VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)<><>2012/10/29(月) 23:51:37.09 ID:bbI3+XiX0<>私は、たかが一少女だけの為に幾度も世界を繰り返して来た。

また繰り返すのか?

ワルプルギスの夜が見滝原に襲来し、QBと契約したまどかがそれを一撃で滅ぼし、そしてまどかは最凶最悪の魔女となった。

私は、巴マミが錯乱し私を殺しかけた周回でまどかに以降の世界での自分を守ってくれと頼まれた。
がしかし、何度も繰り返す内に次第にその約束を守る必然性はあるのかと思い始めた。

今まで私は何にこだわっていたのか、自分で自分の考えていた事が分からなくなってきた。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351522296
<>QB「転校生のQBです。」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/29(月) 23:54:51.33 ID:bbI3+XiX0<> (※ 注:キャラ崩壊は前提条件であるとして閲覧ください。過度な期待はしないでください。飽きたらすぐに帰ってください。) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/29(月) 23:56:15.08 ID:MfV6rCNG0<> あなたか…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)<><>2012/10/30(火) 00:01:14.24 ID:R+UIcxdp0<> ほむら「はぁ……。まぁ、考えるだけ無駄よね。疲れるだけだから。」

???「君が時間遡行者・暁美ほむらかい?」

ほむら「ッ!?」

忌々しい程に聞き覚えのある声だ。私はそれに即座に反応し、そいつに銃口を突き付けた。
嫌な予感しかしなかった。今までこんなパターンは無かった筈……!?

???「おいおい、初対面の人間にいきなりじ銃を抜くのは止めてくれよ。仮にも設定上は人間なんだから。」

ほむら「……?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 00:02:42.32 ID:R+UIcxdp0<> >>3 私だ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)<><>2012/10/30(火) 00:15:23.11 ID:R+UIcxdp0<> QB(人間)「直接会うのは初めてだよね。僕の名前はキュゥべえ。宜しくね。」

ほむら「!?」

QB(人間)「驚いただろうね。この時代の人間はみんなこうなのか。」

ほむら「インキュベーター……?何なの?その姿は……。」

QB(人間)「あぁ、だが余り時間が無い。詳しい話はまた後でだ。」

ほむら(どうなってるの、この世界は……?)

QB(人間)「僕は学校に行かなくちゃ。」

ほむら「やはり姿は変わっても目的は変わらないようね。」

QB(人間)「勘違いしないで欲しいな。僕は地球人の少女を勧誘したりしないし、魔法少女とも契約はしない。」

ほむら「どういうつもりなの?」

QB(人間)「それはこれから分かるさ。」

ほむら「あ、ちょっ…待ちなさいっ!!」ダッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 00:23:44.30 ID:R+UIcxdp0<> QB(人間)「僕を捕まえたいなら時間停止を使えば良いじゃないか。」

ほむら(前の世界で焼け糞になってグリーフシードを使い過ぎてストックもゼロで、
今は魔翌力をケチってるなんて言えない…。)

QB(人間)「ま、君の考えている事など、とうに悟っているから隠そうとも無意味だけどね。」

ほむら「くッ、嫌みな奴め!!」

QB(人間)「さぁ、学校へ急ごう。」ダッ

ほむら「卑怯者め、逃げ足だけは無駄に早い!!」ダッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 00:35:27.21 ID:R+UIcxdp0<> 和子「今日は皆さんに大事なお知らせがあります!!」

クラスメイト「ざわ…ざわ…」

和子「目玉焼きは固焼きですか?それとも半熟ですか?ハイッ、中沢君ッ!!」ビシッ

中沢「へ……?別にどっちでも良いんじゃ…?」

ほむら「まず教師の話がどうでも良いんじゃあっ!!(クワッ」バッ

クラスメイト「ざわ…ざわ…」

和子「……。」

ほむら「暁美ほむらです。」

和子「ハイッ、転校生の暁美ほむらさんですっ!!それと…」

QB(人間)「どうも初めまして。僕の名前は……です。」

クラスメイト「……?」

ほむら「!!(キッ」

QB(人間)「どうぞ宜しく。」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 00:57:36.99 ID:R+UIcxdp0<> さやか「さっきアイツ、アンタに思いっ切りガン飛ばして無かった?」

QB(人間)「さぁ?どうだったでしょうねぇ……?」

さやか「多分、ああいう奴とは余り関わらない方が…」

QB(人間)「それは偏見じゃないでしょうか。
恐らく彼女は緊張し過ぎて表情が堅くなり過ぎたのではないでしょうか?
それで、友達が欲しくて私の方を見たらあんな結果に…。
でもまぁ、気にする事では無いですよ。寧ろ、彼女とも仲良く付き合って行くべきです。」

さやか「んー、まぁ…分かったけどさぁ……。その口調、どうにかなんないの?」

QB(人間)「あなたが違う口調を望むのであれば適した形に変更しますが。」

さやか「いや、もっと何かこう…、友達同士なんだからタメ口で結構っていうか…。
敬語のキャラは仁美が居れば充分っていうか…」

QB(人間)「…?」

さやか「あぁ、仁美ってのは私達の友達。お嬢様で習い事とか一杯やってんの。」

QB(人間)「成る程、まあいい。詰まり君は僕の事を転校初日からいきなり友人以上の扱いをしてくれると。
僕はそれに対応した形で受け答えすれば良い訳だね。」

さやか「いきなり口調変わった!!二人称まで変わった!!
ただ、アンタ女なのに一人称が“僕”なのばっかりはどうにもなんない訳?」

QB(人間)「あぁ、そうか…。僕は人間でいう所の女性に値する存在だったのか。
まぁ、細かい事は気にするな。色々事情があるんだよ。直に慣れるさ。」

さやか「はぁ……?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 01:08:50.34 ID:R+UIcxdp0<> ほむら「鹿目まどかさん、保健室へ連れてって貰える?」

まどか「……。」

QB(人間)「折角の機会だ。僕もご一緒させて貰おうかな。」

ほむら「消えなさい。」スッ


まどか「ほむらちゃん、何で私が保健係だって知ってたの…?」

ほむら「早乙女先生から聞いたのよ。」

まどか「あっ、そうだよね…。」

ほむら「……。」

まどか「ねぇ、ほむらちゃん…?」

ほむら「何?」

まどか「…その、変わった名前だなぁって…」

ほむら「……。」

まどか「別に、変な意味でじゃないよ!!ただ、ちょっと格好良いなぁって…」

ほむら「……。」

まどか「……。」

ほむら「鹿目まどか。」バッ

まどか「!!…、何…?」

ほむら「あなたは自分の人生が貴いと思う?家族や友人を大切にしてる…?」

まどか「え……?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 01:20:06.97 ID:R+UIcxdp0<> まどか「大切にしてるよ!!家族も、友達も…」

ほむら「本当に?」

まどか「本当だよ!!嘘な訳無いよ…!!」

ほむら「そう。」

QB(人間)「残念、まどか。実に惜しい。そもそも大切か否かなんて、本来、受け側が決める物だろう?」ヌッ

まどか「あ……。」

ほむら「……。」

QB(人間)「暁美ほむら。今君が話をしたいのは、どちらかというと僕の方なんじゃないか?」

ほむら「くッ……!!分かったわ、確かにまずはあなたと話をするべきね。」

QB(人間)「フフッ、まぁ良いだろう。」

まどか「あの、2人で話って……?」

QB(人間)「あぁ、転校生同士でしたい話ってあるだろう…?」

まどか「あぁ……。」

QB(人間)「じゃあ、そういう訳だ。くれぐれも私の邪魔をしないでくれたまえ。」

ほむら「……。」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/30(火) 05:37:33.59 ID:vLBm0lhIO<> 富山age <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 07:56:56.31 ID:R+UIcxdp0<> QB(人間)「さて、話とは何かな?」

ほむら「あなたから振って来たんでしょう。」

QB(人間)「それもそうだね。さぁ、僕の事についてどんどん質問したまえ。」

ほむら「まず、その姿は何?これがあなたの正体なの?」

QB(人間)「まさか。僕に本当の姿なんて無いよ。」

ほむら「じゃあ、魔法少女を勧誘しないというのは?」

QB(人間)「それは、そうする必要が無くなったからだよ。もっと効率の良い方法を見付けた。」

ほむら「…?」

QB(人間)「インキュベーターに、遂に感情のデータを入力したんだ。」

ほむら「何ですって!?」

QB(人間)「あぁ。そして実験は成功した。」

ほむら「それじゃあ、まどか達はもう……!!」

QB(人間)「済まない。残念ながらそういう訳にも行かないんだ。」

ほむら「どういう事!?」

QB(人間)「僕達はワルプルギスの夜が襲来した30年後に生み出された。」

ほむら「それじゃあ、この地球にはまだ……」

QB(人間)「あぁ、感情が無い方のQBも居る。」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(富山県)<><>2012/10/30(火) 08:12:22.03 ID:R+UIcxdp0<> QB(人間)「願望は自分の力で実現する事が出来る。しかも、自分で叶えてるんだから当然、対価はゼロだ。」

ほむら「自己紹介の時、あなたは記憶操作能力を使ったわよね。それもあなたの力なの?」

QB(人間)「あぁ。僕達は無限の因果を背負っている。ある意味それはゼロと紙一重だがね。その程度の事くらい造作も無い事さ。」

ほむら「なっ…!?それじゃあ……」

QB(人間)「宇宙の熱的死の問題もあっという間に解決したよ。」

ほむら「…それじゃあ、あなたは何をする為にわざわざこの時代の地球に?」

QB(人間)「特に理由は無いけど強いて言うならば、所謂“運命の悪戯”という奴だね。」

ほむら「何故そんな事を?」

QB(人間)「君達に最も分かり易く言うならば、“退屈だったから”。君達人間はは僕達のような存在を“神”として定義しているようじゃないか。」

ほむら「誰があなた達なんかの事を…」 <>