以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/02/20(金) 18:38:55.67 ID:bamT6cii0<>兵士A「もうだめです、耐えられません!」

隊長「まだだ...!まだ避難が完了していない!」

隊長「絶対に突破させるわけにはいかない...何としても!」

兵士B「くそがぁ!」ザクッ

魔族「っ」

兵士B「魔族風情が生きがってんじゃねえぞ!!」

隊長「!よくやった兵士B!総員、畳みかけるんだ!!」




隊長「(『コレ』に門を突破されるわけには行けない、必ずここで止める!)」




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<>兵士「今日から勇者と名乗ることにした」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/02/20(金) 18:39:55.80 ID:M16CrJEvo<> 誰もが主人公になりたいと願う <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/02/20(金) 19:22:11.97 ID:DbMjNcbf0<> 続きは? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/02/20(金) 19:25:52.84 ID:L3yd6wVz0<> これはエタるパターンのスレタイ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/02/20(金) 20:15:15.69 ID:bamT6cii0<> ーー酒場ーー

男戦士「さっき聞いた噂なんだが、鉄の国が魔王軍の襲撃にあって一夜にして火の海だそうだ」

男戦士「王族はほとんど殺されたんだと」

僧侶「なんと!?鉄の国の兵隊は優秀と聞いていたが、それを上回る力とは」

僧侶「いやはや魔王軍には恐れ入る」

男戦士「まあ、国民の大部分は逃げ切ることができたらしい。隣国に避難したそうだ」

僧侶「王族が殺されているのに国民は無事?普通なら王族が真っ先に逃げるだろうに不思議なことだな」

男戦士「ああ、まったくだ」

男戦士「俺の知ってる魔王軍に関しての最新の情報はこれぐらいだな」

僧侶「協力感謝する。あなたの旅に神の祝福があらんことを」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/02/20(金) 20:30:42.81 ID:bamT6cii0<> 僧侶「ふむ」

僧侶「(王族の誇りを捨てきれず、国とともに亡ぶ道を選んだ?)」

僧侶「(いや、それは違う気がする)」

僧侶「(わからないな。もう少し情報が欲しい)」

盗賊「...なああんた!」

僧侶「!なんだ?」

盗賊「ようやく返事してくれた、何回声かけたと思ってんだ」

僧侶「それはすまない。何だ?」

盗賊「魔王軍の情報が欲しいんだろ?さっきの男との会話聞いてたよ」

僧侶「そうか、盗み聞きは良くないな」

盗賊「そんなこと言うなよ。鉄の国の件、俺もある情報を持ってんだ」

盗賊「知りたい?」

僧侶「...ああ。ものすごく」

盗賊「そうかいそうかい!実はな!実はな!」ドカッ

?「おい、なにやってんだ」

盗賊「いってえ!!殴んなよ!!」

?「やかましい。すまないな、あんた」




<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/02/20(金) 20:35:58.12 ID:bamT6cii0<> 僧侶「いや、それよりも」

?「帰るぞ盗賊、俺は眠い」

盗賊「分かった...じゃあな」

僧侶「あっ...」


僧侶「一体何を言おうとしていたんだ」








?「この馬鹿が!」

盗賊「だれが馬鹿だ!お前よりはましだよ!!」

?「いいか、誰にもあのことは話すな」

?「絶対口外するな、約束しただろ」

盗賊「うー...はい」
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