うん?あれは?)
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 00:36:38.66 ID:dAUJbfz80<> 後輩(なんだあの女…イヤホン挿してぶつぶつと気味が悪いな…)
後輩(なに言っているか指向性マイクで聞いてみるか…どれどれ?)
?「なんであの女と喋っているの…」
後輩(ん?なんか様子が変だな…)
?「なんであの女がいるの…なんで楽しそうに話しているの…なんであの女笑っていられるの…」
後輩(盗聴しているのか…しかし二人の幸せは望んではいないようだな)
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 00:57:06.49 ID:dAUJbfz80<> ?「Pさんはまゆの物なのにあのブタはまゆからPさんを奪っていく…」
後輩(うへーストーカーかよ…おっかないもんだなおい…しかも三島かな子を妬みまくり)
後輩(ん…まてよあいつPさんて言ったな…同じ事務所のアイドルか事務員なのか?)
後輩(ここからじゃよく顔が見えないな…かと言って近づけば、盗聴がばれて逃げ出すだろうし)
後輩(渋澤先輩に頼んでみるか…えーと携帯取り出しポパピプペだっけか?)
後輩(早く出て下さいよ…こっちは気になって仕方ないのに)プルルルル <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 01:15:01.48 ID:dAUJbfz80<> 渋澤「どうした何かあったか?」
後輩「先輩、三村かな子の事務所にいる、まゆって名前の女を探ってください」
渋澤「そいつがどうかしたのか?」
後輩「そいつが三村の家の近くで盗聴していて…あ、またなにかぶつぶつ言い始めた」
後輩「奴の声を先輩の携帯に送りますしばしお待ちを…どれどれ?」
後輩「………………」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 01:32:16.91 ID:dAUJbfz80<> 961プロ
黒井「あれからだいぶ時間が経つが…」
渋澤「そろそろ連絡が来てもいい頃なんですがね…」ppppp(CALL後輩)
渋澤「お、来たか、どうだったか?」
後輩「はい、ばっちりです、今から先輩の携帯にデータを送ります」
メールが3件届きました
001P&三村no.1 002P&三村no.2 003最重要記録
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 01:45:35.84 ID:dAUJbfz80<> 渋澤「最初とその次に来たのはともかく、最重要記録?何のことだ…」
後輩「とりあえず聞いてみてください。わたしは調べたいことがあるのでこれで…」
渋澤「わかったとりあえずご苦労さんだ」
後輩「はい、あと2番目に送ったデータは残りの3分の1は聞かないでください。では私はこれにて」
渋澤「おう、お疲れさん」
後輩「お疲れ様でした」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 02:11:50.55 ID:dAUJbfz80<> 黒井「では早速最重要記録とやらを聞くとしよう」
渋澤「はい、おっと後輩に女の件を話していなかった。まあ、あとで話すか…データ再生」
データ音声
まゆ(そう…Pさんはあの女を選ぶのね…まゆでは無くてあの女を…)
まゆ(Pさんと運命の出会いをしたのはあの女ではなくまゆと決まっているの…)
黒井「おい…これってまさか」
渋澤「ええ…この女完全にいかれていることは確かですね…」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 02:34:01.91 ID:dAUJbfz80<> まゆ(Pさんにプロデュースしてもらってまゆの人気は上昇した…うふふ…でも…)
まゆ(Pさんはあの女、三村かな子に付いていった…きっとあの女がPさんを誘惑したのね…)
渋澤「話を聞くようだとあのPはまゆをプロデュースしていたようだが奴の担当は三村かな子のはずじゃ…」
黒井「一時的なプロデュースだったものを永続的に続くもの思い込んだのだろう」
黒井「まったく思い違いもいい所だ…続けろ」
まゆ(あの女がPさんを誘惑している限りPさんはまゆの思いをきずいてくれない) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 02:45:58.36 ID:dAUJbfz80<> まゆ(いったいどうすればいいの…)
まゆ(そうだ!いい事をまゆは思いついた)
まゆ(あの女がいなくなればいいんだ!)
黒井「なっ!…」
まゆ(もしくはPさんを永遠に私のものにすればいいんだ!)
渋澤「もはやここまでくると救いようがないな…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 03:04:56.44 ID:dAUJbfz80<> まゆ(さっそく準備に取り掛からなきゃ、うふふ…)
まゆ(待っていてねPさん…三島かな子さん…うふふ…)カツカツカツ・・・
携帯(データの再生が完了しました)
黒井・渋澤「………」
黒井「とりあえず大変なことになってきているな…」
渋澤「…ええ」
(ああ!ムカツク! 右に同じなの!)
黒井「何の騒ぎだ?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 03:47:46.53 ID:dAUJbfz80<> バタン!
冬馬「おっさん!俺の話を…」
美希「ミキの話を聞いてほしいの!」
黒井「ええい!さっきから何を騒いでいるのだ!まずは落ち着け!」
冬馬「…悪かった久々に堪忍袋の尾が切れてな腹が立って仕方なくてな」
美希「でも今日という今日は我慢の限界なの!」
翔太「今までは証拠が無かったから黙っていたけど!」
北斗「動かぬ証拠が出できたから社長に相談しに来たのです」
響「あいつのせいでどれだけのアイドルが泣いたことかわかったもんじゃないぞ!」
貴音「どうか黒井殿の力を貸してほしいのです」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/17(水) 04:18:48.74 ID:dAUJbfz80<> 黒井「話をまとめると誰かが悪事を働いているが証拠がないからお咎めなしなっていたが…」
黒井「証拠が出てきたから私に協力を頼みに来たわけか」
冬馬「そういうことだ!だからおっさん手を貸してくれ」
黒井「で、犯人はいったい誰だ?」
全員「佐久間まゆだ!(です!)(なの!)」
渋澤「おい!一体どういうことだ!」
黒井「詳しく話を聞かせてもらうぞ!」
冬馬「おまえはいつかのパパラッチ…まあいいあんたにも聞いてもらうぜ」
冬馬「事の発端は俺の後輩からの一本の電話から始まった…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/17(月) 06:35:31.56 ID:+4xAjejM0<> 今日で2カ月 <>