◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 11:02:50.69 ID:DEMB4Ugk0<>

ガコォン

魔王「フフフ……よくぞ来た勇「助けてくれ!魔王!」は?」

勇者「頼む!匿ってくれ!」

魔王「は?匿うってえ?」

勇者「頼むよ!もうお前くらいしか頼れる奴がいないんだ!」

魔王「待っ待て勇者!一体さっきから」

勇者「はっやばい!とにかく時間がないんだ!後で説明するから!とりあえずマントの中に!」ゴソゴソ

魔王「ちょっ待て!勝手に入るな!止め!」

勇者「俺の事は言うなよ!絶対だぞ!フリじゃないからな!」

魔王「だから一体何だと」

ガコォン

魔王「む?」

武闘家「勇者!」

商人「勇者君!」

賢者「勇者様!」

魔王「何だ?勇者の仲間か?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409796160
<>魔王「フフフ……よくぞ来た勇「助けてくれ!魔王!」は?」
◆QgglP00/SI<>sagasage<>2014/09/04(木) 11:11:46.24 ID:DEMB4Ugk0<>

武闘家「勇者!どこ!?」

商人「いない?勇者をどこにやった!?」

魔王「ふん勇者か?知りたいか?」

勇者(バカ!止めろ!頼むから!)

賢者「知っているなら早く教えなさい!でなければ……」

魔王「何だ?」

賢者「死なない程度に痛めつけます!」

武闘家「倒さない程度に潰すよ!」

商人「死にたくなるくらいに金をむしり取ります!」

魔王「待て!商人おかしいだろ!後の二人はともかく、と言うか死なない程度なのはなぜだ?」

武闘家「あんたが死んだら勇者が英雄になっちゃうからだ!」

魔王「は?」

商人「3人で分けるのすら大変だったのに」

賢者「旅が終わったらもっと大変ですから」

魔王「待て!本当に待ってくれ!言ってる意味がさっぱり分からん!」

勇者(ガタガタ)ガタガタ

魔王(ええい震えるな鬱陶しい) <>
◆QgglP00/SI<>sagasage<>2014/09/04(木) 11:20:29.81 ID:DEMB4Ugk0<>

武闘家「とにかく勇者の居場所を教えなさい!」

魔王「……ふん、勇者なら確かに先刻ここにやってきた」

勇者(魔王!?)

魔王「そして無謀にも単身我に挑み、そして倒れた」

商人「そんな!こいつ!金庫の中身全部とったる!」

魔王「だからそれおかしいから!それもう商人じゃなくて盗賊だから!」

賢者「それで?勇者様は?」

魔王「倒れた勇者がどこに行くのか、お前たちの方がよく知っていよう?」

武闘家「はっ教会!」

商人「復活してるのね!」

賢者「急ぎましょう!また見失ってしまいます!」

ダダダダダガコォン

魔王「……ふん、行ったぞ?」

勇者「たっ助かった」ヘナヘナ

魔王「全く……訳がわからん、ちゃんと説明してもらうぞ勇者よ」

勇者「ああ分かった、でもその前に助けてくれてありがとな」

魔王「礼には及ばん、こっちの方が面白そうと思ったまでだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/04(木) 11:35:23.23 ID:2ms2buvjO<> ショタ魔王と姉さん勇者と考えても宜しいか? <>
◆QgglP00/SI<>sagasage<>2014/09/04(木) 11:41:59.05 ID:DEMB4Ugk0<>

勇者「まず始めにあの3人だが、俺の仲間だ」

魔王「それは分かっている、何故仲間から逃げているのだ?」

勇者「それはな……一緒に居ると、俺の命が危ないからだ」

魔王「いきなりおかしいなそれ」

勇者「あの3人はその……俺に好意を寄せているんだが」

魔王「それの何が危険なんだ?」

勇者「毎晩その……あれをせがんできてな」

魔王「あれ?……アレか?」

勇者「代わる代わる一晩中」

魔王「……あぁうん、大変だな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/04(木) 11:55:51.58 ID:jA1Q0QC2o<> 前もなかったかこれ



期待 <>
◆QgglP00/SI<>sagasage<>2014/09/04(木) 12:31:23.66 ID:DEMB4Ugk0<> すいませんちょっと用事で時間が、夜にまた来ます。
>>6もしかしてですけど、勇者と魔王が酒場で飲んでるやつですか?それとも別のですかね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/04(木) 13:15:08.05 ID:jA1Q0QC2o<> >>7
それかもしれない
なんてやつだっけかな <>
◆QgglP00/SI<>sagasage<>2014/09/04(木) 17:22:15.69 ID:TX183TObO<> もしそうならタイトルは

勇者・魔王「「死ぬ……ホント死ぬ」」ゲッソリ

だったかな? <>
◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 21:30:32.21 ID:DEMB4Ugk0<> どうも1です。
ぼちぼち再開します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/09/04(木) 22:10:51.75 ID:z3p0oW7R0<> 期待 <> そ ◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 22:44:12.65 ID:DEMB4Ugk0<>

勇者「最初に会ったときはあんなじゃなかったんだ」 

魔王「普通だったのか?」

勇者「まあこんな感じで」

 ーーーーー

勇者「まずは酒場で仲間を探さないと、どんな人がいるのかな?」

店主「あらいらっしゃい、何の用だい?」

勇者「実は旅の仲間を探してて」

店主「仲間?冒険者かい?」

勇者「あの……一応勇者です、さっき王様に魔王討伐を頼まれて」

店主「あらあんたが勇者様なの?」

勇者「それで魔王討伐の仲間を探してて」

店主「それならこんな人達はどうかしら?」

勇者「えーと……色々な人がいますね」

店主「とりあえず前衛で戦える人と、魔法が使える人、後は他に目的があればそれに適したひとを入れておくといいわよ?」

勇者「ふむふむ……それじゃあ」 <>
◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 23:00:03.63 ID:DEMB4Ugk0<>

勇者「戦士と……僧侶と……魔法使いかな?バランス的に」

店主「あらいい人選ね、それでいいかしら?」

勇者「は「ちょっと待ったー!」へ?」

???「待って勇者!そんなに簡単に決めたらダメ!」

??「そうですよ勇者様、魔王討伐ともなれば長く辛い旅になります」

??「そんな旅にいく仲間なら、もっと慎重に選ばないと!」

勇者「え?え?えっと……君達は?」

???「あたしは武闘家!戦士よりも早くて会心がでやすいのよ!」

??「私は賢者です、僧侶と魔法使いの魔法をどちらも使えます」

??「うちは商人、旅の最中の資金繰りや軍資金稼ぎはおまかせや」

勇者「武闘家さんに賢者さんに商人さん?」

武闘家「そう!どんな敵でもこの蹴りで倒してみせるよ!あたしを仲間に入れてみない?」

賢者「あらゆる魔法を使い、お役に立ってみせます、私を仲間にしていただけませんか?」

商人「うちがいるだけでお金の心配はなし!どうや?うちを仲間にしてみたくなったやろ?」

勇者「うーんなる程……そうだなぁ」

 ーーーーー <>
◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 23:11:04.59 ID:DEMB4Ugk0<>

魔王「なぁ勇者、一ついいか?」

勇者「何だ?」

魔王「それって明らかにお前を狙ってただろその3人」

勇者「あっやっぱり?俺も後から考えたらあれ?って思ってね」

魔王「いや最初から気付けよ」

勇者「やる気があるのは良いことだと思って」

魔王「確かにやる気はあったな、やる気じゃなくて犯る気だけど」

勇者「それで旅立つ前に、もう一度王様に会いに行ったんだ」

 ーーーーー <>
◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 23:28:09.68 ID:DEMB4Ugk0<>

勇者「それではいって参ります」

王様「うむ、頼んだぞ勇者よ」

勇者「はい!必ずや仲間と共に魔王を倒します!」

武闘家「やってやるぞ!」

賢者「勇者様の御心のままに」

商人「ぼちぼちいこうか」

王様「よい返事じゃ」

姫「あの……勇者様」

勇者「え?えっと姫様ですか?」

姫「はいこの国の姫でございます、魔王討伐に向かう勇者様を是非一目見ておきたくて」

勇者「ありがとうございます、必ずや期待に応えてみせます」

姫「そうですか……それでは、魔王を倒した暁には私と結婚して下さいまし」

武・賢・商「「「!?」」」

勇者「は……はい?今何と?」

姫「ですから私と結婚して欲しいと言ったのです」

勇者「え?お……王様?」

王様「ムムム……確かに魔王討伐ともなれば相応の褒美がいろう、姫もその気じゃしな……勇者よ!魔王討伐を成したならば、姫との結婚を許そう!」

勇者「え?え?」

姫「待ってますわ勇者様」ポッ

武・賢・商「「「……」」」ギリギリ <>
◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 23:58:13.85 ID:DEMB4Ugk0<>

武闘家「勇者!早く行こう!」ガシッ

勇者「へ?」

商人「そうや!のんびりしてる暇なんて無いんよ!」ガシッ

勇者「う……うん」

賢者「いざ魔王討伐の旅に!」ギュッ

勇者「そ……そうだね」

武・賢・商「「「……」」」キッ

姫「勇者様……」ムムム

勇者「えっと行ってきます」

 ーーーーー

勇者「まあこんなだった」

魔王「はいはいはい、良くあるパターンね」

勇者「いやでも俺勇者な事以外は一般人と変わらないぜ?姫様と結婚なんてそんな」

魔王「で?それが原因で毎晩なのか?」

勇者「いやまだだよ、次は俺達が旅立って最初の村に着いた時の事だ」

 ーーーーー <>
◆QgglP00/SI<>saga<>2014/09/04(木) 23:59:51.17 ID:DEMB4Ugk0<> とりあえずここで一旦終了で。
ではまた次回。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/05(金) 03:00:29.30 ID:SK0djt1yo<> おつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/05(金) 06:38:44.10 ID:6tMx2cWbO<> おつれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/05(金) 06:39:24.71 ID:6tMx2cWbO<> >>19
ごめん、誤字
おつ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/05(金) 08:06:30.91 ID:plnOubQ/O<> すでにニヤニヤが止まらない <>