以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/02/17(水) 08:52:51.58 ID:knKDE3O3O<>※・奏視点のみ
・音楽題材
・bad end?
それでも大丈夫な方はどうぞ!


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455666771
<>【モバマスSS】奏「Rosso&Dry」 ◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 08:56:34.75 ID:knKDE3O3O<> 「ねぇ、プロデューサーさん?
私達が初めて行ったデートの場所…覚えてる?」

意識し過ぎたせいかしら

「恥ずかしくって貴方の手も握れなくて、私…上手に話す事も出来なかったのよ。」


良いじゃない。最後くらい感傷に浸らせたてくれても。

私達の関係を終わらせる為とは言え、今日は私の為に時間を作ってくれたんでしょ?
<>
◆7lorz0Ih0U<>saga sage<>2016/02/17(水) 08:58:54.44 ID:knKDE3O3O<> と、冒頭だけ投下して少しばかり仕事に赴きまする。合間を見て今日中には終わらせますので。 <> ◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 12:12:23.51 ID:+YL8D8MYO<> 「貴方のこと…全部忘れようって思うのに、思い出って中々消せないのね。」

一緒に過ごした時間…思ってるよりも長かったみたいね。

走馬灯の様に、貴方と見た景色が脳裏に蘇るの。

「まるで…貴方の声と一緒に、暗い牢屋に繋がれてるみたい。」

この気持ち…わかってくれる? <>
◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 12:24:10.76 ID:+YL8D8MYO<> 「貴方の教えてくれた曲…毎日聴いてたのよ。」

貴方の事が知りたくて、何時もイヤホンから流れている曲を教えてもらったのよね。

…最初にプロデューサーに会った頃よりも…弱くなっちゃったみたい…。 <>
◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 12:32:53.98 ID:+YL8D8MYO<> 貴方が優しくするからよ?

私だって…モナ・リザみたいにいつも笑っていられるわけじゃないの。

「でも、今は聴かない様にしてる…涙が溢れてくるから。」

今の私と同じ様に…

冷たいのに熱い雫が頬を伝ってくるの。
<>
◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 12:41:34.99 ID:+YL8D8MYO<> この涙を止めるには貴方が必要なのよ。

「ねぇ…もう私とは終わりしか見えないの?」



「そうね、あの時確かに言ったわ。」

今思えば…後悔しかないけどね。
<>
◆7lorz0Ih0U<>saga sage<>2016/02/17(水) 12:45:21.38 ID:+YL8D8MYO<> 一旦中断します。見て頂いてる方が入るならば、
少し時間が空く事をお許し下さいませ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/02/17(水) 14:10:06.10 ID:FvCxX0x50<> おつ 待っとるよ <>
◆7lorz0Ih0U<>saga sage<>2016/02/17(水) 16:46:54.40 ID:+YL8D8MYO<> >>9
ありがとうございます。またお待たせしてしまうかもしれませんが今日中には完結させます。
何せ短い物ですから。 <>
◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 16:49:02.31 ID:+YL8D8MYO<> 「ハグやキスに意味なんてないわ。」

誰よりも意味を求めてる癖に

「貴方に惚れたりしない。」

そんな風に強がっちゃって

結局、まだまだお子様って事よね。

「言葉なんて要らないの」

貴方の好きなお酒。

その混ざり合ったロッソとドライみたいに

「その瞳で一晩中私を見つめてくれればいいから」

曖昧な言葉で貴方を誘った。

本当は言葉にして欲しいのに。

貴方が大好きなのに。
<>
◆7lorz0Ih0U<>saga sage<>2016/02/17(水) 19:22:31.02 ID:+YL8D8MYO<>
「ねぇ…信じて、貴方の足を引っ張ったりしないから」

貴方は答えをはぐらかす。

グラスに浮いた氷のように、ゆらゆらと。


このまま笑顔で立ち去るなんて出来ないのよ。

出会って間もない頃みたいに、振り返らないで貴方から離れるなんて…出来る訳が無いわ。 <>
◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 19:26:36.91 ID:+YL8D8MYO<> 貴方のせいで、どんどん私が私じゃなくなってくるの。

自分でもわかってる。らしくないわよね?


ねぇ…あの時優しく言ってくれたじゃない…

奏は俺の天使なんだ。って。

もう私には愛を囁いてくれないの?

<>
◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 19:32:05.79 ID:+YL8D8MYO<> 「ねぇ…プロデューサー…最後にもう一度キスをさせて?」

私の気持ち、伝えるから。

「やり直せるわ、きっと、何とかするから。」

離れたくないの。

涙で滲んで、もうはっきり貴方の姿は見えないけど

とっても格好悪い…等身大の私から

想いを届けるから


「もう一度貴方を愛させて…」



ねぇ…貴方の答えは?





end
<>
◆7lorz0Ih0U<>saga<>2016/02/17(水) 19:35:45.37 ID:+YL8D8MYO<> お目汚し失礼しました。
simと言うアーティストさんのRosso&Dryと言う曲を題材に書いてみました。
原曲とは少し結末を変えてはいますが、結局シリアステイストになってしまった感。

最後の返答は読み手の皆様次第と言う事で。

依頼出してきますね。 <>