以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 14:50:28.30 ID:pHoOTR70o<>先輩「……ん」

女「おはようございます、先輩」

先輩「……今、何時頃?」

女「丁度夕方の5時回ったくらいッスかね」

先輩「そんな寝ちゃってたんだ」

女「寝ちゃってたみたいッスね」

先輩「起こしてくれてよかったのに」

女「いえいえ、そんな。勿体ない」

先輩「勿体ない?」

女「あ、いえ。何でもないッス」

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<>女「先輩、起きてくださいッス」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 14:57:27.17 ID:pHoOTR70o<> 先輩「まだ大分寒いね」

女「そうッスねー、もう2月だってのにこの寒さは辛いッス」

先輩「寒いの、嫌い?」

女「まぁ、概ね」

先輩「私は結構好きだけどね」

女「……っ」

先輩「こういう事、自然と出来るしさ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 15:03:08.74 ID:pHoOTR70o<> 女「せ、先輩っ」

先輩「体温、高いんだねキミ」

女「それは、この状況のせいと言うかなんというか……」

先輩「しばらくこうしてよっか」

女「えっ!?そ、それは……えと、願ったりかなったりなわけですが……」

先輩「……ふふ、冗談だよ」

女「あっ」

先輩「さ、帰ろ」

女「……はい」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/13(土) 15:03:38.00 ID:6e8yIxdDO<> 寝すぎじやないですかねぇ… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 15:08:31.54 ID:pHoOTR70o<> 先輩「しかしあれだね」

女「どうしたんスか?」

先輩「私の寝顔なんて見てて、飽きなかった?」

女「飽きないッスね。ずっと見てられるッス」

先輩「……面と向かって言われると、なかなか照れるな」

女「さっきの仕返しッス」

先輩「意外と根に持つタイプ?」

女「いえ、そういうワケでは……」

先輩「それじゃ、私も」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 15:13:30.73 ID:pHoOTR70o<> 女「え、あっ。ちょっと、先輩……」

先輩「何?」

女「ここだと人目が……!」

先輩「それじゃ、物陰にでも行こっか」

女「……分かりました。望むところッス」

女(どうせまたからかってるに決まって……)

女「……んむっ!?」

先輩「……ぷぁ」

女「……へん、ぱい?」

先輩「それじゃ、また明日ね」

女「……」

女(……柔らかかった) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/13(土) 15:17:55.10 ID:pHoOTR70o<> ここまで来ておいて百合警報 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 15:57:59.66 ID:pHoOTR70o<> 女(先輩の唇、柔らかかったなぁ)

友「ねぇ……」

女(そう言えば、腕を組んできたときも柔らかい感触が……)

友「ねぇ、ちょっと!」

女「?」

友「人の話、聞いてた?」

女「え、えと……何の話ッスかね?」

友「……はぁ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 16:03:09.94 ID:pHoOTR70o<> 友「あんた、最近上の空な事が多いわよ」

女「そうッスか?」

友「……自覚、ないんだ」

女「自覚、ないッスねぇ」

友「……じー」

女「な、なんッスか?」

友「なんかあったら、絶対言いなさいよ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/13(土) 16:14:14.91 ID:pHoOTR70o<> 女「なんかって……」

女(……)

友「何赤くなってんのよ」

女「え?あの、その……」

友「……変なの」

女「あはは……」

友「やっぱり何か……」

女「あ、授業始まるッス」

友「あぁもう、後でちゃんと話聞かせてもらうからね!」

女(申し訳ないけど、絶対に言えないッス……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/13(土) 22:23:54.43 ID:KHcqs9Xzo<> いいね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/14(日) 01:00:53.10 ID:PpWhdY99O<> はよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/02/14(日) 01:35:44.55 ID:WHZ5C6Dj0<>
ティーダで脳内再生 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 18:19:37.21 ID:+/avocePo<> 女「せんぱーい……って、あれ」

女(まだ来てないみたいッスね)

女「……」

女「昨日ここで先輩が、寝てたんスよね……」

女(こうやって、俯せに……)

女(んー……)

女(くん、くん)

先輩「あら、何やら楽しそうな事をしてるわね」

女「っ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 18:28:42.04 ID:+/avocePo<> 先輩「たまには遅れてくるのもいいものね」

女「いや、あの。これは……その」

先輩「それじゃ私はあなたがいつも座ってる席に座らせてもらうわ」

女「……ど、どうぞ」

先輩「ふふ、ありがとう」


女「……」

先輩「……」

女(穴があったら入りたい……)

先輩「ねぇ」

女「ひゃ、ひゃいっ。な、なんッスか?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 18:48:23.38 ID:+/avocePo<> 先輩「そんなに緊張されると話辛いわ」

女「す、すいません」

先輩「硬くならないで、ね?」

女「せ、先輩……」

先輩「ん?」

女(ち、近いッス……)

先輩「なぁに?聞こえないわ」

女「……うぅ」

先輩「ふふ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 19:05:11.73 ID:+/avocePo<> 先輩「それで、感想は?」

女「へ?」

先輩「本物はどう?」

女「どうって、言われましても……」

先輩「思ってたよりガッカリ?」

女「それはないッス!」

先輩「あら、ありがとう」

女(あぁ、頭がクラクラするッス……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 19:25:04.05 ID:+/avocePo<> 先輩「あら、もうこんな時間ね」

女「え、もうッスか?」

女(う、咄嗟に声が出ちまったッス)

先輩「ふふ、物足りなかったかしら」

女「あはは……」

先輩「今日は手を、繋いで帰りましょうか」

女「……」

先輩「もしかして、物足りない?」

女「いえ、それくらいでちょうどいいッス……」

先輩「あらら、残念」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 20:11:21.53 ID:+/avocePo<> 先輩「キミの手、温かい」

女「そ、そうッスかね?」

先輩「私が冷たいのかな」

先輩「……えい」

女「ひゃわっ!?」

先輩「やっぱり冷たいよね」

女「い、いきなり首筋触られたら冷たくなくてもビックリするッス!」

先輩「ふふふ、ごめんなさい」

先輩「お詫びに、あなたも同じことしていいわよ」

女「同じことって……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 20:20:30.84 ID:+/avocePo<> 女(同じことって……!)

先輩「もちろん強要はしないけれど」

女「……ぜひ、お願いします」

先輩「ふふ、了解」

女「では、失礼して……」

女(あ、ひんやりして気持ちいい)

先輩「ひゃあんっ」

女「っ!?」

先輩「もう、変な声が出ちゃったじゃない」

女「も、申し訳ないッス!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/14(日) 20:27:15.56 ID:+/avocePo<> 先輩「……ふふっ」

女「たはは……」

先輩「それじゃ、また明日」

女「は、はい。また明日」


女「……」

女(不意打ちは卑怯ッスよ、先輩……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/14(日) 20:28:17.28 ID:+/avocePo<> 続きますよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/15(月) 00:12:21.50 ID:MsIDvRuQo<> いいね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/15(月) 01:27:54.69 ID:yydN5MERo<> >>13
おいやめろ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/16(火) 19:26:16.51 ID:kTfCGpbqo<> 女「……ぽけー」

「おい」

女「……ほげー」

「おい!」

女「は、はいっ!?」

「私の授業、そんなにつまらないか?」

女「え、えと……」

「顔、洗ってこい。なんつー顔してんだ」

女「はい……」

友「……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/16(火) 19:36:32.29 ID:kTfCGpbqo<> 友「ねぇ、アンタ」

女「なんスか?」

友「やっぱり、何かったでしょ?」

女「だから何かってなんなんスか……」

友「それは……その」

女「……じー」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/16(火) 19:36:59.69 ID:kTfCGpbqo<> 友「と、とにかく!」

友「あんたがそんな調子だと」

女「調子だと?」

友「その、つ、つまらない……というか」

女「??」

友「……もういい、帰る!」

女(な、なんなんッスかね?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/16(火) 20:24:08.71 ID:kTfCGpbqo<> 女「せんぱーい」

先輩「はい、いらっしゃい」

女「今日は先輩の方が先ッスか」

先輩「残念?」

女「い、いえ。そんな事は!」

先輩「……じー」

女「な、なくも……ないッス、けど」

先輩「素直でよろしい」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/17(水) 09:57:13.67 ID:rD0eBeuOo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/19(金) 07:54:03.59 ID:W6OoqPIDo<> いいね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/22(月) 00:43:34.76 ID:zsvwbsJyo<> 先輩「あなたの髪」

女「髪、がどうかしましたか?」

先輩「可愛いわよね、くるくるしてて」

女「そ、そうですか?」

先輩「触ってみてもいい?」

女「こんなものでよければ、いくらでも……」

先輩「ふふ、それじゃ失礼するわ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/22(月) 01:29:47.48 ID:zsvwbsJyo<> 女「……」

先輩「ふわふわしてて、気持ちいいわ」

女「な、なんだか照れます」

先輩「ふふ、耳まで真っ赤」

女「うぅ……」


先輩「ふぅ、満足満足」

女(……こっちも満足ッス) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/22(月) 01:49:58.53 ID:zsvwbsJyo<> 先輩「私も同じように巻いてみましょうかしら」

女「同じようにって……」

先輩「こう、くるくるっと」

女「……いまいち想像が出来ないッスね」

先輩「似合わないと思うなら、隠さず言っていいのよ?」

女「そ、そんな事はないッス!」

女「ないッス、けど……」

先輩「けど?」

女「私は、先輩の真っ直ぐな黒髪……好きなので」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/22(月) 02:31:23.20 ID:zsvwbsJyo<> 先輩「そっかぁ」

女「……」

先輩「キミが好きって言うなら、やめておこうかな」

女「その方がいいと、私も思うッスよ」


先輩「……触ってみる?」

女「え……え?」

先輩「キミのも触ったし、お返ししなきゃと思って」

女「別に見返り求めた行動だったわけでは……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/22(月) 03:05:45.40 ID:zsvwbsJyo<> 先輩「嫌なら無理強いはしないけどさ」

女「嫌だなんてそんな事あるわけ……ごにょごにょ」

先輩「はい、どうぞ?」

女「……で、では失礼して」

先輩「……」

女「……凄く、サラサラです」

先輩「なるほど。確かにこれは少し照れるわね」

女「やっぱりやめましょうか?」

先輩「いいのよ、続けて」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/22(月) 03:17:39.02 ID:zsvwbsJyo<> 女「やっぱり、何か特別な事してるッスか?」

先輩「特に何もしてないけれど」

女「そうなんスねぇ。羨ましいッス」

先輩「キミは何かしているの?」

女「わっ、ちょ……っと」

先輩「ん?」

女(先輩の顔が、目の前に……っ)

先輩「……うりうり」

女「ひんっ……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/22(月) 03:26:37.73 ID:zsvwbsJyo<> 女「耳はダメです、先輩……」

先輩「キミ、今すっごくいい顔してる」

女「いい顔って何ッスか……んっ」

女(先輩の瞳……吸い込まれそうな色)

先輩「……」

女「……」


キーンコーンカーンコーン


先輩「……あら、残念」

女(た、助かった……でも、ちょっと残念ッス) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/22(月) 03:27:03.61 ID:zsvwbsJyo<> ちょっと更新空きました
そんな長くはならないと思います <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/22(月) 11:42:56.22 ID:Jrp2KLQjo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/22(月) 12:31:40.42 ID:DB+AHS3ZO<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/22(月) 14:54:27.29 ID:CB2RsKAQO<> どーしてもモモとかじゅで再生される <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/04(金) 12:44:53.83 ID:CxlIqkLu0<> もっと頼む <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/06(日) 00:50:54.85 ID:0VjAS4a6o<> 女「……先輩、歩きにくいッス」

先輩「奇遇ね、私もよ」

女「それなら……」

先輩「……?」

女(その表情はズルいッスよ、先輩)

先輩「ほら、早く帰りましょう?」

女「あ、待ってくださいッス」


「でさー……って、どうしたの?」

友「……別に」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/06(日) 01:23:06.05 ID:HolRQmWVo<> 待ってた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/07(月) 12:34:12.25 ID:Cy33V/R4o<> 女「先輩の家って、こっちなんスか?」

先輩「いいえ、逆方向よ」

女「……あれ?」

先輩「どうかしたの?」

女「どうかしたのって……」

先輩「そんな事より、あなたの家はまだ先なの?」

女「えっと、もう少し先です」

先輩「そう、よかった。もう少しこうしていられるわけね」

女「たはは……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/03/07(月) 12:42:05.56 ID:dIkCU+8X0<> 女「先輩、起きてくださいッス」

↑若しかして

吹き仏フレンド

救世主姫大淀様の嘘999レベル声優事件

宇宙の月見過多瞑想し過ぎジャネ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/03/07(月) 13:18:28.44 ID:dIkCU+8X0<> 女「先輩、起きてくださいッス」

↑若しかして

泥団子の惑星のネタ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/07(月) 13:37:27.98 ID:Cy33V/R4o<> 女「あ、ここッス。私の家」

先輩「一人暮らし?」

女「このアパートだとやっぱそう見えるッスよね……」

先輩「ごめんなさい、失礼だったかしら」

女「い、いえっ!私もそんなつもりで言ったわけではなくって!」

先輩「……残念」

女「??」

先輩「それじゃ、ここでお別れね」

女「あ、あのっ」

先輩「んー?」

女「……また明日ッス、先輩」

先輩「……えぇ、また明日」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/07(月) 13:56:39.62 ID:Cy33V/R4o<> 女「ただいまッスー」

「おかえりなさーい」

女「あれ?お父さんはまだッスか」

「ざんぎょーだって。さっき電話があったよ」

女「もう、残業の時は私の携帯に連絡してって言ったのに……」

「お腹空いたー」

女「仕方ないッスね。姉ちゃんが特製カップラーメンを……」


先輩「……ただいま」

先輩「……なんて、ね」

先輩「お腹空いたなー……」

先輩「……めんどくさ」

先輩「……ぐぅ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/07(月) 14:16:46.32 ID:Cy33V/R4o<> 女(少しは料理の勉強、したほうがいいッスかね)

女(カップラーメンばかりじゃ栄養が偏っちゃう気がするッス)

女(しかし、私にも出来る料理って何が……)

友「……おはよ」

女「おはようッス」

友「……じー」

女「?」

友「ぷいっ」

女(な、なんだかご機嫌ななめッスね) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/07(月) 16:04:42.99 ID:Cy33V/R4o<> 女「な、何かあったッスか……?」

友「何かあったか、ですってぇ?」

女「……う」

友「……じとー」

女「……うぅ」


友(こんな事がしたいわけじゃないのに)

友(なんでだろ、うまく言葉が出てこない……)


友「……じろり」

女「……うぅぅ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/07(月) 16:05:42.36 ID:Cy33V/R4o<> 続く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/07(月) 16:07:54.71 ID:GDbZIoUI0<> おつ
まってる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/07(月) 20:02:28.67 ID:teAOwYtVO<> これは良い百合
期待 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 14:04:50.17 ID:gDiftCTto<> 友「あんたさ」

女「は、はい……」

友「部活、始めたの?」

女「……あ」

女(そういえば、伝えるの忘れてたッス)

友「……むー」

女(もしかして、その事で怒ってたんスかね) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 14:08:36.20 ID:gDiftCTto<> 女「別に、黙ってたつもりはなかったんスよ」

友「……ふぅん」

女「ただ、なんとなく言い出す機会がなかったと言うか、なんと言うか」

友「ほんとに、それだけ?」

女「他に何があるんスか?」

友「それは……その」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 14:23:26.00 ID:gDiftCTto<> 女「じぃー」

友「あ、あによその目は」

女「ふふん、お返しッス」

友「……そこまで酷い顔はしてなかったでしょうが」

女「してたッスよ。こーんな」

友「……誰のせいだと」

女「?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 14:36:36.19 ID:gDiftCTto<> キーンコーン カーンコーン

友「……あ、授業始まっちゃう」

女「わわっ、次数学ッスよね」

友「何をそんなに慌ててるのよ」

女「数学の予習忘れてて……見せて欲しいッス」

友「何で早く言わないのよ!」

女「話に夢中で……」

友「……もう、バカなんだから」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 14:53:25.92 ID:gDiftCTto<> 友「え?急に休みって……何でまた」

「インフルエンザだってさ。うつされてないといいけど」

友「あんたの場合、うつされた方が嬉しいんじゃないの?」

「まっさかー。本当に病気なって嬉しいわけないじゃない」

友「……あんたねぇ」

「んじゃ、ちゃんと伝えたからね。後輩達にはあんたがよろしく」

友「へ?ちょっ……」

友「まったく、もう……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 15:09:42.80 ID:gDiftCTto<> 友(しかし、突然ヒマになると困っちゃうわね)

友(こんな時間に家へ帰っても結局ヒマなだけだろうし……)

友「……ん」

先輩「〜♪」

友(あの人、確かあいつと一緒にいた……)

友「……」


友「……あ、あの」

先輩「……?」

友「あ、え、えと……その」

友(つ、つい話しかけてしまった……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 15:22:23.93 ID:gDiftCTto<> 先輩「……何か、ご用?」

友「わ、私は一年A組の……女の友達、です」

先輩「あぁ、あの子の……」

先輩「……もしかして、あの子に何かが?」

友「い、いえ。そういう訳ではないんです」

先輩「そう、よかった」

友(……キレーな人) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 15:34:31.06 ID:gDiftCTto<> 先輩「それじゃ、改めまして」

先輩「私に何かご用かしら?」

友「……あー、っと」

友「部活の先輩、でしたよね」

先輩「えぇ、そうよ」

友「……それだけ、ですか?」

先輩「……」

先輩「他に何があるのかしら?」

友「……」

先輩「……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/11(金) 15:46:50.33 ID:gDiftCTto<> 先輩「それじゃ、私はあの子を待たせているから」

友「あ……はい」

先輩「また今度、機会があったらゆっくりお話ししましょう」

友「そう、ですね。また今度」

先輩「では御機嫌よう」


友「……ふぅー」

友(会話してると変に緊張する人だなぁ)

友「……帰ろ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/11(金) 15:48:25.68 ID:gDiftCTto<> 続く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/11(金) 18:39:23.57 ID:VzedBKQSO<> 乙乙〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/03/11(金) 18:45:01.69 ID:bZay/18vO<> 乙です <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/11(金) 18:45:41.50 ID:bZay/18vO<> sage忘れた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/22(火) 02:24:00.54 ID:DRWoOiqRo<> 先輩「ごめんなさいね、また少し遅れて……」

先輩「……あら?」

女「くー……」

先輩「……」

先輩「つん、つん」

女「……すぅー」

先輩「……にやり」


女「……」

先輩「ぷにぷにねぇ」

先輩(ずっと触ってても飽きないかも……)

先輩「ぷーにぷーに」

女「……すやぁ」

先輩「……くすくす」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/22(火) 02:47:51.96 ID:DRWoOiqRo<> 女「……んっう」

先輩「前から気になっていたのだけれど」

女「―――っ」

先輩「眠っている今がチャンスよね」

女「〜〜っ」

先輩「んー、やっぱり私よりも……」

女「せ、せんぱいっ!」

先輩「あら、残念。もう少し寝ていてもよかったのに」

女「こ、ここまでされて起きない奴は珍しいッスよ」

先輩「なるほど、このぐらいは大丈夫なのね」

女「せ、せんぱい?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/22(火) 04:24:53.09 ID:DRWoOiqRo<> 先輩「そういえば、ここへ来る前にあなたのお友達に会ったわ」

女「友達……その子もしかして、ツインテールだったスか?」

先輩「そうそう、ツインテールが可愛らしい子」

女「……なんで、また?」

先輩「んー……」

女「……」

先輩「なんででしょうね?」

女「??」

先輩「……ふふ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/22(火) 04:39:48.63 ID:DRWoOiqRo<> 先輩「……あら、もうこんな時間」

女「あ、ほんとッスね」

先輩「ほんと、楽しい時間は過ぎるのが早いわ」

女「その本、そんなに面白いんスか?」

先輩「……うふふ」

先輩「そんなに気になるなら、呼んでみる?」

女「へ?あー……っと」

先輩「じぃー」

女「で、では……少しだけ」

先輩「返すのはいつでもいいから」

女「お、おす」

先輩「よかったら感想、聞かせて頂戴ね」

女「……善処するッス」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/22(火) 07:16:54.02 ID:0o6He/oZo<> 続きキター <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/22(火) 08:57:58.49 ID:zDPbb4hWO<> 乙乙〜
待ってたぜ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/28(月) 12:32:17.24 ID:3gt3a98so<> 女「……む」

友「……」

女「……むむ」

友「おーい?」

女「……むむむ」

友(聞こえてない、のかしら)

女「……むむむむ」

友(よーし……)

友「うりゃっ!」

女「……っ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/28(月) 12:36:28.27 ID:3gt3a98so<> 友「んー……?」

友「あんた、また大きくなった?」

女「な、なにするんスか!」

友「私を無視した罰よ」

女「無視した覚えはないッスけど……」

友「……うりうり」

女「ひゃわっ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/28(月) 12:41:57.52 ID:3gt3a98so<> 友「こんな事されるまで気付かなかったじゃない」

女「と、とりあえず揉むのを止めて欲しいッスよ……」

友「……確かに、これ以上大きくなっても癪ね」

女「そ、そういう問題じゃないッスよぉ」

友「それにしても、あんた」

女「なんスか?」

友「頭でも打った?」

女「??」

友「それとも、変な物でも食べたとか……」

女「なんなんスか、藪から棒に」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/28(月) 12:46:50.19 ID:7bOjO7FD0<> C <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/28(月) 12:48:01.83 ID:3gt3a98so<> 友「らしくない読書なんて、してるから」

女「失礼な。私も読書ぐらいするッスよ」

友「ふーん……」

女「これでも読書部所属なんスから」

友「ふーん……」


友「えっ」

女「ひゃんっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/28(月) 13:07:48.93 ID:3gt3a98so<> 友「あんたの入ってる部活って、読書部だったの?」

女「い、言ってなかったッスかね」

友「初耳よ……」

女「まぁ、自分でも似合ってない自覚はあるッスけど……」

友「ならなんで読書部なのよ」

女「それは……その」

友「……じろり」

女「な、なにとなく……」

友「なにとなく、ねぇ」

女「そそ、なにとなくッス」

友(ほんと、嘘付くのが下手よね)

友(ま、そんなところも可愛いというかなんというか?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/28(月) 13:14:35.55 ID:3gt3a98so<> 女「もう質問は終わりッスかね」

友「だったら何よ」

女「読書に戻らせてもらうッス」

友(……なんかムカツク)


友「というか、次移動教室じゃん!」

女「わ、忘れてたッス!」

友「ほら早く準備準備っ」

女「ちょ、ちょっと待って欲しいッスよぉ」

友「チャイムは待ってくれないっての!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/28(月) 13:17:49.95 ID:SYFoL4qcO<> 乙乙〜
待ってたぜ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/28(月) 13:31:22.33 ID:3gt3a98so<> 友「……ふぅ」

女「な、なんとか……ま、間に合ったッスね……」

友「……あんた、結構いい走りしてるじゃん」

女「そう……ッス、かね」

友「陸上部、入ってみたら?」

女「陸上部……」

友「走るだけでも、意外と気持ちいいもんよ」

女「……考えとくッス」


「こらー、そこー。私語は慎めー」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/28(月) 13:33:04.10 ID:3gt3a98so<> つづく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/28(月) 14:13:18.00 ID:3gt3a98so<> 毎度読んでくださってる方々ありがとうございます
励みになります、頑張ります <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/28(月) 16:29:53.86 ID:cVKfxmqqo<> 乙
頑張ってくれ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/05(火) 00:17:21.84 ID:TKpD08G00<> 紫煙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/05(火) 01:52:42.44 ID:gZed6AEnO<> 気長に待ち <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/08(金) 20:57:30.64 ID:7/THwi000<> ほしゅ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/08(金) 22:33:08.81 ID:HH5/13zgo<> 女「あ、先輩」

先輩「今日はお互い時間通りだったみたいね」

女「そうッスね」

先輩「……遅れてきた方がよかったかしら?」

女「へ?」

先輩「その方が色々出来るでしょう?お互い」

女「い、いえ……そんな、事は」

先輩「……ふふ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/08(金) 22:44:32.48 ID:HH5/13zgo<> 先輩「早速読んでくれてるのね」

女「あ、はいッス」

先輩「どう、面白い?」

女「まだなんとも……ッスかね」

先輩「……そうよね、まだ序盤みたいだし」

女「面目ないッス」

先輩「うぅん、そんな顔をさせたかったわけじゃないの」

女「ひゃっ……」

先輩「集中してると周りが見えなくなるタイプなのね」

女「く、くひゅぐったひでしゅ、ひぇんひゃい」

先輩「んー、相変わらずもちもちだわ」

女(先輩は相変わらずひんやりしてるッス) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/08(金) 23:03:06.21 ID:HH5/13zgo<> 女「あ、そういえば先輩」

先輩「はい、なんでしょう?」

女「うちの部って兼部OKなんスか?」

先輩「……なぜそんな事を聞くのかしら」

女「友達から陸上部へのお誘いがありまして」

先輩「友達……」

女「でも、自分的にはこっちの部も続けたいと言うか……」

先輩「……」

女「この部が嫌になったとかそう言う話では無くて……」

先輩「……ふふ」

女「……?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/08(金) 23:12:38.07 ID:HH5/13zgo<> 先輩「この部室で私以外の誰かを見たことがある?」

女「ない……ッスね、そう言えば」

先輩「それが答えよ」

女「??」

先輩「部活は最低五人はいないと認められないの」

先輩「要は、私達の他に三人お化けがいるって事」

女「あぁ、なるほど」

先輩「深刻な顔してるから、一体何を切りだされるかと思った」

女「そんな深刻な顔してたッスか?」

先輩「えぇ、とっても」

女(そんなに顔に出やすいんスかね……?)

女「……むに、むに」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/08(金) 23:25:49.94 ID:HH5/13zgo<> 先輩「また難しい顔、してる」

女「はっ」

先輩「悪いって言いたかったわけじゃないの。ごめんなさいね」

女「いえ、先輩が謝る事では……」

先輩「あなたがやりたいように、して大丈夫」

女「せ、先輩……」

先輩「ん?」

女(この距離感は無意識なのかも……)

先輩「……」

女「……」


キーンコーン カーンコーン


先輩「……時間、みたいね」

女「そ、そうみたいッスね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/08(金) 23:49:16.17 ID:HH5/13zgo<> 長く空きました

またちょいちょい更新していきます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/09(土) 00:41:04.20 ID:j0p6q0+o0<> 乙でしたー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/09(土) 00:58:59.95 ID:KjXpN/Wlo<> おつ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/09(土) 01:11:05.47 ID:gRF0k6/kO<> 乙乙〜
間隔空いてもええから、エタらずに頑張っちくり〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/14(木) 11:54:06.05 ID:klyRTqY5o<> 先輩「……」

女(あれから先輩、何も言ってこないッス)

先輩「……」

女(この前のあれといい……先輩の考えは全く読めないッスね)

先輩「あら」

女「あっ」

友「……あ」

女「今帰りッスか?お疲れ様ッス」

友「あんたも今帰り?」

女「そうッスよ」

友「読書部の活動って大変なのね」

女「ま、まぁぼちぼちッスかね」

友「……」

先輩「……」

友「そんじゃ、ごゆっくり」

女(なんか、またご機嫌ナナメなような……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/14(木) 12:21:11.13 ID:klyRTqY5o<> 先輩「ねぇ、あなた」

友「……なんでしょうか」

先輩「帰る方向はどっち?」

友「何でそんな事聞くんですか」

先輩「どっち?」

友「駅の方、ですけど」

先輩「あら、同じ方向ね」

友「……は?」

先輩「キミも同じ方向よね?確か」

女「そうッスけど……」

先輩「なら、決まりね」

友「……」

女(こ、こっち見られても困るッスよ!) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/14(木) 12:33:14.95 ID:klyRTqY5o<> 女「……」

先輩「……」

友「……」

女(……空気が重いッス)

女「……ちら」

先輩「……」

女(先輩は相変わらず何も言ってくれないし……)

女「……ちら」

友「……むすー」

女(こっちはこっちで相変わらず怒ってるし……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/14(木) 12:42:34.55 ID:xToEKIJF0<> 期待 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/14(木) 12:45:37.27 ID:klyRTqY5o<> 友「ちょっと」

女「ん?」

友「いや、あんたの家あっちでしょ」

女「ハッ……」

女(気付かない間にもうこんなとこまで来てたんスね)

友「何ボーッとしてんの、大丈夫?」

女「大丈夫ッスよ。ちょっと考え事してただけッスから」

友「そう?」

女「それじゃ、また明日ッス」

先輩「えぇ、また明日」

友「ん、また明日ね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/14(木) 13:14:33.49 ID:klyRTqY5o<> 友「……」

先輩「……」

友「……あの、先輩」

先輩「はい、なんでしょう?」

友「私を誘ったのは、どういう意図からですか」

先輩「んー……」

友「……じろ」

先輩「なにとなく、とか?」

友「何ですか、それ」

先輩「もしかして私、嫌われてるのかしら」

友「……それはこっちの台詞な気がしますけど」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/04/14(木) 14:02:54.72 ID:klyRTqY5o<> 先輩「別に私はあなたの事嫌いじゃないけれど」

友「……」

先輩「だって、同じ人を好きな者同士でしょう?」

友「なっ!?」

先輩「あら、違った?」

友「そ、そうやってからかうのはやめてください!」

先輩「からかってなんか、いないわ」

友「……ぅ」

先輩「じぃー」

友「……ぷい」

友(じっと見つめられると、吸いこまれそう……)

友(あいつもこの瞳が……)

友「……じろり」

先輩「まぁ、怖い」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/14(木) 14:03:59.21 ID:klyRTqY5o<> 続く


あまり慣れてない展開書いてるので面白く無かったらゴメンネ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/15(金) 00:23:02.46 ID:UsvqKBV6O<> (書きたいもの書けば)ええんやで
乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/15(金) 20:10:33.77 ID:h/fGaqr4O<> ここまでお付き合いいただきありがとうございました
この作品はここで終わります
次はもっといい作品に出来るよう努力します
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/15(金) 21:30:51.50 ID:jbhs5a+XO<> なりすましかな? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/30(土) 17:47:54.20 ID:WK0c21adO<> 書き溜めしてます
消えてはいないです、一応 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/04/30(土) 19:29:06.73 ID:wwgvLU4oO<> 待ってるぞー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/02(月) 16:22:26.66 ID:EQq8p6m/0<> 先輩「でも、からかってなんかいないのは本当」

先輩「あなたの事は嫌いじゃないし、あの子の事も大好きだもの」

友「……女の子同士、ですよ」

先輩「そうね」

友「……」

先輩「……」


先輩「あぁ、もっと話していたいのに。あなたの家はそっちなのね」

友「……私はもう少し話をしてもいいですが」

先輩「嬉しい提案ですけれども……今日はご遠慮しておくわね」

先輩「それじゃ、また明日」

友「……なんなんだよ、もう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/02(月) 16:24:21.10 ID:EQq8p6m/0<> 友「……っぷ、はぁ」

友(やっぱりあの人、苦手だわ……)

友「……大好き、か」

友「そりゃ、私だって……って、違う違う」

友(……帰ろ) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/02(月) 16:26:54.21 ID:EQq8p6m/0<> 友(……全然眠れなかった)

友(変な話聞いたからだ、あぁ眠い……)

女「おはよッス」

友「……」

女「……あのー?」

友「……ぼーっ」

女「……とりゃっ」

友「んっ……」

女「……」

友「……」

友「何してんのよ」

女「少し大きくなったッスか?」

友「嫌味か、オイ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/02(月) 16:28:19.91 ID:EQq8p6m/0<> 女「いや、そんなつもりは……」

友「いつまで触ってんだ……よっっと」

女「いちっ」

友「全く……」

女「自分だって、同じことしたじゃないッスか……」

友「あぁん?」

女「ぶーぶー」

友(人の気も知らんで……)

友(心臓の音、聞こえてないよな……?)

女「……?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/02(月) 16:30:19.47 ID:EQq8p6m/0<> 女「あ、そうだ」

友「ん?」

女「とりあえず、体験入部とか出来ないもんッスかね?」

友「うちの部活?」

女「そ、陸上部ッス」

友「そっちの部活はいいわけ?」

女「別に辞めるわけじゃないッスよ」

友「……あっそ」

女(よかった、少し機嫌直ったみたいッス) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/05/02(月) 16:34:23.64 ID:EQq8p6m/0<> 友「今日から来る?」

女「あー……そうッスね」

女「先輩に伝えてから行くッス」

友「休み時間のうちに伝えておけばいいんじゃないの?」

女「あー……」

友「そうすれば、部室に行く手間省けるでしょ」

女「んーっと……先輩のクラス、知らないんス」

友「そうなんだ」

女「申し訳ないッス」

友「別に謝ることじゃないでしょ……私が待ってればいいだけだし」

友「そんじゃ、また放課後」

女「出来るだけ急いで戻ってくるッスー」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/02(月) 16:34:55.02 ID:EQq8p6m/0<> 続く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/02(月) 18:08:05.20 ID:gIY4wfCH0<> 乙乙〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/03(火) 00:48:13.80 ID:UQDiFupCo<> 乙! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/28(土) 01:49:45.49 ID:T4LF4sBoo<> 続け <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/28(土) 09:53:36.44 ID:LCsNOcPVO<> 書き溜めはしてますがまとまった時間が取れず……すいません <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/05/28(土) 16:16:12.90 ID:70ueHvVH0<> ええんやで
ぼちぼちでいいから頑張っちくり〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/13(月) 01:10:43.76 ID:YDrXLI4ro<> 先輩「……」

女「あ、先輩」

先輩「あら、どうしたの?そんなに汗かいて」

女「その、今日は陸上部の方に顔を出すので……」

先輩「……その報告を、わざわざ?」

女「……こく」

先輩「そんな事、気にする必要なかったのに。律儀なのね」

女「わわっ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/13(月) 01:22:44.13 ID:YDrXLI4ro<> 先輩「ほら、動かないの」

女「で、でも。ハンカチが汚れちゃうッス」

先輩「汚れちゃダメなものは持ってこないわ」

女「あうぅ」

先輩「ほら、これでよし」

女「ありがとうございます、先輩」

先輩「はい、どうぞ」

女「……?」

先輩「汗が拭けないと不便でしょう?」

女「それはそう、ですが……」

先輩「ほら、早く行ってあげて」

女「えと……行ってきます、先輩」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/13(月) 02:01:39.64 ID:YDrXLI4ro<> 先輩「……あ、ちょっと待って」

女「はい?」

先輩「……ぎゅうー」

女「……せん、ぱい?」

先輩(……これ以上待たせると、あの子に悪いわね)

先輩「はい、もう大丈夫」

女「あの、先輩……」

先輩「それじゃ、また明日」

女「……はい、また明日……ッス」


先輩「……ほんと、バカ正直なんだから」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/13(月) 02:58:57.22 ID:YDrXLI4ro<> 友「ん、やっと来たわね」

女「お待たせッス」

友「そんじゃ、行きましょうか」


友「連れてきたわよ」

女「宜しくお願いします」

「こちらこそよろしく。私がこの部の部長だ」

友「なんでちょっと偉そうなのよあんた」

「……ふむ、キミがいつも話しに上がる例の」

女「??」

友「おい、余計な事を言うな」

「おぉ、怖い怖い」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/13(月) 03:42:15.46 ID:YDrXLI4ro<> 女「いつもどんな話してるッスか?」

「あぁ、それは……」

友「ほら、くだらない話してないでさっさと着替えるわよ」

女「えー、気になるッスよ」

友「シャラップ!」

「まぁこの話はのちほどゆっくりと」

友「せんでいい!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/13(月) 03:42:41.52 ID:YDrXLI4ro<> またちょっとずつ更新していきます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/13(月) 05:17:16.07 ID:IRO52F9N0<> 屑百合豚さっさと死んとけよゴミks <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/13(月) 06:53:41.21 ID:qHf0DHSv0<> 生きとったか
ええぞええぞ〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 02:32:10.12 ID:eorgq21io<> 友(全く、油断も隙もあったもんじゃない……)

女(普段どんな話してるのか、凄く気になるッスけど……)

友「ぶつぶつ……」

女(火に油を注ぐようなもんッスね)

女「……んしょ、っと」

友「……じろ」

女「どうかしたッスか?」

友「な、なんでもないわよ」

女「……?」

友「ほら、準備できたならさっさと行くわよ」

女「あ、はいッス」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 02:34:27.71 ID:eorgq21io<> 「おぉー、これはこれは……」

友「……ぎろり」

女「?」

「あー……うん。そいじゃ、とりあえず準備運動しよっか」

女「了解ッス」


女「い、いででで……」

友「まだ全然力入れてないわよ」

女「い、痛いもんは痛いッスよ」

友「……うりうり」

女「ひーんっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 02:47:30.44 ID:eorgq21io<> 「そろそろいいかな?」

友「へ?あ、うん」

女「いちち……」

『人を放っておいていちゃつくなんて、いい御身分だね』

『は、はぁ!?』

女「あぎゃっ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 04:14:45.61 ID:eorgq21io<> 女「……すー……はー」

友「何をガチガチになってんのよ」

女「授業を思い出して、つい緊張してしまうッスね」

友「そんなもんかしら?」

女「そんなもんッス」

「それじゃ、準備はOK?」

女「はーい、準備OKッスー」

友「そんじゃ、位置について……よーいっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/20(月) 07:41:47.86 ID:vNpG/OhgO<> 舞ってた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/20(月) 07:46:53.93 ID:ySOOEoUG0<> 乙乙〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/20(月) 12:59:06.61 ID:cQT+/czQO<> 乙! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 14:09:17.70 ID:eorgq21io<> 友「どう?なかなかのもんじゃない?」

「そうね……私が男だったら鼻血ものだわ」

友「……は?」


女「ハッ……ハッ……」


友「何の話してんのよ」

「胸」

友「走りを見なさい、走りを!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 14:10:49.07 ID:eorgq21io<> 「あんたもそう言う理由で勧誘したんでしょ?」

友「なっ!?」

「……」

友「ちっ、違うわよ!そんな事……ある、わけ……」

「はい、ゴール」

友「びくっ」

女「はひー……はひ……」

「次は長距離を見てみたいんだけど、平気?」

女「ちょ、ちょっと休んだら……いけると思うッス」

友「……どきどき」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 14:14:57.24 ID:eorgq21io<> 女「ふー……ふー」

友「無理はしなくていいのよ」

女「ん、無理なんてしてないから大丈夫ッスよ」

友「……そう?」

女「言われた通り、気持ちいいッス。走るの」

友それなら、いいんだけど」

「そろそろいいかな」

女「すぅー……はぁー……」

女「よし、いつでもOKッス」

「それじゃ、よーい……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 14:22:22.33 ID:eorgq21io<> 「まぁ、実際の所さ」

友「ん」

「あんだけたわわに育ってると、走るの大変そうよね」

友「そうかもね」

「……」

友「……」

「少し分けてもらえば?」

友「……あんただって人の事言えないでしょ」

「……?」

友「あによ、その顔」

「いや、流石に同じにされるのは困るかなと」

友「……言ったな?」

「言いましたけど」

友「……わきわき」

「なんだ、やるかぁ?」

友「あ」

「あ?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/06/20(月) 14:31:05.17 ID:eorgq21io<> 女「ふー……はー……」

友「お疲れ様。早かったじゃない」

女「そう……ッスかね?」

「初めてにしてはなかなかだと思うよ」

女「へへ、なんだか嬉しいッス」

友「んで、両方走ってみて感想は?」

女「んー……胸が」

「胸?」

女「胸がヒリヒリしてるッス」

友「……」

「……」

女「ど、どうしたッスか?二人とも」

友「……わきわき」

「……わきわき」

女「な、なんスかその手は……?」

友「自慢か、このやろー!」

「かくごーっ!」

女「ギャーッス!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/20(月) 14:34:55.98 ID:eorgq21io<> つづく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/06/22(水) 20:18:30.30 ID:SKoVGiWGO<> 乙乙〜 <>