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HTML化した人:Kastanie
【胸糞注意】 カレーパンマン「鬱だ…死のう…」
1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:41:04.87 ID:RoSoeldX0
胸糞注意 

アンパンマンssです

カレーパンマンは4番目ぐらいに好きなキャラです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1439361664
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:42:39.11 ID:RoSoeldX0
ジャム「集団食中毒!?」





バタコ「ええ、カレーパンマンのカレーから毒キノコがみつかったらしいのよ…」





バタコ「死亡者も出ているの…でも、カレーパンマンは絶対にキノコは入れてないって言ってるの…ジャムおじさん、どうしましょう…」





ジャム「うーん、カレーパンマンに会って話を聞きにいこう」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:43:51.64 ID:RoSoeldX0
その頃、カレーパンマンは土砂降りの中顔が濡れるのを気にせず、解毒薬になる薬草を必死で探していた。



しかし、どこへ行ってもみつからず疲れ果てていた。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:44:31.89 ID:RoSoeldX0
カレー(クソッ、クソッ、どこにもねぇ!)




カレー(このままじゃカレーを食べた全員が死んでしまう…!どうすりゃいいんだ…!)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:46:01.74 ID:RoSoeldX0
ゴロゴロゴロ




ピカッ





ドドーン



カレー(…!)




カレー(あれは…)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:46:55.51 ID:RoSoeldX0
今にも風に吹き飛ばされそうな草が根を張っていた



カレー(みつけたぞ…!)





カレーパンマンが薬草を摘み取ろうとしたとき、
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:51:06.18 ID:RoSoeldX0
ダレカ、ダレカキテ…




カレー(! 誰かが助けを求めてる…!)




見ると、木の下で小さな少年がうずくまってる…




足を痛めてるようだ…



そのとき、
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:51:54.51 ID:RoSoeldX0
ゴロゴロ




ビシャァアアン



カレー「あぶない!」



バチィィィィン
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:53:17.97 ID:RoSoeldX0
カレーパンマンは摘むのを後にし、少年を雷から庇った




少年「…!? カレーパンマン!」




カレー「う…うぐ…っ…」




少年「だれか…!アンパンマン!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:54:01.98 ID:RoSoeldX0
ピーン



アン「! 誰かが助けをもとめてる!それっ」


ビューン

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:55:18.19 ID:RoSoeldX0
カレー「…」




アン「カレーパンマン…! 早くパン工場に…」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:56:49.54 ID:RoSoeldX0
アン「ジャムおじさーん!」




バタコ「カレーパンマン!?」




ジャム「私たちはカレーパンマンに会おうとしていたところだったよ…いったいどうしたんだい?!」




アン「酷い傷を負っているんです…!早くしないと手遅れに…」



ジャム「わかった。バタコや、私はカレーパンマンを看てるから

すまないが街の病院のようすを見てきておくれ。」




バタコ「はい!いってきます!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:57:59.07 ID:RoSoeldX0
少年「あ、あの」




アン「?」




少年「カレーパンマンはぼくを庇ってくれたんです…それで…」



アン「そうだったんだ…きみ、足をけがしてるじゃないか。はやくパン工場にお入り。」




少年「は、はい」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 15:59:38.23 ID:RoSoeldX0
〜病院〜

ワイワイ
  ガヤガヤ



カバオ「う、うぐぐぐ…」




ピョンきち「…バタコさん。カバオ、元気になるかな…?」




バタコ「…」




ちびぞう「うう、おかーさん…いたいぞう…」




でかこ「ちびぞう、しっかりして…!」




ミミ先生「まさか、こんなことになるなんて…」




医者「あれもこれもカレーパンマンのせいだ!」




住民A「うっうう…わたしの娘を返して…!」




住民B「坊や!坊やぁぁ!」



バタコ「…カレーパンマン…」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:01:29.69 ID:RoSoeldX0
ピコン   ピコン 


       ピコン

ばい「は、はひぃ〜これはやばいのだ…」




ドキ「…ばいきんまん、やりすぎよ。」




ばい「オ、オレ様悪くないのだっ!絶望ちくりんとカレーパンマンのせいなのだ!」




ドキ「それ、いったいどうなるの?」




ばい「ドキンちゃん聞いてなかったの?だから、こいつに刺されたやつは、一時的に自分が破滅することをしてしまうのだ。だからカレーパンマンは自分で気

づかずに毒キノコを入れちゃったってわけ。もうカレーパンマンはみんなの嫌われ者ってわけさ。はひふへほ」




ドキ「はひふへほじゃないでしょ!?でかこかあさんも悲しんでるじゃない!」




ばい「オ、オレ様しーらないっ」




ドキ「おばか通り越して鬼畜よ!」




ばい「はひ、そんなこといわれたって…」



16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:07:30.78 ID:RoSoeldX0
〜パン工場〜






ブルロロロ キキー




ジャム「…!バタコがかえってきたようだ」




ダッダッダッ




バタム


バタコ「たいへんよ!!」




アン「いったいどうしたんですか!?」




バタコ「みんながカレーパンマンを出せって押し寄せてくるの!」




ジャム「なんだって!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:08:18.12 ID:RoSoeldX0
チーズ「あんあん!?あいん!?」




ジャムおじさんが外見ると、街中の人々が集まってきていた!
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:09:06.13 ID:RoSoeldX0
住民B「カレーパンマンをだせ!」



住民C「そうよ!こんなことになったのはカレーパンマンのせいよ!」



住民R「どうしてくれるんだ!」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:10:23.54 ID:RoSoeldX0
ガヤ ガヤ 


  ガヤ  ガヤ


ガヤ

ジャム「おちついてください!今、カレーパンマンは出られる状況じゃないんです!」




住民I「出られないって!?私のかわいい坊やが殺されたのよ!」




住民Ⅿ「そうだそうだ!」




ジャム「…こまった…」



カチャ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:11:40.09 ID:RoSoeldX0
アン「!」




バタコ「カレーパンマン!?」




 カレー「…ハァ…ハァ…ッ…」 ヨロッ ヨロ




少年「出ていかなくても…!」




カレー「…」




住民たち「…」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:13:23.25 ID:RoSoeldX0
カレー「オ…オレは、とんでもない…過ちを…した…許せることじゃない…」




住民たち「…」




カレー「だけど…今、食中毒で苦しんでる子供たちだけでも救って…やりたいんだ…治せる薬草を見つけたんだ…いまから取りに行こうとおもう…」




チーズ「あうん!?あんあん!」




住民P「逃げるつもりだな!?」




アン「まって!…カレーパンマンは無理しないで、ぼくが取りに行くよ…!」




カレー「…いや、オレのせいでこうなっちまったんだ。…オレ一人で行く…」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:26:22.67 ID:RoSoeldX0
カレーパンマンは、足を引きずりながら薬草のあるところへと向かった。










アンパンマンたちはカレーパンマンを信じて何時間も何日も待った
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:27:45.35 ID:RoSoeldX0
しかし、かえって来ない



一週間たったとき、





アン「…ぼく、様子を見に行ってきます」



ジャム「ああ、さすがに遅い」



ピューン
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:28:46.37 ID:RoSoeldX0
アン「カレーパンマーン!」



アン「どこにいったんだろう」




アン「!?あれは…」




森の中にカレーパンマンが立ち尽くしていた
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:29:51.53 ID:RoSoeldX0
アン「カレーパンマン…!」




カレー「……ない」




アン「…!…そんな…」



カレー「…きっと、あの日…風に吹き飛ばされたんだ…はは…」




アン「…!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:30:56.93 ID:RoSoeldX0
カレー「…ははは、はははははははっふふふっ」




アン「カレーパンマン…しっかりして!」




カレー「ああはははははっ…う…」 バタ





アン「…パン工場に戻ろう…」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:32:01.40 ID:RoSoeldX0
その後、









カレーパンマンの傷は日がたつにつれて回復していった






しかし、街の住民たちからは白い目で見られ、時にはものを投げるものもいた







そうした日々が続き、カレーパンマンは……
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:33:41.28 ID:RoSoeldX0
バタコ「…」




カレー「…」 



カラン 
   カラ




その日、カレーパンマンは街のみんなにカレーを作ると、パン工場で鍋をかき混ぜていた




バタコ「…町のみんなはきっと食べてくれないとおもうわ…みんなはカレーパンマンのカレーは汚れてるっていってたもの…」




カレー「…」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:35:25.59 ID:RoSoeldX0
バタコ「…カレーパンマンも傷つくだけだわ…」




ピタ




カレー「……なに、言ってんだいバタコさん…」




バタコ「…」




カレー「…オレは、みんなにカレーを食べてもらうのが生きがいみたいなもんなんだよ。はは…今日のカレーも最高だぜ…オレ、ちょっとみんなを呼びに行っ

てくるぜ」





バダム
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:36:19.63 ID:RoSoeldX0
バタコ「カレーパンマン…」




バタコはなんとなく鍋の中をのぞいてみた









そこには何も入ってはいなかった
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:37:10.78 ID:RoSoeldX0
…その後 カレーパンマンはかえっては来なかった






おわり
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:41:43.48 ID:RoSoeldX0
おまけ


ばい「…ほんとにやりすぎたのだ」




ドキ「おばか。こんどはしょくぱんまんさまをあんな目にあわせるつもりだったらゆるさないわよこの鬼畜。」





ばい「…アンパンマンをやつける方法はべつのにしよ…」



ばい(…カレーパンマン、ホントに悪かったのだ)



おわり
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 16:45:39.38 ID:RoSoeldX0
皆様見てくださってありがとうございます

イタイノトンデケダケの話を参考にしました



ご意見などがありましたらどうぞ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします2015/08/12(水) 17:53:42.11 ID:BpkJMa2DO



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