VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/03(日) 20:41:57.12 ID:Lzv+YiMY0<>森夏「冨樫くん頭おかしくなったの?」
勇太「俺は富樫だ」
森夏「そんな些細なこと気にしてると禿げるわよ」
勇太「大丈夫だ 一色を見てからハゲ対策はしている」
森夏「それはよかったわ」
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<>勇太「六花のパンツがほしい」森夏「は?」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 20:43:25.90 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「で?部室に来て早々変態なこと聞かされなきゃいけないの?」
勇太「好きな子のパンツを欲しがるのは自然の理だろ」
森夏「百歩譲ってそれが真実だとしてもなんで私に言ったのよ」
勇太「一色はリア充爆発しろしかしゃべれないし、凸守にはレベル高すぎるし
くみん先輩はくみん先輩だしな」
勇太「煮豚になら相談乗ってくれるかなと思って」
森夏「なんで豚って言うやつの相談なんて受けなきゃいけないのよ」
勇太「にぶたにって打っても漢字が出てこないんだよ」
森夏「……まあ私も間違えたしおあいこね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 20:49:03.21 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「話を元に戻すけど相談とパンツって何か関係があるわけ?」
勇太「実は六花のパンツをいただくのに協力してほしいんだ」
森夏「なんで協力がいるわけ?小鳥遊さんに直接言えば?」
勇太「六花には変態に思われたくないんだ」
森夏「……十分ばれてると思うけど」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 20:58:57.01 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「私が小鳥遊さんにパンツくれって言えばいいわけ?」
勇太「そんな下品なこと言うなよ!パンツだぞ!」
森夏「富樫くんの中でパンツの優先順位は高いのね」
勇太「作戦はこうだ」
勇太「まず俺と丹生谷で六花の家を訪れる」
勇太「少ししたら丹生谷と六花でお茶を入れに行き台所へ向かう」
勇太「その隙に俺は六花のパンツをいただく」
森夏「それ犯罪だから」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:03:49.62 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「確かに今まであなたたちの協力はしてきたわ」
森夏「でも犯罪はお断りよ」
勇太「……そうか」
森夏「ほしいなら直接言えばいいのよ」
勇太「本当に?」
森夏「当たり前でしょ」
勇太「話は変わるけどな、丹生谷」
森夏「なに?」
勇太「昨日凸守とパンツの話をしてたんだ」
森夏「中学生の女の子に……セクハラで捕まればいいのに」
勇太「そのときに聞いたんだがお気に入りのパンツがなくなったらしい」
森夏「」ピクッ
勇太「よく見ると似たようなやつがあったんだと」
森夏「」ダラダラ
勇太「どこいったんだろうなぁ 凸守のパンツ」
森夏(富樫くんは私がしょっちゅう中坊のパンツ盗んで、もとい拝借しているのに気づいている!?)
森夏「……わかったわよ」ボソッ
勇太「ん?なんかいったか?」
森夏「犯罪に協力してやるっていってるの」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:08:05.48 ID:Lzv+YiMY0<> 【小鳥遊家前】
森夏「なんで私がこんなこと……」
勇太「何いってるんだ 丹生谷が快く引き受けてくれたんだろ?」
森夏「……ええそうね」
森夏「ところで富樫くん」
勇太「なんだ?」
森夏「ほしいパンツの目星はついてるの?」
勇太「は?」
森夏「え?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:13:38.65 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「つまり富樫くんは何の計画もないままパンツを盗もうとしているわけね」
勇太「盗むんじゃなくていただく」
森夏「どっちでも同じことよ」
森夏「いい?パンツを盗む、富樫くんの言い方にすれば戴くときにはまずよく似たパンツを用意する必要があるわ」
森夏「だから常日頃から対象のパンツを見る必要があるの」
勇太「つまり丹生谷は凸守のパンツを――」
森夏「は?」
勇太「すいませんなんでもないです」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/02/03(日) 21:23:39.40 ID:rVcsR+fc0<> 六花のと見せかけて十花さんのですね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:26:51.36 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「とにかく替えのパンツがない限りこの作戦はやらないほうがいいわね」
勇太「大丈夫 夢葉のパンツが代用できる」ぺらっ
森夏「それなら安心ね」
勇太「でも自分のじゃないってばれないか?普通」
森夏「小鳥遊さんはバカだから気づかないわ」
勇太「それには大いに同意だが人の彼女を馬鹿にするのはやめてもらおう」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:32:27.85 ID:Lzv+YiMY0<>
森夏「じゃあチャイム鳴らすわよ」
勇太「おう」
六花「ゆうたと丹生谷」
勇太「うおっ チャイムならしてないのに出てきたっ」
森夏「これは富樫くんの愛の力で呼び寄せたのねっ」
勇太「そうに違いないなっ」
六花「家の前が騒がしかったから」
森夏「……」
勇太「……」
六花「入って」
勇森「……はい」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:38:50.71 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「ここが小鳥遊さんの部屋?」
六花「そう」
森夏「富樫くんはよく来るの?」
勇太「時々な いつも六花がうちにくるし」
六花「ではコーヒーでも入れてくる」
森夏「あ 私も手伝うわ」
六花「ゆうたはここにいて」
勇太「りょーかい」
森夏「……」コクッ
勇太「……」こくっ
森夏「そういえば今日なんで部活に来なかったの?」
六花「今日は休みだと聞いた」
森夏「だれから?」
六花「ゆうた」
森夏「……そ、そう(最初から脅す、もとい相談するために?)」
六花「ゆうたから聞いてない?」
森夏「いま初めて知ったわ」
六花「丹生谷に聞きたいことがある」
森夏「なにかしら」
六花「丹生谷はゆうたのことどう思ってるの?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:45:31.12 ID:Lzv+YiMY0<> 六花「ゆうたは丹生谷に特別な感情を抱いている」
森夏「気のせいなんじゃないかしら」
六花「邪王真眼で分からないことはない」
六花「最近部屋に入れてくれないし小指も繋いでくれない」
森夏(パンツ欲しがってるのに……)
六花「それに今日も丹生谷と二人になるために部活を休みにしたに決まっている」
森夏(それはパンツの相談をしたいだけだと思う)
六花「丹生谷にそういう感情がなくてもゆうたは突然丹生谷を襲うかもしれない」
六花「ゆうたは変態だから」
森夏(思いっきりばれてるわよ富樫くん) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:46:57.64 ID:Lzv+YiMY0<> 六花「どうすればいい丹生谷?」
六花「ゆうたを信じていいのかわからない」
六花「……」(;_;)
森夏「……今日ね、富樫くんに相談されたの」
森夏「六花ともっと仲を深めたいって」
森夏(一切そんなこと言ってなかったけど)
森夏「富樫くんは小鳥遊さんのこと一番大事に思ってるはずなんだから」
森夏「彼女が彼氏のこと信じなくてどうするのよ」
六花「丹生谷……」
六花「わかった ゆうたのことを信じる」
森夏「それじゃあ早くコーヒー持っていきましょ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:54:02.01 ID:Lzv+YiMY0<> 六花「淹れてきた」
勇太「おおサンキュー」
森夏「……!」
森夏(何か異様な臭いがする……まさか……)
六花「ゆうたの部屋の匂いがする」
勇太「そうか?」
森夏(こいつ抜きやがった!?小鳥遊さんが不安がってるのにオナニーしやがった!?) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/03(日) 21:57:22.77 ID:Lzv+YiMY0<> 森夏「私はそろそろ帰るわ」
勇太「そうか」
六花「ゆうた、送ってあげて」
勇太「おう」
森夏「…いいの?小鳥遊さん」
六花「丹生谷は結社の仲間だから」
森夏「……そう」
六花「あと明日相談がある」
森夏「ええ わかったわ」
勇太「なにしてんだ丹生谷 いくぞ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/03(日) 22:29:28.63 ID:js32FJ7wo<> おい股間が冷える!早くしてくれ!! <>
◆OLAmzEmROE<>saga <>2013/02/04(月) 18:41:38.22 ID:sT0x+A/P0<> 勇太「今日はありがとな」
森夏「礼を言われるようなことはしてないわ」
勇太「ちゃんと丹生谷に言われた通り替えのパンツもいれておいたしな」
勇太「六花も気づかないだろう」
森夏「小鳥遊さんは気付かないでしょうね」
勇太「やっぱり丹生谷はパンツマスターの称号にふさわしいな」
森夏「……は?」
勇太「パンツのことにくわしいじゃないか」
勇太「だからパンツマスター」
森夏「く、詳しいって少しアドバイスしたくらいでしょ!?」
森夏「なんでそんな称号もらわなきゃいけないのよ!!」
勇太「丹生谷以外にパンツマスターにふさわしいやつはいないだろ」
森夏「いやよそんな不名誉な称号」
勇太「モリサマーとどっちがまし?」
森夏「……………パンツマスター、かな」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 18:49:15.48 ID:sT0x+A/P0<> 勇太「よし、決まりだなパンツマスター丹生谷!」
森夏「そんな大声出さないでよ」
勇太「PMN?」
森夏「略すな」
勇太「モリサマー?」
森夏「モリサマー言うな」
森夏「あ、ここまででいいわよ」
勇太「そうか じゃ明日な、パンツマスター」
森夏「パンツマスター言うな!」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 18:54:00.51 ID:sT0x+A/P0<> 【次の日】
森夏「今日は小鳥遊さんだけ?」
六花「勇太と凸守には帰ってもらった」
森夏「そうなの」
六花「このことは丹生谷以外の耳には入れたくない」
森夏「昨日いってた相談のこと?」
六花「そう」
森夏「いいわよ 今ならどんな無理難題でもいけるはずよ」
六花「実はゆうたのパンツがほしい」
森夏「パンツねパンツ………え?」
六花「私は今ゆうたのパンツがほしい」
森夏(予想斜め上ね まさか二日続けてパンツの相談受けるなんて…)
六花「そこで丹生谷にも協力してほしい」
森夏「一応聞くけど直接富樫くんから貰うことはできないの?」
六花「ゆうたには変態だとばれたくない」
森夏「もうばれてるんじゃない?」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:02:23.90 ID:sT0x+A/P0<> 六花「お願い こんなことを頼めるのは丹生谷しかいない」
森夏「無理よ 犯罪に手を貸すほどお人好しじゃないわ」
六花「パンツマスターなのに?」
森夏「パンツマスター言うな」
森夏「ってなんで知ってるのよ!?」
六花「よくゆうたと話してるから」
森夏「カップルで話すことじゃないでしょ……」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:05:22.99 ID:sT0x+A/P0<> 六花「どうしてもだめ?」
森夏「だ、だめよ あきらめなさい」
六花「そういえばこの間凸守から電話がかかってきた」
森夏「めずらしいことなの?」
六花「いつもはメール」
六花「そのときに銭湯へいったらパンツが無くなった話を聞いた」
森夏「」ぴくっ
六花「丹生谷と二人で探しても見つからなかったこともパンツなしで家に帰ったことも聞いた」
森夏「そ、そうだったわね」ダラダラ
六花「犯人に心当たりができたので凸守に連絡する」
森夏「ま、まって!!」
六花「待たない」
森夏「協力するからっ」
六花「……本当?」
森夏 「ほんとほんと」
六花「やっぱり犯人に心当たりはない」
森夏「ほっ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:12:35.79 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「私は何をすればいいの?」
六花「ゆうたのパンツ改めトレジャーを奪還するための作戦を説明する」
六花「作戦名シークレット・ジハード」
森夏「そんなことどうでもいいから」
六花「秘密裏に行う聖戦とかいてシークレット・ジハード」
森夏「はいはい」
六花「ゆうたと丹生谷が何処か行っている間に私がトレジャーを奪還する」
森夏「何処かで聞いたことある作戦ね」
六花「今日作戦が行えるように替えのパンツも用意しておいた」
森夏「富樫くんよりはできるみたいね」
六花「しかし似たものがなかったのでブリーフで代用」
森夏「もう少し頑張りなさいよ」
六花「ゆうたはバカだから大丈夫」
森夏「いくらなんでも気付くでしょ……」
六花「以前私服をダークフレイム仕様にしてもバレなかったので問題ない」
森夏「富樫くんの頭取り換えた方がいいんじゃない?」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:16:17.24 ID:sT0x+A/P0<> 六花「パンツマスターからなにか意見は?」
森夏「パンツマスター言うな」
六花「では今から実行しに行く」
森夏「拒否はできないのよね」
六花「拒否したら凸守に協力して貰う」
六花「その時にうっかり口が滑るかもしれないけど」
森夏「今なら脅迫罪で訴えられる気がする」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:22:04.05 ID:sT0x+A/P0<> 【富樫家】
六花「では幸運を祈る」
森夏「祈られることはしないけどね」
六花「ではバニッシュメントディスワールド!!」ピンポーン
森夏「チャイムもまともに押せんのか」
勇太「はーい……って六花か」
六花「丹生谷もいる」
勇太「いたのか」
森夏「露骨に嫌そうな顔やめてよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:26:09.67 ID:sT0x+A/P0<> 勇太「通りで上から来ずに玄関から来たんだな」
六花「ではおじゃまする」
森夏「あ、少し話があるんだけど富樫くん」
勇太「ん?」
森夏「外に出てきて」
森夏「あなたたち会話ないの?」
勇太「なにを急に訳の分からないこと言い出すんだ」
森夏「二人でいるときにパンツマスターの話したでしょ?」
勇太「……ああ、あれか」
勇太「ちょうど凸守から電話かかってきたんだ」
森夏「いいわ だいたいわかった」
勇太「凸守のパンツ盗んだのは――」
森夏「富樫ぃ!!」バキッ
勇太「いって!」
森夏「全部言ったら殴る」
勇太「思いっきり殴ってるから」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:32:06.25 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「話はそれだけよ」
勇太「それだけのために呼び出したのか」
森夏「あとパンツマスターって言ったら呪うから」
勇太「殴られないだけましだな」
森夏「そういってられるのも今のうちよ」
勇太「六花が待ってるだろうし部屋にいくか」
森夏「そうね」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:41:11.61 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「富樫くんの部屋ってここだったわよね」
勇太「おう」
六花『………ん…』
森夏「?」
勇太「どうした?」
森夏「!」
森夏「と、富樫くぅん」
勇太「どうした?気持ち悪いぞ丹生谷」
森夏「お手洗いってどこだったかしら?」
勇太「トイレはそこだな」
森夏「えー?私バカだからわかんないなぁ」
森夏「つれてって」
【トイレ】
森夏(小鳥遊さんオナニーしてた……) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:48:35.85 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「で、ちゃんとパンツ採れたわけ?」
六花「トレジャーは奪還できた」
六花「作戦は成功 協力感謝する」
森夏「よかったわ」
森夏「………よかったの?」
【2日後】
六花「ゆうたが風邪を引いた」
森夏「当然の報いよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 19:53:12.88 ID:sT0x+A/P0<> 【結社】
一色「待ってたぞ丹生谷」
森夏「今度はあんたなわけ?」
一色「今度って?」
森夏「富樫くんと小鳥遊さんにも相談されたから」
一色「別に俺は相談って訳じゃない」
一色「俺はくみん先輩の下着がほしい」
森夏「帰れ」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:00:01.29 ID:sT0x+A/P0<>
一色「なんだよー 丹生谷はこういうこと協力してくれるって聞いたぞ」
森夏「そのために富樫くんは風邪を引いたんだからね」
一色「パンツマ「それ以上言ったら呪うわよ」……すいません」
森夏「私は協力しないわよ」
一色「勇太には協力したのに?」
森夏「あれはしょうがなくよ」
一色「?」
森夏「とにかく犯罪に協力しないから」
一色「頼むよ 簡単なことでいいんだ」
森夏「絶対嫌」
一色「仕方ない この手を使いたくはなかったんだが」
森夏(ま、まさか一色も私が凸ちゃんのパンツ盗んだり銭湯で視姦してたり
その他犯罪行為もとい本能が思うままにやっていることを知ってる!?)
一色「クラスでお前の本性ばらすぞ!」
森夏「勝手にしなさいよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:03:20.03 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「心配して損したわ」
一色「い、いいのか?本性ばらすんだぞ?俺は本気だぞ?」
森夏「たとえあんたがばらしたとしても一色の妄言だって言えば乗りきる自信あるもの」
一色「くそうくそう!」
森夏「今のあんたの信頼度は雀の涙もないしね」
一色「何がいけなかったと言うんだ!」
森夏「クラスパイ揉みツアーじゃない?」
一色「それかぁー!」
森夏「あの事件から半径五メートル以内に近づく女子はいなくなったわね」
一色「今も丹生谷は五メートル離れてるしな」
森夏「あんたにさわられたくないし」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:13:59.17 ID:sT0x+A/P0<> 一色「で、なんで丹生谷はパンツマスターなんだ?」
森夏「中坊のパンツ盗んでるからでしょ」
一色「へぇ……」
一色「ん?」
森夏「今日は帰るわ 小鳥遊さんは富樫くんのお見舞いだし中坊も来なさそうだし」
一色「おい丹生谷」
森夏「なによ」
一色「お前中学生のパンツ盗んでるのか」
森夏「」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:28:28.92 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「そそそそんなわけないでしょ!」
一色「動揺しまくりだな」
森夏「しょ、証拠はあるわけ?」
一色「別に証拠はなくても中学生に直接聞けば一発だろ」
森夏「くそぅくそぅ!!」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:32:03.86 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「しかたないから協力してあげるわ」
一色(こいつ本当に盗んだのか……)
森夏「で、どうやって盗るつもり?」
一色「そこで寝ているくみん先輩からもらう」
くみん「………」スースー
森夏「いたのね」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:36:24.83 ID:sT0x+A/P0<> 一色「まず丹生谷がくみん先輩から下着を脱がせる」
一色「それを俺に渡したら完璧だ」
森夏「あんた少し前の記憶吹っ飛んでるでしょ」
一色「パンツマスター丹生谷にしか出来ないことだ」
森夏「簡単なことって言ったでしょ?」
一色「PMNには朝飯前だろ?」
森夏「略すな」
森夏(確かに以前凸ちゃんの寝ている隙にパンツを
はきかえさせたことがあるけどそれとこれとは話が別よ) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:44:00.44 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「いい?パンツを取るということはその過程も大事なのよ」
森夏「盗むと言う背徳感込みでの行為なの」
森夏「誰かに取ってもらったパンツなんてものはそれだけで価値が激減してしまう」
森夏「取った後の達成感!!そして背徳感こそが思い出を形成しそのパンツに魂が宿るのよ!!」
一色「おお!!さすがパンツマスター」
一色「俺も自分で下着をもらいます!」
森夏「そうよ!その意気よ」
森夏(なんで犯罪を後押ししてるんだろう……)
一色「じゃあ丹生谷は廊下で誰か来ないか見張っててくれ」
森夏「分かったわ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/04(月) 20:50:58.67 ID:s19SCwB/o<> 一色にだけは報われて欲しくない! <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 20:53:02.79 ID:sT0x+A/P0<> 【廊下】
森夏「はぁ……一生の不覚ね」
森夏「まさか口が滑るとは思わなかったわ」
森夏「これも富樫くんと小鳥遊さんのせいよ」
森夏「富樫くんに至っては一色にばらして呪いにかかったし」
森夏「まったく なんでみんな私を頼るのよ」
森夏「自分一人でやることこそ遣り甲斐があるのに」
森夏「みんなその事が分かってないのよ」
一色『くみん先輩ぃぃぃぃぃぃぃ!!』ドピュッ
森夏「あ、終わったかしら」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/04(月) 21:00:24.84 ID:sT0x+A/P0<> 森夏「一色 入るわよ」
一色「入っていいぞ」
森夏「あんたねぇ――ってイカ臭っ」
一色「仕方ないだろ 抜いたんだから」
森夏「うわぁ 精液まみれじゃない」
一色「勢い余ってくみん先輩にかけちまった」
森夏「ってこれだけやられても起きないってある意味天才ね」
一色「俺はもう少し抜いて帰るから先帰っていいぞ」
森夏「……言われなくても帰るわよ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/02/04(月) 21:38:35.78 ID:eMQZW1oyo<> 一色死ね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 16:10:04.59 ID:GnZ47XGno<> 一色が報いを受けますように <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/06(水) 09:43:38.71 ID:VHFyadGl0<> 【次の日】
くみん「あ モリサマちゃんだ おはよー」
森夏「もう放課後よ」
くみん「大丈夫だよ 私今起きたとこだから」
森夏「全然大丈夫じゃないわよ」
くみん「最近皆集まらないね」
森夏「……ん?」
森夏「あんたもいなかったでしょ?」
くみん「毎日きてるよぉ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/06(水) 09:50:44.02 ID:VHFyadGl0<> 森夏「まさか富樫くんと小鳥遊さんとの話聞いてないわよね?」
くみん「モリサマちゃんが凸ちゃんのパンツ盗んだ話のこと?」
森夏「しっかり聞いてるじゃないっ」
くみん「大丈夫だよ 知ってたから」
森夏「」
くみん「パンツ盗んだことはもちろん盗撮したり不法侵入したりしたことも知ってるよ」
森夏「なんで知ってるのよ!」
くみん「それはいろいろあるんだよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/06(水) 09:58:23.87 ID:VHFyadGl0<> くみん「ところで聞きたいことがあるんだけど」
森夏「なによ」
くみん「昨日穿いてたパンツがなくなったんだけど知らない?」
森夏「私は中坊のものしか盗まないわよ」
森夏(さすがにこいつでも穿いてたパンツがなくなれば気付くわよね)
くみん「お風呂にはいる前に気づいてよかったよぉ」
森夏「さっきの感心返しなさいよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/06(水) 10:06:24.28 ID:VHFyadGl0<> くみん「モリサマちゃん昨日来てたでしょ?」
くみん「それらしき人見てないかなって」
森夏「さあ?見てないわ」
森夏(いくら一色とはいえどパンツの同志を売るわけにはいかない)
くみん「ところでここに凸ちゃんの写真があるんだけど」 ペラッ
森夏「犯人は一色よ」キリッ
くみん「一色くんかぁ……」
森夏「はっ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/06(水) 10:16:03.09 ID:VHFyadGl0<>
くみん「一色くんかぁ……」
森夏(ついうっかり口を滑らせてしまったわ)
くみん「教えてくれてありがと?」
森夏「一色になにかするつもり?」
くみん「うーん どうしようかな?」
森夏「あいつだって反省してるだろうし許してやったら?」
くみん「あ、これ凸ちゃんの写真ね」
森夏「べ、別に欲しい訳じゃないけど貰っておくわ」
くみん「一色くんのことだけど」
森夏「一色なんてどうでもいいわ」
くみん「そっかぁ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/06(水) 10:41:26.86 ID:VHFyadGl0<> くみん「もうモリサマちゃん帰っちゃうの?」
森夏「誰も来ないしね」
くみん「わたしがいるよ」
森夏「あんたもかえれば?」
くみん「ひどいよモリサマちゃん」
森夏「モリサマ言うな」
くみん「じゃあ凸ちゃんに明日は来てねって連絡しておいてね」
森夏「なんで私が……」
くみん「モリサマちゃんが一番の適任だし」
森夏「しょ、しょうがないわね
やっといてあげるわよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga <>2013/02/07(木) 19:57:53.72 ID:AFEpeFbE0<> 【次の日】
森夏(先生に呼び出されたわ)
森夏(昨日は遅くまで凸ちゃんとメールしてたから早く家帰って寝たいのに)
森夏「失礼します」
七瀬「丹生谷さんごめんね 職員室まで来てもらって」
森夏「用事ってなんですか?」
七瀬「実は富樫くんに頼もうと思ってたことなんだけどね」
森夏「富樫くん休んでますもんね」
七瀬「そうなのよ? あの子も休んでるし
えーっと……ハゲ…じゃなくて坊主の……」
森夏「一色くんですか?」
七瀬「そう、その子も休んでるし」
森夏「……」
七瀬「坊主君と富樫くんが一緒に休むと言うことはやっぱりああいうことなのかしら?」
森夏「はい?」
七瀬「やっぱり富樫くん×ハゲ君かしら?それともハゲ君×富樫くん?」
森夏「……いってる意味はわかりませんがハゲじゃなくて一色です」
七瀬「丹生谷さんは腐ってると思ったのに……」ボソッ
森夏「何か言いました?」
七瀬「な、何もいってないわよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:04:49.26 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「用ってなんなんですか?」
森夏(早く帰って寝たいのに……)
七瀬「あ そうそう忘れてたわ」
森夏(忘れるなよ)
七瀬「丹生谷さんってパンツマスターらしいわね」
森夏「は?」
七瀬「富樫くんとハゲの話しているとこ聞いちゃった」
森夏「」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:07:44.20 ID:AFEpeFbE0<>
七瀬「あの二人妙に距離が近いでしょ ほら物理的な意味で」
森夏「男なんてどうでもいいです」
七瀬「前から怪しいと思ってたのよ
小鳥遊さんと付き合ってることは実はフェイクでハゲ……一色くんと付き合ってるんじゃないかって」
森夏「……」
七瀬「やっぱり一色くん×富樫くんよね
一色くんがせまって富樫くんは最初は嫌がるんだけど徐々に心許していくっていうか…」
森夏「その腐った目線はどうでもいいのでさっさと用件を」
七瀬「パンツマスターにとある男の人の下着を盗んできてほしいの」
森夏「生徒に犯罪をさせるつもりですか?」
七瀬「あなただって犯罪おかしてるでしょ?」
森夏「……」
七瀬「……」ニコニコ
森夏(どこまでわかってるの?) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:10:31.95 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「とにかくお断りします」
七瀬「そっかぁ」
七瀬「話は変わるんだけど一週間くらい前に中等部で侵入者がいたらしいの」
森夏「あぶないですね」
七瀬「深夜だったし何も盗まれてないからよかったらしいんだけど 一枚写真が残っててね」
森夏「……」
七瀬「見せてもらったんだけどどこかでみたシルエットなの」
森夏(まさか……)
七瀬「入っていったのが三年生の教室で――」
森夏「わーーー」
七瀬「ど、どうしたの丹生谷さん」
森夏「わかりました 下着とってきますから」
七瀬「ありがと?
これ地図と替えのパンツね」
森夏「わっかりましたー」
森夏(出来心で中等部に入って凸ちゃんの机で自慰したときの写真だった……) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:14:49.01 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「生徒に犯罪を強要するとかおかしいでしょ」
森夏「しかもとあるって富樫くんだし」
森夏「なんで私が富樫くんの部屋に入ってパンツなんか盗まなくちゃいけないのよ」
森夏「嫌な予感しかしないし」
森夏「まさか一色に……」
森夏「いえ 一色の事は考えないようにしましょう」
ボコッ
森夏「いたっ」
凸守「相変わらず背中が隙だらけデスよニセサマー」
森夏「出たわね中坊……って久しぶりに会った気がするんだけど」
凸守「マスターやDFMが休みにしてばかりだからデス」
森夏「ああそうだったわね」
凸守「ここであったが百年目
今日こそ決着をつけるデース」ブンブン
森夏「今日は無理ね」
凸守「ふっ そうやって凸守から逃げるのデスね」
森夏「あーもうそういうことでいいわよ じゃあね」
凸守「え?結社はどうするデスか」
森夏「今日は行けないわ」
凸守「昨日メールで来るっていってたじゃないデスか」
森夏「担任に頼まれ事をされたのよ」
凸守「どんなデスか?」
森夏「パンツを盗んでくるっていう」
凸守「変態デスか」
森夏「腐った変態ね」
凸守「腐った?」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:20:32.16 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「とにかく今日は無理よ」
凸守「そんな犯罪まがいのこと断ればいいじゃないデスか」
森夏「弱み握られてるから無理なのよ」
凸守「まさか偽サマーも同じようなことを……」
森夏「ち、違うわよっ その事じゃないわ」
森夏(今回はその事じゃないわ)
凸守「そうデスか……」
森夏「なに残念そうな顔してるのよ」
凸守「べ、別にそんな顔してないデス」
森夏「じゃ私急ぐから」
森夏(早く帰って寝たいし)
凸守「帰るデスか?」
森夏「そうよ」
凸守「そ、そうですか」
森夏「あーあ どこかに手伝ってくれる人がいたらなぁ」
凸守「!」
凸守「し、仕方ないデスね」
凸守「この凸守が手伝ってやるデス」
森夏「え?ほんと?」
凸守「偽サマーに借りを作っておくデス」
森夏「ありがと凸ちゃーん」ダキッ
凸守「なっ くっつくなdeath!!」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:25:45.45 ID:AFEpeFbE0<> 【富樫家】
森夏「えっと……ここね」
凸守「ってここダークフレイムマスターの家じゃないデスか」
森夏「そうよ」
凸守「まさかニセサマーはダークフレイムマスターの事が……」
森夏「そんなわけないでしょ」
凸守「即答デスか」
森夏「富樫くんには小鳥遊さんがいるし」
凸守「ならマスターがいなかったらどうなのデスか?」
森夏「まあ富樫くんはないわ(変態だし)」
凸守「そうデスか」ホッ
森夏「あっ家から誰か出てきたわよ」
凸守「隠れるデス」
森夏「あれは妹?」
凸守「そうみたいデスね」
森夏「鍵かけてるけどでかけるのかしら?」
凸守「なら侵入するチャンスデス」
森夏「富樫くん休みだったから家にいるんじゃない?」
凸守「大丈夫デース マスターの家にいるらしいデス」
森夏「小鳥遊さんに連絡とるなんてぬかりないわね」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:31:28.52 ID:AFEpeFbE0<> 凸守「鍵はどうするデスか?」
森夏「えっまさか針金で開けれないの?」
凸守「えっ?」
森夏「まさか中坊は針金でドアを開けれないの?」
凸守「あ、開けれるに決まってるデス!!」
森夏「ならはい」つ針金
凸守「……」
ガチャガチャ
森夏(ピッキング出来なくて涙目になる凸ちゃんかわいい) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:36:51.96 ID:AFEpeFbE0<>
森夏「ほら貸しなさい」
凸守「うぅ……」
森夏「……」ガチャガチャ
森夏「ほらできた」
凸守「なぜできるデスか 犯罪者デスか」
森夏「中学生の時にできるようになったのよ
忌々しい思い出だから思い出したくないけど」
凸守「そうですか……」
森夏「ほら入るわよ」ガチャ
凸守「偽サマーに負けたみたいで嫌デス」
森夏「なら開けれるようになりなさいよ」
凸守「いつもは合鍵を使うデス」
森夏「あっそ」
森夏(ん?いつも?) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:50:14.67 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「富樫くんのパンツはこれね」
凸守「ブリーフデスか……ダサいデス」
森夏「っていうか全部ブリーフなんだけど」
森夏(まさか小鳥遊さんが全部取ったんじゃ……)
凸守「こんな変態と付き合ってるなんて……
いますぐマスターに別れるように言ってくるデス」
森夏「やめなさいよ
入ってパンツ替えたことばれるでしょ」
凸守「うぅ……この思いを伝えれないのが無念デース」
森夏「ほらさっさとおいとまするわよ」
凸守「わかったデス」
ガチャッ
森凸「」びくっ
凸守「誰か帰ってきたようですね」
森夏「どこかに隠れましょ」
凸守「DFMのベットの下に隠れるデス」
森夏「そうね」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 20:55:09.42 ID:AFEpeFbE0<> 六花「ゆうたのパジャマはどこ?」
勇太「俺の部屋のタンスの中だ」
六花「わかった」
勇太「他のとこ勝手に触るなよ」
六花「心得ている」
森夏「そっち詰めなさいよ」コソコソ
凸守「せ、狭いデス」コソコソ
森夏「仕方ないでしょベットの下なんだから」
凸守「こっち寄るなデス//」
森夏「寄らなきゃ隠れられないのよ
って胸さわるな///」
凸守「はっ こんなものをぶら下げてるのが悪いデス」モミモミ
六花「何か声が聞こえる」
勇太「気のせいだろ」
森夏「揉むな 声が聞こえちゃうでしょ」
凸守「貴様が声を出さなければいい話デス」
森夏「うっ」
ガチャ ゴソゴソ
六花「ミッション遂行!」
六花「ゆうたのパジャマ……」ゴクリ
森夏「頼むからこのままでてって………」
凸守「まさかここでやるデスかマスター」モミモミ
森夏「…ぁっ」
勇太「はやくしろー」
六花「う、うん」
六花「……またの機会にしよう」
森凸(よかったぁ) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 21:04:23.34 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「出ていったみたいね」
凸守「間一髪だったデス」
森夏(二つの意味でね)
森夏「で、いつまで触ってるのよ」
凸守「飽きるまでデス」モミモミ
森夏「やめなさいよ」
凸守「喘いでたくせによく言えるデスね」
森夏「あ、喘いでなんかないわよっ」
凸守「そんなこと言って体は正直デスよ」
森夏「やめろっ」ゴツッ <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 21:13:16.29 ID:AFEpeFbE0<> 凸守「痛いデス……」
森夏「当然の報いよ」
凸守「胸揉んだだけじゃないデスか」
森夏「それが問題なのよ」
凸守「普通女同士で胸を揉み合うのは常識デース」
森夏「どこの常識よそれ」
凸守「よく凸守も揉まれるデス」
森夏「おでこを?」
凸守「凸守をけなしているのデスか」
森夏「だいたいそんな言葉どこで覚えたのよ」
凸守「一般人が持ってた漫画に書いてあったデス」
森夏「一色は死刑」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 21:19:59.51 ID:AFEpeFbE0<> 凸守「揉ませてくれないなら即刻に退散するデス」
森夏「そうね ってどういう選択肢よ」
凸守「揉ませてくれるデスか?」
森夏「揉ませないわよ」
凸守「ちっ」
森夏「聞こえてるわよ舌打ち」
凸守「今度機会があったら揉むデス」
森夏「機会なんてないわよ」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 21:24:44.22 ID:AFEpeFbE0<> ガチャガチャ
森夏「よし閉まった」
森夏(久々にやったけど腕は衰えてないものね)
凸守「……かっこいい」
森夏「何かいった?」
凸守「な、何も言ってないデス」
森夏「とにかく誰にも会わないところまで行くわよ」
凸守「アイアイサー」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 21:29:34.79 ID:AFEpeFbE0<> 【公園】
森夏「とりあえず安心ね」
凸守「じゃあ思う存分戦えるデスね」
森夏「………」
凸守「どうしたデスか?ニセサマー」
森夏「あんた妙に慣れた感じがしたんだけど」
凸守「なんの話デスか」
森夏「あんた……まあいいわ
人には言えない秘密くらいあるものね」
森夏(富樫くんか小鳥遊さんのパンツでも取ってるのね)
凸守「果てしなく遠い勘違いをしている気がするデス」
森夏「あんたがどういう行動をとろうと私に咎める権利はないわけだし
強いていうなら見つからないようにするのね」
凸守「凸守は今絶対にばれない確証を得たデス」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 21:34:50.66 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「今日はあんたがいてくれて助かったわ」
森夏「ありがと」
凸守「べ、別に貴様のためにやった訳じゃないデス」
森夏「私に借りを作るためじゃなかったの?」
凸守「そうデス!つまり自分のためにやったのデース」
森夏「でもありがと」なでなで
凸守「な//頭を撫でるなデス//」
森夏「胸を揉んできた仕返しよ」なでなで
凸守「うぅ……」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/07(木) 21:40:05.05 ID:AFEpeFbE0<> 森夏「気を付けて帰りなさいよ」
凸守「わかってるデス」
森夏「ちゃんと帰り道わかる?」
凸守「わかってるデス」
森夏「やっぱ不安ね 送っていくわ」
凸守「貴様は過保護デスか」
森夏「あんたが誘拐されそうな顔してるのよ」
凸守「どんな顔デスか」
森夏「大丈夫よ 送り狼にはならないように気を付けるから」
凸守「送り狼?」
森夏「意味は知らなくていいからねー」
凸守「?」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga <>2013/02/07(木) 21:41:08.22 ID:AFEpeFbE0<>
【その夜】
森夏「よしブリーフを一色の机にいれたし任務完了ね」
森夏「まさか富樫くんのパンツを一色の机にいれることになるなんて……
腐女子の妄想は恐ろしいわ」
森夏「ふふっ 社会的に死になさい一色」
森夏「休み明けが楽しみね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 00:37:33.67 ID:mbfvBHpko<> 勇太のブリーフが誰かの仕業なのか、ガチモンの勇太の嗜好なのかが気になる
代わりに入れられたパンツを盗んじゃって勘違いする可愛そうな人もでてきちゃうよなこれ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/08(金) 11:48:14.26 ID:ARWVQ61SO<> ゲロったときでもお世話をしてくれるモリサマちゃんに惚れないわけがない
はよ付き合ってゆりゆりすればいいよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/10(日) 05:33:45.64 ID:pCTUpDJJo<> 非ブリーフ派だったら、全部ブリーフにすり替えられてたらさすが気づくよな・・・
勇太は最初からブリーフ派で、六花はそれを知っててブリーフを用意していたんだよ!!!!111 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 02:06:02.97 ID:S2naTbcDO<> 続きはよう <>
◆OLAmzEmROE<>saga <>2013/02/11(月) 07:29:27.46 ID:CYc0QbqF0<> 【日曜日】
森夏「休みの日だっってのに小鳥遊さんに呼び出されたわ」
森夏「またパンツのことだったらどうしよう……」
森夏「ま、そんなことないわよね」
森夏「最近パンツのことしか聞いてない気がするけど」
森夏「小鳥遊さんちはここよね」
?「動くな」
森夏「!」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 07:34:27.07 ID:CYc0QbqF0<> 「お前が丹生谷森夏だな?」
森夏「だ、誰ですか?」
十花「六花の姉の十花だ」
森夏「小鳥遊さんのお姉さんってたしかフランスに行ったんじゃ……」
十花「イタリアだ」
森夏「そこはどうでもいいです」
十花「私は休みの日にはこうして六花の様子を見に来ている」
森夏「イタリアから!?」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 07:42:49.61 ID:CYc0QbqF0<>
十花「毎週帰ってきては六花がなにか不健全なものをもっていないか確かめている」
十花「エロ本とかコンドームとか」
森夏「小鳥遊さんはそんなもの持ってないと思いますけど」
十花「しかしそれ以上に大変なものを見つけてしまった」
森夏(ま、まさか陽性の妊娠検査薬とか!?)
十花「男物のパンツだ!!」
森夏「……」
森夏(あのへたれ二人がやってるわけないわよね)
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 07:50:20.38 ID:CYc0QbqF0<> 十花「そういうわけでお前を呼び出したわけだ」
十花「六花の携帯を借りてな」
森夏(つまり小鳥遊さんからの呼び出しじゃないってことか)
十花「立ち話もなんだし入るか」
森夏「そうですね」
森夏(手に持ってたのってお玉だったんだ)
森夏「小鳥遊さんは何処か行ってるんですか?」
十花「富樫勇太とデートに行っている」
森夏「そうですか」
森夏(うまくいっててよかった……) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 08:00:19.09 ID:CYc0QbqF0<> 十花「ところで普通持っているものなのか?(男物の)パンツは」
森夏「(好きな人の)パンツくらい誰でも持ってると思いますよ」
十花「(男物のパンツを持っていることは)ふつうなのか?」
森夏「私ももってます」
十花「なん……だと?」
森夏「今時の女の子では常識ですよ」
十花「そ、そうなのか」
十花「最近の子の考えていることが分からない……」
十花「な、なぜ(男物の)パンツを持っているんだ?」
森夏「用途なんてひとつしかないと思いますけど」
十花「まさか……」
森夏「それです」
十花(男装!?)
森夏(自慰以外ないわよね) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 08:10:18.21 ID:CYc0QbqF0<> 十花「その……り、六花も(男装)するのか?」
森夏「(自慰は)してますね」
十花「丹生谷森夏は(六花の男装)見たことがあるのか?」
森夏「(実際の自慰は)無いですけど人に見られるものでもないですよね」
森夏(だから隠しカメラしかみれないし)
十花「人に見せるものではないのか……」
森夏(変態なんだろうか)
十花「私は六花の(男装)がみたいな」
森夏「……」
森夏(妹の自慰を見たいとかかなりの変態だ) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 08:14:55.73 ID:CYc0QbqF0<> 十花「君は(六花の男装を)見たくないのか?」
森夏「(小鳥遊さんの自慰は)見たくないです」
森夏(凸ちゃんのならみたい。っていうかみてるけど、カメラ越しに)
十花「そうか 似合うと思うのだが」
森夏(自慰が似合う女子ってなんなんだろう……)
十花「丹生谷森夏、手伝ってくれないか」
森夏「自分一人で頑張ってください」
十花「まあそうだな 人に頼むことではないだろう」
十花「ところで富樫勇太は(男装を)見たことあるんだろうか」
森夏「(変態がばれてないって互いに思ってたし)ないんじゃないですか」
十花「そうか では見たら奴より一歩先を進んだことになるんだな」
森夏(パンツを盗むのと自慰を見るのとどっちが変態なんだろう) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 08:20:10.68 ID:CYc0QbqF0<> 十花「ではどうしたら見れるかどうかアドバイスをくれるとありがたい」
森夏「部屋に隠しカメラでも付けておいたらどうですか」
十花「君も使っているのか」
森夏「私も(凸ちゃんの部屋に)使ってます」
十花(相手は六花……ではないな)
十花(部屋を探したがそれらしきものはなかった)
十花(まさか……富樫勇太!?)
十花「(富樫勇太の部屋に)付けているのか……」
十花(ということは女装をしているのか!?)
十花「とんだ変態じゃないか」
森夏(自分のことを言っているんだろうか?)
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 08:22:17.93 ID:CYc0QbqF0<> 十花「今日は助かった」
森夏「いえ なにもしてないですよ」
十花「その……六花は(女装癖のある)富樫勇太と付き合っていて大丈夫だろうか?」
森夏「あの子達はいい(バ)カップルですよ」
十花「……君も(彼の事が)好きなのか?」
森夏「(二人の事は)好きですよ」
森夏「だから幸せになってほしいんです」
十花「……そうか」
森夏「では失礼します」
十花「富樫勇太、六花を幸せにしないと許さないぞ」ボソッ
<>
◆OLAmzEmROE<>saga<>2013/02/11(月) 09:37:38.42 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「はぁ……緊張したー」
森夏「あの小鳥遊さんの姉だから変態だと思ってたけど想像以上だったわ」
森夏「休み毎にイタリアから妹の様子を見に来るとか自慰を見たいとか正気の沙汰とは思えないわ」
森夏「今から暇だし凸ちゃんの所でも行こうかな」
「丹生谷さんですか?」
森夏「!」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 09:44:33.08 ID:CYc0QbqF0<> 「その憎たらしいほどの胸、あなたは丹生谷さんですね」
森夏「今度は誰よ……」
樟葉「富樫勇太の妹の樟葉です」
森夏「何か用?」
樟葉「兄のクラスメートを見たので声をかけたまでです」
樟葉「どうですか?兄の話をしながらお茶でもしませんか?」
森夏「休みの日まで富樫くんの話はしたくないわ」
樟葉「……やはり話に聞いていた通りロリコンのレズビアンなんですね」
森夏「なっ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 09:50:42.12 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「ロリコンじゃないしレズビアンじゃないわよっ」
樟葉「年下の女の子の下着を盗んでおいてですか?」
森夏「うっ」
樟葉「パンツマスター丹生谷 私の尊敬している人です」
森夏「誰か私を殺して……」
樟葉「中に入ります?」
森夏「私は帰りたい……」
樟葉「ではPMNの良いところをここでいうのでいいですか?」
森夏「超中に入りたい気分よ」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:02:00.32 ID:CYc0QbqF0<>
樟葉「こちらに座ってくださいパンツマスター」
森夏「そのパンツマスターってやめてくれない?」
樟葉「ダメですか?」
森夏「安直すぎるわ」
樟葉「ですが兄も小鳥遊さんもパンツマスターって呼んでますし」
森夏(あとで呪っておこう)
樟葉「森様?」
森夏「モリサマーいうな」
樟葉「表記が違うので大丈夫です」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:10:32.85 ID:CYc0QbqF0<> 樟葉「私悩みがあるんです」
森夏「そう」
樟葉「実は兄のパンツにブリーフがあったんです、大量に」
森夏「へえ」
森夏(絶対小鳥遊さんのせいよね)
樟葉「数日前まではなかったはずなのにおかしいですよね」
樟葉「やはり小鳥遊さんがプレゼントしたんでしょうか?」
森夏(ブリーフプレゼントする彼女とか嫌よ)
樟葉「それも使った形跡があるんです」
樟葉「私のプレゼントしたふんどしは使ってくれないのに酷い話だと思いません?」
森夏「ふんどしをプレゼントする妹なんて嫌よ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:18:37.56 ID:CYc0QbqF0<> 樟葉「森様、私は小鳥遊さんと兄を別れさせた方がいいんでしょうか?」
森夏「やめとけば?」
樟葉「そんな適当な……」
森夏「あの二人は幸せなんだから別れさせるべきではないわ」
森夏「どうしても別れさせたいなら人に同意を求めるんじゃなくて自分自身の心で決めるべきよ」
樟葉「森様……」
樟葉「そうですね 確かにそうだと思います」
森夏「自分で決めれない人間が人を別れさすなんて百万年早いのよ」
樟葉「別れさせるのはやめようと思います」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:21:26.94 ID:CYc0QbqF0<>
森夏「兄妹なんて結婚できないんだから早めに諦めておきなさい」
樟葉「女同士も結婚できませんよ」
森夏「外国いけばできるわ」
樟葉「手続きを踏めば兄妹も結婚できます」
森夏「それは義理の時だけでしょ」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:28:06.41 ID:CYc0QbqF0<> 【数時間後】
樟葉「今日はありがとうございました」
森夏「こちらこそありがとう」
森夏「昼御飯もごちそうになったし」
樟葉「あれはほとんど森様が作ってくださったじゃないですか」
森夏「樟葉ちゃんも手伝ってくれたじゃない」
樟葉「……兄が森様みたいな人と付き合ってくれたらよかったのに」
樟葉「ガチレズロリコンで家事ができる人」
森夏「年下って言っても一つだけなんだけど」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:32:39.22 ID:CYc0QbqF0<> 樟葉「今日のお礼に兄の特別ショット(盗撮)を差し上げます」
森夏「だから富樫くんは見たくないんだって」
樟葉「では小鳥遊さんの写真(裸)はどうですか?」
森夏「なんで持ってるのよ……」
樟葉「相手を奪うにはまず敵を知ることですから」
森夏「だからって裸……」ピコーン
森夏「これもらえるかしら?」
樟葉「さすがガチレズロリコンですね」
樟葉「小鳥遊さんまで守備範囲とは……」
森夏「だから違うって」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:34:41.93 ID:CYc0QbqF0<> 【その夜】
デイナバヨッテマーサリモ-
森夏「もしもし」
勇太『どうしてお前が六花の裸写真を持っているんだよ!?』
森夏「とある筋から手にいれたのよ」
勇太『……まだ持っているのか?』
森夏「あと4枚あるわ」
勇太『くれっ』
森夏「まさかタダで、何て言わないわよね?」
勇太『五枚で五万円でどうだ?』
森夏「売った!」
勇太『買った!』
勇太『明日持ってきてくれ』
森夏「わかったわ ちゃんと五万円用意しといてね」
森夏「まさかそんなに取れるとは思わなかったわ……」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:44:18.48 ID:CYc0QbqF0<> 【次の日】
森夏「財布が潤ったわね」
森夏「盗撮用のカメラ買おうかしら?」
森夏「それとも――ん?」
森夏「なにやってるのよ中坊」
凸守「に、偽サマー!?」
森夏「ニセサマ言うな」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:47:56.04 ID:CYc0QbqF0<> 凸守「なぜここにいるデスか偽サマー」
森夏「ここ私の家だし」
凸守「……知らなかったでぇす」
森夏「しょっちゅう来てるくせによく言うわよ」
凸守「べ、別に誰もいないからって侵入しようとした訳じゃないデス」
森夏「はいはい」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:51:09.52 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「あんた昼御飯食べた?」
凸守「まだデスけど」
森夏「なら食べてく?臨時収入入ったし豪華に作るわよ」
凸守「し、仕方ないデスね」
凸守「食べてやるデス」
森夏「そう、よかったわ」
森夏「ちなみにこれで貸し借りなしだから」
凸守「こんなことで凸守の貸しがなくなるデスか!?」
森夏「嫌なら別に食べなくていいのよ?」
凸守「うぅ……」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:54:36.72 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「ご飯どうだった?」
凸守「ま、不味くはなかったデス」
森夏「あっそ そういうこという奴にはもう作らないから」
凸守「う、うまかったデス……」ボソッ
森夏「え?聞こえない」
凸守「美味しかったデス!!」
森夏「よろしい」
凸守「うぅ 屈辱デス」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 10:58:44.83 ID:CYc0QbqF0<> 【数時間後】
凸守「明日は部活来るデスか?」
森夏「行くつもりよ」
凸守「そうデスか では明日こそ決着をつけるデス!」
森夏「今じゃなくていいんだ?」
凸守「今は……そういう気分じゃないデス」
森夏「そうね」
凸守「では明日デス 偽サマー」
森夏「ニセサマいうな!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 15:07:35.53 ID:QVtKlULso<> 十花さんワロタ <>
◆OLAmzEmROE<>saga<>2013/02/11(月) 17:46:24.83 ID:CYc0QbqF0<> 【休み明け】
一色「俺はホモじゃない!!」
森夏「?一色君どうしたの?」
女子1「あのハゲが自分の机に富樫くんのパンツ入れてたんだって」
森夏「へえ 飛んだ変態ね」
女子2「ホントだよ しかも富樫くんもブリーフとか無いわー」
森夏「そうね」
女子3「一色×富樫来たー」
森夏「腐女子乙」
森夏(やっべ あれ私が入れたやつじゃん)
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 17:53:07.27 ID:CYc0QbqF0<> 六花「一色、まさかそんなことするやつだとは思わなかった」
勇太「俺の半径30メートル以内に近づかないでくれ」
一色「俺はやってないぞ!俺は女子しか興味ないんだ!」
女子1「うわー 守備範囲広いー」
女子2「やっぱ一色キモいわ」
女子3「おおうwww これは富樫×一色フラグか!?」
森夏「関わらないでおこう 今回関係ないし」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 17:57:45.98 ID:CYc0QbqF0<> 一色「なんで勇太にだってわかるんだよ」
六花「ゆうたの匂いがする」
一色「そんなのしねえよ!」
勇太「パンツを嗅ぐな変態!あと俺の名前も呼ぶな」
一色「勇太ぁ信じてくれよ」
勇太「近づくな変態!!」
一色「俺じゃないって」
勇太「お前以外に誰がそんなことするんだよ……」
女子2「ってか普通好きだからってパンツ盗んだりする?普通」
女子1「え?なに言ってんの」
女子3「するっしょ」
女子2「え?私が間違ってるの?」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:01:51.34 ID:CYc0QbqF0<> 女子2「丹生谷さんならわかってくれるよね?」
森夏「まあ盗むのは犯罪よね」
女子2「よかったー私が間違ってるのかと思った」
森夏「パンツは譲ってもらうものよ」
女子2「……え?」
女子3「丹生谷さんは譲渡派かー」
女子1「私は盗難派だよ」
女子3「私は妄想派」
女子2「……なにいってるのかさっぱり分からない」
くみん「モリサマちゃん盗んでるくせに」
森夏「いま不審な声が聞こえなかった?」
女子1「なにも聞こえなかったよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga<>2013/02/11(月) 18:11:41.22 ID:CYc0QbqF0<> 一色「あ!丹生谷!よく来た」
森夏「……何か用かしら一色くん?」
一色「う……だが俺の名誉が……
丹生谷なら俺がやってないって分かってくれるよな?」
六花「一色の名誉などこのクラスではゴキブリの名誉より少ない」
勇太「女子のスカートめくりは日常茶飯事だからな」
一色「なあ丹生谷!俺の汚名を晴らしてくれ!」
森夏「一色誠って名前自体汚名だと思うけど?」ニコッ
勇太「さすが委員長丹生谷! 笑顔で返してるぜ!!」
六花「ゆうた 落ち着いて」
勇太「……友人だと思っていた奴にパンツを盗まれた気持ちも考えてくれ」
六花「ごめん」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:17:43.45 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「だいたいなんで私なの?」
一色「分かってくれるってPMNなら!」
勇太「!」
六花「!?」
一色(俺がくみん先輩の下着をとったことを知っている丹生谷なら分かってくれるはず!)
森夏(まさか一色はここで庇わなかったら凸ちゃんにバラすという脅し!?)
勇太(パンツのことに関しては右にでるものはいないパンツマスターに対するSOSか?ここで丹生谷が同意したら確かに一色は無罪だ
だかパンツマスターっていったら呪われるぞ!)
六花(なぜ一色がパンツマスターのことを知っている?
まさかゆうたに盗聴器をつけて聞いていた!?)
森夏「……」
勇太(どう返す?パンツマスター!?) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:23:00.87 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「分からないわね あんたが盗んだんじゃないの?」
一色「な、なぜだ丹生谷ー!!」
森夏(凸ちゃんに机で自慰してたことがバレる方がやばいわ)
勇太「丹生谷がそう言ったってことは本当に一色の仕業なのか……」クラッ
六花「ゆうたっ」
勇太「す、すまない六花」
六花「ん? 金髪が……」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:27:58.36 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「正直に話したら?一色くん
女子に相手にされないから富樫くんに手を出そうとしましたって」
一色「そんなこと……まさか俺は本当にそんなことをしていたんじゃないだろうか?
女子にキモがられて一番近い丹生谷ですら五メートル離れてるしな
そんな中いつも通りの距離で接してくれる勇太に心が動かされたのかもしれない
勇太なら俺のことを受け入れてくれるんじゃないかって
そんな気持ちがこのブリーフを引き寄せたのかもしれない」
勇太「純粋に気持ちが悪いです」
一色「敬語!?」
女子1「なんで私一色のことなんて好きになってたんだろう」ボソッ
女子2「好きな人のパンツを盗むのが普通なんておかしいよっ」
女子3「ここからの勇誠に期待か……」
森夏(女子って怖い……) <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:32:26.41 ID:CYc0QbqF0<> 【放課後】
森夏「やっと放課後ね」
森夏「そういえば小鳥遊さんから絶対に部室に来るように言われてたけどなにかしら?」
ガラッ
六花「よく来た丹生谷 そこの椅子に座って」
樟葉「どうも」
くみん「………」Zzz…
凸守「……」グスッ
森夏「な、なんで樟葉ちゃんが?」
六花「私が呼び出した」
森夏「なんで?」
六花「それはいまから話す
ちなみに勇太は一色の件で辛そうだったので返した」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:38:46.12 ID:CYc0QbqF0<> 六花「では異端審問会を始める」
六花「被告人は前へ」
凸守「……」グスッ
森夏「中坊またなにかやったの?」
六花「丹生谷はしゃべらないで」
六花「罪状はゆうたの部屋への不法侵入」
森夏「!!」
六花「樟葉 説明を」
樟葉「昨日部屋に侵入したところ見慣れない髪の毛が見つかりました」
六花「証拠は持ってきてる?」
樟葉「これです」
森夏(まさか富樫くんの部屋に入ったときに落としたものじゃ……)
六花「これは確かに凸守のもの どこにあった?」
樟葉「ベットの下です」
森夏「それは――」
六花「丹生谷は黙って」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:44:21.39 ID:CYc0QbqF0<> 六花「それと同じものがゆうたの制服についていた」
六花「凸守 なにか反論は?」
凸守「……ないデス」
森夏「ちょっと――」
凸守「凸守一人がダークフレイムマスターの部屋に入ったデス」
森夏「違うでしょ!」
凸守「偽サマーは黙れデス」
森夏「なに言ってるのよ!私も一緒に入ったでしょ」
凸守「侵入先に証拠を残したのは凸守の落ち度デス それを釈明する余地はないデス」
森夏「あれは私が巻き込んだことでしょ あんたの責任じゃないわよ」
六花「どういうこと?」
樟葉「さぁ?」
くみん「凸ちゃんとモリサマちゃんで富樫くんの部屋に入ったんだよ」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:48:59.91 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「小鳥遊さん 富樫くんの部屋に入ったのは私なの だから怒るなら私を――」
凸守「貴様は引っ込んでろデス」
森夏「私の責任でしょ 私が一緒に入らせたから小鳥遊さんに誤解を受けてるんだし」
凸守「凸守の落ち度を庇ってもらう必要はないデス」
森夏「私も富樫くんの部屋に不法侵入したのは事実よ」
凸守「それはそうデスが」
森夏「なら私も罰を受けるべきよ」
凸守「……」
六花「えっと、どういうこと?」
樟葉「とにかく、あなたは兄のことが好きなんですか?」
凸守「誰があのような男――」
六花「………」ゴゴゴゴゴゴ
樟葉「………」ゴゴゴゴゴゴ
凸守「ダークフレイムマスターはいい男ですか好きではないデス」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:54:09.09 ID:CYc0QbqF0<> 樟葉「それなら別に咎める必要はないと思います」
六花「右に同じ」
森夏「ってことはお咎めなしってことでいいの?」
六花「構わない」
樟葉「兄に興味がないなら捌いても意味がありませんし」
六花「というわけで閉廷」カンッ
森夏「よかったわね」
凸守「べ、別にどちらでもよかったデス」
六花「ちなみに錘をつけて沈め浮き上がってきたら有罪とする予定だった」
森夏「魔女裁判!?」
凸守「助かったデス 礼を言うデス」ブルブル
六花「今日はこれで解散する」
くみん「みんなそろってるしもう一つ異端審問会を開けばいいんじゃないかな?」
六花「勇太は休み」
森夏「あんた起きてたの」
くみん「凸ちゃんのパンツを盗んだのは誰か」
全員「!!」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 18:58:53.27 ID:CYc0QbqF0<> 六花(まさかくみんはここで丹生谷がやったと言う気!?)
樟葉(絶対ガチレズロリコンの森様のせいに決まってるよね)
くみん「ね?モリサマちゃん」
森夏「な、なんで私に言うのよ……」
森夏(言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな
言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな)
くみん「それはモリサマちゃんが犯人だからだよ」
六花(言っただと?)
森夏「」
凸守「なっ///」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 19:03:07.23 ID:CYc0QbqF0<> 凸守「ま、まさか本当デスか?ニセサマー」
森夏「な、なに言ってるのよそんなわけないでしょ!」
くみん「銭湯でパンツ盗んだりしてたし盗撮したりしてたよ」
凸守「へ、変態デスか!?」
森夏「違うわよっ!」
くみん「凸ちゃんのパンツでオナニーしてたよね?」
森夏「あんたは黙ってなさいよ!」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 19:10:01.19 ID:CYc0QbqF0<> 凸守「まさか本当に変態だとは思わなかったデース」
森夏「違うの、つい出来心で」
凸守「貴様は出来心で人のパンツを盗む変態なのデスか」
森夏「そうだけど違うのよ……」
凸守「どう違うのデスか変態サマー」
森夏「もはや原型を留めてないわよぉ……」
くみん「そんなこといって凸ちゃんもモリサマちゃんの下着盗んでるよね」
森夏「!?」
凸守「な!?」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 19:16:15.80 ID:CYc0QbqF0<> くみん「最近よくモリサマちゃんの家にいくのは下着を貰いに行ってるんだよね」
凸守「なんで知ってるデスか!!」
森夏「へぇ……そうなの」
凸守「う……」
森夏「さんざん人に変態って言っておいてあんたも同じじゃない」
凸守「黙れ変態!」
森夏「あんたも変態でしょ」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 19:21:14.00 ID:CYc0QbqF0<> 凸守「で、凸守はパンツを盗むだけデース しかし貴様は盗撮までしてるデスから変態度は上デス」
森夏「パンツ盗んでるだけで変態でしょ」
凸守「好きな人のパンツを盗むのは当たり前のことだとパンツマスターも言っていたデス」
森夏「パンツマスター言うな、ってなんで知ってるのよ!」
凸守「凸守の情報網を舐めないでほしいデス」
森夏「まさか盗聴してるんじゃ」
凸守「ぎくっ」
森夏「口に出してるわよ」
凸守「そそそんなことしてないデス」
森夏「動揺が丸見えよ」
凸守「偽サマーのほうが遥かに変態デス
銭湯で盗んでパンツなしで帰らせるなど変態の極みデス!」
森夏「下着ってことはブラジャーまで盗んでるんじゃないでしょうね?」
凸守「はっ そんなでかいもの凸守に合わないデス!」
六花「凸守が壊れてきている」
樟葉「森様大きそうですしね」 <>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 19:26:56.48 ID:CYc0QbqF0<> 凸守「貴様は凸守のパンツでオナニーしてたデス!」
森夏「オナニーの意味がわかってるの?」
凸守「好きな人を思い浮かべながら股間をまさぐることデス」
森夏「言ってて恥ずかしくないのそれ」
凸守「凸守は誇りをもってしているのデス」
森夏「変態ぃ!」
凸守「だったらなんデスか!」
六花「凸守が開き直った」
樟葉「いつまで見なきゃいけないんですか?これ」
くみん「………」Zzz……
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 19:31:59.64 ID:CYc0QbqF0<> 六花「痴話喧嘩なんて聞きたくないので帰る」
凸森「痴話じゃない(デス)!」
樟葉「お幸せに」
くみん「じゃあね」
凸守「帰ったデスか」
森夏「はぁ……もういいわよ」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga sage<>2013/02/11(月) 19:38:59.25 ID:CYc0QbqF0<> 森夏「あんた私のことが好きなの?」
凸守「だ、誰が偽サマーのことなんか――」
森夏「私は好きよ」
凸守「なっ」
森夏「今さら隠しても意味ないし 私は凸ちゃんが好き」
凸守「血迷ったデスか偽サマー」
森夏「これが私の正直な気持ちよ」
凸守「うぅ……///」
森夏「あんたの気持ちを聞かせて」
凸守「凸守は、凸守は――」
<>
◆OLAmzEmROE<>saga<>2013/02/11(月) 19:43:45.46 ID:CYc0QbqF0<> 【次の日】
勇太「昨日は災難だった」
六花「ゆうた、生きていればいいことがある」
勇太「だといいけどな」
勇太「で?あれはなんなんだ?」
森夏「ちょっとやめなさいよ早苗!」
凸守「森夏のおっぱいは気持ちいいデス」
六花「二人は付き合い始めた」
勇太「なんだと?」
六花「ゆうたも一色と付き合いたい?」
勇太「絶対嫌だ」
終わり
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/11(月) 20:16:45.40 ID:dzTAQSl00<> 後日談待ってるぜ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/12(火) 08:22:13.95 ID:V56M5n3Wo<> 面白かった
また気が向いたら書いてくれ〜! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/13(水) 23:06:08.11 ID:lWRIXfMJo<> 乙乙 <>