VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:04:33.74 ID:2tLUnh+Z0<>真尋「クー子…ごめっ…出るっ…!」
クー子「んっ…いいよ…しょうねんっ…だしてっ…!」
ニャル子「うそ…!」
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<>ニャル子「体だけの関係でいいですから…」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:07:32.94 ID:2tLUnh+Z0<> チュンチュン…
ニャル子(昨日あんなものを見たなんて言えません…)
真尋「おはよう、ニャル子」
ニャル子「あ、ああ〜、おはようございますです〜、はいっ!」
真尋「どうした?様子がおかしいぞ?」
ニャル子「お、おかしくなんて微塵もございませんよ?!わたくし〜、え〜、この通り!
ピンピンしているのでございまして!」
真尋「そうか?それならいいんだけど」
ニャル子(あれは…夢だったのでしょうか?はたまた幻の類?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:11:32.37 ID:2tLUnh+Z0<> クー子「おはよう…ニャル子。朝のチュー…しよ?」
ニャル子(クー子…!)
クー子「あれ、抵抗しないの…もしかしてOK?」
ニャル子「んなわけないでしょーが!この万年発情期!」
ニャル子(二人とも普段通り振る舞ってますね…やっぱり見間違いでしょうか?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:14:18.00 ID:2tLUnh+Z0<> キーンコーン
ニャル子「真尋さん真尋さん、ちょっと屋上へ」
真尋「あ、ああ、何?ニャル子?」
ニャル子「上で話しましょう。他の人は一切呼ばないでください」
真尋「…うん」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:19:45.25 ID:2tLUnh+Z0<> ニャル子「本当のところを教えてください…クー子と真尋さんは付き合ってるんですか?!」
真尋「そ、それは…!」
ニャル子「やっぱり図星、だったんですね…!」
真尋「ごめん…ニャル子、僕は…」
ニャル子「いいんです、いいんです。気にしないでください。お似合いのカップルですよ」
真尋「でも…」
ニャル子「好きになった人が幸せなら文句はないです、私は。それよりどうして付き合ったんですか?」
真尋「分からない、お互い、気付いた時には好きで…それで、いつの間にか、今みたいに。
ニャル子にはしばらく黙ってて、時間が立ったらいうつもりだったんだ、本当なんだ!」
ニャル子「そう…ですか。丁度良かったです。私、もうすぐ別の星に行くんです」
真尋「え?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:22:50.40 ID:2tLUnh+Z0<> ニャル子「ぶっちゃけ断ってここに滞在しても良かったんですけどね、
でも、私がこれ以上こっちにいても邪魔になるだけですし…」
真尋「そんなこと…!」
ニャル子「もう決めました。でも…!」
真尋「でも?」
ニャル子「体だけの関係でいいですから…一度だけ、抱いてくださいませんか?
変身したりとかしないんで、一度だけ」
真尋「…うん、わかった」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:28:11.47 ID:2tLUnh+Z0<> ニャル子(夢にまで見た、真尋さんの体…)
ニャル子(でもそれが別れだなんて、皮肉なもんですね…)
ニャル子(あっ…手が触れてくる…)
ニャル子「くっ…」
真尋「く?」
ニャル子(あぶねー、クー子と比べてどうですかなんて、口が裂けても言ってはダメ…真尋さんが苦しんでしまう…)
ニャル子「もっと…さわって…ください…」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:29:59.25 ID:2tLUnh+Z0<> クー子「…少年?どこにいるの…?」
ニャル子「ふぅああああっ!まひろさぁぁぁぁん!」
クー子「そっか…ばれちゃったんだ…いいよ、ニャル子…今日は目を瞑る…悪いのは、私…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:35:56.67 ID:2tLUnh+Z0<> 真尋「行っちゃうんだね…ニャル子」
ニャル子「はい、真尋さんもお元気で。クー子と、ハスター君にも…よろしく言っといてください。
あの二人がいりゃあ大抵の危険はなんとかなるでしょう」
真尋「かもね…じゃあな、ニャル子。今まで、ありがとう…」
ニャル子「こちらこそです!それじゃ…」
ピョーン
クー子「…行っちゃったね、ニャル子」
真尋「クー子!いつからいたんだよ?」
クー子「…さあ、ね」
真尋「挨拶くらいすれば、よかったのに」
クー子「…いい。ニャル子に合わせる顔なんて…ない」
真尋「…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:42:10.68 ID:2tLUnh+Z0<> 真尋「夕焼けか…」
クー子「…ニャル子と会った日もこんな日だった?」
真尋「バカなこと言うなよ」
クー子「みんな、気を使ってこうやって私たち、二人きりになってる…。
自分たちは隠れてるつもりだったけど、結局筒抜け…」
真尋「仕方ないじゃないか」
クー子「…本当にそう思ってる?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:42:51.75 ID:2tLUnh+Z0<> 真尋「…思ってない。なんとかしたいけど、でも…こうなっちゃったし、それはもう止められないし」
クー子「…それくらい、愛してる?」
真尋「…そういう、こと」
クー子「…少年のそういうとこ、好き」
真尋「やめろよ、恥ずかしい」
クー子「…やだ、やめない」
真尋「そういえば、クー子」
クー子「…何?」
真尋「さっきから僕ら、同じ道ばっかり歩いてないか?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:49:07.46 ID:2tLUnh+Z0<> クー子「…!そういえば、なんでだろう?」
真尋「まさか!」
宇宙人「ギャハハハ!そのまさかさ!」
クー子「…!」
宇宙人「助けを読んでも誰も来ないぞ!
八坂真尋を八つ裂きにしたとあれば、宇宙犯罪者としての株も上がるんでねえ!」
クー子「…そんなこと、させない!」ボゥッ
真尋「クー子!」
クー子「…心配ない、少年…こんな奴、一瞬で焼き尽くしてあげる」
宇宙人「グハハハハ!やってみろ!」
クー子「…くらえ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:55:26.56 ID:2tLUnh+Z0<> 宇宙人「効かないねえ」
クー子「…そんな!」
宇宙人「俺もクトゥグアの血を引いていてね…火を通さない体なのよ!」グギッ
クー子「うぅぅっ!」
宇宙人「さて、真尋とやらこのお嬢ちゃんを離してほしければ俺に殺されろ。
どうする?」
クー子「…少年!こんな奴の言うことなんか!」
真尋「分かった、僕をやれ」
クー子「…ダメ!」
宇宙人「ギャハハハ!面白いから二人仲良く潰してやろう。そうすれば文句はないだろう」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 22:00:57.86 ID:2tLUnh+Z0<> バキィ
宇宙人「ぐはぁっ!」
ニャル子「まったく、クー子はつっかえない女ですねー!あ、そもそも女じゃなかったですかね?」
クー子「ニャル子!」
真尋「どうしてここに?」
ニャル子「話は後です!まずはそこのゴミクズを捨てなくちゃいけませんからね!」
宇宙人「てめぇ…!」
ニャル子「私の記憶が正しければあなたはクトゥグア星人のハーフ、クリムゾン!
573の惑星で殺人を犯した罪で…ジャッジメント!」
宇宙人「だまれぇ!」
ニャル子「デリート!」ガスッ
ニャル子「許可ぁあああ!」ボコォ
宇宙人「ぐわぁぁぁぁ!」ドカァァァァン
ニャル子「ゴッチュー!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/19(火) 22:01:36.99 ID:RzIU5rNeo<> まっひー流されやすすぎやで <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 22:08:21.87 ID:2tLUnh+Z0<> 真尋「ニャル子…帰ってこないんじゃあ…!」
ニャル子「やっぱりやめました!ここにいた方が色々と都合がいいですし」
ニャル子「何より、クー子じゃあ今日みたいなことが待たないとも思えませんですしおすし」
クー子「…ニャル子、よかった」ギュゥゥゥゥ
ニャル子「うぇえええ!引っ付かないでくださいよ!
あんたは真尋さんとだけいちゃこらしてりゃあいいんですよ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 22:14:50.50 ID:2tLUnh+Z0<> ピンポーン
真尋「それで、ニャル子はこれからどうするんだ?」
ニャル子「さあ、どうでしょうかね?とりあえずここで、新しい出会いを探します!
二人の邪魔は一切いたしませんので、心配御無用!」
クー子「…ニャル子、無理しなくていいよ。たまには私とか…少年とか、貸してあげても」
真尋「ちょ、クー子!」
ニャル子「大丈夫ですって!そういうのは、なしなし!綺麗さっぱり忘れて!
私は二人の『家族』として生きるって決めたんです!」
クー子「…ならいいけど?寂しくなったら、言って?いつでも抱いてあげるよ?」
ニャル子「…話がこじれるんでクー子はしばらく黙りやがって下さい」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 22:18:07.49 ID:2tLUnh+Z0<> 真尋「ともかく、どこにも行かないんだな!」
ニャル子「行きませんよ!その代わり、この万年発情バカと仲良くしてやって下さい。
そうしないと、私が許しません。後、絶対に浮気しちゃダメですよ、特に私には」
真尋「それはない」
ニャル子「オイ」
真尋「冗談冗談、これからもよろしくな、ニャル子」
ニャル子「はい、よろしくです!」
クー子「…ずっと一緒にいてね」
ニャル子「なんか違う意味に聞こえるんですが」
真尋(よかった…一件落着、なのか?)
早いけどおしまい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/19(火) 22:52:28.54 ID:MeB2dR4DO<> うー!にゃー!
おつ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2013/02/21(木) 09:46:46.49 ID:OuwKgdt9o<> ニャル子もクー子もかわいいからね <>