以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 20:23:04.92 ID:apZQytHfO<>舞風「おはようございます提督ー!」
提督「おはよう…ちょうど良かった、実は舞風くんに頼みがあってな…」
舞風「私に?いいよー何すればいいの?」
提督「それがだな…」
ていとく「………」ジー
舞風「ん……?え、誰誰!?かわいいー!!」
ていとく「ひっ…」ビクッ
舞風「ねー提督ー、この子誰なの?」
提督「俺の息子だ」
舞風「……え?息子?」
提督「うむ」
ていとく「…………」ギュッ
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<>舞風「なきむしていとく」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 20:28:23.50 ID:apZQytHfO<> 舞風「提督って子供いたの!?」
舞風(ていうかそもそも結婚してたんだ…)
提督「まあな」
舞風「そ、そうなんだ…………それで私にお願いっていうのは…?」
提督「ああ……こいつの子守をして欲しい」
舞風「子守?私が?」
提督「うむ……俺が鎮守府にいる間だけでいいが」
舞風「む、無理だよそんなの!大体もっと適任な人がいっぱいいるじゃん!鳳翔さんとか!」
提督「鳳翔くんは皆の世話で忙しいからな…それに今度新しい作戦が始まるからみんな忙しいんだ……」
舞風「う……でも他にも忙しくなさそうな駆逐艦の子いっぱいいるよ?なんで私に…」
提督「何でだろうな……………なんとなく…?」
舞風「そんな適当に…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 20:38:06.76 ID:apZQytHfO<> 提督「まぁ大丈夫だよ、少し人見知りで気が弱い子だが素直で優しい凄くいい子だから」
舞風「で、でも…」
提督「頼む……この通りだ…」
舞風「分かりました……できるだけの事やってみるよ」
提督「本当か!?ありがとう舞風くん!あ…勿論他の駆逐艦達にも頼って良いぞ!伝えてはおくから」
舞風「はい」
提督「よかったなーていとく!これからお姉ちゃんが遊んでくれるってさ」
ていとく「パパ……」ギュー
舞風「……因みに何歳なの?」
提督「今は4歳と少しだ、でも賢いし物分りも良いからそんな大変ではないと思うぞ」
舞風「そういうものなのかな……」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 20:43:24.26 ID:apZQytHfO<> 提督「じゃあ早速俺は用事があるから頼んだ……じゃあなていとく、いい子にしてるんだぞ」ナデナデ
ていとく「ん…」
提督「それじゃよろしく!急がないと…」スタスタ
ガチャ
ていとく「ぱ、ぱぱぁ…」ウルウル
舞風(大変な事になったよ………でも私がしっかりしないと!)
舞風「じゃあ改めましてよろしくね!私は舞風って言います!」
ていとく「よ、よろしく……お願いします…」
舞風「んーちょっと元気ないなぁ………そうだ!」
舞風「まずは一緒に踊ろっか?ダンスすると気分も落ち着いて元気になれるんだよ!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/01/22(木) 20:45:02.76 ID:4myk2vrOO<> 舞風とおねショタの相性って抜群だよね <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 20:46:37.15 ID:apZQytHfO<> ていとく「ほんと…?」
舞風「うん!じゃあ早速踊ろう!」ギュ
ていとく「でもぼくダンスなんて良く分からない……」
舞風「大丈夫だよ、私にあわせて踊ってみてっ!それワンツーワンツー!」
ていとく「わんつー……わんつー…」ヨロヨロ
舞風「そうそう、そんな感じ!そこで大きくジャンプ&ターン!」
ていとく「じゃんぷ……たーん…………あっ!」
ドシン
舞風「あ…!だ、大丈夫!?」
ていとく「うっ…うぅぅ……痛いよぉ……」
舞風「な、ないちゃダメだよ!男の子何だからほらっ!」
ていとく「うぅ…ひっく……ひぐっ……ぐすん…うぅぅ…」ポロポロ
舞風(駄目だ……うぅぅ……) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 20:50:27.98 ID:apZQytHfO<> ―――
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舞風「ただいま……」
野分「お疲れ舞風……司令のお子さんの子守任されたんだって?」
舞風「うん……」
野分「………何かあった?」
舞風「子供と接するのっていがいと難しいものなんだね…」
野分「…………」
舞風「私、上手くやっていける気がしないよ…」
野分「大丈夫……舞風ならできるよ………」
舞風「そんなことないもん」
野分「何なら私も手伝うから……ね?」
舞風「ほんと…?」
野分「うん」
舞風「……じゃあ頑張る」
野分「うん……頑張れ」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 20:55:36.93 ID:apZQytHfO<> ―――
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舞風「で、今日も子守を任されたわけだけど」
野分「でも司令も酷いね……忙しいのは分かるけどこんな小さい子供を任せるなんて……」
ていとく「………お兄ちゃんはだれ?」
野分「な…!」
舞風「ぷ……アハハハ!お兄ちゃんだって!!」ゲラゲラ
野分「わ、私は野分です……それと男ではありません…」
ていとく「そ、そうなの……?ごめんなさい…」
野分「別に気にすることはありませんよ」
舞風「じゃあ何して遊ぼっか?今日は野分お兄ちゃんもいるから3人で遊べるよ!」
野分「舞風……怒るよ?」
舞風「う……ご、ごめんって………それで何がいいかな?鬼ごっこ?かくれんぼ?缶蹴り?それとも踊っちゃう?」
ていとく「え、えっとね…………お絵かきしたな……」
舞風「…お絵描き?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/01/22(木) 21:04:45.87 ID:apZQytHfO<> ていとく「う、うん………駄目かな………?」
舞風「ううん、そんなこと無いよ!じゃあ皆でお絵描きしよっか!」
野分「野分もやるんですか…」
舞風「当たり前じゃん!!ていとくくんもみんなで描きたいよね?」
ていとく「う、うん…」
野分「はあ……わかったよ…」
舞風「じゃあ最初のお題は『提督』ね!」
ていとく「ぱぱ…?」
舞風「そうだよ!それじゃ始めよう!」
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