VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/08/30(土) 00:35:44.41 ID:WycG8DQw0<>地球で一番偉い人「もう打つ手がありません。これは地球の終わりです」

地球で一番偉い人「みなさん、人類は最後のときを迎えたのです」

地球で一番偉い人「静かに祈り、皆で終わりを迎え入れましょう」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409326534
<>アナウンサー「大きな隕石が地球に向かっています」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:37:10.30 ID:WycG8DQw0<> 母「そんな…」カラン…

父「地球が…」コロン…

兄「終わる…?」カラン…

俺「…」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:39:51.13 ID:Z72Yd3GVo<> 何で下駄履いているの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:40:32.68 ID:WycG8DQw0<> 俺はニートだ。

大学受験に失敗し、浪人したものの、そのまま勉強を全くと言っていいほどしなかった

できなかったのだ

当然その年の受験も失敗、大学を諦め、父と母の脛を齧りいきるクズを体で表したような人間

それが俺だった

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:42:04.48 ID:WycG8DQw0<> どうせ生きてても何もいいことのない人生、今更終わろうがどうでもいいことだった

元より終わっているような人生、むしろ隕石などこっちから迎え入れてやりたいくらいだ

兄も父も母もどうでもよかった

ただ一つ気がかりがあるとすれば… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:43:55.21 ID:WycG8DQw0<> 妹「ヒック、エグエグ…」

妹の存在だった

こいつはまだ10歳だ

俺のようなダメ人間とは違う

明るい未来を歩くべきいい子だった

こいつだけは生きていて欲しい、大人になったこいつをみたい、そう思っていた

だがそれも叶わぬ夢…俺にはどうしようもないことだった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:48:31.31 ID:WycG8DQw0<> もういいや…[田島「チ○コ破裂するっ!」]して寝よう

寝てる間に地球が滅んでいればそれでいいや

そう思って俺は電気を消し、布団に潜った




………なんだ、やけに部屋が明るいな

電気は消したと思ったが…

俺が布団をめくり光の原因を確認しようとしたときだった

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:52:00.04 ID:WycG8DQw0<> ??「俺くん!おはようシコ!」


そこにはみたことのない生き物が居た

例えようもない形をして居たが、言葉を喋るようだ…って

俺「なんだお前は!!」ビクッ

??「拙者めちゃシコ妖精のシコぽんだシコ!」

シコぽん「俺くんに地球を救って貰いたくてここにきたシコ!」

俺「俺が…地球を…?」

シコぽん「そうシコ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:54:42.39 ID:WycG8DQw0<> シコぽん「このシコぽんミラージュを使って隕石を破壊するシコ!」

俺「シコぽん…ミラージュ?」

シコぽん「そうシコ」

俺「シコぽんミラージュ…だって!?」

シコぽん「そうシコ!」

俺「一体どうすればいいんだ?」

シコぽん「このシコぽんミラージュは簡単に言えば俺くんのシコパワーを強力にすることができるものメポ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:57:13.77 ID:WycG8DQw0<> 俺「俺のシコパワーを…」

シコぽん「俺くんには救いたいものがあるクル?」

俺「俺の…救いたいもの…」

俺「妹を…妹を救いたい」グッ

シコぽん「ならその気持ちを強く持つシコ!それが地球を救う鍵になるシコ!」

シコぽん「もう隕石はそこまで迫ってるシコ!さあ早く!」

俺「わかった!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 00:59:04.98 ID:WycG8DQw0<> 俺「急がなきゃ!」ダッダダダダダン

母「俺!どこいくの!」

俺「ちょっと散歩へ!!」バタン

父「こんなときにあいつは…」

兄「…」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:02:35.29 ID:WycG8DQw0<> タタタタタ…
俺がやらなきゃ…



「ニュースみた?」

「みたみた、マジで地球終わるんだな」

「隕石衝突だって…」

「嫌だよぉ…俺まだ死にたくねぇ…」

「私もまだ死にたくないわ!」



俺が救わなきゃ…



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:03:59.65 ID:WycG8DQw0<> 俺が…俺が…!




俺「着いた!ここでいいのかシコぽん!」ハァッハァッ

シコぽん「おーけーシコ!ここなら人も少なくて被害も少ないシコ!」

俺「よし…始めるぜ!!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:07:02.28 ID:WycG8DQw0<> 俺「うおおおおおおおお!!!シコシコシシコシコ

俺「チャージ!!!」シコシコシコシコシコシコシコシコ

俺「イャアアアアアアアアアアアア!!!」シコシコシコシコシコシコキュイーーン

俺「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ギュゥーンギュゥーンギュゥーンギュゥーン

シコぽん「いまシコ!」

俺「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ズドパアアアアアアアアンブッシャアアアアアア

隕石「ズオオオオ」

シコぽん「頑張れ!押し切るシコ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:12:36.83 ID:WycG8DQw0<> 俺「ウォアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」ギュワワワワワワワワワ

シコぽん「ダメシコ…押されてるシコ!」

シコぽん「このままだと地球は終わってしまうシコ!」

俺「グアアアアア!!!(くっ!このままだとマズイ!押し切られる…!)」シュイイイインブシャアアアアア

八百屋「おい俺!加勢しにきたぜ!」ヌギヌギ

俺「あんたは!八百屋のおっさん!」シャアウアアアアアアアア

委員長「お前だけにいいカッコさせるかっつーの!」ヌギヌギ

俺「委員長!」ギャオオオオオオオ

クラス全員「俺たちも協力するぜ!」

俺「みんな!!」ブシャアアア

兄「…俺」

俺「兄貴…」ブシャアアア

兄「お前のこと、落ちこぼれなんて言って…悪かった」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:16:02.84 ID:WycG8DQw0<> 俺「そんな…俺気にしてないよ」ブシャアアア

兄「お前は立派だ!俺も協力するぞ!」

父「もちろん、俺もな!」

皆「「「「「うおおおおおおおお!!!」」」」」シコシコシコシコキュイーーン

俺「みんな…ありがとう!」ブシャアアア

俺「皆の精力が俺に集まってくる…」ブシャアアア

俺「感じるぜ!皆のパワーを!」ブシャアアア

俺「うおおおおおおおお!!!」ブイイイインキャウンキャウンキャウ

俺「これでどうだああああああ!!!」ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

隕石「う、うおおおお!」ドゴーン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:16:28.51 ID:WycG8DQw0<>

ーーーーーその日、空は白く染まった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:20:15.03 ID:WycG8DQw0<> かつてこの国には男がいた

男は自身の力の種を用いて、地球の危機、人類の危機を救ったという

彼の名は…



ーーーーーーーーーー俺





〜終わり〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 01:27:36.27 ID:X0Blh3TnO<> 乙
なんだこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 02:00:14.49 ID:k8WX70MCO<> これかと
http://imgur.com/Dqyh5Qc.jpg <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/30(土) 02:27:21.67 ID:4uvKhIa3O<> ペニスブラスト…… <> ウケ<><>2014/09/17(水) 01:05:32.23 ID:IJ/kchmB0<> これってヨハネの黙示録まっしぐらですね
<>