以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:48:44.57 ID:WwiA8Ug70<>
モバP「仲良し度が足りない?」

菜帆「はい。Pさんが担当になってから、もうずいぶん経ちますけど」
http://i.imgur.com/cymICkV.jpg

菜帆「まだまだ、Pさんの態度が堅いと思うんです〜」

P「とは言われても、プロデューサーとして、ある程度の線引きは必要だろう」

菜帆「それでも、もっと仲良くなれたら、と思うんですよ」

P「ううむ……ちなみに、今はその仲良し度は、どれくらいなんだ?」

菜帆「一緒にお茶をするくらいですから――五十くらいですかね〜」

P「ふむ、今が標準なのか」

菜帆「千が限界値ですよ?」

P「仲良しどころか嫌われてるだろ」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396262924
<>海老原菜帆「仲良し度」 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:49:09.88 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「違いますよ〜。目標は高く、ゆっくり目指したいんです」

P「今も仲良しだが、より上の段階に行きたい、と」

菜帆「はい〜」

P「まあ、プロデューサーとして、コミュニケーションも必要か」

菜帆「ではさっそく、仲良くなりましょう〜!」

P「それはいいが、どうするんだ?」

菜帆「今は対面に座ってますけど、これを」

菜帆「――はい。お隣に失礼しますね〜」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:49:47.41 ID:WwiA8Ug70<>
P「……少し、気恥ずかしいな」

菜帆「これに慣れれば、仲良し度が上がりますよ」

P「幾ら?」

菜帆「五くらい?」

P「本当に、気が長い話だ」

菜帆「ふふ、のんびり行きましょう〜」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:50:21.03 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「隣に座るのも、当たり前になってきましたね」
http://i.imgur.com/qXAitPg.jpg

P「そうえば、そうだな。意外と慣れるもんだ」

菜帆「それじゃあ今度は、距離を詰めて……」

P「おい、近すぎるんじゃないか。隙間もないぞ!?」

菜帆「こうしなきゃ、仲良くなれませんから〜」

P「いや、しかしだな……いろいろ、気になるというか」

菜帆「あら、Pさんは、どこが気になるんですか〜」

P「からかうな」

菜帆「ごめんなさい〜。Pさんの反応が、楽しくて」

P「まったく……」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/03/31(月) 19:50:24.52 ID:VQAdqjD7O<> 期待 <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:50:56.18 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「お詫びに、ぎゅってしますね」

ぎゅっ

P「こ、こら! 腕に抱き着くな」

菜帆「お詫びですから、遠慮しないでください〜」

P「しなくていい、しなくていいからっ!」

菜帆「でも、お詫びが」

P「これもからかいの延長だろ!?」

菜帆「あ、バレちゃいました〜?」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:51:25.14 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「Pさ〜ん、謝りますから、もっと近くに来ましょうよ〜」

P「またくっついてくるだろ。なら近寄らん」

菜帆「仲良し度が減っちゃいます〜」

P「減ってしまえ、そんな逆セクハラメーター!」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:52:00.61 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「また対面に戻っちゃいました……」
http://i.imgur.com/KGW7WnL.jpg

P「隣に座ってると、気が気でないからな」

菜帆「ふふ、私のどこが気になるんですか〜」

P「そんなことは一言も言ってない」

菜帆「……ここ、だったりします?」

P「襟を下げるな、こっちに見せるな」

菜帆「今日は胸元の緩い服だから、対面だと、見えちゃうかも〜」

P「ああ、もう、隣に来ればいいだろ!」

菜帆「はい〜」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:52:26.58 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「せっかく隣合ってますから、なにかしたいですね〜」

P「隣合わせたのは、お前だ……」

菜帆「そうでした〜」

P「いけしゃあしゃあと」

菜帆「そうだ、Pさん」

P「今度はなんだ」

菜帆「横になってもらえますか〜」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:52:58.39 ID:WwiA8Ug70<>
P「なんで俺は、担当アイドルに膝枕をしてもらってるんだ?」

菜帆「仲良し度を上げるためですよ〜」

P「恥ずかしいから、そろそろやめたいんだが」

菜帆「ええ〜」

P「どうしてもって言うからやったが、さすがにまずいだろう」

P「恥ずかしいのもあるけど、プロデューサーとして、ちょっとな……」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/31(月) 19:53:25.04 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「そうですか……なら、最後に」

P「おい、なにを」

菜帆「えいっ」

むにっ

P「むぐぐっ!」

菜帆「ごめんなさい、Pさん。机のお菓子が、少し遠くて〜」

菜帆「あ〜、ちょっと取れないですね〜。もうちょっと、前かがみになれば」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:53:55.86 ID:WwiA8Ug70<>
P「殺す気か!」

菜帆「私は、お菓子を取ろうと思っただけですよ〜」

P「自分のグラマラスさを自覚しろ」

菜帆「感想とか、あります?」

P「アホなことを聞くな」

菜帆「私はちょっと、くすぐたかったですね〜」

P「恥じらいを持て、ちきしょー!」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:54:28.68 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「Pさん、Pさん〜!」
http://i.imgur.com/EzTkJNK.jpg

P「どうした、菜帆」

菜帆「あ〜んしてください」

P「そのケーキはなんだ」

菜帆「かな子ちゃん特製、和風ケーキですよ。ほら、あ〜ん」

P「大人をからかうんじゃない」

菜帆「そうですか……」

P「……分かったよ。すればいいんだろ!」

菜帆「はい〜。ありがとうございます」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:55:18.91 ID:WwiA8Ug70<>
P「ああ、恥ずかしかった」

菜帆「ふふ、可愛かったですよ〜」

菜帆「――さて、それじゃあ私も……あむ」

P「ん、それは」

菜帆「はい?」

P「いや、なんでもない」

菜帆「……直接、したいですか〜」

P「なんでもないってのっ!」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:55:46.41 ID:WwiA8Ug70<>

菜帆「仲良し度も、なかなか上がってきましたよ〜」
http://i.imgur.com/LrwuSlk.jpg

P「へー、どれくらいなんだ?」

菜帆「八十です〜」

P「あれだけやってかよ」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:56:16.03 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「もっと上げたいですか」

P「方法があるなら、一応聞いてやる」

菜帆「私の、ぷにぷにで、温かい部分を、Pさんが触ってくれれば」

P「一線を越えてるじゃねえか!」

菜帆「ほっぺですよ〜?」

P「……あ、そう」

菜帆「Pさんが想像したところでも」

P「頬を触るんだよな! よし、触ろう」

菜帆「はい、どうぞ〜」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:57:04.32 ID:WwiA8Ug70<>
ふにふに

P「――温かいし、柔らかいな」

菜帆「Pさんの手も、温かいです」

P「もう、いいか」

菜帆「まだ、もう少しだけ、触っててください」

P「分かった」

菜帆「……ねえ、Pさん」

P「どうした」

<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:58:01.31 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「本当に、触ってもいいんですよ」

P「可愛い反応を、したくないんでね」

菜帆「茶化しちゃ……嫌です」

P「俺はプロデューサーで、菜帆はアイドルだ」

菜帆「Pさん」

P「もういいだろう。俺は少し、頭を冷やしてくる」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:58:49.50 ID:WwiA8Ug70<>
ぎゅっ

P「菜帆」

菜帆「私は、Pさんと仲良くなりたいんです」

菜帆「もっと、ずっと、深い仲になりたくて」

菜帆「ねえ、Pさん……私じゃ、ダメですか」

P「……菜帆っ!」

がばっ

菜帆「きゃ」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:59:20.20 ID:WwiA8Ug70<>
P「やってしまったぁああ……」

菜帆「ふふ、Pさんって、激しいんですね〜」

P「言うな、言うな! 罪悪感で死にそうだぁ」

菜帆「……やっぱり、嫌でしたか」

P「ぐっ、違う。嫌なわけあるか! 大好きだからこそ、立場上の罪悪感がな」

菜帆「えへへ、私も大好きですよ〜!」

P「お前、へこんだフリをしやがって……!」

菜帆「仲良し度も鰻登りです〜」

P「……どれくらいだよ」

菜帆「今は二百くらいですね」

P「それでも二百かよ」


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 19:59:58.27 ID:WwiA8Ug70<>
菜帆「大丈夫、これからもずっと、上がっていきますから」

菜帆「――そうですよね、Pさん〜?」

P「……ああ、そうだな。これからも、よろしく頼むよ」

菜帆「はい〜!」




          
                          おしまい


<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/03/31(月) 20:01:58.23 ID:O/sUFbJAO<> 乙 <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga<>2014/03/31(月) 20:02:50.45 ID:WwiA8Ug70<>
へぇ、この海老原菜帆って子、バストが92で、ヒップが93もあるんだなぁ!
趣味は散歩と和菓子屋巡りで、食べるのが好きな17歳かぁ・・・
よし、投票しよう!

読んでくれてあざました。菜帆ちゃんが大好きです



<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/03/31(月) 21:16:09.39 ID:VLzwc13ko<> 総選挙って素晴らしいおね <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/03/31(月) 21:19:25.62 ID:4QuvON1Oo<> キャラ自体は苦手な方なのに読んだ後ニヤニヤしてるわ・・・
なんなのなの <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>saga sage<>2014/03/31(月) 23:55:18.67 ID:uXwdU1ezo<> これはいいマーケティング <>