VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 03:05:25.70 ID:7RgAA5Reo<>美玲「はぁ? 何言ってんだオマエ」

みちる「あははー! プロデューサーはいつもいきなりですねー!」

菜々「彦星と織姫! ロマンですよね☆」

裕子「星の力を借りた超能力! こ、これは新しいかも…っ!」

小梅「お、お札に…、ね、願い事を書く、の、呪いだよね…」

P「後半おかしくない!?」


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<>モバP「おい、七夕だぞ七夕」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/07(日) 03:10:55.69 ID:7RgAA5Reo<> http://upup.bz/j/my12255tJlYtgQuflcHLw0c.jpg
http://upup.bz/j/my12254QeiYtQ6sU3f2BjI_.jpg
早坂美玲(14)

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大原みちる(15)

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安部菜々(17?)

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http://upup.bz/j/my12262FBBYtgcx9O92pv7A.jpg
堀裕子(16)

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白坂小梅(13)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 03:23:11.13 ID:7RgAA5Reo<> 裕子「プロデューサー、竹はないんですか?」

P「さすがに事務所に竹担いではこねえよ」

菜々「えーっ! ナナ、短冊書きた〜いっ」

みちる「竹よりパンがいいですね!」

小梅「じ、字を書く、こ、ことによる…じ、呪法…?」

美玲「はッ! バッカじゃないのッ!」

P「よーしそれじゃあ各自出かける準備しろよー」

美玲「ムシすんなよッ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 03:28:28.19 ID:7RgAA5Reo<> P「ほら美玲も行くぞー」

美玲「手を掴むな、ガルルーッ!」

P「はいはい怖い怖い」

小梅「く、車で、い、行くの…?」

P「ああ」

裕子「いっちばんのりー!」

菜々「はーい美玲ちゃんはナナと乗りましょうね☆」

みちる「じゃあフゴフゴあたしはフゴフゴ席で」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 03:36:36.90 ID:7RgAA5Reo<> 裕子「プロデューサー! どこに行くんですか?」

P「ちょっと行ったところでさ、自治体で七夕行事やってるところがあるんだ」

菜々「えっもしかして本物の笹ですか!?」

P「うんそう。忘れ物ないな? しゅっぱつー」

裕子「おー!」

小梅「わくわく…」

みちる「フゴフゴ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2013/07/07(日) 03:39:10.16 ID:qH1jWcyn0<> 見てるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 03:41:18.62 ID:7RgAA5Reo<> 菜々「わぁーっ本物の笹に短冊かけるなんて小学校以来かも♪」

P「俺もだ。ずいぶん昔の話だけどな」

菜々「そうですねー…ってナナはここここの前みたいなもんですけどね!」

小梅「か、書く呪と、い、いえば、み、耳無し芳一が、ゆ、有名かな…」

みちる「あっパン屋さんですよプロデューサー!」

P「また今度な」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 03:49:24.80 ID:7RgAA5Reo<> 美玲「…なんでそんなことしなきゃいけないんだよ」

菜々「美玲ちゃん、七夕きらいなの?」

美玲「だって、星がお願いを聞いてくれるわけないだろ。あんなのムダだッ」

裕子「えっ」

小梅「ほ、星といえば、や、やっぱり占星術だよね…」

みちる「パン食い術?」

P「頼むからあんまり零さないでくれよ、みちる」

みちる「任せてフゴフゴ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 03:58:35.84 ID:7RgAA5Reo<> 裕子「そういえば菜々さん! ウサミン星は織姫と彦星と近いんですか!」

菜々「えぇっ! あーうーえーと、う、うんっご近所さんですっ♪」

小梅「お、織姫は25光年…、ひこ、彦星は、16.8光年の、き、距離があるけど…」

みちる「あははー! 近いのか遠いのかよくわかりませんねー!」

P「みちる零すなって!」

美玲「フンッ!」

P「まぁ気にすんなよ美玲。ちょっとした遊びだ。紙を笹にくくるだけだよ」

美玲「仕事じゃないならオマエのいうことを聞かなくてもいいだろッ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 04:02:12.16 ID:7RgAA5Reo<> 菜々「ち、ちょっと美玲ちゃんっ?」

美玲「そうだろ! ウチはウチの好きなようにやるッ」

P「まぁそれもいいけどな。でもさ、たしかに仕事じゃないけど、みんなこういうことも体験しておくといいと思うんだ」

小梅「た、体験…?」

P「そう。だからさ、みんなでやってほしいし、みんな連れてきたんだ」

美玲「……」

みちる「フゴフゴですよね!」

P「みちる食べてるときは喋らない」

みちる「フゴ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/07(日) 04:02:37.54 ID:7RgAA5Reo<> 寝るーまた今晩 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/07(日) 06:59:09.31 ID:Q5WnWTuCO<> 小梅ちゃん、呪いやのうてお呪(まじな)いにしとこう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 21:34:08.34 ID:0afD9nPvo<> P「そういえばみんなお腹すいてないか?」

みちる「すいてます!」

P「嘘だろ…」

裕子「ご飯ですか? いいですね!」

菜々「ナナはもう食べちゃいましたねー」

小梅「ごはん…た、たべたい…」

P「うっし、どっか寄るか。美玲は飯食った?」

美玲「…食べてない」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 21:50:32.75 ID:0afD9nPvo<> みちる「パン屋さんがありますよ!」

P「んーどこにしよっか」

裕子「あっ! プロデューサープロデューサー!」

菜々「ゆっ裕子ちゃん座席叩かないでっ」

P「どうした裕子」

裕子「あそこ! 冷やし中華! 食べたいです!」

P「ただのファミレスだけど、まぁいいか。じゃあ入るわ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 22:06:18.01 ID:0afD9nPvo<> 「いらっしゃいませー! 何名様でしょうか?」

P「6人で、禁煙で」

「はい、こちらのお好きな席にどうぞ!」

P「ほら、座った座った」

菜々「あの『いらっしゃいませ』っていうのに反応しちゃうんですよねぇ」

小梅「ど、ど、どうして…?」

菜々「えへへぇ、メイド喫茶時代の癖が残っちゃってて」

みちる「むう、パンがないなんて!」

裕子「念力でボタンを押すっ! むむむむっ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/07(日) 22:43:11.69 ID:DXM5m/XE0<> 17歳なのにバイトしていたうさみんは偉いなあ(遠い目) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 23:37:30.28 ID:0afD9nPvo<> P「わかった、わかったよ。あとでパン屋に寄ろうな、みちる」

みちる「ほんとですかっ! やったー!」

菜々「小梅ちゃんは注文するもの決めた?」

小梅「ぷ、プロデューサーさんと、お、同じの…」

P「ん、小梅も冷やし中華か」

裕子「私も! 私もですっ!」

菜々「美玲ちゃんは?」

美玲「ウチは…、オムライス」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 23:42:54.96 ID:0afD9nPvo<> P「えぇーと、冷やし中華がみっつと、このオムライスひとつと、菜々はなんだっけ?」

菜々「パンケーキをひとつお願いします♪」

P「以上で…」

みちる「あと、ハンバーグとエビフライのBセット、シーフードピザ、マカロニグラタン、杏仁豆腐をひとつずつ!」

P「……」

「以上でよろしいでしょうか?」

みちる「はいっ!」

P「はい…」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/07(日) 23:49:06.36 ID:0afD9nPvo<> 裕子「いただきまーす!」

P「裕子、店のスプーンは曲げるなよ」

小梅「えへへ…ぷ、プロデューサーさんと、い、一緒…」

菜々「パンケーキとか見ると『LOVE!』とか書きたくなっちゃいますね! キャハッ」

P「おらタバスコ使えよ菜々」

みちる「ばりばりがぶっこれはなかなかフゴフゴむしゃもしゃですね!」

裕子「冷やし中華おいしーっ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 00:00:31.33 ID:Xg7KQ2HGo<> P「美玲、それ美味いか?」

美玲「なんだよ、あげないかんなッ」

P「一口くれよ。冷やし中華あげるから」

美玲「しッしかたないな! ほらッ」

P「おぉ。んむっ、美味いな!」

小梅「あ、わ、私も…」

菜々「小梅ちゃん、プロデューサーと一緒だから…」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 00:08:26.59 ID:Xg7KQ2HGo<> みちる「あれ? まだ食べてるんですか?」

小梅「う、うん…」

P「やっぱり小梅にはちょっと多かったか」

裕子「ごちそうさまでーすっ!」

美玲「はあ、美味かった…」

菜々「もしかして、みちるちゃん…」

みちる「はいっ! あたしに任せて頂ければ!」

P「お前腹の中どうなってんの?」

みちる「あははー! 幸せーっ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 00:15:32.13 ID:Xg7KQ2HGo<> P「みちる連れて行くと食費が2倍だぞ」

みちる「プロデューサー! 2倍ですよ、2倍!」

P「なんだそりゃ。そんじゃ会場の公園に向かうぞー」

みちる「えぇっパン屋さんに寄ってくれるって言ったじゃないですか!」

P「まだ喰うの!?」

菜々「小梅ちゃんだいじょうぶ?」

小梅「う、うん…お腹いっぱい…」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 00:21:46.17 ID:Xg7KQ2HGo<> P「3倍だったわ」

裕子「私の超能力でプロデューサーの持ってる紙幣をぜんぶ消して見せましょうか!」

P「やめてください」

菜々「みちるちゃん、恐ろしい子…っ!」

美玲「ふあぁ…ねむ」

みちる「やっぱり焼きたてのパンは最高ですねーっ!」

小梅「あんなに、た、食べられるなんて、す、すごい…」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 00:27:22.24 ID:Xg7KQ2HGo<> P「はい着いたぞー。なんだ、美玲寝てんのか?」

美玲「むぐ…ね、寝てないッ」

P「よだれ垂れてんぞ」

美玲「っ!」

P「ははは、嘘だよ」

美玲「なッ! このォーひっかくぞッ!」

P「いいからさっさと降りろ。後ろの二人が降りれんだろ」

<> 七夕終わってんじゃん…<>saga<>2013/07/08(月) 00:36:16.88 ID:Xg7KQ2HGo<> 裕子「見てください! あの竹! おっきいです!」

みちる「おぉっけっこうもう短冊下がってますね!」

菜々「ふわー、これは大掛かりですねぇ」

P「竹林から切り出しただけらしいけどな。はい、短冊とペン」

小梅「じ、呪文を、と、唱えながら、書く…?」

美玲「呪文ってなんだよ…」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 00:47:11.25 ID:Xg7KQ2HGo<> 美玲「ん…どうしようかな…」

小梅「え…? そ、それはちょっと、は、恥ずかしいような…」

菜々「小梅ちゃんは誰とお話してるのかな…?」

裕子「目指せ! トップサイキッカー!」

みちる「あっ屋台がありますね! 行きましょう!」

P「書いたら結んでけよー」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 00:53:07.45 ID:Xg7KQ2HGo<> 裕子「よっと!」

P「裕子はなんて書いたんだ?」

裕子「もちろん、スーパーなトップサイキッカーになれますように! です!」

P「おいおい…」

裕子「プロデューサーは?」

P「俺はもちろん、みんながトップアイドルになれますように、だよ」

裕子「おおーっさすがですね! 忘れてました!」

P「忘れんなよ!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 01:02:20.44 ID:Xg7KQ2HGo<> みちる「あれ、まだ書いてないんですか?」

菜々「なんかさっきも聞いた気がする…」

美玲「なんだよ! 見んなよッ!?」

みちる「フゴフゴ、あははー、見てもお腹は膨れませんからねー!」

菜々「それじゃナナも結んでこよーっと♪」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 01:10:22.20 ID:Xg7KQ2HGo<> 小梅「んっ…」

P「どうした小梅。結びにくいか? やってやろうか」

小梅「あ、だ、だいじょうぶ…あっ!」

P「おっと! 今日は風が強いな」

小梅「あ…み、見ちゃだめ…!」

P「あ、すまん。…だいじょうぶだよ小梅。俺はちゃんと小梅のそばにいるから」

小梅「あっ…そ、それ、あ、あの子が、そ、そう書くといいって…だ、だから…っ」

P「そ、そうか」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 01:21:53.95 ID:Xg7KQ2HGo<> P「最後はこの竹を運んで、川に流します」

美玲「へえ、流したりするのか」

小梅「な、流しちゃうの…」

みちる「さよーならー!」

裕子「私の野望よ海へと届け!」

菜々「ナナ、燃やしたことしかないですね」

P「さー帰ろう!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 01:28:58.09 ID:Xg7KQ2HGo<> P「…菜々、うしろはどうなってる?」

菜々「あは、みんな寝ちゃってます♪」

小梅「すぅ…すぅ…」

みちる「フゴ…フゴ…」

美玲「むにゃ…んむ…」

裕子「…えすぱあ…むん…っ」

P「なんかハンドルの調子悪いな…」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 01:36:30.41 ID:Xg7KQ2HGo<> 菜々「プロデューサーさん、美玲ちゃんがなんて書いたか、知ってますか?」

P「いや? かたくなに見せようとしなかったからなー」

菜々「ふふっ、『ずっとみんなといられますように』って書いてあったんですよ♪」

P「へえ?」

菜々「可愛いですよね♪」

P「ああ、まったくだな」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/08(月) 01:39:27.15 ID:Xg7KQ2HGo<> P「ちなみにみちるは『パン』と大きく書いてあったんだが」

菜々「あはは、みちるちゃんはブレないですね」

P「菜々はなんて書いたんだ?」

菜々「ふふ、秘密っ、です! ピピッ!」



―――
――

『プロデューサーさんと一緒に、アイドルを楽しめますように☆』





おしまい
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/08(月) 01:40:25.84 ID:Xg7KQ2HGo<> ありがとござましたー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/08(月) 12:40:26.04 ID:gB/oDl/h0<> 乙
パンキチはいつだってパンキチかわいいww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/08(月) 19:07:39.10 ID:NPbbgWL1o<> おつ <>