◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:41:54.02 ID:Q/3XA1V50<>
不定期更新

遅筆

以上のことにご注意あれ。


あ、「さくら荘のペットな彼女」と「みずたまぱにっく。」のクロスです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351921313
<>水田マシロ
◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:42:15.39 ID:Q/3XA1V50<>
マシロ「って、スイコーっすよね。 なんで?」

アサミ子「ほ・お・ら、ましろんももうコウコウセーに慣れてきちゃった訳だしぃ、そろそろ社会勉強が必要っしょ? だから、しばらくスイコーに行ってきて欲しいな? 明日から!」

いやいやいや。

マシロ「『な?』って言われても、イキナリ言われてハイソウデスカとはいかないって」

アサミ子「大丈夫よましろんっ!」

マシロ「え?」

アサミ子「許可はとってあるからっ」

マシロ「誰のっ!?」

アサミ子「学校の?」

マシロ「学校の!?」

アサミ子「あと向こうの学校も?」

マシロ「は、はあ?」

アサミ子「さらには向こうの下宿先も?」

根回しがすごいっ!
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◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:43:06.07 ID:Q/3XA1V50<>
アサミ子「だ・か・ら、行く事はもう決まってるのっ」

何を言ってるんだこの人は。 悪魔か……。 いや、魔女か。

アサミ子「んふふ〜ん、そうよ〜私が魔女よ〜」

マシロ(うお、また読まれた!?)

まあ、顔に出やすいから。

マシロ「は、はあ……。 って、明日出発ってことは早く準備しないとダメじゃん!」

アサミ子「……」ニヤニヤ

マシロ「す、すいません今日はもう帰りますバイト代は削っておいて下さい!」ダッ

そういうことは忘れないで伝える、ザ・まじめ。

アサミ子「あ、ましろ〜ん」

マシロ「はいぃ!?」キキー

アサミ子「ましろんのお家の許可はもうとってあるからね〜」

なんてこった。
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◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:43:54.68 ID:Q/3XA1V50<>
――なんやかんや翌日、さくら荘

千尋「そーゆー訳で神田、さっさと迎えに行ってらっしゃい」

空太「……なにがそういう訳なのか分かりませんが、取り敢えず先生は何で俺の部屋に自然に入って来てるんですか?」

千尋「アンタの部屋にプライバシーなんて無いのよ」

空太「教師ならそこを尊重してくれよ!」

千尋「元から上井草が壊してるし、蝶番だってバカになってんでしょ。 話を逸らしてないでさっさと迎えに行きなさいよ」

空太「話が逸れるような事をしたのはアンタでしょうが! だいたい俺は今忙しいんですよ!」

千尋「右手が忙しいことくらい私だって分かってるわよ」

空太「寸分も合ってないからね!? 蝶ですら番いになってんのに先生は……」

千尋「なるほど死にたいようね神田。 いいわよ、冥土だろうが浄土だろうが送り届けてあげるわ」

空太「失言でしたすいませんでした! ……俺は忙しいって言ってるじゃないですか。 暇な先生は仕事でも探したらどうです?」

千尋「仕事が無いから暇なんじゃない考えればわかるでしょう」

空太「暇なら先生が行けばいいでしょ」

千尋「やーよメンドくさい」
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◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:44:51.46 ID:Q/3XA1V50<>
空太「それが教師のセリフかよ! だいたい俺は忙しいんです! プログラミング! C言語! ゲーム作ってるんすよこっちは!」

千尋「神田、せめて日本語喋りなさいよ……」

空太「何で俺が憐れみの目で見られてるんだよ!」

ましろ「空太」ヌッ

空太「ぬわっ。 ……なんだ椎名か。 これはまた突然現れたな」

ましろ「私は空太が日本語を喋られなくなっても気にしないわ」

空太「入ってくるなり俺のライフをガリガリ削るなあおい!? ていうか今堂々と日本語で会話してるよね!?」

千尋「この写真の奴を駅まで迎えにいくだけの簡単な仕事よ。 日本語が喋れない神田でも出来るんだから」ヒラヒラ

空太「せめて日本語しか喋れない俺から日本語を取り上げるの辞めてくれない!?」

千尋「写真見たらさっさと行きなさい、余計な詮索したらぶっ飛ばすから」

空太「分かったから早く出てって下さい!」

千尋「分かればいいのよ」すてすて
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◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:45:37.81 ID:Q/3XA1V50<>
空太「……アマゾネスは去ったな。 で、椎名はなんの要件だ?」

ましろ「私も行くわ」

空太「どこに?」

ましろ「駅」

空太「写真のこの人を迎えに?」

ましろ「そうよ」

空太「その要件で部屋まで来たのか? エスパーかよ」

ましろ「違うわ」

空太「知ってるよ」

ましろ「ボストンバッグには入れないもの」

空太「そっちのエスパーかよ! なんで知ってるんだよそっちのエスパーを!?」

ましろ「空太」

空太「なんだよ」

ましろ「二人きりの時は、名前」

空太「お、おう……」

ましろ「……」
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◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:46:28.71 ID:Q/3XA1V50<>
空太「ま、ましろ」

ましろ「なに?」

空太「い、いや、呼んだだけだ」

ましろ「空太は意味不明ね」

空太「椎、……ましろが呼ばせたんだけどな」

ましろ「これで心置きなく旅立てるわ」

空太「あん? どこにだよ」

ましろ「駅よ」

空太「お前本気で着いてくるつもりだったのかよ!?」

ましろ「冗談なんか言わないわ」

空太「ああ、そう……」

ましろ「空太、元気なさそうね」

空太「半分は誰かさんが原因だよ」

ましろ「それは可哀想ね」

空太「誰かさんってし、……ましろのことだからな」

ましろ「ありえないわ」

空太「ありえるわ! で、結局なんでここに来たんだよ。 また裸になれって言うのか?」

ましろ「ストリーキングね」

空太「アホか! 俺が脱いでも何の得にもならんわ、どうせなら椎名とか青山の方が目の保養になるっての」

ましろ「私の裸が見たいのね」

空太「おう、見せれるもんならここで脱いでみろよ」
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◆.6mrbJ9aro<>sage saga<>2012/11/03(土) 14:47:29.67 ID:Q/3XA1V50<>
ましろ「……」ヌギヌギ

空太「ごめん椎名さん俺が悪かっただから無言で服脱ぐの辞めて下さいお願いします!」

ましろ「空太はどっち付かずね」

空太「そんな『やれやれ』みたいに言うのやめてもらえませんか……」

ましろ「やれやれね」

空太「実際に言わなくていいでしょ! なに、俺をK.O.したいの椎名は!?」

ましろ「私はOKよ」

空太「なに言っちゃってるの!?」

ましろ「空太」

空太「あーあー、はいはい、今度はなんですか?」

ましろ「恥ずかしいわ」

空太「脱ぎかけで止まってるからだろ! 早く着ろよ!」

ましろ「……」モソモソ

空太「だいたい、恥ずかしいならもっと恥ずかしそうに言えよ」

ましろ「恥ずかしいわ」

空太「変わってねーよ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/11/03(土) 17:51:29.72 ID:w8w4i959o<> みずたまぱにっく。新刊はよ <> ◆.6mrbJ9aro<>sage<>2012/11/03(土) 20:31:06.08 ID:oG1AINLIO<> スレタイを間違えてしまい、一旦HTML化いたします。
また立て直しますので、ご容赦のほど、よろしくお願いいたします。 <>