以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/08/07(金) 17:02:00.08 ID:FqdWahY00<> <br> 「しかしこの『超火力魔法』は、30歳を過ぎた童貞にしか扱えないのもまた事実……」 <br>  <br> 苦しそうにそう告げる爺さんもまた童貞なのだ。 <br> 女というものをついに知らないまま、これから彼は逝く。 <br>  <br> 俺の魔法の師匠は薄汚く、家も財産も持たない人だった。 <br> 数少ない童貞の友人と共に、鉄橋の下の河原で暮らす人生。 <br>  <br> 彼の孤独はいかばかりであったか、このうら若き童貞には分かるはずもない。 <br>  <br> 弟子バカと言われようが何だろうが、この爺さんはそれでも凄まじいジジイだった。 <br> 天下無双はこの人の為にある言葉だ。本気でそう思う。 <br>  <br> それがただの一度戦いに敗れ、栄光から一転、終の棲家は段ボール。 <br> 爺さんはそういう事もあると楽観的だったが、俺は悔しくて涙が出そうだった。 <br>  <br> 「本当にこの魔法を受け継ぐか？」 <br>  <br> 「はい」 <br>  <br> 「<br><br>SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438934519<br><>「童貞よ、強い魔法を授けよう」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/08/07(金) 19:53:17.74 ID:tIe7LI3J0<> 期待 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/08/07(金) 19:58:26.03 ID:FqdWahY00<> ミスがあったので立て直します <br> すみません <>