◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 01:55:17.83 ID:RDolMvYs0<>
5作目の投稿です
テンポよく楽しい作品にしたいと思っています
1週間くらいかけて完成させる予定です
ネタの提供などがあれば喜んで頂戴します!
(作者の力量不足で採用できない場合もあります)
お時間のある方はぜひ覗いていってください




【過去の作品】

 後輩「…今日はなにやってるんですか」先輩「おー後輩!」
(http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1801006.html)

 後輩「…今日はなにやってるんですか」先輩「おー後輩!」 【その後】
(http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1802678.html)

 嫁「あと1ヶ月くらいだって!」夫「そっか!」
(http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1802755.html)

 女「頼むよ!」男「断る!」
(http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1804616.html)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1350838517
<>女「ねーねー」男「なに」
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 01:59:07.93 ID:RDolMvYs0<> 女「もしも100万円あったら何に使う?」

男「藪から棒だね」

女「授業と授業の合間の休み時間ってどうしても持て余しちゃうんだよね」

男「僕はこの時間にぼーっとしてるのがすごく好きなんだけど」

女「せっかく席が前後ろの関係なんだし、そう言わずに付き合ってよ」

男「まぁ、少しなら」 <>
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 02:01:11.49 ID:RDolMvYs0<> 【100万円】

女「では改めて、100万円あったら何に使う?」

男「そうだね、50万は貯金、30万は両親に渡す、残り20万は自分で使う」

女「妄想を絶する堅実さだね」

男「想像を絶するみたいに言ったね」

女「妄想なんだからもっと夢のある贅沢な使い方をしようよ」

男「それならものすごく座り心地のいい椅子が欲しい」

女「贅沢のクオリティが低い」

男「そんな日本語初めて聞いたよ」

女「誰も考えつかないようなことを妄想しなくちゃ」

男「そう言う君は100万円あったら何に使うの」

女「パラパラ漫画を描く」

男「その発想はなかった。いや、妄想を絶していた。というかそれ犯罪だから」 <>
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 02:02:25.23 ID:RDolMvYs0<> 【超能力】

女「もしも1つだけ好きな超能力を得られるとしたら、どんな超能力を手に入れたい?」

男「時空間制御能力」

女「なにそれ」

男「時間を止めたりタイムトラベルしたりできる力だよ」

女「どういう風に使うの?」

男「例えば、時間を止めて寝ればいつまでも寝ていられる」

女「おお!」

男「悪用するなら、未来で宝くじの当選番号を見てきて億万長者」

女「素晴らしい超能力だね!」

男「女さんはどんな超能力を手に入れたいの?」

女「ほんとは空飛ぶ超能力だったけど、男くんの考えを聞いて変更することにした」

女「私も"時間能力制御"がいい!」

男「なにその寝る間も与えぬような超能力」 <>
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 02:03:18.49 ID:RDolMvYs0<> 【マニュフェスト】

女「もしも総理大臣になったらどんなマニュフェストを約束する?」

男「女性のノーブラ義務化」

女「最低ね」

男「夢のある妄想だと思ったんだけど」

女「下衆の極みね」

男「まさかそこまで言われるとは」

女「垂れたらどうするの」

男「問題はそこでしたか」 <>
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 02:05:03.07 ID:RDolMvYs0<> 男「そういう女さんは?」

女「垂れてないわよ」

男「何を言っているんだ。マニュフェストの話だ」

女「言い訳を垂れるのはよくないよ」

男「君が大臣だったら迷わず罷免したい」

女「私が総理大臣なら、ミスドを毎日半額にすることを約束する」

男「まだつっこまないでおこう」

女「ミスド好きの子どもを増やすことが狙いだよ」

男「それを国会で言えたらきっと未来の歴史の教科書のコラム欄くらいには載れるよ」

女「政策名は"エンゼルプラン"」

男「女さんの好きなドーナツがなんとなくわかったよ」 <>
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 02:06:09.55 ID:RDolMvYs0<> 【無人島】

女「もしも無人島に何か1つだけ持っていくとしたら、何を持っていく?」

男「四次元ポケット」

女「今回は現実的に」

男「3次元ポケット」

女「それ普通のポケットじゃん」

男「じゃあ水」

女「それじゃすぐ餓死しちゃうよ」

男「では女さんの意見をどうぞ」

女「D-ポップ」

男「ちょっと欲張ったね」 <>
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 02:07:02.73 ID:RDolMvYs0<> 【過去】

女「もしも過去に戻れるならいつに戻りたい?」

男「この間の地区大会の決勝前」

女「惜敗で県大会出場を逃したって言ってた試合だね」

男「あれは本当に悔しかった。女さんは?」

女「この間のミスドのセール」

男「ミスドから宣伝でも頼まれてるの?」

女「他にも食べたいドーナツがたくさんあったんだよ」

男「全部買うのは素人のすることだ、とか言っちゃうの?」

女「違うよ。うちは1人3個までっていうルールがあるんだよ」

男「それはなんとなく共感できた」 <>
◆VYJqzu6hsI<><>2012/10/22(月) 02:07:40.12 ID:RDolMvYs0<> 【未来】

女「もしも未来に行けるならいつに行きたい?」

男「今日の放課後」

女「無欲なのか強欲なのかよくわからないね」

男「女さんは?ちなみにミスド関連以外ね」

女「せっかく未来に行くならとことん未来に行きたいよね」

男「欲張り方が斬新だね」

女「地球上の生物が滅亡した瞬間なんかいいと思うな」

男「[たぬき]もびっくりだよ」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/22(月) 02:08:28.90 ID:RDolMvYs0<> >>9 訂正します

【未来】

女「もしも未来に行けるならいつに行きたい?」

男「今日の放課後」

女「無欲なのか強欲なのかよくわからないね」

男「女さんは?ちなみにミスド関連以外ね」

女「せっかく未来に行くならとことん未来に行きたいよね」

男「欲張り方が斬新だね」

女「地球上の生物が滅亡した瞬間なんかいいと思うな」

男「ドラえもんもびっくりだよ」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/22(月) 02:09:17.84 ID:RDolMvYs0<> 今日はここまでです
ではまた次回! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(広島県)<>sage<>2012/10/22(月) 09:31:55.42 ID:1SfPjOZi0<> ふむ、支援する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2012/10/22(月) 19:47:16.69 ID:xd4FWDLVo<> 面白い <> ◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/23(火) 02:36:22.59 ID:/6J80BKD0<> 【地球滅亡】

女「滅亡関連で、もしも明日地球が滅亡するなら何をしたい?」

男「そんな話の展開の仕方する人初めて見たよ」

女「やっぱり悪いことに手出しちゃう?」

男「それはちょっとあるかもね。でも僕はもっとしたいことがある」

女「もったいぶったね。どうぞ」

男「好きな子に告白する」

女「滅亡する前に絶望しそうだね」

男「それもまた本望」

女「男くんは妄想力が足りないね」

男「では妄想力が通院レベルの女さんの地球最後の日の過ごし方をぜひ教えてください」

女「ドーナツを5つも買う!」

男「今日も地球は平和です」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/23(火) 02:37:14.10 ID:/6J80BKD0<> 【オトコとオンナ】

女「もしも1日だけオンナになれるとしたら何したい?」

男「髪の毛の匂いを嗅ぎたい」

女「胸を触る辺りがくると思ったけど、なんともコメントし辛い回答だね」

男「オトコは女性の髪の匂いが好きなんだよ」

女「私はどう?」

男「いきなり目の前で頭を振らないで。衝撃映像だよ」

女「匂いした?」

男「いい匂いがした」

女「それはよかった」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/23(火) 02:37:42.26 ID:/6J80BKD0<> 男「では流れに沿って、女さんがオトコになったら何をするの?」

女「男くんと遊びたい」

男「なにして?」

女「映画観てご飯食べてプリクラ撮る」

男「あえてオトコのときにそれをしようとするところに悪意を感じるね」

女「あとキンタマ打ってみたい」

男「頭でも打ったのかな」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/23(火) 02:39:12.15 ID:/6J80BKD0<> 女「もしも好きな職業に就けるならどんな仕事をしたい?」

男「好きな仕事には就けないような物言いだね」

女「あくまで妄想ですから」

男「妄想なのに現実を突きつけられた気分だよ」

女「夢のある職業をどうぞ」

男「パイロット」

女「やっぱりパイロットは男子の憧れの職業なんだね」

男「制服はかっこいいし、英語もペラペラ。なにより大勢の命を預かって空を飛ぶという状況に胸が熱くなるよ」

女「実は私もCAになりたいんだ」

男「空の仕事ってかっこいいよね」

女「墜落するときは一緒だね」

男「僕のささやかな妄想を撃墜しないでくれ」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/23(火) 02:39:42.68 ID:/6J80BKD0<> こんなペースで書いていきます
ではまた次回! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/10/23(火) 09:58:29.35 ID:21LRQGA5o<> おつ期待 <> ◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 02:56:11.24 ID:EcK3bwzA0<> 【生まれ変わり】

女「もしも生まれ変わるなら何になりたい?」

男「猫」

女「どうして?」

男「あれほど自由気ままな生き物はいないから」

女「なるほど」

男「で、女さんは」

女「ポン・デ・ライオン」

男「一生ドーナツ食べられるね」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 02:57:06.39 ID:EcK3bwzA0<> 【お弁当】

女「もしも私が男くんにお弁当を作ってあげるとしたら、何を入れて欲しい?」

男「タコさんウインナー」

女「作り甲斐があるようでないね」

男「あと卵焼き」

女「腕が鳴るね」

男「合わせて関節鳴らさなくていいから。すごく強そうだよ」

女「男くんには正直勝てる気がするよ」

男「ところで女さん」

女「なに男くん」

男「なんで最近暇さえあれば頭振ってるの」

女「いい匂いがするってこの間言ってたから」

男「もうそれ立派なヘッドバンキングだよ」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 02:59:07.43 ID:EcK3bwzA0<> 短いですが今日はここまでです
乙コメすごく嬉しいです
ではまた次回! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/24(水) 12:01:55.32 ID:7OQdBljIO<> ポンデライオンにツボった <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 18:59:49.38 ID:EcK3bwzA0<> 【幽霊】

女「もしも幽霊と友達になれたら何したい?」

男「?」

女「へぇ。なんで?」

男「…」

女「それただのマカロニだよ」

男「……」

女「あぁ、肝臓の方ね」

男「ちょっと女さんなんで誰もいない方向いて話してるの。そしてどうやったらマカロニと肝臓間違えるの」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/24(水) 19:09:36.14 ID:xwi+Q/rj0<> 過去作は関係あるのか? <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:11:47.70 ID:EcK3bwzA0<> 【おなら】

女「もしも授業中におならをしたくなったらどうする?」

男「もはや妄想じゃないね」

女「妄想と対策はしっかりしておかないと」

男「傾向と対策みたいに言ったね」

女「どうする?」

男「必死に我慢するしかないと思う」

女「我慢?」

男「お尻に全神経を集中して肛門と気を緩めないようにするってことだよ」

女「放屁するっていう選択はないの?」

男「女さんは一体何の対策をするつもりだったんだい」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:12:54.30 ID:EcK3bwzA0<> >>25
過去作は関係ないですよ! <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:14:03.63 ID:EcK3bwzA0<> 【サンタクロース】

女「たまには男くんからもお題が欲しいな」

男「女さんが使い切っちゃったよ」

女「まーそう言わずに」

男「んー………じゃあ、もしもサンタがいたら何を頼む?」

女「全然妄想になってないよ」

男「そうかな。流れに沿ったいい題材だと思ったんだけど」

女「妄想っていうのは非現実的なことをあれこれ想像することだよ」

男「だからサンタは………あぁ…」

女「?」

男「いや、僕が本当に悪かった」

女「?」

男「サンタはいるね…うん、いるよ」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:15:36.81 ID:EcK3bwzA0<> 【結婚相手】

女「結婚するならどんな人と結婚したい?」

男「これも妄想?頭に『もしも』が付いてないけど」

女「妄想だよ」

男「これは結構真面目に考えてしまうね」

女「男くんの本気を見せて欲しいね」

男「なんか重いよ」

女「はよ」

男「確かに容姿も気にはするけど、僕は教養のある人がいいね」

女「賢い人ってこと?」

男「それもあるけど、礼節をわきまえられる人はより魅力的だね」

女「ちゃんと躾(しつけ)を受けてる人ってことね」

男「そういうことだね」

女「意外だね」

男「そう?」

女「私は男くんのこと、自らが躾けて調教したい人間だと思っていたよ」

男「遺憾だよ」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:17:17.99 ID:EcK3bwzA0<> 【現実⇔非現実=妄想】

男「では暴想好きの女さんが結婚相手に求めるものをどうぞ」

女「整った容姿、素晴らしい性格、豊富な財産」

男「妄想って素敵だね」

女「男くんとは対極の位置にいる人だね」

男「奇遇だね。僕も今からそれを心を痛めながら言おうと思っていたよ」

女「ただ、サンタの話のときにも言ったけど」

男「なに」

女「妄想って言うのは非現実的であって初めて妄想なんだよ」

男「言ってたね」

女「つまり妄想と現実は対極の関係なんだよ」

男「ちらほら現実的なものもあったけどね」

女「もちろん今の私の話は、全部妄想だよ」

男「………」

女「今のちゃんと聞いた?」

男「聞いたし、結構効いた」

女「それはよかった」

男「これ見よがしに頭を振るのはやめましょう」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:19:01.51 ID:EcK3bwzA0<> 【回想】

女「昨日さ」

男「なに」

女「道端で子どもたちが遊んでいてさ」

男「ボールを使って遊んでいそうだね」

女「その通りで、例のごとくボールが道に転がっていっちゃったわけだよ」

男「それで」

女「そのボールを追う子どもを見て、これは死んでも助けなきゃと思ってさ」

男「今目の前にいて安心したよ」

女「左腕を複雑骨折しながらも間一髪のところで助けたんだ」

男「後半よりも前半が衝撃的すぎる」

女「という妄想をしたんだ」

男「おっと一瞬力を入れ過ぎてシャーペンの芯が折れてしまったよ」 <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:21:00.21 ID:EcK3bwzA0<> 【席替えの日】

女「今までたくさん妄想してきたけどさ」

男「うん」

女「楽しかった?」

男「それになりには。概ね虚しかったけど」

女「まぎれもない妄想人の証だね」

男「履歴書には間違っても書かないようにしておくよ」

女「また授業と授業の合間にお話しようね」

男「まぁ、少しなら」





女「ねーねー」

男「なに」


-fin- <>
◆VYJqzu6hsI<>saga<>2012/10/24(水) 19:22:55.55 ID:EcK3bwzA0<> ショートストーリーというより
ショートショートみたいな作品になりました
短いですがネタ切れしたので第5作はここで完結です
やっぱりSSを書くのは楽しいですね!
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました
いつかまた席替えで男くんと女さんが
前後の関係になったら続編を書こうと思います
ちなみに今作は前の席が女さん、後ろの席が男くんの設定です
尚、今作は過去作との関係は一切ありません

加えて、過去作をまとめサイトに載せてくださった
管理人の方々にも、この場を借りて深くお礼を申し上げます
ありがとうございました!

次回作も頑張ります! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)<>sage<>2012/10/24(水) 19:45:48.07 ID:Q99Xr5NUo<> 乙です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/10/24(水) 20:00:09.76 ID:TGmI/MoQo<> 乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2012/10/24(水) 20:17:12.25 ID:vCXliQ9Wo<> 乙!
どんだけミスドすきなんだよw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/24(水) 20:54:38.85 ID:xwi+Q/rj0<> あら速いwwwwww
乙 <>