@tea<><>2012/11/05(月) 23:37:12.97 ID:AwY0EQ810<> 相田先生すみません。勝手に書いてしまいました。
 不愉快なら言って下さい。すぐに消えます。

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夕暮れ時の待合所に、二人の男がいた。
いかにも品の良さそうな青年達に見えるが、何処か冷たい印象も受ける。
一見すると公務員にも見えなくは無いが、肩周りについたシナヤカな筋肉がその可能性を打ち消していた。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1352126232
<>GUNSLINGER GIRL-romanzo- @tea<><>2012/11/05(月) 23:38:10.26 ID:AwY0EQ810<> 「ジョゼ」
窓の方を向いたまま、金髪の男が口を開く。
「このまま、イタリア中の国立病院を回るつもりか?」
目だけ動かして表情を見ようとしたが、逆光の夕日と靄のかかった紫煙のせいで良く解らなかった。
もっとも、笑顔では無いだろうが。
「ああ……いや」
ジョゼと呼ばれた黒髪の男は、心此処にあらずといった風で、短くなった煙草を吹かし続けている。
「俺はもう決めて来たぞ。家族に見捨てられたCFS症候群の全身麻痺患者だ」
琥珀色に染まり始めたイタリアの街に視線を戻す。
「ジャン兄さん…、本当に子供じゃなきゃいけないのか?」
「「公社」の技術者はそう言っている…。体の改造も薬による洗脳もなるべく若い方がいいらしい」
ジョゼは息苦しいタイを緩めて、最後に一服した後、少し強く灰皿に押し付けた。
<> @tea<><>2012/11/05(月) 23:39:18.32 ID:AwY0EQ810<>
「…ええと、社会福祉公社さん、でしたっけ?」
ICUの管理室の扉を開けると、それまでの病院の香りとはうって変わって、コンピューターが低く唸りはじめる。
「国も素晴らしい組織を作りましたね。身障者支援を積極的に打ち出すとは」
初老の男性医師は、素直に感嘆の声を漏らしていた。
「それでマージ先生、この病院に重傷の少女が居ると聞いてやって来たのですが」
「ええ、まさしく貴方方の助けを必要としています」
キーボードを叩くと、生体信号《バイタルデータ》が手元のウィンドウに映りこむ。ジョゼは壁際に寄り掛かった。
「ご存知ですか?先週ローマであった一家殺害事件の生き残りですよ」
医師とジャンは、彼女とを隔てる硝子に一歩近づいた。
「彼女は家族の死体の隣で、一晩中暴行を受けていました。本人は………、」
医師はそこで一息いれた。

「本人は…、自殺を望んでいます」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/11/06(火) 02:54:42.08 ID:IeLSpZ61o<> 原作まんまじゃん
せめてオリジナル要素が出るところまで書きためて投下しようぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/06(火) 14:06:41.85 ID:TMFRHmDto<> ローカルルール読め
非常に不愉快 <>