VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/10/10(金) 21:27:14.77 ID:M+z1lv6j0<>響誕生日SSです。響誕生日おめでとう!
若干百合要素あり。
よろしくお願いします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412944024
<>響「一番のプレゼント」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:29:09.72 ID:M+z1lv6j0<> 事務所
響「はいさーい!」
P「おう、おはよう響」
春香「おはよう、響ちゃん!」
美希「おはようなの」
響「今日は午後から取材だったっけ? プロデューサー」
P「あぁ、そうだが、それよりも」チラッ
春香「……」ウズウズ
美希「……」ニコニコ
響「どうしたんだ春香と美希、なんか変だぞ?」
春香「響ちゃん!」ダキッ
美希「お誕生日おめでとうなのー!」ダキッ
響「うぎゃー!」ドンガラガッシャーン
P「お、おいお前たち、大丈夫か!?」
春香「いてて……」
美希「きゅぅ、なの」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/10/10(金) 21:30:21.69 ID:M+z1lv6j0<> 響「もう、いきなり何をするんだー! びっくりしたじゃないかー! って、え?」
響「……誕生日?」
春香「そうだよ響ちゃん、はいこれ、特製クッキー!」
美希「ミキからもプレゼント! アクティブな響に、新しいサンダルをプレゼントなの!」
響「え、あ、えっと……」キョドキョド
P「こら二人共、響が混乱してるだろ? ほどほどにしておけ」
美希「えー、今いいとこなの」
春香「あはは……」
美希「それにしたって、なんだか響、変だったね?」
響「え?」
美希「もしかして、自分の誕生日忘れてた?」
響「……っ/// そんなわけないぞ!」
美希「あはは、顔が真っ赤だよ?絶対忘れてたの!」
響「うぎゃー!」ジタバタ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:32:14.94 ID:M+z1lv6j0<> 春香「まぁ、最近ずっと忙しかったから、忘れちゃってただけだよね? 響ちゃん」
響「そ、そうだそうだ!」
P「……だとしたら少し無理をさせすぎているか?」
響「え?」
P「だって、自分の誕生日を忘れるくらい、頑張ってたってことだろ?」
P「いくら仕事がうまく行っていても、大切な物を疎かにするのは良くないと思うんだ、今後に悪い影響があるかもしれない」ウーム
響(どうしよ、プロデューサー、本気で悩んでる……)
響「あ、あのさプロデューサー」
P「どうした? やっぱり疲れているのか? なら今日の取材は……」
響「そうじゃなくて!」
響「あの……その……」カァー
響「うっかり、忘れてただけ……だから」
P「え?」
響「だーかーらー! 本当に、ただ単純に忘れていただけなの!」
P「そ、そうだったのか」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:35:03.08 ID:M+z1lv6j0<> 響「あぅぅ……すっごく恥ずかしいぞ」
春香「大丈夫だよ! 私なんてしょっちゅう転んでるし!」
美希「それは気をつけるべきだってミキ思うな」
アハハハハ
響「あ、そうだ二人共!」
春香「ん?」
美希「何?」
響「誕生日祝ってくれて、そしてプレゼントまでくれて、ありがとう!」
春香「そんな、感謝されることじゃないよ」
美希「そうだよ? だって765プロの仲間の誕生日なんだから、覚えていて当たり前なの」
響「そんな自分の誕生日を忘れていた自分って……」
美希「わわわ、今の発言は取り消しなの!」
響「あははっ、冗談だぞ! 自分、そこまでネガティブじゃないさ!」
美希「心配して損したの」プクー
響「でも、謙遜しないで自分の感謝の気持ち、受け取ってくれると嬉しいぞ!」
春香「うん!」
美希「了解なの!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:37:08.22 ID:M+z1lv6j0<> P「それと、やっぱり皆祝いたい気持ちがあるんだが……スケジュールの都合上会えなくてな」
響「わかってる、それは仕方ないことだって」
P「皆からのプレゼント、ソファの上に置いてある、今のうちに見ておくといいんじゃないか?」
響「わかった、そうする!」
P「あ、それと響」
響「なんだ? プロデューサー」
P「俺からも言わせてもらう、誕生日おめでとう」
響「ありがとう!」
事務所〜ソファ前〜
響「さっそく、プレゼントを開けよう」ワクワク
響「まずはこれ! なんだか豪華な箱だぞ!」
響「きっと伊織のだな、どんなものが入って」バリバリ、パカッ
ビヨーン
響「うぎゃー!」
響「び、びっくり箱?」ヒラリ
響「紙?」ヒョイ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:38:45.13 ID:M+z1lv6j0<> ひびきんへ!
とーっておきのプレゼント! ひびきんをびっくりさせる計画大成功! きっと「うぎゃー!」とか声上げたっしょ? んっふっふ〜、ひびきんのことはお見通しだかんね!
響「亜美と真美だな! うぅぅ、まんまとはまった自分が悔しいぞ!」
お誕生日おめでとう! でも、この箱買ってお小遣い使い切っちゃった、もし不満があったら、後でイタズラ返ししていいから、許してYO!
亜美&真美
響「おめでとう、の後、何度か消し直した跡がある……自分へのプレゼント、これでよかったのかって迷ったのか?」
響「不満なんかないよ、一生懸命考えてくれたプレゼントなんだから! でも、びっくりさせたからお返ししてやるさー!」
響「さて、ほかのプレゼント……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:39:47.78 ID:M+z1lv6j0<> 響「雪歩はお茶、真は、なんだか可愛い手鏡だな、伊織からは……冷蔵庫にゴージャスプリン? お昼のあとに食べよう! あずささんは……えっ? これって下着……」
響「こ、こんなのつけられないぞ!/// あと、律子とプロデューサーからが響チャレンジの企画書、律子らしいなぁ……、あとやよいから、またもやしパーティーに招待してくれるのか! 千早からはヘッドホンだぞ!」
響「さっそく装着!」スチャッ
響「大きいな! なんだかDJみたいさ!」
響「進めー負けないーここからーはじーまーるー」ルンルン
小鳥「あのー、DJ響ちゃん」
響「うおわああああ、ぴよ子、いつからそこに!?」
小鳥「ヘッドホンつけたところね」
響「全部見られた」カァー
小鳥「まぁまぁ、はしゃぐ気持ちはわかるから! それに若い証拠よ! 私くらいになると……なると……」
響「はいさい! この話はやめやめ!」
小鳥「そ、そうね、響ちゃん、これは私から、それとこっちが社長から」
響「あれ? なんで別で渡すんだ?」
小鳥「直接渡せるなら、そのほうがいいかなって、はい、どうぞ」
響「ありがと、開けていい?」
小鳥「どうぞ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:41:40.73 ID:M+z1lv6j0<> 響「あ、ピアスだ」
小鳥「いつものピアスもいいけど、そういうのも可愛らしくっていいと思うわよ?」
響「うん! 気に入った! ありがとうぴよ子!」
小鳥「どういたしまして」
響「それでこっちが社長からか」
響「え?」
小鳥「どうしたの?」
響「な、なんか自分の家族たちの遊び道具、自分の家に送ってくれるって」
小鳥「あら、よかったじゃない」
響「あ、あんまり気合入れたもの送られても、入らないって思うんだけど……」
小鳥「そのへんは社長も加減してるわよ、安心して」
響「そ、そうだな!」
小鳥「それじゃあ、私はこの辺で、プレゼント見るのに夢中になって、取材に遅れちゃだめだからね?」
響「わかってるぞ!」
響「あとは、もう、わかってるぞ!」
響「貴音、きっとラーメンとかラーメンに関する物を用意して……」ゴソゴソ
響「あれ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:43:03.58 ID:M+z1lv6j0<> 響「え? プレゼント、もうないの?」
響「て、手紙、貴音の事だから心のこもった手紙とか!」
響「……無い」
響「みんなはプレゼントに、手紙までくれたのに、貴音だけ、なにもないの?」
響「……いや」
響「プロデューサー!」
P「おぉ、なんだ響」
響「貴音の今日のスケジュールって、どうなってる?」
P「えーっと、……あぁ、明日まで東北でロケだな」
響「……そっか」
P「どうした響、なにかあったのか?」
響「なんでもないよ……」
P「いや、そうは言っても、何かあったのなら、素直に話してくれないか?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:44:22.21 ID:M+z1lv6j0<> 響「……んだ」
P「え?」
響「貴音だけ……プレゼントも、手紙も、なんにもなかったんだ……」
P「なっ、貴音に限ってそんなこと……」
響「ちゃんと確認したんだぞ? でも、無かった」ウルッ
P「! 待て響、何か事情があるかもしれない! 配達物で届くとか!」
響「そ、そうかな?」
P「電話してみたらどうだ? 自分の誕生日の事に触れず、自然に」
響「わかった、やってみる」
ポパピプペ
響「……出ないぞ」
P「今の時間だと、ロケの真っ最中で出られない可能性があるな、折り返し電話がかかってくるだろう」
響「そうだね」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:45:29.97 ID:M+z1lv6j0<> P「安心しろ、貴音がお前の誕生日を忘れるわけない!」
響「……うん! プロデューサーの言うとおりだ! 色々事情があるだけなんだろうな! 自分は今日も、取材頑張るぞ!」
P「あぁ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:46:40.47 ID:M+z1lv6j0<> 取材後
響「もう、夕方か」
響「あ、電話、貴音からだ!」
響「もしもし!」
貴音「響、こんばんわ」
響「あ、こんばんわ」
貴音「何やら電話があったので掛け直しました、何か御用があったのでしょうか?」
響「えっと、その、た、貴音がちゃんとロケしてるかなって気になっただけだぞ!」
貴音「わざわざ心配ありがとうございます。ろけの方は何の滞りもなく終わりました」
響「そっか、おつかれさま」
響(やっぱり……覚えてないのかな? もうちょっと、ストレートに聞いてみよう)
響「貴音〜、今日は何の日だ?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:48:02.60 ID:M+z1lv6j0<> 貴音「十月十日……はて、祝日ではございませんが、何か特別な日なのでしょうか?」
響「え……」
響「ちょ、ちょっといじわるしないでよ、今日は、自分の……」
貴音「! す、すいません響、電車に乗らなければいけませんので! 今日はそのままお帰りになりますか?」
響「……うん」
貴音「それでは、気をつけてお帰りください」
ピッ
響「……」
響「きょ、今日は誕生日なんだ! みんなからプレゼントもらって、いい日なんだ!」
響「ケ、ケーキ買って帰るぞ! 一番でかいやつ!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:50:33.39 ID:M+z1lv6j0<> マンション前
響「あ、もう6時過ぎだな」
響「ケーキ、やっぱり大きいな、一人じゃ食べきれないぞ、家族、動物達には甘いもの駄目だし」
響「貴音がいたら……」
カイダンテクテク
響「うっ……」ポロ
響「ひっく……なんで、どうしてぇ……」ポロポロ
響「プレゼントも要らない、おめでとうの一言だけ、聞きたいのに……なんで、貴音は忘れちゃったんだ……親友だと、思ってたのに……」ボロボロ
???「ひ、響!?」
響「ふぇ?」ポロポロ
響「……貴音?」
貴音「どうしたのですか、そのように泣いて! 何処か怪我をしたのですか!?」
響「違うぞ……」
貴音「ではなぜ、そんなに泣いて」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:51:47.24 ID:M+z1lv6j0<> 響「……」グスッ
貴音「……響、よろしければお部屋にあげてもらってもよろしいでしょうか?」
響「……良いよ」
貴音「お邪魔いたします」
響「いぬ美たち、ちょっとだけ、貴音と二人で話したいから、部屋移動しててもらっていいか?」
貴音「それで、どうして泣いて……、いえ、今もそんな悲しそうな顔をしているのですか?」
響「貴音のせいだ……」
響「皆がプレゼントくれたのに! 貴音だけなんにも無いし! ロケで明日までいないって言うし!」
響「貴音は絶対忘れてないって思ったのに! うわあああん!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:53:06.47 ID:M+z1lv6j0<>
貴音「響」ギュッ
響「なんだよ! 貴音のバカ! もう知らない!」
貴音「ではなぜ、今私がここに居るのでしょう」
響「え? ……あれ」
響「あれ? 明日までロケじゃ……あれれ?」
貴音「さぷらいずのつもりが、響に悲しい思いをさせてしまったようですね……」
貴音「明日までろけと言うお話は嘘です。本当は、本日の午後にはこちらに帰ってくる予定でした」
響「そうだったの?」
貴音「はい、プロデューサー殿には響に注意していただくように頼んだのですが」
響(言われてみれば、確かにプロデューサー、少し不自然だった)
貴音「先ほどの電話の時点で、伝えるべきでした、そうすれば、響を泣かせずにすんだのに……直接伝えることに固執した私は大馬鹿者です」
響「……貴音」
貴音「ですが、それでも言わせてください」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:54:15.08 ID:M+z1lv6j0<>
貴音「お誕生日おめでとうございます、響」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:55:27.52 ID:M+z1lv6j0<> 響「うわあああん」ダキッ
貴音「ひ、響」
響「本当に不安だったんだぞ! 貴音が自分の誕生日忘れちゃったんじゃないかって! 自分なんかどうでもいいんじゃないかって!」
貴音「そんなわけはありません!」ギュッ
貴音「あなたは、私の一番大切な親友です!」ナデナデ
響「うぅ……」ギュー
貴音「落ち着きましたか?」
響「うん」
貴音「それでは」コホン
貴音「これが、私からのプレゼントです」ドンッ
響「うわ、でかい! なにこれ?」
貴音「響と出会った時からずっと持っていたのですが……」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:57:31.31 ID:M+z1lv6j0<> 響「それどころじゃなくて全く気がつかなかったぞ……」
貴音「こちら、けーきでございます」
響「えぇ!?」
貴音「特別に注文致しました。それで響、そろそろ保冷剤が限界なのです。冷蔵庫に入れさせていただけますか?」
響「うぎゃー! こんなのはいるわけないでしょ!」
貴音「なんと!」
響「社長じゃなくて、貴音の心配をするべきだったんだな……」
響「それに、自分もケーキ買ってきちゃった、大きいやつ、これは冷蔵庫に入るけど……」
貴音「本来ならばらぁめんを食べに出たあとに、帰ってきて食べる予定だったのですが、仕方がありません」
貴音「すぐにいただきましょう」
ゴソゴソ
響「えっと、四段ケーキ?」
貴音「はい」
響「張り切りすぎでしょ!? 事務所のみんなで食べきれるかな? ってくらいの大きさだぞ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:58:40.72 ID:M+z1lv6j0<> 貴音「も、申し訳ございません」
響「持ってきちゃったものは仕方がないぞ、お皿とか取ってくるから!」
貴音「お待ちしております」
響「……何してるの貴音」
貴音「これはですね、けーきにろうそくをさしているのです」
響「一番上に全部さしてよ! これじゃあ一回で消せないぞ!」
貴音「大丈夫です、見栄えは! 見栄えは最高になりますから!」
響「そういうなら、貴音の好きにしていいよ」
貴音「それではろうそくに火をつけまして」
貴音「電気を消します」
パチッ
響「あ、綺麗……」
響「貴音の言うとおりだね、バランスよくて、綺麗だぞ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 21:59:49.77 ID:M+z1lv6j0<> 貴音「響、私からもうひとつプレゼントがありますよ」
響「え?」
貴音「〜♪」
響(誕生日の歌)
貴音「〜♪ 改めまして、お誕生日おめでとうございます響」パチパチ
響「なんか恥ずかしいな///」
響「それじゃ、ろうそく吹き消すね!」フゥー
響「三個しか消えなかった」
貴音「さあ響、移動してください」
響(やっぱり手間は掛かったぞ)
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:00:53.39 ID:M+z1lv6j0<> 貴音「消し終えたところで早速食べましょう」
響「そうだね、あ、もうみんなも呼んでいい?」
貴音「はい、家族でお祝いするのは良い事です」
響「いぬ美、ハム蔵、みんな、これは食べたらダメだからな!」
貴音「皆の分のお食事は?」
響「あ……」
貴音「ど、どうしましょう」
響「え? 今日は誕生日だから、良いって? でもお腹……本当にいいの? じゃあ、食べ終わったら作ってあげるから、ありがとうみんな!」
響「貴音、ケーキを食べ終えてからで良いって、みんな言ってる!」
貴音「それではいただきましょう」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:03:15.27 ID:M+z1lv6j0<> 〜〜〜
響「まだ、二段目……」
貴音「甘いものも悪くありません」モグモグ
響「や、やっぱり多すぎるぞ」
貴音「では響、あーん」
響「え?」
貴音「あーん」
響「え? ちょ? えぇ!?」
貴音「小鳥嬢が、こうすれば美味しく食べられると申しておりました」
響「何言ってるんだぴよ子……」
貴音「ですので、あーん」
響「……あ、あーん」パクッ
貴音「いかがでしょう」
響「お、美味しいよ?」
響(すっごく恥ずかしい///) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:04:04.01 ID:M+z1lv6j0<> 響(すっごく恥ずかしい///)
貴音「なんと、それでは私にもお願いできますか?」アーン
響「え? 今日は自分の誕生日でしょ!? なんで貴音に食べさせるの!」
貴音「さらに美味なけーきを食したいが故に」
響「……し、仕方ないな」
響「ほ、ほら、あーん///」
貴音「あむ」パクッ
貴音「にゃるほろ、ひょれはびみれふね」モグモグ
響「何言ってるかなんとなくわかるけどわかんないぞ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:05:05.69 ID:M+z1lv6j0<> 〜〜〜
響「結局ほとんど、貴音が食べちゃった」
響「でも、自分もケーキだけでお腹いっぱい」
貴音「それでは、皆の食事を作りましょう」
響「そうだ、それがあった」
貴音「それでは響、共につくりましょう」
響「オッケー、って……貴音は帰らないの?」
貴音「本日は響の家に泊まる予定ですよ?」
響「……」
響「え? そうだったの?」
貴音「はい、これもプレゼントの一環だと、小鳥嬢が」
響「全くもって意味がわかんない」
響「まぁ、そういうことなら、貴音にも手伝ってもらうからね!」
貴音「はい」
ピンポーン、タクハイビンデース
響「あ、社長からかな?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:07:48.44 ID:J3/MhX6c0<> 私怨するよ!間違えた支援! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:08:04.22 ID:M+z1lv6j0<> ひびたかしえん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:09:47.91 ID:M+z1lv6j0<> 〜〜〜
響「それで……」
貴音「はい?」
カポーン
響「なんでお風呂も一緒に入るんだ〜!」
貴音「プレゼントの一環、これもことr」
響「わかった! もうわかったから! 貴音の好きにして!」
貴音「綺麗な髪ですね」ワシャワシャ
響「貴音の髪のほうが綺麗じゃないか」
貴音「そんなことございませんよ」ザバーッ
貴音「さ、次は背中を流して差し上げます」
響「はーい」
貴音「響の肌は綺麗です」
響「それこそ、貴音には敵わないって」
貴音「いえ、このツヤ、この弾力」プニプニ
響「ひゃあああ!? どこ触ってるんだ!」
貴音「はて?」
響「くすぐったいから普通に洗って欲しいんだけど!」
貴音「仰せの通りに」ゴシゴシ
響(あっ、ちょうどいい力加減、気持ち良いな……)
貴音「はい、洗い終わりました、それでは前の方を」
響「!? それだけはダメだぞ!」
貴音「せっかくの誕生日ですよ? 楽にしていていいのですが」
響「それとは別の話! たぶんぴよ子の思う壺だから! だからそれはだめ!」
貴音「わかりました」ションボリ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:11:45.36 ID:M+z1lv6j0<> 〜〜〜
ベッド
響「それで、なんとなくとは思っていたけど」
貴音「はい」
響「やっぱり一緒に寝るんだね」
貴音「響を安心して眠らせるのが、私の今日の役目です」
ナデナデ
響「子供じゃないんだぞ! 頭撫でるなー!」
貴音「まぁ、そう言わずに」ナデナデ
響「うー……」
響(なんだか安心する)
響「貴音」
貴音「はい?」ナデナデ
響「今日はありがとう、自分の誕生日祝ってくれて」
貴音「私が好きでやっているのです、泣かせてしまったのは最大の汚点ですが、それ以外はうまくできたつもりです」ナデナデ
響「うん、すごく嬉しかった、ほかのみんなには悪いけど、一番のプレゼントだったぞ、ケーキとか……あ」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:13:12.97 ID:M+z1lv6j0<> 響「自分が買ってきたケーキ忘れてた……」
貴音「なんと、それは」ナデナデ
響「明日の朝早くなら、多分まだ大丈夫だよ、だから今日は……もう寝よう?」ウトウト
貴音「はい、響、明日は私もあなたもお休みです。ゆっくり休んでください」ナデナデ
響「そう……だったんだ……じゃ、掃除とか……」ウトウト
響「すぅ……すぅ……」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:16:16.00 ID:M+z1lv6j0<> 貴音「お休みになられましたか」
貴音「あぁ、一つ忘れておりました。寝る前に言うべきと、言われていたことを」
貴音「あなたは大切な親友であり、それ以上でもあります」
貴音「かなさんどですよ、響」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/10/10(金) 22:20:33.03 ID:M+z1lv6j0<> 以上で終わりです。
結構時間に余裕あったから、もう少し見直してからでもよかったかと少し後悔。
ありがとうございました。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/10/10(金) 22:31:20.32 ID:7cET/bHL0<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/10/10(金) 23:17:56.18 ID:wi4hIy680<> まなます四巻はよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/10/10(金) 23:58:51.71 ID:x17IKOP3O<> ひびたかしえん…… <>