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HTML化した人:
lain.
★
神でさえ知らぬ世界 Part1
1 :
熊
2013/01/01(火) 19:08:36.05 ID:oLgH7IJv0
---------------------------------------------------------
西暦2070年...
今日もまた...ぼんやりと海を眺めていた。その日は雲一つない晴天。俺は先日購入したリクライニングシートに寄っかかりながら
成すこともなくただ海を眺めているだけだった... 「今日も何事もなく終わってゆくのか...俺的にはそっちの方がいい。だって...」
ーその方がおもしろいのだから。
#1
俺の名前は 高翌梨 和 和とかいてなごみと読む。
この名前のせいでなんどからかわれたことか... 親ももう少し男らしい名前を付けてくれてもいいのに...
今日は学校設立記念日のため学校は休みこれといってすることもない。
今年の四月、俺は高校に入学した。自分の第一志望の高校に受かり俺は有頂天になっていた。
これから何があるのだろうかという楽しみしかない俺にとっては入学式という行事はとても楽しみであった。
ところが現実はそんなに甘くはない。ふたを開けてみれば何の変哲もないただの生活。勉強に追われ部活動を夢中で行い、
家に帰れば10時。あとは予習と風呂、食事をすればもう寝ることしかできない。何かをしようとも時間がないのだ。
そんな宙ぶらりんの状態のまま俺は5ヶ月あまりを過ごした。
そして現在9/10。 今日は学校もなく部活もない。何かをしよう!と意気込んでいたのだが...
「なにもすることねー。俺を暇で[
ピーーー
]気か!」
と叫んだところで何も変わらないのだが...
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1357034915
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/01(火) 19:23:57.13 ID:MKen6qXN0
終わり?
3 :
熊
2013/01/01(火) 19:28:51.26 ID:oLgH7IJv0
今はまだ朝の8時。時間は有り余ってる。宿題も終わらせた。することもない。
「親も今は居ないしな...例のアレにするか。」
例のアレとは俺が受験期に親から使用を禁止されていたもの...PCである。
時間つぶしにはもってこいなのだが...かなり時間が空いているため起動できるかが心配である...
カチッ ウィーン... 起動音が消えた。ということは読み込めているのだろう。
画面にはNow Loading Please Waitの文字が現れている。
通常起動には約10秒かかる。
5秒ほどのウェイクアップトーンが流れた後 ログインバーが現れた。
4 :
熊
2013/01/01(火) 19:42:18.27 ID:oLgH7IJv0
「...っと起動できたみたいだな。さて何をするか」
ID Passを打ち込み、とりあえず馴染みのウェブサイトにいってみることにした。
...が。
「閉鎖か...まぁあんまり人気なかったしな... 次行くか」
マウスをバックタグに持っていこうとしたその刹那。
俺の視界は暗闇に包まれた。
5 :
熊
2013/01/01(火) 20:32:56.21 ID:oLgH7IJv0
#2
============================================
(ここはどこだ? 俺は確か...)
そう頭で考えを逡巡させるまえに答えはたやすく俺に答えを示してくれた。
白い部屋である。 何もない...とても広大な空間。目が慣れていくにつれて前方があまりにも広く
終わりが見えないことを知った。それに俺は四肢を拘束されているようだ 両腕を麻縄、両足をロープで。
自分がおかれている状況にあまり理解ができない。頭も目覚めでうまく回ってくれない。
(どうすれば...いいんだ。)
........どれぐらいたっただろうか。 何秒、何分、何時間、何日 それはわからない。
一つわかることと言えば俺がまだ拘束されているということ。
6 :
熊
2013/01/01(火) 20:49:16.18 ID:oLgH7IJv0
ようやく思考が安定したようだ。 おかげで感じなかった”ある感情”が芽生えてきた。
そう。恐怖である 俺はただただ叫ぶことしかできなかった。
「あぁあああああああああ」
余りにも単調な叫びに我ながら驚くほどだ。
どれぐらい叫んだだろうか...時間の経過がわからないのが現状の難点である。
「ああああああぁああぁあぁぁぁぁ.......。」
もともと喉は強い方ではない。 潰れてしまったのだろう次第に声が出なくなり...小さく...小さく...聞こえなくなってゆく
「ぁぁぁ....。」
すると不意に体に肌寒さを覚えるようになり室内が再び色を失いはじめた。
再び室内が暗闇に包まれたとき...俺の意識は薄れていった...
7 :
熊
2013/01/01(火) 21:16:32.51 ID:oLgH7IJv0
#3
=============================
再び意識が戻った時俺は机に突っ伏していた。横で小さくPCが起動音をかなでていた。
どうやらここは自分の部屋のようだ。
体を起こすとそこにはいつも通りの”現実”が映し出されていた。
何も変わらない風景...かわったことと言えば日差しがやや強くなったことと喉にへばりつくような痛み。
「あれはなんだったんだ」
驚きでしかないのである。 急に意識が飛び正体不明の場所に拘束されたのである。こんな現象が起こって驚かないわけがない
8 :
熊
2013/01/01(火) 21:26:02.18 ID:oLgH7IJv0
駄文過ぎて笑えるww
しばらく下書き書いてきます。
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/01(火) 21:40:14.57 ID:PjPvNCBAO
下書きや推敲もいいが、まずは「SS速報VIPに初めて来た方へ」ってスレくらい目を通しておけよ
主人公の名字もまともに書けてないのに気付かないほど節穴な目なのか?
10 :
熊
2013/01/01(火) 21:45:56.37 ID:oLgH7IJv0
>>9
誤字訂正ありがとうございました
高翌梨です。
一読しておきます
11 :
熊
2013/01/01(火) 21:47:36.18 ID:oLgH7IJv0
あれ?
高翌梨が打てない
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/01(火) 21:48:20.66 ID:ab3rJXch0
メール欄にsaga入れろ
13 :
熊
[saga]:2013/01/01(火) 21:50:03.29 ID:oLgH7IJv0
>>12
わかりました
14 :
熊
[sage]:2013/01/01(火) 21:50:36.81 ID:oLgH7IJv0
est
15 :
熊
[sage]:2013/01/01(火) 23:12:33.59 ID:oLgH7IJv0
再開
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/02(水) 07:38:44.83 ID:ov5xlffIo
まずは半年ROMれ
話はそれからだ
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/02(水) 09:38:17.07 ID:XH0uj39z0
読者様のお通りだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
18 :
熊
[sage]:2013/01/02(水) 15:27:34.88 ID:h8YBdX7m0
投下。
ROM歴3年が通ります
19 :
熊
[sage]:2013/01/02(水) 15:49:39.02 ID:h8YBdX7m0
俺はまず状況を推察することからはじめた。
たしか...俺はパソコンを扱っていた。それで不意に意識が暗転し気がつくと途方もなく広大な白い空間に俺は居た...のであろう。
そして再び意識が戻った時俺は自分の部屋に居た。単なる夢オチで片付ければそれでいいのだが...
喉にまとわりつくこの異様な痛みはあの空間で発した絶叫による賜物なのだろう。
ということは夢ではないと考えられる。日の入り方から見て俺があの空間に滞在していた時間はおよそ二時間ぐらいだろう。
向こうの空間は一体どのようになっているのか......
にしてもあんなに理不尽な目に遭っているのに一向に不快な気にはならないむしろ興味が滝のようにわき上がる。我ながらあきれる。
少しぐらいは怖がってもいいのにな。 正直俺は”日常”に飽和している。その事実を考えれば興味が湧くのも不思議ではない。
昔のもこんなことがあった....
20 :
熊
[sage]:2013/01/02(水) 16:04:37.06 ID:h8YBdX7m0
#4
===============================
「なごみー学校遅刻するわよー」
「うん。わかってるよ」
「わかってるなら言われなくてもいいようにしなさい」
「あぁわかったよ。」
「朝食食べていく?」
「時間無いから...いい」
「朝食べないと力でないよ食べていきなさい」
「...強制するならはじめから俺に聞くなよ」ボソッ
「なごみ。言うことがあるならちゃんと聞こえる声で言いなさい」
「なんでもないよ。うるさいな」
またこれだ...いつも同じ親子の問答が始まる。いい加減飽きたよ。
母さんはいつも同じことを言う。まぁ俺ができてないから言うのだろうからここでキレるのは間違いだ。
とはいえ同じことをこう何度も言われるのはいけ好かない。正直辟易する。
...てか最近同じことを考えみそ汁を啜り、ご飯をかき込み5分あまりで食卓を離れるという習慣が定着してきた気がする。
よく戦争から帰ってきた人などがいう言葉「日常がどんなにすばらしいことか」確かに何不自由無く生活できるのはありがたいことであろう。
でもその”日常”しか経験したことの無い俺にとっては”日常”よりももっと”非日常”の方が興味をそそられるのである。
21 :
熊
[sage]:2013/01/02(水) 17:14:42.90 ID:h8YBdX7m0
俺は異常なのか。いやそれは違う。生きとし生けるものすべての人間はおそらくそう思っているんだろう。
そう思えば俺も少しは救われる。...とまぁこんなことを考えていれば学校につきいつも通りの生活を過ごしている。
ところがこの日は違ったのだ。たしか5限目が終わろうとしていたときだった。
教室が不意に暗闇に包まれた...
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]:2013/01/02(水) 18:05:05.69 ID:3O8/4eNAO
>>1
って一読しておきますとか書いたくせに全く読まない奴なんだな
読んでたら「高梨」とか「殺す気」とか「ドラえもん」とか普通に書けるのにな
23 :
熊
[sage saga]:2013/01/07(月) 21:35:29.25 ID:OSQimf4W0
あーあーテスッ
殺す気カ!
高梨
ドラえもん
24 :
熊
[sage saga]:2013/01/07(月) 21:36:36.25 ID:OSQimf4W0
どうせ見てる奴いないだろうけど
投下
25 :
熊
[sage saga]:2013/01/07(月) 21:51:23.76 ID:OSQimf4W0
気がつくと俺はだらしなく寝転がっていた
普通の日常を過ごしているのであればそんなことはあり得ないのだ。
ではなぜこのような状況に襲われたのか。
考えられることは二つ。一つ目は何者かによる襲撃、二つ目は...そうだな仮に教師の酔狂と考えよう。
この二つは明らかに現実味が無い。
だが後者はあまり考えられない。となると何者かの襲撃が適切なのであろう。
暗闇でよくわからないが手足を何かで縛られているような感覚がある。
となると前者で確定なのであろう。さすがにこれで酔狂だったら笑えない。
次に浮かんでくる疑問は、そう。動機である。
だれがどのような理由で俺を拘束したのか
俺は自分で言うのもなんだが、他人に喧嘩を売ったり、憾みを買われるような行動はとっていないとおもう。
自分で把握し得る部分だけだが...
26 :
熊
[saga]:2013/01/07(月) 22:04:31.54 ID:OSQimf4W0
それに...ここは何処なのか。
あたりは暗闇に覆われていてどこなのか判断できない。
指に伝わる独特な感触...これは普段俺がよく通ってる床である。
おそらくここは教室なのであろう。
ということはもう夜なのであろうか
頭になにもつけてる感じはない。
ということは視野を遮蔽されているということはないであろう。
それにうっすらと自分の体が目視できるから視神経はやられてない。
ということは夜になるまで俺は意識を失っていたのか
そうなると俺はどのように意識を失っていたのかも気になる。
27 :
熊
[saga]:2013/01/07(月) 23:24:16.42 ID:OSQimf4W0
よくテレビ・ショウで犯人が後頭部を殴って意識を刈り取るシーンを見かけるが
案外それをするには技術を要する。
人間が意識を失う時、それは脳が外界からの信号を傍受しないとき。
脳という物は実に秀逸で外界からの刺激、具体的に言うと音、光、温度、湿度その他諸々
を同時に演算・処理し俺らでいう”感じ”として顕在化されるのである。
そんな万能な脳も生命活動を行っている。
したがって酸素も必須とする。脳は体の10%未満しか占めないのにもかかわらず
呼吸によって得られる酸素の約9割弱は脳に供給される。
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/08(火) 13:29:31.48 ID:gPxOqAQl0
初めからpart化宣言とか中々やるな
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/08(火) 14:07:08.22 ID:GWj+FPx7o
小説家になろう!だっけ?あそこでやりゃいいじゃん
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/01/08(火) 16:42:58.31 ID:cNv8KNYc0
>> 28
多分終わらないのでw
>>29
自分はスレチでは無いと判断したんですが...
やはりダメですかね?
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/08(火) 16:55:55.11 ID:pnresBGL0
何で『……』を使わないで、『.......』を使ってるの?
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2013/01/08(火) 17:29:06.63 ID:cNv8KNYc0
>>31
単なる気まぐれですね
33 :
熊
[saga]:2013/01/08(火) 17:31:05.83 ID:cNv8KNYc0
さてと...投下開始
34 :
熊
[saga]:2013/01/08(火) 17:45:12.07 ID:cNv8KNYc0
それが故、やはり脳には決定的な弱点がある。
それは酸素である。酸素を用いて刺激傍受している為一瞬でも酸素供給が途絶えれば...
脳の外界傍受は中断される。
即ち意識が途絶えるのだ。言ってしまえば脳への酸素供給さえ一瞬でも途絶えさせることが出来るのならば
意識はなくなる。
その脳の弱点を用いたのが後頭部殴打による失神のさせ方である。
酸素はヘモグロビン結合によって血管を通り、脳を始めとする諸器官へと運ばれてゆく
だから酸素供給をなくすには脳へ向かう血管を一時的に遮断すればいい。
頸部に存在する太い血管、頸動脈を遮断すれば一瞬である。
ただこの血管を一撃でその所在を捉え、的確に遮断するには些かの技術を要するのだ。
35 :
熊
[saga]:2013/01/08(火) 18:05:19.90 ID:cNv8KNYc0
過去の事件の事例としていたずらで友人に頸動脈遮断をしたところあやあって脳幹付近の方へ拳が当たってしまい
呼吸中枢が破壊され、呼吸困難で死亡した事例を聞いたことがある。
だから俺ら素人がふざけてやっていい物ではない。(本当に危ないのでしないでくださいね)
そんなことをされたのなら目覚めは必ず頭の疼痛があるのだが...
それが無いということは違うのか...
ということはクロロホルム系の薬物吸引なのか?
そこらへんは謎である。
もう一つ謎なのは人気である。
俺らのクラスは46人。
しかしどうもそんなに多くは存在してないように見受けられる。
なぜなのであろうか..........................................................................................................
...どこかからサイレンが聞こえる。
「思ったよりお出ましが早いな」
「はい。情報は漏れてないと思うのですが」
「そうか、まぁサンプルは採れたし良しとしよう。」
「そうですね」
...誰かが話している。若い女性と老人のようだ。
こいつらが犯人なのか? まぁ分かったとしても文字通り手も足もでないのだが...
「...にしても驚きましたね。 日本のこのようなところに クロムがいるとは」
「全くだよ...それにこのクロムは今までよりも生命反応が強い...これでまだ未成年なのには閉口するよ」
クロム? 学校の化学で習った気がする。 確か金属だったような気がする。
そのクロムが日本にある?それに、未成年という単語が引っかかる。
金属ではないなにかなのだろうか。
36 :
熊
[saga]:2013/01/12(土) 18:07:36.24 ID:kssFLD5K0
あまりにも駄作だと荒らし厨も批判厨も出ないと聞ききましたけど本当のことでしたねw
読者の方はありがとうございます。
投下開始
37 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2013/01/25(金) 09:11:25.52 ID:E8TBHak/0
もう終わり?
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