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HTML化した人:dos
【グリマス】茜「事務所に小さな男の子がいる」P「誰もいないが?」【6センス】
1 :1[sage]:2013/09/16(月) 05:11:55.09 ID:wE1f1R5po
イタタタタタ…

えーと、なんだっけ?

そうそう、確か肝試しイベントのリハーサルやってたんだっけ?

茜ちゃんが天井から颯爽と登場!みたいな。

何で私地面で寝てるんだろ?

(とりあえず起きなきゃ)

ズキッ

(痛っ)

痛い!痛いよ!何でこんなに痛いんだろ?

左手を動かそうと頑張ってみる

(うううー痛いよー)

なんとか動いたけど痛いよー

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379275914
2 :以下、新鯖からお送りいたします[sage]:2013/09/16(月) 05:13:20.83 ID:VJpXHb54o
茜ちゃんだまじうざかわ
3 :以下、新鯖からお送りいたします[sage]:2013/09/16(月) 05:15:13.52 ID:kaxlhtXh0
http://hissi.org/read.php/livejupiter/20130916/a2ZNSzY2T1g.html
4 :1[sage]:2013/09/16(月) 05:19:29.51 ID:wE1f1R5po
朦朧としていた意識がはっきりしてくる

段々思い出してきた

(茜ちゃん、たしかプロちゃんを驚かせようとして…)

プロちゃんの驚いた顔可愛いからね

(プロちゃんが見回りにきたから飛び出して…)

凄い顔だったね

(しっかり固定してなかった背中のワイヤーが外れて…)

思い出すとゾッとする…茜ちゃん、そのまま落下したんだ…
5 :1[sage]:2013/09/16(月) 05:28:10.22 ID:wE1f1R5po
「うぅぅ…」

声も出ない、痛いのに痛いって言えない

なんとか起き上がってみる

足は何とも無いみたいだ、膝が擦りむけてヒリヒリするけど

それよりお気に入りの衣装が破れてるのが、茜ちゃん的にショック


ー茜


誰?茜ちゃんを呼ぶのは



ー茜…茜!



段々声がはっきり聞こえるようになってきた




P「茜!しっかりしろ!大丈夫か?」
6 :1[sage]:2013/09/16(月) 05:35:18.62 ID:wE1f1R5po
茜「プロちゃん…」

やっと声が出た

P「茜…動くな、寝てろ。今救急車呼んだから」

救急車とか大袈裟な…

そんな事よりイベントの準備しなきゃ

皆が楽しみにしてるイベント

茜「茜ちゃん…だ、大丈夫だし…イベント、準備、早くしないと」

P「いいから寝てろ!」

プロちゃん、マジおこだね…

プロちゃんをいつも怒らせる茜ちゃんにはわかる

今のプロちゃんは茜ちゃんにとても怒ってる
7 :1[sage]:2013/09/16(月) 05:41:37.67 ID:wE1f1R5po
意識がはっきりしてくると、今度は身体の痛みと、バカな事した後悔で気持ちが沈んできた

いけない、茜ちゃん泣きそう

泣きそうな時も、辛いときも、どんな時でも明るく前向き!

それが茜ちゃんだけど…なんだか今日は駄目かも

自分のやった事のせいで、皆が楽しみにしていたイベントが中止になったら…

ケガとかよりそっちのほうがよっぽど辛いよ
8 :1[sage]:2013/09/16(月) 06:01:08.79 ID:wE1f1R5po
茜「ええと…」

必死でしゃべって涙をごまかす

茜「ゴメンナサイ、調子に乗って…不時着しました」

茜ちゃんに今できる精一杯の強がりがコレ

恐る恐るプロちゃんの顔を覗き込む

いつになく真剣な顔だ

不意にプロちゃんの右手が動いた

殴られると思い身体をこわばらせる

ナデナデナデ

いつもより長く、優しく頭を撫でてくれた…

なんで失敗したのに頭撫でるのプロちゃん?

「プロちゃん、怒らないの?」

プロちゃんは静かに頷くとただただ、茜ちゃんの頭を撫でてくれた

「も、もぅ、こんなときに頭ナデナデしないでよ…。」

この日はそこで意識が途切れた…




茜ちゃんがとっても不思議な能力に気付いたのは目覚めてしばらくしてからだった
9 :1[sage]:2013/09/16(月) 06:09:51.46 ID:wE1f1R5po
<事務所>

茜「おっはよー!」

小鳥「あら?茜ちゃん、もう大丈夫なの?」

茜「おはよー、ぴよちゃん!茜ちゃんはもう元気元気!いつまでも休んでるとファンの皆が心配しすぎて、お見舞いメールでサーバーがパンクしちゃうよ!」

小鳥「ふふ、そうね…」


ガチャ


P「お、茜、おはよう」

茜「ぷ、プロちゃん?」
10 :1[sage]:2013/09/16(月) 06:23:06.61 ID:wE1f1R5po
P「どうだ?もう身体は大丈夫か?」

茜「あー、えーと、は、はい」

P「?そ、そうか、じゃあ次のイベントの打ち合わせでもやろうか」

茜「う、あ、わ、わかりました」

なんでだろう?プロちゃんと上手くおしゃべりできなくなっちゃった…

スッ

不意に目の前を人影が横切る…

茜「あ?」

P「ん?」

人影の招待は子供だった。

年齢は4歳から5歳くらい?

茜「ね、あ、あの、あんな子、事務所に居ましたっけ?」

プロちゃんに聴いてみる

P「?どの子だよ?」

茜「そこのソファーでお絵描きしてる子…」

P「誰も居ないようだが?」

どうやら私以外には見えないようだ

11 :以下、新鯖からお送りいたします[sage]:2013/09/16(月) 09:18:56.36 ID:B+QHEOV70
茜ちゃんにしては、冷静な判断だね
12 :1[sage]:2013/09/16(月) 22:35:48.88 ID:wE1f1R5po
プロちゃんや他の皆が見えないモノが見えるようになっちゃったみたい

765プロの事務所周辺はあんまりだけど、地方にロケがある時は必ずと言っていいくらいに見るようになった

首のねじれた親子、下半身の無いおねーさん、何かワケのわからない事を延々喋り続ける軍人さん…

茜「ユーレイ?オバケ?いやーん!茜ちゃん怖ーい。プロちゃん助けてー」

P「はいはい」

はいって言いながら助けてくれないプロちゃん。この薄情者!



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