◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:11:22.05 ID:sfxUjvo60<>ユート「こんな感じか？」
遊馬「最高にかっとビングしてるぜ！」
小鳥「うーん・・・でもユートのかっとビングは」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
ユート「かっとビングさえあれば2人を笑顔にできるかもしれない」
遊馬「そうか・・・俺も手を貸すぜ！」
ユート「いいのか？」
遊馬「前は失敗したけどさ・・・やっぱりこのままじゃダメだろ？」
ユート「ああ」
遊馬「行こうぜユート！」
ユート「行こう！」
小鳥「・・・」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428847881
<>ユート「かっとビングだ！俺！」 遊馬「かっとビングだ！俺！」
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:14:38.91 ID:sfxUjvo60<> 遊矢「何で一緒に下校してるんだろな俺達」
柚子「友達だからでしょ」
遊矢「そうか・・・友達なんだよな」
遊馬「あいつらには圧倒的にかっとビングが足りねえぜ！」
小鳥「もうそっとそておいた方がいいんじゃない？」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
ユート「あの2人を見てわかるだろ」
遊馬「笑顔がねえな。とりあえず付けようぜ」
ユート「そうしよう」
遊馬「まるで探偵だぜ！なあ小鳥！」
小鳥「うん！」
遊馬「・・・」
小鳥「・・・」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:18:29.18 ID:sfxUjvo60<> 遊矢「ユーゴと普段何してるんだ？」
柚子「Dホイールに乗せてもらって遊星さんの所に遊びに行ったりかな。遊矢はセレナとは」
遊矢「ランサーズでより集まって・・・喋ったりしてるかな」
柚子「お互い楽しそうで良かったね」
遊矢「そうだな」
柚子「・・・」
遊矢「・・・」
小鳥「何で意地の張り合いしてるの？ねえ？」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
ユート「一度言ってしまった事は2度と元には戻れないと思っているんだろうな・・・」
遊馬「何か虚しいよな」
小鳥「うん」
ユート「このままではダメなんだよ・・・」
遊馬「・・・」
小鳥「・・・」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:22:44.14 ID:sfxUjvo60<> 遊矢「何かこうして一緒に居るのも変じゃないか？」
柚子「そうかもしれないわね・・・ユーゴに悪いし」
遊矢「セレナにも・・・」
遊馬「もう我慢できねえ！かっとビングだぜ！」
小鳥「かっとビングよ遊馬！」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
ユート「見守る・・・これでいいのか俺は？最近はこの件で胃も痛い・・・」
遊矢「友達同士でも俺達は男と女だもんな」
柚子「一緒に居ると変な噂をされるかもしれないよね」
小鳥「・・・」
遊馬「・・・」
ユート「そろそろ行くか？」
遊馬「そうしようぜ！」
小鳥「うん！」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:27:58.11 ID:sfxUjvo60<> 遊馬「遊矢！柚子！それでいいのかよ！？」
遊矢「遊馬・・・何度も言うけど俺はこれでいいんだよ」
柚子「私もよ。心配してくれるのは嬉しいけど」
遊馬「そうじゃねえだろ！何でそんなに意地張るんだよ！」
小鳥「そうよ！この意地っ張りコンビ！」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
遊矢「じゃあ遊馬は女の子と付き合った事があるのかよ？」
遊馬「ねえ！」
遊矢「じゃあ分かるわけないだろ」
ユート「その言い方はよろしく無いな」
遊馬「意地張ったって意味なんてねえ！」
柚子「私達は意地なんて張ってない！」
遊矢「そうだ！」
ユート「手強い・・・手強いぞ」
遊馬「・・・」
小鳥「・・・」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:33:45.53 ID:sfxUjvo60<> 遊矢「いつかはこうなったんだ。俺達は付き合いが長いから」
柚子「そういう事なのよね」
小鳥「幼馴染同士だから？私と遊馬だって」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
遊矢「もういいだろ？俺にはセレナが」
柚子「私にはユーゴが」
遊矢「それにお互いの幸せを祈ってる・・・ユーゴは柚子を守ってくれる」
柚子「セレナだっていい子よ・・・だからこそ」
遊馬「馬鹿野郎！」バシッ
遊矢「何すんだよ！？」
遊馬「そんなの嘘に決まってるじゃねえか！」
遊矢「嘘ついてるってわかるのかよ！？」
ユート「わかるさ」
遊馬「・・・」
小鳥「・・・」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:39:22.94 ID:sfxUjvo60<> 遊馬「よく聞け遊矢！お前は迷ってるんだ！」
遊矢「迷ってる？じゃあ俺と柚子が元通りになったらユーゴとセレナはどうするんだよ！？」
遊馬「そんなの俺がどうにかしてやる！」
ユート「俺だってそうだ。そもそもユーゴとセレナは巻き込まれているだけじゃないのか？」
遊矢「セレナは俺の事が好きだって」
柚子「ユーゴも私と付き合うって」
小鳥「そんなの何かの間違いに決まってる！」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
遊矢「とにかく俺は・・・俺達は意地なんて張ってない」
柚子「これでいい。私達はそう思ってる」
遊矢「ありがとな遊馬、ユート」
柚子「みんなには感謝してる。いつも心配ばかりしてくれて」
ユート「・・・」
遊馬「・・・」
小鳥「・・・」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:42:14.58 ID:sfxUjvo60<> 遊馬「行っちまったな」
ユート「・・・」
遊馬「今までの誰よりも手強いぜ・・・完全敗北だ・・・」
ユート「君は諦めるのか？」
遊馬「諦めねえよ！」
小鳥「さすが遊馬！」
遊馬「小鳥」
小鳥「・・・」
ユート「そうなんだ。何度負けたって2人から笑顔を戻さないと」
遊馬「俺も手伝うぜ！」
ユート「君は本当に優しいな」
遊馬「デュエリストは助け合いだぜ！」
ユート「そうだな。君達と出会えて本当によかったよ」
遊馬「・・・」
小鳥「・・・」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:48:30.53 ID:sfxUjvo60<> 遊矢「みんなが心配してるんだな・・・」
柚子「でも私達の問題でしょ？私はこれで帰るね」
遊矢「うん」
柚子「あ、明日ねユーゴがDホイールの乗り方教えてくれるんだって・・・」
遊矢「俺もセレナとちょっとな・・・」
柚子「遊矢と付き合ってた頃は今までの人生で二番目に幸せだった・・・一番は今だけどね」
遊矢「俺も一番は今だな・・・柚子は二番目に楽しかった。本当に幸せだった・・・」
柚子「・・・」
遊矢「・・・」
柚子「Dホイール上手く乗れるかな？」
遊矢「柚子なら乗れる。絶対に乗れる」
柚子「うん」
遊矢「きっとユーゴが上手に教えてくれるんじゃないか・・・いい奴だしさ」
柚子「セレナもいい子だから楽しいデートになるといいね」
遊矢「・・・じゃあ俺は」
柚子「またね」 <>
◆OYngVbWKK2<>sage saga<>2015/04/12(日) 23:53:39.39 ID:sfxUjvo60<> 数日後
遊馬「バカじゃねえの？俺はもうこの件から手を引くぜ」
ユート「そうだな」
遊馬「っつうか好いた惚れたで俺ら巻き込むか？デュエルで勝敗決めればいいじゃねえか？」
ユート「全くだ」
遊馬「俺はしばらく休むから遊星さんがどうにかしてくれるだろ」
ユート「遊星達はお祭り事が好きだからな」
遊馬「何で中学生が大真面目に恋愛やってんだ」
ユート「俺もそう思うよ。何処まで続くかわからないのに」
遊馬「だよな」
ユート「・・・」
遊馬「はあ・・・恋愛脳っていうのか？」
ユート「2人は少し限度を超えている」
遊馬「人を巻き込むのも大概にしろよ。なあユート？」
ユート「ああ・・・まるで楽しくない」
小鳥「・・・」
終 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/04/12(日) 23:58:52.45 ID:MkmSI5NnO<> 自分から絡んでるくせに何だこいつら <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/04/13(月) 00:02:45.72 ID:zFxomMtDO<> 遊馬とユートは日頃から周りが原因でストレスが溜まってるもんな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/04/13(月) 00:12:31.13 ID:QksRqTbDO<> 乙
遊矢とセレナのデートの様子が知りたい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/04/13(月) 00:13:19.65 ID:h6CC2bLSo<> カウンセラーの方が病むのも珍しくないらしいし…… <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/04/13(月) 06:27:12.89 ID:NDJXi6fs0<> ユートは常識人だから遊馬も心を開いたか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/04/13(月) 12:35:26.01 ID:tyE09/TeO<> 限界来ちゃったか <>