VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/25(日) 14:34:37.42 ID:trSCs6lp0<>
美月「……そのギャグ面白くない」
ゆめりあ「もうちょっと面白い嘘つこうにゃ……」
葉加瀬「まさか自虐ネタに走るなんて……」
信夫「うわ、お前ら何だその言い草!俺、マジで言ってるんだけど!?」
美月「またまたー」
信夫「し、信じてないな……!ならいい、これを見ろ!」ガラガラガラガラ
ゆめりあ「わっ、荷台に積まれたその戦隊玩具の山は何なのにゃ!?」
信夫「よくぞ聴いてくれたな。俺は今からこれを売ってくるッ!」
三人「「「!?」」」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1353821677
<>赤木信夫「オタクをやめようと思うんだけど……」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/11/25(日) 14:35:55.73 ID:InfOoe8SO<> 普通の人に戻れるとは思えない <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/25(日) 14:43:53.84 ID:trSCs6lp0<> 葉加瀬「も、もしかして赤木さん……本気?」
信夫「マジだ!マジ!」
ゆめりあ「結構貴重な玩具とか、沢山あるにゃ……」
美月「で、でもおじさんからオタク捨てたら何も残らないじゃない!」
ゆめりあ「そうにゃ!オタクを捨てたのぶぴょんはのぶぴょんっていうか只のオッサンにゃ!」
葉加瀬「そ、そうよ!元からキモオタのオッサンなのにそれが只のオッサンに……!」
信夫「オッサンオッサンうるさいよ!……ああ、ついでに秋葉原からも出て行くから。SPD、もとい佐々木ポンポコデリバリーの仕事もやめる」
葉加瀬「じゃあ、何処で仕事をするというの!?」
信夫「それは、>>5だッ!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/26(月) 20:20:20.04 ID:XQRcF15J0<> 信夫「――――…………、えーと、>>5。>>5ッ!」
ゆめりあ「一日経っても来ないにゃ……」
美月「そりゃ、おじさんが新しく始める仕事なんて言われても、思いつくわけないよね……」
はかせ「皆も赤木さんがオタクやめるだなんて、無理だと思ってるのよ」
信夫「お、お前らコノヤロウ……!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/11/26(月) 20:27:30.63 ID:XQRcF15J0<>
信夫「 じ ゃ あ I T 企 業 で も 建 て て や ら ぁ ! 」
三人「「「とってもアバウト!?」」」
信夫「IT企業立ち上げて社長になりゃキモオタオッサンからも只のオッサンからもオサラバだ!」
ゆめりあ「でものぶぴょん、IT企業の立ち上げ方とか知ってるのにゃ?」
信夫「家に帰ってググれば何とかなるぜ!」
三人「「「本当にとってもアバウト!!」」」
信夫「そうと決まればこのひみつきちからもオサラバだ……止めるなよ」ガラガラガラ
(言い忘れてましたが一日経ってID変わってしまったんですが、trSCs6lp0のIDの者です。何かもう色々とサーセン) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/11/26(月) 20:37:57.00 ID:wXRZJEdAO<> トリップつけちゃいなよ <>
◆x9vQGJfLwg<><>2012/11/26(月) 20:49:42.50 ID:XQRcF15J0<>
葉加瀬「ま、待って赤木さん!アナタがいなくなったら、アキバレンジャーはどうなるの!?」
美月「そうだよおじさん!おじさん以外にアキバレッドは勤まらないんだよ!?」
ゆめりあ「そう――、あ、でも、タクマにゃんを呼べば何とかなるかにゃ?」
二人「「ああ、それだ」」
信夫「畜生ッ!お前ら本当にド畜生ォオーッ!」ガラガラガラガラ!!
ゆめりあ「あ……のぶぴょん、荷台ひいて行っちゃったにゃん」
葉加瀬「まあ、直ぐに戻ってくるでしょ。オタクなんてそう簡単に辞められるもんじゃないし」
美月「そうですよね」
ゆめりあ「そうにゃん……美月にゃんも、もう戻れないにゃん」ヒソッ
美月「い、いや、私はオタクじゃありませんってば!?」ビクッ
(>>6 アドバイスありがとうございます。色々と初めてなので、ちゃんとトリップがついてるかどうか不安ですが……) <>
◆x9vQGJfLwg<><>2012/11/26(月) 21:23:44.60 ID:XQRcF15J0<>
――数日後、戦隊カフェひみつきち
ゆめりあ「にゃーっ。美月にゃんにゃっ!」
葉加瀬「あら、青柳さん。いらっしゃい」
美月「あ、どうも……」キョロキョロ
葉加瀬「……赤木さんは、今日もいないけど?」
美月「え?あ、あ……い、いや、別におじさんを探してたわけじゃなくて……こ、これ!このシンケンブラックの人形探してたんです!」ガッ
葉加瀬「慌てて誤魔化さなくてもいいのに。あとそれはシンケンブラックじゃなくてキングレンジャーよ」
ゆめりあ「ゴーカイネタを引っ張り出してくるとは、美月にゃんも中々やるにゃ……」
美月「やっぱり、今日もおじさん来てないんですか……?」
葉加瀬「いい加減諦めて戻ってくればいいのに」
ゆめりあ「のぶぴょんも強情にゃー……」
<>
◆x9vQGJfLwg<><>2012/11/27(火) 20:24:16.44 ID:NZBOY3450<>
美月「まあ、そのうち帰ってきますよね」
葉加瀬「……実は赤木さん、この前お店に来た時、これを私に渡してきたの……」ゴソゴソ
ゆめりあ「モエモエズキューンにゃ!?」
葉加瀬「引き止めようとしたら、直ぐに出て行っちゃって」
ゆめりあ「まさかのぶぴょん……」
美月「本当にオタクやめる気……!?」
<>
◆x9vQGJfLwg<><>2012/11/27(火) 20:47:55.31 ID:NZBOY3450<>
――。
ゆめりあ「更正したのぶぴょんを修正するにゃ!」
美月「……で。ゆめりあさんはおじさんの家に来た、と」イライラ
ゆめりあ「そうだにゃ!」
美月「……なんで私まで着いて来なきゃいけないんですか」イライラ
ゆめりあ「だって、美月にゃん行きたいって言ってたにゃ?」
美月「行きたくないって言ったんですけど!?」
ゆめりあ「いやあ、美月にゃんツンデレだから多分行きたいんだなーって」
美月「つ、ツンデレじゃありません!?」
<>
◆x9vQGJfLwg<><>2012/11/27(火) 21:11:19.51 ID:NZBOY3450<>
ピンポーン。
ピンポーン。
ピンポピンポピンポーン。
ゆめりあ「出ないにゃ……」
美月「留守ですかね?」
ゆめりあ「仕方ないにゃ。一旦、出直して――」
『五感を研ぎ澄ませ、眠れる力がひらく、ガオラオ、ガオラオ♪』
ゆめりあ「――のぶぴょんの家から音漏れしてるこの歌は……」
美月「……ガオレンジャーの、主題歌、ですよね?」
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