VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>ryuryuroad@gmail.com<>2014/10/05(日) 12:48:39.05 ID:xH3BOTJhO<>
バドミントンのSSです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412480919
<>男「バドミントン」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/05(日) 12:49:22.43 ID:xH3BOTJhO<> 雲一つない青空。



澄み切った空気。


午前中のこの雰囲気が俺は凄く好きだ。



朝の早起きは嫌いじゃない。


今日はいつもより早く起きた。




昨日の夜はあまり眠れなかったけれど、目が覚めてしまった。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/05(日) 12:50:12.69 ID:xH3BOTJhO<> 行事があるときはいつもそう。


自転車が、きいきい、と音を鳴らす。






今日は高校の入学式だ。





男「あー!気持ち良いーー!!」


誰かに分けてあげたくなるようなこの気持ち良さ。思わず、叫んでしまった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/05(日) 12:51:07.98 ID:xH3BOTJhO<> 「朝から元気だな、男」


後方から聞き慣れた声がした。


友「よっす」

男「友!おはよっす!」


彼は友。
中学からの友人で、これから「羽田高校」で三年間を共にすることになる。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/05(日) 12:51:43.47 ID:xH3BOTJhO<> 男「朝の空気って気持ち良いじゃん?お前は血圧ひくそうだなー」


友「いつも通りだよ」


友「てかお前もうラケット持ってんのかよ。流石に早くね?まだ入学式だぜ」


男は背中に長方形の大きなバッグを背負っている。


中にはバドミントンで使うラケットが入っていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/05(日) 12:52:20.59 ID:xH3BOTJhO<> 男「ああ、今日学校帰りに女と練習するんだ、南スポで。」


友「なるほどね。それなら誘えよ!」


男「わりいわりい!朝いきなりメールが来たんだよ。友にも来てないのか?」



友「…。」スッ

友「あ…。来てるな。でも6:00って早えよ…。寝ぼけて開いちまって放置してたかもしれん。」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/05(日) 12:53:11.12 ID:xH3BOTJhO<> 男「友も後から来いよ!2時間とってるから1時間はできるぜ。」




友「おう。待っててくれ。」




話しながら自転車を漕いでいると、羽田高校正門へ着いた。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/05(日) 12:54:24.85 ID:xH3BOTJhO<> キイッ

ガチャコンッ



男「チャリで15分ってやっぱりいいなー。」


自転車を駐輪場に停め、時間を確認する。


友「9:55か。ちょい急ごうぜ、確か俺ら1ーEだよな?」



男「多分そこだ!送られてきたクラス割のプリントによれば。」


友「1番端っこじゃねえかよ…」

男「いこう!」


2人は下駄箱へと走り出した。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/10/05(日) 14:32:10.98 ID:HqMODK7tO<> はよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/10/05(日) 14:34:58.36 ID:R6XoPi390<>
遅刻じゃないか? <>