以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/08/03(水) 21:31:59.23 ID:ax5CDLI1O<>※百合、書き溜めなし
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470227519
<>友の憂鬱
紹介<>sage<>2016/08/03(水) 21:41:17.76 ID:ax5CDLI1O<> 私は友
それなりの進学校に通っている普通の2年生だ
私には親友が2人いいる
一人は幼。保育園からの付き合いで、家も隣同士だ
もう一人は女。高校の入学式に気が合い、毎日のようにつるんでいる
この2人のおかげで私は充実した高校生活を過ごしている
ちなみに私は今、悩みを抱えている
それは.........
キーンコーンカーンコーン
幼「女〜♡」ギュッ
女「幼〜♡」ギュッ
.........2人がところ構わずイチャイチャしていることだ <>
順応<>sage<>2016/08/03(水) 21:51:31.60 ID:ax5CDLI1O<> 幼「相変わらず女はかわいいな〜♡」ナデナデ
女「幼の方がかわいいよ〜♡」スリスリ
友「......お前ら、人の目の前イチャつくな」イライラ
女「え〜?イチャついてなんかないよ?」
幼「うんうん。それに、幼と席が真反対でその真ん中に友の席があるんだから仕方ないじゃん」
友「いやだからってなぁ...少しは周りの目を気にしたらどうだ?」
女「周りの目?」キョロキョロ
ワイワイガヤガヤ
幼「......みんなお昼の準備してるんだけど」
友(周りが順応しすぎなんだよっ!) <>
あーん<>sage<>2016/08/03(水) 22:22:17.71 ID:ax5CDLI1O<> 女「そんなことよりさ、私たちもご飯食べよ?」
友(そんなことって......)
幼「わー女の弁当美味しそう!」
女「そ、そうかな?今日は手を抜いた方なんだけど...///」テレテレ
友(そう言いながら三色そぼろ弁当を広げる女。これで手を抜いただなんて嘘だろ...?)
女「は、はい。あーん///」
幼「あーん♪」パクッ
友(そして息をするようにあーんをするバカップル)
幼「んー美味しい!やっぱり女の作るご飯は美味しいなー♪」
女「幼喜んでもらえるなら作った甲斐があったよ」ニコッ
幼「女いいお嫁さんになるよー」
女「あ、うん......」シュン
友(ん?女落ち込んだぞ?)
幼「......もちろん、幼のお嫁さんね♪」
女「幼〜♡」ギューッ
友(なんだこれ) <>
秀才<>sage<>2016/08/03(水) 23:06:56.96 ID:ax5CDLI1O<> キーンコーンカーンコーン
女「あ、もう授業だね」
幼「あー女〜行かないで〜」
女「私も離れたくないよ〜」
友「はいはい早く席に戻って」グイグイ
幼・女「あー」
ガラッ
先生「授業始めるぞー」
女「」ボー
幼「くー......」スヤスヤ
友(えぇっと......ここがこうなって......)カリカリ
先生「少し難しい問題だが......友」
友「は、はい......わかりません」
先生「では女」
女「...............x=4、y=3」
先生「正解。次の問題を......幼」
幼「んー......すぅー」スヤスヤ
先生「幼ー」ユサユサ
幼「んぁ…?......あー、えっくすいこーるじゅういち、えっくすいこーるはち」
先生「せ、正解」
女「」ボー
幼「むにゃぁ......」スヤスヤ
友(なぜ答えられる...!)ガーン <>
何故<>sage<>2016/08/03(水) 23:41:27.45 ID:ax5CDLI1O<> キーンコーンカーンコーン
友「お、終わった...」バタッ
女「友大丈夫?」
友「......数学は苦手だ......」
女「私幼起こしてくるね」
友「あぁうん......」
女「幼ー幼ー」ユサユサ
幼「ん、んぁ......おぁよー女」ニヘラ
女「おはよう幼」
友「......どうしてお前たちは授業中ぼーっとしてたり寝てたりしてるんだ。あれだけ頭がいいのに」
幼「だって眠いんだもん。逆に授業中寝られない友がうらやましー」
友「周りに人がいると眠れないんだよ。女は?」
女「授業なんつまらないもんm♪」ニコッ
友「」ゾゾッ
幼「逆に友はさ、いつも頑張って勉強してるのに頭良くないよね」
友「ぐはっ」グサッ <>
天使<>sage<>2016/08/04(木) 00:14:56.78 ID:T5Gf+Q2gO<> 幼「女たち今日は生徒会ないの?」
女「うん、ないよー」
幼「良かった。一緒に帰れる♪」ギュッ
女「も、もー幼ってば///」テレテレ
友「幼も生徒会入ればいいのに」
幼「幼は縛られるのが嫌なのー」
友「それなら強制はしないが......」
女「あ、じゃあ私が生徒会辞めるよ!」
幼「あー別にそこまでしなくてもいいよ」
友「というか、女は幼に尽くしすぎだ」
女「そうかな?恋人なら当然だと思うけど......」
幼「そうだそうだ。その分私は女に尽くしてるんだから」
友「お前は女甘えてるだけだろ」ベシッ
幼「あいたっ」
女「でも私はそれだけで幸せなんだよ。友、幼」ニコッ
友・幼(天使か) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/08/04(木) 01:55:48.98 ID:T5Gf+Q2gO<> 友「......なぁ」
女「どうしたの?」
友「本当は私っていない方がいいんじゃないか?」
幼「......友何言ってんの?勉強のしすぎでおかしくなった?」
友「ち、違っ!そうじゃなくてだな...!」アセアセ
友「ほら、お前たちは付き合ってるわけだし、もっと二人だけの時間をあげようかと思ってだな......」
幼・女「...............」
友「な、なんだよ...」
幼「......へー、友って案外寂しがり屋なんだ」ニヤニヤ
友「は!?」
女「そんなこと心配してくれたんだ。ありがとね友」
幼「でもちゃんと3人でいるときは3人。2人でいるときは2人って決めてるから気にしなくていいよ」
友「そ、そうか。それならいいんだ」
幼「もー友かわいいなー♪」ギュッ
女「かわいいかわいい♪」ナデナデ
友「さ、触るなっ///」
幼・女「でも一番可愛いのは女(幼)だから♡」
友「......このバカップルどもが」
おわり <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/08/04(木) 16:42:36.44 ID:z+KhI4SZo<> 乙 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/08/04(木) 23:23:07.69 ID:e0SyWeZy0<> サンタクロースをいつまで信じていたか…… <>