以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/10/19(月) 01:11:30.89 ID:tBU/0BPA0<>四人部屋 ― 夜
響「実は、いま私は困ってるんだ、司令官」゙
提督「…」
響「私は、恋をしてもいいのだろうか」
提督「…」
響「ほ、本当なのか。私は兵器で、国を守る為の任務を背負っている。それを反故することにならないかい」
提督「…いうこと…」
響「そうだとも…もし好きになったら、死ぬのが恐ろしくなるかもしれない。
闘いたくないと考えるかもしれない。そうなったとき、私は役立たずだ」
提督「…」
響「それは国の期待を裏切ることになるし、そして、その人の期待を裏切ることになるんだ。
そしたら、私の存在価値はなくなる。私の居場所はどこにもない」
提督「それでも…」
響「それでも、恋を、してもいいと」
提督「あ…、い…んだ。響」
響「ありがとう、司令官。
私はそんな君のことが好きなんだ」
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<>響、艦娘やめるってよ
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/10/19(月) 01:13:01.57 ID:tBU/0BPA0<> 四人部屋 ― 朝
電「最近響ちゃんの様子が変なのです」
雷「夜中、人形に話しかけているわよね」
暁「気になって眠れないわ。お肌の大敵よ」
電「聞いても教えてくれないのです」
雷「あの人形も見せてくれないから、誰なのか判然としないのよね」
暁「ただ、私たちが聞いたあの言葉」
電「『司令官』の三文字」
暁「こうなったときは」
雷「司令官に聞くしかない!」
ズタタッ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/10/19(月) 01:14:00.20 ID:tBU/0BPA0<> 廊下
響「どうしたんだ?みんな揃って」
暁「あっやば」
電「えっとえっと」
暁「任務よ(迫真」
響「任務…?君たち三人で?」
暁「そ、そうなの」
電「急に呼び出されちゃって…」
響「そうか…私は…また外されたのだな」
暁「えっ…と、司令官がいうには響には休んでほしいそうよ」
響「…ああ分かった。君たちの航海にありったけの幸運を」
電「あ、ありがとうなのです」
雷「ごめんね、あとで一緒にご飯たべましょう」
響「…うん」
ズタタッ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/10/19(月) 01:15:02.42 ID:tBU/0BPA0<> 雷「薄っぺらな嘘は逆に人を傷つけると思うわ」
暁「うぅ…ごめんなさい」
電「なのです、なのです」
暁「あんな辛そうな顔するとは思わなかったの…」
電「これ以上いざこざが起きる前に提督の元へ急ぐのです」
ズタタッ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/10/19(月) 01:16:32.22 ID:tBU/0BPA0<> 司令室
電「はぁ…はぁ…失礼します」
提督「そんなに息を切らせてどうしたんだ。ひとまず、三人とも腰を掛けなさい。
お茶を煎れよう」
雷「こういうところが優しいのよね」コショコショ
暁「さすが、レディーへの接し方を心得ているわ」ゴニョゴニョ
電(お茶を煎れるのが司令官の趣味だから…とは言いにくいのです。がっかりする顔は見たくないのです)
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/10/19(月) 01:18:20.46 ID:tBU/0BPA0<> 提督「さぁ、どうぞ。…今度は成功したと思うのだが」
電・雷・電「「「はい」」」ゴクゴク
雷「う〜んやっぱり」
暁「まずいわ!」
電「お、おいしいのです…いつもより」
(飲んでもゲロマズなのは仕方ないのです、今の私たちには重油がおいしいと感じられるのですから
以前とは味覚は大きく変わったのでしょう)
提督「むむむっ、そうか。さっき来た響はとてもおいしそうに飲んでくれたんだが、
無理をして…?」
暁「あっそうだわ。響のことで相談があるのよ」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/10/19(月) 01:21:05.34 ID:tBU/0BPA0<> くっそ短編になる予定 今日はここまでです <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/10/19(月) 01:26:41.63 ID:jmpBg7z90<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/10/19(月) 08:30:13.29 ID:diYv8qtw0<> ミムラ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/10/20(火) 00:02:01.35 ID:/+o//hw10<> 暁「かくかしかじかってことなの」
提督「…そうか、そうだったのか。
私はまた間違いを犯そうとしているのかもしれんな」
雷(なんだかこの口調は事情を知っていそうな感じね)
電「司令官は何か御存知なのですか」
提督「うむ」
暁「えっほんと?」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/10/20(火) 00:03:03.77 ID:/+o//hw10<> 提督「本当だ。だが、それが全てではないし、私の口から話すことではない」
雷「やっぱりそうなるのね」
電「響ちゃんが心配なのです…」
提督「そのことは私の方から響へそれとなく伝えておこう。
君たちは戸惑っているだろうが、響もきっと同じようなものだ。
そして、いま支えを必要としているのは彼女だ。
力になってやってくれ」
雷電暁「「「はっはい」なのです!」」
提督「それに響の不満を晴らす機会を作ってやらねばならんなぁ…さっきオコラレタチャッタし…」ブツブツ
雷「それってどういう意味?」
提督「えっ?わ、私は何も知らんぞ。さぁ行った行った。今日は休日だろう、羽を休めてきたまえ」
雷「ゔー」
バタン!
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2015/10/20(火) 00:04:27.12 ID:/+o//hw10<> 廊下
暁「成果はあるようなないような感じね」
電「でも、響ちゃんを支えるという目的はできたのです!」
雷「…」
暁「どうしたの?黙り込んで」
雷「私、響が悩んでいる理由が分かったかもしれないわ」
電「えぇっ!?」
暁「どうして!?」
雷「まぁまぁ、単なる憶測よ。でもそれが正しいとしたら…私は」
暁「私は?」
雷「司令官を魚雷の中に装填する必要があるかもしれないわね」
暁「」
電「」
雷「でもさすがに可哀そうだから、24時間八の字固めくらいにしときましょう」
暁「あなた司令官のことを好きじゃなかったの…?」
雷「もちろん大好きよ。でも裏切りの罪は戦艦大和の錨より重いわ」
電(一体、どんな予想をたてたのでしょう?)
暁「じゃあ、教えなさいよ。その憶測を!」
雷「よくぞ聞いてくれたわね。と、その前に響を誘って朝ご飯を頂きましょう」
暁「あーんもうっ」
電「あはは…みんなで行くのです」
ズタタッ
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/10/20(火) 00:07:45.02 ID:/+o//hw10<> また夜に書きます (ミムラでは)ないです <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/10/20(火) 00:42:38.97 ID:DECGXX090<> >>13
反応するなよアホ
スルーしとけば大抵の荒らしは別のスレに移動するのに <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/10/20(火) 03:26:05.86 ID:eXYS5AtMO<> >>13
なんだコイツ <>
以下、名無しに変わりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/10/21(水) 11:02:26.10 ID:1+vgCCs7O<> まあとりあえず>>1乙
続き楽しみにしとくわ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/11/16(月) 21:55:56.75 ID:6p0sdn5AO<> ほ <>