VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 01:46:42.17 ID:BMfR5kOqo<>あるところに、うさぎがいました。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375894002
<>うさぎのいちにち
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 01:48:13.45 ID:BMfR5kOqo<> あさになると、うさぎはめをさまします。
そして、たいようにむかってあいさつをします。
すると、たいようもわらってあいさつをします。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 01:49:12.53 ID:BMfR5kOqo<> うさぎは、まず、たいそうをはじめます。
いち、に、いち、に。
からだをうごかすと、きぶんがよくなります。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/08(木) 01:51:02.69 ID:BMfR5kOqo<> たいそうをおえ、ごはんをたべます。
きょうのあさごはんは、だいこうぶつの納豆巻きカレー風味です。
うさぎは、おかあさんにありがとうといいました。
おかあさんは、うれしそうにかおをゆるめました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 01:54:28.12 ID:BMfR5kOqo<> うさぎは、はをみがくことがしゅみです。
いきがいといってもいいかもしれません。
はをみがいていると、ひよこちゃんがあそびにきました。
うさぎは、ひよこちゃんのことがだいすきです。
どこがすきかって?いや、そりゃむねとかさ… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/08(木) 01:58:14.20 ID:BMfR5kOqo<> うさぎは、ひよこちゃんとまちにでかけました。
きょうはどこにいくの?とひよこちゃんにきくと、かいものにいきたいの。といいだしました。
どこへいくの?
せいゆう。
そんなかいわをしていると、なまずくんにであいました。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:01:15.27 ID:BMfR5kOqo<> なまずくんは、いつもサングラスをかけて、ラジカセをかついでいます。
そのいかついふうぼうから、いちぶではガチホモなのではないかとうわさされています。
「へーイユーたち。きょうもおあついねえ」
うさぎは、ふゆなのになにをいっているんだこのぎょるいは、とおもいました。
ひよこちゃんは、となりであかくなってうつむいていました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:03:33.08 ID:BMfR5kOqo<> 「ハハハ。そういえば、むこうのこうさてんで、なにかあったみたいだぜ。いってみないか?」
なまずくんは、いいました。
うさぎがひよこちゃんをみると、ひよこちゃんはうなずきました。
「それじゃあ、いってみようか。」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:06:52.63 ID:BMfR5kOqo<> こうさてんには、ひとだかりができていました。
うさぎたちはひとだかりをかきわけ、そのちゅうしんをのぞきました。
そこには、いんせきがおちていました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:13:38.54 ID:BMfR5kOqo<> しばらくみていると、いんせきがわれ、なかからいっぴきのかえるがとびだしてきました。
かえるは、そらをとびました。
『私は蛙。貴様達に罪は無いが、私のために死んでもらおう。』
そういうと、かえるはからだからひかりをはなち、あたりをやきつくしました。
「チッ…やっぱり、そう簡単にもとの生活には戻らせてくんねえってか…」
なまずくんはきんとれをしていたので、たすかりました。
うさぎとひよこちゃんも、たすかりました。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:22:55.56 ID:BMfR5kOqo<> 「へっ、そうだなぁ、なまずくん。せっかく歯磨きに専念できると思ってたのによォ…」
「あら、仕方ないじゃない。"世界の核心"に近づいてしまった以上は、平穏無事には暮らせないわ…」
『やはり貴様達、"チームシグマ"の者達か…』
「ハハッ、俺達も有名になったもんだな」
『この世界で貴様達の名を知らんものはいないだろう。八年前。何をしたか忘れたとは言わさんぞ?』
「いや、そんな昔の事忘れちまったね。俺達は今に生きてるんだ」
『とぼけるな。貴様達はあの日、私の仲間を皆殺しにした!あの日私は、復讐を誓ったのだっ…!』
「ハハハ。軍隊を壊滅させた事なんて、ありすぎていちいち覚えてらんねーぜ。残念だったな、ボーイ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:25:46.62 ID:BMfR5kOqo<> 『貴様らァ…舐めやがってぇ…!全員まとめて灰にしてやる!』
「おお、怖い怖い。灰にされたくはないから、仕方なく戦わせてもらうかね…」
そして、なんなくかえるをたおしたうさぎたちは、せいゆうへむかいました。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:26:23.60 ID:BMfR5kOqo<> なまずくんは、じゅんしょくしました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:27:50.11 ID:BMfR5kOqo<> うさぎは、きょうはなにをかうの?とききました。
ひよこちゃんは、ふくとしょくりょうひんをかうといいました。
うさぎは、PCエンジンをかってもいい?とききましたが、むしされました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sag<>2013/08/08(木) 02:31:34.41 ID:BMfR5kOqo<> 「ねぇっ、うさぎくん。この服どうかな?」
ひよこは、少し照れたような顔で、試着した服を見せる。
「う、うん。いいんじや、ないかな…」
うさぎは、ひよこを直視することができなかった。
「もう!うさぎくん、しっかりみてよ!」
「あ、ああ、ごめん。その、可愛いと思うよ」
「え?ほ、本当?」
「う、うん。」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/08(木) 02:39:27.43 ID:BMfR5kOqo<> ひよこはその後、ずっとにやけた顔をしていた。
西友を出た二人は、どこにいくでもなくぶらぶらと歩き回る。
そして、いつも二人で遊んでいた土手に着いた。
「ねえ…ここで昔した約束、覚えてる?」
「約束?」
「も、もしかして忘れたの⁉」
「あ、いや、その、えーっと…」
「はあ…呆れた。指切りまでしたのに…」
「ごめん…」
「まあ…アンタガそういうやつだってこと、わかってたけど…」
「ど、どういういみだよ」
「鈍感ってことよ!バーカ!」
ひよこは、夕日を背に駆け出す。
まるで、あの日のように。
うさぎは、変わらずに太陽が二人を包んでいることに、幸せを感じていた。
うさぎの一日 〜あの夕日と、思い出の指切り〜
完 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/08(木) 02:42:51.58 ID:BMfR5kOqo<> くぅ〜疲 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/08(木) 06:01:23.50 ID:1RnVaeoAO<> …… <>