VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:11:20.40 ID:Nz05ixMJ0<>真姫「う・・・うぅぅぅぅぅんん・・・」
真姫「あれ・・・?ここ、学校の中庭・・・?」
真姫「わたし・・・こんなところで寝てたの・・・?」
真姫「ああ・・・あたまいたい・・・」
真姫「・・・・・・」
真姫「今何時?」
真姫「私・・・何してたの・・・?」
真姫「思い出せない・・・」
真姫「・・・・・・」
真姫「静かね・・・」
真姫「どうしよう・・・とにかく昇降口のほうに・・・」トコトコ
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<>真姫「音ノ木がゾンビだらけに・・・」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:12:27.32 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「あっ、先生」
真姫「あの、先生。何かあったんですか?」
先生「・・・・・・」
真姫「先生?」
先生「・・・だ・・・きけんだ・・・」
真姫「どうしたんですか?」
先生「きけんだ・・・ここにいちゃいけない・・・」
真姫「???」
真姫「あの・・・みんなどこにいるんですか?」
先生「みんないない・・・いるけどいない・・・」
真姫「はぁ?」
真姫「あ・・・あの、私行きますね」トコトコ
真姫「なんなの?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:13:03.91 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
真姫「誰もいない・・・」
学校中を見回ったけど人はいない
時計は普通に授業をしている時間を指していた
今日は休み?いや、そんなわけない
真姫「何が起こってるの・・・?」
カンカン
真姫「足音?」
真姫「あ、あの!」
??「?貴方は?」
真姫「よかった、やっと人見つけた・・・」
真姫「自分がおかしくなったかと思っちゃった・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:13:37.99 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「あの、他のみんなはどこに?」
??「・・・もういないよ」
??「いや、いるけど・・・あれがいるって言っていいなら」
真姫「はぁ?」
??「貴方名前は?」
真姫「あ、西木野真姫よ。一年。貴方は?」
ことり「私は南ことり。二年生」
真姫「あ、あの、南先輩?」
ことり「ことりでいいよ」
真姫「ことり、あの、そのぉ・・・なんて言えばいいか・・・」
真姫「ちょっと着いて来てくれない?」
ことり「?うん」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:14:27.67 ID:Nz05ixMJ0<> 二階・教室
真姫「その・・・私さっきまで中庭で倒れてたみたいで」
真姫「目が覚めたら誰もいないし、先生も様子が変だったし」
真姫「何があったのか全くわからなくって」
真姫「今日って日曜日ってわけじゃないわよね?」
ことり「・・・何にも知らないの・・・?」
真姫「ええ、そうね。何かあったの?」
ことり「・・・・・・」
ことり「みんな死んじゃった」
真姫「えっ・・・?」
ことり「町にゾンビが襲ってきて、学校のみんな食べられて死んじゃったの」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:15:14.16 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「・・・ふふふ、何言ってんの?ぷぷ・・・」
ことり「笑い事じゃないよ」
ことり「アウトブレイクが起こったんだよ。ここでも」
ことり「もう音ノ木も終わり。ここは凄く危険。何とか逃げなきゃ」
真姫「・・・・・・」
真姫(やっぱり日曜日で学校休みなのかな?)
真姫(こんなおかしな子なら日曜日に学校来てもおかしくないか)
真姫(はぁ・・・なんなの?マッタクー)
真姫「私帰るから」
ことり「・・・帰る場所、あるの?」
ことり「多分音ノ木は全域ゾンビに埋め尽くされちゃってるよ」
ことり「真姫ちゃんの家は大丈夫なの?」
真姫「付き合ってられないわ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:16:05.89 ID:Nz05ixMJ0<> キャー
真姫「え・・・何・・・?」
ことり「・・・・・・」
真姫(・・・窓の外から聞こえたわ)
生徒「やめて!!やめてーー!!!」
生徒「きゃああああ!!!はなしてー!!」
真姫「」
私が見たのは血と傷だらけの音ノ木の生徒が音ノ木の生徒を食い散らかしている光景
生徒は血を大量に流し倒れて動かなかった
真姫「えっ・・・えっ・・・?」
傷だらけの生徒は動かなくなった子をまるで犬が餌を食べるように噛み付いていた
ことり「見たでしょ」
ことり「みんなゾンビになっちゃった」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:16:57.06 ID:Nz05ixMJ0<> ゾンビ「アァァァァァ・・・」
真姫「ひっ!」
ゾンビはこちらに狙いをつけた
届きもしないのに手を上げて唸る
それに釣られて他のゾンビも集まってきた
真姫「や・・・やだ・・・なんなの・・・?」
ことり「あの子見てて」
そう言ってことりは食い殺された女の子を指差す
死んだはずの女の子が起き上がり他のゾンビと同様、私を襲おうとしている
真姫「なに・・・?なんなの?ねぇ、あれなんなのよ?どうなってんの?」
ことり「言ったでしょ。アウトブレイクがここでも起きたの」
ことり「真姫ちゃん。どうにかしてここから逃げるよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:18:00.91 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「に、逃げるって・・・どうやって・・・」
ことり「大丈夫。奴らは鈍いから走れば逃げれる」
ことり「噛まれさえしなければ何とかなるから」
ことり「真姫ちゃんこれ持って」
GET Weapon!
・モップ
ことり「もし掴まれそうになったらこれで押し返して。足を引っ掛けるのもありだよ」
ことり「こんなものでゾンビを倒そうとは思わないでね」
真姫「い、いや・・・あの・・・」
ことり「いい、真姫ちゃん。死にたくないでしょ?」
ことり「生きていたいなら戦うんだよ」
真姫「た、戦うって・・・私そんなことしたことないし・・・」
ことり「私もいるから大丈夫」
ことり「とにかく音ノ木から出るよ。目的地はないけどどうにか安全な場所を探そう」
真姫「え、ええ・・・わかったわ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:19:05.55 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「じゃあドアから・・・」
ガンッ!
真姫「ひっ!」ビクッ
ことり「ダメ・・・ドアからじゃ出れない」
真姫「じ、じゃあどこから・・・?」
ことり「う〜ん・・・」
ことり「窓から」
真姫「ま、窓?」
ことり「落ちないように気をつけてね」
真姫「本気で言ってんの!?」
ことり「」スタスタ
真姫「ちょちょ、待って!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:19:50.25 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
真姫「ひーっ!」
真姫「落ちちゃう!落ちちゃうよ!」
ことり「しっかり掴まってれば落ちないから落ち着いて」
ことり「ゾンビは音に反応するんだよ。あんまり大声出したら寄ってきちゃう」
真姫「えっ、そうなの?」
ことり「この特性をうまく利用して誘き寄せることもできる」
ことり「見てて」
USE!爆竹
ことり「それっ!」
パンパンパンパン!
爆竹の音に反応してゾンビが集まる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:20:35.93 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「真姫ちゃん!飛ぶよ!」
真姫「と、飛ぶ!?」
ことり「地面は軟らかいから大丈夫!」
ことり「えいっ!」ヒューン
スタッ
ことり「真姫ちゃん早く!」
真姫「え・・・えっと・・・」
真姫「それー!」
ドサッ!
ことり「行くよ!」
真姫「ま、待って!」
ダダダダッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:21:29.20 ID:Nz05ixMJ0<> ゾンビ「アアアアアアァァァァ」
ことり「見てて真姫ちゃん!」
ガンッ! ホームラン!
ことり「殺せなくても転ばせれば何とかなる!」
モップを股に掛けて膝が曲がるように持ち上げ!
ゾンビ「アアア」ドサッ
ことり「倒れてる奴にも注意して!」
真姫「うん!」
ダダダダッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:22:03.55 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「校門まで来たけど・・・」
ことり「あれ見て!」
真姫「バイク?」
タッタッタッタッ
真姫「運転手は?」
ことり「・・・もう死んでるみたい」
ことり「もうこの人にバイクは必要ないよ。必要としている人間が使うべき」
ことり「よいしょ」ガタッ
ことり「真姫ちゃん後ろ乗って」
真姫「うん」
ことり「しっかり掴まっててね」
真姫「バイクの運転なんかできるの?」
ことり「アクセルがわかれば運転できるよ」
真姫(ふ、不安だわ・・・)
ブゥゥゥゥゥゥン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:22:59.40 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
音ノ木坂学園・弓道場
海未「よいしょっと・・・」ガサゴソ
海未「穂乃果。準備できました」
穂乃果「ええ!?それで!?」
海未「な、何かおかしいですか?」
穂乃果「ゾンビの数はどれだけかわかってるの海未ちゃん!」
穂乃果「矢それだけじゃ絶対足りないよ!」
海未「仕方ないじゃないですか!この矢筒には二十本しか入りません!」
穂乃果「二十本じゃ学校も出れないよ!」
海未「矢を使うのは本当に必要になったときだけです!普段は・・・」
海未「これで何とかします」竹刀
穂乃果「む〜・・・でも矢はもっとあったほうが安心でしょ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 00:23:05.14 ID:ZwY0yRTyo<> μ's結成してなくて、真姫は他と面識なしな設定か
つか、ことり単独行動でしかも覚悟完了してるということは…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 00:23:11.60 ID:XFyqP0Tr0<> 期待
なんかHOTDを思い出すな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 00:23:54.20 ID:WtYY8CiRo<> 期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:23:54.28 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「これでも結構重たいんですよ?」
海未「ほら!持ってみなさい!」
穂乃果「あっ・・・ホントだ。重た」
海未「まさか穂乃果に持たせるわけにはいきませんし」
穂乃果「いいよ!これ一つくらいなら持てるよ!」
海未「本当ですか?もしやばくなったらこんなのすぐに捨てて逃げるんですよ?」
穂乃果「へへーん、海未ちゃんがいるから大丈夫だもん!」
海未「全く・・・私も穂乃果がいれば心強いです」
穂乃果「・・・・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 00:24:40.98 ID:ZwY0yRTyo<> おっと、と思ったら穂乃果と海未は無事だったか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:25:17.07 ID:Nz05ixMJ0<> 穂乃果「ことりちゃんも・・・居ればいいんだけど・・・」
海未「・・・・・・」
海未「穂乃果・・・ことりはどこかで必ず生きてます」
海未「あの子が死ぬ訳ないでしょ?」
海未「どこかでちょっこり会えますよ」
穂乃果「うん・・・そうだよね」
穂乃果「よし!落ち込んでる暇なんてないよ海未ちゃん!」
海未「落ち込んでたのは貴方でしょう」
GET Weapons!
穂乃果
・竹刀
海未
・竹刀
・弓
GET Ammo!
・矢(40)
GET Foods!
・穂むらまんじゅう(4)
・水筒(麦茶)
・アクエリアス(500ml) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:25:51.99 ID:Nz05ixMJ0<> ガンガン!
海未「!?ここも危険ですね」
海未「こっちのドアから逃げますよ!」
穂乃果「うん!」
ガチャ
海未「このあたりは少ないみたいですね」
穂乃果「とにかく音ノ木から出るよ!」
タッタッタッタッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:26:32.71 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
穂乃果「ハァハァ・・・待って海未ちゃん・・・」
海未「疲れてる場合ですか!」
海未「まぁ・・・この辺は居ないみたいですね。少し休憩しましょう」フゥ
穂乃果「あぁ〜!これ重いよ!」矢筒
海未「だから言ったでしょう?全く・・・」
ブゥゥゥゥゥン!
穂乃果「海未ちゃんあれ!」
海未「車です!何とか乗せてもらいましょう!」
海未「おーい!」
穂乃果「おーい!!乗せてー!!」
穂乃果「あっ!海未ちゃん!こっちに向かってくるよ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:27:21.75 ID:Nz05ixMJ0<> ブゥゥゥゥゥン!
海未「止まらずにですか!?」
海未「危ない!避けて!!」
穂乃果「キャーー!」
キキーッ!!
海未「あ、危なかった・・・なんて運転ですか・・・」
ガチャ
??「音ノ木の生徒・・・?」
海未「そ、そうです。貴方もですね?」
穂乃果「あの!お願い!私達も車に乗せて欲しいの!」
??「ダメだよ」
??「それより、そのバックを凛に渡すニャ!」包丁構え
海未「に、にゃ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:28:20.96 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「落ち着いてください。凛と言いましたね?私達はあなたを襲う気はありません」
穂乃果「そうだよ。凛ちゃん、今は人間同士で争ってる場合じゃないの」
凛「うっ・・・あの・・・」
凛「でも!でもでも!いいから早くそのバックを凛に渡して!」
穂乃果「落ち着いて。どうしてバックが欲しいの?」
凛「だって!かよちんが大変なの!」
凛「かよちんがちょっと熱出してお腹もすいたし喉も渇いたって言ってるの!」
凛「だから早くバックを渡して!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:32:00.02 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「わ、わかりました凛。バックを渡しますから・・・」手渡し
凛「そ、そうだよ!最初からそうしとけばよかったんだよ!」受け取り
ほのうみ(今だ!)
ガシッ!グイッ!
凛「ニャッ!?」
凛「や、やめて!放して!」
凛「ああ!凛の包丁が!」
海未「落ち着いてください凛。貴方が変なことをしなければ危害は加えません」包丁構え
穂乃果「そうだよ凛ちゃん。大丈夫。穂乃果たちは凛ちゃんの味方だよ」
凛「お、お願い・・・凛のことは殺してもいいからかよちんだけは傷つけないで・・・」
凛「お願い・・・お願い・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:32:37.02 ID:Nz05ixMJ0<> 穂乃果(車の中に・・・)
穂乃果「この子がかよちん?」
凛「あぁ・・・ごめんねかよちん・・・凛、かよちんのこと守れなかった・・・」
ゾンビ「アアアアァァァァ」
海未「あんまりのんびりしていられませんね・・・」
海未「穂乃果。車に乗ってください。凛も」
凛「り、凛も・・・?」
海未「ほら早く!運転は任せてください」
ガチャッバンッ ブゥゥゥゥゥン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:33:59.34 ID:Nz05ixMJ0<> 海未(運転なんてしたことないですが何とかなりますよね?)
海未「ラッキーでしたね。まさか車が手に入るなんて」
花陽「凛ちゃん・・・?この人たち、誰・・・?」
凛「ごめんねかよちん・・・」
穂乃果「あなたがかよちん?」
花陽「えっ!?あ、あの・・・そうです・・・」
穂乃果「私は穂乃果。こっちは海未ちゃん。よろしくね」
花陽「あっ、小泉花陽です・・・よろしくお願いします・・・」
穂乃果「かよちんはお腹すいてるって言ってたよね」
穂乃果「はい!これあげる!凛ちゃんの分も!」
GIVE
・穂むらまんじゅう(2)
・アクエリアス <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:34:43.14 ID:Nz05ixMJ0<> 穂乃果「ごめんね。飲み物は一本しかないから二人で分けて」
凛「いいの・・・?」
穂乃果「もちろん!困ったときは助け合わなくちゃ!」
凛「あ、ありがと・・・」
花陽「ありがとうございます!」
海未「穂乃果」
穂乃果「何?海未ちゃん」
海未「食料は貴重かもしれないんですよ?あんまり渡したら自分達の分がなくなってしまいます」コソコソ
穂乃果「だってお腹すかせてるのに可愛そうでしょ?」コソコソ
海未「まぁいいですが・・・」コソコソ
海未「目的はありませんが、とにかく車を走らせてみます。何か見つかるかもしれません」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:35:39.47 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
コンビニ前
キキーッ
ことり「ことり、お腹すいちゃったからちょっとこのコンビニに寄るね」
真姫「え、ええ。私もついてくわ」
自動ドアウィーン
カチャ(銃を向けられる)
真姫「!?」
父親「な、何の用だ!」ビクビク
子供「だ、誰?怖いよ・・・」ビクビク
母親「大丈夫よ。安心して」ビクビク <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:37:59.67 ID:Nz05ixMJ0<> 父親「よ、用事がないなら早く帰ってくれ!」
ことり「あの〜、ことりたちお腹すいたから食べ物分けて欲しいんですけど・・・」
父親「だ、ダメだ!」
真姫「な、何で?こんなにたくさんあるのに・・・」
父親「ダメなものはダメなんだ!いいから早く帰ってくれ!」
ことり「・・・・・・」
真姫「こ、ことり?帰りましょ?ここじゃ外より危険よ?」
父親「帰ってくれ!」
ことり「・・・・・・」
真姫「ことり!」
父親「帰れ!!」ことりに銃を突き付け
シュバ!
父親「えっ?」
ことり「はいもーらい」銃構え
父親「な・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:39:37.78 ID:Nz05ixMJ0<> 父親「なぁ落ち着いて?やめてくれ。ジョークだよ」
父親「さっきのことは謝るから、頼むから銃を下ろしてくれ・・・」
ことり「下がって。ことりに近づかないで」
ことり「貴方達もよ」
母親「お願いやめて・・・お願い・・・」
父親「頼む、妻と子供だけには手を出さないでくれ・・・」
ことり「撃たれたくなかったらことりから離れて」
父親「わかった・・・離れるから・・・好きなだけ持って行っていいから・・・」
ことり「真姫ちゃん」
真姫「は、ひゃい!」
ことり「ビニール袋二つ持ってきて。その袋に食べ物と飲み物いっぱい詰めて」
真姫「わ、わかったわ!」
ガサゴソ 詰め詰め <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 00:40:21.99 ID:5e447Mb3o<> ことやちゃんかっこいい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:40:22.74 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「で、できたわ!」
ことり「オッケー。後は・・・」レジ裏ごそごそ
ことり「これこれ。ラッキー♪たくさんあるね」
真姫「こ、これって・・・弾薬・・・?」
ことり「この銃もこのコンビニの奴だよ」
真姫「へ、へぇ〜。最近のコンビには銃が置いてあるの?」
ことり「真姫ちゃんは知らないだろうけど、どのコンビニにも拳銃の一つは置いてあるよ」
ことり「最近の日本は治安が悪いからね」
真姫「治安が悪いからって拳銃なんかダメじゃないの?」
ことり「ことりにそんなこと言われてもね」
ことり「政府も黙認してるよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:41:33.07 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「もうこの国も腐っちゃってるの。しょうがないよ」
ことり「帰るよ」
真姫「あっ・・・う、うん・・・」
ことり「あっ、そうそう。これ、貰っていきますね」銃クルッ
GET Weapon!
ことり
・ハンドガン(8発)
GET Ammo!
・ハンドガンの弾(32)
GET Money!
・三万円 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:42:22.94 ID:Nz05ixMJ0<> ブルンブルン! ブゥゥゥゥゥン!
真姫「あの、ことり?」
真姫「ことりの動き、凄かったわね。一瞬で銃奪っちゃって」
ことり「相手に銃を向けるときは殺す気持ちで、だよ」
真姫「私が知らないことも知ってて、凄いわね」
ことり「うん、そうだね」
真姫「あっ・・・あの・・・」
ことり「何?」
真姫「いや・・・なんでもない・・・」
真姫(聞きづらくなっちゃった。なんでことりが銃のこととか知ってるのか)
ブゥゥゥゥゥン! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:42:56.66 ID:Nz05ixMJ0<> 見渡しの良い公園
ガサゴソ
ことり「わぁ〜、これことりが好きなやつだ」
真姫「そう?ならよかった」
ことり「うぅぅぅんおいしー♪」
真姫(こんなかわいらしい人があんな慣れた感じの動きができるとは思えない)
ことり「ほら、真姫ちゃんも食べなよ」
真姫「うん。いただきます」パクッ
真姫「うう!い、いたっ!」ズキズキ
ことり「真姫ちゃん!?どうしたの!?」
真姫「あ、頭が・・・痛い・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:43:34.48 ID:Nz05ixMJ0<> 亜ジョふぃjふぉwふぃkdwふぉいじゃ
??「もしもし。ええ。はい」
??「プロジェクトは成功しました。これで音ノ木はゾンビに溢れかえるでしょう」
??「はい・・・はい・・・」
??「ええ。それよりも報酬のことを聞きたいんですが・・・」
??「これだけのことをしたんです。それに見合うほどの報酬は約束されていますよね?」
??「ええ・・・はい・・・」
??「わかりました。期待しています」
??「これからそちらに向かいます」
ふぁjウィ終えfj羽追いjふぇいじゃを <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:44:15.71 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「真姫ちゃん!真姫ちゃん!」
真姫「こ、ことり・・・?」
ことり「ああよかったぁ。やっと目が覚めた」
ことり「大丈夫真姫ちゃん?死んじゃったみたいに倒れてたんだよ?」
真姫「ご、ごめんなさい心配させちゃって。でももう大丈夫よ。心配してくれてありがとう」
ことり「真姫ちゃんが大丈夫ならそれでいいよ」
ことり「ゆっくりでいいから食べなよ。元気になるよ?」
真姫「うん・・・わかった」
パクパク
真姫(さっきの・・・なに・・・?ゆめ・・・?それとも・・・)
真姫(ダメ・・・思い出せない・・・) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:44:52.28 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
ガソリンスタンド
海未「ここで給油します」
りんぱな「すぅ・・・すぅ・・・」
穂乃果「二人とも寝ちゃったみたい」
海未「私達だけでやりますよ。準備を」
穂乃果「わかった」
ガチャバタン
海未「近くには少ないみたいですね。今のうちに」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:45:41.48 ID:Nz05ixMJ0<> 穂乃果「うぅ〜ん・・・」ピッピッ
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果、これやり方わかんない」
海未「えっと・・・」ピッピッ
海未「お金が必要みたいですね・・・」
穂乃果「穂乃果、取ってくるよ。こんなときだししょうがないよね?」
海未「私も行きます」
穂乃果「ダメだよ。海未ちゃんはここで二人のことを守ってあげて」
海未「そうですね。わかりました」
海未「いいですか?少しでも危険を感じたらすぐに叫んでくださいね?」
穂乃果「大丈夫だよ!穂乃果、こう見えても剣道の大会で優勝しちゃったからね」
穂乃果「じゃあ行ってくる」
海未「気をつけてくださいね・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:46:15.09 ID:Nz05ixMJ0<> カランカラン
穂乃果「すみませーん!誰かいませんかー?」
シーン
穂乃果「緊急事態なんでお金貰っていきますねー」レジポチポチ
穂乃果「あれ・・・開かない・・・」
穂乃果「壊れちゃってるのかな?」
穂乃果「・・・・・・」
穂乃果「まぁ、いいよね?緊急事態だし・・・一度くらいはやってみたかったし・・・」
穂乃果「せー・・・のっ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:47:08.14 ID:Nz05ixMJ0<> ガシャン!ガチャン!
海未「!?」ビクッ
海未「穂乃果ですか?全く、やりたい放題ですね・・・」
海未「まぁでも・・・緊急事態、ですしね・・・」
??「あぁー!車やん!」
??「ねぇねぇ!あなた!お願い!うちも車に乗せて!」
海未「えっ、お、音ノ木の生徒ですか?」
??「そうだよ、うちは希や!」
希「そういう君も音ノ木の生徒やね?」
海未「は、はい。私は園田海未です」
希「うわぁ・・・うちホントにラッキーガールやん!偶然にもゾンビにほとんど遭遇しなかったし車も見つけちゃったし・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:48:06.15 ID:Nz05ixMJ0<> 希「ほんまありがたいわ!乗っていい!?」
穂乃果「海未ちゃん、その人は?」
希「おおぉー!凄い!仲間もいっぱい見つけちゃった!」
希「うちは希!よろしくね!」
穂乃果「は、はい・・・」
希「じゃあ早速この安全な車の中に!」ガチャバタン
希「うわぁ!中にも人おるやん!すっごい安心できるわぁ・・・」
海未「音ノ木の生徒です。困ってたみたいですし、構いませんよね?」
穂乃果「うんもちろん!ところで、はい!お金!」
海未「助かります。これで」チャリーン
穂乃果「自販機もあってジュースもたくさん買ってきたよ」ガサゴソ
海未「ホントに助かります。ジュースは車に入れて置いてください」ジョー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:49:10.59 ID:Nz05ixMJ0<> ゾンビ「アアアアァァァァ」
海未「!?」
穂乃果「海未ちゃん、ゆっくりしてる場合じゃないみたいだよ!」
海未「わ、わかりました!」ジョー
穂乃果「急いで!」
海未「急げません!」
海未「穂乃果変わってください!ここは弓で・・・」
穂乃果「わかった!」ジョー
海未「・・・・・・」構え
海未(落ち着いて。大丈夫です。動いていますがいつも狙っている的より全然大きいです)
海未(冷静になって狙えば・・・)
海未「外さない!」ヒュン!グサッ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:50:10.45 ID:Nz05ixMJ0<> ゾンビ「ウウ!?」ドサッ
穂乃果「さすが海未ちゃん!その調子でお願い!」
海未「はい!」ヒュン!ヒュン!
希「うおぉー!すごい!すごいやん!」
希「全部頭に行ってるで!百発百中!こんなに頼れる仲間がいてうち幸せ!」
ゾンビ「アアアアアア」
海未(くっ!数が多い!)
海未(さっきまでこちらに反応していなかった奴まで向かってきています!なぜ!?)
海未(ここに着いてから今までにしたこと・・・)
海未(レジを壊した騒音?ガソリンの臭い?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:50:49.08 ID:Nz05ixMJ0<> 希「凄いわ海未ちゃん!もっとやっちゃって!」
海未(穂乃果がレジを壊したときから多少こちらに集まってきていました)
海未「音です!」
穂乃果「な、なにが!?」
海未「奴らは恐らく音に反応しているのでしょう!」
海未「希!少し黙ってください!」
海未「もしかしたらゾンビは貴方の声に反応しているのかもしれません!」
希「ええっ!?」
希「う、うそやん・・・うちの声ってゾンビを呼び寄せる声なの・・・」シュン
穂乃果「終わったよ海未ちゃん!」
海未「ではすぐに中へ!すぐ出発しますよ!」
ガチャバタン ブゥゥゥゥゥン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 00:52:01.74 ID:Nz05ixMJ0<> 希「う、うちの声が・・・」シュン
海未「説明が足りませんでしたね」
海未「恐らくですが、ゾンビは大きな音に反応しています」
海未「穂乃果のレジ壊しと希の大きな声に反応したんでしょう」
海未「だから、希の声が悪いわけではないですよ?ただ、あまり大きな声を出さないでください」
希「う、うん・・・わかった・・・」シュン
海未(凄い落ち込んでる・・・)
穂乃果「ほら希ちゃん!これで元気出して!」
GIVE
穂むらまんじゅう
希「うわっ!これ凄く美味しい!ありがとう穂乃果ちゃん!」
穂乃果「えへへ、希ちゃんが元気になってよかったよ!」
海未「全く・・・あまり大きな声出さないでくださいよ?」
希「うん!もちろん!約束は守るよ!」
海未(100%先行き不安です)
ブゥゥゥゥゥン
USE!矢12(残り28) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:03:54.43 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
警察署
ガチャ
真姫「うっ!なにこれ!?」
ことり「・・・・・・」
ことり「頭を銃で一撃・・・」
ことり「気をつけて真姫ちゃん。犯人がまだいるかも・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:05:31.14 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
真姫「ダメね。みんな殺されちゃってる」
ことり「残ってる人はいないね」
真姫「何で殺されちゃってるの・・・?」
ことり「それはわかんない。調べてみよう」
探索
真姫「このビデオ・・・」
ビデオの内容は何者かが地下の頑丈な扉を爆破したこと、それが原因で音ノ木にゾンビが溢れ返りアウトブレイクが発生してしまったこと
さらに警察署にある資料を調べる。犯人について調べた資料がたくさんばら撒かれていた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:06:41.23 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「警察の電話盗聴記録?」
『??「もしもし。ええ。はい」』
『??「プロジェクトは成功しました。これで音ノ木はゾンビに溢れかえるでしょう」』
真姫「これ!知ってる!私聞いた!」
ことり「えっ?」
真姫「そうだ思い出した!今日の朝私は!」
今日私は学校に遅刻した
学校に来たとき、クラスは校庭で体育の授業をしていた
私は体育が終わるまで裏庭で待っていた
そこに何者かの人影が
私は思わず身を隠した
その者は電話をした
その電話の内容が、例の今聞いている電話だった
恐らくその者のせいで音ノ木にアウトブレイクが発生したのだろう
その者の正体は・・・ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:08:41.37 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「生徒会長よ・・・」
真姫「見間違えるはずない。音ノ木に金髪は生徒会長しかいない」
ことり「あ、絢瀬絵里ちゃん?」
真姫「そう、絢瀬絵里。多分アイツが原因よ。あの電話はどう考えても自白しているとしか思えない」
真姫「この映像も恐らく絢瀬絵里でしょうね。アイツのせいでゾンビが開放された」
真姫「ことり手伝って。絢瀬絵里の足跡を追うわよ」
ことり「う、うん・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:09:35.30 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
海未「ここもダメですか・・・」
穂乃果「どうして!?どうして道を封鎖するの!?」
海未「ゾンビの侵攻を防ぐためでしょう。空気感染ではありませんから町を封鎖すれば他に広がることはありません」
穂乃果「だからって!私達は感染してないでしょ!?何で健全な人を助けようとしないの!?」
海未「少し黙ってください!」
穂乃果「あっ・・・ご、ごめん・・・」
穂乃果「海未ちゃんも穂乃果と同じ気持ちだよね・・・」
海未「私も怒鳴ってしまいすみません・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:10:15.25 ID:Nz05ixMJ0<> ピーピー!
海未「誰も反応しませんね・・・」
海未「諦めずにどうにかして逃げ道を探しましょう」
穂乃果「うん・・・」
海未(ことりも逃げ道も見つからない・・・)
海未(一応車ですからゾンビから逃げることはできます。でも・・・)
海未(穂乃果も元気がなくなっているみたいです。でも、諦めちゃダメですよね)
ブゥゥゥゥゥン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:11:01.06 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
真姫「スー・・・スー・・・」
ことり「真姫ちゃん・・・」
プスッ
真姫「!?」ビクッ
真姫「こ、ことり!?何やってるの!?」
ことり「落ち着いて真姫ちゃん。これはゾンビ化を抑制する薬」
ことり「もしゾンビに噛まれても事前に打っておけば進行は遅れるから」
真姫「そ、そう・・・」
真姫「なら事前に言ってよ」
ことり「ごめんね」
真姫「・・・・・・」
ことり「ことりも寝るから、起こしてごめんね真姫ちゃん」
真姫「うん・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 01:12:45.27 ID:Nz05ixMJ0<> DAY1 END
ことまきチーム(感染報告なし)
共通
・600ccバイク
・飲食物(合わせて1日分)
・現金3万円
真姫(fine)
・モップ
・5連式ピストル(30)
ことり(fine)
・金属バット
・ハンドガン(80)
うみほののぞりんぱなチーム(感染報告なし)
共通
・軽自動車
・飲食物(合わせて1食分)
・現金8000円
海未(fine)
・竹刀
・弓(28)
・包丁
穂乃果(uneasiness)
・竹刀
凛(hungry)
なし
花陽(cold)
なし
希(gloomy)
なし <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 01:55:36.11 ID:XFyqP0Tr0<> 面白いよ
支援 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/26(月) 05:40:37.72 ID:x/lN7VTd0<> 支援 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 08:41:03.05 ID:t8zgqTOOo<> 支援
にこにーは無事なのだろうか <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:43:02.49 ID:Nz05ixMJ0<> DAY2
研究施設前
真姫「準備はできてるわね・・・?}
ことり「うん。大丈夫だよ」
ことり「絵里ちゃんがいたらどうするの?」
真姫「絢瀬絵里が本当にこのアウトブレイクを起こした犯人なのか調べる」
真姫「もしも犯人だったら警察に突き出す」
真姫「場合によっては・・・・・・殺す」
ことり「・・・・・・」
真姫「・・・行くわよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:44:09.44 ID:Nz05ixMJ0<> 探索
真姫「誰もいないし何もない」
真姫「もう遅かったかしら」
??「西木野真姫ね」
真姫「!?」
真姫「あ・・・貴方・・・」
絵里「知ってるわよね?」
絵里「こんなところに何の用?」
真姫「貴方が・・・このアウトブレイクを起こしたの?」銃構え
ことり「・・・・・・」銃構え
絵里「そんな物騒なものを私に向けないでくれる?」
絵里「そうよ。私がやった。私が地下のゾンビを開放した」
絵里「警察署を襲撃したのも私」
真姫「う、うそ・・・」
絵里「貴方を殴って気絶させたのも私」
真姫(昨日の昼・・・記憶を失って中庭で倒れてたのはこいつにやられたから?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:45:07.90 ID:Nz05ixMJ0<> 絵里「さあ貴方はどうする?こんな私を撃ち殺す?」
真姫「どうして?」
真姫「どうしてこんなことをしたの・・・?」
真姫「貴方のせいで何万人も死んだ!この町は滅びた!」
真姫「何でこんなことしたのよ?納得がいく理由を聞かせて」
真姫「もしこの被害に釣り合わない様な理由なら・・・」
真姫「撃つわよ・・・」
絵里「町ひとつ滅亡させたのに釣り合う理由なんてあるかしら?」
絵里「金よ。金が欲しかったからやった」
絵里「ゾンビが増えればゾンビ化抑制剤が売れる」
絵里「簡単なカラクリでしょ?」
絵里「どうかしら?」
真姫「あなた・・・!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:45:59.39 ID:Nz05ixMJ0<> 絵里「さあどうする?私を撃つ?」
真姫「殺す・・・あんたみたいなクズのせいで何万人も死んだ!」
真姫「殺す!殺してやる!」
絵里「やってみなさい」銃構え
絵里「私は銃を初めて持った素人とは違うのよ?」
絵里「私に勝てると思ってる?」
真姫「・・・もし、私が勝てなくても・・・ことりがいる」
真姫「私が死んでも、ことりが貴方を殺す」
絵里「ふふふ・・・へぇ、ことりがねぇ・・・」
絵里「ですってことり。どうする?」
ことり「・・・・・・」スッ
真姫「ことり?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:48:27.43 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「・・・・・・」
真姫「な、何でこっちに向けてるのよ?敵はアイツよ?」
絵里「まだことりを信じてるの?おめでたい頭ね」
絵里「ことりは私の仲間よ。ことりは私のためなら何でもやる」
絵里「貴方の行動もことりの報告で知っていたわ」
真姫「ことり・・・?嘘でしょ?」
ことり「・・・ごめんね・・・」
真姫「・・・いつから?」
絵里「最初から」
絵里「ちょっとした手違いでことりを音ノ木に置いていってしまったのよ」
絵里「無事で安心したわ。貴方がいないといろいろ面倒なのよことり」
ことり「・・・うん・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:51:30.63 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「ことり・・・どういうことなの?私を裏切るの?」
ことり「ごめんね・・・」
真姫「謝るくらいなら最初から裏切るんじゃないわよ!」
絵里「どうしたの?そんな感情的になっちゃって」
絵里「そんなにことりのこと信用してた?」
絵里「でも残念。その信用してたことりは最初から貴方を裏切るつもりだったのよ?」
絵里「どんな気分かしら?悔しい?」
真姫「黙りなさい!」
真姫「殺す!殺してやる!」
パァン!
真姫「きゃっ!」手にヒット
真姫「あ、あああああ・・・いた・・・」カラン
真姫(銃が!)
ダダダダッ
ことり「」真姫の銃キック!
真姫「こ、ことり・・・」
絵里「ぷぷぷ・・・」
絵里「あははははは!!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:52:52.24 ID:Nz05ixMJ0<> 絵里「残念ね?私に怪我をさせることすらできなかったわね」
絵里「惨めよ!西木野真姫!」
絵里「あはははははははは!!!!」
真姫「ことり・・・どうして・・・?」
ことり「ごめんね・・・」
真姫「ことり・・・」
絵里「ことり、楽にしてあげなさい」
ことり「うん・・・」
真姫「お願いことり、やめて」
真姫「ねぇ、一緒に脱出するって約束したでしょ?」
真姫「ことり・・・」
ことり「・・・・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:53:42.22 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「ごめんね、真姫ちゃん」
パァン!
真姫「あああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」ドサッ
真姫「はぁ・・・はぁ・・・いたい・・・いたいよ・・・」
ことり「・・・・・・」
パァン!
真姫「うっ・・・」クタッ
真姫「」
絵里「ふふふ・・・あはははははは!!」
絵里「ざまぁないわ、西木野真姫」
絵里「ことり、行くわよ」
ことり「うん・・・」
スタスタ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:54:34.18 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
ブゥゥゥゥゥン
男「おーい!待ってくれ!」
キーッ
男「はっはっはっ!よかったぜ!俺は運が良いみてぇだ!」
海未「大丈夫ですか?」
男「ああ・・・へへへ・・・ちっと噛まれちまったんだけどな・・・」
男の右手には噛まれた後があり、流血していた
男「助かったぜ!俺も乗せてくれよ」
この男は感染者だ。迂闊に乗せていいものか・・・ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:55:27.12 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「ゾンビ化抑制剤は持っているんですか?」
男「いや持ってねぇが大丈夫だ!ちょっとだけだしゾンビ化しねえよ!」
海未「どうします穂乃果?」コソコソ
穂乃果「助けてあげたいけど・・・危険だよね・・・」コソコソ
海未「ゾンビ化抑制剤があれば乗せるんですが・・・」
男「だったらそれを取るためにも車に乗せてくれよ!」
凛「凛はやだよ!だって怖いもん!」
花陽「私も・・・反対です、あ、いやでも可哀想だし・・・う〜ん・・・」
希「ゾンビ化抑制剤持っててもちょっと怖いわ・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:57:23.90 ID:Nz05ixMJ0<> 男「おい!この俺がゾンビだと思っているのか!?」
海未「将来的にそうなる可能性があります。貴方もわかっているでしょう?」
海未「私達も死にたくないんです。迂闊に感染者を乗せるわけにはいきません」
男「ふ、ふざけんじゃねえ!差別じゃねえか!」
海未「こうして差別しなければ生きていけません」
海未「申し訳ありませんが貴方を乗せることはできません。他を当たってください」
男「ふざけるな!!」
男「俺は今すぐにでもお前らを殺すことができるんだぜ・・・?」銃構え
海未「!?」
男「降りろよ・・・降りやがれ!」
海未「し、従いますよ・・・みんな降りて」
凛「そんな!やだよ!車が無くちゃダメだよ!」
海未「今命を落とすほうがダメです!」
男「そ、そうだ・・・最初からそうすればよかったんだ・・・」
ブゥゥゥゥゥン
ほのうみのぞりんぱな「」
LOSE
・軽自動車
・飲食物
・竹刀(2)
・弓
・矢(28) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:58:42.48 ID:Nz05ixMJ0<> 花陽「うぅぅぅ・・・えぇぇぇぇん・・・」ポロポロ
花陽「何でみんな仲良くできないの・・・?」ポロポロ
凛「かよちん・・・」
凛「ええぇぇぇぇぇんんん」ポロポロ
凛「せっかく凛が車見つけたのにぃ〜」ポロポロ
凛「もうダメだよ凛達・・・みんな死んじゃうよ・・・」ポロポロ
希「うち・・・アンラッキーガールやん・・・」ウルウル
穂乃果「海未ちゃん・・・」ウルウル
海未「一応、凛が持ってた包丁は私がポケットに入れておいたのでここにありますが・・・」
海未「リーチも短いし、これで交戦するのは危険ですね・・・」
海未「それに一本しかありません・・・」
ゾンビ「アアアアアアアァァァァァァ」
穂乃果「!?逃げなきゃ!」
海未「みんな、絶対に死にませんよ!まだ希望はあります!」
海未「ほら!走って!」
穂乃果「絶対に生き残るよ!こんなところで死んでられないよ!」
タッタッタッタッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 15:59:48.29 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
あれから5時間
真姫「うぅ・・・・・・うっ・・・・・・」
真姫「あれ・・・?私生きてるの・・・?」
真姫「私・・・ことりに撃たれて・・・・・・」
傷口を確認する
服には綺麗に穴が開いていた
体は撃たれた痕はあるが、大分治っている
真姫「何でこんなに直ってるの・・・?」
真姫「・・・・・・」ケータイ確認
真姫「あれから5時間・・・」
真姫「たった5時間でこんなに治るなんて・・・」
真姫「って言うか私、自分でも死んだかと思ったのに・・・」
真姫「私の体・・・どうなってるの・・・?」
真姫「・・・・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:00:29.13 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「絢瀬絵里・・・ことり・・・」
真姫「神様が私に死んじゃダメって言ってるの?」
真姫「こうしちゃいられない!」スクッ
真姫「うっ・・・」クラッ
真姫「はぁ・・・はぁ・・・」
真姫「気持ち悪い・・・死にそう・・・」
真姫「でも・・・休んでるわけにはいかない・・・」拳銃拾い
真姫「絢瀬絵里と・・・ことりと・・・決着をつけないと・・・」
トボトボ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:01:10.88 ID:Nz05ixMJ0<> 町中
真姫「はぁ・・・はぁ・・・」
ゾンビ「アアアアアアアアア」
真姫「こいつら程度になら・・・私だって・・・!」カチャ
パァン!
ゾンビ「ホゲェッ!」ドサッ
ゾンビ「アアアアアアア」
ゾンビ「アエアオアアアア」
真姫「数が多い・・・!」
パァン!パァン!パァン!
真姫「ダメ・・・頭じゃないと・・・!」
パァン!カチカチカチ
真姫「弾が!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:02:12.10 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「早く・・・リロード!」
ポロポロ
真姫「ああもう!」
真姫「うぅ・・・」クラッ ドサッ
真姫「ダメ・・・逃げなきゃ・・・」
真姫「こんなところで・・・死ぬわけには・・・」
ゾンビ「アアアアアアアア」
真姫「もう・・・・・・ダメ・・・・・・」
パン!
ゾンビ「アアッ!?」
シャワーー!!ピュンピュン!
真姫「あれ・・・・・・花火・・・・・・?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:03:41.93 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「あそこに人が・・・」
プゥンプゥン!
真姫「おもちゃのヘリコプター・・・」
真姫「妙にうるわいわね・・・・・・」
??「今のうちに逃げるわよ。ほら、立って」
真姫「うん・・・・・・」ウツラウツラ
??「ほら!頑張って歩いてよ!あんまり暇じゃないのよ!」
真姫「うん・・・・・・」
トコトコ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:04:57.18 ID:Nz05ixMJ0<> 家の中
真姫「うぅぅぅぅぅぅんんん・・・」
真姫「あれ・・・?ここは?」
??「やっと目覚めたわね。死んじゃったかと思った」
真姫「あ・・・助けてもらったみたいね。ありがとう」
??「どういたしまして。同じ音ノ木の生徒として当然のことをしただけにこ!」
真姫「えっ・・・?何で私が音ノ木の生徒って知ってるの?」
??「制服着てるじゃん」
真姫「あ・・・そっか・・・」
真姫「そういう貴方も?」
にこ「そう。矢澤にこ。三年生だよ」
真姫「にこ・・・」
真姫「私は・・・」
にこ「知ってる。西木野真姫ちゃんでしょ?」
真姫「どうして?」
にこ「有名だよ?丘の上の西木野病院のお嬢様があんな寂れた学校に来たんだから」
真姫「そっか・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:06:35.18 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「助けてくれて本当にありがとう。でも私、行かなきゃいけないところがあるから」
にこ「ダメよ。今の真姫ちゃんはどこにも行かせない」
真姫「何で止めるの?関係ないでしょ」
にこ「また気分悪くなって倒れてゾンビの餌になりたいの?」
にこ「私が助けたとき、真姫ちゃん凄い熱出してたんだよ?」
真姫「・・・・・・でも、行かなきゃならないの」グゥ〜
にこ「・・・・・・ぷぷぷ」
真姫「ワラワナイ!///」
にこ「ごめんね。ほら、腹が減っては戦はできぬって言うでしょ?」
にこ「あれって本当なんだよ。こんな言葉ができるくらい大事なことなの」
にこ「とりあえずシャワー浴びてきな。ご馳走用意して待ってるにこ♪」
真姫「え・・・でも・・・」
にこ「いいよ。って言うかここにこの家じゃないし」
にこ「偶然にもこのゾンビが少ない地帯で鍵かけ忘れて家を出たアホをみつけてね」
にこ「ゆっくりシャワー浴びてきな。ゾンビの心配はしなくても大丈夫だから」
にこ「ほら、スッキリするよ」
真姫「わかったわ。お言葉に甘えさせてもらう」
にこ「タオルとか着替えは用意しておくから」
真姫「ありがとう」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:07:47.71 ID:Nz05ixMJ0<> お風呂前の脱衣所
シャーー
にこ(真姫ちゃんの服・・・)
真姫の服は音ノ木の制服。ブレザーとワイシャツの右手首、右胸、腹にそれぞれ穴が開いていた
そして、その穴の周りには血がべっとり付着していた
にこ(どう考えても銃で撃たれた痕にしか見えない・・・)
にこ(真姫ちゃん・・・いったい貴方の身に何があったの?)
にこ(ここは・・・)
ガラガラ
真姫「きゃあああ!!」
にこ「落ち着いて真姫ちゃん!にこだよ!」
真姫「ななななな何で開けてるのよ!閉めて!」
にこ「真姫ちゃん。ゾンビは音に反応するの。しーっ・・・」
真姫「ご、ごめんなさい・・・」
真姫「っていうかにこちゃんが扉開けなければ大声も出さないわよ!」
にこ「ごめんね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:09:02.69 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「何の用よ!」
にこ「バスタオルここに置いとくねって」
真姫「それだけなら報告しなくていいわよ!」
にこ「」ジーッ
真姫「み、ミナイデ!///」
にこ「真姫ちゃん何その傷跡?」
にこ「銃創だよね?三箇所も撃たれてるみたい・・・」
にこ「何があったの?」
真姫「あっ・・・いや、あの・・・これは・・・」
にこ「まあいいや。後でゆっくり聞かせてもらう」
にこ「驚かせてごめんね」
ガラガラ バンッ
真姫「ま、マッタクー///」
真姫「・・・・・・」
真姫(私だって何で生きてるかわからない)
真姫(ことりに撃たれて、ホントに死んだかと思った)
真姫(どうしよう・・・にこちゃんに正直に話すべきか・・・まだにこちゃんを完全に信用したわけじゃないし・・・)
シャーー <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:09:49.15 ID:Nz05ixMJ0<> リビング
にこ「はい!召し上がれ!」
真姫「いただきます」
真姫「おいしい!」
にこ「でしょ?にこ得意なんだ」
真姫「モグモグモグ」
にこ「あんまり急いで食べちゃダメよ」
・・・
真姫「ごちそうさま」
にこ「はいおそまつさま。片付けはにこがやるからいいよ」
真姫「ありがとう、何から何まで」
にこ「まぁね。困ったときはお互い様だよ」
片付け終わり <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:10:45.30 ID:Nz05ixMJ0<> にこ「さて真姫ちゃん。真姫ちゃんの身に何があったのかにこに教えて」
真姫「・・・うん」
真姫「実は音ノ木のアウトブレイクの犯人に会ったの」
にこ「えっ!?それホント!?」
真姫「ええ。間違っていないはず」
にこ「誰!?誰がこんなことを!?」
真姫「・・・絢瀬絵里。音ノ木の生徒会長」
にこ「え・・・絢瀬絵里って・・・あの・・・?」
真姫「信じられない気持ちはわかる。でも、確かな情報よ」
にこ「証拠は!?」
真姫「証拠はここには無いけど警察署に行けばそれなりの情報が残ってる」
真姫「それと、本人が自白したのを私が聞いた。それが何よりの証拠ね」
にこ「嘘・・・あの人が・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:12:06.40 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「三年生なら知り合い?友達?」
にこ「あんまり喋ったこと無いけど、でも、凄く頼れる人だってことは知ってる・・・」
真姫「そうよね・・・私もそう思ってた」
真姫「昨日、絢瀬絵里が不穏な電話をしてるのを偶然聞いちゃってね」
真姫「その内容は警察署に残ってる」
真姫「盗み聞きしてるのがばれた私は絢瀬絵里に頭を強く殴られて・・・」
真姫「目が覚めたときにはアウトブレイクが発生してた」
にこ「・・・銃で撃たれたのも会長から?」
真姫「いえ、撃った人は違うけど絢瀬絵里から撃たれたといっても過言じゃない」
にこ「だ、誰に撃たれたの?」
真姫「・・・・・・南ことり」
にこ「聞いたことあるような・・・」
真姫「音ノ木の二年。理事長の娘」
にこ「あ、ああ、そういえばそんなの居たわね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:13:36.33 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「ことりは仲間だった。何もできない私を守ってくれた」
真姫「でも、ホントは絢瀬絵里の手下だったの・・・」
真姫「絢瀬絵里を追い込んだんだけど・・・ことりに裏切られた」
にこ「そんな・・・最悪ね、そいつ」
真姫(シャワー浴びてからずっと引っかかってる・・・昨日の夜、ことりが私に打った注射)
真姫(ゾンビ化抑制剤って言ってたけど・・・あれは本当なの?)
真姫(もしかしたら死んでも復活する薬?いや、そんなわけないか・・・)
真姫(とにかく、確かめなきゃ・・・そして、あいつらを適切に『処理』しなきゃ・・・)
真姫「私がにこちゃんに話したのはもしも私が死んだらにこちゃんに世間に報告して欲しいから」
にこ「どういうこと?」
真姫「私は絢瀬絵里とことりに会ってくる。それで、捕まえでも殺しでもなんでもする」
真姫「もし、そのとき私が死んだら、にこちゃんにこの事実を知らせて欲しいの」
真姫「にこちゃんには警察署に行って証拠を集めてもらいたい」
真姫「できる?」
にこ「う、うん・・・たぶん・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:15:20.98 ID:Nz05ixMJ0<> にこ「でも!真姫ちゃんが死ぬのは嫌!」
真姫「大丈夫よ。死にに行くんじゃないもの」
真姫「あいつらに、復讐しに行くんだから!」
真姫「だから、にこちゃんには間接的に支援して欲しい」
にこ「うん・・・わかった!にこ、やってみる!」
真姫「ありがとうにこちゃん。本当に助かる」
真姫「さて、準備も済んだし・・・」弾込め 着替え
HAVE Weapon
5連式ピストル(20)
真姫「じゃあ行ってくる!」
にこ「待って真姫ちゃん!」
真姫「もぅ・・・何?」
にこ「外は危険、それに真姫ちゃんは外よりも危険な場所に行くんでしょ?」
にこ「そんな装備じゃ生きていけないわよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:17:55.35 ID:Nz05ixMJ0<> にこ「拳銃なんか、弾が無くなったらただの鉄の塊よ?」
真姫「だけど・・・これしか持ってないし・・・」
にこ「そうだろうと思ったよ!」
にこ「じゃーん!」シュバッ
真姫「な、なにこれ!凄い!」
にこ「にこの自作武器コレクションだよ。好きなだけ持っていっていいわ」
真姫「あ、ありがとうにこちゃん!本当に助かるよ!」
にこ「あと、食べ物も持って行きなさい。この家には結構残ってたから好きなだけ持って行って」
GET Weapons!
・釘バット(木製バット+釘)
-木製のバットに釘を打ち込みまくった武器。血が付着している。使用済み?
・釘モップ(デッキブラシ+釘)
-デッキブラシのブラシ部分が大型の釘になっている。これで刺されたら痛いじゃすまない
・ポールウェポン(デッキブラシ+鉈)
-デッキブラシのお尻部分に鉈を取り付けたもの。リーチが長く、押し返すこともできる
・ナイフグローブ(ボクシンググローブ+ナイフ)
-ボクシンググローブにナイフを大量に取り付けたもの。振り回したら危ない
・改造パチンコ(60)
-パチンコ玉を飛ばすパチンコ。本体に多少の改造がされており、威力が上がっているらしい。頭なら一撃だという
・花火マスク(ワニのマスク+ロケット花火)
-ワニの口に大量のロケット花火を取り付けたもの。ゾンビにかぶせて着火すればそこら中に爆音の花火が飛んで行き、ゾンビの気を引ける。使用後は自分も危険
・マチェットヘリコプター(おもちゃのヘリコプター+鉈)
-プロペラ部分が大型ナイフの鉈に改造されている。飛ばせば大音量がなり、誘われたゾンビを切り刻む
GET Foods!
飲食物(一人で二日分) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:20:50.60 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「本当にありがとうにこちゃん」
にこ「いいのよ。その代わり・・・絶対に死なないでね」
真姫「もちろん!終わったら高級なお寿司おごってあげる」
にこ「ふふ・・・期待して待ってるよ!」
真姫「うん。にこちゃんも絶対に脱出してね」
にこ「もちろん!」
真姫「じゃあ、行ってくる」
にこ「いってらっしゃい!」
バタン
にこ「・・・・・・」
真姫(絶対に・・・絶対にあいつらを見つけ出す・・・!)
真姫(とは言ったものの・・・)
真姫(一切情報なし。どうしよう・・・) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:21:39.61 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
海未「コンビニです!皆さん後ちょっとの辛抱です!」
凛「はぁ・・・やっと見つけた・・・凛死んじゃいそう・・・」
花陽「凛ちゃん頑張って!」
穂乃果「ラッキー!中には誰もいないみたいだね」
海未「でも警戒しなくては・・・みんな!私の後ろについてください」
自動ドアウィーン
海未(血生臭いですね・・・)
希「だ、誰かおる?」
ボソボソ・・・ボソボソ・・・
穂乃果「何か聞こえる・・・」
海未「警戒してください・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:22:48.69 ID:Nz05ixMJ0<> 父親「ほぉそうかそうか!それはすごいなぁ」
父親「さすが俺の自慢の娘だ!」
海未「生きてるようです」
凛「はぁよかった〜」
穂乃果「あのーすみません」
父親「明日な、お父さん釣りに行ってくるんだよ」
父親「こーんな大きな魚釣ってきてやるからな!」
穂乃果「す・み・ま・せーん!」
父親「」クルッ
顔も服も血まみれだった
穂乃果「!?」ビクッ
花陽「ひっ!」
海未「さ、下がって!」
父親「おやおや、お客さんか」
父親「どうぞいらっしゃい!楽しんでね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:23:57.68 ID:Nz05ixMJ0<> 父親「ほら、二人ともお客さんだぞ。挨拶しなさい」
母親死体子供死体「」ドサッ
のぞりんぱな「きゃああああぁぁぁぁ!!」
父親「あはは、すまないね。妻と子供は調子が悪くて」
父親「ほら!俺に恥をかかせないでくれ!」
死体「」
海未「あ、あ、貴方・・・いったい何があったのですか・・・?」包丁構え
父親「なんだそれは・・・そんなもの人に向けるな!!」
海未「」ビクッ
父親「ああ、怒鳴ってしまってすまない。でも、包丁を人に向けるなんて、常識がなってないぞ!」
父親「全く、なんて客人だ。親の顔が見てみたいな!」
穂乃果「海未ちゃん」コソコソ
穂乃果「あまり関わらないほうがいいよ。早く食料貰ってここを出よう」コソコソ
海未「そうですね・・・」コソコソ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:25:37.03 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「あの、包丁を向けたことは謝ります。最近ちょっと怖い体験をしたので・・・」
海未「私達は今食糧不足で困っているんです。このコンビニにある物を少し分けてくれませんか?」
父親「こ、困っているのか・・・」
父親「そうだ・・・困ったときはお互い様だ・・・いいぞ、好きなだけ持って行くといい」
海未「ありがとうございます」
海未「凛、花陽、希、ビニール袋を持ってきてください。食べ物を詰めれるだけ詰めますよ」
海未「それから・・・あの人には近づかないように気をつけてください・・・」コソコソ
凛「わ、わかったにゃ・・・」コソコソ
ガサゴソ ガサゴソ
希「お菓子、袋いっぱい詰めたよ」
海未「これで二日くらいは何とかなりそうですね」
海未「あの、本当にありがとうございます」
父親「ああ、いいんだ・・・困っている人は助けないとな・・・」
穂乃果「早く出よう」
父親「ちょっと待て!!!」
のぞりんぱな「ひっ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:27:08.43 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「な・・・何か・・・?」
父親「その制服・・・・・・見覚えあるぞ・・・・・・」
海未「は、はい。私達は音ノ木坂学園の生徒ですが・・・」
父親「その制服・・・その制服の奴だ・・・」
海未「な、何がです?」
父親「そうだ・・・その制服の奴が妻と娘を殺したんだ!」
海未「えっ・・・?」
父親「その制服の奴が妻と娘を守る銃を奪って!食い物も奪って!」
父親「そいつらのせいで妻と娘が死んだんだ!!!」
父親「そうだ!!そうだそうだそうだ!!!そいつらのせいだ!!!」
穂乃果「海未ちゃん、早く出よう、危ないよあの人」
父親「待てええ!!!」
父親「お前らのせいだ・・・お前らが銃を奪ったから!お前らが食い物を奪ったから!!」
父親「お前らのせいで死んだんだああああ!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:27:55.86 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「ひ、人違いです!落ち着いてください!」
穂乃果「何言っても無駄だよ!逃げるよみんな!」
のぞりんぱな「きゃあぁぁぁぁ!!」ダダダッ
父親「待て人殺しいいいい!!!!」
海未(ナイフを!?)
穂乃果「海未ちゃん!!」
父親「死ねええええええええ!!!!」ブンッ
海未「きゃっ!」チッ
穂乃果「海未ちゃん!!!」
穂乃果「あああああぁぁぁぁぁ!!!」穂乃果タックル!
ドスッ
父親「うおっ!!」ドサッ
穂乃果「海未ちゃん逃げて!!」
海未「でも穂乃果!!」
穂乃果「早く!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:29:00.71 ID:Nz05ixMJ0<> 父親「邪魔だああアアア!!!」グイッ
穂乃果「きゃあっ!」ドサッ
父親「死ねええええええええええええええ!!!!!!」グサッ
穂乃果「ひゃああああ!!!」
海未「穂乃果!!穂乃果ーーー!!!」ダダダッ
グサッ
父親「うおおおおお!!」ドサッ
海未「よくも!よくも穂乃果を!!!」グサグサグサ
父親「あああああ!!!!!」
父親「ぁぁ・・・・・・」
父親「」クタッ
海未「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
海未「私は・・・なんて男運が悪いんでしょうか・・・」
海未「ほ・・・穂乃果・・・」
穂乃果「い、いたいよぉ・・・」
海未「穂乃果!大丈夫ですか!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:29:57.92 ID:Nz05ixMJ0<> 穂乃果「う・・・海未ちゃん・・・穂乃果の・・・穂乃果の足が・・・」
凛「穂乃果ちゃん!」
花陽「だ、大丈夫!?」
希「これ・・・かなりやばい奴やん・・・」
穂乃果「いたいよ・・・いたいよぉ〜」ポロポロ
海未「穂乃果・・・」ウルウル
母親・子供ゾンビ「アアアアアァァァァァ」
海未「!?逃げなきゃ!」
海未「穂乃果しっかり!みんな手伝ってください!」
凛「うん!穂乃果ちゃん頑張って!」
スタスタスタスタ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:30:35.95 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
誰もいないファミレス
ジャー
穂乃果「ひぃぃぃぃぃんん!!!」
穂乃果「いたいいたいいたいいたい!!!海未ちゃんいたいよ!!」
海未「少しの辛抱です!こうしないと後々大変ですよ!」
穂乃果「いいいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
花陽「もうやだ!」耳塞ぎ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:33:03.80 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
ギュッ
海未「とりあえず応急処置は済みました。よく頑張りました穂乃果」
穂乃果「う、うん・・・海未ちゃんありがと」
希「しかしラッキーやったね。誰もいない室内を見つけることができて」
海未「本当です。食べ物もありますし、しばらくはここで過ごしましょう」
海未「探索をします。誰か着いて来てください」
のぞりんぱな「・・・・・・」
海未「・・・・・・」
海未(しょうがないですよね・・・みんな普通の女子高生です。ゾンビに襲われる危険がある探索を自ら志願する人なんて・・・)
海未(今までは基本穂乃果と一緒でしたが、さすがに一人だと不安ですね・・・)
凛「り、りん・・・」
凛「凛が・・・一緒に行くよ・・・」
海未「凛・・・」
海未「ではお願いします。基本私の後ろにいてくれればいいです。もしもの時はすぐに報告を・・・」
凛「う、うん・・・」
花陽「き、気をつけてね・・・」
凛「うん・・・凛、かよちんのためにがんばる!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:34:06.48 ID:Nz05ixMJ0<> 厨房
海未「・・・・・・」ソーッ
凛「・・・・・・」
海未「・・・・・・」
ドンドン!
海未「いない・・・みたいですね・・・」
凛「はぁ・・・よかったニャ〜」
海未「やっぱり厨房です。包丁類は大量にありますね」
凛「す、すっごいこれ・・・」
海未「そば切り包丁ですか。使えそうです」
凛「り、凛もこれで・・・」
海未「戦ってくれれば助かりますが、あまり無理しなくても大丈夫ですよ?」
凛「でも、穂乃果ちゃんも怪我しちゃってまともに戦えるのは海未ちゃんだけ・・・」
凛「凛も・・・凛も戦わなきゃ・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:35:01.75 ID:Nz05ixMJ0<> ゾンビ「アアアアア!!!」
凛「きゃああああ!!!!」
海未「凛!!」
ゾンビに掴まれそうになった凛をかばい海未はゾンビと掴みあう
海未「くっ・・・!この!」ガンッ! ガンッ!
凛「う、海未ちゃん!」
海未「凛は早く逃げて!」
ゾンビ「アアッ!!」
海未「きゃっ!」ドサッ
ゾンビに力負けし海未は倒れる。海未はゾンビに押し倒される形になる
海未「ぐぅっ!」
海未は必死にゾンビの顔を押さえ噛まれないようにする
海未「凛!早く逃げなさい!」
海未「花陽を守れるのは貴方だけです!早く!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:36:00.00 ID:Nz05ixMJ0<> 凛「はぁ・・・はぁ・・ああああああああ!!!!」グシュ!
ゾンビ「ブゥア!」クタッ
海未「凛・・・」ゾンビドカシ
海未「はぁ・・・はぁ・・・助かりました・・・」
凛「はぁ・・・みんなを守れるのは海未ちゃんだけだよ?」
海未「そうですね・・・ありがとうございます」
希「大丈夫!?」
海未「希・・・心配掛けてすみません」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:37:13.10 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
カチャン
海未「これは・・・!」ハンドガン
凛「海未ちゃん・・・それって・・・」
海未「なぜこんなところに・・・?」
海未「まぁ深く考えないようにしましょう。こんなに信頼深い武器を拾えるなんて・・・」
GET Weapons!
海未
・ナイフ(10)(投げて使用予定)
・飾り物のつるはし
穂乃果
・ハンドガン(24)
・飾り物の刀(切れ味悪い)
凛
・そば切り包丁
・飾り物のつるはし
花陽
・フライパン
希
・フライパン
・そば切り包丁
店の前に大量の油を撒いた。ゾンビが来ても滑って転んで時間稼ぎできる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:37:58.83 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
研究施設
キキー
真姫「自転車も意外と使えるじゃない」
真姫「さて・・・やっぱり手がかりはここにしかないかな・・・」
探索
研究服ゾンビ「アアアアァァァァ」
真姫「」釘バットグッ
真姫「はぁ!」
グチャ! ドサッ
真姫「はぁ・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:39:08.31 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「ここ・・・私が倒れてた場所・・・」
真姫「これ・・・私の血?」
真姫「んっ・・・紙が落ちてる」
■月○△日(今日の日付)20:00
○○ビルの屋上でヘリで脱出予定
真姫「こんなのいったい誰が・・・」
Now 18:39
真姫「これしか手がかりは無い・・・向かうわよ!」
外
真姫「バイク・・・」
真姫「で、でも、運転したことないし・・・」
『ことり「アクセルがわかれば運転できるよ」』
真姫「一刻を争うわ!乗りましょう!」
ブゥン!ブゥン!ブゥゥゥゥゥン! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:40:03.66 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
警察署内
にこ「にっ!?」
にこ「こ、この人たち・・・みんな死んでる・・・?」
にこ「え、えっと・・・とりあえず探索!」
探索
にこ「この紙は・・・?」
■月○△日(今日の日付)20:00
○○ビルの屋上でヘリで脱出予定
地下に大量の武器とジープあり
隣には鍵が置いてあった
にこ「ヘリで脱出予定!?」
にこ「これは急いで向かうしかないわね・・・」
にこ「でもどれが重要な資料なのかわかんないよー!」
にこ「待てよ・・・ジープってあの凄い車だよね・・・」
にこ「よし!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:40:55.71 ID:Nz05ixMJ0<> 地下
頑丈な鍵つきの扉を開ける
にこ「なっ・・・」
そこには大量の武器の数
アサルトライフルからサブマシンガン、ロケットランチャー、何でもあるといっても過言ではない
そして、ロケットランチャーにも耐える最強の大型車、ジープも置いてあった
にこ「に、日本・・・よね?ここ」
にこ「この車にとにかく適当に詰め込もう!」
にこ「緊急事態だし、犯罪じゃないよね?」
にこは大量の武器とオフィスの資料を適当に詰め込みまくった
にこ「さて、目指すは○○ビル!」
にこ「にこ、発進!」
ブゥゥゥゥゥン! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:41:50.65 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
ブゥゥゥゥゥン!
凛「海未ちゃん!向こうからすっごい車が向かってくるよ!」
海未「すっごい車?」
海未「ほ、ホントにすっごい車ですね・・・」
凛「じゃじゃ馬運転だニャ〜」
海未「ちょ、ちょっと、やばいんじゃないですかあの車・・・」
ガシャアアアンン!!!
うみりん「・・・・・・」
凛「事故・・・・・・ったね・・・」
海未「事故・・・・・・りましたね」
海未「ちょっと見てきます。危険を感じたらすぐ叫んでくださいね」
花陽「うん。気をつけてね」
タッタッタッタッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:42:52.23 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「もし運転手がお亡くなりになっていたら、ありがたくこの車を貰いましょう」
凛「うん」
ブゥゥゥゥン!
凛「急に動いた!」
海未「危ない!」
ガチャ
にこ「あっれー?音ノ木の生徒?」
海未「あ、貴方・・・もですか?そうですよね、制服ですし・・・」
にこ「君達ラッキーガールだね♪今ならこのジープに乗せてあげる!」
凛「ホント!?やったやった!海未ちゃん!」
海未「ええ、よかったです。安心できます!」
凛「早くかよちん達に教えてあげよ!」タッタッ
にこ「え?まだいるの?」
海未「ええ。合わせて5人」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:43:44.11 ID:Nz05ixMJ0<> にこ「まぁいくらいても大丈夫だけどね♪」
にこ「それより急いでくれないかな。実は8時に脱出用のヘリが来るらしいの!」
海未「ホントですか!?ならば急がなくては!」
凛「みんな連れてきたよ〜!」
海未「凛急いで!脱出できるかもしれません!」
凛「ホント!?」
にこ「確実じゃないけど希望はあるわ!さあ乗った乗った!」
海未「運転は私がします」
にこ「いいよ、にこに任せて!」
海未「ついさっき事故を起こした人に任せられません!」
ガチャバタン! ブゥゥゥゥゥン!
希「なにこれ!?にこっちこんなのどこで手に入れたん!?」アサルトライフル
にこ「警察署に眠ってたのよ。にこもすっごいびっくりしたわ」
にこ「とにかく○○ビルに大急ぎよ。8時まで時間がないわ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:45:13.58 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
○○ビル前
キキー
真姫「ふぅ・・・アクセルだけで何とかなるものね・・・」
真姫「さて、急ぎましょう!」
潜入!
真姫「絢瀬絵里!」
絵里「に、西木野真姫!?なぜ貴方が!?」
真姫「白状しなさい。もう逃がさないわよ!」
絵里「ま、まあいいわ。また殺せばいいだけのこと」
絵里「はん!しつこい女は嫌われるわよ!」
絵里「ことり!」
ことり「はい・・・」
真姫「ことり・・・」
絵里「殺しておきなさい!」エレベータウィーン
真姫「待ちなさい!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:46:10.40 ID:Nz05ixMJ0<> ことりは扉を開ける、そして大量のゾンビが溢れ出す!
真姫「ゾンビなんて!自分だって危険なのに!」
USE!マチェットヘリコプター!
プゥンプゥン!サクサクサク!
真姫「もう昨日の私とは違う!」ナイフグローブ!
真姫「はああああ!!」
シャキンシャキン!グシャ!ザシャ!
ゾンビ「ブワッ!」
ゾンビ「ホゲェ!」
ことり「・・・・・・」
ゾンビ「アアアアアア」
ことり「!」パァン!パァン!パァン!
真姫「死んで!!」ポールウェポン!
シャキン!シャキン!
真姫「これで・・・終わりよ!」釘バット
グシュッ!グシュッ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:47:15.00 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「はぁ・・・はぁ・・・!?」
ことり「うっ・・・うぅぅぅ・・・離して・・・」
ことりはゾンビに押し倒されていた
真姫(あの裏切り者をどうする・・・?私が手を出さなかったら確実に死ぬ)
真姫(私はあいつに裏切られたんだ!清々する!)
真姫(救える命は救わないと!私はあいつに助けられた!)
真姫(どっちよ私・・・どっち!?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:48:13.86 ID:Nz05ixMJ0<> ゾンビ「アアアアア!」
ことり「やだ・・・死にたくない・・・」
グシュッ!
ゾンビ「バッ!?」
ゾンビの顔に貫通した釘が何本も見えていた
ゾンビが頭から持ち上げられる
ググググッ・・・
真姫「・・・・・・」釘モップ
ことり「真姫ちゃん・・・」
シャキン!
ゾンビ「ゴワッ!」ドサッ
真姫「はぁ・・・ふぅ・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:50:53.15 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「真姫ちゃん・・・どうして・・・?」
ことり「ことりは真姫ちゃんのこと裏切ったのに・・・なんでこんなことりを・・・?」
真姫「私はあんたに助けられた」
真姫「あの薬。何なのかわからないけどあれのおかげで今私は生きてるんでしょ?」
真姫「っていうかあんたがいなかったら私は音ノ木で死んでた」
真姫「借りを返した。それだけよ」
真姫「さぁ消えなさい」
ことり「待って!」
真姫「しゃべらないで!!」銃構え
真姫「二度と見せるんじゃないわよ!!」
真姫「その憎たらしい裏切り者の顔を!!」
ことり「・・・・・・」
真姫「・・・っっ!!」
真姫「・・・・・・」トコトコ エレベータポチッ ウィーン
ことり「うっ・・・うっ・・・」ポロポロ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:51:50.26 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
屋上
ウィーン
絵里「やっとことりが来たわ」inヘリコプター
絵里「ことりが乗ったらすぐに離陸するわよ」
操縦士「はい!」
チーン ウィーン
真姫「絢瀬絵里!!!」
絵里「っ!!?まさか、ことりが!!?」
絵里「急いで離陸しなさい!!」
パタパタパタパタ
真姫「待ちなさいよ!」パァンパァン!
絵里「さっさと死になさいよ!」パァンパァン!
絵里「残念ね!!また私に怪我をさせることすらできなかった!!」
絵里「また私の勝ちよ!あはははは!!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:53:14.35 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「逃がさないって・・・言ったでしょ!!!」釘モップ投げ
パァン!
ガタガタガタガタ!
絵里「きゃっ!危ない!」
絵里「どうしたのよ!!?」
操縦士「プロペラに何か引っかかったみたいです!このままでは墜落します!」
絵里「あっあっ!落ちる!!」
絵里「きゃああああああ!!」ヒューン
ドサッ!
絵里「うっ・・・ぅぅぅぅぅ・・・いた・・・」
真姫「」トコトコ
絵里に向かおうとする・・・が
真姫「やばっ!」
ヘリが墜落!
ガシャシャーン!!
ドガァァァァン!!!
真姫「うっ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:54:38.02 ID:Nz05ixMJ0<> ドサッ!コロコロ
衝撃で絵里が転がってきた
絵里「」ピクピク
真姫「・・・はん!惨めね。ざまぁないわ」
ヘリには大金が積み込まれていた
金の雨が死の町に降り注ぐ
真姫「こんなもののために・・・」
真姫「・・・・・・」
真姫「・・・こいつ、どうしようかしら」
真姫「とにかく運びましょう」
真姫「よいしょ・・・」
真姫「・・・こいつ軽いわね・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:55:34.47 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
ガシャシャーン!!
ドガァァァァン!!!
にこ「ああああああああ!!!ヘリがああああああ!!!」
海未「い、いったい何が起こってるのですか!?」
穂乃果「嘘・・・ヘリが壊れちゃ誰も脱出できないじゃん・・・」
凛「?なんか降ってくるよ?」
花陽「これって・・・福沢先生?」
希「お金やん!一万円札がぎょーさん!」
希「うわすご!これ全部拾ったろ!億万長者やん!」
希「やっぱりうちってラッキーガール!?」
海未「希!そんなことしてる場合じゃないですよ!」
穂乃果「早く屋上で何があったのか確かめに行こう!」
海未「そうですね。穂乃果。肩を貸します」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:57:11.77 ID:Nz05ixMJ0<> 入り口前
穂乃果「誰かいるかな?」
海未「警戒してください。こんな武器を持っていますが注意を怠ると危険です」サブマシンガン
海未「一応試しでちゃんと撃てましたが、まだ不安ですし・・・」
ウィーン
入り口のドアが開く
真姫「っ!?」
ほのうみ「っ!?」
穂乃果(何この人!?怪我してる人を抱えて、銃を持ってる!?)
海未(く、釘バット!?ボクシンググローブにナイフ!?何者!?)
真姫(何なのこの人たち!?あんな銃、テレビでしか見たことない!)
真姫(ど、どうしよう・・・絢瀬絵里を抱えてるから交戦したら危険ね・・・死なれても困るし・・・)
海未(ど、どう出るべきでしょう・・・戦いの意志がないなら問題ないのですが・・・) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 16:59:12.35 ID:Nz05ixMJ0<> 穂乃果「じ、銃を下ろして・・・」銃構え
真姫「!?」銃構え
『ことり「相手に銃を向けるときは殺す気持ちで、だよ」』
海未「待ってください!落ち着いて・・・」
海未「穂乃果、銃を下ろして・・・」
穂乃果(う、海未ちゃんが言うんだから大丈夫だよね・・・?)コトッ
海未「私も銃を下ろします」コトッ
海未「ほらっ、貴方も・・・」
真姫「・・・み、見えないところに銃を隠し持ってるとか・・・」
海未「そんなことありません!私達は今無防備です!」
真姫「じ、じゃあ手を上に上げて。少しでも動いたら撃つわよ・・・」
海未「従いなさい・・・!穂乃果・・・!」手上げ
穂乃果「う、うん・・・」手上げ
にこ「二人とも何やってるの?」
海未「にこ!来ちゃダメ!」
真姫「にこ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 17:00:22.57 ID:Nz05ixMJ0<> 海未「貴方は逃げて!にこ!」
真姫「ま、待って!にこって・・・矢澤にこ?」
にこ「あれ?真姫ちゃんだ!」ひょこ
海未「知り合いですか?」
にこ「うん!にこの友達だよ!」
穂乃果「な、なんだ・・・怖かった・・・」
真姫「びっくりした・・・にこちゃんの友達?」
にこ「そうだよ!っていうか服見ればわかるでしょ」
真姫「あっ、音ノ木の制服・・・」
にこ「今気付いたの?もぅ・・・真姫ちゃんのおっちょこちょい!」
真姫「う、うるさいわねぇ!」
にこ「ところでこれ・・・絵里ちゃんだ」
にこ「やった・・・んだね・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 17:01:34.93 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「えぇ・・・それよりことりは?」
海未「ことり!?」
穂乃果「あなた!ことりちゃんを知ってるの!?」
真姫「ええ。あいつに裏切られたのよ。殺されかけたし・・・」
真姫「生かしておいたけど逃げられたか・・・殺しておけばよかったかしら」
穂乃果「こ、こ、殺す?」
海未「一体全体何があったのですか?」
真姫「貴方達、ことりの友達?」
穂乃果「幼馴染!」
海未「親友です!」
真姫「そう・・・」
真姫「あの・・・じゃあどこかでゆっくり話しましょうか。こいつを縛らなきゃならないし・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 17:02:53.90 ID:Nz05ixMJ0<> DAY2 END
ほのうみのぞえりまきにこりんぱな(感染報告なし)
共通
・にこが見つけた空き家
・ジープ
・大量の銃火器
・飲食物(8人で1日分)
・にこの改造武器コレクション
穂乃果(A right leg is injured)
海未(fine)
絵里(danger)
希(fine)
真姫(fine?)
にこ(fine)
凛(fine)
花陽(fine) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 18:53:46.29 ID:5e447Mb3o<> おもしろい
続きが気になる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 22:59:20.68 ID:Nz05ixMJ0<> DAY3
にこが見つけた空き家
みんなそれぞれ自分の身に遭った事を全て話した
そして、これからどうすべきか意見を出し合っている
絵里はリビングの隣のベッドルームに頑丈に縛り付けた
真姫が絵里の見張り役をした
絵里「う・・・うぅぅぅぅん・・・」
真姫「やっと目が覚めたわね」
絵里「西木野真姫・・・」グッ!グッ!
絵里「あ、あれっ?」
真姫「縛らせてもらったわ」
真姫「これで貴方は無防備よ」
絵里「ふっ・・・私を縛ったところでどうするの?」
真姫「そうね・・・煮るなり焼くなり・・・」
真姫「殺すなり・・・」
絵里「言っておくけど、私を殺したところで何も変わらないわよ」
真姫「へぇ、意外ね。価値のない人間だったのね」
絵里「」イラッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:01:16.79 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「それより犯人さん。教えて欲しいの」
真姫「あんたがアウトブレイクを起こした理由も方法も全部どうだっていい」
真姫「ことりが私に変な注射を打ったのよ」
真姫「あれは何?あれのせいで今私は生きてるの?」
真姫「何か知ってるんでしょ?全部答えなさい」
絵里「あぁ、あの薬ね」
絵里「何?知りたいの?」
真姫「そうよ。教えなさい」
絵里「意外と素直なのね」
絵里「そうね〜、じゃあ高級チョコレート持ってきて?」
絵里「後ジュースもお願い。お腹減ったわ」
真姫「無いわ。さあ教えて」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:03:02.88 ID:Nz05ixMJ0<> 絵里「えぇ〜?エリーチカお腹減った〜、おうち帰りた〜い」
真姫「まだこの状況を理解してないみたいね」ツネッ
絵里「い、いたたたた・・・」
真姫「私はあんたを拷問出来るのよ?」
真姫「痛い思いをする前に早く答えが方が賢明だと思うけど?」
絵里「そ・・・そうね・・・」
絵里「真姫・・・ちょっとこっちに寄って・・・」
真姫「?」近づき
絵里「ぺっ!」
真姫「」ほっぺベチャ
絵里「大サービスよ。エリーチカの唾をご堪能あれ♪」
真姫「」イラァァァァ
ドスッ!ボコォ!ベシッ!バキッ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:06:40.02 ID:Nz05ixMJ0<> ガチャ
海未「ちょ、ちょっと真姫!落ち着いて!」ガシッ
真姫「はぁ・・・!はぁ・・・」
絵里「いっ・・・いったぁ・・・」
絵里「はぁ・・・・・・顔はやめなさいよ・・・・・・」
絵里「あぁぁぁぁぁ・・・奥歯がぁぁぁぁ・・・」歯ポロッ
海未「真姫、見張り役変わります。貴方はリビングで落ち着いてください」
真姫「わかったわ・・・」
真姫「いい?絢瀬絵里」
真姫「貴方の自慢の綺麗な顔がジャガイモに変わる前に素直に白状したほうがいいわよ」
真姫「そうじゃないと・・・」
真姫「本当の地獄が待ってるわ」ボソッ
真姫「じゃあ海未、よろしく」
海未「はい」
バタン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:09:21.44 ID:Nz05ixMJ0<> 絵里「女の子が女の子の顔を殴るなんて・・・それに奥歯も・・・信じられないわあの子・・・」
海未「私は、貴方のほうが断然信じられません」
絵里「貴方確か剣道部の・・・」
海未「はい。二年の園田海未です」
絵里「大会で優勝したわよね?」
海未「・・・私ではありませんが・・・」
絵里「あれは学校にとってとても良い行いだったわ」
海未「・・・・・・やはり生徒会長なのですね・・・」
海未「会長、貴方はなぜアウトブレイクを・・・?」
海未「私はあなたのこと信頼していました。とても頼れる人物だと思っていました」
海未「そんな貴方が・・・こんなことをするなんて考えられない・・・」
海未「でも確かなのでしょう。にこが持ってきた資料に貴方が犯人だという証拠があります」
海未「今のところ、理由については金のためとしか情報がありません」
海未「私は思うのです。貴方は、金以外の何かとても大事なもののためにアウトブレイクを起こしたんじゃないかと」
海未「そう・・・貴方にとってこの町一つよりも、何万人もの人間よりも大事な何かのために・・・」
海未「教えてください。貴方がアウトブレイクを起こした本当の理由を知りたい」
海未「私は真姫とは違います。別に貴方を傷つけたいとは微塵も思ってない」
海未「だから、私だけにでもいいですから、貴方の本音を教えて欲しい」
海未「どうですか?話せば楽になることもあります」
海未「私に、貴方の本心を聞かせてください・・・」
絵里「・・・・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:11:39.73 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
リビング
テレビアナウンサー「音ノ木坂のアウトブレイク事件・・・」
希「どこも同じニュースやね」
にこ「昨日からそうよ。ラジオも全滅。ネットもこの事件のことばっか」
日本でアウトブレイクwwwwwwwwww
1.俺だったら幼女のゾンビを・・・
2.超行きてぇwwwwwwww行ってさっさと人生終わらせてくるわwwwwwwwwwww
凛「何なのこの人たち!凛たちの事情も知らないで勝手な書き込みばっか!」
穂乃果「心無い人が多いよね・・・私達も結構遭遇したし・・・」
にこ「今はそんなことどうでもいいわ」
にこ「今考えるべきはこれからどうするか」
にこ「この封鎖された町でどうやって脱出するか、それを考えて」
「「「「「「・・・・・・」」」」」」シーン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:14:12.85 ID:Nz05ixMJ0<> 希「あのジープなら壁を破壊できるんやない?」
にこ「無理よ。相当頑丈な壁よ。ジープで突っ込んでもジープがペチャンコ」
花陽「よくこの短時間であんな凄い壁用意できたよね・・・」
にこ「ネットでは想定されていたんじゃないかって意見も出てるわ」
凛「そういえば壁の外は本当に大丈夫なの?」
にこ「テレビによると感染報告はなしね。でもゾンビ一人も壁の外に出た奴がいないとも考えられないから・・・」
にこ「何か、『適切な処理』をされてるんじゃない?」
凛「適切な処理?」
にこ「マスコミにばれないように殺してる」
にこ「昔っからそういうのばっからしいよ。ネットの情報だけど・・・」
凛「なんでそんなことを?」
にこ「ゾンビにも人権があるとかいう奴らが出てくるのよ。そいつらに目を付けられたら面倒でしょ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:15:26.06 ID:Nz05ixMJ0<> にこ「真姫ちゃんどうしたの?」
真姫「あっ・・・いや・・・」
穂乃果「ことりちゃんのこと?」
真姫「ええ・・・そうね・・・」
凛「真姫ちゃん充血してるよ?」
にこ「顔も真っ赤!どれどれ・・・」
にこ「熱いよ、熱でも出しちゃったかな?」
にこ「大丈夫?吐き気とかはない?」
真姫「実は前からちょっと気持ち悪くて・・・」
にこ「寝たほうがいいよ?」
真姫「うん・・・」
パン!
みんな「!?」ビクッ
真姫「私が見てくる」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:17:23.02 ID:Nz05ixMJ0<> ガチャ
海未「貴方最低です!見損ないました!」
絵里「あぁ・・・真姫のパンチ一発より痛いわ・・・」
真姫「海未、落ち着いて、こっち来て」
真姫「どうしたの?唾吐きかけられた?」
海未「どうにか彼女を安心させて、彼女の本心を聞こうと思ったのですが・・・」
『絵里「言ったでしょ?金が欲しいからやった。それだけ」』
『海未「それ以外にも理由があるはずです・・・」』
『絵里「ないわ。自分の欲望のために金が欲しかったの。後もうちょっとで私は億万長者だったのに」』
『絵里「はん!あの赤髪のお嬢様のせいで私の人生めちゃくちゃよ!」』
海未「彼女のせいで何万人もの人生がよりめちゃくちゃになってしまったのに・・・」
海未「そう思ったら、ついカッとなってしまって・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:19:07.09 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「・・・しかし強気ねあいつ。こんな状況なのに・・・」
海未「あれはもう何しても口を開かないでしょう。拷問したって無理かと・・・」
真姫「いや、大丈夫よ」
真姫「あいつの口を割らせる方法を思いついたの」
海未「それは?」
真姫「・・・・・・」
真姫「海未、みんなに耳栓でもあげなさい」
海未「拷問しても、その後どうするんですか?警察に突き出すんでしょ?ボロボロの彼女を突き出すのですか?」
真姫「大丈夫、目に見える傷は一箇所で済むわ」
海未「えっ・・・?」
真姫「楽しみに待ってなさい。あいつの震えた声を聞かせてあげる」
海未「・・・・・・殺してはダメですよ。彼女には罪を償ってもらわなければなりません」
真姫「わかってるわよ、じゃあみんなと脱出の方法考えてて」
バタン <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:21:03.00 ID:Nz05ixMJ0<> 絵里「あら、気持ち悪そうね。薬の影響?」
真姫「人間は極限状態に陥ると声が震えるらしいの」
真姫「その震えた声をみんなに聞かせてやりたい」
絵里「じゃあこの私を極限状態に追い込もうって言うの?できる?」
ガバッ!
絵里「あら、私の服脱がせて・・・とうとうレイプ作戦?」
真姫「・・・・・・」ペタペタ
絵里「バスト88よ。自慢の胸に顔を埋めてみたい?」
真姫「電気ショック。貴方の心拍数が40未満になったら自動で発動するようにセットしたわ」
真姫「後は・・・」
真姫は手に20センチほどある針を持っていた
真姫「手っていうのはいろいろな神経が通ってるから特に痛みを感じやすいの」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:22:30.25 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「ねぇ・・・覚悟はできた?」
絵里「はん!またエリーチカの唾が欲しいの?」
プスゥ
絵里「ううううううう!!」
絵里の左手の中指の先端から針を刺す
針は手首まで貫通した
絵里「ううううぅぅぅぅぅぁあああああああ!!」
絵里「はぁ!これくらいで!この私が口を割ると思う!?」
真姫「ええ」
真姫「言ったでしょ。地獄が待ってるって」
真姫「本当の地獄はこれからよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:24:10.31 ID:Nz05ixMJ0<> 数分後
絵里「はぁ・・・はぁ・・・」
心拍数:42
真姫「気を失いそう?」
真姫「いいわよ、気絶しても。私の思う壺だわ」
絵里「はぁ・・・・・・ぁぁ・・・・・・」
心拍数:39
バチィ!
絵里「ひゃっ!!」
心拍数:128
絵里「あ!ああああぁぁぁぁぁぁ!!」
真姫「一生やってなさい」
真姫「見ててあげるわ・・・」
真姫「あんたのビビった声を聞くまで・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:26:53.13 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
アアアアアアァァァァァ!
花陽「あ、あっちの部屋では何が起こってるの?」
海未「真姫を信じましょう。彼女なら会長の口を割らせることができるかもしれません」
海未「ところで、何か案は出ましたか?」
シーン
凛「へ、ヘリコプターを修理する!」
海未「できますか?」
凛「な、なーんて・・・無理だよね・・・」
穂乃果「川を泳いで渡る!それで隣町に脱出!」
海未「・・・よくそんな足の人間からそんな案がでますね・・・」
穂乃果「あはは・・・無理だよね・・・」
にこ「でも、船を見つけて川を渡るって言うのが一番近いのよね」
にこ「ゾンビは水を嫌うみたいなの。あまり深くまで行かなかったわ」
にこ「実験済みよ」
海未「なら橋で止められていれば隣町は安全ということですね・・・」
希「なんか、軍の救助みたいなのはないの?」
海未「あるかもしれませんが、全く情報がありません」
にこ「情報がないからどこに来るかもわからない、救助されるかもわからない」
海未「・・・手詰まりですか・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:29:15.85 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
絵里「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
バチィ!
絵里「あああ!!はぁぁぁぁぁ!!!」
絵里「耐えてやるわよ!一生でも!!」
絵里「はぁ!はぁ!」
真姫「・・・・・・」
真姫(まさか、こいつもあの薬のことについて何も知らない?)
真姫(こいつの性格よ。私を煽っただけとも考えられる)
真姫(っとなると、やっぱりことりが・・・)
真姫(ああもう!何であそこで逃がしたのよ私!)
真姫(まだことりはこの町にいるかもしれないけど、探すのは骨ね・・・)
真姫(こいつが何かいい情報でも持ってればいいんだけど・・・)ガサゴソ
絵里「ど、どうしたのかしら!はぁ!やっぱり私の体に見とれちゃった!?」
真姫(ホントうるさい女ね・・・)ガサゴソ
真姫(何も持ってないか・・・全部ヘリと一緒にお陀仏かな?)
真姫(やっぱりこいつの口から聞かないと・・・それは時間が解決してくれると思うけど・・・) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:30:20.96 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
駐車場
海未「しかし凄い車ですね・・・」
にこ「なんかもう日本!って感じじゃないよね・・・」
にこ「こんな武器も・・・にこの全く知らないところでこんなものが用意されてて・・・」
にこ「もう何も信じられなくなっちゃうよね・・・」
海未「ん?これは・・・」
海未「にこ!この車の取扱説明書かなんかありましたよね!?」
にこ「えっ?あ、あるけど・・・」ガサゴソ
にこ「あった!これね」
海未「」読み読み
海未「これ!水陸両用車です!」
海未「やりましたにこ!ここから脱出できます!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:33:20.44 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
絵里「ぅ・・・・・・」
バチィ!
絵里「!!!???」ビクッ!
絵里「ああっ!・・・はぁ・・・はぁ・・・」
真姫「・・・・・・」録音機材オン
真姫「絢瀬絵里。答えなさい。貴方は何の目的で何をやった?」
ガチャ
海未「やりました真姫!ここから脱出できます!」
絵里「親鳥製薬・・・」
絵里「私は親鳥製薬に雇われたの・・・」
絵里「私の妹が病気で・・・一刻を争うほど危険で・・・」
絵里「私には金が必要だった・・・」
絵里「妹は自分よりも大事・・・この町よりも大事・・・」
絵里「私には大金なんか用意できなかった・・・」
絵里「仕方なかったのよ・・・何よりも早く大金を手に入れる手段がアウトブレイクだった・・・」
絵里「私は・・・やるしかなかったのよ・・・だってこれしか自分にできることはなかったの・・・」
真姫「・・・・・・」カチッ機材オフ
スーッ針抜き
絵里「うぅぅぅぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:35:53.11 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「意外とチョロかったわね」
真姫「海未、親鳥製薬よ。ここが全ての元凶」
海未「親鳥製薬って、ゾンビ化抑制剤も親鳥製薬ですよね?」
海未「製薬会社がアウトブレイクを起こすって・・・理由は?」
真姫「金よ。ゾンビが増えれば抑制剤が売れる。簡単なカラクリ」
海未「・・・金のために・・・何万人もの命が?」
真姫「親鳥製薬は、人間は金を落とす機械としか思ってないようね」
真姫「それよりも脱出できるって?何かいい案が出てきた?」
海未「ジープです。あれは水陸両用車、あれで川を渡ります」
海未「みんな準備を済ませています。貴方も早く準備を」
真姫「わかったわ」
絵里「ぁっ・・・・・・ぅっ・・・・・・」
海未「彼女はどうするんです?外に放置して処理してもらいます?」
真姫「いや、連れてくわ。こいつには罪を償ってもらわないと・・・」
真姫「もう恨みも晴らしたしね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:37:34.77 ID:Nz05ixMJ0<> ・・・
ブゥゥゥゥン!
希「ホントに大丈夫なの!?」
凛「水没したりしないよね!?」
花陽「も、もし泳げない人がいたら大変だよ!」
海未「安心してください。きっと大丈夫ですよ」
凛「きっとなの!?」
海未「揺れますよ!掴まって!」
ガタガタ ジャンプ!
みんな「きゃあああ!!」
海未「川に突入します!」
ブゥゥゥゥン!バシャーン!
凛「・・・あれ?凛たち生きてる?」
花陽「浮いてる!浮いてるよ凛ちゃん!」
海未「えっと・・・ここをこうして・・・」
バシャバシャ!
希「凄い!ホントに川泳いでるやん!」
穂乃果「助かった・・・助かったんだよ穂乃果たち!」
凛「やったー!テンションあがるにゃ〜!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:39:32.55 ID:Nz05ixMJ0<> リポーター「速報です!音ノ木坂の方面から車が川を泳いでこちらに向かってきています!」
リポーター「カメラさん!アップアップ!」
凛「おーい!!凛たち無事だったよ〜!!」
リポーター「女の子です!女の子が車の上から顔を出しこちらに手を振ってます!」
ギャラリー「あれってジープ!?あんな女の子が運転してるぞ!」
ギャラリー「私の娘は!?私の娘は乗ってるの!?」
・・・
穂乃果、海未、希、絵里、真姫、にこ、凛、花陽、全員救出された
にこの警察署の資料と真姫の録音や本人の自白により絵里は逮捕された
終身刑だ。絵里は一生牢獄暮らしとなった
穂乃果は病院に搬送された。痕は残るが生活に支障をきたすことはないらしい
他のメンバーも無事に保護された。だが、マスコミから逃げる生活を送っている
音ノ木は封鎖されたままだ。今大量の資金集めを行っている。その金が何に使われるかはわからないが・・・
DAY3 LAST DAY END <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:40:53.12 ID:Nz05ixMJ0<> OVER TIME
海未「本当に行くのですか・・・?」
真姫「ええ。私にとってはまだ終わってないから・・・」
海未「真姫・・・」ダキッ
海未「絶対に・・・絶対に死なないでください・・・貴方が死んだら私は・・・」
真姫「海未・・・」ギュー
真姫「大丈夫よ私は。死にに行くんじゃないもの」
真姫「じゃあ、そろそろ行くから・・・」
海未「貴方が死んだら・・・貴方を一生恨みますよ・・・?」
真姫「死なないわよ。絶対に」
HAVE Weapons
・サブマシンガン
・ナイフ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:41:49.79 ID:Nz05ixMJ0<> 親鳥製薬
真姫は盗んだ研究員の服を着て親鳥製薬に潜入した
真姫(社長室・・・社長室はっと・・・)
社長室前
真姫「・・・・・・」トコトコ
執事「ん?どうされました?研究員の方ですな?」
執事「新人の方ですか?お迷いですかな?」
真姫「ええ。さっきまで迷ってたわ」グサッ!
執事「ぬっ!?」ドサッ
真姫「ああ気持ち悪い。同じ服がゴロゴロ」脱ぎ脱ぎ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:43:04.50 ID:Nz05ixMJ0<> 真姫「・・・・・・」
真姫「すぅ・・・はぁ・・・」
真姫「行くわ・・・よ!」バンッ!
理事長「来たわね・・・西木野さん」
真姫「理事長・・・」銃構え
真姫「たいした黒幕ぶりでしたね」
真姫「金に困っている会長にアウトブレイクの話を持ち込んだのも・・・」
真姫「そもそもこのアウトブレイクを計画したのも・・・全部貴方」
理事長「よくわかってるじゃない」
理事長「それで?私をどうしようって言うの?」
真姫「警察に突き出します。残りの人生ずっとブタ箱暮らししてもらいます」
理事長「ふ〜ん・・・やれるかしら?」
ことり「真姫ちゃん!」
真姫「こ、ことり!?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:45:27.81 ID:Nz05ixMJ0<> 理事長「このスイッチ、何のスイッチかわかる?」
理事長「少しでも動いてみなさい。ことりが吹っ飛ぶわ」
真姫「じ、自分の娘を・・・!」
理事長「私は有能な人材を求めているの」
理事長「絢瀬さんなんかは、まさに求めていた人材なんですけど・・・」
理事長「残念ながらことりにはためらいがありすぎるわ・・・アウトブレイクにも反対したしね・・・」
真姫「ことり・・・そんな私、てっきり・・・」
理事長「銃を置きなさい。ことりを死なせたくなかったらね」
真姫「・・・・・・」コトッ
真姫「貴方は・・・金のためだけに・・・アウトブレイクを・・・?」
理事長「そうよ。ゾンビが増えれば薬が売れる、簡単なカラクリ」
理事長「おかげでうちの業績はうなぎ上りよ。見事トップ企業に上り詰めたわ」
真姫「貴方って・・・本当に最悪よ・・・」
真姫「悪魔よ・・・人間じゃない・・・人間の皮をかぶった悪魔よ・・・」
理事長「これから死ぬ人間に何を言われても気にならないわ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:47:20.39 ID:Nz05ixMJ0<> 理事長「これ見て」水平式二連ショットガン
理事長「凄い威力なのよこれ。二つの銃身から同時に散弾が飛び出すの」
理事長「この距離でこれを撃たれたらどうなるかわかる?」約3m
理事長「びっくりするわよ。嘘みたいに吹っ飛ぶ」
理事長「何か言い残すことは?」
真姫「私が死んでも・・・必ず貴方を殺す!」
理事長「そう。楽しみだわ」
理事長「さよなら」
ドンッ!ダァン!
ことり「うっ!」
真姫「!?」
理事長「!?」
ことりは真姫を庇って撃たれた。嘘みたいにことりが吹っ飛ぶ
真姫「っ!!」ダダダダダダッ!
理事長「ぐっ!」パァンパァン!
ダダダダダダッ!パァンパァンパァン!
理事長「」ドサッ
真姫「はぁはぁ・・・うっ・・・」ドサッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:48:57.23 ID:Nz05ixMJ0<> 理事長は死んだ
真姫は体に合計4発の銃弾を受け、地面に倒れこむ
真姫「ことり・・・・・・」
這ってことりの元へ向かう
ことりは目を開けたまま動かなかった
真姫「バカ・・・ホントにバカ・・・」
ことりの手を握る
ことり「真姫ちゃん?」
真姫「こ、ことり!?どうして!?」
ことりの体の銃創が見る見る治っていく
よく見たら自分の体の怪我も治っていく
ことり「真姫ちゃんに打った薬。ことりも自分で打ったの」
ことり「あれは親鳥製薬が極秘に開発している薬」
ことり「まだ試作品だから、後遺症とかいろいろ残っちゃうけど・・・」
ことり「ごめんね。でも真姫ちゃんを死なせないためにはあの薬を打つしかなかったの・・・」
真姫「ことり・・・!」ギューッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:52:37.24 ID:Nz05ixMJ0<> ことり「ま、真姫ちゃん?」
真姫「あの手紙置いたのもことりよね?」
真姫「心配掛けるんじゃないわよこのバカ!ホント信じられない!」
ことり「ごめんね真姫ちゃん・・・ごめんね・・・」ポロポロ
親鳥製薬の社長は死んだが、企業が潰れることはなかった
私達は親鳥製薬が極秘に開発していた違法薬物など、全て公に発表した
その中には、人間をゾンビにさせる薬も発見された
親鳥製薬は信頼を失い潰れると思った。だが、そううまく行かず、また次の後継者が現れた
様々な不祥事にもかかわらず、親鳥製薬は業績を伸ばし続けている
真姫とことりは愛によって和解した。共に音ノ木から脱出した仲間達から支援を受けながら逃亡生活を送っている
彼女達は悪の根源を倒した。だが、まだ世界に闇は広がっている・・・
??「良かったな亜里沙!誰のかわからないが、大金が送られてきたんだ!」
??「ホントに良かった・・・助かるのよ亜里沙!おねぇちゃんも喜ぶわ!」
??「おねぇちゃんは?おねぇちゃんはどこなの?」
??「「・・・・・・」」
OVER TIME END <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 23:53:21.73 ID:Nz05ixMJ0<> 参考作品
・DEAD RISING
・学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
・プリズンブレイク
・デビルメイクライ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 00:41:46.66 ID:3k7oAX/T0<> 乙乙
面白かったお! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 07:11:25.42 ID:TkU5Ukrlo<> 乙
ことまきっていいですね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/27(火) 11:34:03.99 ID:z+sR2w7/o<> 追いついたら終わってた…乙! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 14:48:38.40 ID:bWdKXFXwo<> 乙です。
ところで、ラストで亜里沙の治療費を送ったのって、真姫?それともことり? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 18:02:28.58 ID:+V8TMn8L0<> >>155
絵里から直接聞いたことうみが計画を立てて何とかして大金を手に入れて匿名で送った
大金の入手法は考えてないから適当に保管で
ex.親鳥製薬から盗んだ,ヘリ爆破後のんたんが予想以上の大金を手に入れていた
決して録音を聞いた軍・政府や第三者が送ったわけではない(そんなことに金を使わないという考えを持っている)
ことまきは理事長殺害の暗殺者として指名手配されている(マシンガンぶっ放して逃げたから指紋とかでバレバレ)
脱出したみんなは誰にも知られないところでアンチヒーロー的な活躍をしている(特にことまき)
みんな友達としてえりちと面会している
でも拷問が酷すぎたかえりちはどこか虚ろな目をしている様子
参考作品
・DEAD RISING
-ストーリー、武器・アイテム、セリフ参照
・学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
-一部ストーリー、セリフ参照
・プリズンブレイク
-拷問シーン参照
・デビルメイクライ
-セリフ、ことまきの関係参照 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 22:24:19.15 ID:+V8TMn8L0<> おまけ
面会室
絵里「あら・・・海未じゃない・・・また来てくれたの?」
海未「はい。どうです?調子は」
絵里「いいものではないわね・・・」
海未「そうですね・・・」
海未「ちょっと痩せたんじゃないですか?ちゃんと食べてます?」
絵里「毎日三食ちゃんと食べてるわよ・・・」
絵里「ご飯と・・・味噌汁と・・・卵と・・・お魚と・・・」
絵里「いつも同じなの・・・久しぶりにロシア料理食べたいわ・・・」
海未「そうですか・・・すみません、期待には添えませんが・・・」
絵里「いいのよ・・・海未は悪くない・・・悪いのは全部私・・・」
絵里「私が・・・地下に行って・・・ゾンビを開放して・・・」
海未「絵里!」
絵里「!?」ビクッ
海未「落ち着いて・・・深呼吸しましょう」
海未「はい、吸って・・・吐いて・・・」
絵里「すーっ・・・はーっ・・・」
海未「ゆっくり、落ち着いてくださいね・・・」
絵里「うん・・・落ち着く・・・」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 22:27:03.08 ID:+V8TMn8L0<> 絵里「・・・・・・」ボーッ
海未「・・・・・・」絵里の左手さわさわ
絵里「!」
海未「ああ、すみません」
海未(見るまで気付かなかった・・・どうやら感覚はまだ戻ってないようですね・・・)
絵里「私の左手・・・動かなくなっちゃったの・・・」
絵里「こうやって・・・叩いても痛くないの・・・!」ドンドン!
海未「やめて絵里!落ち着いて」止め
海未「いつか治りますよ。心配しなくても大丈夫です」
絵里「そうよね・・・海未がいつもそう言ってるもん・・・治るわよね・・・」
海未「はい、大丈夫です・・・いつか自由に動きます・・・」
絵里「私の左手・・・いつか自由に・・・」ボソボソ
絵里「今・・・私の左手・・・動かない・・・なんで・・・?」ボソボソ
海未「絵里、落ち着いて、深呼吸して」
絵里「いつから・・・?動かないの・・・?どうして・・・?誰のせい・・・?」ボソボソ
海未「絵里!私の声を聞いて!」
絵里「思い出した・・・私の左手・・・針が・・・おっきい針が・・・」ボソボソ
海未「絵里!絵里!!」ガシッ
絵里「あいつに・・・真姫に・・・真姫が・・・」ガタガタ
絵里「真姫・・・真姫・・・真姫・・・あああああああああああああああああああああああああああああ」ガタガタ
バチバチ!
絵里は看守から電気ショックを喰らい気絶した
またやってしまった・・・こうして狂って電気ショックを喰らう絵里をもう何度見ただろう・・・
音ノ木から脱出したメンバーで日替わりで誰かしらが絵里と面会をしている
同じように狂う絵里を見たという報告を何度聞いただろうか・・・
絵里の前では真姫の名前は禁句だった <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 22:29:38.73 ID:+V8TMn8L0<> 看守「絢瀬。手紙だ」
絵里「手紙・・・」
絵里に封筒が渡された
右手一本でやりずらそうに何とか中の手紙を取り出す
絢瀬絵里へ
絢瀬亜里沙は救われました。今では元気に病院を駆け回っています。
ただ、それだけ書かれた手紙が入っていた
絵里「亜里沙・・・よかった・・・大好きよ・・・亜里沙・・・」
絵里「?」
封筒の中にまだ何か入っていた
取り出してみるとそこには・・・
絵里「チョコレート・・・?」
溶けたチョコレートが入っていた
絵里は指を汚しながらチョコを食べる
絵里「おいしい・・・」
『絵里「そうね〜、じゃあ高級チョコレート持ってきて?」』
『真姫「無いわ。さあ教えて」』
絵里はふと、過去のことを思い出した
絵里「西木野・・・真姫・・・?」ポロポロ
おまけおわり <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 22:37:30.08 ID:+V8TMn8L0<> マッキー様の株上げ終了 <>