VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 17:06:07.16 ID:WDCDDNLDO<>注
偶に分岐やコンマあり。
重要な点としてPC≠PLですので主人公が安価どおりの行動をしないこともありますのでご注意を。
(主人公が竜なので初期状態では人間にあまり興味が無いです)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351843567
<>竜「暇なので安価と運で人間界へ」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 17:07:19.07 ID:WDCDDNLDO<> 竜「……暇じゃ……」

そう呟くのは人間界ではファイア・ドレイクと呼ばれ畏怖の象徴ともされるこの活火山の王。

竜妖精「そうですねぇ…。魔王さんが倒されてまだ10年とかそこらですから。はっきり言って
やることがないですねぇ」

竜種の中でも一際巨大な体躯を持つ伝説の火竜の言葉に反応するのは竜の瞳のサイズよりも小さな妖精…
ただし、通常の妖精のような羽虫の翅ではなく竜のそれと同じ羽根、
そして無骨ともいえる碧色の鱗に覆われた尾を持つ赤毛の少女の声だった。

竜「であろうな。次世代の魔王も勇者もまだ存在していない短い平和の時代…折角永い眠りから
目を覚ましたというのにこれでは、な」

竜妖精「それじゃあ、アタシが下界の様子を見てきましょうか?面白い話を仕入れてきちゃいますよ」

竜「いや、もう待つこと自体飽きたわ。偶には我自ら行くとしよう」

竜妖精「え〜〜!!坊ちゃんが自らですか〜〜〜!そんなことしたら又世界が混乱しちゃいますよ〜。
坊ちゃんの力はあの魔王さんとほぼ同等なんですよ。自分の影響力ってわかってます?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 17:07:57.48 ID:WDCDDNLDO<> 竜「…坊ちゃんと呼ぶのはよせと何百年も前からいっておるのだが?」

竜妖精「アタシは坊ちゃんの乳母ですからね。坊ちゃんが卵から孵ってピーピー泣いて……」

竜「それはもういい。だが…確かに我自ら行けば人間どもの軍隊が押し寄せてくるな。木の葉を隠すには
森の中。人間界にまぎれるためには人間に化身するのが一番か」

竜妖精「あ〜、もう1人で結論つけてる〜。坊ちゃん1人だと不安なんでアタシもついていきますよ」

竜「好きにしろ」

竜妖精「はい。ただ、アタシは大丈夫ですけど坊ちゃんの魔法力のキャパシティは人間という器には
収まりきれませんねぇ。どうしましょ?」

竜「ふむ…そうか…ならばしかたがない、溢れた力を竜珠に封じこむか」

竜妖精「まあそれしかないですよね。それじゃ早速変化しますよ」

BON!!

するとたった今まで巨竜と竜妖精しかいなかった空間に年のころ20代前半の燃えるような赤毛が
特徴的な長身の青年と、同じ赤毛のこちらはやや背の低い10代半ばの少女が現れる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 17:08:45.97 ID:WDCDDNLDO<> 竜「まあ久しぶりだからこんなものか。竜妖精は我よりも年増の筈なのに何ゆえ我よりも若い姿をしているのだ?」

竜妖精「変化の魔法は精神年齢が思いっきり出ちゃいますからねぇ。別に若作りしたいとか
ちやほやされたいとか思ってるわけじゃないですよ?実際変化自体は翅と尾っぽがなくなっただけだし」

竜「誇り高き竜族が人間ごときに褒められてどうする。それよりも鱗に守られていないというのは
やはり不思議な感覚だな。以前やってきた冒険者を名乗る野党の衣服でも着るしかないか」

竜妖精「私達は別に恥ずかしくないですけど、すっぽんぽんで人間の町に入ったら大騒ぎですもんね。
それより、この竜珠…どうします?」ぽんぽん!

そういいながら手にかざしているのは凄まじい魔法力があふれ出しているマグマよりも真紅に輝く
手のひら大の真球。

竜「……ふむ…」

竜妖精「因みに竜珠があればいつでも竜に戻れますし、人間のときでも人間種の限界を超えた力を
発揮できますよ。ただそれ自体が伝説の魔法具並みの魔翌力を放っているので良くも悪くも目立ちますねぇ」

竜「この地には我が集めた財宝が溢れんばかりにある。もちろん精霊や下級怪物に守らせはするが
確実とはとてもいいがたい。しかし、この竜珠を媒介にしたゴーレムを作れば不埒な侵入者に好き勝手に
されることは無いな」

竜妖精「坊ちゃんのレベルは人間風に表現すればレベル200。『大魔王』さんや『伝説の魔王』さんに
比べれば流石に劣りますが『魔王』さんくらいならば互角でしょう。
竜珠がある状態の人間形態ならレベル90、無い状態ならレベル50。とはいえレベル50でも
通常の人間相手の1対1ならまず負けることはありません」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 17:09:20.88 ID:WDCDDNLDO<> 竜「………」

竜珠をどうしますか?

1.竜珠をもっていく。
(竜珠をもっていきます。装備効果として上記に掲げた能力アップのほかに全魔法に対する
強力な抵抗や、竜に戻る事でゲーム内において圧倒的な能力を示す事が出来ます。
ただし、意識が竜のままなので、人間を虫けら程度にしか認識しなくなりますし、
回復魔法や補助魔法に対しても強力なレジスト効果の所為でほとんど効果が現れなくなります。
また、竜珠の放つ魔翌力が凄まじいため非常に目がつけられやすくなり盗まれたり失ってしまう可能性も
ゼロではありません)

2.竜珠はおいてゆく。
(竜珠を財宝の番人にします。主人公の能力は一般的な人間の限界ギリギリの能力になりますが
魔法抵抗値は人間並みだったりするので思わぬ形で足元をすくわれることも少なくないかもしれません。
また火山の財宝を盗まれる可能性は極めて少なく、人間に対し友好的な態度を取り続けると
人間を友人として見るように心情的な変化が現れます。

3.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 17:11:07.55 ID:wchYeNoHo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 17:15:54.57 ID:NNWytZNto<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 17:34:43.17 ID:WDCDDNLDO<> 1.竜珠をもっていく。

竜「ふむ…一応持っていくか。ここに置いていたからといって必ず宝物が安全とはいえないしな」

竜妖精「そうですね。この辺の魔物たちに護衛させれば多分大丈夫でしょう」

竜「一応念のため……『▲〒∈←≪∨…』」

PON!!

イフリート『お呼びでしょうか。我が君よ』

竜「我はこの地を離れる。我が領域へ進入せし如何なる者へも死を与えよ」

イフリート『御意』

フッ…

竜「これでよかろう」

竜妖精「竜珠を持っていくなら装備はほとんど気にしなくていいですね。とりあえず、
過去に進入してきた人間達の装備の中から使えそうなものを見繕いましょうか?」

竜「そうだな。普通の鉄製の装備はこの地の硫黄によって錆びて使い物にならん。ここは…」

どうしますか?
1.あまり目立たないように一般人が着るような普通の衣服
2.少し金の掛かった衣服
3.この地へ来た人間が装備していた魔法の掛かった武防具
4.宝物庫の中から伝説級の装備を見繕う。
5.その他

安価>>↓2
※伝説級の装備の場合、ものすごく目立ち、識者によって正体があっさりばれます。
魔法の掛かった武防具は基本的にワンオフなのでその装備に縁のあるものに正体がばれたりします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 17:41:32.29 ID:NNWytZNto<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/02(金) 17:43:20.50 ID:dIWY0Mvwo<> 5全裸 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 17:49:17.03 ID:WDCDDNLDO<> 5.全裸

竜「そもそも何故我が人間ごときの風習に従わなければならぬのだ?」

竜妖精「いやいや、郷に入れば郷に従えですよ。大体人間の体はすぐに壊れる弱いものです。
何も着なかったら風邪引きますよ?」

竜「いや、竜珠を手にしているのであれば問題は無かろう」

竜妖精「目立たないために人間の姿になるのにそれじゃ意味が無いでしょう」

竜「……それではいっそのこと人間に変化するのもやめるか?」

どうしますか?
1.竜の姿のまま人間界の街へ
2.やっぱり服を着る

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 18:03:14.99 ID:QlW3ZQxNo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 18:40:17.23 ID:oya75QsDO<> あえて1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 19:03:46.43 ID:WDCDDNLDO<> 1.竜の姿のまま人間界の街へ

1人心地で考えた後…

PON!!

竜「やはり暇つぶし程度ならば人間になる必要は無いな」

そこには伝説に謳われる古の巨竜が姿を現す。

竜妖精「……こうなったら仕方ないですね。いってらっしゃい」

その姿を見た竜妖精は呆れたように首を振りながら塒である洞窟の奥へと引っ込んでゆく。

竜(まああれは人間に対し比較的友好だったからな)

この千年以上の時を彼女と共に生きた赤色巨竜は、彼女が討伐のための冒険者ではなく、単純に迷い込んで
この地に来てしまった旅人を元の場所へと道案内していた事を知っていた。

竜(高々人間ごときに)

そう考えると数百年ぶりに狩りの為だけに下界へと飛び立つ。

……… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 19:04:29.48 ID:WDCDDNLDO<> ………

竜「まずはこの平原の街に向かうか」

竜の住む火山の麓。温泉地としても知られる街の上空へとたどり着く。

その巨躯は遙か彼方でも確認できるため既に街の中は蜂の巣を突っついたように騒がしく、
古の巨竜にはそれが面白く思える。

竜(地を這う虫けらどもが)

城壁…というにはあまりにも粗末な塀の上には死を覚悟した数百人の兵士が立ち並んでいるが
下手にこちらを刺激しないように攻撃してくる気配はなく、ただただ悪夢のようなこの時間を
祈るような面持ちで竜の動向を伺っている。

どうしますか?
1.面白半分に城壁へ炎のブレスを見舞う。
2.街を徹底的に壊滅させる。
3.このようなちっぽけな街に興味は無い。もっと他の街へ
4.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 19:05:03.59 ID:1bKur/xSO<> Ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/02(金) 19:07:20.26 ID:9mHU6n72o<> 腹を出して服従のポーズをとる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 19:19:11.92 ID:WDCDDNLDO<> 腹を出して服従のポーズをとる

注・>>1に書いてあるPC≠PLに抵触するため行動しません。

竜(ふざけるな!!)

竜にとって人間など愚かな生き物に過ぎない。そんな生物に服従の意を表すわけは無く、
一瞬でもそういった思考が走った自分に対する怒りを目の前の得物に向けて死へと直結する
業火を見舞う!!

…………

人間どころかサラマンダーですら焼き[ピーーー]その死の息をまともにくらった兵士達は幸運なのかもしれない。

熱さを感じる間もなく消し炭に慣れたのだから。

だが、直撃ではなかった大多数のものはまさに地獄だった。

超高温の熱風で皮膚はただれ目は蒸発し、装備していた鉄製の武具がそのまま拷問器具として
自身を襲う。

灼熱の地獄の中幸運にも瞬殺された数十人と百人を超す犠牲によって、この街が竜の生贄に選ばれた
ことがわかり、兵士達のほとんどが逃げ出し、愚かにも蛮勇を誇る数人が蟷螂の斧でしかない武器で
こちらに攻撃をしかけてくる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 19:19:49.69 ID:WDCDDNLDO<> 竜(虫けらごときが……愚かな)

どうしますか?
1.こうなれば徹底的にこの街を滅ぼす
2.歯ごたえがなさ過ぎるので他の大きな街へ移動する。
3.気が晴れたので元の火山へ戻る
4.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 19:38:16.23 ID:QlW3ZQxNo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 19:41:01.78 ID:nFYaUS+mo<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 19:54:38.81 ID:2FYDuNqd0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 19:54:46.08 ID:WDCDDNLDO<> 3.気が晴れたので元の火山へ戻る

竜(ふっふっふ。ゴミ虫達がのたうちまわりよるわ)

自分にとって会心とはいえない一撃でも人間どもは慌てふためいている。その姿は滑稽であり
巨竜にとって面白い姿だった。

竜(今日のところはこの辺で許してやろう)

まるで神になった面持ちの竜はエゴイスト丸出しの慈悲の心で再び旋回すると元の火山へと
踵をかえすのだった。

……… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 19:55:15.89 ID:WDCDDNLDO<> ………

竜妖精「………」ぷい!

人間に対し友好的な竜妖精は無言のままで出迎える。

竜(怒らせすぎたか。これは2.3年は話しかけてくれないかもな)

この竜にとって暇つぶしの相手は基本的にこの乳母でもある竜妖精くらいである。
元々自分が彼女の主ではあるのだが同時に自分が物心ついたときから世話してくれる彼女に
頭が上がらないのも事実であり…

どうしますか?
1.素直に謝る
2.別に謝る必要は無い
3.このまま数年間寝て過ごす
4.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/11/02(金) 20:03:54.34 ID:LyA+mVFAO<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/02(金) 20:05:35.23 ID:9mHU6n72o<> 4この際なので半殺しにして主従関係をはっきりさせる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 20:28:25.18 ID:WDCDDNLDO<> この際なので半殺しにして主従関係をはっきりさせる

竜にとって竜妖精は母同然である。

故に一瞬頭の中をよぎった思考をやや緩め……

ガシッ!!

自分の瞳よりも更に小さな妖精に対し軽く爪で引っかく。

竜妖精「きゃ!!……もう!しらない!!!」

しかし、それでも彼女は竜の思考を読み取ったのだろう。竜にとっては撫でるだけの攻撃にもならない
行動により腕から酷い出血した彼女は、『不可視』の魔法で周りの炎の精霊達に紛れ……消えた。

竜(……消えたか。まあ乳離れには丁度良い敷きなのかもな)

そんな、強がりを言いながら眠りにつき……

数ヵ月後……
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 20:29:14.90 ID:WDCDDNLDO<> 数ヵ月後……

…………

???「ここがあの邪竜の住む洞窟だな!!」

精悍な声が眠れる古竜を目覚めさせる。

竜(……誰だ?)

この地は炎の属性を持つ魔物たちが闊歩し、大抵のものは竜の住む洞窟まで来る事は出来ない。

???「おまえか!温泉街を破壊したファイア・ドレイクは!」

寝込みを襲えばいいのだろうが、どういうわけか正々堂々と名乗りを上げる一党。どうやら
財宝目当てのこそ泥だったり、敵を倒すだけの傭兵ではないらしい。

竜「グォオオオオ…」

炎の息吹をちらつかせ眠りから覚めてゆく伝説の火竜。

???「勇者!間違いありません!あれが陛下から討伐命令の下されたファイア・ドレイクです!」

勇者「そうか。魔王大戦の時は中立だったから無視していたが……やはり倒さなければいけない敵
なのだな!魔法使い」

魔法使い「じゃな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 20:29:46.04 ID:WDCDDNLDO<> 竜(……こいつら……!?まさか10年ほど前にあの『魔王』を倒した勇者達か!?)

伝説に恐れられる赤色の古竜に戦慄が走る。自身の強さは魔王とほぼ互角。そして
目の前にいるのはその魔王を10年前に倒した勇者の一行。しかも自分に常に
付き従う竜妖精も今はいない。状況として最悪である。

どうしますか?
1.戦う
2.逃げる
3.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 20:32:18.69 ID:QlW3ZQxNo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/11/02(金) 20:33:56.19 ID:LyA+mVFAO<> 最初から最大最強己の命をかけるほどの一撃を放つ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 20:46:40.18 ID:WDCDDNLDO<> 最初から最大最強己の命をかけるほどの一撃を放つ

竜(………)

呼吸を整え、半覚醒の状態から自身の体の中に漲る炎の精霊を一点に集中させる。

魔法使い「いかん!こいつは!!僧侶!!」

精霊の動きを完治できる魔法使いが叫ぶ!

僧侶「はい!!」

竜(遅い!!!!)

自らの最大最強の一撃を…この場にいる全員を消し炭すら残さないような究極の極焔を入り口に
向かって掃きつける!!

安価>>↓に『決死の炎』と書くか、もしくはそれと判る内容のレスを書き込んでください。
レスが書かれた時間の1/100秒の桁の数値が
9.ほぼ無防備だった勇者一行を消し炭にした!
8.勇者のみ生存。残りは死亡
7.勇者と僧侶のみ生存。残りは死亡
4.5.6 勇者一行は何とか耐え切るがぼろぼろ
2.3 僧侶の対炎バリアが間に合い、一同は普通に耐え切る
0.1 僧侶の対炎無効化バリアが間に合い一同無傷。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 20:47:39.96 ID:nFYaUS+mo<> 決死の炎 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 21:03:11.55 ID:WDCDDNLDO<> 6=4.5.6 勇者一行は何とか耐え切るがぼろぼろ

ほぼ不意打ちによる致死の轟炎。それは決して人に耐えれるようなものではなかった。

が、彼らは既に人の領域を大きく超えた存在であり、尚且つこの巨竜の最大の攻撃が炎によるものだと
理解もしていた。

全てを焼き尽くす世界の中に影が4つ。

それは形の残していただけではなく、なんとまだ生存していた。

勇者「だ…大丈夫かみんな?」

僧侶「なんとか…持ってきた対炎符と水の加護はほとんどなくなりましたが…」

戦士「氷炎の盾のお陰でな…」

魔法使い「ふう……死ぬかと思った……」

竜(な、なんだと!?)

自分の最強の一撃に耐えられたことに驚く巨竜。しかも後先考えない究極の一撃を放ってしまったため
意識は残っていても体がそれに対応できない。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 21:03:40.86 ID:WDCDDNLDO<> 勇者「最大全体回復魔法!!」

ぼわわわわ……

先ほどの灼熱とは別ベクトルの暖かな光が炎の竜の視界を遮ると…

いまだ防御形態すら取れない伝説の竜に対し攻撃を開始してくる!!

安価>>↓に『無防備状態』と書くか、もしくはそれと判る内容のレスを書き込んでください。
レスが書かれた時間の1/100秒の桁の数値が
9.8 突然目の前が光だし竜妖精が助っ人に来た!
7.6.5 一撃で巨大な体を貫く事は出来なかった。
4.3 動けない体ゆえにいきなり瀕死状態!
2以下 勇者の英雄譚の一頁としてその生を終えた

となります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 21:05:16.89 ID:nFYaUS+mo<> 無防備状態 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 21:38:21.69 ID:WDCDDNLDO<> 9.8 突然目の前が光だし竜妖精が助っ人に来た!

勇者一行に攻撃を耐えられ、無防備状態になった巨竜は自らの死を覚悟し、そっと目を閉じる。

しかし、世界はまだ竜を見放しておらず…

???「ちょっとまって〜〜!!」

巨竜の住む洞窟が光り輝き、その中から巨大な竜よりも小さな人間…よりも更に小さな人型の妖精が
現れる。

勇者「な、なんだ!?」

僧侶「え?妖精!?」

戦士「邪魔だ」

魔法使い「ま、まて…あれは……まさか……伝説の竜妖精!?」

待ってという言葉を無視し攻撃をかけようとする戦士を必至に止める魔法使い。

勇者「魔法使い。彼女を知っているのか?」

戦闘中であるにも関わらず攻撃を中断し会話を始める勇者たち。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 21:38:50.57 ID:WDCDDNLDO<> 竜(もう少し…もう少しすれば行動できる……)

動かない体に無理やり生体活動をさせようとする火竜。

竜妖精「坊ちゃんもここは収めて!」

魔法使い「……貴女はもしや竜妖精様ですか?」

竜妖精「……はい。…私は竜妖精です」

魔法使い「おお!あの伝説の種族は本当に実在したのですな」

竜妖精「?」

勇者「魔法使い、どういうことだ?」

魔法使い「彼女はな。竜妖精という種族。伝説の中の伝説とも言うべき存在じゃ。わしの知るところでは
800年以上前に唯一人間と友好的な交友のあった上級種である黄金竜の使いとしていたこと。
1200年以上昔、大魔王を倒した伝説の勇者を導いた存在である事。その2つの事例でしか
その姿を現したことの無い種族じゃ」

僧侶「まあ。そんなに珍しい種族なのですか」

竜妖精「私はそんなに立派なものでは……でも、私の話を聞いてください!」

勇者「……わかった。話くらいなら聞こう。だが、ファイア・ドレイクがおかしな行動をすれば
容赦はしない」

そういいつつひとまず攻撃をやめる一行。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 21:39:19.89 ID:WDCDDNLDO<> 竜(………)

どうしますか?
1.ここは竜妖精に任せて動かない。
2.再び攻撃を仕掛ける
3.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 21:40:56.52 ID:nFYaUS+mo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/02(金) 21:41:17.93 ID:9mHU6n72o<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 21:47:23.03 ID:WDCDDNLDO<> 2.再び攻撃を仕掛ける

竜(何ヶ月も姿をくらませていた竜妖精の手など借りん!!)

それはこの地上に住む種の中で最大最強を自負する自身への誇りともいえるし、単なるエゴともいえる。

だがそれがどのようなものであっても最後の人間との和解の場を自ら壊す行動であり…

安価>>↓に『邪竜覚醒』と書くか、もしくはそれと判る内容のレスを書き込んでください。
レスが書かれた時間の1/100秒の桁の数値が
9.8 不意打ちに成功し竜妖精もろとも勇者一行を滅ぼした
7以下 勇者の英雄譚の一頁としてその生を終えた

となります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 21:53:30.50 ID:nFYaUS+mo<> 邪竜覚醒 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 22:09:08.59 ID:WDCDDNLDO<> 0=7以下 勇者の英雄譚の一頁としてその生を終えた

…それは一瞬の出来事だった。

竜妖精「え!?」

彼女が振り向いた先には既に命が尽きた伝説の古竜。神経を張り巡らせていた勇者達一行に
2度目の不意打ちが成功するはずは無く、それはただの屍と化していた。

fin <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 22:09:47.57 ID:WDCDDNLDO<> コンテニューしますか?
1.する。(どこから続けるかもお書きください)
2.しない。

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 22:15:58.36 ID:1bKur/xSO<> しにゃい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/11/02(金) 22:17:21.67 ID:LyA+mVFAO<> 1はじめから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 22:30:02.26 ID:WDCDDNLDO<> 1.はじめから

〜〜〜

竜「……暇じゃ……」

そう呟くのは人間界ではファイア・ドレイクと呼ばれ畏怖の象徴ともされるこの活火山の王。

竜妖精「そうですねぇ…。魔王さんが倒されてまだ10年とかそこらですから。はっきり言って
やることがないですねぇ」

竜種の中でも一際巨大な体躯を持つ伝説の火竜の言葉に反応するのは竜の瞳のサイズよりも小さな妖精…
ただし、通常の妖精のような羽虫の翅ではなく竜のそれと同じ羽根、
そして無骨ともいえる碧色の鱗に覆われた尾を持つ赤毛の少女の声だった。

竜「であろうな。次世代の魔王も勇者もまだ存在していない短い平和の時代…折角永い眠りから
目を覚ましたというのにこれでは、な」

竜妖精「それじゃあ、アタシが下界の様子を見てきましょうか?面白い話を仕入れてきちゃいますよ」

竜「いや、もう待つこと自体飽きたわ。偶には我自ら行くとしよう」

竜妖精「え〜〜!!坊ちゃんが自らですか〜〜〜!そんなことしたら又世界が混乱しちゃいますよ〜。
坊ちゃんの力はあの魔王さんとほぼ同等なんですよ。自分の影響力ってわかってます?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 22:30:41.81 ID:WDCDDNLDO<> 竜「…坊ちゃんと呼ぶのはよせと何百年も前からいっておるのだが?」

竜妖精「アタシは坊ちゃんの乳母ですからね。坊ちゃんが卵から孵ってピーピー泣いて……」

竜「それはもういい。だが…確かに我自ら行けば人間どもの軍隊が押し寄せてくるな。木の葉を隠すには
森の中。人間界にまぎれるためには人間に化身するのが一番か」

竜妖精「あ〜、もう1人で結論つけてる〜。坊ちゃん1人だと不安なんでアタシもついていきますよ」

竜「好きにしろ」

竜妖精「はい。ただ、アタシは大丈夫ですけど坊ちゃんの魔法力のキャパシティは人間という器には
収まりきれませんねぇ。どうしましょ?」

竜「ふむ…そうか…ならばしかたがない、溢れた力を竜珠に封じこむか」

竜妖精「まあそれしかないですよね。それじゃ早速変化しますよ」

BON!!

するとたった今まで巨竜と竜妖精しかいなかった空間に年のころ20代前半の燃えるような赤毛が
特徴的な長身の青年と、同じ赤毛のこちらはやや背の低い10代半ばの少女が現れる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 22:31:19.14 ID:WDCDDNLDO<> 竜「まあ久しぶりだからこんなものか。竜妖精は我よりも年増の筈なのに何ゆえ我よりも若い姿をしているのだ?」

竜妖精「変化の魔法は精神年齢が思いっきり出ちゃいますからねぇ。別に若作りしたいとか
ちやほやされたいとか思ってるわけじゃないですよ?実際変化自体は翅と尾っぽがなくなっただけだし」

竜「誇り高き竜族が人間ごときに褒められてどうする。それよりも鱗に守られていないというのは
やはり不思議な感覚だな。以前やってきた冒険者を名乗る野党の衣服でも着るしかないか」

竜妖精「私達は別に恥ずかしくないですけど、すっぽんぽんで人間の町に入ったら大騒ぎですもんね。
それより、この竜珠…どうします?」ぽんぽん!

そういいながら手にかざしているのは凄まじい魔法力があふれ出しているマグマよりも真紅に輝く
手のひら大の真球。

竜「……ふむ…」

竜妖精「因みに竜珠があればいつでも竜に戻れますし、人間のときでも人間種の限界を超えた力を
発揮できますよ。ただそれ自体が伝説の魔法具並みの魔翌力を放っているので良くも悪くも目立ちますねぇ」

竜「この地には我が集めた財宝が溢れんばかりにある。もちろん精霊や下級怪物に守らせはするが
確実とはとてもいいがたい。しかし、この竜珠を媒介にしたゴーレムを作れば不埒な侵入者に好き勝手に
されることは無いな」

竜妖精「坊ちゃんのレベルは人間風に表現すればレベル200。『大魔王』さんや『伝説の魔王』さんに
比べれば流石に劣りますが『魔王』さんくらいならば互角でしょう。
竜珠がある状態の人間形態ならレベル90、無い状態ならレベル50。とはいえレベル50でも
通常の人間相手の1対1ならまず負けることはありません」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/02(金) 22:32:25.69 ID:WDCDDNLDO<> 竜「………」

竜珠をどうしますか?

1.竜珠をもっていく。
(竜珠をもっていきます。装備効果として上記に掲げた能力アップのほかに全魔法に対する
強力な抵抗や、竜に戻る事でゲーム内において圧倒的な能力を示す事が出来ます。
ただし、意識が竜のままなので、人間を虫けら程度にしか認識しなくなりますし、
回復魔法や補助魔法に対しても強力なレジスト効果の所為でほとんど効果が現れなくなります。
また、竜珠の放つ魔翌力が凄まじいため非常に目がつけられやすくなり盗まれたり失ってしまう可能性も
ゼロではありません)

2.竜珠はおいてゆく。
(竜珠を財宝の番人にします。主人公の能力は一般的な人間の限界ギリギリの能力になりますが
魔法抵抗値は人間並みだったりするので思わぬ形で足元をすくわれることも少なくないかもしれません。
また火山の財宝を盗まれる可能性は極めて少なく、人間に対し友好的な態度を取り続けると
人間を友人として見るように心情的な変化が現れます。

3.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/02(金) 22:32:42.45 ID:nFYaUS+mo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/02(金) 23:17:37.94 ID:QcgvaTmuo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 16:32:38.17 ID://JwiT0DO<> 2.竜珠はおいてゆく。

竜「……そうだな。人間の姿に化身したのに竜珠を持ったままでは意味が無いか」

折角目立たないように人間に変化したのに竜珠を持っていてはその意味は半減してしまう。
そう判断した巨竜は竜珠をかざしゴーレムを作り出す。

GOGGGG……

竜「ふむ、我が力のほとんどを内封しているだけあって中々の出来だな」

竜妖精「ぶっちゃけ今の人間の姿の坊ちゃんより強いですからね」

竜「本来の姿の我に比べれば弱い。人間風にいえばレベル160といったところか」

竜妖精「ですねぇ。それはそうと…人間界へ行くなら服を着ないといけないですね。
人間の体はよわっちいですから。完全無防備の状態ではナイフ一本で死んじゃいますよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 16:33:13.03 ID://JwiT0DO<> 竜「そうだな…普通の鉄製の装備はこの地の硫黄によって錆びて使い物にならん。ここは…」

どのような装備にしますか?
1.あまり目立たないように一般人が着るような普通の衣服
2.少し金の掛かった衣服
3.この地へ来た人間が装備していた魔法の掛かった武防具
4.宝物庫の中から伝説級の装備を見繕う。
5.その他

安価>>↓2
※伝説級の装備の場合、ものすごく目立ち、識者によっては正体があっさりばれることもあります。
魔法の掛かった武防具は基本的にワンオフなのでその装備に縁のあるものに不信がられます。
また、街に行けばそれなりの装備に変更することは可能です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/11/03(土) 16:42:01.25 ID:jvZ5XkFAO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 16:49:22.97 ID:1448IPwRo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 17:16:12.99 ID://JwiT0DO<> 2.少し金の掛かった衣服

竜「ふむ…そうだな。ではおもっ苦しい装備ではなくこの辺のものにするか」

そういいながら手に取ったのは金糸や銀の飾りのついた衣服。一般的には重い武防具を
装備できない人物達が愛用する弱いながらも加護の効いた防具である。

竜妖精「そうですね。とりあえず街まで降りれば選択肢も広がりますからね。あとは…
坊ちゃんの口調、もう少し変えた方がいいですね。特に一人称が『我』だなんて
見た目との年齢に差がありますよ」

竜「そうか……それでは……『俺』でいいか?」

竜妖精「そうですね。それなら目立たないでしょう」

竜「では我からも言わせて貰うが…竜妖精の我に対する二人称が『坊ちゃん』というのも変だろう。
第一、見た目においては我の方が年上だ。年下から坊ちゃんなどと呼ばれるのはおかしな話だろう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 17:16:41.12 ID://JwiT0DO<> 竜妖精「そうですねぇ…それじゃ、なんて言えばいいですか?」

竜「そうだな…」

竜妖精からの呼ばれ方をどうしますか?
1.坊ちゃんのままでいい。
(竜妖精がやや過保護になり、行動に対してアドバイスをしたり行動に注文をつけたりします)
2.お兄ちゃんと呼ばせる。
(対外的に兄妹という形になり、偶に自分の好きなように行動をしたります)
3.ご主人様と呼ばせる。
(あまりでしゃばらなくなり、主人公の行動を妨げる行動をほとんどしなくなります)
4.普通に名前(竜)と呼ばせる。
(対外的に対等な立場となり、主人公とほぼ同等の意見力をもちます)
5.その他

安価>>↓2
※竜妖精は彼女自身の知りうる中でのこの世界の常識的で人間に友好的な行動やアドバイスをしようとします。
ただし、必ずしも彼女の行動が正解であるという保障はありません。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 17:45:27.89 ID:NhbZPkiDO<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 17:45:58.82 ID:NhbZPkiDO<> 若 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 18:12:59.84 ID:Vfo9mhuf0<> 安価と運ってまさかと思ったがそのまさかだった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 18:26:46.42 ID://JwiT0DO<> 若

竜「では…『若』なんてどうだ?」

竜妖精「は?わ、若ですか?……あの、頭大丈夫ですか?」

竜「む……むぅ…?」

呆れ顔でそうきかれた人間の姿をした竜は…

どうしますか?
1.『若』でいい。
(あまりでしゃばらなくなり、主人公の行動を妨げる行動をほとんどしなくなります。
また他の一般人からおかしな目で見られます)
2.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 18:32:20.41 ID:dyaItqYDO<> …前どっかで見た書き方だな
がんばれ

ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 18:32:54.05 ID:1448IPwRo<> 2 坊ちゃんのままでいい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 19:30:40.06 ID://JwiT0DO<> ぼっちゃんのままでいい。

ふう…と頭を軽く振る赤髪の青年。人間化したことで心の中で僅かにノイズが入ってしまったらしい。

竜「いや、すまない。そうだな、どうせ変に思われるのならば坊ちゃんのままでいい」

竜妖精「そうですか?よかった、今更呼び方なんて変更できませんもんね」

竜「いや、目の前に呼び方を無理やり変えられた竜がいるのだが?」

竜妖精「も、もしかして怒ってます?」

竜「いや、確かに『我』のように大仰な言葉遣いはこの姿には似合わないだろう。これからは『俺』に
統一するとしよう」

竜妖精「そうですね。それじゃ、私の装備は適当なローブと、氷の杖にしましょうかね。
私も坊ちゃんも炎の魔法は使えますけど氷の魔法は一切仕えませんからね」

竜「……炎の加護を持つ竜妖精が持っても平気なのか?」

竜妖精「はい。精神構造はともかく、肉体的には人間さんと同じですから」

竜「そうか、それなら安心だな。では、山から下りるとしよう」

そういいつつ、数十年おりることの無かった火竜の住む火山の巨大洞窟から足を伸ばすのだった。

〜〜〜〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 19:31:16.64 ID://JwiT0DO<> 〜〜〜〜

竜「ふう…人間の体とはとんでもなく脆弱だな……」

竜の姿ならばほんの数分でたどり着く事の出来る場所……火山の麓まで半日ほどかけてたどり着く2人。

竜妖精「いざとなったら『飛翔』の魔法もありますけど、魔翌力がすぐに空っぽになりますからね。
人間の体になれる意味で丁度いいでしょう」

同じく人間の体になった竜妖精も額に汗をかきながら疲れた様子を見せる。

竜「そうだな。火山の魔物は竜妖精の威信が効いたお陰で戦う事もなくすんだが…
それよりももうすぐ人間の住む街にたどり着くが…どうするつもりだ?」

竜妖精「ああ、それなら最初に装飾商に向かいますのでついてきてください」

そう言っている間にも温泉の町として有名な街の城門の前へとたどり着き、あっさりと中へ入ることに
成功する。

……… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 19:31:58.16 ID://JwiT0DO<> 〜装飾商〜

竜妖精「あの〜これを買い取ってほしいんですけど」つ火竜の牙

基本的に観光地としての側面が大きいためそれほど大きいとはいえない商店の中。それでも
火山の近くということで珍しい宝石や冒険者ご用達のタリスマンやアミュレットを備えており
それなりにセンスの良い店に見える。

商人「ん〜どれどれ……へ!?な、なんと……お、お嬢ちゃん、これどうしたんだい?」

竜妖精(かかった!)「え?あ、私のお父さんの遺品です。知り合いに聞いたら何でも
価値のあるものだって聞いて……」

商人「価値も何もこれは火竜の牙じゃないか!しかもこれほどのサイズの牙なんて滅多に
市場に……いや、それはいい。本当に売ってもいいんだね?」

竜妖精「はい。私が持っていても仕方が無いんで」

商人「それじゃ、王国金貨500枚でどうだい?」震え声

竜妖精「え、そんなに!?それじゃ、それでお願いします!」ペコリ

竜(……あれは俺の抜けた牙か。あんなものをありがたがるとは……)

自分の部位の価値など全く知らない竜はなんとなくつまらなそうにみている。

竜妖精「ありがとうございました!」

商人「いやいやこちらこそ。また何かあったらいらっしゃい。いつでも買い取るよ」

そうほっくり顔で送られる2人。それはとても美味しい商売が出来た事による笑顔に見えた。

……… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 19:32:43.13 ID://JwiT0DO<> 〜温泉町 道端〜

竜「そういえば俺の抜けた牙、ちょこちょこ回収していたと思ったらこんな事のために持ってたのか?」

竜妖精「えっへっへ、ばれちゃいましたね。竜の牙…特に伝説の巨竜クラスの牙は人間界では
とても貴重なものですからね。色々な魔法薬の材料とか竜牙兵の素とか。それに冒険者には
炎属性の攻撃を半減させるアクセサリーとしての需要もありますよ。
物価が変わってないなら金貨1000枚はくだらない品です」

そういいながら持ってきた袋を見せる竜妖精。その中にはまだ数十本の牙がじゃらじゃらと入っていた。

竜「まあ、俺の牙は1年に何本か生え代わるしな。それより売るの1本でよかったのか?」

竜妖精「いいんですよ。金貨1枚あれば1週間は遊んで暮らせますから。足りなくなったらまた
売りましょう。竜の牙が高いのはほとんど供給が無いからですからね。一気に売っちゃうと価値が
暴落しちゃうかもしれませんし、金貨も軽くは無いですからね」

竜「……詳しいな」

竜妖精「伊達に長生きはしてないってことです。それより…これからどうしましょ?お金は沢山あるので
大抵のところにはいけますよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 19:33:14.10 ID://JwiT0DO<> 竜「とはいえ、もう日が暮れそうだな…」

そういいながら辺りを見回す伝説の竜。温泉街ということで宿に困る事はなさそうである。

どうしますか?
1.今日は疲れたので宿屋へ
2.夜が本番となる酒場へ
3.装備が心もとない。武器屋へ
4.何か暇つぶしで着そうな冒険者ギルドへ
5.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/03(土) 19:45:23.69 ID:Own8DXSeo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県)<>sage<>2012/11/03(土) 19:54:42.81 ID:UipTSZ4S0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 20:55:40.44 ID://JwiT0DO<> 3.装備が心もとない。武器屋へ

竜「ふむ…そういえば装備が心もとないな。宿に行く前に武器屋へ行ってみるか」

そう判断した長身の男は営業時間ギリギリのタイミングで武器屋へと入り込む。

〜武器屋〜

商人「いらっしゃいませ。どのようなご用件で?」

竜「まずはこの街で一番良い装備を見せてくれ」

商人「一番…ですか?となるとこの銀の剣などいかがでしょう?これならば切れ味もさることながら
霊体のモンスターや不死系の敵にも効果がありますよ」

竜妖精「とはいえ、私も坊ちゃんも攻撃魔法が使えるのであまり気にする必要はありませんけどね」

商人「いえいえ。魔法を封じてしまうモンスターだっておりますから、はい。悪い買い物では
ありませんよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 20:56:08.00 ID://JwiT0DO<> 竜(なるほどな…とはいえ、やはり魔法力が篭った武器は流石に売ってはいないか…)

他にも銀の軽鎧や銀の盾などをみながら…

どうしますか?
1.一番良い品を買い揃える。
2.銀装備は目立ちそうだから鉄装備にしておく
3.何も買わない
4.その他

安価>>↓2
※金銭についてはほとんど考えなくても大丈夫です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州)<>sage<>2012/11/03(土) 21:02:34.95 ID:7e5MltXAO<> kskst <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/11/03(土) 21:05:24.25 ID:Own8DXSeo<> 武器は1防具は2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/03(土) 21:05:33.12 ID:dyaItqYDO<> あん目立つのはなあ…

2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 21:45:29.74 ID://JwiT0DO<> 武器は1防具は2

竜(ふむ…確かに銀の剣は冒険には必須かもしれないな。だが、防具まで銀製品にすると流石に目立つか)

そう判断すると銀の剣を手に取り、残りは鉄のブレストアーマーと円盾を買う。

商人「フルプレートは実用的ではありませんからね。可動部への負荷を小さく、移動に困難が
無いように、あとは綿入れで補強すればそう簡単に致命傷は受けないですよ」

竜「そのようだな」

竜妖精「ついでに日常衣の着替えもお願いしますね」

商人「かしこまりました」

こうして必要なものを買い進めていき、全てを済ますとあたりはすっかりと日がくれ、
空には星が瞬き始めていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 21:46:03.45 ID://JwiT0DO<> ……ぐ〜〜……

竜「腹がなる?……もうか?」

不意におこる空腹感に不思議に思う人外の生き物。

竜妖精「ああ、そういえば数日前から何も食べてないですものね。今日はもう宿を取りましょう」

竜「……人間とは不便だな。一度グリフォンでも喰らえば1週間は何も食わずとも平気なのだが」

竜妖精「人間さんは1日3食。坊ちゃんは火山の炎の精霊から力を受け取ってますから
特別燃費がいいですからね」

竜「そうか。では、食事だな」

竜妖精「ですね。じゃあもう宿に行きましょうか?高い宿と普通の宿、それに安い宿と
大まかに3つに分けられますけどどこにします?ここは観光業が盛んですから今からでも
どの宿も空きがあると思いますよ。因みに余計な厄介ごとに巻き込まれたくないなら
普通の宿以上の宿屋に行くべきだと思います」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 21:46:50.49 ID://JwiT0DO<> 竜「色々とめんどくさいな…」

どうしますか?
1.高級な宿屋へ行く
2.普通の宿屋へ行く
3.安い宿屋へ行く
4.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2012/11/03(土) 21:50:27.24 ID:DGhOTbtjo<> イベント見てみたいな

3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/11/03(土) 21:55:06.82 ID:jvZ5XkFAO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 23:19:45.45 ID://JwiT0DO<> 1.高級な宿屋へ行く

竜「折角だから高級な宿屋へ行くか」

正直な話、人間界の生活というものがほとんどわからない竜ではあるが、金があるのならば
安宿に止まる必要など考える必要もない。そう考えあっさりと答える。

竜妖精「そうですね。それじゃ…あの辺の宿に行きましょう」

そういいながらこの街の大通りに面した巨大な建物へと向かう。

〜大きな宿屋〜

そこは夜であるのに非常に明るい照明で爛々としていた。

竜(……天井が高いな…)

それでも元住んでいた洞窟よりは低いのだが自分の身長が1/10以下になったことにより
相対的に非常に高い天井に感じる。

店員「いらっしゃいませ。いかがなさいますか?」

通常の宿屋とは異なり専用のカウンターに専用の受付が待ち構えている。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 23:20:21.45 ID://JwiT0DO<> 竜妖精「2人で。部屋は出来るだけいいところをお願いします」

店員「…失礼ですが、少々値が張りますがよろしいでしょうか?」

竜妖精「大丈夫大丈夫。とりあえず金貨3枚もあれば十分でしょ?」

そういいながら先ほど貰った金貨を3枚出す。

店員「こ、これは失礼しました。では、最上階の貴賓室があいておりますので。一部屋ですが構いませんか」

竜妖精「はいはい。坊ちゃんもいいでしょ?」

竜「まあな」

正直な話、1人部屋に通されたとして勝手がよくわからない竜にとってありが他迷惑でしかない。

竜妖精「あと、おなかペコペコなんで急いで食事の用意をお願いね。それじゃ行きましょうか?」

あまりにも場慣れしている竜妖精に目を丸くしながらも出来るだけ動じた様子を見せないようにし、
竜妖精についていく伝説の赤竜。一瞬これではどちらが主であるのかわからないではないかと
思うのだが、元々母代わりでもあったがゆえに特に文句も無く歩く。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 23:20:50.81 ID://JwiT0DO<> 〜最上階 貴賓室〜

竜「ん、んまい!!」ガツガツッ!

竜妖精「本当に美味しいですね。自然界では調味料という考え方以前に料理という概念自体
無いですからね」ぱくぱく!

給仕が持ってきた食事にぱくつく2人。個室で食べる事の出来る高級な宿にした事で体面を
気にする必要が無いのは大正解だっただろう。

竜「…だがまあ、人間の姿になると味覚が大きく変わるのだな。正直驚いた」

竜妖精「そうですね。竜珠を持っていたらそもそもおなかも空かないでしょうし、ある意味において
あれを置いてきたのも正解かもしれません」

竜「ふむ…そう考えると人間というのも悪くないかもな」

そんなことをいいながら食事を終わらせる。

……… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 23:21:22.05 ID://JwiT0DO<> ………

竜妖精「それじゃまあ、折角温泉つきの部屋にいるのですから温泉に浸かりましょうか?」

海の幸、山の幸をたらふく平らげ、一息ついたところで竜妖精がそう告げる。

竜「何故一々水に浸からないといけないのだ?」

竜妖精「何言ってるんですか?人間の皮膚は汚れても汚れっぱなしなんですよ。
鱗に覆われていた時とは違います!」

竜「だがなぁ…炎の竜たる我が水なんぞに浸かるなどと…」

竜妖精「坊ちゃん、今は『我』じゃなくて『俺』でしょ。郷に入れば郷に従え。今は人間だから
お湯に浸かって体を洗ってください」

竜「…しかたないのか」

まるで母に叱られる幼子のようにのろのろと立ち上がると、近くのドアを2つほどあけ湯煙の
あがる私室の温泉へと向かう。

じゃぽん。

竜「あ、熱!!」

普段では熱さどころか冷たささえ感じそうな温度のお湯。それでも、人間に変化したばかりの
竜にとってはほぼ初めての感覚であり、自身の感情に軽くパニックになる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 23:21:52.17 ID://JwiT0DO<> 竜妖精「どうしました〜?」

その声に気付いたのか、それとも初めから予想していたのか竜妖精が生まれたままの姿で
湯気の向こうから姿を現す。

竜「い、いやなんでもない!それよりも服を着ろ、服を!」

慌ててそう口にしするが、その発言に自分自身が驚いていしまう。

竜(な、なんで慌てているのだ。俺は?)

普段から見慣れている…というには少々語弊があるのだが、竜妖精の裸など見たところで
今までは対して何も感じなかった。

それは人間にとっての裸の犬猫を見るのと同様な感覚でしかないため当然の帰結なのだが
今はそれとは僅かに異なる感情が混ざっているのだ。

燃え盛るルビーのような髪はややくせっ毛があり、同じ色の瞳はどんな宝石をも霞ませる不思議な
魅力を感じさせる。まだ発育しつくしていない肌はまるで絹のように肌理が細かく、こぶりながらも
形の良い双丘は彼女が女性であるということを改めて感じさせる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 23:22:17.51 ID://JwiT0DO<> 竜妖精「???。なにいってるんですか?それよりもまだ体を洗うという行動になれてないでしょ?
お背中流しますよ?」

竜「い、いい。要はタオルで拭けばいいんだろ?それ位は1人で出来る!」

竜妖精「はあ…。それならいいですけど」

元々妖精としての気質から裸である事にあまり抵抗のない彼女は不思議そうな顔をしながら
素直に退出してゆく。

竜(ふう…一体俺はどうしたのだ?これでは…これでは、まるで……)

そう思いながらも自らの考えを振り払うかのように水で薄めた温泉を浴びる。

そう、種としての最上位に位置する高貴なる種族がそう簡単に発情をするわけがないのだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/03(土) 23:22:49.76 ID://JwiT0DO<> 〜〜次の日〜〜

竜(あれは気のせいだったようだな)

風呂から上がり、すぐに眠りについた竜はようやく正気を取り戻した気分だった。

竜妖精「ん、んん〜〜…」

すぐ隣で眠っている竜妖精の可愛らしい寝息を見ても、先日のような変な感情は全くわかない。
あれはきっと夢だったのだろうと一人納得する。

竜妖精「ん…おひゃようございます、坊ちゃん」

ん〜と背伸びしながら、目を擦りようやく起きる竜妖精。彼女にとって竜とはどのような姿だとしても
主人であり、自らが世話した子供なのだろう。

竜「ようやく起きたか。朝飯を食べて…今日はどうする?」

どうしますか?
1.他の街へ移動する。
2.街を散策してみる。
3.夕方まで待って酒場へ行く。
4.冒険者ギルドへ行ってみる。
5.何か買い物にでも行く。
6.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/03(土) 23:24:43.13 ID:Own8DXSeo<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/11/03(土) 23:26:39.90 ID:qSF9shwAO<> 4 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県)<>sage<>2012/11/03(土) 23:27:14.12 ID:UipTSZ4S0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/11/03(土) 23:27:58.05 ID:jvZ5XkFAO<> 6旨い食い物を探しに行く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/04(日) 13:04:27.09 ID:JTQZQ+IDO<> 4.冒険者ギルドへ行ってみる。

竜「しかしまあ、暇つぶしに人間界へ来たのだが…意外とやることが無いのだな」

むしゃむしゃと最高級の朝食をとりながら目の前にちょこんと座る人間の感覚では美少女に映る
自分の乳母へ話しかける。

竜妖精「そうですね。観光都市ですからその辺を見てまわっても面白いかもしれませんが…
ちょっと冒険者の真似事でもしてみますか?上手くいけば坊ちゃんの大好きな財宝を
手に入れられるかもしれませんよ?」

竜「なんと、財宝…とな?」

竜種…特に上位種に当たる古竜は金銀財宝や魔法の品というものを収集する癖…といよりも習性がある。

故にこの火竜も若い頃は街を襲い、自身の宝物庫には伝説級の魔法器も含め、人間が一生遊んでも
使い尽くせない財宝が貯まっているのだが、当然その欲に底があるはずもなく紅い瞳がきらりと輝く。

竜妖精(まあといってもそんなに上手い話なんて早々あるはずも無いんですけどね)

と内心でくすりと笑っている少女の表情に気付く事も無く。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/04(日) 13:04:55.67 ID:JTQZQ+IDO<> 〜温泉の町 ギルド〜

竜「…ということで仕事をよこせ」

まだ早朝だというのに酒の匂いの残る冒険者ギルドの受付に到着してそうそうそう声をかける竜。

受付「仕事、ですか?ギルドの証明書はお持ちで?」

竜「証明書?」

受付「はい。冒険者になるには一般的に2つの方法があります。一つは王都公認の訓練所で
数年の訓練を受け正式な冒険者となること。そしてもう一つが個々のギルドが発行する
ギルドの証明書を受け取ることです」

竜妖精(へえ、実は知りませんでした)

竜「ふむ、では証明書をくれ」

受付「わかりました。ではこちらで説明を受けてください」

そういいながら奥の部屋へと連れて行く受付の女性。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/04(日) 13:05:26.93 ID:JTQZQ+IDO<> 〜ギルド内 奥室〜

そこは特に飾り気の無い長方形の机と椅子が並べられた部屋だった。

受付「……ということで、ギルドで仕事を斡旋されたい場合、4人1組のパーティを組むことが
義務付けられています。所謂『相互監視』ってことですね」

竜(なるほど。確かにどこの輩ともわからない我に『証明』を与えるために4人でパーティを
組ませるわけか)

この世界では戸籍という概念が行き渡っていない事に対応するための知恵に納得する青年。

竜妖精「坊ちゃん、いいんですか」コソコソ…

竜「ん?どうした?」

こそこそと話しかけてくる傍らの少女に不思議に思う火竜。

竜妖精「4人という事は最低でも2人は人間さんとパーティを組むことになっちゃいますよ?」コソコソ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/04(日) 13:05:53.44 ID:JTQZQ+IDO<> 竜(そうか。それは…どうしようか?)

人間に変化したからといって心まで人間になっているわけではないし、第一人間として普通に
生活する自信など無い。それに人間と魔物とは基本的に相容れないものであり、もし正体が
ばれた場合、よほどの信頼を得てない限り彼らを処分するか人間界の生活を諦める必要があるだろう。

どうしますか?
1.ギルド員になる。
2.ギルド員にはならない
3.その他

安価>>↓2
※ギルド員とパーティを組むと亜人種や魔族とパーティを組むことが出来なくなります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/04(日) 14:29:26.77 ID:90oQw4jIO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<>sage<>2012/11/04(日) 16:00:35.46 ID:L1Mdr+5AO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/11/04(日) 21:40:17.29 ID:JTQZQ+IDO<> 1.ギルド員になる。

竜(まあばれたらばれたで殺すか元の世界へ戻ればいいだけか)

元々暇つぶし以上のことなど全く考えていない竜にとってこの世界への未練などまったく存在しない。

故にあっさりと同意する事にする。

受付「そうですか。それじゃレベルと魔法適正を調べますので……え?」

同意によって簡単な履歴作成(もちろん竜と妖精の履歴はほぼ全て嘘だが)をし、続いて
様々な適性検査をすると、通常では起きないエラーが発生してしまう。

受付「おかしいですね。壊れたのかなぁ?」

意味不明な機器をポンポンと叩いて、もう1人、つまり竜妖精のほうで確認するが…やはり
そちらでもエラーが発生したらしく首をかしげている。

竜妖精「もしかしてレベルチェッカーですか?」

受付「そうですけど…まあ古いものですからねぇ……私は…うん、正常にレベル16を指してますね」

竜妖精の疑問に対し、自身のレベルをチェックする事で機器が壊れていない事を確認しながら答える。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/04(日) 21:41:09.25 ID:JTQZQ+IDO<> 竜妖精「……あの…どうしてもレベル計らないといけないですか?」

受付「それは当然です。魔法力チェックとレベルチェックは最低限必要なものですし。魔法力を
持つ人間はほとんどいないですから魔翌力を持っていれば問答無用で職業は魔術師になりますし、
レベルは出来るだけ同じレベル同士でないと足手まといになったりレベルアップの妨げに
なりますし…あ、これなら大丈夫かな?」

そういいながら少しほこりを被っていた大仰な機械を取り出す。

受付「これでよし、っと。それじゃ改めて……え!?れ、レベル50!?」

竜「まあ、そうだな」

受付「魔法適正S!?」

竜「まあ、そうだろうな」

受付「……もしかしてそっちの娘さんも?」

竜妖精「あ、私は多分レベル37ですけど……大丈夫ですか?」

受付「……えっと……確認ですがこの履歴どおりならどこをどうしてもこんなレベルにはならないんですが」

竜妖精「ですよね〜〜」

竜「レベルが低いならともかく高い分には構わないだろう」

受付「そうは行きません。レベル50なんて、熟練の聖騎士だってたどり着けるかどうかの高みですよ!」

竜(人間ごときであればそうだろうな) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/04(日) 21:41:34.60 ID:JTQZQ+IDO<> 受付「それにこちらどものギルドではそちらの娘さんレベルの方だって釣り合いが取れる方を紹介なんて
できませんよ。どうしても冒険者になりたいのであれば……王都の中央ギルド本部に行って
みてはどうです?」

竜「……そうなのか?」

受付「そうです。ご紹介できないことも無いですが足手まといにしかなりませんよ」

竜「ふむ…」

どうしますか?
1.しかたないので王都へ向かう。
2.仲間が足手まといでも構わないからここの冒険者になる
3.やっぱりギルド員になるのをやめる。
4.その他

安価>>↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)<>sage<>2012/11/04(日) 22:18:34.28 ID:+Sm4VTTAO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/11/04(日) 23:01:25.80 ID:L1Mdr+5AO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/11/22(木) 22:58:24.64 ID:Yg1aNqxKo<> 待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<><>2012/11/25(日) 13:36:31.44 ID:INoRg4Vno<> まだー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/10(月) 21:14:52.28 ID:i2dBJkLIO<> 飽きたのかなあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/13(木) 02:03:12.84 ID:8W0QMAP0o<> まだー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/23(日) 15:33:00.77 ID:V8vu+9Ymo<> こない… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/24(月) 01:56:04.96 ID:HgP3d23ho<> まだぁ?? <>