VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 19:30:13.47 ID:VNxd9QC80<>〜八十神高校〜放課後

千枝「最近さぁ……番長君て放課後になったらすぐに帰っちゃうよね?」

陽介「だな。もうすぐ三月になるってのに、最近相棒と全然話せてねえや」

雪子「何だか大変そうだよね。やっぱり……色々準備とかで忙しいのかな」

陽介「大変そうといやぁ、最近クマの奴も付き合いが悪いんだよ」

雪子「クマさんも?」

陽介「ああ。バイト終わった後すぐどっかに消えちまって、気付いたら帰ってるんだよな」

千枝「番長君だけじゃなくてクマくんもか。二人して、何かあったのかな?」

陽介「……まあともかく、明日は学校休みだろ? 相棒に連絡取って、明日大丈夫か聞いてみるわ。
   とは言っても、大丈夫じゃないとは言わせねえけどな」

千枝「スキー以降遊べてないし、どうせなら思いっきり楽しんじゃおうよ! うん、それがいい」

雪子「私も賛成。完二君達には私から連絡しておくよ。私達と同じぐらい彼のこと心配してたから」

陽介「うっし! じゃあ明日は久しぶりに特捜本部に集合だな!」

千枝・雪子「「おおーッ!!」」

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<>陽介「笑ってはいけない……?」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 19:46:20.87 ID:VNxd9QC80<> 〜???〜

??「陽介、陽介起きんしゃい。お寝坊はダメダメクマよ」ペシペシ

陽介「ん……いて、いてえって。な、何だ?」

??「やぁ〜っと起きたクマか。なら他のみんなを起こすのを手伝うクマ」

陽介「お、おう……ってクマじゃねえか! いきなり何だよ!
   つか起こすって何だよ! つか何回も叩くなよ痛えんだよ!」

クマ「んもう、陽介は質問が多いクマねえ。後でちゃ〜んと説明したるから、ともかく今は手伝うクマ」

陽介「ちっ……ったく、しょうがねえな」

陽介は渋々といった様子で、倒れている他のメンバーをクマと一緒に起こしていった。
特捜隊のリーダーたる番長の姿はない。先に起きて一人で探索しに行ったのだろうか。

陽介「そんじゃあ全員起きたところで、全部説明してもらうぞクマ」

クマ「モチのロンクマ。みんなはここが何処だか分かるクマね?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 19:55:33.69 ID:VNxd9QC80<> 直斗「テレビの中、だよね。メガネがいつの間にか付けられてたけど」

クマ「ナオちゃん大正解クマ。じゃあ何でここにいるのか分かるクマか?」

千枝「え〜っと、確か……」

完二「先輩に集合掛けられたんスよね。本部じゃなく、ジュネスのテレビに集合せよって」

りせ「そうそう! それで、その後は……?」

雪子「クマさんが来て、後ろからドンて押された気がする……」

陽介「そうだ思い出した! クマてめぇ、いきなり俺等をテレビん中に入れる奴があるかよ!
   相棒も来てなかったし、誰かに見られたらメチャクチャヤバいだろうが!」

クマ「辺りをちゃ〜んと確認したから大丈夫クマ。クマはその辺、抜かりはありません!」

完二「普段からその抜け目の無さををバイトとかに生かせよな……」

千枝「それで番長君は? 集合したからには、何かあったんでしょ?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/11(日) 19:59:31.10 ID:oaqXZ9+DO<> このメンバーかぁバランスいいなぁ、直斗が扱い難しそうだけど
楽しみです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 20:05:58.56 ID:VNxd9QC80<> クマ「センセイは色々と準備があったりするので、今ここにはいないクマ」

完二「準備ぃ? 何を始める気だよ」

クマ「むっふっふ〜ん。みんな待ちきれないようなんでぇ、そろそろ発表しちゃいますクマ!」

陽介「うおっ! 急に暗くなった!」

りせ「ちょっとクマ! 悪ふざけはやめてよ!」

クマ「ドゥルルルルルルルル……!」

千枝「いや、効果音を口でやらんでいいから……」

クマ「ジャジャ〜ン、クマッ!」

    〜センセイとの思い出作り特別企画〜
【絶対に笑ってはいけないジュネス in マヨナカテレビ】

全員『…………』

クマ「おっほほほ。みんなビックリし過ぎて声も出ないクマか?
   いやぁ、この日の為にセンセイと色々準備した甲斐があっ――」

陽介「アホかテメェェェェェ!!」

クマ「クマぁぁぁ!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 20:19:50.88 ID:VNxd9QC80<> 陽介「何だよこれ! わざわざ集合したのってこれの為かよ!!」

直斗「もっと何か、重大な事件でも起こったのかと思ってたのに……」

りせ「これ知ってる〜♪ 年末によくやってるよね」

完二「ああ、お袋とよく観てるぜ。毎年ホント面白いんだよな」

雪子「私も録画したのを旅館のみんなと一緒に観てるよ」

千枝「いやいやそこ、盛り上がってる場合じゃなくてさ……」

陽介「そうだぜ。ったく、最近相棒もお前も付き合いが悪ぃなと思って心配してたってのに」

クマ「ばれないよう頑張りましたクマ!」

陽介「んなたこぁ別にどうでもいいんだよ。つか今からやるのかよコレ……」

クマ「そうクマよ? みんな今日と明日は学校お休みクマね。センセイから聞いてるクマ」

千枝「確かに休みだけど、雪子とか急に手伝い入ったらどうするのさ」

クマ「その点も抜かりはありませんクマ。センセイがみんなのところに連絡に行ってるクマよ」

完二「先輩がいねえのはその為か。まあ準備だよな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 20:31:24.12 ID:VNxd9QC80<> 直斗「あの、僕こういったことは分からないので遠慮を……」

千枝「私も。確かこれ、笑ったらお尻叩かれるんでしょ? 観てる分には良いけどさ」

直斗「お、お尻を叩かれるんですかッ!?」

りせ「そうだよ。う〜ん。私もちょっとなぁ」

陽介「だとさ。諦めろよクマ」

クマ「…………………グスン」

雪子「く、クマさん……?」

クマ「みんな、みんなしどいクマ。クマとセンセイが残り少ない時間を使って一生懸命考えたのに……」

完二「お、おい。泣くこたねえだろうが」

陽介「考えたって、もろ某番組のパクリじゃねえかよ……」

クマ「みんなは、センセイと思い出作りしたくないクマか?」

全員『そんなことはない!!』

クマ「じゃあ、じゃあ参加してくれる?」

陽介「…………あ〜もう、仕方ねえな」

千枝「思い出作りって出されるとねえ」

雪子「彼と過ごす時間が、あと少しっていうのは事実だし」

完二「うっし。やってやろうじゃねえスか! 先輩との思い出作り、気合入れてやったらぁ!」

りせ「ふう。先輩のこと出されるとホントに私達ってば弱いなぁ」

直斗「ええ、確かにそうですね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 20:32:34.20 ID:VNxd9QC80<> 一旦終わります。こんな感じで続けていきますが、よろしくお願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 21:10:18.71 ID:VNxd9QC80<> クマ「……しめしめクマ」

完二「あん? どうしたクマ公」

クマ「何でもないクマよ〜。それじゃあみんなにはあそこで着替えてもらうクマ」

クマが指し示す方向にいつの間にか六つのボックスがある。
各ボックスにはそれぞれ名前が書いてあった。

陽介「こんなとこまで再現バッチリかよ。無駄に力入れてんなぁ」

クマ「中には制服が入ってるから、ちゃっちゃと着替えるクマ」

千枝「ジュネスの制服? 花村がバイトとかで普段着てる奴とか?」

陽介「ジュネスエプロンだけならこんなボックス入る必要ねえだろ……」

雪子「何だか、ちょっとワクワクしてきた」


〜特捜隊着替え中〜


クマ「は〜い。どうやらみんな着替え終わったようなんでぇ、一人ずつ出てきてもらいますクマ。トップは陽介!」

陽介「おう。つか、俺はいつも通りだろ」←ジュネスエプロンを付けた陽介

クマ「ホント変わり映えしないクマねえ。じゃあお次は千枝ちゃん」

陽介「用意しといて言うかよその台詞……」

千枝「とう、ってかエプロン付けただけだけどね。まんまアルバイトした時のじゃん」

クマ「はいは〜い。お次はユキちゃんクマ」

雪子「どう、かな? 花村君のところでバイトしたことないからちょっと新鮮な気分」

陽介「おお、天城のエプロン姿って何か眩しいぜ……」

千枝「てやっ!!」

陽介「ってえ!?」

クマ「陽介が予想通りになったとこで、次行くクマ。完二ぃ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 21:25:13.85 ID:VNxd9QC80<> 完二「おう」←巽屋作務衣+ジュネスエプロン

陽介「…………ッ!」

千枝「くくっ……」

雪子「ぷっ……完二君、何それ……?」

完二「何で先輩方、早速笑ってんスか! てか用意されてたから着ただけだコラァ!」

クマ「その衣装は、センセイが完二のお母さんから預かってきたものクマよ」

完二「お袋と先輩のせいかよ……つかアンバランスすぎるだろコレ」

クマ「次に行くクマ。お次はりせちゃん」

りせ「はいは〜い」←実家の豆腐屋の割烹着

陽介「まあ、予想通りだよな」

りせ「ええ〜、先輩達シンプルで良いなぁ。なんだか私お店に居るみたい」

雪子「まあ似合ってるし、良いんじゃないかな?」

完二「俺に比べりゃマシだろそれ……」

りせ「何が…………アッハハ! 何それ完二! おっかしい!」

完二「っせえな!! お前も早速笑ってんじゃ……って、先輩達もまた笑ってんじゃねえよ!」

クマ「ほいほ〜い。最後はナオちゃんクマ」

直斗「…………あ、あのぉ」

りせ「どしたの? 直斗君」

直斗「ほ、ホントにこんな格好でやらなくちゃいけないんですか?」

クマ「勿論クマ。ナオちゃんも、センセイと思い出作りしたいでしょ?」

直斗「そ、そうだけど……ううっ」

完二「直斗、今更グダグダ言ってもしょうがねえよ。腹くくれ」

直斗「は、はい……」←八十神高校制服(女子)+ジュネスエプロン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/11(日) 21:27:57.93 ID:oaqXZ9+DO<> 素晴らしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 21:41:29.11 ID:VNxd9QC80<> 陽介・完二『…………ぐほっ!?』

クマ「うっひょおおおおお! ナオちゃん可愛いクマ」

千枝「うわっ、マジで直斗君めっちゃ可愛いじゃん」

りせ「ホントだぁ。普段学校来る時もそれで来れば良いのに」

直斗「か、勘弁して下さい! 普段からこんな格好なんて恥ずかしすぎます……」

雪子「確かにやめた方が良いかも。花村君と完二君、鼻血出して倒れてるし」

陽介(相棒……)

完二(先輩……)

陽介・完二『グッジョブ!!』

直斗(先輩にしか見せたことないのに。…………先輩の馬鹿)


〜陽介と完二を回復中〜


クマ「ほ〜い。じゃあみんな着替え終わったところで、ルールを説明しますクマ」

陽介「ホント忠実に再現すんのな」

クマ「その一、これからみんなには24時間ジュネス・マヨナカ支店でビシバシ働いてもらいますクマ」

千枝「丸一日かぁ……あたし等身体が保つのかな?」

クマ「ヤバそうな時は、センセイのペルソナが全力でメシアライザーをかけるんで心配ご無用クマ。
   その二、その時間中は何があっても絶対に笑ってはいけないクマ」

直斗「ちょっとの笑いでも駄目なの?」

クマ「もうクスリとかニヤリとかも駄目クマよ。その三、笑った場合はその場でキツイお仕置きを執行するクマ」

りせ「お尻を叩かれるのよね。うわぁ、私アイドルなのに」

完二「天城先輩なんか一番ヤバそうじゃないスか」

雪子「完二君うるさい」

完二「……すいません」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/11(日) 21:52:51.99 ID:oaqXZ9+DO<> 24時間マヨナカ…分かっていても頭ん中で突っ込んでしまう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 21:59:03.21 ID:VNxd9QC80<> クマ「ルールを説明したところで、舞台となるジュネス・マヨナカ支店にご案内しますクマ」

陽介「ちょ、おい。歩いていくのかよ。途中シャドウとか危ないんじゃねえの?」

クマ「心配ご無用。センセイとクマがこの辺りの危険なシャドウは一掃しておきましたクマ」

雪子「ホントに準備良いんだね」

千枝「まあ、某番組通りの車内トラップが無いだけマシと思っとこうよ」


〜ジュネスへ移動中〜


りせ「うわぁ……」

完二「なんつーか」

千枝「まんまジュネスじゃん! 再現度高すぎ!」

直斗「一体どうやってここまでのものを?」

クマ「センセイとクマのペルソナを総動員して作りましたクマ」

雪子「ペルソナってそんな使い方していいのかな……?」

陽介「いや、駄目だろ」

クマ「ほいほ〜い。じゃあこの線を越えたらゲームの始まりクマ。何があっても絶対に笑っちゃ駄目クマよ」

千枝「ここからかぁ……」←頬をパンパンと叩く千枝

雪子「何だか変に緊張するね」

完二「っしゃあ! 気合入れるぜえ!」

りせ「どんなトラップがあるのか知らないけど、なるべく被害は少なくしたいなぁ」

直斗「ゲームのお仕置きでお尻は叩かれたくないですからね」

陽介「まあともかく、潰し合いはなるべく避けようぜ。ドツボにはまるから」

クマ「一斉に線へ超えるクマよ〜。せ〜っの」

全員『せっ!!』


〜絶対に笑ってはいけないジュネス in マヨナカテレビ〜

スタート <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 22:01:06.07 ID:VNxd9QC80<> また一旦終わらせます。重ねてすいません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/11(日) 22:45:36.14 ID:oaqXZ9+DO<> 遅ればせながら乙です! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2012/11/11(日) 23:09:33.29 ID:KM784nL9o<> 乙
待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 23:22:46.35 ID:VNxd9QC80<> クマ「じゃあ初めに新人のみんなを店長に紹介するから、店長のところに行くクマ」

雪子「店長って……花村君のお父さん?」

陽介「いやいや、親父をテレビの中に入れないだろいくらなんでも」

完二「誰なんすかね。店長の役やってるの」

直斗「普通に考えれば、この場合先輩なんですけど」

りせ「クマ、先輩まだ来てないの?」

クマ「センセイが来たらみんなにお報せするから心配ご無用クマ。あっ、そうだ」

クマが徐にクマスーツを脱ぎ始めた。

千枝「えっ、それ脱ぐのクマ吉」

クマ「クマはここの正社員なので、キチンと制服に着替えるクマ。…………じゃん♪」

中から鼻眼鏡を付けた、Vサインする人間体のクマ。

陽介「…………ッ!」

千枝「あ〜、あ〜……」

雪子「ぷっ! あっはははははは!!」

デデ〜ン 雪子 OUT

りせ「ちょ!? 雪子先輩!?」

完二「言わんこっちゃねえ……」

直斗「始まってからまだ一分も経ってませんよ……」

陽介「おい、何かこっちに向かって来てねえか?」

りせ「あ、あれってレアシャドウの……」

直斗「“栄光の手”ですね。それも三体」

雪子「あはは……え、えっ? 何々?」

二体の栄光の手が雪子を拘束し、残った一体が雪子のお尻を引っ叩いた。

雪子「ひっ!?」

千枝「ちょ!? 雪子大丈夫!?」

【女性陣が笑った場合、栄光の手にお尻を叩かれる】

完二「今のは絶対に痛いっスよね」

陽介「思いっきり振りかぶってたもんな……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 23:35:16.94 ID:VNxd9QC80<> 雪子「ううっ……痛い」

クマ「ユキちゃん残念。でも始まったばかりだし、これから頑張るクマ」←鼻眼鏡のまま笑うクマ

雪子「…………くくっ」

陽介「クマてめぇ、もうそれ外せよ。下手すりゃ天城がここで脱落するだろうが」

千枝「そうだよ! 鼻眼鏡が雪子のツボなの知ってるでしょ!」

クマ「仕方ないクマねえ……ほい」←鼻眼鏡の下にまた鼻眼鏡

陽介「ぷはっ……お前!」

千枝「くっ……くくっ!」

雪子「あく……だ、駄目……あははは!」

デデ〜ン 陽介、千枝、雪子 OUT

りせ・完二・直斗『…………ッ!!』←腕を抓って笑いを堪える一年組

バチーン!!
千枝「きゃあ!」

バチーン!!
雪子「あうっ!」

陽介「お、俺の場合は一体どうな――」

闘魂のギガス「…………」←ハリセンを構える闘魂のギガス

陽介「おまっ……!! これはマジで――」

バチーン!!
陽介「ぐあああッ!?」

【男性陣が笑った場合、闘魂のギガスにお尻をハリセンで叩かれる】

りせ「うわぁ……早速先輩達が洗礼を受けてるし」

完二「つか俺もあいつにケツハリセンをやられんのかよ!? 冗談じゃねえ!?」

直斗「僕と久慈川さんも嫌ですよ……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/11(日) 23:56:04.85 ID:VNxd9QC80<> 陽介「く、クマ……てめぇ、もう重ねるのはいいから、ほ、ホントにそれ外せ……!」

クマ「分かってるクマよぉ。ほい、プリチーなクマの素顔クマ」

千枝「これは没収だからね! いつつ……完二君、これどっかポイして!」

完二「うっす!」

雪子「も、もうない? 鼻眼鏡ない?」

直斗「たった今巽君が捨てましたから大丈夫ですよ!」

りせ「しっかり! 先輩達ッ!」

クマ「最初からこれじゃあ先が思いやられるクマねえ。ささっ、店長のところに行くクマ」

千枝「誰のせいだと思ってんのよ……」

完二「花村先輩、大丈夫っッスか?」

陽介「何かよぉ……尻から口にかけて衝撃が駆け抜けていった感じがする」

りせ「…………花村先輩、そういう感想いらない」

〜ジュネス店内〜

直斗「こうして見ると、中も現実世界のジュネスそのままですね」

陽介「ホント瓜二つだぜ。クマ、俺ら以外に店員いねえのか?」

クマ「それは追々紹介するクマ」

エビデー ヤンライフ ジュネス♪

千枝「あっ、この声って……」

りせ「奈々子ちゃんだ。癒されるなぁ」

デデーン りせ OUT

りせ「あっ」

完二「思いっきり笑顔を浮かべちまったな」

バチーン!!
りせ「いったーい!?」

陽介「奈々子ちゃんの癒しすらも罠になるとは……」

千枝「恐るべしジュネス・マヨナカ支店」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 00:17:19.46 ID:tSkAF29b0<> クマ「ナナちゃん恥ずかしがってたけど、ジュネスのために喜んで協力してくれたクマ」

雪子「まさかお仕置きのために使われてるとは菜々子ちゃん思わないだろうなぁ……」

クマ「店長室まで、あと少しクマ」

〜店長室前〜

クマ「到着〜」

陽介「いや、店長室なのは分かったけどよ」

完二「THE 長鼻って書いてあるっスね」

雪子「花村君のお父さんって鼻長いの?」

陽介「だから違うから! 親父の鼻は標準だから!」

クマ「お静かにするクマ。店長、新人六名を連れてきましたクマ〜」

全員(室内が全部青!?)

イゴール「ようこそ店長ルームへ……」

全員(鼻長ッ!)

イゴール「私、ここの店長を務めさせてもらっているイゴールと申します」

マーガレット「秘書を務めておりますマーガレットです。お久しぶりです皆さん」

千枝「あっ、スキーに行った時の!?」

雪子「何してるんですか?」

イゴール「私達はあの方の旅を手助けをする者。コミュニティを更に堅牢なものにするためならば協力を惜しみません」

マーガレット「これから先、過酷な試練が待ち受けているかと思いますが、皆様には頑張って頂きたいと思います」

陽介「ど、どうもっス」

イゴール「ふふ、あの方もまた良いコミュニティを築かれたご様子。さて、マーガレット」

マーガレット「はい。一日限りとはいえ、皆様には当店で懸命に働いて頂きます。
       そこで、当店の従業員と円滑な人間関係を進めて頂くため、私から皆様に親しみやすいようあだ名を送らせて頂きます」

直斗以外(来たぁ……)

直斗「え、えっ? 皆さん何で落ち込んでるんですか?」

りせ「知らなくてもいいよ直斗君。けど準備だけはしておこう?」

直斗「えええっ……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 00:39:12.20 ID:tSkAF29b0<> マーガレット「では最初に貴方から。お名前をどうぞ」

陽介「は、はい。花村陽介です!」

マーガレット「花村陽介様……。あの方とはどのようなご関係で?」

陽介「番長のことですよね? あいつは大切なダチで、背中を預け合える相棒ですよ」

マーガレット「成る程、頼もしい限りです。そんな貴方のあだ名は……」

陽介(な、何だ? どんなあだ名だ……?)

マーガレット「ジュネス」(真顔)

陽介「ですよねえ!!」

陽介以外『ふふっ……くくっ』

デデ〜ン 千枝、雪子、完二、りせ、直斗 OUT

千枝「花村ぁ! そんなオーバーリアクションいらな……あたぁ!?」
バチーン!!

バチーン!!
雪子「きゃん!?」

完二「絶対に確信犯……ぬあッ!?」
バチーン!!

バチーン!!
りせ「いった〜い!? 花村先輩のバカぁ!?」

バチーン!!
直斗「きゃあ!?」

マーガレット「うふふ、なかなか爽快な光景です。では次、貴方」

千枝「いつつ、はい。里中千枝です」

マーガレット「里中千枝様……。何か特技はありますか?」

千枝「特技……しいて言うなら肉丼早食いとか、足技とか……」

マーガレット「成る程、女性の身で勇ましいお姿は素晴らしい。貴方のあだ名は……」

千枝(花村よりはマシにして〜!)

マーガレット「ミートちゃん」

千枝「…………へっ」

雪子「ぷっ……!」

陽介「くくくっ……!」

完二「……キ○肉マンですね、里中先輩」

りせ「ぶはっ! バ完二ぃ!?」

直斗「んふっ……んん」

デデ〜ン 陽介、雪子、りせ OUT

バチーン!! バチーン!! バチーン!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/11/12(月) 00:52:43.09 ID:0Z8iM87DO<> 屑花村死ね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/11/12(月) 00:55:07.10 ID:kVQTRgxKo<> >>23
お前こっちにも来たのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 00:55:29.44 ID:tSkAF29b0<> 完二「なあ、何でりせの奴、俺を睨んでくんだ?」

直斗「し、知りませんよ……」

マーガレット「どんどん行きましょうか。お次は貴方」

雪子「ん、んん。天城雪子です」

マーガレット「天城雪子様……。趣味などはありますか?」

雪子「趣味は、え〜っと……今はお弁当を作ることですね。
   みんなに美味しいって言ってもらえるぐらいのお弁当をいつか作ってみたいです」

陽介「んふっ……んん」

雪子「えっ……? 花村君、今笑ったよね?」

陽介「い、いやぁ全然笑ってないですよ天城さん」

雪子「笑ったよね? 何で笑ったの? ねえ何で笑ったの?」

陽介「…………」

雪子「…………」

陽介「…………」

雪子「…………」

千枝「ぷっ!」

デデ〜ン 千枝 OUT

千枝「もう二人とも! あたしを挟んで無言の睨み合いは……あっつぅ!!」
バチーン!!

雪子「ご、ゴメンね千枝。……花村君、忘れないから」

完二「……ご愁傷様っス」

陽介「ついなんだよ……ついやっちまったんだよ」

マーガレット「お話は済みましたか? 美味しいと言ってもらえるお弁当作り……真に素晴らしいと思います。
       そんな一生懸命な貴方に送るあだ名は……」

雪子「はい」

マーガレット「雪子」

雪子「はい…………えっ?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/12(月) 00:56:46.28 ID:tj5nCw+DO<> あら始まってた…全部の光景が目に浮かぶなぁこれからも楽しみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 01:12:36.46 ID:tSkAF29b0<> 雪子以外『…………』

雪子「えっ? あだ名、えっ?」

雪子以外『…………』

雪子「…………私、あだ名じゃない」

雪子以外『……ぶはっ!』

デデ〜ン 陽介、千枝、完二、りせ、直斗 OUT

完二「天城先輩、いちいち言わなくても……ぐおっ!?」
バチーン!!

千枝「分かってる、みんな分かってるから……んんっ!?」
バチーン!!

直斗「もう同志討ちが……きゃ!?」
バチーン!!

マーガレット「我ながら良いあだ名でした。さてお次は貴方ですね」

完二「うっす! 巽完二っス」

マーガレット「巽完二様……。貴方はとても逞しい身体をしていますね。その身体を保つ秘訣はありますか?」

完二「秘訣っスか? あ〜……適度に運動してちゃんと飯を食えば良いんじゃねえっスかね」

陽介(アバウトすぎんだろ……)

マーガレット「成る程、私も近い日に実践してみることに致します。貴方のあだ名は……」

完二「よろしくお願いしまっす!」

マーガレット「大将」

デデ〜ン 陽介、千枝、雪子、りせ、直斗 OUT

千枝「いつつ……まさか大将とは」

雪子「裸? それともお山なのかな?」

りせ「んふっ……天城先輩、そういうのはいいから」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 01:28:54.53 ID:tSkAF29b0<> 完二「大将か……何か響きが良いっスね」

陽介「気に入ってんのかよ……!」

マーガレット「残りは二人ですね。さて貴方のお名前は?」

りせ「はぁい。久慈川りせです」

マーガレット「久慈川りせ様……。そのお姿、ご実家では何かなされているのですか?」

りせ「えっと、おばあちゃんとお豆腐屋さんやってますけど」

マーガレット「お豆腐……それは幾多の料理を彩る魅惑の一品。いつか食してみたいものです。
       そんな魅力溢れるものに囲まれている貴方へのあだ名は……」

りせ「何々?」

マーガレット「割烹着」

デデ〜ン 陽介 OUT

バチーン!!
陽介「ぐうううっ……ま、まさか今の格好そのままとは……」

千枝(ちょっとヤバかった……)

雪子「仲間だね。りせちゃん」

りせ「名前のままの方がいいよ天城先輩……」

マーガレット「さて、最後になりましたね。貴方のお名前は?」

直斗「はい。白鐘直斗と言います」

マーガレット「白鐘直斗様……。凛々しくも響きの良い名前ですね。
      あの方から伺っていますが、普段は探偵というものをなさっているとか」

直斗「ええ。何か依頼したいことがあるなら遠慮なくどうぞ」

マーガレット「ふふっ、ありがとう。そんな親切な貴方のあだ名は……」

直斗「は、はい」

マーガレット「ナオちゃん」

デデ〜ン 全員 OUT <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 01:40:17.44 ID:tSkAF29b0<> 陽介「マトモだったのになぁ……くそぉ」

千枝「完全に油断したね……」

完二「つか、何で直斗まで笑ってんだよ」

直斗「ぼ、僕も完全に油断してました。今までの傾向から必ず変なものが来ると思ってたので……」

雪子「クマさんの丸パクリだよね」

りせ「今の格好そのまま言われるより断然マシだよ」

イゴール「皆さんお似合いのあだ名ですな。少しでも早く当店に慣れて頂くことを願っております」

マーガレット「ジュネス、ミートちゃん、雪子、大将、割烹着、ナオちゃん、頑張って下さいね」

クマ「ありがとうございましたクマ!」

店長ルームから出る一同。

クマ「いやはやみんな、とっても良いあだ名を貰ったクマね」

陽介「俺なんかこの格好と同様全く変わり映えしねえよ……」

千枝「あたしなんかミートちゃんだよ……」

雪子「それを言うなら私だってただの名前だもん」

完二「俺はこの中じゃ一番イカしてねえっスか?」

りせ「どこがよ……」

直斗(僕が一番あだ名っぽいのかな……) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 01:50:01.66 ID:tSkAF29b0<> 〜控え室前〜

クマ「到着クマ。ここがみんなの待機場所クマ。クマやセンセイから指示があるまではここにいるクマよ」

陽介「おお、意外に中は広いな」

りせ「ホントだ。結構くつろげそう」

完二「冷蔵庫にポット、菓子まであるな」

直斗「机に名札が置かれてるけど、この通りに座ればいいのかな?」

クマ「その通りクマ。ちゃんと自分の名札が置かれてるとこに座るクマよ」


   雪千
   子枝
   __
りせ|  |陽介
直斗|  |完二 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage<>2012/11/12(月) 01:51:36.78 ID:bRoVQXc9o<> 机の中のボタン来るか?! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/12(月) 01:54:38.95 ID:tj5nCw+DO<> ビデオも楽しみたいところ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 01:56:55.66 ID:tSkAF29b0<> クマ「それじゃあ次に指示があるまで待機してるクマよ〜」

クマが去り、自分の机でリラックスする六人。

陽介「いやぁしんどいなぁ〜」

完二「観るのとやるのじゃホント違うっスね。あの人達マジで尊敬します」

りせ「ううっ、痣になってないかなぁ」

直斗「心配ですね……」

千枝「まだまだ先は長いもんねえ。気を引き締めないと」

雪子「私、この調子だと一位になりそう……」

序盤の仕掛けにやられ、各々の顔には既に疲労の色が見え始めている。
しかし彼らに襲いかかる笑いの仕掛けは数多く残っているのだった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 01:58:21.60 ID:tSkAF29b0<> キリが良いので今日のところはここまで。応援してくれてありがとうございます。
次回はなるべく早めに再開します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/11/12(月) 02:04:03.50 ID:kVQTRgxKo<> 乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/12(月) 02:04:07.13 ID:tj5nCw+DO<> 乙でした〜楽しみにしてます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 03:40:46.43 ID:o8YPR4kDo<> 楽しみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 14:16:12.31 ID:2YXL5Qy5o<> 乙
アイディアも良いが描写も面白い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 19:03:16.25 ID:tSkAF29b0<> 再開します。今回も途中で切れることがあるかもしれません。
が、時間が許す限り書いていきたいと思います。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 19:14:09.44 ID:tSkAF29b0<>   〜AM10:00〜
【開始から一時間経過】

りせ「今何時ぐらいなんだろう」

直斗「時計がありませんからね」

陽介「すげぇ経過してる気がして、実はまだ少ししか経ってなかったりするんだよな」

直斗「この後は、皆さんが知っている通りだと一体どうなるんですか?」

完二「あ〜……クマ公が言ってた通り、指示があるまでは基本俺等はここで待機してるんだよ」

千枝「時々笑いの刺客が飛び込んできたりするけどね……」

直斗「そうなんですか……」

雪子「あとはこことか?」

雪子が自身の机の引き出しを軽く動かした。

完二「あ〜、あったっスね。引き出しネタ」

りせ「やっぱり一人一人仕掛けられてるのかな?」

直斗「この引き出しの中に何か仕掛けがあるんですか?」

陽介「まあ、単純に笑えるものだったり、暴露写真だったり、凝った仕掛けだったり色々だな」

直斗「じゃあ単純に開けない方が良いんじゃ……」

雪子「甘いよ、直斗君」

直斗「は、はい?」

雪子「こういうのは開けてあげないと、仕掛けたクマさんや番長君に失礼なんだよ」

直斗「え、ええっ!? わざわざお仕置きの危険にさらさなくてもいいんじゃ……」

千枝「けどねえ、人間こういうのは気になって後々開けちゃうものなんだよ」

りせ「まあどうせ笑っちゃうなら、さっさと処理しておきたいしね」

直斗「僕にはまだまだ、バラエティ番組の仕組みに関しての理解は遠そうです……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 19:31:51.83 ID:tSkAF29b0<> 陽介「んじゃあ、完二から逆時計回りに開けてくか。中に入ってたものはちゃんと机に出すこと」

完二「一応平等に見せるんスね。中のネタ」

陽介「当然だろ。完二の隣にいる俺が巻き添えで笑っちまう確率が一番高えんだから」

千枝「すっごい迷惑だけどね……」

雪子「これでまた花村君の好感度が下がっていくんだね」

陽介「いいよいいよ、ど〜せ俺はガッカリ王子ですよ〜だ」

完二「んじゃ、開けるっスよ……」← 一段目を開ける完二

一段目:ぎっしり詰められたフロスト人形

完二「…………」

陽介「…………ッ!」← 顔を伏せて笑いを誤魔化す陽介

りせ「え、何? 何が入ってたの?」

完二「……これがぎっしり詰まってた」← 一個一個フロスト人形を丁寧に机の上へ並べていく完二

直斗「く、くくっ……!」

雪子「うぷっ……ふふ」

千枝・りせ『んふ、んん……!』← 同じく顔を伏せて笑いを誤魔化す二人

デデ〜ン 雪子、直斗 OUT

雪子「あっつう……ち、千枝? 今笑ってなかった?」

千枝「ううん。わ、笑ってないよ」

直斗「いつつ……久慈川さん?」

りせ「や、やだな〜直斗ってば。私全然笑ってないから」

陽介「て、てかよぉ、何でその人形?」

完二「先輩のペルソナ可愛いっスねって、これと同じのを以前褒めた気がするっス」

陽介「だからか……」

完二「あ、お腹押すと音鳴るっスよコレ」ヒホー

千枝「へえ」

完二「…………」ヒホー ヒホー

完二以外『…………』

完二「…………」ヒホー ヒホー ヒホー

完二以外『ぶはっ!!』

デデーン 陽介、千枝、雪子、りせ、直斗 OUT <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 19:36:37.79 ID:2YXL5Qy5o<> それは卑怯ww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 19:44:59.62 ID:tSkAF29b0<> 陽介「いってえ……段々気に入り始めてきてるじゃねえかよ」

完二「いや、だって可愛いじゃねえすか」ヒホー

雪子「完二君、次に行って早く!」

完二「う、ウッス!」

二段目、三段目:共に仕掛けなし

完二「俺のはこれで終わりっスね。花村先輩、次どうぞ」

陽介「へいへい。どうせ俺のはジュネス関連で――」

一段目:花村父の自叙伝【何故私はジュネスの店長になったか】

陽介「あっはははははは!!」

完二「ぷっ、くくく……!」

デデ〜ン 陽介、完二 OUT

千枝「ちょ、我慢せずに大笑いとか!? 何があったのよ」

陽介「いてて……こ、これ」← 机の上に本を出す陽介

千枝・雪子・りせ『ぷっ、あははははは!』

直斗「んぷ、くく……」

デデ〜ン 千枝、雪子、りせ OUT

直斗「花村先輩のお父さん、自叙伝を出してたんですね……」

完二「つか帯の言葉スゲェよこれ。『日本中の陽介よ、これを買うのだ』って……」

直斗「ふふ……た、巽君?」

完二「くっ……わ、悪い……」

デデ〜ン 完二、直斗 OUT <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 20:44:46.20 ID:tSkAF29b0<> 直斗「巽君ッ! 余計なことは言わなくても……きゃ!」
バチーン!!

完二「マジで悪かった! あっつうおっ!? ぐぐ……」
バチーン!!

千枝「これ、どれだけ売れたんだろ……」

りせ「私、古本屋でも見掛けたことないんだけど」

陽介「俺も今初めて知ったぜ。つか息子の名前大々的に出すなっての……」

雪子「日本中の陽介君は絶対手に取ろうともしなさそうだしね……」

陽介「何気に酷いね天城さん……。んで、二段目と三段目は、と」

二段目:特に仕掛けなし
三段目:ボタン(緑)

陽介「うわっ、俺のところに入ってたかぁ」

直斗「何のボタンですかそれ」

りせ「決まってるでしょ。仕掛けの奴よ」

千枝「そのボタンはとりあえず保留にしとこうよ。次はあたしか……えいっと」

一段目:愛屋店主の免許証(コピー&黒線入り)

千枝「愛屋のおじさんの免許証……」← しっかり机の上に出す千枝

全員『…………』

全員SAFE

千枝「んん……二段目はっと」

二段目:愛屋店主の娘、あいかの学生証(コピー)

千枝「んふふ……」

雪子「ぷっ……」

デデ〜ン 千枝、雪子 OUT

千枝「も〜ッ!! なんであたしだけこんな愛屋関連……いった!?」
バチーン!!

雪子「ふふっ……だ、だって千枝、常連さんだから……あう!?」
バチーン!!

陽介「あ〜……成る程」

りせ「千枝先輩なら納得かも……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage<>2012/11/12(月) 20:52:00.09 ID:bRoVQXc9o<> 愛家じゃなかったっけ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 20:56:42.10 ID:2YXL5Qy5o<> 細かいことは… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 21:05:10.30 ID:tSkAF29b0<> 千枝「いっつつ……三段目は何も無いよ」

雪子「千枝の次は私だね。……えいっ!」

一段目:一枚の茶色い封筒

りせ「うわっ、怖いなぁ」

完二「ぜってえロクなもんじゃねえよそれ」

直斗「厚さから見て、手紙か写真でしょうか」

陽介「どっちにしたって嫌な予感しかしねえけどな……」

千枝「雪子、中身出す時はちゃんと言ってよね」

雪子「うん。じゃあみんな、見えやすい位置に来て。ほらほら」

完二「ワクワクしてるっスね……。天城先輩」

渋々雪子の周りに集まるメンバー。

雪子「みんな集まった? じゃあ出すからね」

雪子以外『…………』

雪子「えい!」

写真:肉丼十杯を平らげてご満悦の千枝と泣いている愛屋店主

千枝「うええええ!?」

雪子「あっはははははははは!」

陽介・完二・りせ・直斗『んふふふふふ……!』

デデ〜ン 陽介、雪子、完二、りせ、直人 OUT

千枝「嘘だよ! 流石にあたしもこんなに食べないもん!」

直人「いたた……よ、よく見ると合成の跡があります。これは偽物の写真ですよ」

陽介「あちち……だよな。いくら里中でもこんなに食べられたら流石に脅威だろ」

千枝「そうだよぉ。流石にあたしでも三杯か四杯が限界だもん」

千枝以外『えっ?』

千枝「えっ?」

雪子「ぷふっ!」

デデ〜ン 雪子 OUT <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 21:07:05.65 ID:tSkAF29b0<> >>45 ご指摘ありがとうございます。
初歩的なミスを……次からは気を付けたいと思います。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 21:25:30.42 ID:tSkAF29b0<> 雪子「ううっ……二段目にこれが入ってたよ。三段目は無し」

机の上に発見したボタン(赤)を置く雪子。

完二「花村先輩に続いて天城先輩かよ。つーかまだあるんじゃねえだろうな」

りせ「次は私だね。何が入ってるのかな〜」

一段目:番長のブロマイド(真顔)

りせ「あっ、先輩の写真が入ってたよ! ほらこれ」

直人「何で先輩、ポーズ決めてるんでしょうか……」

陽介「くくっ……写真撮る時ぐらい真顔やめりゃいいのに」

千枝「あっ」

陽介「あっ……!」

デデ〜ン 陽介 OUT

バチーン!!
陽介「ギャオオオ!!」

完二「クマ公が撮ったみたいっスね。左下に“撮影クマ”って書いてある」

千枝「無駄に背景キラキラしてるね……」

りせ「これ一枚だけか〜残念。もっと欲しかったのになぁ」

直人「先輩の写真は置いておいて、久慈川さん残る引き出しを開けて下さい」

りせ「はいはい。え〜っと……」

二段目:ボタン(ピンク)
三段目:特に仕掛けなし

直人「久慈川さんのところにもボタンか……」

陽介「最後は直人か。まあ肩の力を抜いて行こうぜ」

直人「は、はあ……。では行きますよ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 21:27:42.97 ID:tSkAF29b0<> すいません。47から直斗の名前変換ミスです。誤字ばかりですいません。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 21:55:17.84 ID:tSkAF29b0<> 一段目:直斗の祖父のブロマイド(Vサイン)

直斗「ぷふっ……!」

りせ「えっ……くくっ!」

デデ〜ン りせ、直斗 OUT

バチーン!!
直斗「あうっ……くっ、お祖父さま何で……」

バチーン!!
りせ「ひっ! な、直斗君のお祖父さんて結構お茶目なんだね」

千枝「凄い良い笑顔じゃん……」

雪子「うん……あれ? 二枚目があるみたいだけど」

陽介「一枚目の裏に張り付いてたのか?」

二枚目:番長と直斗祖父のツーショット(Vサイン)

全員『んふふふふふふ……!!』

デデ〜ン 全員 OUT

直斗「先輩いつの間に……いつつ」

陽介「あいつ何処まで交友関係広げる気だよ……」

完二「わざわざ直斗ん家まで行って撮ったんスね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 22:22:01.88 ID:tSkAF29b0<> 直斗「二段目には何も無し……三段目には、あっ!」

三段目:ボタン(青)

りせ「直斗君のところにもボタン!?」

陽介「となると、今出てきてるのは……」

陽介:ボタン(緑)
雪子:ボタン(赤)
りせ:ボタン(ピンク)
直斗:ボタン(青)

完二「色に何か意味とかあるんスかね」

雪子「みんなのイメージカラーかな?」

陽介「それなら緑=里中だろ。どっちかってーと」

千枝「え〜、じゃあ何で花村のところに入ってたのさ」

りせ「クマの仕掛け間違いとか?」

直斗「これだけ巧妙な罠の数々を仕掛けておきながら、そんなミスをするでしょうか」

陽介「まあ、俺の引き出しから出てきたんだから、里中が嫌だっつうんなら俺が預かっておくけどな」

千枝「むうう」

完二「とりあえず誰かの一つ押してみねえっスか? それから決めりゃ良い話でしょ」

りせ「またバ完二は……。自分はボタンが出てきてないからって」

完二「何が起こるか分からねえんだし、そこら辺は平等だろうがよ」

直斗「誰から押します?」

雪子「私からやる! やっぱりこういうの見ると押したくなるんだよね」

千枝「ホント雪子は積極的にやるねえ」

完二「お仕置き受ける確率一番高ぇのに……」

雪子「うるさいよ完二君」

雪子、ボタンを勢いよく押す。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 22:34:42.28 ID:tSkAF29b0<> ガタッ!

全員『ッ!?』

突然部屋中央のパネルがめくれ上がり、ルーレットが出現。
既に回っており、項目には各々の名前+全員と書かれてある。

ピピピピピピピ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピピピ!

デデ〜ン 陽介 OUT

陽介「何でだよ!! 笑ってねえだろ!!」

陽介以外『ぷふっ……!!』

デデ〜ン 千枝、雪子、完二、りせ、直人 OUT

完二「結局全員だしよぉ!」

バチーン!! バチーン!! バチーン!! バチーン!!

千枝「あ〜……つまり雪子のボタンを押すと、あそこのルーレットが回って」

直斗「止まったところに書いてある名前の人が強制OUTになるみたいですね」

完二「誰も得しねえじゃねえかよ」

りせ「得するボタンがこの中で一つでもあるの?」

陽介「ねえな。絶対に」

雪子「このボタン、どうしようか……」

千枝「いや、何処かに遠ざけておこうよ」

陽介「俺がやる」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 22:40:21.90 ID:tSkAF29b0<> 雪子「ありがとう花村君」

陽介「お安い御用で。え〜っと…………」

ポチッ

陽介以外『えっ?』

ピピピピピピピピピピピピピピッ!!

陽介以外『花村(先輩)(君)ッ!!』

陽介「事故、事故だって! ワザとじゃねえから!」

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピピピ!

デデ〜ン 陽介 OUT

陽介「ほら事故だっつっただろ! 結局俺だしよぉ!」

陽介以外『…………ぷっ!』

デデ〜ン 千枝、雪子、完二、りせ、直人 OUT

バチーン!!
完二「おあう!? ……な、何で余計なことするんスかぁ!」

直斗「潰し合いはよそうと言っておきながら……あう!?」
バチーン!!

千枝「花村のバカぁ!?」
バチーン!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 22:41:12.77 ID:tSkAF29b0<> ここで切ります。誤字脱字多くてすいませんでした。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/12(月) 23:23:45.93 ID:o8YPR4kDo<> 乙である <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/12(月) 23:31:43.19 ID:tj5nCw+DO<> なんだろ、ほのぼのしているのが物足りない…てことはないですよ〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/13(火) 01:38:43.09 ID:E4ICNsnDO<> 乙でした〜また来ます〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/11/13(火) 08:55:23.26 ID:GX04Mow8o<> 乙
陽介ェ…ww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/11/13(火) 20:51:40.47 ID:iX4OO6OLo<> 去年のヤツ録画してたけど結局途中までしか見てないことに気が付いた乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<>sage<>2012/11/25(日) 21:06:59.75 ID:TZJm9wvto<> まだ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<><>2012/12/01(土) 17:29:17.44 ID:BPb9S2b+o<> はよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/12/01(土) 18:00:10.07 ID:dMvAaz3AO<> なかなかの良スレ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 18:32:00.01 ID:Hxnwhwps0<> 前に同じようなの読んだことあるけどあれどうなったんだっけ?アイギスとか出てた気がするけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 23:16:44.28 ID:fyo2DHzVo<> はよぅ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/08(土) 18:58:40.35 ID:7XpDloURo<> まだか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/12/09(日) 03:24:08.71 ID:1PzVZpWDO<> 屑花村死ね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 19:32:04.80 ID:iE5JufM40<> もうすぐ二ヶ月だから早く! <>