◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:24:20.44 ID:okRr/EGj0<>仮面ライダー電王とまどマギのクロスSSです。

電王の時系列はさらば終了後。超電王シリーズやディケイドはひとまずパラレルとします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1354299860
<>モモタロス「オイ!キュ……九官鳥!」QB「キュゥべえだよ」
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:26:41.34 ID:okRr/EGj0<> 電王S「てんめぇ!チョコマカ動くんじゃねぇ!」ブンッブンッ

ラビットイマジン「へへへ!クッソも当たらないぜ!!!」ピョインッピョインッ

電王S「テメッ逃げんなオイ!!」

ラビットイマジン「やーだねー」ピョーン……

電王S(あぁ……逃げられた……)



(街)

良太郎「逃げたのは確かこっちの方……」

モモタロス(オイ、良太郎!そこのデッカイ建物あるだろ!そっからさっきのヤツの匂いだ!)

良太郎「建物……?って、あそこ、病院!まずいよ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:28:11.35 ID:okRr/EGj0<> ほむら「はっ!」

ほむら「……また今回もダメだった……」

ラビットイマジン「いやっほぅ!!!」ガシャーンッ!

窓を破りイマジンがほむらの部屋へ入ってくる

ほむら「!?」ビクッ

ラビットイマジン「おう!何でもいいや、片っ端からぶっ壊してやるぞ!!!」

ほむら「えっ……!?何、何なの、いきなり……!?」

良太郎「え、えいっ!」ガララッ

ほむら(!?)

扉を開けて良太郎が入ってくる。

ラビットイマジン「な、なんだこの野郎!」ガシィッ

良太郎「うわぁっ!」ドカァッ

ほむら「ちょ、ちょっと貴方!?大丈夫なの」

良太郎「大丈夫だよ、だから、下がってて……」

ほむら「いやどう見ても大丈夫じゃないわよ……」

良太郎「……っ!」ギューン

良太郎「変身っ!」パシュゥーン

電王P「行くよ!」ガッ

ラビットイマジン「うぉっ!?」ガシャーン

電王が病院の窓を割ってイマジンを追い出す。

ほむら「……」ポカーン

ほむら「何だったのかしらあれ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:29:35.88 ID:okRr/EGj0<> 〜病院の前〜

ラビットイマジン「こいつ……」

電王P「っ……、行くよ……」



モモタロス(おぉっ!よっしゃ、行くぜ!)

キンタロス(ワイの出番やな!)



電王P「……ウラタロス」



リュウタロス(えー!僕じゃないのー!?)ジタジタ

モモタロス(オイ!何でよりにもよってスケベ亀なんだよ!)

ウラタロス(先輩達じゃヘマしかねないからでしょ!じゃ、行きますか。)



電王P「……」〜♪〜♪

<<ROD FORM>>

ガシャンッ!ガシャンッ!デューンッ!

電王R「お前……僕に、釣られてみる?」

ラビットイマジン「おらあああ!!!」ダッ

電王R「それッ!」シュピンッ!

ラビットイマジン「ぎゃぁっ!」

電王R「はぁッ!」ブォンッ!

ラビットイマジン「ぐぇええ!」ドガァッ!
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:30:30.12 ID:okRr/EGj0<> 電王R「そろそろ、釣り上げ時だね」

<<FULL CARGE>>

電王R「はぁぁッ!」シュッ!

ラビットイマジン「ぐええ!?」

ソリッドアタックが炸裂する。

電王R「ッ!」ダッ!

電王R「はぁぁぁぁッ!!!」ドォォッ!

デンライダーキック。

ラビットイマジン「ぐあああッッ!!!」バタッ


ドガァァァン……


U良太郎「……ふぅ」パァァァンッ

U良太郎「それじゃ、帰りますか」
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:32:08.11 ID:okRr/EGj0<> (一ヶ月後、ほむらの家)

ほむら「……明日、ね。」

ほむら「巴マミも佐倉杏子も失ってしまった……けど」

ほむら「今回こそは、運命を変えてみせるわ。」


(デンライナー)

モモタロス「あ〜、最近全然暴れてねーから体鈍って仕方ねぇな」

キンタロス「あぁ?なら今から俺と一勝負するか?」

モモタロス「おうよ、上等じゃねぇか」


モモタロス「行け〜桃の山〜!」トントントン

キンタロス「はっはっは、ワイに勝とうなんて千年、いや一万年早いわ!」トントントン

リュウタロス「あ!何何?とんとん相撲?僕もやりたい!やりたいやりたい!」グラグラガシャーン

モモタロス「あっ、このバカ、やめろ、テーブル揺らすんじゃねぇ!」グラグラ

パタッ……

モモタロス「 」

キンタロス「これでワイの3戦3勝やな。やっぱワイの強さは、泣けるでぇ……」

リュウタロス「え、モモタロスまた負けたの?弱いなぁ」

モモタロス「〜〜〜!!!ウルセェハナタレ小僧!テメェのせいだろうが!!!」ゴチーンッ

リュウタロス「いたっ!うるさい!負けたのはモモタロスが弱いからでしょ!モモタロスのバーカ!」タタタタッ

モモタロス「こんにゃろ!逃げるんじゃねぇ!」ダダッ
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:33:05.28 ID:okRr/EGj0<> ウラタロス「さて。ナオミちゃん、コーヒー頂戴?」

ナオミ「は〜い!」

オーナー「ナオミ君、私も。チャーハンを。」


コハナ「ホントにアンタ達何もやる事無いのね……」

ウラタロス「やる事?そうだなぁ、じゃあコーヒー飲み終わったら、僕とデートとか……」

コハナ「!!!」ドゴォッ

ウラタロス「うっ……強烈……」


モモタロス「そういやよぉ、良太郎まだか?」グキグキ

リュウタロス「ちょっ、タンマだって、ギブギブ」

ウラタロス「愛理さんとこの手伝いでしょ?」

キンタロス「なんや、最近良太郎の姉ちゃんもなんだか忙しそうやなぁ」

リュウタロス「えー!?まさかけけけ、結婚とか?お姉ちゃん結婚するの!?」

キンタロス「何もそこまで決まった訳あらへん。早とちりしすぎや」

ウラタロス「愛理さんの店にいる時は体使わない、って約束だけど、長くいられるとどうもね……」

ウラタロス「今日も約束あるんだけどなぁ……」

モモタロス「オイ、スケベ亀、またお前そんな約束してたのか!」
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:34:24.80 ID:okRr/EGj0<> 良太郎(ちょ、ちょっと、皆!)

モモタロス「お?どうした、良太郎」

キンタロス「なんや、随分慌てて」

良太郎(早く、僕の居る所まで来て!)

良太郎の場所までデンライナーで移動する



モモタロス「はぁっ!?何じゃ、ありゃあ!?」

ウラタロス「怪物……?イマジンじゃないよね、アレ!?」

使い魔s「ウフフフフ……アハハハハ……」

オーナー「……おかしいですねぇ。記録では、この時間、この場所でこのような災害は無いハズなんですが……」

良太郎(と、とにかく!早く何とかしないと!)
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:35:53.84 ID:okRr/EGj0<> (外)

良太郎「行くよ、モモタロス!」〜♪

良太郎「変身っ!」パシュゥーン

<<SWORD FORM>>

ガシャンッ ガシャンッ デューン……


電王S「俺、参上ッ!」

電王S「さて、何だか知らねぇがテメェらまとめてクライマックスだぜぇ!!!」

ズバッ!ズバッ!

使い魔達を次々切り倒して行く。



「アハハハハ!!!ウフフフフ!!!」ゴゴゴゴゴ……



電王S「……あ?」

電王S「何だアレ!?どんだけデケぇんだよ!?」

巨大なワルプルギスが姿を現す。
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:37:41.28 ID:okRr/EGj0<> NEW電王「ハッ!」ザッ

電王S(幸太郎……?)

電王S「お前、幸太郎じゃねぇか!」

NEW電王「この時間がマズイってオーナーに呼び出されたんだ!」

NEW電王「じいちゃん達を助けろって、ここは俺たちに任せて二人は先に!」

電王S「おう!行くぜ、良太郎!」ダッ

電王S(うん!)


NEW電王「まずはコイツらを始末しないと……」

使い魔「ウフフ……」

テディ「幸太郎、カウントは?」

NEW電王「そうだな……数が多い、8だ。」

テディ「OK。 8……7……」

NEW電王「はぁッ!とりゃッ!」ズバァッ!

使い魔「ウフフー!?」

テディ「3……2……1……」

NEW電王「はぁぁぁぁッ!!」ズバァァァンッ!

使い魔「アハハ……」

ドガァーン……

テディ「……0。お見事。」

NEW電王「ここだけじゃない、他の所にもいる。急ぐぞ、テディ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:39:23.35 ID:okRr/EGj0<> ワルプルギスの夜「ウフフ……アハハハ……」

デンライナーゴウカ「」デュゥゥウーン

電王S「クソ、何だアイツ!一体何モンなんだよ!」

ゼロライナー「」ブモォォォォ

ゼロノス「オイ、野上!一体どうなってやがる!」

電王S(侑斗!)

電王S「ウルセェ!こっちが聞きたいくらいだ!」

デネブ「とにかく、あれを倒さなきゃいけないんだなぁ!」


ワルプルギスの夜「アハハハ……?」ドガァァァン!

電王S(い、今別の所から攻撃……?)

電王S「ハァ?」

ゼロノス「何だかわからねぇけど、今がチャンスだ!」

イスルギ「」デューン

レッコウ「」デューンッ

イカズチ「」デューン!

ガチャッ! ガチャッ! ガチャンッ!

4つのデンライナーが連結する。

電王S「おらぁッ!!」カチッ

ドドドドドド!!! ドゴォォォン……

ワルプルギスの夜「アハハ……!?」

ゼロノス「今だ!」

ゼロライナー「」ゴォォォ……ガシャン……

ゼロライナードリル「」ゴォォォッ!

ゼロライナードリルが突撃する。

ワルプルギスの夜「アハァー!?」ドガァァァン……

ワルプルギスの夜が墜落し地面に埋まる。
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:40:59.81 ID:okRr/EGj0<> ほむら「……やった……かしら?」





電王S「クソ、これだけやってもまだ生きてやがるのか……!?」

電王S(まずい、女の子が!)

電王S「おい!そこの!危ねぇぞッ!……ってここじゃ聞こえねぇ……!仕方ねぇ、カメ、クマ、小僧!」ダッ!

デンライナーから飛び降りる。

電王S「行くぞお前ら!てんこ盛りだ!」

<<モモ ウラ キン リュウ>>

<<CLIMAX FORM!!!>>



ほむら「!?」

ワルプルギスの夜「アハハハッ!」ボォォォォ!

ゴォォォオオッ!

電王C「ッ!」ズサーッ!

ほむら「!?あ、あの時の……?」

電王C「クソッ!」

<< CARGE & UP >>

電王C「でりゃあああああ!!!」ドドドドドド!!!

ボイスターズシャウトを放ち、ワルプルギスの火炎を相殺する。

電王C(君、大丈夫!?)

電王C「ここは危ないから、早く安全な所へ行って!」

電王C「モモの字!今の内に決めへんとアカン!」

電王C「早くしないと、アイツまたフワフワ動いちゃう!」

電王C「おう、解ってらぁ!」

<< CARGE & UP >>
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:42:06.40 ID:okRr/EGj0<> ゼロノス「俺たちもぶち込むぞ!デネブ、来い!」

デネブ「了解!」ガシャーン

ゼロノスがゼロライナーの上に立つ

ゼロノス「ッ!」

<<FULL CARGE>>

ゼロノス「おらぁああああ!!!」

デネブ「念ッ!」

ドドドドド!!!

ドゴォォォンッ!!!
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:43:23.62 ID:okRr/EGj0<> 電王C「行くぜ、俺たちの必殺技ッ!」ダッ!

電王C「クライマックスバージョンッ!!!!」

ズバァァァァァァンッ!!!!

ワルプルギスの夜「アハ……アハハ……!?」





ドガァァァァァンッ!!!!!!!!




ワルプルギスの夜が爆発、消滅する。

パァァァァッ

電王C(空が……晴れて……)

電王C「何だ、アイツが原因だったのか、余計な手間かけさせやがってよ」

電王C「さー、久々に暴れたら腹減っちまった……ナオミー、コーヒーの準備頼むぜー」

電王C「僕の分もお願いしようかな。」

電王C「俺の分も頼むで!」

電王C「僕も僕もー!」

電王C「ウルセェ!お前らは後だ、俺からだ!」

電王C「わー!モモタロスのバカー!」

電王C「あぁん!?もう一回言ってみろこの小僧!」ボカッ!
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:44:42.62 ID:okRr/EGj0<> ほむら(何かしら……あれ……)

ほむら(一人で何かやってるし……)

ほむら(で、でも無事にワルプルギスの夜は退けたわ……これでまどかも……)


電王C「ん?」〜〜♪

ケータロスに着信

電王C「……あぁ、幸太郎か。どうした。」

電王C「空を見ろ?何か変?……のわああああ!?」


クリームヒルト「  」ゴォォォォォ!!!


ほむら「まど……か……?」

キュゥべえ「残念だったね。まどかはもう契約してしまったよ。」

キュゥべえ「ぼくらのエネルギー回収ノルマは達成出来た。じゃあね。」

ほむら「そん……な……」


電王C「何やあれ!?」

電王C(街が吸い込まれて行く!?)

電王C「やばいよ、逃げなきゃ!」

デンライナー「」デュウウンッ

電王C「そこの女の子も危ないよ!」

電王C「お、おう!おい、逃げるぞッ!」ガシッ

ほむら「……。」

ヒューン……
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:46:02.66 ID:okRr/EGj0<> (時の中、デンライナー)

良太郎「……一体、何がどうなって……」

モモタロス「オイ、オーナー!どうなってんだよコレ!」

オーナー「私にも解りません。ただ、相当イレギュラーな事態が起こっているのは明かですねぇ。」

オーナー「見たところ……あれは、地球規模の破壊を出来る程の力があるようですねぇ。」

オーナー「当然、あのままじゃあ地球は大変な事になります。」

幸太郎「ちょっと待って、俺は未来から来たんだ。」

幸太郎「未来じゃ地球は普通に……」

オーナー「そうです。だから、イレギュラーな事態なんです。」

コハナ「イマジンではないんですか?」

モモタロス「あぁ……アイツはイマジンじゃねぇ。イマジンの匂いじゃなかったからな。」


良太郎「……ねぇ、君。君、あの怪物と戦ってたよね。」

良太郎「何か知らないかな?」

ほむら「いえ……。」カチッ

ほむら「……あれ?」

オーナー「……。」

ほむら(時間が……戻らない……?)

リュウタロス「うわあああああ!?!?!?何あれえええ!?!?!?」

キンタロス「!?」

オーナー「巨大な魔法陣……ですか」

ナオミ「緊急停車出来ません!突入しちゃいます〜!!」

デューン……
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:47:17.33 ID:okRr/EGj0<> (時の中、ゼロライナー)

侑斗「クソッ、どうなってんだ……!」

デネブ「……!!侑斗!野上達のデンライナーがあれに吸い込まれて行ったぞぉ!」

侑斗「何!?訳解らない事ばっか起こりやがって……」

侑斗「仕方ない、デネブ、俺たちも行くぞ!」

デネブ「おう!」

デューンッ……
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:48:12.86 ID:okRr/EGj0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


良太郎「うっ……」

良太郎「えっと……ってあれ?外?」

良太郎「……あの病院は……確か……!」

良太郎「日付は一ヶ月前!って事はあの病院!」

モモタロス(あぁ、訳わかんねぇけど、解ってるぜ!)
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:49:38.62 ID:okRr/EGj0<> (病院)

ほむら「……あと一歩、あと一歩だったのに……」

ほむら「また……今回も……」

ガララッ!

ほむら(!?)

扉が開くと同時に窓ガラスも割れる。

ラビットイマジン「いやっほ」ガシャ

M良太郎「入ってくんなオラァ!」ボゴォッ!

ラビットイマジン「ぐええ!?」ドガッ

ヒューン…… ドサッ

M良太郎「ったくよ、二度手間掛けさせやがって」ガシャーンッ

デンオウベルトを装着する。

M良太郎「変身ッ!」ダッ!

窓から飛び降りる

<<SWORD FORM>>

ガシャッ ガシャッ デューン……

電王S「へっへっへ……」スタッ

電王S「俺、参上!」

電王S「言っておくが俺に前フリは無ぇ!最初っから最後まで、クライマックスだ!」

電王S「行くぜ行くぜ行くぜー!」ダッ
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:50:53.42 ID:okRr/EGj0<> ラビットイマジン「こいつ……」

電王S「らぁ!おらぁっ!」ズバァッ!

ラビットイマジン「ぐええっ!?」

ラビットイマジン「ちくしょう!覚えていろよ!」ピョーンッ!

電王S「テメェみたいなヤツ一々覚えていられっか!」ドガァッ!

ラビットイマジン「ぎゃあっ!」

電王S「よっしゃ、お前には特別、超レアな必殺技を……」

<<FULL CARGE>>

電王S「必殺……俺の必殺技・パートッ!5!!!」

ズバァァァァ! ドゴォォォォ!!!!

ラビットイマジン「のあああああ!!!」

ドガァァァンッ!!!

電王S「へっ!決まったぜ!」

電王S(モモタロス、それよりさっきの部屋に居た女の子!)

電王S「おう」シューン

パァァァン……(変身解除)

<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:51:53.25 ID:okRr/EGj0<> 〜病院〜

良太郎「あれ……?いない……」

良太郎「すいません、ここの部屋にいた女の子は……」

看護婦「あぁ、暁美さんなら丁度さっき退院して行きました」

良太郎「ハイ……。」

良太郎「暁美さんって言うんだ……。」


モモタロス(オイ、良太郎、とりあえずデンライナー戻って来い!)
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:53:57.03 ID:okRr/EGj0<> 〜デンライナー〜

オーナー「……妙な事が起こりましたねぇ。」

モモタロス「オイオイ、どうなってんだ、何もかもが一ヶ月前と同じじゃねぇかよ!」

良太郎「でも、時間が戻ったって事はこの時間にはこの時間の僕たちがいるハズだよね?」

良太郎「その僕たちって一体何してるんですか?」

ウラタロス「確かに。良太郎の言うとおりだね。」

キンタロス「それに、幸太郎は何処行ったんや?」

オーナー「ん〜……。それを含めて、妙なんです。」

オーナー「普通なら、時間を移動すればその時間の私たちが存在するハズ……なんですがねぇ。」

オーナー「調べてみた所、この時間には私たち以外の私たち、は存在しないようで。」

ナオミ「私の日記帳を見たら、ちょうど一ヶ月前……ええと、今日で止まってたんですよ」

ナオミ「おかしいなぁ……毎日書いていたハズなんですけどねぇ……」

良太郎「それって、僕たちの時間がそのまま一ヶ月前に戻ったって事……?」

オーナー「さぁ……。調査する必要はありそうですねぇ。」

オーナー「一ヶ月前に時間が巻戻ったという事は、幸太郎君は一ヶ月前に居た未来に戻った事になりますが……」

オーナー「何より。君たちがここに連れてきた女の子。あの子も関係あると見て間違い無いでしょう。」

モモタロス「オイ……アイツ、さっきの病院に!」

良太郎「うん!名前は……暁美さん、だったハズ」

オーナー「何にせよ、まずはこの事を解き明かす必要がありそうです。」

オーナー「以前のように不都合が生じかねません……時間というのは、デリケートですから。」
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:55:36.74 ID:okRr/EGj0<> (ほむらの家)

ほむら「……病院から退院したわ。……それにしてもあれは一体何だったのかしら……」

ほむら「……って、グズグズしていられない。夜の内に一仕事ね。」

ほむら「入学前にまどかに契約されたらいけないわ。」





(まどかの家の前

キュゥべえ「きゅぷっ」×3

キュゥべえ「今日は引き上げるよ。」トテテッ

ほむら「……とりあえず凌げたわ。」

ほむら「……まどかの家の窓が開いてる。忠告して行きましょう。」
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:56:25.24 ID:okRr/EGj0<> ほむら「鹿目まどか」スッ

まどか「どうした?」

ほむら「まどか。あなたに奇跡を約束して、取り入ろうとする者が現れても、決して言いなりになっては駄目。」

まどか「……それは、これの事か?」スッ

キュゥべえ「 」プラーン

ほむら「……! まさか、もう契約して……」

まどか「安心しろ。契約はしていない。」

まどか「初対面で私に契約を持ちかけるとは無礼な小動物だ。頭が高い。」

ほむら「えぇ……なら良かったわ。」サッ……
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:57:05.23 ID:okRr/EGj0<> ほむら「……?」

ほむら「……!?」

ほむら「ちょっと待ちなさい!!」スッ

まどか「二度もか。どうした?」

ほむら「貴方まどかじゃないでしょう!?一体誰なの!?」

まどか「何を言っている。私は私だ。見ての通りだ。」

ほむら「いや、だから」

まどか「もう夜も遅い。私は寝るぞ。」

窓<ピシャッ

ほむら「 」

ほむら「何よ……何がどうなってんのよ……」ポカーン
<>
◆E91gIPDjV6<>sage saga<>2012/12/01(土) 03:57:55.50 ID:okRr/EGj0<> ここまでです。
思いつき要素多いですが完結させられるように頑張ります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 04:38:25.29 ID:Zi8+zr9X0<> 乙 懐かしいなー
久しぶりにDVD借りてくるか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 09:12:43.39 ID:yFTVYsCio<> 早く電王完走しよう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/12/01(土) 10:55:38.07 ID:kocerz7I0<> 懐かしいな
全キャラきちんと脳内再生できて安心した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 16:20:46.04 ID:SlkK8pHa0<> このまどか何か変だと思っていたが、よくよく考えたらジークさん憑依していたのか。
取り敢えず期待。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/12/01(土) 18:08:51.13 ID:0RYYIuN+0<> 朝弱くて仮面ライダー見ていない自分は今から電王を見るべきか……
平成ライダーは何を見るべきかわからないから悩むんだよな……
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 18:23:05.51 ID:hBU9/9MIO<> まどか好きなら龍騎おすすめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 18:25:00.06 ID:fYr9Tb5IO<> 直感を信じてこれだと思ったモノを観れば良いじゃなかろうか
個人的には電王も悪くないけど戦闘シーンの格好良いファイズも薦めたい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 19:10:23.86 ID:nIBzHdxDO<> まさかのジーク憑依
これで契約する可能性はほぼ無くなったがこれはこれでまずい気がする <> 通りすがりの名無し<>sage<>2012/12/01(土) 22:43:16.17 ID:s7o59b8AO<> ひょっとしてこの間ブラックRXでクロス書いていた人かい?


そうでも違くても期待するぞぉ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/01(土) 23:50:45.21 ID:UMtE60zJ0<> >>31
カブトおすすめするよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/02(日) 00:39:35.28 ID:JJ3YDfUvo<> 一番人を選ばないのはWだと思う <>
◆E91gIPDjV6<>saga<>2012/12/02(日) 23:06:11.27 ID:gHOaRyq70<> 始めます
書き溜めが4話中盤くらいまでしか出来てないので投下ペースにムラ出来そうです……

>>31
ライダーは何だかんだでどれも良い作品なので気になった作品から見ると良いと思います
まどかに似ていると話題にされる龍騎は今youtubeの東映公式で配信され始めたので見るなら今がチャンスです

>>35
はい。
酉で検索するとすぐバレますね <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:07:20.65 ID:gHOaRyq70<> (朝、まどかの家)


まどか「母上。朝だ。起床の時間だ。」

詢子「お、おう……」


詢子「どうした?まどか。急に雰囲気変わったな……」

まどか「何を言っている、母上。私はいつも通りだぞ。」

詢子「どうした?イメチェンか?コクられたのかぁ〜?」

まどか「私は自然体が一番だと思うのでな。」

詢子「そうかい。なら、このリボンとかどう?」

まどか「ほう。優雅な私にはよく似合う。感謝するぞ、母上。」



タツヤ「ねーちゃ、いってらっしゃい!」

まどか「我が弟よ。元気にしておるのだぞ。」

まどが「父上、母上、そして我が弟。学校に行ってくるぞ。」ダッ
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:08:11.24 ID:gHOaRyq70<> 仁美「まどかさん、おはようございます。」

さやか「おはよう!」

まどか「ご機嫌よう。お供達。」

さやか「えぇ?お供……?」

仁美「まどかさん、今日はいつもと随分雰囲気が……」

まどか「何を驚いている?さぁ、急がないと規定の時刻に遅れてしまうぞ。」スタスタ
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:10:20.45 ID:gHOaRyq70<> (教室)

先生「えー、今日は、転校生の……」

ほむら「暁美ほむらです、よろしくおねがいします」キッ

さやか(うわっ……美人だけどキツそう……ってあれ?まどかの方睨んだ?)

まどか「ふむ。」



「綺麗な髪だね〜」

「前は何処の学校行ってたの?」

ほむら「ごめんなさい、私ちょっと調子が悪くて。保健室行ってくるわ。保健係の鹿目さん、ちょっと着いてきて」

まどか「そこのお供その1。その娘を保健室とやらに連れて行け。」

さやか「えぇっ!?アタシ!?」

まどか「そうだ。そこの青いの。」

さやか「い、いやアンタの仕事でしょそれ……っていうか青いのって……」

まどか「ふむ……言われてみればそうだ。自分に科せられた仕事は自分ですべきだな。」

まどか「すまなかった、お供その1。さぁ、行くぞ。」

ほむら「え、えぇ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:12:53.26 ID:gHOaRyq70<> 〜廊下〜

ほむら「保健室、こっちよね?」

まどか「そうなのか?」スタスタ

ほむら「ねぇ。貴方鹿目まどかではないわね。」

まどか「何を言っている。そんな事見れば解るだろう。私は正真正銘……」

ほむら「嘘つかないで!全然まどからしくないわ!」

まどか「何? 私は庶民らしく振る舞っているのだがな」

ほむら「全然らしくないわよ!振る舞ってる時点でまどかじゃないじゃない!」

ほむら「誰なのよ貴方……もしかして一人漫才やってたあのカラフルなのと同類……?」

まどか「一人漫才?カラフル?……そちは余の家来達を存じているのか?」

ほむら「えぇ……多重人格だか何だか知らないけど……」

まどか「そうか。ならば私をその家来達の所へ案内しろ。」

ほむら「嫌よ!それに解らないわよ!」

まどか「ふむ。まぁしばらくは私がこの娘を守ってやる。」

まどか「あの小動物から、な。」

ほむら「そ、それは有り難いけど……」

まどか「暫くはこうさせて貰う。 安心しろ、ボロは出さない。」

ほむら「もうボロボロよ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:13:55.78 ID:gHOaRyq70<> 〜学校前〜

良太郎「……まずは暁美さんから話を聞かないと……」

良太郎「あの子なら何か知ってそうだし……」

良太郎「この近くの学校……ここにいるかも……丁度下校時間だし……」

ガヤガヤガヤ 

ほむら「……」スタスタ

良太郎「あ、あの子だ!お、おーい!」

ほむら「……また貴方。何かしら。」

良太郎「ちょ、ちょっと話良いかな」

ほむら「ダメよ。」

良太郎「そんな事言わないでさ、お願い!」

ほむら「ダメよ」スタスタ

良太郎「え、えぇ〜……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:15:53.10 ID:gHOaRyq70<> ほむら「?」ガシッ

ほむら「いい加減にして。ダメって言ってるでしょう」

R良太郎「良いから!早く来てよ〜〜!!!」グイグイ

ほむら「な、何!?」ズズズ

R良太郎(ちょ、ちょっとリュウタロス!何してんのさ!?)

R良太郎「だってこの子に話聞かないと!」

ほむら「何よ!一人漫才なら余所でやって!」

R良太郎「うるさい!来てくれるよね!」

ほむら「嫌よ!」

R良太郎「答えは聞いてない!!」

ほむら「聞きなさいよ!!!」

ほむら(仕方ないわ……こうなったら……)ドンッ!

R良太郎「わぁっ!?」

ほむらが良太郎を突き飛ばす

カチッ……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:16:44.26 ID:gHOaRyq70<> ほむら「……無駄な魔力を……」

R良太郎「わぁ〜!?凄い!時間止まってるよ!ねぇ、君、どうしてこんな事できるの!?種は!?仕掛けは!?」

ほむら「!?どうして!?手は放したはず……え?」

ほむら(しまった!!手は離したけどよく見ると足がくっついてるじゃない!)

R良太郎「すごいすごい!すご」スッ

R良太郎「 」ピタッ

ほむら「どうしてこんなヘマを……でも足は離れたわ……」

ほむら「逃げましょう……」


R良太郎「あれ?あの女の子は?」

R良太郎(リュウタロス!ちょっと!ちょっと!)

R良太郎「ん?……わぁっ!」

良太郎「もう……暁美さん、どっか行っちゃったし……。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:17:32.05 ID:gHOaRyq70<> (CDショップ)

まどか「ほう。これが庶民の嗜む音楽の祭典か。」

さやか「いや、祭典って……アンタちょっと、ていうかかなりおかしいわよ……。」

まどか「そうか?」

さやか「え……まぁ良いけどさ、まどかも年頃なんだろうし……」


まどか「ほう。これが庶民の音楽。なかなか良い物ではないか。」

(助けて……誰か……助けて……!)

まどか「……。」

まどか「お供その1。何か他に良い音楽は無いか。私に似合う優雅な曲が良いな。」

さやか「優雅な曲……?なら、クラシックとか……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:18:35.18 ID:gHOaRyq70<> (地下)

QB(助けて……助けてーっ!)

ほむら「待ちなさい!」

ビシュンッ!ビュン!

QB「はぁ……はぁ……」

ほむら「終わりね。」

パァンッ!

QB「うっ……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





マミ「はぁっ!」

使い魔「ワアアアア!!!」

ドガァァァン……

マミ「ふぅ。これで終わりね。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:19:43.03 ID:gHOaRyq70<> (デンライナー内)

オーナー「ほう……。時間が止まっていた、と。」

リュウタロス「うん!ホントだよ!すっごいの!」

ナオミ「でもそんな事ホントにあるんですかねぇ?」

モモタロス「ハナタレ小僧、立ったまま居眠りして夢でも見てたんじゃねぇのか?」

良太郎「リュウタロスの言ってることは、間違いなく本当だから……。」

コハナ「そうね……こうなった発端もあの暁美って子が原因に間違い無いし。」

オーナー「確かに、そうです。あの少女が時間を操っている能力を持っていたとすれば……」

オーナー「何にせよあの少女から情報を得ない事には……解決の糸口は見えそうに無いですね。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/02(日) 23:21:02.56 ID:gHOaRyq70<> (未来)

幸太郎「痛って……てあれ?何処だ?ここ……砂漠?」

幸太郎「なぁ、テディ、俺たちさっきまでじいちゃん達の所にいたよな?」

テディ「あぁ……。間違い無い。そしてここは……」

テディ「私たちが元居た時代だ。信じられないがな……。」

幸太郎「ここが俺たちが居た時代!?そんな、バカな!ビルも人影も無いこんな砂漠が……!?」

テディ「あぁ。幸太郎は特異点だから時間の影響を受けなかったのだろう。だが……」

幸太郎「破滅しちまったって事か……?」

テディ「あの怪物が原因であることは間違いないだろう。あの怪物がこの莫大な時間の改変を引き起こしていると考えれば合点が行く。」

幸太郎「な……クソッ、今はまずじいちゃんともっかい合流するぞ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/02(日) 23:22:35.30 ID:gHOaRyq70<> ここまでです。
電王のノリにすると、ほむらがクールじゃなくなりますね……
投下は土日が中心になると思います。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/03(月) 00:15:34.63 ID:WB0YbSxfo<> 乙

手羽先は相変わらずだなwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/03(月) 00:20:25.50 ID:RhzZl+CDO<> 乙
相手を自分達のノリに引きずり込むのは電王のお家芸だし仕方がない
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/03(月) 00:38:18.72 ID:16P98R5/0<> まどかの髪と服装の変化が気になるwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/03(月) 12:55:58.60 ID:gHRr/1MDO<> 乙、これぞ電王だww
ジークが憑いてるならほむほむも安心…できないな別の意味で

特異点に時間停止は通用するの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/05(水) 01:16:14.16 ID:Qup3OhbIO<> どうだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/05(水) 06:56:03.36 ID:V/8jlLgwo<> ほむらの能力だから関係無いでしょ <>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/08(土) 22:08:21.05 ID:Nd6I2aF30<> >>54
特異点は「時間改変の影響を受けない」という事なので、時間停止とは無関係かと。
ただ、電王本編で時間が止まる、という描写が無かったので想像で補うしか無いですが……

始めます。 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:10:19.51 ID:Nd6I2aF30<> (学校)

QB「マミ、近くに魔法少女の素質を持った子がいるんだ。声をかけてみないかい?」

マミ「え……えぇ、でも無理矢理引き込むだなんて……」

QB「判断は彼女たちに任せれば良いのさ。」

マミ「……そうね。」


ほむら「インキュベーターとの接触はまず回避出来たわ……」

ほむら「と言っても今のまどかが会った所でインキュベーターの話なんて聞くか怪しいけれど……。」

ほむら「癪だけど、今の状態は、少なくともワルプルギスを倒すまではこの状態が続くのを祈るわ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:11:19.85 ID:Nd6I2aF30<> (ゼロライナー)

侑斗「……日付も、カードの枚数も1ヶ月前と同じ……」

侑斗「勢いであの魔法陣に突っ込んだが……野上達はどうなってんだ……?」

デネブ「侑斗ー、夕食だぞー」

侑斗「こんな時にのんきにメシ作ってんじゃねええええ!!!」

ドガッ!

デネブ「えぇ〜!でもちゃんとご飯食べないと考える力だって出てこないし……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:12:49.48 ID:Nd6I2aF30<> (学校屋上)

さやか「魔法少女!?」

マミ「えぇ。キュゥべえと契約して魔法少女になるの。」

QB「君たちの願いを何でも一つ叶えてあげる!」

さやか「すげぇ……」

まどか「ほう……願いを叶える、か。生憎私は全て揃っているのでな。」

まどか「それに契約と言ったな。それは即ち我々にも何かしらの代償があるという事で間違い無いな。」

QB「それは魔女と戦う使命の事さ。」

まどか「……。」

まどか「まぁ良い。その魔法少女とやらになる気は無いが、体験コースとやらには参加してやろう。」

まどか「それにお供その1。もし契約する時は主である私に一言申し出るのだぞ。」

さやか「主って……でもまぁ、相談はするよ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:14:46.84 ID:Nd6I2aF30<> (街)

良太郎「……またあの女の子探さなきゃ……」

デネブ「のおおおおおがああああみいいいい!!!!!」

良太郎「デネブ!?どうしたのそんな焦って」

デネブ「いやぁ、その、説明しにくいんだけど……」

デネブ「その、おれ達の時間が巻戻ったっていうか、その……」


良太郎「侑斗の所も!?」

デネブ「あぁ、あの魔法陣に飛び込んだらこうなって……一緒に飛び込んだ野上達に話を聞けって侑斗が……」

デネブ「その、侑斗はお前達と友達になりたいって思ってるんだけど、なかなか素直に聞くことが出来ないみたいで……」

侑斗「余計なこと言うんじゃねぇ!……野上、デネブが言った通りだ。」

良太郎「うん……。僕たちもまだ今調べてる途中で……。暁美さんって女の子が何か知ってるのは多分間違いないんだけど……」




良太郎「……あ!あそこ!あの女の子!待って〜!」ダダダッ

侑斗「オイ!待て、野上!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:15:46.95 ID:Nd6I2aF30<> (病院)

QB「グリーフシードだ!まずいよ!孵化しかかってる!逃げなきゃ!」

さやか「どうしよう……まどか、マミさんの携帯聞いてる?」

まどか「ふむ……この機械は使い方が解らん……」

さやか「まずったなぁ。まどか、マミさんを呼んで来て。あたしはこいつを見張ってる」

QB「無茶だよ!結界が閉じたらもう出られなくなるよ!」

さやか「でも、そうすればマミさんを誘導出来る!まどか!急いで!」

まどか「待て。私はここで待つ。走るのは家来の役目だろう。」

さやか「まどか、こんな時まで冗談言ってる場合じゃ……」

まどか「だったら早く行けば良い。時間がないのだろう。」

さやか「う……解った、待ってて!」タタタッ!
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:16:31.44 ID:Nd6I2aF30<> (結界内)

QB「恐いかい?」

まどか「何を恐れる必要がある。」

QB「いざとなったら僕と契約すれば……」

まどか「安心しろ。契約などせずとも戦う術はある。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:17:14.31 ID:Nd6I2aF30<> (街)

ほむら(今日は巴マミが死ぬ日……!)

良太郎「待って〜〜〜!!!」ダダダッ

ほむら(貴重な戦力を失うのは惜しいわ)

侑斗「オイ、野上!」ダダダッ

ほむら(急がないと)

デネブ「お〜い!二人とも、おいてかないでくれぇ〜〜〜!!!」

ほむら(結界は……あそこ!)ヒュゥゥゥ……スッ

良太郎「うわあああ、ってえぇ〜!?か、壁に穴が……!!!わぁっ!」スッ

侑斗「野上!?ッ!?」ゴチーン

侑斗「痛ってぇぇ……!!」

デネブ「の、野上が壁に吸い込まれた!?」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:18:19.45 ID:Nd6I2aF30<> (結界内)

ほむら「……。」

良太郎「うわぁっ!」ドシャッ

ほむら「…巴マミはどこかしら。」

ほむら「……あっちね。」タタタッ

良太郎「だから、待って〜!」





ほむら「今回の獲物は私が狩る。貴女達は手を引いて。」

さやか「て、転校生!?何でここに!?」

マミ「……誰!?」

ほむら「今度の魔女は貴方が太刀打ち出来るような相手ではないわ。」

さやか「何言ってんだよ……」

マミ「いきなりそんな事言われて、信じると思って?」

シュルルルル!

ほむら「うっ……」

良太郎「暁美さん、話聞きたいだけなん……わっ!?」

マミ「帰りに開放してあげるから。」

良太郎「ど、どうして僕まで〜……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:19:10.07 ID:Nd6I2aF30<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

マミ「美樹さん……そう。貴方の願いは、ただ恩人になりたい、とかそういう浅はかなものじゃなかったのね。」

さやか「……はい。一緒に、守りましょう、この街を。マミさんは、もう一人なんかじゃないんです。」

(急いで!グリーフシードが孵化する!)

(私なら大丈夫だぞ)

さやか(まどか……あんたいつまでそのキャラで通すのよ……)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:20:04.44 ID:Nd6I2aF30<> さやか「マミさん、マミさんならあんなのイチコロっすよ!」

マミ「頑張って来るわ。もう何も恐くないもの。」

まどか「待て。浮かれてはいかんぞ。油断は命取りになる。」

マミ「大丈夫!私、強いんだから!」

まどか「……。」


マミ「体が軽い……!こんな気持ち初めて……!」

ダダダッ!

使い魔「ギャアアア!!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

シャルロッテ「……。」

ドォォォォォォォン……!

シャルロッテ「!!!」ニュルルルルル!

(本体が飛び出して来る)

マミ「え……!?」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/08(土) 22:20:56.97 ID:Nd6I2aF30<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

良太郎「ほ、ほどけない、どうしようこれ……」

ほむら「時間が……無いのに……!!」

良太郎「……!」

K良太郎「フンッ!おりゃああ!!!」

ブチッ!ブチッ!

K良太郎「なんや、随分焦ってるようやな!」

ブチッ!ブチッ!

ほむら「え……えぇ……」

ほむら「……説明してる暇は無いわ……!」タッ!

K良太郎「俺たちもついて行くで!」

K良太郎(うん!)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/08(土) 22:21:49.50 ID:Nd6I2aF30<> さやか「あ……あぁ……」

QB「まずい、さやか、早く僕と契約を……!」






マミ「……!?」

まどか「全く、油断をするなと言ったであろう。それに……」

シャルロッテ「……」

(迫ってくるシャルロッテを手で押さえる)

まどか「随分巫山戯た顔だ。私の相手としては似つかわしく無い……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:23:21.83 ID:Nd6I2aF30<> ドドドドドドド!!!

シャルロッテ「グェェェ……」ドカァァン……




ほむら「何とか間に合ったわね……」

K良太郎「なんやあのデッカイ恵方巻……!?」

K良太郎(ジーク!?)

まどか「遅いぞ。家来ならもっと早く来んか」

K良太郎(な、何でジークがここに……)

K良太郎「説明させるのは後や、あの化けモン倒さへんと、皆食われてしまうかもしれん!」

まどか「私も戦わせて貰うぞ。」

(ベルトを装着する)

まどか「ほれ。」パシッ

K良太郎「あっ……何するんや!」

(K良太郎の手からパスを奪う)

まどか「変身……!」

<<WING FORM>>

バシュゥゥウ デューン ガシャン ガシャン



電王W「光臨、満を持して……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:24:22.74 ID:Nd6I2aF30<> 電王W「行くぞ。だが私もこの娘の体を傷つける訳には行かん。早々に決着をつけるぞ。」

電王W「……何をやっておる。早く変身せんか。主の手助けをするのが家来の勤めであろう。」スッ

K良太郎「奪ったのお前やろ!ったく……」

(パスを渡す)

K良太郎「変…身…!」

バシュゥゥゥーン……

<<AX FORM>>

ガシャンッ ガシャン デューン……

電王A「俺の強さに、お前が泣いた!涙はこれで拭いとき!鼻もかめるで!」

電王A「フンッ!」コキッ

ダッ!

電王A「おりゃああ!!!」

ズバァァァッ!

シャルロッテ「グゥゥゥ……!」シュルルル!

シャルロッテが脱皮する。
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:25:14.14 ID:Nd6I2aF30<> 電王A(脱皮した!?)

電王A「金太郎飴か!?」

ほむら(厄介ね……この状況じゃ爆弾を使えばまどかや巴マミを巻き込みかねないわ……)

シャルロッテ「オオオ!!!」ゴオォォォ!

電王W「ハッ!」ズバァッ!

マミ「はぁっ!」ドドドド!!!

シャルロッテ「グゥゥゥ!」シュルルルル
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:26:28.88 ID:Nd6I2aF30<> マミ「脱皮されちゃ、キリが無いわ」

電王A「金太郎飴やったら、縦に割れば良いだけの話や!行くで!」

<<FULL CARGE>>

電王W「フンッ!」

(ブーメランを投げてシャルロッテの動きを一瞬封じる)

電王A「ハァッ!おりゃあああああああ!!!!」

ズバアアアアアアアアアンン!!!

シャルロッテ「ギャアアアア!!!」

ドガアアアアアン……

電王A「ダイナミックチョップ……!」



マミ「後で言うの……?」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:27:39.34 ID:Nd6I2aF30<> (外)

侑斗「どうなってんだ、さっきから!……」

デネブ「確かに野上とあの女の子はここに吸い込まれたんだけどなぁ……」

侑斗「……あ?」

シュゥゥゥゥ

良太郎「ふぅぅ……倒せたから良かったけど、何だったんだろう、アレ……」

マミ「危なかったわ……」

まどか「だから油断するなと言ったであろう。主の命令を無視するとは……!頭が高い!」

ほむら(何とかなったわ……)

さやか(ちょっと訳解らなさすぎる……)
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/08(土) 22:28:58.72 ID:Nd6I2aF30<> 今日はここまでです。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/08(土) 22:49:42.33 ID:1WqUS4jEo<> ジーク自由だなあwwwwww
さやかちゃん置いてかれるはこりゃ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/08(土) 22:57:02.38 ID:jNy5k/rDO<> 乙!
やったーウイングフォームだー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/08(土) 23:03:01.50 ID:mcrFIZkIO<> 何だかほむらが良太郎の存在が全く見えてない様にも見えるし今回は電王キャラの浮き方が酷いな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/08(土) 23:15:16.32 ID:8V+tybve0<> ジークの輝きが異常wwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/09(日) 16:29:25.71 ID:fNCuXXW70<> イマジンコントの脳内再生率が異常
>>78
まぁそのへんは次回からじゃない?まだ遭遇したばかりってことで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2012/12/09(日) 18:47:21.92 ID:PYgNp/5F0<> >>78
まぁ、傍から見たら多重人格者が一人漫才しながら自分を追っかけ回してるって図にしか見えないからほむらが逃げたがるのも無理ないけどねw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/09(日) 22:16:26.22 ID:QcTcuJDDo<> 今気づいたけどWまどかって表記ではないんだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/14(金) 18:38:07.84 ID:+ngD2TSDO<> 自分という存在を、大切な人に覚えられてなくても…
と考えると、ほむらと侑斗って近いな <>
◆E91gIPDjV6<>saga<>2012/12/15(土) 23:58:18.09 ID:orUY5DDk0<> 始めます。 <> ◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/15(土) 23:59:18.72 ID:orUY5DDk0<> デネブ「あれ、どうしてこんなに人がいっぱい?」

侑斗「オイ、野上、何が起きたか説明しろ!」

良太郎「うん、デンライナーに戻ってからするね、それに、ジーク、何でその女の子に憑いてるの……!?」

まどか「……説明をすれば長くなる、が……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:00:30.90 ID:MqVhZn4b0<> (デンライナー)

モモタロス「こんの、手羽先ヤロウ!テメェ何やってんだオラァッ!」

ウラタロス「ダメだって先輩!体は女の子なんだから!押さえて、押さえて!」

ナオミ「わぁぁ!ジークちゃん、久しぶり〜!」

オーナー「ジーク君が憑依しているとはいえ、その体はデンライナーにとっても部外者です。」

オーナー「デンライナーに乗せたことは過ぎた事なので仕方ないとしても」

オーナー「もし仮に時間を移動するとなったら 絶 対 に 許 し ま せ ん からね」

オーナー「降りる時は寸分の狂いも無しに元の時間で降りて下さい。」


Wまどか「解っておる……。説明するぞ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:01:26.97 ID:MqVhZn4b0<> Wまどか「どうやらお前達が困っている事を耳にしてな。それでお前達を追いかけてきたのだが。」

Wまどか「そしたら突然、この電車毎消えたのではないか。そして目を覚ますとちょうど一ヶ月前と同じ場所に居たのだ。」

良太郎「……ジークも?」

Wまどか「しかしこれも私の為に起こったのであろう。もう一度お前達を探していると、この娘を見かけてな。」

Wまどか「見ず知らずの家来だったが、なにやら怪しい小動物に怪しい話を持ちかけられていた。つけ狙われているようだったからしばらくの間この娘を護ってやろうという事だ。」

コハナ「アンタも巻き込まれてたの……。偶然ってあるものね……。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:04:54.02 ID:MqVhZn4b0<> キンタロス「ところで、お前達、お前達はあの化け物のこと知ってるようやったけど」

リュウタロス「何何?化け物って?面白そう!」

マミ「は……はい……」

さやか(成り行きでのる事になったけど……何ここ……何この人……っていうか、人……?)

ほむら(成る程……一人漫才の仕組みはこういう事だったのね……)

ほむら(信じられないけど……)

QB「あれは魔女と言ってね……」

コハナ「!?何これ!?ぬいぐるみ……じゃないわよね?」

ナオミ「わああ!可愛い……!」

リュウタロス「凄い凄い!どうやって喋ってるの!?」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:06:12.15 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リュウタロス「魔法少女ぉ?何それ」

コハナ「信じられない……けど、良太郎達が見たって言うんだから本当だよね……」

ナオミ「契約?イマジンと同じですねぇ。でもちゃんと願い叶えてくれるからイマジンよりはマシ……かな?」



モモタロス「何だアイツら?何と喋ってるんだよ」

良太郎「僕にも解らない……」

ウラタロス「何かいるのは間違いないみたいだけど……」

リュウタロス「えー?モモタロス達見えないの?ここにいるじゃん」

リュウタロス「へー、キュゥべえの姿って素質ある人にしか見えないんだ!」

リュウタロス「モモタロスには素質が無いのか!」

モモタロス「だあああ!うるせぇ!」

Wまどか「教養の差だな。」

モモタロス「オイ!オーナーのおっさん!アンタは見えてねぇだろ!バカにされてんぞ!」

オーナー「私には見えますよ」

モモタロス「えっ……」

ウラタロス「……まぁ話ならハナさんやナオミちゃんを通して聞けるから問題は無さそうだけど……」

キンタロス「その久兵衛って奴がさっきの事、色々知っとる訳やな。」

QB「知ってるけど、別に君たちが知ったって意味の無い話だろう?」

リュタロス「『知ってるけど、別に君たちが知ったって意味のない話だろう?』って言ってるよ?」

モモタロス「何じゃそりゃ、言えない事でもあるってのかよ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:06:49.72 ID:MqVhZn4b0<> 良太郎「あ、そうだ、暁美さん……聞きたい事が……」

ほむら「それは後で聞くわ。今は説明できない。」

QB「どうしてだい?」

ほむら(貴方がいるからよ……)

ほむら「……降りるわ。元の時間に下ろして。」

さやか「ミステリアスな転校生ね……って、もうこんな時間!あたしも!」

Wまどか「私も帰るぞ。この娘の家族を心配させるといかんからな。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:07:48.66 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(デンライナー)

良太郎「……なんか、信じられないね……」

モモタロス「おうよ!そんなファンタジックな事があるなんてよ!」

モモタロス「そんな化けモンがいるだなんてな!全員揃って夢でも見てたんじゃねぇのか?」

ウラタロス「いや、流石にそれはあり得ないでしょ……」

良太郎(思えば僕も最初、こんな光景、信じられなかったんだっけ……)

オーナー「とりあえず、話は聞かなければいけませんね。あの女の子達にはデンライナーの仮のパスを発効しましょう。」

オーナー「ただし、時間の移動はもちろん、過去や未来をのぞき見する事も許しません。そうすれば時間に大幅なズレが生じかねませんから。」

オーナー「そして、あの白い小動物は何者かどうか、暫く様子を見てからにしましょう。無闇に乗せるのは危険……かもしれませんからね。」

侑斗「……今回の事のカラクリも少しは掴めたか。」

デネブ「よぉし!調査なら、侑斗と俺も協力するぞ!」

侑斗「勝手に決めんな!」

良太郎「まぁ、あの女の子とも顔見知りになったし、聞ける所まで聞いてみるよ」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/16(日) 00:09:01.53 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


(まどかの家)

Wまどか「母上、帰ったぞ。」

詢子「おう、おかえり。イメチェンの成果はどうだったよ」


(まどかの部屋)

Wまどか「……ふむ。」

まどか(ちょ、ちょっと!)

ジーク「む……」シュゥゥゥ

(まどかとジークが分離する)

まどか「ちょ、え、貴方誰!?」

ジーク「話なら聞いていただろう。お前を護ってやってるのだ。」

ジーク「あの黒いお供がいただろう。それがどうやらお前を護ろうとしているようでな。」

ジーク「家来を護るのも主の勤めだ。安心しろ。庶民らしい振る舞いは心得ておる。」

まどか「全然ダメじゃない!」

ジーク「まぁそこは気にする所ではない。何せよ、理由は分からんがとにかくあの白い無礼な小動物の話は聞いてはいかんぞ。」

まどか「貴方も白いでしょ……」

<まどかー、晩ご飯の支度が出来たよー

まどか「わ、パパが上がってくる!隠れて!」

知久「まどかー?」

Wまどか「ディナーか。今行くぞ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:11:54.11 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



良太郎「とりあえず、暁美さんに話を聞かないと……」

侑斗「……。」

良太郎「あ!いたいた!暁美さ〜ん!」

ほむら「……!また……」

良太郎「話、今なら良いかな?ごめんね、なんか待ち伏せみたいな事しちゃって。」

ほむら「……構わないけど。」

良太郎「君も、あの、魔法少女っていうのなの?時間が止まってた事とか、教えて欲しいんだけど……。」

ほむら「そうね。私が魔法少女なのは事実よ。」

良太郎「その、魔法少女ってのも、僕あんまり解らなくて……」

ほむら「……知りすぎるとろくな事にならないわ。貴方達は首を突っ込まないで。」

侑斗「……オイ、何故はぐらかすんだ。何か応えられない事でも……」

ほむら「昨日私は話を聞く、とだけ言ったわ。これで用件は終わりね。」

良太郎「待って、まだ話終わってないし……」

侑斗「待て、オイ!」

パシュゥゥゥゥン……

U侑斗「ったく、相手は女の子なのに、無理矢理引き留めようとするだなんて。」

U侑斗「ボクちゃん、女の子相手の駆け引き、もっと学んだ方が良いよ?」

良太郎「ウラタロス……」

U侑斗「じゃ、良太郎。ここは僕に任せて。」

良太郎「うん……」

良太郎「暁美さんはウラタロスに任せよう。魔女の事は昨日聞けたから、巴さん達とも一緒に戦えるし……」

良太郎「ってあれ、もう学校から帰っちゃったかなぁ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:12:30.51 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Wまどか「見滝原という街か。なかなか美しい景観だな。」

Wまどか「む……?あれは確かこの娘の友人……か。」

Wまどか「こんな所で会えるとはな。」

仁美「あら……」

Wまどか「何処へ行くのだ?」

仁美「ここよりずっと良い場所ですわ」

Wまどか「何?よし、私も案内しろ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:13:06.56 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

良太郎「あれ……何処にもいない……明日また学校で待った方が良いのかなぁ……」

モモタロス(良太郎!近い!イマジンの匂いだ!)

良太郎「えぇ!?こんな時にイマジンまで……!?」

モモタロス(行くぜ!良太郎!)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/16(日) 00:13:54.04 ID:MqVhZn4b0<> (工場)

仁美「着きましたわ!」

「うぅ……俺はもうダメなんだぁ……」

Wまどか「何だここは!?こんな殺風景な所に……」

Wまどか(あ!だめだよあれ!)

仁美「邪魔してはいけませんわ。あれは神聖な儀式で……」

Wまどか「神聖な儀式……だがこんな所でするのは間違っておる。もっと優雅な場所ですべきだ。」

Wまどか(そういう意味じゃない!)

仁美「ここは神聖な場所ですのよ?」

Wまどか「この美しい景観の街で、こんな狭苦しい所でするのは相応しく無いだろう。」

Wまどか(だからそういう意味じゃ……でも早く何とかしなきゃ……)
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:15:36.27 ID:MqVhZn4b0<> M良太郎「オラァッ!」ダーン!

(壁を蹴り破る)

M良太郎「何処だイマジンの野郎は!こっちは最近暴れ足ンなくてウズウズしてた所なん……」

Wまどか「ほう。主の手助けに現れるとは少し利口になったな。」

M良太郎(イマジンの匂いって、まさか……)

M良太郎「……手羽先テメェかこんのヤロォォォォォォ!!!!!」

M良太郎(モモタロス!体は女の子なんだから!)

M良太郎「……チクショウ!」プルプル

M良太郎「手羽先野郎!デンライナー戻ったら覚悟しろよ!」

仁美「お仲間が増えましたの!」

M良太郎「アァ!?こんな鳥頭と一緒にすんじゃねぇ!」

Wまどか「今何と言った!無礼者!」

M良太郎「鳥頭って言ったんだよ!意味知ってっか?バカって意味だよ!」

Wまどか「おのれ……頭が高い……!」

M良太郎(二人とも……喧嘩してる場合じゃないって!あの洗剤、混ぜたら危険!)

M良太郎「あの洗剤、混ぜたら危ねぇんだとよ!」

Wまどか「しかし先ほどは神聖な儀式と言っていたが……」

Wまどか(あの人達は操られてるの!首もと見て!)

Wまどか「!あれは魔女の口づけではないか。神聖な儀式というのはただの比喩だったと……」

M良太郎(そこは気付こうよ……)

Wまどか「となると……この近くに魔女がいる可能性が高いな。」

M良太郎「何だ、魔女っていうのはあのクマが戦った恵方巻の事か?暴れられるんだったら文句は無ぇぜ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:16:44.14 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(結界)

M良太郎「ここが結界ってヤツか?何か薄気味悪ィなぁ」

Wまどか「来るぞ。油断するな。」

ほむら「気を付けて。あの魔女は心の中の恐怖につけ込んで来るわ。」

M良太郎(暁美さん?何時の間に……侑斗とウラタロス、どうしたのかな……)

ほむら(あのナンパ男、まくのに苦労したわ……)

ほむら「それより、鹿目まどか、とそれに取り付いてるの。戦わないで。」

Wまどか「お前がいうならそうしよう。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:18:14.79 ID:MqVhZn4b0<> M良太郎「へっ!行くぜ良太郎!変身ッ!」

パシュゥゥウーン……

<<SWORD FORM!>>

電王S「俺!参上!前フリは無ェ!俺は最初っから最後までクライマックスだぜェェ!!!」ダッ

エリー「……」

ほむら「迂闊に近づかないで!さっきも言ったでしょう、あの魔女は人の恐怖につけ込んで……」


電王S「へっ!俺に恐いものなんか無ェ!」


エリー「……」

エリー『 犬<ワンワン! 』




電王S「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!」




ほむら(犬!?それに何あの怯えっぷり……)

Wまどか「情けない家来だ……。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:19:18.02 ID:MqVhZn4b0<> 電王S(モモタロス、しっかりして……このままじゃ……)

エリー「キヒヒヒ……」

「「はぁぁぁぁッ!」」

ズバァァァ!!!

エリー「キヒッ!?」

NEW電王「じいちゃん、何があったんだよ!」

さやか「皆、大丈夫!?」

電王S(幸太郎……?それに、女の子……美樹さん、だっけ?)

ほむら(美樹さやか!?しまった、魔女に気を取られて……)

Wまどか(……。あの家来の目が変わったな。)

NEW電王「じいちゃんに会おうとしたらさ、デンライナーにいなくて」

NEW電王「それでどこか出かけたっていうから探したら急いでる女の子見つけたんだ」

NEW電王「ただ事じゃなさそうだから着いてきたら……それにしても……」

さやか「下がって!ここはあたしが何とかする!」

電王S「ひぃぃぃぃぃぃ……」ガクガク

NEW電王(モモタロスのこの怯えよう……何があったんだ……)
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:20:36.15 ID:MqVhZn4b0<> リュウタロス(モモタロス邪魔!)

モモタロス(へぶっ!)

電王S「……。」

パシュゥゥウーン

<<GUN FORM>>

ガシャン……ガシャン……デューン……

電王G「お前達倒すけど良いよね!答えは聞いてない!」

エリー「キヒヒヒヒ!!!!!!」

(使い魔を召還する)

電王G「うわ、何これ、可愛くない!」

ズギュンッ!ズギュンッズギュンッ!

使い魔「!?」ドォォォン……

NEW電王「テディ、俺たちはあのテレビを叩くぞ!」

テディ「あぁ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:21:54.06 ID:MqVhZn4b0<> NEW電王「はぁっ!」

ズバァァァッ!

エリー「キヒッ!?」

さやか「ラッキー!道が開いた!とりゃあ!」

ズバッ!

エリー「キ……」

カタカタカタカタカタカタ……

ほむら(まずい!あの魔女がまた精神攻撃を発動させようとしてるわ!)

ほむら(この好機を逃す訳にはいかない……!倒すなら今よ!)

カチッ……


ドォォォォォォォォォォン!!

エリー「キヒヒッ!?」

(画面が砕ける)

NEW電王「!? あのテレビの画面が破裂した!?」

テディ「見た所、あれでヤツの攻撃は封じられたようだ。」

さやか「行くよ!」

ほむら「……!」

電王G「あの可愛くない人形もいなくなったから、あのテレビ倒すね!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:23:06.68 ID:MqVhZn4b0<> テディ「ここは連携でヤツを倒す。幸太郎と青い少女は敵に向かって走ってくれ。」

テディ「そして敵に一撃を加えた後、二人は全火力を集中。行くぞ、幸太郎。カウントは……」

幸太郎「9だ。はぁっ!」


テディ「9……8……7……6……」

NEW電王「ハァッ!」ダッ!

さやか「やああ!!!」

ズバァァァッ!

エリー「キヒッ!?」

NEW電王「ハァァァァァッ!」

ズバァァァァァン!!

(カウンタースラッシュ)

エリー「キヒィ!?」

電王G「準備は良い?」

<<FULL CARGE>>

ほむら「勿論よ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:23:57.30 ID:MqVhZn4b0<> テディ「5……4……3……2……1……」

ほむら「っ!!」

ダダダダダダダッ!

(兵器を乱射する)

電王G「ハァァァァァッ!!!」

ドォォォォォォォォォォン!!

(ワイルドショット)

エリー「ギャアアアア!!!」

ドゴォォォォォォォォオオオン!!!

テディ「……0。見事な連携だ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/16(日) 00:26:12.03 ID:MqVhZn4b0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

幸太郎「……元に戻った!」

さやか「いやぁ、初めてなのに見事なコンビネーション、さやかちゃんの協調性の賜ですなぁ!」

テディ「あぁ。」


ほむら(美樹さやか……)

良太郎「あの、暁美さん、ウラタロスと侑斗とはどうなったの……?」

ほむら「余計な詮索は入れないで。とにかく話せない事。それと、インキュ……白い生き物にはくれぐれも私が時間を止めてた事を口走らないで。」

良太郎「う……」

Wまどか「見たところお前は何かを知っているようだな。主に隠し事をするのは許さぬぞ。」

ほむら「黙りなさい!そもそも誰が主なのよ……」

Wまどか「……やはり、様子を見る限りだとどうしてもこの娘に何かあるようだな。」

Wまどか「私、もといこの娘と話す時だけお前の目の色が変わる。それにこの娘の行く所先回りしているではないか。」

ほむら「……うるさい。もう私は戻るわ。」

良太郎「えっ、待っ……」

良太郎「……いなくなっちゃった……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/16(日) 00:26:57.68 ID:MqVhZn4b0<> 今日はここまでです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/16(日) 00:38:35.38 ID:Q7KpvT+10<> 乙
ベルトのセリフと変身時の効果音まで相変わらずきっちり再生されてるぜwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/16(日) 01:21:18.30 ID:9uOI6PMDO<> 乙

デンライナーさえあれば、さやかも魔女化する前に戻って助けられそうだが
オーナー的にはそれが正史なら良い方へでも変えちゃいけないんだっけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/16(日) 07:23:32.07 ID:BaRST5XAO<> シャバドゥビタッチオーツ

new電王キターーー!!電王の中でもnew電王が一番好きな俺には嬉しいなぁ。

ところで電王と知り合いのオーズとかディケイドとかキバとか来るのか?ディケイドはまぁ無理だろうけどキバ勢ならそこまでチートな奴はいないからいけんじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/16(日) 08:52:05.96 ID:L8alR7Oto<> 名護さんが登場したら面倒臭いことになりそうだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/16(日) 15:33:50.36 ID:JnwfMA/DO<> キバ勢がチートじゃないだと?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/16(日) 22:22:58.05 ID:ujswUEhy0<> 魔女ってデンライナーで轢き殺しちゃ駄目なのかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/17(月) 00:04:39.32 ID:xTTo4UfAO<> >>112
結界内に入れないんじゃないの?電車通れる程幅ないじゃん入口。
>>111
アークさんがジャンプ力∞、名護さんのキック力がライアルクウガ越え以外は他のライダーと比べて大した事やってないような……

ザンバットの格好良さはヤバいけどな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/17(月) 01:03:22.36 ID:ULvOnXFAO<> >>113
ついでにいうとエンペラーとダキバの必殺キックが120t.両方ともどの程度の国かは知らんが一夜で一国を滅ぼせるレベル。
城竜の中にゲートがあるから時間移動も可能
もしキバ勢がフルメンツなら最終回よろしくエンペラー、ダキバ、ライジング753、キバ(正夫)、次狼、力、ラモンに加えキャッスルドランにシュードラン、パワードイクサー、マザサガ、ククルカンとワルプルギスだってもう何も怖くない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/17(月) 01:53:13.96 ID:HR3yA3aso<> とりあえずウェイクアップ3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/17(月) 02:27:11.44 ID:xozCtl/DO<> 過去キン仕様のダキバはまじ勝てる気がしなかったな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/17(月) 11:43:48.46 ID:lKinudHAo<> 一方仮面ライダージョーカーのスペックはプラットフォームよりはましな程度だった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/18(火) 11:46:28.33 ID:8MaYs1zDO<> >>117
ジョーカー自体は低スペックでも、技クリティカル率100%みたいな補正かかるから実際は結構強い
FJもCJXも圧倒してたはずのエターナルと結構渡り合ったし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/18(火) 13:52:37.80 ID:3ww8Q63DO<> >>117
ジョーカーメモリの特徴が技の記憶、尚且つ、翔太郎との適合率が一番高いメモリだからそんなに弱くないはず
実際、フィリップがいない間はこれだけで戦っていたわけだし
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/22(土) 07:59:13.45 ID:ANKUFwKAO<> 正直仮面ライダーの世界だとスペックはあてにならないからなぁ〜

ほらいるだろ?110トンのパンチを何発も喰らいながらも妹を説得したアイツとか、確実にスペックで差があるにも関わらず強化形態なしで創世王フルボッコにしたアイツらとか。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/22(土) 09:05:53.05 ID:A3a3fleNo<> 戦いってのはノリのいいやつが勝つからな
あとそいつは破壊者と補正だからな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/22(土) 11:22:39.39 ID:4n1DFoRDO<> 先行登場補正は何より強い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/22(土) 18:28:28.31 ID:ANKUFwKAO<> >>122
どうでもいいけど先行登場したライダーにボコボコにされた悪役が川に落ちたらどうなるんだろう?

最高の補正VS最高の生存フラグ。川に落下して助かるのはライダーだけかな?悪役で着水した奴に覚えがないがいたっけ?

まぁそんな状況がまずありえない問題だが。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/22(土) 19:27:11.62 ID:z28NXZYvo<> >>123
555のキノコ君は? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/23(日) 10:26:36.40 ID:jxQolTRBo<> どっちもサイコーなら主人公側に決まってるじゃん

まぁ、川なんて落とす前に爆発だな <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/23(日) 21:13:23.33 ID:FPaLOXWZ0<> すいません、今日は忙しく投下できません……
明日のこの時間位に投下します <>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/24(月) 22:28:28.95 ID:9ZvKGSV+0<> 始めます。

あと、客演に関してですが、多分電王のみになりそうです。
まだ全部書ききってないので気が変わったりするかもしれないですが・・・ <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:30:22.29 ID:9ZvKGSV+0<> (デンライナー)

ウラタロス「まさか、僕の釣り針から逃げるだなんてね……。けど、ジークのいう通り何か隠してるのは間違い無さそうだよ。」

良太郎「うん……確かに、未来に起こる事、知ってる見たいに行動してたし。」

幸太郎「……、そうだじいちゃん!その未来、俺の元居た時間が……!あのデカイ怪物のせいで!」

オーナー「ほう……。話が大体見えて来ましたよ。」

オーナー「あの少女は未来で起こったあの惨劇の原因を知っている……そして時間を遡りそれを阻止しようとしている。」

オーナー「恐らく、一度や二度じゃ無いでしょう。常に先を読んで動いてるならば、何度も同じ時間を繰り返してる、と。」

コハナ「そう考えるのが自然よね……。」

オーナー「と、なると私たちがすべきはその原因を突き止める事……なのですが、何ともジーク君は良い働きをしてくれました。」

オーナー「ジーク君が取り付いてる少女が関係あるのは間違い無いと見て良いでしょう。」

オーナー「ただ、どうしてそれが原因になるのか……という事までは、解りませんけどね。」

キンタロス「なんや、そこまでわかっとるならあと少しやな。」

コハナ「良太郎、暁美って子から聞けなくても、解明しましょう。」

良太郎「うん……!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:31:22.50 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(学校)

Wまどか「待て。何故主に何も言わず契約をした。」

さやか「良いでしょ、それはもう!っていうか、アンタもうまどかから離れなさいよ!」

Wまどか「主である私は家来を見守るのが使命だろう。 ……過ぎた事を言っても仕方がない。」

Wまどか「何かあったら主である私に必ず相談するのだぞ。」

さやか「ったく……あ、マミさんの所に行かなきゃ!」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:32:10.18 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

侑斗「ったく、魔女だの魔法少女だの訳解んねー事が次から次へとよ……」

侑斗「オイ、デネブ、野上達に任せるだけじゃ不安だ。俺たちも調べるぞ。」

デネブ「了解だ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:32:58.26 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(学校)

ほむら(そろそろ佐倉杏子が美樹さやかと衝突を始める時期……ね。)

侑斗「オイ、……暁美って言ったな。話がある。」

ほむら「……何?話なら、巴マミから聞きなさい。何度も何度もいい加減しつこいわ。」

侑斗「そうじゃねぇ。お前が知ってる事だ。お前、未来から来たんだろ。過去を変える為に。」

ほむら「……貴方には関係無いじゃない。」

侑斗「いや、あるな。俺たちも時間を守らなくちゃいけないんでね。」

ほむら「……そう。なら、巴マミ達と一緒に戦えば良いだけの事よ。」

ほむら「もうこれ以上話す事は無いわ。さよなら。」シュンッ

侑斗「待て、オイ……チッ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:33:30.30 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さやか「マミさん!パトロール行きましょう!」

マミ「えぇ。私たち、コンビで初めての仕事ね!」

さやか「そうそう!二人で街の平和、ガンガン守っちゃいましょう!」

まどか「さやかちゃん、マミさん……私もついて行って良いかな……?」

マミ「勿論よ。貴方だって私たちの仲間だわ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:34:16.63 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さやか「こっち……!こっちの方です!」

マミ「焦らないで、美樹さん!何処から来るか解らないわ!」

さやか「あ!あれ!」

(使い魔を見つける)

マミ「あれは……使い魔ね。美樹さん、美樹さんの特訓には丁度良い相手よ。」

マミ「任せたわ!」

さやか「はい!」

まどか「気を付けてね、さやかちゃん!」

さやか「うん!行くよ!おりゃあああ!!!」ダッ!
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:35:04.24 ID:9ZvKGSV+0<> マミ「……!?誰か来る!」

さやか「……え?わぁっ!?」

ザザッ……

杏子「オイオイ、何使い魔なんかシメようとしてくれてるのさ!」

さやか「う……!?」

マミ「佐倉さん……!?」

杏子「あぁ!?なんだマミ、てめーまだ正義の味方とかぬかしてこんな得にもならない事やってんのかい?」

さやか「だ、誰だか解らないけど、邪魔すんな!」

杏子「うるせ、トーシローはだまってろよ!」ガッ!

さやか「うぐっ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:35:43.97 ID:9ZvKGSV+0<> まどか「さやかちゃん、大丈……っ!?」

ガシャッ……!

まどか「か、壁!?」

杏子「見たところアンタ魔法少女とも違うみたいだし首突っ込まないでよ」

マミ「佐倉さん……美樹さんを傷つけるのは許さないわ……!」

杏子「へぇ?やるってのかい?だったらやってみれば良いさ!」ダッ!

マミ「っ……!」ダァンッ!ダァンッ!

(銃を放つ)

杏子「そんな前と同じナマクラ弾じゃアタシを倒せないって解らないのかよ!」

ガキィィィンッ!

杏子「おらよっ!」ダァンッ!

マミ「うっ……!」ダッ……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:36:52.42 ID:9ZvKGSV+0<> 杏子「ったくよ、まずはトーシローにお仕置きだね……三ヶ月くらいは考えさせてやるよ」

杏子「らあああああ!!!」

さやか「っ……!」

さやか(まずい……やられるっ……!)

まどか「さやかちゃんっ!!!?」


さやか(っ……!)

さやか(っ……?あれ?)

杏子「……」

(手を止める)

さやか(……?)

マミ「佐倉さん……?」

杏子「……ごめんっ!」

さやか「は?」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:37:37.79 ID:9ZvKGSV+0<> 杏子「本当は、俺は……じゃなくて、わたくしはお前達と友達になりたいと思っていたんだ。」

杏子「それが、こんな手段になってしまって……ごめん、謝る!」

マミ「な、何言ってるの……?」

さやか(これ、まどかと同じ……)

まどか(私と同じように誰かに憑かれてるの……?)

まどか(でも、あの電車には私に憑いてたの以外には赤くて頭悪そうな人と、青くてナンパしてくる人と……)

まどか(黄色の関西弁の人と紫の子供みたいな人しかいなかったし……あの人達の仲間、かな)

まどか(あ、そういえばあの魔女の結界から出る時、黒子さんみたいな人いたような……) <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:38:53.79 ID:9ZvKGSV+0<> 杏子「だから、おれ……じゃなくて、わたくしをお前達の友達にしてくれ!」

さやか「い、いきなり言われても……」

マミ「なら、お茶しましょう。佐倉さんの事も聞きたいわ。」

さやか「い、良いんですか!?さっきまでこいつ……」

杏子「ほ、本当か!ありがとう!」


杏子「え、でも折角お茶に誘ってくれたんだし……」

杏子「帰るって、誘ってくれたのに失礼だ……」

さやか「今度は独り言……?」

まどか(今度は……憑いてるのがあの子自身と話してるって事ね)

杏子「う……解ったよ。」

杏子「折角誘ってくれたのに、ごめん!俺……あ、いや、また間違えた、わたくしは帰る!じゃあな!」

ドタドタドタ

さやか「はぁ……」

マミ「成る程ね、またあの電車の中に居た人のお仲間さんが憑いてるのね」

マミ「とりあえず、優しくて面倒見の良さそうな人が憑いてくれたみたいで、心配ないわ!」

さやか「マミさん……!?あいつ、知ってるんですか!?」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:40:00.66 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(デンライナー)

侑斗「あの暁美ってヤツ、絶対に口を割ろうとしやがらねぇ!」

良太郎「でも、暁美さんが鹿目さんを守ってるのは間違い無いよ。」

良太郎「鹿目さんが未来を大きく変える要因になってる所までは解ってるんだから……」

侑斗「でもそっから先がわからねぇと手の打ちようがねぇだろ」

良太郎「うん……そうだけど……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:40:58.21 ID:9ZvKGSV+0<> ジーク「あの家来の事なら大方把握したぞ。」

良太郎「ジーク!?」

ジーク「あの家来の目、全てを知っていたような目であったなぁ。」

ジーク「そして孤独に戦う覚悟も、だ。ただ、それは未来を変える為ではなく、ただあの娘を守るだけと感じられたな。」

ジーク「家来その1が契約をした時の反応を伺うに、魔法少女とかいうシステムに何かしら致命的な裏があるという事だろう。」

ジーク「そして、あの娘はすぐにでも契約をしようとしていた……これはもう、一つしかあるまい。」

良太郎「じゃあ、その裏っていうのから鹿目さんを守る……契約を防げれば!」

良太郎「裏が解らないけど、解らなくたって、方法は解ったから……!暁美さんの手助けに行こう!」

侑斗「あぁ……所でお前は何で守らなくちゃいけないヤツから離れてんだよ!」

ジーク「……それはな……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:41:40.35 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

知久「晩ご飯だぞ〜!」

タツヤ「ご飯!ご飯!」

Wまどか「我が父上の作るディナーはいつでも美味だな。」

詢子「まどか、家の中でもそれで通すのか?疲れないのか?」

Wまどか「何を言っておる。自然体が一番だ。」

詢子「……?やっぱりいつものまどかじゃないな……」

Wまどか「……む。よせ。この時に暴れるな。」

Wまどか(家族の前でやめてよ〜〜〜!)

Wまどか「む……まずい……」ガタッ

詢子「! 何か憑いてんのか!」

Wまどか「いや、待て、母上、私は自然体で……」

詢子「まどかに憑いてる奴、出て行け!」

Wまどか「よせ、待て、……ううっ!?」

パァァァン……

まどか「うぅ……」

詢子「大丈夫か!?まどか!?」

ジーク「……?しまった」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:42:16.19 ID:9ZvKGSV+0<> 知久「だ、誰!?」

タツヤ「てばさき、てばさき」

詢子「アンタがまどかに憑いていた悪霊かぁぁぁ!!」

ジーク「待て、私は悪霊ではない。」

詢子「出てけ!こっから出てけ!」

ジーク「くっ……」ドサッ

ドア<ガチャッ!

詢子「二度と来るな!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2012/12/24(月) 22:42:52.61 ID:9ZvKGSV+0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ジーク「……という事があってな。」

良太郎「追い出されたの……って、え!?それじゃ、鹿目さん契約しちゃうかもしれないよ!」

ジーク「安心しろ。軽率な行動は押さえるよう再三注意しておいた。」

ジーク「ただ唯一心配なのは……あの娘は他人の痛みに耐えられない性格だという事だ。」

ジーク「もし自分の家来達に何かあれば……契約してしまうだろうな。」

侑斗「……じゃ、あいつの友達の行動にも注意しなきゃダメって事だな。」

侑斗「そういう事か。大体解った。俺はゼロライナーに戻る。」



モモタロス「はぁ、やっぱ風呂の後はプリンにコーヒーだよな!ナオミ!準備頼むぜ!」

ウラタロス「まったく、キンちゃんったら風呂の中で寝ちゃうんだから……」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2012/12/24(月) 22:43:34.29 ID:9ZvKGSV+0<> 今日はここまでです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/25(火) 01:45:54.29 ID:kgSAf5EDO<> あれ?ジークが割とまともだ・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/25(火) 22:17:34.25 ID:/YggFtTDO<> デーネーブー!ww

心なしかジーク抑え気味?
取り憑けないなら、今度は例の着ぐるみで近づけばいいじゃない <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/01(火) 22:13:54.89 ID:dFOTJBDS0<> 年末年始と忙しくて投下できません……
3日か4日あたりに再開します
なかなか投下出来ず申し訳無いです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/02(水) 09:11:28.57 ID:nyelc2w2o<> あけおめ。
待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/02(水) 12:31:44.54 ID:eJ+aynzPo<> Dアンコ・・・だと・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/01/04(金) 14:37:04.69 ID:5yaEhlwW0<> 乙
今更だがQB見えるナオミさん歳いくつだよww

>>114
そんなあなたにこんな動画
http://www.nicozon.net/watch/sm14217415 <>
◆E91gIPDjV6<>saga<>2013/01/05(土) 00:36:43.66 ID:ZdQfCb4Y0<> 投下します <> ◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:37:58.97 ID:ZdQfCb4Y0<>
(ゼロライナー)

侑斗「デネブ、戻ったぞ、晩飯……」

杏子「zzz……」

デネブ「あ、侑斗、おかえり。ちゃんと用意してあるからな、ちょっと待ってて」

侑斗「オイ」

デネブ「ん?」

侑斗「何だコイツは」

デネブ「あぁ、その女の子は佐倉杏子ちゃんって言って……」

侑斗「そういう事じゃねぇ!何でここに居るんだよ!」

デネブ「それが……それがなぁ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:38:40.07 ID:ZdQfCb4Y0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

杏子(へへ、リンゴ、頂き……!)

ガシッ

杏子「……ん?誰だ、離せよ!」

デネブ「ダメだぞ。このりんごは、農家のおじさんやおばさんが一生懸命に育てたんだから。ちゃんとお金を払わなきゃ。」

杏子「あ……?」

デネブ「このりんごは俺が買ってあげるから、今度からは盗んだりしないって約束してくれ」

杏子「何だよテメェ……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:39:34.93 ID:ZdQfCb4Y0<> デネブ「それでなぁ……話を聞いたら……うっ……その子、家族も家も無いらしくて……うぅっ……」

侑斗「んだよ、ったく……って、お前、俺の服で涙拭くな!」

侑斗「解ったから、メシだ、メシ!」

デネブ「うぅっ……ごめん、すぐ用意するから……」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:40:25.93 ID:ZdQfCb4Y0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

侑斗「……」モグモグ

デネブ「……」

侑斗「…………。」

デネブ「……あ、明日のご飯の下ごしらえしなきゃ」

侑斗「デネブ……椎茸入れンなって言ってるだろうがぁぁぁぁ!!!!」

デネブ「うわあああ!?」

杏子「……んぁ?今何つった?」

侑斗「……あ?」

デネブ「あ、杏子ちゃん、おはよう」

杏子「食いモン粗末にすんじゃねえ!」

侑斗「うるせぇ!子供が偉そうに……!」

杏子「椎茸食えない奴に偉いもクソもあるか!」

侑斗「あぁ!?」

デネブ「ふ、二人とも、喧嘩はやめてくれ〜〜〜!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:41:11.04 ID:ZdQfCb4Y0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

D侑斗(ったくよ、何でこんなガキと一緒に買い物なんかしなくちゃならねぇんだよ……)

D侑斗「まぁまぁ、杏子ちゃんと初めて一緒に食べるお夕飯なんだし。」

D侑斗(ま、あのままゼロライナーに一人にさせて変に弄られるのも癪だしな)

D侑斗「んもう、素直じゃ無いんだから……」

D侑斗「で、今日はあのスーパーの特売日だから、あっち行こうか」

杏子「おう」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:42:14.78 ID:ZdQfCb4Y0<> (スーパー内)

D侑斗「んじゃあ、今日の晩ご飯は……酢豚にしようかなぁ。杏子ちゃんはパイナップル入れる?」

D侑斗(椎茸入れんなよ)

杏子「酢豚にはパイナップルじゃなくてリンゴだろ?」

D侑斗「リンゴかぁ……リンゴは試した事無かったなぁ。」

D侑斗(椎茸入れんなよ)

D侑斗「……。」

D侑斗「杏子ちゃん、杏子ちゃん」コソコソ

杏子(仕方ねぇなぁ)

(椎茸をカゴの中に入れる)

D侑斗「さて……次は豚肉かな……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:43:13.68 ID:ZdQfCb4Y0<> (暗闇の魔女の結界)

ほむら(この結界は……あの魔女のはず……)

ズライカ「ケケケケケ!」

ほむら「やはりね……!この魔女の弱点は光!」

カァァァァァァッ!

ズライカ「ケケケッ!?」

(閃光手榴弾を投げつける)

ほむら「今の内に仕留める!」

ガガガガガガガガガガガガガッ!

(兵器を打ち込む)

ズライカ「ケケッ!」

ほむら「逃れられた……!もう一度光を……!?」

(魔女が突進する)

ほむら「うぅっ!? しまった、手榴弾が……!」

ズライカ「ケケケッ!」

カチッ……

ドゴォォォォォォン……

ほむら「間一髪で避けられたわ……けど、さっきので使える武装を殆ど使ってしまった……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:44:07.71 ID:ZdQfCb4Y0<> ほむら「ここは逃げるのが賢明な判断でしょうね……でも、残りの魔力で逃げられるか……」

ズライカ「ゲェーッ!」ゴォォォ!

ほむら(魔女が来る……!逃げるなら、早くしないと!)


電王L「ええええいっ!」

ズバァッ!

ズライカ「ゲゲッ!?」

電王L「良かった、暁美さん無事で。まだ結界の入り口が少し開いてたのをリュウタロスが見つけてくれたんだ。」

ズライカ「ケケケッ!」

電王L(……来る!)

電王L「行くよ!皆!」

<<モモソード!ウラロッド!キンアックス!!>>

ゴォォォォォォォォオオオッ!

電王L「必殺……電車斬りっ!!」

ザァァァァアアアアッ!!!

(デンカメンチョップ)

ズライカ「ゲェーッ……」

ドガァァァァァンッ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:45:01.69 ID:ZdQfCb4Y0<> (結界が消滅する)

良太郎「ふぅぅ……」バタッ

ほむら「貴方……」

良太郎「あ、僕なら大丈夫だよ、心配しないで。」

ほむら「また聞きに来たなら無駄よ。何も話すつもりは無いわ。」

良太郎「……君が何を知っているかは僕には解らないけど、きっと君が守ろうってしてる物は僕たちと一緒だから。」

良太郎「君と一緒に戦う事が、多分、未来を守る事になると思う。だから、少しだけ君の手伝いをさせて欲しいんだ。」

ほむら「……何を言ってるのよ。私は貴方なんかに助けて貰う必要なんて無いわ。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:46:07.68 ID:ZdQfCb4Y0<> (街)

D侑斗「さて、デザートのアイスケーキも買ったし、今日は杏子ちゃんの歓迎パーティだな、うん!」

D侑斗(今回は椎茸は買ってないみたいだな……)

杏子(アイツ、椎茸入れた事に気付いてないんだな……)

D侑斗「……ん?あの子、確かさやかちゃん!お〜〜い!」

さやか「恭介……って、誰!?」

D侑斗「ってあぁ、確か侑斗と会うの初めてだっけ。俺、桜井侑斗!俺と友達になってくれ!」

D侑斗(何やってんだ、オイ!)

さやか「え……?」

杏子「何だいアンタ、ここで思い人ってヤツを待ってたのかい?」

杏子「ったく、他人の為に契約したから自分が報われるとでも思ってたのかい?甘ちゃんだなぁ、全く!」

D侑斗「杏子ちゃん、そんな言い方……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:46:52.78 ID:ZdQfCb4Y0<> 杏子「まぁ、精々報われるように夢でも見てなよ!無理なら坊やの手足でも潰してやったら?」

杏子「まぁアンタに構ってる程暇じゃねーや、暇な時に相手してあげるよ。さっさと帰らないとアイスケーキが溶けちまう。」

D侑斗「杏子ちゃん、そこまでにして、謝らないと!そんな酷い言い方……」

さやか「……アンタねぇ!」

ドンッ!

杏子「わっ!?」

グシャッ!

D侑斗「あ!?ケーキが……」

杏子「ああああああ!!!!アイスケーキがぁぁぁぁぁぁ!」

杏子「てめええええ!!!許さねぇえええええ!!!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:48:10.45 ID:ZdQfCb4Y0<> (橋の上)

杏子「ここなら人目につかねぇ……容赦しないからな!」

さやか「良いよ……上等じゃないの!」

D侑斗「だから、二人とも、そんな喧嘩はよせ!話し合えば解る!」

杏子「オデブは黙ってろよ!」

D侑斗「デ……デネブです」

杏子「うるせぇんだよ!アイスケーキの敵だ!」

パァァァ……(変身)

杏子「ほら、アンタもさっさとしな!」

さやか「……っ!行くぞ!」スッ

ガシッ!

さやか「……っ、ってあれ?」

Wまどか「全く、主の許可無しに勝手に戦を始めるな」

さやか「ちょっと、まどか!?ってあんた、またまどかに……離しなさいよ!」

Wまどか「……フンッ」スッ

(ソウルジェムを奪い取る)

Wまどか「これを返して欲しければ、無駄な戦などせずに私についてくるのだな。」スタスタ

さやか「ちょ、待ちなさいよ!」

Wまどか(って……最初はどうなるかって思ったけど……)

Wまどか(このままさやかちゃんの家まで行けばあの子と喧嘩しなくて済む……かな)
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/01/05(土) 00:49:20.22 ID:ZdQfCb4Y0<> D侑斗「ほら、杏子ちゃん、喧嘩なんかしないで早く帰ろう?」

杏子「……納得行かない。」

D侑斗「え?」

杏子「納得行かない!こんなの!」ダッ!

Wまどか「……ム!?」

(杏子がWまどかからソウルジェムを奪い取る)

さやか「ちょっと、アンタまで!?返しなさいよ!」

Wまどか「何をしておる。早く私に返すのだ。」

杏子「うるせぇ、こっちの腹の虫が収まらないんだ!こんなもの、こうしてやる!」ポーイ

さやか「あぁっ!?何て事……」

杏子「へへ、安心しろ、トラックのナンバーも覚えてやったしあのトラックは有名な引っ越し業者のヤツだからな」

杏子「ナンバー教えてやるから精々自分の足で取りに行けよ!」

さやか「よくも…………」バタッ

D侑斗「さやかちゃん!?しっかり!」

Wまどか「!?」

杏子「オイ、何やってんだ……って、死んでる!?」

QB「今のはまずかったよ。まさかソウルジェムを投げるだなんて。」

QB「そこに倒れてるのはさやかじゃないよ。さやかは今杏子が投げてしまったじゃないか。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:50:15.15 ID:ZdQfCb4Y0<> (橋の下)

ほむら(……!杏子が余計な事を……!)

カチッ……

ほむら「あのトラックね……!」ダッ!

シュゥゥゥ(時間停止が切れる)

ほむら「もう一度、時間停止…………!?」

ドスン!ドスン!ドスン!

K良太郎「おりゃああああああああ!!!!」

(K良太郎がトラックへ走る)

K良太郎「解らんけど、とりあえずあのトラックを止めればええんやろ!ワイに任しとき!」

ほむら「……また、首を突っ込みに……」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:50:49.92 ID:ZdQfCb4Y0<> K良太郎「うおおおお!!!止まってくれええええ!」

運転手「んおおおお!?」

K良太郎「どすこい!」

ダァーン……

(トラックが止まる)

運転手「な、何すんだ!」

K良太郎「悪いな!」

(トラックの上へ登る)

ほむら「……。」

K良太郎「ほら、これやろ。」

(ソウルジェムを渡す。)

ほむら「……えぇ。一応、感謝しておいてあげるわ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:51:56.16 ID:ZdQfCb4Y0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

杏子「なんだよ、それ!それじゃアタシ達、ゾンビにされたようなモンじゃねーか!」

D侑斗「ゾンビに!?そんな、いくらなんでも残酷すぎる……」

Wまどか「まずいな……まずはあれを取り返しにいかなければな……」

ほむら「……持ってきたわよ。」

Wまどか(ほむらちゃん!?)

スッ……

さやか「……う……?」

Wまどか「……全く。事前に契約内容を知らせずに契約をするとはあくどいやり方だな。」

QB「聞かれなかったから応えなかっただけだけど」

Wまどか「そうか。……ならその魔法少女というシステムとやらの事を全て教えるのだ」

QB「別に君が聞いても意味が無いじゃないか」


D侑斗「さやかちゃん、大丈夫!?」

さやか「う……え……?」


良太郎「……皆?どうしたの?」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/05(土) 00:52:49.76 ID:ZdQfCb4Y0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

NEW電王「ハァッ!」ズバッ!

マミ「ティロ・フィナーレ!」

ドゴォォォォォォォオオオオン……

アルベルティーネ「ギャハハハハ!?」


幸太郎「……ま、こんなもんかな。」

テディ「あぁ。巴マミ、君もコンビネーションが一戦毎に着実の上達していってるぞ。」

マミ「ありがとうございます。美樹さん達がいてくれて、ホント、嬉しいです!」

テディ「こちらこそ、一緒に戦ってくれて、感謝する。」

幸太郎「ん……そういえば、さやか、今日どうしたんだ。」

マミ「さぁ……今日は早く学校から帰ったみたいだったけど……」

マミ「佐倉さんともめ事になってないと良いんだけど」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/01/05(土) 00:53:16.52 ID:ZdQfCb4Y0<> 今日はここまでです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/05(土) 01:02:08.33 ID:AJ2tWJVT0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/05(土) 08:14:18.82 ID:CHMFQZav0<> 読みにくい微妙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/05(土) 18:09:06.24 ID:ViqKOFpDO<> 乙
QBの契約方法は問題だけど、一応願いがまともに叶うだけまだイマジンよりマシか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 22:01:30.06 ID:v5O0lyZDO<> 「腕を治して欲しい」
QB→完治させる
イマジン→無理矢理動かして治った事にする
オウムヤミー→他の人の腕から力を奪ってその分動くようにする <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/01/13(日) 03:48:21.96 ID:Cnsk4boK0<> 今後の投下ですが、なかなか話に区切りがつかないので、
自分勝手で申し訳ないのですが、2〜3週間後に最後までまとめて投下……という形にしたいと思います。
投下ペースを何度も崩してしまってすみません。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/13(日) 07:16:32.69 ID:xYP2HCyAo<> おk
舞ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/13(日) 21:10:09.58 ID:Qtdl/w2DO<> ペースは自由でいいから、読ませてさえ貰えればそれでいいよ
待ってる <>
◆E91gIPDjV6<>sage<>2013/02/09(土) 04:21:10.78 ID:p9cLFnp/0<> 書き溜めに想像以上に時間がかかってしまって当初の予定よりかなり遅れこんで申し訳ありません……
2月中には投下出来るのであと少しだけお願いします…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/09(土) 06:45:29.18 ID:bX9Rc/OPo<> 分かった
舞ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 04:54:29.50 ID:ZuKTUhaDO<> 了解待ってる <>
◆E91gIPDjV6<>saga<>2013/02/24(日) 00:28:44.73 ID:e8N+sAvb0<> 最後まで出来たので始めます <> ◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:29:44.44 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

良太郎「そんな……」

デネブ「いくら願いを叶えたからって、ゾンビだなんてのは、酷すぎる!」

杏子「さぁね。どこまでホントかは解らないけど、さやかの様子を見る限り、今言った事はホントで間違いないだろうね」

モモタロス「ンだよ、その九官鳥ってヤツはそんな事隠して契約してたのかよ!ケッ、思った通りのセコいヤツだぜ!」

ウラタロス「女の子を不幸にするウソだなんて……許せないね。」

オーナー「遂に裏が出ましたねぇ……ジーク君の言っていた魔法少女システムの致命的な欠陥の一つが……」

オーナー「無論、全てが解明出来た訳じゃぁないですが……」

コハナ「そのキュゥべえとかいうヤツ、女の敵ね……」

キンタロス「せやな……ところで、杏子、お前は大丈夫なんか」

杏子「ん?別にアタシは……何だかんだで好き勝手出来てるし」

オーナー「……そうですねぇ……ナオミ君、チャーハンを」

モモタロス「って、オッサン、こんな時までチャーハンかよ……」

ナオミ「はーい」

侑斗「そんな事を隠しながらあんなすまし顔してやがる……気にくわねぇ」

リュウタロス「んー?お前キュゥべえの事見えるのー?」

侑斗「当たり前だろ」

デネブ「えっ!?侑斗凄い!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:30:39.52 ID:e8N+sAvb0<> 良太郎「美樹さん、大丈夫かな、きっと落ち込んでるんじゃ……」

ウラタロス「悲しんでるなら、慰めに行かなきゃね、良太郎?」

モモタロス「亀公、テメェは下心丸出しなんだよ!」

ほむら「そうね。美樹さやかの心理状態は深刻だわ。」

リュウタロス「あ!ほむらちゃん、いつの間に!」

キンタロス「深刻ってどういうこっちゃ。ゾンビにされた以外にも何かあるっちゅうことか?」

ほむら「心理的な悪状態が続くと戦うのにも支障が出るわ。そうなると戦死する可能性も増えてくる。」

良太郎「そうなら、なおさら美樹さんと一緒に戦わなきゃ!」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:31:25.38 ID:e8N+sAvb0<> オーナー(ソウルジェムが彼女たちの魂……そしてそこへ汚れが溜まる……と。)

オーナー(何故魂その物に穢れが溜まる仕掛けになっているのでしょうねぇ……)

オーナー(その穢れを取り払うにはグリーフシードが必要……グリーフシードは魔女が倒される事で手に入る……)

オーナー(となると、グリーフシードは元々穢れの入れ物……という考え方も出来ますね)

ナオミ「チャーハンでーす♪」

杏子「お!メシも出るのかここ!アタシにも少しくれよ!」

オーナー「これは私のチャーハン……です……」

杏子「一口くらい良いだろ!」ガタガタ

オーナー「やめなさい……やめ……」

パタッ

オーナー「  」

オーナー「……」スッ

杏子「……え?食わないのか?勿体ねー!」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:32:03.40 ID:e8N+sAvb0<> (まどかの家)

まどか「ママ、行ってきます……」



まどか「さやかちゃん……きっと落ち込んでるだろうな……」

まどか「私、どうしたら良いんだろう……私が契約したら……うっ!?」

パシュゥゥゥン!

Wまどか「全く、油断も隙も無い娘だ」

Wまどか「いつ契約してしまうか解ったものではないな」

Wまどか「さて……あの家来は何処へ行ったのだ……」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:32:58.90 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Wまどか「見つけたぞ。こんな所にいたのか。せめて休むなら連絡くらいしろ。」

さやか「あ、あんた、いつまでまどかに取り憑いてるつもりなのよ……」

Wまどか「ふむ。果たしていつまでなのだろうな。」

Wまどか「そんな事よりお前はすべき事があるだろう。」

さやか「魔女はちゃんと退治するよ……」

Wまどか「そうではない。上条恭介とやらに会いに行く事だ。」

さやか「あ、アンタどうしてそれ……」

Wまどか「昨日お前は会いに行こうとしていたではないか」

さやか「でも……こんなゾンビみたいな体にされて……あたし、もうどうしたら……」

さやか「もう、恭介と会えないよ……」

Wまどか「何を落ち込んでいる。」

さやか「何よ……。」

Wまどか「あの無礼な白い生き物から言われた事をまだ気に病んでるのか。」

さやか「うるさいわね……もうあたし人間じゃないのよ……こんなんでどうしろって……」

Wまどか「ふむ……そなたは今落ち込んでいるではないか。ゾンビは落ち込んだりはしないと思うが」

Wまどか「それに見た目も人間ではないか。私ほどではないが容姿も優れておる。」

Wまどか「決して死人などではないと思うがな。」

さやか「そうだけど……でも、でも……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:33:55.21 ID:e8N+sAvb0<> (学校帰り)

マミ「美樹さんに、鹿目さん、二人とも学校休んで……どうしたのかしら……」

ほむら「……どうしたのでしょうね。」

幸太郎「あ、おーい!」

マミ「幸太郎さん?」

幸太郎「さっき、そこの土手でさやかとまどかが二人で話してたんだけど」

幸太郎「さやかの様子が変だったから。何か知らないか?」

マミ「落ち込んで……?」

テディ「あぁ。悲しんでもいたし、怒っているようにも思えた。」

マミ「やっぱり、ただ事じゃなさそうね!暁美さん、幸太郎さん!」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:34:34.72 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

杏子「あのボンクラのヤツ、何処いきやがった……」

デネブ「杏子ちゃん……友達の事、俺も一緒に探すから、頑張ろう!」

杏子「バカ、そんなんじゃねーって……ったく、調子狂うよなぁ……オイ、アメちゃんよこせ」

デネブ「うん……けど、あんまり食べ過ぎて、虫歯になったりしたら、綺麗な歯が台無しに……」

杏子「うるせぇ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:35:20.89 ID:e8N+sAvb0<> さやか「……仁美、恭介に告白するんだって。」

Wまどか「そうか……お前も出遅れる訳にはいかないな。」

さやか「無理だよ。どうせあたしもう……」

Wまどか「……世界は私の為に回っているのだ。つまり家来のお前の為にも回っているという事にもなるのだぞ。」

さやか「……訳わかんないし」

Wまどか「お前はもっと自分の為に生きろ。家来の為に戦っても今のままでは自滅していくだけだ」

Wまどか「他人の為に戦うのは自分の為に生きる事にした後でも良いだろう」

さやか「無理だよ……皆を守る、って、マミさんとの約束だし……。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:36:30.48 ID:e8N+sAvb0<> 侑斗「何だよ、まだ見つからないのか」

杏子「あぁ、もう、椎茸食えないくせにうるさいんだよ!」

侑斗「何だと!?」

デネブ「侑斗、杏子ちゃん、喧嘩はダメ〜!」

杏子「……ったく、なんでこんな時に魔女が……!」ダッ

侑斗「あ!待て!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/02/24(日) 00:37:37.67 ID:e8N+sAvb0<> (影の魔女結界)

エルザマリア「……」

杏子「アイツがこの結界の魔女かよ……」

侑斗「チ……出来ればカードは使いたくなかったんだけどな……」

エルザマリア「ギギギ!」ドシュゥッ!ドシュゥッ!ドュゥッ!

杏子「おわっ!?」

侑斗「くっ……仕方ないか……。変身ッ!」

ウィーン……

<<CHARGE & UP>>

ゼロノス「デネブ、来い!」

デネブ「了解!」

ウィーン……

(デネビックバスターへ変身する)

ゼロノス「ハァッ!」

ドドドドドドドド!

エルザマリア「ギィ!」ガガガガガガッ

(触手で防御する)

杏子「迂闊に近づけやしねぇ!」


ガキィィィィイン……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:39:01.83 ID:e8N+sAvb0<> パァァァァッ

杏子「!?誰か入ってくるぞ!?」

マミ「居たわ!」

幸太郎「もう戦ってるのかよ!テディ!行くぞ!変身!」

<<STRIKE FORM>>

パシュゥゥウーン……ガシャンッガシャンッ

杏子「マ、マミ!」


M良太郎「おっと、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!主役は遅れて登場するモンだ!変身ッ!」

<<SOWRD FORM>>

電王S「俺!参上ッ!」

電王S「行くぜ行くぜ行くぜーッ!」

エルザマリア「ギギギ!」

ドシュッ!ドシュッ!ドシュッ!

電王S「!?なんじゃこりゃ!?タコか何かかアイツ!」

ズバッ!

NEW電王「タコじゃないって!しかし面倒だな!」

ゼロノス「クソッ、ハァッ!」

ダダダダダダダダダッ!

エルザマリア「ギィィ!?」ズガガガガガガ!

杏子「今だッ!触手が開いた!らあああ!!!」

エルザマリア「ギイイイ!!!」

杏子「な、再生した!?キリがねぇ!」

テディ「こうなったら、連携攻撃しか無いな!」

テディ「このメンバーでやるのは初めてだが、出来るか?」

マミ「やるしかないわ!」

テディ「よし……なら、まず最初に……」

電王S(……待って!)

電王S「あ……どうした、良太郎」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:40:29.43 ID:e8N+sAvb0<> さやか「ああああああ!!!」

エルザマリア「ギィィィ!」

デネブ「さ、さやかちゃん!?」

NEW電王「落ち込んでると思ったら、戦いに……って、何だあの戦い方!」


さやか「らあああ!!!」

ドシュッ!ドシュッ!

さやか「あたしもう、ゾンビだから、痛みなんて消しちゃえるんだ……!」

Wまどか「よせ、よさんか!」

電王S(ジーク!)

電王S「オイ、手羽先!どうなってやがるんだ!」

Wまどか「説明している暇は無い!早くあの家来を止めろ!」

ゼロノス「アイツ、なんて無茶しやがるんだ!」

デネブ「あんなの、やめさせなきゃ!」

電王S「あぁ、クソッ!」ダッ!

電王S「やめろ!」ガシッ!

さやか「!?」

エルザマリア「ギィィィィッ!」

ドスッ!ドスッ!ドスッ!

電王S「イテッ!イテッ!」バチィィィッ!

さやか「何すんのよ、離しなさいよ、バカ!」

電王S「バカはテメェだろうが!あんなバカみてぇな戦い方しやがって!」

さやか「うるさい!あたしはそれしか価値の無い石ころなのよ!」

マミ「美樹さん……」

Wまどか「早くその家来を連れて外へ出るぞ!そこの黄色いの、手伝え!」

マミ「……えぇ。」

さやか「ちょ、ちょっと!何すんのよ!」シュルルルル

ゼロノス「今だ!」

<<FULL CHARGE>>

ゼロノス「らああああああ!!!」

デネブ「念ッ!」

(バスターノヴァ)

ゴオオオオオオオオオオッ!!!

エルザマリア「ギ……イイイ!?!?!?」

ゼロノス「触手ごと破壊すれば……ッ!」

ドゴォォォォォン……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:41:15.19 ID:e8N+sAvb0<> (結界外)

Wまどか「お主、何故あんな無茶をした。あんなのは誰の為にもなっていないだろう」

マミ「美樹さん、どうして……」

さやか「うるさいうるさい……もう……良いのよ……」ダッ!

Wまどか「待て」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:42:05.80 ID:e8N+sAvb0<> 杏子「ったく、さやかのヤツ、あんな事を……」

M良太郎「あのバカ、何処いきやがった!」

テディ「随分思い詰めていたようだが……一体何が……」

侑斗「クソッ!」

杏子「ったく……うっ!?」

パシュゥゥゥン……

杏子「……早く、追いかけなきゃね」

M良太郎「あぁ…… ……ん?」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:42:42.60 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

オーナー「……所で、皆さんに集まって貰ったのは理由があります。」

モモタロス「時間がねぇんだ!後にしてくれねぇか!」

Wまどか「……」

オーナー「さやか君の事も心配なのは解りますが……それにまつわる話ですので。」

オーナー「今回のキュゥべえ君の話について、私は一つの仮説を立てました。」

オーナー「ソウルジェムとグリーフシードの関係性から言うと……」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:43:46.07 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

オーナー「と、いう訳で魔法少女のなれの果てが魔女である、と。」

キンタロス「なんやそれ……アイツはそんな、大事も隠して契約しとったという訳か!?」

コハナ「……許せない!」

オーナー「今回、この場に魔法少女を呼ばなかったのは、これを聞いて絶望しないため、です。」

良太郎「こんな事……ダメに決まってる……!」

Wまどか(魔法少女……が……?)

幸太郎「だとすると、未来を壊したのも……」

オーナー「えぇ。ほむら君がまどか君を守ろうとしてるのは……彼女が魔女になる事を防ぐため……」

オーナー「そして、彼女が契約すれば、時間を破壊する程の魔女になる……と考えると合点が行きませんか?」

デネブ「酷い……!酷すぎる……!」

侑斗「あの野郎……何が目的でこんな事しやがる!」

モモタロス「チ……何がしたいんだが知らねぇが、何も知らせずに契約するだなんてよぉ、イマジンと同じレベルじゃねぇか!」

リュウタロス「でもちゃんとお願い叶えてくれるんでしょ?」

モモタロス「クソ……気にくわねぇ!気にくわねぇ!オイ、カマド!絶対に契約なんかすんじゃねぇぞ!」

Wまどか(まどかです……)

ナオミ「……そういえば、ウラちゃん何処行ったんですか?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:45:04.24 ID:e8N+sAvb0<> さやか「はぁ……はぁ……」

ほむら「どうして余裕がないのに使い魔なんて狩ってるのよ。魔女を狙いなさい。」

さやか「あたしはこの街を守るのよ……」

ほむら「ソウルジェムがもう限界じゃない!使いなさい。」

さやか「決めたの……正義の魔法少女になるって……」

杏子「さやかちゃん、そんな意地を張らなくても良いんじゃないかな?」

ほむら(杏子……?)

杏子「……うっ!?」パシュゥゥゥン……

杏子「あれ……何でここに……」

さやか「え……?杏子……うっ!?」

ほむら「……そんな事より、なんで私に助けられるのが……」

さやか「グリーフシード、有り難うね、ほむらちゃん?」パシッ

シュゥゥゥゥ……

さやか「……これで綺麗になったかな?」

ほむら「えぇ……そうだけど……」

さやか「ねぇ、ほむらちゃん……。僕、君みたいにミステリアスな女の子、嫌いじゃないな。」

ほむら「……?」

ほむら(って、「僕」……?  !!)

ほむら「この前のナンパ男……!!」

さやか「見てよ。結構、綺麗な夜景だと思わない?こんな綺麗な街をデートしたら……」

ほむら「……近寄らないで。もう良いわ。」

さやか「あっ…… なかなか釣り上げるの、大変そうだね。」

杏子「お、おい、何があったんだ……」

さやか「ごめんね、杏子ちゃん、運び屋みたいに使って。今度、デートしてあげるから、さ。」

杏子「デート……?さやかと……?」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:45:45.97 ID:e8N+sAvb0<> (病院)

Uさやか「さて……男の子を釣るなんて、初めてだけど……ま、仕方ないね」

Uさやか「さやかちゃんの思いの人……はジークが言うには、恭介って名前らしいけど」

Uさやか「……あ!そこの看護婦さん?」

看護婦「……はい?」

Uさやか「上条恭介って男の子、ここにいませんか?」

看護婦「え……っと、確かちょっと前に退院しましたけど、リハビリの為に通院して丁度今……」

Uさやか「じゃ、案内して下さい♪」

看護婦「……はい///」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:46:36.30 ID:e8N+sAvb0<> (病室)

看護婦「こちらです///」

Uさやか「ありがと、看護婦さん。今度、また会いに来るからね。」

恭介「さやか……?」

Uさやか「あ、ごめんね、恭介。リハビリの邪魔だったかな?」

恭介「いや、今終わってこれから帰る所……だけど。」

Uさやか「そうなんだ。所で、仁美ちゃんから、話は聞いたかな……?」

恭介「え……うん。まぁ、ね……。」

Uさやか「……そっか。ちょっと出遅れちゃったね……。」

Uさやか「その、実は僕も、恭介の事が好き、だったんだ。」

恭介「え……!?さやかも……!? って、僕……?」

Uさやか「……っと、いけない、いつものクセが……」

Uさやか「ずっと前から一緒だったのに、恭介が好きって気付けなくってさ。」

Uさやか「だからさ、仁美ちゃんの事もあるし、今すぐって訳にはいかないけど。」スッ

恭介(さやか……!?顔近い!近い!)

Uさやか「暫くしたら、返事、聞きにくるから。」

Uさやか「どっちを選ぶか、考えていて欲しいな。じゃ、またね。」

バタン……

恭介「……さやか……なんか、格好良かったな……。」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:47:13.54 ID:e8N+sAvb0<> (病院前)

Uさやか「ふぅ……。男の子を釣るのは初めてだったけど、上出来……だったかな♪」

Uさやか「さやかちゃん、嘘をついて良いのは自分と女の子が幸せになる時だけだよ?」

Uさやか「自分に素直にならなきゃ。誰かを幸せにするなら、自分も幸せにならなきゃ損でしょ?」

Uさやか「人生を楽しくするのは千の偽り、万の嘘、だよ」

Uさやか「それじゃ♪ 杏子ちゃんにもよろしく言っておいてね。」

パシュゥゥゥゥ……

さやか「はっ……!?」

さやか「〜〜〜〜!!!何してくれてんのよ、もう!」ワシャワシャ

さやか「何でまた会う約束まで……!ふざけんじゃないわよ!まったく……!!!」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:47:47.11 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

幸太郎「マミ!さやかのヤツ、何処行ったのか知らないか!?今すぐ見つけ出さないと大変な事になる!」

幸太郎「……っておい、何そんな沈んでんだよ……」

マミ「幸太郎さん……全部私が悪いんです。私が、一緒に戦おうだなんて。何も知らずに、戦おうだなんて言ったばかりに……。」

マミ「美樹さん……何があったか知らないけど、どうして、あんな……私が、先輩のくせに側に居てあげられなかったからなのかな……。」

テディ「待て、その事に関して君には過失は無いだろう。一緒に戦う事に関してはさやかも納得していた。」

テディ「君はさやかと一緒に戦う為に戦い方が似ている幸太郎と一緒に特訓していただろう。」

テディ「側に居られなかったのも一緒に戦う為だ。なんら恥じる事は無いぞ。」

幸太郎「そうだ、そんなに心配なら探しに行くぞ、な?直接聞く方が手っ取り早いだろ」

マミ「……。今の私に、美樹さんと会う資格なんて、会わせる顔なんて無いです。」

幸太郎「そんな事言ったって……会わないとどうにもなんないだろ!」

テディ「幸太郎、今のは言い過ぎだぞ。」

マミ「うぅ……。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:48:48.43 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

良太郎「いない、どこにもいないよ!」

モモタロス「あぁ、もう!あのバカ、何処ほっつき歩いてんだ!」

良太郎「ハナさんや侑斗、ジークと鹿目さんも探してるけど、見つからないって……」

ウラタロス「あ、ただいま、先輩、良太郎。」

モモタロス「あぁん!?テメェ、このスケベ亀!この一大事に何処行ってたんだよぉ!」

キンタロス「ムムム……さやかが行きそうな場所……行きそうな場所……」

キンタロス「マミのヤツなら心当たりあるんちゃうか?」

リュウタロス「マミちゃん、凄い落ち込んでるって。幸太郎が言ってたよ。」

良太郎「そんな、何で……」

リュウタロス「さー……なんかさやかちゃんについてみたいだけど」

モモタロス「く……何にせよ、ササカマのヤツを引っ張り出さねぇとな……」

ウラタロス「あぁ、さやかちゃんなら多分大丈夫なんじゃないかな」

キンタロス「ん?」

ウラタロス「恋愛関係で悩んでたみたいだから、ちょっと撒き餌を、ね?」

モモタロス「お前……いないと思ったらそんな事してたのかよ!?」

リュウタロス「え、じゃあカメちゃん、さやかちゃんの場所知ってる?」

ウラタロス「ん……そこまでは知らないよ。ただ、家か、そんな変な所行ってないと思うけどなぁ」

良太郎「急がなきゃ!暁美さんにも知らせないと!」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga<>2013/02/24(日) 00:49:27.49 ID:e8N+sAvb0<> ウィーン……


さやか「……。」

モモタロス「誰だ……!? ってお前!」

良太郎「美樹さん!? ……、ソウルジェムは!?」

さやか「……。」スッ

キンタロス「なんや、エライ綺麗やな」

良太郎「……ほっ。 何とか間に合ったみたい……。」

ウラタロス「えぇっ、さやかちゃん、返事聞きに行かないの!?」

さやか「そんな度胸、無いよ……。」

ウラタロス「せめて家にいないと……」

さやか「電話来るかもしれないし……」

さやか「あんた……何してくれんのよ……もう……」

良太郎「ちょ、ちょっと美樹さん落ち着いて」

モモタロス「オイスケベ亀 何やらかした」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga<>2013/02/24(日) 00:50:40.85 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

モモタロス「おめぇ居ないと思ってたらそんな事やってたのかよッ!」ベチーン

さやか「余計なお世話よ!」ポカポカ

ウラタロス「ちょっと、いてて、やめてよ、さやかちゃん、先輩!」

良太郎「ウラタロス……流石にそれはどうかなって思う……」

ナオミ「さやかちゃん、コーヒーどうぞ!」

さやか「……どうも。」

モモタロス「ったくよぉ……お前もお前だ、そんなんならさっさと返事聞きに行け!」

さやか「無理だよ……そんな……」

さやか「あたしもうゾンビだし……」

モモタロス「ンなこたぁな、玉砕してから考えろっての!」

さやか「それに……ないし……」

モモタロス「……あ?」

さやか「仁美に……勝てるわけ……無い……し……」モジモジ

良太郎「……え?」

ウラタロス「あぁ、そうそう、仁美ちゃんっていう子と何て言うのかな、ライバル……?らしいんだ」

モモタロス「かぁ〜〜〜!!それが本音か!」

さやか「だって、あんな才色兼備で育ちも良くてオマケにお金持ち……」

さやか「あんなのに勝てるわけ無いよ……」

ウラタロス「大丈夫大丈夫、僕の釣り針だから。」

さやか「ほむらだってマトモに釣れないくせに!」

ウラタロス「うっ……」グサッ

さやか「だから……その……」カチャッ

さやか「……。」ゴクッ

さやか「ブーッ!?げほっ、げほっ」

ナオミ「わ〜〜!?酷い……」

モモタロス「ササカマ、てめぇナオミのコーヒーが飲めないだと……」ベチャ……

さやか「……もう帰る。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:51:29.20 ID:e8N+sAvb0<> (街)

さやか「……どうしよう。家に電話来てるかもしれないし……」

さやか「……。」パシュゥゥゥゥン

さやか「……!」ダッ!


Wまどか「主を置いて逃げ出すとは……!無礼なヤツよ」

Wまどか(さやかちゃん……何処に居るの……?)

さやか「オイ!カマド!手羽先!」

Wまどか「む、探したぞ……と、その声は家来その1だな」

Wまどか(さやかちゃん!)

Mさやか「恭介とかいう坊ちゃんの家、何処だ!」

Wまどか(恭介君の家なら、あの角曲がってすぐだけど……)

Wまどか「あの角を曲がってすぐだそうだ」

Mさやか「おう!」ダッ
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:52:09.10 ID:e8N+sAvb0<> (上条宅)

Mさやか「ここか……!」

ピンポーンピンポーンピンポピンポーンピンポーン

Mさやか(何やってんの!押しすぎ!迷惑だって!)

Mさやか「チャイム鳴らしてんだから早く出ろ!」

ガチャッ

上条父「はい、どちらさまですか……あ、美樹さんじゃないですか。」

Mさやか「恭介の野郎いるか?」

上条父「……? はい。」

Mさやか「会わせろ!」

上条父「え、えぇ。かしこまりました。」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:52:46.52 ID:e8N+sAvb0<> (恭介部屋)

ドンドンドン!

ダァンッ!

恭介「わぁっ!?誰!?って、さやか!?」

Mさやか「……フンッ!」

パシュゥゥゥゥ……

さやか「……え!?ちょ、ちょっと肝心な所で出て行かないでよ!」

恭介「さやか、どうしたの、随分焦ってるみたいだったけど」

さやか「え、いや、その……」

さやか「その……さ……この前の……」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:53:27.71 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

モモタロス「フン、あの腰抜けのヤツ、無駄な手間かかせやがってよ……」

ウラタロス「あれぇ、先輩、さやかちゃんいなくなった後何処行ってたの?」

キンタロス「……はぁ〜、成る程なぁ〜」

ウラタロス「何だ、案外先輩も女の子に優しい所あるんだぁ!」

リュウタロス「え!?何何!?モモタロスが何したの!?」

モモタロス「ウルセェ!てめぇら黙ってろ!」

コハナ「何やってんのよバカモモ!」ボコォッ

モモタロス「アイテッ!?」

コハナ「……けど、今回のは許してあげるわ。」

モモタロス「このコハナクソ女!許すなら殴る前に許しやがれ!」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:54:32.61 ID:e8N+sAvb0<> (街)

ほむら「美樹さやかは大丈夫かしら……」ヒョコッ

ほむら「何処にもいないわ……あのナンパ男のせいで余計に心配……」

さやか「ほ、む、ら、ちゃ〜ん♪」ダキッ

ほむら「えっ!?ちょ……ナンパの次はセクハラ!?いい加減にしないと、このナンパ男……」

さやか「ん〜?ナンパ男って?」

ほむら(素面!?)

ほむら「……やけにご機嫌のようだけど」

さやか「教えてほしい?ん〜……どうしよっかなー」

ほむら「結構だわ。元気そうで何より」

さやか「えっ、そこは教えて下さいって言う所だろって!」


さやか「それで、なんとあたしにも彼氏が出来たのだ♪」

ほむら「別に聞いてないのだけれど」

さやか「んふ〜、早く皆に自慢してやりたいな♪得に杏子に!」

ほむら「別に貴方の恋人自慢に興味は無いのだけれど」

さやか「どうしよっかな、どうすれば彼女に相応しくなれるかな〜」

ほむら「私の話を聞いていない……忘れていた、これが美樹さやかの本質だったって事を……」

さやか「あ、まどかと杏子にはこの話内緒にしててね あたしから自慢するから」

ほむら「貴方ののろけ話なんかしないわよ!」

さやか「えへへ……でもさ、あたしが言うのもどうかと思うんだけど」

さやか「その、勝負がどうとか関係なく仁美とは今まで通り友達でいたいから、さ」

さやか「あたしが困った時は、フォロー、よろしくね。」

ほむら「承知したわ。相変わらず貴方は妙な所で繊細ね……」

さやか「ん?」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:55:16.51 ID:e8N+sAvb0<> 良太郎「あ!暁美さん、美樹さん!大丈夫だった?」

さやか「そりゃぁ、元気、快調、気分爽快この上無いです!」

良太郎(美樹さんが元気とり戻せて良かった……)

良太郎「あ、そうだ、巴さんの家、何処!?」

さやか「マミさん?マミさんがどうかしたんですか?」

良太郎「巴さん、落ち込んでて……」

さやか「あたしも行きます!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:56:39.32 ID:e8N+sAvb0<> (マミの家の前)

幸太郎「……アイツ、まだ落ち込んでんのか。」

テディ「あぁ……家にいるのは解っているのだが……入れようとしてくれない。」

良太郎「幸太郎!」

幸太郎「じいちゃん!?って、さやかも!?お前、何処行ってたんだ、心配かけさせやがって……!」

さやか「うぅ……ごめんなさい……」

ほむら「それより巴マミは?」

テディ「あぁ……。今、相当心に傷を負っている。」

テディ「その……言いにくいのだが、美樹さやか、君が一度自暴自棄に陥った事を、先輩として悔やんでいる……」

さやか「あたしのせいで……」

テディ「出来れば、君の無事を、君自身から伝えて欲しい。」

さやか「……うん、解ったよ。」

ピンポーン……

さやか「マミさーん?いるのー?」

ピンポピンポピンポピンポピンポーン……

さやか「いるなら返事して下さい!あたしです、さやかです!」

幸太郎「……本当に大丈夫か?」

良太郎「……どうかな」

ガチャッ

マミ「……美樹さん?」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga<>2013/02/24(日) 00:57:27.32 ID:e8N+sAvb0<> さやか「その、マミさん、心配かけさせて、ごめんなさい。あたしならもう大丈夫です」

マミ「美樹さん、ごめんなさい、私が弱かったせいで、私が仲間を欲しがったせいで……。」

マミ「何も知らなかった……私が何も知らなかったせいで美樹さんにあんな苦しみを味わわせる事になって……」

マミ「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……ううっ……」

幸太郎「お、おい!さやかは別にマミを恨んだりなんかしてねーって!」

良太郎「落ち着いて!」

さやか「マミさん、そんな泣かないで!」

テディ「何も泣く事はない、これからは共に頑張れるではないか……。」

さやか「大丈夫です、泣きやんで下さい!」

良太郎「そう、泣かな…… あっ」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:58:04.63 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

キンタロス「ごごごぉ……泣かない……?」

キンタロス「ちゃうちゃう、俺の強さは、泣けるでェ!」パシュゥゥゥン!

モモタロス「あぁっ!あのバカ熊!空気読まずに出ていきやがって!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 00:59:20.78 ID:e8N+sAvb0<> 良太郎「ううっ!?」パシュゥゥゥン

ほむら「?」

K良太郎「泣けるでェ!!」

幸太郎「バカ、空気読めって!」

K良太郎(ちょっと、キンタロス!)

K良太郎「ん……?おぉ、なんやマミ、お前こんな所におったんか。探したで。」

K良太郎「何悩んでたんや。言うてみぃ」


マミ「私が弱かったから、美樹さんをあんな目に遭わせてしまって……」

マミ「それに、私キュゥべえから聞いたんです……あのままだと美樹さんがどうなるか……」

マミ「ソウルジェムに……」

ほむら(マズイ!魔女の事が美樹さやかに知られる!)

幸太郎(やべっ!)

ほむら「ごほっ、ごほっ、ごほっ……」

幸太郎「ゲホッ、ゲホッゲホッ」

ほむら「……失礼したわ。」

マミ「……になるって。」

さやか(……ほむらのせいでよく聞こえなかったけど、ソウルジェムがあたし達の魂って事かな……?)

さやか「それなら、大丈夫です。あたしはちゃんと人間として生きて行けますから!」

テディ「……あぁ。そうだな。ここはきっと二人だけで話した方が得策だ。私たちは退散しよう。」

さやか「そうだね。マミさん、明日、学校で会いましょう。伝えたい事も、面白い話も、それにまどかも待ってますから。」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:00:30.31 ID:e8N+sAvb0<> (マミの部屋)

マミ「もし、美樹さんや私が、魔女になって、色んな人を殺す事になったら……」

マミ「私が今までやって来たことって一体何だったのかって……」

マミ「私の弱さが、こんな、残酷な結末を招くだなんて思うと、もう……」

K良太郎「んー……マミ、お前は今まで独りで戦って、皆を守ってたんやろ。」

K良太郎「そんなん、弱かったら出来る事やない。もし怪物になってしもたとしても、その事実は永遠に時間に残る事や。」

マミ「でも、私が弱いから、美樹さんを、こんな……」

K良太郎「……そりゃぁ、年中強いに越した事は無いけど、そういう訳にも行かんやろ。俺かて、寝てる時はリュウタに落書きされる。」

K良太郎「お前、自分で自分を弱い弱い言うとるけど、そう思いこんでるだけやって。きっとお前は強いで。」

マミ「でも、魔女になって、人を殺す事になったら。」

K良太郎「……なら、こうしよう。もしお前が怪物になったら俺たちが責任を持ってお前を倒す。」

K良太郎「お前に誰かを殺させたりはさせへん。強いモン同士の約束や。それならお前も少しは安心して戦えるやろ。」

マミ「本当……ですか……?」

K良太郎「ただし、強いモン同士の約束や。まだ、出来へん。」

マミ「え……?」

K良太郎「自分の強さを認める事が出来へんと、まだ強いとは言えんな。」

K良太郎「それが出来たら、きっとお前の強さも泣けるようになる。」

K良太郎「約束をするのは、その時や。」

マミ「自分の強さを、認める……?」

K良太郎「せや。今のお前なら出来る。」

マミ「私の強さ……」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:01:03.70 ID:e8N+sAvb0<> (後日 学校)

マミ「美樹さん、鹿目さん、心配かけてごめんね。」

さやか「マミさん!久しぶりです!」

Wまどか「フム……今は私は退いた方がいいな。」

パシュゥゥゥン……

まどか「マミさん、元気になったんですね!」

さやか「そうそう、マミさん、紹介します。私のフィアンセ!」

恭介「そんなフィアンセだなんて大げさな……」

さやか「えへへ」

イチャイチャ……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:01:53.44 ID:e8N+sAvb0<> (木の陰)

杏子「…さやかとマミは元気かな」ヒョコッ

杏子「何だアイツ、よく解らない男とイチャイチャして……」

杏子「うぜぇ、ちょーうぜぇ」


(ゼロライナー)

杏子「むぅ……」イライラ

デネブ「杏子ちゃん、どうしたの?さやかちゃんの事ならもう……」

杏子「うるせぇ!!!」ゴキッ!

(デネブにプロレス技を仕掛ける)

デネブ「うぅ!?杏子ちゃん!?」

侑斗「デネブ!朝飯から椎茸入れてんじゃねぇ!」

(プロレス技を仕掛ける)

デネブ「ひぃぃぃ……二人共相性ばっちりだぁ……」ゴキッ ゴキッ <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:02:45.83 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ほむら「……遂に、あとはワルプルギスを倒すのみね…」

ほむら「結局あの訳のわからない連中に助けられてばっかりだわ……。」

QB「やぁ、暁美ほむら。」

ほむら「インキュベーター……何の用なの。」

QB「君含むイレギュラーたちの素性が知りたくってね。」

QB「あの時を駆ける電車にイマジンと呼ばれる怪人たち。僕たちの科学力をもってしても解析不可能の代物だ。」

QB「君は何かしらないかい?」

ほむら「貴方に話すことはないわ。消えて。」

QB「やれやれ これじゃ一向に君たちの存在が何かわからないよ。」

QB「……まぁ、君たちの存在を予測することなら辛うじて出来るけどね。」

QB「君は何度も時間遡行を繰り返し……」

ほむら「黙りなさい!」

パァンッ!

QB「うぅっ!?」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:03:41.03 ID:e8N+sAvb0<> QB「……できるなら体は節約したいけど、君達のことを知れるならいくつか体を犠牲にしても価値はあるね。」

ほむら「話す気はないと何度言ったら……」

QB「君の反応であらかた予想はつくよ。」

QB「君が振り回されている様子を見るとあのイマジンたちとは今回で初めて会うのかい?」

QB「いつになく上手く行ってるみたいだけど。」

ほむら「……。」

QB「僕としては上手くいかない方がいいかな。まどかと契約できない。」

QB「まぁ、君の反応を伺えただけでも得だったよ。じゃあね。」ヒョコヒョコ


ほむら「……そうね。確かにあいつらのおかげで上手く行ってるわ。」

ほむら「ワルプルギスだって倒してしまったし。まどかだってきっと救えるに決まってる。」

ほむら「私に出来なかったことを、いくつも、いとも簡単にやってしまうもの……。」

ほむら「……何を悔やんでるのかしら。こんな事、絶対に良いはずなのに。まどかだって救えるはずなのに。」

ほむら「私が守れなくたって、そんな事関係無いのに……」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:04:57.59 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

マミ「キンタロスさん、この前はありがとうございました!」

キンタロス「あぁ、元気になったんやな。おおきに。」

マミ「お礼と言っちゃ何ですが、今日は皆様の為に必殺技の名前を考えてきました!」

ウラタロス「は、はは……それは嬉しいね……」

マミ「ウラタロスさんの必殺技名は、『槍の水流破』という意味の言葉で……」

リュウタロス「ねーねー、僕のはないのー?」



モモタロス「なんだあいつ、調子良いと思ったらよ……ぜってー俺の必殺技の方が格好良いのに……」

モモタロス「ナオミ、んな事よりプリンとコーヒーだ」

ナオミ「ごめんなさ〜い、プリン品切れで〜す……」

モモタロス「そうか、品切れか…… ハァ!?」

モモタロス「どういう事だよオイ!俺今日全然プリン食ってねぇぞぉ!?」

ナオミ「それが……早いもの勝ちで……」

杏子「へへ。うめぇ」ムシャムシャ

モモタロス「テメェ!?何で乗ってやがるんだよ!」

杏子「いやぁ……その……ほ、ほらマミの野郎が元気ないって聞いたからね、どんなツラか拝みに来たら期待はずれだったってだけさ」

オーナー「ん〜……乗車のみの仮のパスはデネブ君を通して渡ってるはずですから、どんな理由だとしても構いませんよ〜」

コハナ「どんな子かよく知らなかったけど、凄くわかり易い子ね……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:05:58.18 ID:e8N+sAvb0<> 杏子「あ、そこのチビっ子、話すの初めてだったっけ。よろしくねー」

コハナ「チ、チビっ子!?」

モモタロス「へぇ、なかなか良いセンスしてんじゃねぇか!チビッ子だってよぉ!ハハハハ!」

コハナ「うるさい!」ボカッ!

モモタロス「アイテッ! ……っていうか、そんな事よりよぉ……」

モモタロス「オイテメェ!なんでプリンばっか食ってるんだよ!オデブの作った飯あるだろうがよ!」

杏子「オデブだって昼間はパートで忙しいんだよ!ここでタダ飯くらいしかする事ねーの!」

コハナ(デネブ、パートしてたんだ……)

モモタロス「だったらおっさんのチャーハンでも食ってろよ!返せ、俺のプリン!」

杏子「アタシが何くおうか勝手だろ!」ドタドタ

モモタロス「あっ!俺のプリン持って逃げるな!こぼれるだろうが!」

リュウタロス「やーい!モモタロスからかわれてる!」

モモタロス「うるせーガキが二人も……!待てこらぁ!」

ドタバタドタバタ!

ウイーン


良太郎「あ、巴さん、佐倉さん、来てたん……」

杏子「!?いきなり入ってくんなよ!……あ!?」ズルッ

ピョーン……

モモタロス「お、俺のプリンが飛んで行く……」

ベチャッ

良太郎「うぅっ!?な、何これ……」ベタベタ……

モモタロス「お、俺のプリンがぁぁぁ〜〜〜〜!」

杏子「あ、アタシのプリンがぁぁぁ〜〜〜!」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:06:50.85 ID:e8N+sAvb0<> (まどかの部屋)

まどか「さやかちゃん、上条君と上手くいったみたいで、良かった!」

ジーク「そうだな。家来の幸せは主の幸せでもある。」

まどか「うん……さやかちゃんが魔女にならなくて良かった。」

まどか「あとはほむらちゃんだけだけど……大丈夫かな。」

まどか「ほむらちゃん、あんなに頑張ってるのに、私は見てるだけ、だったね……。」

ジーク「何も自分を犠牲にする事だけが誰かの為になるわけではないだろう。主として、家来のお前が身を犠牲にするなど許す訳にはいかん。」

まどか「うん、わかってるよ。」

ジーク「家来の手助けをすることが主の努めだ。何かあったら相談しろ。」

まどか「うん……ありがとう、ジーク。」

ジーク「当然の事だ。」

ドタドタ……

まどか「……あっ!?大変、ママが上がってくる!隠れて!えーと……ベッドの下!」

ジーク「このような狭い所、私の隠居場所としては似つかわしく……」

まどか「いいから早くして!」


バタンッ!

まどか(間に合った…)

詢子「……」ギロッ

まどか「え、えへへ、どうしたの、ママ」

詢子「……メシだ」

まどか「うん、すぐ行くよ」タタタタ…

バタンッ

ジーク「……私はいつまでここに隠れていれば良いのだ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:08:46.60 ID:e8N+sAvb0<> (街)

良太郎「あ、暁美さん!美樹さんと巴さん、元気になったみたいだね……って、同じ学校だしもう知ってるよね。」

ほむら「そうね。全部貴方たちのおかげよ。感謝するわ。」

良太郎「全部って……そんな事ないって」

良太郎「暁美さんがいなかったら僕たち、美樹さんや巴さんに会う事もなかったし……」

ほむら「そう、そこだけ、ね。」

良太郎「そんな……」

ほむら「貴方たちがいればワルプルギスだってきっと倒せるわ。……現に一度倒しているわね。」

ほむら「私なんか、いなくたって、大丈夫よ。きっと……」


モモタロス(こいつ……何言ってやがるんだ……!?)

パシュゥゥゥン…

M良太郎「オイてめぇ、かまどの奴を助けるんじゃないのかよ。何でテメェがいの一番に降りてやがるんだ」

ほむら「私がいなくたって、貴方たちならなんとか出来るわ。安心して。絶望なんてしてない。ただ、少し悔しいだけよ。」

M良太郎「チ……気に入らねぇ。」

コハナ「良太郎!って、モモ、アンタなにしてんのよ!」タッタッタ

M良太郎「おせーぞコハナクソ女!さっさと事済ませちまおうぜ!」

M良太郎「…オイ!九官鳥!いるんだろ!さっさと出て来い!コイツの事探って後からコソコソつけてんだろ!見えなくとも匂いでわかるんだよ!」

QB「やれやれ…随分鼻が効くんだね。」

M良太郎「いるなら返事しやがれ!オイ!何処だ!何処だ!さっさとしろ!」

QB「返事はしてるんだけどな。」

コハナ「モモ、あんた見えないでしょ!あとは私に任せて!」

M良太郎「わーったよ」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:09:53.58 ID:e8N+sAvb0<> コハナ「キュゥべえ!私と契約しなさい!」

QB「わかったよ。願いは何だい?」

コハナ「その前に質問よ。アンタ、ソウルジェムの穢れるのを止める事って出来る?」

QB「それなら、出来ないことはないよ。何が起こるかはわからないからね、魔法少女は。だから、万が一の為にソウルジェムは支配できるようにはしてあるよ。」

QB「まぁ、出来ない事はないけどする事もないよね。」

コハナ「じゃあ私からの条件を言うわ。もし、今度現れるワルプルギスの夜を私たちが乗り越えられたら……」

コハナ「ソウルジェムの穢を今後一切止めて。世界中の魔法少女のをね。」

コハナ「そのかわり、私たちが負けたら、貴方の言うとおりにするわ。これでどう?」

QB「それは契約じゃなくて賭けというべきじゃないかい?」

QB「そんなもの、受けるはずないというべきなんだろうけど、僕の言う条件を飲むなら是非とも受けたい所だね。」

コハナ「……言いなさい。」

QB「まず、デンライナーを僕たちに譲り渡す。」

QB「鹿目まどかに『特異点の消滅』を願わせる。」

QB「鹿目まどかが契約してくれるだけで僕らのノルマは達成出来るけれど、この星も終わってしまうからね。」

QB「どうせなら過去に遡って可能な限りの少女と契約を結ばなきゃ。回収量は多いに越したことはないからね。」

QB「そして、もし戦いの途中、鹿目まどかが自発的に契約を望んだのなら、その場合は契約を結ぶことを了承する。」

QB「これくらいは飲んでくれなきゃね。僕たちの今後のエネルギー回収に関わる重大な問題なんだから。」

コハナ「わかったわ。それくらい来ると思っていたわ。これで交渉成立ね。」

QB「そうだね。じゃあ、もう用がないなら僕は立ち去るよ。」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:10:41.57 ID:e8N+sAvb0<> M良太郎「で、上手くいったのか。」

コハナ「えぇ。予想通りの答えだったわ。」

M良太郎「じゃあ、あとはもう一回あのナントカカントカの昼ってのをぶっ潰せば良いんだな。」

ほむら「……。」スタスタ……

M良太郎「あの野郎……。」

M良太郎(暁美さん……)






QB「全く、君たちはどうしてそんなに自信満々なんだか」

QB「まるで一度ワルプルギスを倒したような口ぶりで言うけれど、君たちを見ても到底ワルプルギスを倒せるとも思えないんだけど……」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:11:46.61 ID:e8N+sAvb0<> (ワルプルギス到来、当日、デンライナー)

良太郎「……ここだね、ワルプルギスが出てくるのは。」

幸太郎「じいちゃん、気、抜くなよ」

侑斗「へっ、俺の邪魔だけはすんなよな」

マミ「私たち四人も負けてられないわ!正義の魔法少女として皆を守りましょう!」

さやか「そうっすね!マミさんいれば百人力ですよ!」

杏子「なんでアタシも入ってるんだよ……」

ほむら(……何なの、この、釈然としない気持ちは)

ほむら(これでまどかも救えるはずなのに、まるで自分が部外者みたいに。)

ほむら「…バカみたい。まどかを救えればそれで良いのに。」

モモタロス(いつまで不抜けてるつもりだ、ったく…)

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:12:15.83 ID:e8N+sAvb0<> 良太郎「…来る!」


ワルプルギス「アハハハハハ!!!ハハハハハ!」

幸太郎「俺と、お前たちは下で待機だ。じいちゃん達が突っ込んだあとに続く!」

さやか「了解ですとも!」

侑斗「野上、ヘマすんじゃねぇぞ!」

デネブ「皆も頑張って!俺も頑張るぞ!」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:13:28.07 ID:e8N+sAvb0<> (街)

デュゥゥゥゥン…

スタッ

NEW電王「頼んだぞ、じいちゃん!」

マミ「よろしくお願いします!」

ほむら「……」

杏子「オデブ!侑斗!アタシらが続けるようにちゃんとしろよ!」


(デンライナー)

良太郎「準備はいい?」

モモタロス「おうよ!」

ウラタロス「僕なら大丈夫だよ。」

キンタロス「おっしゃ!」

リュウタロス「オッケー!」

良太郎「変身!」

<<climax form!>>

パシュゥゥゥゥン…デューン…ガチャンッ!ガチャンッ!

電王C「てんこ盛りだぁ!最初っからクライマックスで行くぜぇぇぇ!!!」


(ゼロライナー)

侑斗「変身!」

<<charge & up!>>

ゼロノス「行くぞ、デネブ!」

デネブ「合点だぁ!」

ゼロノス「らぁっ!」ジャキッ

デネビックバスター「っ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/02/24(日) 01:14:13.51 ID:e8N+sAvb0<> (ワルプルギス付近)
電王C「いいか、まずはデンライナーとゼロライナーでヤツの動きを封じる!その隙に俺たちの必殺技をぶちかます!」

電王C「前と戦ったとおりなら、これであのデカブツは落っこちるだろ!」

イスルギ「」デュゥゥゥーン!

レッコウ「」デュウウウーン!

イカヅチ「」デュゥゥゥーン!

ガチャンッ!ガチャンッ!ガチャンッ!




電王C「ブチ込むぜ!」カチッ!

ボシュゥッ!ドゴォッ!ダダダダダダダ!


ゼロノス「俺たちも突っ込むぜ!」

ゼロライナードリル「」ブモォォォォォ・・・

ガシャンッ!

ゼロノス「らぁああああ!!!」

ゼロライナードリル「」ブモォォォ!!!


(ゼロライナーが突撃)


ワルプルギス「ギャハハハハ!?ハハッ!?」

ボゴォォォォォン…
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:15:03.44 ID:e8N+sAvb0<> 電王C「よっしゃ、行くぜ!」

パシュゥゥゥン…

<<CHARGE & UP>>

電王C「必殺、俺たちの必殺技…!」ダッ!

(デンライナーから飛び出す)

電王C「おりゃあああああああああああ!!!!!」


バシュゥゥゥゥゥ!



ゼロノス「おらっ!」

<<FULL CHARGE>>

ゼロノス「らぁぁぁっ!」

デネビックバスター「念ッ!」

(バスターノヴァ)

ドドォォォォォ…


<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:16:17.29 ID:e8N+sAvb0<> (ワルプルギス付近)
ガキィィィィィンッ!

電王C「…っ!?」

ワルプルギス「アハハハハハ!」

電王C「何だ…!?前と手応えが全然ちげぇ!」

ワルプルギス「ハハハハハ!」ボォォォォ…

電王C(皆!火炎がくるよ!)

電王C「のわぁぁぁぁっ!」タッ!

ゴォォォォォ!

(ワルプルギスから飛び退く)

電王C「間一髪、って感じだね……。」

電王C「待って!次もくるよ!」

電王C「前よりしぶとくなっとる!」

<<CHARGE & UP!>>

ワルプルギス「アハハハハハ!」

ゴォォォォォォオ!

電王C「らぁぁぁぁぁあああ!」ボシュゥ!ボシュゥ!ボシュゥ!

(火炎とボイスターズシャウトがぶつかり合う)

ボシュゥ!ゴォォォォオオオオオ!

電王C「う、打ち消しきれねぇ!くっ…!」

ゴォォォォォォ!

電王C「グッ……がっ、あああああああああっ!」ゴァアアアアアン!

(電王が吹き飛ばされる)






(ゼロライナー)

ゼロノス「やったか!?」

デネビックバスター「侑斗!上だ!ビルがたくさん降ってくる!」

ゼロノス「なんだと!?」

デュゥゥゥゥン!

ゼロノス「クソ、ビルまで飛ばしてくるのかよ!」

ワルプルギス「ハハハハ!」ボォォォォオオオ!

ゼロノス「!?」

ドォォォォォン!



<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:17:10.99 ID:e8N+sAvb0<> (街)


電王C「グアアアアッ!」ダァンッ!

NEW電王「じいちゃん!?」

さやか「なんでこんな所まで吹っ飛ばされて来たの!?」

電王C「グッ…」

パァァァァァン…

良太郎「うぅ…はぁ、はぁ……」

ほむら「!?何故……この男たちがあいつに負けるだなんて……」

マミ「良太郎さん!しっかりして!」

杏子「……おい!お前ら逃げろ!ゼロライナーが降ってくる!」

さやか「え!?ホントだ!うわああああ!!!」

ガシャァァァァアアアアアン!!!ドォォォォォン!!!

ガラガラ…

マミ「皆怪我はないわね…」

侑斗「がはっ…!」

デネブ「うぐ…」

杏子「二人共!大丈夫か!?」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:18:00.20 ID:e8N+sAvb0<> ワルプルギス「ウフフフフ……アハハハハハ!」ボォォォォォッ!

さやか「!?あいつ、あんな遠くからこっちに向かって火吹いた!」

マミ「退避よ!」

NEW電王「間に合わない!クソッ!」ダッ!

さやか「幸太郎さん!?」

NEW電王「うわあああああああああ!」パァァァァァァン…

マミ「そんな、私たちをかばって……」

幸太郎「ぐっ…!」

テディ「幸太郎、しっかりしろ!」

杏子「ワルプルギス、こっちに向かってくる!?」

ほむら(そんな……おかしい、前の時間軸じゃ、こんな事…)
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:18:55.59 ID:e8N+sAvb0<> QB「何かと思えば、随分苦戦しているみたいじゃないか」

ほむら「インキュベーター!あなたが何かしたのね…!」

QB「いや別に。しかし自信満々な君たちを見てると、何か策や裏付けがあるみたいに思えたけど、的外れみたいだね」

QB「もし前の時間軸でワルプルギスを倒したのだとすると…君が時間遡行を行ったと見るに」

QB「前の時間軸の僕がまどかと契約をし、それが原因となって弱体化したワルプルギスにとどめを刺しただけ…じゃないかな」

QB「君の様子を見る限りだとまどかは魔女になったんだろう?この予測に矛盾は無いと思うけど」

QB「まぁ僕としてはその勘違いは大いにありがたい。なんせ、あんな契約を結んでくれたんだからね。」

QB「念のため言っておくけれど、君たちが契約を渋ったりしても無駄だよ。一度交わした契約はどんな事をしてでも守り通してもらうからね。」

さやか「何言ってるのさ……わかんないけど、負けないんだから!」

デューン…!

良太郎「デンライナー……!」

ウィーン

ナオミ「皆さん!早く乗ってください!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:19:35.19 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー内)

幸太郎「クソ、思うとおりには行かない、か……」

モモタロス「アァ、こんくらいじゃなきゃ張り合いがねぇっての、チッ……」

良太郎「もういっかい、あいつの所に行かなきゃ……!街が……」

マミ「えぇ、そうね……!」

ほむら「……もう、無理よ。」

ほむら「私たちがどんなに頑張ってもあいつに勝てっこなんかない。」

さやか「な、なんだってそんな事解るんだよ!」

ほむら「あんな無様な負け方して。もう私たちに希望なんか……」

杏子「テメェ……!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:20:06.55 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(避難所)

QB「さて、ワルプルギスの夜と彼らの監視は僕のもう一つの体が行ってるとして……」

QB「まどか。彼らはワルプルギスに到底敵いそうにない。」

QB「今の君には彼らを助ける手段があるよ。君には、暁美ほむらがなんども時間遡行をくりかえしたおかげで」

QB「途方もないほどの力が眠っている。君なら、ワルプルギスも倒すことなど造作もないよ。」

まどか「ほむらちゃん、やっぱり私の為に……。」

まどか「……皆一生懸命戦ってるのに、私だけ、見てるだなんて出来ない。」

まどか「だから、私、望みを言うよ。私の願いは……」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:21:25.92 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

バシッ!

ほむら「……痛っ」

モモタロス「何だ、さっきから聞いてりゃジメジメ考えやがって」

ほむら「本当の事じゃない。もう……あいつにはどう足掻いても、勝てないのよ……」

モモタロス「何が本当の事だよ!テメェ理由はわからねぇけどカマドの奴守る為に必死こいてたろうが!」

モモタロス「そのテメェがちょっとやそっとでへこたれてんじゃねぇ!そもそも……」

モモタロス「俺たちが勝てないからってお前が勝てないなんて誰が決めたってんだよッ!」

ほむら「……?」

杏子「ったくよ、そうだって!こんな桃太郎だのセンス無い連中よりアタシらの方が強いに決まってるって!」

マミ「諦めるのは、皆がボロボロになって、立てなくなってからでも遅くないんじゃないかしら?」

さやか「そう!大体、まどかを守りたいなんてあたしも同じなの!一人で考え込んで、水臭すぎ!」

ウラタロス「そうそう、叩いたのはともかく、先輩の言うとおりだって!」

キンタロス「俺たちやて、この程度でくたばるほどヤワやないで!」

リュウタロス「まだまだ全然踊ってないもん!」

ほむら「……」

モモタロス「第一、俺たちが負けただとぉ!?バカにすんな!あの程度、へでもねぇどころか丁度体が温まってきた所だぜ!なぁ、良太郎?」

良太郎「……うん!皆、大丈夫だよね!」

幸太郎「あぁ!」

侑斗「当然だろ!」

ほむら「……!」



ドガァァァァアアアアン!

モモタロス「あぁ!?何だこの忙しい時に!」

コハナ「!?何か出てくる!あれは……」

オーナー「巨大な……戦艦……!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:22:09.07 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(空)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

QB「ふぅ。デンライナーの時空移動装置を搭載するための戦艦を用意しておいて良かったよ。」

QB「このまま逃げられたら面倒だ。時空移動装置はそこに転がってるゼロライナーから奪うとして」

QB「彼らはこのままだと鹿目まどかを連れて逃げる事もしかねない。だからデンライナーと彼らにはここで消えて貰わなくちゃ。」

QB「時間移動は出来ないけれど、時の狭間の侵入だけは辛うじて出来たよ。そこに彷徨っていたイマジン達も協力してもらうとしようか」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:22:53.87 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー)

ナオミ「せ、戦艦だけじゃありません!イマジンの大群も押し寄せてきます〜〜!!!」

モモタロス「迷ってる暇なんてねぇ!おい、やるのか、やらないのか、どっちなんだ!」

ほむら「……やるわ!行きましょう!皆!」

モモタロス「へっ……言うと思ったぜ!」



オーナー「そうと決まれば……ご健闘を祈ります。」

ナオミ「頑張れー!皆、頑張れー!」



モモタロス「そういえばテメェ、どうしてカマドのヤツを守ることにそんな熱心なんだ?」

ほむら「……貴方に言う必要は無いわ。」

モモタロス「やっぱりな。一回決めたら譲らねぇ。一人で突っ走って、バカなんだか頑固なんだか……」

モモタロス「嫌ンなる程どっかの誰かとソックリだ。なぁ、良太郎?」

良太郎「そうかな……?」

幸太郎「行こう、じいちゃん。」

侑斗「モタモタすんな!」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:24:49.74 ID:e8N+sAvb0<> (街)

タッ……

良太郎「暁美さんは、どうするの?」

ほむら「私は、私たちはワルプルギスの夜を倒しに行くわ。」

良太郎「わかった。じゃあ、イマジンは僕たちに任せて。」

幸太郎「俺たちはデンライナーであの戦艦を止めに行く!」

侑斗「安心しろ、お前たちの邪魔はさせねぇから」

さやか「よぉーし!正義のヒーロー!出動しましょう!マミさん、杏子、ほむら!」

マミ「はい!」

杏子「おう!」


「「変身ッ!」」

<<LINER FORM>>

<<CHARGE & UP>>

<<STRIKE FORM>>

キュイーン……ガシャン!ガシャンッ!



敵イマジン「ガァァァァァ!」

NEW電王「じいちゃん、ここは任せた!テディ、デンライナーだ!」

ゼロノス「デネブ、ゼロライナーまで戻るぞ!」

デネブ「了解!」

電王L「暁美さん、美樹さん、巴さん、佐倉さん!頼んだよ!」

ほむら「えぇ!ワルプルギス、今度こそ、決着をつけるわ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/02/24(日) 01:25:39.75 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(避難所)

QB「……君の願いは何だい?」

まどか「私の願いは……!皆と一緒に戦える力が欲しい!」

まどか「……だから、一緒に戦って!ジーク!」

ジーク「その言葉を待っていたぞ。」

パシュゥゥゥゥゥン……

Wまどか「……まだいたのか、お前は」

QB「正気かい?そんなイマジンと手を組んだところで勝つ可能性なんて……」

Wまどか「頭が高い……頭が高いィィィィ!」

QB「だから僕と契約した方ガカクジツデ……」シュンシュンシュン

QB「アレ、ナンデボクコンナチイサクナッテルンダイ?ワケガワカラナイヨ……」

Wまどか「家来たちが待っておる。主が不在でさぞかし困っているであろう。」

ガシッ!

詢子「待ちな。何処、行くんだ。」

Wまどか「……母上。私はこれから戦いに行ってくる。」

Wまどか「しかし安心して欲しい。必ず帰ってくる。約束しよう。私たちを信じてくれ。」

詢子「私、『たち』……?」

Wまどか「ママ、私からもお願い!」

詢子「……なんだなんだ、いつの間に随分悪霊と仲良くなってるじゃないか」

詢子「お前が信じてるんだ。じゃあ、きっとその言葉、信じて間違いないな。」

Wまどか「感謝するぞ、母上。」

Wまどか「ありがとう、ママ!」タッ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:27:11.34 ID:e8N+sAvb0<> 電王L「はぁっ!」

<<モモソード!ウラロッド!キンアックス!リュウガン!モモソード!>>

電王L「はああああああああっ!」

(フルスロットルブレイク)

ザシャァァァァァァァァァアアアッ!

イマジン「「グギャアアアア!」」

電王L「もう一度……!」



QB「まずいね。このままだと、折角用意したイマジンたちが全滅してしまう。」

QB「時の狭間で見つけたこれを使うときが来るとはね……用意しておいて良かったよ。」


電王L「はぁっ!たぁっ!」

バシィッ!


リュウタロス(良太郎!あそこにキュゥべえいる!)

電王L「……!?何処に!?」

QB「やれやれ、このままだと彼らは僕を視認出来ないけど、僕も彼らを倒すことは出来ない。」

QB「さて、時の狭間で見つけたこのベルト……電王のものと類似しているが、性能は全くの別物……」

QB「僕もやらせてもらおうかな。……変身!」

<<GAOH FORM>>

パァァァァァァァン! ガシャンッ! ガシャンッ! ギィアアアアア!!!


モモタロス(何か出てきたぞ!ってあのデケェ口……!!)

電王L「……! 牙王!」


牙王「これで君達とも会話出来るのかな?」

牙王「ここで君たちを排除させて貰うよ。恨まないでね。なんせ、契約の内容に『妨害してはいけない』なんて決まりは無かったんだから。」


ウラタロス(随分卑怯な手を打ってくれるね……!)

キンタロス(九兵衛、自分の強さだけで勝負せんか!)


牙王「こんなにイマジンがいるんだ。この力を利用しない手はないよね。」スッ

電王L「僕たちと同じ……!?」

牙王「これをベルトに装着することでイマジンの力を複数同時に使うことが出来る端末さ。」

モモタロス(こんにゃろ!俺たちのマネまでしやがって!)


牙王「行くよ。」

<<アントホッパー アルマジロ ゴースト デス>>

<<CLIMAX FORM>>

ガシャンッ!ガシャンッ!ゴォォォォォ………

牙王C「これで完成だ。数も強さもこちらの方が断然有利。どうするの、かなッ!」ガァァァーンッ!

電王L「うわっ!」バチィィィッ!




<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:28:24.74 ID:e8N+sAvb0<> (インキュベーター戦艦付近、デンライナー、ゼロライナー内)

NEW電王「ゼロライナーと連結するぞ!」

ガシャンッ!

ゼロノス「チマチマ打っても通用しねぇ!ドリルで一気に突っ込む!」

NEW電王「あぁ!」

デューン!


ゴォッ!ボシュゥッ!ボシュゥッ!ボシュゥッ!ボシュゥッ!……


デネブ「ミサイル!?」

テディ「何て数だ!」

NEW電王「避けきれない!」

ゼロノス「このまま猛スピードで行けばミサイルも当たらねぇ!行くぞっ!」グッ

ゴォォォオォオオオッ!

ゼロノス「らぁああああああ!」

(戦艦にドリルで体当たり)

ガキィィィィィィイン!

デネブ「……やったか!?」

テディ「いや、ドリルの強度より戦艦の防壁の方が勝っている!」

ゼロノス「クソッ、一筋縄じゃいかねぇか!」

NEW電王「このまま動きを止めてたら良い的だ!離れろ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:29:09.29 ID:e8N+sAvb0<> (ワルプルギス付近)

マミ「ティロ・フィナーレ!」ドォンッ!

さやか「おらあああああ!!!」ジャキンッ!

ガガガガガガッ!

ワルプルギス「ハハハハハハ!」

ボォォォオオオオ!

さやか「うわっ!あちっ!」

杏子「どんだけタフなんだよ!攻撃しても全然キリがない!」

ほむら「バラバラに攻撃したってダメよ!頭部……正面から行っては火炎の餌食……後頭部に私たちの攻撃を集中するわ!」

マミ「それが一番ね……!」

さやか「オッケー!」

杏子「っ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:30:07.95 ID:e8N+sAvb0<> (インキュベーター付近)

電王L「ぐっ……はぁ、はぁ……」

牙王C「もうボロボロなのに、まだ立ち上がる余力があるのかい。」

牙王C「でも、もう終わりだね。ここでお別れさ」ブォンッ!

牙王C「この剣で君の首を叩き切ってあげよう!」ゴォッ!


ガキィィィィィンッ!


牙王C「……!?誰だ!?」

モモタロス「良太郎、しっかりしろ!オラァッ!」ドゴッ!

牙王C「げふっ!」


ウラタロス「はぁっ!」ジャキィン!

キンタロス「おりゃああ!」ズバァァッ!

リュウタロス「えいっ!」ズドォォォン!

イマジン「ギャアアアアア!」ドガァァァン……


電王L「みんな……」

モモタロス「っへ……俺の格好良い生変身、特別に見せてやるぜ!」デューン

モモタロス「変身ッ!」

ウラタロス「変身♪」

キンタロス「……変身!」

リュウタロス「変身!」

<<SWORD FORM>>

<<ROD FORM>>

<<AX FORM>>

<<GUN FORM>>

ガシャンッ!ガシャンッ!デューン……

牙王C「イマジンが直接変身するなんて……」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:31:00.32 ID:e8N+sAvb0<> 電王S「へへへ!俺、さんじょ……」

ヒラ……

電王S「……へ、ヘクション!な、なんだこりゃあ!?白い羽!?」

電王L「って事は……」

Wまどか「待たせたな、家来達よ」

電王G「トリちゃん!」

牙王C「……まぁいいさ。君たちの無力を知ればきっとまどかも……」

Wまどか「お前たちが困ってるのではないかと思ってな 行くぞ、娘。」

Wまどか(うん!)

Wまどか「「変身!」」

<<WING FORM>>

ガシャン!ガシャン!プァーン……

電王S「手羽先野郎!邪魔しやがって……そんじゃ、気を取り直してもう一度……」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:32:01.55 ID:e8N+sAvb0<> 電王S「俺、参上ッ!」

電王R「お前、僕に、釣られてみる?」

電王A「俺の強さにお前が泣いた!」

電王G「お前倒すけどいいよね?答えは聞いてない!」

電王W「降臨……満を持して」


電王L「皆……行くよ!」


牙王C「何度群れたって同じさ!もうすぐワルプルギスが魔法少女たちを排除する!君たちだって適わない!」

電王S「何言ってんだぁ?お前。よく見てみろよ!」

牙王C「……!?」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:33:48.04 ID:e8N+sAvb0<> (ワルプルギス付近)

さやか「あたしのスピードについてきなさいよ!」

ワルプルギス「アハハ!?」ボォォォォォ!

さやか「あちっ!あぶない!」

マミ「美樹さんに気を取られてるうちに、背後に回れたわ!今よ……!」

ゴゴゴゴゴゴ!

マミ「ボンバルダメントッ!」

ドォォォオオオオオオオオンンッッッ!

ワルプルギス「グヒャアアアアアッ!?」バゴォォオオオン!

ドサァッ……

(ワルプルギスが地面に埋まる)

杏子「へへ!ざまーみろ!」

ほむら「待って……!」

ワルプルギス「ハハハハハハ……!」ゴォォォォォォ

杏子「あいつ、ひっくり返るつもりか!?」

ほむら「魔力の波が強くなってる!きっと今までとは比べ物にならない程の……」

杏子「だったら……!」

ゴゴゴゴゴ!

ガシャンッ!

杏子「このアタシ特注の巨大槍で!暴れないように素敵な首輪をプレゼントしてやるだけだぜ!」

ガキィンッ!グリンッ!グリンッ!

ワルプルギス「ヒギィィィ!?」

マミ「ワルプルギスの動きが止まった!」

さやか「ってか杏子あんなの隠し持ってたの……」

ほむら「今なら行けるわ!杏子、少しの間耐えてて!」

カチッ……

ほむら「この時間を止めた状態で……」

ほむら「ヤツの後頭部にありったけの火力を打ち込む!」



ゴォオオオオオ!ドガァァァァン!バゴオオオオオオ!

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

ダァァアアアン!


カチッ……

ワルプルギス「ウギャアアアアアアア!」

杏子「!?」グォンッ!

杏子「ちょ、攻撃するならするって言えよ!」

ほむら「悪いわね」

杏子「ちっとも悪びれた様子ねーし……」

ほむら「それより見て。ワルプルギスの魔力が弱くなってる。あと一息よ!」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:34:56.19 ID:e8N+sAvb0<> (インキュベーター付近)

牙王C「バカな!?ワルプルギスが押されている!?あんな弱い魔法少女が……!」

電王S「ケッ!バカが、強いとか弱いとかじゃねぇ!戦いってのはなぁ……ノリの良い方が勝つんだよッ!」

電王S「っしゃあ!行くぞ!」

<<FULL CHARGE>>

パシュゥゥゥゥゥ……

電王S「受け取れ!カメ公!」パシュゥゥゥウ!

電王R「了解!」パシィィイ!


電王R「はぁっ!女の子を泣かせ続けた……お仕置きだッッッ!!!」

ズシャァァァァァアアアッ!

牙王C「きゅぷぅっ!?」


電王R「次!キンちゃん!」パシュゥゥゥゥ!


電王A「まかしとき!おりゃあああああ!」

ッガァァァアアアン!

牙王C「ギャアアッ!」ズバァァッ!

電王A「リュウタ!行っとき!」パシュゥゥゥゥ!


電王G「任せて!行くよ………」シュゥゥゥゥ……

電王G「それっ!」ズギャァァアアアン!

牙王C「ぐぅぅぅ!?」


電王G「モモタロス!」パシュゥゥウウ!

電王S「あいよ!行くぜ、良太郎!」

電王L「うん。モモタロス。」

<<モモソード ウラロッド キンアックス リュウガン ……モモソード!>>


電王S「必殺……!俺の必殺技、ファイナルバージョンッッ!!!パート2ッ!!」ダッ


電王L「必殺……電車斬りっ!!!」ゴォオオオオオ

ズガァァアアアアアアアンッ!

牙王C「ギャアアアアアアア!!!!」


ドォォォォオオン……


<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:35:37.71 ID:e8N+sAvb0<> 電王S「へっ!どうよ!俺の必殺技は……」

牙王C「この程度……まだまだだよ……!」

電王G「げっ!まだ生きてる!」


電王W「あとは我々に任せてもらおう。行くぞ。」

電王W(うん!)

電王L「ジーク……」


電王W「ッ!」

<<FULL CHARGE>>

電王W「「ハァァァアアアアッ!」」シュゥゥゥウウウ!

牙王C「……!?」

電王W「我が刃の前にひれ伏せ……!我と心を一つにするのだ!必殺……」

電王W「「ロイヤルスマッシュッッッ!!!」」

ドォオオオオオンッ!

牙王C「あっ……あ……あああああああああ!!!!」

ドゴォオオオオオオッ!

ゴォォオオオ……


電王W「今度こそ我々の勝利だな。」

電王W(……やった!)

電王S「この手羽先野郎!いいところだけ持って行きやがって……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:36:28.96 ID:e8N+sAvb0<> イマジン「オオオオ……」

電王R「先輩、モタモタしてられないよ。このイマジンたちも倒さなきゃ!」

電王A「そうや!とっとと倒してあいつらの助けに行かんきゃな!」

電王S「おう。行くぜ行くぜ行くぜーッ!!!」


牙王「……まだ終わってないよ……!」

電王L「!?嘘……」

牙王「ウ……オオオオオ!!!!」ゴオオオオオオオ!


イマジン「ギャアアアア!?」パァァアアアア……

シュウウウウウ!


電王G「な、何アレ!イマジンたちがあの戦艦に吸い込まれていくよ!」

電王R「どうなってるの!?」

電王S「チクショ……ぐぅっ!?」

電王A「まずいで……このままだと俺たちも……」

電王S「あぁ……ワリィ、良太郎……俺たちはデンライナーに戻るぜ……!じゃないと俺たちまで吸い込まれちまう……!」パァアアアン!




<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:38:20.74 ID:e8N+sAvb0<> (ワルプルギス付近)



ワルプルギス「ハ……ハハ……」

さやか「あと一撃で倒せる……ここはあたしがキメてやる!」

杏子「いやここはアタシが!」

マミ「まぁ、二人共。ここは暁美さんに譲りましょう。自分で決着をつけたいってそんな顔してるわ。」

杏子「ちぇーっ」


ほむら「感謝するわ。……最後よ。」

ゴゴゴゴゴゴゴ

さやか「地震!?」

杏子「いや、あれみろ!」


ワルプルギス「ギャアアアアア!?」シュウウウウウ!


ほむら「ワルプルギスが消えて……いや、インキュベーターの戦艦に吸収されている!?」











(インキュベーター戦艦付近、デンライナー、ゼロライナー内)
NEW電王「オイ!なんだあれ!?」

テディ「あの光は……戦艦の動力エネルギーか!?」

ゼロノス「おい、冗談じゃねーぜ、これ以上戦いが長引けばどうなるか……」

デネブ「!?侑斗!避けて!」


ゴォッ!ゴォッ!ゴォッ!

NEW電王「ミサイル!前より数が多い!」

テディ「あの光は戦艦の武装までパワーアップさせてしまったのか……」

デネブ「あんなの当たったらひとたまりも……」

ゼロノス「避け切れるか、こんなの……」

ドガアアアン!

NEW電王「うわああああ!」


(ゼロライナー、デンライナーが吹き飛ばされる) <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:39:05.45 ID:e8N+sAvb0<> (インキュベーター戦艦内)

牙王「まだだ……ワルプルギスとイマジンをエネルギーに変換してこの戦艦の力を全て引き出す……」

牙王「そして時の列車を破壊……時間移動装置と鹿目まどかを奪い出す……!」

牙王「時の列車は片方だけでいい……ゼロライナーをまず破壊しよう。艦首砲、用意……」


シュウウウウウ……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:39:47.72 ID:e8N+sAvb0<> (街)


電王L「デンライナーが!」

杏子「……ってあぁ!またこっちに落ちてくるぞ!」

マミ「逃げないと下敷きよ!」


ダァアアアンッ!


さやか「うう……潰れないで済んだ……」

杏子「おい!デネブは!侑斗は!?無事なのか!」

さやか「って、なんか貯めてるよあの戦艦!」

マミ「私たちごと電車を破壊する気かしら!?」

電王L「皆は避難して!ここは僕が……!」

ほむら「……くっ……仕方ないわ……」


電王L「来て……キングライナー!」

キングライナー「」ゴオオオオオオオオオオオ!

電王L「はっ!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:40:21.62 ID:e8N+sAvb0<> (キングライナー内)

電王L「僕が少しでも食い止めてる間……皆、何かいい方法、考えて!」

電王L「はぁっ!!」カチッ


ゴォッ!ゴオッ!ゴォッ!


(インキュベーター戦艦内)

牙王「……何、まだ電車あったのかい」

牙王「手間かけさせるなぁ、まったく」

牙王「まずは艦主砲でその巨大な電車を破壊するよ」

牙王「しかし艦主砲のエネルギーチャージも時間かかる……でも向こうの攻撃もこの戦艦には効果ないからね。まずは……」

牙王「ミサイルで逃げられないようにする!」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:41:01.65 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー、食堂車内)

幸太郎「うっ……はぁ、はぁ……」

テディ「しっかりしろ、幸太郎……くっ……」

モモタロス「天丼!お前も無茶してんじゃねぇ!」

侑斗「クソ……ゼロライナーじゃあの戦艦を落とせない!それに、ゼロライナーももうまともに動かねぇ!」

デネブ「デンライナーも動くのだけで精一杯……戦うなんて出来ない!」

ウラタロス「良太郎は……?」

キンタロス「キングライナーで戦ってるで!」

オーナー「キングライナーでもあの戦艦に太刀打ちできるかは……怪しいところですね……」

リュウタロス「じゃあどうすればいいの!?」

コハナ「あの戦艦の中に侵入できれば……」

モモタロス「その侵入ってのをどうすればいいんだよ!」

さやか「あの大砲からなら侵入出来るかも……」

杏子「だから!それはなんか貯めてるから無理だって!塵になっちまうぞ!」

マミ「でも、貯めるのには時間がかかるわ!」

ジーク「侵入する以外方法はないだろう。」

まどか「どうしよう……」

ほむら「……!皆、耳を貸して!」

ほむら「私にいい考えがあるわ。」



<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:42:13.28 ID:e8N+sAvb0<> (インキュベーター戦艦内)

牙王「このミサイルの弾幕のなかじゃまともに移動も攻撃もできないようだね」

牙王「あと一分とかからずエネルギーが満タンになる……!」


(キングライナー内)

電王L「どうにかなるまで、せめて足止めしないと……」

(ケータロスに着信)

電王L「……?もしもし……モモタロス?」ピッ

モモタロス(おう!良太郎!あいつを倒す方法がどうしても俺たちじゃ思いつかないから……)

モモタロス(ほむらのヤツが考えたバカに付き合うことになった!今からいうことをやれ!)

電王L「……わかった!それで……」

モモタロス(あぁ……一度ヘマしたら終わりだ!失敗すんじゃねぇぞ!)


<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:42:51.47 ID:e8N+sAvb0<> (インキュベーター戦艦内)

牙王「エネルギー充填完了……!ターゲットロック……」

牙王「いよいよ最期だ……さようなら、特異点!艦主砲、発射!」

ズドオオオオオオオオオオッッッ!!!!



(キングライナー内)

電王L「っ……!このまま……突っ込む!」


ゴォオオオオ!

ズガァァアアアアンッ!!!

電王L「うわああああああああああ!!!」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:43:32.97 ID:e8N+sAvb0<> インキュベーター戦艦内)

牙王「最期の最期に狂ったかい……まさか突っ込んでくるとはね……予測通り粉々じゃないか」

牙王「しかしあとは鹿目まどかと契約をして……デンライナーを奪うのみだ!」






(空中、爆炎内)

電王L「うぅぅうう!」ヒュゥウウウウ……

電王L「今だ……!今だよ!暁美さんっっ!!」




(デンライナー上)

ほむら「今よ!爆炎が戦艦の視界を封じて、主砲にエネルギーが空の今!」

ほむら「私を弾替わりにして、主砲の中へ打ち込んで!巴マミ!」

マミ「でも、そんなことして、大丈夫なの!?」

ほむら「迷ってる暇なんて無い!最後のチャンスよ!解ってるでしょう!」

マミ「そうね……!行くわよ!準備はいい!?」

ほむら「当然よ!」

マミ「ティロ・フィナーレッ!!!」

ほむら「っっっ!!!!」

ズドオオオオオオオオオオオオンッ!


<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/02/24(日) 01:44:16.22 ID:e8N+sAvb0<> (爆炎内)

電王L「暁美さん、これっ!」

(ケータロスを投げ渡す)

ほむら「確かに受け取ったわ!」

電王L「……!」パァァァアアン

電王P「頑張って……!」ヒュウウウウウウ……




ほむら「っ!!!」カシュゥゥゥウウン

ほむら「変身っ!!!」パシュゥウウン!

<<モモ ウラ キン リュウ>>

<<CLIMAX FORM>>



パァァアアアンッ!デューン……ガシャンッ!ガシャンッ!


電王超C「「らあああああっっっ!!!」」

<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/02/24(日) 01:45:21.28 ID:e8N+sAvb0<> (インキュベーター戦艦内)

ズドォォォオオンッ!

電王超C「へへ……また会ったな、九官鳥野郎!」

牙王「まさかね……驚いたよ。あの列車をまるごと煙幕替わりに使ってマミの魔法でほむらを打ち出す……」

牙王「何度も時間遡行を繰り返し限りなく特異点に近づいたほむらにイマジンを多重憑依させ……エネルギーの尽きた主砲から侵入させる……」

電王超C「ほむらのバカ度をナメてんじゃねぇ!こいつぁ良太郎並のバカだからな!」

電王超C(ちょっと!どういう意味!?)

電王超C「へっ!っていうかそれよりよぉ……なんかいつもより狭いと思ったら……」

電王超C「私も混ぜてもらおう」

電王超C「あ!トリちゃん!いつの間に!?」

電王超C「手羽先野郎!この背中のビラビラうっとおしいんだよぉ!ただでさえクマ公のせいで狭っ苦しいのによ!」

電王超C「なんや!俺のせいか!?」

電王超C「ちょっと、先輩たち、落ち着いて!目の前に敵いるんだよ!僕らが喧嘩してる場合じゃないって!まぁキンちゃん確かに暑苦しいけど……」

電王超C(不思議だわ……私の中で一人漫才が……)
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:46:10.83 ID:e8N+sAvb0<> 電王超C「つーわけだから、とっととケリつけるぜ!」

牙王「……そうはいかないよ」ガシャッ!

ゴオオオオッ!

牙王「今、僕の中に戦艦の動力源で使ったイマジンとワルプルギスのエネルギーを逆流させている……」

牙王「これで……僕の力はイコールこの戦艦と同等……!君たちは勝てるかな!」

電王超C「ゴチャゴチャうっせぇぞ!」バシュゥゥゥ!

<<CHARGE & UP>>

牙王「僕も君たちをうるさいと思っているよ」

<<FULL CHARGE>>

電王超C「必殺……俺たちの必殺技!らあああああああああああ!!!!!」バサァッ!ゴオオオオオッ!

(超ボイスターズキック)

牙王「ハァアアアッ!」ザアシュゥゥゥウウウッ!

(タイラントクラッシュ)




バチバチィッ!ゴオオオオ…… <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:47:22.13 ID:e8N+sAvb0<> 電王超C(威力は互角……!?)

牙王「威力が互角だなんて勘違いはやめてくれ……!言っただろ、今の僕はこのイコールこの戦艦だと!」

牙王「エネルギーの放出量を増加させれば、この程度……オオオオッ!!!」ゴオオオオオッ!



ズガアアアアアアッ!

電王超C「ぐっ……!?チクショォ……がああああああああああっ!?」ドゴオオオン!


バタァンッ……


牙王「見ての通りさ!この戦艦のエネルギーさえ尽きなければ、僕が君たちごときに負けることはない!」


電王超C「クソッ……うぅっ……!?」バチバチッ!

電王超C「うっ……僕も限界……みたい……!」

電王超C「すまん……皆……!」

電王超C「嫌だ……負けたくない……!」

電王超C「あとは任せた……家来たちよ……!」


パアアアアアアアンッ!

電王S「クッ……カメ、クマ!小僧!手羽先!?」

牙王「一人しぶとく残っているのがいるみたいだけど……イマジンたちはほとんど分離してしまった」

牙王「今の君たちを消すなんて造作もない事さ!」

電王S「ウルセェ!そのツラでデケェ口叩かれると、無性に腹が立ってくるんだよ!」

電王S「オイ、ほむら、まだくたばってねぇだろ!」

電王S(言うまでもないわ……!!貴方の方が心配よ!)

電王S「へっ、お前も似たりよったりのデカイ口だぜ!」

電王S「おらよ、九官鳥、クライマックスはまだまだ続くんだぜェ!!!」


牙王「さっきので戦艦エネルギーを6割消費した……予想以上の数値だが、問題ない範囲だね。行くよ。」

電王S「行くぜ行くぜ行くぜえええええ!!!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:48:46.48 ID:e8N+sAvb0<> 電王S「オラァアアアア!!!」ガァンッ!

牙王「フンッ!」ガキィィッ! バキィィ!

電王S「ぐあっ!!」ドォォン……


牙王「往生際が悪いね……!まだやるのかい?」

電王S「当然だろ……クライマックスだからな!!」

電王S「らぁっ!!」ダッ!

牙王「まだ立ち上がるだなんて……!ハッ!!」

ザシュゥッ!!

電王S「ぐっ……」バタッ……

牙王「あまり長期戦になると戦艦のエネルギーが尽きて負けてしまう事も有り得る……ここで終わりにしよう。」

電王S「あぁ……俺もテメェのデケェ口は見飽きて来たからな……!!」

牙王「もう一度、今度こそ君たちを消すよ」バシュゥゥゥン

<<FULL CHARGE>>



電王S「らぁっ!」バシュゥゥン

<<FULL CHARGE>>

電王S「もういっちょ!」バシュウウウン!

<<FULL CHARGE>>

電王S「さらにさらに!」バシュウウウウンッ!!

<<FULL CHARGE !!!>>
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:50:25.25 ID:e8N+sAvb0<> 電王S「行くぜ……必殺、俺の必殺技ッ!超・超・超ッ!スペシャルバージョンッ!!!」ジャキッ!バシュウウウン!

電王S「「らああああああッッッ!!!!」」

ズガァアアアアアアッ!!!

牙王「無駄だよ!」ヒュゥゥゥン……


ガキィィィィ……


電王S「か……ハ……」

牙王「そんな大振りな攻撃、避けるのが容易いに決まっているじゃないか。」

電王S「ッ!!言ったよなぁ、スペシャルバージョンだって!!ラアアッ!!!」

ザシュゥゥゥゥゥ!!!

牙王「!? 地面から……!?グワアアアアアア!!!」ズガァァァァァッ!!!


電王S「どうよ……!!」ヨロ……

牙王「予想外だったよ……!!でも!ハアアアッ!!!」


グシャアアアアッ!


電王S「!?」

電王S(ベルトが……!?)

牙王「このままベルトを破壊すれば……君はもうまともに戦えなくなる!!」


電王S「ぐ……うぅっ……!?」バチバチ……

電王S「ぐああああああっ!!!!」

パァァアァァアアン……

ほむら「……!!」

牙王「もう戦意すら失ったか……」

牙王「終わりさ……これで、全部、終わりさ!!!ハァァァァァ!!!」ブゥゥゥンッ!
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:51:42.84 ID:e8N+sAvb0<> ガシャッ……


牙王「……!?」

(ほむらが間一髪、牙王の一撃を避ける)

ほむら「戦意を失ったって……ふふっ」

ほむら「随分耳が悪いのね……!言ったでしょう、超・超・超スペシャルバージョンだって……!!!」

ほむら「これが本当のクライマックスよ……っっ!!!」ジャキッ!

ほむら「はああああああっ!!!!!」






ザシュゥウウウウウウウウウウウウッ!!!







牙王「く……あ……」

(ベルトごと牙王を貫く)

ほむら「……っっ!!」ジャキィィンッ!




牙王「クッ……グァ……」

牙王「ま、まさかね……電王じゃなくて……君に敗北するとは……」

牙王「……時間に食べられるのは、僕の方……だったか……僕の負けさ……」サァアアアアアアアア……

サァアアアア……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:52:37.05 ID:e8N+sAvb0<> ほむら「インキュベーターが砂になって消えた……ってことは……!」

ほむら「私たちの勝ち……!!」

ほむら「やった!やった!まどかを救えたっ……!!!」






ほむら「ところで……この戦艦の動力源はさっきまでインキュベーターだった……」

ほむら「ってことは今この戦艦には動力源が無い……!?」

ほむら「……動力源がなくなった今、この戦艦はどうなって……?」


サアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

ほむら「戦艦毎砂になって消えていく!?」

ズボッ

ほむら「っ!? 落ちるうううううううううう!?」


ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ……




デューン……ボスッ……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:53:13.94 ID:e8N+sAvb0<> ほむら「あれ……ここは……」

モモタロス「ったくよぉ、まさかお前一人であんな無茶するなんてな」

ほむら「デンライナー……?」

モモタロス「俺まで離れちまった時はどうなるかって思ったけど……お前根性あるじゃねぇか。」

ほむら「助かった……」

モモタロス「呑気に安心してる場合じゃねぇ!良太郎拾いに行くぞ!」

ほむら「そういえば……!?あんな高さから落ちて大丈夫なの!?」

モモタロス「あぁ……あいつああ見えて結構頑丈だから……多分、多分大丈夫だ……な……」





<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:54:30.97 ID:e8N+sAvb0<> (街)

良太郎「イテテ……」

幸太郎「じいちゃん、大丈夫か……?」

良太郎「なんとか、ね……」

侑斗「お前は相変わらず悪運だけは強いよな」



ほむら「まどか、約束、果たしたよ!」

まどか「約束……?」

ほむら「うぅん、こっちの話。」

まどか「えへへ、やっぱり、前にどこかで会ってたんだね、私たち。私、ほむらちゃんの事、ずっと知ってた気がする。」




QB「やれやれ、僕たちの負けさ。約束通り、魔法少女のソウルジェムはもう二度と穢れないさ」

QB「もう、この星にいる意味なんてない。僕たちはもうこの星から去るよ。つくづく惜しい。また知的生命体のいる惑星を探さなくてはいけないなんて……」

まどか「待って……!」

ほむら「……?」

まどか「最後に私のお願いを聞いて、インキュベーター!」

ほむら「……!?まどか、何言ってるの!?」

まどか「ほむらちゃん、さっきまではほむらちゃんが頑張ってくれて、もうこれ以上悲しみが生まれないようにしてくれた。」

まどか「だから、今度は私が、今までの悲しみを消す為に、頑張りたいの。」

ほむら「そんな……!?」

W良太郎「……。」スッ

W良太郎「お前が願いを叶えることは良いとしよう。だが……」

W良太郎「私の家来たち、そして自分自身を悲しませないと約束出来るか?」

まどか「……うん。」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:55:21.53 ID:e8N+sAvb0<> QB「やれやれ、僕らとしては、ソウルジェムが穢れない以上、得でもなんでもないんだけど……」

QB「仕方ない。敗者は勝者に従うのがこの星の掟だったかな。この星を去る前に、君の願いくらい叶えてあげよう」

まどか「私の願いは……」

まどか「今までに生まれてきた魔女をこの手で消し去りたい……!過去の魔女を、この手で!」

QB「わかったよ。……やはり君たちは僕たちには理解出来ない事をやってくれる。」

QB「やはり途方もない魔力だ。……だがソウルジェムに穢が溜まらない以上、君が背負える因果の量などたかが知れてる。」

QB「君の途方もない魔力、しかし因果を背負えない体。その二つの矛盾がどうなるのか……」

QB「とても予想がつかないよ……。もしかしたら、永遠に概念となってしまうかもしれない。」

ほむら「そんな……」



パァァァァァアアアアア

幸太郎「うっ!?」

侑斗「何だ……この光……!?」

良太郎「うぅっ……!?」


まどか「私は、未来のために戦った魔法少女を、救いたい!」

まどか「未来を信じた、その気持ちを、絶望でなんか終わらせたくない!」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:56:12.87 ID:e8N+sAvb0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜















ほむら「……何処……?ここは……」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん。ほむらちゃんのおかげで今の私がある。」

ほむら「まどか……」

まどか「ほむらちゃんが未来を守ってくれたんだ。だから、これから私は、過去の悲しみを消してくる。」

まどか「心配しないで。悲しみを全部消したら、必ず、また、戻ってくるから。」

まどか「その時まで、しばらくお別れだね。」

ほむら「……約束よ。絶対、約束よ……!」

まどか「うん……!ほむらちゃんだって、昔の私との約束を守ってくれたんだもん。」

まどか「今度は、私が約束を守る番だよ。信じて。」

















〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:56:52.82 ID:e8N+sAvb0<> パァアアアアア……


(デンライナー内)

良太郎「あれ……ここはデンライナー……?」

良太郎「あの後、鹿目さんが契約して……暁美さんは!?」

モモタロス「んぁ……?なんだ、皆揃って昼寝しちまってたのか……?おら、起きろお前ら」

良太郎「モモタロス、暁美さんと鹿目さんの所に行こう!」

モモタロス「あ……?あけみ……?かなめ……?誰だ……?それ……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:57:35.13 ID:e8N+sAvb0<>




(ゼロライナー内)

侑斗「あぁ……?あのあと何か起こって、」

侑斗「クソッ、訳わかんねぇ!おまけにアイツは勝手にどっか行ってるみたいだし……」

侑斗「デネブ、起きろ!アイツ探しに行くぞ!」

デネブ「うぅん……?あいつ……?」

侑斗「あいつって、あぁもう!杏子の事だろ!」

デネブ「きょうこ……?知らない……」

侑斗「何言ってんだ!?お前が拾ってきたんだろ!?」

デネブ「……?」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:58:09.22 ID:e8N+sAvb0<>





(未来)

幸太郎「あれ……ここは元の時代……!」

幸太郎「人も街も、皆元通りだ!テディ、やったぜ!俺たち、この時代を守れたんだ!」

テディ「……?この時代は、最初からこうだったが……」

幸太郎「え……!?」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 01:59:09.35 ID:e8N+sAvb0<> (学校前)

ほむら「……はっ」

ほむら「ここは……学校……?何も変わらない……」

さやか「おう、ほむら、こんな所でつったって何してんの?」

ほむら「……!ねぇ、まどかは!?」

さやか「きゅ、急に何言ってんだよ、まどかって……」

ほむら「……そんな……どうして……どうして……!」

ほむら「良太郎やモモタロス達と一緒に……皆で世界を救ったのに……!」

ほむら「なんで、まどかだけ……!なんで、あの子だけ……!」

さやか「りょうたろ……?桃太郎……?何言ってんのあんた……泣いてるし……」

さやか「それにまどかって……」
<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 02:00:30.50 ID:e8N+sAvb0<> (デンライナー内)


ジーク「では、さらばだ、家来たちよ。また、いつか。姫、達者でな。」

コハナ「うん……」

コハナ(ジークも、きっと忘れてるわよね……)


オーナー「まどか君が過去の魔女を消したおかげで……ワルプルギスの出現も起こらず……」

オーナー「我々が魔法少女たちと出会う歴史も……無かった事になりました。」

オーナー「これを覚えてるとすれば……特異点である良太郎君にハナ君に、幸太郎君。そして特異点に限りなく近いほむら君。」

オーナー「ゼロノスカードを持っている桜井君。そして……願いを叶え……概念となったまどか君しかいないでしょう。」

オーナー「人の記憶こそが時間を作る……誰も覚えていない時間は、存在しないも同然です。」

良太郎「……」

オーナー「しかし……」

オーナー「誰かが覚えていればその時間は、確かに存在していたのです。」

オーナー「たとえ、それが全世界でたった一人であっても……」




モモタロス「良太郎、お前が何覚えてんだか俺たちにゃあサッパリだけどよ」

モモタロス「お前が覚えてんならあったんだろ、その時間はよ。」

良太郎「……うん。」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 02:01:18.60 ID:e8N+sAvb0<>


(時の狭間)

ジーク(お前は今も自分の願いのために戦っているのだな。)

ジーク(私は、お前の主であったことを誇りに思うぞ……)

シュゥゥゥン……
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/02/24(日) 02:02:07.53 ID:e8N+sAvb0<> まどか「皆、忘れちゃったんだね。」

まどか「でも、私は後悔なんてしてないよ。」

まどか「私は、絶望した皆の事も救えたんだし、だから……」











杏子「おい、校舎の裏で何コソコソしてんだよ」

まどか「杏子ちゃん!?」

杏子「いや、今日親父と一緒に教会の仕事やんないといけなくなってさー」

杏子「マミさん達と一緒に魔獣退治頼むぜー」

まどか「う、うん、……」









まどか(あのあと、昔に飛んで魔女を消すことは出来たんだけど……)

まどか(多分、何年もかかったとは思うんだけど……終わって、気づいたら元の時間に戻ってて……)

まどか(ほむらちゃん泣いてるよ……今出てったら怒っちゃうかな……ほむらちゃん……)
<>
◆E91gIPDjV6<>saga <>2013/02/24(日) 02:03:02.67 ID:e8N+sAvb0<> (学校前)

ほむら「うぅ……」ボロボロ

ほむら「……でも、私は信じてるわ。きっとあの子が、また、戻ってくるって……!」

さやか「泣くなって……りょうたろう?とか桃太郎?とかは知らないけどさ……」

さやか「まどかならさっきトイレ行くって……何それだけで泣いてんのよ……戻ってくるに決まってんじゃん……」

ほむら「……え?」

さやか「ほら、あそこにいるよ。校舎の裏。」

ほむら「……!?」


まどか「……あっ、見つかっちゃった……」チラッ

まどか「えへへ……」ニコニコ

ほむら「……まどかああああああああああ!!!!!」ダキッ

まどか「うっ、ほむらちゃん、苦しいよぉ」ギュゥギュゥ

ほむら「うぅ……良かった……良かった……!」


<>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 02:03:57.90 ID:e8N+sAvb0<> 何処かの屋上)



QB「しかし、そんな時を超える電車だなんて、君たちは童話の話でもしてるみたいだね。」

ほむら「インキュベーター……地球を去ってなかったの……?」

QB「まさか……少しアテは外れたけれど、エネルギー回収できる惑星がここくらいしか見当たらなかったからね。」

QB「君たちの言うとおり、ソウルジェムは穢れを溜め、穢れ切った時に魔法少女は魔女になるはずなんだけど……」

QB「どういう訳か、全く穢れない。まったくもって解明不可能だ。困ったものだよ。仕方なく魔獣から採取出来るキューブで辛うじて回収出来てるけれど……」

ほむら「絶望を糧とするなんて、ロクでもない事を考えたからよ。」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 02:04:53.86 ID:e8N+sAvb0<> まどか「約束、守れたよ、ほむらちゃん。」

ほむら「守ってくれて、ありがとう。」

まどか「ほむらちゃんが私との約束を守ってくれたおかげだよ。」

まどか「でも、ビックリしたよ。まさかあの事が全部無いことになっちゃったなんて。」

ほむら「皆に確認したけれど、皆、あの電車のことは覚えてないみたい。」

まどか「うん……覚えてるのは私たち二人だけだもんね。けど、みんな元気でいてくれるだけで、私、嬉しいよ。」

ほむら「……今にして思うと、まるで夢でも見てたみたいだわ。……本当に夢だったかもしれないけど。」

まどか「二人で同じ夢見てたんだね、えへへ」

まどか「……皆が忘れたって、ほむらちゃんがこの世界を守ったのは、私は絶対忘れないからね。」

まどか「ほむらちゃんが、守ってくれた時間を生きられるなんて、とっても嬉しいよ!」

ほむら「うん、私も、あなたが過去の絶望を消す為に頑張ったのを、絶対に忘れないわ。」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 02:05:35.92 ID:e8N+sAvb0<> ほむら(例え、呪いに蝕まれていても、時間は進んで、未来に向かっていく。)

ほむら(なら、少しでも今日を頑張って生きて、未来を良い物にしたい。)

ほむら(私たちが守った未来。まどかが救ってくれた過去。)

ほむら(絶望や呪いが渦巻く世界だけど、こんな世界でも、私は未来を守る為に、戦い続ける。)





まどか「……また、良太郎さんやジーク達と、会えるかな。」


ほむら「会えるわよ、きっと。この時間が続いてく限り。そう……」

ほむら「いつか、未来で……」 <>
◆E91gIPDjV6<>saga sage<>2013/02/24(日) 02:07:26.39 ID:e8N+sAvb0<> 終わりです。
前の反省を下に出来るだけ短くまとめようとしたんですが、結局長く&唐突な展開に……
しかし、中断期間こそありましたが無事書き終えられてひとまず安心です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/24(日) 02:11:26.17 ID:3AajTCo/0<> 乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/24(日) 02:12:10.78 ID:3S78B1Xto<> 乙乙ー
皆記憶なくなっててナンダッテーとか思ったけど、ハッピーエンドで良かったよ
ホント、電王が懐かしい... <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/24(日) 12:04:10.37 ID:z1NKW1bDO<> 乙
このスレのEDテーマは劇場版で175ライダーが歌ってた奴だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/25(月) 16:15:43.58 ID:UiDe35RDO<> 乙!
一抹の寂しさとハッピーエンド、これぞ電王 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/27(水) 13:41:10.26 ID:wfr91LSu0<> 求めてたSSがこんなところに。乙です! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/20(水) 23:52:22.13 ID:DgDcULJZo<> >>32
まどか程度と龍騎を同じに見るのはいい加減に止めろ <>