以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:12:11.99 ID:f5ck/urN0<>艦これSS
かなり短いです。
初投下なんでご容赦を。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443363131
<>響「黙って仕事をしよう。奴らが殺しにかかってくる」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:12:31.94 ID:f5ck/urN0<> -----【とある鎮守府の司令室】


提督「響」

響「なんだい?」

提督「ある有名な話がある」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:13:51.12 ID:f5ck/urN0<> 提督「アメリカ人は言った。グレムリンの旗に赤い旗が掲げてあったよ・・・」

提督「そこでソ連人はこう言った。ほう。そこにはなんて書いてあったんだい?...と」

提督「するとアメリカ人はなんて言ったと思う?」

響「...さあ...」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:16:30.02 ID:f5ck/urN0<> 提督「残念だけど分からなかった。僕には漢字が読めないんだ。だっt」ブフゥ

提督「アッハッハ!」

響「...」

提督「いや〜!アメリカ人ってのは面白いもんだなあ!なあ?響?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:18:26.48 ID:f5ck/urN0<> 響「提督...」

提督「何だ?」

響「口を閉じていたほうが身のためだよ」

提督「...?」

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          _____

            。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:18:56.31 ID:f5ck/urN0<> 提督「酷いと思わないかぁ!?」

加賀「知りませんよ...」

提督「あの子、かなり無口でしょ...」

提督「だから話のネタにでもなるかと思ったのだが...」

加賀「...」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:19:34.54 ID:f5ck/urN0<> 加賀「しかし、何故そのようなことを響さんが言ったのかは気になりますね」

提督「ただ単に怒っているようには見えないんだよなぁ...」

加賀「もしかして、タブーに触れてしまったのではありませんか?」

提督「タブー?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:20:03.40 ID:f5ck/urN0<> 加賀「ええ」

提督「いやいや、そんな些細な会話でタブーに触れることなんて」

加賀「そうとも言い切れませんよ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:20:30.78 ID:f5ck/urN0<> 加賀「タブーとは日常生活に張り巡らされているものです」

加賀「大阪で33-4と唱えたり、ブラジルで7-1と叫んだり」

加賀「瑞鶴に向かって天保山と言うことすらタブーとされているぐらいです」

提督「...とりあえず、瑞鶴に謝ってきなさい...」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:21:18.71 ID:f5ck/urN0<> -----【その後司令室にて】


提督「響」

響「なんだい?」

提督「ある有名な話がもう一つある」

提督「アメリカ大統領は言った。アメリカでは言論の自由が保証されている。」

提督「ホワイトハウスの前でアメリカ大統領の馬鹿!と言っても罰は受けない」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:21:48.74 ID:f5ck/urN0<> 提督「するとスターリンは言った。私の国でも言論の自由は保証されている、と」

提督「グレムリンの壁の前でアメリカ大統領の馬鹿!と言っても罰は受けない」ブフゥ

響「黙って仕事をしよう。奴らが殺しにかかってくる」

提督「」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:22:18.27 ID:f5ck/urN0<> _____________________________
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提督「なんでや!」

加賀「(ああ...なるほど)」

提督「えっと...俺...死ぬの?」

加賀「死にます」

提督「」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:22:57.19 ID:f5ck/urN0<> 加賀「まあ、提督のジョークのセンスが無いというのも原因ですが...」

加賀「そうですね...一つ興味深い話を...」

提督「何だ?」

加賀「ソ連...いえ...現在のロシアは事実上、資本主義国家ですよね」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:23:26.20 ID:f5ck/urN0<> 提督「そうだな」

加賀「そして、国連にも加盟している普通の国」

提督「当たり前だろ、今のロシアで粛清なんて行われているはずない」

加賀「(ああ...ダメだこりゃ...)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:24:06.32 ID:f5ck/urN0<> 提督「まーさか...私が粛清されるとでもいいたいのか?今はソ連ではない。ロシアだぞ?」

加賀「数年前、プーチン大統領のことを批判した記者が次々と変死を遂げた事件...もとい事故はご存知ですね」

提督「なにそれ怖い」ガクブル

加賀「体内からは放射性物質であるタリウムが検出されたそうです」

提督「」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:24:49.33 ID:f5ck/urN0<> 提督「はは...まさか...」

加賀「いえ...まあだからどうという話ではないのですが...」

加賀「私室の鍵は念のため掛けておいたほうが...」

提督「」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:25:22.00 ID:f5ck/urN0<> 提督「ええと...」

加賀「...」

提督「添い寝していただけませんか?」

加賀「お断りします」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:25:52.65 ID:f5ck/urN0<> -----【夜、司令室にて】

提督「(消灯して布団に潜ったはいいが・・・)」

提督「おおおおおお!クソォォォ!寝れねェェェ!」

提督「加賀の馬鹿野郎ぉ!うぅ...」

提督「いやいや、冷静に考えてみろ!ただ俺はソ連式ジョークを言っただけだぞ!」

提督「それだけで粛清されていたら日本の年間死亡者数は8000万人を超えるぞ」

提督「(まあ、その人の存在ごと消されたら別だが...)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:28:08.90 ID:f5ck/urN0<> コツコツ...

提督「?」

コツコツコツ......

提督「誰だ...」

ギィィィ......

提督「(ドアが開いた...施錠したはずだぞ...)」

???「...командир...」

提督「(!?)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:28:42.56 ID:f5ck/urN0<> ???「...не могу заснуть...」

???「...Что может я сплю с тобой?...」

提督「(うわ...うわぁ...)」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:29:17.72 ID:f5ck/urN0<> 提督「来るな!うああああああ!誰かぁぁああああ!」

???「...」

響「...Что произошло...командир...」



おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:29:46.36 ID:f5ck/urN0<> おまけ


吹雪「加賀さん!響ちゃんに教えてもらってロシア語が話せるようになりました!」

加賀「すごいわね。聞いてみてもいいかしら?」

吹雪「はい!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:30:19.36 ID:f5ck/urN0<> 吹雪「Здравствуйте.
Меня зовут"Фубуки".
Очень приятно познакомиться.」

加賀「ピッツァ」

吹雪「?」

加賀「...たらこピッツァ」



おしまい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2015/09/27(日) 23:32:11.82 ID:f5ck/urN0<> ちなみに「おまけ」の元ネタはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=rTBdda3lJJI

お読みいただきありがとうございました。
依頼を出してきます。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/28(月) 00:17:39.77 ID:+A5o3TTjo<> 誰か日本語訳してくれ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/28(月) 01:51:33.65 ID:5IBgyjGDo<> お客さんはいつも深夜や早朝にやってくるんだ
そして来るかどうかなんて分からないんだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/28(月) 03:52:25.03 ID:uGncDvvvo<> 間違いなく最もロシア語が上手い声優だもんなぁ、すみぺ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/28(月) 07:37:45.17 ID:XwAKkcot0<> 一応、和訳を貼っておきます。
google翻訳クオリティのため、普通にロシア語が間違ってると思います。

>>19
???「...司令官...」
>>20
???「...寝付きが悪いんだ...」
???「...だから...一緒に寝て...いいかな?...」
>>21
響「どうしたんだろう?司令官...」

>>24
吹雪「こんんちは。吹雪と申します。お会いできて光栄です。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/09/28(月) 08:55:40.96 ID:ZjaXvxdvo<> ソ連政府はクレムリンなんだよなぁ…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/28(月) 11:30:52.44 ID:+k3t+rnpo<> 水を浴びせてはいけないし
夜にエサをあげちゃダメなんだぜ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/28(月) 12:08:47.21 ID:Gs6FWknJO<> 響と添い寝のチャンス逃すとかいうガチのホラー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/09/28(月) 12:17:31.35 ID:8YMXrB6+o<> これ提督のジョークに響もジョークで返しただけだよな……? <>