VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:18:57.41 ID:/+vpMHTSO<>1――はじめまして。――
P「と言うわけで今日から君のプロデューサーになるPだ。よろしくね萩原さん」
雪歩「うえぇっ！？な、なんで男の人が……！」ｱﾄｽﾞｻﾘｰ
P「は、萩原さん？そっちには棚g」
雪歩「はわ！！？」ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｶﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｯｼｬｰﾝ
律子「何今の音は」
亜美「どうせまたはるるんっしょ→」
伊織「どうせ春香よ」
律子「それもそうね」
雪歩「いたた………ふぇ！？」
P「とと………怪我はないかな？」
雪歩(ち……近い……！というか抱き締められて………！？男の人に…………)
雪歩「……………す……」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
P「……ん？」
雪歩「失礼しますぅーー！！！」ﾎﾟｪｪｪｰｰ!!
P「」ﾎﾟﾂｰﾝ
P「……バッドコミュニケーション！」ｷﾘｯ
泣かせちゃいました。
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<>雪歩「ナキムシの凱旋」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:20:27.12 ID:/+vpMHTSO<> 2――レッスンですよ！レッスン！――
P(着いて来たは良いものの)
雪歩「！！」ｻｻｯ
真「いきなりどうしたの？雪歩……」
雪歩「……！！」Pﾕﾋﾞｻｼ
真「……まだ慣れてないの？」
P(すんごい警戒されてるなあ)
P(なんとか練習始めたみたいだけど)
真「〜♪」
雪歩「〜♪」
P(今の入り、少し遅れたな)
P(……差し入れでも用意してくるか)
P(静かに静かに)ﾊﾟﾀﾝ
雪歩「………！」
ﾊｲ、ｲｯﾀﾝｷｭｳｹｲｰ
雪歩「…………」
真「ん？どうしたの雪歩浮かない顔して」
雪歩「さっきね……プロデューサーが私をチラッと見てから部屋を出て行ったの……」
真「うん」
雪歩「また私何かミスしちゃったのかな……何か難しい顔してたし……」
真「そ、そんなことないよ！きっと何か用事ができたとk」
雪歩「こんなダメダメな私は穴掘って埋まってますぅー！！」ﾋﾞｪｪｪｰﾝ
真「ちょっと待って雪歩！ここは事務所じゃないから！」
ｶﾞﾁｬ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:21:07.91 ID:/+vpMHTSO<> P「お前らお疲れ様、差し入れだぞー……ってなんだこの穴！」
真「あ、プロデューサー！早く手伝って下さい！このままだと地下まで掘り進む勢いですよ！」
P「気付かぬうちにまたもやバッドコミュニケーション！」ｷﾘｯ
また泣かせちゃいました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2013/05/19(日) 15:25:36.50 ID:/+vpMHTSO<> 3――事務所の風景かなーって。――
雪歩「小鳥さん、お茶入りましたぁ……」
小鳥「あら、ありがとう雪歩ちゃん」
P(雪歩のお茶か……今まで一度も飲めた事ないな)ｶﾀｶﾀ
雪歩「律子さんもどうぞ……」
律子「ありがとう、いただくわ」
P(お盆の上にはもう湯飲みはない……今日もダメか)
雪歩「………！」ﾀﾀｯ
P(逃げるように給湯室に引っ込んでしまった)
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:26:09.27 ID:/+vpMHTSO<> 律子「ふう……では、お先に失礼します」
小鳥「私も失礼します。プロデューサーさん、戸締まりはお願いしますね」
P「お疲れ様です。………もう定時か」
P(この際だから、雪歩のスケジュールとか宣材とかの見直しでもしとくか)ｶﾀｶﾀ
ｶﾀﾝ
P「」ｲｯｼﾝﾌﾗﾝ
「あのぉー…………」
P「…………ん？」
雪歩「ぷ、プロデューサー……お茶、良ければどうぞ……！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
振り向いたら、雪歩が湯飲みを差し出していた。まるで薄着で南極にでも居るみたいにガタガタ震えていた。
まだ帰ってなかったのか、とか。もう定時だぞ、とか色々言うべき事はあったろう。
P「ありがとう、雪歩」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:27:07.68 ID:/+vpMHTSO<> 俺は素直に湯飲みを受け取っていた。そして俺が微笑んだかというところでまたソファまでズザザッと距離を取る。
P(給湯室まで離れないのは……どういう風に考えれば良いのだろうか)
P「ん………………美味いな、雪歩の淹れてくれたお茶は」
P(多分こういうことだろう)
俺が雪歩に背を向けてデスクに湯飲みを置いたのと同時くらいに、お盆を落とすけたたましい音が聞こえた。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:27:35.44 ID:/+vpMHTSO<> P「どうした！？」
雪歩「………あ……ふぇ………！」
慌てて振り返ると、床にペタンと座り込み、目を潤ませている雪歩の姿。
考えたくはないが、また何かやらかしてしまったのだろうか。
雪歩「ち……違うんです……！」
ふるふるとかぶりを振る雪歩。何が違うのだろうか。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:28:53.26 ID:/+vpMHTSO<> 雪歩「プロ……デューサーに………お茶が……美味しいって言われたら……緊張が切れちゃって………ふぇ………」
考えれば至極当然なのだろう。男が苦手だという雪歩がここまでするには筆舌しがたい葛藤があったろうというのは容易に想像がつく。
雪歩「いつも……お世話になってるから……なにかしなきゃいけないって……！」
毒気を完全に抜かれた俺に残ったのは、ただただ穏やかな感情だった。
P「別にそんなこと考えなくても、俺は雪歩がトップアイドルになってくれればそれで良いんだからな？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
雪歩「…………！！はぅ………！///」ﾌﾟｼｭｰ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 15:30:29.50 ID:/+vpMHTSO<> 顔を真っ赤にして涙ぐむ雪歩はこの上なく可愛らしい生き物だった。
P「雪歩さえ良ければこれからもお茶淹れてくれないか？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
雪歩「はい……はい……分かりましたぁ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
逃げたり穴掘ったりしないところを見ると、大分前進したのだろうか。
こくこくと泣き笑いで頷いている雪歩を見てそう思った。
またまた泣かせちゃいました。 <>
>>1<>sage<>2013/05/19(日) 15:32:30.61 ID:/+vpMHTSO<> 書き溜めここまでです。続きは夜になるか夕方になるか…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 16:26:17.06 ID:yluv1mJno<> 乙
雪歩の男嫌いってここまでひどいのか… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/19(日) 20:52:21.68 ID:gNHDgMGio<> 夜だぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 01:07:48.23 ID:OyC+2p9Oo<> 寝ちゃった？ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 01:28:49.36 ID:uJh2TyoSO<> ここからは即興になります
4――オフの風景ですよ！やーりぃ！――
P「……そうだ、スケッチブック切らしてたっけな……ん？あれは………雪歩か？」
雪歩「あ、ぷ、プロデューサー！文房具屋でなんて……偶然ですね……」
P(まだ少し固いけど目を見て話してくれるのは嬉しいな)
P「俺は衣装のデッサンするスケッチブックを買いにな。雪歩は？」
雪歩「私はノートですぅ。詩を書くのに沢山使ってて……」
P「そっか、そういや雪歩は詩が得意なんだったっけか」
雪歩「ととと得意なんて！あくまで趣味ですぅ！！//」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
P(かわいい) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 01:45:12.86 ID:uJh2TyoSO<> P(気付けばいつも泣かせてるからな。今日は上手くやらないと事務所での居場所がやばい)
雪歩(予想外の出来事ですぅ……でもでも、これはチャンスかも……)
P「店先に居てもしょうがないし、入るか」
雪歩「は、はい！」
店内
P「……えーっと……これと、……色鉛筆も補充しとくか」
雪歩「…あの、プロデューサー」
P「あ」
雪歩「？」
P「雪歩、デビューしたてとは言え、お前はもうアイドルなんだからプロデューサーはマズい。オフとかではP、って呼んでくれないか？」ﾋｿﾋｿ
雪歩「……！！近いですぅ……！」ﾜﾀﾜﾀ
P「あ、すまん。で、どうだ？」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 01:55:35.40 ID:uJh2TyoSO<> 雪歩「うう……分かりました、P……さん……//」
P「よし、んじゃお礼に雪歩の分も俺が出すよ。会計行こうか」
雪歩「そ、そんな……悪いですよプロ………Pさん…！」
P「良いから良いから。最近外回りばっかりであんまり構ってやれなかったし、これくらいさせてくれ」
雪歩「分かりましたぁ………あ、あのぉ………」
P「ん？」
雪歩「あ、ありがとうございましゅ！………！///」
P(噛んじゃった)
雪歩「っ〜！！！」ｽｺｯﾌﾟﾄﾘﾀﾞｿｳｶｶﾝｶﾞｴﾁｭｳ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 02:06:27.46 ID:uJh2TyoSO<>
店外
P「はいこれ雪歩のな」
雪歩「あ、はい……//」
P(まだうつむいてる)
雪歩(恥ずかしいよぉ……プロデューサーの前で噛むなんて……)
P「……あー、雪歩。これからなんか予定はあるのか？」
雪歩「……へ？あ、ありませんけど……」
P「じゃあ散歩がてらその辺ぶらぶらしないか？」
雪歩「え………それって……」
P「そうそう。デートのお誘いってやつ………あ」
雪歩「」ﾌﾞﾙﾌﾟﾗ
P(あ、これアカン奴や) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 02:13:58.79 ID:uJh2TyoSO<> P「はは……今のは冗談「お願いしますぅ！！」……え？」
P(叫んだー)
ｶﾞﾔｶﾞﾔ72ｱﾚ
ｱﾗｱﾗﾁﾜｹﾞﾝｶ?
ﾜｯﾎｲﾋﾟﾖﾋﾟﾖｷﾞﾙﾃｨｳｯｳｰ
P「よし！じゃあ行こう雪歩！」ｸﾞｲｯ
雪歩「ひゃあ！？//」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 02:27:21.87 ID:uJh2TyoSO<> P「はあ……随分走ったな……雪歩、大丈夫か？」
雪歩「ぽぇー…………//Pさん、手………//」
P「ん！？わ、悪い！」
ﾊﾟｯ
雪歩「……あ」
P「あ……ゴメンな」
雪歩「いえ……」
雪歩(………………ちょっとだけ、残念かも)
P「しかし、ここどこ…………ってよく美希がサボってる紅えn……公園か」
雪歩「あの、Pさん……」
P「ん？」
雪歩「…………もう一回……」ｽｯ
P(差し出される汗ばんだ手、それに負けず劣らず火でも噴き出しそうなくらい真っ赤な顔)
P(これはヤバい)
P「お……お安い御用しゃ！」ｷｭｯ
雪歩(あ。噛んだ) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 02:43:58.27 ID:uJh2TyoSO<> 雪歩(少しでも良いから変わらないと……じゃないと)ｷｭｯ
P(噛んだ。噛んでしまった)ｽﾞｰﾝ
雪歩(大丈夫……怖くないし、安心できる)ｷﾞｭ
P「…………雪歩？そろそろいいか？」
雪歩「あ……はい、もう大丈夫ですぅ」ﾆｺｯ
P「…………」
雪歩「…………」
P「雪歩さん？」
雪歩「はいぃ！今離しますから！」
ﾊﾞｳﾊﾞｳｯ
ｳｷﾞｬｰﾏﾂﾝｻｲﾇﾐｰ
P雪歩「え？」
響「あ！はいさーい！雪歩にプロデューサー！いぬ美捕まえてくれ〜！」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 02:52:04.49 ID:uJh2TyoSO<> いぬ美「〜♪」ｼﾞｬﾝﾌﾟforﾕｷﾎ
雪歩「…………………ひいゃあああああ！！！」ﾃﾂﾅｲﾀﾞﾏﾏﾀﾞｯｼｭ
P「雪歩ぉ！？ひきぃ！ずられ！てまっすぅ！？」ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ
響「二人とも逃げないで捕まえてくれさー……！！」ｳｴｰﾝ
雪歩「犬は………犬はまだダメなんですぅ〜！！」ﾋﾞｪｪｪ
P「待って雪歩！Pが！このままだとPが削れて『っ』になるから！」ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ
またまたまた泣かせちゃいました。 <>
1<>sage<>2013/05/20(月) 02:57:45.43 ID:uJh2TyoSO<> 全何話になるんだろ。というか書き溜めと即興が対して質変わらないってどんだけ推敲不足なのorz
あと本当に遅刻すいません <>
1<>sage<>2013/05/20(月) 03:02:26.92 ID:uJh2TyoSO<> ……曲ネタ拾ってくれたら嬉しいかなーって(ﾁﾗﾁﾗ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 03:26:10.04 ID:OyC+2p9Oo<> 乙
このP…Pヘッドか…
>>22
凱旋するまでに決まってるだろ？ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 17:56:57.74 ID:z0zBQqYNo<> おつん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/05/20(月) 20:59:38.86 ID:aADaD0bJo<> 乙ー <>