>>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:54:59.49 ID:1XTAFYMAO<>※キャラ崩壊あり

※少し大人になって、尋常じゃなく仲良しにな765プロのアイドル達が、何故か千早ちゃんの家のコタツやらで話すだけです

※前回からの続きですが、前回とはさほど繋がりはありません。ただ、前回出てきたネタは多少出ます

因みに前回

千早「年末…今年は暇だわ」春香「平和でいいよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1356654615/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1357530899
<>千早「私の部屋はいつから集会所に?」春香「本当にね」 >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:56:19.64 ID:1XTAFYMAO<> 〜相変わらず?のちはやけのコタツ〜

春香「」

響「はふ…」ホンワカ

春香「…響?」

響「わ!?…あ、春香か〜…びっくりしたぞ」

春香「あ、うん、ごめん」

響「うん…あ!」

春香「ん?」

響「新年明けましておめでとうだぞ!」

春香「うん、明けましておめでとう」

響「去年は結局春香にも千早にも追い付けなかったからな〜…今年こそ、フェアリーは追い付いてみせるぞ!」

春香「えっと、頑張ってね」

響「うん!」ニカッ

(ジャー!コポポポ…)

春香「?トイレ?」

(ガチャ)

貴音「…おや?」

春香「」

貴音「これは、天海春香ではありませんか。新年、明けましておめでとうございます」ペコリ

春香「あ、はい、明けましておめでとうございます…」

貴音「…室内といえども、やはり寒いですね」テクテクテク…スポッ←コタツにイン

貴音「ほぅ…」

春香「」

響「コタツはやっぱり暖かいね、貴音」ホッコリ

貴音「ええ…真、日本の古から伝わる素晴らしい文化ですね」ホッコリ

春香「…何だろうなぁ〜、どこからかな〜、困ったな〜」

ひびたか「?」

春香「うん、決めた」



春香「何で響と貴音さんがここにいるんですか!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:56:45.42 ID:1XTAFYMAO<> 響「え?」

貴音「え?」

春香「え?」

美希「え?」ニュッ←コタツから生えた

春香「美希…貴様かぁぁぁぁ!」

美希「ぴぃ!?な、何!?何なの!?どうしたの!?春香はどうしちゃったの!?」オロオロ

春香「貴方がどうしちゃったのよ!何でコタツから生えたのよ!中に潜るなってあれだけ言ったでしょ!?あと、元旦の伊織とあずささんの時に怒られたの、まだ懲りないの!?」

響「は、春香!取り敢えず落ち着け!どこから出したのか分からないけど、お玉を地面に置くんだぞ!」ワタワタ

春香「落ち着ける訳ないでしょ!?知らない内に千早ちゃんの家にフェアリーが勢揃いしてたら、落ち着けないでしょ!?響、家族はどうしたのよ!あと、お玉は美希叱る用兼護身用よ!」

貴音「落ち着くのです!まずは会話を、お互いをさらけ出し、分かり合えば怒りも静まりますから!」ワタワタ

春香「とっぷしぃくれっとを全面に売り出している面妖さんが言っても、説得力ありません!」

美希「違うの!今回は無断じゃないの!」

響「そうだぞ!ちゃんと千早に許可を貰ったぞ!」

春香「私は聞いてないよ!?」

貴音「ここは如月千早の家では?天海春香の許可を得る必要は…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:57:13.13 ID:1XTAFYMAO<> 春香「ここは千早ちゃんの部屋で、私は同居人です!」

美希「え?いつからなの?」

春香「2日の夜に千早ちゃんと2人で決めたの。だから、最近荷物増えたでしょ?この部屋」

響「…確かに、この薄いピンクのカーテンとか、千早っぽくないなぁとは思っていたけど…」

春香「千早ちゃん、放っておくと真っ黒のとか付けるんだもん」

貴音「因みに、私の部屋は三浦あずさに頂いた紫のカーテンです」

響「アダルティ過ぎるぞ」

美希「アダルティ過ぎるの」

春香「エロいね」

貴音「三浦あずさは、紫のカーテンの部屋でバスローブ一枚でワインを飲むそうです」

響「…あずさの方向性が不安定だぞ」

美希「もうあれなの。大女優のアダルティな夜、とかタイトル付けたらいいの」

貴音「大人ですから、彼女は」

春香「大人だけど…何か飛び越えちゃってるよね」

(アーユレディアイムレイディー♪)

春香「およ?…千早ちゃんからだ」ピッ

春香「もしもし?」

千早『あ、春香?もう家に着いた?』

春香「うん。何かコタツにフェアリーが生えてるんだけど」

千早『我那覇さんと四条さんが、美希からコタツが素晴らしいって話を聞いて、興味が出たらしいの』 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:57:40.77 ID:1XTAFYMAO<> 春香「ふんふん」

千早『で、2人の故郷のお土産を届けるついでに、コタツに入って暖まっていってって…春香に朝伝える予定だったの』

春香「今、お昼過ぎてるけどね」

千早『ちーちゃん忘れちゃった♪てへ♪』

春香「千早ちゃん、恥ずかしいなら無理しないで。声が震え過ぎ」

響「春香、鼻血が両方の鼻の穴から流れ出てるぞ」

美希「ああ、多分千早さんが無理したの」

貴音「面妖な…」

千早『…うぅ…と、兎に角、伝えたからねっ!任せたからっ!』

春香「え!?ちょ…切れた…もう!」

美希「あー、もう千早さんの姿が手に取るように分かるの」アフゥ

響「流石だぞ」

貴音「仲が良いのですね」

美希「というか、ミキは半分はここの家の子だからなの」

響「え?」

美希「パパは千早さんでママが春香なの!」

春香「また勝手に…養う気は無いよ!こんな歳の近いワガママ娘を!」

貴音「いつ祝言をあげたのですか?言って下されば、ご祝儀を持っていったのに…」

春香「あげてない!」

貴音「うぇでぃんぐだったのですか?」

春香「和洋の違いじゃありません!」

貴音「ではどの国のすたいるですか?」

春香「だーかーらー!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:58:07.02 ID:1XTAFYMAO<> 響「貴音、別に春香と千早は結婚式を挙げてないぞ…」

貴音「なんと、では書類だけですか?」

春香「書類がまず通りませんけどね」

貴音「なんと…!愛し合う2人の思いだけでは、婚姻届すら出せぬと言うのですか!?」

春香「まぁ…ダメですよね」

貴音「なんと…なんと…っ!」

響「性別の壁を除いても、まず両親への挨拶が必要だぞ」

春香「あ、千早ちゃんのご両親には去年の夏に会ったよ。「千早を宜しく」って頼まれた。因みに、私のパパとママは千早ちゃんと仲良しだよ」

響「…住む場所とか」

美希「ここなの」

響「先立つ物とか」

美希「春香、そういえば通帳に記帳した?」

春香「してきたよ、手紙来てるってママからメール来たから。ほら」

響「」

美希「ほへー…流石春香なの…」

春香「使い道も使う時間も無いんだよぅ」

貴音「お菓子作りの材料などは…」

春香「2万円あれば、相当豪華なケーキがホールで作れるけど」

貴音「是非に!」

春香「作れと!?今から!?」

貴音「駄目ですか?」

春香「材料も時間も足りないよぅ…」

貴音「残念です…」ショボン

春香「(可愛いなぁ、貴音さん。雪歩の言う通りだ)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:58:34.07 ID:1XTAFYMAO<> 美希「ミキも食べたいのー」

春香「はいはい、また今度ね」

貴音「期待しております」

響「(いち、じゅう、ひゃく…こ、これがSランク…)」

春香「ひ、響ちゃん、あんまり通帳見ないで…恥ずかしいよぅ」

響「あ、ご、ごめんだぞ!あまりに凄くて…」

春香「す、凄くないってば」

美希「自分のパパとママに7泊8日、しかも1流ホテルに通訳さん付きの海外旅行をプレゼントしちゃうのは、十分に凄いの」

貴音「天海春香…貴方は真、親孝行なのですね…私、感動致しました」

春香「貯金はまだパパとママに許可を貰わないと、あんまり自由に下ろせないけどね」

響「自分、もっと頑張ろう」

美希「今の流れだと、お金に目が眩んだみたいなの」

響「な、ち、違う!違うぞ!自分、お金の事とかかなり無頓着だったけど、あそこまで分かりやすい結果というか、差が出るのを見ちゃうと…」

響「それに…沢山稼げば、沖縄の実家を修理も、立派にも出来るし、東京の家族の皆も広い家に住ませてあげられるから…」

はるみき「響…」

貴音「響…貴方の思い、この四条貴音が必ずや叶えて差し上げます!」ゴゴゴゴゴ…

美希「ミキも…今よりもっと頑張るの!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:59:10.79 ID:1XTAFYMAO<> 響「貴音…美希…」

妖精「」ガシィ!←熱い包容をかわすフェアリーの3人

春香「え?何?何事なの、これ」

(ぐぅ〜)

貴音「」

響「」

美希「」

春香「台無しだよ!貴音さん」

響「えっと…今のは自分だぞ…」

春香「自ら台無しにした!?」

貴音「天海春香…まるでいつも私が(ぐーきゅるる)…空腹でいる…ような…」

春香「いるじゃないですか!」

美希「(くーっ…)あぅ…つられたの」

春香「空腹ってつられるもの!?何なのフェアリー!人の家で突然熱い包容したりお腹空かせたり!」

響「ごめんだぞ…」ションボリ

美希「あぅ〜…ごめんなの…」ションボリ

貴音「お恥ずかしい限りです…」ションボリ

春香「あぁ〜もう!ちょっと待ってて!簡単なので良いなら、今から作るk…うわわわっ!?わぁ〜っ!?」バタバタバタ…ドンガラガッシャーン!

響「は、春香〜!?」

貴音「す、凄い音がしましたが…大丈夫でしょうか」

美希「…年始の目標はなんだったの…」ヨイショ

美希「春香〜?平気〜?」

春香「だ、大丈夫…」



〜春香さんによる餌付けタイム〜

響「やっぱり春香は料理の師匠だぞ…」

貴音「」ガツガツモグモグ← 一心不乱に餌付けされ中 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 12:59:36.70 ID:1XTAFYMAO<> 美希「相変わらず貴音は凄まじいの…」

貴音「(ごっくん)…これだけ美味な料理を出されて、食べるなというのは天地がひっくり返ろうとも不可能というもの」

響「春香、また料理を教えて欲しいぞ」

春香「響だって凄く料理出来るじゃない」

響「でも…これには勝てないぞ」

春香「うーん、特別な事はしてないよ?」

響「それでこれだけ…く、悔しいぞ…」

美希「ミキはほぼ毎日この美味しいご飯を食べてるの♪」

貴音「何と羨ましい…美希は幸せ者です」

美希「なの♪」ニッコリ

春香「そこまで誉められると…照れるなぁ」

響「いや、でも本当…春香の料理もお菓子も、超一流だと思うぞ」

春香「にへへ♪」テレテレ

美希「(あざといけど可愛いの)」

響「(可愛いぞ)」

貴音「(天海春香がらあめんを作ったら、どれだけ美味なる逸品が出来るのでしょう)」



〜腹ごなし終了〜

響「」マンプク

美希「」マンプク

貴音「真、幸せです…」ウットリ

春香「ところで、お土産を買ってきてくれたって…」

響「うん、あるぞ!」

貴音「ええ、こちらに…」

春香「2人共、わざわざありがとう」

美希「ミキも貰ったけど、まだ見てなかったの〜♪」ゴソゴソ <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:00:03.42 ID:1XTAFYMAO<> 響「まずはこれが千早の分で、こっちが春香の分!」

春香「ありがとう!これは…シーサーだ!」

響「沖縄と言えば…みたいな、分かりやすいのにしたかったんだ〜」

春香「わぁ〜…ストラップになってる、可愛いなぁ♪あ、千早ちゃんのは青だ!私のは…赤!しかもハイビスカスが頭に付いてる!可愛い〜!」

響「イメージカラーに合わせたくてさ♪本当はリボンが付いたのがあれば良かったんだけどなー…ハイビスカス付いたのしか無かったんさー、ごめんね」

春香「ううん!スッゴい嬉しい!ありがとう、響♪」

響「あとこれ。本当は事務所で皆で食べられたら良かったんだけど、皆忙しくて集まれないだろうし、それなら皆の分買っちゃえ〜って」

春香「あ、これ知ってる!ちんすこうだ!」

響「うん!サーターアンダギーとおんなじ、沖縄のお菓子さー!しかも、紅芋とシークヮーサー味入り!」

春香「シークヮーサーって、あの柑橘系の果物だよね?」

響「うん!」

春香「美味しそう♪今度、沖縄の果物使ったケーキとか、作ってみようかなぁ…」

貴音「是非」

春香「近い近い!貴音さん近い!何か良い匂いする位近い!」

美希「ミキのシーサーは寝てるの♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:00:30.45 ID:1XTAFYMAO<> 春香「あはは♪美希のも可愛いね♪」

美希「えへへ♪早速ケータイに付けよ〜♪」

響「流石にライムグリーンは無かったから、せめて美希といえば、を探したんだ〜」

美希「ミキ、そんなにいつも寝てるかな?」

春香「むしろ、起きてる方が珍しい」

美希「むぅ、春香がイジワルするの!」プクー

貴音「因みに、私のシーサーはこちらです」

春香「おお〜…夜の砂浜で」

美希「バックに満月が描かれたシーサー…このイラストのストラップ、良くあったね…沖縄恐るべし、なの」

響「流石に月とセットが無くて、色々探してたら板状ので綺麗なのがあったんだぞ!」

春香「他の皆のも、やっぱりイメージカラーだったりするの?」

響「うん…自分的に見つけた中で最高は…律子のかなぁ」

貴音「律子嬢の?」

響「つい写真も撮った位だから…あった!これこれ!」

春香「…ぷふっ!」

美希「響凄いの!完璧なの!」

貴音「こ、これは…律子嬢の為に作られたとしか…」

響「緑までは結構あったけど、眼鏡でおさげ付けたシーサーは初めて見たさー!」

春香「お、お腹痛い…これは律子さんのリアクションが見たかった…」

美希「凄いの!沖縄凄いの!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:01:11.00 ID:1XTAFYMAO<> 〜765プロにて、お土産を受け取った律子さん〜

響「はい!律子にもあるんだぞ!」

律子「あら、ありがとう………っ!?」

響「いやー、まさか此処まで律子にぴったりのシーサーがいるなんてなー。自分、お土産屋でびっくりしたさー」

亜美「律っちゃんだ!完璧に律っちゃんだ!」ゲラゲラ

あずさ「あらあら〜…メガネに、おさげまで付いてるわ〜」

伊織「ひ、響!あ、あ、アンタ、私を笑い死にさせる気!」

響「え〜?そんなつもり無いぞ?」

律子「(これ…確か私がアイドル時代にほんの少しだけ生産されたヤツじゃない!あまりにシーサーらしくないからって、すぐ生産中止にした…何でまだ売ってんのよ…)」

響「律子?…気に入らなかったか?シーサーは守り神だから、765プロの皆にそれぞれ持ってて欲しいんだ…皆が毎日笑顔でいて欲しいなぁって思って…」

律子「(こ、断れないし、真実も話せない…!か、考えなさい、秋月律子!この空気と、響の純粋でキラッキラな瞳を納得させるリアクションを…!)」

響「律子…ごめんなさい。自分、律子を笑い物にするつもりはなくて…ただ、お土産屋で見て「これは律子だ!」って、パッと思い付いちゃったんだ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:01:39.49 ID:1XTAFYMAO<> あずさ「…皆が笑顔で…響ちゃん、本当にありがとう」

亜美「ひびきん、亜美ね、もーれつに感動してるよ!」

伊織「…あ、アンタに心配されなくても、このスーパーアイドル伊織ちゃんはいつも最高のスマイルよ!…で、でも、アンタの、仲間の気持ちを無碍にしたら、水瀬の名が泣くし…貰っといてあげるわよ!」

響「皆…」ウルウル

律子「(あれー?何よ、この「仲間だもんげ!」感!私のリアクションが出る前にそんなんされたら、ちょっとおふざけ律っちゃんを見せた日には、えらい事になるわ!ダダ滑りもいいところよ!?律子…考えなさい、律子!竜宮小町を此処まで育てた、765プロのプロデューサーとして…!)」

亜美「律っちゃんが何か難しい顔してる」

あずさ「あらあら〜…どうしたのかしら〜」

響「た、多分…あのシーサー見たから機嫌悪いんだぞ…」

伊織「ちょっと律子!せっかく響が見つけてきてくれたのよ!流石にその顔は失礼じゃない!」

律子「そのうち、りつこはかんがえるのをやめた」

竜宮「っ!?」

響「っ!?」

律子「隠しても仕方ないか。このシーサーね、私は存在を知ってたのよ。なんせ、モデルは私だからね」

竜宮「」

響「」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:02:12.51 ID:1XTAFYMAO<> 律子「まだ私がアイドルしてる頃、沖縄にライブしに行く機会があってね。その時に、限定って作ってくれた業者さんがいたのよ」

亜美「し、知られざる律っちゃんシーサーの過去…!」

律子「で、一般にも売り出されて、当時多少は人気だった私のグッズだから、結構売れたのよ」

伊織「最終ランクが私達竜宮と同じA、しかも1人で登りつめたアンタの人気が多少?私達に喧嘩売ってんの?」

律子「ところが、流石に一般に売り出されたら「シーサーっぽくない」って話になって、しかも私は引退しちゃったから、生産中止になったんだけど…まだ売ってたのねぇ」

響「ラスト1個だったぞ、そのお店では」

律子「懐かしさと、響達の私のリアクションに対するスッゴい期待した視線に、生産理由から知ってましたとは言えなくて…」

響「そっか〜…」

律子「でも…うん、久しぶりにアイドル時代の事を沢山思いだしたわ。それにこれ、私は貰ってなかったのよ」

伊織「というか、アイドル本人は自分のグッズとか、あんまり貰わないわよね」

亜美「うちには余ったグッズがかなりあるよ?タオルとか使えそうなのは、病院に入院してる患者さん用にあげてるけどねー」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:02:38.54 ID:1XTAFYMAO<> あずさ「入院患者さんから亜美ちゃんや真美ちゃんのファンになってくれた方もいるかもしれないわねぇ」

亜美「…何人が無事に退院したのか…」

伊織「恐ろしい事言わないでよ!自分の父親の腕を信じなさい!」

亜美「本人曰わく「BJにはかなわんからなぁ、はっはっは」だそうです」

伊織「あれは架空の人物!いたらいたでいいけど!比べる事がおかしいわよ!」

亜美「しゅ、手術なのに光が足り…はっ!こんな所に強力な反射板がっ!」

伊織「…誰が反射板ですって…?」

亜美「やったNEいおりん!手術が出来るYO!役に立って良かったじゃ〜ん♪」

伊織「亜美ぃぃぃぃぃぃっ!!!」ウガァァッ!

亜美「ひょわぁぁ!ソーラレイがこっち向いたぁぁあ!?」ドダダダ!

伊織「誰がコロニーレーザーかぁぁ!あんなに大きくないわよぉぉ!」ドダダダ!

亜美「怒る所、そこなのぉ!?」ドダダダ!

あずさ「あらあら〜…2人とも楽しそうねぇ」

律子「はぁ〜…思い出に浸る間も無い…こらぁぁぁぁあ!事務所で騒ぐなぁぁぁぁぁああ!」ガオォ!

響「…うーん、良かったのやら、悪かったのやら…だぞ」

あずさ「うふふ、良かったのよ。律子さん、嬉しそうだったもの♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:03:27.54 ID:1XTAFYMAO<> 〜ちはやけのコタツ〜

響「…みたいな事があったんだぞ」

美希「」スヤスヤ

春香「」スヤスヤ

響「興味無しなのか!?酷いぞ!」

貴音「私は聞いておりましたよ、響」

響「やっぱり貴音は親友だぞ…」

貴音「天海春香は、仕事が大変だった上に私達にお昼ご飯まで作ってくれたのです。寝かせてあげましょう…」

響「う…わ、分かったよ…」

貴音「それにほら…響からのお土産、喜んで貰えたようですよ?」

響「あ…スマホに付けてくれてる…」

貴音「しかも、唯一付いていた赤いリボンのストラップに次いで、2つ目という快挙です」

響「春香…やっぱりいいヤツだなぁ」

貴音「…ふふ、ですね。彼女はやはり、765ぷろの中心たるあいどるです」

響「うん、春香がいるのが当たり前に思えるんだけど、いないとしっくりこないし、765プロ全体が上手くいかない…春香は、そういう存在だぞ」

美希「…それ、本人が聞いたら喜ぶの。いつでもいいから、言ってあげてね」

響「美希、起きてたのか?」

美希「響の興味無しか!?で起きたの」

貴音「いつか…そうですね、時を見て伝えましょうか」

響「いきなりは恥ずかしいからなっ!」

美希「なの」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:04:07.80 ID:1XTAFYMAO<> 春香「(…私も響の興味無しか!?で起きてたなんて言えないなぁ)」

貴音「そうです、天海春香の身体に何かかけるものを…」イソイソ

美希「寝室に毛布があると思うの〜」

響「美希が取りには行かないんだな…」

貴音「これで良いでしょう…」

(ふわっ)

貴音「…私達のあの言葉は、本心ですよ」ボソッ

春香「!?」ビクッ

貴音「いつから起きているのに気付いていたか…それは、とっぷしぃくれっとです、ふふふ♪」ボソボソ

春香「…(さ、流石は貴音さん…)」



〜夕方も過ぎたちはやけ〜

春香「…んにゃ?」

雪歩「あ、おはよう、春香ちゃん♪」

春香「…また違うアイドルがいりゅ…」

雪歩「?…あ、フェアリーの3人は帰ったよ」

春香「う〜…そうなんだぁ…あ、雪歩は響からのお土産貰った?」

雪歩「うん、これだよ♪」

春香「お〜…安全第一ヘルメットかぶって、スコップ持ったシーサーとは…」

雪歩「私、やっぱり穴を掘ってるイメージしか…」

春香「過去に掘ってきた穴の深さから考えたら、ブラジルと繋がる位掘ってると思う」

雪歩「はっ!…こほん…あーあー」

春香「?」

雪歩「ブラジルの皆さぁぁん!聞こえますかぁぁぁ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:04:34.31 ID:1XTAFYMAO<> 春香「」ビクッ

雪歩「ブラジルの皆さ〜ん!聞こえm…あぅぅ…」

春香「最後までやり切ってよぅ…」

雪歩「は、恥ずかしかったんだもん」

春香「雪歩は可愛いなぁ…もう」

雪歩「」ビクッ

春香「…何で身構えるのよー」

雪歩「ま、またふれんちゅーされそうになるかと思って…」
※ふれんちゅー…フレンチキスの略、美希命名

春香「しないよ!何かふれんちゅーばっかりする人みたいなイメージにしないで!」

雪歩「あぅ、ごめんねぇ」

春香「で、雪歩はどうしてここに?」

雪歩「美希ちゃんから電話が来て、春香ちゃんがコタツで寝てるから、1人にしてくと風邪引いちゃうかもって。千早ちゃんには許可貰ったから平気だよ」

春香「千早ちゃんが言うならいいか…雪歩なら無茶しないだろうし」

真「ボクもいるけどね、さっきから」

春香「ほぁ!?ま、真!ごめんね、気付かなかった…」

真「大丈夫大丈夫、気にしてないから」

春香「流石真、心まで爽やかイケメンだね」

真「ボクは心の底から乙女なつもりなんだけどなぁ」

雪歩「真ちゃんはそのままがいいよ」

春香「うん。今じゃジュピターより女の子ファンが多いとまで言われてるしね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:05:02.15 ID:1XTAFYMAO<> 真「不本意です、とっても」

春香「あらら」

雪歩「でも、男の子のファンも凄い増えたよね、真ちゃん」

真「だね。あずささんや真美と一緒にやったドラマのおかげだよ」

春香「ああ〜、3姉妹の中の元気な次女ね」

雪歩「あの真ちゃんはとっても可愛かったですぅ」

真「えへへ♪本当は、もっとフリフリのついた服を着たかったけど…」

春香「真、やっぱり貴方の乙女感はおかしい」

真「うぇえ!?そ、そうかなぁ?」

雪歩「うーん…」

春香「雪歩を見てみなさい!真プロデュースの迷走してるゴスロリみたいな格好してなくても、まるで天使のように可愛いでしょう!?」

雪歩「え、えぇぇ!?わ、私!?」

真「く…た、確かに…雪歩=女の子って感じだし…」

雪歩「ふぇえ!?そ、そんな事無いよう!わ、私はひんそーでちんちくりんで…」

春香「それ!」

雪歩「ぴぃ!?」

春香「雪歩…それを千早ちゃんの前で言ったらダメだよ?」

雪歩「はぇ?ち、千早ちゃん?」

春香「そう。千早ちゃんは雪歩よりもぺた…スレンダーなの。なのに雪歩がひんそーだのちんちくりんだの言うとね、千早ちゃんは倍のダメージを受けちゃうから…」

(ぺしん) <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:05:31.37 ID:1XTAFYMAO<> 春香「あいたっ!?」

千早「誰がぺたんこまな板貧乳よ」

春香「ち、千早ちゃん!?私、そこまで言ってないよ!?」

千早「ふんっ…あ、萩原さん、真、いらっしゃい」

まこゆき「お邪魔してます(ぅ)」

春香「千早ちゃん…私は千早ちゃんのおっぱい、好きだよ?」

千早「は、春香!?突然何を…」

春香「だって、感度もいいs(すぱーん!)いだーっ!?す、スリッパで叩いたぁ!?」

千早「な、な、な、何て事を言い出すのよ貴方はっ!」マッカッカ

雪歩「(否定はしないんだぁ)」

真「(もう結婚すればいいのに)」

春香「へぅ〜…あ、千早ちゃん、ご飯は?」

千早「」ビクッ

まこゆき「?」

春香「…千早ちゃん?お昼は、食べた?」

千早「…えぇ」

春香「千早ちゃん、口の横にカロリーメイトのカスが付いてる」

千早「えっ?ちゃんと拭いたのに」

春香「千早ちゃん」

千早「…あぅ…」

まこゆき「…(完全に夫婦だコレ)」

春香「あれだけちゃんと食べないとダメって言ったでしょ!?」ガミガミ

千早「ご、ごめんなさい、つい…」シューン

春香「はぁ…もう、仕方ないなぁ…千早ちゃん、今何時?」

千早「えっと…18時過ぎてるわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:05:57.66 ID:1XTAFYMAO<> 春香「うーむ…」テクテクテク…パカッ←冷蔵庫チェック中

千早「は、春香?」

春香「むぅ…よし、決めた!」

3人「」ビクッ

春香「真!」

真「は、はいぃ!?」

春香「買い物手伝って!」

真「は、はい?」

春香「雪歩!」

雪歩「ひぃ!?」

春香「台所のコンロの下の棚にある鍋を出しておいて」

雪歩「あ、うん…ガスコンロは出す?」

春香「お願い」

千早「あ、あの春香…私は…」

春香「千早ちゃん、ガスコンロとかの場所分かるの?」

千早「分からないわ」キッパリ

春香「座ってて。何ならお風呂に入っちゃって。タイマーセットしてあるし、そろそろ沸くと思うから」

千早「はい」

春香「タオルも下着もいつもの場所にあるからね?」

千早「」コクン

真「ねぇ雪歩、ここって千早の家だよね?」

雪歩「うん…今は春香ちゃんも住んでるけど」

真「千早、自分の家の事を知らな過ぎない?」

雪歩「ほら…仕事は凄い出来るけど、私生活がダメなお父さん…」

真「ああ…」

千早「誰が私生活がダメなお父さんよ!」

春香「タオルと下着は準備した?パジャマも忘れないでね?下着姿でウロウロしたくないなら」

千早「はい」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:06:51.08 ID:1XTAFYMAO<> 春香「よろしい。じゃあ真、買い物行こう」

真「どう考えても荷物持ち要員としか…」

春香「お菓子買ってあげるから」

真「やーりぃ!って違う!ボクはお母さんの買い物に付き合わされる小学校の子供か!」

春香「ノリツッコミで来るとは…」

雪歩「ノリツッコミですぅ」

千早「ふふっ…や、やるわね真…くふふ…」←相変わらず笑いの沸点が低い歌姫さん

真「うにゃぁあああ!やめて!何か凄い恥ずかしいからやめて!買い物行こう!今行こう!すぐ行こう!」←パニック中の姫王子様

春香「はーい、そんじゃ行ってきまーす」

真「うぐぐ…」

(ぱたん)

雪歩「千早ちゃん…早くお風呂入らないと、また春香ちゃんに怒られるよ…?」

千早「くふっ…ふ…わ、分かった…わ…ふふふ…」

雪歩「(千早ちゃんの笑いのツボが完全に迷子で、ハードルが低くなってますぅ)」←軽く心配になってきた



〜スゥゥパァァァァアアアッ!!!〜

真「ねぇ春香」

春香「なぁに、真」

真「何でこのスーパーのロゴは、必殺技の叫びみたいになってるの?」

春香「多分、触れたら面倒くさいから触れない方がいいよ」

真「ああ、そういう…分かった、忘れるよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:07:30.71 ID:1XTAFYMAO<> 春香「ふむ〜…お野菜高いなぁ」

真「Sランクアイドルなのに…」

春香「こういう、日々のちょっとした事が年間では大きな額になるの。だから無駄使いはダメなんだよ?」

真「…何という庶民派なアイドルだ…」

春香「千早ちゃんと暮らし始めたからっていうのもあるけど、やよいを見てるとねぇ…」

真「やよいって、正直もう生活が苦しくはないよね?」

春香「というか、ご両親は伊織のツテで水瀬財閥の関係会社で働いてるし、やよいが相当働いてるからね」

真「普通の一般家庭より、遥かに裕福なんじゃない?高槻家」

春香「何か、プロデューサーに高槻家のご両親が相談しててね…」

真「ふむふむ」

春香「お家の耐震性の問題から何とかしたいけど、良い家に住んだらやよいのキャラが壊れてしまう、どうしようって」

真「うわー」

春香「で、水瀬財閥による情報統制と、萩原組による建築技術で…」

真「どうなったの?」

春香「外見も中身もほぼ同じなんだけど、耐震性は完璧な上、地下シェルターと、洪水時には家の周りにつけた特殊な排水溝による排水設備、更に自宅の扉が実は密閉式二重構造らしくて、家まで水が入らないようになってるらしいよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:08:07.92 ID:1XTAFYMAO<> 真「超時空要塞タカツキだね」

春香「耐火、耐水、耐震な上に地下シェルター。しかも、いま水瀬家の別荘の一部との地下通路の建設と、非常用食料の備蓄をしてるってちょっと前に言ってた」

真「誰が?」

春香「やよいおり」

真「ガチだね」

春香「うん、ガチ。何か大災害があっても、高槻家と水瀬財閥は生き残るよ」

真「節約術も完璧に身に付いてるからね、高槻家の皆は」

春香「その内、高槻家の周りの土地を水瀬財閥が買って、宇宙に脱出できる巨大戦艦を作り出すと思うよ」

真「あー、どっちがどっち?」

春香「やよいがアイドル、伊織がパイロット」

真「テレビ版だっけ?そっちだと」

春香「多分。流石にそこまで詳しくないや」

真「やよいが巨大戦艦のステージで歌うんだね、何万年も前に流行った、ありふれたラブソングを…」

春香「そして伊織が「これで最後よ!にひひっ!」って、全弾フルファイア」

真「あー、地味に似てた、今の」

春香「ありがと…と、こんなもんかな〜」

真「豆乳鍋かー、初めて食べるよ」

春香「鍋な事に変わりは無いよ?」

真「そんな身も蓋もない…鍋だからあるけど」

春香「千早ちゃんなら大爆笑」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:08:39.19 ID:1XTAFYMAO<> 真「ああ、千早なら今頃抱腹絶倒だね」

レジ「お待たせしました、いらっしゃいませ」

春香「あ、ポイントカード…はい、お願いします」

真「主婦だなぁ…」

後ろの客「(くそ!美男美女カップルかよ!爆ぜ…でも、天海春香ちゃんと菊地真ちゃんに似てるな…あの2人は輝け!リア充美形カップルは爆ぜろ!!!)」←実は春香のファン

春香「んしょ…後は袋詰め…あ、ビニール袋いらないです」

真「エコバッグ…主婦だなぁ…カゴ運ぶよ」

春香「ありがと…エコバッグ、使い慣れてくるとビニール袋よりいいよ?頑丈だし、後でビニール袋がゴミにならないし、仕事先で何か頂いた時にも入れられるし」

真「所帯染みた庶民派Sランクアイドル…訳が分からないよ」

春香「あ、もう1つエコバッグ…はい。真は、あの白い生き物に騙されそうにないなぁ」

真「ありがと…そうかな?ボクは…自分ではあまり言いたくないけど、そんなに鋭かったり、裏を見抜けるタイプじゃないからなぁ…」

春香「いや、多分「叶えたい夢はあるけど、ボクは自分の力で成し遂げたいんだ。ごめんね」って、爽やかに言いそう」

真「本当に言っちゃいそうだ…爽やかかどうかは別にしても」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:09:08.20 ID:1XTAFYMAO<> 春香「そして、テレビの前の真様親衛隊の女の子達が「きゃー!真サマ素敵ー!」ばたーん…って」

真「応援はありがたいけど、出来たら避けたいね。そして、親衛隊って何さ」

春香「ほら、団扇持って…」

真「何か微妙に古くなぁ?いや、団扇持ってたりするけど」

春香「真、去年はバレンタインとホワイトデー、どうだった?」

真「バレンタイン9、ホワイトデー1」

春香「…本当、真のファンはブレないね」

真「ボク自身の性別はブレてるけどね…さぁ、袋詰め終わったし、帰ろうか」

春香「んしょ…ごめんね、野菜とか重いのが入ってる方を持たせて」

真「ボクなら平気、なんならそっちも持つ?」

春香「ううん。相変わらずイケメンな事言うなぁ、真は。今の、素だったでしょ?」

真「…うん、完全に素だった…これか〜、こういうのか〜…」

春香「あはは…さて、帰ろ♪」

真「あー、そういうウインクとかか〜、可愛い仕草って」

春香「…素だった…してた?ウインク」

真「ばっちり」

春香「あぅ…何か恥ずかしい…」

真「(相変わらず可愛いなぁ、春香は)」



〜ちはやけ〜

はるまこ「ただいま〜!」

雪歩「おかえり〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:09:37.23 ID:1XTAFYMAO<> 春香「はふ、重かったぁ」

真「だから持つって言ったのに」

雪歩「春香ちゃん、お正月の時もだけど…タクシー使えばいいのに…」

春香「贅沢です!今度、自転車買います!」

真「じゃあ、いいのを教えるよ」

春香「真、私は買い物用が欲しいの。トライアスロンとかツールドフランスに出ようとは思ってないよ?」

真「今の会話の流れでスポーツサイクル進める程、ボクは馬鹿じゃないよ?」

雪歩「真ちゃん、普通の自転車にも詳しかったの?」

真「君らはボクを何だと思ってるの…はい、材料はここに置くよ」

春香「よいしょ、と。あれ?千早ちゃんは?」

雪歩「多分、腹筋」

春香「…お風呂上がりにやるなって言ってるのに…またお風呂入らないといけないじゃんか〜」

真「正直、腹筋だけは絶対に千早に勝てない」

春香「非公式だけど、TBSさんであの機械借りてやったら、あの番組内の最高記録抜いたからね…」

ゆきまこ「」

春香「千早ちゃん、腹筋しだしたら何か楽しくなってきて、その内無意識になって、タイマーの音で意識が戻るらしいんだよね」

真「危険だと思うよ」

雪歩「凄いですぅ…」

春香「だよねぇ…はぁ、止めてこよう…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/07(月) 13:13:42.84 ID:1XTAFYMAO<> 以上、フェアリー襲来!とゆきまこ参上!の途中までです
フェアリーはまた出したいなぁ、単品とか違うメンバーとの組み合わせとかで

次回は早いうちに投下したいと思っています <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 13:43:54.67 ID:eHGQY0bDO<> クソつまらない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 13:55:54.79 ID:wL5lbndX0<> 前のやつも見てたよ

出来れば全員ほしいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 16:56:57.76 ID:dyHJ2KKro<> 巡回スレがまた一つ増えてしまった…
とりあえず全員が泊まるまでは続けてくれるとうれしいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 17:11:42.93 ID:7IBfqwth0<> 乙です! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 17:58:21.17 ID:WgcOPfEqo<> 乙

アイマスほのぼのSSってありそうでないよね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:34:28.37 ID:seg8RhFoo<> 乙
前のも見てました!
期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/07(月) 21:36:57.51 ID:8zlq3VVSO<> 乙です
こういうほのぼの凄くいいなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/08(火) 15:37:40.92 ID:vXzfzjbO0<> 乙 
ほのぼのしてていいなあ <> >>1<><>2013/01/09(水) 19:29:28.05 ID:gZvRDVBAO<> 続き、出来ました

沢山のレス、本当にありがとうございます

このスレは不定期ですが、間隔は極力空けずに投下したいですというフラグを立てて置きつつ、投下開始します <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:30:04.44 ID:gZvRDVBAO<> 〜腹筋室(ちはやけトレーニング用ルーム)〜

(がちゃ)

春香「…やっぱり」

千早「ふっ…ふっ…ふっ…ふっ…」ガシャコ!ガシャコ!ガシャコ!ガシャコ!

春香「(あの腹筋の回数図れるのをTBSさんから貰って以来、本当に毎日100〜200位やるからなぁ、腹筋グこと千早ちゃんは)」

春香「千早ちゃん」

千早「ふっ…ふっ……あ、春香」

春香「千早ちゃん、あまりやり過ぎちゃダメだよって言ったじゃない」

千早「う…でも、やらないと不安になるの」

春香「お風呂入ったのに汗かいて…しかもこの部屋、また暖房ついてないし…」

千早「お、お風呂上がりで暖かかったから…つい」

春香「んもう…ほら、腹筋マシーンから降りて降りて」

千早「うん」

春香「…正直、こんなに綺麗に割れた腹筋してるのに、何が不安なのやら…」ツゥッ

千早「や…指でなぞらないでよ、くすぐったいわ」

春香「せっかくお風呂入ったのに、こんなに汗かいて…また入り直さないと」クンクン

千早「ダメよ春香…嗅いじゃダメ…汗臭いから…」

春香「他の人は汗臭い…って感じるかもね。私は…千早ちゃんの匂いは、全部大好き」ペロッ

千早「や…ダメ…耳を…舐めないで…んぅ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:30:31.47 ID:gZvRDVBAO<> 春香「千早ちゃん…」

千早「は、春香…ダメ…萩原さん達、いるからぁ…」

(ばたん!)

真「春香!千早!鍋作る……よ?」

春香「」←上(半脱ぎ状態)

千早「」←下(ほぼ全裸にされてる)

真「う…うぉああああ!?ご、ごめん!ごめんよぉぉぉっ!」

(ばたーん!どだだだだだ!)

千早「だ、だから言ったのに…春香の馬鹿」

春香「あちゃー…と、取り敢えず、もう一度シャワー浴びようか?」

千早「一緒に?」

春香「一緒に」

千早「変な事…しない?」

春香「分かんない。極力気を付ける」

千早「…ばか」



〜キッチン〜

(…だだだだ!)

雪歩「ま、真ちゃん?どうしたの?」ビックリ

真「」パクパクパク←喋れない&顔真っ赤

雪歩「???」

真「」バタバタバタ←ジェスチャーを開始する姫王子様

雪歩「…千早ちゃんの腹筋に巻き込まれた春香ちゃんが、服が破けてボディプレス?」←全く理解出来ない白雪歩姫様

真「」バタバタバタ←「置いといて…」から、ジェスチャー再開する姫王子様

雪歩「箱、を横に置く…わぁプレゼントだぁ♪…え?違うの?」←「置いといて」すら理解出来てない白雪歩姫様

真「」←疲れた

雪歩「」←混乱中 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:30:59.08 ID:gZvRDVBAO<> 〜お風呂ヴァ!〜

春香「…んっ…ちゅ…ぷはぁ」ハァハァ

千早「ぷぁ…やっぱり変な事したぁ…春香のえっち、へんたい…」ハァハァ

春香「だって…最近お客さん多かったし…寂しかったんだもん」

※残念ながら事後です。致している最中の詳しい内容はwebで

千早「…あ」

春香「ん?」

千早「な、何か料理を作るんじゃ…」

春香「あ゛」

春香「しまったぁ〜!わ、忘れてたぁ〜!」

千早「は、春香!お風呂場でそんなに慌てたら危な…」

春香「わ、た、とっ!たぁ!?」ズルッ

千早「きゃ…は、はるかっ!?」ズルッ

(ガシッ)

真「…君たちねぇ…いや、もういいや。大丈夫?2人共」

春香「」キュン

千早「」キュン

真「…助けた相手に対して、嫌がるリアクション取らないでくれるかな…?」

春香「ごめん、ありがとう」

千早「ありがとう、助かったわ、真」

真「うん。じゃあまずは服を着て、雪歩が頑張った鍋を食べようか」

春香「あぅ…雪歩に謝らないと」

千早「萩原さんにも悪い事をしたわね」

真「ところで、何時まで掴まってるんだい?」

春香「えっと、実は足腰に力が入らなくて…」

千早「本当、ごめんね真…」

真「…やれやれ」ハァ <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:31:45.02 ID:gZvRDVBAO<> 〜コタツにて〜

雪歩「あ、2人とも大丈夫?」

春香「ご心配おかけしました…」

早「1人で準備させてしまったわね…」

雪歩「ううん…これはある意味で…挑戦かなって!」

真「挑戦…?」

雪歩「うん…料理の腕では勝ち目の無い春香ちゃんへの、私の挑戦なんだ…!」ボワッ

真「ゆ、雪歩が燃えている…」

千早「あまりお目にかかれないわね」

春香「うぅ…味の好みなんか人それぞれなんだし、そこまで競おうとしないでも」

雪歩「た、確かにそうだけど、でも、春香ちゃんに近付きたいの」

春香「(でも…豆乳鍋の素を買ってきちゃったし…)」

真「(さっきの、市販されてるよね?)」

千早「萩原さん、市販されてるスープの素で作ったなら、それは作ったメーカーの勝利なんじゃないかしら」

雪歩「あぁっ!そういえばそうだった!?」ズガーン!?

春香「千早ちゃん、敢えて言わなかった事をどうして言うかな?」

真「千早はそういうとこある。たまにそういうとこあるね。こう、ばっさりと」

千早「あ…は、萩原さん?…ごめんなさい」

雪歩「だ、大丈夫…大丈夫だよぅ…ぅぅう」

春香「こりゃダメだ」

真「マズいね。掘ろうとしたら止めないと」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:32:15.05 ID:gZvRDVBAO<> 雪歩「…こ、こんな、こんなダメダメでひんそーでちんちくりんな私は…」

千早「」カッチーン

春香「解説の菊地さん、今の萩原選手の攻撃、どうですか?」

真「そうですね。本来は自らを否定し、ネガティブな面が全面に押し出された…言わば敗北宣言とも取られかねません…しかし、今回の場合は相手が相手ですから」

春香「如月選手が相手だったから、その意味合いは変わってくると」

真「はい。見ての通り、如月選手は引き締まった、スレンダーな体型をしています。ボクもある、とは言えませんが、如月選手はコンプレックスを持っていますので…」

春香「あ〜…あれだけ言うなと言ったのに言ってしまうあたり、萩原選手は無意識…なのでしょうね」

真「いや〜、故意だったら黒いですよ〜?」

春香「恋(ラヴ)はピンクだったりするのに、故意は黒いとは、これ如何に」

真「大して上手くはあり「くふっ」ああ、如月選手には効いたようですよ?」

春香「如月選手の笑いの沸点は、スギちゃんさんの「ワイルドだろ〜?」ネタに対して、裸足でいる所を見て「寒そう」って笑い出す、摩訶不思議アドヴェンチャーですからね」

真「扱いに注意、という点では成長が見られませんね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:32:47.92 ID:gZvRDVBAO<> 春香「成長、という点では、萩原選手は随分減りましたよね、あの「ひんちく」からの穴掘り、セルフ埋没」

真「減りましたね〜。しかし「ひんちく」…ちょっと語感に笑いそうになってしまいました」

春香「貧乳の乳首、とも取られかねない、諸刃の剣です。素人にはおすすめ出来ないとか」

真「あー、でも結局は如月選手への精神へのダメージに到達しますので、本当に諸刃の剣です」

千早「さっきから訳分からない実況と解説ごっこしてないで、萩原さんを止めるのを手伝いなさぁぁぁい!」ガオー

雪歩「あ、穴掘って埋まりますぅぅ!埋まらないとダメなんですぅぅぅ!こんなダメダメな私は穴掘って埋まらないと、また迷惑かけちゃうんですぅぅぅ!」ウエーン

春香「あー、萩原選手、これはいけません。ここはマンションの床ですので…止めようか」

真「だね。春香、雪歩抑えて。ボクはスコップ取り上げるから」

春香「りょーかい」



〜落ち着きました〜

真「…汗かいた…」

春香「何で雪歩は穴掘りしようとする時は真でも止められないようなパワーを発揮するの…」

真「ボク「でも」にちょっと引っかかった」

千早「あのパワーは凄いとしか言いようが無いわね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:33:36.01 ID:gZvRDVBAO<> 雪歩「あぅ…」シューン

春香「(ヤバい位に可愛い)」

千早「(萩原さんは可愛いわね)」

真「(これが可愛い…雪歩、流石だ…)」

春香「ま、それは置いといて、せっかく雪歩が準備してくれたんだし、鍋を食べよう!」

ちはゆきまこ「おーっ!」



〜濃厚な鍋タイムはカット、(食)事後〜

4人「」マンプク

真「美味しかった〜」

春香「ちょっと食べ過ぎたかな?」

雪歩「お鍋はついつい箸が進んじゃうよね」

千早「…体重」ポツリ

はるゆき「」ビクーン

真「ボクがダイエット用のトレーニングを考えてあげるよ」

春香「真、私はトライアスロンに挑戦する予定も、エベレスト登山とかする予定も無いよ?」

真「ダイエット用って言ったんだけど?」

雪歩「でも…ダイエット用メニューでも、普段のダンスレッスンよりきつかったような…」

真「ゆ、雪歩まで…そうなのかな…」

千早「少なくとも、1日20kmの距離は、ダイエットでやるマラソンの距離では無いわね」

真「…その倍は走る事があるボクと響はどうなるの」

春香「…響もなんだ」

真「響は持久力はボクよりないけど、走る時のリズムの取り方とか速度は上かな」

雪歩「す、凄いですぅ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:34:49.69 ID:gZvRDVBAO<> 春香「…これはアレを言う必要があるね」

千早「…ああ、アレね?」

春香「響は」

千早「我那覇さんは」

はるちは「ダンスやってるからね!」

雪歩「それ、最近無理矢理感が…」

真「それは言わない約束だよ」

雪歩「はう」

春香「そういえば、真もシャワー浴びていけば〜?」

真「…も?」

春香「も」

千早「も、ね」

雪歩「ぽえー…ごめんなさいぃ!忘れてぇ!忘れて下さぁぁい!」

真「何!?ねぇ、今の何!?雪歩が何か鳴き声あげたけど!?」

春香「真、落ち着いて!フンスフンスしてる!落ち着きなさい!」

千早「あ゛ー…」←鼻血を止める為にティッシュを鼻詰める歌姫

雪歩「あぅう…何となく思い付きでやらなければ良かった…」

春香「雪歩は最近強くなったけど、たまに思い付きで盛大に自爆するようになったね」

真「回数減った分貯めてるからなのかな…穴掘りモードになった時のパワーも強くなった」

千早「う〜…」←まだ鼻血が出ている歌姫

雪歩「はぅぅ〜…な、何でだか、私にも分からないよぅ…」

春香「真、これが雪歩先生による「守ってあげたい女の子」の実演だよ!」

真「いや、これは素」

春香「…だよね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:35:16.94 ID:gZvRDVBAO<> 真「そういえば、さっき言ってたけど…ボク「も」って?」

千早「うちで夕飯を食べたアイドル、特に鍋を食べたアイドルは、高確率でお風呂入って、泊まるのよ」

春香「雪歩、今日はどうする?」

雪歩「お、お泊まりセットが無いから、普通に帰るよ?」

春香「そっか〜、ならお風呂も止めた方がいいかも。湯冷めしちゃうから」

雪歩「そうだね」

真「ボクは…いや、ボクも止めとく。いまこの家のお風呂入ると、さっきの2人を思い出しそうだから…」

春香「…面目無い限りです…」

千早「で、出来たらもう忘れて欲しいのだけれど…」

雪歩「?」←ジェスチャーで結局伝わってなかった

春香「取り敢えず、洗い物を済ませちゃお」

雪歩「あ、手伝うよ」

春香「ん、大丈夫。洗う物は少ないし、雪歩が全部準備してくれたんだから、雪歩は座ってて」

雪歩「で、でも…」

春香「いいからいいから…あ、そこの2人、雪歩を見習いなさい」

千早「えっ」←鼻血処理で、普通に話を聞いてなかった

真「えっ」←自分がやったら皿を割りそうなので言わなかった

春香「ま、いいけど。私だけで十分な量だし」

千早「ご、ごめんなさい」

春香「ん、大丈夫」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:35:42.70 ID:gZvRDVBAO<> 〜春香さん、キッチンにて洗い物中〜

春香「んっん〜♪」

(しゃかしゃか)

千早「ねえ春香」

春香「おりょ?千早ちゃん、どったの?」

千早「お鍋はあのままでいいの?」

春香「まだかなり具も残ってるし、後でキッチンに持ってきとくよ。キッチンは室温低いし、1日位置いといても平気だから、また明日の朝にでも…」

千早「豆乳鍋を朝からはキツくない?」

春香「私、明日休みだもん」

千早「は、春香が最近出て来た新人のあの子みたいになってしまったわ…」

春香「ネタに使うなら名前位言ってあげなよ…杏ちゃんだっけ?働きたくないでござるの子」

千早「ええ。この前、愛ちゃんと仕事してたけど…」

春香「真逆だよね。仕事に超全力の愛ちゃんと杏ちゃんじゃ…」

千早「ええ、酷い事になってたわ」

春香「ちょっと見たい…よし、洗い物おしまい!お鍋運ぼう」

雪歩「春香ちゃん、お鍋、運んできたよ〜」

春香「ええ子や…雪歩はええ子や…なーんもしないでおにぎりを餌に生きてるコタツの主の代わりに、ウチに居着いて欲しいよ…」

雪歩「美希ちゃんは可愛いからあれでいいんだよ〜」

千早「可愛いは正義…というやつね」キリッ <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:36:16.67 ID:gZvRDVBAO<> 春香「千早ちゃんは何を言ってるんだか…さ、コタツに戻ろう」

雪歩「あ、私ポットと急須持っていくよ。コタツでお茶飲もう?」

千早「萩原さんのお茶…また高いお茶じゃ…」

雪歩「普通のだよぅ」



〜コタツ〜

春香「そういえばさ」ミカンムキムキ

千早「なあに?」ミカンムキムキ

春香「さっき千早ちゃんの言ってた、可愛いは正義だけど」

雪歩「?」

春香「うちの可愛いの代表、やよいなんだけどね?」

真「やよい?」

春香「うん。真とは買い物の時に話したじゃない?やよいの話」

真「うん、聞いたね」

春香「ちょっと思ったんだけどね、もう貧乏キャラはキツいと春香さんは思うのですよ」

ちはゆきまこ「」フム

真「確かにね…」

千早「貧乏キャラで売れてきて、今や事務所では…どれくらい?」

春香「本当、千早ちゃんは他人に興味を持たない子だね」

千早「だって、誰がいても春香のトップは揺るがないわ」

雪歩「ノロケですぅ」

真「ノロケだね」

千早「私は、誰より春香を知っているもの。故に、春香が今の位置にいるのも頷けるのよ」

春香「ちょ→はずかちぃYO!…ダメだ、真美の声物真似しても乗り切れない位恥ずかしい」マッカッカ <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:36:48.03 ID:gZvRDVBAO<> 真「可愛いなぁ、春香は」

千早「…あげないわよ?」ゴゴゴゴゴ…

雪歩「ひぃ!?」

真「ねぇ千早、キミが本気になると律子より怖いんだからやめて。ボク、久しぶりに恐怖を感じたよ」

春香「にへへ〜♪千早ちゃん、お風呂に一緒に入ったから、久しぶりにデレモードだぁ」ニマニマ

千早「な、ち、違うわよ!?別にそういう事したからとか…そういうんじゃ…うぐぅ」マッカッカ

雪歩「結婚しちゃえばいいのに」

真「同意…で、やよいだっけ?事務所内で順位を付けたくはないけど…でも、上の方じゃないかな?」

春香「というかね、竜宮とフェアリーっていう二大ユニットがいて、あとは横並びで皆が同じ位だよ?確か」

雪歩「そうなの?」

春香「うん。プロデューサーさんがまた無茶しまくって、律子さんと半々に分けて、全員をほぼ均等にプロデュースしてるから」

真「そういえば春香は誰が…」

春香「誰も?お仕事のお話を貰ったら、私が決めてる。で、スケジュールとかはほら、今は大分お仕事セーブしてるから、私でも組めるし。そういう勉強をする為にも、自分でやってるよ?」

雪歩「春香ちゃん…凄い!かっこいいなぁ…」

真「春香も色々頑張ってるんだね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:37:24.32 ID:gZvRDVBAO<> 春香「夢は自分と千早ちゃんと真美でユニットして、世界を取るっ!」ドドーン!

雪歩「わぁ!凄いねぇ…春香ちゃんなら出来そうな気がするよ!」

千早「真美はどうして?」

春香「ふふふー♪真美はね、実は今、かなり熱いのですよ!」

真「最近は髪型も亜美と完全に分けて、千早みたいに下ろしてるよね」

千早「初めて見た時は誰かと思ったけど、似合ってたわよね」

雪歩「うん、雰囲気も大人っぽくなって、元気で可愛い亜美ちゃんと、大人っぽくて可愛い真美ちゃんに分かれてきたよね」

春香「双子だから仲良し度は相変わらずだけどね…それで…真美はほら、亜美と違う売り出し方をしたじゃない?」

千早「雑誌のモデルとか、ドラマとかの子役とかね」

春香「そう!歌もダンスも演技も出来る、モデルもやれるオールマイティーな真美。デビュー曲で業界が震撼し、出す歌全てがオリコンでも毎回上位の歌姫の千早ちゃん!それを後ろから眺めてる私!完璧…完璧ですよ、これわっ!」クワッ

千早「働きなさい」

真「働きなよ」

雪歩「お仕事しようよ、春香ちゃん」

春香「ちょ、まるで私がニートアイドル杏ちゃんみたいな言われ方されてる!?おかしい!」ムキー <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:38:33.26 ID:gZvRDVBAO<> 千早「話がまた逸れたわね…で、高槻さんが貧乏というキャラで売る限界について、だっけ」

春香「そう。765プロトップ会議、議題は今後の高槻やよいについてっ!」クワッ

真「トップって…それは社長とプロデューサーと律子の仕事なんじゃないかな」

春香「歌トップの千早ちゃん!ダンストップの真!演技力トップの雪歩!トップ会議じゃなくてなんですか!」

雪歩「春香ちゃんのテンションが鰻登りですぅ…」

真「というか、そんなトップ3人を抑えてトップにいる天海春香さん」

千早「仕方ないわ、春香がトップなのは揺るぎないもの」キッパリ

春香「千早ちゃん大好き!」

千早「んふ…んふふ…照れるわ、春香」

雪歩「ああ…また佐藤マーライオンさんの出番ですぅ」

真「誰なの、そのキラキラネームにしても酷過ぎる名前の人は」

春香「それは後で説明…千早ちゃん?」

千早「んぐ…ふっ…ふふふ」←ツボった

春香「雪歩…」

雪歩「だってぇ…」

真「何が何やら…で、やよいの話だけど」

春香「ああ、うん…ほら、真には話したけど、やよいのお家の話」

真「ああ、超時空要塞タカツキね」

雪歩「よ、要塞?」

千早「高槻さんに何が?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:39:07.61 ID:gZvRDVBAO<> 春香「おっ、意外に早い復活!」

千早「流石に2回目はそこまで笑わないわ」

春香「アマミン・オコメツブ・ハルカッカ」

千早「…ふふっ…ダメ…それだけはダメ…」

雪歩「それ、私も知らないよ?」

春香「後で話すよ、年末に生まれたキャラクターなんだけどね」

真「楽しんでるね、日々を」

春香「まぁね〜…あ、また話が…皆さ、やよいのお家、最近行った?」

千早「お邪魔してはいないわね。一緒に仕事で遅くなった時にプロデューサーが高槻さんを車で送って…その時に外から見た位」

雪歩「行ってないですぅ…あれ?そういえば家のお父さんとその部下の人達が、何かやよいちゃんのお家を直しに行ってたって聞いたけど」

真「それね、直すどころの話じゃなかったらしいんだよね」

雪歩「そうなの?」

春香「やよいのご両親がね、自宅の耐震化についてプロデューサーさんに相談したんだって」

千早「プロデューサーに?」

春香「耐震化しないと厳しいけど改装になりそうだ、そうなると予算は都合がつくけど、外見とかが綺麗で立派な家だと、やよいの仕事に影響が出ないか…みたいな」

雪歩「ああ、やよいちゃんは一応まだ貧乏のキャラもあるから…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:39:40.91 ID:gZvRDVBAO<> 春香「そこで動いたのが、プロデューサーさんと水瀬財閥、萩原組」

雪歩「えぇ!?」

真「らしいよ。やよいおりが言ってたらしいから、間違いないでしょ」

雪歩「し、知らなかったぁ」

千早「しかし、水瀬財閥まで…」

春香「うん、その辺りはさっき真にも詳しくは話せなかったけど、災害対策用設備の実用化実験と、それを如何にして外見や元からあるものを変えずに作れるか…みたいな技術開発を、萩原組メインで他の建築会社の人達の協力の元、水瀬財閥でしてたみたい」

雪歩「」ポカーン

真「凄いね…」

千早「そのモデルケースになったのが…」

春香「高槻家。実用化実験っていっても、実は水瀬家の別荘を使って何度もしてて、問題が無かったから一般家庭で…って探してた時に、高槻家の事情が出て来たんだって」

千早「プロデューサーはそれを知ってたのね」

春香「最初はやよいが伊織に家の話をして、伊織とやよいがプロデューサーさんに話したんだって。それで、事前に高槻家のご両親から話を聞いていたプロデューサーさんが水瀬財閥のスタッフと高槻家のご両親のスケジュールを合わせて、引き合わせて…着工したらしいよ」

雪歩「し、知りませんでしたぁ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:41:22.30 ID:gZvRDVBAO<> 真「プロデューサー、アイドルのスケジュール管理だけじゃ飽きたらず、ついに企業スタッフや一般家庭のスケジュール管理までし出したんだ」

千早「ワーカホリックみたいに言わないの。スケジュール調整や管理、営業に関しては、プロデューサーは神業だとかスパコンなんてあだ名がある位だからこそ、出来たんじゃない?」

春香「所属アイドル全員の1日の全スケジュールを完璧に暗記、会った人の顔や名前や所属から何から一回で完璧に暗記、律子さんのスケジュールや小鳥さん、社長のスケジュールまで完璧に暗記してるからね」

真「あの人、人間なの?」

千早「完全記憶能力者に近い、らしいわよ?双海医院での健康診断のついでの問診の結果では」

雪歩「近い?」

千早「正確に判断は出来ないけれど、記憶力と洞察力、更にそれらを脳から引き出す能力が異常に高いらしいの。完全記憶能力者ほどに完全には記憶出来ないけど、物事を忘れられる分、便利な能力なんだって」

真「やっぱり同じ人間とは思えないや…凄過ぎて」

春香「普段は変態だけどね」

雪歩「…確かに変態ですぅ…」

千早「ま、変態はさておき、高槻家はどうなったの?」

春香「プロデューサーさん…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:41:49.94 ID:gZvRDVBAO<> 真「えっと、ほぼ要塞になったらしいよ」

千早「…要塞になる意味が分からないわ」

春香「高槻家についたものをリストアップするね…」

・家の外周に、洪水時に自動的に地下に排水される排水溝(普段は殆ど目立たないようになっている)

・地下シェルター(16畳)。地下シェルターは独自の空気孔や酸素ボンベ、空気清浄システムも設置。壁は耐火耐水耐震性能の特殊構造

・自宅外装、内装の変化は殆ど無いが、最新式の特殊構造での補強のオンパレード。壁が少し厚くなった程度らしいが、計算上では震度9でも大丈夫な構造

・気密性を格段にアップ、断熱性や断寒性、耐水性に非常に優れ、水没しても水は殆ど入ってこないらしい(水圧が上がれば危険なので、シェルターに要移動)

・自宅の扉は二重になっており、内側の扉はスイッチでのみ開閉、衝撃に強く、銀行の大型金庫の扉並みに頑丈

・雨戸が特殊構造化され、スイッチで全て管理可能

・地下に独自の発電機が設置されており、停電時にも電気は使用可能(発電機は地下シェルターと同等の壁でガードされ、シェルターと行き来が可能)

・監視カメラ5台

春香「聞いた限りはこんな感じらしいよ」

ちはゆきまこ「」ポカーン <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:42:22.98 ID:gZvRDVBAO<> 真「えっと、ほぼ要塞になったらしいよ」

千早「…要塞になる意味が分からないわ」

春香「高槻家についたものをリストアップするね…」

・家の外周に、洪水時に自動的に地下に排水される排水溝(普段は殆ど目立たないようになっている)

・地下シェルター(16畳)。地下シェルターは独自の空気孔や酸素ボンベ、空気清浄システムも設置。壁は耐火耐水耐震性能の特殊構造

・自宅外装、内装の変化は殆ど無いが、最新式の特殊構造での補強のオンパレード。壁が少し厚くなった程度らしいが、計算上では震度9でも大丈夫な構造

・気密性を格段にアップ、断熱性や断寒性、耐水性に非常に優れ、水没しても水は殆ど入ってこないらしい(水圧が上がれば危険なので、シェルターに要移動)

・自宅の扉は二重になっており、内側の扉はスイッチでのみ開閉、衝撃に強く、銀行の大型金庫の扉並みに頑丈

・雨戸が特殊構造化され、スイッチで全て管理可能

・地下に独自の発電機が設置されており、停電時にも電気は使用可能(発電機は地下シェルターと同等の壁でガードされ、シェルターと行き来が可能)

・監視カメラ5台

春香「聞いた限りはこんな感じらしいよ」

ちはゆきまこ「」ポカーン <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:42:48.50 ID:gZvRDVBAO<> 千早「と、特殊構造って…これ、多分世間にはまだ公表されてない技術よね?」

真「超時空要塞タカツキ、本気度が違うね…というか、これ…ある意味でNASAばりに世間には公表出来ない、国家機密レベルのテクノロジーの塊なんじゃ…」

雪歩「お父さん…やり過ぎにも程があるよぅ」

春香「で、まだ水瀬家の別荘の1つへの地下通路とか作ってるらしいんだよね…」

雪歩「最近、うちの社員さんのうちの何名かが交代で泊まりの仕事してるのは…」

千早「それね、間違いなく」

雪歩「何だか怖くなってきたよぅ…」

真「で、さっき買い物の帰りに話してたのが、その内、水瀬家は高槻家を中心に周囲の土地を買収、改造」

春香「地下に地球脱出用の巨大戦艦を作るんじゃないかって」

雪歩「それは…」

千早「どっちがどっち?」

春香「アイドルはやよいで、パイロットが伊織かなーと、私は」

千早「…水瀬さんなら戦闘機位動かせそうね」

雪歩「出来そうだから怖いね」

真「伊織万能説、揺るぎないね」

春香「そんな状況のやよいが、貧乏キャラは厳しいのでは無いか?という疑問なのです」

千早「えらく遠回りしたわね」

真「会話があずささんだったね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:43:21.35 ID:gZvRDVBAO<> 千早「ぶふっ!」

雪歩「ま、真ちゃん…そんな言い方…ふふ!…悪いよぅ」

春香「う、上手すぎる…あずささんには悪いけど…あははは!」

真「この前、電化製品を買いに電車で出掛けたら、何故か清水寺にいたらしいよ」

千早「京都!?」

雪歩「どうやって行ったんだろう…?」

春香「逆に気になるよね…やっぱりテレポーターなんだよ、あずささんは」

真「レベル5なんだね、距離的に」

千早「位置指定が出来ないし、無意識らしいからレベル5では無いんじゃないかしら?」

雪歩「風紀委員(ジャッジメント)にはなれなさそうだね」

春香「あらあら〜、ジャッジメントですよ〜。悪い子は、捕まえちゃうんですからぁ…うん、無理だね」

千早「無理ね」

真「無理だね」

雪歩「無理ですぅ」

春香「しかも体型が…確かあの子とは真逆」

千早「…そうね」

春香「千早ちゃん、いちいち気にし過ぎだからね?私は千早ちゃんの方が好きだよ?」

真「春香の性癖はどうでもいいとして、千早も知ってたのは意外だったなぁ」

千早「春香が我那覇さんに小説を借りたのを現場に持ってきてたの。それを私が休憩の時に春香に借りて、読ませてもらったのよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:43:47.96 ID:gZvRDVBAO<> 春香「結構ハマってたね、千早ちゃん」

千早「ああいう世界なら…きっと私達も何か能力があったのかなって」

雪歩「能力、ですかぁ…」

春香「千早ちゃんは多分、歌で相手の能力封印だよ」

千早「最早チートね…ちーちゃん、ちートちゃん…ふふふっ」

真「実にどうしようもない自爆を見た」

春香「真は肉体強化でしょ」

雪歩「そうだね」

真「雪歩まで!?…でも、ボクも異論が出せないや…」ガックリ

春香「雪歩は…地属性?」

雪歩「ふぇ?」

真「能力じゃないか、それ」

春香「こう、地面の形状を変化させたり?」

真「柔らかくして高速穴掘り…なるほど」

雪歩「それ…何か戦いには使えなさそう」

春香「いや、真と組んだら強いよ」

真「雪歩が相手を固定して、ボクが」

春香「オラオラオラオラオラオラァ!って」

真「スタンドは出ないよ?流石に」

春香「あーたたたたたたた!って」

真「相手があべししちゃうじゃない」

雪歩「2人とも詳しいね…」

千早「またツボってしまっていたわ…」

真「春香の能力って、何だろう」

4人「」ウーム

春香「…出ないよねぇ…分かってた、うん…」

ちはゆきまこ「…ごめんなさい」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:44:16.80 ID:gZvRDVBAO<> 〜夜の帳がちはやけの外を覆い…〜

春香「あ、もうこんな時間」

時計『22:40!深夜ですよ!深夜!』

雪歩「いけない!帰らないと…」

真「送っていくよ」

雪歩「でも、真ちゃんも夜遅いから危ないよ」

春香「そこらの暴漢に負ける姫王子様ではありませんよ」

千早「実戦経験積めば、K―1初の日本王者も夢じゃないとまで言われているからね」

真「世間の評価がボクを傷付ける。もう諦めてきたけど」

雪歩「真ちゃん…」

春香「なら、暴漢に襲われた時に、真ならどうする?」

真「武器の有無、人数を確認。相手の実力を見ながら、1対1になれる場所を探して、各個撃破。やれそうなら、移動しないでその場で全員を戦闘不能にする」

千早「その答えがすらすら出て来る時点で、世間の評価は正しいと思うわ」

春香「真、わざと?」

真「…素でした」

春香「普通の女の子は、真みたいに実力で撃破とか、千早ちゃんみたいに広範囲衝撃波歌唱で撃破とか、亜美真美みたいにトラップ地獄に追い込んだり、響みたいにワニやら操って撃破したり、貴音さんみたいに面妖パワーで撃破したりしないよ?」

真「…765プロ、意外に皆強いんだね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:44:43.84 ID:gZvRDVBAO<> 千早「人を戦闘兵器みたいな言い方しないで」

雪歩「でも、春香ちゃんは千早ちゃんの大音量で寸胴鍋を…」

千早「もう忘れて、お願いだから」

真「貴音の面妖パワーって何さ」

春香「何でもありっぽいでしょ?貴音さん」

雪歩「そうかなぁ…」

千早「四条さんは凄く気丈なんだけど、心の中では怖がってそうだけど…以前の恐怖特集の番組に出た時みたいに」

真「貴音、幽霊とか本気でダメだからね」

雪歩「抱きつかれて「もうイヤです…もう無理です…お家帰ります…」って泣き出しちゃった時は、自分も怖かったのが全て飛んでいっちゃって、貴音さんの可愛らしさを一番近くで堪能してましたぁ」

春香「お家帰る、と来ましたか」

千早「ギャップが凄過ぎるわね、可愛いけど」

真「世の貴音ファンにはたまらないだろうね」

春香「鼻血出ちゃうよ、きっと」

雪歩「あの番組は本当に怖かったけどね…」

真「小鳥さんの編集版が凄かったよ…恐怖映像殆ど無しで、アイドル同士が抱き付いて怖がるシーンばっかりという…」

春香「あの人はもう戻れない所にいるんだよ、きっと」

千早「本人が鼻血出し過ぎて、輸血までされたって話よ」

雪歩「うわぁ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:45:13.38 ID:gZvRDVBAO<> 真「ボクは真美と響と美希に抱き付かれて、身動き取れなかったんだよね、あの時…」

千早「あの撮影中、春香はずっと私の手を握ってたわ。何度か抱き付かれて、「今日は1人じゃ寝れないから一緒に寝て」って言ってたわね」

春香「わー!わーわー!な、何で言っちゃうのぉ〜!」

真「可愛いなぁ」

雪歩「可愛いですぅ」

千早「あげないけどね、絶対」

ゆきまこ「あーはいはい(ですぅ)」

春香「えぅう…って、時間!また遅くなっちゃうよ!」

真「あっ!しまった!…もうタクシー捕まえて帰ろうか?」

雪歩「そ、そうだね…流石に歩いては帰れないよぅ」

春香「なら、電話でタクシー呼ぶよ。待っててねぇ」

真「これでプロデューサーに電話したら面白いのに」

春香「そんな事するわけないでしょ!…あ、もしもし、○○タクシーさんですか?タクシー1台、お願いします」

真「慣れてるなぁ…」

雪歩「流石、プロデュース業まで覚えようとしてるだけはありますぅ」

千早「あれよ、多分仕事が深夜になる時が増えたからだと思うわ」

真「なるほどねぇ…確かに、春香は本当に一時期はアイドル宅を泊まり歩いてたからね…仕事に間に合うように」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:45:45.73 ID:gZvRDVBAO<> 春香「渡り鳥アイドル、天海春香!765プロ所属のほぼ全てのアイドルとお風呂に入り、寝床を共にした女!」

雪歩「うわぁ…」

春香「な、何よぅ」

真「凄いジゴロかビッチか…」

春香「な、なんですって〜!」

千早「…浮気者」

春香「んなっ!?ち、違うよ!違うんだよぅ!確かにお風呂は一緒に入ったりしたけど、そこまでだもん!そっから一歩先どころか、もう突き進んでるのは千早ちゃんとだけだもん!」ワタワタ

千早「ちょ!大声で何て事を!誤解され…もう遅いけど!突き進んではいないでしょう!?いや、その言い訳もおかしいわね…えーっと、あーもう!」ワタワタ

真「何か腹立つなぁ、この馬鹿っプル」

雪歩「その状態を超えたら、私みたいに生暖かく見守れるよ?さらに上に行くと、美希ちゃんみたいにスルーしたりしながら共に暮らせるようになるんですぅ」

真「何だろう、その私生活にもアイドル活動にも使い道の無さそうなスキル」

雪歩「でも、ちはやけ(戦場)で暮らすには必要だよ?」

真「おかしいなぁ、何か千早の家と書いて戦場と言われた気がした。戦場だったんだね、ここ」

雪歩「うん、特に春香ちゃんお手製スイーツが出て来た時は…ね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:46:12.27 ID:gZvRDVBAO<> 真「ああ、それは仕方ないね」

雪歩「事務所だと、四条さんがいたら終わりだしね」

真「ん?じゃあ雪歩や千早や美希は、ボク達より春香のお手製スイーツを味わってるの?」

雪歩「真ちゃん…春香ちゃんの作った出来立てのドーナツ…食べた事ある?」

真「」フルフル

雪歩「出来立てクッキーは?」

真「」フルフルフルフル

雪歩「お手製アイスケーキに、オリジナルケーキ。暖かいで言うと春香ちゃんがオリジナルでブレンドして糖分とかを調整したチョコレートフォンデュとか…」

真「雪歩」

雪歩「ん?」

真「ボクが間違ってたよ。これから人生を生きる為に、雪歩や美希のスキルは必要だ!」クワッ

雪歩「うん!」

春香「千早ちゃん…」

千早「春香…」

※この後、30分位はるちは(馬鹿っプル)とゆきまこ(人生を生きる上で必要なスキルについて)で時間を潰し、待っててくれたタクシーの運転手さんに、アイドル4人で平謝りしました



〜翌朝8時、ちはやけの朝はさほど早くない〜

春香「んにゅ…」ゴロン

(むにゅん)

春香「…やわらか…」

(むにむに)

「いやん♪」

春香「…?」

あずさ「もう、春香ちゃんったら甘えん坊さんね♪」

春香「」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/09(水) 19:49:40.00 ID:gZvRDVBAO<> 以上、ゆきまこ後編とあずささん登場でした

つーか、投下開始から酷い内容だった事をお詫びします…何で前回あんな所で切ってしまったのやら…

次回は未定です…が、今月中に後2〜3回は投下出来たらいいなぁと思っております <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 19:58:33.37 ID:9nadijmHo<> 乙
色んなネタがちりばめられていてとっても楽しいです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 21:13:26.88 ID:57JsXNec0<> 縺翫▽縺翫▽ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/09(水) 22:17:25.84 ID:t3NIMwjAo<> 震度は7までしか定義されていないので、理論もなにもないと思われ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 16:50:13.65 ID:XGs2a6MP0<> 乙 
はるちはゆきまこ可愛いなあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/10(木) 18:41:47.73 ID:HHPcDkNJo<> 乙、このまま突き進んでくれ

それと>>40の「※残念ながら事後です。致している最中の詳しい内容はwebで」URLはよ、はよ(バンバン <> >>1<><>2013/01/13(日) 04:23:02.04 ID:EEsas3cAO<> 投下します。


今回は更なるキャラ崩壊のオンパレード…まぁ、少し大人になったと思って下さい… <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:23:29.56 ID:EEsas3cAO<> 春香「え…?あれ…あ、あずしゃしゃん?」

あずさ「あらあら〜、言えてないわよぉ?春香ちゃん」

春香「あぅ…こほん、あずささん」

あずさ「はい、良く出来ましたぁ」ナデナデ

春香「んふ〜♪…じゃなくて!何故に千早ちゃんと私のベッドにあずささんがいるんですか!」

あずさ「話せば長くなるわ〜…」

春香「手短に」

あずさ「えっと…はい、千早ちゃんから」

春香「…」

千早(手紙)『仕事に行こうと外に出たら、パジャマのあずささんがいたので保護しました。よろしく 千早』

春香「また丸投げされたぁぁぁあ!」

あずさ「あ、あらあら〜…」

春香「うぐぐ、一緒に暮らすようになってからというもの、千早ちゃんは更に自宅への関心が薄れて…」

あずさ「何だかごめんなさい…年下の子にまで迷惑をかけて…」シュン

春香「うぐ…いや、気にしないで下さい。困った時はお互い様ですし、あずささんなら何か悪巧みとかしなさそうだし」

あずさ「ありがとう、春香ちゃん♪」ホワン

春香「いえいえ」

あずさ「因みに…悪さしそうな子なんかいるの?」

春香「小鳥さんと亜美真美」キッパリ

あずさ「そ、そうかしら…?小鳥さんは大丈夫なんじゃ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:23:57.55 ID:EEsas3cAO<> 春香「…一番家捜しされそうですし、写真撮られそう」

あずさ「…否定出来ないわ…」

春香「ところであずささん、何でこの近くに?結構距離あるような…」

あずさ「えっとね…近くのコンビニに行くつもりが…」

春香「あずささん、ただでさえ凶悪なおっぱいなのに、薄いパジャマとかでコンビニとか行かないで下さい。襲われますよ?」

あずさ「うーん、これから気を付けるわね」

春香「是非…で、コンビニに来るはずが、何故かこの近くに…」

あずさ「そうなの。それでオロオロしてたら千早ちゃんに会って、お部屋に入れて貰ったの」

春香「で、何故にベッドの中に?」

あずさ「その…春香ちゃんが寝言でね…」

春香「へ?」

あずさ「多分千早ちゃんが寝てたであろう場所をゴソゴソしながら、「千早ちゃん…行かないで…どっか行っちゃやだよぅ…」って」

春香「わー!うわーうわー!わっほーい!」

あずさ「は、春香ちゃん?」

春香「ね、寝言はいいですから…」

あずさ「それで、何だかかわいそうだから添い寝して、頭を撫でてあげてたの…」

春香「(だから千早ちゃんの代わりに、すんごい柔らかいマシュマロに包まれてる夢になったのか…)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:24:27.40 ID:EEsas3cAO<> あずさ「ごめんなさい、迷惑だったわよね?」

春香「い、いえいえ!おかげで、途中から怖い夢じゃなくなりましたから!」

あずさ「春香ちゃんが怖い夢を見なかった…うん、それなら良かったわ〜♪」

(く〜…)

春香「あう…お腹空いたかも」

あずさ「うふふ♪」

春香「あれ?そういえばあずささんは…」

あずさ「ん?私は平気(く〜…)…よ?」

春香「あずささん、無理しないで下さい」

あずさ「だって…年下の子にこれ以上迷惑かけられないわ〜…」

春香「大丈夫です。この部屋にくるアイドルの大半は、私がご飯作ってますし」

あずさ「そうなの?」

春香「はい、特に美希。あと、千早ちゃんは基本的に自炊出来ない人ですし」

あずさ「あ、あらあら〜…でも、確かに千早ちゃんは苦手そうねぇ…」

春香「そうです…あ、でも昨日は雪歩が作った豆乳鍋でした」

あずさ「キッチンにあったお鍋かしら?」

春香「はい、朝はそれ暖めて食べようかなぁって思ってまして」

あずさ「あらあら〜」

春香「暖めて一緒に食べません?」

あずさ「いただくわぁ♪」

春香「よ〜し、じゃああずささんはコタツに入って待ってて下さい」

あずさ「はぁい♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:24:55.31 ID:EEsas3cAO<> 〜ちはやけコタツ(メインフィールド)〜

春香「はいお待たせしました〜♪」

あずさ「わぁ♪美味しそう」

春香「朝から鍋…か」

あずさ「?」

春香「出しておいてアレですけど…昨日も体重云々をですね…」

あずさ「春香ちゃん」

春香「はい?」

あずさ「後で努力しましょう。大丈夫、多少なら…きっと…」

春香「…真に頼りましょう」

あずさ「そうね…」

春香「さあ!そうと決まったら、食べますよぉ〜!」←ちょっとヤケ

あずさ「お〜!」←大分ヤケ


〜1時間程経ちました…〜


はるあず「」マンプク

春香「いや〜、朝からしやわせでした…」

あずさ「本当…」

春香「そういえばあずささん」

あずさ「?」

春香「帰り、どうします?」

あずさ「…?」

春香「パジャマじゃ帰れないんじゃ…」

あずさ「あ…」

春香「竜宮は今日はオフなんですよね?」

あずさ「ええ、年越しライブからお休み無しだったから、プロデューサーさんがスケジュール調整してくれて」

春香「…呼ぶなら伊織かなぁ…律子さんは仕事だろうし…」

あずさ「律子さん、お休みよ」

春香「うーん…よし」

(ぴっ…ぷるるるる)

あずさ「?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:26:00.01 ID:EEsas3cAO<> 春香「あ、プロデューサーさん!春香ですよ!春香!…うるさいって、酷くないですかぁ…そうそう、実はですね」

あずさ「プロデューサーさんにまでご迷惑を…私、本当にダメだわ…」

春香「…パジャマ姿ですよ(ボソッ)…あ、来る?わっかりましたー♪」ピッ

春香「あずささん、プロデューサーさんが来てくれるそうです」

あずさ「…パジャマ姿云々は、聞かなかった事にするわ〜」

春香「何か変な事しそうになったら、通報しましょう」

あずさ「プロデューサーさんなら大丈夫よ〜」

春香「ぶっちゃけ、パジャマ姿って伝えた瞬間、「今から行く」って言ってましたけど」

あずさ「…あら〜…」



〜少し経ちました〜

P「あずささん…本当にパジャマだったんですか…」

あずさ「ごめんなさい…ご迷惑おかけします」

春香「パジャマに釣られたんですか?」

P「春香、お前今度「春香チャレンジ」やるか?バンジー系だが」

春香「ごめんなさい」ペコーン

P「もし本当にパジャマだったら、外に出たらマズいと思ったから急いで来たんだ…春香、お前もアイドルなら分かるだろ?」

春香「はい」

P「全く…だが、良く連絡してくれたな。ファインプレーだ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:30:04.84 ID:EEsas3cAO<> P「さて、あずささん…お話は車で聞きます」

あずさ「はい…」シュン

春香「あずささん」

あずさ「なぁに?春香ちゃん」

春香「今度は、普通に遊びに来て下さい」

あずさ「…うん、ありがとうね、春香ちゃん」

P「(…キツくお説教すると思われてたらどうしよう…注意はするつもりだけど。何か凄い悲しい別れな雰囲気に…どうしよう…)」


※あずささん、帰宅(Pの車で)

春香「…疲れた、何か凄い疲れた…お部屋戻って家事しよう…家事を済ませたらスケジュール調整もしよう…」

(がちゃ)

春香「ただいま〜…はぁ、久しぶりに誰もいない、静かな時間だ…」

春香「さぁ、まずは片付けと洗濯だー」


〜春香さん、家事を淡々とこなし中〜


春香「…」←1度何かをやり出すと、凄まじい集中力の春香さん


〜そして、お昼〜

春香「ふぅ…洗濯も終わった…お昼…軽めでいいや…」

(ピンポーン)

春香「誰かな?…はぁい」

真美「はるるん?真美だよ→」

春香「真美?」

(がちゃっ)

真美「やほ→」

春香「やほー、まぁ上がりなよ」

真美「ほ→い…って、本当に千早姉ちゃんの家に住んでんだね、はるるん」

春香「そだよー」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:30:35.01 ID:EEsas3cAO<> 真美「あ、はるるんお昼は→?」

春香「まだ〜、朝から結構がっつりいったし、お昼は軽めにしようかなって…」

真美「ふむふむ、一緒に食べようかと思ってサンドイッチ買ってきたけど、どう?」

春香「パーフェクトだ、真美隊員」

真美「んっふっふ→、この私めにかかればお茶受けハイサイですよ、春香隊長」

春香「それを言うなら、お茶の子さいさい。で、何飲む?」

真美「何ある→?」

春香「えっとね、紅茶、コーヒー、ココア、麦茶、緑茶、抹茶ラテ、コーラ、野菜ジュース」

真美「喫茶店ばりの品揃えですな…じゃあ、ココアで!」

春香「かしこまりー」

真美「かしこかしこ→で、一応聞くけど…紅茶とか緑茶って、もしかしてゆきぴょんコレクション?」

春香「そ、ほぼ雪歩の持ち込み。噂の白雪玉露もいるよ」

真美「うわ、あの高級茶の?」

春香「そ、あれ」

真美「凄いね→飲料が充実しまくりだね→」

春香「因みにコーヒーは私セレクト、野菜ジュースは美希がメインで飲んでるかな?」

真美「ほう?意外ですな→」

春香「おにぎりと野菜ジュースで栄養バランスを保とうとしよるのよ、あのコタツムリ」

真美「無茶するな→ミキミキは」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:31:17.02 ID:EEsas3cAO<> 春香「全く…だから私が色々作るのよ」

真美「はるるんの手作り料理をそんなに食べられるなんて、なんて幸せな日々を送ってるんだミキミキ&千早姉ちゃんッ!」キー

春香「そっちなんだ、まぁいいけど…はい、ココアお待ちぃ!」

真美「はるるん、それ本当にココア?出し方がお寿司屋さんみたいだったけど、緑茶とかじゃないよね?」

春香「大丈夫だよぅ」

真美「あ、いい匂い…ココアだ♪」

春香「だからそう言ったじゃない」

真美「ふふふ、自ら確かめてこそ、本当に納得出来るのだよ!作文は一辺死ねカス!だね!」

春香「真美は作文にどれだけ恨みを持ってんの…百聞は一見に如かず、だよ」

真美「それDA!あ、はるるんどれ食べる〜?」

春香「うーん、何がいっかなぁ〜…あ、このハムサンド♪」

真美「すいません、それ来月からなんです」

春香「え〜」

真美「じょ→く、いっつじょ→く、はいどうぞ→」

春香「ありがと…しかし、真美も随分変わったねぇ」

真美「およ?」

春香「最初に会った時に比べてさ」

真美「あ→、ついにはるるんすら認めるせくちーだいなまいつになっちまったぜ…」

春香「大人っぽくなったよ、本当に」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:32:45.80 ID:EEsas3cAO<> 春香「最初会った時は小学生だっけ?」

真美「そだね→…そして、今やその時のはるるん達に年齢は追い付いたYO!これはつまり…ここから真美伝説の始まりなのだ!」

春香「普段、私達といる時はこのノリのくせに…現場では…ぷくく」

真美「あのキャラ、やり始めて失敗したなぁって思うよ…」

春香「「双海真美です…どうぞ、よろしくお願いします…」って、最初どうしたのかと思ったよ!」

真美「目指せお姫ちんだったんだけどね→。ほら、お姫ちんって、すんごい難しい言葉使うじゃない?真美には無理だと気付かされたよぉ…」

春香「迷走してたねー、あの現場では」

真美「うん。ほら、真美はその頃ドラマ以外にも、デルモンテだったじゃない?」

春香「業界用語にして間違うという、新しい試み?モデルもやってたね、確か」

真美「今もたまにやるけど、何か大人っぽい雰囲気を求められた訳よ、この双海真美に」

春香「ほほう」

真美「アダルティでせくちーで、って言われてもねぇ。しょうがなくて、お姫ちんやらあずさ姉ちゃん、律っちゃんまで、常に観察する日々だったよ」

春香「あー、その時にあのドラマのオファー来たんだ」

真美「そゆこと→」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:34:33.63 ID:EEsas3cAO<> 真美「だから、迷走に次ぐ迷走…あの時の真美はどうかしていたんだよ!まみ は しょうきにもどった !」

春香「ああ、まだやらかす気なのね」

真美「いや、もう無理、絶対やらない…毎晩悩みまくってて、亜美に「禿げるよ?」って心配までされちゃったしなぁ」

春香「で、そんな悩める天才の真美さん、今はどうなの?」

真美「今も悩んでるよ→…だぁってさぁ→…憂いを帯びた、とかならまだ分かるんだけど、「好きな人にフられ、立ち尽くしている時の表情」とか言われてもね→」

春香「また無茶な…」

真美「恋愛御法度なアイドルが好きな人どころか、その先のフられたまでやれとか、どう考えても無理っしょ→…」

春香「この際、プロデューサーさんに告白したら?んで玉砕するとか」

真美「何で玉砕前提かな→!?…まあ、玉砕するんだろうけど」

春香「だってねぇ…プロデューサーさんはどう考えても…」

真美「あずさ姉ちゃん大好き人間だもんね→…はぁ…」

春香「困った男ですよ、あの人は」

真美「で、はるるんも先がないと思ったのと、アイドルは恋愛御法度ってのをこじらせて、千早姉ちゃんへのレズに走ったんだね?」

春香「急にド直球!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:35:35.45 ID:EEsas3cAO<> 真美「でも、合ってるっしょ?」

春香「ん〜…何だろう?千早ちゃんとは前から仲良しで、お互い忙しいけど一緒にいる時間は増えて、お互いを気遣って、心配して、尊重して、励まして…そしたら、自然と一緒が当たり前になってて」

真美「きょ→れつなノロケが来たよ…鬼甘だZE…」

春香「ただ、そこにプロデューサーさんに対する感情は無い…かな?憧れだし感謝もしてる。けど、千早ちゃんとは違うの。千早ちゃんは特別で、今の私の全て、かな」

真美「ココアが糖分多過ぎて固まるんじゃないかというノリになってきたな→…真美だけじゃキッツイなぁ、これ」

春香「語れと言われたら、私は千早ちゃんの事を丸1日、不眠不休で語れる自信があるよ」

真美「なるほど、その熱い思いは、是非心の奥に鍵かけて閉まっといてね→」

春香「美希とは半日語り合ったけどね」

真美「ミキミキは千早姉ちゃん尊敬してるからね→」

春香「千早ちゃんがいる所でね」

真美「何その拷問、はるるんとミキミキは、千早姉ちゃんの息の音を止めたかったの?」

春香「千早ちゃんの「他人とは一定の距離を置く」ってのを取っ払う、荒療治だよ」

真美「物は言いようだね…結果は?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:36:25.95 ID:EEsas3cAO<> 春香「一緒にお風呂入った時に湯船の中でイチャイチャしたり、出来るだけ毎晩一緒に寝たり、出来るだけお話したりイチャイチャしたりする時間を探したり」

真美「千早姉ちゃんがデレた…いや、そんなチャチなもんじゃねぃ…もっと恐ろしい何か…何かこう、千早姉ちゃんのキャラ崩壊を感じたZE…」

春香「うふふ…今では千早ちゃんは、私のと・り・k」

(すぱーん!)

春香「こップァ!?」

千早「何て事話してんの!」

真美「あ、おかえり→!亜美、ど→だった?」

千早「ただいま。えっと…亜美?そうね、歌声は…少し疲れてたかしら?それと、乾燥で少し喉を痛めてそうだから、ケアは必要ね」

千早「風邪は大丈夫そうだけど、年越しライブの疲れはまだ喉に残っているわね」

千早「亜美は声帯が強いし、物真似が出来る位自由に出来るけど…そうね、あれは酷使にも繋がるから、ケアをキチンとするように伝えて。何なら、私がケアの仕方を教えてあげるから」ペラペラペラペラ

真美「さ、流石…喉に関してはスペシャリストの千早姉ちゃん…てか、そんなに何曲も聞いたの?亜美の歌」

千早「私とデュエット一曲だけよ?」

真美「何でそれでそこまで分かるのさ…」スゲー <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:37:22.12 ID:EEsas3cAO<> 春香「ち、千早ちゃんは深呼吸一回でその日の湿度が分かる、特殊能力持ちだから…」プルプル

真美「はるるん、大丈夫?」

春香「流石にお煎餅缶の蓋はきょーれつだったよ…まだ星が見える…」

千早「ご、ごめんなさい…そこまでになるとは思わなかったの…」

春香「な、なんくるないさー!自分、完璧だかりゃ…あぅ」

千早「は、春香、我那覇さんの真似は似てないわ…」

春香「うぐぅ」

真美「千早姉ちゃん、何もダメ出ししてトドメを刺さなくても」

千早「ご、ごめんね?春香…」ナデナデ

春香「ほぁ…」ポワン

真美「…何だろね→、この馬鹿っプルは。年下の目の前で…人生のモンハンにならないといけないはずなのにね→」

はるちは「模範、ね」

真美「ツッコミの時だけ冷静にならないでYO!しかもハモるし!」ガオー

春香「それにしても…ついに揃ったわ…」

ちはまみ「?」

春香「私、天海春香の野望!最強ユニットを作って世界を取る!そのメンバーがっ!」テッテレー

千早「え?あれ本気なの?」

春香「勿論です!」

真美「え〜?何々?何か面白そ→な話?」

千早「私と真美と春香でユニットして、春香は楽しようって話」

春香「違うよ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:37:49.98 ID:EEsas3cAO<> 真美「はるるん、働こう?ね?」

春香「本気で説得しにかからないで!ちゃんと話を聞いて!」

千早「まあ、なんでもいいですけれど」シラーッ

真美「すっごい久しぶりにそれ聞いたかも」

千早「そう?」

春香「ほら、千早ちゃんは最近、少しは皆に興味を持つようになったから、それ言わなくなったじゃない」

千早「微妙にトゲのある言い方だけど、確かにそうね…絆って言葉が、好きになったもの」

春香「成長したんだねぇ、千早ちゃん…」ホロリ

真美「うんうん、良かった良かった」ホロリ

千早「あなた達…全くもう!」

真美「あはは→!昔の千早姉ちゃんだったら、今頃怒ってどっか行っちゃってたけど、優しくなったんだね→!なんか嬉しい」

千早「そ、そう?(そんな事言われたら、怒るに怒れないじゃない…ズルいわ)」

真美「で、は〜るる〜ん、世界を取るユニットって?」

春香「ふむ、説明しましょう!モデルも演技も歌もダンスも出来る、オールラウンダーな真美!世界に通用する歌姫の千早ちゃん!そしてそんな2人と私がユニットを組み、世界進出を!」

真美「おぉ〜!」

春香「出来たらいいなぁ、と」

真美「お、お〜…↓」

春香「たはは…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:38:47.79 ID:EEsas3cAO<> 真美「因みにはるるんは何するの?」

春香「2人を後ろからニコニコ眺めてる」

真美「働きなYO」

千早「本当、仕事しなさい」

春香「だーかーらー!ニート化するんじゃないってヴァ!私は2人をプロデューしゅしゅるのっ!」

千早「噛んだわね」

真美「噛んだね」

春香「噛んでない!噛んだけど気にしない!」

春香「それで、私は2人をプロデュースしながら一緒にユニットやって、いつかは世界に通用するように…」

真美「それ、兄(C)か律っちゃんに言わなくていいの?」

春香「あ」

千早「…果たして許可は下りるのかしら」

春香「あぅ…」

(ピンポーン)

春香「…お客様だ」

真美「話題をすり替えたね」

千早「まさにどうでもいいですけど、ね」

<ウェェエ!?

ちはまみ「!?」

<ドウゾー オジャマシマース

千早「あら?この声って…」

真美「まさかの…」

律子「お邪魔するわね、千早」

千早「律子、いらっしゃい。珍しいわね」

真美「私服の律っちゃんだ!可愛い!」

律子「いきなり何言ってんのよ、全く…」

春香「で、今日はどうしたんですか?」

律子「朝、あずささんがここに来たでしょ?それでね…」ゴソゴソ <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:39:18.17 ID:EEsas3cAO<> 律子「春香がプロデューサー殿に連絡してくれたんでしょ?助かったわ〜」

春香「いえいえ」

律子「でね、早速ネットに書き込みされてて」

はるちはまみ「」

律子「私も気付かなかったんだけど、今日プロデューサー殿に聞いてねー。皆にも見てもらおうかと」

春香「ノートパソコン?」

律子「スマホ繋いで…ほらこれ」

【アイドル@ちゃんねる】

千早「アイドル…ちゃんねる?」

真美「これって、某大型掲示板群のアレじゃないの?」

春香「アイドルは見ない方が…」

律子「それが、ここは意外に好意的でね?色んなアイドルのファン達が好きに語らう場なの。煽りとか、あまりに攻撃的だと管理人が排除するらしいわ。因みに、某大型掲示板群とは独立してるわよ」

(カチカチ…)

真美「わあ!何か沢山スレが出て来た!」

千早「すれ?」

春香「スレッド。話題って言うのかな?「○○について」みたいな感じで作られて、そのスレッド内で、皆でレスポンス…そこに沿った発言を投稿するの」

千早「良く分からないわ…」

律子「ま、最初はそんなもんだし、分からなくても問題ないわよ」

真美「お、千早姉ちゃんのだ!」

春香「え?どれ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:42:14.50 ID:EEsas3cAO<> 律子「これね」

【歌姫】如月千早スレ その1096【ちーちゃん】(847)

律子「随分長く続いてるのねぇ…あ、過去ログ見てみましょうか…」

春香「パスワード…」

律子「大丈夫、管理人に聞いてるし」

千早「あら?律子は知り合いだったの?」

律子「さっき知ったわ。管理人は小鳥さんよ」

真美「oh…」

律子「他にも副管理人が3人いるけど、それぞれ春香、竜宮、フェアリーのファンクラブの会長が勤めてるらしいわ」

春香「し、知らなかった…ちょっと前にシルクのリボンを下さった方だ…そんな事までしてくれてたんだぁ…」

千早「シルク…高そうね」

真美「超手触り良さそう…」

春香「凄いよ。勿体無くて使えないから、劣化しないように真空パックして保管してる」

真美「ブログに載ってた奴?あの、何か金庫みたいな所に入れてた…」

春香「それ」

律子「春香のファンクラブの会長さん、名前は言えないけど会社経営してる若社長らしいわよ」

春香「」

千早「春香…恐るべし…」

真美「いつでも玉の輿に乗れる…はるるんすげ→!」

律子「…よし、過去ログ出て来た…あら?これって、千早がデビューした日にスレ立ってるわね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:43:30.62 ID:EEsas3cAO<> 真美「やるねぇ、千早姉ちゃん」

千早「多分、当時はそんな事をあまり思わなかったでしょうけど、今なら言えるわ…本当に、心の底からありがとうございます、こんな無愛想な私を応援してくれて」

春香「うんうん、良かったねぇ」ナデナデ

千早「うん…」グスッ

真美「ええ話や…」

律子「因みに、例の記事が出た時は…副管理人さんが宥めまくってるわね…」

はるちはまみ「え?」

律子「かなりの書き込みが削除されてるし、副管理人さんが『そのお金や労力をちーちゃん応援の資金にしろ』って書き込みまでしてるわね」

真美「仲間内もカッチーンきてたからねぇ…ファンの人なんか、下手したら真美達より過激な人もいるし」

春香「あー…」

律子「下手したら雑誌社襲撃とか、殺人予告まで出てたかもね…」

千早「…気持ちだけ、受け取りたいわ。私の為にその人達が…何か法律に触れるような事をしてしまうのは…辛い」

春香「うん、それが私達は一番辛いし、伝える事も難しいから…どうにも出来ないのは辛いよね…」

律子「…さて、それじゃあずささんの話、見てみましょうか」

真美「竜宮小町専用スレ…あ、これかー」

律子「朝方からの書き込み…と」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:44:16.72 ID:EEsas3cAO<> 【あらあら】竜宮小町スレ 892彩ボタン【にひひ→】

452:774プロ所属さん 01/08(火) 07:23
さっき、竜宮小町の三浦あずさ見た!街中をパジャマ姿で歩いてたけど…あれ撮影かな?

453:774プロ所属さん 01/08(火) 07:48
そんな事より、お前の投稿時間がオナニーさん

454:774プロ所属さん 01/08(火) 08:00
朝っぱらから欲望に忠実なナイス害がいると聞いて

455:774プロ所属さん 01/08(火) 08:06
>>452
あずささんが街中で迷子になってウロウロしとるのなど、都内に住んでりゃ週1、関東圏なら最低でも月1で見かける、つまりデフォだ

456:774プロ所属さん 01/08(火) 08:28
>>455
マジか
俺、最近東北から出て来たばかりだから知らなかったよ…じゃあ、迷子中のあずささんへの対応はどうしたら?

457:774プロ所属さん 01/08(火) 08:37
>>456
基本的に、竜宮親衛隊が街中にいるから平気
下心丸出しで話しかけると竜宮親衛隊に粛正される
竜宮メンバーが怪我しようもんなら水瀬家SPが飛んでくる

458:774プロ所属さん 01/08(火) 08:58
>>457
すげえな、東京
すげえな、竜宮小町
すげえよ、竜宮親衛隊つーかお前ら <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:44:50.83 ID:EEsas3cAO<> 459:774プロ所属さん 01/08(火) 09:12
つうか、迷子のあずささんとか、もう見慣れ過ぎてて普通にいても驚かないわ

460:774プロ所属さん 01/08(火) 09:31
たまに律っちゃんとかスパコンさんが大慌てで街中走ってると、「あっちにいましたよ」→「ありがとうございます!」って会話が聞こえてくるのもデフォ

461:774プロ所属さん 01/08(火) 09:50
それで分かるプロデューサー2人もすげえけど、デフォになってるお前らにも脱帽だわ

462:774プロ所属さん 01/08(火) 10:10
慣れですよ!慣れ!

463:774プロ所属さん 01/08(火) 10:15
はるるん乙

464:774プロ所属さん 01/08(火) 10:18
パジャマ姿か…じゃあ起きて新聞取りに行こうとして迷子か

465:774プロ所属さん 01/08(火) 10:29
洗面所かもな

466:774プロ所属さん 01/08(火) 10:39
三浦あずさが一歩踏み出した瞬間から、迷子は始まっている

467:774プロ所属さん 01/08(火) 10:54
>>466
結構マジだから困る

468:774プロ所属さん 01/08(火) 11:00
スパコンさん乙

※以下、竜宮小町について熱く語るスレ民のレスが続く <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:45:40.84 ID:EEsas3cAO<> 春香「…律子さん、この状況は大丈夫なの?」

律子「…良くはないけど…ね」

千早「竜宮親衛隊…」

真美「律っちゃん、この街中の話は本当?」

律子「本当よ…」

春香「しかしこの連帯感…ファンの人達って凄いなぁ」

千早「下ネタはアレだけど…この流れは面白いわね…」

真美「この466番の人のレスなんか、名言だよね→」

春香「プロデューサーさん、ファンの人達の間だとスパコンさんなんだね」

千早「見慣れられたあずささん…これから大丈夫なのかしら」

律子「あずささんのランクは上がりにくいかもしれないけど、これだけの方が支えてくれるなら、竜宮小町はまだ先に進めるわ」

真美「おりょ?律っちゃんスレもあるんだね」カチカチ

律子「なっ!?ちょ、アンタ勝手に…」



【プロデューサーのP】秋月律子Pスレ エビフリャ566本目【パイナポーのP】

156:774プロ所属さん 01/06(日) 21:25
やっぱり昔の映像とか、少し前の765ライブの緊急出演見るとさ…復活して欲しいよな、律っちゃん

157:774プロ所属さん 01/06(日) 22:08
そりゃなぁ…歌も超上手いし可愛いしさ、あの緑のサイリウムに照らされた会場で歌う律っちゃんは俺も見たいさ <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:46:12.79 ID:EEsas3cAO<> 158:774プロ所属さん 01/06(日) 22:26
お前ら待て、律っちゃんのファンなら、今はプロデューサー秋月律子を応援すべき
エビフリャでもパイナポーでも、俺は秋月律子を支持する…だから竜宮小町を応援して、律っちゃんの夢を叶えるんだ!

159:774プロ所属さん 01/06(日) 22:47
だな…俺も、竜宮の皆にはなんか悪いけど、俺は律っちゃんの為に、律っちゃんも含めて竜宮を応援する

160:774プロ所属さん 01/06(日) 23:00
でも、たまにはステージ立って欲しいよな
ほら、スパコンさんに少し仕事押し付けて、年1でも

161:774プロ所属さん 01/06(日) 23:22
ファンのスパコンさんへの信頼と重圧は異常
つーか、一般的に考えたら過労死すんぞww

162:774プロ所属さん 01/06(日) 23:55
それでも…それでもスパコンさんなら、何とかしてくれる…っ!

163:774プロ所属さん 01/07(月) 00:07
ま、ままま任せろ(生まれたての小鹿状態)

164:774プロ所属さん 01/07(月) 00:24
あ、足プルップルしてはるー!?あかーん!寝て!スパコンさん早よ寝てー!良い羽毛布団で早よ寝てー!

165:774プロ所属さん 01/07(火) 00:51
別に羽毛布団じゃなくても良いだろうがw <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:46:38.21 ID:EEsas3cAO<> 千早「」←後半の流れに撃沈

真美「さ、流石律っちゃんファン」

春香「プロデューサーさん、たまに本当に過労死を心配したくなりますよね」

律子「(ステージ…か、未練が無いと言ったら嘘になるけど、私には4人で叶える夢がある…でも、未だにこんなにアイドルの秋月律子を望んでくれる人が…)」

春香「律子さん、たまにはいいんじゃないですか?」

律子「春香?」

春香「竜宮小町は秋月律子プロデューサーが作り、育てたユニットです…彼女達なら、自分のプロデューサーの年に一度のお願い位、聞いてくれますよ」

律子「…でも、スケジュール管理とか…」

春香「例えば、765プロの定例合同ライブ。私もスケジュール管理の勉強してますから、その分プロデューサーさんは手が空きますし、小鳥さんだっている。合同ライブなら日程はすぐに分かるし、律子さんが竜宮の皆とレッスン出来るように、プロデューサーさんが竜宮の仕事を見たり送ったりすれば大丈夫」

律子「春香…」

千早「大丈夫よ律子、私達だって、少し位自分で自分の事は出来るわ。私は、貴方がステージで輝く姿も好きよ?」

律子「千早…」

真美「律っちゃ〜ん♪」ガバッ

律子「きゃぁ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:47:51.11 ID:EEsas3cAO<> 真美「真美達は大丈夫だよ。それに、亜美達なら3人なんだからもっと大丈夫。律っちゃん、亜美達を信じてあげて」

律子「…ふ〜…あのね、信じてない訳ないでしょ?何年一緒にやってきてると思ってるのよ?」キラン

春香「(律子さんの眼鏡が光った!)」

千早「(覚悟を決めたのね、律子)」

真美「(キタ!律っちゃん覚醒モードキタ!)」

律子「年1のライブ?いいわよ、やってやるわ!竜宮小町のプロデュースやりながら、たまに一緒にレッスンしたりしてんのよ!スケジュール調整だってね、あの子達は最近自己管理を少しずつしてるの!4人で相談しながら仕事してんの!」

律子「竜宮小町のプロモーション、人気向上に繋がるってんならね!年1回のライブ出演、してやるわ!私はね、かつては数少ないマニア層から支持を得て、そこからAランクにまで登り詰めたのよ!」

律子「いいわ…やってやるわよ!」キュピーン

はるちはまみ「」ポカーン

春香「(ま、まさかここまで燃えてしまうとは…完全に予想外でした)」

真美「(り、律っちゃんフルスロットルだ…こりゃ、楽しくなってきたぞ→)」

千早「(律子は昔から冷静沈着で完璧主義者ではあるけど…実はそれ以上に熱いのよね)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:48:20.63 ID:EEsas3cAO<> 千早「(目の前の高い壁に対して、冷静に判断し、事前に完璧に準備し、登るんじゃなく確実に制圧する…律子は負けず嫌いで、熱い)」

律子「…そうと決まれば…千早、春香」

春香「はい?」

千早「何かしら?」

律子「私、今日は帰るわね」

はるちは「あ、はい」

律子「ふふふ…いいわ、定例ライブも色々考え直しね…」

真美「え?もう定例ライブの日程、決まってたの?」

律子「まだよ。だけど、絶対にやるわ」

千早「(…絶対か、律子なら絶対にやるわね。ジュピターに負けた時以来だわ、こうまで熱くなってる律子は)」

律子「じゃあ、私は帰るわ。プロデューサー殿にも連絡しないとね…」

春香「はい、またいつでもいらして下さい」

春香「(本気だ…多分、律子さんの頭の中では、もうビジョンが出来上がってる…律子さんファンの皆、おめでとう…律子さん、ステージ立つよ。しかも完璧なパフォーマンスを見せてくれるよ、絶対)」

真美「(亜美に連絡しよう!律っちゃん、ついに覚醒したって)」

千早「律子」

律子「ん?」

千早「ファンの人達の思いって、凄いわね」

律子「そうね…本当、凄いわ。たまに…受け止め切れそうに無い位に、本当に凄い」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:48:50.01 ID:EEsas3cAO<> 千早「そうね」

律子「でもまぁ…それは全部追い風になるんだけどね、走ってるアイドル達にとって」

千早「進む事への後押し…確かにね」

律子「ま、オーバーワークにだけは気を付けないとね…貴方よ?千早」

千早「ふふ、気を付けるわ。まぁ…今は春香がいてくれるから止めてくれるし、大丈夫よ」

律子「仲がよろしい事で、うふふ」

春香「…うんうん、良かった」

真美「律っちゃんもまだまだ現役で通用するもんね→」

春香「だね…」

真美「でも、おっかないライバルが出来てしまった〜…」

春香「年1だけどね」

真美「ところではるるん、アレ聞かないの?」

春香「ん、今はいいかな?余計な事を言いたくない雰囲気だし」

真美「そっか→、流石はるるん、空気の読めるアイドルだね→」

春香「ふっふっふ〜」



〜律子さん、静かに体中から覇気を放出しながら帰宅〜

真美「はるるん…真美ね、思うんだ」

春香「何を?」

真美「さっきの律っちゃん見たら、また竜宮スレか律っちゃんスレがザワつくな→って」

千早「ああ…何かあったかと思われるわね」

春香「ところで真美、亜美は放っておいていいの?」

真美「あー、大丈夫だよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:50:16.65 ID:EEsas3cAO<> 真美「てかね…別にさ、仲は悪くないし、昔っから少しも変わって無いんだけどね」

はるちは「うん」

真美「やっぱさ→、真美だって亜美だって、大人になってくじゃん?でさ→、大人になるとお互いに進みたい道とか、やってみたい事とか、ちょーっちズレてくんだよね、双子なのに」

春香「へ〜…何か不思議な感じ」

真美「何がだね?はるるん大佐」

春香「いや、小学生の頃から知ってる亜美真美が…大人になったんだなぁと…」

真美「はるるん…親戚のおばちゃんみたい」

春香「誰がおばちゃんか!」

千早「でも、2人とも私達765プロのアイドルからすれば、本当に妹みたいな感じだったし…成長した姿やしっかりした事を言っているのを聞いていると…やっぱり不思議というか、「ああ、この子達も大人になったんだなぁ」って思うわ」

春香「それが、嬉しくなるような、寂しくなるような…そんな感じ」

真美「うーん…逆に真美達はそんなに意識はしてないんだよね。でも、大人になりたい!って気持ちは昔より確かに減ったなぁ…ほら、普通の子達と違って、亜美も真美も仕事して、普通よりも沢山大人がいて、働いて…そんな世界にいたし、気が付いたら…かな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:51:12.82 ID:EEsas3cAO<> 春香「そうだね、普通なら友達と遊んだりするのを、色んな大人が走り回って、学校よりも遥かに厳しい「社会」を体験して来たんだもんね」

千早「良くも悪くも…成長せざるを得ないわよね。我慢する事を覚え、どうにもならない現実を叩き付けられ…」

真美「まぁまぁご両人、あっしの話を聞いておくんなせぇ」

真美「こほん…何て言うか、そりゃ→大変だったし、「何でさ!」って思った事も沢山あった、学校にもあんまり行けなかったし、学校の友達にも会えなかったけど…」

真美「でも、真美にも亜美にも、皆がいた。765プロがあった」

春香「…真美」

千早「」ブワッ

真美「絆…皆が私達みたいな子供を仲間として扱ってくれて、私達も皆が仲間として扱ってくれる事を素直に受け入れられたし」

春香「」ホロリ

千早「…」

真美「ほら、私達双子には、優しくて楽しいお姉ちゃんが沢山いたからね→。グレる事無く、楽しいアイドルライフを過ごせてるんだよ」

はるちは「真美ぃぃぃっ!」ガッシィィ!

真美「のわぁぁあ!?はるるんも千早姉ちゃんも何事!?どしたのさ→!?何でタックルばりの勢いで抱き付いてきたのさ!?」

春香「真美ぃ…ええ子に育ったねぇ…」グスッ <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:51:50.41 ID:EEsas3cAO<> 千早「真美…大変だったわよね、アイドルの仕事は…友達と遊べなかったりしたのに、良く頑張ったわね…」ナデナデナデナデナデナデ

真美「は、はるるん苦し…ち、千早姉ちゃん!摩擦で燃える!燃えるってばさ!」

はるちは「真美ぃぃぃ…」オロローン

真美「だぁあ!」

(がちゃり)

美希「たっだいまなのー!」

真美「ミキミキ〜…」

美希「…さ、3人で何してるの!?ふ、不潔なの!?」

はるちはまみ「」

美希「いやぁ〜!は、春香の変態!やっぱり春香は飢えてるの!」

春香「別に飢えてないわよ!」ガオー!

美希「ち、千早さんも…せ、性の暴走機関車なの!」

千早「おかしな通り名をつけないで!」ポッポー!

美希「ま、真美…」

真美「ちょ、真美は」

美希「2人を誘惑して…この小悪魔!エロス親分!」

真美「何で真美までエロいみたいな流れなのさ!小悪魔はまだしも、エロス親分て!ヤクザ映画の女好きでダメダメな親分のおっちゃんみたいな呼び方しないで!」ムキー!

美希「…っ!」ピコン

はるちはまみ「?」

美希「そだ。お風呂入ろっと♪」クルーリ

真美「ミキミキ、フリーダム過ぎるっしょ!」

千早「感動的な雰囲気だったのに…全くもう」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:52:56.92 ID:EEsas3cAO<> 春香「まだ沸かしてないよ!」

千早「お風呂の事はどうでもいいわよ!」

真美「そこじゃないっしょ!はるるん!」

春香「あれー?」


<ふにゃぁぁ!?冷たいのぉぉぉっ!?


春香「あのコタツムリ、確認しないで入ったの!?全くもう!」ドタバタ

<春香ー!お風呂が、お風呂が冷たいの!お水なの!キンキンに冷えてやがるのー!

<あーもう…ほら、一度出なさいって…ほら、体拭いてあげるから…取り敢えず、これにくるまってコタツムリしなさい

<はいなの…

真美「はるるんはミキミキのお母さんなの?」

千早「最近特にね…母性が駄々漏れよ」

真美「駄々漏れ…なんだ…」

美希「…」グスッ

真美「あ、ミキミキ」

千早「ほら、早く入りなさい」

美希「」トテトテトテ

(もぞもぞもぞ…)

美希「へぅう…」アホ毛ヘニョー…

真美「ミキミキ、大丈夫→?」

美希「アカンなの…アカンなの…」プルプル

千早「コタツの温度、少し上げたわよ」

真美「ほい、お茶だよ→…って、手が出せないから飲めないね…あ、さっきコンビニでストロー貰ったんだ…えーっと、ほい」

美希「2人ともありがとうございますなの…」プルプル

千早「暫くダメそうね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:53:45.17 ID:EEsas3cAO<> 美希「っ!」アホ毛ピコン

千早「どうしたの?」

美希「…あ、ううん…何でもないの…」

真美「お茶熱かった→?」

美希「大丈夫なの」

真美「そっか→」

美希「………」カオマッカ

千早「顔、赤いわよ?大丈夫?」

美希「だ、大丈夫なの〜♪」

ちはまみ「?」

美希「(あ、熱くなったから、無意識でタオル取っちゃったの…)」

美希「(ミキ、今…裸だったの…コタツの中で、千早さんや真美の前なのに…別に皆がお風呂上がりとかじゃないのに…ミキ、裸なの…恥ずかしいの…)」

美希「(でも…でも…ドキドキするの…裸なのに…タオルで隠さないといけないのに…)」ゾクッ

美希「(ミキ、おかしくなっちゃったの…?)」ドキドキ

春香「美希、取り敢えずシャワーだけでも浴びたら?お風呂はすぐ沸くから、シャワーを先に浴びちゃいなよ」

美希「はいなの」ガバッ

真美「わお」

美希「あ」

春香「コタツの中が暖かいからって、タオル取らないの。風邪引くよ〜?」← 一緒にお風呂も入るので見慣れてる

千早「ほら、早くお風呂行きなさい」←同じく見慣れてる

美希「はぁい」←裸くらい今更だったのを思い出した

(とてとて…ぱたん)

真美「ふむ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:54:53.98 ID:EEsas3cAO<> 千早「どうしたの?」

真美「ミキミキが金髪だったり茶髪なのは、やはり染めてたんだなぁと思って」

春香「…どこを確認しとるか、エロス親分」

真美「だって気になっちゃったんだもん!」

千早「全く…」

春香「そういえば、美希って水着モデルとか良くやるから、いつも剃って綺麗に手入れしてるんだよねー」

千早「何でその話に乗るのよ」

真美「真美もだよ?モデルって、水着もまだあるし」

千早「だから…」

春香「千早ちゃんは剃る必要ない位、綺麗に整ってるよね」

真美「ほほう」

千早「何で私の事を言うの!私は体毛全部が細いの!春香は普通に少ないじゃない!」

真美「ほほう」

春香「うぁあ、気にしてるのにぃ!」

真美「結論、765プロの下半身は、色々悩みが尽きない」

はるちは「おかしな言い方するな!」

真美「うあ〜!やっぱり息ぴったり過ぎるっしょ!真美と亜美位息ぴったりなんだけど!」

春香「愛よ」ドヤァ

真美「カチンときた」

千早「愛ね」ドヤァ

真美「見慣れない分、余計にカチンときた」

(がちゃ…とたたたた)

美希「ただいまなのー♪」プルンプルン

真美「何でこのアイドルは全裸でお風呂から戻ってきたの?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:55:39.57 ID:EEsas3cAO<> 春香「美希、風邪引くよ?」

美希「ミキは強い子元気の子なの!だから大丈夫なの」

真美「下着位付けてきなよ…仮にもアイドルなんだからさ→」

美希「仮じゃないよ?正真正銘、ミキはアイドルなの」

真美「」イラッ

千早「真美、気持ちは分かるけど許してあげてね」

春香「真美、これが娘を甘やかす父親よ」

千早「誰が父親よ」

美希「ミキは春香と千早さんの家の子だよ?」

春香「違うよ?」

真美「ツッコミ不在の家族コント見せられてる真美のストレスはマッハだよ!何なのもう!」



〜コタツの主、服を着ました〜

美希「今日も1日お疲れ様でしたなの、あふぅ…」

真美「765プロの誇るトップモデルが、家ではアズキ色ジャージとは思わなかったよ」

千早「少し前に買ってきて以来、お気に入りなのよ」

美希「楽だし暖かいの!」

春香「私とか真とか響だとバラエティの匂いしかしないのに、美希が着るとちょっとお洒落に見えるのが不思議」

真美「ミキミキだけだよ、多分」

千早「真美もモデルなんだし、着てみたら?」

真美「え→!?」

美希「真美も着てみたらジャージの凄さが分かるの!」

真美「むぅ…じゃあ着てみるよ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:56:24.10 ID:EEsas3cAO<> 〜数分後〜

真美「真美、今日は結構可愛い服だったのになぁ…まさかアズキ色ジャージを着るとは…」

春香「美希とは違うお洒落感と可愛さがあるのは何でだろう」

千早「可愛らしい感じになるのね」

美希「真美、なかなか似合ってるの!」

真美「ミキミキ…これが似合ってもあんまり嬉しくないよ→…」

春香「いいじゃない…バラエティになる私よりは…」

千早「まぁ、何だかんだ言ってる春香も、トレーナーの上下だけど」

春香「暖かいし楽だし…」

真美「結局ミキミキと同じ理由じゃんか!」

美希「真美ー、寒いのー」

千早「何か羽織ったらいいのに…そんなにジャージがいいの?」

美希「だってー」

真美「はいはい、今脱ぐよ→ん」

美希「」ニパッ♪

春香「本当にお気に入りなんだね、そのジャージ」

美希「うん♪」

真美「ミキミキは可愛いなぁ、はい」

美希「えへへ〜♪おかえりなの〜♪」

千早「まるで水瀬さんがウサギちゃんを返してもらったかのようね」

春香「それは流石に伊織が怒るよ」

真美「だね…あのウサギちゃん、もう修復箇所が凄い事になってるらしいね」

春香「私もあのウサギちゃんを治してあげた内の1人だよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:59:04.35 ID:EEsas3cAO<> 真美「はるるんは本当、色んなアイドルとのエピソードがあるね」

春香「765プロの皆でしょ?876プロの皆に、魔王の皆でしょ、新幹少女の皆とも知り合いだし…あ、最近SG(シンデレラガールズ)プロの凛ちゃんとも仲良くなったよ」

千早「予想以上だったわ」

真美「真美の予想を遥かに超えてたよ」

美希「しかも、あの日高舞とも知り合いなんでしょ?春香は」

春香「うん。愛ちゃんが私を慕ってくれてて、何度か御自宅にお邪魔してご飯をご馳走になったり、一度泊めてもらったりしたよ」

千早「」

美希「」

真美「何その凄まじい光景、絶対一緒にいたくない」

春香「愛ちゃんは一緒だったよ?」

千早「愛ちゃんは舞さんの娘でしょうが」

美希「メンタル面のトレーニングにはいいんだろうけど、下手に踏み込むとアイドル生命を狩られるの」

真美「ヤだよ、泊まるだけで狩られるの」

春香「え〜?何で〜?舞さん、良い人だよ?豪快だけど」

千早「Sランク2人と一緒にいたくないわ。オーラで胃がやられそうだもの」

美希「あのライブバトルは、本当に凄まじかったの…」

真美「何人か引退しようとしたらしいからね、あれ見て、上が高過ぎるって」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 04:59:42.56 ID:EEsas3cAO<> 春香「…あの」

ちはみきまみ「?」

春香「そのライブバトルの日の夜だよ?」

千早「何が?」

春香「泊まったの…日高家に」

ちはみきまみ「」

春香「あ、あれぇ?」

千早「開いた口が塞がらないわ…」

美希「あれだけのバトルしてて…泊まりに行ける神経が分からないの」

春香「だってぇ…興奮した愛ちゃんが「泊まりに来て下さい!」って…舞さんも「いやー!楽しかったわ春香ちゃん!今日はウチに泊まりに来ない?語らいましょうよ!」って…」

真美「そしてホイホイ付いて行くはるるん、と。この凄まじいアイドル戦国時代のトップは、凡人には訳分からないYO」

春香「ふ、普通にお友達のお家にお邪魔する感覚で…」

美希「春香、765プロ辞めて日高舞と一緒に独立しちゃダメだよ?全アイドルにトドメ刺す事になりかねないの」

千早「万が一そうなったら、私はアイドルから歌手に転向するわ」

美希「ミキはモデルさん一筋になるの」

真美「真美はタレントになろう」

春香「独立なんかしないよぅ!するなら…千早ちゃんと真美を引っ張ってくし」

美希「がーん、なの…春香に捨てられたの…春香にしてみたら、ミキはアウトオブ眼中だったの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 05:00:12.51 ID:EEsas3cAO<> 春香「だから独立しないってば!それに、美希にはフェアリーがあるでしょ!?」

美希「だって、春香のお菓子が食べられなくなるの!」

春香「お菓子が食べられないだけ!?独立嫌がる理由!」

千早「それは…マズいわね…」

真美「はるるんのお菓子が無いとか…」ギリィ…

春香「おーい、春香さん=お菓子、そんな認識を改めて下さーい。ついでに2人はユニット候補だって言ったじゃないですかー」

千早「ならいいわ」キッパリ

真美「お菓子があるしね」キッパリ

美希「やー!千早さんと真美が裏切ったの!ミキもお菓子食べたいのー!」ウワァァン

春香「だから私=お菓子って認識をやめなさぁぁぁい!もう作らないよ!?」ガオー

千早「春香、それはいけないわ」

真美「765プロに冬の時代が訪れるよ」

美希「春香…それは765プロの死を意味するの」

春香「なーんーなーのーよー!もーなーんーなーのーよー!そんなに765プロの生命力は私のお菓子頼りなの!?おかしいでしょ!?」

真美「はるるん…はるるんが以前作った、「ゴージャス春香スペシャルプリン」のせいで、いおりんですら「ゴージャスセレブプリンより春香スペシャルのがいい」ってなったんだよ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 05:01:01.34 ID:EEsas3cAO<> 春香「だから何!?」

美希「美食家デコちゃんですら、春香のお菓子を楽しみにしてるの。それがもう無いって言われたら…」

千早「四条さん辺りは、廃人になりかねないわよ?」

春香「もうやだ765プロのお菓子中毒者達」

真美「実際、チョ→美味しいんだもん、普通のスイーツだと物足りなくなっちゃうよ」

美希「そうなの、春香が本気で作ったスイーツは、食べたら本当に幸せな気分になれるの。あれが無いと、ミキ耐えられないの」

春香「さっきの自分のツッコミを含め、薬物中毒者にしか聞こえない。そして、私の作るスイーツに麻薬が含まれているようにしか聞こえない」

千早「中毒という訳ではないけれど、春香のお菓子の美味しさを知ってしまったらね…」

春香「うー…美味しいって言われるのは嬉しいんだけどね」

美希「…そんな話してたら、お腹空いてきたの。今日はお昼食べる時間が無かったの…」

春香「はぁ…時間も時間だし、ご飯作ろうか。真美も一緒に食べてくでしょ?」

真美「あ、いいの?ならいただく→」

千早「…本当にお母さんね…春香」

春香「千早ちゃんの今日の晩御飯は、戸棚に入ってるカップ麺ね?」

千早「本当にごめんなさい」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/13(日) 05:06:33.58 ID:EEsas3cAO<> 本日は以上です
亜美真美は口調が…しかも、皆より小さい頃から芸能界を体験してるなら、達観してしまうのも早いのかなという妄想までやらかしてしまった…

因みに真美は髪を全て下ろしています(変装も兼ねて) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/13(日) 09:19:59.62 ID:K8UEqjFQo<> ちょっと、美希のお風呂前後の状況がよくわからないので、
誰か絵に描いて説明してくれないだろうか


乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/13(日) 09:47:05.56 ID:GpkjPMrSo<> スパコンスレはよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/13(日) 10:47:28.65 ID:A0aunwBDO<> 実はシンデレラってSじゃなくてCなんだぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/13(日) 11:30:22.30 ID:sdsSCnPso<> 今日も頑張るスパコンさん
明日も頑張れスパコンさん <> >>1<>sage saga<>2013/01/14(月) 08:14:36.39 ID:tx7nYOrAO<> >>114
【鉄人】765プロのプロデューサーさん その212【スパコン】(788)

778:774プロ所属さん 01/08(火) 11:02
スパコンさん、ちーちゃんの新曲はいつ頃ですか?

779:774プロ所属さん 01/08(火) 11:15
スパコンさん、はるるんをもうちょっとテレビで見たいです

780:774プロ所属さん 01/08(火) 11:54
スパコンさん、真美ちゃんの次のドラマはいつですか?

781:774プロ所属さん 01/08(火) 12:23
スパコンさん、新しいユニットは作らないの?

782:774プロ所属さん 01/08(火) 13:44
スパコンさん、律っちゃんの仕事を少し引き受けて、律っちゃん復活を手助けしてほしいです

783:774プロ所属さん 01/08(火) 14:30
スパコンさん、もう握手会はやらないの?

784:774プロ所属さん 01/08(火) 14:42
>>783
スパコンさんの握手会なんかあったの?

785:774プロ所属さん 01/08(火) 15:01
>>784
誰得

786:774プロ所属さん 01/08(火) 15:25
>>785
俺得

787:774プロ所属さん 01/08(火) 16:10
スパコンさん、尻を隠しながら逃げて!

788:774プロ所属さん 01/08(火) 16:22
過労死させられそうな仕事を期待されたり、、尻穴狙われたり、スパコンさんは大変だな
あ、スパコンさん、はるるんのライブはいつ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 08:16:38.04 ID:tx7nYOrAO<> >>115
安価間違えた…>>112さんでした… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/14(月) 17:07:32.30 ID:dQkarIgN0<> 乙
なんかだんだんエロスにはしってきたなww
だがそれが良い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/15(火) 02:15:58.70 ID:fzZYt24To<> これほど更新が楽しみなssもそうない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/15(火) 18:14:57.36 ID:ESBRpJ800<> おつなの

楽しみにしてるのー <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:17:14.93 ID:bRaf3EGAO<> 投下します <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:17:42.91 ID:bRaf3EGAO<> 〜毎度毎度のおゆはんタイム〜

4人「いただきまーす!」

真美「相変わらず、はるるんの料理の美味しさはヤバい」

春香「ありがと」

美希「いつもありがとうなの!」

春香「はいはい」

千早「春香…本当に美味しいわ。私に食べる楽しみを教えてくれて、ありがとう」

春香「千早ちゃん…」

真美「何だろうね、この2人は。すぐ桃色空間作っちゃってさ→」

美希「気にしたら負けなの。あの馬鹿っプルのイチャコラにいちいちツッコんでたら、キリがないの」

真美「達観してるね、ミキミキ」

美希「それが、この家で生きる道なの」

はるちは「そんなにイチャコラしてないよ」

真美「年上じゃなかったら、多分ひっぱたいてたかもしれない」

美希「怒った所できっと理解されないの。流すのが一番なの」

春香「美希?明日から美希のご飯はカップ面、お菓子はうまい棒ね」

美希「そ、そんな…」

真美「随分手抜きでお手軽になりましたな→」

千早「美希、謝った方がいいわ」

美希「ごめんなさいなの、貞操を捧げる以外なら何でもするの」

春香「うん、貞操は別にいらないけどね?」

美希「ミキの貞操、随分と安く見られたもんなの…」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/16(水) 23:17:44.40 ID:v3W2E6uJo<> 待ってた <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:17:59.11 ID:bRaf3EGAO<> 春香「ご飯と引き換えにしたのは美希自身でしょうが」

美希「そうだったの」

春香「まぁ、美希の貞操は好きな人にでもあげてください」

美希「春香なの!」

春香「そりゃありがとねー」

千早「あげないわよー?」

美希「なら千早さんなの!」

千早「あら嬉しい」

春香「あげないよー」

美希「むぅ、じゃあ真美でいいの」

真美「じゃあ、とか、でいいの、とかね。流石の真美さんも怒り心頭な訳ですよ」ガタッ

美希「む?ミキ、負けないよ!?」ガタッ

春香「座ってなさい、真美もコタツムリも」

真美「むー…」

美希「せめて名前で呼んで欲しいの…」

春香「今のは美希が悪いんだよ?真美に謝りなさい」

美希「真美、ごめんなさいなの」

真美「この時ミキミキ…意外に素直…!はさておき、あまりに扱いがぞんざいだと、真美だってカチーンきちゃうから気を付けてね?」

千早「はい、喧嘩はおしまい。ご飯食べましょう?」

はるみきまみ「はーい(なの)」

真美「それにしても…美味しいなぁ、はるるんの作る料理は」

春香「えへへ、ありがとう」ニヘラ

真美「流石はお嫁さんにしたいアイドル1位だねぇ…」

千早「あげないけどね」クワッ <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:18:26.92 ID:bRaf3EGAO<> 真美「いらないけどね!」

春香「いらない?真美、ちょっとお話しましょうか?」ガタッ

真美「お?何だ何だちくちょー」ガタッ

千早「何?真美は最近それ流行りなの?」

真美「実は…水曜どうでしょう?に今更ハマりまして」

春香「そのノリだと思って乗ってみました」

千早「私は見た事無いんだけど、喧嘩する番組なの?」

真美「タレントと、所属事務所の社長と、テレビ局のディレクター2人がね」

千早「…全く意味が分からないわ」

春香「実家から今度DVD持ってくるよ」

美希「ミキ、割と本気だったの…」

真美「流石に本気で喧嘩はしないよ…」

春香「小林製薬の…」

真美「んふっ!?ダメ!やめてはるるん!昨日、ちょうどそこで呼吸困難になる位笑って、やっと立ち直りかけたの!」プルプル

春香「お、おっけー…だるま屋さん…」

真美「はるるん!ご飯吹いちゃうからやめてってばぁ!」

千早「…」

美希「春香!千早さんが全く会話に入れなくて、ちょっと嫉妬してるの!その内ぷくーってほっぺ膨らませちゃうの!」

春香「何それ見たい」

千早「ち、違うわよ。明日の事考えてボーっとしてただけよ!」

美希「な〜んだ、なの」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:18:54.57 ID:bRaf3EGAO<> 春香「明日?」

千早「ほら、久しぶりに一緒に出演するじゃない?」

春香「だね」

千早「何だか久しぶりで、緊張してしまいそうで…」

春香「普段通りでいーじゃない」

真美「普段通りはやめた方がいいよ→?」

春香「何で?」

美希「イチャコライチャコラしてるのを放送されたら、きっと小鳥と、小鳥と同じ趣向の持ち主達が出血多量で搬送されるの」

真美「あと、さっきの掲示板でも色々と面倒かもよ?アイドルってさ、処女性とか、恋愛とかソバットじゃん?」

春香「御法度、ね…てか、仲良し位に映るでしょ〜。それに、処女はもう…」

真美「それ以上いけない!ってか、まさかお互いに…?」

千早「聞かないで」

美希「ショーゲキのジジツだったの…」

春香「ま、そんな訳だから大丈夫だよ!」

千早「一層不安になってきたわ」

真美「何だか真美も不安になってきた…」

美希「ミキもなの…」

春香「あ、あれ〜?おかしいなぁ…」



〜なんだかんだ、おゆはんタイム終了〜

千早「さ、私はお風呂に入ってしまうわね」

春香「はいは〜い」

美希「真美、どうする?」

真美「どうするっていうと?」

春香「真美、先にいいよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:19:21.94 ID:bRaf3EGAO<> 真美「えっ?」

春香「えっ?」

美希「えっ?」

千早「えっ?」

春香「泊まるんでしょ?真美」

真美「え?何で?」

美希「むしろ泊まるんだと思ってたの」

真美「だって、着替えが無いよ?」

春香「ふむ、明日は真美はオフ?」

真美「うん」

春香「なら、私達は午後からだからお風呂入った時に洗濯機に入れといて。今日の夜中のうちに干しとくから、乾いたら着てきなよ」

真美「うぇ!?その間ノーパン!?」

美希「ミキのパンツを貸してあげるの」

真美「何でミキミキの下着の替えがあるの?」

美希「ミキ、ここの子なの!」

春香「だからこんな歳の近いワガママ娘…もうこのやりとり飽きた」

真美「ていうか、はるるんが出掛けるまでに乾かなかったら…」

千早「大丈夫よ、浴室乾燥で乾燥出来るから」

真美「千早姉ちゃん、お風呂早っ!?」

春香「まーたシャワーだけ?ちゃんと暖まらないと風邪引くよ?…じゃあ真美、お風呂入っちゃって」

真美「えっ!?泊まり確定!?」

美希「もう外は暗いから危ないの〜。泊まってけばいいと思うな…あふぅ」

千早「何で貴方が泊まるのを勧めてるのよ…まぁ、布団もあるからいいけど」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:19:49.60 ID:bRaf3EGAO<> 真美「千早姉ちゃんの部屋に実家暮らしアイドルが泊まりに来てるって噂、本当だったんだね」

千早「最初は春香、美希、そして今では萩原さんもその1人よ」

真美「だからゆきぴょんセレクトのお茶があるんだね」

千早「いつの間にか私の部屋に物が増えてるのよ。私は、既にどこに何があるか、殆ど分からないわ」

真美「…千早姉ちゃん、自分の事に無頓着とは聞いてたけど、ちょっと酷過ぎない?」

千早「そうよね…春香はまだしも、美希や萩原さんがいるのすら自然だったから、すっかり忘れていたわ」

美希「ふっふっふ、バレちゃ仕方ないの!…実は、既に美希の服専用のカラーボックスが置かれてるの」

ちはまみ「」

春香「真美〜、お風呂入っちゃって〜」

真美「あ、は〜い…って、もう泊まる事が…もういいや」

千早「数少ない常識的考えの真美が…考えるのをやめてしまった…」

真美「…真美は別に地球の重力圏外にまで飛ばされてないよ!?」

美希「何で変な間があったの?」

真美「知識が追い付かなくて、かな→り手探りのツッコミだったから」

千早「え?私、ボケたつもりは無かったのだけれど…」

真美「ツッコミ損か→…お風呂入りま→す」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:20:29.01 ID:bRaf3EGAO<> 〜皆お風呂に入りましたとさ〜

春香「はーい、お布団敷くよー」

真美「コタツは?」

千早「片付けるわ」

美希「そしたらミキ死んじゃうの」

春香「死なないから平気、お布団敷くの手伝って」

美希「はーい、なの」

真美「真美の分、出してくれたら自分でやるよ→?」

春香「じゃあ…これ、敷き布団ね」

真美「ほいさっさ→」

美希「ミキも自分のお布団を…」

真美「ミキミキ、その「眠」て一文字だけ書いてある掛け布団、どこで見つけたの?」

美希「ミキの行き着けの寝具屋さん」

千早「行き着けの寝具屋さんがあるアイドル…どうなのかしら?」

真美「新ジャンルだね、流行らなそうだけど」

春香「居眠り系アイドル・星井美希」

美希「何かそれはヤなの…あふぅ…」モゾモゾ←布団に潜り込んでる

美希「それじゃ、おやすみな…すぅ」

真美「最後まで言わずに!?」

千早「特殊能力よ、美希の」

真美「使い道の少ない特殊能力だねぇ」

春香「サバイバル系ロケは絶対ダメって、プロデューサーさんには伝えてあるよ」

千早「ああ…危険ね」

真美「寝たら死ぬぞー!ラインの限界値が、ものっそい低そうだからね、ミキミキって」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:20:57.09 ID:bRaf3EGAO<> 春香「逆に、寝具とかのCMにはうってつけだよね」

千早「そんなCMがいくつもあるのかしら」

真美「ミキミキ行き着けの寝具屋さんとコラボしたらE→じゃん」

春香「どうかなぁ…まぁ、プロデューサーさんには美希の話はしてるよ?」

真美「真美のもお願いします」ペコー

千早「真美なら…やっぱりモデル?」

春香「元気な亜美と大人な真美の双子主演ドラマ…が一番だけどね」

真美「あー、ベストですな〜。それは最高ですわ〜」

千早「脚本から作らないといけなくなるわよ」

真美「やはり無尽合体キサラギしか…」

千早「ダメよ」

真美「うあうあ〜…」

千早「あれだと、合体機構が複雑になりすぎるわ。その分、装甲が犠牲になったり、機動性が確保出来なくなる」ペラペラ

千早「本来ならばスコープドックくらいがいいのだけれど、それだと逆に亜美と真美が主役になりにくいわね」ペラペラ

千早「ダイターン3くらいだとサイズが大き過ぎてしまうし…」ウーン

千早「三機合体位がいいのだけれど、亜美と真美の2人じゃ足りないから誰を足すか…」ウーム

千早「二機合体だと、上半身と下半身っていうパターンね。メインとサブじゃダメだわ」ウムムム <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:21:29.57 ID:bRaf3EGAO<> 千早「やっぱり二機合体がいいわね。サポートマシンは途中から、高槻さん辺りが敵から寝返るパターンとか、いいかも!」ピコーン

千早「そして、水瀬さんとの涙の決別、敵対…逆に、水瀬財閥出資で仲間になってからサポートマシンをわざわざみたいな流れもありね」ブツブツ

真美「千早姉ちゃんはどうしたの?」

春香「無尽合体キサラギが話題になってから、真面目な千早ちゃんはロボットアニメを勉強するために観まくったのよ」

真美「ほぇ→…」

春香「結果、千早ちゃんはそこらのロボットファンにも引けを取らない程の知識を手に入れましたとさ」

真美「めでたしで締めていいの?」

春香「千早ちゃんが笑顔でいられるなら私は…構わないよ」キラキラキラー

真美「うおっ!?こ、これがSランクアイドルのオ→ラ…!?ま、まぶちい…そして、心を鷲掴みにされる…が、実に無駄…っ!こんな馬鹿な話で発揮する必要なし…っ!」

真美「こほん…はるるんが芝居掛かった言い方するから、真美も乗せられちったじゃんよー」

春香「にゃはは、ごめんごめん」

千早「よし、纏まったわ」

はるまみ「はい?」

千早「キサラギに代わる、ロボットアニメよ。企画を出しましょう」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:22:33.96 ID:bRaf3EGAO<> 春香「出すって…どこに?」

千早「プロデューサー経由で、アニメ制作会社に…」

真美「兄(C)って、アニメ制作会社に知り合いかなんかいるの?」

千早「さあ?」

真美「え→…」

春香「というか、スケジュール抑えられるのかしら、アフレコするとして…765プロ全員でしょ?」

千早「え?私は主題歌だけよ?」

春香「えー…」

千早「敵はフェアリーとあずささん、水瀬さん、真辺りで」

春香「私は?」

千早「ハルシュタイン閣下、格好良かったわよ?春香」

春香「あー、ラスボスですかそうですかー」

真美「律っちゃんとゆきぴょんとやよいっちは?」

千早「天才科学者・律子と助手の萩原さん、その妹でパイロットの高槻さん」

春香「凄い細かい設定が出て来たね…」

千早「亜美機と真美機は個別でも戦えるんだけど、敵の強いロボットに負けて、合体出来るようになるの。さらにその後は高槻さん機とも合体するわ!」キラキラ

真美「千早姉ちゃんの目が輝き始めた…」

春香「マズいなぁ…気が済むまで語らせてあげたいけど…真美、先に寝ちゃいなよ」

真美「でも、はるるんが…」

春香「私は、嬉しそうな千早ちゃんを見てるだけで幸せだから」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:23:01.04 ID:bRaf3EGAO<> 真美「は、はるるん…はるるんの愛は海より深いでぇ…」

春香「そう?ほら、早く寝ちゃいなって」

真美「うん…ありがとう、おやすみなさい」

春香「おやすみなさい、真美」

千早「でね?」

春香「千早ちゃん、風邪引いちゃうから、ベッドの中でお話しよう?」

千早「あ、そ、そうね…あら?真美は寝ちゃったのね」

春香「疲れてたんだよ、きっと」

千早「そう…悪い事をしたわね」

春香「ふふ、変わりに私が聞いてあげるよ」

千早「春香…」


真美「(深い…はるるんの愛は深いなぁ…千早姉ちゃんが最近良く笑ったり、皆に優しいのは、やっぱりはるるんのおかげなんだね…はるるん、凄いや。千早姉ちゃんの寂しそうな顔、見なくなっちゃったもん…)」

真美「(素敵なお姉ちゃん達だなぁ、本当…あ、眠くなって…きた…か、も………すぅ…)」



〜相変わらず、ちはやけの朝は遅い〜

真美「ん…」ムクリ

真美「あ、昨日千早姉ちゃんの家に泊まったんだった…よっと」

真美「あ、千早姉ちゃんもはるるんも寝てる…こうやって見ると…千早姉ちゃんは本当に美人だし、はるるんは本当に可愛いなぁ…羨ましい」

(とんとん)

真美「ひゃ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:23:28.29 ID:bRaf3EGAO<> 美希「しーっ…2人が起きちゃうの…」ボソボソ

真美「ミキミキ…ちょ→びっくりしたよ…曲者っ!?とか、お姫ちんばりに言っちゃいそうだったよ→」ボソボソ

美希「可愛い悲鳴だったの〜♪」

真美「ぐぬぬ…」

美希「真美、ミキはお仕事行ってくるの。朝ご飯は…任せるの」

真美「そこは「用意してあるよ」だったら、女子力アップだったのに」

美希「ミキは家事苦手なの」

真美「アイドル力は高いのに、女子力は765プロでもかなり低いよね、ミキミキ」

美希「むぅ」

真美「因みに、千早姉ちゃんと並んで、家事出来ない2トップだよ」

美希「うぐ…ショックなの…デコちゃんとかも出来なさそうなのに…」

真美「ところがドスコイ、いおりんは最近やよいっちに料理とか習ってるからねぇ」

美希「くっ…なら、亜美や真美だって…」

真美「んっふっふ→、うちは両親共働きで忙しいからね→。亜美も真美も家事も料理も出来るんだよね→♪」

美希「がーん、なの」

真美「家事が出来ないとモテないぜ→?」ニヤリ

美希「くっ、なの…」

真美「そこに女子力がメーター振り切れてる上に、家事はお母さんレベルのはるるんがいるんだから、今度習えば?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:24:03.42 ID:bRaf3EGAO<> 美希「そうするの…あ、お仕事行ってきますなの〜」トテテテ

真美「ほいほ→い、いてら→」フリフリ



真美「さて…ああ言った手前、はるるん達に朝ご飯を作ってあげますかね→」パカッ←冷蔵庫オープン

真美「ふむ…ベーコンと卵が皿に乗って鎮座しておられる…しかも三枚…これは…ベーコンエッグの準備ですな→」

真美「野菜は…お、狙いすましたかのよ→に、レタスとトマトがいた」

真美「こ→なると…」パカッ

真美「やっぱり…もうトースターに食パン入ってる」

真美「はるるん…すげ→や…」

真美「じゃ、はるるんの準備した通りに作りますかね…って、何だ?この鍋…」パカッ

真美「…スープまで作ってある…恐るべし、はるるん…」



〜真美さん、つつがなく朝食作り終了〜

真美「いただきま→す♪」

真美「人の家で、人の家の食材やら食器を勝手に使い、勝手に朝ご飯を食べる…」

真美「んっふっふ→、ワルよのう…」

真美「とか、あの頃なら言ってたんだろ→けど、今は罪悪感がある…大人になったと言うべきか、達観してしまったと言うべきか」

真美「…何だかな→」

(がたっ)

真美「何奴!?」ガタッ

千早「四条さんの真似?」ヒョコッ <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:24:41.60 ID:bRaf3EGAO<> 真美「おや、旦那さんが先にお目覚めだ→。おはよう、千早姉ちゃん」

千早「おはよう…それ、何で私が旦那さんの方なのかしら…皆、そういうのよね」

真美「だって、家事が全く出来ないし、家の事分からないし、でも仕事はキチンとこなすし、一緒に住む相手にはデレデレらぶらぶ…良い旦那さんじゃない」

千早「…体型的に、とか、使い古されたネタで来られなかった分、反論出来ないわ…」クッ…

真美「体型ネタ、もう乗り切ったの?」

千早「乗り切ったというか、今更気にしないわ。春香や美希と一緒にいるとね…本当に辛そうだもの、肩凝りとか」

真美「ダンスしてるとすんごい痛いらしいしね、ひびきんが言ってた」

千早「あずささんの苦労が、今なら分かるわ…春香のサイズですら、少し重く感じたもの…あずささんや四条さんは本当大変そうよね」

真美「あずさ姉ちゃんとお姫ちんの2人は規格外だよ」

千早「美希もじゃない?」

真美「ギリギリ許容範囲内」

千早「美希が判断基準なのね」

真美「さてさて、如月家の旦那さんも朝ご飯食べるっしょ?準備するよ→」

千早「ありがとう…旦那さんとか呼ばれるのを少しずつ受け入れ始めた自分が嫌だわ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:25:14.63 ID:bRaf3EGAO<> 〜おそよう!朝ご飯!(朝9時)〜

真美「しかし、はるるん起きないねー」モグモグ

千早「昨日、遅くまで話をしてしまったから…春香に悪いことをしてしまったわ」モグモグ

真美「まぁまぁ、はるるんの愛は日本マイコーより深いから平気だよ」

千早「…まさか日本海溝?」

真美「それDA!」

千早「日本マイコーだと、MJの物真似する人の芸名みたいよ」

真美「たまにいるけど、ダンスのキレが桁違いだからなぁ」

千早「それを言ったら、ダメよ。MJのダンスは、MJにしか出来ないもの」

真美「あのキレッキレのダンスとか、ひびきんのレベルで5割近付けられるか…らしいよ」

千早「我那覇さんでその位なのね…」

真美「しかも、本人談。あの「自分、完璧だからな!」のひびきん本人が言ってた」

千早「我那覇さんでそれなら、アイドルじゃ誰も出来ないわね」

真美「ひびきんとまこちんは、他の事務所の子がダンスを教わりに来るレベルだからね」

千早「ダンスに関しては、トレーナー達が「振り付けを教えた後に彼女達を見ると、やっていく自信が無くなる」って」

真美「だから振り付けを最初に教える以外は任せっきりになるんだね、2人の時は…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:25:40.55 ID:bRaf3EGAO<> 真美「あ、そろそろはるるん起こさないと」

春香「…」フラフラフラ

真美「あ、起きてきたんだ」

千早「はっ!?これは…っ!」

真美「どしたの千早姉ちゃん?ティッシュを持って」

春香「あぅ〜…あ、ちーちゃんだ♪おはよぉごじゃいましゅ♪」ペコー

千早「」ブバッ←鼻血

真美「ち、ちは、ちはちはちは!?ちはやねぃちゃん!?どしたのはるるん!なにごと!?はるるんがやよいっちよりちっさいこみたいで」←錯乱して平仮名だけに

はるか「ちーちゃん♪ぎゅーして♪」

千早「ええ、いらっしゃい春香」ギュムッ←鼻にティッシュを詰めた

真美「す〜…は〜…す〜…は〜…ふぅ…やっべ→、本当にやっべ→…何だよ今のはるるん可愛すぎるわ、反則にも程があるってば。鼻血噴かなくて良かったよ、本当…幼女やべぇ」

はるか「あ♪まみだっ♪おはよっ♪」ムギュウ

真美「」ブバッ←鼻血

千早「」←ダウン

はるか「んふ〜♪あったかい♪」

真美「(こりゃ→やべえぜ…Sランクオーラ駄々漏れだし…可愛すぎて…あ、やば、真美もうボケる余裕もツッコむ余裕も…な、い…)」カクーン

はるか「あれぇ?まみもねむねむ?ちーちゃんもねむねむだし、はるかつまんない…」プクー <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:26:14.67 ID:bRaf3EGAO<> 〜数分後〜

千早「…ヴぁいリンガル!?」ガバッ

(ご っ !)

春香「ふぎゃ!?」

千早「…っふぉぉお」

春香「へぅ〜…」

千早「あ、は、春香…ごめんなさい…」

春香「ま、まさか頭突きされるとは…いたた」

千早「春香…大丈夫?本当ごめんなさい…」

春香「千早ちゃんも…腫れないといいね…」

千早「あら?戻ったのね、春香」

春香「…やっぱり…千早ちゃんも真美も鼻血流しながら気絶してたから、何かと思ったら…幼児退行してましたか…」

千早「真美も陥落したのね…最年少だから大丈夫という可能性は無くなったわね」

真美「いや…真美がまだ小学生だったら…耐えられたよ」フラフラ

千早「真美!?大丈夫?鼻血の跡がカールおじさんばりに綺麗な円になってるけど」

真美「モデルの双海真美のファンは、この顔見たら新品拘束…だね」

春香「…心筋梗塞?まさか」

千早「新品拘束だと、ただ新しいものを手に入れたがる癖(へき)の人よね」

真美「そ→とも言う」

春香「そうとしか言わないよ!真美、下着変えるついでに、シャワー浴びたら?」

真美「出て来たら色々お話を伺いやすぜ?ご両人よぉ…」

千早「分かったわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:26:56.38 ID:bRaf3EGAO<> 〜真美隊員、シャワーから帰還〜

真美「で?はるるんは何であんなロリコン製造&殺戮兵器になったの?ピヨちゃんとか兄(C)あたりだったら、輸血が多分間に合わないよ?」

春香「うぅ…」

千早「私から説明するわ…いいわね?」

春香「どぞ…」

千早「春香はね、前からこういう退行現象が起きてしまっていたの」

真美「うぇ!?真美、知らなかった…」

千早「理由は沢山あるけど、主な原因はストレスね」

真美「ストレス…」

千早「春香は、自分で背負いこんでしまうタイプなの…私以上に。でも、春香は優しいから表にストレスを出さない。発散しようにも、Bランク位から仕事が尋常じゃなく増えて、そんな余裕も全く無かった」

千早「春香本人も気付かない内にストレスは溜まり、ある時爆発した。春香の心は、ストレスから逃れると同時に発散する為、仕事の忙しさも、しがらみも無い、子供に戻った…双海先生…亜美と真美のお父様の診断結果は、そうだった」

真美「パパの!?」

春香「真美達には内緒で、ね」

真美「パパ…ちゃんと仕事してたんだ…」

はるちは「」ガクッ

千早「ま、真美!あなたねぇ…お父様のお仕事、知ってるでしょ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:28:57.33 ID:bRaf3EGAO<> 真美「いや、ほら…小さい頃から仕事中の姿を知らないし、普通に平日に家にいたりしたからさ。どんな仕事してたかも、良く知らなかったり」

春香「凄く信頼されてるお医者さんだったよ、真美と亜美のお父さん」

真美「そっか、まぁちゃんと働いてるなら良し。で、はるるんは何歳児位になっちゃうの?」

千早「確か…6〜7歳位らしいわ」

春香「因みに、退行中の記憶はぼんやりと覚えてたり…恥ずかしい」

真美「まさか、仕事を減らしてるのも…」

千早「表向きの理由は、今まで出来なかった勉強だけど、実際にはそういう事の治療も含めての休養なのよ」

真美「でも、家事とかしまくったら結局ストレスが溜まるんじゃ…」

春香「それなんだけどね、私のストレス発散法なの」

真美「はい?」

千早「春香は今やSランクアイドル。普段は変装してるけど、バレたら騒ぎになるわ。勿論、ファンの方の大半はそうならないけど、春香の場合は分母が多過ぎる」

真美「ふむふむ…例えばファンの内の1割が過激だとして…真美のファンの人達とはるるんのファンの人達では、同じ1割でもその数が違い過ぎる…って考え方であってる?」

千早「まあ、間違いではないわね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:30:13.21 ID:bRaf3EGAO<> 千早「で、そんな春香がストレス発散に…変装したとはいえ、街中にショッピングや食べ歩きやカラオケに行ったら?」

真美「バレる確率も、騒ぎが起きる確率も、かなり高い」

千早「正解。そこで、私は春香と一緒に色んな方法を試したの」

真美「で、その結果が…」

春香「まさかの家事、しかも料理…その中でもお菓子作りは一番良いみたい」

真美「はるるんの数少ない特徴だね」

千早「春香は特徴なんかいらないわ。無くても可愛いし、最高のアイドルで、最高の女の子よ」キッパリ

春香「」マッカッカ

真美「隙あらばノロケよる、この歌姫」

千早「こほん…私の家に春香が来た時にね、そりゃもう一気に家事をやってくれたのよ」

春香「…あれは家事をせざるを得ないもん…女の子の部屋じゃ無かったもん」

真美「分かる気がする。家事能力はミキミキと並んでワーストっぽいもん、千早姉ちゃん」

千早「くっ…」←図星

春香「で、千早ちゃんの部屋の掃除、洗濯、千早ちゃんにご飯作って、お弁当持たせて…そしたら、何か楽しくなってきちゃって」

真美「駄々漏れる女子力とおかん力」

千早「その内、ほぼ毎日家に泊まり続け」

春香「今年、正式に同棲を始めました!」テッテレー! <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:31:03.04 ID:bRaf3EGAO<> 真美「もう結婚してしまえと小一時間」

千早「流石に、法の壁は厚いわ」ハフゥ

春香「法の壁さえ無ければねぇ…」ハフゥ

真美「うわあガチだ、分かってたけど」

春香「まぁ…情けない話だけどね、私はまだ完治してないし、こんな性格だからまた仕事を馬鹿みたいにしちゃうし…」

千早「だからスケジュール管理もプロデューサーから教わって、自己管理を心掛けてるのよ」

春香「症状が出たのは久しぶりかな?暫くぶりで、自分でもビックリだったよ」

真美「真美もビックリだよ。年上の幼児退行見て、鼻血噴射するとは思わなかったよ」

千早「2ヶ月出なかったのにね。やっぱり、家事だけじゃ限界があるのかしら?」

春香「たまには羽目外さないとダメかなぁ」

真美「もうさ、カラオケ感覚…とまではいかなくても、月1で好きな歌を歌いまくるライブやれば?千早姉ちゃんと」

はるちは「!」

真美「何でそんな簡単な事に気付かないのさ、Sランクさんと歌姫さんは…」

春香「どっかで、「歌=仕事」ってなってたのかも。歌うのが好きだからアイドルになったのに…ダメダメだなぁ」

千早「私もよ…これから、それがやれるかプロデューサーに聞いてみましょう?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:31:31.21 ID:bRaf3EGAO<> 真美「多分ね、そんなデッカい会場じゃなくていいと思うよ?本当に街の公民館とか、それこそ、小さなライブハウスとか…兎に角、肩肘張らずに楽しめたらいいんじゃない?」

春香「ま、真美が大人っぽい…」

真美「大人ですもの→、んっふっふ→」

千早「それ、やってみましょう。たまにゲスト呼んだり、トークもしたりして…」

春香「楽しそう!それ、楽しそうだよ千早ちゃん!」パァァ…

真美「(こ、これがSランクアイドルの満面の笑み…チョ→可愛いんですけど)」

千早「」←春香が嬉しそうなので言葉にならない位嬉しい歌姫さん

真美「はいはい、はるるんの今後の活動は置いておくとして」

はるちは「?」

真美「仕事は?」

はるちは「っ!?」

(ドタバタドタバタ)

春香「うわぁぁん!ち、遅刻しちゃうぅ!」

千早「お、落ち着いて春香!ま、まだ慌てるようなあわわわわ」

真美「あーもう!まず順番にシャワー浴びてきなYO!それから支度しなって!」

春香「真美、今の台詞、ジゴロの人みt」

(すぱーん)

真美「ボケてる場合じゃないでしょ→!?まずは早い千早姉ちゃんが入って、そっからはるるんが入れば…」

ギャーギャーワーワー… <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:32:00.22 ID:bRaf3EGAO<> 〜ドタバタの一時間ちょっとでした〜

真美「ぜー…ぜー…や、やっと送り出せた…」

真美「あ…鍵どうしよう…」

真美「や、ヤバい!真美帰れない!と、とりあえず電話しなきゃ…」

(ぷるるるる…ぴっ)

亜美『はい、こちら「本格イタリアンの富士そば十朗」です』

真美「混ぜ過ぎですぞ、亜美隊員」

亜美『これは真美隊員、千早姉ちゃん宅でアイドルに囲まれた酒池肉林の一夜はいかがでしたかな?』

真美「ミキミキの裸見せられたり、千早姉ちゃんが鼻血噴射したり、真美自身も鼻血噴射した。あと、はるるんの作るご飯はヤバい。激ウマ」

亜美『ずる→い!亜美もはるるん飯、た→べ→た→い→!』

真美「あ、ところで亜美さんや」

亜美『ほいほい何ですかな?真美さんや』

真美「千早姉ちゃん宅の鍵が無い」

亜美『ふむ』

真美「千早姉ちゃんもはるるんもお仕事行っちゃった」

亜美『ほほう』

真美「どうしよう」

亜美『つまり亜美が変わりに千早姉ちゃん宅に行き、はるるん飯を食えば良いのだよ、真美隊員!』

真美「なるほど、そいつぁ盲点だった!…って、そりゃマズいっしょ」

亜美『だよね→、亜美も昔ならやってただろうけどさ→』 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:32:34.53 ID:bRaf3EGAO<> 真美「今は罪悪感が…勝手に人の家で入れ替わりトリックはね→」

亜美『しかも、それだと亜美が帰れないし』

真美「ですよねー」

亜美『これが大人になるという事だよ…真美隊員!』

真美「亜美隊員!…だから、コントしてる場合じゃないYO!」

亜美『うーむ…亜美、今事務所にいるから、他にいる人に聞くね』

真美「任せたぞ、亜美隊員!」

亜美『ブ・ラジャー!…久しぶりにこれ言ったな→』

(ぴっ)

真美「…さて…誰か来るまでお布団干して…あ、洗濯しといたげよ」



〜二時間後〜

真美「ミキミキの下着はエロいかと思ったら、ライムグリーンとはいえ、おとなしいのばかり…ミキミキ、実は765プロでも1、2を争う位の純情乙女だからなぁ…裸にはなってたけど」

真美「…はるるん…こんなせくちーな下着付けなくても、千早姉ちゃんなら瞬殺だと思うよ」

真美「千早姉ちゃんは…本当に下着のお洒落をする気無しだね。この青いパンツは可愛いけど」

真美「…やっぱり…ミキミキに買ってきて貰ったな?ミキミキと色違いじゃん…」

(ピンポーン)

真美「お!ついに亜美隊員による真美救出作戦の結果が出たか!?…出なかったら困るけどね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:33:01.27 ID:bRaf3EGAO<> 真美「はぁ→い、今出ま→s」

(がちゃ、てくてく)

雪歩「お邪魔しまぁす♪」

真美「」

雪歩「あ、真美ちゃん♪こんにちは♪」

真美「ゆきぴょん、どうやって…」

雪歩「合い鍵だよ?」

真美「な、何でゆきぴょんが合い鍵を…」

雪歩「千早ちゃんがくれたの♪因みに、美希ちゃんも持ってるよ?」

真美「…真美がおかしいのか、はるちはがおかしいのか、世界が歪んでるのか…」ガックリ

雪歩「ま、真美ちゃん?大丈夫?」

真美「大丈夫…真美、疲れたから帰るYO…はるるんに、洗濯しといたって伝えといて→」

雪歩「あ、うん…お疲れ様ぁ…」



(ぱたん)

雪歩「あ、じゃあ乾いたら私が畳んでおいてあげよう♪」



〜夜〜

雪歩「はふ…晩ご飯どうしよう…」←既に自宅ばりに寛ぐ白雪歩姫

雪歩「千早ちゃんと春香ちゃんが帰ってきたら考えよう」

雪歩「…ふぅ、お茶、美味しい♪」

(がちゃ)

雪歩「あ、千早ちゃん達帰ってきたのかな?」

(てくてくてく)

雪歩「お帰りなさい」

春香「たっだいまー」

千早「ただいま、萩原さん」

貴音「ただいま帰りました」

雪歩「四条さんは違うよね!?」

貴音「…はて」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/16(水) 23:48:31.04 ID:bRaf3EGAO<> 以上、出来る女の真美さん後編、ブラックホール胃袋ことお姫ちん再襲来でした。

次の投下までに…
このSSでは765プロにアイドル揃う→美希、離脱→961プロのフェアリーとバトル→フェアリーが765プロ入り→ジュピターとバトル→春香さん、頂点に

という歴史的な流れがあり、細かい箇所もオリジナル展開が入っております

因みに、現在765プロはかなりの強豪で、金持ちですが、たるき亭の入っているビルに戻ってきています

理由1:徘徊時間がやっと1時間を切った位で辿り着けるようになったあずささんが、新しい事務所には辿り着けない。クソ忙しいのに、あずささんが今来れないのはヤバい

理由2:高木社長の帰巣本能がティンときた

理由3:酒飲み勢がたるき亭から離れたくなかった

理由4:新しい事務所ビルが心霊現象多発(ドアや窓が勝手に開く、たまに凄くお線香臭い、何か天井から首にロープ巻いてぶら下がったオッサンが見える、落ち武者と血塗れの軍人がガチ喧嘩してる、レッスン室が血生臭い)為、面妖さんを始めとしたアイドル達が頼み込んだ為 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/17(木) 00:25:30.69 ID:Nr4lMne6o<> 乙!!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/17(木) 00:40:15.35 ID:Xy4bSvX6o<> 乙!!
それでフェアリー組んでたり、律ちゃんが元Aランクだったりしたのか

みきりつが欲しいかなぁー、って <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/17(木) 07:12:48.43 ID:DrRR2eep0<> 乙!
やっぱ面白いわこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/19(土) 01:20:54.25 ID:jX52Yrq5o<> 楽しみですなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/19(土) 01:42:36.90 ID:6wQNbPSwo<> 無理ない範囲で続けてください〜
楽しみにしてます♪ <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:07:46.30 ID:oORFohBAO<> 続きです <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:08:13.88 ID:oORFohBAO<> 貴音「私はまだ765ぷろの一員、家族として認められていないのですか…?」

雪歩「え!?いや、そんな事ありませんよぅ!四条さんは」

貴音「まだ…駄目なのですか…765ぷろの近くにあるらあめん屋に心惹かれたのが移籍理由の5割なのが、やはり許せませんか…!」

雪歩「今初めて知りましたよ!?そんな話!」

貴音「しかし、あのらあめん屋はより濃厚なすぅぷと、替え玉が3回まで無料と、961の近くにあるらあめん屋よりも1回多い上、麺の量も多いのです!」

雪歩「そんなこと知りませんよぅ!」

貴音「私には大切な問題なのです!分かって下さい!萩原雪歩!」クワッ

雪歩「大切の比重が全く分かりませんし、それを移籍理由にしちゃう心境も何もかも分かりませんよぅ!」ヒーン

春香「…いつ止めようか?」

千早「ご近所迷惑だから今すぐ」

春香「あいさー…ほら、雪歩も貴音さんも、玄関先で騒がないの」

雪歩「あ、うん」

貴音「失礼致しました…」



〜開幕コント終了につき、コタツにイン〜

貴音「…やはり炬燵は素晴らしい…じんわりと暖かさが足から体全体へと伝わり、心地良い…」

春香「おかげで美希がコタツの主になりましたけどね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:08:42.83 ID:oORFohBAO<> 千早「四条さんが言うと、コタツが本当に素晴らしい物だと思えるわ。綺麗な言い方をするからかしら」

雪歩「言葉のチョイスが古風なんですけど、とても綺麗に聞こえるよねぇ…」

貴音「そうではありませんよ、如月千早、萩原雪歩…古来より、この国の言葉は情景や感情を表す言葉がとても美しく、優れているのです。私だから、ではなく、日本語というものが美しいのですよ」

ちはゆき「おぉ〜…」

貴音「そして、そういった表現を用いた日本語を美しいと思える事…それが日本人の特権でもあると思いますし、美しいと思える人は心が美しい、日本人として気高き証でもあると言えます」

ちはゆき「おぉお〜!」キラキラ

貴音「故に…日本古来の文化である炬燵もまた、言葉と同じように素晴らしい物なのです」

ちはゆき「ふぉぉおおっ!」キラキラキラキラ

春香「(…アイドルがチョロ過ぎる…)」

貴音「」グーー…

春香「(そして全てを空腹で自ら台無しにする貴音さん、と。ここまで765プロのテンプレな流れだわ)」

雪歩「あ、晩ご飯どうします?」

千早「そうねぇ…何か食べたいもの、ある?」

貴音「らあm」

千早「四条さん以外の2人で」

貴音「…いけずです」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:09:20.38 ID:oORFohBAO<> 雪歩「うーん…(焼肉は無理だよねぇ…誰かバレたら大変だし)」

春香「(…あれ…どうしよう)」

貴音「…」ショボン←あれ

春香「(そして…これ…)」

千早「(春香…ラーメンはダメ…私、絶対食べ切れない…お願い、四条さんには悪いけど…)」←目で必死に訴えかけてくるこれ

春香「(困ったなぁ…ふむ〜…)」

雪歩「…」ウーム

春香「(…ここは雪歩のご意見を…)雪歩、何か食べたいものある?」

雪歩「へ?あ…や、焼肉…とか…」

春香「焼肉かぁ…」

貴音「」←らあめんという意志の籠もった視線

千早「」←らあめんも焼肉もヘヴィ過ぎるという意志の籠もった視線

春香「(もー…困ったなぁ…流石に私も全部違う夕飯は、作るのイヤだしなぁ…)…ふむー」

雪歩「(焼肉…)」

貴音「(らあめん…)」

千早「(軽いモノ…)」

春香「…ファミレス行こうか…皆で変装して」

ちはゆきたか「なるほど…」

雪歩「(皆バラバラだし、それが良いかも…それに、何か別のものが食べたくなるだろうし)」

貴音「(ふぁみれすにあるらあめんは少ないのですが…それなら他のものでも良いでしょう)」

千早「(流石は春香…ファミレスなら軽いものもあるだろうし…)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:09:56.60 ID:oORFohBAO<> 春香「(何か酷いオチのようなものが見えるよ…)」



〜ファミレス〜

春香「やると思った!そうだろうと思った!」←目玉焼き&ハンバーグ+ライス

雪歩「あぅ…」←チーズハンバーグ&ライス

貴音「つ、つい…」←和風ハンバーグ&ライス(大)

千早「メニュー見たら美味しそうで…」←トマトソースハンバーグ&ライス

春香「焼肉だのらあめんだの軽いものだの言いながら、ハンバーグに収まる…団結力が斜め上だよ、765プロ!」

雪歩「はぅう…ごめんね、春香ちゃん…」シュン

貴音「惑わせてしまいました…申し訳ありません…」シュン

千早「春香…ごめんなさい…」シュン

春香「うぅ…(何か、怒ってる私が悪い気がしてきた)と、取り敢えず…ドリンクバー行ってくるよ!たまたまかぶっちゃったんだよね?うん、きっとそうだ、そうなら仕方ないよ!」テクテク

雪歩「…春香ちゃんがハンバーグ頼んだから…私も何となくハンバーグにしちゃった…」

千早「…私も」

貴音「…皆、同じですか…」

ちはゆきたか「うん、仕方ない」

春香「(…敢えて聞かなかった事にしよう…)皆は飲み物取りに行かないの?」

ちはゆきたか「行ってきます」

春香「ほいほーい」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:10:38.89 ID:oORFohBAO<> 〜どりんくばぁ〜

貴音「こう種類が沢山あると、迷ってしまいますね…」

千早「そうね…今まではホットかアイスのコーヒーしか飲んでなかったけど…春香と一緒にいて、食の楽しみを教わったからかしら…今は迷ってしまうわ」

貴音「良い事です…食というのは、人が生きる上で必要なもの…食材となった全てのものに感謝し、調理して下さった全ての方に感謝し、それから頂く…そうすることで、より一層味を感じ、空腹を満たす事を幸せに感じるのです」

千早「壮大なのね…食事って」

貴音「命を頂き、命を繋ぐ行為…そう考えたら、如何でしょう?」

千早「…なるほど、確かに壮大で…不可侵の行為に思える…」

貴音「ふふ…食事の楽しさと大切さ…貴方にもっと知ってもらいたいのですよ、如月千早」

千早「四条さん…」

雪歩「(う、浮気ですぅ!旦那さんが謎の銀髪美女と浮気ですぅ!)」←茶葉ブレンド中

春香「どしたの?」

雪歩「(奥さん登場ですぅ!しゅ、修羅場ですぅ!はわわ、怖くてあっち見れませぇん!)」

春香「ハンバーグ来たよ?皆の分も」

貴音「何と…つい食について語ってしまいました…」

千早「春香、1人で席で待たせてしまってたわね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:11:18.98 ID:oORFohBAO<> 春香「大丈夫、ちょっとスケジュール調整してたし。あ、私もう一杯野菜ジュース飲も♪」

貴音「私は烏龍茶を」

千早「私…アイスティーで」

春香「さ、席に戻ろ?ハンバーグ冷めちゃうよ?」

貴音「それはいけませんね…」ヒュッ…

はるちは「消えた…!?」

春香「あ、もう席にいる…はっや」

千早「凄まじいわね、食への執念…私達も行きましょう」

春香「だね〜」



雪歩「」チラッ

雪歩「あれ?皆いない…あ、席に戻ってる…ま、待ってぇ〜」←ブレンドが上手く行かず、結局オレンジジュースに



〜食事タイム(圧倒的ハンバーグ)〜

千早「サッパリはしてるわ…トマトソースだけはね」

春香「千早ちゃん、意外にパクパク行くね」

千早「意外にいけてしまってるわね」

雪歩「お肉おいひぃでふぅ♪」

春香「雪歩って、意外と肉好きだよね」

雪歩「うん♪」

春香「イメージはこう…パンとスープだけでもう満腹…だったけど、最初は」

雪歩「どんなイメージなの、私…」

春香「まぁ、そして予想通りに」

貴音「すみません、此方の鯖味噌御膳を、ご飯大盛で」

春香「もう3品目ですか…早過ぎるでしょ」

貴音「意外にいけt」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:11:51.41 ID:oORFohBAO<> 春香「いや、何も意外じゃありませんよ?」

千早「予想通りね」

雪歩「むしろまだまだいけると思いますぅ」

貴音「…面妖な」



〜食後(一名を除く)〜

春香「はふ…結構ボリュームあったぁ」マンプク

千早「」ケプ←ボリューム有りすぎたらしい

雪歩「美味しかったですぅ♪」←意外に肉食、白雪歩姫

貴音「」モグモグパクパク←7品目の銀髪の女王

はるちはゆき「(胃もたれしそうな光景…)」

春香「さて、ドリンクバーに行ってこよ」

千早「は、春香…私のもお願い…」←動けないらしい

春香「ほい」

雪歩「あ、私も行きますぅ」

貴音「」ムッサムッサ

春香「貴音さんは今幸せなんだよ…そっとしておこう」

雪歩「だね…」

春香「そういえば、ドリンクバーで良くブレンドジュース作ったなぁ」

雪歩「あ、それ私もやったかも♪」

春香「久しぶりにやろうかなぁ…♪」

千早「私のはやめてね?普通にアイスコーヒーを…春香?萩原さんも!聞いてる!?ねぇ、待って!何故にこやかに微笑んでから行くの!待っ…うぷ…」

貴音「ふぅ…さて」

千早「…四条さん?」

貴音「…ふむ…びぃえるてぃさんど…ですか」

千早「まだ頼む気なの!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:12:24.28 ID:oORFohBAO<> 貴音「はて?このびぃえるてぃさんどなるものは、さんどうぃっち…所謂、軽食に当たると思いますが…」

千早「軽食だとか言う問題じゃありません!もう十分に食事をしながら、今更軽食だとかいうのは通じません!」

貴音「そうなのですか…何と…」

千早「どうしよう、私1人じゃツッコミ切れない…あ、春香、早く戻って…何?その不気味な色の飲み物は…待って、やっぱり戻ってくる前にそれを処分して…」

春香「ただいま♪はい…」

千早「飲み物の色じゃない…」

春香「貴音さん♪」

貴音「」ブフォ!

千早「きゃあ!?」

春香「わあ!?」

貴音「い、今、何と仰いました?」

春香「はい、貴音さん♪」

貴音「…天海春香、食べ物で遊んではならぬと教わりませんでしたk」

春香「貴音さんなら行けます!」

貴音「…頂きましょう!」

千早「何が四条さんを其処まで駆り立てるのかしら…」

貴音「」グビッ

春香「どうですか?」

貴音「…不味くはありませんが…甘いです…」

千早「何をブレンドしたのよ…」

春香「メロンソーダ+カルピス+コーラ」

千早「うわぁ…」

貴音「こ、これは…甘さが尋常ではありませんね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:13:47.62 ID:oORFohBAO<> 春香「あれぇ?意外といけると思ったんだけどなぁ…無難なものばかりだし」

貴音「如月千早」

千早「?」

貴音「さぁ」

千早「っ!?」

貴音「天海春香の作った飲み物ですよ」

千早「…頂きます!」グビッ

千早「…あまぁい…」ウップ

春香「うーん…じゃあ責任持って私が…」グビッ

春香「あみゃぁい…」

貴音「それは貴方が責任を持って処分致しなさい…うぷ」

千早「そ、そうね…異常な甘さが地味にクるわ…うっ」

春香「…なら…ここにコーヒーを入れれば苦味が…」

ちはたか「止めておきなさい」

春香「はぁい…あ、炭酸水で割れば…」

千早「もう止めないわ…」

貴音「…やはりぶれんどなる行為は危険…」

千早「カルピス割りはいくつか存在しますよ?というより、コーラとカルピス、メロンソーダとカルピスは存在します」

貴音「成る程…ではかるぴすで割る事自体は問題が…」

千早「というか、カルピスで割るから甘くなるんですよね…」

貴音「問題、ありますね…」

春香「ただいまー…かなり炭酸水入れて、何とか飲み干したよ…」

千早「で、それは?」

春香「野菜ジュースにミニッツメイドを追加」

貴音「面妖な…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:14:20.29 ID:oORFohBAO<> 春香「…」ゴクッ

千早「どう?」

春香「そんなに変わらないけど、ちょっとオレンジジュースが追加されたから飲み易いかも」

貴音「成功…ですか」

春香「うん。私は野菜ジュースだけのが好きだけどねー」

千早「ブレンド禁止」

春香「うん、もうやめる。後のはブレンドしたら危険性高そうなのばかりだし…唯一、ファンタのレモンとカルピスなら…酸味が抑えられて飲み易いかな〜…位だし」

貴音「…檸檬の酸味が売りなのでは?」

春香「ほら、人によって違うし…」

千早「分からなくも無いけど…って、萩原さんは?」

春香「あれ?そういえば…さっきドリンクバーにいたけど」

貴音「…結構な時間が経っています…これは」

千早「凶悪なのを持ってきそうね…」

春香「見てこようか…?」

千早「ええ…危険性が高そうなら、止めてね」

貴音「無理そうなら、私達をお呼びなさい。萩原雪歩は、意外に腕力があります」

春香「い、行ってきますっ!」

雪歩「あれ?春香ちゃん、またドリンクバーに行くの?」

はるちはたか「!?」

雪歩「?」

千早「は、萩原さん…おかえりなさい…」

雪歩「はい♪ただいまですぅ♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:14:57.69 ID:oORFohBAO<> 千早「あの…萩原さん?その2つのティーポットは…」

雪歩「ドリンクバーだから、定番っぽいのしかなくて…取り敢えず、1g単位で微調整したから大丈夫だとは思うけど…」

貴音「計りか何かが置いてあるのですか?」

雪歩「いえ?」

春香「…何で計ったの?」

雪歩「うーん…感覚としか説明出来ないかも…私、そういうのを計るのが出来るらしくて…穴掘りとかでは自分の持てる量の限界が分かるし、茶葉も同じかな?匙の重さを差し引いた分量が分かるんだぁ」ニコッ

千早「それ、簡単に言うけど…」

春香「凄い能力だよね…」

貴音「面妖な…」

雪歩「は、春香ちゃんも、お料理作る時は計らずに調味料入れるでしょ?」

春香「あー、確かに…あれは、調味料とかの味を覚えてるから感覚で入れちゃう」

千早「それで毎日同じ味に作れるんだから、十分凄いけど…」

春香「材料の感じで、多少は変えるからね」

貴音「正確に重量を計る事が出来る萩原雪歩と、天才的な味覚の天海春香…そして、歌と喉のすぺしゃりすとの如月千早…765ぷろとは、本当にばらえてぃ豊かな人材が揃っておりますね」

春香「貴音さんがそれを言うの?」

千早「一番不思議が多いのに…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:15:25.08 ID:oORFohBAO<> 雪歩「トップシークレットばかりですし…」

貴音「はて…」

春香「大体ですね、私が家の場所を知らないアイドルは、貴音さんだけなんです!」

千早「765プロの中で?」

春香「そう!」

雪歩「春香ちゃんなら、他の事務所の子の家も知ってそうですぅ」

春香「愛ちゃんと絵里ちゃんの家も知ってるよー」

雪歩「やっぱり…」

貴音「765ぷろに来た当初は、四条家の事情もあって教えられませんでしたが…今は宜しいでしょう。今度遊びに来ますか?」

はるちはゆき「ぜ、是非!」ガタッ

貴音「そ、そこまで気になっていたのですか…?」ビクッ

千早「そりゃもう…自分で言うのもなんですが、他人に殆ど興味を持たなかった私ですら、気になってましたから」

雪歩「四条さんの事が分かれば、もっと仲良くなれる気がしますぅ」

春香「貴音さんの魅力は神秘的で、秘密が沢山な所なんだけど…やっぱり、同じ事務所の仲間としては、知りたい事もあるんです!」

貴音「仲良く…仲間…そうですね、秘密ばかりではどうにもならない事もあるでしょう…時には、自分から他人に秘密を晒し、受け入れて貰う事も、また必要」

春香「何でもかんでもじゃないですけどね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:16:01.83 ID:oORFohBAO<> 千早「何でもかんでも自分のプライベートを放送に乗せ始めたら、それはもう芸人さんの域だと思うわ」

貴音「いまいち基準が分かりにくいのですが」

春香「ま、まぁ、最初は簡単なプロフィールとかでいいんじゃないかと思いますよ…出身とか」

貴音「出身…ですか」

春香「(月?)」ドキドキ

千早「(まさか月?)」ドキドキ

雪歩「(ディアナ様ですかぁ?)」ドキドキ

貴音「あ、あの…そんなに見つめられてしまうと、言い出しにくいのですが…」

はるちはゆき「(面妖さん可愛い)」

貴音「そうですね…」

ウェイトレス「お待たせしましたー♪BLTサンドでーす♪」

はるちはゆき「」

貴音「私です」

ウェイトレス「空いたお皿をお下げしても宜しいですか?」

貴音「ええ、お願い致します」

ウェイトレス「それではごゆっくりー」

春香「…何というタイミング…」

千早「何か…逆らえない力でも働いているのかしら」

雪歩「ひぃい…」

貴音「私は何もしていませんよ?」

春香「したら出来るとでも!?」

千早「というか忘れてましたけど、いつ頼んだんですか!?そのBLTサンド!」

雪歩「はわわわ…そういえばお茶忘れてました…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:16:37.91 ID:oORFohBAO<> 貴音「ところで…先程の話は、これを食べてからでも?」

春香「おっけーです」

千早「というか、聞くのが怖くなってきたわ」

雪歩「私もですぅ」

貴音「はて…面妖な」

春香「私は大丈夫ですよっ」

千早「春香…私ね、たまに貴方のその…踏み込んでいく勇気が羨ましくなるわ…」

雪歩「春香ちゃんらしいと言えば、らしいけど…」

春香「仲良くなりたいなら、ぐいぐい行きますよーっ!」

千早「…そういえば、私の時もそうだったわね。誰も話し掛けなかったのに、春香は毎日話し掛けてきてくれたわ」

雪歩「私の時もですぅ…真ちゃん以外と話すのすら出来なかった私に、春香ちゃんから話し掛けてくれて…」

貴音「そういえば…961ぷろから移籍してきた私や響に話し掛けてきてくれたのも…天海春香、貴方が一番最初でしたね」

春香「そ、そうなの?全然意識した事無いから、最初とか分からないや…千早ちゃんは最初のインパクトが強かったし、研修生の時に出来た765プロ最初のお友達だから覚えてるけど…」

千早「」ドヤァ…

雪歩「(千早ちゃんがすっごいドヤ顔してる…嬉しかったんだぁ)」

貴音「(如月千早…嬉しいのですね…何と可愛らしい)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:17:04.49 ID:oORFohBAO<> 千早「そうね…私は、話し掛けられたのも仲良くなったのも…春香が一番最初だわ」

貴音「(何と嬉しそうに笑うのでしょう…意外な表情が見れました)」

雪歩「千早ちゃん…最初に会った時は、正直怖かったもん…」

千早「う…」

貴音「そうですね…良くも悪くも、真摯過ぎる程に歌に集中し、全てを捧げ、他の全てを切り捨て…知らぬ者からすれば、まるで氷塊のように冷たく、固く心を閉ざしているかのような…そんな印象でしたね」

千早「…うぅ」カァァ…

春香「千早ちゃんって人見知りだし、他の人との接し方が良く分からなかっただけなんだけどねー。皆が言う程怖くないし、寧ろ優しいし可愛いんだよ?」

千早「は、春香…勘弁して…」マッカッカ

春香「ね?」

雪歩「うん、可愛いですぅ」

貴音「真、可愛らしいですね」

千早「うぅ…」

春香「雪歩は…あ、思い出した…真が暴走したんだ…」

雪歩「はぅ…ま、真ちゃんは、ほら、私を守ってくれようとして…」

貴音「な、何があったのですか?」

雪歩「初めて話し掛けられた時に、上手く自己紹介出来なかったのでパニックになっちゃいまして…」

春香「そしたら、真が「雪歩をイジメるなー」って…ね?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:17:57.47 ID:oORFohBAO<> 雪歩「うん…突然、真ちゃんが走ってきて…引き離そうとしただけだったんだけど、結果的に突き飛ばしたみたいになっちゃって…」

(ぺきん)

千早「へぇ…」ゴゴゴゴゴ…

雪歩「ひぃ!?」

貴音「っ!?」

春香「千早ちゃん、昔の話だから。私は怪我しなかったし、勘違いだったんだから大丈夫。後でお店に謝ろうね?御意見書く用のボールペン折っちゃった事」

千早「…いけない…つい…」

貴音「(な、何という怒気…この私が、一瞬身構えてしまいそうになりました…)」

雪歩「その後かな?謝って、誤解をといて…」

春香「結局、真も入れて3人でご飯食べに行って…仲良くなりました」

千早「流石ね…そんな事があった後に仲良くなれるなんて」

春香「そのちょっと後だよね?千早ちゃんも入れて、4人でレッスンしたり、ご飯食べたり、カラオケしたり…」

貴音「やはり、765ぷろの中心は天海春香、貴方ですね…貴方を起点に輪が作られ、皆がその輪に自然と加わっていく…大切な存在です」

春香「そ、そんな…えへへ」

雪歩「(可愛い)」

千早「(可愛いわ…)」

貴音「私や響も…貴方に助けられたのですよ?765プロの輪に入れましたから」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:18:38.86 ID:oORFohBAO<> 春香「そうかなぁ?」

貴音「ええ。961ぷろでは、765ぷろのような人と人との強い繋がり…団結、絆の力を軽視しておりました」

貴音「私は響と同時期に961ぷろに入り、地方出身者同士で仲良くはなりましたが…他にいた数人の同期のあいどる候補生達は…孤独な戦いをしていましたし、やはり耐えきれずに脱落していきました」

貴音「私は…響のあの明るさと優しさに助けられましたし、たまたま美希が此方に移籍したのがきっかけで、フェアリーとしてデビュー出来ましたが…やはり、3人だけの孤独で、辛い戦いの日々でした」

雪歩「そうだったんだ…」

千早「961プロらしいわ。私は…認めない」

貴音「ええ、私も今なら分かります。あのやり方は…心を壊し、強い絆の力にはいつか必ず敗北する。私達やジュピターが、良い例です」

春香「ジュピターは…竜宮小町が二度負けて、折れかけた心を皆が立ち直らせて…伊織が仲間を引っ張って、竜宮小町が三度目の正直で勝ったんだよね」

千早「あの時のあずささんは、流石に最年長っていうのを見せてくれたわね」

雪歩「亜美ちゃんの元気も力になってたね」

春香「一番心が折れかけてたのが律子さんだったね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:19:29.43 ID:oORFohBAO<> 千早「ええ…竜宮の皆に泣きながら謝る姿を見たら…」

雪歩「このまま見てるだけじゃダメ!ってなって…」

春香「伊織が立ち上がった」

雪歩「そのきっかけも…春香ちゃんだよ」

春香「だっけ?」

千早「春香が落ち込んでる水瀬さんに言ったんじゃない。「負けっ放しでいいの?伊織は、そんなに弱くない!律子さんを笑顔にしたくない!?」って」

貴音「あの時の水瀬伊織は…凄かったですね」

千早「プライドの高い水瀬さんが、人目もはばからずに「悔しい」って泣いて、それから春香に「どうかしてた、こんな所で負けたままの私じゃない」って宣言して、あずささんや亜美と一緒に律子を立ち直らせて」

雪歩「一度はD近くまで落ち込んだランクを一気に駆け上がって…」

貴音「見事、ジュピターに競り勝ちましたね」

春香「いやー、感動的な話でした」

貴音「ですね」

千早「そんな戦いの前に、フェアリーとの対決があったのよね」

貴音「ええ、今思えば…相手が悪かった。765ぷろ最強メンバーが相手でしたから」

雪歩「春香ちゃんに千早ちゃんに真ちゃん…隙が全く無いよねぇ…」

春香「私が隙な気もするけど…」

貴音「まさか」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:20:32.48 ID:oORFohBAO<> 貴音「ダンスでは菊地真が、歌では如月千早が…そしてその2人の能力が最も発揮されるように動きながら、尚且つ一番輝く天海春香…正直、勝ち目はないだろうと思いました」

春香「そ、そんな…」

千早「僅差でしたけどね…ダンスが互角で、私達もかなり焦りましたし…」

春香「うん…まさか真と互角に張り合える子がいるなんて、思いもしなかったよ…」

雪歩「あれは会場に来てた765プロの皆も愕然としてました…」

貴音「私達も同じでしたよ。響が全力でだんすぱふぉおまんすをして互角な相手など、初めて見ましたから」

春香「歌に関しては…千早ちゃんが流石だったけどね」

千早「それでも僅差よ…四条さんの歌声は、私が出せない妖艶さというか、セクシーさというか…同じバラードでも、あんなに違う表現があるんだって勉強になったわ」

貴音「そして総合力…美希は、今でも優れたりぃだぁだと、私は思っております」

春香「実際、優れてますよ?あの子は天才ですもん。歌もダンスもビジュアルも、トップクラスですよ」

貴音「しかし、天海春香…貴方は美希を超えました。貴方は…会場の全てを惹き付けた。あの時の美希は、本当に悔しそうでした」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:21:51.45 ID:oORFohBAO<> 千早「…それからすぐでしたよね?765プロに来たのは」

貴音「ええ…黒井社長は、敗者に用は無い方ですから」

雪歩「961プロを出て、3人で駅に向かってる最中だったんですよね?プロデューサーに会ったのは」

貴音「はい、あの方はすぐに私達の境遇に気付き…765ぷろに連れて行って下さいました」

千早「驚いたわ…全力でぶつかり合って、本当にギリギリで勝てた相手と3日後に自分達の事務所で会うなんて」

雪歩「しかもプロデューサー、春香ちゃん以外の皆を集めて突然「新しい仲間だー、拍手ー。不平不満は聞き流してやるから今の内になー」って…」

千早「強引にも程があったわよね」

貴音「…私達も驚きました。確かに961ぷろを除籍にはなっていましたが、まさかたったの3日で移籍の手続きと挨拶が済むとは思っておりませんでした…それに、簡単に受け入れられるとは思っておりませんでしたから」

千早「普通はそうだと思います…普通は」チラッ

春香「な、何!?私が普通じゃないっていうの!?千早ちゃん!」

千早「ええ」

春香「うぐ…」

雪歩「あ、あはは…」

千早「あの時、春香だけは仕事だったのよね?確か」

春香「うん、ラジオ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:22:51.23 ID:oORFohBAO<> 雪歩「凄い微妙な空気が流れてて、皆がぎこちなくなってた時に…春香ちゃんが仕事から戻ってきたんだっけ」

千早「そうね…挨拶だけはしたけど…その後は何となく距離を置いてしまったわね」

貴音「それは致し方なき事…ほんの少し前までは敵同士、しかも突然765ぷろを離れた美希までいたのです…あれは、仕方のない事でした」

千早「まぁ…そんな空気を読まずにブチ破った人が、ここに」

春香「んなっ!?そ、それじゃあ私が空気の読めない子みたいだよぅ!?私、空気読めるもん!大丈夫だもん!」プゥ

千早「帰ってきて、四条さん達を見つけた瞬間、「あぁ!フェアリーの人達だ!」って近付いて、「美希もいる!どしたの?遊びに来たの!?」って…」

春香「あぅ…だって、一緒に歌ったり踊ったりしたのが、楽しかったんだもん」

貴音「驚いたのは私達もです。呆然…まさにあれを言うのだなと思いました。まさかさいんを求められるとは…」

春香「だって〜、当時はフェアリーの人気凄かったしぃ…」

雪歩「春香ちゃんらしいと言えばらしいよね。誰とでも仲良くなれる、誰とでも笑顔で話せるし、笑顔に出来る」

千早「それで、春香とフェアリーはすぐに仲良しに」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:23:38.32 ID:oORFohBAO<> 貴音「そこからは…目が回るような勢いでしたね…まずは如月千早と菊地真の2人も交えての話から始まり…何時しかそこに萩原雪歩、双海姉妹まで加わり…」

千早「高槻さんとあずささん、最後に水瀬さん…あっと言う間でした」

雪歩「美希ちゃんに関しても…本人は皆に許してもらえないって言ってたのを、春香ちゃんの「じゃあ、皆にごめんなさいって謝ろう?」の一言で、美希ちゃんが素直に謝って…」

千早「あれで許さなかったら、何だか765プロの絆そのものまで壊してしまいそうで…受け入れられるまで、それぞれ時間はかかったけど、結局、昔以上に仲良くなったわね」

貴音「真、嬉しく思っております。あの日は…私にとっては忘れられない…最良の日でした」

春香「…」

千早「春香?」

春香「な、何か私、今考えたら無茶苦茶だったんだね…」アチャー

千早「ふふ…ふふふ…春香ったら…」

春香「わ、笑わないでよぅ!これでも真剣に反省をですね…」

雪歩「うふふ♪春香ちゃんったら」

春香「ゆ、雪歩もっ!?」

貴音「ふふふ…」

春香「貴音さんまでぇっ!?……ぷ、くく…」

4人「あはははは!」

ウェイトレス「あの席、楽しそうだなぁ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:24:17.37 ID:oORFohBAO<> 〜久しぶりの外食から帰宅〜

はるちは「ただいま」

ゆきたか「お邪魔します」

春香「さ、寒かったぁ〜…」

千早「本当…やっぱり夜遅くなると、一段と寒さが増すわね」

雪歩「はぅう…今お茶入れますねぇ」

貴音「普通に付いて来てしまいましたが、良かったのですか?」

千早「普通に気にしてませんでした」

春香「同じく」

雪歩「…わ、私も普通に付いて来ちゃいましたぁ…あ、お茶どうぞ♪」

千早「普通にうちの台所で自分セレクトのお茶を煎れてるのに、今更な気がするわ」

雪歩「はぅ…」

春香「というか、合い鍵まであるんだから気にしないでいいんだと思うよ?珍しくいないコタツの主なんか、半分自宅みたいにしてるし」

千早「家賃徴収しようかしら」

春香「あ、そういえば今月のお家賃、引き落としされてたよー」

千早「ありがとう」

貴音「(もう長年連れ添った夫婦(めおと)のようですね)」ズズ…

雪歩「(完全に夫婦ですぅ)」

春香「あ、千早ちゃんの方に少し入れといたよ?私も生活費の負担するって決めたんだし」

千早「ん、分かったわ。その辺は春香に任せるわね?」

春香「はーい」

ゆきたか「(夫婦だ…本当に夫婦だ)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:25:17.18 ID:oORFohBAO<> 雪歩「やっぱり千早ちゃんは旦那さんですぅ」

千早「えっ?」

雪歩「だって、外で沢山お仕事して、家事は奥さんに任せてて、家にはどこに何があるか分からなくて…完全に旦那さんタイプですぅ」

千早「」

貴音「逆に、天海春香は完全に妻ですね」

春香「えっ?」

貴音「仕事はしていますが、家事をキチンとこなし、財布の紐を握る…良く世間一般で言われる妻の姿そのものではありませんか」

春香「」

雪歩「今の会話も凄い自然だったし、ルームシェアしてる友達の雰囲気とも違うし…」

貴音「やはり、夫婦(めおと)ですね」

春香「惜しむらくは、子供がねぇ…」

千早「何で今の流れに乗っかるのよ…」

雪歩「子供かぁ…」

貴音「例えば、孤児を引き取るとか…」

春香「ふむ…」

千早「真剣に悩まないで!」

春香「千早ちゃんは私と夫婦扱いされるの、イヤ?」ウルウル

千早「そんな訳ないでしょう」キリッ←被せ気味に返答

雪歩「(本当、春香ちゃんに滅法弱いなぁ、千早ちゃんって)」ズズ…

貴音「(真、微笑ましい光景です…)」ズズ…

春香「あ、千早ちゃんも雪歩の煎れてくれたお茶、頂こう?」

千早「ええ、そうしましょう」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:26:13.65 ID:oORFohBAO<> 〜まったり4人のちはやけコタツ〜

4人「」ズズー…

4人「はふぅ…」ホッコリ

貴音「身体の芯まで凍えてしまうような、こんな日に…炬燵に入り、傍らには蜜柑と暖かいお茶…真、幸福です…」ホンワカ

千早「本当…このコタツと蜜柑とお茶というセットに感じる幸せは、日本だからこそ味わえる幸せですね…」ホンワカ

雪歩「幸せですぅ…本当、幸せですぅ…」ホンワカ

春香「あ、そういえば…お風呂沸いたかなー」

千早「お風呂かぁ…この時期は、お風呂も幸せになるわねぇ…」

貴音「真、幸せになりますねぇ…」

雪歩「お風呂かぁ…」

春香「私と千早ちゃんは一緒に入るとして…2人はどっちが先に入るー?」

雪歩「四条さん、お先にどうぞ♪」

貴音「いえ、萩原雪歩…貴方こそお先に…私は、最後で良いです」

春香「なら、2人で入れば?」

ゆきたか「えっ?」

千早「お任せするわ」

ゆきたか「…」

雪歩「わ、私、四条さんとお風呂入ってみたいですっ!」

はるちは「」

貴音「わ、私と…?」

雪歩「はい!」

貴音「私は構いませんが…何故にですか?」

雪歩「四条さんの…その綺麗な銀髪を…洗ってみたかったんですぅ」

貴音「髪…ですか?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:27:13.05 ID:oORFohBAO<> 春香「…分かる!分かるよ雪歩…凄く良く分かる!」

雪歩「春香ちゃん!」

(がしぃっ!)

貴音「な、何と力強い握手…面妖な」

千早「髪が長いと、洗うの大変ですよね」

貴音「ええ…特に、私は髪が多いらしく…響に洗ってもらった時も、ぼりゅうむがあると言われました」

春香「千早ちゃんも貴音さんも、髪が長くて綺麗だから触りたくなるの」

雪歩「そうだねぇ…2人とも、凄い髪の毛綺麗だよねぇ…」

ちはたか「」テレテレ

春香「千早ちゃんの髪の毛ってね、もうびっくりする位サラサラなんだよー」

雪歩「へぇ〜…ち、千早ちゃん…触ってみてもいい?」

貴音「私も宜しいですか?」

千早「え?あ、はい…どうぞ」

(サラサラー…)

雪歩「わぁ…凄い」

貴音「何と…」

春香「ちゃんと私がケアしてますから」フフン

千早「私、髪質が細いから…量は多めなのに」

雪歩「だからこんなにサラサラなんだねぇ」

貴音「真、美しい黒髪です…」

千早「し、四条さんだって…」

貴音「触ってみますか?流石に貴方ほど良いとは思えませんが…」

雪歩「わ、私もいいですか?」

春香「あ、私も…」

貴音「ええ、構いませんよ」

(ふわっ…) <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:28:08.35 ID:oORFohBAO<> 千早「や、柔らか…」

春香「わぁ…ふわふわだぁ…」

雪歩「ふわふわな銀髪…素敵ですぅ」

貴音「そ、そうですか?何だか…照れてしまいますね」

千早「四条さんの髪…柔らかいのにしっかりしてて…羨ましいです」

貴音「私こそ…如月千早、貴方のような指で掬っても自然と零れ落ちていくほどのさらさらの髪、羨ましく思いますよ」

春香「2人とも羨ましい」

雪歩「同じくですぅ」

貴音「二人は髪を伸ばさないのですか?」

雪歩「私はドラマがあると髪型を変えられませんし、舞台とかでもカツラを被ったりする時は、この位が楽なんですぅ」

春香「私は…何でかな?これ位が慣れちゃったんで」

千早「前に忙しくて髪を切りにいけなかった時があったじゃない?あの時の、少し髪が長い春香も可愛かったわ。見慣れない分、何だか新鮮だったし」

春香「そ、そかな?えへへ…」

貴音「(真、天海春香は可愛らしいですね)」

雪歩「(春香ちゃん可愛いなぁ)」

千早「(人がいなかったらちゅーしてたかもしれないわ)」←思考回路が突き抜けてきている歌姫さん

春香「あ、ほら!お風呂!雪歩と四条さん、お先にどうぞ!」ワタワタ

貴音「しかし…家主より先には…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:28:50.97 ID:oORFohBAO<> 春香「いや、実はですね…残り湯を使って、お洗濯とお風呂掃除もしちゃいますから、私が後の方が…」

貴音「…主婦の鏡ですね」

雪歩「本当…お母さんみたい…」

千早「自慢の嫁ですから」キッパリ

雪歩「千早ちゃん、最近キャラ崩壊が激しいよね…」

春香「予想以上にデレてくれて、私は万々歳だけどね…」

貴音「真、微笑ましい限りです…では、御言葉に甘えてお先に頂いてしまいましょう」

雪歩「そうですね」



〜お風呂ヴぁ!〜

雪歩「」

貴音「どうしました?萩原雪歩…」ばいーん

雪歩「あ、いえ…あずささんの胸にも圧倒されてしまいましたけど…四条さんも凄いですぅ…スタイル良いですぅ」

貴音「ふふ…ありがとう御座います」

雪歩「3サイズがあずささんと同じ位ですもんねぇ」

貴音「胸は三浦あずさの方が大きいですよ?お尻は…私の方が大きいようですが」

雪歩「背も高いし…本当、外国のモデルさんみたいで羨ましいかも…」

貴音「あの…裸をじっくり見られるのは、流石に恥ずかしいのですが」

雪歩「ふわっ!?ご、ごめんなさい!」

貴音「そろそろお風呂に入りましょう…風邪を引いてしまいますから」

雪歩「そうですね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:29:46.43 ID:oORFohBAO<> 〜コタツ〜

<す、凄い!浮いてますぅ!

春香「雪歩…自分にもついてるでしょうに」

千早「私には無いけどね」

春香「千早ちゃん?まだ自虐的な事言うなら、こねくり倒すよ?」

千早「こね…!?」

春香「明日1日」

千早「丸一日!?」

春香「こねくり倒して引っ張ったりつまんだりし倒すよ?」

千早「ひぃぃ…」

春香「まぁ、そんな事したら腫れて痛いだろうからしないけど」

千早「しないんだ」

春香「して欲しい?」

千早「痛そうだからイヤよ」

春香「分かってるー」

<わぁ!柔らかいですぅ!

春香「…雪歩、楽しんでるな〜」

千早「萩原さんのキャラも崩壊してるわよね、最近特に」

春香「歩み寄り方が分からないから、歩み寄る速度が猛ダッシュで激突に近いんだよ、雪歩は」

千早「酷い表現ね」

春香「因みに、真が言ったんだよ?私に」

千早「真って、普段から爽やかイケメン発言多発するくせに、たまに爽やかイケメンのまま誰かをざっくり切り捨てるわよね」

春香「でも許されるのは、真だからだと思う」

千早「そうね」

春香「プロデューサーさんだったら、今頃血の雨が降ってるよ」

千早「真は女よ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:30:49.73 ID:oORFohBAO<> 春香「そりゃ分かってるよ〜。あの部屋とパジャマ見たら…」

千早「…どんな部屋なの?」

春香「真っピンク、フリッフリなカーテンに可愛いお人形さん達…そしてピンクのダンベルと、お花やらハートやら、可愛らしい装飾がなされたルームランナー」

千早「…迷走に拍車がかかってるわね、真」

春香「因みにパジャマは、フリフリがマキシマムなネグリジェ」

千早「マキシマム…」

春香「しかも黒」

千早「何故!?」

春香「何か、自分のイメージカラーにしたらしいよ」

千早「エロスがほとばしってるわね…」

春香「それと、イチゴ柄の普通のパジャマと、これまたフリフリマキシマムなピンクのネグリジェがローテーションなんだってさ」

千早「ネグリジェ好きなの?真は」

春香「可愛いから、だってさ」

千早「ファン的にはどうなのかしら」

春香「多分、胸元ガバーッと開いた、黒いシルクのパジャマとか?部屋も真っ黒で」

千早「…ジュピターのあの人がやってそうね」

春香「悪魔城爆砕さん?」

千早「ドラキュラ伯爵涙目じゃない…」

春香「三遊亭爆砕さん?」

千早「何があったの、三遊亭一門に…というか、爆砕から離れなさい」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:31:38.07 ID:oORFohBAO<> 春香「…どうしよう、冗談で言ってたら、本当に名前が出てこない」

千早「春香ったら………どうしよう、私もだわ…」

春香「えっと…小豆島ペイン!」

千早「それならまだプロデューサーが間違えた名前の方が近いわよ…あ、思い出した、天ヶ瀬冬馬さんよ」

春香「そういえば、亜美真美が「あまとう」って呼んでたかも」

千早「…少し前に歌番組で会ったのを忘れてたわ…挨拶位しか出来なかったし…」

春香「私は会わないなぁ…何でだろ」

千早「春香はいま、仕事の数が少ないからじゃない?」

春香「かなぁ」

千早「後は事務所の関係もあるのかも…961プロがあんな事になってしまったから、いくら別の事務所に移籍したとしても…」

春香「それは、美希達も一緒じゃない?」

千早「時期的な事もあるわ。四条さんと我那覇さんは765プロに来て時間も経ってるし、美希は元々765プロの人間だし」

春香「なるほど…冬馬君達、苦労してるんだねぇ、きっと」

千早「そうね…でも、私達にはどうにも出来ない」

春香「そだね、何も出来ないし、したらいけないんだと思う」

千早「それに、私達だってゼロから這い上がってきた。仲間との絆を力にして、ね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:32:20.11 ID:oORFohBAO<> 春香「今の事務所に、ジュピターの皆が絆を感じられる仲間がいるといいね」

千早「…春香は優しいわね」

春香「そう?」

千早「私は…乗り越えられたけど、まだ961プロを許せてない。あの時に敵対していたジュピターも、まだ明確な敵として見ている…そんな自分がいるわ」

春香「仕方ないよ。いつか許せるから、忘れられるから、千早ちゃんは千早ちゃんのペースでいればいいと思う。芸能界って場所にいる以上、これからも色々あるだろうし」

千早「春香…やっぱり、春香は素敵だわ」

春香「誉めてもちゅーくらいしか出ないよ?」

千早「ふふ、顔が赤いわよ?」

春香「うにゅ…」



雪歩「出辛いですぅ」

貴音「ええ…困りましたね…」



〜少し間を置いてから、お風呂交代〜

春香「さ、入ってしまいましょー」

千早「そうね」

春香「わ、排水溝に銀髪が…」

千早「一瞬分からないけど、光が当たると僅かに反射するのね…不思議な髪」

春香「面妖な…」

千早「…練習不足ね」

春香「私、物真似芸人さんじゃないからね?」

千早「分かってるわよ、春香はアイドルで、私の大切な人よ」

春香「ま、またそうやって私を照れさせる…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:32:46.65 ID:oORFohBAO<> 千早「うふふ…さ、風邪を引く前に暖まりましょう?」

春香「はぁい」



〜コタツ〜

雪歩「…四条さん」

貴音「どうしました?萩原雪歩」

雪歩「いえ…その、意外だなぁと」

貴音「?」

雪歩「四条さんがそんな可愛いパジャマ?を着てるなんて」

貴音「似合わない、ですか?」

雪歩「い、いえいえ!そんな事無いですよ!凄く可愛いですよ!」

貴音「ふふ…ありがとうございます。実は、響と美希もこれの仲間を持っておりまして…ふぇありぃはお揃い、なのですよ」

雪歩「(良くあったなぁ…貴音さんサイズのリラックマのフリース着ぐるみ…)因みに、他の2人はどっちがどっちなんですか?」

貴音「美希が『こりらっくま』、響が『きいろいとり』です」

雪歩「そうなんですかぁ…(なんてグラマラスなリラックマファミリー…響ちゃんは着ぐるみでも苦労するツッコミキャラなんだね…)」

貴音「因みに、サイズは美希が特注したそうです」

雪歩「あ、やっぱり特注なんですね、それ」

貴音「ええ…既存のだと少しきつかったのです…」

雪歩「四条さんは身長が高くてスタイルも良いですから…私はひんそーでちんちくりんだから、羨ましいですぅ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:33:33.99 ID:oORFohBAO<> 貴音「萩原雪歩、そんな風に自分を卑下してはいけません。見た目が完全に同じ人間などおりません。それが双海真美と亜美のような双子であっても、その姿に差違はあります。そして、同じでないからこそ…個性であるのです」

雪歩「はぅ…」

貴音「私だって、皆くらいの身長が羨ましく思う事があります」

雪歩「へ?」

貴音「私くらい背が高いと、着たい服にサイズが無かったりしますし、高槻やよいのように「可愛らしい」と言われる事は、滅多にありません」シュン

雪歩「(何この面妖ックマさん超可愛いですぅ…)」

貴音「綺麗、せくしぃと言われる事は勿論嬉しく思っておりますが、私も「可愛い」と言われて頭を撫でたりして貰いたい…と、思う事もあるのです」

雪歩「乙女心は複雑ですぅ…でも、私もそう思う事、ありますよ?」

貴音「そうなのですか?」

雪歩「私の場合は四条さんと逆ですけどね。綺麗とかセクシーとか大人っぽいとか…あまり言われません。女優のお仕事をしていく以上は必要になりますし…何より、言われてみたいなぁって」

雪歩「だから、貴音さんやあずささん、それに千早ちゃんや美希ちゃんや響ちゃんが羨ましく感じる時があるんですぅ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:34:27.40 ID:oORFohBAO<> 貴音「お互い、無い物ねだりをしているのですね」

雪歩「ですね」

春香「お嬢さんたちっ!」

ゆきたか「っ!?」

春香「無い物ねだり、多いに結構!女の子は沢山誉められたいのです!可愛いだってセクシーだって、言われたいと思っていいのです!」

春香「乙 女 よ っ ! 大 志 を 抱 け っ !」ズバーン!

雪歩「春香ちゃん、まずは服を着よう?」

貴音「突然全裸で現れて熱弁する…天海春香…面妖な」

春香「…あ、あれー…何かこう、もっと感動的な…」

千早「春香、服を着なさい」

春香「はい…」トボトボ

雪歩「あ、千早ちゃんも…おかえり」

貴音「おかえりなさい、如月千早」

千早「り、リラックマがいる…四条さん、そのパジャマ、可愛いわ」

貴音「ありがとうございます」

雪歩「美希ちゃんはコリラックマ、響ちゃんはキイロイトリなんだって。可愛いよねぇ」

千早「四条さんがそれを着ていると、普段の凛とした姿とギャップがあって可愛らしいですよ」

貴音「そ、そうですか…ふふ、いざ言われてみると、こそばゆい感じが致しますね…」

春香「ただいま、春香さん帰還です!…って、貴音さん可愛い!リラックマだぁ!」パァァ… <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:35:26.27 ID:oORFohBAO<> 千早「何だか全身を見たくなるわね」

貴音「よろしいですよ…」モゾモゾ

はるちはゆき「(な、なかなかコタツから出れない…可愛い!)」

貴音「はい!」ビシッ

はるちはゆき「(な、何か足が短い!しかも何か面妖さんが得意気!)」

貴音「はっ、ほっ」←手足を動かしている

はるちはゆき「」

貴音「あっ!た、とと…あぁっ!」ステーン

春香「だ、大丈夫ですか?四条さん…(そのフリース着ぐるみ、足が短いのに無理するから…凄まじい可愛さだったけど…)」

千早「全身像を見せてくれてありがとうございます。でも、踊るのは危ないですよ(四条さん、可愛過ぎる…恐るべし、面妖さん)」

雪歩「」←あまりの愛らしさに声も出ない

貴音「大丈夫です…騒いでしまって申し訳ありませんでした…」

春香「怪我が無かったなら、それでいいですよ〜」

貴音「怪我は平気ですが…下の階の方がうるさかったのでは無いかと」

千早「大丈夫です。それは気にしないでください。下の階は空きですから」←勿論ウソ

貴音「それならば良いのですが…」

雪歩「鼻血でそうですぅ」

貴音「大丈夫ですか?どこかぶつかってしまいましたか?」

雪歩「はっ!いえ!大丈夫ですぅ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:36:04.59 ID:oORFohBAO<> 春香「気持ちはわかるわ、雪歩」

千早「ええ、とても良く分かるわ」

雪歩「春香ちゃん、千早ちゃん…だよね?仕方ないよね?」

はるちは「うん」

貴音「はて…?」



〜寝室にて〜

貴音「…天海春香、この「眠」と一文字だけ書かれた布団は一体…」

春香「それ、普段は美希が使ってるんだけど、今はそれしか無くて…ごめんなさい」

貴音「いえ、それは構わないのですが…何といういんぱくと…」

千早「ある日、美希がそれだけ持って家に来た時はどうしようかと思ったわ」

春香「綺麗に丸めたそれだけ背負ってきたんだよね」

雪歩「ま、まさか自宅から?」

春香「いや、美希行き着けの寝具店から直行したみたい」

貴音「行き着けの寝具店とは…」

春香「貴音さんもあるんじゃないですか?行き着けのラーメン屋さんとか」

貴音「行き着けのらあめん屋…確かに、あるにはあります」

春香「?」

貴音「いつも行く店も確かに良いものです。自然とその店に足が進むというのは、自分に合っているという証…ですが、常に新しい店を探し歩き、自分の中で開拓していく…それも楽しみであり、それこそがらあめんを愛する者の道…私は、そう思います」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:37:03.78 ID:oORFohBAO<> 春香「そ、そうなんですか…」

貴音「ええ」

春香「(何となく良い事風に言ってるけど)」

千早「(ラーメンの事なのよね…)」

雪歩「(アイドルの発言とは思えません…)」

はるちはゆき「(しかも、リラックマだし)」

面妖ックマ「何か?」

はるちはゆき「いえ、何でも」

貴音「なら良いのですが…」

春香「あはは…それじゃ、もう寝ようか?」

雪歩「そうだね…お風呂で暖かくなったのに、湯冷めしちゃう」

千早「そうね、もう寝ましょう…」

貴音「ええ…では…」

4人「おやすみなさい…」



〜早朝〜

雪歩「…ん…?」

雪歩「…いま、何時かな…?携帯、携帯…」

『04:10』

雪歩「…まだ三時間ちょっとしか寝てないんだぁ……はぅ!?」ブルルッ

雪歩「と、トイレ…行こう…」モゾモゾ



(かちゃっ、ぱたん)
※暫くお待ち下さい



(ジャー…コポポ…かちゃっ、ぱたん)

雪歩「はふぅ…寝る前にお茶飲み過ぎちゃったかなぁ…」

雪歩「皆を起こさないように…そーっと…」

「何奴っ!」

雪歩「ひぃっ!?」

貴音「…ああ…二十朗の店主殿…なんと…これが貴音すぺしゃる…何という盛り…」

雪歩「ね、寝言…かぁ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:37:50.73 ID:oORFohBAO<> 雪歩「面妖ックマさんが幸せそう…でも、貴音すぺしゃるって…只でさえ量が多い二十朗のラーメンで特別メニュー…丼じゃなくて、バケツとかで出て来るのかな…?」

雪歩「っと…まだ少し寝れるし、寝ようかなぁ…」

「優…優…」

雪歩「っ!?…千早ちゃん?」

千早「ああ…優…待って…お姉ちゃんを…置いていかないで…」

雪歩「千早ちゃん…泣いてる…優…って、まさか弟さんの名前?」

雪歩「やっぱり…まだ千早ちゃんの心の傷は…治りきってないんだ…よぉし…ん、んん、あー、あー…」

雪歩「お姉ちゃん、僕はいつも一緒だよ」←白雪歩姫、渾身の演技

千早「ん…優…」

雪歩「あ、笑った…良かったぁ…」

「うぅ…」

雪歩「?…春香ちゃん?」

春香「もう…無理です…私には…出来ません…私は…」

雪歩「うなされてる…春香ちゃんが…」

春香「誰も…誰もいないよぅ…」

雪歩「…一番前に立って…一番上にいて…春香ちゃん寂しがり屋さんなのに、いつも皆を助けて、引っ張って、自分は後回しにして…」

雪歩「春香ちゃん…皆、いつも一緒にいるよ…いつも側に皆がいるから、無理しないで」

春香「みんなぁ…えへへ〜…皆、いたぁ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:38:30.49 ID:oORFohBAO<> 雪歩「ん、やっぱり春香ちゃんは笑顔が素敵だね」

雪歩「はふ…私も寝よう…」

貴音「めんよーにゃー…」

雪歩「…クマなのにネコですぅ」クスクス



〜ちはやけの朝は遅過ぎて昼〜

春香「みゅ…」ムクリ

春香「…」キョロキョロ

千早「」スヤスヤ

貴音「」スヤスヤ

雪歩「」スヤスヤ

春香「よし…」ポスン

春香「」スヤスヤ



美希「よし、じゃないの!」

春香「ほあ!?」

美希「何時まで寝てるの!ミキが言えた事じゃないけど!」

春香「美希…?どしたの、朝から…」

美希「今は11時なの!お昼前なの!」

春香「…えぇぇ!?あれぇ!?め、目覚ましは…」

目覚まし時計「手が重いんスけど」

春香「ち、千早ちゃんが…止めてる…」

美希「千早さん、元々低血圧なのに最近は春香が起こしてあげるから、余計に朝弱くなっちゃってるの…」

貴音「…うぅん…な、なにやつぅ…」ムクリ

美希「貴音!もうお昼なの!」

貴音「っ!」

美希「起きた?」

貴音「あ、朝餉を食べ損ねました…四条貴音、何たる不覚…」

美希「どうでもいいの!早く起きてなの!」

貴音「はて…今日はおふの筈では…」

美希「今日はハニーと今後の打ち合わせなの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:39:21.37 ID:oORFohBAO<> 貴音「っ!」

美希「思い出した?」

貴音「な、な、何たる…何たる不覚…修行が足りぬなどという以前に、心構えが…私、弛んでおりました…」

美希「まぁ、ミキのこの超安眠布団「寝る寝る寝る寝」にかかれば、仕方ない事なの」

貴音「ね、寝る…?」

春香「す、凄い名前だね…」

貴音「面妖な…」

美希「さ、事務所でハニーが待ってるの!早く準備して、事務所に行くの!」

貴音「は、はい…」

春香「ふあ…」

美希「春香もボケッとしてないで!早く起ーきーるーのー!」

春香「わ、わ、何!?何でぇ!?」

美希「小鳥が呼んでたの!出したメーサイ?が間違えてて、本人に聞かないと分からないって困ってたの!」

春香「あぅ…ちゃんとチェックしたつもりだったのに…仕方ない、行きますか」

美希「雪歩も起こさないとなの」

春香「雪歩も?」

美希「うん、何か律子…さんが「新しい仕事があるから、千早の家にいたらついでに連れてきて」って!」

春香「そうなんだ」

美希「全く!ハニーも律子も、人使いが荒いってミキ思うな!」プンスカ

春香「あはは、それだけ美希が頼りになるって事だよ!」

美希「…なら仕方ないの!」フフン <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:40:09.09 ID:oORFohBAO<> 春香「(チョロオネットだわ、美希)」←マリオネットとかけたつもりらしい

春香「…ダメだ、千早ちゃんしか笑わない」

美希「?」

春香「何でもない。じゃ、私は支度するから雪歩をお願い」

美希「りょーかいなのっ!」

春香「さて、顔を洗いにいこう」

<イマダーイビーン!ナノ!(ボスン!)

<フニャァァア!?

春香「美希…何してんのよ、全く…」



〜ちはやけ玄関〜

貴音「私は準備出来ました」

雪歩「はぅ…わ、私も出来ましたぁ」

春香「えーと…ガスの元栓良し、水道良し、窓のカギよし、玄関の鍵も携帯もお財布も…持った、千早ちゃんの着替えとご飯と置き手紙も良し…うん、私も行けるよ」

貴音「天海春香…貴方は如月千早に甘過ぎる」

雪歩「過保護にも程があると思うよ、春香ちゃん」

美希「ちょっと引くレベルなの」

春香「だ、だって!この前何も用意しないで行ったら、朝から夜まで寝癖&ノーメイク&パジャマのまま、ご飯はカロリーメイトと珈琲を昼と夜だけ、お風呂に入ろうにもどのバスタオル使えばいいか分からない…そんな状態だったんだよ…」

雪歩「千早ちゃん…仮にも超人気アイドルなのに…」

貴音「生活能力が欠如していますね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 03:41:01.27 ID:oORFohBAO<> 美希「ミキはもう見慣れたの。春香がいないと、ミキが千早さんのバスタオルとかを出してあげるし…」

春香「うちの千早がご迷惑をお掛けしております…」

美希「でも、これ以上甘やかすと千早さんは春香無しじゃ生きられなくなると思うの」

貴音「手遅れですよ、美希」

雪歩「時既に…だね」

春香「私自身、否定が出来ない…」

美希「なんてこったいなの…」

春香「と、兎に角!事務所に急ぎましょう!タクシーはマンションの下に移動しながら呼ぶ!」

貴音「分かりました」

雪歩「流石、出来る奥さんは違うなぁ」

美希「出来る母、だと思うn」

(ぺしーん)

春香「母じゃない!ほら、さっさと行くよ!」

美希「春香に叩かれたの!酷いのー!」

雪歩「完全に若い母親と娘ですよね、ノリが」

貴音「ええ…」

春香「急ぐ!」

ゆきたか「はい!」

(どたばたどたばた…)



〜30分後、ちはやけ寝室〜

千早「」ムクリ

千早「」キョロキョロ…

千早「春香が、いない…」

千早「…」ジワッ

千早「っ!」ゴシゴシ

千早「まずは起きよう…春香なら仕事に行っただけよ、きっと…」モゾ…

千早「…」←ボサボサで寝癖の酷い髪の歌姫 <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 04:03:58.33 ID:oORFohBAO<> 本日は以上です

次回はちーちゃんファンの皆様には土下座のスタートになりそうです

毎回、沢山の感想ありがとうございます
そんな中で…

み き り つ

考えてみます…考えてみます!
このSSにおいて、春香さんは原作よりも人懐っこく、人間が大好きで、千早ちゃんが誰より大好きで、何より寂しがり屋で、基本的には誰かを嫌う事はありません

千早ちゃん>>>(超えられない壁)>>>美希、雪歩、愛ちゃん>事務所の仲間、小鳥さん>P、社長>>>他の事務所の友達

位の認識で、その差は千早ちゃん以外は大差ありません
千早ちゃんは春香さん以外へは普通ですが、春香さんへの愛は天井ぶち抜きです

なお、全く出番の無いスパコンさんは、最近あずささんと良い仲らしいです(小鳥メモより抜粋) <> >>1<>sage saga<>2013/01/21(月) 04:41:23.33 ID:oORFohBAO<> 忘れてました…出す事は無いのですが、捏造番組も幾つかあります

・『ハイパー!生っすか!?サンデー!』
生っすか!?に変わりはさほど無いものの、今や全員が超売れっ子な765プロ。予算は10倍近くに増え、スポンサーは超大手が名乗りをあげまくっているとか。企画協力に春香と律子と真美が関わっていたりもする

・『天海、亜美真美のラジオ「あまみ」』
お喋り大好き三人衆による、毎回765プロを始めとしたアイドル全般をゲストに呼びまくるラジオ。三人の電話帳登録件数が跳ね上がっていく番組でもある

・『高槻やよいの「お料理さしすせそっ!」』
っ!が追加され、あずささんと響が週替わりアシスタントに

・『フェアリーサウンズ』
フェアリーの三人がメインパーソナリティのラジオ番組。歌とおにぎりとラーメンと動物の飼育法などがメイン…アイドル要素が微妙に少ない

・『竜宮城へご招待』
竜宮小町がメインのトーク番組。色々なアイドルや作詞家、作曲家などを招いて、あずささん特製料理などを振る舞って、楽しくトークする。伊織の司会スキルと、亜美のツッコミスキルが冴え渡る

・『あず散歩♪』
毎回、あずささんが好き勝手に散歩しまくる。スタッフは、「あずささんに着いていける」「あずささんを守れる」「あずささんを探し出せる」訓練された少数精鋭

・『サイクリングアイドル』
5分番組で、真の冠番組。毎回、景色良いの場所を自転車で走る。海外ロケも多数あり。自転車の最新情報なども

・『さきどりっ!』
美希と真美の人気モデル2人によるファッション番組。女の子に大人気で、真がゲストで出たりもする。無論、女の子の視聴者数が跳ね上がる。



出す予定はありませんが、こんなの見たいなぁ…なんて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 06:57:13.08 ID:Ckl9ldz30<> 乙!千早かわええww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 12:56:08.08 ID:Un4ll9/Eo<> タイトルに真の名前が入ってないのに冠番組とな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 15:54:49.83 ID:h74VmwiIO<> >>200
アレじゃね、朝のめざましテレビの中企画みたいなところでやってるんじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 17:53:59.63 ID:Un4ll9/Eo<> >>201
冠番組って自分の名前が入ってるからそう呼ばれるんだろ?
だったらサイクリングアイドルは冠じゃないんじゃねって話 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/21(月) 20:48:27.22 ID:7WwcZdZOo<> つまり真の現在の芸名は

 サイクリング・真 <> >>1<>sage<>2013/01/22(火) 07:51:12.00 ID:W1x/C7BAO<> oh…完全なる凡ミス…何たる…何たる…
脳内で「菊地真の」を追加しておいて下さい

ごめんよ真… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 00:42:11.48 ID:XXvJwdkDO<> ハイパーの視聴率が色んな意味で恐い <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:01:44.44 ID:Z1FqyLKAO<> 続きが出来ました

今月は忙しいのにガンガン続きが出来ていく…アイマスパワーは恐ろしい…ぷちますも短いけど面白いし、今更ながらアケマスで途中脱落した事を後悔… <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:03:01.37 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「う…」ゴシゴシ←寝てる間に涎まで垂れたらしい

千早「うぅ…まさか涎を垂らしながら寝ていたなんて…恥ずかしいわ」ノソノソ…←一応、アイドルの自覚はあるらしい歌姫

千早「…あれは!」トタタタタ

『千早ちゃんへ 
小鳥さんから私の交通費の明細の間違いについて、私にしか分からないミスだからと事務所に呼ばれました。
お昼はテーブルの上にあるトーストを食べて下さい。
お風呂に入るなら、バスタオルは千早ちゃん用タンスの上から二段目です
春香より』

千早「春香らしいわね。全く、書類関係のミスは良くないわ」←置き手紙を見て、心に余裕が出てきた歌姫

千早「トースト…バター、あったかしら?」

(ぱかっ)←冷蔵庫オープン

千早「…どこに何があるのか、全く分からないわ…えーと…」ガサゴソ

千早「…納豆…パンもご飯も、炭水化物に類しているわね…」
※ツッコミ不在の恐怖、歌姫の暴走をお楽しみ下さい

千早「そう、つまり、納豆巻きをご飯ではなくパンで…焼き海苔を探しましょう!」

(ごそごそ)

千早「…見付からないわ…代わりに、辛子明太子がいたわ!」テッテレー

千早「たまにフランスパンに明太子を乗せたのを見かけるから、これはアリね!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:03:30.53 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「後は、そうだ…確か明太子フランスパンには刻み海苔が…!焼き海苔を探しましょう…」
※二度目である

(ごそごそ)

千早「そうね…焼き海苔は無いんだったわ」

千早「しかし、そうなると…何かで代用すべきなのかしら?」
※別に明太子とパンでいい事に気付けない歌姫さん

千早「困ったわ…それらしいものが無いわ」
※変に完璧主義者な歌姫さんである

千早「…他のものを探しましょう。明太子は、キープね」
※既に最初の納豆を自動キープしていたのを忘れている

千早「そうだ…明太子なら、ご飯にも合う…わざわざパンを食べなくても、ご飯を食べれば…」

(ぱかっ)

千早「炊飯器が空…くっ!これでは明太子が食べられないわ…」
※パンは?あと、納豆は冷蔵庫しまわないと…

千早「…困ったわ…パンを食べるのにも、明太子を食べるのにも…何かが足りない…」
※補う、妥協するという言葉は無いようです

千早「あ…そうだ、パンを焼きましょう」
※今更である

千早「ずっと見てるよー♪ちゃんと知ってるよー♪頑張ってるちーちゃん(きみ)の事ー♪」
※最近お気に入りの歌のようです

(ジジジジ…)

千早「パンはトースターにセットしたわ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:04:01.20 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「…バターを探しましょう!」
※二度目です

千早「…無いわ…こういう時、今は使わない物や探してないものが見付かるのよね」

(ごそごそ)

千早「バター…バター…ジャムじゃないわ、バターよ…」
※ジャム(それ)じゃいかんのか?

千早「…マーガリン…だからバターが必要だというのに…」
※!?

千早「困ったわ…本当にバターが無い…冷蔵庫から殆ど物を出してしまったわ…」
※食材や調味料の中心に歌姫

(ちーん)

千早「…あ、トーストが出来た…結局、バターは見つからなかった…」

千早「はっ!?」
※何かに気付いたようです

千早「…これ、どうやって冷蔵庫に戻そう…」
※春香さんは割ときっちり入れてました

千早「…やってみましょう…」

mission1『冷蔵庫に出した物を仕舞え!』

千早「…えっと…これを入れて…これをここで、これはこっち…」ノタノタ



〜たっぷり30分以上経過…〜

千早「…少し入らないわ…マーガリンと、明太子と…納豆?いつ出したかしら?」
※必要な物と使えそうなものだけが入らないという奇跡

千早「兎に角、これを何とかしないと…隙間にねじ込みましょう」
※が…ダメ…!結局しまってしまう…! <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:04:30.69 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「ふっ…く…えいっ!」

(ミシッパキッ)

千早「…入ったわ」
※怪しい音は無視のようです

千早「さて、振り出しに戻ってしまったわ…あ!トーストを忘れていたわ!」アワワ

千早「…カッチカチ…カッチカチやぞ!」

千早「パンがカッチカチ…バターも見付からない…悔しいです!」

千早「んふ!く…ふふふっ…」
※自爆です

千早「そういえば、以前ツアーで全国まわった時に近くで営業していた芸人さん…なんていったかしら…私、かなり好きだったのだけれど…」
※まずは堅くなったトーストを皿に置きなさい

千早「あ、そうだわ!ザブングルさんだわ!」
※思い出した嬉しさの勢いで、トーストの角がグシャッてなりましたが…いいの?

千早「…そんな事より、まずはパンを…食べられるのかしら…」
※カッチカチです

(ピンポーン♪)

千早「あら?誰かしら…?」テクテクテク

(がちゃっ)

千早「はい?」

やよい「千早さん!こんにちはー!」

千早「た、高槻さん!?」

伊織「私もいるわ」

千早「水瀬さんまで!?ど、どうしたの!?」

やよい「春香さんに頼まれたんです!」

千早「え?」

伊織「千早は多分滅茶苦茶な状態だからって」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:05:03.29 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「滅茶苦茶…」

伊織「滅茶苦茶ね、何でトースト持ってんのか、そこから既に訳分かんないし」

千早「あ」

やよい「お昼ご飯の最中でしたか?そんな時にお邪魔してしまって…ごめんなさい」

千早「い、いえ、違うのよ?違くはないか…でも、大丈夫よ」

伊織「…春香は他にも「冷蔵庫開けて、中身出して仕舞えなくなってたりするかも」とかも言ってたわね」

千早「」ドッキィィィン!

千早「ま、まま、ましゃか!し、仕舞えるもん!中身出して無いもん!大丈夫よ、問題ないわ!何らアクシデントは起きてまてん!」アタフタ

伊織「起きたのね、アクシデント…」

やよい「分かりやすい慌てっぷりです…」

千早「くっ…」

伊織「兎に角、お邪魔するわよ!」ズンズン

やよい「お邪魔しまーす!」テクテク

千早「あ、はい…どうぞ…」ショボン



〜メインツッコミのいおりん、癒し系やよいっち登場、千早はこれで救われるか!?〜

伊織「まずは冷蔵庫ね…春香も心配していたし…」

やよい「そうだね。冷蔵庫って、キチンと仕舞わないと入らないし、スペースが勿体無いんだよねー」

伊織「開けるわね」

やよい「うん」

(ガゴッパキンヒュンべしゃっ!) <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:05:32.11 ID:Z1FqyLKAO<> やよい「」

伊織「…」

やよい「い、伊織ちゃん…大丈夫?」

伊織「目が激痛で開かないわ。なにこれ?」

やよい「…えっと、明太子…みたい…今、台所に誘導するね…」

伊織「お願い」

やよい「こっちかな…はい、お湯出したよ」

(バシャバシャ…)

やよい「私、飛び散った明太子を片付けるね」

千早「どうしたの、水瀬さん。何故顔を洗ってるのかしら?」

伊織「…」フキフキ

伊織「アンタねぇ!何を冷蔵庫に仕掛けてんのよ!何で冷蔵庫の扉を開けたら、自動で割れた発砲スチロールのトレイから明太子が射出されんのよ!ラップすらかかってないってどういう事なのよ!何で明太子なのよ!滅茶苦茶目が痛いわよ馬鹿ー!」ウガー

千早「う…さ、さっき…入らなくて…無理矢理ねじ込んでから閉めたから…」

伊織「アンタは馬鹿なの!?天性のトラップ仕掛け人なの!?ねじ込んだだけでビックリ冷蔵庫『明太子射出機』作ってんじゃないわよ!食材はダメにするわ、飛び散って掃除しなきゃならないわ、誰も得しないような物を仕掛けるんじゃないわよ!」

千早「わざとじゃないわ!」

伊織「わざとなら尚悪いわよ!思いっきりひっぱたくレベルよ!馬鹿じゃないの!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:05:59.87 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「うぅ…」

やよい「千早さーん、マーガリンの蓋がありませんよー?あと、納豆が開いてますー」

千早「えっ」

伊織「アンタ…これから先、生活出来るの?」

千早「…多分、無理」

伊織「はぁ…やよい、冷蔵庫になんか使えそうなもの、ある?」

やよい「…ごちゃごちゃ過ぎて…何があるか分かんない…」

伊織「冷蔵庫の整理から始めましょうか」

やよい「うん」

千早「あの、私は…」

伊織「まずはお風呂入ってその寝癖でボッサボサの頭を直してらっしゃい!ついでに、そのだるんだるんになったトレーナーの上下も着替えてくる!」

千早「あ、はい」

やよい「千早さん」

千早「何かしら、高槻さん」

やよい「トーストはお風呂には必要無いんじゃないかなーって…」

千早「…そうね…」

伊織「…本気で心配だわ…千早のこれからが」

千早「」ショボン



〜冷蔵庫に立ち向かうやよいおり〜

伊織「…これ、凄いわね…」

やよい「多分、殆ど中身出さないと…でも、悪くなっちゃうかも」

伊織「時間との勝負か…いいわ、やってやるわよ!やよい!」

やよい「うん!頑張ろー!」

(ごそごそ)

伊織「何で卵の上に物を置くのよ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:06:28.07 ID:Z1FqyLKAO<> やよい「じ、ジャムの瓶が逆さまに入ってる」

伊織「納豆は別の入れ物に移しましょう」

やよい「あらゆる物が滅茶苦茶に突っ込まれてます…」

伊織「あの変態馬鹿プロデューサーの机より滅茶苦茶じゃない…」

やよい「ああ…未開封だったであろう袋が、押されて開いてる…輪ゴム輪ゴム…」

伊織「タッパーは逆さまに入れる習性でもあるの!?アイツは!」

やよい「冷蔵の場所だけが滅茶苦茶で良かった…冷凍庫や野菜室まで滅茶苦茶だったら…」

伊織「その時は春香にやらせるわ」

やよい「あぅ〜…」

伊織「…ところで、アイツは何でトーストだけ持って、マーガリンやジャムは使わなかったのかしら」

やよい「何でかな…まさかとは思うけど、明太子が開いてたし、明太子で食べるつもりだったんじゃ…」

伊織「あるにはあるわ。でも、アイツに作れる訳が無いじゃない!」

やよい「う〜…そうかなぁ?」

伊織「アイツに出来るのは、トーストにマーガリン塗る位よ!」

やよい「でも、千早さんの持ってたトースト、何も塗ってないよ?」

伊織「それすら出来ないというの…?」

やよい「…まさか…あは、あはは…」

伊織「よし、あとは入れ直しね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:06:55.98 ID:Z1FqyLKAO<> やよい「うっうー!折り返し地点ですー!」

伊織「はぁ…もう疲れてきたわ」



〜数分後〜

やよい「はい、おしまい!」

伊織「…全然余裕あるじゃない、冷蔵庫。何であんなパンパンに…」

やよい「ち、千早さんマジック…かな…」

伊織「役に立たないマジックねー」

千早「あら、終わったの?」

伊織「千早、ドライヤーはしないの?」

千早「…大丈夫よ、きっと」

伊織「」ぷちん

伊織「だぁぁああもう!やってあげるからそこ座りなさぁぁぁあああい!!!」ガオー!

千早「は、はい…」

やよい「じゃあ、私はご飯作りますねー」

千早「冷蔵庫の中身は好きに使って。何なら高槻さんと水瀬さんの分もいいわ」

やよい「でもでも、後で困りませんか?」

千早「冷蔵庫を見るのも追加するのも春香だし、大丈夫よ」

やよい「…(後で春香さんに使ったものをメールしよう…)」

伊織「アンタ、本当に春香無しじゃ生きていけないわね」

千早「…春香がいないと、きっと寂しくて無理ね」キリッ

伊織「惚気が聞きたいんじゃないの。日常生活をする上での反省を聞きたかったのよ」

千早「…」ガックリ

やよい「(春香さん、大変ですね…)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:07:21.90 ID:Z1FqyLKAO<> 〜やよい飯。それは世界に通じる味〜

やよい「でっきまっしたー!」

千早「わぁ…凄いわ、高槻さん…」

やよい「ハムエッグでそこまで言われるとは思いませんでした…」

千早「うっ…あ、あら?トーストなのね…バターは無かったのに…」

伊織「マーガリンもジャムもあったじゃない。トーストに塗る以外の使い道のが難しい気もするけど?」

千早「…そういえばそうよね…私、なんであそこまでバターにこだわったのかしら…」

やよい「…だから冷蔵庫が滅茶苦茶だったんだ…バター探すのに…」

伊織「バター探すのに必死で、マーガリンやジャムは避けたと…アホなの?」

千早「…返す言葉も無いわ」

やよい「あの…辛子明太子や納豆が開いてたのって…」

千早「パンはご飯と同じ炭水化物。だったら納豆巻きも許される…と、思ったんだけど。でも、巻く為の焼き海苔がなくて諦めたわ」

伊織「どこの誰に許しを請うつもりか分からないけど、少なくとも春香は怒るわね」

千早「うっ…」

やよい「明太子も同じ理由ですか?」

千早「ほら、たまにフランスパンに明太子を乗せたパンをお店で見掛けるから…」

伊織「8枚切り食パンはフランスパンじゃないわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:07:59.37 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「くっ…」

やよい「えっと、でもやらなかったんですね」

千早「そういうのって、刻み海苔が乗ってるから…でも、焼き海苔が無かったの」

伊織「納豆の時点で探したんだから分かるでしょ?それに、何で完璧な見た目を目指すのよ。刻み海苔があろうが無かろうが、大差無いじゃない。何より、フランスパンじゃないし。8枚切りの普通の食パンな時点で、見た目は完璧にならないじゃないの」

千早「それで…明太子があるなら、ご飯で食べたらいいんだって気付いたの」

伊織「パンはどうなるのよ。納豆の時点で何でご飯に気付かないの」

千早「でも、炊飯器の中は空だったわ」

伊織「炊きなさいよ」

千早「お米がどこにあるか分からないの」

伊織「いちいち怒らない事にしたわ。ストレスで死ぬかもしれないし」

千早「それで…冷蔵庫の中を必死に探したの。明太子フランスパンを食べるには海苔が無い、明太子ご飯を食べるにはご飯が無い…どうしたらいいか、分からなかった」

伊織「納豆と明太子をしまって、マーガリンかジャムでトースト食べたら済むじゃないの。て言うか、明太子フランスパンには一生ならないわよ?食パンだもの」

千早「そうなのよね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:08:45.46 ID:Z1FqyLKAO<> やよい「(千早さん…ここまで天然さんだったなんて…私の番組には呼べないかなーって…)」

千早「マーガリン、ジャムの存在を忘れて、私はトーストを食べるならバターと思い込み、バターを探した」

伊織「既に納豆や明太子すら忘れてるじゃないの…」

千早「トースターでトーストを焼いていたことすら忘れていたわ」

やよい「だ、だからあんなカッチカチだったんですね」

千早「カッチカチやぞ!になってたわ…悔しいです!…ブフッ」

伊織「通院が必要になるのレベルのパンチをお見舞いしてあげようかしら」ビキィ…!

やよい「い、伊織ちゃん落ち着いて…」

千早「その後、春香に怒られると思った私は…冷蔵庫に出したものをしまったの」

伊織「あれは「しまった」とは言わないわ、「仕掛けた」のよ、明太子という罠をね」

千早「そうなってしまったわね、結果的に」

伊織「」ぷちん

伊織「反省しろってのよ!こぉのお馬鹿ぁぁああああ!」ボスンボスン

千早「いたっ!痛い!痛いわ水瀬さん!ウサギちゃんで叩かないで!」

やよい「い、伊織ちゃん落ち着いてぇぇ!」



〜1時間後…ちはやけのコタツ〜

千早「」ズーン

やよい「ち、千早さん…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:09:15.97 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「うぅ…」

伊織「何でこんな凹んでるの?さっきまでここまで凹んで無かったじゃないの…ご飯食べて、洗い物させられないからってコタツに行かせた位からよね?」

千早「携帯…チェックしてなかったから、チェックしたの…」

やよいおり「うん」

千早「そしたら、メールが一件来てたわ」

やよい「誰からですか?」

千早「…春香」

伊織「なんてメールが来てたのよ?」

千早「…これよ」カチカチ


flom:春香
やよいから冷蔵庫の件などを聞きました
帰ったらお話がありますので、家にいるように


やよいおり「う、うわあ…」

伊織「やよい…報告したの?」

やよい「だ、だって…冷蔵庫の中身の場所は変わっちゃっただろうし、幾つか材料も使っちゃったし、言わないと春香さんが困るかなーって…」

伊織「確かに…明太子は弾丸として無駄に消費されたし、納豆は容器に移ってるし、卵やら野菜やらハムやら…」

やよい「だから、取り敢えず連絡をしたら…春香さんが千早さんにそんなメールを…」

千早「春香に怒られる…嫌われるかもしれない…そしたら私…死ぬわ」

伊織「短絡的過ぎるわよ!まず謝りなさいよ!何で最初の答えに死を選ぶのよ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:10:01.09 ID:Z1FqyLKAO<> やよい「し、死んだらダメですよ!」

千早「でも…」

(がちゃ)

ちはやよいお「」ビクーン!!!

千早「あ、あぁ…わ、私は…飛ぶわ!そう、蒼い鳥になって!」ドタバタ

伊織「落ち着きなさい馬鹿!なに窓から飛び立とうとしてんのよ馬鹿!逃げるな馬鹿!」ドタバタ

やよい「千早さん!飛べません!飛べませんから!世間では墜落って呼びますからそれは!」ドタバタ

千早「離して!お願いだから離して!」ドタバタ


「チハヤチャン…」


3人「ひっ…!」ビクーン

春閣下「話はやよいから聞いた…さぁ、お話しましょうか…?」

千早「あ…あ…」ガタガタブルブル

やよい「あ、あ、あの、春香さん!おち、落ち着いて話しましょう?」

伊織「(長葱が飛び出してるエコバック抱えて怒る春香…新鮮だし笑えるわね…)」

春閣下「やよい、伊織…お客様にお茶も出さなくて悪いけど、少し待っててね…?」

やよいおり「はい」

春閣下「さあ千早ちゃん…お話しましょう」ズルズルズル

千早「た、助け…」

(ぱたん)

伊織「…別の部屋に2人が消えたわね」

やよい「い、伊織ちゃん…どうしよう…」

伊織「…どうもしないでいいと思うわ。ただ、待ちましょう」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:10:27.99 ID:Z1FqyLKAO<> 〜30分後、コタツ〜

春香「やー、2人共ごめんねー、待たせて!はい、お茶どーぞ!」

やよい「あ、ありがとうございますー」

伊織「わ、悪いわね…わざわざ…」

千早「」チーン

やよい「…(千早さんが放心状態…)」

伊織「…(たった30分やそこらで…人はこうも死んだ目になるの?)」

やよい「…(何か、謝ってた千早さんが途中からおかしな悲鳴をあげてたような…怖くて耳塞いじゃってたけど)」

伊織「…(やよいが自ら耳を塞いでだから良かったけど…途中から春香が何か言ってたり、千早が悲鳴みたいのをあげてたわね…)」

春香「」ニコニコ

千早「」チーン

やよいおり「(この2人…多分アイドルとしては間違えた道を進んでる気がする…)」

春香「ところでやよい、わざわざ頼んじゃっててなんだけど…家族は大丈夫?」

やよい「あ、そろそろ帰らないとです…」

春香「そっか、わざわざありがとうね?」

やよい「いえいえ、気にしないでください!」ニパー

春香「天使ね」

伊織「天使よ」

千早「」チーン

伊織「まだ放心状態か…」

やよい「あ、あはは…じゃあ、私は帰ります!お邪魔しました!」ガルーン

伊織「私も帰るわ。やよいを送るし」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:11:04.49 ID:Z1FqyLKAO<> 春香「そっかー。うん、じゃあまた遊びに来てね!」

やよい「はい!」

伊織「また今度ね…あ、玄関まででいいわよ?見送りなんて」

春香「そう?じゃ、またねー」

(ぱたん、がちゃり)

伊織「…凄まじい1日だったわ…」

やよい「2人の意外な面が見れたねー…」

伊織「あそこまで千早が生活出来ないとはね」

やよい「あはは…あ、伊織ちゃん、今日は家に来る?」

伊織「え?でも、昨日も泊まったし…迷惑じゃない?」

やよい「…私…伊織ちゃんと一緒に寝ないと寂しいんだ、最近」

伊織「」ブバッ←鼻血を噴射する水瀬財閥の御令嬢

やよい「わあ!?い、伊織ちゃん!?」ワタワタ

伊織「やよい、お邪魔するわね」タラタラ

やよい「まず、鼻血を止めないと…あ、新堂さーん!ちょっと来てくださぁい!」



〜やよいおり帰宅直後、ちはやけ〜

春香「さて、買ってきたものを冷蔵庫に入れないと」

千早「」チーン

春香「千早ちゃん」

千早「」ビクッ

春香「もう怒ってないから、大丈夫だよ」ギュッ

千早「…はるかぁ…」グスッ

春香「もー、泣き虫さんだなぁ、千早ちゃんってば」ナデナデ

千早「だ、だって…本気で怒られて…凄く怖くて…」グスグス <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:11:43.30 ID:Z1FqyLKAO<> 春香「私が千早ちゃんを嫌いになるわけ無いじゃない」ナデナデ

千早「はるか…はるかぁ…」ギューッ



〜たっぷり2時間ほどイチャイチャしたはるちは〜

春香「私、思うんだよね」

千早「何をかしら」

春香「私、間違いなく千早ちゃんがヒモだろうとDVだろうと甘やかしてる…」

千早「私、思うのよ」

春香「何を?」

千早「私、春香に依存し過ぎてるわ…ヤンデレ…にはならないだろうけど、今まで1人暮らしで出来てた事すら出来なくなってる…」

はるちは「…悔い改めないとね」←はるちは、賢者モードによる反省会(本年24度目、内容は全く同じ、改善案は出ず、改善はされません)

春香「…さて!気持ちも新たに…悪かった所を洗い流す為にも、お風呂に入ろう!」

千早「…そうね!まずは第一歩として、洗い流す所からしましょう!さっき入ったけど…」

はるちは「…何故かオチが読めるのは気のせい…?」←2人して風呂場でイチャつく映像しか出て来なかった

(ピンポーン)

春香「おりょ?」

千早「誰かしら?」

春香「はーい…」テクテク

千早「夕方だし…また美希か萩原さん辺りかしら?美希も萩原さんも、親御さんは怒らないのかしら…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:12:38.14 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「春香、遅いわね…」

春香「…千早ちゃん」

千早「何?」

春香「あれ」

千早「?」

律子「…助けて」←おんぶしてる

美希「」スピー←おんぶされてる

千早「」

律子「何でか知らないけど…寝てる所をおんぶしてあげたら離れないのよ…このくっつき虫…」

春香「ふむ」

千早「思いっきり背中から地面に向かってダイブすれば?」

律子「アンタ、ちょっと酷過ぎるわよ」

千早「じゃあ、そうね、お尻をペーン!て」

律子「千早、何でアンタは今日そんなにヴァイオレンスなのよ」

千早「春香とのお風呂を邪魔されたから」キッパリ

律子「何?頭湯だってんの?つまんない事言ってる暇があったら、これ剥がしてよ」

千早「は?」カチン

律子「何よ。こっちはアンタらんとこの娘を公言してるのをおんぶしてきてあげたのよ?感謝して欲しいわね」

千早「あら?いいじゃない、どうせ子供をおぶる事なんか、もう一生体験出来なさそうなんだし、独身貴族として」

律子「へぇ…」カチン

千早「…」ビキビキ…

律子「…」ビキィ…

千早「表に出なさい、律子!春香とのお風呂を邪魔した挙げ句に、つまらない!?ふざけないで!」←全く反省の意味がない歌姫 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:13:07.93 ID:Z1FqyLKAO<> 律子「上等よ、この色ボケが!子供をおぶる機会ぃ?んなもん、いつでも出来るっつーの!」←「涼と夢子ちゃんの子供をね!」と言いかけて止めた名プロデューサー

美希「…」←目が覚めて背中から降りたら大惨事だった

春香「」←美希を起こす為におにぎりを用意していて、その場から離れていた為に何が起きたか分からないSランク

美希「…春香」チョイチョイ

春香「…美希、何やらかしたの」コソコソ

美希「ミキ知らないの…起きたらこの有り様だったの…」コソコソ

春香「…何でなの…何で家でゴタゴタを起こすのよ…」コソコソ

美希「み、ミキのせい!?ミキ、事務所でお昼寝してただけなの!?何なのなの!?」コソコソ

春香「取り敢えず、2人を止めるよ?」

美希「ガッテンなの」



〜数分後〜

春香「落ち着いた?千早ちゃん」

千早「はい」

美希「律子…さんも、落ち着いた?」

律子「ええ…」

春香「まず千早ちゃん、言い過ぎ」

千早「ご、ごめんなさい律子…私、どうかしていたわ」←最近どうかしっ放しの歌姫

律子「私こそ…いきなり来たのにごめんなさいね…厄介事を持ち込んだりして」

美希「むぅ」←厄介事

春香「そもそも、何故に美希をおんぶ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:13:34.22 ID:Z1FqyLKAO<> 律子「事務所で美希がいつも通りに昼寝してたのね」

はるちは「ふむふむ」

律子「で、プロデューサー殿はあずささんの迎えに忙しい、私は雪歩と真美に新しいドラマの話で忙しい、小鳥さんは社長の付き添いでいない」

はるちは「ふむ」

律子「で、雪歩と真美を私が送って、事務所に戻ったのよ」

はるちは「ほほう」

律子「そしたら、美希を見つけたの」

春香「プロデューサーさんは?」

律子「あずささんを家に送って、そのまま営業に行ったわ」

美希「ミキ、置き去りにされたの…」

律子「アンタが寝たまま放置されんのなんて、いつもでしょうが」

美希「…否定は出来ないの」

千早「最近は起こされもしないのね」

美希「仕事の時間か事務所が閉まるまで放置なの…」

春香「皆、忙しいからねぇ…」

美希「いつも律子…さんが起こしてくれるの」

はるちは「ほほう」

律子「な、何よ」

春香「律子さん、何だかんだ言っても、美希をちゃんと起こしてあげるんだ…優しいんだぁ♪」ニヤニヤ

千早「何だかんだ、面倒見はいいのよね、律子って」

律子「ぐっ…だ、だって仕方ないでしょ!仕事に遅刻させられないし、事務所閉めたら出れないし…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:14:17.14 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「最近は凄く優しく起こしてくれるの!「疲れてるかもしれないけど、頑張って」って!」ニパー

律子「み、美希!余計な事を言わn」

はるちは「」ニヤニヤニヤニヤ

律子「何なのよアンタらはぁぁ!ニヤニヤすんなぁぁぁ!」ガオー



〜ちはやけのコタツ〜

律子「はぁ…何か仕事以上に疲れた…」

春香「あはは、お疲れ様です。はい、お茶」

律子「アンタらの態度に疲れたのよ…ありがと、頂くわ」

美希「お疲れ様なの、律子…さん」

律子「アンタも、いい加減慣れなさいよ…さん付け」

美希「だって…普段他の人にはしてないから、慣れないの」

千早「私にはするじゃない」

美希「千早さんは尊敬してるからなの。例え自分の家なのに自分のバスタオルすらどこにあるか分からない、春香に起こしてもらわないと起きれない…そんな、日常生活に支障がある人でもそれは多分変わってないの」

千早「」ガックリ

律子「ねえ、それって呼び方戻すのが面倒なだけなんじゃないの?」

美希「…そうかもしれないの」

千早「」ズーン

春香「ち、千早ちゃん…」

千早「いいのよ、春香…私には貴方がいれば…それで…」クスン

春香「まーた落ち込んじゃった…」アチャー <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:14:45.15 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「でも千早さん、日常生活はせめて1人で最低限出来るようにした方がいいと思うの」

律子「そこまで酷いの?寧ろ、春香や美希よりしっかりしたイメージなんだけど」

千早「律子、世間の勝手なイメージの押し付けは良くないわ」

春香「ねぇ千早ちゃん、それだと自分が日常生活まともに送れていないって言ってるようなものなんだけど」

千早「もう否定をしても仕方ないわ。高槻さんや水瀬さんに迷惑かけてしまったし」

美希「開き直りにしか聞こえないの」

律子「どれだけ酷いのよ…」

春香「朝早いと自力で時間に起きれない、基本的に自炊が出来ない、今では洗濯機の使い方が分からない、乾いた物をどこに仕舞えばいいか、どこに入ってるか分からない、腹筋室以外の部屋のどこに何があるかを把握しない等」

律子「じゃあ、誰が家事を?まさか本当に春香が?」

春香「そうですよ?まぁ、例の件もありますし、私は千早ちゃんのお世話が好きだからいいんですけどね」

律子「片や家事全般をして、片や仕事(歌)以外全くダメ…役割がまるで夫婦ね」

春香「しかも家事でストレスが溜まらないどころか、ストレス発散になってしまう!お得物件ですよ!お得物件!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:15:17.99 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「もう売れてるわ、残念だけどね」←ちょっと必死

春香「千早ちゃん、そんなムキにならなくても…」

千早「なるわよ、春香の事だもの」

春香「千早ちゃん…」

千早「春香…」



律子「腹立つわぁ…この馬鹿ップル」

美希「こんなの毎日なの、デフォなの、デフォ。もう怒りも呆れも通り越して、なーんも感じないの」

律子「美希…貴方、やっぱり強い精神力の持ち主なのね」

美希「そーじゃなきゃ、自分をフった相手のプロデュースなんか受けられないの」

律子「美希…アンタ、告白したの?」

美希「ううん、しなくても分かるの。あの人はあずさに夢中だから」

律子「美希…」

美希「律子だって…好きな人が追い掛けてる人をプロデュースして…しかも好きな人は同僚で…そっちのが辛そうなの」

律子「…私は、大人だから。割り切ってるわ」

美希「大人も子供も、かんけーないの」

律子「たまに、アンタの鋭さとストレートさが、本気でカチンとくる事があるわ」

美希「…ごめんなさいなの」

律子「いいのよ…確かに、大人も子供も無いわね。美希が正しいわ…」ナデナデ

美希「んにゃ…」

律子「ネコかっつーの、全く…ふふ」ナデナデ <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:15:45.73 ID:Z1FqyLKAO<> 〜ちはやけの夕飯〜

美希「あふぅ…」

千早「もうすぐ出来るわよ?」

美希「分かってるけど…コタツの妖精が、ミキにドルミナーをかけてくるの…」

千早「…何それ?」

律子「パトラしたげるから交渉しなさい」

美希「交渉には応じてくれないの…今日は満月だから〜」

律子「あら本当。なら…はい、おにぎり(パトラ)」

美希「」ガバッ

千早「全く何の話か分からないわ…」

律子「ゲームよ、ゲーム。女神転生っていう」

美希「お姉ちゃんの友達から借りたことがあるの」

律子「最近のならペルソナっていうのかしら?私はやった事無いけど」

美希「えっと…ソウルハッカーズってヤツ」

律子「いいチョイスね、私も散々ハマったわ。従兄弟に借りて」

千早「従兄弟…涼さん?」

律子「ううん、違う人。ゲームが好きで、今じゃゲーム会社に就職して、ゲーム作ってるとか…良く知らないけど」

美希「ミキ、ネミッサ大好きなの!カッコいいし、カワイイの!」

千早「?」

律子「主人公の彼女に取り憑いた悪魔。何というか、小悪魔系よ」

美希「魔法も強いのが使えるし、大好き!」

律子「クリアした?」

美希「モチロンなの!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:16:19.93 ID:Z1FqyLKAO<> 春香「はい、ご飯出来ましたよーっと」

ちはみき「」パァァ…

律子「この子達…ご飯一つでここまで目を輝かせるなんて…まぁ、春香の料理の腕は天井知らずで上がってるけど」

春香「えへへ」

律子「実際、さっき台所に一緒に立ったけど…勝ち目無いわ」

春香「律子さん、お料理は勝ち負けじゃありませんよ!大事なのは愛情ですよ!愛情!」

律子「愛情、ねぇ」

春香「相手を思って作ってあげる事が大切なんです」

律子「思う、かぁ…」

美希「律子…さんが作ってくれたおにぎり、美味しいの!」

春香「おにぎりソムリエに認められましたね、律子さん」

律子「何それ…」

千早「美希は、おにぎりに関してはプロにすらダメ出しするレベルよ。その美希が認めたなら…律子、貴方はおにぎりに関しては相当な腕前よ」

律子「そ、そう…」

春香「(顔が真っ赤だぁ…)」

千早「(耳まで真っ赤ね…)」

美希「律子…さん!」ムギュウ

律子「わぁ!?」

美希「むふふ…お顔が真っ赤なの〜♪」スリスリ

律子「こ、こりゃ、ほっへが…むにぅ」←ほっぺすりすりをされるがままの名プロデューサー

春香「おお…コタツの主が心を開いた者にしかせぬ行為…!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:16:48.48 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「え?あ…えと」

春香「あ、無理に乗っかろうとしないで良いよ?」

千早「ごめんなさい。上手く乗れなかったわ…だって、コタツの主は割と心を開きやすいし」

春香「だね。すぐ心を開くというか、懐くというか…でも、コタツの主が必要としてる以上の距離には近寄ってこないよ?」

律子「やっぱり猫じゃないの」

美希「…にゃの」

春香「コタツの主が可愛さアピールしてきたよ!千早ちゃん!」

千早「困ったわね、普通に可愛いわ」

美希「何で困るの!?可愛くて良いの!たまには春香みたいにあざとい位可愛さアピールしてみたいの!」

春香「ははーん?さては、春香さん馬鹿にされてるな?」

律子「別にアピールしなくても、美希は可愛いじゃない。元々ビジュアルも性格も猫っぽいんだし。小悪魔系でもあるわよね」

美希「美希を分かってくれてるのは律子…さんだけなの!」ムギュウ

律子「…中身は超純情乙女だけどね。エロス全般に弱いし、グラビアも健康的ではあるけど、エロスはそこまでは…」

美希「えっちぃのは苦手なの…」

春香「私だって」

千早「私もよ」

美希「年中イチャついたりえっちぃ事してるから、2人共説得力ゼロなの」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:17:42.05 ID:Z1FqyLKAO<> 律子「アンタ達…もしや、ガチ?」

春香「ガチって言い方、流石にやめてもらえます…?」

律子「じゃあ本物?」

千早「律子、2対1でのハンディキャップマッチがお望みかしら?」

律子「だって、他に何て言えばいいのよ」

春香「…百合?」

律子「大差無さそうだけど」

千早「大分差があると思うわよ?」

美希「愛の形は様々なの。だけど、ミキがコタツにいるのに盛るのはどーかと思うの」

律子「性欲を抑えきれないのね」

はるちは「そんな事無い!」

春香「というかね、年中この家にいる美希はどうなのよ」

美希「ミキ、この家の子だもん…半分」

千早「家賃徴収するわよ?」

律子「年中いるなら家賃位は払いなさい」

美希「て、敵だらけなの…まさかのラーメンサッカーなの」

春香「…四面楚歌?」

律子「良く分かったわね…」

美希「やっぱり春香はミキと心が通じ合ってるの!」

春香「ちゅーしようとしたら逃げるくせに」

美希「律子さん、このエロリボンを何とかして欲しいの」

律子「千早、ちゃんと発散させてやんなさいよ。あんたに満足してないみたいよ?」

千早「」ガーン

春香「そ、そんな事無いよ千早ちゃん!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:18:22.80 ID:Z1FqyLKAO<> 春香「律子さん!何て事を言うんですかぁ!」

千早「…マックラモーリーニー…クビツリニーユコー…」

春香「ああっ!?千早ちゃんがネガティブ替え歌を歌い始めちゃった!?しかも持ち歌じゃなくてカバー曲を!?」

律子「新しい一面を見たわね…」

美希「ミキもなの」

春香「千早ちゃぁぁん!」オロオロ

千早「…ウフフ…マンゾクシテナイ…ウフフ…」

律子「はぁ…仕方ないわねぇ…」

律子「千早、落ち込んでるヒマがあったら、前に進みなさい!春香を満足させてあげなさい!」

千早「…はっ!」

美希「はっ、じゃないの。何言ってんの、この人達」

春香「千早ちゃんが立ち直ったならそれでいいわ」

美希「またそーやって甘やかすの…」

千早「律子…私、間違ってたわ!」

律子「根本的な間違いは修正されてないけどね。もー疲れた」

美希「あ、律子が諦めたの」

律子「さん、を付けなさい」

美希「律子…さん」

律子「よろしい」

春香「ところで律子さん、時間は大丈夫なんですか?」

律子「え?……あ゛」

千早「今から帰ったら日付が変わるわ。もう泊まっていったら?」

律子「でも…」

春香「因みに美希は」

美希「そりゃ、泊まる気満々なの」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:19:02.56 ID:Z1FqyLKAO<> 律子「…着替えは…事務所で全部着替えればいいか…」

春香「はい、けってーい」

律子「え?」

千早「タオルとかは春香に聞いて。私には分からないから」

律子「え?あ、うん?え?」

春香「千早ちゃんはお布団宜しく!」

千早「分かったわ」

律子「ちょっ…あの」

春香「美希はお風呂どーする?」

美希「律子さんと入るの!まだ2人だけで入った事、無いの!」

律子「はぁ!?」

春香「そしたら、律子さんの分のタオルは用意するから、美希は自分の分宜しく」

美希「はぁいなの」

律子「は?ちょっ、えぇ!?」

千早「ほら、先にお風呂に行ってなさい。後から春香がタオルを持っていくから」

律子「だ、だからちょっと…あ〜……」←美希に引っ張られて風呂場に消えていく名プロデューサー

春香「律子さんって、本当、攻めに弱いよね」

千早「ほら、自ら完璧に準備して、パターンを想定して対策して、完全制圧しようとするから。想定外に弱いのよ」

春香「だから美希に弱かったり、甘くなったりするのかぁ…」

千早「想定外の塊だから、あの子」

<律子も早く脱ぐのーっ!

<や、やめなさい!

<わわ!可愛い下着なのー! <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:19:30.43 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「ね?」

春香「あー、理論武装を天性の人懐っこさでぶち破ってるね〜」

千早「さ、律子がキチンと理論武装する前に、準備すませちゃいましょう」

春香「最近、家でもちゃんと寝てないらしいからね。律子さんが少しでも長く寝られるようにしてあげましょ」

千早「そうね」



〜お風呂ヴァ!〜

美希「」ジーッ

律子「な、何?」

美希「普段はスーツでカチッとしてるから分かりにくいけど、律子はナイスバディなの」

律子「さん、を…もーいいわ、いちいち面倒くさいし」

美希「あはっ♪」

律子「ていうか…美希のがスタイルいいでしょ?初めて会った時から反則レベルのスタイルだったけど」

美希「ミキ、別に特別な事してないの。おっぱいが勝手におっきくなったの」

律子「恐ろしい遺伝子ね。お姉さんも確か、スタイル良いわよね?」

美希「うん、お姉ちゃんはミキより胸のサイズは小さいけどね」

律子「なるほどねぇ」

美希「律子よりも少し小さい位かな?」

律子「星井家の遺伝子に勝ったのね」

美希「というか、律子がスタイルいいの。スーツ着てても分かる位だし、水着とか、今でも凄そうなの」

律子「人前では着ないけどね、もう」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:20:07.13 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「勿体無いなぁ。律子なら、プロデューサーはイチコロなのに」

律子「スタイルであずささんに勝てる訳無いでしょ。あれは最早チートよ、チート」

美希「あれで全く垂れてないし、寝ても重力に殆ど負けないなんて…反則なの」

律子「そうねぇ…ま、私はもうプロデューサーだから。グラビアなんかもう絶対やらないし、年に一度はステージに立つって決めたけど、何時までやるかは未定だわ」

美希「そうなんだ…ミキね、律子がステージでキラキラしてるの、好きだよ?」

律子「あらそう?」

美希「うん!緑のサイリウムで会場が照らされて、律子が歌って…凄くキラキラして素敵だったの!」

律子「うふふ、ありがと」

美希「グラビアだって、まだまだイケると思うけどなぁ」

律子「やめてよ、恥ずかしくて出来ないわ…ウエストだって最近はちゃんと絞ってないし」

美希「…」プニュ

律子「うひゃあ!?」

美希「全然太ってないと思うの。無理に絞らなくても、すぐに水着とかイケると思うよ?」

律子「現役の時に比べたら、ちょっと増えてるのよ…プロデュースの仕事は不規則だから、絞る暇もないし」

美希「うーん…今は少しふっくらの方が人気でるよ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:20:33.96 ID:Z1FqyLKAO<> 律子「そりゃ、私だって世の男性が求めてる物位はチェックしてるけど…いざ自分が、となるとねぇ。やっぱり恥ずかしいわ」

美希「というか、今の律子はふっくらには程遠いし、まだ痩せてる方に入るの。あまり痩せ過ぎると不健康だと思われちゃうから、今は」

律子「トップモデルさんも色々と大変ねぇ」

美希「そ、色々と大変なのー」

律子「まぁ、私は今のままで十分。人前に出るよりは、竜宮小町をまだまだ人前に出す側にいたいのよ」

美希「竜宮小町、まだまだ売れっ子にする気なの?」

律子「足りないわね。まずはアンタ達フェアリーを抜いて、次は…」

美希「日高舞?」

律子「春香もね」

美希「あの二枚の壁はブ厚過ぎるの…」

律子「そうね…春香は特に…正直、あの子はここまで売れるとは、思ってなかったわ」

美希「そうなの?ミキはフェアリーで対決した時に思い知らされたの」

律子「あの時のアンタは、本当に悔しそうだったもんね。ポロポロ泣きながら、「悔しい!悔しいよ!」って、貴音と響にしがみついて…」

美希「や、やめて!恥ずかしいの!忘れてなのー!」

律子「あの時からかな…美希、アナタは変わったわ」

美希「そう?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:21:05.24 ID:Z1FqyLKAO<> 律子「ええ。何事にも興味無しだったのに、全てにおいて本気で取り組んでくれた」

美希「だって…悔しかったんだもん…ミキが一度765プロから出ていった時に見た、まだそんなに売れてない春香が…ミキより沢山キラキラしてたから」

律子「あれが、天性の素質なのかしらねー。当時のウチの中で歌トップ、ダンストップの最強コンビのリーダーやらせるってプロデューサー殿が言い出した時には、私ですら「えっ?」って思ったもの」

美希「やっぱりプロデューサーの作戦だったんだ…勝てる訳無いの」

律子「春香の真の力に、あの人だけは気付いてたのよね…すんごい悔しいわ〜」

美希「真の力?キラキラする力って事?」

律子「近いかな?」

美希「むぅ…教えて欲しいの!」

律子「皆を纏めて、皆を引っ張って、皆を後押しして…その相乗効果で、皆を輝かせて自分が輝いて…更に周りがそれに引っ張られて…やればやるだけ、人数が増えれば増えるだけ…あの子は一瞬で最高の位置に登れる。しかも、あの子自身が人を惹き付け、自然と笑顔にしてしまう」

美希「やっぱり春香はチートなの」

律子「アイドルの中のアイドル…あの子こそが、アイドルマスターなのかもねぇ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:21:36.53 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「でも、律子と竜宮小町は負ける気は無いんだよね?」

律子「当然。春香と同じような魅力を、伊織は必ず発揮出来る。そうすれば、亜美だってあずささんだって引っ張られて、もっと上に行ける」

美希「…ミキも、負けないの!貴音と響と…3人で、まずはデコちゃん達と勝負なの!」

律子「ふふ、何時でもかかってらっしゃい!」

美希「むぅ〜!絶対負けないんだから!」

律子「あはは!その意気よ!」

美希「えへへ…そうだ!フェアリーも律子がプロデュースして、7人で打倒!春香なの!」

律子「私が過労死しちゃうわよ…プロデューサー殿は、あれはもう超人よ」

美希「律子が倒れちゃったらイヤなの…我慢するの」

律子「ま、もう少し私が仕事に慣れてきたら、その時は考えてみるわ」

美希「やったぁ♪楽しみなのー♪」

律子「その前に、貴音と響の意見も聞かないとね?」

美希「多分、大丈夫なの。響なんか特に、真クンとも引き分けだったし、春香には負けたって思い知らされたって言ってたし…完璧って自分でいつも言ってたから、すんごい悔しかったみたい。日高舞とのライブバトルでは、流石にドン引きしてたけど」

律子「あれは酷かったわね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:22:11.22 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「…あのライブを見た、当時まだデビューしたばっかの子達が暫く立ち直れなかったらしいの」

律子「まぁ、それに挑もうって言うんだから、無謀っちゃ無謀かもね」

美希「大丈夫なの!絶対勝つの!」

律子「そうね…諦めないわ!ジュピターだって倒せたんだから!」

美希「うん!」

律子「よぉし!何かやる気出て来た!…美希!今日はさっさと寝て、明日からガンガン行くわよー!」

美希「おー!なの!」



〜コタツ〜

千早「…春香も大変ねぇ…」

春香「あぅ…あんな大声で私を倒す決意表明しなくても…」

千早「どうするの?」

春香「全力でやるだけだよ?思いっ切り歌って、踊って、皆と一緒に楽しい時間を過ごして…それだけ」

千早「春香らしいわ」

春香「私は、それしか出来ないもん」

千早「…それが出来るから、春香は凄いのよ」

春香「そう?」

千早「そうよ…さて、律子達が出たら、お風呂に入ってきたら?」

春香「うん」

千早「先にあの2人には寝るように言っておくわね」

春香「さすが千早ちゃん、言わなくても分かってくれるねー」

千早「当たり前じゃない。春香を世界で一番理解してると、自負してるもの」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:22:54.26 ID:Z1FqyLKAO<> 春香「えへへ、嬉しいなぁ」

千早「うふふ」



〜何だかんだと熱い誓いをした2人と、馬鹿ップルは就寝です〜

千早「じゃあ、電気を消すわね」

律子「ええ、お願い」

美希「」スピー

春香「さすが美希…もう寝てる」

(ぱちっ)

はるちはりつ「おやすみなさい…」



〜深夜と早朝の間で〜

律子「…?」

律子「まだこんな時間か…」

…グスッ

律子「…?」キョロキョロ

美希「ヒック…」

律子「美希…?寝ながら…泣いてる?」

美希「…はにぃ…イヤだよぅ…」

律子「…そうよね…いくら強がっても…」

美希「はにぃ…はにぃ…ひっく…ふぇぇん…」

律子「…美希…」

(もぞもぞ)

律子「ハニーじゃなくて悪いけど…少しは悲しい気持ちが収まったらいいわね…」ギュッ

美希「くすん…」ギュッ

律子「辛かったわね。良く我慢したわ、美希」ナデナデ

美希「…ぐすっ…すぅ…」

律子「夢まで辛い思いなんか、しなくていいのよ…」

美希「…すぅ…すぅ…ふにゅ…」

律子「…良かった…泣き止んだ…ふふ…」

律子「……すぅ…」


春香「美希…律子さんがいて、良かった」

千早「そうね…」

みきりつ「すぅ…すぅ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:23:29.34 ID:Z1FqyLKAO<> 〜ちはやけの朝が、珍しく早い〜

律子「…ん?」

律子「あら…あのまま寝ちゃったのね」

律子「抱き枕にしては出る所が出過ぎよね」

美希「んにゅう…」

律子「幸せそうにして…このこの」プニプニ

美希「むぎゅ…ひゃめへなにょ〜…」

律子「ふふ、ほっぺた柔らかいわねぇ…さて、今何時かしら…携帯は、と…」

『AM 6:22』

律子「…何時もより少し早いわね。ま、早めに準備するのもいいか…まずは美希を起こさないように…と」

律子「今日はフェアリーは午後からだったわね…千早は夕方から新曲のレコーディング、春香は…そういえば、春香のスケジュールを知らなかったわ」

律子「…よし、起きますか…」



〜出来る女、秋月律子。彼女の支度は早い〜

律子「さてと、事務所で予備の下着とシャツに着替えるとして…朝ご飯は途中で買うか…」

律子「ふむ…」

『AM 7:18』

律子「ま、問題無いかな?…後は春香だけ起こそうかしら?鍵かけないといけないし」

美希「ミキがしとくから大丈夫なの」

律子「」

美希「どしたの?そんな劇画調になってそうな位驚いた顔して…へんな顔なの」ケラケラ

律子「驚くわよ…だって…ねぇ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:23:59.53 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「?」

律子「今、7時半前よ?貴方にしたら早朝でしょ、この時間は」

美希「…むぅ」

律子「ん?」

美希「だって!さっきまで柔らかくて暖かかった物が急に無くなったら、寒さ感じて起きるの!当たり前なの!」

律子「あー…いや、ほら、アンタなら二度寝位は余裕でしょ?」

美希「いくら何でも、今からお仕事行く人がいる時に起きてたら…お見送り位するの」

律子「あら、そうなの?いい心掛けよ」

美希「う〜…また馬鹿にして〜!」ジタンダ

律子「あははは!なら普段から寝てばっかりいる生活を直しなさい」アタマポンポン

美希「むぅ…」プクー

律子「…お見送り、ありがと。鍵は宜しくね」

美希「任せるの!」

律子「行ってきます」フリフリ

美希「行ってらっしゃいなの」フリフリ



(ぱたん…かしゃん)

律子「…誰かに見送って貰うって、意外にいいもんね」

律子「よぉし!今日も1日、頑張るかーっ!」



〜律子が出勤した直後のドアの内側〜

美希「ありがとう、律子さん」

美希「ミキね、寝てる間に、凄く悲しい夢を見たの…もう、ミキがミキじゃなくなっちゃうんじゃないかって位の、本当に悲しい夢」

美希「辛くて、苦しくて…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:24:25.80 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「でも、途中からとっても暖かくて、優しい…何かに抱き締められて…」

美希「そしたら、寂しくなくなったの。悲しい気持ちは消えなかったけど、寂しくはなくなかったの」

美希「律子さん、慰めてくれて、ありがとうございますなの。律子さんも辛いのに、悲しいのに、ミキを沢山励ましてくれてありがとうございますなの」

美希「…えへへ、何か照れちゃうの」テヘヘ

美希「って…」クルッ

美希「!?」←MGS的な音付きで


春香「」ニヤニヤ←寝室の隙間から覗いてた

千早「」ニヤニヤ←同じく

美希「あ…あ…あぁあ…あの、あの…」ガクガク

美希「…見た?」

はるちは「うん♪」←ものっそい良い笑顔

美希「…聞いた?」

はるちは「」ンート…

美希「…聞いてないなら良いn」

はるちは「ばっちり聞いたよ♪」Σd グッ!←サムズアップ&めちゃめちゃ良い笑顔

美希「…な…な…」

はるちは「」ニヤニヤ

美希「もぉぉぉおお何なのなのぉぉぉぉおおおおおっ!!!」スギャァァン!

春香「ありがとうございます!って…いやー、素直で可愛かったなぁ♪」ホクホク

美希「ふざけんななの、このアホリボン!なにニヤニヤしてやがってくれちゃってんのぉぉぉ!?」フンガー! <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:25:19.91 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「律子、律子…と、ねぇ美希、写真の添付ってどうやればいいのかしr」

美希「如月千早ぁぁぁ!?教える訳ないの!わざわざ自分の恥ずかしい写真を広める方法を教える訳無いの!馬鹿なの!?ねぇ馬鹿なの!?如月千早は馬鹿だったの!?何なのなの!?」

千早「な、なんでフルネームで呼び捨てなのよ…じゃあムービーの添付方法を」

美希「あぁそれならねってお馬鹿ぁん!」ビシィ

千早「の、ノリツッコミ!?」

美希「悪化してるの!悪化!ミキ的にはヘル&ヘルなの!写真でダメなのに、ムービーなんかダメに決まってるの!動いちゃうし!音声ありだし!写真より恥ずかしいの!ミキ的には悪夢のメールなの!」ギャーギャー

春香「えっとね、まずは…」

美希「教えるななのぉ!」

(スリッパァァァン!)

春香「あいたー!?」

千早「あ、出来た」

(突(と)っ!)

千早「あいたっ!す、スリッパでオデコに突きとか…地味に痛いじゃないの!」

美希「な、何してんの!?ミキの心の叫びを何で無視したの!?何て事を…何てぇ事をしてくれやがったのぉぉぉ!!!」ギャース

千早「大丈夫よ!律子だから!」

美希「はいぃぃ!?ダメに決まってるの!律子だからこそっ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:25:48.33 ID:Z1FqyLKAO<> 美希「あんな風に素直に気持ちを言えない相手に気持ちを独白したのを!わざわざ!その言えない相手に!あろうことか第三者がっ!本人が止めてるのに!何故に!送信しちゃったの!?何なのなの!?も〜ぉ何なのなの!?一体全体何なのなの!?」ガオー!!!

はるちは「」

美希「」ゼーゼーハーハー

千早「いや、送ってないからね…?」

美希「え゛?」

千早「当たり前じゃない、春香じゃあるまいし…」

春香「にゃにおぅ?」

美希「…」ゼーハーゼーハー

美希「無茶苦茶疲れたの…ミキ、お仕事まで寝かせてもらうの…」フラフラ



春香「からかい過ぎちゃったねー…あまりに可愛かったから、つい…」タハハ…

千早「本当ね…これは私のスマホだけに保存しておくに決まってるじゃない」

春香「え?マジで撮影したの?ムービー」

千早「ええ」キッパリ

春香「機械音痴の千早ちゃんが成長したのは良い事だけどさ…」

千早「頑張ったもの」フフン

春香「いや…まぁ、いいや…それ、本当に誰にも送ったり見せたらダメだよ?」

千早「大丈夫よ。私を信じなさい」フンス

春香「(事務所に忘れて亜美真美に見られる前に、こっそり隠しフォルダに移動してロックしちゃっておこう…)」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:26:27.75 ID:Z1FqyLKAO<> 〜お仕事のお時間〜

美希「ミキ、何か精神的に超疲れちゃったの」

千早「ごめんなさい。あまりに可愛くて、私も春香もついからかってしまったのよ」

美希「か、可愛いって言われるのは、ヤブサメではないの…」プイッ

春香「吝か、ね。なんで馬乗って的を射ないといけないのよ」

千早「ほら、美希。早く行かないと遅刻するわよ」

美希「はーいなの。行ってきまーす」フリフリ

はるちは「はい、行ってらっしゃーい」

千早「…私も準備しないとね」

春香「ん?夕方からじゃ…」

千早「そうなんだけど、場所が遠いし、早めに入って打ち合わせをしないといけないらしくて」

春香「ありゃ…あとどれくらい時間ある?」

千早「そうね、二時間は無いかしら」

春香「了解。じゃあ千早ちゃんがシャワー浴びたり準備してる間に、夕飯用にお弁当作ってあげるね」

千早「本当?今日行くスタジオ、周りに食べ物屋さんが殆ど無い上、夜は閉まっちゃう場所ばかりで…」

春香「そーゆー事は早めに言う!全く〜」

千早「だって…」

春香「だってもとってもありません」ムニ

千早「ひゃるか、ひゃめへ」ホッペミニョーン

春香「千早ちゃん、相変わらずほっぺがやらかい♪」ムニゥ <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:27:13.30 ID:Z1FqyLKAO<> 千早「もう…じゃ、シャワー浴びてきちゃうわね」

春香「ほーい」



〜千早ちゃん、出発〜

春香「ん〜…暇であります」

春香「…よし、家事しよう」


※春香さん、家事中…


春香「…よし!お洗濯もお掃除もおしまい!ふっふっふ、慣れたもんだねー♪」

春香「…二時間半か…夕飯までは時間あるし、スケジュール管理のお勉強でもしますかー」

春香「ふんふ〜ん♪んふふ〜♪」


※春香さん、勉強中…


春香「…あ、今何時だろ…」

『PM5:55』

春香「あ、ぞろ目だ!何か嬉しい♪このタイミングで時間を確認する…やるなぁ、私」ニシシ

春香「…じゃない、晩ご飯作らないと…おりょ?メールだ」

flom:千早ちゃん
今日の収録なんだけど、機材トラブルとかで時間がかなりかかりそう
もしかしたら夜中になるかもしれないの…
だから、先に寝てしまって構わないわ

春香「おおう…千早ちゃん成分は暫くお預けかぁ…残念」

春香「ま、仕方ないか…お仕事だしね。旦那様には沢山稼いでいただきましょー♪」

春香「…今回の曲は何週1位が続くかな?」

春香「確か、新曲の発売予定日は……うぇ!?竜宮小町とフェアリー、真まで被ってる…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:28:49.67 ID:Z1FqyLKAO<> 春香「あ、良く見たら違う日か…同日は流石に避けたみたいだけど…売上ランキング発表に、皆被るとか…しかも次の週って、真美の写真集まで出るのね…」

春香「こりゃあ…お財布が軽くなるわ…」←765プロ関連のものは全て買いあさってる

春香「美希の写真集とひびまこのダンスDVD、雪歩の舞台のDVDが来月で良かったよ…あ、あずささんのドラマのDVDも来月か…あとはやよいおりの『お料理さしすせそ』のスペシャル版も…」

春香「…」ピポパ…

(ぷるるるる…)

春香「あ、お母さん?私。えっとね、ちょっと来月はかなり出費が嵩むから、預金を結構多めにおろしますです…うん、そりゃ確かに私の稼いだお金なんだけど…多過ぎるし…うん、うん、ちゃんと仲良くやってるよ?うん…分かった、時間があれば帰るよー。はい、うん…じゃ、またねー」

春香「お母さん…孫の顔は見れないよ、流石に………IPS細胞って…生やせないのかな…?」

春香「…ダメだ、千早ちゃんに生やす訳には…いや、生えても全く気持ちは変わらないと宣言出来るけど…」

春香「…私、何言ってんだろ。晩ご飯の支度でもするかな…」

(ぱかっ)

春香「ふむ…ま、1人分位なら足りるかな?ちゃちゃっと作ろ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/24(木) 12:37:13.98 ID:Z1FqyLKAO<> 以上、百年経ってもやよいおり&みきりつでお送りしました

みきりつ、初めて書きましたが…律っちゃんは普段は厳しいお姉ちゃんだけど、所々で甘やかしてしまったり、優しく包んであげるお姉ちゃん、美希は普段は子供っぽいけど、凄く大人な部分があったりする純粋な妹…みたいなイメージでした…イメージと違ったらごめんなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 14:03:16.03 ID:RwQf3pGHo<> 生やすワロタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/24(木) 14:56:43.45 ID:F5UU8mzso<> 相変わらずおもしれえな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 15:49:48.77 ID:LkBHCNS+o<> マックラクラーイクラーイ…

安定して面白くて安心する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 16:07:02.78 ID:b0R8lU1IO<> 生やすのはアレだが生むことは出来るぞ春香さんや・・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 17:38:07.24 ID:///K7Snu0<> 千早が残念美人すぎてww
生やす言うな生やす <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 20:27:03.07 ID:u3AAg29qo<> よし、生やそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/24(木) 20:46:02.77 ID:rdjWhDeYo<> 乙
美希も律ちゃんも可愛かった

悩むくらいなら二人とも生やしちゃえばいいんじゃないかい? <> >>1<>sage saga<>2013/01/25(金) 12:16:33.44 ID:LoYsx8RAO<> >>255
千早「…私の春香に知らないオスの遺伝子なんかを入れろと?私の可愛い春香に、どこの馬の骨とも知らぬ輩の遺伝子を侵入させて、あろうことか妊娠させろと?」

千早「そんな事をする位ならね…」ビキ…ビキビキ…

千早「 生 や す わ よ ! ! !」ドギャァァァン!!!

春香「千早ちゃん、落ち着いて」

美希「千早さんがブッ壊れたの!元から大分壊れたけど、ついに完全に壊れちゃったの!」

律子「き、救急車!救急車を呼ばないと!」

P「お、おちけつ!事務所に救急車呼んだら、何事かと週刊誌の記者達がこぞって駆け付けて、そらもう角砂糖にたかるアリさんが如くだ!真面目にやってきたのに!胸はおっきくならなかった所か、大惨事だ!」

伊織「アンタが一番落ち着きなさいよ馬鹿!アリさんマークの引越社とか、微妙に分かりにくいネタ挟むな!しかも胸がどうのとか、アンタ、千早に殴られてきなさい!この変態!」

貴音「響、生やすとは一体…」

響「た、貴音!世の中には知らない方がいい事もあるんだぞ!」

真美「ねーねー、ピヨちゃんが鼻血垂れ流して気絶してるけど」

律子「捨て置け」

真美「らじゃった」

あずさ「あらあら〜」

亜美「ピヨちゃんは亜美に任せろー!」AEDバリバリー

やよい「やめて!本当にやめて!」

真「…大パニックに見えるかい?日常なんだよ、これが」

雪歩「お茶が入りましたよー」

全員「はーい」



ところで、皆様に質問です。
今まで散々好き勝手やってきたのですが、更なる暴挙として

貴音さんのトップシークレットを、いくつか完全捏造

は許せませんか?
やはりトップシークレットはトップシークレットのままが良いのでしょうか?

主に出身地、実家、銀髪の事などです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 12:23:29.12 ID:IIX9caldo<> ここまでやりたい放題やったならいっそ突き抜けてみようぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 12:42:07.54 ID:Y5/gXto0o<> iPS細胞の研究が進めば女同士でも子供が作れるとか何とか
俺はトップシークレットのままがいいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 14:34:18.46 ID:ICy8M3udo<> 765完全制覇(宿泊的な意味で)春香さんか
有りだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 16:22:34.00 ID:l2Wvd1iPo<> 好きなようにやっちまえばいいと思う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 17:29:44.98 ID:GXc2Cpre0<> もう好きにやってまえwwなんでもこいやww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 18:13:38.04 ID:fBv/ct8Wo<> >>261
代弁ありがとう

いいよーむしろいいよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 18:41:07.06 ID:k0YOE78ro<> 多分>>255はips細胞を使えば
女同士でも生やさなくて子供が産めるって話がしたかったんじゃないの
2母性マウスってググると出てくるヤツ見たいな感じ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 18:42:08.92 ID:k0YOE78ro<> すまん書かれてた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/25(金) 20:04:08.44 ID:yK3RuLKuo<> よし、生やせ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/26(土) 00:31:13.77 ID:zZjqToZuo<> とっぷしーくれっとはとっぷしーくれっととしてとっておくとしても、

せかんどしーくれっととか、さーどしーくれっととかもあってもいいと思うの <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/26(土) 01:36:22.30 ID:gF43ELMHo<> 好きなようにやりゃいいよ <> >>1<>sage<>2013/01/26(土) 10:59:24.52 ID:aj/q6yWAO<> ご意見ありがとうございました

捏造といっても、それこそムーンレイスだとか言い出しませんので…取り敢えず、やってみます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/29(火) 20:20:26.11 ID:wZ3FeyKpo<> まだかなー <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:49:58.20 ID:LEgts+FAO<> 投下します

今回は貴音さんのとっぷしぃくれっとを捏造しています
というか、捏造設定を作ったのに作品内で出せないという体たらく… <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:50:27.38 ID:LEgts+FAO<> 〜数日後のちはやけ〜

(ピンポーン)

春香「おりょ?」

千早「郵便かしら?」

春香「ちょっと行ってきます」

千早「行ってらっしゃい」



〜数分後〜

春香「どうぞー」

響「お邪魔しまーす」

あずさ「お邪魔しますー」

千早「あら?我那覇さんにあずささん。いらっしゃい」

響「たまたま仕事がこの近くだったんだぞ」

あずさ「私は、前に迷子になった時に、千早ちゃんや春香ちゃんにお世話になったお礼に〜」

春香「わざわざそんなのいいのに〜」

あずさ「そういう訳にもいかないわ〜。迷惑をかけてしまったんだもの〜」

千早「あずささんは律儀なんだから…」

あずさ「うちのアイドルでは最年長ですもの♪ちゃーんと、大人な所を見せないと〜」

響「あ、自分もお土産買ってきたぞ」

春香「(沖縄に関係した何かかな?サーターアンダギー?ちんすこう?)」

千早「(ゴーヤかしら?さとうきびは流石に無いわよね?紅芋なら…春香のお菓子に期待しましょう)」

響「何か期待してるところを申し訳無いけど、ミスドだぞ」

あずさ「あらあら♪ドーナツなんて久しぶりだわ〜♪」

春香「何か、以前もこんなパターンがあったような…?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:50:55.45 ID:LEgts+FAO<> 千早「萩原さんの時じゃないかしら」

春香「あ、そうだ」

響「何かあったの?」

春香「雪歩が来た時に、「雪歩=和菓子に詳しい=美味しい和菓子が…」結果はミスドでした」

響「自分と全く同じだな…」

千早「被ったわね、我那覇さん」

響「!」

春香「被っちゃったねぇ…しかも変に時間が経ってから」

響「べ、別にいいじゃないかっ!お笑いのネタじゃないんだからっ!」ウガー

千早「ま、それもそうね」

響「じゃあ言わないでほしいぞ…」

はるちは「(むくれる琉球さん可愛い)」

あずさ「あらあら〜」



〜和気藹々なちはやけのコタツ〜

4人「」モフモフ←ドーナツ中

春香「エンゼルクリーム美味しい…」シヤワセ

千早「オールドファッションも美味しいわ…」シヤワセ

響「ポンデちゃんも美味しいぞ…」シヤワセ

あずさ「ドーナツと紅茶を飲みながらコタツでまったり…」シヤワセ

4人「はぁ〜♪」シヤワセ

あずさ「…あ、いけないいけない…私もお土産…というより、迷惑かけちゃったお詫び、持ってきたの〜」

千早「わざわざすみません」

あずさ「あらあら〜、気にしないで〜。寧ろ、持ってきて当たり前なんだから〜♪えーっと…はい♪これ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:51:22.36 ID:LEgts+FAO<> 春香「およ?これは…チケット?」

千早「これ…!」ガタッ

あずさ「うふふ♪千早ちゃん、行きたがってたでしょ?この人達が日本に来日してやるライブ」

千早「あ…あ…」フルフル

あずさ「お仕事先の方にお願いしたら、春香ちゃんの分も合わせて二枚、チケットを下さったのよ〜♪」

春香「うわぁ〜♪ありがとうございます!」

あずさ「プロデューサーさんにも聞いて、ちゃんとスケジュールは空けてもらってあるわ〜♪」

響「良かったなー、春香!」

春香「うん!」

千早「あ、あ、あずささん…」

あずさ「?」

千早「ありがとうございますっ!」ガシッ

あずさ「あ、あらあら〜、そんなに喜んでもらえて嬉しいんだけど、近いわ千早ちゃん…」

千早「こ、このお礼はいつか必ず…!」

あずさ「い、いいのよ〜?お詫びなんだから〜…」

千早「しかし…」

響「なぁ春香。千早のテンション、自分が見た事無い位に跳ね上がってるぞ」

春香「嬉しかったんだよ、千早ちゃん。チケットがすぐ完売しちゃってガッカリしてたし」

響「そっかー」

春香「うん…良かったね、千早ちゃん」

千早「春香…ええ!当日は絶対一緒に行きましょうね?約束よ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:51:59.47 ID:LEgts+FAO<> 春香「わ、分かった、分かったから千早ちゃん、鼻息抑えて!あと近い近い!そんなに顔近いと、ちゅーしty」

(ちゅー)

春香「」

千早「ぷは、喜びを表現するには、これ位しないと表現しきれないわ」

春香「ち、千早ちゃん…いいんだけど、響とあずささんが…」

千早「あ」

響「」マッカッカ

あずさ「あ、あらあら〜…そんなに喜んでもらえて良かったわ〜♪うふふ♪」

千早「」ポンッ!

春香「あー、茹で千早ちゃんになっちゃった」

響「ま、真っ赤だぞ」

春香「響もね」

響「あぅ…」

春香「キスシーン位、見慣れてるでしょうに」

響「だ、だって!本当に普通にしたから!その、ドラマとかと違う、何かこう…普通のカップルみたいな…生々しさというか…うがー!自分、何言ってるんだー!」

あずさ「うふふ♪2人は本当に仲良しね〜、羨ましいわ〜」

春香「そりゃあ…お互いの親公認ですし!」

あずさ「まあ、素敵だわ〜♪入籍はするの?」

春香「法律が許してくれるならば」キリッ

響「春香、それ前に自分や貴音が来た時にも言ってたな…」

春香「政治家に立候補して法律を変えちゃおうかな」

響「今の春香の人気なら、本当に当選しそうだぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:52:27.20 ID:LEgts+FAO<> あずさ「あらあら〜、政治家兼アイドルなんて、大変そうだけど格好いいかもしれないわ〜」

春香「ふっふっふ、天海春香、日本を変えちゃいますよ〜!まずは同性同士の結婚を可能にします!」フンス

響「己の欲望のままに法律を変えようとしてるぞ、このアイドル」

あずさ「あらあら〜」

春香「でも、どうやって立候補したらいいか分かんないから、いいや」

響「な、なんだそりゃ」ガクッ

あずさ「うふふ、やっぱり春香ちゃんは政治の世界より、アイドルとして歌って踊っている方が素敵よ」

春香「えへへ…ありがとうございます」

千早「…ふぅ…やっと落ち着いてきたわ」

春香「千早ちゃん、ずーっとチケット見てニコニコしてたもんね」

あずさ「子供みたいに純粋な笑顔で、可愛かったわ〜♪」

響「だぞ。なかなかレアな千早だったぞ」

千早「…あぅ」カァァ…

あずさ「(うふふ♪本当に可愛らしいわ〜、千早ちゃん)」

響「(ギャップ萌えってヤツなのかな…千早がすっごく可愛い!チケットで顔隠してる仕草も可愛らしいぞ!)」

春香「(千早ちゃん、春香さんはアナタを押し倒してしまいそうな激情を抑えるのに必死です)」←欲望に忠実過ぎるSランクアイドル <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:52:55.12 ID:LEgts+FAO<> 千早「こほん!…と、兎に角…あずささん、本当にありがとうございます」

あずさ「うふふ、そんなに何度も…よっぽど嬉しかったのね」

千早「はい、そりゃもう…」

春香「来日決定してから、ずっとライブに行きたいって行ってたもんね〜」

千早「ええ…チケット発売日に仕事で…次の日にはもう取れない状態だったからね…」

春香「うんうん…本当に良かった」

あずさ「うふふ♪」

響「ライブかぁ…そういえば、自分達のライブはいつになるのやら」

あずさ「あら?フェアリーのライブ?」

響「それもあるけど…何か、プロデューサーが新しい試みだって、自分と真のコンビを作るって言い出してるんだぞ」

千早「真と、我那覇さん?」

春香「うちのダンス2トップだね」

響「何でも、歌とか少な目でダンスメインにやってみるらしいけど…」

春香「絶対に普通の人じゃついて行けないレベルになるね…」

あずさ「そうねぇ…2人共、凄くダンスが上手だから〜」

千早「1回のステージの運動量が、とてつもない事になりそうね」

響「少し不安だぞ…自分、フェアリーもあるしなぁ…」

春香「あー、フェアリーとしての活動に支障が出てくるかもね〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:53:23.60 ID:LEgts+FAO<> 響「別に真と組むのはイヤじゃないし、ダンスは凄く好きだけど…やっぱり、自分は貴音や美希とやってきたフェアリーが…何ていうのかな、アイドルとしているべき場所みたいなものなんだ」

春香「ふむふむ」

あずさ「分かるわ、響ちゃん」

響「あずさ…」

あずさ「私も、今はドラマや映画、舞台をやってるけど、最後はやっぱり伊織ちゃんと亜美ちゃん、それに律子さんがいる竜宮小町に戻る…女優・三浦あずさと呼ばれるより、竜宮小町・三浦あずさの方がしっくりくるもの〜」

千早「ユニットって、そういうものなんですね…」

あずさ「竜宮小町もフェアリーも、もう当たり前になってくる位に一緒に活動してるから〜」

響「そうだな、自分も貴音や美希と一緒にフェアリーやってるのが当たり前だぞ。というか、デビューからフェアリーでユニットしてたから…フェアリーじゃなかったのって、961から765プロに来て、移籍を印象付ける為の期間だけだから…多分半月も無いぞ」

春香「そっか、響と貴音さんはフェアリーでデビューしてからずっとなんだねぇ」

響「うん!貴音とは同じ地方出身って事もあって、961プロの研修生だった頃から仲良しなんだぞ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:53:51.46 ID:LEgts+FAO<> 春香「まぁ、その地方がどこなのか、未だに謎ではあるのですが」

千早「トップシークレットだからね」

あずさ「秘密が沢山よね〜、貴音ちゃん」

響「…実は…」

春香「どしたの?」

響「貴音の出身地と実家と…自分、知ってるんだ」

はるちはあず「!?」

響「でも、自分から言える時が来るまでは黙ってて欲しいって…今まで、それは2人だけの秘密だったんだ…」

千早「で、でも、今それを私達に言ってしまったら…」

響「貴音、近い内にプロデューサーと律子に話すって…それで、皆にお願いがあるんだ」

はるちはあず「?」

響「貴音の事を知っても、嫌いになったり、引いたりしないで欲しいんだ…その、ちょっと特殊だから」

あずさ「特殊?」

響「うん。自分の口からは詳しく言えないし、良く分からないけど…貴音は自分の出身を隠してたのは、そういう理由らしいんだ」

千早「…ふーん」

響「ふーん、て…」

春香「響」

響「ん?」

春香「みかんの皮の汁アタック!」ブシィッ

響「ふぎゃぁぁああ!?」ゴロロロ…

春香「全く…」

響「な、何すんの春香ぁ!」グスグス

春香「響、貴方は私を、私達を何だと思ってるの?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:54:22.12 ID:LEgts+FAO<> 響「へ?」

千早「私達は、765プロに所属するアイドルは団結力の強さで此処まで来たわ。個々の能力自体が高かったけど、それだけじゃ此処まで来れてない。お互いがお互いを支え、助け、励ましあって…絆を深めた」

春香「そんな、今や本当の家族より仲が良いんじゃないか?って言われる私達が、同じ苦労を共にしてきた貴音さんを嫌う?引く?」

千早「ふっ…甘くみないで頂戴。私達の絆を、お互いを思う強さを」

春香「貴音さんが、例えムーンレイスだろうが、北斗神拳継承者だろうが、幽波紋が憑いてようが、元レディースのヘッドの超ヤンキーだろうが、実はレベル5だろうが、元レッドショルダーだろうが!!!」クワッ


春香「そんな些細な事で、私達の絆は壊れないんだよ!私達は引かないんだよ!嫌わないんだよ!我那覇響!」ドギャァァァン!!!

あずさ「(どうしよう、全く付いて行けてないわ〜…)」←それが普通だと気付けない、大分毒されてるあらあらさん

響「…」ポカーン

千早「春香…かっこいいわ…」←毒されきってる歌姫さん

春香「」ドヤァ…

響「あ、あの…」

春香「ん?」

響「ごめん、意味が分からない。あ、レベル5は分かったけど…」

春香「」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:54:54.42 ID:LEgts+FAO<> 千早「春香…滑ったわね…」

春香「あ、あれー?」

あずさ「あ、あのね、響ちゃん」

響「ん?」

あずさ「春香ちゃんも千早ちゃんも、ちょっと冗談めかして言っちゃってたけど…貴音ちゃんにどんな秘密があっても、私達は変わらないって言いたかったんだと思うわ〜…」

春香「か、解説された…」

響「そうだったのかー。てっきり、馬鹿にしてるのかと思って、空腹のワニ子を連れてきそうになっちゃったぞ」アハハ

春香「あははじゃないよ!命に関わるからやめて!」

千早「我那覇さん、四条さんの事になるとたまにヴァイオレンスになるわね…」

春香「本人がいない所でなるのが、響が照れ屋さんの証だね」

響「さてと、また後で来るからな〜。ワニ子とヘビ香連れて」

はるちは「是非やめていただきごめんなさい」ペコー

響「全くもう…」

あずさ「あらあら〜…響ちゃんは照れ屋さんなのね〜」ナデナデ

響「ふぁ…」ホワン

春香「で、貴音さんはいつその話を?」

響「ん〜、近い内にとしか…」

千早「そう。まぁ、私達は何を聞かされても、何ら変わることは無いわ。それこそ、「ま、何でもいいんですけど」で済ませて、いつも通りの関係のまま変わらないわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:55:20.33 ID:LEgts+FAO<> 春香「でも千早ちゃん、前にファミレスでは興味あるって…」

千早「興味はあるわ。その答えが何であろうとも、別に変わらないってだけよ」

春香「そりゃ、私もそうだけどね」

響「そっかー…」

(プルルルル…)

響「お?…噂をすれば、貴音だ」

あずさ「あらあら」

響「(ピッ)もしもし?うん、どしたの?…うん…うん…そうだね…うん………はいぃ!?」

はるちはあず「」ビクッ

響「え?も、もう!?…いや、早い方がいいけど、言うって聞いたの昨日だよ!?…思い立ったが…いや、確かにそうだけど…うん、うん…プロデューサーや律子は?…あー、でもまぁ、特に問題無かったんだな?…そっかー、良かったな貴音…」

春香「な、何事…」

あずさ「響ちゃんの感じから…今の話をプロデューサーさんや律子さんにしたみたいだけど…」

千早「我那覇さんの今言ってた話だと、まさか昨日決めて今日すぐに話したのかしら」

春香「四条貴音…凄まじいね」

響「…うん、分かった。そうだな、貴音が自分で伝えなくていいなら…うん、分かった…じゃあ、自分が伝えるぞ?…うん、分かった。それじゃあまた(ピッ)」

千早「何となく予想は付いてるけど、何事かしら?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:56:52.03 ID:LEgts+FAO<> 響「貴音、今プロデューサーと律子に、自分の出身地と実家についてを話したらしい」

春香「やっぱり…」

響「それで、今ここにいる3人には自分から伝えておいて欲しいって」

あずさ「…いいのかしら?別に、無理に聞きたい訳じゃ無いけれど」

響「本人から言われたからな、問題ないんじゃない?」

春香「ふーむ、ではお聞きしましょう!」

響「えっと、まず貴音は京都出身で、実家は関西地方でも有数の名家らしい。実家は超お金持ちらしくて、それこそ水瀬財閥クラスらしいんだ」

春香「…よ、予想をいきなり飛び越えてった」

響「で、貴音は中学2年位の頃に、原因不明の高熱が半月出たらしいんだ。意識も無くて、後で貴音が家族に聞いたら、心臓も一瞬止まった位に酷かったらしい」

千早「…そんな辛い目に…」

響「半月後、漸く意識が戻ったんだけど…髪は今みたいな綺麗な銀じゃなくて黒が少し残った銀で、記憶も一部が思い出せなくて、そのショックで喋れなくなったらしいんだ」

あずさ「そんな…」

響「それから、毎日部屋の中で寝たきり、本を読むか、月を見上げるか…だったらしい。最初、色素が低下して紫外線がダメなんだと思われて、太陽の光を遮断してたらしいからな」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:57:50.16 ID:LEgts+FAO<> 春香「貴音さん…」

響「で、そのまま2ヶ月経って、貴音は自分の髪が黒には戻らないって気付いた。根元から生えてくる髪は銀髪だったらしくてね」

千早「…あの髪にはそんな秘密が…羨ましいだなんて、私…何て事を言ってしまったのかしら」

響「いや、それは大丈夫だと思うぞ?最初はショックだったけど、今は逆に気に入ってるらしいから」

千早「そう…」

響「んで、中学は殆ど行けなかったらしい。中学3年の一年は、暫く寝たきりだった身体のリハビリと、検査ばっかりだったんだって」

あずさ「大変だったでしょうね…」

響「高校はそのまま行かず、最初の半年は少し身体を動かす為に自宅の敷地を歩いたり、本ばっかり読んでたんだって」

春香「だから、中学で習う英語も苦手で、古いけど綺麗な日本語を使えるんだ」

響「それから1年後、普段全く見なかったテレビがたまたま自宅の一室でついてて、そこで…歌って踊るアイドルの姿を見た」

千早「…それがきっかけ?」

響「自分とは全く違う世界にいる人に釘付けになって、そこからすぐに両親にお願いしたらしいんだ。「自分はアイドルになりたい」って」

春香「で、でも…貴音さんって名家の令嬢でしょ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:58:34.60 ID:LEgts+FAO<> あずさ「そうね…伊織ちゃんじゃないけど、そういう所って、絶対に反対すると思うけど」

響「条件1、絶対に実家を頼ってこない。条件2、実家を公表しない。条件3、人気アイドルになるまでは実家には入れない。条件4、実家からの支援は無い…これが条件だったらしい」

春香「き、厳しい…」

千早「今時珍しい位に厳しいわね…」

響「その条件を貴音は2つ返事で了承し、まず暫くは人並みに暮らせる体力とかを付けるトレーニングをしてから家を出るって事で、話を付けたらしいぞ」

あずさ「凄いわ、貴音ちゃん…本当に凄い」

響「で、体力作りにやった合気道を身に付け、東京に出て来たらしい」

春香「な、何という根性…」

千早「…恐れ入るわ」

響「まぁ、学校もちゃんと出れなかったし、元々がテレビやら見ないから、世間知らずのズレた部分があるけど」

春香「そこは魅力として完全にプラスだから、何ら問題なし」

響「だから、ラーメンにあそこまで感動し、ハマったんだけどな」

千早「超お嬢様故に、大衆の文化を知らなかった…と。水瀬さんも、事務所に来たばかりの頃はそうだったわね」

あずさ「そうだったわね〜、可愛かったわ〜…伊織ちゃん」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:59:02.64 ID:LEgts+FAO<> 響「でも、実は貴音の家から、じいやさんとメイドさんが1人、派遣されてたりした」

春香「あれー?」

あずさ「ご両親は実家に頼るなという条件をお出しになったのよね?」

響「…貴音が日常生活を送れないと判断されたからだぞ。何せ箱入りお嬢様、家事は愚か、一般人が当たり前に出来る事が出来なかったからな」

千早「なるほど…」

春香「千早ちゃん=箱入りお嬢様説」

響「千早は春香に甘やかされてるだけだぞ」

千早「…否定はしないわ」

響「貴音は断ったが、じいやさん曰わく、それこそ1日を無事に過ごせなさそうだったんだってさ」

あずさ「あらあら〜…今も、そのじいやさんとメイドさんはいらっしゃるのかしら?」

響「いや、メイドさんはもう京都に帰ったらしいぞ。じいやさんは半月とか1ヶ月に1度、様子見にはくるみたいだけどなー」

春香「様子見に?貴音さんのご両親は、やっぱり貴音さんが心配なんだねー」

響「そうでもないみたいだよ?」

春香「へ?」

響「確かに、あの銀髪になった高熱の原因は未だに不明だから心配なのもあるみたいだけど…でも、基本的にはキチンとした生活が出来てるかと、約束を守れてるかの確認してるみたい」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 10:59:35.34 ID:LEgts+FAO<> 千早「薬か何かで治った訳ではないの?」

響「違うらしいぞ。医者も匙投げたらしいんだが…ある日、急に意識が戻って、熱も平熱になったとか」

春香「不思議だね。病気そのものも、突然回復した事も、その後に体調の変化が起きてない事も…」

響「変化はあるにはあるぞ」

あずさ「食欲…とかかしら?」

響「正解。流石はあずさだぞ」

春香「…じゃあ、その高熱が原因で、あんな燃費の悪い腹ぺこさんになったんだ」

千早「…何か、『本当にあった怖い話』とかでありそうな話ね」

響「自分もそう思ったんだけど…貴音は頑なに認めなかったなー」

あずさ「ほら、貴音ちゃんって…怖い話とか苦手だから…」

春香「ふむ〜…何となく不思議だな〜って思う話だし、どこまでが真実かとか色々あるけど…」

春香「ま、いっか」

千早「そうね。気にはなるけど、別に無理矢理聞きたい訳じゃない」

あずさ「聞いた所で、貴音ちゃんに対する認識も変わらないわ〜」

響「皆…ありがとうだぞ」

春香「御礼言うのはこっちだよ」

響「え?」

春香「言えば奇異の目で見られるかもしれないと思われるのに、本人が知られたくない話を、間接的にでも私達に話してくれた」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:00:05.08 ID:LEgts+FAO<> 千早「今更絆は揺らがない。むしろ、もっと強くなるわ」

あずさ「うふふ、やっぱり皆、良い子だわ〜」

響「皆…本当にありがとう…貴音には、そうメールしとくな!」

春香「ほいほーい」

千早「京都…ねえ」

あずさ「素敵な場所よね〜」

響「いつか行ってみたいなぁ、京都」

春香「もう解禁したんだし、美希や貴音さんと行ってくれば?」

響「うーん、貴音次第かな?」

千早「私は一度全国ツアーで行ったけど…丁度秋だったかしらね…紅葉が本当に素敵だったわ」

あずさ「あらあら、羨ましいわ〜。大学の時に旅行で行ったっきりだから、私も久しぶりに行ってみたくなっちゃった」

4人「京都か〜…」

響「…っと、皆にご飯あげなきゃいけないのを忘れてた!」

あずさ「あらあら〜、皆、お腹を空かしてなければいいけど」

響「ごめん!自分は帰るぞ!」ドタバタ

春香「気を付けて帰ってね〜」

<大丈夫だぞー!またなー!

(ぱたん)

春香「相変わらず、忙しないアイドルだねぇ、響は」

千早「でも、ああ見えてインドア派なのよね」

あずさ「そうね〜、自分の部屋で編み物とか読書してるのが好きだって言ってたわね〜」

春香「うむむ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:00:34.19 ID:LEgts+FAO<> 千早「どうしたの?春香」

春香「インドア派でありながら、あの身体能力…ズルい!私なんか、結構お外に出るのに運動神経悪いし!」

千早「でも、最近は減ったじゃない。どんがらするの」

あずさ「春香ちゃんは大人になって、落ち着いてきたわよね〜。今は何だか大人っぽいもの」

春香「大人っぽいというか、日常生活を送れない人を世話してますから、私」

千早「…お世話されてます…」

あずさ「あ、あらあら〜…」

春香「そういえばあずささん」

あずさ「なぁに?」

春香「プロデューサーさんとは、最近どうですか?」

あずさ「」ポンッ!

千早「あずささん、あっという間に顔が真っ赤ですよ?」

あずさ「も、もう!いいじゃない、そんな話は…」

春香「私、気になります!」

千早「何か怒られそうだからやめなさい」

あずさ「き、気になるって言われても…」

春香「じゃあ、告白はしましたか!?」

千早「興味津々ね」

あずさ「…えっと〜…あの、う〜ん…」

春香「」ドキドキ

あずさ「し、したわ…告白」

千早「おぉ〜」

春香「わぁ!どんな風にですか?場所とか!」

あずさ「そ、それは…あの…わ、私の部屋で…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:01:00.54 ID:LEgts+FAO<> 春香「おぉ!あずささん、大胆!」

あずさ「ち、違うのよ〜!私が酔っ払っちゃって、あの人が送ってくれたのよ〜!」

春香「千早さん千早さん、聞きましたか?」

千早「ええ、いま『あの人』と呼びましたね」

あずさ「うぅ…」

春香「ささ、続きをお願いします!」サァ!

千早「お願いします!」サァ!

あずさ「千早ちゃんまで〜…え〜っと、酔ってフラフラな私を、あの人はベッドまで運んでくれて…そこでつい抱き付いちゃって…」

はるちは「」ドキドキ

あずさ「それで…勢いに任せて…好きですって…」

春香「…ムードも何もなく?」

あずさ「なく…」

千早「…お酒に酔った勢いで?」

あずさ「勢いで…」

春香「『運命の人は』なんて言ってたのに…」

あずさ「め、面目ないわ〜…」

千早「お酒って、怖いですね」

あずさ「そうね…2人は気を付けてね…」

はるちは「はい…」



〜午後のひととき…〜

春香「…ねぇねぇ、千早ちゃん」

千早「何かしら?」

春香「最近、また皆が忙しくなってきたなぁって…あずささんもまた仕事行っちゃったし」

千早「そうね」

春香「…私は、今のままでいいのかな…お仕事をかなり減らして…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:01:26.68 ID:LEgts+FAO<> 千早「そうね、今はまだいいけど…いずれ貴方を超えるアイドルが現れるかもしれないし、貴方自身のランクが下がる可能性も十分に有り得る話だわ」

春香「そか…そだね…何か最近ね、前に舞さんに言われた事を思い出しちゃって」

千早「?」

春香「トップに上り詰めた時、貴方は何をするのかしら?燃え尽きるのか、新たな道を探すのか、君臨し続けるのか…貴方は何を求めてアイドルになり、トップになった今、求めていたものは手に入ったのか」

千早「…春香の答えは?」

春香「分かんない。皆で楽しく、皆を楽しく…し続けたい。けど、沢山仕事が出来るか、と言われたら…まだ難しいとも思う」

千早「いいんじゃない?それで」

春香「そうかな?」

千早「もしランクが下がったら…また上げればいい。私は、春香の道の妨げにはなりたくないし、妨げる物を許さない。春香は今、思うようにやれる。なら、やってみたら?」

春香「千早ちゃん…うん、分かった」

千早「どうするのか、最初に話してね?」

春香「勿論」

千早「なら良いわ」

春香「あ、蜜柑無くなっちゃった」

千早「あら」

春香「私、取ってくるよ」

千早「ありがとう、お願いね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:01:54.26 ID:LEgts+FAO<> 〜夕方〜

(ピンポーン)

千早「珍しく静かで、春香と2人っきりだったのに…」

春香「誰か来たとは限らな…いや、誰か来たんだろうね…」

千早「でしょ?」

春香「ま、取り敢えず見てくるよ」

千早「厄介そうなら追い返してしまえば?」

春香「そういう訳にもいかないよー…」テクテク

千早「春香は…相変わらず優しいわね」



春香「来ました」

真「こんばんは」

雪歩「お、お邪魔しますぅ」

千早「あら、ゆきまこの2人。こんばんは」

真「ゆきまこ?ああ、名前の略称か〜」

雪歩「…(千早ちゃん、その呼び方…意味を分かってるのかなぁ…)」

千早「…(儚げな白雪歩姫と超イケメン乙女…小鳥さんが熱く語ってたわよ)」

雪歩「…!(千早ちゃん…直接脳内に…!?あ、音無さんはもう放置で構わないですぅ)」

春香「…(言っても聞かないしね、あの残念美人さんは)」

雪歩「…!(は、春香ちゃんまで…直接脳内に!?)」

真「何だろ、さっきからこの部屋はニュータイプのアレ的な音が聞こえまくってそうだ」

春香「そこ!」プシッ

真「(キュピィン!)見える!」スイッ

春香「何ぃ!?蜜柑の皮の汁を避けたっ!?」

真「遅い!…もらった!」プシッ <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:02:40.12 ID:LEgts+FAO<> 春香「ほぁぁあああ!?」ゴロロロ…

千早「春香っ!?くっ…落ちろぉ!」プシップシッ

真「逃げ回りゃ、死にはしない!」スイッスイッ

千早「し、質量を持った残像…!?」

真「そこだぁ!」プシッ

千早「ふにゃぁぁぁあああ!?」ゴロロロ…

雪歩「と、突然始まった蜜柑の皮の汁戦争…多くの蜜柑の皮と、涙を拭くティッシュが使われたこの争いの被害に、人々は恐れ、自らの行いを悔いた…」←ナレーション

真「戦争に正義も悪もあるか…!あるのは、無限に生まれる悲しみだけだ…!」←蜜柑の皮を持ったままキメる姫王子様

雪歩「真ちゃん…」

春香「…意外にノリノリでびっくりしたよ」

千早「はぁ〜…はぁ〜…久しぶりにされたけど…相変わらずすっごい痛いわ、蜜柑の皮の汁…」

真「目を擦ると赤くなるよ?」

春香「ほい、目薬」

千早「春香…」

春香「あ、そうだったね〜。はい、膝枕」

雪歩「ど、どうして突然イチャイチャするんですかぁ!」

真「全く、相変わらずのラブラブっぷりだけど、発情するのは…」

春香「」プシップシッ

雪歩「うにゃぁぁぁぁあ!?」ゴロロロ…

真「おぁぁぁぁぁ!?」ゴロロロ…

春香「千早ちゃん、自分で目薬出来ないの」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:03:09.53 ID:LEgts+FAO<> 雪歩「そ、それならそうと言ってよぅ」グスグス

真「痛い…久しぶりに直撃したけど…」グスグス

春香「ほら、千早ちゃん…目を開けて」

千早「え、ええ、これでいい?」プルプルプル

春香「ほい、じゃあ右目からいくよ〜」ピチョ

千早「ひゃっ!?」

春香「はい、次は左目行くよ〜」

千早「」プルプルプル

春香「ほい」ピチョ

千早「にゃっ!?」

春香「はいお終い」

千早「…ふぅ、相変わらず慣れないわ」ファサッ

真「千早、クールさを装った所を申し訳ないけど…すっごい可愛い悲鳴上げてたの、聞こえてたから」

雪歩「可愛かったよ、千早ちゃん」

春香「そら、私の大事な旦那で嫁ですから」

千早「…は、恥ずかしい…」ガックリ

真「仲良いねぇ、相変わらず」

千早「ええ」

春香「後は結婚と子供さえ乗り切れば、世界一幸せになる自信があるよ?」

雪歩「子供かぁ…そういえば、IPS細胞?だったっけ?あれなら何とか…」

春香「生やすしか…」

千早「何を!?」

春香「千早ちゃんに」

千早「私に!?」

雪歩「千早ちゃん…いくら旦那さん側だからってそれは…」

千早「だから何を!?何でもう何かを私が生やす方向なのかしら!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:03:59.69 ID:LEgts+FAO<> 真「…前は、ボクも生えてるんじゃないかって言われたよ…」

千早「何がよ!?」

真「でも、ボクと違って千早は生やすのを望むんだね」

千早「望む望まない以前に、青天の霹靂よ!何の話か、全く分からないわよ!」

春香「真は言われてたよねぇ…765プロでも1、2を争う乙女思考なのにねぇ」

真「そんなに乙女思考かな…ボクは普通のつもりなんだけど」

雪歩「えっ…」

真「雪歩!?」

雪歩「あ、えっと…」

春香「ふむ…」カチカチ

千早「どうしたの?春香」

春香「いや、IPS細胞について調べてたら…女の子同士で、生やさなくても子供が作れるようになるとか…」

ちはゆきまこ「へぇ〜…」

春香「よし、この研究を水瀬財閥と双海医院に協力をしてもらおう。私が出資するわ!」

ちはゆきまこ「」

春香「その為なら、バンバン仕事もしてやるわっ!」

千早「や、やる気になるのは良いと思うけど」

雪歩「そんな簡単に協力してくれるかなぁ…」

真「可能性がある、とはいってもね…需要もあるか分からないよ?」

春香「これは、不妊治療にもなるんじゃないか?と、春香さんは先読みをするわけですよ!」

千早「なる程…確かに…」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:04:46.29 ID:LEgts+FAO<> 雪歩「でもでも、研究結果が出るまで、凄く時間もお金もかかるよ…」

春香「その為の水瀬財閥、双海医院ですよ!というか、水瀬財閥なら何でも出来る!」

真「…否定出来ない所が怖いね」

千早「春香、落ち着いて」

春香「千早ちゃん?」

千早「もし、今から凄い速さで研究が進んだとするわ。だけど、同性愛者がまだ奇異の目で見られる今の日本で、同性愛者同士の間に子供が産まれたら…世間はどう思うかしら?」

千早「ましてや、春香も私も…存在を知ってる人は沢山いるし、今もテレビに出ている。ありがたい事に、多くのファンの方がいるわ」

千早「そんな2人が、IPS細胞で子供を作り、産み、育てます、なんてなって御覧なさい?…マスコミは黙ってないわ。ファンの人達の中にも否定的な人も出て来るはずよ」

千早「そうなった時、産まれてきた子供は幸せになれる?虐めにはあわない?」

千早「悲しいけど…多分、その子は辛い思いを沢山する。だから、少し落ち着いて考えて?」

春香「千早ちゃん…」

千早「春香、私だって…その、子供が欲しくないって訳じゃ…」

春香「そうだね。千早ちゃんの言う通りかも…何か最近、色々と焦ってるのかなぁ…」ウーム <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:05:12.93 ID:LEgts+FAO<> 真「千早って、やっぱり真面目にそういう事を考えられるんだね」

千早「どういう意味かしら?」

真「最近は日常生活を送れないって伊織から聞いてたし、普段から結構天然だって聞いてたし…昔みたいな、常識的なキャラは完全に崩れ去ってたからさ」

千早「…そ、そんなに酷いかしら…」

雪歩「千早ちゃん…まずは自分の家に何があるのかと、電化製品の使い方くらいは覚えよう?」

千早「難しいわ…」

真「…春香」

春香「?」

真「甘やかし過ぎ」

春香「千早ちゃんを甘やかして、お世話して、メロメロにするのが私の生きがいなのに!」

真「そんな生きがい、捨ててしまえ」

春香「甘やかせないとか、死ねと!?」

千早「私、死んでしまうわ!?」

真「もう何なの君達はさぁ!?」

雪歩「…(真ちゃん、ツッコミ頑張るなぁ…)」

春香「千早ちゃんを一番大切に出来る存在ですが?」

真「何を「それが何か?」みたいな顔してんのさ!」

千早「春香に愛され、幸せの中で人生を過ごす存在ですが?」

真「自分の発言に疑問を持ちなよ!春香に頼りっきりな自分の存在にも疑問を持ちなよ!」

はるちは「?」

真「首傾げて不思議そうにするなぁ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:05:45.31 ID:LEgts+FAO<> 雪歩「…(ああ…真ちゃんがそろそろオーバーヒートしちゃうかも…どうしよう)」オロオロ

春香「いや、だってねぇ…」

千早「1日2日の事じゃないし…もう2年?」

真「なぜお互いに疑問に思わなかったの!?」

春香「3年目だね、小鳥さんが今年31歳だから」

真「そんな酷い覚え方しないであげなよ!2人は小鳥さんに何か恨みでもあるの!?」

千早「はる×ちは本で初の200冊完売&追加注文が止まらないの、ありがとうって、半同棲し出した頃の少し後に言われたわ」

春香「因みに、ゆきまこ本、やよいおり本も好調らしいわ」

真「よし、あの鳥に日常生活に支障が出るパンチをしてやるか」

雪歩「真ちゃん、埋めやすいように静かにさせてくれると嬉しいかな」

春香「こらこら」

千早「萩原さんはガチに聞こえるわ」

春香「あれよ、販売差し止めしない代わりに、小鳥さんからお小遣いを貰えばいいのよ、私達みたいに」

ゆきまこ「えっ?」

千早「正直、差し止めようにも、世の中にはそういう本が沢山あるらしいし…きっと、小鳥さんには何を言っても無駄だと思うし」

春香「なので、プロデューサーさんや律子さんに内緒にする代わりに…ね」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:06:11.62 ID:LEgts+FAO<> 真「何このブラックな人気アイドル2人」

雪歩「イヤじゃないの?2人は」

春香「愛し合ってるのは事実だし」

千早「おかしな内容じゃなければ…」

雪歩「おかしな…って、小鳥さんの妄想だよ?間違いなくおかしな方向に…」

真「雪歩…酷い言い草だね、と言いたい所だけど…否定出来ない」

春香「ふーむ…しばし待たれよっ!」テクテク

雪歩「春香ちゃん?」

真「どしたの?」

千早「…実はね、一冊買ったのよ、春香」

ゆきまこ「えっ?」

春香「ほい、これ。小鳥さんの描いた本」

雪歩「…うわぁ」

真「…表紙を見る限り、プロの漫画家さん並に絵が上手いんだけど…」

千早「実際、上手いわよ?殆ど服を着させて貰えてないけど」

雪歩「…はわわわわ」

春香「因みにこっちはやよいおり本、こっちがゆきまこ本らしいよ」

雪歩「ひぃ!?」

真「やめて、流石に見れないし見たくない」

春香「了〜解、しまってくる」

雪歩「…(後でネットで注文しよう)」

真「しかし…小鳥さんだって765プロの美人事務員って有名になってきたのに…あんなの描いてたらマズいんじゃない?色々と」

千早「…もう、諦めたんじゃない?きっと」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:06:40.44 ID:LEgts+FAO<> 春香「千早ちゃん…それは言い過ぎじゃ…」

千早「でも…登録してたお見合いサイトは辞めたらしいわよ?」

雪歩「登録してたんだ…」

真「そりゃ…女の子ばっかりの職場だから、出会いは無いだろうけど」

春香「登録してたサイトを辞めた…それはまさか…そういうお相手が出来たから、とか?」

ちはゆきまこ「っ!」

春香「小鳥さんは、はっきり言って美人だし、あのホクロとか、あのスタイルとか、あの太ももとか、正直エロい」

千早「…そうよね…小鳥さんと同じ趣味の人も沢山いると聞いたわ…」

雪歩「同じ趣味ならば…小鳥さんは超優良物件…ですぅ」

真「じゃあ…音無という名字が、近々変わる可能性が出て来た…と」

千早「寧ろ、取り合いになっていてもおかしくないわね…」

春香「…誰が聞く?」

雪歩「もし予想が違ってたら…大惨事ですぅ」

真「予想が当たってても…惚気が待ってるんだね…」

千早「どちらに転んでも…」

4人「面倒臭い…」

4人「…最初はグッ!」Σd←サムズアップ

4人「ジャンケンぽんッ!」

春香「」チョキ

千早「」チョキ

雪歩「」チョキ

真「」パー

はるちはゆき「」ガッツポーズ

真「うあぁ…」ガックリ <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:07:11.37 ID:LEgts+FAO<> 〜夜の帳が日本を包み…〜

雪歩「じゃあ、私は帰るね」

春香「おりょ?そうなの?」

真「そういえば、お泊まりセット無しなんだね、雪歩」

雪歩「最近、家に居なさすぎるって、お父さんが…」

千早「…正直、美希や萩原さんが、いつお家からそれを怒られるか、気にはなっていたわ」

春香「だね。最近、美希も怒られたらしいよ」

雪歩「あぅ…」

真「まぁ、ちはやけは何でか沢山アイドルが来てるよね」

春香「もうさ、そういう番組やる?深夜枠とかでさ、私と千早ちゃんがMCで、だべる番組」

千早「…先人が沢山いるけどね、そういう番組って」

雪歩「まんまちゃんは何時までも可愛いですぅ♪」

真「お洒落なお店で女3人で話したりする番組もあったね」

春香「お洒落感はいらないと思うなぁ…寧ろ、部屋にいるときみたいな、気を抜いた感じで」

千早「楽しそうね」

雪歩「いつか出来たらいいねぇ♪…あ、いけない!時間遅くなっちゃう…じゃあ、皆またね」

はるちはまこ「はーい、またね」



春香「そういえば、真って家に泊まるのって初めてだよね?」

真「あ、そういえばそうだね」

千早「何か、意外な感じがするわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:07:52.76 ID:LEgts+FAO<> 真「え?」

千早「だって、私は春香の次に仲良くなったのが、貴方と萩原さんだもの」

真「そうなんだ」

千早「そうよ?」

春香「そういえば千早ちゃん…前から疑問だったんだけどさ」

千早「?」

春香「どうして私と真だけ呼び捨てなの?」

千早「春香は今更「天海さん」なんて呼ばれたい?」

春香「…イヤ」

千早「真は「菊地さん」って呼ばれたい?」

真「何かくすぐったいからやめて。というか、ボクは皆に言ってるからね、名前で呼んでって」

千早「春香は特別だから、真はそう頼まれたから…って所かしらね」

春香「でも、あずささんは名前呼びだよね?他の子は名字呼びなのに」

千早「あずささんは…あずささんだからよ。皆があずささんと呼んでるから、私もいつの間にか…」

真「でも、今更「三浦さん」は確かに違和感があるかも」

春香「あ、後は亜美と真美もそうだね、名前呼びだ」

千早「あの子達にも言われたのよ、まだあの子達が小学生の頃に」

真「へぇ」

千早「なんかムズムズするからやめてって」

真「同じ理由だね、ボクと」

春香「小学生の亜美と真美には、年上からそんな呼ばれ方されるのは距離を感じたのかもねー」 <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:31:56.32 ID:LEgts+FAO<> 真「それはあるかも。あの双子は、皆と距離を置きたくない、仲良くしてほしいってオーラが全開だったからね」

千早「そうね…あまりイタズラはされなかったけど」

春香「そりゃ…千早ちゃんは大人気ない位に怒るからねぇ」

真「でも、ある意味であの双子を子供とか年下として見ないで、一番対等に見てたのかも」

千早「どうかしら?確かに、いくら子供でも同じ事務所で働くアイドルなんだから、対等に…とは思っていたけど、大人気なかったといえば、大人気なかったかもしれないわ」

春香「亜美と真美が本気で千早ちゃんに怯えて、1ヶ月位近付かなかった時があった位だしね」

千早「…あれは、ちょっと寂しかったわ」

真「…ああ、結局あれはどうやって仲直りしたの?」

千早「…疲れて眠そうな2人に、膝枕して子守歌を歌ったの。それから、イタズラはしないけど近くに来てくれるようになったわ」

春香「羨ましい」

真「春香なら、頼めばすぐやって貰えるじゃないか」

千早「何時でもやってあげるわよ?」

春香「やった♪」

真「本気で嬉しそうな顔しちゃって、馬鹿ップルだねぇ」ヤレヤレ

千早「春香ったら、もう…」ナデナデ

春香「〜♪」←満面の笑み <> >>1<>sage saga<>2013/01/30(水) 11:53:21.35 ID:LEgts+FAO<> 以上です。

※貴音さんのとっぷしぃくれっとについて

・京都にある、源平合戦が起きていた時代より続く名家

戦国時代、不作による飢饉で民が苦しむ中、同時の四条家の長女は自分よりも…と、飢えに苦しむ民衆を助け、14歳で四条家で唯一、餓死してしまう

時は流れて現代、まだ黒髪だった四条貴音は、四条家のその餓死した女の子を、自宅の倉にある文献で知る。

その夜、突如として高熱に襲われ、意識を無くした貴音は夢を見る。

自分と顔の良く似た女の子が、ガリガリに痩せた手足と痩けた頬で、同時は本当に珍しかったであろう銀髪を隠しもせず、ただ座っているのを不思議に思い…貴音は話しかけた瞬間、女の子は貴音に言う。

「お腹が空いた…苦しむ人が減ったのは良かったけど…やっぱり辛い…でも、私は四条の長女だから…」

貴音は、彼女を助けたいと思った。

そうして目を覚ました貴音は、夢で見た女の子と同じように、髪の毛が銀髪になっている事に気付いた。

だから、貴音はお腹が空くのだと思うし、いつか彼女が満足してくれたらと思う。

今でも、たまに夢で会う…今では、痩せこけた姿では無くなった彼女と「次はどんなものが食べてみたいか?」と、笑いながら話すのが密かな楽しみであったりもする、四条貴音でしたとさ。


と、まあこんな捏造をしとった訳です、はい
貴音さんには…当時は弱々しかったものの、今では健康な姿の、聡明で優しい14歳の守護霊がついているという訳です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 16:41:25.32 ID:OTpgtMTpo<> おつ

それぞれ呼び方って
春香→響ちゃん
響→あずささん
じゃなかったっけ?
意図してたり間違ってたらごめん <> >>1<>sage<>2013/01/30(水) 17:22:32.87 ID:LEgts+FAO<> >>307
すみません、呼称に関しては頭に入れてたつもりでしたが…脳内変換お願いします… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 18:02:51.29 ID:2iq2FoEO0<> 乙ー
はるちはとゆきまこの絡みが好きだわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 18:25:35.03 ID:qS8u7/ZYo<> 年を経て呼び捨てになっていった、でも何ら不自然ではないからいいと思うよ>呼称

そういえばぴよちゃんがちゃんと登場してないな、まあ登場しても鼻血出して搬送される未来が見えるが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 18:51:29.95 ID:hmGp6a1IO<> >>308
そんなあなたはアイマス 呼称で検索すると幸せになるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 20:27:46.60 ID:GihpIf0zo<> おおう、貴音の設定で、小松左京の短編「施餓鬼」を思い出したわ。

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 20:54:49.52 ID:HYVzQLsTo<> ちなみにちーちゃんは律子も呼び捨てだね

ひびたか関係の呼称は移籍のこともあって所々変だしなぁ(春香→響のちゃん付けは他事務所には「さん、ちゃん」を付ける春香の法則から) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/01/30(水) 21:12:43.42 ID:zGdFHNjho<> Bの話が出るかと思ってドキドキしたわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/30(水) 21:22:21.02 ID:HYVzQLsTo<> しまった、美希もか

ちーちゃんは美希なみに例外多くて、つい忘れてしまう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/02(土) 19:17:59.47 ID:T1e7cBj+o<> そろそろ湧いてきたネタ投下していいのよ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/06(水) 01:13:03.01 ID:QX6pQ7/so<> そろそろどうでしょう <> >>1<>sage<>2013/02/07(木) 08:17:51.32 ID:YQVf84TAO<> 投下します

ちょっと体調がよろしくない日々が続いておりまして…

春香→響は響ちゃんにしました <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:19:09.33 ID:YQVf84TAO<> 〜圧倒的、夜〜

春香「…突然ですが、あんまんが食べたくなりました」

真「何でボクを見るのさ?」

千早「…春香、私も食べたいわ」

春香「何故に私を見るの、千早ちゃん」

真「そう言われたら、ボクも食べたくなってきたかも…」

千早「何故私を見るの、真」

3人「よし、コンビニに行こう!」



〜数分後〜

春香「お財布良し、携帯良し、ガスの元栓良し、戸締まり良し」

真「暖かくしなよ?風邪引くから」

千早「家の鍵は持った?」

春香「よし、準備完了!いざコンビニへ!」

ちはまこ「おー!」



〜コンビニ〜

春香「いやー…この時間は寒いねぇ」

千早「雪が降ってもおかしくない気温って言われてるしね」

真「雪かぁ…富士山でイヤになるほど見たからなぁ…」

春香「あ、中華まんある!良かった♪」

千早「夜間は片付けてしまったりするのよね」

真「夜食べたくなった時、辛いよね…」

春香「他に何か欲しいものがあったら、各自で買おうか」

千早「そうね」

真「了解」

店員「(なんかすげー可愛い子達が来たと思ったら、超人気アイドル達だった…休憩時間に食う用のついでに中華まん入れといて良かった…)」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:19:37.22 ID:YQVf84TAO<> 〜春香さんのお買い物は…〜

春香「あ、そういえば歯ブラシがそろそろダメになってたかも…」

春香「電球の換え…あったっけ?」

春香「ティッシュはあるけど…トイレットペーパー…多分無いなぁ」

春香「…でも、コンビニはお高いなぁ…何で自社製の物なのに、高いのかな?既製品と大差無いし…」

春香「あ、そうそう…千早ちゃんのコーヒー…は、流石に無いか」

春香「…えーっと」カチカチカチカチカチ

春香「メモ完了っと…明日、スーパーにまとめ買いに行こう。お菓子とかも安いし…自転車も買ったし…」←赤の電動チャリ、前後にカゴの主婦仕様



〜千早ちゃんのお買い物は…〜

千早「…カロリーメイト…は、禁止されてたわね…」

千早「喉飴…また新しいのが発売されてる…」

千早「…あら?この雑誌、春香が載ってる…」ペラ…

千早「…」←立ち読みに夢中



〜真のお買い物は…〜

真「あ…この漫画、今日発売だった…買おう」

真「…飲み物は…いらないか。ちはやけは雪歩のお茶置き場になってたし…でも、たまにはお茶以外も…」

(ドン)

真「あ、すみません」

「こちらこそ…」

真「あれ?響?」

響「ん?おー!こんばんはだぞ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:20:17.79 ID:YQVf84TAO<> 真「こんばんは!どうしたの?こんな所で」

響「いやー、何だか急にあんまんが食べたくなっちゃってさー…」テヘヘ

真「なんだぁ、ボクらもなんだよね」アハハ

響「ら?」

真「春香と千早」

響「そうなの?…って、どこにいるんだー?」

真「春香は…ほら、あそこ。千早は…どこだろ?」

春香「およ?真に…響だ!どしたの?お昼ぶり!」

響「うん!お昼ぶりだぞ!」

真「なんだ、昼も会ってたんだ」

響「仕事がたまたま千早の家の近くだったんさー。んで、ちょっとお邪魔したんだ」

春香「そゆこと。んで、どしたの?」

響「春香達と同じ理由…らしいぞ?」

真「そ、同じ理由」

春香「あんまんかぁ…そういえば、家族はいいの?」

響「それが、定期的に検診するんで、みんな検査入院してるのを忘れててさー。慌てて家帰って、「あちゃー…」って」

春香「あららー」

真「あはは!そそっかしいなぁ!」

響「自分でもそう思った」タハハ

春香「でも、それだけ響ちゃんは家族の事を常に考えてるって事だよ」

響「まあな!皆の事は常に心配さぁ」

真「で、皆はいつ帰ってくるの?」

響「明後日だぞ」

真「そっか、ちょっと寂しいね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:20:54.57 ID:YQVf84TAO<> 響「だぞ…普段はやかましい位に賑やかだからなー…」

春香「よぉし!なら、うちに泊まりに来なさいっ!」

響「へ?」

春香「普段、家族がいるから家に泊まりに来れないでしょ?だったら、こんな日位は泊まりにおいでよ!そしたら寂しくなくなるでしょ?」

響「え?あ…でも、自分着替えとか…」

春香「下着は…私のとか?というか、響ちゃんの家は近いんだから、持ってくるとか」

響「まぁ、遠くは無いけど…」

春香「何なら、私の愛車を貸すよ!赤い疾風「はるんがー」を!」

響「は…」

真「はるんがー?」

春香「私の愛車!最近、やっと買ったの!」

真「それって、マンションの下にあった、赤くてカゴが前後についた電動自転車?」

春香「良く分かったね、真」

真「そりゃ…『はるか』って書いてあったし」

響「(完全に主婦の自転車だぞ…)」

真「フルネームだったらどうしようかと思ったよ…」

春香「千早ちゃんにも怒られたよ、それ…」

響「いや、怒られる前に気付こうよ…春香の物なんて分かったらすぐ盗まれるし、下手したらオークションで莫大な値段で取引されるぞ…」

春香「まさか…いい自転車だから盗られるかもだけど…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:21:22.46 ID:YQVf84TAO<> 真「春香、知ってるかい?春香の初期のサイン入りのCD…今、オークションでいくらするか」

春香「…へ?」

響「自分が見た最高額は、27万」

春香「ふぇ!?」

真「ボクが見たのは37万6千円。しかも出品初日で」

春香「」ポカン

真「正直、ウチにあるのを出品してみようかと思ったよ」

響「ごめん、自分もだぞ」

春香「ちょっとー!…実は私の最初のCD、売れなくて…実家に50枚位あるかも…」

ひびまこ「」

春香「いつの間にか、凄い財産になってたんだねぇ」

真「…それ、春香のサイン入れてオークションだしたら、結構な額になるよ」

響「多分、オークションサイトがパニックになるぞ…」

春香「今度、生っすかのプレゼントにしてみようか?」

響「電話受付のスタッフさん達がパニックになるから」

真「というか、ネット受付にしてもサーバーがダウンするかもね」

響「無限FAXにもなるな」

春香「そ、そこまでにはならないよ…多分」

ひびまこ「なるなる」

春香「え〜…じゃあ、再来週あたり、試してみようか?」

響「まぁ…春香も企画会議に参加してるし、案として出してみたら分かると思うぞ?」

真「却下されるね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:21:51.45 ID:YQVf84TAO<> 春香「そうかなぁ…まぁいいや、それは今度試すとして…そろそろ買い物しちゃおうか」

真「だね、すっかり忘れてたよ」

響「じゃあ、自分は買い物したら千早の家に置いて、着替えを取りに行ってくるな?」

春香「了〜解」



〜つつがなく買い物終了…千早ちゃん以外〜

春香「千早ちゃん…その雑誌、貰えるよって言ったじゃない…」

千早「完全に頭から抜けていたわ…春香が載ってるのを見たら…つい」

響「相変わらず、千早は春香が好き過ぎるんだなー」

千早「ええ」キッパリ

真「言い切るのが、もはや一周して格好良いような気もしてきたよ」

春香「家に2冊あってもなぁ…」

響「美希辺りなら喜ぶんじゃないか?それ、ファッション誌だし」

春香「…美希も真美も、ついでにあずささんも載ってたり…」

真「そりゃまた…」

千早「…本当…全く気付かなかった…」

響「ファッション誌に常連の3人には気付かないのに、春香には気付くのか…凄いな、千早」

千早「天海春香の文字は見逃さないわ」

真「その3人に気付かなかったっていうのも、失礼な気がするけどね」

千早「…たまたま春香の名前を見つけて、それ以外をまだ見てなかっただけよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:22:24.11 ID:YQVf84TAO<> 〜ちはやけのコタツは、今日もアイドルで盛況です〜

響「コタツ…いいなぁ、やっぱり」

真「だよねぇ…幸せになるよ〜…」

千早「コタツにお茶に蜜柑…」

春香「あんまんは帰ってくるまで我慢出来なかった…」

真「仕方ない、仕方ないよ…」

響「だぞ…」

千早「体重は…歩いたし、大丈夫と思いましょう…」

真「実際問題、皆が気にする程太ったりしてないよね」

響「自分や真はダンスしまくるから大丈夫だし、千早は腹筋マシーンとか、歌で体力使いまくるだろうし、春香は普段の家事や仕事で動き回ってるしなぁ」

千早「…765プロのアイドルは、太る余裕すら無いわ」

真「特に、竜宮とフェアリー」

響「あー…何だかしらないけど、律子と伊織と美希が、打倒!日高舞に燃えててな…」

春香「…あぅ」

千早「それ、以前うちに律子と美希が泊まって、一緒にお風呂に入ってる時に言ってたのよ」

春香「舞さんと…私も…って」

真「この家のお風呂でそれを決めるかなぁ、普通…」

響「自分はそのフェアリーのメンバーなのに、泊まりに来ちゃったぞ…なんかごめんな?」

春香「いやいやー、気にしないでー」

千早「…私、思ったのだけれど」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:25:44.73 ID:YQVf84TAO<> 真「ん?」

千早「ユニットで挑むなら、春香もユニットで受けるべきだと思う」

春香「なら、麗華さんと舞さんと私とか?」

千早「それはやり過ぎよ」

真「事務所の壁すら超える気かい?」

響「頼むから、挑む前から7人の心を根元から折らないで欲しいぞ」

春香「そうかなぁ…でもね、麗華さんとはそんな話があったんだ」

千早「え?」

春香「事務所の枠を飛び越えてオリジナルユニットを作って、ライブもして、一枚だけ記念CD出して…みたいな話」

真「プロデューサーとか律子には?」

春香「してないよ?だって、私が魔王エンジェルの皆とご飯食べてた時の雑談だもん」

響「雑談のままで済ませような?律子が倒れるから」

千早「そして、あのプロデューサーなら本気でやるわよ」

真「ファンからしたらいい企画だろうけど、アイドル側からしたら恐ろしい企画だよね…」

響「ユニットは絶対比べられ続けるからな…」

千早「出て来たばかりのユニットは辛いし、ユニット自体が出にくくなるわね」

春香「そうかなぁ…難しいもんだなぁ…そういう企画って…」

千早「貴方の企画は、毎回規模とか影響力が大き過ぎるのよ…」

春香「むぅ〜…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:26:12.55 ID:YQVf84TAO<> 響「そういえば、あの後貴音からメールはあった?」

春香「え?ああ、あったよ」

千早「私にも来たわ」

響「そっか…貴音さ、あの後メールしたら電話かかってきてさ」

響「「安心した、皆が受け入れてくれた」って、もうすんごい泣いちゃって…事務所で大変だったらしいぞ?」

真「あぁ…貴音のトップシークレットを明かしたっていう時?」

春香「真も知ってたんだ?」

真「朝から仕事で事務所にいたら貴音が来て、プロデューサーと律子にその話を始めたんだよ」

千早「そうだったの。他には誰が?」

真「えっと、真美だけだったかな?それで、ボクらにも話を聞いて欲しいって」

響「そうだったのか〜…真もありがとな、受け入れてくれて」

真「受け入れない意味が分からないよ。貴音はボクらの仲間だ。765プロの四条貴音を、765プロのボクらが拒否する意味が分からない」

春香「ね?だから大丈夫だって言ったでしょ?765プロの団結力は、そう簡単には揺るがないんだから」

響「そう…だな、自分、心配し過ぎたぞ!」

千早「そうね、唯一心配なのは…水瀬さん位かしら?」

春香「伊織が?」

千早「四条家は関西有数の名家なんでしょう?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:26:39.93 ID:YQVf84TAO<> 響「そう…らしい」

千早「なら、水瀬さん本人とは何も無くても、水瀬財閥とは何かしら対立が起こりかねないんじゃ…」

真「あー…」

春香「伊織…というか、水瀬財閥ならそれ位調べ上げてそうだけど」

響「うーん…何だか心配になってきたぞ…」

春香「大丈夫だって!伊織はこっちの活動とか事務所に関して、財閥から口を出させないだろうから。それは、貴音さんも同じだと思うし」

真「それはボクも思った。伊織は特にプライド高いし、そんな事で自分の家が動いたら怒るよ」

千早「そうね…私ったら、ごめんなさい。余計な心配をかけさせてしまって…」

響「ううん、正直な話、ここまであっさり受け入れられるなんて、自分も貴音も思ってなかったしなー」

真「貴音も言ってたよ、それ。小鳥さんに抱きしめらて、物凄く号泣しながら」

春香「…小鳥さん、鼻血とか大丈夫だった?」

真「あのシーンで鼻血出してたら、律子辺りが殴ってたと思うよ…」

千早「流石にそこは分別付けるはずよ、小鳥さんは」

響「涙もろいしな」

春香「あー…貰い泣きしちゃってそうだね」

真「そうでもなかったよ?何か、お母さんみたいd」

千早「真、それ以上いけない」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:30:33.88 ID:YQVf84TAO<> 春香「慈愛に満ちた表情だった、という事ね?きっとそうね?」

響「皆からの小鳥の評価が酷いというのは分かった」

真「まあ、あんな本を描く位だし」

響「あんな本?」

春香「出す?」

真「やめて」

千早「我那覇さんは知らなくていい…知らないままでいて…」

響「な、何だか気になるけど…分かったぞ」

春香「それで?その後の貴音さんと、プロデューサーさん達はどうしたの?」

響「貴音は安心したのか、そのまま美希にも自分の話をした後でフェアリーの仕事をして、いつも以上に高いテンションでラーメン屋さんのハシゴしに行った」

春香「今日…都内のラーメン屋さんから、ラーメンというラーメンが消えたんじゃ…」

千早「まさか…いや、でも…いやいや、まさか、そんな」

真「は、ははは、あ、あり得ないよ流石に」

響「…じ、自分もキッパリと否定出来ない…ごめんね貴音…」

真「そうそう、プロデューサーは貴音から聞いて、四条家に正式な挨拶とプロフィール上で公表して良いかの質問もしてたよ、765プロの貴音のページの更新準備しながら。近い内に挨拶に行くって、日程も決めてたみたい」

春香「流石スパコンさん、仕事が音速だね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:32:12.06 ID:YQVf84TAO<> 千早「更新はされたのかしら…見てみましょうか?」

春香「だね、見てみよー!」

ブクマ→765プロ公式サイト→所属アイドル→四条貴音

春香「…おぉっ!されてるよ!更新!」

ちはまこひび「どれどれ…」

千早「本当、出身地が『とっぷしぃくれっと』からキチンと『京都』になってる」

真「年齢も?が消えてるし、血液型もだ」

響「身長と体重と3サイズもちゃっかり更新して…貴音、ウエスト1センチ減ったんだ…冗談としか思えないスタイルだぞ…」

真「流石、765プロの誇る二大BQB」

千早「BQB?」

真「ぼん!きゅっ♪ぼん!だそうだよ」

春香「誰、そんなの言い出したの…」

真「…プロデューサー…」

千早「…あずささんに怒られてしまえばいいと思うわ」

響「尻に敷かれてしまえば…それはもうなってるかもな」

春香「スパコンさんも大変だね」

真「何を他人事みたいに…って、春香はもうプロデューサーからプロデュースされてないんだっけ」

春香「されてるともされてないとも…スケジュール管理とか伝票関係の仕方を教わったり、手伝ってもらったり、出演依頼された番組がセーフかアウトかを相談したり…位かな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:32:40.13 ID:YQVf84TAO<> 千早「やってる事は、引退準備してた頃の律子と似てるわね」

春香「他のアイドルのプロデュースの仕方は学んでないけどね。私は律子さんと違って器用でも無いし、切れ者な頭脳は持ち合わせて無いから、自分でまだ精一杯」

真「半セルフプロデュースをする、事務処理もこなせるSランクアイドル…春香は何を目指してるのさ」

春香「皆で楽しく、皆を楽しく、全ての人が笑顔で、輪になって歌って踊って笑顔になる事だけど…前から変わってないよ?」キョトン

まこひび「」ポカーン

千早「壮大なんてレベルじゃないでしょ?でも、春香は昔から変わってないし、ブレてもいないのよ」

真「初めて聞いた時は、随分漠然とした内容だと思ったけど…今の春香が歌えば、多くのファンが元気付けられて、笑顔で歌って、サイリウムで応援し返してくれて…」

響「今、春香はその夢に近い状態なんだな…凄いぞ!自分、春香を尊敬しちゃうぞ!」

春香「ほへ?いや、私はデビューからただ自分のペースで走ってきただけだから…」

千早「分かってないのも、春香なのよね…大物だわ、本当」

春香「な、何だか良く分かんないけど…千早ちゃんの言った事が微妙に喜び辛いのだけは分かった!」ウン <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:58:24.33 ID:YQVf84TAO<> 〜乙女4人、夜は更けていき〜

春香「さぁ、お風呂はどうしよう!?私は誰と入ってもいいよ!」

真「旦那さん、奥さんが公開セクハラ浮気発言してますけど」

千早「お風呂もだけど、春香は誰かと何かをしてるのが大好きな寂しがり屋さんなのよ。それに、お風呂位は女同士なんだし…」

響「今更な話だぞ。自分は後でいいよ?やっぱり、ここは家主が先に入るべきだ!」

真「そうだね、ボクもそう思う」

春香「ウチではそんな事気にしません。そして、私は最後で決定してるのです!」

響「何で?」

春香「最後に、残り湯でお風呂掃除とお洗濯もするからです!」

響「風呂掃除くらいやるよ?泊めてもらうんだから。流石に洗濯は洗濯機の使い方が分からないからアレだけど」

真「なら、春香と響が一緒に入れば、春香の仕事が減るんじゃない?」

春香「私は家事がストレス発散だったりするけど…でも、それなら早く済ませられるね」

響「任せて!自分、掃除も得意だから!」

千早「凄いわね。両方セットで家にいたら、多分動かなくても全自動で生活出来るかも」

真「千早、思考が完全にあの…杏ちゃん?になってるよ。働きたくないでござるの子」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:58:50.85 ID:YQVf84TAO<> 千早「」ガーン

千早「に、ニート思考キャラは春香の方だったのに…」

春香「いや、違うからね?何時まで引っ張るのさ、そのネタ。千早ちゃんのライブの物販コーナーに『お米の錬金術師Tシャツ』作って、勝手に並べるよ?」

千早「んふっ!?…や、やめて…謝るから…お米の錬金術師様はやめて…」プルプル

真「お米の錬金術師…ああ、去年の年末に春香と美希が作り出したキャラか」

響「春香と千早が悪ふざけして、美希が悪夢を見たショートコントまでやったアレだな?」

千早「ふっ…くっ…」ピクピク←相変わらずお米の錬金術師に弱い歌姫

春香「それそれ。能力は手をパンッ!てしてからご飯を握ると、一握りでおにぎりを作れるの」

真「え?炊き出し専用の人なの?」

響「もしくは美希専用だぞ」

千早「」ピクピク

春香「後は、企画に呼ばれたり。ご飯は、大体が近所の奥様方に協力してもらう感じ」

響「ああ、何たら町会とか書かれた、白いビニールのテントの下で、折り畳み式のテーブルにたくさん炊飯器が置かれてる映像が浮かんできた」

春香「しかも、普段してない三角巾とかして、ラップ敷いた上にガンガン広げられていく熱々のご飯」

真「何の企画?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:59:23.83 ID:YQVf84TAO<> 千早「」ピクピク

響「春香、千早がそろそろヤバい」

春香「笑い過ぎて気絶するからね、千早ちゃんは…」

真「ほら千早、落ち着いて、深呼吸深呼吸」

響「ひっひっふーだぞ!ひっひっふー!」

千早「がなはさん…それ…らまー、ず…」

響「さまぁ〜ず?」

千早「ぶふっ!?…かはっ」カクーン

響「えぇっ!?千早ぁぁっ!?」

真「響…さっきのは深呼吸じゃなくてラマーズ法…千早に何を生ませる気だったのさ…」

春香「こんなに鮮やかにトドメを刺す人、初めて見たよ…」

響「うわぁぁん!ごめんよ千早ぁ!自分、勘違いしちゃってたぞぉぉぉ!わざとじゃないんだぁぁぁ!」アワアワ

春香「ま、千早ちゃんは暫くそっとしておk」

真「…ふっ!」ドムッ

千早「こっふぁ!?」ビクン

春香「」

千早「…はっ!?な、何!?何が起きたの!?敵襲!?」

真「当て身、上手くいったね」ニッコリ

春香「千早ちゃん、襲ってくるような敵をいつ作ったの…」

響「真、試しで当て身を仲間に入れたら流石にダメだぞ」

千早「まさか、また気絶してたの、私…」

真「いや、一度父さんにしたから大丈夫、お正月の富士山で」

春香「富士登山中に何があったの!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 08:59:52.58 ID:YQVf84TAO<> 真「…」フッ

響「本当に何があったんさー!?」

千早「ふぅ…結構強烈だった。腹筋を鍛えておいて良かったわ」

春香「歌以外の目的で初めて役に立ったね、その腹筋…」

真「さ、じゃあお風呂頂こうかな?」

響「もう聞かないでおく…」

千早「じゃあ、私も一緒に入ってしまおうかしら?」

春香「そだね、節約になるからね」

真「しっかりした奥さんだね、相変わらず」

千早「当然じゃない、自慢の嫁よ」フフン

真「もう、相変わらず冷やかしが全く効かないや」トホホ



〜ちはまこ、お風呂ヴァ〜

ちはまこ「」

真「千早…凄い腹筋だね…正直、ビックリした…」

千早「私からしたら、真の方が意外…もっと筋肉がついてるかと思ったら…ついてない訳じゃないけど、あまり目立たないのね」

真「ふっふっふ…鍛え過ぎず、だけど筋肉はあまり落とさず…女性らしい体系を作っていく…苦労したよ…本当、苦労した…」グスッ

千早「泣く程だったのね…」

真「ぐすっ…事務所に来た頃よりは大分女の子っぽい体つきにはなったんだけどね…まだうちの事務所では一番筋肉ついてるんだよなぁ…」

千早「真は、その体つきのままでも良い気がするけれど…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:00:18.53 ID:YQVf84TAO<> 真「だって…筋肉が浮き出るとか、女の子っぽくないじゃない」

千早「アスリートの女性にあやまりなさい」

真「ごめんなさい、ボクはアイドルだけど」

千早「ダンス得意でスポーツ万能、多少筋肉はついてて当たり前だと思うわ。アイドルとして活動してる子は、一般的な女の子よりは筋肉がついていると思うわよ?」

真「それでもさ、ボクは可愛らしい服を着たりした時に、こう…スプーンとかフォークより重いものは持った事がありません♪みたいな…」

千早「それ、同性で、しかもアイドルやってたら逆にイラッとくるわ」

真「ええっ!?」

千早「真は可愛いを勘違いしていると思うわ。何も、フリフリでゴスロリでぶりっ子な話し方してるのが可愛い…という訳では無いと思うの」

真「うー…」

千早「例えば高槻さんなんか分かりやすいわね。素直で、元気で、いつも笑顔で…真に近い評価の可愛らしい所、だと思うわ」

真「でもさ、こう…やよいは守ってあげたくなる感じとか、そういう感じじゃない?」

千早「確かにそうだけど、それは高槻さんだからであって、可愛い=別に守ってあげたくなるからってだけじゃないわ」

真「うむむむ…」

千早「千差万別よ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:00:44.70 ID:YQVf84TAO<> 真「千差万別、ねえ」

千早「真の番組の感想メールを以前見せて貰ったけど、確かに格好良いとか爽やかって感想も多かったけど、自転車を漕ぐ足が健康的でとても魅力的だったとか、楽しそうな姿が可愛かったとか、景色に感動してる姿が可愛かったって反応も沢山あったじゃない」

真「うん、確かにあった。自分は意識してない部分で可愛いって言われてて、ビックリした。脚だって、どうしても筋肉質に映りがちなはずなのに、それが良いって言ってくれる男のファンの方もいたし…」

千早「そういう事よ。真はそうしたいかもしれないけれど、周りの人が見た評価の真逆というか、斜め上にいこうとするから、微妙な違和感を感じたりするのよ、正直」

真「い、違和感…」

千早「ごめんなさい、ちょっとキツい言い方になるわ。私は、上手い言い回しが出来ないから」

真「うぐ…いや、この際話してみて、如月千早プロデュースを聞いてみたい」

千早「プロデュースなんて大袈裟な…私は、菊地真ってアイドルは今のままが一番魅力的だと思うだけ…プロデューサーの売り出し方はあくまでも支持する女性ファン向け、萩原さんのは…ちょっと暴走気味かもしれないわね」

真「あはは…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:01:37.85 ID:YQVf84TAO<> 千早「うーん…上手く言えないけれど、今のままが一番だと思う」

真「うーん…今のままか〜…つまり、毎回の挨拶は「まっこまっk」

千早「待って」

真「えっ」

千早「その挨拶、確かに可愛いとは思うのだけれど…やっぱり、何か違う気がするのよね。イメージが先行し過ぎているというか」

真「むぅ」

千早「可愛さを勘違いしてる所も可愛いのだけれどね…以前、律子に聞いたファンサイトにそういう意見もあったし」

真「うぅ…今日は貴音に関してだけじゃなくて、自分に関しての新事実まで知らされることになるとは…」

千早「ごめんなさい、真…私、やっぱり上手い言い方が出来ない…」

真「いや、気にしないで。知らない人とかに言われるよりは、遥かにダメージ少ないし」

千早「そう?…真は表情も明るいし、スカート系の衣装だと可愛く、パンツ系だと格好良くも可愛くもなれるわ。それは、自信を持って良い事だと思う。そのままで良いのよ、貴方は」

真「そっかぁ…」

千早「極端…なのかも、真の考える「可愛い」っていうのは」

真「ふーむ…」

千早「私は、そんなにファッションに詳しい方ではないから、あまり良いアドバイスが出来ないわね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:02:07.76 ID:YQVf84TAO<> 真「あれ?千早の最近の服、前よりも可愛くなったりしてるけど…」

千早「もう言わなくても分かるだろうけど、春香と一緒に行って選んで貰ってるわ」

真「千早…とことん春香任せというか、春香に染められてきてるというか…」

千早「染められ…」

※以下、久しぶりの歌姫妄想劇場

春香「千早ちゃん…身も心も私色に染めてあげる」

千早「ああ…はるか…ダメよ…」

春香「うふふ…もう千早ちゃんの全ては…私の物よ…」ツイッ…

千早「あぁ…は、はるか…らめぇ…!」ビクンッ

※以上、酷い妄想でした。

千早「」ブバッ!←鼻血噴出

真「うわぁ!?何!?どうしたの!?」

千早「何かしら?何ら問題無いわ」ドクドク←流れ出る鼻血

真「大問題だよ!のぼせた!?」

千早「春香にのぼせてはいるわ…ふふっ」

真「意味が分からない!それに、今何で眼鏡をクイッと上げる動作したの!?別に知的な事も対して上手い事も言ってないのに!それに、普段から千早は変装の時の伊達眼鏡以外、かけた事無いでしょ!?あと鼻血!」

千早「眼鏡の千早ちゃんも可愛いって言ってくれたのよ」

真「何の話!?相手はどうせ春香だろうからどうでもいいけど、何の話!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:02:39.38 ID:YQVf84TAO<> 千早「どうでもいい!?春香がどうでもいいですって!?」

真「違う!いや、違くはないけど、違う!あと鼻血!飛んでる!」

千早「真!言ってる意味が分からないわ!整合性が取れないわよ!」

真「ボクからしたら千早の方が整合性取れてないけど!?鼻血は吹くわ、意味分からない事を突然言い出s」

千早「あぅ」クラーッ

真「うわぁぁぁあああ千早ぁぁぁぁぁあああああ!?」ガビーン

(ガラッ)

響「五月蝿いぞお前達!夜遅いんだからご近所にめい…わ………」

響「うぎゃぁぁぁぁあああああ!?ま、まこ、まこ、ちは、ち、ち、血ぃぃぃぃい!?」

真「ひ、響、違う、違うんだよ!確かに千早は倒れてるし!お風呂の中は血が飛び散ってるけど!やったのはボクじゃ無いんだ!?」

響「う…ぐ…」スス…

真「後退りしないで!話を聞い…」

響「うわぁぁぁん!はーるかー!」ドダダダ!

真「話を聞いてぇぇぇぇぇ!!!」


テテテテッ!テテテッ!テーレー!!!
※火サスのあのBGM


春香「…はぁ」アキレ

響「ひっく…ぐすっ…えぐっ…」

春香「ほら響ちゃん…もう大丈夫だから…」ナデナデ

響「はるがぁ…」ヒック

春香「怖かったねー、お風呂が血塗れだったしねー」ウンウン <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:03:31.96 ID:YQVf84TAO<> 響「せ、せっかく貴音が…貴音が皆に受け入れて貰って…これで秘密にしなきゃいけない事はもう無いんだって…もっともっと仲良くなれるって…だけど真と千早が…口喧嘩してるみたいに聞こえて…千早が倒れてて、血もいっぱい出てて…せっかく仲良くなれたのにぃ〜!うわぁぁん!」

春香「大丈夫、皆仲良しだよー。よしよし、大丈夫、大丈夫〜」セナカポンポン

響「あぅ〜…」グスグス

春香「さて…」ゴゴゴゴゴ…

春香「千早ちゃん?」

千早「反省しております」ドゲザ

春香「…なら良し。もうあんな騒ぎを起こしたらダメだよ?あと、お風呂で鼻血出たら止まらないから、出来るだけ早めに出て、私を呼んで?」

千早「春香…分かったわ」

真「相変わらず、甘やかし過ぎだとボクは思うけど…ま、いいか…」

響「ぐすっ」



〜春香と響のお風呂タイム〜

春香「…お風呂入る前にこんな事をしなくちゃならないなんて…はぁ」ジャー ←飛び散った鼻血をシャワーで流してる

響「でも、血が飛び散ったお風呂はイヤだぞ」

春香「まぁね〜…っと、おしまい!さ、入っちゃおう」

響「おー」

春香「」モゾモゾ

響「」モゾモゾ

春香「響ちゃんって、スタイルいいよねぇ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:03:59.11 ID:YQVf84TAO<> 響「うぇ!?は、春香だって、自分と3サイズが殆ど変わらないじゃないか」

春香「そうなんだけどねー。何か響ちゃんのがおっきく見える」

響「そうか〜?そんな事は無いハズだぞ?自分、ちょっと前に計ったばっかだし」

春香「そうなんだ?」

響「そうなんだぞー」

春香「うーむ…身長差はそこまで無いし…殆ど同じ3サイズなんだけど、何故だろう…」

響「まぁいいじゃない、大きさは同じ位なんだし、きっと気のせいさ」

春香「形…まるで私が垂れてるみたいだけど、垂れてはいないし…ま、いいんだけどね」

(ジャー!)

春香「響ちゃん、髪を洗わせてよ」

響「髪?まぁいいけど…自分、髪長いから面倒だぞ?」

春香「大丈夫、何時も千早ちゃんの髪を洗ってあげてるし」

響「そうなんだ…なぁ春香、千早を甘やかし過ぎなんじゃ…」

春香「響ちゃん」

響「ん?」

春香「響ちゃんだって、貴音さんの髪を洗ってあげたりするでしょ?」

響「貴音から聞いたの?」

春香「うん」

響「そか。貴音の髪ってさ、ふわふわなんだよね。それで…つい」

春香「私も同じような理由だよ。千早ちゃんの髪がサラサラでね」

響「あー、確かにそんな感じ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:04:27.39 ID:YQVf84TAO<> 春香「あと、私がケアしないと千早ちゃんはサボるの」

響「あー、分かるかも。そういう事に全く興味無さそうだもん、千早」

春香「無いどころか…適当に100円ショップに売ってた石鹸使ってたりしたからね…しかも殆どシャワーを浴びておしまい、みたいな」

響「カラスの行水ってヤツだな…」

春香「蒼い鳥ならぬ黒いカラスだったと」

響「あー…ヤタガラスなら神様だけど、そんな感じのカラスじゃ無さそうだぞ」

春香「ま、そういう訳で私が洗ってあげてるって訳」

響「なるほど…」

春香「よーし、じゃあ洗うよー?」

響「お願いしまーす」

(わしゃわしゃわしゃ)

響「ふぁ…」

春香「痒い所とかあったら言ってねー」

響「だ、だいじょぶだぞ〜」

響「(すっごい気持ち良い…何これ…マッサージもされてるみたいで、体中の力が抜けてく…)」

(わしゃわしゃわしゃ)

春香「やっぱり綺麗な髪だねー」

響「ありがとーだぞぉ〜」

春香「いやー、千早ちゃん以上に長い髪を洗うなんて、初めてかも」

響「自分の髪は多分765プロで一番長いからなー…大変だったらそんなに丁寧にやらないでも大丈夫だぞ?」

春香「ううん、やるからにはね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:04:54.64 ID:YQVf84TAO<> 響「春香は真面目だなー…」

春香「そんな事ないよー」

(わしゃわしゃ)

春香「よし、一度流してからコンディショナーするよー」

響「あーい」←わしゃわしゃタイム終了で、ちょっと残念

春香「ふんふーん♪」

響「あれ?このトリートメント、美希が前に皆に押し付けて回ってたヤツ?」

春香「うん。あれから気に入っちゃって、ウチでは基本的にこれだよ」

響「多分、美希に言えば詰め替え用くれるぞ?CM第2弾も撮影したし、また送ってきたし」

春香「じゃあ響ちゃんもこれなんだ」

響「うん。第2弾はフェアリーでやったから、フェアリー全員に段ボール2箱届いたんだ」

春香「す、凄いね…」

響「自分は実家に半分送ったぞ。貴音は髪に合ったものが見つかったって、喜んで使ってるぞ」

春香「へ〜…よし、おしまい!流すよー」

響「お願いしま〜す」

春香「〜♪」

響「(自分は今、Sランクのアイドルにシャンプーとトリートメントを、生歌付きでしてもらっているんだなぁ…実に贅沢だぞ)」シャワワワ

春香「おっし、おしまい!響ちゃんの髪は、ケアするまでもなく健康でした!」

響「ふふーん!自分、完璧だからな!」

はるひび「ふふっ♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:05:20.84 ID:YQVf84TAO<> はるひび「ふはぁ…」

響「自分、お風呂にゆっくり入ったの久しぶりだぞ〜…」

春香「そうなの?」

響「ほら、皆をお風呂に入れてあげながらだから、結構バタバタしててさ。イヤじゃないけど、久しぶりにゆっくり1人で入ってるなぁって思ったんだー」

春香「そかー…大変だねぇ」

響「大変だけど、家族とのお風呂は楽しくもあるんだ。だから、取材とかで「たまにイヤにならないか?」みたいな質問されると、いつも同じ答えになっちゃう」

春香「ああ〜…」

はるひび「なんくるないさー!」

はるひび「…ぷっ」

はるひび「あははははは!」



〜コタツ〜

<あははははは!

千早「楽しそうね」

真「鮮血が飛び散ったボクらの時とは違うね」

千早「反省してるわ」

真「ははは…千早、変わったね」

千早「そう…ね、自分でもそう思う」

真「千早だけじゃないか…雪歩も、美希も、伊織も…ボク含め、皆が多少なりとも変化してる」

千早「そうね、時間が経ったからもあるんだけど、同い年の子達よりは大人になったわね」

真「ボクの中では、雪歩と千早と伊織の変化は、本当に昔とは比べ物にならないよ」

千早「萩原さんと水瀬さんと…私?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:05:46.13 ID:YQVf84TAO<> 真「そ。今考えると、その3人は事務所に来た頃とは別人みたいだよ」

千早「萩原さんと水瀬さんは何となく分かるけど…私は其処まで変わった…いや、変わったわね、確かに」

真「昔の千早は…誰にも心を開かなかった。歌だけに生きて、歌以外は切り捨てて…」

千早「…すぐに崩れてしまいそうな自分を支える為よ。勿論、今だって私の中心には歌がある。でも、昔は…その歌に縋って、しがみついて、それだけを支えにしていた…他人に何かをする余裕も、何かをお願いする余裕すらもなかった。少しでも手を離したら、倒れてしまうから」

真「…でも、変わった?」

千早「ええ…春香と出会って、少しずつ、本当に少しずつ変わっていっていた…あの記事が出るまでは」

真「あれね…正直、ファンの人やボクらは、根本的にツッコミしなきゃいけない部分に気付いていたけど、世間の大多数は騙された…」

千早「根本的にツッコミしなきゃいけない部分って?」

真「千早の当時の歳さ。単純に、あの歳で何かが出来る訳がない」

千早「…」

真「千早はきっとそうじゃないと思ってしまうだろうけど、ボクらからすれば無茶苦茶な話だと思ったよ」

千早「そう…ね、きっと」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:06:12.76 ID:YQVf84TAO<> 千早「あの時に、春香に救われて…私は、変わった」

真「良く笑うようになったし、皆と話すようになったし…何より、甘えられるようになった」

千早「対象が春香だったけどね」

真「今までが今までだったからなのかもね。今じゃすんごい頼りきってるでしょ?」

千早「…うん」

真「馬鹿ップルだもんね〜」

千早「そんなに酷いかしら?」

真「はっきり言うと、酷い。もうね、街中でイチャイチャ出来ないせいもあるんだろうけど…家にいる時は、殆どベッタリでしょ?」

千早「人さえいなければ、隙あらばくっついてるわね」キッパリ

真「堂々と言う辺りが馬鹿ップルなんだって」

千早「ウソは言ってないもの」

真「…やっぱり、千早は変わったよ。昔の千早からしたら、別人レベルにね」

千早「そう?」

真「そう」



〜お風呂ヴぁ!〜

響「春香ー、洗濯機の分は足りた〜?」

春香「ばっちり」

響「なら、残りでお風呂掃除しちゃうね」

春香「ありがとね、響ちゃん。お風呂掃除してもらっちゃって」

響「いいのいいの!泊めてもらうんだしさ!」

春香「…美希にも聞かせてあげたいわ、その台詞…」

響「あはは、美希は何もしなさそう!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:07:43.12 ID:YQVf84TAO<> 春香「なーんにも…必要にかられたらするし、千早ちゃんよりもこの家の何処に何があるかを知ってるけど、基本はコタツの主」

響「うちのリーダーが本当すいませんだぞ」

春香「やれば出来るけどやらない子だからね、美希って」

響「やれば凄いのに、やる気にするまで凄い大変なんだ…今は楽しいみたいだけど」

春香「良く考えたら、性格的には響ちゃんは伊織ポジションなんだね」

響「え?どうして自分が伊織なんだ?」

春香「私の感覚的にだけど、常識人かつ苦労人な伊織と響ちゃん、自由奔放な亜美と美希、一番年上だけどちょっと天然なおっとりさんのあずささんと貴音さん」

響「…何とも言えないけど、苦労は貴音もしてるぞ」

春香「そりゃ分かってるけど、何ていうのかな〜…貴音さん、今は人生楽しんでそうでしょ?響ちゃんは、今も2人のツッコミ役だし、振り回されたりもしてそうだなぁと、春香さんは分析したんですよ!」

響「貴音は確かに人生楽しんでるね。振り回されたりは…してる。ツッコミ役もしてる…あれ?自分は苦労人だったのか…」

春香「本人が苦労してると思ってるなら、苦労人でしょ。響ちゃんの場合は、周りから見ても苦労人だけど…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:08:32.14 ID:YQVf84TAO<> 響「うーん、振り回されたり苦労してるけど、結果的に2人は大好きだし…言われるほどには苦労してないかも…」

春香「仲良しさんだね、フェアリーは」

響「そりゃね。別の事務所の頃から、3人でやってきたし」

春香「だね…あ、お風呂掃除してくれてありがとう!ブラシとかはそこに置いておいてくれればいいよー」

響「ん、分かった」

春香「よし、こっちも後は洗濯機くんにお任せしますかな」

響「じゃあ、コタツに戻ろう」

春香「そだね」



〜ちはやけのコタツ〜

ちはまこ「おかえり」

はるひび「ただいま」

(もぞもぞ)

はるひび「はふぅ」

千早「あ、そういえばさっき、我那覇さんの携帯がなってたわよ?」

響「自分の?」

千早「ええ、多分。BIGINさんの「島唄」が鳴ってたから」

響「自分ので間違いないさー。何だろう…あ、美希からメールだ…」

春香「主からだ」

真「主…ああ、コタツの主か…今日はいないんだね」

春香「いい加減、家に帰ってこいって怒られて、ここ5日位は家にいるよ。暫くは無理なんじゃないかな?」

千早「ほぼ住んでたからね、あの子」

真「そんなになんだ」

春香「お姉さんがお詫びに来る位」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:09:00.07 ID:YQVf84TAO<> 千早「え?いつ来たの?」

春香「一昨日のお昼かな?美希から連絡きて、家にいるか聞かれて、それから」

千早「ああ、私は仕事だったわね」

真「美希のお姉さんか〜…写真で見たけど、美希に似てるよね。美人なお姉さん」

春香「本来ならもっと早く来るべきだった、両親も謝罪に来る予定がどうしても無理になってしまった、って、いきなり最初に頭下げられて、びっくりしたよ」

真「両親も来て謝られたら…大変だよね」

千早「美希よりも春香のが泊まり歩き生活だったじゃない」

春香「私は実家が遠いから!それに、各お宅にはお詫びのお手紙とか御礼は送ってます!」

千早「…そうだ、お母さんの所に何か来たって聞いたわ…」

真「ここには?」

千早「わざわざ遠い所を直接来られて、「うちの馬鹿娘を宜しく」って、お義父様が」

真「あははは!…あれ?どしたの?響」

響「ん?ああ、美希からメール来てて、こんなのが」

はるちはまこ「?」

from:美希

今日、貴音と会って、トップシークレットを全部聞いたの

ミキだけ知らなかったのはちょっと寂しかったけど、許してあげるの

これからは、フェアリーの中では隠し事はあんまりしちゃダメなの! <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:09:28.22 ID:YQVf84TAO<> 春香「美希らしいね」

響「悪い事しちゃったなぁ…美希には話すべきだったかな」

真「それは、今考えても答えは出ないよ」

千早「そうね。もしかしたら、話した事で悪い方に転がったかもしれないけれど…結果的に良い方に転がったのだから、良いと思う」

春香「だね」

響「最後に、貴音の家で3人でお喋りしたり、今まで話せなかった事も話そうって」

春香「流石リーダー…なのかな」

真「距離を限りなくゼロにしたいんだね、美希らしいや」

千早「美希は本当に我那覇さんと四条さんが好きなのね」

響「な、何だか照れちゃうぞ…」テヘヘ

春香「返信は?」

響「まだだぞ」

春香「そしたら、「今日は寝る寝る寝る寝を借りるね」って」

響「…何それ?」

千早「美希のコタツ以外の巣よ」

真「…全く分からないんだけど」

春香「見たら分かるよ…じゃあ、お布団敷こうか」

まこひび「はーい」

千早「私も…ベッドを直そうかしら…」



〜寝室〜

まこひび「」

春香「これがコタツの主の巣にして、睡眠魔法がかけられた布団だよ」

真「す…凄いインパクトだね…」

響「何か、一回りして格好良い気がしてきたぞ。すんごい達筆だし」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:09:54.60 ID:YQVf84TAO<> 千早「美希どころか、四条さんまで睡眠魔法にかかった、凄い布団よ」

響「貴音が?…貴音、基本的に睡眠が浅いのに…」

真「普通はほぼ等間隔で来るもんじゃないの?レム睡眠とノンレム睡眠だっけ」

春香「それで合ってるけど、多分貴音さんは普通の人よりも全体的に睡眠が浅いんじゃない?」

響「そうらしい。詳しくは分からないけど、浅い状態と深い状態の振り幅が小さい上に、全体的に浅い所で眠ってるみたい。でも、身体の疲れは取れてるし、特に健康を害してはいないんだってさ」

春香「つくづく不思議な人だねぇ」

千早「やっぱり、中学生時代の高熱が原因なのかしら?」

真「どうだろうね?その辺りも、いずれ話してくれるんじゃない?」

響「うーん、本人が分かってなさそうな状態だったしなぁ」

春香「ま、貴音さん本人が気になるなら、私達は問題の解決に協力は惜しまないけど…」

千早「そうじゃないなら、別に今のままでも良いと思うわ。調子が良くないのなら別だけれど」

真「そうだね…よし、じゃあ今日はもう寝よう。時間も、大分遅くなっちゃったし」

響「そうだなー。んじゃ、皆おやすみなさい」

はるちはまこ「おやすみなさ〜い」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:10:20.16 ID:YQVf84TAO<> 〜当たり前のように、ちはやけの朝は遅い〜

春香「…んぁ?」

春香「ふぁ〜…朝かぁ…いま何時かな?」

時計『9:50です、閣下』

春香「」

春香「よ、良く寝たな〜…いやいや、寝過ぎだよぅ…」

(キョロキョロ)

春香「皆してまだ寝てるし」

春香「何かあったらマズいなぁ…よし、確認しよう…」モゾモゾ



〜コタツ〜

春香「あ、おはようございます、天海です」

P『おっ、春香か、おはよう』

春香「えっと、今ちょっと宜しいですか?」

P『おー、大丈夫だぞー』

春香「今日の真と響ちゃんのスケジュール、どうなってます?」

P『ん〜…真はオフ、響はフェアリーのラジオ収録、15:45には局に入ってたいな』

春香「なるほどなるほど…」

P『何だ?何か2人に用事か?伝言ならしといてやるが』

春香「いえいえ、今日はウチに2人が泊まってまして」

P『なるほど、そういう事か』

春香「まだ寝てるんで、もし仕事の時間が近いならマズいなぁと」

P『…で、一番早く起きた春香ですら、この時間か…』

春香「あはは、いやいや、まさかそんな訳…あるんです…」

P『ま、遅刻とかしなければ構わないけどね。千早は?』 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:10:58.40 ID:YQVf84TAO<> 春香「千早ちゃんですか?まだ寝てますけど」

P『いや、千早のスケジュールは聞かないのか?』

春香「千早ちゃんのスケジュールは分かりますから平気です」

P『そらそうか、いつも会ってる訳だしな』

春香「そうです、本人から聞いてますから」

P『そうか、ならいいや。そういや春香、CMの出演依頼があるけど』

春香「どんなCMですか?」

P『某お菓子メーカーのアイスクリーム』

春香「真冬ですよ?」

P『コタツに入ってアイスを食うというのは、なかなか良いぞ』

春香「そりゃ良いかもしれませんけど。真冬にアイスですから…売上はあまり伸びなさそう」

P『それを補って余りある影響力が春香にはある…と、向こうさんは考えてる訳だ』

春香「んな無茶な…因みに、どんなアイスですか?」

P『雪見○いふくの、以前春香がコラボした桜味があったろ?』

春香「はい」

P『あれのパワーアップ版でな。雪見○いふくは基本的に2つ入りなんだが、1つは以前に春香がコラボした「春かほる桜味」、もう1つは「白雪の抹茶味」だ』

春香「つまり雪歩ですね?」

P『そうだ。1つずつ違う味にするんだそうだ。さらに、テーマソングは千早だ』 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:11:24.42 ID:YQVf84TAO<> 春香「765プロだらけですね」

P『ああ、上手くいったよ。春香と雪歩の2人は勿論、千早の今度のバラードがイメージにハマるからって』

春香「良いタイミングでしたね〜」

P『本当にな』

春香「じゃあ、私は千早ちゃんに伝えておきますね〜」

P『おう、じゃあ春香はOKだな?』

春香「はい、OKです♪」

P『ん、じゃあ後は、千早を午後のレッスンに、響をラジオに間に合うように送り出してくれ』

春香「はぁい。私も千早ちゃんと同じだから大丈夫ですよ」

P『ん、じゃあ宜しくなー』

春香「はぁい」

(ぴっ)

春香「CMか〜…少し前なら決まったってだけで大騒ぎだったけど…これがランクが高いって事なんだなー」

春香「向こうからイメージに合うからと言われて、出るか出ないか選べて…」

春香「凄い事だけど、「今更CM位じゃ…」みたいな空気は…無いんだろうけど、ちょっと寂しい気もする…」

(ふわっ)

春香「っ!?」

千早「春香は相変わらずね」

春香「千早ちゃん…いきなり後ろから抱き締めないでよ〜…ビックリするよぅ」

千早「あら?ドキドキしなかった?寂しい」

春香「ふぇ?」

千早「慣れちゃったのかしら」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:12:10.66 ID:YQVf84TAO<> 春香「…」

春香「ううん、そんなこと無いよ」

春香「凄いドキドキする…慣れる事なんかない、千早ちゃんと一緒にいると、いつでもドキドキする」

千早「ふふっ…嬉しいわ」

春香「自分の心構え…何で忘れてたのかな。お仕事1つ1つに対しての心構え…」

千早「日々に忙殺されていく中で、それは難しいものよ。慣れていくし、疲れていく」

春香「皆で楽しく、皆を楽しく…自然にやれなくなってきてたんだね」

千早「だって、それはとても難しいもの」

春香「あはは、考えちゃったら難しいね」

千早「そう、難しい」

(きゅっ)

春香「…千早ちゃん、暖かい」

千早「お布団から出たばかりだから」

春香「このドキドキだってそう…千早ちゃんを心から好きだから、いつでもドキドキする…仕事を心から真剣に取り組む…だから、緊張するしドキドキする。小慣れた感じは見ている人に伝わるし、良い印象は無い」

千早「私達の愛と仕事は同列にして欲しくないけどね」

春香「当たり前だよ」

千早「ふふ…」



〜寝室から…〜

響「…いつ出ようか」

真「暫くは無理だね」

響「参ったなー」

真「盛る前には出ようか」

響「盛るって…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:12:36.21 ID:YQVf84TAO<> 〜盛る前に出ました〜

真「皆は仕事かぁ…大変だね」

響「自分のは何時ものラジオ収録だからなぁ。美希や貴音と楽しく話すだけだぞ」

春香「でも、貴音さんのプロフィールとかに触れたりもしないとマズいんじゃない?」

響「そういえばそうだった。多分メールの質問は沢山くるなぁ」

千早「答えられる範囲でいいんじゃないかしら?今までトップシークレットだったのは理由があったからなんだし、そこは四条さんの匙加減と、プロデューサーとの話し合いで決めたらいいと思うわ」

響「そうだなー。ちょっと考えてみるよ」

真「よし、僕らも出る準備しようかな」

春香「あれ?真はオフでしょ?」

真「オフだけど、春香も千早もレッスンでしょ?出掛けるなら、ボクが残ってるのもおかしな話でしょ」

千早「留守番でいてくれた方が安心だけどね」

響「真なら、プロ格闘家の泥棒とか、銃を持ってるとかじゃない限りは大丈夫な気がするぞ」

真「武器持たれたら辛いよね、対処がしにくいし」

千早「しにくいだけで、してしまえるのね」

真「自分でも出来そうだから困る」

春香「流石…映画のアクションシーンがガチ過ぎると絶賛されたアイドルだね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:13:04.29 ID:YQVf84TAO<> 響「アイドルって、凄いなー」

千早「妹を助けるシーンとか、妹役のアイドルの子が本気で惚れそうになったって言う位だし」

真「また女の子からの人気が…」

響「男の子からも人気あるじゃないか」

真「小さい子から、ね…特撮ヒーローみたいな扱いだよ…」

春香「それでもキッチリと、期待以上にやるから凄いよ」

真「仕事はキッチリやるタイプだからね、ボクは」

千早「真面目なのよね、真は」

真「皆そうじゃない、うちの事務所のアイドル達は。皆、求められたら全力以上で応える」

響「…だから、上手くスケジュール調整して休ませないと、全員ダウンしちゃうんだよな」

春香「…一度あったね…765プロが全員ダウンした時」

千早「私が全国ツアーしてる時よね?」

春香「そう。千早ちゃんはツアーでいない、あずささんは映画の撮影中に、他のメンバーも過労やらなんやらで軒並みダウンしちゃって…」

真「ボクと響と美希が何とか1日で回復出来たから被害は減らせたけど…春香と雪歩が大変だったね」

千早「スケジュールが過密過ぎたのよ」

響「雪歩はドラマの撮影に舞台稽古に新曲の収録だっけ?」

春香「だね。そりゃ倒れるって」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:13:39.06 ID:YQVf84TAO<> 真「律子に小鳥さん、社長まで限界超えてダウン、春香とプロデューサーに至っては入院だったんだよね」

春香「お騒がせしました…」

響「ドラマにCM撮影に各種取材にライブに新曲収録にレギュラー5本…それが3ヶ月は丸々続いて…休む暇なかったでしょ?仕方ないさー」

春香「まあ…でも、あの時は期待に応えなきゃって思いだけだったからねー」

千早「プロデューサーに至っては、そんな春香を含めた複数のアイドル見てたのよね」

真「正直、あのプロデューサーはワーカホリックとかのレベルじゃなくて、同じ人かも怪しいと思う」

響「うん、2日間起きてて3時間寝て、また2日間起きてて…とかだったらしいぞ」

千早「正直、引く」

春香「あははは!千早ちゃん酷いなぁ」

千早「だって、大凡人間の限界超えてるわ」

真「しかも春香より早く復活して、暫く同じような生活してたらしいからね…過労から3日で復帰してすぐにそんな生活とか…凄過ぎるでしょ」

響「たまにプロデューサーが本気で怖くなるぞ。医者が悩むレベルとか…」

千早「プロデューサーの遺伝子とか研究したら、不死の薬とか出来てしまいそうで怖いわ」

真「ま、まさか…そんな、ねぇ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:14:16.52 ID:YQVf84TAO<> 春香「お馴染み双海医院に入院してたんだけどね。私がやっと歩き回れる位になった時に、気になってプロデューサーさんの病室探したら見つからなくて、看護士さんに聞いたら「今日退院なさいました」って…唖然としちゃったよ」

千早「…ツアー終わって、春香のお見舞いに行ったのが、入院して5日目だっけ?」

春香「うん」

千早「そこにプロデューサーが「春香、具合はどうだ?」ってお見舞いに来たのには…」

響「寧ろプロデューサーの具合がどうなんだと思うね」

真「だね、もうそういうのいいから、家で寝ろと」

春香「私、実際に言っちゃったもん、「お見舞いはいいから寝て下さい」って」

千早「大体、過労で入院までした人間が、幾ら性別が違うからって、その時はまだ本調子じゃない律子以上に元気とか…理解出来ないわ」

響「おかしな薬やってるんじゃないかって、本気で疑われてたしな」

真「血液検査の結果がシロだった事に、皆して「本当に?」って言っちゃった位だしね」

千早「現場でもちょっとした騒ぎだったわよ。「765プロのプロデューサーは複数いる」とか、「アイツはサイボーグなんだ」とか」

真「あー、言われてたねぇ。特に生っすかで」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:14:43.45 ID:YQVf84TAO<> 響「プロデューサーチャレンジやろうとまで言われてたけど、耐久系は絶対クリアするからって企画倒れになった位だしな…」

真「無人島生活とか…?」

千早「仕事が出来ないってリタイアしそう」

真「仕事なんだけどね、一応」

響「今度、そういう企画はあるらしいぞ?765プロのアイドルによる、無人島開拓企画」

春香「聞いた事あるな〜…それ」

千早「深く追及したら危険な気がするわ」

真「家作りはボクな気がする」

響「自分もだぞ」

千早「私には…食料調達すら出来るか、怪しいわ…」

春香「大丈夫、千早ちゃんはボイスバズーカがあるじゃない」

千早「必殺技があるみたいに言わないで」

真「ボクには空手が」

響「自分には琉球唐手が」

まこひび「ある!」

春香「何を得意気にしてるのよ、このアイドル達は」

千早「戦闘能力はアイドルに必要ない筈だわ」

真「サバイバル技術は…多分大丈夫かな」

響「自分は不安だぞ」

春香「インドア派だからね、響ちゃん」

千早「意外よね」

響「意外かな?」

真「うん、意外」

春香「夏は海とかに毎日いそうだし、冬はスノボとかやってそう」

響「冬は家にいる、寒いもん」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:15:22.64 ID:YQVf84TAO<> 真「夏は?」

響「基本的には家。暑いもん」

千早「海とかには?」

響「うちなーにいた頃は結構行ってたけど…日焼けし過ぎて痛いからなぁ…」

春香「日焼け止め塗りなよ…」

響「中学生の少ないお小遣いで日焼け止めを買うなら、違うの買うぞ」

千早「げ、現実的…」

響「実家の民宿の手伝いもあったし、日焼けで痛がってる暇も無いし、そもそも海に行く暇がなかったんだ」

春香「苦労してきたんだね…」ホロリ

真「頑張ってたんだね…」ホロリ

千早「偉いわ、我那覇さん…」ホロリ

響「いや、自分はそこまでは…あー…やよいと違って素直にお礼が言えないのは、きっと自分が汚れてるからだぞ…」

千早「高槻さんはもう別次元よ」

春香「あの素直さ、純粋さ…」

真「天使説は強ち嘘でも無さそうだよね」

響「あの笑顔は何でも許せちゃうんだよなー」

春香「やよいは、これからも変わらずにいて欲しいよね」

ちはまこひび「うん」

春香「さて、やよい=天使という結論が出た所で…レッスン行こうか」

千早「そうね」

響「自分は一度帰ってから、直接局に行くぞ」

真「ボクは…特にやること無いし、家帰ろう」

春香「じゃ、行きますかー」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/07(木) 09:17:46.52 ID:YQVf84TAO<> 以上です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 09:57:37.26 ID:g2dIh8sKo<> 乙
プロデューサーは人間を超えていたのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 10:06:35.56 ID:9B99ZtTJo<> おつです。

千早が春香の後ろから抱きついている絵が見たくなった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 12:46:49.10 ID:t+MiXDyu0<> 乙です。

そういえば現実世界の無人島開拓も某アイドルグループでしたね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/07(木) 14:38:06.80 ID:XM/E0/ELo<> いい世界線だなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 17:06:00.44 ID:RJIMy7E50<> 乙
はるちはいいねえ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/07(木) 18:36:00.76 ID:/58vUzh50<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/14(木) 09:09:23.98 ID:+qDRD1mPo<> 乙
3日かけて追い付いた

久しぶりに愛の巣劇場を観に行こうかな <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:42:31.08 ID:1i2568OAO<> 続きです

【お知らせ】
個人的な事情により、今後、投下速度が今より落ちてしまいます

暇つぶしにしていただけている皆様、申し訳ありませんです… <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:43:20.86 ID:1i2568OAO<> 〜夕方〜

春香「ただいまぁ…」

千早「ただいま…」

真「…だ、大丈夫?2人とも…」

やよい「あぅ〜…春香さんも千早さんもフラフラです〜…」

春香「だ、大丈夫…大丈夫…」フラーリ

千早「今日は…良く眠れそう…」

真「ごめんね…ボクが混ざらなかったら…」

春香「いいよー…最近、運動不足だったし」

千早「身に染みたわ…私はダンスが少ない曲ばかりだったから、油断してた…」

やよい「ダンスは歌う時と違って、全身の筋肉を使いますから〜…」

千早「歌う時も全身を使うわよ?でも、使い方が違うというか…」

やよい「そうなんですか〜…」

千早「今度、教えてあげるわね」

やよい「本当ですか!?うっうー!ありがとうございまぁす!」ガルーン

真「じゃあ春香、千早。荷物はここに置くからね?」

春香「ありがとー」

真「ボクが暇だからってレッスンに参加しなければ良かった…」

千早「でも、久しぶりに研修生だった頃みたいにハードな、ヘトヘトになる位にダンスのレッスンが出来たわ」

やよい「皆さん忙しいですから、セーブしちゃうのは仕方ないですぅ」

春香「でも…ボーカルレッスンだったのに…」

真「本当にごめんね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:43:49.13 ID:1i2568OAO<> 千早「あのプロデューサーがいけないのよ…「じゃあ真も来たし、ダンスしながら歌うレッスンを久しぶりにやるぞ」って言い出して…」

春香「そりゃ、レッスンとしては間違えてないけど…」

やよい「あはは…」

真「まさか、あんなハードになるとは…」

春香「ダンスユニット作るって話のある真に合わせようってのが無理なんだって…私はセーブしながら活動してるし、千早ちゃんは最近はそこまで激しいダンスのある曲はしてないし」

真「だね…兎に角、ボクも考えが及ばなかったよ、ごめんね」

はるちは「大丈夫ー」

真「じゃ、ボクはそろそろ帰るね?」

春香「わざわざ荷物運んでくれてありがとう、真」

真「いいんだって、寧ろボクは謝らないといけないんだから」

千早「それはもういいわ、真のせいだけじゃないし」

真「そうかな…うん、じゃあボクは帰るね?」

やよい「あ、春香さん!ベランダに干してあったもの、取り込んでおきましたー!」

春香「わざわざありがとう、やよい」

やよい「いえいえ!他に何かしておく事、ありますか?」

春香「うーん、取り敢えずは大丈夫だよ」

やよい「そうですかー…じゃあ、お夕飯の支度、しましょうか?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:44:41.01 ID:1i2568OAO<> 千早「そんなことまで、悪いわ」

やよい「でもでも、春香さんはヘトヘトですし、千早さんはご飯作れないって前に聞きましたし…ご飯食べられないのは、辛いかなーって」

千早「至らない女でごめんなさい、春香…」

春香「あはは…」

真「ごめんね、ボクも何かしてあげられたらいいんだけど…」

春香「お父さんが1位になったんでしょ?なら、早く帰ってお祝いしてあげないと」

真「…ごめんね、何せ久しぶりの1位だから、お母さんが変なテンションになってて」

千早「ふふっ、嬉しいのよ、真のお母さん。早く帰ってあげて」

真「ごめんね、2人とも…じゃあ、またね!」

はるちは「またね」

やよい「お疲れ様でしたー」

(ぱたん)

春香「良かったねぇ、真のお父さん」

千早「実力勝負の世界だからね…大変だわ」

やよい「でもでも、そこで一番って凄いです!きっと、すごーく頑張ったんですよ、真さんのお父さん!」

春香「そだね…うん、きっとそう」

千早「年齢的にも厳しいって言われてたみたいだしね」

やよい「真さんもちょっとソワソワしてましたね」

春香「大喜びしたいけど、私達がヘロヘロになってる手前、出来なかったのかもね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:45:09.02 ID:1i2568OAO<> 千早「気にするなっていうのは…無理よね、真の性格からして」

春香「無理だね。まぁ、それは真の性格上仕方ないよ。私達が気にするなって言っても、気にしちゃう」

やよい「真さんも春香さんも千早さんも、皆が優しいから…」

春香「やよいもね」ナデナデ

やよい「わわ!…えへへ〜」

千早「ふふ、可愛いわね、相変わらず」

やよい「」テレテレ

(ピンポーン)

千早「あら?」

春香「真かな?」

やよい「私、行ってきましょうか?」

春香「お願い」

やよい「はーい」

(てくてく…)

<ウッウー!

はるちは「?」

やよい「春香さん、小鳥さんがいらっしゃいましたー!」

春香「え?」

千早「音無さん?」

やよい「はい!どうしましょう?」

春香「ついに来てしまいましたか…」

千早「…輸血の用意、してないわね」

春香「…またいかがわしい妄想が…」

千早「高槻さんに悪影響ね」

春香「…取り敢えず、救急車はすぐ呼べるようにしましょう」

千早「あとは警察も」

やよい「うー…?」

小鳥「ちょっと!聞こえてるわよ!」

はるちは「!?」

小鳥「何なのよもう!事務所にあった忘れ物を届けに来たっていうのに!」プンスカ <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:45:41.04 ID:1i2568OAO<> 春香「あはは…ごめんなさい」

千早「つ、つい…」

小鳥「もう…大体ね、私はそんなに年中鼻血出してません!輸血が必要な程に鼻血出す訳が…」

やよい「…う?」←春香愛用のヒラヒラ付きエプロン装備

小鳥「…無いでしょう?」

春香「早速ですか」

千早「噴出しなかっただけ、耐えたのでしょうけど…」

小鳥「…うぐぅ」

やよい「小鳥さん、はい、ティッシュです」

小鳥「あ、ありがとう…やよいちゃん」フキフキ…グリィ

春香「最近は、美人事務員さんが鼻にティッシュ詰めた姿も見慣れたね…」

千早「美人なのに…何でこんなに惜しいのかしら…」

小鳥「…ぴよ」

やよい「あは…あはは…」



〜アイドルと事務員inコタツ〜

春香「ところで、忘れ物って…」

小鳥「ああ、これよ。青いお財布…」

千早「」

春香「千早ちゃん、お財布を忘れるのは流石にどうかと思うな」

千早「…そういえば、今日は帰りに事務所に寄ってから、タクシーで帰ってきたのよね…すっかり忘れてたわ」

やよい「あわわ…お財布無くなったら大変ですよぅ、千早さん」

千早「そうね…中身もだけど、春香に貰った財布だもの…無くす訳にはいかないわ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:46:11.07 ID:1i2568OAO<> 小鳥「あら、それなら今日中に届けに来て良かったわね」

千早「ええ、本当にありがとうございます、音無さん」

春香「小鳥さんが今の発言を聞いて鼻血を出さない!?」

やよい「えっ」

春香「に、偽物なんじゃ…」

小鳥「そんな訳無いでしょ!?…今更あなた達のイチャイチャを見せられても、何とも思いません!」

千早「つまり、事務員さん公認…」

小鳥「たかが事務員の私が公認しても、特に世間的な影響は無いわよ」

やよい「そういえば、事務所にはいま誰もいないんじゃ…」

小鳥「…あ」

春香「えっ」

千早「えっ」

やよい「えっ」

小鳥「…あ、いや、いるにはいるのよ…留守番が…」

春香「誰が留守番してるんですか?」

小鳥「…伊織ちゃんと、あずささんとプロデューサーさん」

はるちは「…」

やよい「伊織ちゃん、まだ事務所にいるんですねー」

小鳥「ええ」

春香「…伊織を助け出さねば…」

千早「そうね、プロデューサーとあずささんのいる空間に置いておくのは可哀想だわ」

小鳥「…さっき事務所を出る時には、プロデューサーさんは正座であずささんに怒られてたけどね…」

春香「もう尻に敷かれてるんだね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:46:38.89 ID:1i2568OAO<> やよい「プロデューサーはあずささんに弱いですから…」

千早「そうなのよね…たまに引く位」

春香「そ、そんな酷いんだ…」

小鳥「春香ちゃんは今、セルフプロデュース状態だものね…会わない方がいいわよ」

春香「そうなの?」

千早「少なくとも、昔のイメージで会ったらダメよ」

春香「えっ」

やよい「普段はいいですけど、あずささんの話が始まったら逃げて下さい」

春香「えっ、えっ」

小鳥「惚気だすわよ。公認してやったのをいいことに、あんにゃろうめ…」

春香「小鳥さん!こめかみに青筋が!やよいが怯えてるから!」

やよい「はわわわ」ガタガタ

千早「まだプロデューサーに憧れてる頃なら泣いていたかもしれないわね。今はあまりの鬱陶しさに、グーでいきそうになるのを抑えるのに必死だけど」

春香「そんなに!?」

やよい「たまに、本当にたまにですけど…プロデューサーの話を聞くのが辛くなります…」ジワッ

春香「千早ちゃん、狩りに行くよ?」ゴゴゴゴゴ…

千早「手伝うわ」ゴゴゴゴゴ…

小鳥「ふ、2人とも落ち着いて!春香ちゃん!その普通の金属とは思えない金属性のお玉をしまって!千早ちゃんも!拡声器は止めなさい!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:47:11.10 ID:1i2568OAO<> 春香「これ、最近新しく開発された金属でして…ダイヤに匹敵するらしいですよ」ヒュヒュヒュヒュン

小鳥「見えない位の速度で素振りをしないで!いいからそれを置きなさい!」

千早「あー、あー」

小鳥「マイクテストしないで!絶対一回で壊れるから!拡声器は使い捨てじゃないのよ!?」

春香「小鳥さん、小鳥さん」

小鳥「?」

春香「ここに取り出しますは、鋼鉄製の板」

小鳥「…」

春香「覇ッ!」ベゴォ!

小鳥「!?」

春香「ほら、板にめり込みしました♪」

小鳥「何のアピールなのよ!それを置きなさい!」

千早「…春香、まさかそれが今後のお仕置き用にはならないわよね?」

小鳥「拡声器使って喋らない!微妙に音が割れてるし!スイッチ切りなさい!」

春香「流石に千早ちゃん達にはしないよ♪」

小鳥「人に使用したらダメ!料理に使いなさいってば!」

春香「はぁい」

小鳥「ぜぇ…ぜぇ…ツッコミは疲れるわ」

千早「それは年r」ガシィッ!

小鳥「…折るぞ…小娘…」ミシィ

千早「ごめんなさい」

やよい「」オロオロ←状況に着いていけない天使(うっうー)さん

小鳥「見なさい、やよいちゃんも混乱して…兎に角、私は今から事務所に戻るわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:47:46.64 ID:1i2568OAO<> 春香「はぁい」

千早「いってらっしゃい、また暇な時にでも遊びに来て下さい」

やよい「お疲れ様です!小鳥さん!」

小鳥「はい、皆またね〜」

(ぱたん)

小鳥「…あの子達の切り替えの速さと、ボケの思い切りの良さと速さとキレ…若いわ…はぁ」



〜ちはやけのコタツ〜

春香「何か、さっきの倍は疲れた気がする」

千早「仕方ないわ、音無さんが乗ってくれたからって、動きのあるボケをし過ぎたし」

やよい「ぼ、ボケだったんですか?」

春香「あはは…悪乗りとも言う」

やよい「う?」

千早「…そういえば、レッスン場でシャワーすら浴びれなかったのよね…忘れてたわ…」クンクン

春香「そだね…レッスンスタジオを使えるギリギリの時間までダンスし続けるとは思わなかったしね…」

やよい「は、はーどだったんですね…」

千早「多分、真もお父さんの事でテンションがマックスだったのよ」

春香「そだね…だから、怒るに怒れない」

やよい「あはは…あ、じゃあお風呂を沸かしましょうか?」

春香「お願いします…お風呂自動ってボタンを押せばいいだけだから」

やよい「わあ!それなら私でも簡単に出来ます!」ウッウー!

千早「私でも、ね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:48:21.88 ID:1i2568OAO<> 春香「というか、千早ちゃんの為に導入したんだけどね」

やよい「千早さん、まだ機械全般が苦手なんですね」

千早「ええ…もうこの家の家電は殆ど使えないわ…」

やよい「そ、そうなんですか…あ、お風呂ポチッてしてきまーす!」

(とたたたた…)

千早「…可愛いわね、高槻さんは」

春香「ぐーたらなコタツの主と変えて欲しい位だよ」



〜ラジオのスタジオ〜

美希「くちゅん!」

ひびたか「」

美希「えぅ〜…くちゃみでたの〜…」

響「ぴっくりしたぁ…風邪か〜?」

美希「ううん、急にむぢゅむぢゅしたの」

貴音「ふふ、可愛らしいくしゃみでしたよ」

美希「んむ〜」

響「ほら、スタッフさんが呼んでるから、外で鼻噛んできなよ」

美希「そうするの……っくちん!」

響「」

貴音「あら…また可愛らしいくしゃみが聞こえましたね」

美希「うにゅ〜…」アホ毛ヘニョーン



〜コタツ〜

やよい「ただいまです!お風呂セットしてきました!」

春香「ありがと〜」

千早「ありがとう、高槻さん」

やよい「えへへ〜。いつもお菓子作ってくれる春香さんや、綺麗な歌を聞かせてくれる千早さんへの恩返しが出来て良かったです!」ウッウー! <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:48:47.61 ID:1i2568OAO<> はるちは「」ブワッ

春香「ええ子や…」

千早「ほんまええ子や…」

やよい「あぅ…」

(ピンポーン)

春香「ん?」

千早「誰かしら?」

やよい「私、行ってきまーす」

春香「ありがと。うちの関係者なら上がってもらって。それ以外なら私を呼んでね〜」

やよい「はぁい」トタタタタ…


<ウッウー!

<オジャマスルワヨー


春香「この声は…」

やよい「伊織ちゃんでしたー!」

伊織「お邪魔させてもらったわよ」

千早「いらっしゃい…体中が疲れ切ってて、何のお持て成しも出来ないけれど…」

伊織「アンタに何か持て成しが出来るとは思ってないわよ」

千早「歌うわ…」

伊織「うちの屋敷にアンタのファンがいてね。竜宮小町とアンタの曲がベビーローテーションで流れてんのよ、最近。だからいいわよ、歌わないでも」

千早「…なら、高槻さんの歌を…」

伊織「イメージが違い過ぎるから止めなさい」

千早「えぅ」クテン

伊織「もう寝たら?」

千早「お風呂、まだなのよ…」

伊織「シャワーだけにしたら?湯船で寝たら死ぬわよ?」

春香「…私、その経験ある…」

伊織「え?一度死んだの?アンタ」

春香「んな訳無いでしょうが〜…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:49:22.53 ID:1i2568OAO<> やよい「春香さん、溺れちゃったんですかっ!?」アワワ

春香「未遂だよ、未遂。カクンって首が倒れて、顔から水面にバシャッて…」

伊織「本当に危ないじゃない!」

春香「天井から垂れた水滴が首筋に当たって、ヒィッて目が覚めたけどね…」

やよい「あわわわ…間一髪でしたね…」

千早「春香…本当にもうそういう事にならないようにして…お願いだから…」グスグス

伊織「ガチ泣き!?」

春香「えへへ、大丈夫。もうそういう事が起きないようにするよぅ」

千早「もう私、イヤよ…大切な人がいなくなるの…」

やよい「千早さん…よし!」

伊織「やよい?」

やよい「お2人がお風呂の中で寝ちゃわないように、私が順番に入れてあげます!」テッテレー

春香「流石に…そこまで迷惑かけらんないよ」

千早「そうよ…シャワーだけにするから…それに、高槻さん1人で私達2人じゃ、高槻さんが疲れちゃうし、のぼせちゃうわ」

やよい「でもでも!せっかくお風呂を沸かしたのに、勿体無いです!」

伊織「…はぁ…いいわ、私が千早とお風呂に入るから、やよいは春香をお願い」

やよい「へ?」

伊織「やよい1人じゃ大変でしょ?私も手伝えば、負担は半分よ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:49:54.80 ID:1i2568OAO<> やよい「伊織ちゃん…ありがとう!」

春香「伊織、わざわざごめんね…」

千早「ありがとう、迷惑かけるわね、水瀬さん…」

伊織「ふ、ふん!同じ事務所のアイドルがお風呂で溺死、なんて間抜けな事になったら、私が迷惑だからするだけよ!」

やよい「えへへ」

千早「うふふ」

春香「ツンデレ頂きましたー」

伊織「やよい、やっぱり私が春香と入るわ。そして湯船に沈めるわ」

やよい「だ、ダメだよぅ!」アワワ



〜お風呂ヴァ!〜

伊織「」

千早「何かしら?」

伊織「話には聞いていたけど…アンタ、本当に凄い腹筋ね…」

千早「そうかしら…真にも言われたけど」

伊織「腹筋割れたアイドルなんて、なかなかいないわよ?」

千早「他のアイドルの腹筋を見た事が無いから、分からないわ」

伊織「アンタの衣装が、最近ワンピースだったりピタッとしたのじゃなかったりする理由が分かったわ」

千早「そう?」

伊織「アイドルのファンとしては、その腹筋は「えっ?」てなるもの」

千早「…私のファンの方々は、そんな事無いみたいだけれど」

伊織「あ〜…アンタのファンは、歌が好きから入るからね。腹筋とかは気にしないんでしょ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:50:27.99 ID:1i2568OAO<> 千早「その方がいいわ。私は歌を聞いてもらいたいし」

伊織「そりゃ、アンタならそうでしょうね…ほら、髪の毛洗ってあげるわよ」

千早「ありがとう、水瀬さん」

伊織「いいわよ…しっかし、アンタの髪はサラッサラね〜」

千早「春香がケアしてくれてるから…」

伊織「なるほどね」

千早「水瀬さんだって…流石としか言えない位に、綺麗な髪よ」

伊織「そりゃ、プロに頼んでるからね。それでダメなら、訴えるわよ」

千早「プロ…有名な美容師さんとか?」

伊織「水瀬家専属の美容師がいるのよ」

千早「…スケールが違ったわ…専属なんて…」

伊織「ほら、専属の方が融通効くから…っていうのもあるじゃない」

千早「専属をつけられる事が、もう想像以上なのよ」

伊織「生まれた時からそうだから、良く分からないわ」

千早「それもそうね」

伊織「はい、終わり!流すわよー」ジャバー

千早「…じゃあ、次は私が水瀬さんの髪を洗うわ」

伊織「え?いいわよ、別に」

千早「いいからいいから。私、たまに美希の髪とか洗ってあげるのよ」

伊織「…なら大丈夫ね、お願いするわ」

千早「何故最初は拒否したの?」

伊織「そりゃ、不安だからよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:51:14.95 ID:1i2568OAO<> 〜お風呂ヴァ、交代しました〜

春香「うぅ…明日は筋肉痛だなぁ…」

やよい「明日はお仕事あるんですか?」

春香「えーっと…あ、ラジオだけ」

やよい「あぁ、亜美と真美と一緒の…」

春香「そう、あれ」

やよい「うちの長介が良く聞いてます〜!」

春香「本当?ならノベルティあげるよ」

やよい「えっ?いいんですか?」

春香「大丈夫だいじょーぶ。私達のサイン入れて、今度あげるね」

やよい「わぁ!ありがとうございます!」

春香「身近な所にリスナーさんがいるのは嬉しいなぁ♪」

やよい「うちの兄弟、結構ラジオ好きなんですよー!かすみも春香さん達のラジオとか、伊織ちゃん達のラジオを聞いてますし!」

春香「かすみちゃんかー、最近お洒落に目覚めたって」

やよい「真美のファンらしいです」

春香「あー、美希に並ぶファッション界の若きカリスマだからね、真美は」

やよい「真美、凄いですよねー」

春香「キャラクターは迷走してたけどね…」

やよい「そうなんですか?」

春香「うん…まぁ、真美の為にも内緒にしてね?」

やよい「はぁい!あ、春香さん、お背中流しまーす!」

春香「わわ、ありがとう!じゃあお願い♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:51:56.62 ID:1i2568OAO<> やよい「ふわー…」

春香「ん?」

やよい「春香さん、肌がすっごく綺麗ですー」

春香「え?そ、そかな…えへへ」

やよい「すべすべで、もちもちです!」

春香「ほ、誉め過ぎだって」

やよい「羨ましいなーって」

春香「やよいのが若いんだから、肌はやよいのが綺麗だと思うけど…」

やよい「私は…そんなに肌のお手入れとかしてませんし…」

春香「ふむー、ならお姉さんが調べてあげよーではないか!」

やよい「え?」

春香「ほれほれ、後ろ向きなさーい!」

やよい「やぁん!わ、分かりましたから、脇腹はダメですぅ!く、くすぐったいです!」

春香「にゃははは!って、やよい」

やよい「ふぇ?」

春香「十分に綺麗な肌だよ?」

やよい「そ、そーですか?」

春香「うん。もしこれでケアしてないとか、肌が綺麗じゃないって言い出したら…世の苦労してる乙女達は、怒っちゃうよ?」

やよい「えっと…ケアとかは本当にしてないですけど…」

春香「やよい、やっぱり凄いわ…」

やよい「え?え?」

春香「あ、ついでに髪も洗ってあげるね」

やよい「えっ?いいんですかぁ?」

春香「いつも千早ちゃんの髪を洗ってるから大丈夫」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:52:39.27 ID:1i2568OAO<> やよい「わあ、仲良しなんですねー」

春香「千早ちゃん、自分でやると適当だから」

やよい「あはは…あんなにサラサラで綺麗な髪なのは、春香さんのおかげなんですね」

春香「元が良いんだけどね。髪質が細いから、ちゃんとケアしてあげないと、痛みやすいんだよねー、千早ちゃんの髪の毛って」

やよい「そうなんですかー」

春香「じゃ、シャンプーいくよー」

やよい「はぁい♪」

(わしゃわしゃ…)

春香「やよいの髪の毛って、ふわふわなんだねー」

やよい「そ、そうですか?あんまり自分じゃ分かりません」

春香「うん、フェアリーの3人みたいな髪質してる。ふわふわで、凄い柔らかいの」

やよい「へー…皆さんの髪の毛を洗った事があるんですか?」

春香「響ちゃんは昨日、家に泊まった時に。貴音さんのは、まだ触らせて貰っただけ。美希は…もう何度も」ワシャワシャ

やよい「そーなんですかー…」

春香「うん」

やよい「(ふぁ…すっごい気持ち良いですぅ…伊織ちゃんのお家の美容師さんにしてもらった時以上ですぅ…それに、何だか不思議な感じ…)」

春香「やよい?」

やよい「ふわ!?」

春香「ふふ、気持ち良かった?」

やよい「はい!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:53:14.05 ID:1i2568OAO<> 春香「良かった〜。千早ちゃん以外には感想聞いた事無いから、やよいが気持ち良さそうな顔してくれてて、ちょっと嬉しかったんだ♪」

やよい「本当に気持ち良かったです!何かこう…ほわーんとしてきちゃう感じです!」

春香「そか、良かった♪」

やよい「それに…」

春香「ん?」

やよい「あの、私、長女だから…お姉ちゃんっていう存在に凄く憧れがあって…今、頭を洗って貰ってた感じが、その…美容師さんとかと違って、もっと優しくて…」

やよい「お姉ちゃんがいたら、こんな感じなのかなーって…ちょっと思っちゃいました」

春香「…」

やよい「えへへ…急に変な事言っちゃって、ごめんなさい」

春香「いいよ、別に変な事なんか言ってない…どこか、痒い所ある?」

やよい「え?いえ、大丈夫です」

春香「そう?何かして欲しい事があったら…『お姉ちゃん』に言ってごらん?」

やよい「っ!」

やよい「あ、あの…あの…お、『お姉ちゃん』…」

春香「なぁに?」

やよい「!」パァァ…

やよい「な、何でもない♪」

春香「ふふ、変なやよい」

やよい「えへへ…」

やよい「(春香さん…ありがとうございます…私、いま凄く幸せです)」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:54:06.50 ID:1i2568OAO<> 〜天使のいるコタツ〜

やよい「〜♪」

伊織「やよいはどうしたの?何かお風呂上がって来てから、春香にべったりだけど」

やよい「お姉ちゃんなんだよ、伊織ちゃん!」

伊織「はい?」

春香「あはは…お姉ちゃんです」

伊織「…???」

千早「春香、水瀬さんが嫉妬してしまうわよ?高槻さんが取られたと思って…(トスッ)えふっ!?」

伊織「…(トスッ)…(トスッ)」

千早「えふっ…無言で脇腹に…ふぐっ…手刀を突きこま…えふっ…ないで…」

伊織「訳分かんない事言わないで」

千早「全く…」

伊織「全く、はこっちの台詞よ」

春香「伊織、あまり千早ちゃんをいじめないでね?」

伊織「いじめてなんかないわよ」

やよい「伊織ちゃん、仲良くしよう?」

伊織「うぐ…わ、分かったわよぅ」

千早「で、高槻さん。春香がお姉ちゃんって、どうしたの?」

やよい「えっと、あの…今日はお姉ちゃんなんです!」

千早「…?」

春香「さっきお風呂で頭を洗ってあげてた時に、やよいがお姉ちゃんがいたらこんな感じかなって言うから」

やよい「そしたら春香さんが、今日は私がお姉ちゃんだよって言ってくれたんです!だから、お姉ちゃんです♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:54:54.45 ID:1i2568OAO<> 伊織「(ヤバい、やよい、可愛い)」←何故かリズミカル

千早「(春香の優しさと高槻さんの笑みで浄化されそう)」←自分が汚れていると思っているらしい

春香「という訳で、お姉ちゃんですよ、お姉ちゃん!」ナデナデ

やよい「うっうー!お姉ちゃんです♪」ギュッ

伊織「…む」

千早「…水瀬さん水瀬さん」コソコソ

伊織「何?」コソコソ

千早「私、何故か高槻さんだと嫉妬心が湧かないわ。不思議ね」コソコソ

伊織「私はちょっとだけ羨ましいけど、やっぱり春香に嫉妬心は湧かないわ」コソコソ

千早「春香も高槻さんも、可愛いわね」コソコソ

伊織「ええ、同意するわ」コソコソ

ちはいお「…いい」←ダメなコンビ

はるやよ「へ?」

ちはいお「何でもないわ」←息ぴったりなダメコンビ

はるやよ「?」←同じく息ぴったりな1日姉妹

伊織「本当に何でもないわ」

千早「ええ、全く問題無しよ」

春香「そう?」

やよい「ならいいんですけど…」

千早「そういえば高槻さん、今日はご家族は大丈夫なの?」

やよい「はい!今日はお母さんが家にいるので、たまには…って言われました。それに、最近は長介とかすみが自分の事は自分でやるようになってくれたんです!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:55:58.90 ID:1i2568OAO<> 春香「」チラッ

伊織「」チラッ

千早「言いたい事があるなら、はっきり言って欲しいのだけれd」

伊織「見習いなさい、長介とかすみを見習いなさい」

千早「何も被せ気味に言わなくても…」

春香「千早ちゃん」

千早「何?」

春香「大丈夫、私がしてあげるから」

千早「は、春香…」

伊織「見なさい、やよい。ああいうのがDVとか詐欺を働くダメな男に貢いで捨てられるダメ女と、家事を任せっきりにして熟年離婚された後で孤独死するダメ亭主よ」

春香「具体的な上に辛辣!」グサー

千早「言い返せない分、余計に刺さる!」グサー

やよい「言い返せないのは、大分問題なんじゃないかなーって…」

はるちは「トドメを刺しに来た!?」グッサー!

伊織「最近、やよいがたまーに剥く牙が、異常な貫通力なのよね」

やよい「え?あ、う、ごめんなさい!」アワアワ

伊織「いいのよ、問題無いわ」

はるちは「いや、あるある」



〜まったりなコタツ空間〜

伊織「ところでアンタ達、眠気は大丈夫なの?疲れてたんじゃなかったの?」

春香「うーん、お風呂入ったら大分飛んじゃったかも」

千早「まだやる事も残ってるしね」

やよい「やる事、ですか?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:56:35.19 ID:1i2568OAO<> 千早「ええ、明日のスケジュールの再確認とか、色々ね」

春香「やる事と言えば、晩ご飯も作らないと」

やよい「じゃあ、今日は私が作ります!」

春香「じゃあ一緒に作ろうか?」

やよい「え?でも春香さんは疲れてるから…」

春香「『お姉ちゃん』なら大丈夫だよ」ポンポン

やよい「ふぁ…じゃ、じゃあいっしょにつくりましょー…」ポワン

伊織「(完墜ちね)」

千早「(ええ、完墜ちだわ)」

春香「そんじゃ、簡単に作ろうか」

やよい「はい!」


伊織「2人してキッチンに立ってるわね」

千早「そうね。2人とも料理は神業だから、簡単なものでも絶品なんでしょうね」

伊織「…これ、もしかして寝取らr」

千早「水瀬さん、多分その先に進んではいけない気がするわ」

伊織「…そうね、どうかしてたわ」

千早「因みに私なら、春香を寝取ろうとした相手を全財産使ってでも追い込んで、泣きながら死なせて下さいと土下座するようなの地獄を見せるけどね」

伊織「アンタはもう修羅(ヤンデレ)道にいる気がするわ」

千早「…ちょっと自分の思考が暴走しちゃうのよ、たまに」

伊織「お互い気を付けましょう」

千早「そうね…ちょっと良くないわね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:57:05.88 ID:1i2568OAO<> 〜斜め上の深みに落ちそうなちはいおを余所に、ご飯はサクッと完成です〜

春香「出来たよー」

やよい「お待たせしましたー」

千早「…簡単、って言ってたわよね?」

はるやよ「…?」

伊織「…滅茶苦茶いい匂いがするんだけど。間違いなく美味しいわね」

千早「水瀬さんが言うなら間違いないわね」

春香「冷蔵庫にあるもので作ったんだけど…」

やよい「特別な事は何もしてませんよね?」

千早「取り敢えず、食べましょう」

伊織「そうね」

春香「そだね、冷めちゃう前にたべよー」

やよい「じゃあ、並べちゃいますねー」


〜数分後〜

伊織「」パクパクモグモグ←無心で食べてる水瀬家の令嬢

千早「」パクパクモグモグ←無心で食べてる歌姫

やよい「2人とも、凄い食欲ですー♪」

春香「作りがいがあるねー」

やよい「はい♪」

千早「春香特性、野菜沢山豆腐ハンバーグに」

伊織「やよいの特性ソースをかけて、調理されたもやしまで添えられてて」

ちはいお「不味い訳が無いわ」

春香「やったね♪」

やよい「えへへ♪お姉ちゃん、あれやりましょー!」

春香「うん!」

はるやよ「はい!たーっち!」パチン

はるやよ「いえい!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:57:40.16 ID:1i2568OAO<> 伊織「何なのこの幸せな食卓は」

千早「素晴らしいわね。この世の幸福の8割位はここにあるわ」

伊織「否定出来ないわね」

千早「高槻さんのこのソース、何故こんなに美味しいのかしら」

伊織「摩訶不思議なのよね。うちの料理人達に何回作らせても、この味が出ないのよ」

千早「水瀬さんの家の料理人って、一流シェフなんでしょう?」

伊織「ええ。一度やよいのソースを味見させたら、敗北感に膝から落ちたけどね」

千早「可哀想に…」

春香「やよいのソースはもやしに合うね♪」モグモグ

やよい「お姉ちゃんの豆腐ハンバーグも美味しいですー♪」モグモグ

千早「高槻さんも春香も、本当に仲良しね」

伊織「そういえば今まで気にしてなかったんだけど、何で千早は私ややよいは名字にさん付け、春香は名前で呼び捨てなのかしら?」

やよい「そういえば…私達は千早さんより年下なのに」

千早「えっと…私は基本的にはどんな人でも名字にさん付けで呼ぶわよ?年下でも何でも、同じアイドルとして働いている訳だし」

やよい「じゃあ、何で春香さんだけが呼び捨てなんですか?」

千早「いいえ、春香だけじゃないわ。律子と亜美真美、あと、真も呼び捨てね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:58:31.34 ID:1i2568OAO<> 伊織「何でよ?」

千早「律子は何でかしら?年は向こうが上なんだけど、いつの間にか。向こうも何故か文句言わないし」

伊織「律子って、美希にはさん付けしろって喚くのにね」

春香「多分、アイドルとして取り組む姿勢…っていうのが最初はあったんだろうけど、最近はもうそれが一種のお決まりの流れになってるよね」

やよい「亜美と真美は何で呼び捨てなんですか?」

千早「2人に言われたのよ。「年上からさん付けされるのは慣れないから嫌だ」って」

伊織「アイツららしいわね。それに、アイツは名字にさん付けの呼ばれ方だと、距離を感じちゃってそうだし」

千早「何より、2人まとめて…みたいに感じて、複雑な気持ちになるみたいね」

やよい「あの2人は、お互いが大好きですけど、2人合わせて…みたいな言われ方は嫌がりますよね」

春香「きっと、物心ついた頃からそうだから、嫌なんじゃない」

やよい「なるほどー」

伊織「で、真はどうして?」

千早「それも本人から言われたの…「何かムズムズするから」って」

伊織「真らしいわね」

やよい「真さんらしいですー」

春香「まこりん♪は喜ぶけどね」

伊織「絶対に呼ばないわよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 18:59:11.54 ID:1i2568OAO<> やよい「春香さんはどうしてですか?」

千早「765プロで、この業界で一番最初に出来た友達で、初めて出来た、全部をさらけ出せる親友だからかしらね。それに、今ではそう呼ぶ以外は絶対に考えられないもの」

伊織「どうしてよ?」

千早「そうね…」

やよいおり「?」

千早「法律上、同じ名字になれないじゃない。だから、名字で呼びたくはないの」

春香「なら仕方ない」

やよい「はわ〜…」

伊織「…何がどう仕方無いかとか、いちいちツッコまないわよ、絶対面倒臭いし」

千早「ボケた訳じゃないのよ?」

伊織「分かってる。アンタ達はガチだし」

春香「ガチって言い方、やめてよぅ」

千早「律子もそういう言い方してたわね」

伊織「…ガチとしか言いようが無いんだもの」

やよい「がち…?」

千早「気にしないでいいわよ、高槻さん」

やよい「分かりましたー…」

春香「というか、法律を変えてやろうかと、たまに思うよ」

伊織「無茶苦茶言うわね。でも、アンタなら当選しかねないから恐ろしいわ…」

春香「しないけどね、立候補。立候補する方法知らないし」

やよい「分かってたらするつもりだったんですか?」

春香「まさか〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:00:01.11 ID:1i2568OAO<> 千早「それにね」

伊織「?」

千早「天海さん」

春香「」ジワッ

千早「こうなるの」

伊織「なるほど」

やよい「春香さん…大丈夫ですか?」

春香「うん…千早ちゃん…冗談でもやめて…」

千早「もうしないわ、ごめんなさい、春香」

伊織「何も泣く事は無いでしょうに…今の流れで、別に千早は今後はそう呼ぶとか言った訳じゃないんだし」

春香「嫌なんだもん…すごく、嫌なの」

伊織「はぁ…はいはい、分かったわよ」

やよい「(春香さん、小さい子みたい…可愛いかも)」



〜食ったら寝る〜

やよいおり「」

春香「どしたの?」

千早「間違いなくこの布団のインパクトのせいだと思うわ」

伊織「誰のセンスよ、この眠の一文字の布団」

やよい「…何となく、美希さんの気がします」

春香「正解」

千早「765プロが誇る2大強力ユニットの1つ、フェアリーのリーダーにして、ファッションリーダーでもある天才美少女、星井美希のセンスによって厳選された布団よ」

伊織「そこまで立派な言い回しで説明しないであげて、何だか可哀想になるから」

やよい「でもでも、このお布団なら良く眠れそうかなーって」

千早「凄いわよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:00:50.46 ID:1i2568OAO<> 春香「美希は布団に入ったら「おやすみなさい」を最後まで言い切る前に寝るし、貴音さんも起こされるまで熟睡、響ちゃんもお昼近くまでぐっすりだったからね」

伊織「フェアリー全滅じゃないの」

やよい「な、何だか怖くなってきました」

春香「睡眠耐性が0にされて、ラリホーマとドルミナーとスリプルを同時にかけられる感じ(我那覇さん談)だそうです、はい」

伊織「全く分からないけど、安眠を約束してくれそうね」

やよい「凄いです!…でも、何でお布団1つなんですか?」

千早「別々の布団が良かった?」

伊織「今、アンタから小鳥のオーラを感じたわ。ブン殴ってもいいわよね?」

千早「やめて」

やよい「えっと、同じ布団でもいいですよ!これしか無いなら、仕方ないです!」

春香「これしか無い訳じゃn」

千早「春香」

春香「はい」

伊織「そそそ、それならしししかしか仕方ないわね!1つしかないんですもの!1つしか!なら仕方ないわ!」

春香「おー、何とも分かりやすい…」

伊織「春香」

春香「はい」

やよい「それに、伊織ちゃんと一緒に寝ると、良く眠れるんです」ニコリ

伊織「」ブッ

春香「伊織、鼻血が…はいティッシュ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:01:33.19 ID:1i2568OAO<> 千早「わかるわ」

春香「千早ちゃん、それ多分違う人の持ちネタだから」

伊織「ありがと。何で突然鼻血が出たのかしらね」

春香「それで誤魔化せると思ってるなら、純粋過ぎるよ」

やよい「伊織ちゃん、とっても優しいんですよー…私、伊織ちゃんと寝るの、大好きです」

伊織「」ポン!ブシゥ!

春香「やよい、ちょっと伊織の鼻血が落ち着くまで待って。伊織、新しいティッシュ。鼻から発射した血塗れティッシュは、トイレに流してきてね?」

伊織「わ、分かったわ。全く、スーパーアイドル伊織ちゃんが、突然鼻血を吹くなんてね」

春香「誤魔化せてないから、伊織がやよいを好き過ぎるのは分かってるから」

伊織「なっ!?ちょ、そんな、ちが、違うわよ!好き過ぎる訳が…」

やよい「伊織ちゃん、私の事が嫌いなの?」

伊織「好き過ぎるわよ!悪い!?大好きですけど何か!?」

やよい「伊織ちゃん!嬉しい!」ガバッ

伊織「おっふ!?ちょ、また鼻血が」

春香「」ニヤニヤ

伊織「ニヤニヤすんなアホリボン!はっ倒すわよ!?」

千早「…ま、何でもいいn」

伊織「興味無し!?」

千早「…んですけれろも…zZZ」

伊織「立ったまま寝てるぅ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:02:13.13 ID:1i2568OAO<> 春香「千早ちゃん、そんな所で寝ると風邪引くよ?」

伊織「立ったままなのはいいの!?いつもなの!?千早の特技!?」

春香「…あー、そんな所で立ったまま寝たら風邪引くよ?」

伊織「雑!今更取って付けたように!」

千早「まぁ…何でも委員会…zZZ」

伊織「起きなさいよ!アンタは一度起きなさい!何よその集まりは!?フリーダム過ぎて無茶苦茶な会議しかしてなさそうよ!?」

やよい「」スリスリ

伊織「スリスリしない!色々マズいから!理性とか!」

春香「まぁ何でも委員会、本日の議題は」

伊織「アンタ関係者だったの!?」

春香「今後の原発に変わる新エネルギーと、その安全性について」

伊織「重い!タブーに切り込み過ぎよ!そして意外にマトモな話し合いを…」

やよい「」ギュッ

伊織「しがみつかない!色々と控え目な柔らかいのが当たって漲ってくるから!」フンスフンス

春香「新エネルギー、真の漕ぐ自転車ですが」

伊織「マトモじゃなかった!ただのスポーツ好きなアイドルの真1人に日本の未来を任せないで!荷がヘヴィ過ぎる!」

やよい「…くー…すー…」

伊織「しがみついたまま寝ないの!何!?人肌が暖かかったからなの!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:02:48.15 ID:1i2568OAO<> 千早「私はポトフ!…はっ、夢か…」

伊織「どんな夢よ!?注文よね!?注文したのよね!?まさかポトフ役を希望した訳じゃないわよね!?それとも、ポトフになりたいって夢を某専門学校で叶えようとした訳じゃないわよね!?無理よ!?なれないからね!?」

千早「なれない…そう、なれないわよね」

伊織「何ガッカリしてんのよ!?」

春香「真にポトフを与えながら自転車を漕がせる事で…」

伊織「拾うな!拾った上に組み込むな!真にヘヴィ過ぎる荷を担がせないで!」

やよい「はにゅ〜…もやし…」

伊織「もう!一々可愛いわね!」ナデリナデリ

やよい「…もやし(裏声)…」

伊織「くっふ!?」

千早「んふっ!?」

春香「ぷふっ!?」

春香「も…もやし(裏声)…ぷくく…を添えたポトフを…」

伊織「わ、笑いをこらえながら拾って組み込むなっ!?」

千早「」←大爆笑

伊織「アンタは寝起きでもブレないわね!笑いへの耐性低過ぎる!」

春香「わ、私の年収…低過ぎ…っ!?」←あのポーズ

伊織「アンタの年収で低いなら、一般家庭の年収なんか雀の涙になるわよ!」

春香「このポーズを1日1回組み込む事で、真のエネルギー効率が…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:03:19.88 ID:1i2568OAO<> 伊織「上がらないわよ!逆に邪魔臭い!何で無理矢理に拾って組み込むのよ!まずは真を解放して上げなさい!」

千早「真を解放しろ!あの子は人間だぞ!」

伊織「人間だしアイドルよ!まこまこりーんよ!何に捕らわれ…あ、新エネルギーの為に自転車にか…」

千早「くふふ…!」

やよい「にゃふ…てぇい!」ウラナゲ

伊織「きゃあぁ!?」ボスン

春香「やよいの裏投げが炸裂!これは強烈!布団に伊織が叩き付けられたぁ!」

伊織「実況してないで助けなさいよ!この子、昔から家事全般やってきてるから、意外に力があるんだから!」ジタバタ

千早「そのままフォールの態勢に入りましたね…」

春香「カウントが進みます!ワーン!ツー!」

伊織「ふんにゃぁ!」ガバッ

やよい「にゃぅ」コロリン

春香「おお!?伊織、カウント2.8で返したぁぁ!」

千早「素晴らしいガッツですね。あれは決まったと思いましたが」

伊織「ぜー…ぜー…」

春香「しかし、かなり疲れています、水瀬伊織!」

やよい「…うー…zZZ」

春香「起きない!高槻やよい、眠りに入ったら起きない!」

千早「星井美希に通じるものがありますね。一度眠り出したら起きないという」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:03:56.95 ID:1i2568OAO<> 伊織「いつまで解説してんのよ!」ゼェゼェ

春香「で、伊織だと自転車中にこういう事になってしまうのに、真の場合は大丈夫。彼女は、とても強い足腰をしているから」

伊織「まだそれ引っ張るの!?」

春香「餅は餅屋、自転車は真。伊織ではやよいに裏投げされて、布団に押し倒されてしまっていたでしょう」

伊織「…?」

千早「ですが、真なら大丈夫。ちゃんと漕いでくれるし、ポトフもあのポーズも、1日1回で大丈夫…」

はるちは「そう、真ならね」ドヤァ

伊織「長い!アップル社かなんかのプレゼンよね!?長い上に雑だし、真にはキチンと3食食べさせてあげて!あと、あのポーズはいらないし、何より解放してあげなさい!腹立つドヤ顔する暇があるなら、やよいを布団に運んで、真を解放してあげなさいよ!」

春香「あの子を解放しろ!」

千早「あの子は」

やよい「ザ・もやし(低音)…」

はるちはいお「ぶっふぉ!?」

千早「た、高槻さん…何て絶妙なタイミングで…」プルプル

春香「あっはっはっはっは!お腹、お腹痛いよぅ!」ジタバタ

伊織「寝てるのよね!?やよいは本当に寝てるのよね!?何なの!?完璧に今の瞬間を狙い撃ちしてきたわよね!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:04:34.10 ID:1i2568OAO<> 春香「笑い過ぎてお腹が痛いよぅ…」

伊織「深夜のテンションマジ怖いわ」

やよい「すー…」

千早「はぁ…はぁ…こ、呼吸がまともに出来なかったわ…」

春香「さて…やよいを布団に入れてあげまよ…伊織、布団捲って」

伊織「ええ」バサッ

千早「よっ…と、高槻さん、軽いわ…」

伊織「やよいがいくら軽いからって、1人で抱き上げるなんて…意外に力あるのね、アンタ」

春香「私が出る幕無しでした」

千早「そーっと、そーっと…はい、これで良いわ」

伊織「じゃ、布団かけるわね」フワッ

やよい「ん…くー…すー…」

春香「じゃ、私達も寝ようか」

伊織「本当にやよいと一緒の布団なのね」

千早「変わる?」

伊織「断固拒否よ」

春香「はいはい、それじゃ、おやすみなさい」

伊織「何よ…ふん、おやすみ」

千早「おやすみなさい、水瀬さん、高槻さん」



〜30秒後〜

伊織「すー…」

やよい「くー…」

はるちは「美希の布団、本当に凄いわ」



〜早朝〜

伊織「」ムクリ

伊織「…いつの間に寝てたのよ…この布団、怖いわ」

伊織「今、何時なのかしら?携帯、携帯…」

携帯『04:10、いおりんの視線、マジ完墜ちする』 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:05:08.65 ID:1i2568OAO<> 伊織「始発すらまだ走ってないじゃない…」

伊織「まだ寝よう…」ポテン

伊織「そういえば…千早って、美希も呼び捨てよね?」

伊織「なんでかしら…明日聞いてみましょう………すぅ…すぅ…」



〜朝!〜

千早「」ムクリ

千早「…春香がいない…」キョロキョロ

千早「…高槻さんもいない…水瀬さんは、寝てる…」

千早「…いい匂いがする…」フラーッ



〜コタツ〜

千早「おはよ…」フラフラ

春香「おはよう、千早ちゃん♪」ニコッ

やよい「おはよーございますっ♪」ニパー

千早「」ニヘラ

はるやよ「?」

千早「な、何でもないわ…顔、洗ってくる」

春香「ん、行ってらっしゃい」

やよい「朝ご飯、もうすぐ出来ますからー」

千早「はぁい」

千早「(朝から幸せ過ぎるでしょう!?一瞬で目が覚めたわ!)」



〜5分後の寝室〜

伊織「…ん?」ムクリ

伊織「」ポヘー…

伊織「…いま、なんじ?」

携帯『いおりんの時間確認、マジ現在08:44分』

伊織「…何時も7時半には確実に起きる私が…寝過ごした…」

伊織「と、兎に角、起きましょう…」フラーリ

伊織「春香ややよいは兎も角、まさか、低血圧の千早より起きるのが遅くなるなんて…この私が…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:05:54.30 ID:1i2568OAO<> 〜寝室から出たいおりんがコタツを見ると、そこには…〜

伊織「おはよう」

やよい「伊織ちゃん、おはよう♪」ニパー

春香「おはよう、伊織♪」ニコッ

千早「おはよう」

伊織「(最高の笑顔で迎えてくれる仲間2人と天使が。これには流石の伊織ちゃんも頬がゆるんゆるん)」

伊織「…あら、もう朝ご飯出来てるのね」

千早「ええ。洗面所にタオルがあるから、顔を洗ってきたら?」

伊織「そうするわ。朝から顔が緩んでるし」

はるやよ「?」

千早「わかるわ」

伊織「だから、それは人のネタよ」



〜おはよう!朝ご飯(味は下手な料理人が土下座するレベルの)〜

伊織「朝からこんな美味しいもの食べていいのかしら」

千早「ここにあずささんの料理まで並んでたら、きっと十万円近いお金を支払わないといけないレベルの朝ご飯になるわね」

伊織「払うわよ」

千早「私も」

春香「お金なんか取れないよぅ」

やよい「そうです!美味しいって思ってもらえたら、それでいいんです!」

千早「美味しくない訳無いじゃない」

伊織「これがマズいなんて思える奴は、この宇宙の生命体として失格のレベルよ」

千早「同意するわ、万死に値するわね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:06:41.69 ID:1i2568OAO<> 春香「そ、そこまでかな…」

やよい「言い過ぎですよ…」

伊織「でも、美味しい事に変わりは無いもの」

千早「そうね」

はるやよ「あはは…」

伊織「そうだ、思い出した」

はるちはやよ「?」

伊織「昨日、千早が誰かを呼ぶ時に名字にさん付けだって話、したわよね?」

千早「ええ」

伊織「美希も呼び捨てよね?」

やよい「美希さん?」

千早「そういえばそうね…」

春香「忘れてたの?」

千早「特殊だから説明をどうしようと思ってる内に…」

伊織「…アイツも散々ね、同情するわ」

千早「…謝っておくわ…」

やよい「あ、あの、どうして美希さんは呼び捨てなんですか?」

千早「あの子もさん付けは嫌だってタイプなんだけど…それ以上に、私を凄く尊敬してくれてるのよ」

伊織「あぁ、言ってたわね、そんな事」

春香「美希が移籍して、帰ってきて、悔しさからアイドル活動に真摯に取り組み始めて…そうなった時に、以前よりも千早ちゃんの歌に対してのストイック過ぎる程の努力とか思い入れに、感銘受けちゃったのよ」

やよい「確かに、千早さんの歌への思いは凄いですからねぇ」

伊織「歌がどんな物よりも優先…凄まじいわよね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:07:36.90 ID:1i2568OAO<> 千早「当時は特にね…全身全霊をかけて、全てを捨てて…そこまでして、私は歌にすがりついていた。表面上はストイックに見えたんだろうけど、今考えれば私はすがりついていた」

千早「そんな私を、あの子は凄いと、そこまで真剣に、ストイックになれる私を尊敬するって」

春香「あの時から、千早ちゃんが私以外にも少しずつ心を開ける相手が出来たんだよね?」

千早「そう…そうね、確かにそうだわ。美希は、猫なのよね。普段は誰にも近寄らず、近寄らせないくせに、自分が人恋しい時だけは近寄ってきて…」

春香「だけど、その近寄ってきた時が凄く近くて、凄く人懐っこくて、可愛らしくて、ついつい心を許しちゃう」

千早「そうね…で、私に近寄ってきた時に歌への姿勢を知り、尊敬をしてくれた。いつもなら離れていくはずが、離れなかった。そこからかしらね?向こうに言われるまでもなく美希って名前で呼んで…初めてそう呼んだ時、凄い嬉しそうな顔されたわ」

春香「ずーっとくっ付いてニコニコしてたよね、1日中」

千早「そうだったわ。本当、金髪の猫だったわね、あの日は特に」

伊織「あら?正妻としては嫉妬しちゃうんじゃないの?」ニヤニヤ

春香「ううん」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:08:10.52 ID:1i2568OAO<> 伊織「あら?しないんだ」

春香「その頃は、プロデューサーさんへの淡い恋心を抱く乙女でしたから」

伊織「あー…アイツは一度、自分の罪を数えるべきね」

春香「それにね」

伊織「ん?」

春香「千早ちゃんは、その頃はまだ、私にしか心を開いてくれてなかったの。私にもちょっとだけで、たまに冷めたような、諦めたような目をしてて…苦しかった。私は何も出来ないって」

春香「でも、美希が千早ちゃんの心を少し溶かしてくれて…千早ちゃんが笑顔になる回数がちょっとでも増えて、他の子にももっとそんな表情が出来るようになれたら…嬉しいなぁって」

春香「だから、嫉妬なんか全く感じなかったかな?私にもちょっとだけ笑顔が増えたから、寧ろありがとうって思った。千早ちゃんを本来の優しい千早ちゃんに近付けてくれて、千早ちゃんと仲良くなってくれて、ありがとうって」

伊織「…叶わないわね、アンタには」

春香「おりょ?」

やよい「………」←感動している天使(うっうー)さん

千早「春香、やっぱり貴方は私にとって必要な人だわ」

伊織「そうね。千早には春香が必要だわ」

春香「私にも千早ちゃんは必要だよ?」

伊織「はいはいご馳走様」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:09:01.72 ID:1i2568OAO<> 〜ご馳走様!朝ご飯(完売御礼に御座います)〜

4人「ご馳走様でしたー」

春香「洗い物、しちゃおー!」

やよい「はぁい!」

(てくてくてく)

伊織「ふぅ…幸せだわ、本当」

千早「そうね」

伊織「朝はゆっくり起きて、美味し過ぎる朝ご飯を親友や仲間と食べて、良い話を聞いて、仲間は良い奴らだと再認識して…素晴らしい朝だわ」

千早「ふふ、ありがとう、水瀬さん」

伊織「此方こそ。良いエピソードが聞けて良かったわ」

春香「お茶淹れたよ」

ちはいお「ありがとう、春香」

春香「どーいたしましてー」

やよい「春香さん、洗い物は終わりましたよ」

春香「はいはーい、早いねぇ」

やよい「だって、殆ど洗い物無かったですし」

春香「食器は水切りカゴに入れて、そのままでいいからね」

やよい「はぁい」

伊織「ところで、アンタらの今日のスケジュールは?」

千早「私も春香も、そろそろ支度するわ」

春香「そだね。シャワー浴びて…2人で入っちゃおうか?」

千早「そうね」

やよい「あ、それなら私はお布団干してから帰ります」

伊織「鍵は千早の鍵で外から閉めて、ポストに入れておけばいい?」

千早「何で私のなの?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:09:52.36 ID:1i2568OAO<> 伊織「昔なら絶対春香のを選択してたわよ」

千早「だから何で…」

伊織「生活能力の乏しい旦那より、コケるけど家事の出来るしっかりした主婦を選択するわ」

千早「なっ…私は忘れ物は春香より少ないわ、まだ!」

伊織「さて、ここで春香とやよいに問題です」

はるやよ「?」

伊織「昨日、大切な人からプレゼントされた、18万6千円という高額の現金と各種カード類、保険証などの入った、これまた大切な人から誕生日にプレゼントされて皆に自慢しまくっていた蒼い鳥のストラップ付きの財布を事務所に忘れた人は誰でしょう?」

千早「」

春香「やめたげて…」

やよい「えーっと…」

伊織「ヒント。その財布自体も皆に自慢しまくり、貰った日はその財布と一緒に寝たらしいわ」

千早「ごめんなさい!謝るから許して!私の鍵を渡すから!」

伊織「分かれば良し」

春香「伊織、あんまり千早ちゃんをいじめないで…」

伊織「春香は甘やかし過ぎなのよ」

やよい「伊織ちゃんも…人のお財布の中身は見たらダメだよぅ」

伊織「あれだけ自慢してたし分かりきってはいたけど、一応誰のものかを確認する為と、もし必要そうならすぐに届けないといけないわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:10:55.26 ID:1i2568OAO<> やよい「それはそうだけd」

伊織「と、あずさと小鳥が言ったのよ。因みにあの変態は正座し過ぎて足が痺れて悶絶してたから、私が足をリズム良く叩いてやってたから関わってないわね」

やよい「あぅ〜…」

千早「うぅ…あんなに何時も何時も大切にしていたのに…2日に1度は綺麗に拭いたりしてたのに…」

伊織「それはやり過ぎな気がするけど、アンタってミスは基本的に殆どしないけど、一回のミスがデカいのよ」

千早「返す言葉もないわ…」

伊織「因みに、春香は細かいミスが多いけど、致命的にはなりにくいわね」

春香「うぐ…」

伊織「流石に、6段位の微妙な階段で足を滑らせて、たまたま下にいたジュピターの…何だっけ?ドミニカ梅按?にフライングニールキックした時はどうかと思ったけど」

やよい「伊織ちゃん、多分それは天ヶ瀬冬馬さんじゃないかなーって」

千早「ど、ドミニカ梅按…ぷくく…もう、雰囲気がギリギリ引っかかってるくらいじゃない…」

春香「あれはあの後でお手製お菓子持って、いまジュピターの皆が所属してる事務所まで謝りに行きました…」

伊織「ええ、そうね。何故か近くにいたってだけで私も巻き込まれたから知ってるわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:11:34.09 ID:1i2568OAO<> 春香「御迷惑おかけしました…」

伊織「はぁ…兎に角、千早は鍵貸して。春香はシャワーの準備。私達はお布団干したり朝ご飯の片付けしたら帰るから、さっさとシャワー浴びて仕事に行きなさい!」

はるちは「はぁい」トボドボ…

伊織「急ぐ!」

はるちは「」ドタバタ

伊織「…ったく、年上のくせに何時までも何時までも世話の焼ける…」

やよい「伊織ちゃん」

伊織「何かしら?」

やよい「伊織ちゃんって、やっぱり優しいね」

伊織「なっ!?」カァァ…

やよい「それに、皆が大好きだから、心配なんだよね♪」ニコニコ

伊織「うぐぐ…」マッカッカ

やよい「えへへ」

伊織「…ふん!(かなわないわね、やよいには…)」



〜はるちは、出動〜

やよい「春香さん、千早さん。ハンカチ持ちましたか?」

はるちは「持った!」

やよい「携帯は?」

はるちは「電池も大丈夫!」

やよい「お財布は?」

はるちは「持った!」

やよい「春香さんはお家の鍵は?」

春香「ばっちり!」

やよい「じゃあ行ってらっしゃ〜い!」

はるちは「行ってきま〜す!」

(バタン)

やよい「ふぅ」

伊織「…あのアホリボン!スケジュール帳忘れてるじゃない!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:12:12.96 ID:1i2568OAO<> やよい「えぇっ!?」

伊織「届けてくるわっ!」ドタバタ

(バタン)

やよい「…春香さんは、やっぱりちょっとそそっかしいかなーって…あはは」

やよい「さ、お布団干しちゃいましょー!」



〜1時間後〜

やよい「…ふぅ、おしまい!」

伊織「…無駄に疲れたわ…」

やよい「あはは…それじゃ、私達は帰りましょー!」

伊織「そうね…」

(ガチャ…パタン)

やよい「鍵を閉めて…と」

伊織「後はそのポストに放り込んで、帰りましょう」

やよい「はぁい」カタン



〜やよい達が帰ってから数分後〜

美希「ふんふんふーん♪」ルンルン

美希「ひっさしっぶりーの千早さんっのおっうちーなのー♪」ルンタッタ

美希「春香と千早さんとたっくさん♪おっ話すっるのー♪」クルリンクルリン

美希「とーちゃく!」テテーン

美希「ていっ」ガチャ

美希「…あれ?」ガチャガチャ

美希「あれれ?」ガチャガチャ

美希「あれれー?おかしいぞー?ドアが鍵かかってるぞなのー?」

美希「なんて、某少年探偵の真似しても仕方ないの…」ガサゴソ

美希「あいかぎー♪(ゼルダの伝説のごまだれーなアレ)」

美希「ふんふんふーん♪アナタの心の鍵も、開けられたらいいのにー♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:12:47.90 ID:1i2568OAO<> 美希「なんちて…えいっ」ガチャン

美希「たっだいまーなのー♪」

(しーん…)

美希「…あれ?」

美希「まだ寝てるのかな?」

美希「お寝坊さんなの!ミキも一緒に寝るの!春香と千早さんに挟まれて、ヘヴンな気持ちになるの!」

美希「ふふふー♪」ガチャッ

(し〜〜ん…)

美希「…」ジワッ

美希「…いないの…」グスッ

美希「」ゴシゴシ

美希「うぅ…久しぶりに、久しぶりに来たのに…千早さんも春香も留守なの…」グスグス

美希「寂しいよぅ…」エグエグ

美希「うぅ…律子はお仕事で忙しいし、響は響チャレンジだし、貴音は実家に行ってるし…」

美希「ふぇぇぇん…」

(ガチャ)

<こんにちはー♪

雪歩「あれ?開いてるのに誰もいな…美希ちゃん?」

美希「」クルッ←涙と鼻水でぐしゃぐしゃなコタツの主

雪歩「」ビクッ

美希「ゆぎぽ〜!」ビエーン

(ガバッ!)

雪歩「はわわわ!?み、美希ちゃん!?どど、どうしたの!?」

美希「ミキ、久しぶりに来たの!律子は忙しいし、千早さんと春香に会えなくて、ここにも暫く来たらダメってお姉ちゃんに怒られて…それでやっと来れたのに…千早さんも春香もいないの!」

雪歩「2人共、お仕事なのかな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:13:30.88 ID:1i2568OAO<> 美希「響は響チャレンジで忙しいし、貴音は実家に行ってるし、美希、お仕事でも1人のお仕事ばっかりだったの!」

雪歩「あれ?ラジオは?」

美希「ラジオは一緒だったけど…収録終わったら1人になっちゃって…カモ先生もいなくなっちゃったし…お家に帰っても1人だったし…」

雪歩「プロデューサーは迎えに来てくれなかったの?」ナデナデ

美希「んにゅ…だって…ハn…プロデューサーは、あずさのモノなの…今はまだ、あんまり会いたくないの…」

雪歩「そっか…」

雪歩「(美希ちゃんは、プロデューサーの事があんなに好きだったんだもんね…失恋したばっかりなんだもん、今は1人になると寂しいよね…)」

美希「う〜…雪歩ぉ…」ギュー

雪歩「大丈夫、今日は春香ちゃんも千早ちゃんもお仕事だから仕方ないけど、私は…お休みだから一緒にいるよ?」

美希「うん…」

雪歩「(可愛いなぁ…美希ちゃん)」ナデナデ

雪歩「さ、コタツに入ろう?今暖かいお茶を入れてあげるから」

美希「ありがとうなの、雪歩」

雪歩「どういたしまして♪…あ、コタツのスイッチ、入ってr」

美希「冷たいのー!?こ、コタツが冷たいのー!こ、コタツまでミキに牙を剥いたの!」ヒーン <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:14:11.12 ID:1i2568OAO<> 雪歩「…」

美希「…雪歩?」

雪歩「なぁに?」

美希「鼻血出てるの」

雪歩「へ?…あ、本当だ…ティッシュ、ティッシュ…」

美希「どうして765プロは唐突に鼻血を出す人が多いんだろう…皆、鼻のネンマク?が弱いのかな?」

雪歩「(だって、美希ちゃんが可愛いんだもん…)」ギュッ←鼻に詰めた



〜少し経って〜

ゆきみき「」ズズズ…

ゆきみき「ほぅ…」

美希「やっぱり雪歩のお茶は美味しいの…おにぎりに合うし、ランキング上位は伊達じゃないの…」ホンワカ

雪歩「ランキング?」

美希「ミキのミキによるミキの為のランキングなの。ミキの中で決まってるの」

雪歩「ほぇ〜…私のお茶もランクインしてるんだ♪」

美希「飲み物部門では基本的にベスト3入りなの。入れ替わりの激しい飲み物部門では、凄い事なの!」

雪歩「そうなんだ、嬉しいな♪」

美希「なの♪」

雪歩「因みに、他にはどんなランキングがあるの?」

美希「えーっとね…おにぎりランキングとか、美味しいおやつランキングとか、可愛い服ランキングとか…あ、好きな歌ランキングもあるの!」

雪歩「そうなんだぁ、沢山あるんだねぇ…好きな歌、今はどんな曲が好きなの?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:15:15.76 ID:1i2568OAO<> 美希「結構変動が激しいんだけど…やっぱりREADYとかCHANGEとかはランキング上位なの!」

雪歩「あ、私もそうかも!やっぱり、思い出が沢山ある曲だよね!765プロ全体でライブをすると、絶対に歌うし」

美希「でも、一番はやっぱり…約束かな」

雪歩「…そうだね。あの歌は…」

美希「うん…皆で考えて、皆で千早さんに送って、皆が千早さんから貰った…いろんな思いがあるから、一番なの」

雪歩「美希ちゃん自身の曲はランキングだとどれ位の順位?」

美希「ミキの歌かぁ…ミキの歌って、失恋の歌で、しかも好きな人を諦めきれない…みたいな曲だったり、するよね?」

雪歩「(あ、地雷踏み抜いちゃいましたぁ…)」

美希「でね?プロデューサーに聞いたの、「どうしてミキの曲はそういう曲ばっかりなの?」って」

雪歩「うん」

美希「そしたらね、「美希はアップテンポで、失恋しても負けない位強い女の子の歌が似合うよね」みたいに、誤魔化しよったの」

雪歩「あー、これは近い内にどこか山奥にプロデューサーを埋設しないといけなくなりそうだね、うん」

美希「流石にミキもカッチーンと来たけど、もういいの…歌みたいに、二番目とか、辛いから」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:16:03.55 ID:1i2568OAO<> 雪歩「プロデューサーは私に埋められた後で、大地に還りながら自分の胸に罪の重さを聞けばいいんですぅ」

美希「ダメだよ雪歩、アイドル活動しにくくなっちゃうの」

雪歩「そっか…そだね、うん」



〜事務所〜

P「へぇぇくしょぉぅらぁ!」ブバッシュ!

小鳥「ぴよぉ!?」

律子「ちょ!?きったな!?」

P「おおう…」ズビー!

小鳥「風邪ですか?」

P「いえいえ、俺は健康だけが取り柄ですから、風邪なんざ引きませんよ。アイドルを送り迎えした時に移したらいけませんし、気を付けてますよ」

律子「それに馬鹿ですからね。引く訳がない」

伊織「引くタイプの新種の馬鹿の可能性もあるわよ」←事務所に来てた

亜美「あー、兄(C)は変態とマーカートラップもこじらせてるから」

伊織「ワーカホリックの事?」

亜美「それそれ」

小鳥「あ、あはは…ちょっと言い過ぎな気もしないでもないかな?」

P「アイドル達が俺を傷付けよる…あずささんの癒やしが欲しい…」

小鳥「…職場で…我の前で惚気るな…!うぬのその首…跳ねるぞ…!」ゴゴゴゴゴ…

伊織「ひぃ!?」

亜美「ぴ、ピヨちゃんの背後にデッカイ馬に乗った世紀末覇王が見える…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:17:01.05 ID:1i2568OAO<> 律子「…ぶ、ブチ切れ…」

P「」

亜美「兄(C)!早く、早く謝って!」

伊織「土下座しなさい、土下座」

亜美「早くしないとGO!SHOW!はぁ〜ん!で、グッと溜めて、バッと突き出し、ズギャァァア!っと事務所の壁にデッカイ穴が開けられちゃうYO!」

P「あ、え、えっと」

小鳥「」ギロッ

P「ほんますんませんっしたぁぁぁ!」ビターン!

伊織「土下寝!?」

律子「しかも直立したまま顔面からいったわね…」

亜美「ありゃー鼻血は免れないね」

小鳥「…次からは気を付けて下さいね」

P「はい、心に刻みますであります」



あずさ「(仕事から帰ってきたら、事務所の空気が最悪です…は、入りにくいわぁ…)」



〜その頃、ちはやけのコタツ〜

美希「あふぅ」ウニューン

雪歩「…」ズズズ…

美希「ふにゅ…」ウトウト

雪歩「ほぅ…」ホワン

美希「ねぇ雪歩」

雪歩「ん?なぁに?」

美希「雪歩は今、舞台はやってないの?」

雪歩「そうだねぇ…何時もお世話になってる脚本家さんがスランプなのと、舞台監督さんが具合悪くて、今は舞台はないかなぁ」

美希「そっかぁ…ドラマは?」

雪歩「2本やってるけど、今日はお休みなんだぁ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/15(金) 19:21:50.44 ID:1i2568OAO<> 以上です
いおりんはツッコミ、常識人で巻き込まれ体質の宿命なのです

千早ちゃんは春香さんが大好きですが、美希も大好きです
春香さんに甘え、美希を甘やかし…おかしい、メインツッコミに据えるはずのちーちゃんが… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/15(金) 20:47:47.92 ID:FHEu3MWLo<> 久々に美希が出てきて嬉しかった(こなみかん) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/15(金) 20:51:49.50 ID:RE/WiWXoo<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/15(金) 21:01:34.86 ID:ARn1/xEF0<> 乙
千早が律子を呼び捨てなのは小説版だったかで、いつまでも他人行儀な千早を事務所に馴染ませるために律子が無理にそう呼ばせたってのがあったような。
みんな可愛すぎてヤバい

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/15(金) 22:52:57.97 ID:qubMuvsB0<> 乙
思わず顔がにやけてしまう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/16(土) 02:58:53.11 ID:foZsB5mBo<> この人のかなり読みやすくて好きだわ
続き楽しみにしてるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/18(月) 19:32:01.66 ID:qCGQLV0d0<> 乙
ようやく追いついた
>>1の書く文章はなんだか読みやすい
そしてちーちゃん可愛い! <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:09:33.02 ID:hes2zpzAO<> 続き、投下します <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:10:02.65 ID:hes2zpzAO<> 美希「そっかぁ〜」

雪歩「どうして?」

美希「うん、ミキってあんまりお芝居のお仕事ってした事無いし、ちょっと苦手だから」

雪歩「そうなんだぁ…そういえば、私も美希ちゃんがしてるモデルとかのお仕事って、あんまりしてないなぁ…」

美希「そだね。ミキと雪歩って、してるお仕事の方向性が随分違うの」

雪歩「うん、一緒なのは歌とダンスだけ…かな?多分」

美希「765プロって、タシュタヨーなの!」

雪歩「そうだねぇ、皆が皆、得意な分野で活躍してて…隙無くやれてるかも」

美希「千早さんみたいに歌でキラキラしてたり、雪歩みたいに演技でキラキラしてたり…皆、沢山キラキラしてるの」

雪歩「美希ちゃんだって、モデルさんでキラキラしてたり、フェアリーのリーダーとしてキラキラしてるよ。ライブとか、凄くキラキラしてるもん」

美希「本当?」

雪歩「うん」

美希「えへへ、嬉しいの♪」

雪歩「うふふ♪」

(いっぱいいっぱい♪)

美希「ん?メールが来たの…」ガサゴソ

雪歩「あれ?今の着うたって…」

美希「ん?律子の曲なの!」

雪歩「だよね」

雪歩「(…りつみき…はっ!いけない!思考が事務員さんになってる!)」アワワ <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:10:29.62 ID:hes2zpzAO<> 〜事務所〜

小鳥「ぴへぇっ!」

P「」

律子「」

小鳥「なんれふか?」ズビー

P「今の…くしゃみですか?」

小鳥「そーですよ?くしゃみ以外の何だって言うんですか」

律子「くしゃみ以外の何かにしか聞こえませんでしたが」

P「主に断末魔の鳴き声」

小鳥「何ですか、それは…」

P「何ですか、はこっちの台詞ですよ…」

律子「確かに」

小鳥「うー…」



〜コタツ〜

美希「ねぇ雪歩」

雪歩「なぁに?」

美希「最近、真クンとはどう?」

雪歩「ふぇ!?」

美希「何かねー、春香と千早さんを見てると、そういう愛の形もあるんじゃないかと思うの」

雪歩「だ、だからって、なんで私と、ま、まこ、真ちゃんが!?そ、そりゃ、確かに真ちゃんは格好良いとは思うけど」

美希「そっかー、やっぱりそうだよねー」

雪歩「真ちゃんは、あくまでも…理想…かなぁ…格好良くて、爽やかで、強くて、怖くなくて…でも、そういう感情とは別に…私なんかとずっと仲良くしてくれてる、親友だから」

美希「真クンってさ、正直理想の男の子が全部集約した女の子だったりするもんねー」

雪歩「うん…しかも、アレで完全に素だからね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:10:59.31 ID:hes2zpzAO<> 美希「うーん、ミキの感覚がちょっとズレてきてたのかな?」

雪歩「ん?」

美希「春香と千早さん。女の子同士だけど、あの2人はお互いを本気で好きみたいなの。親友とかのライクじゃなくて、ラブの方なの」

雪歩「うーん…私も普通に受け入れちゃってるけど、やっぱり世間一般では異常…になるのかなぁ…でも、それは何だか嫌だね」

美希「2人は異常じゃないの、絶対に」

雪歩「ごめんね、上手く例えられる言葉が出なくて、酷い言い方しちゃった」

美希「ううん…ミキね、事務所でも2人がすっごく仲良しなのは知ってたし、千早さんを春香が、春香を千早さんが絶望から引っ張り上げたのも知ってるの」

雪歩「私達は2人を良く知ってるから、きっと自然に受け入れられたのかもね」

美希「そうかもなの」

雪歩「2人のファンの人達なら、きっと分かってくれると思うな」

美希「なの。やっぱり765プロは皆、良い人ばかりなの!」

雪歩「えへへ♪」

美希「実はね、同じ質問を響と貴音、律子にもしてみたの」

雪歩「へぇ〜、で、何て?」

美希「殆ど同じ答えだったの。律子はそれにプラスして、「世間が敵になっても、この秋月律子が2人を守るわよ」って」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:11:50.36 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「わぁ!律子さん…格好良いですぅ!」

美希「うん!流石、ミキのもう1人のお姉ちゃんなの!」

雪歩「ふぇ?お姉ちゃん?」

美希「そうなの!最近、気になった事とか困った事は律子に聞くようにしてるの!」

雪歩「そうなんだ」

美希「うん!律子は頭が良いから、何でも知ってるの!学校の勉強とかも教えて貰ったりしてるの!」

雪歩「へぇ〜…そうか、美希ちゃんは大学行くんだね」

美希「ううん。だけど…」

雪歩「だけど?」

美希「そ、卒業が出来なくなりそうだったの…分かり易く例えるなら、真っ赤だったの…」

雪歩「…例えてないよ?そのまんまだよ?」

美希「へぅ」アホ毛ヘニョン

雪歩「でも、もう流石に大丈夫なんでしょ?」

美希「うん!今までの補修は終わったし、テストはクリア出来るの!これでもう、残るは卒業式だけなの」

雪歩「卒業式か〜…」

美希「雪歩は大学行かなかったんだね」

雪歩「うん。だから卒業式はもう体験出来ないんだぁ」

美希「どうして大学に行かなかったの?」

雪歩「私は、演劇をこれからも活動のメインで考えてるのね。大学で研究とかしても良かったけど、やっぱり現場で学ぶのが一番かなぁって」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:12:17.77 ID:hes2zpzAO<> 美希「なるほどなの」

雪歩「本来、学校に通う時間を現場での練習や本番に使って…少しでも多く舞台に立ちたいの」

美希「…昔の雪歩じゃ、考えられない発言が聞けたの」

雪歩「ふぇ?」

美希「昔の雪歩なら、少しでも多く舞台に立ちたいなんて、言わなかったの。きっと、今の雪歩は舞台が大好きなんだね!」

雪歩「そう言われれば…そうかも。舞台は…うーん、確かに好きかな。練習は大変だし、見ている人に伝わるかはいつも不安だけど…、それ以上に凄く楽しい」

美希「…」

雪歩「美希ちゃん?」

美希「今の雪歩、すっごくキラキラしてたの!楽しそうに話してて、何だか素敵だったの!」

雪歩「え?あ、え?そ、そうかな?」ワタワタ

美希「うん!素敵だったの!何か、雪歩の話を聞いてたら…美希もまた舞台とかドラマとか、してみたくなってきたの」

雪歩「私がお世話になったドラマのプロデューサーさんとかに話してみようか?美希ちゃんがドラマに興味あるみたいですよーって」

美希「本当?ちょっとやってみようかな…」

雪歩「うん!演劇って、楽しいよ!」

美希「上手く演じるコツとか、あるの?」

雪歩「えっ?うーん…えーっとねぇ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:12:46.39 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「あのね、凄く感覚的で、上手く伝えられないんだけど…私の場合はね…」

雪歩「まず…原作があるなら原作を読むの。そこでまず自分なりのイメージで世界を作って、それから台本を読むの」

美希「(よ、予想を遥かに超えそうな気配がするの…)」

雪歩「そこでもう1つの…台本の世界を作って…2つの世界を重ねていって…その違いとかを混ぜ合わせて、埋めていって…2つが違和感なく混ざった世界を、自分の中で作るの」

美希「(雪歩が天地創造×2をしてしまったの)」

雪歩「そこから、自分が演じる役の事を少しずつ少しずつ理解していって…」

美希「(役作りに入る前に世界を統廃合なさるとは思わなかったの)」

雪歩「性格とか、その物語での役割とか」

美希「(まだ普通なの…でも、油断は出来ないの…)」

雪歩「家族がいるなら、その家族との関係とか、周りの人との接し方、自分で自分をどう思ってるのか…」

美希「(やっぱりきたの。ほれ見た事かなの)」

雪歩「どんな人生を歩んできたのか…」

美希「(それは、役によっては作者さんにもきっと分からないの)」

雪歩「そこまでで、気が付いたら結構時間が経っちゃうんだけどね…それから台本覚えて…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:13:18.94 ID:hes2zpzAO<> 美希「(やっと台本に入ったの)」

雪歩「1つの台詞を言う時にも、どう動いて、どういう表情をして、どういう考えで…って、細かい事を少しずつ考えながら、舞台練習に入っていくの」

美希「(みき のこころはおれかけている! なの)」

雪歩「舞台練習に入ったら、次は周りを見ながら、自分の考えを他の出演者さん、監督さん、脚本家さんと話しながら皆の考えを纏めて、自分の譲れない箇所も伝えながら…少しずつ完成させていくの」

美希「(雪歩のやる舞台の練習が地獄のようにハードとか、他の俳優さんや女優さんが雪歩を絶賛したり、監督や脚本家の人が「あの子は演劇の鬼だよ」って言ってた意味が分かったの)」

雪歩「私はそんな感じかな?気が付いた事とか、照明さんのタイミングとか、自分が1つの台詞にかけられる時間とか、兎に角細かいポイントを台本に沢山書き込むから、いっつも台本は見えにくくなっちゃうんだよね…一冊全部暗記しちゃうからいいんだけど」

美希「雪歩、ミキね、分かったの」

雪歩「?」

美希「ミキ、舞台とかドラマはもう少し考えてみるの」

雪歩「そ、そう?じゃあまた今度、美希ちゃんがやりたくなったら教えてね」

美希「分かったの」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:14:19.65 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「モデルさんはどんな感じの仕事なの?」

美希「モデル?」

雪歩「うん。私は殆どやった事無いから、どんな感じなのかなぁって思って」

美希「んーと…服を渡されて、着て、写真取って貰うの」

雪歩「それだけ?」

美希「あ、たまに変な組み合わせとかあるから、こうした方がいいよーって言うかな?」

雪歩「カメラマンさんとかに?」

美希「ううん、何かね、偉そうな人達」

雪歩「?」

美希「たまに、有名なブランドのモデルをやる事があるんだけど、その時にはブランドと同じ名前の人だったかな?」

雪歩「」

美希「あとねー、たまにテレビに出てて、街中を歩いてる人の服装に文句言ってる派手なおじさんとか」

雪歩「(ドン・小西さんかな?まさか…)」

美希「デザイナーさんとかともお話するよ?この服のここはこうしようよ!みたいに」

雪歩「(さ、流石ファッションリーダー…)」

美希「たまに「一緒に新しいブランドを立ち上げよう」みたいに言われたりするけど…ミキ、それはお断りするの」

雪歩「ど、どうして?自分の好きな服が作れるんだよ?」

美希「何か面倒くさそーなの。オシャレは好きだけど、作る側に行くのは違うの」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:14:51.08 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「そんなものかなぁ…?」

美希「そんなもんなのー」

雪歩「そんなものかぁ…」

美希「なの」

ゆきみき「…」

雪歩「」ズズ…

美希「」ズズ…

雪歩「ふぅ」

美希「雪歩ー…お茶のおかわり欲しいのー」グデー

雪歩「はぁい」

ゆきみき「(やっぱり自分のやりたい仕事が一番かな、聞いたけど難しそう(なの))」



〜家主の戻らないちはやけ〜

美希「…千早さん達、遅いねー」

雪歩「そうだねぇ…もう夕方…お仕事、忙しいのかな?」

美希「デートしてたりして」

雪歩「ふぇ!?で、デート!?」

美希「うん。ほら、春香も千早さんも、そんなに自由な時間は取れないだろうし、あんまり人がいる時間に外を歩けないし…」

雪歩「そっかぁ…じゃあ、2人にはゆっくりしてきてもらいたいね」

美希「うん!」



〜その頃のはるちは〜

(ズドドドド…)

春香「…撒いた?」

千早「えぇ、多分」

春香「…千早ちゃん」

千早「…ごめんなさい…テンション上がっちゃって」

春香「CDショップで試聴しだした時点で何となく予感はしてたけどさ…」

千早「鼻歌のつもりだったのよ…」

春香「確かに鼻歌だった、最初はね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:15:40.66 ID:hes2zpzAO<> 千早「うぐ…」

春香「でも、まさかそのままテンション上がって歌い出すとは思わなかったよ…」

千早「ミニライブ状態だったわね…」

春香「何か知らないけど人だかりが出来てるなーって思って見てみたら、千早ちゃんの歌声に聞き入る人達だし」

千早「音程が取りにくい曲だったから、目を瞑りながら歌ってしまっていたのよね…」

春香「…CDショップの店員さんが止めたのは千早ちゃんじゃなくて有線放送だったり、最初は何事かと思ったよ…」

千早「…3曲目は全力で歌ってしまっていたわね…蒼い鳥を…」

春香「もうね、ビックリした。あれは確かに千早ちゃんのシングルベストだけどさ…持ち歌を全力って…完全にバレる気満々だったとしか…」

千早「違うの!違うのよ…あぅぅ…」

春香「ただ、CDは凄い売れたみたいだよ?平積み分は瞬殺だったみたいだし…」

千早「…聞いて貰えるなら、良かったわ」

春香「そりゃ…今や世界でも通じる歌姫が、自分のCDを売ってるコーナーで突然生歌を歌って…そりゃ買うよ、皆」

千早「新人時代に手売りしてた時の事を思い出すわね」

春香「CDショップの前に間借りしてね。私もやったなぁ…殆ど売れなかったけど」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:16:45.88 ID:hes2zpzAO<> 千早「今やったらどうなるかしら」

春香「ちょっとやってみようかな?」

千早「やめなさい…大惨事になるわ」

春香「そ、そこまでには…」

千早「あのね。ソロ野外ライブで入場者記録を塗り替えただけじゃなく、その枚数のチケットが僅か4分で完売になって、結局もう2日分追加でやるって決めて、それすら10分保たなかったのよ?」

春香「あれ、嬉しかったなぁ…あんなに沢山の人が私の歌を聞いてくれて…」

千早「ギネス記録保持者なんだから、貴方は」

春香「え?」

千早「あの野外ライブ、ギネス記録よ。規模と、動員数と、チケット完売速度」

春香「…知らなかった…」

千早「春香は自分の事を知らな過ぎるわ」

春香「楽しくやれたら良いのです…たはは」

千早「…春香らしいというか…に、しても…私達は何時までビルとビルの間に隠れてるのかしら…」

春香「何か、こういう場所に隠れるのって久しぶり…もう少し、ここでお話しよう?」

千早「…私は、春香がいればどこでもいいわ」

春香「えへへ…あ、そうだ…」ゴソゴソ

千早「?」

春香「はい!走って疲れただろうから…疲れた時は、甘い物ですよ!…なんちて」

千早「キャラメル…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:17:35.85 ID:hes2zpzAO<> 千早「ふふ…ありがとう、頂くわ」

春香「どーぞ♪」



〜ちはやけのコタツ〜

美希「…ふにゃ!?」ガバッ

美希「」キョロキョロ

美希「…夢だったの…良かったの…」

美希「まさかミキのおっぱいの谷間からおにぎりが無限に生まれて、止められなくなって地球がおにぎりで滅ぶとは…流石に斜め上過ぎなの…」

美希「…雪歩?」

雪歩「」スヤスヤ

美希「寝てるの…今、何時?」

時計『19:41なのー、晩御飯タイムは微妙に過ぎてるのー』

美希「…お腹ぺこりんなの」グー

美希「うにゅー…」モゾモゾ

美希「寒いけど、お腹空いたの…お腹空いたけど、コタツから出るのは寒いの…」

雪歩「はぅ…」ブルッ

美希「はっ!雪歩が風邪引いちゃうの!」←そういう時は躊躇いなくコタツから出るコタツの主

美希「毛布、毛布と…枕なのー」

美希「ほい、ほいっなのー」

(ふぁさっ、すぽっ)

雪歩「んん…」←毛布をかけられ、枕を頭の下にセットされた

美希「流石はミキなの、起こさずに枕を差し込むプロなの」

美希「…お仕事にはならない…か…残念なの」

美希「…さて、コタツから出たついでに、何か食べられそうな物かおにぎりの具を探すのー♪」オー <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:18:06.70 ID:hes2zpzAO<> 美希「冷蔵庫〜♪」カパ

美希「…ふむふむ…何故か焼き鮭がいるの…これはおにぎりの具なの」

美希「…ご、こはんですよ!がいたんですよなの!」

美希「おにぎりの具…としては微妙だけど、普通に食べて美味しいからアリなの」

美希「…納豆…うーん、アリだけど、おにぎりにはしにくいの」

美希「…おりょ?何だろうこれ…」ゴソゴソ

美希「こ、これは…べったら漬けなの!」

美希「んむ」パクッ

美希「おいひいの♪」ポリポリ

美希「おにぎりのお供のお漬け物も見つけたし…」ポリポリ

美希「探索を再開するのー♪」

美希「…むぅ…タラコとか梅干しとかがいないの…むむむ…」

美希「よぉし…一旦全部を戻して…」

美希「スーパーにGo!なの!」

美希「えーっと、書き置きをして…上着を着て…」

美希「カギおっけー、ケータイおっけー、お財布おっけー」

美希「じゃ、いってきますなのー♪」



〜15分後〜

雪歩「ほわ茶ー!?」

雪歩「…」キョロキョロ

雪歩「ゆ、夢かぁ…良かったぁ…」

雪歩「『飲めば貴方もブルース・リー、ほわ茶(ダージリン)』…何であんな物を開発する夢を見たんだろう…しかも大ヒットとか…ダジャレだし…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:18:32.90 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「…美希ちゃんがいない…」

雪歩「ん?メモ…」ヒョイ

『冷蔵庫にミキにこう、ティン!とくるカンジのおにぎりの具が無かったの。だから、スーパーに買い物に行ってくるの!ミキがいなくて寂しくても、泣かないでね  ミキ』

雪歩「ふふ…美希ちゃん、買い物に行ったんだ…でも、何でおにぎりなんだろ?」

雪歩「…そういえば、ご飯は炊いてあるのかな?」パカリコ

炊飯器『中に…何もありませんよ?』

雪歩「oh」

雪歩「…た、炊かないと…」

(ガサゴソ)

雪歩「あった♪…千早ちゃんと春香ちゃんはあきたこまちなんだ…うちは…確かコシヒカリだったなぁ…」

雪歩「炊き方は多分同じで…おにぎり作るなら、水は普通かな?私は何時も、少し水多めで、柔らかいのが好きだけど」

雪歩「無洗米って、楽だなぁ…うちも無洗米にすればいいのに。お母さん、こだわりでもあるのかな?」

(ピッ)

雪歩「よし、セット完了♪あとは…お味噌汁でも作ろっかなぁ」

(パカッ)

雪歩「…お豆腐に…ワカメ…オーソドックスに行こう…」

雪歩「さて、美希ちゃんが帰ってくる前に作れるかな?」



〜スーパー〜

美希「ふんふんふふーん♪」

(ザワザワザワ…) <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:19:04.23 ID:hes2zpzAO<> 美希「スーパーの中がやたら騒がしいの…何なのなの?」

美希「ま、いっか♪おにぎりの具〜♪」

美希「およ?タイムセールなの…やよいの大好きな…いたりして」

美希「まさかねー」←フラグ

<お一人様一つですかー…残念ですー

美希「…いたの」←フラグ回収完了
※実績『タイムセールとやよい』の項目が解除されました!

美希「やよい!」

やよい「あっ、美希さん!こんばんはですーっ!」ガルーン

美希「こんばんはなのー!」

やよい「美希さん、お買い物ですか?」

美希「そうなの!おにぎりの具をね、買いに来たの♪」

やよい「そうなんですかー。ところで…」

美希「?」

やよい「変装しないで大丈夫なんですか?私も一応変装してるのに…」

美希「…ヤバいの、忘れてたの…」

やよい「」

美希「おにぎりの具、その一点のみを心に刻み、寒さの中を突き進んで来たミキは…変装なんていう別の要因を忘れていたの」

やよい「(な、なんだか美希さんが小難しい言い回しをしている…)」

美希「まぁ、所謂「あちゃーやっちまったー」なの」

やよい「ああ、やっちまったーなんですね!」

美希「そーなの!」

やよみき「HAHAHAHAHA!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:19:39.47 ID:hes2zpzAO<> やよい「いや、笑いごっちゃ無いですー!」

美希「笑っていれば辛い事も忘れられるの…」

やよい「い、意味が分かりませんよ!?」

美希「律子からのお仕置きとか…」

やよい「お仕置きは確定なんですか…」

美希「多分投げっぱなしジャーマンされるの」

やよい「そ、そこまでヒドい事は…」

美希「律子は事務所内ブレーンバスターとかアルゼンチンバックブリーカーの前科があるの…」

やよい「…(律子さんって、恐ろしい人だったんだなーって…)」



〜事務所〜

律子「…くちゅん!」

P「」

小鳥「」

竜宮小町「」

律子「…何よ?」

小鳥「聞いた!?今の聞いた!?」

伊織「聞いたわ!」

亜美「聞き逃す訳が無いじゃん!」

あずさ「うふふ、可愛いくしゃみでしたね、律子さん」

律子「んなっ!?」

P「いや、似合わない位に可愛いくしゃみだっt」

(スパァァン!)

P「…何で俺だけハリセン…」

律子「うるっさい!」

あずさ「あらあら、大丈夫ですか?Pさん…」

P「あずさ…俺なら大丈夫だよ」

小鳥「…うぬら…また我の前で…」ゴゴゴ…

あずさ「あらぁ?心配したらいけなかったかしら…?」ズゴゴゴゴ… <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:20:25.01 ID:hes2zpzAO<> 小鳥「ぴよぉ!?」ビックーン!

亜美「…あ、あわわ」

伊織「や、ヤバい!あれは本当にヤバい!閣下モード春香並みにヤバい!」

P「oh…」

亜美「ちょ、ちょっと律っちゃん!止め」

(こつぜん)

亜美「IneeeeeeeYO!?」

(はらり)

伊織「…ん?」

『車の準備をしてきます 律子』

伊織「おぉい竜宮小町のプロデューサぁぁぁあ!?」

あずさ「あらあらうふふ…」

小鳥「」

あずさ「」クルーリ

あずさ「あらあらうふふ…」

あみいお「ひぃ!?」

P「あ、あずさ!俺なら大丈夫だから落ち着け!な?落ち着くんだ!」

あずさ「あらあら、そうなんですか?」プシュー

亜美「あ、あずさ姉ちゃんのアホ毛が、またヘニョった…」

伊織「怒りを鎮めたのね…良かったわ」

小鳥「ぴよぉ…もう惚気られても怒れない…」

(がちゃっ)

律子「さぁ、車の準備が出来たから、仕事行くわよ皆!」

伊織「律子、逃げた事は忘れないわよ?私は」

律子「…だって…半端じゃなく怖かったから」

亜美「大人ってズルい…」

律子「ごめんなさい」



〜スーパー〜

美希「…さっきからスーパーの中が妙にザワザワしてたのは、美希のせいだったの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:20:53.52 ID:hes2zpzAO<> やよい「ど、どうしましょう…今更変装しても…」アワワ

美希「…よし」

やよい「美希さん?何か思い付いたんですk」

美希「諦めて、ちゃっちゃと買い物するの」

やよい「あぅー…」

美希「あ、そういえばやよい、タイムセール品はいいの?」

やよい「お一人様1つまでのを、もう1つゲットしました!」

美希「ミキもお手伝いしようか?」

やよい「え?でも…」

美希「大丈夫大丈夫!何か1つ買う位…」

やよい「…アレ、ですよ?」ユビサシ

美希「ん?」クルーリ

〜アレ〜

学生C(ツインテ)「そちらの御二人、渡していただけませんこと?そのタイムセールの牛乳」

学生A(ツンツン)「冗談…こちとら既に家賃がピンチなんだ…貴重な牛乳、渡せるかよ…!」

学生B(短パン)「アンタら、大人しくそれを渡しなさいよ?今なら蹴りだけで済ませたげるわよー?」

学生D(グラサン)「悪いな、こっちもそう簡単に渡せねー事情があるんだにゃー」

学生E(ホスト?)「いいからサッサと渡せや。死にてぇか?」

学生F(真っ白)「ケッ!ザコがいきがってンじゃねェよ…今すぐソレ置いてけェ…愉オブになりてェかァ?」

(ゴゴゴゴゴ…)

美希「」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:21:43.87 ID:hes2zpzAO<> やよい「ね?」

美希「ね、じゃないの!何なのなの!?タイムセールって、あんな殺伐とした殺意全開なとある世界なの!?やよいはあの空間を突破してきたっていうの!?あんな学生さん達、危険極まりないの!逮捕が必要なの!何なら牛乳くらいミキが買い与えるから、いち早く警察のお世話になって欲しいの!それと、多分牛乳が必要なのは、あのツンツン頭の人だけだって思うな!なんとなく!」

※映画化繋がりらしいです。好評みたいですね

美希「もういいの、やよいには普通に牛乳買ってあげるの」

やよい「あ、大丈夫ですよ?」

美希「え?」

やよい「えーっと…タイムセールに手を出しちゃうのは、癖みたいなものでして…今はお仕事も沢山ありますし、普通に買おうと思えば買えるんです」

美希「違う」

やよい「え?」

美希「そんなの、やよいじゃないの」

やよい「えー…」

美希「やよいはタイムセールを狙ってたり、節約に節約を重ねてこそのやよいなの」

やよい「美希さん、私の事が嫌いですか?」

美希「そんな訳ないの、ミキが事務所で嫌いな人なんていないの」

やよい「そ、そうなんですか」

美希「そーなの。じゃあミキはおにぎりの具を買いに行くの。またねー」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:22:30.45 ID:hes2zpzAO<> やよい「はーい」



〜レジ〜

おばちゃん「9852円になりま〜す」

美希「」

おばちゃん「あれ?どうかしました?」

美希「あ、いえ、一万円でお願いしますなの」

おばちゃん「はい、一万円お預かりします」


<アリガトウゴサイマシター


美希「…か、買い過ぎたにも程があるの…」

美希「自分の稼いだお金を使えるとは言っても、…正確には、月に五万円使えない位」

美希「後は将来の為に貯金しなさいって言われてるから、実際は今日みたいな無茶する事は危険極まりなし…」

美希「何でミキはウニなんか…何でミキはステーキ肉を四人分なんか…何でミキはいちごババロアをダース買い…」

美希「袋に詰めよう…それで、春香に超美味しく料理してもらうの」

美希「…くすん」ガサゴソガサゴソ



〜帰りのタクシー代で、更にダメージを負った美希さん(と、その財布の中身)、帰還〜

(がちゃ)

雪歩「あ、美希ちゃんかな?」

美希「タダイマナノー」

雪歩「」びくっ

美希「オニギリノグナノー」

雪歩「美希ちゃん…なんでそんなにやつれてるの…?」

美希「カイスギタノー」

雪歩「…どれどれ」ガサゴソ

雪歩「ウニ…ステーキ肉…中トロに…いちごババロア」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:23:09.52 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「美希ちゃん…おにぎりの具…だよね?」

美希「…何かね?スーパーで色々見てる内に、これも食べたい、あれも食べたいって…」フルフル

雪歩「美希ちゃん、確かまだお小遣い制だよね?」

美希「…なの…」フルフル

雪歩「…よし!」

美希「?」

雪歩「美希ちゃん、私、お肉好きだから…このお肉、買うよ!」

美希「へ?」

雪歩「美希ちゃんからこのお肉を買います!」

美希「ゆ、雪歩…」

雪歩「…もう無駄遣いしたらダメだよ?」

美希「…うん…分かったの…」クスン

雪歩「うふふ…泣かないで…次は気を付けよう?お買い物は、考えて…ね?」ナデナデ

美希「うん…」



〜気を取り直して〜

美希「おにぎり作るのー!」

雪歩「あっ、そうそう…ご飯無かったから炊いておいたよ」

美希「重ね重ね、誠にありがとうございますなの」ペコー

雪歩「そ、そんな!いいよ、気にしないでも…第一、それは千早ちゃんのお家のお米だし」

美希「そう言われれば、そうだったの」

雪歩「お味噌汁も作りました。千早ちゃんのお家にあるもので…」

美希「結構酷いの」

雪歩「慣れって、怖いね…」

美希「普通に雪歩が晩御飯作ったりしてるからね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:24:35.48 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「えーっと…取り敢えず、おにぎりを作ろー」

美希「おーなのー」



〜暫くして…〜

(がちゃっ)

春香「ふー…」

千早「やっと帰ってこれたわね」

春香「んん?誰か来て…ああ、いつもの2人かな」

千早「あら、規制は解除されたのかしら?」

春香「そうみたいだねー、ただいまー」

<オカエリナサーイ(ナノー)

千早「本当にあの2人だったわね」

春香「靴の感じで何となく」



〜コタツ〜

はるちは「」

美希「お帰りなさいなの♪」

雪歩「お疲れ様、春香ちゃん、千早ちゃん」

千早「え、えぇ…」

春香「す、凄い量のおにぎりが…コタツの上を埋め尽くしてる…」

美希「頑張ったの!」

雪歩「美希ちゃん、本当に頑張ったんだよ。お米、炊き直した位だもん♪」

みきゆき「ねー♪」

千早「…で、食べ切れるのかしら?」

みきゆき「あ」

春香「考えてはいなかったのね…多分、美希が具を買い過ぎて、雪歩がフォロー入れて、2人で作ってる内に何故か「買ってきた具を全て使い切る!」みたいな、妙なルールを自分達に課せて」

千早「炊き出しか客の多いコンビニの搬入時並の量のおにぎりになった…と」

みきゆき「…うぅ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:25:25.98 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「うぅ…こ、こんな分量も分からないドジでダメでひんそーでちんちくりんな私は…穴掘って埋まってますぅう!」シャキィン!←四次元ゆきポケットから現れるスコップ

春香「しまった!「ひんちく」が出た!?」

美希「ミキもなのぉぉお!」

千早「まさかの2倍!?」

雪歩「ふぇぇん!」

春香「待っ、ちょ、落ち着いて雪歩ぉぉ!」ガッシィィ!

美希「うわぁぁん!」

千早「美希!落ち着きなさい!貴方は穴掘りが得意な方じゃないでしょ!?」

春香「得意な方なのは雪歩だけでしょ!?そのツッコミは何か違うよ、千早ちゃん!」

雪歩「うわぁぁぁん!あ、穴掘りしか特技の無い私なんてぇぇぇ!」

春香「にょわぁぁぁあ!?」

千早「春香ぁぁぁぁあ!?」

美希「ミキも掘るの!掘って埋まって、春に出て来るのぉぉぉ!」

千早「それは単なる冬眠でしょうがぁぁ!」



〜結局、10分程続いてました〜

4人「」ゼェゼェ

春香「不毛だ…不毛過ぎる…」

千早「私、こんなに全力で人を羽交い締めにしたのは初めてだわ…」

雪歩「あぅう…」

美希「ご、ごめんなさいなの」

春香「ううん…せっかく作ってくれたのに、文句言っちゃった私達も悪いし…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:26:07.90 ID:hes2zpzAO<> 千早「そうね…美希も萩原さんも、きっと私達がお腹が空いてるだろうと思って、作ってくれたんだもの…」

雪歩「千早ちゃん…」

美希「千早さん…」

春香「よぉし、これ以上冷めちゃう前に、皆で食べよー!」

千早「ええ、そうね」

美希「正直、もうお腹ペコペコなの」

雪歩「じ、実は私も…作ってる内にどんどんお腹空いてきちゃって…」

春香「わざわざ待っててくれたんだねぇ…ありがとう、2人共」ニコッ

美希「」キュン

雪歩「」キュン

千早「」ブッ

春香「千早ちゃん、鼻血」

千早「ええ」ギュッ

雪歩「千早ちゃん…真顔で、さも当たり前のようにティッシュを鼻に詰めるね…」

美希「手慣れてるの…職人技なの」

春香「そんな職人の技なんか、滅びれろ」

千早「自分の鼻の穴にぴったりフィットするサイズを見付けるのは苦労したわ。いい感じにティッシュを加工しないといけないし」

雪歩「そ、そう…」

美希「せ、せやな、なの…」

春香「アルティメット役に立たない知識だね…加工って、折ってるだけだし…」

千早「…私には必要なのよ、私には」

春香「小鳥さんとかにも必要だね」

美希「最近はデコちゃんにも必要な気がするの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:26:50.80 ID:hes2zpzAO<> 千早「水瀬さんは仕方ないのよ、わかるわ」

春香「それ、気に入ったの?」

美希「そういえば、さっき雪歩も…」

雪歩「わ、私はそこまで鼻血出さないもん!」

千早「いいのよ萩原さん、わかるわ」

雪歩「うぅ〜!」

春香「千早ちゃん、それ少しイラッとする」

千早「控えるわ」

美希「相変わらず、春香には素直なの」



〜濃厚な\磯臭せぇー!/タイム〜〜

4人「」モグモグ

春香「おっ、焼き鱈子だー」

千早「私のは焼き鮭だったわ」

美希「ミキはおかかなのー」

雪歩「私のは野沢菜ですぅ」

4人「おいひい♪」

春香「お味噌汁も美味しいなぁ♪」

千早「結構沢山の種類の具があるのね」

美希「ふっふっふーなの。おにぎりの具になりそうなものを見付けるのは得意なの!」イェイ

雪歩「んむんむ…あ、これはイクラだぁ♪」

春香「お、納豆!」

千早「この、海苔が巻いてないのは?」

美希「シンプルに塩むすびなの。塩むすびは原点にして頂点なの。おにぎり愛好家として、ラインナップに塩むすびを加えないのはダメダメなの、分かってないの」

千早「そ、そう…(この子、おにぎりに対する情熱は、本当に凄まじいわね)」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:27:47.22 ID:hes2zpzAO<> 春香「…ん?これ…」

雪歩「あ、牛肉だね」

春香「これ、結構いいお肉じゃない?」

美希「それは、ミキの買い物中のテンションが最高潮になってて、何故か買ってたステーキ用牛肉なの」

雪歩「それを私が調理して、おにぎりの具にしてみたんだけど…」

春香「美味しい!焼き加減も味付けも完璧だよ!流石はお肉マスターだねー」

雪歩「えへへ…」

美希「お肉の調理だけはミキが一切関わってないの。肉を焼く雪歩を邪魔したら、スコップでやられるの」

雪歩「そ、そんな事しないよぅ!」

春香「雪歩と焼き肉に行くと凄いよ」

千早「食の鬼こと四条さんや律子、水瀬さんまで、一切口を出せないからね。ただ、焼き具合は皆を納得させる位に完璧だけど」

美希「前に事務所の皆で行った時に、雪歩達の席だけがやたら緊張感があったのは、そのせいだったんだね」

春香「誰も知らなかったんだよね。焼肉に関しては貴音さんですら黙らせる上、完璧に焼けるまで食べさせないという…雪歩の強烈な個性を」

美希「貴音が食べる事に対してあんなに大人しく誰かに従ってたのは、初めて見たの」

春香「律子さんが雪歩に対して初めて敬語になる程の迫力だったらしいね」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:28:35.29 ID:hes2zpzAO<> 千早「…」←その席にいた内の1人

雪歩「はぅ…」

春香「伊織、律子さん、貴音さん、千早ちゃん、雪歩…物凄く珍しい面子だよね」

美希「そこで一番静かそうな雪歩が一番元気で仕切ってたの。あれは異様な光景だったの…」

千早「…お肉は美味しかったわ」

雪歩「千早ちゃん…」

春香「いいなぁ…私もあそこまで完璧に焼き加減が分かるようになりたい」

雪歩「まだ料理の腕を上げたいの?」

千早「上がる余地があるの?もう上がりきってる感じがするけど」

春香「まだまだ!世界には沢山料理があるからね!」

美希「春香は何を目指してるの?世界中の料理を作れるマルチ料理人?それとも料理人界の支配者?」

千早「ある日突然、聞いたことのない部族の一般的な料理です、とか言われて出されても困るわよ?」

雪歩「困るし、悩むよね。どこからその知識を仕入れたの?とか」

春香「こちらが、コ・タッツ人の皆様の一般的な家庭料理です。日本のおにぎりに良く似ていますね」

美希「ミキは日本人だし、これは正真正銘おにぎりなの」

春香「さ、冷めたツッコミ…美希はもう、春母さんの事がキライなのね…」

千早「ぶふぅ!?」

雪歩「にゃあ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:29:39.71 ID:hes2zpzAO<> 千早「げほっ!ごほっ!ごほっ!」

美希「ち、千早さん!?大丈夫!?」サスリサスリ

千早「はぁ〜…はぁ〜…春母さん…語感も良いわね…」

雪歩「…」←米粒塗れ

春香「あ〜…今拭く物持ってくる」

雪歩「えぅ〜…」

千早「ご、ごめんなさい…丁度口に入れた所で吹き出してしまって…」

美希「今のは春香が悪いの」

春香「うぐ…ごめんなさい…はい、拭く物」

雪歩「ありがとう…」フキフキ

春香「あー…ご飯粒がこんな所にも…」ヒョイ

千早「もう…変なタイミングで変な事を言わないでよ…」モグモグ

美希「本当、春香は少し自重が必要なの、愛に飢えてるし」モグモグ

春香「飢えてない!全く…」

雪歩「はぅ…タオルありがとう、春香ちゃん」

春香「いえいえ」

千早「やれやれだわ、全く…あ、梅干し…美味しいわ」モグモグ

春香「むぅ…」

美希「梅干しは酸っぱ過ぎるのはイヤなの」

春香「しかし、この大量のおにぎり…」

千早「?」モゴモゴ←梅干しの種と格闘中

春香「お米の錬金術師の素質が!」

千早「っ!?」ブプッ←梅干し種砲発射

雪歩「ほぁ!?」サッ!カキーン←とっさに出したシャベルでガード

春香「にゃ!?」パコーン←跳ね返った種の被害者 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:30:51.66 ID:hes2zpzAO<> 千早「」

雪歩「」

春香「ふぉお…」

美希「自業自得なの」

千早「…くふっ…く…は、春香…貴方…私を笑い死にさせる…つもり…なの?」

雪歩「あわわ…は、春香ちゃん、大丈夫?」

春香「おふぅ…ふ、ふざけ過ぎた…罰ですよ、罰ぅ〜…」コテン

雪歩「春香ちゃぁぁん!」アワワワワ

千早「ひ…く…はふ…かはっかはっ…」ピクピク

美希「何なのなの…楽しいおにぎりパーティーが、梅干しの種1つで無駄に地獄絵図なの…何なのなの…」



〜落ち着きました〜

春香「おふぅ…おでこ痛い…」

千早「春香、おでこの絆創膏は暫く剥がしたらダメよ?」

雪歩「梅干しの種が凄い勢いで当たったからね…少し血は出てたけど、跡は残らなそうで良かったね…」

美希「梅干しの種で流血騒ぎが起きるのは、この家位なもんなの…」

千早「私、暫く梅干し食べられないわ。笑いすぎて辛いし」

美希「更なる被害を増やさない為にも、千早さんは梅干し禁止なの」

千早「そうね…さて、落ち着いてきた事だし、またおにぎりを頂くわね…」モグモグ

千早「っ!?」

春香「な、何?千早ちゃん?どうしたの?」

美希「まさか…そんな馬鹿ななの…フラグだったの…?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:31:41.65 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「ち、千早ちゃん!ダメ!まさかの引きに面白くなっちゃっただろうけど、笑ったらダメ!耐えて!」

千早「」プルプル

美希「普通に食べて、普通に種だけ吐き出すの!大丈夫、千早さんなら出来るの!」

千早「」コクン

春香「千早ちゃん!落ち着いて!大丈夫、千早ちゃんなら出来るよ!」

千早「」モゴモゴ

雪歩「そう、その調子!ゆっくり…ゆっくりと…大丈夫!梅干しは面白い食べ物じゃないよ、普通の食べ物だから」

千早「」モゴモゴ…

千早「」ピタッ

はるみきゆき「?」

千早「…ふぁ」

はるみきゆき「…ふぁ?」

千早「…くちゅん!」ブパッ←またも放たれる梅干しの種

美希「ヤ!」カキン!←皿ガード

雪歩「ひゃあ!?」カキン!←シャベルガードでテーブルにスマッシュ

(コン!)

春香「て、テーブルでバウンドしt」

(パカーン!)

春香「んぶふぅ!?」

千早「」

雪歩「」

美希「あ、アッパーカットなの…春香の顎を…梅干しの種がアッパーカットで打ち抜いたの…」

春香「きゅう…」パタン

雪歩「は、春香ちゃぁぁん!?」

千早「春香!?大丈夫!?顎に刺さったりしてない!?」

美希「刺さる訳ないの!落ち着くの、千早さん!」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:32:45.17 ID:hes2zpzAO<> 〜落ち着きました(2回目)〜

春香「」クスン

千早「な、泣かないで春香…」オロオロ

美希「今回は千早さんが悪いの」

雪歩「もうお互い様なんじゃ…ないかな」

千早「ほら春香、美希の作ってくれたおにぎり、食べましょう?ほら」

春香「」アーン

千早「はい」

春香「あむっ」

春香「」モグモグ

春香「おいひい」ニパ

千早「そう」ニコリ

美希「また見せ付けられてるの」

雪歩「ま、まぁまぁ…今回はいいんじゃないかなぁ…あはは」

美希「そだね、何か疲れちゃったの。おにぎり食ーべよ!これなの!」ヒョイパク

美希「しゅ、しゅっぱいの!」ヒーン

雪歩「美希ちゃん、可愛い(種攻撃だけはやめてね?)」

春香「雪歩、心の声が漏れてる」

雪歩「はぅあ!?」

美希「うむぅ〜…あの店員さん、あんまり酸っぱくないって言ってたのにぃ…」

千早「その店員さん基準だから、店員さんにはそうじゃなくても、美希には酸っぱい可能性もあり得るわ…確かに、私もかなり酸っぱく感じたけれど…」

美希「う〜…納得出来ないけど仕方ないの…」

春香「なら、蜂蜜付けとかならどうかな?」

雪歩「おやつにはいいかもだけど、おにぎりにはちょっと合わないかも…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:33:44.62 ID:hes2zpzAO<> 春香「うーん…美希が食べられる梅干し…」

千早「長考入りましたー」

美希「暫く放っておくのー」

雪歩「え?え?」

千早「食べ物に関しては、最近の春香は四条さんとは逆の位置で全力なのよ」

美希「貴音は食べる方、春香は作る方なの。食べ歩きを常にしながら、自分に合うラーメン屋さんを探す貴音みたいに、一度気になった料理に関しては妥協無し、兎に角相手に心から美味しいって言わせるまで納得しないの」

雪歩「…アイドルだよね?春香ちゃん」

千早「私のトップアイドルよ、私の(強調)」

美希「春香がナンバーワンなの。コタツから躊躇無く出れるし」

雪歩「そ、そうなんだ…あと、千早ちゃん本気過ぎるから…取らないから…その威嚇するような視線はやめて」

千早「フシャー!」

雪歩「本当に威嚇してきた!?」

美希「猫なの…冬毛でもないのに」

雪歩「冬毛…ああ、765プロのファンですって方が描いてくれてる漫画の…ちっちゃい千早ちゃんだっけ?」

美希「ミキ、あれ大好きなの!…でも、ミキってあんなに物忘れ激しくないの」

雪歩「そこはほら…漫画的な?」

美希「んむむ…」

千早「それのぬいぐるみがウチにあるわよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:34:34.98 ID:hes2zpzAO<> みきゆき「本当!?」

千早「ええ、ファンの方が作って、送って下さったの。ちょっと待っててね…」スタスタ

美希「ミキ、最近思うんだけど…ファンの人達って凄いの」

雪歩「そうだねぇ…私、今までで一番びっくりしたのは、鍛冶屋さんですって人が作った、世界に一本しかないシャベルかなぁ」

美希「…どういうことなの…」

雪歩「凄かったよ…日本刀を作る職人さんが、使う素材を選別する所から作ってくれたらしくて、形もわざわざ掘り易いようにどこかの大学の教授さんがデザインしたのを、日本刀と同じ作り方で作ったらしいんだぁ」

美希「…もう努力があずさなの…日本刀と同じ作り方って?」

雪歩「えっとね、私もその方が作る工程を動画に撮ったので初めて知ったんだけど…まず玉鋼っていうのを作って、それを二枚の鉄の板で挟むようにしてくっつけるんだって」

美希「なんか面倒くさそうなの」

雪歩「あはは…そうする事で強度も強くしたり、曲がっても多少なら鞘に戻しておくだけで直るんだって」

美希「どうして直るの?」

雪歩「外側の二枚の鉄が引っ張り合うからとか何とか…私も詳しくは知らないんだけど…シャベルなのに、専用の鞘まで付いてたなぁ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:35:25.96 ID:hes2zpzAO<> 美希「もう意味が分からないの…」

雪歩「何時もなら新しいシャベルは試し掘りするんだけど…それは勿体なくて使わずに、私の部屋に飾ってあるの」

美希「部屋に飾るシャベルって、どんなのなの…」

雪歩「ん〜…」ポチポチ

雪歩「こんなの」

美希「どれどれ………ああ、これは飾るの。仕方ないの」

雪歩「でしょう?持ち手が刀の柄みたいに装飾されてるし、鞘も綺麗だし…何よりこのシャベルの先端ね、上から紙を落とすと…乗っからずに、そのまま真っ二つに切れる位の切れ味でね…」

美希「」

雪歩「危なくて、使えないんだ…」

美希「何なのなの…」

雪歩「この…木の部分もね、樫の木を綺麗に切ったり削ったりして、持ち手から先端の繋がってる部分まで、一本なの。しかも、表面にグラスファイバーがコーティングされてて…持ち手の部分も、柔らかいゴム素材が巻いてあるの…」

美希「…エクスコップなの。エクスカリバーならぬ、エクスコップなの…雪歩は、世界を救う為に魔王を倒しに行くつもりなの?物理的に」

雪歩「ち、違うよぉ!…でも、やろうと思えばいくらでも凄いものが出来るんだね…日本って、凄い」

美希「ファンの人達が凄過ぎるの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:36:14.41 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「美希ちゃんは、何かビックリしたプレゼントとか頂いた事、ある?」

美希「…パティシエコンクールで世界一になった人が作った、いちごババロア…」

雪歩「」

美希「もう…この世のものとは思えないレベルの美味しさだったの…流石の春香も、あれにはまだ勝てないと思うの…」

雪歩「す、凄いね…」

美希「最初、何も見ないで一口食べてね、あまりの美味しさに同封されてた手紙を読んで…そこからは、ちょっとずつ味わいながら食べたの」

雪歩「…ファンの人達の人脈とか、技術力とか、総合的に意味が分からないですぅ…」

千早「お待たせ…どうしたの?」

美希「ふぁぁ…」キラキラ

雪歩「かぁいいですぅ…」キラキラ

ちひゃぐるみ「」テテーン

千早「凄いのよ、これ…こう、お腹のスイッチを押すと…」

ちひゃぐるみ「くっ」

美希「鳴いたの!」

雪歩「ふぁ…ふぁぁ…かぁいいなぁ…」

千早「冬毛バージョンもいるわ」

美希「いいなぁ…」

雪歩「羨ましいですぅ…」

千早「?2人もファンの人がくれたりしてないの?プレゼント」

美希「世界一いちごババロアとか」

雪歩「聖掘エクスコップとかなら貰いましたけど…」

千早「…はい?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:37:09.23 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「いいなぁ…可愛いなぁ…千早ちゃん、抱っこさせてもらっていい?」

千早「ええ」

雪歩「ほぁあ…かぁいい…」ナデナデ

ちひゃーぐるみ「くっ、くっ」

雪歩「ひゃあ!?」

千早「忘れてたわ。お腹のスイッチを押すと、撫でた場合も鳴くわ」

美希「いいなぁ…美希もあふぅが欲しいの…」

雪歩「私もゆきぽが欲しいなぁ」ナデナデ

千早「因みに、はるかさんもいるわよ」

美希「水かけたら増える?」

千早「流石にそんな機能は付いてないわよ…」

美希「そっかぁ…」

雪歩「ところでこの音声、どうやって録音したのかな?」

千早「詳しく知らないけど、私のCDから歌をコピーして切り取ったらしいわ」

美希「やっぱり技術力があずさなの」

春香「美希」

美希「?」

春香「やっぱり、蜂蜜漬けが一番いいと思う」

美希「あー、うん」

春香「雑!興味無し!?」



〜おにぎりパーティー、終了〜

4人「」マンプク

春香「結局、半分位は残っちゃったか〜…」

千早「明日の朝ご飯にしましょう」

美希「それでも余るなら、明日のお弁当なの」

雪歩「固くなっちゃわないかな?」

春香「うーん…行く時にレンジで暖めて…とか」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:38:06.52 ID:hes2zpzAO<> 美希「水分が抜けちゃうの」

春香「うーん…取り敢えず冷蔵庫に入れておこうかな…食べる時にレンジで暖めて食べる…という事で」

千早「そうね…ところで美希」

美希「なぁに?」

千早「いつまではるかさんぐるみを抱っこしてるの」

美希「だって可愛いんだもん」

はるかさんぐるみ「かっかー」

春香「雪歩も…いつまでちひゃーぐるみを抱っこしてるの」

雪歩「だってぇ…可愛いんだもん…」

ちひゃーぐるみ「くっ、くっ」

はるちは「(自分を模したぷちどるのぬいぐるみを抱き締められてるのは、何か変な感じがする…)」

みきゆき「いいなー、可愛いなー」カッカー、クッ

千早「流石に、此方から要求するのもね」

美希「あ、雪歩。ちょっとちひゃーぐるみを貸して欲しいの」

雪歩「?」

美希「で、写真撮ってほしいの」

雪歩「???」パシャリ

美希「ありがと〜なの〜」

春香「どうするの?その写真」

美希「ブログに載せるの!千早さんのファンが作った、鳴くぷちどるのぬいぐるみー、って」

春香「なるほどねー、ブログにかー」

雪歩「ブログかぁ…」

千早「春香も萩原さんも、ブログやってたわよね?確か…デビューの時位から」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:38:54.77 ID:hes2zpzAO<> 雪歩「私、ここ1年半位は、舞台の事しか書いてないですぅ…しかも一週間に一回、更新出来ればいい位…」

春香「私は最近更新してるよー。内容は料理とかがメインだけど…」

雪歩「春香ちゃんのブログのコメントに、「何か主婦のブログみたい」とか「料理研究家のブログみたい」とか、書かれてたね」

春香「まぁ、半ば主婦だけど…千早ちゃんの家でルームシェアしてるって事になってるし」

千早「えっ?」

春香「えっ?」

千早「ブログに書いたとか、聞いてないわ」

春香「言ってなかったっけ?」

千早「だから最近、私のブログに春香のファンが来たりもしてるのね」

美希「ミキは千早さんがブログをやってる事に驚愕したの」

雪歩「携帯すらままならない千早ちゃんがブログ…沢山勉強したんだねぇ…」

千早「…設定は全て小鳥さんが、画像載せる時は春香か律子に頼んでるけどね」

春香「いずれは1人で出来るようになるといいね」

千早「いずれ…ね」

美希「暫くはやりもしない気がするの」

千早「…まさか…」

雪歩「何故目を逸らすの、千早ちゃん」

春香「焦らなくていいから、ね?まず、ブログよりは自宅の家電製品から覚えていこう?」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:39:30.97 ID:hes2zpzAO<> 千早「…道は険しいわね…」

美希「千早さん…出来る事がスイッチのオンとオフだけって…流石に問題があると思うの」

千早「エアコンの温度調節とか、テレビの音量調節とかチャンネル変更も出来るわ!」

雪歩「DVDの使い方は?」

千早「私はもう…過去に縛られたりしない…」

美希「再生位はディスク入れたら出来るの。スキップとか倍速は?」

千早「急ぐ事も必要だけれど、急ぎ過ぎた時に見逃してしまう事もあるわ」

雪歩「巻き戻しとか、頭出しとか」

千早「過去には戻らないのよ、萩原さん。だから、今を後悔しないように…」

春香「…録画とか」

千早「本当に大切な記憶は、心の中にいるものなのよ、春香。私も、貴方との沢山の思い出が心の中に…」

美希「千早さん、DVDデッキ位は使いこなせるようにしよう?」

千早「…び、ビデオなら…再生とか早送りとか…」

雪歩「千早ちゃん…今、ビデオデッキが殆ど無いよ?」

千早「…くっ」

春香「録画予約とかは私がしてるからいいけど、千早ちゃんが1人の時に映画とか見たいってなったら…」

千早「1人では見ないわ。貴方と一緒じゃないと、つまらないもの」

春香「なら仕方ないかー」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:40:17.87 ID:hes2zpzAO<> 美希「春香はまたそうやって甘やかす〜…」

雪歩「チョロ海チョロ香ちゃんですぅ」

春香「酷い言われ方してる!なんかチロルチョコみたいだし!」

千早「お手頃に美味しく頂けるわね」

春香「千早ちゃんまで乗っかった!酷い!」

千早「え?あ、今のはチロルチョコの話であって…」

春香「むー…どうせ私はチョロ甘さんですよーだ!」

千早「確かに甘いわね…春香は、お菓子みたいに甘くて、大好きよ」

春香「千早ちゃん…」

美希「何なのなの、もう何なのなの、超何なのなの、アルティメット何なのなの」

雪歩「隙あらばイチャイチャをねじ込んできやがりますぅ」

美希「もう、ふれんちゅーでもしてればいいと思うの」

(むちゅー)

美希「本当にしやがったの!もう何なのなの!」ムキー

雪歩「相変わらず凄いなぁ…み、美希ちゃん」

美希「待つの!雪歩、落ち着くの!その場の空気に流されたらダメなの!ふれんちゅーは好きな人同士が…」

雪歩「私は美希ちゃんの事、好きだよ?」

美希「ちょ」

〜その頃、菊地家〜

真「何だろう、いま理不尽に浮気されそうだったり、寝取られそうだったり…そんな電波を受信した気がした」

真「…寝よう」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:41:09.19 ID:hes2zpzAO<> 〜ちはやけ〜

美希「危なかったの。助かったの、はるかさん♪」ナデナデ

はるかさんぐるみ「かっかー」

雪歩「美希ちゃんに拒まれた…」

美希「雪歩はどうしちゃったの?」

雪歩「…うん、自分でも良く分からないけど、空気に乗せられて」

美希「ノリでちゅーされちゃ、たまんないの」

雪歩「ごめんね、美希ちゃん」

春香「ちゅーはやっぱり好きな人同士ですべきだよ!」

美希「どの口が言いやがりよるの」←ふれんちゅーされかけた人

雪歩「自分の行いを省みてよ」←同じく、されかけた人

春香「あれー?」

千早「春香は、キス上手いわよ?」

美希「聞きたくないの!何なのなの、その生々しい情報!不要なの!のーさんきゅーなの!間に合ってますなの!」イヤイヤ

雪歩「というか、そんな情報を私達が聞いた所で、どうしろと…」

千早「されても安心」

雪歩「しないよ?される気もないし」

春香「ま、私も本気でしようとは流石に思わないけど」

雪歩「遊びなら」

春香「不穏な空気になる言い方しないで!」

千早「春香、浮気されたら私…泣くわよ?生放送で、貴方の名前を叫びながら」

春香「大丈夫、絶対しないから安心して」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:42:00.15 ID:hes2zpzAO<> 美希「(面倒くさい歌姫なの)」

雪歩「(ヤンデレで面倒くさい歌姫ですぅ)」

千早「今、面倒くさいとか思った?」

美希「HAHAHA、まさかなの」

雪歩「そんな訳ないですぅ」

春香「(こりゃ、思ったな…私は慣れたけど)」

千早「そう、ならいいのだけれど」

春香「(チョロい千早ちゃんも可愛いなぁ)」



〜夜も更けて参りました〜

春香「ふはー」ホカホカ

千早「相変わらず、髪を洗うのが上手いわね」ホカホカ

美希「2人共お風呂から出てきたよ、雪歩」

雪歩「お帰りなさい。はい、麦茶」

はるちは「麦茶?」

雪歩「えっとね、私も最近うちの従業員の人に聞いたんだけど、麦茶ってカフェインが無いから、お風呂上がりとかの水分補給にいいんだって」

美希「何でカフェインが無いといいの?」

千早「カフェインは利尿作用があるからよ」

美希「りにょーさよー…」

雪歩「えっと…オシッコをしたくなる作用…ですぅ」

美希「そーなんだ!でも、ミキはアイドルだからトイレには行かないの!」

春香「そんな一昔前みたいな…というか、いっつもライブ前に飛び起きてトイレに行くのはだぁれ?」

美希「たまたま思い付いただけなの〜」クスクス <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:42:46.51 ID:hes2zpzAO<> 千早「麦茶にはカフェインが入っていなかったのね」

雪歩「逆にミネラルが入ってるから、水分補給にはいいんだよ?流石に脱水症状が良くなったりする程かは分からないけど、予防にはなる…のかも」

春香「流石にポカリ程には脱水症状に効果はなさそうだけどね」

千早「ポカリって、点滴並みの栄養素が入ってるんだっけ?」

春香「点滴程には効果は出ないけどね」

雪歩「OS―1っていうのもあるよね」

美希「ミキ、あれしょっぱくて苦手なの」

千早「それ、何?」

春香「確か、ポカリ出してる会社が出してる…清涼飲料水?」

雪歩「ううん、確か…経口補水液…ってものらしいよ?」

美希「お薬なの?」

雪歩「えっと、脱水症状とかの治療用のものなんだけど…詳しく覚えてないなぁ…」

春香「うぃきぺでぃあ先生に聞いてみよう!」

春香「おー、えす、わん…と…ふむふむ」

千早「分かった?」

春香「すっごい長いから割愛すると、昔からある脱水症状が出る病気の症状緩和の為の方法で、水と電解質、多少のブドウ糖を口から飲んで補給する方法みたい」

雪歩「ほぇ〜…」

春香「コレラって病気、知ってるかな?あれの対策の1つにもなったとか…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:43:20.96 ID:hes2zpzAO<> 千早「コレラ…昔大流行した感染病で、かなりの数の死者を出したらしいわね」

春香「それ。コレラはかなり酷い発熱と下痢、嘔吐の症状が出るのね?で、それら全部が一気にくるから…あっという間に身体の水分が抜けちゃって、多くの人が菌に負けて亡くなっちゃうんだけど…経口補水療法で、当時の病気に対策とるキャンプ地か何かで、死亡率36%を3%くらいにまで下げられたんだって。これが、経口補水療法が世界的に認められた歴史みたい」

美希「な、何か凄いの…」


※何か凄いので、気になった方はググってみましょう


雪歩「夏の舞台の時は、ポカリかOS―1が必ずありますぅ」

千早「私のライブの時はスポーツドリンクがメインね。これからはOS―1が増えるのかしら」

春香「だと思うよ。風邪引いた時とか、かなり楽になるし」

雪歩「実際、風邪の時は変に薬を飲まないで、水分補給しながら熱を上げきった方が良いって場合もあるみたいだね」

千早「私達はそうもいかないけどね。生放送とか、穴を開ける訳にはいかないし…熱を上げる訳にはいかないわ」

美希「…具合悪くなるのはイヤだけど、無理もしたくないの」

雪歩「結局、解熱沈痛剤のお世話に…」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:44:03.58 ID:hes2zpzAO<> 春香「アイドル活動、やっぱり結構しんどいです…」

千早「でも、楽しいんでしょ?」

春香「超楽しいです」

雪歩「だね。楽しいから続けられる」

美希「一度キラキラしたら、止められないの」

千早「そうね。じゃあ、そんなアイドル活動を明日も頑張る為にも、今日はもう寝ましょうか」

春香「明日のスケジュールちぇっく!」

美希「はいなの!朝から収録、お昼過ぎから取材、夕方から新作の服のモデルなの!」

雪歩「朝は舞台監督のお見舞いで、お昼から新曲の打ち合わせ、夕方からはレッスンですぅ」

千早「午前はダンスレッスン、午後からボーカルレッスン、夜は新曲の打ち合わせ」

春香「朝は家事、お昼前に事務所でミニライブの打ち合わせ、お昼からはラジオ、夕方以降はお買い物して夕飯の準備かな」

美希「主婦ドルがいたの」

春香「主婦ドルゆーな!家事は趣味なの!」

千早「本当にありがとう」

雪歩「でも、殆ど主婦ですぅ」

春香「アイドル!春香さんはアイドルですよ、アイドル!」

千早「いつも助かっているわ」

美希「千早さん、お礼はするけど手伝いはしないんだね…」

千早「…出来そうにないわ」

春香「なら仕方ない」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:44:36.74 ID:hes2zpzAO<> 〜また春香さんが千早ちゃんを甘やかした所で、就寝タイム〜

雪歩「久しぶりの千早ちゃんのお家のお布団ですぅ♪」ポフポフ

春香「雪歩がやたら可愛い」

千早「ええ、やたら可愛いわね」

美希「うん、間違いなくやたら可愛いの」

雪歩「ふぇ!?そ、そんな事無いよぅ…」マッカッカ

はるちはみき「(やたら可愛い)」

雪歩「はぅぅ…」

美希「さて、明日も早いから、もうおやすみなさいなの〜」

春香「そだね、明日の元気の為にも、寝よう」

千早「暖房と加湿器のタイマーをセットして…と」

雪歩「お布団の中は、いつも幸せですぅ…」

美希「なの…」スヤスヤ

春香「あ、相変わらず、寝るの早いなぁ…」

雪歩「わ、私も…眠くなってきた…かな」ウトウト

千早「765プロは皆寝付きが良過ぎね…ふぁ〜…」

春香「千早ちゃんもね♪…じゃ、部屋の電気を消すよー」

ちはゆき「はぁい」

美希「なの〜…」スヤスヤ

(ぱちっ)

春香「(…明日は…また誰か来るのかな…それとも、久しぶりに千早ちゃんと2人きりかな…どちらにしても…楽しい1日だろうなぁ…)」

春香「(明日も…皆で楽しく、皆を楽しく…天海春香…頑張りまふ…おやふみなふぁい…)」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:45:03.17 ID:hes2zpzAO<> 〜番外編〜

小鳥「ふぅ…」

P「賢者ですか…」

小鳥「ぴよ!?」

律子「ここは事務所でデスクで、貴方は事務員ですよ?なのに賢者ですか…」

小鳥「違いますよ!失礼な!」

P「じゃあどうしたんですか?突然溜め息なんか…」

小鳥「いえ、最近千早ちゃんの家に色んなアイドルが泊まりに来てるらしいんですけどね」

律子「私も泊まりましたよ?美希もいました」

小鳥「みきりつ…だと…」

律子「ひっぱたきますよ?」

小鳥「それはさておき…私、まだ千早ちゃんの家に泊まった事無いです!何で!?嫌われてるの!?」

P「警戒されてる、の間違いでは?」

小鳥「な、何で!?」

律子「家捜しされたり、写真撮られたりするからでは?」

小鳥「何でバレ…しませんよ!」

P「…千早と春香には改めて注意をするように言っておかねば…」

律子「鍵を指紋認証とかにするように言いますか?」

P「別の場所に引っ越してもらうとか」

律子「あ、荷物チェックとかしますか?」

P「当面はそれかな」

小鳥「…負けない!私、負けないわ!本も良い売り上げだし、どるちゃん(あいどるちゃんねるの略)も好評で、アフィ代で鯖代払えてるし…」

律子「そんなんしてるから信用無いんでしょうが…」

小鳥「…ぴよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/02/28(木) 17:51:55.46 ID:hes2zpzAO<> これにて、このSSはおしまいです

あまり出ていないキャラクターもいましたが、今回はごめんなさい、双海姉妹にあずささんにピヨちゃんも…

ではまた、別のSSで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/28(木) 18:01:03.42 ID:MhrPoMY7o<> 乙なのなの!

こういう愛の形も…ありかなーって! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/28(木) 20:05:19.83 ID:lU1bDcREo<> いいSSでした

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/28(木) 20:31:53.99 ID:thrTHByV0<> 乙でした!

素晴らしい話だった、掛け値なしに。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/28(木) 21:13:35.92 ID:C7o36EXxo<> 終わり……だと……
面白かったから終わるとこれからさびしくなるなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/28(木) 23:01:37.36 ID:+J20RMfY0<> 乙!
すっげえ面白かった!
次回のSSも楽しみにしてるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/03/01(金) 00:11:57.47 ID:XPBY7Eg0o<> 何かなー
オチが無くてスッとしないわ

だが乙
出来ればもっと見たかったなーって <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/01(金) 01:22:39.50 ID:3KYlKQa9o<> 面白かったよ〜

もうちょっと読みたい、けど
これくらいの余韻がいいのかもね

次回作も期待してます。 <> >>1<><>2013/03/02(土) 09:51:09.37 ID:zKgl+t/AO<> この設定で、フェアリーメインの番外編を作る事にしました。

内容は大差ありませんが、春香さんと千早ちゃんの代わりに、フェアリー3人+ゲスト+ナレーションゆきぽでお届けしたいなぁと

映画も公開された「とある」の上やん×黒子のシリアス&オリジナル設定マシマシのを投下しようと思いましたが、心が折れたので765プロのアイドル達に癒やしてもらおうと思います <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/02(土) 12:54:54.45 ID:2C3sZLUvo<> キタ━━━━(゚∀゚)━━━━?? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/02(土) 13:27:38.08 ID:zOQvOkYPo<> >>485
おお! 期待せざるをえない
新スレ立てるっす? <> >>1<>sage<>2013/03/02(土) 21:02:00.00 ID:zKgl+t/AO<> >>487
新スレ立てないです

これ使わないともったいないし、同じ設定内ですし

ただ…結構時間がかかりそうです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/02(土) 23:04:22.44 ID:mNiwyiAmo<> >>488
いくら時間かけても良いよ!
楽しみに舞ってるよ!!

あと00.00すげーなww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/02(土) 23:04:38.37 ID:2C3sZLUvo<> 構わん、言うの二回目だが期待してる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/03(日) 15:30:19.74 ID:drS0MhBd0<> 楽しみに待ってるから無理だけはしないようにな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/03/04(月) 08:52:57.78 ID:WbVBrLnLo<> 楽しみだんなあ <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:20:26.70 ID:maJawVaAO<> 続きが出来たよ!やったね、愛ちゃん!

愛「 や り ま し た ー ! 」

ガシャーンパリーンギャーウワークズレルゾー

ズギャアアアアン!!!


20XX年!876プロは日高愛の雄叫び(本人的には大声程度)に包まれた!
窓ガラスは割れ、絵里のノートPCのモニターは粉砕して火を噴き、涼ちんの涼ちん○は振動でバイブレーションして暴発、ビルは振動によって崩壊した!

だぁが!876プロのアイドル達は死滅してはいなかった!


まぁ、876プロの3人は出る予定ありませんが…


で、短めではありますが投下します <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:21:19.49 ID:maJawVaAO<> 〜ガ○ト〜

美希「」グダー

響「」グダー

貴音「…さて…これからどう致しましょう…」



この物語は!(どん!)

響「961プロは追い出されちゃったし…」

とあるアイドル同士のバトルに敗北した3人が!(どどん!)

美希「765プロには帰り辛いの…勝手に出てきちゃった手前…」

日中からガ○トでぐだぐたしながら、ただ無駄にだべる!(どどどん!)

貴音「…私と響だけなら、765ぷろに…」

どーしょーもないお話である!(どっぱぁぁん!!!)

美希「ちょ!貴音!?それはないの!酷いのー!」

貴音「じょ、じょじょじょじょうだだだだだんですかららら揺すらななななななぁぁ」ガックンガックンガックン

…なお、他のアイドルも出る予定です

響「(一瞬、それならと思ってしまった自分がイヤだ…)」



[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]

美希「で、負けたのなんか、もう何年前の話なのー」プピー←ストロー笛

響「いきなり番組の根本をひっくり返すんじゃない!第1回のOPから2秒後だぞ!?」

貴音「」ピンポーン←注文用呼び鈴

響「な、何してんさー!?」

貴音「注文を…」

響「注文の前に色々やる事があるだろっ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:21:47.27 ID:maJawVaAO<> 貴音「…はて」

響「番組!ばーんーぐーみー!この番組の説明とか!そーゆーのを…」

貴音「らんちEせっと、らいす大盛りで」

響「聞けよぉぉ!」

店員「ご注文を繰り返させて頂いても宜しいですか?」

貴音「ええ…響、店員殿が、たった一つ、しかもせっとのらいす大盛りなどと言う、簡単に覚えられるし忘れない、注文した側もされた側もなかなか間違えようにもボケようにも、にっちもさっちも幸子もきらりもにょわー☆っといかない注文繰り返す…そんな、きっと御本人も「面倒くさいわぁ…」などと思いながりも、まにゅあるにある以上はやらねばならぬ事をしようとしているのです…」

貴音「遮っては、いけまs」

響「貴音がだよ!貴音が一番遮ってるよ!そんな長く喋る貴音、初めて見たよ!」

美希「でも、きらりんの真似の「にょわー☆」は可愛かったの」

響「うん、可愛かったけど」

貴音「ふふ…ありがとうございます…」テレテレ

店員「…ご注文は以上で宜しいですか…?」ビキビキ…

妖精「はい、ごめんなさい」ペコー



〜らんちEせっと、来ました〜

貴音「♪」モキュモキュ

響「なぁ貴音…詰め込み過ぎて、ほっぺがハム蔵みたいになってるぞ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:22:14.79 ID:maJawVaAO<> 美希「よーし、じゃあミキが、この番組の説明をするよっ♪」

美希「この番組はね、ファンの皆が765プロにくれたファンレターの中から…」

ナレ『961プロにいたフェアリーの皆が、765プロに速攻で移籍したのは何故?』(ナレーション:演技派アイドル、萩原雪歩)

美希「っていう疑問に対して、この局から」

ナレ『ある枠が視聴率が悪い、何かいい案は無いかな?お宅のアイドルで番組を何か作れば、いい視聴率取れそうなんだが…』

美希「って要望に対して…」

『私、私に良い案がありますよー!』(友情出演:天海春香(声))

美希「って、最近は生っすかの番組会議とかに出たり、自分プロデュースのライブまでやってるうちのリボンの化身改め、Sランクアイドルの天海春香が、プロデューサーに断りもなく局のディレクターさんに話をしたら、あっさり採用されちゃったの」

ナレ『いいのかな…そんなので…』

美希「という事で…ん?カンペ?」

美希「…最近、レギュラーが一本減ったフェアリーの、ファミレスで色々くっちゃべる…」

美希「放っておいて欲しいの!」ムキー

美希「…『ファミレスフェアリー』!はっじまっる…のぉ〜↓…はぁ、疲れたの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:22:51.21 ID:maJawVaAO<> 響「で、あそこ(撮影スタッフがいる方)で、ニヤニヤしてるアホリボンは無視でいいんだよな?」

美希「おっけーなの。ファンの皆ー、天海春香は仕事をサボりまくって、仲間の番組の収録を邪魔しにきやがってるの」

<人聞き悪い事言うな〜!

美希「聞こえない聞こえない、なの」

響「だぞ」

ナレ『げ、幻聴だったのかな…?』

美希「で、そんなサボりボンの提案で出来た番組なんだけど」

響「とりあえず、最初に言ってたファンレターの疑問に答えないとな」

貴音「ご馳走様でした。良いお味でした」

響「自由だなぁ」

美希「自由なの」

貴音「はて」

美希「えーっと、じゃあ…なんで961プロにいたミキ達が、突然765プロにいたのか?って疑問なんだけど」

響「961プロをクビになって」

美希「765プロのプロデューサーに声をかけられて」

貴音「今に至る」

妖精「以上!」

ナレ『とっても簡潔に纏まってますぅ』

美希「はいお疲れ様っした〜なの〜」

響「お疲れ様っした〜だぞ〜」

貴音「お疲れ様です」

ナレ『え?えぇ?お、終わっちゃうんですかぁ!?ダメ!ダメですぅ!まだ時間余ってますよぅ!3人共ー!』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:23:27.63 ID:maJawVaAO<> 美希「今、スタッフ側にいるサボりボンがダメって言ったから、続けるのぉぉ…」

響「やれやれだぞ」

貴音「全く…困ったものです」ハフゥ

ナレ『な、何か春香ちゃんが悪いみたいな空気に…これは…』

春香「こら〜!何で私が悪いみたいになってるの〜!」ウガー

ナレ『あ、やっぱり怒っちゃった』

響「あ、春香だ」

美希「こっちに来たけど…いいの?あ、いいの。分かったの」←スタッフに聞いた

貴音「さぁ、此方に」

響「いや、春香はこっちに座るんだぞ」

春香「え?え?」

美希「じゃあミキの隣に来ればいいの」

ひびたか「どうぞどうぞ」

美希「何なのなの!やたら息ピッタリでダチョウ倶楽部さんの鉄板ネタして!」

ナレ『流れるように鉄板ネタが決まりましたぁ…芸能界の大先輩の方々のネタですけど…』

春香「何!?2人は私が近くに座るのはイヤなの!?」

響「いや、だって…4人席に自分と貴音が片方に座って、美希がもう片方にいたら…」

貴音「普通、そちらに座るのが自然な形ではありませんか?」

ナレ『正論ですぅ』

美希「な、何という正論…」

春香「これは言い返せないね…」

美希「という訳で、ゲストの天海春香なの」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:24:10.13 ID:maJawVaAO<> 春香「雑な紹介だなぁ…っと、皆さんこんにちは!皆さんの最も身近なアイドル、天海春香ですっ!趣味はお菓子作り、好きな響ちゃんは背が低いのを気にしながらも、貴音さんに撫でられてると「ふにゃん」としちゃう響ちゃんです!」

響「うぎゃぁぁ!な、何だそれぇ!」

貴音「「自分、子供じゃないぞ!ちっちゃいからってぇ!」などと口では拒みながらも、体は正直に反応してしまう…」

美希「いやらしい言い方しないで欲しいの!ミキ、そーゆーの嫌いなのっ!」プンスカ

響「先に美希が怒っちゃったから、怒るタイミング逃したぞ…」

貴音「申し訳ありません、美希…」

美希「…もうしないでね?」

貴音「ええ」ニコッ

美希「じゃあ許すのっ♪」ニパッ

響「どーだ春香、うちの貴音と美希は可愛いだろう?」ドヤァ

春香「く、悔しいけど可愛い…って、同じ事務所だし、別に悔しくは無いよ?美希は元から猫みたいで可愛いし、貴音さんもたまに見せる天然とか、今みたいな笑顔が可愛いし」

響「じ、自分は?」

春香「完璧だって自分で言いながら、そうやって聞いちゃう所」ニコッ

響「あぅ…」

美希「貴音、あれがアイドル専門のジゴロ、天海春香なの」

貴音「面妖な」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:24:40.90 ID:maJawVaAO<> 春香「おかしなキャラ付けしないで!」

美希「気を付けないと、あっという間に骨抜きなの、あんな風に」

響「…」モジモジ

ナレ『春香ちゃん恐るべし、ですぅ』

貴音「恐るべし…春香、響と美希の貞操は、私が守ります!」

春香「別に狙ってないよ!おかしなキャラ付けはやめて!全く…ゲストなのにぃ…」

美希「あは♪じゃあそんなゲストの春香と一緒に、オープニングの疑問にお答えしますなの!」

響「疑問…ああ、961にいたフェアリーが765で短期間の内に再デビューした理由?」

ナレ『まさか忘れてたの?』

貴音「すっかり忘れておりました…」ピンポーン

春香「忘れていたのは質問?注文?どっち?」

貴音「何をおかしな事を…あ、この中華麺を」

春香「注文の方だったよ…番組の主旨は完全無視だよ…」ガックリ

ナレ『は、春香ちゃん…落ち込まないで…』

貴音「さて…最初の出会いから話すべきでしょうか?」

春香「唐突だね…まぁ、その辺からでいいと思いますよ」

貴音「では…」

美希「961プロで出会って」

響「765プロに移って」

貴音「今に至る」

春香「それさっきやったでしょ!?」

ナレ『所謂、天丼ですぅ』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:25:07.09 ID:maJawVaAO<> 美希「春香は今日もツッコミ絶好調なの」

響「相変わらず、キレのあるツッコミだぞ」

ナレ『プロ顔負けですぅ』

春香「私はアイドルです!」

貴音「」ズルルル

春香「興味すら無し!?」

貴音「分かっておりますよ、春香…」

春香「貴音さん…!」

貴音「良いツッコミでした!」Σd←サムズアップ

春香「くぁぁああ!私はアイドル!アーイードールー!」

ナレ『は、春香ちゃん…それ以上叫んだら、喉に良くないよぅ』

美希「そろそろ春香の色んな血管が切れそうだから、真面目にお話しよっか」

春香「お願い…本当、お願い…」

響「そ、そんなしおしおにならなくても…ごめんな?春香」

貴音「申し訳ありませんでした…」

ナレ『フェアリーの皆は、基本的に悪乗りしちゃうみたいですぅ』

春香「はぁ…本題に入る前に疲れた…」

響「という訳で、まずは961プロに先に入った自分と貴音の事から話すぞ」

貴音「分かりました。まず、お互いの出会いからお話致しましょうか」

響「自分は沖縄からアイドルを目指して、上京してきたんだ」

貴音「私も…以前公表致しましたように、故郷である京都からあいどるを目指して状況して参りました」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:25:51.34 ID:maJawVaAO<> 美希「ミキはその頃にはもう研修生してたの。話を2人に聞いたら、ミキはデビュー直前だったけど」

春香「私と千早ちゃんと雪歩と真がデビューした位かな?」

美希「なの」

響「で、安いアパート見付けて、沖縄にいた頃に応募しておいた961プロに向かったんだ」

貴音「私も同じですね。ただ…私は情けない事に、世間知らず…実家の両親が「四条家の恥を晒してはいけない」と、じいやと給仕を1人、ある程度の事が出来るまでの講師として付けて下さいました」

春香「この前、私はついに貴音さんのお宅に泊まりまして…お会いしましたよ、じいやさん」

響「お、春香も会ったのかー」

美希「ミキは知らないの…どんな人?」

春香「新堂さんいるでしょ?伊織の家の」

美希「うん」

春香「まさにあんな感じ。見た目とか違うけど、ザ・執事って感じ」

貴音「…比べるのは、新堂殿に失礼です…」

春香「え?」

貴音「じいやは…じいやはもっと他の…いけずな何かです…」

響「貴音…また怒られるぞ?」

貴音「」ビックーン

貴音「」ワタワタオロオロ

貴音「あぅぅ…」ショボン

春香「何この銀髪の女王めっさ可愛い」

響「昔から、元から貴音は可愛いぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:26:19.14 ID:maJawVaAO<> 美希「貴音のなかなか見る事の出来ない、大慌てした表情とパニックっぷりなの。テレビの前の皆、今のは仲間内でもなかなか見れない、レア映像なの」

ナレ『私も殆ど見た事がありませんでしたぁ…可愛らしいですぅ♪』

春香「で、今の貴音さんの狼狽っぷりはどったの?」

響「ああ…超厳しいんだ、四条家のじいやさん…名前からしておっかなそうだしな…」

春香「名前?」

響「金剛 厳(こんごう いわお)さん」

春香「凄い強そう!」

美希「パンチで瓦とかを沢山割りそうなの…」

貴音「…空手、合気道、剣道の有段者で、元は陸上自衛隊の教官まで勤めた…とても恐ろしい人物です…空手は、某有名な流派の世界大会で準優勝までしていたり…」

美希「…予想以上にヤベェの」

春香「ヤベェね」

響「初めて聞いたけど、ヤベェだぞ…」

貴音「やべぇ、なのです…」

春香「見た目はキリッとした、ロマンスグレーの素敵なおじ様なのになぁ…」

響「執事服も似合ってるしな」

貴音「…あの服の下には…鋼の如き肉体が隠されているのです…」

美希「…えーっと、千早さんの腹筋みたいなカンジ?」

貴音「…千早の腹筋など、赤子のようなものですよ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:26:50.51 ID:maJawVaAO<> 貴音「とれぇにんぐ中の姿を写した写真がこちらに…」

ナレ『芸能界の方ではありませんので、テレビの前の皆様にはお見せ出来ませんですぅ』ピンポンパンポーン

春香「…oh」

美希「な、何なのなの…」

響「これ、マジ?加工無し?」

貴音「ええ…」

春香「…私、前にこんな感じの人、見たよ…テレビで放送してた、ボディビルダーの大会で」

美希「凄いの…これ、何キロのダンベルなんだろう…」

響「…身長は高いのは知ってたけど…しかも良く見ると、体中に傷跡が…」

ナレ『因みに、画像を見たうちのプロデューサーと事務員さんは、「リアル範馬勇次郎だ」とか「リアルラオウだ」とか「きっとヤムチャ位なら倒せる」とか「戸愚呂弟の100%状態になれそうだ」とか言ってましたぁ…私は全然分からなかったですけど…視聴者の方には伝わってるんでしょうかぁ…』

春香「これは…」

美希「なかなかのインパクトなの…」

響「寡黙な分、これを見せられたら…怖いぞ」

貴音「恐ろしいでしょう…?でこぴん一撃が、もう…脳の深部にまで響くような痛みを伝えるのです…失敗をすると…でこぴんが…」ガクブル

春香「そ、壮絶な日々だったんですね…貴音さん…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:27:20.84 ID:maJawVaAO<> 貴音「そ、それはもう…礼儀作法から始まり、切符の買い方などの日常生活の様々な事を…教わったものを3回失敗すると…」

ナレ『最近発表されましたが、四条さんは京都の超名門、四条家の御息女ですぅ。幼い頃に病気になった影響で、箱入り娘さんになってしまっていたのですぅ』

貴音「失敗すると…じいやは徐にストレッチをし始めるのです…」

美希「ステンバーイ…ステンバーイ…なの」

貴音「その時に…首や指の関節が…ボキボキボキィ!と鳴り響きまして…」

響「間違いない、それはトドメ演出だぞ。それが始まったら番組後半、処刑タイムだぞ。アンパンマンならアンパンチする時間だぞ」

春香「おっそろしく可愛げの無いアンパンマンだね…」

貴音「それから一言…「お嬢様、前髪をお上げ下さい」と…それはまるで、処刑台に自ら向かう囚人の如き、恐怖と絶望でした…」

春香「…貴音さん…完全なるトラウマに…」

貴音「そして…ずどん、と…」

美希「それ、デコピンの音じゃないの」

貴音「首に力を入れておかないと、首から上が無くなるかと思う程に痛烈で…初めての時は、体が後ろに吹っ飛んでしまいましたから…」

響「…凄まじいな…デコピン…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:28:40.25 ID:maJawVaAO<> 春香「…はい!ではそんなじいやさんが、本日はいらっしゃっていま〜す!」

貴音「っ!!!?!?!!!!!??」ビクーン!ドタンバタン!ガシャーン! ゴロゴロゴロー!ドンガラガッシャーン!

春香「」

響「貴音ーっ!?」

美希「春香っ!貴音が普段なら見せない位に機敏な動作で、机をなぎ倒しながら転がったの!有り得ない事態なの!」

ナレ『私の代わりに説明してくれてありがとう…って!貴音さん大丈夫かなぁ…』

春香「だ、だって!ここまでのリアクションが出るとは思ってなくて…た、貴音さん?」

貴音「」チーン

響「た、貴音ーっ!?し、しっかり!まだ傷は浅いからこんな所で寝たら死ぬか風邪引くぞ!いぬ美貸すからくるまれ!暖かいぞ!」

美希「落ち着くの!」

ナレ『響ちゃんが混乱しちゃってる…あわわ』

春香「貴音さん、冗談です…ごめんなさい…」

貴音「」ムクリ

貴音「っ!っ!」ペシペシペシ

春香「いた、いたた!ごめんなさいごめんなさい!」

響「めっさ可愛いな」

美希「めっさ可愛いの…って貴音、怪我は?」

貴音「」クルリ

貴音「ご、ごじゃいましぇん…」ズビー

美希「うわぁ」

響「ご、号泣だぞ…」

春香「た、貴音さん…はい、ティッシュ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:29:07.97 ID:maJawVaAO<> ナレ『約5分後ですぅ。貴音さんが落ち着きを取り戻しましたぁ』ピンポンパンポーン

貴音「…お見苦しい所をお見せ致しました」ペコ

春香「本当にすみませんでした」ペコ

美希「…お店の人達もごめんなさいなの」ペコ

響「後でこのアホリボンに弁償させますだぞ」ペコ

春香「うぇえ!?」

カンペ『番組予算がそんなに無いので』

春香「予算が無いって…ゲストに弁償させるなー!」

響「誰のせい?」

春香「はい」

美希「自業自得なの」

春香「はい」

貴音「」ピンポーン

春香「注文した食べ物(ソレ)は自分で払って下さいね!?」

貴音「め、面妖な…」

美希「で、どこまで話したっけ…四条家のじいやさんインパクトと、貴音の暴走で忘れちゃったの…」

ナレ『話は全く進んでないですぅ』

響「えっと…確か、上京してきた所だぞ」

貴音「ま、全く話が進んでおりませんね…」

美希「なの」

響「春香は?」

美希「あそこ」

<はい…はい…グラスとお皿と…はい…ごめんなさいです…

響「ガチで弁償中…」

美希「放っておいて、話を先に進めるの」

貴音「良いのでしょうか…」

響「ま、いいんじゃないの?」

貴音「…面妖な」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:30:19.83 ID:maJawVaAO<> 響「自分と貴音は上京して961プロに向かう前位か…美希はどうしてたの?」

美希「…研修生してたの」

貴音「それは知っていますが…」

美希「研修生してたの…それ以上でも以下でもタコでも無いの」

響「千早なら大爆笑」

貴音「千早なら抱腹絶倒」

ナレ『千早ちゃんなら笑い転げてますぅ』

美希「むぅ、滑ったの…ボケたつもりもないけど…」

春香「滑ったかどうかの判断基準を千早ちゃんにしないで。千早ちゃんは笑いの沸点が低いだけなの。駄々滑りした駄洒落で笑ったりはしない。千早ちゃんを馬鹿にしないで」ゴゴゴゴゴ…

フェアリー「」ビクゥッ

ナレ『ひぃい!?』

貴音「春香…申し訳ありません。千早を馬鹿にした訳ではないのです」

響「そうだぞ…いつも変な所で笑ってたから、つい…ごめんなさい…」

美希「ごめんなさい、春香…でも、ミキは千早さんを尊敬してるの。笑いのツボがちょっと変な気もするけど」

春香「…まぁ…私もちょっと笑いのツボはズレてる気もするけど…でも、あんまりネタにしないであげて?千早ちゃん、物凄く真面目だし打たれ弱いから、きっと気にしちゃう」

美希「分かったの」

響「了解だぞ」

貴音「」コクリ <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:31:12.52 ID:maJawVaAO<> ナレ『は、反省しますぅ…』

春香「で、その頃の美希って確か…」

美希「研修生だったの!研修生!」

春香「響ちゃん」

響「任されたぞ」ガッシィ

美希「ヤー!離すの響ぃ〜!」ジタバタ

響「うるさいぞ〜」

美希「むー!むぐぐ〜!」←足で体を固定され、手で口まで塞がれた

貴音「随分がっちりと固定出来るのですね…」

響「響チャレンジのおかげさー…巨大ウナギを捕まえるってのと、本場のロデオで世界記録ってので鍛えられたさー…」

貴音「あいどるとは、過酷なのですね…」

春香「確か…美希が律子さんと大喧嘩して、しかもプロデューサーさんにも滅茶苦茶噛みついてたり無視したり、ぜーんぜんやる気なかった頃だっけ。レッスンは殆どしないくせに、デビューさせろって騒いで、デビュー日が決まったら、その前日まで一週間位事務所に来ない…みたいな」

美希「むぐー!むぐー!」

響「美希、耳まで真っ赤だぞ」

美希「むぐぐー…」

貴音「破天荒だったのですね」

美希「むぅ…」

春香「しかも、「何で春香みたいに無個性なのとか、雪歩みたいに恥ずかしがり屋が先にデビューして、ミキがまだなの!ミキの方が歌もダンスも上手いの!」って…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:31:49.20 ID:maJawVaAO<> ナレ『懐かしいですぅ♪』

美希「…う〜」

響「なぁ春香、美希が耳まで真っ赤な上に涙目だから、もう解放してやっていいか?」

春香「うん」

(ぱっ)

美希「何で言っちゃうの!?すんごい恥ずかしいの!隠蔽したい過去なの!忘れたい記憶なの!あの頃はアイドル活動にも真剣じゃなかったし、我が儘ばーっかりのお子様だったの!過去に戻れるなら、春香や雪歩をあんな風に言ってた自分を断罪したいの!」

ナレ『美希ちゃんは千早ちゃんも春香ちゃんも大好きなんですぅ♪私とも最近仲良くしてくれてるんですよ♪』

美希「有り得ないの!過去のミキはミキじゃないの!みき は しょうきにもどったぜ!な〜の〜!」ジタバタ

春香「何かダメそうなフラグを立ててない?」

響「裏切りフラグとも言うぞ」

貴音「まさか、美希が私達を裏切るなど…」

ナレ『有り得ないですぅ!』

美希「なーんーなーのーなーのー!」ムキー



ナレ『ドタバタからまた少し経ちましたが…相変わらず話が進んでないですぅ…』

美希「疲れたの」グデー

春香「美希、お行儀悪いよ?」

ナレ『お母さんみたいですぅ』

響「春母さんが出たぞー」

貴音「主婦どる、ですね」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:32:49.58 ID:maJawVaAO<> 春香「私、まだ結婚してないし、娘もいないんだけど」

美希「あ、カンペが…お話?…あぁ…また忘れてたの」

響「美希が酷かった時だな」

貴音「その頃の私達は…研修生になれたばかり、辛く苦しいレッスンの日々でした」

響「慣れない都会での生活、厳しいレッスン、同じ事務所の仲間なのにライバル心というよりも敵対心に近い感情でピリピリした関係…やり方の1つとしてはアリなんだろうけど…」

貴音「此方に知り合いもいない響は、さぞ辛かったでしょう…」

響「正直な話、貴音に話し掛けられた時は限界近かったんだ…」

貴音「そうでしたか…割と明るく返事をされて、会話も弾みましたから…そんな風には見えませんでした」

響「学校も転入したばかりだから知り合いはいなかったし、事務所内はあんなだったし…東京の人は皆ああなのかなぁって思ってた所に貴音に話し掛けられて、同じ地方出身って聞いて…話せば話す程、貴音の優しさが嬉しかったさー」

貴音「ふふ…優しくなど…私も、貴方の明るさと元気に、とても励まされましたよ」

響「え、えへへ…そーかな?…な、何か照れるぞー!」

美希「イイハナシダナノー」

春香「その頃はやさぐれてたからね、美希」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:33:15.98 ID:maJawVaAO<> 美希「やさぐれ…てたのかなぁ?何か、あれはダメこれはダメって否定されたり、あれをやれこれをやれって無理矢理につまんない事をさせられたり…」

春香「美希は大体一回で振り付けは覚えるし、歌詞もメロディーも覚えられるからね」

響「テレビの前の皆〜、これは本当だし、今でもだぞ〜」

貴音「振り付けの見本を見ながら、独自のリズムと言葉と感覚のみで覚えて、いつも講師殿を驚かせておりましたね」

春香「で、美希は一度で出来るからレッスン嫌いになって…その内、毎日のように律子さんと口論が始まり…」

響「やさぐれちゃったんだな」

美希「うぅ…過去のミキにお説教しに行きたいの…」

春香「そんなある日…レッスン中にダンスでコケたり、音を上手く出せなかったりしてた私を見て…」

美希「それはダメ!それだけはダメなの!」

響「はい!きゃ〜っち!」ガシィ!

貴音「いぇい」ガシィ!

美希「身内が皆、敵なの…」

春香「まぁまぁ…あの頃の美希は、まだちょっと子供だったんだよ。今はそんな事絶対に言わないもんね?」

美希「当たり前なの。あの頃は…生意気なお子ちゃまだったからなの。だから春香に…あんな酷い事を言っちゃったの」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:33:56.36 ID:maJawVaAO<> 響「何て言ったの?」

美希「…今思い出すだけでも、信じられない言葉だから…あまり言いたくないの…えっと、怒らないでね?春香」

春香「だーいじょうぶ、怒らないよ」

美希「えっと…「あんなに歌もダンスも下手くそな春香より、何でミキが怒られないといけないの!?ミキは歌もダンスも出来る!デビューしてすぐに春香を抜いたのに、何でミキだけ怒られるの!?」って…う〜…もう信じらんないの」

春香「うふふ」ナデナデ

美希「春香ぁ〜…ごめんなさいなの〜…」

響「そんな事を言ったとは思えないベッタリっぷりだぞ」

貴音「少し前の事ですが、事務所で千早と美希を片方ずつ膝枕しながら、眠る千早の頭を撫でたり、美希に自作のくっきぃを与えている姿を目撃致しました…そんな事を言ってしまうような仲とは、到底信じられない光景でした」

美希「あれは幸せだったの〜♪」

春香「貴音さんもいたんですか〜」

貴音「ええ…とても微笑ましい光景でした…ですくで小鳥嬢が輸血しつつ、ばけつで鼻血を受けながら気絶さえしていなければ、もっと良かったのですが」

響「ブレないなぁ」

美希「人として軸がブレてはいるの…淑女としては正しいらしいけど」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:35:14.80 ID:maJawVaAO<> 春香「で、確かその少し後だっけ?ミニライブすっぽかし事件とか、大喧嘩の末の…移籍は」

美希「なの…デビューして半年なのに、逆ギレして事務所を飛び出して…それで何時も行ってる公園にいたら、デビュー直後から961社長がミキを知ってたって」

響「それで961プロに来たんだな」

美希「何でそう思ったのか分からないけど、ミキがキラキラ出来る…って思っちゃって」

貴音「その頃の私達は、もうゆにっとを組む事は決定していましたが、まだもう1人がいない状態でした」

春香「そこに美希がプロデューサーと喧嘩して、黒井社長がそのタイミングで美希を引き抜き…あはは、なーんかきな臭い気もするけどね」

貴音「しかし、もう961はありません。真実を確かめようもありません」

春香「確かめる気も無いですよ。もう過ぎた事で、美希は私達の所に戻ってきてくれた。新しい素敵な仲間を2人も連れて」

美希「…春香には叶わないの」

響「だぞ」

美希「そして、大好きぃっ!」ムギュ

春香「んぶ!?」←おっぱいに埋もれている

貴音「響、これが小鳥嬢の良く言っている「希増塔(きましたわー)」なるものなのですか?」

響「そーだなー多分なー(棒)」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:36:05.67 ID:maJawVaAO<> 響「でもな、貴音はそういうのは覚えなくていいんだぞー。人生で全く役に立たないからなー」

貴音「なんと、そうだったのですか」

響「小鳥ー、見てるかー?貴音に余計な事吹き込むと、小鳥の帰宅をワニ子とヘビ香(二匹とも空腹、スタンバイ状態)がお出迎えするからなー?」

ナレ『響ちゃんのお家の家族は大人しい子ばかりなんですよー』←必死のフォロー



〜ことりけ〜

小鳥「」ガタガタブルブル←勿論見てた

小鳥「マズいわ…早く貴音ちゃんに貸した、私の薄い本を回収しなければ…」



〜ガス○〜

ナレ『お話は、フェアリーデビューの時の話になりましたぁ』

春香「フェアリーのデビューの記者会見、うちの事務所内で全員が見てたんだよね、たまたま」

美希「うわぁ…」

春香「大型新人デビュー!っていうのに皆が戦慄したけど、そこに美希がいて…伊織とかが怒る怒る…」

ナレ『水瀬伊織ちゃん。フェアリーと人気を二分する、765プロの超強力ユニット『竜宮小町』のリーダーですぅ』

美希「デコちゃんには戻った時も沢山怒られたの…」

響「伊織の性格からしたらな〜」

貴音「ですが、もう仲良くなってますよね?」

美希「春香のおかげなの」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:37:42.66 ID:maJawVaAO<> 響「ああ…」

貴音「あれ、ですか」

美希「あれ、なの」

春香「な、何よう…」

響「765プロ内で今も語り継がれる…『サイン下さい事件』だぞ」

春香「事件扱い!?」

貴音「私達が知る限り、その時起きた事をお話致しましょう」

美希「テレビの前の皆…驚かないで欲しいの」

春香「いやいやいやいや…」

響「私達は、皆も知っての通り…春香達のオリジナルユニットに負けたんだけど…」

貴音「私達ふぇありぃは、らいぶ終了後すぐに解散と解雇を通達されました」

ナレ『ライブバトルで負けて打ちのめされている所に…酷いですぅ』

美希「で、ライブ会場からの帰り、このガ○トに3人で集まったの」

春香「あ、だからここって指定があったんだ」

響「これからどうするか…結局答えは出なくて、自分と貴音は実家に帰ろうかって話にまでなったんだ」

美希「ミキは…引退を考えたの」

貴音「その日はそこで解散、次の日には961ぷろにある私物…殆どありませんでしたが、私物を引き取ると同時に、らいぶまでのぎゃらんてぃを投げ渡され…」

響「3人で961プロを出た。で、当然これからの当てもなくて…ただ駅までの帰り道を歩いてたんだ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:38:29.74 ID:maJawVaAO<> 美希「駅に向かう途中の帰り道に公園があるんだけど…そこで、ミキ達は声をかけられたの」

貴音「それはまさに、地獄に落ちた私達に垂らされた蜘蛛の糸でした」

響「何故かそこに、いたんだ。765プロの…今、自分達を受け持ってくれてるプロデューサーが」

美希「ミキ、心臓が止まるかと思ったの…喧嘩した相手が、突然公園から出てきたんだもん」

響「で、「あれ?フェアリーじゃん。どしたの?」って」

貴音「気さく過ぎて、呆然としてしまいました…」

美希「ミキにも、「お、美希か。まーたサボってんじゃないだろうな〜?」って。ムッと来たけど…何か言おうとしたら涙が止まらなくなっちゃって…」

貴音「それを見たあの方は、公園内で話を聞いて下さいました。辛かった事や苦しかった事、らいぶ後の961ぷろの社長やすたっふの豹変っぷりや、ぞんざいに扱われて追い出された事など…沢山の事を話しました」

美希「ミキは何度も謝ったの…そしたら、「さっき聞いた。もう謝らんでいい」って…」

響「で、全部聞いたプロデューサーはどうしたかっていうと…」

貴音「突然立ち上がり、「よぉし、3人とも付いて来い」とだけ言って、歩き出してしまったのです」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:38:56.06 ID:maJawVaAO<> 美希「駅に向かう途中の帰り道に公園があるんだけど…そこで、ミキ達は声をかけられたの」

貴音「それはまさに、地獄に落ちた私達に垂らされた蜘蛛の糸でした」

響「何故かそこに、いたんだ。765プロの…今、自分達を受け持ってくれてるプロデューサーが」

美希「ミキ、心臓が止まるかと思ったの…喧嘩した相手が、突然公園から出てきたんだもん」

響「で、「あれ?フェアリーじゃん。どしたの?」って」

貴音「気さく過ぎて、呆然としてしまいました…」

美希「ミキにも、「お、美希か。まーたサボってんじゃないだろうな〜?」って。ムッと来たけど…何か言おうとしたら涙が止まらなくなっちゃって…」

貴音「それを見たあの方は、公園内で話を聞いて下さいました。辛かった事や苦しかった事、らいぶ後の961ぷろの社長やすたっふの豹変っぷりや、ぞんざいに扱われて追い出された事など…沢山の事を話しました」

美希「ミキは何度も謝ったの…そしたら、「さっき聞いた。もう謝らんでいい」って…」

響「で、全部聞いたプロデューサーはどうしたかっていうと…」

貴音「突然立ち上がり、「よぉし、3人とも付いて来い」とだけ言って、歩き出してしまったのです」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:39:25.75 ID:maJawVaAO<> 響「突然歩いていっちゃったプロデューサーに、ポカーンとしてた自分達だったけど」

貴音「これから先の未来が全く見えなかった私達は、あの方に付いていきました」

美希「半分「どうにでもなれ」って思ってたかも。でも、もう半分は…何かに縋るような気持ちだったの」

響「で、車に乗って、着いた先は…まさかの765プロ」

貴音「そのまま、私達は765ぷろに入り…社長室に通されました」

美希「その時の2人の会話は、今でも忘れられないの…あんな無茶苦茶でいい加減な大人達、初めて見たの」

響「だぞ。961プロのピリピリした気配は微塵もなくて…」

貴音「まさに勢いだけ、でしたね…」

美希「で、その時の会話を…本人達に再現してもらったVTRがあるらしいので…どーぞなの」



〜再現VTR〜

P「社長、新しい子達をスカウトしてきましたー。この子達です!」

社長「おぉ…おぉ!?この子達は…」

P「前のプロダクションは解雇になったらしいです」

社長「…うむ!ティンときた!きたよ、君ィ!小鳥君に契約書類を3枚、ここに持ってきてくれるように言ってくれたまえ!」

P「はい。お前達ー、ちょっと待っててなー」

(ばたん) <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:39:51.08 ID:maJawVaAO<> 〜ガ○ト〜

美希「以上なの」

春香「」

ナレ『』

響「ノンフィクションだぞ」

貴音「むしろ、もっと短かったような」

春香「予想を遥かに超えて酷い」

ナレ『無茶苦茶ですぅ…』

美希「この後、「えぇっ!?」て驚いてフリーズした小鳥を置き去りに、とんとん拍子で契約終了だったの」

ナレ『小鳥さんの反応は正しいですぅ』

響「で、明日から事務所に来い、と」

貴音「唖然として発する言葉も見付からないまま、私達は帰路に着いたのです」

響「家に着いて、実家に帰る為に荷造りしていた物を全部元に戻した辺りで…やっと嬉しさが込み上げてきたかな〜」

貴音「私は、就寝するまで夢だと思っておりましたが、就寝する時になって「ああ、現実なんだ」と」

美希「ミキはそのままだったの。でも、765プロの扉を開こうとした時に…逃げ出したくなったかな?」

春香「どうして?」

美希「受け入れては貰えないと思ったの」

春香「そっか…」

美希「でも、響と貴音が背中を押してくれたんだ…入り口で、「3人で入って、3人で挨拶して、ダメだったら3人で帰る」って」

春香「春香さんはフェアリーの強い絆を見ましたよ…感動しました…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:40:27.71 ID:maJawVaAO<> ナレ『ナレーションも見ましたぁ…素敵な絆ですぅ』

美希「で、入って挨拶しようとしたら…」

響「プロデューサーの有無を言わさない紹介」

春香「どんなのだっけ?」

貴音「今日から一緒に働く、不平不満は今なら聞き流すから今の内に言え、以上…というような内容だったかと」

春香「本当に有無を言わさぬ…だね」

響「隣にいた自分達はポカーン、765プロ側もポカーン」

美希「律子だけは「へ?え?あ、あーはい…」みたいに、生返事してたけどね」

貴音「その紹介の後、やはりお互いに微妙な空気が流れておりましたが…」

響「そんな空気をぶち壊したのが、春香だぞ」

美希「微妙な空気からカオスになったの」

春香「あれ、かぁ…」

響「じゃあ、その後に何が行ったか、を話すぞー」

美希「嫌な事件だったね…なの」

春香「そんなに酷くないやい!」

貴音「…混沌度合いで言えば、酷いものでしたが…」

春香「うぐ…」


ナレ『果たして765プロで何が行ったのか!?カオスな空間とは!?春香ちゃんは何をやらかしてしまったのか!?』

ナレ『それは、CMの後ですぅ♪』


美希「ファミレスフェアリーなの!…あふぅ」←ジングル <> >>1<>sage saga<>2013/03/12(火) 19:47:38.62 ID:maJawVaAO<> 以上です

最近自分で気付いた事→シリアス物を書くとグロと鬱を入れたくなる病気らしい

故に、765プロのアイドル達でシリアス物はやりません


あ、バスに乗ってたらいおりん見つけたよー

http://p2.ms/j6knu

上手く見れるか分かりませんが… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/12(火) 19:50:33.95 ID:5D0YH8xPo<> おつ
いおりんワロタwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/12(火) 21:05:51.50 ID:8hO3aJm1o<> >>1来てたあああああああ!!!!いやっっふうううううううう!!!!!!

乙です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/12(火) 21:23:41.86 ID:QjvHa8vxo<> CMだからすぐ続きくるよなー
いおりんやさしいwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/12(火) 23:25:48.78 ID:l/eI1C10o<> このいおりん見たことあるwww

おつおつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/13(水) 15:04:15.17 ID:5JmktQGo0<> 乙!
みんな可愛いなおいww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/15(金) 12:57:41.69 ID:Xd3hBV1R0<> なんという癒しスレ <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:32:27.28 ID:dwDl/DjAO<> 続きです <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:32:56.43 ID:dwDl/DjAO<> 響「はいさーい!ファミレスフェアリー!だぞー!」←ジングル

ナレ『フェアリーが961プロから765プロに突然の移籍&再デビューの時のお話ですぅ。いきなりの解雇からの移籍の真相の中で、春香ちゃんが何をしたのか!?』

ナレ『その続きですぅ♪』


春香「だって、テンション上がっちゃって…あのライブイベント、本当に楽しかったんだもん」

響「それは多分、春香だけだぞ」

春香「えー」

貴音「正直、私達はそんな余裕は一切ありませんでしたよ…」

美希「なの。黒井社長からライブ前に「765プロに負けるようなレベルなら、貴様等に用は無い」って言われちゃってたの」

響「だから、楽しむ云々なんて余裕、無かったんだぞ」

ナレ『敗因はそこにある気がしますぅ…無闇にプレッシャーかけるなんて…』

貴音「しかも、ダンスは響と互角に渡り合えるような人物を初めて見ました」

響「そこでもう自分は焦っちゃってたなー」

ナレ『765プロ所属の、菊地真ちゃんですぅ。フェアリーに対抗すべく、765プロからは春香ちゃんをリーダーに、『歌姫』如月千早ちゃん、『姫王子様』菊地真ちゃんの3人の、その日限定のオリジナルユニットでしたぁ』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:33:25.97 ID:dwDl/DjAO<> 美希「ミキは真クンが出て来た時点で、響と互角だろうなーって分かってたの」

春香「正直、真もかなり焦ってたよ。真もダンスには絶対の自信があったからねぇ」

響「真はダンスも含め、運動能力がチートだぞ…」

響「歌は惜しかったんだけどなー」

貴音「如月千早が相手になるだろうと聞いた瞬間から、離されない事しか考えておりませんでした。実際はその日に初めて彼女の生の歌声を聞いたのでしたが…」

貴音「歌姫と呼ばれる所以、嫌という程に分からされました…」

響「今考えたら、貴音は良くやったと思うぞ…千早と歌で勝負とか、公開処刑レベルだからな」

美希「千早さんの歌は…上手く説明出来ないけど、聞き始めからインパクト絶大なの」

春香「千早ちゃんはね、歌の1曲1曲に全身全霊だから。その歌の世界を理解し、感情と魂を乗せられるから…聞く全ての人に染み込んでいくし、途中で聞くのを止めたら勿体無い…聞く人にそう思わせるんだと思う」

貴音「…やはり、千早は歌姫ですね。CDであれだけの感動を生み、魂を震わせるのです…らいぶの時の感動は、計り知れません」



〜ちはやけ〜

千早「〜っ!」←誉められ過ぎて床を転がりながら悶絶中 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:34:27.02 ID:dwDl/DjAO<> 響「で、問題の春香だぞ…まさか美希が負けるとは…」

美希「もぉ〜、すっごい悔しかったの!悔しかったの!」プンスカ

春香「な、何で二回言うのよぅ…」

美希「悔しかったんだもん!…でも、詳細は言わないの!また悔しくなるからなの!」

貴音「そして、そんなライブで戦った私達を事務所で見た春香は、開口一番」

響「「あー!フェアリーの2人だ!美希もいる!どしたの?遊びに来たの!?」って、すんごい笑顔で言われたんだぞ」

貴音「唖然とする私達に、春香は更なる追い討ちとばかりの会話を致します」

美希(P役)「あー、今日から765プロ所属のアイドルに…」

響(春香役)「あ!貴音さんと響ちゃん!サイン下さい!勿論美希のもだよ!」

美希(P役)「あー、天海さん?」

響(春香役)「あ、おはようございます」

美希(P役)「はいおはよう…じゃなくてよ、話を聞いてくr」

響(春香役)「わー!わー!サイン貰ったぁ!やったー!」

貴音「この後、改めて私達が765プロ所属になった事を伝え、漸く普通の挨拶が出来ました」

春香「…手帳に貰ったサインですけど、まだ保管しておりまして…」

響「ま、まだ持ってるのか…恥ずかしいぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:35:11.00 ID:dwDl/DjAO<> 春香「ほい、これ」

貴音「…春香の手帳、ですね」

美希「普段のスケジュール帳とは違うの」

響「この手帳だぞ!サインしたの!」

春香「全ページをラミネート加工してあります!」フフン

ナレ『あれは…春香ちゃんの『サインノート』ですぅ』

ナレ『春香ちゃん、新しいアイドルに会う度にサインを貰うんですけど、それは、必ずあの手帳になんですぅ』

ナレ『コレクター垂涎でしょうね…だって、引退前の律子さんのサインとか、日高舞さんのサインとか、まだソロ活動時代の竜宮小町の皆や、ジュピターの皆…ありとあらゆるアイドルのサインがあるらしいですぅ』

ナレ『以前、某鑑定団に春香ちゃんが出た時に、これを出そうとしたらしいんですけど、アイドルグッズ専門の鑑定士さんから』

「今をときめく天海春香さんのデビュー前からの手帳というだけでかなりの額になるのに、あらゆるアイドルのサインが綺麗な状態で残されている…あまりに価値が高過ぎて、値段が付けられません。どうしても付けるとしたら…ン千万で…私個人としては、億でも払います」

ナレ『との事で…お、億ぅ!?』

ナレ『春香ちゃん、この前あの手帳をスタジオに忘れたりしてたんですけど…』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:35:51.56 ID:dwDl/DjAO<> 響「で、だ。美希はそんな時でも黙り込んでて、貴音の後ろに隠れてたんだっけ」

美希「…なの」

春香「ああ、あの小動物モードの美希かぁ…」

美希「う…すっごい恥ずかしいの…」

春香「可愛かったけどねー」

貴音「ええ、とても」

響「そんな美希が春香に見付かり…毒牙にかかってしまったんだぞ」

春香「酷い言われ方だー!誤解だー!」

貴音「765の皆からは歩み寄り方が分からないし、複雑な感情があった事でしょう…ですが、春香だけは違いました」

響「美希に近付いてきたと思ったら、「おかえり」って抱き締めて…」

美希「みき の るいせんははかいされた!なの」

春香「美希ったら私に抱き付いたと思ったら泣き出しちゃったんだよね〜。それで理由を聞いたら…」

響「さっきの理由だぞ。いくら自分と貴音がいるって言っても、怖かったんだろうな…で、それを聞いた春香がちょっと考えた結果…」

貴音「美希に耳打ちしたかと思うと、美希と一緒に765ぷろの皆の方へ振り向いて…」

美希「ワガママばっかり言って、勝手に765プロから出て行って、ごめんなさい」ペコリ

春香「悪いと思ったら、謝る!当たり前ですよ!当たり前!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:36:44.92 ID:dwDl/DjAO<> 貴音「しかも春香は765ぷろの仲間に追い討ちを…」

響(春香役)「じゃあ、これで美希の件はおしまいですね!じゃあ改めて…3人とも、これから一緒に頑張ろうね!あ、それじゃあ私、これからまた収録だから!」

美希「で、ドタバタ走りながら、「まったねー!」って走り去っていったの」

響「期待通りに、どんがらもしてからな」

春香「思い出す度に、随分身勝手に投げっぱなしていったなぁと、反省しております」

美希「春香が行った後、あの場所にいた全員が「えー…」って、ハモったの」

ナレ『致し方ないですぅ』

貴音「それからすぐでしたか…菊池真が話しかけてきてくれて」

春香「さすが真としか言えない」

響「次は千早だっけ」

春香「意外だよねぇ。人見知り度は雪歩とツートップの千早ちゃんが。やっぱり、一緒にライブしたからかな?」

ナレ『ひ、人見知り…治したいとは思ってるんですけど…あぅ』

貴音「それから亜美と真美、やよいと順番に」

響「後はなし崩し的に…伊織が最後だったかな?たしか」

美希「デコちゃんは仕方ないと思うの。ミキの事を一番怒ってたから…でも、許してくれて嬉しかったなぁ…ミキ、デコちゃん好きだから!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:37:18.34 ID:dwDl/DjAO<> 貴音「…響、これは所謂、『希増塔(キマシタワー)』という…」

響「いいからそれを忘れるんだ。ピヨ子、琉球唐手の『抜き手(ぬちでぃー)』するからな?」

ナレ『えーっと、普通の『貫手』と違って、親指を捻りを軽く加えてする技…だそうです…え?使い方によっては、体に親指が突き刺さる…?ひ、ひぃぃ…』



〜ことりけ〜

小鳥「暫く…身を隠そうかしら…でも、有給使っちゃうと、夏と冬の戦い(コミケ)分が減るしなぁ…」←まだ余裕がありそうな事務員さん



〜○スト〜

美希「と、まぁ…以上が真相なの」

響「デビューから本当にすぐだったから、ファンの皆を混乱させちゃったりして、申し訳なかったぞ」

貴音「本来ならば、すぐにでも話すべきでしたが…これも、私達が到らぬ為に招いた結果、心から謝罪致します」

美希「ごめんなさいなの」

春香「正直、其処までファンの人達は気にしてなかったと思うけどなぁ…765プロのアイドルのファンの人達は皆、「おかえりー」と「いらっしゃいませー」って感じだったし」

ナレ『ネットの書き込みには、批判的な意見はそれ程ありませんでした。「何かあったのかな?」位で、大半は受け入れるって感じでしたね』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:39:14.28 ID:dwDl/DjAO<> ナレ『他にも…』

・戦力大幅アップキタ!これで勝つる!

・ミキミキが961を経て765に還る…胸と薄い本が熱くなるな

・765プロのセクシー担当がまた1人…貴音ちゃんはお尻が魅力的だから、あずささんとは別のセクシー担当だな

・響ちゃんと真ちゃんか…KUNOICHIの歴史が変わるな…もうやってないけど

・フェアリーは皆せくちーだいなまいつなんだよな…はるるんのスタイルが目立たなく…また一歩、普通になってしまった…充分過ぎる程にナイスバディだが

・ひびたかキタピヨ、ミキミキもいおりんとかとの絡みを期待ピヨ

ナレ『などが…最後のは小鳥さんですよね?あの事務員さん、何をしてるんですかぁ…』

響「これで…ファンの皆に秘密な事って、無くなったかな?」

貴音「私のとっぷしぃくれっとも殆ど無くなりましたから」ピンポーン

美希「貴音、その会話の合間合間に注文するのは、貴音ルールなの?」

貴音「…とっぷしぃくれっと、です」

響「言ったそばから増やしてるぞ…って、春香は?」

美希「ドリンクバー」

響「アイツも自由過ぎるぞ」

美希「765プロは、皆自由なの」

響「そだなー。あ、そういえば来週はどーすんの?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:40:02.55 ID:dwDl/DjAO<> 美希「どーなるのかな?分かんないの」

響「いいのか、そんなんで…」

美希「春香に聞くの」

響「お、その春香が戻ってきた」

春香「ん?なぁに?」

美希「来週はどうするの?」

春香「やるよ?」

響「そりゃやるだろうけど…ゲストとか、話題とか、そういうの」

春香「お?そろそろ閉めの時間?」

美希「分かんないの」

響「えーっと…あ、まだ時間あるみたいだぞ」

貴音「…では」ピンポーン

響「出た、貴音の必殺技「追い注文」だぞ」

春香「必殺って…誰を倒すの?」

響「店員さん」

美希「何せ、まだ頼んだメニューが来てない内から頼んだの。店員さんが忙しくて…」

春香「まだ大丈夫でしょ、多分」

貴音「和風はんばぁぐせっと、らいす大盛で」

響「テレビの前の皆、貴音は面妖な訓練を受けてるから、こんな風にフードファイター達が勝負を一瞬悩む位に食えるんだぞ」

美希「良い子も悪い子も真似しちゃダメだよ?太っちゃうの」

春香「太る以前に、食べ過ぎで搬送されるよ」

美希「その際には、是非双海医院に!」

響「食べ過ぎちゃう美味しいメニューがいっぱい!ガ○トだぞ!」

春香「スポンサーさんだからね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:41:03.73 ID:dwDl/DjAO<> 美希「何で双海医院がスポンサーなのか、良く分からないけど…」

響「因みに、水瀬グループもスポンサーだぞ」

春香「適当な」

響「こほん…人の生活の為、世界中であらゆる事にチャレンジ!世界に羽ばたく、水瀬グループだぞ!」

春香「ま、またとって付けたような…伊織に怒られるよ〜?」

響「ご、ごめんなさいだぞ…」

春香「因みに、現在こちらのガ○トさん全店で、あの双海医院の名医にして、765プロの双海姉妹のお父様が監修なさいました、『美味しく食べて健康に!双海姉妹オススメご飯!』キャンペーンをしております」

春香「普通とは違う、特別メニューですよ!特別メニュー!」

春香「では、そんな特別メニュー、別名『双海飯(命名・亜美真美)』を食べた感想なんかを、亜美真美が聞いてきてくれたVTRをどうぞ!」

ナレ『は、春香ちゃん…それ私のお仕事だよぅ…』

春香「あ、これ雪歩が言うんだった…てへへ」

響「あざといな」

貴音「実にあざといですね…」

ナレ『あざとい…ですぅ』

美希「でも、可愛いから許すの」

春香「美希大好き!」ナデナデ

美希「えへへ…♪」ホワン

貴音「これは、所謂」

響「それは忘れなさい!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:41:37.92 ID:dwDl/DjAO<> 〜VTR〜

亜美「双海亜美と!」

真美「双海真美の!」

亜美真美「ファミレスフェアリーインタビュー!」

亜美「双海姉妹の可愛い方、竜宮小町の双海亜美で→す!」

真美「双海姉妹のせくちーな方、双海真美でぇす」ウッフーン

亜美「真美、ちょっと無理がある」

真美「おぅふ…実の妹からもダメ出し食らっちまったぜぃ…」

亜美「だって→、そんなに亜美と体型変わらないっしょ?」

真美「」フイッ

亜美「なん…だと…」

真美「…最近…ブラのサイズが上がったんだ」

亜美「う、裏切り者→!」

真美「ち、ちかたないでしょ!気が付いたら増えてたんだYO!」

亜美「うぬ〜…」

真美「気を取り直して…今回は、ガ○トさんにお邪魔してま→す!」

亜美「お小遣いシステムの亜美達にも優しい、安くて早くて美味しい!ドリンクバーも嬉しいファミレスだよ→!」

真美「店舗によっては24時間だから、飲んだくれて泥酔してる兄(C)や姉(C)達も安心だね→!」

亜美「主にうちの兄(C)ことプロデューサーと、ピヨちゃんにあずさ姉ちゃん」

真美「最近は律っちゃんも巻き込まれてるらしいよ」

亜美「社長もたまに加わるらしいけど…酷いらしいよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:42:39.19 ID:dwDl/DjAO<> 真美「主にピヨちゃんとあずさ姉ちゃんが酷いらしい」

亜美「あずさ姉ちゃんはトイレに行く→何故か自宅→自宅で済ます→スタジオ→レッスンスタジオ→事務所→良く行く服屋さん→自宅→皆のいる居酒屋って回ったらしいから、泥酔して」

真美「…居酒屋さん、もう普通に閉まっちゃうっしょ?」

亜美「兄(C)が外であずさ姉ちゃんの荷物を持って、車の中で4時間半待ってらしいよ」

真美「そ、そいつぁ酷ぇや…って、兄(C)車だったんだ」

亜美「兄(C)か律っちゃんが交代で車要員なんだって」

真美「電車かタクシー使えばいいのに…」

亜美「社長にね、「夜中にアイドルや音無君を1人で帰らせるのかね?キミ達ぃ?」って言われたんだって」

真美「なら社長が運転…は無理か…いくら兄(C)や律っちゃんが765プロを立て直して、超強力プロダクションにした主力だからって」

亜美「2人はしがないサラリンなのさ…世の中ってなぁ、激辛いね…」

テロップ[某有名RPGで一番有名な魔物が仲間になった!]

真美「ハヒーってなっちまうね…」

テロップ[世知辛い、と言いたかったらしい]

亜美「さて、そんなプチ辛い世の中に!」

テロップ[辛さ↓↓↓↓↓] <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:43:38.70 ID:dwDl/DjAO<> 真美「一滴を豚汁べくぅ!」

テロップ[豚汁という隠し味…一石を投じる?]

亜美「うちのパパが、ガストに何か企画を持ち込んだらしいんだよ」

テロップ[駆け込み営業!?]

真美「うちの病院、経営ヤバいんだね…」

ピンポンパンポーン↑

ナレ『双海医院さんは、あらゆる病に対応すべく、現在は日本でも有数の巨大総合病院ですぅ。多くのお医者様がいらっしゃり、新人育成の為に専門学校も開設してらっしゃるそうです。日本の最先端医療が集まる病院の1つとまで言われていますぅ。経営不振にはなってませんので、患者さんの皆様はご安心下さいですぅ♪』

ピンポンパンポーン↓

亜美「何でも、材料とか作り方から考えた、食べて健康になる上に美容にもいい料理なんだって!凄いYO!」

真美「本当だね!双海家の昨日の晩御飯は、時間無かったからってお弁当屋さんのお惣菜だったけどね!」

テロップ[双海夫妻は超多忙]

亜美「で、そんなウチのパパが持ち込んだ企画料理を食べてる犠牲者の人達に」

テロップ[犠牲!?]

真美「感想を聞いて回ろうと」

亜美「美味い以外は編集でカットです」

テロップ[しません]

真美「ところで、この真美と亜美のいるスタッフルームなんだけど」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:44:21.96 ID:dwDl/DjAO<> 亜美「どったの?」

真美「なんかね、テーブルが用意されてて、その上に赤いパトランプが置いてあるんだけど」

亜美「あるね…何だろ?これ」

ピンポンパンポーン↑

ナレ『これは、先ほど説明にあった料理が注文されると、光り出してお知らせしてくれるんですぅ♪そしたら、亜美ちゃんと真美ちゃんはリポートしにいってね♪』

ピンポンパンポーン↓

亜美「…しょべぇ」

真美「もうちょっと何とかならんかったのか」

テロップ[予算の都合です…]

亜美「つまり、これが光るまでは仕事が無いと…」

真美「リアルに注文されなかったら泣ける」

テロップ[大丈夫だよ、きっと]

パトランプ<ダイスキハーニィー♪(ピカピカ)

テロップ[!!?]

亜美「うおっ!?」

真美「光った!?」

テロップ[注文キター]

亜美「で、何でミキミキの曲?」

真美「ここは私か亜美の曲っしょ?普通」

テロップ[確かに]

亜美「え?ファミレスフェアリーだから?」

真美「ならちかたないね」

亜美「ちかたない」

テロップ[ちかたないです]

亜美「おーし!じゃあ、双海姉妹出動DA!」

真美「へっへー!目に物見せてやるZE!」

テロップ[何をする気ですか!?] <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:45:20.20 ID:dwDl/DjAO<> 〜店内〜

亜美「さて…注文したお客様はどこかな〜?」

店員「あちらの8番のテーブルの人よ」

真美「おお!あの人かー!」

テロップ[大学生位の男性ですね]

亜美「ではでは〜…突撃ぃ!」

真美「応!」

店員「店内で走り回らないでね?他のお客様に迷惑だし」

真美「おねーさん、真美達ももう高校生…」

亜美「流石にそんな無茶は出来ないよ」

店員「そ、そう…(小学生の頃からテレビで見てた妹みたいな子達が、もう高校生…おっきくなったわね…)」

テロップ[実は亜美真美の大ファンで、自ら対応を志願した店員さん]

亜美真美「じゃ、いっくよー」テクテクテク


亜美真美「こんにちはー」

客「え?あ、こんに…ち……」

亜美「亜美です」

真美「真美です」

客「あ、あ…」

亜美真美「双海姉妹でぇ〜す!」

客「あ、亜美ちゃんと真美ちゃんだ!て、テレビでいつも見てるアイドルだ!」

テロップ[お客さんのテンション↑↑↑]

亜美「お、嬉しい事言ってくれるじゃないの」

真美「ささ、こいつぁ私達からの奢りだ。遠慮なくいきねぇ」

つ[テーブルの上にあった塩]

テロップ[塩!?]

客「いや、塩を直(ちょく)は無理!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:46:26.22 ID:dwDl/DjAO<> 真美「ですよねー」

テロップ[ごもっとも]

亜美「ところで、お客の兄ちゃん!」

テロップ[声量↑]

客「はい!?」ビクッ

真美「うちのパパがタクアンした特別メニューをご注文頂き、ありがとうございます!」

テロップ[漬?]

客「あ、はい…(たくあん???)」

テロップ[考案、です]

亜美「食べた感想なんかを是非!」

客「あ、いや…その」

真美「お、美味しくなかったの!?私達のパパが、病院で忙しい中、診察しながら考えたメニューなのに」

テロップ[いや、診察中に考えちゃダメ!]

ナレ『今回のメニューは、ちゃんと双海医院長にお時間を頂き、本社会議室にて決めました すかいらーくグループ』

ナレ『だそうですぅ』

客「いや、まだ注文したばっかで、実物が来てないっス」

亜美「あ」

真美「あ」

テロップ[焦り過ぎたらしい]

客「あ、でも…メニューの写真とか見て、特別メニューとか気にせずに美味そうだから頼んだんスよ!」

テロップ[フォローありがとうございます]

真美「本当ありがとう!お客の兄ちゃん!」

亜美「絶対美味しいから、期待しててね!」

客「はい!2人もアイドル頑張って下さい!」

亜美真美「ありがと→!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:47:14.75 ID:dwDl/DjAO<> 店員「亜美ちゃん、真美ちゃん、アレはあげないの?」

亜美真美「おっと、いけないいけない…」

客「?」

亜美「これ、お客の兄ちゃんにプレゼント!」

テロップ[!?]

真美「真美と亜美のサイン入りの…」

亜美「ガ○トのお皿!さっき厨房にいた兄ちゃんに頼んだら、くれたんだ→!」

テロップ[ガ○トさん、本当ありがとうございます]

客「え?え?い、いいんひゅ、か!?」

テロップ[落ち着いて下さい]

亜美「も→まんたいDAZE!」

真美「このお姉ちゃんにも、さっきあげたし」

店員「っ!」

テロップ[職権乱用じゃないですか]

亜美「じゃ、亜美達はまた監視ルームに戻らないといけないから」

真美「バイバ→イ!」

客「」フリフリ

ナレ『この後、お客様から「テレビとか、企画とか抜きで本当に美味しかったです。また食べに来たくなりました」という感想を頂きましたぁ♪御協力頂きました皆様、ありがとうございました!』

テロップ[ありがとうございました 双海姉妹、スタッフ一同]



〜ガ○ト〜

ナレ『という訳で、双海亜美ちゃん、真美ちゃんのインタビューでしたぁ♪』

美希「インタビュー…?」

春香「あは、あはは…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:47:57.04 ID:dwDl/DjAO<> 響「で、これが双海医院長考案の…確かに、メニューの写真見るだけでも美味しそうd」

貴音「」ピンポーン

響「やりやがったぞ」

美希「やりやがったの…」

春香「ま、まぁ…私達はまだ何も食べてないから…」

店員「ご注文を…」

貴音「此方のを五人前、ご飯は普通のを三つ、大盛を二つ」

響「か、被せ気味に…!」

美希「しかも4人なのに5人前…!」

春香「2人前!?まさか2人前行くつもり…!?」

響「しかも…ご飯大盛×2…!」

美希「何より…ミキ達に食べるか否かを聞いてないの…!」

春香「まぁ、貴音さんならペロリと平らげそうだけど」

貴音「食べ切れそうもなければ、私が受け持ちましょう」

美希「ですよねーなのー」

響「全く期待を裏切らない、四条貴音は現在時刻通りの平常運転でお届けしておりますだぞ」

春香「…高崎線もだけど…距離が長い線は止まると後続が遅れて厳しいのです…」

響「今まで春香は、実家から始発で来てたんだもんなぁ…朝早くから、凄いぞ」

春香「そんなに苦じゃなかったよ?アイドル、楽しいもん。帰る時の方が辛かったなぁ…」

貴音「何故です?」

春香「早く帰らないといけなくて…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:48:45.67 ID:dwDl/DjAO<> 響「つまり、春香は自分ともっと一緒にいたかった、と」

貴音「いえいえ、春香は私と一緒にいたかったのですよ」

美希「いやいやいや、実は春香はミキと一緒にいたかったの」

ひびたか「どうぞどうぞ」

美希「分かってたけど!どうぞどうぞの意味が分からなくなってきたの!何なのなの!」プンスカ

春香「はっはーん?これは春香さんの押し付け合いだなー?よーし、春香さん泣いちゃうぞー」

美希「泣かないで。千早さんに捨てられたら、ミキが養ってあげるの」

春香「美希は優しいなぁ…」

美希「そして、春香お手製の料理とお菓子を独り占めなの」

響「聞き捨てならないぞ、美希」

貴音「いくら仲間と言えども…それは大きな戦の火種になりましょう…ですが、私は引きませんよ?」

春香「春香さんの価値=食い物」

美希「今、きっとテレビの前の千早さんは怒りに震えているの」



〜ちはやけ〜

千早「」ゴゴゴゴゴ…←怒りに震えるどころのレベルじゃ済まなかった歌姫



春香「はぁ…お家に帰ったら、千早ちゃんをまず落ち着かせなくては」

美希「任せたの」

響「頼んだぞ」

貴音「怒った千早は怖いですから…春香、お任せ致します」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:49:35.55 ID:dwDl/DjAO<> ナレ『春香ちゃんは現在、同じく765プロ所属の如月千早ちゃんと2人で暮らしていますぅ。ルームシェアですぅ』


春香「やれやれ…この放送がされる時は…」←スケジュール確認中

春香「…あっ」

美希「えっ?」

響「今、「あっ」って言ったぞ!」

貴音「ど、どうしたのです!?」

春香「私、この放送の前の日から、3日間のロケだ」

妖精「」

春香「…響ちゃんと一緒に」

響「」グッ!←ガッツポーズ

貴音「響、私達は何時でも一緒だと言ったではありませんか!」←涙目

美希「響はミキ達を見捨てて行くんだね…千早さんに怒られるのはミキ達だけで、響は春香と楽しんでくればいいの…」

春香「因みに、響チャレンジ。3日間のロケ、私は付き添いのみ。そして…山」

響「一気に絶望が押し寄せて来たぞ!自分はどうなるんだ!?どこに連れて行かれるんだ!?」

春香「」フイッ

響「目を逸らすなぁぁああ!こ、こうなったら、美希と貴音も連れて行くぞ!」

美希「千早さんに謝りに行くの」

貴音「お供致します」

響「自分達は何時でも一緒はどうした!どこ行っちゃったんだ!?」

貴音「」フイッ

響「貴音ぇぇえ!目を逸らすなぁぁ!」ウガー <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:50:13.75 ID:dwDl/DjAO<> 美希「むしろ、響は何処に行っちゃうの?」

響「可愛く首を傾げて聞くな!自分が聞きたい位だぞ!」

春香「響ちゃん」

響「?」

春香「なんくるないさー!」

響「なんくる大有りさー!」

貴音「お土産は沢山食べられるものが嬉しいですね」

響「よーし、良く分からないキノコを山ほど送りつけてやる!」

美希「ミキ、いちごババロアがいいなー」

響「500円やるから今買ってくればいいだろ!そのままロケ変わって欲しいぞ!」

美希「わーい、お小遣い貰えるのー!変わりに行かないけど」

響「それじゃあげない!」

美希「ちぇー」

春香「まさかのフェアリー崩壊の危機に立ち会ってます!天海春香ですっ!」

響「いま自己紹介すんな!さっきしたろ!?」

ナレ『お、同じく、立ち会ってます!萩原雪歩ですぅ!』

ナレ『あ、ナレーションは後撮りだからツッコミはなかったですぅ…』

貴音「この程度で崩壊するほど」

貴音「」ピンポーン

貴音「フェアリーの絆は脆くありません!」

春香「何で今、間に注文ボタンを挟んだんですか!?」

響「まだ食べるつもりか!?」

美希「つ、ツッコミし遅れたの…」

貴音「…でざぁとを…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:50:56.65 ID:dwDl/DjAO<> 春香「甘い物が別腹過ぎるでしょう!?」

響「別腹というより、もう別次元だぞ!」

貴音「はて…あ、店員殿、此方の抹茶くりぃむ餡蜜と、はにぃとぉすとを」

美希「2種類!?」

貴音「2人前」

春香「2人前!?」

響「別次元過ぎるぞ!?」

貴音「美味しそうでしたから」

春香「美味しいでしょうけど!けども!」

響「量を考えろ!」

貴音「私なら大丈夫ですが」

美希「本当に大丈夫なんだろうけど…納得いかないの…」

ナレ『抹茶クリーム餡蜜はお茶に合いますぅ♪抹茶を既に使ってるから、ちょっと渋めのほうじ茶とか…でも、緑茶も合いますね♪』

ナレ『ハニートーストは、やっぱり紅茶かな?珈琲でもいいんですけどね』

ナレ『…はっ…いけないいけない…』

美希「あ、デザート来たの…」

店員「抹茶クリーム餡蜜のお客様は…」

春香「その面妖な銀髪の女王です、2つ共」

響「むしろ、次に来るであろうハニートーストも貴音のだぞ」

店員「えっ?」

貴音「えっ?」

店員「えっ?」

美希「ミキを見られても困るの」

店員「えっ?」

響「勿論、自分を見られても事実は事実だぞ」

春香「私の方見ても同じですよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:51:40.23 ID:dwDl/DjAO<> 店員「4つ共…ですか?」

貴音「何か?」

店員「いえ…ちょっと驚いてしまいまして…すみませんでした」

春香「普通は驚きますよ?」

貴音「何と」

響「自分達は多少見慣れたからってだけだぞ」

貴音「面妖な」

美希「いや、それはこっちの台詞」

貴音「ふぇんよーにゃ」モグモゲ

春香「食べながら喋らない!」

響「じいやさんに怒られるぞ」

貴音「」ピシッ

美希「あ、フリーズしたの」

貴音「」プルプル

春香「なうろぉでぃんぐ…」

貴音「あ、あの…カットで」

響「多分しないぞ」

貴音「ああっ…!なんといけずな…っ!」

店員「あの…ハニートーストもお持ち致しましたが…」

春香「ああ、そこに置いて下さい」

店員「でも、皆さん羨ましいです」

美希「?」

店員「結構カロリー高めですから…これ」

妖精「」

春香「ですよねー」

店員「私も好きで食べちゃうんですけど…後で後悔したりして…」

店員「でも、皆さんはそんなに体型変わらないですものね…何か秘訣でもあるんですか?」

貴音「さぁ、皆の分も来ましたよ」スススッ

はるみきひび「っ!!?!?」

貴音「ふふ…抹茶くりぃむ餡蜜…美味でした」ニコリ <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:52:29.96 ID:dwDl/DjAO<> 春香「ちょ、え!?」

貴音「さぁ、気にせずに」

美希「押し付けないで欲しいの!」

貴音「ふふ…何をおかしな事を…」

響「貴音、本当にじいやさんに連絡するぞ?」

貴音「勿論、私が食べるのです」

店員「それでは、ごゆっくり♪」

貴音「…」

響「…」

美希「…」

春香「…」

貴音「…か、かろりぃが、ですね…」

美希「今更なの」

貴音「わ、私も最近は多少は気にするようになってきまして…」

春香「大丈夫、体型変わってないですから」

貴音「いえ、しかし…ぷろでゅぅさぁ殿の視線がですね…」

響「ははは、なんくるないさー」

貴音「あの…貴方様、何故自らカンペをお書きに…え?…らぁめんを暫く1日1食!?そんな、いえ、しかし…なっ!?じいやに叱られるかとの2択!?そんな…そんな…っ!」

響「貴音が絶望的な顔してる」

美希「そこまで究極の2択なのかな?」

春香「人の価値観なんて分からないもんだよ…うん」

ナレ『四条さん…大ピンチですぅ…』

貴音「いえ…しかし…うぅ…いけずです…」

美希「じゃ、貴音が人生における究極の2択に頭を抱えてるけど、そろそろ時間なの!」

響「貴音は放置なのか」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 07:56:10.25 ID:dwDl/DjAO<> 春香「放置…だね。多分、今は何にも反応出来ないよ」

響「…ちょっと可哀想だぞ」

美希「仕方ないの…という訳で、『ファミレスフェアリー』は、ここまでなの!」

響「第1回からカオスだったな」

春香「逆に、第1回だからこんなもんなのかもよ?」

響「かなぁ?」

美希「兎に角、また来週、同じ時間に会おうね♪」

響「EDテーマは、『オーバーマスター』だぞ!…ゆるーい番組に似合わないEDテーマだぞ」

春香「ところで、来週のゲストは?」

美希「未定なの」

響「それじゃ、また来週!」

はるみきひび「まったね〜!」

貴音「でこぴんからぁめんか…」


ナレ『という訳で、本日は第1回、ゲストは天海春香ちゃんでした♪この後は『水谷ラボ 〜PCのお勉強会〜』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『それでは…ナレーションは萩原雪歩でしたぁ♪来週も『ファミレスフェアリー』、見て下さいね〜♪』


貴音「でこぴんはイヤです…しかし、らぁめん抜きも…」

響「まだ悩んでるのか!?」

美希「もうED終わったの〜!」

貴音「な、何と!?」



『ファミレスフェアリー』また来週! <> >>1<>sage saga<>2013/03/18(月) 08:05:48.32 ID:dwDl/DjAO<> という訳で、以上です

ヤバい、予想以上にお姫ちんを自由にさせるのが楽しい… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/18(月) 13:34:39.71 ID:RgD/j+0qo<> 乙!

さあ第二回楽しみだなー(チラッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/18(月) 18:49:10.27 ID:vMTe8RDJ0<> 千早が可愛すぎる
乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/18(月) 19:38:05.01 ID:0PeCh4HIo<> 貴音のフリーダムっぷりが素敵すぎる

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/20(水) 03:30:04.48 ID:TafMA+Spo<> 一回目が以上ってことだよね <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 12:57:05.10 ID:i+cIrLnAO<> 涼「『世界の車窓かも』本日は地下鉄日比谷線の秋葉原〜御徒町間をお届け致しました…」

涼「あの…地下鉄の車窓って…外見えないし、柱と壁しか…あと、蛍光灯とか…」

涼「あ、そう…アリ、なんですか…」

涼「…」

涼「あ、この後は『ファミレスフェアリー』です!」

涼「765プロのアイドルユニット、フェアリーの皆さんが、ゲストを迎えて楽しいトークをファミレスで繰り広げます!」

涼「チャンネルはそのまま!」

涼「え?次回?やるんですか?…やるんだ…次回の『世界の車窓かも』は…」

涼「総武快速線、馬喰町〜新日本橋をお届け…って!これまた地下じゃ無いですか!メトロじゃなくてJRになった!?知りませんよ!」

涼「え?景色の間はボクがトークで繋げ?そ、そんな無茶苦茶な…」



という訳で、第2回を投下致します <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 12:57:44.11 ID:i+cIrLnAO<> 〜ガ○ト〜

美希「大好きすーいみーん…あふぅ」

響「開幕から替え歌か…」

貴音「美希らしい歌ですね」

響「兎に角、仕事しようよ、仕事」

美希「ふぁーい…」

貴音「では、たいとるこぉるを…」

響「せーの…」

妖精「ファミレスフェアリー!」


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


ナレ『始まりました、ファミレスフェアリー!本日もガ○トさんから、765プロの2大人気ユニットの1つ『フェアリー』と、ナレーションの萩原雪歩がお届けしますぅ♪』

美希「で、今日の話題はなぁに?」

響「んと、うちの事務所にきたファンレターからの話題らしいぞ」

貴音「なるほど…では響、お題を読み上げて下さい」

響「ほーい…『デビュー当時から髪型が変わった水瀬伊織ちゃん、どっちも可愛くて似合ってます。フェアリーの皆は、髪型変えたりはしないの?』だってさー」

美希「ミキは変えたよ?」

響「相談もなく、な」

貴音「唐突に、でしたね」

伊織「事務所や仲間に何の連絡もなく、ね」

響「自分達フェアリーのメンバーにもなかった位だからな」

伊織「全く…やれやれね〜」

ナレ『…』

妖精「…」

伊織「…何よ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 12:58:15.70 ID:i+cIrLnAO<> 美希「で、デコちゃん!?」

伊織「デコちゃん言うな!」

響「な、何でいるんだ!?」

ナレ『ま、まだ紹介もしてないのに〜…』

伊織「ゲストだからよ?というか、冒頭のトークがグダグダな上に長いのよ!それに、あんなお題紹介して、私がゲストじゃなかったら怒られるわよ!」

貴音「」ピンポーン

伊織「アンタは自由ね、何時もながら」

貴音「はて」

美希「ミキ、ドリンクバー行ってくるの!」

響「自分も」

貴音「私も参ります」

伊織「は?え?」

伊織「」ポツーン

店員「ご注文はお決まりですか?」

伊織「え?あ、いや、えっと…じゃあ、ど、ドリンクバーで…」

店員「かしこまりました。ドリンクバーはあちらにございます。グラスもそちらにご用意してありますので…」

伊織「あ、はい………ん?」

妖精「」ニヤニヤ←遠くからニヤニヤしてる

伊織「(は、はめられた…!)」

ナレ『なんでこんな時の連携は特に神がかってるんでしょう…うちの事務所…』



〜ドリンクバー〜

伊織「…」

響「お、注文済んだのかー?」

美希「皆で離れてきちゃうと、絵的に寂しくなるの」

貴音「伊織、此方におれんじじゅぅすが御座いますよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 12:58:41.32 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「」スタスタスタ

貴音「なっちゃん、というものですが」

伊織「…とりあえず、アンタんとこの執事に、うちの新堂から連絡が行ってるわ。「どういう教育をなさっているのでしょう?」ってね」

貴音「」カラーン…

響「貴音、グラス落とし…っ!?」

美希「どしたの?」

響「き、気絶してる」

美希「っ!?」

伊織「ねぇ響…」

響「」ビクッ

伊織「アンタが行ってた響チャレンジの「天然松茸を探せ!」だけどね…あれ、うちの所有してる山なのよ」

響「あ、うん、ご協力感謝するさー」

伊織「次回から、うちは協力しないわ…つまり、今までは最低限保証されていた安全が、一切無くなるわ。ついでに、海外ロケなら協力したげるわよ?マッターホルン登頂か、バミューダトライアングル遊泳の2択。それなら全額負担するわ」

響「」カラーン…

美希「ひ、響!?響っ!?…だ、だめ…気絶してるの…」ガクガクブルブル

伊織「にひひ…美ぃ希ぃ?」

美希「は、はいなのぉ!」ビクーン

伊織「今日、うちの馬鹿プロデューサーが来てないわよね?」

美希「う、うん…」

伊織「変わりに来てるの…誰かしらねぇ?」

美希「へ?」

伊織「私は竜宮小町のリーダー」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 12:59:07.73 ID:i+cIrLnAO<> 美希「なの」

伊織「竜宮小町のリーダーが番組に出る。ついでに他の子も出るから、見学兼迎えに来てる訳よ…」

美希「っ!?ま、ま、まさか…」

伊織「あれ、見てごらんなさい?」

美希「」カタカタカタカタ…チラッ

律子「みぃぃぃきぃぃぃぃぃぃぃ…?」←スタッフ側から殺気を垂れ流す名プロデューサー

美希「」カラーン…

伊織「ふん!お店に迷惑をかけようとしてまで、この伊織ちゃんを罠にはめた罰よ!」

ナレ『ふぇ、フェアリーが全員ドリンクバーで立ったまま気絶してますぅ…か、カメラには写せませぇん…』



〜少し経った後のフェアリー席〜

妖精「ごめんなさい」ペコー

伊織「謝る位なら、最初からやるんじゃないわよ!全く…」

美希「あ、改めまして、本日のゲストなの!」

貴音「私達と同じく765ぷろのあいどるにして、もう一つのゆにっとである『竜宮小町』のりぃだぁ」

響「水瀬伊織だぞ!」

伊織「皆様こんにちはー♪スーパーウルトラプリティーアイドル、水瀬伊織ちゃんで〜す♪」キャピーン

貴音「何でしょう、「きゃっぴぴぴぴ〜ん♪きっくちまことちゃんナリよ〜♪」と同じ気配を感じました」

響「同じくだぞ」

美希「ミキもなの」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 12:59:35.21 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「私の今の挨拶は、アレほど痛みを伴わないわよ」

響「あれ、痛みを伴うのか」

伊織「周囲がね」

貴音「…ああ」

美希「…うん」

ナレ『真ちゃんはあんな風にしなくても格好良いし可愛いのに…』

美希「で、本日のお題なんだけど…」

響「髪型、だな」

貴音「伊織は何故その髪型に?」

伊織「美希がデコデコ五月蝿いから」

美希「ミキのせいなの!?」

伊織「冗談よ。そうね…竜宮小町のリーダーになるって決まった時に、心機一転って気持ちもあったし、今の髪型にする事で「大人の水瀬伊織」を見た目で分かってもらえると思ったのよ」

響「大人な伊織を見せる意味って?」

伊織「竜宮小町のリーダーをする時に、私より年上のあずさがいる訳じゃない?亜美ともそこまで歳が離れてる訳じゃない。しかも、竜宮小町は当時、765プロの社運をかけたプロジェクトだった」

伊織「そんな竜宮小町のリーダーをするにあたって、何時までも子供っぽい「今までの水瀬伊織」じゃ、足りない気がしたの」

貴音「足りない?」

伊織「責任感とか、リーダーとして誰もが認めてくれるような…うーん、何だろう?パッと見て分かる説得力っていうのかしらね?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:00:02.74 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「内面とか実力は、その後でしっかり分からせるとしても、やっぱり私達って、見られてなんぼな訳で…」

伊織「テレビで発表した時に、パッと見てのインパクトもだし、今までソロの頃から応援してくれてたファンの方々に…こう、「今までの水瀬伊織と違う!」っていう…変化と覚悟…なのかな?を見せたかったのよ」

伊織「で、まさか顔を変える訳にはいかないし、服装なんかは変えても「馬子にも衣装」じゃないけど、着せられてる感が出ちゃう可能性もある…なら、どうすればいいのか?」

響「それで、髪型?」

伊織「そ。今までの前髪を上げてたのも私は好きだったけど、見た目で分かる最大の変化は髪型だからね。イメージも髪型でガラッと変わるし」

貴音「成る程…水瀬伊織…貴方は本当に素晴らしい精神をお持ちですね…」

ナレ『伊織ちゃん凄いですぅ…そんなに色々考えてたなんて…』

響「あの頃って、確かまだ15歳位だよな?」

伊織「ええ」

響「それでそこまで色んな事考えて、実行して…伊織はやっぱり凄いな!流石だぞ!」

伊織「そりゃ、ね?私は水瀬財閥の長女だし?スーパーウルトラプリティーアイドルだし?これ位はこなせてトーゼンよ!トーゼン!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:00:28.56 ID:i+cIrLnAO<> ナレ『それでも凄いですぅ…』

貴音「律子嬢、ぷろでゅぅすする立場の貴方から見て、水瀬伊織とはどうでしたか?」

<え!?わ、私にふるの!?

響「いいからいいから、こっち来て話して欲しいぞ!」

律子「全くアンタ達は…あ、テレビの前の皆様、こんにちは。元765プロのアイドル、現在は引退して主に竜宮小町のプロデューサーをしています、秋月律子です」

貴音「流石は律子嬢、きちんとした挨拶をなさいますね」

律子「当たり前でしょう…あ、伊織について、かぁ…」

伊織「な、何よ?ちゃんとやってきたつもりだけど!?」

律子「ちゃんとやってきたどころか…伊織がいなかったら、今の竜宮小町はおろか、765プロすらどうなってたか分からないわ。だから、私は心の底から感謝してるし、頼りにもしてるわ。背負わせ過ぎちゃって申し訳ないって謝りたい位」

伊織「」ポン!

ナレ『伊織ちゃん、真っ赤ですぅ♪』

伊織「な、な、なな何よ突然しおらしくなって…伊織ちゃんにかかれば、とーぜんの結果よ!べ、別に事務所なんか関係ないわよ!私は私の為に、したくてしたんだからね!」

響「はい、ツンデレ頂きましたー」

貴音「良きつんでれ、です」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:00:58.05 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「な、何よ!誰がツンデレよ!違うわよ、もう!」

ナレ『伊織ちゃん、可愛いですぅ♪』

響「…でも、本当に偉いな、伊織は」

伊織「な、何よ、急に…」

響「いや、うちのリーダーにも見習わせたいなぁと」

伊織「は?」

美希「…」スヤスヤ

伊織「」

貴音「相変わらずの特技ですね。何時でも何処でも熟睡出来るという」

伊織「律子、アレ貸して、アレ」

律子「ほい」

伊織「ふっふっふ…」スパーン…スパーン…

響「そ、それは…!」

貴音「律子嬢愛用の、お仕置きはりせん…!」

ナレ『み、美希ちゃん!起きて!起きないとハリセンが…』

伊織「ちぇすとぉぉぉぉっ!」

(すぱぁぁぁん!)

美希「ふにゃぁぁぁあああ!?」

響「いい音したなー」

貴音「ええ、律子嬢に劣らぬ使い手の証…」

美希「何!?何なの!?何なのなの!?何が起きたの!?一体全体何なのなの!?ミキ、何されたの!?」キョロキョロ

美希「あぅ…後頭部が痛いの…」ジンジン

伊織「ったく…人が話をしてんのに、寝てんじゃないわよ!」

響「美希が悪い」

貴音「美希が悪いですね」

美希「起きたら周りが敵だらけだったの!ミキ、別の世界にでも来ちゃったの!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:01:27.94 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「あのねぇ…」プルプルプル…

響「いおり は ちからをためている!だぞ」

ナレ『はわわ…い、伊織ちゃんの怒りゲージが爆発しちゃいますぅ…』

伊織「アンタねぇ!?人が過去の気恥ずかしい事をアンタらの番組の為にと真面目に語ってやってんのに、寝てんじゃないわよ!律子もわざわざ出て来て、ちょっといい話にもなってたのに、寝てんじゃないわよ!何よりアンタらの冠番組で、回転率も重要になるファミレスで一席、しかも人気のある角の席を長時間借りてのロケなのに、寝てんじゃないわよ!」バンバンバンバン!←机をハリセンで乱打

美希「」

伊織「ハァー、フゥー…」

響「い、伊織…はい、水だぞ」

伊織「ありがと…」

伊織「」グビグビグビグビー!←一気

伊織「っはぁ!…いい!?まず何よりも!アンタらの番組なのに、リーダーのアンタが寝くさりよるのはどーゆー了見よ!?何なのなのはこっちの台詞よ馬鹿!」クドクド

美希「はい…ごめんなさいなの…」ショボン

響「うちのリーダーがよそのリーダーにお説教されてる…」

貴音「しかし正論ですので…ふぉろぉしようがありません…」

ナレ『い、伊織ちゃんのお説教が終わるまで、暫くかかりそうですぅ…』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:01:54.78 ID:i+cIrLnAO<> 〜10分後〜

ナレ『カットですぅ』

響「落ち着いたか?」

伊織「ええ」

貴音「美希はどうですか?」

美希「なの」

伊織「テレビの前の皆様、大変お見苦しい所をお見せしてしまい…申し訳ありませんでした」

美希「ごめんなさいなの」

響「マジ説教は放送してない時にな」

伊織「そうするわ」

貴音「さて…改めて、本日のお題ですが」

響「伊織の髪型変更の話は聞けたけど…美希の方は聞いてなかったな」

美希「ミキの?」

貴音「ええ、唐突にばっさりと切った髪…あれも、正直色々と話題になりました」

伊織「金髪ロングから茶髪ショートだもんね」

美希「うーん」

響「因みに今は、茶髪のロングだな」

貴音「金髪に染めるのはやめたのですか?」

美希「やめたよ?だって…えっと、髪の毛が痛むし。ミキ、癖っ毛でしょ?ただでさえ痛みやすいのに、金髪にしてたら枝毛が凄い増えたの」

響「(今の間は…プロデューサー絡みか)」

伊織「で、髪の色も戻して、バッサリいった…と」

美希「それだけじゃないよ?」

貴音「ほう?」

美希「…えっとね…その…や、やっぱり秘密なの!内緒なの!」

ナレ『えっ?秘密なの?』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:02:26.55 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「アンタねぇ…この私が言ったんだから、言いなさい!」

美希「ヤ!デコちゃんは強制してないのに言ったんだもん!ミキは言わないの!」

伊織「…」ムニゥ

美希「い、いひゃいの!ほっへいひゃいの!」

伊織「言いなさい」

美希「わひゃったの!ひうの!」

伊織「ったく…アンタらのリーダーでしょ?何とかしなさいよ」

響「ハイパーお手数お掛けしますだぞ」

貴音「真、面倒見が良いですね」

伊織「ったく…」

美希「うー…あの、ね?笑わない?」

伊織「あーはいはい、笑わないからさっさと言いなさい」

響「自信は無いけど頑張ってみる」

貴音「響、お互いに太ももをつねる準備を」

美希「ぜっっったい言わないの!」

伊織「アンタらは仲悪いの!?それとも、自ら番組潰し!?馬鹿じゃないの!?」

ナレ『特に、この番組での四条さんが、今までのイメージをかなぐり捨ててますぅ…』

ひびたか「冗談です」

美希「む〜…じゃあ、話すよ?」

貴音「」ピンポーン

美希「もぉぉぉお!貴音の馬鹿っ!腹ペコ!」

伊織「貴音、アンタ変わったわね…」

響「今までの天然に加えて、バラエティーのノリを覚えたからな…」

美希「」プクー <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:02:52.47 ID:i+cIrLnAO<> ナレ『ああ…美希ちゃんが怒っちゃった…膨れっ面、可愛いけど』

響「美希、貴音もわざとじゃないんだ、バラエティー的な、な?」

美希「むー…」プンスカ

貴音「美希…別に話を聞きたくない訳ではありません…そう、これはじょぉくという奴です」

伊織「やれやれね…アンタも、子供じゃないんだから何時までも膨れてんじゃないわよ」

美希「うむむ…仕方ないの」

伊織「じゃ、話の続きね…って美希、アンタの髪型が変わった真相じゃない、早く言いなさい」

美希「うー…あの、ね?ミキ、765プロにスカウトされて、最初はすぐにステージたったりテレビに出れると思ってたのね?」

伊織「アンタらしいわ…」

美希「で、実際…ミキ達は表舞台に出る時間よりも、た〜っくさんのレッスンとかトレーニングを繰り返してる訳で」

響「だな」

美希「ミキは、それがイヤだったの…面倒臭くて、ミキは歌もダンスもすぐ出来るようになったのに、それを表舞台に出て発表させて貰えない」

貴音「そして、765ぷろを飛び出して961ぷろに来たんでしたね、確か」

美希「なの。でも…結果は負けちゃった。ダンスは真クンに、歌では千早さんに完敗だし…何より、春香なの」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:03:36.44 ID:i+cIrLnAO<> 響「春香?」

貴音「今日は撮影の見学に来てませんね」

ナレ『春香ちゃんは、今日はお仕事ですぅ』

伊織「センター様がどうしたのよ?」

妖精「センター様?」

伊織「最近ね、春香を『765プロのセンターの春香ちゃん!おはようございます!』みたいな対応してやんのよ」

妖精「ほうほう」

伊織「すると…」

春香(声真似:伊織)「や、やめてよぅ…センターとか、別に立ち位置とか、765プロでは関係ないよぅ…突然変な事言わないでよぅ…」

伊織「って、顔真っ赤にしてイヤがんのよ…にひひ♪」

妖精「はるかわいい」

伊織「でしょ?最近発見したのよ」

ナレ『春香ちゃんは可愛いですぅ♪』



〜ちはやけ〜

千早「そんなの前から知ってるわ」ドヤァ



美希「あのね、前回も話したけど…ミキね、春香に酷い事言って、765プロを飛び出したの」

伊織「因みに、私はフェアリーの発表記者会見で知ったわ」

響「それ、情報遅くないか?」

伊織「伊織ちゃんは売れっ子でしたのよ?にひひ♪」

貴音「美希の話は前回の通りですが…」

響「つまり、その後の話だな?」

美希「なの。765プロに戻ってきて、少し経ってから…かな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:04:31.24 ID:i+cIrLnAO<> 美希「皆がすぐに今まで通りに接してくれるようになってきたのもあるんだけど…」

伊織「だけど?」

美希「765プロに戻ってきてから、初めて春香と一緒にレッスンに行ったの」

響「あー、確かにフェアリーで765プロからデビューはしたけど、結構ピンで活動したりもしてたからな」

貴音「あの方の狙いの一つだとか…ずっと三人でまとめて活動するよりも、ばらばらに活動する事で個性を出して行きながら、ふぇありぃという存在感を強めていく…という事でしたが」

美希「うん。それでね、その時に春香のレッスン内容を見てたんだけど…あのライブ以降、一気に売れっ子になってたはずなのに…一切手を抜いてないの」

伊織「あの頃のアイツは、そういう所で不器用なのよ。アイドル活動に関しては一切手を抜けない。緩急を付けるとか、少しスピードを落とすとか、そういう事が全く出来なかったの」

美希「そだね…春香は凄く一生懸命で、凄く必死で…前のミキなら「そんなに頑張っても疲れちゃうの」とか思ってたけど…その頃のミキには、あの春香の姿が違って見えたの」

響「へぇ、どんな風に見えたんさ?」

美希「すっごく楽しそうだったの。それが、羨ましかったの」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:05:20.07 ID:i+cIrLnAO<> 貴音「羨ましい、ですか?」

美希「うん、すっごくキラキラしてた。ステージとかじゃないのにキラキラしてたし、楽しそうで…羨ましかったの」

響「春香は努力の人だからなぁ…」

美希「そんな春香に見取れてたら、後ろからプロデューサーが話しかけてきたの」

伊織「後ろからとか、変態ならではね」

美希「「アイツ、楽しそうだろ?」って。ミキが「うん」って答えたら、プロデューサーさんは笑いながら「じゃあ、美希も頑張らないとな。頑張れば、もっとキラキラ出来るかもしれないぞ」って教えてくれて…」

響「それで、美希はレッスンに力の入れ始めたんだな?」

美希「うん。全力でアイドルをし始めたの。その時なの、髪をバッサリ切ったのは」

美希「えっとね…過去のダメダメな自分とのさよならしたかったの。さよならして、新しい自分になって、春香みたいに、春香以上にキラキラしてみたいって思ったの」

貴音「なるほど…そうだったのですか…」

美希「まだ春香以上にはなれてないけどね…エヘヘ」

響「そんな事ないさー!美希は春香に負けてない位に輝いてるぞ!」

貴音「ええ、貴方は私達のりぃだぁとして、申し分ない位に輝いておりますよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:06:09.12 ID:i+cIrLnAO<> 美希「響…貴音…」

伊織「」ピンポーン

美希「」

響「何で今のタイミングで押すんさー!?」

伊織「だ、だって!」

美希「今は感動のシーンなの!イイハナシダナノーな場面だったの!」

伊織「何よその「イイハナシダナノー」って!仕方ないでしょ!?スタッフ見たらあそこにいるディレクターが、スイッチ押す動作をこっちに見せてくるんだもの!」

貴音「でぃれくたぁ殿!何故そんな事をさせたのです!」

響「そーだそーだ!」

貴音「呼び鈴を押すのは、私の仕事です!」

響「そっち!?」

美希「そんな仕事は無いの!」

貴音「失礼…使命です!」

伊織「そんな使命、丸めてゴミ箱にポイしちゃいなさい!」

ナレ『せ、せっかく良い話で纏まってたのにぃ…あぅ〜』

貴音「では、指令」

響「誰からのだよ!」

美希「では、って言ったの!適当にコロコロ変えないで欲しいな!」

貴音「はて」

伊織「あ、シーザーサラダ1つ」

響「何をサラッと注文してんさぁぁ!」ウガー

伊織「だ、だって店員さんが注文聞きにきたのに、ポツーンと1人立ち尽くして待っててくれたから!」

美希「もう何なのなの!?一体全体何なのなの〜!?」

貴音「面妖な…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:06:48.62 ID:i+cIrLnAO<> ナレ『大騒ぎの後、話題は今の皆の髪型についてになったみたいですぅ…』


響「そういえば、ここにいる皆は髪の毛が長いんだなー」

伊織「そうね、そしてアンタが一番長いわよ」

響「うーん、事務所の中でも自分が一番長いからなー」

美希「髪の毛が長いと、色々いじりやすいの」

貴音「そうですね」

美希「ミキ、千早さんの家に泊まりに行くと、お風呂でいっつも春香に髪型変えられるの」

貴音「響、これはやはり『希増塔(きましたわー)』なのでしょうか?」

響「それ、忘れなさい。どうせロクなもんじゃないから」

伊織「誰から聞いたの?貴音」

貴音「小鳥嬢から…」

伊織「あー、私も響と同意見よ。100%ロクなもんじゃないわよ」

貴音「伊織まで…」

美希「ミキもそう思うな」

貴音「本格的にロクな事ではなさそうですね」

ナレ『小鳥さん…ごめんなさい、私も同意見ですぅ…』

伊織「ところで美希、どんな髪型に変えられるの?」

美希「えっとね…やよいみたいなのとか響みたいなのとか律子…」

<律子『さん』!

美希「…律子、さんみたいなのとか、新旧の」

響「新旧?」

伊織「ああ、エビかパイナップルね」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:07:35.66 ID:i+cIrLnAO<> 貴音「…律子嬢は南国ふるぅつ入り海鮮さらだだったのですか」

伊織「エビ『か』パイナップルって言ったでしょ!何で一緒くたにすんのよ!」

貴音「何と…」

響「というか、新旧…パイナップルは分かった。今、憤怒の表情の律子をチラ見したら、丁度正面からのアングルで」

<伊織、後でちょーっと特別レッスンがあるからね…

伊織「私、今日は(事務所に)帰りたくないの…」ウルウル

伊織「で」ケロッ

伊織「エビフライってのはこれ。現役時代の律子よ」←スマホをカメラに向けてる

<こらぁぁぁあ!

伊織「因みに、今ではレア中のレアな映像とも言える、秋月律子のアイドルデビュー後の初ライブの時の、ガッチガチな噛み噛み挨拶&スベったMC&感動やら何やらで号泣中の終わりの挨拶もあるわよ」

貴音「是非見せて下さい」

響「自分のスマホに転送して欲しいぞ」

美希「なんなら『あいどる☆ちゃんねる』にアップして欲しいの」

伊織「高いわよ?」

美希「りょーしゅーしょを『765プロ プロデューサー殿』で書いて欲しいの」

響「自分も」

貴音「私も」

ナレ『わ、私も見てみたい…かも…』

<すいませーん、ちょっとカメラ止めて下さーい♪ <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:08:09.10 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「っ!?」

妖精「っ!?」

律子「…ちょっとおしおきタイムよ☆」

ナレ『ひ、ひぃぃぃぃ!?』


ピンポンパンポーン

〜暫く、美しい映像と音楽でお待ち下さい〜

〜♪←何かそれっぽいクラシック

nice☆boat「」←勿論、例のあの渓谷を進んでるあのboat

高木「ティン!カ○ベル♪」←boatの上で仁王立ちで夢の国の某妖精さんのコスプレ中、しかも渓谷に響き渡るデカい声

ナレ『台無しですぅ!うちの事務所の社長に何をやらせて…え?本人企画?…事務所、移動しようかなぁ…』


〜○スト〜

妖精&伊織「」プシュー

伊織「…何てプロデューサーよ…ぐすっ」

美希「痛いの…頭が割れてるの…」

響「なんくるなくなれないさ〜…痛いよぅ…」

貴音「」ピンポーン

伊織「何故!?」

貴音「はて?」

響「い、痛くないのか?」

貴音「ふふ…何を言っているのです」

美希「いや、貴音が何を言って…」

貴音「あの位、じいやのでこぴんの威力を減らす為に身に付けた受け流しをすれば、痛みを半分以上和らげる事など造作もありませんよ」

美希「本格的に何を言ってるの?」

伊織「ちょっと教えて欲しいわ、その技術」

響「羨ましいぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:08:51.78 ID:i+cIrLnAO<> <貴音、明日から1ヶ月、ラーメンは1週間に1食ね

貴音「な、なんと!?私に死ねと!?」

伊織「死活問題!?」

響「いや、下手したら事務所で暴れ出すぞ」

美希「律子、さんは知らないの。せっかく3日間ラーメン禁止を乗り切った貴音の目の前で、秘蔵のカップラーメンを食べちゃったプロデューサーがどうなったか…」

伊織「どうなったのよ?」

響「当て身入れられて、吹っ飛んだ」

美希「気絶する程の一撃だったの」

響「どすん、って重過ぎる衝突音がしてたな」

美希「プロデューサー、ラーメンを(ピー)しながら、3メートル位飛んでったの」

伊織「…律子、悪いけどアンタに離脱されんのはキツいんだけど?」

<さっきのは無しよ…また何か考えます

響「仕方ないな」

美希「仕方ないの」

貴音「らぁめん…」

店員「中華麺ですね、かしこまりました♪」

貴音「あっ…そういえば呼び鈴を押しておりましたね」

響「どっちにしても、貴音は何か食ってたろうから、どうでもいいぞ」

美希「なの」

伊織「むしろ、今日はペース遅いわね」

貴音「面妖な…」

美希「あ、ミキはこのカルボナーラお願いしますなの!お腹空いちゃったの!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:09:29.92 ID:i+cIrLnAO<> 響「じゃあ、自分はこの目玉焼き&ハンバーグでライスセット、普通盛りで」

伊織「私はいいわ」

ナレ『結局、皆普通に注文しちゃいましたぁ。因みに、自分が注文した分は、ちゃんと自分で支払ってますぅ』



〜注文したものが来ました〜

美希「カルボナーラおいひい♪」

貴音「」ズルルル

響「ガス○来ると、何故かハンバーグ系を頼んじゃうなー…」

伊織「分かる気がするわね。竜宮小町もたまにファミレスで休憩したりするけど、ハンバーグ系が充実してるし、種類もあるからね」

響「何より、お値段もお手頃だぞ」

美希「ガ○トさん、ご協力感謝してますなの」

ナレ『ご協力ありがとうございます スタッフ一同』



〜食後(但し、貴音は除く)〜

響「んで、髪型か」

伊織「話が進まないわねぇ…」

美希「何時もの事なの…あふぅ」

貴音「そういえば、仕事の時は殆どしていませんが、美希はたまに響と同じような髪型にしていますね」

美希「貴音も、ラーメン屋さんでラーメン食べる時は響みたいな髪型にしてるの」

伊織「何?アンタらはポニテ大好き?それとも響大好き?」

みきたか「響大好き」

響「あぅう…」マッカ

伊織「あーはいはい」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:10:01.37 ID:i+cIrLnAO<> 美希「ポニテって、普段してると凄い楽なの」

伊織「そう?」

貴音「ぽにぃてぇるにしていると、らぁめんを食べる時に楽です」

伊織「ポニテにしただけじゃ、結局邪魔になりそうだけど」

貴音「ぽにぃてぇるでダメなら、お団子にしてまとめてしまいますので…」

伊織「あー」

美希「首の後ろが涼しいから、夏場は仕事以外はポニテにしてるよ?ミキは」

伊織「成る程ね…確かに楽そうだわ」

響「やってみるか?」

伊織「そーねぇ…何なら、今スタイリストの人にやってもらうとか?」

響「初公開!ポニテフェアリーとポニテ伊織、だぞ」

ナレ『暫くお待ち下さいですぅ♪』


〜10分後〜

ナレ『お待たせしました…ではカメラさん、どうぞ!』

美希(ポニテ)「あは♪普段のミキなのー」

貴音(ぽにて)「空調が聞いているここでは、少し首筋が肌寒い位ですね…」

伊織(ポニテ)「私、カメラの前でポニテにするの、初めてに近いかも」

響(ツインテ)「…何で自分はポニテ以外にされたんさ…」

美希「響、可愛いの」

貴音「ええ、普段と違う感じで、とても可愛らしいですよ」

響「ありがと」

ナレ『今、間違いなく視聴率が鰻登りですぅ』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:10:39.25 ID:i+cIrLnAO<> 伊織「美希のポニテは見慣れてるけど、貴音のポニテは初めて見るかも、私」

貴音「そうですか?」

響「伊織は貴音と一緒にラーメン屋に行かないもんな」

伊織「というか、ラーメン屋さんに殆ど行かないからね」

貴音「何と!伊織、貴方は人生の半分を損していますよ!」

伊織「アンタじゃないから損してないわ、大丈夫よ」

貴音「何と」

美希「デコちゃんのポニテもレアなの。っていうか、デコちゃんが前髪下ろしちゃったの、デコちゃんがいなくなっちゃって、普通の女の子になっちゃったの」

伊織「別におでこ出してるからアイドルだった訳でも、おでこ隠したら誰か分からなくなる訳でも無いでしょ!?」

響「…」

伊織「何よ」

響「…はじめましt」ペシーン!

響「あいたー!?」

伊織「ふざけんじゃないわよ!アンタね、深夜に拉致して、寝間着のまんまで雪山の山頂にヘリで下ろして、そのまま装備無しで下山出来るかってチャレンジさせるわよ!?」

響「死ぬだろそれ!アイドルどころか、人の限界すら突破しちゃってるぞ!」

伊織「ふん!」

美希「響、デコちゃんはね、寂しがり屋さんなの」

伊織「は、はぁあ!?いきなり何言い出してんのよ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:11:15.26 ID:i+cIrLnAO<> 美希「だからね、仲良しで絆を武器にアイドル活動してきた仲間に「はじめまして」なんて言われたら…デコちゃん泣いちゃうの…」

伊織「な、泣かないわよ!」

響「そっか…ごめんな、伊織…」

伊織「神妙な雰囲気で謝るなー!」

貴音「」ピンポーン

伊織「何で今!?」

貴音「まさに今しかない、と思いまして」

伊織「そんなタイミングだけ極めてんじゃないわよ馬鹿!」

美希「あふぅ」

伊織「寝るな!番組!これ番組!しゅーろくちゅー!」

店員「えっと、お呼びですか?」

伊織「そこの銀髪の腹ペコ魔神!口にストローぶち込んで、水でもたらふく流し込んでちょうだい!」

貴音「伊織、それは死んでしまいます」

店員「水でしたら、ドリンクバーに御座いますので…」

伊織「分かってるわよ!貴音、アンタ何か注文すんならさっさとしなさいよ!」

貴音「では中華麺を」

伊織「またラーメン!?」

貴音「2人前」

伊織「増えた!?」

店員「他にご注文はございますか?」

響「バニラアイス」

美希「抹茶アイス」

伊織「〆!?」

響「伊織はどーすんだ?」

伊織「何がよ!?」

美希「何アイス?」

伊織「アイス限定!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:12:01.90 ID:i+cIrLnAO<> 貴音「早くしないと店員殿に迷惑ですよ?」

伊織「ふぇっ!?あ、えと…えと…」

伊織「って!メニューにはアイスは抹茶とバニラしか無いじゃない!」

響「じゃあミックスだな」

伊織「何でアイス限定にするのよ!」

貴音「では、此方の和風はんばぁぐを…」

伊織「そんなに食べられないわよ馬鹿ー!」

伊織「店員さん!注文は以上ですごめんなさい!」

店員「は、はーい…あ、あの…」

伊織「はい?」

店員「が、頑張って下さいね…」

伊織「はい…」

美希「…」スヤスヤ

響「アイス楽しみだぞー」

貴音「此方の中華麺、なかなか良い味です」

伊織「律子ー!ハリセン貸してー!」

<はい

伊織「おりゃぁあ!」

(スパーン!スパーン!スパーン!)

妖精「」プシュー…

伊織「アンタら自由過ぎんのよ!私はまだしも、お店まで巻き込んで無茶苦茶すんな馬鹿ー!」

美希「で、デコちゃんなら巻き込んd」スパーン!

伊織「良い訳あるか馬鹿ー!」

美希「きゅう…」

店員「和風ハンバーグを…」

伊織「そんなに食べられないって言ったじゃない!何!?店側もグル!?」

店員「す、すみません…」

伊織「…あそこにいるうちのプロデューサーに」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:12:38.16 ID:i+cIrLnAO<> 店員「えっと、律っちゃんに…?」

伊織「そう。アイツ、朝から何も食べてないから。後でライスも付けてあげて。伝票は私のところに」

店員「は、はい…」

<伊織…ぐすっ

伊織「泣くこた無いでしょ!」

美希「デコちゃんの優しさ、マジ世界平和の架け橋!」

響「いおりんの気遣い、マジ世界中に届け!」

貴音「此方の中華麺は良い味です」ズルルル

(スパーン!スパーン!スパーン!)

伊織「うるっさい!そして貴音!アンタは協調性を持ちなさい!三段ボケする場面でしょ!?せめて同じ内容でボケなさいよ!ツッコミにくいでしょ!?」

ナレ『あぅ…わ、私がナレーション入れる余裕も無い位のハイテンポで凄い勢いの流れでしたぁ…』

伊織「ったく…で、今の髪型だと、視聴者の皆様には目新しいけど、アンタら的にはそうでもない、と」

美希「なの」

貴音「ですね」

響「いや、自分はこの髪型は殆どしたことないけど」

伊織「響はそうだとしても、他の2人がね…」

響「うー…なら、他の2人と伊織も、普段したことない髪型にすればいいんじゃないか?」

美希「普段したことない…」

貴音「ふむ…」

伊織「私は、今ので十分に普段したことないわよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:13:05.40 ID:i+cIrLnAO<> 響「なら、美希と貴音の2人だな」

伊織「そうね。どうせなら、お互いがお互いに似合いそうな髪型を指定してみたら?」

みきたか「へ?」

響「そんで、視聴者の皆からどっちが良かったかを募集してみるか」

みきたか「え?」

伊織「で、良かったって方は、来週も同じ髪型で出演とかにしましょうか」

みきたか「えぇ〜っ!?」

響「楽しそうだな、2人とも〜」

伊織「あら?アンタもよ?響」

響「はい?」

伊織「アンタも、美希や貴音みたいに視聴者の皆様から投票される対象よ」

響「え?ちょ、じゃあ髪型は誰が決め…」

伊織「それでいいじゃないの、ツインテで」

響「え?いや、だって2人は新しい髪型なのに自分は…」

伊織「はいけってーい♪」

響「えぇ〜っ!?」

ナレ『美希ちゃんと四条さん、2人がした事の無い髪型にチャレンジですぅ!』

ナレ『美希ちゃんはモデルさん、四条さんは女優さんもしてますから、色んな髪型を経験してると思いますけど…意外とそこまで髪型を変えた事が無いみたい…』

ナレ『そんな2人がどんな髪型になるのか…それはCMの後ですぅ♪』

貴音「ふぁみれすふぇありぃ!…に御座います…」←ジングル <> >>1<>sage saga<>2013/03/21(木) 13:14:22.71 ID:i+cIrLnAO<> 以上にございます

765プロのメインツッコミこといおりんゲスト回です <> >>1<>sage<>2013/03/21(木) 13:27:11.80 ID:i+cIrLnAO<> ああ…今更ながら、捏造祭りでした…最初に入れるべき断りを入れ忘れるとは… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/21(木) 14:51:00.68 ID:elenjNF50<> ちょくちょく出てくる千早に吹くww
乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/21(木) 22:36:57.91 ID:r7yLgmRfo<> 面白い!乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/21(木) 23:14:37.96 ID:K0IkyrqKo<> これは全員がゲストに来るまで終わらないパターンですね分かります。

個人的には春香と千早を同時に呼んで欲しいですなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/24(日) 21:03:59.55 ID:7ZlMwOD10<> ガストよりサイゼリヤのほうが美味い
異論は応相談 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/24(日) 22:09:20.35 ID:nVwvJaMbo<> サイゼはタラコスパが好きだわ <> >>1<><>2013/03/26(火) 14:22:02.32 ID:7LifLmwAO<> 夜勤者の自分からしてみると、大概深夜2時に閉まるサイゼリヤよりはガストの方が助かります

ガストもたまに24時間じゃなくて、それ以外に周りに何も無いと歩く羽目になりますが…


では、投下します <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:22:31.06 ID:7LifLmwAO<> あ、上げちゃった… <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:22:58.87 ID:7LifLmwAO<> 美希「ファミレスフェアリーなの!…あふぅ」←ジングル

ナレ『本日のお題は『髪型』について!』

ナレ『765プロのユニット、『竜宮小町』のリーダーである水瀬伊織ちゃんをゲストに迎えて、まずは伊織ちゃんが髪型を変えた理由、それから美希ちゃんが髪型を変えた理由が明かされましたぁ』

ナレ『それから、皆で何時もと違う髪型にして…何故か、新しい髪型で誰が一番良いか、視聴者の皆様に選んで頂くという対決に…!』

ナレ『果たして、どうなるのか!?その続きですぅ♪』


〜ガ○ト〜

響「ツインテにしたのは良いけど、やっぱり不思議な感覚だぞ」

伊織「あら?どんな感じ?」

響「ほら、何時もはポニテだから後ろに髪があるけど…今はツインテだから、後ろが寂しい感じがするんだ」

伊織「ふーん…でも、横にあるじゃない」

響「あるんだけど、それが逆に違和感あるんさー」

伊織「うーん、いまいち良く分からないわ」

響「うむー…上手く説明出来ないけど…違和感なんさー」

伊織「まぁ、視聴者の皆様に選ばれたら来週はそのままなんだし、今の内に慣れておいた方がいいんじゃない?」

響「選ばれたら、の話だろ?慣れておいてもいいけどさ」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:23:25.87 ID:7LifLmwAO<> ナレ『響ちゃん、普段その髪型でもいいくらいに可愛らしいですぅ♪』

伊織「アンタの場合、背もそんなに高くないから…やよいとモロに被るけどね」

響「ちっちゃい言うなー!」

伊織「やよいとモロ被りなのはいいの?」

響「それはいい…やよいはふわふわウェーブがかかってるけど」

伊織「癖っ毛らしいわよ?美希ほどじゃないらしいけど」

響「ふーん…お?セット終わったの?…じゃあ、今日自分達の髪もセットしてくれて、今は美希と貴音の髪型をセットしてくれたスタイリストさんに、どんな感じにしたのかを…あ、変わりに律子が説明するの?」

伊織「凄いわね。その場で唐突に色んな事が決まっていく…」

律子「あ、えーと…皆様、再度こんにちは。竜宮小町のプロデューサーの秋月律子です」

響「律子の司会力は相変わらず高いな」

伊織「まとめ役が似合うのよね。心労凄そうだけど、無駄に真面目だから」

律子「無駄に、は余計よ!…では、まず先に2人がお互いの髪型をどうして欲しいかを書いたメモから見てみましょう」

貴音[結]

美希[みつあみ]

律子「」

響「モロ被りだな」

伊織「これは酷い」

律子「ま、まあ、アフロとかよりは…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:24:45.72 ID:7LifLmwAO<> 伊織「アフロ…意外に良さげだけど」

響「うーん」

律子「あの2人がアフロにしても似合わないと思うけど…まぁいいわ、兎に角…まずは美希!いらっしゃい」

美希「〜♪」

伊織「あら、そんなにいじってないのね」

響「時間も少ないしなー。でも、これだけでも大分変わるな」

律子「スタイリストさん曰わく…『結』とだけ書かれたメモに絶望しつつ、普段の明るく元気なイメージではなく、大人しくて、図書館とかにいるようなイメージにしました、との事」

伊織「後ろ髪を2つに分けて、ゴムで結いただけなのね」

美希「パッショングリーンのゴムなの♪」

響「伊達眼鏡もなかなか似合うな…」

美希「うふふー♪我那覇さん!居眠りしちゃダメですよ!なの♪」

響「それは美希だろー…今の、何さ?」

美希「委員長キャラなのー」

伊織「アンタとは真逆じゃないの…」

美希「ぶー!」プクー

伊織「委員長キャラはそんなのしないわよ?委員長キャラってのは、ほら…あそこにいるでしょ?」ユビサシ

律子「…あによ?」

伊織「あーやって、普段から真面目でキチッとしてるけど、普段裏方な分、表に出るとはしゃいでスベるタイプよ」

美希「おー…なるほどなの」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:25:14.12 ID:7LifLmwAO<> 律子「誰がスベっとるか!私だって、元アイドルよ!?」

伊織「なら、復帰したら?リターンオブ律っちゃんとか銘打って」

律子「やらないわよ…っと、では!続きまして…貴音!」

貴音「ふふ…」

響「おおー!」

伊織「なるほどね」

美希「むー、何かズルいの」

律子「貴音に関しても…スタイリストさん曰わく、「みつあみ」のみで絶望しながらも、美希ちゃんとは逆にイメージ通りという感じにしました、との事」

響「何だっけコレ…ハーフアップって言うんだっけ?」

伊織「アンタ、美希と同じように雑誌モデルもしてるのに、何で知らないのよ」

響「仕方ないだろー!自分、普段もポニテばっかだから、髪型の名前とかそんなに知らないんだもん」

伊織「だもん、じゃないわよ、なぁに可愛らしい言い方してんのよ」

響「つ、ツインテだし、いいかなーって思ったんだ…ちょっと恥ずかしいぞ…」

美希「可愛らしいの」

律子「こらこら、貴音を放置しない…ハーフアップ、所謂「お嬢様結び」ってやつね」

貴音「はい。本来は後ろ髪の上部を纏めるだけなのですが、三つ編みという事なので…」

律子「纏める髪を三つ編みにした、と…なるほどなるほど」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:26:16.97 ID:7LifLmwAO<> 伊織「ていうか、貴音は四条家のお嬢様じゃないの」

響「だな。逆に今の自分みたいなツインテだと、イメージと真逆になるのかもな」

貴音「お嬢様…あまり、自分ではそういった感覚は無いのですが」

美希「うーん、本人にはそういう意識は無くても、周りからみたらそうなの。ミキがまるで普段から寝てばかりのイメージみたいな…」

伊織「イメージ通りよ?」

響「何ら間違ってないな」

律子「寧ろ、起きてる方が珍しいわ」

美希「むきー!何なのなのー!」

律子「じゃ、私はこれで裏方に戻るわ…テレビの前の皆様、ありがとうございました」ペコリ

ナレ『律子さん、急な司会進行、ありがとうございました♪それにしても…響ちゃんも美希ちゃんも四条さんも…皆似合ってて可愛らしいですぅ♪』

ナレ『あ、いけないいけない…えっと、3人の中で誰が一番似合ってるか、のメールは…多分、今テロップでも出てますが…『765proff@xxxx.co.jp』に送って下さい♪』

ナレ『因みに…ffはファミレスフェアリーの略らしいですぅ』


貴音「ふふ…さて」

響「?」

伊織「どしたの?」

貴音「」ピンポーン

みきひび「」

伊織「」

ナレ『』

貴音「…何か?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:28:02.46 ID:7LifLmwAO<> 美希「節目節目に注文を挟まないで欲しいの」

貴音「しかしですね…あ、店員殿…『双海飯』を一つ」

響「あー、そろそろその時間か」

伊織「何の時間?」

美希「亜美と真美がはしゃぐ時間なの」

ナレ『はい、という訳で…亜美ちゃんと真美ちゃんのファミレスフェアリーインタビューですぅ♪』

響「VTR、スタートだぞ!」



〜VTR〜

亜美「犯人の腕にうさーぎー♪」

テロップ[!?]

真美「要求は金とうさーぎー♪」

テロップ[!!!?]

亜美「警察官もーうさぎー♪」

真美「うさぎー♪」

亜美真美「…ファミレスフェアリーインタビュー!」

テロップ[自由だなおい!]

亜美「皆、こんちゃーっす!双海姉妹の竜宮小町の方、双海亜美でーすっ♪」

真美「皆、こんちゃーっす!双海姉妹の律っちゃんに切り捨てられた方、双海…真美…ですっ…ひっく…」

テロップ[泣!?]

亜美「という訳で始まりました、ファミレスフェアリーインタビュー!のお時間だYO!」

真美「今日もうちのパパがコウサンしたメニューを頼んだ人に」

テロップ[白旗?]

亜美「突撃だ!」

真美「お見舞いしてやるぞ!」

テロップ[何を!?] <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:28:28.82 ID:7LifLmwAO<> 亜美「で、何時もの監視ルームです」

真美「パトランプ良し!折り畳み机良し!パイプ椅子良し!」

亜美真美「やっぱりしょべぇ…」ズーン

テロップ[予算の都合なんです…]

真美「亜美、きっとこれは、この番組のスタッフ改め鬼畜野郎共からの「もっと視聴率稼いだら良いものにしてやんぜ、ゲッヘッヘ」っていう挑戦だよ、きっと!」

テロップ[違います]

亜美「なーにー!?おのれゴルゴム…じゃない、スタッフ!ゆ゛る゛さ゛ん゛!」

テロップ[亜美ちゃん、いくつですか?]

ピンポンパンポーン↑

ナレ『今の世代の方には分かり難いネタでしたので…今の亜美ちゃんのネタは、最初の平成ライダーの『仮面ライダーblack』に良く出てくる台詞…だそうですぅ。スタッフの一部の方は世代にドンピシャだったらしく、大受けだったらしいですぅ…』

ピンポンパンポーン↓

亜美「さて、んじゃ→何時も通りにパトランプを見つめる仕事をしようか」

真美「あーい」

テロップ[インタビューは?]

〜五分後〜

亜美「」ジー

真美「」ジー

テロップ[パトランプ…回らず…!]

〜15分後〜

亜美「あ、真美の欲しがってる家具が亜美の村のたぬきちさんのお店に並んでる」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:28:56.06 ID:7LifLmwAO<> 真美「マジ!?お邪魔するぜい!」

テロップ[ぶつ森すんな!仕事しろ!]

亜美「は→いいらっしゃ→い」

真美「さんきゅ→♪…あ、あった→!やった→!」

亜美「んっふっふ→、亜美の『八ツ墓村』のたぬきちさんに感謝しなされ」

テロップ[やな名前だな、おい]

真美「今度、真美の『皆神村』にご招待するYO!」

テロップ[何で不吉な名前ばっかり!]

ピンポンパンポーン↑

八ツ墓村→言わずとしれた、金田一耕助シリーズの有名な作品の舞台となった村

皆神村→ホラーゲーム『零 紅い蝶』の舞台となった村。主人公は姉妹だったりする

※ナレーションの萩原雪歩ちゃんが双子に植え付けられた恐怖で喋れない為、テロップでの説明となりました

ピンポンパンポーン↓

亜美「しかし…光らないね→…」

真美「うん…光らないね→…」

亜美「亜美、気が付いたら釣りし過ぎてアイテム欄がパンパンDAZE☆」

真美「真美も新しい家具の配置も模様換えも終わって、住民のお願い消化中だYO」

テロップ[仕事して下さい]

亜美「ランプ回らない〜」バシバシ

テロップ[乱暴しないで下さい!]

真美「暇だYO」バシバシ

テロップ[だからパトランプを叩かない!] <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:29:22.59 ID:7LifLmwAO<> 〜30分後〜

亜美「」グデーン

真美「」グデーン

テロップ[飽!?]

亜美「ま→み→」

真美「何だい、あ→み→」

亜美「亜美ね→、今さっき気が付いたんだけどね→」

真美「お→」

亜美「ランプさ→」

真美「ん→?」

亜美「電気、多分通ってない」

真美「は?」

亜美「パトランプ持ち上げてみ?」

真美「ん→?」ヒョイ

真美「…あ」

テロップ[!!!]

真美「線が繋がってない…だと…」

亜美「無線なのかと思ってたけど、多分違うよね→」

真美「違うね→…だってほら、あそこのコンセント見てみ?」

亜美「お→、何か刺さってる」

真美「刺さってる線を辿ると…」

亜美「机の下だね」

真美「覗いてみよ→」ヒョイ

亜美「そ→しよ→」ヒョイ

亜美真美「…」

テロップ[ 断 !]

亜美「机の下で終わってんじゃんかYO!」

真美「なんつー初歩的なミスだYO!」

テロップ[本当にすみません… スタッフ]

亜美「ヘイヘイ!時間はタダじゃね→んだじぇ?」

真美「こりゃあ…タダじゃあ済まねぃYO?」

テロップ[重ね重ね、申し訳ありません… スタッフ]

亜美「亜美、こんなミス見たの、デビュー以来だよ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:29:55.41 ID:7LifLmwAO<> 真美「あー、デビューしたばっかの時の?」

亜美「うん。何か商店街の店頭イベントで、商店街の町内会長のおっちゃんがスピーカーのコンセント繋ぎ忘れてたってヤツ」

テロップ[ブーブーエスのテレビスタッフは]ドン!

テロップ[商店街の町内会長のおっちゃんレベル!]ドドン!

テロップ[双海亜美ちゃん、真美ちゃん、765プロの皆様、ガ○トの皆様]

テロップ[本当に申し訳ありませんでした! ファミレスフェアリースタッフ一同]



〜ガス○〜

ナレ『…えっ?』

響「…は?」

貴音「何と…」

美希「え?終わり?」

伊織「ちょっと!?何考えてんのよ!?」

響「え?いや、流石に冗談だろ?」

美希「…今、「マジです。ごめんなさい」ってカンペが出されてる気がするの」

貴音「亜美、真美…何と不憫な…」

伊織「いやいやいや!普通にコンセント繋ぎ直して、再開したら良かったじゃないの!」

美希「え?メモ?…この後少し待ってたんだけど、たまたまアルバイトの人がシフト終わって着替える時間になりました…は?え?」

伊織「待たせなさいよ!」

響「あーもう!ディレクターさん!こっち来て説明して!」

<いや、でも… <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:30:21.42 ID:7LifLmwAO<> 伊織「いいから!」


ピンポンパンポーン↑

ナレ『えっと、本来はディレクターさんが説明していたらしいのですが…あまりにカミカミな為、テレビの前の皆様には私が説明しますぅ…』

ナレ『配線してなかったというミスが発覚してから、すぐに繋いだらしいんですぅ』

ナレ『で、15分位待った辺りで、アルバイトの人が着替えるってなって…』

ナレ『さらに、次のシフトの人も来て待っていた為、撮影を断念』

ナレ『別の日に撮影しようにも、亜美ちゃんか真美ちゃん、どちらかが別の仕事で来れず…ああなった、と…』

ナレ『誠に遺憾です、じゃないですぅ!』

ピンポンパンポーン↓


伊織「呆れて物も言えないわ…」

美希「何で時間の調整とかしなかったの…」

響「ここのスタッフは斜め上に凄いな…」

貴音「…生っすかと殆ど同じすたっふですよ」

響「もう生っすかの全てが嫌な予感しかしないぞ…」

美希「まさか番組スタッフが番組潰しを敢行するなんて…有り得ない話なの…」

貴音「しかし、現実です…」

伊織「はぁ…テレビって、怖いわね」

ナレ『VTRに行く時に、ナレーションを後撮りするスタジオが暗い雰囲気になった意味が分かりましたぁ…』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:30:51.10 ID:7LifLmwAO<> 美希「まさか、2回目にしてこんな事が起こるなんて…」

響「予想外だったぞ」

貴音「予想出来る方などいるのでしょうか?」

伊織「…今更だけど」

妖精「?」

伊織「あのアホ双子!私がカバーした歌をめちゃくちゃな替え歌して!後でお説教だわ!」

美希「本当に今更なの…」

響「だけど…ちょっと上手くて笑いそうになっちゃったぞ」

貴音「亜美と真美は多才ですね」

伊織「どこがよ!大体、何でいきなり犯人がいて、ウサギ攫ってんのよ!しかも要求のお金は分かるけど、何でウサギ!?今抱えてんのは何なのよ!そして警察官もウサギとか、訳わかんないわよ!どーせ犯人もウサギでしょ!?」

美希「犯人は猫なの」

伊織「何でよ!」

美希「適当なの」

伊織「もう!何なのよー!」

貴音「犯人は…やす」

響「ポートピアで連続して火サスの音楽だぞ」

伊織「分かり難いわよ!火サスの音楽が流れたら殺人事件起きてそうだけど!」

貴音「さて」

響「」ピンポーン

貴音「っ!?」

響「やると思ったから、先に押してみた」

貴音「」ジワッ

響「なっ!?」

貴音「わ…わらくひの…わらくひの…ひっく…やくわり…ぐすっ…」

響「」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:31:18.78 ID:7LifLmwAO<> 貴音「わらくひのぉ…ふぇぇぇん…」

ナレ『あ、あわわ、し、四条さんが…ど、どどどうしよう…』

響「え?え?あの、あの…」

美希「なーかしたーなーかしたー」

伊織「ひーびきーがーなーかしたー」

響「あ、あわわ」

美希「りーつこーに言ってやろー」

響「律子はそこにいるだろ!」

店員「あの…」

貴音「此方のちぃずはんばぁぐを、ご飯を大盛で」ケロッ

響「貴音ぇぇぇぇえっ!」ウガー

美希「流石女優なの」

伊織「無駄に名演技だったわね」

響「ちくしょー…」

貴音「ふふふ、まだまだですね、響」

響「うがー!」

美希「貴音の意外な一面だったの」

ナレ『お茶目さんですぅ♪』

響「くそぅ…自分だって…自分だってぇ…」

伊織「やめときなさい、響。あの面妖はふざけだしたら厄介よ」

美希「そういえば、デコちゃんは今日はずっとその髪型なの?」

伊織「すっかり忘れてたわ」

響「自分も忘れてた…慣れって怖いな」

貴音「私は、この髪型を気に入っておりますよ?」

美希「毎日自分で出来るの?その髪型」

貴音「…じ、尽力致します」

響「結構面倒臭そうな髪型だけど…」

貴音「が、頑張ってみます…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:31:44.51 ID:7LifLmwAO<> 伊織「無理ね」

貴音「何と!?」

美希「髪かー…そういえば、ミキってくせっ毛だから毎朝大変なの」

響「そうなの?」

美希「うん。寝癖とか、たまに凄い事になってるの」

伊織「でも、昼寝の後とか、そんな酷くないと思ったけど?」

美希「ミキは睡眠に関してはプロなの。寝癖がつきにくいように寝る事だって出来るの」

響「テレビの前の皆、美希の話は多分嘘じゃないぞ」

貴音「寝ている対象がどれだけ深く寝ていて、どれだけ動かしたら起きてしまうか…美希は、それを判別出来るのです」

伊織「…冗談だと思うでしょ?本当なのよ」

美希「睡眠に関して、ミキは最強のアイドルなの♪」

伊織「…アイドル活動に役立つとは思わないけどね」

美希「…えぅ〜」アホゲヘニョーン

響「まあ、うちの事務所のアイドルの特技って、アイドル活動に役に立たなそうなのばかりだけどな」

貴音「そうですか?」

響「貴音のブラックホール胃袋とか利きラーメンとかな」

貴音「…響は、いけずです」

伊織「アンタの動物限定テレパシーは…役に立ってるか…一応」

響「一応って言うな」

美希「デコちゃんは…うん」

伊織「何よ」

美希「可愛いの♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:32:11.54 ID:7LifLmwAO<> 伊織「っ!?」

美希「可愛いから、アイドル活動には役立ってるの」

伊織「な、何よ突然…あ、当たり前じゃないの!このスーパーウルトラプリティーアイドルの伊織ちゃんが、可愛くない訳無いでしょ!?当たり前な事、言わないでよねっ!」

貴音「顔が真っ赤になっておりますが?」

響「美希に可愛いって言われて、嬉しかったんだな」

伊織「う、うるさいうるさい!べ、別にコイツに言われたからって、何でもないわよ!い、言われ慣れてるもの!だから、別に嬉しかった訳じゃ無いんだから!」

美希「という、ツンデレで照れ屋さんな所も、人気のヒケツなの」

響「だな」

貴音「ですね」

伊織「アンタらね…」

ナレ『相変わらず、変にコンビネーションが良いですぅ…』

響「で、また今日の話題に戻すんだけど…伊織も貴音みたいな髪型が似合いそうだな」

伊織「私も水瀬財閥のお嬢様、お嬢様結びなんて呼ばれてるハーフアップが似合わない訳がないじゃない」

貴音「伊織は美少女ですから、どんな髪型も似合いそうですが」

伊織「あ、ありがとう…何よ、突然…」

美希「デコちゃんなら、響のしてるツインテールもきっと似合うの!」

伊織「そ、そう?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:32:56.69 ID:7LifLmwAO<> 響「ポニーテールも似合ってるしな!きっと他の髪型でもいけるぞ!」

貴音「そうですね。私は三つ編みをしても可愛らしいと思いますが」

美希「ミキは、サイドテールしても可愛いって思うな」

伊織「あ、うん…えっと、アンタ達どうしたのよ?突然」

響「伊織はパーマをかけても似合うと思うぞ」

貴音「そのまま何も髪をいじらないで、ただすとれぇとなのも良いかもしれません」

美希「巻き髪も良いかも!昔の貴族とかお姫様みたいなの!」

伊織「ちょっと…」

ナレ『これは…まさか…』

貴音「真、伊織はどんな髪型でも、その可憐さを損ないませんね」

響「もしかしたら、セミロングも可愛いんじゃないか?」

美希「アリなの!セミロングでもデコちゃんはアリなの!」

伊織「えと…あの、もしも〜し?」

響「もう、ショートでもいいと思うぞ」

貴音「しょぉと…成る程、良いですね」

美希「うん!とっても良いの!」

貴音「いつもの伊織とは違った魅力があるでしょうね」

響「だな!ちょっとボーイッシュなのも似合いそうなのが流石だぞ!」

伊織「あ、うん…あ、ありがとう…」

美希「流石デコちゃんなの!」

貴音「流石は伊織ですね」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:33:27.82 ID:7LifLmwAO<> 伊織「あ、うん…えっと…」

美希「デコちゃんはやっぱり765プロのナンバー1なの!」

響「いおりん最高!」

貴音「伊織は我々の目標です」

伊織「ま、まぁね?そ、それほどでも…あるわよ?にひひ♪」

ナレ『伊織ちゃん、乗せられてるよぅ…』

美希「もうデコちゃんなら、何でも似合いそうなの!」

伊織「そ、そうね!私だからね!」

響「本当!見てみたい髪型とかも、リクエストしたくなるさー」

伊織「あら、仕方ないわねぇ…伊織ちゃんが目標っていうなら…応えてあげなくもないけど?」

貴音「ほう?」キュピーン

響「ふむ?」キュピーン

美希「なの?」キュピーン

ナレ『あー…』

伊織「え?」

貴音「それでは…」

美希「リクエスト…」

響「行くぞ!せーの」

伊織「え?え?」

妖精「モーヒカン!モーヒカン!」

伊織「!?」

ナレ『なっ…』

妖精「モーヒカン!モーヒカン!」

ナレ『こういう…長い前フリですぅ…』

伊織「は、はぁあ!?する訳無いでしょ!?バッカじゃないの!?」

響「リクエストには」

伊織「応えてあげる限界があるわよ!少し考えなさいよ!モヒカンにしてるアイドルが何処にいるのよ馬鹿!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:33:54.28 ID:7LifLmwAO<> 美希「水瀬伊織、モヒドル爆誕なの!」

伊織「何よモヒドルって!そんな言葉は存在しないし、そんなアイドルは存在しないし、そんな言葉は作らせないわよ!ふざけんじゃないわよ馬鹿!」

貴音「ですが、似合いますよ?」

伊織「似合ってたまるか馬鹿!」

響「いーじゃないか、モヒカンでアイドルなんて、なかなかインパクトあるよ?」

伊織「インパクトの度合いがメーター振り切れて放送事故よ馬鹿!インパクトあり過ぎてショッキングよ!衝撃的映像よ!カメラは見た!シリーズになるわよ馬鹿!」

美希「あふぅ」

伊織「起きろ」

貴音「竜宮小町の売りがまた増えますね」

伊織「足枷以外の何物でも無いわよ!元気な亜美にセクシーなあずさにモヒカンな私って馬鹿か!1人だけ別カテゴリーどころか、別次元よ!」

美希「オレの銃は百発百中だぜ!なの」

伊織「…」

美希「…」

伊織「あ、次元…ルパン三世の?」

美希「なの」

伊織「せめて似せる努力しなさいよ馬鹿!アンタはボケるのにも努力をしなさいよ!仕事よ仕事!中の人は業界的にも大先輩の役者さんよ!?アンタは何でそうやって軽々しく危険な綱渡りをしたがるのよ!?馬鹿なんじゃないの!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:34:21.82 ID:7LifLmwAO<> 響「何なら亜美とあずさもモヒカンに…」

伊織「竜宮小町をどうしたいのよ!?アンタは同じ事務所の仲間3人を、この業界から葬り去りたいの!?765プロ同士の潰し合いがしたいの?喧嘩売ってんなら買うわよ!?」

貴音「いっそ、765ぷろからもひかんを流行らせて日本中を…」

伊織「流行らせないわよ!?アンタは日本を核の炎に包まれた世紀末の世界にしたいの!?日本中の至る所で「ひゃっはー!」とか言う雑魚キャラが増えた所で、秘孔を突く一子相伝の暗殺拳の伝承者は現れないわよ!?世紀末覇王も現れないし、あんな馬鹿デカい馬も現れないわよ!」

響「えー?自分、ウマ彦に会いたいぞ」

伊織「勝手に名前変えるな!アレは黒王!ウマ彦て!あの世界観で、あんな渋くてカッコいい声で「我が馬、ウマ彦!」とか言われたら、あの世紀末の世界が2回目の核の炎クラスの衝撃に包まれるわよ!セカンドインパクトよ!」

貴音「退かぬ!媚びぬ!麺固め!」

伊織「アンタ闇討ちされるわよ!?」

貴音「そして替え玉!更に追い替え玉!」

伊織「名言も麺も増やすな!追い替え玉って何よ!?普通に三杯目でしょ!?新しい言い方した所で、大食いには変わりないわよ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:34:54.98 ID:7LifLmwAO<> 美希「おかか!こんぶ!焼きタラコ!」

伊織「文字数だけしかあってない!何でおにぎりの具にしたのよ!」

美希「お腹空いたの」

伊織「注文しなさいよ!今何処にいると思ってんのよ!メニューから好きなもん選んで頼んで勝手に食べなさいよ!」

美希「おごりなの?」

伊織「」ペチーン!

美希「あいたー!?頭叩かれたのー!」

貴音「」ピンポーン

伊織「やると思ったけど、アンタが注文するの!?まだ食べる気なの!?店の備蓄を食い尽くす気!?」

貴音「望まれるならば…挑みましょう…!」

伊織「望んでないから挑むな!只でさえ迷惑かけてんのに、更なる迷惑をかけるな!」

響「伊織、大声で騒ぐと他のお客様に迷惑になるぞ?」

伊織「あ、すいません…」

伊織「…」

伊織「」ペチーン!

響「あいたー!?」

貴音「すみません…うちの水瀬伊織が騒いで、皆様にご迷惑を…」

伊織「」ブン!

貴音「ほっ!」ガシッ!グリッ!

伊織「いたたたた!痛い痛い!」

貴音「はっ!?つ、つい…」パッ

伊織「何してくれんのよ馬鹿ー!」ペチーン!

貴音「いたい!す、すみません!反射的に腕を取って関節を決めてしまいました…護身術を学んでおりましたので…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:35:20.11 ID:7LifLmwAO<> 伊織「大人しく叩かれなさいよ馬鹿ー!折れるかと思ったでしょ馬鹿ー!」グスッ

美希「デコちゃん泣かないで、良い子良い子」スッ、ナデナデ

伊織「」パシン!

伊織「わざわざ前髪上げて、おでこを撫でるな!微妙に摩擦が強くて熱いし痛いし!」

響「デコで火を…」

伊織「起こせないわよ!そんな新技術、あってたまるか!火が起きたら、アンタを一番に火傷させるからね!」

貴音「えねるぎぃ問題にも取り組む…真、伊織は世界の為に役立とうと…」

伊織「だから火は起こせない!エネルギー問題は、水瀬財閥の研究所でも色々研究してるけど!私のおでこから火は出ないし、そんなんじゃエネルギー問題を解決出来ないわよ!」

律子「はいはいストーップ」

ナレ『はぅ…やっと律子さんが止めてくれましたぁ…あまりの勢いと流れの速さに、編集したスタッフさんもナレーション入れるタイミングが全く無いって嘆いてましたぁ…』

伊織「」ゼーゼー

律子「伊織、水飲みなさい…あんなに叫んだら、喉潰すわよ?」

伊織「し、しかた…ない…でしょ…」ハーハー

律子「さて…」

妖精「」ビクッ

律子「お仕置きターイム♪2回目っ♪」ウインクバチコーン♪

〜暫くお待ち下さいですぅ〜 <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:35:49.97 ID:7LifLmwAO<> 〜お説教タイム、終了ですぅ〜

妖精「」チーン

伊織「いやー…何時もよりも激しくハリセンが唸ってたわね」

伊織「まぁ…私もツッコミ入れ過ぎて疲れたし、良いインターバルだったわ…」

伊織「…カンペ?…は?時間?何の…エンディングの!?」

伊織「だ、だってコイツらは今…え?私が1人で〆!?だってこの番組はファミレスフェアリーで、私はゲストで…」

伊織「あぁぁもう!分かったわよ!」

伊織「」コホン

伊織「本日のファミレスフェアリー!終わりの時間になってしまいました。ゲストは私、水瀬伊織で…髪型をテーマにお送りしてきました♪」

伊織「それでは皆様…また来週も見て下さいね〜♪」フリフリ

ナレ『えぇ〜…あ、と、という訳で、第2回、ゲストは水瀬伊織ちゃんでした♪この後は『水谷ラボ 〜PCのお勉強会〜』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『それでは…ナレーションは萩原雪歩でしたぁ♪来週も『ファミレスフェアリー』、見て下さいね〜♪』

妖精「」チーン

伊織「ちょっと!?番組終わるわよ!?起きなさいよアンタ達!はっ!?…し、死んでr」

テロップ[注:生きてます] <> >>1<>sage saga<>2013/03/26(火) 14:42:52.63 ID:7LifLmwAO<> 以上、第2回はいおりんでした

正直、全員分やりたい…が、ネタもない…何より、知識が足りない…!

キャラクターに関連した何か…となると、グーグル先生に頼りっきりになるから、まぁ筆の進まない事

はるちはゲスト…となると、多分この『ちはやけ』シリーズにおいては初のメインが5人という事になりますな… <> >>1<>sage<>2013/03/26(火) 14:47:30.92 ID:7LifLmwAO<> 忘れておりました…作者はDS版のどうぶつの森で知識がストップしておりまして…
最近のぶつ森事情はよく分かりません

風船スナイプを4人でドタバタしながらしてた記憶があるなぁ…懐かしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/26(火) 16:09:51.39 ID:GBMaNGBuo<> 乙でござる
次のゲストに期待でござる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/26(火) 16:21:08.23 ID:SMK9LaNwo<> 乙
いおりんのツッコミがキレキレ過ぎて良かったぜ

ふと思ったけど雪歩がゲストに来た時はナレーションは別の人がやるのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/26(火) 18:20:04.29 ID:P+cvdM0S0<> 乙!
次も楽しみだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/28(木) 14:26:02.47 ID:Ltgo2OUO0<> 3/1で終わったと思ったら続きがあっただと…

あとでゆっくり読もう、楽しみが増えた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/29(金) 17:58:51.85 ID:LPpamZSDo<> 読みためこればっか消費してしまうんだよな
面白いし読みやすい <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:32:46.78 ID:O6DK3AMAO<> 投下致します

今回も捏造に次ぐ捏造、政治家なら汚職事件レベル、世が世なら打ち首獄門、張り付け火炙り、貴音の尻に押しつぶされ伊織に罵倒されながらの窒息死です <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:33:25.65 ID:O6DK3AMAO<> 〜ガ○ト〜

響「少し前にな、実家から荷物が届いたんさ」

美希「ふむふむ」

貴音「ほほう」

響「開けたらな、お米とゴーヤとな」

みきたか「ふむふむ」

響「豚さんの頭が入ってた…」

みきたか「」

響「心臓止まるかと思ったぞ…自分、豚肉あんまり得意じゃないのに…しかも頭が丸々…」

美希「沖縄の人達は豚さんを丸々一頭食べるって聞いてはいたけど…」

貴音「それは…夢に出そうですね…」

響「で、プロデューサーにあげた」

美希「押し付けた…じゃなくて?」

貴音「と、取り敢えず…たいとるこぉるを致しましょう」

美希「分かったの♪せーの!」

妖精「ファミレスフェアリー!」


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


ナレ『テレビの前の皆様、こんにちは♪『ファミレスフェアリー』始まりましたぁ♪本日もガ○トさんから、765プロの2大人気ユニットの1つ『フェアリー』と、ナレーションの萩原雪歩がお届けしますぅ♪』

ナレ『あ、ミミガーとか、慣れると美味しいですよ♪』

美希「プロデューサーは何て?」

響「知り合いの肉屋さんに捌いてもらったらしいぞー」

貴音「…賢明な判断かと…」

響「だな」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:33:51.47 ID:O6DK3AMAO<> 響「ていうか、お米とか送って貰わなくても、今はちゃんとやっていけてるぞ!」

美希「それはテレビを通さずに、直接言って欲しいな」

響「う…」

貴音「家族とは、親とはそういうものなのですよ、響。何時まで経っても子供が心配なのです」

響「うー…」

美希「という訳で、そろそろ本日のゲストを紹介するの!」

貴音「『食』『家族』というおぉぷにんぐとぉく、この両方に関係しているげすとは…」

やよい「うっうー!こんにちは!高槻やよいですっ!」ガルーン

美希「という訳で、本日のゲストは765プロの高槻やよいなの!」

やよい「はい!今日はよろしくお願いしまーすっ!」

響「…」

貴音「真、やよいは可愛らしいですね」

やよい「えへへー♪ありがとうございm」

響「やよいぃぃ!」ガバッ!

やよい「ふわぁ!?」

響「あーもう!あーもぉお可愛いなぁぁやよいは可愛いなぁぁぁぁもぉぉぉお!」ナデナデナデナデ

やよい「はわ?はわわ?ひ、響さん?」

貴音「ひ、響が壊れました…」

美希「め、メーカー保証期間は過ぎちゃってるの…」

貴音「それは困りましたね…」

響「自分は家電製品じゃないぞ!」

やよい「うう…えーと…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:34:19.09 ID:O6DK3AMAO<> ナレ『は、早くもやよいちゃんが置き去りにされてますぅ…あ、ゲスト紹介しないと…』

ナレ『本日のゲストは、765プロのマスコット的アイドル、高槻やよいちゃんですぅ♪』

ナレ『純真無垢を体現しているかのような素直な良い子ですぅ』

ナレ『妹キャラっぽく見られがちですが、実は大家族の長女、お姉ちゃんなんですぅ』

ナレ『アイドルを始めた理由は「家計の足しになれば」という家族思いな優しい子ですぅ』

ナレ『家事も共働きのご両親に変わってやっていたり、弟さんや妹さんの面倒を見てあげたり…そのおかげで家事全般が得意で、中でも料理は神業レベルとまで言われてますぅ』

ナレ『家事能力の高さと純粋さ、可愛らしさから、『765プロお嫁さんにしたいランキング1位』に最近選ばれました♪』

響「あぁぁやよいは可愛いなぁ…」ホオズリ

やよい「ひ、響さん…落ち、落ち着いて下さいぃ…」

貴音「ひ、響が…美希、響が…ああ…!」

美希「うん…もう手遅れなの…」

やよい「えぇっ!?ひ、響さん、どうしたんですか!?」

美希「『やよい中毒』…765プロで、3人目の発症者なの」

やよい「…ふぇ?」

貴音「な、何と…何という…くぅ…!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:35:03.38 ID:O6DK3AMAO<> 美希「最初はデコちゃん…」

やよい「伊織ちゃんとは仲良しです♪」

貴音「続いて千早…」

やよい「千早さんは歌が上手くて、とーっても格好いいです♪」



〜ちはやけ〜

千早「出掛ける前に良い事を聞けたわ」

春香「千早ちゃん、そろそろ局に行く準備するよー」

千早「はーい」



〜○スト〜

美希「そして…フェアリーのダンス兼はいさい担当…我那覇響なの…」

響「はいさい担当って何さ!?ダンス担当は分かるけど!」

貴音「こう…はいさーい!とする担当です」

響「挨拶!普通の挨拶!」

やよい「響さんははいさい担当だったんですねー!」

響「ほら信じちゃった!やよいは純粋だから信じちゃった!」

美希「そういえば響、今日はツインテールなんだね」

響「いきなり話を変えるなぁぁ!」

やよい「う…?」

ナレ『はい!ではここで付いていけてないやよいちゃんと、先週の放送を見ていない方に説明しますぅ♪』

ナレ『先週の放送は水瀬伊織ちゃんをゲストに迎えて、『髪型』についてトークしました』

ナレ『その時に、フェアリーの3人がした髪型でどれが良かったかをメールで投票して頂き…響ちゃんが1位になりましたぁ♪』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:35:45.42 ID:O6DK3AMAO<> ナレ『なので、響ちゃんは先週皆様に御披露目したツインテールにしてる…のですが…』

響「何で2人して前回の髪型なんだよ!」←ツインテール

美希「えへっ♪」←二つ結き+伊達眼鏡

貴音「ふふ…♪」←ハーフアップ(お嬢様結び)

やよい「皆さん可愛いですー♪」ニパー

美希「あぅ、これはいけないの」

貴音「響が壊れたのもわかります…」

響「だろ?だろ!?」

やよい「う?」

美希「やよいは可愛いって事なの」

やよい「はぅ、あ、ありがとうございます〜」

貴音「やよい、顔が赤いですよ?」

やよい「だ、だって…照れちゃいます…」

響「やぁよぉいぃぃぃぃぃ!」ガバッ

やよい「うにゃ!?」

響「可愛いなぁ…やよいは可愛いなぁ…」ナデナデナデナデ

やよい「はわわわ」

美希「これは重症なの…」

貴音「ええ…」

ナレ『こんな響ちゃん、初めて見ますぅ』

響「本当はな?髪型変えるのは自分だけだったんだぞ…なのに、美希と貴音も結局髪型変えて、先週の企画と視聴者の意見を無駄にしたんだ…」ムギュー

やよい「はぅう」

美希「酷い言われ方なの」

貴音「予想以上に大破しておりますね」

美希「はぁ、困ったもんなの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:36:14.13 ID:O6DK3AMAO<> ナレ『響ちゃんの豹変っぷりに皆が困惑しながらも、漸く本日のお題を発表ですぅ』

美希「えーっと…番組に届いたメールを読むね?」

貴音「ええ、お願い致します」

響「任せたぞ」

やよい「はい!お願いしまーす!」

美希「『765プロの高槻やよいちゃんは、大家族の大黒柱となって頑張っている、と聞きました。えらいなぁって思います。フェアリーの皆様は、御家族に何かしてあげた事などはありますか?』だって」

やよい「えらい、かぁ…えへへ、ありがとうございまーす」ガルーン

響「家族…かぁ」

貴音「そうですねぇ」

美希「2人は実家から離れて暮らしてるから、たまに寂しくなったりはしない?」

響「自分はこっちにも家族がいるから平気だぞ!」

貴音「私は独り暮らしではありますが、たまにじいやが生活を見に来ますし、実家も響ほど離れてはおりませんので」

響「それに…美希と貴音、それに765プロの皆もいるから、寂しさなんか感じないぞー!」

貴音「ふふ…響の言う通りですね。私も美希や響や仲間がおります。寧ろ、今の生活は忙しいながらも楽しく感じております」

やよい「うっうー!響さんも貴音さんも、ありがとうございます!」ガルーン <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:36:42.49 ID:O6DK3AMAO<> 響「…美希?下向いてどした?」

美希「」ブワッ

ひびたか「」

やよい「み、美希さん!?」

美希「びびぎぃ…だがねぇ…」

響「誰か分からないぞ?」

貴音「美希、どうしたのです?」

美希「あのね…ぐすっ…ミキ、嬉しいの!とっても嬉しいの!今までも響と貴音は大好きだったけど、もっと大好きになったの!一生一緒なのーっ!」ギュー

貴音「きゃあ!?…み、美希、急に抱きついてきたら、驚くではありませんか」ナデナデ

響「ちゃんと受け止めてやる貴音は凄いな」

やよい「響さんは受け止めてあげないんですか?」

響「美希のが身体が大きいから、自分だと受け止め切れずに倒れちゃうんだ」

やよい「なるほどー」

美希「じゃあ響は抱き締めてあげるの!」ニパ

響「はいはいありがとうだぞー」

貴音「響、顔が赤いですよ?」

響「うるさい」

やよい「ふふ、響さんも美希さんも貴音さんも、すごーく素敵な関係ですー!」ウッウー

妖精「」テレテレ

ナレ『本当…961プロ時代からのユニットですし、3人での活動期間も長いですから、本当に仲良しさんですぅ』

貴音「ふふ…これが765ぷろの強さです。団結力…何者にも負けぬ、強さの証…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:37:10.71 ID:O6DK3AMAO<> 貴音「」クワッ

みきひびやよ「」ビクッ

貴音「」ピンポーン

響「ここで!?」

美希「イイハナシダナノーだったのに!?」

貴音「美希…その、イイハナシダナノーというのは、何なのですか?」

やよい「う?うぅ?」オロオロ

美希「カンドー的な空気の時に言うの」

響「やよいー、何か食べるかー?」

やよい「え?あ、あの…」

響「あ、これメニューだぞー」

やよい「あ、はい、ありがとうございます…」

美希「全く、今日は珍しく注文しないなーって思ってたら、あんなタイミングで…」

貴音「注文するのを怠っておりまして…空腹に耐え切れませんでした」

美希「注文を怠るって何なのなの!?普通、怠るとは言わないの!」

響「何でも頼んでいいぞー。自分が何でも奢ってやるからなー」ナデナデ

やよい「はわわ!そ、そんなのダメですー!」

響「いいんだぞー、気にしないでいいんだぞー、好きな物、食べていいんだぞー」ナデナデ

やよい「はぅ…」

ナレ『か、カオスですぅ…それと、髪型も同じだから、響ちゃんが何か妹を甘やかすお姉ちゃんみたいに…』

美希「ふぅ…怒ったら疲れたの…デコちゃんはいっつも疲れないのかな〜?」

ナレ『疲れてると思うよ…きっと』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:37:50.87 ID:O6DK3AMAO<> 貴音「店員殿…」

貴音・店員「中華麺」

店員「ですね?」ニコ

貴音「…!やりますね、店員殿…しかし…」

店員「?」

貴音「それを、3つ…お願いします…!」

店員「くっ…数までは分からなかった…」

響「あ、店員さん。自分、このデミグラスハンバーグのドリンクバーのセット、ライスは普通でお願いします!」

やよい「あ、あ、あの…じゃあ私、このぐりゅりゅぷれーとをお願いします!」

美希「(噛んだの)」

貴音「(噛みましたね…)」

店員「(噛んだ…可愛いなぁ)」

響「やよいは可愛いなぁもぉ〜」ナデナデ

やよい「はぅ…」

店員「グリルプレートはセットはお付けしますか?」

やよい「あ、えっと…ごはん下さい!」

店員「はい、ライスのセットですね(めっさ可愛いわぁ…)」

響「ドリンクバーのセットで」

店員「はい、承りました(姉妹みたい…2人とも可愛らしい)」

美希「…はっ!ミキ、決めてなかったの!」アワワ

美希「えっと、えっと…ごめんなさい、また後で注文しますなの…」アホゲヘニョーン

店員「はい、決まりましたら其方のボタンでお呼び下さい(美希ちゃんも可愛らしいわぁ)」

ナレ『店員のお姉さんが幸せそうですぅ』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:38:19.35 ID:O6DK3AMAO<> 美希「あぅ〜…」

ナレ『5分後、美希ちゃんはミートドリアのドリンクバーセットを頼みましたぁ』

〜お食事中〜

やよい「うっうー!沢山おかずがありますー!どれから食べよーかなー?」ニコニコ

美希「やよいは可愛いの」

貴音「可愛らしいですねぇ」

響「」←可愛過ぎて言葉が出ない

ナレ『響ちゃんがなんくるある状況に…』

やよい「えへへ…ありがとうございます」

美希「そういえば、やよいってファミレスとか来るの?」

やよい「んー…前まではうちはそんな余裕が無かったんで来ませんでした。今は、私もお父さんもお母さんも忙しかったりして、皆にご飯を作ってあげられない事も多くて、たまに来ますよー」

貴音「今の話を聞く限り、生活は多少楽にはなったのですか?」

やよい「はい!お仕事も沢山頂けますし、お父さんとお母さんもお仕事が出来るよーになりましたし!あ、今お父さんもお母さんも、伊織ちゃんのお家の所で働いてるんですよー!」

美希「デコちゃんの…じゃあ、執事さんとメイドさんなの?」

やよい「いえいえ!お父さんは運転手さんで、お母さんは伊織ちゃんとかのご飯を作ってるって聞きました!」

貴音「ほほう?」ピクッ <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:39:00.01 ID:O6DK3AMAO<> 響「何だ?どうしたんだ?貴音」

貴音「つかぬ事をお聞きしますが…やよい、貴方は誰に料理を習ったのですか?」

やよい「え?お母さんですよ?自分で勉強もしましたけど、基本的には殆どお母さんですー!」

貴音「つまり…水瀬伊織は、高槻やよいの料理の師とも言える、母君の作る手料理を毎日食べている…と」

みきひび「っ!?」

やよい「そういえばそうなりますー!もやし祭りの時のソースも、お母さんから習いました♪」

妖精「っ!?」

ナレ『伊織ちゃん…いいなぁ』

美希「デコちゃん…ズルいの!」ムキー!

貴音「水瀬伊織…戦をしたいのですね…大きな戦を…」ギリッ…!

響「…竜宮小町vsフェアリーか…望む所だぞ…」ビキィ…!

やよい「」

ナレ『ああ…あずささんや亜美ちゃんの預かり知らぬ所で、竜宮小町vsフェアリーが勃発しようとしている…』



〜竜宮小町の楽屋〜

伊織「」

亜美「いおりん…こりゃあ、デカい戦になっちまうYO…」

あずさ「あ、あらあら…喧嘩は良くないわぁ…」オロオロ

亜美「因みに、亜美もフェアリーに付こうかな?あんな美味しい物を毎日食べてるとか、いおりんズルいし」

伊織「何だってのよ!全くもう!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:39:46.57 ID:O6DK3AMAO<> 〜ガス○〜

やよい「け、喧嘩はダメですよ!」ワタワタ

美希「むぅ…やよいに言われたら仕方ないの」

貴音「ですね」

響「だな」

ナレ『今、テレビの前でイライラしてる伊織ちゃんが目に浮かびますぅ…』

美希「そーそー、家族の事なんだけど」

やよい「はい?」

美希「プロデューサーがやよいの妹をスカウトしに行ったって聞いたんだけど、本当なの?」

やよい「かすみですか?えっと…」

貴音「本当なのですね?」

やよい「本当ですー」

響「全く…まだプロデュースするアイドル増やす気か?ま〜た身体壊すよ?」

<大丈夫だ、問題ない

美希「あー、間違いなく倒れて巻き戻しパターンなの」

貴音「あのお方は話を聞きませんからね」

響「一番良い栄養剤を頼む」

美希「そして渡される双海飯」

貴音「それはまだ時間が早いですよ?」

美希「そう?」

響「そだよ」

やよい「えっと…かすみについては、この後の生っすかで、しょーげきてきなはっぴょーがありますです!」←カンペを読んだ

美希「何て展開の読みやすい引き延ばし…」

貴音「分かりませんよ?全く予想外の事があるかもしれません」

響「美希のお姉さんが…とかな」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:40:40.41 ID:O6DK3AMAO<> 美希「お姉ちゃんがデビュー…いや、いけなくもなさそうだけど…今の仕事が向いてるらしいから、多分無理なの」

貴音「そうなのですか?」

美希「本人が言ってたの。因みに、スカウトはされたらしいよ?」

響「まーた765プロのアイドル育成中毒者にか?」

美希「と、876プロとCSプロ」

貴音「何と…」

やよい「凄いですー!美希さんのお姉さん、きっと美人さんなんですねー!」

響「CSプロ…あそこならデビューも有り得なくないから恐ろしいな」



〜CSプロ〜

モバP「ははは!断られたし、流石にそんな事はあり得ないよ!なぁ、みん…な?」

ちひろ「有り得るわね…」

凛「間違いなくある」

早苗「公務員辞めた私が言うんだから、有り得るわね…」

モバP「え?何?皆がアイドルになったのは俺が強制した訳じゃないよね?」

アイドル達「言葉巧みに…」

モバP「詐欺師扱い!?」

早苗「何?逮捕する必要あり?」

モバP「もう無いでしょ!?逮捕権!」

※一般的に、警察官以外には他者を逮捕、拘束する権利はありません(緊急時の拘束はやむなし(自衛手段の場合))



〜ガス○〜

美希「貴音って、兄弟姉妹はいたっけ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:41:38.10 ID:O6DK3AMAO<> 貴音「おりません」

やよい「そうなんですかー…私、兄弟沢山いるから、1人って寂しそうな気がしちゃいます…」

貴音「ふふ…やよいは優しいのですね」

やよい「えへへ…」

貴音「確かに…昔は兄弟姉妹が欲しいとは思っておりましたが…今は思いませんね」

響「そーなのか?」

貴音「ふふ…今はこんなに可愛らしい妹達や、姉達や兄のような存在とも言える方々がおりますので」

響「貴音…」

美希「」ジワッ

やよい「あ、美希さん泣かないで下さい!」アワワ

貴音「ふふ…」

響「ごめんな、感動的な話の時に…プロデューサー!自分の視界に入る所で号泣すんな!鼻水出てるし!」

<ブビー!…えぐ、ひっぐ

響「鼻かむなぁぁ!」

美希「大の大人の男の人が、引く位の号泣なの…」

やよい「ぷ、プロデューサー!またちーんして下さい!鼻出てます!」

貴音「私、あそこまで男性が号泣する様を見た事ありません」

響「あーあー!もぉ〜…ほら、紙上げるから鼻かみなって!」

<ありがど…

ナレ『プロデューサー、嬉しかったんですね…私も、四条さんみたいな頼もしくて素敵なお姉さんがいると思ったら嬉しいですぅ』

美希「家族かぁ…響は?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:42:47.25 ID:O6DK3AMAO<> 響「何が?」

美希「家族」

響「えっと、兄貴と母親がいるぞ。父親は小さい頃に海の事故で亡くなったけど」

美希「あぅ…何かごめんなさいなの…」

響「小さい頃の事だから、気にしないでいいぞー。まだ本当に小さかった時だし」

美希「うん…」

貴音「…うちなーぐちで言わないのですか?最近は、うちなーぐちを以前よりは使っていないようですが」

響「最近知ったんだけどな、本土の人達にはうちなーぐちは全く伝わらなくて、デビュー当時からのファンの人達は特になんだけど」

響「自分が何か言う度に言葉をネットで検索したり、わざわざうちなーぐちの解説本みたいのを買って調べたりしてくれてたみたいで…そんな大変な思いしてまでって思ったら…」

貴音「自分が標準語を出来るだけ話そう、と」

響「うん」

やよい「響さん、偉いですー!」

響「ふふん、自分、完璧だからな!」

美希「偉いの!」

響「おー」

美希「…露骨過ぎるの!」

響「じょーだんじょーだん。ありがと、美希」

美希「どーいたしまして♪」

響「まだ不安定だけど、標準語も頑張ってみるさー」

美希「あ、思い出したの!」

やよい「どーしたんですか?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:43:15.63 ID:O6DK3AMAO<> 美希「確か、響のお兄ちゃんってプロデューサーに似てるって、前に言ってたの!」

響「あ、そういえば言ったかも」

貴音「実際、似ておられるのですか?」

響「うん。うちの兄貴は見た目はもっと色黒で、がっしりしてて、身長はプロデューサーよりもちょっと低いかな?で、プロデューサーよりも無愛想で、無口」

美希「ふむふむ」

響「でも、自分よりも他人を優先したり、優しい所だったり、無尽蔵の体力の持ち主なのはそっくりかな」

貴音「あ、あの方並みの体力をお持ちなのですか?」

響「朝4時から9時までは漁、そっから那覇に本社がある旅行会社でやってるダイビングのインストラクターとして17時まで働いて、17時から22時まで実家の民宿で働いてる」

みきたかやよ「」

響「それを、日曜日とかダイビングのお客さんがいない時以外は毎日」

美希「凄いの…」

貴音「凄まじい体力ですね…」

やよい「うっうー!とっても働き者さんです!凄いですー!」

美希「ねー響、お兄さんの写真とかないの?」

響「えっと、これ」

ナレ『一般人の方なので、テレビには写せません。ご了承下さい』

貴音「これは…!」

美希「ま、マッチョなの…!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:44:06.60 ID:O6DK3AMAO<> やよい「す、凄い筋肉ですぅ…」

響「兄貴が高校生の時な、苛められてた子を助けようとしたら、「逆立ちして校庭の100メートルあるトラックを1周したらやめてやる」って言われて、それをやってのけた後に「まだ、やるかい?」って聞いて、沖縄最強の男とか言われて困ってたって、兄貴の友達から聞いた」

美希「響のお兄さんって、薫って名前じゃないよね?」

ナレ『任侠立ちとかしそうですぅ』

貴音「体力も筋力も…ずば抜けておりますね」

やよい「正義のヒーローみたいですぅ」

響「本人は無表情なだけで、実際は不良は怖かったし、逆立ちをやった時は「腕が筋肉痛で上がらなくなるくらいに限界だった」って」

美希「無表情も考え物なの」

響「無表情のまま、前のめりに突然倒れて何かと思ったら、風邪で40度の熱があったとか、割と危険なエピソードもあるからね…」

貴音「何と…」

やよい「よ、よんじゅうど…38度くらいでも凄く辛いのに…」

響「それが普通だぞ」

貴音「響のお母様は、どのようなお方なのでしょう?」

響「民宿やってて、明るい人だぞ。ほら、これが写真」

美希「わー!美人なのー!」

貴音「小麦色の肌が健康的ですね」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:44:43.76 ID:O6DK3AMAO<> 響「兄貴は母親似で、自分は父親似だって聞いたな」

美希「そうだね。お兄さんのがお母さんに似てるかも」

貴音「響もですが、お母様も笑顔がとても可愛らしいのですね」

響「そ、そかな?」

やよい「はい!響さんの笑顔は、可愛らしいですー!」

響「やよいの方が可愛いし元気になるぞー」ナデナデ

やよい「ありがとうございます♪」

美希「貴音はお父さんとかお母さんの写真は無いの?」

貴音「父はあまり表に顔を出したがらないので…母の写真ならば、この前帰郷致しました時に撮影したものが此方に…」

美希「!?」

響「なっ!?」

やよい「す、凄い美人です…」

美希「このお母さん、普通にモデルとか女優しても通用するレベルなの…」

響「お、恐るべし…四条家…」

やよい「着物がとっても似合ってますねー」

美希「和服美人…素敵なの」

貴音「こんなに誉められて、母も喜びます」

響「美希の両親の写真は無いのか?」

美希「うん。実家も近いし、写真は持ってないの。あ、お姉ちゃんならあるかな?一緒に撮ったのだけど」

響「スカウトされた経験もあるお姉さんか」

美希「なの」

貴音「確か…教員を目指しているとか」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:45:10.63 ID:O6DK3AMAO<> 美希「うん。去年、小学校の先生になれたみたいなの」

やよい「わあ!そうなんですかー!」

貴音「おめでとうございます」

響「美希のお姉さん、おめでとうございますだぞ!」

美希「えーっと、これかな?ミキと一緒に撮ったヤツなの」

響「おぉ〜!似てるぞ〜!」

美希「当たり前なの」

貴音「可愛らしい方ですね」

美希「なの。でも、ミキより真面目で頭も良くて、しっかり者なの」

やよい「美希さんも大人になったら、お姉さんみたいになるんですかねー?」

美希「どうかな?多分、ミキの方がおっぱいはおっきいけどね」

響「それはどーでもいいぞ」

美希「そっか」

貴音「美希のお父様とお母様は、確か公務員をしてらっしゃいましたよね?」

美希「うん。何してるかまでは知らないけど…パパは国家公務員、ママは地方公務員…だったと思ったけど」

響「凄いんだなー」

美希「良く分からないの」

やよい「公務員はお給料が安定してるって聞きました!でも、頭が良くないとダメっていうのも聞きました!」

美希「ミキには無理なお仕事なの」

響「何故に諦める」

美希「お勉強、嫌いだもーん」

響「まぁ、自分も好きじゃないけど」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:45:39.10 ID:O6DK3AMAO<> 貴音「そういえば…めぇるの内容に、何かしてあげたか?とありますが…響と美希の2人は、親孝行はしていますか?」

やよい「あれ?あの…私は…」

貴音「やよい、貴方は十分に家族の為に尽力しておりますよ」ナデナデ

やよい「あ、ありがとうございます♪」

響「えーっと…自分は…あんまりこういう所で言わない方が良いんだろうけど、先月末に実家の民宿の改築費を出した」

貴音「以前はもう少し貯金してから…と言ってませんでしたか?」

響「そうなんだけど、兄貴から「もうそろそろ改築しなきゃな」ってメールきてさ。貯めてたお金を全額送った」

美希「全額!?」

貴音「そ、それでは生活などは…」

響「勿論、今月と来月暮らせる分位は残して。自分、そこまで馬鹿じゃないぞ…」

やよい「で、でも、そしたら大変じゃないですか?」

響「前はもっと切り詰めてたし、小鳥に相談したら家族のご飯代を今月と来月だけ、前みたいに事務所が支援してくれるって言ってくれたし、なーんも問題ないぞ?」

貴音「そうですか…言って下されば、私も援助致しましたのに」

美希「ミキもなの」

響「それじゃ、意味が無いんだ」

やよい「意味が無い、ですか?」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:46:16.24 ID:O6DK3AMAO<> 響「そ。自分、我が儘言って東京から出て来たから…成功した、とはまだまだ言えないかもだけど、それでも此処までこれた。だから、「こんなにテレビ出たりCD出したり、ちゃんとアイドルやれてるぞー」って安心させたかったし、恩返しをしたかったんだ」

貴音「響…貴方はやはり、凄い人です」

美希「なの。でもね、それで家族のご飯代を支援してもらったら、ちゃんとやれてるとは…」

響「い、いいの!たまたま!今月と来月だけ、たーまーたーまー!」

やよい「うっうー!なら、響さんにも後で節約術を教えちゃいますねー!」

響「本当か?ありがとな、やよいー」

やよい「どういたしましてですー!」

貴音「美希はどうなのですか?」

美希「えーっと、春香の真似して、パパとママに旅行をプレゼントしたの!」

響「お姉ちゃんは?」

美希「お姉ちゃんは「親孝行したいなら、パパとママにちゃんとあげなさい」って」

貴音「良いお姉さんですね」

美希「うん。それで、3泊4日の温泉旅行をプレゼントしたの!…春香よりグレードは下がるけど…」

やよい「気持ちが大切なんです!美希さんのご両親が喜んでたら、それで問題ないです!むしろおっけーです!」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:46:52.56 ID:O6DK3AMAO<> 美希「そっか」

貴音「美希、ご両親は喜んでおりましたか?」

美希「泣いて喜んでたの」

響「ばっちりじゃないか!」

美希「そかな?なら…良かったの!」

やよい「やりましたねー!美希さん、あれやりましょー!」

美希「なの!」

やよい「はい!たーっち!」

やよみき「いぇい!(なの!)」

貴音「ふふ…」ピンポーン

響「もう間を置く事すらしないんだな」

やよい「あわわ、まだ食べられるんですか?」

美希「寧ろ、貴音にしてはかなり抑えたペースなの」

やよい「」

貴音「今日はやよいがおりますので、あまり驚かせてはいけないな…と、注文のぺぇすを落としております」

響「もう驚いてるから、無駄な配慮だったな」

貴音「…面妖な」

美希「今更なの」

貴音「…ならば、気にせず注文するとしましょうか」

やよい「そ、そんなに食べたら、太っちゃったりしませんか?」

妖精「」グサーッ!

やよい「あ、あれ?」

ナレ『や、やよいちゃんの言葉がザックリ心を抉ってきましたぁ…わ、私も気を付けないと…』

美希「うぅ…なかなか痛烈な一撃なの…」

響「だ、ダンスレッスン頑張ろう…」

貴音「わ、私とて、気を付けては…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:47:43.19 ID:O6DK3AMAO<> 美希「いや、貴音は絶対気にしてないの」

響「気にしてる分量じゃないしな」

貴音「…美希も響も、いけずです…」

やよい「あぅ…私、何か酷い事を言ってしまったみたいですー…」

美希「やよいは気にしないでいいの。これは毎週お昼ご飯をファミレスで過ごし、あろう事か早めの晩御飯まで食べ、余裕があったら毎食後にデザート食べちゃうミキ達の、ユユしき問題なの」

響「デザートはミキだろ…下手したら、デザートだけとか…」

貴音「あの」

美希「貴音は言う資格ないの」

響「貴音はガ○トさんにしたら上客だぞ。毎回一万円近く食うからな」

貴音「うぐ…」

やよい「い、いちまんえん!?」

貴音「不思議とそれくらいの金額になっているのです…あ、店員殿、和服はんばぁぐ、ライス大盛で」

やよい「また頼んでますよー!?」

美希「やよい、貴音は今日はこれでも遅い方なの」

やよい「えぇ〜…」

響「下手したら頼んだ物が来る前に追加する、別名『追い注文』をするからな」

やよい「はわー…す、凄いですー…」

貴音「」ドヤァ

響「いや、誉めてはいないぞ」

貴音「」シュン…

美希「(ちょっと可愛いの…)」

ナレ『可愛いですぅ』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:48:23.02 ID:O6DK3AMAO<> やよい「い、いちまんえん…うちの家族全員分くらいですよ…」

美希「高槻家って、何人家族だっけ?」

やよい「お父さんとお母さん、私とかすみと長介と浩太郎、浩司、浩三の8人家族ですー!」

美希「つまり、高槻家の摂取量=貴音の摂取量=高槻家の総重量=貴音の体重という事にn」

貴音「なりません!私はそこまで重くはありません!」

響「美希が貴音を弄るとは…珍しいぞ」

ナレ『普段は3人でゲストさんとかを弄りますからね…これが、やよいちゃんマジック…』

やよい「でもでも、貴音さんがたっくさん食べるのは前から知ってましたし…」

響「やよい、そのフォローは間違いだ」

やよい「あぅー…」

貴音「あのお方の視線が、とても痛い…」

美希「実は、さっきデザート多いって言われた時には、ミキがその視線を感じたの…」

貴音「美希…お互いを斬りつけ合うのはやめましょう」

美希「不毛だったの」

響「不毛なのは最近のプロデューサーの頭h…何でもありません」

やよい「わ、ワカメとか昆布が良いらしいですよ?」

<ぬわぁぁあ!

美希「断末魔の悲鳴が聞こえたの…」

貴音「強烈な一撃でした…今のはとどめとなりましたね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:49:21.40 ID:O6DK3AMAO<> 響「てか、自分が悪かったぞ…そこまで気にしてるなんて」

貴音「…私から見たら、其処まで…その、減っているようには見えないのですが」

美希「最近たまに気にしてるけど、プロデューサーってもうすぐ30でしょ?多分、年齢的に一般男性が抜ける当たり前位の量しか抜けてないの。プロデューサー、そういう所はやたら気にするからそう思えるだけだと思うの」

響「うーん…正直、プロデューサーって毛が多すぎる方だよな」

やよい「あの…たまに仮眠室から寝起きで出て来るのを見ましたが…ちょっとライオンさんみたいでした」

響「荒ぶってたか」

美希「多分あの人並みに荒ぶってたの」

やよい「ああ、えーっと…真美にこの前DVDを借りたんですけど、あの人ですね」

貴音「おい、麺くわねぇか?」←パイ生地をわざわざ作ってきたのに無駄になった位のトーンで

美希「」ブフッ

響「」ブフッ

やよい「」ブフッ

<律子が「私が食べます!」って…

貴音「」ブフッ

ナレ『び、微妙に…微妙に似てた…くふふ…お腹痛い…』

ナレ『あ、後撮りのナレーションですが…毎回ここを見直すと笑ってしまって、ちゃんとナレーション出来ませんでした…ごめんなさい…』 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:50:00.15 ID:O6DK3AMAO<> 〜フェアリーの皆とやよいちゃんが立ち直るまで、暫くお待ち下さい〜



〜♪(あのクラシック)

nice boat「」←渓谷を悠々進むあのボート

社長、黒井「ティン☆カ○ベルっ!」←またあのコスプレしてる、良い歳した真っ黒いオッサン2人

ナレ『またやってる!?しかも増えた!?く、黒井さんはこの業界から引退なさったのに、何を無理矢理引っ張り込んで…は?うちの社長が声かけた?本人も丸くなってて乗り気だったぁ!?…うぅ…やりたい放題ですぅ〜…』



〜フェアリーとやよいちゃんが漸く落ち着きました〜

美希「こ、呼吸困難で死ぬかと思ったの…」

響「被害が自分達だけじゃなく、アレ知ってるお客さんと店員さんまで再起不能になる所だったし…」

やよい「ひ、ひがいじんだい、です…お腹痛い…」

貴音「ふふ…く、くふふ」←まだ笑ってる

美希「やめて貴音!また再発するから!」

貴音「は、はい…んん!…ふぅ…失礼致しました、心を乱してあのような無様な姿をお見せしてしまいました」ペコリ

貴音「しかし…それでも私は!一生フェアリー致しまs」スパーン!

美希「やめなさいなのっ!」

貴音「いたい…」

やよい「貴音さん…イメージが…」 <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:50:33.44 ID:O6DK3AMAO<> 響「大丈夫、貴音はこの番組が始まる以前から、ラジオで大分はっちゃけてた」

美希「テレビになって映像がある分、威力は倍以上になってるけどね」

やよい「そ、そうだったんですか…」

響「で…『家族』ってお題は、さっきまでの会話でいいのか?」

美希「いいと思うな。この番組はそんなにきっちりとした番組じゃないしー」

貴音「型破りな番組も必要です」

響「型破りなアイドル、が正解な気もするぞ」

美希「一番型破りなのは貴音なの」

貴音「何と」

響「この番組とドラマやライブじゃ違い過ぎるよなー」

やよい「はい…」

貴音「女にはみすてりあすな部分がある物ですよ?」

美希「…ミステリアスというより、フリーダムなの」

響「コミカルでもある気がする」

貴音「…面妖な」

ナレ『第3回目にして、お題に沿ったトークがそれほどされていない気がする『ファミレスフェアリー!』ですが…後半は大丈夫なんでしょうか…心配ですぅ…』

ナレ『あの、何で皆さん目を逸らすんですか…?あの…い、嫌な予感しかしませぇぇん!』

ナレ『と、兎に角…後半はCMの後、ですぅ』

響「はいさーい!ファミレスフェアリー!だぞー!」←ジングル <> >>1<>sage saga<>2013/03/30(土) 09:57:45.07 ID:O6DK3AMAO<> 以上、第3回はやよいっちです

次回はまだ未定であります <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/30(土) 10:48:14.02 ID:VEsOk7Noo<> 乙
ところで、

>>貴音の尻に押しつぶされ伊織に罵倒されながらの窒息死です

それはご褒美だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/30(土) 13:26:54.72 ID:Bg0Vu3W9o<> 乙乙ゃょぃヵゎぃぃ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/30(土) 16:43:04.33 ID:3auiPA6DO<> 貴音は家督を譲った妹がいたような気がする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/30(土) 18:06:14.65 ID:noOwYsHf0<> 乙でした
みんな年齢は原作より2歳ぐらい上なんかな?
誰が成人してるのか気になる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/03/30(土) 19:25:41.90 ID:yzn1eedm0<> 乙
やよい可愛い
お嫁さんにしたいアイドル1位ってやよいになったのか <> >>1<>sage<>2013/03/30(土) 20:56:30.12 ID:O6DK3AMAO<> >>657
マジすか…どこかで一人っ子だって聞いたような聞かなかったような…

>>658
アイマス2の年の4月から3年の設定です
皆、学年が3つ上がっており…

春香、千早、響…高校卒業済み&成人式

雪歩、真、貴音、律子…成人

美希、伊織、やよい、亜美、真美→高校生

あずさ→24歳

小鳥→さ(ピヨー!)

>>659
毎月行われるランキングで、ネットでの投票制で集計され…今月初めてやよいがあずさと春香を抑えて1位に
2位は春香(2票差)、3位はあずさ(6票差)、4位は響(298票差)、5位は美希(1033票差)…となります

なお、何故か5位に秋月涼が入りましたが、除外となります <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/30(土) 23:07:54.70 ID:noOwYsHf0<> >>660
みんな大分大人になったな
わざわざありがとうございました <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/31(日) 09:54:12.24 ID:SNf1LdCmo<> ぅゎゃょぃヵゎぃぃ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/03/31(日) 12:54:05.92 ID:sQPIyotU0<> 乙でした。

>>660
アイマス2だと貴音は妹がいた筈 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/01(月) 07:29:45.46 ID:XubX+dQAO<> >>663

お、おぉぉ…

貴音に謎の高熱が出た事で身内は感染症を恐れて妹と両親から隔離、貴音は熱で記憶の一部を失っているために両親の一部記憶と妹の記憶がない、妹は現在は四条家を継ぐ為の勉強中で実家にはいない…と、このSS内で補完して下さいまし…
何たる…何たるミス…不覚… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/01(月) 17:46:21.75 ID:T2zrFCyEo<> なんでいきなりそんな重い設定にするんだよwww <> >>1<>sage<>2013/04/02(火) 00:23:51.60 ID:q3zAxIVAO<> >>665
お、思い付かなかったんです…思い付いたのは…重い設定…思い付いた重い…思い重い…おもおも…く、ふ、ふふ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/02(火) 10:51:19.61 ID:7Z1Ff2YDO<> >>1千早さんなにしてんすか <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:05:35.79 ID:q3zAxIVAO<> 後半、投下致します <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:06:10.99 ID:q3zAxIVAO<> ◆貴音「ふぁみれすふぇありぃ!…に御座います…」←ジングル

ナレ『765プロの高槻やよいちゃんをゲストに迎えた本日のお題は、『家族』と『食』について!…なんですけど』

ナレ『…『家族』については掘り下げたような、全く掠りもしてないような…』

ナレ『と、兎に角、やよいちゃんとフェアリーの3人のトークの続きですぅ』

やよい「私の妹や弟達も、もう大分大きくなりました!」

響「やよいがもう高校生だもんな…」

貴音「私はお酒を窘める年になりました…」

美希「この前、貴音が凄い笑顔の小鳥とあずさと律子に拉致されてたのを見て、ミキは二十歳になったら絶対あの人達には近付かない事を心に決めたの」

響「…特にあずさと小鳥な」

やよい「お酒って、美味しいんでしょうか?」

貴音「…楽しくはなります。味も良いものや、香り、色合いなども楽しめます…ですが」

みきひびやよ「ですが?」

貴音「…飲む相手によっては…翌日になって…中学生時代の原因不明の高熱、じいやのでこぴん以外で初めてあれだけの苦痛に苛まれました…」

ナレ『小鳥さんは、次の日高木社長から直々にお説教されてましたぁ』

みきひびやよ「うわあ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:06:39.09 ID:q3zAxIVAO<> やよい「私…お酒が怖いです…」

響「自分もだぞ…」

美希「ミキもなの…」

貴音「私も…あれ以来殆ど…」

ナレ『完全にトラウマになってますぅ…』



〜竜宮小町の楽屋〜

伊織「あずさ…アンタ、私達の知らない所でフェアリー潰しを敢行してたなんて…」

あずさ「ち、違うわよ〜!そんなこと、してないわ〜!」

亜美「あのお姫ちんがあれだけ怯えるって、相当だよ?」

あずさ「…(や、やっぱり貴音ちゃんにはブランデーは早かったかしらぁ…)」←初めて酒を飲む貴音にワイン→ブランデーという鬼の如き所業をした

律子「…(可哀想に…まぁ、私も日本酒を貴音と2人で空けて、意識飛んだけど)」←一番最初に撃沈した



〜ことりけ〜

小鳥「…カクテルを飲ませ過ぎたかしら…それとも、焼酎?」←トドメを刺した張本人



〜ガ○ト〜

美希「春香と千早さんも逃げてたし…」

響「真は犠牲になったらしいぞ…」

貴音「雪歩も春香も千早も、そして響も美希もやよいも…是非逃げ切って下さい…」

ナレ『が、頑張りますぅ…お、お酒は楽しく飲まないと、ですぅ』←実は真の介抱をしたので、惨状を知っている

響「ど、努力はするぞ…うん…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:07:08.83 ID:q3zAxIVAO<> 美希「大丈夫なの…近付かないから」

やよい「わ、私も…家事が出来なくなったら困りますから…」



〜竜宮小町の楽屋〜

あずさ「あら?メール…」

律子「私もだわ…」

P『後で話がある』

あずりつ「」サーッ←血の気の引く音

※なお、小鳥さんには「机の中の薄い本は焼却しますね」とのメールが届いたそうな

〜ガス○〜

美希「そーいえば、トークテーマって何だっけ?」

響「『家族』と『食』だな」

美希「『食』は、貴音が自分の『四条美食倶楽部』で語ればいいの」

貴音「語りますよ?毎回、あらゆる料理について、げすとと共に」

やよい「うっうー!私も前に出演しました!」

貴音「ええ…やよいが料理人相手にもやしすぺしゃるで無双をした回でしたね」

美希「なにそれ見たいの」

響「あの放送日は、自分は響チャレンジのロケで、美希はイタリアでモデルとしてショーに出てたからな」

ナレ『凄かったですよー。プロの料理人の方がガックリと膝をついてましたから…』

ナレ『因みに、私もお茶の回で、春香ちゃんはお菓子の回、あずささんは家庭料理の回で出演しました♪』←それぞれに専門家達を撃沈している765プロのアイドル達 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:07:40.77 ID:q3zAxIVAO<> 美希「『家族』と『食』…家庭料理?」

響「となると、やよいはもやし祭りかな」

やよい「そうですねー!やっぱり高槻家名物はもやし炒めに特製ソースのもやし祭りですー!」

美希「あれ美味しいよねー♪最初にデコちゃんが「あれは一生に一度は食べなきゃ損する」とか言い出した時は、何があったのかと思ったの」

響「正直、ただのもやし炒めでしょ?とか侮ってた」

貴音「食べ物に関しては私も思う所がありましたし、もやしと言えばやはりらぁめんに彩りを添える物…程度の甘い認識でした」

やよい「たかがもやし、されどもやしです!」

美希「なの。たかがもやしと思って食べたら…参りました、なの」

響「むちゃくちゃ美味しかったんだよなー。あれは本当に驚いた」

貴音「食べた瞬間に、自分の認識の甘さと知識が井の中の蛙だったと、思い知らされました」

やよい「えへへ…な、何か照れちゃいます…」

美希「あのソースはもう別物として、もやしは何か特別なものなの?」

やよい「いえ?特売の安売り品なんで、値段的な意味では特別ですけど…」

響「凄いな…それからアレが出来るんだもんなぁ…」

貴音「もはや魔法としか言いようがありません」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:08:13.50 ID:q3zAxIVAO<> やよい「えっと…皆さんは何か家庭の味!とか思い出の味!みたいのってありますか?」

貴音「らぁm」

響「ラーメンは違うだろ!東京出て来てから初めて食べたって言ってたじゃないか」

貴音「そうるふーどです」

美希「何を言ってるのか、良く分からないの…ミキはねー、お姉ちゃんと一緒に作ったおにぎりかな?」

響「おにぎり?美希の大好物じゃないか」

美希「うん。あのね、ミキが小さい頃にパパもママもお家を留守にする事があったのね」

貴音「ふむ」

美希「で、ミキのパパとママはミキにすっっごく優しかったから、2人がいない事が寂しくて寂しくて、ミキはそれに耐えられなくて泣き出しちゃったの」

響「うん」

美希「そしたらね、お姉ちゃんがミキの頭を優しく撫でながら、「お姉ちゃんと一緒におにぎり作ろう?」って」

やよい「優しいお姉ちゃんですねー…」

美希「で、お姉ちゃんと一緒におにぎり作って、お姉ちゃんが作ったお味噌汁と一緒に食べて、一緒にお風呂に入ってくれて、一緒のベッドで寝てくれて…」

美希「いつの間にか寂しくなんかなくなってたの。あのね、ミキがおにぎり好きになったのが、実はその時なの」

響「そうなのか?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:08:50.19 ID:q3zAxIVAO<> 美希「うん。おにぎりは具が沢山選べるからって言うのもあるけど、お姉ちゃんと一緒に作って、一緒に食べたって思い出があるから、大好きなの♪」

響「意外にも良い話だったぞ」

美希「一言多いの」

響「あはは、ごめんごめん」

やよい「素敵なお話でした…美希さんはお姉さんが大好きだから、おにぎりも大好きなんですねー」

美希「そうかも」

貴音「真、良い話でした…少し、羨ましく思える程に」

美希「貴音…今は、貴音が寂しさを感じない位の仲間がいるの!」

貴音「ええ…そうでしたね」



〜はるちは楽屋〜

春香「ええ話や…」

千早「ほんま、ええ話やないの…なぁ、春香はん?」

春香「ほんまやなぁ…こらぁええ話やで…」

P「何でこの子らは嘘臭い関西弁喋りながら、さめざめと泣いてるんだろう」



〜ガス○〜

響「…やっぱり自分はゴーヤチャンプルーとかになるんだけど…」

やよい「だけど?」

貴音「ふむ?」

響「小さい頃にな、近所にお婆ちゃんが1人で暮らしてたんさ」

美希「ふんふん」

響「でな、そこの庭にお婆ちゃんの趣味の小さな農園があったんさ…でも、真っ赤なトマトが実を付けてて」

やよい「わあ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:09:19.91 ID:q3zAxIVAO<> 響「そのトマトをさ、お婆ちゃんの所にお使いに行ったりすると、氷水につけたまんま、出してくれたんだー…そのトマト以上に美味しいトマトは、自分の中ではまだ食べた事ないや」

貴音「大切な故郷の思い出なのですね」

響「うん…小さい頃で、兄貴もまだ小学生位だったと思う」

やよい「そのお婆ちゃんは…」

響「自分が小学生の頃に亡くなった。小さかったけど、お婆ちゃんに会えなくなるって分かってたからかな?すっごく悲しかったさ」

美希「そか…残念だなー。ミキもそのトマト、食べてみたかったなー」

響「ふっふーん、すっごく美味しかったぞ」

美希「そか♪」

響「うん…あ、ごめんな。故郷の事を思い出してたら、急に思い出したんだ。暗い雰囲気になっちゃったな」

貴音「いえ…とても良い思い出でしたよ」

響「えへへ…貴音はどうだ?故郷の味とか…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:10:02.83 ID:q3zAxIVAO<> 貴音「そうですね…あれはまだ私が故郷である京都にいた頃です…」

美希「回想?」

やよい「ほわほわほわーんってなって、小さい頃の貴音さんが…」

響「あるある」

ナレ『四条さんの思い出…どういうものなんだろうなぁ』

四条「そう、あれはたしか…」

四条「…」

みきひびやよ「?」

四条「」ピンポーン

みきひびやよ「」

ナレ『』

四条「…ふぅ」

美希「何なのなの…」

やよい「う〜…?」

響「思い出すだけでお腹減るのか…」

貴音「双海飯を」

響「あ、あのコーナーの時間か」

美希「すっかり忘れてたの」

やよい「えーっと、亜美と真美のコーナーですね?」

ナレ『そ、そういう事なので、亜美ちゃんと真美ちゃんの『ファミレスフェアリーインタビュー!』のコーナーです!』



〜VTR〜

亜美「こんちゃーっす!双海姉妹の妹の方、双海亜美でーす!」

真美「こんちゃーっす!双海姉妹の姉の方、双海真美でーす、か?」

テロップ[質問!?]

亜美「答えは此方の番組用メアドにメールしてねー」

真美「正解者の中から抽選で、番組プロデューサーのおっちゃんから何かプレゼントを」

テロップ[注:しません!] <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:10:30.47 ID:q3zAxIVAO<> 亜美「んでさ→、亜美、ちょろーっと小耳に挟んだんだけど」

真美「ふむ、申してみるがよい、亜美大臣」

テロップ[王族?]

亜美「兄(C)さ、まーた新しい子をスカウトしたんだって」

真美「あのアイドル育成中毒者め…」

テロップ[貴方達のプロデューサーですよ]

亜美「しかも、亜美達より年下」

真美「ロリコンまで発症していたか…」

亜美「隔離しなきゃね、もう」

テロップ[貴方達のプロデューサーですよ(2回目)]

亜美「一応さ、知ってはいるけど…発表は生っすかでするんだって」

真美「インパクト狙いか…おのれ!姑息な!」

テロップ[敵?]

真美「ま、そんなんはさておき」

亜美「亜美達は今日もシャバダバのように働くのだ!」

テロップ[注:馬車馬、らしいです]

テロップ[似てるのは雰囲気だけじゃん!]

亜美「という訳で、いつもの秘密基地に行くぞ、真美隊員!」

真美「ラジャったぜ!亜美隊員!」

亜美真美「とやっ!」ピョイン

亜美真美「…」

亜美「で、ここで編集が入って」

真美「何時もの更衣室に行ったら、ジャンプして…」

亜美「着地する瞬間と繋いでもらう、と」

テロップ[しません 編集スタッフ] <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:11:06.41 ID:q3zAxIVAO<> 〜亜美真美秘密基地(更衣室)〜

亜美真美「」ピョイン

亜美真美「っと」スタッ

亜美真美「」ドヤァ

テロップ[うざっ!]

真美「さて、いつもの秘密基地に到着〜」

亜美「何時もの確認、行くよ→!」

真美「パトランプ!良し!」

亜美「折り畳み机!良し!」

亜美真美「パイプ椅子…あれ?」

テロップ[!?]

亜美「パイプ椅子じゃない!」ヒャホーイ

真美「事務椅子だ!しかもコロコロ付きだ!」ヒャホーイ

テロップ[タイヤ付きの椅子になりました]

亜美「これは…第1回の視聴率より第2回のが良かったからだ!」

真美「そこに気付くとは…お主、天才か」

ナレ『えーっと…確かに第1回より第2回の方が視聴率高いんですが、関係ないそうですぅ』

亜美「この調子で行くと、いつか豪華な食事が付くね!」

真美「机も社長が使うようなデッカい机になるかな?」

亜美「なるなる!」

真美「パトランプもでっかくなって」

亜美「なるなる!」

真美「ロケバスなんかも出て!」

亜美「うんうん!」

真美「専用の監視ルームが作られるYO!」

亜美「ヒャッハー!」

真美「…スタッフの兄(C)達が目を逸らしよる件について」

亜美「…うぬぅ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:11:34.04 ID:q3zAxIVAO<> 亜美「…世知辛い世の中だね…」

真美「真美達…家から近いからって、ここに直接来てるしね…チャリンコで」

テロップ[現場にチャリで直行直帰する人気の双子アイドル]

亜美「つーか、昨日普通にここにご飯食べに来たし」

真美「そーそー。パパもママも忙しいからって、ここにね」

テロップの質問「昨日は何を食べましたか?」

亜美「和風ハンバーグのスープセット」

真美「同じく」

テロップ[双海飯じゃないのかよ!]

亜美「そんな訳で、またパトランプを眺める仕事…の前に!」

真美「」サッ

真美「うん、大丈夫」

亜美「配線、良し!」

真美「先週の二の舞だけは避けねばならぬ」

テロップ[本当にすみませんでした… スタッフ一同]

亜美「さて、後は座して待つのみ!」

真美「うむ!」



〜10分後〜

真美「いえーい」ガーッ!ガーッ!

テロップ[走]

亜美「いえーい」ガーッ!ガーッ!

テロップ[走×2]

テロップ[静かに待ってて下さい!]



〜15分後〜

亜美「トイレ行ってくる→」

真美「亜美→、アイドルはトイレ行かないYO→」

テロップ[アイドルはトイレ行かない(名言)]

亜美「そっか→」

真美「そだよ→」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:12:05.82 ID:q3zAxIVAO<> 亜美「そしたらね→、お花畑にお花摘みに行ってきま→す…片っ端からな!」クワッ

テロップ[片っ端からはダメ!]

真美「あ、そしたら真美も行く→」

テロップ[え?]

亜美「2人でやれば、お花畑の花を全部引っこ抜くのもすぐだね!」

真美「おうさ!ただの草原にしてやらぁ!」

テロップ[何の為にだよ!]

亜美「う…い、急ごう…」パタパタパタ…

真美「ま、待って…」パタパタパタ…

テロップ[…あれ?]

テロップ[いや、2人で行っちゃったら…]

パトランプ<ダイスキハーニー♪(ピカピカ)

テロップ[!!!]

テロップ[鳴ってますよー!]

パトランプ「…」

テロップ[停止]



〜数分後〜

真美「いやはや、危ない所でしたな」

亜美「全くですな」

スタッフ「あ、さっきパトランプ回っちゃってたよ…」

亜美真美「」

スタッフ「い、行こうか、インタビュー」

亜美「い、急ごう!」

真美「お姫ちんなら3分かからずに食い尽くしちまうYO!」

テロップ[四条さんでは無いから大丈夫です]



〜店内〜

亜美「あ、サイン入りお皿をあげた姉(C)!」

真美「双海飯を頼んだお客さん、どこ!?」

店員「あそこ、ほら、14番の席の人」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:13:06.17 ID:q3zAxIVAO<> 客A「美味しい♪」

客B「うん」

亜美「…何か見た事あるね→」

真美「…めっちゃ見た事あるね→」

店員「お知り合い?」

亜美「亜美と真美のクラスメート」

真美「うん」

店員「」

真美「あいつら、付き合ってたんだ→」

亜美「んっふっふ→♪こいつぁいいネタだぜ」

真美「幼なじみから恋人か…何とありがちな」

テロップ[王道]

亜美「さてさて、明日の学校、楽しみだねぇ」ニヤリ

真美「そうだねぇ」ニヤリ

店員「悪い笑顔ね…2人共…」

テロップ[邪悪な笑みを浮かべるアイドル]

亜美「じゃ、そぉゆ→訳で…」

真美「突撃だ→!」


〜14番席〜

女「昨日のドラマ、予約出来てなくて…」

男「ああ、三浦あずさ主演のやつ?」

女「そーそー!それ!もー、楽しみにしてたのにさー!」

「あずさ姉ちゃんのファンなの?」

女「そうだよー…って、あれ?」

真美「よ→兄ちゃん、可愛い子連れてんじゃんよ→」

テロップ[絡!?]

男「な、ふ、双海の…姉!?」

亜美「妹もおるでよ」

女「亜美!?な、何して…」

真美「チミ達こそ、な→にをしてるのかにゃ→ん?」ニャーン

亜美「あれかにゃ→?で・い・と?」ニャーン

テロップ[猫化×2] <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:13:35.28 ID:q3zAxIVAO<> 男女「」マッカ

亜美「おーおー、ウブだね→」ニヤニヤ

真美「だが、双海姉妹は容赦はせん!」

男「な、何するつもりだよ!?」

亜美「明日の学校の話題は」

真美「チミ達が独占だぜ!」

亜美真美「やったね!」Σd←Wサムズアップ

テロップ[双子の悪魔]

男「ちょ!?ま、待て!落ち着け!」

女「は、話せば分かるわ!だから亜美も真美も落ち着いて!」

テロップ[大慌て]

亜美「ならば!」

真美「今食べている、その双海飯の」

亜美「感想を聞かせて頂こうか!」

女「これ、やっぱりアンタ達が開発とかに関わってたの?」

真美「うんにゃ、うちのパパ」

女「パパ…あ、双海先生!」

亜美「そそ、双海医院長こと、うちのパパ」

男「で、その感想を聞いて回ってる訳か」

真美「そういうコーナーでね」

男「コーナー…あ」

カメラマン「」ヒョコ←隠れてた

他スタッフ「」ヒョコ←隠れてた

男女「」

亜美「良かったね!君達の仲はブーブーエスから各地域に放送されるよ!」ニコッ

真美「やったね!」ニコッ

テロップ[悪魔の笑み]

女「ちょ…いや、ま、待って!だってまだ御両親に御挨拶もしてないよ!」

テロップ[それは早くない?] <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:14:01.32 ID:q3zAxIVAO<> 男「いや、あの…だって、え?」

テロップ[混乱中]

亜美「ファミレスフェアリー!って番組、教えなかったっけ?」ハテ?

真美「そこに亜美と真美が久しぶりに2人揃ってコーナー持ってるよーって」

男「あ、あまりにお前らがフランク過ぎるし学校でも普通だから忘れてた…」

女「そうよね…アンタ達、765プロのアイドルだもんね…しかも亜美は竜宮小町だし、真美は人気モデルだし」

真美「そだよ→」

亜美「忘れてたとか…せっかく友人の為にあずさ姉ちゃんからサイン貰ってきてあげよ→かと思ったのn」

女「超お願いします」ペコー

テロップ[被せ気味に全力で頭を下げる女子高生]

亜美「うむ、宜しい」

テロップ[偉そうですね…]

真美「そっかー、あずさ姉ちゃんのファンだったのか→…女子高生だからミキミキ辺りだと思ってたけど」

テロップ[貴方も女子高生な上に、カリスマモデルの1人ですよ?]

女「真美…アンタね、気付いてないかもだけど…他のクラスの子はアンタを目指してる子もいるんだよ?」

真美「ん?物真似王になりたいの?」

テロップ[ちげーよ]

男「女だから、女王じゃね?」

テロップ[そこじゃねーよ]

真美「そ→だった」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:14:31.39 ID:q3zAxIVAO<> 女「多分そこじゃないよ、ツッコミ入れるところ」

男「マジか」

女「マジ」

真美「真美か」←自分を指差しながら

女「真美」

亜美「亜美か」←自分を指差しながら

女「亜美」

女「そして、私だ」

4人「HAHAHAHAHA!!!」

テロップ[何だこれ?]

店員「(良く分からない…若い子達に付いていけない…)」←27歳のお姉さん

亜美「そ→だ、仕事しなきゃ」

男「あ、そういや双海姉妹は仕事してんだったな」

真美「これでお金を貰ってます」

女「因みにおいくらほど…」

亜美「…」ポチポチ←スマホの電卓機能

亜美「こんくらい」

テロップ[こらぁぁ!]

男「…大変なんだな」

真美「汚い大人達が、何たら税だと天引き…亜美も真美も、ここにはチャリ通勤さ…」

女「世知辛いわね…」

亜美「ま、いちいち局行ってロケバスで来るのが面倒だからだけど!」

女「だと思った!」

4人「HAHAHAHAHA!!!」

テロップ[仕事をしろ]

真美「で、どう?双海飯は」

男「いきなり仕事し始めよった…」

女「えっとね…ヘルシーだけど意外にボリュームもあって」

真美「それでいて、まったりとした舌触りで」

男「だが、後味がサッパリ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:14:58.36 ID:q3zAxIVAO<> 亜美「クリーミィで」

男「そんな双海飯を食べられる私達は、特別な存在だと思いました」

女「ヴェル○ースオリジナルになっちゃったじゃないの!」

男「す、すまん…」

亜美「ちかたないね」

真美「ちかたない」

テロップ[ちかたなくねーよ!]


〜お会計〜

女「えっと、本当に美味しかったです♪」

男「結構ボリュームもあったし、美味かったッス」

亜美「という余所行きコメントを残す…」

真美「馬鹿ップルであった…」

女「誰が馬鹿ップルかー!」

亜美「真美隊員!退散だー!」ダッシュ

真美「おー!」ダッシュ

女「まちなさーい!」ダッシュ

男「…置いていかれた…」ポツーン

テロップ[男の扱いなんてそんなもんだよ…]

ナレ『インタビューに協力してくれた亜美ちゃんと真美ちゃんのクラスメートのお二人、ありがとうございましたぁ♪』



〜○スト〜

響「アイツ等は無事にあのコーナーを終わらせられないのか?」

貴音「あの2人らしい、と言えばらしいのですが…」

やよい「あ、あの後どうしたんでしょうか?」

美希「…あ、ちゃんと帰ってきたの?なら良いの」

響「帰って来なかったら、それこそ大問題だけどな」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:15:28.22 ID:q3zAxIVAO<> 美希「で、貴音の思い出の味って?」

貴音「ふむ…皆に聞きたい事が御座います」

美希「なぁに?」

やよい「何でも答えますよー!」

響「そういう事言うと、下着の色とか聞いてくる変態共が出て来るぞ。あっちにいる男連中とかな」

テロップ[しませんよ! スタッフ一同]

やよい「白ですよ?」

妖精「」

ナレ『』

  ざわ…  
      ざわ…

響「お前らー!ざわざわすんなー!」

やよい「あれ?」

美希「やよい、そういうのは答えたらダメなの…」

やよい「えぇー!?」

貴音「…なかなかに爆弾発言をしますね、やよいは」

やよい「あぅぅ…」

ナレ『あ、あの、えっと…と、取り敢えず、皆落ち着いて…』

美希「いい?やよい…もうそういう質問されても、答えたらダメなの」

やよい「はい…」

響「聞かれたら、「水瀬財閥と四条家が総力を上げて貴方のお家に行きます」って言うんだぞ」

やよい「へ?伊織ちゃんと貴音さんのお家が来るんですか?」

貴音「意味は考えず、そう言いなさい」

ナレ『東と西の支配者に近い存在が動く…日本のどこにも逃げ場が無くなりますね』

ナレ『因みに…(株)萩原組も動きますぅ♪』 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:16:09.75 ID:q3zAxIVAO<> 貴音「さておき…皆は『『たぬきうどん』というと、何を想像致しますか?」

響「え?えーっと」

やよい「緑の…」

美希「うん。ミキもそれなの」

響「自分もだぞ」

貴音「お蕎麦屋さん等で注文した事は?」

やよい「無いかも…」

美希「無い…かな?」

響「あ、自分あるぞ!天かすが入ってた!」

ナレ『そうですね。天かすが入っているのはたぬきですぅ』

貴音「ふむ…すたっふの皆様もそうですか?…頷いておりますね」

美希「それがどしたの?」

貴音「私の故郷の京都では、『たぬき』を頼むと、刻んだ油揚げに葛餡がかけられたものが出されるのです」

美希「へ?」

響「な、何で葛餡?」

やよい「それも美味しそうですけど…何か不思議な感じです!」

貴音「ふふ…良い反応です。特に、あちらのすたっふの皆様が実に良い反応ですね」

ナレ『え?な、何で葛餡なんですか?』

貴音「地方による違い…というものでしょうね。京都は盆地という地形の為、冬はとても寒い場所です」

貴音「なので、身体を温め、かつ冷めにくい葛餡をかけたもの…という形になったのかもしれませんね」

みきひびやよ「おぉ〜…なるほど〜…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:17:13.85 ID:q3zAxIVAO<> 貴音「他にも、大阪でも違うものが出て参りますよ」

ナレ『大阪では、油揚げをのせたものを「たぬき」と言うそうですぅ…へ〜…知りませんでしたぁ』

貴音「食の文化もまた、それぞれの地方の気候や風土、特産品などによって変化し、より良い形に進化を遂げていくものなのです」

貴音「それは、先人達の確かな知恵、それを受け継いだ人達による新たな知恵により、日々進化をしていきます…」

貴音「…『四条美食倶楽部』、本日は御時間となりましt」

響「番組が違〜う!」

美希「なにいつの間にか自分の番組にしてるの!この番組は『ファミレスフェアリー!』なの!別に食について語る番組じゃないの!」

響「何をさらっと〆のトークを始めてるんだ!途中から「おっかしいなぁ〜?」とは思ったけどさ!」

やよい「あ、あの!『お料理さしすせそ!』も、絶賛放送中です!」

美希「番宣する時間じゃないの!」

やよい「」ニパッ♪

響「やりきった、みたいな良い笑顔しない!」

貴音「」ドヤァ

美希「貴音も何でどや顔してるの!?」

響「勝手に番宣して〜!…『我那覇響のワールドアニマル』も宜しくだぞ!珍獣ハンターなあの芸人さんも出てるからな!」

美希「響まで〜!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:18:03.98 ID:q3zAxIVAO<> 美希「…しまった!ミキの番組はなかったの!真美と一緒に出てるファッションショー位なの…うぐぐ」

響「それ、十分に凄いけどな」

貴音「ええ」

美希「む〜…」

やよい「そうですよ!私にはモデルさんなんて出来ませんよ!?」

貴音「こまぁしゃる出演も765ぷろでは一番ですし」

美希「…」

美希「」ニヘ

響「(機嫌治ったな)」

貴音「(真、可愛らしいですね)」

やよい「うっうー!笑顔が1番です!」

ナレ『美希ちゃん可愛い♪』

美希「」コホン

美希「貴音は」

貴音「はい?」

美希「貴音は、たぬきうどんが家庭料理で良いの?」

貴音「いえ」

響「ですよねー」

やよい「豆知識を披露したかっただけなんですね…」

美希「ま、そんな事だと思ったの…」

貴音「家庭の味…やはり京野菜を使った料理でしょうか。母が料理好きで、色々と作っておりましたから」

響「京野菜かー」

美希「独特だよね、京野菜って」

やよい「こっちでもスーパーに並んでますけど…ちょっとお値段が高くて手が出しにくいかなーって…」

貴音「そうですね…今は生産する農家が減り、形や大きさ等も制限があるので、出荷量も少ないらしいのです…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:18:29.49 ID:q3zAxIVAO<> やよい「勿体無いですよね…多少形が崩れてても、味にそれほどの差がある訳じゃないでしょうし…」



〜はるちは楽屋〜

春香「そーだそーだ!どうせ調理するんだし、いいじゃん!」

千早「本当に主婦ドルね、貴女…」

春香「だってぇ…千早ちゃんには栄養のバランスを考えた、美味しいご飯を作ってあげたいんだもん…でも、最近はお野菜高いし、ちょっと考えちゃうんだよね…」

千早「そ、そう…」

春香「だからね!不揃い品とか傷物でも、お料理に使えば問題ないのに、売れにくいからとか理由を付けてたら、私達もせっかく作ってくれてる農家の人達も困るって、春香さんは日々嘆いているんです!」フンスフンス

千早「春香、鼻息。でも、確かにそうよね…春香が私の為を思ってくれてるなら、余計に」

春香「千早ちゃん…」

千早「春香…」

P「あのー、そろそろ生っすかの収録が…あ、いや、まだ大丈夫だから睨まないで…もう少し経ったら呼びに来るよ…」

P「(何であの子らは隙あらばいちゃつくようになっちまったんだ…つーか、春香と千早の稼ぎなら野菜位普通に買えるだろうに)」

P「まさか…アイツ等、ギャンブルに手を出して借金が…」←後で制裁されるフラグ <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:19:19.36 ID:q3zAxIVAO<> 〜ガス○〜

美希「でも、そーゆーのはやっぱり売られないんだよね?」

響「そうだな。そういう野菜を仕入れてコストを落としたりしてる飲食店はあるけどな」

美希「それ以外は…」

貴音「農家の方々が食べたり…後は、処分されてしまうようです」

やよい「うー…勿体無いです…」

響「勿体無いぞ…」

美希「うん…勿体無いの…」

貴音「ですね…何とかならないものでしょうか…」

4人「う〜ん…」

やよい「スーパーにあれば買うんですけどね」

響「自分もだぞ。家族のご飯代を考えたら、少しでも節約出来た方がいいし…」

美希「なら、やよいと響が直接農家の人と話してみるとか?」

ひびやよ「それだ!」

美希「これなの!?」

貴音「それは…上手く行くんでしょうか…」

ナレ『え?えーっと…この番組を見ていらっしゃる農家の皆様、やよいちゃんや響ちゃんに野菜を安く卸しても良いという方がいましたら、ご連絡下さい』

ナレ『って、いいんでしょうか…農協さんを通さないと…あ、その辺は後回しですか…』



〜はるちは楽屋〜

春香「う、家にも…」

P「本番だっつーの!行くぞ、主婦ドル!」←既に千早に殴られ、フラグ回収済み <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:20:21.69 ID:q3zAxIVAO<> 〜○スト〜

響「おっ?そろそろ終わりの時間みたいだぞ」

美希「何かスタッフさんが農協に電話してるみたいなの」

貴音「本気…なのですね」

やよい「もし叶ったら、嬉しいなー♪」

響「そだな。期待して待ってよう」

やよい「はーい♪」

美希「それじゃ、『ファミレスフェアリー!』今週はここまでなの!」

貴音「げすとは、高槻やよいでした」

やよい「うっうー!ありがとうございましたー!」ガルーン

響「ほいじゃまた来週!せーのっ」

4人「まったねー♪」

ナレ『『ファミレスフェアリー!』第3回は、ゲストに高槻やよいちゃんを迎えてお送りいたしました♪この後は『水谷ラボ 〜PCのお勉強会〜』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『それでは、また来週ですぅ♪』

やよい「あ、さっきのお野菜の話なんですけど…」

やよい「もやしは、もう既に沢山の方から頂いてます!本当にありがとうございました!」ガルーン

響「ああ…やよいは可愛いなぁ」

美希「可愛いの」

貴音「真、可愛らしいですね」

やよい「えへへ♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/02(火) 15:27:49.79 ID:q3zAxIVAO<> 以上です。

ロボ耳千早「しじょーさんには妹さんがいる…ちぃ、覚えた♪」ハイ!

春香「」ブバッ

小鳥「」ブバッ

P「春香ー、小鳥さんと違って輸血パック無いんだから、早めに医者行けよー?」

春香「あーい…」

千早「」オロオロ


捏造エピソードは続きますが、これからも宜しくお願い致します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/02(火) 15:54:41.71 ID:2uQyio64o<> 乙乙第4回のゲストに期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/02(火) 16:10:05.30 ID:s9MnhRM5o<> 乙ー

来週のゲストは誰かにゃーん? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/02(火) 18:58:37.25 ID:wgFXKvyW0<> 乙でしたー

第4回も期待して待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/02(火) 19:10:19.43 ID:IwUHNYhU0<> 度々出てくるはるちはやら竜宮が面白すぎるww
乙でしたー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/03(水) 20:12:31.84 ID:Im7p4Foj0<> 乙でs
夫婦のイチャイチャが見られて嬉しい <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:05:49.36 ID:BQ6ZTQUAO<> 投下いたします

今回は、以前のちはやけシリーズを読んでないと訳が分からないシーンがあります…でも、前作の流れを引き継いだ上でやっている以上、このゲストが来たらやらなくちゃならんかったのです… <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:06:20.32 ID:BQ6ZTQUAO<> 〜ガ○ト〜

貴音「」ピンポーン

美希「タイトルコールの前にくるとは思わなかったの」

響「追い注文に続いて新たな技、『先手注文』だな」

貴音「攻撃は最大の防御也…守りに入ってはいけません。隙あらば攻めねば…」

美希「ガ○トさんは敵じゃないの」

響「店員さんも忙しいんだから、隙を窺うな」

貴音「面妖な…」

響「取り敢えず、注文前にタイトルコールしちゃうぞ」

美希「なの。せーの」

妖精「ファミレスフェアリー!」


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


ナレ『皆さんこんにちは!『ファミレスフェアリー!』ですよ!『ファミレスフェアリー!』…えへへ、春香ちゃんの真似してみました♪ナレーションの萩原雪歩です』

ナレ『第4回、本日も何時もと同じガス○さんに場所をお借りしてお届けしております♪』

美希「この番組をやっててね、ミキは分かった事があるの」

響「何が分かったんさ?」

美希「ミキ達って、沢山の人が応援してくれてるおかげで、テレビやラジオ、雑誌に映画…色んな所に出てるでしょ?」

貴音「ええ…皆様の応援があってこそ、私達がここにいられるのです」

響「ありがとうございます!だぞ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:06:55.31 ID:BQ6ZTQUAO<> 美希「ありがとうなの!」

美希「で」

美希「ファンの人達も沢山いて、ミキ達を応援してくれるでしょ?」

ひびたか「」ウンウン

美希「だから、こういう所でロケは大変なんじゃ…って思ってたけど、案外騒ぎにはならないもんだなーって思ったの」

貴音「ふむ…そうですね、収録中にさいんを求められたり、そういった「芸能人がいる事で、周りの一般人の皆様や、雑誌協力をしてくれたり、ロケで周囲にあるお店に迷惑がかかる」といった事態が、起きていないようです」

響「ファンの皆は確かにお店の中にはいるけど、皆がルールとマナーをキチンと守ってくれてるんだな!良い事だぞ!」

美希「ガス○さんの方でも、毎回収録日にはこの席と他の席を離してから仕切りをしてくれるとか、色々工夫してくれてるし…色んな人が助けてくれて、ファミレスフェアリー!は成り立ってますなの」ペコリ

響「どしたんさ、突然…」

美希「何となく…こう、ふと思ったから」

貴音「良いと思います。感謝の気持ちは伝わりにくいものですから、きちんと言葉に出して伝える事が大切です」

美希「そだね♪」

響「さーて、そしたら今日のゲストを呼んでみるかー!」

美希「はーい♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:07:25.50 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「では、本日のげすとを紹介…したいのですが…」

みきひび「?」

貴音「…現在、捜索中です」

ナレ『…ゲストが誰か知ってる私は予想がついてましたけど…収録始めちゃうんですね』

美希「何なのなの…」

響「もう誰か分かったな…酷いネタバレだぞ」

美希「というか、待たずに収録を始めるのもどうなの?」

響「それが『ファミレスフェアリー!』だぞ」

美希「どんな番組なの…これ…」

響「『ファミレスフェアリー!』だぞ」

美希「…もういいの」

貴音「さて…では、げすとを探索している間に…」チラッ

店員「?」←注文を聞きに来ていた

貴音「本日のげすとが見付かるまでの緊急げすと…」

貴音「何時も私達の無茶な注文を聞いて頂いております…」

美希「無茶って自覚はあったんだ」

貴音「…私達!の!」

響「巻き込まれ事故だぞ…」

貴音「まにゅあるにあるが故にやり遂げる、いわばぷろふぇっしょなる…がす○の店員殿です」

店員「え?」

ナレ『えぇ〜っ!?』

響「あまりに無茶振り過ぎるだろ」

美希「普通なら出禁レベルなの」

店員「いや…」

貴音「注文を…げすとを一つ」

店員「あ、あの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:07:55.03 ID:BQ6ZTQUAO<> 美希「ゲストを注文してゲストが来たら、オファーしてる人達は苦労しないの」

響「何でもあると思い過ぎだぞ。ガ○トに求める事が多過ぎる」

店員「と、当店はガ○トですので…げ、ゲストはありません…なんちゃって…」

ナレ『…へ?』

妖精「」ヒソヒソ←審議中

店員「なんなんですか〜!私はただのバイトなんですー!」

ナレ『あぁ!?ご、ごめんなさいぃ〜!』

美希「ごめんなさいなの」

響「流石に無茶振りだったぞ」

貴音「申し訳ありません、悪ふざけが過ぎました」

店員「うぅ…そ、それで…」

妖精「?」

店員「あの、ご注文は…?」

美希「ミキ、凄いプロ根性を見たの」

響「見上げたガッツだぞ」

貴音「…では、店員殿のぷろふぇっしょなる魂にお答えしなければなりませんね…」

ナレ『嫌な予感しかしません…』

貴音「…宜しいですね?美希、響」

美希「何だか分からないけど、いいよ」

響「貴音、常識の範囲内でな?」

貴音「」コクリ

貴音「店員殿…このはんばぁぐ類を全て一人前ずつ下s」

響「常識の範囲内でって言っただろ!」

美希「メニューにある1品じゃなくて、1グループを丸々注文とか、聞いた事無いの!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:09:25.66 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「残したり致しませんよ?食事を残すというのは極刑に値する、それが私のぽりしぃでありますので」

美希「何言ってるの?このめんよーな人は…」

響「残す残さないじゃなくて、量!」

貴音「涼?」

響「それは、今外で走り回りながらゲストを探し回ってる敏腕プロデューサーのいとこ!」

貴音「彼は最近漸く真実を話したようですね」

美希「可愛いと思ってたらオトコノコ、イケメンなのにオンナノコ…アイドル業界はどーかしちゃってるの…」

響「アイドル業界はまさに世紀末だな…」

貴音「たっぽいたっぽい、ですね?」

店員「ご、ご注文を」

美希「大変だから繰り返さなくていいの…お姉さん、本当にごめんなさいなの」

響「ご迷惑お掛け致します…」

貴音「では、ご迷惑分はでざぁとを」

響「ちょっと黙れ」

貴音「なんと」

美希「ミキは後でいいの…テーブルに乗らないし…」

響「自分もだぞ…」

貴音「…では、ご飯は一つにまとめて下さい」

店員「か、かしこまりました…」

ナレ『四条さん…文字通り、底の知れない人ですぅ…主に胃袋が…』



〜はんばぁぐ祭り、開催に御座います〜

美希「うわあ…」

響「…酷いな」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:09:59.84 ID:BQ6ZTQUAO<> ナレ『…テーブルに所狭しと並ぶハンバーグ達に…』

皿「」どどん!←まるで漫画のように山になったライス

貴音「壮観…ですね」

響「圧巻…だぞ」

美希「…悪夢とも言えるの」

<お待たせしましたーっ!

美希「このタイミングで…」

響「だけど、来たなら呼ばないと…今日のゲスト!竜宮小町の三浦あずささーん!」

あずさ「す、すみません!迷ってしまって遅れ…て…」

美希「あずさがフリーズしたの」

響「仕方ないさー」

貴音「」モッフモッフ←めっさ食ってる

あずさ「あ、あらあら…お食事中だったのね…タイミング悪かったかしら〜?」

美希「気にしないでいいの…食事自体は収録中にしてるし…」

響「ただ、この量は流石に初体験だけど…」

貴音「」ゴックン

貴音「ようこそいらっしゃいました、あずさ」

あずさ「あ、うん…今日は遅れてごめんなさい。宜しくお願いね〜」

美希「も、もう何時ものあずさに戻ったの…」

響「あずささんも結構マイペースだからなー。この異様な空間には飲まれにくいのかもなー」

あずさ「…け、結構凄いのね…焼いたハンバーグと色んなソースの匂いが混ざると…」

美希「あ〜…やっぱりダメだったの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:10:26.37 ID:BQ6ZTQUAO<> 響「…暫く我慢して…貴音の食べる速度なら、段々減っていくから…」

あずさ「え、ええ、分かったわ」

貴音「ひほひれたへはふれ」モッフモッフ

ナレ『四条さん…ハム蔵ちゃんみたい…』

響「食べながら喋らないっ!」

貴音「」コクン

美希「という訳で、竜宮小町の三浦あずさをお呼びしての、今日のトークテーマは?」

響「…えーと、あずささん関連で一番多かった質問を選んだらしいんだけど…多分これはトークテーマにしにくいぞ」

美希「どんなの?」

響「『運命の人は見つかりましたか?』だってさ…」

美希「運命の…人…」

あずさ「っ!」

響「…アイドルがする話じゃないぞ。別に恋愛禁止!なんてわざわざ言わないけど…正直、恋愛してる余裕なんか無いし…忙し過ぎて」

あずさ「(響ちゃん…そうよね…私は美希ちゃんや皆から、Pさんを奪った女なのよね…皆は優しいから何も言わないけど…)」

美希「(プロデューサーはもうあずさの物なの…ミキがここでダメになったら、プロデューサーにもあずさにも迷惑かかるの…)」

貴音「…」モッフモッフ

貴音「」チラッ

響「?……!」

〜カメラストップ〜

AD「どうしました?我那覇さん」

響「うん…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:10:53.89 ID:BQ6ZTQUAO<> 響「ち、ちょっとだけ具合が悪くなっちゃって…」

AD「えっ!?マジすか!?大丈夫すか!?」

律子「響!?大丈夫なの!?」

貴音「」ゴックン

貴音「すみません…私が注文したはんばぁぐの量があまりに多くて、響の顔色が悪くなっていたのに気付いたものですから…」

響「ごめんなさい…前から豚肉以外は大丈夫だったんだけど、この量の景色と匂いはちょっと厳しかった…」

美希「響…大丈夫?」

響「美希…ちょっとトイレに付いてきて…ごめんね」

美希「ううん、気にしないで…」

貴音「響、本当にすみません…」

響「気にするなって。こういうノリも『ファミレスフェアリー!』のノリなんだし…ちょっと自分も完璧度が足りなかったんだぞ」

美希「ぷふっ…完璧度って、何なの?」

響「ゲーム的に言うと、自分だけにある特殊ステータスだぞ。完璧度が高いと、色々強くなるんさー」

美希「あは☆そしたらミキは…」

響「すいみん不足度」

美希「何それー!」酷いの!



〜女子トイレ〜

美希「着いたの」

響「美希」

美希「なぁに?」

響「顔に出てたぞ」

美希「っ!」

響「やっぱりなー」

美希「ごめんなさいなの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:11:21.54 ID:BQ6ZTQUAO<> 響「ううん…仕方ないさー。事務所でも、一番プロデューサーに懐いてたしなー…」

響「ま、何ていうか…自分も美希もアイドルだから、恋愛経験値は低いけど…」

響「」ナデナデ

美希「ひびき…」

響「今、プロデューサーもあずささんも幸せなんだしさ…すぐには無理でも、仲間なんだから…心から祝えたら、いいよね」

美希「…うん」

響「お?泣かないのか?」

美希「もー泣かないの!それで、プロデューサーにミキをフッた事を後悔させてやる位、キラキラで素敵な女の子になってやるの!」フンス

響「そか、期待してるぞ!リーダー!」

美希「まっかせるのー!」

響「(…美希はもう、最高にキラキラしてるぞ。完璧な自分が認めてる位にな!)」



〜一方、収録中断している座席〜

律子「…貴音」

貴音「ええ、すたっふの皆様には私が…」

あずさ「違うわ、律子さん…」

律子「あずささん?」

あずさ「貴音ちゃん…この休憩は、美希ちゃんの為よね?」

貴音「…はて?」

あずさ「隠してもダメよ?私は皆よりお姉さんなんだもの、それ位分かるの」

貴音「そうですね…貴女や律子嬢に隠す意味もありませんね」

律子「あー…そういう事ね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:11:51.10 ID:BQ6ZTQUAO<> あずさ「…」

律子「分かったわ。私が上手く話つけるわ。幸い、ここには生っすかのスタッフさんばかりだし、分かってくれるはずよ。上手くいけば…響チャレンジも無茶が減って泊まりのロケが減れば…響を休ませてあげられそうだし」

貴音「…流石で御座います…感服致しました」

律子「誉めても何にも出ないわよ?」

貴音「ふふ、それは残念です」

律子「期待してたんかい!…くふふ」

あずさ「律子さん…貴音ちゃんも、ごめんなさい…」

律子「なーに言ってんですか、あずささん。私は竜宮小町…貴女達のプロデューサー。メンタル面もケアして、常に最高のパフォーマンスが出来る状態にしてあげるのが仕事ですよ?」

あずさ「はい…ありがとうございます」ニコッ

律子「うん!相変わらず麗しい笑顔です!」

あずさ「もう!…うふふ」

貴音「さて…では私は2人が戻る前に、食べてしまいましょう」

皿「」どどん!←まだ聳え立つライスの山

プレート「」ズラーッ!←未だに総面積の8割を支配するハンバーグ達

律子「いや、流石に無理でs」

貴音「」パクパクモグモグパクパクモグモグ

あずさ「あ、あら〜…凄い早さだわ〜…」

律子「これが、貴音の本気…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:12:20.59 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「」ゴックン

貴音「まだまだ…本気を出したら…」

律子「出さんで宜しい!」

あずさ「あらあら」

美希「ただいまなのー!」

響「スタッフの皆さん、ごめんなさい」

番組P「いやいや、気にしないでいいよー。響ちゃんにはいつも響チャレンジで無理させてたし、具合が悪い時は助け合いだよ」

響「ありがとうございます、番組Pさん」

美希「あずさ」

あずさ「美希ちゃん…なぁに?」

美希「…」

美希「」ニパッ♪

あずさ「っ!」

あずさ「…」

あずさ「」ニコッ

貴音「(…流石、美希です。貴女がりぃだぁで良かったです)」パクパクモグモグパクパクモグモグ

美希「貴音、お腹壊すよ?そんなに急いで食べると…」

貴音「」ゴックン

貴音「ふふ、心配いりません…私は『この程度』で体調を崩したりは致しませんよ」

あずさ「この…程度…?」

美希「あずさ…貴音の食に対する能力を侮ったらダメなの。多分、貴音はガチで平気なの」

あずさ「す、凄いわ〜、貴音ちゃん」

貴音「」パクパクモグモグパクパクモグモグ

貴音「」ピース



〜機材トラブルで一部カット、という事になりました〜

美希「しゅーろく再開なの!」

響「で、トラブルの間に」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:12:50.73 ID:BQ6ZTQUAO<> あずさ「あらあら」

貴音「」フゥ

美希「完食しよったの…」

響「…乗り切らない程のハンバーグと、山のようになっていたライスが…無い…」

あずさ「あら?貴音ちゃん、ほっぺにソースがついてるわ」フキフキ

貴音「むぷ…ありがとうございます」

美希「そんで、今日のトークテーマなんだけど…」

あずさ「うーん…内緒、という事で」

美希「だよねー」

響「アイドルとして、この質問に「イエス」と答えるのは危険だと思うぞ?」

貴音「女優、なら良いのでしょうか?」

あずさ「どうなのかしら…アイドルでも女優でも、そういう事に敏感な方もいらっしゃるし…やっぱり、運命の人が出来たって発表する時は…相応の覚悟が必要だと思うわ」

美希「覚悟、かぁ」

あずさ「うん。内緒の関係なんかいつまでも続かないだろうし。露出が多い仕事だから、余計に難しいと思うわ〜」

貴音「…あずさ、必要以上の露出は、貴女の場合ははみ出る場合がありますので、控えるべきかと…」

あずさ「服装の話じゃないわよ〜?」

貴音「何と」

響「まぁ…あずささん位になると、ポロリは『ある』からな」

あずさ「だ、断定しないで〜…気を付けてるから平気よ〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:13:28.12 ID:BQ6ZTQUAO<> 美希「あずさって、服とか下着のサイズ探すのって大変じゃない?」

あずさ「そうなのよ〜…今は大きい人も増えたからサイズがあるけど」

響「…ちょっと待って、あずささんって、今のサイズになったのはいつ位?」

あずさ「えっと…91になったのは…高校生の時だったかしら〜?」

みきひび「」

貴音「大きいさいずの洋服は、本当に少ないのです…私も服が限定されてしまいますから…」

響「規格外だな…」

美希「ミキもそう思うな」

響「いや、美希も十分に規格外だぞ?中学生で86とか87って…」

美希「響位のサイズが普通なのかな?」

あずさ「ん〜…身長と体重と3サイズを年齢の平均に当てはめた方がいたらしいのだけど…」

貴音「どうでしたか」

あずさ「うちの事務所の子達の大半は規格外らしいわ〜…」

貴音「面妖な…」

あずさ「確かに、他の子よりはちょっと大きかったかもしれないけど、規格外は無いと思うのよね〜」

貴音「真、その通りですね」

響「うちの規格外2人が何か言ってるぞ」

美希「ちょっととか、そんなレベルじゃないと思うな」

響「衣装のサイズは全員特注だけど…あずさと貴音は毎回自分達よりも高いらしいぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:14:18.19 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「そうなのですか?」

あずさ「えっと…どうして?」

響「使用する布材の量と、良すぎるスタイルに合わせる技術が必要なんだってさ」

貴音「何と…」

あずさ「し、知らなかったわ〜…」

美希「普通、あんまり衣装の値段は気にしないからね〜」

響「美希もスタイル良くて、身長に合わせて買うと絶対にキツいらしいじゃないか」

美希「なの…だから、可愛い服を探すのが大変なの」

響「恐ろしいな、765プロの規格外トップ3は…」

ナレ『わ、私も皆から比べたらひんそ〜でちんちくりんで…』

ウワーユキホチャンヤメテー!ウワーン!ウマッテマスー!ヌワーッ!ヤメテー!

※ナレーションを録音するスタジオに穴を掘ろうとするのを止めている為、暫くナレーションは入りません

あずさ「うーん…事務所に御迷惑をお掛けしていただなんて〜…」

貴音「とは言っても、小さくは出来ませんからね…」

響「2人は身長もあるからしょうがないさー」

美希「…響はちっちゃいからサイズ合わせg」

響「ちっちゃい言うな!」ウガー

あずさ「うふふ、可愛いわよ?響ちゃんも美希ちゃんも」

貴音「そういえば、律子嬢もかなりのないすばでぃだったはず」

<余計な事は言わんでいい! <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:16:01.04 ID:BQ6ZTQUAO<> 美希「照れてるの」

響「みんなー、いま秋月律子は耳まで真っ赤だぞー」

<アンタ達…

美希「ミキ、ハリセンは良くないと思うの」

響「穏便に、穏便に行こう、な?」

あずさ「あら〜…」

貴音「あずさ、これがふぇありぃなのです。驚きましたか?」

あずさ「…貴音ちゃんに一番びっくりしてるけれどね…」

貴音「なんと…」



〜お仕置き、完了〜

貴音「さて…美希、響、大丈夫ですか?」

美希「あぅ〜」プシュー

響「えぅ〜」プシュー

あずさ「あ、あら〜…ダメかも…大丈夫?2人とも…」

貴音「暫くそっとしておきましょう…ところで、先週の生っすかを見て頂いた方は分かるかと思いますが…765ぷろに新たな仲間が増えましたね」

あずさ「本当ねぇ…まさか、本気でやるとは思わなかったわ〜」

貴音「司会進行の春香と千早は全く知らなかったようですね」

あずさ「そうみたいね〜。先週のこの番組を見て、まさかとは思ったらしいけど…」

貴音「そのすぐ後には生っすかが放送されますからね」

あずさ「やよいちゃんの妹、高槻かすみちゃんの765プロからのアイドルデビュー…実は、やよいちゃんにも内緒でレッスンをしてたらしいわ〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:16:28.38 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「全く…あの方にも困ったものですね」

あずさ「そうね〜、私達にも内緒だったんだもの…困ったものだわ〜」

美希「う〜…あのハリセンはダメージがおかしいの…」

響「あれ、鉄板じゃないだろうな…」

あずさ「2人とも、大丈夫?」

美希「主に頭の頭痛が痛いの」

あずさ「え?」

響「だな、こう…頭の頭痛が痛いな」

あずさ「え?え?」

貴音「あずさが混乱しております、2人ともやめなさい」

みきひび「はーい」

あずさ「あ、あら?」

貴音「話を戻して…高槻かすみについてです」

美希「もうね、やよいと並んだ時の可愛さったら無いの。あんな妹が欲しかったの」

響「2人とも自分んとこに連れて帰りたい、いや連れて帰る」

貴音「通報されますよ、響」

あずさ「響ちゃんはやよいちゃんが大好きだものねぇ」

響「あんな可愛い子が人間な訳が無い。あれは天使」

美希「我那覇さん」

響「何ですか、星井さん」

美希「1、1、0…はい」

響「?」

美希「自首」

響「しない!別にやましい事もしてない!」

美希「いや、犯罪は事前に防がないと…」

響「犯罪行為はしてないだろ!」

美希「だから事前に…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:17:07.90 ID:BQ6ZTQUAO<> 響「しないから平気だ!全く…」

あずさ「あ、これ生っすかの時の、やよいちゃんとかすみちゃんのツーショット写真よ」

響「…間に挟まれたい…」

あずさ「1、1、0…と。はい」

響「だから自首しない!犯罪行為はしない!」

美希「ま、まさかあずさまで乗っかるなんて…予想外だったの」

あずさ「うふふ♪私、良く楽屋でこの番組見てるもの〜♪」

貴音「なるほど…」

あずさ「」ピンポーン

貴音「」

あずさ「ふふ、このタイミングよね?」

美希「あ、あずさ恐るべし…なの」

貴音「わ、私のあいでんてぃてぃが…」

響「そんなアイデンティティ、捨て去れ」

店員「お待たせしました〜」

あずさ「たらこパスタ下さい♪」

美希「ミキ、ミートドリア!」

響「前回も頼んでなかった?」

美希「ミキの中で、今ミートドリアが熱いの!きてるの!」

響「そっか…自分、このシーザーサラダにドリンクバーセットで、パンをお願いします。あと、コーンポタージュで」

貴音「私は」

美希「まだ食べるつもりなの!?」

あずさ「あ、あの量のハンバーグとライスを食べたのに?」

貴音「ふふふ…私に不可能という文字はありませんよ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:17:33.14 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「さぁ店員殿、中華麺を」

響「貴音、四条家のじいやさんから伝言」

貴音「」ビックゥ!

響「『お嬢様、あまり暴飲暴食が過ぎるようでしたら、今一度教育を受け直して頂かなくてはなりませんね』だって」

貴音「ふ、ふふ…な、な、なじぇに響がじいやから伝言を受け取っていりゅのでしゅか…あ、ああああり得ましぇん」カタカタカタカタカタ

響「噛みっ噛みだな」

あずさ「貴音ちゃん?大丈夫?」

美希「あずさ、番組見てるなら知ってるだろうけど、貴音はじいやさんが最大の恐怖なの」

あずさ「春香ちゃんがちょっと冗談言っただけで凄かったものね…」

美希「因みに、あの時のはちゃんと弁償したらしいよ」

響「何でかって?先週、真のサイクリングアイドルで、自分と真はどこに行ってたと思う?」

貴音「っ!?」

美希「お土産の生八つ橋、美味しかったの!」

あずさ「桜餡は季節的にもピッタリで、本当に風流だったわ〜」

貴音「…ま、ま、まさか…」

響「いやー、ずっとユニット組んでるから挨拶しに行ったけど、四条家はでっかいんだなー」

貴音「な、なんと…なんと…」ガクッ

響「という訳で店員さん、以上でいいです」

店員「かしこまりましたー」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:18:01.32 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「」ショボン

美希「貴音が可愛くなったの」

あずさ「ちょっと可哀想だけど…」

響「ま、それはさておき…かすみはいつから本格的に始動するのかな」

美希「響、やよいとかすみの事が好き過ぎるの。ちょっと引くの」

響「え?いや、そんな事は…」

貴音「」ウワァ…

響「な、ちょ…貴音ぇ!」

美希「」ウワァ…

響「美希もか!?」

あずさ「」ウワァ…

響「あ、あ、あずささんまでぇ〜!?」

貴音「響…765ぷろで一番怒らせにくい、心が海のように広いあずさがここまで引いてしまうのです…」

美希「相当なの。お茶の間が凍り付くレベルなの。家族でテレビ見てたらえっちぃシーンが流れた時くらい「うわぁ…」なの」

響「そんなに!?あの、チャンネル変えようとも言い出しにくいし、でも変えないと嫌〜な沈黙だし、にっちもさっちもいかない、あの状態くらい!?」

美希「なの」

貴音「にっちもさっちも幸子も杏もきらりもにょわ〜☆といかない、あれですね」

響「それ、前にやっただろ!いや、にょわ〜☆は可愛いけども!あと、こっそり杏を足すな!ていうか、よその事務所のアイドルをネタにするのをよせ!」

美希「そだね、流石に危険なの」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:18:29.35 ID:BQ6ZTQUAO<> あずさ「765プロに抗議の電話が来るかもしれないわ〜」

貴音「そうですね…配慮が足りませんでした」



〜CSプロ〜

モバP「寧ろ、もっとやって下さい」

ちひろ「名前が一気に売れますからねぇ」

杏「わ、私は働かないぞ!幸子やきらりみたいに急激に仕事が増えても、働かないぞ!」

モバP「大丈夫だ、きらりが迎えに行く」

杏「」

<キラリニオマカセッ☆

<ウギャー!

モバP「にょわ〜☆(物理)」



〜ガ○ト〜

美希「で、気まずくてえっちぃシーンこと我那覇さん」

響「そんな呼び方するなぁぁ!」ウガー

あずさ「あらあら〜」

貴音「しかし、新たな仲間が増えた事で、事務所内でも新たなゆにっとが作られたり、再編などの動きはあるのでしょうか?」

あずさ「どうかしら〜?聞いてみる?」

響「だな。律子〜」

<はぁ!?また!?

美希「そ〜だよ〜」

響「準レギュラーの律子〜」

律子「いつから準レギュラーになったの!?私はプロデューサーだって言ってんでしょ!?」

響「でも出て来てるじゃんか」

律子「だ、だって!番組Pさんが「律っちゃん、ゴー!」って背中押したのよ!」

美希「向こうで物凄く良い笑顔してるの」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:19:00.23 ID:BQ6ZTQUAO<> 貴音「確か律子嬢の昔からの大ふぁんでしたね、番組P殿は」

あずさ「あら?カンペが…まあ!律子さん、番組Pさんって、律子さんのファンクラブの会員証を持ってらっしゃるんですって♪」

律子「え゛?」

美希「見せて見せてー♪」

響「突然フレームアウトする番組MCと、それを普通に受け入れて撮影するスタッフ…」

律子「私がフレームインしてる時点で間違ってるんだけど…あ、テレビの前の皆様、こんにちは。竜宮小町のプロデューサーの秋月律子です」

<おーたむ〜ん☆?可愛い名前なの!

律子「いやぁぁぁ!な、名前を読み上げるなぁぁぁぁ!」

響「り、律子が取り乱しまくりだぞ」

あずさ「あ、あらあら…落ち着いて、律子さん…」

律子「お、おお落ち着いていられませんよ!」

あずさ「…あっ!」

響「どしたの?あずささん」

あずさ「秋月→秋、月→オータム、ムーン→おーたむ〜ん☆…な、なるほどぉ♪」テッテレー

律子「解説すんなぁぁあ!」

あずさ「あ、あら〜?い、いけませんでしたか〜?」

貴音「…なるほど!律子嬢の名字から!」

律子「だからぁぁ!」

響「天然2人が悪意の全くない素ボケで、律子を公開処刑してるぞ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:19:39.73 ID:BQ6ZTQUAO<> <なるほどなの!名字を英語にして、更にアイドルオタクさん達のコアなメガネフェチ層から始めたから、おーたの部分はオタクって言うのにもかかってるんだ!

律子「美希ぃぃぃぃぃい!戻ってきなさぁぁぁぁい!」

響「つまり…あ、ADさん、そのカンペ、ちょっと貸して」

響「」キュキュキュッ

律子「…何してるの?ひびk」

響「こうだな」

・秋月→おーたむ、むーん

・おたく→おーた

・可愛い部分→☆

A.おーたむ〜ん☆

響「な?」

たかあず「おぉー!」

律子「もう、何なのよぅ…当時の私だって、必死に考えたのよぅ…どや顔でファンの皆に発表したわよぅ…」ドヨンド

貴音「り、律子嬢…その、可愛らしいと思いますよ?」

あずさ「え、ええ、とっても良いと思いますよ♪」

律子「あはは…」

美希「ただいまなのー♪」

律子「お か え り …」

美希「oh…」

響「美希…かわいそうに…」ソローッ…

律子「」ガシッ

響「っ!?」

律子「ど こ に 行 く の ?」

響「い、いや、自分、喉乾いたからドリンクバーにだな…いた、痛い痛い!肩痛い!握力強いから!」

貴音「さ、さて…では、あずさ、私達はどりんくばぁに…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:20:06.15 ID:BQ6ZTQUAO<> あずさ「え、ええ、そ、そうn」

律子「貴 音 ?」

貴音「」ビクッ

律子「あぁずぅさぁさぁぁぁん?」

あずさ「」ビクッ

律子「」ニコッ



〜暫くお待ち下さい〜

スパーン!×4

<にゃーっ!?×4



〜ガス○〜

美希「」クスン

貴音「」プシュー

あずさ「あぅ…久しぶりにハリセンされたわ〜…」クスン

響「頭が腫れ上がっちゃうぞ…」ヒリヒリ

律子「反省しなさい!…で?なんだっけ!?」

美希「今後の事務所の展開なんかをお聞かせ願いたいのですが」

響「み、美希のキャラクターが崩壊した…!」

貴音「恐怖…!圧倒的恐怖…!」

あずさ「み、美希ちゃん?」

律子「…えっと、まだ発表出来ない事があるわ。事務所内で会議したり、本人達の意見と合わせてスケジュール調整して、正式な場を設けた上で…近い内に発表しなきゃならない事があるわ。だけど…また追々ね」

美希「生っすかで発表するの?」

律子「いえ、ちゃんと記者会見をするわ」

響「な、何か重大な事になりそうだぞ…」

貴音「よ、予想外でしたね」

あずさ「あ、あらあら〜…(多分、私の事かしら…覚悟を決めましょう…)」

律子「ま、アンタ達にも話して、それからよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:20:38.99 ID:BQ6ZTQUAO<> 美希「分かったの」

響「了解だぞー」

貴音「心得ました」

あずさ「はぁい」

律子「それじゃ…あ、テレビの前の皆様、大変お見苦しい所をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした…」



〜律っちゃん、フレームアウト〜

美希「番組Pさんの会員証、ナンバーが一桁だったの」

響「凄いな…ガチの大ファンなんだな」

貴音「律子嬢は、引退した今でも多くのふぁんの方がいらっしゃるのですね…」

あずさ「凄いわね…律子さん」

響「自分達もそんなファンの人達がいてくれたらいいな!」

貴音「ええ、そうですね」

美希「なら、ミキ達ももっと頑張るの!」

妖精「おー!」

あずさ「うふふ♪」

美希「でも、記者会見って、何を発表するんだろう?」

響「新しいユニットじゃないか?」

貴音「ふむ…現在、ゆにっとを組んでいないのは、春香、千早、真、雪歩、真美、やよい…そして、高槻かすみとなりますね」

美希「うーん」

あずさ「春香ちゃんと千早ちゃんと真ちゃんは、以前限定ユニットを組んだわよね」

貴音「765ぷろに移籍する切欠にもなりましたね」

響「自分達が経験不足だったとはいえ、今でも凄いユニットだよな」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:21:26.19 ID:BQ6ZTQUAO<> あずさ「うーん…春香ちゃん、やよいちゃん、かすみちゃん…とか」

響「春香が引っ張る感じかな?」

美希「春香と同じユニット…かすみ、プレッシャーに負けちゃわないかな…」

響「よし、却下」

貴音「うわぁ」

響「それ、さっきやっただろ!」

美希「真クン、真美、かすみとか?」

あずさ「真ちゃんの運動量にかすみちゃんがついていけるかしら…うちの事務所だと、響ちゃん位しかついていけないのに…」

響「自分だってギリギリだからな…」

美希「もう、こんがらがって分かんないの…」

響「早いな!?」

貴音「やはり、高槻姉妹と真美でしょうか」

あずさ「あらあら♪平均年齢が若いわね♪」

美希「あずさも十分若いけど?」

響「うん、実年齢聞いたら間違いなく誰も信じないし」

貴音「あずさは昔から可愛らしいので、最近は私と同い年位に見られがちですよね」

あずさ「貴音ちゃんは大人っぽいんですもの…普段は可愛らしいのに、ドラマとかで見せる妖艶さはズルいわ〜…」

貴音「ふふ…ありがとうございます」

美希「ユニットの話に戻るけど…既存のユニットを組み直す…とかって、有り得るのかな?」

貴音「ふむ…有り得なくは…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:22:03.25 ID:BQ6ZTQUAO<> 響「…自分だろ?やよいだろ?かすみ…と」

美希「欲望のままに語り過ぎなの。引くの」

響「引くなー!」

貴音「…あずさと私と美希で…」

響「何で自分を外したんさ!引くからか!?」

貴音「いえ、3さいずの合計数が多い順に」

響「なるほど…さ、流石にあずささんに勝ち目はないぞ」

あずさ「あ、あら〜」

美希「ミキと千早さんと春香なの!」

響「おー、生っすかMCトリオかー」

貴音「なるほど…バランスは良いかもしれませんね」

あずさ「そうね〜、とっても良いと思うわ〜」

美希「あとは…ミキとデコちゃんと春香とか」

響「フェアリーと竜宮のリーダー+春香か…限定ユニットとかでやったら盛り上がりそうだな」

貴音「響と真と亜美などは…」

美希「ダンスがとんでもない運動量になりそうなの…」

響「スローテンポのを入れれば、3時間くらいぶっ通しでライブ出来そう」

あずさ「さ、3時間…ずっとダンスしてたら倒れちゃう…」


ナレ『あ、あの!すみませんでした…ナレーション復活ですぅ』

ナレ『新しいユニットを想像するトークは尽きませんが…一旦CMですぅ!』

美希「ファミレスフェアリー!なの!」←ジングル <> >>1<>sage saga<>2013/04/07(日) 09:32:03.18 ID:BQ6ZTQUAO<> 以上です

このSS内では、Pとあずささんはくっ付いてます
美希は素直で一途な分、失恋のダメージもデカい気がするのです
それこそ、美希の持ち歌のように引きずりまくりになってしまう可能性も…
だから、Pとは逆方向に最後の一歩を踏み出して、気持ちにきちんと整理をつけるには直接あずささんとの話にするしかない…なので、今回はカメラストップまでしました…

そして、全国841万人の高槻姉妹ファンの皆様、ついにかすみちゃんデビューです…捏造だけど… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/07(日) 09:57:49.03 ID:4OTp9wo9o<> まあ身長も加味すれば一番規格外なスタイルは響だけどな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/07(日) 11:17:53.43 ID:HGGDY2edo<> 乙です
りっちゃん可愛い
あずささんノリ良いなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/07(日) 11:23:03.02 ID:TdrNEEUH0<> 乙でした
響と貴音の気遣いがいいね、フェアリー可愛い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/07(日) 12:30:57.07 ID:OlGa3u8vo<> 乙

>>729の気遣いが気違いに見えて戦争勃発する所だった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/07(日) 17:17:31.98 ID:GVjZPhtM0<> 乙でした

>>727
その結果アイマス2では… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/04/08(月) 05:24:56.24 ID:PTNjfFGAO<> >>731

響「あ、あれは…その、黒井社長が、そうしろって…服の上から図ったし…ぐすっ…じ、自分…嘘つきたくて…ひっく…ついだわげじゃ…ないんだ…しんじで…うわぁぁぁぁん!」

美希「なーかしたー、なーかしたー」

貴音「>>731殿がなーかしたー」

美希「りーつこーにー言ってやろー」

貴音「おーにぐんそーに言ってやろー」

響「うわぁぁぁん!」

ちびき「…だぞ…う、うぅ…」←たまたま近くにいた

みきたか「(アカン)」

ちびき「ぅ…ひっく…ふぇぇぇぇぇん!」

\シャー!×8/\グォアアア!/\クケェェェッ!/\ダブルバイセップス!/

美希「何か違うのがいるの」

貴音「ああ、某にぃそっくすふぇちの…」

美希「中の人なんかいないの」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/08(月) 10:39:03.27 ID:Wo5Itl+6o<> 乙
え、これ3、4年後のお話だよね
最近まで女装アイドルやってたって涼どんな化け物よ
てっきりとっくにカミングアウトして夢子と結婚して子供まで作ってると思ったのに <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:05:20.91 ID:PTNjfFGAO<> pixivを眺めてたら、とあるタグにティン!ときて、妄想の産物が出来上がりましたので投下


・小鳥さん、律っちゃん、ゲストの過去捏造とキャラ崩壊

・何が書きたかったのだろう?


以上の要素を含みます <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:07:04.17 ID:PTNjfFGAO<> 〜居酒屋〜

律子「…」

P「…何スかね?これは…」

小鳥「私が一番聞きたいんですけど」


[765ぷろ いん 居酒屋 (題字:四条貴音)]


律子「えーと…テレビの前の皆様、こんにちは。765プロで竜宮小町などのプロデューサーをしております、秋月律子です」

P「あ、えと…765プロでプロデューサーしてます、Pです」

小鳥「えと、765プロで事務員をしております、音無小鳥です…じゃなくて!何なんですか!?これは!」

P「律子や小鳥さんはまだいいじゃないスか!元はアイドルなんですから!俺は完全な一般人ですよ!?」

律子「小鳥さんなんて、かつてはあの日高舞と競り合ってた方ですし」

小鳥「わー!それ秘密!ひーみーつー!」

P「その時の映像がこちらです」

小鳥「いやぁぁぁ!」



〜VTR〜

小鳥「みんな〜♪今日は私と舞ちゃん、2人のコンサートを楽しんで行ってね〜♪」キャピピーン

舞「最高に楽しいコンサートにしよーねー!」キャピピーン♪



〜居酒屋〜

律子「」←悶絶中

小鳥「な、何でこんな…こんな公開処刑あるか!しかも舞ちゃんまで巻き込んで!業界から消滅する気かっ!?」ウワーン

P「いやー、時代を感じますが…やはり2人とも素晴らしいオーラだ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:07:40.48 ID:PTNjfFGAO<> 小鳥「もう触れないで…」

律子「楽しんでいってね〜♪」キャピピーン

P「ぶふっ!微妙に似せてくんなよ!」

小鳥「何故に…何故にこんな辱めを…」

P「まぁまぁ、あんなに笑ってやがる、秋月律子ちゃん(18)の映像、どぞー」

律子「」



〜VTR〜

律子「みんな〜☆今日は律子の為に集まってくれてありがとー♪」

\リッチャーン!/\イインチョー!/\エブフリャー!/

律子「こら〜!いまエビフリャー言った人!叱っちゃうぞ☆」

\シカッテクレー!/\フンデクレー!/\イインチョーサイコー!/

律子「えへへ☆ありがとー♪それじゃ、一曲目行くよっ!」



〜居酒屋〜

P「秋月律子ちゃん(18)、デビュー当時の映像でした」

律子「違うの…あれはまだ迷走してたの…自分で方向性すら定まっていなかったの…一時の気の迷いなのよ…」

小鳥「叱っちゃうゾイン☆」キャピルーン

律子「ゾイン☆なんて言ってません!捏造しないでください!」

P「因みに、今の2つ映像は、今後の為に勉強として765プロのアイドル全員に見せておりますです」

りつぴよ「」

P「大爆笑してたな、春香と千早と響が」

律子「あ、あいつら〜っ!」

小鳥「おのれ仲良し同学年トリオめぇ〜!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:08:14.57 ID:PTNjfFGAO<> P「亜美真美は早速物真似のレパートリーに加えようとしてたな」

律子「あの双子は…!公開したら許さん!」

P「後は苦笑いだったり、色々」

小鳥「退職届を書く日が来たわね」

律子「独立する日が来たわね」

P「まぁ待ちなさい、ご両人」

りつぴよ「何ですか…!?」

P「いや、何も泣かんでもええやないの…このVTRの提供は、高木社長と飲み友達で暇人の黒井さんだ」

律子「ターゲットが決まったわね」

小鳥「黒井さん…今度は歴史から消さなきゃいけませんか…」

P「と、暗黒面に落ちてる2人は放置して…この番組は、普段皆様に応援していただいている765プロのアイドル達、それを影で支える我々プロデューサーと事務員さん」

P「3人が話せる限界までの裏話をする…そんなマニアックな層を狙った番組です」

P「我々は3人とも成人、しかもこれは深夜枠なので…765プロのあるビルの一階にある「たるき亭」から、酒ありでお届け致します」

P「…と、カンペが出てました」

律子「話せる限界…と言われても…」

小鳥「ふむー…ファミレスフェアリー!みたいに、うちの事務所に来てるメールとかからお答えしますか」

P「そっスね〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:08:47.52 ID:PTNjfFGAO<> 律子「…って、もうフリップあるんですか?」

小鳥「この前、生っすかのディレクターさんが来たのは、この為だったのね…」

P「しかもアイドル別に…じゃあ、まずは春香のから…」

1.春香ちゃんが転ぶのはキャラ?ガチ?
2.はるるんの交友はどこまで広い?
3.今後の活動方針などは?

P「なるほど」

律子「昔は春香のプロデューサーをしていたプロデューサー殿、お答えどーぞ」

P「まず1番目、ガチです」

小鳥「ガチなんですよねー」

律子「何であんなにコケますかね」

P「アイツな、常に全力過ぎる上に、慌てん坊なのと、バランス感覚が悪い。普段はそうでもないんだが、慌てたり走り出そうとするとダメなんだわ」

律子「ふむ…一歩目からフルパワーで走り出しますからね」

小鳥「イメージと身体の動きがズレてるのかしら…」

P「まぁ、最近はかなり減りましたが、ガチです、と」

律子「次ですね…交友?」

P「アイツの友達の多さは異常。765プロ関係と家族以外の番号入れたら、友達と、知り合いになったアイドルだけで携帯の電話帳が足りないらしくて、業界関係者の一部は手書きの手帳に、自宅と765プロの番号は暗記したとか」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:09:19.20 ID:PTNjfFGAO<> 小鳥「ふわー…凄いですね…」

P「結局手帳忘れたら洒落にならんからと、スマホで新規メール作成して、そこに関係者やらの電話番号を書き込んで保護してるらしいです」

律子「私もそれなりに電話帳の登録件数は増えてますが…ちょっと凄いですね」

小鳥「春香ちゃんの交友録と言えば…後はあの手帳ですね」

P「サイン手帳ですか?」

小鳥「はい…ファミレスフェアリー!を見てから、私も気になって調べてみたんですね?」

律子「へ〜、どうでした?」

小鳥「億は流石に言い過ぎですが…数百万の単位は超えるだろうと…」

P「うへぇ…」

律子「つまり…どう低く見ても一千万はする、と…」

小鳥「数少ないSランクアイドルな上に、今では絶対に手に入らないサインや、まだデビュー前の765プロの皆とのプリクラまでありますからね、あの手帳」

P「恐るべし、天海春香交友録」

律子「そういえば、引退ギリッギリの私のサインやら、現役時代のを思い出しながら書いた小鳥さんのまであるとか」

小鳥「ありますね…多分あれは現存する数少ない私のサインです」

P「そら価値も上がるわな…」

<いらっしゃいませー

P「お、ゲストが来たかな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:09:48.22 ID:PTNjfFGAO<> 律子「ゲスト?」

小鳥「誰かしら…あずささんとか?」

舞「やっほー☆」

律子「」

小鳥「」

P「ようこそいらっしゃいました。ゲストの日高舞さんです」

舞「こんばんはー♪いやー、今日はうちに絵里ちゃんと春香ちゃんが泊まりに来ててねー!来るのが遅くなっちゃった。ごめんね?」

P「いやー、大丈夫すよ。ゆるーい番組ですし、舞さんに文句言える奴ぁいないですよ」

舞「いるわよ?そ・こ・に」

P「ああ、そこで放心してる…」

舞「さて…もう我慢出来ないし、いいか」

P「は?」

舞「こっとりちゃぁぁぁん!久しぶりぃぃぃぃぃ!」ガバッ!

小鳥「ほぁあ!?ま、ままま舞ちゃん!?」

舞「ん〜!嬉しいなぁ!小鳥ちゃんにまた会えるなんて!」

小鳥「わ、私も嬉しいけど、いいの!?忙しいだろうし…」

舞「忙しいのは…基本的に私は愛の事や家事優先だし、あの春香ちゃんを育て上げたプロデューサー君ともちゃんと話をしてみたいし…」

舞「私に最も近付いたと言われてた律っちゃんにも会いたかったし〜」

律子「な、そ、そんな!わ、私が近付いたなんて!全然!全く!」

P「何この狼狽え方、見たこと無い。誰この子」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:10:23.21 ID:PTNjfFGAO<> 舞「何より…小鳥ちゃんに会えるなら、他の仕事なんかしてらんないわよ!」

小鳥「え、えぇ〜!?わ、私、そんなにレアキャラじゃないよ?765プロに来れば、普通に事務してるし…」

舞「そ〜なのよね〜…ま、この前こーっそり歌を聞きに行ったけど…やっぱり私より上手い気がするのよね〜」

小鳥「な!?き、聞いたの!?って、舞ちゃんのが遥かに売れてたじゃない!」

舞「売り上げと上手い下手は比例しないわ」

小鳥「むむむ」

舞「はぁ…相変わらず後ろ向きなんだからー、うりうりー」

小鳥「や、ちょ、太ももグリグリしないでよー!」

舞「…年取って、余計にエロくなったわね、小鳥ちゃんの足」

小鳥「年取ったって言うな〜!」

P「視聴者の皆様、今、私とスタッフは凄まじい光景を見ています…伝説の日高舞と、日高舞の認めたライバルの音無小鳥がじゃれあう姿です」

律子「超永久保存版ですよ、これは」

P「因みに、日高舞さんはとあるハリウッド映画に出ないか?という交渉の場をサクッとキャンセルして此方にいらして下さいました」

律子「は、ハリウッド映画!?」

舞「そーよ。何か良く分かんないけどさ、またアメリカお得意のヤツよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:10:49.61 ID:PTNjfFGAO<> 小鳥「お得意の?」

舞「どーん!ぼかーん!うわー!みたいな?派手にアクションシーンしたり…ほら、アイツらってさ、何か爆破させないと気が済まないでしょ?後はやたら死人だすとか、銃でやたら撃ち合ったり…」

小鳥「た、確かに多いけど…」

舞「あと、CG。CGにすんなら、私に肖像権使用料だけ払いなさいっての。そしたら後は好きにCGで作って、それから見せに来たらいいのにね?面倒くさい」

律子「でも、それでアウトだったら…」

舞「肖像権使用料を返して出演は無かった事になるわね」

律子「ですよねー」

小鳥「相変わらずね、舞ちゃん」

舞「相変わらずですよー」

小鳥「相変わらずで…嬉しい」

舞「んふふー♪私の魅力がよーやく分かったかねー?」

小鳥「あら?舞ちゃんは昔から魅力的よ?」

舞「ありがと♪」

P「何で深夜枠でこれやるんスか?ゴールデンならすげー視聴率取れたんじゃ…え?まさか2つ返事で日高舞から出演OKが来るとは思わなかった?…なるほど」

律子「普通は無理だと思いますよ…」

舞「そうかしら?私、嫌なら断るけど、楽しそうなら普通にOKだすけど?」

P「なら、生っすかに…」

律子「待てい」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:11:24.48 ID:PTNjfFGAO<> 舞「あれ、面白いわよねー!あ、この前はうちの愛を呼んでくれてありがとね」

P「春香の希望でして。愛ちゃんも、うちのアイドルの何人かと仲良くなってくれて、良かったです」

律子「プロデューサー殿、アナタはウチのアイドル達を潰す気ですか!?」

P「え、いや…」

律子「忘れたとは言わせませんよ!春香と舞さんのライブバトル改め処刑ライブの件を!」

小鳥「あはは…あれ、凄かったわよね〜」

律子「そりゃ、小鳥さんは現役時代に仲良かったから大丈夫だったかもしれませんが…私ですら足がガクガクになったんですよ!?」

舞「あら?この綺麗なあんよが?」サワサワ

律子「ひゃん!?突然触らないで下さいよぅ!ビックリするじゃないですか!」

舞「はーい。律っちゃん怖ーい」

律子「いいですか!プロデューサー殿!あのライブで亜美真美を始めとして、うちのアイドルがしばらく自信を無くしたのを忘れたとは言わせませんよ!?」

P「あ、生追加で」

律子「聞けぇぇぇ!」

舞「私、冷酒ー」

律子「舞さんまでっ!?」

小鳥「すいませーん、焼き鳥盛り合わせ追加でー」

律子「もーいいです」

舞「あ、千早ちゃんと一緒に歌いたいかも」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:11:51.80 ID:PTNjfFGAO<> 〜ちはやけ〜

千早「」

美希「…ち、千早さん?」

千早「美希、私は暫く海外に行くわ」

美希「国外逃亡!?」

千早「歌だけなら負けないって自信はあるわ。だけど、あの人とパフォーマンスで勝負したら…私、きっと心が折れる」

美希「…分かる気がするの」



〜たるき亭〜

舞「わ、ここのお料理美味しい!」

小鳥「でしょ!?」

舞「いいなー。小鳥ちゃんは仕事終わりにこーんな美味しいもの食べてるんだー。いいなー」

P「でも、今日は春香がそちらにお邪魔してると…」

舞「春香ちゃんの真骨頂はお菓子にあり、よ。料理は勿論絶品だけど、あの子のお菓子食べたら…そこいらの洋菓子店のなんか食べられないわよ…マジで」

律子「春香の手作りお菓子の中毒者が、ここにも…」

P「俺は美味いとは思うが、そこまでかどうかは分かんないんだよなぁ…」

舞「こーゆー男には、春香ちゃんのお菓子とかは勿体無いわね」

小鳥「そうね」

律子「霞でも食ってろと」

P「酷い!」

律子「で、忘れてましたが…今後の春香の活動方針などは?」

P「あー…それだけどねー」

律子「?」

P「春香のやりたいようにやらせたいんだわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:12:22.62 ID:PTNjfFGAO<> 律子「ほほう」

P「アイツ、Sランクになるまでも、なった後もさ…全力で走りっ放しだっただろ?」

小鳥「そうでしたね…寝る間も惜しんで…」

P「で、アイツが倒れて…俺さ、すげー後悔したんですわ」

舞「…その辺りを見抜けないのは、キミがまだまだだったって事よ?プロデューサー君」

P「はい…」

舞「ま、結局は他人だし、ましてや男と女。考え方なんかぜーんぜん違うのは仕方ないけどね」

P「本当、情けないっす」

律子「ま、まぁ…あの頃はうちは皆忙しさでおかしくなってましたから…」

P「で、さ…漸く思い出した。アイツは「皆で楽しく、皆を楽しく」って目標に向かって、まだ進んでる」

P「だけど…もうアイツを知らない人はいないって位有名になった今…俺がしてやれるのは何かって考えて…」

P「結論として、無茶させない。間違いは指摘してやる…位かなと。もう、進んでいく道を作ってやる必要は無いと思うんだわ」

P「アイツは1人で道を見つけて、歩いていってる…それを俺は、邪魔したくないからな」

P「だから、今後の活動方針とは言えないが…『アイツのペースで、アイツが見つけた道を進む』…そのサポートをしてやる、かな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:13:02.76 ID:PTNjfFGAO<> 律子「お刺身盛り合わせ下さ〜い」

舞「冷酒もう一本〜」

小鳥「生追加でー」

P「本当酷いなアンタら!」



律子「という事で、お時間です」

P「久しぶりに超熱く語ったのに…ちくしょー…」

律子「エンディングなんだから、いつまでも落ち込んでないで…」

舞「あ、小鳥ちゃん!メアドおせーて」

小鳥「いいよー♪」

律子「そこの2人!アドレス交換は後にして下さい!」

まいぴよ「律っちゃん、怖〜い」クネクネ

律子「(大先輩じゃ無かったらハリセンものだわ…)」

律子「と、兎に角…この番組は超不定期で唐突に放送されます」

律子「次回は本当に未定ですので、我々もどうするかは知りません」

律子「では皆様、またいつかお会いしましょう」ペコリ

舞「じゃー小鳥ちゃんの家で飲もー!」

小鳥「え!?う、家はダメ!」

P「腐海ですからね」

律子「エンディング位しっかりしてくださぁぁぁい!」



765プロin居酒屋

おしまい <> >>1<>sage saga<>2013/04/08(月) 21:23:45.64 ID:PTNjfFGAO<> 以上です



以下、妄言

まいぴよ…なるほど、そういうのもあるのか


舞さんは人気絶頂ながら、自らに並ぶものがいない
ですが、舞さんは唯一…歌唱力が抜群なアイドルを知っていて、それがライバルと認めた音無小鳥さん

だけど、小鳥さんは後ろ向きでテンパり屋さん

ライブを何度か一緒にして仲良くなったけど…当時の舞さんはアイドルより旦那様を取り、サクッと引退
小鳥さんも後ろ向きな性格だから、あまり前に出れずに引退…さらに、過去をひた隠しにしていたが、最近バレる(主に社長と黒井のせい)

そんな中、深夜枠がまた空いたのでいきなりやらされるPと律っちゃんと小鳥さん…


と、こんな妄想でした

ピヨちゃんの歌唱力は、本当に素晴らしい…そりゃ、以前行われた全国Pアンケートで、千早の「約束」すら抑え込んで、765プロ内の個人ではトップを取るわな… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/08(月) 22:26:07.95 ID:vXdJMI1H0<> 乙でしたー

まいぴよ……ありだな! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/09(火) 04:25:52.57 ID:LLJkF0zOo<> 乙
まいぴよ可愛い
ちーちゃんは舞さんと歌うの嫌がってるけど、はるるんに誘われたら3人で一緒に歌うのかな
はるちは舞愛の夫婦と親子で歌うのもアリだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/09(火) 06:56:03.67 ID:UkfcvCVw0<> 乙でしたー
深夜番組まで見てるのか千早はww <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:16:43.93 ID:rB1WecJAO<> ファミレスフェアリー!のあずささん後半編、投下致します

そろそろネタ切れ感が強い訳ですが、どうしよう…スレも終わりが見えてきたしなぁ… <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:17:12.11 ID:rB1WecJAO<> 響「はいさーい!ファミレスフェアリー!だぞー!」←ジングル

ナレ『本日の『ファミレスフェアリー!』ゲストは竜宮小町の三浦あずささん!』

ナレ『最初から迷子になっちゃうってトラブルがありましたが…無事到着!』

ナレ『更には機材トラブルで撮影が中断したり、その…私が、ナレーション中に穴掘っちゃったり…』

ナレ『自分でやっちゃったのも含めて…トラブル続きですぅ』

ナレ『で、トークは新たなアイドルの高槻かすみちゃんを含めた、今後の765プロの事についてですぅ』

貴音「皆、紙とぼぉるぺんはありますか?」

美希「うん」

響「あるぞー」

あずさ「ええ」

貴音「では、765ぷろの所属あいどるの中から、三人一組のゆにっとを作って、書いてみて下さい」

美希「理由とか売りもあるといいかも」

響「今あるフェアリーと竜宮のメンバーも含めてもOK」

あずさ「うふふ♪何だか楽しいわ〜」

ナレ『あ、私もやってみよう♪』



〜数分後〜

美希「うーん…」

響「結構難しいな」

貴音「欲望のままに書き出せば良いでは無いですか」

響「引かれるっていう天丼の流れしか見えないからやらない」

あずさ「あらあら〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:17:41.53 ID:rB1WecJAO<> 美希「…うん!ミキ、出来たの!」

あずさ「私も出来たわ〜」

響「うー…よし、これでいいかな」

貴音「皆、終わりましたね?では…誰から発表しましょうか」

美希「ミキから!」

貴音「では、美希からお願い致します」

美希「はーい!ミキはね〜…こんな感じ!」

・ミキ、千早さん、春香=生っすかなの!

・あずさ、春香、やよい=この3人のお料理番組があったら、毎回ゲストに行くの!

・真クン、ミキ、雪歩=真クンハーレムなの!やったね♪

・あずさ、ミキ、雪歩=あんまりお仕事で一緒にならないから、ユニット組んでみたいの!

・響、かすみ、やよい=…引くの…お茶の間が絶対零度なの…


美希「なの」

響「オチ!オチに使うな!」机バンバン

美希「仕方ないの」

響「仕方なくない!全く…」

貴音「次は私が…」

・伊織、やよい、雪歩=百年経っても変わらぬ間柄…それを優しく見守る雪歩

・春香、あずさ、やよい=是非、私と暮らして頂きたい

・真、響、やよい=抜群の運動神経の真、だんすの天才の響、意外にも体力のあるやよい…どんなすてぇじを見せて頂けるか、楽しみです

・かすみ、真美、雪歩=未知数の可能性 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:18:09.86 ID:rB1WecJAO<> ・響、やよい、かすみ=壱、壱、零

貴音「と、このようになりました」

響「オチ!だからオチ!なんで自分をオチに持ってくるんさ!」

あずさ「あらあら…ねぇ貴音ちゃん、この…下から2番目の『未知の可能性』って?」

貴音「ええ…高槻かすみはまだデビュー間もないので、今はまだ未知数です」

あずさ「そうね」

貴音「真美や雪歩は、既に独自のすたいるを確立しつつあります」

あずさ「真美ちゃんはモデル、雪歩ちゃんは女優さんね」

貴音「ええ、彼女達は…正式にゆにっととして活動した事が無く、今は1つの職に特化した活動をする彼女達と、まだ未知数で真っ白な高槻かすみ…彼女達がゆにっとを組んで活動を始めた時…果たしてどうなるのか…私はふと、気になったのです」

あずさ「なるほど…そうね、お互いを刺激しあっていって…特化した所が伸びるのか、お互いがお互いの分野にも挑戦するのか…かすみちゃんが2人のどちらかを追うのか、2人から英才教育を受けるのか…」

貴音「765ぷろにおいて、真美は美希以上にもでるに、雪歩は私やあずさ以上に演劇に集中して活動しておりますし、何か新しい可能性が生まれるのでは…と、以前春香と話した事が」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:18:45.90 ID:rB1WecJAO<> 美希「ああ、やっぱりなの」

響「うちの影のプロデューサーになりつつある、天海・D・春香さんか…」

あずさ「D?」

貴音「Dあるm」

美希「それはいけない!なの」

響「どんがらのD」

あずさ「あ、ああ…」



〜はるちは楽屋〜

春香「何故に影のプロデューサーなんて呼ばれ方を…」

千早「春香、今日の番組前の打ち合わせ、誰が出たの?」

春香「プロデューサーさんは響ちゃんのお迎え、律子さんは竜宮小町のお迎えにいってたから…私しか出れなかったの」

千早「…それで番組スタッフさん達は何て?」

春香「…「春香ちゃんいるなら大丈夫だからいいや」って…」

千早「もう影になれないくらいにプロデューサーしてるじゃない」

春香「あれー?…あ、でも千早ちゃんだけのプロデューサーになるならいいかも…」

千早「は、春香ったら!…馬鹿」

春香「千早ちゃん…」

千早「春香…」



愛「あ、あの…」

絵里「完全に…2人の世界?」

愛「げ、ゲストに出させてもらえるから挨拶に来たのに…ど、どーしましょー?」

絵里「ん〜…放置?」

絵里「声かけてもアレだから…他の人の所に行きましょう」

愛「はぁい…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:19:17.43 ID:rB1WecJAO<> 〜ガス○〜

貴音「次はどちらが発表致しますか?」

あずさ「私、いいかしら〜?」

響「いいぞ〜」

あずさ「こんな感じになりました〜♪」

・やよいちゃん、春香ちゃん、私=お料理番組とかやってみたいなぁ

・かすみちゃん、千早ちゃん、真ちゃん=かすみちゃんは、魅せ方はこれからレッスンしないと身に付かないし、個々で違うから仕方ないけれど…これなら歌は千早ちゃんから、ダンスは真ちゃんから学べるかなって

・亜美ちゃん、真美ちゃん、春香ちゃん=新!竜宮小町!

・伊織ちゃん、亜美ちゃん、私=正直な事を言うと、私にはこのユニット…竜宮小町以外は考えられないんです

・響ちゃん、やよいちゃん、かすみちゃん=1、1、0、 はい☆



あずさ「はい、携帯電話よ〜♪」

響「だからオチ!1つ前で泣きそうになってた律子の涙が引っ込んじゃったじゃないか!」

<な、泣きそうになってなんか…

あずさ「あらあら〜…律子さん、ごめんなさい…」

<謝らないで!謝ったらまるで泣きそうだったと認める事に…

美希「じゃ、最後は響なの」

響「おー、完璧な自分は、完璧な組み合わせだぞ!」

貴音「響」

響「ん?」

貴音「」ニコッ <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:20:00.63 ID:rB1WecJAO<> 響「?」ニパッ

貴音「」ピンポーン

響「」

美希「今の笑顔はなんだったの…」

あずさ「さ、流石は貴音ちゃんねぇ…」

貴音「ばりえぃしょんもあまり無いのです。そろそろねた切れ、という状態です」

美希「メタいの」

貴音「後は…ばく転しながらか、誰かの頭で押す以外には…」

あずさ「ず、随分派手なのかバイオレンスなのが残っちゃったのね…」

美希「ミキ、来週はピンポンある側には座らないの」

響「自分の完璧なユニット構成…」

貴音「店員殿、双海飯を」

美希「ああ…もうそんな時間だったの」

あずさ「亜美ちゃん、このコーナー好きみたいよ〜」

響「好き勝手出来るからな」

ナレ『え、えと、響ちゃんの発表の前に、亜美ちゃんと真美ちゃんの『ファミレスフェアリー!インタビュー』のコーナーですぅ』

ナレ『…私、まだ出来てないですぅ…』



〜VTR〜

猫の着ぐるみ「…」

テロップ[!?]

猫の着ぐるみ「…!…!」オロオロ

テロップ[誰?]

亜美「」ニュッ←画面下から

テロップ[!?]

亜美「こんちゃ→っす!双海姉妹の妹、双海亜美で→す!」

猫の着ぐるみ「」ペコ

猫の着ぐるみ「♪」フリフリ←手を振ってる <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:20:26.58 ID:rB1WecJAO<> 亜美「よっしゃ!そしたら早速…秘密基地にゴ→!」

猫の着ぐるみ「」ゴー

テロップ[だからその猫は誰!?]

テロップ[真美さんは本日はあれ(猫の着ぐるみ)で行くようです]



〜亜美真美秘密基地(更衣室)〜

亜美「ちわ→」ガチャ

真美「やっほ→」

テロップ[あれ?]

猫の着ぐるみ「」ノソノソ

テロップ[!!?]

亜美「真美、早いね→!」

真美「亜美が寝坊したんじゃんか」

亜美「い、言わないでよ→!」

テロップ[亜美さん、現場入りに20分の遅刻でした]

亜美「ちょ→立ち漕ぎしたYO…」

真美「真美も結構ギリギリだったから、起こしてる余裕無かったんだ…すまぬ」

猫の着ぐるみ「…」ナデナデ

亜美「おお…慰めてくれるのかい?」

真美「優しいなぁ…」

テロップ[だからそれ誰だよ!?]

亜美「さて、いつもの確認からしようか」

テロップ[その前に着ぐるみの中身!]

真美「机よし!椅子のコロコロもよし!パトランプは…」

真美「配線もよし!」

亜美「じゃ、また今日もパトランプを眺める仕事をしようか」

テロップ[インタビューが仕事です]

猫の着ぐるみ「…」

亜美「あ、忘れてた」

猫の着ぐるみ「っ!」ガーン <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:20:53.02 ID:rB1WecJAO<> 真美「一番早く現場入りしてたのに…」

亜美「じゃ、猫ちゃん脱いでもい→よ!」

?「はふぅ…」スポッ

テロップ[!!!]

亜美「暑かった?」

?「はい…」ヌギヌギ

真美「中に保冷剤貼ってあるんだけど、やっぱ厳し→よね→」

亜美「という訳で!先週の生っすかでデビューした、我が765プロの新たな仲間!」

真美「やよいっちの実の妹!高槻かすみっちだ→!」

テロップ[かすみちゃんだー!]

かすみ「あ、あの!た、高槻かすみです!宜しくお願いします!」ガルーン

テロップ[ガルウィングキター!]

亜美「なんと、中学生ですよ!真美さん!」

真美「もう若さがフレッシュで溢れ返って駄々漏れさ!」

テロップ[何て?]

かすみ「き、緊張するぅ…」

亜美「はっはっは→!まぁ気楽に行こ→よ!」

真美「深呼吸して、深呼吸!」

かすみ「すぅ〜…はぁ〜…」

亜美「落ち着いた?」

かすみ「はい!」

真美「んっふっふ〜♪どーせパトランプ回るまで暇だし、お話しよ?」

かすみ「はい♪…あの…」

亜美「ん?どったの?かすみっち」

かすみ「2人とも…お姉ちゃんみたいな感じで…優しいなぁって」ニコッ

亜美真美「っ!!!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:21:27.02 ID:rB1WecJAO<> 亜美「お、おぉお…」

真美「お…お…」

テロップ[お?]

亜美真美「お姉ちゃん…」

かすみ「?」

亜美真美「」ニヘラ

亜美「んっふっふ〜♪かすみっち〜、「お姉ちゃん」に何でも言ってみ〜?」ギュウ

かすみ「わっ!?」

真美「あ、こら!ずるいぞ亜美!…かすみっち〜、お腹空かない?喉乾かない?「お姉ちゃん」がなーんでもしてあげるよ〜?」ナデナデ

かすみ「ふわぁ…」

テロップ[お触りは禁止ですよ!]

パトランプ<ダイスキハーニー♪

テロップ[注文キター]

亜美「かすみっちは可愛いなぁもう」ムギュー

真美「かすみっちを甘やかすのは仕方ない。お姉ちゃんだからね!」ナデナデ

ナレ『亜美ちゃんも真美ちゃんも、ずーっと皆より年下だったから、かすみちゃんにお姉ちゃんって言われたのが嬉しかったんだね…って!ランプ光ってるよ!』

スタッフ「パトランプ付いてるよ」

亜美「ぬ?」

真美「む?」

かすみ「」グッタリ←可愛がられ過ぎ

亜美「ふむー、じゃあ行こうか」

真美「だね→」

かすみ「あぅ…い、インタビューですね?」

亜美「うむ」

真美「まぁあれだ、「お姉ちゃん」達に任せておきたまへ!」

亜美真美「んっふっふ〜♪」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:21:54.48 ID:rB1WecJAO<> テロップ[限りなく不安しか残らない…]

亜美「ゴー!」

真美「ゴー!」

かすみ「…え?」

亜美真美「」ジーッ

かすみ「ご、ごー!」

亜美真美「かぁいいのぅ」ニヘラ

かすみ「は、早く行きましょう!」

テロップ[不安が的中しそうだ…]



〜店内〜

店員「あら?…あなたはたしか、先週デビューしたばかりのやよいちゃんの…」

かすみ「はい!高槻やよいの妹の、高槻かすみです!宜しくお願いします!」ペコリ

店員「宜しくお願いします」ペコリ

テロップ[礼儀正しいかすみちゃん]

亜美「さてさてー、本日の我々のイケニエは…と」

テロップ[生け贄!?]

真美「哀れな子羊よ…泣き喚くが良い!」

テロップ[白昼のファミレスで何をする気だ!?]

かすみ「あっ、あちらのお客様ですか?」

店員「ええ、そうよ」

テロップ[ちゃんと仕事をする新人アイドルと]

亜美「塩をちょい足ししてみようか?瓶一本分位」

真美「ソースもちょい足しだね、そしたら」

テロップ[悪事を企む先輩アイドル]

テロップ[一本はちょい足しとは言いません]


かすみ「あ、あの…それじゃ、行ってきますです!」

店員「頑張ってね」

かすみ「はい!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:22:25.11 ID:rB1WecJAO<> 〜客席〜

かすみ「あ、あの!」

客「はい?」

かすみ「あのですね…わ、私、高槻かすみっていいます!」

客「はぁ…」

かすみ「い、今、ファミレスフェアリー!って番組で、インタビューのコーナーがあるんです」

客「あ、最近始まったヤツ?」

かすみ「はい!」

客「それで、インタビューって?」

かすみ「双海飯を頼んだ方に感想を聞いてるんです」

客「なるほど〜。それで、インタビューに来たんだ」

かすみ「はい!」

客「元気いいね」

かすみ「お姉ちゃんに言われたんです。挨拶や返事は大きな声でって」

客「お姉ちゃん…高槻…あれ?まさか高槻やよいちゃんの…」

かすみ「はい!妹です!」

客「へ〜!そっかそっか、デビューしたんだね〜…あ、感想か…えーっと、素材も凝ってるし、味付けも薄味で良いかも。僕は好きだけど、濃い味付けが好きな人には物足りないかもね」

かすみ「なるほどなるほど…でも、味付けが濃かったらコンセプトから外れちゃうかもしれませんから」

客「そうだね。身体の事を考えた味付けに素材…でも量も結構あるし、美味しい。良いと思いますよ」

かすみ「元気になれそうですか?」

客「ええ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:22:56.36 ID:rB1WecJAO<> かすみ「良かった〜…あ、ご協力ありがとうございました」ガルーン

客「いえいえ」

かすみ「これ、インタビューに答えて下さった方へって…ガス○全店舗で使える割引券です!」

客「おっ、ありがとう!助かるなぁ」

かすみ「割引券って、あると本当に助かりますよね♪…あ、ではありがとうございました!」



〜店内〜

かすみ「ただいま戻りました!」

亜美「おかえりー」

真美「うんうん、良く出来てたね」

テロップ[何もしてない先輩アイドル]

かすみ「き、緊張しました…」

店員「…初めてでインタビュー出来て、割引券まで渡せて…偉いわね」

かすみ「えへへ」

亜美「あれ?割引券渡すってシステム、いつからだっけ?」

真美「今週からなんじゃない?」

テロップ[実は初回からありました…]

亜美「ま、いーか」

真美「うん、じゃあそろそろ〆ますか」

テロップ[仕事しろ]

かすみ「あ、あの、初めてで上手く出来たか分かりませんが…」

亜美「パーフェクトだ、かすみっち」

真美「うむ、もう教えられる事は何も無い」

テロップ[何も教えてないでしょ?]

亜美「んじゃ、ちょうど時間になったので…今日はこの辺で!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:23:31.10 ID:rB1WecJAO<> 真美「ほいほい、そしたらかすみっち、さっき教えた通り、せーので挨拶ね?」

かすみ「はい!」

真美「せーの!」

亜美真美かすみ「まったねー!」

ナレ『インタビューにご協力頂いた皆様、ありがとう御座いました♪』



〜ガス○〜

美希「…やりやがったの」

響「まさかのかすみだったな」

貴音「また我々に黙ってこういう事を…」

あずさ「あ、亜美ちゃんも真美ちゃんも、何にもしてなかったわ〜…」

美希「かすみは初めてなのに、良くやれたの」

響「だな。緊張して何も喋れないかと思ったけど…」

貴音「流石はやよいの妹です。それに、元々頭の回転が早そうな子でしたから…きちんと教わった通りにこなせたのでしょう」

美希「さて、律子」

<あによ?

響「判決は?」

<(サラサラサラ〜)はい、これ

貴音「はて…っ!?」

あずさ「た、貴音ちゃん?」

貴音「読み上げます…亜美、真美…有罪です」

美希「だと思ったの」

響「VTRの途中から、律子がハリセンで素振りを始めたからな」

貴音「怒りで字が歪んでおります…」

あずさ「り、律子さん…亜美ちゃんも真美ちゃんも悪気は無かったはずだから…」

<だから? <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:24:22.36 ID:rB1WecJAO<> あずさ「…て、手加減してあげて下さい…」

美希「流石のあずさも、あの威圧感には勝てなかったの…」

響「何人か葬ってきた目だからな、あれは」

<誰がだ!

貴音「響、貴女のボケに関しては切り込んでいく勇気と姿勢には、頭が下がります」

響「ありがとう☆」

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…

響「ん?」

スパーーン!!!

響「ふぎゃ!?」

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…

<(パシッ)

美希「か、回転しながらハリセンが飛んできて…」

貴音「響の顔面を叩いて、回転しながら戻っていった…」

あずさ「ぶ、ブーメランみたいだったわ〜…」

響「ぶ、物理法則を無視した攻撃をするなっ!自分、アイドルだぞ!?顔面は無しだろ!?春香じゃあるまいし!」

ナレ『今や伝説となっている、『天海春香ダンボール芸』だね…』

ナレ『あの放送の後、沢山の芸人さんから「あんなんズルい」「春香ちゃんは俺らの仕事を取る気なんか!?」「あんだけおもろいハプニングして、ええリアクションして…尊敬します」などの御意見が、765プロに寄せられましたぁ』

ナレ『千早ちゃん曰わく「あの時顔に受けた風圧と後ろにのけぞる春香は、今でも思い出すし、夢に出るわ」だそうです…』 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:25:11.39 ID:rB1WecJAO<> 響「うぐぐ…」

美希「律子はもう…ミキ達の知ってる、優しくて真面目なパイナポーじゃなくなったの…もっと人間離れした技を極めた、バイオレンスで凶暴な何かになってしまっt」

(ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…スパーーン!…ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…パシッ)

美希「ふぉお…」

貴音「響、美希…貴女達は何故そうまで…」ホロリ

あずさ「いい?勇気と無謀は違うのよ?もう無茶しちゃ駄目よ?」



〜竜宮小町の楽屋〜

伊織「律子…アンタ、自分んとこのアイドルの顔面をハリセンでぶっ叩くとか…怖い通り越して、引くわ…」

律子「言わないで…私も何かおかしかったのよ…この後、プロデューサーと社長にしこたま怒られたわ…」

亜美「律っちゃんそういうとこある、やり過ぎ良くない」

律子「アンタと真美は別!叱られて当然!」

あずさ「亜美ちゃん大丈夫?」

亜美「あずさ姉ちゃ〜ん!」ムギュー

あずさ「あらあら」ナデナデ

伊織「まーたそうやって甘やかす…」

律子「全く…」



〜○スト〜

あずさ「そういえば、やよいちゃんは知ってたのかしら?かすみちゃんがこの番組に出るって」

貴音「知らない可能性がありますね」

美希「流石に知ってると思うの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:25:54.40 ID:rB1WecJAO<> 響「…律子が目を反らしてるんだけど」

貴音「…律子嬢?」

<私も…知らなかったのよ…

あずさ「」

妖精「」

<マジよ…


美希「何なのなの…」

響「主にプロデューサー…何なのだぞ…」

貴音「あのお方は前からそういう所がありますね…味方ですら欺かれるというか、話をしないというか…」

あずさ「本当…そうなのよね…」



〜フェアリーの楽屋〜

P「各楽屋から「そーだそーだ!」が連呼されているのだが」

響「多分、今は他の楽屋には行かない方がいいぞ。特に竜宮小町の楽屋には」

P「…了解した…」

美希「自業自得なの」

貴音「弁護のしようがありませんね」

P「君ら最近特に辛辣だなコンチクショウ」

美希「ハニーじゃない人を庇う気なんか無いのー」クスクス

貴音「無いのです」

響「ま、普通そーだよなー」ケラケラ

P「…モウイイデス」



〜ガ○ト〜

美希「何か忘れてる気がするの」

貴音「はて…?」

あずさ「何かしら?」

響「…ん〜?」

ナレ『何でしょう…?あ、私の考えた新ユニットは…決められませんでしたぁ…』

貴音「まあ、その内に思い出すでしょう」

美希「ん〜…まぁいっか、なの」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:26:54.76 ID:rB1WecJAO<> 貴音「さて…では」

あずさ「」サッ

響「」サッ

美希「」サッ

貴音「…何故呼び鈴を隠したりめにゅぅを奪うのです」

美希「あのハンバーグ祭りの後にまだ食べるっていうのは、見てる方がキツいの」

響「じいやさんに頼まれてるしな」

あずさ「それに、ほら…流石にダイエットもしないといけなくなるでしょう?」

貴音「ふむ…」チラッ

店員「…」コクッ

響「アイコンタクトすんな!」

貴音「目と目が合う〜♪」

美希「千早さんに怒られればいいの!」

貴音「瞬間、らぁめんと気付〜いた〜♪」

あずさ「本当に怒られちゃうわよ〜?」



〜フェアリーの楽屋〜

貴音「」ガタッ

響「逃がすかぁぁ!」ガッシィ!

(コンコン)

美希「はぁい」

<ふふふ…四条さん…千早です…お話が…

貴音「」ジタバタ

響「あーばーれーんーなー!」ガッシリ

貴音「後生です…後生ですから…!」ズルズル

響「うがー!」ズルズル

(きぃぃぃ…)

千早「…ふふ」

貴音「」

響「oh…」

※美希は扉を開けてすぐに春香の楽屋に逃走した模様



〜ガス○〜

貴音「♪」

響「アイコンタクトで中華麺が出て来るアイドル、四条貴音」

美希「もう何なのなの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:28:53.56 ID:rB1WecJAO<> あずさ「数までは流石に決められないのね」

貴音「いえ?」

美希「…先週の放送の後に貴音だけ暫く席から離れてたのは、そういう事だったんだ…」

響「無駄に労力かけて、かけなくていい迷惑をかけるのはやめろ…」

貴音「はて…」

あずさ「た、貴音ちゃんの中では全てが理に叶っているのね…」

貴音「勿論…この合図を全国のガス○さんに広めて頂き…」

ナレ『ガス○さんからの解答ですぅ』

ナレ『「流石に勘弁して下さい」』

ナレ『そりゃそうですぅ…』

あずさ「でも、貴音ちゃんの食べた物って…どこに行ってるのかしら」

美希「まさか…」

響「どうした?」

美希「貴音が食べた物は全て『あずさ状態』になるんじゃ…」

あずさ「へ?」

美希「『あずさ状態』になった食べ物達は…貴音のお腹には行かずに…どこか別の場所に…」

あずさ「…美希ちゃん?」

美希「冗談なの」

あずさ「でも、不思議よねぇ」サワサワ

貴音「み、三浦あずさ!何処を触っているのです!」

あずさ「貴音ちゃんの…お腹♪」サワサワ

貴音「お、おやめなさい!く、くすぐったいではありませんか!」



〜ことりけ〜

小鳥「あずたか…成る程ッ!」クワッ <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:29:27.49 ID:rB1WecJAO<> 〜○スト〜

響「何だろうな…こう、規格外2人がじゃれついてるのは…色々と心配になるな」

美希「主にポロリが、なの」

あずさ「し、しないってば!しちゃうような服は着てないもの!」

貴音「心配する所が違うでしょう!」

響「貴音の腹が出てるかがバレちゃう事の方が心配d」

貴音「うつけ者っ!」スパーン

響「あいたー!?」

美希「今のは響が悪い。引くし」

響「引くのは関係ないだろー!っていうか、別に引かないし!」

あずさ「1、1、0…と、はい♪」

響「何回それやるんさー!」

美希「それは、貴音のぽっこりしたお腹がへこむまでなの」

響「それは無理だな…食う量減らないし」

貴音「出てません!私の腹は出ておりません!何なら確認して御覧なさい!」ガバッ

響「のわー!まてまて!服を捲るなぁぁ!」

美希「おへそ出てるの!貴音、普段着じゃめったに出てないおへそが出てるの!しまうの!」

あずさ「あらあら…貴音ちゃんって、本当に肌が白いわねぇ…透けてるんじゃないかって位に」サワサワ

貴音「ふひゃん!?」

美希「た、貴音が聞いたことの無い声を上げたの!?」

響「ふひゃん…ふひゃん、て…か、可愛い…」プクク <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:30:01.94 ID:rB1WecJAO<> 貴音「み、み、三浦あずさ!じ、直に腹を触るなど…な、何たる…何たる…!」フルフル

あずさ「あら〜♪こんなに肌が綺麗なんだから、触りたくもなるわ〜」ツツーッ

貴音「んふぅ…!くっ…お、おやめなさ…はぅ…!」

美希「いやー!あずさが変態なの!性的なの!春香みたいに飢えてるのぉ!」イヤァァ!

ナレ『し、四条さんのお腹、私も触りた…じゃない!放送出来なくなっちゃいますぅ〜!』

響「春香が完全に巻き込まれ事故だな…」



〜竜宮小町の楽屋〜

あずさ「あれ以来、貴音ちゃんも美希ちゃんも近付いて来ないのよねぇ〜…あら?」

いおあみ「」ブルブル←楽屋の隅っこに退避

あずさ「あ、亜美ちゃん?」

亜美「ひぃ!?あ、亜美にはそーゆー趣味は無いYO!」

あずさ「あ、あら〜?あ、い、伊織ちゃん?」

伊織「だ、駄目よ!私はやよいに操を…じゃない!と、とにかく駄目なんだから!」

あずさ「あ、あらあら〜…困ったわ〜…」

律子「というか、あずささんはプロデューサー殿がいるから女には…」

あずさ「うう…律子さ〜ん…」ススス…

律子「」ススス…

あずさ「…」

律子「…つい」

あずさ「うわぁ〜ん!Pさぁ〜ん!皆が酷いんです〜!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:30:31.05 ID:rB1WecJAO<> (ばたーん!)

P「あずさぁぁぁ!」

律子「ノックしろぉぉぉ!」バチコーン!

P「エビフリャ!?」ズシャァァ!

あずさ「Pさぁぁぁん!?」

伊織「…何なの…もう何なのよ…」

亜美「この事務所で、かすみっちの将来が心配だよ…」



〜フェアリーの楽屋〜

春香「飢えてないっていってんでしょぉがぁぁぁっ!」ウメボシウメボシ

美希「いにゃぁぁあ!ごめ、ごめんなさいなのぉぉぉぉ!」ビエーン!

響「あーあ…」

貴音「あれはかっとして欲しいと…あれほど…あれほどぉ…!」グスグス

響「今日の生っすか、大丈夫なのかな…」



〜ガス○〜

貴音「今の所、どうかかっとでお願いします…後生ですから…どうか…どうか…」

響「貴音の目が死んでるぞ…」

美希「あずさは一挙手一投足がエロティカルなの!だから性的な行為は美希の前では控えて欲しいな!」プンプン!

あずさ「い、一挙手一投足が…酷いわ〜…美希ちゃん…」ズーン

響「まず、エロティカルって何だよ」

美希「お茶の間フリーズこと、我那覇えっちぃシーン響と同じなの!」

響「変な通り名をつけんな!あと、名前の間に余計なもんを足すな!長いし!言いにくいし!何より、自分はエロくない!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:30:57.45 ID:rB1WecJAO<> あずさ「私だってそうよ〜…」

美希「うぅ〜…765プロのアイドルはみんな狼なの…」

貴音「…かっとを…え?かっと出来ない?何故!?何故になのですか!?今の技術ならば、出来ぬ訳ありません!どうか!どうか!」

あずさ「私、エロティカルじゃないですよね!?違いますよね!?」

響「何だこのカオス」

ナレ『何時ものカオスですぅ』

響「これ、誰が収集を…あ、律子オチは痛いからノーサンキューだぞ」

<律子オチって何よ!

響「ハリセンで叩く」

<…(スッ)←目を逸らした敏腕プロデューサー(おーたむ〜ん☆)

響「当たりかだったのか!?…ったくもぉ〜…仕方ない、落ち着くまでカットだぞ!」

ナレ『え?あ、本当にカットするんですね…』

貴音「何故ここはかっとであの場面はかっと出来ないのですか!?」

響「落ーちー着ーけー!」



〜落ち着くまでカットされました〜

響「あー…疲れた…」

あずさ「ひ、響ちゃん…大丈夫?」

響「3人が3人とも変な方向におかしくなってたから、収めるのに余計苦労したぞ…」

美希「だって〜…」

響「だって、じゃない!全くもう…」

貴音「わ、私とした事が…取り乱してしまいました…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:31:27.62 ID:rB1WecJAO<> 響「いや、本当にな」

あずさ「スタッフの皆様にも笑われてしまったし…恥ずかしいわ〜…」

響「笑いがこれだけ取れるアイドル…どうなんだろう」

美希「間違えてる気はするの」

貴音「悪ふざけの延長で墓穴を掘る…あいどる以外の生き方なら、きっとそれもありなのでしょうが…」

響「気を付けよう、全員が…」

美希「楽しくなってきちゃうと走り過ぎるのは、良くない傾向なの」

貴音「ですね…」

あずさ「私も…年長者なのに止めなかったんですもの、責任はあるわ」

貴音「改めましょう…我々は!」

貴音「…」

みきひびあず「…?」

貴音「」ピンポーン

みきひびあず「」

貴音「あいどるなのですかr」

美希「じゃあ今のタイミングで注文したら駄目なの!」

貴音「む、寧ろ今しか無いと…」

響「それが芸人思考だって言ってるんだー!」

貴音「な、何と!?」

あずさ「貴音ちゃん…変わったわね…」

貴音「私は今も昔も四条貴音で御座います!」

ナレ『…昔より、明るくなりましたよね…ただ、今でもミステリアスな美人さんなのは変わらないので…天然ボケの威力が増して、計算されたボケと天然ボケの差がなくなってて…濃いですぅ』 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:31:58.78 ID:rB1WecJAO<> 貴音「店員殿、この抹茶白玉餡蜜を」

店員「畏まりました」

あずさ「…そういうのを聞いてしまうと…」

響「ほ、欲しくなっちゃう…」

美希「スイーツが…スイーツが美希達を魅力するの…」

みきひびあず「うぎぎ…」

店員「如何致しましょう…」

貴音「今暫くお待ち下さい。お忙しいとは思いますが、またお呼び致しますのも手間だと思いますので」

店員「はい」

美希「…ぱふぇ」

店員「はい?」

ひびあず「!?」

美希「ミキ、このチョコレートパフェ♪」

響「…な、なら自分は、このヨーグルトパフェ下さい!」

あずさ「…うぅ…じゃあ、私はこの抹茶白玉パフェを…」

店員「かしこまりました♪」

貴音「すいーつに逆らえる女子など、この世にはいないのです」

ナレ『真理ですぅ』



〜生っすか収録スタジオ内のモニター前〜

春香「仕方ない」

千早「ええ、仕方ないわね」

美希「これは仕方なかったの」

亜美真美「うんうん、ちかたない」←亜美真美ちゃん待ち

律子「息ぴったりね、アンタ達…まぁ、仕方ないけど」

かすみ「あの、台本を読まないといけないんじゃ…」←MC手伝い

P「かすみはしっかり者だなぁ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:32:25.80 ID:rB1WecJAO<> 〜ガ○ト〜

美希「ん〜♪おいひぃの♪」

響「うん、凄くおいひぃぞ♪」

あずさ「うふふ♪注文して良かったわ〜♪」

貴音「この抹茶白玉餡蜜…餡蜜自体の甘さを多少抑えているのでしょうか…甘さがくどくなく、抹茶の風味が全体を通して感じられ…真、美味に御座います」

ナレ『四条さんが『四条美食倶楽部』の時みたいなコメントをしてますぅ…あ、私も食べたくなってきた…』

貴音「さて…すいーつに舌鼓を打っているところ、非常に言い出しにくくはありますが…そろそろ〆の時間だそうです」

響「ん?そーなの?」

美希「何か何時もより短かったような…」

あずさ「わ、私が迷子になっちゃってたからかしら〜」

美希「ううん、その間も普通に収録してたし」

響「何の問題も無いぞー」

貴音「きっと…美希と響は何時もより余計にはりせんされていたからでは?」

美希「納得したの」

響「全く、アイドルなのに顔やら頭を平気で叩くなよなぁ…」

あずさ「そうねぇ…腫れたら大変だもの」

美希「そしたら流石にお仕事出来ないの」

貴音「確かに…何事かと思われてしまいますからね」

響「765プロにバイオレンスなイメージが付いちゃうぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:33:04.25 ID:rB1WecJAO<> 美希「由々しき事態なの…」

貴音「ともあれ、本日も無事にえんでぃんぐのお時間となりました」

響「今日のゲストは、三浦あずささんでした!ありがとうございました!」

あずさ「いえいえ、此方こそ〜♪とっても楽しかったわ〜♪」

貴音「では、本日はここまで…響?」

響「あ、うん…何か紙が落ちて…ああぁっ!」

美希「な、何!?どしたの!?」

響「じ、自分の考えたメンバー!発表してなぁぁい!」ウガー

美希「あちゃー…」

あずさ「あらあら〜…もうエンディングよ?どうしましょう…」

ナレ『え?あ、と、という訳で、本日は波乱ばかりの第4回、ゲストは竜宮小町の三浦あずささんでした♪』

ナレ『この後は、『水谷ラボ 〜PCのお勉強会〜』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『本日も、ナレーションは萩原雪歩でしたぁ♪来週も『ファミレスフェアリー』、見て下さいね〜♪』

響「自分の考えたメンバー!」

貴音「もう諦めなさい、響…」

あずさ「あ、あらあら…」

美希「もーいいの、行くよっ…せーの!」

みきたかあず「まったね〜♪」

響「一生懸命考えたのにぃぃ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/10(水) 20:39:25.99 ID:rB1WecJAO<> という訳で、あずささん回でした

かすみは絶対デビューすると思っている私です

アイマス3は876にモバマスなど、あらゆるアイドルを入れ、日本全国のどこかに事務所を構え、スカウトのコマンドでまだ埋もれているアイドルを登用、事務所周りで宣伝活動などをして資金を集めたり、事務所を強化して…全国制覇をするという作品なんてどうだろう
サブタイは『アイドルの野望』とか…

あれ?コーエーテクモから無茶苦茶怒られそうな気が… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/10(水) 20:40:28.77 ID:1AoZfG6DO<> 雪歩、真、千早
ゲストに出てないのはこの三人かな?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/10(水) 20:58:08.81 ID:hjxvVxNAo<> ぜひとも生っすかの内容が、と言うよりあなたの春香が見たいです>>1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/10(水) 21:14:31.99 ID:zMGGdRSWo<> 乙乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/10(水) 22:25:57.65 ID:eV51+QzP0<> 乙でしたー
最後のゲストははるちはが良さげかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/11(木) 21:23:28.25 ID:vk2Fp5AW0<> 乙です。
ちーちゃんの人生のプロデューサーのはるるん可愛い
そしてひびきん不憫可愛い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/12(金) 02:04:16.17 ID:MYR16s6Z0<> 乙でした。

亜美真美もゲストで出てないんじゃなかった?双海飯ではでてるけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/12(金) 12:07:53.47 ID:CpCQmGMa0<> そろそろこたつもシーズンオフだが、こたつの主様はつぎはどこへゆくのか
私、気になります! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/14(日) 13:20:53.68 ID:xLoApzmWo<> キャラ崩れてるからこそここでしか見られないからな
まだまだ続いてくれ <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:15:02.58 ID:RpxrSX2AO<> 投下します <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:15:31.70 ID:RpxrSX2AO<> 〜ガ○ト〜

貴音「最近、ふと思う事がございます」

響「何をだー?」

貴音「私達が活動をしている中で、どれだけのお金が動き…その額は、二郎なら何杯のらぁめんが食べられr」

美希「タイトルコール行くよー」

貴音「え?あの…」

響「せーの」

みきひび「ファミレスフェアリー!」

貴音「ですから…」

美希「ハイパーどーでもいいの」

響「だな」



[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]



美希「最近、ミキが小さい頃に行った玩具屋さんが閉店してたの」

響「あー、それって何かショックだよなー」

貴音「そうですね…時間の流れというのは残酷で、流行りもあれば廃りもあります…特に、今は少子高齢化の時代で子供が減っております。我々も、何時までも幼き頃のままでは無い…痛感させられますね」

美希「なの。今話した玩具屋さんも、ミキが小さい頃からあるから、そこにあるのが当たり前だと思ってたの」

響「それがある日突然…か」

美希「うん。ミキね、ちょっと前までファッションショーのモデルとして海外行ったりして、殆ど地元にいなかったの」

美希「で、最近漸く落ち着いて、久しぶりに地元をお散歩したんだー」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:16:38.69 ID:RpxrSX2AO<> 美希「そしたらね、知ってた景色が知らない景色に変わってた」

響「それ、寂しいな」

美希「うん。勿論、知ってる所も沢山あるんだけど、ミキが知ってた公園が知らない場所みたいに綺麗になってたり」

美希「あれ?ここは古いお家があったのに駐車場になってる…とか、色々」

貴音「変わらぬ物など無く、時は常に流れ、人も物も変わっていく…景色の見え方や、景色そのものも変化していくものなのです」

響「変わらない物もあるぞ?」

貴音「はて…」

響「自分や貴音や美希、それに765プロの皆との絆。会う時間は少なくなったし、皆が大人になったけど…絆は変わらない」

貴音「目に見えぬからこそ、決して変わる事も色褪せぬ事もない…なるほど、かけがえの無いものを私達は持っているのですね」

美希「素敵だね…そういう、離れてても繋がってるって分かる…暖かいものって」

響「だろ?へへ…何かさ、口に出すと気恥ずかしいけどさ…うーん、上手く言えないけど、素敵なんさー」

妖精「ふふふ♪」

ナレ『うふふ♪あまりに素敵なお話だったから、つい入るのを躊躇っちゃいましたぁ』

ナレ『あ、ナレーションの萩原雪歩ですぅ!宜しくお願いしますぅ』 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:17:10.06 ID:RpxrSX2AO<> ナレ『さぁ、今週も『ファミレスフェアリー!』が始まりました!』

ナレ『今日は今までとちょっと違う雰囲気でしたね♪』

ナレ『今日は一体どなたがゲストに来て下さるんでしょうか?皆様、お楽しみに♪』

響「うーん…美希の話を聞いたら、地元に帰ってみたくなったさー」

貴音「そうですね…私の出身である京都は、古き良き姿をそのまま残す為に多くの方が尽力しておりますが…それでも、変化はしております」

響「自分の地元なんか、最近住む人も観光客も増えたって、友達からメール来たんさー」

美希「じゃあ、大分変わったのかな?」

響「うん。でもまぁ、小さい島だし…土地にも限界があるからなー。其処まで変化は出来ないって、にぃにが言ってた」

美希「響の育った島…一度行ってみたいなー」

貴音「ええ、そうですね…おっと、そろそろ本日のげすとをお呼びしませんと…」

美希「はぁい。本日のゲストは…765プロの歌姫、如月千早さんなのー!」

千早「皆さん、こんにちは。765プロの如月千早です。本日は宜しくお願いします」ペコリ

響「千早、こういう番組出るんだな」

千早「勿論」

響「何かさ、歌番組しか出ないのって質問も来てたから」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:21:21.50 ID:RpxrSX2AO<> 千早「昔ならそうだったかもしれないけど…」

貴音「今は違いますか?」

千早「はい。その…さっきのオープニングトークじゃありませんけど…私は、私自身が大分変わったと思います」

美希「そだね。千早さんは、笑顔を沢山見せてくれるようになったの」

千早「そう…かもね。この仕事を始めた頃は、笑顔のやり方も分からなかったし、こうしてテレビとかで笑顔を見せる意味を考えて…」

千早「結局、必要がないって思ってたわ」

貴音「歌うのには不要だと?」

千早「ええ、まさにそのままです。歌詞の意味や音程は重要視しているのに、感情を考えていなかった…だから、この前のアルバムを作ったっていうのもあります」

響「ああ、千早が自分の歌ってきた歌をセルフカバーして歌い直したヤツな」

美希「ミキ、すぐに買ったの!」

貴音「「約束」…あのたいとるは、我々なら絶対買います」

千早「か、買わせる為にそのタイトルにした訳じゃありませんよ?」

響「分かってるって。でも、千早の沢山ある持ち歌の中から、あの歌をタイトルに選んでくれたのは、皆嬉しかったはずさー」

千早「…私にとって…あの歌は宝物だから、絶対にタイトルにしたかったの」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:29:05.12 ID:RpxrSX2AO<> 妖精「」ジーン

千早「あ、あの…」

響「自分、今猛烈に感動しているぞ!」

貴音「ええ…私もです…」

美希「千早さぁぁぁん!」ガバッ

千早「きゃあ!?」

美希「千早さん大好きなの!」

千早「もう…美希ったら…」

貴音「きっと、今テレビの前にいる765ぷろのあいどる達は、皆感動しておりますよ」



〜竜宮小町の楽屋〜

竜宮「」グスッ

律子「」ホロリ



〜ゆきまこ(ロケ地に移動中の車内)〜

雪歩「これ、ナレーション取る前に感動して、ナレーション出来なくて大変だったんだぁ…」

真「ちはやぁ〜」オロローン



〜生っすかのスタジオ内〜

やよい「」クスン

真美「よしよし、やよいっちは泣き虫さんだなぁ…」グスッ

かすみ「お姉ちゃん…良かったね」



〜フェアリーの楽屋〜

美希「何度聞いても嬉しいの」

響「だな」

貴音「ええ…」



〜はるちはの楽屋〜

春香「ぢはやぢゃぁぁん…」←号泣中

千早「ああもう…泣かないで…」ナデナデ

春香「しょんなの…むりだよぅ…なくよぅ…うぇぇぇん…」

千早「ふふ…」ナデナデ



〜外〜

P「うぉぉ…うぉ、うぉぉぉぉぉぉん!」ダバァー!←目の幅の涙を流して号泣中 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:29:34.39 ID:RpxrSX2AO<> 〜ガ○ト〜

響「ところで、何でセルフカバーなんかしたんさ?」

千早「実は、前からやってみたかったの。皆のおかげで立ち直れて、また歩き出せて…一年位してからかしら。ふと、後ろを振り返ってみたの」

貴音「今までの道のり、ですか」

千早「ええ…そうしたら、今の自分が昔の自分の歌った歌を歌った時に…どうなるのか、知りたくなったんです」

千早「昔の自分が見ないようにしていたものや、知らなかったもの、分からなかったもの…沢山のものを得た今、自分が更にステップアップする為にも…」

千早「昔の私を迎え入れて、包み込んで、教えてあげようって」

千早「貴方が知らんぷりしてたものは、こんなに暖かいんだよって教えてあげたかった」

千早「だから、歌い直したんです…私が残してきた化身でもある歌を歌い直して…昔の私に教えてあげたかった」

千早「…なんて、少し照れくさいですけど」

美希「…千早さん…もう素敵過ぎるの…」グスッ

響「ダメだ、自分泣きそうだ」

貴音「如月千早…私は、貴方に会えて良かったと、心から思っております…その心…真、感服致しました」

千早「…自分で言ってて恥ずかしいので…もう勘弁して下さい…」マッカ <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:30:00.30 ID:RpxrSX2AO<> ナレ『私、こんな素敵な友達がいて、幸せですぅ…』

千早「あ、あの!」

美希「どしたの?」

千早「私、実はまだご飯食べてなくて…またご飯を抜いてしまうと怒られちゃうの」

美希「ああ…最近は昼間から公園でベンチに座りながら、ハトに餌あげるのが仕事の天海春香さんに?」

響「まるでリストラされたけど家族に言い出せないで時間潰してるサラリーマンだぞ…」

貴音「または、日向ぼっこ中のご老人…」

千早「あれをしながら、次の仕事の事とかを考えてるんだそうよ」

美希「ミキ、初めてあの光景見た時…あまりのショックに声もかけずに逃げちゃったの」

響「自分は二度見してから、同じく声もかけられずに逃げた」

貴音「私は…心配で話し掛けました…」

千早「…正直な話、私も最初に見つけた時はどうしたのかと思ったんですが」

貴音「何かあったのですか?」

千早「公園にいた、先生に引率された幼稚園児達にバレたんです」

響「あちゃー…」

千早「歌ってくれって言われてて…そしたら春香、にっこり笑って歌い始めたんですよ」

美希「まさか…」

千早「もう…何だか天使のようでした」

美希「やっぱり惚気たの…大当たりなの」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:30:31.04 ID:RpxrSX2AO<> 貴音「やれやれ、ですね」

響「全く…だぞ」

千早「だ、だって…あの、前日が雨で、まだ少し雲が残ってた日のお昼位だったの」

美希「語り出したの」コソコソ

響「如月千早評論家の星井さん、これは長いの?」コソコソ

美希「間違いないの」コソコソ

貴音「評論家の星井さんが言うならそうなのでしょうね…」コソコソ

千早「地面もぬかるんでたりして、幼稚園の子達も長靴で…あんまり走り回れなくて、つまんなそうな子もいたわね」

美希「通報されなくて良かったの」コソコソ

貴音「響と同じで、やよい中毒症状が一時期ありましたからね」コソコソ

響「じ、自分は中毒症状なんか」コソコソ

千早「そんな時かしら?帽子を深く被ってた春香を下から覗き込んだ1人の女の子が、春香に気付いたの」

美希「千早さんの語りのテンションが上がってきたの」コソコソ

響「多分、ここからが千早的盛り上がりポイントなんだな」コソコソ

貴音「ここで注文の呼び鈴を押したら…」コソコソ

美希「多分、千早さんなら無視して話を継続すると思うの」コソコソ

貴音「なんと…」コソコソ

千早「当然だけれど、小さい子達にも天海春香の名前は知れ渡っていて…その子は「あっ!あまみはるかちゃんだー!」って」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:30:58.39 ID:RpxrSX2AO<> 美希「当然…って、言い切ったの…」コソコソ

響「千早の中では春香を知らない=悪にまで直結してそうだな」コソコソ

貴音「千早のした幼子の真似…真、可愛らしゅうございました」コソコソ

美希「それには同意なの」コソコソ

響「同じく」コソコソ

千早「それでね、幼稚園の先生が止めるんだけど…小さい子達のパワーって凄いでしょ?だから、止められなくて」

響「今、こっちに質問した気がしたけど、答える間もなく語りを継続したな…」コソコソ

美希「多分、ここからいなくなっても分からないの」コソコソ

貴音「では、どりんくばぁに飲み物を取りに行きましょう…」コソコソ

妖精「」コソコソ

ナレ『あ、あぁ…皆行っちゃった…千早ちゃんが1人で語ってる…』

千早「でね、小さい子達に引っ張られるように立ち上がった春香は、それでもニコニコしながら…もうね、本当に天使の笑みだったわ…」ウットリ



〜どりんくばぁ〜

美希「ミキ、コーラ」

響「自分はアイスティーかなぁ」

貴音「…私はこの野菜じゅぅすを…」



〜如月千早独演会場(いつもの席)〜

千早「園児達が春香に「おうたをうたって!」「はるかちゃんのおうたがききたいです!」って…先生はずっと困っちゃってて」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:31:32.42 ID:RpxrSX2AO<> 千早「でも、春香はニコニコしたまま」

春香(千早)「いいよ♪一緒に歌おう?」

千早「って…何時もの春香の元気な笑顔と違う…こう、慈愛に満ちた…まるで女神だったわ」

千早「それで、園児達が童謡をリクエストして…春香は勿論断らないの。ずっと慈愛の微笑みを浮かべたままで」

春香(千早)「うん、じゃあそれ、歌おう♪」

千早「って。園児達も大喜びでね」

美希「ただいまなのー…」コソコソ

響「まだ続いてるのか…」コソコソ

貴音「後で録画したものを見返してみましょう…」コソコソ

千早「で、春香に合わせて園児達も歌い出して…もうその頃には先生も園児達を止めないで、春香に頭を下げた後は近くで聞いてるだけだった」

美希「あ、ミキちょっと…」

響「トイレか?」

美希「…普通、そういう事、聞く?」ジトー

響「ごめんなさい」

貴音「私も参ります」

響「じゃ、自分も」

妖精「」コソコソ

千早「一曲目は童謡…タイトルは思い出せないけど。二曲目だったかしら…春香がね」

春香(千早)「お姉ちゃん達の歌、知ってる?」

千早「って聞いたの。園児達は口々に曲名を言うんだけど、その中に1人、大人しい子がいてね。恥ずかしそうにしてるの」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:32:54.71 ID:RpxrSX2AO<> 千早「春香はその子に気付いたみたいで、その子の前にしゃがむと」

春香(千早)「あなたはどんな歌が好き?」

千早「って聞いたわ。するとその子は小さな声で、「お、おーるらいと…」って萩原さんの曲を答えたの」

千早「後で春香に聞いたらね、その子は凄く恥ずかしがり屋さんで、引っ込み思案で…でも、ご両親と一緒に見に行った舞台で萩原さんの演技に凄く感動して、萩原さんみたいに女優さんになりたいんだって」

千早「元々、その子は自分の性格が引っ込み思案だからって色々と諦めそうになったりしたんだけど、萩原さんが元々は自分を変えたいからってアイドルになったエピソードを聞いて、夢は萩原さんのようなアイドルになる事らしいわ」

千早「それを聞いた春香は、「雪歩じゃないけどごめんね」って言ってから…ALRIGHT*を歌い出したの…」

千早「初めは恥ずかしがって歌えなかったその子も…春香がにっこり笑って手を差し伸べたら…だんだん歌えるようになってきて」

千早「サビに入った所だったかしら…空を覆っていた雲が切れてきて…差し込んだ日の光が、春香を照らしたの」

千早「出来過ぎのようにも思えるけど、本当の話なの…春香は本当に女神なのかと…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:33:26.66 ID:RpxrSX2AO<> 千早「その子もキラキラした目で春香を見上げてたわ…」

千早「歌い終わってからね、春香がその子に言ったの」

春香(千早)「諦めないで。頑張ったら夢は叶うから。雪歩だって凄く頑張ったから、今ああやって舞台に立てるの…だから、絶対にアイドルになるんだって!負けないで思い続けて、頑張って」

千早「もうね…涙が出て来ちゃったわ」ホロリ

千早「その子もちょっと感動しながら、「がんばりますぅ!」って…本当に萩原さんみたいに答えてたわ」クスクス

ナレ『良い話だし、私もその女の子に会ってみたいけど…千早ちゃん、何だかんだと10分位1人で語ってました…これ、フェアリーの皆の番組じゃ無いのかな…』

千早「そんな事があった…」チラッ

しーん…

千早「の…よ…あれ?皆、どうしたのかしら」オロオロ

美希「ただいまー…あれ?千早さん、どうしたの?」

千早「あ、美希!ど、どこに行って…我那覇さんと四条さんは?」

美希「あー…うん…」

響「お、独演会は終わったのか?」

千早「」

貴音「すみません、少し席を外しておりました…」

千早「…私の話…面白くないですものね…仕方無いです…」ズーン

響「あ、いや」

貴音「そういう訳では…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:33:56.60 ID:RpxrSX2AO<> 美希「千早さん」

千早「何かしら…?」

美希「 長 い の !」

千早「」

響「真っ正面からバッサリ一刀両断…」

貴音「こ、これが星井美希の…きらきらぱわぁなのですね」

響「多分違うぞ」

美希「千早さんが春香大好きなのは、ミキも知ってるの!ファンの皆の間でも暗黙の了解レベルだし、小鳥みたいに「キマシ何とかー」とか何とか言いながら鼻血ブチ撒けたりする人もいるけど…もう殆どの人は知ってるの!」

千早「なっ!?」マッカ

美希「でもね!ちょっと長いの!語りたくなる気持ちも分かるの!ミキだって、「おにぎりをメインディッシュに、デザートはいちごババロア、じゃあ前菜は?飲み物は?」っていうのを高校の卒業生用の答辞として書いたら、先生に本気で「疲れてるのか?」って心配されたの、好きな物を語って否定される悲しみは分かるの!」

響「そりゃ卒業ヤバくもなるわ」

美希「そこ!やかましいのっ!」ビシィ

響「はい」

貴音「…食への探求心は感心致しますが…その言葉を残された在校生達はどうすれば…」

美希「毎日おにぎりを食べればいいの!いちごババロアを食べればいいの!それらをミキに送ってくれればいいの!」ビシィ! <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:34:23.85 ID:RpxrSX2AO<> 貴音「それは美希が単に食べたいというだけでは…」タジタジ

美希「ごもっとも!」

響「ごもっともじゃないさ!結局何が言いたいんさ!」ウガー

美希「…あれ?何だっけ?」ハテ?

千早「…なら、私が歌うわ!」クワッ

響「何でなんさ!何の脈絡もなくいきなり何事なんさ!」机バンバン!

貴音「」ピンポーン

響「やると思った!この腹ぺこ!一瞬待った自分もイヤだけど!」

美希「響、うるさいの。寝れないn」

響「寝るな!」ペチコーン

美希「あいたー!?」

千早「」スー…ハー

千早「んん!あー♪あー♪にゃー♪」

千早「…よし!」

響「良くないさー!歌う準備すんなー!」

千早「え、あ、はい」

響「しかも、にゃー♪ってなんさ!にゃー♪って!可愛さアピールか?可愛さアピールなのか!?」

千早「あの…えっと…たまには、いいかなって…」ボソボソ

響「恥ずかしいならやるな!ボケるな!可愛かったけども!ツッコミの量を増ーやーすーなー!うがー!」

貴音「店員殿…」

店員「」ゴクリ

貴音「この…らんちめにゅーを…全て下s」ペチコーン

貴音「い、いたい!何をするのです!?」ヒリヒリ

響「食べ過ぎんなって先週言ったろ!?聞いてたのか!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:34:50.37 ID:RpxrSX2AO<> 貴音「…寝耳に水、にございまs…」

響「馬の耳に念仏だろ!?先週分を100回見直してこい!」

千早「四条さん、馬だっt」

響「んな訳無いだろー!見たら分かるだろ!見たら!」

美希「」スヤスヤ

響「…」

響「」グッ←ストローをコップに挿して飲み口側を指で抑えてる

響「」スッ…チョロー←美希の背中にストロー入れて、水解放

美希「うにゃぁぁぁぁああっ!?」ビックーン

響「寝るなって言ってるだろ!」

美希「ひぅ…ビックリしたの…超ビックリしたの…背中がちべたいの…えぅ〜…」

響「ったく!どっかで乾かしてもらえ!」

美希「ひ!?ぱ、ぱんちゅの中に流れ込んd」

響「カーット!カット!カットだぞー!」


ピンポンパンポーン↑

〜暫く、美しい映像と音楽でお待ち下さい〜

〜♪←何かそれっぽいクラシック

nice☆boat「」←勿論、例のあの渓谷を進んでるあのboat

nice☆boat「」

nice☆boat「」

ナレ『何も無いんですか!?身構えて損しちゃいましたよぅ!…え?善沢さんまで巻き込もうとして失敗した?…社長…何してるんですかぁ…』


〜着替え、完了〜

美希「♪」ムフー

響「何でジャージ…」

千早「美希のお気に入り」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:35:18.19 ID:RpxrSX2AO<> 貴音「も、文字入りなのですね…その、小豆色のじゃぁじは…」

美希「うん!春香がね、付けたの!」テテーン

響「せ、背中の所にゼッケンみたいに白い布が縫い付けてあって…[なの!]って…」

千早「最初はおにぎりのアップリケもしようとしたらしいんだけど…おにぎりのアップリケが見つからなかったらしいのよ」

響「だ、だからってさ…」

貴音「む、胸の所に刺繍でおにぎりが…」

響「む、無駄に丁寧な仕事だし…」

美希「ミキの超お気に入りなの!普段もこれで過ごしてるの!」ペカー

響「美希が着ると可愛くてお洒落に見えるのが不思議だ…」

貴音「ふ、普段も…という事は、買い物やらに行く時もですか?」

美希「そだよ?前に髪型変えた時につけてた伊達眼鏡をかけて」

響「あれ私物だったのか…」

千早「ま、すぐバレるんだけどね」

美希「伊達眼鏡かけて変装してるのになー…不思議なの」ハテ

響「そりゃ…背中の文字見ればなぁ…」

貴音「それに、眼鏡以外は美希そのものですし…」

響「眼鏡かけた顔は既に伊織の時に晒してるし、それが私物だって言っちゃったからな、今」

貴音「正体を明かしたようなもの…」

美希「し、しまった…なの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:35:44.42 ID:RpxrSX2AO<> 千早「せめて、背中のゼッケン位は取れば?」

美希「ん〜…」

貴音「我々は多少は名前の知られた存在、人の多い場所に行けばぱにっくを引き起こしかねません」

美希「う〜…じゃあゼッケンは外すの…」

響「ジャージ姿見せた以上、ジャージもダメなんじゃ…」

美希「ヤ!」

響「ヤ!って言われてもなぁ」

美希「このジャージは譲らないの!おにぎりマークのついた、世界で1つだけのジャージだもん!春香が作ってくれたんだもん!」プクー

千早「なら仕方ないわね、春香の作ってくれたものなら」

響「春香好き過ぎるだろ、この2人」

貴音「えぇと…このジャージを着ている時の美希はぷらいべぇとです。もし気付いても、混乱を招かぬよう、自粛して頂けると助かります」

美希「お願いしますなの」ペコ

千早「あ、あと、私が突然街中で歌っていても、BGM程度に思っていてください」ペコ

響「いや、そりゃ無理だと思うぞ」

貴音「というより、突然歌い出すとは?」

千早「…えっと、アルバムを出して…それは「約束。」の前に出したアルバムです…それが発売して少し経ってからなんですけど、春香と2人でCDショップに行ったんです」

響「ふむふむ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:36:11.63 ID:RpxrSX2AO<> 千早「私のアルバムのコーナーを作って頂いてて、しかも試聴まで出来るようになってました」

美希「あれ、すっごい嬉しいよね!」

千早「気恥ずかしくもあるけどね…それで、春香は竜宮小町のCDと、フェアリーのライブDVDとかを買いあさってたんだけど、私はその間に試聴してどういう感じなのかをもう一度チェックしてたのね」

貴音「天海春香様、お買い上げありがとうございます」

響「そして春香の所有するアイドルグッズの倉庫に並ぶのか…」

美希「凄いよ、あそこ。いくらグッズの量が多いからって、都内で最大クラスの収納量のレンタル倉庫らしいから」

千早「因みにアイドルグッズ倉庫には、春香が集めたり貰ったりしてきた大量のアイドルグッズが保管されています」

響「もう、765プロの歴史博物館と化してきてるけど、公開はしないらしいさー」

貴音「最近は、765ぷろ以外のグッズもあるとか」

千早「凄いですよ。貰ったりしたものもかなりありますけど、876プロの日高さんや水谷さんのものや、魔王エンジェルとかのもありますね」

響「凄すぎるな、天海春香の交友範囲」

美希「スマホの電話帳のメモリがが足りないアイドルだから、春香は」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:37:19.97 ID:RpxrSX2AO<> 響「凄いよな。そりゃあけおメールが止まらない訳だ」

美希「ミキもその場にいたけどずーっとメール受信してて、最終的に230通位来たらしいよ、あけおメール」

貴音「す、凄まじいですね…」

響「そういえば、倉庫のレンタル代とかどうなの?あれだけ大きいと、結構するんじゃない?」

千早「あのグッズの殆どが未開封の物だし、もう市場には無いレアな物も結構あって、事務所が765プロの歴史を保管するデータベースとしても使えるって、予算が降りてるわ」

響「すげ〜…」

美希「何せデビュー前の挨拶したのを録画したのまであるからね」

貴音「ほほう?」

美希「あ、響と貴音の分もあるよ?961プロが潰れた時に回収したんだって」

貴音「…」

響「貴音、いま美希達のデビュー前のやつを見て、何か使えないかと思ってたろ?」

貴音「な、何を…」

美希「公開するよ?」

貴音「や、やめてくださいまし…」

響「視力悪いからって、分厚い眼鏡してたもんなー、貴音」

貴音「うう…」

千早「今は大丈夫なんですか?眼鏡かけないでも」

貴音「実は、仕事中はこんたくとをしております。普段は眼鏡だったり、こんたくとだったり…ですね」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:38:04.64 ID:RpxrSX2AO<> 響「そんな視力悪くなったのか?」

貴音「ええ…やはり月明かりのみで本を読むのはいけませんね…つい癖でしてしまいます」

千早「律子に次ぐ眼鏡アイドルになってみたらどうですか?」

美希「凄く頭良さそうに見えるの」

貴音「そうでしょうか…では、普段している眼鏡をかけてみましょうか?」

響「お、いいんじゃない?」

貴音「では、少し席を外しますね」

千早「行ってらっしゃい」

美希「お土産はいちごババロアでお願いしますなの」

響「自分、シークヮーサーソーダ(沖縄県限定)な」

千早「じゃあ、私は特濃ミルクのど飴を」

貴音「…店外には出ませんよ?それと千早、貴方が望むものはれじの所にありますよ」

千早「」ガタッ

美希「行ってらっしゃ〜いなの」

響「千早、お土産はあのネットに入ったミカン味のガムなー」

美希「ミキ、ラムネ味のやつがいいなー」

千早「あれ、ファミレスでしか見かけないのよね…何でかしら」

貴音「では、行って参ります」

千早「わ、私も…」

美希「はーい」

響「撮影中にのど飴を買いに行くアイドル」

美希「そんな世界的にも知られてる歌姫に、ガムを買わせるミキと響…どうなの?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:38:39.18 ID:RpxrSX2AO<> 響「何の疑問も持たずに買いに行く千早も凄いよな…」

美希「なの。765プロのアイドルって、世間話な評価と内面がズレまくりだと思うの」

響「野菜の10円の値段の差を悩むSランクアイドルやら」

美希「のど飴大好きで、プロのケアより特濃ミルクのど飴を選ぶ世界的に名前を知られてる歌姫に」

響「パリコレにも出たくせに普段着がジャージのカリスマモデル」

美希「いつハリウッドからオファー来てもおかしくないのに、普段は千早さんと春香の家でお茶飲みながらベランダで日向ぼっこしてる女優兼アイドルとか…」

響「…やめとこう、これ以上疑問を持つと、765プロがおかしな集団に思えてくる」

美希「…ペットの餌代を悩む、実はインドア派でアニメとラノベ好きなアイドルとか」

響「…公言してるからいいんだもん」

美希「あれだけ怖いもの知らずで、「凛として素敵」とか言われながら、ヘビ見ると泣き出す面妖さんとか」

響「あの貴音はやたら可愛いから正義だ」

美希「同意せざるを得ないの」

響「他に意外な私生活のアイドルって、いたっけ?」

美希「う〜ん…真クンはあのまんまだしなぁ…殆ど」

響「ピンクと黒の入り混じった部屋は?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:39:10.31 ID:RpxrSX2AO<> 美希「真クンの趣味だから、それは」

響「なるほど」

美希「最近、自転車にすんごいはハマってるって言ってたの」

響「番組の影響だろうな〜」

ナレ『真ちゃんの自転車は、え〜と…ブリヂストンさんの全面協力の特注品らしいですぅ』

美希「聞いたら、わざわざブリヂストンさんで作って貰って、必要なパーツも全部そっちで作って貰ってるんだって」

響「ライトを付ける金具とか、専用の泥除けとか、反射板とかも全部らしいな…」

美希「しかもほら、真クンの番組の提供もブリヂストンさんだし、自転車とヘルメットにロゴも入れてるでしょ?だから出来るんだって」

響「世界に一台の真カスタムか…」

美希「『はるんがー』もだよ?あれ、色々改造して貰ったみたいだし、真クンのお父さんのチームの人に」

響「プロのレーシングチームのメカニックに改造をされるママチャリ…凄いな」

ナレ『あ、『はるんがー』っていうのは、天海春香ちゃん愛用の電動自転車ですぅ』

千早「ただいま」

みきひび「おかえりなさーい」

千早「ちょうど帰りに探そうと思ってたから、売ってて良かったわ…あ、はい、ガム」

美希「やっぱりあったの」

響「ありがとうだぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:39:38.07 ID:RpxrSX2AO<> 千早「あら?四条さんはまだ戻って来てないの?」

響「うん、まだだぞ」

美希「もしかしたらコンタクト落として大慌てとか」

響「…有り得るな」

千早「もしそうなら、大変だわ」

美希「うーん…でも眼鏡があるって言ってたし…見えないって事は無いと思うな」

響「まあいいや、自分が見てくるぞ」

美希「はーい」

千早「行ってらっしゃい」

美希「そういえば千早さん、さっきの話の続き、どうなったの?」

千早「さっきの?」

美希「ほら、千早さんが春香とCDショップに行ったって話」

千早「ああ…ちょっと私が失敗してしまったのよ」

美希「ちょっと気になるの」

響「ただいま〜」

貴音「ただいま戻りました」

千早「お帰りなさい…四条さん、眼鏡似合ってますよ」

貴音「ふふ、ありがとうございます」

響「別にコンタクト落としてなかったよ」

貴音「専用のけぇすに入れておりました。もう今日はこのままで良いかと思いまして」

美希「なるほどなの」

貴音「今は何の話をしていたのですか?」

美希「んーと、CDショップに千早さんが行って、失敗しちゃったって話なの」

響「ああ、さっきの春香と行ったっていう…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:40:06.25 ID:RpxrSX2AO<> 千早「えっと…どこまで話したかしら…」

貴音「千早が自分のCDを試聴し、春香があいどるぐっずを買いあさっていた…位でしたね」

千早「ああ…えっと、自分の曲を聞きながら、自然と鼻歌を歌って合わせていたみたいなんです、私」

美希「ああ、千早さんはたまにしてるの」

千早「歌の確認をしてるのもあるのだけれど…自然と歌ってしまうみたいで…」

響「歌ってしまう…?まさか…」

貴音「いえ、流石にそれは…」

千早「…ちょうど、蒼い鳥になった辺りかしら…アカペラでだけど…全力で歌っていたの…」

美希「…何てこったいなの…」

響「他のアイドルの子がイベントとかしてなかったろうな?してたら、営業妨害どころの話じゃないぞ?完全に潰しにきてると思われるぞ?」

千早「してなかったわ、大丈夫」

貴音「一つも大丈夫な点が見当たらないのですが」

美希「千早さんは自分がどれだけ売れてるのか、理解してないの?」

千早「わ、わざとじゃなかったのよ…しかも、お店の人がわざわざ有線を止めてしまって…春香が私の声に気付いて…」

響「オチが見えた気がする」

美希「ミキも」

貴音「私もです」

千早「…大きな声で私を止めたわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:40:39.27 ID:RpxrSX2AO<> 美希「…何してるの、本当に…」

響「混乱を起こしに行ってるとしか…」

千早「…反省しているわ…実際、かなりの事態になりかけたし…お店の人が逃がしてくれて、街中を走り回る羽目になったわ…」

響「…アホだ…」

千早「返す言葉も無いわ…」

ナレ『因みに、ネットでは「如月千早、CDショップでテロライブを敢行!?」って、大騒ぎでしたぁ…』

千早「翌日は春香と2人でプロデューサーに怒られたわ」

貴音「当たり前です」

美希「千早さんも千早さんだけど、大声で止める春香も春香なの…春香はSランクの自覚が無さ過ぎるの」

響「赤に塗装された愛用のママチャリの『はるんがー』漕いで、鼻歌歌いながらスーパーで買い物して、エコバックから長葱はみ出したまんま帰ってりしてるからな」

貴音「完全に主婦ではありませんか…」

美希「主婦なの。貴音も知ってるだろうけど、お風呂の残り湯が勿体無いからって洗濯まで済ませたり、やたらジップロックとかタッパーを使いこなしてたり…最近はやよいと連絡取り合って、タイムセールで買い物したりしてるらしいの」

千早「お惣菜のパックとかの輪ゴムが、キッチンのフック(百均)に沢山かけられてるわ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:41:19.47 ID:RpxrSX2AO<> 響「あー…そういや、買い物で惣菜とか入ってた薄いビニールのポリ袋とか、あれも保存してたな。あれ、何に使ってるの?」

千早「キッチンの三角コーナーとかのゴミを捨てる時に使うみたい」

貴音「千早…石鹸に被せるねっと代わりに、伝線してしまったであろうすとっきんぐを使うのは辞めさせた方が良いのでは…」

千早「だって…ただ捨てたら勿体無いからって…」

美希「超庶民派Sランクアイドルなの」

響「何だろう、春香って凄いよな、色々」

千早「前に主婦の豆知識みたいな本を前に事務所で読んでたのよ…あの子」

貴音「あの本は春香のだったのですか…」

響「てっきり小鳥か律子かあずささんのだと思ってたぞ…」

美希「付箋まで付いてたのに軽く引いたけど…更に驚愕したの」

千早「最近は小鳥さんや律子やあずささんや…あと何故か桜井さんも主婦ドルの知恵を聞きに来る位なのよ」

貴音「桜井…ああ、桜井夢子、ですか」

千早「ええ、最近876プロに入り、今後はそこでやっていくそうですよ」

響「まぁ…な」

美希「そりゃ…ね」

貴音「ふふ…」

千早「…多くは語りません」

美希「876といえば、あの深夜番組はどうなるのかな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:41:52.42 ID:RpxrSX2AO<> 千早「…思い出させないで…」

響「自分、録画してたの見たけど、思わず飲んでたお茶吹いたぞ」

貴音「私も、呆然と致しました…」

美希「あのゲストはね…反則もいいとこなの」

千早「そしてゲストにターゲットされた私…やっぱり、海外に行くしか無いのかしら」

響「春香が泣くぞ」

千早「じゃあ行かないわ」

響「被せ気味に言わなくても…」

貴音「しかし…どうするおつもりですか?」

千早「丁重かつ全力でお断りするわ」

美希「春香が「見たいなー」って言っても?」

千早「…考えるわ」

響「春香が「一緒に歌お?」って言ったら?」

千早「…それなら…いや、でも…ううん、春香となら…でもちょっと待って…」

貴音「春香が「千早ちゃんと一緒に出れたら、私凄く嬉しい。もし一緒に出てくれたら、何でも一つお願いを聞いてあげるよ」と言ったらどうしm」

千早「出るわ」クワッ

響「全力過ぎるだろ」

美希「今までに見た事無い位の勢いだったの」

貴音「千早…いえ、私はもう何も言いません」

千早「…」

ナレ『ち、千早ちゃんの勢いが付いた所で、CMですぅ』

貴音「ふぁみれすふぇありぃ!…に御座います…」←ジングル <> >>1<>sage saga<>2013/04/15(月) 09:49:42.17 ID:RpxrSX2AO<> 以上です

歌姫ちーちゃんの回でございます

千早(ロボ耳)「すれの残りが少ない、どうするの?」

春香「うーん…雪歩と双海姉妹はカット」

雪歩「」ガーン

亜美「ひでえ」

真美「おうぼーだ」

千早(ロボ耳)「はるかはおうぼーじゃないよ?はるか、とても優しいの。ちぃ、知ってる」

春香「」ブバシュー

雪歩「」ダバダバダバ

亜美「おーおー、盛大に鼻血を噴いたり流したりしておる」

真美「ちかたないね」タラーッ

亜美「真美まで!?」

真回はやるとして…雪歩回もやりたいが…はるちは回も…うぎぎ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/15(月) 10:15:03.61 ID:xV7Z6LeAO<> 更新来てた
>>1の好きなようにしたら?面白いからまだまだ続いて欲しいけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/15(月) 11:44:30.34 ID:e8BMKVJSo<> 取り急ぎ乙まで。

>>1の気力が続くなら次スレ立てて貰っても見に行くんでね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/15(月) 13:27:41.40 ID:ArH9XCAwo<> 次スレがあると全俺が歓喜にむせび泣く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/15(月) 16:11:45.87 ID:h1aDr4WZo<> 完結するまで追い掛けるでござる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/15(月) 17:53:38.43 ID:JrMahdDP0<> ちーちゃん可愛いよちーちゃん
>>1の無理ない程度に頑張ってくれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/15(月) 20:38:08.25 ID:2q5L3OvRo<> 次スレでいいじゃない! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/15(月) 20:51:30.51 ID:Kw/EiHfS0<> 待ってました。乙です
全力で惚気るちーちゃん可愛い
はるるんマッカッカなんだろうなー <> >>1<>sage<>2013/04/15(月) 22:48:18.13 ID:RpxrSX2AO<> >>822

〜はるちは楽屋〜

春香「ふわー!ふわー!」ポカポカポカ

千早「いた、痛いわ春香!」

春香「ふー…ふー…」

千早「春香、耳まで真っ赤よ?」ニヤニヤ

春香「うにゃー!」ポカポカポカ

千早「ちょ、もう、春香ったら…」ニヤニヤ

春香「あぅう…」プシュー

千早「…」ナデナデ



こんなんなってましたが、砂糖マーライオンになってしまうので泣く泣くカットしました <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/18(木) 21:06:15.72 ID:ilRrckQX0<> はるるんかわええ
ちーちゃんの腕に抱かれてナデナデされるはるるんとか完全に二人の世界じゃないですか
会場スタッフ涙目 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/18(木) 21:23:59.25 ID:eT/x8MtZo<> 佐藤マーライオンさんはもっと出番増やすべき <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:54:05.35 ID:ho9zjVFAO<> 続き投下します <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:54:34.60 ID:ho9zjVFAO<> 美希「ファミレスフェアリー!なの!」←ジングル

ナレ『本日のファミレスフェアリーはゲストに歌姫、如月千早ちゃんを迎えてお送りしています♪』

ナレ『前半…とても良い話から一転、千早ちゃんがどれだけ親友の春香ちゃんを好きかを熱く語り…最後にはやたら凄い勢いで…春香ちゃんがいるなら日高舞さんと歌う、と言っちゃってましたけど…大丈夫かな?』

千早「」ズゥーン

ナレ『だ、駄目でしたぁ…』

ナレ『そ、それじゃあ、後半ですぅ…』


美希「千早さん、ついに765プロから2人目の伝説に挑むアイドルになるの巻なの」

響「いやー、応援してるぞ!」

貴音「常に前に進もうと、壁を乗り越えようという、とても強い意志を感じました」

千早「」←物凄い後悔をしている

美希「アカンなの」

響「あー、アカンだな、こりゃ」

貴音「乗せてしまった我々にも原因がありますね」

千早「ふ…ふふ…」

貴音「…千早?」

千早「そうよ…765プロのアイドル達は、絆で結ばれているのよ…」

美希「…ち、千早さん?」

千早「ふふふ…なら、一蓮托生よね…」

響「嫌な予感しかしない訳だが」

千早「…765プロの皆が前に進む為よ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:55:05.13 ID:ho9zjVFAO<> 貴音「如月千早?どう致しました?」

千早「765プロアイドルvsレジェンド…」ボソッ

妖精「っ!?」ガタッ

ナレ『えぇっ!?』

千早「日高舞さんにもう2人…そうね、あの番組を見る限り…音無さんと律子なんか…いいんじゃないかしら…」



〜ことりけ〜

小鳥「ピヨォ!?」



〜竜宮小町の楽屋〜

律子「はいぃ!?」

伊織「ちょ、ど、どうすんのよこれ!」

あずさ「ま、舞さんと音無さんと律子さんのユニット…?」

亜美「それと…同じステージに立てと…?」



〜ひだかけ〜

舞「あら?面白そう」

愛「ママ、止めて。春香さんとだけで、誰もいない場所ならいいけど」



〜ガス○〜

千早「うふふ…私は…そうね、春香と…高槻さんでユニット組んで…」

美希「ち、千早さん!もうやめて!その死なばもろとも精神はおかしいの!」

ナレ『千早ちゃん!落ち着いて!』

響「嫌だー!自分は嫌だぞー!」

貴音「こ、こうなったら、力ずくでも阻止せねば…!」



〜生っすかスタジオ〜

やよい「は、春香さんと千早さんがいれば…」

真美「やよいっち!ズルいぞ!」



〜ロケバス内〜

真「何これ…どうするの…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:55:31.25 ID:ho9zjVFAO<> 雪歩「…」

真「無言でスコップ取り出さないで!どうなるかを教えて!雪歩ぉぉぉぉ!」



〜フェアリーの楽屋〜

P「」キラン

美希「い、いまプロデューサーの眼鏡が光ったの!」

響「何企んだ!?何を企んだんだー!?」

貴音「貴方様!?落ち着いて下さいまし!そんな企画、通りません!」



〜はるちは楽屋〜

春香「千早ちゃん…」

千早「仕方なかったの…仕方なかったのよ…」



〜ガス○〜

美希「えーっと」

貴音「あ、春香は随分主婦っぽいんだなー」

貴音「露骨な編集点を作りましたね…」

千早「ごめんなさい、どうかしてたわ」

美希「本当なの。これは流石のミキも擁護出来ないの」

響「実は編集入ってるだろうけど…どこかに突然電話しようとしたウチの馬鹿プロデューサーに、貴音が当て身入れなかったら…大変な事になってたぞ」

貴音「久しぶりに本気でやりました。気絶させましたが…記憶が飛んでいれば良し…飛んでいなければ、我々は地獄を見なければなりません…」

ナレ『是非記憶が飛んでいる事を願ってますぅ…』



〜フェアリーの楽屋〜

P「えっ」

貴音「もう一度…気絶させねばなりませんね」

P「」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:55:58.97 ID:ho9zjVFAO<> 〜廊下〜

<(ずどむ!)

<ヴァッ!?(どさっ…)

律子「ああ…また貴音に当て身されたのね…私が怒る前に…」



〜ガス○〜

美希「千早さんの妄言企画は無視するとして」

ナレ『千早ちゃんには悪いけど…私もそうさせてもらいますぅ…』

千早「そうね。深夜番組なんて無かった」

響「それは無しに出来ないと思うぞ…あの面子が業界で持ってる力的に考えて」

貴音「主にげすとの方の力、ですが」

千早「くっ…」

美希「今更ながら、今日はトークテーマを発表してなかったの」

響「春香が好き過ぎる765プロの歌姫改め問題児が、日高舞に挑戦することについて」

千早「しない!」

響「それ以外は…」

千早「問題児じゃないもん!」

響「もん!て…」

貴音「春香が好き過ぎる、は否定しないのですか?」

千早「しないわ」キッパリ

美希「ミキも春香好きだよー」

千早「あげないわ」

美希「いらないの」

千早「…」

美希「…」

千早「」ガタッ

美希「」ガタッ

響「座ってろ」

貴音「何故戦闘状態に入ろうとするのです」

千早「だ、だっておむすびころりんが春香をいらないって…」

美希「誰がおむすびころりんなの!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:56:25.91 ID:ho9zjVFAO<> 響「くふふ…お、おむすびころりん…」

美希「何笑ってるのー!」ムキー

貴音「まぁまぁ…ところで千早…」

千早「はい?」

貴音「何も食べなくて良いのですか?」

千早「」ハッ

美希「…この収録で千早さんがちゃんと食べてるシーンが無いと、春香に怒られない?」

千早「」ダラダラ

響「下手したら泣かれるな」

千早「」ガーン

美希「」サッ

響「」サッ

貴音「」サッ

千早「メニューを見せて!注文ボタンを押させて!お願いだから!」

響「あ、食べてるシーンはカットで」

千早「何故!?今までは普通に放送してたのに!?」

美希「ミキ、そーゆーシーンを見せるの、恥ずかしくなっちゃったの」

千早「急にアイドルみたいな発言!?アイドルだけれど!」

貴音「この呼び鈴は、私が買い取りました」

千早「いつ!?そんな横暴は…「食べてもカットします」って、そんなカンペ出さないで下さい!良い笑顔もサムズアップも止めて下さい!」

美希「そんな慌てなくても…」

千早「慌てるわよ!春香に泣きながら怒られたらね…」

響「たら?」

千早「全ての連絡手段を絶って、旅に出るわ」

貴音「そ、そこまでなのですか?」

千早「ええ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:56:51.89 ID:ho9zjVFAO<> 美希「謝るって選択肢が何で無いの!?」

千早「謝るわ。謝って謝って…それから詫びる為に頭を丸めてお遍路さんをして、暫く山に籠もって自らの悪を洗い流すの、滝で」

響「何言ってんだ!?本当に何言ってんだ千早は!?」

美希「ハイライトさーん、カムバーック」

千早「うふ…うふふ」

ナレ『別に春香ちゃんはそこまで怒らないと思うけど…』

貴音「千早、此方がメニューで此方が呼び鈴です!好きな注文をしなさい!」

千早「ありがとうございます」ケロッ

美希「なっ!?」

響「や、やられた…」

千早「何食べようかしらー」

貴音「き、如月千早…まさか我々を手玉に取るとは…」

千早「人は成長するんです…そう、人は変化していくんです」

響「上手いことオープニングトークの内容に繋げんな!」

美希「イイハナシダナノーだったのが台無しなの!」

貴音「如月千早…恐るべし…!」

千早「あ、そういえば…バランス良く食べなさいって言われてるし…」

響「子供か」

美希「そして春香はおかんなの」

貴音「ばらんす…?まさか…」チラッ

カンペ[インタビューの時間です]

貴音「っ!」

千早「」キラン

千早「双海飯を」

貴音「ああっ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:57:40.29 ID:ho9zjVFAO<> 千早「やってみたかったのよ♪」

貴音「わ、私の唯一の仕事が…」

響「いや、これ全体が仕事だからな?」

美希「千早さんが斜め上にフルスロットルなの…」

ナレ『え、えと…千早ちゃんのテンションがおかしなままですが…『F.F!インタビュー!』のコーナーですぅ』

ナレ『えふつー?』

ナレ『あ、ファミレスフェアリーの略ですか…なるほど…』



〜VTR〜

亜美「」←ラテン風付け髭&ラテン風スタイル

テロップ[!?]

真美「」←同じスタイル&マラカス

テロップ[!!?]

亜美「泣くことーなら容易いけーれどぉお」

テロップ[蒼い鳥]

真美「悲しみにーはー(シャカシャカ)なーがーされーないー(シャカシャカ)」

テロップ[歌に合わせてマラカス振んな]

亜美「コホン…」

真美「」サッ

テロップ[バンジョー!?]

亜美「セギュー…」

亜美「」ベィンベインベィーン

テロップ[引けてねぇ]

亜美「蒼いぃぃぃ…」

真美「アモーレぃ!」

テロップ[!?]

亜美「あ、とりぃぃぃぃぃ」ジャカジャカジャカ

テロップ[歌舞伎!?]

真美「もしーしあっわぁぁぁアモーレ〜(シャカシャカシャカシャカ)」

テロップ[歌詞[違]]

亜美「タコス〜に〜なっても〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:58:07.17 ID:ho9zjVFAO<> テロップ[なりません]

真美「という訳で…」

亜美真美「F.Fインタビュー!」

テロップ[いきなりキタ!?]

亜美真美「ふんにゃあ!」ベリッ

テロップ[髭、離脱]

亜美「あいたーっ!…くそう…千早姉ちゃんめ…」

テロップ[八つ当たり]

真美「ふぉお…歌姫のトラップかぁぁ…」

テロップ[八つ当たり×2]

亜美「ふ、双海姉妹のアモーレぃ!妹の、双海亜美だよ→」ジャカジャカ

テロップ[騒]

真美「双海姉妹のアモーレぃ!ラテンの、双海真美だよ→」シャカシャカ

テロップ[ラテン??]

亜美「あっ、亜美もラテンがいいなぁ」

真美「んっふっふ→、じゃあ亜美も一緒だ!」

亜美「むしろ、ラテン亜美だ!」

真美「なら真美はラテン真美だ!」

テロップ[御両親が泣くから止めなさい]

かすみ「…」←ラテン付け髭

かすみ「は、はらしょー!」

テロップ[違]

亜美「恥ずかしがらない!」

真美「真美達だって、スタッフの兄ちゃん達にやれって言われてやったんだから!」

テロップ[言ってません!]

かすみ「で、でもこの付け髭とか…全部亜美さんと真美さんの私物じゃないですか〜」

テロップ[わざわざドラムバッグで持ってきて現場入り] <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:58:57.17 ID:ho9zjVFAO<> 亜美「買ったんだけど使い道が無くてさ→」

真美「ピヨちゃんの買い溜めしてたプリ○グルスの絵のおじさんの髭に合わせて貼り付けて、髭を3D化させた位なんだよね→」

テロップ[怖っ!]

かすみ「あう〜、こ、怖くて髭が取れない…」

亜美「取ってあげよ→か?」

真美「フッ!フッ!」シュババ

テロップ[素振り]

かすみ「い、いいです!」ブルブル

テロップ[怯]

亜美「そっか→、じゃあ今日も秘密基地にゴ→!だ!」

真美「ゴ→!」

かすみ「ご、ごー!」



〜秘密基地〜

真美「よし!何時もの確認だ!」

真美「机、良し!椅子のコロコロ×3、良し!パトランプ…」

かすみ「よっと…」ヒョイ

かすみ「配線、良しです!」

亜美「確認終わり!」

真美「お疲れっしたぁ〜」グデー

かすみ「え?あ、お疲れ様でしたー」

テロップ[まだ終わってません]

亜美「ところでかすみっち、髭取らないの?」

かすみ「だ、だって粘着力が強そうで…」

真美「大丈夫大丈夫、かすみっちのはすぐ剥がれるようにご飯粒でくっ付いてるから」

かすみ「ええっ!?」

テロップ[地味な嫌がらせにしか思えません]

かすみ「うう…ていっ」ペリッ <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:59:25.33 ID:ho9zjVFAO<> かすみ「はふぅ…」

亜美「ね?そんなに痛く無かったっしょ?」

かすみ「はい…セロテープでした」

真美「そこはほら、亜美と真美の優しさだよ」

テロップ[優しいならまずやらせない]

かすみ「な、なるほど!」

テロップ[信じちゃった!?]

真美「さぁ、髭も取れたし、パトランプ監視をしよ→」

かすみ「はぁい」

亜美「お→」



〜10分後〜

亜美「お、かすみっちも3DS持ってんだ→」

かすみ「はい♪デビューのお祝いに、春香さんが♪」

テロップ[数少ないSランクの天海春香さん、流石です]

真美「流石はるるん、ブルジョワさんだぜぃ」

亜美「てゆーか、亜美も真美も、多分やよいっちもだけどさ」

真美「ん→?」

亜美「一時期、今の100倍位忙しかったじゃん?」

真美「あ→、そだね」

かすみ「ひ、100倍ですか!?」

亜美「多分ね→。やよいっちは家族の事もあるし、亜美と真美はまだ子供だからって解放されやすかったけどさ」

真美「はるるんとか千早姉ちゃんとかあずさ姉ちゃんとか…」

亜美「ゆきぴょんとかまこちんとかひびきんとかお姫ちんとか…」

真美「凄まじい事になってたよね…」

亜美「だね…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 12:59:52.47 ID:ho9zjVFAO<> かすみ「そ、そういえば…少し前はお姉ちゃんが忙し過ぎて、家事は私か長介が…」

亜美「あとは、たまに泊まりにくるはるるんとか?」

かすみ「はい」

真美「あの頃ね、はるるんがAからSになるかもって時期で」

亜美「しかも竜宮とフェアリーはユニットとしてはAランク、個人でもまだそんなに沢山仕事出来なかった亜美がCで、後はAかBランクばっかりでさ→」

真美「アイドルよりもモデル優先のミキミキがBで、更にモデルがメインの真美がC」

亜美「やよいっちもCだっけ?その頃」

真美「だね→。演劇方面に行ったゆきぴょんが殆どAに近いBランクで、まこちんがBだったかな?確か。まだサイクリングアイドルが始まる前位だったと思うよ→」

かすみ「へぇ〜…」

亜美「その段階で、本当はもう限界突破してたんだよね→」

真美「だね→。ミキミキや真美なんか海外でモデルの仕事したり、千早姉ちゃんも海外でライブしたりしてたから、国外組は国外組でバタバタしてたし」

真美「国内は国内で、竜宮もフェアリーもはるるんも全国ツアー、まこちんややよいっちは国内でドラマや舞台の合間に海外組やツアー組のヘルプしまくり、ゆきぴょんは連日の舞台」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:00:20.29 ID:ho9zjVFAO<> かすみ「海外…大丈夫だったんですか?」

真美「それはほら、いおりんの指示の元、水瀬財閥のちょ→おっかない黒服さん達がボディーガードについてたし」

テロップ[VIP待遇ですね]

亜美「そんなんが重なって…かすみっちも知ってるだろうけど、765プロの大半がダウンしちゃったんだよね→」

かすみ「知ってます…春香さんが一番酷かったって…」

真美「だね→、うちのパパが社長に怒った位だからね→」

かすみ「そうなんですか〜…」

亜美「因みに、一番働いてた兄(C)が、誰よりも早く復帰したんだよ」

かすみ「ふぇえ!?」

テロップ[スパコンさん超人説]

真美「過労で倒れた癖に3日位で復帰、倒れる前と同じ仕事をさらっとこなしてたよ」

かすみ「す、凄い…」

テロップ[超人説が真実味を帯びて参りました]

亜美「一度血液検査とかして、兄(C)の体調べたいらしいけど」

真美「仕事休みたくないって、延期してもらってるらしいよ、あのワーカホリック」

かすみ「わあ…」

テロップ[かすみちゃん、ドン引き]

亜美「ま、皆で反省したから、そ→ゆ→のはもう無いと思うから、かすみっちは安心してねん」

真美「させね→YO!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:00:49.84 ID:ho9zjVFAO<> かすみ「あの…」

亜美「ん?」

かすみ「新しいプロデューサーさんとかマネージャーさんを雇えば…」

テロップ[正論]

真美「そうなんだけどね…ほら、うちの社長は「ティン☆」と来ないとダメな人だから」

亜美「どんだけいい学歴があろうが、どんだけ頑丈な体だろうが、その真逆だろうが何だろうが、全く関係無し。社長が「ティン☆」と来ない人はアウト」

テロップ[世界一難しい就職先]

かすみ「そ、そうですか…」

亜美「そ→なのです」

真美「全く、困ったもんですなぁ…」

亜美「本当…にっ!と…うぉ!?」

真美「どしたん?」

亜美「し、シーラカンスが釣れたYO!」

かすみ「わあ!凄いです!」

真美「マジか!?見せて見せて!」

テロップ[だから仕事しなさい!]



〜30分後〜

真美「パトランプ光らないねぇ」

かすみ「線も繋がってますよね」

亜美「うーむ…あんまり遊び過ぎて、セーブ前に電池切れたら、ゆきぴょんの知り合いに怒られるからなぁ」

ナレ『リセットさんとラケットさんは私の知り合いじゃありませんよぅ!』

真美「あー…こりゃ、あれですな」

亜美「ん→?」

真美「飽きられましたな、双海飯」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:01:17.42 ID:ho9zjVFAO<> テロップ[!!!]

亜美「うぬぬ…パパの考えたメニューは、1ヶ月しか保たなかったかぁ…」

かすみ「そ、そんな事は…」

真美「多分あれだよ…「へっ!健康なんか気を使ってられっか!肉だ肉!好きなもん食って好きな時に死ぬ!それがロックだぜ!」とかいう厨2思考なお馬鹿さんで溢れかえってるんだよ」

亜美「困ったもんだねぇ…やれやれだ」

かすみ「あはは…」

テロップ[普通のお客様で賑わっています]

真美「うーむ、しかし本当に光らないなぁ」

亜美「ぬ?そろそろアルバイトの人達の交代の時間なの?」

真美「スケジュールが都合付かないのは仕方ないけど…せめて1時間位はさぁ…」

かすみ「注文されにくいタイミングとかもあるかもですしね」

亜美「う→ん、どうしようか→」

真美「待つ?」

かすみ「あ、えーと、後少し待ちましょうって…」

亜美「あいあ→い」

真美「こういう時はさ、仕込みを入れておかないと…」

テロップ[仕込み無しのガチ、それがファミレスフェアリー!です]



〜1時間後〜

亜美「え→…秘密基地で1時間待機しましたが…双海飯の注文はありませんでした」

真美「因みに、現在はお昼の10時20分…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:01:45.45 ID:ho9zjVFAO<> 亜美「つまり、収録は9時20分位からやってた訳ですな」

真美「…」

亜美「…」

真美「平日のそんな時間に、そんなに混む訳無いっしょー!」

亜美「皆学校とかお仕事行ってるYO!沢山お客さん来なかったら、双海飯を注文する人の確率だって低いに決まってるじゃんかYO!」

テロップ[ごもっとも]

亜美「かすみっちには、途中からではありますが学校に行ってもらいました」

真美「そだね。学生は学業が本文だから」

テロップ[双海姉妹は現在高校生です]

亜美「さて…第2回に続いて、またもインタビュー失敗ですな、真美隊長」

真美「うむ、しかも第2回はスタッフの兄ちゃん達が凡ミスかましたせいだったけど…」

亜美「今回はふつ→にタイムアウト…」

真美「夕方とかにやれたらいいんだけどね」

亜美「亜美も真美も別のお仕事があって、結局は2人が揃わないんだよね→」

真美「そ→そ→、しかも、また今週も2人共空いてる時間が無いんだよね→」

テロップ[売れっ子故の宿命]

真美「すまんのぅ…もうすぐ新しいファッションショーがあって、そっちの打ち合わせやらが手間取っててのぅ…」

亜美「ちかたないYO、お仕事だもん」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:02:15.94 ID:ho9zjVFAO<> 真美「という訳で」

亜美「インタビュー失敗、と…」

真美「ほんじゃ〜挨拶するかー」

亜美「あいよ→、せーのっ」

亜美真美「まったね〜!」

ナレ『時間制限付きだと、やはり厳しい部分がありますよねぇ…プロデューサーがスケジュール調整して無理だと、多分どうにもなりませんし』

ナレ『という訳で…F.Fインタビュー!でしたぁ』



〜○スト〜

千早「…」

美希「亜美、真美…逃げられたら逃げてね」

響「多分無理だな」

貴音「律子に捕まった後、おしおきされる未来しか見えませんね」

響「先週されたしな、貴音は」

貴音「…響に捕まえられてしまいまして」

響「因みに美希は逃走してたけど…」

美希「少し後で春香にこめかみを破壊されかけたの」

ナレ『ああ…先週の替え歌やら飢えてる発言ですか…』



〜はるちは楽屋〜

亜美真美「」ドゲザ

亜美「どうか…平に、平にご容赦を…」

真美「寛大な御裁きを…」

千早「だぁめ♪」


〜はるちは楽屋の外〜

<ギニャァァァ!×2

春香「はぁ…やり過ぎ無いように止めてあげるかな…」



〜ガ○ト〜

響「実に今更ながら、トークテーマの紙が渡されたんだけど…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:02:41.63 ID:ho9zjVFAO<> 美希「もう番組終わりに近いんじゃない?時間的に」

貴音「そうですね…」

千早「今渡されても…絶対ちゃんと話せないわよね」

響「まあいいや…トークテーマは…」

響「歌…に…ついて…だって…」

千早「…何故…もっと早く…」

貴音「常識的に考えて、このゲストでこの時間になってから渡すトークテーマでは無いでしょう…」

美希「歌…千早さん、取り敢えず告知とかある?」

千早「…新しいアルバムの「約束。」が先々週に発売されました。私がデビューから歌ってきた歌をセルフカバーしています。デビュー当時や、その時歌ってきた如月千早とは違う、今の如月千早が歌いました」

響「これ、2枚組なんだな」

千早「ええ。2枚目には、765プロの皆が出した歌をカバーしたものや、765プロの皆で歌った曲やユニットの曲なんかをソロで歌ったりしてるの」

美希「ミキ、千早さんのきゅんパイア、初めて聞いたの!可愛かったの〜!」

千早「それは春香にリクエストされたのよ」

響「オーバーマスターとか、ソロは疲れなかった?」

千早「この曲、ついリズムを取っちゃって動くから…凄く疲れたわ…」

貴音「あいうぉんと…も歌ったのですね」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:03:19.61 ID:ho9zjVFAO<> 千早「ええ、どれだけ練習しても、春香のあの従わなくてはいけなくなるような迫力というか、不思議な魅力は出せませんでしたが」

美希「あれは春香のファンの一部の「愚民」と呼ばれてる、果てしなく濃ゆい人達が生まれた…業の深い曲だからね…」

響「春香のライブで一万人総土下座を見た時は、何かの催眠術なんじゃ無いかと思った」

千早「あれ、本人もびっくりしたらしいわよ?何とか歌いきったらしいけど、すぐに緊急でMC入れて、「怪我しないか心配になりますから、さっきのだけは止めて下さい!皆さんに怪我して欲しくありません!お願いします!」って」

貴音「まぁ…あれだけ速い曲調の歌で、あのたいみんぐで土下座をすれば、膝を擦りむいたり、痛めかねませんね…」

美希「愚民はそれに対して歓喜して涙流したらしいの」

響「ああ…もうあれだ、その人達はきっとそれで良いんだよ…」

千早「怪我だけはしないで下さい…春香が泣きますから」

美希「本当に春香は泣いちゃうの。何人いるかは分からないけど、ファンの人1人1人が、春香は勿論、ミキ達アイドルは大切なの」

貴音「特に春香は…そういう事に本当に心を痛めます。どうか怪我だけはしないで下さい」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:03:46.18 ID:ho9zjVFAO<> 千早「アルバムは…これくらいかしら」

美希「ライブは?」

千早「本当は全国ツアーもしたいとだけれど…今はちょっと目処が付いてないわ」

響「じゃあ、告知は終わり?」

千早「そうね…そういえば、今まで出て来た人達って、告知とかしてないんじゃ…」

美希「無茶苦茶してたから仕方ないの」

響「ちゃんとテロップ出してたから大丈夫。竜宮小町なんか、伊織とあずささんで2回出したしな」

貴音「注文を殆どしておりませんからね…今回は…」

千早「そういえば…」

響「ところで千早、双海飯はどうだった?」

千早「とても美味しかったわ。私、最近は薄味派だから丁度良かったし…量は少し多い位」

貴音「…という事で、F.Fいんたびゅぅ番外編で御座いました」

千早「ああ…亜美と真美は出来ませんでしたからね…」

貴音「ええ…」ピンポーン

千早「」

響「ここに来て押したか…」

美希「もう終盤なのに…」

貴音「店員殿、海鮮さらだを」

店員「!?」

美希「えっ」

響「えっ」

千早「えっ」

貴音「えっ?」

店員「さ、サラダ…ですか?」

貴音「はい…何か?」

店員「いえ…失礼しました…」

みきひびちは「…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:04:18.52 ID:ho9zjVFAO<> 貴音「…何か?」

美希「貴音がサラダだけで注文を終えたの…」

響「具合悪いのか?大丈夫か?」

千早「お腹が空いているなら、何か食べた方が良いですよ?沢山食べるのはもう知られてますから、無理しないで下さいね?」

貴音「…私を何だと思っているのですか…たまたま、海鮮さらだが美味しそうだと思ったのです。それだけです」

美希「貴音ならハンバーグに海鮮サラダ×3とかだと思ったの」

響「それ+スープセットでライス大盛、さらに単品ライス大盛だな」

貴音「…」

貴音「」ピンポーン

みきひび「?」

千早「?」

貴音「店員殿!この店のめにゅうにある全ての食べ物を、ある限りの食材で作ってお持ちくd」

響「待て待て待てぇぇぇぇえ!」

美希「落ち着くの!深呼吸するの!」

千早「」

貴音「何を言うのです!私は皆が望むようにしているだけではありませぬか!」ムキー

美希「悪かったの!謝るから!」

響「ごめん!ごめんて!だから落ち着け貴音ぇぇぇぇ!」

ナレ『あわわ…た、貴音さんの変なスイッチが入ってしまいましたぁ』

貴音「何なのです!何なのですか!一体何だというのですか!」プンスカ

千早「び、びっくりしたわ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:04:45.93 ID:ho9zjVFAO<> 貴音「全く…」

貴音「」ピンポーン

貴音「何だというのですか、もう」

響「おい」

貴音「はい」

響「注文したら怒るからな」

貴音「…」

美希「」ジトーッ

貴音「…店員殿」

千早「」ジトーッ

貴音「あの…」

響「」ジトーッ

貴音「な、何でも御座いません…」シュン…

店員「また何かあったらお呼び下さい♪」スタスタ

貴音「あっ…」

響「何で今生の別れみたいな空気出してるんさー…」

貴音「食とは一期一会なのです。その時に食べたものと全く同じ味は、絶対に味わう事が出来ぬのです」

千早「まだ会ってないじゃないですか、食事とは」

貴音「はて」

美希「会う前にブロックしたからね」

響「さてと、告知は以上か?」

千早「そうね」

美希「じゃあ、残りの時間はまたおしゃべりするの!」

千早「ええ、そうしましょう」ニコッ

響「そういえば、春香と暮らしててどうなんさ?」

千早「どう、って?」

響「いや、喧嘩したーとか、こんな感じで役割分担してますーとか」

千早「…ああ」

美希「響、家事に関して千早さんに聞くのは危険だと思うな…」

響「…いま、聞けってカンペが…」

貴音「見なかった事にしましょう…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:05:15.87 ID:ho9zjVFAO<> 千早「私…そんなに酷いかしら」

美希「千早さん、流石に酷いって自覚は必要だと思うの」

ナレ『…美希ちゃんに全面的に同意ですぅ』

響「…敢えて自分は何も言わないぞ」

貴音「初めは誰しもが出来ないのです。気に病む事はありませんよ?」

千早「私…気を使われるレベルだったのね…」

美希「まぁ春香が家事全般が趣味になってるから、千早さんにやらせないのにも問題があると思うけど」

貴音「そうですね。自立を促すのであれば、少しずつやらせる事で覚えさせる必要があります」

響「躾はしっかりしないとな」

千早「私は小さい子でもペットでも無いのだけれど…」

美希「この前、千早さんの家に泊まりに行ったら春香と千早さんが凄いニコニコしててね」

ひびたか「ふむふむ」

美希「何かな?って思ってたら、春香がわざわざ手作りケーキまで作っててね」

ひびたか「美味しそう…」

美希「最高だったの。死ぬ前に最後に食べたい物に、おにぎりかいちごババロアの2択だったのに、春香の手作りケーキが選択肢に加わる位最高だったの」

ひびたか「羨ましい」

美希「でね?何か良い事あったの?何かのお祝い?って聞いたら…」

ひびたか「うん」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:05:49.18 ID:ho9zjVFAO<> 美希「…洗濯機の使い方を千早さんが覚えたから…って…」

ひびたか「…」

千早「」ドヤァ

ひびたか「えっ?」

千早「えっ?」

響「それだけ?」

千早「だけって…そうだけど…」

貴音「最新型なのですか?とても操作が複雑とか…」

千早「ええ、とても複雑なタイプでs…」

美希「全自動洗濯機で、割と一般的なのだよ?電源ボタン押して、どれだけ汚れてるかを選んで、スタートボタン押すと水の量を選んでくれて、後は洗濯と濯ぎと脱水にかかる時間を増やしたり減らしたりして、洗剤とか柔軟剤入れてオシマイなの」

響「簡単だな」

千早「簡単じゃないわよ!?」

貴音「私も機械は苦手ではありますが、流石に洗濯機などは使えますよ?勿論、最初は分かりませんでしたが、手順を覚えれば良いのです」

千早「わ、私だって、聞けば分かるわ!」

美希「千早さんの問題はやろうとしなかった点だと思うの」

千早「」

響「ていうか、千早は今まで一人でどうやって生きてきたんだ?」

千早「…そ、それなりに…」

美希「千早さんが独り暮らししてた時の洗濯機が壊れて、春香と選んだ洗濯機を買ったんだけどね…説明書は春香しか読まなかったの」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:06:15.05 ID:ho9zjVFAO<> 千早「…最近の機械は難解過ぎるわ」

貴音「それには同意致します」

千早「四条さん…!」

貴音「千早…!」

(がしぃっ!)

響「機械オンチ同士の固い握手だぞ」

美希「最近の機械は…って言い方が、おばあちゃんみたいなの…」

響「だな」

千早「くっ…」

貴音「しかし、最近の機械は特に難解だと私は思うのです」

響「最近の機械ねえ…自分は空調機器にはやたら詳しくなったなぁ」

美希「それは、家族の為?」

響「うん。さすがに一匹一台は無理だから、仕切りをしたりして2台で上手く調整してる」

貴音「凄いですね」

千早「私、リモコンの電源ボタンと冷暖房ボタン以外、触った事が無いわ」

貴音「私もです」

響「だから貴音の家のエアコンは暑いか寒いのどちらかなのか…」

千早「さっきの洗濯機じゃないけど、説明書を読んでも分からないのよ…だから、基本的には触らない」

美希「ミキ、殆ど説明書なんか読まないよ?」

響「美希は感覚で何でもこなせるからな」

美希「そーかな?ただ、お部屋の掃除すると説明書が出て来て、暇つぶしに読んでたらびっくりする事はあるの」

響「こんな機能あったのかー、みたいな?」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:06:43.35 ID:ho9zjVFAO<> 美希「うん。まぁ…それを知った時にはその機械自体が無かったりするけど」

響「あるある」

千早「いつ自宅の電気機器が入れ替わったか、全く分からないわ」

貴音「あるある」

みきひび「それはねーよ(なの)」

貴音「なんと」

千早「私、先月まで炊飯器が変わったのを知らなかったわ」

美希「…千早さん、確かその炊飯器になったのって、半年前だよ?」

千早「…イリュージョンね」

響「何を言ってるんだ、このポンコツ歌姫は」

千早「ぽん…!?」

貴音「私は千早の味方ですよ。私もある日突然電気ポットが新しくなっていたので驚きました」

美希「貴音は一人暮らしなのに、何で電気機器が突然変わるの?」

貴音「分かりませぬ…ま、まさか物の怪の仕業なのでは…」

響「じいやさんが言ってたぞ。「壊れた電気機器をそのままにしないで欲しい」って」

貴音「…いつ壊れたのでしょう?」

響「貴音、さっき自分が言った事を取り消せ。お前も最低限の電気機器の取り扱いが出来ていない」

貴音「なんと」

美希「普通、壊れた事位は分かるの」

千早「…分からないですよね?」

貴音「分かりませんね…」

響「…貴音の暮らしが心配だぞ」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:07:22.89 ID:ho9zjVFAO<> 美希「今更なの」

貴音「面妖な…」

千早「我那覇さん、一緒に暮らしてあげればいいんじゃない?」

響「ヘビ香がいるから無理だぞ」

貴音「すみません…あの子だけはどうしても駄目なのです」

千早「じゃあ、美希」

美希「ミキは千早さんちの子だからダメなの」

千早「いつなったのよ…」

貴音「…おや?そろそろ終わりの時間ですか」

響「今日も765プロのアイドルのファンにとっては衝撃的な内容の話だったな」

千早「…例えば?」

美希「765プロの誇る歌姫が、実は機械オンチで、家事しなくて、街中で歌い始める天然さんで、春香が好き過ぎる」

千早「…」

響「否定しないの?」

千早「出来ないのよ…くっ」

貴音「家事はしないというよりは、出来ない、ではありませんか?」

千早「…はい」

響「765プロ内の女子力ランキングが、美希とワーストを張り合うからな」

美希「…ミキはやれば出来るの!やらないだけなの!」

響「やらない時点で問題外さー」

美希「うぐぐ…」

千早「美希…」ポン

美希「千早さん、凄く優しい微笑みで肩を叩かないで欲しいの」

貴音「良い仲間なのですね」

響「お前もだぞ、貴音…」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:07:49.63 ID:ho9zjVFAO<> 貴音「なんと」

響「今日の放送以降、765プロのホームページにある女子力ランキングがどう変動するかな」

貴音「…かっとは…ええ、しないのですね、分かりました…」

ナレ『え、えーっと、という訳で、『ファミレスフェアリー!』、本日はそろそろ終わりのお時間になりましたぁ…』

ナレ『第5回、ゲストは765プロの誇る歌姫、如月千早ちゃんでした♪この後は『水谷ラボ 〜PCのお勉強会〜』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

千早「ふふ…四条さん、『底』でお待ちしておりますよ…」コッチコーイ

美希「下がる事の無い『底』が、貴音を待っているの…」コッチコーイ

貴音「ひぃ…そ、底が手招きを…」

響「何やってんだ…ほら、〆の挨拶するぞ。せーの」

響「まったねー!」

響「やれよ!」

ちはみき「こっちゃこ〜い」コイコイ

貴音「ひぃ…!よ、妖怪『ここが底』…が」ブルブル

響「そんな妖怪いない!」

美希「蓋側の人が何か行ってるの」

千早「羨ましい」

響「ありがとう!嬉しくないけどな!蓋側って何さ!」

貴音「せーの」

みきたかちは「まったねー」

響「自由だな!何なんさー!」 <> >>1<>sage saga<>2013/04/21(日) 13:09:17.89 ID:ho9zjVFAO<> 以上、ちーちゃん後半でした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/21(日) 13:33:16.87 ID:CSpLqV22o<> 乙。第六回のげすとはだれですかね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/21(日) 15:46:17.56 ID:wVTL3lUno<> 乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/21(日) 16:43:50.91 ID:Gm2aM5yDO<> 美希は「やれない」じゃなく「やらない」っぽいよなー
コメディだがぷちますで、人参と包丁で龍を作ったのも美希ならやりかねないって納得したし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/21(日) 18:11:16.36 ID:l1KIXC6bo<> 乙です。
機械苦手なちーちゃんとお姫ちん可愛い
ちーちゃんは妻がいるから良いけどお姫ちんは大変そうね
ナレーションさんが一緒に住んであげれば良いのに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/21(日) 22:01:10.93 ID:GxFaf5sy0<> 乙でした
今の765プロアイドルみんなのランクってどのくらいなんだろ
春香はSランクってわかるが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/22(月) 07:35:00.12 ID:4znh+bwHO<> >>859
軒並みAじゃないのか? 何処だったか、そういう描写があった気がする <> >>1<>sage<>2013/04/22(月) 14:19:01.73 ID:do9A9rnAO<> >>859
細かい設定はまだ出してませんでしたが…

・春香…S
・千早…Aに近いB(海外での活動や歌関係に比重を置いている為、全体的な評価が取られていないだけ)
・美希…A
・響…A
・貴音…A
・やよい…A
・伊織…A(765プロ2人目のSに一番近い)
・あずさ…A
・亜美…A
・真美…Aに近いB(千早と同じ理由)
・雪歩…B(千早と同じ理由)
・真…A
・かすみ…F


凄く細かい設定としては…

・千早…海外でのCDリリース、ライブなど、歌手としてはS+。
しかし、グラビアやCM、ドラマ、バラエティー活動が少な過ぎる為にこの評価。
ファンも事務所も業界までも、いまいち納得はしていないものの、本人はやりたがらないのでやむなし

・真美…亜美の影武者から脱却する為の手段として、亜美が殆どやらなかったモデルにシフト。
本人も楽しくなってきた上に、美希以上に奇抜なアイディアの持ち主で業界に新たな風を吹かせた風雲児。
最近では、美希と一緒にステージ衣装のデザインもする程に。
初のモデルがメイン活動のアイドル(美希は元々はグラビアや歌、ドラマなども並行してきたが、真美はほぼモデル専門)

・雪歩…演劇関係に異常にハマり、今では日本の演劇界における宝とまで言われる。
おかげで、CDリリースやグラビアなどの仕事が殆ど組み込めず、ランクダウン。
しかし、舞台を手掛ける監督や脚本家から引っ張りだこな上、最近では海外からもオファーがあり、765プロ初のハリウッド女優かブロードウェイ女優かと噂されている。

他のアイドルよりも一点突破型な活動をさせているPさん曰わく

P「どうしてこうなった…本人がちょっと楽しそうだからってそっちの仕事増やしたら…最近はテロップに『デザイナー兼モデルの双海真美さん』とか『女優の萩原雪歩さん』とか出るし…」

P「千早はもうあれでいいかな…」

P「実は、まだ色々と展開があったりするんですけどね…例えば伊織なんかは…」

律子「ふん!」ガシッ

律子「えい☆」ポイッ

P「ジャーマ゛ン゛!?」グシャ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/22(月) 16:26:42.28 ID:MU9KDPhso<> ホンマにほぼ765無双状態やなww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/22(月) 20:17:43.31 ID:0fY5isc30<> 765プロすごすぎww
どれだけの金が事務所に入ってることやらww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/22(月) 23:36:25.91 ID:GqztvC/n0<> >>1さん乙

妖精&竜宮vsはるるんちーちゃん夫婦&日高親子のライブバトルとか見てみたい

プロデューサーさんお願い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/23(火) 09:49:32.34 ID:GoN7i7BBO<> >>864
あかんそれスパコンさん死んでまう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/23(火) 13:02:39.31 ID:SvyxxtVCo<> もういっそプロデューサーがデビューすればいいよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/23(火) 15:39:02.60 ID:PQuH1cxbo<> 準レギュラーの砂糖マーライオンさんなら
社長もティンとくるかもしれん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/23(火) 18:16:28.32 ID:/AD7awA5o<>          ,;' '" '' ゛''" ゛' ';;,,
      (rヽ,;''"""''゛゛゛'';, ノr)
      ,;'゛ i _  、_ iヽ゛';, ←佐藤マーライオンさん39才(♂)
      ,;'" ''| ヽ・〉 〈・ノ |゙゛ `';,
      ,;'' "|   ▼   |゙゛ `';,  _______________
      ,;''  ヽ_人_ /  ,;'_ <                      | 
     /シ、  ヽ ,;';,';, /   リ \|甘すぎて砂糖が止まらないんだが|
    |   "r,, `';,';,';,`'´ ,,ミ゛   | ―――――――――――――――-
    |      リ、';';,';,'; ,リ    |
    |   i   ゛';';,';,';r" i   _|
    |   `ー―';';,';,';---┴ ⌒´ )
    (ヽ  ____';';,';,';__ ,, _´)
     (_⌒ ___';';,';,';__ ,, ィ
| ';';,';,';

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/23(火) 18:17:23.03 ID:/AD7awA5o<> 最後ずれた…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/26(金) 02:51:17.54 ID:fhe+yYw90<> >>868
クッソwwwwwwwwwwww <> >>1<>sage<>2013/04/30(火) 02:02:56.67 ID:YZuC40kAO<> お知らせ


現在、ハイパースランプタイムに突入&私事で、全く筆が進んでいない状況です

流石に1ヶ月は空けないつもりでしたが、それすら危うい状況になっています

読んで下さっている方々には誠に申し訳ありませんが、暫くお待ち下さい…
思い出した時に覗いたら、進んでるかもです… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/30(火) 02:09:53.77 ID:X/UJq1eZo<> むしろここまでハイペースでポンポン投下してくれたのよ

気長に待ってるわー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/30(火) 07:13:42.18 ID:me7ijmpm0<> 焦らずゆっくりでいいよ
のんびり待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/04/30(火) 09:07:42.33 ID:/xVL0fjAO<> 自分のペースで頑張って下さい
気長に待ってます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/01(水) 21:20:08.90 ID:y9/Iqsywo<> ゆっくりアイデア溜め込んでてくれや <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:24:21.43 ID:wtzZL6sAO<> 良く分からない仕事に巻き込まれてましたが、第6回前半だけは出来たので投下致します <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:25:17.88 ID:wtzZL6sAO<> 〜ガスト〜

美希「ランキングに変動があったの」

貴音「」ビクッ

響「どれどれ」

美希「これ。小鳥がランキングをプリントアウトしてくれたの」

響「ふむふむ…女子力ランキングのワーストが千早、次が美希、そして貴音になったな」

貴音「そ、そんな…私は先週まで7位くらいにいたはずなのに…」

美希「仕方ないの。妖怪『ここが底』に手招きされたから」

貴音「おぉ…なんと…なんといふ…」

響「…現実は時に残酷なんさ…それじゃ、始めるぞー」

美希「せーの!」

妖精「『ファミレスフェアリー!』」


[ふぁみれすふぇありぃ (題字:四条貴音)]


ナレ『『ファミレスフェアリー!』今週も始まりました!ナレーションの萩原雪歩です♪』

ナレ『女子力ランキングですかぁ…あ、私は…うん、まぁいいじゃないですか!』

ナレ『え?低くて発表出来ないんだろうって?…そ、そんな事ありません!私は5位に入ってますぅ!上位が強過ぎて勝ち目が無いんですぅ!』

ナレ『春香ちゃん、あずささん、やよいちゃん、響ちゃんの4人にいつも勝てないんですぅ…』

ナレ『えと、今日もいつものガス○さんから、いつもの皆とゲストがお届けしますぅ!』 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:25:45.18 ID:wtzZL6sAO<> 美希「それじゃ、本日のゲストなの!」

ひびたか「」グッ

美希「…何してるの?2人して」

響「阻止の準備」

貴音「聞くと、あれは彼女のファン(乙女)には不評との事…ならば、阻止せねばなりません」

真「出辛いよ!何なのいきなり!」

美希「という訳で、本日のゲストは…きゃっぴぴぴぴーん♪」

ひびたか「っ!?」

真「菊池真ちゃんナリよー♪」キャピーン♪

響「しまった!」

美希「せーの」

真「まっこまこり〜ん♪」バチコーン☆&キャピルーン☆

美希「やったぁ☆真クン!成功したの♪」

真「へへー!美希のおかげだよ!」

美希「という訳で、今日のゲストは菊池真クンなのー!」

真「皆さんこんにちは!菊池真です!」キラッ

響「くぅ…まさか美希が内通者とは…」

真「どんだけ阻止したかったんだよ!」

貴音「こ、これでは全国の菊池真ファンの乙女達に申し訳が立ちません…!」

真「ボクのファンの人達にどんなイメージを持ってるんだ!」

響「真=王子様ってイメージを持っている」

真「あながち否定出来ないのが悔しい!」

貴音「しかし美希…何故、「あれ」に協力したのです?」

真「あれ、って…普通に自己紹介じゃないか!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:26:13.97 ID:wtzZL6sAO<> 響「というか、美希はいつの間に真とあんなコンビネーションを…」

美希「…ミキ、真クンの為なら何でもしてあげるの…ミキ、尽くすオンナだからなの…」

真「ボクは女だって言ってるでしょ!?」

響「真、真」

真「何だよ!?」

響「はるちは」ボソッ

真「…あり得るんだ…そうだった、あり得るんだよ…」

美希「あは☆」

真「だけど、ボクは尽くして貰わなくていいからね!?」

美希「」ガーン

ナレ『やっぱり真ちゃんは私が…』

真「ボクは…その、好きな 男 の人に、尽くしてあげたいから…」ポッ

ナレ『』ガーン

真「ま、そんな人いないけどね…」ハフゥ

響「つーか、そんな暇無いよな、真は」

真「舞台にサイクリングアイドルに生っすかに歌に…うん、暇、ない」

貴音「765ぷろのあいどるが一同に介す事は、もう難しいかもしれませんからね」

真「皆忙しいからねぇ…仕方ないよ」

響「事務所でクリスマスと雪歩の誕生日パーティーをしたのが懐かしいぞー」

真「2年位前だっけ?最後にやったの」

貴音「ええ…あの時に並べられた料理の数々…真、美味で御座いました…」ウットリ

真「あはは…た、貴音らしいや」

響「流石、としか…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:26:47.76 ID:wtzZL6sAO<> 貴音「しかし、あの食事は…」

真「まぁね…あずささんとやよいと響、765プロの料理上手3人が、材料費度外視で作ってくれたから、不味い訳が無いんだよね」

響「提供、水瀬財閥だぞ」

貴音「けぇきに至っては…春香が「今までの人生で最高傑作かも」と豪語致しましたから」

真「ああ…あれは美味しかったねぇ…」ウットリ

響「自分、ケーキ食べるのに無言になるなんて思わなかったさ…」ウットリ

貴音「私も…らぁめんより食べたいと思った物は、あれが最初で最後でしょう…」ウットリ

美希「」ズーン←まだ落ち込んでる

ナレ『』ズーン←同じく落ち込んでる

テロップ[本編ではあまり出ないテロップですが…]

テロップ[3人が恍惚、美希ちゃんとナレーションの雪歩ちゃんが真っ白なので…]

テロップ[カットです]



〜暫く、美しい映像と音楽でお待ち下さい〜

〜♪←何かそれっぽいクラシック

(ヴァオオオオオッ!)

!?

社長「黒井ぃぃぃ!」

黒井「コーナーは譲らん!」

社長「」ティン!

社長「ここだ!」グワッ!

社長「」グン!

社長「究極のぉ!Vモンキーだよ君ぃぃッ!」

(ズバァァァッ!)

黒井「なっ!?強引にインを抜かれたぁ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:27:15.51 ID:wtzZL6sAO<> 社長「やった!」

黒井「くそぉぉ!」

テロップ[モーターボートに引っ張られてる小さいバナナボートの上でハシャぐオッサン2人の図でした]

テロップ[大丈夫なの?765プロ]

テロップ[あと…今更モンキーターンが通じる世代は番組見てないかと…]



〜○スト〜

貴音「…店員殿、真に申し訳ありませんでした…」

店員「あ、いえ…」

響「確かに自分達も恍惚としてたけど」

真「涎はダメだよ、涎は…アイドルとしても、女の子としてもさ…」

貴音「はい…猛省しております…」

響「慌てて気付いてくれた店員さんがおしぼりで受け止めてくれたけど…机に水溜まりならぬ涎溜まりが出来るのはマズいだろ〜」

貴音「真、その通りで御座います…」

真「あ、店員さん」

店員「はい?」

真「そのおしぼり貸して下さい」

店員「え?あ…どうぞ…」

真「はい!それではこの、765プロのアイドルユニット『フェアリー』の四条貴音の涎を吹いたおしぼりを、本人のキスマークをお付けして一名様にプレゼントし…」

貴音「にゃぁあ!?」ガバッ

真「おわぁぁ!?」

貴音「ぷ、ぷれぜんとなど致しません!あ、貴方は何を言っているのですか!?」マッカ <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:27:46.66 ID:wtzZL6sAO<> 真「しないの?」

貴音「い、いたしません!そんなことしませんでございますです!」マッカ

響「真、お前凄いな」

真「貴音は意外にも攻められると弱いっていうのが、今までの放送で分かってたからね」キラッ

響「いや…さっきのプレゼントするってボケもだし、今の貴音対策取ってたり、攻めるだのなんだの…まこまこりん路線はもう諦めたのか?」

真「?」

響「いや、今更首を傾げて不思議そうな顔されても…」

真「…!」ダラダラダラ

響「あ、気付いてなかったんだ」

真「にゃわぁあああしまったぁぁぁぁあ!これじゃあ可愛い女の子路線からまた外れてしまうぅぅぅ!」

響「アホだな…」

貴音「て、店員殿!これはすぐに廃棄処分をして下さいませんか!?」

店員「あ、はい…では失礼します」

貴音「ふぅ…」

<え?店長何です…あ、おしぼり廃棄前に店長の所に持って行けば良いんですk…

貴音「お待ちなさいッッ!」ガタッドタンドダダダダダッ!

響「やたら素早い貴音でした」

真「おぉぉ…またやってしまった…」ズーン

響「もう諦めたら?」

真「イヤだ!」

響「そ、そう…」

響「(真は余計な事しなくても可愛いのに)」

響「それと…だ」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:28:14.21 ID:wtzZL6sAO<> 美希「」ズーン

響「」デコピーン

美希「あいたー!?」

響「何時までも打ちのめされてんさ!?番組!これはばーんーぐーみー!」机バンバン

美希「で、デコピンしなくてもいいって、ミキ思うな!」ヒリヒリ

響「落ち込み方がガチ過ぎるんさー!」

ナレ『』ズーン←落ち込み方がガチ

貴音「た、ただいま戻りました…」ゼェゼェ

美希「た、貴音、どしたの?息切れてるし、髪ぼっさぼさで…走り回ってきたの?」

貴音「欲にまみれた愚か者から、私の恥を奪い返し、闇に葬って参りました…」

美希「…?」

美希「た、貴音がちんぷんかんぷんな事言ってるの」ユビサシ

響「聞かないでやれ」

美希「わ、分かったの…」

真「可愛い女の子路線…うぐぐ…」

美希「こっちの人はどうしたの?」

真「」

響「呼び方のランクを下げるな!団結!765プロのアイドル達は仲良し!団結!」

美希「そんな必死に否定すると仲が悪く思われるの」アフゥ

響「うぐ…」

真「実際、仲良しだもんね?ボクと美希」

美希「うん♪」

真「…!…!」

美希「…!…!」

響「テーブルの下で脇腹を抓り合うな!分かりにくいボケすんな!ていうかアイドルなんだからボケるな!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:28:45.42 ID:wtzZL6sAO<> 美希「響に言われたくないの」

真「だね」

響「これ幸いとドヤ顔すんな!たまたまフリみたいなツッコミしたからって、「しめた!」みたいな顔して!ボケた後にツッコまれなかったらどうしようって、抓り合いながら滅茶苦茶不安そうな視線向けてきたくせにー!」

真「な、何で言っちゃうんだよぉ!」マッカ

美希「は、恥ずかしいの!響のあほー!」マッカ

響「誰があほさー!」

貴音「踊る阿呆に見る阿呆!」テケテン

ひびみきまこ「」

貴音「…同じ阿呆なら…」グググ…

ひびみきまこ「」

貴音「踊らにゃ損!損!に御座いますよ!」クワッ

ひびみきまこ「…えっ?」

貴音「何か?」

美希「えっ?そ、それだけ?」

貴音「はぁ…何か?」

真「何で「何言ってんだコイツ」みたいな顔してんの」

貴音「何を仰ってるのでしょうか?この子達は…」

響「」ブン…ブン…

貴音「響、無言で素振りをするのはおやめなさい、謝りますから。ごめんなさい」

響「…全く…ツッコミは疲れるんだぞ?あまりさせないで欲しいさー」

貴音「…他に、出来る者がいますか?」

響「…」

美希「?」ニパッ

真「?」ニコッ

響「…自分、今日は頑張る」

貴音「是非に」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:29:19.65 ID:wtzZL6sAO<> ナレ『あ、萩原雪歩、復帰ですぅ』

ナレ『今日はいつも大体ツッコミ側にいる真ちゃんがボケ側に…』

ナレ『響ちゃん、頑張って下さい…』

響「はぁ…今日は一段と疲れそうだぞ…」

貴音「そういう時は」ピンポーン

貴音「甘い物です」

響「自分、まだお昼まだなんだけど」

真「お昼ご飯の前に甘い物は辛いね」

美希「ミキは平気だよ?だって…」

真「だって?」

美希「女の子の身体は、甘いお菓子で出来てるからなの♪」

真「」

響「ああ、うん…」

貴音「私はらぁめんで出来ています」

響「そーですか」

真「こ、これが可愛らしさ…!ナチュラルにそう言えるのが、可愛らしさ…!」

響「女子力は底だけどな」

美希「放っておいて欲しいの」

貴音「私は引っ張られて不本意な結果に…」

響「真実が明るみに出ただけとも言うな」

真「女の子の身体はぁ…あまーいお菓子で出来てるんだゾ☆」キャピーン

響「おーたむ〜ん☆の頭目さんの気配がした」

美希「頭目って言い方はどうかと思うの」

真「律子のデビュー当時の映像は良かったね。こう…可愛さを追求してる感じがする」

響「本人が迷走って言ってたじゃないか…許してやれよ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:29:47.96 ID:wtzZL6sAO<> 真「アイドルは可愛さを追求するものさ。律子は間違えてないよ」

響「だから力説してやるなよ…本人いたら泣くぞ?」

貴音「店員殿、中華麺を」

店員「かしこまりました」

響「会話の合間にさらっと注文を挟むな」

美希「真クンの追求する可愛さは、ちょっと違うと思うの」

真「そっかー…難しいなぁ…」

響「そのままでいいと思うぞ?そりゃ、女の子からも沢山好かれて「王子様」なんて呼ばれてるけどさ」

響「前と違って男の子のファンだって沢山いるし、変に考え過ぎた「乙女」を目指すより、今そのままの、明るくて爽やかで、笑顔が格好良くも可愛くもある、そんな真が一番魅力だと思うけどな」

響「勿論、まこまこりん路線がダメとは言わないけど、周りが見たら無理矢理やってる感じがするんさ」

響「もっと言うなら、普段の真だって、十分に女の子なのに…気にし過ぎなんじゃないか?」

真「ひ、響ぃ…」

響「まぁ、自分の意見だから、参考程度に思っててくれー」

真「響…ありがとう」ニコッ

響「」ドキッ

真「…」

響「…」

真「そーゆー反応されると傷付くんだけどぉ!?」

響「ご、ごめん!真面目な話をしたから、ついボケなきゃって!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:30:51.56 ID:wtzZL6sAO<> 美希「響の今のは酷いと思うな」

真「うん、美希は絶対に響の事を言えない」

貴音「」ズルズルズルズル

真「仕事しようよ、貴音…あ、いや、それが仕事か」

響「ラーメン啜るのが仕事か…アイドルではないよな」

貴音「私は私、これがアイドル四条貴音なのです」

真「つまり、自分のスタイルを崩すな、と。流石貴音だね!」

貴音「あ、いえ…」

響「貴音、今日の真は扱いにくいぞ」

貴音「面妖な…」

美希「真クンは今のままでいいの!イケメンさんだし、優しいし!あのね?真クンなら…ミキ、いいよ?」

真「うん、何が?」

美希「デートしてもいいの」

真「ああ、うん…」

美希「そんでね、カモ先生二世のいる公園で一緒におにぎり食べてー、お買い物してー…あ、映画とかもいいかも!」

響「相変わらず、765プロ1の純情乙女だな、美希は」

貴音「鴨先生は世代交代なされていたのですね、いつの間にか」

真「…それだけ?」

美希「へ?」

真「それだけなの?ご飯食べて、買い物して、映画見て…」

美希「あ、あの、真クン、お顔が近いの!」

真「その後は…大人の時間だよ」ササヤキ

美希「」ボン!

響「な、なぁ…真…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:31:43.74 ID:wtzZL6sAO<> 真「…求められているだろうから、やっただけだよ…」トオイメ

ナレ『…真ちゃん?』ハイライトサン、オデカケデース

美希「はわわ…」マッカ

貴音「美希が大変な事になっておりますが…」

真「…やり過ぎた?」

響「美希がやたら純情乙女さんだから仕方ないさー」

美希「」イヤンイヤン

美希「」モジモジ

美希「」ニヘ

貴音「端から見てる分には非常に愉快なのですが…」

響「やたら可愛い美希をお届けしているけど、ファン的にはどうなんだろう?」

貴音「寝取られた気分になるのでしょうか…」

真「ボク、女だけど」

響「だから余計にダメージがデカいんじゃないか?」

真「…ファンの皆様、ごめんなさい」

美希「」モジモジ

ナレ『』ギリィ…

響「ナレーションの雪歩がどうなるかな」

真「」ハッ!

貴音「真…確か貴方はろけですから…雪歩と車で移動じゃ…」

真「」カタカタカタ

響「…惨劇が巻き起こるな、ロケバス内で」



〜ロケバス内〜

真「」ダラダラダラ

雪歩「」ニコニコ

真「」カタカタブルブル

雪歩「」ニコニコ

運転手「(運転手ですが、ロケバス内の空気が最悪です。あと、雪歩ちゃんのハイライトさんはまたお出掛けしてます)」

雪歩「ふふ…」ニコォ… <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:32:11.66 ID:wtzZL6sAO<> 〜フェアリーの楽屋〜

美希「あの時の真クンは、最高に格好良かったの!」

響「まぁ、そのせいで雪歩が口も聞いてくれないらしいけどな」

貴音「…絆とは…儚いものなのですね…」

響「ま、こうなったら天海・D・春香プロデューサーに任せるよ」

春香「はいぃ!?」←遊びに来てた

貴音「任せましたよ?春香」

春香「まだ死にたくないのですが…雪歩、うちに今週来なかったし」

美希「雪歩にも困ったもんなの」

響「ガチだからな」

貴音「ですね」

春香「ガチゆーな」



〜ロケバス内〜

真「あの、雪歩さん?何で抱き付いてきてらっしゃるのでしょうか?」

雪歩「…渡さない、真ちゃんは、誰にも」

真「雪歩さんのハイライトさぁぁん!帰ってきてぇぇぇぇ!って、首筋舐めないでぇぇぇぇ!」

運転手「(ロケバスの運転手ですが、後部座席がガチです)」

運転手「(正直、ギンギンです)」



〜ガス○〜

真「あ、カット出来ないんですか…」

貴音「真、ここのすたっふは編集をする技術が無い訳では無いのです…やらないのです」

響「面白さの為なら、その日の番組構成すら変えるぞ、当日に」

美希「生っすかと同じ人達なんだよね」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:33:06.78 ID:wtzZL6sAO<> 真「ああ…生っすかの…『ブーブーエスで最も笑いに貪欲で、アイドルにすら笑いの神を降ろす集団』なんて呼ばれてる、あの…」

テロップ[どんな連中だよ]

貴音「二十郎の店主殿から聞きましたが、二十郎あいすは本来、らぁめんを食べた後の口直しがしたい方のみの提供だそうです」

響「ああ…段ボール事件な」

美希「…あの時ね、春香があんな事になって、千早さんもああなったでしょ?」

響「嫌な…事件だったね…」

貴音「まだ、段ぼぉるの蓋が見付からないんだろう…?」

真「段ボールの蓋が見付からないって…そんな勢いだったんだ、あれ」

美希「うん、良く春香の首から上が残ったなって思うの」



〜はるちは楽屋〜

春香「実はね…」←帰ってきた

千早「何かしら?」

春香「あれから暫く、ファンの方からゆうパックでプレゼントが来たりもしたんだけど」

千早「来てたわね、結構な数」

春香「全ての箱に矢印が引いてあって、『こっちが開きます』って注意書きが…」

千早「」

春香「しかもね、送る人が書いてるんじゃなくて、ゆうパックで送ろうとすると郵便局の人が聞くんだって…「注意書きは入れますか?」って」

千早「」ブフッ <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:33:58.79 ID:wtzZL6sAO<> 春香「注意書きを入れますって言うと、矢印と注意書き入りのシールが貼られたり、油性マジックでその場で書いたりしてくれたらしいよ?」

千早「は、はるか…あなたのせいで…郵便局員の人達に…無駄に余計な仕事が…」プクク

春香「今でも忘れないよ…あの痛み」

千早「も、もう…ゆるひて…おなか…いた…」



〜ガス○〜

響「現場にいた美希としては、あれはどうだったの?」

美希「ミキ、たまたま別の方見てたんだけどね…「スパーン!」っていう良い音と、後ろに仰け反る春香が視界の端に入って…何かと思って見たら、開け放たれたパンドラの箱と、鼻を押さえる春香、撃沈状態の千早さんが見えて…「あ、また春香が何かやらかしたの」って…」

貴音「それで、さっさとあいすを手に取った、と…」

美希「うん。後で聞いたら、あれは全く予想外だったんだって。ラーメン屋さんに行ったのにラーメンが出ないっていう所にツッコミ欲しかったけど…」

響「全部春香が持っていったな」

真「あれはね…あの後バラエティー番組に出ると、「765プロは笑いに貪欲だから気を付けろ。隙あらば笑いを取られるぞ」って、芸人さん達がボクらを警戒するっていう事態に…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:34:24.53 ID:wtzZL6sAO<> 響「765プロはアイドルのプロダクションで、自分達はアイドルだぞー!」

真「可愛いアイドル達ですよー!」

美希「そうなの!ミキ達はアイドルなの!」

貴音「」ピンポーン

響「はい台無しー」

美希「貴音を除く、なのー」

貴音「なんと!わ、私だけ仲間外れにしようと言うのですか!?我々の絆は…」

真「自らその絆を台無しにしにいった人が何を言ってるのさ…」

貴音「…てへっ♪」

美希「」

真「」

響「」

貴音「な、何です?その面妖な物を見るかのような視線は」

響「貴音、顔真っ赤」

貴音「…っ」

真「あ、あまりにキャラが違うからビックリして停止しちゃったよ…」

響「美希は未だにフリーズ中だしな」

美希「」

貴音「そ、その…やはり似合わない事はしない方が良かったですね…」

真「いや、何時もの全部を見通してるみたいな不思議さとクールさとは真逆で、可愛かったと思うよ」

貴音「」キュン

真「フォローした相手を、隙あらば精神的に傷付けてくるのは止めてくれないかな?」ピキッ

響「照れ隠しだな」

貴音「…っ!」

貴音「響はいけずです!いけずです!」ペシペシ

響「わぁ!ごめん、ごめんってば!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:35:07.87 ID:wtzZL6sAO<> 真「ところで、こっちはどうするの?」

美希「」フリーズ

響「ふむ…」

貴音「…いざ」スッ←平手打ちの構え

響「やめろって…うーん、よし」

真「ん?何か考えがあるの?」

響「美希ー」

美希「」

響「おにぎり、いるかー?」

美希「食べるの!」キュピーン

響「な?」

真「ああ、うん…」

貴音「一瞬で復活致しましたね」

美希「おにぎりは?」

響「後でな」

美希「…」プクー

響「膨れんな!」

貴音「店員殿…」

店員「流石におにぎりはありません…」

美希「」ショボン

店員「…暫くお待ち下さい」

4人「?」



〜15分後〜

店員「お待たせしました」コトッ

美希「おにぎりなの!」パァァ

貴音「店員殿、これは?」

店員「当店の和膳セットのご飯をおにぎりに致しました。牛肉と豆腐のヘルシー豆腐ハンバーグのセットです」

美希「店員さん!ありがとうなの!」キラキラ

真「言ってみるもんだね」

店員「すみません、実はうちの厨房の人間が大の美希ちゃんファンでして。理由を話したら、「任せろ」って」

美希「今からお礼言いに行くの!」

店員「え?でも収録が…」

響「大丈夫、誰かがいなくなるとか今更だし」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:35:48.49 ID:wtzZL6sAO<> 店員「はあ…で、では此方にどうぞ」

美希「はーい♪」

響「これさ、これから新しくメニューになりそうな気がする」

貴音「ふむ…おにぎりに具を入れ、味噌汁に卵焼きに…更に数品目から2種類位を選べる、行楽弁当定食というのは、如何でしょう?」

真「それ、楽しそうだね!確か宅配サービスもあるから、それがあるとお出掛けする時にいいかもしれないね」

<コンニチワナノー!

<ウォォォ!?ミ、ミキチャンダァァァァ!コ、ココココンニチワ!

響「お、厨房付いたみたいだな」

貴音「さて、では今更ながらトークテーマを」

真「結構収録進んでるよね?もう」

響「先週分の放送は見たか?」

真「あー…そういえばトークテーマが後半だった気がする」

響「そういう番組なんさー」

真「自由だねー…」

貴音「それが良い、と言って下さる方もいらっしゃいます」

響「主にフェアリーのファンの皆がな」

真「そうなんだ」

響「特に、貴音は新境地を開いたとかって、最近ファンが一気に増えたみたい」

貴音「私だけでなく、小悪魔的かつ猫のような美希、明るく元気で素直な響…こういった今までの印象とは違った面を出して、それぞれふぁんの方々に受け入れられているではありませんか」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:36:27.12 ID:wtzZL6sAO<> 真「例えば?」

貴音「美希で言うなら…実は超純粋乙女だという点、響は…我々3人のまとめ役になれ、司会進行が出来るという点などでしょうか」

真「響のポジションは貴音だったんだけど」

貴音「私はその逆…と言いましょうか。実際そうだったのですが、みすてりあすというふぃるたぁで隠されていた面が、初めて露呈しているという感じですね」

響「実際、貴音は大人っぽさも子供っぽさも併せ持ってるし、765プロに来てからは余計にキャラ崩壊が激しいというか…」

貴音「正直に申し上げますと…私は以前お話した通り、中学生の時に原因不明の大病を患い、ずっと自宅で過ごす日々でした」

貴音「なので、地元にいる数少ない友人以外で、初めて出来た同年代の友人、といいましょうか…仲間という存在に、大分浮かれているのかもしれません」

真「いいんじゃないかな?765プロは家族とか友達とか、そういう部分があるし」

響「アイドル活動に支障がないなら、な」

貴音「う…」

真「出てる?支障」

響「全く」

真「だよね〜」

貴音「なら良かったのですが…」

響「まあ、芸人思考がこれ以上加速しなければ大丈夫じゃない?」

貴音「気を付けます」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:37:38.04 ID:wtzZL6sAO<> 美希「たっだいまなのー♪」

響「はいおかえりー」

真「おかえりー」

貴音「おかえりなさい、美希。ふぁんの方はどうでしたか?」

美希「すっごく喜んでくれたの!お礼に何かしたかったけど、忙しそうだったから何も出来なかったの」

貴音「そうですか…」

響「まぁ、向こうも仕事中だしな。仕方ないさー」

真「その人がシフト終わったら、改めて挨拶に行くとか」

美希「でも、この後ミキは別のお仕事だし…」

貴音「ふむ…すたっふのどなたかに頼めないでしょうか?」

響「うーん、皆仕事だろうしなぁ…」

真「お店の人に頼むとか?」

美希「じゃあ、もう一度行ってくるの!」

貴音「えっ」

響「あ…行っちゃったぞ…」

真「いいのかなぁ…」

響「あ、トークテーマ忘れてた」

貴音「ふむ…美希が戻ってきてからで良いのでは?」

真「そうだね」



〜美希、帰還〜

美希「渡せたの♪」

真「何を渡したの?」

美希「たまたまお仕事が終わる所だったから、おにぎり作ってくれた人にはサイン書いて渡したの、プロデューサーが色紙持ってたから。あと、ラジオの前のノベルティグッズをあげたの」

響「他にあげた人いるのか?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:38:07.98 ID:wtzZL6sAO<> 美希「さっきのウェイトレスさんに」

貴音「何をあげたのですか?」

美希「ミキが使ってた手鏡の裏にサイン書いたのと、お仕事で貰ってまだ使ってない口紅とマスカラとファンデ」

響「それ、まだ発売前のじゃないか」

美希「うん。2人とも喜んでくれてたよ♪」

真「…そりゃ、サイン入りな上に非売品だからねぇ」

響「前のノベルティ…ああ、おにぎりケースだっけか」

美希「あと、おにぎりんストラップと、マスコットキャラ3匹のステッカー」

貴音「随分と大盤振る舞い致しましたね」

美希「だって、他にあげるものがなかったの。男の人は化粧品なんか使わないだろうし」

真「使いかけなら、逆に欲しがるんじゃ…」

響「真」

真「何?」

響「引く」

真「…ボクだって、たまにはボケたいんだよ」

美希「?」

貴音「深く考えてはいけませんよ、美希」

美希「?…まぁいっか、分かったの」

真「ところで、マスコットキャラって?」

美希「ミキデザインの『おにぎりん』と」

響「自分デザインの『しー沙』と」

貴音「私のでざいん致しました『丼山麺左右衛門らぁめん守』です」

真「貴音のだけ名前がやたら長いのは何で?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:39:05.36 ID:wtzZL6sAO<> 響「だな。未だに噛みそうになるし」

美希「ミキもなの」

貴音「そうですか?」

真「言ってみて」

貴音「丼山麺左右衛門らぁめん守(どんぶりやまめんざえもんらぁめんのかみ)」

真「長い!そして何故スラスラ言えるんだぁぁぁ!」

響「途中から名前言わなかったしな、自分も美希も」

美希「うん。「おにぎりんと、しー沙と、ラーメンの」って呼び方になってたの」

貴音「別の名前もありましたが、却下されてしまいました」

真「何て名前?」

貴音「マシマシ沢二十郎」

真「そりゃアウトにもなるよ…」

貴音「面妖な…」

響「さておき、トークテーマいくぞー」

真「すっかり忘れてたよ…」

美希「まともにトークテーマをやったのって、いつだったかな?」

貴音「第一回と二回はちゃんとやったような記憶がありますね」

真「やよいの時あたりからおかしかったの?」

響「やよい回もちゃんとトークテーマもお便りの内容も紹介してた気がするようなしないような…」

美希「千早さんの時には、もうそんなの最初から無かった位のノリだった気がするの」

貴音「本気で忘れておりましたからね…」

真「酷い話だ…あれ?確か番組の構成は…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:39:57.25 ID:wtzZL6sAO<> 響「ああ、春香もその一人だぞ」

貴音「まるち過ぎる活動範囲だと思います」

真「まぁ春香なら仕方ないか。そういう細かい事は気にしなさそうだからね」



〜はるちは楽屋〜

春香「いま、雪歩に「この前、真に耳元で甘い囁きをされた」ってメールを送ってみました」

千早「私は「襲われた」ってメールしたわ」

真美「やめたげて!まこちんの貞操と命の危険が危ないから!」←遊びに来てた



〜ロケ場所のお店前〜

雪歩「」ジャキン…

真「雪歩、頼むからスコップをしまって!」

AD「ゆ、雪歩ちゃん!街中で惨劇を起こしたらヤバいスから!落ち着いて!」

真「はるちはめぇぇぇ!覚えてろぉぉぉ!」


〜ガ○ト〜

響「トークテーマ!『ダンス』だぞ!」

真「だろうね…」

貴音「それか運動か」

美希「イケメン位しかトークテーマは思い付かないの」

真「よーし分かった、戦いたいんだな?まとめて相手になってやる」

美希「ミキの信条はのーもあうぉーなの。らぶあんどぴーすなの」

貴音「私と真が戦えば…どちらかが引退を余儀無くさせられますよ?」

響「どこまでやる気だ、バイオレンス過ぎるだろ…」

真「まぁ、骨は…ね」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:40:42.92 ID:wtzZL6sAO<> 響「知るか!アイドルがアイドルの人体破壊を仄めかすな!」

貴音「ところで…真はダンスで初めて響と競った時はどうでした?」

響「無視か…もういいや…」

真「響と?そうだなぁ…キツかったかな」

美希「キツい?」

真「うん。どれだけやってもそれ以上を見せてきて、じゃあこっちも…って」

響「自分も同じかな。真とダンスすると楽しいけど、すっごい疲れる」

真「一度レッスンスタジオでやった時は酷かったね」

響「うん。あれは酷かった…」

美希「な、何があったの?」

響「レッスン開始から同時にダンス始めて」

真「レッスン終わるまで習ったダンス+オリジナルステップとかを織り交ぜて」

響「どっちが先にギブアップするか」

真「判定の場合はトレーナーさんが判定」

美希「」

貴音「れ、れっすん開始から終わりまで…ですか?」

響「うん」

真「あの時は確か…3時間だっけ?」

響「だな」

美希「…人外がいたの…」

貴音「響…私やあずさを規格外と呼ぶ貴方の方が規格外ではありませんか…」

美希「真クンもね」

響「そうかな〜?」

真「割といけるよね」

響「そーだな」

みきたか「いやいやいや!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:41:54.12 ID:wtzZL6sAO<> ひびまこ「?」

美希「キョトンとしないで欲しいの。首を傾げないで欲しいの、可愛いけど」

貴音「一般的常識で考えて、三時間踊り続けたら倒れます」

響「そこは上手い具合にな?力を抜いたり、動きが少な目なのにするんさー」

真「そうそう。手を抜くんじゃないけど、派手に動く前の準備運動みたいに、大きい動きの合間に、息を整えながらも身体は常に動かして、急に動いても痛めないようにするんだよ」

美希「響と真クンは、何かアスリートになればいいと思うの」

貴音「2人の為に局側がすぽぉつあいどる女王決定戦をやりたいと企画をした位ですからね」

響「何それ」

真「ボクはやりたいな、それ」

響「自分も構わないぞー?」

美希「この2人に適う相手って、いるの?」

貴音「ふむ…日高愛などはどうですかね?」



〜876プロ〜

愛「…さ、流石にあの2人にスポーツで勝てる気はしません」

絵里「…規格外?」

涼「男の僕ですら、パワーやスピードでは負ける気がするよ…」



〜○スト〜

美希「多分だけど、他のアイドルは巻き込まれ事故にしかならないの」

貴音「ふむ…」

真「そうかなぁ?」

響「分かんないなー」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:42:36.80 ID:wtzZL6sAO<> 美希「そういえば、真クン」

真「ん?何だい?」

美希「響と期間限定のダンスグループを作るって話はどうなったの?」

真「ああ、そういえば…ボクも詳しく聞いてないけど…」

真「ほら、ダンス甲子園とか、そういうのがあるじゃない?」

貴音「ございますね」

真「アレの時限定で、色々動いてるらしいよ」

美希「へー…」

響「自分と真は決定として、別の事務所からも探してて、5人でやろうかみたいな話になってるみたいだな」

貴音「ほう、別の事務所のあいどるとも組むのですか」

真「ダンスに事務所なんて垣根はいらない!ってコンセプトらしいけどね」

響「実際、難しいみたい。やっぱ、スケジュールやら何やらの調整が難しいとか」

美希「うちのスパコンさんがやればいいんじゃない?」

貴音「あのお方なら、5人分の調整と管理位、造作も無いのでは?」

真「ほら、そうしたらさ…やっぱりさ、お互いの事務所間での内部事情やら機密事項やらの漏洩みたいな、そういう難しい問題も出てくる可能性もあるじゃない」

響「だな。自分達的にはそんなに重要でも無いただの雑談のネタでも、事務所的に戦略を練り難くなったり、色々しがらみがあるんさー」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:44:19.87 ID:wtzZL6sAO<> 美希「ふーん…何かめんどくさいの」

真「ボクらにはどうにも出来ない事だからね」

貴音「大人の事情、というものですね」

響「自分達も成人したりしてるとはいえ、やっぱりそういう事はどうしても疎いからな」

真「ここまで自由にさせてくれてるのが奇跡って感じもするけどね」

響「だな。難しい問題は沢山あるけど、今後も色んなやり方でアプローチしてくらしいから、続報をお待ちください」ペコ

美希「色々あるんだねー、うちの事務所も」

貴音「ええ…皆、それぞれに考えた道を進んでいますからね」

響「雪歩や真美や千早かな」

貴音「…ええ」

貴音「(あの会議に出た身としては…その者達以外にもあるのですが…黙っていましょう)」

貴音「(彼女達が進む新たな道と試練…私は、手助け出来る事が少ない…真、世の中は難しい物です)」

ナレ『はふぅ…すみません、萩原雪歩です、落ち着きました』

ナレ『えと、真ちゃんと響ちゃんのダンスユニットに関しては、続報があり次第765プロのHPや、生っすか…勿論、この番組でも続報を出していく予定ですぅ』

ナレ『それでは、CMですぅ』

響「はいさーい!ファミレスフェアリー!だぞー!」←ジングル <> >>1<>sage saga<>2013/05/06(月) 19:51:17.72 ID:wtzZL6sAO<> という訳で、前半は以上です

最後の貴音の発言は、これから先のオリジナル展開についてです(そこから新しい話をつくるかは不明ですが)

一部のファンの方には嫌な思いをさせてしまうかもしれません、先に謝っておきます…


※次スレについて

このスレを完走した後で考えますが、もし建てるならばスレタイは

春香「表札が『ちはる』って…」千早「分かり易いでしょ?」

なんてのを考えていますです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/06(月) 20:16:19.40 ID:xXnGOfBpo<> 乙です。
ふぇありーもゆきまこもはるちはも可愛い
雪歩は通販でピヨちゃんが描いたゆきまこ本買ったのかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/06(月) 20:35:57.59 ID:Mh89m/mNo<> 乙
普通に投下早かったw
次スレもあるなんて素敵よ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/06(月) 20:46:43.41 ID:BBRf/CZAO<> 乙です
このスレの最後までも次スレも期待してます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/06(月) 23:58:57.08 ID:AMvIdyuio<> × 菊池
○ 菊地 <> >>1<>sage<>2013/05/07(火) 06:27:15.68 ID:B7NQVD+AO<> >>908

またやっちまってましたか…マッキーの時から気を付けてたのに、結局またやっちまってる…
ごめんよまこりん…嫌いな訳じゃないんだよ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/07(火) 06:48:42.48 ID:EHqEh7Ui0<> 乙でした
ほんとここのみんなは可愛くて好きだww
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/07(火) 21:23:56.68 ID:qXKwUDz10<> 乙です
社長と黒井、仲いいなあw

次スレもあるのか!これはうれしい <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:12:14.59 ID:1zjZbBkAO<> 投下致します <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:12:42.85 ID:1zjZbBkAO<> 貴音「ふぁみれすふぇありぃ!…に御座います…」←ジングル

ナレ『今回のゲストは765プロの姫王子様、菊地真ちゃんです!』

ナレ『今日はいつもツッコミ側に回る真ちゃんがボケたがりに…』

ナレ『フェアリーの皆の猛攻に、真ちゃんはボケきれるのか!?そして響ちゃんの胃腸は持つのか!?乞うご期待!』

ナレ『…アイドルのトーク番組なのに、期待する所が間違えてる気がしますぅ…』

美希「ダンスユニットかー…」

真「美希もやりたいの?」

美希「ううん」

真「あら」

美希「というかね、真クンと響の2人で、しかもダンス主体とか…他に付いていける人が思い付かないの」

響「そうかな?」

貴音「あなた方に付いていくには、よほどの体力と運動神経がなくては不可能ですよ」

美希「女の子の中では限られてくるの」

真「ボクは女の子なんだけど?」

響「自分もだぞ」

貴音「技術とせんすがずば抜けているのです、そう簡単に付いていけるあいどるがいるとは思えません。男性ならば、体力も付いていけるでしょうが…」

真「そこまで無茶しないよ?普段レッスンでやるレベルのしかやらないよ、多分」

美希「多分って言ったの、多分って…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:13:08.82 ID:1zjZbBkAO<> 貴音「その『普段レッスンでやる事』が、少なくとも私にとっては相当にきついものです」

響「そうだったのか!?」

美希「響…いつもダンスレッスンで貴音がダウンして、ミキがダウンした後も、自分だけ平然とレッスンこなしてるのに気付いてなかったの?」

響「ん?いや、休憩も必要だろうなぁって思ってたけど…」

美希「ミキ達は30分置きに休憩してるのに、響は休憩無しで、しかもレッスン終わった後も一番元気なの」

響「2時間位ならなぁ…」

貴音「…一番激しい振り付けのはずなのに…」

美希「しかも、たまにオリジナルの振り付けも入れたりしてるの」

真「割と普通だよね」

響「そうだな、普通さー」

美希「…ミキ、雪歩とか春香とかが、真クンとダンスレッスンする前に必要以上に気合い入れる意味が分かったの」

貴音「そして、真とだんすれっすんを終えて帰ってきたあいどる達が疲れ切っているのも納得致しました…」

真「うーん…ちょっと考えないとなぁ」

響「そうだなー、皆に負担をかける訳にはいかないし…」

美希「い、今更なの」

貴音「まぁまぁ…これでやり過ぎが減るのであれば…」

真「よし、皆に体力を付けてもらおう!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:14:24.16 ID:1zjZbBkAO<> みきたか「」

響「いや、え?」

真「ボクらと同じ位出来るように、皆と合宿しよう!それで多少無理なスケジュールでも平気なようにさ!」

美希「真クンはどうしてそうなっちゃったの…?」

貴音「何故自らを抑える方向に考えないのですか…」

響「(一瞬、なるほどって思った自分は、黙って見守るべきだな)」

真「だって、この業界は身体が資本だよ?体力があるに越した事は無いじゃない」

美希「真クンの言い分も分かるけど、それはまこまこりん路線にいきにくくなるよ?」

真「そんなことないよ?」

貴音「そんなこと御座いますよ?」

真「マジ?」

貴音「まじです」

真「…ボク、りんご三個分より重いものを持った事が無いナリ☆」

響「キテ○ちゃんを例えに出すなら、体重の時にしろよ!キ○ィちゃん持てるとか、りんご三個分でならそうでもないけど、見た目は結構パワフルだぞ!?可愛らしさアピールの仕方の迷走が、この番組内だけで既に加速してるさー!」

真「じゃあどうしたらいいんだよぉ〜!」

響「そのままでいいって言ってんだろぉ〜!」

真「どのままだよぉ〜!?」

響「今のまま!」

真「まっこm」

響「今は違ったろ!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:14:52.53 ID:1zjZbBkAO<> 真「じゃあいつ出せばいいのさ!?」

響「今でしょ!?」

ひびまこ「」ドヤァ

美希「ミキ、ミートドリアのサラダとドリンクバーセットなの」

貴音「私は和風はんばぁぐのせっと、ご飯大盛りで」

ひびまこ「無視!?」

美希「そこの人達は何頼むの?」

響「自分まで呼び方ランクダウン!?」

真「せめて同じユニットの響はランクダウンさせたらダメでしょ!?いや、ボクもダメだけども!?」

貴音「早くなさい。店員殿がお待ちですよ…」

真「まだメニュー見てないよ!?」

響「注文するかどうかも知らなかったぞ!?」

貴音「…そこの者達」

真「貴音まで呼び方ランクダウンさせた!?」

響「親友だと思ってた自分に辛い仕打ちだぞ!やたらダメージがデカいから!」

店員「またお決まりになりましたらお呼び下さい、そこの人達」

真「店員さぁぁぁぁん!?」

響「店員さんはダメだろ!接客業的にダメだろぉぉぉ!?」

美希「へーい♪なの」パン

貴音「へーい♪で御座います」パン

店員「へ、へーい♪」パン

真「店員さんを巻き込むな!」

響「いつ打ち合わせしたお前らー!」

美希「響が現場入りする前に」

貴音「1時間程前に」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:15:20.01 ID:1zjZbBkAO<> 響「嘘を付くな!嘘を!自分が朝から春香んちに迎えに行かなかったら寝坊してたくせに!」

美希「うぐ」

真「じいやさんに連れて来られただろ!?」

貴音「くっ」

美希「し、深夜アニメ見てたら…」

響「春香と雪歩が声優さんしてるアニメ?」

美希「うん」

真「あれ、面白いよねー」

美希「春香と雪歩に近いキャラクターだから、余計面白いの」

真「春香はちょっとドジな普通の女の子で、雪歩は引っ込み思案な女の子だっけ?」

美希「なの。で、その2人と仲間3人は田舎の学校の生徒なんだけど、悪い製薬会社の陰謀に巻き込まれて、殆どがゾンビ化した町に閉じ込められちゃうの。で、逃げてる内に彼女達は製薬会社から自分の作った薬をこれ以上悪用されまいと逃げてきた科学者のおじさんから貰った飴を食べて、スーパーヒロインに変身するの!」

真「色々詰め込んできてるねぇ…」

美希「飴の力は10分しか保たなくて、一回使うと1時間は使えないの。だから、女の子達は少しずつ脱出の方法を探しながら、生き残った数少ない町の人とバリケードの中で暮らしてるの」

真「…『魔法少女○○ 〜進撃のバイオハザードライフ〜』だっけ…無茶するなぁ…」
<> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:15:49.40 ID:1zjZbBkAO<> 美希「春香と雪歩も、最近は「次は何の要素を入れてくるか分からない」って言ってたの」

真「魔法少女ものに戦隊もの、必殺技は何故かしている魔法のベルトにカードを通してキックとパンチのライダー(ベルトのCV:ゲンドウ)、ゾンビが襲ってくるバイオ&デッドラは救援ヘリが絶対に堕ちるのまで取り入れ、合間に突然差し込まれる百合ん百合ん回に、バリケードに囲まれた進撃の巨人要素は、バリケード以上のデカい突然変異種の襲撃までやるし…」

美希「それを、助けにきた自衛隊の戦車で撃退して、弾切れの今は移動用になってて、名前までつけてるの」

ナレ『ガールズ&パンツァーってアニメの要素らしいですぅ』

美希「因みに、前回は疲れて荒んだ心を癒やす為に、バリケード内の皆で麻雀大会だったの」

真「麻雀!?」

美希「なんかざわざわしてたの」

貴音「そっちなのですか!?」

ナレ『そっちなんですぅ…』

美希「あ、剣道少女ちゃんが全国大会目指してたって話もあったの」

真「バンブーブレードまで来たか…」

ナレ『盛り込まれる元ネタの漫画やアニメのDVDを渡される辺り、多分確信犯ですぅ…最近、私も春香ちゃんもやたら詳しくなりました…』 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:16:35.87 ID:1zjZbBkAO<> ナレ『流石にロボットは辞めたらしいですけど…脱出はいつになるか分かりません…』

真「凄いアニメだね…それ」

美希「毎回、関係各所にスタッフさんが謝りに行く映像のEDは、斬新過ぎるの」

響「自由だなぁ…」

ナレ『あのEDの謝罪行脚は、本当に謝りに行ってるんですぅ…私が選んだお茶セットや、春香ちゃんお手製お菓子を持っていってる時もあるんですよ』

ナレ『出演者に謝罪の手助けされるスタッフさんが作る、悪乗りアニメですぅ』

響「美希が寝坊しかけた理由は分かったけど、貴音は?」

貴音「…月明かりの元、小説を…」

響「またか…また視力悪くなるぞ?」

貴音「響から借りた小説が面白くて…」

真「何貸したの?」

響「某不幸なウニが主人公のやつ」

真「ねぼし?」

響「忘れてやれよ…」

美希「そういえば…あのアニメのヒロインの子の1人が、ネジとかを電気で…」

響「もうそのアニメの話はいいから!」

貴音「能力…羨ましくもありますが、恐ろしくもあります」

響「…貴音と暴食シスターは共通点があるな」

真「良く食べる点と髪の毛かな」

響「スタイルとか性格は真逆だけどな」

貴音「噛みつきもしませんよ?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:17:02.83 ID:1zjZbBkAO<> 響「…」

真「響、いま想像したろ?」

響「っ!?ち、ちがっ!」

響「べ、別に貴音は優しいからあんまり強く噛んでこなくて、多分甘噛みなんだろうなぁとか、噛むといえばきゅんパイアで、こう首筋を甘噛みされるのかなとか、そんな時も気を使いながら優しく噛むんだろなとか、そんなの想像してないさー!」

貴音「な、なんと…」マッカ

真「音無さんがいるぞー、ここに音無イズム継承者がいるぞー」

美希「元気があれば、いつでも妄想出来る!なの」クイッ

真「ぶはっ!わ、わざわざしゃくれなくてもいいだろ!」

響「違うんさー!違うんさー!」ワタワタ

貴音「ひ、響、落ち着きなさい!」マッカ

美希「貴音、真っ赤なのー」

貴音「こ、これは!わ、私とて、あのような妄想をされていると知らされれば、恥ずかしくもなります!」

響「うぎゃー!もーだめさー!自分は沖縄に帰るさー!沖縄でさとうきびかじりながら、山奥の神社の中で世界の行く末を見守りながら生きるんさー!」パニック

真「響、落ち着いて!意味の分からない事を口走ってる!」

美希「響は何になるつもりなの…」

貴音「全く分かりませんね…」

真「さとうきびかじってる神様なんか、いるの?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:17:29.70 ID:1zjZbBkAO<> ナレ『検索しましたが、引っ掛かりませんでしたぁ…』

響「あぁぁ…」

美希「ファミレスで墓穴を多段階に掘った上」

真「意味不明な事を口走り」

貴音「頭を抱え込みながら唸る…」

美希「それでも…強く生きてアイドルしてる我那覇響、我那覇響を宜しくお願いしますなの」

真「皆様の清き一票を、我那覇響です」

貴音「優しく明るく前向きに、我那覇響でございます」

響「何で選挙活動みたいになってるんだ!?」

美希「アイドル選挙なの」

真「CDに握手券を入れて…」

響「それはダメだ!何か危険な香りがする!」

貴音「ならば、次回のCD購入権利抽選予約券を封入致しましょう」

響「やたら複雑な上に購入までが遠過ぎる!」

ナレ『オプーn…いや、何でもありません…』

真「じゃあ生写真とか…」

響「い、イヤだ!恥ずかしいじゃないか!」

真「ハム蔵の」

響「何でさ!?誰得なんさ!?どこ需要なんさ!?」

美希「じゃあ何かサインでもしたらいいの」

響「雑!何かやたら雑!何なんさ!?飽きたのか!?」

貴音「半目の響の写真を…」

響「何でなんさ!写真入れるならちゃんとしたのを…いや、入れないけどな!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:18:02.79 ID:1zjZbBkAO<> 真「じゃあ何がいいのさ?髪の毛とか?」

響「それはもはや不良品!使い道が無いし!」

貴音「藁人形の中に入れて…」

響「呪いがかかっちゃう!自分、ファンに其処まで恨まれるような事してないぞ!?」

美希「あふぅ…」

響「はいそこ、寝ない!仕事中!」

真「なら日本人形が何かに入れて…毎晩髪の毛が少しずつ伸びて…」

響「何でホラーにするんさ!間違いなく呪われてるじゃないか!」

貴音「」カクッ

響「自分で振ったのに恐怖で気絶!?」

美希「あふぅ…」

響「起きろ」

真「いいアイディアだと思ったのになぁ、ひび毛封入」

響「ひび毛って何さ!?新しい言葉を作るんじゃない!」

真「因みに、ひび毛入り初回特典CDには、謎の呻き声が…」

響「やっぱり呪われてるじゃないか!」

真「ぢゅい!って…」

真「それはハム蔵!」

美希「」スヤスヤ

響「…」

貴音「はっ!?わ、私は何を…」

響「気絶してたんd」

貴音「そうだ!私の、私の『四条すぺしゃる(二十郎編)』はどうしたのです!?隠すと為になりませんよ!?」

響「何言ってんだお前はー!四条何たらって何さ!?」

貴音「私が私の為に考案したらぁめんです」フンス <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:18:29.15 ID:1zjZbBkAO<> 響「知らないし!そんな企画があったことすら知らないし、何で自分がラーメン隠す必要があるんさ!何も得しないし、ここには隠す場所も無いだろー!?」

貴音「い、言われてみれば…」

響「全く…」

貴音「そのような仕事をした記憶がございません…」

響「妄想かよ!」

美希「」スヤスヤ

響「…」

真「いいの?」

響「このまま放置」

真「あ、そう…」

貴音「」ピンポーン

響「食い過ぎ禁止な」

貴音「ふふ…当たり前です…店員殿!双海飯をっ!」クワッ

響「はい、いつものでーす」

真「雑!響、亜美と真美のコーナーへの振りが雑過ぎるよ!?」

響「疲れた」

ナレ『えと、それでは『F.F!インタビュー!』のコーナーですぅ』



〜VTR〜

かすみ「…あ、あの」オロオロ

テロップ[OPからかすみちゃん]

やよい「」ニョキッ

テロップ[!?]

やよい「」ニパー

テロップ[何故にやよいちゃん?]

かすみ「お、お姉ちゃん!」

やよい「かすみ、ちゃんと挨拶しないと」

かすみ「あ、うん!」

やよい「テレビの前の皆さん、こんにちは!高槻やよいです!」ガルーン

かすみ「高槻かすみです!」ガルーン

テロップ[Wガルウィーング!] <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:18:57.12 ID:1zjZbBkAO<> やよい「えと、本日は何時もインタビューをしている亜美と真美が、両方ともお仕事の都合で一緒に収録する時間が取れませんでした」

やよい「なので、双海姉妹に代わって、本日のみ私、高槻やよいと」

かすみ「高槻かすみの、高槻姉妹でお送り致します!」

テロップ[亜美ちゃんは竜宮小町のイベント、真美ちゃんはファッションショーのモデルに出るそうです]

やよい「あ、でも…ネタが何にも無いけど、いいのかな?」

テロップ[いらぬ心配]

かすみ「うーん、スタッフさんも半分楽しみにしてるみたいだけど、今日は亜美さんも真美さんもいないから仕方ないんじゃないかな?」

やよい「うー…なら、今日はあんまり面白く出来ないかもですけど、精一杯頑張ります!」

かすみ「私も、いつも以上に頑張ります!」

スタッフ「あの…芸人さんじゃないんだから、無理に笑いを取りに行かなくていいんだよ?」

やよい「えっ?」

かすみ「そうなんですか?」

スタッフ「あの…あれは亜美ちゃんと真美ちゃんが、アイドルなのに芸人以上に笑いに貪欲なだけだから…」

テロップ[あの2人は毎回自主的にやる上、台本はあって無いようなものになってます] <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:19:24.25 ID:1zjZbBkAO<> かすみ「それじゃ、秘密基地にゴー!」

やよい「ゴー!」



〜何時もの秘密基地〜

やよい「へー、こんな感じになってたんだー」

かすみ「うん、じゃあ何時ものチェックをしよー」

やよい「うん!えっと、机良し!椅子良し!」

かすみ「パトランプの線も…うん、大丈夫」

やよい「後は?」

かすみ「ランプ点くまでは待機かな」

やよい「…暇になりそうだね」

かすみ「仕方ないよ、誰かが注文しないとインタビュー出来ないし」

やよい「うー…仕方ないかー」

テロップ[撮影日時を決めるまでが大変な現場です]

やよい「じゃあ、台本とか読んでようかなー」

かすみ「あ、お姉ちゃん、今度のさしすせそはどうするの?」

やよい「あ、かすみ!あ、あのね…」

テロップ[お姉ちゃん、慌てる]

かすみ「え?」

やよい「他の番組の名前を出したら、それは番宣になっちゃって、怒られちゃうから…」

かすみ「えっ!?あ、そ、そうだった…亜美さんと真美さんは普通にそれをしてたから、忘れててた…」

やよい「あの、ごめんなさい!」ガルーン

かすみ「ごめんなさい!」ガルーン

スタッフ「765プロさんのアイドルが出てる番組なら問題無いよ〜」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:19:51.55 ID:1zjZbBkAO<> 高槻姉妹「えっ?」

ナレ『流石に他局さんのはちょっと考えるけど、基本的にゆるーくやってるから問題無しだよ』

ナレ『って、番組プロデューサーさんが言ってましたぁ』

やよい「はわわわ…い、いいんですか…」

かすみ「あは、あはは…」

テロップ[流石にわざと番宣はダメだよ?]



〜5分後〜

やよい「次回は揚げ物にしようと思うんだ」

かすみ「お姉ちゃんが決めていいの?」

やよい「うん、最近は子供と一緒に見てるお母さんからのリクエストが多くて、私が出来るかどうかで決まるんだー」

かすみ「お姉ちゃんに出来ない料理ってあるの?」

やよい「うーん、レシピが無いと無理かなーって。まだ作った事無い料理は沢山あるから、初めて作る料理を材料だけでいきなり…も、結構難しいかも」

テロップ[当然である]

かすみ「そ、それはそうだね…じゃあ、レシピがあればいける?」

やよい「うん」

かすみ「即答!?」

テロップ[すげー]

やよい「難しいのはちょっと失敗しちゃうかもだけど、基本的にはレシピ通りにやれば問題無く作れるよ?」

かすみ「でも、色々とトラブルがあったりするでしょ?」

やよい「確かにあるかもだけど…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:20:20.72 ID:1zjZbBkAO<> やよい「基本的には決まった事を決まった通りにすれば、問題無いかなーって」

かすみ「そ、そうなんだ」

やよい「うん!だから、失敗したらお姉ちゃんが助けてあげるからね」

かすみ「お姉ちゃん…うん!」

テロップ[天使×2]

パトランプ<ダイスキハーニー♪

やよい「あっ!」

かすみ「ランプ点いた!インタビューだよ、お姉ちゃん!」

やよい「う、うん!ちょっと緊張するけど…頑張ろー!」

かすみ「おー!」



〜店内〜

店員「あら?今日は亜美ちゃんと真美ちゃんじゃないのね」

かすみ「はい!お二人はお仕事のつごーで、来れなかったんです!」

やよい「なので、双海姉妹のぴんちひったーで、高槻姉妹です!」

店員「そうなんだ。このインタビューって、姉妹じゃないとダメなのかしら?」

やよい「さー?詳しく聞いてませんから…」

かすみ「私も分からないです…」

店員「あ、いいのよ。ちょっと気になっただけだから」

ナレ『実際、姉妹ってだけでオファーしたら、うちのプロデューサーが何とかしちゃったみたいですぅ』

ナレ『やよいちゃんはこの収録終わったら、すぐに移動して子供向け番組の撮影とか…また無理しないといいけど…』 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:20:47.91 ID:1zjZbBkAO<> かすみ「あ、それで…注文したお客様は…」

店員「あちらよ」

やよい「えーっと…」キョロキョロ

かすみ「あっ、あの女の人かな?」

店員「そうそう」

やよい「あ、私も分かったかも!」

かすみ「じゃあ、早速インタビューしに行こう!」

テロップ[このインタビューのコーナーが始まってから、初めてスムーズに進んでいます]

高槻姉妹「」テクテクテク

店員「(双海姉妹も可愛いけど、高槻姉妹も可愛いわ…あ、手繋いでる…んー…お姉さん、2人の間に入りたいわぁ)」

テロップ[お巡りさーん、この淑女です!]



〜客席〜

やよい「あのー、すみません」

女「はい?…っ!?」

やよい「私、高槻やよいって言います!こっちは妹のかすみです!」

かすみ「こ、こんにちは!」

女「え、ええ!良く知ってるわ!」

高槻姉妹「わぁ!ありがとうございます!」

女「(ヤバいやよいちゃん可愛いわ…妹のかすみちゃんも可愛いし…高槻家のDNAはどうなってんの!?なんなの!?凄い眩しい笑顔だし!何!?お持ち帰りしていいの!?普段頑張ってる私への、神様からプレゼント!?)」

テロップ[何か判らんが、やたら強い邪気を感じました by寺生まれのスタッフ] <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:21:14.47 ID:1zjZbBkAO<> やよい「えっと」

かすみ「お姉ちゃん、私が聞くよ!」

やよい「ありがとう、かすみ♪」

女「何でも聞いてね?(言い淀むやよいちゃん可愛い!お姉ちゃんがピンチだと感じて、すぐに助けるかすみちゃん優しい!可愛い!素直にお礼が言えるやよいちゃん偉いわ!そして可愛い!)」

やよい「(何だかこの人、ちょっと前の千早さんとか響さんの気配がするなー…)」

かすみ「えと、私達、今テレビの番組のインタビューのコーナーでお店に来てるんです」

女「ああ、『ファミレスフェアリー!』ね?ちょうどやよいちゃんが出た回位から見てるわ」

かすみ「わあ!ちょうどお姉ちゃんの回からだって♪」

やよい「ありがとうございまーす♪」ガルーン

かすみ「ございまーす♪」ガルーン

女「」プシッ

女「(っと…Wガルウィングが可愛過ぎて、つい鼻血が…2人は下向いてたから気付かれて無いわね…)」

テロップ[確信した!お巡りさーん!このお客様でーす!]

やよい「あっ!それじゃあ何をインタビューするかも分かるんですかー?」

女「勿論分かるわよ」

かすみ「わあ!じゃあ早速…どうでしたか?双海飯」

女「とても満足よ。美味しいし、健康にも良いみたいだし」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:21:40.19 ID:1zjZbBkAO<> かすみ「そうなんです!双海医院の医院長先生が、たっくさん考えたんです!」

やよい「価格内で出来る範囲で栄養価の高いものを選んで…大変だったみたいですー」

女「そうなの、じゃあ味わって食べないとね」

やよい「あ!でもでも、ファミレスですからそーいうのは気にしないで、気軽に食べて下さい」ワタワタ

女「(ワタワタしてる…可愛いわ…)」

かすみ「あ、あうぅ」ワタワタ

女「(お、お姉ちゃんに釣られてワタワタしてる…可愛いわ…)」

やよい「あ、えっと…インタビューにご協力ありがとうございましたっ♪」ガルーン

かすみ「ありがとうございました♪」ガルーン

女「」プシッ

女「(あっぶな…また鼻血吹いてしまったわ…)いえいえ、どう致しまして」

かすみ「あ、これ…インタビューに答えて下さった方にプレゼントしてるんです!」

やよい「ガ○トさんの割引券ですー」

女「あら、助かるわ(もう終わり…残念だわ。出来る事ならお持ち帰りしたいわ…)」

かすみ「じゃあ、インタビューはこれでおしまいです」

やよい「ゆっくりしていって下さいね♪」

高槻姉妹「ご協力ありがとうございました♪」ガルーン

女「」プシッ

女「此方こそ、ありがとう(恍惚)」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:22:15.19 ID:1zjZbBkAO<> 〜秘密基地〜

やよい「うっうー!インタビュー完了ですー!」ウッウー!

かすみ「良かったね、お姉ちゃん♪」

やよい「うん!初めてだから緊張したけど…かすみがいてくれて良かった♪」ナデナデ

かすみ「ん…えへへ♪お姉ちゃん♪」ムギュー

テロップ[天使か]

やよい「えへへ…あ、そろそろ終わりの挨拶しないと!えっと、え、えふつー、インタビュー!おしまいです!」

かすみ「せーの」

高槻姉妹「まったねー!」

テロップ[F.Fインタビュー!]

テロップ[本日は高槻姉妹スペシャルでお届け致しました]



〜ガス○〜

響「」ニヘラ

美希「いきなりのデレッデレ響なの」

真「分からなくもないけどね。いくつになっても、やよいは純粋で可愛いから」

貴音「高槻かすみも、真、良い子に育っておりますね」

美希「うん。最近は昔のやよいみたいに事務所のお掃除してるみたい」

真「まんま、昔のやよいだね」

響「でも、デビューしたばっかりとはいえ…事務所の掃除をしてる暇なんかあるのか?」

貴音「あまり我々の番組に出してもごり押ししていると思われてしまうと考えたのではありませんか?この仕事になれるには、場数を踏むしか無いのですがね」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:22:45.63 ID:1zjZbBkAO<> 美希「それでも、デビューしてからすぐにやよいのお料理番組と、このファミレスフェアリーのインタビューコーナーって2つの番組のアシスタントに、生放送の生っすかのアシスタント…凄いと思うの」

響「しかも、其処までミス無くこなしてんだよなー」

真「やっぱり、お姉ちゃんを見てきたっていうのもあるし、かすみ自身が元からしっかりしてるからなんじゃない?」

貴音「周りの手助けもあるのでしょうが、あの子は我々が過保護にならない程度に見てあげれば良いのでしょう」

ナレ『私も貴音さんと同意見ですぅ』

響「しかし…ファッションショーのモデルか…真美も随分モデルが板についてきたな」

美希「最初はチャイルドモデル、ティーンズ、グラビアもしてるし、今は日本でやる企業のにも出るからね。モデル坂を駆け上がってるの」

真「打ち切りフラグっぽい言い方しない方がいいんじゃないかな…」

貴音「もでる…私もぐらびあなどはした事がありますが、未知の領域ですね」

美希「綺麗なお洋服来て、スタスターって歩いて、ふふん!ってポーズしてアピールして、おしまいなの」

響「モデル専業の人達に怒られるぞ」

美希「でも、他に説明のしようがないの」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:23:14.07 ID:1zjZbBkAO<> 真「スタイル維持とか、歩き方とか、色々あるでしょ?」

美希「ミキ、他の人の見てたら出来たみたいだから知らないの」

貴音「みたい?」

美希「うん。なんとなく真似したら、最初にやった時の先生から「本当に初めて?完璧よ」って言われて、良く分からないまんま、もう教えて貰ってないの」

響「さすが天才」

真「相変わらずだね」

貴音「真美はどうだったのでしょうね」

美希「真美も器用だからこなせたけど、何かハマってからは新しいやり方とか研究してるみたいだよ?」

響「き、勤勉な真美…何という違和感」

真「仕事だからっていうんじゃなくて、面白いから、だろうね」

貴音「最近では、企画会議にも出て演出の方と演出方法を決めたり、独自でデザインした服をデザイナーに見せたりしているとか」

美希「そだよ。ミキ、真美と一緒にデザイン出したり、真美デザインの服を着たりもしてるの」

響「真美凄いな!」

真「予想以上に凄いね、モデル界での双海真美の存在感」

響「まだ16だぞ、アイツ…」

真「16歳…ボクは765プロに来た位だったような」

ナレ『そうですぅ』

響「自分は…沖縄から出て来て、961に入った歳だな」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:23:40.73 ID:1zjZbBkAO<> 貴音「私はまだ京都にいましたね、16歳の頃は」

美希「そう考えたら、双子って凄いの」

響「片や中1で竜宮小町、片や中1からジワジワ売れてきて、いつの間にかモデル界でもトップクラス…親は大病院の医者だし…チートだなー」

真「物真似もやたら上手いしね」

貴音「双子が物真似を交えた会話を、ねたとして自分達のアルバムに入れておりましたが…あれはもう神業としか…」

響「ああ…765プロの日常会話ってヤツなー…あずささんとか律子とか貴音辺りは殆ど違和感無くて、笑うの忘れて唖然としちゃったぞ」

真「雪歩や伊織、やよいもね」

美希「千早さんも似てたの」

貴音「…私には、殆ど誰が物真似なのか分かりませんでした。自分と真以外、本当に皆で話しているだけなのでは、と」

真「ボクは違うって分かるよね」

美希「声質が違い過ぎるから出来ないのかもしれないの」

響「だな。普段はイケメンボイスだから」

真「」

美希「真クンはそのままがいいの」

真「あ、うん…」

貴音「そういえば…真、貴方が自転車の大会に出るかもしれない、と聞いたのですが…」

真「ボク?…あぁ、ツールドフランスかな」

響「かな、って…凄いな」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:24:08.64 ID:1zjZbBkAO<> 真「スケジュールが合わなくて、残念ながら辞退したよ」

美希「出てたら、歴史が動いてた気がするの」

真「流石にそこまでは無理だよ」

響「でも、真ならいい所まで行きそうだけど」

真「…いや…うん、無理だよ」

響「今の間、何だ」

真「ちょっとシミュレーションを…」

響「やる気はあるんじゃないか」

真「そりゃあねぇ…自転車の世界最高峰のレースだし。まぁ、この前チャンプが残念な事をしちゃったけど…それでも、世界最高峰のレースな事に変わりは無いと思ってるよ」

貴音「自転車のれぇす…私にはいまいち想像が付きません」

真「そう?」

響「貴音、『はるんがー』みたいな自転車で走るんじゃないぞ?」

貴音「違うのですか?自転車と言っていましたから、そうなのかと」

美希「えっとねー、真クンが自分の番組で乗ってるみたいのだよ」

貴音「ふむ…あの、面妖な自転車ですか」

真「面妖って…」

響「ごく一般的な自転車とは違うよな」

真「ママチャリとかとは違うね」

美希「全体的に細い感じがするの」

真「うん、タイヤもフレームも細いね。ギアが付いてたりかな?あ、あとは籠も付いてないね」

貴音「なんと…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:24:35.95 ID:1zjZbBkAO<> 真「?」

貴音「籠が無いとは…何と不便な…」

真「そう?小物入れ的なものは別売りしてるし、バッグを上手く積めば、籠は要らないよ」

貴音「そうなのですか?」

響「そこは、考え方じゃない?」

真「考え方?」

響「ただ近所に買い物に行くなら、ママチャリとかのが気軽に行った、籠に買い物袋入れて済むでしょ?」

貴音「ええ、私はそういういめぇじです」

響「真の場合はさ、もうチャリ…スポーツサイクルが完全に移動手段だし、荒れ地用にMTBもあるだろ?やたら装備が充実したヤツ」

真「あるね。番組で海外の荒れ地とか山道用に、キャンプ用品とかも積めるよ」

響「それで近所に買い物には行かないだろ?」

真「それは普通ので行くかな?たまにスポーツサイクルで行くけど」

貴音「自転車にも沢山種類があるのですね」

真「うん、楽しいよ」

ナレ『真ちゃんは自分の自転車を3台持っていて、スポーツサイクルやMTBは真ちゃん専用なんですが、普通の自転車はご両親も使ってるそうですぅ』

ナレ『たまにお休みがあると、自転車のお掃除とかしてて、私も一緒にやってるんですぅ♪』

ナレ『おかげで、ちょっと自転車に詳しくなりましたぁ♪』 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:25:04.20 ID:1zjZbBkAO<> 貴音「ふむ…自転車も奥深いものなのですね」

真「貴音は自転車に乗るイメージが無いなぁ」

美希「なの。自転車に乗って立ち漕ぎとか、した事無さそうなの」

響「うーん、確かに。ママチャリとかなら多少はイメージ沸くけど」

貴音「そうですか?…まぁ、幼少の頃に乗ってはいましたが、そんなに乗った事はありませんでしたね。通学は徒歩でしたし、途中から通学しておりませんし」

美希「そかー…ミキは自転車通学してたよー」

響「自分もだな。自転車だと電車代が浮くし」

貴音「なるほど…しかし、何駅も移動するのは辛くありませんか?」

美希「ミキは電車乗って行く程、遠い学校行きたくなかったから。近所にある学校選んだの」

響「自分は二駅位だから、そんなに辛くなかったぞ。都内の駅間の距離なんか、たかが知れてるからなー」

真「ボクも通学は自転車だったかな。今も殆ど自転車だけど」

響「他県に行くのに自転車だもんな、真」

貴音「なんと…凄いですね…」

真「そう?20キロちょっとなら普通に自転車で行っちゃうなぁ…スマホのナビで目的地調べて自転車に固定して」

美希「ミキ、真クンはもうアスリートの領域なんだと思うな」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:25:31.73 ID:1zjZbBkAO<> 真「そんな事は無いって…割と行けるよ?」

響「真だけさー…って、番組終わりの時間らしいぞ」

貴音「なるほど…本日は、げすとに『あすりぃと』菊地真を迎えてお届け致しました」

真「アイドル!プリティーなアイドル!」

美希「そんなに必死にならなくても…」

真「必死にもなるよ!全くもう…」

響「さて、それじゃあ〆ようか…せーの!」

4人「まったね〜♪」

ナレ『という訳で、本日は第6回、ゲストは765プロのアス…じゃない、アイドルの菊地真ちゃんでした♪ この後は『水谷ラボ 〜PCのお勉強会〜』、『生っすか!?サンデー!はいぱー!』が続けて放送されます!そちらもお楽しみに♪』

ナレ『それでは…ナレーションは萩原雪歩でしたぁ♪来週も『ファミレスフェアリー』、見て下さいね〜♪』

響「ところで真、今日は自転車?」

真「都内なら大体自転車かな?」

美希「やっぱりアスリートなの」

真「違う!ボクはアイドル!アイドルなの!」

真「きゃっぴぴぴぴーん♪アイドルのぉ、菊地真ちゃんナリよぉ☆」

真「それじゃあいくよ〜?せ〜の…」

真「まっこまこr」

貴音「阻止」ピンポーン

真「ひ、酷い!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:29:24.86 ID:1zjZbBkAO<> という訳で、まこまこりん後半でした

…レス数が足りない…ヤバい…何とか調整をしながら考えてみます

続いて投下致しますのは、この後の回にむけての準備レスです

こういう事も起こり得るのかも、というものでして…あくまでもこのシリーズSS内での設定としてください

では行きます <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:29:59.73 ID:1zjZbBkAO<> 〜都内某会場〜

律子「…本日はお忙しい中、当765プロの竜宮小町に関する記者会見にお集まり頂き、ありがとうございます」

律子「今回、このような記者会見を開いたのは、竜宮小町の今後について、大きな変化がある為です」

律子「竜宮小町のメンバーや、当765プロのプロデューサー、社長の高木や他ねアイドルなども交え、何度も話し合いをして参りました」

律子「その結果…竜宮小町は新しいユニットになる事になりました」

(ザワザワザワ)

律子「では、詳しい事を、当事務所のチーフプロデューサーを勤める、Pから発表致します」

(ザワザワ)

P「えー、それではまずは、現メンバーについて発表致します」

P「三浦あずさはアイドルとしての活動から引退、女優として活動していきます。しかし、生っすかなどの、当事務所のアイドルが総出演している番組には継続して出演もしてまいります」

P「双海亜美はアイドル活動を続け、今後も変わらずに活動をしていきます」

P「リーダーの水瀬伊織ですが…今年の9月を持ってあらゆる芸能活動を休止し、海外留学を致します。これは、御家族の意向で、本人も納得、了承しております」

P「今回、このような形で発表したのは…竜宮小町のメンバー3人の意思であります」

P「HPでの発表だけではファンには伝わらない。でも、緊急ライブはスケジュールが組めない…そんな中、リーダーの水瀬伊織の留学までの期間が迫ってきてしまいました」

P「水瀬伊織本人の口から、せめて皆様にテレビの電波を使って直接伝えなくては、応援してくれていたファンの方々に申し訳ない、と」

P「そして、もう1人…三浦あずさについてもお話をさせて頂きます」

P「竜宮小町の中で、実は今年の頭位から話し合いはしていました」

P「水瀬伊織の活動休止の発表をいつにすべきなのか…」

P「同時に、三浦あずさから「アイドルを引退したい」という話が、竜宮小町プロデューサーの秋月律子に伝えられ…」

P「発足からずっと一緒にやってきた4人は、何度も話し合いを続けてきました」

P「が、やはり本人の意見を尊重したい、という秋月律子の決定により、こうなりました」

P「では、竜宮小町の水瀬伊織と三浦あずさから、直接皆様にご挨拶をさせたいと思います」

P「なお…質疑応答に関しましては、この後の時間で設けております」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:31:00.32 ID:1zjZbBkAO<> 伊織「…竜宮小町のリーダーをしております、765プロの水瀬伊織です」

伊織「この度は、私達の発表記者会見にお時間を割いて頂き、誠にありがとうございます」

伊織「先程、当事務所のPから発表がありました通り、私は9月より芸能活動を休止し、留学を致します」

(ザワザワザワ)

伊織「皆様の中にも知っている方もいらっしゃるでしょうが、私の実家は、水瀬財閥グループとして広く知られております」

伊織「皆様ご存知の通り、現在は私の兄が総裁を勤めております。ここで私の出る幕は本来は無いのですが…水瀬の名を持つ者として、また兄にもしもの事があった時に…私ではあまりに不勉強である事を、常日頃から痛感しておりました」

伊織「現在、765プロも私も、皆様のおかげで非常に充実した日々を送っていましたが、やはりその中ででも…不勉強な点や、水瀬の家の1人としての在り方を考えておりまして」

伊織「そこに、私の父や兄からの留学の勧めがありました」

伊織「アイドルとしてのランクはA、未だに頂点には辿り着いてはおりません」

伊織「夢半ばで留学に行く事は、果たして正しいのか?しかし、留学のチャンスも今しか無い」

伊織「事務所の仲間達に相談した所…皆は留学の後押しをしてくれました」

伊織「何時までもこの事務所で待ってる…その言葉に、私は留学の決意を致しました」

伊織「期間については長くても3年…そう、父には言われましたが…私は其処まで時間をかけるつもりはありません」

伊織「待ってくれると言ってくれた仲間の為にも…私はもっと早く765プロに帰ってきます」

伊織「ファンの皆様には、残り半年も無い時になってからの発表になってしまった事を、心からお詫び致しますと共に、私は必ずまた、この事務所に帰って参ります」

伊織「その時に、一回りも二回りも成長した姿をお見せ出来るよう、頑張ってきます!」

P「…では、続いて三浦あずさより、皆様にご挨拶させて頂きます」


(しーん)


P「…あれ?」

伊織「ちょ…まさか…!?」

律子「あずささーん!?」

(しーん)

P「嘘だろ…」

(プルルルル…)

P「(ピッ)はいもしもし…亜美か!?今どこだ!?」

亜美(電話)「兄(C)!またあずさ姉ちゃんがどこぞに消えたぁぁぁ!」

律子「嘘でしょ…」

伊織「やらかす気はしてたけど…ここでやらかすとは…この、この大切なライブで!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:34:14.24 ID:1zjZbBkAO<> 〜都内某会場(竜宮小町休止前ラストコンサート会場(ドーム))〜

伊織「わざわざ記者会見風にセットまで作ったのに、何してんのよ!」

(ドッ)

伊織「笑いは取れたかもしれないけど、違うでしょー!」

亜美(電話)「うわーん!どこにもいないよー!?」

P「だぁぁぁあ!俺が探しに行ってくる!」

<アズササンハマカセタゾ、スパコンサーン

P「あ、はい」

律子「早く行ってきなさい!」

P「はいぃ!」

伊織「ったく…本当の記者会見と同じ位真面目に挨拶したのに…」

律子「ファンの殆どの人が受け入れてくれて良かったわね」

伊織「…あずさの事がとっくにモロバレだったってのが、癪だけどね」

律子「…街中での目撃情報が多発してたし、何よりあずささんファンの殆どが「運命の人をあずささんが見つけられたらいいですね」って、不可思議なスタンスの人達だったしね」

伊織「「相手はスパコンさんじゃね?」「スパコンさんなら仕方ない、あずささん専用GPS積んでるしな」「あずささんの居場所を割り出す専用アプリ入りだから」とか、無茶苦茶言われてたわね、確か」

あずさ「あら〜?ここは…」

いおりつ「」

伊織「何で二階席にいんのよアンタはぁぁぁぁ!?」

あずさ「あ、あら〜?伊織ちゃ〜ん」フリフリ

<アズササンダー

<スパコンサンガサガシテマシタヨ

あずさ「あらあら〜?ありがとうございます〜♪」ニコニコ

親衛隊「あずささん、こちらにどうぞ」

あずさ「あら〜♪ありがとうございます〜♪」



〜ステージ〜

伊織「ファンの人に案内されてステージに戻るアイドルがいるかー!」

律子「いるわよ、あそこに」

伊織「アホかー!」

亜美「あ、あずさ姉ちゃんいたんだ…はぁ」

<アミチャンオツカレサマー

亜美「おー、ドームん中を走り回っちゃったYO…」

(ドッ)

伊織「…留学が今更心配になってきたわ…」

律子「…大丈夫よ、ほら」

伊織「いつの間にかプロデューサーに手を引かれて…」

律子「全く…また反省会かしら」

伊織「勿論よ」

亜美「亜美、走り回り損ってヤツじゃん…も〜!こうなったら、喉ガラガラんなるまで歌っちゃる〜!会場の兄ちゃん姉ちゃん!着いてきてね〜っ!」

\ワァァァァァァ!!!/ <> >>1<>sage saga<>2013/05/09(木) 13:39:54.42 ID:1zjZbBkAO<> 以上です

調整がやたら難航しとります…次スレにした方がいいかな…


あずささんは運命の人を見付け、伊織は更なる高みを目指して進みます

竜宮を不遇な扱いにしている訳ではなく、このシリーズSSでは割と重要な扱いのつもりです

次回は調整が付き次第です
ダメなら次スレを立ててからレス致します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/09(木) 17:13:53.71 ID:hoSM3EyZo<> あずさファンのメンタル凄いね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/09(木) 17:14:56.89 ID:DaWwWgLJo<> 乙
次も待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/09(木) 17:25:25.21 ID:DQ0vctte0<> 乙
楽しみに待ってるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/09(木) 17:26:44.27 ID:ApVBxhNW0<> 乙でしたー
新スレが立つんなら誘導してもらえたら嬉しいです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/10(金) 11:06:30.85 ID:jmY7GBFG0<> 乙でした〜

次回も楽しみに待ってる <> >>1<>sage saga<>2013/05/13(月) 01:27:23.85 ID:pGpyBsqAO<> ※お知らせ

調整が上手く行きそうにありません。
一回の話を大体50レスに収めよう→いつも50ちょっとになる

残りレス数を見ると、足りない←前回投下時に既にヤバかった

準備出来次第、次スレ立てます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/13(月) 01:31:09.55 ID:HmCYU5/Do<> 待ってる
誘導よろしく <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/13(月) 01:32:51.46 ID:z6DNI6TF0<> もういっそ埋めたほうがいい? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/13(月) 02:04:54.40 ID:s6IIOwM5o<> 埋めるにしてはちょっと空きすぎてる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/13(月) 02:07:17.48 ID:uCyk1eMq0<> そこは深夜版part2で埋めてもらえるとうれしいかなーって <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/13(月) 17:41:50.83 ID:ffOpUddF0<> でも調整できそうにないんなら埋めようぜ
その方がいいだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/14(火) 02:03:06.14 ID:47zem8gso<> 次スレたててから埋めた方がいいだろ <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:41:17.46 ID:wvPZIyzAO<> 埋めるには確かに多かったすね…微妙な量だけど、取り急ぎ短いのを… <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:42:12.49 ID:wvPZIyzAO<> 〜たるき亭〜

舞「ね〜小鳥ちゃ〜ん…結婚しないなら私とするぅ〜?」

小鳥「何でそーなる!?せめて初めては男の人と結婚させてよ!相手いないけど!」

舞「じゃあそこのプロデューサー君、小鳥ちゃんと1日だけ籍入れて別れろ」

P「無茶苦茶言いなさる!?俺はダメです!小鳥さんにも悪いし、心に決めた人がいるし!法律上も1日だけ籍入れるなんてダメ!」

律子「離婚が認められないんでしたっけ」

舞「仕方ない事態なら平気。例えば死別とか」

P「死ねと!?」

小鳥「舞ちゃん何言ってるの!?」

舞「だぁって〜…たまにね、寂しくなるんだもん…」ムギュー

小鳥「ふわぁあ!?柔らかいのが当たるぅ!?…酒臭っ!?舞ちゃん、どんだけ飲んだの!?」

舞「ん?一本だけだよ〜?」ドン

律子「…泡盛一本を1人で!?」

P「何故意識がまだあるんですか!?」

舞「ふっふっふ、アイドルパワーよ〜。そういえばさ〜、昔はさ〜、女の子酔わせて手込めにしちゃおうって悪〜いおぢさん達も、芸能界にいたのよね〜」

律子「私の頃はもういなかったかな」

小鳥「私は未成年だったから行けなかったのでセーフ」

舞「普通そうよね〜…私は行かされたのよ」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:42:45.86 ID:wvPZIyzAO<> P「舞さんは大丈夫だったんですか?」

舞「大丈夫だったわよ〜。散々飲まされそうになったから、向こうにスピリタス飲ませて病院送りにしてやったけど」

律子「わお…キツいのを…」

舞「17の小娘に飲ませようってんだから、天罰よ」

小鳥「どの位飲ませたの?」

舞「ラッパで二本」

P「下手せんでも致死量レベル!」

舞「大丈夫、生きてたし。自分からかっこいい所見せるとか自爆したんだし」

小鳥「いま、飲ませたって」

舞「私ぃ、お酒強い人って素敵だと思うんですぅ♪って言ったら自滅。ある意味、飲ませたのかなぁって」

小鳥「舞ちゃん、歳を考えましょう」

舞「なーにーよー!小鳥ちゃんも大差無いじゃない!そんな意地悪言う口はこれか〜!」グイッ

小鳥「ぴぃ!?」

舞「」ムチュー!

小鳥「っ!?っ!?」ジタバタ

P「oh…」

律子「…と、兎に角、始めましょうか…」


[765ぷろ いん 居酒屋 (題字:四条貴音)]


舞「小鳥ちゃんの唇、柔らかかった♪」

小鳥「…まさか同性の親友に奪われるとは…ぴよよよ…」

律子「番組始まってますよ…765プロでプロデューサーをしております、秋月律子です」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:43:13.04 ID:wvPZIyzAO<> P「765プロのチーフプロデューサーをしております、Pです」

舞「アイドル手込めにした鬼畜プロデューサーめ〜」

P「うぐ…返す言葉もございません…」

舞「鬼畜〜」

小鳥「変態〜」

律子「悪魔〜」

P「…うぅ…」

小鳥「765プロで事務員をしてます、元アイドルの音無小鳥です」

舞「その小鳥ちゃんと再デビューする、日高舞だよ〜!」

小鳥「ぴよ!?聞いてないよ!?」

舞「言ってなかったの?律っちゃん」

律子「私も聞いてませんよ!?」

舞「あら〜、ダメだよプロデューサー君、言わないと〜」

P「俺も知らないスよ!?」

舞「…うーむ、まだ酒が足りなかったか…上手くやり込めるつもりだったのに」

律子「やだ!このレジェンド怖い!」

P「勝手にうちの事務員さんを再デビューさせようとせんで下さい!」

小鳥「そうよ!私、再デビューなんか無理よ!それに、そんなのを業界が認める訳が…」

舞「んふふ〜…文句言う人がもしいらっしゃるというならぁ〜…」

舞「私のやる事に何か文句があるのかしら?」ブワッ!←溢れ出るオーラ

舞「って言えば平気よ〜!あっはっはっは!」

P「あかん、この人暴君や…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:43:45.19 ID:wvPZIyzAO<> 律子「業界のお偉方が怯える人ですからね…この人」

小鳥「な、何とかして下さいよ〜」

P「出来る訳無いでしょう!?」

律子「いざとなったら、人身御供…じゃない、生け贄…でもない、仲良くデビューしてみるのもアリなんじゃないですか?」

小鳥「み、見捨てられた…ぴよよ…」オロローン

P「さて、前回に引き続き、不定期で深夜枠を頂いたこの番組ですが…深夜番組に日高舞が出ているという驚愕の事態がまたも起きています」

舞「つーか、あの番組以降さ、私は結構765プロに来てるよね?」

律子「ええ、最近は漸く皆が落ち着きましたが…初めは阿鼻叫喚でしたよ」

舞「何で?」

P「そりゃ、うちのアイドル達が事務所に帰ってきたら、全く予兆も事前連絡も無しに、大先輩の日高舞が事務員さんとスイーツに舌鼓打ちながら談笑してたら、阿鼻叫喚にもなりますよ」

律子「あの貴音が、冷蔵庫に入れてた自分のプリンを食べられても「気にしないで下さいまし」とか言ってたのよね…異次元空間だったわ」

舞「その後、悪い事したからケーキバイキングに誘ったのに、大人しかったわよ〜」

P「貴音…良く耐えたな…」

律子「貴音だから耐えられたのかもですね」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:46:09.40 ID:wvPZIyzAO<> 小鳥「春香ちゃん位ですよ、あの時私達の会話に加わったのって」

舞「そうね〜。手作りクッキーまでくれて、美味しかったわ〜」

P「あの時、うちの事務所にはレジェンドの日高舞と親友の音無小鳥、その次の世代でトップクラスだった秋月律子、さらに現在アイドル界でSランクの天海春香が揃っていた事になりますです、はい…それだけで視聴率爆上げっスよね」

テロップ[スポンサーが何社付くか分からないですね スタッフより]



律子「そういえば、今日は前回の続きでも話すんですか?」

P「そうな〜…まぁ、それじゃなくてもいいらしいけどね」

小鳥「他のアイドルは寧ろ勘弁して欲しいと…日高舞に評価を受けるのは怖いと言ってました」

舞「何でよ〜!勝手にトークのネタにしちゃうわよ〜?」

P「例えば?」

舞「ん〜…千早ちゃんとか、美希ちゃんなんかもいいわね〜。あ、この前雪歩ちゃんの映画も見たわね、そういえば。今度は春香ちゃんも交えて、皆でお話したいわ〜」



〜ちはやけ〜

千早「美希、萩原さん、遠くに旅立つわよ」

美希「合点なの」

雪歩「だ、誰も知らない土地に…」

春香「さ、3人とも落ち着いて!とりあえず座って!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:46:35.37 ID:wvPZIyzAO<> 〜たるき亭〜

P「スケジュールを合わせるのがキツいかもしれませんがね」

舞「そっか〜…でも、皆成人してるなら、お酒飲みながらもいいかもね〜…小鳥ちゃんや律っちゃん、あずさちゃんで、お酒の楽しさを教えてあげる番組とか」

律子「ああ、いいですね。あの子達、私や音無さんが誘うと逃げるから…」

小鳥「美希ちゃんはまだ成人じゃないから仕方ないけど、春香ちゃんと千早ちゃんと雪歩ちゃんは成人ですね」



〜ちはやけ〜

春香「必要な物は持った!?パスポートとか、通帳とか!」

千早「大丈夫よ!さぁ逃げましょう!」

雪歩「服は途中で買い揃えますぅ!」

美希「落ち着くの!3人とも、パジャマで外に出ようとしたらダメなの!あと千早さんは何で加湿器を抱えてるの!?春香は何でお玉持って中華鍋被ってるの!?雪歩はバランスボールに乗ってどこに行くつもりなの!?それで移動するつもりなの!?」



〜たるき亭〜

P「春香達も成人か…大人になったなぁ…」

舞「そういえば、響ちゃんや真ちゃんも成人なのよね」



〜まことけ〜

真「父さん、ボク、自転車で限界まで走ってみようと思うんだ」

真一「きゅ、急にどうした!?」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:47:03.66 ID:wvPZIyzAO<> 〜ひびきけ〜

響「…ペットホテルに一年位行っててくれるか?自分、沖縄の山奥の神社で、さとうきびかじりながら隠れ住むから」

ハム蔵「ぢゅ!?(何言ってんだご主人!?)」

いぬ美「わふ…(響たんがぶっ壊れた…)」

ヘビ香「…(こらアカン…響姐さんのハイライトさんがお出掛けしとる…皆、ペットホテル生活を覚悟しいや…)」

我那覇家一同「(マジすか…)」



〜たるき亭〜

P「まぁ、あの子達が自主的に乗ってくるまで、酒の席には来させませんよ」

舞「なんで?」

P「そこの眼鏡とヒヨコとあずさが無茶苦茶しよるからです。貴音にトラウマをがっつり植え付けてくれちゃいましたからね」

律子「あずささんだけ贔屓してますね」

小鳥「これだから男って奴は…」

P「何とでも言って下さい」

舞「で、いつ籍を入れんの?」

P「まだ先です。お互いの仕事が落ち着いてから…ですかね。何せうちのメインユニットの1つのメンバー2人の離脱、新ユニットの編成にレッスンを律子がやらなきゃいけない分、他の子のサポートをしなくちゃいけない」

P「しかも、あずさは765プロ初の女優ですから。その辺りのシフトチェンジとかもありますし」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:47:30.26 ID:wvPZIyzAO<> 舞「そーゆー事より何より、まずは籍を入れて安心させてやんなさいよ〜?女はね、何時でも不安なんだから」

P「そ、そういうもんスか?」

舞「そーゆーもんよ」

小鳥「流石、結婚して妊娠してサクッと芸能界を引退した人は違うわ」

舞「だって、私が唯一ライバルと思ってた子が、後ろ向き過ぎて前に出ないんだもん。張り合い無い仕事より、愛する旦那様と子供のが大切よ」

小鳥「くっ…皮肉のつもりが手痛いカウンターを貰ってしまった…」

舞「小鳥ちゃんには歌以外じゃ負けたくないもーん」

小鳥「全部勝ってるでしょ!?」

舞「歌と太もものエロさと処女性」

小鳥「しょ、しょしょ処女ちゃうわ!」

律子「…わ、分かりやすい」

P「正直、引く手数多だと思うんですけどね、音無さんって」

律子「その引いてくれた手を、なんやかんや理由付けて払いのけちゃうんですよ。ネガティブ思考やらで」

小鳥「ぴ、ぴよぉ…」

舞「いや、正直な話、何でモテないって思考に行くのか分からないわ。だって、アイドル時代は私より可愛いって言う人も沢山いたのよ?私と違って、大人しい雰囲気も人気あったし」

小鳥「大人しいんじゃなくて、後ろ向きだったのよ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:48:02.60 ID:wvPZIyzAO<> P「生っすかのスタッフさんも、何人か言ったよな」

律子「ああ、言ってましたね。「この前、何時ものプロデューサーさんじゃない、凄い可愛らしい人が来てましたけど、あの人は新しいアイドルっスか?」って、ADさんが」

小鳥「ぴよ!?」

P「俺が行く度に「今日はあの子こないんですか?あの、優しそうな子」って、カメラさんが聞いてくるんだよな…」

小鳥「」

律子「まだ若い、プロデューサー殿位の男の人達から「あの子」って、年下のアイドルだと思われてますよ」

小鳥「」

舞「小鳥ちゃんが色々処理しきれなくてフリーズしてるわ」

P「ありゃ…」

律子「また現実逃避してるわね」

舞「小鳥ちゃんって、モテ期に気付かないのよね。アイドル時代から継続してるのに」

律子「気付かないというか、ネガティブな思考で「そんな訳無い」って処理しちゃうんですよ」

P「じゃ、次回は俺の代わりに小鳥さんが生っすかに行って貰おう。事務はやっときます」

小鳥「」

舞「ねーねー、いっつも思うんだけどさ」

Pりつ「?」

舞「何で事務員さんとかマネージャーとか雇わないの?」

律子「…あー、それはですねー…まぁ、色々ありまして」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:48:34.92 ID:wvPZIyzAO<> 舞「雇うお金が無い…訳無いわよね、765プロは納税者ランキングに載る位だし」

P「ぶっちゃけ、雇う余裕も、新しい事務所に移転する余裕もありますよ」

舞「そらそうよね、765プロ博物館なるもんも作るって計画あるって話だしね」

P「アイドル博物館です。765プロだけじゃなく、出来るだけ多くの事務所に協力してもらいたいなぁと」

舞「何かそれだと、色々面倒臭そう…主にお金の面で」

P「そこも幾つか案を出してます。一応、東豪寺さんと876さんを始めとして、7社位にはお話を打診してます」

舞「共同経営的な?」

律子「そうも思いましたが、あくまでもアイドルグッズとかデータの展示に協力して欲しい、ってお話です」

舞「それじゃ、まさか765プロが全部お金出すの?」

P「流石に…まぁでも、ちょっとしたアイディアはあります」

舞「話せるの?」

P「ごめんなさい、話せないんです」

舞「そりゃそっか。765プロだけの問題じゃないもんね」

律子「そうなんです。うちだけなら、このチーフプロデューサーが全財産をアイドル達に分配してから首吊れば済みますけど」

P「酷過ぎないか?」

舞「P君の扱いは安定してるわね」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:49:00.98 ID:wvPZIyzAO<> 小鳥「そりゃ、律子さんが一生懸命育てた竜宮小町のあずささんを手込めにして、解散に追い込んだ訳ですから」

P「おい」

舞「律っちゃん…可哀想に…」ムギュ

律子「舞さん…」

舞「…律っちゃん、なかなか良いおっぱい持ってるのね」ムニ

律子「な、何してんですかぁぁぁ!」

小鳥「まいりつ…なるほど」

P「なるほど、じゃねーよ」

小鳥「ぴよ!?」

舞「小鳥ちゃん、相変わらず修羅の道を突き進んでるわね」

律子「彼女のアイデンティティですから」

P「他にあるだろ、アイデンティティ」

小鳥「くっ…今日はやたら当たりが強いわ…」

舞「あら?私は小鳥ちゃんの味方よ?」

小鳥「舞ちゃん…」

P「はいはい…さて、そろそろ終わりの時間らしいですよ」

舞「あら?そうなの」

律子「ええ、たるき亭さんが」

舞「閉店!?…あら、もうこんな時間」

小鳥「毎回閉店まですみません…」

<765さんはいいんだよー!上客だからね!

律子「…ほぼ毎日誰か来ますからね」

P「だな。特に俺達」

小鳥「店に入ってプロデューサーさんとあずささんを見かけると、帰りますけどね」

P「えっ」

律子「私もです」

P「えっ」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:49:27.31 ID:wvPZIyzAO<> 舞「あー、それは仕方ないわね」

P「えっ」

律子「という訳でお送りしてまいりました、765プロin居酒屋、第2回。本日はお別れのお時間となりました」

小鳥「超不定期なので、相変わらず次回は不明です」

舞「私は毎週でもいいわよ。ギャラはここのお代とタクシー代」

律子「そんなんでいいんですか?」

舞「小鳥ちゃんと飲めるならね」

小鳥「そんなギャラで舞ちゃんが出てくれるとか…奇跡ね」

舞「現役時代ならまだしもねー」

律子「現役時代と大差無い見た目なのに…」

小鳥「普通にアイドルやれそうだもんね」

舞「流石に無理よー」

律子「いけそうですけどねー」

舞「じゃあプロデュースしてよー」

小鳥「業界のパワーバランスが崩壊するからダメよー」

舞「けちー」ブー

律子「あははは…さて、次回はまた唐突に新聞のラテ欄の深夜に突然現れるかもしれません」

小鳥「では皆様、またいつかお会いしましょう!」

ぴよりつまい「まったねー」

765プロ in 居酒屋  終


P「何故皆は避けるんだ…」

律子「邪魔したら悪いって思うからですよ」

P「な、なるほど」

舞「こりゃ、あずさちゃん苦労するわ…」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:50:46.93 ID:wvPZIyzAO<> 〜ガ○ト〜

響「次回の『ファミレスフェアリー!』は、なんとなんと、スペシャル!だぞー!」

美希「いつもの倍の時間で放送するの!」

貴音「水谷絵里には申し訳ありません、と謝っておきました」

響「あ、うん…」

絵里「気にしないでいいですよ。寧ろ、久しぶりのお休み?」

みきひび「」

貴音「そうでしたか。休養は大切ですからね」

響「え?あれ?なんでいるんだ?」

絵里「えっ?何か呼ばれたので…」

美希「…またスタッフさん達の意味分からない悪乗りなの…」

貴音「私は知っていましたよ」

響「貴音の入れ知恵か…」

絵里「という訳で、次回の『ファミレスフェアリー!』スペシャルは、時間拡大スペシャルでお送りします…お楽しみに?」

響「お前が言うのかよ!」

美希「もう何が何やら…なの」

貴音「水谷絵里、何か食べますか?」

絵里「…奢り?」

貴音「ええ、響の」

響「はぁぁ!?」

絵里「…ごち?」

響「…分かった!分かったよ!自分に任せるさー!」

みきたかえり「やったー!」

響「絵里だけ!美希と貴音は自分で払えよ!」 <> >>1<>sage saga<>2013/05/15(水) 14:52:27.20 ID:wvPZIyzAO<> という訳で、居酒屋と次回CMでした

次回は次スレになるかと思います
準備が出来次第次スレを立てますので、もう少々お待ち下さい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/15(水) 15:01:56.80 ID:zv0wRNE6o<> おっつおっつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/15(水) 16:22:01.23 ID:YN3zuYwEo<> 乙ー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/15(水) 16:59:09.95 ID:V+SYRKuh0<> 乙でしたん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/15(水) 16:59:46.96 ID:4jBHTtego<> 乙乙ー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/15(水) 18:06:04.23 ID:gErfx8VAO<> 乙でしたー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/16(木) 00:26:48.34 ID:ET2e1Gel0<> 乙でした〜

なんで絵理?と思ったら後番組か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/16(木) 00:52:48.58 ID:FSNJa2Ll0<> 乙なの!

次スレたてたら誘導よろしくだぞ  <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 15:28:23.73 ID:9/SSXUjjO<> 次スレきてる <> >>1<>sage<>2013/05/18(土) 15:47:31.42 ID:qwStoQIAO<> 次スレ建てました


春香「この表札…」千早「自信作よ」美希「やりよったの…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368857922/

まずはファミレスフェアリーの第7回を投下し始めております

このスレは埋め…るには長そうですし、html化申請を数日後にします <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 16:16:09.31 ID:cdLneKdVo<> 埋めてあげたいこの気持ち <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 16:54:46.56 ID:SAEwrgah0<> スレ建ておっつおつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 17:38:35.79 ID:7q2M6P0yo<> 埋め <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 17:47:06.16 ID:cdLneKdVo<> 梅ー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 17:58:08.28 ID:H8Fdb8+DO<> UME <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 18:00:11.19 ID:62tQ2cnVo<> うめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 18:01:54.13 ID:/zw/G8mAO<> 埋めmas <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 21:02:24.24 ID:dpkd0hhUo<> 埋め <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 21:08:14.44 ID:9WotGXaK0<> 穴掘って埋める <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 21:46:50.24 ID:H8Fdb8+DO<> 埋め <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 23:10:31.09 ID:/zw/G8mAO<> 埋め <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 23:17:11.12 ID:CjjeisQAo<> うめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 23:26:40.23 ID:u0hgFAL7o<> 梅 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 23:34:30.09 ID:3Z+rnjpS0<> うめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/18(土) 23:35:18.19 ID:cdLneKdVo<> あとちょい梅 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 00:16:07.88 ID:32dx4A2DO<> UME→ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 00:23:15.93 ID:CGhyEZMG0<> 梅といえばおにぎり・・・ 

はるるんあごはなおったかな?

てわけで埋め <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 00:50:37.89 ID:N9bJpi4mo<> うめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 00:53:55.51 ID:fdW3zvd4o<> うめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 00:56:58.88 ID:fdW3zvd4o<> 999 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 00:58:12.49 ID:fdW3zvd4o<> >>1000なら皆幸せ。あとついでに俺が無職のクソニートからいつか脱却出来ると嬉しい。 <> 1001<><>Over 1000 Thread<>      .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
                 .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
                    .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.
                       .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
 ̄ ̄|┌┬───―                .;.;.;.;.;.;.;.;
 ̄ ̄| | | | ̄ ̄ ̄  / ̄ ̄ \        .;.;.;.;.;.;.;.;.;.
 ̄ ̄| | | |     /       :::::\        .;.;.;.;.;.;.;.;.
 ̄ ̄| | | |     (人_)     ::::::::|       .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;..;
 ̄ ̄| | | |___ \.....::::::::: :::,/  カチャ     .;.;.;.;.;.;.;.;.;..;
  .o |└┴─┬── /      ヽ    カチャカチャカチャ .;.;.;.;..;.;.;
  °|     /⌒| ̄ __,       i         タンッ  .;.;.;;.;.;.;.;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |      |              .;.;.;.;.;.;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/     ノ    カチャカチャカチャカチャ .;...;.;.;.;.;
             |  _/ ̄ ̄ ̄|       パシッ タン .;.;.;.;.;.;.;
           _|  | ̄| ̄| ̄               .;.;.;.;.;.;    SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
          (___) |_|                       http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら @ 2013/05/19(日) 00:45:08.19 ID:ca4FGLMH0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368891908/

上条「インデックスがおかしくなった」 @ 2013/05/19(日) 00:43:05.60 ID:evMfEiNTo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368891785/

ニャル子さんのお城 凸 @ 2013/05/19(日) 00:38:18.01 ID:to6TUMb/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1368891497/

清良「寝起きドッキリ?」 @ 2013/05/19(日) 00:30:33.73 ID:1CH6gtCg0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368891033/

ここだけ能力者の集まる高校 さらにコンマゾロ目で異能の力に覚醒 269 @ 2013/05/19(日) 00:05:32.27 ID:/i+yE46Ao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1368889532/

【No holds barred】安価で聖杯戦争【Colosseum】 @ 2013/05/18(土) 23:59:56.07 ID:5cdN3NVt0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368889195/

20歳まで一ヶ月と少しだけれど質問ある? @ 2013/05/18(土) 23:39:40.07 ID:XqFgo1Hk0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1368887979/

貴方「安価とコンマでヒーローになる」 @ 2013/05/18(土) 23:32:25.36 ID:WNrWq9kBo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368887545/



VIPサービスの新スレ報告ボットはじめました http://twitter.com/ex14bot/
管理人もやってます http://twitter.com/aramaki_vip2ch/
Powered By VIPService http://vip2ch.com/

<>