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HTML化した人:lain.
キルリア「目指せトップアイドル!」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 20:44:14.22 ID:aM0frlGvo
こっちで頑張る
伏線回収頑張る
完結目指して頑張る

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1354707854
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 20:48:02.36 ID:qW7wDPflo
前スレをはるがよい
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 20:49:39.09 ID:LZeT3Pcwo
よくわからんが前スレはよ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 20:51:35.16 ID:jOQ7NqJSO
最初からお願いします
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 20:52:02.90 ID:Pj0hqHR60
おお来たか、頑張ってな
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 20:52:56.44 ID:aM0frlGvo
私、キルリア。ヒューマンアイドルの大手の765プロダクションに所属してます。
ついこの間Eランクになりました!
でも、私はヒューマンじゃないですよ。
じゃあなんのランクEですかってことですか?
それはですね……ポケドルのランクEなのです!
でも765はヒューマンは大手ですけど、ポケモンのアイドルはまだまだ底辺。
それでも私は毎日頑張ってトップアイドル目指して頑張ってます。

P「誰と話してるんだ?」

キルリア「あ、プロデューサーさん。ここは初めてなのでちょっと自己紹介を」

P「あー別にしなくてもいい気がするけど……」

キルリア「ダメですよ! 印象が大事なんですから!」

この人は私の担当プロデューサーさん。デカいです。
なんでも私の尊敬するあの天海春香さんのプロデュースしたことあったとか。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 20:53:22.79 ID:aM0frlGvo
前回まではここ
P「この子が新しいアイドルですか?」 高木「うむ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354447682/
P「よーし、営業行くぞー」 キルリア「はーい」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354528295/
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 20:54:19.04 ID:Pj0hqHR60
あと>>1だと証明するために酉つけてください
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:00:02.14 ID:aM0frlGvo
ミロカロス「しかし、ここ来るまで凄く疲れたんですけど」

P「そりゃ、デカくなったからな」

ミロカロス「……そうですね。それに比べてプロデューサーは随分小さいですね」

P「うっさいな。体力まだないみたいだし体力付けさせるぞコノヤロウ」

ミロカロス「え? マッサージじゃないんですか?」

P「それはない」

ミロカロス「そんな……週一は必要ですよ。僕は常に美しくないといけないんですよ」

P「充分美しいから。それに予算がない」

ミロカロス「可笑しいですね。僕が行けば美しくて絶対無料でマッサージしてくれますよ。いや、寧ろ向こうがお願いしてくると思いますね」

P「ないない」


この子は昔私の友達だったミロちゃんです。
なんでもキラーンと光る珍しい色違いなんですよ。
今でも友達ですけどトップアイドルの座は譲りません。
10 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/05(水) 21:05:49.54 ID:aM0frlGvo
>>8
あい


ラフレシア「ZZZ」

P「日向ぼっこは良いけど落ちるなよ」

ラフレシア「ZZZ……大丈夫です。わたくしは落ちないようにバランスを取っています」

P「あ、そうそう。後で話があるから」

ラフレシア「わかりました。しかし、ここは景色が悪いですね」

P「しゃーないさ。都会は景色を楽しむならタワーとか行った方が早い」

ラフレシア「……そうですか。あちらの方では夜景が綺麗でした」

P「あっこと比較するな」


一番の新人のラフレシアちゃんです。
元々961プロダクションにいたのですが事情がありこっちに来ました。
とっても不思議な方ですが、まだランク外です。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 21:05:54.33 ID:U7umFMRGo
続き来たか期待
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:11:22.55 ID:aM0frlGvo
現在はこの3人だけですけど、私達がトップを取れたらヒューマンアイドルの方みたいにたくさんのアイドル候補が来ると思います。
そのためEランクになった今日も早くからプロデューサーさんのいる事務所に来てます。
自己紹介はこれくらいにしておきますね。
えへへ。あんまりうまく説明できなかったけどまあ良いよね。


キルリア「それでプロデューサーさん。今日は何するんですか?」

P「あ、もう良いの?」

キルリア「はい。疲れました」

P「説明はそんなもんだろ」

ミロカロス「今日は全員でマッサージ行きましょうよ」

P「じゃあ今日は皆でレッスンしに行こうか」

キルリア「え? でも今日は営業じゃないんですか?」

P「いや、当初は営業を予定していたんだけど、ラフレシアのレベルを確認したくてな」

ラフレシア「ならばここで」

P「いや、ここは止めてくれ」

ラフレシア「そうですか」シュン
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:14:44.26 ID:aM0frlGvo
ミロカロス「はぁ。なんでプロデューサーはレッスンが好きなんですか?」

P「よーし行くぞー」

ミロカロス「ちょっと聞いてくださいよ!」

P「そりゃトップになるためにはダンス・ビジュアル・ボーカルが必須だろ」

ミロカロス「でもでも、容姿なら完璧過ぎて困っちゃう僕が今更なにを……」

P「お前の尊敬するアイドルはコイツだろ」スッ

ミロカロス「ぐっ」

P「めっちゃ頑張ってSランクにいるんだ。つまり、尊敬するアイドル目指して頑張れ」

ミロカロス「……仕方がありませんね」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 21:16:47.91 ID:SpzoykIk0
待ってました。P頑張れ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:22:03.95 ID:aM0frlGvo
P「あ、そうそう。でもFランク昇格したミロカロスにご褒美がある」

ミロカロス「!」ピクッ

キルリア「良いなぁ〜私はプロデューサーさんからなんにも貰ってないんだよぉ」

ラフレシア「褒美とは羨ましい」

ミロカロス「ま、まあプロデューサーもやっと僕の美しさに気付いてプレゼントですか。でもさすがにスキャンダルとかありますし返事はNOで」

P「ほれ」つゴージャスボール

ミロカロス「…………なんですか?」

P「いや、移動するとき大変だから。ボールに入っててくれ」

ミロカロス「え? それってキルリアが?」

P「いや、ミロカロス」

ミロカロス「ちょっと待ってくださいよ! なんで僕が入らないといけないんですか!!」

ミロカロス「そんな窮屈そうなボールの中に!」

P「失礼な。このボール買うのに1500円もしたんだぞ!」

ミロカロス「遠慮しますね。それなら自力で移動した方が早いです」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:27:26.50 ID:aM0frlGvo
P「良いから大人しくボールの中に入れ!」ブン

ミロカロス「ふんっ!」ビシッ

ひゅー

キルリア「あ」

ラフレシア「……綺麗に外へ行ってしまいましたね」

P「あーお前何てことしてくれるんだよ」

ミロカロス「知らないですね。僕があのボールに収まるとか頭おかしいんじゃないですか?」

P「……やれやれ。でもな、後悔するなよ」

ミロカロス「後悔はありますね」

キルリア「え? アイドル事務所に所属しちゃったこと?」

ミロカロス「僕が美しすぎることですよ」

P「だからな、その美しい容姿を守るためにもこのボールを勧めたんだが」

ミロカロス「いやです」

ラフレシア「殿方。回収してきました」

P「悪いな。まあ行くか」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 21:37:43.13 ID:qW7wDPflo
ドレディアたんは出ますか?
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:40:35.21 ID:yrQRBdQ4o
キルリア「今日は何のレッスンするんですか?」

P「体力付だからダンスだな」

ラフレシア「ダンスとは……中々面白そうなものですね」

P「楽しいぞ。とりあえず、ラフレシアは来週末の昇格オーディションに再度挑戦してもらう」

ラフレシア「再挑戦はよろしいのでしょうか?」

P「ああ。事務所変わったし。ただ、961プロの様なバックはいないから実力だけどな」

ラフレシア「わかっております」

キルリア「おーラフレシアちゃんはやる気だねー」

P「キルリアもうかうかしてられないからな」

キルリア「わかってますよ」

P「追加で今日は一日中レッスンで、三種類のレッスン。主にダンス・ビジュアル・ボーカルのな」
19 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/05(水) 21:49:48.69 ID:yrQRBdQ4o
P「とは言ってもキルリアは普段通りでいい」

P「今日みたいのはラフレシアのレベルだな」

ラフレシア「わたくしも普段通りで?」

P「ああ。それで今日のレッスン次第で今後力を入れて行く分野を中心に組んでいく」

ミロカロス「…………ぼっ僕は?」

P「だから言ったのに……車の中だからボールを勧めたんだがな。ミロもキルリアと一緒で普段通り」

P「今日はラフレシアのレベルを確認したいだけなんだ」

キルリア「じゃあ私やミロちゃんは営業でも?」

P「そうしたいんだが、低ランクだと俺のようなプロデューサーが付いてかないと相手にされないと思うんだ」

キルリア「そうなのですか……」

P「それに今日は営業依頼が来ていない」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:55:12.03 ID:yrQRBdQ4o
ミロカロス「ちょっちょっとやすま……」カヒューカヒュー

P「素直にボールに入ってくれるか?」

ミロカロス「……いやですよ」

P「よーし行こうか」

ミロカロス「わっわかりましたよ!! だからもうちょっと……」

キルリア「水飲む?」

ミロカロス「飲む……」

ラフレシア「殿方、やり過ぎなのでは?」

P「こうでもしないと車が持たないし、ミロも窮屈そうでな」

P「さすがにあの大きさは俺の車じゃ無理って訳だ」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 21:59:59.43 ID:yrQRBdQ4o
P「じゃあ、お願いします」

トレーナー「わかりました。ランク上がったんだって? おめでとう」

キルリア「ありがとうございます!」ペコリ

ミロカロス「僕は当然の結果でしたけどね」

ラフレシア「……」

P「さて、お手並み拝見といこうか」

P「961の付け焼刃はどの程度のものかをな」

トレーナー「じゃあ今日は新人の子もいるから最初の頃のメニューで行くわよ」

キルリア「はい!」

ミロカロス「……ああ。あれでしたか」

ラフレシア「……」コクリ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 22:06:21.74 ID:yrQRBdQ4o
―――
――


トレーナー「はい。お疲れ様」

P「ありがとうございました」

キルリア「はぁ〜疲れたぁ〜」

ミロカロス「あー死ぬかと思った。全く、肌荒れてないか心配ですね」

ラフレシア「……ふぅ」

P「おいおい。これくらいでバテたら単独ライブ最後まで持たないぞ」

P(……ふむ。あんまり疲れていないな。一応体力はあるのか?)

P(それとも昼間だからか……)

P(いずれにしてもまだ様子見だな)
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 22:11:10.30 ID:yrQRBdQ4o
事務所・夜

P「……今日はお疲れさん。良く頑張ったな」

キルリア「やっぱりみんなで同じことをするのは楽しいですね」

ミロカロス「プロデューサー、お菓子はないんですか」

P「ないわ」

ラフレシア「……ミロ、これを上げましょう」スッ

ミロカロス「あ、ありがと」

キルリア「私にもちょうだい」

ラフレシア「ええ。キルどうぞ」スッ

キルリア「ありがとうございます!」

P「何それ?」

ラフレシア「森の羊羹です」パクリ

P「くれ」

ラフレシア「殿方、誠に申し訳ありませんがお茶を」

P「くっ……」

ラフレシア「では、特別にもう一本」スッ

P「待ってろ」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 22:24:55.01 ID:yrQRBdQ4o
キルリア「あ、プロデューサーさん」モッキュモッキュ

P「ん?」モグモグ

キルリア「ラフレシアちゃんはどうでしたか?」

P「んー」モグモグゴックン

ミロカロス「あれですか? 僕よりレベルは低かったわけですよね?」パクパク

ラフレシア「……」モグ

P「ぶっちゃけるとそんなに大差がない。てかレベルは同じ」

ミロカロス「え?」

ラフレシア「……」ホッ

キルリア「どういうことですか?」

P「961にはいつ所属した?」

ラフレシア「えと……オーディション1週間前です」

P「だろうな。俺もそのあたりだと今日のレッスンを見て推測した」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 22:33:26.36 ID:yrQRBdQ4o
ミロカロス「まっまま待ってくださいよ! でも結果は美しい美しい僕が華麗なる逆転勝利をしましたよ」

P「そう。結果はミロの勝利。俺が思うにインパクトがあったんだと思う」

ラフレシア「衝撃?」

P「ああ。例えば、前回のFランク昇格オーディションみたいに、審査員とかは圧倒的にラフレシアを押していた」

ラフレシア「……」

P「でも進化してミロになってか一気に変わった」

P「仮説だが、レベルは同じだがバック差でラフレシア押しだった。でもミロの魅力に惚れた審査員がミロ押しになった」

キルリア「じゃあもしレベル差があったら?」

P「どうだろな。キルリア曰く、このミロは珍しんだろ?」

キルリア「そうですね。色違いですから」

P「普通の色は?」

キルリア「えっと……」ペラペラ

キルリア「こんな色です」

P「なるほど」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 22:44:35.54 ID:yrQRBdQ4o
P「もうちょっと詳しく教えてくれないか? 俺もまだまだポケモンについてはわからないんだ」

ラフレシア「……何を説明すればよいのでしょう?」

P「色違いだな。時間も時間だし」

ミロカロス「プッ。そんなことも知らないんですか?」

P「うるせ。人間だと色が変わると世界によっちゃ差別があるからな」

ラフレシア「なるほど。では色違いについてはわたくしが多少」

P「頼むわ」

ラフレシア「色違いとは、通常と違う色の事です。決して容姿までは違ったりしません」

P「容姿は変わったりするのか?」

ラフレシア「それは性別です。話を戻しまして、色違いとは約8200体に1体と言われております」

P「……それはちょっと不味いな」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 22:57:00.74 ID:yrQRBdQ4o
ミロカロス「なんでですか? 途方な確率ですよ」

P「……ポケドルの数はわからんけど人間の方は最大で10万人の募集をかけていることがあった」

キルリア「ヒェ〜」

ラフレシア「なんと!」

P「それだけじゃない。それが1つのオーディションなんだ。流石にそれよりはしたものすごく少ないが5万人・3万人・2万5千人と、そこから1人2人程度だ」

ミロカロス「じゃっじゃあランクが上がれば僕のような美しく珍しく可憐な女の子がたくさん出てくるわけですか?」

P「……そういうことになる」

P「仮に10万のオーディションに出ると12人の色違いに会うと言う事になる」

キルリア「わわわ」

P「じゃあ、珍しさはわかった。じゃあ次に行こうか」

ラフレシア「次とは?」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 23:02:57.42 ID:yrQRBdQ4o
P「その色違いってのは珍しいんだよな?」

ラフレシア「はい」

P「じゃあそれは見世物としてのか?」

キルリア「見世物ですか……」

P「仮にそのような扱いだったら俺はミロを表には出さないな。事務員でもやってくれ」

ミロカロス「どっどうしてそうなるんですか!」

P「こっち(人間)はそうなんだよ。見世物は客寄せパンダでしかない」

ラフレシア「いえ。それはありません。それに見世物とは二つの意味があるのをご存知でしょうか?」

ラフレシア「一つ目は先に殿方がおっしゃった。珍しい物・奇術・曲芸などを見せて料金を取る興行」

ラフレシア「もう一つは興味の対象として見られること」

キルリア「……」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 23:09:21.59 ID:yrQRBdQ4o
ラフレシア「ご安心ください。ミロは羨ましがられます」

P「……?」

ラフレシア「こちらでは色違いとはとても珍しく羨ましがられるのです」

P「そうなのか?」

キルリア「そうですね。私はミロちゃんが初めてなのでなんとも言えないですけど」

ミロカロス「へ、へぇ〜じゃあ僕はナンバー1間違いなしですね」

ラフレシア「わたくしも961プロで見たいと思ってましたが、1週間程度ではわかりませんでした」

ミロカロス「じゃあ僕はとっても珍しくて美しんですね!」

P「ふむ」

ミロカロス「あれ? プロデューサー? もしかして僕があまりにも美しいからどうすればいいかy悩んでいるのですか?」

P「……まあそれもそうだな」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/05(水) 23:18:38.35 ID:C9uO2WaDO
はよクズ赤羽根Pとクズアイドル絶望しろ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/05(水) 23:21:15.22 ID:3ny2jzY+0
>>30
なんで>>1がsage進行してんのに
ageてんの?馬鹿なの?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 23:28:53.48 ID:yrQRBdQ4o
キルリア「それも? ですか」

P「まあこれは知らなくても良い。俺がなんとか……は無理だな」

ミロカロス「もしかして、僻みや妬みですか?」

P「そうだな。大手掲示板によっちゃ読んでて邪悪を催す書き込みとかあるから絶対にお前等は覗くなよ」

ラフレシア「わかりました」

P「キルリアもわかったな」

キルリア「はーい」

P「でも、仮に知ったりしてもそんなのは無視しろよ」

ミロカロス「ふん。それこそツンデレなんですよ」

P「は?」

ミロカロス「見方を変えればいいんですよ。僕の美しい姿にケチをつけるって事はどこかしら羨ましいのですよ」

ミロカロス「だから、逆に煽り返せばいいんですよ」

P「黒井社長にコテンパンに論破されてただろ」

ミロカロス「ぐっ……あっあの時は真の姿を見てなかっただけです!」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 23:33:47.83 ID:yrQRBdQ4o
P「まあ。ともかく、明日はミュージカルに行くか」

キルリア「久々ですね」

ラフレシア「ミュージカル? 博物館でしょうか?」

ミロカロス「そこで営業ですか? 困っちゃうなー。僕の姿見てみんな満足しちゃって誰も博物館に入りませんよ」

P「ちげーよ。あと、お前はまだFランクだからな。そこ忘れるなよ」

キルリア「ミロちゃんはアクセサリーどうするんですか?」

P「う〜ん。それどころかミロも参加していいかわからんし」

ミロカロス「それどういうことですか!」

ラフレシア「落ち着きなさい。ミロ」

ミロカロス「……」

P(ラフレシア凄いな)

P「まあ、仮に出れなくても、出て踊っているポケモンの踊りを見るのも勉強だ」

P「はい。そういうわけで今日は解散!」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/05(水) 23:35:04.89 ID:yrQRBdQ4o
はい。今日はここまでにします
こっちにきてから随分のびのび出来るから書くのが遅くなってしまった
早く、Bランクまで上げてやりたいです

失礼しました
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/06(木) 05:49:24.23 ID:CHhceIIIO
こっちはレス減るけど頑張れよん
なんかVIP落ちてるな
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/06(木) 08:34:16.37 ID:qPaWBXIc0
歌って踊れるメロエッタの出番マダー?
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/06(木) 09:42:05.81 ID:kTQTr8iS0
ちゃんと読んでるから頑張って
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/06(木) 09:51:42.65 ID:LBBNjgQDO
だいじょうぶ前作よんだばかりで楽しみだったからそんな>>1を自分はおうえんする
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/06(木) 13:43:52.75 ID:s/sdFCVDo
ミロカロスちゃんに腹パンしたい
40 : ◆NxEuUULS7s2012/12/06(木) 21:10:23.02 ID:WwVgrSr/o
レス感謝します。
VIPより一日の更新量少ないですが頑張ります。

>>35
1人でも乙とか感想でも書いてくれたらそれで十分です。
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 21:13:58.32 ID:WwVgrSr/o
次の日

ミロカロス「ここがミュージアムですか」

P「そうだ。キルリアは結構な頻度で来てるぞ」

キルリア「それでもまだまだですけどね」

ラフレシア「……博物館ではありませんでしたか」シュン

P「そうガッカリしないでくれよ。ここのメリットはオーディションなしで出れるところなんだからな」

キルリア「キャーとか言われたいですよね」

ミロカロス「そうだよね。せっかく美しすぎる僕が来てるのになんで誰も近寄ってこないんだよ」

P「逆に来たら困るだろ」

ラフレシア「……あの」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 21:17:14.58 ID:WwVgrSr/o
P「どうした?」

ラフレシア「やっぱりここでは踊りの上手な方々が?」

P「ああ。多いぞ。キルリアよりも上手い奴だってたくさんいる」

キルリア「そうだよ。私もまだまだ転んじゃったりするし」

ミロカロス「それにしてもみんなアクセサリーしてますね」キョロキョロ

P「ああ。すまんな。俺達はアクセサリーなし」

ラフレシア「どういうことでしょうか?」

キルリア「……えと」

P「アイドルとは装飾品なしで舞台に出ろ」

ミロカロス「……」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 21:21:53.78 ID:WwVgrSr/o
P「……すまん。本当は黒井社長の圧力で俺達貰ってないんだ」

ラフレシア「……まあ。そうだと思ってました」

ミロカロス「えーじゃあ僕は素の美しさで舞台に出ないといけないんですか?」

P「すまんな」

ミロカロス「いや、僕は良いですよ。寧ろこのまま出ちゃうと余りの美しさに会場がもう凄い事になっちゃいますけど」

P「それはない」

キルリア「それでもやっぱり周りを見ると羨ましく感ちゃうよね」

ラフレシア「キル。貴女は付けているではありませんか」

キルリア「これ? えへへっ。ここの観客の人に初めて貰ったのなんだ」クルリン

P「でもケースがないからいつもこれだけどな。アクセサリーって結構多いし」

P「かと言って持ち運ぶのは大変だし」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 21:41:00.75 ID:WwVgrSr/o
ミロカロス「まあ僕はなくても平気ですけどね」

P「付けるところないだろ」

ミロカロス「失礼な。見てください。あのポケモンは帽子ですよ。まあ帽子被ったところで僕には勝てないですけど」

P「こらこら。もしかしたらカッコよさを見せてるだろ」

ミロカロス「……むぅ」

キルリア「それより早く受付に行きましょうよ」グイグイ

P「ああ。そうだな。じゃあみんな同じステージに出れるように頼んでみるか」

ラフレシア「可能なのですか?」

P「まあ。それでも一人くらいは違い人のポケモンになるけど」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 21:47:45.44 ID:WwVgrSr/o
P「こんにちはー」

キルリア「こんにちは」

オーナー「おお。また来てくれたのか。うれしいね」

P「ええ。ステージ慣れにはもってこいの場所ですからね」

オーナー「おや、初めて見る顔だね」

P「そうなんですよ。はい挨拶」

ラフレシア「ラフレシアと申します」

ミロカロス「僕は世界一美しいミロカロスですよ。覚えておいて損しますので」

P「お前……」

ミロカロス「なんですか? だって本当の事じゃないですか?」

オーナー「ほう。中々良い子じゃないか」

P「すみません。コイツまだ挨拶とか慣れてなくて」

ミロカロス「プロデューサー。別に僕は悪い事言ってないですよ」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 21:54:17.24 ID:WwVgrSr/o
P「あのな……」

オーナー「まあまあ。確かに美しいからね。そうだ。君達にはこれをあげよう」

P「なんですかこれは?」

オーナー「アクセサリーケースだよ。いくら黒井社長の所のユキメノコがノーアクセサリーでも、私にはしてるこの方が個人的には好きだからね」

キルリア「わあぁ。ありがとうございます」

P「ありがとうございます」

オーナー「黒井社長には黙っておくよ。これは君達が買ったと言う事にね」

ラフレシア「感謝いたします」ペコリ

オーナー「なあに。君達はミュージカルに来てくれるからそれだけで嬉しいからだよ」

オーナー「だからこれからも来てもらいたい」

P「はい」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 22:28:55.86 ID:WwVgrSr/o
ミロカロス「これは僕のお陰ですね」

P「何言ってんだ。地道に通った甲斐があるんだろ」

キルリア「それよりも、早くミュージカルに出ましょうよ」

P「ああ。そうだったな」

ミロカロス「え? あの人で受付完了じゃないんですか?」

P「まさか。受付はあそこだ」

ラフレシア「早く行かないと」

P「そうだな。とりあえず、ステージ慣れだから。転んでも良い。最後まで踊りきること」

キルリア「わかりました」

ミロカロス「僕の出番はいつですか?」

P「この次だ」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 22:51:37.17 ID:WwVgrSr/o
――――
―――
――



P「今日はどうだった?」

キルリア「う〜ん。やっぱり難しいですね。いくら自由とはいえ、緊張しちゃいます」

ラフレシア「殿方が良く行く意味がわかりました」

P「まあ良しだな。さて、どした?」

ミロカロス「…………」

キルリア「ま、まあミロちゃん。最初はそんなものだって」

ラフレシア「ミロ、そんなに落ち込んではいけませんよ」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 23:00:54.02 ID:WwVgrSr/o
ミロカロス「べっ別に落ち込んでなんか……」

P「まあまあ。一番頑張ってたけど思うけどな」

キルリア「別にほら見てよ。他だってあんなに転んでるんだし」

P(いや、ミロはこけると言うより変にアクションして絡まってるような気がしたけどな)

キルリア(そうだったんですか?)

P(はい。心読まない)

ラフレシア「ミロ、貴女はわたくし達よりも大きいのです。だからダンスとかが難しいでしょう」

ラフレシア「しかし、諦めてはいけません。貴女が諦めたらわたしくしはどうすれば良いのですか?」

ミロカロス「……まっ、まあ別に今日は車のせいで失敗しただけですし!」

ミロカロス「普段はもっと上手に出来るんですよ!!」

P「……じゃあ期待してるぞ」

ミロカロス「ふっふん。後悔してくれるといいですよ。今日の僕は調子が悪かっただけと言う事を」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 23:24:37.28 ID:WwVgrSr/o
次の日

P「さて、今日は何したい?」

キルリア「珍しいですね」

P「何がよ」

キルリア「普段はプロデューサーさんが今日はここ行くぞーとか言ってますし」

P「そこまで言って無いだろ」

ラフレシア「……殿方」

P「どした?」

ラフレシア「わたくしはレッスンがしたいです」

P「自分から言ってくるとは珍しいな」

ラフレシア「恥ずかしながらわたくしはランク外なのでまともな営業がありません」

ラフレシア「それは社長様も言っておられましたので」

P「あーそかそか。じゃあレッスン行こうか」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 23:38:14.97 ID:WwVgrSr/o
ミロカロス「ZZZ」

P「来て早々寝てるな」ボカッ

ミロカロス「いて! ……何するんですか? 美しい僕が怪我したらどうするんですか?」

P「大丈夫だ。昨日の悲劇より傷ついてない」

ミロカロス「酷いですね。僕の心は少なからずは傷つきましたよ」

P「そんなことよりレッスン行くぞ。昨日の悲劇を起こしたくないだろ」

ミロカロス「仕方がないですね」

P「よし、入れ」スッ

ミロカロス「嫌です」

P「何言ってるんだ。昨日もボールは嫌だっていうから車の中窮屈過ぎただろ」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 23:42:18.51 ID:WwVgrSr/o
ミロカロス「でもやっぱりその中は嫌です」キッパリ

キルリア「ミロちゃんプロデューサーさんを困らせちゃダメだよ」

ミロカロス「キル、あの中に入る?」

キルリア「いや、私はいいや」

P「しょうがないな。強引に行くか」

ミロカロス「まさか僕に正面から立ち向かう気ですか」

P「ラフレシア、眠り粉」

ラフレシア「ミロ、申し訳ありません」ファサー

ミロカロス「そっそんなぁ……ZZZ」バタリ

P「よっしゃ、行くか」ブン

ぽしゅん

P「よし、行くぞ」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/06(木) 23:46:04.16 ID:WwVgrSr/o
P「最近、ダンスばっかりやってたからそろそろボーカルレッスンも入れて行こう」

キルリア「じゃあ今日はどっちなんですか?」

P「そうだな。レッスンが出来る方にしておこう」

ラフレシア「殿方、出来ればわたくしはボーカルレッスンがしてみたいです」

P「ボーカルか。ちょっと待ってろ」カチカチ

P「…………よし、空いてるな。じゃあキルリアもそれでいいか?」

キルリア「はい。大丈夫です」

P「よし、じゃあ今日はボーカルレッスンだ」
54 :!ninja[sage saga]:2012/12/07(金) 00:05:27.28 ID:rKDPs2i4o
レッスン終了後

P「お疲れ」

キルリア「あ゛−い゛」

P「あー見事に声が……ほれ、飲み物と飴」

キルリア「あ゛り゛がどう゛ござい゛ま゛ず」ゴクゴク

ミロカロス「だらしない」

ラフレシア「……」コロコロ

P「まあまあ。そう言うなよ。キルリアもまだまだなんだし」

ラフレシア「しかし、流石はミロと言ったところでしょう」

P「そうだな。全然喉が枯れてないもんな」

ミロカロス「ふふん。これは水タイプの恩恵ですかね」
55 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/07(金) 00:08:14.28 ID:rKDPs2i4o
P「へぇ〜」

ラフレシア「キルもトレースならば……いえ。だめですね」

P「? まあ良くわからないけど」

ラフレシア「ゆっくり教えて行きますよ」

キルリア「あ゛ー……復活!」

P「よし。じゃあ今日は帰るぞ」

ミロカロス「僕はもうやだ……グゥ」パタリ

ラフレシア「殿方これで?」

P「ははは。ありがとな」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 00:25:57.04 ID:rKDPs2i4o
翌週

P「さて、週末にオーディション出るか」

キルリア「良いですね!」

ミロカロス「またですか」

P「そう言うな。ファンを増やさないとIU出れないんでぞ」

ラフレシア「わたくしは出れるのでしょうか?」

P「ラフレシアはランク外だから出れるけどちょっと厳しいな」

ラフレシア「そうですか……」

P「すまん。流石に俺も別々のオーディションにそれぞれ出す訳には行かないからな」

キルリア「そうですか?」

P「アイドルがたくさんいただろ。迷ったら大変だ」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 00:29:14.57 ID:rKDPs2i4o
キルリア「じゃあミロちゃんと同じオーディションですか?」

P「まあそうだな。でもどっち出ても精一杯踊ってこい」

ミロカロス「ふふん。まあ僕ならSランクでも余裕ですよ」

P「何言ってるんだ。Eランクまでのポケドルしか出ないわ」

ミロカロス「じゃあ僕はその中でも圧倒的な大差で勝ちますね」

キルリア「むむむ。負けないよぉ!」

P「ラフレシアはオーディションの時はどうしてる?」

ラフレシア「殿方と見学させてもらいます」

P「そっか。了解。わるいな」

ラフレシア「いえ、わたくしも2人から見習うところはあります」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 00:32:26.73 ID:rKDPs2i4o
P「ただし、再来週末はラフレシアにはIUの予選を受けてもらう」

ラフレシア「なるほど。リベンジですか」

P「そうだ。来週はやるみたいだからな」

キルリア「あ、プロデューサーさん」

P「どした?」

キルリア「春香さんの言っていたアカデミーとかじゃないんですか?」

P「それがな。今年はまた戻ったらしいんだ。なんて都合の良い」

キルリア「ふ〜ん」ジトー

P「はいはい。そんな顔しない」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 00:37:20.77 ID:rKDPs2i4o
ミロカロス「じゃあ今日はこれでおしまいですね」

P「何言ってるんだ。今日もレッスンだぞ」

ミロカロス「またですか」

P「またとかいうな。今日はビジュアルのレッスンだ」

キルリア「ビジュアルですか」

P「ああ。Dランクになれば戦略をまた変えるからレッスンも変える予定だ」

ラフレシア「では行きましょう殿方」

ミロカロス「……やれやれ。ではどうぞ」

P「ん? お菓子悪いな」

ミロカロス「違いますよ! それは僕のお菓子です! ボールですよ」

P「すごいな」ポイ

ミロカロス「全く……」ポシュン
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 00:38:13.98 ID:rKDPs2i4o
今日はここまでにします
更新する日は最低15レス更新したいと思ってます

失礼しました
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/07(金) 00:57:48.91 ID:OnT5zL3+o
おつー

ミロカロスの声がミルキィホームズのネロの声で再生される
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/07(金) 01:05:05.75 ID:SDXg9h5DO
相変わらず面白いですな乙
ポケモンは逃がさないかぎり一度ボール入れたらボールからの光で戻るんだよな?
だから一回一回ボールで捕まえてる感じに見える俺はおかしいのかな?
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/07(金) 14:50:29.63 ID:/hNjFBnx0
おつです
早くみんなが輝くとこを見たいな
64 : ◆NxEuUULS7s2012/12/07(金) 21:47:31.99 ID:7SOz6VO6o
レス感謝です
どうやら赤羽根Pが黒いのがあんまり好評じゃないみたいです
自分でもやっちまったぁって思いますが、まあ許してください
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 21:53:31.47 ID:7SOz6VO6o
キルリア「プロデューサーさん」

P「どうした?」

キルリア「私、よくわからないものがあるんですけど」

P「どこだ。俺の知識程度までで頼むぞ」

P「キルリアの方が頭良さそうだし」

キルリア「えっとですね……」

キルリア「ビジュアルってなんですか?」

P「あー……そうだな」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:01:27.04 ID:7SOz6VO6o
キルリア「ダンスやボーカルはわかるんですけどね」

P「なるほど。ビジュアルとはな。【『見た目』という意味】なんだ。まあ英語では[Visual]という」

キルリア「へぇ〜」

P「主に感情表現や表現力レッスンが多いだろ」

キルリア「あのあんまりやったことないのですけど」

P「だから今日はビジュアルだ」

キルリア「なるほど」

P「じゃあ今日は表現力レッスンに行こう」

キルリア「表現力ですか」

P「そうだ。歌詞を感情込めて歌うんだ」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:03:42.95 ID:7SOz6VO6o
キルリア「わかりました! 頑張ります!」

P「ラフレシアもそれで良いな」

ラフレシア「ええ、それで構いません」

P「ミロも良いよな?」

ミロカロス『ZZZ』

キルリア「……寝てますね」

P「まあ、ゴージャスボールだからな。居心地が良いんだろ」

キルリア「私も入ってみたいかも」

P「やめておけ」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:09:06.86 ID:7SOz6VO6o
P「じゃあ、お願いします。初体験がほとんどなので軽めにお願いします」

トレーナー「はい。わかりました」

P「つーわけで、トレーナーさんの指示に従え。俺は作曲家さんからキルリアの曲が出来たみたいだから行ってくる」

キルリア「わかりました! 迎えには……」

P「当然。遅れるかもしれないけど待ってろよ」

ラフレシア「わかりました」

ミロカロス「ZZZ」

P「……すみません。コイツだけはビシバシしごいてください」

トレーナー「あ、そうですか。わかりました」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:16:52.05 ID:7SOz6VO6o
P「……なるほど。これは良いですね」

作曲家「ただ、問題がこれなのよね」

P「大丈夫です。いずれユニットにさせる予定ですからそれまでソロでも大丈夫だと思います」

作曲家「へぇ〜そうなんだ。じゃあユニットでどんどん作って良いかな」

P「そうですね。一応ソロの方もお願いできますか」

作曲家「わかりました」

P「お願いします」

作曲家「そっちもランクアップに期待してるよ」

P「はい!」
70 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/07(金) 22:25:36.07 ID:ZLX6NjA5o
P「よう。お疲れ」

キルリア「あ、プロデューサーさん!」

P「お疲れ。上手くできたか?」

キルリア「ステージ上がるのとはまた違った方面で難しいですね」

P「そういうものだ。ラフレシアは?」

ラフレシア「わたくしは特にこれと言った事はありません」

P「なるほど。つまり、ビジュアル系が得意だな」

ラフレシア「おそらく……別に他は……」

P「わかってる。得手不手はあるからな……さて、どした?」

ミロカロス「僕が一体何をしたと言うんですか!!」グスッ
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:31:15.44 ID:ZLX6NjA5o
P「美しすぎて虐めたくなっちゃった」テヘッ

ミロカロス「…………」

ミロカロス「ふ〜ん。そうですか。でも僕はこうビシバシはされるのはごめんなので」

P「いや、でもどうだったよ?」

ミロカロス「そうですね。どうでしたかトレーナーさん。僕が一番良かったでしょ」

トレーナー「え? そっ、そうね……一番ユニークだったわ」

ミロカロス「そうですか。なので僕が一番良かったんですよ。そう。この美しいボクがね!」ドヤッ

P「……」

キルリア「あーうん。まあミロちゃんも頑張ってましたし」

P「泣くほど頑張ったもんな」

ミロカロス「なっ泣いてなんかいませんよ!」

ラフレシア「殿方、ミロは大変健闘しておりました」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:36:19.16 ID:ZLX6NjA5o
P「それはわかる。みんなは途中で諦めたりはしないからな」

キルリア「みんなで助け合ったりしてますからね」

P「そうだな……」

ラフレシア「……?」

ラフレシア「殿方?」

P「あ、いや。すまん。ちと昔を思い出してた」

ミロカロス「ふ〜ん。浮気ですか?」

P「何言ってんだ。ちと人間の方のアイドルの事をな……」

キルリア「聞かせてくださいよ!」

P「いや、これはダメだな。心を覗くのも禁止」

ラフレシア「むう。いけずですね」

P「秘密の一つや二つくらいあっても良いだろ」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:45:00.47 ID:ZLX6NjA5o
ミロカロス「野郎が何言ってるんですか? 女の子じゃないのに……」

P「お前はいちいち言葉にとげがあるな」

キルリア「ちょっと良いかもって思ったけどミロちゃんの言葉で現実に戻されました」

ラフレシア「ふふっ。へそくりを発見された夫のようですね」

P「もうやだ。特にミロお前だよ!」

ミロカロス「僕に厳しくした罰ですね」

P「トップになるためには仕方がないだろ」

ミロカロス「ゆっくり王宮の階段を上がるようになるんですよ」

ミロカロス「そう。動く城の王宮みたいにね」

P「随分アニメ好きだな」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 22:59:48.81 ID:ZLX6NjA5o
事務所・夜

キルリア「プロデューサーさんお茶お願いします」

P「えーなんで俺なの?」

ラフレシア「殿方、羊羹にはお茶が一番合うのです」

P「う〜ん。でも毎日羊羹だとさすがに飽きるんだよなぁ」

ラフレシア「では、今日はフエンせんべいにしましょう」

キルリア「あっ! 地元のせんべいだ!」

P「地元どこ?」

キルリア「えっと……九州です」

P「何しにこっち来たの?」

キルリア「上京ですよ! 都会に憧れるのと天海春香さん目指してアイドルになりたくて来ました」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:05:48.64 ID:ZLX6NjA5o
P「ふ〜ん。テレビ付けるか」ピッ

ミロカロス「……」バリバリ

テレビ『……というわけで、ではメロエッタさん。何かお願いします』

テレビ『結局私が一番トップアイドルだったのよね。トップを維持するのは最初はわくわくしました。でも私より凄い人は現れなかった。3年待ったけどみんなは現状維持で精一杯の用でした』

テレビ『これはポケドルとしていいのか? 確かに現状維持は大変です』

テレビ『ですが、元々はみなトップを目指していたんだと思います』

テレビ『私はトップを奪いに来るアイドルは凄いと思います。私に負けたとしても私は凄いと思います』

テレビ『私がトップになってから1年はたくさんの奪いに来るアイドルがいました』

テレビ『ですが、今では私の前には誰も来ません』

テレビ『そこで私は世代交代だと思いました』
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:08:27.83 ID:ZLX6NjA5o
キルリア「……」バリバリ

ラフレシア「……」バリッ

P「……マジか」

ミロカロス「……これやっぱり美味しいですね」バリバリ

キルリア「そうだね」

ラフレシア「ふふ。明日は饅頭にしましょう」

P「おい! のんきな会話してるな! 今のテレビの会見見たか!」

ミロカロス「見てましたよ」バリバリ

P「要約」ピッ

ミロカロス「あっ! …………」

P「しっかりしてくれよ」

キルリア「すみません。私もせんべいに惹かれてました」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:12:52.44 ID:ZLX6NjA5o
P「おいおい。今のは今後のポケドル界にものすごいことが起こる引き金だぞ」

ラフレシア「何の会見でしたのでしょうか?」

P「ああ、聞いて驚くなよ」

キルリア「多分」

ミロカロス「僕は驚きませんよ。寧ろプロデューサーがテレビに集中してた方が驚きですけど」

P「失礼な」

ラフレシア「殿方、引っ張るのは止めてください」

P「ああ。悪い。じゃあ言うぞ」

キルリア「……」ゴクリ


























P「メロエッタが引退するって」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:16:38.33 ID:ZLX6NjA5o
キルリア「……」

ラフレシア「……」

ミロカロス「え? 誰ですか?」

P「……おいおい」

キルリア「嘘でしょ? プロデューサーさん!?」

ラフレシア「まさか、あの方が……」

ミロカロス「ねえ誰ですか?」

キルリア「ミロちゃん。メロエッタさんって現在のポケドル界のNO.1アイドルだよ」

ラフレシア「3年もトップに立っていたのですか……」

P「つまり、これはものすごいことになるぞ」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:22:48.05 ID:ZLX6NjA5o
キルリア「どういうことですか?」

P「つまり、今年はトップを狙ってもの凄いことが起きる」

P「下手したら人間アイドル界よりも物凄いことになるな」

ミロカロス「まあ、どんなに荒れようが僕が一番取りますけどね」

P「その意気込みは大事だな」

ラフレシア「……ということはもしやブイズも……」

P「そうだな。ブイズもSランクに上がるだろう」

P「寧ろ引退まで待っていたのかもしれない」

キルリア「これはちょっとのんびりしていられませんね」

P「ああ。だが、日ごろのレッスンや営業は大事だ」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:31:14.39 ID:ZLX6NjA5o
キルリア「じゃあ明日は如何するんですか?」

P「大幅に予定変更だ」

P「IU予選の合格者は1人しか無理だ」

P「そしてそのレベル達しているのはキルリアとラフレシアだけ」

P「再来週にラフレシアはIU予選出るとか言ったな。追加でキルリアもDランク昇格して貰う」

キルリア「わかりました! 頑張ります」

P「ラフレシアは多分厳しいと思う」

ミロカロス「どうしてですかね? Fランク最強の僕と同等じゃないですか。まあ僕の方が上手ですけど」

P「これを狙って他の事務所もこっちの業界に刺客を送り込む可能性が高いんだ」

ラフレシア「大丈夫です。なんとしても昇格して見せます」

P「ああ。でも落ちても凹むなよ。本番は何があるかわからないからな」

ラフレシア「殿方、流石に2回も落ちるわけにはいきませんよふふっ」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:36:17.38 ID:ZLX6NjA5o
P「よし、じゃあ明日に備えて解散」

キルリア「プロデューサーさん! ゲームしましょう、ゲーム!」

P「お前話聞いてたか?」

キルリア「だってまだ明るいですし」

P「はよ帰れ!」

ラフレシア「いけずですね」

ミロカロス「ノリ悪いですね」

P「重大事件が起こったのに……良いか、相手のレベルが1段階上がったと思え」

ミロカロス「うわぁ 頑張ろう」

キルリア「ビッグになろう」

ラフレシア「キルにミロ! その人は立派なのです!」

キルリア「ごめんなさい」シュン

ミロカロス「すみません」シュン

P(ラフレシアが年長か)
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:42:37.91 ID:ZLX6NjA5o
IU予選日・オーディション会場

審査員「合格者は……5番の方です」

ラフレシア「!?」

P「……なんだとぉ…………」

審査員「それ以外の方はまた次回を頑張ってください」

ラフレシア「……申し訳ありません」シュン

P「いや、よくやったよ」ナデナデ

キルリア「プロデューサーさん! Dランクに昇格しましたよ!!」

ミロカロス「余裕でしたよ。まあ僕の魅力点がキルリアに入ったんでしょうけどね」

P「……」

キルリア「そっちはどうでしたか?」

ラフレシア「……キルにミロ。申し訳ありません」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:56:47.95 ID:ZLX6NjA5o
ミロカロス「えっ? ちょっと、ラフレシアが負けた?」

P「……すまん。俺も行けると思っていた」

?「フン。やはり、敗者は敗者のままだったようだな」

P「……黒井社長」

黒井「貴様はそっちに行ったのは想定できたがこうも二度も落ちるとはな。しかも、昇格オーディションに」

ラフレシア「っ!」

P「……その子は【Ghost】の新メンバーですか?」

黒井「何故高木の犬に教えないといけないんだ? まあ別に今日は期限が良いから教えてやる」

黒井「このランプラーちゃんは確かに【Ghost】の新メンバーに加える」

黒井「そして【Ghost】はもう一人メンバーを加えて【Ghost】から【Wistaria】となるのだ」

P「Wistaria?」

黒井「まあそこまでは考えておくのだな。そうそう。次回のF昇格も私の所の新人ちゃんが出るから控えた方が良いかもな」

ランプラー「く〜ろちゃんっ♪」

黒井「おお。悪かったね。じゃあ行こうか」

ランプラー「ごめんね〜お花さん☆」

P「くっ……」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/07(金) 23:59:23.09 ID:ZLX6NjA5o
キルリア「……」

ミロカロス「……」

ラフレシア「……」

P「帰ろう」

キルリア「あの……」

P「悪いな」

ラフレシア「お祝いしましょう」

ミロカロス「ラフレシア」

ラフレシア「わたくしの事は良いのです。今はDに昇格したキルを祝う方が良いです」

P「でもお前……」

ラフレシア「わたくしは重い雰囲気が嫌いです」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/08(土) 00:02:33.60 ID:LtFXBjbto
P「わかった。じゃあ事務所に戻ってお祝いやるぞ!!」

キルリア「やったー!」

ミロカロス「僕のお菓子もありますよね」

P「しょうがないな。ご昇格したら……まあ今日は良いぞ」

ミロカロス「ふふん。じゃあ僕はゴージャス・セレブプリンにします」

P「却下」

ミロカロス「何でですか!」

P「それはミロがEランクに昇格してからだ」

ミロカロス「仕方がありませんね。ぼんびーなプロデューサーの財布のために控えますよ」

P「うるーせよちくしょう!」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/08(土) 00:06:29.62 ID:LtFXBjbto
キルリア「あ、そうそうプロデューサーさん」

P「どうした?」

キルリア「私の新曲……」

P「あ……やっべ」

キルリア「もうDランクになっちゃいましたけど……」

P「じゃあ今日帰ってからお祝いをかねて紹介するか」

ラフレシア「わたくしも聴いてもよろしいのですか?」

P「当たり前だろ。そうそうラフレシアはこれからしばらくはレッスン漬けだけど良いな?」

ラフレシア「構いません。961プロのもう一人の新人が上がるまで辛抱ですか」

P「そうだな」
87 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/08(土) 00:13:11.38 ID:LtFXBjbto
キルリア「でも誰なんでしょうね」

P「さあな。それに【Ghost】から【Wistaria】か」

ミロカロス『それってゴースト固めを辞めるんでしょうかね?』

P「起きてるのか? どうだろうな? さっぱりだ」

キルリア「でも間に合いますか?」

P「ギリギリだな。そうそう。ユニット組むぞ」

ラフレシア「ユニットですか」

キルリア「誰と誰がですか?」

P「今のところはまだ組まない。みんながランクに載ってかつ誰かがBランク行くまではソロだ」

ミロカロス『細かいですね』

P「Bで組めば仮にランクのムラが出来てても統一になるらしい」

P「例えばキルリアがBになってユニット組むとき、ミロがDでラフレシアがEだったとしても2人はBになるとか」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/08(土) 00:15:43.64 ID:LtFXBjbto
ミロカロス『頑張れキルリア』

キルリア「ミロも頑張らないと」

P「そうだぞ」

ラフレシア「わたくしもEを目指して頑張ります」

P「ああ。それとユニット組むときもう一人加えようと思ってる」

キルリア「誰ですか?」

P「これは一応なんだがな」

ミロカロス『はよ』

P「…………」









P「ウチのヒューマンアイドルだ」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/08(土) 00:16:41.75 ID:LtFXBjbto
はい。ここまでにします
ヤバい。どんどん話を大きくして焦る自分がいる
とにかく完結目指します
失礼しました
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/08(土) 00:18:58.64 ID:VKukUzGbo
おつ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/08(土) 00:23:32.11 ID:QNQFtFZFo

日高舞が辞めたときもこんな感じだったんだろうな
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 00:26:06.73 ID:nsFG/QWP0
乙!
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/08(土) 08:08:24.02 ID:lnL+Xi2DO
94 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/09(日) 05:38:48.40 ID:eQXoyRt6o
レス感謝です
なお、即興書きなので矛盾や伏線回収できなかったりします
ご了承ください


次の日

P「……どうよ?」

キルリア「良いですね」

P「とりあえず、この曲はソロじゃちと辛いけど頑張ってくれ」

キルリア「はい! 大丈夫です!」

P「じゃあ、今日はラフレシアはレッスン」

P「キルリアとミロは営業な」

ミロカロス「営業ですか」

P「なんだよ?」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/09(日) 05:44:29.40 ID:eQXoyRt6o
ミロカロス「いえ、そう言うわけじゃないですけど」

P「何が不満なんだ?」

ミロカロス「いえ……まあ別に……」

キルリア「…………ふむふむ」

ラフレシア「……どうでしたか?」

キルリア「ミロちゃんね」

ミロカロス「ああーっと! キルリアそれ以上はいけない!!」

P「……まあ大体わかるけどな」

キルリア「凄いですね」

P「大方、キルリアと一緒に営業が嫌なんだろ?」

キルリア「……正解です!」

ミロカロス「ちょっと!」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 05:50:50.22 ID:eQXoyRt6o
P「まあ無理もあるな。2ランク差があるし」

ミロカロス「くぅう……」

ラフレシア「良いではありませんか」

ミロカロス「ランク外だからそんな事言えるんだよ」

ラフレシア「逆に考えるのです。Fランクでもこんなに美しい子がいると思われますよ」

ラフレシア「ひょっとしたらキルよりもファンが増えたりしますね」

キルリア「ヴぇ〜!」

P「それもそうだな」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 05:54:26.48 ID:eQXoyRt6o
キルリア「ぷ、プロデューサーさんまで!!」アワアワ

P「ハハハ。まあ行ってみてからのお楽しみだな」

ミロカロス「僕が勝っちゃってもいいんですか? 悪いね。キルリア。僕が美しすぎて」

キルリア「フーンだ! 容姿で決まるわけじゃないもん!」

P「じゃあラフレシア、何のレッスンをやりたい?」

ラフレシア「歌唱力を」

P「じゃあボーカルレッスンだな」

ミロカロス「プロデューサー」

P「なんだ?」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:01:48.10 ID:eQXoyRt6o
ミロカロス「営業ってなんですか?」

P「一日署長だ」

キルリア「え?」

P「良いだろ一日署長」

キルリア「……」

ミロカロス「……」

ラフレシア「……あの殿方」

P「なんだ?」

ラフレシア「……いえ、これはちょっと不味い気がします」

P「まあ、なんとかなるさ」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:10:26.87 ID:C6vsPusmo
―――
――



キルリア「はっ犯罪は許しません!」

ミロカロス「今、キルリアを見てる人は注意した方が良いですね」ジトー

お前等「うひょー」

P「……」

P「そう言う事か」

お前等「キルリアちゃーんペロペロしたいお」

キルリア「しょっ署長……」オロオロ

署長「……よかろう。頼む」

お前等「アッー」
100 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/09(日) 06:15:33.72 ID:C6vsPusmo
事務所・夜

P「その……今日はごめんな」

キルリア「……いえ、まあその」

ミロカロス「酷いですねプロデューサー」

P「うむむ。まさかこういうそうに大人気だったとは……」

キルリア「いえ、ある程度は覚悟していたんですけど……」

ラフレシア「まあまあ、気にしてはいけません」

キルリア「そっそうですよね」

ラフレシア「アイドルとはそう言うものでしょう」

P「えらく落ち着いてるな」

ラフレシア「ええ。今日メロエッタに会ったもので」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:25:26.91 ID:C6vsPusmo
P「マジで!?」

ラフレシア「はい。恥ずかしながらランク外のわたくしにご指導してくれました」

P「マジかよ。すげーな」

キルリア「私もレッスンすればよかったなぁ」

P「すまん」

ミロカロス「とりあえず、今度は僕に決めさせてくださいよ」

P「え〜」

キルリア「そうですね」

P「でも人気あったけどなぁ」

ミロカロス「いやいやプロデューサー」

P「まあ、なんにせよもうちょいマシな営業持ってくるよ」

P(バッドコミュニケーションか……)
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:29:50.89 ID:C6vsPusmo
―――――
――――
―――
――



P「う〜ん難しいなぁポケドルは」

P「人間だとあれでも良かったのに……」

P「根本的に研究し直すか……」

P「いや、それは時間がない」

P「今年はメロエッタが引退したからトップを狙うには最大のチャンスだし」

P「ふ〜む……」

P「でも営業は署長的には好評だったんだよなぁ」

P「ロリコンを始末出来てとか言ってたし」

?「こんばんは」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:34:24.58 ID:C6vsPusmo
P「ん? ああ。久しぶりだな」

ユキメノコ「久しぶりじゃん。キルリアはどう?」

P「いや、今日一日署長やって来たんだけど」

ユキメノコ「ははは。それはだめだね」

P「そうなのか? ところでこの子は?」

ユキメノコ「うん? ああ。私のところの新メンバーさ。まだ表にしてないけど」

?「イーブイです。よろしくお願いします。でもメノコさん。この人は?」

ユキメノコ「765のプロデューサーだよ」

イーブイ「うへっ! それって社長が言ってた変態プロデューサーじゃ……」

P「俺はそっちではそんな扱いなんだな」

ユキメノコ「まあまあ。ともかくさ、キルリアの大きさ考えてみなよ」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:39:21.87 ID:C6vsPusmo
P「サイズ?」

ユキメノコ「あの大きさで犯罪は許さないとか言ってみなよ」

P「……なるほど」

ユキメノコ「でしょ?」

P「そういや、このイーブイは……」

ユキメノコ「今度Fに昇格する予定だね」

P(なるほど。コイツが最後……しかし)

P「ブイズじゃないのか?」

ユキメノコ「ブイズ? ああ、ブイズね。ブイズの構成は進化した7体がブイズなんだよ」

P「へぇ〜」

ユキメノコ「で、このイーブイは社長さん曰く……」

イーブイ「流石にそこまではダメですよ!!」

ユキメノコ「そうだね。というわけでこれ以上は教えなーい!」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:43:45.66 ID:C6vsPusmo
P「まあ、いいさ。ところで今ランク教えてくれよ」

ユキメノコ「テレビ見なよプロデューサー」

P「いや、俺もこっちの業界の勉強しないといかんから……」

ユキメノコ「私達【Ghost】は今Sランクなんだけど」

P「マジで!?」

ユキメノコ「えへへっ! 今年もっともIU優勝に近いグループとして言われてるのよ」

P「マジかよ……」

ユキメノコ「そっちは期待してるんだけどね……」

P「すまんな。まだキルリアがDに上がったばっかなんだ」

ユキメノコ「そうなの? おめでとう言っといてよ」

P「Sランクに言われてもな」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:50:37.75 ID:C6vsPusmo
ユキメノコ「いやいや、キルリアにとってはいい刺激になると思うよ」

P「そういや、ミロカロスって知ってる?」

ユキメノコ「……へーそっちか」

P「なるほどな」

ユキメノコ「んじゃめんどくさいや。全員私知り合いだからさ、よろしく言っといてよ」

P「了解」

ユキメノコ「それより、プロデューサーもご飯行かない?」

イーブイ「それは不味いですよ!」

ユキメノコ「えー」

P「確かにそれは不味いだろ」

イーブイ「そうですよ。あ、空気読めるんですね…!?」ビクッ

イーブイ「メノコさんヤバいです!!」

ユキメノコ「あそう。んじゃ、プロデューサーまたね。この後気を付けた方が良いよ」スゥー

P「? ……ああ」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:53:38.78 ID:C6vsPusmo
P「……何がヤバいんだ?」

?「こんばんは。奇遇ですね」

P「!? こっこんばんは」

悪徳「貴方も1人で帰宅途中でしたか」

P「そっそうですね」

悪徳「しかし、最近記事がなくてですね。今日は行けると思ったんですが……」

P「ははっ。こっちも気を付けないと……」

P(そういうことか……助かった)
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 06:58:13.21 ID:C6vsPusmo
次の日

P「さて、今日はどうするか」

キルリア「おはよーございます!!」

P「おはよう」

ミロカロス「はぁ……」

P「なんだよ。いきなりため息なんて」

ミロカロス「そうだ! プロデューサー」

P「どした?」

ミロカロス「僕美しいからIUオーディション受けさせてくださいよ」

P「? 良いよ。確か週末だよな」

ミロカロス「ふふんっ! これで僕も……」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 07:03:31.62 ID:C6vsPusmo
P「? 何か良い事でもあったのか?」

ミロカロス「実はですね、僕って美しすぎて困るんですよ」

P「……それで?」

ミロカロス「どうやらコンテストというものがあるみたいですね」

P「コンテスト?」

ラフレシア「コンテストとはポケモンコンテストと言い、美しさ、カッコよさ、可愛さ等を競う大会の事ですね」

P「珍しいな。そんな大会に出たいなんて」

キルリア「そうだね。ミロちゃんがそんな事言い出すなんて今日は雨降るよ」

P「降ってるけどな」

ラフレシア「確かにミロには良いですね」

ミロカロス「やっぱり僕が一番美しいんですからそれくらい優勝できないと語れませんね」

P「珍しく正論だ」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 07:08:34.86 ID:C6vsPusmo
キルリア「でもそれとIUが関係あるの?」

ミロカロス「そうなんだよ。IUで最低Eランクないと参加できないんだよ」

P「随分厳しいな」

ミロカロス「765プロダクション所属のアイドル限定みたいでしたけど」

P「……うん。黒井社長のせいだな」

キルリア「でもでもミロちゃんがやる気出してくれたのは良いと思いますよ!」

P「そうだな。じゃあ今日は三人ともレッスンするか」

ラフレシア「営業は良いのですか?」

P「やりたいか?」

キルリア「流石に昨日の今日では……」

ミロカロス「僕も良いです」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 07:16:02.35 ID:C6vsPusmo
P「そうだよな」

キルリア「そう言えばプロデューサー! メノコちゃんSランクですよ!」

P「昨日会った」

キルリア「ええっ!」

P「みんなによろしくだって」

ミロカロス「ぐ……でっでも美しい僕はすぐにSに行きますよ!」

P「そりゃそうだ。確か今最もトップに近い存在だっけ? それでも俺はお前達がトップになれると信じてる」

ラフレシア「……しかし」

P「ともかく、嬉しいのはこんなランクに差が付いても向こうはライバル的な扱いをしてくれていることだ」

キルリア「でも凄いなぁ」

P「まあな。でもそれに勝ってトップになるのが俺達よ」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 07:22:30.35 ID:C6vsPusmo
P「一応大まかに予定は立てた。まずは今度のIUはミロカロスだけがでる」

P「その次のIUでキルリアとラフレシアは出て、最低でもラフレシアは昇格することだ」

キルリア「これに通過すると私もいよいよCランクかぁ」

P「そうだぞ。765初のCだ」

ラフレシア「それはおめでたいことです。わたくしも頑張らないと」

P「そうだぞ」

キルリア「しまっていこーえいえいおー」

あずさ「おー」

P「おー……あれ?」

ミロカロス「ん? どちら様ですか? 美しい僕のファンですか?」

ラフレシア「どうぞ」スッ

あずさ「あらあら、ありがとう」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 07:26:17.34 ID:C6vsPusmo
P「あのあずささん」

あずさ「はい」

P「どうしたんですか?」

あずさ「ここは765プロダクションですよね?」

P「まあそうですけど」

あずさ「なら良いじゃないですか」

P「あずささんはこっちじゃないでしょ! 早く行かないと律子が起こりますよ」

あずさ「あらあらそうでした。じゃあこれはごちそうさま」

ラフレシア「お口に合ったでしょうか?」

あずさ「とっても美味しかったわぁ。また遊びに来ま〜す」

P「ははは。オフの時に来てくださいね」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/09(日) 07:28:53.47 ID:C6vsPusmo
ガチャバタン

P「さて、俺達も行くか」

キルリア「今の人って……」

P「竜宮小町の三浦あずささんだ」

ミロカロス「僕並に美しかったですね。まあ僕の方が上ですけど」

P「よく、言えるなそんな事」

ミロカロス「そもそも、僕こそ最強の美貌の持ち主なのですよ」

P「はいはい」

P「じゃあ、レッスン行くぞ」

3人「はーい」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/09(日) 07:29:35.05 ID:C6vsPusmo
ここまで
完璧に蛇足回です
やっぱりポケモンの方はオーディションしてなんぼですね

失礼しました
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/09(日) 07:52:33.90 ID:Q9K5g8gDO
自分このSS面白い思うから期待だぞ!乙

にしてもミロや…人間とポケモンは違うからどっちが上か競っても…ってあずささん一人で行かしていいのかプロデューサーよ!迷子になったらどうする
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/09(日) 09:17:21.19 ID:xoKuNztBo
ミロカロスの胴体に幸子のドヤ顔がへばりついてるようにしか見えなくなってきた
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/09(日) 10:12:11.73 ID:Q9K5g8gDO
>>117
想像したら怖くなった
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/09(日) 13:34:03.41 ID:nk0iktA/o
おつー
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/09(日) 14:52:22.55 ID:ynZLTW1n0
>>117
やっつけですまんがこういうことか?
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3713984.jpg

と思ったら胴体じゃなくて顔にしてたわ
胴体はやめておこう
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/10(月) 00:45:10.26 ID:MddUEgHQo
これなんてエキドナ……
122 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/10(月) 01:38:21.74 ID:+SfGO04ao
レス感謝です
しばらく蛇足回が続いて申し訳ないです
あと、1レスに載せる量が少ないと思いますけどVIP感覚で投下してます
増やしてもおそらく20くらいですかね
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:39:13.57 ID:+SfGO04ao
P「今日もお願いします。特にコイツには厳しくお願いします」

トレーナー「はい。わかりました」

ミロカロス「ちょっとなんで僕だけ厳しく!!」

P「別にミロだけ特別ではない。ただ、もしラフレシアを潰したやつがFで出てきたら流石にきついだろ」

ミロカロス「……まあそうですけど」

P「だろ、別に虐めてるわけじゃないからな」

ミロカロス「……わかりましたよ」シブシブ

P「キルリアもラフレシアもオーディションないからって手を抜くなよ」

キルリア「別に抜いてないですよ」

P「今年は絶対荒れるからな」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:39:42.17 ID:+SfGO04ao
ラフレシア「しかし、これは何のレッスンでしょう?」

P「ああ、今回はダンスだ。久しぶりだろ」

ミロカロス「げっ! そのためですか」

P「うん」

ミロカロス「酷いですね。見事に否定もせず言い切りましたね」

P「はよ。頑張ってこい。俺もちょっとやることあるから出てくるわけはないけど多分事務所にいるから」

キルリア「暇なんですね」

P「そうじゃない。営業先と打ち合わせや営業の仕事を取ってきたりするんだ」

ラフレシア「殿方、営業先を呼び込むのは……」

P「多分だから。あ、多分って言うのは事務所にいるってのが多分で基本は出てるはず……」

キルリア「……無理しないでくださいね」

P「いや、無理はお前達だよ」

ミロカロス「もっ、もうプロデューサーは早く仕事取って来るなりどこか行ってくださいよ!! 集中できないじゃないですか!!」

P「わかったわかった。しっかりやれよ」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:40:08.15 ID:+SfGO04ao
事務所

P「とりあえず、仕事はもらえた。だが、これはやるかやらないかは好みによる問題もあるな」

P「さて、次の仕事を貰いに行くか」

P「出来れば3人まとめてが良いが、ラフレシアは厳しいよなぁ」

P「まあ、そこも頑張って交渉するしかないよな」

P「とにかく知名度も上げないとIU予選に出れないし」

P「…………はぁ」

P「さて…………もしもし、わたくし765プロダクションの…………」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:40:34.57 ID:+SfGO04ao
――――
―――
――



P「お疲れ、どうだった?」

キルリア「久々だったのでなまってました……」ハァハァ

ラフレシア「偏りはいけませんね……」ハァハァ

P「悪いな。じゃあローテション感覚で入れて行くか」

P(いや、やっぱり尖らせるか。でもそれはユニットになるまでもたない)

P(キルリアがBになるまで辛抱だな)

P「まあそれは……今はいっか」

キルリア「?」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:41:00.64 ID:+SfGO04ao
P「それよりも……おーい生きてるか?」ペチペチ

ミロカロス「」グッタリ

ラフレシア「だいぶお疲れだった様です」

P「そうか。ハード過ぎたか」

トレーナー「あの」

P「どうしました?」

トレーナー「様子見て、今回は誠に申し訳ないのですけどこちらの判断で3人と同じメニューにしました……でも……」

P「そうでしたか。どうもすみません」

キルリア「ミロちゃん大丈夫でしょうか?」

P「休ませるしかないだろ。キルリアもラフレシアもこうなる前に訴えろよ。俺もこうだから管理不足になるし」

キルリア「わかりました」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:41:30.60 ID:+SfGO04ao
事務所・夜

P「よいしょ」ドスッ

ミロカロス「」グテッ

P「さて……キルリア達はどうする?」

キルリア「う〜ん。もうちょっとここにいます。ミロちゃん心配だし」

P「んじゃ、送ってくわ」

キルリア「大丈夫ですよ。そこまでは」

P「そうか?」

ラフレシア「はい。殿方もお身体を大事にしないといけませんのよ」

P「……そうアイドルに言われると俺もまだまだだな」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:41:56.84 ID:+SfGO04ao
キルリア「ところでプロデューサーさん」

P「どうした?」

キルリア「今、春香さん達と随分アイドル活動周期が違うみたいですけど……大丈夫なんですか?」

P「そのことか。大丈夫だ。アイドルは丸一年やるけどこっちはそんなにかからないんだ」

キルリア「どういうことですか?」

P「成長が早いみたいなんだ。まあ、人間だと長くても5クール程度だけど、こっちでは4クールだ。というか細かい事はわからん。でも年末に人間と同時にIU本選を開くみたいだ。なお、IU予選自体はお金を稼ぎたいのか2週に1回くらいは開催してるな。連続もある」

ラフレシア「そんなに開いて大丈夫でしょうか?」

P「開いてる会場がコンテスト会場と言ってポケモンのコンテストを開いたりするんだ。朝、ミロが言ってた美しさーとかってやつ」

ラフレシア「なるほど。通りで見たことあると思ったら……」

P「で、そこのコンテストの主催者もスポンサー? いや、ポケドルだとIUの共同主催者か。それらしいからタダ同然なんだ」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:44:02.35 ID:+SfGO04ao
ラフレシア「ふむ。光熱費とか凄い掛かりそうですね」

P「そこはたくさんの電気ポケモン捕まえて来て電気使うんじゃないか? あんまりわからないけど」

キルリア「へぇ〜。でも話戻しちゃいますけど、どうして未だにFランクの方がいたりするんでしょうね」

P「おい!」

キルリア「あ、ごっごめんなさい。ラフレシアちゃん!」

ラフレシア「……いえ、良いのです。それはわたくしも気になっていました。既に5回くらい見てます。昇格オーディションなのに」

P「まあ、一番はチャンスを逃してるんだろ」

P「もうその子には申し訳ないけどこれ以上底辺アイドルをやっても無駄だな」

P「もう一つは指導者が悪い、または我流で悪い癖が見に着いたり等々」

キルリア「へぇ〜」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:44:30.08 ID:+SfGO04ao
P「まあ、ブイズの様に居座っているのかもしれないが、あっちはその気になればSにすぐ上がれるからな。いずれにしてもF昇格やF辺りに長く留まっているポケドルは勝てるわけない。暇つぶしか、お遊びと考えてるんじゃないか」

キルリア「なるほど。そういう考え方もあるんですね。私は努力しても昇格できない子だと……」

P「ならとっくに引退してるさ。まあ、そういう子は結構見てきたからな。違う事務所だけど」

キルリア「そうなんですか」

P「ああ。こういうのもプロデューサーの勉強さ」

ラフレシア「勤勉な方ですね」

P「努力家はお前達だけどな」

ラフレシア「……ふふ」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:44:56.51 ID:+SfGO04ao
P「まあもうちょっとそのアイドルの子達の話をすると、やっぱり元は素質があって光ったりする原石なのさ。どの子もな。ただ、それを俺達プロデューサーが扱い切れなくて結局原石を壊してしまうんだ」

キルリア「むむむ……」

P「そう言えば、最近個人でゴーリキーがテレビに多く出てるだろ」

キルリア「凄いですよね。ボディービルダーや格闘技じゃなくて普通のCMとかに出てるんですもんね」

ラフレシア「……確かにそうですね」

P「アイツはどういう事をしてきたかわからないし、アイドルかもわからないけど、テレビに出れる素質と言う名の輝きはあったんだと思う」

P「それを俺達プロデューサーかマネージャーが上手く加工して光るようになったんじゃないのかな」

キルリア「そうなんですか」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:45:28.56 ID:+SfGO04ao
ミロカロス「……ぅん?」ムクリ

P「おっ、起きたか?」

ミロカロス「ん〜?」キョロキョロ

キルリア「ミロちゃん?」

ミロカロス「…………うひゃいっ!!」

P「どうした?」

ミロカロス「あの僕はレッスンをしていてその……」

P「わかってる。すまなかったな。体調管理まで出来なくて」

ミロカロス「…………まっ、まあ体調悪いのに無理した僕も悪いですけどもっと僕の事見てくださいね」

P「OK.今週は大事なIU予選があるからな」ナデナデ

ミロカロス「〜〜!」

キルリア(良いなぁ〜)
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:45:58.32 ID:+SfGO04ao
ラフレシア「殿方」

P「なんだ?」

ラフレシア「明日はオフにしてどこか連れて行ってください」

キルリア「それいいねぇ〜私も賛成!! ミロちゃんの休養にもってこいですよ!」

P「オフにお出掛けか……」

キルリア「やっぱり危険ですか?」

P「う〜ん……」

P(俺は良いけど、キルリアがDランクという微妙なランク。そしてミロを休養させるのに更に負担を与えていないか?)
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:46:26.38 ID:+SfGO04ao
ミロカロス「プロデューサー」

P「ん?」

ミロカロス「僕も賛成です。というか、2日取ればいいんですよ。明日は楽しんで、明後日は休養」

P「でもなぁ……流石にそれだと……」

ミロカロス「僕を誰だと思ってるんですか? 僕は世界で一番美しいミロカロスちゃんですよ?」ドヤァッ

P「でも、今日バッタリ倒れちゃったんだろ?」

ミロカロス「う……」グサッ

キルリア「でもでも! オフの日にみんなで遊ぶのも大事な事ですよ!」

ラフレシア「そうですね。危機感はありますが、わたくしも羽を伸ばしたいです」

P「…………」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:46:58.55 ID:+SfGO04ao
キルリア「プロデューサーさん! お願いしますよ!!」

P「……そうだな。んじゃ明日はみんなで遊びに行こうか」

キルリア「やったー!」

ミロカロス「じゃっじゃあ僕は明日に備えてもう帰りますね!」

P「まあ、送ってくわ。疲労者をそのまま返すわけにもいかない。明日はいつも通り集合でな」

ラフレシア「えと……持ち物は?」

P「良いよ。俺が全部出す。ただ、1日だけだからな。コースは俺が決めておくけど良いな」

キルリア「私は良いですよ!」

ラフレシア「わたくしも構いません」

ミロカロス「僕も構いませんね。まあ僕の美しさがぴったり合うところにしてください」

P「無茶言うな。それじゃあ帰るぞ」

3人「はーい」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/10(月) 01:50:42.19 ID:+SfGO04ao
P(さて、明日は3人を満足かつスキャンダルに捕まらない様に……)

P(そして3日後のスケジュールと)

P(……時間もあるし、3日後のスケジュールは明後日でいいや)

P(今は明日のお出掛けのコースでも考えるか)

P(出来ればミロにもボールじゃなくて車の中にいてもらいたいけど……レンタルは高いからな)

P(律子の……さすがに無理だ)

P(う〜ん……)

P(ボールの中で我慢してもらうか。今日ダウンさえなければ別だったが)

P(悪いな)

P「さて、調べるか」カタカタ
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/10(月) 01:52:41.08 ID:+SfGO04ao
ここまでです
自分で決めておいた15レスの目標がしんどいです
失礼しました
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/10(月) 10:23:45.38 ID:9o2+rydKo

1でも2でもいいんだよ
エタらなきゃなんでもいいのよ
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/10(月) 11:30:54.24 ID:ac9R7SM6o
おつ

お出かけコースなんて聞いちゃうとポケヲ思い出すな
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/11(火) 15:07:42.74 ID:vG4SXJPDO
ゴーリキーワロタw
142 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/11(火) 23:42:40.57 ID:7TZkuyZno
レス感謝です


次の日

P「よーし乗ったか?」

キルリア「はい! 乗りました!」

ラフレシア「わたくしも」

ミロカロス『どうして僕はこの中なんですかねぇ』

P「いや、俺の車が大きくなるまで我慢してくれ」

ミロカロス『仕方がないですもんね。僕だと美しすぎて遊びいけませんからね』

P「あーうんソウダナー」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/11(火) 23:50:35.74 ID:7TZkuyZno
キルリア「ところで今日はどこに遊びに連れてってくれるんですか?」ワクワク

P「いやー俺も考えたんだよ」

キルリア「それでそれで!」

P「最初はポケスロンドームって考えたんだけど……」

キルリア「面白そうですね」

P「時間の都合上、もう一日休まないといけないことが判明したので却下」

ラフレシア「ではどこでしょう?」

P「今度営業で行く地方の下見」

ミロカロス『……え?』
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/11(火) 23:55:23.84 ID:7TZkuyZno
P「良いだろ? 下見だけど」

キルリア「プロデューサーさん」

ラフレシア「……正気でしょうか?」

P「なんでそんなに嫌か?」

キルリア「遊びに仕事の延長を持ってこないでください!」バンッ

P「えー」

ラフレシア「まあ、わたくしは場所によります。名産に寄ります」

P「えっとな。中部地方の山ん中」

ラフレシア「…………」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 00:00:12.32 ID:i3Jzb9/ro
ミロカロス『プロデューサー海行きましょうよ海』

P「海も考えたんだけどさ」

キルリア「問題あるんですか?」

P「大事なアイドルがナンパされたら困るから行きたくないんだよね。泳げるかわからんけど」

キルリア「その時はそりゃあプロデューサーさんが守ってくださいよ」

P「じゃあ危険はやめよう。仕方がないこれにするか」

ラフレシア「何でしょう?」

P「1日で行ける限界まで車でドライブ」

キルリア「あ、それは面白そうですね」

ラフレシア「なるほど。えすえー巡りですか」

P「えすえー?」
146 :なお、SAについては全く詳しくないのでご了承[saga]:2012/12/12(水) 00:11:40.03 ID:i3Jzb9/ro
ミロカロス『わかってませんね。SAと言ったらサービスエリアでしょう』

P「あーそれでも良いよ。ただし、カーナビで見つけてくれよ」

P「全部に止まるわけにはいかないからな」

ミロカロス『ふふんっ♪ じゃあ西に向けて行きましょうよ』

P「西か。了解。それで良いな?」

キルリア「良いですよ! 車の中だけでも楽しいですからね」

ラフレシア「そうですね。確か、高速道路は防音壁が凄いようで中々景色を拝めることが出来ないようですが」

P「まあな。車の音ってうるさいからな」

ミロカロス『安全運転でお願いしますね。僕の美しい美貌が傷ついたら大変ですので』

P「わーてるよ。でも、ボールの中は安全な気がするんだけどな」
147 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/12(水) 00:15:11.39 ID:i3Jzb9/ro
キルリア「じゃあ早く出発しましょうよ!」

P「はいはい。ガム食べて……トイレ行って来てからな」

ミロカロス『ないですね』

P「それはそうと、座席だけ考えとけよ」

キルリア「当然私が助手席なわけでして」

ラフレシア「いえ、わたくしが助手席で……」

キルリア「……」

ラフレシア「……」
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 00:20:56.16 ID:i3Jzb9/ro
P「ふぅ〜……よ〜し、行くかぁ〜」

P「ん? 誰も助手席座らないのか?」

キルリア「こうした方が争いが起こらないので……」

ラフレシア「冷戦状態ですが」

P「そっか。じゃあミロはここな」

ミロカロス『……残り物には福がある。しかし、ボールの中とはいただけませんね』

P「はいはいがまんがまん」

ミロカロス『それにころころ動いて気持ち悪い』

P「んじゃここな」コトリ

IN ジュースホルダー

ミロカロス『なんか酷いところに置かれた気がします』

P「でも景色は良いだろ?」

ミロカロス『はい。まあ僕の方が美しいですね』

キルリア「……」

ラフレシア「……」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 00:31:38.74 ID:i3Jzb9/ro
新東名高速道路

P「ミロ」

ミロカロス『何ですか?』

P「落っこちたらすまん」

ミロカロス『それ? どういうことですか?』

P「そのまんまの意味よ」

ミロカロス『いや、なんですか? その意味って』

キルリア「んーと。ミロちゃんは今ジュースホルダーの上に乗ってるの」

ラフレシア「ですから、カーブで落ちてしまうかもしれないと言う事です」

ミロカロス『……』

P「なんか威圧感を感じるが気にしちゃいけないようだ」

キルリア「カーナビのテレビ見て良いですか?」

P「良いけどまだ8時だからそんなに面白いのやってないだろ」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 00:49:01.26 ID:i3Jzb9/ro
キルリア「んーじゃあ音楽流しましょうよ」

P「えっと……ちょっと待ってくれ」

ラフレシア「殿方」

P「なんだよ?」

ラフレシア「新東名では海を拝めることは出来ません」

P「あーわかったわかった。でもな、行きは諦めてくれ。帰りに通るから」

ラフレシア「仕方がありませんね」

P「まあ景色も大事か。限界ドライブとはいえ」

キルリア「そうですよ! あ、そこのSA行ってください」

P「駿河湾……あーくそ。あいよ」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 00:54:19.01 ID:i3Jzb9/ro
P「ここには何があるんだ? えっと駿河湾沼津SAか」

キルリア「ここはですね……解体ショーをやってるみたいなんですよ」

P「へー」

キルリア「まあ、14時からみたいなんですけどね」

P「ダメじゃん。いや、まだ8時半だぜ」

ラフレシア「なんと……随分早いですね」

P「朝早かっただろ」

ミロカロス『あー死ぬかと思った』

P「なんか食べるか?」

キルリア「う〜ん。今は良いですね」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 01:01:11.61 ID:i3Jzb9/ro
P「え?」

キルリア「あ、遠慮しますってことです」

P「そっか。そちらは?」

ミロカロス『僕も遠慮しますね。美しい僕がSA入るとたちまちサイン求められちゃいますし、辛いです』

P「そうなると良いな。ラフレシアは?」

ラフレシア「ふむ。では、わたくしはあれが食べたいです」

P「静岡ぽっぽ……高いな」

ラフレシア「その分だけ美味しいのは間違いありません」

P「ふ〜ん。まあいいや」

キルリア「私にも下さいよ」

ラフレシア「当然です。ミロも分もですよ」

P(俺も貰えると思うけど食ったら気持ち悪くなりそう)
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 01:20:47.98 ID:i3Jzb9/ro
P「……というわけで買ってきました」

ラフレシア「感謝いたします」

ミロカロス「いただきます」ハムッ

キルリア「……」モッキュモッキュ

ラフレシア「……」モグモグ

P「……ふ〜む」モグモグ

ミロカロス『……美味しいですね』

P「そうだな。俺全く表現力ないから何とも言えないけど」

キルリア「ふわふわの生地の中にあんこのペースとがたっぷり入っていて、更に生地は黒糖野味がしてそれがハーモニーを生み出していて美味しいです」

キルリア「プロデューサーさん、お茶ですよ、お茶!」

P「んー」モグモグ

P「ほい」スッ
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 01:24:08.39 ID:i3Jzb9/ro
キルリア「んっ……」ゴクゴク

ラフレシア「キル、上品に飲みなさい」

ミロカロス「僕もお茶が飲みたいですプロデューサー」

P「はい」スッ

ミロカロス「……」ゴクゴク

ラフレシア「……真、美味でした」

P「確かに美味しかった。だけど気を付けろよ。この後生暖かくなる車に戻って気持ち悪くなるからな」

ミロカロス「対策はあるんですよね」

P「対策は……大人しくしてることかな。すぐに次のSAに降りてやるから」

キルリア「ぷはぁ! よし、じゃあ次のSAに行きましょう」

P「SA巡りじゃねえよ」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 01:31:38.68 ID:i3Jzb9/ro
P「で、音楽だけど……うちのアイドルの曲しかないぞ」

キルリア「あ、それで良いです」

P「まあそのCDの中から好きなの選んでくれ」

キルリア「そうですね」ガチャガチャ

ラフレシア「しかし、殿方は随分偏りが激しいですね」

P「そうか?」

ミロカロス「僕のCDが一枚もないじゃないですか!」

P「まだ、オリジナル曲作ってないだろ」

ミロカロス「……美し僕で早く作曲するべきですね。全くわかってないですね」

P「いやいや」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 01:37:24.36 ID:i3Jzb9/ro
キルリア「ほとんど春香さんと……」

P「それはまあ……気にするなよ」

ミロカロス「キルリアじゃ決められないからこれね」

P「あい。了解」

キルリア「えー!!」

P「まあCDは後ろに置いておくから」

ラフレシア「では次にこれをかけましょう」

キルリア「そんなぁ。私が提案したんですよ!」

P「はいはい。その分ゆっくり考えられるだろ」

キルリア「……それもそうですね」

ミロカロス『あーせまい』
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 01:39:50.67 ID:i3Jzb9/ro
車内(運転中)

P「……」

キルリア「……」

ラフレシア「……」

ミロカロス『……』

スピーカー(雪歩)『こごえそうなかもめみつめないていました』

P「どうしてこれにした?」

ミロカロス『いや、適当に選んだので』

P「テンション上げるのにしろよ」

キルリア「まあまあ良いじゃないですか」

ラフレシア「殿方」

P「どした?」

ラフレシア「寝ます」グゥ

P「うん。おやすみ」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/12(水) 01:41:05.22 ID:i3Jzb9/ro
はい。ここまでにします。
うん、これはもう話が脱線して迷走状態ですね。
一応、人間の765アイドルを出す予定です。
失礼しました。
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/12(水) 02:36:12.66 ID:LHc/uTYDO
裏切ったアイドル来てもな…
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/12(水) 08:58:02.85 ID:I19bolo5o
おつ
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/12(水) 10:31:07.76 ID:7Mo2eVCDO
ミロ…津軽海峡冬景色とは渋いな
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:27:24.76 ID:Fkg4S7fto
レス感謝です
少しだけ更新


P「いやぁ〜来てしまったなぁ」

キルリア「そうですね」

ラフレシア「惜しいですね。泊まりたい気分です」

ミロカロス「僕の美しさと互角ですね」

P「……京都まで来ちまったけどさ」

キルリア「良いじゃないですか! 美味しいもの結構食べれたし」

P「そうじゃねーよ。帰りしんどいわ」

ラフレシア「明日もオフな事に感謝します」

P「あー……うん」

ミロカロス「それよりもプロデューサー、僕はお腹が空きました」
163 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/13(木) 11:31:32.10 ID:Fkg4S7fto
P「いや、俺も結構空いた」

キルリア「でもでも、ここに来たからには観光したいです」

ラフレシア「わたくしも……出来れば奈良に……」

P「奈良は諦めてくれ」

ラフレシア「……」シュン

キルリア「それよりも何時に帰るんですか?」

P「まあ俺も観光したいし……5時にここ出れば10時には着くだろうな」

ミロカロス「じゃあ大丈夫ですね。お腹が空きました」

P「じゃあ飯行こうか」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:35:03.55 ID:Fkg4S7fto
キルリア「で、次にどこ行くんですか?」

P「いや、全く考えてない。このまま帰るのも惜しいだろ?」

ラフレシア「そうですね」

P「いくら限界ドライブとはいえ、観光名所は見るだけでも拝みたい」

キルリア「でもプロデューサーさんって前に行ったことないんですか?」

P「仕事で行った程度で観光なんてアイドル達しかないわ」

ミロカロス「名所よりもご飯にするべきですよ」

P「いや、ミロよ。名所の近くにも食いもんはある」

ミロカロス「……プロデューサーの財布が重ければでしょう」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:38:24.44 ID:Fkg4S7fto
P「…………」スッ

P「……」サッ

P「…………」

P「…………」

P「……せやな」

キルリア「ちょっと待ってください! じゃああれですか? このままお帰りなんですか?」

P「……SAで無駄遣いしすぎた」

ラフレシア「なんと……いけずな」

P「いけずじゃねーよ。そもそもガソリン代とかも考えないといけないんだよ」

ラフレシア「では、いくらかわたくしが出しましょう」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:40:57.21 ID:Fkg4S7fto
P「ふむ。それなら今日はなんとかなるな」

キルリア「今日はって?」

P「遊び過ぎてお金がない。つまり、明日以降に買ってくる飲み物とかがない」

ミロカロス「ダメじゃないですか。しっかり金銭感覚持たないと」

P「うるせーよ! ケチらねーと食費で詰むわ!」

キルリア「じゃあお昼は安いので良いです」

P「その奢ってくれませんか」ヘヘヘ

キルリア「プロデューサーさん」

P「はい」

キルリア「……私、お財布忘れちゃいました」テヘッ

P「」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:45:31.15 ID:Fkg4S7fto
ミロカロス「あーあ。キルリアダメじゃないか」

キルリア「わくわくしてものでつい」

P「んじゃ、なか卯な」

ラフレシア「殿方!」

P「なんだよ」

ラフレシア「そこはせめて王将で」

P「わかったよ」

ミロカロス「僕らも食べれるんでしょうかね?」

P「さあ?」

ミロカロス「さあってプロデューサーは美しい僕が飢え死になっちゃうかもしれないのにそんな事言うんですか!」

P「ええ〜」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:50:59.03 ID:Fkg4S7fto
キルリア「とりあえず、もう清水寺を眺めるのも空きましたし王将行きましょう」

P「はいはい」

ミロカロス「早くしてください。僕死にます」

P「死なないから安心しろ」

ラフレシア「ところで、殿方」

P「ん?」

ラフレシア「あそこで倒れている方がいます」

?「…………」

P「うん。関わっちゃダメだぞ」

キルリア「あれ? ……あの人どこかで……」

ミロカロス「……僕も見たことありますね」

P「気にするな。撮影中なんだよきっと」

ラフレシア「……しかし……」

P「気にするな。撮影中だよ」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:53:28.38 ID:Fkg4S7fto
キルリア「……あ! 思い出した!」

P「はよ。王将行くから!」

ラフレシア「どなたでしょう?」

キルリア「あの人は四条貴音さんだよ!」

P「そうか。よく思い出せたな。じゃあ行こうか」

ミロカロス「確か銀色の王女だっけ? ちょうどいいや。僕の方が美しい事を教えてあげないと」

ラフレシア「その前にまずは助けないといけませんね」

P「あーあ」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 11:53:55.64 ID:Fkg4S7fto
ここまでです
続きは夜で
失礼しました
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 12:04:16.39 ID:5CZOZD620
リバイス『やっぱり魔法コンボッスよね…アクアジェットにさえ対応してたら、私も凌牙さんのエースとして活躍出来たんスかね…』

リバイス『にしても、ドレイクさんは毎回よく出てこれますよね…4×3とか、凌牙さんのデッキでは難しいでしょうに』

リバイス『そういえば、バイスさん可愛いッスよね…私もあんな兄弟欲しかったッスよ』



レイ『とかいって、散々愚痴っていじめてたじゃないですか…』

リバイス『いやぁ、そんなつもりは無かったんスけどね』

ホープ『…そろそろ行こう』

リバイス『え…?あ、もう合流してるんスね、私はもうしばらくしてから行きますよ』

ホープ『…そうか…』

レイ『兄さん、行ってらっしゃい』

ホープ『ああ、行ってくる』
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/13(木) 12:05:17.27 ID:5CZOZD620
>>171
すみません、誤爆しました…
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/13(木) 13:25:23.48 ID:hRzxqfZDO
>>172
誤爆ついでにどこのスレか教えていきましょうか
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/13(木) 14:59:38.64 ID:wOJxY6o6o
ワロタwww
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/13(木) 15:43:00.41 ID:NcmjuFlWo
誤爆警告の出る専ブラ入れようぜ

空腹で帰ることになるんだろうな
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/13(木) 16:06:54.01 ID:e+hTWaEAO
キシリア「目指せトップアイドル!」
に見えた
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/13(木) 19:23:32.82 ID:wizb8o920
>>176
シャア「」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/13(木) 19:56:09.43 ID:hRzxqfZDO
>>176
それちょっと面白そうだなwwww
179 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/13(木) 22:55:31.78 ID:RH3375ROo
さて、再開しましょうか
レス感謝します

>>172
昔同じミスしたことあるんで気にしないでください
寧ろROM専で読者だったら嬉しいです
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 22:57:56.78 ID:RH3375ROo
―――――
――――
―――
――



貴音「助けていただき感謝いたします」

キルリア「いえいえ、ところでなんでこんなところで?」

貴音「それはですね……」グゥ

貴音「……」

ミロカロス「王将行きましょう」

P「おう」

ラフレシア「彼女は?」

P「んじゃあな」

キルリア「そんな冷たくしないで一緒でいいじゃないですか!」

P「……責任取れよ」

キルリア「へ?」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 23:01:19.18 ID:RH3375ROo
ラーメン屋

貴音「ではここからここまで大盛りで」

P「無理だ」

貴音「相変わらずいけずな方ですね」

キルリア「私はこれにします」

P「そもそも、貴音がここにいるのはどうしてよ?」

ミロカロス「僕に会いに来てくれたんですよ。美しいから」

ラフレシア「それはないと思います」

貴音「……では、これにしましょう」

P「……まあそれでいいか。さーせーん」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 23:10:06.15 ID:RH3375ROo
キルリア「それでなんで京都にいるんですか?」

貴音「えと……プロデューサー?」

P「それでお願いします……ん? ああ。今俺が担当しているアイドル達だよ。まあポケドルでも良いし」

貴音「……そうですか。ではまずはわたくしは四条貴音です」

キルリア「キルリアです! 現在Dランクアイドルですよ!」

ミロカロス「僕は……「この子がミロちゃんで、そっちがラフレシアちゃんなんです!」

ミロカロス「……」

P「……すまんな。コイツがミロカロス。現在はEランク」

ミロカロス「プロデューサーまで……」

P「まあまあ。美しいのはわかってるから」

ミロカロス「仕方がないですね。ですが、プロデューサー。僕には美しい挨拶の仕方があるんですよ」

P「はいはい。また今度聞いてやるよ」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 23:19:42.92 ID:RH3375ROo
貴音「なるほど。そちらがラフレシアという方ですか」

P「そうだな。現在は光合成してるみたいだけど」

キルリア「ラフレシアちゃんは貴音さんとすごく口調が似ているんですよ!!」

P「まだランク外だけどな」

貴音「そうですか。頑張ってほしいですね」

P「で、何してたんだ?」

キルリア「そしてどうして倒れてたんですか?」

ミロカロス「僕美しいですよね?」

P「お前は黙って日光浴!」

貴音「実は……」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 23:31:21.78 ID:RH3375ROo
〜回想〜

赤羽根P『京都で撮影があるんだけど、俺は美希のオーディション見ないといけないから、1人で良いか?』

貴音『律子や小鳥嬢は……』

赤羽根P『律子は竜宮だし、音無さんは事務員だし、社長も何か手放せないらしいし』

貴音『そうですか……』

響『プロデューサー! なら自分が貴音と一緒に行くさー』

赤羽根P『響も撮影があるだろ』

響『そうだっけ?』

赤羽根P『そうだよ。ちゃんと確認してたか? 俺も付いて行くから』

響『なら心配ないな』

貴音『……』

赤羽根P『あ……すまん。だから悪いけど頑張って来てくれ』

響『ごめんな。でも頑張って来てほしいぞ』

貴音『……わかりました』
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 23:38:49.37 ID:RH3375ROo
撮影終了後

貴音『さて、今日中に帰ればよろしいので独りらぁめん探訪でもしましょう』

貴音『お金はちゃんとありますし』

貴音『では、まずは……軽めに』

ぶろろろろろろろろろろろろろ

ひったくり犯『ヒャッハー』バッ

貴音『は?』

ぶろろろろろろろろろろろろろ

貴音『おっお待ちなさい!!』タタタタ

貴音『……』グゥ

貴音『お腹が……』バタリ

貴音『』チーン


〜回想終了〜
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 23:50:27.74 ID:RH3375ROo
貴音「と、いふほとがありまふぃふぇ」ズルズル

キルリア「それは……なんという災難な」

P「いや、寧ろそのまんま放置されてたのが驚きだわ。まあ無事でよかったよ」

貴音「良くありません!」ドンッ

ミロカロス「……」ズルズル

P「何がさ?」

貴音「あのお財布の中には今日巡る予定のらぁめん代が入っていたのです!」

P「逆に他は何か入れてたか?」

貴音「? というと?」

P「保険書とか」

貴音「いえ、とくには……切符以外……」

P「……これは警察署行くしかないな」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/13(木) 23:57:57.31 ID:RH3375ROo
ミロカロス「……」ズルズル

ラフレシア「……」ズルズル

P「あ……ごめんな。構ってやれなくて」

ミロカロス「……」ズルズル

ラフレシア「……」ズルズル

貴音「プロデューサー。彼女たちは拗ねているわけではないのです」

貴音「らぁめんの味……そしてすぅぷの味を身体の芯まで味わっているのです」

P「そうか。良かった良かった」

キルリア「いや、怒ってる気がしますけどね」

貴音「すみません。これのおかわりを」

P「却下だ!」

貴音「プロデューサーはいけずです」
188 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/14(金) 00:09:41.10 ID:GDx91Unro
―――
――


キルリア「ええっー!! 貴音さんってIU準優勝したんですか!!」

貴音「……ええ。ですが、実力は……その……」

ミロカロス「ま、まあ。僕もすぐにそれくらいになれますし! 別に気にしてませんよ!!」

ラフレシア「……ふむ」

キルリア「でも、なんでまだAランクなんですか?」

貴音「それは……」

ミロカロス「普通に考えて居座ってるんですよね? まあ、僕ならさっさとSになりますけど」

貴音「ま、まあそうですね」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/14(金) 00:17:11.98 ID:GDx91Unro
キルリア「じゃあ貴音さんのその時の担当したのって……」

貴音「……そうです」

キルリア「うあうあ〜プロデューサーさんって凄いね」

貴音「…………」

P「お待たせ。はいよ。中身は空っぽだったけど……」

貴音「ありがとうございます」

P「じゃあ帰るか」

ミロカロス「え? 早くないですか?」

P「そう言ってもな」

ラフレシア「ZZZ」

キルリア「せっかく貴音さんもいることだし、もうちょっとゆっくりしましょうよ」

P「いや、貴音とはここでお別れだ」

キルリア「え?」

P「切符は無事だった。こっちだと遅いから先に帰れ」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/14(金) 00:28:26.30 ID:GDx91Unro
キルリア「でもでも、私はまだお話足りないですよ!!」

貴音「えと……わたくしは……」

P「明日も営業とかあるんだろ?」

ミロカロス「プロデューサーはどうして追い返そうとするんですか?」

P「人間とポケモンじゃ体調管理が違うからな。貴音の場合は明日もあるみたいだし早く帰った方が良い」

ミロカロス「ふ〜ん。そうですか」

キルリア「じゃあお別れなんですか?」

貴音「……」

P「んじゃ、駅まで送って行くから」

貴音「待ってください。まだ、わたくしの用事は済んでおりません」

P「何かあるのか?」

貴音「実はここであるらぁめんを食べたいのです」

P「いや、お金ないだろ」

貴音「ふふふ」ゴソゴソ

貴音「……」つ諭吉10人

キルリア「すごい」

P「しかしだな……」

貴音「皆にも支払いましょう」

P「行こうか」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/14(金) 00:48:17.16 ID:GDx91Unro
キルリア「何のラーメンなんですか?」

貴音「聞いた噂によると天下一品のこってよりも更に濃いらぁめん」

貴音「そのこってりとしたすぅぷは割り箸を立てると倒れないと言う……」

P「そんなのあるのかよ」

ミロカロス「う……」

ラフレシア「ぐ……」

P「あーやっぱりパスか」

ラフレシア「申し訳ありませんが」ヨロッ

ミロカロス「僕も……イメージしただけで」ヨロッ

P「じゃあ休んでな」
192 :このラーメン店の詳細知ってるかたいたら教えてください[saga]:2012/12/14(金) 00:57:38.20 ID:GDx91Unro
キルリア「じゃあ行きましょう!」

P「果たしてどんな味がするのか」

貴音「わたくしも初めてなのでわくわくします」

P[太るなよ]

キルリア「なっ、デリカシー無い事言いますねプロデューサーさんは!」

P「だってDランクだし」

キルリア「気合でやせますよ、気合!」

P「まあ期待してるわ」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/14(金) 03:01:46.67 ID:1Ye34ugDO
寝落ちか?乙カブトガニ
194 :寝落ちした。もうちょっとだけ[saga]:2012/12/14(金) 04:10:00.82 ID:GDx91Unro
夕方

P「なんでだよ」

貴音「指定席の時刻を過ぎてしまいました」

キルリア「じゃあこちらで連れて帰るしかないですね」

P(キルリアがなついてる)

ミロカロス「眠くなってきました」

ラフレシア「わたくしも」

P「わかってる。しゃーないなじゃあ貴音は助手席な」

貴音「感謝いたします」
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/14(金) 04:11:31.80 ID:GDx91Unro
―――――
――――
―――
――



キルリア「ぐかー」

P(で、さっきまで元気だったキルリアも力尽きたか)

貴音「……」

P「……」チラッ

ラフレシア「ZZZ」

ミロカロス『ZZZ』

P(まあ。大人しいしいっか)
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/14(金) 04:20:13.82 ID:GDx91Unro
貴音「プロデューサー」

P「……どうした?」

貴音「戻っては来ないのですか?」

P「今はこっちが本業だ」

貴音「…………わたくしはあの方ではSになれません」

P「赤羽根君は指導が上手いじゃないか」

貴音「そうでしょうか?」

P「そうだろ。だって二連覇狙うんじゃないのか?」

貴音「他の者を差し置いてと言うんですか?」

P「誰が取ろうと赤羽根君にとっては二連覇だ」

貴音「ふざけないでください!」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/14(金) 04:20:41.12 ID:GDx91Unro
寝ます
失礼しました
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/14(金) 04:45:15.02 ID:1Ye34ugDO
いいところだったのに乙カブトガニ!オヤスミいい夢みろよー
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/14(金) 05:34:12.85 ID:qd7bwKdDO
ふむ、やはり屑赤羽根Pだな
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/14(金) 07:54:22.48 ID:mx8Xrh/Uo
おつー
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/14(金) 18:09:44.54 ID:UMKIdsaDO
乙です
Pと赤羽根Pの間に何があったのか気になる
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/14(金) 23:42:59.40 ID:P3/SF4v00
乙です。
確かに清水寺のすぐ近くに王将があるな・・・
203 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/15(土) 01:19:11.57 ID:+EKCYxZAo
レス感謝です
おそらく今日の内容で糞展開だと思われるかもしれません
ご了承願います
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/15(土) 01:24:14.29 ID:+EKCYxZAo
P「ふざけてなんかいない」

貴音「ならどうしてわたくしを選んだのですか?」

貴音「わたくしじゃなくても他にいたはずです!」

貴音「例えば響。響はわたくしよりもダンスが圧倒的に優れていました」

貴音「響でなくても千早なら絶対優勝できたはずです!」

貴音「なのにどうしてわたくしにしたのですか!!」

P「貴音」

貴音「なんでしょう?」

P「キルリアとかが起きる」

貴音「……申し訳ありません」
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/15(土) 01:31:00.80 ID:+EKCYxZAo
P「それにこの話は俺はもう貴音に謝った。それで流してくれたじゃないか」

貴音「納得いきません」

P「……そもそも、貴音は何に怒っているんだ?」

P「じゃああれか? 響や千早に頼めばよかったのか?」

貴音「それは……」

P「俺だってな。出来ればみんなに出て欲しかったさ」

P「でもな。俺じゃあ無理だったんだよ」

貴音「……」

P「一番届きそうなアイドル。それが貴音だったんだ」

貴音「じゃあわたくしは……」

P「暴れるならうちのアイドルを送った後にしてくれ。今は運転中だし」
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/15(土) 01:43:14.60 ID:+EKCYxZAo
貴音「…………」

P「まだ何かあるか?」

貴音「……何故、あの方に全てを任したのですか?」

P「上手いだろ。俺よりも」

貴音「そうは思えません」

P「じゃあもっと赤羽根君と向き合わないと……」

貴音「あの方はわたくしには合いません」

P「そう言うなよ」

貴音「じゃあ聞きますけど、どうして無理矢理ユニットを組ませたりしたんですか?」

P「知るか。本人に聞けよ」

貴音「おかしいと思わないのですか?」

P「俺にはそれが赤羽根君のやり方だと思うが……」

P「というか、貴音は何が言いたいんだ?」

貴音「……わたくしはあなた様に戻って来てほしいのです」

P「ループしたな。俺は無理だと言ったはずだ」
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/15(土) 01:47:18.12 ID:+EKCYxZAo
貴音「……何故ですか?」

P「今はこっちがメインだからだ」

貴音「じゃあわたくしもそちらに」

P「それはまだ早い。いずれにしても誰かがBに行ったら1人来てもらう予定でいる」

貴音「それは……」

P「ただし、それはお前達の意思はない。こちらのアイドルに決め貰う」

貴音「…………」

P「だからな。無理だ」

貴音「いい加減にしてください!」

P「だからうるさい。起きるだろ」

貴音「くっ……」

P「わかった。話は事務所で聞いてやる。だが、先にウチのポケドルを降ろしてからな」

貴音「わかりました」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/15(土) 01:55:56.96 ID:+EKCYxZAo
事務所

P「何か飲むか?」

貴音「いえ、結構です」

P「そうかい。じゃあ聞こうか」

貴音「先にも言いましたが……」

P「戻るつもりはない」

貴音「何故ですか!?」

P「社長命令でもあるし、こっち(ポケドル界)で優勝したい」

P「それに俺にはそっちに戻る資格はない。他の事務所ならまだしも……あれが広まったらおしまいだ」

貴音「そんなの気にしなくても……」

P「気にするわ! 俺は犠牲を出してまで赤羽根君に勝ちたかった」

P「でも犠牲しか残らなかった……」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/15(土) 02:12:56.74 ID:+EKCYxZAo
貴音「…………」

P「だから俺は赤羽根君に全てを任した」

P「貴音には本当にすまないと思ってるけどバチンッ

P「っ……」

貴音「ハァ…ハァ…」

貴音「……どうして」

貴音「どうして1人だけ逃げたんですか!」

貴音「残されたわたくしは? どうして一回で諦めたんですか!?」

貴音「全てを任す? それじゃあわたくしは失敗作と言うのですか?」

P「……すまん」

貴音「…………あの日以来、周りの者から少し置かれている感じがします」
210 :うわ泣き描写下手過ぎ[sage saga]:2012/12/15(土) 02:26:37.70 ID:+EKCYxZAo
貴音「響や春香は普通に接してくれますが、雪歩や真に真美は明らかに置いています」

貴音「わかりますか? 仲間にあっさり裏切られた気持ちが!!」グスッ

P「……」

貴音「わかりませんよね? だってあなた様は逃げ出しましたからね!」

P「すまん」

貴音「謝るくらいでしたらどうして……ひぐ…もう一度……うわああああああん!!」ポロポロ

P「…………悪い」

P「負けたらこうなることになることは予想出来てたのにな」

P「何しちゃってんだよ俺は……」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/15(土) 02:27:37.81 ID:+EKCYxZAo
あーあ
支離滅裂ですね。国語あんまり得意じゃないんですごめんなさい。
もう寝ます
次回からポケモンの方のアイドル活動に戻ります
失礼しました
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/15(土) 03:05:27.40 ID:A43TAc7DO
赤羽根PとPと貴音の間に妙な空気が流れてるようだな

赤羽根Pはアレだし何があったのか…

貴音は何かトラウマとかできたのだろうか…じゃないとそうそう他のメンバーに負けるなんて思えないよ

犠牲って言葉がキーワードだよな乙
213 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/15(土) 10:48:09.85 ID:78uMKtBTo
レス感謝です
ちょっとだけ更新したいと思ってます


次の日

P「えー今日オフなのに何しに来たの〜」

キルリア「ここが落ち着くんですよ」

ミロカロス「キルリアの言う通り。ここだとのびのび出来て素晴らしいんですよ」

ラフレシア「同上」

P「あのなぁ。せっかくの大事なオフだぞ」

キルリア「だからこうしてここでだらだら寛ぐんです」ダラーン

ミロカロス「今更帰れと言われても帰る気ないですよ」グテーン

ラフレシア「オフの使い方はわたくし達次第でしょう?」ノビ-ン

P「まあそうだけどさ」

P「俺は明日の予定を建てないといけないんだが」

ミロカロス「明日で良いじゃないですか」

P「良くねーよ!」
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/15(土) 10:52:20.84 ID:78uMKtBTo
ラフレシア「しかし、殿方は昨日の疲労がまだ……」

P「あー大丈夫だ。少なくとも今週は頑張らないといけない」

キルリア「なにかありましたっけ?」

P「大事なミロのIU予選だからな」

ミロカロス「あっ」

P「だから、俺がこれくらいでくたばるわけにはいかないんだよ」

P「それにその次にはキルリアとラフレシア」

P「特にラフレシアは3度目の正直だ」

ラフレシア「お任せください」

P「じゃあ今週も残りだけど、スケジュールの確認をするぞ」
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/12/15(土) 10:59:23.53 ID:78uMKtBTo
キルリア「え?」

P「えってなんだよ?」

キルリア「でも今日はオフですよ、オフ!!」

P「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」

ミロカロス「ところでプロデューサー」

P「どうした?」

ミロカロス「暇です」

P「うるせー」

ミロカロス「それよりも昨日は楽しかったです」

P「ああ。すまんな。貴音の相手でほとんど構ってられなくて」

ラフレシア「いえ、旧友の再会には時を割いてでも仕方がありませんよ」

P「いや、旧友じゃないから」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/15(土) 11:13:19.52 ID:78uMKtBTo
P「じゃあスケジュール言うからメモなりしろよ。まあホワイトボードに書くけどな」

コンコン

P「ん?」

キルリア「お客さんですかね?」

P「ノックだしそのようだな。シャキッとしろ」

ミロカロス「美しいから平気です」ノビーン

ラフレシア「ミロ、シャキッとしなさい」

ミロカロス「ラフレシアは厳しいなぁ」ノソリ

ガチャリ

P「どちらさんですか?」

?「こんにちはー」
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/15(土) 11:17:48.61 ID:78uMKtBTo
P「音無さん!?」

小鳥「遊びに来ちゃいましたー!」

キルリア「プロデューサーさん?」

P「ああ。この人は音無小鳥さん。765プロの事務員さんだ」

キルリア「へぇ〜でもここにはいないですよね?」

小鳥「私は本フロアの方で事務員してるから……」

P「えと……この子が」

ラフレシア「わたくしはラフレシアと申します」

キルリア「私はキルリアです。よろしくお願いします」ペコリ

ミロカロス「僕はミロカロスです」

小鳥「音無小鳥です。えと彼氏はいないです」

P「だろうな」ボソッ

小鳥「何か言ったか?」

P「いえ」
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/15(土) 11:20:59.50 ID:78uMKtBTo
キルリア「えと小鳥さん?」

小鳥「どうかしたの?」

キルリア「どうしたんですか?」

ラフレシア「ここに来るのは中々珍しいものですよ」

小鳥「それがね、今日は芸能事務所対抗大運動会があって……」

P「え? もう?」

小鳥「はい。それでお留守番で……」

P「なるほど。社長とさみしく見たくありませんからね」

ミロカロス「あと事務の仕事見事にすっぽかしてる」

小鳥「それは言わないで」

P「楽しかったなー」

キルリア「私達にはそのような大会はないんですか?」
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/15(土) 11:23:39.38 ID:78uMKtBTo
P「ポケスロンだな」

キルリア「そうですか」

ラフレシア「どうぞ」コト

小鳥「ありがとう。プロデューサーさん。見ても良いですか?」

P「どうぞ」

小鳥「それじゃあ見させてもらいまーす」ピッ

P「じゃあ俺はやることやるかな」

小鳥「……これ美味しい」モグモグ

ラフレシア「森の羊羹とお茶は最高の組み合わせです」
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/15(土) 11:26:44.73 ID:78uMKtBTo
ミロカロス「……」ボー

キルリア「……」ボー

ラフレシア「……」

小鳥「……」

P「……」カタカタ

テレビ『ワーワー』

キルリア「貴音さんが出てませんね」

小鳥「そう言えばそうね」

ミロカロス「やっぱり昨日の今日じゃ疲れたんですよ」

ラフレシア「同上」

小鳥「昨日? ああ、京都の撮影だっけ?」

P「…………」カタカタ

キルリア「そうです。やっぱり疲れが出ちゃったんでしょうね」

小鳥「それなら仕方がないわね」
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/15(土) 11:27:35.91 ID:78uMKtBTo
続きはまた書きます
失礼しました
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/15(土) 14:08:16.06 ID:ArnKl+1Wo
おつ
ポケスロンのスティールフラッグの秦の取り合いでもみ合っている内にポロリしちゃうキルリアちゃんくるー?
223 : ◆NxEuUULS7s[sage saga]:2012/12/16(日) 05:55:11.25 ID:hmeXiW//o
レス感謝します


―――
――



小鳥「じゃあそろそろ戻ろうかしら」

キルリア「もう帰るんですか?」

ミロカロス「普段よりもだらけれたのは嬉しかったですけど……」

ラフレシア「また、いらしてください」

小鳥「ええ。そうさせてもらうわ。ここ結構居心地良かったわ」

P「とは言っても普段出てますから中々こうした集合はありませんけどね」

小鳥「じゃあこのスケジュールの確認だけしちゃいましょうか」

P「まあ、良いですけど」

キルリア「お土産もお願いします!」

小鳥「わかったわ」

P「じゃあもうこのまま今日は解散だな」

ミロカロス「結局だらだらしてしましました。美しい僕がこんなことをしては良いのでしょうか?」

P「知るかよ。明日からハードで行くぞ」
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:02:38.43 ID:hmeXiW//o
次の日

P「今日はレッスンだ。二日も何もしてないからなまってる身体にはダンスれスンがちょうどいいと思ってな」

P「特にミロは週末までも時間がないからな」

ミロカロス「嫌な事言わないでくださいよ」

キルリア「でもでも、ミロちゃんなら大丈夫だよ」

ラフレシア「ふむ、殿方」

P「なんだ?」

ラフレシア「そろそろ技も考えた方がよいのでは?」

P「あーそうだな。でもF程度は大丈夫だ」

キルリア「そですかね?」
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:05:46.86 ID:hmeXiW//o
P「キルリアくらいのDランクは怪しいけどな。それに技マシンってやつを手に入れないといけない」

キルリア「ないんですか?」

P「ないよ。そんなもんあるなんて昨日知ったし」

ミロカロス「頼りないですね」

P「だから、ミロには自身の力で頑張ってほしい」

ミロカロス「そうですか。まあ僕の美しさがあれば審査員がメロメロで困っちゃうくらいで楽勝ですけど」

P「そうだな。よし、レッスン行くぞー」

キルリア「はーい」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:11:21.60 ID:hmeXiW//o
――――
―――
――


P「お疲れさん」

キルリア「はぁはぁ……あ、どうも」ゴクゴク

ラフレシア「……ふぅ。なまってると大変ですね」コクコク

ミロカロス「あーでも普段動かしてたから多少はマシな気がしましたけど」

P「そうか。じゃあしかっりマッサージはしとけよ。明日はボイスレッスンだ」

キルリア「ハードです」

P「あ、キルリアは営業な」

キルリア「そうなんですか?」
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:21:07.88 ID:hmeXiW//o
P「ああ、今度はマシなのを貰ってきたからな」

キルリア「そうですか。頑張っちゃいます!」

P「で、ラフレシアとミロはレッスンな。ラフレシアは見張りな」

ラフレシア「わかりました」

ミロカロス「ちょっとそれどういう事ですか?」

P「手を抜いてるかもしれないだろ」

ミロカロス「そんなことないですよ! 僕は至って真面目ですよ!」

P「普通にじゃないからなマジでやれよ」

ミロカロス「マジですよ」

P「そうじゃなくて一生懸命やれってこと」

ミロカロス「だからやってますって><」

ラフレシア(可愛いですね)

キルリア「ミロちゃん可愛い」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:25:22.68 ID:hmeXiW//o
次の日

P「じゃあお願いします」

トレーナー「はい、わかりました」

キルリア「頑張ってねぇ〜」フリフリ

ミロカロス「キルリアもしっかり頑張らないと」

ラフレシア「そうですね」

キルリア「なんで私だけそう言われるの!」

P「はいはい。早く行くぞ」
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:33:35.27 ID:hmeXiW//o
P「あ、トレーナーさん。さっき言った通りお願いします」

トレーナー「あ、はい。わかりました。楽しみね」

3人「?」

P「すまんな。さて行くぞ」

キルリア「ところで今日はなんの営業ですか?」

P「まあ大したことじゃないんだが……」

キルリア「出来れば楽しいのが良いです!」

P「楽しいぞ」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:42:14.98 ID:hmeXiW//o
キルリア「だからなんなんですか!」

P「まあ行けばわかる。困ったらアイツ等が助けてくれるしな」

キルリア「助ける? またライブですか?」

P「いやいや、流石にライブは前座程度だし、765プロの味方がいないと辛いだろ?」

キルリア「そんなことないですよ!」

P「どうだかな」

キルリア「もうっ!」

P「さて、着いたここだ」

キルリア「ここは……?」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 06:50:43.30 ID:hmeXiW//o
P「まあついてこいよ」

キルリア「もしかしてこの中で撮影ですか!?」

P「いや、撮影じゃないから」

キルリア「じゃあじゃあ……」

P「落ち着けよ」

キルリア「はい」

P「普段通りで緊張はしなくても良い。会った事もある人もいるし」

キルリア「メノコちゃん?」

P「いや、そっちじゃない」

キルリア「???」
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:02:40.14 ID:hmeXiW//o
P「えっと……ここらだったはずなんだが……」

?「こっちですよプロデューサー」

P「お、サンキューな」

キルリア「?」

P「秋月律子。元アイドルで、現在は俺と同じく765でプロデューサーをやってる」

律子「よろしくね。えっと……」

キルリア「キルリアです! Dランクです! よろしくお願いします」ペコリ

律子「あら、プロデューサーより礼儀が正しくて良い子ね」

P「ドユコトダコラ!」

律子「まあそれはさておき、何か流して欲しい音楽はありますか?」
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:06:51.06 ID:hmeXiW//o
P「これ頼む。今度これでオーディション受ける奴でな」

律子「わかりました。もうすぐ音楽流して一回目の休憩が入るのでその時に入ってもらいます」

P「だってさ」

キルリア「jはい、わかりました……えと律子さんっていうことは……竜宮小町ですか?」

律子「そうよ。私のプロデュースしてるアイドルユニット。Aランクよ」フフン

P「なんでSに行かないんだ?」

律子「赤羽根プロデューサーとは避けたいんですよ」

P「なるほど」

律子「特に何故かAにいる美希とはね……」

P「…………まだAにいるのか」

律子「Sに慣れる素質はある子。でもAでとどまっている。美希も早く上がりたいみたいですけどね」
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:10:38.10 ID:hmeXiW//o
P「直接聞けば良いじゃないか?」

律子「あーそうですね。ですけど、赤羽根プロデューサーがいない時に限ってライバルが多くて」

P「いやいや、竜宮はAランクトップだから余裕だろ」

律子「そうですか?」

P「本選には間に合うんだろ?」

律子「はい……あ、そろそろ出番よ。事前に説明はしてあるから失敗しても大丈夫だから」

キルリア「あっありがとうございます。がんばりましゅ!」

キルリア「頑張ります!」

律子「……プロデューサー」

P「何さ?」

律子「竜宮にスカウトしても……」

P「美希をスカウトしてやれよ……」
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:15:52.72 ID:hmeXiW//o
伊織「じゃあここで一曲、私達765プロのアイドルがお送りする」

亜美「『READY!!』」

あずさ「その後はゲストをおよびしまーす」

伊織「ふぅー」

亜美「いつやっても緊張するねー」

あずさ「でも楽しいわよねぇ」

律子「お疲れ様、ゲストを連れてきたわよ」

伊織「そう……あら?」

亜美「ゆきぽんよりも随分とちんちくりんですなー」

あずさ「あら? キルリアちゃんお久しぶり」

キルリア「!」ペコリ
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:28:15.66 ID:hmeXiW//o
律子「はいはい。ポケモンはポケットモンスターなんだから少し小さくたっておかしくないでしょ」

キルリア「えと……よろしくお願いします」ペコリ

伊織「この子がアイツの今担当してるアイドルね」

亜美「兄ちゃんもついにロリコンになってしまったかー」

あずさ「まあまあ、こっちにどうぞ」

キルリア「しっ失礼します!」

伊織「そんなに畏まらなくても良いわ。私は水瀬伊織。竜宮小町のリーダーよ」

亜美「双海亜美だよー」

あずさ「三浦あずさです」

キルリア「キルリアセスよろしくお願います」ペコッガンッ

キルリア「あうっ」

亜美「いきなり体を張ったギャグとはやりますなー」

伊織「にひひっ♪ まあいいじゃない面白かったし。じゃあ再開するわよ」
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:36:07.29 ID:hmeXiW//o
――――
―――
――


P「お疲れ」

キルリア「……あうあうあ〜」クラクラ

律子「亜美にはあとできつく言っておきますので」

P「いやいや、亜美は話をとにかく振ってくれた印象があったからむしろ褒めてやってくれ」

律子「う〜ん。じゃあ私個人で言っておきます。プロデューサーからはそれを言っておきますので」

キルリア「ラジオって大変ですね〜」

P「まあまあ。竜宮は人気だからキルリアにもファンが少しは付いただろうな」

キルリア「そうですか」

P「じゃあミロとラフレシアを迎えに行くか」

律子「お疲れ様です」

P「あ、これ。差し入れ。みんなで食べてな」

律子「すみません。わざわざ……」

P「今日はこっちが礼を言う番だよ」

キルリア「プロデューサーさん! 私の分は?」

P「あとでみんなで食べるぞ」

P「じゃあお疲れさん。竜宮にも言っておいてくれ」

律子「わかりました。お疲れ様でした」

キルリア「今日はありがとうございました。お疲れ様でした」ペコリ

律子「お疲れ様〜」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:40:05.68 ID:hmeXiW//o
―――
――



キルリア「もう! そんなに笑わなくたっていいじゃん!」

ミロカロス「いやだってひたすら噛みまくってたしもう逆に凄いよ!」ケラケラ

ラフレシア「まあ、まあ……そういう日もありますよ」クスクス

キルリア「ぐむむ……」

P「はいはい。じゃあ帰ってミーティングやってからだ」

ミロカロス「僕はかんぺ……ダメだやっぱり」ケラケラ

ラフレシア「ミロ! しかし、あれは聴く方には……」クスクス

キルリア「うー」

P「……」ナデナデ
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/16(日) 07:40:34.40 ID:hmeXiW//o
ここまでです
失礼しました
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/16(日) 07:53:15.27 ID:iJZ4jihDO
おちゅ!失礼噛みました
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/16(日) 09:46:23.17 ID:WzambAfdo
おつ!
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/16(日) 13:46:04.11 ID:8hkwJfhoo
おつー
243 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/17(月) 00:42:17.47 ID:WZHrY72no
レス感謝です
少しだけ更新します


週末・IU予選会場

P「さて、ミロなら大丈夫だと思うけど……」

ミロカロス「任せてくださいよ。僕は美しいですからメロメロさせちゃいますよ」

P「その意気だ」

キルリア「……」キョロキョロ

ラフレシア「どうかしましたか?」

キルリア「えっと、あの態度でかい人はいないって事かな」

P「ああ、黒井社長か。良かった。あのアイドルが来たらミロでも怪しかったからな」
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 00:46:24.02 ID:WZHrY72no
ミロカロス「プロデューサー、僕は負けないですけど」

P「どうだろうな。圧倒的だったけどなぁ」

ラフレシア「くっ……」

P「あ、そうじゃなくてだな。最初で全て持っていかれた気がしてな……」

キルリア「あんまりフォローになってないですよ」

P「……ごめんな」

ラフレシア「いえ、でも殿方はそれでもわたくしを見捨てないでくれて感謝しています」

P「……」

P「そっか」

キルリア「? プロデューサーさん?」

P「いやなんでもない」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 00:48:41.57 ID:WZHrY72no
審査員「じゃあきてくださーい」

P「お、出番だな。ミロ、頑張れよ」

ミロカロス「ふふんっ。僕の美しさで圧倒的な結果になることを期待していてくださいね」

キルリア「ミロちゃん頑張ってね!」

ラフレシア「普段通りで挑むのですよ」

P「さて、ミロなら大丈夫だよな?」

キルリア「プロデューサーさん」

P「どうした?」

ラフレシア「やはりキルも気付きましたか?」

キルリア「うん」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 00:51:17.72 ID:WZHrY72no
P「何がだ?」

キルリア「あのポケドルが今日のミロちゃんのライバルです」

P「んー」

パチリス「よろしくお願いしまーす」

P「ふむ……一見普通に見えるが?」

ラフレシア「これからですよ」

審査員Do「じゃあスタート」

審査員Vi「3番いいね」

ミロカロス(3番)「〜〜♪」

P「余裕じゃないか」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 00:58:08.02 ID:WZHrY72no
キルリア「こうなんか嫌な予感がするんですよ」

P「そうか?」

審査員Vo「これは3番の圧勝かな〜」

審査員Do「退屈になって来たなぁ〜」

P「よし、このままなら逃げ切れるぞ」

キルリア「…………」

ラフレシア「…………」

パチリス「……!」

パチリス「はいはい! このゆびとーまれ!!」スッ

審査員Vi「!?」

審査員Vo「おー6番面白いアピールだね!」

審査員Do「6番いいね」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:03:36.29 ID:WZHrY72no
ミロカロス「〜!?」

パチリス「〜♪」

P「……え? 何したん?」

キルリア「うわやっぱりだ」

P「何したんだよ?」

ラフレシア「このゆびとまれ……注目を集める技です」

P「はぁ!? Fランクから技を入れてるのかよ!」

キルリア「まあ私が奇跡なくらいでしたもんね」

P「不味いな……これじゃあこのままじりじり評価を奪われてくぞ」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:07:06.07 ID:WZHrY72no
審査員Vi「もう終盤だねぇ〜」

審査員Do「2番頑張れ〜」

審査員Vo「3番も頑張れ〜」

ミロカロス「……」アセアセ

P「焦ってるぞ。ヤバいな」

キルリア「何か声かけないと……」

P「いや、審査を妨害するのはダメだ」

ラフレシア「ならばミロ自ら技を仕掛けるしかないですね」

ミロカロス(……く〜プロデューサーは楽勝って言ってたのに)

ミロカロス(なんで技なんて仕掛けるんだよ〜)

ミロカロス(僕も何か仕掛けないと)
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:09:27.39 ID:WZHrY72no
P「とにかく何でもいいからアピールしないと」

審査員Do「俺帰るわ」

審査員Vi「乙」

審査員Vo「俺も帰って良いかな?」

審査員Do「いいともー」

ミロカロス(何かしないと……えと……あーもうこれだ!)

キルリア「!」ピコーン

キルリア「プロデューサーさん! ミロちゃんが何か仕掛けるみたいです!」

P「ホントか!?」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:11:49.54 ID:WZHrY72no
審査員Vi「6番以外頑張れ〜」

パチリス「ふふふっ♪」トニヤァー

ミロカロス「…………」

ミロカロス「ちゅっ注目!!」

審査員×3「うん?」

P「さあ何の技だ?」

キルリア「……」ワクワク

ラフレシア「……」ジー

ミロカロス「えいっ! やっ! んっ!」

ぴょんぴょんぴょん

P「」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:14:43.97 ID:WZHrY72no
キルリア「わぁ〜ミロちゃんやるぅ〜」

ラフレシア「なるほど。あの美しさから……」

P「え〜……はねてるだけじゃん」

審査員Do「3番えろいな」

審査員Vo「3番良いね。喘ぎ声っぽさとか」

審査員Vi「最期に良いのを見せてもらった」

P「審査員が屑過ぎる……」

キルリア「まあまあプロデューサーさん」

ラフレシア「どうやら終わったようですね」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:16:36.03 ID:WZHrY72no
――――
―――
――



審査員「では合格者を発表します」

ミロカロス「……」

パチリス「……」

P「もう何でもいいから頼むぞ……」

キルリア「お願い」

ラフレシア「……」

審査員「合格者は……」










審査員「3番の方です」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:20:48.71 ID:WZHrY72no
ミロカロス「!」

パチリス「あちゃー」

P「よし!」

キルリア「ミロちゃん!」

ラフレシア「真、めでたきことです」

審査員「後の方はまたチャレンジしてくださいね」

P「おめでとうミロ」

ミロカロス「ま、まあ美しい僕なら楽勝でしたよ」

キルリア「いやでも危なかったでしょ? 今日は?」

ミロカロス「危なくなんかなかったよ」

ラフレシア「ふふふ。顔に出ています」

ミロカロス「……これは全部プロデューサーのせいだ!」

P「……責任転嫁は良くないぞ。でも確かに調査不足の俺のせいでもあるけど」

ミロカロス「罰として毎日僕に美しいと言ってください」

P「なんだそりゃ?」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:24:00.98 ID:WZHrY72no
ミロカロス「特別に僕の美しさにメロメロになる異性第一号はプロデューサーにしてあげます」

P「異性どころか種族が違うけどな」

ミロカロス「いっいいんですよ! とにかくプロデューサーは僕の良さをわかってないから毎日美しいと言わないとだめです!」

P「はいはい。わかったよ」

キルリア「良いなぁ〜」

P「キルリアは可愛いだろ」

キルリア「え? そうですか? えへへっ〜」テレッ

ラフレシア「ふふっ」

P「ラフレシアは……ミステリアスなんだよな」

ラフレシア「……面妖ですね」

P「まあまあ」
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:26:29.47 ID:WZHrY72no
ミロカロス「プロデューサー! 今日はお祝いしましょう」

ミロカロス「僕の華麗なるEランク昇格祝いです!」

P「わかってるよ。でもその前にな」

キルリア「え? すぐしましょうよ」

ラフレシア「いけずですね」

P「違う違う。撮影行ってこい」

ミロカロス「あ」

「ミロカロスさん早く来てくださーい!」

ミロカロス「はい。じゃあプロデューサー」

P「わかってるそれ終わったら事務所でお祝いだぞ!」

ミロカロス「♪ ……じゃあ行ってきます」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/17(月) 01:27:18.56 ID:WZHrY72no
ここまで
昨日飼ってた猫が死んだのでテンション下がってます
失礼しました
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/17(月) 02:27:23.41 ID:OwLtrWrQo
>>257
それなら無理にSS更新しなくてもいいのよ?
お悔やみ申し上げます
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/17(月) 03:16:25.99 ID:RyrdBJ9DO
あー…一緒に暮らしてた家族亡くなるのはキツいな
俺も四年くらい前に10年以上一緒に暮らしてた家族(ゴールデンレトリバー)を内臓破裂で亡くしたからよくわかるわ…
無理しないで更新はしばらく休んだ方がいいよ、2ヶ月たたなきゃ落ちないからゆっくりで、ね?
260 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/19(水) 16:30:43.61 ID:WhOyWJb5o
復活しました。
レス感謝します
とりあえず、前スレ読み返したら結構矛盾があったので修正していきながら更新していきます


事務所・夜

高木「合格おめでとう」

P「久々の登場ですね」

高木「全く、君が中々会いに来てくれないからわざわざ来ちゃったよ」

キルリア「社長さんって結構寂しいんですね」

高木「ははは。まあそれはともかくミロカロスくんおめでとう」

ミロカロス「まあ、僕の美しさでちょちょいのちょいですけど」

ラフレシア「わたくしもこのままではいけませんね」

P「大丈夫だ。次は絶対合格だ」
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 16:36:15.31 ID:WhOyWJb5o
高木「しかし、今日の結果を見ていたけどどうやら技がアピールのようだね」

P「はい。あと、争ったパチリスは今思い出すと春香がEランクと言っていましたけど……」

高木「それは春香君のミスの様だ。彼女、パチリス君こそFランクの壁の様でね」

P「へー」

高木「それで、気になって調べてみたんだが、どうやら気まぐれで出るみたいだよ」

キルリア「気まぐれって……アイドル舐めてるんじゃないですか?」

高木「そうじゃなくて本気を出すのは気まぐれの様だ」

ラフレシア「何故でしょう?」

高木「彼女は事務所の関係上ローカル専門のアイドルみたいでね。キルリア君達みたいとはまた違ったポケドルみたいのようだよ」

ミロカロス「ローカルポケドルですか……」

P「なるほど。じゃあ無理に上がらなくてもいいわけですか」

高木「引っ張られるのを恐れているのかもしれないね」
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 16:41:14.06 ID:WhOyWJb5o
キルリア「なんだかもったいないですね」

P「いや、そういう路線で売るアイドルもいるし、様々だ」

ミロカロス「ふ〜ん。じゃあ僕に勝ってたらどうしてたんでしょう? まあこの世界で一番美しい僕に勝てるはず有りませんけど。ていうか勝てませんでしたけど」

P「その場合でも普通にローカルポケドルを続けるんじゃないのか? ランク上がっても普通に」

高木「まあそれよりも今日はお祝いしようじゃないか」

P「そうだな。ミロは頑張ったもんな」

高木「じゃあ、私はこれで失礼するよ」

ラフレシア「社長様は……?」

高木「私は他にやることがあるのでね」

P「そうですか……俺達で祝うぞ!」

高木「楽しんでくれ。では、失礼する」ガチャバタン
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 16:54:35.11 ID:WhOyWJb5o
ミロカロス「しかし、今回はあの変なランプが出てこなくて良かったですよ」

P「そうだな……あ、しまった〜」

キルリア「どうかしましたか?」

P「社長に技マシンの話し忘れた」

ラフレシア「技マシン……ですか」

P「そうだ。今日は技アピールで負けるところだったし……」

ミロカロス「そんなことないですよ。僕の美貌で余裕でしたけど?」

キルリア「いや、結構焦ってたよね」

ミロカロス「キルリアには僕の美しさがわからなかったんだよ」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:01:37.25 ID:WhOyWJb5o
P「まあまあ。今日はその反面しっかりと技を技で返したミロの勝利だから素直に祝おうじゃないか」

ミロカロス「そもそもプロデューサーから言い出したことじゃないですか」ムスー

P「わるかったよ。でも、これで対策しないと行けなくなったな」

ラフレシア「わたくしも対策した方がよいですか?」

P「そうだな……まあランク外だから大丈夫な気がするけど」

キルリア「じゃあ私は如何するんですか?」

P「技を変える必要があるんだけど……生憎技マシンを持っていない」

キルリア「じゃあ今覚えている技で頑張ります!」

P「すまんな」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:08:55.54 ID:WhOyWJb5o
次の日

P「んじゃあ今日は営業行こうか」

キルリア「営業ですか……」

P「おう。昨日ミロがEランクになっただろ? その時にぜひとも765さんにお願いしますって」

ラフレシア「ですが、それはミロだけの依頼なのでは?」

P「いや、みんな良いって。3人しかいないし」

ミロカロス「ふ〜ん。この僕の美しさのお陰で来た仕事ですか」

P「そうだな」

ミロカロス「何の営業なんですか?」

P「ライブだ」
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:14:49.68 ID:WhOyWJb5o
キルリア「え? それってミロちゃんが貰った来たんですか?」

P「……市民ホールのな」

ラフレシア「あっ・・・(察し)」

P「そんな顔するなよ。そこでちょっとやって欲しいことがあるんだ」

キルリア「やって欲しい事ですか」

P「そうだ。これはのちにユニットに組んでもらうときにも重要になる」

ミロカロス「なんですか?」

P「それは現地に着いてから説明する」

ラフレシア「そうですか」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:23:57.57 ID:WhOyWJb5o
キルリア「そう言えば今日は先輩アイドルは来ますか?」

P「いや、今日は来ないな」

キルリア「そうですか……」

ミロカロス『何で最初の営業が市民ホールなんですか』ブツブツ

P「市民ホール馬鹿にするなよ。大物の芸能人だってこの市民ホールで何かしたりするんだぞ」

ラフレシア「確かにそのように考えることもできますね」

P「だから大物と同じ舞台に立っているとでも思え」

キルリア「凄いんですね。市民ホールって」

P「ああ。だからキルリア達もトップアイドルになってもここでライブしたっていいんだからな」

ミロカロス『でもやっぱり大きなホールでやりたいです』

P「まーなー……さて、着いたし。さっきの事を説明するからな」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:29:05.73 ID:WhOyWJb5o
―――――
――――
―――
――



P「お疲れ様……悪くはなかったぞ」

キルリア「はぁはぁ……思ったよりも難しいですね」

ミロカロス「あーつかれた」バタリ

ラフレシア「確かに普段の倍以上疲れました……」

P「まあそう思ったよ。でも相性は良いみたいだな。お客さんも喜んでたし」

キルリア「しかし、私達なんかで喜んでくれましたかね?」

P「当たり前だろ!」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:35:35.77 ID:WhOyWJb5o
P「そもそも。こういう下積みがないといきなり大きなドームとかでは踊れんぞ」

キルリア「……まあそうですね」

P「それにドームだと三方お客さんで埋まるからな。下手なミスとかできないぞ」

ミロカロス「何で三方なんですか?」

P「後ろはモニターだから」

ラフレシア「なるほど」

P「そう。だから今日は一方からの視線だったが、それで緊張してるようじゃダメなんだよ」

キルリア「わかりました! 私、頑張ります!!」

P「ミロも頑張れよ」

ミロカロス「……闇に飲まれよ!」クワッ

P「そのアイドル誰だっけ? いた気がするんだけどな」
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:42:59.04 ID:WhOyWJb5o
次の日

P「来週がキルリアCランク昇格のIU予選とラフレシアの三度目の正直のランク昇格IU予選だ」

キルリア「来週ですか?」

P「ああ!」

キルリア「ふ〜ん」

P「とゆうわけで今日はキルリアにはオーディションを受けてもらう」

キルリア「え?」

P「いや、やっぱり人気集めないといけないし」

キルリア「きっ聞いてませんよ!!」

P「大丈夫。ミロも受けるから」

ミロカロス「えっ? ちょっ! ええええええ!!」

ラフレシア「わたくしは……」

P「すまん……応援だ。昇格したら嫌と言うほど受けさしてあげるから」

ラフレシア「わかりました。というわけで頑張ってきなさい。ミロ・キル」
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/19(水) 17:43:29.64 ID:WhOyWJb5o
ここまでです。
失礼しました
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/19(水) 19:44:00.11 ID:Y014DvxBo
おつ
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 23:02:58.58 ID:3jVAQNll0
乙です
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/20(木) 17:25:48.42 ID:QtuDURcS0
乙です
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/20(木) 22:29:53.49 ID:e7Qvhnlk0
とりあえず前スレと前々スレ読んできた
ランク別ポケドル上げてたところでなんか足りなくね?と思ったらリアルでアイドルなピカチュウがいなかった
有名なサトピカが♂だから上がらなかったのかな?
276 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/20(木) 23:00:59.97 ID:OMzgFD/3o
レス感謝します


オーディション会場

P「まあ、頑張ってこい。特にキルリアは頑張らないといけない」

キルリア「ちなみにどんなオーディションですか?」

P「んとな……キルリアがNEW BE@Tってので、ミロがおもいッきりアイドルってのだ」

ミロカロス「へー」

P「で、オーディションはほぼ同時に行われるから、俺かラフレシアのどっちかが付き人兼応援になる」

ラフレシア「わたくしですか?」

P「そうだ。正直なところラフレシアはもうFランクだと思ってるからな」

キルリア「う〜ん」

ミロカロス「ま、美しい僕は合格しちゃいますから付き人なんていらないです」

P「そっか。じゃあキルリアの応援行くか」

ラフレシア「そうですね」

キルリア「頑張ります!」

ぞろぞろ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/20(木) 23:03:36.87 ID:OMzgFD/3o
ミロカロス「ちょっちょっと待ってくださいよ!」

P「なんだよ?」

ミロカロス「べっ別に付き人はいらなくはないです」

P「はい」

ミロカロス「どっどうしてもいうならその……応援を……してもいいですよ」

P「別に無理はしてないな。じゃあ行くか」

ラフレシア「そうですね」

キルリア「トップ合格目指して頑張っちゃいますよ!」

ぞろぞろ

ミロカロス「……」
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/20(木) 23:07:43.20 ID:OMzgFD/3o
ミロカロス「待ってくださいよ!」

P「もー何さ?」

ミロカロス「なんで僕の美しいところ見ないんですか?」

P「普段から見てるし」

ミロカロス「それでもここ一番とかあるでしょう!」

P「だって余裕で通過するんだろ?」

ミロカロス「そうですけど」

ラフレシア「ふふっ。殿方はいけずな方ですね。ミロ、わたくしが付き人になりましょう」

ミロカロス「……ふんっ。後でプロデューサーが僕の美しく華麗なる合格になったところを見たくても見せてあげませんからね」

P「まーまー。じゃあラフレシア、よろしく頼むよ」

ラフレシア「わかりました」

P「ミロも頑張れよ」

キルリア「ミロちゃん頑張ってね!」

ミロカロス「キルリアも」
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/20(木) 23:12:30.74 ID:OMzgFD/3o
P「さて、キルリア」

キルリア「なんですか? 改まって」

P「今回受けるオーディションだが、結構ハードルが高い」

キルリア「え?」

P「レベルはキルリアクラス。んで、合格枠が3人」

キルリア「ヴぁい」

P「まあミロもレベルは変わらないけど、キルリアの方がミロの受けるオーディションより、5千人多い」

キルリア「あの……ハードル高過ぎませんか?」

P「でも俺はキルリアなら合格してくれると思ってる」
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/20(木) 23:17:48.18 ID:OMzgFD/3o
キルリア「……ライバルはいますか?」

P「そうだな。キルリアはDランクだからマリルとムウマかな……今日エントリーされてる競合は」

キルリア「そうですか」

P「あと、このオーディションを出ることで技アピールされてるかのチェックもする」

キルリア「なるほど」

P「もし、アピールとかしてるならサイコキネシスだな」

キルリア「わかりました」

P「さいみんじゅつとゆめくいは全く意味ないから外して。意表をついて冷凍パンチも良いかも」

キルリア「意表ですか」

P「そう。このアイドルはこれしか出来ない。それを覆すんだ」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/20(木) 23:23:21.07 ID:OMzgFD/3o
P「アピールは前のパチリスみたいなアピール合っただろ?」

キルリア「ミロちゃんとの時のですか?」

P「そう。そんな感じでサイコキネシスならなんか浮かせたり……冷凍パンチなら床を凍らせたりで良いと思う」

キルリア「それで良いんですか?」

P「いや、俺もわからなくてさ……技はまだまだ勉強しないといけない」

キルリア「わかりました」

P「でもキルリアなら合格できることを信じてるからな」

キルリア「わかりました! 緊張してきましたけど頑張ります!!」

P「まあ落ち着いて行こう。良いか、周りは普段通りにオーディションを受けると思うんだ」
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/20(木) 23:39:30.15 ID:OMzgFD/3o
キルリア「そうですか? 本気そうな人もちらほら……」

P「本気でも受ける奴もいると思うがそう言うやつはミスや思わぬアクシデントにぼろが出る」

キルリア「それで?」

P「かと言って普段通りだと周りが凄すぎると焦る」

P「焦ってミスを繰り返すからダメ」

キルリア「じゃあどうすれば良いんですか!」

P「オーディションを傍観しかしてないからあそこに立つ気持ちはわからないけど」

P「ライバルとかを忘れてライブだと思って審査に臨めばいいともう」

キルリア「ライブですか」

P「そして何番が良いねとかいう審査員の言葉は全部自分の事だと思い込め」

キルリア「自己暗示ですか」

P「そうだな。サッカーとかのようなアウェー状態でオーディション受けるわけじゃないし、受ける側は基本イーブンだからな」

キルリア「基本……なんでですか?」

P「……ユキメノコのようなバックが凄いとな……」

キルリア「なるほど」
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/20(木) 23:46:30.25 ID:OMzgFD/3o
P「あとは、落ちた事前提にやるとかか」

キルリア「それはどういうことですか?」

P「要するに結果を気にしないでレッスンだと思ってやる。オーディションは出来レースで落ちたと思ってやるとか」

キルリア「難しい注文ですね」

P「すまん。でもこういった審査とかだとどうしても結果が気になっちゃうんだよ」

キルリア「気にならない人の事が気になりますよ」

P「まあな。だから、審査員を普段のレッスンの時のトレーナーさんと思ってやる」

P「何番いいねとかjは全部指示だと思え」

キルリア「わかりました」

P「既にプレッシャー与えているのは悪いけど。出来れば合格して欲しい」

キルリア「頑張ります! だから……その……」モジモジ

P「大丈夫だ! 多分!」

「受ける方は来てくださーい」

キルリア「あ、私の受けるのだ」

P「よし、頑張ってこい!」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 00:00:03.66 ID:aT4ZcZ2ao
―――――
――――
―――
――



事務所・夜

P「改めて2人ともおめでとー」

キルリア「なんとか3番目に入りこめて良かったです」

ミロカロス「僕は2番でした」

ラフレシア「殿方、ミロは完璧でした」

P「そうか。それは良かった」

ミロカロス「ふふん。残念でしたね。僕の美しく合格したオーディションの番組を見れなくて」

P「確かに勿体無いよなぁ」

ミロカロス「精々後悔してください」
285 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/21(金) 00:08:00.56 ID:aT4ZcZ2ao
P「とにかくこれでファンは増えた事だし、キルリアはこのままIU合格目指して頑張ってほしい」

キルリア「あ、プロデューサーさん」

P「どうした?」

キルリア「あのオーディション前の理念はミロちゃんとかに教えて良いですよね?」

P「う〜ん、まあ。周りにあんまりばらさなきゃ良いよ。まあばらしたところでどうかなるわけでもないけどさ」

キルリア「じゃあ良いじゃないですか!」

ミロカロス「なんなの?」

ラフレシア「わたくしも気になります」

キルリア「えっとね。今日のオーディション前にプロデューサーさんがね……」
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 00:13:21.17 ID:aT4ZcZ2ao
次の日

P「今日は全員オフにしよう」

キルリア「どうして今日突然言うんですか?」

P「ミロがそろそろ倒れる時だと思ってさ」

ミロカロス「どうしていつも僕が基準なんですか!」

P「ここんとこミロはハードだったしな」

ラフレシア「しかし、わたくしは……」

P「ラフレシアもだ。みんな休まないと誰かがレッスンとかしてると釣られてレッスンとかしたくなっちゃうだろし」

キルリア「なんだか悔しいですね。プロデューサーさんにお見通しだなんて」

P「プロデューサー業もうそこそこやってるからな」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 00:15:44.24 ID:aT4ZcZ2ao
ミロカロス「でも何しよう?」

ラフレシア「では、わたくしは光合成でもしましょう」

キルリア「私はソファーでのんびりしよ」

ミロカロス「……僕ものんびりするかな」

P「俺はちょっと仕事するけど気にするなよ」

ラフレシア「殿方」

P「どうした?」

ラフレシア「オフはみんなでするもの。さっき殿方が言っていた言葉ですよ」

P「それがどうかしたか?」

キルリア「1人だけ仕事とかはダメです!」

P「わかったよ。じゃあ俺はのんびりテレビでも見ようかな」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 00:29:56.81 ID:aT4ZcZ2ao
ミロカロス「こんな時間から面白い番組やってるんですか?」

P「さあな」ピッ

テレビ『へぇ〜じゃあやっぱりみんな人気なんだ』

テレビ『はい。私達はメロエッタさんに代わってポケドルのクイーン……いえ、クイーンズになるのです』

P「……」ボー

テレビ『そう言えばリーダーはいるの?』

テレビ『リーダーはいません』

テレビ『そうじゃなくてみんあがリーダーなの』

テレビ『へぇ〜』

テレビ『私等には私等を統一できるほど優れたのはいない』

テレビ『でも逆に考えればボク等は同じくらい優れていると考えるんだ』

テレビ『そうすればリーダーが必要なくてみんながリーダーなんだ』

テレビ『なるほど。ではブイズのみなさん。スタンバイお願いします』

ミロカロス「……」ボー

P「……ふむ。なるほどな」
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 00:40:45.92 ID:aT4ZcZ2ao
キルリア「あのどういうことですか?」

P「ん? なにがだ?」

ミロカロス「みんながリーダーってどういうことですか?」

P「ありゃ、ネットワーク型かな」

ラフレシア「????」

P「ちょっとした組織学だよ。おそらくブイズは集まることはめったにないね。予想だけど」

キルリア「???」

ミロカロス「???」

P「う〜ん。説明するにも難しいなぁ」

えるリア「私、気になります!」
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 00:46:19.74 ID:aT4ZcZ2ao
P「ふむ。んじゃこうだな」カキカキ

P「例えば俺達のライバルである961プロのユニット【Ghost】」

P「これはこうだろ」カキカキ

     【Ghost】←ユニット
     ユキメノコ←リーダー
    ↓     ↓
  ムウマージ プルリル←メンバー

P「こうじゃん。まああのランプとかが入るからどうなるかわからんけど」

キルリア「そうですね」

P「つまり、リーダーがいるから基本個人で行動はしないだろ? フリーの時は個人行動するけど」

ミロカロス「基本ユニットで動いてましたっけ?」

ラフレシア「確かに個別では見ませんね」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 00:54:41.34 ID:aT4ZcZ2ao
P「だけどブイズは……」カキカキ

                    【ブイズ】←ユニット
シャワーズ・サンダース・ブースター・エーフィ・ブラッキー・リーフィア・グレイシア←リーダー

キルリア「みんながリーダーですね」

P「だから、個人の事は自己責任ってことだ」

ミロカロス「でも個別で活動してましたっけ?」

P「そこまでは知らない。でも個人での力は十分あるから手強いって事だな」

キルリア「うう……おっかないですね」

ラフレシア「しかし、何故今までAランクにいたのでしょう」

P「そこなんだよなぁ」

ミロカロス「どちらにしろ手強いには変わりありませんし」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 01:05:59.77 ID:aT4ZcZ2ao
P「そうだな。今のところ【Ghost】と【ブイズ】がトップを取る候補として言われてるけど、そこに俺達も入り込んで三つ巴状態にさせるからな」

キルリア「その中でもトップになるんですよね!」

P「当たり前だろ!」

ミロカロス「燃えてますね」

P「ミロ、トップポケドルっていうことは一番の美貌を持つって事だぞ」

ミロカロス「そうですね。それは頑張るしかないじゃないですか!」

ラフレシア「あの殿方、いまいち先ほどの説明ではわかりませんでしたが……」

P「う〜ん。某刑事ドラマのでっかい橋を封鎖しようとする映画を見れば良いかもしれないな」

ラフレシア「そうですか。ではそれを見ましょうではありませんか」

P「そうだな。今日はだらっとすごそう」

キルリア「あ、じゃあついでにほかにも何か借りてきてください」

P「あいよー。留守番よろしくな」

ラフレシア「お任せください」

ガチャバタン
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 01:10:09.85 ID:aT4ZcZ2ao
―――
――


ガチャバタン

P「戻ったぞー」

キルリア「あ、おかえりなさい」

ミロカロス「お疲れ様です。特別に美しい僕を見て癒されてください」

ラフレシア「これ美味しいですね」モグモグ

?「そっか。良かったー! あ、プロデューサーさんおかえりなさい」

P「……珍しいな。春香がこっちに来てるなんて」

春香「遊びに来いって言ったのはプロデューサーさんですよ」

P「それもそうだった」

春香「あ、お菓子ですよ、お菓子!」

P「おお! わざわざすまんな。今日は映画観賞だ」

春香「私も良いですか? 今日オフでみんな営業行っちゃたんで」

キルリア「もちろんですよ!」

ミロカロス「こう隣にいるとオーラを奪えそうな気がしますし」

ラフレシア「これも美味しい」モグモグ

P「ああ。春香なら歓迎だよ。じゃあ映画鑑賞と行きますか」
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/21(金) 01:10:39.26 ID:aT4ZcZ2ao
ここまでです
組織学の部分違ってたらすみません
失礼しました
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/21(金) 06:03:05.95 ID:cd8BIL9DO
乙!
面白いが早く赤羽根Pからアイドルを奪って調子に乗って天狗になってる鼻をへし折ってやりたい気持ちが読むたびに強くなるよ
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/21(金) 10:51:16.47 ID:GkEEZGzHo

順調にランク上がっていっているけどそろそろ大問題が起こってもおかしくないころだな
297 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/22(土) 15:47:34.73 ID:jq2fPMNro
レス感謝です


―――――
――――
―――
――



P「さて、今日はもうこのあたりで辞めて帰るか」

キルリア「あー思わずいろんなもの見ちゃいましたねぇ」

ミロカロス「僕は途中から寝てたからあんまりわからないですけど」

ラフレシア「しかし、アニメというものは面白いのですね」

P「まーなー。今は色々作画がーとかいうけどそれでも面白いものは面白いからなぁ」

春香「じゃあ次はこれ見ましょうよ」つアイドルマスターXENOGLOSSIA

P「まだ見るのか?」

春香「当然ですよ! 今日はオフなのでとことん見ないと今日は一日アニメ三昧です」

P「あーどうする? キルリア達は見てくか?」

キルリア「う〜ん。それどのくらいかかるんですか?」
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 15:55:08.03 ID:jq2fPMNro
春香「全26話だよ」

P「アホか。家で見ろ。もう18時だぞ」

ミロカロス「あーそう言えばもうそんな時間だったのね。じゃあ僕はもう帰ります」

ラフレシア「わたくしもお暇しましょう」

キルリア「そうですね。私も12話ならまだしも26話はしんどいので……」

P「はい。多数決で帰宅です」

春香「民主主義って怖いですね」

P「家で見れば良いじゃないですか」

春香「みんなで見るから楽しいんじゃないですか」

P「わからんでもない」
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:01:00.60 ID:jq2fPMNro
帰路

P「そう言えば春香」

春香「はい」

P「その……みんなは元気か?」

春香「……元気ですね」

P「……そうか。えと特に……」

春香「真と雪歩と真美ですか?」

P「……あーそうだ」

春香「どうでしょう?」

P「どゆこと?」

春香「確かに3人は皆の前では元気ですよ。個人の方面ではわかりません」

P「…………そっか」
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:06:07.61 ID:jq2fPMNro
春香「聞いてみましょうか?」

P「良いよ。その方が良いと思ってる」

春香「そうですか」

P「ところで、今度引き抜きの件を知ってるか?」

春香「えっと……こっちからそっちに1人でしたっけ?」

P「そそ。それはみんな知ってるのか?」

春香「はい。一応……候補は決まってるんですか?」

P「ある程度はな。春香と千早、それに竜宮小町以外からにしようと思ってる」

春香「そうなんですか」

P「別に春香が嫌いなわけないからな。Sランクに勝てる気がしないんだよ」

春香「やってみないとわかりません気がしますけど……」

P「無理言うな。こっちはやっとBランクに上がったばっかで春香はSのトップクラス。勝てるわけないだろ」

春香「まーそうですね」
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:09:56.98 ID:jq2fPMNro
P「あ、なんか情報くれ」

春香「ポケドルの方ですか?」

P「当たり前だろ」

春香「そうですね……あ、これかな」

P「何か知ってるのか?」

春香「プロデューサーさんブイズってご存知ですよね?」

P「ああ、流石にな」

春香「これは噂なんでほんとうかどうかわからないんですけど」

P「うんうん」

春香「何か裏からの圧力がかかっているみたいですよ」

P「圧力?」
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:14:32.24 ID:jq2fPMNro
春香「はい。刃向かったポケドル達は干されてるみたいです」

P「マジか?」

春香「唯一、刃向かっても平気なのは【Ghost】くらいとか」

P「でもここらで一番最大プロダクションって961だけだよな?」

春香「そうですね。ブイズはどこの事務所なんだろ」

P「ふむ……バックに何かあるって事か」

春香「悪魔で噂ですけどね。あと、個人の力は凄いですよ」

P「そりゃそうだろうな」

春香「でもエーフィでしたっけ? そのポケモンはあんまり見ませんね」

P「人気なのにか?」

春香「はい。ブイズ集結する時くらいでしか見たことないです」

P「そうかそうか。わかった。ありがとな春香」
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:19:55.73 ID:jq2fPMNro
春香「いえ、これくらいなら平気ですよ」

P「じゃあ夕飯も奢ってくれ」

春香「え?」

P「金欠なんだよ」

春香「いや、プロデューサーさん。それはないですよ」

P「なんだよSランクのくせに」

春香「は?」

P「ァ、ゴメンンサイ」

春香「それじゃあお疲れ様でした」

P「あ、やっぱり春香待て」

春香「なんですか?」

P「お前さ、技マシンって知ってるか?」
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:26:00.86 ID:jq2fPMNro
春香「技マシンですか」

P「そうそう。ポケモンには技マシンで覚えさせたりするらしいんだよ」

春香「えっとですね……」ゴソゴソ

P「どうだ? あったか!?」

春香「……あっ! ありました! ファンの方から頂いたものです」スッ

P「貰えるか?」

春香「夕ご飯と取引しましょう」

P「ぐっ……」

春香「ちなみになんの技マシンかはわかりませんけどどうしますか?」チラッチラッ

P「……乗った!」

春香「わかりました! キルリアちゃん達来てー!」

P「え?」
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:31:12.98 ID:jq2fPMNro
キルリア「春香さんありがとうございます」

ミロカロス「プロデューサーのおごりならたくさん食べれる!」

ラフレシア「じゅるり」

P「え? ええ?」

春香「というわけで、行きましょう」

P「んなアホな」ズルズル

キルリア「ところで春香さん」

春香「何かな?」

キルリア「えと真さんと雪歩さんと真美さんとプロデューサーさんって何かあったんですか?」

春香「……それは直接聞いた方が良いかもね」

キルリア「……」ジトー

春香「……」

P「却下、ミロはポロックでも食ってろ」

キルリア「…………そうですね。視えないですし」
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 16:55:55.35 ID:BLFKiKTMo
次の日

P「じゃあ今日はどうする?」

キルリア「それはもちろんレッスンですよ」

ラフレシア「そうですね」

ミロカロス「元気だね」

P「レッスンか。そうだな。レッスン行くか……いや、久々にミュージカルに行こう」

キルリア「あ、良いですね!」

P「というわけでさっそく行くぞー」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 17:01:36.38 ID:BLFKiKTMo
ミュージカル

ミロカロス「そう言えばプロデューサー」

P「どうした?」

ミロカロス「僕はそろそろコンテストに出たいんですけど」

P「あーそうだったな。その事も調べてみるか」

ミロカロス「いい加減に僕が世界一美しい事を証明しないといけませんからね」

P「はいはい」

キルリア「プロデューサーさん! 登録してきましたよ」

P「よし、じゃあ視線慣れと普段通りのダンスが出来てるか確認してこい」

P「失敗しても最後まで踊りきれよ」
308 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/22(土) 17:10:20.33 ID:BLFKiKTMo
―――
――



P「よしよし、最初の頃よりもはるかに上達したな」

キルリア「視線が気にならなくなりましたよ」

ラフレシア「もう少しアピールが必要だと感じました」

ミロカロス「完璧でしたね」キッパリ

P「ふむふむ。じゃあこれで後は事務所で今後の予定を練るか、レッスン行くか」

キルリア「私はレッスンに行きたいです!」

ラフレシア「わたくしもです」

ミロカロス「僕はお疲れ様」

P「はいレッスンな」

ミロカロス「ちょっとプロデューサー! 僕の意見も尊重してくださいよ!!」

P「悪いなミロ。民主主義なんだ」

ミロカロス「くっ」
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 17:22:20.74 ID:BLFKiKTMo
―――
――



キルリア「はぁはぁ……結構疲れました」

P「お疲れさん。ラフレシアとミロもほれ」

ラフレシア「感謝します」ゴクゴク

ミロカロス「あー死ぬ……僕は美しいまま死んでしまうのか……」

P「早まるな。ところで、ボイスは十分か?」

キルリア「そうですね。ボイスはほぼ完璧だと思っています。Dランクならではの話ですけど」

P「ふむふむ」

ラフレシア「そういえば殿方」

P「どうした?」

ラフレシア「春香嬢の技マシンとはなんだったのでしょう?」

P「えっとな……」

P「……んーとわざマシン14だってさ」

ラフレシア「なるほど」

キルリア「へー」

ミロカロス「それどうなんですかね?」

P「さあ。でも何回でも使えるとか」
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 17:22:51.70 ID:BLFKiKTMo
ここまでで失礼しました
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/22(土) 18:15:58.44 ID:xu+NQvkDO
はよ屑赤羽根Pとクズアイドル絶望しろ
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/22(土) 18:35:10.50 ID:+1jCb4CDO
質問なんだけどキルリアいつBに上がったの?
>>270ではCランク昇格IU予選に出ると言ってたけどまだCランク昇格予選のすらやってもないと思うんだ
勘違いならすまん
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/22(土) 18:50:19.87 ID:Qj+NlYD9o
技マシンはミロカロスか
ラフレシアが置いていかれている感が有るんだが、これはなにかの複線か
314 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/22(土) 23:04:28.95 ID:uetvWKhYo
レス感謝します。ちと更新します

>>312
ミスりました。すみません。

>>300 こうならよろしいですかね?

P「無理言うな。こっちはやっとBランクに上がったばっかで春香はSのトップクラス。勝てるわけないだろ」

春香「まーそうですね」



P「無理言うな。対抗戦はBランクに上がったばっかの状態で春香のSクラスと戦うんだぞ」

春香「まーそうですね。そう言えばキルリアちゃんはDランクでしたっけ?」

P「そうだ。来週Cランクになる予定だ」

春香「そうですか」
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 23:09:50.79 ID:uetvWKhYo
次の日

P「あ、ラフレシアさあ」

ラフレシア「なんでしょう?」

P「技……教えてくれ」

ラフレシア「技……ですか?」

P「ああ。アピールって大事だからな」

ラフレシア「えと……」

キルリア「そう言えばラフレシアちゃんの技構成知りませんでしたね」

ミロカロス「僕も聞いてない」

P「そう。だから場合によっちゃ技マシンが必要になるかもしれない」
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 23:21:42.72 ID:uetvWKhYo
ラフレシア「えと……ねむるです」

キルリア「あ、それなんかわかります」

P「そんな技もあるのか?」

ミロカロス「僕とかよく眠ったりしますよ」

P「寝るなアホが」

ミロカロス「失礼な! ねむねごっていう立派な戦法があるんですよ!!」

P「それでトップアイドルになれなるなら良いけどな」

ミロカロス「ぐ……」

P「……悪い。バトルでは強いと思うけど、こっちの業界じゃあんまり見ないぞ。テレビで」

ミロカロス「……ですよね」
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 23:28:48.93 ID:uetvWKhYo
ラフレシア「あとは……」

P「あとは?」

ラフレシア「つきのひかりです」

P「うん?」

キルリア「えっとですね。天気が良いと傷が癒えるんです」

P「眠るみたいなもの?」

ラフレシア「まあその、起きている状態ですね」

ミロカロス「どっちかで良い気がしますけどねぇ」

P「んじゃ他は?」

ラフレシア「はなびらのまいとドレインパンチです」
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 23:31:57.53 ID:uetvWKhYo
P「パンチだと!?」

キルリア「ドレインパンチって……実際にやってみて!」

ラフレシア「わかりました。行きますよ殿方」

P「え? ちょっまっ……」

ラフレシア「波ッ!!」ドスッギュルルン

P「おふっ……」

ミロカロス「うわぁ……プロデューサーが萎れてる」

キルリア「大変!! 早くお菓子食べさせないと!!」

ラフレシア「真、美味でした」
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/22(土) 23:57:48.77 ID:uetvWKhYo
P「……いやぁ。すまん」

キルリア「うう……本当に良かったです」メソメソ

P「泣くほど心配されるとかプロデューサー失格だな」ナデナデ

ミロカロス「いや、全部ラフレシアが悪いのでは?」

ラフレシア「申し訳ありません。久々に技を出したもので……」

P「あーまあいいや。さて、そろそろ離れてくれ」

キルリア「いやです」グスンッ

P「レッスンとか行けないでしょ」

ミロカロス「あーこりゃだめですね」

P「え? 昔からか?」

ミロカロス「どうでしたっけ?」

P「んーまあいいや。じゃあ午前中は事務所で技構成でも考えようか」

ラフレシア「わかりました」

ミロカロス「じゃあ僕は寝てます」

P「いかんでしょ」
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 00:13:32.13 ID:OPbEY9Wko
―――――
――――
―――
――



P「……結局夜まで掛かってしまった」

P「しかも終わらなかったし」

P「とりあえず、技マシンがないとどうしようもないな」

P「あー明日からまたレッスンで」

P「営業も入れないといけないから……」

P「とても技マシン買いに行けない」

?「あ、キルリアのプロデューサーじゃん」
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 00:22:16.15 ID:OPbEY9Wko
P「ん? ……あーメノコさんだっけ?」

ユキメノコ「んー惜しいけどまあそれで正解にしといてあげるわ。私はユキメノコって言うんだけど」

P「あらら。それは失礼。まあメノコの方が呼びやすいし勘弁してくれよ」

ユキメノコ「良いよ」

P「素直だね。で、どうしたんだ?」

ユキメノコ「んーただ、キルリアのプロデューサーが歩いてたから声かけただけ」

P「なんかSランクポケドルに声かけてもらえるなんて嬉しいかも」

ユキメノコ「そうなの? ところでキルリアは元気?」

P「今日泣いた」

ユキメノコ「は? あんたの仕業?」

P「いや、事故ですはい」

ユキメノコ「ふ〜ん。まあいいや」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 00:29:30.46 ID:OPbEY9Wko
P「あ、そうだ」

ユキメノコ「どうかしたの?」

P「そのライバル事務所のアイドルに頼むのもあれなんだけどさ」

ユキメノコ「何よ?」

P「技マシン……ください」ズザーOrz

ユキメノコ「え? 技マシン?」

P「はい。ウチの事務所じゃ買えるほど経費が落ちないので……」

ユキメノコ「んー良いけど。バレたら社長さんの力で完全に干されちゃうよ」

P「そこをうまく頼むよ。ちょっとだけレンタルとかでもさ」

ユキメノコ「……まあレンタルなら良いかもね」

P「ほんとか! ありがとな」

ユキメノコ「良いって良いって……それよりさ、プロデューサーって【ブイズ】の噂知ってる?」
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 00:44:20.93 ID:OPbEY9Wko
P「噂?」

ユキメノコ「そそ。まあまだキルリア達には関係ないと思うけどさ」

P「そういや春香もそんな事言ってたな。なんか逆らうと干されるんだっけ?」

ユキメノコ「そうそう。私達は社長さんのお陰なんだけど」

P「で、どういう噂なんだ?」

ユキメノコ「その噂の事」

P「なんだ。ならもう良いじゃないか」

ユキメノコ「それにもう一つ加えると、気に入らないポケドルも干しちゃうようだよ」

P「マジか……」

ユキメノコ「更に、【ブイズ】はどうやらファンが憎いらしいね」

P「憎い? なんでアイドルなんかやってるんだ?」

ユキメノコ「さあ? でもファンを殺したいくらい憎いとか」

P「おっかねぇな」
324 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/23(日) 00:54:19.52 ID:OPbEY9Wko
ユキメノコ「まあオフの時のんびり出来ないからじゃないの?」

P「さーなー変装でもすればいいのに」

ユキメノコ「それはポケモンには無理無理。色違いならまだしも」

P「そうなのか。しかし、メノコはやけにうち(765)に大して優しいんだな」

ユキメノコ「え? あははそうかな?」

P「まじまじ。やっぱりキルリアが大事か?」

ユキメノコ「そりゃあキルリアとミロにはこんな底辺で負けて欲しくないのと」

P「うん」

ユキメノコ「私さ意外とプロデューサーの事が好きなんだよねー」ポリポリ

P「おお。それはお世辞でも嬉しいねー」

ユキメノコ「だよねー。まあ今日は話せてよかったよ。技マシンはまた会うときかな」

P「早い内にお願いします。マジで」

ユキメノコ「会えたらね。じゃねー」スゥー

P「……さて、俺も帰るか」
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 00:54:52.21 ID:OPbEY9Wko
寝ます
失礼しました
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/23(日) 01:43:20.88 ID:o1z+yf0DO
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/23(日) 07:51:53.78 ID:1GSlomtRo
おつ
ブイオナか
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 22:22:18.73 ID:M6IhVb5Lo
レス感謝です。しかしオチどうしよう?


次の日

P「じゃあ今日こそレッスン行って来いよ」

キルリア「プロデューサーさん」

P「どうした?」

キルリア「なんだか緊張してきましたよ」

P「早いよ。来週じゃん」

キルリア「それでもですよ! なんか今一番トップの私が落ちちゃうとミロちゃんやラフレシアちゃんに影響が出ちゃうかと思うんです」

P「……そんな心配はしなくてもいいさ」

キルリア「そうですか?」

P「ミロはともかくラフレシアは経験者だから、慰めてくれるって」

ラフレシア「どーんと来てください。どーんと」

ミロカロス「ていうか勝ってもらわないと僕がコンテストに出れなくて困るんだよね」
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 22:28:09.84 ID:M6IhVb5Lo
キルリア「ミロちゃんにラフレシアちゃん……」ジーン

P「まあ、キルリアが落ちても気にすることはない……出来れば合格して欲しいけど」

キルリア「私、頑張りますよ!!」

P「じゃあレッスン行こうか。ボイスレッスンで歌唱力UPを狙う」

ミロカロス「あ、僕はマッサージで良いですか?」

P「もうマッサージは良いだろ。俺がしてやると言ってもどこをマッサージするんだよ」

ミロカロス「そりゃぁもうこのボディですね」

P「特に問題ないだろ」
330 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/23(日) 22:35:43.26 ID:M6IhVb5Lo
IU予選日・当日

キルリア「ううう……」ガタガタ

ミロカロス「キルリア緊張しすぎじゃない」

P「そういう、ミロだっていっつも緊張してただろ」

ミロカロス「あれは別に……ただの武者震いですよ!!」

P「まあそうしといてやるよ」

ラフレシア「……そろそろわたくしの出番のようですね」

P「んーキルリアはまだなのか。ランク昇格組はやけに早いな」

ラフレシア「時間の変更でしょう」

ミロカロス「時間あるしプロデューサー応援しに行きましょうよ」

P「そうだな」

キルリア「スゥーハァースゥーハァー」

P「まあまあ、緊張してたら本番ダメだから……」

キルリア「はいぃ……」
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 22:44:34.98 ID:M6IhVb5Lo
審査員Do「3番良いね」

審査員Vi「3番良いね」

審査員Vo「3番良いね」

ラフレシア(3番)「〜♪」


P「圧倒的だな」

ミロカロス「まあ3回目ですし……寧ろまた挑戦しに来ましたかって感じじゃないですか?」

P「それを言うな」

キルリア「……ちょっと落ち着けました」

P「そうか。この勢いに乗れるか?」

キルリア「頑張ります」
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 22:52:29.98 ID:M6IhVb5Lo
――――
―――
――



審査員「合格者は3番です」

P「よし」

ミロカロス「まあ、圧勝でしたしね」

P「……あれ? キルリアは?」

ミロカロス「えっと……そう言えばどこに行ったんでしょうね」

P「……まさか1人受けに行ったりしてな」

ミロカロス「それはないでしょう」

P「いや、さっきまで緊張してたし、なんかあり得そうだ。ミロ、悪いがラフレシアを頼む」

ミロカロス「わかりましたよ。全く美しい僕にお守任せるなんて……」ブツブツ
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 23:20:18.24 ID:M6IhVb5Lo
P「確かDランクの会場はここらだよな」

P「……」キョロキョロ

キルリア「あ……プロデューサーさん」

P「キルリア! 探したぞ!」

キルリア「すみません……」

P「まだだよな?」

キルリア「はい」

P「……無理なら辞退しても良んだぞ」

キルリア「いえ……私が頑張らないと」

P「無理するな。今のままじゃ落ちることはわかる」
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 23:31:20.73 ID:M6IhVb5Lo
キルリア「そんなのやってみないと……」

P「わかる」

キルリア「どうしてですか?」

P「過去にそう言って落ちた奴がいてな……まあ今でも頑張ってるよ」

キルリア「……」

P「どうする?」

キルリア「……」

P「…………そかそか。ごめんな」ナデナデ

キルリア「え?」

P「プレッシャーかけてたようだな」
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/23(日) 23:50:18.53 ID:M6IhVb5Lo
キルリア「そっそんなことは……」

P「いや、そうだ。悪かったな。その様子からわかる」

キルリア「……」

P「時間もまだあるし、また次回にしよう」

キルリア「ごめんなさい」

P「いや、気にするな」

キルリア「なんか最近不安になって気ちゃいまして」

P「この時期は仕方がないな。昔、そういうアイドルをプロデュースしてたからさ」

キルリア「そうなんですか?」

P「ああ」
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/24(月) 00:02:50.96 ID:0AYYrRUho
キルリア「……あの」

P「どうした?」

キルリア「せめて練習でも出てですか?」

P「いや、それは止めておこう」

キルリア「……」

P「ここで、キルリアの手打ちを見せるわけにはいかないし、2回目となると、また攻め方を変えないといけないからな」

キルリア「そうですか」

P「でも気にするな。ラフレシアがFになったし今日はお祝いだぞ!」

キルリア「……そうですね」

P「そう落ち込むな。落ち込んでたらずっとそのままだ」

キルリア「……はい! でもなんでかほっとしました」
337 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/24(月) 00:09:10.35 ID:0AYYrRUho
P「それは予選受けないからだろ」

キルリア「そっそれは言わないでくださいよ!!」

P「だってホッとしたってことはそういうことしか浮かばないからな」

キルリア「くぅ〜」

P「まあまあ……ポケドルはやっぱり常にレッスンとか出来るのが良いな」

キルリア「どういうことですか?」

P「人間のアイドルは平日は基本的学校があるからな」

キルリア「そういうことですか」

P「だから、時間はあるのさ。まあ例外もいるけど」

ミロカロス「あーいたいた。どうでしたか? キルリアは?」
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/24(月) 00:16:05.44 ID:0AYYrRUho
キルリア「えっと……」

P「あー今回は見送りにしたよ」

ミロカロス「えー! ちょっと期待してたんだけどなぁ〜」

P「まあまあ。今日はキルリアには相性悪いポケドルがいたからな」

ミロカロス「そうですか」

キルリア「ごめんねぇ」

ミロカロス「まあキルリアもそういう時はあると思うし、寧ろ美しい僕が先にSランクになるんだから」

P「あーそれはお前達にユニット組んでもらうからみんなでSランクだ」

ラフレシア「殿方」

P「お、ラフレシアおめでとう」

ラフレシア「ありがとうございます」
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/24(月) 00:19:58.86 ID:0AYYrRUho
キルリア「ラフレシアちゃんおめでとう」

ラフレシア「ありがとう。キルも次回があります。わたくしみたいにめげないでください」

キルリア「わかってるよ」

P「あ、撮影は終わったか?」

ラフレシア「はい」

ミロカロス「だからこっちに来たんですよ」

P「すまんすまん」

キルリア「ごめんね。次は大丈夫だから」

P「よし、じゃあ帰って祝いでもするか」

ミロカロス「お店寄りましょうよ」

P「食べることばっかだな」
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/24(月) 00:20:25.26 ID:0AYYrRUho
寝ます
失礼しました
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 01:27:15.08 ID:61HN19dl0
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/24(月) 14:18:01.80 ID:09DT+Bejo
おつ
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/24(月) 21:37:11.23 ID:hQ7AdH+I0
乙です
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/25(火) 20:02:51.74 ID:YtbsJ+0M0
ミロカロスって海老フライに見えね?
345 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/25(火) 21:00:24.26 ID:McvN+jIeo
レス感謝します


次の日

P「じゃあ、ミロカロスが出たいと言っていたコンテストについて話そうではないか」

ミロカロス「やっとですか? 遅すぎるんじゃないですか?」

P「しょうがないだろ。寧ろミロなら遅くても余裕だろ?」

ミロカロス「まあそうですけどね。寧ろ、申し訳ないですね。僕がナンバー1になっちゃいますから」

P「それでな……調べたんだけど……結構めんどくさいんだよ」

ミロカロス「何がですか?」

P「ノーマル・スーパー・ハイパー・マスターってランクがあるんだけど」

ミロカロス「なーんだマスターで良いじゃないですか」

P「多分無理だ」
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:02:50.41 ID:McvN+jIeo
ミロカロス「どうしてですか?」

P「多分黒井社長がそこら辺抑えてる」

ミロカロス「なんでここはそういう配慮がないんですか!!」

P「社長に言って」

ミロカロス「はぁ」

キルリア「まあまあミロちゃんそこまでムキにならなくても良いじゃん」

ミロカロス「僕が美しいって事証明できないじゃん」

P「で、どうする? 出る?」

ミロカロス「あーテンション下がりました。また今度にします」
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:06:48.88 ID:McvN+jIeo
P「なんかすまんな」

ミロカロス「別に良いです。でもBランクとかならあっさりマスターランクに行けそうですしそこまで待つことにします」

P「そうかね?」

ミロカロス「それに可哀想ですからね」

P「何が?」

ミロカロス「だって僕が美しさのコンテストで独占しちゃいますからね」

P「あーまあそう慣れることを祈ってるよ」

ミロカロス「ふふん」

P「じゃあレッスン行って来いよ」

キルリア「はーい」
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:14:18.65 ID:McvN+jIeo
次の日

P「さて、今日は営業に行ってもらうんだが……」

キルリア「営業ですか」

ラフレシア「ふむ。わたくしも良いのですか?」

P「ああ。ラフレシアはFだから。もちろん良いぞ」

ミロカロス「内容は何ですか?」

P「とりあえず、みんなでテーマパークのライブに出れるんだけど……」

キルリア「どうしたんですか? いつもより歯切れが悪いですよ」

P「いや、すまん……」
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:20:01.76 ID:McvN+jIeo
ラフレシア「とにかく開場に行きましょう」

P「あ、ああ。あとヒューマンアイドルと共演して貰う」

キルリア「ここの先輩ですか?」

P「……ああ」

キルリア「じゃあ良いじゃないですか!!」

P「んーまあな」

ミロカロス「う〜んもしかしてそのアイドルと問題あったり」

P「……行こうか」

ミロカロス「ちょっと図星ですか!?」
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:27:12.17 ID:McvN+jIeo
移動中

P「前にも言ったけど、こけた時の対処法は春香みたいなドジっ子の真似をしろ」

キルリア「それ春香さんに失礼じゃないですか?」

P「良いんだよ。春香みたいになりたいですとか言っておけば」

ミロカロス『うわっ! プロデューサー汚い!』

ラフレシア「しかし、わたくしが転んでしまってその真似は聊かおかしいと思いますけど」

P「あーそっか。あの時はキルリアだけだったしな」

キルリア「プロデューサーさんそれって私がこけそうだから言ったんですか」

P「うん」

キルリア「酷い!」
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:38:30.61 ID:McvN+jIeo
P「まあ、それはともかく。前、キルリアがやよいとライブしたのと同じように基本あっちに任してある」

キルリア「あれ? てことはもしかして……」

P「そう。あくまでもキルリアに来た営業なんだ。それをなんとかミロとラフレシアも一緒にって頼み込んだ」

ラフレシア「なんと。これがわたくしの初お仕事ですか?」

P「ああ。3人一緒ならなんとかなると思ってさ」

ミロカロス『本当ですか?』

P「なんとかならなかったらそこまでだ」

キルリア「……」

P「……っていうのは冗談で、先輩がフォローしてくれる」
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:46:29.72 ID:McvN+jIeo
ミロカロス「なんか今のは結構来ましたね」

P「すまんすまん。でも、いくらフォローしてくれるとはいえ、おんぶにだっこじゃいかんだろ」

ラフレシア「確かにそうですね」

P「仕事のレベル的にはキルリアが一番だから、キルリアは何としても先輩並みに目立つように頑張れ」

P「ミロとラフレシアは人気のライブはこのレベルと言う事を味わっておくこと」

P「まあ2人はミスはあっても良いよ。ただしキルリア、テメーはダメだ!」

キルリア「てめー?」グスッ

P「あ、ごめん。漫画の台詞を言いたかっただけなんだ。終わったらサイコソーダ買ってやるから」

キルリア「わかりました! 頑張りす!」ケロッ

P「なんという演技」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 21:54:25.97 ID:McvN+jIeo
ラフレシア「ところで、殿方。そのアイドルは」

P「あ、ああ……ここにいるはず」

コンコン

P「……入って良いか?」

?「……どうぞ」

ガチャ

P「……久しぶりだな。雪歩」

雪歩「……はい」

P「今日はよろしく頼むよ」

キルリア「キルリアです。よろしくお願いします!」ペコリ

雪歩「萩原雪歩です。よろしくね」

ミロカロス「僕はぁ」

キルリア「こっちがミロちゃんでラフレシアちゃんです!」

ラフレシア「面妖な」
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 22:04:45.35 ID:McvN+jIeo
雪歩「あ、良いですよ。まだ時間もありますからちゃんと挨拶し直しても」

P「……じゃあ打ち合わせ行ってくるから」

雪歩「……わかりました」

ミロカロス「だから、僕は一番美しいミロカロスなんだよ」

雪歩「ミロちゃんって呼んでいいの?」

ミロカロス「……」

キルリア「良いですよ」

雪歩「じゃあミロちゃん!」

ミロカロス「〜〜!」

ラフレシア「えとわたくしは……」

バタン

P「……さて行くか」
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 22:13:23.05 ID:McvN+jIeo
――――
―――
――



P「では、よろしくお願いします」

P(さて、会場の様子を確認して……)

P(テーマパークだからそこまでお前等は来ないと思うけど……)

P(ただ、雪歩だから……萩原組とかいうわけわからんグループが……)

チラッ

ガヤガヤ

P(やはりそこの層も来ているのか)

P(ならば今回もやはり……)
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 22:27:28.35 ID:McvN+jIeo
控室

P「……というわけで、今回も圧倒的な雪歩ファンが多いから雪歩をリーダーにして動いてもらう」

雪歩「……わかりました」

キルリア「でもでも私もそろそろ人気が出て来ても良いと思うんですけど〜」

P「まあ今回は無理矢理入れてもらったもんだからファンは出来るんじゃないのか?」

ミロカロス「つまり、奪えと?」

P「そうじゃない。両方のファンになって貰えば良んだ」

ラフレシア「しかし、ここまでハッキリ言うとは申し訳ないですね」

雪歩「同じ仲間だから良いよ」

キルリア「雪歩さんは優しいです!」ピョンピョン
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 22:33:56.31 ID:McvN+jIeo
P「あ、キルリアもそこで一つパフォーマンスしてみるか?」

キルリア「え? 良いんですか?」

雪歩「キルリアちゃんもやろうよ。ね?」

キルリア「……そこまで言われると仕方がりませんね」

P「さて、じゃあ雪歩、スタンバイ頼む」

雪歩「……わかりました」

P「さて、じゃあキルリア達は裏から会場の様子をチェックしようか」

ラフレシア「わかりました」
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 22:45:42.40 ID:McvN+jIeo
ステージ

雪歩「跳び出してゆく 無限と宇宙の彼方〜♪」

ワーワーギャオーワーワー

P「流石雪歩、慣れてるな」

キルリア「でも男の人は苦手じゃ……」

P「キルリアがいるからだよ」

ミロカロス「そうなんですかね?」

ラフレシア「でもステージ慣れはしてますね」

P「当たり前だろ。でも何でかなぁ?」

キルリア「何がですか?」

P「……いや。しかしキルリア、あの時から随分成長したなぁ」
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 22:50:46.20 ID:McvN+jIeo
キルリア「当たり前ですよ」

ミロカロス「でも緊張により辞退」ボソッ

キルリア「そっそれは言わなくて良いの!!」

P「出番だな。行ってこい」

ミロカロス「でも緊張しますね」

P「失敗しても構わん。ミロとラフレシアは雪歩の言葉に従ってろ」

キルリア「私は?」

P「ミロとラフレシアよりは少し出しゃばってパフォーマンスだな」

キルリア「わかりました!」

雪歩「ではここでポケモンのアイドルを紹介しますぅ!」

雪歩「みんなどーぞぉー!!」
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 23:18:24.71 ID:McvN+jIeo
―――――
――――
―――
――



P「みんなお疲れ様」

ミロカロス「」ズーン

キルリア「あー楽しかった」

ラフレシア「勉強になりました。雪歩様、感謝いたします」

雪歩「ううん。私も勉強になったし、こちらこそありがとう」

P「……おい。どした?」ペチペチ

ミロカロス「……ハッ!」

P「よーし大丈夫だな。雪歩、今日はありがとな」

雪歩「……いえ、こちらこそありがとうございますぅ」

キルリア「また共演する機会があったらよろしくお願いします」ペコリ

雪歩「うん。こっちこそよろしくね」

P「じゃあ俺は後片付け手伝うから先に帰ってていいよ。じゃあ解散」
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 23:40:06.94 ID:McvN+jIeo
―――
――



P「ふぃ〜」

雪歩「プロデューサー」ヌッ

P「うおっ! びっくりした!」

雪歩「……」

P「……そのお疲れ様」

雪歩「はいぃ……」

P「……」

雪歩「……」

P「とにかくお疲れ様。俺は雪歩の今後の活躍を期待してる」

雪歩「あ……」

P「さ、帰ろう」

雪歩「……わかりました」
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/25(火) 23:41:35.20 ID:McvN+jIeo
ここまでです
1日遅れたけど雪歩誕生日おめでとうってことで雪歩を登場させました
失礼しました
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/25(火) 23:56:36.23 ID:iEB/H4y4o
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/26(水) 00:39:16.03 ID:rrsqt8Uw0
乙←命を刈り取る形をしている
365 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/27(木) 11:57:21.64 ID:Om+0g68ro
レス感謝です
少しだけ更新です


次の日

P「う〜ん」

キルリア「どうかしたんですか?」

P「ミロは何が苦手かわからん」

ミロカロス「僕ですか? 僕に苦手があるわけないじゃないですか」

P「何言ってるんだよ。昨日のライブ見事失敗だっただろ」

ミロカロス「あれは失敗じゃありません。失敗したように見せかけた演技です」

P「まあそう言う事にしてやるけど、なんでわざわざその演技をライブで披露するんだよ。しかも雪歩がいたのに」

ミロカロス「そっそれはですね……」アセアセ

ラフレシア「まあ殿方、ミロにも得手不手があると言う事だけです」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 12:02:35.57 ID:Om+0g68ro
P「そうだな。とりあえず、みんな時間あるし今日はミロの苦手を追求しようじゃないか」

キルリア「うわぁ……」

P「そう嫌な顔するな。まず、ミロがなんで失敗したかわからん」

ミロカロス「だから僕が……」

P「確かに失敗していない時もある」

ラフレシア「しかし、殿方」

P「どした?」

ラフレシア「わたくしの記憶が正しければミロはまだ一回しか失敗しておりませんよ」

P「…………」

P「そだな」

ミロカロス「なんなんですか?」
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 12:09:23.69 ID:Om+0g68ro
キルリア「じゃあ探しようにないじゃないですか」

P「でもな……今までオーディションや市民ホールライブとかミュージカルはミスってはしてないのに……」

ラフレシア「ふむ。そう言われるとそうですね」

キルリア「野外だからじゃないですか?」

ミロカロス「じゃあ僕が次失敗しなければいいわけですね」

P「そう言う事じゃなくてな。あーもうどうするよ?」

ラフレシア「この話は殿方から始めたのではありませんか」

P「うぐっ……まあ本当はおそらくミロは何かしらの恐怖心があったんじゃないかと」

ミロカロス「そんなもの僕にはありませんね」

キルリア「なんか偉い強気だね」

P「じゃあそんなミロに良い仕事を貰ってきた」
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 12:12:23.59 ID:Om+0g68ro
ミロカロス「ふ〜ん。僕に似合う仕事ですか」

P「正確には代理だな。生っすかって知ってるだろ?」

ミロカロス「うちの先輩方の番組ですよね?」

ラフレシア「なんと! それにミロは出れるのですか?」

P「ああ。昨日雪歩から頼まれてな。ミロの汚名返上も兼ねて頑張ってほしい」

ミロカロス「だから僕は失敗してないですって!!」

キルリア「で、何をするんですか?」

P「それは直接聞いた方が早いな」

コンコン

?「入って良いかー?」
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 12:16:20.22 ID:VSElwYzlo
P「良いぞ」

ガチャ

響「お邪魔するぞ」

キルリア「あ、響さん! お久しぶりです!」

響「やあ」

P「このミロだけど大丈夫か?」

響「もちろんだぞ!」

ミロカロス「……あの……まさか……」

ラフレシア「どうやら響チャレンジのようですね」

響「その通りで、今週の響チャレンジの代理をやって欲しいんだ」
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 12:20:50.54 ID:VSElwYzlo
キルリア「すごいよ! 大出世だよ!」

ミロカロス「……僕にですか?」

響「プロデューサーから話は聞いてるぞ。なんでも美しいからなんでも出来ちゃうんだってな!」

ミロカロス「あ……まあそうですけど……」

P「そろそろ話を本題に戻してくれ」

響「別に逸れてないぞ。まあいいや、それでやってくれるよね?」

ミロカロス「まっ、まあ先輩の頼みですし……僕が美しくて仕方がないならやってあげますけど……」

響「そうか。ありがとう。依頼なんだけど……」

ラフレシア「……」ゴクリ

響「スカイダイビングの代わりをやって欲しいさー」

ミロカロス「……は?」
371 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/27(木) 12:21:42.55 ID:VSElwYzlo
ここで一旦終了です
失礼しました
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/27(木) 13:26:45.25 ID:V7cqk00DO
スカイダイビングと生っすか!?と響チャレンジと聞くとあるSSを思い出す
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 14:56:53.51 ID:j7Cv77BNo
P「まあ、安心しろ。着地場所は海だから」

ミロカロス「いや、そうじゃなくてですね」

響「自分が出る予定だったんだけど、足ちょっと痛めちゃって……」

P「思ったけどなんでこっちに頼むんだ?」

響「赤羽根プロデューサーがプロデューサーなら引き受けてくれるからって……」

P「……こっちは代理屋かよ」ボソリ

ミロカロス「やっやっぱり僕……」

ラフレシア「やるべきですミロ!」

ミロカロス「え?」

ラフレシア「このチャンスは滅多にありませんよ」
374 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/27(木) 15:08:19.97 ID:j7Cv77BNo
キルリア「まあ、確かに生っすかって私も出たことないし良い機会だと思うよ」

響「やってくれないのかー」ウルウル

ミロカロス「……あーもうやりますよ!」

響「おー! プロデューサー! ここのアイドルは凄いな! こっちは誰も代理がいなかったのに」

P「真がやってくれそうだったけどなぁ」

響「真は改造計画があるから」

P「そーだったな」

ミロカロス「撮影はいつからなんですか?」

P「生放送じゃなかった?」

響「そうだぞ。内容はスカイダイビングで海に着水した後、岸まで戻って来るんだ」

ミロカロス「はぁ?」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 15:14:16.88 ID:j7Cv77BNo
キルリア「うわぁ……凄いハードだね」

ラフレシア「でもミロなら余裕ですよ。ここの体力枠ですからね」

ミロカロス「ちょちょちょっと待ってくださいよ! 着水で終わりじゃないんですか?」

P「だったら響でもラフレシアでも余裕だろ」

ミロカロス「……」

響「本当は自分が……」

P「もう聞いた。とりあえず、仕事はこっちに任せてもらおう。ただ、響」

響「なんだ?」

P「放送当日はどこにいるんだ?」

響「そっちのアイドルと同行するするよ。自分はスタジオで見学するにも申し訳が立たないからな」
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 15:20:32.08 ID:j7Cv77BNo
P「わかった。というわけで頑張れよ」

ミロカロス「…………」

キルリア「あの失敗しても良いんですか?」

響「当り前さー。自分でも出来るかわからない奴だし」

ミロカロス「……少し悪意を感じたのですが…」

ラフレシア「響様は完璧ですからね」

P「ほどほどってとこだな」

キルリア「ひょっとしてビターンって海面に当たってぷかーって浮いちゃいそうですよね」

P「あーあれか」
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 15:21:35.42 ID:j7Cv77BNo
続きはまた夜に
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/27(木) 17:51:17.11 ID:kBSY+VZNo
自称天使
379 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/27(木) 22:32:02.32 ID:V2TAr/jAo
響「まあ、自分よりも泳ぎは上手いハズだからそこは大丈夫だと思うけど……」

P「まあ、うちの体力班だからな(2回目)」

ミロカロス「……」

キルリア「じゃあとりあえずOKって事なんだよね?」

P「ああ。ミロは大丈夫だって」

響「それを聞いて安心したよ。それじゃあな。当日はよろしく頼むぞー」ガチャバタン

ラフレシア「……それで今日はどうするのですか?」

ミロカロス「どうもこうもしないよ!! あーあ……あんな約束するんじゃなかった」

P「美しいんだから頑張れよ」

ミロカロス「美しさとダイビングは違いますよ!!」
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 22:51:01.79 ID:V2TAr/jAo
P「でも良いじゃん。緊張克服しろよ」

ミロカロス「あの何が良いんですか?」

P「ぶっちゃけあの恐怖を味わえばライブとかの緊張とかも大したことじゃなくなるぞ」

キルリア「あーそれいいですね!」

P「だろ! それにファンも増えるぞ。普段は美しいウザいドヤ顔が死に掛けになるなんて」

ミロカロス「なんですか? ウザいドヤ顔って? 美しい僕で十分なんですけど」

P「わかったわかった」

キルリア「それで今日は何するんですか?」

P「普通にレッスンだ。キルリアは後がないと思ってな」

キルリア「うう……それは言わないでくださいよ……」
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 23:03:27.44 ID:V2TAr/jAo
生っすか収録日当日

バババババ

P「うわーたけー」

ミロカロス「」

P「ここから飛び降りるけど大丈夫か?」

ミロカロス「」

P「響、これ高さどのくらい?」

響「んー聞いたところだと3,000bくらいらしいぞ」

ミロカロス「」

P「だってさ。大丈夫か?」

ミロカロス「」
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 23:13:31.82 ID:V2TAr/jAo
P「おーい」ペチペチ

ミロカロス「……ハッ! あ、中止になりましたか?」

P「いや、そろそろ準備しておけよ」

ミロカロス「やっやっぱりやめませんか?」

P「この恐怖さえ乗り越えたら楽勝になるぞ」

ミロカロス「いやいや、それでもきついものはきついですよ!」

P「それでもOK出したのはミロ自身だぞ」

ミロカロス「確かにそうですけどでもやっぱり……」

P「今更無理だ。これも結構なお金かかってるし……765全体の評判を下げかねん」
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 23:32:54.73 ID:V2TAr/jAo
ミロカロス「ううぅ……」

P「良いか。簡単な事だぞ。普段のレッスンよりもはるかに簡単だ」

P「ただ落ちて、着水して、岸まで泳いで来ればいいんだよ!」

ミロカロス「言葉で言うと簡単ですけどねぇ」

P「しかも上手くいけばもう一度放送中に会える」

ミロカロス「あのそれどういうことですか?」

響「今日は代わりに後輩のみろかろすがチャレンジしてくれるぞ!」

響「……」クイクイ

P「タイムリミット。Let’Go!」ドン

ミロカロス「あ、えっと……紹介されましたミロカロ 『ドンッ』 ……す……あれ?」

響「時間がないから自分が紹介しておいたから」フリフリ

ミロカロス「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー」

P「健闘を祈る」

響「そうだな」
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 23:45:17.47 ID:V2TAr/jAo
P「……キルリア、ミロの中継頼む」

キルリア『えっとですね……』

P「うん」

キルリア『まだですね。落下まで気長に待ちましょうよ』

P「そうか」

キルリア『じゃあラフレシアちゃんと岸で待ってますので来てください』

P「わかった。丁度その頃には落下し終わるだろう」

P「さて、じゃあ岸に向かおうか」

響「うー……自分もやりたかった」

P「今度もう一回リベンジで良いじゃん」
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 23:46:04.22 ID:V2TAr/jAo
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              |l| | |l| |
              _,,..,,,,_     いやあああああああああああああ
             ./ ゚ 3  `ヽーっ    
             l ゚ ll ⊃ ⌒_つ
             )`'ー---‐'''''"(_
             ⌒)   (⌒   ビターン
               ⌒



               _,,..,,,,_
              / ,' 3  `ヽーっ
              l   ⊃ ⌒_つ
               `'ー---‐'''''"       
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/27(木) 23:56:20.60 ID:V2TAr/jAo
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P「……おっ来た来た」

キルリア「ミロちゃんすごーい」

ラフレシア「流石、社長様が見込んだだけありますね」

ミロカロス「ハァーハァー」ノソノソ

P「しかも時間内に間に合ってる」

響「代理だけど今回の響チャレンジいや、みろかろすのチャレンジは大成功だぞ!」

P「……カメラもスタジオに戻ったな。お疲れ!」

ミロカロス「……ハァハァ」バタリ
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/28(金) 00:15:45.62 ID:fAhM74rGo
事務所・夜

P「さて、今日は本当にミロはご苦労様として、特別に明日はオフな」

ミロカロス「当たり前ですよ!! 一旦瀕死でしたよ!」

キルリア「で、どうだった?」

ミロカロス「なんか三途の川泳いでる感じがしましたよ」

ラフレシア「なんと。よくぞご無事で」

P「でもスタジオのみんなには好評だったらしいぜ」

キルリア「うんうん」

ミロカロス「とりあえず、僕は美しいキャラなのに……」

P「ファンは増えたんだし、良しとしてくれよ。響に美味しい物たらふく食わせてもらったんだし」

ミロカロス「うー」

P「まあともかく、明日は何にも居れてないから好きにしてくれ」
388 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/28(金) 00:40:15.84 ID:fAhM74rGo
P「で、キルリアとラフレシアはレッスンな」

キルリア「わかりましたー」

ラフレシア「了解しました」

P「で、今後の予定なんだけどしばらくはレッスンを中心に行う予定だ」

ミロカロス「……僕もですか?」

P「そうだ。オーディション受けなくてもファンは結構増えたと思う」

P「それにこの様子だと3人まとめて次回のIU予選を受けてもらってランク昇格して貰いたい」

ラフレシア「しかし、961プロのあのポケドルが……」

P「その時は勝てば良い」

キルリア「なるほど」
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/28(金) 00:45:49.90 ID:fAhM74rGo
次の日

P「あれ? 何しに来たんだ?」

ミロカロス「……しまった。いつもの癖で来てしまった」

キルリア「ミロちゃんもレッスン行く?」

ミロカロス「行かない」キッパリ

P「じゃあ留守番頼むよ。俺、キルリアとラフレシア連れてくし」

ミロカロス「まあ良いですよ」

P「じゃあ行ってくるわ」

ラフレシア「良い子にしてるのですよ」

ミロカロス「子ども扱いしないでくださいよ」
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/28(金) 00:46:16.07 ID:fAhM74rGo
寝ます
失礼しました
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/28(金) 01:33:26.79 ID:v8ubk5Ia0
乙です
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/28(金) 12:44:53.75 ID:hh5i+esJo

キルリアのファン層はロリコンみたいだけど
ミロカロスのファン層ってどういう層なんだろうな
393 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/29(土) 23:21:00.05 ID:eFMeQNnco
レス感謝です


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IU予選日・当日

P「俺が思うにみんな合格できるはずだ。ぶっちゃけるとミロはもう緊張しないと思うんだ」

キルリア「私も大丈夫ですよ!!」

ラフレシア「ふむ」

ミロカロス「というか僕にも専用曲が欲しいですよ!」

P「大丈夫だ。Dランクのキルリアだって一曲しか持ってないし」

キルリア「それもどうかと思いますよね」

P「とにかく、ここでみんな合格して昇格することを祈ってる」

キルリア「ライバルはいませんよね?」
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/29(土) 23:25:28.17 ID:eFMeQNnco
P「ライバルはだな……えっと……」

P「今日はまず961プロのところは出ていない」

P「で、ラフレシアもFランクにあのローカルポケドルも出ていないから大丈夫だ」

ラフレシア「しかし油断は禁物ですね?」

P「当たり前よ」

ミロカロス「じゃあ僕にも居るんですかぁ?」

P「嫌な顔するな。残念ながらいる。そしてキルリアもな」

キルリア「……」ゴクリ

P「Eのミロの要注意アイドルはマイナン・プラスルだな。ほぼ2対1だと思え」

ミロカロス「えー! どう戦えばいいんですか!!」

P「まあ、落ち着け。俺も研究してきたから、絶対にミロを合格させてやるつもりだ」

キルリア「私はいるんですか!!?」
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/29(土) 23:36:43.73 ID:eFMeQNnco
P「キルリアは結構厳しい。ムウマ、プクリン、ピクシー、マリルリと強豪ぞろいだな」

キルリア「なんですとぉ!?」

P「大丈夫だ。ちゃんとアドバイスを出してやる」

ミロカロス「……もうだめだ。ユニット相手に勝てるわけがない」

P「俺を舐めるなよ」

キルリア「変な味がしそうですよね」

P「そのんなめるじゃねーよ!!」

ラフレシア「まあ落ち着きなさい。まだ時間はあります。それに961のポケドル以外に負けたらとても【Ghost】には及びませんよ」

P「そう。ラフレシアの言う通りだ! それにラフレシアはともかくちゃんとアドバイスを出してやるから……な?」

キルリア「……わかりました! プロデューサーさんを信じます!」

ミロカロス「キルリアはなんでそう……」
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/29(土) 23:51:16.87 ID:eFMeQNnco
キルリア「だってプロデューサーさんって意外性があるじゃん!」

P「まだ信用してないか」

ラフレシア「……あ、わたくしの出番の様なので行ってまいります」

P「おう。応援しに行くからな」

ラフレシア「待っております」フワフワ

P「あの頭の花で飛べるんだな」

キルリア「回転しててぶつかったら危ないと思いますけど」

ミロカロス「それで、どういう戦法ですか?」

P「まあ、応援に行こうじゃないか」

キルリア「随分落ち着いてますね」

P「俺はこの程度でビビるようなプロデュースはした覚えはないからな」
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/29(土) 23:58:17.18 ID:eFMeQNnco
キルリア「あ……そう言えば私はプロデューサーさんにプロデュースされてるのすっかり忘れてました!」

P「どうせマネージャーと思ってたんだろ」

キルリア「いえ、近所のお兄さん的な」

P「……まあ外れとは言い切れないけど、近くの女の子をアイドルにしようとするお兄さんなんてなんのゲームだよ」

キルリア「えへへ」てへぺろ(・ω<)

ミロカロス「僕もすっかり、口の悪いマネージャーかと……」

P「まあやってることはマネージャーみたいなもんだしよ。しゃーないさ」
398 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2012/12/30(日) 00:07:21.80 ID:dMIBtpLNo
キルリア「あれ? まだラフレシアちゃん踊ってませんね」

P「まーそりゃオーディションにはたくさん来るわけだし、Fとはいえ……いや、Fだからこそたくさんいるからだろう」

ミロカロス「それで、今日の戦法を教えてくださいよ」

P「おっと、そうだった。じゃあまずはミロからな」

ミロカロス「はよ」

P「いいか、確かに今日の最大の壁はマイナンプラスルのコンビだ」

ミロカロス「そうですよ! プロデューサー」

P「確かにコンビは強みが多い。互いのフォロー・コンビならでは合体技などある」

ミロカロス「なんでそうメリットばっかり先に言うんですか」

P「確かに俺はメリットを言ったさ。ただ、じゃあここで問題だ」

ミロカロス「?」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 00:12:34.47 ID:dMIBtpLNo
P「なんであのコンビはまだEランクか?」

キルリア「え? そりゃあ、あのローカル……」

P「外れ」

ミロカロス「……もしかして下手とか?」

P「そう。下手は流石に言い過ぎだけど、あのコンビの技はFランクまでにしか通用しないんだ」

ミロカロス「ですけど、今日に備えて……」

P「それも考えたけど、実はな。あのコンビ結構見てるんだよ」

P「キルリアが初めてアイドルランク昇格した時のオーディションにも居たんだよ」

キルリア「いましたっけ?」

P「あの時はキルリアは緊張してたし……それにメノコがユニット結成とかで盛り上がってたし」
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 00:21:24.30 ID:dMIBtpLNo
ミロカロス「じゃあつまり、どういった戦法で?」

P「最初はじっと耐えてろ。おそらく、コンビ技でアピールしまくって来ると思うから」

P「その時、ミロがせめてもふ〜んで終わる。まあ良いねとか言ってくれると思うけど」

キルリア「あ、あのミロちゃんの時みたいな感じですか?」

P「そう。いくら演技が良くてもインパクト的にコンビの方が強いからな」

P「まあ、これがフリーならランクが上位のやつの圧勝だけどな」

ミロカロス「いつですか?」

P「ここからはなんとも言えない。ただ、どこかでボロが出るはずだ。おそらくあのコンビは先にたくさん点数を稼ぎまくって逃げる戦法だと思う」

P「だから、常に後ろを追いかけていればいい」
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 00:30:32.34 ID:dMIBtpLNo
ミロカロス「じゃあボロが出た時に一気に突き放せばいいのですか?」

P「そう。で、もし、ボロが中々でなかった場合は終盤で一気にアピールしろ」

ミロカロス「追いつくんですか?」

P「普段通りのアピールで良いんだよ。ミロは一番落ち着いてるしな」

ミロカロス「まあ、あの恐怖に比べたら可愛いもんですね」

P「それに最低限のアピールポイントは教えたし余裕だろ」

ミロカロス「余裕だろって?」

P「それにまず、圧倒的にあのコンビよりもビジュアルが良い」

ミロカロス「え? そっそうですか? これってやっぱり僕が美しいからですよね?」ニタァ

P「……うん。まあその顔は流石に審査員に見せるなよ」
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 00:41:01.70 ID:dMIBtpLNo
キルリア「じゃあ私はどうすれば良いんですか?」

P「キルリアはなぁ……今悩んでる」

キルリア「え?」

P「タイマンならまだしもあんなにライバルが多いとどのポケドルのこれに注意しろとか出来ないだろ」

キルリア「そっそこを何とかしてくださいよ!!」

P「わかってる。…………」

ラフレシア「〜〜♪」

審査員Do「2番圧勝過ぎ」

ラフレシア(2番)「〜♪ はぁっ!」パァー

審査員Vo「ヤバい。2番のアロマセラピー最高」

ミロカロス「いつのまに覚えたんだろ」

P「そう言えばさ、ポケモンって特性があるんだっけ?」

キルリア「ありますね。ラフレシアちゃんは葉緑素といって日差しが強いと早くなるんですよ」
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 00:46:15.36 ID:dMIBtpLNo
P「ミロは?」

ミロカロス「僕ですか? 僕はふしぎなうろこですね。メロメロボディってのもありますけど。僕がメロメロボディだとプロデューサーが虜になっちゃってお仕事が入ってこないので仕方がなくふしぎなうろこですよ」

P「そうか。じゃあキルリアは?」

キルリア「私はですねぇ……トレースです!」

P「トレースか」

キルリア「トレースはですねぇ、相手の特性と同じになるんです」

P「……?」

キルリア「ミロちゃんの特性がふしぎなうろこですから私も特性がふしぎなうろこになるんですよ」

P「……なるほど。そう言えばキルリアって結構真似するの美味かったよな? 人間のアイドル限定だけど」

キルリア「そうですか?」

P「ああ。やよいと雪歩。それにラジオで伊織の物まねしてたじゃないか?」

キルリア「あっ! 多分トレースのお陰じゃないですか?」
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 00:53:33.23 ID:dMIBtpLNo
P「……もしかして、一曲丸々真似できたりできる?」

キルリア「わからないですけど、長さによっては可能なんじゃありませんか?」

キルリア「予め、その曲とかを知っておく必要がありますけど」

P「難しいな。見様見真似って訳じゃないんだな」

ミロカロス「見様見真似ならまねっこって技がありますからね」

P「精々口調とちょっとだけの踊りか。まあそれでも十分だな」

キルリア「それで、私の対策は?」

P「…………」

キルリア「あのプロデューサー?」

P「トレースに一か八かかけるか」ボソッ

キルリア「えっ?」

ミロカロス「どんまい」ベチョ
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 00:58:20.27 ID:dMIBtpLNo
P「ちょっとキルリア来い」

キルリア「え? えええ?」

ミロカロス「あの僕は?」

P「ミロはラフレシアの付き添い。ラフレシアが終わったら、ラフレシアにミロのお守という事で」

ミロカロス「いつまで美しい僕を子ども扱いするんですか」

P「自分で美しいと言ってるうちはまだまだだな」

キルリア「あのプロデューサーさん?」

P「おっと失礼。こっちだ」

ミロカロス「ぐぬぬぬ……」

ラフレシア「ふふんっ♪」
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:10:05.40 ID:dMIBtpLNo
―――――
――――
―――
――



P「お待たせ」

ラフレシア「殿方、どこに行ってらしたのですか?」

P「ちょっとキルリアに仕込んできた」

ラフレシア「せっかくわたくしはEランクに昇格できたのに……」

P「ごめんな。2回とも皆がしてるな。Dの時は期待してるからな」

ラフレシア「期待よりもちゃんと見て欲しいです」

P「見るよ。まじごめん。キルリアのライバル対策してたからさ」

ラフレシア「……なら、仕方がありませんね」
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:18:54.45 ID:dMIBtpLNo
P「それよりもミロはどうだ?」

ラフレシア「殿方のおっしゃるとおりでした」

P「やっぱり最初は劣勢か」

ラフレシア「ええ。どうやら強引なアピールを手助けで補っているようです」

プラスル「はいはい頑張れがんばれー!!」

マイナン「ていやー!!」

審査員Vi「5番きゃわわ」

ミロカロス「…………」

ラフレシア「……ああ、ミロ。流石に物足りない気がしますけど……」
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:23:59.74 ID:dMIBtpLNo
P「いや、良いよ。絶対あの飛ばしようとEランクだとボロが出る」

ラフレシア「ところでキルは?」

P「スタンバイさせてる」

ラフレシア「そうですか」

プラスル「ていあっ」ガッ

ドテッ

ミロカロス「!」

P「ほら、こけた」

ラフレシア「確かに……しかし」

P「ここで、まず、テンポが崩れる」

マイナン「ほっほら早く」アセアセ
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:28:47.13 ID:dMIBtpLNo
審査員Do「あれ?」

審査員Vi「んんwwwwww」

審査員Vo「5番頑張れー」

マイナン(5番)「早くあれやって!」

プラスル(5番)「わかってる!」ガッ

審査員Vi「いまいち合ってないなぁ」

ミロカロス(6番)「……」

審査員Do「6番安定していて良いよね」

P「さて、印象も落ちてきたし、あとはミロが仕掛けるまでだ」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:35:33.54 ID:dMIBtpLNo
ラフレシア「詳しいのですね」

P「元、ヒューマンアイドルプロデューサーよ。これでも」

ラフレシア「クスッ……そうでしたね」

ミロカロス「ふっ!」ビーピカーン

審査員Vi「ミラーコートいいね。6番」

P「さて、ミロがおそらく勝ったとして、キルリアのところ行ってくるからお守頼むよ」

ラフレシア「わかりました」

審査員Vo「6番イヤッフゥ!!」
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/30(日) 01:45:04.88 ID:7XRP1GKd0
んんwwwwwヤんさいんですなwwwww
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:47:23.62 ID:dMIBtpLNo
マリルリ「強いお……」

ムウマ「ぐぬぬ……」

プクリン「ZZZ」(諦め)

ピクシー「ギエピー」

キルリア「フレーフレー頑張れ!!さあ行こう♪」

審査員Do「やよいちゃんの真似うますぎペロペロ」

キルリア「フレーフレー頑張れ!!最高♪」

審査員Vi「もう6番圧勝だね」

キルリア(6番)「はいっ!」

P「よしよし」
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:50:54.31 ID:dMIBtpLNo
――――
―――
――


事務所・夜

P「全員合格オメデトウ! いえーい!!」

キルリア「やりましたー!!」

ミロカロス「そうそうプロデューサー」

P「どうした?」

ミロカロス「あの、審査員が1人気持ち悪かったんですけど」

P「どんなふうに?」

ミロカロス「なんか時々んんとかムッ○みたいな声出すんです」

ラフレシア「それはヤん査員ですね」

P「なんだそりゃ?」

ラフレシア「関わらない方が良いですね。わたくしも黒井社長様からきつく言われておりましたので」
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/30(日) 01:51:57.86 ID:7XRP1GKd0
Sランをトレースとかえげつないな
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:55:13.55 ID:dMIBtpLNo
P「そうか。一応チェックしておくか」

キルリア「プロデューサーさん! そんなことよりお祝いですよ、お祝い!」

P「そうだった。とりあえず、次もみんなでランクアップだ」

ラフレシア「しかし、先はまだ長いですね」

P「あっと言う間だから大丈夫だ」

キルリア「それはそうと、私Cランクです」

P「それで?」

キルリア「Bになったら私達をユニットにするって本当ですか?」

P「ああ。悪いけどユニットにさせてもらう。今回みたいにラフレシアとミロのパフォーマンスを見られなかったのは正直申し訳ない」

P「あと、出来ればみんなでAランク、Sランクに上がってもらいたい」

P「もう誰も悲しませたくないんだよ」

ミロカロス「……プロデューサーにしては随分真面目なセリフでしたね」

P「あん?」
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 01:59:14.50 ID:dMIBtpLNo
キルリア「ですねー」

ラフレシア「まあプロデューサーの意見ならそうしましょう」

P「すまんな」

P「それでな、キルリアがCに上がったことであっちのアイドルと1人一回ずつ営業をしてもらう予定だ」

キルリア「予定ですか?」

P「ああ。まだ、赤羽根君に話をしてないからOKもらえるかわからないけど」

ミロカロス「なんでですか?」

P「こっちに来てユニットに入ってもらうアイドルを選ぶためだ」

ラフレシア「……そう言えば話していましたね」
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:05:21.75 ID:dMIBtpLNo
P「そこで候補を選んでおいて欲しい」

P「3人とも違ったアイドルが良いと思うからな」

キルリア「最終的にプロデューサーさんが選ぶんですか?」

P「いや、3人に決めてもらう」

ミロカロス「僕達ですか?」

P「ああ。実際にそのメンバーじゃないとわからないこともあるからな」

ラフレシア「ですが、その……引き抜きとはいえ、ただで来てもらう事は……」

P「当然。前に言ったかもしれないけど、おそらくキルリアがBランクになったと丁度に765プロの定期ライブが開かれる。そこでアイドルバトルをしてもらう」

ミロカロス「ふ〜ん」

P「で、赤羽根君曰く、引き抜き可能なアイドルは全員OKだそうだ。勝てたらな」
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:09:15.10 ID:dMIBtpLNo
キルリア「勝てるんですか?」

P「それを俺がこれからホワイトボード説明する」

ラフレシア「そうですか。ですが、お祝いの雰囲気がぶち壊れですね」

P「すまん。雰囲気がよくなった明日をオフにして祝おうじゃないか」

ミロカロス「しょうがないですね」

P「まず、現在の765のヒューマンアイドルをランク別に表すと」カキカキ

S→春香・千早
A→竜宮・美希・響・貴音
B→雪歩・真・真美・やよい

P「こうだ」

キルリア「みんなCランク以上ですか」
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:18:22.86 ID:dMIBtpLNo
P「Bランク以上な」

ミロカロス「でも勝てるんですか? Sとかに」

P「無理だ。SとBになり立てじゃ話にならん」

ラフレシア「つまり、Sの春香様と千早様は消えますね」

P「そう。そうするとこうなる」キュッキュッ

A→竜宮・美希・響・貴音
B→雪歩・真・真美・やよい

P「で、次に竜宮小町も相手にしてはいけない」

ミロカロス「ユニットだからですね、わかります」

P「そう。格上のユニットに挑んでも無理だ。それにキルリアが伊織と亜美、ミロがあずささんと若干被ってる」

P「それにおそらく竜宮を引き抜くなら律子が助け船をだす」

P「確か律子は引退する前はAランクだったから実質Aランク×4VSB成りたて×3だ」
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:22:52.62 ID:dMIBtpLNo
キルリア「……無理ですね」

P「すまんな。そうするとこうなる」キュッキュッ

A→美希・響・貴音
B→雪歩・真・真美・やよい

ミロカロス「随分減りましたね」

ラフレシア「ふむ……」

キルリア「どうかしたの?」

ラフレシア「Aランクの3人はもしや……」

P「そう。Aランクの3人は元プロジェクト・フェアリーだ」

P「だから、Aの誰かを選んだらフェアリーと戦うかもしれないって事だ」
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:27:03.09 ID:dMIBtpLNo
ミロカロス「じゃあ誰なら良いのですか!!」

P「まあ落ち着け残りも説明して行こうか」

B→雪歩・真・真美・やよい

P「ここで、有名なのが、雪歩と真の組み合わせだ」

キルリア「えっと生っすかの改造計画のあれですよね」

P「そう。その影響でおそらくタッグになってもおかしくない」キュッキュッ

B→真美・やよい

ミロカロス「どうせ、真美さんも亜美さんが応援とかあるんでしょ?」

P「良くわかったな。ちなみに亜美真美のパントマイムは凄いぞ」キュッキュッ

B→やよい

キルリア「わぁ! やよいさんが良いです!!」
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:29:53.01 ID:dMIBtpLNo
P「確かにやよいが一番ここでなじみやすいと思うけど、問題は誰が来るかわかるか?」

ラフレシア「……はて?」

ミロカロス「接点ありますっけ?」

キルリア「みんな平等な気がしますけど」

P「まあな。やよいはみんなに笑顔を当てる癒し系だからな」

キルリア「誰が応援者になるんですか?」

P「……千早と伊織だ」

ミロカロス「ダメじゃん!!」

P「まあな」キュッキュッ

S→×
A→×
B→×
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:33:30.81 ID:dMIBtpLNo
ラフレシア「では、どうするのですか?」

P「だから、アピールしろ」

キルリア「え?」

P「とりあえず、春香・千早・竜宮を除いた7人にこっちでオナシャスって感じじゃなくて、こっちでもアイドルをしましょうよって感じのアピールよ」

ミロカロス「そうなるんですか?」

P「……あ、でも美希はやめよう」

ラフレシア「何故でしょう?」

P「赤羽根君のお気に入りだから」

キルリア「ロリコン?」

P「いや、美希が惚れ込んでる。だから美希を選んだなら春香・千早と肩を並べるくらいじゃないとまず、勝てない」
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:37:00.11 ID:dMIBtpLNo
キルリア「ふぇぇ……」

P「まあ最終的にこの6人だな」

ミロカロス「う〜ん」

P「まだ、会った事もない人たちもいるし、時間もあるし、ゆっくり考えてな」

ラフレシア「そうしましょう」

P「じゃあ俺はこれな」ヒョイ

キルリア「あっそれ私が食べようとしてたやつですよー!!」

P「良いんだよ。早い者勝ちなんだよ」

ミロカロス「じゃあ僕はこれ」パクリ

ラフレシア「わたくしはこれで」ヒョイ

キルリア「みんなのいじわるー!!」
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/12/30(日) 02:37:37.30 ID:dMIBtpLNo
寝ます
失礼しました
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/30(日) 02:59:15.49 ID:D4qRKbIDO
ミキ…さすがに裏切り者で屑赤羽根Pだな。
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/30(日) 11:16:43.63 ID:Y3t5+b7DO
美希が惚れ込んでるようにみえてどうせクズ羽根Pが何かしたんだろ

やよいと貴音と響辺りが安全圏な気がする
やよいならポケドルと一緒にやりたい言うだろう
貴音はクズ羽根とは相性悪いらしいしPと一緒にいたがってるから大丈夫そう
そして響は貴音と仲良しだから貴音を味方に付ければ引っ張りやすい
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/12/30(日) 15:57:57.28 ID:z4fl+G/Ko
響ちゃんがいいな〜
ポケドルとの相性もよさそう
429 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/01(火) 20:02:31.11 ID:q9/dPrdDo
レス感謝です


次の日

P「……何しに来たのよ?」カタカタ

キルリア「暇だったので」

ミロカロス「ココが落ち着くんですよ」

ラフレシア「同上」

P「せっかくのオフだからこそ家でだらだらするだろ」

キルリア「家にいたところでだらだらしてどうするんですか?」

P「休めよ」

ミロカロス「はぁ……プロデューサーはわかっていませんね」

P「何が?」
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:07:21.19 ID:q9/dPrdDo
ミロカロス「オフでもここの方が僕達にとっては落ち着くんですよ」

P「何その新手の職業病的みたいなのは」

ラフレシア「まあ、後は不安になりますね」

P「不安?」

ラフレシア「仮にわたくしが休んでいるとキルとミロが仕事に行ってるのではと……」

P「あーないない」

キルリア「そうキッパリ言わないで欲しいですね」

ミロカロス「そうですね」

P「しかし、ミロカロスは随分成長したな」
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:14:10.77 ID:q9/dPrdDo
ミロカロス「? 何がですか?」

P「最初の頃は可愛いとか連呼してたのにいつの間にかあんまり言わなくなったよな」

ミロカロス「失礼な。それにですね、僕は最近思ったんですよ」

P「何を」

ミロカロス「僕にそろそろモデルの仕事が来るんじゃないかと」

P「あー……つまり、美しいからわざわざ言うまでもなくモデルの仕事とか来るとか?」

ミロカロス「そうですね」

P「まあ、その線も探してみるか」

ミロカロス「いえ、探すんじゃないですよ」

P「は?」

ミロカロス「向こうから僕に直接頼みに来てもらうんですよ」
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:18:00.38 ID:q9/dPrdDo
P「……まあ、いつか来るからそれまで待ってろ」

ミロカロス「やれやれ、後悔しますよ。今僕にモデルとかの依頼を頼まない会社は」

P「まあもうちょっとランクが上がれば来るだろうな」

キルリア「それよりもプロデューサーさん」

P「どした?」

キルリア「プロデューサーさんはなんでオフなのにいるんですか?」

P「仕事だよ」

キルリア「忙しいんですね」

P「忙しいとは言えないな」

キルリア「どういうことですか?」

P「大体3人まとめて行動させてるから営業とかの関係者の連絡が一回で済むんだ」

ラフレシア「そうなのですか?」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:22:42.90 ID:q9/dPrdDo
P「いやぁ〜あっちの時は大変だったぞ。みんなばらばらの営業だからその度に電話しないといけなくてさ」

ラフレシア「ほう」

P「まあ実際はその後も色んなこともあるからちょくちょく連絡取りあったりするけど、あっちよりもはるかに電話する回数が少ない」

ラフレシア「そうなのですか」

キルリア「あ、プロデューサーさん!」

P「どうした?」

キルリア「私、人間のアイドルさんのフロアに行きたいです」

P「……春香達の所か?」

キルリア「はい!!」

ミロカロス「あ、僕も行ってみたいです」

ラフレシア「わたくしも」
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:28:03.90 ID:q9/dPrdDo
P「……ふむ」

キルリア「良いじゃないですか!」

P「いや、俺はあんまり行きたくないんだけど……」

ミロカロス「はよ!」

ラフレシア「邪魔になさらぬようにしていればいいのでしょうに」

P「……しゃーねーなー。まあ平日だし行くか」

キルリア「いやったー!!」
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:35:27.33 ID:q9/dPrdDo
765プロダクション・ヒューマンアイドル事務所

P「うっす」ガチャ

P「あれ?」ガチャガチャ

キルリア「どうかしたんですか?」

P「開かない」

ミロカロス「なんでですか全く!」

ラフレシア「鍵がかかっているのでしょうか?」

P「おかしいな? この時間なら最低でも音無さんがいるのに……」
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:44:26.14 ID:q9/dPrdDo
キルリア「……ちょっとプロデューサーさん退いてください」

P「ん?」

キルリア「これはいけない事ですけど」キュィィィン

ガチャリ

P「oh……」

キルリア「さあ入りましょう」

ミロカロス「これはやっぱりいけませんね」

ラフレシア「まあ殿方とキルになんとかしましょう」

P「全部責任俺に回って来るんだけどなぁ」
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:50:24.89 ID:q9/dPrdDo
キルリア「お邪魔しまーす」

P「俺の机の場所以外変わってないなぁ」

ミロカロス「へぇ〜こっちはごちゃごちゃしてますねぇ〜」キョロキョロ

ラフレシア「それだけ仕事やアイドルが多いからでしょう」

P「さて、今日はなんでいないんだ?」

キルリア「あ、ホワイトボードありました! 予定表もあります!」

P「えっと……」

ミロカロス「……星井美希Sランク昇格」

ラフレシア「記念旅行……」

P「しかもアイドルと事務員とかみんなで……」
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:54:03.65 ID:q9/dPrdDo
全員「…………」

キルリア「……あの、プロデューサーさんごめんなさい。私がこっちに行きたいと言うから……」

P「ちくしょう!!」カチカチ

ミロカロス「プロデューサー?」

ラフレシア「あの……電話を取り出して何を……」

?『……はい赤羽根です』

P「もしもし、赤羽根君?」

赤羽根P『あれ? 先輩どうしたんですか?』

P「美希S昇格おめでとう」

赤羽根P『ありがとうございます』

P「だからお土産買ってこい!!! 社長と音無さんと律子にも言っといて!!」カチ

赤羽根P『え? あちょっtブチ』
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 20:59:30.27 ID:q9/dPrdDo
P「これでよし」

キルリア「なにしたんですか?」

P「お土産頼んだ」

ミロカロス「悲しくないですか?」

P「悲しいけど、寧ろこれでこの悔しさをIUにぶつけて欲しいのよ」

ラフレシア「……そうですね」

P「とりあえず、ホワイトボードに俺達も誘えって書いておくか」カキカキ

キルリア「いいんですか?」

P「良いんだよ。寧ろみんな黙ってるなんてひどいだろ?」

ミロカロス「まあそうですけど」
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 21:13:12.07 ID:q9/dPrdDo
P「これでよし。じゃあ帰るぞ」

prrr

みんな「!?」

prrrr

P「……」

キルリア「ぷっプロデューサーさん出ないと……」

P「いや、でも俺に言われても何のことかわからないし」

ミロカロス「とにかく出ないと鳴り止みませんよ」

P「まあいないって言っておくか」

ガチャ

ラフレシア「はい、こちら765プロダクション」

P「あ、おい!!」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 21:19:08.07 ID:q9/dPrdDo
ラフレシア「……はい……わかりました。いえいえ、開いていましたのでふらふらと……」

P「……」

ラフレシア「……はい。わかりました。いえいえ……お土産お願いしますね。はい、良い旅を」ガチャリ

P「……どこからだった?」

ラフレシア「……それは……」

ミロカロス「……」ゴクリ

キルリア「……」ドキドキ

ラフレシア「……どうやら事務員の小鳥様でした」

P「音無さんか」

ラフレシア「どうやら侵入したことがばれました」

P「デスヨネー」

ラフレシア「ですが、わたくしの事を信じてくださったのでばれていませんね」

P「そうかい」ホッ
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 21:27:37.78 ID:q9/dPrdDo
P「まあともかくもう帰るぞ」

キルリア「わかりました」

バタンキュィィィンガチャリ

キルリア「これで完璧です」

P「じゃあ戻るか」

ミロカロス「はぁ……なんか疲れまちゃいましたね」

P「だから言っただろ。こういうオフの日は家でだらだらしてるのが一番なんだよ」

ラフレシア「その通りでしたね」

P「まあな。しょうがない。俺達だけでこれからどこかに遊びに行くか」
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 21:40:51.40 ID:q9/dPrdDo
キルリア「遊びにですか?!」

ミロカロス「どこ行くかに寄ります」

P「まあ、経費で落ちる程度のガソリンでだけど」

キルリア「やりました!!」

ミロカロス「はぁ……じゃあまた高速道路ですか」

ラフレシア「それはまた疲れますね」

P「俺が疲れるわ」

キルリア「どこ行くんですか?」

P「……車移動が良いか、車なしで良いか?」
444 :!dama[sage]:2013/01/01(火) 22:30:45.05 ID:qo85eA990
ミキミキ昇格は誰か教えてくれても良かったんじゃ…
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 22:31:46.66 ID:q9/dPrdDo
ミロカロス「……なんかもうどちらでも」

ラフレシア「そうですね。キルが元気なのがおかしくて……」

キルリア「こういう時こそ遊ばなくちゃ!!」

P「……どうやら、今回は車使わない方がいいな」

キルリア「そんなぁ……」

P「だって、みんなお疲れだし……しょうがないからここでも行こうか」

ラフレシア「近くですか?」

P「近くだ」

ミロカロス「じゃあ行きましょうよ」
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/01(火) 22:35:50.23 ID:vEvycSAAO
黒羽根P酷いな
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 22:47:00.15 ID:q9/dPrdDo
公園

P「ここで、のんびりしようか」

キルリア「へぇ〜こんな近くに公園なんてあったんですね」

ミロカロス「てか事務所から歩いてすぐの公園ですか」

ラフレシア「ふむ……良いところですね」

P「だろ。まあ、ここにはSランクに昇格した美希の師匠がいるみたいだよ」

キルリア「へぇ〜そうなんですか」

P「まあのんびりして過ごそうぜ」

ラフレシア「そうですね」
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/01(火) 22:47:46.06 ID:q9/dPrdDo
今回はここまです
今年もこのSSをよろしくお願いします
失礼しました
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/01(火) 23:48:44.45 ID:qs1BeyHDO
裏切り者アイドルとクズ赤羽根Pさっさと絶望しろ
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/02(水) 00:03:30.70 ID:Z8RJK8xmo
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/02(水) 02:05:25.13 ID:NSq8v5VDO
クズ羽根だけが最悪かと思ったら社長や律子にピヨ子も最悪だったでござる
もうPとポケドルはこんな場所辞めて違うところに行った方がよくね?
つか社長はPやポケドルを社員やアイドルとは思ってないんだとわかった
全員つうならPやポケドルにも連絡を入れるようにピヨ子に頼むか自ら連絡入れるはずだ
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/02(水) 03:18:56.90 ID:1a7qIiG10
乙です
以前の貴音の台詞から察するに、
他の皆からすればPに裏切られたと思ってるんじゃね?
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/02(水) 12:28:44.04 ID:MqIw2ZMU0
赤羽根「僕が連絡しときますよ」

社長とか「あ、そう?じゃあ頼むわ」

赤羽根「サーセンww 忘れましたww」

こんな感じだろ
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/02(水) 14:39:56.43 ID:NSq8v5VDO
もしくは

社長「音無くん、Pくんに連絡いれといてくれ」

小鳥「わかりました」

小鳥「Pさんより赤羽根さんの方が若いし赤羽根さんがいれば十分ぴよね」

小鳥「それにPさん絡みにくいし重いしアイドル達も赤羽根さんだけで満足よね」

とか
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/02(水) 15:05:22.47 ID:OCLwVQq6o
特に事務所で連携もしてないし、昇格も旅行も連絡なかったといっても違和感ないけど
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/02(水) 21:30:21.74 ID:+2XO+a7DO
モバマスのちひろさんがまともに思えるほど、765プロが黒い





てことでちひろさん呼べ。ピヨよりはマシだ
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/03(木) 00:02:59.63 ID:btfGNXPq0
社長と事務員両方旅行行っちゃ駄目だろ
電話対応どうする気だよ

Sラン含めて全員休みってことは1〜2ヵ月は前からスケジュール調整をしてきたんだろう
つまりミキミキの昇格はそんぐらい前 なのにPが知らなかったってことは765全員グルで口を閉ざしてる
まあ>>453みたいな感じで
「知ってると思ってました」
な可能性もあるが
458 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/03(木) 00:15:43.74 ID:tcbf410Io
こんなにたくさんのレスありがとうございます
少しだけ更新します


――――
―――
――



P「はっ? 練習も兼ねた旅行!?」

高木「うむ。Sランク3人となるとやっぱり事務所ライブも大きいところ借りれるからそこで思いっきりダンスとかをして欲しかったからね」

P「でも何で俺の所にそんな連絡くれなかったんですか?」

高木「君に悪いと思ったからだ」

P「いや、寧ろ俺達は勉強になりますけど……」

高木「キルリア君達ではない。確かに彼女達には技術を盗んでもらういい機会になっただろうけど」

P「そうですよ」

高木「ただ、そっちはIUの事で流石に合格したら旅行に行こうとか言いずらくてな……」

P「いや、餌に出来たでしょ!!」

高木「オホン! まあ、そちらはキルリア君達みんな昇格おめでとう」
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/03(木) 00:20:47.45 ID:btfGNXPq0
来たか
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:21:11.47 ID:tcbf410Io
P「話そらさないで下さいよ!」

高木「じゃあ、どうして呼ばなかったか説明するか」

P「当たり前ですよ」

高木「理由は赤羽根君曰く、今度こっちのアイドルの誰かがBランクになったら対抗させるよね?」

P「ええ。引き抜かせてもらいますよ」

高木「その対策も兼ねての特訓もしているそうだ」

P「なんすか? そうだって?」

高木「詳しくは私もわからないんだ?」

P「……てか、それなら別に俺達も誘っても良かったんじゃ……」

高木「彼女たちは先輩にぴったりくっつくと思ってな、なんとか赤羽根君が裂けてくれと頼んでな……」

P「……まあ、確かに中々揃わないしな……今は知らないけど」

高木「だから、申し訳ないけど、君達には黙っておいたんだ」
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:26:12.11 ID:tcbf410Io
P「じゃあなんで音無さんも?」

高木「小鳥君は計画者だからだ」

P「え? そんだけ?」

高木「うむ。流石にあの数をプロデュースしている赤羽根君や竜宮小町で精一杯の律子君に任せることは出来んだろ?」

P「…………悔しいけど正論ですね」

高木「去年は赤羽根君に君もいたが、今年はそうじゃない。だから小鳥君に頼んだんだ」

P「なら、こっちに連絡でもくれれば良かったじゃないですか」

高木「キミィ……さっきも話した通り、対抗するための秘密の特訓も兼ねてたんだ」

P「えーじゃあ俺達にも旅行行かせてくださいよ」

高木「……すまん」

P「ちょっ!!」
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:31:03.38 ID:tcbf410Io
高木「だが、これが、お土産だ」

P「……何これ?」

高木「皆別々に買ってたから……詳しくは調べてくれ」

P「はぁ……」

高木「まあ、誘わなかったのは申し訳ないと思ってる」

P「……しょうがない。じゃあ、代わりに一つお願いが」

高木「なんだね?」

P「この6人と共同の仕事をさせてください」

高木「良いだろう」

P「おし!」

高木「それじゃあ私は失礼するよ。ちょっと行くところがあるのでな」

P「お疲れ様でーす」

ガチャバタン
463 :sage2013/01/03(木) 00:33:53.73 ID:BR2QLTaH0
おっ、続編あったのか、支援
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:34:56.45 ID:tcbf410Io
P「…………だって」

キルリア「はぁ……秘密の特訓ですか」

ミロカロス「それヤバくないですか?」

P「ヤバいよ」

ラフレシア「しかし、随分と落ち着いてますね」

P「いや〜もう理由が呆れちゃってさぁ〜」

キルリア「それで、どうするんですか?」

P「おそらく、前に言ったように応援者が来ることは確実だな」

ミロカロス「え?」
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:41:35.19 ID:tcbf410Io
ラフレシア「そうなると、わたくしが一番足を引っ張りそうですね。申し訳ありません」

P「謝るなって。こっちは作曲家さんに頼んで新曲を作曲して貰ったぞ」

ミロカロス「新曲で勝てるんですか?」

P「まあ、不安になるなよ。落ち着いてお土産でも漁ろうぜ」

キルリア「これですね」ガサガサ

ラフレシア「……ん」ヒョイ

ラフレシア「なんでしょう?」

P「……技マシンかよ!!」

キルリア「へぇ〜一回限りの珍しい技マシンですね」

P「しかもこれ社長からだぜ」

ミロカロス「他には」ガサガサ

ミロカロス「ふぉい」パシュ
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2013/01/03(木) 00:47:08.16 ID:tcbf410Io
P「音無さんから……同人誌だと!?」

キルリア「……でも随分古いですね……が、がらくたぶんこ?」

P「そっちかよ!!」

ラフレシア「何でしょう。この外れの福袋みたいなお土産は」

ミロカロス「ちゃんとした同人誌でしょ

       ・・・と思ったがここの低レベルっぷりをみるにどうやら
       世間一般では「難問」といって差し支えないようだな
       もっとスタディしろよ無学ども」

P「…………」

キルリア「…………」

ラフレシア「…………」

P「……ごめん」
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:53:29.45 ID:tcbf410Io
ミロカロス「それで、他には何があるんですかね」ガサガサ

キルリア「これです!」ヒョイ

P「……ふむ。これはぬいぐるみだな」

ラフレシア「確かにお土産ですね」

P「赤羽根ェ……」

キルリア「ピッピ人形ですよ!」

P「残るお土産よりも食べるお土産だろ!」

ミロカロス「そうですね。小さい頃(ヒンバスの頃)は残る方が好きでしたけど」

P「後は律子のか」ガサガサ
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:59:17.84 ID:tcbf410Io
ラフレシア「……」ゴクリ

P「おらよ!!」バッ

キルリア「そっそれは!?」

たこの干物

P「……」

ミロカロス「……」

ラフレシア「……」

キルリア「……なんでしょうね。この沈黙」

P「あいつらどこ旅行してきたんだよ」
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 01:02:22.10 ID:tcbf410Io
ミロカロス「とりあえず、いただきます」パクリ

P「……美味いか? 俺はあぶって食うけど」

ミロカロス「……」モグモグ

キルリア「……」パクッモッキュモキュ

P「……」サッサッ

ラフレシア「……」モグモグ

ミロカロス「……あの、お茶下さい」モグモグ

P「おう」モグモグ

キルリア「……あの、私にも下さい」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 01:05:55.58 ID:tcbf410Io
みんな「……」モグモグ

P「……美味しい?」モグモグ

ミロカロス「……いや、不味くはないんですけど」ゴックン

キルリア「こうお土産ならお菓子を期待してので……」モッキュモッキュ

ラフレシア「その……なんかこう……」モグ

P「良いよ。言えよ、ガッカリだろ?」

キルリア「はい」

P「この悔しさを明日のレッスンや営業にぶつけろ」

ミロカロス「そうですね」
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 01:09:23.33 ID:tcbf410Io
キルリア「……ところで、プロデューサーさん」

P「なんだ?」

キルリア「新曲教えてください!!」

P「そうだな。とりあえず、3曲ある。これも全てみんなが頑張ってるから作曲家さんが作ってくださった」

ミロカロス「でも良いんですか? 3曲なんて」

P「それを調理するのは俺達だ」

ラフレシア「どういった曲なんですか?」

P「カッコいいや可愛いとか、1曲ごと全く違うから、武器になる」

キルリア「曲名とかあるんですか?」
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 01:16:53.87 ID:tcbf410Io
P「あるよ」

ミロカロス「これって誰が歌うんですか?」

P「ユニット。だから3人」

ラフレシア「なるほど」

P「では、まず一曲目」カチットナ

〜〜♪

ミロカロス「やだ、僕みたいに美しい」

キルリア「私に合うかなぁ」

ラフレシア「曲名は?」

P「……『Vault That Borderline!』だ」
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/03(木) 01:17:20.71 ID:tcbf410Io
寝ます
失礼しました
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/03(木) 09:23:39.16 ID:PuGGVdDIO
乙、今回も面白かった

・・・と思ったがここの低レベルっぷりをみるにどうやら
世間一般では「難問」といって差し支えないようだな
もっとスタディしろよ無学ども
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/03(木) 11:03:24.36 ID:8icIJeCEo
おつ
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/03(木) 15:53:08.65 ID:jEj0OezDO
高木「理由は赤羽根君曰く、今度こっちのアイドルの誰かがBランクになったら対抗させるよね?」
高木「その対策も兼ねての特訓もしているそうだ」
高木「彼女たちは先輩にぴったりくっつくと思ってな、なんとか赤羽根君が裂けてくれと頼んでな……」

やはりクズ羽根か…対策とか理由付けて必死で社長に言ってまで拒否するなんて…
ピヨちゃんはピヨちゃんでクズ羽根派とわかった
もうPもポケドルもこの事務所辞めた方がいいんじゃ…
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/03(木) 15:56:50.58 ID:RwgJ0/Wpo
独立するか、876プロに転がり込むか
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/03(木) 16:16:25.07 ID:btfGNXPq0
何故赤羽根Pが屑扱いなのか
今のところ結果を求める徹底主義者といった印象しかないけど
479 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/05(土) 01:44:15.22 ID:YM01pT63o
レスありがとうございます
ふと思ったのが、アイマスしかやったことない人はポケモンの名前言われてもわからないと思うので
こっちが画像で
http://www.pokemon.co.jp/zukan/
こっちに覚える技のリストがあるので
http://wiki.ポケモン.com/wiki/メインページ
参照してください。特に技の方は検索掛ける形になりますが


次の日

P「さて、来週から6人とアイドル活動やるぞ」

キルリア「遂に来ましたか!」ガタッ

P「ああ。それも週に2人だな」

ミロカロス「1人1日で良いじゃないですか」

P「いや、ヒューマンの方は学校があるからさ」

ラフレシア「なるほど、平日はいる方と居ない方がいると」

P「まあそういうことだ」

キルリア「ところで、最初は誰なんですか?」

P「最初は雪歩だ」

ミロカロス「仕事はなんですか?」

P「1日ジュンサーさん」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 01:52:26.25 ID:YM01pT63o
キルリア「警察とは違うんですか?」

P「同じだけどなんか部署が違うのかどうとか……全くややこしい」

ラフレシア「しかし、キルリアがまた……」

P「そこは大丈夫だろ。雪歩もいるし、それにジュンサーさんはちゃんとポケモン連れてるとか」

ミロカロス「まあ、そりゃそうでしょう。ポケモン等の犯罪を防ぐのがジュンサーさんですし」

P「そうそう。そんな感じで覚えておいてな」

キルリア「……しっし、しししし知ってましたし!!!」

P「もう遅い」
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 01:56:59.64 ID:YM01pT63o
ラフレシア「ですが、このお仕事では雪歩様に来てもらえるような気はむりですね」

P「え? なんで?」

ミロカロス「……あー……ほら、ジュンサーさんってガーディとかハーデリア連れてるから」

P「…………あれ? 犬だっけ?」

キルリア「いぬポケモンですね」

P「…………なっなんとか楽しいアピールしてさ! ほらっ! まだ時間もあるし!」アセアセ

ミロカロス「無理です。あーあ。もう5人じゃないですか」

P「いっいやでも最終的には対抗戦で決まるし……」

ラフレシア「……まあ、その日次第でしょう。雪歩様は」

キルリア「プロデューサーさん……」ジトー

P「……すまん」

ラフレシア「……では、今日は何をするのですか?」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 01:59:57.99 ID:YM01pT63o
P「全員スキルアップ……ってことでレッスンだ」

キルリア「ダンスですか!?」ワクワク

P「いや、向こうが秘密の特訓をするならこっちも秘密の特訓だ。あと、新曲の練習」

ミロカロス「あーでもバラバラですね、メインをそれぞれ決めた方が……」

P「それもレッスンしながら行う。だから今日は俺も同伴する」

ラフレシア「同伴……しかし、殿方は暇なときよくレッスンに……」

P「プロデュースするアイドルが少ないから見れるの!!」

ラフレシア「なるほど」

キルリア「じゃあさっそく行きましょうよ!!」
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:04:17.72 ID:YM01pT63o
―――
――



P「ふむふむ……」

キルリア「うう……疲れたぁ〜」

ラフレシア「流石にハァハァ……堪えますね」

ミロカロス「」グテーン

P「ちょっとずれてるな。出来るだけサビに合わせてくれ」

キルリア「けっ結構大変なんですよ! そう簡単に言われても」

P「それはわかってる。ダンス・歌。その2つを行いながら更に技を出すからな」

P「しかも、それは好きに出していいわけではないし」
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:07:31.31 ID:YM01pT63o
ミロカロス「……プロデューサー」ウネウネ

P「どうした?」

ミロカロス「僕、今日はもう吹雪無理です」

P「え? まだ行けるだろ?」

ミロカロス「……PP(パワーポイント)がないです」

P「なんだと!?」

ミロカロス「……だから後ははねるだけで……」

P「んーじゃあミラーコートだな」

ミロカロス「この鬼め!!」

P「時間がないんだよ」
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:13:58.99 ID:YM01pT63o
ラフレシア「時間とはやはり……」

P「ああ。前にも言った通り確実に応援ユニットで来る。それに勝つにはこのコンボしかないんだよ」

キルリア「そうですね! がんばりまドクンッ

キルリア「うぐっ!?」

P「どうした?」

ラフレシア「どうしたのですか? キル」

ミロカロス「キルリア?」

キルリア「…………ハァーハァー……だっ大丈夫。心配かけてごめんね」

P「……無理だけはしないでくれ」
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:18:47.61 ID:YM01pT63o
キルリア「大丈夫ですよ! 私はピンピンしてますから!!」ピョンピョン

P「…………いや、今日は止めよう」

キルリア「え? でも時間が……」

P「怪我させたくないんだ。特に疲労がたまっているときに事故起こしたらしたら大けがになるからな」

ミロカロス「じゃあ僕もですか!?」

P「ああ、そうだな」

ラフレシア「では、この後は……」

P「ダンスはしないが、歌唱力を磨き上げよう」

ミロカロス「まじですか」

P「ああ。時間はまだたっぷりあるしな」
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:24:02.80 ID:YM01pT63o
―――
――



P「……まあ、こんなところで今日は上がろう」

キルリア「途中から普通のカラオケになっちゃいましたね」

P「そう言うなよ。物真似もボイスレッスンを鍛えられるかもしれないだろ」

ミロカロス「あーみんな勿体無いですよね。僕の美しいハーモニーをこの3人しか聞けなくて」

ラフレシア「ええ。ミロ、流石でしたよ」

P「そうそう。キルリアがCランクに上がったことだしそろそろ気を付けて欲しいことがある」

キルリア「え? 私ですか?」
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:26:33.86 ID:YM01pT63o
P「まあ、ラフレシアは微妙だけどな」

ミロカロス「なんですか? まさか……」

P「……言ってみろよ」

ミロカロス「……美しいから僕がスキャンダルされちゃったりするんですか?」

P「……チッ」

ミロカロス「え? なんですか今の舌打ちは」

P「いや、大体合ってたから悔しかった」

キルリア「スキャンダル……ですか」

P「そう。Cランクだと有名人の仲間入りだ。だから、男遊びとかは絶対にするなよ」
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:29:08.29 ID:YM01pT63o
キルリア「別に私男なんていませんよ」

P「あと、オフで遊びいけるのが難しくなる」

ラフレシア「なんと!?」

P「まあ、タイマンは無理だが、こうみんなと一緒なら大丈夫だな」

ミロカロス「なんで一組はダメなんですか?」

P「んなもんデートと勘違いされるだろ」

キルリア「私とミロちゃんでもですか?」

P「その場合はファンに囲まれないように注意しろよ」

ミロカロス「なるほど」

ラフレシア「わたくしはどうすればいいのでしょう?」
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 02:29:52.89 ID:n9+fFG8DO
Pの舌打ちとその理由に夜食のうどん吹いてしまったwwww
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:38:03.16 ID:YM01pT63o
P「ラフレシアは今のうちに楽しんどけ」

ラフレシア「……なるほど、余暇ですか」

P「そうだ。オフの時、変装なんていらないぞ」

ラフレシア「それはそれで悲しいですね」

P「まあそうだけどさ、誰だって最初は無名なんだし」

ラフレシア「クスクス……わかっております。わたくしの力不足で勝てなかったのが全てなんですから」

ミロカロス「僕は?」

P「気を付けとけ」

ミロカロス「なんで僕の時だけあっさりなんですか!!」

P「ハハッ! だってミロの傲慢さだと男が寄ってこなさそうだし」

ミロカロス「失礼な!」
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:43:32.24 ID:YM01pT63o
P「キルリアはもう大丈夫なのか?」

キルリア「はい! もう大丈夫です」

P「そうか。もし、ダメなら明日は休んでも良いからな」

キルリア「そこまでは大丈夫ですよ!」

P「わかった。じゃあ明日も今週はレッスン漬けだ」

P「内容は新曲の練習と技だ」

3人「はーい」
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:46:43.79 ID:YM01pT63o
―――――
――――
―――
――



翌週・控え室

P「じゃあ今日は1日ジュンサーさん……のポケモンだ」

キルリア「私達が雪歩さんのポケモンになればいいんですね?」

ミロカロス「あの人大丈夫かな?」

ラフレシア「わたくし達がカバーすれば大丈夫でしょう」

コンコン

P「雪歩か? 入って良いぞー」

ガチャリ

?「あらあら……プロデューサーさんにポケドルちゃん」

P「あれ?」
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 02:47:11.99 ID:YM01pT63o
寝ます
失礼しました
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 02:50:35.47 ID:n9+fFG8DO
もしかして雪歩の代わりにあずささんが来たとか?乙
キルリアは進化の一歩手前だったらいいな
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 11:48:39.58 ID:ehfoqR/Zo
B連打している状況じゃね?
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 15:33:42.13 ID:FW7YjQh5o
レス感謝です


キルリア「えっとあずさんですか?」

あずさ「ふふっ。そうよ、驚いちゃった?」

P「ええ。今日はどうしてここに?」

あずさ「実は私も1日ジュンサーさんとして来ました!」

P「ばっ!? 馬鹿なぁ!!」

ミロカロス「え? 別におかしくはないでしょ?」

P「そうじゃないんだ!!」

ラフレシア「何ががですか?」
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 15:47:31.92 ID:FW7YjQh5o
P「良いか!?」

あずさ「プロデューサーさん」

P「あずささんだと、1人でここまで絶対に来れるわけない!!!」

あずさ「……ざっけんなプロデューサー」ガシッ

P「え? あっ……はい」

3人「」ビクッ

あずさ「りっちゃんからアタイレギュラーっての聞いてないの?」ギリリ

P「あ、はっはいさーせん」

あずさ「マジありえないからー」

キルリア「ぷっプロデューサーさん!!」

ラフレシア「ドレインパンチ」ブンッ

あずさ「!? おそいっての!」スカッ

ラフレシア「なんと!?」

キルリア「じゃあサイコキネシス」ギュゥィィィン

あずさ「グヌヌヌ……二日酔いより大したことないわね。マジもっとイケてる技で? ゴーゴー?」ケロッ

P「マジかよ……あっやばっ……そろそろ意識が……」
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 15:52:38.66 ID:FW7YjQh5o
ドタドタひぃ〜んプロデューサー!! 助けてくださぁ〜い!!!

P「!? 今の声は雪歩か」

あずさ「まだアタイの話終わってねぇっての」ギリリ

キルリア「ならば冷凍パンチ!」ドスッ

あずさ「うっ……とっトイレ……」ヨロヨロ

P「おふぅ……」ドサッ

キルリア「良かったプロデューサーさん!!」ダキッ

P「あ、ああ。すまなかった。もうあずささんに迷子ネタを言うのは止めよう」

ラフレシア「しかし、アイドルにもこう容易く避けられるとは」

ミロカロス「僕そう言えばはねる・ミラコとあと何が使えましたっけ?」

P「しっ知らね……」ガクッ

キルリア「プロデューサーさぁぁあああん!!」
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 15:56:58.33 ID:FW7YjQh5o
―――
――



あずさ「うぅ……すみません」

P「いえ、俺もごめんなさい」

あずさ「実は律子さんからジュンサーさんのお仕事貰ったんですけどぉ」

P「はい」

あずさ「婦警さんって怒ったりするじゃないですかぁ」

P「まあ、悪いことしてる子たちにはですね」

あずさ「いつもニコニコしてるから怒る練習もしないとって言われてぇ〜」

キルリア「あのジュンサーさんのお仕事ってなんですか?」

あずさ「ああ、えっと『ポケットモンスター』って番組知ってるかしら?」

ミロカロス「あそれ見てましたよ。まだやってるんだ」
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 16:00:48.07 ID:Ng2bQKrZ0
吹雪使ってたじゃん
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:03:21.91 ID:FW7YjQh5o
あずさ「そのジュンサーさんで前の方が降りたので代わりに私がそのオーディションを受けたら受かっちゃいまして」

P「律子の推薦ですか?」

あずさ「はい。一応伊織ちゃんと亜美ちゃんとも相談しましたよ」

P「なるほど」

あずさ「それで、事務所も同じだから番組のジュンサー繋がり私も呼ばれました!」

ラフレシア「あの」

あずさ「どうしたの?」

ラフレシア「これをもう一度言うのはあれなんですが、どうやってここまで? 殿方の話だと迷ったりとか……」オソルオソル

あずさ「途中まで雪歩ちゃんと一緒に来たんだけどぉ……気づいたら迷子になってて、私だけここまでたどり着けましたぁ!」

P「ふむふむ。で、雪歩は何してたんだ?」

雪歩「いっいいいぬのポケモンに追っかけられてぇ〜!!!」

あずさ「ハーデリアの事かしら?」
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:07:27.22 ID:FW7YjQh5o
>>501
やべすっかり忘れてた


雪歩「わからないですけどぉ……」グスン

P「こうなってしまったか」

キルリア「あーあ。どうするんですかプロデューサーさん」

ミロカロス「ラフレシア、僕あと何使えたっけ?」

ラフレシア「吹雪でしょう。ちゃんと覚えておきなさい」

ミロカロス「しっししし知ってたし!!」

P「でも俺あずささんの予定なんか知りませんよ?」

あずさ「大丈夫です。律子さんからはプロデューサーさんの指示通り動いてくれと言われてますから」

P「ふむ。つまり、この3人を2対1で分ける訳か」
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:14:14.39 ID:FW7YjQh5o
キルリア「どう決めるんですか?」

P「多分、向こうのいぬを1体借りてくることになると思うから雪歩に2人付け」

ミロカロス「ふむふむ」

P「雪歩、誰が良い?」

雪歩「えっとじゃあ、キルリアちゃんとラフレシアちゃんかなぁ」

あずさ「ふふっ。じゃあ私とはえっと……」

ミロカロス「僕ですよ。美しいミロカロスです」キラーン

あずさ「よろしくね」

P「じゃあ、打ち合わせ行ってくるから、仲良くやっててください。キルリアとラフレシアは雪歩がトイレとかの場合は護衛に、ミロはあずささんが迷子にならない様に案内しっかりしろよ」

キルリア「もちろんですよ!」
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 16:15:02.85 ID:Ng2bQKrZ0
あと前にねむるを覚えてるみたいなやり取りもあった気が

ミロ「ねむる覚えてます」
P「役に立たない」
ミロ「ねむねごは強いです」
P「バトルじゃないし」
みたいな

ねむるを吹雪で上書きしたのかもしれないけど
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:21:35.43 ID:FW7YjQh5o
―――
――



P「……よろしくお願いします」

P(良かった。やっぱり、あずささんの方にいぬ(ポケモン)が加わる)

P(それで、撮影もするから、極力雪歩にはいぬを避けさせて、間にはラフレシアかミロを入れたい)

イメージ
○□○○□○
○→ポケモン
□→アイドル

Pしかし、あっちのいぬを端っこにするもの……う〜ん)

ガチャリ

P「戻ったぞ〜っていねー」
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:30:48.53 ID:FW7YjQh5o
>>505
ありがとうございます


P「まあ良い。戻ってきたら順に説明して、とにかく雪歩にこっちでも興味を持ってもらうようにするんだな」

ガチャリ

雪歩「ひぃ〜……あ、プロデューサー」

P「おう。お帰り」

キルリア「いやぁ、大変でした」

P「何が?」

ラフレシア「ここって結構迷いますね」

P「……マジ?」

雪歩「そうですよぉ。ミロちゃん達大丈夫かなぁ」

P「……探してくるか」
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:35:06.18 ID:FW7YjQh5o
10分後

P「あー探した探した」

あずさ「すみませーん」

ミロカロス「迷いますね。ここ」

P「あーとにかく時間がないから軽く説明するぞ」

あずさ「あの軽くだとあとでちまちま説明求められるんじゃ」

P「……わかりました。じゃあ時間の限り説明します」

キルリア「それでこそプロデューサーさん」
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:47:10.77 ID:FW7YjQh5o
――――
―――
――



P「…………さて、今日の仕事が終わった訳だが……」

キルリア「雪歩さんどうでしたか!!」

雪歩「えっと楽しかったですぅ」

キルリア「じゃっじゃあこっちでもアイドルは……」

雪歩「えと……考えさせてください」

ラフレシア「まあ、そうですよね」

雪歩「はぅっごっごめんなさい! でもあんなにいぬが多いと……」

キルリア「そっそれはあくまでも警察ですけど!!」

ラフレシア「確かにアイドルでは聞いたことありませんね」

あずさ「私はとっても楽しかったで〜す!」

ミロカロス「……」グテーン

P「散々振り回されたししょうがないな」
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 16:57:30.25 ID:FW7YjQh5o
あずさ「そう言えばプロデューサーさん」

P「はい。なんでしょう?」

あずさ「律子さんから聞きましたけど、『ポケットモンスター』のゲスト出演するそうじゃないですか」

P「あれ? 情報が早いですね。真ととの仕事で出してもらうんですよ」

あずさ「まあ、私もその番組先で、知ったのですけど」

P「あれ? じゃあまたあずささんと共演するんですか?」

あずさ「どうやらそのようですね」

P「聞いたか? お前等!!」

キルリア「わかりました! あずささんまたよろしくお願いします!」

あずさ「こちらこそよろしくお願いしまーす」

ラフレシア「雪歩様、お疲れ様でした」

雪歩「はいぃ。こっちこそお疲れ様でした」
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 17:08:16.89 ID:FW7YjQh5o
P「じゃあ、各自で解散で良いですか?」

あずさ「わかりました」

P「……雪歩」

雪歩「はい」

P「悪いけどあずささんお願い」

雪歩「わかりました。行きましょう」

あずさ「ごめんねぇ〜」

ガチャバタン

キルリア「じゃあ私達も帰りましょうよ」

P「いや、少しだけ話がある」
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 17:17:33.97 ID:FW7YjQh5o
ラフレシア「雪歩様の事でしょう?」

P「そうだ。実際どうだったよ?」

ミロカロス「僕は無理です。あずささんに関わってましたので」

P「あの様子じゃそうだな」

キルリア「えっとですね、雪歩さんの印象は良かったですよ」

ラフレシア「わたくしもそう見えましたね」

P「そうか」

キルリア「ただ」

P「ただ?」

キルリア「ちょこっと覗かせてもらったんですけど」

P「……なるほど」
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 17:23:53.06 ID:FW7YjQh5o
キルリア「え? 聞かなくても良いのですか?」

P「どうせ、あっちの方が良かったのだろ」

キルリア「そうです……残念ながら」

ラフレシア「やはり、最初のいぬが不味かったのでしょうか」

キルリア「どうでしょうか? いぬも不味かったけど……」

ミロカロス「まあ、とにかくダメでしたってことでしょう」

P「そう悲しい事言うなよ」

キルリア「何て言うんでしょうか? でもまだ、悪くはなかった気がしますよ」

P「う〜ん。普通ってとこか」

キルリア「そうですね」

P「じゃあ、帰ろう」

ミロカロス「今週のあと1人は誰なんですか?」

P「んー……真美だ」


雪歩の印象
普通
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 17:24:20.19 ID:FW7YjQh5o
ここまでで失礼します
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 17:35:25.14 ID:ehfoqR/Zo
おつー
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 17:49:13.11 ID:Ng2bQKrZ0
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/05(土) 20:19:58.74 ID:n9+fFG8DO
乙だが最初あずささんの名前ミスってるぞ
キルリア「えっとあずさんですか?」
あずさ「ふふっ。そうよ、驚いちゃった?」
あずささんがあずさんになっててあずささん名前間違われても気にしてないのは寛大だからと脳内補完でok?
で寛大ゆえに名前をわざわざ訂正もしてないと脳内補完しておく
518 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/05(土) 23:52:37.32 ID:GVFAGOrpo
レス感謝です

>>517
すみません。完全にミスです。『さ』を二回なんで意外とミスりやすいです

あと余談ですけどキングの表し方難しいですね
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/05(土) 23:56:39.27 ID:GVFAGOrpo
次の日

P「……」ジー

ミロカロス「……なっ何ですか?」

P「いや、ミロの最後の技何にしようか悩んでてさ」

キルリア「ミロちゃんなら吹雪にぃ〜ミラーコートにぃ〜はねるぅ〜!!」

P「ほんとしょうもない技ばっかだな」

ミロカロス「すみませんね。しょうもなくて」

ラフレシア「あと一つは何なのですか?」

P「ねむるだっけ?」

ミロカロス「あーそれではないですよ」

P「え?」
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:00:09.99 ID:jk9A0SLLo
キルリア「違うのミロちゃん?」

ミロカロス「良く寝ますけどねむるは覚えてないですね」

P「マジかよ」

ミロカロス「そもそも意識的に寝たくないですし」

P「そりゃそうだな。寝たくなったら寝るのが基本だし」

ラフレシア「そう言えばわたくしもねむるを忘れましたよ」

P「代わりに何にしたんだ?」

ラフレシア「ええと、まず元覚えていたのが『ねむる』『つきのひかり』『ドレインパンチ』『つきのひかり』です」

P「うん」

ミロカロス「あーそう言えば『アロマセラピー』覚えてたね」

ラフレシア「はい」
521 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/06(日) 00:11:30.38 ID:jk9A0SLLo
P「じゃあ何と変えたんだ? 5個は覚えられないだろ?」

ラフレシア「ですから『ねむる』を忘れました」

P「なるほど。メモっておくか」カキカキ


ラフレシア・技
はなびらのまい
ドレインパンチ
つきのひかり
ねむる→アロマセラピー


キルリア「しかし、バトルでは微妙ですよね」

ミロカロス「アイドルだし」

P「そうなのか? 俺はそこんとこさっぱりだ」

キルリア「ついでにミロちゃんの技も確認しないといけませんね」

P「そうだな」
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:15:59.32 ID:jk9A0SLLo
ミロカロス「だからさっきも言った通りですよ」

ラフレシア「しかし、ミロは水タイプですのでタイプ一致の技が欲しいですね」

P「タイプ一致?」

キルリア「タイプ一致の技だと大ダメージ与えられるんですよ」

P「へー」

キルリア「まあ、アイドルではあんまり重要ないと思いますけど」

P「いや、重要だな」

キルリア「何でですか?」

P「イメージかな」

ミロカロス「イメージですか?」

P「タイプって言うのがあって更にタイプ一致技というのがあるならイメージがあるじゃん」
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:24:02.32 ID:jk9A0SLLo
キルリア「そのイメージとは!」

P「ミロなら水技が似合ったり、ラフレシアがこう草技だすと似合うだろ」

ラフレシア「では、わたくしが試してみましょう」

P「何するんだ?」

ラフレシア「はなびらのまいです」

ミロカロス「え? ちょっと待ったラフレシア!?」

ラフレシア「ハァァッ」グルグル

ゴオオオオオオ!!!

P「ちょっおまっ!!」

キルリア「うひゃあああ」

ミロカロス「ギャアアアアアアアア!!!」
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:31:03.51 ID:jk9A0SLLo
―――
――



ラフレシア「もっ申し訳ありません」

P「大丈夫か?」ユサユサ

ミロカロス「」チーン

キルリア「ミロちゃーん!!」

P「あーあ、事務所もごちゃごちゃだし」

ラフレシア「……あっあの」

P「気にするな。とりあえず、今日はもうだめだな。とてもレッスンに行けない」

ラフレシア「その……」オロオロ

P「事務所の掃除を頼む。俺はミロをポケモンセンターってところに連れてくから」

キルリア「私は?」

P「掃除」

キルリア「……ちぇっ」

P「そこで、新しい技構成考えとくこと」
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:36:36.45 ID:jk9A0SLLo
夕方・事務所

P「戻ったぞ」

キルリア「おかえりなさい」

ミロカロス「あー死ぬかと思いました」

P「ラフレシアは?」

キルリア「えっとですね……」

ラフレシア「」ズーン

P「だろうな……ほれミロ。行ってこい」

ミロカロス「え? 僕ですか?」

P「手っ取り早いじゃん」

ミロカロス「はぁ」ノソノソ
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:40:13.44 ID:jk9A0SLLo
ラフレシア「……ん? ミロですか」

ミロカロス「……その、元気だしな」

ラフレシア「ミロ、あの時は申し訳ありませんでした。わたくしは弱点だと知らずに……」

ミロカロス「いや、僕の耐久が低かっただけだし」

ラフレシア「わたくし、アイドルを辞めます。もう実家に帰ります」

P「ちょっ!」

キルリア「ダメですよ!!」

ミロカロス「ええっ!? お菓子が食べれなくなっちゃうじゃん!」

ラフレシア「わたくしはお菓子要員でしたか」

P「いや、そうじゃない」
P(アホか!)
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:48:12.35 ID:jk9A0SLLo
キルリア「ラフレシアちゃん落ち着いて! ミロちゃんはこの程度じゃ怒らないから」

ラフレシア「……しかし、アイドルに傷を負わせてしまったし……」

P「いや、ピンンピンに復活したぞ」

ラフレシア「……はて?」

P「最近のポケモンセンターってのは凄いんだな。初めて言ったけどあっと言う間にケロっと戻ってきやがった」

ミロカロス「僕が美しいからですかね?」

P「いや、そのふしぎなうろこってやつのおかげじゃない?」

ミロカロス「それは違う」

P「まあ、いずれにせよ。復活できたし、今度の真美のもそれに関するお仕事だし気にするな」

キルリア「え?」
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 00:58:31.53 ID:jk9A0SLLo
ラフレシア「そうですか。では改めて申し訳ありませんでした。ミロ」ペコリ

ミロカロス「いえいえ、こちらこそ、お陰で美しい僕がポケモンセンターで少しファンに絡まれましたので」ペコリ

キルリア「なんか羨ましいですね」

P「なんだかんだ言ってミロもDランクだからな」

キルリア「それで、さっきのお仕事ってどういうことですか!?」

P「なんでもPWT(ポケモンワールドトーナメント)の最初に行われるインビテーションマッチに出るんだ」

ミロカロス「相手は?」

P「わからんけど、アイドルだから手加減してくれるんだって」

ラフレシア「……と言う事は真美様の指示通りに動けばいいと」

P「そういうことだ」
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 01:13:43.01 ID:jk9A0SLLo
キルリア「真美さんかぁ」

P「まあ、真美の事だ。無茶振りもあると思うけど気にするなよ」

ラフレシア「なるほど」

ミロカロス「わかりましたけど、僕の技構成どうしましょう」

P「そう。水技が欲しんだよ」

キルリア「思ったけど、ミロちゃんさ」

ミロカロス「ん?」

キルリア「技じゃなくてもはねること出来るよね?」

P「……確かに」

ミロカロス「わかってないですね。ああいう場ではねるからこそ受けるんですよ」

P「……恥ずかしくないの?」

ミロカロス「…………忘れましょう」
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 01:25:50.91 ID:jk9A0SLLo
P「とは言っても技マシンがないんだよね」

ミロカロス「はぁああああ!!」

P「すまん。何とかするからさ」

キルリア「じゃあこうですか」


ミロカロス・技構成
吹雪
ミラーコート
はねる(替える予定)
なし


ラフレシア「社長様のお土産の技マシンは何ですか?」

P「えっとなぁ……」

P「…………じわれだって」

キルリア「それ、結構古いですね。使えるんですか?」

P「わからんけど役に立たないだろうな」

ラフレシア「……ふむ。どうやらわたくしには使えるようですが、この技マシンは使えませんね」

P「ったく社長はホントにお土産感覚で買ってきたのかよ」
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 01:29:44.68 ID:jk9A0SLLo
キルリア「じゃあ最後に私の技構成ですね!」

P「サイコキネシス」

ミロカロス「冷凍パンチ」

ラフレシア「催眠術」

P「ゆめくい」

キルリア「いや、もうちょっとハイカラな技が欲しいんですよ」

P「でも、技マシンなんて持ってないし」

キルリア「買いましょうよ!!」

P「うん。経費が降りたらね」

キルリア「冷凍パンチ」ドスッ

P「ウッ!」
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 01:39:18.70 ID:jk9A0SLLo
キルリア・技構成
サイコキネシス
冷凍パンチ
催眠術
夢食い


キルリア「何とかしてくださいよ!!」

ミロカロス「正直アイドルだから許されるとしか思えない」

ラフレシア「まあ、みな似たようなものですけど」

P「悪かったよ。寧ろよくここまでこれたな」

ミロカロス「アイドル的には受けが良かったとか?」

P「まあ、特性とか、ダンス・ボーカル・ビジュアルを鍛えたしな」

キルリア「そこが差別化ってやつですか?」

P「おそらくな。まあ、これからはそうはいかなくなるだろうけど。じゃあ今日はもう解散!」

ミロカロス「いつ、PWTがあるんですか?」

P「週末」

ラフレシア「それまではレッスンですね」

P「そうだ」

キルリア「わかりました! 頑張りますよ!!!」
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 01:39:46.82 ID:jk9A0SLLo
寝ますわ
失礼しました
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 02:06:00.12 ID:9Up20O0AO
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 02:25:29.09 ID:AA0SdbDDO
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 12:15:12.97 ID:aFeo4rSb0
乙乙
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 13:38:22.76 ID:V/XXgFYzo
おつ
538 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/06(日) 15:23:20.35 ID:YUKBAxl8o
レス感謝です


週末・PWT・控え室

キルリア「今日はアイドルとして勝った方が良いんですかね?」

ミロカロス「う〜ん。プロデューサーとしては勝った方が良いかも」

ラフレシア「しかし、本気で勝ちに行くのはアイドルらしかぬ戦いになりますよね」

キルリア「そうだよねぇ〜。そこんとこプロデューサーはどうするんだろ?」

ミロカロス「そもそも、肝心のプロデューサーがいないってドユコトよ?」

キルリア「真美さんと話してるんじゃなかったんだっけ」

ミロカロス「でもどうして、ここでまとめて打ち合わせないんだろう?」

ラフレシア「まあ、いずれ時間が来るまでには戻って来るでしょう」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 15:30:55.37 ID:YUKBAxl8o
キルリア「でもでも、探してきた方が良いんじゃないかな?」

ミロカロス「キルリアはプロデューサーが大好きだねぇ〜」ゴロッ

キルリア「え? そっそうかなぁ〜?」

ラフレシア「……」モグモグ

キルリア「でっでも、どっちにしてももう時間ないし探してこないと」

ミロカロス「そのうち来るよ。だってプロデューサーは美しい僕を放っておくこと出来ないし」ダラダラ

ガチャリ

P「いやぁ、すまん。遅くなった」

真美「……」
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 15:34:04.86 ID:YUKBAxl8o
キルリア「遅いじゃないですか!」

P「悪いな色々とあってな」

ミロカロス「それよりも今日はどういった予定なんですか」

P「この後、すぐに試合をするんだって。シングル33らしい」

ラフレシア「なるほど」

P「指示は真美が出すから」

真美「…………」

キルリア「よっよろしくお願いします」ペコリ

真美「…………ん」

ミロカロス(随分印象が違うなぁ〜)
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 15:38:12.49 ID:YUKBAxl8o
ラフレシア「あの」

P「どうした?」

ラフレシア「随分、真美様の機嫌が悪いように見えますが……」

P「ああ……まあ、気にしないでくれよ」

キルリア「今日はどういった方と戦うんでしょうか?」

P「ん? 俺も良くわからないけど、まあ野球で言う始球式みたいなもんだし、軽く行こう軽く」

ミロカロス「そうですか」

P「じゃあもうちょっと休んでてくれ。俺は打ち合わせ行ってくる。真美、これ3人の技な」スッ

真美「……」バッ

P「…………それじゃ」ガチャバタン
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 15:45:51.09 ID:YUKBAxl8o
真美「……」ジー

キルリア「……」

ミロカロス「……」グテー

ラフレシア「……」モグモグ

キルリア「……あっあの」オソルオソル

真美「……真美になんか用?」

キルリア「なんでそんなに機嫌悪いんですか?」

真美「別に……真美はいつも通りだけど」

キルリア「でも、思ってた印象と随分……」

真美「そりゃそうでしょ。この仕事だって赤羽根兄ちゃんだったら真美はチョー機嫌よかったね」
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 15:47:12.00 ID:osU0AE9g0
やっぱガキだな
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 15:52:43.15 ID:osU0AE9g0
>>520
擦りきれるほど読み返して
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 15:55:28.39 ID:YUKBAxl8o
キルリア「プロデューサーさんと何かあったんですか?」

真美「あの人さ、結構酷いんだよね」

キルリア「?」

真美「真美はね、去年あの人にプロデュースしてもらってたの」

真美「でもね、ある日突然捨てられちゃったように言われたんだよ。まあ正確にはIU本選が近くだったときかな」

真美「今年のIUは諦めてくれって」

キルリア「え?」

真美「でさ、隣にいたのが、ひびきんとお姫ちんだよ!!」

真美「おかしくない? どうして真美がダメでひびきんとお姫ちんがOKなのさ!?」

キルリア「それは……」

真美「もっと許せないのがその後!!」

真美「その後さ、ひびきん……怪我したんだよね」
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 16:04:47.91 ID:YUKBAxl8o
真美「そしたらさ、今度はひびきんまで捨てたんだよ」

真美「あ、ちなみに真美と同じころまこちんとゆきぴょんも捨てられたね」

キルリア「酷い……」

真美「でさ、お姫ちんだけもの凄く力入れてたんだ。真美たちはもうどうでも良いって感じで」

キルリア「でっでもプロデューサーさんはそんなことしませんよ!」

真美「それはそっちが味わってないからっしょ!!」

真美「でもさ、赤羽根兄ちゃんはそんな捨てられた真美達の相手をしてくれたんだ。レッスン見てくれたり、ご飯食べに行ったりさ」

キルリア「捨てられたってのは言い過ぎじゃないんですか?」

真美「捨てられたは確かに言い過ぎだけど、実際そんなもんだったよ」

真美「事務所に来ても予定はゆきぴょんと共に空白。まこちんはまだ仕事在ったけど日に日に減って行ってさ……」
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 16:17:43.86 ID:YUKBAxl8o
真美「でその結果がミキミキプロデュースしてた赤羽根兄ちゃんに負けたんだよ!!」

真美「もう何が何だかわからなくてさ」

真美「でも、ミキミキが優勝した次の週からニートになってたのは笑えたね」

真美「辞めるかと思ったら今度こっち。いい加減にしてほしいよね→」

キルリア「……」

真美「でもさー。何でか知らないけど、お姫ちんはあの人が良いって言うの」

真美「まあ、お姫ちんには真美の気持ちがわからないし、真美もわかりたくないし」

キルリア「……」

真美「どう? 幻滅したっしょ?」

キルリア「……辛かったんですね」

真美「そう軽々しく言わないでくれる? 真美の気持なんかわかるわけないのに」
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 16:27:28.27 ID:YUKBAxl8o
キルリア「私は人の心を読めますから」

真美「……だからと言ってどうするの?」

キルリア「本当の事をプロデューサーさんに聞いてみます」

真美「あっそ……」

キルリア「それに真美さんも拒絶するほどはプロデューサーさんの事は嫌いではないじゃないですか」

真美「どうしてそんなことがわかんの?」

キルリア「だってこうしぶしぶ愚痴や嫌いとか言ってる割には来てますし……」

真美「……帰る」

キルリア「ええっ!! ダメですよ! 指示する人がいないし!!」

真美「だって真美は負けるの嫌いだし……」

キルリア「うっ……そこはなんとか……ね」

真美「……どうせあの人は真美がこういうの一詳しいから選んだだけでしょ」
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 16:34:32.59 ID:YUKBAxl8o
>>548
×真美「……どうせあの人は真美がこういうの一詳しいから選んだだけでしょ」
○真美「……どうせあの人は真美がこういうの一番詳しいから選んだだけでしょ」


ガチャリ

P「よーし出番だ。よろしく頼む」

キルリア「わかりました!」

ミロカロス「ZZZ」クカー

ラフレシア「ZZZ」モグ…

P「ほら、寝てないで、終わったら寝て良いからな」

真美「…………」スタスタ

キルリア「……」

P「ん? どうかしたか?」

キルリア「……あっいえ、なんでもないです」

P「…………それはまあ、また暇が出来てたら話してやるよ」
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/06(日) 16:36:36.67 ID:YUKBAxl8o
うあうあ〜これが動機って弱いですかね?
弱かったらごめんなさい。
一旦ここで失礼します。
えと、試合の描写も入れた方が良いですかね?
何か意見ください
お疲れ様でした
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 16:38:55.80 ID:osU0AE9g0
>>520
つきのひかりダブってる
片方はなびらのまい
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 16:39:59.58 ID:9Up20O0AO

動機は充分だと思うゾ
試合は見たいな 軽くでもいいんので
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 16:40:09.26 ID:YUKBAxl8o
>>551
あ、申し訳ないです。
変換しておいてください。
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 18:48:15.15 ID:V/XXgFYzo

試合ありが良いな
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/06(日) 18:55:40.59 ID:AA0SdbDDO
試合はあると盛り上がるかと
真美好きなんだけどPの場合はなんか理由あったんだろし真美は中学生だから理由あっても感情制御するの難しいんだろうな
あれか?クズ羽根に何か吹き込まれて諦めさせられたりして傷付いたところをクズ羽根が優しくしてそのままゲットォ〜みたいな
つか社長はアイドル達にポケドルの事やってる理由話してないのか…やっぱこの事務所辞めるべきだろ
556 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/07(月) 16:35:43.85 ID:We4xKxEbo
レスありがとうございます
んじゃあ、試合はゲーム>アニメ寄りで書いていきます


PWT・バトル会場

司会者「さあ、始まりました。ポケモンワールドトーナメント」

司会者「今回はイッシュ大会の予選ですが、まずは最初にインビテーションマッチがあります」

司会者「まずはこちらのグループ。765プロのアイドル双海真美ぃぃいいい!!」

真美「んふっふっふ〜よろしくねー」ブンブン

わーわーわーわーマミカワエエエエー

司会者「そしてなんと、真美選手のポケモンは全員アイドルだぁああああああ!!」

真美「頑張ろうね→」

キルリア「はい!」

ミロカロス(これが、アイドル)

ラフレシア(ちゃんとお仕事とオフの顔を分けています)
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 16:40:55.20 ID:We4xKxEbo
司会者「対するのはイッシュのチャンピオン、イニシャルAです!!」

A「イニシャルAってのは……ちょっと」


スタンド

チャンピオンD「まあ、それが同然だと思うけどね」

チャンピオンW「前回はSが酷いことしたからな」

チャンピオンS「知りませーん」

チャンピオンG「ユキメノコの一致冷凍ビーム耐えるとかありえないだろ」

チャンピオンM「うん。ヤチェ持ってないし、アイドルに容赦なくドラゴンダイブしてたし」

レジェンドR「…………」
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 16:44:04.61 ID:We4xKxEbo
司会者「では、さっそくバトルに入りたいと思いますが、ハンデを付けたいと思います」

司会者「チャンピオンは手持ち1体で戦ってもらいます。よろしいですね?」

A「構わない。わしもパフォーマンスしたいからな」

真美「じいちゃん余裕だね」

A「はっはっはっ。アイドルだから更に手加減もしてあげようか?」

真美「良いの? 後悔するよ?」

A「チャンピオンを舐めないでもらいたい」

司会者「では、最初のポケモンをどうぞ」
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 16:49:08.10 ID:We4xKxEbo
A「行くのだ! バッフロン!」ポイ

バッフロン「うーす」

真美「んじゃあ、キルリアが行くしょ→」

キルリア「はいっ!! 頑張ります!!」

キャーカワイイー

キルリア「あ、ありがとうございます」ペコペコ

司会者「では、インビテーションマッチ。チャンピオンA対双海真美。スタート!!」

A「先に先制をゆずってやろう」

真美「ふ〜ん。んじゃ、キルリア、催眠術」

キルリア「はい!」ぷわぁ〜ん

バッフロン「あっねみい……ZZZ」

A「ちょっ!?」
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 16:56:42.45 ID:We4xKxEbo
司会者「おーっと! ここで早くもチャンピオンのバッフロンは眠ってしまったぁあああ!!」

真美「トレースで特性コピったよね? 何?」

キルリア「えっと草食見たいです」

真美「わかった。今日は天気が良くて日差しが強いね→ んじゃキルリア戻ってラフレシア行って!!」

ラフレシア「わかりました」

司会者「どういうことだ? 真美選手、キルリアを戻してラフレシアをだしたぞ」

A「起きろ」

バッフロン「やべえ眠いわ」

司会者「バッフロンは起きない!!」
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 16:59:10.39 ID:We4xKxEbo
真美「んじゃあ、ドレパン無双っしょ!」

司会者「先に動いたのはラフレシア! 特性の葉緑素が働いています!」

ラフレシア「セイッ」ドスッギュルルルン

バッフロン「ウッ!」

司会者「効果は抜群だぁあああああ!! 」

A「……起きろ」

バッフロン「ZZZ」

司会者「バッフロンはまだ起きない!!」

A「ぐぬぬぬぬ!!」
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 17:03:12.24 ID:We4xKxEbo
真美「良いよ。もう一回」

ラフレシア「セイヤッ!」ドスッギュルルルン

バッフロン「ゴフッ」

司会者「更にダメージが入ります」

ラフレシア「あんまり、体に良くないエナジーですね」

A「おい」

バッフロン「うー……起きたった」

司会者「ここで、バッフロンが目を覚ましました」

A「アフロブレイクをやるんじゃ」

バッフロン「うい」ドドドド

ラフレシア「ひっ!」

真美「大丈夫。耐えるし」

ドゴッ

ラフレシア「あうっ!」ステーン
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 17:09:25.89 ID:We4xKxEbo
キルリア「ラフレシアちゃん!」

ミロカロス「うわーいたそー」

ラフレシア「うう……これしき……」

司会者「起きた! ラフレシアが起きました! とてもアイドルとは思えないタフさ」

真美「んっふっふ〜確2だし」

キルリア「なんでしょう? かくにとは?」

ミロカロス「角煮じゃない? 美味しいし」

真美「んじゃあ、ドレインパンチでトドメさして」

ラフレシア「ヤァッ!!」ドスッギュルルルン

バッフロン「おごっ!」バタリ

A「えっちょまっ!!」

審判「バッフロン、戦闘不能。この勝負、双海真美の勝利!」

真美「イエーイ! 兄ちゃん見てる→」ブイ


スタンド

S「ざっこ!」

W「ないわー」

D「ジムリーダーならまだしも」

G「アイドルに負けるか」

M「あのミロカロスはとってもグロリアス!」

R「…………」
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 17:09:52.82 ID:We4xKxEbo
いやー酷いバトル
一旦失礼します
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 17:22:28.30 ID:Bf05kQuSO
レベルの差が少ない時に眠り状態はキツイに決まっている
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 18:05:21.96 ID:+KUSqoFDO
ラフレシアよく耐えられたな
ポケモンはFR止まりだからわからんが角煮とかすごいのか?(駄)
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 18:42:50.83 ID:j3hjrvFno
この後もう一人のチャンピオンAさんが出てくるんですね、わかります
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 19:04:48.19 ID:eHGQY0bDO
やれやれ真美はPの気持ち分からんからただのクズ真美だな
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 21:36:45.68 ID:+KUSqoFDO
>>568
中学生だから仕方ない・・・・
中学生は無駄に感情が一番激しい年頃だから気持ちを押さえきれないんだろ
中学生ってのを抜いても最悪なのは変わらないけどな
570 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/07(月) 22:11:40.82 ID:UclUA2lSo
レスありがとうございます
もうちょっとバトルの話を


司会者「では、これでインビテーションマッチを終了して」

A「待て」

司会者「どうされました?」

A「アイドルにチャンピオンが負けるわけにはいかん」

真美「手加減してたんじゃないの→」

A「した。だが、次は本気でバトルする」

キルリア「えええ!!」

ラフレシア「アイドルとして大丈夫でしょうか?」

A「大丈夫だ。大けがでもすぐにポケモンセンターのジョーイさんが治してくれる」

真美「……そーいや前のユキメノコもそうだったね」

A「だから、そこのミロカロス」ビシッ

ミロカロス「僕ぅぅっ!?」ビクッ

A「チャンピオンの座をかけて勝負をお願いしたい」

おおおおおおおおおおおお

司会者「これは面白いことになってきたぞぉぉおおお!!」

司会者「Aがチャンピオンをかけてのリベンジマッチだぁぁああああ!」

真美「ていうことはじいちゃんが負けたらチャンピオン辞めるって事?」

A「ああ」
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 22:13:40.15 ID:UclUA2lSo
キルリア「ミロちゃん頑張って!」ポン

ラフレシア「大丈夫です。応援しておりますよ」ポン

ミロカロス「なんで僕はこんな役ばっかなの?」


スタンド

D「大人げないねー」

S「あれ負けたら赤髪が白髪になりそう」

W「俺はアイドルに」

G「俺も」

R「…………」

M「僕もあのミロカロスに!」
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 22:17:57.96 ID:UclUA2lSo
真美「ふ〜ん。良いよ」

キルリア「ちょっと真美さん!」

真美「勝てばいいっしょ→ ちょっと来て」

ミロカロス「うう……」ノソノソ

真美「これ、気合のタスキ」

ミロカロス「……まさか」

真美「そ、そのまさか」

ミロカロス「うわああああああああああああああああ!!!」

A「……わしと主に歩んだパートナーいでよ! ウルガモス!!」ポイ

ウルガモス「どうも産婆ではなく産爺です」
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 22:22:44.49 ID:UclUA2lSo
真美「んっふっふ〜後悔しても遅いんだからね!!」

A「負けた時点で後悔した」

ミロカロス「僕はここに立っていることに後悔してます」

司会者「それでは、インビテーションリベンジマッチ! チャンピオンAVS双海真美! スタート!!」

A「もう手加減はしない。一撃で終わらしてやる。蝶の舞」

ウルガモス「あいよ」パタパタ

ミロカロス「げぇっ!? 積んでる!!」

真美「一撃ねぇ〜じゃあミロカロスの可愛さアピールターイム! はねる!!」

ミロカロス「は?」

真美「ほらほら、早く跳ねて」

ミロカロス「くっ」ピョーンピョーン

おおおおおおおお

キルリア「ミロちゃん可愛い」

ラフレシア「同上」

ミロカロス(恥ずかしくて死にたい)
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 22:31:36.58 ID:UclUA2lSo
スタンド

S「やだ、めちゃくちゃ可愛いわぁ!! それにくらべあの蛾は」チッ

M「素敵だ! 素敵だよあのミロカロスたぁぁあああん!!!」

W「アイドルが舐めプとか」

D「いいんじゃない? それで勝っても負けても面白いし」

G「先に一撃で沈めるとか約束しなきゃ勝ってた」

R「…………」


A「ぬぬぬ……更に積め」

ウルガモス「はい」パタパタ

キルリア「あわわわ〜」

真美「じいちゃん」

A「なんだ?」

真美「一発で倒すんだよね?」

A「もちろんだ」

真美「じゃあ真美も一発で倒す」

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

司会者「アイドルの真美選手! 挑発しています」
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 22:41:56.61 ID:UclUA2lSo
A「もう一度積んだ後、わしのウルガモスは君のミロカロスを倒す。宣言しよう」

真美「ふ〜ん。んじゃあミロカロスはここで、アイドルとしてのダンスターイム♪」

ミロカロス「は?」

真美「早く踊ってYO!」

ミロカロス「ううう……なんの罰ゲームだよ!」クルクル

司会者「ミロカロス、華麗なダンスを披露! さすがポケドルだ!!」

スゲー美しいえろい綺麗

キルリア「なんか羨ましいかも」

ラフレシア「確かに……しかし、わたくし達では相性が悪すぎです」
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 22:54:14.11 ID:UclUA2lSo
A「これで、ラスト!」

ウルガモス「うい」パタパタ

司会者「ウルガモス蝶の舞を3回積んだぞおおおお!! これで、宣言通りなら次に一撃で仕留めるはずです!」

アイドルいじめんなーざけんなじじいーエッジすんぞおらあああ

司会者「観客のブーイングがやみません!!」

真美「んじゃ、最後のアピールはミロカロスのせくちーなポーズとってみよー」

ミロカロス「」

キルリア「ミロちゃん大変ですねー」

ラフレシア「おちゃです」スッ

キルリア「ありがとうございます」ズズッ

真美「早く! 演技できるっしょ? 顔赤らめてお尻ふりふり〜っと」

ミロカロス「ううう……もう死にたい//」フリフリ

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


スタンド

S「ちょっと行ってくる」ダッ

D「まあ、待ちたまえ」ガシッ

M「僕も!」ダッ

W「君もだ」ガシッ

G「これがポケドルってやつか」

R「……」コソー

G「待て」ガシッ
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 23:06:46.67 ID:UclUA2lSo
A「…………これでさらばだ! 3段積みからのジュエルむしのさざめき!!」

ウルガモス「あいよ」ンゴンゴ

ざわ・・・ざわ・・・
   ざわ・・・ざわ・・・

ミロカロス「ギャアアアアア!! うるさいいいいいいいい!!!」ゴロゴロ

A「アイドルにこうしたことをするのは酷だが、わしにもプライドってのがある」

真美「ミラーコート」

ミロカロス「」ビー

ピカーン

ウルガモス「がふっ!」バタリ

A「ちょまっ!?」

審判「ウルガモスダウン! 勝者双海真美と765ポケドル!」

うおおおおおおおおおおおおおお

ミロカロス「うー」バタリ

真美「勝負は何が起こるかわからない。そして、今回は真美達に良い運が向いてたかもね→」

真美「これってあれだよね」

真美「フロンティアクオリティってやつ?」

A「ほげぇええええええええ!!」
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 23:09:34.98 ID:UclUA2lSo
司会者「やりました真美選手! そしてやってしまいましたチャンピオンA」

真美「アイドルだからって舐めたらだめだYO!」

キルリア「ミロちゃーん!!」

ミロカロス「僕は……やめる……」ガクッ

ラフレシア「いけません! すぐにポケモンセンターに」

真美「うあうあ〜でも後は真美がなんとかするからそうしてあげて」

キルリア「ありがとうございます真美さん!」

ラフレシア「感謝します」
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 23:12:03.91 ID:+KUSqoFDO
特性とかよくわからんからミロちゃんのふしぎなうろこ調べてきたがそれでもよくわからんがアピールで特性のふしぎなうろこ効果で防御値底上げ+相手の攻撃をミラーコートで跳ね返しワンターンエンドってこと?
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 23:16:04.87 ID:bTVWdl0so
きあいのタスキはHP満タンの状態で致死ダメージ食らうとHPが1だけ残るアイテム
それで耐えたあとにミラーコートで倍返しってことだろ
はねるとかは相手に補助技積ませるためにターン消費させるための行動だな
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 23:18:26.35 ID:UclUA2lSo
――――
―――
――



P「みんなお疲れ様」

キルリア「ミロちゃんは大丈夫なんですか?」

P「ああ。気合いのタスキっていうアイテムのおかげ瀕死は免れたからな。そのおかげでアイドル活動には支障はでない」

ラフレシア「おそろしいアイテムですね。気合いのタスキとは」

P「ああ。でもそのおかげで盛り上がったみたいだし、結果はともかくオーライだな」

真美「…………」

P「真美もお疲れ。指示ありがとな。ほらこれ」スッ

真美「…………?」

P「ゴージャスセレブプリン。真美だけ特別にな。今日は来てくれてありがとう」

真美「……」バッ

真美「帰る」スタスタ

P「気を付けて帰れよ」
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 23:24:28.31 ID:UclUA2lSo
>>580
その通りです。
ちょっと知識必要だったみたいで申し訳ないです。



キルリア「それで、私たちの分は?」

P「すまん。いつものジュースで勘弁。俺の財布がレシートで重くなったんだ」

ラフレシア「なんと」

P「寧ろ、キルリアの方がもう俺より稼いでいると思う」

キルリア「そうですかねぇ?」

P「まじまじ」

ラフレシア「それで、今日はどうするのですか?」

P「ミロ迎えに行ってそれで解散」

キルリア「お仕事増えてると良いなぁ〜」

P「オファーめっちゃ来たぞ。携帯電話が鳴りっぱなしでもう焦った焦った」
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/07(月) 23:25:26.67 ID:+KUSqoFDO
>>580
なるほど、教えてくれてありがとう
DSになってからポケモンはわからなかった
DS持ってないからポケモンは中途半端に卒業したようなもんで特性とかちんぷんかんぷんだったんだ
おかげで少し賢くなった
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/07(月) 23:29:33.73 ID:UclUA2lSo
キルリア「それは凄いことになりそうですね」

P「ああ。だから、今日はミロ迎えに行っておしまい。明日、今日の反省……でも俺はわからないし」

ラフレシア「では、今日済ませばよいのではないのでしょうか?」

P「そうだな。悪いな。ミロ迎えに行って事務所だな」

キルリア「了解しました!」

P「……あ、途中でご褒美買ってやるよ」

キルリア「本当ですか!? いやった!」

P「ただし、ミロから優先な。キルリア催眠術だけだったし」

キルリア「そんなぁ〜催眠術でも立派な攻撃なんですよ!」

P「でも2人は痛い攻撃喰らったし」

キルリア「くぅ〜!!」
585 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/08(火) 00:05:02.28 ID:qbcZ50EGo
事務所・夜

ミロカロス「どうして僕は最近悲惨な目に合ってるのでしょうか?」

P「そりゃ美しい子は虐めたくなるって奴だよ」

ミロカロス「それでも度が過ぎると思うんですけど」

P「でもさでもさ、ミロに仕事がめちゃくちゃ来てるんだけど」

キルリア「うらやましー」ジトー

ミロカロス「あれ? 死んでますよ?普通ならもう僕アイドル活動できませんでしたよね?」

P「だって俺はああなってしまうことなんて予想外だったし」

ラフレシア「しかし、その結果ミロにはものすごくファンが増えたでしょうに」

P「それは何度も言うがマジ。生セクシーポーズとかあれはヤバい」

ミロカロス「あー思い出したくない。文化祭でこけて縞パン晒した子の気持ちがわかりましたよ」

キルリア「あーこのままじゃミロちゃんに抜かれちゃうかも」

P「頑張れよー」

キルリア「頑張りますよ!!」

P「じゃあ俺はこれな」

ミロカロス「なんでプロデューサーが先に選ぶんですか! それにこれは僕のでしょ!!」

P「うっめ!」パクパク

ミロカロス「……」ブンッ

バシンッ

P「ぐわああああっ!!」
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/08(火) 00:12:21.23 ID:82JSe1+DO
>ミロカロス「あー思い出したくない。文化祭でこけて縞パン晒した子の気持ちがわかりましたよ」
どこの軽ON部の恥ずかしがり屋で怖がりの黒髪ロング巨乳のバスの娘ですか?
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/08(火) 00:20:55.73 ID:qbcZ50EGo
765プロダクション・ヒューマンアイドル事務所

真美「たっだいま→」

赤羽根P「おかえり」

真美「兄ちゃん真美の活躍見てたー?」

赤羽根P「ああ、もちろんだ。まさかあのままチャンピオンが交替するとは思ってなかったよ」

真美「ところでさ、真美もそろそろAランクにしてくれるってホント?」

赤羽根P「ああ。真美もそろそろAランクにしてやる。そうだな。あっちとの対抗戦が終わってからでいいな?」

真美「オッケー! あ、これ。兄ちゃんが言ってたの」スッ

赤羽根P「ありがとな」

真美「こんなん何使うの?」

赤羽根P「後々使うんだよ」

赤羽根P「対抗戦でな」
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/08(火) 00:22:16.87 ID:qbcZ50EGo
ここまでで寝ます
失礼しました


>>586
はい
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/08(火) 00:32:07.26 ID:qbcZ50EGo
あ、ちなみにこのSSではあっけないですけど
実際BW2のチャンピオンズで戦うとAさんはめちゃくちゃ強いですから
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/08(火) 00:49:41.54 ID:82JSe1+DO
クズ羽根はやはり何か企んでるな…
Pが真美とかを出さなかったのもやはりクズ羽根が関わってるな
やっぱ弱み握って脅してアイドル(真美達)を自分のものにしたぽいな
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/08(火) 01:06:01.11 ID:fjLN1ICBo
おつ
チャンピオンAェ・・・
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/08(火) 01:29:04.04 ID:JNQDx7HDO
クズ赤羽根Pメンバーはよ絶望しろ。胸クソ悪い
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/08(火) 09:58:55.37 ID:2J5VodRZ0
チャンピオンがAさんからIちゃんに代わってたのにはこんな事情が…
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/08(火) 22:00:23.58 ID:68ranhTDO


実際のアイドルってABCとかランクあんの?それともランクはポケモンの話?


595 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/08(火) 23:03:43.85 ID:yYo23Bi6o
レスありがとうございます
少しだけ更新します。

>>592
ごめんなさい。無理に読まなくても良いですよ。


次の日

P「はい……ありがとうございます」カチッ

キルリア「……」モッキュモッキュ

ミロカロス「……」グテー

P「……ふぅ……おうっと。はい、765プロダクションポケドル事務所です……はい」カチッ

ラフレシア「……」ズズッ

P「……はい。えっと……う〜ん他の時間は……ない……ですか。わかりました。よろしくお願いします」

キルリア「……」モッキュモッキュ

P「……ふぅ。さて……」カキカキ
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/08(火) 23:10:48.07 ID:yYo23Bi6o
キルリア「凄い数からの電話掛かってきましたけど」

P「おう。昨日の影響が凄くてさ、まあ昨日はあっち(人間)の方にたくさんかかって来たとか」

ミロカロス「へぇ〜それでなんでこっちに?」

P「そりゃあチャンピオンを倒したアイドルだ。営業依頼がわんさかさ」

キルリア「みんなにですか?」

P「ああ。まあキルリアはあんまりないけど」

キルリア「あうう……やっぱり出番が少なかったからでしょうか?」

P「てか、ラフレシアとほぼ同じだな」

ラフレシア「……む?」

P「まあほとんどがミロだったな」

ミロカロス「……」ピクッ
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/08(火) 23:20:35.61 ID:yYo23Bi6o
キルリア「そうなんですか?」

P「ああ。体力あるって捉えられてるから結構ハードなお仕事だな」

ミロカロス「ちょっちょっと!」

P「なんだ。起きてたのか」

ミロカロス「起きてたじゃないですよ! どうして僕がそんなハードな営業なんですか!」

P「どんまい」

ミロカロス「却下ですよ! 却下! お断りしてください」

P「そうしてやりたいけど、ミロって結構人気なんだよ」

ミロカロス「何がですか? やっぱり僕が美しいってことが?」ニマァ

P「いや、美しい体力キャラで」

キルリア「なんですか? 美しい体力って?」
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/08(火) 23:30:01.18 ID:yYo23Bi6o
P「響や真みたいな体力あるアイドルのことだ」

ミロカロス「え?」

P「おめでとう」

キルリア「おめでとうミロちゃん!」

ラフレシア「おめでとうございます」

ミロカロス「待って下さいよ! 僕のキャラは? 僕の美しいキャラはどこ行ったんですか!?」

P「……ココさ」トントン

ミロカロス「……ふんっ!」バシンッ

P「ぐああああああああ!!」

キルリア「プロデューサーさーん!!」
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/08(火) 23:38:58.05 ID:yYo23Bi6o
ラフレシア「ところで、今日はどうするのですか?」

P「あててて……えっと今日はレッスンだ」

ラフレシア「わかりました」

ミロカロス「全く……僕は美しいんですからね」

キルリア「じゃあミロちゃんさ、今度の共演する先輩に聞いてみたら?」

ミロカロス「先輩?」

P「あ、それ良いかもな。今度はやよいだから、その時ファンの前でアンケでもとるか」

ミロカロス「そうですか? ふふんっ! じゃあ僕が美しくてファンが媚びて辛いって事を見せてあげますよ」

P「OK!」

ミロカロス「あーあ。プロデューサーもう僕は知りませんよ。ファンのみーんなが僕が美しいミロちゃんだってことを証明してくれますよ」

P「ふ〜ん。あ、ミロちゃんって気に入ってるんだ」

ラフレシア「ファンからの愛称が欲しいのでしょう。わたくしも欲しいです」

P「花」

ラフレシア「それは勘弁」

P「ですよね」
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/08(火) 23:49:16.57 ID:yYo23Bi6o
キルリア「それで話を戻しますけど私達のお仕事っていつからですか?」

P「明日」

キルリア「随分急ですね」

P「そんなもんだって。今のキルリア達は時の人みたいなもんだからな」

ラフレシア「一応予定を教えてください」

P「キルリアは子供向け番組で、ラフレシアはお茶の番組。良くわかったよな。ドレインパンチしかししてないのに」

キルリア「そうですよねぇ〜」

ミロカロス「僕は?」

P「ミロは特別に朝からなんでな。体力ある番組でな」

ミロカロス「へぇ〜僕もキルリアと同じ子供向け番組何デスカァ〜」
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/09(水) 00:11:39.10 ID:x5oazXLx0
面白いんだけど、所々展開に無理があるのが少し残念かな。
同じ会社の人間に行き先も告げないで、しかも事務所に誰も残さずに旅行に行くなんて有り得ないしね。アニメでもピヨちゃんは残っていたでしょ。
Pに伝えて、同行しようとしたP一向に赤羽根Pが強硬に反対した、とかのほうが自然だった。

602 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/09(水) 00:13:31.85 ID:rqShYzW6o
P「いやいや、ちょっとしたタイムレースだよ」

ミロカロス「タイムレース?」

P「うん。ミロがアイドル代表。負けても良いよ」

ミロカロス「負けるのはなんか悔しいですけど美しさを見せたいですね」

キルリア「どっちかって言うとミロちゃんって美しさよりは可愛さだよね」

P「あと、エロさだな。昨日の試合でふりふりしたからもの凄い勢いで掲示板にスレッドが立ったらしいよ」

ミロカロス「思い出さないでくださいよ!! すっごく恥ずかしかったんですから!!!」

P「あ、でもよくよく考えると跳ねた時の可愛さにふりふりのエロさに見た目の美しさの魅力のトライアングル出来てんじゃん」

ミロカロス「エロさはいりませんよ!」

ラフレシア「で、ミロのタイムレースとは?」

P「滝登りレース」

ミロカロス「お疲れ様でした」ウネウネ

P「まあ待て」ヌチャ

ミロカロス「嫌ですよ。どこの深夜番組でやりそうな内容なんですか」

P「ADさんとかがさ、期待してるって」

ミロカロス「何をですか?」ジトー

P「はねるとか」

ミロカロス「持ちネタじゃない!!」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/09(水) 00:19:34.23 ID:2Lbr7XI/0
>>594
実際にってのはアイマスでってこと?
だったらあるよ
ファンの数が1万以上ならEランク、10万以上ならDランクみたいな制度
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/09(水) 00:22:47.81 ID:rqShYzW6o


P「まあなんとかミロはしぶしぶだけど引き受けてくれたのが良かったけど」

P「あーしかし、ハードだなぁ。幸いキルリアとラフレシアの番組が同じ局でやるからまだよかったけど、さすがに片方の面倒はみれない」

P「……どうするか?」ンー

P「ミロ1人は危ないし、かといってキルリアもCランクで、あの人気を得ちゃったからなぁ」

P「……音無さん……いや、ダメだな。あっちの事務員だし、律子は、無理だな」

P「赤羽根君は当たり前だし……社長に頼むか!」カチカチ

P「……もしもし、社長ですか? 俺です。お疲れ様です」

P「明日なんですけどキルリアとラフレシアのお守をお願いできますか? ていうかしてください」

P「…………どうせ暇でしょ?」

P「……はい。ありがとうございます」カチ

P「よし! これで、安全だな。キルリアはリーダーみたいに頑張ってくれるけどちっこくて危なっかしいしな」

P「さてコンビニで……ん?」

?「…………ハァ」
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/09(水) 00:29:06.97 ID:rqShYzW6o
P「よお」

?「ん? 今誰か……ああ。キルリアのプロデューサーか」

P「どうしたんだ? いつものメノコじゃないじゃん」

ユキメノコ「いやぁ、社長さんの機嫌が悪くてさ」

P「なんかあったの?」

ユキメノコ「聞いてくれるの?」

P「まあ、愚痴れないなら俺に愚痴れよ。話くらいは聞いてやるスキャンダルにならないくらい」

ユキメノコ「優しいんだね」

P「てか、961にはプロデューサーはいないのか?」

ユキメノコ「いないよ。社長さんが全面バックしてくれるっていうけど……全部は貰ってきた仕事を私等がどういう風に出演するか考えて出演するの」

P「へぇ〜そりゃちょっと大変だな」
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/09(水) 00:35:59.04 ID:rqShYzW6o
ユキメノコ「で、私達【Ghost】もPWTのインビテーションマッチに呼ばれたんだ」

P「あれ? まだ【Ghost】なの?」

ユキメノコ「うん? ああ、もしかして【Wistaria】の事? あれは恐らくないかな」

P「なんで?」

ユキメノコ「前あったイーブイいたでしょ?」

P「……あ、ああ。いたな」

ユキメノコ「あの子の特性が珍しい【きけんよち】ってのでね」

P「どんな効果?」

ユキメノコ「危険が来るとビビッと身震いするんだよ。それがスキャンダルやパパラッチ対策に抜群でさ」

ユキメノコ「イーブイの震えを合図に逃げればパパラッチからもマスコミからも逃げれるんだよ」

P「何それ? 良いなぁ〜」

ユキメノコ「だからイーブイはマネージャーってところかな」

P「へぇ〜」
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/09(水) 00:39:29.45 ID:rqShYzW6o
ユキメノコ「で、話を戻してその時の相手はチャンピオンSって人でさ」

P「ああ」

ユキメノコ「負けちゃったんだよね」

P「マジで?」

ユキメノコ「だってアイツおかしいんだよ!」

ユキメノコ「あのガブリアス!! ガブリアスってドラゴン・地面で、弱点が氷。しかも4倍ダメージなんだけど」

P「お、おう」

ユキメノコ「それで、私が冷凍ビームしたんだよ」

P「一撃か」

ユキメノコ「それがさ無傷だったの。最初は外したかと思ったんだけど砂嵐なんて起きてない」

P「砂嵐が重要なのか?」
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/09(水) 00:48:02.67 ID:rqShYzW6o
ユキメノコ「あのガブリアスの特性なんだ。回避率が上がるって言う」

P「ふむ」

ユキメノコ「でもさ、あれってあくまでパフォーマンスでしょ? 砂嵐なんて起きたら見れないじゃない?」

P「そうだな」

ユキメノコ「次にヤチェの実っていう氷が弱点のポケモンが持っていると氷技受けた時に半減されるんだ」

P「じゃあそれじゃない?」

ユキメノコ「違うんだよ。だってあいつピンピンしてたし」

P「う〜ん……なんだろ」

ユキメノコ「それでさ、結局私が倒してアイドル【Ghost】の勝利のはずが敗北だよ」

P「俺はそっちの方は良くわからないんだけど、『ポケットモンスター』の番組みたいな強さを誇っているんじゃないのか?」

ユキメノコ「その強さって?」

P「ほら、あの番組って実際とは結構違うらしいじゃん」

P「スプリンクラーの水で地面に電気が通ったり、アクアリングって技で電気を無効にしたり」

ユキメノコ「あー……そうかもね」

P「それで黒井社長がカンカンだと」

ユキメノコ「そう。はぁ……」

P「そのなんだ。まあ元気出せよ」

ユキメノコ「ありがと……私もそっちでデビューすればよかったのかなー?」

P「そんな事言うなよ。キルリアだって打倒メノコでS目指してるし」

ユキメノコ「そうだよね」
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/09(水) 00:53:37.97 ID:rqShYzW6o
P「さて、そろそろ帰るか。パパラッチされたらウチが死んじまう」

ユキメノコ「あ、そっか。あ、プロデューサー」

P「なんだ」

ユキメノコ「これ」シュッ

P「おっと」パシッ

ユキメノコ「約束の品。イーブイが進化した時用だったけど使わないからあげるよ」

P「大丈夫なのか?」

ユキメノコ「管理してるのは全部私だし」

P「あんがとな」

ユキメノコ「いやいや、そっちこそ愚痴聞いてくれてありがとね。吐き出せてすっきりしたよ」

P「Sランクは大変だな」

ユキメノコ「だけどそれ以上に楽しい」

P「……そうだろうな」

ユキメノコ「じゃあねプロデューサー。楽しかったよ」スゥー

P「おう」フリフリ

P「…………」キョロキョロ

P「……パパラッチ……大丈夫だよな?」スタコラ
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/09(水) 00:54:18.97 ID:rqShYzW6o
ここまでです
このスレで終わるかな?
おやすみなさい
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/09(水) 01:00:25.37 ID:JSqRkAfDO
>>603
って事はアイマス仕様なのか・・・
AKBとかもこういう風に格付けされてんのかなーって思った


サンクス
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/09(水) 01:20:45.74 ID:lKt6to9DO
リアルでも格付けはあるだろう
ランクもあると思うがあくまで芸能界での勝手なランクづけであって実際はそんなのあってないものと思う
例えるならジャイアントアキ子とか黒柳は芸能界のトップでSランク
芸能界の大御所として芸能界を牛耳ってるから皆怖くて逆らえない
まあ簡単に言えば黒井社長はリアルでやられたりする事を実際にやってるわけだ
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/10(木) 15:32:55.68 ID:KcYJY9aE0
乙です
614 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/10(木) 16:47:26.50 ID:pvcPRatxo
レス感謝です
だらだら更新します


次の日

P「最近キルリア達に構ってやれてない気がするんだ」

P「ほら、人気に火も付いてきたミロが今バーニング的になってるじゃん」

P「例えるなら熱暴走」

P「でな、今日もキルリア達を社長に預けてきたんだけど」

P「社長大丈夫かなぁ〜」

P「かと言って俺がそっち行くとミロが何すればいいかわからないでオロオロしてるだけで終わりそうだし」

P「しかし、ミロは大きいしこういった水のイベントに呼ばれやすくてな」

P「でも、そうなるとキルリア達を構ってやれない」

P「俺は如何すればいいんだ?」

ミロカロス「なんでそれを僕に言うんですか?」
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/10(木) 16:54:21.47 ID:pvcPRatxo
P「しょうがないだろ。今暇なんだし」

ミロカロス「なんで僕の出番がまだまだ先なのにこんなに早く来たんですか」

P「いや、だって雨降ってるんだし」

ミロカロス「僕は雨くらい平気ですよ。寧ろ雨なんて昔の僕からしたら懐かしい感じがしますね」

P「ヒューマンアイドルがいかんのだよ」

ミロカロス「誰なんですか?」

P「知らね」

ミロカロス「それで良いのかプロデューサー」

P「冗談」

ミロカロス「全くもう」
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/10(木) 17:03:10.71 ID:pvcPRatxo
P「じゃあ話を変えよう」

ミロカロス「なんですか? ていうか控室がテントってどういう事ですか?」

P「寧ろそのテントに入り込んでるお前が凄いよ」

ミロカロス「とぐろを巻けばいいんです」

P「巻けるの?」

ミロカロス「今巻いてるじゃないですか」

P「へー確かにそうだけど俺はそのとぐろを巻く話じゃない」

ミロカロス「まあ僕も『とぐろをまく』っていう技は覚えられませんがね」

P「じゃあなんで巻いてるのさ?」

ミロカロス「普段のレッスンのお陰ですね。バトルとかじゃ使えないですけど」

P「だよな」
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/10(木) 17:09:37.04 ID:pvcPRatxo
ミロカロス「で、話とはなんですか?」

P「いや、最近キルリアが苦しんでる気がするんだよ」

ミロカロス「そう言えばよくうずくまってますね」

P「なんかわかる?」

ミロカロス「そうですね。一番可能性が高いのは進化でしょうね」

P「進化……か」

ミロカロス「はい。まあ進化と言っても色々と条件がありますけど」

P「条件?」

ミロカロス「ありますよ。僕とか」

P「マジで? あったの?」

ミロカロス「まあ今更どうでも良いですけど」
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/10(木) 17:26:44.33 ID:pvcPRatxo
P「じゃあキルリアも進化するってことか」

ミロカロス「そうですね」

P「なんで耐えてるんだ?」

ミロカロス「う〜ん」

P「そもそも進化したらどうなるのよ?」

ミロカロス「キルリアの進化後ですか? めちゃくちゃ美人になりますよ」

P「美人か」

ミロカロス「背も結構伸びますね。身長150p超えるくらい」

P「……なるほど。じゃああれか?」

ミロカロス「なんでしょう」
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/10(木) 17:34:37.40 ID:pvcPRatxo
P「1つはファンの層だな」

ミロカロス「層ですか?」

P「今のキルリアって層がロリコン辺りに多いのよ」

ミロカロス「それが一気に減っちゃうわけですか?」

P「ああ。それが上手くラフレシアに流れて欲しんだけどなぁ〜って感じ」

ミロカロス「あーじゃあ他にあるんですか? 1つって事は」

P「あるかもしれない。俺にはわからないけど」

ミロカロス「へー」

P「ポケモンって1回進化すると戻れないんだろ?」

ミロカロス「そうですね。でも、進化は抑えることが出来ますけどね」

P「どうやって?」

ミロカロス「かわらずのいしっていうのをキルリアに持たせれば苦しまずに済みますね」

P「へー」

ミロカロス「ただし、それを持っている限り一生進化出来ないですけど」

P「ふむ……新たなファンを狙うか今を拡大させるかか……そろそろ時間だ。レース頑張れよ」

ミロカロス「うわ現実に引き戻された」
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/10(木) 17:35:10.28 ID:pvcPRatxo
ではここで一旦失礼します
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/10(木) 23:09:54.80 ID:7kcLQew8o
乙ー
子役が通る茨の道を通ろうとしている訳か
622 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/11(金) 21:12:59.18 ID:qEPkrzego
レス感謝です


―――
――



P「お疲れさん」

ミロカロス「どうも」

P「へぇ〜前よりスタミナ付いたな」

ミロカロス「日ごろのレッスンのお陰ですね」

P「そかそか」

ミロカロス「あ、疑問に思ったんですけど、毎日レッスンとか行ってるけど費用ってどこから出てたんですか?」

P「社長直々の謎の経費だ」

ミロカロス「なるほど」
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 21:17:28.18 ID:qEPkrzego
P「それはともかく社長から連絡があってキルリア達の撮影が終了したとのこと」

ミロカロス「そうですか」

P「ただ、キルリアが時々うずくまっていたとのこと」

ミロカロス「やっぱり進化ですね」

P「進化ってそんなに苦しいのか?」

ミロカロス「そんな訳ないですね。僕は寧ろ進化を望んでいましたよ」

P「?」

ミロカロス「僕のお父さんはよくわからない石ですけど、お母さんは今の僕見たいに美しかったんですよ」

P「ほう」

ミロカロス「でも進化する前はあれでしょ?」

P「まあ可愛かったんじゃない」

ミロカロス「お世辞は良いですよ」

P「ひでー」

ミロカロス「死ねよ」
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 21:24:59.13 ID:qEPkrzego
P「そうストレートに言わないでくれよ」

ミロカロス「ふんっ。プロデューサーには言われたくないですね」

P「それで?」

ミロカロス「まあ、今はこんなに美しいんですけど、僕が思うにキルリアは今が一番好きじゃないんですか?」

P「どゆことだ?」

ミロカロス「今の自分が一番好きって事ですよ」

P「……」

ミロカロス「さっきも言いましたけど進化するとキルリアはもうキルリアではなくなる」

ミロカロス「それに恐れているんじゃないですか」

P「そうかなあ」

ミロカロス「進化するとまるっきり変わったりしますからねぇ」
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 21:31:39.57 ID:qEPkrzego
P「でもキルリアも美しいんだろ?」

ミロカロス「はぁ? さっきプロデューサーが言ってたじゃないですか。ファン層を離したくないとかって」

P「……せやね」

ミロカロス「そんなに心配ならかわらずのいしでも買ってあげたらいいじゃないですか」

P「そうするかぁ〜」

ミロカロス「で、早く帰りましょうよ」

P「帰りに買っていくか」

ミロカロス「疲れたんですけど」

P「何言ってんだ元気だろ」
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 21:37:13.51 ID:qEPkrzego
次の日

キルリア「ありがとうございます!!」

P「これで苦しま無くて済むからな」

キルリア「でも……」

P「何か不満でもあるのか?」

キルリア「私ってこのままでいいんでしょうか?」

P「急な話だな」

キルリア「確かに私はもういつでも進化しようと思えば出来るんですけど、そうすると今いる私のファンは離れちゃいますよね? 結構」

P「……その可能性は高い」

キルリア「じゃあどうすれば……」

P「…………任せる」
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 21:44:09.89 ID:qEPkrzego
キルリア「はい?」

P「進化したくなかったらしなければいい。したいならすればいい。それだけさ」

キルリア「じゃあ好きにしろと」

P「そうだな。こればっかりは俺も何とも言えない」

ミロカロス「プロデューサーのくせに進化のタイミングもわからないとか」

P「だってミロは早々進化したし、ラフレシアは進化仕切ってるし」

ラフレシア「まあまあ、進化の話はもう良いでしょう。それはキルが決めることです」

ラフレシア「それよりも殿方、今日はどういったレッスンで?」

P「……そうだな。てことで、タイミングはキルリアに任せる」

キルリア「わかりました」

P「で、今日の予定はレッスン。ダンス・歌・技を頑張ってもらうぞ」

キルリア「うわ」

P「そう言うな。そうそう。ミロ」

ミロカロス「なんですか?」

P「この技マシン……」ゴソゴソ

P「使ってミロ」
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 21:47:44.20 ID:qEPkrzego
ミロカロス「なんですか? これ?」

P「メノコから貰った」

ミロカロス「……」カチッ

P「……どうよ?」

ミロカロス「あ、これ冷凍ビームだ」

P「へーで、どうする?」

ミロカロス「使いますよ。美しい僕にぴったりじゃないですか」

P「そかそか。んじゃあ追加だな」


ミロカロス・技構成
吹雪
ミラーコート
はねる(替える予定)
冷凍ビーム←NEW
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 21:59:04.41 ID:qEPkrzego
翌週

P「いいか? 今日はやよいと共演だ」

P「ぶっちゃけるとやよいはこっちには結構いい印象を与えているから上手く引き込めよ」

キルリア「わかりました!」

ミロカロス「で、今日のお仕事は?」

P「やよい含めテレビのゲスト出演だ」

ラフレシア「どうやって引き込めばよろしいのですか」

P「ゲストだからさりげなく仲良くやってるアピールするんだ」

P「んで、やよいもこっちならぁ〜とか言ってアピールするんだな」
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 22:02:22.49 ID:qEPkrzego
?「しっつれ〜しま〜す」ガチャリ

P「お、来たかやよい」

やよい「うっうー! おはようございまーす!」

キルリア「やよいさんおはようございます!」

やよい「おはようざいますキルリアちゃん」

ミロカロス「おはようございます」

ラフレシア「おはようございますやよい様」

やよい「ミロちゃんにラフレシアちゃんもおはようございます!」

P「……ミロよ。広まってよかったな」

ミロカロス「嬉しいのか悲しいのか」
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 23:10:12.81 ID:qEPkrzego
キルリア「ところでやよいさん。最近はどうですか?」

やよい「最近は千早さんの蒼い鳥が音楽の教科書に載ることが決まってみんなで喜んでました」

P「( ´;゚Д゚):゙;`;:゙;ガハッ !!」

キルリア「プロデューサーさん!?」

P「……いや、大丈夫だ。決まったって事はまだ表には発表してないって事だよな?」

やよい「そうですよー」

P「なんということだ」

キルリア「プロデューサーさん」

P「なんだ?」

キルリア「私も載りたいです。教科書!」
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/11(金) 23:24:07.30 ID:EudBkBFDO
ミロはプロデューサーのボケに突っ込む気もとうとう無くしたか
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 23:29:42.67 ID:qEPkrzego
P「Sランクにあがれば載るかもな」

ラフレシア「Sとはそんなにすごいのですか?」

P「ああ。だから春香と千早はまだ765にいるのが不思議なくらいだよ」

ミロカロス「プロデューサーが一番いいんじゃないですか?」

P「赤羽根君の? まあ上手いからだろうな」

やよい「うっうー! プロデューサーはポケドル達と仲良しでとてもほほえましいです!」

キルリア「そんなことないですよ! やよいさんがいるから普段より倍も元気なんです!!」

P「確かにミロはこの時間も寝てるしな」

ミロカロス「失礼ですね」
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 23:44:16.22 ID:qEPkrzego
ラフレシア「今の発言だとそちらは上手くいっていないと?」

やよい「えっとそうじゃないんですけど……」

P「あんまり深入りするなよ」

やよい「プロデューサーの引き抜きの話でえっと……ごめんなさい! これ以上は言えないです」

P「あーすまんな。やよい。俺のわがままでさ」

キルリア「最低ですね」

P「活気付くじゃん」

ラフレシア「でも確かにそちらの先輩アイドルと一緒と言うだけでもやる気は出てきますね」
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/11(金) 23:53:08.83 ID:qEPkrzego
やよい「そうなんですかー?」

P「別に現金ってわけじゃにからな。普段も一生懸命だし」

キルリア「やっぱり、先輩方はBランク以上なので闘争心っていうのがわくんですよ」

やよい「そうなんですか? じゃあ私がこっちにいれば毎日闘争心沸いてますね!」

P「やよいはさ」

やよい「はい」

P「もしこっちに来たら、こっちでもやっていけるか?」

やよい「もちろんです! みなさん優しいし、仲良しですし」

やよい「伊織ちゃんと更に会えなくなっちゃうのが残念ですけど」
636 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/12(土) 00:19:50.88 ID:zgBKC4Bao
P「まあ確かにこっちだと向こうよりも活動が特殊になる」

やよい「どういった感じになるんですか?」

P「学校ないから毎日通ってるよ。朝から」

やよい「そそそそうなんですか!?」

P「でもやよいは学校あるから土日に頑張ってほしい」

やよい「う〜」

キルリア「あ、そろそろ時間ですよ」

P「そうか。じゃあ今日はあくまで俺達の方がメインだから3人でうまくやよいをカバーしてやってくれ」

ミロカロス「余裕ですね」

ラフレシア「お任せください」
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 00:39:13.05 ID:zgBKC4Bao
やよい「えとキルリアちゃん達お願いします」ペコリ

キルリア「はい。こちらこそよろしくお願いします」

P「ゲストだから気楽にいけよ」

ラフレシア「何のゲストなのですか?」

P「うん? トーク番組のゲスト」

キルリア「4人で押しかけちゃって大丈夫ですか?」

P「ユニットなんてそんなもんだろ」

ミロカロス「あーもうどうでも良から早く行こうよ!!」

やよい「怒ったらめっ!」

ミロカロス「はい」
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 00:44:44.82 ID:zgBKC4Bao
―――――
――――
―――
――



P「お疲れ様」

やよい「うっうー! お疲れ様でした!!」

キルリア「緊張しました!」

ラフレシア「司会者が結構大物でしたね」

ミロカロス「ふぅ」ゴロンッ

P「相変わらず余裕になって来たなぁ」

ミロカロス「まあ、僕は潜り抜けてきた修羅場の数がキルリアとは違いますからね」

P「ラフレシアは……あーそっかそっか」

キルリア「やよいさん今日はありがとうございました」ペコリ
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 00:55:33.14 ID:zgBKC4Bao
やよい「こちらこそ楽しかったです」

P「またこいよ」

やよい「はい! なんだかこっちならキルリアちゃん達ともすぐに仲良くなれる気がします!」

P「もうなってるよ」

やよい「そうですか? じゃあ……でも、自己推薦って言うわけじゃないんですよね」

P「ああ、俺も選べない。選ぶのはキルリア達だからな」

P「それに負けたらパーだしな」

P「だからこっちも適当にそっちから引き抜くわけじゃない」

P「そこだけは自覚していてくれ」

やよい「はい。あのプロデューサー」

P「ん?」

やよい「私まだBランクなんですけど……こっちなら春香さんや千早さん、美希さんみたいにSランクに行けますか?」

キルリア「やよいさん」

やよい「?」

キルリア「行けますかではありません。行くんです! 絶対にSランクになるんです!!!」

やよい「……そうですね!」

P「そういうことだ」

やよい「わかりました! じゃあキルリアちゃんにミロちゃんにラフレシアちゃん」

ミロカロス「?」

ラフレシア「なんでしょう?」

やよい「私の推薦よろしくお願いします」

やよい「伊織ちゃんには悪いけど先にSランクに上がるのは私ですから!」

キルリア「わかりました!」

やよい「うっうー! ではお先にお疲れ様でしたー!!」

P「お疲れー」フリフリ

ミロカロス「……じゃあ僕達も帰りましょうよ」

ラフレシア「お腹がすきました」

P「んだな。帰るか」
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 00:57:49.16 ID:zgBKC4Bao
現在

雪歩の印象
普通

真美の印象
悪い(Pに対しては最悪)

やよいの印象
大好評
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 00:58:21.37 ID:zgBKC4Bao
寝ます
失礼しました
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/12(土) 01:26:45.72 ID:p4UDldYDO
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/12(土) 02:27:53.44 ID:/IvFVS4DO
…クズ赤羽根Pが育ったアイドルメンバーは実力でSランクなったではなく汚いやり方でアップしたか…クズだな
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/12(土) 02:32:29.98 ID:p4UDldYDO
>>643
真美に頼んだ品はきっと脅迫ネタなんだろうな
真美は何なのかわかってなかったが…
きっとSランクになったアイドルは裏でクズ羽根の脅迫によりSランクになったのしらないんだろ
だからSランクになって実力だと思って天狗なんだろ
やよいはそういうのを勘か何かで薄々気付いてるから言えないと思われる
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/12(土) 07:49:52.53 ID:elC5eEtG0
お前ら赤羽根Pに親でも殺されたのかwwww
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/12(土) 15:36:12.44 ID:p4UDldYDO
>>645
やつにじっちゃん(金田二耕助)を殺されたんだっ!
647 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/12(土) 23:20:45.45 ID:zKVn/exko
レス感謝です
だらだらと少し更新します


高木「どういうことかね?」

P「いや、ですからそのまんまの事ですよ」

高木「いや、しかしこれは……」

P「良いでしょ? こっちも頑張ってるし千早の歌が教科書に載るらしいじゃないですか」

高木「ふむ」

P「それにこっちだって仕事が結構増えてきて忙しい」

高木「いや、しかし……」

P「じゃあいつなの? 今でしょ!」ドンッ

高木「……わかった。良いだろう」

P「ありがとうございます」
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 23:23:39.91 ID:zKVn/exko
キルリア「……なんの話をされていたんですか?」

P「大した話じゃないよ」

ミロカロス「気になりますね」

P「いや、ほんとに大した話じゃないって」

ラフレシア「ならよろしいではありませんか」

キルリア「隠し事はダメですよ! 覗いちゃいますよ」

P「覗いても本当に大したことじゃないぞ」

キルリア「ふ〜ん」ジー

P「……な」

キルリア「……確かに」
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 23:31:21.59 ID:zKVn/exko
ミロカロス「なんだったの?」

キルリア「お茶が豪華になる」

ミロカロス「それだけのために社長呼んだんですか?」

P「わかってないなぁ。朝のお茶こそこんなしょぼいティーバッグで飲むなんて悲しいだろ」

キルリア「私が淹れましょうか?」

P「お湯入れておしまいだろ」

キルリア「プロデューサーさんこそわかってないですね。アイドルが淹れてあげるんですから普通ならご褒美ですよ」

P「それはファンに対してだぞ」

キルリア「プロデューサーさんはご褒美じゃないんですか?」

P「おう!」

ミロカロス「うわぁ」
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 23:34:11.09 ID:zKVn/exko
P「そもそも、マジなお茶なら去年結構飲んだ」

P「しかもアイドルのだ!」

ラフレシア「……それは貴音様のですか?」

P「いや、貴音は飲む方だったからな」

キルリア「気になりますね」

P「雪歩だ」

ミロカロス「あの人が?」

P「ああ、とにかく美味かった……まあ今はこんな悲しいティーバッグ茶だけどな」

ミロカロス「じゃあちょっとレベルアップして買い置き茶にしておけばいいじゃないですか」

P「もっと悲しいだろ」
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 23:45:33.25 ID:zKVn/exko
ラフレシア「ふむ。それで、お茶の質が上がったと」

P「そうだ。一○堂のお茶だから美味しさが今よりも倍増だぜ」

キルリア「へぇ〜。で、なんでそれを社長に?」

P「このティーバッグ茶は社長から支給されたものでな」

ミロカロス「え? じゃああっちも同じじゃないですか?」

P「あっちは雪歩が好きで持ってくる高級お茶がある」

キルリア「あー」

P「俺はこっちに来て思ったさ。雪歩のお茶のありがたみをな」

ラフレシア「じゃあ雪歩様を……」

P「それはダメだ。雪歩はトップアイドルを目指してる。それにお前達もそんな理由で引き抜くのか?」
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 23:51:31.21 ID:zKVn/exko
キルリア「そうですね」

P「雪歩が良いならもうちょっとあの時好印象が欲しかったな」

ミロカロス「でも決めるのは僕達ですよね?」

P「そうだぞ。もし、ちゃんとした理由がないなら俺が納得する理由で決めるから」

ラフレシア「わかりました」

P「ということで、この最後のティーバッグ茶を味わえ」

ミロカロス「頂きます」ズズッ

P「そして、この思い出を取っておくのだ」

P「このティーバッグ茶は俺達のトップアイドルへの道のりの前半を付き合ってくれたのだ」

キルリア「でもそれっこのティーバッグ茶だけですよね」

P「気にするな」
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/12(土) 23:57:01.88 ID:zKVn/exko
ラフレシア「……ふむ」コトリ

P「どうだ? 最後のティーバッグ茶の感想は?」

キルリア「プロデューサーさん」

P「どうした?」

キルリア「トップアイドルを目指すにはやっぱり決断とか決心とか必要ですよね?」

P「そうだな。ミロもラフレシアも誰が良いかを選ぶときは2人に任せないでこの人が良いって自分で決めるんだぞ」

キルリア「はい。じゃあ言いたいことがあります」

P「なんだ?」

キルリア「不味いです!!」

P「デスヨネー」

ミロカロス「まあ、不味いは言い過ぎだけど、かといって……」
654 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/13(日) 00:01:03.03 ID:/ZoLAHXIo
P「良いんだよ。そもそも社長の買ってきたお茶だぞ。そんな歯切れの悪い感じじゃ誰にするか決めれないぞ」

ミロカロス「じゃあ不味い」

P「はい」

ラフレシア「これは殿方の好みの味かと思っていました」

P「なわけねーだろ」

ラフレシア「ほっとしました」

P「そうかそうか」

キルリア「じゃあプロデューサーさん不味いなら買い換えてくれば良かったじゃないですか」

P「普段をケチってお祝いにパーッとしたいだろ?」

ミロカロス「そう言われると反論が難しいですね」

ラフレシア「確かに」
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/13(日) 00:09:44.38 ID:/ZoLAHXIo
キルリア「じゃあ私が買ってくればいいのかなぁ」

P「センスあるのか?」

キルリア「任せてくださいよ」

P「よし、買ってこい!」

キルリア「はい!」

ラフレシア「お待ちなさい!」

キルリア「どうしたんですか?」

ラフレシア「わたくしも行きましょう」

P「珍しいな」

ラフレシア「そろそろお菓子が尽きそうなので」

P「ほー」

キルリア「じゃあ何もないけどミロちゃんも来るって事で?」

ミロカロス「は? やだよ。僕が出て行ったら美しすぎてファンが寄って来ちゃうから」
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/13(日) 00:19:08.60 ID:/ZoLAHXIo
P「まー行って来いよ。元々レッスンするために来たんだし運動しとけ」

ミロカロス「そもそも休みなのを忘れてたプロデューサーのせいでしょ」

P「すまんな。トレーナーさんがお休みするのをすっかり忘れてたわ」

キルリア「そのおかげでお茶を買いに行くことが出来ましたので……」

P「よし、行って来い」

ミロカロス「仕方がありませんね」ノロリ

P「変装して行けよ」

キルリア「ふふんっ。どうやって普段ここまで通ってきてるかわかっていませんね?」

P「おう」

ラフレシア「やれやれ。興味なさそうですね。行きましょう。キルにミロ」

キルリア「では行ってきまーす」
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/13(日) 00:25:16.36 ID:/ZoLAHXIo
―――
――



ラフレシア「只今戻りました」

P「お疲れ。で、お菓子は?」

ラフレシア「まあ、お待ちになさってください。今日はお茶と一緒です」

P「ほう」

ミロカロス「やっぱり事務所が一番落ち着くなぁ〜」ゴロゴロ

P「そこから成長してステージが落ち着くってなってくれ」

キルリア「ふふん。買ってきましたよぉ〜」

P「ほう」

キルリア「わたしが淹れるのでプロデューサーさんは先にラフレシアちゃんのお菓子を食べていてください」
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/13(日) 00:32:30.86 ID:/ZoLAHXIo
P「わかった。ていうことでくれ」

ラフレシア「……しかし、まあ……どうぞ」

P「ん? 普段のマニアックな名物じゃないのか?」

ラフレシア「生憎『森の羊羹』はなくて……」

P「そかそか……でも何で和菓子なんだ?」

ラフレシア「それはキルが来れば分かります」

ミロカロス「あ、僕は自分で買ってきたお茶がありますので」

P「ん? そかそか」

キルリア「プロデューサーさん! どうぞ」コト

P「……茶か」

キルリア「はい。お抹茶です」

P「……」ズズ

キルリア「…………」

ラフレシア「……」モグモグ

ミロカロス「……」ゴクゴク
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/13(日) 00:36:47.45 ID:/ZoLAHXIo
P「…………キルリア」

キルリア「はっはい!」

P「明日は一○堂のお茶が楽しみだなぁ」

キルリア「はい……ってちょちょちょっ待ってくださいよ!」

P「なんだよ?」

キルリア「そこは明日からもこの抹茶淹れてくれじゃないんですか?」

P「うん。たまにでいいよ」

キルリア「ばーか!」ドスッ

P「ぐっ…………溝は止めろ」


ある日の風景A
終わり
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/13(日) 00:37:51.88 ID:/ZoLAHXIo
ここまでです
蛇足話挟んじゃって申し訳ないです
失礼しました
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/13(日) 01:14:24.79 ID:SRslwNuuo
おつ
662 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/14(月) 20:44:34.80 ID:sSNJAiDDo
レス感謝です
だらだら書かせてもらいます


週末

P「さて、今日は貴音となんだけど……」

キルリア「いやぁ〜あっという間でしたね」

P「せやな。ただ、貴音との仕事は結構きつい」

キルリア「どうしてですか?」

ミロカロス「お仕事は?」

P「ただ、食べ歩きするだけなんだけど」

ラフレシア「楽ではありませんか」
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 20:46:47.17 ID:fjWJr5IDO
アカン…ラフレシアがフラグ立てやがったwwww
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 20:48:23.55 ID:sSNJAiDDo
P「舐めてるぞ」

ラフレシア「へ?」

P「やつを舐めてはいけない」

ミロカロス「どこがですか?」

P「まあ、付き合ってみろよ。その日はもう食べ物を見たくなくなる」

キルリア「あはは。そんなまさかぁ〜」

P「まあ、行けばわかる。行こうか」

ミロカロス「でも、食べるなら僕も結構自信ありますよ」

P「そうか。無理に張り合うなよ」
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 20:52:26.98 ID:sSNJAiDDo
現地

貴音「お久しぶりですね」

キルリア「お久しぶりです!」

ミロカロス「ども」

ラフレシア「ふむふむ。ここらは美味しいお店がありますね」

P「じゃあ貴音。よろしく頼むわ」

貴音「はい。お任せください」

P「あと、ADさん達泣かせるようなことはするなよ」

貴音「はて、なんのことやら」
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 20:55:55.98 ID:sSNJAiDDo
撮影開始5分

貴音「ふむ、ここから良い香りがしますね。入ってみましょう」

キルリア「ここってどこですか?」

ミロカロス「ラーメン屋?」

ラフレシア「あ、あれ?」

貴音「何をしているのです? 早く入りましょう」

店員「いっらっしゃいませ」

貴音「わたくしが決めてもよろしいのですか?」

キルリア「来た事あるんですか?」

貴音「いえ、初めてなもので、そして興味もあります」

ラフレシア「あの、貴音様……」

貴音「なんでしょうか?」
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:02:03.92 ID:sSNJAiDDo
ラフレシア「わたくし、本日はスイーツを期待していましたけど……」

貴音「そうでしたか。しかし、今更出るわけにもいきません。なので、食べ終えてから甘い物に行きましょう」

ラフレシア「そ、そうですか」

ミロカロス「……」ゴクゴク


P「あの、この番組ってなんでしたっけ?」

AD「えーっと『脱落食べ歩き地獄』」

P「」

AD「番組の内容として、とにかく片っ端からお店に入って食べてもらうだけです」

P「」

AD「貴音ちゃんと同じくらい食べれるポケドルと言うことを期待してるよ」

P「」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:04:56.05 ID:sSNJAiDDo
店員「ご注文はお決まりになりましたか?」

貴音「では、ここからここまでを4人前」

キルリア「え?」

店員「すみません。さすがにそれは……2人前じゃだめですか?」

貴音「そうですか……大丈夫ですね?」

キルリア「無理です!」キッパリ

貴音「しかし、それだと番組の趣旨に合わないかと……」

ラフレシア「食べればいいのですよ。出番です」グイグイ

ミロカロス「え? 僕なの?」

ラフレシア「最低でも八分は取っておきたいのです」

貴音「なるほど。あなたからもジロリアンの心得が見えますね」

ラフレシア「え? いやそれは違います」
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:06:47.66 ID:sSNJAiDDo
30分後

店員「おまたせしましたー」カチャカチャ

貴音「では頂きましょう」パクパク

キルリア「…………い、いただきます」パクリ

ラフレシア「……さよなら。スイーツ」パクリ

ミロカロス「……」モグモグ


P「……はい。レッスンなんですけど、主にダンス中心で」

P「……はい、肉を落としたいんですよ肉を」
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:12:13.48 ID:sSNJAiDDo
15分後

貴音「ごちそうさまでした」フキフキ

キルリア「……」モグ

ミロカロス「……」パク

ラフレシア「おかし……おかし……」ブツブツ

貴音「おや、まだ食べていたのですか?」

キルリア「あ、いや、中々減らなくて……」パクリ

ミロカロス「食べても食べても麺が伸びて……」パクリ

ラフレシア「おかしおかしおかし……」ブツブツ

貴音「ふむ。これでは番組が成立しなくなってしまいますので残りはわたくしが全部食べましょう」ヒョイパク

キルリア「……ねえ」

ミロカロス「……ん?」

キルリア「なんなのこの人?」

ミロカロス「カビゴン」

貴音「ごちそうさまでした」
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:14:49.59 ID:sSNJAiDDo
貴音「では次の所に参りましょう」ワクワク

キルリア「…………」

ミロカロス「……」

貴音「先ほどラフレシアから甘いものが良いと言われたので……そう言えば彼女は?」キョロキョロ

キルリア「……脱落しました」

貴音「なんと」

ミロカロス「初っ端からあれは無理です」

貴音「では、仕方がありません。せめて報告をしておかねばと……では、甘い物があるところにしましょう」

キルリア「ミロちゃん、多分私が無理……」
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 21:17:52.72 ID:fjWJr5IDO
カビゴンwwww
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:23:38.28 ID:sSNJAiDDo
貴音「着きました」

ミロカロス「凄く甘い匂いが……」

キルリア「ううう……」

貴音「では参りましょう」

ミツハニー「いらっしゃいませ」


P「おーい。大丈夫か」ペチペチ

ラフレシア「おかし……おかし……おかし……もやし……おかし……」

P「アカン。貴音の奴やりやがった」
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:29:17.84 ID:sSNJAiDDo
撮影開始2時間経過

貴音「ふふっ。ミロは随分頑張ってますね」

ミロカロス「……いや、僕が脱落したら共演じゃなくなっちゃいますうっ……」

貴音「無理なさらなくてもいいのですよ」

ミロカロス「……カビゴンはもう満足しましたか?」

貴音「そうですね……まだ五分目くらいですね」

ミロカロス「じゃあ僕はまだ4分目です」

貴音「ほう。つまり、ミロはわたくしとまだ食べ歩きすると」

ミロカロス「ええ。僕はこっちの体力班ですし」


P「食べ歩きってなんだっけ?」

AD「あ、番組名変えました。ぶらり周辺食いつくし」

P「えー」
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:36:35.63 ID:sSNJAiDDo
貴音「では、ここにしましょう」

ミロカロス「またラーメンか」

貴音「安心なさい。ここでミロは脱落します」

ミロカロス「へぇ〜」

店員「シャーセー」

貴音「まずは食券ですね」

ミロカロス「えっとじゃあ僕は」

貴音「おや? 大盛りにはしないのですか?」

ミロカロス「ぐっ……」

貴音「まあ、無理はなさらない方がよろしいですね。らぁめん二十郎では」

ミロカロス「……カビゴンに負けるか!」
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:44:48.58 ID:sSNJAiDDo
――――
―――
――



P「……はい、言い訳だけ聞いてやる」

貴音「たっ大変美味しゅうございました」

P「アホか! 確かに番組の趣旨的には合ってるかもしれないが限度ってもんがあるだろ!!」

貴音「し、しかし、食とは三大欲求の一つで……」

P「食い過ぎだ!」

貴音「ですが、あなた様! 番組の方々は好評でした!」

P「いいか。今回の共演はお前達にこっちに来てもトップアイドルを目指してもらいたいために赤羽根君に頼んだのよ」

P「つまり、キルリア達が必至こいてお前達に来てもらうアピールタイムでもあるんだ」

P「それがどういうことだカビゴン」

貴音「……ええ。真に素晴らしい共演でしたと思っています」
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 21:55:07.30 ID:sSNJAiDDo
P「どこがだよ! おかげでしばらく休養だよ!」

P「しかも来週初めに予定していた響との共演はすっ飛んだよ」

貴音「申し訳ありません」

P「まあいい。で、どうだった……かは俺じゃなくてアイツらが決めるのか?」

貴音「……」

P「ん? どうした? もう帰って良いぞ」

貴音「お願いがあります」

P「飯はもういいや」

貴音「そうではありません」

P「……何さ?」
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 22:07:21.76 ID:sSNJAiDDo
貴音「わたくしを……」

P「プロデュースは無理だぞ」

貴音「あ……」

P「前にも話しただろ」

貴音「では……」

P「今回の引き抜きの候補にしてくれってか? 俺には無理だ」

貴音「なぜ?」

P「選ぶのはキルリア達。普通は立候補しない」

貴音「しかし、わたくしは!」

P「貴音」

貴音「!」

P「俺に言うよりはキルリアに言ってやってくれ。決めるのはアイツ等だからさ」
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 22:17:15.80 ID:sSNJAiDDo
貴音「……そうですか」

P「しかし、貴音は良いのか? こっちだとポケドルとしてのトップアイドルだけど」

貴音「良いのです。あの時の悔しさはあなた様にもあるでしょう」

P「……」

貴音「それは同じくわたくしにもあるのですよ。しかし、罰を受けたのはあなた様では理不尽ではありませんか」

P「いや、いいのさ。俺はただ、悪い挑発に乗っただけのアホだったんだから」

貴音「それに……あそこには戻りたくないのです」

P「……どういうことだ? 真美か?」

貴音「…………もし」

P「?」

貴音「もし、キル・ミロ・ラフレシアのユニットが負けたら、わたくしは有無も言わずにこちらに移動します」

P「どういうことだ?」

貴音「そのままの意味ですあなた様。今回の引き抜きもこれ以上、上にいけないからでしょうに」

P「いけなくはないが……」

貴音「不安。そうでしょう?」

P「だがな……」

貴音「いいえ、では何故突然引き抜きを?」

P「それはお前等が赤羽根君の方が良いって」

貴音「何の話ですか?」

P「いや、言っただろ? やよいとかみんな赤羽根君に見てもらいたいって」

貴音「わたくしはそのような事を聴かれた覚えはありません」

P「……はぁ?」

貴音「やよいはともかくわたくしはそんな話は知りません。仮に聞いたならばすぐにこちらに行きます」

P「う〜ん。社長は聞き忘れたのかなぁ」
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 22:24:16.27 ID:fjWJr5IDO
クズ羽根は絶対何か関わってるのは確実かだし社長はクズ羽根と何かしらあるなこりゃ
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 22:27:41.57 ID:sSNJAiDDo
貴音「とにかく、わたくしはそのような事を聞かれた覚えはありません」

P「そうか。それはすまんな」

貴音「いえ、それくらいは平気です」

P「う〜ん。でもすまん。だからと言って今更貴音をこっちに引き抜くわけにはいかん」

貴音「……」

P「ただし、こっちが負けたら来い。キャラ被るけど」

貴音「本当ですか!?」パァ

P「いや、ちょっと待った。明日暇か? 朝だけ?」

貴音「大丈夫です」

P「んじゃあ朝こっちの事務所に来てくれ」

貴音「何を話すのですか?」

P「謝罪だ」

貴音「……」

P「今日の反省だからな」

貴音「あなた様はいけずです」

P「うるせぇ!」
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 22:41:20.39 ID:FNpnWU4f0
そうか分かったぞ!

社長はバネPの肉便器
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 22:51:00.51 ID:sSNJAiDDo
次の日

P「いいか。これ買ってきたからこれと一緒に謝れよ。まとめてでも1人ずつでも」

貴音「あなた様はいけずです。いけず! こんならぁめんせっとを謝罪品だなんて!!」

P「罰だ罰! 裁きを受けろ!」

ガチャリ

キルリア「おはよーございます」ヨロヨロ

P「レッツゴー!」ドンッ

貴音「あうぅ……」

キルリア「あ……カビゴンさんおはようございます」

貴音「おはようございます」

キルリア「こっちにいるなんて珍しいですね」

貴音「昨日は真に申し訳ありませんでした」

キルリア「え? いやいや、良いですよ。カビゴンさんは寧ろ最後まで収録で来てこっちはもう2軒目でもうダメでしたし」
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 22:56:22.92 ID:otLeeD2DO
はよクズ赤羽根Pのクズアイドルさっさとランクダウンで絶望しろ
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 22:57:13.76 ID:sSNJAiDDo
貴音「しかし、昨日は限度も忘れてしまって申し訳ありませんでした」

キルリア「いえいえ。逆に考えてください! カビゴンさんがいなかったら収録が上手くいかなかった訳ですから」

貴音「キル……あなたは」ウルウル

キルリア「だからこれからもがんばりましょう!」

P「良かったなカビゴン」

貴音「はい」

P「でも、キルリア。今度また食べ物の共演があった場合は?」

キルリア「……それは流石に勘弁です」

貴音「なんと」
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 22:58:02.27 ID:fjWJr5IDO
>>682
誰得wwww
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 22:58:34.75 ID:FNpnWU4f0
>>684
おま親殺
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:14:08.89 ID:sSNJAiDDo
ガチャリ

ラフレシア「おはようございます……」

P「おはよう」

キルリア「ラフレシアちゃんオハヨー」

貴音「おはようございます」

ラフレシア「!? おはようございます」ビクビク

P「アカン! 貴音」

貴音「なんでしょう?」

P「……これだ」ゴソゴソ

貴音「わかりました」

P「頑張れ」
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:16:13.43 ID:sSNJAiDDo
貴音「ラフレシア」

ラフレシア「なっなんでしょう?」

貴音「昨日は申し訳ありませんでした。そのお詫びです」スッ

ラフレシア「……こっこれは!?」

貴音「ですのでそれで……」

ラフレシア「良いです」

貴音「あと、その口調だときゃらが被ってしまいます」

ラフレシア「なんと」

P「まるで貴音と貴音が話しているようだ」
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 23:21:20.78 ID:FNpnWU4f0
かるかんかなんかか
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:24:04.76 ID:sSNJAiDDo
貴音「ですので、変えて頂きたいのですが……」

ラフレシア「しかし、こちらとしてもこのキャラが売りなので……」

P「もうどっちでも良いわ」

キルリア「確かに」

ガチャリ

ミロカロス「おはよーございます。今日も美しい僕が来ましたよーだ」ノゾノゾ

P「おっ! ミロ。元気だったか」

ミロカロス「いや〜死にましたね」
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:26:30.20 ID:sSNJAiDDo
キルリア「死んだ?」

ミロカロス「あの後お腹壊しちゃって見てもらいましたよ。ポケセンに」

キルリア「へー」

貴音「おはようございます」

ミロカロス「かっカビゴンさん!」

貴音「昨日は申し訳ありませんでした」

ミロカロス「いえ、こっちこそ。調子乗ってごめんなさい」

P「あのミロが謝ってやがる!!」

貴音「そのお詫びにこれを」スッ

ミロカロス「あ、ども」
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 23:28:26.84 ID:fjWJr5IDO
P「まるで貴音と貴音が話しているようだ」

貴音さんならかげぶんしんで会話くらい余裕だしな
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:30:22.60 ID:sSNJAiDDo
P「まあミロもそこまでそんな感じじゃないみたいだし良かったな」

ミロカロス「そもそも、後半ちょびちょび食べては後はカビゴンさんが全部食べてましたし」

P「そういやそうだったな」

ミロカロス「寧ろ僕が感謝したいくらいです。このお詫びも僕が勝ってくるべきでしたし」

貴音「そうだったのですか」

キルリア「カビゴンさんってその事だけにわざわざ?」

貴音「ええ」

キルリア「なんか逆にこっちも申し訳ないです」

P「それはそうと今聞くけど貴音とはどうだった?」

キルリア「今聞くんですか!?」

P「だって昨日聞けなかったし」
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:35:15.10 ID:sSNJAiDDo
ラフレシア「『食べる物』以外なら……」

貴音「……」グサッ

キルリア「そうですね。『食関係』以外なら」

貴音「……」ザクッ

P「そうかそうか。ミロは?」

ミロカロス「僕は昨日のような食いまくりじゃなきゃなんでもいいですよ」

貴音「ミロ!」ダキッ

ミロカロス「うわっナンデスカ?」

貴音「貴女ならそう言ってくっると思っていました」

P「まあ好評ってことか」

キルリア「まあ」
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:40:40.52 ID:sSNJAiDDo
P「そうそう。聞いてくれ」

キルリア「なんですか?」

P「まあ朗報なのかわからんけど」

ミロカロス「なんですか?」

P「良いか。この事は外部には絶対に漏らすな」

ラフレシア「はよ」

P「Bになったらユニット組むだろ。そして対抗戦やるじゃん」

キルリア「はい」

P「その時に負けても貴音がこっちに来てくれるって」

キルリア「本当ですか!?」

貴音「はい。わたくしにはあちらが合わなかったようで」

ミロカロス「でもAランクなのに……」

貴音「それ以上上がれない。まあ、わたくしには何かが足りないのですけど」

ラフレシア「ふむ。それなりの事情があるのでしょう」

P「そゆこと。かと言って手を抜くなよ」

キルリア「……ん? これって外部に漏らすなって事は……?」

P「そ。今初めて言った重大発表。つまり、これはサプライズでやる予定」
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:46:03.01 ID:sSNJAiDDo
ミロカロス「どうしてサプライズなんですかねぇ?」

P「社長や赤羽根君に律子が待ったをかける」

貴音「そこでわたくしはあのらいぶの時に発表することにしました」

P「そうなると社長たちは手を出しにくい」

P「ただ、これは賭けでもある」

キルリア「賭け?」

P「この事がきっかけで事務所が倒産するかもしれないって事だ」

ラフレシア「大げさな」

P「おおげさじゃない。貴音はAランクだ。だからファンも相当いる」

P「そんな貴音が移動しまーすなんて言ったらファンがこっちに来るかもしれないけど離れたりする」

P「下手したら向こうのアイドルに危害が加わるかもしれないんだ」

キルリア「なるほど」
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:49:26.27 ID:sSNJAiDDo
貴音「…………」

P「それでも貴音がこっちに来たいって言うんだ」

P「まあ幸いにもこっちに連絡してくれたから良かったものの、マジでサプライズやったら大変なことになる」

キルリア「でも、報告したとはいえ実際にサプライズするんでしょ?」

P「そうだよ」

P「社長とかは俺が何とかするけど、貴音の場合はそっちのアイドルをなんとか頼むわ」

貴音「わかりました」

P「特に真美」

貴音「わかっております」

P「というわけで朝の連絡終了。あとはオフだから好きにしてよし」
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:52:54.70 ID:sSNJAiDDo
キルリア「やったー! じゃあプロデューサーさん、ゲームしましょう、ゲーム!」

ミロカロス「さて、寝るか」

ラフレシア「お菓子お菓子」パクパク

貴音「……では、わたくしはこれで」

P「おう。お疲れ。朝から悪かったな」

貴音「いえ、気にしないでください」

ガチャバタン

貴音「…………」

貴音「……」スタスタ
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/14(月) 23:53:34.05 ID:sSNJAiDDo
ここまでです
ラフレシアさんの花粉で問題を起こしたい
失礼しました
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/14(月) 23:57:10.19 ID:fjWJr5IDO
最後の貴音の無言が気になるな乙
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/15(火) 01:30:42.50 ID:ZZ233qRf0
追いついたこれからwktk乙
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/15(火) 01:33:09.95 ID:ZZ233qRf0
すいませんsage忘れてました
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/15(火) 02:04:33.49 ID:VvyHRF9C0
移籍の際向こうのアイドルに対しては貴音だけが矢面に立つってことだろ?
キツくね?
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/15(火) 08:03:38.82 ID:MlNN8wEio
おつー
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/15(火) 20:30:51.03 ID:oZcZSuLSO
これだけは言わさせてくれ。


カビゴンは言い過ぎだ、いくらなんでも。
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/15(火) 22:32:43.36 ID:ERqGS3Ryo
じゃあゴンベで
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/15(火) 22:33:55.85 ID:YUXUnxcDO
>>706
なら進化前のゴンベでどうだろ?
ゴンベなら可愛くね?
709 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/15(火) 23:41:15.76 ID:geGHfv+uo
レスありがとうございます
少しだけ更新します


次の日

P「いやぁ〜素晴らしいダンス日和だぞ」

キルリア「プロデューサーさん! 今日は歌のレッスンにしましょう!」

P「いや、無理」

キルリア「どうしてですか?」

P「昨日あんだけ食っただろ」

ミロカロス「僕ならバレない気がしますけどね」

P「バレる時はばれるんだよ」

ラフレシア「いけずですね」

P「しゃーないだろ。あんなに食べるから」

キルリア「でもでも、レッスン場がお休みでしたら?」

P「まあ走るかな」
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/15(火) 23:53:26.97 ID:geGHfv+uo
キルリア「走るんですか?」

P「良い運動になると思うんだ」

ミロカロス「僕は遠慮したいんですけど」

P「気にすんなよ。それに次は真だし、あずささんも一緒だし」

ラフレシア「それとどういった関係が?」

P「『ポケットモンスター』って番組の撮影だから結構ハード」

キルリア「そう見えますかね? あの番組結構動いていない気がするけど」

P「なお、収録回は『アイドルトレーナーマコト! 攫われたミロカロス』」

キルリア「なんで私がヒロインじゃないんですか!?」

ミロカロス「僕なんで体力班だったり攫われたりしないといけないんですか!!」

ラフレシア「ふむ……まあおそらくは……色違い……ですね」

P「そういうこと。色違いアピールって事だ」
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/15(火) 23:59:01.81 ID:geGHfv+uo
キルリア「私がヒロインじゃダメなんです?」

P「なんか物足りないって事だろ」

キルリア「チッ……やっぱり進化するしか」ボソボソ

ミロカロス「……でもあんまり体動かさなくて楽だな」

P「まあそんな事言うなよ。寧ろキルリア達は準主人公みたいな回だからな」

P「まつm……ゲフン。サトシさんやピカ様と共演出来るぞ」

ラフレシア「あの方はいつまでマスターを目指しているのでしょう」

P「知るかよ。下手なことするなよ。大御所なんだから」

ミロカロス「僕は大丈夫ですか?」

P「ミロはロケット団役のム……サシさんとコジロウさんとニャースさんだな。いつもの美しいアピールは控えるように」

ミロカロス「なんで美しし色違いな僕がアピールしちゃダメなんですか!?」
712 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/16(水) 00:07:18.92 ID:T527ie+zo
P「んじゃああっち(人間)のアイドルとこ行って『僕より美しい人はいませんよねぇ(ドヤァ)』ってやって来い」

P「多分、伊織くらい釣れるから」

ミロカロス「いっ嫌ですよ!! 恐いじゃないですか」

P「なんだ自覚あったのか。じゃあ大御所の前では辞めろよ」

ミロカロス「わかりましたよ……」ブツブツ

P「話は以上だ。あ、これ台本な」

キルリア「わかりました。今日はこの演技力を鍛えるんですね」

P「……そうか。それもあったな」

ラフレシア「随分多いですね」

P「ダンス辞めて見てもらおうかな」

ミロカロス「うわっ! 僕『たすけてぇええええ』とかこんなこと言いたくないですね」

P「台本に文句言うな。アドリブはやっても良いけど謝るの俺なんだからな」
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 00:13:50.78 ID:T527ie+zo
ラフレシア「しかし、毎度星になるロケット団の皆様はどうやって戻って来てるんでしょうね?」

P「んなもん収録時に聞け。じゃあ営業じゃなかったレッスン行くぞ」

キルリア「はぁ……」

P「なんでため息つくんだよ」

キルリア「いや、そう簡単に付いた物は落ちないですよ」

P「それ律子や春香の前で言ってこいよ」

キルリア「ってプロデューサーさんが言ってました」

P「責任転嫁辞めれ。アイツ等はマジで俺を殺しに来るから」
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 00:25:04.92 ID:T527ie+zo
キルリア「まあ冗談ですけど」

P「段々春香に似てきたな」

キルリア「そりゃあ春香さんは私の憧れのアイドルですからね」

P「んじゃあそろそろ行こうか」

ミロカロス「結局行くんですね」

P「ここは授業をさぼるうような奴らが集う保健室的な場所じゃないからな」

ラフレシア「しかし、寂しいではありませんか」

P「え? んじゃあアイドルが増えて欲しいって事?」

ラフレシア「……ええ」

P「…………考えとくよ」

ラフレシア「別にアイドルではなくても良いのです。小鳥嬢みたいな方がいれば……」

P「事務員か。まあようは人が欲しいと。対抗戦まで辛抱だ」

キルリア「確かに対抗戦が終わると最低でもカビゴンさんが来てくれますし」

ミロカロス「カビゴンさんなら意外とラフレシアとも相性合うと思うし良いよね」

ラフレシア「……確かに」

P「そゆこと。まあ、カビゴンを呼ぶのがポイントじゃなくて勝つことだ」

キルリア「わかってますよ」
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 00:28:14.98 ID:T527ie+zo
ここまでで次回に収録回ですね
失礼しました
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/16(水) 01:04:09.62 ID:HhtvWY+DO
ラフレシア「あの方はいつまでマスターを目指しているのでしょう」
確かにサ…トシはいつまでマスター目指してるんだ
そして10年くらいやってるのになぜ年齢が上がらないのか
ロケットの方々は飛んだ先から歩いてきてるんだよ
だが今のBWなってからは飛ぶような事は滅多になくなった
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/16(水) 08:23:51.47 ID:h+8hZYLzo

高音裏切りフラグがビンビンに立っているなww
718 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/16(水) 21:03:23.91 ID:8/QF+osno
レス感謝です
ゆっくり更新していきます


収録日当日・控室

キルリア「あのプロデューサーさん」

P「どした?」

キルリア「真さんも真美さんみたいにプロデューサーさんのこと憎く思ってるんですか?」

P「……その話か。ぶっちゃけるとわからん」

キルリア「え?」

P「だって真はしばらく仕事あったし。まあ恨まれてもしゃーないのよ。俺はな」

キルリア「でもでも、そこまで冷たくはないでしょう」

P「知らん。出来れば許して欲しいなぁ」

キルリア「あ、カビゴンさんやあっちの先輩アイドル通じて頼めばいいんじゃないですか?」

P「無理」
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 21:06:51.48 ID:8/QF+osno
キルリア「ですよねー」

P「そもそも、俺のこっちに移動は良く言えば新たなアイドルのプロデュース。悪く言えば隔離・追い出し」

キルリア「でもでも、流石に酷いですよ!」

P「俺の事は良いんだよ。寧ろ今日の事を心配しろよ」

キルリア「う……」

P「はよ。大御所に挨拶行って来い」

キルリア「わかりましたよ」

ガチャバタン

P「……さて、まだ怒っているよなぁ」
720 :真口調難しい。おかしかったら上手く脳内変換お願いします[saga]:2013/01/16(水) 21:20:07.73 ID:8/QF+osno
ガチャ

真「きゃぴぴぴ〜ん! 菊地真ちゃんなりよ〜!」

P「……お、おう」

真「何だ……プロデューサーだけですか」

P「悪かったな。ウチのアイドルは挨拶中だ」

真「そうですか」

P「……今日はゲストだよな」

真「ええ。あとはあずささんだけですけど」

P「そのあずささんは?」

真「いや、ボクが目を離したすきにいなくなりました」

P「何やってなんだよ」

真「プロデューサーこそ、いつまでポケドルとかいう異種アイドルプロデュースしてるんですか」
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 21:25:15.61 ID:8/QF+osno
P「お前、今なんつった?」

真「いつになったらこっちに戻って来るんですか?」

P「さあ?」

真「はぁ……勘弁してくださいよ。いきなりボクのこと振っちゃうし。真美は荒れるし」

P「あ、そのことはすまなかった」

真「別にいいですよ。確かにボクだってショックでしたけど、プロデューサーが突然そんな事言うのはなんか変な事に突っ込んだと思いますから」

P「あ、ああ。流石だな。まさに変な事に突っ込んだよ」

真「プロデューサーだけですよ。ボクの事可愛いって思ってくれるのは」

P「赤羽根君は?」

真「雪歩と同じ、真王子推し……だから早くこっち来てボクのプロデュースしてくださいよ!」

真「もう真王子とか男性役やらされるのはうんざりなんです」

P「だったらこっちこいよ」

真「嫌ですよ。ポケドルと一緒なんて」
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 21:33:31.70 ID:8/QF+osno
P「何でさ?」

真「だって、アイドルトレーナーって謳っている今日の収録ですらボクはジュピターみたいな扱いですよ」

P「あーそれだけ?」

真「はい」

P「まて、どこもさっき言った異種アイドルはどこ行った?」

真「あ、それか。プロデューサー知らないんですか? ラフレシアでしたっけ?」

真「あの子、気を付けた方が良いですよ?」

P「何でさ? ラフレシアは貴音そっくりで良い子だぞ」

真「知らないんですか? ラフレシアは歩くと毒花粉をばらまくんですよ」

P「そんな馬鹿な」

真「だからそんな怖いアイドルがいるそっちにはいくらプロデューサーがいても無理ですね」
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 21:54:02.91 ID:8/QF+osno
P「そんなことないって今までだって普通にやってきたぞ」

真「今まではでしょ? それに今日だって怖いですよ」

P「それだけなのか?」

真「まあ、今のところは」

P「じゃあ、今日共演してもらおうか。話はそれからだな」

真「プロデューサー、賭けしませんか?」

P「どんな?」

真「毒をばら撒くか、ばら撒かないか」

P「お前、それほぼ負けだぞ」

真「わからないですよ」

P「……まあ良いけど、それで俺が勝ったら?」
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 22:46:54.14 ID:8/QF+osno
真「特にないですね。ボクが勝ったら専属だけで戻ってきてください」

P「なんだそりゃ?」

真「真美に憎悪しか抱かれていない可哀想なプロデューサーなのでボクが守ってあげますよ」

P「いや、それだと俺のお給料が」

真「そうでしたか。まあ社長もそこまで鬼じゃないでしょう」

P「はいはい。ただし、技とか、台本にあるのもカウントするのはなしだぞ」

真「へへっ! やーりぃ!」

P「ていうか真美だけ?」

真「そうですね。真美だけがもの凄くね。特に亜美が竜宮で先にAランク上がっちゃったのも原因だと思いますけど」
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 22:53:26.66 ID:mSozpdoD0
本当に真美だけか……?
なんか、裏で全員繋がってそうで怖いんだが
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/16(水) 22:55:39.54 ID:HhtvWY+DO
確かに怪しい…貴音なんかも怪しくなってきたし
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 22:59:19.97 ID:8/QF+osno
P「あーやっぱりそうだよな」

真「あとは美希はべったりで」

P「そりゃそうだろな。あの2人のコンビは正直正面からじゃ勝てん」

真「あ、真美の事で思い出しましたけど、もうすぐAランク上がるそうですよ」

P「は?」

真「凄いですよね。やっぱり、今までため込んできたものが爆発した感じですかね」

P「で、真はどうなんだ?」

真「ボクと雪歩とやよいは、まだBですよ。今年はまだ上がってないです」

P「そ、そうか」

真「やっぱり美希が一番なんですかねぇ……」ボソリ

P「ん? 美希がどうかしたのか?」

真「いえいえ、なんでもないです。じゃあ賭けの約束は守ってくださいねプロデューサー!」

P「あ、ああ……」
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:05:41.51 ID:8/QF+osno
ガチャリ

あずさ「お待たせしましたぁ〜」

ミロカロス「どうも」

ラフレシア「ごきげんよう」

キルリア「疲れましたー!!」

真「!?」ビクッ

P「落ち着け」

真「あ、あずささんにえっと……」

キルリア「キルリアです。今日はよろしくお願いします」ペコリ

真「あ、うん。よろしく」

P「揃ったな。まあ、内容は事前に配られた台本の通り」

P「この番組はあずささんがレギュラー持ってるから困ったらあずささんに聞け。以上」

あずさ「プロデューサーさん。いくら持ってると言っても私、不定期レギュラーなもので」

P「あ、そうなんですか? んじゃあ俺も聞きに行ったりするかな」
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:12:28.69 ID:8/QF+osno
――――
―――
――



P「みんなお疲れ様」

キルリア「疲れました〜」

ミロカロス「人質も楽じゃなかった」

ラフレシア「これをどうぞ」スッ

あずさ「あら、ラフレシアちゃんありがとう」

真「プロデューサー、ボクはあれで良かったんでしょうか?」

P「良いだろ。特に注意も受けなかったし、改造計画じゃないんだし、好き放題乙女出来て良かったろ」

真「そうですけど、後で注意されたりするのかなぁ……雪歩に」

P「赤羽根君にはされないのかよ」

真「過ぎたことは気にしないと思いますよ」

P「へー」

真「あ、そうそう。負けましたよ」

P「ん? ……あーだろ」
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:16:09.54 ID:8/QF+osno
真「でも気を付けた方が良いですよ。いつ961プロの嫌がらせが来るかわかりませんし」

P「あーそうだな」

真「特に料理番組とか」

P「……そうだな」

あずさ「プロデューサーさぁーん」

P「どうしました?」

あずさ「相変わらず、キルリアちゃん達に優しくしてもらっちゃいました」テヘッ

P「じゃあどうです?」

あずさ「私はこっちでも良いですよ。勝てたらですけど」

P「ですよねー」

キルリア「でもでも、プロデューサーさん! いやいや引き抜かれることじゃないから良いじゃないですか」

P「まあそうだな」
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:23:54.79 ID:8/QF+osno
あずさ「じゃあ私達はこれで」

真「ボク達の事よろしくお願いしますね」

ミロカロス「お疲れ様でした」

ラフレシア「ごきげんよう」

バタン

P「……でさ」

キルリア「はい」

P「俺不覚ながらあずささんに来て欲しいと思った」

キルリア「いやいや、あの笑顔で決めちゃダメですよ」

P「いや、俺男だし、あの笑顔は反則」

ミロカロス「真さんはこっちよりはプロデューサー目当てでしたよね」

P「まあこっちでも悪くないだろ?」

ラフレシア「ええ。何故かわたくしには一歩退かれていましたけど……」

P「プチティー真とちょっと合わないからな」
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:31:12.85 ID:8/QF+osno
ミロカロス「次回が響さんですか」

P「そうだ。頑張れよ」ポン

ミロカロス「え?」

P「メインだ。響と言ったら響チャレンジ。響チャレンジと言ったら体力コーナー」

キルリア「私は?」

ラフレシア「わたくしも」

P「もちろん出るよ」

キルリア「本当ですか!?」

P「ただし、ミロと同じ体力系だが」

キルリア「え?」

P「響VS765ポケドルトライアスロンだ」

P「ちなみに響も楽しみにしているとのことだ」
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:37:48.35 ID:8/QF+osno
キルリア「いやいや待ってくださいよ!」

P「ま、ガチレースだから」

ミロカロス「でも残念ですね。僕が余裕の差を付けちゃうので」

P「確かに、でも先発はキルリアで行くからどんくらい差を縮めるかだな」

キルリア「最初って自転車ですよね?」

P「おう。ちなみに晴れだから、頑張ればキルリアの穴を補える」

ミロカロス「僕は『すいすい』じゃないからなぁ」

ラフレシア「ふむ。『葉緑素』のわたくしが出番の様ですね」

P「そう。だから、ある意味キルリアの頑張り次第のと、ミロがどんだけ響との距離を縮めるか」

キルリア「私は抜かれる前提ですか? そーですか」

ミロカロス「まあ、キルリアじゃ無理だって」

ラフレシア「まず、ちゃんと自転車に乗れるか怪しいですよね」

P「……そうじゃん」

キルリア「いやいや、乗れますよ! それくらい」
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:42:17.45 ID:8/QF+osno
P「まあ、最後までやりきればいいのよ」

キルリア「別に……抜いても構わんのだろう?」

P「……まあ、一旦この控室から出て事務所に戻ろうではないか」

ミロカロス「そうですね」

ラフレシア「あ、サイン貰ってきました」

P「へぇ……タクシー呼んであるから早く来てくれ」

ミロカロス「意外だ」

P「まーま」
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:50:23.58 ID:8/QF+osno
P「えっと・・タクシーはここからだったような」キョロキョロ

キルリア「何探してるんですか?」

ミロカロス「トイレなら早く行ってきてくださいよ」

P「トイレじゃねーよ」

ラフレシア「CVSならそこに……」

P「略すなよ」

?「おーい! プロデューサー!!」キコキコ

P「おっ! 来た来た」

キルリア「え? あの人って」

?「へへっ。あずさと真を事務所まで送るのに時間がかかってさー」

ミロカロス「なんで響さんが……?」

響「そりゃーそっちのポケドルの共演というなのレースのための訓練さー」

キルリア「あの、この自転車タクシーはどこから……」

響「伊織が貸してくれたさー。借りたからには必ず勝たなきゃならない」
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/16(水) 23:54:22.40 ID:8/QF+osno
P「別に……抜いても構わんのだろう?」ボソッ

キルリア「……赤い英霊の様にも私は慣れないんですね」

ミロカロス「頑張れキルリア」

ラフレシア「その後はわたくし達に任せるのですキル」

P「いいぞー」

響「よーし行くぞー!」グッ

キルリア「うわっ早い!」

P「さっすが響。普段から鍛えてるな」

響「まあな。自分、完璧だから!」キコキコ

P「……ていうことで、明日からレッスンで帰ってきた体力作りな」

3人「はい」
737 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/17(木) 00:03:24.77 ID:2MNqT7QTo
―――――
――――
―――
――



?「お疲れ様でしたー」

?「ねぇねぇ、ちょっと良い?」

?「何かな?」

?「ランクアップしたいと思わない?」

?「思うけど私にはまだここで良いかなーって」

?「そう? じゃあそのままだとずっとそこで終わるよ」

?「そんなことないよ」

?「でもさ、去年から変わらないじゃん」

?「社長言ってたよね。IUに勝たなきゃ負けの烙印だけが残るって」

?「でも……」

?「じゃあさ、一回だけ言う事聞いてくれない?」

?「え?」

?「一回だけ! お願い」

?「何のお願い?」

?「それはまだ秘密だけど、絶対ランクアップするから」

?「うー……」

?「まだ良いけど次回の共演までにはよろしくねー」

?「……わかりました」

?「んじゃねー」

?「うーおつかれさまでした……」
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/17(木) 00:04:37.80 ID:2MNqT7QTo
寝ます
>>737を書いて後悔してる
失礼しました
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/17(木) 00:07:55.73 ID:42PIWdQDO
うわぁ真美は美希と同じく汚いやり方とか裏金使ってランクアップするのか。クズアイドルだな。だか、うっうーから真美が汚いやり方が見た証拠になるからいっか。
真はクズアイドルメンバー方なくって良かったわ
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/17(木) 00:12:40.22 ID:2MNqT7QTo
Shit!
>>736>>737の間に追加するの忘れてたぜ


P「まあ、あしたのはなしはもうそれで終わりにして、今日のアイドルの印象をまとめるとこうなるな」カキカキ

現在

雪歩の印象
普通

真美の印象
悪い(Pに対しては最悪)

やよいの印象
大好評

貴音の印象
好評

真の印象
好評(Pには大好評)

あずささんの印象
好評

ミロカロス「うわー悩んじゃいますね」

ラフレシア「みんな来てほしいくらいですね」

P「そういや、カビゴンはこっちの誰かに逢いたいとか言ってたな」

キルリア「そうなんですか?」

P「だから必死だったかも」

ラフレシア「カビゴン様が会いたい方とはやはり本物の……」

P「ありえそう」
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/17(木) 00:14:30.53 ID:2MNqT7QTo
はい。終わりです。
うーんとですね。ほんとは次回レースでも書こうかなと思ったんですけど
貴音のある日の風景でも入れて良いですかね?
入らないなら省きます
今度こそ失礼しました。
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/17(木) 00:26:32.05 ID:Z7MKA5bDO
>>739
気持ちはわからなくもないが親を殺されたか?

>>741
好きにしたら良いかなーって
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/17(木) 08:38:19.30 ID:nHMFs7RDO
Aランクに上がる?「上がった」じゃなくて?
オーディション受けていないのにAランク上がるの確定になるのか?
だんだんキナ臭くなってきたな。

>>471
好きなように書いてください。
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/17(木) 08:42:36.35 ID:nHMFs7RDO
まちがえた…

>>741です
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/18(金) 14:01:48.69 ID:ghkf3sXzo
おつ
ひびきんくるー?
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/18(金) 14:57:00.46 ID:qpPMAAPDO
>>741
お好きにお任します
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/18(金) 15:11:42.38 ID:q0c+MXF50
748 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/18(金) 22:36:19.34 ID:cdlFqkn3o
レスありがとうございます
ある日の風景はやっぱりこっちに来たアイドルの話+Bにしようかなーって


次の日

P「俺達は響の体力を舐めていたのかもしれない」

キルリア「でもでも鍛えればまだ勝ち目はあると思いますよ!」

P「でもさ、ぶっちゃけあの人力タクシー早かったろ」

ミロカロス「僕は泳ぎ担当なんで」

P「協力せい」

ラフレシア「ですが、無理に勝ちにこだわらなくても良い気がしますよ」

P「3対1で負けて恥ずかしくないのか? プロならまだしも同じアイドルに」

キルリア「でもでも、ポケモンですよ、ポケモン。私達ポケモンにもちゃんと体力班がいるんですよ」

P「へー。でも今はアイドルの話だからな」

ミロカロス「でもさ、どうしようもないじゃないですか」

P「ああ。しかも仮に勝っても視聴者の一部からはキルリアのせいだと叩きが入る」
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 22:41:47.43 ID:cdlFqkn3o
キルリア「負けても?」

P「まあ来るだろうな」

キルリア「辞退はぁ〜」ヘヘヘ

P「あの響のやる気をそぐのか」

キルリア「ですよねぇ……」

ミロカロス「ま、僕達がフォローすればいいんでしょ?」

P「そうよ。ただ、これだけは言える。キルリアは勝てん」

キルリア「わかってますよ。でもそう言われるとテンション落ちますね」

ラフレシア「お待ちなさい」
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 22:47:08.02 ID:cdlFqkn3o
P「ん? なんか案でもあるのか?」

ラフレシア「当日の天気は?」

P「晴れだな。日差しが強くてラフレシアの『葉緑素』ってやつが生かせるくらい快晴」

ラフレシア「なら、響様に勝てなくても接戦に持ち込むことは出来るかもしれません」

ミロカロス「……どやって? キルリアだよ?」

キルリア「ミロちゃんそれ酷くない?」

ラフレシア「わたくしとキルの速度は同じです」

P「そうなの?」

ミロカロス「さあ?」

ラフレシア「ですがわたくしは特性のおかげでキルリアよりも早く動けるのです」

P「…………まあ、話を聞いてみようではないか」
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 22:53:12.28 ID:cdlFqkn3o
―――――
――――
―――
――



トライアスロン・当日

P「よっ! 体調はどうだ?」

響「悪いなプロデューサー」

P「何がだ? 体調悪いとか?」

響「このレースは自分の圧勝さー」

P「ほう」

響「真美から聞いたからな。真美はこっちの方は一番詳しいからな」

P「そんな情報で勝てるとでも?」

響「勝てるじゃないよ。勝つんだよ」

P「……聞いたか?」

キルリア「今日はよろしくお願いします」ペコリ

響「おお、久しぶり! でも勝負は情けなしだ!」

ミロカロス「良い天気だねぇ〜」

ラフレシア「今日はずっと晴れの予報ですからね」
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:06:57.94 ID:cdlFqkn3o
響「そっちの先発は誰なの?」

キルリア「はいはい! 私です!!」ピョンピョン

響「……プロデューサー」

P「ん?」

響「キルリアが先発なのか?」

P「……あっ! キルリア先発だと泳ぎじゃん! ミロね」

響「ま、相手が誰だろうと悪いな。自分が先に行かせてもらうさー」

P「一番怖いのは誰よ?」

響「そりゃあミロだよ」

P「良かったな。ミロよ」

ミロカロス「僕って結構そっちでも有名なんですね。あだ名が」

P「そういや、このレースってわざわざ生っすかの時間フルに使うんだっけ?」

響「そうでもないよ。トライアスロンって結構時間かかるし、区切り区切りだと思う」

P「つまり、録画か」

響「でもさ、バイクって誰なの?」

P「キルリア」

響「ばてると思うぞ。バイクって40`だし」

キルリア「え?」
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:15:23.07 ID:cdlFqkn3o
P「そんなにあるんかよ!?」

響「ちゃんと競技のないようくらいしっかり覚えておいて欲しいぞ」

響「トライアスロンの順番は水泳→バイク。あ、バイクは自転車のことね」

P「わかってるよ」

響「で、自転車→ランの順番だぞ」

P「それは知ってるが」

響「今回は水泳は1.5`で、バイクが40`でランが10`だって」

P「なんだと!?」

響「まあ、ミロは泳ぎ担当なのはわかるけどキルリアがバイクなのは明らかに人選ミスだと思うぞ」

P「……でもさ、ラフレシア見てみろよ」

響「……」

ラフレシア「……? 何か?」

響「そういうことか」

P「まあ、精一杯やるようがんばるよ。こっちは」

響「圧倒的な差がついたらごめんな」
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:20:09.51 ID:cdlFqkn3o
P「ちょっと作戦タイム。はい集合」

キルリア「40`ですか」

P「頑張れ」

キルリア「無理ですよ。私が一番きついじゃないですか」

P「てことで、作戦考えてる。とにかくミロが最初圧倒的に差を付けろ」

ミロカロス「まあ、僕なら可能ですね。この美しい僕の泳ぎで更にファンが増えちゃって困りますけど」

P「まだ美しいって言ってたんだ。昔のしぶとさの方が良いんじゃないか?」

ミロカロス「あの頃の僕は黒歴史です」フイ

P「まあ、それはともかく、で、問題は一番のマジキチゾーンのキルリアよ」
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:27:59.55 ID:cdlFqkn3o
キルリア「そうですよ。助けてくださいよ!」

P「いや、俺が出るわけにはいかないだろ」

キルリア「どーするんですか!? 私が持つわけないですよ!」

P「とにかくまずは体力温存だな」

P「俺はトライアスロンの事よくわからんから何とも言えないけど」

キルリア「うわっ! 頼りにならないですねぇ〜その発言も信憑性薄いですよ」

P「やかましい。みんな知るわけないだろ。響も教えてくれるわけないし」

響「まあな。そっちの作戦も聞かないから安心していいぞー」

ミロカロス「でもすぐに返事するってことは僕の作戦聞きましたよね?」

響「なんくるないさー」
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:32:04.39 ID:cdlFqkn3o
P「なんでいるんだ響、悪いが俺達は作戦会議中だ」

響「わかってるけど控室ここしかないじゃん」

P「すまんがすぐ済むからちょっとトイレ行っててくれ」

響「わかったけど覗きに来ないでよね」

P「行かないよ」

響「プロデューサーだから怪しいのに……」ブツブツ

P「…………よし、話を戻して体力温存じゃん」

キルリア「あの話を思い出せないんですけど」
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:42:15.27 ID:cdlFqkn3o
P「だからキルリアがバイクだからその作戦の話。まずは体力温存」

キルリア「つまりゆっくり漕げと」

P「ゆっくりというか自分に丁度良い感じだな」

キルリア「わかりました」

P「で、坂とかあると思うけど、そこらへんも好きに漕いで良いよ」

キルリア「適当ですね」

P「知らないからな」

キルリア「サラッと言わないでくださいよ」

P「……で、響が来たら一気にフルブースト。今日はこれで決まり」

ミロカロス「てきとーですね」

P「良いんだよ。で、疲れたら気合で乗り切れ」

キルリア「そこもアドバイスお願いしますよ」

P「う〜ん。給水所があると思うからそこできのみジュースな」

ミロカロス「あ、でもそれはキルリアが好きな飲み物であって実際に体力を回復したいならミックス・オレがいいかと」
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:45:31.90 ID:cdlFqkn3o
ラフレシア「確かにそうですね。あえて美味しい水でもよいかと」

P「わかった。それを確保しておく」

キルリア「う〜とにかく差を広めない様に頑張ります!」

P「今更いうのあれだけど無理してIU予選で体調崩すなよ」

P「キルリアは響と違うんだから」

キルリア「わかってますよーだ」

P「最後にラフレシアは全力疾走な」

ラフレシア「わかりました」

P「恐らくキルリアは二番手で来るから響が先に見えなくても慌てない事」

P「センター試験も慌てちゃダメなんだからな。俺は受けないけど」
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/18(金) 23:58:50.12 ID:cdlFqkn3o
響「おーいプロデューサー!」

P「ん? どうした?」

響「もうすぐ始まるから準備してくれだって」

P「んじゃあ作戦通り頼むぞ」

ミロカロス「わかりましたよ」ノソノソ

ラフレシア「さて、ミロはアピールをするといっても着くのはあっと言う間ですよ」

キルリア「じゃあ私も準備しないと」

P「そうだったな。じゃあ響、ミロの事は頼んだぞ」

響「良いけど、レース中までは面倒見れないからな」

P「わかってるよ」

響「……ん?」ジー

キルリア「……? どうかしましたか? 響さん」

響「あ、いや、珍しいスカーフしてるなって」

キルリア「勝利のお守りですよ」

響「そっか」
響(あの水色のスカーフ……真美から聞いたけどなんだっけ?)
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 00:05:47.80 ID:8AhkaPbFo
生っすか!?スタジオ

春香『それじゃあスタートの合図をさせていただきます』

千早『よーい……』

美希『ドンなの!』


響「!」タタタッ

ミロカロス「え? 言ったの? 聴こえなかったよ!」

響「悪いけど先に行かせてもらうさー」バシャッバシャバシャ

ミロカロス「ま、ハンデで良いですよ」スイスイ

響(やっぱり速い!)

ミロカロス「はい、一回目のアピールタイム」ザパッ

カメラさん達『おおお!! ふつくしい』
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 00:09:28.50 ID:8AhkaPbFo
中継所

P「ふむ。出だしは遅れたけど好調だな」

キルリア「ミロちゃん流石だね」

ラフレシア「余裕で引き離してます」

P「でも、特性によっちゃ更に速い奴もいるんだろ?」

キルリア「いますよ。『すいすい』っていう特性ですね。それは大雨が降ってないといけませんけど」

P「へぇ〜しかし、アピールし過ぎだろ。シャチかよ」

キルリア「きっと昔水族館でバイトでもしてたんでしょ」

P「昔ってヒンバスの時代にかよ。あいつのしぶとさってそこから来てるのか」
762 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/19(土) 00:12:56.88 ID:8AhkaPbFo
キルリア「あ、もう半分過ぎた」

P「はやっ! スタンバっとけよ」

キルリア「ふふん! もう完璧ですよ」

P「ほんとに最初から全速力で行くのか?」

キルリア「先に飛ばして逃げ切る。これで行けると思います」

ラフレシア「しかし、これは諸刃になりそうですけど」

P「んー……任せるよ」

キルリア「大丈夫です! ちゃんと給水所の飲み物は取りますよ!」グッ
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 00:16:45.99 ID:8AhkaPbFo
ミロカロス「……」スイスイ

ミロカロス「あれか」

キルリア「〜〜!!!」ブンブン

ミロカロス「それじゃあ最後の最大アピールを!!」ザパーン

ミロカロス「ふふんっ」キラキラ

P「おお!」

キルリア「かっくいい!」

ラフレシア「しかし、あの落下位置だと……」

砂浜にビターン!!

ミロカロス「いでぇええええええええ!!!」ゴロゴロ

P「アホだ……」

ラフレシア「今のはアイドルが発する叫びではありません」

ミロカロス「ぐううう……とにかくこれ」ブンッ

キルリア「ミロちゃんお疲れ! 後は任せて!」グッ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 00:22:29.95 ID:8AhkaPbFo
ミロカロス「痛い……痛いよぉ……」グッタリ

P「調子に乗るからだろ」ペチペチ

ミロカロス「骨折れたかも……」

P「えっと……近くにポケセンあったっけ?」

ラフレシア「やれやれ。ミロ、打ったところを見せなさい」

P「何するんだ?」

ラフレシア「薬塗るのですよ。一応買っておいて正解でした」プシュー

ミロカロス「うう……アリガト」

P「んじゃあ先に給水所に向かっててくれ。俺は響を待ってるで」

ラフレシア「わかりましたけど、どうやって移動すれば?」

P「スタッフさんが送ってくれるから大丈夫だ」
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 00:43:18.13 ID:8AhkaPbFo
ラフレシア「わかりました。では先に行ってます。ミロ、貴女はどうしますか?」

ミロカロス「あーまだいいや。プロデューサーと行くよ」

ラフレシア「なら、わたくしもそうします。1人だとアイドルとして危ないと思いますし」

P「懸命だな。それが正解だけどな」

ミロカロス「しかし、砂浜って痛いですね」

P「受け身をちゃんとしなかったからだろ」

ラフレシア「こう斜めに飛んだのですねこう」グッグッ

P「分かりずらいな……おっ響だ」

響「はぁはぁ……」バシャバシャ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 00:46:16.66 ID:8AhkaPbFo
P「お前どんだけ飛ばしたんだよ」

ミロカロス「そもそも水タイプのポケモンが負けるとか恥ずかしいですよ」

P「あるだろ。負ける時とかも」

ミロカロス「まあそうですけど」

響「はぁはぁ」タタタガチャリ

ラフレシア「頑張ってください響様!」ブンブン

P「おうがんばれー」

ミロカロス「お疲れ様でしたー」

響「はぁはぁ……あ、ああ」グッ
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 00:54:54.55 ID:mxGC6iEeo
ビターンワロタ
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:16:21.11 ID:8AhkaPbFo
P「さて、俺達はこのままキルリアを追いかける」

ラフレシア「間に合うのでしょうか?」

P「どうせもう疲れてるだろ」

ミロカロス「早過ぎでしょ」

P「元々キルリアはこういったのには向いてないししゃーない」

ラフレシア「確かにこういった担当は格闘タイプが専門ですね」

ミロカロス「だよね。キルリアは超能力系のエスパータイプ。寧ろどうしてどこにしたって感じですね」

P「しゃーないだろ」
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:23:48.50 ID:8AhkaPbFo
生っすか!?スタジオ

春香『ここで、トライアスロン対決の中継に回してみます』

千早『我那覇さんはトップなのかしら?』

美希『響!』

パッ

響「はぁ…はぁ…」キコキコ

春香『大丈夫……じゃないか』

千早『順位はどうなの?』

響「にっ……2位……こんなのおかしい……ぞっ!」キコキコ

美希『うそっ!?』

響「真美! 話が違うぞー!!!」
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 01:26:53.46 ID:mpTGk8ODO
これってポケモンは技使ったらいけないのだろうか
技ありだったらサイコキネシスで自転車ブッチできるんじゃ
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:29:51.20 ID:8AhkaPbFo
真美『おかしい。キルリアの速さならもうひびきんでも追いついてるはずなのに……』ブツブツ

春香『どうやら響は真美に対策を聞いていたようでしたがその対策が狂っていたようです』

千早『真美が絡繰りを解いたらまた繋ぎたいと思います』

美希『頑張るのー』


P「ふむ。予定通りだな」

ミロカロス「焦ってますねぇ」

ラフレシア「まあ、追いつかれるまでですけど……焦って余計体力をするでしょう」

P「まあ響はめちゃくちゃ体力あるからな」
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:36:16.87 ID:8AhkaPbFo
〜回想〜

P『キルリアに葉緑素を?』

ラフレシア『良いですか? キルの特性は【トレース】と言います』

P『ああ、1曲程度ならまるパクリ出来た。そのおかげでランクアップした万能だった』

キルリア『あーあの時ありましたねぇ』

ミロカロス『……あーそういうこと』

ラフレシア『そうです』

P『ごめん。どゆこと?』

ラフレシア『元々【トレース】とはわたくし達の特性と同じにする効果なのです』

P『なるほど』

ラフレシア『当日は快晴ならキルも葉緑素によって速くなるでしょう』

キルリア『漕ぐスピードも速くなるんでしょうかねぇ』

ラフレシア『鍛えなさい』

キルリア『はい』
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:42:03.16 ID:8AhkaPbFo
P『ただ、それでも怪しいよな』

ラフレシア『ええ。そしてこれを付けなさい』

キルリア『なんですか? スカーフ?』

ラフレシア『これは拘りスカーフと言います』

ミロカロス『うあわぁ』

P『これはどういうものなんだ?』

ラフレシア『素早さを高めるのを引き換えに1つの技だけしか行えなくなるものです』

P『そんなのがどう役に立つのよ?』

ラフレシア『ひたすら漕ぐことに究めなさい』

P『つまり、漕ぐことに究めれば良いと』

ラフレシア『はい。アピールとか出来なくなります』

キルリア『ええ!? アピールするべきですよ』

ラフレシア『そんな暇はありません。響様の体力をみたでしょう』

キルリア『う……』

P『確かに』

ラフレシア『問題は給水をどうするか……だけですね』


〜回想終了〜
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:46:09.80 ID:8AhkaPbFo
P「うん。ほんとどうしよっか?」

ラフレシア「ふむ。おそらくキルの事です。失速してると結構遅くなるでしょう」

ミロカロス「それで?」

ラフレシア「給水所で、わたくし達が手助けして飲ませましょう」

P「頼んだ」

ミロカロス「プロデューサーは?」

P「俺が行くとアンチが沸く」

ミロカロス「ああ……」

ラフレシア「……おや、あれがキルですか」

P「おお、結構飛ばしてるな」
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:53:31.75 ID:8AhkaPbFo
キルリア「……」キコキコ

P「見てください。自転車に乗るキルリア」

ミロカロス「シュールですね」

ラフレシア「ペダルとかがもう早過ぎて見えません」

P「しかし、良かったわ。主にメインが響で」

ミロカロス「でもこれって主に響さんをこっちに引き込んでも良い様にって番組のはずじゃ……」

P「ああ、そうしたかったんだけどさ。いや〜前のミロのダイビングの受けが良かったらしくてこうなった」

ミロカロス「え? 僕のせいですか?」

P「そうだな」

ミロカロス「サラッと言わないでくださいよ!」
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 01:57:51.67 ID:8AhkaPbFo
ラフレシア「殿方」

P「どうしたってもう給水所か」

ミロカロス「あ、ここで説明すると僕達は車の荷台に乗って移動してます」

P「誰に説明してるんだ?」

ミロカロス「それより早くミックス・オレの準備をしないと!!」

P「はいよ。これだろ?」スッ

ラフレシア「そうです」

ミロカロス「キルリアー!! 給水所に入ってぇ〜!!」

キルリア「……」キコキコ

ラフレシア「……不味いですね。聞いてないですよ」

P「いや、聞いてるだろ。微妙に曲がってるし」

ミロカロス「よし、給水準備セット!」

ラフレシア「ミロ、行きますよ!」

P「気を付けろよ!」
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:00:39.52 ID:8AhkaPbFo
キルリア「……」キコキコ

ラフレシア「……」タタタ

ミロカロス「はいっ!」ブンッ

ラフレシア「ラッキーセブンショット!!」ブンッ

キルリア「……むぐっ!」キコキコ

ゴクゴク……ゴクン

キルリア「……はぁはぁ……ありがとラッキーセブン」キコキコ

P「>>777と兼ねているかららしいぞ」

ラフレシア「我らが事務所の>>765は忘れてしまったのです」

ミロカロス「まあこれでキルリアももうちょっと逃げれるよね」
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:09:40.98 ID:8AhkaPbFo
――――
―――
――



キルリア「はぁはぁ……」キコ…キコ…

響「はぁーはぁー見えたぞ!」キコキコ

キルリア「ぐっ……」キコ…キコ…

P「流石響。完璧だな」

ミロカロス「寧ろ33`も逃げてたキルリアに乾杯ですね」

P「まあ無理矢理口に飲み物突っ込ませて飲ませてたからな」

ラフレシア「ランクアップのオーディションには出れませんね」

P「だな。この様子だと先送りで次だな」

響「へへへっ……やっと追い抜けた」キコキコ

キルリア「ぐぅ…」キコ…
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:19:10.18 ID:8AhkaPbFo
――――
―――
――



キルリア「はぁ……ひぃ……」ヨロヨロ

P「もうちょっとだ頑張れー!!」

ミロカロス「キルリアしんじゃいやーん!!」

ラフレシア「体力的に響様はもうほとんどない。しかし、すでに15分も遅れを取っている。間に合うのでしょうか?」

キルリア「ひぃ……お願い……しゃす」バタリ

ラフレシア「お疲れ様です。後はお任せください」ダッ

P「救護係さん。キルリアをお願いします」

ミロカロス「僕も行きます。キルリアに変な事されちゃ困りますからね」

P「頼むわ。俺はラフレシア見るから」
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 02:26:20.81 ID:mpTGk8ODO
新ジャイアン…だと!?
キルリアは新しいジャイアンだったのか!!
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 02:28:21.81 ID:EIS+O/2qo
(おっ、激寒ニキか?)
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:29:18.71 ID:8AhkaPbFo
キルリア「」グッタリ

ミロカロス「あちゃーやっぱりこれはポケセンで僕みたいに入院した方が良いかも。てことで送ってってください」

救護係「わかりました」

ミロカロス「プロデューサーにも伝えといてください」

救護係「はぁ……わかりました」

ミロカロス「まあ、僕の事が美しいのはわかりますけど、あんまりジロジロ見ないでください」

救護係「サーセン」

ミロカロス「困っちゃいますねぇ美しいってのは」
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:34:34.51 ID:8AhkaPbFo
生っすか!?スタジオ

春香『響ー!!』

響「はぁ…はぁ…今勝ってるぞ!」タッタッタッ

美希『凄いの!』

千早『でも油断はしないで! 残りは何`?』

春香『えっと……あと500メートルだって!?』

美希『頑張るのー』

響「へへっ……自分……完璧っ……だからっ!」タッタッタッ

春香『ん? ちょっと待って! あれってラフレシアちゃんじゃ……』

響「え?」クルッ

ラフレシア「……」タタタ
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:39:33.46 ID:8AhkaPbFo
千早『全速力ね』

美希『マラソンじゃなくて走ってるの』

春香『箱根駅伝や都道府県対抗マラソンの中学生にいそうだよね』

響「そんなっ! 差を付けたのに」ダッ


P「天候のお陰とラフレシアの謎の体力の多さのお陰でスタミナ尽きないとかすごいな」

P「これが耐久型ってやつか?」
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:46:29.89 ID:8AhkaPbFo
ラフレシア「あのキルがあそこまで頑張ってくれたのです!」タタタ

ラフレシア「だからわたくしが全速力で走らないといけない」タタタ

響「うがー!!」ダダダ

春香『ゴールまでもうちょっとだよ!!』ガタッ

千早『まだ追いついていないわ』

美希『逃げ切るのー!!』

P「これは……どうなるか」

ラフレシア「……」ダダダ

響「ぐううう!!」ダダダ

ダンッ

ゴールッ!!!

>>786のコンマが
01〜49→響の勝ち
50〜98→ラフレシアの勝ち
ゾロ目→同着
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 02:47:26.15 ID:8AhkaPbFo
ここまでです
失礼しました
やっぱり>>786じゃなくて>>790でお願いします
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 02:50:18.97 ID:iVSzWutDO


かち
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 02:50:51.98 ID:iVSzWutDO


まけ
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 02:54:04.89 ID:mpTGk8ODO
kskst
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 03:00:20.73 ID:dT0XbtUgo
ラフレシア!!
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 03:10:42.73 ID:AHrgUQuDO
ここまで響なし!お前ら…素晴らしい!完全に圧勝!!よくやった
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 09:40:48.59 ID:hUlv4tTAO
響はくさい(確信)
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 10:13:57.77 ID:mxGC6iEeo
くさくないよ良い匂いだよ
794 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/19(土) 10:54:03.85 ID:KNCNCniNo
レスありがとうございます
センターの方は頑張ってください


響「はぁ…はぁ……あーくそ……負けた」

ラフレシア「……ふぅー危なかった。申し訳ありません」

響「いや……勝負は勝負さー」


美希『確かにあっちの方が速かったけど花弁は反則なの!』ガタッ

春香『でもあれも身体の一部だから……』

千早『それだと髪型を変えて先にゴールしたって言うのも有りになってしまうわ』

美希『でもあんなのってないの……響の方が速かったのに……』

春香『……えーというわけで響チャレンジ特別篇は終了します』

千早『春香! まだインタビュー残ってるわよ』

春香『あっ! そうでした!』テヘッ
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 10:57:22.99 ID:KNCNCniNo
P「お疲れ」

ラフレシア「ふぅ……しかし、流石響様。まだ余力を隠しておられました」

P「まあダンス出来るからな」

ラフレシア「ダンス……? ですか?」

P「ああ、ダンス頑張れよ」

ラフレシア「わかりましたけど……流石に……」

P「あ、飲み物」スッ

ラフレシア「ありがとうございます」

P「響も」スッ

響「…………あ、ありがと」
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 11:02:11.87 ID:KNCNCniNo
P「インタビューは終わった?」

響「今終わったところさー。そっちの2人は?」

P「ポケセンで入院」

響「あ、そっか。体力的によく頑張ってたけどどういう絡繰りだったんだ?」

ラフレシア「それは……」

P「おっとそいつは企業秘密だ」

響「うがー! ズルいぞー!!」

P「まあ、真美にでも聞いてくるんだな」

ラフレシア「随分といけずな方なんですね」

P「まあ、どうしても知りたかったらこっちにも興味を持つんだな」

響「こっちってそっちのポケドル界にか?」

P「せや」
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 11:06:03.63 ID:KNCNCniNo
響「……でもプロデューサー」

P「なんだ?」

響「また、去年みたいに……なるのか?」

ラフレシア「去年?」

P「いや、もうしないというか……させないよ」

響「本当なのか?」

P「ああ。寧ろ一旦どん底に落ちて初心に帰れたよ」

P「アイドルとちゃんと向き合えてな」

響「ふ〜ん」

ラフレシア「あの去年とは?」
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 11:10:46.83 ID:KNCNCniNo
P「ん? ああ、気にしないでくれ」

響「んー良いかもな。自分、今日の惜敗がもの凄く悔しかったからリベンジしたいぞ」

P「んなもん暇なときやれよ」

響「あ、でもやっぱり考えさせてくれ」

P「そうか。まあ俺が響を選ぶわけじゃないし」

響「そうなの? まあどっちにしろそっちに行ったらこの響チャレンジがなくなると思うからさ」

響「楽しみにしてるファンに申し訳が立たないさー」

P「そうか……でも、対抗戦で負けたら来てもらうからな」

響「そこは悔しいけど約束だからな」

P「ま、再挑戦は響チャレンジ枠でなら募集賭けてるで」

響「来月だ! 来月にもう一度今度は違うので勝負だぞ!」
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 11:13:23.66 ID:KNCNCniNo
P「だって」

ラフレシア「え? お断りします」ペコリ

響「んなっ!?」

ラフレシア「わたくし1人で決めることは出来ません」

響「だよね」

ラフレシア「それに今は疲れてます」

響「それは自分も同じだぞ」

ラフレシア「そして……」

P「そして……」

ラフレシア「……勝ち逃げ……良いと思うのです」

響「うぎゃー!! やっぱり今からもっかい勝負しろー!!」

P「元気じゃん」
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 11:14:22.31 ID:KNCNCniNo
ここまでで一旦終わらせます
失礼しました
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 13:43:31.93 ID:mxGC6iEeo
おつ
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 14:26:46.23 ID:AHrgUQuDO
リボン、鉄壁、クズビッチうぜぇ…
803 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/19(土) 16:44:49.86 ID:wI9vIvAzo
レス感謝です
だらだらと更新します


次の日

P「凄いなポケセンって。改めて思ったよ」

キルリア「恐ろしいところですね。私が一日で復活ですよ、復活!」

ミロカロス「僕も傷が残ってないですよ」

P「うん。それが無料ってもう怖いよね」

ラフレシア「確かに……まあ、税金でしょうね」

P「ポケモン飼ってる? 持っていない人は損だな」

キルリア「自動車税みたいなものなんじゃないんですか?」

P「あー納得したかも」

ミロカロス「払ってるんですか?」

P「俺ポケモン飼ってたり持ってないから」

ラフレシア「確かにプロデュースですからねぇ」
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 16:50:23.02 ID:wI9vIvAzo
P「ま、それはそうとさ」

キルリア「はい」

P「今週は体調を兼ねて残りをオフにしてやったのに何で来てんの?」

キルリア「そんなことより何いかがわしいゲームやってるんですか!!」

ミロカロス「あ、それ僕も退きました」

P「うるせーな。俺だってやってる暇ないんだししょうがないだろ」

ラフレシア「しかし、ここで美少女ゲームをやるのもまた勇者ですね」

P「だって家だと電気代かかるじゃん」

キルリア「そうですけど……そういうのやるくらいなら1人でやってくださいよ」

P「だーから、1人でやってたらお前等が来てんだろうーが!!」
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 16:59:39.75 ID:wI9vIvAzo
ミロカロス「でも堂々とPSPでやってるのが凄いですよね」

ラフレシア「電気代かからないのでは……」

P「いや、PSPの充電代がね」

キルリア「で、それなんの美少女ゲームなんですか?」ジトー

P「そんな目はやめろ!」

ミロカロス「しっかし、いい年したプロデューサーが恋人も作らず、美少女ゲームとは」

P「悪かったな。モテ期が来なくてな」カチ

キルリア「じゃっ、じゃあ私なんてどうですか!?」ガタッ

P「は? アイドルに手を出したらいかんでしょ。それにポケモンと人間よ。ないない」

ラフレシア「フラグをベキリと」

ミロカロス「折った」

P「……え? ええ!? ちょっと待ってくれ!」カチカチ
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 17:10:04.02 ID:wI9vIvAzo
キルリア「……死ぬね」

ミロカロス「いや、メンタル鍛えなきゃいかんでしょ!」

ラフレシア「そうですね。キル、今はタイミングが悪かったのでしょう」

キルリア「でっでもぉ……」メソメソ

ラフレシア「あれを見なさい」

P「嘘だろ!? おい!! おいいいいいい!!!」

ミロカロス「まーま。ご法度はプロデューサーの言う通りだししゃーないよ」

P「おい、ざけんなよ! 先生は? 先生ルートは?」

キルリア「……どうかしたんですか?」

P「なんでだよ……」
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 17:18:22.19 ID:wI9vIvAzo
キルリア「はい?」

P「葉月先生ルート行ったかと思ったのに……」

ミロカロス「はい?」

Orega Sinonomesannnobunn Nomimasukara

P「先生に告られてうっひょーってなったと思ったらまさかの妹ルートだよ!!」

ラフレシア「なんと」

P「確かに最初から怪しかったさ、タイトル画面には基本攻略キャラが載ってるはずだけど載っていない」

P「ひょっとしたら隠しキャラで攻略できるかもと期待してたのにさ」

ミロカロス「まだ最後までやりきってないなら大丈夫でしょ」

P「あ、ああ……だけどさ」

コンコン

キルリア「どうぞー」
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 17:23:45.19 ID:wI9vIvAzo
ガチャリ

春香「こんにちはー」

ミロカロス「あ、どうも」

ラフレシア「珍しいですね」

春香「いやぁ〜今日オフだから遊びに来ちゃいました!」

P「…………なんでやなんでや」カチカチ

キルリア「あ、春香さんこんにちは」

春香「昨日はお疲れ様……で、プロデューサーさんは……どうかしたんですか?」

P「……お、春香か」カチカチ

春香「あっ! それって恋チョコじゃないですか」

春香「しかし、よくもまぁこんな事務所で堂々とできますね」

P「うるせーよ」

春香「あ、あれ?」

P「うるせーよ!! 春香に葉月先生を攻略できなかった気持ちがわかるか!!」

春香「……」

春香「……あのプロデューサーさん」
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 17:28:05.44 ID:wI9vIvAzo
P「なんだよ?」

春香「葉月先生はどうやっても攻略不可能ですよ」

P「は?」

ミロカロス「なんで知ってるんですか?」

春香「それ……私、出ましたし」

P「……俺春香に声のお仕事やらせたっけ?」

春香「あ、いや、赤羽根プロデューサーさんが貰ってきてくれたみたいでして……」

春香「あと、千早ちゃんも」

P「……」カチカチ

P「まあ、春香のキャラはモブだから良いだろうけど」カチカチ

春香「プロデューサーさん!」
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 17:32:44.54 ID:wI9vIvAzo
P「なんだよ」

春香「千里ちゃんおすすめですよ、おすすめ!」

P「あー最初の子か」

春香「そうですよ! もう一回攻略することをおすすめしますよ!」

P「でも俺は先生が良いんだよ!!」

ミロカロス「何このプロデューサーの頑固さ」

ラフレシア「そのおかげで今までやってこれたのでは?」

キルリア「でも、プロデューサーさんって年上が好きだったんですね」

P「ロリコンじゃないもん」

キルリア「つまり進化すれば……」ブツブツ

ミロカロス「良かったねー」

春香「あ、お菓子食べる」

P「貰うわ。まあ、何にもないけど暇ならゆっくりしてけよ」

春香「はーい」
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/19(土) 17:34:12.43 ID:wI9vIvAzo
ある日の風景B(一部心の声が含まれております)終わり

また夜更新します
失礼しました
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 18:17:09.91 ID:olEg/+0IO
イッチが先生攻略したかったことはよくわかった
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/19(土) 23:05:32.37 ID:7ICDhaBD0
確かにミキはウザイ
キルリアは可愛い
ミロカロスも可愛い
ラフレシアは、うん、でも、ま、その、あれだ、ささいだ
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/20(日) 00:49:24.67 ID:A36cRNgjo
おっちゅ
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/20(日) 11:47:05.31 ID:LPe2Rsp2o
そういやキルリアのトレーナーはいるんだろか
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/20(日) 14:18:33.89 ID:N1yk2fNDO
選チョコ(自分的に恋チョコよりこっちがいいやすい)はアニメみてたが残念すぎて泣けたな…
留年しちゃった女の子は可愛くて好きだった、そして双子だと思ってた二人が双子じゃないと知って「なん…だと」と驚いた記憶あり
あれって裏√でBLってあったら面白いだろうな
817 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/20(日) 22:52:15.62 ID:yToFwJkRo
レスありがとうございます
さて、何を書けばいいのやら……



P「実はさ、今週末にIU予選があるんだが……」

P「出たい人!」

キルリア「私パス」

ミロカロス「僕も」

ラフレシア「わたくしも」

P「なんでだよ!?」

キルリア「次回で良いと言ったのはプロデューサーさんじゃないですか」

P「確かに言ったよ。でもさ、元気じゃん」

キルリア「いや、ですけど」

P「元気じゃん」

ミロカロス「じゃあ、誰が出るんですか? いや、出て欲しいんですか?」

P「全員行けよ」
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 22:54:33.07 ID:yToFwJkRo
ミロカロス「そもそも僕って今ランクどのくらいでしたっけ? Xでしたっけ?」

P「いや、ランク外だ」

ミロカロス「ヴぇ?」

ラフレシア「わたくしはまだEだった気がします」

キルリア「私は」
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 22:57:20.48 ID:yToFwJkRo
>>818
ミス何で続きから


P「私は?」

キルリア「……Cですよ! C!!」

P「そう。で、ミロがランク外」

ミロカロス「いやいやいや! 僕も思い出しましたよ! 美しい僕は意外な事にまだDランク何ですよ」

P「うん。だから昇格して貰いたいんだ」

キルリア「でもまだのんびりしていたいですよ」

P「いや、事務所内のライブの日程も決めておかないとさ」

ミロカロス「問題あるんですか?」

P「まあな」
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 23:04:30.89 ID:yToFwJkRo
ラフレシア「どういった問題で?」

P「単純に日にちだな。あっちはアイドル兼学生が多いから下手な日に入れると学校の行事と被っちまう」

キルリア「そっちに合わせるんですか」

P「しゃーないでしょ。同じ事務所内と言ってもこっちは子会社みたいなもんなんだから」

ミロカロス「理不尽ですね」

P「社長の配慮があったからこそだぞ。あっちと一緒の事務所だと大変だぞ」

キルリア「何がですか?」

P「売れてない頃だと……」

P『今日はちっこいスーパーのキャンペーンガールだぞ』

春香『今日は生放送番組の出演だったよね?』

千早『そうね。頑張りましょう』

P「……ってわけだ」
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 23:09:49.11 ID:yToFwJkRo
ミロカロス「売れれば良いんじゃないですか?」

P「それだと……」

P『聞けお前等、CDが1万枚売れたぞ!』

美希『聞いてハニー、新曲がダブルミリオンなの! これも全部ハニーのお陰なの。あはっ☆』

P「……どうよ?」

ミロカロス「どうしてSランクと比較するんですかねぇ」

P「んなもんだよ」

キルリア「確かにそう考えるとこっちは平和ですね」

P「まあ、みんなランクとか気にしてないしな」

ラフレシア「あちらは気にしているのですか?」

P「気にしていないと思う」

P「ただ、基礎をやっている隣で応用とかやってるのを見ると惨めに思えてくる」

P「それと似たような感じになるぞ」
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 23:21:06.46 ID:yToFwJkRo
キルリア「あー」

ミロカロス「僕と一緒にオーディション受けちゃう残念な子ですか」

ラフレシア「……申し訳ありません」

ミロカロス「あ、いや、そうじゃなくて……」

P「まあ、ともかく今のお前達なら全員ランクアップは楽勝だと思うの」

キルリア「私もですか!?」

P「まず、キルリアは合格してBランクに上がって貰わないと対抗戦出来ない」

キルリア「全てを私に押し付けますか?」

P「前は受かりますとか言ってただろ!」

キルリア「やっぱり緊張って奴がですね……」

P「……まあ、いいや。とにかく、今週末はオーディションな」

P「まあCだとライバルが多いけど頑張れよ」
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 23:27:10.30 ID:yToFwJkRo
キルリア「誰がいましたっけ?」

P「エルフーン。最近綿棒CMで見るよな」

キルリア「あ、はい。あのもふもふですね」

P「そうもふもふだ!」

ミロカロス「僕とかにもライバルはいるんですか?」

P「んーそこはキルリアに効いた方が速いかも」

ミロカロス「てことで誰?」

キルリア「いや、いきなり思い出せないんだけど」

ラフレシア「寧ろ殿方が知っているのでは?」

P「これは前春香とファミレス行ったとき教えてもらったポケドルをメモったまでだ」

キルリア「いつの間に!?」

P「キルリアも一緒にいただろ」
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 23:37:59.32 ID:yToFwJkRo
キルリア「そうでしたっけ?」

P「ああ」

ミロカロス「まあ、出ればいいんですね」

P「そうだ。全員なら上がれる。それは保証する」

ラフレシア「……わたくしの注意アイドルはいらっしゃるのですか?」

P「Eならあのローカルアイドルじゃね?」

ミロカロス「あと、ユニットのアイドルかな」

P「まあ、基本頑張れ戦えるだろ。いや、ぶっちゃけると、あんなに上級アイドルと共演してれば緊張はしないはずだ」

キルリア「それこれとは違いますよ〜」

P「そんな事言うなよ」
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 23:46:47.35 ID:yToFwJkRo
ラフレシア「ですが、殿方が一番出て欲しいのはキルでしょう」

P「いや、そんなことないぞ。別に……」

P「どうせ、この様子じゃみんな受ける気はなさそうだしな」

キルリア「わかってますね」

ミロカロス「さすがプロデューサー」

ラフレシア「わたくしは信じておりました」

P「はぁ……わかったよ。ただし、次回は受けてくれよ」

キルリア「わかりました」

ミロカロス「で、今日は何するんですか?」

P「レッスンかな」

ラフレシア「なるほど。わかりました」
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/20(日) 23:59:43.99 ID:yToFwJkRo
P「あ、時間もあることだし、3人には誰を来て欲しいか考えてこいよ」

キルリア「あ、そう言えばそうでしたね」

ミロカロス「どうしても1人だけなんですか?」

P「ああ。そこは話し合いによって決めたからな」

ラフレシア「みな、魅力的なんですよね」

P「……ただ」

キルリア「?」

P「貴音みたいに勝手にこっちに来たいと主張するアイドルがいるかもしれない」

ミロカロス「本当ですかぁ?」ジトー

P「かもだからかも」
827 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/21(月) 00:11:25.50 ID:FLXakM08o
ミロカロス「ふ〜ん。つまり僕の魅力であっちのアイドル根こそぎ引き抜くことも可能と」

P「可能だけど……どうだろうなー」

ミロカロス「何がですか?」

P「Sの美希に勝てるとはとても思えん」

ミロカロス「う……」

P「それに敵はあっちじゃない。【Ghost】だろ」

キルリア「そうですよね!」

P「てことで、レッスンな」

ラフレシア「本日は?」

P「運動はしまくったから歌唱力だな」

ミロカロス「はぁ……全くですよ」

P「何が全くだよ。あと、秘密の特訓な」

ラフレシア「おや、ありましたね」

P「覚えてるよな?」

キルリア「……はい。覚えてました」

P「思い出しました、だろ」

キルリア「でも大丈夫です。身体はある程度覚えてますから」

P「頼むよぉ……」
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 00:40:40.82 ID:FLXakM08o


P「あー疲れたぜー」

P「しかし、ヤバいな。あっちの事務所に怒られるわー」

P「そもそもポケセンで体力回復したとはいえメンタルまでは回復しなかったのか?」

P「まあ、ともかく時間は出来たしゆっくりレッスンや営業をしていくか」

P「あー……おっ?」

?「……」

P「おーい、たかねぇー!!」

貴音「おや、あなた様ではありませんか」

P「何してるんだ?」

貴音「月を見ているのです」

P「今日は月が見えるのか?」

貴音「ふふふ。見れなくても三日月は見ることは出来るのですよ」
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 00:46:00.81 ID:FLXakM08o
P「三日月?」

貴音「ええ」

P「でも今日は三日月というよりは満月だぞ」

貴音「それは……合図、というものですね」

P「ふ〜ん」

貴音「あなた様はどうしてここに?」

P「いや、俺はただの帰り道」

貴音「そうなのですか」

P「なあその三日月って俺にも会えるの?」

貴音「さあ? どうでしょう?」

P「どうって?」

貴音「彼女はアイドルですからね」
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 00:51:50.13 ID:FLXakM08o
P「はい?」

貴音「ふふふ。これ以上はとっぷしぃくれっとです」

P「う〜ん悔しいな」

貴音「わたくしがそちらに行くことになったらご紹介しましょう」

P「そのアイドルってどっちの方なんだ?」

貴音「とっぷしぃくれっとです」

P「そうか……」

貴音「ただ、Sランクアイドルと聞いております」

P「マジかよ」

貴音「ええ。珍しい方です。わたくしと似て」

P「う〜ん。まあ帰りは気を付けてくれよ」

貴音「大丈夫です」

P「そうかそうか。それじゃあな」

貴音「ええ。おやすみなさいませ」
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:03:58.73 ID:FLXakM08o
P「珍しいな。貴音に外部の知り合いがいたなんて……」テクテク

パシャ

P「おわっ!」

?「おや? 1人でしたか。これは失礼しやした」

P「悪徳さん!?」

悪徳「いやぁ〜奇遇ですね」

P「付けてましたね?」

悪徳「いや、あっしは付けてませんねぇ〜それに今日は良いスキャンダル記事を見つけましたからねぇ〜へへへっ」

P「そうなんですか?」

悪徳「これもポケモンってやつのお陰ですよ。どうです? 一杯」

P「いやしかし……」

悪徳「言ったでしょ? 今日のあっしは良いスキャンダルを手に入れて上機嫌なんです」
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:12:24.31 ID:FLXakM08o
居酒屋

悪徳「では、乾杯」カチン

P「乾杯」カチン

悪徳「んっんっぷはぁっ……しかし、驚きましたよ。貴方がまさかポケドル相手にプロデュースしてるなんて」

P「まあ、色々訳がありましてね」

悪徳「そうでしたか。まああっしにはそちらでも良いスキャンダルを期待してますよ」

P「勘弁してください。あ、さっき写真撮りましたよね」

悪徳「へへへっ。気付いてましたか。申し訳ないですね。こいつらまだまだ半人前なんでね」

P「こいつら?」

悪徳「おっと……紹介がまだでしたか。おい」

?「お呼びですか旦那」

?「あっしらのさっきの写真はどうでしたかね?」

悪徳「ダメだな。こちらが765プロダクションのプロデューサーだ」

?「……わかりやした。あっしはヤミラミと言います」

?「あっしはミカルゲと言います」

P「はあ……よろしく。でもこんなに情報漏らして大丈夫なんですか?」

悪徳「いやぁ、あっしはポケドルのスキャンダルは聞いたことないんでね」
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:19:06.81 ID:FLXakM08o
ヤミラミ「旦那、このプロデューサーにもスキャンダルが!?」

悪徳「いや、ないだろうね。すいませんねぇ。まだまだ指導してやらないといけないことが結構ありましてへへへっ」

P「いえ、良いですけど、そう言えば良い記事のスキャンダルってなんですか?」

悪徳「さすがプロデューサーさん。実はこれなんですよ」スッ

P「……ラブホに入って行くところですね」

悪徳「あららら。やっぱり、こっちに疎くなっちゃいましたね」

P「すみません。この子もアイドル……スキャンダルってこの事ですか!?」

悪徳「もちろんですよ。このアイドルは人力車Pのところの嵐山京子」

P「……えっと確かBランクの?」

悪徳「その通りです。なんだ、まだまだやれるじゃないですか」

P「しかし、中であったとは……」

ヤミラミ「そこであっしらの出番ですよ」

P「へ?」
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:26:40.49 ID:FLXakM08o
悪徳「あっしのような中年男が1人ラブホに入って行くなんて怪しいでしょ?」

P「まあ……」

ヤミラミ「ところがあっしらならバレずに侵入出来るんですよ」

P「なんで?」

ミカルゲ「ゴーストタイプなんでねひひひっ」

P「へー」

ヤミラミ「でもね。部屋前までは行けても入れないんですよ」

P「確かゴーストタイプの覗き見が酷くて特殊な壁を貼ったんだっけ?」

ヤミラミ「正解。もしかして行ったことあるんですか?」

P「ねーよ」
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:31:49.36 ID:FLXakM08o
悪徳「いやぁ、流石のあっしらも完全に追い詰めるには証拠不足でダメかと思いましたよ」

P「でもさっきの写真だけでも十分なんじゃ……」

悪徳「プロデューサーさん。あっしらの給料は安定してないんですよ」

悪徳「だから、こういった写真が高く売れるんです」

悪徳「そりゃあアイドル達には申し訳ないと思いますがね」

悪徳「ですけど、こっちだって食って行かなきゃ死んじゃいますから……」

P「…………」

悪徳「あ、もちろんこの事は漏らさないでくださいよ。まあ765プロ内なら良いですけど」

P「いっいや洩らしませんよ! 俺の人生が終わる」

ヤミラミ「……旦那、戻していいですかね?」

悪徳「ああ、良いぞ」
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:36:11.05 ID:FLXakM08o
ヤミラミ「じゃあ、話を戻しましょう。あっしらは中に入れない。旦那が侵入なんてありえない」

ミカルゲ「旦那、あれを」

悪徳「ああ。あれか」ゴソゴソ

悪徳「あんまり周りに見せないように」スッ

P「……えっ? これどやって!?」

悪徳「いかにも2人で撮ったような写真。これは思わず良くやったと思いましてね」

P「確かに……2人でベッドイン。でもどうやって?」

ヤミラミ「写真はあっしが撮りましたよへへへっ」

P「どうやって入ったの?」

ミカルゲ「あっしが入りやした」
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:40:25.44 ID:FLXakM08o
P「ミカルゲさんだっけ? でもラブホには特殊な壁が……」

ミカルゲ「プロデューサーさん。特性って知ってますよね?」

P「あ、ああ。ポケモンにはそれぞれ特性を持っているんだろ」

ミカルゲ「そうです。まあ、あっしの普通の特性は『プレッシャー』といってまあ圧力をかけるだけなんですけど」

P「はい」

ミカルゲ「あ、もちろん同じ仲間の事ですよ。あっしだけってのはあり得ない」

P「なんとなくわかりますよ。この業界にいるミカルゲさん貴方で、他にもいると」

ミカルゲ「そうですよ。で、あっしは珍しい特性で『すりぬけ』って言います」

P「? なんですか?」

ミカルゲ「簡単に言うと壁をすり抜けることが可能でね」
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:48:09.93 ID:FLXakM08o
P「そういうことですか」

ミカルゲ「そうです。それで鍵を開けるんです」

P「なるほど」

ヤミラミ「そこからはあっしと協力してですね」

P「そうなんですか」

ヤミラミ「あっしも珍しい特性で『悪戯心』と言いましてね」

P「こっちはどういった特性で?」

ヤミラミ「バトルだと変化技……まあそこはそっちのアイドルに聞いてくださいな」

P「はぁ」

ヤミラミ「そいで今度はミカルゲを部屋の置物とすり替えるんですよ」

悪徳「あっしはこの事を『トリック』と呼んでますがねへへへっ」

P「ばれませんか?」

ミカルゲ「プロデューサーさん。今はこう靄が出てますけど、行きますよ……」フッ

P「あれ? 石?」

ヤミラミ「コイツは過去に悪さをしまくって石に封じられた馬鹿な奴でしてね」

ミカルゲ「うるさいな。お前だって宝石食い荒らして旦那を困らせたくせによぉ」

P「……たっ大変ですね」

悪徳「いえいえ、ですがコイツ等の実力は確かですよ」
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 01:54:40.06 ID:FLXakM08o
ヤミラミ「話を戻しましてこの石ってのは『かなめいし』って言われましてね」

ヤミラミ「時々声がするそうで、それでもうターゲットには吊り橋効果ですよ」

P「恐くて寄り添いあって……なるほど良くできてるなぁ。じゃあミカルゲさんが写真を撮ればいいのでは?」

ミカルゲ「残念ながらあっしはこのように靄と石だけなんでね」

ヤミラミ「あっしが高速に動いて写真を撮るんですよ。タイミングはミカルゲの指示に従いますがね」

P「で、それで退散と」

ヤミラミ「はい。向こうもフラッシュだけでは何が起きたかわかりませんからね」

ミカルゲ「フラッシュでもうおしまいですよへへへっ」

P「でもよくよく考えるとそれって犯罪じゃ……」

悪徳「まあ普通に考えるとそうですね」

P「うん? 普通に?」
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 02:01:05.90 ID:FLXakM08o
ヤミラミ「あっしらのタイプってのは一つは『ゴースト』」

ミカルゲ「もう一つは『悪』なんですよ」

ヤミラミ「つまり、悪さをして何が悪いんですかねぇ?」

ミカルゲ「悪タイプが悪さをして別におかしくはありませんよ?」

P「……」ゾッ

悪徳「おい、その辺にしときな」

ヤミラミ「へへへっ申し訳ないです」

ミカルゲ「ですが、プロデューサーさん。この事は秘密でお願いしますね?」

ヤミラミ「バレたらアンタを狙うからな?」

P「はっはい」

悪徳「気にしないでください。あっしらはまだまだヒューマンアイドルを狙って行きますから」

P「まだ狙ってるんですか?」

悪徳「それにポケドルは恐い組織があって迂闊に近寄れないんですよ」

P「組織?」

ヤミラミ「一番有名どころは600族でしょうな」

ミカルゲ「その姉妹組織的な580族も怖いですね」

P「なんですか?」

ヤミラミ「そちらのアイドルに聞いてくださいよひひひっ」

P「そうでしたね」
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 02:06:03.09 ID:FLXakM08o
悪徳「まあ安心してください。あっしらがポケドルにも目を向ける時には必ずご連絡をしますから」

P「はあ、ありがとうございます」

悪徳「ところで、プロデューサーさん。コイツを買っていただけないでしょうかね?」スッ

P「……これはっ!?」

悪徳「確かにこれを961プロダクションに持って行っても良いのですが報酬が少なくてですな」

P「……いくらですか?」

悪徳「今日は機縁が良いし、コイツ等も上機嫌の様ですので、ここの代金で如何でしょうか?」

P「わかりました」

悪徳「しかし、手の内どころをカモに教えるのは楽しいですねぇ」

P「…………そうっすか」パクリ

ヤミラミ「おーい親父、これくれ」

親父「あいよっ!」
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 02:07:43.41 ID:FLXakM08o
ああ、また関係ない話を……
今日はこれまでです
あと貴音誕生日おめでとう!! ってことでちょこっと出しました
てことで失礼しました
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 02:08:46.89 ID:FLXakM08o
あと、悪徳記者の口調がおかしいと思ったら申し訳ないですけど上手く脳内変換お願いします
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 02:18:13.54 ID:XtThu6Mdo
「そっちのアイドルに聞いてください」が目について、なんかモヤモヤが残る。
台本形式なんだし、注釈でもいいからその場で説明してほしかったな。
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 03:08:06.91 ID:Yl0Wtn3DO
悪徳よ。クズ赤羽根Pとクズ金髪ビッチ、クズマミ、こっちマークして社会的抹殺な記事のスキャンダルしてくれ

貴音誕生日おめでとう
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 14:20:27.32 ID:SlMLW8VDO
アイドルはクズ羽根に騙されてるだけだろうからクズ羽根だけにターゲット絞り黒いところを見せればアイドルもマシにはなるだろ
貴音誕生日おめ
ポケモンの事はPのアイドルポケモンに詳しく聞けって事なんだろうな
にしても悪徳氏がPに売った獲物が気になるな
クズ羽根を追い詰める獲物なら最高に愉快なんだが…
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 14:26:12.54 ID:T15YYbYXo
おま親殺
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 17:27:29.45 ID:69fjX8UKo

貴音誕生日おめでと〜

貴音の知り合いってクレセリアかな?
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 22:02:33.76 ID:SlMLW8VDO
貴音と月でルナトーンだったりして
850 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/21(月) 23:10:45.50 ID:5odKcfS2o
レスありがとうございます
まだ誕生日の様なので再登場でもさせましょう

>>844
申し訳ないです。
ある程度は今日説明する予定です。



次の日

P「うぃーす」ガチャリ

P「PiPiPiピヨ子ちゃん〜」スタスタ

高木「あの、懐かしいね」

P「うおわぁっ!?」

高木「無理にそこまではしなくていい」

P「それで、今日わざわざこっちに俺を呼んだのはどういった用件で?」

高木「誰にするか決めたかね?」

P「いえ、まだですね」

高木「そうか。じゃあ今週末にはキルリア君はBランクに昇格できるかね?」

P「いえ、今週はメンタル面を兼ねて見送りました」
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:19:48.12 ID:5odKcfS2o
高木「そうか。しかし、赤羽根君達は合格した気でいるからどうするつもりだね?」

P「取引しましょう。次回にしてもらえませんかね?」

高木「……それなりの理由はあるのかね?」

P「受けないからですよ。それにまだ引き抜きたいアイドルも決めていない」

高木「それは構わないがヒューマンの方にはメリットはないぞ?」

P「昨日、悪徳記者に会いましてね……」ゴソゴソ

P「コイツラを買いました」バッ

高木「これは!?」

P「一枚目、音無さんが経費で乙女ロードで買い物しているところらしいです」

P「二枚目、響チャレンジでズルしてショートカットしてる響。これはマラソンの奴ですね」

高木「…………」

P「そして三枚目、赤羽根君と美希のデート現場」

P「まあ、変装もしてますが、プロの目はごまかせない」

P「大方、遊びと主張するでしょうが、これが広がれば明らかに致命的ですよ」

高木「確かに……しかし、ネガとかは……」

P「いえ、それは心配ないと思います。今日の週刊誌読みましたか?」
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:26:22.64 ID:5odKcfS2o
高木「あ、ああ。あの嵐山京子君のスキャンダル記事だろう?」

P「あれは悪徳記者が入手した写真です」

高木「何故それを?」

P「だから、昨日会ったと言ったじゃないですか」

P「俺と別れた後、編集者に会いに行ったんじゃないでしょうかね」

P(酒飲んでたのにパネェ)

高木「しかし、よく悪徳がこれを君に売ってくれたな?」

P「まあ、これは変装してますし、美希と見抜ける奴があまりいないからでしょう」

P「それに若干ボケてますからね。もしかしたら別人かもしれない」

高木「……確かに」

P「それに比べ週刊誌の方は完璧なのでこっちの方が金になった」

P「あとは、悪徳記者が幸運にも俺が会った時はご機嫌でした。だから売ってくれたんでしょう」
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:29:58.31 ID:5odKcfS2o
高木「ふむ。そうか……確かにこっちの方が記事にはなるな」

P「そんなわけで次回に回してください」

高木「うむ。君がそんな危機を知らない間に救ってくれていたとは……」

P「気を付けてください。悪徳記者はポケモンを連れてパパラッチしてますから」

高木「わかった。アイドル達によーく言っておくよ」

P「あ、社長」

高木「なんだね?」

P「お茶まだですか?」

高木「…………」

P「……」

高木「すまん」

P「え?」

高木「ごゆっくりぃいいい!!」ダッ

P「えー」
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:34:17.82 ID:5odKcfS2o
ポケドル事務所

P「おはよう」ガチャリ

キルリア「あ、おハヨーございます!」

ミロカロス「プロデューサースキャンダルですよ!」

ラフレシア「恐ろしいですよね」

P「ああ。それか。知ってるよ」

キルリア「情報早いですね。遅いだけありますね」

P「うるさい。で、彼女はどうなったんだ?」

ミロカロス「えっと……ブログとか炎上して逃亡」

ラフレシア「人力車Pも姿を現さず」

P「逃げたんか。どっちにしろそこの事務所には致命的だな」
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 23:36:08.11 ID:SlMLW8VDO
響…お前だけは信じてたのに…
美希はこの調子だとクズ羽根と寝た可能性あるな
クズ美希か…クズ羽根と一緒にいればアイドルもクズになるようだな
こうなると貴音もよけい怪しくなる
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:37:13.17 ID:5odKcfS2o
キルリア「恐いですねー彼女Bランクみたいですよ」

P「そうなんだよな。ところでさ、ポケモンの特性について聞きたいんだけど」

ミロカロス「珍しい。変な物食べましたか?」

P「やかましい。あのさ、『悪戯心』ってどういう特性?」

ラフレシア「害悪。それだけです」

P「え?」

キルリア「害悪ですね」

ミロカロス「うん。害悪ですね」

P「いや、詳しく説明してくれよ」
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:45:43.54 ID:5odKcfS2o
キルリア「この技ってのは変化技を相手より早く出せるんですよ」

P「別にアイドルには関係なくね?」

キルリア「私はわかりませんけど、戦闘面だとものすごく害悪技なんです」

P「ふ〜ん。そもそもその変化技ってなんなの?」

ラフレシア「基本的に相手を攻撃するわざ以外のわざです」

ミロカロス「僕ならはねるですねはねる」ピョーンピョーン

P「うん。それを今度のオーディションでも実行しろよ」

ミロカロス「それは別だと思います」

ラフレシア「わたくしの場合はつきのひかりとアロマセラピーですね」

キルリア「私は催眠術ですよ」つ五円玉

P「紐通せよ」
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/21(月) 23:47:41.62 ID:SlMLW8VDO
紐通してもポケ技だから五円玉意味ないんじゃ(震え声)
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:53:10.09 ID:5odKcfS2o
ラフレシア「このように対戦の方では先に出されるともの凄く不利になっちゃうわけなんですよ」

P「例えば?」

ミロカロス「そうですね。あのトライアスロンの時にキルリアがスカーフ付けてたじゃないですか?」

P「あー同じことしかできなくなるやつだっけ?」

ミロカロス「あれを相手に持たせるんですよ」

P「…………」

ヤミラミ『そいで今度はミカルゲを部屋の置物とすり替えるんですよ』

悪徳『あっしはこの事を【トリック】と呼んでますがねへへへっ』

P「……トリックか」

キルリア「あ、正解です! どうしてわかったんですか?」

P「まあ、いろいろとな」

キルリア「へーまあ、そうされちゃうと大変なわけですよ」

ラフレシア「たまに相手に有利にさせてしまうときもありますがね」
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/21(月) 23:57:29.03 ID:5odKcfS2o
P「でもさ、害悪でもアイドルの方には関係ないっしょ→」

?「いいえ、気を付けた方が良いのです」ガチャリ

キルリア「あ、カビゴンさん」

P「貴音さんじゃあーりませんか」

ミロカロス「何しに来たんですか?」

貴音「昨日のお土産を……」

P「珍しいな。絶対にくれないと思ったのに」

貴音「プロデューサー。今の発言は如何なものかと」

P「ごめんなさい」

キルリア「じゃあどうして……?」

貴音「これはわたくしには何がなんだかわからない代物でして……」

ラフレシア「なんと」
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 00:00:03.62 ID:THsQfj7A0
マラソンのショートカットを一枚の写真で証明できるって何?
航空写真?
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 00:02:10.51 ID:FHpSjE8Do
P「……確かにこれは技マシンだな。貴音には全く関係ないな」

貴音「そうでしたか」

ミロカロス「ところで、さっきの『悪戯心』がどうして関係あると?」

貴音「昨日聞いた話によると……」

P「あの三日月か?」

貴音「ええ。どうやらCランクアイドルにエルフーンというアイドルがいるようですね?」

P「確定ではないが、可能性はある」

キルリア「でもでも、あのもふもふは電磁波覚えないですよ!」

貴音「どうやら『すりかえ』と言う技で拘りあいてむを押し付けるそうでして……」

ミロカロス「うわっ! 害悪じゃん」
863 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/22(火) 00:12:16.94 ID:FHpSjE8Do
キルリア「でもでも、何でCにいるんですか?」

貴音「わたくしに言われましても……」

P「大方、荒らしなんだろうな」

ミロカロス「まあ、頑張れや」

キルリア「あ、私の相手なのか!?」

貴音「ふふふ。ですが、焦らなければ負けることはありませんよ」

P「随分、詳しいな」

貴音「いえ、その程度だけです」

P「まあそれでも十分だ」
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 00:13:09.00 ID:P4LDdJkDO
>>855
だから言ったろクズ赤羽根Pのいるアイドルメンバーはクズしかない。早く社会的抹殺して欲しいぜ
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 00:13:27.27 ID:9pGevnYDO
ダメだ最近のポケモンは知らない技が多すぎてよくわからん
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 00:16:55.67 ID:9pGevnYDO
>>864
クズ羽根よりPの方が写真とかのも含めて裏で貢献してるよな
なのに社長はクズ羽根をああもなぜ信頼してると思うよ?
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 00:20:45.40 ID:FHpSjE8Do
貴音「では、わたくしはこれで」

P「あれ? もう行っちゃうの?」

貴音「今日はこの後、営業がありますので」

キルリア「良いなー。プロデューサーさん! 私達も営業行きましょうよ!」

P「いや、レッスンね」

貴音「では、ごきげんよう」

P「おう。またな」

ガチャリバタン

P「ところでさ、600族って何さ?」

キルリア「600族ですか?」

ガチャリ

貴音「あなた様いまなんと?」

P「うおっ!? どうした?」

貴音「今、なんとおっしゃいましたか?」
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 00:26:35.63 ID:FHpSjE8Do
キルリア「えと、じゃあ2人まとめて説明した方がいいのかな?」

ミロカロス「その方が良いでしょ」

ラフレシア「簡単に説明すると、強いポケモンの集団ですね」

P「また対戦方面かよ?」

ミロカロス「ええ。僕のような美しいと怖い人に絡まれたときにバックについてるとか、知り合いなんだぞとか言えば大体は逃げますね」

P「マジかよ」

キルリア「権力が半端ないですよ」

P「権力って……」
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 00:33:12.91 ID:FHpSjE8Do
ラフレシア「確か、一部のポケモンは地方のチャンピオンと契約してるとか」

P「うわなんだよそれ」

キルリア「だから、それだけおっかない集団というか組織なんですよ」

P「なるほど。だから手を出さないわけか」

ミロカロス「下には580族もいますからね」

P「そっちも同じ?」

ラフレシア「ええ。基本は同じです」

キルリア「だから、そこら辺の口をだすと大体の怖い人は逃げてきますね」

ミロカロス「知らない人たちだと大変ですけど」

P「知ってたか?」

貴音「いえ、さっぱり」

キルリア「なら、知っておいた方が良いですよ」

貴音「ですが、三日月は600族と言っておりました」

P「なんだとー!?」
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 00:39:40.08 ID:FHpSjE8Do
キルリア「うわっまさかメロエッタさんだったり」

ミロカロス「三日月だから違う違う」

貴音「……しかし、そう言う事でしたか。感謝いたします」

P「もう良いのか? 三日月の事とか?」

貴音「少なくとも、わたくしはプロデューサーよりは知っております」

P「へぇ〜教えてくれ」

貴音「とっぷしぃくれっとです」

ラフレシア「……大体想像は付きました」

P「頼むわ」

キルリア「とっぷしぃくれっとです」

P「似てないな」

キルリア「それは余計ですよ!」
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 00:55:58.80 ID:FHpSjE8Do
P「まあ、要するに組織はおっかない奴だと」

キルリア「そうです。プロデューサーさんも関わっちゃいけませんよ」

P「俺はどうすれば関わるんだ」

ミロカロス「組織の本部に遊びに行くとか」

P「こえーじゃん。やだよ」

ラフレシア「ですので、そのスキャンダルの写真を撮った者も600族に関わるもののポケドルなどには迂闊にパパラッチ出来ないのですよ」

P「961プロダクションみたいなものか」

ラフレシア「そうですね。権力や圧力ももの凄いですから……」

P「じゃあ普段何してんだよ?」

キルリア「さあ? 知る必要もないですし」

貴音「では、今度こそ失礼します」ガチャ

P「おう。頑張れよ」

貴音「ええ。そちらもご健闘を……」バタン
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 01:01:41.42 ID:FHpSjE8Do
P「さて、んじゃあレッスン行こうか」

キルリア「え?」

P「えじゃない。行くと言っただろ」

ミロカロス「キルリア、諦めよう。このプロデューサーは仕事馬鹿なんだよ」

P「馬鹿じゃねーよ」

ラフレシア「何のレッスンでしょうか?」

P「歌と書いてボーカルと読む」

キルリア「はぁ……」

P「ガッカリするなよ。新曲たっぷり練習できていいじゃないか」

キルリア「久々にミュージカル行きましょうよ」

P「…………ありだな。でも今日はレッスン」

キルリア「酷いですね」

P「昔は可愛かったのにどうしてこう捻くれてしまったのか」

ミロカロス「スパルタだから」
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 01:06:21.81 ID:FHpSjE8Do
次の日

P「じゃあ今日はミュージカルにでも行こうか」

キルリア「本当ですか!?」

P「ただし、あんまりはしゃぐなよ」

ミロカロス「はしゃぐのはキルリアくらいで僕は美しいですからね。はしゃがなくても良いんですよ」

P「お前は本番まで大人しくしてろ」

ラフレシア「まあ、わたくしくらいですよね。何にもしなくても良いのは」

P「すまんな。ラフレシアは先にIU受けるか?」

ラフレシア「いえ、ミロが可愛そうでうですので」

P「でも、結局はみんな同じランクになるんだし……」

ラフレシア「……」ジー

ミロカロス「……何さ?」

ラフレシア「……では先に受けることにしましょう」

P「ほう。じゃあミュージカルは最低でもラフレシアは本番のつまりで行け」

P「他はステージ慣れ」
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 01:23:27.16 ID:FHpSjE8Do
―――
――



P「ふむふむ。みんなお疲れ」

ラフレシア「どうでしたか?」

P「悪くない。これはDに行けるな」

ラフレシア「ありがとうございます」

キルリア「いやぁ〜私も行けますよね?」

P「うん? 悪くはない。ただ、確かに今週末はダメだな」

キルリア「あ、やっぱりですか?」

P「ミロもだな。無駄にダンスにムラが出来てる」

ミロカロス「うう……完璧に出来たはずなのに」

P「バーロー。舐めたらアカン」

P「強いて言うならラフレシアもダンスを途中で忘れてる」

ラフレシア「……」

P「あとは、パフォーマンスが少し力み過ぎてる。まあ、そこらはレッスンで調整して行こうな」

ラフレシア「わかりました」

P「ほんじゃ、今日はこれで終了で解散な」

キルリア「あ、プロデューサーさん」

P「なんだ?」

キルリア「飲み物」

P「はい」スッ

キルリア「ありがとうございます!」

P「前はもっといい子だったのに」

キルリア「失礼な! 今で私は良い子ですよ!」

ミロカロス「なんだろう。図々しい」

キルリア「酷い!」
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 01:24:36.62 ID:FHpSjE8Do
あらかた説明したけどググった方が早いですね
寝ます
失礼しました
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 01:26:43.01 ID:9pGevnYDO

わからん俺はポケ技やポケモンにツッコミ入れるのやめる事にする
代わりにクズ羽根とクズドルを弄る
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 01:34:11.48 ID:P4LDdJkDO
>>876
禿同

ただ一つだけ言うなら悪徳…GJ
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 01:40:37.87 ID:J0ZgRjMSO
600族屈指のフィクサー「ガブリアス」様、赤羽根とヒューマンアイドルまとめて始末して下さい。



「バンギラス」の大親分も良いけど、フィクサーに向いていないから。特性の都合上。
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 02:31:55.91 ID:ZZSlDVDDO


600族だの580だのさっぱり分からん


アクア団とマグマ団がかろうじて知ってる
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 02:36:43.43 ID:xktV1L/Mo
>>879
ポケモンの戦闘力みたいなもんだと思っておくといい
600族は凄く強いやつら
ちなみにキルリアは278
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 05:40:00.59 ID:P4LDdJkDO
>>879
ガンダムエクで
例)するなら
600=Wゼロ、クアンタなどコスト3000だと思えばいい

580=ストライクノワール、Gガンダムなどコスト2500…

まぁキルリアは腕の次第で600でも倒せる時にもあるさ
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 08:30:05.08 ID:9pGevnYDO
つまり600はかなり強いでその下の580?はそれなりに強いって感じに思えばok?
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 12:42:50.07 ID:d9CFU04Co
おつ
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 13:03:48.93 ID:ZZSlDVDDO
>>880
>>881

ポケモンの数値上限って感じか・・・

サンクス
885 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/22(火) 16:08:21.49 ID:DD2UdTc+o
レスありがとうございます
レス内容通り600族・580族ははそういう感じで強い奴なんだなと思ってもらえばいいです



週末・予選日当日

P「やっぱり動き回っただけあったな」

キルリア「まあ、ラフレシアちゃんってずっと全力疾走していたようじゃないですか」

P「してたよ。だから響に追いつけた」

ミロカロス「しっかし、あれですねぇ。他のEのアイドルに比べるとなんか違いますねぇ」

P「オーラって奴だろ。確かに凄いが厳しい言い方をするとEランクだ」

P「上と比べると無に等しいな」

キルリア「でもでも、凄いと思いますけどね」ブンブン

P「まあな」フリフリ

ラフレシア「……」ニコッ

P「お前もなんか応援しろ」

ミロカロス「僕がいるだけでラフレシアは勝てますし」キラーン
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 16:13:56.36 ID:DD2UdTc+o
?「よう」

ラフレシア「? どなたでしょうか?」

?「俺はお前達のアイドルに負けたポッポだ!」

ラフレシア「……そうですか」

?「そして俺は修行してEランクまであがった」

?「悪いがお前にはここで負けてもらう!」

?「この進化したピジョン様でなぁ!」ドヤァッ

ラフレシア「……そうでございましたか。しかし、わたくしはあなた程度に負けるわけにはいかないのです」


P「なんか揉めてるな」

キルリア「ポッポですよ、ポッポ!」

ミロカロス「ピジョンでしょ」

P「おっ始まるぞ」
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 16:18:38.15 ID:DD2UdTc+o
審査員Do「じゃあ頑張ってね」

審査員Vo「つまらんと帰るから」

審査員Vi「合格者は1名だけ」

ラフレシア(2番)「……」


P「そういやラフレシアって曲何にしたんだっけ?」

キルリア「あれですよ。『おやすみピカチュウ』」

P「あーそういやそうだったな。元々キルリア様にリリースしたんだけど」

ミロカロス「なんか違うんですよね」

P「ラフレシアも違うと思うがな」


審査員Do「3番真面目にやってる?」

ピジョン(3番)「……」
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 16:26:36.04 ID:DD2UdTc+o
P「圧倒的だな」

キルリア「そりゃあ、一番落ち着いてるし」

ミロカロス「ボーカルビジュアルダンスも完璧だし」

P「一番可愛いし……あとキルリア、曲名『おやすみ ぼくのピカチュウ』だ」

キルリア「そうでしたっけ?」

P「今思い出した」


審査員Do「2番良いよ」

審査員Vi「2番だね」

審査員Vo「6番もいいね」

ラフレシア「〜♪」
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 16:38:32.46 ID:DD2UdTc+o
P「今のラフレシアの状態ならCランク並だな」

ミロカロス「あ、終わった」

キルリア「仮に強敵がいたらどうなってたんですか?」

P「いようがいまいがラフレシアはここで負ける程度にプロデュースしたはずはないがな」

キルリア「そうでした」テヘッ


審査員「合格者は2番です」

審査員「他の方は残念だけどまた挑戦してね」

ラフレシア「……ふふっ」

P「お疲れ」
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 16:49:47.05 ID:DD2UdTc+o
キルリア「Dランクおめでとうございます!」

ミロカロス「オメデトー」

ラフレシア「ふふっ。ありがとうございますキルにミロ」

P「自分での出来はどうだった?」

ラフレシア「ええ。わたくしにとて今回は良かったですよ」

P「よろしい。じゃあ帰ってお祝いでもすっか」

ラフレシア「いえ、それはキルとミロが昇格してからで十分です」

P「うわー豪勢にやろうってやつか」

キルリア「ふむふむ。じゃあ私達が合格しないとダメってことだね」

ミロカロス「まあ僕は合格するけどね」

P「あほか。お前はいつも本番ファビョってるだろ」

ミロカロス「そっ、そそそんなわけないじゃないですか!!」ウネウネ

P「はい。しょうがないから今日は社長に奢ってもらおう」
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 17:11:17.00 ID:DD2UdTc+o
夜・事務所

高木「合格おめでとう。テレビ、見ていたよ」

P「次回はキルリアとミロを合格させてみせますので」

高木「走して貰わないと対抗戦どころか事務所ライブが出来ないからね」

P「わかってますよ。一応、C・Dランクのオーディションの偵察も行きましたので対策もある程度は出来ます」

高木「そうか。それはそうと誰にするか決まったかね?」

P「いえ、それもまだですね」

高木「早めに頼むよ。これは予定としてもファンに伝えないといけないから遅くともキルリア君とミロカロス君が合格または合格当日までには頼むよ」

P「わかりましたよ」
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 17:18:11.80 ID:DD2UdTc+o
高木「そうそう、これで良かったのかね?」

P「ええ。本番はキルリア達が合格してからなんで」

高木「わかった。それでは引き続き頑張ってくれたまえ」

P「わかりました。あと、お祝いもの買ってもらっちゃった代わりにこれを差し上げます」スッ

高木「なんだねこれは?」

P「では」ガチャバタン

高木「ふむ……」ピラッ

高木「……領収書だと?」
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 17:28:08.31 ID:DD2UdTc+o
P「と、言うわけで社長からご馳走もらったぞー」

ラフレシア「ありがとうございます」

P「いや〜助かったぜ。まだ給料貰ってないから」

キルリア「社長凄いですねー」モッキュモッキュ

ミロカロス「これ前祝とか言わないですよね」モグモグ

P「なわけねーよ。お祝いってのは大事よ」

ラフレシア「では、次にキルにミロ、頑張ってくださいね」

キルリア「わかりました!」

ミロカロス「あーあ。ラフレシアと同じかぁ〜」

P「落ちたらライバルになれてよかったな」

ミロカロス「いやいや、勘弁して貰いたいですね」
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 17:38:57.87 ID:DD2UdTc+o
P「とは言ってもお前達2人には昇格して貰いたいところだ」

キルリア「わかってますよ!」

ラフレシア「気楽……とはこの事ですね」パクリ

P「そうそう」

キルリア「くーやっぱり今日合格しておけばよかった」

P「まあ様子見できたから良かったっしょ」

キルリア「確かに……で、私の曲は如何すればいいんですか?」

P「ん? 流石にやよいとかの曲はいかんしな」

ミロカロス「いっそ、燃えソンで良いんじゃないですか?」

P「……まあありだな。今のところ新曲は避けたい」

ラフレシア「何故でしょう?」

P「あれは対抗戦で発表する曲であり、バラすわけには行かない」

キルリア「あ、あのプロデューサーさん」
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 17:49:49.79 ID:DD2UdTc+o
P「ん? どうしたのよ?」

キルリア「私、雪歩さんの『Kosmos,Cosmos』歌いたいです!」

P「また……どういった理由で?」

キルリア「あの曲って結構宇宙とか無限とか天文的な歌じゃないですか?」

P「まあ……わからんでもない」

キルリア「私もそれと同じ感じがするんですよ」

P「感じって……」

ミロカロス「まあ、わからなくはないですね」

P「何でさ?」

ミロカロス「キルリアはサイコパワーを使えますからね」

P「ふ〜ん。まあ、雪歩も今は『First Stage』や『ALRIGHT*』ばっかだしな。持ち歌を変えたと思うし」

P「交渉すれば行けると思う」
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 17:50:19.82 ID:DD2UdTc+o
一旦失礼しました
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/22(火) 19:11:37.65 ID:9pGevnYDO
このPやりおる、社長に奢ってもらいさり気なく重要な物感を出して領収書を渡すなんてww
898 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/22(火) 20:14:20.32 ID:BVFXMjebo
レス感謝です


次の日

P「てことで、借りるけど良いか?」

雪歩「良いですよ。そのカバーって事になるんですよね?」

P「まあそうだな。下手したら雪歩より合ってるとか言われるかもしれないけど……」

雪歩「えっ?」

キルリア「お願いします! でも私は雪歩さんのが好きですよ!」

雪歩「……良いですよ。キルリアちゃんなら大丈夫ですよ」

P「そうか?」

雪歩「ほら、キルリアちゃんはやよいちゃんの曲も歌ってるし……」

雪歩「それに」

P「それに?」

雪歩「ヒューマンアイドルでは流石にあれですけど、ポケドルならファンが違うので大丈夫だと思います」
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 20:20:20.80 ID:BVFXMjebo
キルリア「ありがとうございます雪歩さん!」

P「ありがとな」

雪歩「いえ、プロデューサーのお願いと可愛い後輩のお願いだから……」

P「よっし、じゃあこれ」スッ

雪歩「へ?」

キルリア「ラフレシアちゃんからこれを差し上げろって」

P「森の羊羹だ。みんなか1人でこっそり食べてくれ」

雪歩「ありがとうございますぅ」

P「それじゃあ、俺達はこれで」

雪歩「えっと今度の予選頑張ってね」

キルリア「はい! 雪歩さんの曲で絶対勝ってみせます」グッ

雪歩(……)

雪歩(森の羊羹って1本5千円する高級羊羹なのに……)

雪歩(ラフレシアちゃんってやっぱり、あの人の……)
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 20:30:23.88 ID:BVFXMjebo
事務所

P「戻ったぞー!」ガチャリ

キルリア「戻ったぞー!!」

ミロカロス「……おかえり」ゴロリ

ラフレシア「お疲れ様です」ズズッ

P「曲は良いってさ。まあやよいの曲も無断で使ってたけど今回は雪歩オッケーだから大丈夫だ」

ミロカロス「作曲家さんとか良いのですか?」

P「大丈夫だろ。だってやよいの時も何も言われんかったし」

ラフレシア「そうですか」
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 20:40:08.80 ID:BVFXMjebo
P「というか、ラフレシアはともかくなんでお前はだらっとしてるんだよ」ドカッ

ミロカロス「いたっ! 蹴ることないでしょう! アイドルとして身体が傷ついたらどうするんですか?」

P「大丈夫。砂浜でビターンとなってるし大丈夫だ。それにな」

ミロカロス「……なんですか?」

P「そこで寝られると邪魔だ」

ミロカロス「酷い!」

P「ほれ、さっさとレッスン行くぞ」

ミロカロス「営業」ボソッ

P「また今度な。それにいやっっていうほど営業やっただろ」

キルリア「物足りないんですよ」

P「……仮に行くとしてもスーパーのキャンペーンの売り子だぞ」

ミロカロス「あ、なら良いです」

P「贅沢になりやがって」
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 20:50:25.50 ID:BVFXMjebo
キルリア「こうステージで踊りたいです」

P「オーディション合格してからな」

キルリア「やっぱり昨日合格しておけば!!」

P「次回な」

ミロカロス「プロデューサー」

P「今度はお前か」

ミロカロス「そうです。どの曲で?」

P「んーどうすっかねぇ」

ミロカロス「僕あれが良いです」

P「まあ、なんでもいっか」
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 20:59:55.72 ID:BVFXMjebo
ミロカロス「えっ? なんでもいいんですか?」

P「いや、あんまり子供っぽいのは止めような」

ミロカロス「じゃあ僕は何を歌えば?」

P「まあ、無難に『ポケットにファンタジー』でええやん」

ミロカロス「またですか? そもそもあれはキルリアと歌うやつだったじゃないですか」

P「ステージとかで歌ったやん」

ミロカロス「また1人で歌うんですか?」

P「せや。それでも余裕でDランクになれたし、行けるだろ」

ミロカロス「酷いですね」

P「ふ〜ん。なんだ、美しいミロはこんなことも出来ないのですか」

P「そーですか」

ミロカロス「ぐぬぬぬ……そんな挑発には乗りませんよ!!」

キルリア「じゃあCランクになったら新しい曲でもリリースして貰えば」

ミロカロス「……まあそうだけどさ」

P「どちらにしろ、ミロはそれな。だって今から歌覚えられないだろ」
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 21:04:18.55 ID:BVFXMjebo
ミロカロス「それはキルリアだって……」

キルリア「ふふん。残念ながら私はこっそり練習してたのだー!」

P「だって」

ミロカロス「じゃあ僕もそれで」

P「分かった。じゃあレッスン場借りて歌って踊ってみようか」

ミロカロス「じゃあ僕は……えっと……」

P「……」

ミロカロス「誰にしよう?」

P「……オーディションは『ポケットにファンタジー』で」

ミロカロス「そんなぁ……」

P「だって覚えてないならしょうがない」
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 21:19:19.18 ID:BVFXMjebo
キルリア「ま、まあミロちゃん。1人で出来るもんだって1人なんだから頑張ってよ」

ミロカロス「フォローになってすらいない」

P「とーにーかーく。曲は決まったからレッスンやレッスン」

キルリア「はーい」

ラフレシア「では、わたくしは今日はこちらでお留守番をしていましょう」

P「了解」

ミロカロス「くぅ〜羨ましい」

キルリア「しょうがないよ。合格したんだし」

ラフレシア「ミロ、飲み物」

ミロカロス「なんでさ!?」

ラフレシア「ふふっ。冗談ですよ」

ミロカロス「頑張ろう……」
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 21:26:48.78 ID:BVFXMjebo
レッスン場

P「お疲れ〜」

キルリア「はぁ……難しいですね」

P「どうでしたか?」

トレーナー「ミロちゃんは特に悪いところはないですけど、キルリアちゃんはまだ合ってないですね」

P「オーディションには間に合いますか?」

トレーナー「そまでには十分間に合います。もともと結構踊れてましたので」

P「そうですか。良かったな」

キルリア「えへへっ」

ミロカロス「……」グテーン
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 21:46:09.77 ID:BVFXMjebo
P「帰るぞ」

ミロカロス「もっもうちょっと……」

P「昔の元気はどこ行ったのよ」

ミロカロス「……昨日」

P「こんなんじゃ向こうのアイドル来てもらっても失礼だからな」

キルリア「それはダメですよ!」

P「だろ? だから頑張るのよ」

P「だから帰るぞ」

ミロカロス「はーい……」ノソノソ
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 21:53:21.46 ID:BVFXMjebo
夜・事務所

P「明日は営業行こうか」

キルリア「珍しいですね」

ミロカロス「どうせ売り子でしょ?」

P「売り子とかいうなアホ」

ラフレシア「ご苦労様です」

P「ラフレシアもな」

ラフレシア「なんと」

P「まあ、営業と言ってもライブだけどな」

キルリア「え?」ガタリッ
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 22:28:43.27 ID:BVFXMjebo
P「伝説のホールでライブ。まあソロでやる最後の営業かも」

キルリア「そう言えばユニットにするんでしたっけ?」

P「ああ。とは言っても今でもほぼユニットみたいな感じだがな」

ミロカロス「じゃあユニット名何にするんですかねぇ?」

P「まだ決めてない。これから決めようじゃないか」

ラフレシア「どのようなの名になるんでしょうね」

P「ま、それはキルリアがBランクになってからだな」

キルリア「プレッシャーですよ!」

P「ラフレシアとミロじゃ間に合わないからな」

P「……あ、良かったなミロ」

ミロカロス「何がですか?」

P「キルリアと『ポケットにファンタジー』歌えるぞ」

ミロカロス「ちくしょう」
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 22:38:32.60 ID:BVFXMjebo
伝説のホール

P「……夢が叶って良かったじゃないか」

キルリア「……緊張しますね」

P「ライブしたいと言ったのはそっちだろ」

ミロカロス「なんですかねぇ。ここはピリピリします」

ラフレシア「確かに……」

P「まあ、ラフレシアは対抗戦前の調整で、2人はリハーサルと思え」

キルリア「わかりました!」

P「あ、まあ上のポケドルもいるけど気にすんな」

キルリア「じゃあメノコちゃんも?」

P「いない。だって記者とか追っかけとかいないし」

ミロカロス「やっぱりすごいなー961プロって」

P「そんな事言うなよ」
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 22:45:49.17 ID:BVFXMjebo
キルリア「そうだよミロちゃん。どうせミロちゃんはあの社長に拾われないよ」

ミロカロス「僕が? 拾われない?」

P「だって俺でもこいつは無理って思ったし」

ミロカロス「プロデューサーまで酷い!!!」

ラフレシア「負けたわたくしもあれですが、あの時のミロには勝利したと確信しておりました」

ミロカロス「…………どうせ僕は渋とさが売りですよーだ」ツーン

P「そんなに拗ねるなよ。終わったら社長のおごりでアイス買ってやるから」

キルリア「私にもですよね?」

P「全員にだよ」
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 23:02:21.14 ID:BVFXMjebo
―――
――



キルリア「……いやぁ〜成功でしたよねぇ〜」

P「良かった。確かに良かった」

ミロカロス「でもなんかイマイチだった気がするんですけど」

P「それはしゃーない。上のランクがいたからな」

ラフレシア「果たしてわたくし達は勝てるのでしょうか?」

P「いや、今回はしゃーない。何故なら……」チラッ

「メロエッタさん、今回は何故突然!?」

「一言お願いします!」

「メロエッタさーん」
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 23:22:46.11 ID:BVFXMjebo
P「あれが、俺達とレジェンドとの差だ」

キルリア「あそこまで行くにはどうすればいいんですか?」

P「Sランクかつ長年無敗。で必ず大賞とれる実力」

ミロカロス「うへー」

P「それに恐ろしいのは今回はガチじゃなくて遊びに来たらしいぞ」

P「それがたまたま関係者にお願いしますされて上がった訳よ」

ラフレシア「むむむ。それだけ凄いのですね」

P「そう。日高舞さんの頭を叩けるのは彼女だけだろうな」

キルリア「叩くんでしょうか?」

P「そんだけ凄いんだよ」
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 23:49:13.66 ID:BVFXMjebo
―――――
――――
―――
――



予選日・当日

P「さて、やって来たけど……」

キルリア「い、いやいや。随分飛びましたね! 日にち」

P「そんだけ一生懸命でした。一所懸命だと時間が過ぎるのは早いのさ」

ミロカロス「いや〜緊張しますね。オーディションってやつは」

P「随分余裕だな」

ミロカロス「僕は美しいですからね」ドヤァッ

P「さて、少なくともキルリアは合格して欲しい」

キルリア「わかってますよ。私達はここで終わるわけにはいきませんからね」
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/22(火) 23:59:09.76 ID:BVFXMjebo
P「さて、どっちに付けばいいよ?」

ラフレシア「なるほど。わたくしもお守をすればいいのですね」

P「そうだ」

ミロカロス「う〜ん。じゃあ僕はプロデューサー」

キルリア「じゃあ今回はラフレシアちゃんに任せてもらいます」

P「了解。じゃあキルリア、アドバイスをしてやろう」

キルリア「なんですか?」

P「恐らくあの綿棒が出てくると思うんだが」

キルリア「綿棒……ああ、エルフーンでしたっけ?」

P「もしな、もし……そいつに拘りなんとかというアイテムを『すりかえ』で押し付けられたな」

キルリア「……はい」ゴクリ

P「『ジェノサイド』させるんだ」

キルリア「はい?」
916 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/23(水) 00:04:33.79 ID:2dEhAaNKo
P「それが勝利のカギだ」

キルリア「はぁ……」

ラフレシア「『ジェノサイド』というと『集団殺害』や『集団殺戮』という意味ですよね」

P「それだけだな。あとはじっくり考えてくれ。この事は秘密な」

キルリア「あ、はい。わかりました」

P「悪いな。キルリアを見てやれたら教えてやれたがな」

キルリア「いえいえ、それで十分です。じゃあこっちは頑張って来まーす!」

P「おうよ。んじゃあこっちも行くぞ」

ミロカロス「あーい」
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:12:44.55 ID:2dEhAaNKo
ミロカロス「ところで、『ジェノサイド』ってなんですか?」

P「ん? まああれはハッキリ言えば得意分野に絞ることかな」

ミロカロス「どゆことですか?」

P「審査員って後半になってくるとだらけてるだろ?」

ミロカロス「そうですね……あれでホントに審査員とか腹が立ちますけど」

P「そうすると帰っちゃうのよ。まあ過去に帰った記憶があるかもしれないけど」

ミロカロス「う〜ん……」

P「で、審査員はビジュアル・ボーカル・ダンスの3人」

P「仮にダンスの審査員が帰ったとしよう」

P「ダンスの審査員が帰ってしまうと、ビジュアルとボーカルの審査員だけで審査することになる」

ミロカロス「まあそうですね」

P「ここからがポイントで、採点基準がビジュアルとボーカルの審査員の採点だけで決まる」

ミロカロス「マジですか?」

P「まじ。だから、キルリアも押し付けられたらそのどれかに特化するしかない」

ミロカロス「でもその審査員が帰っちゃったら……」

P「絶望的だな」
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:16:42.86 ID:2dEhAaNKo
ミロカロス「じゃあどうするんですか!?」

P「その時はその時っしょ→」

ミロカロス「のんきですね」

P「別に、キルリアが狙われるとは限らんし、寧ろ、自分の心配しろ」

ミロカロス「僕は余裕です」

P「……ほう」

ミロカロス「そもそも、今日はライバルとなる注意アイドルがいません」

P「……」キョロキョロ

P「確かに、流石に黒井社長もいないしな。こんな低ランクの所に」
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:33:30.37 ID:2dEhAaNKo
ミロカロス「……あの子ですかね?」

P「……アイツか」

ムウマ「……」フヨフヨ

P「キルリアの時もいたな。リベンジマッチってことかな」

ミロカロス「うへーどういった戦法で来るんでしょうかね?」

P「……マジな話をしてわからん」

ミロカロス「え?」

P「キルリアはやよいになりきってたからなぁ」

ミロカロス「うそー!?」

P「まじ。ただ、他に注意アイドルがいなかっただけまし」

ミロカロス「……確かに」
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:36:28.73 ID:2dEhAaNKo
P「寧ろあっちの方が心配」

ミロカロス「あっちはラフレシアも付いてる大丈夫でしょ」

P「わかってないな。こっちよりランクが上なんだぞ」

ミロカロス「そうですけど……あ、時間だ」

審査員「受ける方は来てください」

P「いつも通りいけよ」

ミロカロス「わかりました」ノロノロ

P「さて、前回はキルリア無双だけどこの子はどういう戦法なのかな?」

ムウマ「……」ニヤッ
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:41:59.72 ID:2dEhAaNKo
審査員Vo「合格者は1名頑張ってね」

ミロカロス「……むっ!」

P「よし、出だしは好調だな」

P「さて、他の注意アイドルはいない」

P「……さて、あのムウマは何をしてくるのかな?」

審査員Do「5番良いね」

ムウマ(5番)「〜♪」

審査員Vi「1番声良いね〜」

ミロカロス「〜♪」

P「……」
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:49:34.42 ID:2dEhAaNKo
ムウマ「〜〜♪」

P「!? なんだ? あの妙な歌は」

P「くっそこのままじゃ……なんだよあれはよぉ!! なんか裏があるぞ」

ミロカロス「〜♪」

審査員Vo「1番良いね〜」

審査員Do「おっサビか。でも1番で時点で5番かな」

審査員Vi「他の子も頑張ってね」

P「ミロは気付いてないか」
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:54:00.04 ID:2dEhAaNKo
P「……でも気にしちゃダメか。あれはアピールと思えば」

審査員Vo「5番きゃわいい」

P「ミロの圧勝か」

ミロカロス「〜」ドクンッ

ミロカロス「ぐっうぐううう……」ドサッ

P「!?」

審査員×3「!? おっおい」

ドサドサドサリ

ムウマ「〜♪」

審査員Vo「……なるほどね」

審査員Do「……じゃあこれはしょうがない5番ですかね」

審査員Vi「そうですね」

P「はぁっ!?」
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 00:59:48.75 ID:2dEhAaNKo
審査員「じゃあこの場で合格者を発表しちゃいます」

審査員「5番ちゃん。おめでとう」

ムウマ「……」ニヤリ

バタリ

P「えっ? ちょっと待ってください!!」

審査員「どうしたの?」

P「何でって……アイドル全員倒れちゃってるじゃないですか!?」

審査員「まあ逆ジェノサイド」

P「はぁ?」

審査員「ムウマちゃんは『ほろびのうた』アピールにしたの」

P「『ほろびのうた』?」

審査員「そ、それにアイドルとして途中で倒れる子は困るのよね」

P「……死んでは?」

審査員「いない。まあこういうアイドルもいるから近くにポケセンも出来たわけ」

P「……そうすか」

ミロカロス「」
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:01:57.56 ID:2dEhAaNKo
P「お疲れ。戻ってろ」ポシュン

P「……」

P「さて……キルリアの方に行くか」

P「……はぁ……これは予想外だったな」

P「……っとここか」

P「おーい」

ラフレシア「おや、もう終わったのですか?」

P「ああ。どうだ?」

ラフレシア「殿方の読み通り、キルに押し付けてきました」
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:05:58.90 ID:2dEhAaNKo
エルフーン(2番)「〜〜」ニヒヒッ

キルリア(6番)「」タッタッターン

審査員Do「5番良いよね」

審査員Vi「つまんね。2番良いよ」

P「……Vo審査員は帰ったのか?」

ラフレシア「そのようです」

P「ふむふむ。で、キルリアはダンスしか出来てないと」

ラフレシア「はい。しかし、大丈夫でしょうか?」

P「……行ける。行ってもらわないと困るんだよ」

キルリア「」クルリクルリ

Vi「……帰るわ」

Do「乙」
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:08:25.59 ID:2dEhAaNKo
エルフーン「!?」モフモフ

Do「5番良いね。2番もうちょっと頑張れ〜」


P「勝ったな」

ラフレシア「そうなのですか?」

P「キルリアはダンスの審査員の評価はものすごく高いようだ」

P「で、審査員がダンスの審査員しかいない今、キルリアの圧勝は決まったもんだな」

ラフレシア「なるほど」

P「これが『ダブルジェノサイド』だ」

ラフレシア「ほう」
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:10:44.78 ID:2dEhAaNKo
キルリア「」タタタタ、ターン


P「終わったか」

ラフレシア「そのようです。よくダンスだけで乗り切ったものです」

P「ホントだよ」

ラフレシア「ですが、まだわかりません」

P「まあな」


審査員「合格者を発表します」

キルリア「」ジー

審査員「合格者は5番です」

キルリア「」パァッ

審査員「それ以外はまた挑戦してね」
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:13:37.61 ID:2dEhAaNKo
P「よっしゃ!」

キルリア「」トテテテ

ラフレシア「おめでとうございます。キル」

P「……ほいよ」パッ

キルリア「ありがとうございます! やりましたよ! Bランクですよ、Bランク!」ピョンピョン

P「よくやった! 俺の首の皮もつながったぜ」

キルリア「ミロちゃんはどうでしたか?」

P「…………」フルフル

キルリア「え?」

P「詳しい事は夜だ。撮影行って来い」

キルリア「わかりました」トテテテ

ラフレシア「殿方、今のは……」

P「マジだ」
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:16:44.44 ID:2dEhAaNKo
夜・事務所

高木「合格おめでとう」

キルリア「ありがとうございます」

高木「これで、予定通り事務所ライブが開けるな」

P「ええ」

ミロカロス「」ズーン

ラフレシア「ミロ……」

ミロカロス「なんでや……僕が途中まで一番評価良かったのに……」ブツブツ

P「まあしゃーない。俺も知識不足だったし、相手が1枚上手だった」

高木「うむ。キルリア君が合格したんだし素直に喜ぼうではないか」
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 01:17:07.00 ID:cwaAlylDO
>>926
キルリア(6番)「」タッタッターン

ん…?
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:19:31.22 ID:2dEhAaNKo
>>931
ミス……済まぬ
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:27:53.46 ID:2dEhAaNKo
P「いや〜すみませんね。また奢ってもらって」

高木「いや、こっちの頑張り振りを見ていると応援したくなるものでね」

高木「ところで、決めたかね?」

P「そうですね」

キルリア「話し合ったんですけど……」

ミロカロス「…………まあ」

ラフレシア「一応結論には至りました」

P「ユニット名も俺が考えました」

高木「それを明日伝えるから教えてくれないか?」

高木「まず、ユニット名は?」

P「>>938

高木「じゃあ誰を引き抜くんだい?」

キルリア「話し合った結果ですね……>>940です」←(響・貴音・真・雪歩・やよい・真美・あずさから選んでください)



もしそれ以外なら>>940がのコンマが
96〜10→響
11〜27→貴音
28〜45→真
46〜59→雪歩
60〜74→やよい
75〜80→真美
81〜95→あずさ
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/23(水) 01:28:20.17 ID:2dEhAaNKo
それでは寝ます
良いユニット名期待してます
失礼しました
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 01:31:04.14 ID:OsDsCNIDO
黒井さんのジュピターに対抗して惑星の名前にしてみよう(提案)
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 02:15:39.21 ID:FLvI07VG0
「アイドル界に打ち込む四人組の楔」という意味のTetra Wedgeというのはどうかな!?

あとは
「アイドル界に打ち込む星の楔」Wedge Star
初?のポケ&ヒューマン混合グループというところから楔(後への取っ掛かり)なんでウェッジは譲れん
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 02:19:01.99 ID:FLvI07VG0
ミスった
>>936
Wedge StarじゃなくてStar Wedgeね
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 02:21:24.65 ID:FLvI07VG0
取っちゃえ
安価は>>936
>>1の好きな方で
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 02:30:21.28 ID:TJecxya1o
flower streamというのはどうだろうか
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 02:46:39.80 ID:cwaAlylDO
真、貴音、やおい

一人だけ選ばないと駄目なら…勝った場合真…貴音は勝ち負け関係なく来て欲しいぜ…無理なら貴音で選ぶ
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 03:00:07.60 ID:FLvI07VG0
>>940
やおいにワロタ
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 03:39:20.37 ID:cwaAlylDO
>>941
うっうー…やっぱり分かるかぁ…流石です
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 09:06:45.23 ID:OsDsCNIDO
ゃぉぃっょぃ
944 : ◆NxEuUULS7s[sage]:2013/01/23(水) 11:39:05.14 ID:o5cDHYlso
真美か……
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 11:50:34.22 ID:foOurY+AO
面白い展開になりそうでいいじゃない
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 17:16:15.94 ID:OsDsCNIDO
選ばれなかったアイドルはどうなるのか
真選ぶのか雪歩と美希が問題だな
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 17:19:07.57 ID:OsDsCNIDO
なんで真美なんだ、名前はやおいとかなってるがやよいだから真、貴音、やよいちゃうん?
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 17:20:40.77 ID:y13FrKLOo
あれ、コンマの方採用なの?
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 19:28:35.46 ID:/IrDDoG7o
安価で選ぶんか!
ひびきんにしたかった〜
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 19:38:07.20 ID:FLvI07VG0
つまり貴音ってこと?
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 19:40:19.69 ID:TkMLJ33Eo
無理なら貴音で選ぶの意味がわからん
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/23(水) 23:41:18.10 ID:NwJNvVsDO
ついにBランクか…
しかしこのPすごいな。
人間アイドルはIUで優勝・準優勝し、おそらく春香をSランクまで育てた。
ポケモンアイドルは初プロデュースで殆ど協力・バックアップもしてもらってないのにほぼ無敗でキルリアをBランクまで上げた。

こんな超優秀なプロデューサーなのになんで噛ませ犬にされた上、担当アイドルと仕事を奪われ飼い殺しの目に逢わなければならなかったのかすごく気になる。
953 : ◆NxEuUULS7s[sage]:2013/01/24(木) 08:06:42.87 ID:I24H4BbC0
あー貴音か。
てっきり色々上がってて悩んでランダムにしたのかと
申し訳ないです
今日の夜更新する予定ですのでよろしくお願いします
954 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/24(木) 22:58:44.06 ID:V2WZzfUFo
レスありがとうございます



高木「『Tetra Wedge』とはどういう意味だね?」

P「『アイドル界に打ち込む四人組の楔』です」

高木「4人組だと?」

P「そうです。まあ、勝てば良い話何で」

高木「随分強気じゃないか」

P「だってねぇ……」

キルリア「ねぇって振られても困るんですけど」

P「まあ、当日わかるんで」

高木「で、引き抜きたいのはほう……四条君か」

ミロカロス「大人が欲しいんですよ」

高木「どういうことかね?」
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:04:01.96 ID:V2WZzfUFo
ミロカロス「あの人のようななんか落ち着いた面妖な感じの人」

P「あずささんじゃいかんのか?」

ラフレシア「左様。あずさ様は違うのです」

キルリア「悪くはないんですけど……そのやっぱり怖いし」

P「……あーあの時か」

高木「わかった。では、ユニット発表は当日にしよう。それまで、秘密にしておこう」

P「あ、貴音には言っといてください。こっそりと」

高木「……うむ。伝えておこう」

P「ありがとうございます」
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:14:10.14 ID:V2WZzfUFo
P「……で、貴音でよかったのか? 負けても来るみたいだけど」

キルリア「いやいや、プロデューサーさん。一見私達には朗報に聞こえるようですけどね」

ミロカロス「よくよく考えると、強化アイテムみたいなのを渡される感じがしてですね」

ラフレシア「はい。なので、倒してみようと」

P「……そうか。じゃあ仮想敵ってやつは『プロジェクト・フェアリー』でほぼ決まりだな」

キルリア「そうなんですねよー!!」

P「リーダーは美希。その美希は今じゃSでもトップ走ってるからまあ惨敗覚悟だな」

ミロカロス「でもでも僕達は技で差別できますよね?」

P「前回、ホールで技披露したよな?」

キルリア「はい」

P「どうだった?」

ラフレシア「メロエッタ様に釘づけでしたね」

P「そゆこと。つまり、完全なアウェーなのよ」

キルリア「どうするんですか?」

P「手っ取り早いのは先手を取るくらいだな」

ミロカロス「先手とったくらいじゃ……」

P「まあな。でも、少なからずお前達のファンはいる。だから、そんなに焦らんでも良い」

キルリア「言ってることがコロコロ変わりますね」

P「まあ……でも、これだけは俺の予想から言うけど」

P「あれが決まるとマジで盛り上がる」

P「ただ、あれを出すのはクライマックスかその前か」
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:19:58.19 ID:V2WZzfUFo
P「あと、これはもう賭けみたいなものなんだが」

ミロカロス「まだあるんですか。長いですね」

P「フェアリー相手なんだよ。正面からじゃ無理」

ラフレシア「それで、賭けとは?」

P「キルリアが『キラメキラリ』か『Kosmos, Cosmos』歌ってやよいか雪歩をこっちに引き込む」

ミロカロス「難しくないですか?」

P「だから賭け。まず、あっちのファンからヤジ飛ぶし、来てくれないかもしれない」

キルリア「う〜ん……時間的にどのくらいなんですか?」

P「3、4曲だろう。あっちはぶっちゃけなんでも出来るエリートだからな」

P「欠点はない」
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:24:17.09 ID:V2WZzfUFo
キルリア「まあまあ、ここでどういっても仕方がないし、勝たなきゃダメなんだよ」

ミロカロス「お前が言うな」

キルリア「なんでよぉー!」

P「とりあえず、レッスンであれを完成させよう。成功が5回やって2回はきつい」

P「全部成功してもあの場の雰囲気で失敗するかもしれない」

キルリア「わっかりましたぁ〜」

P「すぐとは言えど、まだ週末まで時間はあるからな」

P「この1週間は悪いけどオフなしでレッスン漬けな」

ミロカロス「わかりましたよ」
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:29:24.68 ID:V2WZzfUFo
レッスン場

P「…………」

ミロカロス「あー……まただ」

キルリア「ごめんねぇ。次は上手く合わせるから……」

ラフレシア「焦るのはわかりますが、落ち着いてください」

キルリア「うん。でも結構難しんだよね」

P「……一旦休憩にしよう。流石に疲れたろ」

キルリア「大丈夫ですよ」

P「その大丈夫は疲れている証拠である」

ミロカロス「イエイwwwwwハッハッハアwwwwwwwwwww」ゴロリ

P「うわ、懐かしいなそれ」
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:32:22.88 ID:V2WZzfUFo
ラフレシア「殿方」

P「どうした?」

ラフレシア「もし、貴音様がこちらに来たとき、わたくしはイメチェンをした方がよろしいのですか?」

P「……まあ、そこは貴音と相談だな」

ラフレシア「そうですか」

P「素はあるのか?」

ラフレシア「それは秘密にしておきましょうか」

P「とっぷしぃくれっとか」

ラフレシア「そうです」

キルリア「でもでも、ラフレシアちゃんの口調が変わるってちょっと見てみたいです」

P「わかるけど……どんなん?」
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:35:42.44 ID:V2WZzfUFo
キルリア「例えば……右腕に包帯巻いて」

P「……それはアイツだろ」

ミロカロス「フローリングは気持ちいいなぁ」ゴロロ゙ロ

キルリア「いやいや、ミロちゃんは体力担当です」

P「さて、まあその話題は今は置いておいて」

キルリア「もうですね」

P「そう。時間もないし、まあ相手が真とかならまだなんとかなった気がするんだけどなぁ」

ミロカロス「ふふん。別に記録なんて塗り替えしの世界ですから」

P「……すまん。意味わからん」
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:49:57.69 ID:V2WZzfUFo


P「結局、あれから一度も成功しなかった……」

P「どうするかね?」

P「でもアレ成功して貰わないといけないしな」

P「う〜む。ポジション……いや、あれで完璧なんだよなぁ」

P「フェアリーのミスを誘うなんてまず無理だし」

P「寧ろあっちは誘ってもうまくアピールに変えるだろうしなぁ」

P「どうするかねぇ……」

?「おーい、キルリアのプロデューサー!!」

P「……あ、久しぶりだな」
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/24(木) 23:55:31.29 ID:V2WZzfUFo
ユキメノコ「聞いたよ。765プロでバトルするんでしょ?」

P「情報早いな。あ、気を付けろよ。最近のパパラッチはヤミラミだっけな? そんなポケモン使うらしいぞ」

ユキメノコ「……そうなの?」

P「ああ。実際にそういう記者にあったし」

ユキメノコ「へぇ〜怖いね」

P「一言で片づけるなよ」

ユキメノコ「だってマネージャー連れて来てるし」

イーブイ「どうも」

P「あ、どうも」

ユキメノコ「まあ、この子の事は良いとして、相手は誰なの?」

ユキメノコ「というか誰を引き抜くの?」

P「えっとな……」

P「ちょっと待った」
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 00:03:42.37 ID:EU2rjeJuo
ユキメノコ「え? どうかした?」

P「何故メノコがその事を知っている?」

ユキメノコ「私は社長さんから聞いただけだよ」

黒井『どうせ高木の屑なポケドルは高木の所の汚きアイドルを味方に入れないとユキメノコちゃん率いる【Ghost】には到底かなわないからな』

黒井『ハンデとしてはちょうどいい』

ユキメノコ「……って」

P「……くそう……言い方がムカつくが正論だな」

ユキメノコ「え、でも今のままでも十分良いと思うけどなぁ」

P「いや、恥ずかしながら俺はダメだと思ってる」

ユキメノコ「ふ〜ん。見る眼が違うって奴? 流石じゃん」
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2013/01/25(金) 00:19:49.21 ID:f+SB7v1u0
イメチェンするなら低ランクのうちじゃないとな
966 : ◆NxEuUULS7s[saga]:2013/01/25(金) 00:20:36.29 ID:EU2rjeJuo
P「あ、でもどうしようかな?」

ユキメノコ「悩み事?」

P「そうだけど……流石にライバルアイドルには言えないです……はい」

ユキメノコ「別に減るものないと思うけどね」

P「アホか。手打ちばらすもんだわ」

ユキメノコ「あ、ああ……そうだよね」

P「悪いな。確かに良い適任だと思うんだがな」

ユキメノコ「……どんなの?」

P「それは言えないと言ってるだろ」

ユキメノコ「まあ、当日行くから良いけどね」

P「え? 来るの?」

ユキメノコ「偵察目的で」

P「そうか……」

イーブイ「!」ピコッ

ユキメノコ「あ、そうなの」

P「どうかしたの?」

ユキメノコ「パパラッチが来る。ほんじゃね。当日は頑張ってな」スゥー

P「……」フリフリ

P「あっと言う間やなぁ……」

ヤミラミ「チッ! 逃がしたか」

P「うおっ!」

ヤミラミ「あ、どうもへへへっ」
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 00:21:46.95 ID:f+SB7v1u0
きけんよち便利でワロタ
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 00:29:27.99 ID:EU2rjeJuo
次の日

P「さて、結局昨日は思いつかなかったけど……」

ミロカロス「プロデューサー疲れたー!!!」

P「早くないか?」

ミロカロス「あれです。無の重圧が美しい僕を襲っているんです!」

P「……どのくらいしてた?」

ラフレシア「もう日が暮れてしまっております」

P「マジか。で、成功数が……5回か」

キルリア「すみませしぇん」

P「……いや、こっちが無理な注文しているだけだ」

キルリア「でも、私だってその注文に応えないと勝てませんよね」

P「…………ああ」

キルリア「…………」

P「どうかしたか?」

キルリア「……今日は帰らしてください」

P「あ、ああ。わかった。じゃあ今日はこれで解散な」

ミロカロス「……キルリア?」

キルリア「何でもないよ……何でも……」
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 00:48:26.61 ID:EU2rjeJuo
ラフレシア「キルは何か悩み事でしょうか?」

P「う〜ん……」

ミロカロス「やっぱりあれでしょう。責任を感じてるんじゃないですか?」

P「わからん……でもあのままじゃ失敗の連鎖だぞ」

ラフレシア「しかし、ああではないと……」

P「そうなんだよな。でも今のままじゃどうしようもない」

ミロカロス「なんとかしないとだめですね」

P「そうだけどさぁ」

キルリア「……」トボトボ

P「どうするよ?」

ミロカロス「いや、僕に言われましてもねぇ……」

ラフレシア「こればっかしはキル自身の悩みではないでしょうか」
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 00:57:39.86 ID:EU2rjeJuo
P「しかし、もう日はないんだよなぁ」

ミロカロス「今更どうこうしろとか無理無理」ゴロリ

P「ここで寝るなら事務所で寝ろ」

ラフレシア「……ふむ。弱りましたね」

P「……やっぱり、無理なのかなぁ」

ミロカロス「そんなことないですって!」ガバッ

P「珍しい。ミロが起きてまで庇うなんて」

ミロカロス「まあ僕とは昔からの付き合いですからね」

P「とは言っても時間ないぞ」

ミロカロス「大丈夫ですよ。キルリアなら」

ミロカロス「美しい僕が言うんだから間違いないんですよ」ドンッ

P「……お、おう」
P(ドヤじゃない)
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 01:14:53.06 ID:Ec2bPIsDO
“キルリア”だとダメなのか
972 :負けちまったー[saga]:2013/01/25(金) 01:25:59.03 ID:EU2rjeJuo
――――
―――
――



事務所ライブ・当日

P「結局あれから成功率が30%……こりゃ普通に踊ってた方がましかもしれない」

キルリア「すみませぇん」

P「う〜ん。まあ、ここまで来てしまったら今更仕方がないさ。楽しんで来ればいいんだよ」

ミロカロス「とは言ってもですねぇ」

P「こういうのはあれだけど……」

P「フェアリーの方に人は絶対行くから普段通りやっても絶対に緊張しない」

P「ただ、フェアリー側の歓声が凄い」

ラフレシア「ああ……」
973 :今日は2勝2敗かぁ……ちくしょう[saga]:2013/01/25(金) 01:32:12.83 ID:EU2rjeJuo
P「それと、ぶっちゃけると、フェアリーはほぼ再結成という形で登場なのよ」

P「つまり、限定ユニットよ」

P「まあ今日の半分はフェアリー見たさに来てるファンと思ってもおかしくはない」

ミロカロス「うへぇ〜」

P「で、運が悪いと他のアイドルも呼ぶかもしれない」

ラフレシア「仲間を呼ぶ……軍隊アリですね」

P「それとは違う。単に共演だな」

キルリア「へぇ〜」

P「これだけは言っておくぞ。フェアリーのダンスとかに魅了されんな」
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 01:38:36.84 ID:EU2rjeJuo
P「ちなみにここは俺らの控室である」

キルリア「あっちのアイドルは?」

P「別室だな。まあ、ゆったりしようぜ。どうせ出番はまだ先なんだし」

ミロカロス「そう言えばもう始まってるんでしたっけ?」

P「そうだよ。どうせあっちは全て社長や赤羽根君が仕切ってるからな。俺が来たところで何もすることはない」

P「寧ろ、こっちを見てあげろって律子に言われちまったよ」

ミロカロス「ぐぬぬぬ……」

P「まあ、出番近くなると音無さんが呼び来るからゆっくりしてろって」

キルリア「……」ソワソワ

P「どうした?」

キルリア「落ち着けって落ち着けれるわけないじゃないですか!!」
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 01:46:22.31 ID:EU2rjeJuo
コンコン

P「どうぞー」

ガチャリ

?「よお、こんなところにいたのか?」

キルリア「えっと……どちら様ですか?」

P「……えっと、誰だお前?」

?「名前間違ってるならともかく普通に忘れたのかよ。俺だよ。天ヶ瀬冬馬」

P「お、そうだったな。で、何しに来たん?」

冬馬「ただの挨拶だよ」

P「ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ」

冬馬「黒井のおっさんが入ってるから付いてきた」

P「はぁ……そういや北斗と翔太は?」

冬馬「便所」

P「下品な」

冬馬「……で、コイツらがあのフェアリーに挑むのかよ」

P「そうだよ」
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 01:51:37.18 ID:EU2rjeJuo
冬馬「ふぅん。なるほどね」ジー

キルリア「……あの、何かわかったんですか?」

冬馬「いや、おっさんがもの凄く卑下してたから直接拝んでみたくなってきたんだが……」

冬馬「あんた。ちょっといいか」

P「やだよ」ゴロリ

冬馬「プロデューサーが一緒に寝てどうすんだよ」

P「ミロの身体はひんやりしてて枕に丁度良いんだよ」

ミロカロス「ZZZ」

冬馬「ハァ……」

キルリア「要件ならプロデューサーさんの代わりに私が聞きますよ」

冬馬「……いやいい。まあ頑張れや。そんじゃあな」ガチャリ

P「おう」フリフリ

冬馬「最後に言っておくと……完敗確定だな」

P「おう」

冬馬「知ってんのかよ!?」

バタン
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 01:54:37.72 ID:EU2rjeJuo
ラフレシア「あの殿方」

P「どうした?」

キルリア「さっきの人の言葉は本当なんですか?」

P「……まあほぼ正論だな」

キルリア「え?」

P「ただ、一つ間違っていることがある」

キルリア「なんですか?」

P「確定かどうかは実際に舞台に出ないとわからない」

ラフレシア「……」

P「俺はどんなにフェアリーに人気を盗られようと俺はキルリア達を応援している」

P「ま、完敗はあり得るけどパーフェクト敗北はあり得ないのさ」
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:00:34.03 ID:EU2rjeJuo
キルリア「プロデューサーさん……」ジーン

ラフレシア「殿方……」ジーン

P「んじゃあそろそろ曲順を決めようか」

キルリア「はいっ!!」

P「起きろ!」ドスッ

ミロカロス「うごっ!?」ビクッ

P「曲順決める」

ミロカロス「そうですか。まあ、なんでもいいですよ」

P「最初は『Vault That Borderline!』で行こうか。まずはこっちのペースを作る」

ラフレシア「なるほど」

P「向こうは何をしてくるかわからないけど……おそらく『オーバーマスター』が妥当だろうな」
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:04:01.98 ID:EU2rjeJuo
ミロカロス「何してくるかわからないって?」

P「ダンスタイムとか言って響のダンスを見せてくるかもしれない」

P「美希のソロで攻めてくるかもしれない」

キルリア「あの……」

P「なんだい?」

キルリア「本当に相手はフェアリーなんですか?」

P「ああ。それは社長達と打ち合わせした時、赤羽根君が言ってくれた」

キルリア「期待はしていなかったけど……」

P「まあがっかりするなよ」
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:09:14.58 ID:EU2rjeJuo
ラフレシア「話を戻しましょう」

P「で、次に『edeN』にしようか」

P「ここで、上手く決めてくれれば勝機はある」

ミロカロス「ここですか?」

P「そうだ。時間との戦いでもあるが、あっちより早く盛り上がっておかないと」

P「あっちが盛り上がってからじゃこっちはどうあがいたって無理だ」

P「ランクB成りたてDDとSAAじゃあ話にならん」

キルリア「ぐうー」
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:13:14.67 ID:EU2rjeJuo
P「まあ、予想としてあっちは『KisS』を歌っていると仮定しよう」

ミロカロス「あの歌結構恥ずかしいですよね」

P「わからんでもない」

ラフレシア「それで、どうなさるのですか?」

P「『ビジョナリー』だな。あっちが大人向けならこっちはロリコン共を確保する」

キルリア「うわ……」

P「うわじゃねえよ。確かに机上の空論だが、可能性はある」

ミロカロス「はいはい」

P「流すなよ!」
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:19:51.84 ID:EU2rjeJuo
キルリア「それでどうするんですか?」

P「ぶっちゃけると『ビジョナリー』はもう切り札だな」

キルリア「え?」

P「最後の砦。個人的には『Vault That Borderline!』と『edeN』で、『オーバーマスター』に対等であってほしい」

ラフレシア「対等とは?」

P「一応、某視聴者が投票できる漫才バトルみたいなボールころころで勝敗を決めることにしたんだけど」

キルリア「けど?」

P「『ハコユレ震度』でその結果なんか一発でわかっちゃうわけだ」

ミロカロス「……でもでも、もしかしたらがあるじゃないですか?」

P「ファンがアイドル前で裏切ったら同士に袋叩きだぞ」

ミロカロス「……ですよね」
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 02:22:34.97 ID:Ec2bPIsDO
勝ったとか敗けたとか何の話なのか
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:26:39.20 ID:EU2rjeJuo
P「まあ、一応最後まではやるよ」

P「でも真ん中あたりでの『ハコユレ震度』でわかっちゃうんだ」

キルリア「やっぱり……」

P「ああ、ランクの差だな」

ラフレシア「くやしいなあ、くやしいなあ、ランクで決まるなんてくやしいよぉ…」

P「……寧ろ挑むお前達には俺は凄いと思うがな」

キルリア「そうでしょ! えへへっ」

P「ただその分、やっぱり負けるともうな……」

ミロカロス「わかります。それ……絶対Cに慣れたのに……」ズーン

P「御通夜はあとでしろ」
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:31:16.74 ID:EU2rjeJuo
キルリア「でもやっぱり、悔しいですよね」

P「ダメだ! 話がループしてる!」

P「もういいや! めんどくせぇ!」

キルリア「なんですか突然!?」

P「もういっそ観客なんか気にするな」

ミロカロス「また無茶な注文を」

キルリア「ダメですよ!」

ラフレシア「いけませんよ」

P「そうだよなぁ……ラフレシアやキルリアの性格だと無理と言うと思ったよ」
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:33:46.25 ID:EU2rjeJuo
コンコン

P「どうぞー」

ガチャリ

小鳥「プロデューサーさんにポケドルちゃん達、出番近いの裏でスタンバイお願いします」

P「わざわざありがとうございます。まあ、詳しくは裏で話そうか」

ミロカロス「はぁ〜い」ノソノソ

P「シャキッとしろよ!!」

キルリア「…………」

ラフレシア「……キル、どうしたのですか?」

キルリア「…………ありがとね」

ラフレシア「? 感謝されるほど何かした覚えは……」
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:35:59.35 ID:EU2rjeJuo
ステージ裏

P「ちらっと見えるか?」

ミロカロス「うひゃーまあ、慣れてますけど」

P「……やっぱり体力番組の方が怖いか」

ミロカロス「ええ」

キルリア「……ミロちゃん」

ミロカロス「どうかしたの? 見えないとか?」

キルリア「今までありがとね」

ミロカロス「う〜ん。僕には何をしたか覚えてなくて良くわからないけど」

キルリア「良いの……これで」
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:39:55.47 ID:EU2rjeJuo
?「プロデューサーさん!」

P「春香……なんでこっちに?」

春香「そりゃあ応援ですよ! フェアリーにも勝って欲しいけど、キルリアちゃんが私の事尊敬してくれているからやっぱりこっちを応援したくなっちゃいまして……」

P「そうか。そりゃありがとな。ほれ、さっそくフェアリーよりも人気なったぞ」

キルリア「わざわざありがとうございます」

春香「ううん。寧ろ頑張ってよ。私は見てるくらいしか出来ないけど……」

ミロカロス「じゃあどうです?」

春香「う〜ん。でもやっぱり、裏で応援してます!」

ラフレシア「そうですか」

春香「ま、まあ。美希たちも同じ事務所だからそこまで本気出さないと思うし」

P「それはそれで嫌だなぁ」

キルリア「そうですね」
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:44:32.50 ID:EU2rjeJuo
春香「流石、プロデューサーさん。昔から変わってないですね!」

P「だって手抜きされて負けるなんてすげー悔しいじゃん」

ミロカロス「あの響さんはガチだったのにね」

ラフレシア「確かに」

P「あ、そうだ。紹介とかしてくれんの?」

春香「えっと……良ければ私がキルリアちゃん達を紹介しますけど?」

P「よろしく頼む。Sランクお墨付きだぞ!」

キルリア「春香さんありがとうございます」ペコリ

春香「いや、それくらい大したことじゃないよ」

わああああああああああああああああああ
ミンアアリガトネーニヒヒッ

春香「あ、竜宮小町が終わったみたいですね」

P「……いよいよか」
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:49:25.29 ID:EU2rjeJuo
キルリア「プロデューサーさん」

P「どうした?」

キルリア「今までありがとうございました」ペコリ

P「いやいや、これは全部キルリアの実力であり、そしてミロやラフレシアと協力してきた結果だよ」

キルリア「それでもありがとうございました」

キルリア「私を忘れないでくださいね」

P「忘れないよ」

ミロカロス「プロデューサー、僕達のユニットって何でしたっけ?」

P「そりゃあ『Tetra Wedge』」

P「『アイドル界に打ち込む四人組の楔』よくよく考えれば俺も入ってるのか」

ラフレシア「気付かなかったのですか?」

P「てっきり引き抜きアイドルかと」

ミロカロス「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ 」
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 02:53:06.62 ID:Ec2bPIsDO
  進化するか!?
  ( ゚д゚) ガタッ
  /   ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
  \/   /
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 02:55:53.72 ID:EU2rjeJuo
春香『では、765プロ期待のスーパーポケドルユニット』

春香『【Tetra Wedge】!!!』

春香『なんと、今日この日のために結成されたんですよ!!』

P「よし、いってこーい!!」

3人「はいっ!!」


キルリア「みなさんこんにちはー!!」

キルリア「今日はわざわざ先輩アイドルさんの時間を貰ってここに立っています!」

キルリア「それも、先輩に対する勝負です!」

キルリア「そしてこちらが勝ったら先輩アイドルには来てもらいます!」

キルリア「勝手な事言ってごめんなさい!」























キルリア「だって勝つのは私達『Tetra Wedge』だから!!!」

ミロカロス「……」チラッ


P「オーケー! 曲流してください」
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 03:02:38.61 ID:EU2rjeJuo
〜〜〜♪

キルリア「もっと遠く!」

ミロカロス「どこまで伸びる」

ラフレシア「追いかけていく飛行機雲」

3人「まっすぐ!!」

わああああああああああああああああああ


P「よし……しかし、キルリアの奴意表をついてあんな宣戦布告発言するとは」

P「しかし、練習より上手くなってる」


?「はいさい。『Tetra Wedge』の出番はここまでだぞ」ザッ

?「おいたをする後輩にはしつけが必要なの」

?「良いではないですか」

どよっ


P「やはり、空気が変わったか」
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 03:04:22.46 ID:uEtHqvJDO
イカサマでやったクズアイドル帰れ
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 03:04:31.31 ID:Ec2bPIsDO
キルリアが進化すると完全体だから友情の紋章か?それとも勇気の紋章か?(棒)
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2013/01/25(金) 03:06:54.44 ID:EU2rjeJuo
美希「あのダンスってこうかな」タッタタン

響「こうじゃないのか?」タタターン

貴音「響は走り幅跳びでもするつもりですか?」

響「違うさー。自分と」

美希「ミキは」

響「貴音を守りに!!」
美希「貴音を守りに!!」

〜〜〜♪


P「やはり『オーバーマスター』か……」

P「持ちこたえてくれよ〜」
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 03:07:17.10 ID:Ec2bPIsDO
>>994
ここで帰したら勝負の意味ないやん!どうせフェアリーはキルリア達にボロボロに負けてファンから信頼無くしクズ羽根が悔しがるんだからキルリア達の土台になってもらおうぜ
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/25(金) 03:13:48.36 ID:Ec2bPIsDO
>>1は新スレ立ててそっちで続きやって残りのレスで新スレに誘導したら?
999 :1000取らしてください。オナシャス[saga]:2013/01/25(金) 03:15:26.46 ID:EU2rjeJuo
キルリア(やっぱりオーバーマスターだ)

キルリア(でも、この曲だからってまだ負けたわけじゃない)

キルリア「あの空に向かって〜!!!」

キルリア「国境のその先へ〜!!」

ミロカロス「……」チラッ

ラフレシア「……」コクリ

ミロカロス(冷凍ビームッ!!)ビー

ラフレシア(アロマセラピー!!)パァァ

キルリア(サイコキネシス!)

ギュィィィインばんっ




春香「今のなんですか? すごくいい香りがします」

P「分かりにくいから説明すると、冷凍ビームとアロマセラピーをサイコキネシスでうまく混ぜ込んでひんやりした良い香りを会場に送った」
1000 :次スレはまた今度立てます。ありがとうございました[saga]:2013/01/25(金) 03:33:21.71 ID:EU2rjeJuo
美希(あ、良い香り)

響(ひんやりしてて気持ちいい)

貴音(なるほど。これが、技ですか。美希に響そろそろサビですよ)

フェアリー「Thrillのない愛なんて! 興味あるわけないじゃない!!」


P「……ハコユレはやっぱりフェアリー側か」

春香「でも、キルリアちゃん達も善戦してますよ」

P「……そろそろ『Vault That Borderline!』が終わる」

P「『edeN』で食い下がればあるいは……」


キルリア「〜〜♪」スタッ

ゎぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

キルリア「ありがとうございまーす!!!」

ミロカロス「……」クイッ


P「次流してください。前奏が長いから」


キルリア「はぁはぁ……まだオーバーマスター流れてますね」

ラフレシア(キル、与太話はいけません)

キルリア「やっぱり、先輩は強いなぁ……」

キルリア「それで、さっきの合体技は何度も練習したんですけど何度も成功しました」

キルリア「実はもう一つあるんです」

キルリア「そっちが私じゃダメなんです。だから……ファンのみなさんありがとうございました」ペコリ


P「何考えてるんだ?」

キルリア「……」チラッ

P「?」

キルリア「今の私を絶対に頭の片隅に置いておいてください!!!」ブンッ

P「!? おっと……これ……」

春香「! プロデューサーさん!!」

P「あん? んんっ!?」

ピカー

ミロカロス「キルリア……」

ラフレシア「キル……貴女……」


美希「計画Cねぇ〜……ん?」

響「……あ」

貴音「なんと……」

ざわざわざわ

サーナイト「……」

P「……キル……リア?」

サーナイト「……さあ、ここから挽回するわよ!」クスッ


TO BE CONTINUED
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