以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/07/25(土) 22:04:45.50 ID:yTCvPWXa0<>男「・・・・・・」ムクッ

男(今日もムスコは元気だな、よしっ)ムクムクッ

魔法使い「あ、目覚めた」

男「あ、おはようございます」ビクッ

魔法使い「おはよう」

男「・・・・・・」

魔法使い「・・・・・・」

男「えーっと、どちら様でしたっけ?」

魔法使い「お、覚えてないんですか?」

男「ていうか、ここどこだよ!?」

魔法使い「それは」男「わかった!」

魔法使い「・・・・・・」

男「誘拐だな!」

魔法使い「もういいです、説明します」

男「はい」

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<>男「朝起きたら、魔法の世界だったんだが・・・・・・」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/07/25(土) 22:14:18.96 ID:yTCvPWXa0<> 説明中・・・・・・

男「なるほど、つまり」

男「俺氏、旅人、23才。旅の途中、魔翌力を使い果たし、意識不明、記憶の混濁が見られる」

男「ということだな!」

魔法使い「まあ、そうなりますかね?」

男「・・・・・・」

魔法使い「・・・・・・」

男「じゃあ、18歳で学生生活を送ってて魔法のない世界の俺は幻想?」

魔法使い「おそらく」

男「でも、なんかおっかしいんだよなー」

魔法使い「はい?」

男「なんつーかなー、俺には魔翌力なんてないし・・・・・・」

魔法使い「何言ってるんですか」

男「はい?」

魔法使い「賢者になるための修業の旅でしょう?忘れたのですか?・・・・・・って忘れたんですよね」

男「賢者・・・・・・?マスターベーションしまくればいいのか?」

魔法使い「もういいです」

男「えっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/07/25(土) 22:32:07.93 ID:yTCvPWXa0<> 魔法使い「とにかく、旅に戻りましょう」

男「えー?」

魔法使い「記憶などを探してる時間などないのです」

男「ふーん、なんで?」

魔法使い「これも説明しなければなりませんか・・・・・・」

男「たのんますぅ〜」

魔法使い「貴方は勇者様にお仕えする、賢者となる素質があります」

男「なるほど、わからん」

魔法使い「要するにカクカクシカジカ・・・・・・」

男「マルマルウマウマ・・・・・・なるほど」

男「まず、修行中に勇者がいて」

男「勇者が謎の闇の発生原を追うので同行するパーティーを選ぶ選考会で俺が選ばれて」

男「賢者の素質を見出され、闇の進行が進むまでに」

男「修行を積み、各々修行をせよ。ということで旅をしていると」

魔法使い「ええ、記憶を失う前のあなたは、達観している所がありましたから。旅で視野を広げよう、となったのです」

男「魔翌力は関係ないんだ」

魔法使い「貴方には、もうすでに魔翌力は事足りていますから」

男「ふーん」

男(なんだか面倒くさいことになってきたぞ・・・・・・)

男(たぶん、俺は異世界にぶっ飛んだんだな。わりと冷静な自分カッケーwwwww)

男(んで、こっちの世界の俺は賢者だったと・・・・・・)

男(と、すると・・・・・・。俺には魔法の才能が!?)

男「まあ、魔法やってみるか・・・・・・?」

魔法使い「そうですね、確認くらいはしましょう」

男(万年ニート決め込んでた俺でもできることが見つかるかも知れんな)シミジミ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/07/25(土) 22:47:55.31 ID:yTCvPWXa0<> 魔法使い「ここで魔法を使うのは危険ですね・・・・・・、とりあえず移動しましょう」

男「はい」

移動しています―――――――

魔法使い「つきました」

男「何にもない草原だな」

魔法使い「ここは一応、闇と呼ばれる謎の物質に近いんですよ」

男「ふーん・・・・・・そういえば『闇』について詳しく聞いてなかったな」

魔法使い「闇について・・・・・・か・・・・・・」

男「?」

魔法使い「いえ、私もよくわからないんです。すいません」

男「・・・・・・ふーーん」

男「あ、じゃあさ、やm」

魔法使い「さて魔法と行きましょうか」

男「はい」

魔法使い「明後日には勇者様と合流です!急ぎますよ!」

男「明後日!?伝えるのおそっ!!」

魔法使い「五月蠅いですよ。まずは炎の魔法から」

男「ニート志望のファイア、見せてやる!」

魔法使い「全神経を集中させて、念じるのです。燃えろ。と」

男「燃えろっ!!」

シーン・・・・・・

男「燃えろっ!!」

ほんのり・・・・・・

男「あっ、暖かくなった」

魔法使い「・・・・・・」ジロッ

男「あ、その・・・・・・」

男「燃えろ!」

シーン・・・・・・

男「燃えて!」

ミーンミンミンミンミー↴・・・・・・

男「燃えて、下さい!!!!!!」

カッ!

男「えっ?」

魔法使い「えっ?」

その日、草原に巨大な火柱が上がったそうな・・・・・・ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/07/25(土) 23:00:28.06 ID:Z67JyVGv0<> 男「燃えろ!」

火の神「言い方がダメ。もっと取引先に言うみたいに言って」

男「燃えて、下さい!!!!!!」

火の神「ん」クンッ ←今ココ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/07/26(日) 16:46:50.74 ID:zeFYbb2OO<> 見てる <>