制作の人<><>2014/12/10(水) 17:58:06.48 ID:60uQ2Mmv0<>ポケモンが大好きな少年は、
ある日、ブイズの行なっていた
謎の“儀式”に巻き込まれて
ポケモン化し、イーブイになってしまう。
わけのわからぬまま
「恋人になって」と言われて………
♂♀無節操?!想いが交錯する
ポケモン逆ハーライフが幕を開ける。
※ポケモン原型。BL,NL,GL全部含。
原作設定かなり無視。
スレを立て直しました。
続きがなかなか書けず、
すみませんでした。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418201876
<>ポケモンのブイズでエロ小説書いてみる【リメイク】
制作の人<><>2014/12/10(水) 17:59:08.65 ID:60uQ2Mmv0<> 2 : 制作の人 2014年03月25日 (火) 00:50:56 ID: ACjYwoz/0
主な登場人物紹介
イーブイ
ポケモンになった男の子。
一応本作の主人公。
大のポケモン好きだが
恋愛関係は疎い上興味も微妙。
ブースター
性格も熱めな男の子。
愛情よりも友情に気が行きがち。
体を動かすのが好き。
シャワーズ
口の回る可憐な女の子。
イーブイを端から気に入ってる。
男勝りな面もあるけど芯は乙女。
サンダース
かっこ良さげな男の子。
何気一番年上。電波ってる部分も。
愛に関しては見境なし。所謂変態。
エーフィ
おとなしいけども色気ある女の子。
みんなの妹分。口調も丁寧。
イーブイに一目惚れ片想いしてる。
ブラッキー
物静かかつ辛辣で素直になれない
男の子。みんなの弟分。人見知りも
する。笑顔はレア&破壊力満点。
リーフィア
お気楽自由奔放な男の娘。
天然素材100%。たまに暴走する。
微笑みを絶やさない、癒し役。
グレイシア
一見冷静沈着な女の子。
実はただのクーデレだったり。
イーブイのことは嫌いと豪語する。
ニンフィア
キャラ濃ゆいこの面々を支える
女の子。お姉さん。相談役。
風流人。イーブイを可愛がる。
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:01:07.28 ID:60uQ2Mmv0<> <少年(イーブイ)視点>
話し声が聞こえる。
ぼくの耳元で、何人かの声が。
でも目を開けようとはしなかった。
………その声から話し掛けられるまでは。
??「……ほら、いい加減起きろって」
第一話『変わった恋』
イーブイ「…………っ!!」
いつもと違う風景。
ぼくは寝て起きたにも関わらず、
草むらの上に寝ころがっていた。
……少しずつ体がおかしいことに気づく。ぼくは………
……?
リーフィア「……よっ!」
イーブイ「!?うわぐふっ!!!」
リーフィア「え」
イーブイ「っつ……」
リーフィア「ちょ、キミ、だ……大丈夫?」
イーブイ「んなわけあるかぁっ!!」
驚いて倒れたときに頭を打った。
痛い。草むらなのに痛い。
………そうじゃなくて…
リーフィア「あー良かった
とりあえず元気そうで……あ」
サンダース「おーやぁっと起きたかー?」
グレイシア「待ちくたびれた」
ブースター「最初待った方が
いいっつったのおめぇだろ!?」
シャワーズ「分かったから
止まんないでよ!邪魔!」
ブースター「邪魔って何だよ!」
シャワーズ「邪魔は邪魔よ!」
ニンフィア「ほら、ケンカは後、後」
エーフィ「ケンカするのは
止めないんですか……?」
ブラッキー「……いつものことだ」
……さてお約束の展開です。
イーブイ「……どう…なってるの…?」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:02:54.93 ID:60uQ2Mmv0<>
シャワーズ「時間がもったいないから5秒で説明するわ! いい?イーブイ、つまりあんたはあたしが行った 不思議な儀式によってあたしと恋人になるために ポケモン化させられました!おめでとっ!」
ブースター「お、5秒ジャスト」
グレイシア「計ったのか…」
エーフィ「(そしてそのストップウォッチはどこから……)」
サンダース「おいシャワーズ、“あたし達”だよな?」
シャワーズ「ごめんわざと…… というわけで付き合え(命令)」
イーブイ「何でっ!?」
シャワーズ「別に今から交尾しようってわけじゃないんだから」
イーブイ「ぶっ!!……!?……」
グレイシア「直球にも程があるな」
ニンフィア「というよりこの仔まだイーブイになったばっかだから
それは厳しいわよ。いくらなんでも」
シャワーズ「え……じゃあまず体ならしから!その後でいいから!」
イーブイ「?……?……」
サンダース「はい中断〜」
シャワーズ「あ、ちょっ、まだ話が…」
サンダース「これ以上混乱させちゃだめだって」
ブラッキー「同感」
シャワーズ「ブラッキーまで!」
グレイシア「まぁ……普通は自己紹介からだろうな」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:10:12.43 ID:60uQ2Mmv0<> ブースター「じゃあまず俺から!俺はブースターで………えーっと……」
サンダース「どうした?」
ブースター「何言えばいいんだ?」
グレイシア「…………」
シャワーズ「………え?」
エーフィ「…………え」
リーフィア「あーあ、出しゃばるから」
ニンフィア「とりあえず種族と性別は絶対ね…あとは適当でいいと思う」
ブースター「サンキューニンフィア!で、俺はブースターで、
まぁ男だな!歳はこんなかだと5番目だな」
サンダース「興奮してるときは近寄ると火傷するから。リアルに」
ブースター「俺とは恋人じゃなくてハナから友だちでよろしくなっ!!」
イーブイ「?え、それどういう………」
リーフィア「次ボク!見ればわかってもらえると思うけど、
リーフィアだよー。歳はブースターのひとつ上ぐらいかな。
あと男だよ」
イーブイ「(あ、オスだったんだ……)」
エーフィ「(最初はやっぱり間違いますよね……)」
リーフィア「あ、ボクは一応狙ってるから!」
イーブイ「(な、何を……?)」
シャワーズ「あーはいはい次あたし!
あたしはシャワーズで、
恋するか弱い女の子!
歳はブースターの1個下!と
いうわけだから守ってね!」
イーブイ「はっ………(守…る?)」
サンダース「か弱いと女の子を撤回しろー」
ブースター「しろー」
シャワーズ「なっ……
お、女の子は別にいいじゃん!」
サンダース「イーブイ、気をつけろよ、
こいつ気に食わないと予告なしに
ハイドロポンプ仕掛けてくるからな」
シャワーズ「そんなんじゃないから!」
サンダース「でもお前は守る側だろ?」
シャワーズ「う………」
サンダース「あ、オレはサンダース、
で歳はブースターの4個上。
見ての通り男だ」
ブースター「おい!何でさっきから
歳が俺基準なんだよ!」
サンダース「わかりやすいから」
ブースター「お、おう……」
サンダース「まぁ、オレもシャワーズも狙ってるからな」
イーブイ「へ……(だから何を…!?)」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:14:59.57 ID:60uQ2Mmv0<> ブラッキー「(みんな元気だな……)」
エーフィ「(ついていけてないです……)」
ブースター「ブラッキー!エーフィ!お前らも早くしろよなー!」
ブラッキー「ん……わかってる。………っと、ブラッキー、男、歳はブースターの2個下。あと僕はそこまで狙ってないから、安心して」
イーブイ「う、うん……?(安、心?)」
ニンフィア「………」
ブラッキー「ところでさ、エーフィ」
エーフィ「!…は、はい」
ブラッキー「何で僕の後ろに隠れてんの」
エーフィ「…………」
グレイシア「エーフィ……顔が赤いぞ」
エーフィ「え……!そそ、そんなことないです!だ、大丈、夫です!」
グレイシア「(本当か……?)」
シャワーズ「あああぁ!もしかして一目惚r………むぐぐ……」
エーフィ「黙っててください……」
サンダース「(は、速い!) 」
ブースター「(あの間合いを一瞬で…)」
シャワーズ「………」((こくこく
イーブイ「?」
エーフィ「……あっ……その、エ、エーフィです。歳は一番下……です」
シャワーズ「また顔赤く顔しちゃって……やっぱり一目b………むぐぐ」
グレイシア「シャワーズ、からかい過ぎだ」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:18:17.87 ID:60uQ2Mmv0<> グレイシア「………」((じー………
イーブイ「?」
グレイシア「私はグレイシア。歳はブースターの2個上だ。あと……」
イーブイ「……なん……ですか?」
グレイシア「正直、私は君は嫌いだ」
イーブイ「えっ」
ブースター「え」
サンダース「へっ?」
リーフィア「んにゃ?」
エーフィ「ふぇっ?!」
シャワーズ「はぁ?!」
ブラッキー「………」
ニンフィア「ふふっ」
グレイシア「……というわけだ」
ブースター「ちょってめぇ!初対面でいきなり嫌い言う奴があるか普通!」
グレイシア「生理的に受け付けない、とかよく言うだろう」
シャワーズ「もうやめて!イーブイのライフはゼロよ!」
リーフィア「ゼロですよー」
サンダース「あのさぁ……言い方があるだろ、せめて」
グレイシア「そう言われても……仕方ないだろう、私は……」
イーブイ「…………」((何気かなりショック
ニンフィア「大丈夫よ」((むぎゅ
イーブイ「!?」
ニンフィア「私は嫌ったりなんかしないから」
シャワーズ「どさくさで抱きしめないでよ!それあたしの役目なんだから!」
サンダース「いやオレだろ」
リーフィア「いやボクでしょ」
エーフィ「……ぁ、わた……しm」
シャワーズ「あんた達は黙ってて!とにかく、そこをどいて!」
ニンフィア「こんな可愛いの渡せるわけないじゃない……」
イーブイ「(可愛いって……)」((かっこいいと言われたかった
ニンフィア「私はニンフィア。歳はブースターの3つ上よ」((なでなで
シャワーズ「ぐぐ………もう我慢できない!」
ブースター「あっ、おい!シャワーズ!」
ブラッキー「バカ……」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:19:15.91 ID:60uQ2Mmv0<> シャワーズ「ニンフィア!交代って言ってるでしょうがあ!!」((ハイドロポンプ炸裂
サンダース「やっぱりな……」
ニンフィア「危ないじゃない……」((かわして
シャワーズ「交代してくれるまで何度でもやるけど……ねっ!!」((二回目
ニンフィア「それじゃああなたの身が持たないわよ、絶対」((かわす
エーフィ「あ、ああ………」((おろおろ
リーフィア「あーーオチ読めた」
ブラッキー「………皆止めには行かないんだ」
ブースター「タイプ的に厳しい」
リーフィア「ボクが行っても説得力がない」
グレイシア「仲裁する義理はない」
サンダース「じゃあオレが行k」((直撃
シャワーズ「あ、当たっちゃった、ごめんー!!」
ニンフィア「ちょっと、もういい加減に……」
シャワーズ「じゃあ早く渡して……よっ!!」((四回目
イーブイ「え………」
シャワーズ「あ、やばっ……」
イーブイ「うぅっっっ!?」((直撃
ブースター「あ、当てやがった………」
リーフィア「おーい、大丈夫ーー?」
グレイシア「気を失ってるだけだろう」
サンダース「オレはスルー…かよ……」((←一番の被害者
シャワーズ「………(後で謝らないと……)」
イーブイ「(なんなんだ、もう………)」
これが、不思議な恋の始まりだった。 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:20:09.66 ID:60uQ2Mmv0<> 48 : 制作の人 saga 2014年05月12日 (月) 20:46:24 ID: 5pXpve970
第2話『感電注意』
イーブイ「うう……………ん…?」
シャワーズ「あ、気がついた?」
イーブイ「!……」((こくん
シャワーズ「大きなケガはなさそう……良かった、じゃなくてっその……当てちゃって……」
イーブイ「い、いえっ!ぼくは大丈夫ですか……ら(それより………)」
((ぼくは両手、今となっては両前足を眺めて
イーブイ「(夢じゃなかったんだ………ほんとにぼくは……)」
シャワーズ「ねぇイーブイ……」
イーブイ「は、はいっ」((ビクッ
シャワーズ「一つだけ、言いたいことが――――」
サンダース「おーいシャワーズ〜〜」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:21:32.62 ID:60uQ2Mmv0<> 63 : 制作の人 2014年05月18日 (日) 17:33:59 ID: lR04D0Js0
シャワーズ「…………」
サンダース「なんだよその目は」
シャワーズ「べ、別に……何か用?」
サンダース「おう。イーブイ借りる……つっても、元々お前のじゃねぇけど」
シャワーズ「何で借りるの〜!?今ちょっと話したいことが」
サンダース「そんなの後、後。じゃあ"もらって"くぞ」
イーブイ「えっ、ちょっ……」
シャワーズ「ええぇぇずーるーいーー!」
サンダース「声でけぇよあいつ……」((そそくさと
イーブイ「………い、いいんですか……?」
サンダース「ん?……いや、こっちの方がお前にとって大事だからな」
シャワーズ「イーブイぃ 〜〜!!そいつには気をつけてぇ〜〜!!」
サンダース「しつこいぞーー!」
イーブイ「………気をつけ…?」
サンダース「まぁ気にすんな」((にやり
イーブイ「(いや、気になるんだけど……)」
イーブイ「………(歩きにくい………)」
サンダース「……(イーブイ……ふらふらしてるなぁ……。いや、昨日まで人間だったから動きにくいのか、それとも……)……もうちょっとで着くから、な?」
イーブイ「………あの……いったいどこまで………」
サンダース「お、いるいる。おーい!」
イーブイ「……?」
リーフィア「あ、来たよ〜〜」
ブースター「おせぇぞ二人ともー
!」
ブラッキー「……さっき来たばっかのくせに」
ブースター「あぁ?それは言わなくていいだろ!」((肩ばんばん
ブラッキー「痛い」
リーフィア「痛そう」
サンダース「あのなぁ……早く始めないと日が暮れるだろー?」
イーブイ「え………(始め、る……?)何を……?」
サンダース「お勉強」
イーブイ「(何の!!?)」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:22:31.25 ID:60uQ2Mmv0<> サンダース「――と、いうわけで、ぼちぼち始めるぞー」
ブースター「おーう!」
リーフィア「あのさー、一つ聞いていい?」
サンダース「?」
リーフィア「みんなでイーブイにポケモンとしての生活のしかたを教えるのはいいんだけどさー、担当とか決まってたりする?」
イーブイ「(あ、あぁ……そういうことだったんだ………)」
サンダース「おー、まぁ一応考えてたが………いや、担当決めといた方が効率いいか」
イーブイ「(効率って…………)」
サンダース「じゃあまずリーフィアとブラッキーがこの辺りの案内を―――」
リーフィア「えぇぇボクだけでいーじゃーん」
サンダース「お前とイーブイを二人きりにするとあぶねーんだよ」
リーフィア「人のこと言えないクセに」
サンダース「………。とにかくお前はブラッキーと行け」
リーフィア「自分だけずるいぃっ!」
ブラッキー「はぁ………行くよ」((がしっ
リーフィア「待って、離してぇっ!」
ブラッキー「イーブイ、ついてきて」
イーブイ「え……あ、はいっ!」
サンダース「ったく、リーフィアといいシャワーズといい……」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:24:03.28 ID:60uQ2Mmv0<> リーフィア「もうっ!案内くらいボク一人で十分なのに!」
ブラッキー「案内だけは、ね」
リーフィア「案内"も"だし!言われなくてもこんな時に襲ったりなんかしないし!今夜とかならやるけどさぁー」
イーブイ「?、?」
ブラッキー「(よくそんな事を堂々と……)」
リーフィア「ブラッキーもそう思うでしょ?」
ブラッキー「へっ!?」
リーフィア「イーブイも!」
イーブイ「え……は、はい(?)」
ブラッキー「(答えちゃった!)」
リーフィア「満場一致ぃ!」
ブラッキー「待って、僕は何も――――」
リーフィア「後であの電気ヤローに抗議するよ!」
ブラッキー「」
イーブイ「(……案内は……?)」
ブラッキー「イーブイ、あのバカは放っておいて……行こ」
イーブイ「は、はい……(置いてっちゃうの……?)」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:25:08.69 ID:60uQ2Mmv0<> ブラッキー「――――この道行くと川。………みんなそこで水浴びしたり水分とったりしてる」
イーブイ「(こんな所に川が………けっこう近所でも知らないとこあるんだなぁ……)」
ブラッキー「水浴びするならちょっと川下に行って」
イーブイ「あ、はい!」
ブラッキー「(さっきから"はい"しか言ってないけど……大丈夫かな……)ちょっと行ってみる?」
イーブイ「……」((こくこく
ブラッキー「じゃあ…………?」
イーブイ「?(誰か走って来――)」
リーフィア「ブゥゥラァッキィィィ!!」
ブラッキー「ぐふっ!?」((顔にリーフィアの足直撃、川にドボン
イーブイ「な………(と……飛び蹴り!?)」
ブラッキー「何するんだいきなり!」((顔ヒリヒリ
リーフィア「何で置いてくんだいきなり!」((やや涙目
ブラッキー「真面目にやってないからだっ」
リーフィア「やろうとしてたもん!そっちだってヌケガケしようとしてたじゃん!」
ブラッキー「何それっ……別に僕は」
リーフィア「二人一緒で回るんでしょー!?」
ブラッキー「だから、それは君が――――」
リーフィア「じゃあこうなったらイーブイに決めてもらおう!」
ブラッキー「え……(何でそうなるんだ……)イーブイ、今度は別に答えなくてい――――?(いない……)」
リーフィア「あれ、イーブイは?」
ブラッキー「………向こう」
イーブイ「……(冷たくて気持ちいい……)」((水ぱしゃぱしゃ
リーフィア「……(かわいい)」
ブラッキー「……(楽しそうだ)」
イーブイ「?(あれ……なんか見られてる……ぼく何か変なことした?)」
ブラッキー「………二人とも、行くよ」
リーフィア「!よ、よかったー!今度は置いてかれないぃ」((ぎゅ
ブラッキー「……鬱陶しい」
イーブイ「(なんやかんやで仲良いのかな……)」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:29:03.07 ID:60uQ2Mmv0<> 数十分後。
サンダース「あ、おかえり」
ブースター「随分遅かったな!ただ見て回るだけだろ?」
ブラッキー「(人(←?)の気も知らないで……)」
リーフィア「一応、川と寝床と……あといろいろ行ってたら時間かかっちゃって」
サンダース「ブラッキー、リーフィアは大丈夫だったか?」
ブラッキー「……う、うん……問題なかった」
リーフィア「逆にブラッキーが大丈夫じゃなかった」
ブースター「!?」
サンダース「?!」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:31:55.38 ID:60uQ2Mmv0<> ブースター「それっ、どういう意味だよっ!?」
リーフィア「そのままの意味だよー!」
ブラッキー「………待って」
サンダース「kwsk、wktk」
リーフィア「(wktk……?)まずね、まずね、今夜イーブイを襲う案に賛成したしー」
サンダース「ほうほう………ん?」
ブースター「それは……つまり……」
イーブイ「(襲うって……何で……)」
サンダース「わざわざ本人の前で提案したのか?」
リーフィア「もちろん!でも心配ないよ。今日はどうにも襲えないみたいだし」
サンダース「(夜這いするつもりだったのか………)」
ブースター「(つまり……なんだ?)」
ブラッキー「待って、僕はそんなんじゃ……」
リーフィア「二人きりになってたし」
ブースター「なんだ、ブラッキーもガチ勢だったのか!」
ブラッキー「………(バカ……)」
サンダース「でもなぁ、それだけだと別に大丈夫じゃないわけじゃあ……」
リーフィア「あと押し倒してたし」
サンダース「」
ブラッキー「」
イーブイ「!」
ブースター「?」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:33:06.43 ID:60uQ2Mmv0<>
数分前。
リーフィア「あれ、戻って来ちゃったね」
ブラッキー「………?」
リーフィア「ん………?あ、ニンフィアにグレイシア…エーフィとシャワーズも……何してんだろあんなとこで」
ブラッキー「(どうでもいい……)」
リーフィア「ボクちょーーっと訊いてくるー」
ブラッキー「あっ、また一人で……自分勝手な」
イーブイ「(自由な人(?)だ……)」
ブラッキー「…………(また置いてこうかな………)」
イーブイ「あ、あの…………」
ブラッキー「!………何」
イーブイ「あ……さ、さっき川に入ったときに砂が首の後ろに入っちゃったみたいで…………か、かゆいからとっていただけないでしょう、か…?」
ブラッキー「……(そんなかしこまって言われても……)はぁ、見せて」
イーブイ「?」
ブラッキー「………後ろ見せて」
イーブイ「あ、はい!」
ブラッキー「(首の後ろ、首の後ろ………立ったままじゃあんまりわかんないな)……寝転がって。見えない」
イーブイ「は、はい……」
ブラッキー「(………これ?……危ないな、先とがってるし)……取れたから、もう起きてい………」
イーブイ「?どうしたんで……」
リーフィア「……………」
ブラッキー「(あ、あぁ、また面倒なことに………)リ、リーフィア、これは違――――」
リーフィア「ヌケガケだーーっ!!」
………そして今。
サンダース「……ブラッキー、お前もガチ勢だったのか」
イーブイ「(ガチ勢っ!?)」
リーフィア「ボクがあそこで止めなかったら今頃どうなってたか」
ブラッキー「(やっぱり面倒なことに………)」
ブースター「ブラッキー………」
ブラッキー「……もう、勝手にそう思ってれば?」((スタスタ
サンダース「あっ、おい!」
リーフィア「はは、素直じゃないなぁ」
イーブイ「(行っちゃったけど大丈夫なのかな……?)」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:34:03.78 ID:60uQ2Mmv0<> サンダース「とりあえず案内が終わったことだし、次は……ブースター」
ブースター「おう!」
イーブイ「?な、何を……」
ブースター「ちょっと特訓するだけだ」
イーブイ「?」
サンダース「お前のその状態じゃあ、わざの一つぐらい覚えとかないと色々危険だろ」
ブースター「例えばこいつみたいな変態が急に襲って来たときの護身術としてだとk…ぐぶっ」((サンダースの右ストレート
リーフィア「そうそう、夜道で一人で歩いてるといきなり電気攻撃で体痺れて動けなくなったりすると大へ…ぐはぁっ」((今度はアッパー
サンダース「はぁ……とにかく、護身が目的だからそんなめんどくさいことはしないはず……だ。……本当はこいつに教わらせるのが不安で仕方ないんだが」
ブースター「教えるっつっても体当たりとか避け方ぐらいだろ!?」
サンダース「いや、内容は難しくなくても教え手が問題だからな」
ブースター「焼くぞこのやろう」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:35:50.58 ID:60uQ2Mmv0<> ブースター「ほらぁもう一度飛び込んで来い!!」
イーブイ「は、はいっ……(な、何でこんなことに……)」
リーフィア「あのさぁ、一つ言っていい?」((遠巻きに二人を眺めて
サンダース「ん?どうした?」((こちらも
リーフィア「体当たりの特訓だからって、わざわざ自分に向かわせる必要ないと思うんだよねー?」
サンダース「どMなんだろ。熱血どM馬鹿」
リーフィア「それはそれですごいけどねぇ」
ブースター「おーい聞こえてたぞ!!」
サンダース「い、いつの間に……で、終わったのかよ?」
ブースター「ま、一応簡単な攻撃と防御ぐらいはできるようになったと思うぜ」
イーブイ「はぁ……はぁ……」
サンダース「相当疲れてるな……イーブイのやつ」
リーフィア「人間だとまずやらない動きだからかなぁ」
ブースター「後はお前の担当、だろ?俺も疲れたから先帰って寝るぜ!いいな!」
サンダース「疲れたっていうかお前はダメージくらってるだけだろ……まぁいいけどよ」
リーフィア「じゃあボクも戻ってるよ。ここから先は二人の方がいいでしょ?……心配だけど」
サンダース「あ、あぁ……そうだな、悪い……っておい、初っ端やらかしたりしねーから、安心しろ」
リーフィア「ふーん、そ」
サンダース「何だよその顔は」
リーフィア「別に?ふふっ、じゃあ帰ってるねー!」
サンダース「あっ、おい!……ったく……」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:37:33.88 ID:60uQ2Mmv0<> サンダース「………オレの担当は基本的な生活についてだ」
イーブイ「生活……ですか?」
サンダース「そ。食べるとか、寝るとか、他にも"色々"な」
イーブイ「……」
サンダース「まー食べる、寝るあたりは別にそんな教えることないんだけどなっ」
イーブイ「……みなさんは、その……普段何食べてるんですか?」
サンダース「え、んー……オレらは基本木の実かなーそれだけで十分だし、他の野生ポケモンもだいたいそんな感じだぞ」
イーブイ「そ、そうなんですか……(だいたい、っていうところはスルーしておこう………)」
サンダース「あ、そうだ。その木の実なんだけどな?……っと、とりあえずついて来いよ」
イーブイ「は、はい!」
2分後
サンダース「さっきリーフィアとブラッキーにここ案内してもらった?」
イーブイ「あ、さっきの川……」
サンダース「この川の近くにいっぱいなってるから、それ食ってなー。木の実はみたところ5種類あるから、好きなのをな」
イーブイ「は、はい……(飽きないのかな……)」
サンダース「じゃあ次!ちょっと川下に行くぞ」
ちょっと川下
サンダース「ここは一応寝床から近いところにある。オレらはよくこの辺りの水を飲んでるんだけどな」
イーブイ「か、川の水を飲むんですか……?」
サンダース「ん、まぁ……抵抗あると思うけど、慣れる慣れる、そのうち。……ってかこの川きれいだから、大丈夫だと思うけどな」
イーブイ「そう、ですか………」
サンダース「ここもうちょっと下に行ったとこは、水浴び場として使ってる。……主に女子勢が」
イーブイ「"女子"勢……?」
サンダース「もちろんオレら男子勢も使うんだけどな。でも毎日じゃなくても充分だ……まぁ、リーフィアとブラッキーは毎日浴びてるけどよ」
イーブイ「(お風呂みたいな感じかな……)」
サンダース「さて、と……こっからだな」
イーブイ「?」
サンダース「もうちょっと川下に行くぞ」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:41:19.61 ID:60uQ2Mmv0<>
※ここからちょっぴりスカネタ注意
もうちょっと川下
イーブイ「ここは……?」
サンダース「まぁ、いわゆるトイレスペースだな」
イーブイ「え」
サンダース「この川はさんで、こっち側が女、向こう側が男」
イーブイ「分けてるんですか……?」
サンダース「一人うるさい奴がいてな」
グレイシア「っしゅっ!」
シャワーズ「うおっ!?……め、珍しい……グレイシアがくしゃみするなんて」
グレイシア「悪いか……どうせ誰かが噂しているパターンに決まっている」
シャワーズ「あぁ、サンダース辺りしてそう」
サンダース「っくしゅんっ!」
イーブイ「だ、大丈夫ですか……?」
サンダース「(噂返ししやがったな……)とにかく、そいつの要望で分けてるんだ。オレらは川を石伝いに渡んなきゃダメだから不便だけどな」
イーブイ「(わざわざ川渡らなくてもいい気が……)」
サンダース「あと、残念だけど、ここにはお前の想像するトイレは100%ないから」
イーブイ「はい、ですよね……」
サンダース「しかも、大の方なら普通に立ったままの姿勢でいいけど、小は教えないと無理か……?」
イーブイ「あ、あの……それって……片足あげるやつじゃ……」
サンダース「あ、知ってた?」
イーブイ「(ですよねっ!!)」
サンダース「じゃあ大丈夫そうか……?オレ、ここに来たついでに出すモン出してくるから、イーブイもしたきゃしろよー」
イーブイ「えっ、あっ(行っちゃった……これは……っ、ぼくもしておくべきなのかなぁ……)」
数十秒後、向こう岸にて
イーブイ「(え、えっと、確か後ろ足を片方あげて……)」
イーブイ「(うぅ……この姿勢恥ずかしいよ……)」
サンダース「…………もっと足上げねーとかかるぞ」
イーブイ「ッ!?」
サンダース「いやいや驚く暇あったら足上げた方がいいって。……バランスきつかったら支えるからさ」
イーブイ「(えっ、待ってそれって……出すところ真近で見られるってことじゃ……)」
サンダース「ほら、こんな具合で」
イーブイ「(支えられちゃったっ!)」
イーブイ「(やだ……でももう……我慢の……限かっ、あっ……!)」
イーブイ「(やあぁぁぁ〜〜〜〜っ!!)」
※この後どうなったかはみなさんの想像にお任せします。 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:46:45.90 ID:60uQ2Mmv0<> 3分後 スタート地点
サンダース「ふぅ……とりあえずこれで一通り全部終わり……って、あれ、イーブイ?」
イーブイ「……(何かもう……今日は人間として色々なものをなくした気が……)」((崖の上でぼーっと。そこからは自分の住んでた町が見えて
イーブイ「……おかあ….…さん…」
サンダース「ここに居たのか……」
イーブイ「!」
サンダース「なんだかんだでもう夕方だな」
イーブイ「………」
サンダース「?どうした?」
イーブイ「お母さん、心配してるかなって………」
サンダース「……(そう、か……)……悪かったよ。オレらのわがままに付き合わせちゃって」
イーブイ「え、いやっ……だ、大丈夫ですよ!これ、貴重な体験ですしっ!」
サンダース「あ、いやぁ……確かに貴重だろうけどさぁ……」
イーブイ「と、そ、それに、例え元に戻れないとしてもぼくは………」
サンダース「戻れるぞ?」
イーブイ「へ?」
サンダース「一応、な」
イーブイ「ど、どうやって……?」
サンダース「オレらの誰かとセックスする」
イーブイ「」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:47:15.30 ID:60uQ2Mmv0<> サンダース「……」
イーブイ「オスとでも……?」
サンダース「おう」
イーブイ「」
サンダース「………あの………」
イーブイ「わかりました」
サンダース「へ?」
イーブイ「ぼく、恋とかしたことないんですけど……そ、それでもぼくで良ければ……っ」
サンダース「………」
ちゅっ
イーブイ「……」
サンダース「…………………あ」
イーブイ「……〜〜〜〜〜っ!!?(き……っ、き………っ)」
サンダース「すまん、お前が可愛かったからつい」
イーブイ「(キスされたぁぁっ)」((←初めて
シャワーズ『イーブイぃ 〜〜!!そいつには気をつけてぇ〜〜!!』
イーブイ「(……今なんとなくわかった気がする……)」
サンダース「……そんな純情じゃ難しいな」((笑って
イーブイ「ぼく男ですよ……?いいんですか……?」
サンダース「んーーオレ割とそういうの気にしないタチだから。……戻るか?みんなのところに」
イーブイ「……はい」
サンダース「……あー、あとよ」
イーブイ「?」
サンダース「敬語はもういいよ」
イーブイ「………はい!」
こうして、ぼく、イーブイの
長い長い一日目の昼は幕を閉じた。
でもぼくは正直、不安でいっぱいだった。
だって、何をしたらいいか、
何ができるのか、
まだ全くと言っていいほど、
わからなかったから。
第二話終了 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:50:39.29 ID:60uQ2Mmv0<> 第3話『溺れる夜』
寝床にて
サンダース「あれ」
イーブイ「?」
リーフィア「ん、あぁ、おかえりー。どうだったー?」
サンダース「どうだったと言われても、なぁ」
リーフィア「手は出してないよね、 ?」
サンダース「え、あっ、おおう!当たり前だろ!な、イーブイ!」
イーブイ「……」((///
リーフィア「何その反応……もしかしてサンダース……」
サンダース「ああああぁそ、それより、ブースターとブラッキーは!?」
リーフィア「……(にやり)ブースターはまだ休んでるよー。で、ブラッキーはまだ帰ってきてないみたい」
サンダース「そうなのか?」
リーフィア「そ。もう、どこをほっつき歩いているのやら」
サンダース「ま、あいつならよくあることだ」
イーブイ「(そんなよく行方不明になっていいの……?)」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:52:06.22 ID:60uQ2Mmv0<> 夕食時
シャワーズ「だーかーら!あたしにはまだイーブイの看護をする義務が……」
ニンフィア「あら、一丁前にそんな無理しなくていいのよ?そもそも、義務じゃないでしょう?」
エーフィ「あ、あの……わたしは……」
グレイシア「はぁ、早く決めてくれないか。もう誰でもいいだろう」
サンダース「朝からずうっと会議してまだ終わらないとか……」
リーフィア「(本当はボクこっちに参加したかったんだけどね……)」
イーブイ「(……すごい木の実の数……)」
サンダース「ああ、イーブイ、好きなの取ってっていいからな?もともとこれお前の歓迎会の予定だったし」
イーブイ「うん……(赤、青、黄、緑、紫……本当に5種類ある……)」
((黄色の実をひょいと掴んではかじって
ブースター「ん……何だよ、もう夕飯食ってたのかよ」
サンダース「とっくにな」
リーフィア「おはよー熱血ドM馬鹿」
ブースター「何だそれ」
サンダース「リーフィア………」
ブースター「で、あいつらは何揉めてんだ?」
リーフィア「誰がイーブイの恋人となるのに相応しいか決めてるんだよ〜」
ブースター「そんだけかよ!」
サンダース「嘘言うなリーフィア。……今晩誰がイーブイと過ごすか会議してるんだってさ」
ブースター「レベル一緒だろ、それ!」
シャワーズ「一緒じゃない!」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:53:15.95 ID:60uQ2Mmv0<> シャワーズ「イーブイが実際に関わるか関わんないかで違うでしょうがぁ!!」
ブースター「おまっ、痛えから叩くなこの!」
サンダース「で、決まったのかよー」
グレイシア「いや」
サンダース「え」
エーフィ「そ、それが……全然決まらなくて……」
グレイシア「特にあの二人が互いに引き下がらなくてな」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:54:55.31 ID:60uQ2Mmv0<> ニンフィア「そろそろ決めないと。もう夜なのよ?」
シャワーズ「じゃああたしに付き添わせてよ!手っ取り早く!」
ニンフィア「だめ。今朝だって一緒だったでしょう?」
シャワーズ「あ、あれはあたしが悪かったからついてただけで……」
ニンフィア「一緒に居たのは変わりないじゃない?」
シャワーズ「でも、だからって……!」
リーフィア「……あーーあれ明日までやってるパターンだ」
サンダース「おいおい」
ブースター「ったく、じゃあここは間とって俺が」
シャワーズ っ!!」
エーフィ 『それはだめです!」
ニンフィア よ!」
ブースター「へ」
シャワーズ「ブースターは昼間散々一緒にいたじゃん!あと付き添って何ができるの?運動バカのくせに」
ニンフィア「そうよ。だから夜の面倒はこっちに任せて。あなたがやる必要はないわ」
エーフィ「あ、あの……熱血ドM馬鹿って、何、ですか……?」
ブースター「」
リーフィア「もうやめたげて!ブースターのライフはゼロだよ〜!って何か前にも言った気がする」
サンダース「肉体ダメージの次は精神ダメージか……」
イーブイ「(な、なんか怖いよ……勢いが……)」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:56:51.49 ID:60uQ2Mmv0<> ブースター「な、何なんだよお前らあ!そんなに決めたいなら何か勝負して勝った奴付き添いでいいじゃねえかよ、もう!!」
シャワーズ「……」
ニンフィア「……」
エーフィ「……」
ブースター「どうした?」
ニンフィア「その手があったわね」
エーフィ「勝負……ですか?」
シャワーズ「そうよ!はなっから話し合いで解決するはずなかったのに、何で今まで思いつかなかっの!?」
ニンフィア「じゃあ決まりね」
シャワーズ「絶対負けないんだから!」
グレイシア「はぁ……どんな勝負かは知らんが私はやらないからな」
シャワーズ「はぁ!?」
グレイシア「別に、私はそこまでして付き添いたいとは……」
シャワーズ「だめ!だめよ!女として参加して!」
グレイシア「敵が一人減るんだ。むしろやりやすくならないか?」
シャワーズ「私は敵多い方が燃えるの!」
リーフィア「やってあげなよーー」
グレイシア「リーフィア……っ、だから私は……」
リーフィア「折角のイベントなのにさぁ……それとも……負けるのが嫌なの?」
グレイシア「」
リーフィア「勝てる自信ないから参加しないのー?」
グレイシア「……別に勝ち負けには興味無い」
リーフィア「じゃあやろうよー」
グレイシア「……ただ」
リーフィア「?」
グレイシア「付き添いをしたいとは思わない。それだけだ」
リーフィア「う……(っていうかどこまでイーブイ嫌ってんのかなーー)」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 18:58:49.16 ID:60uQ2Mmv0<> サンダース「グレイシア」
グレイシア「?……何だ」
サンダース「ちょっと耳貸せ」
グレイシア「?」
サンダース「………」((ごにょごにょ
グレイシア「……」
リーフィア「なーにひそひそ話してんだか」
エーフィ「サンダースさん……」
ブースター「あいつ相当意地っ張りだからちょっとじゃ折れない気が」
グレイシア「……わかった。参加する」
ブースター「!?」
エーフィ「!」
ニンフィア「あら」
シャワーズ「ふん、上等じゃない!」
グレイシア「……やると決まれば、こちらも全力でやるからな」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 19:01:14.98 ID:60uQ2Mmv0<> シャワーズ「当然!そのくらいの意気でやってもらわないと困る!」
ブースター「おい、サンダース、何吹き込んだ」
サンダース「特に何も?オレは盛り上げようとしただけだから」
ブースター「(う、嘘だ……)」
リーフィア「(顔が怖いって。企んでる顔だって、絶対)」
ニンフィア「さて、と……問題は何で勝負するかよね」
シャワーズ「あ、それじゃあイーブイに決めてもらうのはどう?」
イーブイ「え」
ブースター,リーフィア『!』
ニンフィア「そうね、それが一番公平ね」
エーフィ「……」
グレイシア「変なものはしないからな」
イーブイ「えっ、ほ、ほんとにぼくが決め……?」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 19:02:42.91 ID:60uQ2Mmv0<> ブースター「おい待てよ!イーブイに押し付けるこたぁないだろ!?」
ニンフィア「でもあなた達だと不公平じゃない」
シャワーズ「色々知られちゃってるしね」
リーフィア「シャワーズが高所恐怖症だとか?」
サンダース「シャワーズが実は男だとか?」
シャワーズ「何であたし限定なのよ!しかもあたし真面目に女だし!」
ブースター「シャワーズ、お前男だったのか……」
シャワーズ「信じるなっ!!」
サンダース「……でもいきなり競う内容決めろっていうのも酷だろ」
214 : 制作の人 2014年08月17日 (日) 02:05:51 ID: sBg/lFKr0
シャワーズ「うぅ………じゃ、じゃあ逆にあんた達は何か案あるんでししょうね!?」
サンダース「当然」
リーフィア「もちろん」
ブースター「あるわけねえだろ」
シャワーズ「おい最後!!」
グレイシア「(正直みんな嫌な予感しかしないんだが……)」
エーフィ「(へ、へんなのじゃない……といいです)」
シャワーズ「つーかブースター!あんた最初に止めといて何も考えてなかったの!?」
ブースター「ああーーー今思いついた」
シャワーズ「」 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 19:05:31.63 ID:60uQ2Mmv0<> グレイシア「結局どうするんだ」
ニンフィア「またここでもめるとキリないわよ」
サンダース「あみだくじしろよ、もう」
リーフィア「じゃあボクらがじゃんけんして勝った人の案採用とか」
イーブイ「(そもそもみんなあみだくじとじゃんけんやり方分かるの!?)」
グレイシア「じゃんけんは無理だろう。チョキが出せない」
イーブイ「(知ってた!)」
ニンフィア「あみだくじも、作る人によっては不正がありそうね」
サンダース「じゃあどうすんだよ!」
イーブイ「(うぅ……どうしよう……)」
《Story Selection》
A…サンダースさんに聞こう
B…リーフィアさんに聞こう
C…ブースターさんに……不安だけど
D…やっぱり自分で決めよう
【以降、今後のストーリーに大きく関わってくるシーンにのみ、Story Selection(略してSS)と題した安価を行います。選択肢のアルファベットで答えて下さい。安価内容が不適の場合はそのすぐ下のレスを採用します。再安価はしません】 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 19:07:25.88 ID:60uQ2Mmv0<> 《C》
イーブイ「ブースターさんはどんなのを……」
ブースター「ん………そうだなーーって、えっ、俺っ!?」
イーブイ「え、さ、さっき思い付いたって言って……」
リーフィア「あと言い出しっぺだしねー」
シャワーズ「へぇーーじゃあ、さっきのは“ごみかし”だったの、ねぇ?」
グレイシア「……“ごまかし”だ。恥ずかしい」
ブースター「違ぇし!ちゃんとあるし!案ぐらい」
シャワーズ「じゃあ言ってみなさいよ」
ブースター「ぐぬぅ………」
ニンフィア「相変わらず意地っ張りね……」
リーフィア「ブースター、正直に言えb」
ブースター「あああっ!わかった!」
シャワーズ「っ……何が」
ブースター「かけっこだ!かけっこ!」
グレイシア「せめて競走って言ってくれ……子供臭い」
サンダース「つか、今思い付いただろ、絶対」
<>
制作の人<><>2014/12/10(水) 19:08:44.81 ID:60uQ2Mmv0<> ブースター「いいじゃねぇか、手っ取り早くて。ここから真っ直ぐ向こうの岩壁まで」
リーフィア「でたでた体育会系」
シャワーズ「かけっこがどうイーブイと過ごす権利と関係あるの!?」
ブースター「……シャワーズ、一つだけ言っておこう」
シャワーズ「………何よ」
ブースター「この戦いから逃げる者に、イーブイと共に居る資格なんてねえ!!」((びしっ
シャワーズ「ぐっ!」
サンダース「(………質問の答えになってねえ)」
リーフィア「(そんな資格始めからないでしょ……)」
エーフィ「(ただ聞いただけなのに……)」
ニンフィア「(そもそもブースターが言えたことじゃないわ…)」
グレイシア「(人に指をさすな……)」
イーブイ「」
シャワーズ「じゃあ、いいわよ!かけっこで!」
ブースター「っしゃ!じゃあスタートラインはここで……」((木の棒で線をがりがり引く
ニンフィア「な、何かやる流れね……」
グレイシア「シャワーズ以外何も言ってないがな。走るのが苦手な奴がいるだろうとかは考えないのか……」
エーフィ「うぅ……」((←走るの苦手な人 <>
制作の人<><>2014/12/10(水) 19:10:12.01 ID:60uQ2Mmv0<> ブースター「……じゃあそろそろ始めるぞー!」
グレイシア「………早くしろ」
ニンフィア「ふふ、イーブイの為にも勝たないと」
エーフィ「は、始まっちゃう……」
シャワーズ「……」
リーフィア「始まっちゃうね」
サンダース「あーあ、あいつらが競走なんてすげーレアなのに……ブラッキーこういう時いねぇんだから」
リーフィア「イーブイは?」
サンダース「寝床の前で勝者出迎える役をすんだとさ」
リーフィア「へぇ〜〜よく受けたね」
サンダース「いや、ブースターが強制的に」
リーフィア「……」
ブースター「行くぞー!位置について……」
ブースター「よーい……どんっ!」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/12/10(水) 20:36:39.42 ID:7jDI+Bk50<> 乙。自分のペースで頑張ってください
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/12/10(水) 20:58:24.69 ID:aDJeGz520<> 別にそう思わないかな… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/12/11(木) 00:20:29.24 ID:tIaoAjVx0<> 乙
クソコテ抜くとこんなにスリムになるんだね <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/12/11(木) 00:49:23.24 ID:yJKEdH5t0<> これからクソコテたくさん出るだろうな。なぜなら冬休みになるから <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/01/04(日) 23:42:50.55 ID:DcIhKHUS0<> お帰り 待ってたよ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/01/30(金) 14:45:35.34 ID:bQbQ9Yb90<> スレ立てただけ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/02/11(水) 23:51:41.60 ID:xt7hdl5y0<> 終わった <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/02/15(日) 12:26:05.04 ID:nElJkHCj0<> 残念だけど
終わったよ
<>
制作の人<><>2015/02/17(火) 11:37:01.33 ID:dO/guxjX0<> 数秒後。
ニンフィア「 ……あり得ない」
エーフィ「あうぅ………」
グレイシア「嘘……」
シャワーズ「やったぁーー!勝ったあああぁぁぁ!ひゃぁぁぁ!!」
ブースター「意外だな」
リーフィア「シャワーズ、めっちゃ跳び回ってるけど」
サンダース「よほど嬉しいんだろうな」
リーフィア「あれ最早キチガイの域だよ」
シャワーズ「キチガイって何よー!!」
リーフィア「聞こえてたっ!?」
シャワーズ「サンダース、ほめて!あたし頑張ったから!」
サンダース「お、おう……頑張ったな(いやぁ、オレてっきりエーフィが勝つと思ってたのに)」
エーフィ「………(ぐすん)」(←テンパってスタートで転んだ
シャワーズ「とにかくこれであの子の初夜はあたしのものね!」
リーフィア「え」
グレイシア「おい」
ニンフィア「あら……うふふ、ヌケガケは禁止よ?シャワーズ」
シャワーズ「別にあの子の夜のお世話をするだけじゃん!」
サンダース「夜のお世話(意味深)」
シャワーズ「あんたもう黙ってて変態」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/02/17(火) 17:13:17.81 ID:439qGYu60<> 続ききてたか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/02/18(水) 23:19:51.24 ID:zJzgTucm0<> 続き来た <>
制作の人<><>2015/02/26(木) 11:53:21.48 ID:KA/J6zNF0<> リーフィア「とりあえずイーブイのとこ行けば?」
サンダース「そうだな、ずっと待ってるだろうしな」
シャワーズ「ブースターは?」
サンダース「イーブイに結果報告だってよ。さっきすっ飛んでった」
リーフィア「結果教えない方が面白いのに……おせっかいだなぁ」
シャワーズ「どっちでもいいわよ。一緒に寝れることには変わりないんだし」
エーフィ「………(じぃぃっ)」
ニンフィア「………」
グレイシア「………ちっ」
リーフィア「(舌打ち!?)」
シャワーズ「あ……なんか後ろからの視線が痛いけど……行ってくるわ」
サンダース「おう、楽しんでこい」
リーフィア「………サンダース、ちょっと」
サンダース「あ?何だよ」
リーフィア「いやぁ、いろいろ質問したいことがあるから、さ?」
サンダース「………」
ニンフィア「?二人とも、どこ行くの?」
リーフィア「食後のさんぽー」
エーフィ「食後って………」
グレイシア「もう結構時間経ってるぞ」
リーフィア「いいじゃん、すぐ戻ってくるからー!」
エーフィ「………行っちゃい……ましたね」
グレイシア「だな。(サンダースのあの静かさ……絶対何かあるだろうな……)」
ニンフィア「そうだわ、グレイシア、あなたどうして急にやる気になったの?」
グレイシア「それか…………秘密だ」
ニンフィア「えっ」
エーフィ「あ……わたしも……知りたい、です」
グレイシア「いや、知ったところでどうする?」
ニンフィア「どうするどうしないの問題じゃなくて、純粋に知りたい、ただそれだけよ。あなたこそ、何か言えない理由があるの?」
グレイシア「………それは――――」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/03/05(木) 00:22:30.63 ID:a9h79yge0<> まだ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/03/17(火) 00:17:46.89 ID:gSVVHyeN0<> ゆっくり続きを待とうか <>
制作の人<><>2015/03/20(金) 17:08:29.17 ID:Au8L1VCd0<> 寝床にて。
シャワーズ「イーブイいいいーー!」
イーブイ「!シャワーズ……(ええと、さん付けしなくていいのかな……)」
シャワーズ「今夜のお供はあたしよ!よろしくね!」
イーブイ「は、はい……」
シャワーズ「……それと、いつまでイーブイの隣にいるつもり?ブースター」
ブースター「別にいいじゃねぇかよぉ!シャワーズは添い寝する係なんだろ?」
シャワーズ「はぁ!?……もう、あんたは本当に女心がわからないのね」(ブースターとイーブイの方に寄って
ブースター「?」
シャワーズ「とにかく、あたしは今からイーブイと楽しく過ごすんだから、邪魔しないでよ!」
ブースター「おい!それじゃあまるで俺が邪魔みてぇじゃねえか!」
シャワーズ「邪魔だから言ってんでしょうがぁ!」
ブースター「わぁったよ!お前とイーブイだけにすりゃあいいんだろ!?」
シャワーズ「わかってるならとっととしなさいよ!!」
イーブイ「…………」(気迫についていけない
ブースター「はぁ……しょうがねぇなぁ」(イーブイの方を向いて
ブースター「じゃ、また明日な、イーブイ」(と言って去っていく
イーブイ「う、うん……」
シャワーズ「やぁっと行ってくれた」
イーブイ「………いいの?あんな事言って……」
シャワーズ「……?良いのよ。どうせブースターのことだから気にしてないわ」
イーブイ「そ、そうなんだ(……結構長い付き合いなのかな)」
シャワーズ「ふふ……それより!今夜は二人きりよ、イーブイ!ほらこっちこっち!」 <>
(*´∀`*)<><>2015/03/25(水) 09:47:36.39 ID:efEo9yq10<> まだですか? <>
(・∀・)<><>2015/03/25(水) 23:36:54.79 ID:PbKqZSct0<> 気になって仕方ない
<>
(*´∀`*)<><>2015/03/26(木) 09:04:45.48 ID:VGce1ckZ0<> 応援してます!頑張って下さい!(書くのを) <>