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HTML化した人:
dos
★
小梅「バイオハザードごっこ」
1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]:2014/05/11(日) 22:27:46.05 ID:e9aDKUZo0
シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1399814856
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/05/11(日) 22:29:29.48 ID:9psDLbIA0
キタ━━━(゚∀゚)━━ !!!!!
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:30:10.91 ID:e9aDKUZo0
小梅「……♪」ペラ
杏「最近、小梅がご機嫌だねぇ」
幸子「映画の撮影のお仕事が凄く楽しいみたいですね」
輝子「ゆ、夢が叶ったって…言ってたからな…フヒ」
杏「今も、熱心に台本読んでるし」
幸子「そ、そう言われると、3人でモンハンしてるのが少し申し訳なくなりますね…」
輝子「フヒ…確かに」
杏「まぁ、離れた所で静かにプレイしてるから、これも小梅に協力してるって事で」
幸子「物は言い様ですね…」
輝子「ほ、他に…何か協力…できないかな…」
杏「他にー?」
幸子「うーん、練習に付き合う…とかですか?」
輝子「フヒ…そ、そんな感じ…」
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:31:36.27 ID:e9aDKUZo0
杏「練習に付き合うっていうのも、結構難しいよね」
幸子「確かに…どうすればリアルな練習ができるんでしょう」
杏「ホラーゲームでもするとか」
幸子「それ、杏さんがゲームしたいだけですよね」
杏「うん」
幸子「隠す気すらない!?」
杏「まぁでも、実際に恐怖体験をするのが一番じゃないかなぁ。体で覚える、みたいな」
幸子「うーん、確かにそうかもしれませんが…」
輝子「こ、小梅は…全然…怖がらない…」
杏「そうなんだよねぇ。ホラーゲームやってても、隣で目を輝かせてるし…」
輝子「ゲ、ゲームでも…ヤバいシーンは…お、驚く…」
幸子「それが普通だと思いますよ。ま、まぁ、ボクは全然平気ですけどね!」
杏「驚かせポイントの度に『ふぎゃあ!』とか言う幸子」
幸子「そ、それは言わないで下さい!」
輝子「フヒ…じゃ、じゃあ…こういうのは…どうかな…」
杏「お?良いアイデアでもある?」
幸子「是非聞かせて下さい!」
輝子「フヒ…え、えっとだな…」
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:33:13.00 ID:e9aDKUZo0
―数日後―
小梅「も、戻り…ました…」ガチャ
シーン
小梅(あ、あれ…誰も…いない…?それに、真っ暗…)
ガタンッ
小梅「…?…だ、誰か…いるの…?」
ガタッ
小梅(あ、あっちの…方から…)
グチャ…グチャ…
小梅(…な、何の音…かな…)
グチャ…グチャ…
小梅(な、何かを…潰してる…音…?)
グチャ…グチャ…
小梅(何か…食べてる音にも…聞こえる…)
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:34:46.54 ID:e9aDKUZo0
グチャ…グチャ…
小梅「た、多分…この辺りから…」
幸子「…………」
小梅「あ…さ、幸子さん…?」
幸子「…………」
小梅「あ、あの…幸子さん…電気…点けないで…何してるの…?」
幸子「……あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ー………」
小梅「!?…え…さ、幸子…さん…?」
小梅(く、口の周りが…真っ赤…)
幸子「う゛ー………」
小梅「さ、幸子さんが…ゾ、ゾンビ…に…!」
小梅「も、もしかして…人を…食べて…」
幸子「う゛ぅ゛ぅ゛ー……」
小梅(あ…ト、トマトだ…)
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:36:02.31 ID:e9aDKUZo0
幸子「あ゛ー………」
小梅(と、とにかく…逃げないと…食べられちゃう…!)
幸子「う゛ー………」フラフラ
小梅(ゆ、ゆっくり…追いかけてきてる…)
小梅(と…とりあえず…事務所から…出ないと…!)
バターン!
輝子「スタァァァァァァァァズ!!!!」
小梅「!?」
輝子「フハハハハハハ!!」
小梅「しょ、輝子さん…!?」
輝子「スタァァズ…!!」
小梅(ど、どうしよう…輝子さんも…おかしくなってる…)
小梅(い、入り口は…輝子さんがいるし…別の部屋に…逃げるしかない…)
小梅(えっと…そ、倉庫…!)
幸子「あ゛ぁ゛ぁ゛ー……」フラフラ
輝子「スタァァァァァァズ!!!!」ドドドド
小梅(しょ、輝子さんが…走ってくる…は、早く…!)
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:37:09.55 ID:e9aDKUZo0
小梅「はぁ…はぁ…ダンボールの…影に…」
バターン!
輝子「スタァァァァァァァァズ!!!!」
小梅(ギ、ギリギリ…隠れられた…)
輝子「スタァァァァズ…」ガサゴソ
小梅(わ、私の事…探してる…)
輝子「フハハハ…」ガサゴソ
小梅(ス、スターズって…確か…バイオハザードにいた敵が…)
小梅(諦めてくれるまで…静かに…してないと…)
ガサゴソ…
ガサガサ…
ギィ……
小梅(ロ、ロッカーを…開けたのかな…?)
小梅(ロッカーの中に…隠れなくて良かった……)
バタン…
ガサゴソ…
小梅(ま、まだ…探してる…)
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:38:33.83 ID:e9aDKUZo0
輝子「スタァァァズ…フハハハ!!」
バタン
小梅(…で、出て行ったみたい)
小梅(よ、良かった…見つからなくて…)
小梅(でも…ど、どうやって…脱出しようかな…)
小梅(外に出るには…事務所から出て、そのままいつものルートで外に出るか…)
小梅(事務所から出て、非常階段で外に出るか…)
小梅(事務所の窓から外に出るかの…どれか…)
小梅(事務所の窓で、避難用はしごがついてるのは…あそこと…あそこだから…)
小梅(うーん…どの脱出方法でも…さっきの部屋には戻らないといけない…)
小梅(幸子さんは…動きがゆっくりだから、もし居ても逃げられるけど…)
小梅(輝子さんがいたら…逃げられないかも…)
小梅(そ、そうだ…折角、倉庫にいるんだから…何か、使えそうな道具を探そう…)
小梅「な、何か…あるかな…」ガサゴソ
小梅「……あ、この…ネット…使えるかも…」
小梅「よ、よし…脱出…しよう…!」
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:39:11.37 ID:e9aDKUZo0
小梅「………」ガチャ
小梅(誰も…いない…?)
小梅(い、今の内に…さっきの部屋まで戻らないと…)
バターン!
輝子「スタァァァァァァァァズ!!!!」
小梅「!!…も、もう…戻ってきた…!」
輝子「フハハハハ!!!」
小梅「こ、ここで…足止めを…しないと…!」
輝子「スタァァァズ!!」
小梅「こ、このネットを…え、えいっ!」バサァ
輝子「フヒィッ!?」
小梅「い、今の内に…!」
スターズ!!
小梅(ネ、ネットを持ってきて…正解…だった…!)
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:40:15.78 ID:e9aDKUZo0
杏「…………」
小梅「あ、杏さんが…倒れてる…!」
杏「…………」
小梅「あ、杏さん…大丈夫…?ゾ、ゾンビに…やられたの…?」
杏「…………」ガシッ
小梅「!?」
小梅(あ、足を…掴まれた…!)
杏「う゛ぁ゛ー……」
小梅「あ、杏さんも…ゾンビに…なってる…!」
小梅(し、しかも…這いずり…ゾンビ……)
杏「う゛ー……」
小梅「あ、杏さん…足…放して…!」
輝子「スタァァァァァァズ!!!」
小梅「も、もう追いかけてきた…!に、逃げられない…!」
杏「あ゛ー……」ガシィ
輝子「フハハハハハハハハ!!!」ドドドド
小梅「もう…ダメ…捕まっちゃう…!」
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:40:57.32 ID:e9aDKUZo0
輝子「スタァァァズ!」ガシッ
小梅「ひゃ…!」
輝子「…………」
小梅「…………」
輝子「…フヒ」
輝子(この後、どうすればいいんだ…)
小梅「…しょ、輝子さん……?」
輝子(捕まえた後の事…決めてなかった…)
杏「とりあえず噛んどけ…」ボソッ
小梅「い、今…杏さん…喋った…」
杏「う゛ー……(すっとぼけ)」
輝子「フ、フハハ…」
小梅「え、えっと…か、噛む…の…?」
輝子「……フヒ」
小梅「…い、痛く…しないで…ね…?」
輝子「お、おう…」
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:41:57.58 ID:e9aDKUZo0
輝子(ど、どこを…噛めばいいんだ…)
小梅「あ…え、えっと…じゃ、じゃあ…腕…・・」
輝子「フヒ…ス、スタァァズ…」カプ
小梅「あぅ」
杏「はい、バッドエンドー」
小梅「あ、杏さん…?」
杏「どうだったー?バイオハザードごっこ」
小梅「あ…え、えっと…終わり…?」
輝子「フヒ…け、結構…疲れた…」
杏「杏は倒れたまま小梅の足掴むだけだから楽だったー」
小梅「え…あ…えへへ…た、楽しかった…」
輝子「フヒヒ…よ、よかった…」
杏「元々は、映画の練習にーって思って始めたんだけど、これ、役に立ったのかな」
小梅「う、うん…ど、どうやって…逃げるか…とか…色々…考えたし…」
小梅「足を掴まれてる時に…輝子さんに見つかった時…ほ、本当に…どうしようって思ったし…」
小梅「リ、リアル…だった…えへへ…」
杏「それはよかった」
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/05/11(日) 22:42:43.95 ID:Ni7h2F0S0
なにこれ可愛い
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:42:50.33 ID:e9aDKUZo0
小梅「つ、次は…私が…ゾンビ…やる…」
杏「え、小梅が?」
小梅「わ、私も…ゾンビ…やりたい…」
輝子「フヒ…しゅ、主人公が…ゾンビになるのか…」
小梅「さ、さっき…輝子さんに噛まれたから…ゾンビ化…しちゃうの…」
杏「次は誰が逃げる役なの?」
小梅「う゛ー…あ゛ー……」
杏「もう始めてるよ…って、なんで杏を狙ってるの!?」
輝子「スタァァァズ!!!」
杏「ちょ、輝子まで!?」
小梅「う゛ぅ゛ー……」カプ
輝子「フハハハ!」カプ
杏「ぎゃー!?杏の両手が食べられる!?」
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:44:20.06 ID:e9aDKUZo0
幸子「そろそろ終わりましたか?いやぁ、どうでした?ボクの迫真の演技!」
幸子「ただ、ボクはカワイイから、少し怖さが足りなかったかもしれませんね!」ドヤァ
小梅「あ゛ぁ゛ー……」カプ
輝子「スタァァズ!」カプ
杏「やめれー!?」
幸子「あー!?ちょっと、ボクを置いて何楽しそうな事をしてるんですか!?」
杏「ちょっと何言ってるか分からないです」
幸子「ボクも混ぜて下さい!うがー!」カプ
杏「ぎゃー増えたー!?」
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:44:58.34 ID:e9aDKUZo0
―その後―
小梅「お、面白かったから…また…やろうね…!」
小梅「つ、次は…ホームセンターで…チェーンソー買って…それ…使う…!」
杏「やめて」
輝子「そ、それは…ヤバい…」
幸子「ボク達をどうする気ですか!?」
おしり
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[saga]:2014/05/11(日) 22:45:24.56 ID:e9aDKUZo0
http://i.imgur.com/lPZtgLA.jpg
あんうめ記念
見てくれた人ありがとう
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/05/11(日) 23:04:19.82 ID:nuZQ4WQOo
乙
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/05/11(日) 23:12:09.79 ID:Ni7h2F0S0
次は菜々さんの家でやろう
乙
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/05/12(月) 00:03:37.86 ID:HsgPATH/0
??「ゾンビのキグルミ着れば杏おねーさんのことカプってしほーだいでありやがりますか!?」
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/05/12(月) 09:03:21.26 ID:Zd2fnJGdo
>>20
菜々さんはめっちゃ良い反応をしてくれそうだ。
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/05/15(木) 20:39:48.58 ID:M3CpW+1Mo
おつー
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