以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/09(水) 04:58:58.44 ID:Tl004JQi0<>
盗賊は厳重な警備を抜けて巨大な塔に忍び込んでいた。
盗賊「さーてとお宝を探しますか!ニヒヒ」
少女「あの!あなたは誰ですか?」
盗賊「!?」ビクッ
盗賊(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!見つかった!!!)
盗賊「……」
少女「答えないなら大声を出します!」
盗賊(大声を出されたらマズイぞ!)
盗賊「えっと、その俺は…盗賊」
少女「泥棒ですか?なら人を呼びます!」
盗賊「ワァワァ、待って!」
盗賊「俺は盗賊じゃなくて」
少女「じゃなくて?」
盗賊「その、ゆ、」
少女「ゆ?」
盗賊「ゆ、」
少女「ゆ……は!もしかして…あなたは勇者様ですか?」
盗賊「ウンウン、そうだよ……え?」
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<>少女「勇者様?」盗賊「嘘だけどな!」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/03/09(水) 05:28:59.20 ID:Tl004JQi0<> 盗賊(こいつは!バカだ!)
盗賊(勝手に勘違いをしてくれている!よしこのまま逃げてやる)
少女「なら、安心しました!そうか!私に会いに来てくれたんですね」
盗賊「そうそう勇者は君の為に忍び込んだんだヨ……じゃあそろそろ帰るね、バイバイ」
少女「待ってください!!!」ガシッ
盗賊「グ!手を離しなさい勇者は忙しいのだ」
少女「なんで、逃げるんですか?」
盗賊「私は逃げていない帰るだけだ」
少女「私のお願いを叶える為にに来てくれたんだよね」
盗賊「俺が君を助けることに意味はない、夢は自分で叶える事が大切だ」
少女「……あなたは本当に勇者様?絵本のイメージと全然違う」
盗賊「理想と現実が違うのは当たり前です、俺は帰るのでいい加減手をはなしてくれ」
少女「助けてくれないなら大声を出します」
盗賊「……」ピタッ!
盗賊(このクソガキ!)
盗賊「クソガキいや、お嬢さん…助けてほしいことは何かな?」
少女「私に外の話を聞かせてくれないかしら」
盗賊「外の話?」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/03/10(木) 00:49:30.28 ID:O4G0Aq9vO<> つづきは? <>