VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/07/24(水) 19:39:25.40 ID:OnkAkedm0<>


アナウンサー『昨夜、○○のビルの屋上から飛び降りた少年の遺書らしき物には、
『イェェガァァ、自由の翼、立体起動』など、とあるアニメの……』


女「……で?この少年って」

男(幽霊)「はっ!この男のことであります!」


女「成仏しろよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374662365
<>男「アイキャンフライ!俺は自由だ!」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/24(水) 19:41:32.68 ID:OnkAkedm0<>
男「えぇ……どうやって?」

女「しらねぇよ」スパァ

男「あ、未成年がタバコはダメだよ」

女「あいにく今年22だ」」

男「…え、どう見たって幼女…」

女「あ?!少なくとも中○生にはみえるわ!」

男「あ、でも幼いって自覚あるんだ」

女「遺伝だよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/24(水) 19:43:26.35 ID:OnkAkedm0<>
女「おら、この写真」

男「ん〜?……中学生と貴方の写真?」

女「去年の家族写真だ」

男「…遺伝すげぇ」

女「そんな事よりお前…なんで俺の所いんの?」

男「ん〜…君がかわいいから?」

女「はぁ…なんだそれ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/24(水) 19:45:24.16 ID:OnkAkedm0<>
女「とりあえず寝かせろ…明日も大学なんだ」

男「あ、おつかれでーす」








女「…なぁ」

男「はい」

女「…そこに浮いてられっと寝れないんだが」

男「あぁ…どうしたら?」

女「消えろ」

男「無理って言葉知ってます?」

女「馬鹿にしてんのか?」

男「いえ、滅相もない」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/24(水) 19:47:17.99 ID:OnkAkedm0<>
男「と、とりあえず…違う部屋いきますねぇ」スゥゥ




女「あいつ通り抜けるのか…てか幽霊だよな?」

女「……」ゾクゾク

女「ね、寝よ」

『 PM 8:30 』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/07/24(水) 19:50:45.55 ID:ObvEXs8H0<> ここからどう展開していくのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:28:32.79 ID:J2c1wTZr0<>
PM9:12

男「………」


PM9:30

男「……」

PM11:30

男「……まったく…眠くならない」

男「ひまだぁああ!!」

バンッ!

女「うるせえ!」

男「さませぇん!」土下座

女「することないならテレビでも見てやがれ」

男「テレビに触れないんです…」

女「ッチ…音量は5な…んじゃ」

男「ありがとうございますぅ」

AM 2;00

テレビ『貞子「ア”ァ”ァ”ァ”ァ”ア”」』

男「……」ガクガクガク

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:30:02.74 ID:J2c1wTZr0<>
AM6:30

女「ふぁぁあ」

男「おはようございます」スゥ

女「ひゃ?!…な、なんだ…お前か……やつれたな」

男「そうですかね?…ハハ」

女「どうだった?貞子、おもしろかった?」

男「知っててかけてたのか!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:31:18.47 ID:J2c1wTZr0<>
女「いや…見たかったけど、眠かったから」

男「酷い酷い…」

女「で?感想は?」

男「成仏するところだったでしょ!」

女「そのまましろよ」

男「呪いますよ…まったく」

女「あ?」

男「ウソデススミマセン」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:33:26.25 ID:J2c1wTZr0<>
女「で、これからどうするか…だが」

男「大学いくのでは?」

女「それだよ…お前どうするんだ?」

男「さぁ…わかりません」

女「う〜ん……まぁ一応ついてこい、大学に」

男「いいんすか」

女「すこし実験したくてな」

男「じ、実験…」

女「すこし利用させろ…夜中のテレビの電気代をチャラにしてやる」

男「幽霊に払わせる気だったのか」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:35:17.42 ID:J2c1wTZr0<>
AM 9:15

大学━━

男「でかいっすねぇ」

女「まぁな…これでも頭のいい学校にかよってるんだぜ?」ドヤァ

男「ほぇぇ……」

女「あ、こっちこい」

男「あ、はい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:38:20.02 ID:J2c1wTZr0<>
女「おーい!先輩!」

先輩「お?…おぉ、女か」

女「私だ、で、先輩さ」

先輩「なんだ?金か?いくら欲しい?」

女「ちげーよ、確かに欲しいけど今は違う」

先輩「お前が金がらみじゃなく俺に話しかけるとは…珍しいな」

男「女さん…金づるが先輩なんですか」

女「ちげぇよ!」

先輩「ん?用がないのか?用もないのに話しかけてくれるようになったのか…うれしいなぁ!」

女「うわ!泣くなキモイ!」

先輩「き、きも……」ガクッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:41:00.66 ID:J2c1wTZr0<>
女「でさ、先輩」

先輩「なに…?」

女「先輩の家って寺だよな?」

先輩「そうだぞ…なんで?」

女「除霊とかできる?」

先輩「できるけど…効果は期待できないよ」

女「そこは効果あると売れよ」

先輩「だって今まで除霊見てたけど、7回中3回しか払えなかったし…」

女「なんか見えてる口ぶりっすね」

先輩「みえるよ?」

女「へぇ〜…え?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:43:07.68 ID:J2c1wTZr0<>
女「え、みえるって…」

男「まじで?」

先輩「………あぁ!そういうこと!」ハハハハ

女「え、なにが」

先輩「お前w」

女「は、はい」

先輩「その背後の男の霊に憑りつかれたとおもってんだww」

女「え、えぇ……ちがうの?!」

先輩「お前、それ……守護霊ww」

女「ウソ?!」

男「mjd」

先輩「マジマジ」コクコク <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:47:44.81 ID:J2c1wTZr0<>
先輩「にしても…守護霊見えるって奴は初めて見たな…悪霊とかちらっと見たことある奴ならいたけど」

女「お前…守護霊なのかよ」

男「え、でも…なんでわかるの?守護霊って」

先輩「守護霊はねぇ、顔とか体がちゃんとしてるんだよ」

男「ちゃんと?」

先輩「ほかの霊は死んだ時の状態でいるから、どこか血が出てたりするんだよ、まぁ例外もあるけど」

男「お、おれは…成仏できないの?」

先輩「いや、できるよ」

先輩「守護霊なんて望まずになる奴もいるからな」

女「ど、どうすれば?」

先輩「任せとけ、我がサークルにはいれば教えよう」

女「え……いや…それは」

男「入ります!女さんが!」

女「おま?!」

先輩「君はわかるようでうれしいよ…握手だ」

男「でも俺触れない…」

先輩「あ、そっか…すまんw」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/07/25(木) 16:51:16.20 ID:J2c1wTZr0<>
サークル『オカルティ〜』

男「…ネーミングセンスを疑いますね」

先輩「それは立ち上げた先代に言ってくれ…」

女「いやだ!入りたくない!」

先輩「まだ言うか…もう決まったんだ…ほら」つボイスレコーダー

『先輩「女…はいってくれるんだな?私のサークルに」
女「…はい…はいります」』

ブチッ

先輩「…な?」

女「いつのまに…」

先輩「それにこいつも成仏したがってるし」

男「え?…あぁ、そうそう成仏したい」

女「てめぇ…」 <>